2020年10月9日、元女子プロレスラーでタレントの北斗晶さんがブログを更新。韓流スターにハマる北斗さんに対する、夫・佐々木健介さんの行動に称賛の声が上がっています。北斗晶「キャーキャー騒いでいる私を見て、我が旦那は…」同日、仕事が休みだった北斗さんは「韓流ドラマを見たいだけ見る」と心を踊らせていた様子。しかし、韓流ドラマや韓流スターに関することをブログやInstagram上につづると、決まって「健介さんはヤキモチを焼かないんですか?」という質問が寄せられるのだそうです。そんな質問を思い出した北斗さんは、次のように返答しました。てのど退くはずのない異国の芸能人にキャーキャー騒いで楽しんでる妻を見て我が旦那は、嬉しそうにしてますよ北斗晶オフィシャルブログーより引用(原文ママ)北斗さんによると、なんと佐々木さんは韓流スターに熱を上げる妻の姿を見て、嬉しそうにしているのだそうです!数か月前、韓流スターの写真が壁一面に飾られた新大久保のカフェを北斗さんが訪れた際にも、佐々木さんが同行。幸せそうな笑みを浮かべる北斗さんを、あらゆる角度から撮影していたといいます。仲睦まじい2人の姿に、心が和みますね。ブログを読んだ人々からは、さまざまな声が寄せられました。・本当に素敵なご夫婦ですね。僕は男なので、妻を想う健介さんをとても尊敬します。・ヤキモチを焼かず笑顔で趣味に付き合ってくれるなんて、なんて優しいの…!・佐々木さん、心が広い!幸せのおすそ分けをありがとうございます。北斗さんいわく、今後佐々木さんは韓流スターの追っかけにも同行してくれる予定だとか。佐々木さんは、趣味に夢中になる北斗さんの姿すら愛おしいのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月10日今の韓国ドラマブームを支えるのは、パク・ソジュンをはじめとする“韓流新四天王”と呼ばれる30代の俳優たち。20代から注目されてきた彼らが実力をつけ、ヒット作との縁もつかんだ。そんなパク・ソジュンにも負けず劣らずの人気急上昇の3人を、若手時代から彼らを見てきた本誌が、秘蔵SHOTとともに現在のヒット作と人気の理由を分析!■キム・スヒョン(32)/Netflixオリジナルシリーズ『サイコだけど大丈夫』独占配信中子役出身の確かな演技力と精悍さで、日韓のみならず中国でも大人気のスヒョン。『サイコだけど大丈夫』では超わがままな絵本作家に振り回される保護士を演じたが、これぞ彼のハマリ役。寡黙な男性がひとたび恋に落ちたときの破壊力は、ヒット作『太陽を抱く月』(’12年)や『星から来たあなた』(’13年)で見せた“ツンデレ”男子そのもの。■イ・ジョンソク(31)/Netflixオリジナルシリーズ『ロマンスは別冊付録』独占配信中186センチの高身長でモデルとしても活躍するジョンソク。『ロマンスは別冊付録』では9年ぶりに復帰したイ・ナヨンを相手にすねたり、ほっぺを赤らめたり、とかわいすぎる年下男子を演じてお姉さまをとりこに。幼なじみとの恋の行方にドキドキ!同じく彼が年下男子を演じ、ブレークのきっかけになった『君の声が聞こえる』(’13年)もおすすめ!■イ・ミンホ(33)/Netflixオリジナルシリーズ『ザ・キング:永遠の君主』独占配信中除隊後の復帰第1作『ザ・キング』では、剣と銃を使ったアクションや乗馬に加え、凛々しい軍服姿まで披露したイ・ミンホ(33)。『相続者たち』(’13年)の御曹司役や『青い海の伝説』(’16年)の天才詐欺師などノーブルな役を得意としてきた彼が、今作では皇帝役に。キム・ゴウンが演じる刑事とのロマンチックなラブシーンは、絵画のように美しい。「女性自身」2020年9月29日・10月6日合併号 掲載
2020年09月24日コロナ禍のいま、かつてないほど韓国カルチャーに熱い関心が注がれている。「愛の不時着」をはじめとする韓流ドラマは新参ファンと回帰してきたファンを熱狂させ、エンターテインメント性と社会性が両立した傑作映画の数々に、K-POP人気も根強い。なぜ、これほどまでに韓国発コンテンツは私たちを魅了するのか。韓流好き女子たちの声から紐解いてみた。いま熱い韓国コンテンツ!「冬のソナタ」の“ヨン様”が火付け役となった第1次ブーム、「東方神起」や「少女時代」などK-POPアーティストが中心となった第2次ブームと来て、ここ数年で世界にも広がった“韓流”は第3次ブームの真っ最中。SNSの普及もあって新たな世代を取り込み、日本国内の興行記録を塗り変えた『パラサイト 半地下の家族』に、『新感染 ファイナル・エクスプレス』や『神と共に』シリーズなどの映画はもちろん、ドラマ、音楽、文学、グルメやコスメに至るまで、その勢いは加速する一方。例えば、メンバーそれぞれの個性も人気の「BTS」や、コン・ユ、ヒョンビン、チュ・ジフンといった、紳士的な雰囲気と親しみやすさの双方を醸し出すスター俳優などがファンをときめかせている。コミュニケーションのヒントが?韓国版テラハ「HEART SIGNAL」に注目クールかと思いきや実は慎重でシャイなだけだったり、包容力を見せたかと思えば無邪気な笑顔で和ませたりと、肩幅や筋肉といったモムチャン(最高の体の意味、いわゆるマッチョ)要素だけではない、ギャップや多彩な魅力を振りまく韓国男子たち。その心理やコミュニケーションのとり方などは、“韓国版「テラスハウス」”と呼ばれ、絶大な人気を博している恋愛リアリティー番組「HEART SIGNAL」にもヒントが隠れていそう。たとえ意中の女性の気を引くためかもしれなくても(?)、理想のデートにとことんこだわったり、何気なく言ったお気に入りの店を覚えていてくれたりと、愛情表現がより繊細でロマンチックな行動を好むのは男性陣のほう。押し気味にアプローチしていた男子が逆に押しに弱く、一歩引いて周りを見ていた男子が本来の自分を少しずつ見せていく様子など、日に日に“構え”が取れていくところや、敬語からタメ口(タメ語)に変わる瞬間も距離が一気に縮まったようでキュンとくる。「愛情表現が上手」韓流好き女子に実際に聞いた韓国男子の魅力そこで、「HEART SIGNAL」を独占配信中のABEMAでは韓流を愛する女性たちにアンケートを実施。すると、韓国男子は「愛情表現が上手」「愛情表現がストレート」といった声が多くを占め、「連絡がマメ」「記念日を大切にする」「サプライズやプレゼントが日常」「積極的に『好き』『愛してる』など言葉で愛情表現」と想いを率直に、しかも頻繁に伝えてくれる点が魅力だという。「優しくて、レディーファースト」「エスコートがうまい」ところが好き、という声も数多く寄せられている。実際に韓国男子と交際経験のある女性からは、「記念日のお祝いが素晴らしすぎる」「一緒にいれる時間を確保する努力をしてくれた」「車道側を歩いていたら、サッと変わってくれた」「『心配かけてごめんね』と言ったら、『もっとかけても良いよ』って」「〇〇の名前ずっと忘れないよってサラッと言う」などなど胸キュンエピソードが続々。「愛嬌が可愛い」「電話に出れなかったりしたら拗ねる」という意外な一面に惹かれる人も。とにかく“女性目線”で、誰の目にもはっきりと分かる行動で示してくれる、そんなド直球な愛情表現が彼らの魅力。日本の一歩先行くフェミニズムの伝播にも裏打ちされているのかもしれない。(text:cinemacafe.net)
2020年05月13日Netflixが2月25日より人気作品ランキング「今日のTOP10リスト」を導入して以来、日本のヒットコンテンツと並んで常にTOP10入りを果たしているのが、韓国発のロマコメドラマ「愛の不時着」。主演は、「私の名前はキム・サムスン」や「シークレット・ガーデン」で人気を博し、近年は映画作品でアクションも披露するヒョンビンと、『私の頭の中の消しゴム』や『四月の雪』『Be With You ~いま、会いにゆきます』のソン・イェジンという日本でも高い人気と知名度を誇る2人。やはりアカデミー賞で作品賞をはじめ4冠に輝き、大ヒットとなっている映画『パラサイト 半地下の家族』で、いま改めて韓国映画やドラマに興味を持つ人が増えているのか?偶然の“不時着”と“嘘”から始まった障害物だらけのラブストーリーがここまで支持される秘密に迫った。熱愛報道も!? “イケメン将校”ヒョンビン&“財閥セレブ”ソン・イェジンが相性抜群本国で放送された直後にNetflixで一挙配信、もしくは1話ずつ配信という形で上陸する話題作は、ほかの海外のドラマでもよく見られるケース。本作も例にもれず、韓国のケーブルテレビ局「tvN」にて徐々に視聴者を引きつけ、2月16日に放送された最終回が同局最高視聴率となり、地上波を含む全チャンネルで同時間帯の視聴率1位を記録した後、その翌週2月23日から全16話がNetflixで一挙配信された。ヒット作「星から来たあなた」「青い海の伝説」の女性脚本家パク・ジウンの新作として、もともと韓国ドラマファンからの注目度は高く、主演のヒョンビンとソン・イェジンといえば、日本では昨年公開された映画『ザ・ネゴシエーション』(2018)で動機不明の人質犯と彼に指名された交渉人として対立する関係を演じたばかり。ヒョンビンは、「私の名前はキム・サムスン」の年下御曹司や「シークレット・ガーデン」のツンデレ演技の印象もいまだ残る中、近年は『王の涙 -イ・サンの決断-』『コンフィデンシャル/共助』、「アルハンブラ宮殿の思い出」などで新たなチャレンジを見せ続けている。本作では、愛する兄を亡くして心を閉ざした北朝鮮のエリート軍人、リ・ジョンヒョク中隊長に。腕は立つ上に自ら料理もこなし、何事も完璧かと思いきや、実は“母胎ソロ”(母親以外の女性を知らない=恋愛経験なし)で、無口で優しく、不器用な男を熱演する。普段はキリッとした硬派なのに、自分のことは棚に上げて嫉妬したり、周りが見えなくなるほど世話好きになったり、ネットゲームに夢中になりすぎたりと「可愛いかよ」の一面を覗かせることもしばしば。劇中でも言及される、長身の屈強な体格から繰り出されるアクションも見応えがある。また、今年『パラサイト』に追い抜かれるまで日本の韓国映画歴代興収No.1だった『私の頭の中の消しゴム』やドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」など、涙の演技はもちろん、弾ける笑顔も魅力的なソン・イェジンは、韓国の上位1%の財閥令嬢であり、自ら立ち上げたファッションブランドが大成功を収めている実業家ユン・セリに。華やかな人生を歩みながらも、財閥一家、とりわけ義母との間に複雑な思いを抱えて、常に周囲の顔色を見ながら育ってきたという女性だ。ある日、ユン・セリはパラグライダーの最中に竜巻に巻き込まれ、なんと軍事境界線を越えてしまい、北朝鮮側に不時着。警備していたリ・ジョンヒョクと出会うも、誰かにばれたら命さえも危ないと考えた彼は、セリは“婚約者”だの、“南(韓国)からきたスパイ”などと周囲に嘘をつき、保護することに。一方、韓国では財閥の相続をめぐってセリの突然の失踪を利用しようとする不穏な動きが…。このジョンヒョクとセリは一見、正反対で不釣り合いのように見えながら、実は孤独や心の傷を抱えている者同士。2人が不時着以前から運命的な関係にあったことが次第に明かされていく点も見どころとなっており、壮大なスイスロケを行い、時間軸を巧みに前後させて登場人物たちの言動にはそんな含みがあったのかと思わせる構成がビンジ・ウォッチ(イッキ見)を後押し。北と南、軍人とセレブ、予断を許さない状況が続く中で育まれる愛には、キュンとするだけではない、温かな感情が観る者のハートにも生まれていく。さらに、そんな2人を演じるヒョンビンとソン・イェジンが醸し出す雰囲気があまりにもお似合いなため、「本当に交際しているのでは?」という噂も出たほど。『パラサイト』のあの人も!2人を取り囲むキャストも魅力的もう1組、注目のカップルも登場する。ヒョンビン演じるリ・ジョンヒョクの親同士が決めた婚約者で、チェロ留学をしていたソ・ダンには、新人のころからその実力が認められ、ヒョンビンとはパニックアクション時代劇『王宮の夜鬼』でも共演しているソ・ジヘ。勝ち気でプライドの高い、良家の氷の美女…ではなく、まだ本当の恋を知らないピュアさが次第に分かってくる。そんな彼女に恋したのが、口の上手い詐欺師でセリの兄を騙して、北朝鮮に逃げてきたク・スンジュン。演じるのは、「嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~」などで注目され、体調不良から見事な“復活”となったキム・ジョンヒョン。こちらのカップルの恋の行方も、可愛らしくてもどかしく、涙なしには観られない展開が待ち受ける。そのダンの母親で、平壌の最高級デパートを経営する社長には、『パラサイト』でソン・ガンホの妻役を演じて注目を集めているチャン・ヘジン。同作では役作りでふくよかになっていた彼女が、北側のトップセレブとして七変化を見せる。しかも、その弟で、ダンの叔父役は同じく『パラサイト』の“あの人”、パク・ミョンフン!チャン・ヘジンと姉弟で口ゲンカをするシーンでは、何だか異様にハラハラしてしまうのは気のせい!?また、ユン・セリの存在を怪しみ、ジョンヒョクの失墜を狙う残忍なチョ少佐は、新ドラマ「凍てついた愛」で『パラサイト』チョ・ヨジョンの夫役を演じている実力派オ・マンソクが務めている。加えて、セリを匿うジョンヒョクの中隊の面々も見逃せない。口は悪いが本当は誰よりも優しいピョ・チス(ヤン・ギョンウォン)、ソウルならスカウトされること間違いなし(!?)のパク・グァンボム(イ・シニョン)、“韓ドラ大好き”の韓国通キム・ジュモク(ユ・スビン)、母思いでゲーム好きな少年兵クム・ウンドン(タン・ジュンサン)と、さらにジョンヒョクの兄の友人であった“盗聴”専門の兵士チャン・マンボク(キム・ヨンミン)らのチームワークは、もはや癒やし。彼らがわちゃわちゃとするシーンは、つらい局面が増えていく後半になると、いっそう愛しさが増す。劇中にはビシッとスーツ姿で決めて登場するシーンがあるが、普段着とのギャップもまた堪らない。そして、北朝鮮の軍人の舎宅村の主婦たちにも注目。停電がよく起こり、ガスも通っていない村で、女性たち総出でキムチ作りを行う様子は、かつての日本の山村のようでもある。「紳士の品格」「完璧な妻」キム・ジョンナンが演じる大佐の妻ヨンエや『国際市場で逢いましょう』「応答せよ1988」のキム・ソニョン演じる人民班長ウォルスクらを中心にしたシスターフッドもまた、いざというときに頼もしい。“小食姫”と呼ばれるほど、誰とも楽しんで食事をしたことのなかったユン・セリが、ジョンヒョクのみならず、隊員や村の奥様たちと食卓を囲む中で友情と信愛を深め、喪失や悲しみと向き合い、人として成長していく過程は胸打つポイントの1つ。食といえば、1月に日本に上陸した記録的大ヒット映画『エクストリーム・ジョブ』では、日本でも劇場帰りにフライドチキンを求める人が続出したが(!?)、本作も思わずお腹が鳴ってしまうシーンが続々。ソウルではもちろんフライドチキンにビール、北朝鮮の村では焼き貝と焼酎や、干し鱈とビールという組み合わせなどは観ているうちに真似したくなってしまう。「天国の階段」「冬ソナ」…名作へのオマージュから豪華なカメオ出演に注目また、ロミオとジュリエットのような悲恋や財閥の相続争いはよくあるテーマだが、韓国で(物質面では)何不自由なく育ってきた財閥出身の女性が、偶然の事故とはいえ北朝鮮との境界線を越えてしまったことで、本作のラブストーリーはより重層的になっている。非武装地帯に不時着したセリ(ソン・イェジン)は、ジョンヒョク(ヒョンビン)にソン・ガンホやイ・ビョンホンらが出演した映画『JSA』(2000)を話題に出すも、彼にはまるで通じていない様子など、同じ民族であるはずなのに埋め切れない生活や文化のギャップが至る所に散りばめられ、“南北もの”としても興味深い。何をするにも命がけ、保衛部(国家保衛省)にセリの存在がバレたら一巻の終わりなのに、基本ロマコメなので、セリと中隊のチスとの小競り合いや韓国の流行語を通訳するジュモクの存在などは、湿っぽくなりすぎずユーモアの種となる。ただ、セリが彼らとお別れする際、中隊を一人一人表彰するシーンで「統一が実現したら…」と何度も繰り返す姿などは、笑いの後に改めて分断された地という現実を思い知らされる。そんな本作では、ジュモクが任務中に密かに観ていた「天国の階段」のクォン・サンウのごとく、風光明媚な湖畔の桟橋でピアノを弾くヒョンビンをはじめ、「初雪を一緒に見たら恋が叶う」など「冬のソナタ」を思い起こさせるセリフがあるなど、2000年代前半から韓流ドラマにハマっていた人にも嬉しい驚きがたくさん。かと思えば、セリが北朝鮮の女子から「BTS(防弾少年団)の推しは誰?」と尋ねられるシーンも!それに対するセリの返答も胸キュン案件となっている。さらに、「私の彼はエプロン男子~Dear My Housekeeper~」「1%の奇跡~運命を変える恋~」で“ツンデレ職人”といわれる若手俳優ハ・ソクジンをはじめ、「太王四神記」や映画『新しき世界』などのパク・ソンウン、女性お笑い芸人キム・スクなど、ちょこちょこと登場するカメオ俳優たちも何気に豪華。実は物語後半、セリのために中隊員たちとマンボクがソウルにやってくるのだが、突然、ある人物に話しかけられる。その人物とは、ドラマ「星から来たあなた」「プロデューサー」で本作の脚本家パク・ジウンと組んでいる人気俳優キム・スヒョン!しかも映画『シークレット・ミッション』(2013)に登場した北朝鮮のエリート工作員と同じ緑のジャージ姿!諸々の言動からすると同一人物のようだが…。ソウルに来てガチガチに緊張している5人に、“ちょっとしたアドバイス”をしてくれる。そして、2年前に一般男性と結婚した、誰もが知るあの“韓流クイーン”までもカメオ出演!もしも見逃していたならもったいない。韓流ブームの到来から観てきた人も、最近気になり始めた人もいまこそチェックしてほしい、韓国ドラマの王道にして力の入った意欲作だ。見どころは純愛だけじゃない、コロナ禍で社会現象に!新聞各紙やNHKまでも取り上げるなど、おうち時間やリモートワークが増えた中で社会現象となっている今作。あまりの問い合わせの多さにオリジナル・サウンドトラックの日本盤が急きょリリース、リピート鑑賞も多く、「薦められたらハマった」という口コミの声は広がる一方。初めて韓国ドラマに見た層にも、主演2人のうっとりするような美しい純愛のみならず、俳優陣のケミストリーや脇役も含めたキャラクターの成長は心に響き、また、実際の脱北者から話を聞いた脚本で細やかに仕上げたことで日本にとっても近くて遠い国・北朝鮮の庶民の日常を知り、改めて韓国がSNS大国であることなども知ることができた。とりわけ、世界を席巻するK-POPガールズグループや小説「82年生まれ、キム・ジヨン」などが入り口の人たちには、信頼を裏切らない一歩進んだ女性像の描き方も琴線に触れたのかもしれない。その筆頭、ソン・イェジン演じるユン・セリは、財閥令嬢ながら自立して10年間仕事に打ち込み、北の闇マーケットで販売されるほどの商品を作りあげた。彼女は自分のため、何よりブランドを愛してくれるファンのために働く。「女のくせに」という生きづらさをとっくに乗り越えて培ったバイタリティ、自分の失敗と頑張りを認める潔さや素直さもある。だからこそ不時着しても、転んでも、ただでは起きない。簡単に穴の空いた「セリズ・チョイス」のウエアを「帰ったら不合格って言ってやる」というポジティヴさには憧れるしかない。そんなユン・セリを体現したソン・イジェンには、ハリウッドからも声がかかっている。(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年04月03日日韓女性アイドルグループ・IZ*ONE(アイズワン)が2月中に活動を再開することが分かった。1月23日、韓国のエンターテインメントチャンネルMnetが報道資料を通じて発表した。IZ*ONEは、韓国の国民的オーディション番組『プロデュース101』と、秋元康氏(61)が総合プロデュースを手掛けるAKB48グループがタッグを組んだ、公開オーディション番組『プロデュース48』で誕生した12人組。AKB48グループからは宮脇咲良(21)、本田仁美(18)、矢吹奈子(18)の3人が所属している。日本でも精力的に活動を展開していたが、番組側が視聴者投票の結果を不正にねつ造したことが発覚。騒動を受け、IZ*ONEは事実上の活動休止に追い込まれていた。放送元のMnetはこの日、報道資料を通じて「MnetとIZ*ONEのメンバーらの所属事務所は、IZ*ONEの活動の正常化を求めるメンバーたちの望みと、ファンの皆さんの意見などを尊重して、活動を再開することを決定したことをお伝えします」と発表。活動再開の時期については「IZ*ONEは2月中に活動を再開する予定であり、具体的な日程などは近いうちにお知らせいたします」とした。これを受け、日本の公式サイトも「本日、韓国MnetよりIZ*ONEの活動再開に関するリリースがございました。今後の日本での活動につきましては確定次第、IZ*ONE日本公式サイトにて順次ご案内させていただきます」とアナウンスしている。最後にMnetは「これまで何の過ちもなく、精神的苦痛を受けてきたIZ*ONEのメンバーたちが、今後ファンと大切な時間を共に過ごせるように温かく応援していただければ幸いです」と呼びかけ、「今回の事態は、デビューしたアーティストや練習生、そして所属事務所の過ちではないため、これ以上、傷つくことがないよう見守ってください」と付け加えた。今回の発表を知ったファンからは《3か月もよく耐えたね》《めっちゃ楽しみ》《待ってたよー!絶対会いに行く!》《おかえりなさい!》と歓喜の声が上がっている。
2020年01月23日悪化し続ける日韓関係。しかし、20代の若年層を中心に「韓国に行きたい!」という日本人は増え続けている。現地には、政治問題を超えた“魅力”があるのだという。《韓国国内で高まる“反日の機運”、『NO JAPAN』『NO ABE』の張り紙も――》韓国の元徴用工らに対する日本企業の損害賠償問題を契機に、こじれ続ける日韓の両国。韓国は9月17日、輸出管理の優遇措置を適用する「ホワイト国」から日本を除外する計画を承認。日本はすでに8月時点で韓国を「ホワイト国」から除外しており、両国間の問題は“泥沼化”しつつあるが――。「ニュースでは日韓の政治的な問題が多く報じられていますが、じつは、日本国内で『韓国ツアーへの申し込みが減っている』ということはないんです」そう語るのは、渡韓専門の旅行代理店「三進トラベルサービス」の広報担当者。観光庁によると、今年8月、韓国から日本を訪れた旅行者は、前年同月と比べて48%減少した。しかし、日本から韓国へ旅行に行く人は増えているのだという。韓国観光公社の資料により作成した「日本人の韓国入国者数」のグラフを見てみると、今年7月に韓国を訪れた日本人は27万4,830人。これは、前年の同月と比べて19.2%の増加。うち女性は64%、世代別で見ると最も多いのは21~30歳で、27%という結果だった。「9月14日、15日に朝日新聞は、韓国への好悪について全国的に世論調査を行いました。18~29歳の調査対象のうち『韓国が好き』と答えた人数は、『嫌い』と答えた人数を10%上回った。現在、韓国が発信する文化は10代、20代の学生に好まれており、彼らが旅行客の中心層になっているようです」(社会部記者)なぜ、若い層を中心に、韓国旅行者は増え続けているのだろうか?韓国在住の日本人ライターは、こう分析する。「日本人観光客のお目当ては、カフェ巡りと“美容大国”ならではの韓国コスメでしょう。“インスタ映え”を狙ったオシャレな内装のカフェは韓国国内で続々と登場し、それまで韓国旅行に興味がなかった女性も、足を運ぶようになりました。また、ソウル市内にある『OLIVE YOUNG』という国内最大のビューティショップには、必ずといっていいほど日本人旅行客がいます。現在、韓国コスメは日本からオンラインでも買えますが、送料を考えると現地で購入したほうが安い場合がほとんどです」9月上旬、韓国に足を運んだ24歳のOLは、旅行の動機についてこう話す。「ネットで見つけた、安くてかわいい韓国コスメを、現地で試してから買いたくて……。とくに最近は“ウォン安”なので、『行くなら今がチャンス』と思い、旅行を決めました」9月19日現在のレートは1ウォン=約0.09円(三井住友銀行調べ)。昨年9月時点での1ウォン=約0.102円と比べ、ゆるやかにウォンが安くなっているのも、渡韓の背景になっているようだ。
2019年09月28日「戦後最悪とまで言われている日韓関係ですが、それはあくまで政治や経済での話。今クールは韓国原作のドラマのリメイクが3本もあります。芸能界では特に影響はないどころか、むしろ増えているという印象ですね」(スポーツ紙記者)大森南朋(47)主演の『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』(テレ朝系)、唐沢寿明(56)主演の『ボイス 110緊急指令室』(日テレ系)、三浦春馬(29)主演の『TWO WEEKS』(フジテレビ系)。この3本に共通しているのは、韓国ドラマのリメイクということだ。「『サイン』は第8話までの平均視聴率が10.9%で、今クール3位。『ボイス』も第7話までの平均視聴率が10.7%と二桁をキープしています。『TWO WEEKS』だけは6%台と落ち込んでいますが、3本中2本が2桁というのはかなりの好成績。今後も韓国ドラマのリメイクは増えていきそうです」(テレビ局関係者)最近のドラマは、海外リメイクものが増えている。昨年10月クールに放送された織田裕二主演の『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)は、アメリカのドラマのリメイクだった。「『SUITS』もかろうじて2桁はキープしましたが、同じクールに放送された米倉涼子さん(44)の『リーガルV』(テレ朝系)や阿部寛さん(55)の『下町ロケット2』(TBS系)からだいぶ差をあけられましたからね。やはり同じアジア圏のドラマのほうが、視聴者も違和感なく見られるのかもしれません」(芸能関係者)最近の日本ドラマは漫画原作や小説原作、海外リメイクなどが激増。オリジナル作品は以前よりも少なくなっている。「テレビ局も人材不足と予算不足で、なかなか冒険できなくなっています。原作ものだと大コケの心配は減りますからね。いっぽう、韓国も堺雅人さん(45)主演の『リーガルハイ』や上戸彩さん(33)主演の『昼顔』をリメイクでやっています。芸能界に関しては、お互い『今後も波風立てずに連携していきたい』と歓迎ムードですね」(ドラマスタッフ)
2019年09月14日最旬韓流スターのインタビューをお届けするK☆STAR LOVERS。今回のゲストは、4月10日にシングル『Phenomenal World』でソロデビューをはたしたU-KISSのJUN。メンバーのスヒョンに続き3月にキソプ、フンが入隊したなかで、末っ子の彼がソロ活動を始動。日本でソロデビューが決まったときの心境、“鏡の中の自分との対話”をテーマにしたシングルで新たなジャンルに挑戦したこと、今後の新しい目標、今だから言える日本活動での失敗談などを赤裸々に告白してくれた。よりいっそう流暢になった日本語で懸命に答えてくれる姿に萌えること必至です!■韓国エンタメ情報&オリジナルインタビュー満載!『K☆STAR LOVERS』記事一覧■女性自身韓流Twitterアカウント(動画/Bravoworks,inc.)
2019年04月16日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、4人の女たちが抱える秘密と葛藤をスキャンダラスに描いた官能ラブサスペンス『ミストレス』をご紹介。■『ミストレス~愛に惑う女たち~』DVDレンタル開始。全16話/全9巻/各巻2話収録。4月2日よりVol.1~4、5月8日よりVol.5~9(Vol.4、9には特典映像を収録)発売元:株式会社インタラクティブメディアミックス/レンタル販売元:カルチュア・パブリッシャーズ原作は、イギリス版“SEX AND THE CITY”のうたい文句で、BBCで放送された同名人気ドラマ。のちにアメリカ、韓国でリメークされ、今春、日本版が放送されますが、今回は原作よりもドラマティックにリメークされたと評判の韓国版『ミストレス~愛に惑う女たち~』に注目します。物語は、死体を前に4人の女性がワインで乾杯するシーンから始まります。死体はいったい誰で、誰が何のために殺したのか?主人公は失踪した夫の生存を信じるシングルマザーのセヨン。演じるハン・ガインは韓国きっての清純派として愛されたトップスターで、今春には第2子も誕生するママさん女優。本作では、娘と2人で生きる母の女の脆さを成熟した演技で表現しています。いっぽうセヨンの同級生の3人の女性たちも個性派ぞろい。元恋人との再会、一夜の過ち、愛人の死、と人間の欲望や愚かさをスキャンダラスに、かつ官能的に見せてくれます。そして彼女たちを取り巻く人々も、みな曲者ばかり。誰が敵で味方なのか?ミステリアスでスリリングな展開はこれが韓流!?と韓国ドラマのイメージをくつがえすこと間違いなし!
2019年04月01日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は、作家・吉本ばななの同名小説を原作に、日韓共同で製作された映画『デッドエンドの思い出』をご紹介します。■映画『デッドエンドの思い出』(2月16日より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー)国内はもとより海外でも高い人気を誇る吉本作品のなかでも、作家自ら最高傑作と語る短編小説の初映像化。アイドルグループ少女時代のスヨンが、婚約者を追いかけ名古屋へやってくる韓国人女性・ユミを演じています。「小説のなかの人が出てきたみたいに原作のまんま。スヨンさんの演じたユミには説得力があった」そう絶賛したのは何を隠そう吉本本人。その言葉のとおり、ヒロインの絶望感を繊細に演じるスヨンは、映画初主演とは思えないほどの堂々たる熱演ぶり。いっぽう、傷心のユミに寄り添うカフェのオーナー・西山を演じたのは、BOYS AND MENの田中俊介。その不思議な存在感は“エンドポイント(=行き止まり)”という名の小さなカフェのなんとも言えない空気を作り出すことに一役買っています。そして、ふだん平静な西山もじつは心に傷を持つことを知ったユミは、以前よりも自分らしく、未来に向かって歩み出すのです。彼女の心を映すかのような桜満開の公演はクライマックスを彩るみごとな絶景!映画のロケ地巡りも楽しそう。ときには人生の袋小路に迷い込むのも悪くない。悩める大人の女性におすすめの1作です。
2019年02月18日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、韓流ドラマファンが「ひさびさにハマった!」と口をそろえるヒューマンドラマをご紹介します!■『黄金の私の人生』DVD(全26巻)順次レンタル中。発売元:ポニーキャニオン/テレビ東京販売元:ポニーキャニオン物語は、パク・シフ演じる財閥グループの後継者チェ・ドギョンと契約社員のソ・ジアンが交通事故を起こしたことから始まります。最悪な出会いをした男女が、衝突しながらも心を通わせていく、そんな鉄板のラブストーリーと思いきや、ジアンが25年前に行方不明になったドギョンの妹だと判明。庶民から一転、財閥令嬢となったヒロインの運命ははたして?序盤は、財閥一家の一員になろうと奮闘するジアンと、彼女を妹として見守るドギョンを中心に展開。ジアンの出生のさらなる秘密が発覚することで、財閥一家と奇妙な悪縁でつながるソ家の人々の人生が複雑に絡み合っていきます。恵まれた境遇に育ちながらも、財閥グループ後継者としてレールが敷かれた人生。貧乏にもがき苦しみ、夢を諦めざるをえない人生。愛を取るか、家族を取るか。次々と選択を迫られるなか、親も、子も、みな自分の“黄金”の人生を見つけるために必死に生きる姿は涙なしでは見られません!出生の秘密、格差恋愛、韓流お得意パターンはやっぱり面白い!
2018年11月12日東京・新大久保にある「韓サラン(ハンサラン)」は、韓国の家庭料理が味わえる韓国料理店です。オープン当初からずっと変わらないこだわりの味を貫く「韓サラン」でいただきたい、おすすめのメニューをご紹介します。新大久保で韓国料理なら「韓サラン」JR「新大久保駅」から徒歩3分のところにある「韓サラン」は、韓食財団に「優秀韓国レストラン」として推薦された韓国料理店です。種類豊富な「サムギョプサル」や、豆腐にだしが染みた「スン豆腐(ドゥブ)チゲ」などの韓国料理を、 チャミスルやマッコリなどの韓国のお酒とともに味わえます。韓国伝統家屋をイメージした店内韓国伝統家屋をイメージした、どこか落ち着く雰囲気の内装です。お客さまの9割が女性で、女性同士で利用する方が多いのだそう。なかには2005年のオープン以来変わらない味を求めて通う、常連のお客さまもいます。コン・ユさんや超新星さんも訪れる超人気店!「韓サラン」は、老舗なので韓国の有名人からの信頼も厚く、韓国の俳優・コン・ユさんや韓国出身の6人組男性アイドルグループ・超新星さんなどが来日した際に訪れています。運が良ければ韓国の有名人に会えるかもしれませんよ。看板メニュー「サムギョプサル」定番の「コチュジャンサムギョプサル」や「生サムギョプサル」のほか、「梅サムギョプサル」などの変わり種メニューも用意されています。韓国人が食べても違和感のない、本場の美味しさを追求しているそう。お店のスタッフがすべてのお肉に均等に火を通して、最高の焼き加減にしてくれます。お肉の旨みたっぷりの脂を含んだ「ホットキムチ」がアクセント。国産の熟成肉を使用した「サムギョプサル」とトッピングの「焼き肉キムチ」や「ネギサラダ」を、お好みでサンチュに巻いて召し上がれ。体の奥から温まる「スン豆腐チゲ」アサリや野菜の濃厚なだしが、プルプルの豆腐に染み込んだ「スン豆腐チゲ」は、体の奥から温まるので冬におすすめ。アツアツの状態でいただけるように、お客さまの食事のタイミングを見て提供してくれます。リピーターのお客さまのために、あえて味を変えていないのだそう。いつ訪れても安定して、ほっとする味を楽しめます。ピリ辛アレンジがおすすめ「ビビンパ」ナムルの歯ごたえと“おこげ”の香ばしさ、ひき肉の旨みが合わさった「ビビンパ」は、〆にぴったりのメニューです。「プルコギ石焼ビビンパ」や「ナムルビビンパ」など、豊富な種類から選べます。お店のおすすめは、スプーン1~2杯のコチュジャンを入れること。ピリ辛になってさらに食欲がわいてきますよ。辛いものがお好きな方はぜひ試してみてくださいね。韓国の家庭料理を楽しもう!韓国のお宅にお邪魔して郷土料理をふるまってもらっているかのような気分になれる「韓サラン」。人気店のため、ディナーの時間は予約をおすすめします。辛くて美味しい、体の奥から温まるような韓国料理を食べに、足を運んでみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:韓サラン住所:東京都新宿区大久保1-16-15 豊生堂ビル2F電話番号:050-5868-0456
2018年11月06日北欧のシンプルライフを楽しめます株式会社そごう・西武は、全国15店舗において北欧の暮らしの良さを紹介するイベント「しあわせ、ヒュッゲ~北欧流シンプルな暮らし~」を開催します。北欧のライフスタイルを体感できるチャンスです。3つのヒュッゲでおもてなし会場では、「カフェ」、「ホーム」、「屋外」の3つのヒュッゲを用意し、各々の楽しみ方を提案します。食品やインテリアアイテムなどの様々な北欧雑貨をそろえ、実際にヒュッゲスタイルを体験できる料理教室なども開催予定です。開催概要「しあわせ、ヒュッゲ~北欧流シンプルな暮らし~」は、2018年10月9日(火)から11月5日(月)まで、そごう・西武の各店舗にて開催されます。店舗によって会期が異なりますのでご注意ください。なお対象店舗のポップアップショップで税込み5,400円以上購入すると、先着で「北欧JAZZのCDサンプル」プレゼントも。詳細は公式ホームページ等でご確認ください。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース
2018年10月18日8月31日、AKB48グループが参加している韓国のオーディション番組『PRODUCE48』の最終回が放送され、秋元康(60)がプロデュースする日韓ガールズグループ「IZONE(アイズワン)」のメンバー12名が決定した。番組放送中からYahoo!検索ランキングには番組の関連ワードが数多くランクインするなど大きな話題を集めた。PRODUCE48は、5月より韓国の放送局Mnetと日本のスカパー!で同時放送され、韓国の大人気オーディション番組『PRODUCE101』とAKB48がコラボし行われたオーディションプロジェクト。日本で活動しているAKB48グループの中から選出された39人と韓国の芸能事務所に所属している練習生57人合わせた96人のメンバーから、グローバルガールズグループのメンバー12人を選考するオーディション番組だ。メンバーの選抜は国民プロデューサーと呼ばれるファンが直接行い、投票は韓国のみで行われた。この日の放送では、ファイナリスト20名の中から、ガールズグループのメンバー12名が選出。日本からはHKT48宮脇咲良(20)、矢吹奈子(17)、AKB48本田仁美(16)が選ばれた。グループ名の「IZONE(アイズワン)」は、12名の少女が1つになるという意味が込められている。IZONEは、2年間限定で日韓両国をまたにかけ活動することになる。
2018年09月01日子どもの無駄遣いをやめさせたい。夫に少しでも家事を手伝わせたい。そう思って説得しても、徒労に終わってがっかりした経験はないだろうか。「相手にとって興味のない話やメリットのないことは、いくら正論をぶつけたところで聞いてもらえません。でも、ちょっとしたコツさえつかめば、話を聞いてもらえるだけでなく、相手を動かすこともできるんです」そう話すのは、元駿台予備学校カリスマ講師で、現在、塾経営をする傍ら、東京大学大学院にて「学習環境」をテーマに研究を行う犬塚壮志さん。予備校講師時代は、化学を担当。いかにわかりやすく説明するかを追求した講座は生徒から絶大な人気を集め、3,000人以上を集客した。「難解なことを難解なまま説明しても、理解してもらえない。そこで、生徒に興味を持ってもらい、段階を踏んで理解してもらう説明の“型”を考えたんです」(犬塚さん・以下同)それが、犬塚さんが提唱する「IKPOLET(イクポレット)法」だ。IKPOLETのアルファベットは、次の7つのステップの頭文字を表している。□Interest(興味を引く)□Knowledge(聴き手の知識にアクセス)□Purpose(目的を示す)□Outline(大枠を見せる)□Link(つなげる)□Evidence(証拠を示す)□Transfer(転移)「いわば“理解の階段”。こちらが階段を作ってあげれば、相手は上ってくることができる。つまり、どんな話でもわかってもらうことができるのです」今月4年、このノウハウを紹介した書籍『東大院生が開発!頭のいい説明は型で決まる』(PHP研究所)を出版すると、瞬く間に広い層から支持を集め、ベストセラーとなった。一見、難しそうに見えるが、このステップの一部を利用すれば、冒頭に紹介したような日常生活の悩みも解決に導けるという。犬塚さんの読者から寄せられた悩みを例に、実践方法を学んでみよう!【 ケース(2)】「韓流アイドルにハマっている大学生の娘の金遣いが荒く、見ていられません。バイトで月10万円ほどの稼ぎがありますが、すべてをアイドルにつぎ込み、『足りないからお金貸して』という始末。なんとか貯金をさせ、お金の管理を学ばせたいのですが……」(51歳・女性・専業主婦)アイドルに夢中の娘に、突然貯金をしろと言っても、かえって逆効果。「まずは『もし目の前に24万円あったら何に使う?』と、興味を刺激しながら、話を始めましょう(ステップI)。このとき、娘さんが『韓流アイドルのコンサートツアー』と答えても、否定はNG。『でも今、お金足りないからチケット、買えないよね?』と、不安を刺激して話を進めます。次に『じゃあ、自動積立貯金って知ってる?』と何げなく聞いて、相手の貯金に関する知識にアクセス(ステップK)」これから伝える貯金の仕組みをしっかりわかってもらうためには、そこにつながる情報の第一歩を相手の知識にインプットする。「最後に貯金の目的を理解してもらいます(ステップP)。『自動積立貯金は、意志が弱くても無理なく貯金するための方法なの。これなら、チケットが発売されても買えると思わない?』と畳み掛ければ、娘さんも貯金を始める気になるでしょう。ここでのコツは、相手の価値観を否定しないこと。チケットを買いたいという気持ちを利用して、まずは貯金の習慣をつけさせるのです。行動習慣が変われば、そのあと、お金に対する考え方も少しずつ変わっていくはずです」IKPOLET法を日常生活に応用する場合は、最初にどう興味を引くかが肝心だ。夫に家事を手伝ってもらいたい場合も、それとなくご褒美で気を引いて、家事を手伝うことがトクだと思わせるのがポイント。「人間は感情で動く生き物。正論をぶつける前に、相手の感情に訴えて話を聞いてもらう準備を整えましょう」
2018年08月29日混沌として複雑。だけど心に響く、松尾スズキ流時代劇『ニンゲン御破算』。「初演の印象というと、みんながやたらと水の中に入ってビショビショになっていたとか、荒川(良々)君が黒人の役をやっていたとか、出てくるのはそんなのばっかり(笑)」苦笑か、思い出し笑いか、阿部サダヲさんがおかしそうに話すのは、所属する大人計画の主宰・松尾スズキさんが2003年に手がけた舞台『ニンゲン御破産』のこと。「出演していた僕らも説明できないくらい複雑な脚本だったんです。でも、15年経って読み直してみるとすごいんです。書いた当時の松尾さんは30代。いまの僕より若いのに、こんなに難しくて面白いものを書いていたかと思うと本当にすごいです」物語の舞台は幕末。歌舞伎好きが高じ、侍ながら狂言作者を志す、阿部さんが演じる加瀬実之介と、彼をとりまく人々が描かれる。複雑と評されるだけあって、時空は縦横無尽に行ったり来たり。次々とアクロバティックな展開を見せていく。「実之介の目線で読むと、狂言作者の弟子志願としてしゃべっているところもあれば、自分の語る物語に入っている場面もあったり。物語が多重構造になっていて、面白いけれど、やる側は相当難しい。すごくふざけた話のようにも見えるんだけど、物語が展開していくと、じつは悲しさもあるんですよね。でも、出てくる人たちがみんな狂ってるから、悲劇っぽくはならないし、笑いの要素もたくさん入っているのが、さすが松尾さんだなって思います」曰く、「一回観ただけじゃ、どんな話かわからない」。けれど、そこも松尾作品の面白さだとも。「僕、松尾さんの世界って、全部わかる必要なんてないと思うんです。むしろ、全部わかっているのって…嫌。“なんで?”ってのみ込めないまま観ていると、たまに“わかる”っていうセリフが急に出てきて、それがズシンって残るものがある。正直、演じている僕らが、わからないままやってることも多いです。でも、わかってやっている人のお芝居が面白いのかといったら、そうとも限らないですよね。大人計画の俳優がテレビに出始めた頃、僕らは普通にやってるつもりなのに、世間からは、おかしな人たちの集団だと思われていたのと同じ。計算してやっているより、無意識なのに面白いほうがいいのかなって」15年前の初演で実之介を演じたのは、歌舞伎界でも屈指の人気を誇った故・十八代目中村勘三郎(当時は勘九郎)さん。「歌舞伎っぽい言い回しのセリフも多く、脚本は完全に勘三郎さんへのアテ書きですが、今回もそこは変わりないです。でも考えてみれば、実之介は狂言作者を夢見ている人だから、“歌舞伎っぽく”でいいのかな、と。前回との大きな違いは、稽古で松尾さんがミザンス(舞台での立ち位置)という演劇用語を頻繁に使うこと。最近覚えて、使いたくて仕方がないんだと思います(笑)」あべ・さだを1970年生まれ、千葉県出身。グループ魂のボーカルとして9月にはライブも決定。主演映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』が10/12公開。狂言作者を志し、鶴屋南北(松尾スズキ)、河竹黙阿弥(ノゾエ征爾)に弟子入りした加瀬実之介(阿部サダヲ)。成り行きから、南北たちの前で、自らの人生を語り始めた彼は…。6月7日(木)~7月1日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作・演出・出演/松尾スズキ出演/阿部サダヲ、岡田将生、多部未華子、荒川良々、皆川猿時、小松和重、村杉蝉之介、平岩紙、菅原永二、ノゾエ征爾、平田敦子ほかS席1万500円A席8500円コクーンシート5500円(すべて税込み)Bunkamuraチケットセンター TEL:03・3477・9999(10:00~17:30)大阪公演あり。初演時の阿部さんの役は、侍を夢見るマタギ・灰次。今回は岡田将生さんが演じる。写真左が、勘三郎さん演じる実之介。©細野晋司※『anan』2018年6月6日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年06月08日最旬の韓流スターのインタビューをお届けしているK☆STAR LOVERSの今回のゲストは、われらが“リダ”こと、キム・ヒョンジュン(31)。 6月6日、自身の32回目(日本の年齢で)バースデーに、新レーベル設立後第1弾となるシングル『Take my hand』をリリースする。レーベル移籍を機に、日本での活動を本格スタートさせるヒョンジュン。新たな門出に立った今の心境や新曲に込められたメッセージや、ロックアーティストとしての展望などを語った。 6月5日発売「女性自身」で最新撮り下ろしグラビアを掲載しているので、そちらもお見逃しなく! ■韓国エンタメ情報&オリジナルインタビュー満載!『K☆STAR LOVERS』記事一覧■女性自身韓流Twitterアカウント(動画/Bravoworks,inc.)
2018年06月05日最旬の韓流スターのインタビューをお届けしているK☆STAR LOVERSの今回のゲストは、韓国の国民的歌手“バラードの皇帝”ことソン・シギョン(39)。 インタビュー後編は、4月からレギュラー出演中のNHK Eテレの『テレビでハングル講座』に抜擢された感想と、7月4日にリリースされるニューシングル『幸せならそばにある』の聴きどころを語ってくれた。本国でバラエティ番組のMCやラジオ・パーソナリティもこなすトークセンスは日本語でも健在。“鼓膜彼氏”と呼ばれるその甘美な声は、聴く人誰もが聞き入ってしまうこと必至です! 5月29日発売「女性自身」のグラビアにも登場。動画と併せてお楽しみください。 ■韓国エンタメ情報&オリジナルインタビュー満載!『K☆STAR LOVERS』記事一覧■女性自身韓流Twitterアカウント(動画/Bravoworks,inc.)
2018年05月29日最旬の韓流スターのインタビューをお届けしているK☆STAR LOVERSの今回のゲストは、韓国を代表するバラード歌手・ソン・シギョン(39)。 心地よい歌声で人々を魅了することから、“バラードの貴公子”や“鼓膜彼氏”の異名を取る彼が今春から日本に本格進出。4月からレギュラー出演中のNHK Eテレ『テレビでハングル講座』(水曜23時30分~)に続き、6月1日、8日の2週にわたって放送されるドラマ『孤独のグルメ Season7~韓国出張編』(テレビ東京系・金曜深夜0時12分~)で出演することが発表された。 シギョンといえば、本国で’00年にデビュー。以来、アルバムセールスが通算200万以上を記録する国民的歌手として幅広い層の人々から愛されるほか、巧みな話術でバラエティ番組やラジオ・パーソナリティーもこなすシギョン。 本誌インタビューでは、目下猛勉強中だという日本語ですべて答え、日本進出を決意した理由、日本での新生活についてなどを語ってくれたシギョン。 K☆STAR LOVERSのインタビューは、前編・後編(5月29日配信開始)でお届けします! 【INFORMATION】7月4日(水)ニューシングル「幸せならそばにある」リリース ■SUNG SI KYUNG JAPAN FANMEETING“BETWEEN US 2018”開催決定7月22日(日)大阪・NHK大阪ホール7月27日(金)東京・メルパルクホール ■韓国エンタメ情報&オリジナルインタビュー満載!『K☆STAR LOVERS』記事一覧■女性自身韓流Twitterアカウント(動画/Bravoworks,inc.)
2018年05月22日国によってモテる女性のタイプは違います。日本ではふんわりカワイイ系が好まれますが、フランスではあまり人気がないそう。恋愛が長い間うまくいかない方は、フランス女子のような可愛さを狙ってみてはいかがでしょうか?今すぐ簡単にできるポイントを3つご紹介します。一点特化型メイクベースメイクにアイメイク、リップメイクとどれも気を抜かないのが日本式。ですが、フランスでは一点特化が主流です。ファンデーションを塗らず素肌でお出かけするのも当たり前。目のメイクを強調したらチークは塗らない、リップを華やかにするときは、アイメイクは塗らない、などです。ただし、普段お化粧をあまりしない方には、全く塗らないパーツがあると不安になるので例えば・・・リップを華やかにする時は、アイメイクやチークを控えめに。アイメイクを目立たせたい時は、その他のパーツを控えめに。を実践してみてはいかがでしょうか?フランス式のメイクは、どこか抜け感があるので優しい印象にしたい時にぴったりです。落ち着いた声フランスでは高くて幼い声よりも、穏やかで落ち着いた声が人気です。落ち着いた声の方が説得力や、誠実さが増しますね。ですので好意をアピールするときは、無理して声をワントーンあげる必要がないのです。「えー?!」という甲高い声も不要。共感はゆっくりと深くうなずけば十分です。それと、会話をする際は、相手の目を見ることも忘れずに。共感より話し合い日本では、とにかく男性を褒めて肯定するというテクニックが有効です。でもフランスではあまり良くないんだそう。男女が対等と考えるため、自分の意見や考えをきちんと言えることが求められます。もちろんケンカ腰ではいけません。お互いに意見を言い合い、聞き合えることが大切です。彼に共感するだけでなく、自分の意見もどんどん言いましょう。まとめ可愛さの基準はそれぞれです。もしかしたら気になるカレはフランス式の可愛さにクラっとくるかも。自分や相手に合った方法でアピールしてみてくださいね。
2018年02月03日今冬、イ・ビョンホンとペ・ヨンジュンという、2000年代中ごろから巻き起こった韓流ブームの立役者で、“韓流四天王”の代表格として知られる2人の主演作が相次いで公開される。これは韓流ブーム再来の兆しなのか!?それぞれの作品に注目した。韓流ブームの中で生まれた“韓流四天王”とは、「冬のソナタ」のペ・ヨンジュン、「美しき日々」のイ・ビョンホン、「イヴのすべて」のチャン・ドンゴン、日韓共同制作ドラマ「フレンズ」に出演したウォンビンの4人のこと。なかでも、「冬のソナタ」で一躍人気者となり、日本に“ヨン様”ブームを巻き起こしたペ・ヨンジュンと、いまやハリウッドスターとして国際的に活躍するイ・ビョンホンはその代表格といえる。■ペ・ヨンジュン、映画初主演作『スキャンダル』がデジタルリマスター!1月20日(土)公開2004年に公開され、当時9億円の興行収入を記録した本作は、フランスの古典恋愛小説「危険な関係」を、18世紀の李氏朝鮮を舞台に移して映画化した華麗な恋愛ドラマ。華やかな朝鮮王朝を舞台に、優雅に、かつドロドロに繰り広げられる恋愛ゲームを描き、時代劇ならではの鮮やかな衣装や装飾品へも高い評価を集めた。特に、これまでの誠実なイメージではなく、プレイボーイを熱演したペ・ヨンジュンと2007年に『シークレット・サンシャイン』での演技により第60回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞した世界的な実力派人気女優チョン・ドヨンとのベッドシーンも話題に。そのほか、『造られた殺人』『うつせみ』のイ・ミスクなどが出演。監督は、『世界で一番いとしい君へ』『フライ・ダディ』のイ・ジェヨン。制作から15年という節目の2018年にリバイバル上映が決定した。■イ・ビョンホン主演最新作のラブ・サスペンス『エターナル』2月16日(金)公開「10年ぶりに素晴らしい小説を読んだかのような、心に響く作品」とイ・ビョンホン自身が脚本にほれ込んだ本作。その衝撃的なラストは本年度ナンバーワン・サスペンス映画と呼ばれるほど。監督は語り手としての優れた能力と、広告界で築いた演出力でイ・ビョンホンが惚れ込んだ、本作が長編映画にデビューとなる新人監督イ・ジェヨンが務める。イ・ビョンホンがハリウッドや韓国で近年演じてきた悪の魅力や激闘アクションを完全封印し、複雑な心情を言葉ではなく、表情や視線に映し出す静かなる感情表現で観る者を圧倒する演技を見せている。(text:cinemacafe.net)
2018年01月14日血流が悪くなり、体がだるい。あちこち凝っていて滞っている感がすごい!!冬になるとよくあることですが、何とかしたいですよね。血流アップには、軽い運動が本当におすすめ!!きついワークアウトをしなくても、ジムに通う時間がつくれなくても、自宅で近所で簡単にできる運動を3つご紹介します。凝り固まった体をほぐそう!血流が悪くなり、体がだるい。あちこち凝っていて滞っている感がすごい!!冬になるとよくあることですが、何とかしたいですよね。血流アップには、軽い運動が本当におすすめ!!きついワークアウトをしなくても、ジムに通う時間がつくれなくても、自宅で近所で簡単にできる運動を3つご紹介します。特別な道具やスペースを必要としないので、思い立ったらすぐできる点が、最もおすすめ!!今すぐ始めて凝り固まった体をほぐしていきましょう。筋肉をつける前に血流をあげたいダイエットのためには筋肉をつけるようなハードなエクササイズやワークアウトが必要です。ですが、まずは体の調子をととのえたい。軽い運動から始めたいという方も多いはず。なによりも凝りがひどくて体のあちこちで滞っている感じがするときには、血流アップは必須です。筋肉をつける前に血流を上げて、動かしやすい体をつくって行きましょう。血流アップで体の滞りをなくそう!血流が悪くなると体の巡りが悪くなり、あちこちで滞っているようなだるさを感じるようになるでしょう。こうなってしまうと、活動量も落ちてしまうので、血流をあげて、体の滞りをなくしてあげる必要があります。血流アップの方法はいろいろあります。ゆっくりとお風呂に浸かる、マッサージをするなどといった方法も有効ですが、体を大きく無理のない範囲で動かす方法は、とっても有効な方法のひとつです。出来る範囲で体を動かして、全身の巡りをよくしていきましょう。ぽかぽかと全身が温かく感じるようになれば大成功です☆とにかく簡単血流アップにおすすめの運動3選!!とにかく簡単に血流アップするおすすめの運動をご紹介します。特別な道具を必要とせず、ほとんど身ひとつでできるので、場所を選ばないのが嬉しいところ。自分にむいていると感じたものから、チャレンジしてみてくださいね。1.両手を回そう、ぐるぐる体操肩こりや背中の血流改善におすすめなのが、両手のぐるぐる回し運動です。とくにこうしなくてはいけないというルールはなく、スペースがゆるすかぎり、腕をぐるぐる回すだけでOK。腕を回すことで、肩周辺の血流を良くして、滞りを解消することができます。とくに肩甲骨部分がよく動くように意識して腕を回すようにすると、より効果的になります。肩や腕が痛くならない程度にぐるぐると回して、だらんと脱力させましょう。意識して1日に何回か「腕ぐるぐる回し運動」を行うようにすると、かなり巡りのい体になれます。何のテクニックもいらない簡単な運動ですので、ぜひ、取り入れてみてください。2.軽いジョギングで体を温めるジョギングは、なんだか大変なイメージがあり、何キロも走らねば効果がないように感じるかもしれませんが、時間がなければ5分くらい走ってストレッチをするだけでも、血流アップには十分効果があります。なんといっても運動は、一度にたくさん行うよりも、毎日の習慣として少しづつでも継続することに意味があります。30分、1時間と毎日時間を割くことは難しいかもしれませんが、1日5分なら、時間をつくることができるでしょう。毎日5分のジョギングで、確実に体が変わっていくのを実感できるはずです。なんだか最近調子がいい。体が軽くなった気がする。そんなところを目標にして、まずは、少しづつでも走り始めてみましょう。3.ストレッチは血流アップの基本 健康にも美容にも欠かせないのがストレッチです。ストレッチは体を柔らかくするだけなく、ケガの防止にもつながりますので、運動をしなくても日常的に行ってほしいものです。年齢を重ねるにつれ、ふとしたことで体を痛めてしまうことは増えるでしょう。そういったことの防止のためにも、ストレッチは必須なのです。ストレッチも、無理に難しいものにチャレンジしたりする必要はありません。アキレス腱をのばす、軽い開脚や前屈をするなど、やったことがあるものを行うようにするとよいでしょう。とくに背中のような大きな筋肉を伸ばせるストレッチはおすすめですので、時間があれば、ゆっくりと深呼吸しながら伸びをしてみるのもよいですね。無理のない範囲で、続けられるようにしましょう。まずは体の巡りをよくして、気持のいい体をつくろう!!激しいワークアウトやエクササイズを頑張る前に、まずは体の巡りをよくして、気持のいい体づくりから始めましょう。血流がよくなれば、体の凝りや滞りも改善していくので、日常の不快感が減り、活動的に過ごせるようになるはず!!出来ることから、徐々に始めていきましょう。
2018年01月05日「冬のソナタ」などの純愛ドラマを中心とする、2000年代半ばの“韓流ブーム”を覚えているだろうか?最近でも若者の間でコリアンファッションや音楽などの人気は高いが、隣国であるのにもかかわらず、コリアンの人々についてまったく知らないという人もいるかもしれない。今回Be inspired!は、在日コリアン*1と、日本で暮らすコリアンという、ともに「コリアンのルーツ」を持つ立場の異なる若者2人にインタビューを行なった。国家間レベルでは、過去の戦争や領土問題などがあり複雑な関係にあるが、日本に住むコリアンの若者たちは、日本で暮らすことについてどう考えているのだろうか。(*1)日本が朝鮮半島を植民地支配していた時代に渡日し、その後も日本に定住したコリアンの人々とその子孫を主にさす。また、「コリアン」は韓国と北朝鮮を含む朝鮮半島の人々をさす包括的な呼び方福田恵里さん(27歳、SHE株式会社CCO)
2017年11月27日10月24日、日韓文化交流企画の舞台『ペール・ギュント』の制作発表会が都内で開かれ、浦井健治ら日韓の俳優6名と上演台本・演出を担当するヤン ジョンウンが登壇、作品の見所などを語った。公演には日本から15名、韓国から5名の俳優が出演する。原作はイプセンによって150年前に書かれたもの。夢見がちな青年ペール・ギュント(浦井健治)は母オーセ(マルシア)の心配をよそに、ある日、「遠回りをしろ」という闇からの声に導かれるように恋人ソールヴェイ(趣里)をひとり残し旅に出る。海を渡り世界を股にかけ、謎めいた緑衣の女(ユン ダギョン)らと愛を交わし、財産を築いては無一文になるのを繰り返す。妖精の一種トロールやその王様、猿までもが飛び出す、様々な出会いと別れに彩られた破天荒で壮大な“自分探し”の物語だ。「ペール・ギュント」チケット情報平昌冬季オリンピック開・閉会式の総合演出も務める演出家ヤン ジョンウンは、言葉によるイメージと美術や照明といった目の前のビジュアルとがない交ぜになるような幻想世界を体感して欲しいと話す。「私はこのプロジェクトで人生という物語の中で生きること、そして死ぬことに対する問いかけを提示したい。観客にとって自分の人生をオーバーラップさせられる出合いの場になれば」。また、舞台上では常に演奏家による生音楽が流れるといい、祝祭感溢れるステージとなりそうだ。浦井も東京公演はクリスマス、兵庫公演は大みそかに重なることもあり、「お酒でもひっかけつつ、観に来て頂ければ」と冗談混じりに笑う。稽古は始まって1週間程度だというこの日。「1週間が一か月にも感じる」「みんな古くからの友人みたい」と語る出演者らの口ぶりから、1日8時間という稽古の充実ぶりが伝わってくる。会見でも終始笑いが絶えず、チームワークはすでに万全な様子だ。「毎日筋肉痛になるぐらい想像を超えた世界です」(マルシア)、「お客さんもこのワクワク感を共に作り上げる物語の一員になるはず」(趣里)、「稽古開始1週間にしてもう自分が客席で観たい!と思える公演はあまりない」(浅野雅博)、「先日、稽古終わりに韓国の男優たちと松屋へ行きました。心から肉を欲するほど毎日ヘトヘトです(笑)」(キム デジン)、「互いの人生を祝福し、みんなが“今のままの自分でいい”と思える公演になることを心から願っています」(ユン ダギョン)。最後に浦井が言う。「宗教、政治、国境、男女の差、あらゆるボーダーを越えて、イプセンが描いた人間とは何か、人生における一番大切なものは何かなど、様々なテーマが浮かび上がってくる作品です。観る人それぞれに違ったメッセージが届き十人十色の気持ちを持ち帰って頂ける、もしくは10年後にそういうことだったのかと思い返して頂けるような作品になると思います」東京公演は2017年12月6日(水)から24日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、兵庫公演は12月30日(土)・31日(日)に兵庫県立芸術文化センターにて上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子撮影:宮川舞子
2017年10月25日(写真:THE FACT JAPAN) 再ブームの予感がする韓国ドラマ。そんな“韓ドラ”の凄ワザを、『定年後の韓国ドラマ』(幻冬舎新書)の著書もある、韓国ドラマを15年間で500作品見た、作家・藤脇邦夫が読み解く! 【第21回】『イ・ヨンエ』ーーさらに楽しめる究極ガイド『イ・ヨンエの晩餐』 連載の第3回でも紹介した、イ・ヨンエの新作『師任堂、色の日記』放送前に、制作されたテレビ番組『イ・ヨンエの晩餐』だが、今回、その番組を基にした本の日本語翻訳版の発売が決定したので、連載の最後に紹介しておきたい。 本書は、’14年2月2日と9日の2回にわたって放送された、SBS旧正月スペシャル番組の書籍化で、制作期間は6カ月の長期に及び、海外ロケまで敢行したドキュメンタリーの特別番組ではもちろん、女優がメインキャラクターを務める番組としても最近では例がないスケールである。 内容は番組同様の二部構成で、第一部は韓国料理のルーツを辿るのがメインストーリーだが、それと並行してイ・ヨンエ本人の日常生活も食事風景を中心に描かれる。100坪以上の豪邸の披露も初めてなら、夫と双子の子どもの素顔の公開も今回初で、普通では考えられないこのプライバシー公開の意図はよくわからない。現在の韓国料理の在り方の一環として自身の家庭での食事風景を紹介しただけかもしれないが、それにしても通常のドキュメンタリーではあり得ないほどの過剰サービスと考えたのは筆者だけだろうか。 第二部は、イタリア・フィレンツェへの海外取材で、グッチと共同主催した韓国伝統料理晩餐会の一部始終が収録されているが、韓国料理レストランが一軒もないイタリアの1000年都市フィレンツェで、2000年続いた韓国料理の神髄(薬食同源)を再発見するのは、料理研究書としても非凡な視点だ。異国で自国のアイデンティティを確認するテーマとして「料理」を取り上げているのは、この本を貫く基調低音ともいえる。さらに「料理」を「絵画」に替えれば、実は13年ぶりの復帰作『師任堂、色の日記』のストーリー展開とも相通じるところがあるのではないか。 テレビ番組やドキュメンタリーを書籍化する際には、事前に視聴していることを前提で編集されるものが多いが、今回の『イ・ヨンエの晩餐』はその番組を見ていなくても、一冊の本として、韓国料理のルーツを探るという観点でも読むことが可能な内容となっている(著者クレジットは、イ・ヨンエと番組の放送作家との共著)。『師任堂、色の日記』観賞の際の一番のガイドブックは実はこの本かもしれない(連載・了)。
2017年09月11日再ブームの予感がする韓国ドラマ。そんな“韓ドラ”の凄ワザを、『定年後の韓国ドラマ』(幻冬舎新書)の著書もある、韓国ドラマを15年間で500作品見た、作家・藤脇邦夫が読み解く! 【第20回】『師任堂、色の日記』ーーイ・ヨンエの新作、その価値と出来について 13年ぶりのイ・ヨンエの主演作『師任堂、色の日記』は、最近になって地上波BS放送とレンタルで、やっと一般的に視聴できるようになった。事前の情報通り、現在と歴史上の役柄がパラレルになった凝った設定になっているが、家庭を持っている主婦の、単なる美術講師から教授になるまでのサクセスストーリー的な内容であれば、おそらくイ・ヨンエがこの役を受ける可能性はなかっただろう。これまで積み上げてきたキャリアに付け加わるものは何もないからだ。 実際、イ・ヨンエに限らず、40代半ばの女優を主役にするのにふさわしい設定は現代劇ではなかなかあるものではない。かといって、いまさら単なる長編時代劇では、何のために、『チャングムの誓い』の続編の出演を拒んできたのかわからない。 だからなのか、このドラマはそんな期待に十分応えたもので、基本ストーリーの一部に『ある日どこかで』(’80年の米映画、原作はリチャード・マシスン)をヒントにしているのは間違いなく、500年の時空を超えたSF的な設定での過去と現在の交差は、従来のTVドラマではあり得ないような独自の内容構成になっている。そこに本人なりの価値観を見出したから出演に至ったのではないか。 「歌を忘れた金糸雀は〜」の倣い通り、もう一度歌を歌ってもらうにはそれなりの舞台を用意しなければならない。この作品はイタリア海外ロケから始まり、大学の研究室や海外の学会というアカデミズムの現場を通して、500年前の時代劇の世界にも移行する広大なスケールの構成を持つ。そして、アカデミズムの生態、SFファンタジー、時代劇という三種類の要素を溶かし込んだ、およそ韓国ドラマで考えつくだけの贅の限りを尽くしたものといえる。 まさしく、イ・ヨンエ出演のために、そのすべての期待と条件を満足させるために準備されたものだが、これが意外にも佳作に仕上がっているのは、やはり脚本を始めとしたスタッフの努力の賜物だろう。過去の遺跡、暗号等のヒントから、現在の謎を解くパターンは『ダ・ヴィンチ・コード』等でもよく見られる設定だが、そのキーワードを国宝級の絵画にしたところが非凡であり、イ・ヨンエはこの大役に見事に応えている。少なくとも13年ぶりの復帰作として、その名誉は守られたというべきだろう。
2017年09月04日「ヨガ×血流ワークショップ vol18 in 千葉・海浜幕張」開催概要2017年11月25日(土)、幕張BASE×LIBERTYにおいて、「ヨガ×血流ワークショップ vol18 in 千葉・海浜幕張」が開催される。ヨガで血流をアップさせた後に、漢方薬剤師の堀江昭佳が血流ワークショップを行う。同イベントは、Aコース(ヨガ+血流ワークショップ)と、Bコース(ヨガ+血流ワークショップ+ランチ)の2コースが用意される。AコースについてAコース(ヨガ+血流ワークショップ)は、9:00から受け付けがスタート。開催時間は、9:30から12:00まで。ヨガ担当は、村田寿美礼。参加費は、一般が7,000円。堀江昭佳の著書「血流がすべて解決する」を持参した場合は、5,500円。定員は25名。BコースについてBコース(ヨガ+血流ワークショップ+ランチ)の受け付け開始時間は10:30。開催時間は、10:45から17:00まで。ヨガは、Aコースと同じく村田寿美礼が担当する。参加費は、一般が22,000円。書籍「血流がすべて解決する」を持参した場合は、20,000円。定員は25名。血流ワークショップは、Aコースの参加者と同席となる。Aコース、Bコースともに、申し込み方法などの詳細は、縁結び出雲の子宝ブログを確認。(画像は縁結び出雲の子宝ブログより)【参考】※縁結び出雲の子宝ブログ※Amazon
2017年09月01日世田谷パブリックシアターが開場20周年を記念して、日韓文化交流企画となる舞台、イプセン作『ペール・ギュント』を12月に上演する。舞台『ペール・ギュント』チケット情報本作は、平昌オリンピック開・閉会式の総合演出を手掛ける韓国演劇界のトップクリエイター、ヤン・ジョンウンが芸術監督を務める劇団旅行者(ヨヘンジャ)にて上演を重ねてきた代表作のひとつ。日本では第20回BeSeTo演劇祭(13年)の招聘公演として新国立劇場にて上演され、際立つ身体性と言語表現によって色鮮やかに劇場空間を埋め尽くす、ヤン独自の世界観が大きな反響を呼んだ。今回は主人公ペール・ギュント役を浦井健治が担い、ワークショップで選ばれた日本人キャスト、ヤンの信頼厚い韓国人キャスト、そしてヤンの希望によりすべて日本人スタッフで固めた布陣で新演出版を誕生させる。海を越えた注目のタッグ、浦井とヤンに話を聞いた。「異なる文化で育った者同士が良いところを持ち寄り、一緒に冒険ができることはとても贅沢で幸せなこと。僕は参加できなかったのですが、今回共演する趣里ちゃんやほかの役者仲間から、すごい熱量でワークショップの報告が来たんですよ(笑)。『面白かった!ここまで自分をさらけ出すことができるのかと思った』と。そこまで思えるのは素敵ですよね」(浦井)「サイモン・マクバーニーが日本の俳優と作った『春琴』を世田谷パブリックシアターで観て、この空間にとても演劇的魅力を感じ、いつかこんな交流の舞台をやれたらと夢見ていました。浦井さんとの出会い、スタッフとのやり取りなど、すべての過程が今楽しくて仕方ありません。韓国人俳優に比べて日本人俳優はひかえめだという話をよく耳にしますが、ワークショップで出会った日本の俳優たちは全然違いましたね(笑)。すごく自由で、エネルギッシュで、挑戦を楽しんでいた。僕のほうがインスピレーションをもらいました」(ヤン)ワークショップについて浦井が「参加できず残念だったけど、僕は臆病なので」と冗談めかして言うと、ヤンはひときわ大きな笑い声をあげた。「先ほど浦井さんが口にした“冒険”という言葉が胸に刺さり、今また“臆病”という言葉にさらに深く揺さぶられました。私は、ペールも完璧な臆病者だと考えています。なぜなら、彼を信じる母親と恋人を故郷に残して自分探しの旅に出るペールは、あらゆる選択の局面でいつも無意識的に逃げ出すからです。すべての人間の怖れ、不安を集約したものがペール・ギュントで、浦井さんはそれを直感的に探り出したスマートな俳優だなと。期待が高まります」(ヤン)趣里、マルシアなど日本人15名と韓国人5名、総勢20名の出演陣で立ち上げる壮大な冒険譚。両国の情緒の差異を楽しみ、共感を探る、刺激的な旅路の始まりだ。「本当に大切にしたいものは身近にあることを伝えてくれる物語です。この作品を経験することで、僕も人生が豊かになるんじゃないかなと予感しています」(浦井)東京・世田谷パブリックシアターにて12月6日(水)に開幕。9月24日(日) より一般発売。取材・文:上野紀子
2017年09月01日(写真:THE FACT JAPAN) 再ブームの予感がする韓国ドラマ。そんな“韓ドラ”の凄ワザを、『定年後の韓国ドラマ』(幻冬舎新書)の著書もある、韓国ドラマを15年間で500作品見た、作家・藤脇邦夫が読み解く! 【第19回】『ラスト・チャンス!〜愛と勝利のアッセンブリー〜』ーー国会議員の理想像を演じる俳優の適性とは 最近、韓国のみならず、日本でも国会議員の不祥事が話題になっている。その際にいつも問題になるのは、国会議員の適性及び品格だが、今回はその理想像を、演じる俳優を例に考えてみたい。 『ラスト・チャンス!~愛と勝利のアッセンブリー~』(’15年・KBS)は映画専門俳優だったチョン・ジョヨンが、デビュ?20年目にして初めてのドラマ出演で話題になった作品だ。この俳優の持ち味は、どこにでもいそうな市井の人物を演じることで、それ以外では戦争映画の命令に忠実な軍人等がはまり役だった(『シルミド』’03年、『トンマッコルへようこそ』’05年)。この作品でも、ストライキを起こした溶接作業員が仲間の汚名をそそぐために、政界に打って出るという人間味あふれる、一種純粋な性格の主人公の役を敢えてぎこちなく演じている。フィクションでありながら、ある種の国会議員の理想像ともいえる。 一般的な政治ドラマでは、無骨で朴訥、そして実直で前時代的なキャラクターは脇役ではあっても、主役には当てないのが普通である。だが、この作品はシナリオライターが直々に指名したチョン・ジェヨンのキャラクターを元に書き上げたとのことで、限りなく政治の素人である一般人を、魑魅魍魎な政治の世界に放り込むことによって起こる波紋をドラマの主題としている。これは何よりもまず、この俳優の風貌が醸し出す独特の雰囲気を抜きには考えられない。周辺には、それを利用しようとする人物と守る立場の側に、個性的な俳優を配置すればいいわけで、韓国ドラマの舞台として、裁判、病院に次ぐ第三の場ともいえる政治の世界ほど、こういった図式がふさわしい世界はない。 無学ゆえにストレートに感情を出してしまう主人公は持ち前の粘り腰で、従来とは違う、想像もつかない手法で次々と政治の難局を突破する。傍にはいつも優秀な秘書官(ソン・ユナ)がいるのだが、何故か彼女とは最後まで恋愛関係にはならない。主人公が離婚している設定もあって、恋愛感情を希薄にしているようにも感じるが、それがかえって主人公の純真さを伝える好効果にもなっている。このドラマが従来の、情欲と権謀策略が渦巻く政治ドラマとは全く違う印象を与えるのは、やはり俳優チョン・ジェヨンによるところが大だと思う。
2017年08月28日(写真:THE FACT JAPAN) 再ブームの予感がする韓国ドラマ。そんな“韓ドラ”の凄ワザを、『定年後の韓国ドラマ』(幻冬舎新書)の著書もある、韓国ドラマを15年間で500作品見た、作家・藤脇邦夫が読み解く! 【第18回】『記憶~愛する人へ~』――イ・ソンミンにみる主演俳優の配役変化について 地味な印象の俳優の方が、逆に新しいキャラクターを演じるのにふさわしいと考える傾向があるのか、そういう例が最近増加している。人気俳優が派手な風体で派手なキャラクターを演じるのは当たり前すぎるし、悪相の俳優が凶悪な役を演じるのも却ってつまらない、面白くないという事なのだろうか。その意味も含めて、今回の『記憶~愛する人へ~』(’16年・tvN)はこれからの韓国ドラマのある方向性を示すと思われる作品である。 主役を演じるイ・ソンミンは今までは地味な脇役を長く続けてきた俳優の一人で、主役を演じたのは『ゴールデンタイム』(’12年)からだが、その時点で43歳という遅咲きだ。その一見地味でどこにでもいそうと思われていた俳優のキャリアは『ミセン』(’14年)で急転する。猛烈商社マンの人間臭い面を見せたこの作品は、イ・ソンミンという俳優をさらに印象付けることになり、この『記憶』でその評価は決定的になった。 『記憶』はテレビドラマとしてはかなり複雑な構造を持った作品である。むしろ、映画的といってもいい濃密さだ。主人公の敏腕弁護士はあまりにも強引な手法で弁護士の枠を超えて違法すれすれの事までこなすようになっている。だが、その裏には、子どもを不慮の事故で亡くして離婚、そして再婚して、仕事に忙殺されながらも、何とか幸せな家庭を築こうとする主人公なりの努力も垣間見えるという具合だ。そんな時、本人の体に異変が起こり(初期アルツハイマー病の宣告)、同時に一見平穏だった家庭にも、弁護士としての業務にも亀裂が入るようになる。ここで上司(イ・ソンミン)の言動に幻滅して辞表を出そうとしていた部下としてジュノ(2PM)が登場し、主人公と最後まで行動を共にするドラマ内の重要な人物となる。今や定番ともいえるK-POPメンバーの単独ドラマ進出については賛否両論あるが、この作品でも全体のマイナスにはなっていない。 前妻とのトラウマも並行して描かれるこのドラマの中で、主人公は、記憶が完全になくなる前に、何のために、何をすべきなのかを考えるようになる。症状が進んでいく残された時間の中で、主人公は最後の行動に出るが、これは誰にでも起こりうる人生の転機、岐路についての根源的な問いかけである。シナリオは、傑作『復活』『魔王』を手掛けたキム・ジウの最新作で、韓国ドラマの水準をまた一つ上げた。期待通りの秀作だ。
2017年08月21日