『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(7月1日公開)で、ジョニー・デップと共に来日した新進イケメン俳優、ブレントン・スウェイツ。『マレフィセント』(14)のフィリップ王子役で注目され、主演映画『キング・オブ・エジプト』(16)で初来日した彼が、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の最新作で、本格的にスターダムへと駆け上った!本作では、海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)の過去を知る最恐の敵・海の死神サラザール(ハビデル・バルデム)が解き放たれ、壮絶な復讐劇が繰り広げられる。ジャック・スパロウたちは、サラザールに打ち勝つために、伝説の秘宝・ポセイドンの槍を手に入れようとする。ブレントンが演じたのは、オーランド・ブルーム演じるウィル・ターナーと、キーラ・ナイトレイ演じるエリザベスの息子ヘンリー・ターナー役。やはり血は争えない。2人のDNAを受け継いだ美貌、オーラ、勇気、行動力、運動神経はバッチリ。もちろんロマンスのパートも彼にまかせた!ブレントンにインタビューし、ジョニーはもちろん、久しぶりにシリーズ出演となったオーランドやキーラとの共演エピソードと、大ブレイクを果たした今の心境について聞いた。――故郷のオーストラリアのクイーンズランドでロケを行ったそうですね。ご家族も喜ばれたのでは?そうなんだ。映画を故郷で撮れること自体が素晴らしいけど、しかもそれが『パイレーツ・オブ・カリビアン』のような大作ということで、とてもうれしかった。ある日、セットの見学に来てくれた父が、ブラックパール号に上がり、とても喜んでいたよ。父は心の中では船乗りなんだ。――お父さんは船がお好きなんですか?父は自分でヨットを作ったんだけど、完成してもうすぐ出港だという頃にガレージで火災が発生し、ヨットがまるごと燃えてしまったんだ。結局航海ができなかったので、ブラックパール号に乗れたことはすごく良かったと思う。――ジョニー・デップさんとの共演シーンで印象に残っているシーンはありますか?ジャック・スパロウがズボンを履いてないシーンがあるんだけど、本当に面白かったよ。また、撮影の合間にもジョニーとはいろいろな話ができた。彼はミュージシャンでもあるからギターを演奏するでしょ。僕自身も自分もギターが好きなので、ギターの話をしたりしたね。――父親役のオーランド・ブルームとの共演はいかがでしたか?彼は素晴らしい人で、本当に共演できて良かった。オーランドは最初の3部作に出演しているから、過去のロケの話をいろいろとしてくれたよ。――それは、具体的にどんな話だったのですか?本作はほとんどスタジオで撮っているけど、最初の『パイレーツ~』3部作は、カリブ海を中心にハワイやプエルトリコでロケをしたそうだ。やはり時代の変化だね。今はCGIの技術が進み、スタジオで撮った方が柔軟性もあるからいいそうだ。僕自身は実際に行ってロケをする方が好きなんだけどね。――母親エリザベス役のキーラ・ナイトレイさんとはどんなやりとりがあったのですか?キーラは大好きな女優さんだ。今回の共演シーンは1シーンだけだったので撮影は1日だけしかご一緒できなかったけど。キーラは、瞬時にエリザベスになっていた。長年演じてきた役から、きっとすぐに入っていけるんだろうね。僕は彼女の現場をずっと見ていたよ。――本作に出演された時、プレッシャーなどはなかったですか?仕事をしている時はプレッシャーなんて感じないよ。実は、今のように、役者の仕事をしていない時の方が感じるのかもしれない。それは僕に家族(妻子)がいて、頑張っていい仕事をしなくてはいけないという思いがあるから。このような大作に関わることは本当にまれな機会だと思う。プレッシャーを感じ始めるのは、仕事が終わってからだよ。実際に撮影が始まるとプレッシャーはなくなり、自分の思考がクリエイティブな方向に行くから、リラックスして楽しめるタイプなんだ。――ジャック・スパロウの魔法のコンパスは、心から望むものを持ち主に導くといわれています。今、ブレントンさんが心から手に入れたいものは何ですか?そうだなあ。次の仕事かな(笑)。――え?もうたくさんオファーが来て困っているのではないですか?いや、そんなことはないよ(苦笑)。もちろん僕は若い頃からたくさんお仕事をいただいて、幸せだと思っている。今回、世界中の人々に観てもらえる『パイレーツ~』に出られたこともすごくうれしいし、より多くの方々に自分の顔を知っていただけたら、自分の仕事も増えていくんじゃないかなとも思うから。――最後に『パイレーツ・オブ・カリビアン』のファンの方へのメッセージをお願いします。日本のファンのみなさん、『パイレーツ』シリーズを1作目から応援してくださってありがとう。本作もぜひ、愛してくださいね!■プロフィールブレントン・スウェイツ1989年8月10日、オーストラリア・クイーンズランド州出身の俳優。『マレフィセント』(14)のフィリップ王子役で注目される。同年に『シグナル』、『ギヴァー 記憶を注ぐ者』、『ガンズ&ゴールド』にも出演。『キング・オブ・エジプト』(16)のキャンペーンで初来日した。(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2017年07月02日「週刊少年ジャンプ」の大人気看板コミックにして、累計発行部数5,100万部以上を誇る「銀魂」(原作・空知英秋)を実写化した『銀魂』のジャパンプレミアが6月28日(水)、東京・文京区のTOKYO DOME CITYで開催され、ファン1500人が駆けつけた。夏祭りをイメージしたプレミアに、涼しげな浴衣に身を包んだ小栗旬(坂田銀時役)、菅田将暉(志村新八役)、橋本環奈(神楽役)、柳楽優弥(土方十四郎役)、新井浩文(岡田似蔵役)、吉沢亮(沖田総悟役)、早見あかり(村田鉄子役)、ムロツヨシ(平賀源外役)、長澤まさみ(志村妙役)、岡田将生(桂小太郎役)、佐藤二朗(武市変平太)、菜々緒(来島また子役)、安田顕(村田鉄矢役)、中村勘九郎(近藤勲役)、福田雄一監督という豪華なメンバーが勢ぞろい!さらにエリザベスを担いだ神輿も登場し、お祭り気分を盛り上げた。舞台挨拶のスタートこそ、小栗さんが「普段はグータラだけど、守るべきもののために、戦う姿がカッコいい」と熱弁したものの、ムロさん、佐藤さん、福田監督というクセがすごいメンツの参戦で、次第にトークは脱線モード。さらに劇中ほとんど全裸だという勘九郎さんが、「休憩中は裸にガウンで、AV男優みたいと言われた」など下ネタを連発すると、「初めて会ったときから、ハチミツまみれで…。役者魂を感じた」(小栗さん)、「全裸で素振りする姿に、笑いをこらえるのが大変だった」(柳楽さん)と“いじり”が始まり、舞台上は完全なカオス状態に…。その後もトークが軌道修正することはなく、「よくぞスケジュールを合わせたな」と思わせる豪華キャスト陣は1,500人を前に終始、ほぼムダ話。「まさき!」(菅田さん)、「お前も、まさきだろ!」(岡田さん)といったキュートなやりとりもありつつ、しまいには福田監督が「実写化のプレッシャー?深夜ドラマを撮るみたいに、パパッとやっちゃえばいいかな」とぶっちゃけて、会場は大爆笑!これぞ『銀魂』と納得させる前代未聞のユニークなジャパンプレミアとなった。宇宙から襲来した「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、侍は衰退の一途を辿っていた江戸時代末期。かつての攘夷志士で白夜叉と恐れられた凄腕剣士の坂田銀時は、何でも屋を営み、従業員の新八、神楽とさまざまな事件を解決していた。そんなある日、“紅色の妖刀”にまつわる怪事件が多発し、銀時の前に幼なじみで、攘夷志士の中で最も危険な男とされる高杉晋作が現れる。『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年06月28日ディズニー最新作・映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が2017年7月1日(土)に公開される。孤高の海賊“ジャック・スパロウ”など個性的な登場人物も人気な大作だ。孤高の海賊、キャプテン・ジャック・スパロウの過去を知る最恐の敵、“海の死神"サラザールが解き放たれた時、海賊全滅へのカウントダウンが始まってしまう。ジャックがサラザールの復讐から逃れる方法はたった1つだけ。”最後の海賊”のみが見つけ出せると言われる伝説の秘宝「ポセイドンの槍」を手に入れることだった。かつてジャックと冒険を共にしたウィルの息子ヘンリー、女性天文学者カリーナ、宿敵バルボッサなど、様々な運命が交差する中、最後に宝を手に入れるのは誰か?そして、ジャックVS海の死神の決戦の行方はどこへ?すべての謎が明かされる冒険が、ついに幕を開ける。ジョニー・デップにインタビュー『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の公開前に、ジョニーデップが来日。本作の舞台裏や彼が演じるアイコニックなジャック・スパロウについて話を聞いた。ジャック・スパロウというキャラクターをどのようにして作り上げたのですか?脚本をもらった当初に望まれていた“ジャック・スパロウ像”から、私はだいぶ変えました。彼を演じる上でイメージしたのは、ルーニー・テューンズ(Looney Tunes)に登場するスカンクのキャラクター「ペペ・ル・ピュー(Pepé Le Pew)」です。ぺぺは自身のことをすごくかっこいいと思っているけれど、スカンクなので実際は匂う。ジャックには、それに似たナルシスト的な部分が合うと思ったのです。ジャック・スパロウの魅力は何でしょうか。ジャックの魅力は、とても無邪気で純粋な子供みたいなところ。どんなに無責任でバカバカしいことをしても、許されるところがありますし、どんな状況でもなんとか切り抜けられてしまうのです。おそらく、彼は生きてきて一度も内気だったことがない。そういった意味で、このキャラクターは本当に珍しい役だと思います。ジャック・スパロウを演じる面白さを教えてください。私は絶対に私生活でジャック・スパロウのような行動はできません。俳優として彼になりきれるからこそ、劇中で色んなことができるだけなのです。ジャックになりきっているときは何でもできる、という安心感があるので、彼を演じるのは本当に楽しくてしょうがないです。本作では「ジャック・スパロウ」の誕生が描かれましたが、若き日のジャックをご覧になって、いかがでしたか。また、こういった最先端の映像技術に関してどう思いますか。シリーズで初めて、若き日のジャック・スパロウが登場していますが、それを見たときは奇妙でシュールな感じがしました。本当に自分なのか?と疑ったほどです。こういったテクノロジーがさらに進んでいくと、映画の世界で何でも可能になると思います。例えば将来的に、亡くなった役者が映像内で蘇り、彼らとの共演が可能になるかもしれないですよね。新悪役のサラザールとして、ハビエル・バルデムが出演していますね。ハビエル・バルデムは私の古くからの友なので、彼が参加すると聞かされた時は嬉しく思いました。彼は、相手にやるべきことは何か?熟考すべきことは何か?を的確に投げかけてくる役者です。一緒に演技をしていると、同じリングの上で、お互いに技をかけ合っているかのよう。そういう風にハビエルを目の当たりにできたことは素晴らしい経験になりました。バルデムのサラザールに対するアプローチは威厳がたくさん込められているし、ある種の敬意もたくさん込められている。“コウモリのように地獄からやってきて仕留めてみせる”という執念。サラザールはジャックを殺したいと思っているけど、その一方で、心に傷を負ったヒーローでもあるのです。今作では新しい監督が抜擢されています。監督のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリは、素晴らしいサプライズでした。彼らは、私がどんなに奇異なことを本作に新たに加えようとしても、常に大歓迎してくれたのです。例えば、あるシーンを幾つか別の方法で撮ってみてほしいと要望すれば、それを試してくれる。アドリブでバカなこともやらせてくれ、創作の一環としてそれを取り入れてくれる。役者の本当の責務は、監督に自分の意見を提出することですからね。最後に『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』について一言お願いします。私たちは今作で、新しいアングルやサプライズを編み出しています。前作以上に奇怪でダークなものにさえなっていて、とても可笑しいことも描かれている。なので、1作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』にあったサプライズ要素を持った作品になっていると思います。『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の見どころ&新キャラ紹介ディズニー最新作・映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の見どころ、そして物語を盛り上げるキャラクターたちを演者と共に紹介。あらすじ孤高の海賊、キャプテン・ジャック・スパロウの過去を知る最恐の敵、“海の死神"サラザールが解き放たれた時、海賊全滅へのカウントダウンが始まってしまう。ジャックがサラザールの復讐から逃れる方法はたった1つだけ。”最後の海賊”のみが見つけ出せると言われる伝説の秘宝「ポセイドンの槍」を手に入れることだった。かつてジャックと冒険を共にしたウィルの息子ヘンリー、女性天文学者カリーナ、宿敵バルボッサなど、様々な運命が交差する中、最後に宝を手に入れるのは誰か?そして、ジャックVS海の死神の決戦の行方はどこへ?すべての謎が明かされる冒険が、ついに幕を開ける。ジャック&バルボッサが大暴れ海賊船ブラック・パール号の船長であり、決して北を指さないコンパスを持つ伝説の海賊ジャック・スパロウは言わずもがなジョニー・デップだ。そして、いつもペットの猿を肩に連れたシリーズお馴染みの海賊、キャプテン・バルボッサのジェフリー・ラッシュも登場。ジョニー・デップは「新しい視点や新しい驚きがあります。色々と、より変わった要素があるし、本当におもしろい要素もまた同様に含まれている。だから、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』以来の、驚きに満ちた作品になると思います。」とコメントしている。新悪役 “海の死神”サラザール新悪役として登場するのは、全海賊の滅亡を謀る“海の死神”サラザール。かつてスペイン将校として、海賊撲滅に情熱をかけていたサラザールは、まだ少年だったジャックにはめられ、死者でも生者でもない存在に。その呪いから解き放たれたことで、幽霊船員を率いながらジャック・スパロウへの復讐のためだけに生きていく。ジャック・スパロウは、この運命から生き延びるために、伝説の「ポセイドンの槍」を見つけなければならない。この役には『ノーカントリー』の冷酷無比な演技でオスカーを受賞し、『007スカイフォール』での悪役の怪演を披露したハビエル・バルデムが抜擢された。ウィルの息子ヘンリーウィル・ターナーの息子のヘンリーは誠実で繊細、その中にも熱い部分を持つ青年。彼は父にかけられた“10年に1度しか陸に上がれない呪い”から助けたいという一途な想いを持っており、呪いを解く「ポセイドンの槍」を手に入れようとジャックに近づく。本作は父のターナーよりも息子のヘンリーが中心となって話が進みそうだ。ヘンリーとカリーナは、本シリーズを通して登場してきたウィルとエリザベスをまさに体現するような男女。彼らの関係にも注目したい。ヘンリー役は『マレフィセント』でオーロラ姫に恋するフィリップ王子役を演じ注目された、イケメン俳優のブレントン・スウェイツ。話題作への出演が続き、今ハリウッドで注目されている若手俳優だ。日本語吹き替え版は、新進気鋭の実力派俳優”中川大志が担当する。ヒロインは天文学者のカリーナヒロインは「ポセイドンの槍」を見つける鍵を握る、美しい天文学者でカリーナ。男勝りで自立しており、エリザベスに近いキャラのようだ。演じるのは、『メイズ・ランナー』シリーズなどで活躍した若手女優カヤ・スコデラーリオ。日本語吹き替え版はハーリウッド映画の出演経験もあり、映画やドラマで活躍する“日本を代表する女優“栗山千明が担当する。オーランド・ブルーム&キーラ・ナイトレイが再びそのほか、自らが海賊の息子だということを知らずに幼少時代を過ごしたウィル・ターナー役をオーランド・ブルーム、さらに彼の妻であるエリザベスとして、キーラ・ナイトレイが復帰。豪華俳優陣が再び大集結した“新生・パイレーツ・オブ・カリビアン"に期待が高まる。最新作の監督に抜擢されたヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドベリ『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の監督は、ノルウェー出身のヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドベリ。実話である壮大な海洋冒険物語を描いてアカデミー賞にノミネートされた『コン・ティキ』(2012)など、海が舞台の作品に定評がある注目コンビだ。主に欧州を拠点としていた彼らがどのような味付けをするのかも見所の1つ。日本限定!ずぶぬれ演出ありの「4D上映」が決定さらに『パイレーツ・オブ・カリビアン』作品史上初となる4D上映が決定。シートが前後や上下左右に動いてその衝撃を再現したり、嵐のシーンでは水や風が吹きつけ、雷鳴に劇場全体がフラッシュするなど、映画のシーンを感情的に盛り上げる。他にも香りや煙など、様々な特殊効果で、まるで映画の世界に入ったような感覚で楽しめる鑑賞スタイルだ。4D上映の最大の注目は水の量。テーマパークのアトラクションのようなずぶぬれ演出が体験できるのは日本だけ。圧倒的な海の脅威や、ダイナミックな変貌を描く映像…まるでジャック・スパロウたちと海賊になったような気分で冒険を体感できる。作品詳細『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』原題:Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales公開日:2017年7月1日(土)監督:ヨアヒム・ローニング/エスペン・サンドベリ製作:ジェリー・ブラッカイマー出演:ジョニー・デップ/オーランド・ブルーム/ハビエル・バルデム/ブレントン・スウェイツ/カヤ・スコデラーリオ/ジェフリー・ラッシュ ほか配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン© 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.<ずぶぬれスプラッシュ4D試写会>実施劇場一覧:イオンシネマ名取、109シネマズ富谷、ユナイテッド・シネマ新潟、中川コロナワールド、金沢コロナワールド、TOHOシネマズ岡南、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ 13、ユナイテッド・シネマ熊本実施日:6月23日(金)
2017年06月25日火曜日(現地時間)、グローバルメディアにおける女性の権利向上を目指すNPO団体「Women in Film」(「WIF」)から今年の「クリスタル・アワード」を授与されたエリザベス・バンクス。受賞スピーチで900人の参加者を前に、「私は『インディ・ジョーンズ』や『ジョーズ』など、スピルバーグ監督が撮ったすべての映画を見に行ったけど、彼は女性が主役の映画を1本も作っていないわ。ごめんなさいね、スティーヴン。非難するつもりはないけど、これは事実よ」と熱く語ってはみたものの、その後、多くの人から「事実ではない」との指摘を受けた。確かに、スピルバーグ監督作品といえば男性が主役である作品が圧倒的に多い。しかし、これまでにゴールディ・ホーン主演の『続・激突! カージャック』、ウーピー・ゴールドバーグ主演でアカデミー賞で11ノミネーションを受けた『カラーパープル』と少なくとも2作品は女性が主役の作品も撮っている。エリザベスは自分のミスを認め、長文レターの画像をツイッターに投稿。「私は間違った。自分が言ったことには責任を持たなければならない。あのスピーチでは、最近のスピルバーグ監督の作品について考えていたの。決してアイコン的存在である『カラーパープル』の大切さを軽んじたわけではないわ」などと釈明し、スピルバーグ監督やスピーチの誤りを指摘した人々に向けて謝罪した。(Hiromi Kaku)
2017年06月16日最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の公開を記念してフジテレビ「土曜プレミアム」では4週連続で『パイレーツ』全作を放送!6月17日(土)『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のオンエアを皮切りに、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』がオンエアされる。『アリス・イン・ワンダーランド』や『チャーリーとチョコレート工場』など数々の人気作で知られるジョニー・デップが孤高の海賊ジャック・スパロウを演じる『パイレーツ・オブ・カリビアン』は、これまでの4作品で全世界総興行収入約37億3,000万ドルを誇る史上空前のエンターテインメント。17日(土)に放送される『呪われた海賊たち』は記念すべきシリーズ1作目となり2003年に公開され大ヒットした作品だ。カリブ海のポート・ロイヤル。ブラックパール号を率いる冷酷な海賊の船長バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)が町を襲撃し、総督の娘・エリザベス(キーラ・ナイトレイ)がさらわれる。密かにエリザベスに恋心を抱いていたウィル(オーランド・ブルーム)は、一匹狼の海賊ジャックと手を組み、彼女を救い出すことに。呪いによって生きた屍と化していたバルボッサと船員たちの狙いは、エリザベスが身に付けている黄金のメダル。そしてその最後の持ち主だったウィルこそが、死よりも苦しい地獄のような呪いを解く鍵となる。ブラックパール号を奪われた過去を持つジャックは、復讐として一発の銃弾をバルボッサに撃ち込むが――。ジョニー・デップのほか、エリザベス救出のためジャックと手を組むウィル役を『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』シリーズのオーランド・ブルーム、2人と対峙するバルボッサ役には『ミニオンズ』や『英国王のスピーチ』のジェフリー・ラッシュ、エリザベス役には『プライドと偏見』や『エージェント:ライアン』のキーラ・ナイトレイ、その父・スワン総督役で「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョナサン・プライスが出演。放送では平田広明、平川大輔らお馴染みの人気声優が日本語吹き替えキャストを務める。「土曜プレミアム」では、24日(土)にシリーズ第2作『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』を、7月1日(土)に第3作『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』を、7月8日(土)に第4作『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』を21時より放送。そしてシリーズ最新作となる最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は7月1日(土)より全国公開。孤高の海賊ジャック・スパロウの過去を知る最恐の敵“海の死神”サラザールが解き放たれたとき、海賊全滅へのカウントダウンは始まった。ジャックがサラザールの復讐から逃れる方法はただ1つ――伝説の秘宝<ポセイドンの槍>を手に入れること。かつてジャックと冒険をともにしたウィル、その息子ヘンリー、女性天文学者カリーナ、宿敵バルボッサなど、様々な運命が交差する中、最後に宝を手に入れるのは誰か?全ての謎が明かされる<最後の冒険>が、ついに幕を開ける。『パイレーツ・オブ・カリビアン』集大成とも言える本作もお見逃しなく。土曜プレミアム『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』は6月17日(土)21時30分~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 2017年7月1日より全国にて公開(C) 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2017年06月13日(写真:Shutterstock/アフロ) 今週初め、英国のエリザベス女王がロイヤルチャペルでの礼拝後、自らジャガーを駆って宮殿へ戻る様子が報じられた。91歳になってもハンドルを握る女王は、実は運転免許を持っていない。 第二次大戦中の1945年、エリザベス女王はまだ王女だった19歳のときにイギリス陸軍が組織した女性部隊「補助地方義勇軍」のトレーニングセンターで車両の運転を学んだという。しかし、これは「王室の特権」の一つであり、国家元首のみに許された任意の権利だった。 王室についてに百科事典「The Royal Encyclopaedia」によると、女王は道路に関する規則と法律から除外されているため、運転免許試験を免除されているという。このことを慮ってか、女王が運転するのは、もっぱら個人所有の土地近辺のみだそう。 チャールズ皇太子とアン王女は教習所に通い、それぞれ運転免許試験に一発合格している。
2017年05月12日『アベンジャーズ』シリーズのマーベル・スタジオが放つ最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』。いまだ来日イベントの興奮も冷めやらぬ中、本作でメガホンをとったジェームズ・ガン監督が、クリス・プラット演じる主人公ピーター・クイルは、“ガーディアンズ”の宿敵でさえも惚れさせてしまうギャップキャラであることを明かした。銀河一“ヤバい”ならず者チームが、ノリと笑いで銀河を守る(!?)本作。今回、そんなガーディアンズたちの行く手を阻む敵となるのが、惑星ソヴリンの指導者“アイーシャ”だ。彼女は遺伝子操作で誕生した人工生命体種族の長で、自分たちが全てにおいてほかの種族よりも優れていると決めてつけている傲慢なキャラクター。毒舌アライグマのロケットにいわせれば、いつでも「上から目線」なのだ。アイーシャを演じたのは、圧倒的な美貌と190cmの高身長で知られる美女優エリザベス・デビッキ。エリザベスは「彼女は、この惑星でとても強い権力を持つ女性よ。ソヴリンの民はみんな金色の肌をしていて、身体的にも心理的にも完全無欠でありたいと思っているわ」と自身のキャラクターを説明、「だからガーディアンズたちとは全てにおいて真逆ね」と言う。「でも、本当にこのキャラクターが面白いのは、ピーター・クイルを拒絶していると同時に、彼に惹かれているということね。彼女は、彼のことを下等だと思っているにも関わらず、それでもイケメンだと思っているの。だから彼とのやり取りが興味深いのよ」と語り、敵でありながらもピーターに惹かれている一面があることを明かした。敵ですら惚れさせてしまうピーター・クイルは、あっぱれ!確か前作でも、いつの間にか銀河のならず者たちが彼のもとに集ってきてしまった。監督のジェームズ・ガンは、ピーター・クイルのそんな魅力は、役を演じたクリス自身にあると言う。「オーディションで探していたのは、台本に描かれたことを上手におかしく演じることができ、他のマーベル作品の主人公とはちょっと違うキャラクターに仕立てられるような人物だった。クリスは部屋に入るや否や、いきなりそれをやってのけたんだ。彼は体の大きなマッチョでありながら、“少年のような危うさ”を合わせ持っていた。それは往年のスターであるハンフリー・ボガードや、ゲイリー・クーパーを彷彿とさせるものだったんだ」。そう、クリスには、肉体改造の末に手に入れたアクションをこなせるマッチョな体格、ガーディアンズになくてはならないユーモア、そして、時に男の色気を醸し出す“危うさ”というギャップがある。例えば「ドラゴンボール」のブルマとベジータのように、もしや“銀河の女帝”もクリス演じるピーターが持つ、ちょっとだけ“危うい”部分に惹かれてしまったのだろうか?その気もないのに銀河のならず者たちを束ねてしまい、お調子者で超テキトー野郎にも関わらず、なぜかモテモテのピーター・クイルみたいな男子って、そういえばクラスに1人はいたような…。先日はハリウッドの殿堂入りを果たし、妻子とガン監督もお祝いに駆けつけたというクリス。彼が喜々として演じるピーター・クイルのギャップを、スクリーンでも確かめてみてほしい。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は5月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月27日リアーナが、4月21日に91歳の誕生日を迎えたエリザベス女王を独自の方法で祝福した。インスタグラムに、4枚のエリザベス女王の写真を掲載したリアーナ。その写真が純粋にエリザベス女王のものであれば問題視はされなかったのだろうが、リアーナは自分の身体にエリザベス女王の顔をフォトショップで合成。リアーナといえば、露出を厭わない自由なファッションに挑戦することで有名で、4枚のうち1枚は、素肌にシャネルのスーツを身に着け、片胸の一部とタトゥーが見えているリアーナの身体にエリザベス女王の顔が貼り付けられている。さらに額には「FANCY」の文字が。また、先日、コーチェラ・フェスでクリスタルのボディースーツにグッチのタンクトップとデニムのショートパンツを着用し、話題になったリアーナ。その写真を用いて、キラキラのスーツにある意味マッチした、王冠をかぶっているエリザベス女王の顔をオン。グッチにちなんだラッパーのグッチ・メインの「Both」の歌詞をキャプションに引用するも、その過激さに苦情が集まり、後にキャプションを修正している。4枚の写真を「おもしろい!」と楽しむファンがいる一方で、「あまりにも(エリザベス女王に対して)無礼。誰かのおばあちゃんってわけじゃないのよ」、「リアーナは注目されたいだけ。91歳の女王には敬意を払うべき」と苦言を呈する人も。「イギリスから入国禁止にない?」と心配する声も上がっている。(Hiromi Kaku)
2017年04月24日小栗旬が初のミュージカルにして、初めて舞台上でコメディを演じることで話題になっているミュージカル「ヤングフランケンシュタイン」が、この夏、東京国際フォーラムで開幕。俳優陣が顔を揃えるチラシビジュアルが解禁された。ミュージカル「ヤングフランケンシュタイン」 チケット情報本作は喜劇の天才メル・ブルックスが1974年に公開した映画「ヤング・フランケンシュタイン」を、後に彼自身がミュージカル化した作品。フランケンシュタインの孫息子・フレデリック・フロンコンスティーン博士が巻き起こす騒動を描く爆笑ミュージカルコメディだ。2007年にブロードウェイで開幕。同じくメル・ブルックス映画をミュージカル化し、トニー賞12部門受賞の最多記録を持つ「プロデューサーズ」のクリエイティブスタッフが手がけたことでも話題となった。日本版では、根強いファンを多数持つ現代のヒットメーカー福田雄一が上演台本と演出を担当。福田は「とても賑やかな宴会みたいなミュージカル」とコメントしている。今回発表されたビジュアルはそのイメージ通り、パーティー中の面々のワイングラスから謎のピンクの液体が溢れ出した様を描いており、小栗旬が演じるフレデリックが生み出してしまうモンスターと、それを取り巻く人々のドタバタなコメディ感が表現されている。主演は本作がミュージカル初挑戦となる小栗旬。共演にはセクシーな助手インガ役に瀧本美織、フランケンシュタイン家を目の敵にしているケンプ警部役にムロツヨシ、変わり者の助手のアイゴール役に賀来賢人、モンスター役に吉田メタル、フレデリックの婚約者エリザベス役に瀬奈じゅんを迎える。チケットぴあでは、プレイガイド最速「プレリザーブ抽選先行」を3月24日(金)23:59まで受付中。<東京公演>8月11日(金・祝)~9月3日(日) 東京国際フォーラムホールC<大阪公演>9月7日(木)~9月10日(日) オリックス劇場
2017年03月21日昨年12月から今年1月にかけて、長引く重い風邪を患ったエリザベス女王が、5週間ぶりに乗馬する姿が目撃された。来月21日に91歳の誕生日を迎える女王は、月曜日(現地時間)にウィンザー城で主任厩務員のテリー・ペンドリーを伴い、テムズ川に沿って愛馬で散歩する元気な姿を見せた。女王はウォータープルーフジャケットに乗馬靴を着用し、頭にはヘルメットではなくシルクのスカーフをかぶっていた。「Telegraph」によると、女王が硬いヘルメットをかぶらないのには理由があり、髪型が崩れて乗馬後の公務に支障がでるのを避けるためだそうだ。女王にとって乗馬は「誰かほかの人間になったように感じさせくれる」大事な趣味。初めての乗馬レッスンは3歳だったというのだから、乗馬歴はまもなく88年!?12月に体調を崩し、クリスマスや新年の礼拝を欠席した女王。1988年から毎年クリスマス・新年休暇をサンドリンガムにある別邸で過ごすのが恒例だったが、昨年は体調不良のため夫フィリップ王配とともにその予定も遅らせた。いままでに1回も欠席したことがなかったクリスマス礼拝に出なかったことから、重病では…と心配する声も上がったが、1月初旬には公務にも復帰。乗馬を楽しむ余裕もあるようで、完全復活と見られる。(Hiromi Kaku)
2017年03月09日小栗旬主演の映画『銀魂』(2017年7月公開)の特別映像”銀魂音頭 お正月篇”が1日、公開された。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。今回公開された”銀魂音頭 お正月篇”では「季節のご挨拶」として、銀時、新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)が「あけましておめでとうございます」と挨拶するところから始まる。そして3人が”銀魂音頭”を歌って踊り、「今年の夏は銀魂だ」と映画をアピールするような内容となっている。作詞は小栗、作曲は橋本、振付は菅田が担当し、3人の共同制作に。また、攘夷志士・桂小太郎(岡田将生)のペットである地球外生物のエリザベスもこの映像で初登場した。同作には他、長澤まさみ(新八の姉・妙役)、岡田将生(桂小太郎役)、ムロツヨシ(平賀源外役)、中村勘九郎(近藤勲役)、柳楽優弥(土方十四郎役)、吉沢亮(沖田総悟役)、新井浩文(岡田似蔵役)、佐藤二朗(武市変平太役)、菜々緒(来島また子役)、安田顕(村田鉄矢役)、早見あかり(村田鉄子役)、堂本剛(高杉晋助役)の出演が発表されている。
2017年01月01日●王室の裏側に興奮と感動イギリスのエリザベス女王の知られざる素顔を描くNetflix初となる英国発のオリジナルドラマ『ザ・クラウン』が全世界で配信中だ。そんな本作のジャパン・アンバサダーに、物語の舞台であるロンドン生まれということから女優の木村佳乃が就任。同じ女性としてエリザベス女王の葛藤や苦悩をどのように受け止めたのか。また、イギリスでの思い出なども聞いた。――はじめに、『ザ・クラウン』を見た感想を教えてください。スケールの大きさにびっくりしました! セットのすばらしさ、美しさ…ロケも含めて本当の場所で撮影しているんじゃないかと感じるクオリティの高さはすごかったです。監督がスティーヴン・ダルドリーというのもすごいですよね! 本当に豪華でした。惹きつけられました。――この作品を見て、エリザベス女王ってこういう方なんだと深く知ることができました!私も! 物心ついたときにはすでに今私たちが知っているエリザベス女王という感じだったので、若い時にああいう葛藤があったなんて知らなかったです。このドラマを見て王室の裏側を知り、「えーそうだったんだ!」っていうことばかりで大変興味深かったですし、同じ女性として共感するところもありました。女王としての重圧もすごいんだなと思いましたね。――この作品でエリザベス女王のすごさを感じた部分は?やはり生まれ持って女王なんだなと思いました。もちろん、小さい時から女王になるべき教育を受けられていたというのも大きいと思いますが。また、演じられた女優さんが非常に威厳のあるお芝居をされていたので、説得力がありました。このエリザベス女王の役にぴったりですよね。シーズン7くらいまであるみたいなので、これからどう変わっていくのが楽しみです。きっとどんどんたくましく成長されるんだろうなと…続きが早く見たいです!――今後描いてほしいなと思っている、エリザベス女王に関して気になっていることはありますか?ダイアナ妃の物語はどうなるんでしょう、きっとありますよね!? そこがすごい楽しみです。ダイアナさんというのは私たち世代みんな知っている方ですから、エリザベス女王がダイアナさんのことを本当はどう思っていたのか描かれたら、みなさんもとっても興味がありますよね!――この物語は、王室というまったく違う世界の話ですが、家族の葛藤などは共感できるところが多かったですよね。具体的にどんなところに共感しましたか?シーズン1で多く描かれていた旦那さまとのすれちがいは大変だなと。もちろん女王になることはわかっていましたけど、いざ彼女が女王になったときにご主人さまは距離を置く感じになってしまって、夜遊びしたり飛行機に夢中になったり…。そんなときに夫を立てようとする様はだれでも共感すると思います。――夫婦間ですれ違いがありながら、支え合う姿も描かれていました。お二人とも芸能人として活躍されている木村さんですが、旦那さまのサポートを感じるのはどんなときですか?常に感じますよ! もちろん!――世界中から見られている王室は独特ですが、芸能人の方たちも注目される存在で、似たようなご苦労があるのかなとも思いました。見られていると言っても雲泥の差ですよ! 世界中が知っている方ですからね。でも、彼女は結婚して子供もいて旦那さまもいて、それで女王としてこれだけ長いこと君臨されているわけだから、たくさんご苦労あっただろうなと思います。あと、私がすごく驚いたのは、現存の女王がドラマ化されるということ。日本だったら美智子さまの物語みたいなことだと思うのですが、それってすごいことですよね。芸能人の裏側は週刊誌を見ていれば書いてありますけど、女王の裏側を見られるなんで!●生まれ故郷ロンドンへの思い――木村さんは何歳までロンドンにいらしたのですか?3歳くらいまでです。――その頃のロンドンの記憶はありますか?小さかったのでほとんど覚えてないんですけど、小さい頃はイギリス英語をしゃべっていたみたいです!――そうなんですね! ロンドンを離れられた後も、行くことはありましたか?もちろん行きました! 中学時代はアメリカに住んでいたんですが、ロンドンに住んでいたときに父や母がお世話になった隣に住んでいたベラ・スロッセルさんという方に会いに行ったんです。私が小さいときにベラさんの家に預けられていた時もあって、とてもかわいがっていただいて。写真もいっぱいあるんです。――久しぶりの再会はいかがでしたか?私、イギリスに住んでいた頃はイギリス英語を話していたのに、アメリカ暮らしになったらアメリカ英語になっていたみたいなんです。ベラさんに会いに行ったときに、会話の中で私が「ノープロブレム」って言ったら、ベラさんが大笑いして「ユーアーベリーアメリカン!」って。「ノープロブレム」はアメリカ英語なんですよね。それがすごく印象的で、イギリスというとベラさんの思い出が強いですね。――ロンドン生まれということで、普通の人よりエリザベス女王が身近に感じられるのかなと思うのですが、いかがですか?イギリスを身近には感じますね! やはり生まれたところなので、ほかの国とは違うものはあります。――木村さんはすごくサバサバされている印象ですが、イギリスで生まれ、中学時代にはアメリカで過ごされ、そういった海外生活も影響してそうですよね!どうなんでしょうね(笑)。でも影響なくはないでしょうね。今はもう英語はずいぶん話してないので忘れちゃったんですけど。――イギリス生まれということから抜てきされた今回のアンバサダーですが、話を聞いたときはどんな気持ちでしたか?ウキウキでした! 就任イベントの会場が大使館ということで、大使館に行けるというのもとても大変楽しみにしていました。――今後海外経験を生かしてやってみたいことはありますか?もし、この『ザ・クラウン』に日本人が出る予定があったら、ぜひ私が!(笑)――どんな役がいいですか!?エリザベス女王と会う人となると、かなり高貴な役ですよね。――最後に、アンバサダーとして読者にメッセージをお願いします。女性は絶対楽しいと思いますし、男性も歴史好きの方は大好きだと思います。とにかくいろんな方に見てもらいたいですね。誰もが知っているエリザベス女王の裏側はとても興味深いですし、彼女が妻として葛藤を抱えながら女王としてたくましくなって本物の女王になっていく姿がとても輝かしいです。さらに、衣装やセットのすばらしさ…豪華ですよ!■プロフィール木村佳乃1976年4月10日、イギリス・ロンドン生まれ。東京都出身。1996年に『元気をあげる~救命救急医物語』(NHK)でドラマデビュー。映画デビュー作である『失楽園』(1997年)で日本アカデミー賞優秀新人俳優賞し、『蝉しぐれ』(2005年)で日本アカデミー賞優秀主演女優賞。最近では『僕のヤバイ妻』(関西テレビ・フジテレビ)や『真田丸』(NHK)への出演が話題を集め、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)などバラエティ番組での活躍も注目されている。私生活では、2010年10月に少年隊の東山紀之と結婚し、2011年11月に第1子となる長女、2013年5月に第2子となる次女を出産した。
2016年12月28日「エリザベス ペイトン:Still life静/生」が、2017年1月21日(土)から5月7日(日)まで、東京・品川の原美術館で開催される。エリザベス・ペイトンは、1990年代初頭より絵画や素描、版画を中心に制作してきたアメリカの女性作家。中でも肖像画が特に知られているが、彼女の描く対象は、親しい友人からカート・コバーン(1967-1994)らカルチャーアイコン、バイエルン王のルートヴィヒ 2世(1845- 1886)をはじめとする歴史上の人物まで幅広い。自身にとって“憧れ”の存在や“美”を描いた肖像画の数々は、90年代半ば、時代に新風をもたらす“新しい具象画”と称された。そんなペイトン作品最大の魅力の一つは、人物像の美しさだろう。特有の色彩や繊細な線づかいをもって、対象の情熱や魅惑、そして美しさを引き出すペイトンは、控えめなサイズに大胆な描写を組み合わせることで、人物の外面と内面との間に生まれる緊張感も同時に表現している。日本ではこれまで紹介される機会が少なかったペイトンにとって、今回開催される展覧会は日本の美術館では初。多岐にわたるジャンルと主題を擁する作品約40点は、ペイトン自身が25年のキャリアを振り返り選んだものとなっている。【開催概要】「エリザベス ペイトン:Still life静/生」開催期間:2017年1月21日(土)〜5月7日(日)会場:原美術館住所:東京都品川区北品川4-7-25開館時間:11:00〜17:00(祝日を除く水曜は20:00まで/入館は閉館時刻の30分前まで)休館日:月曜日(祝日にあたる3月20日は開館)、3月21日入館料:一般1,100円、大高生700円、小中生500円※原美術館メンバーは無料、学期中の土曜日は小中高生の入館無料、20名以上の団体は1人100円引アクセス:JR「品川駅」高輪口より徒歩15分/タクシー5分/都営バス「反 96」系統「御殿山」停留所下車、徒歩3分/京急線「北品川駅」より徒歩8分【作家略歴】エリザベス ペイトン(Elizabeth Peyton)1987年、ニューヨークのスクール オブ ヴィジュアルアーツを卒業。主な個展に「Here She Comes Now」展(バーデン バーデン州立美術館、ドイツ、2013年)や版画に焦点をあてた2011年の回顧展「Ghost」展(ミルドレッド レーン ケンパー美術館、セントルイス、アメリカ / オペルヴィレン財団、リュッセルスハイム、ドイツ)等がある。また、主要回顧展に、2009年から2010年にかけて各地を巡回した「Live Forever」展(ウォーカー アート センター、ミネアポリス)、ニューミュージアム(ニューヨーク)、ホワイトチャペルアートギャラリー(ロンドン)、ボネファンテン美術館(マーストリヒト、オランダ)がある。日本では、Gallery Side 2にて個展(1995年)、「エッセンシャル・ペインティング」展(国立国際美術館、2006年)に参加。2017年にはローマ フランス アカデミー「ヴィラ メディチ」にて個展を予定。ニューヨーク在住。
2016年12月11日エリザベス女王とエディンバラ公フィリップ王配が日曜日(現地時間)に結婚から69周年を迎えた。今回のお祝いはウィンザー城にて家族や友人を招き、小規模にお祝いをするという。2人は1947年11月20日に結婚、来年にはいよいよプラチナ婚式を迎える。「Hello!」誌によると2人はエリザベス女王が13歳、フィリップ殿下が18歳の時に海軍兵学校で出会い、以来文通を続けていた。女王の一目ぼれだったそうだ。女王が21歳を迎えた1947年に婚約、同年に結婚している。2人の結婚の記念本「Royal Wedding」を書いた著者のベティ・シューへの手紙に、女王はフィリップ殿下との交際もようを明かしていた。なんと、ロンドンのナイトクラブへ繰り出し踊るという、至って普通のカップルのようなデートをしていたというのだ。結婚からわずか5年後、父のジョージ6世が56歳の若さで死去し、王女であったエリザベスが女王に即位。それから64年間、女王としてイギリス歴代最長の在位をキープしている。その安定した成功の影には、長年連れ添っているフィリップ殿下の功労も大きいのだろう。結婚前にはエリザベス女王の周りでは「夫となるべき人の選択を誤った」と苦言を呈する人も多かったという。しかし、エリザベス女王は金婚式に「彼は長年、私の強みであり、支えになってくれています」とコメントし、夫を労った。(Hiromi Kaku)
2016年11月21日映画にせよ、海外ドラマにせよ、素晴らしい作品に出会ったときの幸福感は何物にも代えがたいもの。この瞬間があるからこそ、私たちは新作を観続ける…とも言えます。そんな中、2016年で最も幸せな瞬間をもたらしてくれた作品に出会ってしまいました!『クィーン』の脚本家ピーター・モーガンと『リトル・ダンサー』のスティーヴン・ダルドリー監督によるNetflixオリジナルドラマ「ザ・クラウン」が、その作品です。実はシネマカフェ内で「ザ・クラウン」の特集されているため、このコラムで取り上げるまでもないのですが、それでもあえて語らずにはいられない!そう思わせてくれたのが、「ザ・クラウン」です。改めて紹介しますと、主人公は現在のイギリス女王エリザベス2世。長きにわたって絶大な影響力を持つエリザベス女王がまだ英国君主になる前、エジンバラ公フィリップと結婚するところから物語が始まります。一言で言えば“イギリス王室を描いたロイヤルドラマ”ですが、単なる伝記ドラマでもなければ、フィクションが過ぎる興味本位の内容でもなし。イギリスの顔として生きることを余儀なくされながら、娘として、姉として、妻として、母として人生の悲喜こもごもを味わっていくエリザベスの姿が、ドラマティックかつ静謐なタッチで綴られていきます。製作総指揮を務めるほか、第1~2話の監督を務めて作品世界を導いているのはスティーヴン・ダルドリーですが、彼の映画もしくは舞台の1本分がまるまる詰まっているかのような、密度の濃いシリーズ冒頭。「愛の記憶はさえずりとともに」のフィリップ・マーティンや『キンキー・ブーツ』のジュリアン・ジャロルドらに演出のバトンが渡っても、作品世界が損なわれることはありません。監督の1人であるジュリアン・ジャロルドは今年公開された『ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出』も手掛けていますが、あちらの作品では女王になる前のエリザベス王女と妹のマーガレット王女がお忍びでロンドンの街へ。「ザ・クラウン」でも、エリザベスとマーガレットの姉妹関係が描かれます。女王の立場を真摯に受け止め、優等生であろうとするエリザベスと、自由奔放さがチャーミングなマーガレット。姉として、妹として、また女王として、女王ではない者として、2人が抱く複雑な心情は、マーガレットの“禁断の恋”を巡って浮き彫りになっていきます。さらに、エリザベスと夫フィリップの関係にも物語は切り込んでいて、妻を支える道を選びながらも空虚さを覚え始めるフィリップと、妻であると同時に女王でなくてはならないエリザベスの夫婦生活も気になるところ。夫フィリップを演じているのは「ドクター・フー」のマット・スミスですが、髪をブロンドにした長身の彼は、エリザベスが結婚を強く望んだのも頷けるほど素敵。優しく、笑わせてくれる夫ではあるものの、やや拗ねがちで危ういところもあるフィリップに対し、妻エリザベスは何を思うのか…。エリザベス役のクレア・フォイとマット・スミスの組み合わせも非常に魅力的で、2人がたどる道にドキドキさせられてしまいます。また、クレア・フォイとマット・スミスに限らず、キャスト陣の素晴らしさも作品を語る上では欠かせません。英国首相チャーチル役のジョン・リスゴー、マーガレット役のヴァネッサ・カービーら、できれば全員の名前を挙げて絶賛したいところ。作品クオリティの高さはもはや当たり前となって久しいドラマ界ではありますが、「ザ・クラウン」はまさに事件レベルのハイクオリティ。シーズン1全10話をぜひ堪能してみてください。(text:Hikaru Watanabe)
2016年11月01日1952年に25歳の若さで即位して以来、イギリス女王として激動の人生を送ってきたエリザベス2世。その素顔に迫るNetflixオリジナルドラマ「ザ・クラウン」では、劇中に登場する豪華絢爛な衣装の数々も見どころ。今年2月にシーズン1の撮影現場を訪れた際、衣装デザイナーを務めるミシェル・クラプトンらの解説を聞くことができた。「ゲーム・オブ・スローンズ」でエミー賞に輝いたこともあるミシェル・クラプトンと数十人に及ぶコスチューム部門のスタッフたちは、「ザ・クラウン」のために数々の衣装を制作。エリザベス女王の衣装に関しても、プライベートな装いはもちろん、公務用のワンピースやスーツ、さらには戴冠式のドレスやウェディングドレスに至るまで、それら全てを自分たちの手で作り上げたという。「私たちがまず取り組んだのは、徹底的にリサーチすること。でも、いまはインターネットがあるからラッキーね。私たちは集めた情報をもとに、できる限り本物に近いものを目指して衣装を作る必要があった。例えばウェディングドレスのように、一般的に広く知られているものは正確じゃないといけない。その一方、プライベートの洋服には少し遊びが入っているわ。私たちの解釈で作ることができたの」。話に上ったウェディングドレスは、第1話で目にすることができる。1947年に行われたエディンバラ公フィリップとの結婚式で、まだ女王になる前のエリザベスは、デザイナーのノーマン・ハートネルが手掛けた美しい純白のドレスを身にまとっている。「オリジナルのウェディングドレスを作るのには6か月かかったと聞いたけど、私たちは約7週間で作ったの。費用を正確に答えるのは難しいけど、3万~3万5000ポンドほどだと思う。おそらく、私たちが手掛けたドレスの中で最も費用がかかっているんじゃないかしら」。一方、プライベートのファッションを制作する際には、50年代のVOGUE誌なども参考にしたとか。ただし、おしゃれに敏感でクチュールを好んだ妹マーガレットとは違い、若い頃のエリザベスは「ファッションを特に楽しんではいなかった」とミシェルは分析する。「公務を行う際の衣服は、彼女にとってのユニフォームだったの。シンプルな仕事着といったところね。マーガレット王女は見た目を気にしたけど、女王は何も考えないで着られるものを好んだ。とは言え、淡いピンクやペールトーンなど、美しい色を着る彼女を私たちは見られるわ。それは、王太后が美しい色が好きだったから。エリザベスは母親にとても影響を受けているの」。そういったパーソナリティはもちろん、王女から女王へ、少女から大人の女性へと成長していくエリザベスの変化も衣装を通して感じられるそうだ。また、ウェディングドレスに次ぐ目玉として、戴冠式でのゴージャスな装いにも注目したいところ。「結婚式と戴冠式で、明らかに予算は大きな打撃を受けたわ(笑)」という戴冠式は実際のところ5時間ほどに及ぶセレモニーであり、女王も何度か“お色直し”をしているそう。ドラマ用にも複数の戴冠式ドレスが制作されているが、これらの衣装に関してはエリザベス役のクレア・フォイが解説してくれた。「たしか、戴冠式の撮影には5日間くらいかかったわ。ミシェルが作ったドレスはすごく重いの。それを長時間着て、下に4種類のアンダースカートを履いて、頭にとても重い王冠を載せなくちゃいけなかった。いろいろな飾りつけも施されてね。そして、名士や首脳たちでいっぱいのウェストミンスター寺院を冷静に歩くのだから、まるで10回結婚するみたいなものよ(笑)。まだ若い彼女に、どうしてそれができたのか分からないわ。ものすごく度胸が必要なことよ」。「ザ・クラウン」は11月4日(金)より全世界同時オンラインストリーミング開始。協力:Netflix(text:Hikaru Watanabe)
2016年10月27日不朽の名作「高慢と偏見」が謎のウイルスに“感染”する『高慢と偏見とゾンビ』。このほど、リリー・ジェームズをはじめとする美しい姉妹たちVS大量のゾンビの華麗な戦闘シーンが大公開!高慢な騎士ダーシーも思わずうっとりする美しさであることが分かった。18世紀イギリスの片田舎で、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを綴った恋愛小説の金字塔の舞台を、謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えたマッシュアップ小説「高慢と偏見とゾンビ」(ジェイン・オースティン&セス・グレアム=スミス)を完全映画化した本作。主人公のベネット家の次女エリザベスを、『シンデレラ』「ダウントン・アビー」のリリーが演じるほか、『ダーク・シャドウ』のベラ・ヒースコート、人気モデルのスキ・ウォーターハウスら注目女優たちが美しき5人姉妹に、『マレフィセント』のサム・ライリーが大富豪の高潔な騎士ダーシー、『ノア 約束の舟』のダグラス・ブースがその親友ビングリーを演じる。そんな本作から解禁となったのが、美人姉妹VSゾンビの華麗なる戦闘シーン。その夜、町の大きなお屋敷では舞踏会が行われており、ベネット家の5人の姉妹たちも運命の相手との出会いに期待し、その舞踏会に参加していた。しかし、会場でエリザベスは、騎士のダーシーが自分のことを「心が震えるほどの美人ではない」と話しているのを聞いてしまう。悔しさのあまり、思わず会場を飛び出して泣いていたエリザベス。そんなエリザベスの背中に話しかける聞き慣れた声…そこには、なんと亡くなったはずのフェザーストーン夫人が!エリザベスがあっけに取られ茫然と立ちすくんでいると間もなく、激しい銃声と共に夫人の頭は吹っ飛ぶ!いち早く危険を察知したゾンビハンター、ダーシーが救ってくれたのだ。やがて、舞踏会の会場から押し寄せてくる、逃げ惑う人々。しかし、エリザベスら姉妹たちは、その人の波に逆らい、ゾンビがうじゃうじゃいる舞踏会の会場へと突き進んでいく。それぞれ、どこからともなく武器を取り出し構えると、ためらいや情けなどなく、あれよあれよと言う間にゾンビをなぎ倒していく!日頃から東洋の武術を特訓していた姉妹たちの、その俊敏で可憐な剣さばきに、さっきまで「まあまあだな」とかぬかしていたダーシーも、「とても魅力的な女性だ。腕の筋肉が女らしい」と、うっとり魅入ってしまった様子。本作の見どころの1つ、姉妹たちの激しくも美しいゾンビとの戦闘シーンは、スクリーンでも必見だ。『高慢と偏見とゾンビ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月28日エリザベス2世の半生を描くNetflixオリジナルドラマ「ザ・クラウン」のオンラインストリーミングが11月4日(金)より開始されることがこのほど決定。併せて、キーアートと予告編が公開された。激動の20世紀後半を駆け抜け、いまも尚絶大な影響力を持つ英国女王の知られざる素顔を描く本作。1952年に25歳で即位して以来、彼女が直面した様々な政治的苦悩と、エディンバラ公爵フィルップの妻、そして母として直面する葛藤をドラマティックに描く。エリザベス2世役をBBCドラマ「ウルフ・ホール」のクレア・フォイが演じ、その夫エディンバラ公爵フィルップ役には「ドクター・フー」シリーズで11代目のドクター役に抜擢されたマット・スミス、チャーチル首相役にはベテラン俳優ジョン・リスゴーが配役されている。制作陣には、『クィーン』『フロストxニクソン』のピーター・モーガンと、監督した全ての長編映画がアカデミー賞作品賞もしくは監督賞にノミネートされてきた名匠スティーヴン・ダルドリー(『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』)が参加。2人は2014年に舞台化され、映像作品として劇場公開もされた『ナショナル・シアター・ライヴ/ザ・オーディエンス』でもエリザベス2世と歴代英国首相との駆け引きを描き絶賛されており、本作で再タッグを果たすこととなる。そして本作のキーアートと予告編が解禁。英国君主としての苦悩と、妻であり母である“一人の女性”の情熱と葛藤が描かれている本作を象徴した、荘厳で重厚なビジュアルに仕上がっている。「ザ・クラウン」は、Netflixにて11月4日(金)より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年09月28日世界中の女の子の憧れアイコン『シンデレラ』を好演したリリー・ジェームズが、ゾンビと戦う最強レディを演じる『高慢と偏見とゾンビ』。リリーが演じる次女エリザベスをはじめ、本作に登場するベネット家の5人姉妹には、いま話題の旬なヤングセレブたちの姿も!そんな彼女たちの新場面写真が解禁となった。キーラ・ナイトレイ主演で『プライドと偏見』として映画化もされた恋愛小説の金字塔「高慢と偏見」。本作は、18世紀イギリスの片田舎で、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを綴り、いまなお多くのファンに愛されているその舞台を、謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えたベストセラー小説「高慢と偏見とゾンビ」を完全映画化。原作小説を気にいったアカデミー賞女優ナタリー・ポートマンが、プロデューサーとしても名を連ねている。主人公のベネット家の利発な次女エリザベスを演じるのは、ディズニー映画『シンデレラ』の主演に大抜擢され、英国貴族社会を描く人気TVドラマ「ダウントン・アビー」のローズ役でも知られるリリー・ジェームズ。彼女が演じるエリザベスをはじめ、本作に登場する姉妹たちは、母親が花婿候補に躍起になるところは同じでも、そろいもそろってゾンビ退治にいとまがない。まず、5姉妹の長女ジェインを演じるのは、ブロンドヘアとガラスのような澄んだ青い目にすいこまれそうなベラ・ヒースコート。ティム・バートン監督×ジョニー・デップ主演映画『ダーク・シャドウ』で瞬く間に存在が知れ渡り、「可愛すぎ!のあの子は誰?」と評判になった。長女ジェインといえば、その淑やかな美貌で資産家・ビングリー(ダグラス・ブース)もたちまち夢中になってしまうモテる女子。親友ビングリーに先を越された感のダーシー(サム・ライリー)も思わず悔しがるほど。しかし、そのスレンダーな体のどこにパワーを秘めているのか、藪の中から突如襲いかかるゾンビを手持ちのライフルで次々なぎ倒す!また、四女キティを演じるのは、そのファッションや動向で常にゴシップサイトを騒がせているイギリスの人気モデル、スキ・ウォーターハウス。16歳からモデルを始めた彼女は、インスタグラムでは100万人のフォロワーを持ち、セレーナ・ゴメスやカーラ・デルヴィーニュ、ジョージア・メイ・ジャガーが親友。現在、女優業へのアプローチも目覚ましく、リリー・コリンズ×サム・クラフリンの『あと1センチの恋』やシャイリーン・ウッドリー主演『ダイバージェントNEO』などに出演し、その超スウィートなルックスとモードなセンスを生かして活躍中だ。今回演じるキティは、姉妹の中で長女ジェインに次ぐ美貌を有し、親しみやすい可憐な魅力の持ち主でもある。演じたスキは、小さいころから習っていた空手を生かして本作のオーディションに合格、アクションシーンでは青あざだらけになりながらも、「難しかったけれど楽しかった」と語っている。製作陣が目指した「史上最も美しいゾンビ映画」は、このキャスティングだからこそ実現したといえそうだ。『高慢と偏見とゾンビ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月25日エリザベス・バンクス主演のハリウッド映画『Rita Hayworth with a Hand Grenade(仮訳邦題:リタ・ヘイワースと手榴弾)』に、俳優・窪塚洋介の出演が決定した。窪塚洋介演じるのは、第二次世界大戦末期から戦後にエリザベス・バンクス演じる戦場カメラマンと太平洋の孤島で出会い、その後数十年を共に過ごすことになる日本兵役。残留日本兵となった陸軍軍人である小野田寛郎と横井庄一をモデルにした、極限状態の日本人像に挑戦する。マーティン・スコセッシ監督映画『沈黙–サイレンス–』に続くハリウッド作品への出演について窪塚は「『ハリウッドだから「出られれば何でもいい』という仕事の選び方や、『エージェントのノルマだからやらなくてはいけない』ということではなく、日本でのスタンスと同じように心のままに仕事が出来るのは、ひとえにデビューが来年公開のマーティン・スコセッシ監督の作品『沈黙』であったこと、そこで重要な役を演じられたこと、そして、その作品に関わった主要スタッフが認めてくれたからこそだと思います」とコメント。監督は、『マルコビッチの穴』のセットデザイナーや、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のアートディレクターとして活躍してきたスローン・ウーレンが務める。なお撮影は2016年秋頃に開始予定で、日本での公開時期は2016年9月14日(水)現在未定となっている。【作品情報】Rita Hayworth with a Hand Grenade(仮訳邦題:リタ・ヘイワースと手榴弾)公開時期:未定監督:スローン・ウーレン出演:エリザベス・バンクス、窪塚洋介ほか
2016年09月17日名作恋愛小説の世界が、謎のウイルスに“感染”してしまう映画『高慢と偏見とゾンビ』。このほど、主演のリリー・ジェームズをはじめとする、ゾンビたちを華麗に成敗する美しき5人姉妹の、セクシー&デンジャラスな“お支度”写真がシネマカフェに到着した。18世紀イギリス。謎のウィルスが蔓延し、感染したものはゾンビとなって人々を襲っていた。片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は、裕福な人との結婚を夢見ながら、得意のカンフーでゾンビと戦う日々を送っている。そんなある日、屋敷の隣に大富豪の騎士ダーシー(サム・ライリー)が引っ越してくる。姉妹は狂喜乱舞するが、次女エリザベス(リリー・ジェームズ)だけは、初対面でみせた彼の高慢な態度に嫌悪感を抱いていた。やがて、人類とゾンビの最終戦争が勃発!共に戦うことになった2人は、互いの偏見に徐々に気づきはじめ…。ジェイン・オースティンによる恋愛小説の金字塔「高慢と偏見」の舞台を、謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えるという大胆な試みで、200万部越えの大ベストセラーとなった原作を映画化した本作。主人公のベネット家の次女エリザベスを演じるのは、ディズニー映画『シンデレラ』で世界中の老若男女を魅了、英国貴族と使用人たちの人生模様を描いた人気TVドラマ「ダウントン・アビー」のローズ役でも知られるリリー・ジェームズ。華奢で可憐な姿とは裏腹に、『キル・ビル』さながら得意のカンフーを駆使し、ゾンビたちを華麗に倒していく。今回到着したのは、そんなエリザベスをはじめとする美しい5人姉妹の、ちょっぴりセクシー&デンジャラスな“お支度”場面写真。玉の輿を強く願う母の猛プッシュもあり、紳士で裕福なお相手との出会いを求め、当時の適齢期の男女にとっての一大イベント、舞踏会へ向かう身支度に励む姉妹たち。ランジェリー姿で一列に並び、互いのコルセットをしめ合い、せっせとお支度をするその様子は実にキュート。「高慢と偏見」の映画化『プライドと偏見』(’06)でもお馴染となっているシーンだ。しかし、本作でのお支度シーンは様子がちょっと違う。美しいドレスの下、そしてブーツの中に忍ばせているのは、“恥じらい”ではなく、闘うための武器の数々。だって、舞踏会で待っているのは運命の人だけでなく、紳士淑女を狙うゾンビたちもいるに違いないから!本家「高慢と偏見」ファンも納得のオマージュシーン満載ながら、マッシュアップ作品らしいデンジャラスなスパイスがピリリと効いているところも見どころの1つとなっている本作。舞踏会に足を踏み入れた5人姉妹に、いったいどんな展開が待っているのか?想像すればするほど、いまからドキドキが止まらない新写真となっている。『高慢と偏見とゾンビ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月16日小栗旬を主演に迎え、空知英秋による「週刊少年ジャンプ」の看板コミックを、福田雄一監督が実写映画化することで話題沸騰の『銀魂』。このほど、小栗さん演じる主人公・坂田銀時に続き、“ツッコミ担当”・新八に菅田将暉、“破天荒ヒロイン”・神楽に橋本環奈、そして長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、さらに柳楽優弥や中村勘九郎まで、全員が主役級クラスの第2弾キャストが解禁。小栗さんも含め、超豪華なキャスト陣から愛にあふれたコメントも到着した。本作の舞台は、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。主人公は、そんな時代に己を信じる侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時。銀時とひょんなことから出会った仲間の身に巻き起こる、さまざまな事件を描いていく。企画発表時、原作の空知さんが「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟」とコメントした本作。その後、「基本泥舟」がまさかのトレンドワード1位に!超人気コミックの実写映画化は瞬く間にネット上の話題を独占し、1,000以上のニュースが配信され、リアルタイム検索やトレンドワードを占拠。7種のビジュアルがランダム表示される公式サイトは、1日で120万PVを記録した。そんな本作で小栗さんが演じる主人公は、万事屋(よろずや)の坂田銀時。天パの銀髪が特徴で、普段は気の抜けたような向上心ゼロの怠け者だが、剣の腕はかなりのもの。かつては攘夷戦争に参加し「白夜叉」の異名を持つ伝説の侍で、決めるところはビシッと決めるそのギャップには女性ファンも数多い。そして今回発表された、万事屋で働く志村新八には菅田さん。それぞれキャラが濃すぎる「銀魂」のなかのツッコミ担当で、少々ヘタレな面はあるものの、侍としての強い信念を持ち合わせている男だ。また、同じ万事屋で働く、宇宙最強を誇る戦闘種族・夜兎(やと)族の生き残りの少女・神楽には橋本さんが決定。かなりのマイペースぶっ飛びキャラに向け(?)、原作同様、オレンジ色に自身の髪を染めて撮影に挑む。さらに、容姿端麗でありながら腕っぷしの強い新八の姉・妙には、福田組初参加となる長澤さん。この役で、これまでの印象を覆す変顔も披露する!銀時の幼馴染で、かつての盟友・桂小太郎を演じるのは、小栗さんとの共演作も多い岡田さん。プライベートでも親交のある2人の共演に期待がかかる。一方、福田組常連のムロさんは、銀時が頼りにする、からくり堂の店主・平賀源外役で参加。「いつものムロさんで演じてほしい」と福田監督から言われ、少々困惑気味だったそうだが、特殊メイクでハゲのカツラと口髭を施した。加えて、江戸の治安を守る特殊警察・真選組局長の近藤勲には、『真田十勇士』が待機する中村勘九郎。「銀魂」登場人物の人気投票でも常に上位に位置する、真選組一のクールなモテ男・土方十四郎には、福田組の常連ともいえる柳楽優弥。かわいい顔して腹黒で毒舌、超絶ドSの沖田総悟には吉沢亮が挑む。勘九郎さんの出演は、小栗さん自らの提案で決定したという。勘九郎さんは小学生のころから「週刊少年ジャンプ」を愛読者、なかでも「銀魂」は特別に好きな作品だったそう。「二枚目も三枚目も演じられて、誰も思いつかないけど誰もが納得できる俳優さんを考えたら中村勘九郎さん以外思いつかなかった」という小栗さんからの強い推薦で、奇跡のキャスティングが実現した。今回は8名の発表だったが、第3弾も豪華すぎるキャストの発表が予定されているという本作。なお、万事屋のペットの巨大宇宙生物・定春、小太郎の相棒の謎の宇宙生物・エリザベスも登場予定という。<キャストコメント>【万事屋メンバー】■小栗旬坂田銀時福田監督とは「勇者ヨシヒコ」に出させていただいたり、『変態仮面』で協力させてもらった部分もありましたが、本格的な仕事はしていなかったので是非ご一緒したいなと思っていました。空知先生が福田さんだったから(実写化が実現した)とおっしゃっているのはとてもよくわかります。『銀魂』の世界観を表現できるのは福田監督しかいないと思いましたので、ぜひ参加したいと思いました。銀さんは出会う人やタイミングによってキャラクターの印象が変化する部分もあり、とらえ所がないので演じるのはすごく難しいです。ほかの演者さんたちが僕のことを銀さんだと信じてくれれば、おのずと銀時というキャラクターになっていけるのではないかと思って演じています。■菅田将暉志村新八原作のなかでも「この世界観における突っ込みの必要さナメんなよ!」と言っているくらい大事な役ですし、いろいろな笑いをわかっていなきゃいけないので「これは大役だ。空知先生はどう思っていらっしゃるのか」と思うと、とても怖かったです。少なからずこれまでの人生では突っ込みタイプではありますので、精一杯演じさせていただきます!撮影もとても楽しくて、ぜひ毎年集まってシリーズにできたら最高だと思います。こんな豪華な方たちと、こんな豪華なおふざけをいい大人が何やってんだという日々の繰り返しなので楽しんで演じたいと思います。●橋本環奈神楽「銀魂」は言わずと知れた大ヒット漫画で私の同級生、友人の間でもとにかくファンの多い作品です。その作品の実写版で、それも神楽役と聞いた時はとにかく驚きました。神楽を演じることについてはとても嬉しい反面、人気の高いキャラクターなのでプレッシャーもひとしおでしたが、いまは毎日、強くて、愛らしく、マイペースな神楽に成りきって撮影に臨ませていただいてます。今回は本格的なワイヤーを使ってのバトルアクションあり、独特のイントネーションでの台詞ありと見どころも沢山あると思います。みなさんどうぞ御期待下さい!あっ!! もちろん神楽ならではの「鼻ホジ」や「ゲ○吐き」シーンも…(笑)■長澤まさみ新八の姉・志村妙今回初めて原作を読ませていただいたのですが、この作品を福田監督が撮ったら必ず面白くなると思い、受けさせていただきました。女の人は潜在的に優しい部分と強い部分を持ち合わせていると思うのですが、妙の柔らかい素顔と強い素顔はその二つの顔を表現していてそれこそが妙の魅力だと思います。いままで、変顔に近いお芝居をしたことがなかったので、いままでとっておいて良かったなと思いました。【攘夷志士】■岡田将生桂小太郎桂小太郎を演じさせていただきます。原作ファンの方々にガッカリされないようにしっかり演じさせていただきます。銀時の盟友であり、相棒エリザベスと共に銀魂を盛り上げたいと思います。逃げの小太郎と呼ばれてますが、岡田は逃げません!【からくり堂店主】■ムロツヨシ平賀源外以前から「銀魂」実写化のお話は福田監督ご本人から聞いていて、「ムロくんの役あるよ」とおっしゃってくれていました。ただ、平賀源外はもっと年齢の高い方がやるのかなと思っていたので、驚きました(笑)。いざ現場に入ると、意外とハゲの髪型とひげが似合うので、ゆくゆくはこの髪型にしたいなと思っています(笑)。原作ファンの皆様、ご安心ください! 源外役のムロは少ししか出ていませんので、ちょっと年齢違うと思われるかもしれませんが、新しい源外をアピールしたいと思います!【真選組】■柳楽優弥土方十四郎今回「銀魂」にキャストの一員として参加出来ることをとても嬉しく思っています。土方十四郎という役にプレッシャーを感じておりますが、素晴らしいキャストスタッフの皆様と、この夏を駆け抜けたいと思います!■吉沢亮沖田総悟昔から「ジャンプ」は大好きでしたが、「銀魂」に関しては子どもながらに読んではいけないマンガだと思っていたので、いままで触れてきませんでした。今回出演させていただくということで、全巻読みました。読んではいけないマンガでした。最高にくだらなくて面白い原作プラス福田さんという恐ろしい現場ですが、最後まで生き抜きたいと思います。■中村勘九郎近藤勲去年の秋ごろに、小栗くんから電話で「勘ちゃん、銀魂やるんだけど…」と言われまして、私の口から「俺ゴリラ(近藤のこと)でしょ?」と言わせてもらいました。小栗くんもとても驚いていました。「週刊少年ジャンプ」は小学生のころからいまも購入している愛読書で、実写化するなら近藤勲役をやりたいと思っていたので本当に光栄です。小栗くんとは前々から知り合いで、いつか一緒にやりたいねと話していたのですが、最初の共演が『銀魂』になりました。僕自身、元々下ヨリの発言・行動、そして思考しかありませんので、近藤の役に素直に入れました。通称“ゴリラ”ということで、ひと月半前くらいからジムに通いまして、体を鍛えております。原作・アニメをご存じの方もわかるように(近藤は)ムキムキですから、そこまでは到底追いつかなかったですが、精一杯やりますのでぜひ劇場で体感してください。『銀魂』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月04日恋愛小説の金字塔にして、不朽の名作「高慢と偏見」が“感染”して現代に蘇る『高慢と偏見とゾンビ』。このほど、『シンデレラ』のリリー・ジェームズが演じるエリザベスをはじめ5人の姉妹たちが、華麗にゾンビの大群を成敗しながら恋に落ちる、予告編映像とポスタービジュアルが解禁となった。18世紀イギリスの片田舎。ベネット家の5人姉妹は、裕福な人との結婚を夢見て毎日を送っていた。そんなある日、屋敷の隣に、大富豪の騎士ダーシーが引っ越してくる。狂喜乱舞する姉妹だったが、次女エリザベスは、初対面でみせた彼の高慢な態度に嫌悪感を抱いていた。だが、やがて人類とゾンビの最終戦争が勃発、共に戦うことになった2人は、互いの偏見に徐々に気づきはじめ――。本作は、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを綴ったジェイン・オースティンの名作の舞台を、謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えるという大胆な試みで話題を呼び、200万部越えのベストセラーとなったマッシュアップ小説を完全映画化。主人公のベネット家の次女、エリザベスを演じるのは、ディズニー『シンデレラ』に抜擢され、英国貴族社会を描いた人気TVドラマ「ダウントン・アビー」でもよく知られるリリー・ジェームズ。華奢で可憐な姿とは裏腹に、『キル・ビル』さながらのカンフーを駆使し、ゾンビを倒していくスタイリッシュなアクションシーンは必見だ。また、エリザベスとすれ違いながらも惹かれあう大富豪の騎士ダーシー役には、『マレフィセント』のサム・ライリー。少女マンガの原点ともいえるツンデレ男子ぶりは、ゾンビだらけの世界でもエリザベスの乙女心を翻弄する。さらに、『ベン・ハー』リブート作に抜擢され、“ジェームズ・ボンド”候補としても注目度上昇中のジャック・ヒューストン、『ダーク・シャドウ』のベラ・ヒースコート、『ノア約束の舟』『ライオット・クラブ』のダグラス・ブース、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のマット・スミスら、豪華で多彩な英国俳優たちが集結する。解禁となった予告編映像では、絢爛豪華な衣装に身を包んだ中世・イギリスの紳士淑女たちが、真実の愛を求めてラブロマンスを繰り広げる不朽の名作の新たな映画化…かと思いきや、ヒロイン・エリザベスの背後に忍び寄る存在が!そこで『高慢と偏見』のタイトルがスライドし、まさかの“ゾンビ”が出現!“名作が感染”というユーモアあふれる斬新な予告編がスタートする。清々しいほどにゾンビを切って切って切り倒す、淑やか(?)で可憐な最強5人姉妹の本格アクションと、元祖ラブコメともいわれる胸キュンロマンスとのコラボレーションには要注目!本編への期待がますます高まる映像となっている。『高慢と偏見とゾンビ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月29日スティーヴン・キングとJ.J.エイブラムスという、小説界と映画界の巨匠が奇跡のタッグを組み、ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺された歴史的な日1963年11月22日を描く最新海外ドラマ「11/22/63」。8月11日(土)より、スターチャンネルにて日本独占初放送されることが決定した。高校の国語教師ジェイクは、友人アルから驚くべき秘密を打ち明けられる。彼の営むダイナーの倉庫の扉は、1960年の過去へとつながっている<時空を超える扉>だというのだ。病魔に倒れたアルに懇願され、ジェイクは1963年11月22日に起こる“ケネディ大統領暗殺”を阻止すべく、過去への旅に出る。“JFK”暗殺犯オズワルドの身辺を調べ始めるジェイクだが、変えられることを拒む“過去”が、さまざまな力によって彼に危険をもたらす。そして、誰とも親密になるなというアルの忠告にも関わらず、ジェイクはその時代に生きる魅力的な女性セイディと恋に落ちてしまう…。いまだ多くの謎を残すケネディ大統領暗殺事件。本作では、ストーリーの構想と詳細なリサーチに40年もの時間を費やし、暗殺犯リー・ハーヴェイ・オズワルドは本当に真犯人だったのかに迫る。原作は、巨匠スティーヴン・キングのベストセラー小説。製作総指揮を務めるのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・トレック BEYOND』などで知られる映像界のヒットメーカー、J.J.エイブラムス。彼らは、徹底的な調査に基づいたリアリティーとフィクションを見事に融合させて歴史的な大事件を再現、フィクションの登場人物が事件に関わった実在の人物たちと巡り会うことで、原作者キングが推理したJFK暗殺の真相を浮かび上がらせる!時空の扉を開ける主人公ジェイクには、『オズ はじまりの戦い』『127時間』のジェームズ・フランコ。時空の扉を見つけ、主人公にJFK暗殺阻止を依頼する初老の男アルに『アメリカン・ビューティー』『アダプテーション』のオスカー俳優クリス・クーパー。また、物語の鍵を握る運命の女性セイディ役には、『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』で若かりしエリザベス女王を好演した新進サラ・ガドンが抜擢されている。「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ダウントン・アビー」など、映画級のクオリティを誇る話題の海外ドラマの最新シーズンを独占日本初放送してきたスターチャンネルが贈る本作。ケネディ暗殺とタイムトラベルが融合を果たす奇想天外なストーリーの結末が、いまから待ちきれない。「11/22/63」字幕版は8月11日(祝・木)より、毎週木曜23時~ほかスター1にて、二ヵ国語版は8月15日(月)より、毎週月曜23時30分~ほかスター3にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年07月24日日本でも大ヒットした『シンデレラ』で一躍若手トップスターの仲間入りを果たしたリリー・ジェームズ。彼女が華麗な現代の“シンデレラ”から、まさかのゾンビハンターとなるベストセラー小説の映画化『高慢と偏見とゾンビ』が、9月に日本公開されることが決定した。舞台は、18世紀イギリス。謎のウィルスが蔓延、感染したものはゾンビとなって人々を襲っていた。片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は、裕福な人との結婚を夢見ながら得意の“カンフー”でゾンビと戦う日々を送っている。そんなある日、屋敷の隣に、大富豪の騎士ダーシーが引っ越してきた。狂喜乱舞する姉妹だったが、次女エリザベスは、初対面でみせた彼の高慢な態度に嫌悪感を抱く。だが、人類とゾンビの最終戦争が勃発し、共に戦うことになった2人は、互いの偏見に徐々に気づき始め――。2005年にはキーラ・ナイトレイ主演で映画化もされた、恋愛小説の金字塔「高慢と偏見」。その舞台を謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えるという大胆な試みで、200万部を越える大ベストセラーとなったマッシュアップ小説「高慢と偏見とゾンビ」(ジェイン・オースティン&セス・グレアム=スミス/二見書房刊)を、まさかの完全映画化。原作小説は、発売当初からセンセーションを巻き起こし「ニューヨークタイムズ紙」のベストセラーリスト入り。世間で話題となるそのちょっと前、プロデューサーとしても活躍する女優ナタリー・ポートマンから製作アリソン・シェアマーへかけられた1本の電話が、今回の映画化プロジェクトを始動させることとなった。監督・脚本には『セブンティーン・アゲイン』の気鋭バー・スティアーズ。キャストには、原作の世界観を体現するべく、若手から重鎮まで多彩な英国俳優が集結した。主人公のベネット家の次女、エリザベスを演じるのは、ディズニー映画『シンデレラ』に主演して世界中の老若男女を魅了、英国貴族社会を描いた人気TVドラマ「ダウントン・アビー」ローズ役でも知られるリリー・ジェームズ。本作では、華奢で可憐な姿とは裏腹に、『キル・ビル』さながら得意のカンフーを駆使し、ゾンビを次々と倒していく!また、エリザベスとすれ違いながらも惹かれ合う大富豪の騎士ダーシー役には、『マレフィセント』のカラス“ディアヴァル”役のサム・ライリー。少女マンガにも通じる、ぶっきらぼうだけどどこか放っておけないツンデレ男子ぶりには、エリザベスの乙女心も翻弄されっぱなし。そのほか、リメイク版『ベン・ハー』に抜擢されたジャック・ヒューストン、『ダーク・シャドウ』のベラ・ヒースコート、『ノア 約束の舟』『ライオット・クラブ』のダグラス・ブース、『ターミネーター:新起動/ジェネシス』「ドクター・フー」のマット・スミスら、注目のキャストが揃う。エリザベスとダーシー、すれ違いながらも恋に落ちていく2人に待ちうけるのは、人類とゾンビの最終戦争!?ロマンス×ゾンビ×アクションの化学反応を、この秋、楽しみにしていて。『高慢と偏見とゾンビ』は9月よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月11日8月には主演作『ハイ・ライズ』の日本上陸も控えるトム・ヒドルストンがエリザベス・オルセンと共演し、アメリカの“伝説のシンガー”ハンク・ウィリアムスの半生を描く『アイ・ソー・ザ・ライト』が、10月1日(土)より日本公開されることが決定した。1944年、米アラバマ州。ハンク・ウィリアムスは愛する女性・オードリーと結婚し、幸せな生活を送っていた。ハンクはシンガーとして成功するが、オードリーもまた、シンガーとしての夢を諦められずにいた。そんな2人のそれぞれの想いが家庭に不穏な雰囲気を漂わせていたが、やがて息子が生まれ、彼らの人生は再び希望に満ちあふれる。しかし、ハンクは、音楽活動が順調に進むにつれ家族との溝が深まり、その淋しさを紛らわせるためにほかの女性やアルコールに逃げてしまうように。シンガーとして優等生であることを求めるレコード会社と、父親が必要な家族。翻弄されながらも、ありのままの自分であろうとするハンクは、その想いを歌に込める――。1923年アラバマ州に生まれたハンク・ウィリアムスは、二分脊椎症を抱えながら貧困の中で育ち、1947年に23歳でデビュー。その後、29歳という若さで他界するまで、6年間という活動期間にも関わらず、「キング・オブ・カントリー」「ルーツ・オブ・ロック」と呼ばれるほど、後世のアーティストたちに影響を与えた伝説のシンガー。彼が生んだ音楽は、エルヴィス・プレスリーや「ザ・ビートルズ」ら次のミュージシャンたちに受け継がれていき、多くの偉大なアーティストたちによっていまもなお歌い継がれている。彼の偉業を称えるベスト盤やトリビュートアルバムは、世界中で多く発売されており、なかでも2001年にリリースされた「タイムレス~ハンク・ウィリアムス トリビュート」には、ボブ・ディラン、ジョニー・キャッシュ、キース・リチャーズ(ローリング・ストーンズ)、BECKと、参加ミュージシャンの名前を見るだけで、時代や世代を超え、国境・ジャンルを超えて、いまなお心に生き続ける伝説的存在であることを証明している。本作は、短い人生の中でハンク・ウィリアムスが築いた偉大な功績と、その裏で運命に翻弄される一人の男としての半生を描き出す。ハンクを演じるのは、『マイティ・ソー』シリーズ、『アベンジャーズ』の“ロキ様”でお馴染みのトム・ヒドルストン。「エンパイア」「ELLE」など名だたる英国誌が選ぶ“マン・オブ・ザ・イヤー”を受賞してきたトムは、日本でも映画雑誌「SCREEN」×イマジカBSが選ぶ英国男優総選挙2015で1位を獲得。4月に発表された「ブリティッシュ・ナショナル・フィルム・アワード」では最優秀男優賞に選ばれ 、現在“最も英国に愛される俳優”と呼ばれている。本年度エミー賞受賞のうわさが囁かれているミニシリーズ「THE NIGHT MANAGER」での演技や、過去にローレンス・オリヴィエ賞新人賞、イブニング・スタンダード・アワードも受賞したことがある英国舞台での活躍など、世界が認める実力派俳優だ。そんなトムは、本作で猛特訓の上、劇中のハンクの曲をすべて自らが歌い上げ、人生の悲哀を歌にのせることで人々に希望を与えた伝説のシンガーを見事に演じ切っている。また、その妻・オードリーを演じたのは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のエリザベス・オルセン。自身もシンガーとして活動したいという想いを抱えながらも、家庭を支える女性の複雑な想いを切なく表現、ヒドルストンと交際報道も出たほどの“化学反応”を見せている。『アイ・ソー・ザ・ライト』は10月1日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月21日先日、イギリスからやってきた友人とご飯を食べていて、映画の話になりました。友人:最近、面白い映画を観た?私:ああ、そういえば、若き日のエリザベス女王を描いた『ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出』を観たな。友人:イギリスではちょっと前に公開されたけど面白かったよね。そういえば、監督は私の友人なのよ。知ってた?私:ジュリアン・ジャロルド監督ね。そういえば、『キンキー・ブーツ』が公開されたときに、そう言ってたよね。友人:そうだ、連絡を取ってあげるから、映画のことを何でも聞いたら?私:ぜひぜひ!…というわけで、友人が私とジャロルド監督を繋いでくれたわけです。後に女王となるエリザベス王女と妹のマーガレット王女が、生まれて初めてお忍びで外出した一夜の出来事(実話です!)を描く『ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出』。2人が初めて手にした“自由”が、どれほどの喜びと切なさに満ちていたかを、丁寧な心理描写で映し出した作品です。監督は忙しい合間を縫って、私が聞きたかった4つの質問に答えてくれました。――映画、とっても楽しく拝見しました。映画を作る過程での苦労話などはある?ジェロルド:よく、ロンドン塔には連行されなかったよ(笑)。女王がこの映画を見たら、にやりと皮肉っぽく微笑えんでくれたらいいなと思う。いずれにしろ、何かしらの反応が女王側からあるとしても、時間がかかるだろうね。とにかく、バッキンガム宮殿から映画撮影の許可をもらうのは難しかった。グリーン・パークの宮殿の門の外と遊歩道で撮影したかったから、宮殿からの許可は必須だったんだ。だから、脚本を提出しなければならなくて。許可を取るのに何年もかかったんだ。結局、許可してくれたけど。実は、ヨーロッパ戦勝記念日というまさにその日に、アーク灯のもとで、100名ほどのエキストラたちと宮殿の外で撮影した。皆、歌を歌い、歓声を上げたんだけれど、それはちょうどエリザベス女王のプライベートな居住施設の真下だったんだ。みんなで窓を見上げ続け、カーテンが動くのではないかと見守っていたんだ。彼女は僕たちを見たかって?さあ、どうだろうね(笑)。――この作品が実話に基づいているとはいえ、ストーリーだけ聞くと、名画『ローマの休日』を思い出しちゃう人もいるでしょうね。もちろん、私は2つの作品が全く違うタイプの作品だと知っているけれど、観ていない人は、ちょっとそんな印象を持つかも。それは心配していない?ジェロルド:そう言われることは決して嫌じゃない。この映画こそが実話に基づいていると知ってもらえることは、嬉しい。最終的に映像をまとめてみたら、それが『ローマの休日』にある意味で似ていると感じたんだ。実際のところ、僕もヨーロッパ戦勝記念日の夜、2人のプリンセスが群衆のただなかにお忍びで出かけて行って、宮殿の外でダンスし、英国国歌を歌ったという実話について耳にしたとき、それはありえないと思ったんだ。でもよくよくリサーチしてみると、それが事実であり、誰一人として彼女が王女だと気づかなかったと知った。フェイスブックもスマホもない時代。セレブリティ文化がまだ黎明期だった時代の話ならではだね。――映画で描かれる王女様の一夜の冒険は、初めてエリザベスが知った“本当の世界”に対する驚きと喜びに満ちている上、ちょっとした淡い恋のようなものまで描かれていてチャーミングでした。でも、ひとりの女性として自由を謳歌するのは、この一晩限りで、永遠にエリザベスには訪れないという事実に切なくなりました。ロイヤルファミリーはすべて欲しいものを手にしている人たちだと思っている人も多いかもしれないけれど…。ただ、この経験が、彼女にとって、民の生活や自由というものを直接知る貴重な機会となったからこそ、彼女を国民に愛される女王へと成長させていったのかもしれないわね。ジェロルド:全く同感だよ。第2次世界大戦下、ロンドンはひどく爆撃を受けていたし、バッキンガム宮殿も、実際に国王と王妃が住んでいたときに直撃されていたから、戦時中、2人の王女はウィンザー城に閉じ込められていたんだ。それに、王と王妃はとても保守的で、2人を洗練された社交界のみで生きるようにしつけていた。だから、あの一夜は姉妹にとって特別で唯一無二の体験となったんだ。エリザベスはまず民衆の喜び、楽観的な表情、幸福感を目撃することができた。この経験は、彼女の目を開かせ、自分の役割を自覚させることになったのだと思う。国王と王妃のいる宮殿と、群衆と一緒にいるエリザベスが門で隔てられているシーンは象徴的だ。映画の中では、そこで初めて自らが女王として担う役割と、それに伴う犠牲について本当の意味で気づくんだ。そしてもちろん、ジャックという男性との出会いとそれ端を発した冒険は、彼女の人間としての部分を浮かび上がらせ、宮殿に戻るということについて複雑な想いを抱かせるんだよ。――本作を撮り終えた今、エリザベス女王に対する想いで変わったことは?ジェロルド:実は、僕は君主制については、ずっと態度を決めかねていたんだ。階級構造や特権階級を守るものなのかとか、本当に我々の憲法で重要な役割があるのかとか考えていたから。とはいえ、ロイヤルファミリーはイギリスには大切な存在だし、外交的にも重要な存在なんだと認識できた。そして、彼女の90歳の誕生日(4月21日)を迎えた今では、もちろん多くの国民同様に、すっかりエリザベス時代の子どもたちだよ!(text:June Makiguchi)
2016年06月14日エリザベス女王の誕生日を祝うため、12日にバッキンガム宮殿前の通り「ザ・マル」に1万人以上の人々が集まりストリートパーティーを楽しんだ。その日、女王の孫ピーター・フィリップスが女王の支援する600以上のチャリティ団体や組織を示す目的で主催したイベント「ザ・パトロンズ・ランチ」に参加した人々は、セキュリティ上の理由で雨天ながらも傘を持っていくことが許されない中で野外のピクニックをしながら女王の誕生日を祝った。ロイヤル・ファミリーは30分ほど招待客たちと歓談し、実際には4月に90歳となり先週末に公式なお祝い行事を迎えていた女王が「ここに集まった皆さん、そして他の場所でストリートパーティーを開いている方々、私への継続的な素晴らしいご支援と激励に感謝を述べたいと思います」「人々が同じ目的で家族、友人、隣人たちとして一緒に集まったとき、これらの幸せなお祝いがたくさんの幸福を生み出すということを私たちに思い出させてくれることを願っています」とスピーチした。傘を持ち込むことが許されなかった参加者だったが、運営側から「ザ・パトロンズ・ランチ」のロゴの入った雨がっぱが配布されたという。150ポンド(約2万2,500円)となったこのイベントへのチケットは、ほとんどが女王の支援するチャリティ団体や組織に配られた一方で、2,500枚が一般販売されていた。(C)BANG Media International
2016年06月14日英国女王エリザベス2世が19歳の王女時代、1945年5月8日のヨーロッパ戦勝記念日に、実際にロンドンの街で過ごしたお忍びの一夜を基に描く『ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出』。このほど、本作で“プリンセス”エリザベスを演じたサラ・ガドンの独占映像インタビューが、シネマカフェに到着。史実を基にした本作とカナダ出身の彼女との意外な関わりを明かしてくれた。本作の舞台は、『英国王のスピーチ』で描かれた王室の6年後。1945年5月8日、ロンドンの街は歓喜に沸いていた。6年間も続いた戦争が、まもなく終わろうとしていたのだ。国を挙げてのお祝いの夜に、エリザベス王女と妹のマーガレット王女は、何とか国王ジョージ6世の許しを得て、生まれて初めて、お忍びでバッキンガム宮殿をあとにする。約束の門限は1時、行き先はリッツ・ホテル。ところが、付き添いの兵士が目を離したすきに、シャンパンに勢いづいたマーガレットがホテルを飛び出し、キラキラと輝く街へと繰り出す。あわてて追いかけるエリザベスにも、人生を変える一夜が待っていた――。先日、4月21日に90歳の誕生日を迎えたエリザベス女王。英国民の母たる女王として、英国王室最長在位記録を塗り替え、先日はジョージ王子ら4世代の記念切手も発売された、まさに英国王室の顔。その女王がいまから71年前、まだ19歳のプリンセスだった時代に、宮殿を抜けだして「普通の女の子」として過ごし、終戦を告げる“英国王のスピーチ”を宮殿の外で聴いた、という一夜を描いたのが本作だ。演じたのは、鬼才デヴィッド・クローネンバーグの『コズモポリス』『危険なメソッド』やルーク・エヴァンス主演『ドラキュラZERO』、ジェイク・ギレンホール主演『複製された男』などで注目を集めたサラ・ガドン。映像では、「VEday(ヨーロッパ戦勝記念日)」、実際にトラファルガー広場の喧騒の中に若き日のサラの祖父母がいたことを明かしている。サラの祖父母は、戦争中ともに英国軍での仕事に就いており(祖父は海軍、祖母は空軍)、インタビューの中でサラも「だから、あの瞬間は個人的にも映画の役柄の経験としても強い瞬間だったの。特別よ」と思い入れたっぷりに語っている。また、エリザベス王女を演じるに当たり、数多くの資料を読み、特にケイト・ウィリアムズが書いた「ヤング・エリザベス:ザ・メイキング・オブ・アワ・クイーン/Young Elizabeth: The Making Of Our Queen」(原題)という本を参考にしたと語るサラ。さらに、若いころのエリザベス女王のアクセントや声の抑揚を身につけるため、当時の王女を映した希少な映像もいくつも鑑賞するだけでなく、エチケットに関するレッスンや歴史の専門家からの指導も受け、準備万端でオーディション及び撮影に臨んだという。その結果、本作のジュリアン・ジャロルド監督は、役をオファーするまでサラがカナダ人であることに気づかなかったというほどだ。そんな彼女について、ジャロルド監督は、「エリザベス役は1945年の世界に違和感なく馴染み、1945年の王女に変身できて、さらに19歳から20歳くらいに見える女優という条件があり、配役はとても難航した」とふり返って語る。「たいていの俳優は、雰囲気がいくぶん現代的すぎた。でもサラは、責任感や、意志の強さ、ウィットなど、若いころのエリザベスが持っていた性質をいくらか備えていた。また、彼女はとても熱心にリサーチを行ったし、キャラクターを正しく捉えるために労を惜しまなかった」と絶賛を贈っている。あの『ローマの休日』よりも8年前、プリンセス初めての自由な夜に起こった、ドキドキとときめきの物語に期待していて。『ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出』は6月4日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)は、今年で生誕90年を迎えたエリザベス女王を祝し、女王陛下のための特別コレクション「クイーン・エリザベス」を2016年6月10日(金)より90個限定で発売する。ハネムーンケースとして愛用されて以来、複数のトラベルケースを所有されているエリザベス女王陛下。中でも、極上のライフスタイルからインスパイアされた最高峰シリーズ「ロワイヤル」は格別なものとされている。今回、このシリーズから誕生した「クイーン・エリザベス」コレクションは、他とは一線を画す品格のあるデザイン。女王陛下のみが使用することを許される、英国王室専用指定色「ロイヤルクラレット(ボルドーレッド)」を纏い、内装にはロイヤル専用馬車と同様、シルクのゴールドカラー特別生地を施した。また、90歳の誕生日に、英国の伝統的なクラフツマンシップを保護していく「スカラシップトラスト(QEST)」の2016年保護ブランドとして、グローブ・トロッターを選んだ背景から、「QEST」の紋章もあしらわれている。ラインナップするのは、トロリーケースをはじめ、ジュエリーケース、エクストラディープスーツケース、ラゲッジタグを含む全6型だ。【アイテム詳細】ロワイヤル 「クイーン・エリザベス」コレクション発売日:2016年6月10日(金)・9インチ ジュエリーケース 240,000円+税・18インチ トロリーケース 310,000円+税・21インチ トロリーケース 350,000円+税・26インチ トロリーケース 410,000円+税・30インチ エクストラディープスーツケース 450,000円+税・ラゲッジタグ 27,000円+税取り扱い店舗:グローブ・トロッター 銀座、銀座三越、日本橋三越、ヴァルカナイズ・ロンドン青山、丸の内、名古屋、心斎橋、新宿伊勢丹、うめだ阪急、札幌ステラプレイス【問い合わせ先】グローブ・トロッター 銀座TEL:03-6161-1897
2016年05月20日