エマ・ワトソンが大切な指輪を失くし、心を痛めている。指輪失くしてしまった経緯と、ファンに見つけてくれるようお願いする長文メッセージをフェイスブックに投稿した。7月16日(現地時間)、ロンドンのマンダリン・オリエンタル・ホテルのスパに施術を受けに行ったエマ。その際に指から3個の指輪を外し、ロッカーの金庫に預けたものの施術後にうっかり持ち帰るのを忘れてしまったそうだ。帰宅後、指にいつもの指輪がついていないことにようやく気が付いたエマは、すぐにスパに連絡を入れるもその時間には閉店しており、警備員がロッカーの金庫を調べてくれたが指輪はなかったという。3個の指輪のうち1個は、エマのお母さんがエマ誕生の翌日に購入して18年間つけ続け、エマが18歳の誕生日を迎えたときに譲り受けたとても大切なものだとのこと。「(18歳から)毎日つけていて、私にとってすごく意味を持つ、特別な指輪なの」と心境を吐露している。エマは「指輪が戻ってきさえすれば、何の質問もしないわ」と、仮に出来心で盗んでしまった人にも罪を問う気はないことを示唆。情報提供専用のメールアドレスを掲載し、見つけてくれた人への報酬も約束している。(Hiromi Kaku)
2017年07月19日エマ・ワトソンがベル役を好演する、現在絶賛公開中の映画『美女と野獣』。4月の公開より『アナと雪の女王』を越える大ヒットスタートを切った本作が、公開69日目を迎えた6月28日(水)時点で、興行収入119億1,670万円、動員859万1,200人に到達。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の116億円を抜き、ウォルト・ディズニー・ジャパン歴代興行収入歴代3位に浮上したことが分かった。魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること――。だが、野獣の姿になった彼を愛する者などいるはずがなく、独り心を閉ざして暮らしていた。そんな絶望の日々に変化をもたらしたのは、聡明で美しい女性、ベル。自分らしく生きながらも、周囲から「変わり者」と呼ばれ心に孤独を抱えていた彼女は、外見に囚われ本当の自分を見失っていた王子を少しずつ変えていくが…。『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役でお馴染みのエマがベル役を演じているほか、野獣役をダン・スティーヴンス、野獣の宿敵・ガストン役をルーク・エヴァンス、ルミエール役をユアン・マクレガー、ポット夫人役をエマ・トンプソンが扮しているなど、絢爛豪華な実力派スターが結集しているのも注目どころ。また、昆夏美(ベル役)や山崎育三郎(野獣役)など、実力派豪華キャストが揃う“プレミアム吹き替え版”も好評を得ている。今回、興収119億円突破、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の記録も超え、日本での『美女と野獣』大ヒットの祝福ムードにぴったりの本編映像が到着。映像は、野獣の城で囚われの身となったベルを、お城の住人たちが心を込めてもてなす「Be Our Guest(ひとりぼっちの晩餐会)」のシーン。アカデミー賞8回受賞を誇るディズニー音楽の巨匠、アラン・メンケンが手掛けた名曲を、ユアンが歌いあげる華やかな一幕だ。また、ネット上ではユアンの美声に歓喜する一方で、プレミアム吹き替え版で同じくルミエールを演じる成河について、「声に惚れた」「演技も歌も最高」「ユアンに全然負けてない成河さんのルミエール素敵」と絶賛の声が相次いでいる。映像ではそんな声に応えて、ユアンが歌う字幕版と併せ、成河さんのプレミアム吹き替え版バージョンも解禁。2人の声を一気に堪能できる、贅沢クリップとなっている。そして実はこのシーン、完成までに1年が費やされ、映画1本つくることができるくらいの費用がかけられたという驚異の場面!ビル・コンドン監督は、“観客にはエマ・ワトソンと同じ場所に座っている気持ちになり、目の前でステージの幕が開き、すばらしい舞台を見るという疑似体験をして欲しい”という考えのもと、最高のスタッフ陣と制作に取り組んだそう。実際に映画を観た人からは、「ディズニーランドに来たみたいに、楽しい気持ちなる!」という声が上がっており、ぜひ劇場の大スクリーンで体感して欲しい注目シーンともなっている。『美女と野獣』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月30日ジョニー・デップが13度目の来日を果たし、盛り上がりを見せる『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』。すでに全米はじめ世界38の国と地域で初登場NO.1の大ヒットスタートを切っている本作は、7月1日(土)の日本公開が待ち遠しいところ。また、主演にエマ・ワトソンを迎え、ディズニー・アニメーションの不朽の名作を現代的な要素も交えて実写映画化した『美女と野獣』は、7週連続国内ランキング1位を獲得、累計興収100億円を突破する記録的大ヒットとなっている。『アナと雪の女王』『ズートピア』『モアナと伝説の海』といったアニメーションのみならず、次々と話題作、大ヒット作を生み続けるディズニー映画をふり返ってみた。■『シンデレラ』憧れのストーリーを見事に再現誰もが知る不朽の名作アニメーションの実写化といえば、記憶に新しいのが『シンデレラ』。アニメのストーリーとキャラクターを忠実に再現しながらも、アニメでは描かれなかったシンデレラと亡き両親の物語や、王子と王の親子愛などのエピソードが加わった人間ドラマも注目を集めた。リリー・ジェームズ演じるヒロインのエラ/シンデレラが舞踏会に着ていくドレスの色は、アニメと同じ鮮やかなブルー。女の子なら誰もが憧れるシンデレラストーリーを見事に再現しつつ、勇気と優しさを持って自ら行動する新しいシンデレラを描いて高い評価を得た。監督は、俳優として『ダンケルク』『オリエント急行殺人事件』などに出演し、『マイティ・ソー』などを手がけたケネス・ブラナー。衣装デザインは『恋におちたシェイクスピア』のサンディ・パウエル、プロダクョン・デザインは『スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師』のダンテ・フェレッティが手掛け、豪華な衣装やロマンチックな舞踏会のシーンを存分に堪能できる作品。■『イントゥ・ザ・ウッズ』豪華キャスト競演が話題に「シンデレラ」をはじめ「赤ずきん」「ラプンツェル」「ジャックと豆の木」など、有名なおとぎ話のハッピーエンドの“その後”を描いたのが『イントゥ・ザ・ウッズ』。スティーヴン・ソンドハイムの同タイトルのブロードウェイ・ミュージカルを原作に、『シカゴ』や『NINE』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』のロブ・マーシャルが監督を務めた。オスカー常連のメリル・ストリープ、ジョニー・デップ、エミリー・ブラント、クリス・パインらハリウッドで活躍する豪華なキャストに加え、トニー賞ノミネートのアナ・ケンドリック、トニー賞主演男優賞受賞のジェームズ・コーデンなど、ブロードウェイでの経験も豊富な俳優も多く出演し、彼らが魅せる圧巻の歌声と臨場感も楽しめる。■『トゥモローランド』ウォルト・ディズニーが未来へ託した夢ディズニー/ピクサーの『Mr.インクレディブル』や『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のブラッド・バード監督とジョージ・クルーニーのタッグで話題となった作品。ウォルト・ディズニーが未来へ託した夢を記した資料を基に制作され、全てが可能になる世界“トゥモローランド”の謎をめぐる冒険が描かれている。爽快なスリルを味わえ、パラレルワールドを巡る疑問が不可思議なまま終わる本作は、何度も見返したくなる。ディズニー映画初出演となったジョージと共演を果たした、若手女優のブリット・ロバートソン、新星美少女ラフィー・キャシディも大きな注目を集めた。■『アリス・イン・ワンダーランド』ティム・バートン×ジョニー・デップの名コンビ児童小説家ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」と、その続編「鏡の国のアリス」のヒロインであるアリスの新たな冒険を描いたファンタジー。ティム・バートン監督とジョニー・デップの7度目のコンビも話題となった。主人公は、美しく成長した19歳のアリス(ミア・ワシコウスカ)だが、国を支配する残忍な赤の女王(ヘレナ・ボナム =カーター)を倒すため、運命をかけた戦いに巻き込まれていく。自分が何者か見いだせず悩んでいた少女の成長物語であり、バートン監督らしい美しくも奇妙な世界観、そして個性的すぎるキャラクターたちが人気となり、日本で興行収入118億円超えの大ヒットに。■『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』記念すべきシリーズ1作目これまでの全4作の累計世界興収が37億ドルを超える『パイレーツ・オブ・カリビアン』の記念すべき1作目。2003年に公開された。孤高の海賊ジャック・スパロウをユーモアたっぷりに好演したジョニー・デップはアカデミー賞主演男優賞にもノミネートされ、自身の代名詞となるキャラクターとなった。冷酷な海賊バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)、総督の娘・エリザベス(キーラ・ナイトレイ)、エリザベス救出のためジャックの相棒になったウィル(オーランド・ブルーム)たちはその後の作品にも登場し、合わせて人気キャラに。もちろん最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』にも出演する。これらの作品はすべてdTVで配信中というから、復習もかねてチェックしてみては?『パイレーツ・オブ・カリビアン』過去全作は7月28日(金)まで見放題サービスで期間限定独占配信。『シンデレラ』『イントゥ・ザ・ウッズ』『トゥモローランド』は7月31日(月)まで配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 2017年7月1日より全国にて公開(C) 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2017年06月21日不朽のディズニー・アニメーションをディズニー自身が完全実写化した『美女と野獣』。4月の公開時から『アナと雪の女王』を越える大ヒットスタートをきった本作が、6月1日(木)時点で興行成績100億円を突破!ディズニー史上2番目に早いスピードで100億突破の快挙を達成。主演のエマ・ワトソンからも祝福コメントが届いた。魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること――。だが、野獣の姿になった彼を愛する者などいるはずがなく、独り心を閉ざして暮らしていた。そんな絶望の日々に変化をもたらしたのは、聡明で美しい女性、ベル。自分らしく生きながらも、周囲から「変わり者」と呼ばれ心に孤独を抱えていた彼女は、外見に囚われ本当の自分を見失っていた王子を少しずつ変えていくが…。4月21日(金)に公開され、週末3日間で興行収入13億7,876万5,600円、動員95万1,214人を記録した本作。そこから42日目にして、興行成績100億770万9,200円、動員719万4,465人に達し、『アナと雪の女王』『アリス・イン・ワンダーランド』の37日間に次ぐ、ディズニー史上2番目に早いスピードで、興収100億円突破の快挙を成し遂げた。6月1日現在で、375劇場743スクリーンで上映されており、6月3日(土)以降も720スクリーン以上で続映。動員の構成比は、字幕版と吹替版が50%ずつと、実力派豪華キャストが揃う“プレミアム吹き替え版”も評判が高い。このプレミアム吹き替え版の成功をベル役のエマ・ワトソンも「夏美さんと育三郎さんロンドンで会えてよかったわ。“日本語吹き替え版の成功おめでとう”」と祝福コメントを寄せた。ベル役を務めた昆夏美は、「興行収入100億突破…!本当にたくさんの方にご覧いただいていることに嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。この『愛の物語』を通して皆さんの心が温かくなって頂けていたら幸せです」と喜びをコメント。また、野獣を演じた山崎育三郎も、「プレミアム吹き替え版の野獣役として、この作品に携われたことを光栄に思います。これだけ多くの方に映画『美女と野獣』を観て頂けたことを心から嬉しく思います。作品を愛し、劇場に足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と思いを語った。興行収入はどこまで伸びるのか!?まだまだ続きそうな『美女と野獣』現象に注目だ。『美女と野獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月02日ミュージカル俳優として絶大な人気を誇る俳優・山崎育三郎。いまではドラマやバラエティ番組、ディズニー実写映画『美女と野獣』では吹き替えを務めるなど、幅広い活躍をみせる彼が、昨年発売したカバーアルバムの第2弾をリリース。本アルバムでは、歌舞伎俳優・尾上松也とデュエットした「夏の終りのハーモニー」も収録!この度、レコーディング映像が公開された。「レ・ミゼラブル」「ロミオ&ジュリエット」「嵐が丘」と数々の舞台に立つ山崎さんは、「下町ロケット」をはじめ「お義父さんと呼ばせて」「グッドパートナー 無敵の弁護士」など近年ではドラマに多数出演。2017年1月には、月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」に出演しさらに人気急上昇。現在は、波瑠や東出昌大らの怪演が光るドラマ「あなたのことはそれほど」に出演中。また、ミュージカルで鍛えたその歌唱力&演技力で、エマ・ワトソン主演の『美女と野獣』でダン・スティーヴンス演じる“野獣”役の日本語吹き替えを担当。昆夏美らとともに華麗なミュージカルシーンを作り上げ、同作は大ヒットを記録している。そんな山崎さんが、2016年にリリースし、第58回日本レコード大賞にて企画賞を受賞した作品「1936~your songs~」の第2弾カバーアルバム「1936 ~your songs II~」をリリース。“LOVE”“SUMMER”“HAPPINESS”をテーマに2000年代ヒットソングが中心に選曲されており、「波乗りジョニー」(桑田佳祐)、「君がいるだけで」(「米米CLUB」)、「生きてく強さ」(「GLAY」)、「ひまわりの約束 」(秦基博)などの楽曲が収録される。中でも「夏の終りのハーモニー」は、舞台「エリザベート」にてルイジ・ルキーニ役でダブルキャストを務めるなど親交がある俳優・尾上さんとのデュエットが実現。尾上さんといえば、ディズニー映画『モアナと伝説の海』にて日本語版吹き替えを担当し、その歌声が話題になったことが記憶に新しい。公開されたレコーディング映像でも、山崎さんと尾上さんが、評判違わぬ歌唱力で、美しいハーモニーを奏でている。また本アルバムの楽曲ラインナップには、実写版『美女と野獣』にて書き下ろされた新曲「ひそかな夢 EVERMORE」のタイトルもあり、こちらも注目だ。「1936 ~your songs II~」は6月7日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2017年05月25日エマ・ワトソン主演によるディズニー実写版も大ヒット中のフランスの民話を、発祥の地であるフランスがドイツと合作して実写映画化した『美女と野獣』が、5月19日(金)今夜の「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送される。同作といえば、1991年に公開されたディズニー・アニメーション映画やこのアニメ版をベースに上演され超ロングランを記録したブロードウェイミュージカル、また現在国内興収70億円を突破する大ヒットのディズニー実写版などのイメージが強いが、元々は1740年に出版されたフランスの民話が原作。発祥の地ともいえるフランスでは1946年にジャン・コクトー監督によって映画化されており、今夜放送されるのはそれ以来久々にフランスで作りだされた“2014年版”の『美女と野獣』となる。6人兄姉の末っ子として育った優しく聡明な女性・ベル(レア・セドゥ)は、父(アンドレ・デュソリエ)が船の難破事故でせいで破産したことから一家で田舎に引っ越すことに。ある日、すべてを失った父は雪深い山の中で迷い、誰もいない古城にたどり着く。城の中で食べ物や飲み物、装飾品の数々を見つけ、つい手を伸ばしてしまったうえ、ベルの土産へと庭に咲いていた美しいバラを手折った瞬間、城の主である野獣(ヴァンサン・カッセル)が現れ、バラを盗んだ代償として命を差し出せと宣告される。逃げたら家族を殺すと言われ、1日の猶予を与えられた父は家族にすべてを打ち明ける。ベルは自らの責任を感じて父の身代わりになることを決意。一人で城に到着した彼女を迎えたのは豪華なドレスと贅沢な食事。ベルは自分の命と引き換えに家族を助けてほしいと野獣に訴えるつもりだったが、野獣は何故か毎日夕食を共にすることだけを要求する…なぜ、王子は野獣になってしまったのか。ベルは王子の悲しい過去を少しずつ紐解いていく……。ベルを演じたレア・セドゥはその演技力と美しさが認められ、カンヌ国際映画祭史上初となる“主演女優へのパルム・ドール(最高賞)”に輝いた。フランスならではの美しい映像で描かれるベルの冒険の物語をお見逃しなく。エマ・ワトソン主演による実写版も現在全国公開中。国内では吹き替えキャストに昆夏美、山崎育三郎らを迎え4月21日に公開されるとこれまでに国内興収は70億円を突破、100億も視野に入っている状況。全世界興収も1,210億円を超えて2017年の世界興行収入トップとなっている。“母国”フランスならではの表現で描かれたもう1つの『美女と野獣』は「金曜ロードSHOW!」で5月19日(金)今夜21時~地上波初放送。(笠緒)■関連作品:美女と野獣 2014年11月1日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開(C) 2014 ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTIONACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS
2017年05月19日今なお世界中で愛され続けているディズニー・アニメーションを実写映画化した『美女と野獣』(公開中)が国内外で大ヒットを飛ばしている。ヒロイン・ベルを演じた女優のエマ・ワトソンは、ベルのキャラクターを絶賛。また、ベルと野獣が初めて出会うシーンに込めた思いも明かした。4月21日に日本公開を迎え、『アナと雪の女王』を越える大ヒットスタートをきった『美女と野獣』。その勢いは止まらず、現在4週連続で週末動員ランキング1位を達成。5月14日までの動員は564万9,320名、興行収入は79億3,794万3000円を記録し、興行収入80億円も目前に迫っている。『ハリーポッター』シリーズのハーマイオニー役で大ブレイクを果たしたエマ・ワトソンがヒロインのベルを熱演。エマは「4歳の頃から『美女と野獣』が大好きだったの!」と語るほどアニメーション版のファンであり、「私はすぐにベルと恋に落ちたわ。だから、ベルを演じることになったのは本当に素晴らしいことよ」と本作への出演に感激していた。そして、「ベルは表面だけを見て簡単に判断したり、説得されてしまったりしない。彼女はどういうわけか、どんな状況でも自分らしくいられて、自分なりの場所が確保できて、自分の視点が持てる人なのよね」とベルの魅力を熱弁し、「それで、この物語を通して彼女は、ほとんど子供っぽいとすら言えるようなイノセントな心や、好奇心、広い心を持つことができているの」と分析。また、ベルが初めて野獣を見るシーンについて、「彼女が彼を見た時、単に驚くのではなくて、そこに好奇心があるように表現したかったの」と明かし、「『きゃー、何これ!』と驚いて自動的に恐がり、嫌がるという風には演じたくなかったの。彼女の反応は、それよりもさらにずっと深くて複雑なものであるべきだと思った。彼女は『これは私がこれまでに見たことがないようなものだから、それが何なのかを理解したいわ』と思ったと思うの」と語った。だからこそ、「私はベルのキャラクターが美しいと思えるの」とエマ。「彼女は、人に思いやりを持つことができて、同情心があって、しかも、疑問を抱ける人なのよね。だから観客もベルが大好きなんだと思うわ。彼女を見ていると、観客も自分の良い部分が引き出されて、それがベルとのつながりになって、共感できると思うの」とベルのキャラクターを絶賛している。(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2017年05月18日主演のエマ・ワトソンがベル役、ダン・スティーヴンスが野獣役を務める映画『美女と野獣』。4月21日より日本公開された本作だが、公開4週目を迎えた今週末も動員・興行収入を伸ばし続け、4週連続No.1を達成したことがこのほど分かった。不朽のディズニー・アニメーション「美女と野獣」を、ディズニー自身が実写映画化に挑んだ本作は、“人と違う”ことを自分だけの輝きに変えるベルと、“人と違う”外見に縛られ、本当の自分を受け入れられない野獣。ベルはなぜ野獣を愛したのか?知られざる真実が明かされる…。キャストには、エマとダンのほかにも、野獣の宿敵・ガストン役をルーク・エヴァンス、ルミエール役をユアン・マクレガー、ポット夫人役をエマ・トンプソンが演じるほか、豪華俳優陣が演じている。公開から5月14日までに、動員564万9,320人、興行収入79億3,794万3,000円という数字を叩き出し、順調に記録を伸ばしている本作だが、そんな勢いは映画だけにとどまらず、主題歌「美女と野獣/アリアナ・グランデ&ジョン・レジェンド」の勢いも加速。J-WAVE各番組でのOA回数、リスナーからの投票、都内主要CDショップの売り上げを元に集計されるJ-WAVEの「TOKIOHOT100」では、4月30日から3週連続でチャートNo.1を獲得するなど、日本中に旋風を巻き起こしている。さらに、本作はプレミアム吹き替え版も同時に公開中で、ベルを演じる昆夏美、野獣役の山崎育三郎の美声にも絶賛の声が寄せられている。先日、国内興収70億円を突破したことが発表されたばかりの本作。洋画の実写作品が4週連続週末動員ランキングNo.1を達成するのは、2015年4月公開の『シンデレラ』以来2年ぶりの快挙。夏休み興行に向け、まだまだ本作の人気は続きそうだ。『美女と野獣』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月15日女優のエマ・ワトソンを主演に迎えたディズニーの実写映画『美女と野獣』が、4週連続で週末動員ランキング1位を記録したことが15日、明らかになった。洋画の実写作品が4週連続1位を達成するのは、2015年4月公開の『シンデレラ』以来、2年ぶりの快挙となる。4月21日に日本公開を迎え、週末3日間で興行収入13億7,876万5,600円、動員95万1,214人を記録し、『アナと雪の女王』を越える大ヒットスタートをきった『美女と野獣』。公開4週目を迎えた今週末も、動員41万9,613人、興行収入5億7,528万3,300円となり、新規公開作を抑えて4週連続1位を達成した。そして、5月14日までの動員は564万9,320名、興行収入は79億3,794万3000円を記録し、動員550万人を軽々と突破。興行収入80億円も目前に迫っている。『美女と野獣』の勢いは映画だけにとどまらず、主題歌「美女と野獣/アリアナ・グランデ&ジョン・レジェンド」の勢いも加速。5月3日付けの有線では、週間USEN HIT J-POP/洋楽ランキングと、週間USEN HIT 洋楽ランキングで共に1位を記録、5月14日付のレコチョク洋楽総合ランキングデイリーチャートでも1位に輝くなど、旋風を巻き起こしている。(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2017年05月15日もはや疑いようのない不朽のディズニー・アニメーション『美女と野獣』を、ディズニー自身が完全実写化した実写版『美女と野獣』。世界興行収入11億ドルを突破し、歴代トップ10入りも目前まで迫る大ヒットを記録中で、4月21日に公開された日本でも5月10日付で興行収入70億円を突破! 『アナと雪の女王』を超えるスピードで興行収入を伸ばし続けている。楽しみにしている方々のために極力ネタバレは避けて説明を進めて行くが、すでに天才作曲家アラン・メンケンやビル・コンドン監督の来日記者会見などの報道の数々において、今回の実写版『美女と野獣』が、オリジナルとなる91年のアニメーション版に忠実に寄り添いながら、キャラクターの心情を掘り下げるような新たなシーンや設定を追加していることが、つまびらかになっている。こういう場合、少なからずオリジナルのファンの間でざっくり意見と評価がわかれてしまいがちだが、その心配はないという声が支配的か。○リアリティーこの点、実写版『美女と野獣』は、何が大成功した要因なのだろうか。来日したビル・コンドン監督を直撃した際、実写化にあたっては「リアリティーの追求を大事にした」と語っていた。すなわち、「ある特定の時代設定を決め、リアリティーを前面に出すことも決めた時点で、ファンタジーであることはいったん置いてくんだ。俳優たちも、通常の映画のようにリハーサルを重ねて撮影をした。まったく普通のアプローチで、リアルな映画を撮ったんだ。イアン・マッケランも置時計の役ではあるけれども、普通の映画の現場のように参加してもらった。彼自身の顔はほぼ出ないけれど、たくさんの準備をした。キャラクターのバックストーリーも、リアリティーを重視したんだ」と説明。『美女と野獣』という世界観はありながら、あくまでも普通のアプローチでリアルな映画を作ることで、現実感から離れてしまう危機を回避した。つまり、丁寧に原作マンガや原作アニメーションに寄せてしまうことで起きがち(特に日本で)な、実写版ならではの"浮いた感じ"がない。ルーク・エヴァンス演じるガストンを観ていると、コンドン監督の言っていることがよくわかる。オリジナルの91年のアニメーション版では、クラシカルで典型的なシンプルな悪として登場するが、今回の実写版では狂気を滲ませるヴィランズとしての佇まいだ。なるほど確かに二次元のガストンがそのまま三次元に現れたら、もっとまぬけな感じになっていたに違いない。実写版『美女と野獣』はシークエンスについては91年のアニメーション版に忠実な実写化を試みたが、三次元化したキャラクターについては、三次元に存在するための情報の補完を行っている。これがリアリティーの担保で、その結果、多くの人たちが愛している91年のアニメーション版の世界を尊重することにもつながっていると思う。○音楽そして、音楽――。『美女と野獣』を語る上で、天才作曲家アラン・メンケンが生み出した楽曲の数々を触れないわけにはいかない、最重要の構成要素と言っていい。この点、来日したメンケンを直撃した際にも、「愛され続けているミュージカルだと思うし、アニメーションのファンのノスタルジーもあると思う」と、『美女と野獣』における楽曲の重要性についてファンの気持ちになって回答をしていた。また、世界的な大ヒットの要因については、「どういう実写版になっているか、興味を持ってくれたからだとも思う。ただ、それだけでは、ここまでの大ヒットにはならないよね。僕たちの仕事というものは、美しく良質なものをきちんと作り上げることだったからね。何がヒットするかなど、フタを開けるまで誰にもわからないことで、その方程式がわかれば最高だろうけれどね(笑)。今回、公開後に多くの人たちの熱意が、ムーブメントになっていったわけだよ」と、謙虚に分析した。○ベル役のエマ・ワトソンもちろん、ベル役の主演、エマ・ワトソンの貢献も大きい。"美女"と言い切ってしまうその美貌のみならず、劇中では美しい歌声を披露するなど、まさしく我々が思い描いていたベルそのもの、とこれ以上ないほどの絶賛も受けている。彼女の代表作だった『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニーから、今後は『美女と野獣』のベルもエマを象徴するキャラクターになったと言っても問題ない。野獣が心開く説得力に満ちた演技は必見だ。ちなみに本作の公開と直接的な関連性はないが、東京ディズニーランドでは2020年に『美女と野獣』エリア(仮称)がオープンする予定で、先日その起工式が行われたばかりで、日本での『美女と野獣』の関心が高まっている段階での映画の公開は、とてもいい効果が期待できそう。また、東京ディズニーランドホテルの「ドリーマーズ・ラウンジ」では、ディズニー映画最新作『美女と野獣』の公開を記念したスペシャルデザート(1,860円)を数量限定にて提供中で、シネマイクスピアリで映画を観た後、立ち寄って映画の世界の余韻に浸ってもGOOD!!日本を代表する豪華キャストによる吹替版も合わせて要チェックで、この春、実写版『美女と野獣』、その世界観を、じっくりと堪能してほしい。(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2017年05月12日(写真:アフロ) 不朽のディズニー・アニメーションを完全実写化した映画『美女と野獣』が世界中で大ヒット。日本でも4月21日に公開されるや観客動員248万人、興行収入36.5億円を突破した(4月30日現在)。そこで、この作品の監督と作曲家にも取材した映画ライター・鴇田崇さんに、映画がさらに楽しくなるトリビアを教えてもらった。 ■ハーマイオニー以前の4歳からベルに夢中だったエマ 実写版でヒロイン・ベルを演じるのが『ハリー・ポッター』の優等生ハーマイオニー役でおなじみのエマ・ワトソン! 「エマがハーマイオニー役に選ばれたのは9歳のときですが、その前の4歳のころから『美女と野獣』を見ていて、もっとも好きな映画だと語っています。6歳で女優を志し、『実写版では絶対にベルを演じる』と心に決めたそう」(鴇田さん・以下同) ■『ラ・ラ・ランド』との奇妙な縁。両作に出演する日系人ソノヤ・ミズノ! 「エマは映画『ラ・ラ・ランド』のヒロイン役もオファーされましたが、辞退して夢だったベル役を選びます。一方『ラ・ラ~』でオスカーにノミネートされた俳優ライアン・ゴズリングは当初、野獣役の候補でした。また『ラ・ラ~』でヒロインの友達役として出ていた日系人のソノヤ・ミズノは、本作では王子のお妃候補の1人として出演。2つのミュージカル映画には不思議な縁があります」 ■ベルのドレスには2,160個ものスワロフスキーが! 「ベルの象徴ともいえるドレスは踊って美しく見えるように、羽根のように軽いサテンのオーガンジー55メートルを黄色に染めました。ドレスの表部分には金の葉の優美な飾りもプリントされ、スワロフスキーが2,160個も使われて、華麗な衣装に。また小指の指輪は、“ベルのお母さんのもの”とエマが提案したそうです」 ■映画『アナと雪の女王』の雪だるま・オラフも出演!? 「ベルが暮らす村のモテ男ガストンを崇拝するお調子者ル・フウを演じるジョシュ・ギャッドは『アナ雪』のオラフ役を熱演し、アニー賞を受賞しました」 ビル・コンドン監督から、撮影秘話を聞いた鴇田さん。 「ジョシュが乗る馬が、暴れ馬で彼のことを気に入らず、そっぽを向いたりしていたと教えてくれました。ガストンが颯爽と馬から飛び降りるその後ろで、必死になっているジョシュを探してみて!」 ■日本語吹替え版のベル役・昆夏美は、ベルの大好きな『ロミオ&ジュリエット』のジュリエットでデビューしていた 「アニメーション映画の公開年に生まれた昆さんは、音楽大学在学中の’11年に『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット役でプロデビュー。その後も『ハムレット』のオフィーリアをはじめ、ミュージカルの大役を次々に射止めた若手実力派で、新世代の歌姫と呼ばれています」 公開10日で興行収入は『アナ雪』超え!ベルと野獣のダンスに「涙が止まらなかった」という声が続々の実写版『美女と野獣』。これは見逃せません!!
2017年05月11日ディズニー実写映画『美女と野獣』の大ヒット記念イベントが5月10日(水)、都内で行われ、プレミアム吹き替え版でベルを演じる昆夏美、野獣役の山崎育三郎が出席。また、同日をもって国内興収70億円を突破したことが明らかになった。4月21日に全国で封切られ、あの『アナと雪の女王』(最終興収255億円)を超える驚異的なペースでGWのヒット街道を独走した本作。先日、「興収60億円突破」のニュースが飛び込んだばかりだが、早速その発表を更新した形だ。配給のウォルト・ディズニー・ジャパンによると依然、動員・興収ともに好調に推移しているといい、100億円突破は時間の問題となった。昆さんは自ら劇場に足を運んで、プレミアム吹き替え版を鑑賞したそうで「客席にいる誰よりも、私が泣いていたと思います。ストーリーが素晴らしいのはもちろん、この作品に携わることができたことを改めて感謝して…。もういろんな感情が押し寄せて、ウゲウゲ(笑)号泣でした」と大ヒットに感無量の面持ち。一方、山崎さんは「平日の午前中なのに、たくさんのお客様に来ていただいて…。皆さん、お仕事何されているんですか?」とジョーク交じりに感謝の挨拶。「自分の周りでも、『チケットが取れない。何とかしてくれ』という声をよく聞きます。僕でも取れないんですから(笑)。本当にありがたいですよね」とうれしい悲鳴をあげ、ファンに感謝を伝えていた。この日はプレミアム吹き替え版で、ガストンの子分であるル・フウを演じる藤井隆が進行役を務めたほか、ピン芸人の横澤夏子、お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二がそれぞれ、ベルと野獣の扮装で登場。横澤さんが「主演のエマ・ワトソンさんと同じ26歳です」と自己紹介すると、客席はザワついていた(ちなみにエマは先月誕生日を迎えて、現在は27歳)。『美女と野獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月10日女優のエマ・ワトソンが7日、米ロサンゼルスで行われた2017年度MTVムービー&TVアワードで、男女のカテゴリーを設けずに選出される俳優賞の初受賞者となった。エマは同アワードで映画部門の最優秀作品賞を獲得した『美女と野獣』実写版でのベル役に対して最優秀俳優賞を受賞した。同アワードは、今年から男女性差のない俳優賞を取り入れ、エマはその初めての受賞者となったことへの喜びを受賞スピーチの中で語っている。「歴史上初となる性別によってノミネート者を隔てることがない俳優賞とは、私たちの人間としての経験の見方を表していると思います。男女性差のない賞を設けるというMTVのこの動きはみなさんそれぞれにとって違う意味を持つでしょう。しかし私にとって、演技とは誰かの立場に立つことができる能力だということを示しているといえるのです。そしてその能力を示すために2つの違うカテゴリーに分ける必要はないのです」ヘイリー・スタインフェルド、ヒュー・ジャックマン、ジェームズ・マカヴォイ、タラジ・P・ヘンソン、ダニエル・カルーヤら強豪を破り、この賞を獲得したエマ。この受賞が自分にとって大きな意味を持つとも話した。そのほか、Netflixの『ストレンジャー・シングス 未知の世界』がTV部門の最優秀作品賞、主演ミリー・ボビー・ブラウンが同部門の最優秀俳優賞を受賞。『ヒドゥン・フィギュアズ』は最優秀チャレンジ賞、主演のタラジが最優秀ヒーロー賞を獲得した。最優秀キスシーン賞には『ムーンライト』のアシュトン・サンダースとジャハール・ジェローム、最優秀デュオ賞には『LOGAN/ローガン』のヒュー・ジャックマンとダフネ・キーンが選ばれている。ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで行われた同式典は『ピッチ・パーフェクト』のアダム・ディヴァインが司会を務め、カミラ・カベロ、ノア・サイラス、ピットブル、ビッグ・ショーンらがパフォーマンスを行ったほか、エイミー・シューマーやザック・エフロン、ヘイリー・スタインフェルドらがプレゼンターを務めた。(C)BANG Media International
2017年05月09日全米最大級の映画とTVの祭典「MTV Movie&TV Awards」にて、作品賞(映画部門)に選ばれ、主演のエマ・ワトソンが “俳優賞”に輝いた『美女と野獣』。ここ日本でも、5月7日(日)までに473万1,206人、興行収入66億9,567万9,400円を記録し、3週連続動員ランキングNO.1を獲得、さらに『アナと雪の女王』を凌ぐ早さで興収60億を突破したことが分かった。自分らしく生きることに誇りを持つベルを演じたエマが、男女の区別をなくした初めての“最優秀俳優賞”に選ばれたことを「とても意義深い」と語っていた本作。公開直後の週末3日間で興行収入13億7,876万5,600円、動員95万1,214人を記録し、あの『アナと雪の女王』を越える大ヒットスタートを切ったが、大作ひしめくゴールデンウィーク中でも、その勢いは衰えなかった。公開から16日間で興収60億円超えを突破。これは、『アナと雪の女王』の20日間、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の17日間を凌ぎ、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と並ぶ驚異的なスピードでの記録達成となっている。全米でも公開後、『ハリー・ポッター』シリーズ作品を超える成績で2017年公開作のトップを走り続けているが、この日本での大ヒットを受け、全世界興収は11億8,569万4,615ドル=1,335億5,400万円(1ドル=112円/数字はすべてBOX OFFICE MOJO調べ。5月8日現在)に上り、歴代第11位に。全世界興収のトップ10入りも目前まで迫っている。ゴールデンウィーク中の賑わいは予想以上となり、カップルや女子高生らに加え主婦層や、連休を待ち望んでいた家族連れが訪れ、連日満席の劇場も多くみられた。満席が続き「『美女と野獣』を観たくても観られない!」と嘆く声もTwitterなどで多くみられることから、この勢いはまだまだ続きそう。100億円突破がいつになるのかも、注目を集めている。『美女と野獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月09日今年から新たにTV部門が新設され、「MTV Movie&TV Awards」と名称が変わった全米最大級の映画とTVの祭典が、5月7日(現地時間)夜に開催。男優・女優の区別を取り払った初めての“最優秀俳優賞”に、『美女と野獣』のエマ・ワトソンが輝いた。カリフォルニアのシュライン・オーディトリアムにて開催された「2017 MTV Movie&TV Awards」。会場にはハリウッドのトップスターから音楽シーン注目のアーティストまで多数のセレブリティが集結し、MTVのアワードらしいユーモアにあふれた華やかな一夜となった。本アワードは、MTV視聴者をはじめとするファンの投票によって受賞作品が決まる。今年は、これまでの映画各賞に加え、新たにTV部門が新設され、まさに全米で若者に支持されているエンターテインメント作品が一目で分かるラインアップに。また、各部門のノミネートが “ジェンダーレス”となったことも、新たなアワードの幕開けを象徴している。司会を務めたのは、『マイ・インターン』『ピッチ・パーフェクト』シリーズのアダム・ディヴァイン。昨年、『ピッチ・パーフェクト2』で共演したレベル・ウィルソンと「最優秀キスシーン賞」を受賞した彼は、イベントの顔として会場を盛り上げた。オープニングパフォーマンスでは、アダムが“野獣”に、『スウィート17モンスター』が日本公開中のヘイリー・スタインフェルドが黄色のドレスに身を包んでベルに、レベルがキュートなポット夫人に扮して、ジョシュ・ギャッド、ヒュー・ジャックマン、DJナスティー、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のミリー・ボビー・ブラウン、「This Is Us」のクリッシー・メッツ、「ワーカホリックス」のブレイク・アンダーソンらと共に『美女と野獣』のパロディを演じ、爆笑を誘っていた。映画部門、TV部門と様々な作品が顔を揃える中、最多受賞となったのは、日本でも大ヒット中の『美女と野獣』、Netflixオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」、オスカーノミネート作『Hidden Figures』(原題)、全米大ヒットの衝撃ホラー『Get Out』(原題)の4作品。また、映画部門「最優秀俳優賞」(Best Actor in a Movie)に『美女と野獣』のエマが選ばれると、「ノミネートが性別で分かれていない歴史上初となるこのアワードは、私たちの経験をいかに理解するか、そして共感と想像力には限りはないことを示しています。この賞を受賞したことはとても意義深いわ」とスピーチした。映画シーンにおける長年の功績を称える「ジェネレーション・アワード」は、『ワイルド・スピード』が受賞した。トロフィーを受け取ったヴィン・ディーゼルは、「僕は2002年にこのアワードで、ポール・ウォーカーと『最優秀デュオ賞』をもらったんだ。そして15年たったいま、仲間の全員と共に『ジェネレーション・アワード』を獲得したよ」と感慨深げにコメント。なお、今年の「最優秀デュオ賞」には『LOGAN/ローガン』のヒュー・ジャックマンとダフネ・キーンが選ばれ、「最優秀キスシーン賞」には『ムーンライト』のアシュトン・サンダース&ジャハール・ジェロームのシーンが選ばれた。また、「TV部門作品賞」(Show of the Year)に輝いた「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のプレゼンターを、シーズン2の製作も決定した話題作にして問題作「13の理由」のキャストたちが務め、2作品のイマ旬若手キャストたちがステージに勢揃いすると会場もヒートアップ。“いま”を映し出すTVの祭典でもあることを、改めて示す形となった。さらに、8月に公開される『スパイダーマン:ホームカミング』の独占予告映像も公開され、会場からは大きな歓声が上がっていた。もちろん、MTVのアワードらしく豪華アーティストのパフォーマンスも披露され、ピットブルとJ.バルヴィン、カミラ・カベロは『ワイルド・スピード ICE BREAK』のサウンドトラック収録曲「Hey Ma」で会場を大きく沸かせ、また、ビック・ショーンやノア・サイラスもエネルギッシュなステージを披露した。なお、この本アワードの模様は、MTVにて6月10日(土)に放送される。「MTV Movie&TV Awards」は6月10日(土)21:30~MTVにて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月08日受賞式では「信じられないほど光栄」と喜びをあらわに(写真:Shutterstock/アフロ) 米国時間7日、「2017 MTV Movie&TV Awards」の受賞式が行われ、『美女と野獣』に主演したエマ・ワトソンが「最優秀俳優賞」を受賞した。この賞は、「女優賞」ではない点に大きな意味がある。 ワトソンは男女の平等を訴え、フェミニスト運動に心血を注いできた活動家だ。アカデミー賞をはじめとした数々の映画賞は、男優賞と女優賞に分けられている。今年、MTVはこの垣根を撤廃し、男女の区別をしない「俳優賞(best actor in a movie)」を創設。その大きな変化の節目の年に、ワトソンは第一号の受賞者となったのだ。 ワトソンは受賞スピーチでこう語った。 「この賞について、言わなければいけないことがあります。演技に与えられる賞は、最初は性別で分けられてはいませんでした。この事実は、人間としての経験をどのように理解するかという点について大切なことを教えてくれています。MTVがジェンダーレスな俳優賞を創設したというムーブメントは、あらゆる人にとって様々な意味を持ちます。演技というものが、他の人の視点に立つことを可能とする能力であることを証明してくれたと、私は思います。そして、これは、2つのカテゴリーに分類される必要はないのです」 彼女と賞を競ったノミニーはヒュー・ジャックマン、ジェイムズ・マカヴォイ、ダニエル・カルーヤ、ヘイリー・スタインフェルド、タラジ・P・ヘンソンと、ちょうど男女3人ずつ。この動きが映画界に広まるかどうかは未知数だが、動向を注視したい。
2017年05月08日珠玉のミュージカル・ナンバーで彩られたディズニー・アニメーションの傑作を実写化し、『アナと雪の女王』を上回る大ヒットスタートを切った『美女と野獣』。エマ・ワトソンが演じるベルの美しさを絶賛する声が相次ぐ中、本作を鑑賞したファンの間では、ベルと心を通わせる、ダン・スティーヴンス演じる野獣にも大きな注目が集まっている。魔女の呪いで王子から姿を変えられてしまった“野獣”。今回の実写版では、アニメーション版では語られることのなかった彼の過去や、よりリアルで深みのあるキャラクター像が描かれていることが大きい。そんな野獣を演じるのは、BBCドラマ「ダウントン・アビー」で一躍注目を集め、「X-MEN」初のドラマシリーズ「レギオン」などで人気の英国俳優ダン・スティーヴンス。監督のビル・コンドンの熱望によりキャスティングされたというダンは、ブロードウェイ出演歴もある実力派で、本作では演技と共に圧倒的な歌唱力も披露。すでに映画を観たファンからは、「野獣のときもイケメン」「ソロ歌唱シーンで泣いた」「声も素敵」といった称賛が続出している。そんな野獣を演じたダンは、撮影中は苦労も多かったそう。なんと、すべてのシーンを「顔から上」と「顔から下」それぞれ2回ずつ撮影したというのだ。まずは野獣の身長や体格がわかるように、竹馬のような装置に乗り、さらにCGで筋肉を後から付けるためのボディ・スーツを着用。この時点で顔には数個の点が付けられ、その状態でいったん演技をする。そして後日、今度はUVペイントを塗った顔に1万個もの点を付けて、UVライトの中、27個のカメラがあるブースに入り、“フェイシャル・キャプチャー”で前回撮ったシーンをすべて演じ直したのだとか。ちなみにこうした撮影技法は、『美女と野獣』のようなラブストーリーやミュージカル映画で使われることは珍しい。「過去には、モンスターとかクリーチャーなどには使われてきた技術なんだけど、この映画みたいなロマンチックな物語の主役に使われたことはなかったんだ」とダンが語るように、野獣という特別なキャラクター作りにおいては、製作陣が強いこだわりを持っていたことがうかがえる。さらに、ダンは野獣の役作りにおいて、映画史に残る印象的なキャラクターを演じてきた“先輩たち”にもアドバイスをもらったという。その1人が、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『ホビット 思いがけない冒険』に登場するゴラム役で知られ、『猿の惑星』シリーズや『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』など多くの作品に参加し、“モーションキャプチャーの第一人者”と称されるアンディ・サーキス。「彼は、意味の分からない余計な部分は気にしないで、自分の信じるままに演じることが大事だって教えてくれた。それはすごく良いアドバイスだったと思う」とダン。さすがにアンディの助言は、ダンにとっても有益なものとなったようだ。また、『アベンジャーズ』のメンバーとしてもおなじみ、ハルクを演じたマーク・ラファロにも相談したという。「僕らがどうやって撮影するのかを言ったら、『まさか!そんなの難しすぎるよ!』って言われたんだけどね(笑)」と、ダンはマークと愉快なやりとりがあったことを明かしている。ダンの苦労により実現した、新たな魅力を持つ野獣に思いを馳せてみて。『美女と野獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月04日現在大ヒット公開中の映画『美女と野獣』。この度、本作のヒットを記念して、人気声優の緑川光、諏訪部順一、森川智之、豊永利行が出演する番組「緑川光と諏訪部順一のディズニーっコらぢお~今夜は野獣ナイト~」が、動画サービス「niconico」の「ニコニコ生放送」にて配信されることが決定した。エマ・ワトソンを主演に迎え実写映画化した『美女と野獣』。4月21日(金)に日本公開を迎えた本作は、週末3日間で興行収入13.7億円、動員95万人を突破し、『アナと雪の女王』を超える大ヒットスタート。さらに、公開2週目もその勢いは衰えず、30日(日)までには興行収入36.5億円、動員248万人を突破し、2週連続動員ランキング1位を獲得。また本作は字幕版だけでなく、昆夏美(ベル役)×山崎育三郎(野獣役)が務める「プレミアム吹き替え版」も人気を博し、字幕・吹き替えの両方を観賞するリピーターも増えている。そんな中、今回この大ヒットを記念して、人気声優の4人が集まった特番の配信が決定。この特番は、「SLAM DUNK」(流川楓役)や「うたの☆プリンスさまっ♪」(鳳瑛一役)の緑川さんと、「ユーリ!!! on ICE」(ヴィクトル・ニキフォロフ役)や11月公開予定のアニメーション映画『GODZILLA -怪獣惑星-』への出演も決定している諏訪部さんが出演していた、「ニコニコ生放送」の大人気番組「ディズニーっコらぢお」が一夜限りの復活!本作の歌や演技の魅力に迫る今回の特番は、ファンを魅了する美声で「美女と野獣」のあらすじを語る朗読コーナーや、「美女と野獣」の音楽に合わせて、本番組オリジナルの“美女と野獣ダンス“を披露する貴重なショットも!真面目に、面白おかしく『美女と野獣』の魅力を解説していく。また、MCの緑川さんと諏訪部さんに加え、今回ゲストにはトム・クルーズやブラッド・ピット、『美女と野獣』では燭台のルミエール役で出演しているユアン・マクレガーなど、数々の大物俳優の吹き替えを務める森川さん。「ユーリ!!! on ICE」の勝生勇利役や「デュラララ!!」の竜ヶ峰帝人役でお馴染み、そして過去には劇団四季の「美女と野獣」でチップ役を演じていたことがある豊永さんが登場!この2人がさらに番組を盛り上げる。「緑川光と諏訪部順一のディズニーっコらぢお~今夜は野獣ナイト~」は5月5日(金)22時30分~ニコニコ生放送にて配信。『美女と野獣』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月02日「劇場に2回、足を運んでもらう」――そんなディズニーの強い自信が感じられる。『美女と野獣』の日本語吹替版声優陣の顔ぶれのことだ。興行収入200億円、いや、社会現象となったあの『アナと雪の女王』超えのために、彼らの声が必要!そんな思いがひしひしと伝わってくる。そもそも、1月末の吹替キャストの発表の時点で、ディズニーの本気度が感じられた。会見なしのリリースのみによる発表でも、単なる記者会見でもなく、発表の場で、いきなり吹替キャスト11名による生歌を披露!収録はまだ始まってもいないにもかかわらず、圧巻のハーモニーで集まった報道陣を魅了した。正直、一般のファンの方々がいないことが申し訳ないくらいの凄まじいパフォーマンスだった。エマ・ワトソン演じるヒロイン、ベル役の昆夏美、野獣役の山崎育三郎をはじめ、岩崎宏美(ポット夫人)、村井國夫(ベルの父親・モーリス)、吉原光夫(ガストン)、藤井隆(ル・フウ)、成河(ルミエール)、小倉久寛(コグスワース)、濱田めぐみ(マダム・ド・ガルドローブ)、島田歌穂(プリュメット)、池田優斗(チップ)。間違いなく、洋画の日本語吹替キャストとして“史上最強”のメンバーである。普段、あまり舞台やミュージカルを観ない映画ファンは「え?誰?この人たち…」と思うかもしれない。「藤井隆って歌えるの?」と疑問を感じた人もいるかもしれない…。いやいやいや、いずれも演劇、ミュージカルの世界で知らぬ者のいない実力派の面々である。ひとりひとり、どれだけすごいか説明したいところだが、とてもスペースが足りない。なので、脇役の中でひとり、ぜひこの人の声に注目を!という人を挙げるなら、ルミエール役の成河(そんは)さん。ここ数年で「ショーシャンクの空に」、「100万回生きたねこ」、「グランドホテル」、「わたしは真悟」など次々と話題の舞台に出演。現在、上演中の劇団☆新感線の『髑髏城の七人』Season花でも凄まじい存在感を放っているが、演技力の高さに加え、声が美しい!この1月末の会見場で、普段は演劇・ミュージカルの専門誌で取材をしている知り合いの記者と顔を合わせたが、彼女の興奮した面持ちが忘れられない。会見には、映画を専門とする記者、エンタメを扱う新聞社の記者などに加え、普段、映画の取材にはあまり来ることがない、演劇・ミュージカル専門の報道陣も足を運んでいたのだが、吹替キャストのメンバーが書かれたリリースを手にしたその女性記者は「ちょっと!映画専門の人たちはみんな『ふーん』って感じの反応ですけど、このメンバー、ヤバいですよ!凄まじいですよ」と熱かった。ちなみに彼女は、ミュージカルを見たことがない知り合いに、山崎育三郎について説明するとき「元モー娘。のなっち(安倍なつみ)のダンナさんで、最近では『下町ロケット』とか月9の『突然ですが、明日結婚します』にも出てて…」と言わないとわかってもらえないことを嘆いていた。『アナと雪の女王』の神田沙也加と松たか子、『シンデレラ』の高畑充希&城田優に比べて、一般の知名度という点では確かに劣るかもしれない(といって、この2作の吹替キャストが知名度で選ばれたわけでは決してなく、彼らもまた素晴らしい歌唱力の持ち主である)。知名度が多少、低く、その点でプロモーション活動は苦労はあるかもしれないが、実力は折り紙付きのメンバーをキッチリと11名揃えて、口コミの評判の高さで映画館に何度も足を運んでもらう。その覚悟が表れたキャスト発表、そしてメンバーだった。日本人は世界でも有数の“字幕版好き”の国民。オリジナルの言語、俳優の発する声、言葉を尊重し、楽しみたいという思いが強いとも言われる。実際、本作に関しても、エマ・ワトソン、ダン・スティーブンス、ユアン・マクレガーらによるオリジナル版の評価もかなり高い。だが一方で、「普段は字幕で観る」という映画関係者から「本作に関しては、吹替版が本当に素晴らしい」という声が聞こえてくる。歌唱付きの本作の舞台挨拶の場で、吹替キャストの幾人かからも「普段は自分も字幕で観るのが多いけど、この映画は吹替版で観てほしい」という言葉が飛び出したが、絶対的な自信の表れだろう。本作は歌唱シーンばかりがフィーチャーされがちだが、各シーンの映像表現の豊かさも見どころ!それを逃さないためにも、映像に集中できる吹替版をおススメする声は多い。吹替版も観たい。とはいえオリジナルの歌唱も聴きたい…じゃあ、せっかくなので、両方…とディズニーの“策略”にまんまと乗せられて、興行収入は積み上がっていく。このメンバーの歌唱を映画館の音響で聴くことができるなら1,800円は安いもの。それだけの面々が揃っている。すでに先日より公開が始まり、金土日の3日間で13億7800万円超、95万人動員という『アナ雪』を超えるペースという、“予想通り”のロケットスタート。2017年の映画界最大の社会現象が始まった。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月02日米BOX OFFICE MOJOは4月28日~4月30日の全米週末興業成績を発表した。1位の『ワイルド・スピード ICE BREAK』は3週連続でトップを堅守。累計興行収入も1億9,272万1,355ドルとさらに稼ぎ、2億ドルの大台が目前となった。2位は今週初登場の『How to be a Latin Lover(原題)』。二倍以上年上の金持ちの女性と結婚したものの、25年後に捨てられて、妹とその息子の小さなアパートに元に身を寄せることになった中年のジゴロ男が新たなお相手探しに奮闘するコメディ。3位も初登場の『Baahubali 2: The Conclusion(原題)』。2015年公開のインドの大作映画『バーフバリ 伝説誕生』の続編で、数奇な運命に導かれた戦士・バーフバリを描いたアクションエンターテイメント作品。日本では1作目が公開中だが、『マッキー』などのS・S・ラージャマウリ監督が続投し、プラバースがバーフバリを演じている。4位『The Circle (2017) (原題)』も初登場。デイヴ・エガーズの同名ベストセラー小説を『人生はローリングストーン』のジェームズ・ポンソルト監督が映画化したスリラー。ソーシャルメディアにより人々が“繋がりすぎた”世界を舞台に、監視社会となった現代のディストピアを描く。主演のエマ・ワトソンとトム・ハンクスの共演も話題を集めている。前週2位の『The Boss Baby(原題)』は5位にランクダウン。累計興行収入5億ドル到達間近の『美女と野獣 (2017) 』も3位から6位に転落するなど、以下のラインナップは前週から揃って順位を落としている。
2017年05月01日TABLE解析に失敗しました:世界的に大ヒットしているディズニーの実写映画『美女と野獣』(公開中)が、テレビドラマ化で話題の漫画『逃げるは恥だが役に立つ』と『人は見た目が100パーセント』とタッグ。女子に根強い人気を誇る2作品の世界観で『美女と野獣』の魅力を表現したコラボ漫画が、『美女と野獣』公式サイトで公開された。『逃げるは恥だが役に立つ』の原作者・海野つなみ、『人は見た目が100パーセント』の原作者・大久保ヒロミ氏の人気漫画家2人が、『美女と野獣』の魅力を表現。現代男性との共通点や、不器用ながらも相手を思いやる、思わず可愛い!と叫びたくなるような胸キュンポイントも描かれている。|table class="Photo1" width="50" align="center"|I@001.jpg,001l.jpg||M@『逃げるは恥だが役に立つ』より(C)海野つなみ/講談社|『逃げるは恥だが役に立つ』は、就職としての結婚(契約結婚)をすることになった主人公みくりと会社員・平匡の恋を描いた物語。のコラボ漫画では、平匡と野獣の共通点に触れながら、付かず離れずの2人を通して同作がもつ本当のメッセージを紐解いていく。また、ドラマ版に出演の藤井隆もサプライズ登場する。流行にうとい"女子モドキ"(通称:JSM)と呼ばれる主人公の女性3人が、日々女子力をアップさせるため研究に奮闘する姿を描いた『人は見た目が100パーセント』とのコラボ漫画では、見た目の醜さに悩みながらも野獣が純粋にベルを愛する姿に多くの女性が虜になっているという現象がなぜ起こりうるのか、JSMが現代に置き換えて"野獣男子"を徹底分析する。|table class="Photo1" width="50" align="center"|I@002.jpg,002l.jpg||M@「人は見た目が100パーセント」より(C)大久保ヒロミ/講談社|「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンを主演に迎え、アニメーション映画として史上初めてアカデミー作品賞にノミネートされた不朽の名作『美女と野獣』を実写映画化した同作。21日に日本で公開され、社会現象にまでなった『アナと雪の女王』を超えて初日3日間で興行収入13.7億円、動員95万人を記録。さらに公開からわずか6日目にして動員150万人、興行収入は20億を突破した。すでに全世界興行収入は1,210億円の大ヒットとなっている(4月27日現在)。|table class="Photo1" width="50" align="center"|I@003.jpg,003l.jp
2017年04月28日4月20日、銀座中央通り沿いに、新たに銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX(ギンザ シックス)」がオープンした。今回の【映画ではじめるデートプラン】は、いま最も旬なスポット「GINZA SIX」の館内で、カップルにおすすめのスポットをピックアップしてご紹介!GWの映画デートプランの参考にして。GWにおすすめの映画は、エマ・ワトソン主演で贈るディズニー作品の実写版『美女と野獣』。魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。その呪いを解くためには、魔法のバラの花びらがすべて散る前に、野獣が誰かを心から愛し、そして愛されなければならない──。そんな野獣の前に現れたのは、聡明で進歩的な考えを持つ美しい村の娘ベル。その出会いは、はたして奇跡を生むのか…?本作は、1991年のディズニーのアニメーションの完全実写化したもの。華やかなドレスを身にまとったベルと野獣が二人の舞踏会でダンスを踊るシーンは世界中の人を魅了して止まない名シーン。“真実の愛”とは何なのか。かけ離れた二人が紡ぐロマンスに、今よみがえる不朽の名作をご堪能あれ。華やかでゴージャスな気分に浸れる映画を観た後は、のんびり銀ぶらデートを楽しもう!ちなみに銀座で『美女と野獣』を観るなら、有楽町寄りの「TOHOシネマズ日劇」が最も近い。お出かけ前に上映時間をチェックをしてみて。銀座の新しいアイコンにふさわしい大規模複合施設「GINZA SIX」。まず驚くのが規格外のスケールだ。館内には241店舗ものブランドが出店し(その半数以上の121店舗が旗艦店、日本初12店舗、世界最大級4店舗、新業態65店舗、銀座初83店舗、日本最大級35店舗)、屋上には日本の四季が楽しめる4,000平方メートルもの屋上庭園「GINZA SIX ガーデン」、地下には日本の伝統芸能の拠点「観世能楽堂」を擁すほか、オフィスやツーリストサービスセンター、そしてパブリックアートなど、ワールドクラスクオリティの施設と設備が集積しているのだ。訪れるだけでゴージャスな雰囲気とその規模感に圧倒されてしまう「GINZA SIX」。一日で見てまわるのは難しいので、カップルにおすすめなスポットのみをピックアップ! まず6F「銀座 蔦屋書店」だ。銀座店では、「アートのある生活」を提案し、「アート」と「日本文化」を主題として、世界一のアートブック集積を目指すほか、江戸文化に光を当てて、東京カルチャーも発信していく。高さ6メートルの書架には、アーティな書籍がずらり並び、独立したギャラリースペースもあって、アート販売や重さ約40キロの「BIG BOOK」など珍しい作品もみられる。5月末までは、杉本博司氏、名和晃平氏、蜷川実花氏の作品が展示されているなど、飽きずに居られるので待ち合わせ場所としておすすめ。次は、ライフスタイル雑貨を扱う店舗が入っている4Fへ。おとなのための新しいPLAZA「#0107 PLAZA(オトナプラザ)」や「CIBONE」からスピンアウトした新たなショップ「CIBONE CASE」、デザイン会社「DRAFT」のプロダクトブランド「D-BROS」など、既存の店舗とは一線を画す新たなコンセプトや空間設計を展開するショップが揃っていてウィンドウショッピングするだけでも楽しいはず。「#0107 PLAZA」内には、「ベジタブルスペシャル」(1080円)や「ジンジャー・キャロットジュース」(870円)、「フルーツミクスチャー」(810円)などのコールドプレスジュースや「コーヒー」(430円~)、焼菓子などを提供するスタンドバーも併設されているので、ぜひ立ち寄ってみて。スタンドは、可愛いクマのキャラクターが目印。食事処としては、日本食を中心に「GINZA SIX」ならではのラグジュアリーな高級店が多いので、もう少しカジュアルにと考えるならば、あえてレストランには入らず、B2Fのグルメ&スイーツフロアで、弁当やパン、スイーツなどをテイクアウトして、晴れていれば屋上庭園で食べてもいいし、お持ち帰りして続きはお家デートを楽しんでみてもよいかも。お弁当といっても粒ぞろい。明治創業の老舗「荻野屋」のお弁当をはじめ、「Soup Stock Tokyo」などを手掛けるスマイルズの新業態で、素材にこだわった海苔弁専門店「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」の海苔弁、発酵熟成肉の専門店がNYスタイルのサラダと進化系サンドウィッチをコラボさせた世界初の新業態「meat&green 旬熟成」のデリ、ベーカリーには「Viennoiserie JEAN FRANCOIS」や「ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ」など、ハイクラスなテイクアウトメニューが揃う。またショップで購入したボトルワインを、カフェ&バー スペースで飲める「ワインショップ・エノテカ」や、炊きたての土鍋ご飯と季節の料理をいただける「旬菜三山」など、いくつかの店舗ではイートインスペースを併設している店舗もある。東京初出店となる「辻利」では、銀座店だけの特別メニュー「辻利ソフト 濃い茶」をテイクアウトできるスタンドもあるので、甘党の彼氏彼女は併せてチェックを!『美女と野獣』は4月21日(金)より全国にて公開中。(text:Miwa Ogata)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年04月27日不朽のディズニー・アニメーションをディズニー自身が完全実写化した『美女と野獣』(公開中)が、世界興収10億ドルを突破(4月13日時点)するという異例のヒットを記録中だ。ベルと野獣のロマンティックな愛の世界とその忠実なる再現、「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンのベル像など、あらゆる要素がファンを中心に支持されているが、何と言ってもディズニー音楽の名匠アラン・メンケンが手掛ける楽曲の数々を抜きに『美女と野獣』は語れない!彼の手がける音楽は、どうして人々のハートを射抜くのか、来日したアラン・メンケン氏に名曲が生まれるまでの秘話などをインタビュー。――まずエマ・ワトソンが実写版のベル役にぴったりでしたね! キャスティングについてのご感想は?最高だったよ! 心からそう思うよね。それは最初から感じていたことで、エマがベル役に決まったということを聞いた時から、これ以上のキャスティングはないと思ったよ。映画を観ても、最高だと思った。もちろん、そこにいたるまでにはやるべきことがたくさんあって、さまざまなことを学ばなくてはいけなかっただろうし、歌い手としての自信もつける必要があったように思う。そこで、監督のビル・コンドンが大活躍した。エマとコラボレーションしたことで、いいパフォーマンスが生まれたんだ。――アニメーション版は1991年で、エマやアリアナ・グランデが生まれた頃だったと思いますが、この歌い継がれていく名曲という事実について、ご自身ではどのように感じていますか?それはもう、うれしいの一言に尽きるよね。若い人たちの間で評判になって、それがきっかけで舞台版が生まれたりね。作品に強い想いを寄せてくれる新しい世代たちのおかげで、自分の曲の数々が支持されていることは、本当に幸せに感じるよ。――アラン・メンケンさんの曲は、全世代の人々にすっと入っていく名曲ばかりです。作曲をする際に、どういう想いで向かい合っているのでしょうか?僕はいつもストーリーに対してキャラクターは"純粋な通り道"であろうと、可能な限り努力している。それと同時にキャラクターに対して、音楽的なボキャブラリーを見つけようともする。どれほど小さくてもいいけれど、楽曲にはユニークな味も持たせたいと思っている。ただ、それ以外については、そういう曲が生まれる理由についてはわからないかな(笑)。才能に恵まれているかもしれないけれど僕は毎回、自分の頭に質問をぶつけていて、曲を書く際はこっちの脳(心臓を指さして)で書くんだ。そうすると、いい曲が生まれてくるんだ。――今回の実写版は、全世界で記録的な興行収入を記録している最中ですが、その勝因について、どのようにお考えですか?愛され続けているミュージカルだと思うし、アニメーションのファンのノスタルジーもあると思う。どういう実写版になっているか、興味を持ってくれたからだとも思う。ただ、それだけでは、ここまでの大ヒットにはならないよね。僕たちの仕事というものは、美しく良質なものをきちんと作り上げることだったからね。何がヒットするかなど、フタを開けるまで誰にもわからないことで、その方程式がわかれば最高だろうけれどね(笑)。今回、公開後に多くの人たちの熱意が、ムーブメントになっていったわけだよ。――今回の実写版では「ひとりぼっちの晩餐会」のシーンなど、素晴らしい場面がたくさんありました。ご自身のお気に入りのシーンは、どこになりますか?僕がすごく気に入っているシーンは、ラストシーンだね。すべてのものが、元通りになっていくシーンは観ていて本当にすごいと思ったし、監督やスタッフ、キャストの力がひとつになって、素晴らしいシーンに仕上がっていると思うよ。――さて、『美女と野獣』の根強い人気は、まだまだ続きます。2020年には東京ディズニーリゾートに『美女と野獣』エリアが誕生しますが、そのことへの期待感はいかがですか?フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで作ったみたいに、ちょっとババリア地方的なエッセンスを感じさせる村の構築は、すごく上手だったので、東京にも同じようなものを期待したい。白雪姫であれシンデレラであれ、すごくおとぎ話的なルックスを、うまくわたしたちに体験させてくれた。そういうものを観て育っている僕たちの中には、白雪姫やシンデレラがすでに暮らしているわけだ。そこにまた、僕たちが訪れることができるようになることが魅力だと思うので、東京ディズニーランドの『美女と野獣』エリアについても皆がホームと呼べるような、かつて作品を経験した想いに立ち戻れるような、そういうグッドフィーリングを与えてくれるようなエリアを期待したいよね。――"100年歌い継がれるエンターテインメント"ということで、特に若い世代には、どのようにアピールしたいですか?本当に素晴らしい映画になっていると思う。僕自身、観ている間に何度も涙したし、すごくエモーショナルな心に訴えかけてくる旅を経験できると思う。観ていて美しく、古典的なミュージカルでもある。極上のラブストーリーでもあるので、ぜひ観てほしい。アニメーション版の『美女と野獣』、舞台版の『美女と野獣』、ディズニーのファンの方であれば、クラシックの名作と呼ばれている作品の実写化なので、ぜひ観てほしい。■プロフィールアラン・メンケン1949年生まれ、アメリカ合衆国、ニューヨーク州出身。幼少期よりクラシック音楽を学び、大学卒業後に舞台音楽の作曲家を志す。1982年、ミュージカル「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」の音楽で脚光を浴び、ディズニーと契約後の1989年、長編アニメーション『リトル・マーメイド』の楽曲が、アカデミー賞の作曲賞、歌曲賞を受賞。以後、1991年の『美女と野獣』、翌1992年の『アラジン』、『ポカホンタス』、1996年の『ノートルダムの鐘』など数々の名曲を生み出し、アカデミー賞に8度ノミネート、作曲賞・歌曲賞をそれぞれ4度受賞するなど、稀代の作曲家として不動の地位を獲得する。今回の実写版では、「ひそかな夢」など、3曲の新曲を影響。オリジナルの世界観を補完する新作として評価を得ている。(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2017年04月27日2017年は、色とりどりの衣装がキュートな『ラ・ラ・ランド』にはじまり、ナタリー・ポートマンが伝説のファーストレディを演じた『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』、可憐なプリンセス・ドレスで魅せたエマ・ワトソン主演『美女と野獣』など、ファッションも見逃せない注目作が目白押し。そこで、憧れのブランドも数々登場する、ファッショニスタがチェックすべき最新作3作品をご紹介!■クリステン・スチュワート×シャネル全面協力『パーソナル・ショッパー』(5月12日公開)セレブの買い物を代行するパーソナル・ショッパーとして働く女性のアイデンティティの危機を描いた心理サスペンス。双子の兄の死のショックから立ち直れない主人公モウリーン(クリステン・スチュワート)の元に、ある日謎のメールが送られてくる。そのメールをきっかけに、“別人になってしまいたい”という秘めた欲望の扉を開けてしまったモウリーンは…。クリステンは「シャネル(CHANEL)」が衣装協力したドレスを颯爽と着こなす一方、ストリート・カジュアル風のジェンダーレスな普段着姿もさりげなく披露し、等身大のファッション・アイコンとしての存在感を放つ。本編の撮影は、「シャネル」が本店を構える最先端ストリート、パリ・カンボン通りでも敢行され、「カルティエ(Cartier)」「クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)」などのハイブランドショップが続々登場し、ショッピング気分も味わえる。オリヴィエ・アサイヤス監督は本作で、2016年カンヌ国際映画祭・監督賞を受賞している。■“プラダを着た悪魔”×トップブランド『メットガラ ドレスをまとった美術館』(公開中)NYメトロポリタン美術館が毎年開催するファッションの祭典「メットガラ」の裏側を描いたドキュメンタリー。1946年にスタートし、一流メゾンによるオートクチュールの数々、豪華セレブリティたちが集うガラパーティは、ファッション界のアカデミー賞と称されている。本作では、映画『プラダを着た悪魔』のモデルとして知られる米「VOGUE」誌編集長アナ・ウィンターと企画展示を担当したキュレーターのアンドリュー・ボルトンの2人を中心に、2015年の「メットガラ」開催に向けた8か月にわたる準備、そしてガラ当日の模様に迫っていく。さらにジョン・ガリアーノ、ジャン・ポール・ゴルチエ、カール・ラガーフェルドなどトップデザイナーたちのインタビューも見逃せない。■2人のファッショニスタ×ウディ・アレン『カフェ・ソサエティ』(5月5日公開)ウディ・アレン監督が1930年代のハリウッド黄金時代を舞台に描いたロマンティックコメディ。映画業界で働くことを夢見るニューヨーク生まれの青年ボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)は、大物エージェントの叔父フィルの秘書であるヴォニーに恋してしまう。そんな主人公をめぐる2人の美女を演じるのは、クリステンと「ゴシップガール」のブレイク・ライヴリーというゴージャスさ!クリステンの着こなす秘書らしい清楚スタイルや、クリステン&ブレイクのパーティー・シーンの華麗な30’sドレス・スタイル、スターを彩る豪華ジュエリーなど、必見ポイントは多数。あなたは、どの映画に酔いしれる?(text:cinemacafe.net)■関連作品:カフェ・ソサエティ 2017年5月5日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.パーソナル・ショッパー 2017年5月12日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2016 CG Cinema – VORTEX SUTRA – DETAILFILM – SIRENA FILM – ARTE France CINEMA – ARTE Deutschland / WDRメットガラドレスをまとった美術館 2017年4月15日よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) 2016 MB Productions,LLC
2017年04月27日クリス・プラットが、ファンと一緒にセルフィーを撮らない理由を語った。最近はエマ・ワトソンなど、ほかにもファンとのセルフィーは撮らないと宣言しているスターはいるが、クリスは「Cigar Aficionado」誌で「僕はわりと丁重な方だし、流れに身を任せるタイプだ。でも、いまは自分の時間を節約しなければならないんだ」と語った。「外出して、普通のことをしたいと思ったら、人々をがっかりさせてしまうことにも平気にならなきゃいけないんだ。それで、一緒に写真を撮らないというわけさ。だって、その瞬間を楽しむことではないから。その瞬間を盗んで、後で自慢することだから。僕は『握手でもいい?』と言うようにしてる。結局彼らは写真を撮るけどね」。超売れっ子スターになったいま、「前は自然にできていたことをするのも難しい。僕のことを知らない人とゆっくり会話して、お互いについて知り合うこととかね。いまではほとんどの人が、直接会う前から僕について何らかのイメージを描いているから」。レッドカーペットなどでファンサービスに熱心なクリスだが、人知れずこんな悩みを抱えていたようだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年04月27日全世界で興行収入が10億ドルを突破(4月13日時点)するというメガヒットを記録中の映画『美女と野獣』(公開中)は、1991年のアニメーション版をリスペクトしつつも世界観をより深く掘り下げる、ある意味大胆なシークエンスを加え、装い新たな実写版として登場した。ディズニー音楽の名匠アラン・メンケンが手掛ける楽曲の数々、エマ・ワトソン演じる神々しいまでに美しいベル、「ひとりぼっちの晩餐会」などの名場面を見事にひとつの作品に紡いだ巨匠が、『ドリームガールズ』(06)、『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』(15)などのビル・コンドン監督。公開を前に来日した監督に、これほどの大ヒット作となった理由を聞いた。――今回の実写版、ファンは待ち望んではいましたが、とてつもないヒットとなっています。ここまでの反響について、どう分析をされますか?最初に特報を打った際に9,000万ヒットをして僕たちは胸をなでおろしたけれど、あの音楽を人々は待っているとは思っていたよ。アラン・メンケンと昨晩食事をした際、やはり25年前に彼らが作り上げた音楽があまりにも素晴らしくて、その音楽が持っている力だという話をした。楽曲が人々の心を揺り動かし、みんなが大好きになった。その音楽にまた会えるということで関心を持ったと思うよ。だから答えとしては、音楽の持っている力だったと思うよ。――実写化にあたっては、具体的なコンセプトを皆で共有するなど、共通言語は何だったのでしょう?それは確かにあったよ。例えばまず、ある特定の時代設定を決め、リアリティーを前面に出すことも決めた時点で、ファンタジーであることはいったん置いてくんだ。俳優たちも、通常の映画のようにリハーサルを重ねて撮影をした。まったく普通のアプローチで、リアルな映画を撮ったんだ。イアン・マッケランも置時計の役ではあるけれども、普通の映画の現場のように参加してもらった。彼自身の顔はほぼ出ないけれど、たくさんの準備をした。キャラクターのバックストーリーも、リアリティーを重視したんだ。――例えば、ガストンの変化ですね。アニメーション版ではまぬけな悪という感じでしたが、実写版では狂気を感じました。その一方でベルの内面の美をも見抜いているという、魅力的なキャラクターになっていました。そう。現実に根差すとなると、俳優はもっといろいろな情報が必要になるものだ。根差すものがあって、初めて演技になるからね。’91年のあのキャラクターをそのまま映画にした場合、この世に存在しないような人になる。1日たりとも生きていられないような、ね。ガストンは自分の頂点を17歳で迎え、侵略した村人を軍事的に率いて、英雄となった。言ってみれば高校時代にアメフトのヒーローになって、それ以上うだつが上がらないような人なんだ。過去の栄光に囚われたような人で、そしてまた彼は戦争を体験しているゆえのトラウマもあるだろう。そういう情報をもとにルーク・エヴァンスは演じてくれたんだ。――一方で非人間のキャラクターもリアルでした。細かい話ですが、ルミエールの顔がロウではなく、燭台に変えた理由は何でしょうか?アニメーションだと、ロウソクのロウの部分が顔だよね?今回は実写だからリアルな部分で考えると、アニメーションはロウソクが顔だから、顔の上に常に火があるので、ロウが溶け出すことになるだろう?溶けたロウが目や口に入りやしないかということで、予期せぬ事態にもなりかねない。ロウソクは燃え続け、溶けたロウはどうなるかなど、突き詰めすぎることはよくないと思い、ルミエールの燭台については、初期段階で美術と話し合っていたよ。物語の設定を18世紀のフランスにすることにしたので、当時の資料を観ると、ともても燭台が細かく細工されていた。それを見ていて台の部分が顔になるよねって、決まったよ。――その一方で91年のアニメーション版に忠実でもありますよね。そういう意味で大切にしたシーンは、どこでしょうか?それは、たくさんあるよ。新しいシーンとしては野獣のシーンだけれど、彼の感情を感じてほしいから入れたんだ。古いシーンでは「ひとりぼっちの晩餐会」のシーンは、『美女と野獣』の象徴的なシーンでもあるからね。人々の記憶に刻まれて残っているシーンだから、そういうところは大切にしたところだよ。――最後にうかがいしますが、91年のアニメーション版以降に生まれたような若い世代には、本作をどう進めますか?若い女性には楽しんでほしいね。それはエマ・ワトソンの願いでもあるよ。自分の人生に対して自分が責任を持つこと、自分が仕切ることが大事というメッセージがある。自立心であったり、ほかの人の見た目や自分の見た目を気にしたりすることは重要ではないという基本的なことが、この物語の価値でもある。また今の世の中、いろいろな表面的なことが出回っているということもあるので、そういうことにとらわれないようにすることが重要だということを知ってほしいね。■プロフィールビル・コンドン監督1955年生まれ、アメリカ出身。イアン・マッケランとの『ゴッド・アンド・モンスター』(98)で、アカデミー賞脚色賞を受賞。同名ミュージカルを映画化した『シカゴ』(02)で、2度目のアカデミー賞にノミネート。ブロードウェイを描いた『ドリームガールズ』(06)では、ジェニファー・ハドソンがアカデミー賞助演女優賞を獲得した。そのほかの監督作品には、リーアム・ニーソン、ローラ・リニー出演『愛についてのキンゼイ・レポート』(04)、『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』(11)とその続編、『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2」(12)、ベネディクト・カンバーバッチ、ダニエル・ブリュールが出演した『フィフス・エステート/世界から狙われた男』(13)などがある。(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2017年04月26日『アナと雪の女王』を超え、土日2日間で興行収入10.6億円、動員72万人を記録。初日3日間では興行収入13.7億円、動員95万人と大ヒットスタートを切った『美女と野獣』。このたび、世界をとりこにする(?)色男ガストンとその子分ル・フウの絶妙な掛け合いが楽しい楽曲「強いぞ、ガストン」を、吹き替え版キャストの吉原光夫と藤井隆がユニークに歌い上げる本編映像が到着した。すでに全世界興行収入は1,210億円を超え、圧倒的No.1ヒットを更新中、日本でも100億超えの大ヒットが期待されている本作(1ドル=110円計算/BOX OFFICE MOJO調べ 4月24日現在)。主人公ベルを演じたエマ・ワトソンと同世代の20代女性のみならず、男性やファミリーまで幅広い客層が目立つ本作だが、その理由の1つが吹き替え版の完成度の高さ。“プレミアム吹替版”と冠するように、エンターテインメント界の第一線で活躍するスターを一同に集めた吹き替え版には「クオリティ高すぎ。とてつもない満足感」「100点満点で500億点」と、SNSでも絶賛の声が寄せられている。そして今回到着した楽曲「強いぞ、ガストン」は、小さな村のスターであるガストンを称える楽曲。セクシーでハンサムなルックスと腕っぷしの強さから皆に一目置かれ、村中の娘たちの心を思うままにするプレイボーイであり、時折うぬぼれやで卑怯な一面もあることを伺わせる歌詞も登場し、この1曲でガストンとル・フウ、そして村人たちとの関係性まで分かってしまう楽曲となっている。プレミアム吹替版を鑑賞した観客からは、「ガストンが光夫さんにしかみえない」「ガストンぴったり」「ガストンいけめんすぎ」と、吉原さんの吹き替えを絶賛する声が多く、早くも“光夫ガストン”とあだ名も付けられるほど。吉原さんは劇団四季でガストン役を演じていたこともあり、吹き替えキャスティング発表時から特にファンの期待を集めていた1人なのだ。また、ル・フウ役の藤井さんも負けず劣らずの人気ぶり。「すごく良かった!」「藤井隆のルフウがはまり役すぎ」「藤井さんの声に笑ったけどルフウにぴったり!」「歌い方がチャーミングで究極キュート! 完璧っ」といった声が相次ぎ、お調子者で陽気なキャラクターを芸人、歌手、俳優とマルチな才能を持つ藤井さんも見事に演じていることが分かる。『美女と野獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年04月26日先日ついに日本公開され、『アナと雪の女王』を超える大ヒットスタートを切り話題となっているエマ・ワトソン主演映画『美女と野獣』。全世界ではすでに2017年の世界興行収入トップとなり大きなブームとなっている本作だが、「AAA」の西島隆弘と宇野実彩子が歌う、本作の主題歌がエイベックスの公式Youtubeにて公開され、話題を集めている。『西島隆弘&宇野実彩子/「Beauty and the Beast」を歌ってみた』というタイトルで公開されたこの動画は、21日(金)日本公開されたディズニー映画『美女と野獣』の主題歌「Beauty and the Beast」を、西島さんと宇野さんが向かい合い、美しい歌声で歌い上げている姿が映し出されている。すでにこの動画は、YouTube視聴回数100万回を突破しており、Youtube急上昇ランキング1位を記録するなど大反響を集めている。宇野さん自身のインスタグラムでも、この動画の一部がアップされ、「美女と野獣の大好きな曲 #beautyandthebeastを#nissyと歌ってみた。映画の余韻が溢れて、止められなかった歌いたい気持ち。いつぶりになるかな?西島プロデューサー(笑)との久しぶりのデュエットは凄く楽しかった!!ベルにもエマにもアリアナにも届かないけど、幼い頃から今も私にとびきりの幸せをくれる、大好きな美女と野獣に愛をこめて…」とコメントを寄せている。また先日宇野さんは、西島さんとのツーショット写真と共に、「美女と野獣試写会に行ってきました。昔からの夢の物語は、大人になっても心をときめかせてくれます。隣でにっしーが泣いていました。どの曲も素敵でしたが、テーマ曲のデュエット#beautyandthebeastやっぱりステキ」と自身のインスタグラムにて映画の試写会に行っていたことを明かしている。この動画に関してTwitterでは、「歌唱力やばすぎてすごいとしか言えない」「すごく好き!!西島さん宇野さんのデュエットがステキすぎる。気持ちが温かくなるなぁー」「なにこれ。最高か」「アリアナの方の聴いてからまた聞いてみたけど匹敵するレベルにうのちゃんうますぎ!!!!Nissy!!!!え!!うますぎ!!」「何回聴いても最高すぎるこれは感動しましたね!」「この2人の声は最高すぎる。感動しました」「歌ってみたのレベルじゃない!」などと絶賛する声で溢れている。『美女と野獣』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年04月26日エマ・ワトソンを主演に迎え映画化した『美女と野獣』。4月21日より全773スクリーンで日本公開された本作が、21日~23日の3日間で興行収入13億7,876万5,600円、動員95万1,214人を記録、あの『アナと雪の女王』を超える大ヒットスタートを切ったことが分かった。日本に先駆けて、3月17日に全米公開された本作は、『ハリー・ポッター』シリーズ作品を凌ぐ記録的な成績で、2017年公開作品No.1の大ヒットスタート。全世界興収はすでに1210億円を超え、本作は2017年の世界興行収入トップとなっている。そして、待望の日本公開を迎えた先日、初日の21日は興行収入3億1,340万2,800円、動員22万2,100人を記録。22日、23日の週末の2日間では10億6,536万2,800円、72万9,114人を動員した本作。来場者は、20代~30代の男女を中心に、カップルや、家族連れ、中高年層など幅広く、上映後は涙をぬぐいながら出てくる観客も。「こんなに綺麗で素晴らしい実写映画、産まれて初めて観た!」「エマ・ワトソンが可愛すぎて何度でも見たい…!」「ベルと野獣の生い立ちが描かれているのでまた新たな視点で見られた!」など絶賛の声も上がっている。また、ベル役の昆夏美と野獣役の山崎育三郎を中心に、日本のミュージカル界で活躍する本格派キャストを揃えたプレミアム吹き替え版についても、「吹き替え版、役にピッタリ!」「吹き替えキャストの驚異的な歌の上手さ!これが舞台なら思い切り拍手出来たのにと必死に拍手を堪えていました!」とこちらも大好評。さらに、劇場では黄色のファッションに身を包み、本編を鑑賞する女性の姿も多く見られ、また本作のサウンドトラックも、iTunesアルバムランキングで英語版が堂々の1位!日本語版も4位、シングルでも名曲「美女と野獣」の英語版・日本語版が共にトップ10入りと、映画だけでなく音楽にも注目が集まっている。興行収入255億円を叩き出し、ディズニー史上No.1を記録した『アナと雪の女王』のオープニングを超えた本作。100億円突破にも期待がかかる。『美女と野獣』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年04月24日「私は『美女と野獣』の大、大、大ファンだったの!ベル役のオーディションを受ける前から劇中の歌は全部歌えたし、登場人物たちの台詞もほとんど覚えていたわ。それに、『ハリー・ポッター』シリーズでハーマイオニーを演じる前から、周りには『いつか歌ってみたい』と話していたの。だから、いまは長年の夢が叶った気分よ」と語るエマ・ワトソンの弾ける笑顔を見れば、勘違い男ガストンがベルを妻に望むのも仕方がないと思える。ただし、エネルギッシュに光輝くエマと同様、ベルの美しさも内面からにじみ出ているものだと、ガストンが気づくことはなかった。そんな愚かな男はともかく、エマ自身はアニメ版に出会ったかつても、実写版で演じたいまも、ベルの美しさの源を承知している。「ベルには反骨精神みたいなものがあるでしょう?ガストンに守られ、幸せにしてもらうのを待つだけの女の子じゃない。彼女が歌う曲の中に、こんな歌詞があるわ。『私が望むと思われている以上のことを、私は望む』。それがベルのありのままの気持ちだし、そんな彼女の少し反抗的ですらある冒険心が私は大好き。村の人々が揃って同じ考え方をする中、自分なりの感じ方や視点を貫くところもね」。「ベルは相手の心の奥深くを見つめたいと思っている。だからこそ、野獣に対しても偏見のない心で接するようになるの」とも語るエマの言葉通り、村の中で孤立したベルと醜い姿で孤独な日々を送る野獣が恋に落ちるのはごく自然な流れだった。そのうえ、エマと野獣役のダン・スティーヴンス、そして監督のビル・コンドンは、「なぜ2人は惹かれ合うのか、ベルと野獣がつながりを実感し合う過程をより深く描こうと話し合ったの」と明かす。「そこで、私たちは2人の共通点を明確にした。その1つが、彼らがそれぞれ早くに母親を亡くしたという事実。もう1つが、書物を愛する気持ちね。それら2つが、ベルと野獣の間に橋をかけるの。そう考えると、野獣がベルに城の図書室を自由に使っていいと言うシーンは本当に素敵。そもそも、あんなに立派な図書室が自分のものになったら私だって感激しちゃうもの。オリジナルのアニメを観たときも野獣の図書室を見て、いつか私にも『この図書室すべてが君のものだよ!』と言ってくれる人が現れないかしらって空想していたの。でも、本を読み漁ってばかりいたら、『美女と野獣』が違う物語になるわよね(笑)」。エマの読書家ぶりは誰もが知るところで、昨年は世界中の女性に向けたブッククラブを発足。その活動の一環として、ロンドンとニューヨークの地下鉄にマヤ・アンジェロウの自伝を隠したことも話題になった。「誰も乗っていないことがあるから、そんなときに置いていくの。メッセージを添えてね。どこに隠したのかは内緒よ。だって、捜す楽しみがなくなってしまうでしょ(笑)」だそうだ。ブッククラブや国連機関UN Womenの親善大使としての活動に触れるまでもなく、いまや若い女性たちのロールモデルとなったエマ・ワトソン。そんな彼女だけに、「自立した女性でありたいという私自身の意識を、ベル役に持ち込まない方が難しいわ」とも語る。「ベルの中にある現代的な要素を引き出すことが、私にとっても大事だったの。だからと言って、ベルの性格を変えたわけじゃない。すでに彼女の中にあるものを、より強調したという言い方が正しいわね。それと同時に、実写ならではのリアリティを人物像に加えた部分もあるわ。バレエシューズを履いて走り回るのは、アニメのヒロインにはできても現実には無理だもの。だから、私が演じたベルは頑丈なブーツを履いている。ほかの衣装も驚くほど美しく、それでいて実用的なデザインになっているわ。要するに、私は私のできることをし、できる限り力強く、けれどもあまり自分が出すぎないように、自分の物の見方を表現したということになるわね」。劇中のベルがスカートの下にハーフパンツを履いているのは、馬の乗り降りさえも難なくできるように。そして、スカートにたくさんのポケットが付いているのは、工具や2~3冊の本を持ち歩くベルの両手がいつも自由に動かせるように。もちろん、その一方でエマはディズニープリンセスらしいドレスの数々も楽しんだが、ベルの代名詞とも言えるイエローのドレスを着たときのことは「実はほとんど覚えていないの…」と苦笑する。「あのドレスを着たベルが、野獣とダンスを踊るシーンは本当に有名でしょう?だから、すごく不安だったの。ダンと私はとてもシリアスなダンスコンテストに出場する気分だったわね。しかも、ダンは巨体の野獣を演じる間ずっと、竹馬のようなものを履いていた。つまり、私は馬の足をしたお相手とダンスをしたわけで、足を踏みつけて傷つけ合いませんように、惨事が起きませんようにと願ったわ。そのおかげで、ドレスどころじゃなくなってしまったの(笑)」。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年04月23日