エリザベス女王とエディンバラ公フィリップ王配が日曜日(現地時間)に結婚から69周年を迎えた。今回のお祝いはウィンザー城にて家族や友人を招き、小規模にお祝いをするという。2人は1947年11月20日に結婚、来年にはいよいよプラチナ婚式を迎える。「Hello!」誌によると2人はエリザベス女王が13歳、フィリップ殿下が18歳の時に海軍兵学校で出会い、以来文通を続けていた。女王の一目ぼれだったそうだ。女王が21歳を迎えた1947年に婚約、同年に結婚している。2人の結婚の記念本「Royal Wedding」を書いた著者のベティ・シューへの手紙に、女王はフィリップ殿下との交際もようを明かしていた。なんと、ロンドンのナイトクラブへ繰り出し踊るという、至って普通のカップルのようなデートをしていたというのだ。結婚からわずか5年後、父のジョージ6世が56歳の若さで死去し、王女であったエリザベスが女王に即位。それから64年間、女王としてイギリス歴代最長の在位をキープしている。その安定した成功の影には、長年連れ添っているフィリップ殿下の功労も大きいのだろう。結婚前にはエリザベス女王の周りでは「夫となるべき人の選択を誤った」と苦言を呈する人も多かったという。しかし、エリザベス女王は金婚式に「彼は長年、私の強みであり、支えになってくれています」とコメントし、夫を労った。(Hiromi Kaku)
2016年11月21日インターネット配信サービス「NETFLIX」のオリジナルドラマで、英国女王エリザベス2世の波乱の人生を描く「ザ・クラウン」のジャパン・アンバサダーに木村佳乃が就任。11月16日(水)、駐日英国大使館の大使公邸で就任式が開催され、総額1億1千万円超の衣装で登場した。『リトル・ダンサー』のスティーヴン・ダルドリー監督がメガホンを握り、様々な苦悩や葛藤を抱えながら、英国女王として成長していくエリザベスの姿を描き出す。木村さんはロンドンのキングストン生まれで、3歳までイギリスで暮らしていたとのことで「あんまり記憶にないんですけど…」と言いつつも「(ロンドン生まれ)なのでアンバサダーに選んでいただけたんですよね(笑)?ロンドン生まれでよかったです!」と満面の笑み。この日は、王室御用達のダイヤモンド・カッターズブランドの「モニッケンダム」によるティアラ、イヤリング、ネックレスなどのジュエリーに同じく英ブランドの「デヴィッド・フィールデン(David Fielden)」の純白のドレスで登場したが、上から下まで総額は1億1千万円超!「身が引き締まります!」と背筋を伸ばす。また、肩から掛けている青いタスキについて「ロイヤルブルーがすごく気に入っています。タスキをするだけで品格が上がるようで、英国ならではですね」と嬉しそうに微笑んでいた。作品について木村さんは「本当に面白いです。早く続きが見たいです!」と興奮の面持ちで語る。第1シーズンの10話をあっという間に見てしまったとのことで「『空き時間に…』ではなく、時間を割いて見ましたから!早く見たくて、子どもが寝たら、すぐ見てました」と明かす。特に見どころとして「彼女の女王として、女性としての葛藤が描かれていて、王室の裏側を見ているようで、ハラハラドキドキしました」とも。木村さんも仕事人としての一面と、妻、そして母としての部分を持っているが「とてもじゃないけど女王と比べることはできませんが…(笑)」と断りつつ「シーズン1では、彼女が女王としてたくましくなっていく姿を描いていて、あんなに立派な女王陛下も、若い時はこんな悩みがあったのかと共感もしたし、私ももっと頑張らなきゃ!と思いました」とうなずく。木村さんなりの仕事と家庭の両立について問われると「仕事も大好きなので、仕事に出たら仕事、家に帰ったら“母”というふうにきっぱりと分けて、両方を引きずらないようにしています。若いときと比べ、些細なことでクヨクヨしたり、愚痴っぽいことを言うのがなくなったかな…?」と語っていた。「ザ・クラウン」はNETFLIXにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月16日本日より配信スタートした、Netflixオリジナルドラマ「ザ・クラウン」。この度、本作の配信開始を記念して、ロンドンプレミアが開催された。本作は、いまなお絶大な影響力を持つエリザベス2世女王の知られざる素顔を浮き彫りにしていくヒューマンドラマ。彼女はいかにして激動の20世紀後半を駆け抜け、家族や国民の愛を勝ち取って来たのか?一人の女性の成長を描く本作は、大きな共感を生むストーリーとなっている。この日会場となったのは、英国ロンドンのレスタースクエア。イベントには、数多くのファンや世界中からマスコミが詰めかけ、本作の主人公エリザベス2世を演じたクレア・フォイと、夫のエディンバラ公爵フィリップを演じたマット・スミスが、英国皇室を扱った本作に相応しく衛兵に警護されながら仲睦まじくレッドカーペットに登場すると、大きな歓声が巻き起こっていた。また、カーペット上にはエリザベス女王の愛犬としても知られ、本ドラマにも登場するコーギー犬も登場し、フォトセッションではキャスト、スタッフの前にちょこんと座って愛らしい姿を披露。スティーヴン・ダルドリー監督は、「ここまで3年かかったけど、素晴らしい体験だった。このチームと仕事が出来たことは、僕のプロフェッショナル人生の中で最も嬉しい体験だったよ」と興奮気味に語り、監督と共に制作に携わったピーター・モーガンは、「この物語は、エリザベス女王が、プライベートでは母として、姉として、妻としてどう生きるか。同時に女王としての職務を学びながらチャーチル首相とどう渡り合うかなど、クラウン(王冠)が持つ影響力を描いているんだ。ドラマのストーリーや、自分自身への投影など、視聴者は様々な理由で感動を覚えると思うよ」と自信を見せていた。そして今回、この配信開始に合わせて作品の魅力や背景をキャスト、スタッフのインタビューやメイキングを交えて紹介した特別映像「Weight of the Crown」が到着。本編を見る前に、こちらを覗いてみるのもいいかもしれない。「ザ・クラウン」はNetflixにて配信中。(cinemacafe.net)
2016年11月04日同ドラマでエリザベス女王を演じているクレア・フォイと共に、グレアム・ノートンが司会を務めるトーク番組に出演したマット。2人が南アフリカで、女王と夫フィリップのロマンティックなシーンを撮影するというときに事件は起きたという。「ちょっと元気の良すぎる馬でね。僕たちは馬に乗って、小走りで駆ける素敵なシーンを撮るはずだったんだ」。しかし、マットが馬に乗ってゆっくりと走らせていると、急に馬がものすごい勢いで走り出し、マットには制御できない状態になってしまったそうだ。必死に過ぎ行く枝をつかもうともがくも、馬は渓谷へと下っていく。「シマウマの群れに全速力で突っ込んでいく…っていうときに、ものすごい大きな男の人が手綱を引っ張って止めてくれて、僕の命を救ってくれたんだ」とふり返り、胸をなでおろした。マットは4月に、クレアも彼もどちらも乗馬が得意でないことを明かし、「カメラが回っていないときにヘルメットを着用せずに馬に乗ったら、暴走して首を折るところだった!」と語っていた。今回、この件について詳細を語ったとみられる。(Hiromi Kaku)
2016年11月04日1952年に25歳の若さで即位して以来、イギリス女王として激動の人生を送ってきたエリザベス2世。その素顔に迫るNetflixオリジナルドラマ「ザ・クラウン」では、劇中に登場する豪華絢爛な衣装の数々も見どころ。今年2月にシーズン1の撮影現場を訪れた際、衣装デザイナーを務めるミシェル・クラプトンらの解説を聞くことができた。「ゲーム・オブ・スローンズ」でエミー賞に輝いたこともあるミシェル・クラプトンと数十人に及ぶコスチューム部門のスタッフたちは、「ザ・クラウン」のために数々の衣装を制作。エリザベス女王の衣装に関しても、プライベートな装いはもちろん、公務用のワンピースやスーツ、さらには戴冠式のドレスやウェディングドレスに至るまで、それら全てを自分たちの手で作り上げたという。「私たちがまず取り組んだのは、徹底的にリサーチすること。でも、いまはインターネットがあるからラッキーね。私たちは集めた情報をもとに、できる限り本物に近いものを目指して衣装を作る必要があった。例えばウェディングドレスのように、一般的に広く知られているものは正確じゃないといけない。その一方、プライベートの洋服には少し遊びが入っているわ。私たちの解釈で作ることができたの」。話に上ったウェディングドレスは、第1話で目にすることができる。1947年に行われたエディンバラ公フィリップとの結婚式で、まだ女王になる前のエリザベスは、デザイナーのノーマン・ハートネルが手掛けた美しい純白のドレスを身にまとっている。「オリジナルのウェディングドレスを作るのには6か月かかったと聞いたけど、私たちは約7週間で作ったの。費用を正確に答えるのは難しいけど、3万~3万5000ポンドほどだと思う。おそらく、私たちが手掛けたドレスの中で最も費用がかかっているんじゃないかしら」。一方、プライベートのファッションを制作する際には、50年代のVOGUE誌なども参考にしたとか。ただし、おしゃれに敏感でクチュールを好んだ妹マーガレットとは違い、若い頃のエリザベスは「ファッションを特に楽しんではいなかった」とミシェルは分析する。「公務を行う際の衣服は、彼女にとってのユニフォームだったの。シンプルな仕事着といったところね。マーガレット王女は見た目を気にしたけど、女王は何も考えないで着られるものを好んだ。とは言え、淡いピンクやペールトーンなど、美しい色を着る彼女を私たちは見られるわ。それは、王太后が美しい色が好きだったから。エリザベスは母親にとても影響を受けているの」。そういったパーソナリティはもちろん、王女から女王へ、少女から大人の女性へと成長していくエリザベスの変化も衣装を通して感じられるそうだ。また、ウェディングドレスに次ぐ目玉として、戴冠式でのゴージャスな装いにも注目したいところ。「結婚式と戴冠式で、明らかに予算は大きな打撃を受けたわ(笑)」という戴冠式は実際のところ5時間ほどに及ぶセレモニーであり、女王も何度か“お色直し”をしているそう。ドラマ用にも複数の戴冠式ドレスが制作されているが、これらの衣装に関してはエリザベス役のクレア・フォイが解説してくれた。「たしか、戴冠式の撮影には5日間くらいかかったわ。ミシェルが作ったドレスはすごく重いの。それを長時間着て、下に4種類のアンダースカートを履いて、頭にとても重い王冠を載せなくちゃいけなかった。いろいろな飾りつけも施されてね。そして、名士や首脳たちでいっぱいのウェストミンスター寺院を冷静に歩くのだから、まるで10回結婚するみたいなものよ(笑)。まだ若い彼女に、どうしてそれができたのか分からないわ。ものすごく度胸が必要なことよ」。「ザ・クラウン」は11月4日(金)より全世界同時オンラインストリーミング開始。協力:Netflix(text:Hikaru Watanabe)
2016年10月27日20世紀初頭、英国からアラビアの地へと向かった1人の女性の、知られざる史実を基に描いた、ニコール・キッドマン主演作『アラビアの女王 愛と宿命の日々』。このほど、砂漠に魅せられた彼女の、数奇な人生を映し出した予告編映像がシネマカフェにて解禁となった。英国上流階級の生活を捨て、アラビアの各地を約2,500kmも旅し、やがてイラク建国の立役者として尽力、イラクとヨルダン両国の国境線の制定にも関わった1人の女性。彼女の名はガートルート・ベル。砂漠に魅せられ、研究に情熱を注いだ彼女を、アラビアの人々は“砂漠の女王”と呼んだ――。そんな彼女の知られざる人生に光を当てたドイツの巨匠監督ヴェルナー・ヘルツォークのもと、アカデミー賞女優ニコールをはじめ、ジェームズ・フランコ、ロバート・パティンソン、ダミアン・ルイスら豪華俳優陣が集結した本作。解禁となった予告編では、貴婦人から探検家、そして諜報員となり、イラクとヨルダン両国に国境線を引いたガートルード・ベルの多様な魅力と、ドラマに富んだ人生に迫っていく。映像では、本作の主人公ベルと同時代に生きた伝説の英雄で『アラビアのロレンス』のモデルになったトーマス・エドワード・ロレンスが登場!半世紀の時を越えて蘇った、ロバート・パティンソン演じる新たな“アラビアのロレンス”と“砂漠の女王”との友情に期待が高まるとともに、彼女と恋に落ちたイギリス大使館の書記官(ジェームズ・フランコ)、許されざる恋の相手となったトルコの副領事官(ダミアン・ルイス)との恋愛も気にならずにいられない。モロッコで4Kカメラを駆使して行われた一面の砂漠地帯の風景が、過酷な撮影を物語る本作。ニコールが体現した “砂漠の女王”の壮大な大河ロマンに、こちらから思いを馳せてみて。『アラビアの女王 愛と宿命の日々』は2017年1月21日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月27日ニコール・キッドマンが主演を務め、イラク建国の立役者として尽力し、“砂漠の女王”と称されたガートルード・ベルの半生を描いた『アラビアの女王 愛と宿命の日々』(原題:Queen of the Desert)。その日本公開が2017年1月21日(土)に決定し、ニコールの“砂漠の女王”たる姿を映し出したポスタービジュアルが解禁となった。20世紀初頭、1人の女性が英国を旅立ち、アラビアの地へ向かおうとしていた。彼女の名はガートルート・ベル。裕福な家庭に生まれ、オックスフォード大学を卒業した才女であった彼女は、良家との結婚や家庭を持つことに重きを置く上流階級の生活を捨て、イラン・ヨルダン・シリアなど、アラビアの各地を約2,500kmも旅し、各地の部族と交流を続けた。やがて、イラク建国の立役者として尽力、イラクとヨルダン両国の国境線の制定にも関わった。砂漠に魅せられ、土地に根付き、研究に情熱を注いだ彼女を、アラビアの人々は尊敬の意を込め、“砂漠の女王”と呼んだ――。時が経ち、歴史の裏に隠されてしまったこの女性ガートルード・ベルの不思議な魅力に取りつかれ、再び光を当てたのは、世界三大映画祭全てで受賞経験を持つ、『狂気の行方』『アギーレ/神の怒り』『世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶』などのドイツの巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク。ベルを演じるのは、オスカー女優ニコール・キッドマン。知性とたくましさを兼ね備え、どこかミステリアスな魅力を秘めたベルの姿は、まるで近年、あらゆるシーンで世界を牽引する女性リーダーの先陣を彷彿とさせる。撮影は、モロッコの砂漠地帯で4Kカメラを駆使して敢行。ニコールは、昼夜問わず常に過酷な気候がつづく砂漠での撮影に耐えながら、見事に演じあげた。また、ベルの人生に深く関わる3人の人物を演じた豪華俳優陣にも注目。ヴィム・ヴェンダースの『誰のせいでもない』が控えるジェームズ・フランコ演じるイギリス大使館の書記官との悲恋、アカデミー賞7部門受賞の名作『アラビアのロレンス』の主人公としても知られる、ロバート・パティンソン演じるトーマス・エドワード・ロレンスとの友情、「HOMELAND/ホームランド」のダミアン・ルイス演じるトルコの副領事官との叶わぬ恋など、出会いと別れを繰り返しながら、やがてアラビアの情勢に秩序をもたらした彼女の壮大な半生に、思いを馳せずにはいられない。併せて解禁となったポスタービジュアルも、ニコール演じる、ガートルード・ベルの遠くを見つめる姿を中央に大きく配置し、知性と意志を感じさせる女性像を表現。その周囲にはベルの愛した壮大な砂漠風景が広がり、ミステリアスな魅力を放つと共に、壮大な大河ロマンを予感させている。『アラビアの女王 愛と宿命の日々』は2017年1月21日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月19日現イギリス女王エリザベス2世の愛と葛藤を描くNetflixオリジナルドラマ「ザ・クラウン」。シーズン1の撮影も終盤にさしかかった今年2月、ロケが行われるロンドンのランカスター・ハウスで、主要キャストたちへのインタビューを敢行した。アクアブルーのワンピース姿(撮影用衣装)で、最初に現れたのはエリザベス女王役のクレア・フォイ。BBCドラマ「ウルフ・ホール」のアン・ブーリン役などでも知られる彼女が、25歳で即位し、家族や国民の愛を勝ち取っていくエリザベス女王を演じる。誰もが知る人物を演じるにあたり、何冊かの本を読んでリサーチしたというクレアだが、「結局、密室で何が起きているかは分からない」とも。「大勢のイギリス人と同じく、私も人生のかなりの時を女王と共に過ごしている。でも、それはあくまで公共の面のこと。私たちのドラマでは、彼女の人生のとても小さな部分なの。だから、私はピーター(・モーガン)の脚本を読んで、“これが彼女なのね。じゃあ、私はこれを演じるわ”という感じだった」。プロデューサーのアンドリュー・イートンも、「彼女のオーディションは本当に素晴らしかった」とクレアを絶賛。大役をつかみ、シーズン1の撮影を間もなく終えるいま、彼女の中では「女王への尊敬の念が明らかに大きくなっている」そうだ。「いまも生存している人で、彼女ほど政治的、経済的、社会的変化を経験してきた人はほとんどいないと思う。彼女はすべてを見てきたし、すべての物事の真っ只中にいる。一方、人として同情し、理解できる部分もあるの。彼女はとても若いときに父親を失い、ものすごい責任と仕事を負うことになった。世界の重荷が突然肩にのしかかり、父の死を嘆くことすらできなかったの。多くの人々が『あなたは英国女王になったんですよ。万歳!』と言う中でね」。人間ドラマの主人公としての女王は、夫フィリップとの結婚生活を通しても描かれる。フィリップ役のマット・スミスは「最高」とのこと。「彼のことが大好き。彼以外のフィリップは考えられないわ。このドラマで描かれているのは、“結婚”なの。それは時にとてもタフになり得るもので、愛し合う2人はとても大きなプレッシャーをかけられる。子どもたちの両親としてもね。すごく複雑で、素晴らしく、興味深い物語になっているはずよ」。一方、英国君主たる女王を描く上では、この人物が鍵を握る。首相のウィンストン・チャーチルを演じるジョン・リスゴーが、続けてインタビューに応えた。シーズン1では、傲慢なチャーチルと女王の関係も描かれていく。アメリカ人であるジョン・リスゴーにとって、チャーチル役のオファーは意外なものだったようだ。「(監督の)スティーヴン・ダルドリーに会ったとき、真っ先に訊ねたよ。『なぜ僕なんだい?』とね。でも、ある意味独創的な選択だし、イギリスの歴史全体の中でも際立ったイギリス人を演じるのに、アウトサイダーを雇ったのは興味深いことだと思う。チャーチルみたいな人はほかにいないからね」。「とても気難しく、とても繊細で、勇気があり、時にはほとんど感傷的。彼を描写する形容詞を10個は言えるよ。様々な面があって、演じがいのあるキャラクターなんだ」というチャーチルは、物語の中でコミックリリーフ的な役割も果たすそうだ。「彼は素晴らしいウィットの持ち主であると同時に、無意識の可笑しさも備えている。彼の癇癪さえもコミカルだったんだ。もちろん、『ザ・クラウン』はシリアスなドラマだし、チャーチルもシリアスなキャラクターだけどね。素晴らしいキャラクターだからこそ、どんな人と組み合わせても、すぐに興味深い関係が出来上がるのだと思うよ」。「ザ・クラウン」は11月4日(金)より全世界同時オンラインストリーミング開始。協力:Netflix(text:Hikaru Watanabe)
2016年10月12日エリザベス2世の半生を描くNetflixオリジナルドラマ「ザ・クラウン」のオンラインストリーミングが11月4日(金)より開始されることがこのほど決定。併せて、キーアートと予告編が公開された。激動の20世紀後半を駆け抜け、いまも尚絶大な影響力を持つ英国女王の知られざる素顔を描く本作。1952年に25歳で即位して以来、彼女が直面した様々な政治的苦悩と、エディンバラ公爵フィルップの妻、そして母として直面する葛藤をドラマティックに描く。エリザベス2世役をBBCドラマ「ウルフ・ホール」のクレア・フォイが演じ、その夫エディンバラ公爵フィルップ役には「ドクター・フー」シリーズで11代目のドクター役に抜擢されたマット・スミス、チャーチル首相役にはベテラン俳優ジョン・リスゴーが配役されている。制作陣には、『クィーン』『フロストxニクソン』のピーター・モーガンと、監督した全ての長編映画がアカデミー賞作品賞もしくは監督賞にノミネートされてきた名匠スティーヴン・ダルドリー(『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』)が参加。2人は2014年に舞台化され、映像作品として劇場公開もされた『ナショナル・シアター・ライヴ/ザ・オーディエンス』でもエリザベス2世と歴代英国首相との駆け引きを描き絶賛されており、本作で再タッグを果たすこととなる。そして本作のキーアートと予告編が解禁。英国君主としての苦悩と、妻であり母である“一人の女性”の情熱と葛藤が描かれている本作を象徴した、荘厳で重厚なビジュアルに仕上がっている。「ザ・クラウン」は、Netflixにて11月4日(金)より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年09月28日エリザベス・バンクス主演のハリウッド映画『Rita Hayworth with a Hand Grenade(仮訳邦題:リタ・ヘイワースと手榴弾)』に、俳優・窪塚洋介の出演が決定した。窪塚洋介演じるのは、第二次世界大戦末期から戦後にエリザベス・バンクス演じる戦場カメラマンと太平洋の孤島で出会い、その後数十年を共に過ごすことになる日本兵役。残留日本兵となった陸軍軍人である小野田寛郎と横井庄一をモデルにした、極限状態の日本人像に挑戦する。マーティン・スコセッシ監督映画『沈黙–サイレンス–』に続くハリウッド作品への出演について窪塚は「『ハリウッドだから「出られれば何でもいい』という仕事の選び方や、『エージェントのノルマだからやらなくてはいけない』ということではなく、日本でのスタンスと同じように心のままに仕事が出来るのは、ひとえにデビューが来年公開のマーティン・スコセッシ監督の作品『沈黙』であったこと、そこで重要な役を演じられたこと、そして、その作品に関わった主要スタッフが認めてくれたからこそだと思います」とコメント。監督は、『マルコビッチの穴』のセットデザイナーや、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のアートディレクターとして活躍してきたスローン・ウーレンが務める。なお撮影は2016年秋頃に開始予定で、日本での公開時期は2016年9月14日(水)現在未定となっている。【作品情報】Rita Hayworth with a Hand Grenade(仮訳邦題:リタ・ヘイワースと手榴弾)公開時期:未定監督:スローン・ウーレン出演:エリザベス・バンクス、窪塚洋介ほか
2016年09月17日「朝食の女王」に新メニュー「NYの朝食の女王」といわれるレストラン「サラベス」のルミネ新宿店・大阪店は、2016年8月1日(月)より新メニューの提供を始める。今回サラベスが販売する新メニューは「丼」。玄米をベースにキヌアや赤米を混ぜた雑穀の上に、サラベスならではのトッピングがのる。新メニュー「ブッダボウル」と「パワーボウル」メニューは2種類。「ブッダボウル(Buddha Bowl)(1,080円/税込)」は、雑穀の上に野菜とドレッシングをのせた「サラダボウル」。野菜のマリネの他にソテーした豆腐やアボカドも加え、栄養バランス抜群の丼メニューになっている。もう一種類の「パワーボウル(1,150円/税込)」は、前者とは反対にスタミナをつけたい人向けのメニュー。ケイジャンスパイスで味付けをしたグリルチキンにフライドエッグとグリル野菜がのった、夏に食べたいスパイシーな一品となっている。新メニューはディナータイム限定一点気をつけたいのが、新メニューの提供は17:00からのディナータイムからという点。仕事帰りに「朝食の女王」の店で夕食はいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※News/サラベス
2016年07月28日エリザベス女王が総裁を務める最も権威ある“チェルシー・フラワーショー”に挑み、史上最年少で金メダルを獲得した実在の女性をモデルにした映画『フラワーショウ!』。このほど、悠大で緑豊かなアイルランドの自然が堪能できる本編映像の一部が解禁となった。アイルランドの田舎で育ったメアリーは、「自分のデザインした庭で世界を変えたい!」という夢を叶えるため有名なガーデンデザイナー、シャーロットのアシスタントに応募。晴れて採用されるも、高慢で貪欲な彼女にコキ使われた挙句、長年書き溜めていたデザインノートまで盗まれしまい、クビに…。どん底のメアリーがひらめいたのは、毎年世界中から注目される「チェルシー・フラワーショーで金メダルを獲る」こと。わずか8枠に殺到した2,000人の応募者の中から見事合格し、一路チェルシー・フラワーショーへ。しかし、ライバルはデザイン泥棒のシャーロットに、なんとチャールズ皇太子!?夢の金メダルを目指し、メアリーの挑戦が始まるーー。『タイピスト!』や『大統領の料理人』などを彷彿とさせる、ひとりの女性のサクセスストーリーを描く本作。世界最古の最高峰のガーデニングショーを舞台に、あえて華やかな花を使わず、雑草とサンザシの木だけという型破りなアプローチで挑み、権威主義がはびこるショーの歴史を塗り変えたランドスケープ・デザイナー、メアリー・レイノルズの真実の物語を描く。夢に突き進む主人公メアリー役を、海外ドラマ「シェイムレス 俺たちに恥はない」などの新進女優エマ・グリーンウェルが好演。彼女に手を差し伸べる植物学者クリスティ役を、“もう1人のトムヒ”といわれる注目の英国美男トム・ヒューズが演じている。このたび解禁された本編映像では、本作の舞台でもある、豊かな緑と自然が魅力のアイルランドや、訳あって向かったエチオピアの絶景が堪能できる。実際のメアリー自身も、母国の大自然に魅せられ続けており、いまでもアイルランドで暮らしているとか。そんな奇跡の国に暮らすメアリーに日本の印象について聞いてみると、「日本は人と自然との繋がりが深いと感じますし、日本のガーデンも自然の美しさ、その土地がきちんと反映された素晴らしいものだと思います」とコメント。さらに日本庭園については、「日本の自然を感じさせてくれるようなそういう庭造りをされているし、そういう自然の美しさというものを感じているからこそ、つくられている庭であって、だからこそ日本の庭園は美しいのだと思います」と語り、西洋とは全く違った日本庭園にも強い関心を持っている様子だ。「この映画で、自然の美しさや大切さをしっかりと感じ取って欲しい」と、日本の観客に向け、熱い想いを語っていたメアリー。ひたむきに夢に向かう彼女を後押しした大自然を、こちらからご覧あれ。『フラワーショウ!』は7月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月30日『アナと雪の女王』の続編『Frozen 2』(原題)が製作されることは確定しているものの、公開日などの詳細が明かされず待ちくたびれているファンに朗報だ。同シリーズに新作「Frozen Northern Lights」が誕生。小説と短編のレゴアニメになることがディズニーから発表された。アニメに関してオラフ役のジョシュ・ギャッドは「アナ、エルサ、オラフ、クリストフ、そしてスヴェンがオーロラの光を修復するために旅に出るという新しい物語なんだ」と語っている。また、「オリジナル版のキャストが吹き替えをするよ。信じられないくらいイイ仕上がりになるからね!」とファンを期待させている。全4話が作られる予定で、今秋ディズニー・チャンネルでの放送が決定している。「People」誌などによると、小説は数シリーズに渡り、まず第1弾の「Disney Frozen Northern Lights: Journey to the Lights」が7月5日(現地時間)に発売される。『アナと雪の女王』シリーズ初登場となる「リトル・ロック」という名のキャラクターも登場するという。今年2月には2018年からミュージカルとしてブロードウェイで上演されることが発表され、2013年に公開された1本の映画からさまざまな形で広がり続け、人気も一向に衰えない『アナと雪の女王』。映画の続編への期待を胸に、日本語版での公開はまだ明らかになっていないが、まずは新作シリーズのレゴアニメと小説を要チェック!(Hiromi Kaku)
2016年06月22日8月には主演作『ハイ・ライズ』の日本上陸も控えるトム・ヒドルストンがエリザベス・オルセンと共演し、アメリカの“伝説のシンガー”ハンク・ウィリアムスの半生を描く『アイ・ソー・ザ・ライト』が、10月1日(土)より日本公開されることが決定した。1944年、米アラバマ州。ハンク・ウィリアムスは愛する女性・オードリーと結婚し、幸せな生活を送っていた。ハンクはシンガーとして成功するが、オードリーもまた、シンガーとしての夢を諦められずにいた。そんな2人のそれぞれの想いが家庭に不穏な雰囲気を漂わせていたが、やがて息子が生まれ、彼らの人生は再び希望に満ちあふれる。しかし、ハンクは、音楽活動が順調に進むにつれ家族との溝が深まり、その淋しさを紛らわせるためにほかの女性やアルコールに逃げてしまうように。シンガーとして優等生であることを求めるレコード会社と、父親が必要な家族。翻弄されながらも、ありのままの自分であろうとするハンクは、その想いを歌に込める――。1923年アラバマ州に生まれたハンク・ウィリアムスは、二分脊椎症を抱えながら貧困の中で育ち、1947年に23歳でデビュー。その後、29歳という若さで他界するまで、6年間という活動期間にも関わらず、「キング・オブ・カントリー」「ルーツ・オブ・ロック」と呼ばれるほど、後世のアーティストたちに影響を与えた伝説のシンガー。彼が生んだ音楽は、エルヴィス・プレスリーや「ザ・ビートルズ」ら次のミュージシャンたちに受け継がれていき、多くの偉大なアーティストたちによっていまもなお歌い継がれている。彼の偉業を称えるベスト盤やトリビュートアルバムは、世界中で多く発売されており、なかでも2001年にリリースされた「タイムレス~ハンク・ウィリアムス トリビュート」には、ボブ・ディラン、ジョニー・キャッシュ、キース・リチャーズ(ローリング・ストーンズ)、BECKと、参加ミュージシャンの名前を見るだけで、時代や世代を超え、国境・ジャンルを超えて、いまなお心に生き続ける伝説的存在であることを証明している。本作は、短い人生の中でハンク・ウィリアムスが築いた偉大な功績と、その裏で運命に翻弄される一人の男としての半生を描き出す。ハンクを演じるのは、『マイティ・ソー』シリーズ、『アベンジャーズ』の“ロキ様”でお馴染みのトム・ヒドルストン。「エンパイア」「ELLE」など名だたる英国誌が選ぶ“マン・オブ・ザ・イヤー”を受賞してきたトムは、日本でも映画雑誌「SCREEN」×イマジカBSが選ぶ英国男優総選挙2015で1位を獲得。4月に発表された「ブリティッシュ・ナショナル・フィルム・アワード」では最優秀男優賞に選ばれ 、現在“最も英国に愛される俳優”と呼ばれている。本年度エミー賞受賞のうわさが囁かれているミニシリーズ「THE NIGHT MANAGER」での演技や、過去にローレンス・オリヴィエ賞新人賞、イブニング・スタンダード・アワードも受賞したことがある英国舞台での活躍など、世界が認める実力派俳優だ。そんなトムは、本作で猛特訓の上、劇中のハンクの曲をすべて自らが歌い上げ、人生の悲哀を歌にのせることで人々に希望を与えた伝説のシンガーを見事に演じ切っている。また、その妻・オードリーを演じたのは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のエリザベス・オルセン。自身もシンガーとして活動したいという想いを抱えながらも、家庭を支える女性の複雑な想いを切なく表現、ヒドルストンと交際報道も出たほどの“化学反応”を見せている。『アイ・ソー・ザ・ライト』は10月1日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月21日先日、イギリスからやってきた友人とご飯を食べていて、映画の話になりました。友人:最近、面白い映画を観た?私:ああ、そういえば、若き日のエリザベス女王を描いた『ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出』を観たな。友人:イギリスではちょっと前に公開されたけど面白かったよね。そういえば、監督は私の友人なのよ。知ってた?私:ジュリアン・ジャロルド監督ね。そういえば、『キンキー・ブーツ』が公開されたときに、そう言ってたよね。友人:そうだ、連絡を取ってあげるから、映画のことを何でも聞いたら?私:ぜひぜひ!…というわけで、友人が私とジャロルド監督を繋いでくれたわけです。後に女王となるエリザベス王女と妹のマーガレット王女が、生まれて初めてお忍びで外出した一夜の出来事(実話です!)を描く『ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出』。2人が初めて手にした“自由”が、どれほどの喜びと切なさに満ちていたかを、丁寧な心理描写で映し出した作品です。監督は忙しい合間を縫って、私が聞きたかった4つの質問に答えてくれました。――映画、とっても楽しく拝見しました。映画を作る過程での苦労話などはある?ジェロルド:よく、ロンドン塔には連行されなかったよ(笑)。女王がこの映画を見たら、にやりと皮肉っぽく微笑えんでくれたらいいなと思う。いずれにしろ、何かしらの反応が女王側からあるとしても、時間がかかるだろうね。とにかく、バッキンガム宮殿から映画撮影の許可をもらうのは難しかった。グリーン・パークの宮殿の門の外と遊歩道で撮影したかったから、宮殿からの許可は必須だったんだ。だから、脚本を提出しなければならなくて。許可を取るのに何年もかかったんだ。結局、許可してくれたけど。実は、ヨーロッパ戦勝記念日というまさにその日に、アーク灯のもとで、100名ほどのエキストラたちと宮殿の外で撮影した。皆、歌を歌い、歓声を上げたんだけれど、それはちょうどエリザベス女王のプライベートな居住施設の真下だったんだ。みんなで窓を見上げ続け、カーテンが動くのではないかと見守っていたんだ。彼女は僕たちを見たかって?さあ、どうだろうね(笑)。――この作品が実話に基づいているとはいえ、ストーリーだけ聞くと、名画『ローマの休日』を思い出しちゃう人もいるでしょうね。もちろん、私は2つの作品が全く違うタイプの作品だと知っているけれど、観ていない人は、ちょっとそんな印象を持つかも。それは心配していない?ジェロルド:そう言われることは決して嫌じゃない。この映画こそが実話に基づいていると知ってもらえることは、嬉しい。最終的に映像をまとめてみたら、それが『ローマの休日』にある意味で似ていると感じたんだ。実際のところ、僕もヨーロッパ戦勝記念日の夜、2人のプリンセスが群衆のただなかにお忍びで出かけて行って、宮殿の外でダンスし、英国国歌を歌ったという実話について耳にしたとき、それはありえないと思ったんだ。でもよくよくリサーチしてみると、それが事実であり、誰一人として彼女が王女だと気づかなかったと知った。フェイスブックもスマホもない時代。セレブリティ文化がまだ黎明期だった時代の話ならではだね。――映画で描かれる王女様の一夜の冒険は、初めてエリザベスが知った“本当の世界”に対する驚きと喜びに満ちている上、ちょっとした淡い恋のようなものまで描かれていてチャーミングでした。でも、ひとりの女性として自由を謳歌するのは、この一晩限りで、永遠にエリザベスには訪れないという事実に切なくなりました。ロイヤルファミリーはすべて欲しいものを手にしている人たちだと思っている人も多いかもしれないけれど…。ただ、この経験が、彼女にとって、民の生活や自由というものを直接知る貴重な機会となったからこそ、彼女を国民に愛される女王へと成長させていったのかもしれないわね。ジェロルド:全く同感だよ。第2次世界大戦下、ロンドンはひどく爆撃を受けていたし、バッキンガム宮殿も、実際に国王と王妃が住んでいたときに直撃されていたから、戦時中、2人の王女はウィンザー城に閉じ込められていたんだ。それに、王と王妃はとても保守的で、2人を洗練された社交界のみで生きるようにしつけていた。だから、あの一夜は姉妹にとって特別で唯一無二の体験となったんだ。エリザベスはまず民衆の喜び、楽観的な表情、幸福感を目撃することができた。この経験は、彼女の目を開かせ、自分の役割を自覚させることになったのだと思う。国王と王妃のいる宮殿と、群衆と一緒にいるエリザベスが門で隔てられているシーンは象徴的だ。映画の中では、そこで初めて自らが女王として担う役割と、それに伴う犠牲について本当の意味で気づくんだ。そしてもちろん、ジャックという男性との出会いとそれ端を発した冒険は、彼女の人間としての部分を浮かび上がらせ、宮殿に戻るということについて複雑な想いを抱かせるんだよ。――本作を撮り終えた今、エリザベス女王に対する想いで変わったことは?ジェロルド:実は、僕は君主制については、ずっと態度を決めかねていたんだ。階級構造や特権階級を守るものなのかとか、本当に我々の憲法で重要な役割があるのかとか考えていたから。とはいえ、ロイヤルファミリーはイギリスには大切な存在だし、外交的にも重要な存在なんだと認識できた。そして、彼女の90歳の誕生日(4月21日)を迎えた今では、もちろん多くの国民同様に、すっかりエリザベス時代の子どもたちだよ!(text:June Makiguchi)
2016年06月14日エリザベス女王の誕生日を祝うため、12日にバッキンガム宮殿前の通り「ザ・マル」に1万人以上の人々が集まりストリートパーティーを楽しんだ。その日、女王の孫ピーター・フィリップスが女王の支援する600以上のチャリティ団体や組織を示す目的で主催したイベント「ザ・パトロンズ・ランチ」に参加した人々は、セキュリティ上の理由で雨天ながらも傘を持っていくことが許されない中で野外のピクニックをしながら女王の誕生日を祝った。ロイヤル・ファミリーは30分ほど招待客たちと歓談し、実際には4月に90歳となり先週末に公式なお祝い行事を迎えていた女王が「ここに集まった皆さん、そして他の場所でストリートパーティーを開いている方々、私への継続的な素晴らしいご支援と激励に感謝を述べたいと思います」「人々が同じ目的で家族、友人、隣人たちとして一緒に集まったとき、これらの幸せなお祝いがたくさんの幸福を生み出すということを私たちに思い出させてくれることを願っています」とスピーチした。傘を持ち込むことが許されなかった参加者だったが、運営側から「ザ・パトロンズ・ランチ」のロゴの入った雨がっぱが配布されたという。150ポンド(約2万2,500円)となったこのイベントへのチケットは、ほとんどが女王の支援するチャリティ団体や組織に配られた一方で、2,500枚が一般販売されていた。(C)BANG Media International
2016年06月14日主役はエリザベス女王のはず…であったが、イギリス国民はシャーロット王女とジョージ王子の愛らしさに夢中になってしまったようだ。「E!News」などのメディアが報じた。ロンドンでエリザベス女王の90歳祝賀パレードが行われ、バッキンガム宮殿前に集まった国民の歓声に応えるため、エリザベス女王のほか、ウィリアム王子、キャサリン妃らロイヤルファミリーがバルコニーに集結した。昨年バルコニーデビューを果たした2歳のジョージ王子は、今年はしっかりお手振りをして成長ぶりをアピール。キャサリン妃に抱っこされて登場したシャーロット王女は、まだ13か月ながら満面の笑みでお手振りを披露。これにはママのキャサリン妃も笑みをこぼさずにはいられなかった。その後、宮殿のすぐ上でイギリス空軍による祝賀飛行が行われ、音の刺激が強すぎたせいかシャーロット王女が耳をふさぐ場面も。イベントのたびに注目の的のロイヤルファミリーのファッションだが、今回はエリザベス女王のネオンライムのコートと帽子がインパクトを与えた。キャサリン妃はシャーロット王女の洗礼式で着用したアレキサンダー・マックイーンのコートに、今回はフィリップ・トレーシーの縁に大きな花があしらわれた帽子を合わせ、「エレガントだ」と評判に。ジョージ王子はパパが1984年にヘンリー王子の洗礼式で着ていたシャツとショートパンツを再利用。シャーロット王女は全身ピンクで柔らかな雰囲気だった。(Hiromi Kaku)
2016年06月13日英国エリザベス女王が総裁を務める花の祭典“チェルシー・フラワーショー”に革命を巻き起こした、実在の女性を描くサクセス・エンターテインメント『フラワーショウ!』。本作に出演する英国男子の新星トム・ヒューズが、第2の“トムヒ”として人気急上昇中だ。本作は、『タイピスト!』や『大統領の料理人』などにも通じる、花の祭典を舞台にした1人の女性のサクセスストーリー。トム・ヒューズは、コネもお金も経験もないが、“ガーデニング界のオリンピック”で金メダルを目指すヒロイン、メアリーの心を揺さぶる植物学者・クリスティを熱演している。元祖の“トムヒ”といえば、J・G・バラードのSFミステリー小説を映画化した主演作『ハイ・ライズ』が待機し、日本でも大人気のトム・ヒドルストン。本国で公開を控える伝説的カントリー歌手ハンク・ウィリアムズの苦闘の半生を描いた『I Saw the light』(原題)の予告編解禁時には、本人そっくりと話題を呼び、次期ジェームズ・ボンドのうわさも消えない。ベネディクト・カンバーバッチ、ベン・ウィショーらと英国男子人気を盛り上げる1人で、紳士かつファニーなキャラクターで幅広く愛されている。そんな彼に続く“第2のトムヒ“と話題を呼んでいるのが、185cmの長身に、カンバーバッチを思わせる面長の甘いマスクのトム・ヒューズ。日本でもスマッシュヒットを記録した『アバウト・タイム愛おしい時間について』ではドーナル・グリーソンやレイチェル・マクアダムスと共演、2014年のBBC制作テレビドラマ「THE GAME」では、1970年代の冷戦下を舞台に謎多きスパイを演じて強烈な印象を残し、一躍、英国実力派俳優の仲間入りを果たした。今回出演する『フラワーショウ!』では、あることでケガをしてしまったメアリーを手当てする場面で、「なぜ優しくしてくれるの?」という彼女の問いに対し「これが僕だ」と、セクシーなルックスにぴったりな甘い台詞も披露。演技の幅広さを証明している。今後の公開待機作は、伝説のパンクロックバンド「ザ・クラッシュ」をモチーフにした映画『London Town』(原題)やスペインのSF作品『Realive』(原題)などがあり、その活躍に目が離せない。『フラワーショウ!』は7月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月05日今夏に公開になる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の日本語版キャストが発表になり、深田恭子が再び白の女王の声を演じることが発表になった。安藤瞳がアリスを、平田広明がマッドハッターを、朴ろ美(ろは、王へんに路)が赤の女王を演じる。その他の画像本作は『アリス・イン・ワンダーランド』のその後を描く作品で、アリスが親友マッドハッターの危機を救うために、再びワンダーランドに戻り、時間をさかのぼる冒険を繰り広げる。前作に続いて“白の女王”ミラーナを演じる深田は「今回の白の女王は、前回と違って、より特徴的で温かみがあり、そしてキュートだなと思いました」と分析。新作ではアリスが時間をさかのぼることで、人は過去から学び、未来を変えることができることを学んでいくが「自分で“未来を変えよう”とか、“全力をつくせば、必ずいい方向にいくはずだ”と信じて、何事にも向かっていきたい、とは思いますが、やっぱり後悔したりもします。ただ実際、過去に戻って何かを変えたい、というのは、ないですね。それはきちんと受け入れます。今回の話は、一見タイムが悪い人なのかなとも思ってしまいますが、考えさせられるお話でした」という。赤の女王と白の女王は姉妹で、姉は妹のことを憎く思っているが、新作では彼女たちの“過去”も描かれるという。深田は「最近、姉妹のストーリーでいうと『アナ雪』を観てましたので、やはり感情移入してしまいました。姉は悪者みたいな感じですけど、本当は頑張っているのに、妹ってズルい!みたいな。そう思うことはあります」と笑顔を見せ「今回も白の女王がフワフワって可愛くしてるのに、じつはお姉さんに悲しい過去があったりして。私の場合だと、小さい時に妹が悪いことしても、連帯責任という点で姉の私も怒られてしまったり…という誰しもが共感できるような部分があるんじゃないかと思います」と語っている。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年06月03日今年90歳を迎えたのはイギリスのエリザベス女王だけではなく、ディズニーの癒しキャラ「くまのプーさん」もだった!エリザベス女王とプーさんの誕生90周年を記念した無料オンラインブック「Winnie-the-Pooh and the Royal Birthday」がイギリスのディズニー公式サイトで公開されている。この絵本の中で、プーさんは友人の少年クリストファー・ロビンや子豚のピグレット、ロバのイーヨーらと共にロンドンに向かい、プーさんはエリザベス女王と、ピグレットはジョージ王子との「共演」を果たす。本の中に描かれる赤くまぁるいほっぺと、凛々しい七三分けのブロンドヘア、ブルーでそろえた品の良いカーディガンとパンツ、スニーカー姿の男の子はどこから見てもジョージ王子そのもの。「クリストファー・ロビンよりずーっと若くて、ティガーと同じくらい活発」と表現されているジョージ王子は、ピグレットから赤い風船をもらって大喜びするという役どころだ。ストーリーはジェーン・ライアダン、挿絵はマーク・バージェスが担当。原作のスタイルを踏襲して描かれたという。YouTubeではイギリスを代表する名俳優ジム・ブロードベントが挿絵に沿って読み聞かせをする動画も公開している。女王の90歳の誕生日に贈り物を届けるためにロンドンへ向かった一行の心温まる物語をぜひ読んでみてはいかが?(Hiromi Kaku)
2016年05月27日英国女王エリザベス2世が19歳の王女時代、1945年5月8日のヨーロッパ戦勝記念日に、実際にロンドンの街で過ごしたお忍びの一夜を基に描く『ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出』。このほど、本作で“プリンセス”エリザベスを演じたサラ・ガドンの独占映像インタビューが、シネマカフェに到着。史実を基にした本作とカナダ出身の彼女との意外な関わりを明かしてくれた。本作の舞台は、『英国王のスピーチ』で描かれた王室の6年後。1945年5月8日、ロンドンの街は歓喜に沸いていた。6年間も続いた戦争が、まもなく終わろうとしていたのだ。国を挙げてのお祝いの夜に、エリザベス王女と妹のマーガレット王女は、何とか国王ジョージ6世の許しを得て、生まれて初めて、お忍びでバッキンガム宮殿をあとにする。約束の門限は1時、行き先はリッツ・ホテル。ところが、付き添いの兵士が目を離したすきに、シャンパンに勢いづいたマーガレットがホテルを飛び出し、キラキラと輝く街へと繰り出す。あわてて追いかけるエリザベスにも、人生を変える一夜が待っていた――。先日、4月21日に90歳の誕生日を迎えたエリザベス女王。英国民の母たる女王として、英国王室最長在位記録を塗り替え、先日はジョージ王子ら4世代の記念切手も発売された、まさに英国王室の顔。その女王がいまから71年前、まだ19歳のプリンセスだった時代に、宮殿を抜けだして「普通の女の子」として過ごし、終戦を告げる“英国王のスピーチ”を宮殿の外で聴いた、という一夜を描いたのが本作だ。演じたのは、鬼才デヴィッド・クローネンバーグの『コズモポリス』『危険なメソッド』やルーク・エヴァンス主演『ドラキュラZERO』、ジェイク・ギレンホール主演『複製された男』などで注目を集めたサラ・ガドン。映像では、「VEday(ヨーロッパ戦勝記念日)」、実際にトラファルガー広場の喧騒の中に若き日のサラの祖父母がいたことを明かしている。サラの祖父母は、戦争中ともに英国軍での仕事に就いており(祖父は海軍、祖母は空軍)、インタビューの中でサラも「だから、あの瞬間は個人的にも映画の役柄の経験としても強い瞬間だったの。特別よ」と思い入れたっぷりに語っている。また、エリザベス王女を演じるに当たり、数多くの資料を読み、特にケイト・ウィリアムズが書いた「ヤング・エリザベス:ザ・メイキング・オブ・アワ・クイーン/Young Elizabeth: The Making Of Our Queen」(原題)という本を参考にしたと語るサラ。さらに、若いころのエリザベス女王のアクセントや声の抑揚を身につけるため、当時の王女を映した希少な映像もいくつも鑑賞するだけでなく、エチケットに関するレッスンや歴史の専門家からの指導も受け、準備万端でオーディション及び撮影に臨んだという。その結果、本作のジュリアン・ジャロルド監督は、役をオファーするまでサラがカナダ人であることに気づかなかったというほどだ。そんな彼女について、ジャロルド監督は、「エリザベス役は1945年の世界に違和感なく馴染み、1945年の王女に変身できて、さらに19歳から20歳くらいに見える女優という条件があり、配役はとても難航した」とふり返って語る。「たいていの俳優は、雰囲気がいくぶん現代的すぎた。でもサラは、責任感や、意志の強さ、ウィットなど、若いころのエリザベスが持っていた性質をいくらか備えていた。また、彼女はとても熱心にリサーチを行ったし、キャラクターを正しく捉えるために労を惜しまなかった」と絶賛を贈っている。あの『ローマの休日』よりも8年前、プリンセス初めての自由な夜に起こった、ドキドキとときめきの物語に期待していて。『ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出』は6月4日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)は、今年で生誕90年を迎えたエリザベス女王を祝し、女王陛下のための特別コレクション「クイーン・エリザベス」を2016年6月10日(金)より90個限定で発売する。ハネムーンケースとして愛用されて以来、複数のトラベルケースを所有されているエリザベス女王陛下。中でも、極上のライフスタイルからインスパイアされた最高峰シリーズ「ロワイヤル」は格別なものとされている。今回、このシリーズから誕生した「クイーン・エリザベス」コレクションは、他とは一線を画す品格のあるデザイン。女王陛下のみが使用することを許される、英国王室専用指定色「ロイヤルクラレット(ボルドーレッド)」を纏い、内装にはロイヤル専用馬車と同様、シルクのゴールドカラー特別生地を施した。また、90歳の誕生日に、英国の伝統的なクラフツマンシップを保護していく「スカラシップトラスト(QEST)」の2016年保護ブランドとして、グローブ・トロッターを選んだ背景から、「QEST」の紋章もあしらわれている。ラインナップするのは、トロリーケースをはじめ、ジュエリーケース、エクストラディープスーツケース、ラゲッジタグを含む全6型だ。【アイテム詳細】ロワイヤル 「クイーン・エリザベス」コレクション発売日:2016年6月10日(金)・9インチ ジュエリーケース 240,000円+税・18インチ トロリーケース 310,000円+税・21インチ トロリーケース 350,000円+税・26インチ トロリーケース 410,000円+税・30インチ エクストラディープスーツケース 450,000円+税・ラゲッジタグ 27,000円+税取り扱い店舗:グローブ・トロッター 銀座、銀座三越、日本橋三越、ヴァルカナイズ・ロンドン青山、丸の内、名古屋、心斎橋、新宿伊勢丹、うめだ阪急、札幌ステラプレイス【問い合わせ先】グローブ・トロッター 銀座TEL:03-6161-1897
2016年05月20日エリザベス女王が90歳の誕生日を迎えられ、ジョージ王子はオバマ大統領と握手を交わし、1歳になったシャーロット王女のあどけない笑顔のポートレートが公開されるなど、幸せムードにあふれるイギリス王室。今度はファッションリーダーとして名高いキャサリン妃が100周年を迎えるイギリス版「VOGUE」の表紙を飾ることになった。撮影はイギリス・ノーフォークの田園地帯で、フォトグラファーのジョシュ・オリンズによって行われた。「えくぼ手術」ブームに火を付けたと言われるチャームポイントのえくぼが素敵な満面の笑みを浮かべるキャサリン妃。同誌の編集長・アレクサンドラ・シュルマンは「100周年の節目に、キャサリン妃に表紙に出ていただけて大変光栄ですし、とんでもなく興奮しています」と語っている。キャサリン妃がファッション誌の撮影に応じたのはこれが初めて。この撮影は、キャサリン妃がパトロンを務めるポートレート専門の美術館「ナショナル・ポートレート・ギャラリー」と同誌が共同で企画した。同美術館で現在開催中の「Vogue 100: A century of Style」展の「2010s」のコーナーで、チャールズ王子やケイト・モス、ケイト・ブランシェットのポートレートと共に「VOGUE」で撮影されたキャサリン妃の写真の2枚を展示している。5月4日(現地時間)にはキャサリン妃も美術館を訪れ、自身のポートレートを見学するとのこと。(Hiromi Kaku)
2016年05月02日21日、英エリザベス女王の90歳の誕生日を祝おうと、たくさんの人がウィンザー城付近に集結。この晴れの日に春らしい緑の服と帽子を選んだ女王は、エジンバラ公と一緒に、祝福する人々に前に姿を現した。集まった多くの人々が花束やケーキ、カードを女王本人や側近者に手渡し、ウィンザー城に女王が到着すると、コールドストリームガーズによる「ハッピーバースデー」の曲が演奏された。誕生日ケーキは、紫と黄色のアイシングで装飾されたバタークリームとマーマレード入りのオレンジドリズルケーキで、参加者がお菓子作りの腕を競う英人気番組『ザ・グレート・ブリティッシュ・ベイク・オフ』の勝者ナディヤ・フセインがその制作を担当した。ウィンザー城のまわりに集まった人たちの中を歩いた後、女王とエジンバラ公はランドローバーに乗ってウィンザーの町を車で手を振りながらまわった。よい場所を確保しようと前日からキャンプした人もいたようで、その中の1人は「女王に誕生日ケーキをあげたの。ケーキを女王の侍女に渡したのだけど、それがとっても重かったから女王をびっくりさせたのよ」とコメントした。(C)BANG Media International
2016年04月23日エリザベス アンド ジェームス(Elizabeth and James)の期間限定ストアが、西武渋谷店にオープン。期間は2016年4月12日(火)から18日(月)まで。デザイナーのアシュリー・オルセンとメアリー=ケイト・オルセンによって 2007年に立ち上げられた当ブランド。スタイリッシュでありながら、毎日のワードローブに取り入れやすいスタイルを提案。相反する要素を絶妙なバランスでデザインしているのが特徴だ。期間限定ストアでは、2016年春夏コレクションのアイテムを展開する。その中でも、特に人気アイテムのバッグ・コレクションを多数ラインナップ。ワードローブをアップデートしてくれる旬なバッグをぜひチェックしてみて。【開催概要】ELIZABETH AND JAMES 期間限定ストア期間:2016年4月12日(火)〜18日(月)時間:平日 10:00〜21:00 / 日曜・祝日 10:00〜20:00場所:西武渋谷店B館 3F コンポラックス内住所:東京都渋谷区宇田川町 21-1TEL:03-3462-3771
2016年04月10日英国王立園芸協会が主催するガーデニング世界大会を舞台に、恋にも夢にも全力で挑む実在の女性を描いた『フラワーショウ!』(原題:Dare to be wild)が、7月2日(土)より日本公開されることが決定、可憐な花々に囲まれた場面写真が解禁となった。アイルランドの田舎で育ったメアリーは、「自分のデザインした庭で世界を変えたい!」という夢を叶えるため、著名なガーデンデザイナー、シャーロットのアシスタントに応募、晴れて採用される。だが、高慢で貪欲な彼女にコキ使われた挙句、長年書き溜めていたデザインノートまで盗まれ、クビに…。どん底のメアリーがひらめいたのは、毎年世界中から注目される“チェルシー・フラワーショー”で金メダルを獲ること!コネもお金も経験もないメアリーだが、ヒッピー風の庭師や密かに思いを寄せる植物学者のクリスティらで寄せ集めチームを結成し、一路、チェルシーフラワーショーを目指す。ライバルはデザイン泥棒シャーロットに、なんとチャールズ皇太子!?夢の金メダルを目指し、メアリーの挑戦がいま始まる!本作は、アイルランドから出てきたガーデニング大好き女子が、さながら“雑草の寄せ植え”チームで、ガーデニング界のオリンピックといわれる“チェルシー・フラワーショー”に挑んだ爽快サクセスエンターテインメント。チェルシー・フラワーショーとは、エリザベス女王が総裁を務める英国王立園芸協会が主催し、ロンドン・チェルシーで開催される100年以上の歴史を誇るガーデニング&フラワーショー。世界のガーデニングのトレンドを左右するともいわれ、著名な園芸家たちが競って最先端なデザインを出展、毎年15万人以上もの観客が訪れるという世界的祭典だ。その最高峰の豪華絢爛たるフラワーショーを舞台に、あえて華やかな花を使わず、雑草とサンザシの木などを使用し、できる限り自然に近い庭を作る、という型破りなアプローチで権威主義がはびこるフラワーショーの歴史を塗り変えたランドスケープ・デザイナー、メアリー・レイノルズの実話を基に描かれている。解禁された場面写真では、主人公のメアリー演じるエマ・グリーンウェルとクリスティ役の注目の英国美男トム・ヒューズが、フラワーショー会場の煌びやかで可憐な花の前で仲慎ましく会話している様子を切り取っている。上流階級の壁や資金繰りなど、次々と立ちはだかる困難に“雑草魂”で立ち向かった彼女が作り上げた、世界一美しい庭の完成をいまからも楽しみにしていて。『フラワーショウ!』は7月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月10日「白雪姫」に大胆なアレンジを加え、シャーリーズ・セロンが“姉”邪悪な女王を、エミー・ブラントが“妹”氷の女王を演じる最新作『スノーホワイト/氷の王国』。このほど、本作の日本公開日が5月27日(金)に決定し、前回よりもさらにストーリーとキャラクター像が明らかになる第2弾予告映像と新たな場面写真が解禁となった。『マレフィセント』『アリス・イン・ワンダーランド』の製作スタッフが、大胆な観点でグリム童話の名作をアレンジした『スノーホワイト』の続編となる本作。オスカー女優シャーリーズとクリス・ヘムズワースというシリーズオリジナルのキャストに加え、新たに『ボーダーライン』の公開も控えるエミリー・ブラント、『オデッセイ』のジェシカ・チャステインといった世界的人気女優が参戦し、さらなる興奮を呼んでいる。今回の映像でも、「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰――?」魔法の鏡に向かって、ラヴェンナ女王(シャーリーズ)が尋ねている。魔法の鏡は「あなたです、ラヴェンナ女王」と答えるも、「しかし、今だけだ。妹君の子どもはあなたより美しくなる」と続け、我が子を抱き、幸せそうな妹フレイヤ(エミリー)の姿を映し出す。その鏡が放った“言葉の魔力”がきっかけとなり、悲しみの絶叫とともに、恐ろしく強力な力を持つ“氷の女王”が誕生する――。「誰よりも強いのに、誰よりも悲しい、哀れな妹」と哀れみの言葉を並べながらも、自身は強力な力を手にしていくラヴェンナ女王。やがて、「魔法の鏡が手に入れば 世界は私たちのもの」という姉妹の企みに抗うべく、ハンターのエリック(クリス)と女性戦士サラ(ジェシカ)は鏡を破壊しようと戦いに挑む。「覚悟はいい?」再びラヴェンナと対峙するハンター。「私は誰よりも強い」と強力な魔力を放つラヴェンナに対し、「“私たち”でしょ?」と返すフレイヤの魔法の矛先は、なぜかラヴェンナへと向かい…。美しき邪悪な姉妹の因縁と禁断の物語が、圧倒的な映像美と壮大なスケールで明らかになる本作。最後に聞こえる“高笑い”にも背筋がゾクッとする新予告を、まずはここからご覧あれ。『スノーホワイト/氷の王国』は5月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月26日カナダ・モントリオールで開催された「2014年ファンタジア国際映画祭」で脚本賞を受賞した、人類の禁忌を描くバイオロジック・ホラー『エリザベス神なき遺伝子』の公開に先駆け、本編映像の一部がどこよりも早くシネマカフェに到着した。遺伝子科学者のヴィクター・リード博士は初めての人間のクローン創出に成功、その実験で生まれた女の子の赤ちゃんにエリザベスと名付ける。博士はエリザベスに様々なテストを行うがしかし、その行為と写真がマスコミに流出してしまい、それによって世界を揺るがす道徳的、宗教的大論争を巻き起こすことになる。やがてその論争の中で、エリザベス誕生に費やされた彼の過去と実験の失敗の数々が明らかになっていく。それは人類が見る究極の悪夢の始まりだった…。本作は、映画が描いてはいけない領域、ヒトクローンの創出というタブーに踏み込んだ最狂マッドバイオロジック・ホラー。その禁断に踏み込んだ監督は、ビリー・セニーズ。また『ラスト・キャッスル』のジェレミー・チャイルズがリード博士を演じながら、製作も兼任している。クローン人間が題材とされた作品は数多く存在していて、マンガやアニメ、SFドラマや映画で度々登場している。羊のドリーなど動物では数多くの成功例はいくつかあり、さらにはiPS細胞の登場によって、技術的にクローン人間が現実味を帯びて来た昨今。かつては空想物語がほとんどであったが、本作では「今もし“クローン人間”がつくられたらどうなるのか」を、リアリティ溢れる描写で描いている。今回到着した映像は、クローン人間“エリザベス”の誕生の発表とともに、遺伝子科学者のヴィクター・リード博士がクローン人間の重要性を語るシーン。「人類の進化だ」と話す一方で、記者からの質問に対し、生みの親も、博士以外のドナーも明かせないなど、曖昧な答えを繰り返す様子に、彼しか知らない公にはできない“何か”の存在を感じさせる映像となっている。幅広い世代に伝わるメッセージ性の高い本作は、ホラー映画だからこそヒトクローンが創出される現実の恐怖を表現することができている。人間の進化か、それとも神への冒涜か――、まずはこの映像で“人間製造”に取り憑かれた科学者の悪夢の一端を目撃して。『エリザベス神なき遺伝子』は1月16日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて、1月24日(日)よりシネ・リーブル梅田ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月15日シャーリーズ・セロンが「白雪姫」(スノーホワイト)の“邪悪な女王”、そしてエミリー・ブラントがその妹となる“氷の女王”を演じる『スノーホワイト/氷の王国』。このほど、その美しく邪悪な姉妹の魔力が明らかとなるWEB限定のファーストトレーラーとともに、主要キャラクターのポスタービジュアルが解禁となった。「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰?――。かつて、その美貌と邪悪な力で世界を闇に包んだラヴェンナ女王は、白雪姫“スノーホワイト”とハンターのエリックの手によって滅ぼされ、世界に平和が訪れた、はずだった。だが、ラヴェンナ女王には、さらに強力な魔力を持つ“氷の女王”という妹がいた…。『マレフィセント』『アリス・イン・ワンダーランド』の製作スタッフにより、“この世で最も美しく、邪悪な姉妹”がスクリーンに降臨する本作。グリム童話の名作「白雪姫」に大胆なアレンジを加え、アクション大作として映画化した『スノーホワイト』(’11)の続編にあたり、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のシャーリーズ・セロン、『アベンジャーズ』シリーズのクリス・ヘムズワースといったオリジナルキャストに加え、新たに『イントゥ・ザ・ウッズ』『ボーダーライン』のエミリー・ブラント、『オデッセイ』『クリムゾン・ピーク』のジェシカ・チャステインという人気女優が参戦し、注目を集めている。届いた映像では、かつてのラヴェンナを思い起こさせるように、「鏡よ、鏡。この世で一番“強い”のは誰?」と、“氷の女王”フレイヤ(エミリー)が鏡に問いかける場面から始まる。全てを凍らせてしまう強力な魔法を放ち、その力によって“氷の王国”を統治するフレイヤ。そして、その力に導かれるように“邪悪な女王”ラヴェンナが復活を遂げる。「久しぶりね。会いたかったわ」と告げ、再び“ハンター”エリックの前に立ちはだかるラヴェンナ。その黄金の輝きに包まれた姿からは、邪悪さと魔力をいっそう増大させた様子が伺える。また、この美しき姉妹と、ハンター役のクリス、女性戦士役のジェシカのキャラクターの姿を映し出したポスタービジュアルも解禁。映像とともに、さらにパワーアップした本作の壮大な物語を予感させている。『スノーホワイト/氷の王国』は2016年5月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月21日ミニストップは9月7日、「ベルギーチョコプリンパフェ」の新CM発表会を都内にて開催。CMで女王様役を演じたモデルで女優の菜々緒さんが登場し、自身の「女王様キャラ」について語った。○ミニストップの新作パフェにうっとり同社が発売したのは、ベルギーチョコソフトやベルギーチョコプリンなどをカップに盛り付けた秋の新作「ベルギーチョコプリンパフェ」(税込320円)。9月11日から全国にてオンエアされる予定の新CMでは、菜々緒さんがスイーツにうるさい女王「ソフトクイーン」を熱演した。CMは、女王様役の菜々緒さんが、スイーツを献上する使者を次々と追い払うなか、ミニストップの使者が献上した同商品を食べるとその味のとりこになってしまうというもの。手厳しく威厳にあふれた女王様が瞬く間にうっとりとした表情に変化する、菜々緒さんの演技が魅力だ。○Sっ気のある女性「求められてる」CMで実際に着用した衣装を身にまとい会見に登場した菜々緒さん。ロイヤルブルーのドレスを抜群のスタイルで見事に着こなし、CMの感想について「私は強めの女性といいますか、Sっ気のある女性というのを求められているんだなと感じました」と苦笑いを浮かべながらも明るく回答。会場の雰囲気を盛り上げた。発表会では「ソフトクイーン」の即位式と題して、国王にふんした男性から菜々緒さんに王冠が授けられるというミニイベントも開催された。菜々緒さんは「CM撮影のときも十分に女王様役を堪能させていただきましたが、即位式までやってもらえてすごくうれしいです」と話し、女王様気分にたっぷり浸りきった様子だった。○実はツンデレキャラ!?このあと行われたトークセッションでも"女王様トーク"は続き、役を演じてみた感想として「もしかしたら一番輝ける場所かもしれないですね」と自信たっぷりのコメント。「私のこういうキャラクターを好んで見てくれる方も多くいらっしゃると聞くのですごく光栄です」「”やみつきになる”というメッセージも寄せられます」と女王様キャラの定着ぶりを自覚していた。一方で、CMの中でのお気に入りシーンについては、チョコソフトとチョコプリンというダブルのチョコレートのおいしさに思わず「ダブルで私を攻めてくる~」と言葉を発してしまう場面をチョイス。「普段は冷たくて強いんですけど、おいしいものを食べたときに普通の女の子に戻ってしまう。ツンデレじゃないですけど、甘いところもあるんです」と役の女の子らしさもアピールしてみせた。また、パフェの感想を聞かれると「1つのデザートで2つのスイーツが楽しめるのが贅沢」と絶賛。チョコレートは撮影の合間に食べることが多いと話したうえで「パフェは撮影が終わった自分へのご褒美にしたいですね」とコメントした。○女王様っぷりを追求した演技に目が離せない新CMと同時に公開されるWEB限定ムービーの撮影を一番大変だったこととしてあげた菜々緒さん。「もっと冷たくなってとか、もっと強くセリフの口調を言ってみてと言われ撮りなおしました」と、徹底的に女王様っぷりを追求した撮影秘話を語った。最後に披露してくれたのは「ベルギーチョコプリンパフェを食べないとただじゃおかないわよ」とSっ気たっぷりな命令を報道陣に向けて下すパフォーマンス。女性の私も、もっと命令されたい! と思ってしまうほどのかっこよさで、今後も女王様キャラとしての活躍に期待が高まるばかりだ。
2015年09月08日