味源は12月7日、タブレット型食品「食べるカイロ」を発売する。同商品は、「発酵黒生姜」を使用した食品。「発酵黒生姜」は、辛みの強さが特徴の高知県産のしょうがを発酵・熟成させたもので、体を温める成分「ショウガオール」が生のしょうがと比べて約57倍含まれているという。タブレット1つに対して250mgの「発酵黒生姜」を配合。グレープフルーツの果汁パウダーも使用して、食べやすく仕上げたとのこと。同社は「商品名のとおり食べるだけで体がポカポカになります」とコメントしている。タブレット16粒入りで価格は1,000円(税別)となっている。
2015年12月07日気軽に毎日、細胞をアンチエイジング株式会社アルティスが発売している「和(KAZU)植物発酵食品」は、こだわりの小麦胚芽、大麦、緑茶や大豆、緑茶や、免疫力が高く、アトピーやニキビなどに効果が期待されるクマザサも配合した約100種の植物を、こだわりの製法で造り上げた細胞のための食品だ。近年、発酵食品が健康と美容に良いと見直され、注目をされている。日本では昔から味噌や醤油、納豆にはじまり、世界でもピクルスやワインなどの植物由来の発酵食品から恩恵を受けている。こだわりの製造工程そこで、同社は手軽に摂れる発酵食品「和(KAZU)植物発酵食品」を、食品栄養学・SOD健康法の第一人者である岡村一弘氏の研究成果と理念を継承しつつ、独自の思想と研究により開発した。厳選した原料を焙煎し、麹菌を加えて発酵させ、発酵後は乾燥・滅菌工程を経て、長期発酵エキスを配合し発酵原末を流動層造粒乾燥法により顆粒とするこだわりの製法で完成した。活性酸素を除去する酵素SOD(スーパーオキシドディムターゼ)SODとは、活性酸素を除去する酵素として知られるSOD(スーパーオキシドディムターゼ)様食品で、凝縮したこだわりの原料を発酵させ、顆粒とすることで体への吸収率や栄養価を高め体の内側からアンチエイジングをし、若さと健康をサポートする。1日当たりの栄養素等表示基準値に占めるビタミンB2の割合は、81.8%となっており、リボフラビンとも呼ばれるビタミンB2は、脂質を中心にタンパク質、糖質などを分解し、エネルギーに変換し代謝を向上させるとても重要なビタミンで、余分な脂肪をつけにくくすることから、ダイエット中は積極的に摂取したい栄養素である。スティックタイプになっているため、手軽に飲みやすく、水がなくても口の中で溶かすように直接飲むこともでき、お茶やコーヒーに溶かしてもおいしく飲むことができ、携帯にも便利である。(画像はホームページより)【参考】・株式会社アルティス・「和(KAZU)植物発酵食品」SPECIAL SITE
2015年11月26日『グランチャージキレイの酵素』発売株式会社ポーラは、2015年11月372種の素材から作られた植物発酵液に加え、独自にブレンドした10種の植物エキスを配合した、美容と健康のための贅沢な発酵飲料『グランチャージキレイの酵素』を2016年1月6日に発売すると発表した。「消化酵素」と「代謝酵素」重要な役割を持つ体内酵素は、からだの中に3,000種以上もの酵素があり、生命活動を維持するために必要不可欠な成分である。なかでも、消化のための「消化酵素」、吸収された栄養をエネルギーに変えるなどの、「代謝酵素」、どの酵素にも重要な役割があり、酵素の量や活性が若々しさを保つ上で重要である。しかしながら、体内酵素の量は加齢や不規則な生活、ストレスなどによって減少する。消化酵素はフレッシュな野菜などで食事から摂取できるが、代謝酵素は食事からの摂取が難しく、酵素不足に陥りやすく、体内酵素のバランスが崩れると疲れが取れず、肌などからだの不調や太りやすい傾向になる。372種の植物を発酵プラス10種の植物エキスそこで、この度発売する『グランチャージキレイの酵素』(500ml:10,000円(税込10,800円))は、日常で摂取しづらい372種もの幅広い素材を詰め込んだ贅沢な美容サポート発酵飲料である。ケールやごぼうなどの野菜類80種、りんごやぶどうなど果物類65種、カモミールやローズヒップのハーブを83種類、高麗人参や霊芝などの和漢素材を92種、他にも穀物・海藻類など52種類を、植物発酵液に加え、独自にブレンドした10種の植物エキスを配合した。熟成された3年以上の長期発酵のエキスと、素材そのものの良さを生かせる数ケ月の短期発酵のエキスを組み合わせ発酵技術にもこだわりぬいている。美容や健康維持、ダイエットのサポートとして、毎日飲めるよう、ほのかな酸味と甘みで後味すっきりのそのままでも、炭酸水などで割って飲んでもおいしい酵素飲料となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ポーラプレスリリース/日経プレスリリース
2015年11月20日ローソンは11月17日、「メープルビスケット 発酵バター入り」「紅茶とオレンジのビスケット 発酵バター入り」をカウンタードーナツを導入している全国の「ローソン」店舗で発売する(「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」を除く)。メープルビスケット 発酵バター入りは、メープルシュガー入りのクランブルを入れて焼いたビスケット。紅茶とオレンジのビスケット 発酵バター入りは、紅茶の茶葉とオレンジピールを入れて焼き上げた。価格は、どちらも税込135円。
2015年11月16日味噌や納豆など伝統食品から酵素ドリンクまで、私たちの生活に欠かせない発酵食品。免疫力アップや腸内環境の改善だけでなく、肌荒れや疲労回復にも有効とされ、アラフォー世代は特に積極的に摂りたい食品のひとつです。体調を崩しやすい季節の変わり目、発酵食で体を整えませんか? 参考になりそうな4冊の発酵食の本をセレクトしました。『天然発酵の世界』サンダー・E・キャッツ(築地書館)まず、「発酵って何?」という疑問に答えてくれるのが本書。自称〈発酵フェチ〉というアメリカ人の著者が、発酵の歴史、科学に始まり、発酵の原理とレシピから社会学まで、ユーモアたっぷりに教えてくれます。パンもアルコールも、ヨーグルト、チーズ、ビネガーも、普段口にするこれらの食品はすべて発酵食、と改めて気づかせてくれます。キムチやぬか漬け、味噌から世界各地の初めて知るようなものまで、野菜、豆、乳製品、穀物を使った発酵食を網羅したレシピは約100種類。読み物としてもとても面白く、簡単にできそうなものも多いので、実験気分で作ってみたくなります。 『麹・甘酒・酒粕の発酵ごはん』寺田優 寺田聡美(PHP研究所)自然酒造りをする酒造元「寺田本家」の当主が、毎日食べている発酵ごはんのレシピを紹介。麹や酒造りの過程でできる酒粕は、食物繊維やビタミン、コレステロールを燃やす成分が豊富で栄養価も抜群。そんな麹、酒粕、砂糖の代わりにもなる甘酒を使ったレシピは、和食だけではなく、パスタやグラタン、カレーなどの洋食、ドリンク、お菓子までと豊富でとてもおいしそう。もともとは夜遅くにコンビニ弁当で夕食を済ませるような食生活だった著者が、寺田本家の次女である奥様の影響で発酵食生活をはじめ、腸内細菌が活性化することで免疫力がつき、痩せて体調も良くなったという話にも説得力があります。体のベースを作ってくれる「発酵ごはん」をいますぐ始めたくなる本です。 『醤油麹ことはじめ』たまな食堂(大和書房)玄米菜食と発酵食をテーマにした店「たまな食堂」がこだわる、米麹に醤油を加えて発酵させた「醤油麹」の魅力をあますことなく紹介した一冊。麹は甘み、酸味、塩味、苦味、うま味をバランス良く持つ醤油に、栄養価の高い生きた麹菌や酵素を加えてくれるもの。醤油の代わりとして、そのままかけて使ったり、下味をつけたり、炊き込みごはんや煮物にも使える万能調味料に。合わせる調味料やオイル、食材によって、和風、洋風、中華風、韓国風にも簡単にアレンジができます。醤油麹の作り方、扱い方、保存の仕方からレシピまで、一度作れば簡単に、体にやさしいごはんができそうです。 『卵・牛乳・白砂糖を使わなくてもおいしい 酒粕おやつ』南智美(農文協)最後はスイーツ。タイトル通り、卵も乳製品も白砂糖も使わないお菓子を、さらにおいしくするために酒粕を使ったレシピ集です。酒粕を使うことでうま味やコクがプラスされ、乳製品のような風味やクリーミーななめらかさが出るだけでなく、保存性も増すのだとか。また、フルーティな香りはラム酒やエッセンスの代わりにもなり、重曹やベイキングパウダーを使わなくてもパンやピザが膨らむというメリットも。混ぜるだけのディップから、ティラミス、パンケーキ、パンやピザ、ショートケーキ、スムージーまで幅広く、“酒粕=和”というイメージを覆すレシピが満載。満足感があるのに太りにくく、肌まできれいになる。そんな酒粕のお菓子なら、甘いもの好きな方も罪悪感なく食べられそうです。発酵食のなかでも特に、料理の幅がグンと広がりそうな麹を使ったレシピブックを中心にご紹介しました。いつもの食事に、うま味と栄養をプラスし、さらにおいしく、さまざまなメニューが作れる発酵食。読めばきっと、発酵食を食生活に取り入れない理由はないと思うはずです。参考書籍: ・『天然発酵の世界』 ・『麹・甘酒・酒粕の発酵ごはん』 ・『醤油麹ことはじめ』 ・『卵・牛乳・白砂糖を使わなくてもおいしい 酒粕おやつ』
2015年10月16日株式会社しいの食品神奈川県小田原市に本社を置く、株式会社しいの食品では、2015年10月15日(木)より、「温泉発酵ふぇいすますく」と「海洋温泉ふぇいすますく」を発売する。「温泉発酵ふぇいすますく」は”発酵”をテーマにした美容マスクで、「海洋温泉ふぇいすますく」は”海洋”をテーマにしたものだ。食品メーカーの技術株式会社しいの食品は、農水産加工品を製造・販売してきた会社だ。その強みを活かし、今回の美容マスクは食品メーカーとしての技術や温泉の効能などを大切にしている。「温泉発酵ふぇいすますく」「温泉発酵ふぇいすますく」は、同社の発酵食品「酒盗」の技術”発酵”をテーマに開発。5種類の発酵エキスに、温泉水(保湿成分)や8種類のアミノ酸、エラスチンなどを配合している。「海洋温泉ふぇいすますく」「海洋温泉ふぇいすますく」は、同社がおこなっている水産加工品の製造をもとに”海洋”をテーマに開発したもの。水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、温泉水(保湿成分)、クラゲエキス、プロテオグリカンなどが配合されている。購入は、小田原名産店(小田原駅構内)、箱根町土産物店のほか、湯本富士屋ホテル、東名高速道路の足柄SAなどで可能だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・酒盗の「しいの」が“発酵” “海洋”をテーマに美容マスクを企画!「温泉発酵ふぇいすますく」「海洋温泉ふぇいすますく」
2015年10月08日味噌や醤油、みりんなど日本伝統の調味料を作るのに欠かせない麹(こうじ)。私たちの身近にありながら、その存在はあまり意識されていないかもしれませんね。麹は、蒸した米や麦に「麹菌」という微生物を繁殖させたもので、いろいろな料理に使えるうえ、栄養満点。“万能調味料”といわれる塩麹や、“飲む点滴”といわれる甘酒も、麹からできる発酵食品です。数年前の塩麹ブーム以降、しばらく麹から離れていた人も、いま改めて麹の良さを見直してみませんか?「麹」を使った発酵食品の魅力とは?今回は塩麹の第一人者であり、イラストレーターで麹料理研究家のおのみささんに、麹の魅力や簡単でおいしい使い方を教えてもらいました。おのさんが麹にはまったのは、まだ塩麹ブームが起こる前、2009年ごろのこと。「味噌が意外に簡単に作れると聞いて、ジッパー付きの袋で作ってみたんです。材料は麹と大豆と塩だけ。夏だったのですぐに発酵が進み、袋がパンパンに膨らんでビックリしました。“この中に何がいるの!?”って(笑)。しかも、しばらくしたら、ちゃんと味噌ができた。この麹が生きている感じがおもしろいなあと思ったんです」続いて、ある料理マンガに塩麹のことが少し載っていたのを見て、塩麹づくりにも挑戦。「できた塩麹に野菜や肉を漬けてみたら、ものすごくおいしくて! これはいいな、と麹にはまっていきました」とおのさん。その後、味噌や醤油、甘酒なども手づくりするようになり、麹ライフを拡大。2010年には、『からだに「いいこと」たくさん 麹のレシピ』を出版するに至りました。現在では著書は5冊にのぼり、今年は月に約1回のペースで麹料理のイベントも開催しています。「麹による発酵の実験ぽい感じにも心がくすぐられますし、そもそも麹の味がすごく好きで。工夫次第で料理の幅が広がるのも楽しいところ。しかも体にもいいし」とおのさんは楽しそうに話します。栄養満点! 美肌にも嬉しい「麹」味噌や塩麹といった麹を使った発酵食品は、料理をおいしくしてくれるだけでなく、健康や美容に嬉しい効果も期待できます。「麹に含まれる消化酵素は、タンパク質やでんぷんを分解してアミノ酸や糖を生成し、消化吸収を促してくれます。アミノ酸は、骨や肌、皮膚を作るのを助けるので、美肌効果も期待できます。麹を毎日摂っているせいか、近ごろは体も丈夫で、健康診断でも、わりとほめられます。麹のおかげで健康も1割増しくらいなのかもしれません(笑)」麹を使った発酵食品は種類が豊富なので、気負わなくても日常的にちょこちょこ摂れるのも嬉しいところです。超簡単! おのさん流・麹のおいしい使い方麹を多彩に楽しんでいるおのさんですが、麹を使った発酵食品のうち、よく使うトップ3は、「塩麹」「味噌」「甘酒」だそう。「塩麹はとにかくよく使います。肉や魚を漬けるのが定番ですが、私がよくやるのは炒め物。食材はだいたい何でも合いますね。少しコクや旨みが欲しいときは醤油やオイスターソースを加えます。野菜の塩麹漬けも定番です。キュウリのほかに、ピーマン、トマト、アボカドなどもおいしく作れます。ビニール袋に野菜と塩麹と一緒にいれて、30分程度おいたらできあがり。一晩おくと、よりしっとりします。皿に盛ったあと、ごま油やオリーブオイルをさっとまわしかけると、コクが出ておいしいですよ」塩麹には専用の小さじ、大さじを用意し、保存瓶に入れっぱなしにしておくと、使いたいときにさっと使えて便利です。甘酒はそのまま飲む以外に、炭酸水や豆乳で割ったり、ミルクティーに入れたり、飲み方のアレンジもいろいろ楽しめます。「手作りの甘酒はミキサーでなめからにしてもいいですが、私はあえてそのままで、麹の粒感も楽しんでいます。料理に甘味を加えたいときに砂糖がわりに使うこともあります。醤油と相性がいいんですよ」簡単にできる麹レシピ1:水筒で作れる「麹だけの甘酒」最後に、麹初心者でもすぐに作れる、失敗知らずの麹レシピを2つ教えてもらいました。まず1つ目が、麹だけで作る甘酒。ふつうの甘酒は炊いたごはんやおかゆも入れますが、実は麹だけでも作れます。あっさりした味わいに仕上がるので夏にぴったり!▼水筒で作れる「麹だけの甘酒」レシピ<材料>・麹……100グラム・60℃のお湯……200~250ml※温度が高すぎると酵素が死んでしまい、逆に低いとあまり活動しないので、60℃を守ってください。<手順>1)保温性の高い水筒(360~500ml)にお湯を注ぎ、中を温めておく2)麹はかたまっていたらほぐす。1の水筒のお湯を捨て、麹を入れる3)お湯を60℃に温めて2に入れ、一晩(10~12時間)置いたらできあがり!「上記の分量は、写真の白い360mlの水筒でちょうどいいくらい。夏は甘酒1/3と炭酸水2/3を混ぜて飲むのもオススメ」とおのさん。シュワーッとして見た目にも清涼感があり、ちょっとオシャレな感じに仕上がります。簡単にできる麹レシピ2:大人のおつまみ「酒粕ヨーグルトディップ」もう1品は、酒粕で作るディップ。こちらも材料を混ぜて寝かせるだけ、と超簡単。クラッカーやパンにつけるとおいしいです。▼大人のおつまみ「酒粕ヨーグルトディップ」レシピ<材料>・酒粕……50g・水切りヨーグルト……50g・レーズン…50~60g※酒粕はできるだけ良質なものを使うのがおいしく仕上げるコツです※水切りヨーグルトの代わりに、クリームチーズを使ってもOK<手順>1)酒粕は固ければ耐熱容器に入れ、電子レンジで10~20秒加熱する2)すべての材料を混ぜ、冷蔵庫で一晩寝かせてできあがり!「酒粕のアルコール分があるので夜や休日向きのメニューかも(笑)。お酒のおつまみにもぴったりですよ」とおのさん。ホームパーティーに出すと、「これ何!?」とみんなで盛り上がれそうですね。麹も酒粕もスーパーで簡単に手に入るので、思い立ったらいつでも始められる麹ライフ。気負わず気になるものから取り入れてみては?おのみさ プロフィールイラストレーター兼、麹料理研究家。麹の魅力にはまり、日々麹料理を研究中。2010年『麹のレシピ』を出版、麹ブームを巻き起こす。現在は「麹酒場」を定期的に開催。麹をつかった料理教室を開催予定。詳しくは→ 著書:『絵でわかる麹のひみつ』(著者:小泉武夫 絵・レシピ:おのみさ 講談社サイエンティフィク)、『おのみさの麹のよさを200%引き出すアイデア帖』(KADOKAWA/メディアファクトリー)、『麹巡礼 おいしい麹と出会う9つの旅』(集英社)、『麹のおつまみ』(池田書店)、『毎日がたのしくなる 塩麹のおかず』(池田書店)、『からだに「いいこと」たくさん 麹のレシピ』(池田書店)など。
2015年08月26日酒粕でつくる冬の飲み物という印象が強い甘酒。しかし本来は、米と米麹に水をあわせて発酵させた飲み物であり、江戸時代の書物「守貞謾稿(もりさだまんこう)」には、「京都や大坂では夏の夜だけ、江戸では年中売っている」と記されているように、もともとは厳しい暑さを乗り切るための夏の飲み物でした。発酵食品である甘酒は、タンパク質分解酵素やでんぷん質分解酵素などの100種類以上の酵素が含まれ、ブドウ糖がたっぷりと含まれるので「飲む点滴」ともいわれています。また麹に含まれるコウジ酸が肌にいいともされて「飲む化粧水」という人もいるほど。さらにほぼアルコール成分は入っていなので、子どもから老人まで安心して飲めるのがうれしいですね。さて江戸の鎮守神、神田明神の大鳥居下に店を構える「天野屋」。幕末の弘化3(1846)年の創業以来、甘酒を作り続けています。「材料や作り方は、ほぼ昔のままですよ」とご店主・天野亀太郎氏。蒸した米に種麹を加えて丸2日間ほど発酵させ、でき上がった麹に蒸した米と水を加えて寝かせること十数時間。おおよそ5日間かけて天野屋の“明神甘酒”は完成します。柔らかな口当たりとサラリと優しい甘味で、多くの人に愛されてきた明神甘酒。味の秘訣を尋ねると「甘酒は麹が命。天野屋の麹は、店の地下6メートルにある室(むろ)で発酵をさせます。温度や湿度が年中一定の室で発酵させていること、また室にいる家つき酵母のおかげもあって、この味が生まれるんですよ」と教えてくれました。夏のスペシャル滋養甘味、大正生まれの氷甘酒をお試しあれ甘酒、味噌、納豆などを製造販売する天野屋は、甘味処も切り盛りしています。ご店主が趣味で集めたランプや古時計、また珍しい列車模型などが飾られていて、まるでアンティークショップのような店内。夏の時期には、店に吊るされた多くの江戸風鈴があちこちで涼しげな音を鳴らしています。レトロな雰囲気漂う天野屋には、今の季節にこそ食べて欲しい甘味があります。それはガラス鉢に注いだ甘酒に、ふわふわなカキ氷をのせた氷甘酒。灼熱の炎天下、干上がったカラダをひんやりじんわり癒してくれる、まさに滋養甘味。もちろん天野屋には氷甘酒のほかにも、イチゴやレモン、また宇治抹茶やミルク小豆など、定番カキ氷が数多く揃っています。そして完全に暑さにバテてしまった時は、熱い甘酒で体調を整えるのもいいですね。自家製の久方味噌がそえられた甘酒をいただいていると、カラダがホッとするのがわかります。砂糖代わりにヨーグルトや煮物にまろやかな甘味がでるのでおすすめ明神甘酒の楽しみ方をお聞きしたところ、「凍らせてシャーベット状にしても氷甘酒みたいでおいしいですし、砂糖代わりにヨーグルトに入れても、煮物に加えてもまろやかな甘味になっておいしいですよ」とご店主。砂糖代わりに使うアイデアは、なかなか魅力的かも。またヨーグルト×甘酒は、発酵×発酵でさらに栄養価がアップするかもしれませんね。江戸の鎮守神を名にいただく“明神甘酒”で、今年は夏バテ知らずで過ごしたいものです。取材協力/天野屋(あまのや)東京都千代田区外神田2-18-15 TEL: 03-3251-7911 営業時間: 10時~18時(月曜~土曜、祝祭日は~17時)休日: 日曜日(4月~12月第1週)、海の日、8月10日~17日(夏期休業日)
2015年08月05日発酵未来研究所は8月30日と9月5日、「発酵Labレストラン」を東京都新宿区と東京都中央区で開催する。「発酵Labレストラン」は、発酵について学び、発酵を使った料理に触れて発酵の魅力を啓発するアンバサダー「発酵ニスト」を養成する講座で、今回、4回目の開催となる。今回は、より充実した内容にするため、講義や学べる体験を増やして実施する。発酵の力について、発酵研究の最前線で活躍するスペシャリストが実験のデモンストレーションをふまえてわかりやすく解説。珍しい発酵食品やここでしか味わえないみその試食も予定している。テレビなどでも活躍する顔ヨガ講師、間々田佳子さんも登場。発酵を生かした最新のインナービューティーについて講演を行う。美肌を維持するために、普段の生活で気を付けるべきことを解説するほか、顔ヨガも体験できる。また、二つ星レストランのシェフ・パティシエの成田一世さんによる講義も開催する。レシピ紹介、作り方のコツがわかるデモンストレーションのあとは、ESqUISSE(エスキス)にて発酵調理を用いた特別メニューを提供する。イベント1日目は、8月30日の13:00~17:00(レンタルキッチンスペースPatia/東京都新宿区)、2日目は9月5日の10:30~15:00(銀座NAGANO2F キッチンイベントスペース、ESqUISSE/東京都中央区)に開催。2日間受講した人のみ、同研究所が認定する「発酵ニスト」の修了証書をその場で進呈する。参加費は、2日間同時申し込みで4万5,000円(税込)。参加募集人数は20名で、定員になり次第、受付を終了する。
2015年08月04日酵素浴えん酵素浴えんをプロデュースするFlavor株式会社は2015年7月15日、ウコンの発酵食品である「えんの発酵『根』」の発売を発表した。酵素浴えんではヒノキパウダーが発酵するときに発生する熱を利用して身体を温める。奈良県吉野の山守と提携しており、えんで使われるヒノキパウダーは100%天然吉野ヒノキだ。このヒノキパウダーに果物や野菜、野草などから抽出したエキスを混ぜ合わせると、自然発酵の力で65度から80度まで温度が上昇する。ヒノキの素晴らしい香りを吸い込みながらフカフカのパウダーに包まれて身体を温める心地よさを知ってしまったらその魅力の虜になること間違いなしだ。えんの発酵「根」そんな発酵のエキスパートである同社では発酵食品の販売も行っている。これまでに販売されてきた、えんの発酵「飲」や「食」に続き、今回は「根」は発売される。ウコンには身体にいい成分がたくさん含まれているのだが、ウコンの黄色の色素の中にはポリフェノールの一種である「クルクミン」が豊富に含まれている。この「クルクミン」は肝機能を強化して二日酔いになりにくいという効能や肌を美しくするという効能がある。えんの発酵「根」は同社独自の発酵技術でじっくりと発酵熟成させて仕上げている。ウコンならではの苦みや臭みが抑えられており、小粒なので女性でも飲みやすい。(画像はプレスリリースより)【参考】・Flavor株式会社プレスリリース(PR TIMES)・酵素浴えん
2015年07月18日菌や微生物で材料を“発酵”させた発酵食品は、美しさづくりに一役買ってくれるミラクルフード。知ればもっと食べたくなる、発酵食品の実力をご紹介します!■パワーアップした抗酸化物質が、“アンチエイジング”に一役。食品に含まれる抗酸化物質といえば、カロチン、ポリフェノール、フラボノイドなど。「これを生の状態で体に入れても、それほどたくさん吸収できないのですが、発酵させることで体に取り込みやすい形に」(宮城大学食産業学部准教授・金内誠先生)「発酵食レシピ開発中はたくさん食べるので、肌が格段にキレイになります」(発酵料理研究家・高橋香葉さん)■美と健康のキモ・腸内環境が整うので、“免疫力がアップ!”発酵食を食べることで、腸内の善玉菌が増加。便秘や肌荒れを引き起こす悪玉菌を抑制します。「腸内環境が良くなると栄養をしっかり吸収できるので、免疫力がUPします」(金内先生)「発酵食品の研究を始めてから、以前は1年に2回くらい風邪をひいていたのが、この3年は一度もひいていません(笑)」(高橋さん)■疲労を回復させ、美しさの敵・“ストレスを解消”体が疲れているとストレスが溜まりやすくなる、といわれますが、そこで役立つのが酢。「疲労回復効果が高いので、酸味のある発酵食品が一役買ってくれます。また抗ストレス作用があるといわれる天然アミノ酸のGABAは、納豆や味噌、粕漬けなどにも含まれているので、食べるとリラックスできます」(金内先生)※『anan』2015年7月15日号より。写真・中島慶子イラスト・オガワ ナホ
2015年07月13日日本人には昔から身近な発酵食品。実はビューティフードと呼べるほど、美容への効果が期待できる食品でもあるのだとか。その実力のほど、教えちゃいます!宮城大学で発酵を研究されている金内誠先生は、発酵食品のパワーについてこう話します。「善玉菌をたくさん摂取できるので、腸内環境が改善します。また、発酵によって増加するビタミンや、さらに新たに生み出される必須アミノ酸など、発酵食品に含まれる栄養素には、美の手助けをしてくれるものが多数。まさにビューティフードです」具体的には、こんな効果が期待できるのだそう!■血管が広がる!?代謝が上がって“太りにくい体に”発酵食品に含まれているビタミンB群などには、代謝を増進させる作用があります。「麹菌には糖の代謝を助ける力が。酢に含まれる酢酸菌は、コレステロール値を下げ、血管を広げるのに一役。むくみも解消」(金内先生)「発酵食品をたくさん摂った食事後は、汗が出て、代謝UPが実感できますよ」(発酵料理研究家の高橋香葉さん)■体内に居座っている“老廃物をスルッと排出”多くの発酵食品に含まれている乳酸菌は、腸内環境を整えてくれる代表選手。「腸が健康になると便秘がなくなり、便がきちんと出るようになります。また、大豆に含まれるイソフラボンには悪玉コレステロールを減らす作用が。味噌や納豆など大豆系発酵食品をたくさん摂ると、血液がサラサラに」(金内先生)※『anan』2015年7月15日号より。写真・中島慶子イラスト・オガワ ナホ
2015年07月13日酵素浴えん発酵食品が美容と健康維持に役立つことは周知の事実。しかし、発酵食品が苦手な人がいるのも事実。そんな人には「酵素浴えん」が提供する天然発酵温浴を試してみて欲しい。「えん」の発酵温浴は、天然吉野ヒノキのパウダーに野草や果物、野菜から抽出したエキスを加え、電気やガスで加温することなく自然発酵のぬくもりで身体を温めて体内を浄化する。ヒノキパウダーは毎日きちんとメンテナンスされているため、黄色ブドウ球菌やレジオネラ菌などの心配もない。浴室に立ちこめるヒノキの香りと発酵のぬくもり、ふかふかの寝心地でリラックス&デトックスを楽しみたい。えんの発酵「飲」そんな発酵のプロフェッショナルである「えん」から、発酵食品シリーズ第2弾である『えんの発酵「飲」』を販売開始すると2015年6月2日に発表した。第1弾である『えんの発酵「食」』は66種類の発酵・熟成させた植物が含まれていたのに対し、同製品にはなんと100種類以上の植物原料が含まれている。しかもクスリを使用しない製法で、酒蔵に住み着いている蔵付酵母菌の力で発酵・熟成を行っている。1本が50 mlと持ち運びにも便利なサイズで、カロリーはたったの88キロカロリー。保存料や着色料は不使用でさらりとした甘さが飲みやすさの秘訣。「酵素浴えん」の各店舗や公式オンラインショップにて入手可能だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・Flavor株式会社プレスリリース(PR TIMES)・酵素浴えん・酵素浴えん公式オンラインショップ
2015年06月04日美意識の高い女性のあいだで“美容茶”としてすっかり定着している、南アフリカ生まれの発酵茶、ルイボスティー。特筆すべきは強い抗酸化作用です。シミやしわ、生活習慣病の原因となる体のサビ、いわゆる活性酸素は、紫外線や食品添加物、ストレス、喫煙などさまざまな原因により発生します。ルイボスティーに含まれる抗酸化成分、SOD様酵素には、この活性酸素を抑制する働きがあり、美と健康の大敵である“サビ”から守ってくれるといわれているのです。さらに体内で合成することのできない栄養素である、鉄分、亜鉛、カルシウム、カリウム、マグネシウムといったミネラルをバランスよく含んでいるのも特長。マグネシウムは便秘解消に力を発揮。鉄分やカリウムは体の新陳代謝を促す働きがあるので、冷えの軽減にも役立ちます。ルイボスティーはノンカフェインのうえ、安眠効果のあるフラボノイドを含んでいるため、睡眠前に飲むのもOK!ちなみに飲む際は10分以上煮出したほうが、より抗酸化作用が高まるといわれています。牛乳を加えてミルクティーにしてもおいしくいただけますよ。美肌効果、便秘解消、安眠など、嬉しい効能がぎゅっと詰まったルイボスティー。何より大切なのは続けることです。毎日コップに2~3杯程度、飲む習慣をつけるのがおすすめです。
2015年06月01日アサヒ飲料は3日、「発酵のチカラ PROJECT」の一環として、「乳酸菌と酵母」の発酵から生まれた乳酸菌飲料の香りとその力に着目。社員自らがオフィスでその香りを体験することができる「発酵リラックスルーム」をカルピス本社2階に開設。開設に先駆け、2日にプレス向けの内覧会が行われた。発酵リラックスルームは就業中の社員が休憩・リフレッシュできるスペースとして活用される。社員の業務効率化を図るための“究極のリラックス空間”を目指して創設された。同社は「休憩時間以外の就業中も、1回5分程度なら社員は利用することができます。大切な会議・商談・プレゼン前にこの部屋を利用し、リラックスした心身状態で仕事に臨むことを推奨しています」と“使いどころ”を説明。「会議で行き詰まったときにも利用してほしいです」と話す。さっそく乳酸菌飲料の香りで満たされた真っ白な同部屋へ入ってみた。甘酸っぱさ・カルピスらしさを感じる懐かしいイメージの香りがする。実は、部屋に入る前から廊下までかすかに香っていたほど強い香りなのだが、それは決して刺激的なものではなく優しい香り。芳醇な香りが安心感を与えてくれる。「RELAX WALL」と銘打たれた壁もユニークだ。乳酸菌飲料の“力の源”である「『乳酸菌と酵母』の発酵」をイメージしたデザインとなっており、丸みのある突起物がポコポコと壁から出ている。素材は柔らかく、触ったりも体を預けたりすることでリラックス効果が促進されることを狙っているという。フワフワの壁に寄りかかり、ほのかに甘い香りを嗅げばストレスから解放されるだろうなと実感した。なお、同部屋には乳酸菌と酵母の発酵の様子をモニターで映す「発酵 MOVIE」や、指先の指尖脈波から心拍数を測定してリラックスの度合いをグラフ化する機器「リラックス測定器」も導入している。ちなみに、発酵リラックスルームはカルピス社の研究所員の実体験と研究結果から作られた。研究員は、日々乳酸菌の研究を行う中で、研究所内に漂う“乳酸菌飲料の発酵過程で生まれる香り”を嗅いでいたのだが、その中にいることで、「気分が穏やかになる」「イライラしない」ということを感じたそうだ。2014年3月には動物実験で乳酸菌飲料の香りが「自律神経に働きかけ、『癒し(リラックス)』効果をもたらす可能性がある」ことが明らかになった(「乳酸菌飲料の香りの機能性研究」2014年3月27~30日 日本農芸化学会発表)。こうした研究所員の体験と研究結果から、「乳酸菌飲料の香りは、研究所以外のカルピス社員の気分転換にも寄与するのではないか」との考えに至り発酵リラックスルームが誕生したという。将来的には、この体験を社外にも広げていくことを検討しているというので楽しみに待ちたい。
2015年04月08日美味しいものを食べて、ぐっすり眠れるようになる――そんな夢のような食品が将来、発売されるかもしれません。その名も睡眠改善機能食品。従来の健康食品との違いや、どのような経緯で開発されているのかについて、調べてみました。健康食品に明確な定義はない「健康食品」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思いますが、これがどのような食品を定義するか、みなさんはご存知ですか?厚生労働省のホームページによると、「健康食品と呼ばれるものについては、法律上の定義は無く、広く健康の保持増進に資する食品として販売・利用されるもの全般を指しているものです」とあります。つまり、明確な定義もなければ、特定の効能や効果を備えている義務があるわけでもないということですね。これを初めて知ったときは、なんだか不思議な感覚を覚えました。睡眠を改善すると謳った健康食品も多いようですが、それも科学的に効果が証明されているものではないそうです。睡眠改善機能食品とは?そこで近年は、安全でかつ効果が実証されている健康食品をつくろうという動きも出てきたそうです。その1つが生物系特定産業技術研究支援センターの助成による研究で確立された、睡眠改善機能食品を評価する技術です。この技術によって、睡眠効果をもつ物質12種類と覚醒効果をもつ物質4種類が発見されたそうです。日本では睡眠に対して悩みをもつ人が年々増えており、それが健康被害だけでなく、事故を引き起こす原因にもなっているため、睡眠改善機能食品の開発は社会問題解決の一助になるとも考えられています。QOLの向上に発見された物質のなかでも、カロテノイド色素のクロシンとビフェニル化合物のホノキオールは特に睡眠効果が顕著にみられるそうです。実際に、この2種類の物質をマウスに投与したところ、クロシンはヒスタミン神経系に作用し、ホノキオールはGABAᴀ受容体が関与しているということがわかったそうです。どちらも明確にマウスの睡眠量を増加させました。今後は、睡眠改善機能食品として私たち人間のQOL(生活の質)の向上や事故の減少に役立てられることが期待されています。食品なので、味のほうにも期待したいところですね!Photo by Gabriel S. Delgado C.
2015年03月01日発酵未来研究所は2月24日、発酵について学ぶ「発酵Labレストラン」を東京都・銀座で初開催する。同講座は今回で3回目の開催となる。発酵について学び、発酵を使った料理に触れる内容となっており、発酵の基礎講座、美肌講座、料理講座・食事の3つの講座カリキュラムを設ける。基礎講座では、発酵研究のスペシャリストが目に見えない発酵の本来の力を解説するほか、参加者の各テーブルでみそを使ってあんかけを作る実験も行う。美肌講座では、日本フードアナリスト協会の評議員を務める子安十久子さんが発酵を生かした最新のインナービューティを講演。美肌を保つため、普段の生活で本当に気をつけるべきことを解説する。料理講座・食事では、銀座の2つ星レストラン「ESqUISSE(エスキス)」のシェフが登場。発酵の力を駆使したフレンチのデモンストレーションを見た後には、発酵特別メニューの実食もできる。メニューはグラスシャンパンから始まり、メイン、デザート、コーヒー付き。また、自宅でも再現できるようレシピ集もプレゼントする。講座終了後、参加者に発酵未来研究所が認定するアンバサダー「発酵ニスト」の修了証書をその場で進呈する。講座の会場は銀座NAGANO 2F キッチンイベントスペース、食事会場はESqUISSE(エスキス)。開催時間は11時~15時。定員は20人、参加料金は2万1,000円(税込)。また、早期受講申し込み特典として2月6日までに申し込みをすると、講座終了後に肌年齢測定や血管の健康度合いの簡易診断が無料でできる。
2015年01月28日明治、1073R-1のインフルエンザワクチン効果増強を発表2014年11月20日、明治は1073R-1乳酸菌で発酵したドリンクヨーグルトをインフルエンザワクチン接種3週間前から摂取すると、インフルエンザワクチンの抗体値(インフルエンザワクチンに対する防御力)の増え方が、未発酵の酸性乳飲料を飲用した場合に有意に多かったことを明らかにした。研究成果は日本食品免疫学会第10回学術大会(東京:10月16日~17日)において発表。インフルエンザワクチンインフルエンザワクチンは体の中の免疫を高めて、インフルエンザウイルスが体の中で増殖するのを抑え、肺炎などのインフルエンザの重症化を防ぐために用いられている。ワクチンの効果を強めるために用いられるのが、アジュバントという免疫活性化剤。今回の研究では、1073R-1で発酵したヨーグルトをインフルエンザワクチン摂取前に連用すると、抗体価が上がったことから、アジュバントと同じような効果があると想定される。アジュバントには水溶性と油性のものがあり、油性のものはアジュバントとしての効果が高いが、注射部位の副作用が出やすいことから、副作用が高くなる。副作用を増加させない、アジュバントが求められている。(画像はプレスリリースより)【参考】・明治プレスリリース
2014年11月23日睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンは、海外では健康食品もあるほどですが、実は身近な食品からも摂取できるって知ってましたか?また、実は朝の散歩もメラトニンの分泌を促すそうです。今回は、聖マリアンナ医科大学麻酔学教室講師・内田和秀先生のお話を紹介します!カイワレダイコンなど野菜類に多くのメラトニンが!メラトニンの健康食品は、安全で自然な睡眠が得られることで、米国でブームになりました。しかし、中毒患者が新聞報道されるなど、安全性が疑問視されています。そこで、錠剤の服用に不安を感じる人におすすめしたいのが、食品からメラトニンをとる方法です。メラトニンを多く含むのはカイワレダイコンやシュンギク、アシタバなどの野菜だといいます。とはいえ、メラトニンを多く含む食品も、錠剤と比較するとメラトニン含有量はきわめて微量で、多量に食べたとしても効果はなかなか期待できません。メラトニンの前駆体、トリプトファンを含む食品ならたくさんあり!そこで、メラトニンを食べなくても代用できる方法があります。それは、メラトニン生合成の前駆物質、すなわち私たちの体内で、日常メラトニンがつくられるときの「材料」であるトリプトファンを食品から摂取する方法です。メラトニンに比べて多量に食品に含まれています。しかも、トリプトファンを摂取することにより、体内のメラトニン量が増加することが、実験で証明されているそうです。トリプトファンとは、必須アミノ酸の1つ。トリプトファンを比較的多く含む食品には、ふ、クルミ、ゴマ、落花生、ゆば、カジキ、カツオ、カツオ節、サンマ、タラコ、ブリ、トリレバー、チーズ、ノリ、ココアなどがあります。これらも、普段の食生活に取り入れることはそんなに難しくなさそうです。快眠のためにバランスの良い食生活を心がけましょう。午前中の散歩は夜間のメラトニン分泌を促す食品以外で快眠に有効な方法が、午前中の散歩です。午前中の散歩は、体内のメラトニン分泌に影響を及ぼします。なぜなら、午前中に散歩して太陽にあたると、目の網膜から神経連絡された信号が、メラトニンの合成器官である脳の「松果体」に運ばれ、メラトニン合成を強く抑制するからです。これにより、日中のメラトニン分泌が低下し、夜間のメラトニン分泌が上昇します。一部のホテルなどで時差ボケ対策として用いられている光療法は、この原理に基づくものです。なお、夜間、入眠直前まで強い光にあたるのは、メラトニンの分泌を低下させる原因になりますから、寝室は暗くしておくのが良いでしょう。散歩の効用は、メラトニン分泌の抑制のみならず、適度な運動の確保と食欲増進にも貢献し、しかも気分転換といった精神的効果も期待できるので、ぜひ日常生活に取り入れましょう。Photo by Francisco Osorio
2014年11月08日協和発酵バイオがリニューアル2014年10月31日、今日は発行バイオは、コエンザイムQ10を配合した「発酵コエンザイムQ10EX」をリニューアルして、11月1日から発売することを明らかにしました。コエンザイムQ10コエンザイムQ10は、生物のミトコンドリアや細胞膜に存在する電子を運ぶ働きをする物質です。2001年までは薬に分類されていましたが、2004年から健康食品や化粧品へ利用することができるようになりました。細胞内の生命の根本となるエネルギー産生に欠かせないことから、アンチエイジング作用に注目され、サプリメントとして多く用いられています。コエンザイムQ10は生体内で合成することができますが、年齢を重ねるのに従い、その生合成能力が低下することが知られています。また、コレステロール合成阻害剤であるスタチン類はコエンザイムQ10の合成も阻害することが知られています。コエンザイムQ10は日本の企業が世界中のコエンザイムQ10のほとんどを合成しています。協和発酵バイオは合成している会社の一つです。リニューアルの内容協和発酵バイオのコエンザイムQ10の合成法は微生物の力を利用した合成法。今回のリニューアルでコエンザイムQ10の量は1回使用量の2粒で180mg。ビタミンEと体内でのコエンザイムQ10の働きを守るマルチカロチノイドを添加した協和発酵バイオオリジナルの処方。1箱30粒(15日分)入りで3,086円。通販限定商品発酵コエンザイムQ10EXは、日本コエンザイムQ10協会(東京)と日本健康・栄養食品総会の品質認定マークを取得しています。(画像はプレスリリースより)【参考】・協和発酵バイオプレスリリース・協和発酵バイオ通信販売事業室
2014年11月07日協和発酵キリンは31日、同社のWebコンテンツ「10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE」のコンテンツ配信第2弾として、アーティスト・アーティスト・no.9氏が同社の研究の拠点「リサーチパーク」をテーマに書き下ろした楽曲「time and days - For 10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE Ver」の配信を開始した。「10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE」は、「バイオテクノロジー」や「抗体医薬」「グローバル・スペシャリティファーマ」など、同社の特徴を表すキーワードを10件ピックアップし、10人のアーティストがそれぞれ異なるテーマで書き下ろした新曲を配信するWebサイト。10の楽曲はSoundCloud上での無料視聴のほか、期間限定で無料ダウンロードも可能となっている。今回配信が開始されたのは、作曲家・城隆之のソロプロジェクト「no.9」による、新薬の研究拠点「リサーチパーク」をテーマに書き下ろした楽曲「time and days - For 10 SOUNDS OF LIFE SCIENCE Ver」。この楽曲の発表に加えて、このプロジェクトや音楽制作への想いを語ったインタビュー映像、およびインタビュー中から10の言葉をピックアップした「AMBITIONS」ページも公開された。なお、これまでには渋谷慶一郎の楽曲が発表された。今後は、Studio Apartment、JEMAPUR、DJ KAWASAKI、blanc.、Open Reel Ensemble、i-dep、高木正勝といった参加アーティストたちによる楽曲が続々と追加される予定となっている。
2014年10月31日マルコメは11月30日まで、新宿タカシマヤ タイムズスクエア レストランズパークのフェア「おいしい発酵レシピを召し上がれ」にて、マルコメ商品の発酵食材を使用したメニューを提供している。同フェアは、「発酵食品の魅力を再発見してほしい」というマルコメと同レストランパークの思いが合致したことから実施に至った。同施設のレストラン31店舗で実施しているが、そのうち5店舗は料理雑誌「エル・ア・ターブル」のフードクリエイター部・料理家監修のメニュー。その他の店舗は店舗オリジナル開発メニューとなる。水たき料理専門店の「水炊き 玄海」では「鶏の糀煮」(1,500円)を提供。マルコメの「プラス糀 生しょうゆ糀」を使用し、しょうゆ糀の香りとつぶ感を残して仕上げた。点心・台湾料理の「鼎泰豊(ディンタイフォン)」では、「生糀みそ」をベースに、「プラス糀 生しょうゆ糀」なども独自にブレンドした「生糀ジャージャー麺」(1,404円)を販売している。イタリアンの「セストセンソ」では、プラス糀 甘酒を用いた「豚肉肩ロース 低温調理 ヨーグルトとフルーツソース」(2,000円)を提供。糀の働きで、柔らかくなった豚ロース肉の味わいが楽しめる。その他、カフェの「ハウスティ アルファカーメル」は「糀ジャムが香る和アップルパイ ドリンクセット」(1,000円)、ベトナム料理の「ニャーヴェトナム フォー麺」では「塩糀キノコと豚肉のヘルシーフォー カレーセット」(1,380円)を販売している。※価格は税込
2014年10月27日「食品添加物」というと「カラダに悪い」などのネガティブなイメージがあります。しかし、具体的にどのようにカラダに悪いのかを説明できる人は少ないでしょう。では、食品添加物とは一体なんなのでしょうか?添加物を摂らない生活なんて不可能?食品添加物は食品を作るときに加工・保存する目的で使われるものです。厚生労働省では、安全性について基準を設けており、その基準をクリアしたもののみ使用を認めています。食べものを手軽に、安く、おいしく食べるために、食品添加物は必要であるとも言えるでしょう。決してカラダに良いわけではないですが、なかったら不便な面もあって困ります。だから、私たちが食品添加物について気をつけるべきなのは「摂りすぎていないかどうか」なのではないでしょうか。「聞いたことがない」ものが多い食品添加物加工された食品の表示ラベルを見ると、原材料名が書かれています。そこに「聞いたことないぞ」と思うものが先頭に書かれていたら、摂りすぎについて考えてみるべきでしょう。最初に表示されているものは、その食品に一番多く含まれているものです。料理に詳しくない人でも、料理酒やみりん、ゼラチン、ベーキングパウダーくらいは耳にしたことがあるでしょう。もちろん、そういったものは添加物ではありません。しかし、乳化剤、酸味料、リン酸など、耳慣れない表記があったら、それが添加物である可能性が高いと言えます。自然界にあるものは「腐る」のが当たり前「腐りにくい」「味が変化しない」ものは添加物が多く入っています。そういう食品は、賞味期限はたっぷりあるし、いつ食べてもおいしいもの。しかし、自然界にあるものはすぐに「腐っていく」のが当たり前です。以前、あるテレビ番組で加工食品のマーガリンを使ったマウス実験を見たことがあります。とてもおいしそうなマーガリンでしたが、ねずみは一切口をつけません。つまり、ねずみさえ口にしないマーガリンを、私たちは毎日のように口にしているのです。それって、ちょっと怖い気がしませんか?だからといって、「加工品はすべてNG」「私、飲み物は水しか飲まないから」「コンビニ弁当とか無理だから」なんていう、めんどくさい女にはなりたくない……。じゃあ、いったいどうすればいいのでしょうか?脱・添加物はマイボトルから自炊が好きな人なら、なおさら目指したい「脱・添加物生活」。それは、ちょっとした工夫で達成できるはずです。仕事に恋に忙しくしていると、外食続きになってしまうこともありますよね。そんなときは、食事の内容に気を配りつつ、手軽にできる健康法があります。たとえば「マイボトルを持ち歩く」というのはいかがでしょう?コンビニやスーパーで手に入るドリンクには、添加物が含まれているものが意外と多いです。そこで、ドリンクを手作りして持ち歩けば安全だし、経済的にも安上がりです。保温性の高いステンレスマグなら、6時間くらいは熱を持続できるので、外が寒くても体は温まります。ただ、冷たいものならなんでもいけるマイボトルも、温かい飲み物は長時間持ち歩くと「味が変化する」とも言われ、特に紅茶などは味が落ちてしまうこともあるようです。適しているのは、ほうじ茶や麦茶、ハーブティーやコーヒーなど。1回分のコストは、飲むものにもよりますが20円~50円程度です。まずは飲み物から「食品添加物」を意識した生活を始めてみては、いかがでしょうか。毎日口にするものだからこそ、ちょっと考えてみましょう!※参考: 厚生労働省Photo by Pinterest
2014年10月24日炊きたてのごはんに味噌汁、おかずには納豆、漬け物など、私たちが日ごろ何気なく食べている日本の朝ごはんは発酵食品の宝庫ともいえます。この発酵食品は、自律神経を整えるはたらきだけでなく、腸内環境も整えてくれるので、免疫力アップにも役立つと言われています。さらに発酵食品には、睡眠に効果的なトリプトファンという成分や、心身をリラックスさせるGABAなどが含まれているものが多いので、ぜひ積極的に食べるようにしましょう。発酵食品に食材をプラスして睡眠に効く献立を味噌汁に使われる味噌は発酵食品ですが、さらに具にわかめなどの海藻、野菜をプラスすると、食物繊維がたっぷり摂れます。ほかに、豆腐や油揚げを加えれば、たんぱく質も摂取することができます。ここにビタミン類が豊富な青菜のおひたしやミネラルを含むのりや昆布の佃煮、焼き魚や卵料理をプラスすれば充実した献立になります。豆腐などの大豆には快眠を促す物質が多く含まれており、一杯の味噌汁が睡眠の質を改善するうえでよいとされているので、朝ごはんはもちろんですが、夕食にも積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。夕食のメニューにほんの少しの工夫をこれを食べれば必ず眠れると言えるような食材はありませんが、眠りの質を改善するために効果を発揮する食材の可能性がいろいろな研究機関から報告されています。なかでもトリプトファンという栄養素は、睡眠に大きな影響を与えます。気分よく眠りにつくためには、トリプトファンを多く含む食品を夕食のおかずにプラスして、バランスのよいメニューを工夫することが大切です。たとえば、これからの季節、発酵食品の代表選手であるキムチを使ったお鍋はいかがでしょうか。お豆腐を入れるだけで睡眠効果の高い一品になります。また「かつお節」をだし汁にたっぷりと使った季節の野菜汁や、調味料に塩麹を使ってお肉や魚料理の味付けを工夫するなど、体を温める夕食をゆっくりとおしゃべりを楽しみながらいただくことは、リラックス効果も高め、さらなる睡眠効果も期待できます。Photo by [puamelia]
2014年10月20日2014豆腐&大豆食品フェア実行員会は11月23日と24日に、東京ビッグサイトで豆腐と大豆食品をPRする「2014豆腐&大豆食品フェア」を開催する。○全国初! 大豆に特化した大型イベント同フェアは、豆腐をはじめとした、納豆・味噌・醤油・豆乳など、大豆食品の魅力をPRすべく、業界団体が初めて一堂に会して開催する大型イベント。53年前から2年おきに開催されてきた「豆腐フェア」が前身。全国からさまざまな食材が集まるほか、豆腐を製造する機械の展示や、一般の親子連れでも楽しめる食育イベントなどの内容になっているという。23日には料理家の辰巳芳子氏による「ものづくりのこころ」、24日には栄養コンサルタントのエリカ・アンギャル氏による「大豆のビューティーパワー」の特別セミナーを開催。参加には事前予約が必要で、料金は特別席(指定席)が5,000円(税込)、一般席(自由席)が2,500円(同)となっている。予約は、同フェアのWEBサイトからできる。その他の内容は、 全国から100種類以上の豆腐が集まり、試食ができる「全国豆腐試食会」は、参加料が1回500円(税込)。「豆腐マイスターによる手づくり豆腐体験教室」は、全国に700人以上いる豆腐マイスターが豆腐づくりを教える。「ミソガールによるみそまるづくり」は、1杯分の味噌、だし、乾燥具材を丸めて、だんごにした味噌汁の素を作るワークショップ。年に1回開催されるベジタリアンの祭典、「東京ベジフードフェスタ2014」とのコラボも展開。ベジタリアンチェーンを展開する「Loving Hut」などが出展する。開催時間は、10時から17時までで、最終日は16時まで。入場料は無料。会場では1,000円で1,100円分の買い物ができるチケットを販売する。
2014年10月06日子どもから大人まで幅広い層に愛されているピザ。外食先、またはデリバリーなどで口にする機会が多くなりましたが、最近では自宅で気軽に作れるようにと、ピザ生地のみがパッケージされた商品もよく見かけるようになりました。こうした商品は便利ではありますが、保存料などが少々気になるところ。自分たちはもちろんのこと、小さな子どもが口にすることを考えた場合、やや躊躇(ちゅうちょ)してしまうこともあると思います。とはいえ、自宅でピザを生地から作るとなると、「発酵」という手間と時間を考えなくてはならないため、気軽に作れるメニューではないですよね。そこで今回は、ピザ生地を作る上で面倒な発酵の行程を省いた、手軽に作れる自家製ピザ生地をご紹介します。■発酵なしで手軽に作れる、自家製ピザのレシピ(対象年齢:2歳~2歳半以上)<材料>(約2枚分)・ピザ生地○強力粉 210g○薄力粉 140g○ドライイースト 5g○砂糖 大さじ1○塩 少々○ぬるま湯 150~200cc・生地に塗るピザ用ソース(ケチャップやマヨネーズでも可) 適量・好みの具材(ハム、玉ねぎ、ピーマンなど) 適量・ピザ用チーズ 適量<作り方>1.ピザ生地の材料のうち、ぬるま湯以外をすべてフードプロセッサーに入れ、混ぜ合わせる(フードプロセッサーがない場合は、手で全体を混ぜる)。2.1をボールに入れ、手で混ぜながらぬるま湯を加えていく。3.粉っぽさがなくなったら、さらに手でこねて生地をまとめる。4.生地を2等分にして、天板のサイズにカットしたクッキングシートの上に広げていく。お手持ちのオーブンの天板の大きさによって、生地の等分を調整してください。5.生地にピザ用ソースを塗り、お好みの具材を並べた後、ピザ用チーズを全体にかける。6.220度に熱したオーブンで20~25分ほど焼く(途中、チーズの色を見ながら時間を調整)。7.全体に焼き色が付いたら完成。このレシピは、乗せる具材にもよりますが、歯がある程度生え揃い始める2歳~2歳半くらいから召し上がれます。生地に塗るソースは、市販のピザ用ソースを使ってもよいですが、トマトケチャップやマヨネーズでも十分おいしく召し上がれます。乗せる具材も、ピザを作るために買い揃える、というよりは、冷蔵庫の整理をする感覚で余っている食材を使ってもよいです。中途半端に残った野菜などをスライスし、ソーセージやハム、炒めた挽肉などと合わせて最後にチーズを振りかければ、オリジナルピザの完成です。野菜が苦手なお子さんでも、チーズがたっぷり乗ったピザなら、抵抗なく食べられるはずですよ。
2014年09月27日(画像はプレスリリースより)大阪府豊中市発酵未来研究所では、「発酵ニスト講座」を大阪市豊中市のレストランで追加開催します。「発酵ニスト講座」は発酵の魅力啓蒙をおこなうアンバサダーを育成するもの。7月3日の講座では、キャンセル待ちが出るほどの人気。この度、多くの方の要望に応えての追加開催です。詳細は下記のとおり。日時:9月18日(木)場所:ビストロ・リッペ(大阪府豊中市末広町1-1-8)受講費用:10,000円(税込)参加募集人数:20名(プレスリリースより抜粋)申し込みは、WEBで。定員になり次第締め切り。発酵ニスト講座『発酵Labレストラン』の特徴講座では「発酵の基礎」から「発酵の最新研究」まで、発酵の魅力の話が。漠然としたイメージしかない「発酵」について、専門家の方から具体的に学べます。学ぶのは知識だけではなく、実践を通して理解度を深めることも。参加者は、各々のテーブルで「発酵食品である味噌を使ってあんかけはできるのか?」というテーマで発酵の不思議を体感。修了証書も講座修了後には、「発酵未来研究所」より修了証書を進呈。あなたも、発酵ニスト、アンバサダーとして、ご家族やお友達に「発酵」の良さを伝授してみませんか。【参考】・キャンセル待ちが出た「発酵ニスト講座」を大阪府豊中市で追加開催! 9月18日(木)、発酵のチカラを楽しく・おいしく学ぶ至極の時間・発酵未来研究所
2014年09月14日納豆や味噌、チーズ、キムチ、塩麹などの発酵食品が美容と健康に良い食べ物であることは、よく知られていると思います。私のエステサロンでは、酵素力を上げるために食事のアドバイスをしていますが、美容と健康にいいと言われていても、毎日の食生活の中で、どれが発酵食品なのかを意識して食べている方が少ないと感じます。画像:(c)miya227 - Fotolia.com今回は、ダイエットにも肌にも良い発酵食品を効率的に食べる方法をお伝えいたします!■発酵食品とは?発酵食品とは、酵母や微生物の働きで有機物が分解され、発酵された状態の食品を言います。アンチエイジングに重要なビタミンCやカロテン、ポリフェノールなどの栄養素は発酵作用の過程における酵素の働きによって効率よく働き、免疫細胞が活性化され、体内での吸収がよくなります。例えば、米の発酵液にはくすみの原因となるメラニン色素を抑える働きがあります。さらに乳酸菌の発酵エキスにはチロシナーゼの働きを阻害する働きがあり、美白効果が期待できると言われています。日本の発酵食品の代表といえば納豆ですが、納豆に含まれるポリグルタミン酸はヒアルロン酸の10倍の保水力があると言われ、保湿効果が期待できます。さらに発酵食品にはデトックス効果があると言われています。体内の老廃物を排出することで、便秘の解消につながり、ダイエットにも良いのです。■ぬか漬けの効果ぬか漬けも代表的な発酵食品で、当サロンではお客様にプレゼントするぬか漬けを漬けているほど、オススメ食品としてお話しています。ぬか漬けの素晴らしさはまず、野菜を加熱していないので食物酵素がそのまま体内に入れられることからダイエット効果も大。そしてさらに、野菜の水分が減ることで自然に多く食べることができ、食物繊維も取りやすいので、腸内環境を整える効果も期待できます。そして、なんと心にもいい効果があるのです。ぬか漬けに含まれる「GABA」。これはアミノ酸の一種で、野菜にはほとんど含まれていないのですが、ぬかが発酵することで、GABAが作り出されるのです。このGABAは血圧の上昇を抑え、ストレスを緩和してくれる作用があります。他にもオススメなのは、キムチです。韓国女性は肌が綺麗でスタイルが良いのはキムチを毎日食べているからとも言われるぐらい、美と健康に良い食べ物です。キムチは発酵されている他にも、腸内環境を整える乳酸菌、そして上唐辛子のカプサイシンによる発汗作用があり、代謝を促し美肌に導く作用があります。納豆、ぬか漬け、キムチ等の発酵食品を毎日の食卓に取り入れ、美肌を目指しましょう。
2014年06月30日だんだん暑くなってきてバテやすいこの時期。体によくて、おいしいもので鋭気を養いたいものです。そこで注目したいのが、近年ブームになっている発酵食品。健康の源として親しまれてきた麹や味噌、納豆などが主な発酵食品です。カラダにいいことはわかっていても、毎日の食事できちんと摂るのは難しいという人も多いかも。話題の発酵パワーを手軽に取り入れたい人は、「シーボン 酵素美人」に注目を。「酵素美人」は、61種の素材を1年以上熟成させた「野草源酵素(R)」入りの健康飲料。さらに、「コエンザイムQ10」などの高機能成分をベストバランスで組み合わせることで、体の中からキレイを積極的にチャージしてくれます。果汁ベースでおいしいから、普通に飲み物として楽しめます。生活のリズムが崩れがちな人や、年齢を感じ始めた人、日々の食生活が不規則な人などの悩みにオススメ。そんな「酵素美人」には、魅力的な特長がいっぱい。■こだわりの発酵原液「野草源酵素(R)」を配合「野草源酵素(R)」は、新潟県妙高山の麓の新鮮な野菜をはじめ、野草、果物、木の実、キノコ、海藻など61種類の原料を厳選。昔ながらの製法で1年以上かけ、熟練者の手によって丹念に混ぜ合わせて熟成させた発酵原液です。アミノ酸などの栄養素もギュッと凝縮されています。■さらに高機能成分をプラスして、美容と健康を力強くサポート「野草源酵素(R)」に高機能成分を組み合わせることで、年齢が気になる女性を積極的にサポート。「酵素美人-緑」にはポリフェノールを豊富に含む「ピクノジェノール(R)」、「酵素美人-赤」には毎日のスッキリ習慣を応援する「乳酸菌発酵液」、「酵素美人-黄」には美容効果が注目されている「L-シスチン」をプラス。年齢と共に減少する「コエンザイムQ10」は3種類すべてに配合しています。■果汁×果実酢の絶妙ブレンドで、スッキリ爽快な美味しさ3種類ある「酵素美人」は、果汁をベースに果実酢を絶妙にブレンド。どれも暑い夏にぴったりのスッキリ爽快な美味しさが大人気だそう。「酵素美人‐緑」はキウイフルーツ果汁×りんご酢で甘酸っぱくフルーティーな味わいに。「酵素美人‐赤」はピンクグレープフルーツ果汁×りんご酢のほのかな酸味でスッキリ。「酵素美人‐黄」はイエローパッションフルーツ果汁×パイナップル酢でトロピカルな味と香りに。3種類からお好みのフレーバーをチョイスしてみては? ■簡単・手軽に飲めて、アレンジも自由自在飲み方は水や炭酸水で割るだけ。アレンジが自在に楽しめるのも人気の秘密。焼酎、ジン、ビール等のアルコールで割ってカクテル風に。牛乳と混ぜるとトロミが出てデザートに大変身。ヨーグルト、アイスクリーム、かき氷などにかけてもおいしいので、これからの季節にぴったり。保存料、人工甘味料不使用。■5倍濃縮タイプなので1本でたっぷり飲める1本で約36杯分※だから、コストパフォーマンスもとっても優秀。※1杯20mlの場合今なら、「酵素美人‐緑」「酵素美人‐赤」「酵素美人‐黄」を、初回限定特別価格2,000円(税込・送料無料)で試せるチャンス。通信販売限定のキャンペーンだから、ぜひこの機会を利用してみては? 初回限定特別価格は、ひとり一本一回限りのチャンスだけれど、違う種類であれば3本同時購入もOK。3つのフレーバーすべてを試せば、その時の気分によって味を変えられるのもうれしいですね。購入は、 こちら から。「酵素美人」があれば、猛暑も快適に過ごせそうですね。今年の夏は、おいしく飲んで、元気いっぱいに過ごしては?・酵素美人 公式サイト
2014年06月27日(画像はプレスリリースより)発酵オタネニンジンオタネニンジン(Panax ginseng C.A. Meyer)は高麗人参とも呼ばれ、古くより漢方薬として利用されるとともに、滋養強壮を目的に食事に用いられる。オタネニンジンの効果は「人参サポニン」と呼ばれる成分が関与。代表的な人参サポニンRb1を摂取すると、体内にいる腸内細菌によって代謝を受け、M1 (compound K )に変化して生理効果を発揮。腸内細菌叢が乱れると、M1の生産量が減るため、人参サポニンをあらかじめM1に変換させた機能性食品素材「発酵オタネニンジン」を長瀬産業が開発。インクレチンと発酵オタネニンジンオタネニンジンには抗糖尿病効果が報告されているが作用機作は不明である。消化管ホルモンの「インクレチン」やインクレチンの一種であるGLP-1が抗糖尿病薬として用いられていることから、発酵オタネニンジンとGLP-1の関係を検討。腸管 L 細胞様株(NCI-H716 細胞)を用い、被験物質を添加して培養した時のGLP-1分泌量の変化を検討。その結果、発酵前のオタネニンジンもGLP-1の分泌量を増加。発酵オタネニンジンの方がより強くGLP-1分泌を促進。(画像はプレスリリースより)発酵オタネニンジンの効果に関してはM1によるGLP-1分泌促進の作用によることが示唆された。今後は生体を用いた研究などが必要。【参考】・長瀬産業プレスリリース
2014年06月13日