私が小さいころ、父方の祖母の家に行くと、いつも祖母がお小遣いをくれました。中学生、高校生になると、(今、思えば薄情なことですが…)祖母からもらえるお小遣い目当てで、両親が祖母の家に行くと聞けばついていっていました。■祖母から当たり前のようにお小遣いをもらっていたけど…!?しかし、大学一年生になった19歳のときに、祖母の家に行き、当たり前のようにお小遣いをもらって、ふと思いました。「いったい、いつまで祖母からお金をもらっても、いいのだろう…」当時、私はアルバイトをしていて、お小遣いをもらわなくても十分な収入がありました。まだ学生であるうちはもらっていいのか…それとも成人(20歳)になったら、もらわない方がいいのか…。考えた末、20歳になる来年は、もらうのをやめようと決めました。翌年、祖母の家に行くと…「はい」と祖母からお小遣いを渡されました。私は「もう20歳だから、もらえないよ~」と言いましたが、祖母は私の手にお金を握らせました。私が申し訳なさそうにしていると母から、「おばあちゃんは、あげることが楽しみだから、もらってあげた方がよろこぶよ」と言われました。結局、私は次の年もその次の年も祖母からお小遣いをもらい、大学を卒業して社会人になりました。「さすがに社会人になってまで、お金は受け取れない! 今年からは、祖母がお小遣いをくれても断ろう!」…そう思っていました。しかしその年・・・祖母は「はい、これ。コーヒー代にしなさい」と5千円札を私にくれました。結局、祖母の申し出を断わることができず、私はお金を受け取りました。 ■祖母に可能な限りお返しはしていたが、少し後悔が残っていたその後、祖母は私が社会人2年目のときに亡くなりましたが、亡くなるまで私に「コーヒー代」という名目のお小遣いをくれ続けました。私は社会人になり、自分で稼いでいるのだから、何か祖母にしてあげられることはないかと考え、敬老の日にお花を送ったり、旅行に行ったときは、少しですが祖母にお土産を送ったりしてはいましたが…。あれでよかったのかと少し後悔が残っていました。しかし、お葬式のとき、親戚から「おばあちゃんは、サクラちゃんからいろんなものを送ってもらったって本当にうれしそうにしていたよ」と聞き、よろこんでもらえていたなら良かったと思えました。あれから時がたち、今は自分の子どもたちが、自分の母からお小遣いをもらっている光景をながめる立場になりました。もらう子どもたち以上に、笑顔でお金を渡している母や義母を見て、そうか…おばあちゃんもこんな顔していたのか…と、祖母のことを思い出しています。
2022年02月03日義母と義祖母は仲良し親子でした。しかし、あるときささいなことがきっかけで、大喧嘩に発展。その喧嘩は私たち家族をも巻き込み、大ごとになりました。私は義母と義祖母の間で板挟みに……! そんなとき、私の息子がとったある行動で、2人は無事に仲直りすることができたのです。義母、義祖母、私たち家族はそれぞれ別の場所に住んでいます。3つの家は地図上でちょうどトライアングルの位置にあり、電車で2時間くらいの距離です。 義母と義祖母は似た者同士で、外見はもちろんのこと、家族に対して愛情深いところや、おしゃべりが大好きなところもそっくり。お互いの誕生日や記念日には、プレゼントを贈り合ったり、義母の家に集まって食事をしたりして、3つの家族は良好な関係を築いていました。 私の息子がきっかけで仲直りちょうど喧嘩して数週間がたったころ、息子の誕生日会がありました。毎年義母の家に集まりお祝いするのが恒例となっており、もちろん義祖母も出席しました。状況を知っている大人たちは、なんだか微妙な空気でしたが……。 そして、誕生日会も終わりに近づいたころ、何も知らない4歳の息子が急に、「ぼく、ばーばとひいばーばと3人でコンビニ行きたい」と言ったのです。義母と義祖母は息子の頼みを断ることはできず、3人で手をつないで出かけていきました。 息子がとった行動とは……?帰ってくると3人はニコニコ笑っていました。息子に何があったのか聞いてみると、「ごめんねって言って、握手するんだよって教えてあげたの」と言うのです。なんと息子は2人のいつもと違う様子に気が付き、仲直りのきっかけを作ったようでした。 義母は「孫に一泡吹かせられちゃったわ」と言い、義祖母と顔を見合わせ楽しそうに笑いました。その後、義母と義祖母はまた以前のように仲の良い親子に戻り、2人で出かけたり旅行に行ったりと楽しんでいます。 仲良しだった義母と義祖母の大喧嘩。私を含め、周囲の大人はオロオロするばかりで、何もできませんでした。「子はかすがい」と言われますが、夫婦だけでなく義母や義祖母の仲をも取り持った息子に驚き、ハッとさせられた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:中田りこ8歳と4歳の兄弟の母。次男は自閉症スペクトラム障害。教育業界を退職後、現在は実家の家業を手伝っている。
2022年02月02日メイクをする際のアイテムの1つに、眉毛スタンプがあります。スタンプを押す感覚で、きれいな眉毛を作ることができる点が魅力的。手軽さから、愛用している人もいるのではないでしょうか。なーとしcp(nanatokky)さんは、祖母に眉毛スタンプを差し出してみました。眉毛に重なるよう、祖母が慎重に調整して押したところ…。@nanatokky 眉毛を描くのが大変なおばあちゃんにアイブロウパウダー眉毛スタンプを勧めた結果#アイブロウ #眉毛スタンプ #メイク #おばあちゃん #爆笑動画 #ズレてる #日常 #面白い #面白い動画 #みないと損する #TikTok #おすすめ #おすすめにのりたい #笑い声 #注意 ♬ オリジナル楽曲 - なーとしCP - なーとしcp眉毛に重ならず、祖母はズレた位置にスタンプを押してしまったのです!左側の眉毛が2つあるように見える姿に、祖母は思わず声を上げて大爆笑。「ダメだこりゃ!」と、失敗を笑いで吹き飛ばす姿が素敵ですね。祖母がスタンプを押す様子に、多くの人が笑いました。・実印でも押しているのかと思うくらい、力強い。・抱きしめたくなるかわいさ。楽しい雰囲気が伝わってくる。・押してる時点で、場所がズレていたから電車で見ていて肩がプルプル震えた。眉毛スタンプがうまくいって、今度は「こりゃできたよ!」と笑顔で話す祖母の姿も見たいですね![文・構成/grape編集部]
2022年01月29日新型コロナウイルス感染症の拡大により、オンライン形式で授業や会議が行われている2022年1月現在。結婚式も、オンラインで行われることがあります。Riku_San(rikusan3)さんのいとこは、オンラインを使った結婚式を開催。祖父と祖母は、式場ではなく自宅からの参加になりました。式場にいたRiku_Sanさんが、スマートフォンを使って、その場の様子を祖母と祖父に見せていたところ…。@rikusan3 #結婚式 #結婚式動画 #結婚式準備 #結婚式演出 #おもしろ動画 ♬ オリジナル楽曲 - Riku_San祖母は祖父から渡された拡大鏡を使い、スマートフォンの画面をのぞき始めたのです!その様子に、Riku_Sanさんは「こんな大事な局面なのに、笑いそう」だったとか。さらに、笑ってしまうような展開が続きます。今度は、祖父が使っているであろう、拡大鏡が映りこむようになりました!祖母と祖父、2人そろって拡大鏡を使い、式場の様子をながめる光景に、Riku_Sanさんは「癒されつつ爆笑しました」とコメントしています。【ネットの声】・2人で拡大鏡を使っていて、ほほ笑ましい。横からのぞきこんでいるおじいちゃんもかわいいな。・爆笑せずに耐えられるの強い。笑ったらダメな時ほどツボにハマる!・電車で見るんじゃなかった。笑みを見せながら、式場の様子を眺める祖母。離れていても、心は式場にいて、結婚した2人を祝福していたに違いありません![文・構成/grape編集部]
2022年01月29日もす(mosumanga30)さんが描く実録漫画『ばあちゃんのプレゼント』をご紹介します。ある日、もすさんは娘のみよちゃんを連れて、祖母の家に遊びに行きました。もすさんの祖母は、みよちゃんに誕生日プレゼントを用意していて…。『ばあちゃんのプレゼント』みよちゃんに、祖母が手渡したプレゼントの中身は、本でした。祖母が書店に行った日は、雪が多く降っていたのだとか。祖母は、みよちゃんのために歩いて書店へ行き、悩みながら本を選んでくれたのでしょう。もすさんは、祖母が労力をかけてプレゼントを買ってくれたことに思いをはせ、胸がジーンとしたといいます。漫画に対し、読者からは「分かる」「心が温かくなった」「想像しただけで泣ける」などのコメントが続出しました。また「祖母がプレゼントを買った背景を想像できる、もすさんも素敵」といった声も。相手のことを大切に想う気持ちがプラスされたプレゼントは、贈られた側にとって、宝物になるに違いありませんね。[文・構成/grape編集部]
2022年01月29日我が子の日常を、TikTokに投稿している、ちーちゃん(tctrtnty)さん。実家に帰った際、投稿者さんは祖母に子供の寝かしつけを頼みました。祖母が自ら作った寝かしつけのアイテムで、我が子は熟睡。子供の姿を見て、投稿者さんは「納豆みたい」と表現します。寝かしつけで、納豆を想起させる姿とはどういうことかというと…。@tctrtnty♬ 星に願いを - Relaxing Music Box For Babiesハンモックがヒモや洗濯ばさみでとじられていたり、我が子が顔だけをひょこっとのぞかせていたりして、わらに入った納豆のように見えてきませんか。ハンモックの下には、数枚の座布団が敷かれているため、万が一、子供がハンモックから落ちても安心でしょう。祖母の、ひ孫への愛情と優しさを感じますね。ハンモックに包まれる子供の姿に、「かわいい」「納豆に見えてきた」といったコメントが上がりました。・安全対策がバッチリだ。賢いおばあちゃんだなぁ。・画期的でいいなこれ。うちでもやってみたくなった。・おばあちゃんのあふれんばかりの愛情を感じる。素敵。祖母は、長年の子育ての経験があるからこそ、こうしたアイディアを思いつくのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年01月22日みずほっち(mizuhocchi)さんがTikTokに投稿した、家族のやり取りが話題になっています。映っているのは、用水路に落ちたボールを拾おうとする、祖母と孫の姿。どうやら、遊びに使っていたボールをうっかり落としてしまったようです。長い農機具を手にして、2人がかりでボールの救出作戦に励む2人。家族の絆を発揮し、見事な協力プレーでボールを助け出したのですが…。@mizuhocchi 用水路に落ちたボールを農機具で拾おうとするおばあちゃんと孫に衝撃の展開が#おばあちゃん #おばあちゃんと孫 ♬ Pythagora Switch Opening Theme - Masami Kuriharaボールを拾い上げることができて、すっかり油断をしていたのでしょう。少し目を離した瞬間に、せっかく拾い上げたボールは再び用水路に落ちて行ってしまったのです…!その後、めげずに再び挑戦した結果、無事にボールは救助されました。一連の流れには、孫も笑い転げてしまったようです!家族のほほ笑ましいやり取りに、多くの人が孫と同様に笑い声を上げました。・おばあちゃんのアシストが完璧すぎて笑った。・お孫さん、早くも『箸が転んでもおかしい年頃』って感じでかわいい。・なんて癒される光景。2人のやりとりが最高の流れだ。動画の最後では、用水路の逆側にボールを勢いよく飛ばした祖母。その姿からは「もう絶対に同じ失敗はしないッ!」という心の声が聞こえてきます![文・構成/grape編集部]
2022年01月13日祖母との日常を、TikTokに投稿している、孫のotacraftさん。祖母は、祖父にちょっとしたドッキリをしかけました。サンタクロースの姿に身を包んだ祖母を見て、祖父は…。@otacraft おじーにドッキリしてみた #ドッキリ #クリスマス #tiktokクリスマス2021 ♬ オリジナル楽曲 - 南の島のおばーと孫祖母に対し、「誰がかわいいことをしているの?」と、照れつつも嬉しそうな反応を見せた祖父。祖父の反応を見るやいなや、祖母も「リンリンそりの鈴の音が」などと陽気に歌い出したのです!大好きな祖母の姿を見て喜ぶ祖父と、愛する祖父のために歌う祖母。2人の仲むつまじい様子が伝わってきますね。【ネットの声】・「かわいい」とちゃんといえる関係が素敵で、なんだか泣けてくる。・若い頃から、お茶目な彼女と照れ屋で優しい彼氏だったんだろうな。・おじいちゃんの照れっぷりにキュンとした。若い頃から、長年寄り添ってきた祖母と祖父。2人には、クリスマスイブの季節など関係なく、今後も愛を確かめ合っていくことでしょう!投稿主さんは、YouTubeでも祖母の日常を投稿しています。かわいい様子にもっと癒されたい人は、見てはいかがでしょうか。南の島のおばーと孫[文・構成/grape編集部]
2021年12月27日家具や生活雑貨を売っている、北欧スウェーデン発の『IKEA』。さまざまなヒット商品がありますが、中でも安定した人気を得ているのが、約100cmという大きさのサメのぬいぐるみです。IKEAのサメのぬいぐるみを持つ、Anzu.(@_Anzu5656_)さん。ある日、祖母からこんなことをいわれたといいます。「綿が余ってるから、つめてあげる」ぬいぐるみは、時間が経過するほど、中に入っている綿が縮み、形が崩れてしまいがちです。祖母の申し出をありがたく思ったAnzu.さんは、綿入れをお願いすることにします。その後、Anzu.さんのもとに戻ってきた、サメのぬいぐるみがこちら!ばあちゃんが綿余ってるから詰めてあげるって言うからお願いしたらめちゃくちゃガッチリしたサメになって帰ってきた pic.twitter.com/ScecwJmK7v — Anzu. (@_Anzu5656_) November 20, 2021 めっちゃ肥えてる…!サメのぬいぐるみは、細部にまで綿をつめられたのか、だいぶふくよかな姿になって登場。ブランケットをかけてあげると、体を休めながら「もう満腹です」といっているようにも見せます。心なしか切なげな表情に見えるサメ写真はTwitterで話題を集め、「素敵なおばあちゃんだね」「パンパンでウケた」「2、3人は食ってそう」といったコメントが相次ぎました。Anzu.さんは、新しく生まれ変わったぬいぐるみに関して「抱き心地がとにかく固い」と語っています。祖母の愛情がたっぷりとつまったぬいぐるみは、当分の間、よれよれになることはないでしょう。見るたびに、愛おしくて抱きしめたくなりそうですね![文・構成/grape編集部]
2021年11月23日命あるものは、いつか必ず終わりの時が来ます。しかし、まだ幼い子供は『死』という概念を理解することができません。誰かが亡くなった時、周囲の人が悲しむ姿を見たり、大人の「遠くに行っちゃったからもう会えないんだよ」といった言葉を聞いたりして、子供は永遠の別れを察するのでしょう。2020年の春に義母を亡くした、なりたりえ(@rienarita)さん。まだ幼い次女のあゆかちゃんは、大好きな祖母の『旅立ち』を理解できておらず、祖母は病院にいると思っていたそうです。娘が、亡くなったおばあちゃんに、どうしても聞きたいこと。(再掲) #子育て漫画 #コミックエッセイ #エッセイ漫画 pic.twitter.com/6cYgDaZV2t — なりたりえ (@rienarita) November 20, 2021 いつも穏やかで優しかった、祖母。「もう会えない」ということが分かってきたあゆかちゃんは、別れを実感し涙を流しました。そんなあゆかちゃんは、最後に『祖母に聞きたいこと』があるといいます。それは、今着ている服が似合っているかどうか。きっと、あゆかちゃんにとって、その日来ていた服はお気に入りだったのでしょう。大好きな祖母に、かわいい服を見せたかったのかもしれませんね。純粋で愛らしいエピソードに、漫画を読んだ人からは「心が温かくなった」「親子のやり取りに泣いた…」といった声が寄せられました。あゆかちゃんの姿を雲の上から見守る祖母は、間違いなくこういっていたはずです。「世界一かわいいよ!」[文・構成/grape編集部]
2021年11月22日『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で知られる女優のダコタ・ジョンソンが、The Hollywood Reporterのポッドキャストに出演し、祖母である女優のティッピ・ヘドレンについて語った。ヘドレンはアルフレッド・ヒッチコック監督の『鳥』で主人公のメラニーを演じ、一躍人気女優の仲間入りを果たしたが、翌年の『マーニー』を最後に、ヒッチコック作品に出ることはなかった。そこにはヒッチコックによるパワハラとセクハラが関係していたと、ジョンソンが明かしたのだ。「ヒッチコックは祖母が自分と寝ることを拒んだがために、彼女を脅し、キャリアをめちゃくちゃにしたんです。彼が責任を問われることは最後までありませんでした」と、“サスペンス映画の神様”の裏の顔を語ったジョンソン。祖母のヘドレンは5年前に上梓した回顧録の中で、『鳥』『マーニー』の撮影中に、ヒッチコックから何度も性的嫌がらせを受けたことを告白。リムジンで家に送ると見せかけて通り過ぎ、陰部を触るよう強要されたり、リムジンの後部座席に2人で座っているときに無理矢理キスされそうになったりと、執拗に狙われていたことを回顧録で暴露したのだ。ヘドレンは「ひどい、本当にひどい瞬間でした」と述懐するも、「1960年代前半にはセクハラやストーカーという言葉は存在しなかったため、暴行の事実を誰にも言えなかったのです」と1人で耐えるしかなかった理由を記している。ハーヴェイ・ワインスタインなどの大物プロデューサーや、ケヴィン・スペイシーら主演クラスの俳優といった、ハリウッドの大立者による性的搾取が公然と批判されるようになったのは、2017年のMe Too運動がきっかけだった。それまでは、権力を笠に着た性的虐待が横行しつづけていた業界だけに、ヒッチコックのような超大物に目をつけられてしまったヘドレンの苦しみは察するに余りある。孫のジョンソンは、「業界を問わず、権力のある人が、自分より弱い立場の人にその力を振るうことは到底受け入れられません。自分の祖母のことなので、言葉にするのは難しいですが……自分のおばあちゃんが誰かに利用されるなんて、誰だって想像したくないでしょう?」とリスナーに語りかけた。母であり、同じく女優のメラニー・グリフィスについても言及し、「祖母が、私や母に対してしてくれた素晴らしいことは、誰にされたことであっても、嫌なことは我慢するな、ってこと。彼女だったら、もっと雄弁な言い方をするかな。今だって、ほんとに魅力的な映画スターなのよ」ヘドレンは現在91歳。動物愛護活動家として、今もたくさんのネコ科動物たちと暮らしているという。
2021年11月15日多感な時期に、家族へ冷たく当たってしまうことはありますよね。漫画家の枇杷かな子(@BiwaAmazake)さんは、思春期に後悔したことがあるそうです。それは、祖母にいってしまったひと言。枇杷さんが漫画として描いた祖母とのやりとりに、多くの人が心を打たれました。『祖母とあの恥ずかしい気持ち』忙しい両親に代わって、枇杷さんに行事があるたびに参観していた祖母。中学生になると、枇杷さんはいつも見に来る祖母を、うとましく感じるようになりました。2/2 pic.twitter.com/suuruxAHSD — 枇杷かな子@単行本発売中 (@BiwaAmazake) November 2, 2021 高校生になった枇杷さんは、思春期特有の気持ちが落ち着いて、祖母と自然に会話できるようになりました。修学旅行の集合場所に祖母がついてきた時、たくさんの友達がいる中で、別れ際に祖母へ抱きついた枇杷さん。これでもかというほど抱擁した後、祖母は照れながら枇杷さんを見送ります。中学生の時に感じていた「祖母の存在が恥ずかしい」という気持ちは、成長した今はありません。枇杷さんと祖母のエピソードに、多くの人がコメントしました。・自分のおばあちゃんを思い出して、泣きそうになりました…。・心温かくなる話をありがとうございます。・思春期の時、自分も同じだったから、懐かしくて切なくなる。枇杷さんの祖母は、距離を置かれた時も、自然に会話できるようになった時も、変わらず枇杷さんを大切に想っていたことでしょう。成長してみて、初めて気付くことは多いです。後悔している言動があったとしても、今ならば違った立ち振る舞いができるかもしれません。ずっと一緒にはいられないからこそ、親しい人たちを大事にしていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年11月10日■実母に取材! 「孫って、どう?」打ち合わせの時など、母に子守をしてもらっているのでとても助かっている私。最近、子どもたち二人ともわがままになってきたのですが、母と子どもたちの間には適度な距離感があるので、かわいいと思えるようです。とりあえず一安心しました!■怒られるかも…?と思いつつ、私の「子育て」についても聞いてみたおばあちゃん目線の漫画ってあまり見かけないなぁと思い、母にインタビューを試みました。仕事が中心になりがちな私の子育てを、母はあまりよく思ってないのでは? と思い込んでいたので、意外すぎる返答にちょっと感動…。対面ではなく、電話越しに尋ねたことも本音を引き出すのにちょうど良かったのかもしれません。なんというか…今回この漫画が描けてすごくよかったなと感じています (照)
2021年11月03日嫁ぎ先の義祖母との関係がうまくいかず、悩んでいたお嫁さん。そして義祖母が老人ホームに行ったのは自分のせいではないかと罪悪感を感じ……。その後のお嫁さんの気持ちの変化や、現在の関係についても紹介しています。私が縁もゆかりもない田舎にある夫の実家で義父母と義祖父母と暮らし始めたのは、9年前のことでした。そのころは義祖母のことが好きになれずつらい思いをしましたが、今思うと本当につらかったのは義祖母のほうだったのかもしれません。そんな義祖母と私との関係についてお話しします。 義祖母がどんどん嫌いになった日々当初、右も左もわからない私にいろいろ教えてくれたのが義祖母です。義祖母はおしゃべりな人で、最初はありがたかったのですが、もともと内向的な私は私生活にぐいぐい踏み込まれている気がして嫌な気持ちが増えていきました。 また、洗濯物を干す向きが悪いとか、妊娠中はあれをするなとか古い価値観であれこれうるさく、口を開けば田舎特有の噂話や悪口ばかりで、なんだか相手をするのにも疲れてしまいました。私は次第に必要以上の会話はしなくなり、義祖母を避けるようになってしまったのです。 息子が生まれると、さらに関係は悪化息子が生まれてからは、さらに義祖母と関わるのが嫌になりました。息子の泣き声がしただけで見にこようとしたり、畑仕事のあとなどの手もしっかり洗わないまま息子に触ろうとしたり……。さらに、大量の物を溜め込む不衛生な自室から持ってきた、賞味期限が数年前の食べ物を息子にあげようとするなど、やめてほしいことが増えていきました。 今思えば、はっきり伝えたら何か変わったかもしれません。でも同居など生活すべてに嫌気がさしていた私は、冷たい態度で暗に示すことしかできなかったのです。 老人ホームに行ったのは私のせい?義祖父が亡くなり、第2子が誕生してしばらく経ったある日、義祖母が老人ホームに入ると言い出しました。家族は止めようとしましたが、義祖母の決意は固く、「未来あるお前たちのために家をあけるよ」というようなかっこいい台詞を残して出て行ったそうです。 ずっと悪いことをしているという罪悪感があったので、私は義祖母を見送ることができませんでした。後に「おばあが出て行ったのはお前のせいだ」と夫に責められたときも、何も言い返せませんでした。 現在、老人ホームに行った義祖母は、仲間に囲まれて楽しく暮らしています。私も義祖母がたまに帰ってきたときには、ひ孫と存分にふれあってもらったり、月に1度「ひ孫新聞」を作り近況報告をしたりするようになりました。義祖母にしてしまったことが消えるわけではありませんが、元気な姿を見るだけで少し救われる思いがします。 著者:やましたくるみ2男2女の母。結婚を機に田舎に移り住み、のんびり子育てを楽しみながら、自身の体験談を中心に執筆中。
2021年09月23日祖母とのエッセイ漫画をTwitterに投稿した、枇杷かな子(@BiwaAmazake)さん。読んだ人たちからは「涙がこぼれる」「胸が温まった」といった声が寄せられています。誰にでもおとずれる反抗期。多くの人が、中学生頃に親や教師に反抗したという経験があるのではないでしょうか。枇杷さんも、中学2年生頃に反抗期を迎えました。大好きな祖母にまで強く当たってしまったそうです。しかし、祖母は反抗してくる孫に対し…。中2の時の私と祖母の話 pic.twitter.com/BYjsHjPFUi — 枇杷かな子@単行本発売中 (@BiwaAmazake) September 19, 2021 部屋にこもる枇杷さんに芋の差し入れをした、祖母。ストレスを抱えていた枇杷さんは、芋を食べて涙を流して発散しました。そして、夜ご飯では祖母の作ったカレーライスをおかわりまでしたといいます。漫画を読んで多くの人が、このエピソードに感動しました。・祖父母の温かさって沁みますよね。涙が出てくる。・優しいおばちゃん…。自分の祖母に会いたくなる。・後になってから、おばあちゃんの存在のありがたさに気付けたな…。家族の温かさを感じる枇杷さんのエピソードは、読んだ人の心も温めてくれたようです。[文・構成/grape編集部]
2021年09月22日こんにちは、エェコです。今回は大人になった今でも覚えている、祖母が言ったある一言のお話です。■喜んでくれると思ったのに…、祖母の言葉に衝撃まだガラケーのなかった時代。メールもありませんから、季節のご挨拶はハガキです。小学3年生の時、友達からきた暑中お見舞いをきっかけに「お友達に返事書くなら、遠くにいるおばあちゃんにも暑中見舞いを書こう!」と思い立ち一生懸命書きました。当然、喜んでくれると思っていたのですが…■ショックを受けた体験を生かして、気を付けていることまさかのダメ出し。しかも結構キツメの言葉。自分の字が下手だとは自分自身でも感じていましたが、遠方に住んでた祖母。たまにしか会えませんでしたが、とても優しかったので大好きでした。そんな祖母のこの発言。私には青天の霹靂で…本当にショックでした。それ以来、字を書くのに抵抗を感じるようになったし、祖母のことが少し苦手…というか恐怖心が芽生えてしまいました。本当に子どもの頃に受けたショックっていつまでも覚えている…!心の傷って絶対消えないと思います。忘れていても、ふとしたキッカケで思い出して苦しくなります。わが子だけでなく、年齢性別関係なく、言葉もそうですが、行動にも気をつけ人と接したいです。そしてそれを子どもたちに伝えていけたらなと思いました。
2021年09月19日私の祖母が他界したのは、息子が生まれる2週間前のことでした。いつもやさしくしてくれた祖母に、ひ孫の顔を見せてあげられなかったことの他に、もう1つ私には心残りなことがありました。 大好きな祖母は筆まめな人でした「元気にしていますか」。祖母からの手紙の書き出しには、いつもこう書いてありました。祖母は周囲への気配りがじょうずで、私のことを気づかいながらもこちらからの返信を求めるようなことはなく、「おばあちゃんのボケ防止だから、お返事はいいのよ」と言ってくれました。 私はその言葉に甘えて、電話したり遊びに行ったりはするものの、手紙を出すことはほとんどなく、妊娠してつわりが出始めてからは一度も書きませんでした。 元気だったのに…祖母との突然の別れ出産間近となり、私たち夫婦は子育てしやすい環境へ引っ越しをすることになりました。そのことを伝えると祖母は荷解きの手伝いを買って出てくれ、昼食まで用意してくれたのですが、まさかこのときの「きんぴら」が、最後の祖母の手料理になるとは……。 引っ越しから1週間ほどたち、祖母と同居する叔父から「祖母の具合が急に悪くなった」と知らされ、病院に運ばれたときにはすでに昏睡状態。祖母は二度と目を覚ますことはありませんでした。 祖母への最後の手紙すでに臨月を迎えていた私は、葬儀への参列は家族に止められてしまいました。せめて手紙だけでもと、たくさんの想いを込めて手紙を書きました。このときに感じた後悔は今でも忘れることができません。 それからというもの、私は手紙をたくさん書くようになりました。身近な人へのちょっとしたお礼のメールから、大好きな作家さんへのファンレターまで。手紙を書くうちに、祖母の気持ちがだんだんとわかるようになりました。大切な人にいつでも感謝を伝えられると思いがちですが、実際はそうではなく、相手と疎遠になったり、祖母のように突然亡くなることもあります。おそらく、祖母は自身が高齢なことを感じて、伝えられるうちにと私に手紙を書いてくれていたのだと思います。 育児で忙しいと友人と疎遠になることがあったのですが、祖母の手紙で得た教訓から、少し手があいたときになんてことのないメールを送ったりしています。字を書いたり、メールの文面を考えることで自分自身の息抜きにもなりました。これからも周囲の人への感謝の気持ちを忘れずに、手紙を書き続けていきたいと思っています。 監修/助産師REIKOイラストレーター/ライコミ著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年06月30日仕事と育児の両立のため、娘さんを保育園に預けることにした和田さん。ホッとしたのも束の間、祖母からのまさかの発言にグサッときて……。以前託児所を探したことを描きましたが、その後も折りを見て、娘を週2〜3日預かってくれるところがないか、問い合わせたり見学に行ったりしていました。すると、わりと近所の保育園で一時保育をやっているところが見つかり、お願いすることになったのですが…… まさかの祖母の発言! こういう時代錯誤な考え方があるのはわかっていましたが、いざ自分の娘が「かわいそう」と言われると、私が悪いことをしているようで、イヤ〜な気もちになりました。私にとっても娘にとっても初めてのことで、迷いや不安もあったので、余計です。 そうは言っても、仕事と育児の両立はすでに限界。祖母のことは無視して、せっせと入園準備をすすめました。 一時保育とはいえ、ほかの園児と同じものが必要でした。お昼寝用のふとん、それを入れるバッグ、袋類や食器を揃え、洋服や下着にひたすら名前を書き続け……。入園準備って大変なんだな、と実感しました。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年06月27日・色使いが個性的。しばらく見惚れてしまった。・すごすぎる。愛情をこめて絵を描いていることや、人柄がにじみ出ている。・素晴らしい作品。ほとんどの絵に猫がいるところも、暖かみがあって心が和む。2021年6月現在、そんな声がネット上で数多く寄せられている、絵画作品をご紹介します。作品をTwitterに公開したのは、ryuty(@ryutyblog)さん。投稿者さんには、3年前に他界した祖母がいます。祖母は、60歳頃から趣味で油絵を描くようになったのだとか。多くの人を魅了した、祖母の作品をご覧ください!3年前に亡くなった祖母は画家を志すも戦争の影響で叶わず。60歳くらいから趣味で油絵を描いてました。祖父も亡くなり段々と片付けを考えてます。賞を獲るとかより人に見てもらうのが何より喜びだったので皆さんよかったら見てやってください。 pic.twitter.com/ZmoEfHDYO9 — ryuty (@ryutyblog) May 29, 2021 描かれているのは、身の回りのものや植物、そして猫たち。鮮やかな色合いで描かれた作品からは、対象物への祖母の愛情が伝わってきます。投稿者さんの祖母は、画家を志していたものの、戦争の影響で叶わなかったそうです。投稿者さんは「祖母にとっては、賞をもらうより、人に絵を見てもらえるのが何よりの喜びだった」とつづっています。ちなみに、投稿者さんの祖母は大の猫好きで、作品にたびたび登場させていたのだとか。生前に見てきたものや愛したことが伝わる祖母の作品は、人々の心を揺さぶりました。[文・構成/grape編集部]
2021年06月02日普段は仲良しの義母と義祖母の喧嘩に巻き込まれてしまったママの体験談を紹介しています。その喧嘩を解決したのは、なんとママの息子だったそうです。 義母と義祖母は仲良し親子でした。しかし、あるときささいなことがきっかけで、大喧嘩に発展。その喧嘩は私たち家族をも巻き込み、大ごとになりました。私は義母と義祖母の間で板挟みに……! そんなとき、私の息子がとったある行動で、2人は無事に仲直りすることができたのです。 そっくりな2人義母、義祖母、私たち家族はそれぞれ別の場所に住んでいます。3つの家は地図上でちょうどトライアングルの位置にあり、電車で2時間くらいの距離です。 義母と義祖母は似た者同士で、外見はもちろんのこと、家族に対して愛情深いところや、おしゃべりが大好きなところもそっくり。お互いの誕生日や記念日には、プレゼントを贈り合ったり、義母の家に集まって食事をしたりして、3つの家族は良好な関係を築いていました。 義母と義祖母の喧嘩が勃発!ところがある日、義母と義祖母が大喧嘩をしたのです。きっかけはささいなことでした。義祖母が孫(義母の娘)の悪口を言ったことが、義母の耳に入ってしまったのです。義母は娘を特にかわいがっていたので、もうカンカン! その喧嘩は、私たち家族をも巻き込む大惨事に発展しました。 「絶縁する」と言い張る義母。「仲裁して」と頼む義祖母。2人に挟まれて、私はどうしたらいいかわかりませんでした。私は仲直りしてほしいと思っていましたが、嫁の立場で義母に「許してあげたらどうですか」とは言えなかったのです。 私の息子がきっかけで仲直りちょうど喧嘩して数週間がたったころ、息子の誕生日会がありました。毎年義母の家に集まりお祝いするのが恒例となっており、もちろん義祖母も出席しました。状況を知っている大人たちは、なんだか微妙な空気でしたが……。 そして、誕生日会も終わりに近づいたころ、何も知らない4歳の息子が急に、「ぼく、ばーばとひいばーばと3人でコンビニ行きたい」と言ったのです。義母と義祖母は息子の頼みを断ることはできず、3人で手をつないで出かけていきました。 息子がとった行動とは……?帰ってくると3人はニコニコ笑っていました。息子に何があったのか聞いてみると、「ごめんねって言って、握手するんだよって教えてあげたの」と言うのです。なんと息子は2人のいつもと違う様子に気が付き、仲直りのきっかけを作ったようでした。 義母は「孫に一泡吹かせられちゃったわ」と言い、義祖母と顔を見合わせ楽しそうに笑いました。その後、義母と義祖母はまた以前のように仲の良い親子に戻り、2人で出かけたり旅行に行ったりと楽しんでいます。 仲良しだった義母と義祖母の大喧嘩。私を含め、周囲の大人はオロオロするばかりで、何もできませんでした。「子はかすがい」と言われますが、夫婦だけでなく義母や義祖母の仲をも取り持った息子に驚き、ハッとさせられた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:中田りこ8歳と4歳の兄弟の母。次男は自閉症スペクトラム障害。教育業界を退職後、現在は実家の家業を手伝っている。
2021年05月03日みなさんの周りに、天然な人はいますか。天然な人の予想だにしない行動や発言は、ちょっぴりヒヤヒヤすることもありますが、周囲を和ませる存在ですよね。『天然だからこわいばーちゃん』こばん(kumagoma0731)さんは、天然な祖母にまつわるエピソードを漫画化し、Instagramに投稿。自身が中学生と小学生の頃に経験したという内容に、反響が上がっています。当時、中学生だったこばんさん。帰宅すると、弟さんが祖母に作ってもらったカップ麺をすする姿を目にしました。「おいしそうに食べるな」と、ぼんやり眺めていると…。なんと祖母は、カップ焼きそばを湯切りせず、湯の中にソースを入れて弟さんに食べさせていたのです!こばんさんが指摘すると、祖母は「どうしてだい?ラーメンなのに」と、笑顔で答えたといいます。また、小学生の頃には、賞味期限が12年も過ぎた焼肉のタレを発見。当時9歳だったこばんさんは、「私より歳上だというのか…」と、賞味期限の日付に驚愕したそうです。その後、焼肉のタレは使わずに、塩コショウで味付けをして食べたといいます。作品には、祖母にまつわるエピソードをつづる人が相次ぎました。・祖母のキッチンから30年前のパン粉が出てきたなあ…。・よく聞く話だとは思いますが、ダメージジーンズをお直しされそうになりました。・あるある!我が祖母の家にも賞味期限切れの食品がよくあります。こんなに天然でかわいらしい人がそばにいたら、自然と守ってあげたくなりそうですね![文・構成/grape編集部]
2021年04月18日ババレオ(babareo2)さんがInstagramに投稿した、フォロワーから募集した話をご紹介します。幼少期から祖父母に育てられていた女性。祖父母が仲よくしているところを見たことがなかったため、「本当に愛し合っているのか」と疑問に思っていたといいます。月日は流れ、祖父が亡くなると…。おばあちゃんが一番嬉しそうに笑った瞬間棺桶がなかなか焼却炉に入らず、火葬場の職員が四苦八苦していました。すると、祖母が「じいさん、はよ行かんな。こっちは大丈夫やけん」と声をかけた瞬間、スッと中に入ったのです。祖父は、祖母1人にまだ幼い女性を任せることを心配していたのかもしれません。女性は、2人には見えない絆があり、祖母の笑顔には祖父への愛がつまっていると気付いたといいます。【ネットの声】・私もこの夫婦のように末永く愛し合う2人になりたい。・その夫婦にしか分からない絆ってありますよね。素敵なお話。・泣けました。こんなことがあるんですね。長年一緒に暮らしていたからこそ、口に出さずとも分かりあっていたのでしょう。素敵な夫婦に心が温まりますね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月15日『アイドル』という言葉は『偶像』という意味を持ちます。アイドル以外にも、俳優や歌手などの、いわゆる『推し』が現実にいる人は多いでしょう。推しの活動を見守り、応援する…あこがれの人が頑張っている姿を見ると、「自分も頑張ろう」という気持ちが湧いてくるものです。しかし、中にはそういった趣味に対して偏見を持つ人も存在します。『アイドルファン』の娘を責める父親に、祖母は…こぐれ(@kogure38)さんが描いたのは、知人の女性が体験したというエピソード。知人はいわゆる『アラフォー』のアイドルファンです。趣味を楽しんでいた彼女ですが、ある日、父親に強い言葉で趣味を否定されてしまったといいます。父親は「いい歳をして若いアイドルにうつつを抜かすなんて」と激怒していたのですが…。私この話聞いたときちょっと泣きそうでした…会社だったから耐えた…。 pic.twitter.com/xhVp1FN63Q — こぐれ:Eあ1 (@kogure38) November 3, 2020 知人に助け舟を出したのは、歌手の氷川きよしさんが大好きな祖母!きっと祖母も、若い頃は何かしらの趣味を批判されたことがあったのでしょう。父親に対し、推しがいる人生の楽しさや、メリットを説いてくれたのです。悲しいことやつらいことがあった時、心を癒してくれるのは大切な存在や趣味。推しの効力を知っているからこそ、祖母は父親の言葉が聞き捨てならなかったのかもしれません。他人に迷惑をかけない限り、好きなものを否定されるいわれはないでしょう。漫画を読んだ人からは「素晴らしいおばあちゃん!」「いい話だ」といった声が寄せられました。祖母の言葉は漫画を通して、多くの人の心に響いたようです。[文・構成/grape編集部]
2020年11月04日物心ついた頃から、ジュエリーデザイナーだった祖母が手がけたジュエリーを目にしながら過ごしてきました。祖母のジュエリーを少しずつ身につけるようになったのは、私が25歳の誕生日を迎えたとき。母親が一粒ダイヤのイヤリングをネックレスに加工してプレゼントしてくれたことがきっかけです。使用している石やデザインによっては、似合わないものもあります。好みのデザインに作り変えることもできますが、凝ったデザインのものは、祖母の強いこだわりがあるような気がして、なんとなく手を加えづらい。今よりもっと年を重ねたときには、しっくりくるだろう。と、何もせず眺めるのですが、そうしてただ見ているだけでも幸せな気持ちになれるからこそ、人々はジュエリーの虜になるのでしょう。■シンプルな装いには、ダイヤモンドで輝きを添えてもともと華美な装いはせず、デコラティブなデザインもあまり選びません。手に取るのは、黒いワンピースばかり。そんなシンプルなスタイリングには、輝きを添えてくれるダイヤモンドがよく合うと思っています。いつだったかどこかで、「ネックレスやイヤリングは対面する人の目を楽しませ、指輪やブレスレットは自分の目を楽しませるもの」という文章を目にして以来、ネックレスに加えて指輪をはめることが増えました。中でもお気に入りが、このふたつ。もちろんシーンは選びますが、だからこそ湧いてくる特別感。かつて祖母がそうしていたように、時折、あえて指輪に視線を移して美しい輝きを楽しむ。守られるような穏やかさと優雅な気持ちに包まれるのが、幸せなひとときです。■華やかさをわかりやすく演出する、ゴールドアクセサリーファッションはシンプルなもの、ジュエリーはプラチナやホワイトゴールドを好みますが、たとえば真っ赤なワンピースを着てみたり、ときどき派手な装いを楽しみたいことがあります。そんなときに選ぶのはゴールドアクセサリー。写真のアクセサリーのうち、イヤリングが祖母のデザインです。買い付けた金ボタンに、留め具を付けただけのシンプルなもの。少し大ぶりなこともあり、鏡を見て「派手すぎるかな……」とうろたえることもあるのですが、普段が控えめな分、派手さを楽しみたいときは、むしろこのくらい思い切ってみるのがいい! ということにしています。画像最下部の6連リングはカルティエのトリニティ。ご存知の方も多くいらっしゃることと思います。もうひとつ、ボールデザインのリングはティファニー。ほんのり無骨な雰囲気が気に入っていて、使用頻度が高いリングのひとつです。■ジュエリーを長持ちさせるためのメンテナンス・収納方法メンテナンスといっても、大して特別なことはしていないのですが、・使用後は柔らかい布(ジュエリークロスでなくても可)で軽く拭く・皮脂汚れが気になるときは中性洗剤で軽く洗い、乾かしてから収納する・使わないときはリングケースに収納しておく・傷やくすみが気になるときは専門店でクリーニングをお願いする上記4点を必ず守っています。特に指輪の場合は、すべてをひとつのジュエリーボックスにまとめるのではなく、指輪ごとにリングケースを用意して、指輪同士がぶつからないようにして保管しています。年を追うごとに母から譲られ、私の手元に少しずつ増えていく祖母のジュエリー。いつか訪れる、私から愛すべき存在に受け継ぐその日まで、大切に使い続けたいと思っています。
2020年11月03日息子が赤ちゃんのころの育児の苦労から、この子は育てにくい子だと思い込んでしまっていた私。しかし、久々に会った祖母からの何気ない言葉で、息子が大きく成長していたことに気付かされ、自分の子育てに対して少し自信が持てたエピソードをお話しします。 やんちゃな息子に祖母がかけてくれた言葉私は現在第2子妊娠中のため、コロナ渦ではありますが、里帰り出産の病院を受診する目的で先日帰省しました。私の祖母にはもう1年近くひ孫の顔を見せられていなかったので、お墓参りも兼ねて2歳の息子を連れて祖母宅に訪れることにしたのです。 その際、物心がついた息子は初めての祖母宅に興奮してしまって、家中駆け回り、物色し、落書きをし……。肝心のお墓参り中には寝てしまったのですが、帰る間際に祖母が私に「ええ子やな」と言ってくれました。 育児に対するネガティブなイメージ息子は生まれたころから本当によく泣く赤ちゃんで、早いうちから人見知りも激しく……。離乳食もなかなか進まず、発育も遅れ気味でしたし、2時間おきの夜泣きは2歳になるまで続き、これまでの子育てには散々苦労させられたイメージしかありませんでした。 そして私はいつまでもそんなネガティブなイメージを持ちながら息子を見てしまっていたのだと思います。 素直に息子の成長を認められなかった自分ところが2歳になった息子は、好き嫌いもなく何でもよく食べるようになり、朝まで一度も起きずに寝てくれる日も増えました。口達者なほうなので、駄々をこねずにしたいことや嫌なことははっきりと言葉で伝えてくれます。 それなのに私自身は、最近の息子の成長を目の当たりにしても、素直に「ええ子や」と思ってあげることができなくなってしまっていたことに、祖母のひと言で気付くことができました。いつも一番近くにいたはずの母親の私が、息子の成長を認めて褒めてあげることができていなかったのです。 祖母が何気なくかけてくれたやさしいひと言のおかげで、これからはもっと息子を信頼して、心に余裕をもって子育てしていこうという気持ちになりました。息子の成長をはっきりと感じ、今後の子育てにも少し自信を持つきっかけとなった、うれしい帰省中の一幕でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:鈴木ゆり2歳の男の子の母。現在第2子を妊娠中。結婚後は夫の実家で義両親と同居しながら、旅行会社にフルタイムで勤務。その傍ら、自身の体験をもとに子育てに関する体験談を執筆している。
2020年10月18日嫁ぎ先の義祖母との関係がうまくいかず、悩んでいたお嫁さん。そして義祖母が老人ホームに行ったのは自分のせいではないかと罪悪感を感じ……。その後のお嫁さんの気持ちの変化や、現在の関係についても紹介しています。私が縁もゆかりもない田舎にある夫の実家で義父母と義祖父母と暮らし始めたのは、9年前のことでした。そのころは義祖母のことが好きになれずつらい思いをしましたが、今思うと本当につらかったのは義祖母のほうだったのかもしれません。そんな義祖母と私との関係についてお話しします。 義祖母がどんどん嫌いになった日々当初、右も左もわからない私にいろいろ教えてくれたのが義祖母です。義祖母はおしゃべりな人で、最初はありがたかったのですが、もともと内向的な私は私生活にぐいぐい踏み込まれている気がして嫌な気持ちが増えていきました。 また、洗濯物を干す向きが悪いとか、妊娠中はあれをするなとか古い価値観であれこれうるさく、口を開けば田舎特有の噂話や悪口ばかりで、なんだか相手をするのにも疲れてしまいました。私は次第に必要以上の会話はしなくなり、義祖母を避けるようになってしまったのです。 息子が生まれると、さらに関係は悪化息子が生まれてからは、さらに義祖母と関わるのが嫌になりました。息子の泣き声がしただけで見にこようとしたり、畑仕事のあとなどの手もしっかり洗わないまま息子に触ろうとしたり……。さらに、大量の物を溜め込む不衛生な自室から持ってきた、賞味期限が数年前の食べ物を息子にあげようとするなど、やめてほしいことが増えていきました。 今思えば、はっきり伝えたら何か変わったかもしれません。でも同居など生活すべてに嫌気がさしていた私は、冷たい態度で暗に示すことしかできなかったのです。 老人ホームに行ったのは私のせい?義祖父が亡くなり、第2子が誕生してしばらく経ったある日、義祖母が老人ホームに入ると言い出しました。家族は止めようとしましたが、義祖母の決意は固く、「未来あるお前たちのために家をあけるよ」というようなかっこいい台詞を残して出て行ったそうです。 ずっと悪いことをしているという罪悪感があったので、私は義祖母を見送ることができませんでした。後に「おばあが出て行ったのはお前のせいだ」と夫に責められたときも、何も言い返せませんでした。 現在、老人ホームに行った義祖母は、仲間に囲まれて楽しく暮らしています。私も義祖母がたまに帰ってきたときには、ひ孫と存分にふれあってもらったり、月に1度「ひ孫新聞」を作り近況報告をしたりするようになりました。義祖母にしてしまったことが消えるわけではありませんが、元気な姿を見るだけで少し救われる思いがします。 著者:やましたくるみ2男2女の母。結婚を機に田舎に移り住み、のんびり子育てを楽しみながら、自身の体験談を中心に執筆中。
2020年10月05日小松(@koma2ta3n)さんは、子育てや日常の出来事をTwitterに投稿しています。ある日、祖母と会話をしていた時のこと。「もういつ死んでもおかしくない」と弱々しく話す祖母を見て、小松さんはしんみりしますが…。うちのおばあちゃんが強すぎて勝てる気がしない件について(ラノベタイトル) #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/s1aOWN6u5V — 小松 (@koma2ta3n) July 27, 2020 油性のペンで机を汚してしまった小松さん。すると、祖母はハイターを持ち出し、原液を素手につけて机をふきました…!祖母のワイルドすぎる行動を見て、小松さんはツッコミの嵐。「おばあちゃんは絶対まだまだ大丈夫」と確信するのでした。ネット上では読者から「素手は強すぎる」「めっちゃ笑った」などの声が寄せられました。昔の人のたくましさには、時々驚かされるものがありますね。当たり前ですが、ハイターの原液をそのまま触るのは危険です。使用する際は注意事項をよく読んで安全に気を付けましょう。[文・構成/grape編集部]
2020年09月30日お笑いコンビ『EXIT』のりんたろー。さんが、2020年9月17日にTwitterを更新。介護に悩む人の心を軽くするコメントに、称賛の声が寄せられています。りんたろー。、泣きながら電話をかける祖母に…8年間、老人ホームで介護のアルバイトをしていていた、りんたろー。さん。祖母は老人ホームを利用しているといいます。ある日、今日が何日の何曜日なのか分からなくなってしまった祖母が、泣きながら母親に電話をかけてきたことがあったようです。焦る母親ですが、りんたろー。さんは、認知力が低下してしまった祖母にこのように声掛けをするのだとか。おばあちゃんが何日の何曜日かわからなくて泣きながら電話をかけてくると母が大騒ぎ「僕もわからないよ」「そのうち思い出すよ」「そんなに曜日が重要?」「職員さんが教えてくれるよ」僕は適当に言葉をかけます!介護って良い意味で適当さが重要一緒に落ちたら共倒れ!認知と共に楽しく生きよう!— りんたろー from EXIT (@rinnxofficial) September 17, 2020 「僕は適当に言葉をかけます!」と、介護には適当さも必要と明かすりんたろー。さん。きっと、肩に力を入れすぎないことは、認知力が低下した祖母にも、その介護をする母親にとっても、いい関係を保つことに繋がるのでしょう。ネット上では、たくさんの称賛の声が寄せられていました。・自分だって曜日と日にちが分からなくなることがある。そんなの重要じゃないって考えたい。・適当さがないと支える家族もつぶれてしまう。本当にその通りだと思います。・りんたろー。さんの言葉に救われました。ありがとうございます。認知症が進むと話が通じなかったり、すぐに忘れてしまったりして支える家族はどうしてもイライラしがち。ですが、「認知と共に楽しく生きよう!」というりんたろー。さんの言葉は多くの人を励ましたに違いありません。[文・構成/grape編集部]
2020年09月19日予期せぬ緊急事態が起きた時はいかに落ち着いて冷静に対応できるかが大事です。それが人の命にかかわることであればなおさらでしょう。アメリカに住むアンジェラ・ブルワー・レイさんは11歳の孫、PJくんと一緒に散歩していました。海外メディア『11Alive』によると、PJくんは外で遊ぶのが大好きでよくゴーカートや子供用の4輪車に乗ってアンジェラさんのウォーキングに付き合ってくれるのだそう。この日もいつものように2人は散歩に行きましたが、自宅から2.43ほど離れたところでアンジェラさんの具合が悪くなってしまいます。彼女は糖尿病を患っていて、血糖値が下がったために体が震えて動けなくなったのです。祖母を助けるために孫がとった行動はアンジェラさんの異変に気づいたPJくんはすぐさま自宅のほうに向かって走って行ったといいます。その間にアンジェラさんは何とか『止まれ』の道路標識まで移動し、そのポールにもたれかかっていたのだそう。すると次の瞬間、彼女の愛車のメルセデスベンツがゆっくりと向かってくるのが見えたのです。※写真はイメージ運転していたのはなんとPJくん!彼はアンジェラさんを車に乗せて、自宅へと連れて帰りました。アンジェラさんが驚いたのはPJくんの運転技術。終始落ち着いた完璧な安全運転で道路を通行し、一度も縁石に乗り上げたりすることなく狭い自宅のガレージに正確に駐車。そして急いで家の中に入って、アンジェラさんのためにぶどう糖タブレットとピーナッツバタークラッカーを持ってきてくれたそうです。「PJが運転できるといっても、きっとみんな信じてくれないだろう」と思ったアンジェラさんは、体調が回復した後で再び彼に庭を運転してもらい、証拠の動画を撮影しました。PJくんは以前に祖父に頼まれて庭で車を動かしたことがあったのだとか。しかし公道を走ったり、1人だけで運転したことは一度もなかったといいます。この出来事はニュース番組でも紹介され、祖母を救ったPJくんの行動が称賛されています。・11歳なのに多くの大人たちより運転が上手だ。・私は1年間運転を練習しているけど、いまだに縁石に乗り上げちゃうわ。・彼はよくやった。おばあさんを助けるために運転したんだ。家族は彼のことを誇りに思うべきだね。PJくんは運転免許を持っていません。しかし今回は緊急事態で自宅から近距離だったことと、祖母が隣に乗っていたこともあり、彼の行動は素晴らしいという声が大半です。練習を重ねた人でも初めて公道を運転する時は緊張するはずです。しかしPJくんの頭の中はきっとアンジェラさんを助けたいという思いだけだったのでしょう。大好きな祖母のために11歳にして驚くべき冷静さと行動力を見せたPJくん。彼が運転免許を取得できるまでにはまだ数年ありますが、将来はきっと安全運転の優良ドライバーになることでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月14日人気イラストレーターのしばたまさん。今回は、お母さん(ママたま)のエピソードを漫画化!今回は珍しく私の家族の話です!この前のスカッとした話を読んだ母から連絡があり、描いた話です!やる事をしているときにミスをした人に、こんな言葉が言えるのって、相当すごいなと、我が祖母ながら感動しました!byしばたま 【同じテーマの連載はこちら】 義父母がシンドイんです! この連載の全話を見る >>
2020年08月30日