北野武の監督18作目となる最新作『アウトレイジ 最終章』の公開日が、10月7日(土)に決定。さらに、ビートたけしや西田敏行、新キャストも含めた豪華“コワモテ”俳優たちの名が1発の巨大な銃弾に刻まれた特報が、ティザービジュアルとともに解禁となった。関東「山王会」vs関西「花菱会」の巨大抗争後、大友(ビートたけし)は韓国に渡り、日韓を牛耳る“フィクサー”張会長の下にいた。そこに、韓国出張中の「花菱会」花田がトラブルを起こし、張会長の手下を殺してしまう。これをきっかけに、韓国“フィクサー”vs関西「花菱会」が一触即発の様相となる中、「花菱会」では内紛が勃発。そして、大友が日本に戻ってくる…。2010年『アウトレイジ』、2012年『アウトレイジ ビヨンド』と、シリーズ累計興収22億円超を記録した超人気シリーズが、前作から5年の月日を経て最終章を迎える。本シリーズは日本のみならず世界にファンを有する北野監督が、初めて手掛けたシリーズプロジェクトで、裏社会の男たちの抗争を描いたバイオレンス・エンターテインメント。今回、新たにシリーズに参戦するキャストとして、大友を慕う韓国・済州島グループの市川役に大森南朋、花菱会の花田役にピエール瀧、同若頭補佐・森島役に岸部一徳、花菱会の新会長・野村役に大杉漣、花田の手下・丸山役に原田泰造、関東の組織「山王会」木村組・吉岡役に池内博之ら豪華な面々が発表。大友役のビートたけし、花菱会・西野役の西田敏行、同・中田役の塩見三省、張会長の側近・李役の白竜、山王会・白山役の名高達男、同・五味役の光石研、警視庁・繁田役の松重豊ら、豪華な“全員悪人”の面々と共に、全面戦争へと突入する。このたび解禁となった特報でも、まずは、たけしさん演じる大友が登場!その後、巨大な弾丸に次々と超豪華キャスト陣の名前がクレジットされ、本シリーズらしい「全員暴走」を予感させる一瞬が映し出されていく。また、大友が銃をぶっ放すシーンもあり、今回の特報30秒の間だけでもすでに3発発砲。映像の最後には、「大友さん、これで最後ですよね」と聞かれるも、大友が「(これで)済んだと思うなよ」と裏切りの連続を示唆するセリフを言い放ち、まさに“全面戦争”前夜の様相を呈した特報は、「終結パート」を意味する音楽記号「コーダ」マークの入ったタイトルロゴで締めくくられている。先の読めない“裏切り”“駆け引き”“騙し合い”の末に、彼らはどんな決着をみせるのか?ますます期待高まる本作を、映像から確かめてみて。<新キャストよりコメント>■大森南朋役者を始めたころからずっと北野監督の映画に憧れていました。これまでも『dolls』『アキレスと亀』と2作品でお世話になってます。そして今回は、念願叶ってバイオレンス。念願叶って『アウトレイジ』。もうこんな幸せな事はありません。北野組の撮影現場、たけしさんの横で「あぁ オレ 今 夢が叶ってるぅぅ」って スゲェ小さい声で呟いてましたもん。■ピエール瀧初めて北野組に参加させていただきました、ピエール瀧です。全スタッフの見事なチームワーク、痺れるような本番の緊張感、そして時折垣間見ることができた監督の作品への姿勢と愛情、どれもが自分にとって素晴らしい体験でした。顔面世界遺産とも言える役者陣の“顔バトル”は、とにかく必見です(笑)■大杉漣24年前の『ソナチネ』が、初めての北野映画でした。ちょうど今回の出演で10本目になりますが、常連などと思ったことはありません。やはり作品は、ひとつひとつなのだと痛感します。北野組のあの独特な緊張感と世界観はたまりません。また味わいたくなるのは僕だけではないはずです。■原田泰造念願の北野組、それも大ファンである『アウトレイジ』に出演することが決まった時、嬉しさのあまり雄叫びを上げていました。現場では北野監督の包容力がとても大きく、夢見心地と緊張感が入り混じった味わったことのない気分で撮影に臨ませていただきました。僕も皆さん同様、暴走しております!公開を楽しみにしていてください!■池内博之自分が俳優としてデビューしてから、北野作品に出演することは自分の目標でもありましたので、決まった時は本当に嬉しくびっくりしました。現場は、スタッフ、キャストのとてつもない、いい緊張感が、リハから流れていて本番一発。テンポの速い撮影で、あっという間に終わるんです。たまに北野監督から演出上の指示がある以外は自由に演じさせてもらえるのですが、本気でやらないと見透かされてそうで、ある意味怖かったですね。なので1カット1カットを全力で生きないといけないという思いが凄くありました。■岸部一徳『座頭市』以来、久しぶりに参加しました。北野組の優しさ、静けさ、心地よさを感じた現場でした。言葉を使わない人間への愛情、そんなたけし映画が僕は好きです。『アウトレイジ 最終章』は10月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月18日第40日本アカデミー賞の授賞式で司会を務めた女優・安藤サクラ(31)に、絶賛の声が寄せられている。ここでは、現場取材をした記者の目線でその魅力を振り返る。安藤は、今回で4年連続となる西田敏行(69)と共に初司会に挑んだ。21時から日本テレビ系でその模様が放送され、ネット上では「専用の定点カメラつけてほしい」「どうなるんだろ?って思ったけど・・・凄くイイ」「聞きやすくて素敵」「余裕も華もあってお見事」「安心して見れる」「自然体で良い」「安定感すごい」「美しさに釘づけ」など司会ぶりを評価する声が上がり、安藤のツイッターやインスタグラムにも同様のメッセージが続々と寄せられた。司会者は進行と共に、受賞者の聞き手にもなる。「俳優が俳優をインタビューする」という同賞ならではのやりとりは毎回の注目ポイントではあるが、3時間半~4時間の長丁場の雰囲気を解きほぐすのも重要な役割の1つだ(約2時間の放送に収めるため、カットされる名場面も多い)。西田は広瀬すずを前に「あー! すずちゃんだ!」とデレデレモードになるなど各役者の魅力や作品の感想を親しみを込めながら伝え、安藤は桝太一アナウンサーと共に具体的な質問で撮影秘話を引き出していく。優秀助演男優賞の妻夫木聡(最優秀助演男優賞受賞)が、『怒り』の恋人役・綾野剛との同棲生活エピソードで笑いを取る場面があった。すると安藤は、優秀主演男優賞のインタビュー時、役作りのために2週間歯を磨かなかったと明かした綾野に「その時は妻夫木さんと一緒に暮らしてないですよね?」と確認して会場を和ませる。一方、『聖の青春』で体重を増やした役作りが話題になった松山ケンイチが「サクラちゃんは『百円の恋』であれだけの役をやった。それがすごかった。その"火"を絶やしたくないと思った」と役者としての興奮をあらわにした時には、自分のことは一切触れずに軌道修正。ただ、その熱い思いを言葉としてうまく理解できなかった松山は「ちょっと分からないかな」とツッコミ場内爆笑。2人の白熱する議論が続いたことから、思わず西田も止めに入る。桝アナから「あとは楽屋で」と促され、松山は「楽屋に話しに行っていいの?」と本気モードに。安藤も「したいっす!」と明るく返し、松山は「サクラさん大好きなので、いろいろインタビューしたいです」と盛り上がる。放送ではどちらもカットされたが、同賞のステージでしか見ることのできない貴重なやり取りだった。記者席ではそれらすべてがモニターで映し出され、われわれは黙々と原稿と向き合いながら時には吹き出したり、うなったり、スピーチにウルッときたり。司会席で進行をするたびに水を口に含んで喉を潤し、キリッと口角を上げた笑顔で一語一語丁寧に発声する安藤の姿も、モニターはしっかりと捉えていた。大役を務め上げ、安藤は「こんなに近くで本当にたくさんの俳優さんや監督さん、みなさんのお話をうかがえて。そして、こんなに近くで受賞の感動を一緒に感じることができて、なんだろう……この時間は将来忘れることのない時間になりそうです。ありがとうございました」の言葉で締めくくり、万雷の拍手を浴びた。昨年、第39回で最優秀主演女優賞を受賞した安藤。女性司会は前年の同賞受賞者が務めることが慣例となっていて、今年1月に行われた優秀賞者発表の記者会見では、「今年初詣に行った時、『とにかく目上の方に頼りなさい。そうすれば上手くいくが、だからと言って調子に乗ってはダメ』とおみくじに書かれていました。それを読んだ瞬間、これはきっとアカデミー賞の司会のことだと思いました」「西田さんに頼りながら、調子に乗らず、受賞者の皆さんに粗相がないように務めていきたいと思います」と抱負を述べていた。
2017年03月05日第40回日本アカデミー賞が3月3日(金)に開催され、最優秀助演女優賞部門で『湯を沸かすほどの熱い愛』の杉咲花が、日本アカデミー賞初受賞にして、新人俳優賞とのダブル受賞となった。受賞の瞬間、杉咲さんはメガホンをとった中野量太監督とがっちりと抱き合い、うれしそうに涙を浮かべた。優秀助演女優賞には杉咲さんのほか、『シン・ゴジラ』より石原さとみと市川実日子、『怒り』の広瀬すず、『バースデーカード』の宮崎あおいと、若き実力派女優がそろい踏みとなる中、受賞の快挙を成し遂げた。『湯を沸かすほどの熱い愛』は、インディーズ映画『チチを撮りに』で世界的にも注目を浴びた中野量太監督の商業映画デビュー作。杉咲さんが演じたのは、学校でいじめにあうも、助けを求めることができない、引っ込み思案で気弱な少女・安澄。母(宮沢りえ)の励ましと愛情により、自らの殻を破り、母のようにたくましい女性へと変わっていく過程を、凛とした存在感で演じきった。スピーチの際に、杉咲さんは信じられないといわんばかり目を大きく見開き、「ああ、もう…」と言葉にならない声を漏らした。そして、「本当にありがとうございます。今日が怖すぎて、2週間くらい前から眠れなくて。やっと寝られたと思ったら悪夢とかを見たりして」と、恐怖に感じていたとも明かした。本作で出会った宮沢さんとは固い絆だったと言い、「本当にお母ちゃんでした。終わったいまでもすごくお世話になっていて、ずっとこの映画のように、血のつながりを超えた関係を築けた気がしています」と全幅の信頼を置いている。「昨日、お母ちゃんの宮沢りえさんに“どうしよう”ってメールを送ったら、“どんな結果であっても得たものは変わらないから”っていただいて。一番幸せなのは、この作品に携わらせていただいたことで、やっぱりうれしいです」と最後は涙声で語った。司会の西田敏行も「俺もちょっときちゃった」と大御所俳優の目にも涙を誘っていた。(cinamacafe.net)
2017年03月03日主演に「Hey! Say! JUMP」の山田涼介を迎え、西田敏行と初共演を果たす、東野圭吾原作のベストセラーの映画化『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。この度、本作の公開日が9月23日(土)に決定し、さらにティザービジュアル第1弾が解禁された。2012年。少年時代を養護施設で過ごした敦也は、幼なじみの翔太、幸平と悪事を働いて1軒の廃屋に逃げ込む。そこはかつて人々が悩み相談をすることで知られていた「ナミヤ雑貨店」だった。いまはもう廃業しているはずだったが、シャッターの郵便受けに何かが投げ込まれる音を聞く。それは、悩みを持つ人からの相談の手紙だった。何と、その手紙は1980年に書かれたものだった。敦也たちは戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書く。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、その背景にある敦也たちがいた養護施設と浪矢の知られざる関係。そして、これまで誰かのために何かを真剣に考えたことなど一度もなかった3人が気付いていく他者とのつながり。敦也たちが雑貨店の秘密をすべて知ったとき、1980年にいる浪矢との手紙のやり取りでもう一度再生する希望をもつ。悩みを相談した人々をつなぐ奇妙な運命。その日、敦也たちに起きたのは、時空を超えたたった一夜だけの奇蹟だった――。原作は、作家・東野氏の全世界500万部を誇る同名大ベストセラー小説。「東野圭吾史上、最も泣ける」と謳われる感動作だ。本作は、どんな“悩みの相談”にも乗り、真剣に答えてくれる雑貨店「ナミヤ雑貨店」の物語。監督には、『余命1ヶ月の花嫁』『ストロボ・エッジ』『オオカミ少女と黒王子』の廣木隆一、脚本は『余命1ヶ月の花嫁』『キセキ ーあの日のソビトー』の斉藤ひろしが担当する。キャストには、2012年のある日悪事を働いてしまう主人公・敦也役に、映画・テレビドラマなど幅広いフィールドで活躍中の山田さん、「ナミヤ雑貨店」の店主で人々からの悩みにこたえる浪矢雄治役に、日本映画界を代表する演技派俳優の西田さんが好演する。このほど到着したのは、『君の名は。』や『言の葉の庭』『秒速5センチメートル』を始めとした作品を手掛けてきたコミックス・ウェーブ・フィルムが担当したティザービジュアル第1弾。実写と見紛うような繊細なタッチで本作の舞台である「ナミヤ雑貨店」と、上部には輝かしい月と星たちが描かれ、どこか懐かしく温かいイメージと、何かが起こりそうな心高鳴る予感を見事に表現したビジュアルとなっている。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は9月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月14日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介主演の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』ティザービジュアルが14日、公開された。原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田敏行が演じる。今回公開されたティザービジュアル第一弾は、大ヒット映画『君の名は。』『言の葉の庭』『秒速5センチメートル』などを手掛けたアニメ制作会社コミックス・ウェーブ・フィルムが担当。作品の舞台となる「ナミヤ雑貨店」の暖かく懐かしいイメージを、実写のような繊細なタッチで表現した。また、同作の公開日が9月23日に決定したことも明らかになった。
2017年02月14日俳優の西田敏行、女優の安藤サクラが16日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた『第40回日本アカデミー賞』の優秀賞発表記者会見に出席した。日本アカデミー賞協会が主催する『第40回日本アカデミー賞』は、昨年度に劇場公開された映画の作品賞や主演男優賞、主演女優賞、新人俳優賞などを表彰するもの。なお、優秀賞の中から最優秀賞を決定する授賞式を、3月4日21時から日本テレビ系で、ラジオ放送はニッポン放送で3月3日21時から放送する。また、授賞式の司会には、4年連続で西田敏行が務めるほか、昨年の同賞で最優秀主演女優賞に輝いた安藤サクラが担当する。4年連続の大役に西田は「昨年の授賞式の時はちょうど頚椎をケガしまして、身動きできない状態で司会をさせてもらい、関係各位にご迷惑をおかけしたことをお詫びします」とあいさつし、「今年は身体も動くようになりましたし、楽しく授賞式を滞りなく進行を務めていきたいと思います。世の中は今、どんどん政情不安といいましょうか、心身穏やかではないと案じています。映画という文化が担う役割が大きくなってきていると思いますので、映画人の皆さんのモチベーションがあがるような節目のイベントでありたいと願っています」と意欲。その西田とコンビを組む安藤は初めての司会で「今年初詣に行った時、『とにかく目上の方に頼りなさい。そうすれば上手くいくが、だからと言って調子に乗ってはダメ』とおみくじに書かれていました。それを読んだ瞬間、これはきっとアカデミー賞の司会のことだと思いました」と笑いを誘いつつ、「西田さんに頼りながら、調子に乗らず、受賞者の皆さんに粗相がないように務めていきたいと思います」と自戒していた。そんな安藤について西田は「安藤さんは大きなキャパシティーを持っている女優さん。そういった意味でこれからの安藤さんの天才的な表現術がどこで醸成してきたのか司会をしながら探っていきたいと思います」と期待感。西田の言葉に笑顔を見せた安藤は「1年間この司会のことを考えていて、とにかく沢山の映画を劇場で見ようと思い、沢山の映画を見て楽しませていただきました。そんなすごい方々と一気にお会い出来る機会はないので、イチ映画ファンとしてもその空気を堪能したいと思っています」と授賞式が待ち遠しい様子だった。○『第40回日本アカデミー賞』の主な受賞作品・受賞者(50音順)※作品名は対象作品優秀作品賞『怒り』『家族はつらいよ』『シン・ゴジラ』『湯を沸かすほどの熱い愛』『64-ロクヨン-前編』優秀アニメーション作品賞『君の名は。』『聲の形』『この世界の片隅に』『ルドルフとイッパイアッテナ』『ONE PIECE FILM GOLD』優秀監督賞庵野秀明(総監督)/樋口真嗣(監督)『シン・ゴジラ』新海誠『君の名は。』瀬々敬久『64-ロクヨン-前編』中野量太『湯を沸かすほどの熱い愛』李相日『怒り』優秀主演男優賞綾野剛『日本で一番悪い奴ら』岡田准一『海賊とよばれた男』佐藤浩市『64-ロクヨン-前編』長谷川博己『シン・ゴジラ』松山ケンイチ『聖の青春』優秀助演男優賞竹原ピストル『永い言い訳』妻夫木聡『怒り』東出昌大『聖の青春』森山未來『怒り』リリー・フランキー『SCOOP!』優秀主演女優賞大竹しのぶ『後妻業の女』黒木華『リップヴァンウィンクルの花嫁』広瀬すず『ちはやふる-上の句-』宮崎あおい『怒り』宮沢りえ『湯を沸かすほどの熱い愛』優秀助演女優賞石原さとみ『シン・ゴジラ』市川実日子『シン・ゴジラ』杉咲花『湯を沸かすほどの熱い愛』広瀬すず『怒り』宮崎あおい『バースデーカード』新人俳優賞杉咲花『湯を沸かすほどの熱い愛』高畑充希『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』橋本環奈『セーラー服と機関銃-卒業-』岩田剛典『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』坂口健太郎『64-ロクヨン-前編』『64-ロクヨン-後編』佐久本宝『怒り』千葉雄大『殿、利息でござる!』真剣佑『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』
2017年01月16日千葉県出身のシンガーソングライター・ピコ太郎がこのほど、テレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の撮影現場を訪問し、米倉涼子と岸部一徳に「PPAP」のダンスを伝授した。今回は、ピコ太郎のプロデューサーである古坂大魔王が、22日(21:00~22:09)放送の『ドクターX』最終話にゲスト出演することから、そのギャラを請求するついでにピコ太郎が訪問。世界的にヒットしている「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」に乗せて踊りながら登場すると、古坂のギャラとして、パイナップル1個+アップル3個の請求書を米倉と岸部に提出し、スタジオを笑わせた。『ドクターX』では、第6話で西田敏行が「PPAP」のパロディを披露したが、ピコ太郎はそのシーンを見ていたそうで、「あれを見てもう、私、興奮で震えすぎて…ゆっくり震えました!」と、分かりづらい表現で興奮。それを踏まえ、「今日はせっかく来たので、『PPAP』の正式な踊り方を伝授したいと思います!」と、米倉と岸部に指南を申し出た。実際に指導に入ると、ピコ太郎はバレエ経験者の米倉に「バレエの概念は全部捨ててください!」など、振り付けを細かに伝え、米倉は「ペンパイナッポーアッポーペン」がスムーズに言えず苦戦する場面もあったが、最後には3人で見事に踊りきった。訪問を終えたピコ太郎は「米倉さんは、いい女ですね~! 芝居に入ったときの切り替え方、撮影合間の明るさ、細やかな気遣い…何もかもがすばらしい女性でした」と大喜び。その米倉は「やるからには、私もピコ太郎さんと同じヒョウ柄の衣装と、カツラも着けて踊りたかった!」と悔しがりながら、「今日のことを、ピコ太郎さんのことが大好きなアメリカ人の知人に自慢します!」と得意げな表情で話していた。なお、古坂が連続ドラマに出演するのは14年ぶり。内山聖子ゼネラルプロデューサーは「今回はグローバルな『ドクターX』でしたので、世界で活躍する方を最後のゲストに(笑)」とオファーの理由を語っている。
2016年12月17日東野圭吾原作『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の実写映画化が決定。2017年9月23日(土)に公開される。原作は「東野圭吾史上最も泣ける感動作」原作は「東野圭吾史上最も泣ける感動作」として、全世界で500万部のベストセラーとなった2012年の小説『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。廃業した雑貨店を舞台に、1980年にいる人物との時空を超えた手紙のやり取りを通して再生していく少年たちの物語だ。主演は山田涼介雑貨屋の店主に西田敏行、林遣都や門脇麦も出演主演を務めるのは、Hey!Say!JUMPのメンバー山田涼介。雑貨店の店主を演じる西田敏行との初共演を披露する。また、物語の鍵を握る田村晴美役に尾野真千子、雄治の昔の恋人・皆月暁子役に成海璃子、そして敦也と行動をともにする翔太役は村上虹郎が務める。さらに、プロのミュージシャンを目指す松岡克郎役に林遣都が抜擢された。俳優・佐藤浩市の息子、寛 一 郎が映画初出演さらに、日本映画界を代表する俳優・佐藤浩市の息子、寛 一 郎が映画初出演。本作で俳優デビューとなる寛 一 郎の役どころは、山田が演じる主人公・敦也の幼なじみ3人組の1人で、ナミヤ雑貨店に起こる奇蹟を共に体験する「幸平役」だ。監督は『余命1カ月の花嫁』や『PとJK』などでメガホンをとった廣木隆一。脚本は『余命1カ月の花嫁』でも廣木監督と組んだ斉藤ひろしが務める。複数の時間軸のエピソードが絡み合う物語は複雑な構造になっており、原作者の東野圭吾も「小説では可能でも映像化は難しいのではないか、というのが本音」とコメントしている。ベストセラー小説が、一体どのように映像化されるのか期待が高まる。主題歌は山下達郎の新曲「REBORN」さらに、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の主題歌が山下達郎の新曲「REBORN」に決定。本作のために山下が1ヶ月半の月日を費やして書き下ろしたこの曲は、作品のテーマでもある”繋がる想い”を表現したもの。エンドロールだけでなく、劇中歌としても登場し、物語の核となる曲は、作品をより美しく彩っている。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』×マイメロディ、コラボアイテム発売そしてこの度、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』とマイメロディのコラボレーションが実現。1975年に誕生したマイメロディは、今でも大人気のサンリオキャラクターだ。でもどこか"懐かしさ"を感じさせる所が本作のイメージに合致し、このコラボレーションが実現した。ビジュアルには、現在と過去のマイメロディが、ナミヤ雑貨店と手紙を通して心を通い合わせている様子が描かれている。商品ラインナップは、ブックカバーやレターセット、クリアファイルなど全5種。発売は、映画公開と同じ2017年9月23日(土)から。■ストーリー2012年。少年時代を養護施設で過ごした敦也は、幼馴染の翔太、幸平と悪事を働いて1軒の廃屋に逃げ込む。そこはかつて人々が悩み相談をすることで知られていた「ナミヤ雑貨店」だった。今はもう廃業しているはずだったが、シャッターの郵便受けに何かが投げ込まれる音を聞く。それは、悩みを持つ人からの相談の手紙だった。何と、その手紙は1980年に書かれたものだった。敦也たちは戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書く。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、その背景にある敦也たちがいた養護施設と浪矢の知られざる関係。そして、これまで誰かの為に何かを真剣に考えたことなど一度もなかった3人が気付いていく他者とのつながり。敦也たちが雑貨店の秘密をすべて知った時、1980年にいる浪矢との手紙のやり取りでもう一度再生する希望をもつ。悩みを相談した人々をつなぐ奇妙な運命。その日、敦也たちに起きたのは、時空を超えたたった一夜だけの奇蹟だった。【作品詳細】映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』公開日:2017年9月23日(土) 原作:東野圭吾監督:廣木隆一脚本:斉藤ひろし出演:山田涼介、西田敏行、尾野真千子、村上虹郎、林遣都、成海璃子、門脇麦、萩原聖人配給:KADOKAWA/松竹(共同配給)©2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会【『ナミヤ雑貨店の奇蹟』×マイメロディ グッズ詳細】発売日:2017年9月23日(土)・ブックカバー(文庫本サイズ) 1,400円(税込)・レターセット(便箋25枚+封筒6枚) 1,000円(税込)・クリアファイルセット(A4用サイズ・A5用サイズの2枚セット) 600円(税込)・ミニタオル(約20×20㎝) 650円(税込)・ポーチ(約20×14㎝ ※底マチ無し) 1,000円(税込)
2016年12月06日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(2017年秋公開)の主演を務めることが3日、わかった。原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田敏行が演じる。今回山田が演じるのは、少年時代を養護施設で過ごし、幼馴染の翔太・幸平と悪事を働くという、現代で迷いながら生きる孤独な青年。対して西田は「古き良き日本にいた、人情味溢れる老人」とKADOKAWAプロデューサーは語る。2人が別々の時代に生きながら、手紙のやり取りでつながっていく関係が描かれる。山田は「時空を超えて手紙を送り合うという、ありえないような話ではありますが、すごく真実味を帯びていて、リアルな部分とそうじゃない部分において気持ちの作り方が難しそうだなと思うと同時に、やりがいを感じています」と、役者としての意気込みを語る。初共演となる西田について「共演できることはものすごく光栄なことですし、足を引っ張らないように頑張りつつ、吸収できるものは吸収していきたいです」と尊敬の念を表した。一方の西田は「山田涼介君は才ある俳優の一人。特に今回の役は彼にぴったりだと思います」と山田を賞賛。『余命1カ月の花嫁』『PとJK』の廣木隆一監督がメガホンを取るが、「そんな山田君と私を、泣かせ名人という印象のある廣木監督がうまく料理してくださると思うので、今から仕上がりがとても楽しみです」と期待を寄せた。そして「俳優としてのこれまでの自分のキャリアをぶつけて演じたいと感じています」と、気合いを見せた。原作者である東野は「この物語の構造は複雑で、いくつかのエピソードが時間と空間を隔てて絡み合っています」と説明し「映像化は難しいのではないか、というのが本音です」と心情を吐露する。しかし「あの不思議な出来事は、あの登場人物たちは、そして彼等の”悩み”はどう描かれるのか、今からとても楽しみです」と映画へのエールを送った。山田涼介コメント「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は時空を超えて手紙を送り合うという、ありえないような話ではありますが、すごく真実味を帯びていて、リアルな部分とそうじゃない部分において気持ちの作り方が難しそうだなと思うと同時に、やりがいを感じています。特に、今回初めてご一緒させていただく西田敏行さんは第一線を走り続けている尊敬する大先輩なので、共演できることはものすごく光栄なことですし、足を引っ張らないように頑張りつつ、吸収できるものは吸収していきたいです。この作品は一人ひとりの心情……悩み、苦しみ、喜びなど喜怒哀楽を表した映画になると思うので、観客のみなさんには、ぜひ振り回されてほしいです。(C)2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会
2016年12月03日北野武監督の人気シリーズ『アウトレイジ』の3作目にしてフィナーレを迎える『アウトレイジ 最終章』が、2017年公開に向けて制作されることが2日、発表された。裏社会の男たちの抗争を描いた『アウトレイジ』は北野監督が初めて手掛けたシリーズプロジェクトで、累計興行収入は22億円超を記録。2010年の『アウトレイジ』、2012年の『アウトレイジ ビヨンド』に続く本作は、北野監督にとって18作目の作品となる。前作に引き続き、「大友組」元組長・大友役にビートたけし、関西最大の組織「花菱会」幹部・西野役に西田敏行、同・中田役に塩見三省、関東の組織「山王会」白山役に名高達男、五味役に光石 研、組織を追う警察・平山役に中村育二、同・繁田役に松重 豊、韓国大物フィクサーの側近・李役に白竜らが出演。前作『アウトレイジ ビヨンド』の"その後"が描かれる。シリーズ初登場のキャストは、後日発表されるという。今回の発表に伴い、北野監督は「シリーズ3作目で色んな事を盛りだくさんにやっているけど、やっぱり俺の映画になっちゃうよな」とコメント。シリーズを手掛けてきた森昌行プロデューサーは「北野映画の本流を感じさせる作品です。歯止めがきかない権力闘争の中で、憎しみや悲しみを描きながらも、エンターテイメントとして充分楽しめる娯楽作品に仕上がると思います。ぜひ、ご期待ください」と呼びかけている。(C)2017『アウトレイジ 最終章』製作委員会
2016年12月02日北野武監督が初めて手掛けたシリーズプロジェクト『アウトレイジ』シリーズ。今回、その最終作であり北野監督の18作目となる最新作『アウトレイジ 最終章』が来年公開されることが決定した。裏社会の男たちの抗争を描いた究極のバイオレンス・エンターテインメント『アウトレイジ』シリーズ。2010年に『アウトレイジ』、2012年に『アウトレイジ ビヨンド』が公開され、シリーズ累計興収は22億円超を記録。そんな大人気シリーズが、前作から5年の月日を経てついに最終章を迎える。キャストには、前作に引き続き「大友組」元組長・大友役のビートたけし、関西最大の組織「花菱会」幹部・西野役の西田敏行、中田役の塩見三省、関東の組織「山王会」白山役の名高達男、五味役の光石研、組織を追う警察・平山役の中村育二、繁田役の松重豊、韓国大物フィクサーの側近・李役の白竜らが出演。本作では、前作『アウトレイジ ビヨンド』の“その後”が描かれる予定となっている。また、現在製作中という本作。気になるシリーズ初参戦のキャストは、後日発表されるとのことだ。北野監督は「シリーズ3作目で色んなことを盛りだくさんにやっているけど、やっぱり俺の映画になっちゃうよな」とコメント。プロデューサー・森昌行は「北野映画の本流を感じさせる作品です。歯止めがきかない権力闘争の中で、憎しみや悲しみを描きながらも、エンターテイメントとして充分楽しめる娯楽作品に仕上がると思います」と自信をみせている。『アウトレイジ 最終章』は2017年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:アウトレイジ 2010年6月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開(C) 2010『アウトレイジ』製作委員会アウトレイジビヨンド 2012年10月6日より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2012 「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会
2016年12月02日●テレ東プロデューサーも驚く世界展開の兆しお笑い芸人のビビる大木と、おぎやはぎの矢作兼がメインを務めるバラエティ番組『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京)が、イギリスの敏腕プロデューサーに見初められ、世界展開バージョンとして本格的に売り出された。そして、関西発の長寿番組『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)と『鳥人間コンテスト』(読売テレビ)も、世界ヒットを狙ってセールスされたのが、10月にフランス・カンヌで開催された世界最大級の映像コンテンツ見本市「MIPCOM」(ミプコム)だ。現地では、往年の『夕焼けニャンニャン』を彷彿(ほうふつ)とさせるアイドル番組を、フジテレビが中国と共同制作し、高視聴率を獲得しているという情報も入手。「MIPCOM」レポート後編では、日本のバラエティ番組のセールス動向を紹介する。○英語版タイトルは『Can I follow you home?』『家、ついて行ってイイですか?』は、終電を逃した人に声をかけ、タクシー代を払う代わりに家の中を覗かせてもらうと、その人の人生ドラマが見えてくるという内容で人気を集めるドキュメントバラエティ。海外では素人さんが出演する「リアリティーショー」と呼ぶガチドキュメンタリーの人気が高く、『家、ついて行ってイイですか?』も世界ヒットを狙った番組のひとつとして、MIPCOMで2年前から売り出された。世界のバイヤーを前に行われた公開プレゼンテーションイベントでは、番組映像が流れた時から会場の反応は高く、「家について行った先で、人生ドラマを垣間見ることができるシンプルな展開が、リアリティショーとして面白い」と、好印象ぶりを話すバイヤーが多かったのが印象的だった。その後、早くも中国版が制作。この思わぬ運びに、番組を企画したテレビ東京の高橋弘樹プロデューサーが驚いている様子もあったが、同番組の海外進出の勢いは、これだけに収まらない気配がある。というのも、『\マネーの虎』(日本テレビ)を英・BBCで成功させ、アメリカを含む世界27の国と地域で長期にわたって制作・放送するまでに仕掛けた、イギリスのスモール・ワールド社代表、ティム・クレセンティ氏(元ソニー・ピクチャーズ)が、『家、ついて行ってイイですか?』の世界展開をプロデュースすることが決まったからだ。ヒットメーカーの手によって、先月開催のMIPCOMで本格的に世界展開のセールス活動が開始されたところだ。現地でティム氏に直接会う機会が作れたので、『家、ついて行ってイイですか?』を選んだ理由を聞くと、「この番組は、わかりやすい3つのステップがある。はじめは声をかけたタイミング、次にタクシーの中、最後に家という段階を追うプロセスに、まずはひかれた。それから家を覗くと、そこにはリアル感ある生活があり、決してそれがパーフェクトな人生でないところがいい。ソーシャルメディア全盛の時代は番組に求められるのはリアルライフを見せることだ」と答えてくれた。『\マネーの虎』が『ドラゴンズ・デン』というタイトルでヒットさせたように、こちらもタイトル付けにこだわったという。『家、ついて行ってイイですか?』の英語版は『Can I follow you home?』。ビジュアルポスターも、まるで映画のワンシーンのような印象を持たせる。今後の展開に注目である。●中国版『夕ニャン』は週末ゴールデンタイムに○『ナイトスクープ』『鳥人間』を世界に販売今回のMIPCOMでも、NHK、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ、朝日放送、読売テレビの8社が共同でバラエティ番組を売り込む恒例となったプロジェクト「トレジャー・ボックス・ジャパン」(以下TBJ)による公開プレゼンテーションが行われた。各局が世界に売り出したい番組を開発し、NHKが『昔話法廷』、日テレが『究極の○×クイズSHOW!! 超問!真実か?ウソか?』、テレ朝が『キスマイGAME! 無人飛行型ロボット"ドローン"とかくれんぼ!』、TBSが『珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー』、 テレ東が『世界!ニッポン行きたい人応援団』、フジが『ホールインザロード』などを紹介する中、関西の2局はそれぞれの局を代表する長寿番組を新たに海外に向けて売り出した。朝日放送は、西田敏行が局長役を務める『探偵!ナイトスクープ』、読売テレビは夏の風物詩『鳥人間コンテスト』である。どちらも海外では受け入れやすい素人さんを主役にした番組。日本で長年にわたって高視聴率実績を積み上げてきたことを強みに、会場では早速商談が進められていた。往年のスタイルの番組が実際に海外でヒットするケースも多い。フジテレビが中国の湖南テレビと共同制作した『夏日甜心』がまさにそれ。女性アイドル候補生31人が、毎週いろいろな企画にチャレンジし、その結果によって数名が脱落、最終的に残った3人がデビューするという内容は、中国版『夕やけニャンニャン』と言っていい。中国好みに合わせて、大規模なセットとSNS連動で人気を集め、今年の夏に湖南テレビの週末のゴールデンタイムで11回放送されると、高視聴率を獲得した。○『鶴瓶大新年会』のアイデアを活用フジはその番組のゲームコーナーのゲーム案を作り、同局の美術チームとも連携しながら設計図を日本側が提供し、中国側が実際にセットを製作したという。番組を企画し、現地では制作指導にあたったフジテレビ国際開発局企画担当部長の藤沼聡氏は「以前、元旦の特番で担当した『新春 鶴瓶大新年会』という番組用に考えたゲームアイデアのストックと、その改良版などを、今回の中国の番組『夏日甜心』で活用しています。また、今の日本では「ちょっと危険かも」と自主規制しそうな、それでいて面白い展開が期待できる「フィジカルゲーム」をメインにしました」と話す。そんな中で、藤沼氏は日本との違いも発見。「中国は、安全性に対してちょっと無頓着なところがあり、現場で逆に我々が気をつかってしまう場面もあります。日本では通常、ゲームセットなどはコスト面や作業のしやすさなどから木材を選びますが、中国ではほとんどが鉄骨で製作されていることにもびっくりしました。重いことは重いのですが、丈夫なので安全性には問題なかったです」と教えてくれた。フジテレビは、上記の中国とのケースのような、相手国に合わせて番組を"カスタムメイド"する番組フォーマット販売を進めている。中国とはこの番組の成功により、タッグを組んだ湖南テレビから、別番組で同様のプロジェクトのオファーが来ているところだ。他国にもこの動きを広げようとカンヌで発表したところ、中国の別のテレビ局や制作会社数社、韓国・タイ・アメリカの制作会社数社が興味を持ち、現在交渉を重ねている。藤沼氏は「番組を"カスタムメイド"するこのビジネスは、アイデアさえ湧けば、そのチャンスは地域を問わず無限にある。もちろんいいアイデアであることがマストですが、ゲームに限らず、いろいろなジャンルの企画に対応していこうと計画しています」と意気込む。日本のバラエティがふとしたきっかけで世界でヒットするケースは、まだまだ出てきそうだ。
2016年11月16日俳優の遠藤憲一が、米倉涼子主演ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~21:54)に出演することが1日、明らかになった。10・17日の2週にわたり登場する。遠藤が演じるのは、現在「東帝大学病院」の病院長を務める蛭間重勝(西田敏行)に仕え続けた男・海老名敬で、第2・3シリーズと今年放送のスペシャルに登場。米倉は「やっと出てきたか! ずっと待ってた!」と大歓迎で、「そのお芝居が痛々しくて、本当にかわいらしくて…! 今回は残念ながら2話だけではありますけど、魅力的な海老名先生に久しぶりに会えてうれしかったです」と、再会を喜んでいる。遠藤は「僕は情けない役を演じるのが好きなんですけど、ドラマやCMでもそういう役が増えるきっかけになったのは、間違いなく海老名だったと思いますね」と、この役に愛着を持っている様子。今回、米倉と卓球するシーンを撮影したそうで、「僕はすごくマジで勝負に挑んだんですけど、それに対する米倉さんのリアクションがおかしくて(笑)!」と笑いながら、「撮影合間もいつものように気楽な雑談に付き合ってくれるなど、温かく迎えてくれて、本当にうれしかったですね」と久々の『ドクターX』の現場に、安心したようだ。なお、遠藤は現在、木曜22時台のフジテレビ系ドラマ『Chef~三ツ星の給食』にも出演しており、木曜夜のドラマに出ずっぱりとなる。
2016年11月01日●女優はゼロからのスタートなので、すべてが新鮮ですミス・ワールド2013日本代表に選ばれ、モデルとして活躍した後、今年3月に女優宣言をした田中道子。現在放送中のドラマ『Doctor-X 外科医・大門未知子』(テレビ朝日系 毎週木曜 21:00~)では、西田敏行演じる蛭間病院長の秘書・白水里果役でドラマデビューを果し、注目を集めている。モデルから女優へと華麗な転身をとげ、本格的に演技の道を進み始めた彼女に話を聞いた。――ドラマの撮影現場はいかがですか?すべてが新鮮です。もちろん不安もありますけど、まったく分からないゼロからのスタートなので、「もう何でも教えて下さい!」という感じで、毎回、知ることや発見が多くて楽しいです。ドラマの現場ではわずか30秒のシーンに1時間かけて撮影することもあって、すごいたくさんの人たちの労力と手間がかかっているんだなって驚きました。――今回演じられる白水里果のプロフィールには、"魔性の女"と書かれてますが……。どう……なんでしょう(笑)。表向きは西田さん演じる蛭間の秘書として仕事をこなしてますが、二人きりになると西田さんを膝枕したりするんですよね。従順に振る舞いながらも、1人になると表情が変わる……そういう女性です。――今後の展開に期待したいですね。これから先、もしかすると豹変して魔性ぶりが発揮されるかもしれませんね。西田さんからは「とにかく楽しんでいきましょう」って言われましたので、楽しむようにはしています。米倉(涼子)さんからは「最初がそれ(蛭間の秘書)ってスゴイよ!」って言われましたけど(笑)、せっかくの機会なので思いっきり演じます。――では、田中さんが考える"魔性の女"とは、どういう女性でしょう?可愛い女性、だと思います。――意外な答ですね。私も最初、ミステリアスでアンニュイな雰囲気なのかなって思っていたのですが、冷静沈着というよりも、喜怒哀楽をはっきり表す人間らしさを持っていて、女性から見ても魅力的に見えつつ、男性を手玉に取る女性こそが魔性の女ではないのかと。ドラマを見て下さる人が里果にそういう魅力を感じてくれたら嬉しいですね。――ちなみに、田中さん自身は魔性的な要素をお持ちですか?私ですか……どう思います(笑)? こう見えてゲームやスポーツが大好きで。高校も女子校だったので、魔性的な要素はあんまりないと思います。――では、どんなタイプの男性が好きですか。友だちだったら同世代でもいいんですけど、やっぱり甘えられる、包容力を持った年上の男性の方が好きですね。自分より人生を経験されている方の話を聞くのが好きなんですよ。そういうことを隠さずに話してくださる方には男女問わず魅力を感じます。――ミス・ワールド日本代表からモデル、今年3月の女優宣言、そしてすぐに今回のドラマレギュラーと、順調な滑り出しですね。ミス・ワールドとして活動しながら演技のレッスンを受けているうちに「女優になりたい」という気持ちが高まっていきました。今は「よーい、スタート!」で踏み出した一歩目の足が宙に浮いたままの状態というか、これがどう着地するか、ですよね。何より目の前のことで一杯なので、2、3年先のことなんてまったく想像もつきません。――集中力がすごいのでしょうか?小さい頃から何事も始めると集中するタイプなんです。読書しかり、ゲームしかり(笑)。「やる」と決めたらもうとことんまでやる。芸能界に入るにあたって両親もキチンと説得しました。私の中の判断基準は「後悔するか、後悔しないか」なんです。たとえ困難が待っていても、後悔しない方を常に選びたいですね。――さきほど、小さい頃は活発だったとおっしゃってましたが。出身が静岡県の浜松市でして。校庭にイノシシが走って事件になるくらいのところで育ち、よく走り回っていました。常に生傷の絶えない少年みたいな女の子で、高校生になってメイクを覚えたくらいです。でも、それなりに適応力はあると思います(笑)。●ゲームの話をすると止まらないんです――本格的に芝居に取り組んでみて、感じたことは?末っ子だったので、わりと要領よく育ってきたつもりだったんですけど、やっぱり難しいですね。よく言われますが、演技に正解ってないじゃないですか。「自分を出せ」って言われても、どうやっていいのか分からない。それが今、一番の試練ですね。自分なりの正解を見つけている途中です。――でも、そういう経験を通じて自分自身と向かい合うことも増えたのでは?増えましたね。今まで自分が避けて通っていたような自分の問題点とか、性格とか。見えるところだけキレイにしておけばいいやっていうところとか、すぐ拗ねちゃうところとか(笑)。私ってかなりの気分屋のくせに集中力がすごくて、母からはたまに「スイッチ入ると手がつけられない」とか言われます(笑)。切り替えは早いので、それをうまく演技に活かせるといいですね。――ところで、趣味であるゲームについてもう詳しく聞かせて下さい。小さい頃、RPGで兄にレベル上げを任されていたのが最初の記憶です(笑)。学校から帰ってきたお兄ちゃんに「5レベル上がったよ!」ってうれしそうに報告してました。FFシリーズ、パソコンゲームの『undertale(アンダーテール)』、『ぼくのなつやすみ』とか『どうぶつの森』も好きですね。つい先日に買った『クロノ・トリガー』は好きなゲームトップ3に入るほど好きなゲームです。――なかなか渋いセレクトですね。ピアノをやってたこともあってゲーム音楽も好きだし、新作ゲームの発表会見をネット中継で見たりしてます。制作者の裏ばなしも大好きで、「このゲームのテーマソングは、高校生の時に亡くなった友だちに捧げた曲で……」なんて話を聞いたりすると、もう感情が高ぶってしまって。すみません、ゲームの話をすると止まらないんです(笑)。――話を戻しまして(笑)、ミス・ワールド日本代表にも輝いた田中さんの考える「美しさ」とは、どういったものでしょう。ミス・ワールドの時は、130カ国から集まった代表の人たちと1カ月共同生活をしたんですけど、その時「自分を認めている人」がすごい素敵だなって思いました。――それはまたどうして?それだけの国の人が揃うと「美」の基準も当然まったく違うんですよ。そういった肌の色や体型などの「違い」を認め、受け入れている人がすごく魅力的に映りました。私もそうなんですが、つい他人と比べて卑屈になってしまいがちなんです。でも、それって実は自分を認めてないということなんですよね。自分を認められれば、他人のことも認められる。短所やコンプレックスを堂々と言えて、それを逆に魅力に変えているような人になりたいって思います。――自分をありのまま受け入れる、ということですね。はい。今まで親や周りの方から「素直じゃない」「すぐ拗ねる」「強がり屋」って言われても、決して認めませんでしたが、最近「そう……かな」と少しずつ受け入れるようになってきました(笑)。そこからどうするかはちょっと置いておいて、まずは認めるようになりましたね。――では最後に、名前に使われている「道」の字ですが、女性にはちょっと珍しいかなと思ったのですが、ご自身的にはどう思いますか。小さい頃は大嫌いでしたけど、小学4年の道徳の授業で自分の名前の由来を調べた時、「自分の"道"を行く"子"」と父が名づけてくれたことを知ってからは大好きになりました。そう言われたらもうやるしかないな、と(笑)。今までの人生、節目節目でいろいろな選択がありましたが、自分で道を決めて来れたのも、この名前のおかげだと思ってます。――これから先、女優という長く険しい「道」を進んでいくわけですが……。そうですね! 今後はいろいろなお仕事のひとつひとつが経験値になると思いますし、そうやって進んでいきながらレベルアップしていきたいです。――そのために心がけていることは?失敗する時は思いっきり失敗しよう、と思ってます。たとえば現場で「いやいやいや、そんな秘書いないから!」って言われてもいいから、私がいいと思ったら挑戦してみたいです。怒られるのはすごい苦手なのですが(笑)、ダメだよとはっきり言ってもらえるのは新人の今しかないですし。失敗を恐れず、ダメ出しをいただきながら進んでいきたいですね。
2016年10月26日女優の米倉涼子が4日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系主演ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(13日スタート、毎週木曜21:00~21:54)の制作発表会見に登場。激励に駆けつけたリオ五輪柔道金メダリストのベイカー茉秋選手の筋肉を触って「柔らか~い!」と大はしゃぎした。フリーランスの天才女性外科医・大門未知子(米倉)の活躍を描いた人気医療作品で、第4シリーズとなる今作。ベイカー選手は、金メダルにちなんだゴールドの花束を米倉に贈呈し、出演者たちは立ち上がって迎えた。そんな米倉に負けじと、西田敏行も、前のめりでベイカー選手にボディータッチを開始。泉ピン子も「きれいな顔ねー。オバチャンは大好きよ。足も触っちゃった!」と、ベテラン陣が生ベイカーに大興奮となった。また、米倉からベイカー選手に、今シリーズのイメージカラーである紫の花束をプレゼント。受け取ったベイカー選手は「米倉さんの『失敗しないので』という名言が好きです。秋のドラマで金メダルを取れるよう、僕も毎週見て応援します」とエールを送った。米倉は「私は向かってくるものが大きいほど、ヤル気が出る性格。なので、未知子の敵を演じられる西田さんとピン子さんとの共演も、すごく楽しみにしていました」とワクワクしている様子。最近は道を歩いていて「あ、大門未知子だ!」と声をかけられる方が多いそうで、そんな自身の代表作を「今回も申し分ない仲間たちに囲まれながら、一匹狼を貫いていきたいと思います」と意気込んだ。
2016年10月05日木曜ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の制作発表会見が10月4日(火)、テレビ朝日にて開催され、主演の米倉涼子、出演の泉ピン子、西田敏行、田中道子らが登壇。泉さん、西田さんのベテラン2人が軽快なトークを披露して、会場を沸かせた。同ドラマは、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進むフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉)が、手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描く人気医療シリーズ最新作。2年ぶりに連続ドラマで復活する同作では、医療の本質を見失って「病院の格付け」に躍起になる“白い巨塔”に、未知子がメスを入れる。未知子に積年の恨みを抱く東帝大学病院の新病院長・蛭間重勝を西田さんが、東帝大学病院の新副院長・久保東子を泉さんが演じる。白衣姿でレッドカーペットを颯爽と駆け抜けて登壇した米倉さんは、「相変わらず、ドクターX・大門未知子をやらせて頂きます。今回も申し分ない仲間たちと一緒に一匹オオカミを貫いていきたいと思います」とあいさつ。「もはや米倉涼子が大門未知子なのではなくて、大門未知子があるから米倉涼子みたいな感じになっているのではないかなと思っています。道を歩いていても、『大門未知子だ!』と言われることが多いので、今後も大事にしていきたいと思います」と、大門未知子への愛着を言葉にした。泉さんが演じる久保東子は、大門未知子にとって“シリーズ史上もっとも危険で、最強の敵”という。米倉さんと火花を散らすことになる泉さんは、マイクを持つと、「ドクターX」シリーズの大ファンであることを明かした。「そこに自分が入って出ているというのがまったく夢のようです。願っていれば通じるのだな」と目を輝かせた。さらに、「他局から木曜9時に引っ越して参りました」と、長年に渡り同じ時間帯で放送されていたドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)を引き合いに出して笑いを誘った。ミス・ワールド2013日本代表でモデルとして活躍している田中さんは、同作で女優デビューを果たす。田中さんは西田さんが演じる蛭間の秘書・白水里果役だが、泉さんは、西田さんと田中さんの共演シーンの撮影を見ていたようで、「この前、見ていたら、ちょこっとの里果ちゃんの名前をフルネームで呼んだり、役を大きくしてくれていますね、西田さんが」とコメント。泉さんは、西田さんの田中さんに対する「愛情をすごく感じました」といい、「(田中さんが)綺麗だからですよ。これが私だったら言いません」とふくれっ面。泉さんの言葉を聞いた西田さんは、満面の笑みを浮かべて「おっしゃる通りです!」と同意し、一連のやり取りが笑いを誘った。イベントには、出演の内田有紀、岸部一徳、草刈民代、滝藤賢一、吉田鋼太郎、生瀬勝久、勝村政信も出席。リオ五輪で金メダルを獲得した柔道男子90キロ級のベイカー茉秋選手がサプライズで登場し、米倉さんに花束を贈呈した。木曜ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系/木曜午後9時)は、10月13日(木)スタート。(竹内みちまろ)
2016年10月04日ロックバンド・黒猫チェルシーの渡辺大知が、テレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の13日放送の第1話に、ゲスト出演することが1日、明らかになった。同局のドラマ初出演で、主演の米倉涼子と初共演となる。渡辺が演じるのは、摘出困難な脊索腫を患って、今シリーズの舞台である「東帝大学病院」に入院するIT社長・一木淳役。主演映画『色即ぜねれいしょん』(2009年)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した渡辺だが、米倉、西田敏行、泉ピン子、生瀬勝久、吉田鋼太郎といったキャスト陣に囲まれて、「こんな環境は初めて…!」と緊張を見せた。それでも、「あんまりすごい、すごいとばかり思っていると、完全に飲まれちゃってダメになる。なので、自分が混ざることによって"いい違和感"を作ることを楽しもうという気持ちで臨みました」と、撮影への心構えを紹介。米倉に対して「ドッシリしてるな」と印象を語り、「演技だけじゃなく、普段の立ち居振る舞いからも度量を感じて、女性も憧れる女性なんだろうな」と想像した。一木は、東帝大出身でありながら、地に落ちた東帝大ブランドにしがみつく医師団を冷やかな目で見るというキャラクター。そんな一木が提示した手術の条件が、東帝大を大きく揺さぶることになる。
2016年10月01日モデルで女優の田中道子がこのほど、10月13日スタートのテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(毎週木曜21:00~21:54)の撮影が行われている都内のスタジオで取材に応じ、主演の米倉涼子に「初めて(のお芝居)で西田(敏行)さんを手玉に取る役なんてすごい!」と目を丸くされたことを明かした。同ドラマは、フリーランスの天才女性外科医・大門未知子(米倉)の活躍を描いた人気医療シリーズ。ミス・ワールド2013日本代表で、今年3月23日に"女優宣言"して女優の道に入った田中が挑むのは、未知子の宿敵で、東帝大学病院病院長の蛭間(西田)の秘書兼愛人・白水里果役だ。ドラマ初出演にして"才色兼備の魔性の女"という難しい役どころに挑む田中は「役作りでは、まず私が所属する事務所の秘書の方々を見てしぐさを研究しました」と説明。愛人の役作りについては「私が愛人だったらどうなるのだろうと想像力を働かせつつ、指導の先生と相談。さまざまなアイデアを出しながら自分なりに固めました」と明かした。所属するオスカープロモーションの先輩でもある米倉については「未知子と同じように見た目が少し強さを感じられる印象ですが、実は気さくな方」と解説。「私は周囲からは『キツそうに見える』と言われることがあるので(笑)、そんな外見をいかしたお芝居をするという意味でもとても参考になりますし、米倉さんのいい意味で肩の力が抜けた気楽な感じもマネしていきたいです」と尊敬の思いを表した。ちなみに米倉からは「初めて(のお芝居)で西田(敏行)さんを手玉に取る役なんてすごい!」と声をかけてもらったそう。「実際に西田さんを前にすると、幅の広い演技力や存在感に圧倒されて、とても手玉に取るどころでは(笑)」と反省しきりだが、「役の上ではしっかりと手玉に取っていきたいです」と意気込みを語った。西田と言えばアドリブの多さでも知られるが、田中も初日にその洗礼を受けた様子。「現場で私がムチャぶりをされる光景を夢に見るほど」と冗談めかして語った。また、自身の初現場での出来栄えは「75点」で、「私があがり症なのですが、よく緊張で吐かなかったなと(笑)」とおどけて、取材陣を笑わせた。将来の夢は、大好きなアクション映画に出演してレッドカーペットを歩くこと。本作の出演後には「女優として一皮も二皮もむけていたい」と笑顔も見せてくれた。
2016年09月30日女優の泉ピン子が、10月13日スタートのテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(毎週木曜21:00~21:54)に出演することが21日、明らかになった。"シリーズ史上、もっとも危険で、最強の敵"となって、主演の米倉涼子演じる大門未知子と対決する。泉が演じるのは、今回の舞台となる東帝大学病院で、かつて婦人科部長にまで上り詰めた久保東子。出世争いに破れて渡米し、兄の久保茂(竜雷太)も病院長の座を奪われてしまった恨みを糧に、副院長となって日本の医療会に復帰し、新院長・蛭間重勝(西田敏行)の足を引っ張ろうとする役柄だ。東子は、日本の大学病院の腐敗ぶりをぶった斬る未知子と、一度は意気投合するが、未知子が自分の思い通りに動かないことに激しく激怒。一歩も譲らない女同士がバトルを繰り広げていくことになる。同シリーズの大ファンだという泉は「うれしいですね~。なにせ同じ白衣を着る役でも、この前までは(『渡る世間は鬼ばかり』で)ラーメンを運んでいた身ですからね(笑)」と大喜び。米倉については「やっぱりカッコいいですね。背も高いし、サッパリしていて男前! 本当にすてきな女優さんです」と絶賛し、「私も初心に戻って臨んでいますから、ぜひともたくさんの方に見ていただき、このチームの力と情熱を感じていただきたいです」と話す。一方の米倉は、泉を「怖い方なのかなぁ…」と思っていたそうだが、実際に会って「撮影初日から他愛もない話で盛り上がらせていただきました」と意気投合。「演じていても面白い!」と手応えを感じているそうで、「まるで土俵の上で相撲を取り合っているような、いいぶつかり合いができそうで楽しみです」と期待を語っている。
2016年09月21日ミス・ワールド2013日本代表の田中道子が、10月スタートのテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(毎週木曜21:00~21:54)に出演することが6日、明らかになった。田中は、今年3月23日に女優宣言し、今回初めて芝居に挑戦。主演の米倉涼子演じる未知子が派遣される「東帝大学病院」病院長・蛭間(西田敏行)の秘書である白水里果を演じる。白水は、表向きは蛭間に忠実に尽くす才色兼備な女性だが、実は金とステイタスが大好きで、蛭間を手玉に取る魔性の女という役どころ。田中は「悪女役というものをやってみたかったし、演じ甲斐があるので楽しみです」と語っている。田中の事務所の先輩である米倉は「私が初めてドラマに出演したときは、田中さんほどセリフをもらえなかったんですよ」と振り返りながら、「大先輩である西田敏行さんのそばで勉強させていただけるなんて、すごくラッキーな役だと思うんです。この貴重な時間を無駄にしないように、思いっきり頑張ってほしいです!」とエールを送った。田中は、米倉のドラマを見て「私も女優になりたい!」と目指すきっかけになった人物だそう。『ドクターX』への出演は「芝居のレッスンは重ねてきて、自信はつけてきたけど、作品の大きさに、大丈夫かなと不安でいっぱいです」と本音を明かしている。
2016年09月06日俳優の西田敏行が10日、都内で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)の先行特別上映会に登壇し、生歌を披露した。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリと、彼をとりまく動物たちとの絆や葛藤を描いた物語。壮大なジャングルや表情豊かな動物たちなどモーグリを除いた全てがCGで表現された映像美と、感動的な成長ストーリーが話題を呼び、全世界興収10億ドル(約1,000億円)に迫るヒットを記録している。日本語吹き替え版で陽気なクマのバルーの声を担当した西田は、「(ジョン・ファヴロー)監督は、宮崎駿さんの"トトロ"をイメージしてバルーを作った。僕もトトロはありだなと思った」と明かし、「隣にいつもいる。いても役に立つわけじゃないけど、いないと寂しい。そういう存在と理解しています」と語った。西田は、今年1月末にベッドから転落して頸椎を亜脱臼し、4カ月の入院生活を余儀なくされた。この日のイベントで杖をついて登場したが、「退院してから最初の仕事がこのバルーだった」と話し、「病院でも歌の練習をして、看護師さんが『いい歌ですね』って。ベッドの上で踊ってましたから」と告白。「とても楽しく覚えさせてもらった」と振り返った。そして、司会者から「もしよければ…」と歌の生披露をお願いされると、「わかりました」と快諾。劇中歌の「ザ・ベアー・ネセシティ」を歌うと手拍子が沸き起こり、会場は陽気な雰囲気に包まれた。オオカミのラクシャ役の宮沢りえも、「西田さんが歌ってくださって、空気がパッと変わった」と感激していた。先行上映会には、西田、宮沢のほか、黒ヒョウのバギーラ役の松本幸四郎、トラのシア・カーン役の伊勢谷友介が出席した。
2016年08月10日女優の宮沢りえが10日、都内で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)の先行特別上映会に登壇した。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリと、彼をとりまく動物たちとの絆や葛藤を描いた物語。宮沢は、モーグリに深い愛情を注ぐ母親オオカミのラクシャ役の吹き替えを担当した。宮沢は、真っ白なワンショルダーのセクシードレスで登場。演じたラクシャを一言で表現すると「博愛」と答え、「オオカミである自分の子供と同じように(人間のモーグリを)育てて、分け隔てなく愛せる愛の深さを表現するとしたら"博愛"」と説明した。そして、「"博愛"という言葉がとても好きで、常にそういう気持ちを持っていたいなと思っている」と告白。「自分の娘だけではなくラインを越えて人を愛せるようになりたいという欲望と共にこの言葉にしました」と加えた。また、「モーグリのようにジャングルでひとりぼっちになったらどうするか?」と聞かれると、「音楽とユーモアがあれば生きていけると思っているので、楽器になるようなものを見つけるか作るかします」と返答。さらに、「ジャングルに似合うファッションも考えて、葉っぱで洋服を…」と続けた。トラのシア・カーン役の伊勢谷友介は、「必要なのは音楽なのかな!?」と指摘し、「葉っぱで洋服」発言にも大爆笑。宮沢は「一人で落ち込んでいくとよくないですから何事も楽しむ! その第一として"音"」と説明し、「そこに生き物がいるとしたら、その言葉を覚えたい」と加えた。先行上映会には、宮沢、伊勢谷のほか、黒ヒョウのバギーラ役の松本幸四郎、クマのバルー役の西田敏行も出席した。
2016年08月10日俳優の西田敏行が8月10日(水)、都内で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』の先行上映会に出席。頸椎亜脱臼と胆のう炎摘出手術のため4月から休養に入っていた西田さんは、「病院のベッドで歌の練習をしていた」と歌うクマ役への準備を明かした。ウォルト・ディズニーの没後50年を迎えた今年、ウォルトの遺作である名作アニメを『アイアンマン』のジョン・ファヴロー監督が映画化。生後間もなくジャングルに置き去りになった人間のモーグリが、森の掟に従いながら、動物たちと成長を遂げる。舞台挨拶にはクマのバルーを演じる西田さんに加えて、日本語吹き替えキャストの松本幸四郎(黒ヒョウのバギーラ役)、宮沢りえ(オオカミのラクシャ役)、伊勢谷友介(トラのシア・カーン役)が出席。ヒット祈願の鏡割りをはじめ、猛暑を吹き飛ばそうと、氷でできた映画特製のプレートとともに写真撮影を行った。幸四郎さんは「同じディズニーの『アナ雪』に負けないように頑張りました」と、娘の松たか子さんに対抗心を燃やし、「初めての声優でなかなか難しかった。バギーラは愛ある師。無償の愛を人間の少年に捧げたいと思った」と役作りをふり返った。宮沢さんも「ラクシャを一言で表すと、博愛。自分の(オオカミの)子どもと分け隔てなく、モーグリを愛している」と母親のまなざし。伊勢谷さんは「シア・カーンは自分の恐れを暴力で抑えている。100年前に生まれた物語だが、いまの時代にも共通している」と分析した。また、西田さんは自身が演じたバルーについて「トトロみたいな存在」と語り、「監督さんもトトロをイメージしていたと聞いて、(演じる上で)『それもありだな』と思いました。そばにいて、役に立つわけじゃないですけど(笑)、いないとさみしいキャラクターです」とニッコリ。司会者からのムチャぶりで、劇中歌の一節を歌い上げる一幕もあった。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月10日日本公開をいよいよ来週に控えた『ジャングル・ブック』から、「Little Glee Monster」が歌うキャンペーンソング「君のようになりたい」で彩られた、主人公モーグリの大冒険とジャングルの仲間たちのキュートさが満載のとっておきの特別映像がこのほど解禁となった。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリの前にある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる…。果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか? それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか――?ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年・モーグリを主人公に、自然の掟と共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを謳いあげる感動の生命の讃歌『ジャングル・ブック』。本作の日本語版吹き替え版には、松本幸四郎、宮沢りえ、伊勢谷友介、西田敏行ら豪華キャストが出演していることでも話題だ。日本公開に先立ち、全米ではすでに公開されており、叫びたくなるほどの感動と現実以上にリアルに描かれたジャングルと動物たちの演技、そして演技経験ゼロにも関わらず、その圧倒的な潜在能力とキュートな魅力で見事モーグリ役を射止めたニール・セディの見事な演技が話題となり、全世界興行収入は10億ドルに迫るメガヒットに。また、全米屈指の批評家サイトとして有名な「Rotten tomatoes」では、94%もの高い評価を維持し続けている。今回到着したのは、いきなりクマのバルーの鼻のどアップから始まる特別映像。一緒に遊びたい気持ちを抑えきれずに、モーグリの周りを走り回る子どオオカミの姿や、モーグリがバルーの大好物“はちみつ”を必死に取ろうと奮闘するシーン、そしてジャングルで生きる厳しさを厳しく、時に優しく教えてくれる大好きな黒ヒョウのバギーラに愛情たっぷりに抱きつくシーンなど、本作に詰まった楽しさと可愛さがてんこ盛りの豪華ダイジェストとも言うことができる映像となっている。また、「Little Glee Monster」の「君のようになりたい」が本作に彩りを添え、さらには劇中ではあまりフォーカスされない“コビトイノシシ”や“耳長トビネズミ”も登場しており、映画本編とはまた一味違った楽しみ方もできる。本作の動物達は、途方もないリサーチをもとに、最先端の映像技術を使用するとういうスタッフたちの血の滲むような努力の結果誕生している。ジョン・ファヴロー監督は「『この映画にはモーグリは一体どうなってしまうのだろう?』と思って拳が白くなるまで手を握り締めてしまうようなシーンがたくさんあります」 と明かす。本作をより楽しめること間違いなしの本映像。この映像を見ながら、もうすぐ公開される本作を待っていて。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月02日東京・歌舞伎座で27日、ディズニー映画『ジャングル・ブック』のジャパンプレミアが行われ、来日中のジョン・ファヴロー監督、主人公モーグリ役のニール・セディ、日本語吹き替えキャストの松本幸四郎、西田敏行、宮沢りえ、伊勢谷友介らが出席した。120年を超える歌舞伎座の歴史の中で、洋画のプレミアイベントが行われたのは今回が初めて。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリと、彼をとりまく動物たちとの絆や葛藤を描いた物語。作品のテーマである"生きる力"と、歌舞伎座のコンセプトである"生命の躍動"が共通するとして、同施設初の洋画プレミアが実現した。この記念すべき日に、歌舞伎座の外観はグリーンにライトアップ。本作の舞台であるジャングルを表現した。黒ヒョウのバギーラ役の吹き替えを担当した松本幸四郎は、「今ここにいらっしゃる皆さまの中で一番信じられないのは僕だと思います。一番奇跡に近いものが起こったと思ったのも私です」と興奮気味に話し、「原作を読み、ディズニーのアニメも見ました。本当に優れた良い古いものは新しい。この歌舞伎座で『ジャングル・ブック』が上映されるということは、そういう意味で感無量でございます」と感激。「最後まで感動が走ります。ここにいらしたお客さまのお胸の中にぽっと温かい灯火がともってお帰りになると信じています」と熱く語った。母親オオカミのラクシャ役の宮沢りえは、「いつも観客の側で拝見させていただいている舞台の上に、しかも女性が舞台に立つのはなかなかないと思うので大切な一日にしたい。立った瞬間の気持ちは一生大事にしようと思います」と話し、この日が手術後初のイベント出演となったクマのバルー役の西田敏行も「日本の伝統芸能である歌舞伎の殿堂・歌舞伎座でディズニーワールドが楽しめるって、日本でしか味わえない世界」と興奮していた。そして、ジョン・ファヴロー監督は、「光栄です。日本の文化にこの作品を受け入れていただけてうれしい」と感激し、「美しい。建築も素晴らしい」と歌舞伎座に魅了された様子。また、「アメリカで私が尊敬しているフィルムメーカーたちも日本の映画を愛して影響を受けています。この『ジャングル・ブック』もそういった影響をご覧になっていただける。私は黒澤明監督や宮崎駿監督らのイマジネーションに影響を受けています」と日本への思いを明かした。イベントには、プロデューサーのブリガム・テイラー、脚本家のジャスティン・マークスも登場した。
2016年07月27日女優の宮沢りえが27日、東京・歌舞伎座で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)のジャパンプレミアに登壇した。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリと、彼をとりまく動物たちとの絆や葛藤を描いた物語。宮沢は「モーグリに深い愛情を注ぐ母親オオカミのラクシャ役の吹き替えを担当した。シースルーのセクシードレスで歌舞伎座前に敷かれたレッドカーペットに登場した宮沢は、「歌舞伎座ということで、着物のラインに近いものを選びました」と衣装について説明。「いつも観客の側で拝見させていただいている舞台の上に、しかも女性が舞台に立つのはなかなかないと思うので大切な一日にしたい。この先ないと思うから立った瞬間の気持ちは一生大事にしたい」と語った。そして、本作について「自分が子供のころに楽しんでいた『ジャングル・ブック』が、今の時代に最高のCGの技術でよみがえった。きっと50年後100年後まで古くならず生き生きとしている作品」と太鼓判。「私はあまり自分が出ている映画は友達に『見に行きなよ』とか言えないタイプですが、この作品は120%の自信を持ってみんなにすすめられる映画」と熱く語った。その後、歌舞伎座の舞台に登壇。演じたラクシャについて、「私自身も娘がいるので、何よりも守るべきものがあるというのは共通点」とした上で、「すばらしく学んだと思うことは、抱きしめてあげる愛情も愛情ですけど、成長のために旅に出す厳しさを持つことも大きな愛情」としみじみ。さらに、「モーグリがいろんな葛藤や不安、挫折を乗り越えてどんどん輝いていくのを目の当たりにして、私もそういう深い愛情を持てる人間になりたいと思いました」と影響を受けたようだ。ジャパンプレミアには、宮沢のほか、来日中のジョン・ファヴロー監督、主人公モーグリ役のニール・セディ、ブリガム・テイラープロデューサー、日本語吹き替えキャストの松本幸四郎、西田敏行、伊勢谷友介が登壇した。120年を超える歌舞伎座の歴史の中で、洋画のプレミア上映が行われたのは今回が初めて。
2016年07月27日120年を超える歌舞伎座の歴史において初の海外映画の上映会となるディズニー映画『ジャングル・ブック』のジャパンプレミアが7月27日(水)に開催。来日中の主演ニール・セディ、日本語吹き替えキャストの伊勢谷友介、宮沢りえ、西田敏行、松本幸四郎らが出席した。ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリの成長や葛藤、動物たちとの絆を描いた本作。ニールが演じたモーグリ以外は全て、CGで描かれているということも大きな話題を呼んでおり、全世界ですでに9億ドルを超える大ヒットとなっている。ジョン・ファヴロー監督は歴史ある歌舞伎座でのプレミア上映について「光栄であり名誉に思います」と語り「私が尊敬するフィルムメーカーであるジョージ・ルーカス、フランシス・フォード・コッポラなどは、日本の映画を愛してきました。この映画もまた、黒澤明や宮崎駿といった日本の偉大な監督のイマジネーション、創造性に強く影響されていると言えます」と日本への思いを口にした。幸四郎さんは、歌舞伎役者として監督らを迎える側として、このイベントに特別な感慨を感じているよう。「胸がいっぱいで、感激しています」と語り、さらに「本当に素晴らしい古いものは新しい」とウォルト・ディズニーのアニメから実写として甦った本作、そして歌舞伎座にも通じるメッセージを呼びかけた。白いスーツで晴れの舞台に登壇したニールも歌舞伎座での舞台挨拶実施に「アメイジング!」と満面の笑み。撮影ではグリーンバックのスタジオで、ジャングルも動物もない中での演技を強いられたが「これまで演技の経験がなかったから『どうやって演じたらいいの?』ってところから始まったけど、隣にいる監督のジョンがすべてを教えてくれたんだ。おかげで、いまではまあまあ悪くない役者になれたんじゃないかな?って思ってるよ」と茶目っ気たっぷりに語り、観客のハートをわしづかみにしていた。ニールは、一番のお気に入りのキャラクターとしてクマのバルーの名を挙げたが、これにはバルーの声を担当した西田さんは大喜びで「Thank you!」。西田さんは、1月の頸椎の亜脱臼、そして5月の胆のう摘出手術後、公の場に初めて姿を見せたが、今回の仕事について「1月末に頸椎を亜脱臼して入院生活を余儀なくされましたが、退院後のすぐの仕事がこの作品でした。英語版を見て刺激を受けましたし、ニールが演じたモーグリが一人で頑張っているのを見てモチベーションが上がりました。健康なときだったら、もっといろいろ見せてやろうと思ったかもしれませんが、ケガをしてる中で、素直にバルーの良さを感じて、演じられたと思います」と語り、ニールに「もうマブダチです!」とほほ笑みかけた。杖をついての登壇となったが、報道陣からのケガの経過についての問いかけにも「万全です」と笑顔でうなずいていた。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月27日俳優の西田敏行が27日、東京・歌舞伎座で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)のジャパンプレミアに登壇した。西田は、4月に頸椎(けいつい)亜脱臼の手術、5月に胆のう摘出手術を受け、6月に『探偵!ナイトスクープ』の収録で仕事復帰。イベント出演はこの日が復帰後初となった。つえをつきながら登場した西田は、報道陣から体調について聞かれると「大丈夫です。万全です」と笑顔でコメント。「病院食でだいぶ痩せた。健康的に」と話した。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリと、彼をとりまく動物たちとの絆や葛藤を描いた物語。西田は、モーグリの一番の友達で陽気なクマのバルー役の吹き替えを担当した。「ニール(・セディ)演じるモーグリから刺激を受けた。初演技でCGの中で一人で頑張ったモーグリを見て、いろんな意味でモチベーションが高まった」と明かし、「健康体で見てたらもうちょっといろんなことをやってやろうと思ったかもしれないけど、ケガをしている状態の中で素直にバルーの良さを感じることができ、自分と重なるところがあった」と語った。また、「日本の伝統芸能である歌舞伎の殿堂・歌舞伎座でディズニーワールドが楽しめるって、日本でしか味わえない世界ですよね」と感激。「ぜひ映画館でご覧になってください。子供はいろんな情操を育んで、大人は生きるってなんてすてきなことなんだということを確認してください」とアピールした。イベントには、西田のほか、来日中のジョン・ファヴロー監督、主人公モーグリ役のニール・セディ、ブリガム・テイラープロデューサー、日本語吹き替えキャストの松本幸四郎、宮沢りえ、伊勢谷友介が登場した。
2016年07月27日グラビアアイドルの西田麻衣が、きょう18日深夜に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『EXD44』(毎週月曜24:15~24:45 ※一部地域を除く)で、一般男性の自宅で入浴シーンを自撮りする。この番組は、AKB48グループ総合プロデューサーの秋元康氏が企画監修を務め、"EXD44"と命名されたテレ朝の若手ディレクター11人が、映像コンテンツを制作するもの。今回は「あなたの家のお風呂入らせて下さい」と題し、Iカップグラビアアイドルの西田が、街行く寂しい男性に直接声をかけ、「今からあなたの家のお風呂に入れてください!」とお願いしていく。どんなお風呂かは、実際に行ってみないと分からないガチンコ企画で、西田は「すごい不安はあるんですけど、私でよければ頑張ります!」と強い決意で臨む。男性のOKが出れば、その家に直行し、西田は入浴してそのシーンを自撮り。寂しい男性を慰めるため、深い吐息を連発したり、胸の谷間も露わにして手ぶらを実況したりと、サービス精神旺盛で、男性はその音声を聞いて妄想を膨らませる。この自撮り入浴映像はスタジオで公開。MCのバカリズムとゲストの吉村崇(平成ノブシコブシ)は収録中であることを忘れ、「お~っ…これはエロい!」と興奮する。
2016年07月18日主人公の少年以外をすべてCGで表現した、最先端の映像テクノロジーによる感動作『ジャングル・ブック』。8月に日本公開を控えている本作だが、この度、本作のジャパンプレミアの全貌が明らかになった。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリの前にある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる…。果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか? それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか――?すでに公開されている全米では、全世界で9億ドル(約945億円)を超える大ヒットを記録。日本語吹き替え版では、松本幸四郎、西田敏行、宮沢りえ、伊勢谷友介らが声優を務めることでさらに日本公開に期待が寄せられている。そして今回、本作のジャパンプレミア開催場所として、“あふれ出す、生きる力”を描く本作に対し、“生命の躍動”を象徴とする「歌舞伎座」が選ばれた。120年を超える歌舞伎座の歴史の中で、洋画のプレミア上映が行われるのは初の試み。またこの日のために、監督のジョン・ファヴロー、主人公・モーグリ役のニール・セディも来日し、ジャパンプレミアに出席することも決定! そして、黒ヒョウのバギーラ役の松本さん、クマのバルー役の西田さん、母親オオカミ・ラクシャ役の宮沢さん、トラのシア・カーン役の伊勢谷さんらも歌舞伎座に集結。来日した2人共に、歌舞伎座入り口に敷かれるレッド・カーペットを歩き、ジャパンプレミアを華やかに盛り上げる。今回のジャパンプレミア実施にあたり、松本さんは「原作者キップリングが描こうとした愛の物語を、日本の歌舞伎座という伝統芸能の殿堂で上演できることをたいへん光栄に思います。そして、歌舞伎役者幸四郎が、声優とナレーターという素晴らしい経験をさせていただきましたことを誇りに思います」とその心境を明かした。当日は、歌舞伎座の外観にはジャングル風の装飾が施され、ジャパンプレミア開催中の夜間にはグリーンにライトアップも予定されているとのこと。2013年に世界に向けた日本文化の発信拠点として新たに生まれ変わった歌舞伎座。今回のジャパンプレミアは、日本の伝統芸能の象徴である歌舞伎座に新たな歴史を刻むことになるだろう。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月08日