山善から、材料を混ぜ合わせて本体にセットするだけで簡単にヨーグルト・納豆・甘酒など、計8種類の発酵食を調理できる発酵食メーカー『発酵美人YXA-100』が8月中旬より順次新発売されています。簡単操作で8種類の発酵食調理が可能1台で8種類の発酵食を調理できる『発酵美人YXA-100』は、少量調理が可能な小分けボトルが付属していて、一人暮らしの方でも使いやすい発酵食メーカーです。商品ページ容器またはボトルに材料を入れてよく混ぜ、本体にセットするだけで発酵食を作ることができます。ボタン操作も温度とタイマーをそれぞれ設定するだけの簡単仕様になっています。また、出来上がった発酵食は、調理した容器またはボトルのまま冷蔵庫で冷やし、保管することができます。さらに、レシピBOOKが付属しており、プレーン・カスピ海・ケフィアのヨーグルト3種類と京風白みそ、納豆、塩麹、醤油麹、甘酒の計8種類の発酵食を楽しめます。小分けボトルで少量調理が可能一人暮らしの方や、少量で調理されたい方向けに、小分けボトルが4本付属しています。このボトルは1本から調理が可能です。ヨーグルトの場合、出来上がり量は容器が約1,000g、ボトル1本が一人分程度の約150gとなっています。「ちょっと裏ワザ!」同時に3種類の発酵食を調理小分けボトルを使って、一度に3種類の発酵食を調理することができます。菌の種類、設定温度、設定時間が同様の塩麹・醤油麹・甘酒が対象です。その日のメニューに合わせて3種類から選ぶことができ、食事のバリエーションも広がります。商品仕様商品名/型式:発酵食メーカー発酵美人YXA-100(W)ホワイト本体サイズなど:約幅170×奥行205×高さ165mm重量:約810g(本体および付属品全てを含む重量:約950g)消費電力:30Wコード長:約1.0m安全装置:電流ヒューズ付属品:容器×1・小分けボトル×4・レシピBOOK販売店:全国の家電量販店・全国のホームセンター・ネット通販「くらしのeショップ」価格:オープン価格ネット通販「くらしのeショップ」
2017年08月22日小学校の夏休みとともにやってくる、宿題の定番・自由研究。イベントやワークショップの参加を検討したり、図書館やインターネットなどで情報収集をしたり、テーマ決めに向けた行動を開始している家庭もあることでしょう。子どもが興味をもてるテーマが見つけられずに困り果てているお母さんにオススメしたいのが、 『夏休み! 発酵菌ですぐできるおいしい自由研究』 (あかね書房)です。味噌や納豆、ヨーグルトなどの発酵食品のつくり方をわかりやすい文章やイラスト・写真で教えてくれます。著書の小倉ヒラクさんは、発酵デザイナーという不思議な肩書きの持ち主。微生物学の研究や一般向けの麹づくりワークショップなど、目には見えない菌を見えるようにする活動を広く行っています。そんなヒラクさんに発酵食品のおもしろさやポイントを聞きました。■見えない菌を育てる! 発酵食品をつくるメリット菌の働きによっておいしさがアップすることに加え、保存性を高められるといいことづくしの発酵食品。自由研究のテーマとどう結びつくのでしょうか。「発酵食品は、料理とサイエンスという二つのジャンルにわけられます。僕の専門は微生物学のため、本書は料理よりも菌を育てることに重点を置いているんです。発酵食品づくりの魅力は、生き物の反応がわかること。観察していると、菌が魔法のように食べ物をおいしくする過程を楽しめます。たとえば、パンをふくらませるための酵母をつくる場合、瓶の中に果物と水と砂糖を入れて酵母菌を呼び込みます。発酵が進むと酵母がシュワシュワしてくるので、菌が元気に育っている様子を実感できます。『ここに菌がいるんだ!』と子どももワクワクしてくれますよ」とヒラクさん。目に見えない菌の存在を言葉だけで説明しても、子どもはうまく想像できません。実践を伴うことにより、菌の存在や自然の力に対するイマジネーションを育てられる。ワークショップを通じて多くの子どもたちと接するなかで、ヒラクさんが感じたことだそうです。もうひとつ、発酵食品づくりで得られるものがあるそうです。「現在の学校教育は、出題者の意図を汲み取って答えを出す力を要求されることが多く、『よく観察すること』を教えてもらえる機会が少ないと感じています。人の予想を大きく上回る現象が起こりうる生物学では、主観は邪魔になることも多い。発酵食品づくりは、“ただ観察をして目の前に起こっている事実を受け止める”トレーニングになります。つまり、生物学の基本を学ぶことができるんです」■思い通りにいかないのが菌の魅力 失敗も楽しんでしまおう!本著で紹介している発酵食品は、比較的簡単にできるヨーグルトから少しレベルの高い麹まで、難易度もさまざまです。しかし、学年や年齢の設定はとくにないそうです。「年齢で区切るよりも、子ども一人ひとりが持つ好奇心の度合いによってできる範囲が変わってくるからです。それから、親の関わり方も大きい。発酵が進む過程で見た目や匂いが変わると、不安になる子どももいます。親が『それでいいんだよ』と声をかけて一緒におもしろがってくれると、子どもも先に進める。親と楽しみながらだと、5歳くらいでも難易度の高い味噌づくりに挑戦できるんですよ」本著で紹介する味噌は、夏休み中に完成できるように麹を多めに使ったアレンジレシピ。仕込みから40日で完成します。手前味噌を使ってお味噌汁をつくれば、嫌いな野菜も食べてくれるかも?「食べ物を自分でつくることって大事ですよね。現在、絶賛イヤイヤ期で汁物を拒否している僕の娘も、一緒につくったスープならたくさん食べてくれる。発酵食品は最高の食育になるんじゃないかな」菌をうまく育てられるか、ばい菌にしてしまうかのカギを握るのが温度管理。夏は、発酵商品を仕込むのに適した季節だとヒラクさんはいいます。「菌が元気になるのは、30℃前後の温度です。冬場に仕込んだら4、5日くらいかかるヨーグルトも、真夏なら翌日にできます。一方、放置しすぎると腐ってしまうので、本に書かれた時間を守ってつくってくださいね」直射日光の当たる場所やジメジメした場所には置かないことも腐らせないためのポイントです。ヒラクさんのオススメは、オープンシェルフや本棚の一番上の段。風通しがよく、空気がよどんでいない場所を「発酵棚」にするといいそうです。とはいえ、生きている菌が人間の思い通りになるとは限りません。ときには菌がうまく育たずに腐ってしまうこともあります。「失敗も失敗で楽しいんですよ。発酵がうまくいかないと、臭くなったり、ドロドロしてしまったりするけど、子どもは『くせえ!』とかいいながら意外とよろこんでいる。僕のワークショップでも、失敗すると逆に盛り上がることもあるくらいです」「食べ物がくさるとはどういうことなのか」「失敗から発見できることもある」など、事前に本を読み失敗したときの対処法を親が把握しておくことも大切です。見えない生き物との生活を親子で楽しめれば、うまくいっても失敗しても学びの多い自由研究になりそうです。目に見えない菌たちの働きを実感できる発酵食品づくり、ぜひ親子で観察してみませんか?\発酵って楽しそう! と興味が湧いた方に、ぴったりのイベントが開催/夏休み!歌って踊る手前みそ〜『発酵菌ですぐできる おいしい自由研究』出版記念イベント〜『発酵菌ですぐできる おいしい自由研究』の出版を記念して、小倉ヒラクさんがイベントを開催! はじめての人でもカンタンにできる手前味噌づくりをはじめ、オリジナルアニメ『てまえみそのうた』を使ったダンスワークショップ、発酵レクチャーなど、盛りだくさん! 夏休みの自由研究に、思い出に、ぜひ親子で参加してみませんか。日時:2017年8月11日(金) 10:00開場 10:30スタート料金:¥3,500(手前みそキット1kg付き)詳細ページ: 『夏休み! 発酵菌ですぐできるおいしい自由研究』 小倉ヒラク (著)/あかね書房 1,000円(税別)小倉ヒラク プロフィール1983年東京生まれ。発酵デザイナー。自身の体調不良を機に発酵食品に出会い、東京農業大学の醸造学科研究生として醸造学を学ぶ。全国各地の醸造家たちと商品開発や絵本、アニメの制作やワークショップを行うと同時に、自由大学や桜美林大学等の一般講座で発酵学の講師もつとめる。著書に、「てまえみそのうた」「おうちでかんたん こうじづくり」(農山漁村文化協会)、「発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ」(木楽舎)。一児の父でもある。
2017年08月02日「飲む点滴」とも言われ、最近話題の発酵食品「甘酒」。健康に気遣うならば、続けることが大切です。一見作るのが難しそうな甘酒も、温度&時間管理のできるヨーグルトメーカーを使えば、驚くほど簡単に作れるんです。できたての自然の甘さは格別。甘酒も毎日続けるならアレンジが欲しくなりますよね。甘酒の基本の作り方と、そのアレンジをご紹介します。美味しく、長く続けるために、自家製甘酒生活を始めてみましょう!麹で作る自家製甘酒■材料麹:150gご飯(炊いたもち米でも):150g水:300mlすべての材料を容器にいれ、よく混ぜ合わせます。温度を60℃、時間を10時間セットすれば完成です。できあがりは粒がしっかり残ったもったりとした食感。そのまま食べれば粒の食感を楽しめますし、ブレンダーで混ぜると滑らかな食感になります。※基本は麹:米は1:1で。水の分量はその2〜3倍が目安です。そのまま飲むことを想定するなら3倍、450mlの水でも美味しく仕上がります。基本のアレンジ!甘酒生姜スムージーを作ろう気軽にアレンジを楽しむならなんといってもスムージー。豆乳または牛乳にお好みのフルーツを加えるだけで、色々な味が楽しめます。そんな中、是非試して頂きたいのが生姜をひとかけ入れたもの。生姜のスパイシーさが、効いた美味しいスムージーです。甘酒と生姜のスムージー■材料甘酒:100ml豆乳(または牛乳):100mlしょうが:ひとかけ(3g程度)林檎:1/2個【1】林檎は皮を剥いて、一口大にカットします。生姜は皮をむいておきます。【2】すべての材料をブレンダーに入れ、よく撹拌したら完成です。こちらのレシピはホットスムージーとしても楽しめます。完成したら電子レンジで加熱すればOK!優しい甘さに生姜がピリリと効いて、美味しくヘルシーに楽しめます。クーラーで体が冷えすぎて調子が悪い、そんな時是非試して頂きたい一品です。夏こそ食べたい!冷たい甘酒スイーツ甘酒とバナナのシャーベット■材料甘酒:100ml豆乳(または牛乳):100mlバナナ:1本【1】すべての材料をブレンダーに入れて、撹拌します。保存袋に入れて冷凍庫で3時間程、冷やし固めます。【2】柔らかく固まったら少し揉みほぐしておきます。お好みの固さになったら容器にいれてどうぞ。凍らせて食べる場合は、甘さと濃度が高い方が美味しく仕上がります。バナナと甘酒の甘さはシャーベットにピッタリ!小さなお子さんにも安心の優しい甘さのスイーツです。どちらのレシピもフルーツはお好みのものに置き換えて、アレンジを楽しんでも。これからの季節、桃もよくあいますよ。甘酒豆知識〜甘酒には2種類ある?今回は麹でつくる甘酒をご紹介しましたが、甘酒には「麹」ともうひとつ、「酒粕」で作ったものもあります。※酒粕をお湯で溶き、砂糖を加えて作ります。大きな違いはアルコール。酒粕はお酒を作ったろ過残存物なので、少量とは言えアルコールを含みます。ですので、お子さん、妊婦さんなどは飲むことができません。また酒粕の甘酒は、砂糖を加えて甘さを出しますが、麹で作る甘酒は麹だけで驚くほど自然の甘さが。どちらの甘酒も特徴があり、栄養価は高いですが、家族みんなで楽しみたい場合は麹で作る甘酒の方が向いていそうすね。発酵ライフを楽しもう!甘酒や、ヨーグルトなどの発酵食品は長く続けることが大切。そんな発酵ライフにピッタリなのが「発酵フードメーカー」。一般的なヨーグルトメーカーと違い、縦長のスマートなシルエットは牛乳パックがそのまま入るので、消毒といった手間がいらずヨーグルト作りがグッと手軽に。また縦長の専用容器は冷蔵庫のポケットにすっぽりとおさまるサイズ。作った甘酒を容器でそのまま保存することができるので、作ったあとの手間もとらせません。手軽に続ける発酵ライフ。今年の夏バテ対策の強い味方になりそうです。= 写真・文・レシピ:大西佳葉 =食のはなし はじめての発酵食 お家スイーツ 【ご紹介したアイテム】牛乳パックまるごとでヨーグルトが作れるIDEALabel発酵フードメーカー。お味噌や甘酒も手づくり可能で、毎日の菌活・腸活をサポートします。⇒IDEALabel発酵フードメーカー/イデアレーベル5,400円(税込)
2017年07月14日「カルピス」と発酵食品をブレンドしたオリジナルドリンク「CALPIS®+発酵BLEND」(3種類)が、6月30日(金)から7月9日(日)までの期間限定で、東京・二子玉川と中目黒のカフェで販売される。「CALPIS®+発酵BLEND」は、発酵食品である「カルピス」と、代表的な発酵食品をブレンドした、オリジナルドリンク。発酵がもたらす“カラダにうれしいチカラ”とともに、発酵+発酵による新たなおいしさを楽しめる。今回販売されるのは、赤味噌との思いがけない出会いが生んだ芳醇な風味の「CALPIS®+味噌BLEND」、甘酒とライムのさわやかな酸味、桃のハーモニーが口の中で広がる「CALPIS®+糀(こうじ)甘酒BLEND」、「カルピス」、ヨーグルト、ミカンの3つの異なる甘酸っぱさとナタデココの食感を楽しめる「CALPIS®+ヨーグルトBLEND」の計3種類(3種類とも税込み500円)。開発段階では複数の発酵食品と「カルピス」の組み合わせにトライし、おいしさや香り、飲み心地、ビジュアルなどのポイントから3種類を選び抜いた。いずれも個性的な風味で、夏にぴったりの発酵+発酵ドリンクとなっている。二子玉川店舗外観6月30日(金)から7月9日(日)の期間限定で、二子玉川の「NICOTAMA DAYS CAFE」、中目黒の「The Workers coffee/bar」の2店舗カウンターで販売予定。当選倍率33倍!「カルピス」初の発酵レストランがオープン「CALPIS®+発酵BLEND」と並行して、“発酵”をテーマにした「カルピス」のオリジナル料理を提供する、「カルピス」初のレストラン「BISTRO de CALPIS®」が6月30日(金)から7月9日(日)の期間限定でオープン。完全招待制のレストランで、「カルピス」のメールマガジン、SNS等で募集を行い、3,980人という多くの応募があった。その中から選考した「カルピス」ファン、120組240人が招待される。場所は中目黒の「Stall RESTAURANT」で、「カルピス」の“発酵のチカラ”を五感で楽しんでいただけるよう、オリジナル料理がフルコースで提供される予定。(※募集は終了)内モンゴルの発酵乳をヒントに生まれた「カルピス」のチカラ約100年前、内モンゴルを訪れた「カルピス」の生みの親・三島海雲が長旅で体調を崩したとき、現地でふるまわれた発酵乳を飲むうちに驚くほど体調が回復したという。帰国後、「この不思議なチカラで日本の国民を元気にしたい!」と、現地での経験をヒントに生み出した発酵飲料が、日本初の乳酸菌飲料「カルピス」だ。「カルピス」は、良質な国産生乳を脱脂し、「カルピス菌」(乳酸菌と酵母)で丁寧に発酵させる自然な製法でつくられている。その「カルピス菌」は1919年(大正8年)の発売以来、大切に受け継がれてきた。最近の研究により、この「カルピス菌」の発酵が生み出す独自のおいしさや香りには、カラダにうれしいチカラがあることがわかってきている。実施概要オリジナルドリンク「CALPIS®+発酵BLEND」期間限定販売販売期間:2017年6月30日(金)〜7月9日(日)※数量限定販売「CALPIS®+味噌BLEND」使用発酵食品:カルピス/赤味噌「CALPIS®+糀(こうじ)甘酒BLEND」使用発酵食品:カルピス/甘酒(米麹甘酒)「CALPIS®+ヨーグルトBLEND」使用発酵食品:カルピス/ヨーグルト/ナタデココ販売店舗「NICOTAMA DAYS CAFE」東京都世田谷区玉川2-22-13二子玉川駅直結平日07:00〜23:00土日祝07:30〜23:00「The Workers coffee/bar」東京都目黒区青葉台3-18-3 1F池尻大橋駅徒歩8分、中目黒駅徒歩13分平日08:00〜23:00土 10:00〜23:00日祝10:00〜22:00※ラストオーダーは閉店30分前
2017年06月29日こんにちは。料理研究家の越野美樹です。汗ばむ日が続くと、お子さんも暑さでご飯が喉を通らない日がでてきますよね。ジュースやプリンなどの冷たい物がおいしい季節だけれど、それだけでは食事が偏ってしまいます。今回はそんな季節にぴったりな、大人も子どもも食欲をそそられる「厚揚げの生春巻き」をご紹介します。穀物と野菜、植物性たんぱく質などの栄養もまとめて摂れる、一品で栄養満点な時短料理です。■火を使わずに完成! 子どもと一緒に作れる手軽さ「厚揚げの生春巻き」のよいところは、火を使わずに一品で完結するところ。生春巻きの皮に包まれた野菜は、お子さんでも無理なくたっぷりといただくことができるはず。生春巻きはスイートチリなどのソースをつけることが一般的ですが、今回は、厚揚げをあらかじめみそに漬けることで調味料いらずに。タレなしでいただくことができるのです。作り方はとても簡単。野菜を刻んで、「厚揚げのみそ漬け」と一緒に生春巻きの皮で包むだけ。生春巻きを包むのは、お子さんにもきっと楽しい作業だと思います。一緒にたくさんの野菜を包めば、苦手な野菜も克服できるかも?! ぜひ親子で一緒にトライしてみてくださいね。■「厚揚げのみそ漬け」でつくる生春巻き の作り方調理時間 10分【材料】4人分ライスペーパー 10枚みそ 大さじ3玉ねぎ 1/2ケ にんじん 1/2本 きゅうり 1/2本サニーレタス 10枚 冷蔵庫にあるお野菜も活用できます。パプリカ、ニラ、水菜、大根、大葉、キャベツ、ラディッシュ、アスパラガス、もやしなど、彩りを考えて組み合わせてみてくださいね。【作り方】1、厚揚げはあらかじめ表面にみそを塗っておく。2、玉ねぎは繊維に沿ってスライスし、水にさらしてザルにあげる。きゅうりとにんじんは、それぞれ千切りにする。3、ライスペーパーはさっと水にさらして水気を切る。4、まな板の上に3をおき、サニーレタス、1、2をのせて巻く。5、食べやすい大きさにカットしてお皿に並べる。厚揚げの塩気で、たっぷり野菜が入っていてもどんどん手が出る生春巻き。お子さんと一緒に作って、できたてを召しあがってください。■お弁当や常備菜で大活躍! 「厚揚げのみそ漬け」お豆腐のみそ漬けはよく見かけますが、厚揚げは水分が少ないため、水切りの必要がありません。みそ床に漬けるとなると大量のみそが必要ですが、薄く塗りつけるようにすればOK。厚揚げについたおみそは、そのまま食べてもちょうど良い塩加減です。みそを塗ってすぐでも食べられますが、あらかじめおみそを薄く塗っておくと中まで味がしみます。冷蔵庫に入れておけば2、3日はもつので、常備菜としてもオススメ。そのままスライスして食べられるほか、グリル焼きにすればお弁当のおかずにもなりますよ。■「厚揚げのみそ漬け」のアレンジ料理 10選「厚揚げのみそ漬け」を仕込んでおけば、いろいろなお料理を時短で作ることができます。・「厚揚げのみそ漬け」に小麦粉をまぶし、フライパンで焼いて照り焼きに。・ネギや玉ねぎ、肉を炒めたところに「厚揚げのみそ漬け」を入れ、ケチャップを加えればチリソース風に。・お出汁で煮た根菜に「厚揚げのみそ漬け」を加えれば、即席おみそ汁に。・大根おろし「厚揚げのみそ漬け」をとろ火で煮れば、おろし煮に。・ニンニクやしょうが、しめじ、ニラを炒めて「厚揚げのみそ漬け」を加えればみそ炒めに。・カットしたアボカドと「厚揚げのみそ漬け」を和えてオードブルに。・麻婆豆腐のお豆腐がわりに「厚揚げのみそ漬け」を使って。・キャベツと「厚揚げのみそ漬け」を蒸し焼きに。・玉ねぎ、ピーマン、ニンジンなどを炒めて「厚揚げのみそ漬け」を入れ、お酢とケチャップを加えれば酢豚風に。・キムチやこんにゃくと「厚揚げのみそ漬け」をピリ辛炒めに。おみそに漬けることで、発酵料理としても楽しめる「厚揚げのみそ漬け」。いろいろなアレンジを楽しんでみてくださいね。
2017年06月28日発酵食品の概念を覆すスタイリッシュなお店新宿高島屋8Fの発酵デリカデッセンカフェ「Kouji&ko」は、日本古来より伝わる伝統的な発酵文化をスタイリッシュに美味しく摂取できると、今注目を浴びているカフェ。発酵食品の持つイメージを新たにする”ヌーベルハッコー” をコンセプトに、身体に優しく嬉しい、色鮮やかなメニューの数々が楽しめます。京都の大徳寺納豆をスタイリッシュにいただく一品まずご紹介するのが「ローストチキンの大徳寺納豆ソースと黄野菜カレー風味」(486円)。塩麹で味付けされた人参、かぼちゃ、パプリカ、サツマイモなどの黄野菜がたっぷりと入っており、見た目よりもボリューミー!チキンは、塩麹でマリネした後にみりん、味噌たまり、そして京都の大徳寺納豆で作られたソースを塗り、香ばしく焼き上げています。鮮やかなイエローが目にも楽しく、味噌とカレーの風味が食欲をそそります。三年熟成させた本みりんを使ったスウィーツ岐阜県の白扇酒造が、実に3年の歳月をかけてじっくり熟成させて作る本みりん、「福来純」 を使用したスイーツが「福来純三年熟成本みりんのモンブラン」(594円)。ダイエット効果があると言われるキヌアパフや、お肌にもうれしいローストアマニといったスーパーフードをトッピングしています。食べても罪悪感のないスイーツなんて、まるで夢のよう!自分好みにカスタマイズできるグリーンサラダ「カスタムグリーンサラダ」(Sサイズ972円) は、ベースとなるグリーンサラダと、お店オリジナルの発酵ドレッシング、トッピングを、それぞれ自分好みのものをチョイスして好きなようにカスタマイズするサラダです。ベースとなるグリーンサラダは日本で古くから栽培されてきた在来種にこだわっています。金時草(きんじそう)や、加賀野菜の源助大根(げんすけだいこん)など、普段はなかなか味わえない、栄養価の高い野菜がいただけるのもうれしい。繊細な味わいや食感で発酵ドレッシングにぴったりマッチした美味しさです。発酵パワーがぎっしりつまったメニューの数々は、その色鮮やかな美しさで見るだけでも幸せになれます。イイこと尽くめの「Kouji&ko」 に、ぜひ足を運んでみて下さい。スポット情報スポット名:Kouji&ko住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目24番2号新宿高島屋 8F電話番号:03-5361-1111(代)
2017年05月20日株式会社FARM8は、乳酸菌でさらに再発酵させたヨーグルトのような滑らかな酒粕ジェラート『ホンノリカスカナ』を発売した。新しいジェラート発酵食品として名高い酒粕は、他にもレジスタントプロテイン、ビタミン、ミネラル、葉酸などの栄養が豊富で、その高い栄養価からスーパーフードの一つであるといわれている。この酒粕を、さらに再発酵させたダブル発酵のスーパーフード「さかすけ」を主に使用したのが新しいジェラート「ホンノリカスカナ」だ。不思議な味わいヨーグルトのような滑らかな味わいの『ホンノリカスカナ』だが、ノンアルコール、無添加、無着色の100%植物性、乳製品不使用の酒粕ジェラートである。酒粕に豆乳と甜菜糖だけで出来たこのスイーツは、乳製品不使用なのにクリーミーでフローズンヨーグルトを食べているよう。キリッとした酸味に、ほのかに香る酒粕の風味と、食後は冷たいものを食べたのに体が温まる不思議な効果がある。味はプレーン、苺、レモンの3種類だ。動物性食材を避けている人にも安心して食べられる植物性素材と、酒粕の栄養素がしっかり詰まった新しいスイーツ。この夏は、少し体に優しいスイーツを選んでみてはいかがだろうか?(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社FARM8公式サイト※株式会社FARM8Value Press
2017年05月09日近江の発酵食に合うワインや発酵茶を楽しむ琵琶湖ワイナリーを含む数種類のワインをテイスティングしながら、食事と相性のよいワインを合わせる“ペアリング”についてソムリエが教えてくれる無料のワイン講座。近江の鮒鮓もワインも発酵食。食事の時においしいワインを選ぶ参考になりそう。(17:00〜19:00、無料、予約不要)緑茶に代表される未発酵茶、半発酵茶のプーアール茶、発酵茶の紅茶など発酵によって3つに分かれるお茶。「星野リゾート ロテルド比叡」のほうじ茶は焙煎発酵させたオリジナルなもの。「近江発酵茶サロン」ではいろいろと蘊蓄を聞きながら発酵度合いによる味の違いを試します。(15:30〜15:45、無料、予約不要)自分で発酵食に挑戦! フロマージュ作り体験新鮮な生乳を使ってチーズを手作り。チーズ作りには欠かせない発酵やチーズの種類や特徴も学ぶ「フロマージュ作り体験」。チーズの元である乳精をまるくちぎって作ったチーズを食べながら、組み合わせのよいワインのテイスティングも。(10:00〜10:45、1000円)スポット情報スポット名:星野リゾートロテルド比叡住所:京都府京都市左京区 比叡山一本杉電話番号:0570-073-022
2017年04月27日発酵食“鮒鮓”がフレンチになるとどんな味?“鮒鮓”は、奈良時代までさかのぼる歴史を持つ滋賀名産の発酵食品。春に穫ったフナを塩と飯(いい)に漬け込んで発酵させるという手の込んだもの。匂いが強烈ということで有名な“鮒鮓”がさて、フレンチになるとどんな味なのでしょうか?ディナーでは、オレンジ色の鮒鮓がフロマージュブランと酸味のある貴腐ワインのジュレに包み込まれて、まるでミモレットチーズのような風味でお酒と合います! メインの虹鱒は、生ショウガのソースにからすみがアクセント。苦味のあるトレビスを下に敷いた国産和牛のローストは、レフォールソースのパンチが効いていて、日本酒にも合う味。和と洋がマリアージュして、魚、肉と変化のある味が楽しめます。遣唐使ゆかり、お茶とゆばを取り入れた比叡山の朝食とは?比叡山の歴史は、遣唐使より戻った最澄がこの地に延暦寺を建立して始まったと言えます。仏教、お茶、ゆばは、遣唐使が日本に持ち帰ったもの。朝食ではそんな比叡山が発祥とされるお茶やゆばを使ったお料理が洋食になって並びます。比叡ゆばのサラダに、スクランブルエッグやハムやベーコンなど、そして完熟ほうじ茶と熟成ほうじ茶とミルクを合わせたラテは、ここならではの飲み物です。スポット情報スポット名:星野リゾートロテルド比叡住所:京都府京都市左京区 比叡山一本杉電話番号:0570-073-022
2017年04月26日ハーゲンダッツジャパン株式会社から、ミニカップシリーズ『ストロベリーカスタードタルト』を期間限定で発売。発酵バターを使用した濃厚なカスタードアイスクリームに、甘酸っぱいストロベリーソースと香ばしいグラハムクッキーを混ぜ合わせた、春を感じさせる限定フレーバー。ハーゲンダッツ ミニカップ『ストロベリーカスタードタルト』卵とミルクの風味豊かなカスタードアイスクリーム、甘酸っぱいストロベリーソース、食感のアクセントとなる全粒粉のグラハムクッキー、3つの素材が絶妙に混じり合う。濃厚でコクがありながら甘酸っぱさも楽しめる、ストロベリーカスタードタルトのような風味の、春にぴったりな限定フレーバーとなっている。こだわり①濃厚でコクのあるカスタードアイスクリームカスタードに発酵バターを加えることで、濃厚でコクのある味わいを実現。こだわり②甘酸っぱいストロベリーソース酸味と甘みのバランスがよく、風味の強いイチゴの品種を選定。濃厚なアイスクリームが引き立つよう、イチゴ特有の甘酸っぱさが無くならないように調整したこだわりのストロベリーソース。こだわり③食感がアクセントとなる全粒粉グラハムクッキー全粒粉の独特の風味と食感をプラスすることで、タルト生地の香ばしい風味を再現。製品概要ハーゲンダッツ ミニカップ ストロベリーカスタードタルト【種類別】 アイスクリーム【内容量】 110ml【価格】 希望小売価格:272円(税抜)【発売日】 2017年4月11日(火)より期間限定
2017年04月13日「醸カフェ」で発酵食メニューに挑戦しよう「醸カフェ」は、西萩窪にある発酵食品専門店。“病気にならない体づくり”をコンセプトに、体が喜ぶメニューが多数ラインナップ。女性客を中心に注目を集めています。訪れるなら一度は食べておきたい!こだわりのメニューを3つご紹介します。いろんな味が楽しめる! 「醗酵づくしセット」「醗酵づくしセット」1,000円(税込)は、個性豊かな発酵食品を楽しめる一皿。天然酵母のパン、塩麹漬けのお肉、醗酵スープ、醗酵野菜、豆乳甘酒が盛りつけられており、その色鮮やかな見た目も魅力のひとつです。甘酒に漬けたシュワっと食感のトマト、まろやかながらもすっきりとした風味の甘酒など、体に優しいこだわりのメニューをたっぷりと味わえます。ほっと一息! 「みりん粕でつくったパウンドケーキ」「みりん粕でつくったパウンドケーキ」300円(税込)は、ほっと一息つきたいときにおすすめ。砂糖を一切使用せずに作られているため、カロリーが気になる女性にも嬉しいヘルシーなスイーツ!みりん粕が生みだす甘みが絶妙で、朝食にもおやつにも人気があります。優しい甘さなのでさらりといただけます。気分をリフレッシュ! 「紅芋酢(炭酸割り)」「紅芋酢(炭酸割り)」500円(税込)は、はちみつ入りのお酢と炭酸をブレンドしたドリンク。爽やかな味わいが気分をリフレッシュさせてくれます。独特な味わいですが、「みりん粕でつくったパウンドケーキ」との相性も抜群。 透明感のある涼しげな見た目がテーブルに華を添えてくれます。こだわりの発酵食品の数々に「体の調子がよくなった」という嬉しい声も。“病気にならない体”を目指して、数あるメニューからお気に入りの一品を探してみてください。スポット情報スポット名:醸カフェ住所:東京都杉並区西荻北 4-35-6 カーサ藤江電話番号:03-6913-5888
2017年04月07日冬バテ解消に役立つ完全無添加発酵飲料日本健康医学会賞を受賞した『麹発酵黒豆搾り』を手掛ける株式会社堤酒造は、同商品の姉妹品である『麹発酵黒大豆+ブルーベリー』が初回お試し価格で2本購入できる「じっくりお試しキャンペーン」を、2017年1月16日(月)より開始した。『麹発酵黒豆搾り』は、球磨焼酎の蔵元で偶然誕生した、国産黒豆100%の完全無添加発酵飲料。ポリフェノールやアミノ酸、クエン酸、ミネラル等をたっぷり含んでおり、寒い季節の食生活をサポートして冬バテ解消に役立つ健康飲料だ。その『麹発酵黒豆搾り』にブルーベリー果汁を加えた『麹発酵黒大豆+ブルーベリー』は、コク・甘み・爽やかさがプラスされて美味しさもアップしている。じっくり2本を試せるキャンペーン通常、『麹発酵黒大豆+ブルーベリー』(1本で税込3,456 円)を注文する際には、初回お試し価格で1本1,890円(送料・消費税込み)での注文が可能となっているが、今回のキャンペーンでは、初回お試し価格で“2本セット”3,780円(送料・消費税込み)を注文することができる。販売期間は、予定販売数が終了するまで。初回お試し価格で2本購入できるので、じっくりと試してみたい人や、家族で一緒に試したい人におすすめのキャンペーンだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社堤酒造プレスリリース(ValuePress!)※「じっくりお試しキャンペーン」
2017年01月21日“日本の発酵醸造”をテーマにした「発酵醸造未来フォーラム」が、17年1月14日、15日に東京・青山の国連大学にて開催される。同イベントは、これまでパンや日本酒、クラフトビールなど様々な発酵にまつわるイベントを開催してきたファーマーズマーケット・アソシエーションが、博報堂「恋する芸術と科学」とのコラボレーションによって開催するもの。今回は“日本の発酵醸造”をテーマに、「ファーメンテッドマーケット」と「ファーメンテッドシンポジウム」の2部構成で行われる。17年1月14日、15日に行われる「ファーメンテッドマーケット」は、国連大学中庭にてFarmer's Market @ UNUとの共催で開催されるもの。当日は、日本全国の酒蔵によるお酒が楽しめる「蔵バー」や、まぼろしの醤油バー「発酵バーバーバー」などが登場し、日本全国の醤油、味噌、みりん、鰹節、日本酒、納豆蔵などを紹介。さらに、ミシュラン2ツ星レストラン「レフェルヴェソンス」のシェフである生江史伸による本枯鰹節を使用したラーメンや、東京・西荻窪の銘酒居酒屋「善知鳥」の熱燗バー、仏領インドシナ料理を伝える魚醤とハーブの料理ユニット・アンドシノワーズによる発酵料理なども提供される。なお、参加者は当日会場内の受付にて飲食共通チケット及び、オリジナルお猪口を購入することで飲食を楽しむことができる。価格は5枚1,000円、10枚2,000円、20枚4,000円、オリジナルお猪口500円、オリジナル枡800円(限定100個)。一方、1月15日に行われる「ファーメンテッドシンポジウム」では、専門性の壁を越えながら多様性と創造性に富んだ意見を持つ有識者をゲストに招き、日本食の未来について業界横断的にトークを行う。登壇者は、東大名誉教授の北本勝ひこ、情報学研究の第一人者でIT起業家のドミニク・チェン、伝統手作業を守る蔵の会HAND-RED、「レフェルヴェソンス」シェフの生江史伸、ヒップホップアーティストのDJみそしるとMCごはん、フードエッセイストの平野紗季子など。参加費は無料で、事前予約制となっている。【イベント情報】「発酵醸造未来フォーラム」会場:国連大学住所:東京都渋谷区神宮前5-53-70会期:17年1月14日、15日時間:10:00~16:00(17年1月15日は17:00まで)
2017年01月02日発酵デリカテッセン カフェテリア「Kouji&ko」(コウジアンドコー)が、新宿高島屋8階に11月16日にオープンし、これまでにない斬新な視点で発酵食品を提案するお店として話題だ。このカフェテリア「Kouji&ko」は株式会社高島屋と貝印株式会社による合弁会社「株式会社式会社フードアンドパー トナーズ」が運営し、クリエイティ ブディレクターとしてブランド全体のデザインはタナカサトル氏が手掛けた。既存のイメージにとらわれず、“目で見ても、食べても、 おいしい感動”を生み出していく、新たなスタイル「ヌーベル ハッコー( Nouvelle Hakkou )」をコンセプトにしている。タナカサトル氏は、1997年に裏原の一角にブランド「S.A.T.F」をスタート。2003年A/Wより「SATORUTANAKA」を発表。東京コレクションにて数々のショウを開催。2016年3月にはレコード会社のユニバーサルミュージックと協業しファッションブランド「ラストリバティ(LAST LIBERTY)」を立ち上げるなど、さまざまなブランドや企業との協業を実現し、多方面で活躍の場を広げている。発酵デリカテッセン カフェテリア「Kouji&ko」(コウジアンド コー)では、サラダからスイーツまで、発酵食品=和食のイメージを覆す斬新なアイテムがラインナップ。商品開発は、発酵学者である小泉武夫氏によるアドバイスのもと、有名レストランで料理長を歴任した大島今日シェフが担当。アイデア豊かで色鮮やかなワンポーションの「ディッシュデリ」や、お好みで在来種の野菜、オリジナル発酵ドレッシング、トッピングを選べる「カスタムグリーンサラダ」など、見ているだけで心が弾むようなメニューを展開。商品の価格帯は、378円~1,188円。営業時間は、10時~20時(月~木・日)、10時~20時半(金・土)、ラストオーダー 閉店の30分前。(text:cinemacafe.net)
2016年12月25日京都発・和漢発酵美容クリーム『和えか』自然派化粧品「ANBAN」を取り扱う株式会社京LOCOは、京都に伝わる和漢美容成分と先端的な美容成分を組み合わせた、オールインワンタイプの和漢発酵美容クリーム『和えか(わえか)』を発売した。『和えか』という製品名は、「儚げで美しい様」を表す“あえか”という言葉から名付けられており、日本の“和”の心とともに上品な極上の美しさを届けたいという思いが込められている。京都産「ゴールデンシルク」と「ナールスゲン(R)」を配合『和えか』には、京都で大切に育てられたカイコの繭「ゴールデンシルク」と、京都大学と大阪市立大学の共同開発で発見された革新的エイジングケア成分「ナールスゲン(R)」をたっぷりと配合。古来より伝わる和漢美容成分と革新的美容成分の組み合わせにより、ダメージ肌を保護して地肌から整え、年齢肌の悩みを解消してハリとツヤのある美肌へと導く。4つのステップで輝くような肌へ『和えか』のオールインワンクリームは、「潤す・ハリ・保護・ツヤ」の4つのステップにより輝く肌へと整える。まず、「コメ発酵エキス・豆乳発酵エキス」が乾燥や肌荒れで傷ついた角質層を潤し、「サクラ成分・ビルベリー葉エキス」が硬くなった肌を柔らかくしてハリを与える。さらに、美容成分「ナールスゲン(R)」が角質層を正常化してダメージ肌を保護し、「ゴールデンシルク」がダメージ肌を整えてツヤのある輝くような素肌へと導く。商品価格は3,500円(税抜)で、Webショップから購入が可能。オールインワンクリームなので、洗顔後に『和えか』を塗るだけで、手軽にしっかりとスキンケアができる商品だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社京LOCOプレスリリース(ValuePress!)
2016年11月17日アイリスオーヤマのグループ企業、アイリスプラザから「ヨーグルトメーカープレミアム IYM-012-W」が発売されました。ヨーグルトは牛乳パックのまま作れるから面倒な容器の殺菌なども不要で簡単・衛生的です。ギリシャヨーグルトやカスピ海ヨーグルトなどのヨーグルト作りができるだけでなく、健康志向が高まりから注目されている「甘酒」や「塩麹」などを幅広い発酵食品を作ることができます。この商品はレシピブック付きなので、様々な発酵食品も簡単に作ることができます。また、アイリスプラザで会員ログインの上購入すると、「アイリスプラザ
2016年11月15日発酵食品「酒粕」を使ったジェラート地域プロデュースを行う新潟県長岡市の株式会社FARM8は、新潟の「酒粕」を乳酸菌でさらに発酵させてヨーグルト風に仕上げたダブル発酵ジェラート『mui(むい)』を発売した。発酵食品である「酒粕」は、美容と健康で注目を集めている素材。ジェラートの主成分は「酒粕」であるため、食べるとじんわり腸があたたまるような感覚になり、腸活女子にとって嬉しい発酵スイーツだ。ダブル発酵でフローズンヨーグルトのような味わい『mui』の主成分である「酒粕」は、新潟県内の酒蔵との共同により新潟県醸造試験場で開発された酒粕乳酸発酵食品「さかすけ」を使用。ほかにはてんさい糖、豆乳と、100%植物性の素材だけを使用している。牛乳などの乳製品を一切使っていないが、乳酸菌によるダブル発酵の力で、まるでフローズンヨーグルトのような滑らかでクリーミーな味わいを楽しむことができる。フレーバーは、「プレーン」「苺」「玄米珈琲」の3種類。フレーバーのひとつ「玄米珈琲」も新潟産コシヒカリの玄米を使用している。WEBでは6個セットと12個セット(各味組合せ注文可能)のみ販売しており、商品価格は送料込みで、6個セットが3,300円(税込)、12個セットが5,400円(税込)だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社FARM8プレスリリース(ValuePress!)
2016年11月12日2016年10月15日(土)と16日(日)の両日、東京・渋谷の代々木公園で第2回「納豆フェスタ」が開催されます。納豆をメインに、秋田と茨城の発酵食品が勢ぞろい。トークイベント、ご当地アイドルライブ、さらになまはげの練り歩きもおこなわれますよ。秋田と茨城、そして発酵食品の魅力いっぱいのイベントに出かけましょう!「納豆フェスタ」とは?秋田は「納豆発祥地」伝説があるほか、日本酒や漬物、味噌、しょっつるなど発酵食品の宝庫です。納豆をはじめとする発酵食品のすばらしさを伝えるため、秋田県が「納豆フェスタ」を主催します。共催として、納豆の産地として有名な茨城県が全面協力。秋田と茨城が力を合わせ、納豆と発酵食品を広めていきます。●売り切れ御免!販売・飲食ブース期間中は代々木公園イベント広場に10~15の出店ブースが並びます。東京ではめったに入手できない、秋田や茨城の納豆も販売されますよ。昨年アッという間に売り切れた茨城の「わらつと納豆」は、今年も登場予定です。本場の納豆を食べくらべてみましょう。秋田の郷土料理「納豆汁」も人気の一品です。すりつぶした納豆と山菜、キノコを合わせた味噌汁を飲めば、体の芯から温まりますよ。ほかにも日本酒、しょっつるなど秋田ならではの発酵食品が登場します。●なまはげの練り歩きや、バラエティ豊かなステージプログラムもチェック!ステージではご当地アイドルのライブ、トークイベントが予定されています。トークのテーマは「納豆と美人のおいしい関係」です。「秋田美人」といわれるほど秋田に美人が多いのは、発酵食品に秘密があるのでしょうか?女性必見のトークイベントです。会場には秋田美人だけでなく、なまはげもやってきます。なまはげは秋田県の男鹿市と三種町、潟上市に伝わる民俗行事。悪事を戒め、災いを祓う使者として家々を訪れます。衣装から落ちたワラを拾うと厄除けや無病息災のお守りになるそうですよ。練り歩くなまはげは迫力満点です。■イベント概要名称:秋田・茨城 発酵食イベント「第2回 納豆フェスタ」開催期間:2016年10月15日(土)~16日(日)開催時間:15日(土)10:00~18:00、16日(日)10:00~16:00会場:代々木公園イベント広場所在地:東京都渋谷区代々木神園町2−1公式サイト:
2016年09月04日FARM8はこのほど、乳酸菌と酒かすから生まれたダブル発酵ジェラート「mui」を発売した。同商品は、発酵食品である酒かすをさらに乳酸菌で発酵させたジェラート。ダブルで発酵させたことにより、乳製品を使っていないのにクリーミーで、フローズンヨーグルトのようなとろける味わいが実現できたという。乳酸菌発酵の酒かすは、新潟県醸造試験場で開発された酒かす乳酸発酵食品「さかすけ」を使用。そのほかグラニュー糖や豆乳を加え、100%植物性で仕上げた。酒かすを使っているが、アルコールフリーであるため、子どもも食べることができる。フレーバーは、「プレーン」「苺」「玄米珈琲」の3種類。6個セットは3,300円、12個セットは5,400円(各税込)。同社直営店「FARM8 ReACTION STORE」のほか、WEBサイトでも販売している。
2016年08月30日アサヒグループ食品はこのほど、機能性表示食品「ディアナチュラゴールド」シリーズから、『ディアナチュアゴールド サーデンペプチド』(1,900円)と『ディアナチュラゴールド サラシア』(2,000円)を発売した。「ディアナチュラゴールド サーデンペプチド」は、機能性関与成分としてサーデンペプチド(バリルチロシンとして)を、1日の摂取目安量2粒当たり400μg配合した。サーデンペプチド(バリルチロシンとして)は、血圧を低下させる機能が報告されており、血圧が高めの人に適しているという。「ディアナチュラゴールド サラシア」は、機能性関与成分としてサラシア由来のサラシノールを1日の摂取目安量3粒当たり0.6mg配合。サラシア由来サラシノールには、食事から摂取した糖の吸収を抑える機能があることが報告されている。※価格はすべて税別
2016年08月30日ダブル発酵ジェラート「mui」株式会社FARM8では、乳製品を使わずに、酒粕と乳酸菌から産まれたダブル発酵ジェラート「mui」を発売中だ。美容にも健康にもいいとして評判の発酵食品「酒粕」。これを乳酸菌で発酵させることによって「ダブル発酵」としている。新潟県の醸造試験場で開発された酒粕乳酸発酵食品「さかすけ」をもとに、新潟県内の酒蔵と開発をおこなった。乳製品を使用しないジェラートにもかかわらず、フローズンヨーグルトのようにクリーミーでとろけるような舌触りだ。酒粕がもつうれしい成分をあわせもつ、新しいジャンルのスイーツの登場だ。「mui」の特徴「mui」の主成分は、酒粕やグラニュー糖、豆乳など。100%植物性のものが原材料となっているため、動物性食材を避けたい人にもおすすめの商品だ。また、酒粕は、アルコールフリーのため、子どもでもおいしく楽しむことができる。味は、「プレーン」「苺」「玄米珈琲」の3種類。株式会社FARM8の直営店「FARM8 ReACTION STORE」やウェブサイトでの販売が予定されている。ウェブサイトでは、6個セット3,300円(送料無料)、12個セット5,400円(送料無料)などが販売されている。(画像はプレスリリースより)【参考】※100%植物性!酒粕と乳酸菌から生まれたダブル発酵ジェラート「mui」の登場!
2016年08月20日発酵食品は食べてますか?ジャンクフードやレトルト食品などが溢れる現代、味噌や納豆、漬け物などの発酵食品を食べる機会が少なくなってはいないだろうか?最近では、腸内環境と肥満、ガン、アレルギー、糖尿病などの病気との因果関係が研究されており、「腸の健康」に注目が集まっている。50種類の厳選された原材料を長期発酵したエキスオリーブ薬局竹の山店は、2016年7月20日(水)に植物発酵エキス「腸美人」を発売した。「腸美人」は、50種類以上の原料野菜を、有機黒糖を使用して長期間熟成した植物発酵エキス。この発酵エキスが腸内環境を整え、良好な腸内フローラを保つという。また、原材料は農薬・化学肥料不使用、旬の時期に露地栽培した植物のみ使用、免疫を高める効果のあるアブラナ科の野菜を多く使用するなどのこだわりが詰まっている。同店の薬剤師が自信を持って発売する「腸美人」、毎日の食事が不規則、健康的でないと感じる人たちにお勧めだ。販売は同店のインターネット支店「Net OLiVE」にて。<商品概要>商品名: 腸美人価格: 税抜 8,000円(税込 8,640円)内容量: 500ml(引用:プレスリリースより)(画像はプレスリリースより)【参考】※極上発酵エキス『腸美人』/Net OLiVE
2016年07月23日腸内環境を整えることはとても大事なことで、ダイエットには欠かせません。私たちの腸内には約三万種類の細菌が生息していると言われていて、この腸内細菌叢(腸内細菌の集まり)には、「良い」ものと「悪い」もの、両方が含まれています。睡眠、ストレス、食べ物、その他様々な原因により細菌のバランスは保たれており、悪い方に傾きかけているときは、健康に悪影響を与える可能性があります。体重の増加はもちろんのこと、脳にまで影響を与えると言われているのです。そうならないためにも、発酵食品を食事に取り入れてみましょう。■1)発酵食品を摂取するメリット発酵食品の歴史は古いもので、なんと5000年前からつくられているそう。昔の人の知恵は本当にすばらしいものですよね。世界各地で長年愛されている発酵食品ですが、ドイツのサワークラフト、韓国のキムチ、そして日本の納豆など、現在でも変わらず愛されているものが多くあります。そもそも発酵とは、自然の細菌が食品中の砂糖やでんぷんを餌にして、食品の成分を変化させるはたらきをすることです。発酵することで、食品は長持ちするようになり、体によいプロバイオティクスと呼ばれる菌が生まれます。そのため、発酵食品はそのような菌や、酵素、ビタミンB群、オメガ3脂肪酸など、体によい成分がさまざま含まれていて、メリットばかりの食品なんです。プロバイオティクスには消化を助け、そして免疫力を上げる効果があります。発酵食品に含まれる酵素は、消化・吸収を助けてくれるので、食品から得られる栄養を普段より多くとることができます。言うなれば、発酵食品をきちんと毎日食べていたらビタミンのサプリメントが必要なくなるくらいです。■2)簡単に摂取できる発酵食品こんなにたくさんのメリットがあるなら、ぜひ取り入れたいですよね。身近で手軽にとれる発酵食品には、こんなものがあるんです。・お酢お酢には強い味がありますが、その反面カロリーはほとんどありません。なかでも「リンゴ酢」は、1)で説明したような効果以外にも、血糖値を下げる効果があります。・ピクルス暑い時期にもうれしいピクルス。プロバイオティクスがふんだんに入っている食品ですが、残念なことに市販のものでは、加工の段階で体のためになるほとんどの成分が失われています・・・。成分をきちんと摂取するためには、ピクルスを手作りするのが良いでしょう。・キムチキムチには、プロバイオティクスはもちろん、ビタミンAとCがたくさん含まれており、さらにマグネシウム、カルシウム、セレンなどのミネラルも豊富に含まれています。定番どころである白菜キムチのほかにも、キャベツやきゅうりなど、さまざまなバリエーションがありますから、好みに合わせて取り入れてみてくださいね。・納豆納豆はプロバイオティクスが豊富に含まれ、殺菌作用もあります。その歴史は古く、1000年以上も前から日本で食べられていた加工食品なんですよ。納豆には血栓を溶かす酵素「ナットウキナーゼ」も含まれており、かつては治療薬にも使われていたというぐらい万能な食品です。ちなみに、健康に良いとアメリカで大人気の「コンブチャ」。日本でいえばこんぶ茶ではなく、「きのこ紅茶」と呼ばれるものですが、これも実は発酵食品なんですよ。■3)最後にお漬物などの発酵食品は、塩があれば簡単にご自宅で作れてしまいます。自家製ピクルスは日本でもとても流行っていますよね。これを機会にご自身の特製・ピクルスを作ってみるのもいいですね。(桃助888/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年07月22日私たちの暮らしの中には「発酵」の力を活かした食材や技術があることを意識しはじめてから、どうにもこうにも目に見えづらいミクロな世界である「発酵」が気になりはじめたFASHION HEADLINE編集部。特集『発酵めがね』では、発酵デザイナーの小倉ヒラクさんとQ&A形式で初心者にもわかりやすい発酵の力についてお届けしたいと思います。初回は、和食に欠かせない調味料の一つ「味噌」について。発酵をキーワードにお伝えします。それでは、ヒラクさん、発酵初心者である編集部からの質問をはじめさせていただきます!Q1:そもそも日本の調味料に味噌、醤油、酢などと発酵してるものが多いのはなぜですか?小倉ヒラクさん(以下、ヒラクさん):日本に発酵調味料が発達したのは複数の理由が考えられます。・温暖湿潤な気候で発酵菌の種類が多い・同時にばい菌も多いので、発酵させて腐敗を防ぐ必要がある・和食特有の旨味をつくるニホンコウジカビ(麹菌/アスペルギルス・オリゼ)が広く棲息している・食材が限られているので、発酵技術を使って風味と栄養のバリエーションをだすex: 田んぼでとれる米・麦・大豆だけで味噌・醤油・酒・みりん・酢・納豆などをつくることができる!FASHION HEADLIINE編集部(以下、FH):なるほど!島国である日本の立地や、稲作を営むアジアの気候や文化と発酵文化は密接に関係しているんですね。ヒラクさん:そうです!日本は、東アジアに特徴的に見られる発酵文化圏の中にあります。この東アジアとは、ベトナム~ミャンマー~カンボジア~中国南西部~朝鮮列島~台湾あたりに分布するエリア。この地帯は、熱帯までいかない程度の温暖な気候、四季の温度差があり、適度な湿度と豊富な水資源がベースになります。稲作が中心で、かつ発酵に適したカビ類(麹菌の仲間)がいるので、旨味の強い発酵食文化が発達しました。FH:確かにアジアの調味料には日本の調味料と似た作り方や使い方をされるものがある気がします。ヒラクさん:例をいくつか挙げましょう。■日本と似ているアジアの調味料や酒・魚醤:日本のしょっつる、ベトナムのニョクマム・納豆:中国の雲南省やミャンマーに日本のものとよく似たものがあります・酒:韓国のマッコリ、中国の紹興酒、日本酒、全てカビがスターターになりますこの東アジアに広がる発酵文化圏エリア内であえて特徴を挙げるとすると(僕もまだ研究途中ですけど)・朝鮮半島:厳しい寒暖差から生まれる、辛くて刺激的な発酵文化/ キムチ、コチュジャン等・東南アジア:メコン川を中心とした、淡水魚等の魚介の発酵文化/魚醤や魚の塩漬け等・中国南西部、台湾:どぶろくや米麹など、日本に非常によく似た発酵文化があります。しかも、薬膳と組み合わせるのでバリエーションは広い日本:大陸には稀なニホンコウジカビのつくりだす旨味と甘味の強い発酵文化などなど。ただ、どこも地域による多様性があるのであくまで参考までに。FH:なんだか発酵目線に地図を眺めたり、その地域を訪ねてみるといろんな発見がありますね!わくわくしてきました。Q2:ここで、そもそもの質問なのですが、味噌は何からできていますか?ヒラクさん:日本における味噌の定義は『大豆と麹と塩を原料とした固形調味料』です。この3つを基本の原料としたうえで、■味噌のタイプ・麹の原料の違い(米、麦、豆など)・熟成期間の違い(西京味噌2日~八丁味噌3年)・他の原料や違う種類の味噌のブレンドの有無(調合みそや柚子味噌等)によってバリエーションができます。FH:それでは、今回の五味醤油さんで体験した味噌づくりワークショップの「甲州味噌」は米麹と麦麹をミックスして仕込む、ユニークなハイブリット味噌なんですね。ヒラクさん:そうですね。いちおうジャンルとしては『合わせ味噌』というものに入るのですが、通常はすでにできあがった味噌を混ぜるのに対して、仕込むときに米と麦の麹を二種類混ぜるものは全国に類を見ないものです。山梨は斜地が多くて田んぼが確保できなかったので、米と麦を両方混ぜるという発想になったのでしょう。味も、東北のコクのある味噌と九州の旨味のある味噌のいいとこ取りのようなユニークな味わいです。FH:今回自分たちで仕込んだ味噌が秋になって食べられるのが待ち遠しいです。今回4月に味噌を仕込んで、夏から秋まで樽の中で寝かせますよね。Q3 :味噌が樽の中でできるまでの数ヶ月、味噌樽の中では何が起きているのでしょうか?ヒラクさん:味噌が発酵するプロセスでは、以下のようなことが起こっています。■味噌が発酵するプロセス1. まず原料に混ぜた塩が、雑菌をブロックする2. 麹による分解酵素によって、大豆のタンパク質が旨味に、デンプン質が糖分に変わる3. 麹のつくりだした糖分がエサになり、乳酸菌や酵母菌が繁殖しはじめる4. 乳酸菌が味噌特有の酸味を、酵母菌が香りや味の深みをつくりだす※甘味や旨味の強い白味噌や麦味噌は、4のプロセスが不完全なまま発酵を終わらせます。※香りやコクのある赤味噌や八丁味噌は、4のプロセスに時間をかけて発酵させます。FH:味噌といっても、本当にバリエーションが豊かですね!魚が採れる地域では、魚料理にあるように甘味の強い味噌が好まれたり、寒い地域ではしっかりと塩の利いた味噌が好まれたり、やっぱり土地ごとの暮らしの知恵と発酵が結びついている気がします。編集部でも味噌づくりをしているメンバーが何人かいるのですが、自分たちでつくる「手前味噌」を仕込んでみるとどんないいことがありますか?ヒラクさん:かつては「買い味噌は恥」という言葉があったほど、味噌は家庭でつくるものでした。ここ数年で、また若い人たちが手前味噌を楽しむ文化がリバイバルしてきましたね(たぶん僕もそれにちょっと貢献してる)。ずっと手前味噌ワークショップをやってきて感じるのはこんなことかしら。■手前味噌をつくるメリットとは・手前味噌の味は市販のもののように調整されてないのでワイルドなおいしさがある・同じ条件で仕込んでも、つくる人や仕込む時期によって味が変わる・熟成が進んでどんどん味が変わる(市販のものは出荷時に発酵を止めてあるものが多い)・発酵のプロセス、面白さが実感できる・コミュニティが集まる理由になる(一緒に仕込んだり、交換したり)・たくさん味噌を使うようになる・発酵食品の中でもトップクラスに失敗しにくいなどがあります。手前味噌づくりは、毎シーズンコミュニティのみんなで集まってやることが多いので、関係性づくりにも役立つようです。FH:本当にそうですね!今回のワークショップでも、ご夫婦や家族で参加されている方も多くて、和気あいあいでしたね。無心で大豆と麹をこねたりしていると、なんだか笑顔になってしまいました。ということで、身近な調味料である「味噌」を発酵デザイナーの小倉ヒラクさんと『発酵めがね』で見つめてみました!次回の『発酵めがね』は、「クラフトビール」にまつわる発酵の力についてです。
2016年06月16日私たちのくらしの中で身近な発酵食品といえば、毎日の食卓に欠かすことのできない「味噌」。甲府の旅1日目は、実際に味噌づくりが体験できるワークショップを訪ねました。今回レクチャーを受けたのは、明治元年に創業し、現在は味噌を中心に醸造している老舗の五味醤油。16年2月、五味醤油の隣にオープンした、食の体験スペースKANENTE(カネンテ)でワークショップは開催されました。そして、味噌づくりを教えてくれたのは、“発酵兄妹”の皆さん。“発酵兄妹”とは、五味醤油の6代目五味仁さんを兄とし、妹の五味洋子さん、そして発酵デザイナーの小倉ヒラクさんを弟とした、発酵文化を伝えるユニークなユニットです。今回は、山梨の名物「甲州味噌」をつくります。--まずは、甲州味噌について普段、食べられている代表的な味噌は3種類。東北地方の麹を使用した米味噌、東海地方の豆麹を使用した豆味噌(八丁味噌)、九州地方の大麦麹を使用した麦味噌が主流となっています。今回つくる甲州味噌はそのどこにも当てはまらない、米麹と大麦麹がブレンドされた山梨独特の珍しい味噌なのです。山梨名物「ほうとう」のスープをイメージするとわかりやすいかもしれません。--それでは、さっそく甲州味噌を作ります発酵兄妹からの「レッツ、手前味噌!」の合言葉で味噌づくりがスタート。作業テーブルに用意されていた食材は、茹でた大豆をペースト状にした大豆、米麹と大麦麹、塩のみ。難しそうにみえる味噌ですが、実はとってもシンプル!それでは、少し工程を紹介していきます。1.麹と塩を混ぜるボウルに2種類の麹(麦麹と米麹)を入れて、その上に塩をふりかけます。手で丁寧に麹と塩を混ぜ合わせていきます。触っているだけで麹の良い香りがしてきました。2.味噌団子をつくる大豆ペーストと1.の塩麹を混ぜていきます。混ざったら、直径5センチほどのお団子にしていきます。この日ワークショップに参加していた子供たちもとても上手に丸めていました。3.味噌を仕込む保存要容器の底に2.のお団子を投げ入れます。容器7分目までお団子が積み重なったら平らにして満遍なく塩をまぶします。この塩は、殺菌をするための大切な仕上げです。そして、ラップをかけ重しを置き、ふたをすれば仕込みの完了。味噌づくりを通して、家族や友達同士で参加している方々とも、自然とコミュニケーションがうまれ、会話を楽しみながら作業ができました。そして、ワークショップで仕込んだ味噌は、自宅に持ち帰り、夏過ぎまで大切に熟成させ発酵をしてから食べることができます。どんな甲州味噌ができ上がったかは、FASHION HEADLINEのSNSで紹介していきます。お楽しみに!最後に、発酵兄妹が制作した一曲「手前みそのうた」を紹介しましょう。味噌のレシピが3分でわかり、一度聞いたら耳から離れない、歌って踊れるとても可愛らしい歌です。“発酵兄妹”は、これまでも味噌づくりを身近に感じてもらうため、県内の保育園や小学校で「手前みそのうた」を使用し様々なイベントに参加をしてきました。そして、今では全国の子供達に愛される一曲となっています。実際に、ワークショップでも披露され、参加していた子供達をはじめ大人まで、楽しく笑いの絶えない教室となりました。昔から家庭でつくられ、母の味として子供たちの健康を支えてきた味噌。“発酵兄妹”のように、しっかりと次の世代にも受け継いでいきたいと強く感じた1日でした。世界に一つ、自分だけの手前味噌をつくってみてはいかがでしょうか?【発酵メガネ:味噌】そもそも味噌ってどんな調味料?<取材協力>五味醤油山梨県甲府市城東1-15-10www.yamagomiso.com<手前味噌づくり教室>4月~10月米味噌づくり11月~3月甲州味噌づくり(※季節によって味噌の種類が異なります)
2016年06月16日発酵食品がシリアルバーに!株式会社ビオクラ食養本社は6月6日より、20種類以上の野菜を発酵ペースト化して練りこんだ、新しいタイプの時短シリアル「ナッツとドライフルーツのシリアルバー」を数量限定で販売する。発酵食品は、腸内環境を整え、健康と美容に高い効果をもたらすことから、近年再注目を集めている。ビオクラは、20種類以上もの旬の野菜や芋類・キノコ類を黒糖とともに約1ヶ月間発酵させ、独自の技術でペースト化。一度に手軽に食べられる商品に仕上げた。まさに美容にいいことづくし。小腹が空いたらこれ!さらに、美容効果が高く食べごたえのある、有機ドライフルーツやナッツを贅沢に加え、発芽玄米やもちきびのパフでザクザクした食感を表現している。卵・乳製品を一切使っていないのも注目のポイントだ。「ナッツとドライフルーツのシリアルバー」は、八ヶ岳のビオクラスイーツ工房で一つ一つ丁寧に手作りされる上、野菜の発酵ペーストの生産にも時間と手間がかかるため、大量生産が難しい。このため、販売は数量限定、ビオクラスタイルオンラインショップのみの取り扱いとなる。価格は280円(税抜)。チェックはお早めに!(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ビオクラ食養本社プレスリリース※ビオクラスタイルオンラインショップ
2016年06月08日「KY(価格を安く)でいこう!」や「未来は、ヤ○支持率98.2%! 価格も魅力なしょうゆヌードルまずは、カップ麺の「しょうゆヌードル」(税別80円)。ポークのうまみを際立たせるスパイスを使い、あっさりとした醤油味に仕上げている。消費者テストの際には、支持率98.2%という高評価をたたき出した。80円という低価格もうれしいところ。○レトルトカレーは本格的な商品もレトルトカレーのPBには、エスニックカレーの代表「バターチキンカレー」(税別150円)や「グリーンカレー」(税別150円)など全8種類がそろう。その中で一番人気なのが、「カシューナッツ香るマッサマンカレー」(税別150円)だ。ココナッツミルクとカシューナッツをベースに煮込んだカレーで、マイルドな口当たりが特長となっている。○OL人気の高い抹茶オレ続いてはドリンクを紹介。チルドカップでは宇治抹茶100%使用の「抹茶オレ」(税別95円)がおすすめ。消費者テストでは、「抹茶の香りと味がミルクと一体となっていて、一気に飲める感じがする」というコメントも届けられている。○果汁あふれるチューハイもお墨付き!「贅沢果汁50% パイナップル チューハイ」(税別93円)は、パイナップル果汁50%使用のチューハイ。爽やかな甘さで女性人気も高いそうだ。○とろっとしたウコンドリンクも西友オリジナルお酒の前にほしい「とろっとした ウコンドリンク」(税別100円)は、はちみつの優しい甘さがポイント。二日酔い予防になるという「クルクミン酸」が50mg配合されており、「飲酒前に飲むことがあるが、とても濃いので効きそうな気がする」という意見が挙がっている。○ちょっと疲れた時にうれしいピーナッツチョコ最後にお菓子の中から2品を紹介。まず「ピーナッツチョコ」(税別92円)は、香ばしくローストしたピーナッツをゴロっと入れたブロックチョコ。消費者支持率は91.8%と、お菓子の中では高評価を得ている。○見た目のかわいい本格ミニどら焼「小豆と栗の粒を感じるミニどら焼[つぶあん&栗あん]」(税別285円)は、つぶあんと栗あんの2種類の味を楽しめる一品。食べやすいひと口サイズであることから、「小さいので、量の調節ができて良いと思った」などと評価されている。「西友」で買い物をしているときに目にしたことがある商品はあっただろうか。どれも低価格なので、気になる商品はぜひ試してみてほしい。※情報はすべて2016年3月当時のもの
2016年04月08日美容・健康志向の高い女性に現在注目されているキーワード”菌活”、”発酵食”、”美腸”。そんななか、”乳酸菌発酵調味料”という商品が脚光を浴びはじめています!サラダのドレッシングや、料理のソースに……。美味しく食べて、美容&健康にも◎ないいことづくしの調味料をご紹介します!乳酸菌発酵調味料の魅力って?腸は、私たちが健康や美を保つために大切な器官だと言われています。その腸内環境を整えるのが、善玉菌の一種・乳酸菌。生きたまま腸に届くと善玉菌が増えて活発的になり、悪玉菌を減らし、腸をきれいにしてくれます。それによって消化吸収・デトックスが円滑になり、美肌効果が期待できるのです。そんな美腸をもたらしてくれるのが、今回紹介する乳酸菌発酵調味料!ウエダ家の豆乳発酵マルチクリームPhoto by 大地宅配長年、菌を研究しているウエダ家が開発した「豆乳自然発酵乳酸菌マルチクリーム」。オーガニック宅配野菜の大地宅配さんにて取り扱いがあります。国産大豆や農薬不要のササニシキを使用した植物性のクリームは、マヨネーズのような味で、ふわりとした舌触りが特徴。植物性乳酸菌と酵母が腸まで届き、消化はもちろん、花粉などのアレルギー対策にも一役買ってくれるのだとか。野菜のディップやパンに塗るのはもちろん、ボルシチやトマトスープなどのトッピングに使えばコクもアップ!Photo by 大地宅配お好みのハーブや、野菜のピュレを加えてみたり、アレンジの幅は無限大です。豆乳発酵マルチクリームは、冷蔵庫に欠かせない一本になりそうですね。食べる乳酸菌!ピュアソースPhoto by Sayaka Mikami熊本県産の新鮮な野菜を乳酸菌発酵させたピュアソース。野菜本来の味を堪能でき、植物性乳酸菌(ラクトバイオEP118)の効能も得られる嬉しい商品です!フレーバーは、写真右からバジル、たまねぎ、かぼちゃ、トマト、にんじん、ビーツの6種類。ピュアソースにオリーブオイルを足してドレッシングにしたり、たまねぎのピュアソースと焼肉のたれを足して野菜炒めに使ったり……。バリエーションはさまざま!手間のかかるピュレを手軽に使えるのもうれしいですね。自分好みにカスタムしてみて。(問い合わせ:株式会社蒲公英(たんぽぽ)電話番号0965-35-4345)乳酸菌甘酒ドレッシングPhoto by Sayaka Mikami秋田県・白神山地の乳酸菌「白神ささら」、あきたこまちの米麹、オリーブオイルなどを使用した甘酒ドレッシング。ドライトマトとたまねぎも入っているため食感も楽しめます。秋田県で丁寧につくられているものです。世界自然遺産でつくられている乳酸菌と聞くと、なんだか神聖な気持ちにもしてくれますね。サラダだけでなく、冷奴や刺身、ローストした鶏、茹でた豚にかけてもぴったり!(問い合わせ:白神手づくり工房有限会社電話番号 0185-54-5405)いかがでしたか?新定番調味料で、美腸生活をはじめてみましょう。
2016年04月06日「無印良品」は衣服や家具、雑貨など幅広い商品をラインナップしているが、忘れてはならないのが食品だ。お菓子や飲料、レトルト食品、調味料などお気に入りの商品がある人も多いのではないだろうか。そこで無印良品プレス担当に、おすすめ食品10アイテムを教えてもらった。○人気のレトルトカレー3種まずは、あたためるだけで食べられるレトルトパウチのカレー「素材を生かしたカレー バターチキン」(380円)、「素材を生かしたカレー プラウンマサラ(海老のクリーミーカレー)」(380円)、「素材を生かしたカレー キーマ」(300円)の3種。中でも「素材を生かしたカレー バターチキン」は、このほど素材を新たにリニューアルされたばかり。ギー(バターオイル)を使い、まろやかに仕上げた。カスリメティの香り、トマトの旨み、カシューナッツのコクを生かしたという。10数種類あるカレーの中でも常時売上げNO.1なんだとか。「素材を生かしたカレー プラウンマサラ(海老のクリーミーカレー)」は南インドのシーフードカレーがお手本。海老のペーストをソースに加え、旨みとコクを引き出した。北インドのキーマカレーにならった「素材を生かしたカレー キーマ」は、鶏挽肉に数種のスパイスを加えた、まろやかで香り高いカレー。○すっきりとしたミネストローネ続いて、「食べるスープ 5種野菜のミネストローネ」(380円/4食)。キャベツ、人参、玉ねぎの具材を使い、トマトの酸味とじゃが芋の甘みを生かして仕上げたという。バジルを加え、すっきりとした味が特徴。○白い雪玉のようなフランス菓子フランス菓子「ブールドネージュ」(200円)は、"白い雪の玉"という意味の名前。アーモンド入りの生地をまるく焼きあげ、粉糖をまぶして仕上げている。○シート状のするめ「するめシート」(200円)は、いかの胴の部分をシート状にして、食べやすくカットしたもの。おやつはもちろん、おつまみにもよさそうだ。○おいしさは変わらない干しいもの切れ端干しいもをスティック状にカットする際に出る切れ端の部分を集めたのが、「スティック切れ端干しいも」(200円)。「おいしさは変わりません」とのこと。○バナナのしっとりバウムクーヘン「バナナバウム」(180円)はバナナピューレを生地に練り込み、しっとり焼き上げた。○香ばしい黒豆×ルイボス茶香ばしい味わいの「ノンカフェイン ルイボス&黒豆茶」(100円)は、北海道産黒豆と強火焙煎した大麦、ルイボスをバランスよくブレンドしている。○抹茶風のラテ「好みの濃さで味わうグリーンラテ(抹茶風)」(380円)は、抹茶の代わりに国産の桑の葉を使い、ノンカフェインに仕立ててある。抹茶のような深みのある味わい。食べたことのあるものはいくつあっただろうか。無印良品ファンなら、コンプリートといきたいところだ。※価格はすべて税込
2016年02月19日食の発酵について知るイベント「発酵のひみつのひみつ」が2月5日から22日まで、東京・神楽坂のラカグ(la kagu)で開催される。1999年に創刊し、年3回刊行されるカルチャー誌『スペクテイター(Spectator)』の最新号『特集:発酵のひみつ』の出版を記念して開催同イベントでは、発酵に関する本を集めたブックフェアや発酵食品の展示、トークイベントなど盛り沢山なコンテンツが企画されている。ブックフェアでは、『スペクテイター』最新号からバックナンバー約15タイトルのセレクトや、「発酵を楽しむ」をテーマにした本や絵本、『スペクテイター』編集発行人の青野利光による「人生を手づくりするための参考書」がテーマの選書企画などが行われる。また、展示コーナーでは発酵の過程を観察することができる発酵食品を紹介。2月17日には、『スペクテイター』発行人・編集長の青野利光を聞き手に、同誌最新号にも登場する鎌倉のパン屋、パラダイス・アレイ・ブレッド・アンド・カンパニーの創業者でありパン職人の勝見淳平が、発酵についての理解を深めるためのトークイベントも開催される(税込1,500円/先着50名まで)。なお、トークイベント当日は試食ができる他、ブレッドのおみやげももらうことができる。【イベント情報】「発酵のひみつのひみつ」会場:la kagu住所:東京都新宿区矢来町67会期:2月5日~22日
2016年02月05日