リニューアルした店舗は、「Hacco to go!」をテーマに、酒粕を中心とした発酵メニューをテイクアウトするスタイルの店舗となりました。特に注目するメニューはここでしか味わえない「酒粕シェイク」で、乳酸菌発酵させた酒粕をベースに無添加素材で調合され、完全植物性なのにまるでヨーグルトのような滑らかな味わいを楽しめます。他にも、酒粕ジェラート、酒粕チーズケーキ、酒粕カレーなど、酒粕のイメージが180°変わるメニューが並びます。■店舗概要店舗名:お米や(2018年7月14日リニューアルオープン)住所:東京都品川区戸越4丁目8ー6運営:株式会社OWAN/株式会社FARM8店舗テーマ:Hacco to go!酒粕カフェスタンドメニュー:酒粕シェイク・酒粕ジェラート・酒粕チーズケーキ・酒粕カレー商品物販:酒粕ソルト・甘酒ココア・甘酒ポタージュ、他(お問い合わせ先)株式会社OWANTEL 03-6426-9601
2018年07月17日発酵カフェ専門店オープン東京都品川区のおにぎり店「お米や」が、2018年7月14日(土)、発酵カフェメニューの専門店としてリニューアルオープンする。「Hacco to go!」のテーマのもと、酒粕をメインに使ったカフェメニューを、テイクアウトスタイルで提供する。酒粕シェイクに注目!同店で販売されるのは、酒粕を使ったジェラートやチーズケーキ、カレーなど、これまでの酒粕のイメージを覆すバリエーション豊かなメニューだ。また、酒粕ソルト、甘酒ココア、甘酒ポタージュなど、物販品も充実している。一押しは「酒粕シェイク」。酒粕を乳酸菌発酵させることで、まるでヨーグルトのような滑らかさを楽しむことができる。酒粕に秘められた美容効果酒粕とは日本酒を生産する際に作られる副産物。発酵食品であると同時に、ビタミン、ミネラル、レジスタントプロテイン、葉酸など、驚くほど多くの栄養素が含まれている。美容と健康に欠かせないスーパーフードと言えるだろう。中でも同店のシェイクやジェラートに使用される乳酸菌発酵酒粕は、本来発酵食品である酒粕をW発酵し、さらにパワーアップさせている。酒粕の栄養がギュッと詰まった美味しいカフェメニューで、キレイを手に入れよう。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社FARM8のプレスリリース(ValuePress!)※「お米や」Facebook
2018年07月15日発酵×保湿で素肌をサポート植物性原材料から作られた植物発酵食品「万田酵素」を製造・販売している万田酵素株式会社は、7月10日(火)より、新スキンケアシリーズ「M forte(エムフォルテ)」を新発売する。発酵と保湿を掛け合わせて生まれた基礎化粧品だ。ウェルカムキット先行予約受付中植物性素材24種を発酵させたエキスに含まれた「発酵ポリフェノール」と「フェルアミノ」に、保湿成分「セラミド」を配合して誕生したのが「エムフォルテ」である。植物性原材料を発酵することで生まれたアミノ酸「フェルアミノ」が肌にうるおいを与え、「セラミド」がみずみずしい素肌を保ち、発酵過程で得られた植物由来のポリフェノール成分「発酵ポリフェノール」が肌荒れを防ぎ、肌のキメを整える。ラインナップは4つ。その後に使うアイテムをなじみやすく、効果的にする先行美容液「エムフォルテ ベースセラム」は、8,640円(税込み)、健やかな素肌へ導く保湿化粧水「エムフォルテ モイスチャーローション」は5,400円(税込み)での販売予定となっている。キメの整った素肌へ近づける美容乳液「エムフォルテ エッセンスエマルジョン」は6,480円、弾むようなハリ・ツヤをもたらす保湿クリーム「エムフォルテ リッチモイストクリーム」は7,560円で販売予定だ。「エムフォルテ」シリーズのお試しセット「ウェルカムキット」は、1,500円(税込み)で発売され、万田酵素公式オンラインショップにて先行予約受付中である。(画像は万田酵素公式オンラインショップより)▼外部リンク万田酵素公式オンラインショップ
2018年06月16日フランスの発酵を知るなら、一度は食べたい!とりどりの発酵食。 ファッション、音楽、美術…文化のすべてが集まる、パリ。ここにある豊かな発酵食もまた、フランスじゅうの自然の恵みを受けて作られた、文化の結晶なのです。 フランスは、ドゴール大統領が「600種類ものチーズをもつ国を統治するのは困難だ」と嘆いたという逸話があるほど、多様なチーズ大国。ノルマンディ地方で作られた「カマンベールチーズ」は世界的にメジャーです。ほか、山岳地帯で作る「マンステル」「ロックフォールチーズ」など、伝統的な製法を守る個性的なチーズもおすすめ。また、国境地帯の文化が行き交う土地では、その文化に根ざした伝統料理にも美味しい発酵食品が見られます。 フランスの発酵食 ④ Basque Cheesecake(バスクのチーズケーキ) スペインとの国境「バスク地方」名産のチーズケーキは、まるでまっ黒焦げ!? フランスではチーズが名産であるのはvol.1で触れたとおり。しかし、バスク地方のチーズケーキは「チーズケーキ」と聞いてイメージするものとかけ離れた、ご覧のように個性的なルックス! バスクとは、スペインと国境をまたいで広がる歴史的な地方で、バスク語を話すバスク人の故国を指します。ベレー帽の元になったのも、バスク人がかぶっていた「バスク帽」だったというぐらい、他の国が真似したくなるような独自の文化とセンスが現在にも伝わる気高い人々の文化。そこにスペインとフランスのカルチャーが混じり合い、独特の進化を遂げています。 そんなバスクのチーズケーキは、その真っ黒な部分が美味しさの秘訣。バスクでは、バルでワインと一緒に つまみながら楽しむのが一般的。なぜなら、クリームチーズをベイクしてできた焦げ部分は香ばしくて酸味を感じさせ、チーズ本来の甘さや濃厚さをより引き立ててくれるコク深さの鍵になっているから。冷やしても温めても美味しく、ワインのほかコーヒーや紅茶ともよく合います。 フランスの発酵食 ⑤ Pain(パン) “街のパン屋さん”のニュートラルな仕事ぶりは、「ちゃんとした仕事」の繰り返し。 日本にフランスパンを伝えた名店「ビゴの店」で修業を重ね、その後、銀座の老舗「レカン」のブーランジュリー部門のシェフを7年にわたり担った割田健一さんが2017年11月に開店させた「BEAVER BREAD」は、その名の通りビーバーのロゴが目印です。「ブレッドの頭文字も、山型パンも、横にするとアルファベットのBだなと思って。お店にもBがつく名前を考えていたときに、『ビーバーはどう?』と知人に提案されたんです。はじめは『パン屋に動物の名前!?』と思ったのですが、ロゴを作ってみたら、なかなか良くて」と屈託なく話す、店主・割田さん。けれどフランスパンの話になると、ぐっと熱心になりさすが、専門的。「フランスのパンは、一番気を遣って発酵させているパン。代々受け継ぐ発酵種“ルヴァン”を、うちでも作って毎日使っています」と教えてくれました。お店には日本のパンと、フランスのパンがバラエティ豊かにずらり。今日も売り切れる前にいそいそと買いに出かけたい、素敵な「街のパン屋さん」です。 販売しているフランスのパンは約12種類。バゲットやカンパーニュはもちろん、明太子フランスといった日本らしいパンも揃い、幅広いお客さんに喜ばれるバリエーション。ときには、試験的に作った意欲作が並ぶこともあるとか。 SHOP INFOBEAVER BREAD東京都中央区東日本橋3丁目4-3Tel: 03-6661-7145営業時間 8:00〜18:00 月・火曜定休フランスの発酵食 ⑥ Vin(ワイン) 丁寧な手仕事のワインに魅せられた店主が語る、発酵の魅力とは 「お店にあるのはすべて自然を尊重してつくられたワインたち。ワインを身近に感じ、日常的に愉しんでもらうための“街のワイン屋”になりたいと思っています」と語る、「THE WINE STORE」オーナーの横川かおりさん。店内のセラーには国や地域、ブドウの品種では区切らず、プライスで緩やかに区切られたワインが並びます。「普通のワインでは安定した味わいにコントロールするために、様々なテクニックや添加物が使われることも。これに対しいわゆる“ヴァン・ナチュール”は、限りなくブドウそのものをワインにすることを目指します。ブドウについた野生の酵母だけでのワイン作りはリスキーでもあるけれど、ワインごと、時にはボトルごとに異なる個性のある液体。それが面白いと思って」と話す横川さんは、作り手の “正直な仕事”に魅せられた人。店内奥の扉を開けると、立ち飲みができるカウンターも!横川さんの語る、個性的な作り手のストーリーに耳を傾けながら飲むワインは、格別です。 ヴァン・ナチュールを楽しめる、 なんて贅沢な“角打ち”空間! カウンターではグラス1杯からワインを立ち飲み方式で楽しめる。セラーから選んだワインも、抜栓料500円をプラスすればその場で飲むことができる。 SHOP INFOTHE WINE STORE東京都目黒区中目黒3-5-2電話番号 03-6451-2218営業時間 平日15:00〜21:00、 土日祝13:00〜19:00 不定休:Kiyoko Eto(food),Nozomi Kato(P6),Kiyono Hattor(P5)food styling:Maiko Shindoedit&text:Kaoru Tateishiillustration:Rena Yamanaka kiitos. vol.8より
2018年06月03日食の都に集う、発酵食のお話。 山・川・海。それぞれが豊かなフランスは、発酵食も豊か! パンにチーズとバター、ワインにサラミを添えて...。微生物が促す発酵によってつけられた味や香りは、食材にクセになるような個性を与え、独特の風味や旨みを引き出します。食べ物を加工する上で“発酵”という工程を経るということは、人間に有害な腐敗菌を抑えて単に保存性を高めるだけでなく、結果的にそれが味や香りにも大きな変化や個性をつけることにもなるわけです。 ガストロノミー(美食)の国・フランスで、クセの塊のような世界3大ブルーチーズのひとつとされるロックフォールチーズが産まれたのも、ある種必然なのかもしれません。 フランスはその国土を地中海と北大西洋に挟まれています。その上、高い山々にも恵まれた地形はすなわち海と山、両方の恩恵を豊かに受け取れるということ。フランスのワインも、フランスの土壌と気候がブドウ栽培に適していたからこそ、国じゅうにワイナリーができるほどの盛んな産業になりました。 そんな豊かなフランスで、採れたものを保存する=発酵の技術が長じたのも自然の流れ。国民の約8割がカトリック教徒で、修道院の人々がチーズやお酒を作ってきた文化ももちろん影響しています。そんな素敵な巡り合わせから、フランスは一大発酵大国になったのです。 パリジェンヌが美味しくいただく、フラ ンスの発酵食。日本人から見るとスタイリッシュに映るけれど、それぞれはフランスのごく素朴な土地で作られる、美味しいものが集まっているというわけです。 フランスの発酵食 ① Fromage&Beurre(チーズ&バター) ふくよかな国土から生まれる、多様な乳製品料理の相棒に、お酒のおつまみに 農業・酪農大国であるフランスの発酵食と言えば欠かせないのが、チーズ、バターなどの乳製品。 特に、チーズは国民ひとりあたりの年間消費量が約20kg以上。この数は、実に日本人1人あたりの約10倍。ギリシャに次いで世界2位を誇ります。生産品種の数は堂々の世界ナンバーワンを誇るフランスはまさにチーズ大国と言って差し支えないでしょう。一説には全世界で600種あるチーズのうち、400を超える種類がフランスで作られていると言うから、かなりのもの。ちなみに、ワインなどお酒(これも発酵食品ですね)とつまんだり、お料理のメインとデザートの間にチーズをそのまま食べる時間をつくるのがフランス流です。 「高級バター」のイメージの強い発酵バター、名産地のフランスではもっと庶民的な価格で手に入ります。発酵・無発酵の違いは「発酵した原材料を使っているかどうか」。バターの風味やコクを強調したいときは発酵バター、あっさりさせたいときは無発酵バターと使い分けるのが一般的です。 フランスの発酵食 ② Anchois(アンチョビ) アンチョビの元祖・名産地は、フランス!?実は伝統的で高貴だった、魚の保存食 イタリアの食べ物というイメージの強いアンチョビ。しかし実は歴史を辿ると、古くはフランスにでカタクチイワシの保存食の一大生産地がありました。 古代ギリシア・ローマ時代ではイワシを使った魚醤「ガルム」が作られており、これは「3リットルあたり、(現在の日本円で)100万円の価値がある」と言われていたほど貴重な調味料でした。魚のタンパク質が発酵して分解され、アミノ酸に変わったガルムを入れれば、どんな料理でも美味しく変身し、風味にコクが増すため、貴族階級がこぞって楽しんでいた貴重品。 あのカエサルも好んでいたのだとか。そして、ガルムを作るときに捨てられていた発酵した魚の身を庶民が食べていたことが、アンチョビの起源と言われています。 そんなガルムは、プロヴァンスの沿岸〜スペイン、ポルトガルにかけた地中海沿岸で生産され、現在のフランス領にその一大生産地がまたがっていたと言われます。その生産地があった場所はガリア地方の南西と言われ、この土地にちなんで「ガルム」という名前がついたという訳です。 フランスの発酵食 ③ Salami(サラミ) 山岳地方で生まれた、シャルキュトリの代表的存在フランス名産のサラミ「ソシソン・セック」 イタリアに端を発する食べ物、サラミ。語源はイタリア語の「Salare(塩)」 から来ているということですが、こちらもフランスで独特の進化を遂げました。 フランスには「シャルキュトリ」という食肉加工品を総称したジャンルがあり、これは「chair(肉)+cuite(火を入れる)」が語源とされています。シャルキュトリは、乾燥や燻製、塩漬けなど保存食として作られたもの...具体的にはサラミをはじめとしたパテやハム、ソーセージ、テリーヌなどを指し、原料は主に豚肉の加工肉食品を指します。 オーヴェルニュやリヨンなど山岳地方で作られるのは「ドライソーセージ」と呼ばれる白カビのついたソーセージ。フランス語では「ソシソン・セック」と呼び、フランスとスペイン国境のピレネー山脈の麓で乾燥させたことが始まりと言われる歴史あるサラミ。白い粉は「フルール(花)」と呼ばれ、風味を良くし、このサラミ特有の気品ある見た目を作っています。 vol.2に続く… photograph:Kiyoko Eto(food),Nozomi Kato(P6),Kiyono Hattor(P5)food styling:Maiko Shindoedit&text:Kaoru Tateishiillustration:Rena Yamanaka kiitos. vol.8より
2018年05月31日発酵食品のなかでも最近注目を集めているのが、日本の伝統食である「ぬか漬け」。興味はあるけれど、いざ始めるとなるとハードルが高い……という人のために、ぬか床の作り方をプロに聞いてきました♪実はアバウトでいい!ぬか床の作り方って?取材したのは千葉県船橋市にある漬け物専門店の佐々木社長。10代の頃から漬け物に関わってきたという佐々木さんは、80歳代とは思えないほどお肌ツヤツヤ。毎日ぬか漬けを食べて、年間10日ほどしか休みがなくても毎日元気いっぱいだそうです。「身体にいいぬか漬けを、次の世代に伝えたい」という強い思いを抱いている佐々木さんに、ぬか床の作り方を教えていただきました。<用意するもの>※ぬか床約3キロ分・生ぬかお米屋さんで譲ってもらうか買うのがベスト。1kg50円程度からわけてもらえます。自宅用なら1kg用意すれば充分です。・塩ぬかの1割から1.5割の量。食塩よりも岩塩などミネラル豊富なものがおすすめだそうです。佐々木漬物店では岩塩を1kg500円で販売しています・水水道水ではなく、湯冷ましなど、塩素がふくまれていないもの。ミネラルウォーターもいいそうです。・切り昆布ひとつまみ。切ってなくてもよいそうです。・唐辛子ひとつまみ。種ごとでもOK。・容器今回は100均で購入した大きめのタッパーを持参しました。混ぜることを考えると、5リットルくらい入る容器がおすすめです。高さがあるもののほうが食材を漬けやすいそうです。<作り方>1.ぬかを容器に入れる佐々木さんはざくっと全部入れましたが、初心者は調整用にぬかを少し取っておいたほうがよいそうです。入れたら手で全体をざっくりかき混ぜます。2.唐辛子、切り昆布を適当にパラパラ入れる表面にバラバラと散る程度に唐辛子と切り昆布をまぶし、手で全体に行き渡らせます。水を入れる前のほうが混ぜやすいのだとか。3.塩を入れる塩を入れて手で混ぜます。1kgぬかに対して100~150gが目安ですが、「入れたらちょっとなめて、好きな塩加減に変えて」と佐々木さん。自分好みでアレンジすることで、家庭それぞれの味ができていくんですね。4.水を入れる水を入れます。水道水は含まれている塩素で乳酸菌が死滅してしまうのでNGだそう。ぬかに含まれている水分量によって変わるので、分量ははっきりいえないそうです。(※取材後に自宅で再現してみると、ぬかカップ1杯に対して、水はカップ2杯くらいでした)5.全体を手で混ぜ、固さを調整する水を入れたら全体を混ぜて、ぬか床の固さを調整します。固さは自分の好みでいいそうですが、ボソボソとした状態はNG。空気が混ざってしまっているため、腐敗菌が入って発酵しなくなってしまうそうです。固さは耳たぶくらいがベスト。「これなら漬けられるな、っていうくらいに調整してください」と佐々木さん。固すぎる場合は水を、柔らかすぎるかなと思ったら、ぬかを少しずつ足しながら調整します。ちょっとなめて味を見るのもいいそうです。6.表面をならすぬか床の表面を手のひらでなめらかにならします。佐々木さんのぬか床は表面をならしてうっすら水がしみ出るか出ないかぐらい。底なし沼みたいな感じと言えば伝わるでしょうか。「好みによって自分で感覚をつかんでほしい。水の量が多くても少なくても、それなりにうまくいきますから」と佐々木さん。7.発酵させる仕込んだぬか床は、密封せずに軽くフタをして、そのまま風通しのいい室内に置いておきます。直射日光を避けて、寒い季節は暖かいところ、暑い時期は涼しいところ。おすすめの温度は人間が快適だと感じる24℃くらいだそうです。「混ぜなくていいの?」と思いがちですが乳酸菌を増やすためにはかき混ぜないほうがいいそうです。夏場は2~3日、冬場は1週間から10日おき、表面に白いカビのような産膜酵母が出てきたら、ぬか内部に乳酸菌が増えてきた証拠。ここではじめてかき混ぜます。「白い部分は酵母菌なので混ぜ込んでください」。ぬか床作り成功のコツはこちら!「発酵するとぬか床の味がしょっぱいから酸っぱいへ変わります。その変化を自分で確認することが大事」と佐々木さんは言います。発酵したぬか床はきれいな黄色、決して不快ではない、ぬか漬けの匂いがします。今回は、作り方のコツも伝授いただきました。・冷蔵庫はNGぬかを冷蔵庫に入れるといつまで経っても乳酸菌が活性化してくれません。最適な温度は24℃くらいです。・発酵させている間は密封しない乳酸菌は酸素が苦手なのでぬか床が発酵してから密封するのはかまわないのですが、発酵を待っている間は、産膜酵母が活動できるよう密封しないでおきます。「自然の状態にしといてください。自然発酵ですから」。・必ず「生ぬか」を使用する佐々木さんは「ぬかを炒ったほうが、ぬか床はいたみやすいのですよ」といって「炒りぬか」ではなく、「生ぬか」を推奨しています。炒りぬかは生ぬかを炒って乾燥させ、保存性をよくしたものです。香ばしい風味が魅力ですが、加熱することでぬかのなかにいた乳酸菌が殺菌されてしまい、生ぬかを使うより発酵しにくいそうです(発酵しないわけではなく、野菜に付着した乳酸菌に頼るため、管理が難しいのだとか)。・ほかの発酵食品を混ぜないビール、日本酒、パン粉などを混ぜる人もいますが、ほかの発酵食品を混ぜると、乳酸菌とほかの菌が拮抗して、発酵が遅れたり腐敗してしまう原因になります。・発酵したら漬けてみよう発酵したぬか漬けはぬか特有のよい匂いがします。発酵したらさっそく漬けてみましょう。佐々木さんのぬか漬けは、最初からほどよい塩分にしてあるため、いわゆる「捨て漬け」は不要です。野菜の漬け方、基本はこちら!1.野菜は必ず水洗いし、水分を拭いてから漬けます。容器に収まらないときは適当にカットしてOKです。2.ぬか床のなかにズブッと入れて、野菜を埋め込んで表面を平らにならし、半日から1日放置します。3.食べる前に取り出し、サッとぬかを洗って、食べやすい大きさに切ってできあがり。漬かり加減は漬け時間で調整します。急ぐ場合は表面を塩もみして、塩を水で流してから入れると早く漬かります。あまり長時間漬けると酸味が出てしまいます。「柔らかくなったなと思ったら食べてみる、どのくらいの漬かり具合がいいかは、その家庭の好みです」と佐々木さん。上手な漬け方、野菜別のポイントを伝授♪・きゅうりぬか漬けのなかでも人気のきゅうりは、洗って端を切って、そのままつけ込むだけ。・かぶしっぽを落とし、実の部分に大きく切り込みを入れてつけ込みます。佐々木さんは葉つきのまま漬けているそうです。・だいこん漬けやすい大きさに切り、ところどころ皮をピーラーでむいて漬け込みます。・にんじん彩りのいいにんじんのぬか漬けもおすすめ。ピーラーで皮をすべてむいて漬け込みます。皮が残っていると黒く変色してしまうそうです。・なすぬか床に色が付いてしまうため、佐々木さんは別の容器にとって漬け込んでいるそうです。なすの色がよく出るように鉄なすなどを入れます。なすはちょっと難易度が高いのでほかの漬け物で慣れてからがおすすめだそうです。作ったぬか床を大切に維持するためにせっかく作ったぬか床、大切にしたいですよね。ぬか床を維持していくコツも聞いてみました。・混ぜるぬか床といえば混ぜるもの、というイメージ通り、できあがったぬか床は「とにかく『かく拌』すること、混ぜること」と佐々木さんは言います。混ぜることで、表面に出てきた産膜酵母をぬか床の下に、底のほうにある酪酸菌を表面に出し、いつまでもフレッシュなぬか床になるのだとか。ただずっと混ぜていたのでは、酸素が苦手な乳酸菌は増えません。乳酸菌を増やすためには、「混ぜすぎないこと」も大切です。・常温保存この作り方のぬか床は、冷蔵庫に入れず、佐々木さんのお店でも常温で保存しているそうです。佐々木さんによると「常温で保存することで、乳酸菌が元気に働き腐敗しにくい」のだそうです。直射日光の当たる場所では暖まりすぎてしまうので、日陰の室内に置いてください。・変色したらその部分を捨てる表面がうっすら白い、あるいはうっすら黒ずんでいるときは混ぜ込んでも大丈夫。黒、赤、青など、はっきりと変色している場合は、変色している部分とその周囲を、思い切って捨ててください。混ぜ込むと腐敗の元です。・長期間外出するときは中の野菜を全部出して冷蔵庫に保管します。大きな容器の場合は、ぬか床の表面に塩をまぶし、ラップなどで空気を遮断して常温で保管します。・水が出てきたら「野菜から出たきれいな水なので、そのなかには乳酸菌がたっぷり入っていますから、捨てずに生ぬかを足すことで濃度を調整してください」と佐々木さん。・乳酸菌を育てる「1gのなかに5億から10億の菌がいます」という佐々木さん。ぬかの中の乳酸菌を生かす、という気持ちでぬか床に接するといいそうです。いざやってみると本当にカンタン♪野菜を漬け込んで、しばらく置いて取り出すだけでおいしくなるぬか床。難しいと思い込んでいましたが「普通の日本人が忙しい暮らしのなかで続けてきたものですよ。難しいわけがない」と佐々木さんが言うとおり、実はシンプルでカンタンなものだったのです。ぬか床さえ作ってしまえば、毎日の手間はちょっと混ぜたり漬け込んだりする程度。思っていたほど手間がかかりません。これからの季節、いつもの食卓に小鉢に入ったぬか漬けを添えてみてはいかがでしょうか。和の匠佐々木漬物店の詳細はこちら!●ライター曽田照子
2018年05月26日フランスにも日本にも通じる発酵料理。それはいわば庶民の「とっておき」。 発酵食品を使用することで、おうちで簡単に作れるのにも関わらず旨みたっぷり!食卓の主役となる大皿料理で楽しいおもてなしを。 ① La choucroute(シュークルート) 下ごしらえは前日、美味しいお肉を買って、 塩を振って寝かせるだけ!アルザスの伝統発酵料理、シュークルートは市販のザワークラウトを使って簡単に作れる大皿料理。たっぷり多めに作るのが、上手に仕上げるコツ。 【 材料 】(5人分)□ 豚肩ロース ... 600g□ ベーコン(塊)... 400g□ ソーセージ ... 6本□ じゃがいも ... 2個□ にんじん ... 1本□ 市販のザワークラウト ... 600gくらい □ ローリエ ... 2枚□ にんにく ... 1片□ 水 ... 500ml□ 塩、コショウ ... 適量※ 豚肩ロース、ベーコン塊、ソーセージは美味しいものを使うのがおすすめ 【 作り方 】①前日の下ごしらえ。豚肉は全体に塩をまぶして、冷蔵庫で一晩(8時間以上) 寝かせる。②ベーコンは厚さ2cmほどに切っておく。鍋ににんにく1片のスライスを入れて熱し、3cmほどの厚さに切った❶とベーコン、ソーセージを焼く。③❷に皮を向いたじゃがいも、人参、ザワークラウト、水、ローリエを入れ25分ほど煮込む。じゃがいもが柔らかくなったら、塩、コショウで味を調える。 ② Confit de citron & Boulettes de viande(レモンコンフィ & ミートボール) ドレッシングにも、パスタや肉料理など 様々な料理と相性のいいレモンコンフィは旨みたっぷりな挽肉料理のアクセントにも合う発酵食品。くるみの食感やレモンのさわやかな酸味がワインなど、お酒の席にぴったり。 【 材料 】A. レモンコンフィ(4人分)用意するもの ... ビン(フタの口が広いものがおすすめ)□ 有機レモン ... 4個□ 塩 ... レモンの分量の17% 【 材料 】B. ミートボール with レモンコンフィソース(3〜4人分)□ 合い挽き肉、又は豚ひき肉 ... 200g□ 生くるみ ... 40g□ 玉ねぎ ... 1/6個□ パン粉 ... 30g□ 牛乳 ... 大さじ2□ 卵 ... 1個□ 塩、コショウ ... 少々□ レモンコンフィ... Aの4分の1□ レモンの皮 ... 少々□ 小麦粉 ... 適量□ 生クリーム ... 1/4カップ□ イタリアンパセリ ... 少々 ☆ソース□ バター ... 大さじ1□ 小麦粉 ... 15g□ ブイヨンスープ ... 1カップ半□ 白ワイン ... あれば適量 【 作り方 】A. レモンコンフィ①ビンをよく洗い、熱湯をかけて消毒する。レモンはよく洗い、ペーパーや付近などで水気をよく拭き取る。②輪切りレモンは、5mmほどの薄切りにする。乱切りにしてもOK。その場合はタテ半分に切り、1 個を8~10等分の乱切りにする。③ビンに塩を入れ、レモン、塩と重ねて入れていき、最後に塩を入れてフタをする。④直射日光の当たらない冷暗所か冷蔵庫で1週間以上置く。※ 料理などで使用する際は清潔な箸、スプーンを使って取り出す。1日1回くらいビンを振って、レモン汁と塩、レモンが混ざるようにする。 【 作り方 】B. ミートボール①くるみを包丁で細かく刻み、玉ねぎはみじん切りにしておく。②ボウルに❶と挽き肉、牛乳、パン粉をよく混ぜ合わせ、みじん切りにしたレモンコンフィと胡椒を加えてさらによく混ぜる。③❷を12等分してボール状に丸め、表面に小麦粉をまぶす。④ソースを作る。鍋にバターを溶かして小麦粉を振り入れ、弱火で2分ぐらい炒める。ブイヨン、白ワインを少しずつ加え、ダマにならないようによくかき回す。⑤❹にとろみがついてきたら❸を入れる。一度沸騰させてから、弱火で15〜20分くらい煮込む。※水分が少ないので焦げやすいため、水分が足りない場合はブイヨンかお湯を少しずつ足す。⑥最後に生クリームを加えて、塩、コショウで味を調える。さらに盛り、細かく刻んだレモンの皮とパセリを散らす。 kiitos. vol.8より
2018年05月22日発酵食品が体にいいのは知っているけれど、お肌にもいいのはなぜ?今回は、意外と知らない“発酵食品を食べることで得られるメリット”をご紹介します。日本のソウルフードを積極的に取り入れて、ぷるぷるお肌になりましょう!発酵食品から得られるメリットとは?出典:byBirth豆腐や納豆など、日本のソウルフードとも言える“発酵食品”。発酵食品が体にいいのはご存知の通りですが、美容の観点から見ても、発酵食品はメリットだらけなのです。冷蔵庫が存在する以前から保存食として重宝されてきた発酵食品には、生きた菌が豊富に含まれています。その中でも代表的な菌は、乳酸菌や麹菌、酢酸菌に酵母菌など。これらの生きた菌は、腸内で悪玉菌とたたかう役目を担います。今回は、おいしくヘルシーな発酵食品から得られるメリットを4つご紹介します。食を見直し、健康と美しさを手に入れましょう!1. 納豆のネバネバ成分が美肌をつくる出典:byBirth納豆のネバネバ成分に含まれる「ポリグルタミン酸」は、肌が本来持っている保湿効果を高めてくれるといわれています。さらに、納豆には肌の代謝に関わるビタミンB群も含まれているため、なめらかで整った美肌をつくってくれるのです。また、美肌にはぬか漬けもおすすめです。ぬか漬けには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。その上、腸内環境を整えてくれる乳酸菌や酵素が豊富に含まれているのです。保湿にこだわり、ハイブランドのスキンケア用品を使用するのもよいですが、納豆やぬか漬けなど発酵食品を食べるのも忘れないでくださいね。2. 味噌が美白をつくる出典:byBirth白い肌は、可憐さや清潔感を醸し出します。美白を目指すなら、味噌を積極的に摂りましょう。味噌には、イソフラボンや酒粕が含まれています。これらの成分には、メラニンを生じさせる物質を阻害するはたらきがあるといわれています。また、酒造で働く職人さんは色白で美肌だと聞いたことがありませんか?それは、米の発酵過程でできる麹に秘密があります。麹には、くすみの原因となるメラニン色素を抑えるはたらきがあるのです。実際に、そのはたらきを利用したスキンケア用品も多数販売されていることからも、麹の効果がうかがえます。お味噌汁やかす汁は、体を温めながら美白まで行ってくれる、ありがたい存在なのですね!3. エイジングケアに役立つ出典:byBirthいつまでも若々しい姿でいるために、発酵食品でエイジングケアをしませんか?発酵食品に豊富に含まれるビタミンやミネラルには、肌のシミやしわを防止する効果が期待できるのです。エイジングケアにおいて重要なのは、紫外線対策とともに“抗酸化物質”を含む食品を摂ることです。抗酸化物質の栄養素には、ビタミンやミネラルのほかにカルテノイド、ポリフェノールなどがあります。発酵食品には、これらの抗酸化物質が豊富に含まれているため、肌をいきいきした状態で保ってくれるのです。高額なエイジングケアを考えているなら、その前に食生活を見直して、発酵食品を摂ることを心掛けてみるのもよいかもしれませんよ。4. ダイエット効果出典:byBirth発酵食品は、腸内環境を整える役目を果たしてくれます。そのため、便秘解消や脂肪の分解に効果を発揮するのです。ダイエットに最適な発酵食品で、おいしく健康的にダイエットしましょう。また、発酵食品は、整腸作用のほかにも骨粗鬆症や高血糖の予防、疲労回復にも効果的だといわれています。ダイエットをするなら、発酵食品を味方につけることで、将来の自分の健康をもつくり出すことができるのです。無理な食事制限はやめて、納豆やヨーグルト、味噌などの発酵食品を摂り「食べながら痩せる」ことにシフトしましょう。発酵食品で綺麗を手に入れましょう!出典:byBirth発酵食品から得られるメリットを4つご紹介しました。いかがでしたか?体にいいから…と今までなんとなく食べていた発酵食品が、これほど美容に効果的であるとは驚きです。美肌や美白効果はもちろんのこと、エイジングケアまで行ってくれるとは、かなりありがたい存在ですよね。今こそ食を見直し、体に優しい生活を始めませんか?豆腐や納豆、味噌など、日本のソウルフードとも言える発酵食品を味方につけて、おいしく健康的に綺麗を手に入れましょう!
2018年05月19日発酵食品のイメージを覆す、新時代の幕開け健康を意識するフロアとして生まれ変わった新宿高島屋8F。その一角に、「Kouji&ko」はあります。発酵食品のイメージを覆すスタイリッシュな店内は、独自の世界観を構築しており、発酵食品が持つ和のイメージに一石を投じています。コンセプトは新しい発酵の新しいスタイル”ヌーベル ハッコー”クリエイティブディレクターにデザイナーのタナカサトル氏を迎え、店内は現代的でスタイリッシュなカフェ風に。商品開発は数々の著作で知られる発酵学者の小泉武夫氏によるアドバイスのもと、メニュー開発は様々なレストランで腕をふるってきた大島今日氏が担当。彼らのプロデュースのもと、全く新しい発酵食品を取り入れるスタイルとして”ヌーベルハッコー”が誕生しました。発酵の魅力を味わうメニューの数々メインは「ディッシュデリ」(378円~)。ビーガン対応の生地の上にカラフルな野菜をのせて、目にも鮮やかな品々が並びます。在来種の野菜から発酵ドレッシング、トッピングまでをチョイスし、カスタマイズする「カスタムグリーンサラダ」(Sサイズ972円~) も人気です。おすすめは「お得なディッシュセット」(1,458円~) 。Sサイズのカスタムグリーンサラダ、スープ又はコーヒー(HOT/ICE)、紅茶(HOT/ICE)、ディッシュがセットになっています。ディッシュはスイーツをチョイスしてもOKなのがうれしいポイント。さまざまな野菜とともに発酵食品をたっぷり取り入れることができる「Kouji&ko」 のメニューの数々。発酵食品を美味しく取り入れて、体の内側からキレイになっていくのを実感してみませんか?スポット情報スポット名:Kouji&ko住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目24番2号 新宿高島屋 8F電話番号:03-5361-1111
2018年05月18日発酵食品専門店「醸カフェ」「醸カフェ」 は、西荻窪の住宅街に佇む発酵食品専門店。麹や甘酒をはじめとする様々な発酵食品を取り扱っているお店です。メニューは店主が一人ですべて発酵したもので、“病気にならない体づくり”をコンセプトに、体に優しいメニューを考案。あたたかみある木のカウンターが、アットホームな雰囲気を演出しています。甘酒&おから入り豆乳! 「豆乳甘酒」 がクセになる!おから入りの豆乳で甘酒を割った「豆乳甘酒」 は、ヨーグルトのようなまろやかな口あたりと優しい甘みが特徴。「醸カフェ」 の甘酒は、玄米麹で作られているため、ノンアルコールなのでお子さまも安心!「豆乳甘酒」 を飲んだ翌日は、腸の調子もよくなり朝からスッキリする人もいるそうです。カラフルな野菜がたっぷり! 「醗酵づくしセット」ぬか漬けの野菜、甘酒に漬けたトマト、塩麹漬けの鶏肉、三升漬けにしたきのこを楽しめる「発酵づくしセット」 。ぬか漬けは個性あふれる食材に合わせた調理を施し、野菜の旨みや香りを最大限に引き出しています。トマトは甘酒によって発酵し、しゅわっととろけるような食感です。「醸カフェ」では、他にも発酵をテーマにしたドリンクや、ワークショップなども行なっています。日常の中で何気なく口にしていた、発酵食品の“新しい魅力”に出会えます。スポット情報スポット名:醸カフェ住所:東京都杉並区西荻北4-35-6 カーサ藤江電話番号:03-6913-5888
2018年05月02日「エシレ シャレット」が都内2カ所に限定オープン世界中のグルメをうならせるフランスの発酵バター"エシレ"。そんなエシレバターを贅沢に使った焼き菓子を販売する店舗「ECHIRE Charrette(エシレ シャレット)」が、伊勢丹新宿店とGINZA SIXに期間限定で登場します。手間暇かけたパイ菓子エシレバターの最大の特徴は、何と言っても芳醇な香りと豊かなコク。同店ではエシレバターの美味しさをギュッと閉じ込めたパイ菓子を楽しめます。「ミルフイユ エシレ」(税込 4,104円) は、サクッと焼き上がったパイ生地にラムレーズンをきかせたバタークリームをサンド。エシレバターが何層にも織り込まれた生地は、一口噛む毎に芳醇なバターの香りが口いっぱいに広がります。ファン待望の新作も登場!新作としては「エシレ フィユタージュ サンボリック」(税込 1,350円)が登場。キャラメリゼされた香ばしいパイ生地が後を引きます。シンプルながらもバター本来の美味しさを味わえる奥深い焼き菓子です。またGINZA SIX店では、エシレバターを使ったソフトクリームも楽しめます。伊勢丹新宿店は2018年5月16日(水)から5月29日(火)まで。GINZA SIX店は2018年5月1日(火)から 6月3日(日)までの期間限定オープンです。どうぞお見逃し無く。(画像はプレスリリースより)【参考】※片岡物産株式会社のプレスリリース(@Press)
2018年04月29日栄養豊富な酒粕をパウダー化株式会社FARM8は、ひとふり糀シリーズ「酒粕パウダー」「酒粕ソルト」を発売した。発酵食品は、栄養価が高く、美容と健康への効果もよく知られている。日本酒を絞った後に残るペースト状のお米、酒粕もその一つだ。しかし、酒粕は、そのままではアルコールが含まれており、子供やアルコールの苦手な人には、食べにくい食材だ。そこで、豊富な酒粕の栄養をだれでも、いつでも、気軽に摂取できるように、酒粕をパウダー化した同商品が開発された。さっとひとふりで発酵食品が完成同商品は、酒どころ新潟で作られた清酒の酒粕を使用。酒粕を丁寧に乾燥させ、パウダー化。この乾燥の際に、アルコールを飛ばし、アルコールフリーを実現した。「酒粕パウダー」を味噌汁、スープ、飲み物に振りかけるだけで、発酵スープや発酵ドリンクを簡単に作ることができる。野菜や豆腐などの食材に、塩をかける代わりに「酒粕ソルト」をひとふりすれば、酒粕のさわやかな風味を楽しみつつ、豊富な栄養を摂取できる。「酒粕パウダー」の内容量は、35g。「酒粕ソルト」の内容量は、50g。価格は、各420円(税込み)となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社FARM8のプレスリリース※株式会社FARM8 ひとふり糀の公式サイト
2018年04月15日新潟の酒粕を使用した発酵ジェラート地域ブランディングや食品プロデュース事業を展開する株式会社FARM8は、酒粕のジェラート『醸グルト(JOGURT)ジェラート』を直営店の「FARM8 ReACTION STORE」や同社オンラインストア等で4月10日に発売した。『醸グルトジェラート』は、完全植物性の発酵ジェラートであり、主原料は酒粕である。酒粕は、日本酒を絞った後に残るペースト状のお米のことであり、発酵する時に麹菌がお米の栄養を吸収しやすいように分解するため、酒粕は普通のお米よりも栄養価が高くなっている。発酵パワーで体に優しいスイーツ『醸グルトジェラート』には、酒粕を乳酸菌発酵させた特別素材「さかすけ」を使用している。乳製品は使用していないが、濃厚なフローズンヨーグルトのような味わいになる。乳製品や動物性食材が苦手な人でも、なめらかなジェラートを気持ちよく味わうことができるという。アルコールフリーなので、子どもでも安心して食べることができる。腸まで届く食物繊維の“レジスタントプロテイン”が含まれているため、肥満防止や美肌効果も期待できる。フレーバーは、酒粕プレーン・酒粕ストロベリー・酒粕レモン・酒粕ショコラ(4月末発売予定)・酒粕ピーチ(6月発売予定)・酒粕キャラメルバニラ(6月発売予定)の6種類。『醸グルトジェラート』は、1つ90g、税込価格は420円となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社FARM8※乳酸菌発酵 酒粕ジェラートFARM8 STORE
2018年04月11日レストランでソーセージを頼むと、酸っぱいキャベツが添えてあることがありませんか?それが、ドイツの漬物の“ザワークラウト”です。この酸っぱさはお酢によるものではなく、“乳酸発酵”によるもの。この発酵を家庭でやるのは大変なので、私は“お酢”と隠し味の“クミン”というスパイスで、それっぽく作って常備菜に。我が家ではキャベツが余ると必ずといっていいほど、このなんちゃってザワークラウトを作り置きしています。そして、とんかつや他のフライ、ハンバーグや朝食の目玉焼きなど、結構なんにでも千切りキャベツの代わりに付け合わせています。地味メニューですが、日持ちがするので、事前につくってホームパーティで出すことも。普段の食事では、ソーセージやウインナーと一緒に盛ることはありませんが、やはりなんとなく絵になるような!? 気がするので、ホームパーティではセットで出しています。目立たない存在ながら、さっぱり感が箸休めとして好評で、「これどうやって作ったの?」と聞かれる率が高い、手前みそレシピです。■ザワークラウトレシピ制作 管理栄養士 長 有里子<材料 作りやすい分量>キャベツ 300gたまねぎ 1/2個A塩 小さじ1/2A酢 大さじ2Aクミンパウダー 小さじ1/2オリーブ油 大さじ1<作り方>1、キャベツは細切り、たまねぎは薄切りにする。2、オリーブ油を熱したフライパンでたまねぎを炒め、しんなりしたらキャベツも入れて炒め合わせる。3、Aの調味料を加え、混ぜ合わせる。ちなみに、クミンパウダーはどうやって使い切ればいいの? と思われる方が多いと思うので、一言。クミンはカレー粉の成分です。カレーの良い香りは、このクミンの香りがメインになっているのです。カレーの仕上げにひと振りしてあげると、より風味がたっておいしくなりますよ。味は子どもでも食べられるよう、酸味は控えめにしています。
2018年04月05日発酵食品ブームで注目され始めたぬか漬け。実は結構簡単に自分で作ることができます。難しいと思われているぬか床も、既製品を購入してもいいですし、自分で作ってもそんなに難しいものではありません。そして、ぬか漬けを美味しく漬けるコツもあります。いろいろ試して、オリジナルのぬか漬けを作るようにしていきましょう。自分で作れば、浅漬けも古漬けも自由自在。毎日楽しめるぬか漬け、さっそく始めてみましょう。発酵食品には体を温める作用がある発酵食品には体を温める作用があると言われています。このため、本来は体を冷やしがちな生の野菜も、ぬか漬けにして発酵食品にしてしまうことで、体を冷やさずにうまく栄養素の摂取ができるのです。ご飯のお供としても最高ですし、朝から発酵食品を食べると、体を温めた状態で1日を始められます。発酵食品には他にも、納豆や味噌などぬか漬けと相性のいいものがありますので、この機会にいろいろと取り入れてみるとよいでしょう。手軽に摂れる発酵食品、ぬか漬けぬか漬けは、発酵食品の中でも手軽に摂れるところが魅力です。浅漬けにすればサラダ感覚でポリポリ食べることもできますし、しっかりと漬けこんで古漬けにすれば、味が染みた美味しいご飯のお供になってくれます。自宅にぬか床があれば、好きな野菜やほんの少し余った野菜のきれっぱしをうまく利用して、少量のぬか漬けづくりを楽しみましょう。ほんの少し、食べる分だけ楽しめるのが自家製の良いところです。また、ぬか漬けはその家によって味が変わるのも特徴です。その家によって発酵を助ける菌が違いますので、それによって味が変わるのです。オリジナルのぬか漬けが楽しめるのはうれしいですね。簡単、自家製ぬか床の作り方自家製ぬか床は案外簡単にできます。もちろん市販のぬか床を買ってきてアレンジするのもOKです。以下には、基本の材料と作り方を記載しておきます。<材料>・米ぬか・塩(米ぬかの10パーセントくらい)・水(適量)材料をすべて混ぜて、耳たぶくらいの固さになったら出来上がりです。水は少しずつ様子を見ながら加えていきましょう。基本的には、毎日何か漬けてかき混ぜてあげましょう。完成したぬか床は、冷蔵庫に保管するとかき混ぜるのを忘れたときも悪くなりにくいです。ぬかは、減ってきたら塩と一緒に足してあげましょう。漬け続けていると、水っぽくなってくるので調整が必要です。美味しくするポイント、ぬか床にプラスアルファぬか床を美味しくするポイントとして以下のものを加えると、ぬか床に旨みや風味がプラスされて美味しく出来上がります。お好みで試してみてください。・山椒の実(風味づけ)・かつお節(旨みをプラス)・昆布(旨みをプラス)また、ぬか床は完成した後はいきなり本番漬けをせずに、野菜の皮やヘタなど捨てる部分を漬けるようにしましょう。ぬか床の発酵を助けて美味しくしてくれます。ぬか床がこなれてから本番漬けをしたほうが、美味しくいただけます。ぬか漬けにするおすすめ野菜ぬか漬けにするおすすめ野菜は、まずは何といってもきゅうりです。きゅうりは浅漬けでも古漬けでも美味しくいただけて、本当におすすめの食材です。その他、大根やナス、ニンジンなども美味しくいただけます。ぬか漬けは1~3日くらい漬けておくと出来上がります。漬け具合は好みによりますので、いろいろと試してみましょう。ちょっと変わったものもぬか漬けになれるぬか漬けは、ちょっと変わったものを漬けても美味しくいただけます。長いものぬか漬けは、しゃくしゃくねばねばして、食感が楽しくておすすめです。また、スイカの皮は、捨ててしまうことが多い部分ですが、ぬか漬けにすることで、副菜としてよみがえらせることができるのです。スイカの皮は、緑の固い部分を剥いて、赤いところを少しだけ残して漬けるのがポイント。みずみずしくて美味しい、夏限定のぬか漬けです。自分で漬けて、毎日発酵食品を食べようぬか床を自作して、毎日ぬか漬けを食べる習慣をつけましょう。毎日発酵食品を摂ることで、体の内側から元気になれますし、野菜不足の解消にもつながります。ぬか漬けを美味しくいただいて、発酵食品生活、始めましょう。
2018年03月27日発酵食でキレイをもっと身近に!納豆や味噌、ヨーグルト、キムチ、チーズ…体にもうれしい発酵食品を、新しい調理方法で楽しみませんか? “私のカラダが喜ぶ、菌のある生活”をコンセプトにした「Hacco’s table」は、浅草にある発酵食をテーマにした専門店です。美容と健康に大きく関わる“腸内フローラ”を整えるとされ、メディア等で注目を浴びる発酵食は、元来日本の伝統的な調理法でもあります。そんな馴染みの深い食材を新たな調理法でアプローチ。さらにキムチやチーズなど世界の発酵食も楽しむことができます。奥深い発酵食品の世界を、お食事やドリングでじっくり味わって。前菜からデザートまで“発酵”づくしのお食事をカラダにも舌にも嬉しい発酵食の数々をごらんあれ。前菜からメイン、デザートからドリンクまで“発酵”づくしのひとときを過ごしましょう。お馴染みの食品「ぬか漬け」は、新しい味わい方で。「ぬか漬けのスティック スパイスを添えて」は特製ぬか床で漬け込んだ4種の野菜を、オールスパイス、カルダモン、クミン、パプリ、4種のスパイスと合わせて頂きます。ぬか漬けの食べ方の新発見です。おすすめは、メイン料理の「低温煮込みの鶏胸肉 ヨーグルトレムラードソース」。ゆっくり低温調理を施したお肉に、水切りヨーグルトとマスタードのレムラードソースを添えて。柔らかいお肉と爽やかな酸味が楽しい一皿です。さらに「世界の乳酸菌セット」は、乳酸菌を通して世界旅行をできる小皿メニュー。日本のぬか漬けに、ドイツのザワークラウト、韓国の水キムチで乳酸菌を食べ比べることができます。おいしくとキレイを両立する「hacco’s table」。浅草散策や近くを訪れたら、ぜひ足を運んでみたいレストランです。スポット情報スポット名:Hacco’s table住所:東京都台東区花川戸2-9-10電話番号:03-5231-7855
2018年03月26日腸内環境を整えてダイエット3月23日、東京都中央区日本橋本町にあるイベントスペース施設「BETTARA STAND(べったらすたんど) 日本橋」において、イベント「腸活ダイエットのススメ~発酵食品と乾物で腸内環境を整えよう~」が開催される。参加費は2,000円で、現在、参加者を募集している。「腸活」でダイエット・便秘改善食べた物を消化吸収する役割担っている腸。しかし、近年は腸内細菌と免疫細胞との関わりが注目されており、腸内環境を指す腸内フローラという言葉も一般的になろうとしている。発酵食品は腸内環境を整えるための有効な手段で、免疫力の向上が期待できる。このイベントでは発酵食品に加え、乾物の魅力に焦点を当て、話題の「乾物ヨーグルト」が持参される。主催者の「BETTARA STAND 日本橋」はダイエットで思うような効果がでない人、リバウンドに悩んでいる人、便秘を改善したい人、乾物に興味がある人などにおすすめのイベントだとしている。日時: 3月23日(金) 19:30~22:00場所: BETTARA STAND 日本橋東京都中央区日本橋本町3-10-1費用: 2,000円(BETTARA STAND日本橋使用料)定員: 6名程度(「BETTARA STAND 日本橋」のサイトより引用)なお、イベント開催中の出入り自由。申し込み方法など、詳しい情報は以下URLの「BETTARA STAND 日本橋」のサイトで確認を。(画像は「BETTARA STAND 日本橋」のサイトより)【参考】※【イベント3/23(金)】腸活ダイエットのススメ~発酵食品と乾物で腸内環境を整えよう~
2018年03月16日ちょこっと冷える。なんとなく手足が寒い。そんな時は体の中から温めることを考えてみましょう。ショウガやシナモンもおすすめですが、発酵食品も体を温める作用があり、とってもおすすめです。普段飲み物や食べ物に気を使っている人ならご存知かもしれません。発酵食品系の調味料!!一世を風靡した塩麹に始まり、すでに日本食の定番として浸透している調味料もたくさんあります。甘みも塩気も発酵食品に変えて、冷えから遠ざかりましょう。発酵食品には体を温める作用がある発酵食品には体を温める作用があるとされていますが、直接的に体を温めることができるわけではありません。発酵食品は、まず食べたり飲んだりしたときに体を冷やす要素が少ないことと、血液をサラサラにする作用があることから、体を温めることができるとされています。つまり、なるべく毎日摂ることで効果が感じられるということになりますね。となれば、発酵食品を毎日口に入れるにはどうしたらいいでしょうか?考えてみましょう。“調味料”で発酵食品を摂ろう毎日発酵食品を食べるためには、調味料を活用しましょう。調味料には思った以上に発酵食品がたくさんあります。調味料は発酵させることで旨みが増していますので、料理に使うととってもおいしいのです。そして、調味料は毎日口にできるという点も、発酵食品で体を温めるには適しています。毎日摂ってていくことでいつの間にか冷えにくい体に・・・。そんな発酵食品調味料、どんなものがあるのか見ていきましょう。大豆が素材の発酵食品“味噌”!発酵食品調味料の中でも代表的なお味噌は、大豆から出来ている調味料です。大豆と米麹を発酵させて、あのなじみのあるお味噌に仕上がっています。大豆製品ですので、大豆イソフラボンを含んでおり、美肌などの効果も同時に期待できるところが嬉しい点です。お味噌は、みそ汁だけでなく、炒め物やつけ焼きなどにも使えて、万能調味料的な側面もあります。味噌をさらに加工してゆず味噌のように甘みをつけて使うこともできますので、どんどん用途を広げて、体温めに一役買ってもらいましょう。割とコスパの良い調味料であることも嬉しい点ですね。発酵食品の“甘酒”でお菓子をつくる発酵食品の中でも甘みを足したいときは、砂糖の代わりに甘酒を使うとよいでしょう。いつもだったらミルクと砂糖を混ぜるところを、甘酒を混ぜてみると、どんなスイーツも違った味わいになってきます。ゼリー、飲み物、焼き菓子の甘みにも使えます。もちろんそのまま飲んでもおいしい、体に優しいスイーツです。食物繊維やビタミンも豊富で、飲む点滴なんて言われているくらいですので、うまく使って発酵食品生活に役立てましょう。“醤油”も発酵食品。塩分に気を付けて醤油も発酵食品の一部です。お味噌をさらに発酵させて作られていますが、おそらく醤油は意識せずとも毎日摂っているのではないでしょうか?醤油は塩分も多めなので、むしろ摂りすぎにはちょっと注意するようにしましょうね。醤油を醤油麹に変えると、すこし塩分を抑えられて、さらに発酵食品を摂れますので、おすすめのチェンジ方法です。旨みも増しますよ。塩分を“醤油麹”や“塩麹”に変えて発酵食品をプラス日常の塩分を「醤油麹」や「塩麹」に変えて、発酵食品化していきましょう。お料理に醤油や塩を足すときには、代わりに醤油麹か塩麹を使えば、それだけでいつの間にか発酵食品が摂れるようになっているのです。これで、発酵食品生活に弾みがつくことは間違いなし、うまく発酵食品を生活に取り入れられる最高の調味料です。最近はスーパーでも買えるようになりましたが、米麹を買ってきて手作りすることも可能です。少し手間はかかりますが、美味しいですよ。たくさん作って、保存も可能です。発酵食品で冷えを遠ざけよう発酵食品を生活に取り入れて、冷えにくい体をつくりましょう。発酵食品は年間を通して手に入れやすく、なかでも調味料は、ごく自然に口に入るものです。毎日ちょっとずつ取り入れるのに、こんなにぴったりなものはありません。うまく発酵食品調味料を取り入れて、おいしく冷えを遠ざけていきましょうね。毎日快適に過ごせますように。
2018年03月02日発酵マイスター「菌活」という言葉は、美を意識する女性の中では既にセオリーとなっているのかもしれないが、健康にも良いことが知られるようになってから、女性以外からも注目を集めている。生きている菌を活用して健康や美をつくりだす「菌活」は、“発酵マイスター”の腕の見せ所でもある。この度、女優でもありモデルとしても活躍する発酵マイスター「菜月」さんの、暮らしに活かすことができる「菌活」テクニックが、健康と美にまつわる様々なからだ情報を発信するWACOAL BODY BOOK(ワコールボディブック)から発表されている。「健康美」のマイスターでもある発酵マイスター発酵食は、日本では昔から馴染みの深い食べ物だ。味噌汁、納豆などは生活に密着してきた。これが現代の発行マイスターの手にかかると、発酵ジュースや豆乳ヨーグルトパックという「美」の要素が取り入れられて、さらに興味深いものへと変身する。菜月さんが日々の暮らしの中で取り組んでいるのは「飲む」「塗る」「食べる」という生活に密着したシーンで菌の力を活かすこと。菌を活かした手作りのドリンクやパックで、美味しく肌に良く、しかも楽しく美と健康を求めることができているという。「菌活」に興味を持っていた方も、なんとなく聞いたことがある程度という方も、美と健康を両方一気に手に入れることができる発酵マイスターの秘訣を、是非一度、調べてみるのも良いかもしれない。(画像はプレスリリースより)【参考】※WACOAL BODY BOOK「美の流儀」※株式会社ワコール プレスリリース(@Press)
2018年02月28日こんにちは。料理研究家の越野美樹です。朝食やおやつに食べたいパン、簡単に作れるなら手作りしてみたいけど、ちょっと難しそう。そんなふうに思っている方に、今回はお豆腐と小麦粉で手軽に作れる「無発酵の豆腐パン」をご紹介します。パンを作るには、強力粉に酵母やイーストと水分を加えてこねて、発酵させる時間が必要です。この「無発酵の豆腐パン」は、こねたり発酵させたりする時間がいらず、混ぜて焼くだけだから思い立ったらすぐに作れます。豆腐も水切り不要な時短レシピ、ちょっとしたコツをつかめば誰でも失敗なく作れますよ。豆腐をフードプロセッサーにかけるとなめらかに仕上がりますが、フードプロセッサーがない場合は豆腐をざるでこせば同じようにできます。ベーキングパウダーは水分を含むとそこからもう膨んでしまいますので、オーブンの余熱と材料の準備を万端にしてから豆腐などと混ぜてくださいね。絹豆腐ならハイジの白パンのようななめらかなパン、木綿豆腐ならしっかりとかみごたえのあるパンのできあがり!もっちり、ふっくらな食感で食べやすい「無発酵の豆腐パン」。焼きたてのおいしさが味わえるのは、手作りならではです。お子さんと一緒にぜひ作ってみてください。■無発酵の豆腐パン調理時間 20分レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹<材料>4コ分豆腐 150gメープルシロップ 大さじ1菜種油 大さじ1塩 ひとつまみ薄力粉 200gベーキングパウダー 小さじ2薄力粉 適量 <作り方>1、ボウルに豆腐、メープルシロップ、菜種油、塩を入れてブレンダーにかける。2、薄力粉、ベーキングパウダーをふるい入れて手でよくまぜ、ひとまとめにする。3、4等分にしてそれぞれを丸くする。4、薄力粉を茶こしに入れて少々ふる。焼いている途中でパンが割れないようにクープ(切り込み)を入れる。5、180℃に熱したオーブンに入れて、10〜15分ほど焼く。外はカリッ、中はふわっふわの食感が楽しめる「無発酵の豆腐パン」。パン作りの経験がない方にも無理なく作れて、豆腐の栄養も手軽にいただける簡単手作りパンです。生地に少し甘みを加えれば、菓子パンや焼き菓子のようになりますよ。■「無発酵の豆腐パン」のアレンジ例「無発酵の豆腐パン」は、そのままいただいてもおいしいですが、ちょっとしたアレンジを加えるとさらに楽しくいただけます。●アレンジ1 「カラフルまるパン」「無発酵の豆腐パン」の生地に色を加えるとカラフルなまるパンのできあがり! 今回は、抹茶、ココア、紫芋パウダーを加えてみました。「無発酵の豆腐パン」1個分につき小さじ1程度で十分に色づきます。●アレンジ2 「フルーツサンド」「無発酵の豆腐パン」に切れ目を入れてクリームやフルーツをはさめば、見た目も豪華なフルーツサンドのできあがり! シュークリームのような食感で、幸せなおやつタイムを過ごせます。「無発酵の豆腐パン」を棒状にすればフランスパン風に、パウンド型に入れてスライスすれば食パン風に、ひも状にして丸くドーナッツ型にすればベーグル風になります。生地にドライフルーツやナッツを入れたり、ツナコーンやトマトソースなどをのせてお総菜パンにしたり、アレンジもいろいろ楽しんでみてくださいね。
2018年02月28日妊娠中や子育て中のママのなかには、「できるだけオーガニック食品を使いたい」、「食品添加物を含む食品は避けたい」と、食品の安全性を気にかけている人も少なくないのでは?でも、ちょっと待って。そもそもオーガニックが健康によくて、食品添加物は体に悪いものなのでしょうか?詳しい話を近畿大学教授・有路昌彦先生にうかがいました。オーガニック食品に医学的根拠はない?オーガニック志向の強い人のなかには、「オーガニック食品は栄養価が高い」と考える人もいますが、実際は…?「2009年に英国食品基準庁(FSA)の発表により、証明されましたが、オーガニック食品だから栄養価が高くなるといった医学的根拠は特段ありません」(有路先生、以下同)FSAの発表とは、オーガニック食品の栄養価と健康に与える影響について医学的根拠を調査したもの。調査結果は、オーガニック食品の優位性は認められず、健康にいい影響を与えるほどのものではないことが判明しています。残念なことに、「オーガニックだから健康にいい」ということにはなりませんが、「オーガニック“野菜”が危険ということもなく、通常の野菜と何も変わらないでしょう。生態系にもいい影響をもたらすので、その点はポジティブに評価すべきです」と、有路先生はいいます。食品添加物を使用していない食品は危険?では、「食品添加物は体に悪い」という考えについてはどうなのでしょうか?「一日摂取許容量(ADI)で設定されている我が国の使用基準内において、食品添加物が健康に悪影響を与えることはありえません。例えば、ウインナーに使われる亜硝酸Naが体に悪影響を及ぼす水準は一度にウインナーを60kgほど食したとき、という水準です。なお亜硝酸Naはキャベツなどの野菜に大量に含まれていて、ロールキャベツの中のひき肉がピンクっぽくなるのは、この亜硝酸Naの効果です。発がん性でいうなら、添加物より野菜に多く含まれるシュウ酸の方が、リスクが高いことになります。しかし野菜は普通に食べるべきです」…と、食品添加物を目の敵にしがちですが、実は、同じような成分が野菜にも含まれていることがあります。さらに、有路先生はこう続けます。「気をつけるべきことは、食品保存料のもっとも重要な役割である食中毒原因菌の繁殖抑制です。封を開けた無添加のウインナーでは10度の環境下(開閉がある冷蔵庫内温度と同じ)で、60時間後には食中毒になる水準まで菌が繁殖してしまいます。しかし食品保存料を正しく使用したものでは菌の繁殖は抑えられます」2012年に北海道札幌市内で発生した「浅漬けの集団食中毒事件」に関しても、「本来食品添加物として保存料が正しく使えるのであれば、あのような痛ましい事故は発生しなかったともいえます。食品添加物で亡くなる人は我が国にはいませんが、食品添加物があれば助かったであろう感染性食中毒で死亡した人は多くいます」とのこと。手作りと市販品の離乳食、安全なのは?ママがもっとも気になることといえば、子どもの食事ではないでしょうか。オーガニック食材を使用した手作りと、市販品の離乳食、どちらがより安全…?「十分に衛生環境が整っている調理環境で調理され、かつ十分に加熱しているのであれば、食材そのもののリスクには差がないでしょう。なお製造面で見ると、我が国の市販の離乳食は世界でもっとも安全と見られているので、市販品の安全性は極めて高いです。自宅で作る場合は、自宅の衛生環境が整っている必要があるでしょう。それくらい自宅のキッチンは既製品を作る工場と比べて、より多くの菌で満ちているのが普通です」「市販品の離乳食は、何が入っているかわからないから危険」と考えるママもいますが、安全面で考えれば、十分安心できるものではないでしょうか。最後に有路先生は、こう話します。「オーガニックはある意味ブランドであり、楽しむ人にとっての価値であるため、それを否定することはありません。しかし、安全性の高いものである市販品や、食品添加物を使用している食品を危険である、というように主張することは、科学的に誤りであるので、その点は惑わされることのないように、多くの人にご理解いただきたいところです」「オーガニック=安全」、「食品添加物=危険」と考えて、どちらかに偏るよりも、適切に使い分けたほうが、より暮らしやすくなるかもしれません。(文・奈古善晴/考務店)
2018年02月17日外側からのケアばかりで、内側からのケアを忘れていませんか?簡単にできる内側からのケアは、やっぱり食生活の見直し。中でも取り入れてほしいのが美容に効果大といわれている発酵食品の摂取です。今回は発酵食品の魅力と簡単に取り入れることのできる発酵食品をご紹介します。「発酵食品」ってすごい!身体の外側からのケアは入念に行うのに、内側からのケアって怠りがちですよね。実はこの内側からのケアが、美容にはとても重要なんですよ。しかし重要といわれても、簡単なものでないと継続をすることはできません。ということで今回は、毎日の食生活に美容に良いといわれている発酵食品を手軽に取り入れて、さらに美しくなる方法をご紹介します。どうして「発酵食品」は美容に良いの?発酵食品は昔から日本に伝わる健康食品の一つですよね。何年か前から、発酵食品を摂取すると美容に効果があるといわれていますが、一体どんな理由で美容に良いといわれているのでしょうか?ここではもう一度、発酵食品の魅力についておさらいをしてみたいと思います。発酵食品とは、冷蔵庫などの食材を保存する電化製品がなかった時代に、腐りやすい食材を長く保存するために考え出された食品です。有名な発酵食品は、納豆や豆腐、ヨーグルトといったものかと思いますが、実はナタデココも発酵食品の仲間なんですよ。そしてこれら発酵食品は、摂取をすることで私たちの腸内環境、つまりお腹の調子を整えてくれる作用があるので、お通じが良くなります。お通じが良くなるということは、体内にたまった毒素を自然に排出してくれるということなので、健康にも美容にも良いとされています。肌の調子が最近良くない…そういえば何日もお通じがなかった!という方は、一度発酵食品を試してみてください♪具体的にはどんな食材があるの?では美容に良いといわれている発酵食品には、どんなものがあるのでしょうか。ここでは手軽に食べることのできる発酵食品をいくつかご紹介します。①納豆日本人にとって、代表的な発酵食品と言えばやはり納豆ですよね。実は納豆は、加熱をすることで身体に良いとされている納豆菌が死滅してしまうので、手を加えずにそのまま食べるのが一番効果的なんですよ。死んでしまった納豆菌が全く身体にメリットがないかといわれたら、そういうわけではないのですが、高い栄養価とその後の効果を期待するのであれば、加熱をしないで食べるようにしましょう。納豆を食べるのにおすすめの時間帯は夜!これは酵素の働きによって成長ホルモンが多く分泌されている時間帯に食べることで、体内に吸収されやすくなるからです。冷蔵庫から出してすぐに食べるのではなく、しばらく常温に置いておくと、納豆菌がさらに繁殖して効果が高まりますよ。②ヨーグルトヨーグルトも発酵食品の中では非常にポピュラーな食材ですよね。ヨーグルトには、腸内環境を整える作用のある乳酸菌が含まれていて、お通じ改善をしたい時に食べたい発酵食品です。できれば無糖のヨーグルトがカロリーを気にせず食べることができるのですが、ヨーグルト独特の酸味が苦手なのであれば、ハチミツをかけて甘みを足すと食べやすくなりますよ。旬のフルーツをプラスして食べるのも、自然の甘みが楽しめて良いでしょう。ヨーグルトを食べる際は、食後の胃酸が薄まっている時がベストです。食後に食べることで腸内環境がしっかり整うので、効果をしっかり実感したい場合は食後のデザートにヨーグルトをプラスしてみてください。③甘酒 最近美容に敏感な女性から支持をされている「甘酒」。この甘酒も立派な発酵食品の一つです。飲みにくいイメージの強かった甘酒ですが、最近では飲みやすくなるよう加工されている商品も多く出ていて、取り入れやすくなりましたよね。甘酒には麹菌と呼ばれる菌が入っていて、リラックス効果や体力回復の手助けをしてくれるといわれています。甘味料などが美容には気になるので、できれば加工されていない甘酒を飲むのが理想です。自然のホンワカした甘みは、慣れてくると癖になる美味しさですよ。「発酵食品」で”美容効果”を高めよう!発酵食品を毎日の生活に取り入れることは、美容にも健康にも効果的ということはご理解いただけましたでしょうか。どの食材も加熱調理をしなくても食べることができるので、継続がしやすいのもうれしいポイントですよ。ついつい外側からのケアに力を入れがちですが、これからは気軽に美容効果を高めることができる発酵食品を食べて、内側からのケアにも力を入れてみてはいかがでしょうか?
2018年02月12日発酵の力に着目した新ブランド2018年1月30日(火)、株式会社ネイチャーズウェイより、国産発酵オーガニックコスメの新ブランド「oofer(オーフェル)」が発売されました。同ブランドは、玄米のぬかに肌をバリアする働きと類似した成分が含まれていることに着目。オーガニックの玄米を独自に発酵させたあまざけエキスを配合した、アンチエイジング商品を生み出しました。素材にこだわった4アイテム今回登場したのは、「あまざけクレンジングジェル」、「あまざけローション」、「あまざけミルクジェル」、「あまざけフェイシャルマスク」の4アイテム。いずれのアイテムにも国産発酵のあまざけエキスを配合。シリコンや石油系界面活性剤は使用せず、発酵の力で肌本来のバリア機能を高め、自ら美しくなろうとする力をサポートしてくれます。購入はオンラインストアにて可能。初回限定のトライアルキットも用意されているので、素材にこだわったオーガニック発酵コスメを1度試してみてはいかがでしょうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ネイチャーズウェイのプレスリリース(PR TIMES)※オーフェル公式サイト
2018年02月02日日本酒の製法技術をお茶に活かすこだわり食品の通信販売業や「茶願寿カフェ」を手がけている株式会社ヤマサンが新商品「国産オーガニック発酵緑茶」(3120円)を2018年1月5日(金曜日)に発売しました。「国産オーガニック発酵緑茶」は、国内流通量わずか3.4パーセントの有機国産茶葉を厳選。日本酒の吟醸製法技術をお茶に活かし、微生物発酵と香味発酵の両方を行うことで味、成分、香りを引き出し、発酵茶独特の臭みを消すことに成功。自然な甘い香りを楽しめます。ティーバッグなので、1包につき沸騰したお湯を1リットル注いで2分から3分で飲める手軽さも魅力です。1回あたり200ミリリットルを数回に分けて飲むのがおすすめ。健康的に美しくなれる新感覚のお茶「国産オーガニック発酵緑茶」は、ただおいしいだけのお茶ではありません。やせホルモンと呼ばれている「テアデノール」、体に脂肪がつきにくくなる「没食子酸」、脂肪を燃やす働きがある「重合カテキン」を多量に含んでいるのです。特に食事中や運動の前に飲むと体に脂肪がつきにくくなったり、脂肪が燃えやすくなったりするのでダイエット効果が期待できます。※価格は税込です。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ヤマサンのプレスリリース/PR TIMES※株式会社ヤマサン
2018年01月16日オルビスは1月1日、塗って眠るだけの夜用発酵美容パック「ナイトタイムパック 酵美人 2018」を数量限定発売します。■ナイトタイムパック 酵美人 20182012年11月に初登場して以来、毎年配合成分をアップし、高い効果実感で年々ファンを増やしている大好評のナイトタイムパック。6代目となる2018年は、美容成分をたっぷり含んだ白イチゴ果実エキス※1と白ワインの原料でもあるシャルドネの発酵エキス※2を配合。「発酵素材」を中心に素材選びの幅を広げ、“発酵”だけでは叶えられない新たな機能を付加した今年だけの「限定酵美人」です。翌朝のしっとりモチモチ感にプラスして、透明感あふれるツヤ肌を実感頂けます。※1フラガリアチロエンシス果汁 ※2乳酸桿菌/ブドウ果汁発酵液■商品概要■ 商品名:「ナイトタイムパック酵美人 2018」■ 発売日:2018年1月1日 ※数量限定■ 価格:税込2880円■ 容量:65g■ 販売ルート:通信販売、 全国のオルビス・ザ・ショップ(お問い合わせ先)オルビス お客様相談窓口TEL 0120-926-020
2017年12月23日我が家では今、3歳の娘と一緒にピザをつくるのがブーム。週末のランチやおやつに作るのですが、生地は発酵させないので短時間でできるし、トマトソースは市販品にすれば、包丁いらずで手間いらず。作業も、こねる、のばす、のせるだけなので、小さな子どもにも無理なくたくさんお手伝いしてもらえますよ!■おうちピザ<材料>※直径18-20cm生地2枚分(生地)強力粉 200gオリーブ油 大さじ1+適量塩 小さじ1/6砂糖 小さじ1/6ぬるま湯 120ml(具)トマトソース缶 大さじ8~10ピザ用チーズ 適量バジルの葉 適量<作り方>1、強力粉とオリーブ油(大さじ1)、塩、砂糖をボールに入れ、軽く混ぜ合わせる。2、ぬるま湯を少しずつ入れながら、なめらかになるまで手でこねる。3、2をラップに包み、10分ほど置いておく。4、3を2等分にし、クッキングシートの上に置く。麺棒で直径18-20cmにのばし、フォークでまんべんなく穴をあける。5、天板にのせ、トマトソースをそれぞれ大さじ4~5ほど塗り、ピザ用チーズをかけ、オリーブ油を全体にまわしかける。6、250℃に予熱をしたオーブンで約10分焼き、仕上げにバジルをちらす。このレシピを作るきっかけになったのは、おままごとのピザを差し出され、「ピザ、食べたことないの」といわれたこと。ならば一緒に作ってみようということになったのですが、これが意外と食育につながるんだなと実感しています。以前は、“働くママは忙しい”と自分で理由をつけ、娘がお手伝いしたいといっても、「いいよ、遊んでて~」なんてはぐらかしていましたが、いざやってもらうと「小麦粉はお水を入れるとまん丸になるんだね」とか、「(トマトの)赤に(バジルの)緑つけるときれいだね」など、自主的な発見が連発。母としてはちょっと感動するほどです。今までの自分の態度を改めないと、と反省しました。お手伝いをしてもらうことって、重要なんですね。
2017年12月18日できたて感やシズル感、照りやツヤなど、まるで本物のような“食品サンプル”。あれだけリアルな食品サンプルは、いったいどのようにしてつくられているのでしょう。食品サンプルづくりを体験できる〔元祖食品サンプル屋〕に行ってきました!訪日外国人にも大人気の食品サンプル東京都台東区の合羽橋にある〔元祖食品サンプル屋〕は、食品サンプルのリーディングカンパニー〔イワサキ・ビーアイ〕が運営する食品サンプルの専門店です。ここでは食品サンプルの技術から生まれたキーリングやストラップ、ステーショナリーや食品サンプルなどを購入することができます。おみやげにも人気の、自分でつくる食品サンプルキット《さんぷるん》は、自宅で食品サンプルづくりを体験できるキットです。キットには難易度が表示されており、初級のチャーハンやカレーライスをはじめ、中級のスパゲッティナポリタンや冷やし中華、上級のミックスピザなどがあります。人気No.1のスパゲッティナポリタン(1,905円税別)は、麺やソースパック、具材、持ち上げスタンドなどが入っています。あの麺の“持ち上げ”がどのようにしてつくり出されているのか、その秘密を知ることができます。アイスクリームやかき氷、ドリンクやパフェなどのキットもあります。今回、体験する食品サンプル製作は〔元祖食品サンプル屋〕の2階で行います。製作体験は1日3回(11時〜、14時〜、16時〜)設定されていて、各回60〜75分ほど。参加するには事前に電話で予約する必要があります。体験メニューは食品サンプル職人が考案したもので、インストラクターの指導のもと、天ぷら2個とレタス1個を製作します。注意事項をよく聞き、エプロンをつけ、まずは天ぷらの材料となる具材選びからスタートです。ピーマン、ナス、レンコン、サツマイモ、しいたけ、かぼちゃ、エビのなかから好きなものを2つ選びます。なかには、サツマイモが大好きだからと、サツマイモを2つもつくる人もいるそうです。エビは1人1つまでです。天ぷらとレタスづくりで使う3色の蝋(ろう)です。現在、食品サンプルはビニール樹脂とシリコーンを使用してつくられていますが、いまから30年ほど前までは蝋を使っていました。この体験では、その、昔ながらの蝋を使い食品サンプルをつくっていきます。まずはインストラクターが実演し、天ぷらとレタスのつくり方を見せてくれます。インストラクター作のレタスと、エビ天、かぼちゃ天です。ひとつひとつの作業工程を、インストラクターがていねいに、わかりやすく解説をしながら見せてくれます。徐々に、天ぷらやレタスのカタチが作られていくさまは、とてもおもしろく、見ているだけでワクワクしてきます。さてさて、デモンストレーションのあとは、自分たちの番です。食品サンプルは、約42度のお湯を張ったシンクのなかで成型します。まずは、黄色い蝋をお湯のなかに垂らし、天ぷらの衣を作っていきます。衣をつくるときは、蝋を水面から約60cmの高さから垂らし、細かく垂らすことで、目の細かい衣ができるのだそうです。お湯のなかの衣が長方形になったら、中央にエビをのせ、シッポを持ったまま、そっとお湯のなかに沈めます。すると自然と衣がエビを包み込んでいきます。衣がエビを包み込んだら、お湯のなかで手早くひっくり返します。エビのまわりに衣がつきました。でも、ちょっと衣がたくさん付きすぎてしまったようです。「この時点ではまだ蝋はやわらかいので爪で切れます。少し衣をとってカロリーオフしましょうか」というインストラクターさんのアドバイスで、多めについた衣を爪を使ってとっていきます。手のひらでやさしくかたちを整え、衣のつき具合などを少しずつ調整し、自分のイメージするエビ天の感じになったら、最後に水にくぐらせてエビ天の完成です!次はかぼちゃ天をつくります。今度は円を描くように、黄色の蝋を垂らし、衣をつくっていきます。このときも水面から約60cmの高さからポタポタと垂らします。衣ができたら、エビ天のときと同じように、中央にかぼちゃを置き、三本指でゆっくりとお湯のなかに沈めていきます。すると、衣がかぼちゃを包み込んでいきます。お湯のなかでかたちを整えていきます。ぐっと握ると、衣がつるっととれてしまうので、やさしくやさしく、余分な衣を落とし、かぼちゃ天のかたちにします。かぼちゃ天を水にくぐらせたら、完成です!これで2つの天ぷらができました。次はレタスづくりに挑戦していきます。レタスは白色の蝋と緑色の蝋を使います。まずは白色の蝋をお湯のなかにそっと流します。レタスのときは、上から垂らすのではなく、水面にそわせるようにして蝋をお湯に流していきます。薄い白色蝋の塊ができました。この白い蝋の部分はレタスの“芯”になります。次に、この白い蝋の上に重ねるように緑の蝋を流していきます。緑の蝋を2度流し、白と緑の薄い蝋の層をつくります。これでレタスの葉の部分の準備ができました。そうしたら蝋全体をシンクの奥に持って行き、蝋を持つ手の手前にスペースをつくります。そして蝋を持ったまま手をお湯のなかに沈めていき、ゆっくりと手前に引きながらお湯からあげます。すると蝋が伸び、レタスの葉脈のような模様が現れてきました。ここできれいに蝋を伸ばせるかが、美しいレタスづくりのポイントになるそうです。最初につくった白色の蝋の部分をたたみこんでいき、白色部分を、緑の蝋で包むようにコロコロ転がしながら折りたたんでいきます。すると丸い塊になり、それはもう見るからにレタスです。出っ張った部分などを手で押し込み、かたちを整えたらレタスの完成です!できたての食品サンプルはカットしても大丈夫ということなので、インストラクターにカットしてもらいました。包丁で、さっくり。切ったらよりいっそうレタス感が増しました。レタスの完成です!エビ天、かぼちゃ天、レタスができました。インストラクターのデモンストレーションを見ているときは「自分にもこんなことができるのかな?」と思いましたが、ていねいに指導をしてくれるので、楽しみながらつくることができました。できあがった天ぷらとレタスは、このようにパックに入れてくれます。まるでデパ地下などで買うテイクアウトの天ぷらのようですね。終始、驚きと感動の連続だった食品サンプルづくりはこれで終わりです。常時開催している天ぷらとレタスの製作体験のほかに、期間限定でワッフルやパフェなどをつくることができます。80余年の伝統を受け継ぐ〔元祖食品サンプル屋〕で、昔ながらの食品サンプルづくりをぜひ体験してみてください。【元祖食品サンプル屋合羽橋店】●住所:東京都台東区西浅草3-7-6●料金:2,160円(税込)※2018年4月より2,300円(税込)●所要時間:60〜75分(目安)●予約:電話0120-17-1839(受付10:00〜17:30)●ライター忍章子
2017年12月15日昔の女性は、みそ汁・ぬか漬け・納豆・塩辛と、あたりまえのように毎日発酵食品をとっていました。ですが、最近の女性は、発酵食品をとる機会が明らかに減ってきているのです。食事が欧米化し、とくに朝ごはんはご飯よりもパン食になりがちですよね。パン食になると、発酵食品は出番が減ってしまいます。そこで、意識してとる必要が出てくるのです。「発酵食品」は”美容効果”がたっぷり!日本に昔からある発酵食品。発酵食品には美容効果がたっぷりで、体にもとってもよいものです。特に女性にはうれしい効果がたくさん。昔の女性は、みそ汁・ぬか漬け・納豆・塩辛と、あたりまえのように毎日発酵食品をとっていました。ですが、最近の女性は、発酵食品をとる機会が明らかに減ってきているのです。食事が欧米化し、とくに朝ごはんはご飯よりもパン食になりがちですよね。パン食になると、発酵食品は出番が減ってしまいます。そこで、意識してとる必要が出てくるのです。発酵食品の中でも、毎日に取り入れやすく、バリエーションが豊富なのがお味噌汁です。みそ汁をマスターして、和風美人を目指しましょう!!女性にとって”嬉しい”発酵食品!発酵食品は和食だけでも、味噌・納豆・ぬか漬け・甘酒などたくさんあります。調味料でも、味噌だけでなく醤油やみりん、話題になった塩麹も発酵食品です。そして、発酵食品は、健康にも美容にも良い効果がたくさんあるのです。発酵食品の多くは菌の力で、素材の持つ旨みが引き出され、栄養価が増しています。さらに、発酵させることで、体を温める作用が増し、冷え性などの対策になるのです。女性にとって冷えは大敵であり、体を冷やしていいことはほとんどありません。特に生理痛などが重く、ホルモンバランスが乱れている場合は、大豆食品をとることで改善されることがあります。それは、大豆に含まれる大豆イソフラボンが、女性ホルモンに似た働きをしてくれるからです。味噌は、大豆を原材料にしていますので、発酵食品としての効果だけでなく、大豆イソフラボンによる、美肌効果なども期待できる、おすすめの発酵食品なのです。体を温める「みそ汁」を毎日飲んで”健康美”を目指そう!みそ汁は、発酵食品である味噌を使用し、さらに、みそ汁自体が温かく、具材にもその時々必要な栄養素を含んだものを使用できます。また、手軽につくれる点も嬉しいところです。出汁をとるのが大変な場合は、顆粒出汁や出汁の成分を多く含んだ具材を入れるなどして、多少手を抜いてもOKです。こだわりすぎずに、なるべく毎日取り入れることが大切です。簡単味噌汁3選!!とにかく簡単に作れるみそ汁を3つご紹介します。時間があるときは、豚汁のような具だくさんで、よく煮込んで作るみそ汁もおいしいですが、ささっと短時間でできるみそ汁をマスターしておくことで、毎日の習慣化に弾みがつきます。1.わかめと豆腐の味噌汁わかめと豆腐の味噌汁は、定番中の定番ですが、乾燥わかめと豆腐を入れるだけで完成する簡単さに対し、栄養価が高くておすすめです。わかめには水溶性食物繊維が含まれており、コレステロールを下げる作用があります。また、豆腐にはたんぱく質と大豆イソフラボンが含まれていますので、美容効果も期待できます。朝の栄養補給にも、夜にほっと落ち着くにも、とってもおすすめです。2.乾物だけで作ったのりとお麩の味噌汁乾物は日持ちするので、買っておいておくと、いつでもみそ汁の具に使用できて、とってもおすすめです。なかでも手軽に使えるのりとお麩は、常備しておくととっても便利です。のりは、みそ汁に味わいを加え、お麩はボリューム感を増すことができます。さらに、お麩は形や色もいろいろありますので、目を楽しますこともできますよ。3.昨夜のみそ汁にたまごを落すと一気に豪華にたまごは物価の優等生と言われるくらい栄養価が高いにもかかわらず、ほとんど値上がりすることがありません。卵にはたんぱく質をはじめとして、多くの栄養が含まれており、みそ汁にもよく合います。また、卵に含まれるコレステロールは、食べることで体内のコレステロール値に影響することがないことがわかったことで、より、気兼ねなく食べられるようになりました。みそ汁にたまごを落すとみそ汁のうまみが増して、一気に豪華になりますので、朝のたんぱく源としてうまく利用していきましょう。他の野菜や海藻との相性もばっちりです。「朝のみそ汁」を習慣化して、発酵食品美人に!みそ汁を飲むタイミングは、朝昼晩・間食と、いつでもOKですが、なかでも朝ごはんのときに取り入れるのがおすすめです。朝に味噌汁をとることで、体が温まり、一日中燃えやすい体にすることができます。とくに、みそ汁に筋肉のもとになるたんぱく質を入れると、一日の運動の結果、体に筋肉がつきやすくなるので、非常におすすめです。逆に夜は低カロリーな具材を選びましょう。「みそ汁」をマスターして”和風美人”を目指そう!みそ汁をいつでも手軽につくれるようになると、忙しい時でも栄養不足になりにくくなります。肌荒れの回避や、疲労回復にも役立ちますので、みそ汁マスターになって、和風美人を目指しましょう。
2017年12月11日自宅で気軽に使える便利商品を、“カラダにいいもの大賞”ファイナリストのなかから2つご紹介いたします。新しい生活習慣に取り入れてみてはいかがでしょう?発酵生活もこれなら簡単!女子の好物、全部手作り可能。【クビンスヨーグルト&チーズメーカー】スムージーメーカーを購入して、生の酵素を積極的に取り入れているヘルスコンシャスな人だけでなく、できるだけ簡単にカラダにいいことをしたい人も必見!精進料理研究家の麻生怜菜さんが推薦してくれたのが、女子のカラダが一番喜ぶ、ヨーグルトやチーズなどの発酵食品を自宅で手軽に作れるメーカーです。「毎朝、生の酵素(フルーツ)と発酵菌を取り入れるため、手作りヨーグルトを作り、自然発酵させていましたが、時間がかかるのでこちらを購入しました。調味料として使う甘酒や、納豆まで作れて便利です」と、1台あれば、様々な発酵食品が作れるのが魅力。簡単に操作できるワンタッチメニューには、ヨーグルト、チーズ、ビネガー、漬物、麹、甘酒、納豆、味噌と豊富にスタンバイ。またマニュアル設定も可能で、温度は20~65度に、時間は1~99時間を設定できるから、好みの発酵食品を仕上げることもできます。シンプルでコンパクトなデザインの発酵メーカーが1台あれば、腸内が喜ぶ美腸食習慣を、無理なく実現できるでしょう。¥11,800(希望小売価格)NUC JAPANTEL:0120・816・861ヨガ用だけじゃもったいない。“使える”フィットネスブロック。【スリーミニッツエッグナマステエッグ】ヨガのポーズを的確にサポートしてくれる、卵のような独特な形状をしたヨガ用ブロック。オシャレなカラーリングだけでなく、実は応用性も高いので、ヨギーニだけに使わせておくのはもったいないアイテムなんです。「ヨガのブロックは四角いものが定番でしたが、これは自然なカーブがついているブロックなので、カラダに優しくフィットしてくれます。背中や腰の下に入れれば、気持ちよく背骨をリリースすることができますよ」とは、「神楽坂ホリスティック・クーラ」代表の石垣英俊さん。カラダが硬い人が柔軟性をアップするために、ストレッチの際に補助として使うのにもぴったり。試しに胸の下に縦に1つ入れ、カーブに沿うように背中を伸ばし、バンザイをしてみました。すると、胸のスペースがさらに広がり、深い呼吸ができるように…。これは気持ちいい!石垣さんは、卵の先端部分をカラダにフィットさせながら内臓をほぐすなど、お腹のマッサージにも使っているそう。あなたのアイデア次第で、使い方は無限です。各¥3,800gate8※『anan』2017年11月22日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)モデル・メイ・パクディ文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2017年11月17日FARM8(新潟県長岡市)は、酒粕を乳酸菌で再発酵して味付けしたヨーグルト風発酵食品「醸グルト」を発売しました。「日本のおなかに日本の素材から作ったヨーグルト風発酵食材を」というテーマのもと、酒どころ新潟の酒蔵で絞った酒粕を主原料として生まれた商品です。新潟県醸造試験場が作った乳酸菌発酵酒粕「さかすけ」をベースに、酒粕をそのまま食べても美味しく毎日続けられる食材として開発。名前を醸造の町から生まれたヨーグルトという意味を持つ「醸グルト」として発売しました。もともと発酵食品として注目を集める酒粕を、さらに乳酸菌とのW発酵で、動物性素材不使用のまったく新しい発酵食材として登場しました。■醸グルトの特徴アルコールフリーのため、お子さんや朝食で食べても大丈夫です。酒粕の風味を残したまま、そのままスプーンで食べることはもちろん、フルーツにかけたり、グラノーラにかけたりと、用途はほぼヨーグルトと同様と、毎日酒粕生活を続けることも可能です。原材料は、酒粕を主原料に米、豆乳、甜菜糖のみと、すべて植物性ながら極めてシンプルな素材からできています。日本の発酵食材が見直される中、今のライフスタイルを変えることなく取り入れられる、体に嬉しい商品の登場です。販売は、企画製造元のFARM8直営店のほか、公式Webサイトからも注文、全国への発送が可能となっています。(お問い合わせ先)FARM8
2017年10月17日