●高視聴率=流行ではない毎年恒例の「『現代用語の基礎知識』選 2018ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンと年間大賞が、12月3日に発表される。“平成最後”となる今年のノミネート30語には、エンタメ、スポーツ、社会問題など、さまざまな分野から生まれた言葉が並んでいるが、平成の30年間で「新語・流行語」はどう変遷してきたのか。平成7(1995)年から審査員を務める自由国民社『現代用語の基礎知識』シニアディレクターの清水均氏に聞いてみた――。○一番変わったのは労働観同賞が始まったのは、昭和59(1984)年。その年の最新語・時事語・流行語から基礎用語までを専門家が解説する『現代用語の基礎知識』は昭和23(1948)年から刊行されているが、「毎年のように『トピックとして今年のベストの言葉は何ですか?』と聞かれるので、それに回答することもサービスの一環だという認識で、その年ならではの言葉を伝えるために、“賞”という形を使ったんです」(清水氏)という。平成30年間での傾向の変化を聞くと、「一番変わったのは労働観」とのこと。平成元(1989)年には、リゲインのテレビCMから生まれた「24時間タタカエマスカ」が流行語部門・銅賞選ばれたが、平成29(2017)年には「働き方改革」、同30(2018)年には「時短ハラスメント(ジタハラ)」がノミネートされた。働き続けることに疑問を持っていなかった時代から、いかに効率よく仕事するかということに、大きく意識が変わったのだ。さらに、この中間に当たる平成11(1999)年のトップテンに選ばれた「癒し」を象徴した坂本龍一のヒット曲「energy flow」が、「24時間タタカエマスカ」を生んだリゲインのCMで使用されていたというのも興味深い。また、平成元年の新語部門・大賞に「セクシャル・ハラスメント」が選ばれた一方、今年のノミネートにも「時短ハラスメント」が入り、「悪質タックル」「奈良判定」はスポーツ界のパワハラ、「#MeToo」もセクハラを訴えるワードだ。清水氏は「『セクハラ』でハラスメントの存在が発見され、30年もたったのに、相も変わらず“ハラスメント”が日本を覆っているということなんですよね」と総括。今クールで『ハラスメントゲーム』(テレビ東京)というドラマが放送されるのもうなずける。○『おっさんずラブ』選考委メンバーは見ていなかったが…流行語といえば、かつては前述の「24時間タタカエマスカ」のようなCMや、テレビドラマから生まれたものが多く選ばれていた。平成6(1994)年には「すったもんだがありました」(タカラ「カンチューハイ」CMでの宮沢りえのセリフ)、「同情するならカネをくれ」(日本テレビのドラマ『家なき子』での安達祐実のセリフ)がそろって年間大賞になったほどだ。だが、特にCM発の言葉については、平成27(2015)年の「結果にコミットする」(RIZAP)以来、今年も含め3年間ノミネートすらない。メディアの多様化や、録画視聴の増加に伴い、流行語が生まれにくい環境になってきているのだ。今年のノミネートには「ハズキルーペ」が検討されたそうだが、「CMとしては話題になったけれど、言葉の観点からは今ひとつですね」ということで落選。「世の中の文字は小さすぎて読めない!」「ハズキルーペ、だ~い好き」といったフレーズでは、候補として弱かったようだ。一方で、ドラマからは「おっさんずラブ」(テレビ朝日『おっさんずラブ』)がノミネートに。決して高視聴率ではなかったものの、「実は選考委員会のメンバーも番組自体あまり見ていなかったんですが、情報としては十分にフォローされていました。作品から発せられるメッセージがテレビの枠を超えて、社会現象になったということですね」という。今年はテレビ番組からは他にも、「ボーっと生きてんじゃねえよ!」(NHK『チコちゃんに叱られる!』)、「筋肉は裏切らない」(NHK『みんなで筋肉体操』)がノミネート。『チコちゃん』は土曜の朝で毎週のように視聴率16%台(ビデオリサーチ調べ・関東地区)をマークする人気ぶりだが、『筋肉体操』も『おっさんずラブ』と同じく高視聴率番組ではない。それでもノミネートされたのは、やはりネットなどで大きな話題となり、番組を飛び出して言葉がひとり歩きするようになったのがポイントだ。同様の例は、平成5(1993)年の「ウゴウゴ・ルーガ」でも。放送時間は早朝だったが、「テレビが実験的なことをやると、とりあえずみんな注目したという風潮がありました。ちょっと面白い番組が登場すると、見る見ないはともかく、そこに関心が集中したんですよね」と振り返る。平成25(2013)年には、NHKの朝ドラ『あまちゃん』から「じぇじぇじぇ」「あまロス」と2語もノミネートされたが、視聴率は他の朝ドラ作品に比べて突出して高かったわけではなく、「高視聴率と流行がイコールとは限らないですね」と解説。最近のドラマでは、SNS施策としてハッシュタグを設定することで自ら略称をPRしていることもあり、流行語になる環境は整備されているはずだ。清水氏も「テレビはダメだダメだと言われますけど、まだまだやれるし、実際頑張っている作品はあると思います」とエールを送っている。お笑い芸人のギャグも毎年注目を集めるが、「流行語大賞に選ばれると、一発屋になってしまう」というネガティブなジンクスも。しかし、振り返れば、平成5(1993)年に「聞いてないよォ」で受賞したダチョウ倶楽部は、25年たった今も第一線で活躍を続けており、清水氏は「一発屋になるのはヒットネタが1本しか作れないからですよね(笑)」と、選考側の責任を笑顔で否定。今年は「ひょっこりはん」がノミネートされているが、果たして…。●オウムの言葉を選ばなかった理由この30年間の選考で印象深いのは、平成7(1995)年だ。「地下鉄サリン事件」が発生し、一連のオウム真理教による事件が大きな注目を集めた年で、「当時の審査会はホワイトボードに言葉を書き出していたんですが、100語あがった中で30語以上が、『ポアする』『サティアン』など、オウムの言葉だったんですよ」と回想。当時小学生だった筆者も、悪気なく発していた記憶がある。だが、それらオウム関連の言葉は、一切ノミネートにすらしなかった。この決断をしたのは、当時審査員長だった、ノンフィクション作家でジャーナリストの故・草柳大蔵氏。「新語・流行語大賞もジャーナリズムでなければいけないという話をされて、あえてオウムの言葉を授賞対象にしないということを賞としてのメッセージに提案されました」といい、「読者投票でもオウム語が多かったですし、あのままだったら、トップテンにもぞろそろ並んだかもしれません」と振り返る。しかし実際には、阪神・淡路大震災からの復興をスローガンに掲げたプロ野球・オリックスの「がんばろうKOBE」メジャーリーグに渡って熱狂させた野茂英雄投手の「NOMO」など、前向きな言葉が年間大賞に選ばれた。○アムロス・ぎぼむす落選…今年は豊作そんな歴史を積み重ねてきた新語・流行語大賞だが、今年の傾向を聞くと、「『翔タイム』(大谷翔平選手)も『なおみ節』(大坂なおみ選手)も『(大迫)半端ないって』(大迫勇也選手)も、スポーツ選手はみんな国際舞台で活躍するようになったのが印象的です。『悪質タックル』や『奈良判定』も含めて、良くも悪くもスポーツ関連の多い年でした」という。毎年、一定の存在感を見せる政治関連は「首相案件」「ご飯論法」にとどまったが、「これは国民の政治離れの反映でしょう」と分析する。「例えば “モリカケ”問題への追及にしても昨年に比べて熱の冷めようが甚(はなは)だしい。メディアの報道ぶりも手ぬるくなって、それが“盛り下げ”につながったのだと思います」。惜しくもノミネート30語に入らなかった言葉を聞くと、「アムロス」「平成最後の○○」「ぎぼむす」「紀州のドン・ファン」など。どれもよく聞いた言葉だが、それだけこの賞は狭き門ということで、「今年は豊作と言っていい年だと思います」とのことだ。この30年で趣味嗜好の多様化が進み、選考は難しくなってきているというが、「新語・流行語大賞への注目度はむしろ高まってきた」と実感しているそう。「日本人はたしかに成熟して、他人と違う個性を志向するようになった。と、そんなふうに見えますが、まだまだどこかで標準のラインとかアベレージ(平均)がどこにあるのかということにも関心が強い。時代は変わったように見えながら、実のところ、日本人はなかなか変わってないということかもしれないですね」と推測している。○今年のノミネート30語(五十音順)「あおり運転」「悪質タックル」「eスポーツ」「(大迫)半端ないって」「おっさんずラブ」「GAFA(ガーファ)」「仮想通貨/ダークウェブ」「金足農旋風」「カメ止め」「君たちはどう生きるか」「筋肉は裏切らない」「グレイヘア」「計画運休」「高プロ(高度プロフェッショナル制度)」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「時短ハラスメント(ジタハラ)」「首相案件」「翔タイム」「スーパーボランティア」「そだねー」「ダサかっこいい/U.S.A」「TikTok」「なおみ節」「奈良判定」「ひょっこりはん」「ブラックアウト」「ボーっと生きてんじゃねーよ!」「#MeToo」「もぐもぐタイム」
2018年12月02日●W主演作『かぞくいろ』では、義理の親子に地方のローカル線を舞台に、自分の生き方を見つめ直す姿を温かく描く映画『RAILWAYS』シリーズ。これまでに中井貴一、三浦友和が主演を務めた同シリーズだが、今回初のW主演で「女性運転士」とその義父を主役にした『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』が11月30日より公開される。有村架純は、25歳で未亡人となり、夫の連れ子を抱えて夫の故郷の鹿児島で一念発起して鉄道の運転士を目指す奥園晶を演じ、初のシングルマザー役に。また、W主演の國村隼が晶の亡き夫の父・節夫を演じ、九州・肥薩おれんじ鉄道が走る場所で血の繋がらない家族3人が心を寄せていく。今回は、久しぶりの共演で初の義親子役となった有村と國村に、作品や互いの印象についてインタビューした。○5年前は互いに「宇宙人」――2人が共演されるのは、ドラマ『スターマン・この星の恋』(13)以来と伺いました。その時は話題になったキスシーンもありましたが、今回は義理の親子役で。改めて対峙して当時からの印象の変化など、感じたことがあればぜひ教えていただきたいです。有村:なつかしいですね國村:『スターマン』で初めて有村君とやった時に、「この人は、本当に素直にスッといろんなことに入っていける人だな」という気がしていました。今回の晶ちゃんもなかなか難しい役どころですけれど、有村君らしく、彼女自身の中から出てくるものに素直に従っている感じがしました。――やっぱり、「芯は変わらず」といった印象でしょうか。國村:そうですね、やっぱりそれはもう俳優さんの性質の問題だと思うんで、役柄や作品が変わっても、根っこは変わらないでしょう。――有村さんは、今回の國村さんの印象はいかがでしたか?國村:ずいぶん、違うトーンだからね(笑)。有村:ドラマの時は、お互い宇宙人で。不思議な役どころだったんですけど、現場にいらっしゃる國村さんは佇まいもご自身のペースでいらっしゃる感じで、すごくかっこよかったです。私は当時20歳くらいで、まだそんなにお芝居の経験もなくて、どうやって自分が任せられた役をやり切るか、存在感を残せるか、ということしか考えていませんでした。でも、いろんな経験をさせていただいて、5年ぶりに國村さんとご一緒させていただけるのはすごく嬉しいです。5年の間にも、國村さんは海外の映画や数々の作品に出られていて、人生経験を含めて、尊敬の意味で「到底、手の届く人じゃない」と思っていました。國村:初めて聞きました。有村:本当に。――國村さんは元々すごい俳優さんだと思いますが、インターネットでも注目を集めて、さらに人気が出ているのかなと思いました。國村:ありがたいことでございます。『スターマン』の時には、有村さんのファンに「何をすんねん!」と、怒られていたらしいですけど(笑)。――『シン・ゴジラ』や『哭声 / コクソン』の役は今まで以上に話題になっていたと思いますが、その反応は感じられていましたか?國村:今まで外を歩いていたら「見てますよ!」と声をかけて下さることが多かったんですが、具体的に「あの作品、観ましたよ!」と言われることも多くなりました。●"半成人式"の難しさも描かれた作品に「時代を捉えている」――今回は、肥薩おれんじ鉄道を舞台に、運転士役に挑まれたお二人ですが、やってみての感想はいかがでしたか?有村:私は正直、こういった役のお話をいただけるとは全く思っていなかったので、想像もしていなかった世界でした。男社会のような印象がある中、女性運転士の方も実際にいらっしゃって、飛び込んでいる方は、すごくかっこいいなと思いました。決して、若い世代に馴染みのある職業ではないとは思うんです。でも、晶も含めて、運転士を目指したいと思わせるロマンが、やっぱり鉄道にはあるんだな、と思いました。國村:僕も、今まで特別鉄道に興味がある方ではなかったんです。だけど今回ベテラン運転士の節夫さんを演じて、「あ、俺もやっぱり男の子やったんや」と自覚しました。鉄道を自分で動かしているという感覚はドキドキして、楽しいもので。……と言っても、もちろん実際には動かしてないんですが(笑)。動かしている様に演技をしているだけでも、操作とかを体験することで「やっぱり、こういうことは好きなんだ」と思いました。――ちなみに、もしお二人が実際に家族だったら、どういう感じになると思いますか?有村:ええ、どういう感じでしょう?國村:それは想像したことがないから、わからないね。有村:でも私は、夜一緒に、國村さんと晩酌がしたいです。「黒千代香」で飲むのが美味しいとおっしゃっていたので。國村:その話ばかりしてましたから(笑)。撮影中も、僕は黒千代香のお店に行っていました。成長した娘と晩酌って、父親にとっては一番楽しい時間でしょうね。――家族といえば、作品で出てくる半成人式(10歳で行う成人式)が結構賛否両論を呼んでいて。その難しさが描かれていたのがすごいなと思いました。國村:この作品で、初めて存在を知ったんですよ。そういう意味でも、吉田(康弘)監督の脚本は非常に今の時代をちゃんと捉えているんだと思います。しかもそれは東京という大都会の今ではなく、同じ日本の中でも肥薩おれんじ鉄道が走る場所の、今。家族というものを通して、日本の同時代の現実を描き出しているし、観ているお客さんにも、自分のこととして受け止めてもらえるはずだと思いました。○早く子供が欲しくなった――有村さんは、義理の息子と対峙する場面もあり、母親役に挑戦して、感じたことはありましたか?有村:私自身、母親という立場になったことがないので、晶と同じように、「母親とは何か」「家族とは何か」ということがわからない。自分自身もそうなので、一緒に寄り沿っていければいいかなって思いながら演じました。駿也がすごく人見知りで、せっかく喋れた、と思っても次の日になるとまたゼロに戻ってたり。でも、1カ月鹿児島にいたので、物語が進むにつれて段々と心を開いていってくれて、その距離感が妙にリアルですごく良かったと思いました。――すごくリアルだったんですね。子供のかわいさに目覚めた、なんてことは。有村:面白いですよね。素直で、目の前にあるものを何でも遊び道具に使っちゃったりとか本能的に生きてる感じがうらやましいなとも思うし、かわいいなとも思うし、自分も早く子供が欲しいなと思いました。國村:そうか、それは女性ならでは、やなあ。――最後にぜひ、この作品を気になっている方に対してメッセージをいただけると嬉しいです。國村:『かぞくいろ』という映画は、とってもストレートに、ホントに不器用な3人が一生懸命というものを作り直すお話です。ぜひ、親子で夫婦でご一緒に映画館へいらしてください。有村:本当に、大きな波があるわけでもない日常を描いていて。だけどピントを合わせた時に、ものすごく繊細で複雑な心情がある作品なんだと思います。観てくださった方に優しく寄り添えるような作品になっていると思うので、ぜひ映画館で観て、家族のあり方などについて考えていただけると嬉しいです。國村:やっぱり、まず映画館ですよ。これはやっぱり、肥薩おれんじ鉄道からの車窓の景色や、遠くをコトコト走っている電車であるとか、大画面で観ていただかないとこの作品本来の面白さ楽しみが伝わらないと思います。ぜひ、映画館へ。■有村架純1993年生まれ、兵庫県出身。2010年女優デビュー。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13)で人気を博し、『映画 ビリギャル』(15)で第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞および新人俳優賞を受賞。また、同作と『ストロボ・エッジ』(15)で第58回ブルーリボン賞を受賞。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17)では主演を務め、第67、68回NHK紅白歌合戦の紅組司会者に起用され話題をさらう。主な映画出演作は、『思い出のマーニー』(14・声の出演)、『アイアムアヒーロー』(16)、『何者』(16)、『3月のライオン 前編/後編』(17)、『ナラタージュ』(17)、『関ヶ原』(17)など。最新作は『コーヒーが冷めないうちに』(18)、『フォルトゥナの瞳』(19)。■國村隼1955年生まれ、大阪府出身。97年に『萌の朱雀』(河瀬直美監督)で映画初主演。以降、国内外の数多くの作品で活躍。クエンティン・タランティーノ監督『キル・ビルvol.1』(03)、ジョン・ウー監督『マンハント』(18)など海外の作品にも出演、ナ・ホンジン監督『哭声 / コクソン』(17)で第37回青龍映画賞の男優助演賞と人気スタ-賞の2冠を獲得、外国人俳優初の受賞となり注目を集めた。主な映画出演作に、『アウトレイジ』(10)、『地獄でなぜ悪い』(13)、『あさひるばん』(13)、『渇き。』(14)、『天空の蜂』(15)、『シン・ゴジラ』(16)、『海賊とよばれた男』(16)、『忍びの国』(17)、『パンク侍、斬られて候』(18)、『泣き虫しょったんの奇跡』(18)など多数。’19年は『アルキメデスの大戦』などが公開予定。
2018年12月02日「売り場名を言葉にしたときの音は、言霊といって非常にパワーがあるんです。億を招く音を持つ売り場名であること。そこに運気のいい販売員がいて、地元の神様ゆかりの品があれば最高です」(島田秀平)本誌ではこれまでさまざまな角度で「億招き」の秘訣を紹介してきたが、今回は占い芸人として大ブレーク中の島田秀平(40)が登場。全国1万店以上ある宝くじ売り場から、今年の年末ジャンボ1等・前後賞合わせて10億円に向け、ここぞという「全国推し売り場10」を選んでもらった。そのポイントは、“億名”だ。【岩手県】宝くじ神社一戸イコオチャンスセンター最新「億」実績:’13年宝くじの日記念1等と前賞2億7,500万円強運売り場名ポイント:一等行こうは全国ここだけ【岩手県】ジョイス久慈チャンスセンター最新「億」実績:’17年サマー1等・前後賞7億円強運売り場名ポイント:ジョイ(喜び)のくじ【栃木県】宝積寺バイパスチャンスセンター最新「億」実績:’14年サマー1等・前後賞6億円強運売り場名ポイント:文字どおり宝を積む【東京都】池袋西口地下街東武ホープセンター最新「億」実績:’16年オータム1等・前後賞5億円強運売り場名ポイント:東武=当富のホープ(希望)【大阪府】大阪駅前4ビル特設売場最新「億」実績:’18年サマー1等と後賞6億円強運売り場名ポイント:大きな特=得がある【岡山県】大安寺宝くじ売場最新「億」実績:’17年ハロウィン1等と後賞4億円強運売り場名ポイント:文字どおり大安【岡山県】藤田ダイキチャンスセンター最新「億」実績:’16年サマー1等・前後賞7億円強運売り場名ポイント:まさかのダイキチ【広島県】吉川たばこ店最新「億」実績:’13年年末1等7億円強運売り場名ポイント:吉がたばと読める【長崎県】ゆめタウン夢彩都チャンスセンター最新「億」実績:’17年サマーミニ1等2本合計2億円強運売り場名ポイント:夢がダブル【鹿児島県】新栄サンキューチャンスセンター最新「億」実績:’12年ドリーム1等1億円強運売り場名ポイント:栄えてサンキューと読める岩手県「宝くじ神社一戸イコオチャンスセンター」は一戸町のスーパーにある売り場。島田の眼力は「一戸=1等、イコオ=行こう」と読み解いた。「“1等行こう”という音の売り場は全国でここだけ。そのパワーか、5年前には2億7,500万円の大当たりという実績も」(島田)岩手県「ジョイス久慈チャンスセンター」は「ジョイ(喜び)のくじ」売り場。久慈市は5年前にNHK朝ドラ『あまちゃん』の舞台となり、販売員が海女の衣装で販売したところ、ジャンボ1等が2本続いたことで話題に。「売り場名のパワーと人気ドラマのパワーが合体して、億招きした結果かも。今後も期待大」(島田)栃木県「宝積寺バイパスチャンスセンター」は、見てのどおり「宝を積む」ありがたい名前。’14年サマー6億円が出たときのことを、橋本達矢店長はこう話す。「売り場近くにある鷲子山神社は、宝くじの御利益で有名。たまたま販売員が当せん祈願したところ大当たり。それから毎ジャンボごとにお参りしています」昨年ハロウィン1等と後賞4億円が出た岡山県「大安寺宝くじ売場」。10年前に売り場オープンの際、おめでたい名前のほうが縁起がいいと、隣接する「大安寺町」の町名を売り場名に借用したとか。その御利益か、’10年年末で2等1億円が出るなど大当たりが続く。同じ岡山県から選ばれた「藤田ダイキチャンスセンター」。よく売り場名を見ると「ダイキチ」だ。JR岡山駅から車で30分もかかる立地にもかかわらず、’06年オープン以来、総額14億円が出ている。島田から指摘されるまで“億名”と気付かなかったという秀働章彦店長はこう漏らす。「私も前から、なぜこの売り場はこんなに当たるのか不思議でした。今年の年末は9,000円以上購入した方に、地元の神社で当せん祈願した絵馬をプレゼント。“億名”+絵馬パワーで10億円を狙います」広島県「吉川たばこ店」は’13年年末1等7億円が出るなど、福山市内でよく当たると評判の売り場。「読んで字のごとく『吉が束』。当たりがたくさん出て不思議はありません」(島田)しかも店主の名が吉川幸枝さん。ここはダブル福名売り場だ。長崎県「ゆめタウン夢彩都チャンスセンター」は、オープン以来18年間で総額10億円の大当たりを出している人気売り場。「宝くじは夢をかなえるためのもの。『夢』がダブル売り場名なのは、全国でここだけ」(島田)最後は鹿児島県「新栄サンキューチャンスセンター」。中村久雄店長がこんな話をしてくれた。「新栄は町名、サンキューは併設のスーパー名なんですが、たしかに運がある売り場です。’16年ドリームミニで常連の男性が1等7,000万円を当て大喜びしたんですが、先日、その家族の方が見えて『残念ながらその後、病気で亡くなりました。でも、新しく建てた家を残してくれてありがたかった』と、しみじみ語ってくれて。こうした運を今後も地域に配れるようがんばります」(中村店長)奇跡の大当たりを呼ぶ「億名」売り場。あなたもあやかってみてはいかが?
2018年11月30日城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也ら「TOKIO」メンバーがゲストとトークやゲームで盛り上がる「TOKIOカケル」の11月28日(水)放送回に女優・有村架純がゲスト出演。今回は猫好きな有村さんを迎え「ぜったい私の方がネコ大好きだもん対決!!」第2弾をお送りする。本番組は「TOKIO」の4人が毎回登場するゲストとオリジナルゲームやトークを展開、ゲストの意外な“素顔”を浮き彫りにしていくトークや、様々な新企画も好評だ。今回ゲストで出演する有村さんは『ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-』で映画初主演、2013年に放送された連続テレビ小説「あまちゃん」で小泉今日子が演じた天野春子の若かりし頃を演じ注目を集めると『映画 ビリギャル』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で月9ヒロインを務め、翌2017年放送の「ひよっこ」ではヒロインに抜擢。さらに『3月のライオン』『ナラタージュ』などもヒットさせるなど若手女優の中でも目を見張る活躍ぶりをみせている。そんな有村さんを迎えて送るのは、大好評につき2回目となる「ぜったい私の方がネコ大好きだもん対決!!」。猫が大好きだという有村さんと、同じく「TOKIO」イチの猫好きである長瀬さんの、どちらがより猫が好きか勝負する。さらにおなじみ「23区23時のオンナたち」では足立区の女性たちに話を聞いていく。放送中の「中学聖日記」も好評のなか、有村さんの映画最新作となる『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』が11月30日(金)より全国公開される。『RAILWAYS』シリーズ最新作となり、「スターマン・この星の恋」でも共演した國村隼と再共演にしてW主演を務める本作。有村さんが夫の故郷・鹿児島で鉄道運転士を目指す奥薗晶を、夫・修平を青木崇高が、晶の義父・節夫を國村さんがそれぞれ演じ、夫が亡くなった晶が連れ子・駿也(歸山竜成)と共に鹿児島の節夫の元で共に暮らすなかで、新しい「家族」を作ろうと必死に前を向いて生きようとする姿を描いていく。有村さんの猫好きぶりも楽しめる「TOKIOカケル」は11月28日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年11月28日旅とグルメをテーマにしたバラエティ番組「火曜サプライズ」の11月27日(火)今夜の放送回は、映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』で主演を務める女優の有村架純と共演の青木崇高がゲスト出演。江東区・住吉でアポなし旅を行う。連続テレビ小説「あまちゃん」出演をきっかけに「スターマン・この星の恋」「失恋ショコラティエ」「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~」などに立て続けに出演。『映画 ビリギャル』では第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞し「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」では月9主演を務めると、昨年は連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインに抜擢され、2年連続で紅白の司会を担当。いまや国民的女優となった有村さん。月9「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」や大河ドラマ「龍馬伝」、『るろうに剣心』など数多くの作品に出演。『ストレイヤーズ・クロニクル』「99.9 -刑事専門弁護士-」や「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」などで大きな注目を集めると今年の大河ドラマ「西郷どん」では島津久光役を演じ、ドキュメント番組「セブンルール」などでみせるトークセンスにも注目が集まる青木さん。2人は今回、MC・ヒロミと共に江東区の下町、住吉でアポなし旅を繰り広げる。有村さんの親友・高畑充希との仲良しエピソードや方言披露、青木さんと桐谷健太の叩き上げ話、さらに青木さんの奥様・優香さんの手料理などヒロミさんとの“奥さん話”まで様々なトークに注目。ヒロミさん、藤森慎吾、青木さんによる「武勇伝」コラボも見逃せない。またスタジオには「ジャニーズWEST」重岡大毅、桐山照史が登場。2人の「食リポ」も必見だ。有村さん、青木さんが共演する映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』は11月30日(金)より全国公開。晶(有村さん)は夫・修平(青木さん)とその連れ子・駿也(歸山竜成)と東京で幸せに暮らしていたが、修平が突然亡くなり生活は一変。残された駿也と共に夫の故郷・鹿児島へ向かい、まだ会ったことのない義父の節夫(國村隼)を訪ねる。運転士の仕事一筋で生きてきた節夫は突然やってきた晶たちを戸惑いつつも受け入れ、そして晶は亡き修平の子どもの頃の夢でもあり、電車好きな駿也のため鉄道の運転士を目指す…というストーリー。また「ジャニーズWEST」は12月5日(水)にニューアルバム「WESTV!」を発売する。「火曜サプライズ」は11月27日(火)今夜19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年11月27日グランドニッコー東京 台場では、ブランドいちご「あまおう」を贅沢に使ったスイーツを、台場駅直結ベーカリー & パティスリー ショップ(Bakery & Pastry Shop)にて販売する。期間は2019年1月1日(火・祝)から2月28日(木)まで。「ストロベリーフェア2019」と題したこの期間中は、ロールケーキをはじめ、定番のショートケーキ、タルトなど、「あまおう」を使ったスイーツを多数並べる。たとえば「あまおうロール」は、甘みと酸味のバランスが絶妙なあまおうの果実、あまおうのピューレで作ったゼリー、コクのあるホイップクリームを、ふわふわのロール生地で包んだハーフサイズのロールケーキだ。「あまおうショートケーキ」は、しっとりとしたスポンジケーキに、甘酸っぱいあまおうとコク深いホイップクリームをサンド。「あまおうタルト」は、アーモンドが香るタルト生地に、甘さ控えめのカスタードをのせ、みずみずしい果実をデコレーションした。ベーカリー & パティスリー ショップで2018年から販売を始めたエクレアにも、季節限定「いちごのエクレール」が登場。いちごのカスタードクリームが入ったエクレアは、表面にいちごとピスタチオを散りばめた見た目にも華やかな1品だ。【詳細】グランドニッコー東京 台場ストロベリーフェア2019販売期間:2019年1月1日(火・祝)~2月28日(木) 10:00~20:00販売場所:Bakery & Pastry Shop(台場駅直結)住所:東京都港区台場2丁目6-1メニュー例:・あまおうロール 1,000円+税・あまおうショートケーキ 593円+税・あまおうタルト 500円+税・いちごのエクレール 399円+税【予約・問い合わせ先】TEL:03-5500-6623
2018年11月24日安田顕、倍賞美津子、松下奈緒、石橋蓮司、村上淳ら豪華共演で、宮川サトシの自伝エッセイ漫画を映画化する『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』(ぼくいこ)の公開日が、2019年2月22日(金)に決定。感涙の実話を元にした本作から、お調子者の息子とパワフルな母の姿を映し出す本予告とポスタービジュアルが解禁された。黒木華×多部未華子×樹木希林の共演作『日日是好日』も好評を得ている大森立嗣監督がメガホンをとった本作。この度解禁となったポスターでは、安田さんや倍賞さんらが演じる宮川一家それぞれのポートレート写真を配置。一瞬ハッとするタイトルへのアンサーとして「それくらい、愛してる」という、息子サトシの感情を代弁したキャッチコピーも添えられ、母への愛を率直に伝えるものとなっている。■「俺がいるから大丈夫だよ!」…奔走する息子、母からの大きな愛に感涙必至そして予告編では、まず、お調子者の息子・サトシ(安田さん)とパワフルな母・明子(倍賞さん)のコミカルで微笑ましい日常のやりとりが描かれる。ずっと一緒、別れる日が来るなんて予想だにしていなかったある日、突如訪れる母へのガン宣告。「ガーン」と独り言のようにつぶやき、どこか現実感のないサトシ。しかし、幼少期に共に田舎道を歩いた日々を思い出し、いかに母に愛されてきたか噛み締める。恋人・真里(松下さん)からも「今度は愛する番だよ」と叱咤され、サトシは「医者が何と言おうとさ、俺がいるから大丈夫だよ!」と母を励ます。気丈に日々を送る母と奔走するサトシを、家族も戸惑いながら支えていく。紡がれる愛らしい家族の愛おしい日々。そして訪れる別れの日。やがて家族それぞれが新たなスタートを切ったころ、サトシの元に天国の母からプレゼントが届く。それは想像をはるかに超えた、特別な贈り物だったーー。息子に遺された、あまりに大きな母からの愛には感涙必至。一方で、全裸で海に向かって疾走していくサトシの姿や滝行に挑む姿、サトシが講師勤める塾の生徒たちが「誰のお母さんのカレーが一番か」と張り合う中、つい大人げなく「うちのが一番なんだから!」とサトシが叫んでしまう、という家族愛に溢れたユーモラスなシーンも多々登場する。■主題歌は「BEGIN」が担当「奇をてらわずストレートに」母への愛と愛おしい日々を丹念に描く主題歌を担当するのは、世代を超えて歌い継がれる名曲の数々を世に送り出してきた「BEGIN」。本作のために書き下ろした楽曲「君の歌はワルツ」も、予告映像の中で初解禁となった。島袋優(BEGIN)は「実は僕も母親を亡くしてて、あの時こうすれば良かった、もっとできたんじゃないかっていう胸の葛藤だったりいろんな感情が入り混じった時期が長くあったけど、それをすごくやさしく暖かく描いた映画だなと思いました」と、自らの体験と重ね合わせて思いを吐露。この書き下ろし主題歌について、「今回の楽曲は来年も再来年もこの先いつ聴いても、同じ感覚で聞けるような曲になったらいいなと思って、奇をてらわずストレートに書きました」とコメントを寄せている。また、劇中の音楽は「あまちゃん」の大友良英が担当。老若男女に愛されるのどかで、温かな楽曲が家族の思い出と始まりの物語を美しく、優しく包み込む。『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』は2019年2月22日(金)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。 2019年2月22日より全国にて公開©宮川サトシ/新潮社 ©2019「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」製作委員会
2018年11月19日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」の11月18日(日)今夜放送回に、『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』でW主演を務める女優・有村架純と俳優・國村隼がゲスト出演する。連続テレビ小説「あまちゃん」でヒロインの母親の若かりし頃を演じ、福士蒼汰らと共演した『ストロボ・エッジ』、超ベストセラーを映画化した『映画 ビリギャル』などの話題作に続々と出演、『ビリギャル』では日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど、演技力も高く評価された有村さん。昨年の朝ドラ「ひよっこ」ではヒロインに抜擢され国民的女優の仲間入りを果たすと、放送中の「中学聖日記」では生徒と恋に落ちる女教師という難役をこなすなど、幅広く活躍している。そして國村さんはリドリー・スコット監督、松田優作、高倉健らが出演した『ブラック・レイン』にヤクザ役で出演、その後『キル・ビル Vol.1』や『アウトレイジ』などをはじめとした数々の映画、ドラマに出演。最近も『寄生獣』『ちはやふる』シリーズに『シン・ゴジラ』などの映画から放送中の「SUITS/スーツ」まで多彩に演じる俳優として知られている。公開が迫る映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』で共演する2人が今回「行列」にゲスト出演。今回は「あなたにずっと会いたかったSP」と題し、取材NGで予約が取れない名店がスタジオに登場、究極の肉料理に有村さんも大感動するほか、國村さんが子どもの頃からどうしても食べたかったという有名アニメの食べ物を完全再現。果たしてそれはどんな食べ物なのか!?有村さん、國村さんのほか、早乙女友貴、IKKOらもゲストとして登場する。今回ゲスト出演した有村さん、國村さんがW主演した『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』は、『RAILWAYS』シリーズ最新作。夫の故郷・鹿児島で鉄道運転士を目指す奥薗晶(有村さん)と、晶の義父・節夫(國村さん)、晶の亡き夫の連れ子・駿也(歸山竜成)と血の繋がらない3人が、愛する人を失った悲しみを抱え、愛を伝えきれなかった後悔を抱えながら新しい「家族」を作ろうと、ときに感情をぶつけ合いもがきながらも、必死に前を向いて生きようとする姿を描く。『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』は11月23日(金・祝)より鹿児島県と熊本県にて先行公開、11月30日(金)より全国公開。「行列のできる法律相談所」は11月18日(日)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年11月18日先日、「日経トレンディ」が発表する“来年の顔”に選ばれ、ドラマ「ドロ刑-警視庁捜査三課-」のレギュラー出演や「今日から俺は!!」へのゲスト出演で大注目の中村倫也。まさに2018年は飛躍の年となったが、いま、CMで披露する歌声も話題を呼んでいる。また、「今日から俺は!!」といえば、賀来賢人&伊藤健太郎らによるオープニング主題歌も見どころの1つだ。近ごろ、その自慢の(!?)歌声を聴かせてくれる俳優・女優たちに注目した。“妖精”中村倫也の優しい歌声に癒される!今年、ドラマ「ホリデイラブ」「崖っぷちホテル!」、Huluオリジナル「ミス・シャーロック」にNHK連続テレビ小説「半分、青い。」、映画『孤狼の血』などに出演、波瑠の“遠距離彼氏”を演じる『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』が公開中と大活躍した中村さん。2019年には『勝手にふるえてろ』大九明子監督による『美人が婚活してみたら』ほか、麻生久美子とW主演する舞台「クラッシャー女中」も控え、確実に時代を代表する“顔”となりつつある。10月から放映されているTVCM「ピエトロ おうちパスタ うたうたい」篇では、これまでのミュージカル・舞台経験を生かした見事な美声を披露。“おうちパスタの妖精”というだけに心地の良いハイトーンボイスと優しい笑顔が繰り出され、ほっこりする人が続出中だ。特製ミニギターでの弾き語りとなることから、本CM出演が決まった後、中村さんは自らギターを購入して撮影日まで練習をしていたそう。キーボードアプリ「Simeji(シメジ)」新CMの“ママ役”は衝撃的だが、朝ドラの“ゆるふわ男子”のイメージそのままのなごみ系CMも要チェック。なお、『桐島、部活やめるってよ』や『紙の月』『羊の木』の吉田大八監督とタッグを組んだ「AGC旭硝子」の創立110周年WEBショートムービー「言えなかった男篇」では、“妖精”とはまたひと味違う力強い歌声を聴かせてくれる。新垣結衣、CMでは「しあわせだなぁ~」CMといえば、主演ドラマ「獣になれない私たち」(けもなれ)に「リアル」「感情移入しちゃう」といった共感の声が広がっている新垣結衣は、2011年のスタート以来8回目となる冬の定番CM、明治「メルティーキッス」が今年も好評だ。「雪原のピアノ篇」として、雪原の中に置かれたアンティークピアノで定番ソング「冬のkiss」を弾きがたり。透明感のある歌声の後、最後に「しあわせだなぁ~♪」とうっとりするガッキーに癒されている人も多い。“獣”になりきれない、“頭でっかちなオトナ”たちを描く「けもなれ」その第5話では、淡々と仕事に没頭しながら鼻歌で「幸せなら手をたたこう」を歌う主人公・晶の姿が話題となったばかりだが、本CMでは心安らかそうで何より!?折り返しを迎える「けもなれ」でも、最後には「しあわせだなぁ~」と感じることができるのだろうか、乞うご期待!「今日俺」バンドにリリース要望の声も…今期のドラマでは、福田雄一が脚本・演出を手掛ける「今日から俺は!!」も注目度が高い作品だ。『斉木楠雄のΨ難』や「スーパーサラリーマン左江内氏」などの強烈キャラで“福田組”の一角を担うようになった賀来さんが、“金髪パーマ”三橋貴志役で主演。その相棒となる“トンガリ頭”伊藤真司を『ういらぶ。』『コーヒーが冷めないうちに』「ルームロンダリング」など今年、活躍著しい伊藤さんが演じ、オープニング主題歌の「男の勲章」では揃ってメインボーカルを務めている。賀来さんは福田氏演出のミュージカル「ヤングフランケンシュタイン」をはじめ、中村さんともブロードウェイミュージカルの名作「RENT」(2012年版)で主要キャストとして共演を果たしており、歌も、“今日俺ダンス”もお手のもの。伊藤さんはトンガリ頭のままクールに決めており、コーラスのWヒロイン・清野菜名&橋本環奈のダンスもキュート。さらにドラムには太賀、ギターには矢本悠馬、ベースには若月佑美(乃木坂46)を迎えた豪華なバンドだ。“オンエアだけではもったいない~”というファンも多いはずだが、解禁されたばかりの動画のコメントには「主題歌、発売予定はありません!!沢山お問い合わせ下さりありがとうございます!!」と明記されている…(残念)。やっぱり上手かった!『母僕』太賀&森崎ウィンそして一転、太賀さんが主演を務め、吉田羊と親子を演じる『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(11月16日公開)にも注目。漫画家・小説家の歌川たいじが自身の母親との壮絶な関係を描いたコミックエッセイを原作にした今作では、拒絶され虐待を受けながらも、そんな“母さん”を愛し続けた息子・タイジを太賀さんが繊細な演技で体現する。そして、彼を支える親友・キミツ役をスティーヴン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』に大抜擢され、今年一気に知名度を上げた森崎ウィンが演じている。2人はタイジが試しに体験に行った劇団で運命的に出会うのだが、ダンスボーカルユニット「PrizmaX」のメンバーでもある森崎さんは、“さすが!”の美声とキレのあるダンスで劇団のエースを好演。太賀さんも魚喃キリコ原作『南瓜とマヨネーズ』でミュージシャンの夢を追う青年を演じ、印象的な澄んだ歌声を聴かせていたが、今作ではアッと驚く形で森崎さんとのタッグが実現。劇団が上演するアカペラミュージカルが終盤になって効いてくるのもポイントだ。歌姫誕生!?松岡茉優、スローな「どんなときも。」熱唱『万引き家族』『勝手にふるえてろ』やドラマ「コウノドリ」などに出演する若手実力派女優・松岡茉優は、ファッションブランド「ROPÉ PICNIC(ロペ ピクニック)」の最新ウェブ動画で、感涙の美声を披露している。スローなアレンジの「どんなときも。」にのせながら、 恋人との別れを経験した女性が少しずつ自分と向き合い、前に進んでいく姿をリアルかつ、豊かな感情表現で見せていく様は彼女の真骨頂。新たな歌姫のミュージック・ビデオといわれても納得してしまうほど、完成度は高い。松岡さんといえば、朝ドラ「あまちゃん」内のアイドルグループ「GMT47」のリーダー・“入間しおり”として紅白歌合戦に出場したこともあり、フェイクドキュメンタリードラマ「その『おこだわり』、私にもくれよ!!」では、大ファンの「モーニング娘。’16」のメンバー・“まゆまゆ”としてライブで「One・Two・Three」をキレキレダンスで歌い上げたこともある。さらに、初主演作『勝手にふるえてろ』では、あることから現実を突きつけられた主人公・ヨシカが熱唱し、涙するシーンがキーポイントとなっていた。やはり、タダモノではない松岡さん。2019年には恩田陸・原作の「蜜蜂と遠雷」映画化で主演を務め、松坂桃李、森崎さん、新人の鈴鹿央士と共演。今度は天才ピアニスト役に挑む。(text:Reiko Uehara)■関連作品:母さんがどんなに僕を嫌いでも 2018年11月16日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、イオンシネマほか全国にて公開Ⓒ2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会
2018年11月16日「プレミアムあまおうアフタヌーンティー」が、東京・日本橋のマンダリン オリエンタル 東京 38階「オリエンタルラウンジ」にて提供される。期間は2018年12月29日(土)から2019年4月25日(木)まで。マンダリン オリエンタル 東京のアフタヌーンティーが、ワンランク上の"プレミアム"アフタヌーンティーに進化。その第1弾として期間限定展開されるのが、ブランド苺「あまおう」を全てのセイボリー&スイーツに使った「プレミアムあまおうアフタヌーンティー」だ。マカロンやケーキといったスイーツ、サンドイッチなどのセイボリーには、大粒で甘みの強い「あまおう」の美味しさをより一層引き立てるため、トリュフ、ロングペッパー、バジル、レモングラスなどを組み合わせている。苺の甘みと塩味が絶妙にマッチした、贅沢な味わいのメニューが完成した。なお、2019年夏には「プレミアムマンゴーアフタヌーンティー」が展開される予定だ。【詳細】「プレミアムあまおうアフタヌーンティー」期間:2018年12月29日(土)~2019年4月25日(木)時間:アフタヌーンティー 12:00~17:30場所:マンダリン オリエンタル 東京 38階「オリエンタルラウンジ」住所:東京都中央区日本橋室町2-1-1料金:9,800円+税 ※サービス料別途※4日前までに要予約【予約・問い合わせ先】マンダリン オリエンタル 東京TEL:0120-806-823(レストラン総合予約 9:00~21:00)
2018年11月12日カフェコムサからクリスマス限定ケーキが登場。予約は2018年12月9日(日)まで、引渡しは12月21日(金)から12月25日(火)まで。展開されるのは、国産フルーツを贅沢に盛り付けた4種のケーキ。「あまおうプレミアム 福岡県産『あまおう』いちご」は、福岡県のブランドいちご「あまおう」を、マスカルポーネムースや生クリームと共に飾っている。「フルーツパーティー 新潟県産『ル レクチエ』洋梨」は、新潟県産の洋梨「ル レクチエ」をはじめ、いちご、マンゴー、キウイなどをカスタードクリームに合わせた1品。多彩なフルーツを美しく並べた、見た目にも鮮やかなケーキに仕上がっている。その他、甘酸っぱい苺と生クリーム、フロマージュブランを組み合わせた「スノーストロベリー」、苺、ラズベリー、ブルーベリーといった3種のベリーを、ハート型のビターチョコレートと共に飾った「クリスマスハート」も用意する。また11月29日(木)から12月25日(火)までの期間中は、カフェコムサの店頭に並ぶすべてのケーキがクリスマス仕様に変身。バナナや苺をたっぷりとのせた人気のフルーツケーキには、デコレーションでアレンジをプラス。柊の葉や降り積もる雪、ダイヤモンドダストやイルミネーションなどをイメージした、クリスマスらしい華やかな見た目のケーキとなって提供される。【詳細】カフェコムサ クリスマスケーキ予約期間:2018年10月26日(金)~12月9日(日)引渡し期間:12月21日(金)~12月25日(火)※予約は店頭または各店舗の電話で受け付け、引渡しは店頭。・あまおうプレミアム 福岡県産「あまおう」いちご 15cm 6,000円+税、23cm 12,000円+税・フルーツパーティー 新潟県産「ル レクチエ」洋梨 12cm 3,300円+税、15cm 5,400円+税、23cm 9,800円+税・スノーストロベリー 12cm 3,300円+税、15cm 5,400円+税、23cm 9,800円+税・クリスマスハート 12cm 3,600円+税※銀座店のみ価格が異なる。※フルーツの入荷状況により、使用するフルーツの品種・デザインが変更となる場合がある。※香りづけ程度に微量のアルコールを使用している。■クリスマス限定ケーキ期間:11月29日(木)~12月25日(火)
2018年11月04日伝説のコミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」を、山田孝之や佐藤健ら出演で映画化した『ハード・コア』。この度、ハロウィンにちなんだ荒川良々のシュールな場面写真と映像が公開された。連続テレビ小説「あまちゃん」、「重版出来!」「先に生まれただけの僕」、現在は「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」に出演中の個性派俳優の荒川さん。原作コミックは、「生きていく上でのバイブル」と語るほど大ファンだそうで、今回演じた主人公の権藤右近(山田さん)の友人・牛山役については、10年ほど前から「牛山役をやるとしたら自分しかない」と話しており、今回の出演に関して「まさか実現するとは思っていなかった」と語っていた。そんな荒川さん演じる牛山は、まるで原作からそのまま出てきたかのような、再現度の高いビジュアル、そして原作同様に台詞がほとんどないという難役を見事演じきった。そして今回、ハロウィン仮装のお手本になる(?)牛山のランジェリー姿を捉えた場面写真が到着!右近の家に忍び込み、右近が出来心で買ったというランジェリーをつける…という場面だ。また併せて解禁された映像では、ランジェリーを身につける牛山を見つける右近の姿が映り、“ハッピーハロウィン”という文字が出るシュールなシーンになっている。ハロウィンで盛り上がるこのシーズンにぴったりでクスッと笑える特別映像をお見逃しなく。『ハード・コア』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハード・コア 2018年11月23日より全国にて公開©2018「ハード・コア」製作委員会
2018年10月29日城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の「TOKIO」メンバーがゲストを招いてトークやゲームを繰り広げる「TOKIOカケル」。その10月24日(水)今夜放送回に映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』から女優の波瑠、俳優の西島秀俊がゲスト出演する。セブンティーンモデルとして活動しながら女優としても様々な作品に出演。連続テレビ小説「あさが来た」でヒロイン・白岡あさ役に抜擢されブレイク。今年も「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」「未解決の女 警視庁文書捜査官」「サバイバル・ウェディング」と毎クールにわたるドラマ出演に映画『コーヒーが冷めないうちに』の公開と大活躍の波瑠さん。アイドル俳優から連続テレビ小説「純情きらり」や映画『CUT』などを経て大人の俳優へと脱却。ハードな魅力全開の『MOZU』シリーズや『クリーピー 偽りの隣人』「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などから連続テレビ小説「とと姉ちゃん」まであらゆる役柄を演じ分ける実力派俳優の西島さん。今回2人を迎えて行う企画は「これって許せる?許せない?」。これは誰の周りにも1人や2人はいそうな“やらかしちゃう”友達、その行動の“何が許せないのか”を根掘り葉掘り聞いていくというもの。波瑠さん、西島さんの怒りポイントとは!?またお馴染みの企画「23区23時のオンナたち」は台東区編。恋に仕事に悩む台東区女子たちにスタジオはどんな反応をみせるのか?オンエアをお楽しみに。今回のゲスト、波瑠さんと西島さんが出演する映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』は、人気作家・小森陽一の「オズの世界」を原作に熊本県のグリーンランドリゾート全面協力のもと、ありそうでなかった“遊園地”という夢と笑顔を与える仕事の裏側を描くお仕事エンターテインメント。夢と希望にあふれて、彼氏と同じ超一流ホテルチェーンに就職したものの、地方の遊園地グリーンランドに配属される波平久瑠美を波瑠さんが演じ、グリーンランドで数々の企画を成功させ“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司・小塚慶彦を西島さんが演じる。また放送中の「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」も好評の中村倫也、連続テレビ小説「あまちゃん」などの橋本愛のほか岡山天音、深水元基、濱田マリ、柄本明らも出演する。『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』は10月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。「TOKIOカケル」は10月24日(水)今夜23時~フジテレビで放送。(笠緒)
2018年10月24日10月19日発売の写真週刊誌FRIDAYで、のんが元所属事務所・レプロエンタテインメントを訪れていたと報じられた“のん”こと能年玲奈(25)。記事によると彼女が事務所側に謝罪を申し入れ、さらには再びマネジメント契約を結ぶべく話し合ったという。さらには来年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』でNHKにカムバックという仰天プランも。タイトルには「和解」の文字が大きく打たれ、話し合い後に笑顔で手を振る彼女の写真も掲載されていた。しかし同日、レプロはこうコメントした。「能年氏から、過去についての謝罪と、弊社にマネジメントを再度依頼したい旨の要望があり、本人との面会に至りました。しかしながら、何ら解決には至っておりません。なお、当事者しか知り得ないはずの情報が事前に外部に漏れ、このような記事が出たことについては、大変不可解であり、誠に遺憾であります」のんといえば13年のNHK朝ドラ「あまちゃん」でヒロインに抜擢され、一躍大ブレークを果たした。だが、15年4月に独立騒動が勃発。一部週刊誌は、彼女が事務所の対応や仕事を入れてくれないことに不信感を募らせていると報道。「私は仕事がしたいです」と訴えるコメントも掲載されていた。両者の話し合いが平行線をたどるなか、16年6月に独立を強行。芸名を「能年玲奈」から「のん」に変え、活動を再開していた。そんな彼女が、なぜ今になって古巣へ戻ろうとしているのか。そこには、抱え続けていた“苦悩”があったという。「のんさんは公式サイトで今も“女優”と名乗っています。しかし独立騒動後にやっていることといえば、アーティスト活動や広告の仕事。主要なテレビドラマや映画には1本も出演しておらず、女優業は開店休業状態になっていました」(芸能関係者)16年11月公開のアニメーション映画『この世界の片隅に』で声優を務めたほか、音楽やアート方面でも活動。CM出演も果たしていたが、女優としては思うような結果が出ていなかった。いっぽうで同世代の“朝ドラ女優たち”は、次々と活躍の場を広げていた。「有村架純さん(25)は『あまちゃん』のヒロインオーディションに落選しましたが、小泉今日子さんの青春時代を熱演。17年に『ひよっこ』でヒロインに返り咲き、日本を代表する女優に成長しています。それ以外にも波瑠さん(27)や高畑充希さん(26)、吉岡里帆さん(25)など多くの同世代女優たちが朝ドラ出演をきっかけにブレークしています。そんな中で、のんさんだけがもう4年近くもテレビや映画でのオファーがない状態。14年の映画『海月姫』が最後となっていました。それはかつて『あまちゃん』で日本中から脚光を浴びた彼女にとって、耐えがたいことだったようです」(テレビ局関係者)そして意を決し、元事務所の門を叩いたのん。だが前述のとおり、レプロ側は密会の一部始終が漏れたことに対して不信感を抱いているよう。今後についても、そう簡単には進まなさそうだ。「実際、大河の話はまったく進んでいません。事務所との話し合いもあれが最初で、これからという段階だったそうです。にもかかわらず情報が漏れたことで、今後の話し合いにも影響が出そうです。和解どころか、暗雲が立ち込めています」(スポーツ紙記者)ふたたび女優としての彼女を見られる日は、果たしていつになるのだろうか――。
2018年10月24日「9月に大阪でライブをやっていた玲奈を見に行ったんです。大勢の前で歌を歌っているあの子は、今まで見たことがないくらい生き生きとしていてね。ライブの後に『頑張るんやで』と言ったら、うんうんと笑顔で頷いて。すごく充実しているようでした。だから報道を見て、もう驚きました。何かの間違いじゃないかと思ったくらいです……」“のん”こと能年玲奈(25)の祖母は本誌にそう語った――。発売中の写真週刊誌FRIDAYで、のんが元所属事務所・レプロエンタテインメントを訪れていたと報じられた。彼女から事務所側に謝罪を申し入れ、再マネジメント契約を結ぶべく話し合ったという。タイトルに「和解」の文字が大きく打たれていたが、レプロはこうコメントを発表した。「能年氏から、過去についての謝罪と、弊社にマネジメントを再度依頼したい旨の要望があり、本人との面会に至りました。しかしながら、何ら解決には至っておりません。なお、当事者しか知り得ないはずの情報が事前に外部に漏れ、このような記事が出たことについては、大変不可解であり、誠に遺憾であります」その内容は和解とは大きくかけ離れており、密会の一部始終が漏れたことに対して不信感を抱いているようだった。あくまで女優としての復帰にこだわるのん。その陰には、亡くなった“最愛の祖父”の存在があったようだ。のんが『あまちゃん』に出演したことを祖父は誰よりも喜び、放送を楽しみにしていたという。前出の祖母がこう語る。「玲奈が『あまちゃん』に出演した年のことです。入院していたおじいちゃんが一時危篤になり、お医者さんから『もう長くない』と言われたんです。そうしたら、玲奈が病院まで駆けつけてくれてね。おじいちゃんの手を握りながら何度も声をかけてくれて……。すると、おじいちゃんが元気を取り戻したんです。その後にまた体調が悪くなり、いよいよというときもあの子の存在が力になりました。玲奈は東京にいて間に合いませんでしたが、電話越しに『おじいちゃん、わかる?玲奈やで。これまでありがとう……』と声を聞かせてくれたんです。大好きな孫の声を聞きながら、おじいちゃんは息を引き取りました」祖父にとって、『あまちゃん』は生きる源だった。見る人に元気を与えるのが、女優という仕事――。だからこそ彼女は、奔走しているのだ。祖母が続ける。「大事なのは、あの子が生き生きとした姿でいられるかどうかだけです。玲奈には自由に好きなことをやってほしいし、これからもいろんな挑戦をしてくれるはず。私はそれを見届けるため、あと10年は長生きしないといけないなと思っています」天国の祖父と支えてくれる祖母のためにも、のんは女優魂を燃やし続けている――。
2018年10月23日上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務める日本テレビ系「おしゃれイズム」の10月21日(日)今夜放送回に、俳優の勝地涼がゲスト出演。先日結婚した女優・前田敦子との新婚生活などそのプライベートを明かしてくれる。2005年公開の映画『亡国のイージス』では第29回日本アカデミー賞新人賞を受賞、その後ジョン万次郎役を演じた大河ドラマ「篤姫」、ヘタレなキャリア刑事役で出演した「東京DOGS」、宮崎あおい主演、佐藤浩市やユースケ・サンタマリアなど実力派に囲まれるなか、シンガーソングライター役を好演した『少年メリケンサック』などに出演。宮藤官九郎が脚本を手掛け能年玲奈、橋本愛、松岡茉優、有村架純ら当時注目の若手女優が集結した2013年放送のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」では“前髪クネ男”のTOSHIYA役で出演し、1度の出演にも関わらず大きな印象を残すと、松山ケンイチ主演で原作の16年後を描いたドラマ「ど根性ガエル」では警察官として地元の交番に勤務する五郎役を演じ、前田さんと共演。沢村一樹、藤井流星らと共演した2016年の「レンタル救世主」では黄色のネクタイもインパクト抜群のテクノロジーに強い紀伊ロイ役。今年夏公開の『銀魂2』では“将ちゃん”こと江戸幕府14代将軍の徳川茂茂役で小栗旬らと共演。7月から9月まで放送された「ヒモメン」では窪田正孝演じる“ヒモ男”碑文谷翔から川口春奈演じるヒロイン・ゆり子を奪おうと暗躍する医師・池目亮介役で出演。9月公開の『食べる女』では新婚早々に前田さんとの“夫婦共演”も実現させた勝地さん。そんな勝地さんが今回本番組に出演。7月30日に結婚を発表、現在妊娠中の女優・前田さんとの新婚ホヤホヤおのろけエピソードや、2人で選んだという結婚指輪を番組で披露するほか、結婚を報告した際の俳優仲間の意外な反応に恩人・宮藤官九郎のお祝いコメントも紹介。さらに“人生観が180度変わった”という結婚後のプライベートライフまでボリューム満載でお届けする。2019年1月18日(金)には『マスカレード・ホテル』の公開も控える勝地さんの最新のトークを楽しめる「おしゃれイズム」は10月21日(日)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年10月21日写真家・山谷佑介の企画展「アトリエ山谷」が、東京・吉祥寺にある写真集専門の本屋ブックオブスキュラ(book obscura)で開催中。山谷佑介の写真集の中でも長らく絶版になっていた『ground』(2014年/lemon books)と、『RAMA LAMA DING DONG』(2015年/self published)の2冊の再版をきっかけに行われる本展示では、山谷のアトリエにある物たちがbook obscuraに持ち込まれ、展示される。1985年生まれの山谷は本展開催にあたり、以下メッセージを残している。「写真を初めて早11年。最初の写真集『Tsugi no yoru e』から早5年。まだまだあまちゃんです。続けてこられたのは、写真の持つ冷たさに居心地の良さを感じているのかもしれません。この度book obscuraのお店を借りて私のアトリエ、と言っても自宅の2階ですが、を少し再現してみることにしました。自分の旧作や新作、作品を作る過程の諸々、なんとなく気になって買った本や小物、コマーシャルの仕事写真のスクラップなどなど。それは私が通って来た過去ではありますが、同時にそこには未来の作品の種が転がっていることでしょう。おそらく、きっと」。展示は11月12日まで。会期中には、写真家・草野庸子など様々なゲストを招いたトークイベントも予定されている。【書籍情報】新刊『ground』写真:山谷佑介出版:ギャラリー山谷言語:英語刊行:2018年ソフトカバー/92ページ/220×260mm価格:3,500円(1,000部限定)【イベント情報】アトリエ山谷会期:10月18日〜11月13日会場:book obscura住所:三鷹市井の頭4-21-5 #103時間:12:00〜20:00定休日:火曜・水曜日トークイベント●第一夜「写真集の夜」会期:10月27日時間:18:00〜20:00ゲスト:松本知己(T&M Projects/出版社)、山住貴志(イニュニック/印刷会社)●第二夜「写真屋さんと写真家の夜」会期:11月2日時間:18:00〜20:00ゲスト:草野庸子(写真家)、西村康(西村カメラ/写真屋)●第三夜「初期衝動の夜」会期:11月10日時間:18:00〜20:00ゲスト:小林孝行(flotsam books/本屋)、笹倉和広(SHIBUYA WWW/ライブハウス店長)※いずれも定員15名(要予約)※参加費500円+ドリンク500円※ドリンクは飲み放題のお酒などを用意※山谷佑介関連本『RAMA LAMA DING DONG』『ground』『Into the Light』を会期中にbook obscuraで購入の方は参加費500円が無料(ドリンク代のみ)
2018年10月20日今田耕司とモデルで女優の中条あやみがMCを務め、毎回ゲストが自分だけの第2の故郷“アナザースカイ”を訪れる「アナザースカイ」。その10月19日(金)のオンエアはゲストに俳優の福士蒼汰を迎えてお届け。福士さんは初めて1人旅をしたニューヨークを訪れる。2011年放送の「仮面ライダーフォーゼ」でインパクト抜群の“リーゼント姿”をみせ主演を務めた福士さん。その後朝ドラ「あまちゃん」や「スターマン・この星の恋」への出演、吉沢亮と共演した『ぼくが処刑される未来』などを経て、『図書館戦争』シリーズに『好きっていいなよ。』『神さまの言うとおり』『ストロボ・エッジ』と話題作に立て続けに出演。2015年には月9「恋仲」で主演を務めるなど人気俳優への階段を駆け上がった。最近では『ちょっと今から仕事やめてくる』で演技派としての側面を開花させ、「愛してたって、秘密はある。」や『無限の住人』などで新たな面も見せるように。この夏は人気コミックを映画化した『BLEACH』を世に送り出すなど俳優としてさらなる成長を遂げている。そんな福士さんが今回訪問するのは、4年前に初めて1人旅をしたというアメリカ・ニューヨーク。ホームステイした知り合いの知り合いの知り合いとの再会や、大のマンガ好きということでニューヨークの書店で英訳されたマンガを購入。お土産を購入するなど家族思いの一面もみせるなど久しぶりのニューヨークを楽しむ福士さんをカメラが追う。またエンターテインメントの殿堂リンカーンセンターの舞台裏に潜入、念願のスターウォーズアクションも体験する。再び訪れたニューヨーク、現地の知人たちとホームパーティをして福士さんが感じたものとは?今夜のゲスト、福士さんの映画最新作『旅猫リポート』は10月26日(金)より全国にて公開。元野良猫のナナは、交通事故にあったところを心優しい青年・悟に助けられ、5年間飼い猫として幸せに暮らしてきた。しかし、とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探すため、ナナと一緒に日本各地を巡る旅に出る。幼いころの親友や初恋の相手など、悟がこれまでの人生で出会ってきた様々な人たちを訪ね歩く中で、伝えられなかった気持ちや本当の絆、そして悟の知られざる過去や秘密が明らかとなり…。福士さんが心優しい青年・悟を演じ、愛猫・ナナの声を高畑充希が担当するほか、広瀬アリス、竹内結子らが出演する。「アナザースカイ」は10月19日(金)23時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2018年10月19日「嵐」櫻井翔と有吉弘行の2人がゲストの願望・疑問・悩みを出演者の力、スタッフの力、視聴者の力を借りて解決・実現していく「櫻井・有吉THE夜会」。その9月27日(木)今夜放送回に女優の有村架純がゲスト出演する。朝ドラ「あまちゃん」でヒロインの母親の若かりし頃を演じ大きな注目を浴びた有村さん。「失恋ショコラティエ」や「MOZU」などのドラマや『女子ーズ』などの映画に出演し着実に実績を重ねていくと、2015年公開の『映画 ビリギャル』では素行不良のギャルから慶應大学に現役合格する少女を主演で演じ、同作で第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。さらに連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインを演じ、名実ともに国民的女優の仲間入りを果たした。そんな有村さんを迎える今夜の放送。有村さんは大好きな裏浅草を舞台に千鳥ノブとハシゴしまくりボケまくりロケを敢行。ノブさんの相方・大悟ばりにボケまくる(!?)有村さんの姿は必見だ。さらにスタジオでは10分で3品を作る「ぱぱっとグルメ」にも挑戦。ギャル曽根の指導のもと、アシスタントとして料理の腕を披露してくれる。またもう1人のゲストとして森昌子も登場。森さんはチュートリアル徳井の楽屋にアポなし乱入。自由すぎる森さんに徳井さんもたじたじの様子。平成と昭和の“国民的ヒロイン”が共演する今夜の「夜会」をお見逃しなく。今回ゲスト出演した有村さんは主演最新作『コーヒーが冷めないうちに』が現在全国公開中のほか、10月9日(火)からは主演ドラマ「中学聖日記」が放送開始となる。有村さん演じる中学教師・末永聖が年上の婚約者がいながらも勤務先の学校で出会った10歳年下の中学生・黒岩晶に心惹かれていく“禁断の恋”を描くヒューマンラブストーリー。黒岩晶役には本ドラマで芸能界鮮烈デビューを飾る注目の新人・岡田健史。さらに町田啓太、吉田羊、夏川結衣、夏木マリ、友近、マキタスポーツらが共演する。「中学聖日記」は10月9日(火)22時~TBS系で放送。「櫻井・有吉THE夜会」は9月27日(木)今夜22時~TBS系で放送。(笠緒)
2018年09月27日「怒涛の5年間でしたね」――。有村架純は、20代前半の5年をそんな言葉でふり返った。「あまちゃん」で注目を集めたのが20歳のとき。そこから映画、ドラマに舞台と次々と印象的な役柄を演じ、ものすごいスピードで駆け抜けてきた。おそらく、この先を含めた彼女の女優人生においても、大きな意味を持つ5年間であったことは間違いない。そんな彼女に、もしも、過去に戻れるならば? と尋ねると、この怒涛の5年よりもさらに少し前、仕事を始めて少し経った「高校生活最後の1年」という答えが返ってきた。「高校3年のタイミングで(地元・兵庫から)上京して、みんなと一緒に卒業出来なかったので、みんなと一緒に残りの1年を過ごして、卒業したかったなという気持ちはありますね」映画『コーヒーが冷めないうちに』は自分が望む過去に戻ることを可能にしてくれる、不思議な喫茶店を舞台にした物語。 有村さんは、ここでコーヒーをいれ続ける謎めいた女性・数(かず)を演じている。原作は本屋大賞にもノミネートされ「4回泣ける!」と話題を呼んだ川口俊和のベストセラー小説。とある街にある少し古めかしい喫茶店「フニクリフニクラ」では、ある席に座ると望み通りの時間に戻ることができると言われており、様々な後悔を背負った人々が過去に戻ろうと店を訪れるが…。“バランス”を重視「夢はあるけど、夢過ぎないように」物語の大枠はファンタジーではあるが、その中で展開するのはあくまでも人間ドラマ。有村さんは原作と脚本を読んで「非現実的だけど夢のある物語。どこまでファンタジーなのか? 夢はあるけど、夢過ぎないようにできればと思いました」と現実とファンタジーのバランスを大事にしたと明かす。有村さんが演じた数は、従兄で店主の流(深水元基)と共に店を切り盛りしており、彼女がコーヒーをいれることで、タイムスリップをさせることができるという、重要な役割を担っているが、彼女自身が抱えるある“過去”に関しても徐々に明かされていく。ここでも有村さんが重視したのは“バランス”。「最初に言われたのは『数をミステリアスに見せたいから(コーヒーをいれたり、客とのやり取りを)淡々と義務的にやってほしい』ということ。でもやはり、どこかで数が持っている母性――常連客が『また来たい』と思える喫茶店であるということは、それなりの温かさ、優しく包み込んでくれる柔らかさがないといけないと思って、そのバランスをとるのが難しかったです」。このバランスを重視する感覚は「慎重さ」と言い換えてもいいかもしれない。それは、有村さん自身のパーソナリティとも重なる部分と言える。数と自身の近しいと思える部分について「人との距離感を見ているところ」と語る。たしかに数は、店を訪れる常連客に対し、踏み込み過ぎず、かといって無関心で突き放すでもなく、絶妙な距離感で接していく。「そこは似ていると思いますね。私も人との距離感はわりと考えてます。主演をやらせていただく機会が増えれば増えるほど、そういうことは考えるようになりました。話しかけられ過ぎるのがイヤな人もいるし、人によって距離感は違うので。今回の現場はみなさん、大人の方たちばかりで、それぞれの時間を過ごされる方が多いので、主演だからと頑張って話しかけようというのでもなく、みなさんにお任せしていました(笑)」水中での撮影「実は泳げなくて…(苦笑)」数がコーヒーを入れることによって過去に戻る瞬間は、その席に座った人間が水の中に沈んでいく中で時を遡るという、なんとも幻想的な映像で描かれる。数もまた、過去に戻るシーンがあり、当然、有村さんも水中での撮影を行なったのだが…。「2メートルくらいの深さの水槽がスタジオに用意されたんですけど、私、実は泳げなくて…(苦笑)。でも、潜るくらいならいけるかと思って(泳げないことを)言わなかったんですけど、やっぱりビビっちゃって…。久しぶりに水に浸かるし、(飛び込む瞬間の)水泡も撮らないといけないので、飛び込まないといけないんですよ。怖くなって10分くらい入れなくて、さすがに周りがザワザワしはじめて…『これは早く入らなあかん!』と飛び込んで、無事に3カット撮りました(笑)」。ちなみにこの水中シーンも含め、この幻想的ながらも人の心を打つ人間ドラマを演出しているのが塚原あゆ子監督。長編映画の監督を務めるのは本作が初めてだが、TVドラマの世界では「夜行観覧車」「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」「重版出来!」「アンナチュラル」など話題の作品で演出を務め、多くの俳優がいま、一緒に仕事をすることを熱望していると言われている。「コーヒーを入れて過去に戻る瞬間は、台本だけではなかなか想像しにくいんですけど、塚原さんは『コーヒーをいれて、上がった湯気が水滴になって落ちて…』と説明してくださったり、物事のつなぎ目、人間の感情のつなぎ目をしっかりと演出してくださるので、現場で安心できました」。もうひとつ、塚原作品の特徴であり、ほかの監督と大きく異なると言われているのが、俳優がセリフを同時に話してしまったり、エキストラの話し声や足音が被ってしまうなど、ほかの作品であればリテイクになるような現場での偶然の事象を、気にせずにOKテイクとして受け入れてしまう部分。「普通はセリフが被ったり、ほかの人のセリフを食ったりしてしまったら、OKは出ないんですけど、塚原さんはよりリアルなやりとりを求めてるんですよね。だから『普通は(会話は)重なるでしょ?』と。普通はどうだろうか?というのを求めてらっしゃるのかな。もちろん、セリフ通りに言ってほしい監督さん、アドリブを好まれない監督さんもいらっしゃるけど、塚原さんはアドリブも加えるし、キャラクターを立たせるためにどうしたらいいかを考えてくださるんです。セリフひとつとっても『こういう言い方はどうか?』とキャラクターが持っている幅を広げてくださるんです。イメージの枠から外れる演出をされる監督だなと思いました」。20代半ば、役柄&作品に対する気持ちも変化冒頭の年齢の話に戻ると、20代の折り返しを過ぎて、求められる役柄や立場の変化を有村さん自身も強く感じているという。数年前まで学園もので学生役を演じていたが、今年に入って10月より放送の主演ドラマ『中学聖日記』では教師役、そして11月公開の映画『かぞくいろ-RAILAYS わたしたちの出発-』では、血の繋がらない息子を抱えるシングルマザーを演じるなど、役の幅が大きく広がっている。「もう25歳ですし、そうだよなぁって思うんですけど、やっぱり“初めて”があるというのは嬉しいことなので、新鮮な気持ちで初めての役柄を楽しんでます」朝ドラ『ひよっこ』でおよそ1年にわたってじっくりとひとつの作品に主演として携わった経験も大きいのだろう女優としての“視野”にも変化が生まれている。「より作品に対する思いが強くなってるというのはあると思います。以前は自分のことでとにかく精いっぱいで、目の前のことをやらないとという意識ばかりで、作品全体のことはあまり考える余裕もなかったんですけど、ここ2年くらいかな?作品のことも少しずつ考えらえるようになって、携わるスタッフが報われるような作品にしたいという気持ちがわいてきたり、変化は感じています」。20歳の大ブレイクから、途切れることなく常に作品に、役柄に身を投じてきた。「20代後半は、もう少し落ち着いて仕事ができればいいですが…(笑)」と漏らしつつも、芝居に対する熱い思いは何も変わらない。「やっぱり、お芝居が好きなんですよね、うまいか下手かは自分ではわからないことですけど、好きで始めて、誰もができるわけではない経験をたくさんさせていただいて…だからこそ、これからも楽しんでお芝居ができたらと思います」この先、まだまだ、見たことのない表情を見せてくれそうだ。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)■関連作品:コーヒーが冷めないうちに 2018年9月21日より全国東宝系にて公開©2018 映画「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会
2018年09月25日日常の中にありそうでありえないシチュエーションを用意、遭遇した人の行動を観察する“ニンゲン観察バラエティ”「ニンゲン観察!モニタリング」が9月20日(木)今夜オンエア。女優の有村架純をはじめ「DA PUMP」など話題のゲストがモニタリングを繰り広げる。朝ドラ「あまちゃん」で多くの視聴者から注目を浴び、その後『映画 ビリギャル』で第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で月9主演を務め、昨年は朝ドラ「ひよっこ」でヒロインに抜擢されるなどいまや国民的女優として老若男女から支持される有村さん。そんな有村さんが「愛情たっぷりに握ったおにぎり&卵焼きが詰まった手作りお弁当を販売したら?」というモニタリングに登場。有村さんの“手作りお弁当”に世の男性たちはどんな反応を示す!?また今年「U.S.A.」が大ヒット、人気再燃中のダンスヴォーカルグループ「DA PUMP」は、人気芸人の「とろサーモン」久保田と「ジョイマン」高木をなんとメンバーにスカウト。まさかのオファーに久保田さんが取った行動とは!?また「オードリー」の廃品回収ロケは山形県酒田市へ。さらに新婚の「よゐこ」濱口がADに変装、DAIGOのロケに同行して実家の喫茶店に潜入するも、濱口さんの両親が禁断の過去恋愛&家族しか知らない入籍エピソードを大暴露し大ピンチに…今夜もバラエティあふれるモニタリングで視聴者を楽しませてくれる。有村さんの主演最新作となる『コーヒーが冷めないうちに』は9月21日(金)より公開。「本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和の小説を原作に、過去に戻れるとうわさの喫茶店「フニクリフニクラ」を舞台にした感動の物語が展開する。有村さんは「フニクリフニクラ」で働く時田数を演じている。また10月からは主演ドラマ「中学聖日記」も放送開始。有村さん演じる中学教師・末永聖が年上の婚約者がいながらも勤務先の学校で出会った10歳年下の中学生・黒岩晶に心惹かれていく“禁断の恋”を描くヒューマンラブストーリー。「中学聖日記」は10月9日(火)22時~TBS系で放送。「ニンゲン観察!モニタリング」は9月20日(木)20時~TBS系でオンエア。(笠緒)■関連作品:コーヒーが冷めないうちに 2018年9月21日より全国東宝系にて公開©2018 映画「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会
2018年09月20日斬新かつ奇抜なアイディアで世の中をあっと言わせたり、聞いているこちらがアタフタしてしまうような本音をぶっちゃけたり…。芸能界の既成概念を打ち破り、独自路線を歩んできたキョンキョンこと小泉今日子。彼女の最新映画『食べる女』では、古書店を営む雑文筆家を好演。悩める女性たちにおいしい料理をふるまう女主人・敦子(トン子)を体現している。敦子は複雑な女心を肯定し、自分なりの価値観を持って自立している素敵な女性。そのカッコイイ生き様は、仕事や人生において自分流を貫いてきた小泉さんをほうふつとさせる。そこで今回は、アイドルから実力派女優へと見事なステップアップを遂げた小泉さんの軌跡をふり返ってみる。歌に、演技に、CMに…ジャンルの垣根を越えた活躍で時代の寵児に1966年生まれ、現在52歳の小泉さんは、1982年に「私の16才」で歌手デビュー。松本伊代、シブがき隊、中森明菜らと共に“花の82年組”としてアイドル活動をスタートする。そして83年「艶姿ナミダ娘」、84年「渚のはいから人魚」「ヤマトナデシコ七変化」とオリコンチャートをにぎわせる大ヒットを連発し、第35回NHK紅白歌合戦に初出場を果たしたことで一躍、国民的アイドルに。またその活躍は演技でも。初主演の連続TVドラマ「少女に何が起こったか」(1985年)では、自分の出生の秘密を探るため、ピアニストを志す少女・野川雪役を熱演。そして陣内孝則主演のテレビドラマ「愛しあってるかい!」(1989年)では高校教師・椎名吹雪役で出演し、エンディングに使用された彼女のシングル「学園天国」も大ヒット!一方、映画においても初主演作『生徒諸君!』(1984年)で主人公のナッキーとその双子の姉妹マールの2役という難役に挑むとともに、主題歌「The Stardust Memory」も担当。続く主演2作目『ボクの女に手を出すな』(1986年)でも主題歌の「木枯しに抱かれて」を、そして真田広之と共演した主演3作目『快盗ルビイ』(1988年)ではとびきりチャーミングな女怪盗を演じるとともに主題歌「快盗ルビイ」を提供するなど。“演技”と“歌”両軸で作品の顔となることも多かった。加えてコイズミ旋風はCM界にも吹き荒れた。武田薬品工業「ベンザエース」や味の素「クノール カップスープ」、CMガールを務めたカネボウ化粧品「アクアルージュ」ではイメージソング「水のルージュ」も提供。また「ジャンジャカジャーン」のフレーズがキュートだったJR東日本のCMでは1990年~94年にかけてイメージガールも務めている。当時「小泉今日子を起用すれば、売上が2割伸びる」という説がまことしやかにささやかれ、小泉さんは<CMの女王>として君臨する。2000年以降は女優を主軸に活躍~NHK朝ドラでは劇中歌も大ヒット!1995年には俳優・永瀬正敏と結婚し、少しずつアイドルから女優としての比重を高めていった小泉さん。2000年に入っても女優業を主軸に変わらぬ人気を維持していたが、そんな折、ターニングポイントとなった映画との出会いが訪れる。それは故・相米慎二監督がメガホンをとったロードムービー『風花』(2001年)。この作品で、北海道の実家で暮らす娘に会うため、謹慎中のエリート官僚・澤城(浅野忠信)と共に5年ぶりに帰郷する風俗嬢・レモン役を見事に演じきった彼女は、第25回日本アカデミー賞(主演女優賞)にノミネートされ、実力派女優としての一歩を踏み出すのだ。その後も第61回カンヌ国際映画祭(ある視点部門・審査員賞)受賞作である黒沢清監督の人間ドラマ『トウキョウソナタ』(2008年)で演じた、それぞれに秘密を抱えた一家の母親役が高く評価され、西原理恵子の人気コミックを実写化した『毎日かあさん』(2011年)では、2004年に離婚した永瀬さんと夫婦役を演じ、ぴったりと息のあった演技を披露している。そしてその翌年に放映された中井貴一とW主演を務めたTVドラマ「最後から二番目の恋」(2012年)では、仕事に恋に奮闘するテレビプロデューサー・吉野千明役をのびのびと体現。千明の本音満載のセリフが30~40代の女性たちから熱い支持を受けたこのドラマは、2014年の続編放映へとつながっていく。一方、日本中に大ブームを巻き起こしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年)では主人公・アキの母親・天野春子を演じ、春子名義でリリースされた劇中映画の主題歌「潮騒のメモリー」はオリコンランキング入りの快挙に。そして二階堂ふみと演技合戦を繰り広げた『ふきげんな過去』(2016年)では、死亡したと思われていたワケありの主人公・未来子を飄々と怪演。そのお茶目ながらも一筋縄ではいかない強烈なキャラクターは、小泉さんが演じたからこその不穏な気配を漂わせる佇まいが印象的だった。小泉今日子の男前っぷりに惚れる! 最新映画『食べる女』とは?2000年以降は女優を主軸に活躍~NHK朝ドラでは劇中歌も大ヒット!小泉さんが出演する最新映画『食べる女』が、いよいよ9月21日(金)に公開される。『失楽園』や『不機嫌な果実』ほか、女性の生き様とエロスに鋭く切り込んできた脚本家・筒井ともみの小説を原作に、小泉さんほか沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香ら、いまをときめく豪華女優陣が競演する人間ドラマだ。年齢も職業も価値観も異なる8人の女たち。それぞれに違う幸せを模索する彼女たちが、信頼を寄せ、悩みを打ち明けるのは、小泉さん扮する古書店“モチの家”の女主人であり雑文筆家の敦子だ。「“おいしいゴハン”と“愛しいセックス”が、争い事を遠ざける!」がモットーの敦子は、悩める女たちに今日も趣向を凝らした愛情いっぱいの手料理をふるまう。本作では様々な境遇の女たちの「食欲」や「性欲」がセキララに語られるが、敦子はその複雑な想いを肯定し、温かく見守ってくれる。「食に、仕事に、恋に。もっともっと欲張って、“おいしい女”になれ!」と、背中をそっと押してくれる。そんな頼れるキャラクターを、小泉さんは自身の肝っ玉系イメージにかすかな淋しさをにじませながら、等身大の演技で見事に演じ切っている。デビュー以来、色あせることなく“カッコイイ”存在であり続ける小泉さん。マイナス・イメージが敬遠される芸能界で、自分の気持ちに正直に生きようとする姿に共感する者もいるだろう。最近はなにかとプライベートで話題が絶えない彼女だが、時が満ちればまたどこかで本心をぶっちゃけてくれるはず。食べることを通じて、自分の気持ちに正直に生きる大切さを描いた『食べる女』。波乱万丈の人生を歩みながらも、常に前向きに生きようとするバイタリティあふれる小泉今日子の男前っぷりも堪能して欲しい。(text:Miyuki Adachi)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年09月11日深夜、湯船に浸かりながら食べるハーゲンダッツが好きだ。固めのハーゲンダッツが、風呂場の蒸気でだんだんとゆるんでいく。ベストになったタイミングで、そっと銀のスプーンで口に運ぶ。汗をかいているせいか、カロリーの一部がチャラになった感覚さえある。無敵な気分だ。嫌なことがあった日も自力で乗り越えるために、我が家の冷凍庫には結構な確率でハーゲンダッツがスタンバイしている。風呂場で食事なんて、行儀が悪い!と、怒られてしまいそうだ。他にもいくつか、定番の食べ方がある。どれも、深夜でもコンビニで手に入るものばかりだ。■ひとりで食べる「背徳飯」サクレレモンに濃いめに作ったジントニックをぶっかけて食べる(しゃりしゃりで効率良く酔えておいしい)。カップヌードル シーフード味に牛乳と粉チーズを入れる(よりクリーミーになっておいしい)。チキンラーメンにブラックペッパーをたっぷりふりかけ、鍋から食べる(洗い物が最小限で済むし最後までほかほかでおいしい)。深夜にセブンプレミアム 千切りキャベツにこれまたセブンプレミアムの金のビーフカレーをかけて食べる(白米の分のカロリーがカットできるし、セブンのカレーは奇跡的においしい)。卵かけご飯は卵黄を2個のっけて、あおさ醤油をかけていただく(2個もいっちゃった!という贅沢感がたまらなくておいしい)。……言える範囲では、ざっとこのくらいだろうか。ひとり暮らしをしていたときは、ワンコインで手に入る、自分だけの密かな幸せを楽しんでいた。そして同時に、背徳感も覚えていた。■自分の機嫌をとるための、かわいいドーピング「この姿、人に見られたらどんな風に思われるだろうか」と。ついでに、部屋の隅には1回しか読んでいないマナー本のベストセラー『ティファニーのテーブルマナー』をほったらかしていることも思い出した。別に誰かに迷惑をかけるわけでもない。外では絶対にしないし、そもそも、公言しない限り誰にもわからない。自分のご機嫌は自分でとるしかないのだ。こういう風に心の蘇生術をいくつか持っていないと、10年も労働を続けるのは難しい。長年社会人をやっていると、そりゃあ世知辛いことだってある。それでも、SNSに愚痴は吐き出さない。それがあまちゃん会社員なりのプライドでもあるのだ。しかし、息が詰まる。これからもできるだけ楽しい気分で働くために、時には深夜のアイスやコンビニグルメでドーピングも必要だ。■こだわりが反映される「食べ方」を描いた作品それでも、「わたしの食べ方、これでいいのか?」と不安になってしまう。そんなときに出会った漫画作品が、『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』(おおひなたごう/KADOKAWA)だ。食べるタイミングや「ちょい足し」には、人の数だけそれぞれのこだわりがある。漫画『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』は、食べ方をテーマにした作品だ。グルメ・お料理漫画はレッドオーシャンだが、その人のこだわりが出る「食べ方」に着目した作品は珍しい。主人公は着ぐるみショーで生計をたてる俳優・二郎。ブレイク前の女芸人・みふゆと交際している。このカップル、「食べ方」をきっかけに、事あるごとに大ゲンカをするのである。目次だけサラッと読んでも面白い。「ショートケーキの苺 いつ食べる?」「焼き鳥 串から外す?」「カレーのルー どうかける?」どれも、いろんな派閥がありそうだ。「そんな食べ方をするなんて、どんな教育を受けてきたの!?」など、相手をクリティカルに否定するような展開はないから安心してほしい。この作品、嫌なヤツが不在なのだ。■「自分が好きな食べ方をすればいいんだ」と肯定できた第1話「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」内のエピソードを紹介してみよう。ふたりで初めて迎えた朝、二郎に朝食を振る舞うみふゆは「目玉焼きに何かける?」と、醤油・ソース・粉チーズ・わさび・からし・マヨネーズなどなど、おびただしい数の調味料を差し出す。『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』(おおひなたごう/エンターブレイン)1巻11ページ(C) おおひなたごう /KADOKAWA「いろんな食べ方をする人がいるから」と笑顔のみふゆだが、二郎は「(この調味料は)彼女の男性遍歴を物語っているのでは……」と勘繰ってしまう。みふゆからしたら、おもてなしの感覚だろうに、そんな深読みをされたらたまったもんじゃない。目玉焼きの黄身の取り扱いについても、ふたりはすれ違う。半熟の黄身を割り、白身と付け合わせを絡めるのが大好きな二郎。しかし、みふゆは目玉焼きの黄身を潰さない。最後まで黄身をキープした後、ぱくっと一口で飲み込むのだ。『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』(おおひなたごう/エンターブレイン)1巻15ページ(C) おおひなたごう /KADOKAWA彼にとっては受け入れがたいその食べ方を、全否定する二郎。しかし、みふゆには「食器を洗う際に面倒だから、皿を極力綺麗に保ちたい」という理由があった。普段は皿を洗うときのことなんて考えていない二郎だから、みふゆの気持ちがわからなかったのだ。「食べ方」という切り口から、さらっと「どちらが家事のオーナーシップをとるか?」という問題に繋がっているのも面白い。食べ方って、これくらい根深いのだ。一風変わったそれぞれの食べ方を通し、「相互理解」が進んでいく本作。各キャラクターの育ってきた背景や、生活の中で重んじることがにじみ出ている。読んでいるうちに、「みんなそれぞれ、好きに食べればいいんだ」と、なんだか晴れやかな気持ちになった。わたしはこれからも、堂々とお風呂場でハーゲンダッツを食べることにする。Text/小沢あやフリーランスの編集者 / ライター。Engadget日本版にて「ワーママのガジェット育児日記」連載中。モーヲタ歴19年の超女性アイドルおたく。豊島区長公認の池袋愛好家でもある。Twitter:@hibicoto、note:hibicoto書名:『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』著者:おおひなたごう発行:KADOKAWA既刊10巻(『月刊コミックビーム』で連載中)(C) おおひなたごう /KADOKAWA写真/ShutterstockDRESSでは9月特集「今夜は、漫画を抱きしめて」と題して、漫画から素敵な影響を受けた人々が、作品の魅力を綴るコラムやインタビューをお届けしていきます。
2018年09月07日旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫る日本テレビ系「おしゃれイズム」の9月2日(日)放送回に、俳優の東出昌大がゲスト出演。3年ぶりの出演となる東出さんの“弱点”を共演仲間たちが告白するほか、ロケ企画など盛りだくさんでお届けする。『桐島、部活やめるってよ』での演技が高く評価され第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後「あまちゃん」「ごちそうさん」と2作続けての朝ドラ出演に、大河ドラマ「花燃ゆ」出演。映画『アオハライド』『GONIN サーガ』『ヒーローマニア-生活-』『デスノート Light up the NEW world』と立て続けの主演作公開などで俳優として一気に躍進。春クールの「コンフィデンスマンJP」でみせるコメディセンスと『OVER DRIVE』でみせるクールななかに秘めた熱さが同居した“完璧男子”として各方面から今後に期待が集まっている東出さん。そんな“完璧男子”東出さんだがモノマネ下手?意外な弱点を共演仲間たちが告白。先輩俳優・小日向文世も嫉妬したモテ男ぶりや、瀬戸康史からは普段の行動に疑問が投げかけられ、さらにおぎやはぎからは“変人疑惑”まで。共演者たちが語る東出さんの素顔に注目。さらにマイチェーンソーでDIYを楽しむ休日の過ごし方や、MCの藤木さんとの海釣りロケなど、東出さんのいろんな面が見られる密度の濃い30分になりそう。今回のゲスト、東出さんが出演している映画『寝ても覚めても』がテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開中。大阪に住む21歳の朝子は青年・麦(バク)と運命的な恋に落ちるが、彼はある日忽然と彼女の前から姿を消す。2年後、東京に引っ越した朝子は麦にそっくりな顔をした男・亮平と出会う。麦のことを忘れられない朝子は亮平を避けようとするが朝子に亮平は好意を抱き、朝子も亮平に惹かれていく…。麦と亮平。同じ顔の2人の男性との過去の“恋”と現在の“愛”が朝子の心を揺らしていく…という物語。東出さんが麦/亮平の1人2役で主演。唐田えりかが朝子役を演じ、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知ら注目キャストが集結。東出さんの素顔を楽しめる「おしゃれイズム」は9月2日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:寝ても覚めても 2018年9月1日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネパレスほか全国にて公開©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会 / COMME DES CINÉMAS
2018年09月02日クライマックスを前に、8月26日の放送がアジア大会のためお休みとなり、ドラマファンの期待が増幅している日曜劇場「この世界の片隅に」。主人公・すずを演じる松本穂香をはじめ、松坂桃李、二階堂ふみ、村上虹郎らキャスト陣の好演もあり、視聴率は伸び悩んでいるというが、なかなかどうして、SNSからはかなりの熱量が感じられる1作だ。一方、アニメ映画『この世界の片隅に』は、2016年の劇場公開から650日以上たった現在もなおロングラン上映が続いており、12月には新シーンを追加した『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が公開されることになった。戦時下を舞台にしながら老若男女を惹きつけてやまない、この物語の魅力に迫った。原作:こうの史代のベストセラー漫画2007~2009年まで「漫画アクション」(双葉社)にて連載された「この世界の片隅に」は累計発行130万部を超える、こうの史代によるベストセラー漫画。2009年に「文化庁メディア芸術祭」マンガ部門優秀賞を受賞。太平洋戦争のさなか、広島の江波から軍港のある呉に嫁いだ主人公・すずが、嫁ぎ先の北條家で暮らす日常を丹念に描いていく。絵を描くことが好きで、おっとりとした性格の“すずさん”をはじめとする、生き生きとしたキャラクターたちはもちろんのこと、綿密に調べ上げられた膨大で貴重な当時の情報、繊細で豊かな漫画表現でファンを魅了する傑作だ。その後、劇場アニメ化に際し、ノベライズや劇場アニメ公式ガイドブックなども双葉社から刊行。2011年には、北川景子主演で「終戦記念スペシャルドラマ この世界の片隅に」として日本テレビ系列にてドラマ化されている。ちなみに、こうのさんといえば、広島の原爆投下から10年後と、約40年後、約60年後に生きる人々を描いた2004年発表の「夕凪の街 桜の国」でも知られ、こちらも2007年に映画化(実写)され、今夏にはドラマ化。「手塚治虫文化賞」新生賞、および「文化庁メディア芸術祭」マンガ部門大賞に輝いている。ストーリー:広島・呉に嫁いだ“すず”の日常、そして戦争…昭和19(1944)年2月、戦争のさなかの日本。18歳で故郷から離れた呉の北條家に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれて、新たな生活を始める。物資は不足し、生活は困難を極めるが、すずは工夫を重ね日々の暮らしを紡いでいく。ある日、迷子になったすずは遊郭でリンという女性と出会い、友情を深める。だが、リンは夫・周作と過去につながりがあった。また、すずの幼なじみで軍艦に乗る水原が“入湯上陸”の際、北條家にすずを訪ねてくる。昭和20(1945)年3月、軍港のあった呉は大規模な空襲に見舞われ、すずは大切なものを失ってしまう。そして、広島に“あの夏”がやってくる――。口コミで大拡散!劇場アニメ『この世界の片隅に』第40回日本アカデミー賞にて『君の名は。』『聲の形』などを抑えて最優秀アニメーション作品賞に輝いた本作。『マイマイ新子と千年の魔法』(’09)の片渕須直監督が6年の歳月を経て、クラウドファンディングにより公開を望むファンから製作資金を募り、完成させた。2016年11月12日(土)より全国63館からスタートすると、今年の『カメラを止めるな!』のように「観たら応援したくなる」映画としてSNSを中心に口コミが拡散し、社会現象化。当時の全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)では、公開初週から2週連続10位の後、6位から4位にジャンプアップするという異例の事態に。2017年明けには上映館は200近くにのぼり、これまでに200万人を超える人たちが鑑賞、70を超える賞を獲得。なんと公開から1日も途絶えることなく、DVDや配信がリリースされた現在もなお、全国のどこかの映画館で上映が続いている。主人公のすずの声を務めるのは女優・のん。一途さや芯の強さも含む彼女の柔らかな声質と“ちょっととぼけた感じ”が、広島弁やすずさんの雰囲気にハマった。今年8月15日、終戦記念日に行われた夏の再上映イベントでは、本作のロングランについて「これほどまでに長く作品と付き合うことが初めてなのでとても貴重な体験をさせてもらっています。こんなにみなさんに愛されている作品は、世界中どこを見てもこの作品だけなのではないか。と思ってしまうくらいです!」と喜びの表情を見せていた。また、原作に惚れ込んだ片渕監督は何度も現地を訪れ、1930~40年代当時の雑誌や公的機関が発行した通達、当時撮影された写真や日記、回覧板に到るまで、様々な一次資料に目を通し、時に当時を知る人たちの話を聞きながらアニメの中に反映させていった。「セミ・ドキュメンタリーのような形で、実際の情報が作品に入ってくることによって、より映画の世界観が現実の方に拡張されていったような気がします。映画の世界観が、映画の中の現実だけじゃなくて、映画を観る側の現実とも触れ合って重ね合わさって、広い世界を持つ映画ができ上がったのかなと」と、シネマカフェのインタビューでも監督は語っており、本作を見て改めて、祖父母などから聞いた戦争体験に思いを馳せたという人は数多い。“さらにいくつもの人生”が追加された“もう1本の映画”の誕生今回12月に公開される映画は、新たに約30分の新規シーンが追加される。原作にはまだまだ魅力的なエピソードがあり、それを描き足すことによって主人公のすずさんだけではない、「さらにいくつもの人生」を描き出したいと制作に至ったという。すずと、すずが嫁ぎ先で初めて出会う同世代の女性リンとの交流を描いた、昭和19年秋と昭和20年冬から春にかけてのエピソード、さらに妹・すみを案じて過ごす中で迎える20年9月の枕崎台風のシーンなどが追加される予定。主人公・すずの声はのんが続投、さらに細谷佳正(北條周作)、稲葉菜月(黒村晴美)、岩井七世(白木リン)、小野大輔(水原哲)、潘めぐみ(浦野すみ)らも引き続き出演する。さらに、音楽も引き続きシンガーソングライターのコトリンゴが担当。主題歌を含む全ての劇中曲を再び担当し、新曲も制作される。これまでの現行版とはまったく別の、“もう1本の映画”として生まれ変わる『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』にも期待が高まる。『この世界の片隅に』は公開中。『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は12月、テアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開。ドラマオリジナルの描写で親近感!日曜劇場「この世界の片隅に」「JIN-仁-」「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」「ブラックペアン」など高視聴率をたたき出しているTBS日曜劇場枠で、脚本を連続テレビ小説「ちゅらさん」「ひよっこ」の岡田惠和、演出を『いま、会いにゆきます』「逃げるは恥だが役に立つ」の土井裕泰と「仰げば尊し」の吉田健が手がけるドラマ版。主な舞台となる北條家の家屋は、74年前の佇まいを忠実に再現するため、呉市に実在していた古民家を東京・緑山スタジオの敷地内に移築したとか!主演を務めるのは、3,000人の中からオーディションで選ばれた松本穂香。昨年の「ひよっこ」で注目を集めた松本さんは、映画『恋は雨上がりのように』『あの頃、君を追いかけた』ほか、『SUNNY強い気持ち・強い愛』にも出演している今年を代表するブレイク女子。「正直“うれしい”とかよりも“ポカーン…”という感じ。事務所の方にも“よかったね”と言われるんですけど、あまり入ってこない、信じられない気持ちでいっぱいです」と製作発表時に語っていたが、このコメントからして、すずさんにぴったり?さらに松本さんは、音楽を担当する久石譲が作曲・編曲、脚本の岡田氏が作詞した印象的な劇中歌「山の向こうへ」で初めてのレコーディングも経験しており、同楽曲はドラマのサントラにも収録される。また、夫・北條周作役の松坂さん(梅ちゃん先生/わろてんか)ほか、すずの祖母・森田イトに宮本信子(あまちゃん/ひよっこ)、周作の姉・黒村径子に尾野真千子(カーネーション)、その娘・晴美に稲垣来泉(とと姉ちゃん)、幼少期のすずに新井美羽(花子とアン/わろてんか)、すずの妹・すみに久保田紗友(べっぴんさん)、さらに北條家の隣人・刈谷タキには木野花(あまちゃん)、その娘・幸子には伊藤沙莉(ひよっこ)、同じく近隣の堂本家のおじいさん・安次郎役で塩見三省(あまちゃん)、堂本家のお嫁さん・志野役で土村芳(べっぴんさん)など、子役も含めキャスト陣に近年の連続テレビ小説に出演していた俳優が多く、戦時下ながら、すずを中心にした生活の微笑ましい風景や井戸端会議なども頻繁に描かれてきたことから、“日曜夜の朝ドラ”との声も上がっている。そんなドラマキャストの中で特に話題を呼んでいるのが、呉の遊女・白木リン役の二階堂ふみと、すずの幼なじみ・水原哲役の村上虹郎だ。リンは、奇しくも同じ男性を好きになったが、やがて境遇を超えて友情を育むことになる物語のキーパーソンの1人。原作やアニメとは異なり、やや年上という設定なのか否か、二階堂さんが醸し出す艶には「めちゃくちゃ色っぽい」「儚くて切ない…」という声や、「すずさんの苗字(北條)を知ってからの目線の運び方が凄すぎる」とその演技を絶賛する声が続々。リンがすずに「この世界の居場所」について話すシーン(4話)も、よりグッとくるものとなっている。村上さんが演じるのは、すずとは互いに淡い恋心を抱きながらも、亡くなった兄の遺志を継いで海軍兵学校に入隊、軍艦に乗る水原。突然、嫁ぎ先にやってきたことで、すずはもちろん、周作の心までもかき乱していく。原作やアニメの水原は大柄で、村上さんは一見するとイメージが違うように思えるが、豪快で男気がある一方、繊細さや色気を併せ持つ水原を演じられる20代の若手俳優は、村上さん以外には思い浮かばない。そんな水原が“最後”にすずと過ごす一夜は涙を誘う屈指のシーン(5話)となり、村上さんへの注目度も急上昇している。さらにドラマでは、原作にもアニメにもなかった径子(尾野さん)の長男・黒村久夫が北條家を訪れるシーンも印象深い。演じるのは、「過保護のカホコ」(NTV)で竹内涼真の少年時代を演じていた大山蓮斗。妹思いで、軍艦好き、しっかり者。早くに父を亡くし、長男であったため、黒村の家に1人引き取られた久夫は、“子ども時代を早く手放さなければならなかった”当時の男児の姿をも想像させ、切ないシーン(4話)が誕生した。ドラマオリジナルとしては、現代のパートがある点が大きな特徴。現代パートには榮倉奈々と古舘佑太郎のほか、榮倉さん演じる佳代と交流する老女・節子役で、黒澤明や小津安二郎らに愛された大女優・香川京子が21年ぶりにTBS連続ドラマに出演。北條という苗字や「被爆者なんよ」という言葉から、当時の広島や北條家に深くかかわり、本編と現代を繋ぐ役割を果たすキャラクターとなるらしい。原作者・こうの氏からもアイディアを得ているという。第7話(9月2日放送)戦火はより激しくーー呉の中心部が爆撃を受け、すずが晴美と防空壕を出た矢先、閃光に包まれたところで終わった前回。昭和20年春、すずが目を覚ますと、そこは北條家。全身包帯だらけで身体は動かない。しばらくたち、すずは現実を理解し始める。防空壕を出たところで不発弾の爆発に遭ったのだ。すずは、底知れぬ絶望と悲しみに襲われる…。また、第7話では、すずの「なんじゃ、あの雲は」とのセリフもあるように、原爆投下のシーンが描かれるらしく、いっそうシリアスさが増していく様子。佳境に入ったいま、ドラマならではの展開にも注目だ。日曜劇場「この世界の片隅に」は毎週日曜日21時~TBS系にて放送中。(注)ドラマクレジットにおいて「special thanks to 映画『この世界の片隅に』製作委員会」との表記があるが、 アニメ映画『この世界の片隅に』製作委員会は「当該ドラマの内容・表現等につき、映画に関する設定の提供を含め、一切関知しておりません」とのコメントを発表している。(text:Reiko Uehara)■関連作品:この世界の片隅に 2016年11月12日より全国にて公開© こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会この世界の(さらにいくつもの)片隅に 2018年12月、テアトル新宿・ユーロスペースほか全国にて公開予定© 2018こうの史代・双葉社 /「この世界の片隅に」製作委員会
2018年08月31日俳優の勝地涼と福田雄一監督が25日、都内映画館で行われた映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶に登場した。司会はテレビ東京 片渕茜アナウンサーが務めた。同作は、漫画家・空知が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。公開から1週間ですでに興行収入10億円突破のヒットを記録している同作。登場した福田監督が「キャーって言って!!」と客席におねだりし、勝地は「吉沢(亮)君がいないとキャー言わないのかよ!」とつっこんでいた。動員数も100万人を突破したが、今回全裸になっている勝地は「100万人がおれの裸見たってことですからね。すごいっすよ。ブリーフ姿もすっ裸も、本来人様に見せるものじゃないですからね」と苦笑。しかし「今までぶっちゃけ悩んでたのが、どこを歩いても(『あまちゃん』の)『前髪クネ男』としか呼ばれない。いろんな作品やってんだよ!? ただ、いまは、将軍って言われるようになりました」と喜んでいた。7月30日に女優の前田敦子との結婚を発表し、公私ともに順調な勝地。「『あっちゃんと結婚したの、将軍かよ!?』って言われますよ」と明かすと、福田監督も「"前髪クネ男"よりは将軍と結婚した方がいいですよね」と納得する。福田監督は「絶対『前田敦子、将軍をフライングゲット』とか書かれるよ」と予想していた。前作の『銀魂』では、中村勘九郎が前貼りなしで全裸となったが、「セリフの中に(股間が)『足軽』ってあるけど、どうやら勝地くんは足軽じゃないと……」とニヤリ。勝地も、「勝地は足軽じゃないですよ」と主張する。実はCGでリアルに"足軽"な形状を作成し、合成した上で、モザイクをかけるという手間のかかった編集をしているという。勝地は「俺のはそんなんじゃないから! それだけは言いたいから」と主張しつつ、撮影時は前貼りに小栗から「足軽」と落書きされていたことを明かした。また勝地は「(大河ドラマ)『いだてん』の現場で、勘九郎さんが『勝地、当然出すよな?』と、さも『出すのが偉い』みたいな」と語る。前作と違い女性もいたシーンのため、「橋本(環奈)さん未成年ですからね。長澤(まさみ)さんは『いいよ』とは言ってくれましたけど。さすがにねえ」と苦笑していた。最後には、劇中に登場した「将軍様ゲーム」をモチーフとした「ほぼ将軍様ゲーム」を実施。勝地が引いた割り箸に当たった女性は柳楽優弥のファンだったが、勝地は「優弥、優弥ね。あいつもいいやつだよ」「インスタやってる? 俺のことフォローしてね」と声をかけ、3人で記念撮影をしていた。※映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』特集はこちら!
2018年08月25日赤城乳業は、「ガリガリ君あまおういちご味」を2018年8月21日(火)から全国発売。「ガリガリ君あまおういちご味」は、福岡県産あまおういちご果汁を使用したいちご味のアイスキャンディーの中に、あまおういちご味のかき氷を入れた贅沢なアイスキャンディー。ガリガリとした食感を楽しみながら、噛むほどにあまおうの優しくも濃厚な甘みが感じられる。【詳細】ガリガリ君あまおういちご味 70円(税込)発売日:2018年8月21日(火)容量:110ml【問い合わせ先】赤城乳業株式会社TE:L0120-571-591お客様相談室(9:00~18:00 日曜日を除く)
2018年08月24日出演者がチームでクイズやゲームに挑戦するバラエティ「ネプリーグ」の8月20日(月)今夜放送回は、夏の特別編と題し、ゲストで出演した山下智久、菅田将暉、土屋太鳳、東出昌大、篠原涼子など豪華芸能人たちの“赤っ恥解答”をふり返っていく。「NEWS」としてCDデビュー後、ソロでもCDリリースするなど音楽アーティストとしての活躍と同時に、過酷な減量が話題となった『あしたのジョー』やイケメンツンデレ教師を演じた『近キョリ恋愛』、超人気SFコミックの映画化作品『テラフォーマーズ』などで俳優としても成功を収め、現在大ヒット公開中の映画版『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』でも主演を務める山下さん。「仮面ライダー」シリーズ出身、映画『海月姫』でみせた美麗な女装姿で鮮烈な衝撃を与えると「民王」ではコメディのセンスもみせ、『あゝ、荒野』では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。絶賛公開中の『銀魂2掟は破るためにこそある』も大好評の菅田さん。朝ドラ「まれ」のヒロイン役で大きな注目を集めアカデミー賞を受賞した『orange -オレンジ-』や『PとJK』などの胸キュン映画から『8年越しの花嫁奇跡の実話』のようなシリアスな作品まで幅広く出演。菅田さんとのW主演作『となりの怪物くん』も大きな話題となり、9月7日(金)には最新作『累-かさね-』の公開を控える土屋さん。モデルとして成功を収めたのち俳優に転身、朝ドラ「あまちゃん」や『アオハライド』などで注目されると将棋に賭ける若者たちの青春劇『聖の青春』や「あなたのことはそれほど」「コンフィデンスマンJP」などで演技の幅を広げ、9月1日(土)には一人二役を演じる最新作『寝ても覚めても』が公開される東出さん。90年代にメガヒットアーティストとして音楽界を席巻、クールな女性刑事・雪平夏見を演じた「アンフェア」が大ヒット、「ハケンの品格」で演じたデキすぎる派遣社員役も好評となり女優としての地位を確立。最近では「民衆の敵」で月9主演も務め、8月31日(金)には最新作『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の公開も迫る篠原さんら、本番組に出演してきた人気芸能人たちが挑戦した“できて当然の”問題から“知っていると自慢できる”問題までを一挙大放出。その“赤っ恥解答”を徹底添削していく。さらに番組で好成績を残しているインテリ芸能人やエリート高校生から林修先生に漢字の挑戦状も。「ネプリーグ 夏の特別編!豪華芸能人の赤っ恥解答を徹底添削スペシャル!!」は8月20日(月)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年08月20日こんにちは。沙木貴咲です。好きな人の前では、緊張してうまく話せなかったり、本音をそのまま言葉にできなかったりするもの。恥ずかしさや気まずさが、素直な感情表現をジャマするのでしょう。けれど、「好き」と思っているのに素っ気ない態度を見せるのは損をするだけ!あまのじゃくに振る舞っても良いことなんてありません。そんなものは卒業してしまったほうが、もっと恋を楽しめるはずなんです。■自分という誰かを演じている好きな男性に「好き」と囁けるのは恋愛上級者だと思っているのですが・・・・・・かくいう筆者も、あまのじゃくで素直になれないタイプです。そして、「さびしい」「好き」「会いたい」といった言葉がすんなり出なかったがゆえに、たくさん損をしてきたと自覚しています。素直になれない原因は、自分に自信がなく、本当の姿を隠したいから。「私はモテない」「私は劣っている」「彼に好かれるわけがない」という自虐があり、それを他人に思われたり、改めて自覚させられたりするのを恐れています。そのため、他人から指摘される前に自らマイナスイメージをつけて、傷つけられるのを防ごうとするんです。カッコ悪い姿をさらしたくないがために示すあまのじゃくは、自分を守るための『武装』。本当の姿を卑屈に過剰演出した『見せかけの自分』を作りだすことで、虚勢を張っているのです。■素の自分は捨てたモンじゃないあまのじゃくに振る舞っても、恋愛では思い通りにならないことが多く、恋愛成就をみずから遠ざけるケースも少なくありません。できれば素直に自分を表現できるようになりたいもの。あまのじゃくをやめる辞めるには、とにかく『自信を持つこと』が大事。素の自分は大したことないと思うかもしれませんが、それほど捨てたモンじゃないですよ。容姿がモデル並みに良くなくても、あなたには他人に自慢できるものが必ずあるはず。それが仕事でのスキルだったり、趣味の分野での活躍だったりしてもいいんです。恋に関係ないもののほうが、男性にとってはむしろ、興味を引くきっかけになるはず。・・・・・・筆者の場合、音楽や映画が好きでマニアックに追い求めた時期もあり、そうした部分がハマる男性にとっては、「ほかの女性にはない魅力がある」と好かれました。モテは結局、彼氏になるたった一人に効果があればいいわけで、自分が好きになる見込みもない、不特定多数に好かれる必要はありません。そう考えれば、誰もが自信を持つことはできるはず。自分のことを恋愛対象に見ない男性がいたっていいんです。たとえば、100人のうち1人が好きと言ってくれれば恋は始まります。みんなに好かれなくていいと開き直ったなら、素の自分を堂々と見せられるのでは?■恋愛ってそもそも、恥ずかしいものですあまのじゃくに振る舞ってしまう女子は、素直なアピールを恥ずかしく思うのでしょうが、恋愛ってそもそも恥ずかしいものです。恥ずかしいことを経験しなくちゃ恋はできないと思ったほうがいいです。だから、「私ってば、こんなこと言ってどうしよう!」と動揺していいんです。心臓がバクバクして、声が上ずっても「そういうものだ」と思ってください。とりあえず好きな人に「好き」の二文字を伝えてみれば、世界はガラッと変わります。一度でも壁を乗り越えたなら、ほかの告白も甘えた態度もどんどん見せられるようになりますから。面と向かって言うのが恥ずかしいなら、まずはLINEで伝えることから始めてもいいんじゃないでしょうか。気取ったセリフを考える必要はなくて、「す」と「き」だけ打ち込んで送ってみましょう。あまのじゃくをやめて素直になるには、とにかく、えいやっと行動すること。恥ずかしさを乗り越えて「好き」と伝えられたら、あなたはもっともっと正直に愛を伝えられるようになります。(沙木貴咲/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月16日脚本家の宮藤官九郎が、10日に放送されたニッポン放送『宮藤官九郎のオールナイトニッポンGOLD』(22:00~24:00)で、元AKB48の前田敦子と結婚した俳優の勝地涼を祝福した。13年の宮藤脚本のドラマ『あまちゃん』(NHK)で“前髪クネ男”を演じ、14年には宮藤プロデュースのもと「涼 the graduater」名義で歌手デビューしている勝地。そんな勝地の吉報を受けて、宮藤は「勝地涼さんが結婚しました!」と言い、拍手と共にお祝いのコメント。勝地と前田の結婚報道がされた7月30日、何も知らずに仕事をしていた宮藤のもとに、勝地から電話が掛かってきたという。以前、勝地の電話を受けた際「Twitterに載せる写真を撮りたいので、行っていいですか?」と言われた過去もあるため、「なんだろうな」と思ったことを明かす。しかし電話の内容は「あの~、すいません宮藤さん、入籍しました~」との報告。あまりに突然だったこともあって、宮藤は思わず「何やってんの?」という一言が出てしまったという。直後に「入籍した人に『何やってんの?』はないな」と反省し、その後「おめでとうございました」とお祝いの言葉を送ったとのことだ。さらに宮藤は「勝地くんにもう1曲作んないとね」と言い「『てんとう虫のサンバ』みたいな。サンバじゃなかったら、なんだろね? 『てんとう虫のデスメタル』とか…」「それか、『涼と敦子のセレブレーション』みたいな(笑)」と、勝地に提供するウェディングソングを制作すると宣言した。
2018年08月14日