アカデミー賞・グラミー賞W受賞のジェニファー・ハドソン主演で贈る『リスペクト』より、特別映像が解禁された。この度解禁された映像では、歌手として駆け出しのアレサ・フランクリンが“ブルースの女王”ダイナ・ワシントンに叱咤されショービズ界で生き抜く術について諭される姿が切り取られている。本映像は、ヒットが出ずに悩んでいるアレサが活躍を夢見てニューヨークに移り住み、クラブで“ブルースの女王”の名で知られるダイナ・ワシントンを前に、彼女のヒット曲を歌おうとした時のシーン。ダイナの前で彼女のヒット曲を歌おうとする侮辱に近い行為に、ダイナの怒りは大爆発。テーブルをひっくり返されて驚いたアレサは涙を流しながら楽屋へと走るのだが、ダイナはアレサの後を追って楽屋へと押しかけ怒りをあらわにする。許しを請うアレサに間髪入れず、「張り合う気? 私を蹴落とす気でNYに来た」とまくしたて、「あんたはパパの家で見た少女のまま、何でも歌ってる。ポップスからジャズB・ホリデイのブルースまで節操がない。何が歌いたいの?」と厳しい言葉を投げかける。そしてダイナの問いかけにアレサが「分かりません。ヒットが欲しいだけです」と再び涙を流して途方に暮れた表情を見せると、ダイナは「黒人の地位向上なんてお遊びはもうやめな。自分に合う歌、心が動く歌を探さし出さなきゃ成功はおぼつかないよ」と、先ほどの剣幕から一転、母親のような表情でショービズ界での生き抜き方について諭し、「ティーバッグを当てな。目の腫れが引く」と、優しい言葉を贈るのだった。ダイナを演じたメアリー・J.ブライジは“クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル”と称されるR&B歌手で、アレサの「(You Make Me Feel Like)A Natural Woman」をカバーしておりアレサに縁のある人物。本編でジェニファー・ハドソン演じるアレサにショービズ界の厳しさを教えるシーンでは、長年歌手として積み重ねてきたベテランの貫録を感じさせている。『リスペクト』は11月5日(金)より全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リスペクト 2021年11月5日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2021年11月08日『ドリームガールズ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したジェニファー・ハドソン主演で、ソウルの女王アレサ・フランクリンの人生を描く『リスペクト』から、ジェニファーをはじめとするキャスト陣がアレサへのリスペクトを持って語るインタビューが収められた特別映像が解禁された。今回解禁となったのは、アレサ役のジェニファーや、その父親役のフォレスト・ウィテカーといったオスカーを手にした名優や、“ヒップホップ・ソウルの女王”とも言われるシンガーのメアリー・J・ブライジなど個性溢れる豪華俳優陣らのインタビュー映像を含む特別映像。本作を紐解く、見どころポイントが盛り込まれている。ポイント(1):本作ではスターとしての顔だけでない、一人の人間としてのアレサが等身大で描かれている解禁された映像内で、“ソウルの女王”と呼ばれたアレサ・フランクリンを演じたジェニファー・ハドソンは「アレサ・フランクリンは多面アーティストであり女性であり 象徴でもある でも彼女は身近な人々に影響を受けた」と尊敬の念を込めて語る。アレサは、アーティストとしてだけではなく、公民権運動や女性解放運動にも携わっており、様々な顔を持つ人物だ。リーズル・トミー監督はそんなアレサについて「スターには大きな期待がかかる映画の中心となるのは彼女が仕事と私生活で 愛する人々とどう関わっていくか」と語り、本作ではスターとしてのアレサだけでなく、仕事と私生活の間で悩む一人の人間としてのアレサを本作で描いたことを明かす。ポイント(2):アレサを取り囲んでいた才能ある人々を、一流のキャスト陣が演じ上げる脚本を担当していたトレイシー・スコット・ウィルソンが「彼女は天才才能にも囲まれていた」と明かすように、アレサの周りには説教師として有名な牧師の父、ピアニストでゴスペル歌手であった母親、“ブルースの女王”であるダイナ・ワシントン、父親と親交のあったマーティン・ルーサー・キングJr.牧師といった才能溢れる人々がいた。そんな才能あふれる魅力的なキャラクターを作り上げるために一流のキャスト陣が勢ぞろい。アレサの父親役には『バード』(88)でカンヌ国際映画祭男優賞、『ラストキング・オブ・スコットランド』(06)で第79回アカデミー賞をはじめ各映画賞で主演男優賞を総なめにしたフォレスト・ウィテカー、母親役にはトニー賞受賞のオードラ・マクドナルド。ダイナ・ワシントン役には「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」と称されるR&B歌手のメアリー・J.ブライジ、夫役には『オン・ザ・ロック』のマーロン・ウェイアンズといった個性豊かなキャスト陣が脇を連ねる。ポイント(3):キャスト、スタッフ陣がアレサへのリスペクトを込めて本作を作り上げるまた、女性としての真の自由を求めて戦った力強いアレサ・フランクリンが描かれる本作を彩ったキャストは、口を揃えてアレサの魅力についてを語る。「喜びに至るには葛藤を描かなきゃ 彼女の偉大さは乗り越えてきたものが物語る」(脚本:トレイシー・スコット・ウィルソン)、「多くを経験したアレサに敬意を表したい」(ジェニファー)と決して平たんとはいえない厳しい経験を経たからこそ人間として成長し、世界を歓喜と興奮で包み込む大スターへと花開いたアレサにリスペクトを込めたメッセージを贈っている。『リスペクト』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リスペクト 2021年11月5日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2021年11月05日TOHOシネマズ日比谷のプレミアムシアター(スクリーン1)で開催されている「10万分の1秒の音響映画祭」で11月4日、米音楽誌が選ぶ「史上最も偉大な100人のシンガー」の第1位にも選ばれた“ソウルの女王”アレサ・フランクリンの伝記映画『リスペクト』が先行上映され、特別ゲストとして歌手の大黒摩季が舞台挨拶に立った。主人公のアレサを演じるのは、2018年に亡くなったフランクリンが生前に指名していたと言うジェニファー・ハドソン。『ドリームガールズ』でアカデミー助演女優賞を受賞し、歌手としても第51回グラミー賞を受賞した彼女が、父の束縛や夫の裏切りから逃れ、自分自身の力で生きる覚悟を決めたアレサの心揺さぶる“魂の叫び”を現代によみがえらせる。大黒は「16歳のときに『レディ・ソウル』という名盤をジャケ買いして。当時はレコードね(笑)。それ以来、アレサを聞いて歌って育った。出会っていなければ、今の大黒摩季はいない」と強い思い入れを熱弁。「ソウルの女王としてだけではなく、ひとりの女性として公民権運動にも参加し、世のため人のために生きたオールラウンドのスーパースター。そして永遠のディーヴァ」だとフランクリンへの惜しみない“リスペクト”を示し、主演を務めたハドソンについては「どんどんアレサ化していき、最後はアレサを超えていく。そこが見もの」と絶賛していた。さらに彼女の代表曲で、映画のタイトルにもなった名曲「Respect」を生披露。圧巻のパフォーマンスで劇場に駆けつけたファンを“熱く”させ「来年はデビュー30周年。アレサに比べたら、足元にも及ばないミジンコみたいなものですけど(笑)、粘ってここまでたどり着いた。アレサのように歌を通して、元気と勇気と希望を差し上げられれば」と抱負を語った。イベントには大黒に加えて、お笑いコンビ「ガンバレルーヤ」のまひる、よしこが映画をイメージした扮装で出席した。映画の世界を肌で感じる真の音響体験を堪能できる「10万分の1秒の音響映画祭」は、音響の専門家が10万分の1秒単位まで徹底的に音響調整したプレミアムシアターで厳選された作品を上映。11月17日からは、同日オープンする「TOHOシネマズ セブンパーク天美」にて開催される(11月17日~11月25日)。取材・文・写真=内田涼『リスペクト』11月5日(金)全国公開
2021年11月04日ジェニファー・ハドソン主演の映画『リスペクト』が、11月5日(金)より全国公開となる。この度、主人公アレサ・フランクリンのルーツである教会での成長を描く、本編映像が解禁された。本作は映画デビュー作『ドリームガールズ』で「アカデミー賞」助演女優賞受賞、歌手としてもグラミー賞を制したジェニファー・ハドソンが、圧倒的な歌声と演技力で主演を務める話題作だ。彼女が演じるのはローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最も偉大な100人のシンガー」の第1位にも選ばれたソウルの女王アレサ・フランクリン。今回の映画化にあたっては、アレサ本人が生前にハドソンを指名し、この運命的なキャスティングが実現。『ドリームガールズ』でジェニファーがオスカーを手にした直後から、長期間にわたりプロジェクトを進めてきた待望のエンタテインメント大作である。少女の頃から抜群の歌唱力で天才と称され、煌びやかなショービズ界の華となったアレサ。しかしその裏に隠されていたのは、尊敬する父、そして愛する夫からの束縛や裏切りだった。すべてを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサの歌声が、世界を歓喜と興奮で包み込んでいく。今回解禁となる映像では、10歳から17歳まで教会でボーカルの実力を磨き上げるアレサが成長していく姿をワンシーンで切り取ったもの。子供の頃から天才的な音楽の才能を持っていた彼女は、牧師の父に連れられ礼拝でその実力を披露し、14歳という若さでJVBレコードからシングルを出している。アレサが歌う聖歌は『There Is A Fountain Filled With Blood(尊き泉あり)』。大勢の教徒を前に堂々と歌い、観衆の心を惹きつけるカリスマ性は10代の頃からの才能だったのだろう。ハドソンの圧倒的なパフォーマンスはもちろんのこと、アレサの幼少期を演じる子役の歌唱も見逃せない。幼少期のアレサを演じたのは、本作が映画初出演となるスカイ・ダコタ・ターナー。SNSにアップされた地元テキサス州ダラスの音楽アカデミーで歌う動画が、歌手のパティ・ラベルによって拡散され一躍有名になった歌い手だ。2019年に“ロックンロールの女王”と称される歌姫ティナ・ターナーにスポットライトを当てたミュージカル『ティナ・ターナー・ミュージカル』ブロードウェイデビューを果たしている。映画でも舞台でも伝説の歌姫の子ども時代を演じるという大役を果たしたスカイ。ジェニファーに続く新たな才能の出演にも期待だ。『リスペクト』11月5日(金)公開
2021年11月02日アカデミー賞&グラミー賞をW受賞したジェニファー・ハドソン主演の音楽エンターテインメント映画『リスペクト』より、ジェニファー演じるアレサ・フランクリンが「Respect」を熱唱するシーン映像が到着した。今回の映像は、1968年にN.Y.マディソン・スクエア・ガーデンで行われたライブでの「Respect」歌唱シーン。当時を再現した衣装やヘアメイクのディティールにも注目だ。「Respect」歌唱シーンアレサの代表曲の1つである「Respect」は、亭主に対し「家庭を守る私に敬意を払って!」と歌い、女性に対するリスペクトを求める曲。実は、既存曲のカバーで、オリジナルは“アメリカを代表する天才ソウル・シンガー”と言われた黒人男性歌手オーティス・レディングの曲。汗水流して労働し帰宅した男が、妻に対して「家では敬意を払ってくれ」と懇願する内容の歌詞だったが、それをアレサが大胆に女性視点でアレンジし、今日まで歌い継がれるフェミニズムの象徴的な応援歌となった。映画『ブルース・ブラザース2000』(’98)にアレサが出演した際には、リメイク版を披露。先月発表されたばかりのローリング・ストーン誌が選ぶ「歴代最高の500曲」では、数々の名曲をおさえて第1位に輝いた。実生活では、夫テッドの束縛に耐えながら、ステージ上ではそんな悩みも吹き飛ばし自由を歌うアレサ。本編では、「Respect」誕生シーンも描かれている。『リスペクト』は11月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リスペクト 2021年11月5日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2021年10月21日アカデミー賞・グラミー賞W受賞のジェニファー・ハドソン主演で贈る音楽エンターテインメント大作『リスペクト』から、ジェニファーが演じた“ソウルの女王”アレサ・フランクリンがまとった60・70年代ファッションの衣装の秘密が明らかとなった。映画デビュー作『ドリームガールズ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞、歌手としてもグラミー賞を制したジェニファーが、その圧倒的な歌声と演技力で主演を務める本作。今回の映画化にあたっては、“ソウルの女王”アレサ・フランクリン本人が生前にジェニファーを指名し、この運命的なキャスティングが実現した。まず、プロダクションデザイナーのアイナ・メイヒューは、「50年代から70年代前半が舞台と知って、当時のデザインの転換点とスタイルを延々とリサーチしました」と語る。「アレサの幼少期の家を調べると、小さなモノクロ写真が1枚だけあったけれど、その家がどのような感じだったのかを読み取るのは困難でした。でも父親のオフィスの壁紙の質感はわかったので、それを再現するのは楽しかった。当時の雰囲気を感じてもらいつつも、色あせた感じにはしたくなかったけれど、家具については、骨組は見つかったものの、多くのものは朽ち果てていたから、当時使われていた素材を探してきて、すべて張り替えたりしました」と、当時のデザインとともに実際にアレサの生活をリサーチしたことを明かす。また、本編でのアレサの歌唱シーンを彩る大胆でドラマティックなステージ衣装は、ソウルの女王のストーリーを語る上で重要だ。アレサのアルバムカバー、パフォーマンス、そして公の場で見せる姿は、当時最先端の流行を作り出していた。アレサの外見は時と共に進化し、アーティストや著名人としての彼女自身の成長と発展を反映しているだけでなく、時代の表れでもある。衣装デザイナーのクリント・ラモスは、「資料を読んで一人の女性としてのアレサを理解してから、見つけられる限りの彼女の画像を探しました。ジェニファーには、普段着から親密な場で着る物、そして華麗なコンサートドレスまで、およそ85着の衣装を用意しました。最も難しかったのは、人間国宝でもあるアーティストと一人の人間としての彼女の姿のバランスをとることでした」と、舞台に立つ人物であるとともに1人の女性としての部分を切り離さずに演出することだったと語る。そして実際に本作で衣装を着こなしたジェニファーは、「なぜ彼女がこの衣装を着て女王になったのかがわかりました。衣装から彼女の人となり、個性を知ることができました。クリントのデザインは、それ自体がひとつのキャラクターのようでした」と称賛しており、役作りにおいても衣装が役に立っていたと語っている。『リスペクト』は11月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リスペクト 2021年11月5日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2021年10月04日アカデミー賞・グラミー賞W受賞のジェニファー・ハドソンがソウルの女王アレサ・フランクリンを演じる音楽エンターテインメント大作『リスペクト』より、予告映像が解禁された。今回解禁された予告映像は、10歳にして天才的な歌声を持つ主人公アレサに、父親(フォレスト・ウィテカー)が「お前は天才歌手になる」と期待をこめた言葉をかける場面から始まる。アレサの才能は周囲の大人たちにも知れ渡り、彼女には明るい未来が待っていると思われた。しかし、成長したアレサを待ち受けていたのは、ヒット曲に恵まれない日々や、信頼していた父からの激しい束縛、そして愛する夫からの心無い扱いだった。自由を奪われ自分を見失いつつあったアレサに、彼女が尊敬して止まない歌手ダイアナ・ワシントンが「あんたの歌を見つけなさい」と声をかける。自分自身の声に耳を傾け、初めて自分自身の想いを歌い始めたアレサは、自分を抑えつけるものに立ち向かうことを決意。映像の中盤、「私には、歌いたいことがある」と力強く訴えるアレサの姿に、もう恐れはない。“リスペクト”を取り戻し、誰もがもっと自分らしくという“心の叫び”を解放した彼女の歌声は、同じく不当な扱いを受けている世界中の人々の心を震わせていく。さらに、ジェニファーが歌う「シンク」や「リスペクト」、「ナチュラル・ウーマン」といったアレサの名曲たちにも注目。アレサ・フランクリン直々にオファーを受けたジェニファーは、自分自身の声とアレサの声の比較。また、年代ごとのアレサの声を研究し、少しでも憧れのアレサに近づけるよう徹底した役作りを行った。そんなジェニファーのソウルフルな歌声を、本編では余すことなく堪能できる。『リスペクト』は11月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リスペクト 2021年11月5日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2021年09月28日映画『リスペクト』が、2021年11月5日(金)より公開される。主演は、アカデミー賞・グラミー賞W受賞のジェニファー・ハドソン。ソウルの女王アレサ・フランクリンの人生を描く映画『リスペクト』は、ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最も偉大な100人のシンガー」第1位にも選ばれたソウルの女王アレサ・フランクリンの人生を描く物語。愛に傷つき、己の弱さを知った一人の女性が、自分を見出し、“リスペクト”を取り戻していくサクセスストーリーを映し出す。アカデミー賞・グラミー賞W受賞のジェニファー・ハドソンが主演主演は、映画デビュー作『ドリームガールズ』でアカデミー賞助演女優賞受賞に輝き、歌手としてもグラミー賞を制した経歴を持つジェニファー・ハドソン。映画化にあたり、アレサ本人が生前にジェニファーを指名したことにより、このキャスティングが実現した。『ドリームガールズ』でジェニファーがオスカーを手にした直後から、長期間にわたりプロジェクトを進めてきたという。オスカー受賞の直後にオファーされたというジェニファーは、当時の心境について「私には夢があった。あんな大役の後に?と言う人もいたけれど、私はそれに勝るものはアレサ・フランクリンを演じることだけだと答えたの。」とコメント。完成した映画については、「『ドリームガールズ』を観て、私が若き日のアレサを彷彿とさせると言う人がいた。今となっては、運命的なものだったかもしれない。」と語っている。キャストは、ジェニファー・ハドソンの他にも豪華俳優陣が集結。フォレスト・ウィテカー、マーロン・ウェイアンズ、メアリー・J. ブライジらが脇を固める。名曲を圧倒的な歌声で楽しめる音楽エンターテイメント注目は、なんといってもアレサを演じるジェニファー・ハドソンの圧倒的な歌声と演技力。映画のタイトルにもなっている楽曲「リスペクト」や「シンク」「ナチュラル・ウーマン」といった名曲をジェニファーが熱唱する渾身のステージシーンや、仲間たちとセッションをしながら名曲を生み出していくシーン、そしてアレサの胸に秘めた想いを歌い上げる感動的な場面など、音楽ファン垂涎の音楽エンターテイメント作品に仕上がっている。また映画賞のハイライトの一つでもある第79回ゴールデングローブ賞においては、劇中の主題歌「Here I Am (Singing My Way Home)」が歌曲賞にノミネートを果たした。本作のサウンドトラックの中で唯一となるオリジナル曲であり、楽曲制作には主演のジェニファー・ハドソンも参加している。【詳細】映画『リスペクト』公開日:2021年11月5日(金)出演:ジェニファー・ハドソン、フォレスト・ウィテカー、マーロン・ウェイアンズ、メアリー・J.ブライジ監督:リーズル・トミー脚本:トレイシー・スコット・ウィルソン原題:RESPECT/アメリカ/2021年/カラー/シネスコ/5.1ch デジタル/146分/字幕翻訳:風間綾平配給:ギャガ<映画『リスペクト』あらすじ>私を輝かせるのは、この“声”。少女のころから抜群の歌唱力で天才と称され、煌びやかなショービズ界の華となったアレサ。しかしその裏に隠されていたのは、尊敬する父、愛する夫からの束縛や裏切りだった。極限まで追い詰められる中、すべてを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサは、ステージに立ち観客にこう語り掛ける。「この曲を、不当に扱われている全ての人に贈ります」自らの心の叫びを込めたアレサの圧倒的な歌声は、やがて世界を歓喜と興奮で包み込んでいく――。
2021年08月19日愛に傷つき苦しめられたひとりの女性が“リスペクト”を取り戻していく感動のサクセスストーリーをアカデミー賞・グラミー賞W受賞のジェニファー・ハドソンが演じた『RESPECT(原題)』が、邦題『リスペクト』として11月5日(金)より全国公開されることが決定。併せて、ポスターと特報が解禁された。少女のころから抜群の歌唱力で天才と称され、ショービズ界の華となったアレサ(ジェニファー・ハドソン)。しかしその裏に隠されていたのは、尊敬する父(フォレスト・ウィテカー)、愛する夫(マーロン・ウェイアンズ)からの束縛や裏切りだった。全てを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサの歌声は、やがて世界を歓喜と興奮で包み込んでいく――。映画デビュー作『ドリームガールズ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞、歌手としてはグラミー賞を制した経歴も持つジェニファー・ハドソンが、ソウルの女王アレサ・フランクリンを演じている本作。アレサ本人が生前にジェニファーを指名したことで、この運命的なキャスティングが実現しており、フォレスト・ウィテカー、マーロン・ウェイアンズ、メアリー・J・ブライジら豪華キャストが脇を固めている。ジェニファー・ハドソン-(C) Getty Imagesまた8月13日の全米公開に先駆けプレミアイベントに登場したジェニファーは、「心から作り上げた作品です。ミス・フランクリンへの敬意を、可能な限り最高の形で表現できていることを祈ります」とコメント。コロナ禍で約1年の延期となった本作がようやく公開される喜びを噛み締め、多くの観客が劇場に足を運ぶことに期待を寄せた。この度解禁されたポスターでは、煌びやかなステージを感じさせる背景に歌姫アレサがパワフルに熱唱する姿が。また特報では、ジェニファーがアレサのヒット曲で本作のタイトルでもある「リスペクト」を熱唱。後半には、仲間たちとのセッション、運命の男性との出会い、父とともに歌手を目指す姿、観客で埋め尽くされたスタジアムで大歓声を浴びる様子などが映し出され、ドラマティックな物語を予感させる。『リスペクト』は11月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リスペクト 2021年11月5日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2021年08月16日5月22日、23日の全国映画動員ランキングは、吉永小百合の主演で現役医師・南杏子による同名小説を映画化した『いのちの停車場』が初登場で首位を飾った。公開2週目の『美しき誘惑−現代の「画皮」−』は2位に。永野芽郁が主演を務め、OLたちのけんかによる派閥争いをバカリズムのオリジナル脚本で描いたアクションコメディ『地獄の花園』は初登場3位になった。公開5週目の『るろうに剣心最終章 The Final』は4位に。公開6週目の『名探偵コナン 緋色の弾丸』は5位につけている。そのほか新作では、三池崇史監督が手がけた“ガールズ×戦士シリーズ”映画化第2作目『劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ! 怪盗からの挑戦!ラブでパパッとタイホせよ!』が初登場9位に入った。公開32週目に入った『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』もTOP10入りを続けている。次週は『アオラレ』『明日の食卓』『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』『アメリカン・ユートピア』『クルエラ』『HOKUSAI』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『いのちの停車場』2位『美しき誘惑−現代の「画皮」−』3位『地獄の花園』4位『るろうに剣心最終章 The Final』5位『名探偵コナン 緋色の弾丸』6位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』7位『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 後編 Paladin; Agateram』8位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』9位『劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ! 怪盗からの挑戦!ラブでパパッとタイホせよ!』10位『ファーザー』
2021年05月24日吉永小百合主演の映画『いのちの停車場』のオフィシャルイメージソングが、EXILE ATSUSHIが歌う「Amazing Grace」に決定したことが分かった。世界的な名曲「Amazing Grace」は、これまでにもジュディ・コリンズやエルヴィス・プレスリー、アレサ・フランクリンら名だたる歌手たちが歌い継ぎ、本作においても、特報映像や本予告映像で楽曲が使われ、「FAKY」のAKINAが歌唱を担当した。これに加え、今回EXILE ATSUSHIさんの歌唱が決定したことで、劇中には登場しない楽曲を一つの映画作品で異なる2組のアーティストが歌唱するという貴重な機会が実現。今回のイメージソングの歌唱に際してEXILE ATSUSHIさんは「誰もが聴いたことのある偉大な楽曲であり、本当に自分に務まるのだろうかという想いもあったのですが、折角頂いたお話でもあるので、挑戦してみようと思いました」と思いを明かす。本作については「言葉で表すのは難しいですが、ただ単純に“感動した”という言葉だけでは片付けられないぐらい、今まさに日本中の人達にとって必要なテーマであり、考え方をより深めてくれた映画だと思います。映画を拝見しながら、10分に一回ぐらい泣いていました。絶対に見たほうがいい映画だなと思いました」と感想を語っている。なお、楽曲はGW明けから随時テレビスポット等の予告映像に使用され、各種イベントなどでも活用される予定。4月30日(金)0時には、配信がスタートすることも発表された。『いのちの停車場』は5月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年04月29日EXILE ATSUSHIが、吉永小百合主演の映画『いのちの停車場』(5月21日公開)のオフィシャルイメージソングを歌うことが、29日に明らかになった。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。この度、EXILE ATSUSHIが歌う世界的な名曲「Amazing Grace」がオフィシャルイメージソングに決定。これまでジュディ・コリンズやエルヴィス・プレスリー、アレサ・フランクリンら名だたる歌手たちが歌い継ぎ、日本国内でも本田美奈子や中島美嘉、MayJ.ら女性を中心に幅広いアーティストがさまざまなシーンでこの曲を披露している同曲は、本映画においても特報映像や予告映像でも使われ、話題のアーティストFAKYのメンバーであるAKINAが歌唱を担当している。ATSUSHIは2001年9月にEXILEのメインボーカルとしてデビューして以来20年以上、多くの人に愛されてきた日本を代表するボーカリストの一人。昨年1月には収益を児童養護施設などの支援に充てる目的で自身YouTubeチャンネルを開設し、同年7月には歌手のAIとともにミュージシャン支援プロジェクト「Mushician Aid Japan Project」を発足するなど、その社会的な活動も注目される。2020年11月2日をもってグループから勇退した。同曲はATSUSHIが41歳の誕生日を迎える4月30日0時ちょうどに配信を開始する。○EXILE ATSUSHI コメント誰もが聴いたことのある偉大な楽曲であり、本当に自分に務まるのだろうかという想いもあったのですが、折角頂いたお話でもあるので、挑戦してみようと思いました。人生の壮大さや儚さとか色々なものを感じられる楽曲なので、少しでもこの映画の力になれればという想いで、心を込めて歌わせて頂きました。『いのちの停車場』は、言葉で表すのは難しいですが、ただ単純に“感動した”という言葉だけでは片付けられないぐらい、今まさに日本中の人達にとって必要なテーマであり、考え方をより深めてくれた映画だと思います。映画を拝見しながら、10分に1回ぐらい泣いていました。絶対に見たほうがいい映画だなと思いました。限りある命の中で、いいことも悪いことも色々なことがあるかと思います。ただ、「Amazing Grace」を聴いている間は、それも全て美しく彩られる、そんな風に聴いて頂けたら嬉しく思います。今というこの時代をどう生きるかという大きな課題に対して、この映画には大きなヒントがあると思いますので、是非色々な方に見てほしいです。少しでも命の大切さや儚さを感じて頂けたら僕も歌で参加させて頂いた身として嬉しく思います。(C)2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年04月29日1972年に教会で行われた、“ソウルの女王”アレサ・フランクリンによる幻のコンサート・フィルム『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』から、予告編が解禁となった。今回解禁された予告編では、アレサ・フランクリンがパワフルに「アメイジング・グレイス」を歌うシーンから始まる。天を仰ぐ者、身震いする者、そして涙ぐむ者など、その場にいる誰もが感動し、熱気に沸いている様子がヒシヒシと伝わり、冒頭から一気に胸を熱くさせる。彼女のバックコーラス隊をも総立ちにさせる熱狂ぶりだ。さらに観衆のなかには、「ザ・ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーの姿も。若き日のロック・スターがノリノリで体を揺らす姿も確認することができる。そして何より、汗だくになりながら熱唱するアレサ・フランクリンの力強い歌声は、観る者もまるでその場にいるような錯覚さえ覚える圧巻の一言。まさにソウルの女王が降臨する奇跡の瞬間を捉えた予告映像に仕上がっている。『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』は5月28日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン 2021年5月28日よりBunkamurzaル・シネマほか全国にて公開2018©Amazing Grace Movie LLC
2021年02月18日1972年に教会で行われた“ソウルの女王”アレサ・フランクリンによる幻のコンサート・フィルムが、『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』として49年の時を経てついに日本公開されることが決定。ポスタービジュアルも公開された。1972年1月13日・14日、ロサンゼルスのニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト教会で行われたライブを収録したライブ・アルバム「AMAZING GRACE」は、300万枚以上の大ヒットを記録。史上最高のゴスペル・アルバムとしていまも輝き続けている。コーネル・デュプリー(ギター)、チャック・レイニー(ベース)、バーナード・パーディー(ドラム)らに加え、サザン・カリフォルニア・コミュニティ聖歌隊をバックにゴスペルを感動的に歌い上げたこのライブは、実はドキュメンタリー映画としても撮影されていたのだ。『愛と哀しみの果て』のシドニー・ポラックが監督を務め、アルバム発売の翌年に公開予定だったが、カットの始めと終わりのカチンコがなかったため、音と映像をシンクロさせることができないというトラブルにより、未完のまま頓挫していたそう。しかし、長年の月日を経て、そんな感動的なライブがついに映画となって完成。今回、劇場のスクリーンに蘇る。『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』は5月28日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン 2021年5月28日よりBunkamurzaル・シネマほか全国にて公開2018©Amazing Grace Movie LLC
2021年01月26日「ソウルの女王」と呼ばれたアレサ・フランクリンの伝記映画『Respect』(原題)の予告編が初公開された。アレサを演じるのは『ドリームガールズ』『Cats』のジェニファー・ハドソン。監督はトニー賞にノミネート経験のあるリースル・トミーで、今作が長編監督デビュー作となる。『Respect』では、父親の教会で聖歌隊の一員として歌っていた子ども時代から、世界的なスターになるまでのアレサの生活を追う。キャストはジェニファーのほか、フォレスト・ウィテカーがアレサの父役、オードラ・マクドナルドが母役、マーロン・ウェイアンズがアレサの最初の夫テッド・ホワイト役、メアリー・J. ブライジがダイナ・ワシントン役で出演する。アレサは伝記映画が作られるとしたら、ハル・ベリーに自分を演じて欲しいと2011年にコメントしたことがあるが、歌唱経験のないハルは尻込みしたという。それから数年が経ち、アレサはジェニファー・ハドソンを抜擢。ジェニファーは2015年または2016年からこの企画に携わっている。残念ながらアレサは2018年にこの世を去り、映画を観ることは叶わなかったが、ついに今年12月に全米公開が実現しそうだ。1分半の予告編で、ジェニファーは鳥肌ものの歌声を披露。コメント欄には「待ちきれない」「オスカー間違いなし!」と期待の声が多数寄せられている。(Hiromi Kaku)
2020年06月30日パリ在住のカメラマン、松永学さんのイケメンスナップです。パリはすっかり冬景色。今回はオペラ座周辺で出会ったイケメンたち、パリ男子はいつも熱いです!写真・文 松永学マルコム 22歳 モデル–クルクルヘアーがイケてるマルコムはPSG(パリ・サンジェルマンFC)のサーポーターです。小さい頃からフットボールが大好きでプレーもしていました。パリ生まれの僕はもちろんPSGの大ファンです。パリの好きな場所はPSGのホームグラウンドのparc des princes!女性はやっぱりフィーリング重視です。ベルギー人の歌手のAngèleは今一番注目の女性です。日本には行ったことはないのですが、今日本のエージェントを探しているところです。近いうちに日本で仕事がしたいです。オルザ 24歳 モデル–ちょっと東洋風なオルザはカザフスタン出身です。2018年に初めて日本に行こうと思っていたのですがビザの関係で断念しました。僕はマンガ、『鬼滅の刃』の大ファンです! ほかにも好きな日本マンガはいっぱいありますよ。いつかは日本に行きたいですね。パリはマレ地区によく遊びに行きます。面白いものがいっぱいあって飽きませんね。ジェニファー・アニストンはテレビドラマ『フレンズ』で大好きになった女優さんです。ヴァンサン 24歳 ガイド–日本語で答えてくれたヴァンサンはフランス政府公認ガイドの資格を持っています。シャンパーニュで有名な街、ランスで生まれて高校の時から日本語の勉強を始めました。高校生の時、交換留学で日本人家庭に3週間ホームステイをしていました。日本史に興味があり、特に江戸時代の文化が大好きです。好物は煮込み料理、この時期になるとおでんが恋しくなります。鍋料理はもちろん大好きです。仕事を始めて、今の会社のインターンで1か月日本に滞在しましたが、東京の周りしか知らないんですよ。今度は関西のほうにも行ってみたいと思っています。日本のことばかり喋ってしまいました。僕はファッション好きなので恋人は一緒にショッピングできる人がいいですね。マキシム 26歳 コンサルタント–抹茶が大好きなマキシムは日本で本物のお茶を飲んでみたいと。日本の食事にはとても興味があります。甘辛い料理はあまりヨーロッパにはないので、そんな料理が大好きです。あと日本人はよく小鉢でいろいろなものを食べると聞いています。味のハーモニーは日本人は優れていると思います。パリはモンマルトル周辺が大好きです。歴史的なものも多く残っていて素晴らしいと思います。女性は強く、いつも自信を持って行動する人に惹かれます。女優で言えばアンジェリーナ・ジョリー、歌手でいえばビヨンセといったところでしょうか。ポール 25歳 デザイナー-黙々とデザインの型紙を切っていたポールはハンブルグ出身。僕はドイツのハンブルグ出身で1年前からパリに来て、いま人気の『botter』というブランドで働いています。日本には桜の季節に行ってみたいですね。友達はこの季節が最高だって言っています。モダンアートが好きなので、パリではポンピドゥセンターが大好きです。僕はドイツ人なのでバウハウスデザインに誇りを持っています。女性はユーモアがあって、ロングヘアで体がシェイプされた人、自分に厳しい人がいいですね。音楽は最近はアレサ・フランクリンばかり聞いています。ギヨーム 28歳 パティシエ–小雨の中で新しいお店の試食にやってきたギヨームはお菓子職人。僕は15歳の時から研修生で『ホテルプラザアテネ』、『ル・ムーリス』で働き、6年前から『ル・フーケ・パリ』でお菓子を作っています。パリはオペラ座界隈が好きです。いつも人が多く活気がありますね。ちょっと足を伸ばして大好きな『ホテルクリヨン』のバーにはよく行きます。理想の女性は人生をわけ合える方がいいです。食事の趣味が合う人は絶対です。日本にはいつか行きたいですね。新婚旅行で行けたらと思っています。ステファン 34歳 プレス–おしゃれなステファンはモードのプレスとして働いています。日本には3回ほど行ったことがあります。最初はヴァカンスでしたが、あと2回は仕事でした。日本で食べた牛肉に驚き、炭火焼き用の機械を購入しました。理想の女性は、自信を持っていて自由に振舞っている人です。例えばシャルロット・ゲンスブールなんて最高ですね。
2019年12月07日日本で公開されたフランス映画史上No.1の興行収入を記録した『最強のふたり』のハリウッドリメイク版で、ケヴィン・ハートとブライアン・クランストンのコンビで贈る『THE UPSIDE』が、邦題『THE UPSIDE/最強のふたり』として12月20日(金)より公開決定。ポスターと予告編も解禁となった。スラム街出身の主人公・デルに扮するのは、コメディアンとして高い人気を誇り、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』や『ペット』シリーズなどで俳優としても活躍するケヴィン・ハート。全身麻痺の大富豪・フィリップには、TVドラマ「ブレイキング・バッド」でエミー賞4度の受賞を誇り、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』でアカデミー賞にノミネートされたブライアン・クランストン。さらに、オスカー女優の中でも最高峰に立つニコール・キッドマンもフィリップの秘書・イヴォンヌ役でアンサンブルに加わる。この度完成したポスターは、電動車椅子でふたりが街を走り抜ける『最強のふたり』のお馴染みの名シーンが切り取られたもの。さらに予告編では、お調子者だがまっすぐな性格のデルと、人生を諦めかけているフィリップが次第に絆を深めていく様子が描かれる。フランス版のオマール・シーとフランソワ・クリュゼのコンビに負けず劣らずのケヴィンとブライアンの相性抜群のバディ感に、ニコール扮するキャラクターがどのように関わってくるのか。また、ソウルの女王アレサ・フランクリンの名曲「Think」が、ハリウッドならではの底抜けに前向きなエンターテインメント性を感じさせる映像となっている。『最強のふたり』とは…フランスで2011年の興行No.1を獲得し、ヨーロッパ各国、そして日本でも大ヒットを記録した『最強のふたり』。日本では第24回東京国際映画祭コンペティション部門にて初上映され、最高賞の東京サクラグランプリを獲得、劇場公開されるや否や、笑いと感動が口コミで広まり、日本公開のフランス映画で最もヒットした作品となった。ハリウッドで『THE UPSIDE』としてリメイクされ、今年1月に全米で公開されると初登場1位にランクイン、その後7週連続でトップ10入りとなった。スラム街出身の無職の男とハンディキャップを持つ大富豪、全てが真逆のふたりのギャップに笑い、まさかの友情が涙を誘う感動ストーリーはそのままに、ふたりが互いに影響を与えることでたどり着く“人生のアップサイド”を描き、オリジナル版とはまた異なる感動のエンディングが待ち受ける。『THE UPSIDE/最強のふたり』は12月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月26日アスタリフトで『美の革命』を富士フイルム株式会社は、スキンケアシリーズ「ASTALIFT(アスタリフト)」のジェリー状先行美容液『アスタリフト ジェリー アクアリスタ』の新しいテレビCMを9月22日(土)から全国で放映をスタートした。アスタリフトは、エイジングケアを目的としたシリーズであり、シミや肌のくすみなどの肌悩みを持つ幅広い年齢層の女性に向けた商品展開になっている。ナノ・サイエンスで角層の内部まで浸透今回の新CMは、アスタリフト「ジェリーで、美に革命。」篇と、アスタリフト 「贈ろう、美の革命。」篇の2篇である。松田聖子さんと高畑充希さんが、ブランドミューズとして引き続き登場する。「ジェリーで、美に革命。」篇では、アレサ・フランクリンの名曲『ナチュラル・ウーマン』が流れ、モノクロの砂漠で大勢の女性たちと合唱しながら歩き、松田さんと高畑さんが女性たちを導きながら歌うCMとなっている。『アスタリフト ジェリー アクアリスタ』は、洗顔後、化粧水をつける前の肌に使用するジェリー状先行美容液である。同製品は、肌に存在するうるおい成分の「セラミド」を、独自の技術でナノ化した「ヒト型ナノセラミド」と「ヒト型ナノアシルセラミド」として配合している。ハリを与える美容成分の「ナノアスタキサンチン」「ナノリコピン」も配合しており、つややかに輝いて、ハリがあふれる肌へと導いてくれる。同社では、新CMの放映に合わせて、10万人無料サンプルプレゼントや商品体験イベントをはじめとした、「贈ろう、『美の革命。』~化粧水前のジェリーで、浸透する力。」キャンペーンを実施する。(画像は富士フイルム株式会社ホームページより)【参考】※プレスリリース富士フイルム株式会社※アスタリフト スペシャルサイト
2018年09月24日米国時間20日夜に行われたMTVビデオ・ミュージック・アワードでは、過日この世を去ったソウルの女王、アレサ・フランクリンを追悼する時間が設けられた。そこに登場したマドンナの言動が「あまりに自分本位だ」との誹りを受けている。歌うフランクリンの写真をバックに、ステージへと進んだマドンナは「アレサ・ルイズ・フランクリンは私の人生の航路を変えました」とモノローグをスタート。そこからは18歳のときに35ドルだけを持ってダンサーを目指しデトロイトを出たこと、辛い下積み時代の思い出など、蕩々と自分語りを続けた。そして大切なオーディションに楽譜を忘れてしまったときのエピソードに突入。「幸いなことに、私の好きなアルバムの1つが、アレサ・フランクリンの『レディ・ソウル』でした。私の口から「あなたは私を、ありのままの女でいさせてくれる」という言葉が滑り出してきました。そう、アレサ・フランクリンの歌詞です」と、ようやくこれがアレサ・フランクリンを追悼するためのステージだったことを観客に思い出させた。しかし、話のスポットライトはマドンナ本人から動かない。オーディションには落ちたがプロデューサーが自分に秘められた才能を見出してくれ、パリに渡った過去をしみじみと語るマドンナ。そして長い自分語りの最後に、ようやく彼女の死を悼む言葉が発せられた。「どれもこれも、私たちのソウルの女王がいなければ起こりえないことでした。彼女は私を今日の私自身へと導き、ここにいる多くの人々に計り知れない影響を与えました。ソウルの女王、万歳!」たったこれだけだった。フランクリンの歴史を振り返るわけでも、偉大なる業績を紹介するわけでもない。彼女の長いモノローグは、要約するならば「私がブレイクするきっかけを作ってくれてありがとう」といったところだ。アレサ・フランクリンを追悼する場で、壮大な自分史の披露に終始してしまったマドンナに、Twitterでは「冒涜だ」「失礼にもほどがある」と非難の声が集中した。また、マドンナとMTVや観客の会話を創作するツイートも多く見られ、大喜利状態となっている。一例を紹介しよう。MTV「アレサ・フランクリンへの追悼をお願いします」マドンナ「いいわね。あれは私のキャリアが始まったとき……」MTV「いやいや、アレサの追悼です」マドンナ「だから私言ったのよ、『ビッチ、アイムマドンナ』ってね」MTV「あんたのことじゃないって」マドンナ「見てよ私のアフリカンジュエリー」
2018年08月22日“ソウルの女王”と呼ばれたアレサ・フランクリンがすい臓がんの闘病の上、亡くなった。8月16日朝(現地時間)にアレサのパブリシストが発表。数日前に「危篤に陥っている」ことが報じられていた。デトロイトの自宅で息を引き取ったという。享年76。訃報を聞いたセレブたちからは悲しみの声が上がっている。エルトン・ジョンは昨年アレサの「最後のパフォーマンスを見ることができた」と思い出をふり返った。アレサは彼が主催するエイズ基金のイベントに出演したが、「見るからに具合が悪そうで、歌えるかどうかわからなかった。でも彼女はやってくれた。大歓声だったよ」とのことだ。「本物の音楽を愛する者にとって、アレサの死は大打撃だ」と嘆いている。歌唱力が高く評価されている俳優のヒュー・ジャックマンは、アレサとの共演経験を懐かしんだ。「僕のキャリアにおけるハイライトの1つは、トニー賞授賞式でアレサと歌ったことだ。自分の肉体から離れたような経験だった。史上最高の歌手の1人だよ。みんなが寂しく思う」。オバマ元大統領はミシェル夫人と連名で追悼文を発表。ミシェル夫人は2015年にコンサートでアレサの歌声に涙する姿が目撃されていた。トランプ大統領もSNSで「素晴らしい女性だった。彼女の声は神からの贈り物だった。残念だ」とツイート。11月14日には、ニューヨークでアレサの音楽業界の功績を称えたコンサートが開かれる。これは数か月前から企画されていたものだが、アレサが亡くなったいま、追悼コンサートの役割が大きくなるかもしれない。(Hiromi Kaku)
2018年08月17日「フルハウス」終了から10年以上が過ぎた2016年、満を持して続編シリーズ「フラーハウス」がスタート。「フルハウス」時代からの製作総指揮ジェフ・フランクリンが成功へと導き、今年はシーズン4の製作も発表され絶好調と見られていた。しかし、なんとフランクリンが“不品行”により、ネットフリックスとワーナー・ブラザースからクビを言い渡されてしまった。「Variety」誌など複数メディアが報じている。問題となった“不品行”とは、フランクリンの「フラーハウス」の脚本家たちに対する暴言や不適切な発言。自身の性生活を語ったり、デートしている女性たちを撮影現場に連れてきて小さな役を与えるなどのあるまじき行動も明るみに出ている。ただし、「セクハラ」については直接的なクレームは出ていないとのことだ。製作会社のワーナーは2年前に初めて匿名によるフランクリンへのクレームを受け取っていた。ネットフリックスは「『フラーハウス』は予定通り、シーズン4を製作します。2、3か月後からスタートできればと思っています」とコメントを発表している。フランクリンの後任はまだ発表されていない。(Hiromi Kaku)
2018年03月01日©YUMIMOROTOこんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。あなたは、自分らしく幸せに生きていますか?あなたにとっての幸せとは?【シネマの時間】第21回は、自分らしく生きたいと願うすべての人に贈るヒューマンドラマ、映画『ナチュラルウーマン』をご紹介します。トランスジェンダーでナイトクラブの歌手マリーナは、歳の離れた恋人オルランドと暮らしていました。ある夜、オルランドが突然亡くなり、マリーナは思いもかけないトラブルに巻き込まれます。最愛の人を失った悲しみの最中に浴びせられる、不躾で容赦のない差別や偏見。愛する人の思いを胸に、マリーナは前を向いて歩き始めるのですが……。第67回ベルリン国際映画祭脚本賞受賞、第42回トロント国際映画祭SPECIAL PRESENTATIONS部門出品、第89回アカデミー賞外国語映画賞チリ代表作品となるなど熱い注目を集める話題作!2018年2月よりシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ「YEBISU GARDEN CINEMA」ほか全国にてロードショー公開です!■映画『ナチュラルウーマン』あらすじーー私らしく、私を生きるチリ、サンティエゴ。ウェイトレスをしながらナイトクラブで歌っているトランスジェンダーのマリーナは、テキスタイル会社を経営する年の離れた恋人オルラルドと誕生日を祝います。一緒に暮らす家に戻ったふたりは体を重ねますが、その夜中突然ベッドでオルラルドの具合が悪くなってしまいます。マレーナは、玄関を出て階段から転げ落ち、頭部などに怪我を負ったオルラルドを車に乗せて急いで病院に連れていったものの、彼は動脈瘤によって息を引き取ってしまいました。動揺のあまり一旦病院を離れたマリーナは、オルランドの死の関与を疑われ、警察から身分証の提示を求められることに。マリーナの連絡によって病院にやってきたオルランドの弟のガボは、「いろいろとありがとう。大変だったね。会えてよかった」と彼女を労いますが、悲しみに浸る間もなくオルラルドの元妻や性犯罪捜査官の女性刑事、オルラルドの息子が訪ねてきます。彼らの不躾で容赦ない差別や偏見。「このアパートをいつ出る?追い出すぞ。お前の家じゃない。信じられん。父は気が狂った。何も盗むなよ」と言い捨てて出て行く息子。ふたりで暮らしていた思い出が詰まった部屋から追い出されそうになり、葬儀に参列することも禁じられてしまった彼女は、どうにか最後の別れを告げたいと願うようになるのです。前向きに生きようとするマリーナは、歌のレッスンのために師の元を尋ねます。「何時に来ようと構わない。君の支えにもなる。だが私は歌曲の先生だ。サルサやメレンゲじゃない」という師。部屋にはピアノに合わせてマリーナが歌うヴィヴァルディの「sposa sondisprezzata」が響き、彼女は向かい風の中を進んでいきます。この映画の象徴的な場面です。ある日、帰宅すると家は荒らされ、愛犬ディアブラの姿が消えていました。マリーナは、身の危険を感じ荷物をまとめてアパートを引き払い、姉夫婦の元に身を寄せます。しかしながら愛犬のディアブラを取り戻しに行くと言って、来るなと言われていた通夜へ向かった彼女を待っていたのは、オルラルドの息子たちの手ひどい暴力でした。傷心のままクラブへと行った彼女は、音楽に身を任せながらオルラルドの亡霊を目にします。度々、幻影となって彼女を励ますように現れるオルラルド……。自分らしく生きるとは、愛するとは?『ナチュラルウーマン』は、法で守られていないパートナーシップの社会的な脆さや、マリーナのジェンダー・アイデンティティを拒絶し、ふたりの関係を理解しない人たちの姿を描いてます。一方で、彼女に対してフェアで温かな態度を示す人たちの存在も描き出し、リアルな世相を浮かび上がらせます。逆境に負けず、自己を肯定しながらまっすぐ前を向いて進もうとするヒロインから、きっと観る者は共感と勇気を感じることができるでしょう。自分らしく生きたいと願うすべての人への贈り物とも言える人生賛歌です。■新進気鋭の監督のもとに才能が集結!監督・脚本は、躍進めざましいチリ映画界が生んだ新鋭、『グロリアの青春』のセバスティアン・レリオ!主演のマレーナは、自身もトランスジェンダーの歌手ダニエラ・ヴェガが抜擢され、唯一無二の存在感を放ち、喜びと悲しみを繊細かつエモーショナルに演じて魅力を放っています。恋人であるオルラルドには、『ネルーダ大いなる愛の逃亡者』などチリを代表する演技派俳優フランシスコ・レジェス。また、『ジャッキーファーストレディ最後の司令』『ありがとう、トニ・エルドマン』などの実力派プロデューサー陣も集結。さらに劇中で流れる音楽もマレーナの心情を語り見所で、ダニエラ・ヴェガ自身が歌うヘンデルのアリア「オンブラ・マイ・フ」や、アレサ・フランクリンが歌う「(You Make Me Feel Like)A Natural Woman」(作詞作曲/キャロル・キング)は、どんなときも当たり前にありのままの自分を受容し愛してくれる人への深い思いに胸を打たれます。老若男女関係なく素晴らしい魂のつながりを感じつつ、広い世の中で偶然出会って、ありのままの自分を大切にし合える存在は、とても貴重でかけがえのない関係だと思わずにいられません。■映画『ナチュラルウーマン』作品紹介2018年2月よりシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー!公式ホームページ原作:Una Mujer Fantastica監督:セバスティアン・レリオ脚本:セバスティアン・レリオ、ゴンサロ・マサプロデューサー:ファン・デ・ディオス・ラライン、パブロ・ラライン共同製作者:ヤニーネ・ヤツコフスキ、ヨナス・ドルンバッハ、マーレン・アデ、フェルナンダ・デル・ニド製作総指揮:ジェフ・スコール、ジョナサン・キング、ロシオ・ジャデュー・Z、マリアン・ハート、ベン・フォン・ドベネック撮影:ベンハミン・エチャサレッタ美術:エステファニア・ラライン音楽:マシュー・ハーバート衣装:ミュリアル・パラ編集:ソルダット・サルファテ製作国:チリ・ドイツ・スペイン・アメリカ合作製作年:2017年映倫区分:配給:アルバトロス・フィルム上映時間:104分©️2017 ASESORIAS Y PRODUCCIONES FABULA LIMITADA; PARTICIPANT PANAMERICA, LCC; KOMPLIZEN FILM GMBH; SETEMBRO CINE, SLU; AND LELIO Y MAZA LIMITADA■映画『ナチュラルウーマン』キャストダニエラ・ヴェガ=マリーナフランシスコ・レジェス=オルランドアリン・クーペンヘイム=ソニアルイス・ニェッコ=ガボニコラス・サヴェドラ=ブルーノ絵・文=諸戸佑美(アートディレクター・編集ライター・イラストレーター)
2018年01月27日イギリスのロックバンド・ビートルズが来日したのは、1966年。今年でちょうど50年になります。彼らの解散は1970年。1962年のレコードデビューからわずか8年後のことでした。ライブ盤や編集・企画盤などを除いてその8年間にリリースしたオリジナルのアルバムは12枚。シングルは22枚。発表した楽曲は213曲に上ります。じつはこの213曲すべてが、ほかのアーティストによってカバーされているのです。ビートルズ自身もデビュー当初はカバー曲を多く演奏していましたが、全曲カバーされているアーティストはなかなかいないでしょう。どれだけビートルズが世界中に愛されているかがわかります。では、一体どの曲が最もカバーされているのでしょうか?ビートルズのカバー曲を世界中から5,000曲以上集めて分析し、紹介しているサイト『ビートルズカバーの館』が発表した、カバーされた曲ランキングをカウントダウンしていきましょう。■9位:「ヒア・カムズ・ザ・サン」(96曲)&「キャント・バイ・ミー・ラブ」(96曲)ジョージ・ハリスン作の穏やかなフォーク・ロック・バラードと、史上最も予約枚数が多かったシングルとしてギネス世界記録にも記載されている初期のヒット曲が同数で並びました。■8位:「ヘイ・ジュード」(99曲)ポール・マッカートニーが、ジョン・レノンの長男であるジュリアンに向けて書いたとされている曲が8位。日本でもとても人気がありますね。■7位:「イン・マイ・ライフ」(111曲)7位は、アルバム『リボルバー』収録のノスタルジックなナンバー。シングルとしては発表されていませんが、人気の高い曲です。■5位:「カム・トゥゲザー」(113曲)&「ヘルプ!」(113曲)5位にも、同数で2曲が並びました。「カム・トゥゲザー」ジョンが「ビートルズのなかでもっとも好きな曲」と語った曲で、マイケル・ジャクソンやエアロスミスなどもカバーしています。「ヘルプ!」は、ビートルズ主演映画『ヘルプ! 4人はアイドル』の主題歌で、ディープ・パープルやカーペンターズのほか、サザンオールスターズもライブでカバーを披露しました。■4位:「レット・イット・ビー」(130曲)ビートルズ最後のシングルとして発表されたこの曲が4位でした。アレサ・フランクリンやレイ・チャールズ、ビル・ウィザースなど、ソウル系のミュージシャンもこの曲を多くカバーしています。■3位:「エリナー・リグビー」(138曲)弦楽8重奏の伴奏が印象的な曲。そのためか、クラシックのミュージシャンやハードロック/ヘヴィ・メタルのバンドからカバーされることが多いのも特徴。■2位:「ブラックバード」(141曲)メロディの美しいシンプルな楽曲。ジャコ・パストリアスやブラッド・メルドー、サラ・マクラクランなどがカバー。■1位:「イエスタデー」(218曲)ビートルズがストリングスをバックに演奏した初めての曲。ギネス世界記録には「世界でもっとも多くカバーされた曲」として記載されています。現在でもカバーするアーティストが続々と登場するため、実際には世界中にカバー曲が何曲存在するか具体的な数字は明らかになっていないそうです。ちなみに今回のランキングは、ビートルズのカバー曲をひとつひとつ解説している『ビートルズカバーの館』管理人のレナトさんが、2011年時点で集めた5700曲を分析したもの。現在の2016年時点で集まったカバー曲は7,500曲にまで増えているため、今後集計が進めば順位が変動するかもしれません。*そういえば、ポール・マッカートニー自身も来日公演で、数ある自作のビートルズ・ナンバーのなかから「ブラックバード」や「エリナー・リグビー」を歌っていました。でも「イエスタデー」や「レット・イット・ビー」「ヘルプ!」などは、「ブラックバード」や「エリナー・リグビー」は、よくある「ビートルズの好きな曲人気投票」などでも上位に名を連ねますが、「ブラックバード」や「エリナー・リグビー」はちょっと意外、と思う人が多いかもしれません。「この2曲はシングルでナンバーワンヒットしたわけではなく、一般的な人気投票では、おそらくトップ10には入らない曲なのに、カバー曲がもの凄く多いんですよね。“カバーされた曲”を一つの切り口としてビートルズの楽曲全体を眺めると、もっともっとビートルズの良さを見つけることできるのではないでしょうか」(『ビートルズカバーの館』管理人・レナトさん)ちなみに、カバーしたアーティストを日本人に限定すると、また別の曲が上位にランクインする傾向があるのだとか。愛情と独創性にあふれるカバー曲の数々から、ビートルズの魅力を再発見してはいかがでしょうか。(文/宮本ゆみ子) 【参考】※ビートルズカバーの館
2016年07月02日ソウルシンガーのNao Yoshiokaが、9月11日に代官山LOOPで初の全国ツアー“Rising Japan Tour 2015 -Living Our Dreams-”をスタート。世界水準と言われる彼女のパワフルな歌声が、フロアを熱狂させた。【チケット情報はこちら】Nao Yoshiokaは2009年に単身ニューヨークへ渡り、2年半かけて本場で歌を修行。アレサ・フランクリンやローリン・ヒルなど多くのスターを輩出してきたアポロシアターのアマチュアナイトで準優勝し、アメリカ最大級のゴスペルフェスティバルでは4万人の中からファイナリストに選出されるなど、その実力を示してきた。本公演は、今年4月に発表したメジャーデビューアルバム『Rising』のリリースツアー。初日となるこの日は、ギター、ベース、ドラム、キーボード、男女コーラスというバンド編成。ステージにNao Yoshiokaが登場すると、待ちわびた観客から大きな拍手と大歓声が送られた。バンドの演奏に身を任せるようにリズムをとりながら、堂々とした佇まいで圧倒的なヴォーカルを響かせると、歓声はさらに大きくなった。「一緒に最高な時間を作りましょう」という彼女の言葉通り、1曲ごとに歓喜と興奮が何度も訪れる。アルバム『Rising』に収録の『Just Go』や『I’m No Angel』、『Dreams』を始め、2013年にリリースしたアルバム『The Light』のナンバーも織り交ぜ、本場仕込みの歌を次々と披露。彼女の魂を揺さぶる歌声に、フロアは大きく揺れた。ライブ後半には、ジャズの本場「ブルーノート・ニューヨーク」で9月25日(金)に初のワンマンライブを行うことを発表。「自分自身を信じることができたら、可能性は無限大です。私の夢は始まったばかり。みなさんには、私の夢が実現する姿を見ていただけたら」と語った。最後には、「音楽に乗せてメッセージを届けるのは私の使命だと思っています。ここから最終日まで突っ走りたいと思います」と改めて全国ツアーへの決意を固めた彼女。“Rising Japan Tour 2015 -Living Our Dreams-”は、11月21日(土)のイイノホール公演まで全13公演行われる。チケット発売中。取材・文:門 宏■「Rising Japan Tour 2015 -Living Our Dreams-」11月21日(土) イイノホール(東京)
2015年09月14日開幕を2日前に控えた現地時間8日、アレサ・フランクリンのドキュメンタリー『Amazing Grace』が、トロント映画祭の上映ラインナップから外されることになった。映画祭事務局が発表した。「トロントの観客が、このすばらしい芸術作品を観られなくなったことを、とても残念に思います」と映画祭側はコメントしている。その他の情報『Amazing Grace』は、故シドニー・ポラック監督の作品。ポラックが2008年に亡くなった後、プロデューサーのアラン・エリオットが完成させた。だが、1972年の映像をフランクリンの許可なしに使用しないということにポラックが同意していたにも関わらず、映像が使われたとして、先週金曜日にフランクリン側は、公開差し止めを求める訴訟を起こした。これに伴い、テルライド映画祭での上映も中止され、10月に予定されていたシカゴでの試写もキャンセルになっている。文:猿渡由紀
2015年09月09日1967年の創設以来、ヨーロッパ最大級のジャズ・フェスティバルとして世界中のファンを魅了し続ける「モントルー・ジャズ・フェスティバル」が、今秋に川崎で開催されることが決定した。「モントルー・ジャズ・フェスティバル・イン・かわさき」のチケット情報1967年に創始者クロード・ノブスによりレマン湖畔の町モントルーで産声をあげた「モントルー・ジャズ・フェスティバル」。ジャズのみならず、ブルース、ロック、レゲエ、ソウル、アフリカや南米のワールドミュージックなど、多彩なジャンルの一流アーティストの競演が繰り広げられる世界最大級の音楽イベントだ。これまでの出演者には、マイルス・デイビスやアレサ・フランクリンをはじめ、フィル・コリンズ、BBキング、ボブ・ディラン、スティングやディープ・パープル、ブライアン・アダムス、シンプリー・レッド、サンタナなど著名なアーティストが名を連ねる。今秋川崎で行われるフェスティバルには、ジャコ・パストリアス・ビッグバンド MJFver、クインシー・ジョーンズ プレゼンツ アルフレッド・ロドリゲス ・トリオ、佐山雅弘、国府弘子など国内外の一流アーティストが集結する。「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき」は、11月22日(火)から27日(日)まで川崎市内のコンサートホールほかで開催。チケットの一般発売は、9月3日(土)10:00より開始となる。また一般発売に先駆け、チケットぴあでは先行抽選「いち早プレリザーブ」を8月25日(木)11:00より受付。■モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき・11月22日(火)洗足学園音楽大学 前田ホール[出演]ジャコ・パストリアス・ビッグバンド MJF ver、他・11月24日(木)CLUB CITTA’[出演]MJFシークレット・11月25日(金)川崎市教育文化会館[出演]佐山雅弘、他・11月26日(土)川崎市教育文化会館[出演]国府弘子、他・11月27日(日)昭和音楽大学 テアトロジーリオ ショウワ[出演]クインシー・ジョーンズ プレゼンツ アルフレッド・ロドリゲス トリオ、他
2011年08月19日19日、ニューヨークのラジオシティ・ミュージック・ホールで、南アフリカの人種隔離政策(アパルトヘイト)と戦い、同政策を撤廃に導いた後、大統領を務めたネルソン・マンデラ氏の91歳の誕生日を祝うコンサートが開催され、カーラ・ブルーニがニコラ・サルコジ仏大統領夫人となって以来、初めて公の場で歌声を披露した。カーラにとって初のアメリカでのパフォーマンスともなったこの日のステージは、ユーリズミックスのデイヴ・スチュアートとペアを組んでの登場。ギターを抱えた2人はボブ・ディランの「風に吹かれて」など数曲を歌った。ゆったりとリラックスした演奏で、自身のオリジナル・ソングについて「踊れる曲じゃないけれど、夢を見るにはいい曲です」と語ったカーラ。サルコジ大統領は客席から拍手を送っていた。ソウル・ミュージックの大御所のアレサ・フランクリンやアリシア・キーズ、シンディ・ローパー、アフリカのアーティストも多数参加。映画界からは、今年12月に全米公開予定のクリント・イーストウッド監督最新作『Invictus』(原題)でネルソン・マンデラを演じるモーガン・フリーマン、フォレスト・ウィッテカーらが駆けつけた。マンデラ氏は1999年、大統領の任期満了を機に政治家を引退。昨年、ロンドンのハイド・パークで開催されたバースデイ記念コンサートには姿を見せたが、現在は医師から海外渡航を止められているため、この日はビデオレターでの参加となった。(text:Yuki Tominaga)結婚以来、初めて公の場で歌声を披露したカーラ・ブルーニ。© AFLO
2009年07月21日