KDDIと沖縄セルラーは、プロダクトデザイナー深澤直人のデザインによる初代「INFOBAR」発売から15周年を記念し、LINEや「+メッセージ」など15年分の進化を盛り込んだ4G LTEケータイ「INFOBAR xv」を、11月29日より全国一斉発売する。「INFOBAR xv」「INFOBAR xv」は、2003年10月に発売した初代「INFOBAR」と同じく、プロダクトデザイナー深澤直人がデザイン。多くの人に愛されたデザインと色を継承しつつ、歴代INFOBARで目指しながらも実現できなかったフレームレステンキーを実現している。3.1インチのWVGA液晶ディスプレイ、約800万画素カメラ、テザリング機能、LINE、そしてauの4G LTEケータイとしては初となる「+メッセージ」対応や「スマホ音声アシスタント呼出機能」など、初代「INFOBAR」から15年分の進化を感じ取れる現代に相応しい機能・サービスを備えた携帯電話となっている。「INFOBAR xv」カラーは「NISHIKIGOI」、「NASUKON」、「CHERRY BERRY」の3色が登場。「INFOBAR xv」のために深澤が特別にデザインしたSIMカードを取り出すための「SIM取り出しピン」及び充電中は置き時計としても使うことができる「卓上ホルダ」を同梱し、「INFOBAR xv」をより楽しみながら使うことができる。またau公式アクセサリー「au +1 collection」からは、「INFOBAR xv」に対応したスタイリッシュなカバーが順次発売される。さらに、11月29日から12月12日まで表参道 BANK GALLERYにて開催される、共感型フォトジェニック・アート展「VINYL MUSEUM」に「INFOBAR xv」が出展。フォトジェニックな写真が撮影できるさまざまなアートブースを舞台として、来場者がSNSで投稿を行うことで昨年から話題を呼んでいる同展。そのブースの一つとして、「INFOBAR xv」をモチーフにしたオブジェが展開される。【イベント情報】VINYL MUSEUM会期:11月29日〜12月12日会場:表参道 BANK GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前6-14-5時間:11:00〜21:20(60分入替制、1回につき定員100名)入場料:前売券 1,800円 当日券 2,300円
2018年11月29日坂口健太郎が1月期の日本テレビ・新土曜ドラマ「イノセンス~冤罪弁護士~」に主演を務めることが決定。川口春奈、藤木直人と、決して他人事ではない“冤罪”に立ち向かっていく。有罪率ほぼ100%といわれる日本の裁判。その中で“冤罪”を晴らすという“奇跡”を起こすため、執念と情熱、そして“科学”を武器に弁護士・黒川拓が逆転劇に挑む。■坂口健太郎、日テレ初主演!川口春奈は初の弁護士役主人公の弁護士・黒川拓を演じるのは、日テレ初主演となる坂口健太郎。保駿堂法律事務所に所属する弁護士で、不可能に近いとされる“冤罪弁護”に積極的に立ち向かい、何度か勝利した実績を持つ。現場で起きた事象を実験で再現し事件の解明に挑み、先入観や思い込みを基にした捜査に対しては、その矛盾点を突いていく。普段は動きやすい服装で、第三者との円滑なコミュニケーションのために様々なものが詰め込まれた布袋を背負っている。基本的にいつも金欠…と、少々変わった弁護士となる様子。また、そんな拓に振り回される新米弁護士・和倉楓役には、川口春奈。保駿堂法律事務所の新人弁護士で手伝いとして拓と共に弁護活動にあたることになり、以降振り回されることに。拓のスタンドプレーに声を荒げることも多々。拓が行う実証が「損得抜きの真実を求めるためのもの」と知ってから、次第に拓を見る目が変化していく、という役どころ。初挑戦となる弁護士役に要注目。そして、拓に力を貸す、科学者・秋保恭一郎役に、藤木直人。東央大学理工学部物理学科准教授で、拓の学生時代の先輩。他人に興味がないにも関わらず、拓から依頼がくると、犯罪における様々な実証実験を引き受ける。警察の捜査がいまだに科学的実証を軽視している現状に強い危機感を抱いており、それが拓に協力する動機となっている。肉親にまつわる悲しい過去を持つという。またも白衣姿となる藤木さんも見逃せない。■キャスト3人からのコメントも到着!坂口健太郎(“冤罪”弁護士・黒川拓)「ビシッとしたイメージ通りの弁護士ではない」「“弁護士”が“科学の検証”を使って冤罪を晴らす」。初めてお話をいただいた時は、少し難しい作品になるのかと思ったのですが、台本を読み、字で追うだけでイメージがスッと入ってくるぐらい、わかりやすく面白い作品です。弁護士役ということで、法廷を見学に行ったりしながら雰囲気を味わい役作りに臨んでいますが、僕が演じる拓は、ビシッとしたイメージ通りの弁護士ではなく、少し風変わりな弁護士で、視聴者の皆さんにもどこか共感できる部分があると思います。各話のテーマも、身近に潜む「冤罪」、誰にでも起こりうる出来事を扱っていますので、是非、拓と一緒に物語を体験していただけたら嬉しいです。川口春奈(新米弁護士・和倉楓)「自分の新たな一面を出せる」今回、弁護士役は初めてですし、このようなシリアス題材を扱った作品に参加する機会もあまり多くはないので最初は不安もあったのですが、台本がとても面白く、今は自分の新たな一面を出せる、見せられるチャンスなので楽しみにしています。私が演じる楓は、天真爛漫なキャラでありながら、それでも坂口さん演じる拓に振り回される……という役柄ですが、そんな拓との「温度差」が出るよう演じられたらなと思っています。世代問わずに楽しめる作品になっていますので、是非家族みんなで楽しんでいただけたら嬉しいです。藤木直人(物理学准教授・秋保恭一郎)「見ていてスカッとする物語」今回科学者を演じさせていただきますが、自分も理工学部を出ている理系の人間なので、そこには少なからずの共通意識をもって参加できるかと思っています。一方で、“裁判” “法律”に関しては知らなかったことばかりなので、日々学びながら台本を読ませていただいています。“冤罪”を晴らすドラマですので、見ていてスカッとする物語、展開となっていますので、是非楽しみに待っていてください。13年前土曜9時枠で、テキサス州から来たカウボーイを演じさせていただきましたが(「ギャルサー」)、土曜10時枠は初めてですし、全然違った役柄ですので、僕自身も楽しみです。(笑)無実の罪で逮捕・起訴されてしまう“冤罪”。ドラマのプロデューサー・荻野哲弘氏は「坂口さんに対して抱いていたイメージは、“白”。どんな役にも真っ白な気持ちで取り組み迫真の演技を魅せてくれる俳優さんだと思い、ずっとご一緒できることを切望していました。坂口さん演じる主人公・黒川拓もまた、どんな事件や依頼者に対しても予断や偏見を抱かず、真っ白な心で弁護活動に挑みます」とコメント。また、川口さんとは土曜9時枠の「金田一少年の事件簿N」以来、約4年ぶりのタッグとなり「喜怒哀楽の激しい楓役を、大人になった川口さんがどう演じ切って下さるか、今から楽しみで仕方ありません」と明かす。藤木さんの白衣姿には「シビレまくってしまいました」と語り、「実は、藤木さん演じる秋保が抱える悲しい過去がシリーズ全体の鍵を握っている」とも明かす。この冬、新たに登場するヒューマン・リーガル・エンターテインメントに期待が高まる。新土曜ドラマ「イノセンス~冤罪弁護士~」は2019年1月、毎週土曜10時より日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年11月26日主演・斎藤工、監督・白石和彌のタッグで、不朽の名作として読み継がれるベストセラー小説を、東京オリンピックが中止となった2020年の世界に舞台を移して描く『麻雀放浪記2020』。この度、斎藤さん演じる主人公・“坊や哲”と運命を共にするキャラクターを演じる個性派キャストたちが決定した。イラストレーターの和田誠が初監督した『麻雀放浪記』(’84)以来、35年ぶりの映画化となる本作。10年の歳月をかけて映画化を熱望していた斎藤さんと、『孤狼の血』『止められるか、俺たちを』など、いま日本映画で“最も攻める作品を撮る”といわれる白石監督のタッグで早くも話題となっている。■「チャランポ」もも、地下アイドルに「親近感や共感」そんな本作の舞台、2020年の新たな“戦後”、東京オリンピックが中止になった“未来”で、坊や哲を拾って面倒を見ることにした地下アイドル・ドテ子には、大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のオープニング曲を手がけたことでも知られる姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」のヴォーカル・もも。原作では強運の持ち主の娼婦だったドテ子は、地下アイドルとして現代風にアレンジ。ももさんは堂々とした立ち振る舞いで、キュート、かつ大胆に演じ切る。また、その地下アイドルたちを抱える芸能プロダクションの社長で、ドテ子の部屋に転がり混むクソ丸を、実力派俳優・竹中直人。そして、かつて加賀まりこが演じた哲に麻雀を教えたアパートの大家であり、麻雀クラブ「オックスクラブ」のママでもある八代ゆきには、タレントやモデルと多彩に活躍するベッキー。初めての麻雀にも関わらず、見事な牌さばきを披露する。ドテ子役を務めるももさんは、これほどの規模の映画出演は今回が初めて。出演オファーに「え、私に?」と驚いたそうで、「あまりにも話が唐突で大きすぎて、とにかくビックリ、それだけでした」とコメント。「ぶっ飛んだ設定とキャラクターに最初は少し驚きましたが、演じた“ドテ子”というキャラクターに親近感や共感を覚えながら、次第に白石監督のリクエストに応えることにものすごくやり甲斐を感じられるようになって、緊張はいつの間にか消えていました」とふり返っている。また、八代ゆき役のベッキーさんは「クラブオックスのママは、背伸びしても、いや、脚立に登っても追いつかないくらい色気のある、オトナな女性。試行錯誤しながら、演じさせていただきました」と明かし、「斎藤工さんは、“映画を心から愛している方”という印象があったので、今回映画でご一緒できて本当にうれしかったです。私が麻雀の技を披露するシーンの撮影で何度失敗しても、優しくしてくださいました」と、主演の斎藤さんを絶賛。そんな斎藤さんと「久しぶりの共演でとても嬉しかった」というクソ丸役の竹中さんは、「共演のたくみ(斎藤工)くん、ももちゃんをもっと地獄に突き落としたかったです。でもね…いっしょうけんめいやりました」とコメント、「あの柔らかな表情とチャーミングなお芝居にしびれながらも、たくみよ!地獄に堕ちろ!と強く念じながら現場を過ごすことが出来たのはまさにたくみくんの存在があったからこそです」と語る。さらに初めての白石組にも「監督の眼差しはとてもシャープで揺るぎない。かっこいい監督でした。 無駄のない演出エネルギーに満ち溢れた監督ですね。どんどん巨匠になってしまうのかな…やんなっちゃうな…」と心酔した様子だ。■白石監督は起用理由をコメント「ももがどれだけイカれてるか、映画を見たらわかる」もも(ドテ子)チャラン・ポ・ランタンのももさんを最初に見た時、彼女が持っているエネルギーに圧倒されました。これはいつかご一緒したいと思い、今回ヒロインのドテ子をお願いしました。最初にお会いした時「歌を歌ってなかったら、私はドテ子です」と彼女は言いました。この台詞がいかにヤバくて、チャラン・ポ・ランタンのももがどれだけイカれてるか、映画を見たらわかってくれると思います。ベッキー(八代ゆき)ベッキーはプロになるつもり?という勢いで麻雀を練習してくれました。昭和の女・八代ゆきの妖艶さを高いクオリティで演じてくれています。この映画をまさかの舞台に連れて行ってくれるのは間違いなくベッキーの存在あってのことです。竹中直人(クソ丸)竹中さんは僕が映画の世界を志した時のアイドルでした。10代の頃、竹中さんの出演作品をVHSテープに録画しては擦り切れるまで繰り返し見ていました。クソ丸という最高の役名で竹中さんにお願い出来たことを嬉しく思っています。ただただ下品でクソな役を喜んで演じて下さいました。『麻雀放浪記2020』は2019年4月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:麻雀放浪記2020 2019年4月5日より全国にて公開
2018年11月20日人気若手俳優・成田凌が、周防正行監督の4年ぶりとなるオリジナル最新作『カツベン!(仮)』で映画初主演を務めることが分かった。併せて、ヒロインに黒島結菜、共演には永瀬正敏や高良健吾など豪華俳優陣が発表された。■周防監督4年ぶりの新作の舞台はおよそ100年前の映画界『カツベン!(仮)』と題される周防監督最新作は、いまからおよそ100年前、「映画(活動写真)」がまだサイレントでモノクロだった時代を描く。楽士の奏でる音楽とともに独自のしゃべりで物語をつくりあげ、観客たちを映画の世界に誘い、熱狂させる【活動弁士】通称“カツベン”を主人公にしたストーリー。ほかにはない日本独自の文化が花開き、映画を観に行くよりも活動弁士のしゃべりを聞きに行くほど注目を集めるカツベンにあこがれる青年が、とある小さな町の映画館に流れついたことから全てが始まる【アクション】×【恋】×【笑い】の要素を織り交ぜたノンストップエンターテインメントだ。周防監督は「日本映画の無声映画時代には“活動弁士”という存在がいて、映画を解説しながら上映していた時代があり、これは世界でも日本独自の文化でした。日本映画の始まりの物語をエンターテインメントとしてみなさんに知っていただき、日本映画の歴史というものを感じてもらいたかったという気持ちが一番強かった」と、作品に対する熱い思いをコメントしている。■主人公には映画初主演となる成田凌が抜擢!今回、主人公に抜擢され本作が映画初主演となるのは、モデルとしての活動のほか、大ヒットとなった『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』へ出演するなど、様々な分野で活躍する若手最注目俳優の成田凌。ヒロインには映画『サクラダリセット』に出演するなど若手実力派女優の黒島結菜。周防監督は、成田さん、黒島さんを抜擢した理由について「ふたりともオーディション(3カ月にわたり男女100名ずつ実施)で選びました。日本映画のはじまりの頃はまだみんなが初々しく、そのような初々しさを2人に感じました」と明かすと、「成田さんは会った時の素直な感じ、そして活動弁士として映画を解説している姿がオーディションを通じて想像できたので、その才能を信じてキャスティングさせてもらいました。黒島さんは役でも駆け出しの女優を演じる、その役柄にふさわしい初々しさと可愛らしさを感じました」と、それぞれの魅力についても語った。また、脇を固めるのは、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊などの豪華俳優陣。また、竹中直人、渡辺えり、小日向文世をはじめとする周防作品お馴染みのキャストも登場する。■成田凌&黒島結菜のコメントも到着本作で映画初主演となる成田さんは「映画初主演を周防組で行えるということで、この世界にいる人間としては誰もが羨むようなことだと思っており、もちろんプレッシャーも感じておりますが、何より安心感と信頼があるので、何があっても、這いつくばってでも真ん中に立っていようと思っています」と、本作に対する熱い思いを語った。本作の役所については「活動弁士に憧れる青年で、真っ直ぐに、素直に、でもやんちゃな部分も持ちつつ、愛するものに突き進んでいく役です」とコメントした。黒島さんも「女優に憧れる女性で、非常に素直で純粋で、小さい頃に活動写真というものを見て、女優になりたいと思う一途な女の子です」と自身の役所を説明。さらに本作での豪華な共演陣に関して成田さんは「錚々たる方々がいる中で、主演という形で携わらせていただきますが、主演だからと変に気構えることなく、監督を信じ、共演者の方々を信じて一生懸命やっていきたいです」と、心の内を告白。黒島さんも「日本映画界の中でもオリジナルで、珍しい作品になると思っており、キャストの方々も素晴らし方々ばかりなので、みなさまの足を引っ張らないようにしがみついていきたいなと思っています」と意気込みを語った。周防作品史上、「一番映画愛に満ち溢れた、笑えて、泣けて、ハラハラドキドキする!」最高傑作が遂に動き始める。『カツベン!(仮)』は2019年12月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年09月28日俳優の成田凌が、周防正行監督の最新映画『カツベン!(仮)』(2019年12月公開)で初主演を飾ることが28日、明らかになった。同作は『シコふんじゃった。』『Shall we ダンス?』『それでもボクはやってない』などで知られる周防監督4年ぶりのオリジナル新作。今からおよそ100年前、「映画(活動写真)」がまだサイレントでモノクロだった頃を舞台に、楽士の奏でる音楽とともに独自の“しゃべり”で物語をつくりあげる活動弁士、通称“活弁”(カツベン)を夢見る青年が主人公となる。さらに超満員の映画館、隣町のライバル映画館、再会を果たした初恋相手、大金を狙う泥棒、ニセ活動弁士を追う警察までもを巻き込み、事態は誰もが予想もしなかった展開に。ヒロインには若手実力派女優の黒島結菜を迎え、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊と超実力派俳優が脇を固める。さらに竹中直人、渡辺えり、小日向文世をはじめとする周防作品おなじみのキャストも登場する。東映京都撮影所で取材に応じた出演者陣。作品について聞かれた周防監督は「日本映画の無声映画時代には“活動弁士”という存在がいて、映画を解説しながら上映していた時代があり、これは世界でも日本独自の文化でした。日本映画の始まりの物語をエンターテインメントとしてみなさんに知っていただき、日本映画の歴史というものを感じてもらいたかったという気持ちが一番強かった」と、熱い思いを語った。成田、黒島を抜擢した理由について「ふたりともオーディション(3カ月にわたり男女100名ずつ)で選びました。日本映画のはじまりの頃はまだみんなが初々しく、そのような初々しさを2人に感じました。また成田さんは会った時の素直な感じ、そして活動弁士として映画を解説している姿がオーディションを通じて想像できたので、その才能を信じてキャスティングさせてもらいました。黒島さんは役でも駆け出しの女優を演じる、その役柄にふさわしい初々しさと可愛らしさを感じました」と、理由を明かした。成田は「映画初主演を周防組で行えるということで、この世界にいる人間としては誰もが羨むようなことだと思っており、もちろんプレッシャーも感じておりますが、何より安心感と信頼があるので、何があっても、這いつくばってでも真ん中に立っていようと思っています」と、意気込む。実際に練習もしており「練習をしてから2カ月半程度経つのですが、堂々と自信を持ってやればいい! というアドバイスをしていただきました」という。周防監督から「撮影が始まる前に、他の語り芸を絶対に見た方がいいと思い、講談や浪曲を(成田さんと)一緒に観に行きました。あとは、活動弁士としての基本的なことを磨いて、この映画のあとはアルバイトとして活動弁士ができるようになってほしいなと思います(笑)」とさらなる希望を言われると、成田は「活動弁士という仕事の楽しさを分かってきた。今後機会があれば本当にやってみたいなと思っています」と答え、会場の笑いを誘った。ヒロインに抜擢された黒島は「女優に憧れる女性で、非常に素直で純粋で、小さい頃に活動写真というものを見て、女優になりたいと思う一途な女の子です」と述べ、「今回オーディションで選んでいただいて、なんで私なんだろうという不思議な気持ちがあったのですが、素直に嬉しいです。あまりオーディションで受かることが今までなかったので(笑)、みなさんと良い作品を作っていけるというのは、今後の私の女優人生の中でも非常に貴重な経験になると思うので、撮影を頑張りたいなと思っています」と、真摯に語る。また活弁の具体的な練習内容について聞かれた成田は「活動弁士の方に男、女、説明部分の声色を色々と作っていただいたり、独特な話し方を教えていただいて練習しています」と説明。さらに竹中、渡辺との共演について聞かれ「昔から見ていた方々で、絶対に共演したいと思っていたお二人でしたが、一緒にやってみるとやっぱりさすがだなと感じることばかりです。『Shall we ダンス?』が23年前の作品なので、私が1歳のときからすでに活躍をされていると思うと本当にすごいと」と、共演できることの喜びを表した。
2018年09月28日東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTにて、プロダクトデザイナー・深澤直人がディレクションを行った「民藝 MINGEI -Another Kind of Art展」が、11月2日から翌2月24日まで開催される。1925年、民衆の用いる日常品の美に着目した柳宗悦が、無名の職人たちによる民衆的工芸を初めて「民藝」を名付けた。民藝の特徴でもある風土や風習を生かしたものづくりは、世代を超えて受け継がれていくなかで、素材・色・工程・用途・形などの独自性が際立ち、革新的で衝動的な、枠に捉われない創意工夫へと発展して行った。地域ごとの特色が失われ、ものへの愛着が希薄になりがちな時代だからこそ、民藝に宿る無垢な美意識と精神性は使い手のみならず、ものづくりに携わるすべての人々に大きな衝撃を与え、新しいエネルギーを生み出すきっかけとなる。染付網目文角皿 中国 景徳鎮窯 明時代 17世紀〈日本民藝館蔵〉同展では、21_21 DESIGN SIGHTのディレクターでもあり、日本民藝館館長を務める深澤直人が、同館の所蔵品を中心に、新旧さまざまな100点余りの民藝を選び抜き紹介する。深澤氏は、「芸術家でも職人でもない人の無我な手から生み出されたものには、えも言われぬ魅力が潜んでいる。実直な創作者たちは、とかくカテゴライズされることを嫌う。型にはめられそうになると、思わずそこからはみ出したくなってしまう。形式や様式にしばられない飄々とした態度。一定の仕上がりを求めない自由さが民藝にはある。私たちは民藝を愛し、尊敬し、民藝に心を動かされる。作者が誰かとか、いつどこでつくられたのかといった情報は必要はない。ただ純粋にその魅力にくぎ付けになる」と語る。撮りおろしインタビューや制作現場の映像、民藝の新たな表情を映し出す写真、日本民藝館設立時の貴重な資料なども展示し、これからのデザインのインスピレーションとなる「Another Kind of Art =民藝」を紐解いていく。【展覧会情報】民藝 MINGEI -Another Kind of Art展会期:11月2日〜2019年2月24日会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー 1&2住所:東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン時間:10:00〜19:00(入場は18:30まで)料金:一般1,100円 大学生800円 高校生500円 中学生以下無料休館日:火曜日(12月25日は開館)、年末年始(12月26日〜1月3日)
2018年09月14日資生堂が、企業文化誌『花椿』秋号を7月15日に刊行。フリーマガジンとして資生堂関連施設、及び全国の書店の合計50ヶ所(7月10日現在)にて配布している。この刊行に合わせ、代官山蔦屋書店2号館1階 ブックフロアにて、「花椿から拡がる本の世界」フェアを開催する。『花椿』秋号は、「笑い」がテーマ。巻頭の特集では、“笑いはパワー”と題し、若手写真家の嶌村吉祥丸が、女の子たちのさまざまな笑い顔を撮り下ろした。「毎日を笑いで満たしてもっとハッピーに……」笑いのパワーが誌面いっぱいにあふれた特集。その他に、資生堂の「笑顔研究」をもとに、芸人の藤井隆と笑い顔について考える企画や、放送作家の倉本美津留、芸人の木村祐一、ジャルジャルのふたりによる、笑いの生み出し方についての座談会など、笑いについてさまざまな角度からアプローチする。連載の「サロン・ド・バー 花椿」では、俳優・竹中直人とミュージシャン・Charaが対談。その他、フィリップ・ワイズベッカーのインタビュー、前野健太のポエム、原田ハマ、今日マチ子、岩間朝子など読み応えたっぷりの内容。別冊付録は、落語初心者に向けた落語入門書「落語入門」。サンキュータツオによる落語の楽しみ方や、おすすめの落語家の紹介、落語家・立川吉笑、三遊亭粋歌による新作落語などを収録している。花椿 オリジナルグッズまた本誌刊行にあたり、代官山蔦屋書店2号館 1階 ブックフロアにて、7月13日から8月13日まで「花椿から拡がる本の世界」フェアを開催。フェアでは、本誌と関連のある書籍を取り揃えるほか、花椿オリジナルグッズを販売。花椿オリジナルステッカーのプレゼントも実施する。関連イベントとして、別冊付録の花椿文庫に寄稿した落語家・立川吉笑の落語会と、放送作家・倉本美津留とのトークも開催予定。詳しくは、代官山蔦屋ホームページで確認できる。【イベント情報】花椿から拡がる本の世界会期:7月13日~8月13日会場:代官山蔦屋書店2号館1階 ブックフロア住所:東京都渋谷区猿楽町17-5関連イベント:8月1日 19:30~21:00(予定)・立川吉笑 落語会・倉本美津留×立川吉笑 トークイベント
2018年07月18日アニメーション映画『ペンギン・ハイウェイ』の完成披露舞台挨拶が先日行われ、蒼井優や西島秀俊らキャストが登壇。イベントには、“ゲスト”として本物のペンギンも登場し、会場を沸かせていた。■観客へ初のお披露目! 「背中を押される作品」本作は、森見登美彦の小説をアニメーション映画化したもの。少年アオヤマ君役で声優初挑戦を果たした北香那は、「こうして皆様にお披露目できる日を楽しみにしていたのでとても嬉しいです!」と述べ、お姉さん役の蒼井さんは「『ペンギン・ハイウェイ』の船出を皆さんと一緒に楽しめたらと思います!」と挨拶。観客へ初のお披露目となるこの日。北さんは「感動、冒険、憧れだったり、全てが詰まった作品です。皆さんもきっと暖かくなって帰っていただけるのではないかと思います」と話し、「10歳の男の子の声のトーンや仕草がわからなかったので、同年代の妹の授業参観に行って学び、アフレコに挑みました」と役作りを明かした。また蒼井さんも「見終わった後に、過去に置いてきたモノクロの時間に、色が戻った気持ちになる。そんな背中を押される作品」と本作について明かし、役柄についても「今回、とても難しいなと感じていたのですが、しっかりした、自分を持っているお姉さんの役をいただくことが少ないと気づきました。私は誰かに寄生している役が多いので(笑)」と語ると、会場から大きな笑いが。■蒼井優&西島秀俊らの“小学生”は…一方、本作の主人公は小学4年生の男の子ということで、それぞれ“どんな小学生だったか”と、キャスト陣に問う場面も。やんちゃだったという北さんからは、「夏休みの前日に鍵を空けておいて、休みの間に入ったり(笑)」といったエピソードが飛び出し、蒼井さんは「『魔女の宅急便』が好きだったんですけど、家に赤いカチューシャと黒いワンピースがあるのに気づいて、自分がキキかもしれないと信じ込んで、家に1人のときにベランダでデッキブラシにまたがって『……飛べ!』って(笑)。本気で信じていたんです。そんな子どもらしい子どもでした」と可愛らしい思い出を披露。劇中でアオヤマ君のお父さんを演じた西島さんは、「僕は3月末生まれなので、小さくて色んなことができない子どもでしたが、1度夜にこっそり家を抜け出して、走りまわったりしました」と話すと、アオヤマ君の同級生・ハマモトさんのお父さん役を演じた竹中直人から「たいしたことないね(笑)」とツッコミ!そんな竹中さんは、老人のモノマネで会場を沸かせつつ、「私は漫画家になりたいと思っていました。運動会とかでも走るのが速かったんですが、ただ1番になるのが恥ずかしくて逆走してしまうような屈折した子どもでした(笑)」とふり返った。■かわいいゲスト登場にほっこりそしてこの日は、“素敵なゲスト”が登場。MCからの呼び込みで登場したのは、ペンギンのぬいぐるみとコーラ缶の入ったボックス。会場からどよめきが起こる中、キャストが一斉にボックスにCO2を吹きかけると…なんと本物のペンギン3羽が登場!「腕組んでる、かわいー!」(蒼井さん)、「かわいい!かわいい!」(北さん)とキャストたちも大喜び。“普通の住宅街に突如ペンギンが出現する”という劇中の不思議な現象が、ここ映画館で再現された。また、本作の主題歌「Good Night」を担当した宇多田ヒカルから「謎の魅力。大人のズルさ。そんなことを感じながら原作を読ませていただきました。映画の公開を楽しみにしています」と本作へエールを贈るコメントも発表されていた。『ペンギン・ハイウェイ』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ペンギン・ハイウェイ 2018年8月17日より全国にて公開© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
2018年07月04日「夜は短し歩けよ乙女」「有頂天家族」など、数々のベストセラー作品を持つ森見登美彦の同名小説をアニメ化した『ペンギン・ハイウェイ』。この度、追加キャストとして西島秀俊、竹中直人らが新たに発表され、併せて期待感の高まる最新ビジュアルと予告映像が公開された。この度、追加キャストとして発表されたのは、本作で『風立ちぬ』以来5年ぶりに声優に挑戦する西島さん。主人公・アオヤマ君(北 香那)にノートを与え、学び方を指南したお父さん役を演じている。息子の研究を程よい距離感で見守り、いつも的確なアドバイスを与える重要なキャラクターだ。一方、これまでにも多くのキャラクターの声を演じ、ベテラン声優と言っても過言ではない経歴を持つ竹中さんは、アオヤマ君の同級生の女の子、ハマモトさんのお父さん役を担当している。大学の研究所で働いており、街で起きた奇妙な現象について、調査隊を率いて詳しく調べていく。さらに、熱中すると甘いものばかり食べてしまうというチャーミングな一面を持つ、竹中さんにぴったりの役柄だ。この2人の参加に石田祐康監督は「お2人に演じてもらえたことへの驚きと、そのハマり方へのこれまた驚きと喜び!ありがたかったです」と歓喜のコメント。そのほかにも、クラスメイトのウチダ君役に釘宮理恵、ハマモトさん役に潘めぐみといった豪華人気声優陣も参戦している。■缶のコーラがペンギンに!?ペンギンたちとのひと夏の不思議な物語さらに今回の追加キャスト発表に合わせ、これまで以上に期待感を抱かせる最新のキービジュアルと最新予告が公開。予告編では、主人公アオヤマ君(北 香那)と不思議な“お姉さん(蒼井優)とともに、たくさんのペンギンたちが街に登場、気になる西島さんと竹中さんが担当する声の出演も確認することができる。宇多田ヒカルが書き下ろした主題歌「Good Night」も併せて聴くことができ、壮大で魅力的な映像に仕上がっている。『ペンギン・ハイウェイ』は8月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会ペンギン・ハイウェイ 2018年8月17日より全国にて公開© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
2018年06月27日広瀬アリスと千葉雄大がラジオドラマ『ふたご』で共演する。ドラマの原作はSEKAI NO OWARI藤崎彩織のデビュー小説で、第158回直木賞にノミネートされている同名作品。ラジオドラマは映画やテレビドラマとは異なる演技力が問われるが、広瀬と千葉にどのような想いでこの話題作を演じたのか。TBSラジオのスタジオで収録を終えた二人に話を聞いた。○千葉雄大「アリスちゃんと一緒と聞いて心強かった!」TBSラジオがSEKAI NO OWARI藤崎彩織の初小説『ふたご』をラジオドラマ化した理由はその心情描写の表現力が決め手になったという。同作はピアノだけが友達という少女が同じ中学の異彩を放つ少年に翻弄されながらもバンド活動という居場所を見つけるまでの青春物語が描かれている。その少女・西山夏子役を広瀬アリスが、少年・月島悠介役を千葉雄大が演じる。ラジオドラマ『ふたご』の話をはじめに受けた時の印象を聞くと、広瀬は「映画やドラマのお芝居は顔の表情や手ぶりや身振りでの動きで描写を表現できますが、ラジオドラマは声だけで表現するもの。夏子ちゃんの心情の変化など、細かいところをしっかりできるのかなと不安もあり、ドキドキの方が勝ってしまいました(笑)」と正直な気持ちを教えてくれた。ラジオドラマを演じるのは7年ぶりという。一方、千葉はこれまでラジオドラマの経験を積み重ねている。「『SEKAI NO OWARI』の音楽を僕も聞いていたので、藤崎彩織さん原作本のラジオドラマをやらせていただけることが嬉しかったです。この作品は淡いけれど、鋭く、難しさもあります。でもアリスちゃんと一緒と聞いて心強かった!」と千葉が答えると、広瀬は「ホントですか?」と笑顔をみせた。実際、演技するなかで、どのような苦労もあったのか尋ねると、千葉は「(月島は)勝手な男だなと思いつつもそれでもなっちゃん(夏子)が手を差し伸べたくなる魅力もあります。そのさじ加減が演じていて難しかったです。二人の空気感が声だけで続いていくので、それが聞いてくださっている方に映像として頭のなかに浮かぶように暖かさやせつなさとかを感じてもらうように演じました」と答えた。またそんな千葉の役どころについて広瀬は「どんどん月島という人間が壊れていくところが個人的にはすごく好き。放っておけない、何かしてあげないと思わせるものがあります」と話す。収録は約3時間にわたって行われ、広瀬は千葉との会話劇に加えて、モノローグも担当した。台詞の量の多さに苦労もなかったかと、聞いてみると、「ワンテイク前にリハーサルして、2テイク目で止めながらやっていく録り方でした。1回目を終わらせた時点で喉が痛くなっちゃて」と正直に話す広瀬に対し、千葉は「喉が痛かったなんて思えないほど、きれいな声だった」と優しくフォローし、「低音ボイスも効かせていた。ぶりっこする時は高くなるけれど(笑)。アリスちゃんが同じ台詞で声の強弱を3パターン挑戦した時、『強いと弱いの間』ってまさにそのトーンだよなって思った。とにかく、役にすぐ入り込んですぐできるから、女優さんはすごいって思ったり(笑)」と、そんなエピソードも明かした。収録時、ディレクターからの突然の指示で、アドリブで会話を続ける部分が実はある。広瀬と千葉は打ち合わせ時間も作らず互いに顔を見合わせるなり、まるで台本通り読んでいるかのように台詞を続け、息がピッタリのところもみせた。これに驚いていると、「ご一緒させてもらうのは何回目?数え切れないです(笑)。雑誌をはじめいろいろな場面で、年に2回ぐらいのペースで会っているのかな。」(広瀬)「TBSドラマ『黒の女教師』でも共演しましたし、学園祭やCMでもご一緒したり。『わろてんか』(NHK連続テレビ小説)では入れ替わりだったり」(千葉)などと、それぞれ答えてくれた。ラジオドラマでは主人公の二人が10代半ばから二十歳にかけたストーリーが描かれる。自身は10代の頃をどのようにして過ごしたのか。そんな質問も投げると、広瀬は「私はずーっと漫画を読んでいました。話すことはマンガについてばかり。先日の漫画の特番(1月28日放送「広瀬アリスはマンガに囲まれてるときが最高の幸せ。」TBSラジオ)も楽しかったです」と、千葉は「10代の時は消極的でした。あまり積極的に人と話すタイプではなかった。窓際ですずめとか見ていましたよ。中学校の時はソフトテニス部に入りましたが、人に付いて行くタイプでした」とそれぞれ語ってくれた。○セカオワ藤崎彩織をイメージし、ピアノの演出にも注目最後にラジオドラマ『ふたご』の聞きどころについて二人に尋ねた。「(夏子も月島も)人間的に大きく成長していくなかで、壁にぶち当たりながら、必死でもがいて生きています。その人間の成長や学生時代にある繊細な純粋な気持ちとか、どうしていいかわからないけれど、目に見えない何かと戦っていた時のことを思い出していただけたら嬉しいなと思います。そのなかで大切な人や家族、友達を思い出し、大切だなと思う人がもっともっと大切に思えるようなお話になっていると思います。まだ原作を読んで頂いていない方はラジオドラマから作品を楽しんでもらえたら嬉しいです」(広瀬)「月島っていう人物を振り返ってみると、実はポジティブ。人生いつだってやり直せると思っています。『居場所を作ってやる。泣くな。』この台詞はこの流れの中だからこそ出る言葉なんだなと思いました。でも、なかなか言えないこと。説得力があるのは、繊細で自分も苦しんでいるからこその言葉だと思う。みんなで傷つきながら、それでも生きていいと。そういう多感な時期のもやもやがあっても、無理して大人になろうと思わなくても、難しい道のりかもしれないけれど、こういう道もあると。そんな気持ちで聞いて頂けるんじゃないかと思います」(千葉)微妙な感情表現を熱演する二人の声に注目である。広瀬と千葉のキャスティングについてTBSラジオ池田卓生プロデューサーは「今をときめくバンドの方が書かれた小説を、今をときめく広瀬アリスさん、千葉雄大さんのお二人に共演して頂けたことは本当に有難いなと思っています。妥協のないキャスティングになったと思います」と太鼓判を押す。さらに、千葉が演じる月島の父親役は竹中直人、広瀬が演じる夏子の母親役には柴田理恵の起用が決まるなど、実力派の役者が脇を固める。池田卓生プロデューサーは「ラジオドラマはどうも下火になっているところがありますが、音声のストーリーで創造力を掻き立てることはとても必要なこと。どんどんあっていいなと思い、企画しました」と話す。この小説には、随所にピアノの演奏シーンが登場する。ラジオドラマでも、実際にピアノ演奏などを差し込みながら、夏子の心情が描かれるという。ラジオドラマ『ふたご』は原作の主に第1部が描かれる。みずみずしさ溢れる第1部の世界観は学生時代にタイムスリップした気分を味わえそうだ。また主人公たちと同じ世代の若いリスナーは共感できる部分が多いだろう。幅広い層のリスナーがストーリーに入り込むことができる作品として期待できそうだ。6月17日(日)午後8時から1時間にわたってTBSラジオで放送される。■著者プロフィール長谷川朋子(はせがわ・ともこ)テレビ業界ジャーナリスト。2003年からテレビ、ラジオの放送業界誌記者。仏カンヌのテレビ見本市・MIP現地取材歴約10年。番組コンテンツの海外流通ビジネス事情を得意分野に多数媒体で執筆中。
2018年06月13日岩松了の作・演出によるM&O plays プロデュース「市ヶ尾の坂―伝説の虹の三兄弟」が5月17日に東京・本多劇場にて開幕した。本作は1992年に「竹中直人の会」で初演された岩松初期の傑作戯曲を26年ぶりに新演出にて上演するもの。前日には公開フォトコールが行われ、岩松をはじめ出演の大森南朋、麻生久美子、三浦貴大、森優作、池津祥子が会見に応じた。【チケット情報はこちら】1992年、市ヶ尾の坂で暮らす長男・司(大森)、次男・隼人(三浦)、三男・学(森)の三人兄弟。田園都市計画の名の下、兄弟たちの家は無くなることを余儀なくされている。三兄弟たちと触れ合うことになった美貌の人妻・朝倉カオル(麻生)は幼い5歳の子を育てており、育児のことで悩んでいるらしい。三兄弟はそれぞれ朝倉を慕い、お互いをけん制する。朝倉家の家政婦・安藤(池津)も頻繁に三兄弟の家を訪れ、意味ありげな言動で彼らを惑わす。さらに朝倉の夫(岩松)などが絡み、一見何でもない日常の中に潜む、謎とエロスが交差する危うい関係が浮かび上がってくる・・・。初日を迎えるにあたって岩松は「本作は僕が作った作品では珍しく、26年前に実在した場所、時間を元にした架空の物語」と紹介し、「26年振りですので再演ですが、新作舞台のつもりで挑みます。見に来て下さった方々が、どういった印象を捉えるか楽しみ」と意気込み。過去3回、岩松作品に出演した経験のある大森は「岩松さんの作品は台詞が綺麗な印象があり、稽古の際には空間的にお教えいただけるので、その都度、新たなことを勉強させていただいています。皆さんに気に入ってもらえるか、楽しんでもらえるか今から楽しみ。がんばります」とコメント。麻生も同じく「とても緊張していますが、大好きな岩松作品に出られる機会を頂いたので、自分の中で楽しんでいければ。岩松さんの演出は、いつも必要な遠回りをさせてくれて勉強になりますし、演出する時の言葉がかっこ良くてしびれていました」と岩松の演出に言及すると、三浦も「岩松さんの演出は厳しいと聞いていましたが、何度も同じ場面を繰り返すことで、言葉を丁寧に扱うことや、状況に合わせての台詞使いとか、今後にも活かせることを学べました。これからの役者人生の中で大切な時間になると思います」と充実の稽古期間を経た様子を見せた。公演は、6月3日(日)まで東京・本多劇場での上演の後、仙台、福島、大阪、富山、名古屋、静岡と各地をめぐる。チケットは発売中。
2018年05月18日5月17日に初日を迎える舞台『市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟』の公開フォトコール&初日前会見が16日、東京・下北沢の本多劇場で行われ、 大森南朋、麻生久美子、三浦貴大、森優作、池津祥子、岩松了が報道陣の取材に応じた。前列左から岩松了、大森南朋、麻生久美子、後列左から池津祥子、三浦貴大、森優作同舞台は、俳優としても活躍している作演出家の岩松了とM&Oplaysが定期的に行っている公演で、今回は1992年に竹中直人の会で上演された『市ヶ尾の坂』を岩松の新しい演出によって26年ぶりに上演する。舞台は1992年の神奈川・横浜市の市ヶ尾。その坂にある家で暮らす三人兄弟は、田園都市計画で家が無くなることを余儀なくされていた。そのような中、懸命に生きていこうとする母なき兄弟、 三人と触れ合うことになった母になることが出来ぬ美貌の人妻の絵合わせのような家族劇を描く。公演初日を前日に迎えたこの日は、報道陣向けに三兄弟が住む家でのシーンの一部が公開され、その後に記者会見。長男役の大森南朋は「この1カ月頑張って稽古をしてきました。皆さんに気に入ってもらえる作品になればと思います」と初日の公演が待ち遠しいようで、人妻役の麻生久美子は「正直とても緊張していて、明日を迎えるのが少し不安です。でもせっかく岩松さんの舞台でこういう機会をいただけたので、できるだけ楽しんでやりたいと思っています」と気合十分。岩松作品初参加の三浦は、出演が決まってから周囲に「厳しい」と脅かされたそうだが、「何度も同じことをやるとは聞いていましたが、稽古でその意味が分かりました。何度もやっていくとセリフが身体に馴染んできて、人間関係でセリフを言わないといけないことに気づきました」と振り返り、「これからの役者人生で大切にしていきたいと思える稽古期間でした」と岩松の演出に刺激を受けた様子だった。大森と麻生は、これまで何度か岩松が手掛けた舞台に出演している。大森が「セリフがすごくきれいなのと、その人間が置かれている状況を空間的に教えてくれるので勉強になりますね。岩松さんの作品が大好きです」と岩松作品の魅力について言及。一方の麻生も「私は今まで稽古が楽しいと思ったことがないんですが、岩松さんの稽古場ではすこし楽しさを感じ始めました。岩松さんの言葉が格好良いし、結構しびれています」と絶賛していた。舞台『市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟』は、5月17日~6月3日(5月21日、28日は休演)に東京・下北沢 本多劇場、6月5日に宮城・仙台 電力ホール、6月7日に福島・白河文化交流会館コミネス、6月9~10日に大坂・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、6月12日に富山・富山県民会館ホール、6月14~15日に愛知・名古屋 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、6月17日に静岡・三島市民文化会館 大ホールにてぞれぞれ公演。
2018年05月17日「海宝直人 Birthday LIVE 2018 Home My Home」が、海宝の誕生月である7月に千葉、東京、愛知で開催される。海宝に話を聞いた。【チケット情報はこちら】7歳で劇団四季のミュージカル『美女と野獣』でチップ役として初舞台を踏んで以来、ミュージカルを中心に活躍し、今年5月にはロンドン・ウェストエンドで『TRIOPERAS』に挑戦する海宝。その30歳を記念して行われる今回のコンサートは、出身地である千葉の市川、活動の拠点である東京では歌を中心に、愛知では海宝がボーカルを務めるロックバンド「シアノタイプ」をゲストにバンドライブを中心に披露するという。「30歳の節目に今まで応援してくださった方はもちろん、最近知ってくださった方にも楽しんでいただけるようなコンサートにしたいと考えています。市川と東京では、ミュージカルナンバーを中心に。自分が関わった作品や自分を育ててくれた作品の楽曲を歌いたいです。愛知は会場がZepp NAGOYAということで全然違うものになりそうです。シアノタイプでスペシャルなライブがしたいですね」と海宝。ミュージカルナンバーは「ディズニーがなければ今の自分はないと感じているので、出演したディズニー作品の楽曲は歌おうと思っています。普段は歌えないような女性の曲も歌いたいですね」。千葉と東京は10人以上編成のオケを予定しているそうで、「僕は5、6人編成が多かったのですが、今回は節目ということもあって大きめに」構成から海宝が考え、つくりあげるコンサート。「僕は個人的にコミュニケーションが得意ではないので、歌は自分の表現したいことや自分の中にあるものを出すツールのひとつになっていて。だからコンサートは“自分という人間を表現する場”なんです」と大切な時間だ。30歳という節目の年。「今年は初めて海外の作品に出演しますし、チャレンジが多い1年になるだろうなと思っています。今は、密なストレートプレイやミュージカル、海外での挑戦も含め、いろんなものを吸収していかなきゃいけない時期だと思っているので、未来の大きいビジョンというよりも、そういうものを貪欲に手に入れたいなという気持ちが強いですね」新たなチャレンジの真っ最中にいる海宝の「今」を伝えるコンサート。ぜひ会場に足を運んで、その勢いを体感してほしい。公演は、7月7日(土)に千葉・市川市文化会館 大ホール、7月11日に東京・東京オペラシティ コンサートホール、7月16日(月・祝)に愛知・Zepp NAGOYAにて上演。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2018年05月16日竹中直人と生瀬勝久による演劇ユニット“竹生企画”の第3弾『火星の二人』が、4月10日、東京・シアタークリエで開幕。その本番直前、マスコミ向けのフォトコールが行われ、竹中と生瀬、さらにヒロインの上白石萌音が現在の心境を語った。【チケット情報はこちら】物語は竹中演じる朝尾の家に、生瀬演じる志波が訪れたところから始まる。そこには朝尾の妻・素美(高橋ひとみ)と息子の正哉(池岡亮介)、その彼女のさやか(上白石)の姿も。実は朝尾はある事故から奇跡的に生還し、志波はその話を聞きたいとやって来たのだ。だがそんな志波自身も、同じ事故のもうひとりの生き残りであることがわかり…。生瀬の声がけに竹中が応じ、2011年に始動した竹生企画。その大きな魅力は、やはり個性派俳優ふたりの濃密なやり取りを、生の舞台で堪能出来るという点だろう。シャイな竹中は照れつつも、「生瀬くんと僕が絡んでいるだけで、それはもう見どころと言えるんじゃないかな」と自信を覗かせ、生瀬も「大河ドラマと『Shall we ダンス?』と『シコふんじゃった。』の竹中さんと、『トリック』と『ごくせん』の僕がやるわけですから(笑)」と、この組み合わせがいかに贅沢であるかをアピールする。そんな強力なふたりに挟まれた上白石は、本作への参加を「ものすごく嬉しい」と胸躍らせながらも、稽古中は「毎日落ち込んで家に帰っていた」と振り返る。「スポーツ選手の競技を見ていると、自分にも出来そうって思う瞬間がありますよね。それと同じで、共演者の皆さんがすごく自然にやられるので、私もすぐに出来るものだと思っていたら全然出来なくて…。でも本当に毎日楽しくて、学ぶことが多すぎて、溢れてしまいそうな稽古場でした」と充実の表情を浮かべる。また本作は、全国15か所を巡る大規模なツアーを敢行。その中のひとつである鹿児島は上白石の故郷であり、かつて習い事の発表会でも立ったことのある、思い出深い舞台だという。それだけに「わっぜ嬉しいです!」と鹿児島の方言を用いて喜びを表現。そんな上白石に、竹中と生瀬は「いいねー」とメロメロの様子だった。過去の2作同様、作・演出を手がけるのは倉持裕。竹中とのタッグはすでに6作目となるが、本作はその竹中に「また新たな、すごい倉持裕の世界を感じた」と言わしめるほどの仕上がり。また生瀬も「新しい倉持ワールドが出来たと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」と、その出来栄えのよさに胸を張った。舞台『火星の二人』は25日(水)まで東京・シアタークリエで上演。その後、全国を巡演。取材・文:野上瑠美子
2018年04月13日陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描き、アカデミー賞2部門を受賞した『リメンバー・ミー』。このたび、日本版声優を務めるへクター役の藤木直人と“奇跡の歌声”と注目度上昇中のミゲル役・石橋陽彩がハモり、愉快な楽曲「ウン・ポコ・ロコ」を披露する本編シーンが到着した。今回公開されたのは、“死者の国”で主人公ミゲルが音楽コンテストに出場し、大勢の観客の前で初めて歌うシーン。ミゲルはギターを弾きながら、初めて人前で歌うとは思えないほど美しい歌声を披露し、観客のガイコツたちも超ノリノリ。盛り上がる中、藤木さんが声優を務めるガイコツのへクターもミゲルと一緒に歌うことに!最初こそ戸惑うへクターだったが、ステージに上がると軽快なステップを披露。ミゲルは「死んでるわりに上手いね!」、へクターも「生きてるわりにお前もやるなぁ」と、息ぴったりのパフォーマンスに会場もヒートアップ。さらにへクターは歌いながらガイコツならではの“ホネホネダンス”を見せ、最後はミゲルと一緒に「君はウン・ポコ・ロコ~♪」と綺麗にハモり、ガイコツたちから拍手喝采を浴びている。“奇跡の歌声”石橋さんと藤木さんのハモりに注目「ウン・ポコ・ロコ~♪」は、一度聴いたら頭から離れなくなってしまうほど、中毒性ある楽しいメロディ。これまでイベントで披露されてきた藤木さんと“奇跡の歌声”を持つ石橋さんが一緒に歌うシーンには注目必至。楽曲のタイトルである「ウン・ポコ・ロコ」とは、スペイン語で“ちょっと変わり者”という意味。歌詞を書いたエイドリアン・モリーナ共同監督は、「このシーンではミゲルとへクターはお互いに少し不信感を抱いているんだ。2人は相手にイライラしているんだけど、一緒に何かをしたら楽しい化学反応が起こることもある。そういうことを歌にしたんだ」と明かしている。一緒に歌えば、絆が深まる!?ミゲルは音楽コンテストで優勝すれば伝説の歌手デラクルスに会えるから、何としても優勝したい、へクターはミゲルに生者の国に帰って“あること”をしてほしいと考えており、実はお互いに企んでいることがある。しかし、エイドリアン監督は「ミゲルとへクターはお互いにとてもイライラしている。だから楽曲『ウン・ポコ・ロコ』では、誰かのちょっと変わった所にイライラしても、力を合わせて一緒に何かをすれば、結局はその人のことを心から好きだと思えるという内容にしたんだ」と語り、どうやら、2人が一緒に歌うことで絆が深まる大事なシーンとなっている様子だ。また、リー・アンクリッチ監督も、そんなミゲルとへクターの関係について「彼らは楽しいキャラクターだよ。僕たちはいつも、ヘクターとミゲルの関係を、兄と弟の関係のように描いた。ヘクターはミゲルが持てなかった兄みたいな存在。彼らのやりとりを描くことはとても楽しくて魅力的だったよ」とふり返っている。しかし、ミゲルは日の出までに帰らないと永遠に家族に会えなくなってしまい、へクターも家族に会いたいという切ない想いがある。2人が死者の国で巻き起こす冒険、そしてミゲルの家族に隠された秘密には、驚きに満ちた感動が待っている。『リメンバー・ミー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月16日3月15日(木)今夜放送される「ぐるぐるナインティナイン」の番組人気企画「ゴチになります!」に、俳優の藤木直人がゲストで参戦。同じくゲストのあばれる君とともに“手づかみ海鮮ゴチ”対決に挑む。果たして今夜自腹を切るのは誰か!?藤木さんといえば早稲田大学在学中に映画『花より男子』の花沢類役でデビューを飾った“知性派俳優”。2016年春放送の「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」での恋愛にうるさい割烹料理店店主役や、「THE LAST COP/ラストコップ」での唐沢寿明演じる主人公たちと対立するエリート警視正。また昨年春放送の「母になる」では沢尻エリカ演じるヒロインの元夫役など、コメディからシリアスまで様々なジャンルの作品に出演してきたほか、日本テレビ系で日曜夜に放送中のトークバラエティ「おしゃれイズム」ではMCを担当。ミュージシャンとしてもこれまで多数の楽曲をリリース、ライブなど精力的な活動をこなしている。今回藤木さんを迎えて行われる「ゴチ」はワイルドな“手づかみシーフードバトル”。大好評の濁点ハンズアップゲームはもちろん、藤木さんとともにゲストで参戦したあばれる君による漁師ロケ成功の(秘)テクニックや「ナインティナイン」岡村隆史が生涯で釣りたい幻の巨大魚の話などシーフードだけに“釣り”の話題も。若者の街原宿を舞台に普段体験しない料理に参加者全員の計算が狂う混戦が展開する模様。今回ゲスト出演した藤木さんは、3月16日(金)より全国にて公開されるディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』に吹き替えキャストとして出演。主人公のミゲルは音楽が大好きなギターの天才少年。でも、過去の悲しい出来事がきっかけで彼の一族には「音楽禁止」の厳しい掟があり、ギターを弾くどころか、家で音楽を聞くこともできない。大切な家族か、ミュージシャンになる夢を目指すか悩むミゲルは、伝説のミュージシャン・デラクルスの霊廟に飾られたギターを手に、先祖が家族に会いにくるという“死者の日”に開催される音楽コンテストに出る決意をする。そのギターを奏でた瞬間、夢のように美しく、テーマパークのような“死者の国”に迷い込んでしまい…という本作。吹き替えキャストには藤木さんのほか、松雪泰子、渡辺直美、シシド・カフカ、「SKE48」高柳明音、鈴木拡樹、立木文彦ら多方面から多彩な面々が結集した。「ぐるぐるナインティナイン」は3月15日(木)19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月15日俳優の藤木直人が8日、東京・上野恩賜公園野外ステージで行われたディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開)のジャパンプレミアに登場。子供の写真を見ながらアフレコしたことを明かした。藤木直人本年度アカデミー賞で長編アニメーション賞と主題歌賞を受賞した同作は、ミュージシャンを夢見る少年ミゲルがカラフルな“死者の国”に迷い込み、そこで出会った"家族が恋しいガイコツ"のヘクターと冒険を繰り広げる物語。ミゲルが“死者の国”で出会うガイコツ・ヘクター役の声を演じた藤木は、アカデミー賞受賞について「うれしい反面、大変なことになったなと。ハードルが高くなりすぎて日本版はどうだって言われないように頑張らなきゃなって。でも声はとっくに収録したので頑張りようがないんですけど・・・うれしいです」と正直な思いを明かした。また、物語にちなんで家族のつながりを感じたエピソードを聞かれると、「祭壇に家族や先祖の写真を飾るっていうことがポイントとして描かれていたので、アフレコをするときに自分の子供たちの写真を飾りながらアフレコしました」と告白。「セリフを言う秒数が決まっていて、1秒ごとに秒数に合っているかどうかジャッジするすごく根気のいる心が折れそうになる作業だったんですが、子供たちが完成したものを楽しみに待っているだろうなと思って頑張れました」と父親の顔をのぞかせた。ジャパンプレミアには、主人公ミゲル役の石橋陽彩、ミゲルのひいひいおばあちゃん・イメルダ役の松雪泰子、ミゲルのお父さん役の横山だいすけ、ミゲルが憧れる伝説のミュージシャン・デラクルス役の橋本さとしも登場。さらに、日本版エンドソングで初タッグを組んだシシド・カフカと東京スカパラダイスオーケストラが公の場で初めてアカデミー賞受賞曲「リメンバー・ミー」を披露し、集まった約500人の観客を魅了した。
2018年03月08日竹中直人と入れ替わってしまう主演映画『レオン』が公開中の知英。早くも、その次回作となる最新主演作『私の人生なのに』が、今夏、全国公開が決定。初映像と場面写真が到着した。本作はオリンピック候補の新体操スター選手でありながら、不治の病で半身不随となった女性が主人公。絶望を彷徨う中、音楽と出会うことで人生に彩りを取り戻した彼女が、自分を受け入れながら新たな夢に向かって歩き始めていく青春サクセスストーリー。原案・清智英、著・東きゆうによる同名小説(講談社刊)を原作に、須藤理彩、安田顕に大杉漣も出演していた『小川町セレナーデ』の原桂之介が脚本・監督を務めた。知英さんといえば、昨年から1月27日まで放送された主演ドラマ「オーファン・ブラック~七つの遺伝子~」にて、シングルマザー、二児の母、内気な科学者、悲しき暗殺者など1人7役を演じ、現在公開中の『レオン』では、竹中さん演じる朝比奈玲男と男女が入れ替わる小鳥遊玲音を演じており、“カメレオン女優”として注目を浴びている。このたび解禁された初映像となる特報では、女性アイドルグループ「KARA」時代からダンスで鍛えた身体能力をいかしながら、新体操のリボンの練習を入念に重ねて主人公・金城瑞穂役に挑戦。また、車椅子で生活する女性の役でもあるため、日常生活でも車椅子を何か月も利用し、自身の生活の一部にしながら役作りを行ったそう。その熱演の一端を、まずはこの映像から確かめてみて。『私の人生なのに』は今夏、新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年03月05日歌手で女優の知英(24)が、映画『私の人生なのに』(2018年夏公開)で主演を務めることが4日、発表され、劇中の場面写真が公開された。オリンピック候補の新体操スター選手を演じる知英講談社の同名漫画(著:東きゆう 原案:清智英)を原作に、『小川町セレナーデ』『片想いスパイラル』の原桂之介氏が監督・脚本を担当。オリンピック候補の新体操スター選手でありながら不治の病で半身不随となる金城瑞穂役を知英が演じ、絶望の中で音楽と出会うことで新たな夢に向かって歩んでいく姿を描く。知英は、韓国の女性アイドルグループ・KARA時代にダンスで鍛えた身体能力を生かし、新体操のリボンの練習に没頭。車椅子で生活する女性の役でもあるため、日常生活で車椅子を数カ月にわたって利用し、役作りを続けていたという。『オーファン・ブラック~七つの遺伝子~』(東海テレビ・フジテレビ系)では1人7役、現在公開中の主演映画『レオン』では竹中直人演じるワンマン社長と男女が入れ替わる役など次々に難役に挑む知英。今回公開された写真は、新体操のレオタード姿、車椅子でギターを弾きながら歌う姿を捉えたもので、本作を告知したマネージャーのツイッターにはファンから「夏が楽しみ」といった喜びの声のほか、新たな役作りに挑む姿を称える声も寄せられている。(C)2018「私の人生なのに」フィルムパートナーズ
2018年03月04日活動拠点を日本に移して以来、セクシーな凄腕暗殺者や性同一性障害の女性といった難役に挑戦するなど、幅広い演技でファンを魅了している知英さん。彼女が満を持して劇場長編映画に初主演!映画『レオン』は、地味なOL・小鳥遊玲音(たかなしれおん)が、車の事故をきっかけに、女好きワンマン社長・朝比奈玲男(れお)と入れ替わってしまうというストーリー。完璧なビジュアルの知英さんが、意外なオッサン演技を見事にこなし、コメディエンヌとしての魅力を存分に発揮。「ずっとコメディをやりたくて。でも、まさか竹中直人さんと自分が入れ替わるとは思ってもみませんでしたけれど(笑)。以前から竹中さんのお芝居が大好きだったんです。今回、朝比奈を演じる時は、“竹中さんだったらどう演じるか”というイメージを意識するようにしました」玲音も朝比奈も、知英さん自身とはかけ離れた性格とあって、難しい部分があったそう。「玲音は自分を責める性格で、私とまるで違うタイプの女の子。朝比奈に至っては、もう全く別の生き物という感じ(笑)。だから、自分と役柄との共通点を探して役作りをするというのではなく、自分の中で新しいキャラクターを作り出す努力をしましたね」本作で共演した竹中さん、そして山崎育三郎さんとは、知英さんがひとり7役を演じた連続ドラマ『オーファン・ブラック~七つの遺伝子~』でも一緒に組んだ仲。「『レオン』の現場で山崎さんのナルシスト演技を見た時、笑いが止まりませんでした。『レオン』を撮り終えて『オーファン~』に入ったのですが、シリアスな『オーファン~』のほうが先に世の中に出て良かったと思っています。『レオン』が先だったら、『オーファン~』を観た方も笑ってしまっていたかもしれません」山崎さんのナルシスト演技に負けず劣らずの強烈なインパクトがあるのが、知英さんの変顔!「変顔はたくさんやりました。竹中さんが演じる朝比奈になりきるため、女優のプライドみたいなものは捨てて、完全に役に入り込むという意気込みで演じました。監督から“(変顔を)やりすぎかなあ?事務所は大丈夫?”と心配されたほどで(笑)。だからあれでも、最初よりは随分抑えられたんですよ」スタイル抜群な知英さんが魅せる、華やかな衣装の数々も見どころのひとつ。デコルテが際立つ妖艶なロングドレスから、セクシーなミニスカートまで、ため息ものの美しさ!「体が入れ替わった朝比奈は、自分好みのセクシーな服を玲音に着せたかったんだと思います。撮影の前には、加圧トレーニングで体を絞りました。普段から、スタイルキープのために、お水をたくさん飲んだり、夜遅い時間になったら食事を摂らないように気を付けています」今年、デビュー11年目、日本を中心に活動を始めて5年目を迎える。「今年もたくさんの作品に出合いたいと思っています。家族のドラマや最高に熱いラブストーリーにも挑戦してみたいですね」ジヨン1994年1月18日生まれ。’08年にK‐POPグループ・KARAのメンバーとなり、デビュー。2014年8月より日本を中心に女優・歌手として活躍中。トップス¥7,000サロペット¥16,800(共にローラス/ジャック・オブ・オール・トレーズプレスルーム TEL:03・3401・5001)ジャケット¥36,000ネックレス¥21,000チェーンピアス¥8,000ラインピアス 参考商品(以上スタニングルアー/スタニングルアー 青山店 TEL:03・6418・4783)地味だがナイスバディな派遣OLと年商500億の女好きワンマン社長の体が入れ替わり、会社乗っ取りの危機に立ち向かうコメディ。監督/塚本連平出演/知英、竹中直人ほか2月24日より新宿バルト9ほか全国公開。(C)清智英・大倉かおり/講談社・2018映画「レオン」製作委員会※『anan』2018年2月28日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・Kan Cheran(NEUTRAL)ヘア&メイク・榎戸恵美(メイクマリエ)インタビュー、文・田嶋真理(by anan編集部)
2018年02月22日2月24日公開の映画『レオン』の公開直前イベントが21日、都内で行われ、主演を務めた知英が竹中直人とともに登場した。映画『レオン』の公開直前イベントに出席した竹中直人、知英(左から)知英が主演を務めた本作は、地味な派遣OL(知英)と年商500億円のワンマン社長(竹中直人)の"心"と"身体"が入れ替わってしまう、"スイッチング・エンターテインメント"。公開を間近に控えたこの日は公開直前イベントが行われ、主演の知英と相手役の竹中直人が登場してトークショーが行われた。本作のオファーがあった時のことを知英は「相手が誰なのかすごく気になりましたけど、お話があった時はすごくうれしかったです」とコメディ映画となる本作の出演オファーには満足げ。脚本を読んだ時の印象を「女性好きのワンマンな親父なので、みんなで"エロ社長"と呼んでいて、エロ親父で大丈夫かな? と心配してました(笑)」と話し、演じた時のことを「エロ親父の感覚ではなく、自信に満ち溢れていて社長らしい感じを研究しました」と振り返った。また、本作で共演を果たした竹中のファンという知英は「おじさんになった時のセリフを竹中さんが直接読んでくれてすごく助かりました。それに現場は竹中さんがいると柔らかくなって、それがすごく好きでしたね」と感謝しきりで、一方の竹中は「知英のエネルギーはとても強く感じました。それにしっかりと芯があって、コメディーとかジャンル分けではなく、役を演じる上で監督の望んだことに弾き返す力がある。集中力とエネルギーがある人だと深く思いましたね」と好印象の様子だった。イベントの最後には、竹中が自身のネタ「笑いながら怒る人」を知英に伝授する場面も。笑いながら「ふざけるなよ! この野郎!」と何度も披露した知英だったが、「難しいですよ。笑っちゃいます(笑)」と降参。知英のネタを横で見ていた竹中は「基本は身体の中でご理解していただけた気がします」と合格点を与えていたが、「こんなことできても全然役立たない(笑)」と苦笑いだった。映画『レオン』は、2月24日より全国公開。
2018年02月22日女優・知英が主演映画『レオン』(2月24日公開)で初めてキャバクラ嬢役を演じ、劇中でキャバクラに初入店・初接客する姿を捉えた映像が21日、公開された。本作は、知英演じる「ナイスバディだけが取り柄」の地味なOL小鳥遊玲音(たかなし・れおん)が、年商500億円の女好きワンマン社長の朝比奈玲音(あさひな・れおん/竹中直人)と、心が入れ替わってしまう話。今回公開された映像は、小鳥遊が会社をクビになり、新たな職場として選んだキャバクラへ初入店する場面からはじまる。内気なOL玲音が派手なドレスに身を包んで大変身。自慢のナイスバディを披露し、「男の相手なんてちょちょいのちょいよ。使わねーとな。女の武器は」と大胆にアピール。さらに、入店1日目にして指名を受けたものの、初めて接客では「よいしょっと」と両足を椅子の上に載せて「何飲むんだお前ら」。固まる客を尻目に「おっぱい触る?」と問いかけるなど、竹中演じる朝比奈は心が入れ替わったことをいいことにやりたい放題だったが、結局はバックヤードへ退場させられてしまう。初めてキャバ嬢を演じた知英は、「初めての役だったので、接客の仕方などが分からない時もあったんですけど、"自分はオヤジになったんだ"と思ったら楽に演じられました(笑)」とコメント。『民王』(テレビ朝日系)で草刈正雄と心が入れ替わった役を演じた経験も活かされているのかもしれない。(C)清智英・大倉かおり/講談社・2018映画「レオン」製作委員会
2018年02月21日俳優の藤木直人が21日、都内で行われたディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開)の来日記者会見に出席し、ギターの生演奏を披露した。ミュージシャンを夢見る少年ミゲルがカラフルな“死者の国”に迷い込み、そこで出会った"家族が恋しいガイコツ"のヘクターと冒険を繰り広げる同作。会見には、来日したリー・アンクリッチ監督、エイドリアン・モリーナ共同監督、そして、日本語吹き替え版で主人公ミゲルを演じた石橋陽彩、ミゲルが“死者の国”で出会うガイコツ・ヘクター役の藤木、ミゲルのひいひいおばあちゃん・イメルダ役の松雪泰子が出席した。ディズニー/ピクサー声優に初挑戦した藤木は「オリジナルのヘクターがとても豊かな素晴らしい表現をしていたので、少しでも近づけるように頑張りました」と吹き替えの感想をコメント。「ヘクターが抱えている強い思いは、自分も親になってすごく共感できるところがあったんですが、陽気で胡散臭いガイコツとして最初登場するので、どちらの要素も持ち合わせいない僕が、言ってみれば暗くて真面目ということですが(笑)、その辺を出すのは大変でした」と、ヘクターに共感した点と自身との違いを笑いを交えて語った。石橋は「声優初挑戦ながらこんなディズニー/ピクサーという大舞台で大役をさせてもらったことを光栄に思っていて、最初は緊張と不安でしかなかったんですが、やっていくうちのミゲルの気持ちと一体化できたと思う」、松雪は「緊張もしましたがとても楽しい体験でした。でも、歌に関してはすごく最初ナーバスで、たくさんたくさんトレーニングをして臨みました」とそれぞれコメント。3人の吹き替えについて、リー監督とエイドリアン監督は「素晴らしい演技をしてくださった」「感情豊かに表現してくださってとても感動しています」と大絶賛だった。その後、藤木がギターを演奏し、石橋とともに主題歌「リメンバー・ミー」を歌唱。2人からの歌のプレゼントに、リー監督とエイドリアン監督は「素晴らしかった。見事な演奏をありがとうございます」「素晴らしい信じられないようなパフォーマンスだった」と感動した様子で、松雪も「すごい感動しました」とうっとりしていた。石橋は「すごく緊張したんですけど、憧れの藤木さんと一緒に演奏できてすっごくうれしく思っています」と緊張から解放されたような笑顔で藤木への思いを告白。藤木も「緊張しました。指ぷるぷるしていました」と打ち明け、「でも、陽彩くんが堂々と歌っていてすごいなと。陽彩くんの歌は金メダルです!」と現在開催中の平昌五輪にかけて石橋を称賛した。
2018年02月21日知英演じる地味なOLと、竹中直人演じる女好きワンマン社長の“心”と“身体”が入れ替わってしまったことで起きる騒動を描く『レオン』。この度、山崎育三郎演じるプレイボーイ税理士・日下のクセが強すぎる特別映像が公開された。脇を固める俳優陣も濃すぎるキャラクターたちを熱演している本作。中でも注目なのが、山崎さん演じる会社中の女性社員をたぶらかす“チャラいプレイボーイ税理士”の日下。竹中さん演じる玲男が経営する朝比奈フーズの税理士で、玲音をもてあそび、朝比奈フーズを乗っ取ろうと企むいけ好かない男だ。到着した映像では、そんな日下のテーマ曲ラヴェルの「ボレロ」が鳴り響く中、リズミカルなステップで登場!入れ替わった状態の玲音が働くキャバクラに来る場面では、カバンを預ける仕草や、「ちょっと、君だよ君」と玲音を呼び止める仕草、口説く仕草…そのクセの強さに思わず二度見したくなるシーンとなっている。さらに玲音と相対する場面では、バラを武器に優雅にクルクル回る戦闘方法も披露。山崎さんは、「自分にしか出せない色を出したいという気持ちがあったので、体のキレやしなやかな動きなど、ミュージカルの要素を少し取り入れました」と演技についてコメントしている。なお、本編にはまだまだ魅力的で挑発的な日下が登場するようだ。『レオン』は2月24日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月16日今月2月公開となる、知英の劇場長編初主演映画『レオン』。知英さんと竹中直人、地味なOLとワンマン社長の入れ替わりストーリーを描いた本作から、竹中さんと吉沢亮の禁断のキスシーン映像が初解禁された。女好きのワンマン社長・朝比奈玲男を演じる竹中さんと、社長を心の底から尊敬するいいやつ過ぎる天然社員・一条徹を演じる吉沢さん。今回到着したのは、この2人の共演シーン。映像では、一条と一条が好意を寄せる主人公・小鳥遊玲音(知英さん)2人のシーンからスタート。涙を流す玲音を急にグッと抱き寄せ、「嫌だったら言って」と甘~い台詞を放つと、カメラはふたりの間をグルーっと周る。まさに愛の告白をしようとすると…なんと、玲音の姿が社長・玲男に!実は、すでに2人は”心”と”身体”が入れ替わっている状態で、一条は入れ替わりに全く気づかないまま玲音に恋をしているのだ。「(キスして)いい?」と中身はオッサンの玲音にささやく一条の姿は爆笑必至。そしてどんどん近づく2人の距離は、まさにキス寸前!本シーンの撮影について吉沢さんは、「“女装した”竹中さんに愛の言葉をささやくシュールなシーンがあったんですが(笑)、本当に竹中さんが乙女な顔をしていらして、すごいキュンキュンしました!」とふり返っている。『レオン』は2月24日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月09日知英主演の映画『レオン』(2月24日公開)の映像および場面写真が9日、公開された。同作は大倉かおり、清智英による同名漫画を映画化。彼氏にフラれ、会社もクビになった地味な派遣OL・小鳥遊玲音(知英)と、女好きなワンマン社長・朝比奈玲男(竹中直人)が車の事故に巻き込まれ、入れ替わってしまう。今回公開されたのは、吉沢亮演じるピュア青年・一条徹が、玲音に愛の告白をするシーン。涙を流す玲音を抱き寄せ、「嫌だったら言って」と甘いセリフを放つが、実際の中身はワンマン社長・玲男のため、「※本来はこんな感じ。」というテロップ付きで、竹中が現れる。「好きだ」と告白する一条に、玲男も思わず「私も」と返答し、2人の距離はキス寸前に。吉沢は「 “女装した”竹中さんに愛の言葉をささやくシュールなシーンがあったんですが(笑)、本当に竹中さんが乙女な顔をしていらして、すごいキュンキュンしました!」と振り返った。
2018年02月09日知英(23)の初主演作となる映画「レオン」が2月24日、公開される。 知英はK-POPブームを牽引したグループKARAの元メンバー。日本語が堪能なこともあり、唯一の「日本の作品に主演できる韓国人女優」とも呼ばれている。美貌と演技力も兼ね揃え、まさに”引っ張りだこ”だ。 同作の主役は、地英演じる地味な派遣OLと竹中直人(61)演じる女好きなワンマン社長。2人の心が入れ替わって起きるハチャメチャな逆転劇。“オヤジぶり”弾ける知英と、乙女な竹中。2人のギャップ溢れる演技が見どころのようだ。 Twitterでもファンからは「楽しみ!」といった声が上がっている。 《これ絶対おもしろい!!》《ヂヨン振り切るなー》《コミカルな役も上手だから!楽しみ》 実は知英が、“オヤジと入れ替わる”のは2回目。2015年に放送されたドラマ「民王」(テレビ朝日系)で知英は草刈正雄(65)扮する「オヤジ党首」と心が“入れ替わる”役を熱演。難しい役どころを見事に演じ、高い評価を受けていた。 2016年に公開された映画「片思いスパイラル」では、性同一性障害の男性役を演じたことで話題を呼んだ知英。ファンからは《国籍も性別も超えられる女優。かっこいい》と評されている。 これからも、あらゆるものを“超えた”活躍が楽しみだ。
2018年01月18日俳優の藤木直人と女優の松雪泰子が、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開)の日本語吹き替え声優を務めることが11日、明らかになった。ともにディズニー/ピクサー声優初挑戦。藤木は、主人公ミゲルが“死者の国”で出会うガイコツのヘクター役、松雪は、家族に音楽を禁じたミゲルのひいひいおばあちゃん・イメルダ役を演じる。日本時間8日に発表された第75回ゴールデン・グローブ賞で作品賞(アニメーション部門)を受賞した同作は、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く物語。主人公は、 音楽を禁じられた少年ミゲルと、彼が死者の国で出会うスケルトンのヘクター。そして、タイトルにもなっている曲"リメンバー・ミー"が本作のストーリーの重要なカギを握る。藤木が演じるヘクターは、ミゲルが迷い込んだカラフルな“死者の国”で出会い、共に冒険する重要なキャラクター。日の出までに元の世界へ帰らないと永遠に家族に忘れられてしまう、という最大のピンチに立たされたミゲルに手を差し伸べる。また、松雪が演じるイメルダは、音楽を選び家族を捨てたミュージシャンの夫との過去から、家族に音楽を禁じたミゲルの先祖(ひいひいおばあちゃん)。彼女は“死者の国”に迷い込んだミゲルが音楽が大好きなことを知り、今後一切音楽をやらなければ生きている世界に戻すと言うが…。藤木は「ピクサー作品をやってみたいという想いがあったので、うれしい反面、決まったからにはやらなきゃという責任感とプレッシャーがありました」と心境を告白。さらに家族がテーマの本作ということもあり、アフレコ時には「劇中では祭壇に家族の写真を飾ったりしていたので、アフレコの時には子供たちの写真を台本に貼ってやってました」と家族思いのエピソードを明かした。松雪は本作について「なんといっても曲が素晴らしくて、聴いているだけで胸を打たれました。自然と涙がこぼれてくる力強さがあり、言葉もスッと魂に刺さってくるようでした。カラフルな色彩が全編通して続くのも観ていてワクワクしました」と絶賛。「家族とはいつもつながっている感覚があります。家系図を見てみたり、ひいひいおばあちゃんがどんな人だったのかという話を改めて聞いたときは、代々守ってきてくれたことによって今自分がここに存在できているんだなと思い、感謝の気持ちがすごくあります」と家族への思いも語った。なお、主人公ミゲル役は、テレビ番組「『sing! sing! sing!』世紀の歌声!生バトル日本一の歌王決定戦」のジュニア部門でグランプリを獲得し、歌とダンスの才能を開花させている13歳の石橋陽彩(いしばしひいろ)が担当。ミゲルが憧れる伝説の歌手デラクルスには、劇団☆新感線出身の俳優橋本さとしが決定した。(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年01月12日藤木直人と松雪泰子が、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く、ディズニー/ピクサーの最新作『リメンバー・ミー』の日本版声優として参加することが明らかになった。■藤木直人、主人公の相棒“ガイコツ”役!藤木さんが声をあてるのは、主人公のミゲルが迷い込んだカラフルな“死者の国”で出会い、共に冒険するガイコツのヘクター。日の出までに元の世界へ帰らないと、永遠に家族に忘れられてしまうという最大のピンチに立たされたミゲルに、手を差し伸べる重要なキャラクターだ。またお調子者で陽気なヘクターだが、実は彼にも家族に会いたいという切なる思いがあり、ミゲルに“ある願い”を託したいと考えている。アフレコ時には「子どもたちの写真を台本に」今回ディズニー/ピクサー声優初挑戦となる藤木さんは、「ピクサー作品をやってみたいという想いがあったので、とても嬉しい反面、決まったからにはやらなきゃという責任感とプレッシャーがありました」と心境を告白。本作について「色々な年代の人が楽しめて、心に染み入る話なんじゃないかな。子どもが見ても楽しんでもらえると思いますし、それぞれの世代で感じる部分があって、いろんな見方ができる作品だと思いました」と話し、自身の子どもと一緒に観たいという藤木さん。“家族”がテーマの本作ということで、アフレコ時には「子どもたちの写真を台本に貼ってやってました」と明かした。■松雪泰子が演じるのは、主人公のひいひいおばあちゃん一方、松雪さんが演じるのは、音楽を選び家族を捨てたミュージシャンの夫との過去から家族に音楽を禁じた、ミゲルのひいひいおばあちゃんイメルダ。彼女は“死者の国”に迷い込んだミゲルが音楽が大好きなことを知り、今後一切音楽をやらなければ生きている世界に戻すと言うが…。楽曲に要注目! 「聴いているだけで胸を打たれました」藤木さん同様、ディズニー/ピクサー声優初挑戦となった松雪さんは、本作について「なんといっても曲が素晴らしくて、聴いているだけで胸を打たれました。自然と涙がこぼれてくる力強さがあり、言葉もスッと魂に刺さってくるようでした。例えるなら子どものころにおもちゃ箱を開けてキラキラした宝石がたくさん詰まっているものを見て嬉しかった感覚と同じような、カラフルな色彩が全編を通して続くのも観ていてワクワクしました」と絶賛。「家族とはいつもつながっている感覚があります」と語る松雪さんは、「一番の味方でいてくれる存在です。親の世代、そのまた親の世代がどんな思いで子どもたちを育ててきたのかということを、自分が子育てをするとより強く感じたりすることがあります。家系図を見てみたり、ひいひいおばあちゃんがどんな人だったのかという話を改めて聞いたときは、代々守ってきてくれたことによって、いま自分がここに存在できているんだなと思い、感謝の気持ちがすごくあります」と思いを明かしている。■藤木さん&松雪さんは歌唱シーンも!ディズニー担当者は、「藤木さんは映画やドラマ、音楽活動など幅広く活躍しており、ヘクターの陽気さと孤独を併せ持つ難しい演技、家族を想う優しさの表現と、歌唱もお任せできると思いました」、「イメルダは家族を愛していて、芯の強さを持った女性。情熱的な歌唱シーンもあります。松雪さんは映画、ドラマ、またミュージカルを含む舞台経験も豊富なことから、イメルダの強さ、厳しさの中にある家族への愛情を表現していただくことができる、また歌もお任せできると思いオファーしました」と2人の起用理由を語っており、歌唱シーンもあると明かしている。さらに、ミゲルが憧れる伝説の歌手デラクルスには、「劇団☆新感線」出身の俳優・橋本さとしに決定。ミゲルが好きな名曲「リメンバー・ミー」を生前に遺した伝説の国民的ミュージシャンを演じる。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月12日アカデミー賞の前哨戦の1つとして注目されるトロント国際映画祭・観客賞を獲得した『スリー・ビルボード』。このたび、第75回ゴールデン・グローブ賞にも6部門にノミネートされている本作の新予告編が公開された。アメリカの片田舎、大通りに並ぶ3枚の看板にある日突然、現れた真っ赤な広告――。本作は、娘を殺された1人の母親をはじめ、大切なものを守るために予想もしない道へと外れていく大人たちを、ダークなユーモアを潜ませて描き、観る者を途方もない結末へと連れ去る究極のクライム・サスペンス。娘のために全てをかなぐり捨てて孤高の闘いを決意する母・ミルドレットを演じるのは、『ファーゴ』のフランシス・マクドーマンド。彼女と対立する警察官には、『猿の惑星:聖戦記』のウディ・ハレルソン、『バッド・バディ!私と彼の暗殺デート』のサム・ロックウェルが扮し、圧巻の演技を見せている。ヴェネチア国際映画祭ではマーティン・マクドナー監督自ら手がけた脚本が脚本賞に輝き、ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、監督賞ほか、マクドーマンドが主演女優賞(ドラマ部門)、ロックウェルが助演男優賞、脚本賞、作曲賞の6部門にノミネート。このたびの新予告編映像では、ミズーリ州の片田舎の町を舞台に、最愛の娘が殺されて7か月も経過したにもかかわらず、犯人は逮捕されないことに憤るミルドレッドを映し出す。彼女は、道路沿いの3枚の大型看板を買い、警察署長へ向けた怒りのメッセージを発表する。「逮捕はまだ?」「どうして?ウィロビー署長」。それを快く思わない警察官や住民たちとミルドレッドの間の諍いは、日増しにエスカレートしながらも、事態は思わぬ展開を見せていき…。いち早く本作を鑑賞した竹中直人(俳優・映画監督)からは、「とてつもない映画に出会った。最高のキャスティング!最高の演出!憎しみ 慈しみ 怒り 悲しみ 憤り何度でも観たい映画だ」とコメントが到着。また、映画評論家の町山智浩からも「3つのビルボードと3人の怒りと愛と秘密。この映画の行先は誰にも予測できない!」と、結末が気になるコメントが到着している。『スリー・ビルボード』は2月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月05日