若手実力派女優・二階堂ふみがドラマ初主演を果たす「がっぱ先生」が9月23日(金)に放送されることが決定。共演には坂口健太郎、大野拓朗、阿部サダヲ、岸本加世子ら豪華キャストが顔を揃えることも分かった。小学校の新米先生・村本愛子(二階堂ふみ)24歳。最初の挨拶で緊張のあまり、「一生懸命」を出身地の石川なまりの「がっぱ」と言い間違えて以来、“がっぱ先生”と呼ばれている。初めて担任する5年2組で、運動会のクラス対抗大縄跳びに向けて練習が始まる。活発な児童を中心に優勝を目指す中、繰り返し失敗してしまう男子児童・カツオ。あることがきっかけで運動が苦手だったカツオを、教頭や保護者からの希望もあって「応援係」とすることを決める愛子とクラスの児童たち。しかし、運動会の日が近づくにつれ、本当は全員で跳ぶべきなのではないか? と悩む愛子。本番まであと24時間。愛子と、5年2組の児童たちが出した答えとは…?本ドラマは、「みんなで跳んだ」(角川つばさ文庫)のエピソードを原案にして、アレンジを加え作成したドラマ企画。田舎育ちの新米女性教師が、都会の子どもたちやその親たち・教師たちと向き合いながら、持ち前の明るさと頑張りで空回りながらも奮闘する成長物語だ。主人公の青羽根小学校5年2組の担任教師・愛子を演じるのは、「そして、誰もいなくなった」でのヒロイン、今後は『SCOOP!』『何者』など公開を控え、いまドラマに映画に引っ張りだこな女優・二階堂さん。まじめで一生懸命な性格で、明るく話しやすい先生として生徒たちからも人気の先生という役どころだ。また、愛子と同じ出身で幼なじみの佐伯隆二役に、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」や、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の坂口さん。隆二は地元の高校を卒業後、上京し定職には就かずアルバイトをしながら生活。最近同棲していたカノジョにフラれたようで、愛子の住む部屋に突然現れたりも。愛子のよき相談相手でもある心優しい男でもあるのだが、フラフラして見えて愛子には少々ダメ男に見えているようだ。今回、ドラマ初主演&初先生役となった二階堂さん。「ずっとやってみたいと思っていた役柄でしたので撮影が楽しみ」と語り、「素敵なキャストの皆様と元気なクラスのみんな、そしてスタッフの方々と一緒にがっぱんなって(一生懸命頑張って)作品に挑みたい!!と思います。ご家族皆さんで楽しんで頂ける作品になると思いますので、どうぞお楽しみに!!」とメッセージを寄せた。また、坂口さんは「最初はがさつで適当そうな印象を持った佐伯隆二でしたが、その奥にある思いやりや、愛子への友情、そして悲しみを考えていると、とても愛しいキャラクターなのだと思いました。第2の目線にもなって、物語に色を添えられたらと思います」とコメントした。さらに、愛子が担任する5年2組の児童・大沢克夫の父、大沢仙太郎役に阿部さんが演じるほか、愛子の兄に大野さん、母に岸本さん、そして小学校教頭に近藤芳正らが登場する。金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「がっぱ先生」は9月23日(金)21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年09月07日主演に尾野真千子、共演に阿部サダヲ、佐藤浩市を迎えるドラマ「狙撃」が、この秋テレビ朝日にて放送されることが決定した。永瀬隼介による小説「狙撃地下捜査官」を原作に映像化される本作は、尾野さん演じる命知らずな女刑事が警察組織のヤミに挑む、濡れ場あり、アクションありのハードボイルドな警察ドラマだという。主演の尾野さんは1997年、当時中学生で河瀬直美監督の映画『萌の朱雀』の主演デビュー、同じく河瀬監督作品でカンヌ国際映画祭のグランプリに輝いた『殯の森』(2007年)で、主演女優として国際的な知名度を獲得。テレビドラマでは、2011年にNHK連続テレビ小説「カーネーション」の主役に、そして現在放送中の「はじめまして、愛しています。」では、血縁のない被虐待児の母親になるという難役を演じている。今回尾野さんが演じる女性刑事・上月涼子は、15年前、自分の身に起きたある事件をきっかけに、社会への憤りを胸に刑事になるが、上司との不倫で女性の自分だけが裁かれ、生きる意味を見出せないまま左遷先の所轄に勤務している。「死んでも自分以外悲しまない」と言う涼子は、危険な囮捜査にも犯罪者への制裁にも一切のためらいを見せない。「ブレーキを踏まない、バカな女」と評される涼子を、体当たりの演技が真骨頂の尾野さんが激しく演じる。15年前に起きた「次期首相候補狙撃事件」を監察官として捜査することになった涼子の前に現れるのは、様々な思惑を持った組織の人間たち。特に大きな存在として、阿部さん演じる貴島と佐藤さん演じる鎮目。隠し持っているUSBキーを狙う公安から、24時間体制で監視されている公安刑事の貴島。彼はもはや自分が逃げ切れないと最後の望みを涼子に託そうとする。恐怖に怯えながら正義を守ろうとする男の姿を、阿部さんが迫真の演技で魅せる。一方、佐藤さんが演じるスーパーエリート官僚・鎮目は「次期首相候補狙撃事件」に居合わせ、いまも未解決なこの事件の全貌を特務監察室の室長として、冷徹かつ残酷な手法で明らかにしようとする。しかしあるとき、涼子へ「俺の思う通りに動け」と特務監察官の任を命じる。涼子は、反目しながらも次第に事件の中枢へと近づいていくのだった。ほか、北村有起哉、小市慢太郎、眞島秀和、柄本明、鈴木杏、でんでん、長谷川初範、松重豊…と、骨太な芝居巧者たちが脇を固める。尾野さんは、本作についてその体当たり演技からか「いろんな方といろんな芝居ができとても楽しかったのですが、大変がほとんどでした(笑)」とふり返る。共演の佐藤さんについては「バカを言おうが真剣に話そうが、すべて受け入れてくれて、緊迫することが嫌いな私の無茶にも応えてくださり、本当に優しく包み込んでくれました」とコメントしている。また、涼子の役作りについては「あえて台本を読み込みませんでした。様々なことが起こる話なので、まず相手を見ようと。たとえば鎮目はどんな人なのか、読んでいるときに決めたくなくて、演じながら冷ややかな目で見てやろうと思って臨みました。なので、上月涼子はすごい冷ややかな目をした、でも熱いバカな女です」と明かしている。さらに濡れ場ありアクションありという、本作の見どころについては「私の濡れ場?はい、濡れます(笑)」とぶっちゃけ。「涙あり、アクションあり、人間ドラマあり、あっと驚く展開のサスペンスもありの、見ごたえのある大人なドラマになっています」とたっぷりなボリュームを感じさせ期待を煽った。共演の阿部さんも本作の見どころについては「走って逃げるシーンやアクションが多く、ハードな作品でした。こんなに骨太な作品は、僕にとってほぼ初めてに近いと思います。誰が正義で誰が悪なのか、ええ!?あの人!がみたいな展開が続いて、読んでいてもああこれは面白いなと思っていました」とコメント、そして佐藤さんは「僕の出演は、尾野真千子の結婚祝いです!尾野さんは、本番前と本番でパッとスイッチを変えられる稀有な女優さん。昭和的なハードさがある作品です。いまの社会では伝わりづらい部分があるかもしれませんが、日本的じゃないスケール感があるエンターテインメントとして楽しんでいただきたいと思います」とアピールした。ドラマスペシャル「狙撃」は、今秋テレビ朝日系で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年08月24日松尾スズキ演出のミュージカル『キャバレー』が来年1月より上演。主演にミュージカル初挑戦となる長澤まさみが決定した。同作は、クリストファー・シャーウッドの小説『ベルリン物語』とジョン・ヴァン・ドゥルーンの戯曲『私はカメラ』を原作に、1966年、巨匠ハロルド・プリンスがミュージカル化。ヒトラー政権の台頭へと向かう時代を背景に、ベルリンのキャバレー「キット・カット・クラブ」のデカダンなショーと、歌姫サリーをはじめとする人々の恋物語を、絶妙な構成で描く。日本では1982年の初演以来、様々な演出、キャストで繰り返し上演されている。松尾演出の『キャバレー』は2007年、松雪泰子、阿部サダヲ、森山未來、星野源らの出演で上演。10年ぶりのリニューアル上演となる今回の公演は、歌姫サリーに長澤まさみ、キャバレー、キット・カット・クラブのMCに石丸幹二、サリーの恋のお相手クリフに小池徹平を迎え、新演出でお贈りする。出演決定に際し、長澤は「ミュージカルの出演は今回が初めてなのですが、またひとつ女優として新たな一歩を踏み出してみたく、挑戦することにしました。以前から松尾さんの舞台に出るのが夢だったので、松尾さんの演出を受けられる事が今から楽しみです。経験豊かな共演者の皆さんにも助けをもらって素晴らしい公演になる事を期待して進んでいきたいです。不安やプレッシャーも有りますが、何よりも楽しんでより多くのお客様に松尾キャバレーを見て頂きたいです」とコメントを寄せている。ミュージカル『キャバレー』は2017年1月に東京・EX THEATER ROPPONGI、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場ホールで上演。2月より大阪、宮城、愛知、福岡を周る。
2016年08月08日物の形や見る角度などによって、本来の姿とは違ったものに見えてしまうということがありますよね。飛びかかるチャパカブラさん(@kaichikun)がTwitterに投稿した写真には、目を疑ってしまうようなものが映り込んでおり、 反響を呼んでいます。【全ての画像はこちら→】----------部屋でくつろぐ投稿者さんの後ろにはカーテン。ここから妙な視線を感じたとのこと。え……誰かいる……?近づいてよく見てみると、なんとカーテンの“シワ”。シワと言われても簡単には信じられないようなリアリティです。見た瞬間、思わず悲鳴を上げてしまってもおかしくはありません。投稿には「どう見ても顔にしか見えない」「これはもう完全に幽霊」など、恐怖を感じたというコメントが多数集まっています。ちなみに、このシワが俳優の阿部サダヲさんそっくりに見えるのは私だけでしょうか。全ての恐怖画像は、関連記事の『【恐怖の心霊画像】視線を感じて振り返るとカーテンに人の顔が…』からご覧ください♪それにしても、偶然できたシワとしてはあまりにも怖すぎますね……。●文章/パピマミ編集部
2016年08月03日2度目に訪れた新潟は梅雨のまっ只中。降り立った長岡駅でプティローブノアー(petite robe noire)デザイナー阿部好世さんと待ち合わせをして、阿部さんのルーツを辿る短い旅に出ました。阿部好世さんが2009年に設立したブランド・プティローブノアーは、日本製へのこだわりと、“古いものと新しいものをつなぐ”という考えのもとにものづくりを行って今年で8年目を迎えました。ここ新潟県長岡市には阿部さんが、ものづくりを仕事にしたいと決めた、原点とも言える場所があります。ー高校時代にはどんな思い出がありますか?阿部さん: ものを細々と作ることはどうやら小さい時から好きだったみたいで、高校時代に自作のフォトフレームやヘアピンをラッピングして友達にあげたりしていたようです。そこから派生して、将来的にものを作りたい、アパレルの仕事に携わっていきたいと高校生の時に意志を固めたことをはっきりと覚えています。この学生時代には、今の私を築く思い出たくさんあります。当時、私の尊敬する先輩から「自分の引き出しに好きなことを沢山蓄えていることが、デザインの仕事をしていくためには何よりも重要だよ」と言われたことがあって、その時に自分のアイデアを持つ重要性について考え始めました。それから、“好き”と感情が揺れること、心に引っかかることが大切だと思って、雑誌の好きなページや好きな柄、好きな言葉など気になるものは何でもクリッピングしたり、押し花をしたり、意識的に“好き”を収集していきました。集めるだけではなくて、“何故好きなのか”を自分で明確に頭の中で整理もしていました。そんな自分の“好きなもの”を集めた結果、今現在暮らしている忙しい東京の暮らしの中でも、いつか見た、見渡す限りに広がっていた山林に突然現れた紫色の花畑や、静まり帰る夕方に生い茂る誰もいない森、赤く染まった朝焼けなど、つい忘れてしまっていた、ここで育ったからこそ感じ得た感動がフラッシュバックすることがあります。広がる田園風景の中を歩きながら当時の思い出を巡ります。阿部さん: 東京に出てきて初めて、生まれ育った場所の環境的豊かさに気がつきました。いつも側に自然があることや、水や空気が違うこと、星が綺麗に見えることなど。今、制作でデスクに向かってデザインを考える時は、ふっとそういった「自然」を自分が根底に求めていることに気がつきます。“花のモチーフ”とか、“葉っぱ”とかそういう発想という意味ではなくて、デザインに直結しないもっと深いクリエーションの源になる部分の話です。歳を重ねると見るものも考え方も変わるけれど、若い時に経験して今もまだ記憶に残っていることって、当時それだけ気持ちが振り切れたということだと思うから大切にしていきたいと思っています。そういうものをこの土地では沢山見てきたし、経験をしてきたと思います。ー最近は、より地域に根ざしたものづくりに着目していると伺いました。阿部さん: 考え方としては設立当初からのテーマでもありました。私はそこでしかできない事、その環境で生きている人によって、そこでしか成り立たないものに意味があるのではないかと思っています。単体で考えれば世の中には既にものが溢れきっているけれど、「本来何故そこでものが生まれたのか?」と、その土地土地というフィルターを通せばものづくりの意味を感じることできると思います。例えば、水が綺麗な土地でないと染色をする上で良い色に染め上がらないとか、ものづくりってそもそもそういうところがあって、だからこそ地場の産業が栄えたりしていますよね。実際にその土地に行けば肌で感じられるその理由も、ものだけで切り取ってしまうと感じにくくなってしまうこともあります。極論を言うと、そこの地域でしか会えない人を目がけて自分が動いている。または、その相手と関わることで自分も動かされる、そんな感覚です。その人じゃなきゃできない、そこでしかできないものづくりをこれからも行っていきたいと思っています。ー徐々に拡大している事業ですが、今に至るまでのビジネスプランは昔から思い描いていましたか?阿部さん: 全くです。高校生の時にどこかの組織には属さずに働いていきたいと決めてから、設立当初は一人でブランドを担っていこうと思っていました。今は、自分に負けない強さを根底に持ちつつも、仕事で関わる方々、自社のチームのメンバーのおかげで一緒に良いものづくりができています。自然と“輪”が広がるように色んな人と人とがつながりで仕事をさせてもらえる事にも大変感謝しています。お客様には、“どれだけ驚きを与えられるか?”を念頭に置いて、自分も今まで見たことが無いものをつくる、良い意味で裏切られる想定外のものづくりを目指しています。「わ、綺麗」、その一方で「うわっ」と最初は思われるかもしれないけれど、あとからその良さがじわじわ分かってもらえたらいいなと思っています。その両極端が無いと、真の感情は動かせられないと思っています。7月20日から8月1日まで、伊勢丹新宿本館3階のウエストパーク/プロモーションに、プティローブノアーのポップアップショップ「Circle of pieces ー プティローブノアーからつながるコトゴト」がオープンする。このショップには、プティローブノアーが鎚起銅器職人の渡辺和也さんやカフェ・ツバメコーヒー、G.F.G.S.など新潟に根付く職人や企業とコラボレーションしたアイテムがそろいます。【イベント情報】「Circle of pieces ー プティローブノアーからつながるコトゴト」会期:7月20日~8月1日場所:伊勢丹新宿本館3階のウエストパーク/プロモーション→次はG.F.G.S.代表の小柳雄一郎さん×阿部好世さんの対談へ。→目次へ戻る。
2016年07月16日阿部サダヲが5月25日(水)、都内で行われた主演作『殿、利息でござる!』のヒット御礼舞台挨拶に登壇。「いままで以上にいっぱい宣伝をしたが、シニア世代の方に『新、お江戸でござる』って言われて。まだ宣伝しないと…」と意気消沈し、ファンの笑いを誘った。江戸中期の実話を原作に、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、庶民が「殿さまに金を貸し付け、その利息を巻き上げる」という奇策に打って出る。5月14日に全国公開された本作。松竹によると24日(火)までに、動員56万人、興収6億7,000万円を突破している。舞台挨拶には阿部さんに加えて、主人公の妻役を務めた竹内結子、メガホンをとった中村義洋監督が登壇。金集めに奔走する主人公を演じる阿部さんは、「幅広い世代の皆さんに見ていただけて、すごくうれしいです」と会心の笑みを浮かべたが、竹内さんは「この映画“は”大好きです」と思わせぶりな挨拶。竹内さんは『残穢【ざんえ】―住ん ではいけない部屋―』で中村監督とタッグを組んだばかりで、「ホラーが本当に苦手みたい」(中村監督)、「オススメしたいのはどっち?」(阿部さん)とイジり倒した。当の竹内さんは「心からオススメしたいのは、こちら(笑)。今回は(取材を受けても)語れる要素がたくさんあって」とぶっちゃけて、阿部さんから「要は『残穢』は語れる要素がなかった?」とダメ押しのツッコミを浴びていた。『殿、利息でござる!』は全国公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日第69回カンヌ国際映画祭『ある視点』部門に出品されている是枝裕和監督の『海よりもまだ深く』の初日舞台あいさつが5月21日に、東京・新宿ピカデリーで行われ、阿部寛、真木よう子、樹木希林が登壇した。舞台あいさつ/その他の写真小説家を目指すも一向に開花しないバツイチ中年男と、そんな息子を深い愛で包み込む母の姿を感動的に描く本作。阿部ら登壇者3名に加えて、是枝監督がカンヌでの公式上映(現地時間18日)に立ちあったばかりだ。初カンヌから帰国した阿部は、「3日間の滞在でしたが、夢のような体験でした。一生忘れない」と感無量の面持ちで、上映後約7分間に及んだというスタンディング・オベーションを「本当にうれしかった。現地でもいい評判をいただいている」と振り返った。真木のカンヌ入りは、是枝監督の『そして父になる』以来2度目となり、「前回は連日の雨で、観光ができなかった。今回、晴天に恵まれて歴史ある街並みを見ることができて、うれしかった」とニッコリ。「予想をはるかに超える反応だった」とこちらも現地での高評価に喜びを示していた。一方、樹木は「ばあさんが行くところじゃない。もうヨレヨレ」と“希林節”で会場を沸かせ、「カンヌは評論家もお客さんも厳しいから、(ブーイングが起こったら)逃げる用意はしていた」。それだけに暖かな反応に安どした様子で、「やっぱり、カンヌでの是枝監督の評価がすごい」と尊敬の念。阿部も「向こうで一番人気があったのが是枝監督。改めてすごいなと思った」とうなずいていた。『海よりもまだ深く』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年05月21日『武士の家計簿』で注目された歴史学者・磯田道史氏の著作『無私の日本人』(文春文庫)に収録された逸話を映画化した『殿、利息でござる!』が公開。官位昇進を狙う殿様が賄賂や付け届けで散財し、金欠となった仙台藩から重税を課せられた町民が妙案をひねりだして、搾取される側から搾取する側への立場逆転を試みる!「うっそ~」な発想と展開ゆえに脚本家の創作と思いきや、これが本当にあったオモシロいい話。まず押さえておきたいのが、物語の背景。宿場町である吉岡宿が仙台藩から伝馬役を仰せつかって150年あまり。このお役目は参勤交代などの際にお上の荷物を宿場から宿場に運ぶお務めではあるけれど、半独立領主の領地内にある吉岡宿はすべての経費を町で負担しなければならない。使役馬の購入・育成費用や人足らに支払う人件費は膨大なのに藩からの助成金はゼロなので、貧しい町民はますますジリ貧に。江戸中期になると、“貧しさに負けた”と夜逃げする町民が後を絶たず、残った町民の負担が倍増という負の連鎖で、吉岡宿は破綻寸前!?活気を失った町の状況を憂えたのが、造り酒屋・穀田屋の十三郎(阿部サダヲ)。彼は、町一番の知恵者・菅原屋篤平治(瑛太)の「殿様に大金1000両(3億円くらい)を貸し付けて、毎年の利息100両で伝馬役の経費を担いましょう」という奇策を実現させようと立ち上がる。打ち首マストの計画は、最初から最後まで波瀾万丈。賛同する仲間探しに始まり、貸付金の資金繰り、決死の思いで届けた嘆願書は小役人にたらい回しにされ、藩の財政担当者からは無理難題を突きつけられ…。演出のない現実こそが本当のドラマと思わせるハラハラな展開に、観ている側の気持ちも上がったり下がったり。紆余曲折を味わう穀田屋たちを見ながら、気づかぬうちに前のめりになって「頑張れ」と応援している自分に気づくはず。「人からリスペクトされたい」なんて下心のある親父のキョドった態度、美人女将をめぐるサヤの当て合いなど随所に笑わせてくれるシーンもあるけれど、本作はコメディにあらず。自分が住む町の存続と住民の幸せのために<無私の精神>で奉仕した庶民の姿を描いた心温まる人情話だ。騒動を巡って登場するさまざまな人間の言動が人の本質について考えさせてもくれる。さらに、庶民の嘆願を簡単にはねつける役人の姿勢が現代の政治家とも重なり、「保育園落ちた」騒動は今に始まったことじゃないと実感する。政治家こそ<無私の精神>で庶民に奉仕するべきで、国会議員はこの映画をぜひ観てほしいもの。寅さん&釣りバカなき後の松竹の十八番となっている実話時代劇シリーズで、出演陣も製作陣も華やか。人気役者なのに登場場面が少ないのでもったいない気もするが、全員がしっかりとキャラクターに入り込んでいる上、物語に熱い思いを抱いているのがよくわかる。これぞアンサンブル・キャストのパワー。しかもあの羽生結弦選手が伊達重村役で映画デビューといううれしい驚きも。庶民を苦しめた藩主役なのだが、さわやかさと圧倒的な目力で場面をさらい、いいお殿様に見えるから不思議。こんな奇跡を起こすのがゆづパワーと実感すること間違いなしだ。◇監督/中村義洋出演/阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、寺脇康文、山崎努、草笛光子、松田龍平ほかフォーラム仙台ほか宮城県先行公開中、5月14日より丸の内ピカデリーほか全国公開。(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会※『anan』2016年5月18日号より。文・山縣みどり
2016年05月16日2016年5月14日、15日の全国映画動員ランキングは公開4週目の『ズートピア』(全国349館)が、先週に引き続き首位を守った。初登場2位は『殿、利息でござる!』(全国308館)、初登場3位は『世界から猫が消えたなら』(全国290館)。その他の画像/動員ランキング『殿、利息でござる!』は、『武士の家計簿』の作者・磯田道史が実在の人物について綴った『無私の日本人』の一編『穀田屋十三郎』を、阿部サダヲ主演で中村義洋監督が映画化した時代劇。江戸時代に実在した、町人・穀田屋十三郎が町を救うために奔走する様がユーモラスに描かれる。公開5週目の『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(全国349館)は4位に、先週9位の『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は7位に順位を上げている。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ズートピア』2位『殿、利息でござる!』3位『世界から猫が消えたなら』4位『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』5位『64-ロクヨン- 前編』6位『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』7位『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』8位『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』9位『ちはやふる -下の句-』10位『アイアムアヒーロー』
2016年05月16日「ネプチューン」名倉潤、原田泰造、堀内健が司会を務め、出演者たちがチーム制でクイズとゲームに挑む「ネプリーグ」の16日(月)放送回に、ゲストとして映画『殿、利息でござる!』から阿部サダヲ、千葉雄大、きたろう、磯田道史が“参戦”する。同番組への出演は3年ぶりとなる阿部さんだが、座長としてチームをまとめる役割だけにその知識や常識力が勝負の行方を大きく左右する。“女性に温もりを与えるイケメン”として「ヌクメン」と呼ばれ人気急上昇中の千葉さん、シティボーイズのメンバーとしてデビューしコメディからホラーまで様々な役柄をこなすきたろうさん、『殿、利息でござる!』の原作者で歴史学者でもある磯田さんの3人は番組初出演となり実力は未知数。ネプチューンの堀内さんもチームに加わる中で、阿部さんが前回の出演時の経験を生かしてチームを勝利に導けるか。結果は放送をお楽しみに。一方、今回阿部さんらと戦うのは名倉さん、原田さんに加え、おおたわ史絵、田中康夫、新美有加(フジテレビアナウンサー)が参加する「名門大チーム」。中でもおおたわさんは今回が15回目のネプリーグ参戦ということで経験充分。初参戦となる新美アナは上智大学卒、田中さんは元長野県知事で衆参両院で議員経験もあり名門・一橋大学卒とポテンシャルは高い。そのパワーがクイズでどう生きるのか。今回は名勝負になりそうだ。今回ゲストで出演した阿部さん、千葉さん、きたろうさんが出演する映画『殿、利息でござる!』は5月14日(土)より全国で公開される。今回番組にも出演した磯田さんの著書「無私の日本人」(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を映画化した作品となり、『予告犯』『残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-』の中村義洋がメガホンをとる。重税で夜逃げが相次ぎ破産寸前の宿場町で、藩に大金を貸し付け、その利息で宿場を救うための千両(3億円)を巻き上げようとする人々の奮闘をコミカルに描いた物語が展開する。今回番組にゲスト出演した3人のほか、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平ら豪華キャストが共演し、フィギュアスケートの羽生結弦選手が“殿”役を演じ映画初出演を果たすことも話題となっている。「ネプリーグ」は16日(月)19時00分~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年05月16日映画『殿、利息でござる!』の舞台あいさつが14日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、主演の阿部サダヲをはじめ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、千葉雄大、松田龍平、中村義洋監督、原作の磯田道史が出席した。磯田道史の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作は、江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に庶民が年貢に苦しむ街を救うため、穀田屋十三郎(阿部サダヲ)らが千両集めて殿様に貸し付け、利息を取ろうという実話を元にしたストーリー。7日から先行公開された吉岡宿がある宮城県では大ヒットを記録している。全国公開初日となったこの日は、舞台あいさつが行われ、主演の阿部サダヲをはじめキャスト陣と中村監督、原作の磯田道史が勢揃い。実話を元にした物語に阿部は「最初はこんな話があるのかと信じられませんでした。伝えてこなかった話を我々が伝える矛盾が面白いと思いました」と企画段階での感想を述べながら「今日、映画館に入ってきた時に皆さんの表情が明るくて優しい顔だったので、そういう映画に出られて本当に良かったと思いました」と感慨深げ。そんな阿部が演じる十三郎の弟を演じた妻夫木は、以前より中村監督の再三によるオファーがあったにも関わらず、本作で念願の中村作品に出演できたと明かしながら、「僕と阿部さんが似てないというのが問題ですよ」と指摘すると、阿部は「それはみんなが分かっていること! お芝居でやっているんだからさ~。でも本当に妻夫木くんのお芝居を見て普通に泣いちゃいました。だから兄弟だったんじゃないかな?」と強引に幕引きして笑いを誘った。また、十三郎が恋心を抱く居酒屋の未亡人・ときを演じた竹内結子は「中村監督と妻夫木くんのプラトニックラブに衝撃を受けました…」と驚きながらも「男性陣が多かったので、私は脇の機材置き場でずっと座ってました。すごく暑くて苦労しましたが、現場はすごく楽しかったです」と振り返ると、阿部は「スタッフさんたちも男性ばかりなので、綺麗な人が来るとソワソワしてましたよ」と明かしていた。
2016年05月14日長年、当事者にとって封印されていた実話を映画化した時代劇『殿、利息でござる!』の初日舞台あいさつが5月14日に、都内で行われ、阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、千葉雄大、松田龍平、中村義洋監督、原作者の磯田道史氏が登壇した。初日舞台あいさつ・その他の写真重税が原因で、夜逃げや破産が相次ぐ江戸中期の仙台藩を舞台に、宿場町を心配する造り酒屋の穀田屋十三郎(阿部)が、町一番の知恵者・菅原屋篤平治から「藩に大金を貸し付け、その利息を巻き上げる」という驚きの復興計画を聞かされ、一丸となり元手1000両(現在の約3億円)をかき集めようと奮闘する。主演を務めた阿部は「こんな話が実在し、長い間知られていなかったなんて信じられない」と今も驚きを隠せない様子。役作りのために「プチ断食した」そうだが、「こういうことは本来、言わなくていいですよね」と映画が描く“慎み”の精神をアピールした。妻夫木は、阿部の弟を演じ「似ていないのが心配だった」(妻夫木)、「それはみんな、分かっている(笑)。お芝居なんだから」(阿部)。念願だった中村組に初参加し「あとで話を聞いたら、以前から中村監督には4回ほどオファーをいただいていたそうで…。ホリプロめ」と所属事務所への恨み節を披露し、笑いを誘った。また、瑛太は『アヒルと鴨のコインロッカー』以来、中村監督とは約9年ぶりのタッグで「今回は難しい役どころで、中村監督も僕に厳しかった」と思わず本音。「確かに瑛太とは、結構やり合った。怒っていた?」(中村監督)、「いや、怒ってはいないです…」(瑛太)と息の合ったやりとりを見せていた。『殿、利息でござる!』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年05月14日映画『殿、利息でござる!』初日舞台あいさつが5月14日(土)に都内で行われ、主演の阿部サダヲ、共演の瑛太、妻夫木聡、竹内結子、千葉雄大、松田龍平、中村義洋監督、磯田道史(原作)が出席した。実話を基にした“庶民VSお上”の銭戦がテーマの痛快歴史エンターテイメント。江戸時代、疲弊した宿場町・吉岡宿の将来を案じる十三郎(阿部)ら9人の男たちが、藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げるという、バレたら打首確実の秘策を実行するため、千両(三億円)集めに奮闘する姿を描く。冷酷無比な藩の財政担当・萱場杢役を演じた松田さんに対して、瑛太さんは「いい意味で本当に気持ち悪かったということを伝えようと、何回も気持ち悪いと連呼したら龍平が怒っちゃって…」と明かすが、松田さんは「怒ってないですよ。勝手に作らないで貰えます?」と訴えると、「瑛太に宇宙人みたいと言われて、狙い通りだと思った」とにんまり。中村さんも「台本に書いたことをやってくれないですよ」と松田さんの奔放ぶりを嘆くが、「僕が狙ったのよりはるか上をいく気持ち悪さだった」と最終的には瑛太さん同様、不気味な魅力に陥落したようで賛辞の言葉を贈った。『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007)以来、中村さんとのタッグを夢見ていた妻夫木さんは、念願叶って大喜び。しかし、中村さんは過去に4回もオファーを出していたそうで、妻夫木さんは「ホリプロ(所属事務所)め…」と恨み節。中村さんは「遠距離恋愛みたいな感じ。2年に1回くらい撮影所の食堂でとかで会ったときに、目だけで微笑み合うとか、ちょっとだけ頭を下げてすれ違うというのが何年も続いた」と2人の関係性を明かし、「監督と妻夫木くんのプラトニックラブに衝撃を受けました」と竹内さんらを驚かせていた。映画『殿、利息でござる!』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月14日“殿”に三億円もの大金を貸し付け、その“利息”を巻き上げるという逆転の発想で、さびれ果てた宿場町を立て直すべく前代未聞の頭脳戦に挑む『殿、利息でござる!』。本作には、主演の阿部サダヲに、瑛太、妻夫木聡、寺脇康文、千葉雄大、松田龍平、さらに“殿”役に映画初出演の羽生結弦など、そうそうたる顔ぶれが並ぶが、そんなイケメン俳優ぞろいの中、紅一点で飯屋のおかみ“とき”役を演じるのは、意外にも時代劇初挑戦となる竹内結子。そんな竹内さん演じる“とき”が営む飯屋には、連日、常連客が訪れている。阿部さん演じる十三郎たちを支え、皆から慕われ、愛されるおかみさんは、実は町一番の“モテ女”?イマドキの女子も必見の、そのモテポイントに迫ってみた。■“おかみ系”女子モテポイント(1)じっくり話を聞いてくれる、聞き上手!日ごろの溜まった愚痴やうっぷんは、いくら恋人や夫でも、普通なら聞くのも面倒に感じてしまうという人も多いだろう。そんな話に対しても、「はいはい」と相づちを打ちながらしっかり耳を傾け、時には同情したり、共感したり…。寄り添うように話を聞いてくれる“聞き上手”なところは“とき”が皆から愛される第一の理由。ふだん、つい“自分の話ばかりしてしまう”という女子には必見のポイントだろう。(2)たまに叱ってくれる、励まし上手!どんな話も聞いてくれたり、支払いを毎度のようにツケにされても許してくれたりと、ふだんは心優しい“とき”だが、時と場合によっては「しっかりしなさいよ!」と、宿場の者たちの背中をバシッと叩き、叱咤激励してくれることも。単に優しいだけではなく、ダメなときはきちんと叱り、そして支えてくれるような“母性”ある一面も、彼女の大きな魅力のひとつ。(3)つい口を滑らす?天真爛漫さ!聞き上手で励まし上手、しっかり者でみんなの“姉さん”のようなイメージの強い“とき”だが、見かけによらず天真爛漫でおちゃめな一面も。十三郎たちの計画を知り、その思いに感動したとき。感動して、ついうっかり宿場の者たちに話を漏らしてしまうようなところが、普段のしっかり者なイメージとのギャップに、思わずキュンとする人もいるはず。(4)意外と大胆な、小悪魔要素も!このように、実はさまざまな“モテテク”を兼ね備えているとき。そんな“とき”のことを本気で狙う“ハンター”善八(中本賢)も。そんな善八の猛アタックに焦る、“とき”に恋心を抱く十三郎には、「だったら(嫁に)貰ってくださいよ」と、ちょっと大胆な発言をすることも。自分へ向けられた恋心に気づいているのか、それとも気づいていないのかは定かではないが、いずれにしても、この絶妙な小悪魔発言に振り回される男は、何も十三郎だけではなく…。江戸の世から続く(?)“おかみ系女子”の男ゴコロ掌握術を、スクリーンでもチェックしてみて。『殿、利息でござる!』は5月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日「嵐」の櫻井翔と有吉弘行がMCがを務めるバラエティ番組「櫻井・有吉THE夜会」の12日(木)放送回に、俳優の阿部サダヲと千葉雄大がゲスト出演する。「櫻井・有吉THE夜会」はスタジオにある“夜会掲示板”に書かれたゲストの願望や疑問、悩みを視聴者と共に解決、実現していく番組。今回、阿部さんの掲示板には“グルメ王「うどんが主食」さんにお礼が言いたいので会わせてほしい!”という願いが。「うどんが主食」さんとは、「食べログ」でも人気で、グルメなことで知られる「アンジャッシュ」渡部建も尊敬するという伝説のグルメブロガー。しかしプロフィールなどは一切非公開、顔出しもしていないためその実像は謎に包まれている。阿部さんは「うどんが主食」さんに「食べログ」でいつもお世話になっているそうで「一度お礼を言いたい」と言う。そんなわけで今回「うどんが主食」さんが電話番号非公開で食べログ高得点のお店を案内してくれるというロケが決定。「うどんが主食」さんのアポに、電話番号非公開のカレー屋さん、鶏料理屋さんは奇跡的に取材に応じてくれることに!初対面の人に会うのにひとりでは怖いという阿部さんのため千葉さんもロケに同行。阿部さん、千葉さんと「うどんが主食」さんの珍道中をお楽しみに。さらに番組では阿部さんの謎の私生活にも迫る。「芸能界の阿部派を牛耳る?」「子ども服を着るヤバい癖がある?」など気になるうわさも検証していく。一方千葉さんの掲示板は“男っぽいところを見せたい!”というもの。“ヌクメン”と呼ばれ可愛いらしいイメージが強い千葉さんだが「女に興味ないの?」という突っ込みに「ガンガンあります」と肉食宣言!?ということで今回は身体を張ってスカイダイビングに挑戦!千葉さんが大好きだというお笑いタレントの横澤夏子に見届けてもらい国内最高高度となる4000mの高さからスカイダイビングを敢行する。キャラ崩壊の大暴走からの衝撃的結末は必見。番組では横澤さんの珠玉ネタも一挙大放出。こちらも注目だ。今回ゲスト出演した阿部さんと千葉さんだが、共演した映画『殿、利息でござる!』が5月14日(土)から全国公開される。同作は歴史家・磯田道史の「無私の日本人」から「穀田屋十三郎」を映画化した作品。阿部さんは同作が時代劇初主演となる。物語は江戸中期、仙台藩の財政難による重税で破産や夜逃げが相次ぐなか、阿部さん演じる造り酒屋の穀田屋十三郎と瑛太さん演じる茶師の菅原屋篤平治が宿場復興のため秘策に打って出るが、その秘策とは“藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げる”というもので発覚すれば打ち首は免れない。しかし町を守るために2人と仲間たちは計画を進めるが……という物語で、阿部さん、千葉さんのほか瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平、そしてフィギュアスケーターの羽生結弦が仙台藩第7代藩主・伊達重村役で映画初出演するなど豪華キャストも注目だ。「櫻井・有吉THE夜会」は12日(木) 21時57分~TBS系で放送。(笠緒)
2016年05月12日5月14日(土)から全国公開される映画『殿、利息でござる!』で主演を務める阿部サダヲと共演の千葉雄大が、9日(月)今夜放送の「しゃべくり007」にゲスト出演する。「しゃべくり007」は、「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」がMCを務めるバラエティ。収録が始まるまでMCには誰がゲストか知らされていないため、ゲストが登場した際のMC陣のリアクションも見どころだ。今回ゲスト出演する千葉さんは“女性に温もりを与えるイケメン”ということから「ヌクメン」と呼ばれ人気急上昇中。番組では“どんな小道具を渡されてもかわいく見せることができる”という千葉さんに様々な小道具を用意。千葉さんはそれらのアイテムを使って色々なかわいい仕草を披露するほか、企画では「ディレクターとサシ飲みしたらわかったこと007」と題して、お酒が大好きな千葉さんと番組ディレクターが4時間半にわたって“サシ飲み”を敢行。酒を酌み交わしたなかで判明した千葉さんの様々なことを発表するということで、こちらも楽しみだ。阿部さんと千葉さんが出演する映画『殿、利息でござる!』は、「武士の家計簿」の著者である歴史家の磯田道史による「無私の日本人」収録の「穀田屋十三郎」を映画化した作品で、阿部さんは本作が時代劇初主演となる。また阿部さん、千葉さんのほか瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平など豪華キャストが出演しているほか、フィギュアスケーターの羽生結弦が仙台藩第7代藩主・伊達重村役で映画初出演することも話題になっている。物語は江戸中期、仙台藩の財政難による重税で破産や夜逃げが相次ぐなか、阿部さん演じる造り酒屋の穀田屋十三郎と瑛太さん演じる茶師の菅原屋篤平治が宿場復興のため秘策に打って出るが、その秘策とは“藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げる”というもので発覚すれば打ち首は免れない。しかし町を守るために2人と仲間たちは計画を進めるが……というストーリー。また今夜の放送では阿部さんと千葉さんのほか、きゃりーぱみゅぱみゅも登場。23歳になって10代の頃と変わった部分などについてトークする。「しゃべくり007」は9日(月)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年05月09日5月7日(土)、映画『殿、利息でござる!』の上映舞台挨拶が仙台で行われ、主演の阿部サダヲ、宮城県出身の千葉雄大、中村義洋監督が登壇した。本作は、5月14日(土)の全国公開を前に宮城県内のすべての上映劇場で舞台挨拶が行われ、7日に行われた舞台挨拶も主演の阿部さん、そして地元・宮城県出身の千葉さん、中村監督が登壇とあってチケットは即完売したという。また本作は、MOVIX利府、イオンシネマ石巻、イオンシネマ名取、109シネマズ富谷、フォーラム仙台、シネマリオーネ古川の宮城県7館にて先行公開される。舞台挨拶では、まず阿部さんが「本日はお越しいただきありがとうございます。皆さんが嬉しそうな顔をされていて僕も嬉しいです!」と笑顔で挨拶。千葉さんは「地元の劇場で、地元が舞台になった映画の舞台挨拶ができて本当に幸せです!」と、出演作をひっさげた“凱旋”を喜んだ。また、『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』など、地元・仙台を舞台にした映画を多く撮影している中村監督は、「このMOVIX仙台は何度も舞台愛挨拶をさせてもらって、もう本当にホームのような劇場。この映画を撮影しているときから、皆さんの顔を思い浮かべていました」と続けた。上映後には観客からの質疑応答の時間が設けられ、「時代劇という点で苦労したことはありますか?」という問いに阿部さんは、「正直に言うと正座が辛かった(笑)。僕たちは正座を楽にできる板を入れてもらったりしたんですが、千葉くんは正座が得意だと言い張ってました(笑)」と告白。これに千葉さんは、「最初は大丈夫だったんですが、段々辛くなってきて…でも言えませんでした」と打ち明け、会場を沸かせた。『武士の家計簿』などの原作者で知られる磯田道史の近著「無私の日本人」(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を映画化する本作。重税で夜逃げが相次ぎ破産寸前の宿場町で、藩に大金を貸し付け、その利息で宿場を救うための千両(3億円)を巻き上げようとする人々の奮闘をコミカルに描く。出演には阿部さん、千葉さんのほか、瑛太、妻夫木聡、竹内結子に、松田龍平らの豪華キャスト、そして、フィギュアスケートの羽生結弦選手が“殿”役を演じているなどでも話題となっている。『殿、利息でござる!』は5月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月08日香取慎吾と山崎弘也がゲストと共に様々な場所をロケする旅バラエティー「おじゃMAP!!」の2時間スペシャルが4日(水)に放送され、観月ありさ、広瀬すず、阿部サダヲが番組内企画「ナゾMAP!!」に登場する。「ナゾMAP!!」は街の人が常々不思議に思っていた“街のナゾ”を解決する番組の人気企画で、香取さんや山崎さんのほか、ゲストも自ら“ガチ”な取材交渉を行うところが見どころ。今回のスペシャル、まずは“「ナゾMAP!!」芸能人編”ということで観月さんと広瀬さんが下北沢へ。2人が常日頃から気になっているナゾのスポット、人、お店などに自ら直談判。取材交渉を行うのだが、なんと観月さんは「宣伝はありません!」とキッパリ。バラエティーに俳優や女優が出演する場合、何かの宣伝や告知のために…というのがよくあるパターンだが今回の出演、なんと観月さんが香取さんに「番組に出演したい」と言ったことがきっかけで実現したものだそう。そしてもうひとりのゲストである広瀬さんは、下北沢にある不思議な絵と言葉が書かれているナゾの看板のお店が前からとても気になっているという。広瀬さんのナゾを解決すべく香取さん、山崎さん、観月さんは気合いを入れてロケに向かう。また広瀬さんが以前フジテレビ系ドラマ「幽かな彼女」で香取さんと共演した際のエピソードなども紹介される。そして阿部さんは出身地でもある松戸へ。1000人の松戸市民に聞き取り調査を行い集まったナゾの中には、“あるビッグサイズの食べ物が売り”というお店や不思議なスポットなどが。多くのナゾのなかでも選りすぐりに迫ろうとするも、取材交渉から始めなければならないということで尻込みしてしまう阿部さん。思い出とゆかりのある松戸のナゾは明らかになるのか!?今回ゲスト出演する広瀬さんは、ヒロイン・綾瀬千早を演じた映画『ちはやふる 下の句』が4月29日から全国公開中。同作は競技カルタに情熱を注ぐ高校生の青春を2部作で映画化した後編にあたり、広瀬さんのほか野村周平や上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、松岡茉優らが出演。29日の初日舞台挨拶では“続編”製作がサプライズ発表された。また阿部さんが主演の映画『殿、利息でござる!』は、5月14日(土)から公開の予定。同作は江戸中期を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため阿部さん演じる主人公の穀田屋十三郎や瑛太演じる茶師・菅原屋篤平治、妻夫木聡演じる造り酒屋“浅野屋”の主・浅野屋甚内ら庶民9人が、「藩に金を貸し利子を住民に配る」という禁じ手を使って宿場町を蘇らせるため奔走する姿を描く。“殿”役でフィギュアスケーター・羽生結弦が出演することも話題を呼んでいる。「おじゃMAP!!スペシャル」は4日(水)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年05月04日実話を基にした痛快歴史エンターテインメント『殿、利息でござる!』公開直前トークイベントが4月28日(木)、都内で行われ、出演する阿部サダヲ、瑛太、原作者である磯田道史の3名が登場した。本作は、江戸時代の宿場町・吉岡宿を舞台に、藩の重い年貢により夜逃げが相次ぐ町に住む十三郎(阿部さん)が知恵者の篤平治(瑛太さん)から町を救う計画を聞き、そのために奔走する物語。藩に大金を貸付け、利息を巻き上げるという逆転の発想で、殿を相手に一世一代の大勝負に挑んでいく。撮影のため、俳優部は全員合宿のような形で同じホテルに泊まっていたという。座長となった阿部さんだが、自ら皆を誘ってごはんに行くようなタイプではなく、影ながら瑛太さんが活躍したという。瑛太さんは、「僕が率先して皆のスケジュールも確認して、明日の台詞とか大変じゃない人をキャスティングして、ごはんに行きました」と仕切り役だったと明かすと、阿部さんは「最っ高の相方。僕の健康管理をずっとしてくれた」と、すっかり心を許し甘えていた。また、本作で映画初出演となった伊達重村役・羽生結弦のメイキング映像が、この日初めて公開された。撮影当日まで羽生さんのキャスティングを知らされていなかった出演者たちは、伊達役が誰かを思い思いに予想してたという。阿部さんは「毎日のように想像しながら現場に入って、最終的に予想がサンドウイッチマンの伊達さんだと思っていたら、羽生さんだったので(笑)、本当にびっくりした」と話した。映像が流れると、羽生さんが現れたという予想外の事態に、阿部さんと瑛太さんは演技そっちのけでニヤニヤしてしまっており、場内の観客も大爆笑。阿部さんは「完全に見ちゃってますね(笑)。綺麗ですよね」と話し、瑛太さんも「全然演じられてないですね。驚きとうれしさで、キラキラ光っていました。美しくて本当にびっくりしました」と、羽生さんを大絶賛。撮影終了後は一緒に写真撮影もしたそうで、瑛太さんは「(羽生さんに)スケートを一緒にやりましょうと言われて、『はい、僕もオリンピックを目指します』とわけわからないことを返しました(笑)」とその動揺ぶりが伝わるエピソードも披露していた。『殿、利息でござる!』は5月14日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2016年04月28日是枝裕和監督のもと阿部寛と樹木希林が親子となり、“なりたかった大人”に“なれなかった大人たち”を描く『海よりもまだ深く』。本日4月26日は、阿部さん主演の大ヒット作『テルマエ・ロマエII』製作委員会によって制定された“よい(4)風呂(26)の日”であることを記念して、昔ながらの団地の風呂での入浴シーンが解禁となった。ダメダメ人生を送る中年男、良多(阿部寛)は、15年前に文学賞を1度とったきりの自称作家で、いまは探偵事務所に勤める身。元妻の響子(真木よう子)には愛想を尽かされ、息子・真悟(吉澤太陽)の養育費も満足に払えないくせに、彼女に恋人ができたことにショックを受けている。そんな良多の頼みの綱は、父亡き後、団地で気楽な独り暮らしを送る母の淑子(樹木希林)だ。ある日、たまたま淑子の家に集まった良多と響子と真吾は、台風のため、翌朝までひとつの屋根の下で過ごすことに――。小説家として再起し、再び家族の絆を取り戻すことを夢見ているものの、競輪になけなしのお金を注ぎ込んだり、元妻の新しい恋人についてアレコレ探ったりと、ちょっぴり情けなくも愛情あふれる主人公・良多を、ときに可笑しく、ときに切なく、チャーミングに好演する阿部さん。『テルマエ・ロマエ』シリーズでは、古代ローマの浴場設計技師を演じ、大きな浴槽で堂々と入浴していた阿部さんだが、“よい風呂の日”に届いた今回の映像では、189cmの身体を小さく折りたたみ、居心地悪そうにせまい正方形の風呂で入浴する姿が!台風のため急遽、実家の団地に泊まることになった良多は、年季の入った小さな浴槽につかったものの、湯船に浮かぶ“黒いふわふわとした物体”を手桶で必死にすくいだそうと悪戦苦闘する姿が映し出されている。是枝監督が9歳から28歳までの間に実際に暮らしていた、清瀬市の旭が丘団地で撮影を行っている本作。監督は、その理由について「自分の記憶の中にある団地の表情をちゃんと残しておきたかったんです。その固有名詞を観た人と共有できるかどうかはともかく、人それぞれの中に類する場所の記憶があるはずだと思い、フィクションであるものの僕自身の記憶のディティールにこだわりました」と語っている。大人になっても、実家のお風呂はやはり特別な場所。思わずクスッと笑ってしまう、阿部さん演じる良多の姿から、子どものころの懐かしい記憶をたぐり寄せてみては?『海よりもまだ深く』は5月21日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月26日俳優・阿部寛が、小説家・東野圭吾氏の作品を実写化する映画『疾風ロンド』(11月26日公開)で主演を務めることが13日、発表された。阿部が東野氏の原作映画で主演を務めるのは『麒麟の翼~劇場版・新参者~』(11年)以来となる。原作は、東野氏の17年ぶりの文庫描き下ろしとして2013年に刊行された同名小説。100万部以上の売り上げを記録した。大学の研究所施設から違法生物兵器が盗まれ、スキー初心者の頼りない中年研究員が大惨事を食い止めようと奮闘する様を描く。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(13年)の演出を手がけた吉田照幸監督がメガホンを取る。阿部が演じる本作の主人公は、大学の医科学研究所に勤めているものの仕事はいま一つで、家庭でも思春期の息子とのギクシャクした関係に悩む研究員・栗林和幸。そんな"ツイテない"男・栗林は、なぜか危険な生物兵器の行方をわずかな手がかりを元に探し出すという使命を背負わされてしまう。「すごくスピード感のある」「良い意味のドタバタ感があり、スキー場を舞台にしたアクションもたくさん」と説明する阿部。そのスキーでの滑走については、「記憶が定かではありませんが、大学生ぐらいぶり」で、「演じている栗林の役とほぼ同じですね」と明かす。しかし、「ほとんど忘れているだろうな」との考えとは裏腹に身体が覚えており、「そんなにうまくはないです。でもその分、栗林が滑るシーンでは、すごくリアルで下手な演技になった」と胸を張る。そんな栗林の役どころについては、さまざまな事件が起こる中での「ある種の受け手」と表現。「ちょっとドタバタとしたキャラクター」とも言うが、「コメディ的な演技などやり過ぎないように考えながら、やりすぎることも計算して演じています」と明かし、「撮影の途中なのでまだ分かりませんが、爽快なアクションコメディが撮れているんじゃないかな」と自信を見せている。一方、東野氏の原作はほぼ全て読んでいるという吉田監督は、その作品群でも「いろいろな作風のものがあるので、やりたいなと思っていたところにお話をいただいたので、すごくうれしかった」と歓喜。本作を「軽いですよね、パウダースノーのように」と笑みを浮かべながら「本来はアクションとサスペンスとコメディは結構近いところにある」と指摘し、これまでの東野氏原作の映画ではあまり捉えられてこなかったユーモアの部分を「今回何とか表現したい」と意気込む。そんな東野氏と阿部のタッグと言えば、ドラマ『新参者』(10年)での加賀恭一郎役のシリアスなイメージもあるが、今回の栗林はそれとは違ったタイプ。その狙いとして、「真面目なキャラクターであればあるほど楽しく、しかも共感が得られるという、見せ物としての笑いではなく共感して笑えるコメディ」と分析した上で、「阿部さんは、やっぱり破壊力があります」と評する。映画『エヴェレスト 神々の山嶺』に出演した阿部だが本作のスキーのシーンは「エベレストより寒かった」そうで、吉田監督は「演技なのか本当に分からない位リアルでした(笑)」と振り返った。映画は2月の中旬にクランクイン、4月中旬のクランクアップを予定。東野氏は、「小説を読んだ多くの方が、『これを映像で見てみたい』と思ったのではないでしょうか。その夢がかなう時がきました」と呼びかけている。(C)2016「疾風ロンド」製作委員会
2016年04月13日俳優の千葉雄大(27)、妻夫木聡(35)らが6日、東京・銀座で行われた時代劇映画『殿、利息でござる!』(5月14日公開)の完成披露試写会に参加した。磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作は、江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台とする物語。庶民が年貢に苦しむ街を救うため、穀田屋十三郎(阿部サダヲ)らが千両集めて殿様に貸し付け、利息を取ろうというストーリーにちなんで、舞台挨拶では「もしも千両(3億円)あったら何に使うか」という質問にキャストたちが答えた。最初のあいさつで「こんなみなさんと一緒にこの舞台に立てることを本当にうれしい」と喜びを語った千葉は、「諸先輩方に撮影中にご馳走になったので、お返しして『あぁいいよ、今日俺出すよ』って言いたいですね」と返答。「2億円分くらいご馳走してもらいました」と続け、「みなさん、行きましたよね?」と確認すると、妻夫木聡が「行った行った! 1億5000万くらい使った」と返して笑わせた。主演の阿部は「このキャストの方たちを中心にすごい良い現場で楽しかったので、もう一度同じスタッフさん、キャストの方たちと違うものを作れたら」と3億円の使い道を話し、瑛太は「『殿、利息でござる!』のチケットを3億円分買ってみなさんに配ります」とコメント。続く妻夫木は、「『世界旅行とかしたいな』って言っていたけど、言えない雰囲気ですね」と考え直し、「『殿、利息でござる!』専用映画館を作ってみようかな」と合わせていた。客席には千葉の熱烈なファンの姿が多く見られ、阿部が「"千葉"という名前のプラカードがいっぱいあって緊張します(笑)」と反応する場面も。そして、手書きで書かれた自身のプラカードも見つけると、「ありがとう! 手書きの"サダヲ"!」と喜んでいた。同イベントには、阿部、瑛太、妻夫木、千葉のほか、竹内結子、寺脇康文、きたろう、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、中村義洋監督が参加した。
2016年04月06日阿部サダヲが時代劇映画に初主演した<a href="">『殿、利息でござる!』</a>の完成披露“ゼニ集め”イベントが4月6日(水)、東京・有楽町で行われ、阿部さんをはじめ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、中村義洋監督が出席した。江戸中期、仙台藩・吉岡宿を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、庶民が知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、ついに地域を立て直したという実話を映画化。その奇策として、殿さまに金を貸し付け、その利息を巻き上げようと奮闘する姿が笑いあり、涙ありで描かれる。元手となる千両(現在の約3億円)をかき集める方法とは?そんな本作にちなんで、イベントでは阿部さんらが有楽町の街角で、ファンや町ゆく人々に寄付を募る場面も。集まった寄付金は、古文書の保存・研究などに役立てられるのだとか。ピンクの半被に身を包んだ、千葉さんの“親衛隊”も駆けつけ、阿部さんは思わず「何だか緊張します」と千葉さんの人気ぶりに圧倒されていた。「もし3億円あったら何に使う?」と問われると、阿部さんは「もう一度、このメンバーで集まって別の映画を作りたい」と再タッグの誓い。「この映画のチケットを3億円分買います」(瑛太さん)、「この映画専用の劇場を作りたい」(妻夫木さん)、「ひとまず2億9千万円はとっておき、1千万円で宝くじを買う。当たれば、映画に投資する」(竹内さん)など思い思いの夢が飛び出すなか、千葉さんは「今回、先輩方に2億円分くらいごちそうしていただいたので、お返しをしたい」と笑いを誘っていた。『殿、利息でござる!』は5月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月06日俳優の阿部サダヲ(45)、瑛太(33)、妻夫木聡(35)らが6日、東京・有楽町で行われた時代劇映画『殿、利息でござる!』(5月14日公開)の"ゼニ"集めセレモニーに登場した。セレモニーでは、映画のストーリーにちなんで、キャスト10人と監督がゼニ集めを実施。大勢の観客が詰め掛ける中、主演の阿部が「5月14日の公開まで全国で銭集めをします。ゼニ集めプロジェクト、スタートです!」と力強く宣言し、キャストがそれぞれオリジナルの甕(かめ)を持って一般客から5円玉を集めていった。参加した一般客は、キャストたちとの触れ合いを楽しみながら甕に5円玉を入れていき、会場は和やかな雰囲気に。そして最後に、阿部が「ありがとうございました!」と感謝の言葉を述べ、「皆さまに会えたのも"5円=ご縁"。全国の皆さまとお会いできるよう頑張っていきたい」と語った。同イベントには、阿部、瑛太、妻夫木のほか、竹内結子、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、中村義洋監督が参加。なお、集めたお金は、原作の小説の元になった『国恩記』の保全に使用するという。磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作は、江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台とする物語。実在した穀田屋十三郎(阿部)ら庶民9人が、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を救うため、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」実現に向けて奮闘する姿を描く。
2016年04月06日実話に基づく時代劇『殿、利息でござる!』の完成披露試写会が4月6日に、東京・有楽町で行われ、阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、中村義洋監督に出席。重税に苦しむ庶民が、殿様に金を貸し付け、利息を稼ごうと奮闘する物語にちなみ、駆けつけたファンの寄付を募る“銭集め”イベントを実施した。関係者によると、集まった寄付金は、古文書保存などに役立てられるという。イベントの模様/その他の写真重税が原因で、夜逃げや破産が相次ぐ江戸中期の仙台藩を舞台に、宿場町を心配する造り酒屋の穀田屋十三郎(阿部)が、町一番の知恵者・菅原屋篤平治から「藩に大金を貸し付け、その利息を巻き上げる」という驚きの復興計画を聞かされ、一丸となり元手1000両(現在の約3億円)をかき集めようと奮闘する。満を持して時代劇映画に初主演した阿部は、「とても素敵な映画が出来あがった。皆で力を合わせて、ひとつのことを実現させる内容で、現場でも皆さんの力で(完成を)成し遂げることができた。笑えて泣けて、いい意味で想像を裏切るはず」と強い手応えを示した。『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』などで知られる中村監督にとっても、本格的な時代劇は初めての挑戦で、「刀が抜かれることが一度もないが、カッコいい男たちの話になっている」とアピール。「伝えたいことがたくさんある原作を、ほれ込んだキャストで映画化できた。テーマは無私だが、逆に監督としては、作りたい“欲”を出し尽くした。こんなにやりたいことが実現できた作品は、そうそうない」と誇らしげだった。『殿、利息でござる!』5月14日(土)公開取材・文・写真:内田 涼
2016年04月06日阿部サダヲを主演に、<a href="">『武士の家計簿』</a>などの原作者で知られる“平成の司馬遼太郎”との呼び声も高い磯田道史の近著「無私の日本人」(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を映画化する<a href="">『殿、利息でござる!』</a>。この度、4月1日(金)“エイプリルフール”である本日、阿部さん演じる穀田屋十三郎が新党“つつしみ党”を立ち上げ、その選挙ポスターが公開となった。いまから250年前の江戸時代、藩の重い年貢により夜逃げが相次ぐ宿場町・吉岡宿に住む十三郎(阿部サダヲ)は、知恵者の篤平治(瑛太)から町を救う計画を聞く。それは藩に大金を貸付け、利息を巻き上げる逆転の発想だった! 3億円の大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦勃発。ビンボー庶民が、殿を相手に一世一代の大勝負に挑む――!<a href="">『白雪姫殺人事件』</a><a href="">『予告犯』</a><a href="">『残穢』</a>などを手掛ける中村義洋監督がメガホンを握る本作。キャストには、主人公で造り酒屋を営む傍ら、街の行く末を心配する穀田屋十三郎役の阿部さんをはじめ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平ら豪華俳優陣が集結している。今回完成したのは、阿部さん演じる250年前に実在した穀田屋十三郎が、“知恵”と“勇気”と“我慢”で立ち上った決意の雄姿を「選挙風」に表現したポスター。 ビンボーなわが町・吉岡宿を救うため、十三郎は知恵者の篤平治とともに「藩に大金を貸し付け、利息を巻き上げ分配する」という奇想天外な計画を思いつく。自分のことより、人のこと。私財を投げ打ち、お上に立ち向かう姿はまさにいま、日本が求める理想のリーダー!そんな計画が進む中、周囲から羨望のまなざしを集めるようになった彼ら吉岡宿のメンバーたちの間で、いい気になったり、偉そうにしたりしないよう、仲間内で「つつしみの掟」というルール立ち上げた。穀田屋十三郎が立ち上げた新党・つつしみ党の「つつしみの掟」には、「一、ケンカや争いは、つつしむ」「一、“計画”についての口外を、つつしむ」「一、寄付するときに名前を出すことを、つつしむ」「一、道を歩く際も端を歩くよう、つつしむ」「一、飲み会の席でも上座に座らず、つつしむ」と5か条が定められている。「日本を取り戻す。」と掲げ、まっすぐ前を見つめる十三郎の姿は頼もしく、思わず清き一票を投票したくなる!?新党立ち上げはエイプリルフールにちなんだジョークだが、本作で描かれる物語は実話。「町を救うために破産するほど私財を投げ打ち、遺言は“人に話すな”。こんな人がいた、ということを伝えねばならない、いまの日本を辛うじて救っているのは、こうした精神なのではないか…」と、熱い想いを抱く中村監督の描く、本編にも期待をせずにはいられない。また、4月1日限定で公式サイトもエイプリルフール仕様に変更されるという。『殿、利息でござる!』は5月14日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月01日俳優・阿部サダヲが主演する時代劇映画『殿、利息でござる!』(5月14日公開)が、劇中で舞台となった宮城県とタイアップし、全国の鉄道エリアでオリジナルの観光ポスターを掲出することが14日、発表された。タイアップは、2015年末に行われた本作の応援団発足式で、「映画を観た皆様が宮城県を訪れてくれるよう、県を挙げて応援します!」と宣言した応援団長・村井嘉浩県知事のもとに実現。宮城県が全面協力している。本作のポスタービジュアルは、阿部の"銭マゲ"姿のインパクトから話題を呼んできたが、今回の観光ポスターは、それから着想を得たという宮城の伝統産業・こけしを大きくフィーチャーしたデザイン。一世一代の大勝負に挑み、一発逆転を図ろうと決意する阿部演じる穀田屋十三郎と、宮城県への誘客を図ろうするこけし、両者の熱い視線が印象的な仕上がりになっている。このポスターは大阪、愛知・名古屋、福岡・博多、広島の主に鉄道エリアで、14日から29日まで掲出される。また、全国21のイオンシネマ劇場にて、映画本編を使用したタイアップ観光映像が2月27日より放映中。3月15日まで見ることができる。映画は、磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」が原作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、穀田屋十三郎(阿部)ら9人が年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」のために奔走する姿を描く。阿部のほか、瑛太、妻夫木聡、松田龍平、竹内結子らも出演する。(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
2016年03月14日俳優の濱田岳が、俳優・阿部サダヲ主演の映画『殿、利息でござる!』(5月14日公開)で、初のナレーションに挑戦することが12日、発表された。『アヒルと鴨のコインロッカー』(06年)、『ゴールデンスランバー』(10年)など中村義洋監督作に数多く出演してきた濱田。「これまでと違った形ではありますが、また中村組の作品に参加することができ、とてもうれしかった」と感激する。ナレーションについては、「皆さまが作り上げた映像に、最後に参加するというのは、新たな経験であり、責任感と緊張感がありました」と率直に打ち明けながらも、「いつものように中村監督と楽しく、そして真剣に、収録」したと自信を見せる。一方の中村監督は「今回どうしても、岳には何かやってほしかった」と濱田さんの参加を熱望していたことを告白。それは「僕の全てが詰まっている」とまで語る本作に盟友の「岳がスクリーンにいないというのが、どうにも寂しかった」からだ。そして、濱田が録音作業を終え、「映画に岳の声が入って、思わず『ミッション、コンプリート!』とつぶやいてしまった」とまで語っている。池田史嗣プロデューサーは、撮影の際に2人のスケジュールが合わなかったにも関わらず、「そんな事情すらポジティブに転換できる抜群のコンビネーションはさすがの一言」と感嘆。「録り時は、"戦友"の二人にしかできないあうんの呼吸で、見事にキメてくれました」と報告し、「濱田岳さんの素晴らしいナレーションを得て、中村組オールスターズの、最後のピースが埋まりました」と力強くアピールした。磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、穀田屋十三郎(阿部)ら9人が年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」のために奔走する姿が描かれる。阿部のほか、瑛太、妻夫木聡、松田龍平、竹内結子らも出演する。(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
2016年03月12日「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」では、バレンタインに続いて、ホワイトデー向けのオリジナル商品を展開中。「AOKI 2016」、「マカロン」、「ショコロン」など、見た目も華やかでギフトにぴったりのスイーツがラインアップ。「AOKI 2016」は、昨年の「C.C.C.」で最高位を獲得した新作ショコラ4粒のアソートで、先月のバレンタインでも好評だった注目のアイテム。価格は、3,348円(6個入り)。「マカロン」は、同ブランドの看板商品のひとつ。マカロンの本場、パリで3年の歳月をかけて、「美味しい」と評判のマカロンをすべて食べ歩いて研究を重ね、"世界一のマカロン"を追求してきたこだわりの素材を使い、ヴィヴィッドなカラーリングで美しく仕上げたパティシエの自信作。価格は、2,150円(6個入り)、4,200円(12個入り)。「ショコロン」は、マカロンをイタリア製ドモーリ社のショコラでコーティングし、ネーミングの通りショコラとマカロンの美味しさをあわせ持つスイーツ。フレーバーによってショコラの原料を巧みに使い分けている。ポップで可愛い柄も人気の秘密。その他、代表作「ボンボンショコラ」(1,566円 3個入り~)など、変わらぬクオリティで安心感抜群のスペシャルなアイテムが勢揃い。「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」で、ぜひ一番大切な人へのギフトを選んでみて。(text:cinemacafe.net)
2016年03月12日殿役でフィギュアスケーター・羽生結弦が映画初出演を果たし、阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平ら豪華俳優陣が一挙集結する『殿、利息でござる!』。このほど、『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』など多数の作品で中村義洋監督とタッグを組み、いまや“金ちゃん”としてもおなじみの俳優・濱田岳が、本作で初めてのナレーションに挑戦していることが分かった。舞台は江戸中期、仙台藩・吉岡宿。年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、ついに地域を立て直した住人たちが主人公。実在の人物、穀田屋十三郎ほか9人が、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」を行った実話を映画化した。子役から活躍し、“演技派”“個性派”俳優としての呼び声高く、出演する作品ごとに圧倒的な存在感を見せる濱田さん。大人気CM「三太郎」シリーズの金太郎としてもおなじみで、『信長協奏曲』『世界から猫が消えたなら』『ヒメアノ~ル』と話題作に引っ張りだこ。しかし、本作の豪華キャストが次々に明らかになっていく中、「そういえば、濱田さんがいない!?」と思った映画ファンも多かったのでは?これまで、中村監督作品『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』『ポテチ』『みなさん、さようなら』と多数出演している濱田さんは、今回スケジュールの都合により劇中に登場することは叶わなかったものの、初めて映画のナレーターとして参加することが実現。「今回どうしても、岳には何かやってほしかった」と言うのは、中村監督。本作の舞台は、仙台藩。そもそも2人のタッグの始まりは、「(仙台が舞台の)2006年の『アヒルと鴨のコインロッカー』の撮影からで、岳とはその後、何度仙台を訪れたか分からない。この映画には、僕の全てが詰まっている。なのに岳がスクリーンにいないというのが、どうにも淋しかった。ナレーション録りの作業は仕上げの最後の最後だったが、映画に岳の声が入って、思わず『ミッション、コンプリート!』とつぶやいてしまった」と歓喜のコメントを寄せる。そして“盟友”濱田さんは初めてのナレーションにあたり、「これまでと違った形ではありますが、また中村組の作品に参加することができ、とても嬉しかったです。そして、スタッフ、キャストの皆様が作り上げた映像に、最後に参加するというのは、新たな経験であり、責任感と緊張感がありました」とふり返りつつ、「いつものように中村監督と楽しく、そして真剣に、収録させていただきました」と自信を見せる。「現場に居なかった自分でも、映像からこの作品の楽しさや素晴らしさが伝わってきました」と、本作に魅せられたことを明かしている。本作の池田プロデューサーは、「撮影時はスケジュールの都合でどうしても合いませんでしたが、そんな事情すらポジティブに転換できる抜群のコンビネーションは流石の一言。ナレ録り時は、“戦友”の2人にしかできない『あ、うん』の呼吸で、見事にキメてくれました。優しくて真面目なのに、どこか可笑しくて、お洒落。軽妙洒脱とはまさにこういうことを言うのだなと実感する濱田岳さんの素晴らしいナレーションを得て、中村組オールスターズの、最後のピースが埋まりました」とコメント。主演の阿部さん、瑛太さんほか、本格時代劇映画への出演は初めてとなる竹内さん、10年ぶりの時代劇映画出演となった松田さんらに、新たに濱田さんが加わり、中村組はついに完璧な布陣となったといえそうだ。『殿、利息でござる!』は5月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月12日