日本発のSF漫画を原作に、巨匠ジェームズ・キャメロン製作・脚本で映画化した『アリータ:バトル・エンジェル』。この度、現在公開中の本作から、主人公・アリータに恋心を抱く青年ヒューゴ役のキーアン・ジョンソンのインタビュー映像がシネマカフェに到着した。キャメロンが20数年間も構想し続け、プロデュースだけでなく自ら脚本も担当した本作では、サイボーグのアリータと、彼女の記憶を取り戻す手助けをする人間のヒューゴとの恋が描かれており、『アバター』や『タイタニック』を思い出すファンも少なくはないだろう。今回のインタビューでは、キーアンは「強い女性主人公のすべてを兼ね備えてる」「語りつくせない深みがある」とアリータの魅力を説明。また、そんなアリータ役のローサ・サラザールについては「彼女しかいないと思った」「“滅亡後の世界の反逆者”が彼女のイメージにハマるんだ」とアリータ役がピッタリだと笑顔を見せた。一方、ローサはキーアンと共演し「キスが上手で、セクシー」と魅力を明かしており、そんなキスシーンについてキーアンは「橋の上でキスをするシーンで、彼女の髪を耳に掛けたらいい感じだと思ったんだ」と自ら演出を提案したと語っている。しかし、ローサは今回“モーションキャプチャー”によるCGで好演しており、専用スーツにカメラ付きヘルメットをした状態で撮影していたため、髪はヘルメットで覆われていた。だが、そんなキーアンの演出を活かすために、「ヘアスタイリストが耳の前に小さな毛束をつけて僕はそれを耳の後ろに掛けたんだ。映像では、本当に髪を触っているように見える。過程を知っているから変な感じだ」と撮影裏を明かしている。ほかにもインタビューでは、「過酷な世界で名を成そうとしている」と自身が演じたヒューゴについて語ったり、キャメロンからメガホンを託されたロバート・ロドリゲス監督について明かしたりしている。“サイボーグの少女と人間の青年”という、2人の恋の行方はどうなるのか――?キャメロンも「ブロードウェイ出身で、演技力があって、ピュアで集中力がある」と絶賛するキーアンの今後の活躍にも注目していきたい。『アリータ:バトル・エンジェル』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:アリータ:バトル・エンジェル 2019年2月22日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporationアリータ:バトル・エンジェル
2019年03月04日彼女がいなければ、アベンジャーズの誕生もなかった!?ヒーローたちの存在や活躍が当たり前になる以前の世界を舞台に、強大なパワーを持つ女性の“禁断の記憶を巡る戦い”を描く『キャプテン・マーベル』。『アベンジャーズ/エンドゲーム』も控えたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の今後を占う重要キャラクターとして、マーベル史上最強(!?)の女性ヒーローとして注目を集める“キャプテン・マーベル”の誕生譚がいよいよ明らかに。公開まで待てない!とはやる気持ちを抑えながら、作品を手掛けたアンナ・ボーデン&ライアン・フレックの両監督に話を聞いた。ボーデン監督、“完璧じゃない”「彼女が大好き」「私たちは彼女のことが大好き」と語るのは、マーベル映画史上初の女性監督に抜擢されたアンナ・ボーデン。ボーデン監督の言う「彼女」とは、ブリー・ラーソン演じるキャプテン・マーベルのことだ。ただし、『キャプテン・マーベル』に登場する彼女はまだヒーローとして覚醒する前。記憶を失った彼女は“ヴァース”の名で呼ばれ、遥か宇宙にあるクリー帝国の戦士として戦っている。「宇宙の戦士であるヴァースは、まっすぐで、ひたむき。でも、決して完璧なヒーローというわけじゃない。ユーモアがあり、とても有能でもあるけれど、欠点を持ち合わせている。軽率に行動することもあるし、実際より物事を分かった気でいる。そんな彼女が劇中で描かれる旅を通して、自分自身や周囲の世界について知っていく。彼女は何者であるべきなのか?どんな人間になり得るのか?自分の欠点や間違いと向き合わなければいけない彼女の心の旅を描くことは、すごく興奮させられることだった」。そんなヴァースと密接にかかわっているのが、クリー帝国のエリート部隊“スターフォース”の司令官だ。ジュード・ロウ演じる司令官が記憶喪失状態の彼女を助け、優秀な戦士に育てたという。「司令官とヴァースは、いわゆる師弟関係ですね」と再びボーデン監督。「彼らはプラトニックなところで、互いを思いやっているの。ヴァースは司令官の一番弟子で、司令官にとっての彼女は最高の生徒。戦士たちの中で最も有能なヴァースの力を、彼は最大限に引き出したいと思っている」。90年代カルチャー&マーベル的ユーモアが満載しかし、ヴァースは敵対するスクラル人との戦いの中で不測の事態に見舞われ、90年代半ばの地球へ不時着。その場所がアメリカの大手レンタルビデオチェーン店だった“ブロックバスター”であることは、予告編を見れば分かる。「実は95年にブロックバスターで働いていたことがあってね。あのシーンには、個人的な体験を持ち込んでいるんだ」と明かすのは、ボーデンと二人三脚で監督を務めたライアン・フレックだ。「すごく楽しい撮影だったよ。撮影現場に足を踏み入れたとき、タイムマシーンで過去に来た気分になった。僕が働いていた当時と全く同じ光景だったからね。ちなみに、不時着したヴァースは『トゥルーライズ』の立て看板を破壊するけど、シュワルツェネッガーの頭が吹き飛ばされたのは全くの偶然で何の意味もないよ(笑)。僕らは『トゥルーライズ』が大好きだし、ジェームズ・キャメロンを尊敬している。『キャプテン・マーベル』には『ターミネーター2』から影響を受けたシーンもあるくらいだからね」。そのほかにも、本編には90年代カルチャーにまつわる描写が満載の様子。さらに、90年代と言えば、後に国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.の長官となるニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が、まだ一エージェントであることも忘れてはならない。地球に落ちたヴァースと若きフューリーの“遭遇”は、かなりユーモラスだ。フレック監督が「僕らはマーベル作品の中で描かれているユーモアの大ファンなんだ」と語る。「それは、僕らが初めてマーベル側と話をしたときにも伝えたことだ。作品自体がシリアスになり過ぎていないところが好きだし、作品を作るうえではそれを大切にしたいとね。だから、例えば『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に通ずるユーモアや『アイアンマン』で見られたようなユーモアが『キャプテン・マーベル』にはある。『マイティ・ソー バトルロイヤル』を思わせるユーモアが投げ込まれている箇所もあるよ」。マーベル初の女性監督「若い世代の自信と希望に」主人公を巡るミステリーあり、90年代のカルチャー描写あり、マーベル作品ならではのユーモアあり。ますます、本編への期待が高まってくる。プレッシャーも多いであろう中、ボーデン監督はマーベル初の女性監督であること、その立場でマーベル初の女性単独ヒーロー映画を手掛けることにどう向き合っているのだろうか。「もちろん誇りに思っているし、これほど勇気づけられる力を持った女性キャラクターを存分に描ける状況を嬉しく感じています。ただ、今後は“女性であること”をニュースで取り上げる価値がなくなるくらいになればいいとも思う。現時点では、カメラの裏側には女性たちがいること、その現実を皆さんに知らせることが大切だということも分かっているけど。女性がカメラの裏側でもっと活躍することが若い世代の自信と希望になり、自分たちの物語を伝えたいと思えるようになればいい。自分にもこういったことができるのだとね。いまはそう願っています」。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年03月01日世界17の国と地域で翻訳された木城ゆきとの原作漫画「銃夢」を映画化した『アリータ:バトル・エンジェル』。この度、製作・脚本のジェームズ・キャメロンが「女性に力を与える偉大な物語」と語り、メガホンをとった『シン・シティ』ロバート・ロドリゲス監督らがアリータ役ローサ・サラザールに絶賛を贈る特別映像がシネマカフェに到着した。本作の主人公は、過去の記憶を失ったサイボーグの少女・アリータ。サイバー医師のイドに拾われ、新しい身体でよみがえった彼女は、彼の娘のように見守られながら、人々と心を通わせ成長していく。だが、彼女は300年前の大戦で失われたテクノロジーで創られた“最強兵器”だった――。20数年間構想し続け、プロデュースだけでなく自ら脚本も担当したキャメロンは「舞台は遠い未来の世界で、登場する人物も我々とは異なるが、ひとりのサイボーグの少女の、非常に人間的な成長物語だ」と明かしている。この度到着した映像でも「女性に力を与える偉大な物語だ」と本作に込めた想いを述懐しており、舞台こそ遠い未来だが、アリータというキャラクターから世界中の女性がパワーを得られるという。『ターミネーター』シリーズのサラ・コナー、『エイリアン2』のリプリーなど時代を先駆するヒロインを数々描いてきたキャメロンのニューヒロインとして、アリータは自分の命の意味を見つけるため、そして大切な人たちを守るため、2つに分断された世界の秩序に立ち向かうことになる。キャメロンからメガホンを託されたロバート・ロドリゲス監督もまた、本映像で「夢を呼び起こす力がある作品だ」と本作のドラマ性について言及する。そんなロドリゲスは、大規模なオーディションの末にローサをアリータ役に起用した。「オーディションでローサを見た時、あまりの素晴らしさに泣きそうになったよ。早速キャメロンにもオーディション映像を観せると彼も絶賛し、“オーディションはもう終了だ”と言って、何度も繰り返し映像観ていたよ」と、自身だけでなくキャメロンも彼女を大絶賛していたと当時をふり返る。キャメロンの製作パートナーとして『タイタニック』や『アバター』など大ヒット作を世に送り出してきたプロデューサーのジョン・ランドーも、「製作が今になったのは技術的な理由でなく、ローサを見つけたからだ」と映像中で明かしている。そんなローサ自身も「共感できて尊敬できる愛すべき人物よ」とアリータのキャラクターについて分析する。キャメロンをはじめ製作陣から絶賛されるローサが演じたアリータ。女性にパワーを与える物語をどのように演じるのか、ますます期待が高まる。『アリータ:バトル・エンジェル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリータ:バトル・エンジェル 2019年2月22日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporationアリータ:バトル・エンジェル
2019年02月23日誰もが何かと戦いながら日々を過ごしているものですが、そんななか“最強戦士”として覚醒したひとりの少女を描いた話題作『アリータ:バトル・エンジェル』がついに日本に上陸!今回は究極の映像体験を誰よりも体感したこちらの方にお話を伺ってきました。それは……。写真・大嶋千尋(ローサ・サラザール)ヒロインを務めたローサ・サラザールさん!【映画、ときどき私】 vol. 216ローサさんが演じたのは、奇跡的に復活を果たしたサイボーグの少女アリータ。本作では人間の動作や表情をコンピューターに取り込む「パフォーマンス・キャプチャー」での演技に挑戦しています。そこで、役をつかみ取るまでのいきさつやアリータを演じるなかで感じた思いなどについて語ってもらいました。オーディションで監督を泣かせたことは忘れられない―今回はオーディションでこの役を勝ち取ったそうですが、そのときのことについて教えてください。ローサもう3年も前のことなんだけど、すごくよく覚えているわ。なぜなら、私はオーディションでロバート・ロドリゲス監督を泣かせたのよ!だから、もしこの役をもらえないとしても、そんなふうに彼を感動させることができたというのは、記憶に残ることであり、思い出になると感じたわ。通常のオーディションでは、1~2シーンくらいしか演じさせてもらえないから、幅のある演技を見せることはできないんだけど、そのときはありがたいことに5シーンも演じることができたの。だからこそ、私はアリータに必要なあらゆる感情を見せることができたと思うわ。―そのときに、ロドリゲス監督とのやりとりで印象に残っていることはありますか?ローサロドリゲス監督というのは、あまり多くを語らないし、直感で決める人。それもあって、「どうぞ好きにやってください」と俳優を信じて任せてくれるのよ。そういうところも私は監督の好きなところなの。ホテルの一室で行われたオーディションでは、テーブルのうえに大勢の女優たちの顔写真が並んでいたんだけれど、監督は私の写真を探したあとに、私にこう言ったの。「そういえば、僕の友達が君と仕事をするべきだと言っていたよ」と。そう言われて、「そうね、私もそう思うわ」とつい答えてしまったんだけど、部屋を出てから、「ああ、なんて生意気なことを言っちゃったんだろう!」って頭を抱えてしまったわ(笑)。でも、アリータもまさにそういうことを言うタイプ。だから、これも運命なのかなと思ったわね。私が語るべきストーリーだと感じた―そういう意味でも選ばれるべくして選ばれたんだと思いますが、実際にアリータを演じていくなかで共感したり、若いときに同じような思いを経験したことを思い出したりしましたか?ローサもちろんよ!でも、これは女性なら誰でも共感できるキャラクターだと思うわ。いや、女性だけじゃなくて、人なら誰でもと言ったほうがいいかもしれないわね。私はどんな脚本でも読むときには、「これはもしかしたら私の物語かしら?」と思いながら読むようにしているんだけど、今回はまさに私が語るべきのストーリーだと感じたの。特に、アリータが最初に感じていた気持ちはとても理解できたわ。つまり、不安があったり、大きな世界で自分が小さい存在だと感じたりするということだけど、誰もが若いころはそう思うことってあるわよね?―確かに、誰もが自分を重ね合わせることができる部分がありますね。ローサあとは、私もアリータも理想主義者だから、同じようにその理想を砕かれる経験もしているし、彼女が自己発見の旅に出ようとする気持ちもすごくよくわかるわ。そして、彼女は戦士でありながら、感傷的な部分があって、何よりもハートを持っているの。本来、戦士が持ってはいけないものかもしれないけれど、その気持ちにも共感することができたわ。―全編パフォーマンス・キャプチャーというのは、普通に演技するのとは全く異なる難しさがあったと思いますが、実際に経験してみていかがでしたか?ローサパフォーマンス・キャプチャーは私をサイボーグにも10代の少女にもさせてくれたわけで、そういう意味では俳優としての幅をものすごく広げてくれたわ。こういう技術がなければ、演じられない役だったと思うから。でも、大変だったのはスーツがものすごくきついこと。それからヘルメットは重いし、目の前には2つのカメラがつねに自分を撮っているような状況で、さらにマイクやファン、レコーダーにバッテリ-といったものすべてがマジックテープで体中につけられているのよ。手袋もしているし、靴もぬぐことができないから、閉所恐怖症の人にはできない役なんじゃないかしら(笑)。―想像するだけでも、その状況で繊細な演技をするというのはかなり難しいことだったと思います。ローサとはいえ、普段のヘアメイクや衣装で役を作り上げていくのとはまったく違うプロセスは興味深かったこと。特に、私は映画作りの最先端にいられることを目標としてきたところもあるからうれしかったわ。もちろん、スタントなどは挑戦でもあったけど、私はカメラに映ることが好きなので、つねにカメラが私の演技や表情をとらえてくれていたのも、楽しいことだったわね。最高の監督たちと出会えてすべてが学びだった―今回は、ロドリゲス監督だけでなく、製作・脚本を務めたジェームズ・キャメロン監督とも一緒に作品を作り上げていったわけですが、その過程でアリータ同様に成長を感じた部分もあれば教えてください。ローサまず、彼らは私が成長することを許してくれたと言えるかしら。というのも、2人とも巨匠でありながら、上から目線で指示をすることもなく、自分たちのエゴを押しつけるようなこともなく、とてもオープンに愛情を注いでくれたのよ。監督のなかには、自分のビジョンに俳優を取り込もうとしすぎて俳優たちが輝きを失う場合もよくあるけれど、彼らは俳優のことを一番に考えてくれて、俳優を輝かせてくれる最高の監督たち。今回、これだけの大作で主演を務めることになった私にも、「君だからできるんだよ」という気持ちにさせてくれたし、本当にすべてが学びの体験だったわ。インタビューを終えてみて……。部屋に入ってきた瞬間から弾けるような明るさが印象的なローサ。本物のアリータが現れたかと思って驚きましたが、周りからあまりにも「アリータだ!」と言われてしまうこともあり、自分と切り離すためにいまは金髪にしているのだとか。とはいえ、それもまた似合っていて、とてもチャーミングなローサにすっかり魅了されました。見たこともない世界へと引き込まれる!ハリウッドの最先端技術を駆使した圧巻の映像は興奮必至!アクションとしても、人間ドラマとしても、ラブストーリーとしても楽しめる見どころ満載の本作に、思いっきり飛び込んでみては?ストーリー世界は天空に浮かぶユートピア都市「ザレム」と廃棄物が堆積したクズ鉄町「アイアンシティ」の2つに分断されていた。アイアンシティに暮らすサイバー医師のイドにより、荒廃した瓦礫の中から拾われ、新しい身体で蘇ったサイボーグの少女は、過去の記憶をすべて失っていた。そして、サイボーグの少女はアリータと名付けられることに。長い休眠状態の影響で過去の記憶を失っていたが、襲ってきた敵からイドを守るために戦った際に、自分のなかに戦闘能力が備わっていることに気がつく。アリータに隠された秘密とは……。驚異の映像が広がる予告編はこちら!作品情報『アリータ:バトル・エンジェル』2月22日(金)より全国ロードショー配給:20世紀フォックス映画©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年02月21日ジェームズ・キャメロン製作・脚本の映画『アリータ:バトル・エンジェル』の日本語吹き替え声優が決定した。本作の主人公アリータ役の日本語吹き替えは、女優・上白石萌音が担当することがすでに発表されているが、このほど新たにそのアリータを取り巻くキャラクターたちの吹き替えを実力派声優たちが務めることが明らかに。クリストフ・ヴァルツが演じている荒廃した瓦礫の中からアリータを拾い、父親代わりとなるサイバー医師イド役を、『ミッション:インポッシブル』シリーズのイーサン・ハントなど、トム・クルーズの吹き替えでお馴染みの森川智之。アリータを破壊しようと目論むバトルロイヤルゲーム“モーターボール”の支配者ベクター役を、『X-MEN』シリーズのアレックス・サマーズ/ハヴォックの吹き替えなどを担当する鶴岡聡。アリータに敵対心を持つ非道なハンター戦士ザパン役を、「夏目友人帳」「黒子のバスケ」「進撃の巨人」など数々の人気アニメ作品に出演する神谷浩史。アリータに失った過去の記憶を取り戻す手助けをする青年ヒューゴ役を、「ダイヤのA」「Free!」、全編アニメ化されることで話題の「フルーツバスケット」への出演も決定している島崎信長が担当することが決定。公開日がとても待ち遠しいと語る森川さんは「イドはとても難しいデリケートな役どころです。とても演じがいがありました」「魅力的なイドの吹き替えを出来たことは、僕自身の声優キャリアの中でも、とても大きな意義を持つのではないかと思っています」と演じた感想を述べている。また、ジェームズ・キャメロンが20数年の構想期間を経て映画化した作品への参加について、鶴岡さんは「日本の文化が様々な形で世界に融合しているのは素晴らしい事だと思っておりますので、今回日本の漫画を基に20年以上温めてきた作品に出演できて大変光栄でした」と喜びを明かした。一方、原作コミックスを読んでいたという神谷さんは「まさか参加できるとは!人生は何が起こるかわからないものです」と興奮気味。島崎さんは「ヒューゴはとある夢を持ち、一途にそれに向かって進み続けている男です。そんな夢ばかり追っていたヒューゴが、アリータと出会い少しずつ変わっていく様が面白かったです」と役の魅力を語っている。そのほか、ベクターと共に行動するモーターボール選手の調整技師・チレン役を山像かおり、アリータを襲う巨大なサイボーグ・グリュシュカ役に木村雅史、ヒューゴの友達タンジ役を榎木淳弥が担当する。『アリータ:バトル・エンジェル』は2月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アリータ:バトル・エンジェル 2019年2月22日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporationアリータ:バトル・エンジェル
2019年02月13日人間の心を持つ最強のサイボーグの少女、アリータが世界の運命を変えるスペクタクル・アドベンチャー『アリータ:バトル・エンジェル』 。この度、劇中でスリリングに繰り広げられるアクション満載のバトルロイヤルゲーム “モーターボール”シーンの実況アナウンサー役に古舘伊知郎が決定、“古舘節”炸裂の日本語吹替版による特別映像が到着した。この度解禁となったのは、興奮が最高潮に加速する“モーターボール”のシーンをとらえた日本語吹替え版の特別映像。プロレス実況10年、F1実況7年のほか、世界水泳や世界陸上の女子マラソン、競輪など、様々なスポーツ実況の経験を誇る古舘伊知郎が本作で実況するのは、モーターボールと呼ばれる球をサーキットで奪い合う、容赦なしのバトルロイヤルゲーム。実況アナウンサーの吹替えは日本だけでなく、例えば、チリではワールドカップの解説も担当し、最高のサッカー解説者の一人と称されているClaudio Palma、ロシアではスポーツ解説者で、サッカーの世界選手権大会やUEFA欧州選手権のコメンテーターも務めるGeorgiy Cherdantsev、イタリアでは、ロードレース世界選手権をはじめとするスポーツ解説者Guido Meda、アラブ首長国連邦では“アラビア人コメンテーターの王”とも称されるサッカー解説者Issam Al Shawali、ハンガリーではF1などの解説で知られるZolta´n SZUJO´など、各国の実力者が本気の実況を披露するこのシーン。映像では、荒廃した瓦礫の中からサイバー医師イドに拾われて蘇ったサイボーグの少女アリータが、初めてモーターボールに参戦し、サイボーグたちと激しい試合を繰り広げる様子を捉えている。「戦うホットヨガ!柔軟な身体だー」「おーっと、ハンマー投げの体勢だー!可愛い室伏ー」などなど、炸裂する古舘節は要注目。■古舘伊知郎「アリータの表情の変化を実況したい」ジェームズ・キャメロン作品と聞いて、二つ返事でオファーを快諾したという古舘さんは、「激しいバトルは、臨場感をバッと煽らなきゃいけないし、カットが変わると役者さんの素晴らしい台詞がどんどん数珠繋ぎになってくるので、喋りが0.1秒でもはみ出したらやり直さなきゃいけないんです。それから、黙って一寸小刻みで、またレースに戻って中継場面をしゃべるというのは大変なんですよ。やってみて途中で帰ろうかと思いました(笑)」とコメント。スポーツのライブ中継とは異なる、映画というフィールドでの実況に苦戦した様子。しかし、「長年やってきたので、自分なりに実況魂と技術を持っているつもりです」と、“実況魂”を本作で発揮していることを明かす古舘さんは「アリータの表情、面差し、顔のつくりがメッチャ可愛い。恋しちゃいました。女性も含めて、“アリータ可愛いブーム”が来るんじゃないですか?アリータの表情の可憐さとか、はにかむ表情とかは、ちょっとゾクゾクします。アリータの表情の変化を実況したい衝動に駆られたくらいですから」と試合展開だけでなく、アリータの魅力そのものに実況魂がウズウズしたという。そして、「僕にオファーが来たからには、古臭い言葉も入れてみました。短い尺の中で、獅子奮迅の活躍って四字熟語を入れるだけじゃ面白くないじゃないですか。快刀乱麻、獅子奮迅、一騎当千とかいろいろと言わなきゃいけないんじゃないかと工夫したり、楽しんで実況しました」と、お得意の鋭敏な語彙センスを披露していると明かす古舘さん。これまでに実況したことのない“モーターボール”というバトルロイヤルゲームのシーンにも、期待していて。『アリータ:バトル・エンジェル』は2月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリータ:バトル・エンジェル 2019年2月22日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporationアリータ:バトル・エンジェル
2019年02月07日日本のSFアクション漫画「銃夢(がんむ)」を実写映画化した『アリータ:バトル・エンジェル』がついに完成!ワールドプレミアが行われたロンドンから、製作・脚本のジェームズ・キャメロンが急きょ、日本のメディアに向けた中継会見を開いた。■ロバート・ロドリゲス監督を信頼!「私が現場に行ったのは1度だけ」数百年先の未来を舞台に、スクラップの山で発見されたサイボーグの少女“アリータ”が、内に秘めた並外れた戦闘能力に目覚め、出生の秘密を見つけようと決意。そんな彼女を抹消しようと、巨大な陰謀が動き出す。キャメロンが原作と出会ったのは20数年前のこと。すぐさま映画化権を獲得したが、自身の代表作である『アバター』と同時進行していたこともあり、「結果的に『アリータ』は後回しになってしまった」のだとか。メガホンを託されたのは、『シン・シティ』『プラネット・テラー in グラインドハウス』など、斬新でグラフィカルなアクション描写を得意とするロバート・ロドリゲス。「完成した映画を見ると、見事にロバートのスタイルになっていた。もし、私が監督をしていたら、もっとダークでエッジが効いた作品だったはず。ロバートのおかげで、娯楽性が高まり、幅広いファンにアピールできる仕上がりになったよ」と満足そうなキャメロン。実際、撮影が始まると「私が現場に行ったのはたった1度。1時間滞在しただけだった」そうで、「出演者やクルーに、ロバートこそがクリエイティブの全権を握っていると知ってほしかったからね」と厚い信頼を寄せる。■身分違いの恋…「私はロマンチストだから、ラブストーリーが大好き」そもそも、キャメロンは原作コミックのどこに惹かれたのだろうか?「SF的な要素や、そこで描かれるテクノロジーに興味があったのはもちろんだけど、いちばん魅力を感じたのは、アリータの強さとはかなさだ。脚本を書いたのは、私の娘が13歳の頃。若い世代に勇気を与えたいという気持ちもあった」映画ではサイボーグのアリータと、彼女の記憶を取り戻す手助けをする人間のヒューゴが織りなす“悲恋”ともいうべきラブストーリーが描かれている。設定こそ違うが、種族や身分の違う者同士の恋愛といえば『アバター』、そして『タイタニック』を思い出すファンもいるはずだ。「そう、私はロマンチストだから、ラブストーリーが大好きだよ」(キャメロン)■原作者・木城ゆきと氏も太鼓判!「すばらしい映画を作っていただいて、感動しました」中継会見には、ロンドン入りしていた原作者の木城ゆきと氏も同席し、「すばらしい映画を作っていただいて、感動しました」と完成したばかりの映画に太鼓判(木城氏は自身の公式ブログに、本作を絶賛する長文コメントを掲載中だ)。木城氏の言葉を受けて、キャメロンは「アリガトウゴザイマス」と日本語で感謝の意。「この手、この目、この頭脳が美しい世界観を作り出してくれた。私とロバートは、長い時間をそこで過ごしたんです。まだまだ原作の一部しか映像化していないし、魅力的なキャラクターがたくさん存在しているので、これから先も(映画を)作っていきたいと思う」と『アリータ:バトル・エンジェル』シリーズ化の可能性も示唆した。『アリータ:バトル・エンジェル』は2月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリータ:バトル・エンジェル 2019年2月22日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporationアリータ:バトル・エンジェル
2019年02月04日日本の漫画をジェームズ・キャメロン製作・脚本で映画化した『アリータ:バトル・エンジェル』が、現地時間の1月31日にロンドンでワールド・プレミアを開催。主人公を演じたローサ・サラザールをはじめ、クリストフ・ヴァルツ、キーアン・ジョンソン、ジェニファー・コネリーらと、原作となる「銃夢」を描いた木城ゆきとも参加した。会場となったロンドンのオデオン・ルックス・レスタースクエアの前には、華やかなライトアップにブルーカーペットが敷かれ、『アリータ:バトル・エンジェル』一色に。この日は、気温1度と凍り付くような寒さだったが、会場には約1,000人のファン、そして世界各国から集まった報道陣が集結。そして、ジェームズ・キャメロンや木城氏が登場すると大歓声に包まれ、続いて黒とブルーのセクシーなドレス姿で主人公・アリータ役のローサをはじめ、サイバー医師・イド役のクリストフ、アリータに好意を持つヒューゴ役のキーアンなど、豪華キャスト&スタッフが姿を現した。「木城先生と一緒に立つことが出来て光栄」とこの日の開催を喜んだキャメロンは、「今日は、私の長い旅の終わりでもあり、また始まりでもあります。木城先生は私が映画権を獲得してからも、たくさんの『銃夢』の新作を描かれているので、私の孫が観る映画を作ることになるかもしれません」とコメント。また、映画については「木城先生が『気に入った』と言ってくれたので、安心しました。彼が満足であれば、私も満足です」とホッとした様子。そして「私は、娘を持つ父親ですが、娘たちが感情移入できる傷つきやすくても、強くて、知的で、温かな心を持ったキャラクターを描くことが、私のゴールでした」とふり返っている。一方、木城氏は「人が多くてビックリしました。普段、直接ファンと触れ合う機会がほとんど無いので、すごく嬉しいです」とプレミアに参加した感想を述べつつ、「映画を観て、漫画の核心の部分が、見事に継承されていたと思いました。見かけだけではなく、キャラクターの心の動きや存在理由といったものも含めて、ちゃんと映画で反映されていて、非常に嬉しかったです」と太鼓判を押していた。さらに、ローサも「アリータはキャメロンにとって娘のような存在だから、彼の私を見る目が父親みたいなの。それが私にとって、とても誇らしいわ。さっき彼が私の手を取って『よくやったな』って言ってくれたの。このことは一生忘れないわ」と感慨深げ。キャメロンから監督を託されたロバート・ロドリゲス監督は「日本に行くのはとても楽しみで待ちきれません。日本でも木城先生に会いたいし、僕は今、アリータの絵を描く練習をしているんです」と今月行われるプレミアイベントへの期待を語っていた。さらにこの日は、本作の主題歌を担当、2019年グラミー賞で最優秀新人賞と最優秀ダンス・レコーディング賞にWノミネートされたデュア・リパも登場し、さらに会場を沸かせていた。『アリータ:バトル・エンジェル』は2月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アリータ:バトル・エンジェル 2019年2月22日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporationアリータ:バトル・エンジェル
2019年02月02日SF漫画の最高峰として語り継がれる、木城ゆきと原作の漫画「銃夢」を巨匠ジェームズ・キャメロン製作・脚本で映画化した『アリータ:バトル・エンジェル』。本作は、伝説級の大ヒット作『タイタニック』、そして『アバター』は“ストーリー”と“キャラクター”の描き方が共通していることが明らかになった。日本はもとより世界15の国と地域で翻訳された伝説の漫画が、ついに映像化される本作。監督を務めたロバート・ロドリゲスは、本作について「キャメロンが書き上げたものは、素晴らしいキャラクター中心のストーリーだった。そして、キャメロンが得意な巨大な世界を構築しながらも、人の感情を掻き立てるストーリーがある」と、魅力的な“キャラクター”、そして彼らに寄り添った誰もが感動できる“ストーリー”が描かれていることを語る。今回、そんな『アリータ』の脚本を愛情たっぷりに書き上げたキャメロン。自らが監督した『アバター』(09)と『タイタニック』(97)について、脚本も担当した彼は「共通点はストーリーがとても感動的で、主人公が皆危険に陥り、登場したキャラクター達は人々に好かれるところ。そして、成功する映画は人の潜在意識にアプローチするんだ」と、大ヒット作に共通する要素を明かす。2作品に共通する感動的な“ストーリー”、心を惹かれる“キャラクター”という2つの要素は、ロドリゲス監督も言うように本作にも共通している。さらに、『アバター』『タイタニック』をキャメロンと共に手掛けた本作のプロデューサー、ジョン・ランドーはほかにも、この2作品と本作の共通点としてキャメロン作品のタイトルのほとんどは「A」か「T」で始まることに触れる。本作のタイトルも原作の『Battle Angel Alita』ではなく、『Alita:Battle Angel』に設定されたことを明かしており、大ヒットに期待が高まる。続けてランドーは「『アバター』は、最新のテクノロジーで成功したわけじゃない。ストーリーのおかげで成功したんだ。『アリータ』も同じだよ」と語る。圧巻の映像世界をつくり出すテクノロジーの凄さは注目されがちだが、しっかりとしたストーリーが描かれていなければ、いくらテクノロジーが最新であってもヒットしなかったと分析した上で、本作においても『アバター』からの進歩した技術を取り入れつつも、ストーリーへの自信を口にする。そして「ジム(キャメロン)は、彼の映画において、どこの国の人も共感することができ、感情移入できるキャラクターをストーリーに書き込むんだよ」と、『アバター』『タイタニック』『アリータ:バトル・エンジェル』での長年のパートナーのキャメロンの脚本家としての手腕にも絶賛を贈った。『タイタニック』や『アバター』同様に感動的なストーリー、魅力的なキャラクターが描かれているという本作。心を持つサイボーグの少女アリータの親子愛や、恋愛も描かれた人間的な成長物語にも注目だ。『アリータ:バトル・エンジェル』は2月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリータ:バトル・エンジェル 2019年2月22日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporationアリータ:バトル・エンジェル
2019年01月26日映画『ラ・ヨローナ~泣く女~』が、2019年5月10日(金)全国ロードショー。『死霊館』シリーズのジェームズ・ワン製作作品となる。“ホラーの天才”ジェームズ・ワンが贈る恐怖の新章世界興行収入累計1500億円を超える『死霊館』シリーズを世に贈り出した、“ホラーの天才”ジェームズ・ワン。“ホラーフランチャイズの産みの親”との愛称を持つ、ジェームズ・ワンが新作で着目したのは、伝説の怪談『ラ・ヨローナ』だ。古くから中南米に伝わる呪われた存在「ヨローナ」ヨローナとは、古くから中南米に伝わる呪われた存在。かつて愛する夫が浮気をしたことにより嫉妬に狂った女は、夫が世界で一番愛する我が子を溺死させてしまう。その後悔から女は嘆き苦しみ、遂には正気を失って自ら川に身を投げ、呪いとなってこの世を彷徨う存在に。亡くした我が子を取り戻すように子どもたちだけを狙い、子をさらっていくヨローナ。さらう時には、必ずヨローナの泣き声が聞こえるのだ…。映画『ラ・ヨローナ~泣く女~』の舞台は、1970年代のロサンゼルス。とある母親が子どもの危機を察知し、助けを求めるが、主人公のアンナはそれを無視してしまう。ここからアンナとヨローナの物語がはじまり、アンナの子どもたちが狙われることに。“絶対に彼女の泣き声を聞いてはいけない。”果たして、執拗で残酷なヨローナの恐怖から家族は逃げ延びることができるのか…。“本当に恐い”ジェームズ・ワン絶賛のマイケル・チャベス監督監督は「彼の演出は本当に恐い」とジェームズ・ワンが明言するマイケル・チャベス。『死霊館』第3弾の監督もつとめた実力派だ。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の脚本を手掛けたゲイリー・ドーベルマンも、ジェームズ・ワンとともに製作を担当。主演は、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のリンダ・カデリーニ。ヨローナの恐怖を体感する、主人公アンナ役を務める。彼女の子どもエイプリルとクリス役には『アメリカン・スナイパー』のマデリン・マクグロウ、新人のローマン・クリストウが抜擢された。あらすじ1970年代のロサンゼルス。不可解な死を遂げた子供の母親が、不吉な警告を発する。しかし、それを無視したソーシャルワーカーのアンナ(リンダ・カデリ ーニ)と彼女の子供たちは、ほどなくしてある女の”泣き声”を聞いてしまう―。その日を境に数々の恐ろしい現象に襲われることとなった家族は、教会に助けを求めるが、 そこで語られたのは、呪われたすすり泣く女”ヨローナ”の存在だった―。ヨローナはプールやバスタブ、トイレであろうが、水のある所に現れる。果たして家族は逃げ場のない恐怖から逃れることはできるのか―。【作品情報】映画『ラ・ヨローナ~泣く女~』公開時期:2019年5月10日(金)全国公開監督:マイケル・チャベス製作:ジェームズ・ワン、ゲイリー・ドーベルマン出演:リンダ・カデリーニ、マデリン・マクグロウ、ローマン・クリストウ、レイモンド・クルツ、パトリシア・ベラスケス ほか配給:ワーナー・ブラザース映画
2019年01月19日2月に日本でも公開を迎える映画『アリータ:バトル・エンジェル』。この度、本作の主人公・アリータ役のローサ・サラザールとアリータの父親代わりの医師役クリストフ・ヴァルツが初来日することが分かった。SF漫画の最高峰、木城ゆきとの「銃夢」を、巨匠ジェームズ・キャメロン製作・脚本で映画化した本作。キャメロン氏が「木城先生が作った世界を映画に収まる範囲で最大限に映像化した」と、原作に最大限のリスペクトが込められていることを明かす本作を引っさげ、今回4名の来日が決定。1人目は、本作の主人公でサイボーグの少女アリータを全編パフォーマンス・キャプチャーで演じたローサ。ロバート・ロドリゲス監督は「オーディションでローサを見た時、あまりの素晴らしさに泣きそうになったよ。早速キャメロンにもオーディション映像を観せると彼も絶賛し、“オーディションはもう終了だ”と言って、何度も繰り返し映像観ていたよ」と語っており、ローサは完全に2人の心を射止めたようだ。さらに、木城氏もまた「CGに置き換えなくてもそのままアリータで通用するんじゃないか?とか思った」と太鼓判を押したほどだ。2人目は、『イングロリアス・バスターズ』、『ジャンゴ 繋がれざる者』、『007 スペクター』などに出演し、悪役でお馴染みのクリストフ。今作ではアリータの父親代わりのサイバー医師イドを演じている。「脚本を書いたのは、私の娘が13歳の時だった。少女が衝撃的な過去に気づき、運命と向き合っていく物語は、同時に父と娘のラブストーリーでもある」と、キャメロン氏がアリータとイドの関係に自身の娘への想いを重ねたことを明かしているように、イドも重要なキャラクターのひとりとなっている。さらに、「僕の脚本を生かしつつ、彼自身の作品にした」とキャメロン氏が信頼して監督を託したロドリゲス監督、キャメロン氏の製作パートナーとして『タイタニック』や『アバター』など大ヒット作を世に送り出してきたプロデューサーのジョン・ランドーも来日決定。なお、4名は揃って2月に行われる作品をイメージした大規模なプレミアイベントに登壇する。『アリータ:バトル・エンジェル』は2月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アリータ:バトル・エンジェル 2019年2月22日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporationアリータ:バトル・エンジェル
2019年01月15日キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューらハリウッド人気女優が集結した『チャーリーズ・エンジェルフルスロットル』が、1月1日(火)深夜、TOKYO MXで放送される。チャーリー・タウンゼント探偵社で働く女探偵3人を主人公にして、70年代に放送されたアメリカの人気ドラマを2000年に復活させ全米初登場1位を飾った『チャーリーズ・エンジェル』。同作の人気を受けて製作されたのが本作『フルスロットル』である。ナタリー役にはファッションモデルとして活躍後、94年公開の『マスク』で映画デビュー。『メリーに首ったけ』のヒットでゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネート、一躍注目の存在に。その後は本シリーズをはじめ『バニラ・スカイ』『ギャング・オブ・ニューヨーク』などに出演、『シュレック』シリーズでは声優も務めたキャメロン・ディアス。ディラン役には子役として超ヒット作『E.T.』や『炎の少女チャーリー』に出演。本作ではプロデューサーも兼ね、監督としても『ローラーガールズ・ダイアリー』でメガホンを取るなど多才ぶりをみせるドリュー・バリモア。アレックス役には「アリー my Love」で注目され『キル・ビル』シリーズなどに出演、『カンフー・パンダ』や『かぐや姫の物語』英語版で声優も務めているルーシー・リュー。そして本作で3人に対峙することになるかつての“エンジェル”マディソン役には『ゴースト/ニューヨークの幻』をはじめ『幸福の条件』『G.I.ジェーン』などで知られるデミ・ムーア。本作では“チャーリーズ・エンジェル”の3人がモンゴル=シベリア国境での新ミッションに挑む。エンジェルたちは拉致された米国政府の要人を救出するためテロリスト集団のアジトに潜入。鮮やかに目的を遂行するのだが、これはさらなる難事件へのプロローグに過ぎなかった…というストーリーが展開する。なお今年11月には本シリーズのリブート作となる新『チャーリーズ・エンジェル』が全米公開される。『チャーリーズ・エンジェルフルスロットル』は1月1日(火)26時~TOKYO MXで放送。(笠緒)
2019年01月01日12月26日(水)深夜のフジテレビ「ミッドナイトアートシアター」では1997年に公開され映画史に残る金字塔を打ち立てた名作『タイタニック』を放送する。1912年に当時世界最大の客船であったタイタニック号が処女航海中に氷山に衝突、1500人を超える乗客が亡くなった海難事故を映画化した本作。史実をベースにしながらも身分の違う男女の悲恋にスポットを当てた切なくも感動的なラブストーリーとなっている。1912年4月10日、世紀の豪華客船タイタニック号が世界のVIPを乗せ処女航海に出港する。新天地アメリカを目指す画家志望の青年ジャックは船内で上流階級の娘ローズと運命的な出会いを果たし、身分の違いを乗り越え2人の恋は熱く燃え上がっていく。しかしアメリカを目指す旅の途中、タイタニック号の船首が氷山に接触、そこから浸水が始まっていく。沈みゆく豪華客船に乗った2000人を超える乗客、そしてジャックとローズの運命は…というストーリー。製作・脚本・監督を務めたのは、『ターミネーター』シリーズや『アバター』など数々の作品で知られるジェームズ・キャメロン。SFやファンタジー作品が多いキャメロン監督が初めて本格的なラブロマンスに挑んだことも話題となった。画家志望の青年・ジャックを演じるのは本作が出世作となりその後『ギャング・オブ・ニューヨーク』『華麗なるギャツビー』などの作品に出演、『レヴェナント: 蘇えりし者』では念願のアカデミー主演男優賞受賞に輝いたレオナルド・ディカプリオ。ローズには本作でアカデミー賞にノミネート、その後『愛を読むひと』でアカデミー主演女優賞受賞を受賞、『スティーブ・ジョブズ』などで知られるケイト・ウィンスレット。またセリーヌ・ディオンによる主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」も当時世界的大ヒットを記録。タイタニック号の船頭で手を広げるローズをジャックが後ろから抱きしめ支えるシーンはいまでも映画史に残る名シーンとして、多くの人の心に刻まれている。ミッドナイトアートシアター『タイタニック』は12月26日(水)深夜25時55分~フジテレビで放送。(笠緒)■関連作品:タイタニック (2012) 2012年4月4日より先行上映・7日より109シネマズほか全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox
2018年12月26日ジェームズ・キャメロン製作・脚本により、伝説的コミック「銃夢」を映画化した『アリータ:バトル・エンジェル』。この度、アリータをはじめとするメインキャラクターや舞台となる壮大な世界を捉えた大迫力の本ポスタービジュアル、さらに“天使降臨”編と名付けられた予告映像が到着した。到着した本ポスターは、圧倒的な存在感を放つサイボーグの少女・アリータ(ローサ・サラザール)を中心に、荒廃したくず鉄の山から彼女を拾い、父親代わりとなるサイバー医師イド、アリータの手助けをする青年ヒューゴら物語の鍵を握るメインキャラクターが勢揃い。さらに、イド役のクリストフ・ヴァルツ、チレン役のジェニファー・コネリー、ベクター役のマハーシャラ・アリといったオスカー俳優たちも存在感たっぷり。本作は、天空に浮かぶ空中都市“ザレム”と、ザレムから排出された廃棄物が堆積して山をなす荒廃した街“アイアンシティ”に分断された世界が舞台。キャラクターたちの背景には対照的な2つの世界が映し出されており、“時代が変わる、映画が変える。”とキャッチコピーが示すように、キャメロンが世界に衝撃を与えた『アバター』(09)を凌ぐ壮大な世界観を予感させるビジュアルとなっている。また、到着した予告編では、ポスタービジュアルの力強い印象のアリータとは異なり、「きっと捨てられたのよ」と記憶をなくしている自分が何者なのか思い悩み、涙を流す姿が映し出される。過去の記憶を全て失い、孤独だったサイボーグの少女が、イドや友人のヒューゴらに見守られながら、人の心を取り戻しつつある日、イドを守るために戦い、自分の中にコントロールできないほどの戦闘能力が備わっていることに気づくアリータ。彼女は300年前の大戦中に失われたテクノロジーで作られた“最強の兵器”だったことが明らかに。そして、ビジュアルでも描かれる最強の身体“バーサーカーボディ”を纏い、大切な人たちを守るために不安や苦悩を乗り越えて戦いに身を投じていく――。キャメロンと共に全世界歴代興行収入1位・2位を独占し続けている『アバター』『タイタニック』も手掛けた本作のプロデューサーのジョン・ランドーは「目を奪うスペクタクルを描いていても、その核となるキャラクターの感情は決して忘れてはいない」と、キャラクターひとりひとりの感情をしっかり描いていることに言及。壮大な世界観の中でも、誰もが主人公アリータの心に寄り添える物語であることを明かしている。映画史に新たに名を残すニューヒロインとなるだろうアリータ。その成長を描くドラマティックなストーリーや激しいバトルにも注目だ。『アリータ:バトル・エンジェル』は2019年2月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリータ:バトル・エンジェル 2019年2月22日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporationアリータ:バトル・エンジェル
2018年12月22日日本の漫画を原作に、巨匠ジェームズ・キャメロンが製作と脚本を担った『アリータ:バトル・エンジェル』。主人公の吹き替えを女優・上白石萌音が担当することが決定したばかりの本作だが、この度新たに本作の最新予告編が到着した。今回到着した予告編では、まずキャメロン氏のコメントからスタート。本作は、SF漫画の最高峰として語り継がれ、日本はもとより世界15の国と地域で翻訳された木城ゆきとの漫画「銃夢」が原作となっており、キャメロン氏は「長年『銃夢』の想像力溢れる世界に魅了されてきました。アリータは木城先生が生んだ素晴らしいキャラクターです」と原作への思いを語っている。天空に浮かぶユートピア都市“ザレム”と、ザレムから排出された廃棄物が堆積して山をなす荒廃した街“アイアンシティ”に分断された世界を舞台にした本作。新たなサイボーグの体を与えられた少女アリータは、自分の中にコントロールできないほどの戦闘能力が備わっていることに気づき、感情が芽生えた彼女は自分の命の意味を見つけるため、そして大切な人たちを守るため、2つの世界の秩序を揺るがす壮大な闘いへと身を投じていく…。また映像後半では、“最強兵器”として作られたという壮絶な過去を持つアリータを破壊しようと、凶悪な殺人サイボーグたちが次々と襲い掛かるも、驚異的な格闘スキルで相手を圧倒していくアリータの姿。さらに、原作でファンから絶賛されたスリリングに繰り広げられるアクション満載のバトルロイヤルゲーム“モーターボール”も描かれている。瓦礫の中から拾われた人の心をもつサイボーグ=アリータを主人公に描く本作。キャメロン氏は、「ひとりのサイボーグの少女の、非常に人間的な成長物語だ」と中でもアリータの繊細な心情に寄り添ったドラマに焦点を当てたと説明。さらに、キャメロン氏からメガホンを託されたロバート・ロドリゲス監督も、「アクションのスリルと愛情にあふれた最高の人間ドラマが描かれているよ」と明かしている。『アリータ:バトル・エンジェル』は2019年2月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アリータ:バトル・エンジェル 2019年2月22日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporationアリータ:バトル・エンジェル
2018年11月15日1997(平成9年)年11月14日より映画情報メールマガジンとして始まった映画メディア「シネマカフェ」は、本日創刊21周年を迎えることができました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。これを記念して、「シネマカフェ」が誕生した“1997年のエンターテインメント界”が、SNS口コミ全盛時代の現在のエンターテイメントにどんな影響を与えているのか、迫ってみました!『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』公開!3部作の2作目はよりダークに?2018年、『レディ・プレイヤー1』で日本のアニメファン、ゲームファンを歓喜させたスティーヴン・スピルバーグ監督が、現代に恐竜を蘇らせた『ジュラシック・パーク』(93)の続編『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』。1997年の夏休み映画として公開された。“ジュラシック・パーク”で起きた惨劇から4年後、パークの研究施設が残されていた島では人知れず恐竜たちが繁殖を続けていたことが判明。ティラノサウルスなどの恐竜たちを捕獲し、新たなパーク建設のためにアメリカ・サンディエゴに輸送することに。とはいえ、その途中でティラノが大暴れ!その後、なんとか島に送り返されるまでが描かれた。そして今年の夏休みには、最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が公開、国内興行収入80億円超え、2018年公開映画の洋画NO.1の大ヒットに。今回、主人公オーウェン(クリス・プラット)たちは火山の大噴火から恐竜たちを守るため、島から運びだそうとするのだが…。現代に生きる恐竜を利用したい者はいつの世にもいるもの、しかも遺伝子組み換えで危険すぎる新種を生み出す者までいる!“王国”は炎に包まれ崩壊してしまったが、新たな地に解き放たれた恐竜たちはどうなってしまうのか…。前作『ジュラシック・ワールド』よりダークな展開にはなったが、SNSにはオーウェンと絆を結んだヴェロキラプトルの“ブルー”や、堅頭竜の“スティギー”に「可愛い」「萌える」という声が続出。なお、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は12月5日(水)にリリース、3作目は2021年6月11日に全米公開予定。『カメラを止めるな!』に影響!? 三谷幸喜監督『ラヂオの時間』1997年の「新語・流行語」大賞は渡辺淳一原作のベストセラー小説で映画化・ドラマ化もされた「失楽園(する)」。そして今年、平成最後の年にはまさかのゾンビ映画が降臨?映画『カメラを止めるな!』の略称「カメ止め」が「ユーキャン 新語・流行語大賞2018」にノミネートされている。『カメ止め』とは、東京2館での公開から、国内&海外映画祭での評判や口コミがSNSを中心にぐんぐん広がり、日本全国47都道府県に“感染拡大”。観客動員数200万人突破、全国340館、興行収入30億円超えの大ヒット(2018年11月時点)がいまだ続いている状態。「本当にこんな事になるとは…」と、歓喜と驚きの声が上がっている。緻密な構造で作り上げた37分ワンカット・ゾンビサバイバルと、その“裏側”を描いた本作は、登場人物が入り乱れ、散りばめられた伏線を巧みに回収していく様が三谷幸喜の作品を彷彿とさせるとの声が。上田慎一郎監督も三谷作品からの影響を明言している。その三谷さん初の映画監督作『ラヂオの時間』が公開されたのが1997年11月。自身の舞台「ショウ・マスト・ゴー・オン」を生放送のラジオドラマに置きかえた形で、大女優のわがままから始まって役名や設定、脚本が二転三転、なんとか辻褄を合わせるために奮闘する“裏方”と俳優たちの姿には爆笑必至。まさに「ショウ・マスト・ゴー・オン」、止められない生放送の切迫した状況に最後の最後までハラハラさせられ、最高のカタルシスと高揚感を生み出した。三谷監督は2019年公開の新作『記憶にございません!』が待機中。通算50作目の『男はつらいよ』、『寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来の新作『男はつらいよ』シリーズ第1作の公開から50周年を迎える来年2019年、シリーズ50作目となる新作『男はつらいよ50おかえり、寅さん』(仮題)の公開が決定し、話題を呼んでいる。“寅さん”こと車寅次郎を演じ続けた名優・渥美清の亡き後、一体どんな新作になるのかが注目され、製作発表の際にはTwitterで「#こんな寅さんの新作は嫌だ」というタグがトレンド入り。「魔界編」「寅さん公務員になるの巻」「寅さんがゾンビ化して源公を襲う」「男はつらいよ寅次郎vs桃次郎」「ずっとTwitterしてる寅さん」「エンディングでアクションのNGシーンが流れる」など、想像力豊かなツイートが溢れることに。新作は1997年11月公開の第49作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来、22年ぶり。同作は、その前年に死去した渥美さんがCGで登場し、『寅次郎ハイビスカスの花』など、これまでの作品のシーンをつなげる“回想”が中心だっただけに期待も当然。現在撮影中という新作には、寅さんの妹・“さくら”役の倍賞千恵子、その夫・“博”役の前田吟、寅さんの甥っこ・“満男”役の吉岡秀隆、そして満男の初恋相手・“イズミ・ブルーナ”として後藤久美子が23年ぶりの銀幕復帰。さらに、『寅次郎の休日』のマドンナでイズミの母・“礼子”役の夏木マリ、寅さんが最も想いを寄せたマドンナ・“リリー”役の浅丘ルリ子と錚々たる顔ぶれが再集結。山田洋次監督は「今の若い方たちに寅さんを知ってほしい」と力強く語っており、期待が高まる。『メン・イン・ブラック』のスピンオフが準備中!1997年は、日本では劇場版『名探偵コナン』の1作目がスタートするなど、人気シリーズが生まれた年でもあった。ハリウッドではスピルバーグが製作総指揮をとったバディアクションコメディ『メン・イン・ブラック』が誕生し、12月に日本公開。地球にいる宇宙人を取り締まる秘密組織「MIB(メン・イン・ブラック)」のエージェントKをトミー・リー・ジョーンズ、エージェントJをウィル・スミスがサングラスにブラックスーツという出で立ちで好演。日本でも人気の高い2人のヒットシリーズとなった。そして現在、『メン・イン・ブラック』スピンオフ(タイトル未定)が製作中。『マイティ・ソー バトルロイヤル』で共演したクリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンがそれぞれエージェントHとMに。2人のインスタには撮影裏の写真がアップされており、そのクールさとキュートさにときめくファンが続出中。スピンオフには『メン・イン・ブラック3』に登場したエージェントOことエマ・トンプソン、『ミッション:インポッシブル』シリーズのレベッカ・ファーガソンなども出演。2019年6月14日全米公開予定、日本公開も楽しみ。『タイタニック』、完全復元で豪華客船の旅が実現!?1997年12月、クリスマスに合わせて公開されたのが、レオナルド・ディカプリオを一躍世界的スターにした『タイタニック』。アカデミー賞では作品賞など史上最多タイの11部門を獲得、全世界興行収入は『アバター』(同じジェームズ・キャメロン監督)に抜かれるまで歴代トップ。日本でも1年以上の超ロングラン公開となった。先日、その舞台となった豪華客船タイタニック号が復元され、「タイタニック2号」として2022年に就航することが英米メディアから報じられたばかり。元の客船とほぼ同じ規模で、絢爛豪華な装飾なども再現。タイタニック号と同様、イギリス・サウサンプトンから2週間かけてニューヨークへ。その後、世界一周の船旅に出るという。もちろん、二度と悲劇を繰り返さないよう、最新のレーダーやナビシステム、十分な数の救命ボートなど安全設備を徹底させるらしい。このニュースにも「夢がある」「熱すぎる」「乗りたすぎる」と期待の声は尽きない。こうした映画関連情報はもちろん、ホットなドラマ情報や女性が知りたいライフスタイルニュース、最旬イケメン情報などを、これからも厳選してお届けし、皆様のエンタメライフに欠かせない存在となりますよう、「シネマカフェ」はスタッフ一同、心を込めて参ります。今後とも「シネマカフェ」をご愛読頂きますようお願い申し上げます。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド/炎の王国 2018年7月13日より全国にて公開© Universal Picturesカメラを止めるな! 2018年6月23日より全国にて公開©ENBUゼミナール男はつらいよ50おかえり、寅さん(仮題) 2019年12月27日より全国にて公開©2019松竹株式会社
2018年11月14日巨匠ジェームズ・キャメロン製作・脚本の映画『アリータ:バトル・エンジェル』に、女優・上白石萌音が主人公アリータの吹き替えで参加することが、11月8日に行われたクリスマス点灯式イベントで発表された。今回行われたのは、本作と「東京スカイツリータウン®ドリームクリスマス2018 イルミネーション点灯式」とのコラボレーションイベント。大ヒット作『君の名は。』や『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』でも声の出演を果たした上白石さん。“ハリウッドデビュー”となる今作では、人の心を持つサイボーグの主人公アリータの吹き替えを務めることに。この日は、「強いアリータに近づきたいと思いまして、新しいファッションに挑戦してみました」とアリータをイメージしたクールでスタイリッシュなファッションで登場した上白石さん。慣れない衣装に「ちょっと恥ずかしいです」と照れる一幕も。この度の吹き替え声優決定について上白石さんは、「ジェームズ・キャメロンさんがプロデューサーとして携わられている大変注目されている作品なのでとても光栄に思っています」と話し、「洋画作品の吹替えは初めてなので、身の引き締まる思いです」と出演決定への喜びを語る。また、アリータというキャラクターについては「親しみやすい、共感できるキャラクターだと思います」と言い、「原作が日本の漫画『銃夢』なので読みました。強さの中に少女らしさを持った女の子で、恋をしたり、おっちょこちょいだったり、可愛らしくとても愛着のあるキャラクターだなと思いました」とアリータの愛らしい側面を明かした。イベントでは、上白石さんがアリータの武器“ダマスカスソード”を振り上げることで、本作の舞台である空中都市“ザレム”にそっくりな東京スカイツリータウンのイルミネーションが点灯するという仕組みに。上白石さんは「“アリータはこうやって戦うんだな”とアリータに近づけた気がしました。点灯の瞬間は色がとても綺麗で忘れられない瞬間でした」と点灯させた感想を語っていた。最後には、「今年のクリスマスは本作のアフレコを行う予定なので、私は世界の為に戦います。是非楽しみにお待ちください!」と集まったファンへ呼びかけていた。『アリータ:バトル・エンジェル』は2019年2月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アリータ:バトル・エンジェル 2019年2月22日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporationアリータ:バトル・エンジェル
2018年11月09日7月にマーベル&ディズニー映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(以下、『GotG』)の3作目をクビになったジェームズ・ガン監督が、脚本家として復帰するようだ。マーベルのライバル社であるDCコミックスとワーナー・ブラザースが『スーサイド・スクワッド』の続編の脚本家に起用したという。「The Wrap」は、ガン監督は脚本を手掛けるだけでなく、メガホンをとる可能性もあると報じている。『スーサイド・スクワッド』の1作目を監督したデヴィッド・エアーは、このニュースが報道されるや否や、ガン監督を起用したワーナーを「ものすごく勇敢で、賢い行動だ」とツイートで称えた。また、「ジェームズは、その仕事にふさわしい人間だ!」とも。解雇事件直後から、ガン監督を擁護し続けてきた『GotG』シリーズのデイヴ・バウティスタは、「どこに行けば(『スーサイド・スクワッド2』の)出演契約ができる?」とユーモアたっぷりのツイートでガン監督の復帰を喜んだ。デイヴは以前からガン監督が関わらない『GotG3』には、出演したいかどうかわからないと公言しており、またどのみち同作の製作は無期限で延期中。そのため、ガン監督が執筆する脚本によっては、デイヴが『スーサイド・スクワッド』の続編に本当に出演することもあるかもしれない。デイヴのこのツイートには、ファンたちがデイヴに演じてほしいDCコミックスのキャラクターを挙げ、「ぜひガン監督とまた一緒に仕事をして!」とポジティブなコメントが寄せられている。(Hiromi Kaku)
2018年10月10日木城ゆきとの漫画「銃夢」を、ジェームズ・キャメロン製作で実写映画化した『アリータ:バトル・エンジェル』の公開日が、来年2月22日(金)に変更となったことが分かった。本作は、12月21日の全米公開と同時に日本でも公開されることが決定していたが、先月末に、配給元の米20世紀フォックスが、本作をはじめ、『デッドプール』最新作、『X-MEN』シリーズの最新作『Dark Phoenix』(原題)、『X-MEN』シリーズのスピンオフ作品『Gambit』(原題)などいくつかの作品の全米公開日変更を発表。本作の全米での公開日が来年2月14日になったことから、日本での公開日も変更を余儀なくされていた。なお、本作の全米公開日が変更されたのはこれで2度目。当初は今年の7月20日公開を目指していたが、キャメロン作品の製作が遅れがちなのは『タイタニック』『アバター』など毎度のこと。現在、キャメロンは『アバター』の続編4作を製作中だが、これも公開が延期されている。『アリータ:バトル・エンジェル』は2019年2月22日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリータ:バトル・エンジェル 2019年2月22日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporationアリータ:バトル・エンジェル
2018年10月10日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Extraordinary Ideas—Realized』James Turrell光を用いて人々の知覚を揺さぶるインスタレーションで知られる現代美術家ジェームズ・タレル。2018年9月6日からドイツ・バーデンバーデンのミュージアム・フリーダー・ブルダでスタートした展覧会のために出版された本書は、1960年代以降の彼の様々なキャリアから包括的に作品を収録。彼は自分の芸術を「知覚芸術」と呼び、その作品は感覚と知性を通して芸術媒体としての光を体験させるものである。スローンレッド―幾何学的な光のオブジェクトが空間に浮かんで表示される彼の初期の作品も収録。また、重要なシリーズである「Wedgeworks」からの2016年の作品で、芸術家が光を使って幻想的な空間状況を作り出す方法を示す。2011年にヴェネツィア・ビエンナーレで注目された「ガンツフェルド」体験は、想像を絶するすべての空間的な輪郭が光と色に溶け込む方法を体験することを可能にした。彼の有名な長期プロジェクト「Roden Crater」はアリゾナの砂漠の絶滅した火山で1970年代から展望台に変貌を遂げた。今回の展示のために特別に作られた作品と共に提示されている。【書籍情報】『Extraordinary Ideas—Realized』作品:James Turrell出版社:Hatje Cantz言語:英語ハードカバー/300ページ/300×240mm発刊:2018年価格:1万640円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『Extraordinary Ideas—Realized』を購入する【展覧会情報】JAMES TURRELL. THE SUBSTANCE OF LIGHT会期:9月6日〜10月28日会場:ミュージアム・フリーダー・ブルダ(Museum Frieder Burda)住所:Lichtentaler Allee 8 b, 76530 Baden-Baden, Germany時間:10:00〜18:00
2018年10月06日マイケル・ジャクソンがジェームズ・ボンド役を熱望していたようだ。2009年に50歳で他界したマイケルは、80年代のキャリア全盛期、自らが「007」シリーズのスパイ役にぴったりだとしてハリウッドの重役たちに自らを売り込んでいたという。かつてのハリウッドの敏腕エージェント、マイケル・オーヴィッツは回顧録で振り返っている。「マイケルの家でミーティングの機会を持った。そこで彼からアクション映画に出演したいと言われた」と始まり、そんなマイケルの提案をビジネスパートナーであったロン・メイヤーと真面目な顔をして聞き続けるのに苦労していたところ、マイケルのかぶっていた帽子が(メキシコ料理の)ワカモレに落ちた時にはさらに状況が悪化したと続けている。「彼はそれを取り上げてまたかぶった。ワカモレが少しついたまま。しかもそれが徐々に帽子のつばに向かってずり落ちだした」「マイケルがいかに自分が次のアメリカのアクションヒーローに向いているかと熱弁している中、僕らは皆、それが徐々に落ちてくるのを見守っていた」「最後にその塊が落下した時には、ロンは我慢しきれなくなった。僕も吹き出してしまった。そしたらマイケルは怒って出て行ってしまった。その後、彼を追いかけて君のことを笑っていたわけじゃないと15分間かけて説明した」「やっとマイケルが分かってくれた時、『でも僕はジェームズ・ボンドが演じたいんだ』と言われた。その時は笑わなかったと誇りを持ってお伝えするよ」そしてマイケルには、その役を演じるには体形も性格も合っていないと説得したそうで、「『君は細身だし、繊細過ぎる。冷酷で屈強な男とは見てもらえないよ』と言った」と綴られている。(C)BANG Media International
2018年10月03日国連史上最悪の政治スキャンダルを描いたポリティカル・サスペンス『バグダッド・スキャンダル』。この度、本作で主演する英国イケメン俳優テオ・ジェームズの場面写真がいち早くシネマカフェに到着した。■ストーリー2002年。24歳のアメリカ人青年マイケルは、念願だった国連事務次長の特別補佐官に任命され、国連が主導する「石油・食料交換プログラム」を担当することになった。これはイラクがクウェートに侵攻したことによる経済制裁の影響で、貧困にあえぐイラクの民間人を救う人道支援計画。国連の管理の元でイラクの石油を販売し、食料に変えてイラクの国民に配るというプロジェクトだ。一見理想的な政策に見えるこのプロジェクトに、実はフセイン自身が関与し、国連を中心とした世界各国の企業や官僚機構が関わっていることが判明。やがて世界に例を見ない巨額の汚職事件に発展していく――。■実話を基にしたポリティカル・サスペンス本作は、マイケル・スーサンの実話に基づくベストセラー小説を映画化したもの。200億ドル(約2兆2000億円)が消えた、国連史上最悪の汚職事件を描く。出演には、『ダイバージェント』シリーズのテオ・ジェームズ、『ガンジー』『ヒューゴの不思議な発明』のベン・キングズレー、『ブリット』のジャクリーン・ビセット、ベルシム・ビルギン。そして『ストックホルムでワルツを』のペール・フライが監督を務めた。■場面写真到着!今回到着したのは、『ダイバージェント』シリーズでシャイリーン・ウッドリーの恋人役で人気を博し一躍有名となり、『アンダーワールド』シリーズや『ローズの秘密の頁』などに出演、女性ファンも多い英国イケメン俳優のテオ・ジェームズの場面写真。本作では、外交官だった父の跡を継ぎたいという想いのもと国連に入り、希望に胸を膨らませる若き青年マイケルを熱演。大物政治家や大企業の政治的思惑に翻弄され、希望と現実の間で揺れ動く様を見事に演じている。フセイン政権下で追われていたクルド人女性ナシーム(ベルシム・ビルギン)を懸命に守る姿も見どころとなっており、2人の恋愛模様も気になるところ。なお、本作では主演のほかにも、難民キャンプに赴くなど社会問題解決にも関心が高い彼は、エグゼクティブ・プロデューサーも兼ねている。新場面写真では、テオの肉体美が覗けるショットをはじめ、ナシームを見つめ甘いマスクや、敵対する相手と向き合う凛々しい表情などが捉えられている。私生活では、今年8月に女優のルース・カーニーとの結婚が報じられたばかりのテオ。待機作には、カーラ・デルヴィーニュとアンバー・ハードが出演する『London Fields』(原題)が控えており、今後も彼の活躍に目が離せない。『バグダッド・スキャンダル』は11月3日(土)よりシネマカリテほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2018年09月23日いま最も世界から注目を受ける女優エル・ファニングが「フランケンシュタイン」の著者・メアリー・シェリーを演じる『MARY SHELLEY』(原題)。この度、『メアリーの総て』の邦題にて日本で公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルも公開となった。■ストーリー19世紀イギリス。小説家を夢見るメアリーは“異端の天才”と噂される、妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。互いの才能に強く惹かれあった2人は、情熱に身を任せ、駆け落ちする。愛と放蕩の日々は束の間、メアリーに襲い掛かる数々の悲劇。失意のメアリーはある日、夫と共に滞在していた、悪名高い詩人・バイロン卿の別荘で「皆で1つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。深い哀しみと喪失に打ちひしがれる彼女の中で、何かが生まれようとしていた――。■世紀の怪物を生み出したのは、18歳の少女本作はイギリスのゴシック小説として世界中に知られる「フランケンシュタイン」の作家、メアリー・シュリーを描いた伝記映画。『シザー・ハンズ』のティム・バートン、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ、『イレイザーヘッド』のデヴィッド・リンチなど、今世紀の鬼才たちに絶大な影響を与え、リドリー・スコット、スティーヴン・スピルバーグ、ジェームズ・キャメロンなどの巨匠たちも、深いリスペクトを表明している。そんな彼女が「フランケンシュタイン」を生み出しのは、なんとわずか18歳。人生においても波瀾万丈であったメアリーを演じるのは、『マレフィセント』や『SOMEWHERE』で透明感あるピュアな役を演じ、最近では『ネオン・デーモン』『パーティで女の子に話しかけるには』など、過激な作品にも挑むエル・ファニング。19世紀のイギリスを舞台に、これまでヴェールに包まれてきた人物をどう演じるのか期待が高まる。■監督は同じく過酷な人生を歩んだハイファ・アル=マンスールそんな本作の監督に抜擢されたのは、長編映画デビュー作となる『少女は自転車にのって』(12)で第86回アカデミー賞外国語映画賞に出品、各国の批評家から絶賛を浴びたサウジアラビア初の女性監督ハイファ・アル=マンスール。娯楽規制によって映画館がない中で、レンタルビデオを見たことで映画監督を志すも、快く思わないものから殺害予告を受けるなど、メアリー同様に波乱に満ちた人生を送ってきた彼女が、スクリーンにメアリーの哀しくも美しい人生を焼き付ける。公開されたポスターには「フランケンシュタイン」を執筆する当時のメアリーを演じるエル・ファニングが、誰かの墓に寄りかかり羽ペンをもつ姿が印象的。「『不幸』に抱かれ、『死』に口づけられ、世紀の傑作を産んだ」というキャッチコピーは、彼女の道ならぬ恋や愛など観る者の胸に深く突き刺さる人生を象徴しているかのよう。また19世紀イギリスの華麗な美術も本作の見どころの1つとなっている。『メアリーの総て』は12月よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリーの総て 2018年12月、シネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
2018年09月11日過去の不適切なツイートが原因で、ジェームズ・ガン監督が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の3作目をクビになってからまもなく1か月が経とうとしている。これまでに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの主要キャストや俳優仲間、ファンたちが、ガン監督の復帰を求めてサポートレターの公開や署名活動を行ってきた。また、マーベルもディズニーとの話し合いでガン監督の再起用をプッシュしたと報じられたが、いまだ動きがない。この状況に対する心境を、主役のピーター・クイル/スター・ロード役のクリス・プラットが「AP通信」とのインタビューで語った。「ツラい時期だよ。ジェームズのことは大好きだし、ぼくらの大切な友人だからね。それだけじゃなくて、ぼくらは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で演じることも大好き。本当に複雑な状況さ。みんな、前進したいと思ってる。正しいことをして、できる限り正しい人でありたいんだ」。ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、ブラッドリー・クーパーらと連名で発表したサポートレターについては、「みんなの時間、思い、努力が詰まってるよ。絶対に言わなきゃってことを書いた。ぼくらがどんな風に感じているかをクリアに、正直にね」と述べた。新監督が就任か、ガン監督の再起用となるか…。ディズニーの発表が待たれる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.
2018年08月16日先週、『007』シリーズのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリが次期ジェームズ・ボンドに黒人俳優の起用を考えていると発言し、その最有力候補に再浮上したイドリス・エルバ。この件についてイドリス本人が意味深なツイートを投稿し、ファンたちの想像をかきたてている。イドリスは鼻から上のセルフィーとみられる写真を加工した画像と「my name’s Elba, Idris Elba」(原文ママ)というキャプションを掲載。ファンたちはこの一文が『007』でのボンドが名乗る際の決まり文句「My name is Bond...James Bond...」を引用したものであり、イドリスが次のボンドを演じるに違いないと考えたようだ。しかし、それから5時間後、イドリスはヒップホップ・グループの「パブリック・エネミー」の画像、彼らの曲の一つのタイトル「Don’t Believe The Hype」(「メディアの言うことを信じるな」の意)をツイート。自身が次期ボンドに最も近い男であるといううわさを否定したかのように見えた。が、ファンたちは、曲のタイトルの「Hype」だけがすべて大文字で綴られていることに注目。「イドリス演じるボンドの敵が『HYPE』という犯罪組織なのではないか?」「『HYPE』はイドリスが主演する『007』のタイトル?」と想像を膨らませた。(Hiromi Kaku)
2018年08月13日長年『007』シリーズのプロデューサーを務めるバーバラ・ブロッコリが、次期ジェームズ・ボンドについて黒人俳優の起用をほのめかした。『007』シリーズ最新作の『Bond 25』(原題)を最後に、ジェームズ・ボンド役を卒業するとみられているダニエル・クレイグ。次期ボンドをめぐっては、数年前からイドリス・エルバ、トム・ハーディ、マイケル・ファスベンダー、トム・ヒドルストンらの名前が候補として挙がっていた。中でもイドリスは2014年のソニー・ピクチャーズのハッキング事件で、同社の現共同CEOのエイミー・パスカルが同僚へのメールに「イドリスが次のボンドになるべきよ」と書いていたことが明らかになり、最有力候補とみられていた。『Bond 25』(原題)の前に卒業すると強調していたダニエルが続投となり、次期ボンド探しは振り出しに戻ったと思われたが、いまだイドリスは最有力候補らしい。英「Dailt Star」紙によれば、バーバラが映画監督のアントワーン・フークアに、ボンドを黒人俳優が演じるのは「いずれ起きること」と話し、イドリスの名前を挙げたというのだ。フークア監督は「イドリスが体型を維持している限り可能性は高いだろうね。(ボンド役は)肉体的に強い存在感が必要だから。彼にはそれがある」と語った。(Hiromi Kaku)
2018年08月10日先月、ディズニーに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』(仮題、以下『GotG3』)から解雇されたジェームズ・ガン監督。同作に再雇用される可能性は低いとみられていたが、強力な助っ人が現れた。「Deadline」によればガン監督の再雇用をめぐり、マーベル・スタジオとディズニーが話し合いを持ったという。『GotG3』の主要キャストは総勢でガン監督を支持する長文レターを公開し、ファンたちはオンライン上でガン監督の復帰を求める署名活動を行い、セルマ・ブレアやカート・ラッセルなどの俳優仲間も彼を擁護してきた。世間の声にも耳を傾け、マーベルは、ガン監督を元のポジションの戻すことが得策であるとディズニーに訴えかけたそうだ。ガン監督を再雇用するのは、実際に『GotG3』の製作をスムーズに進めるためには一番手っ取り早い。同シリーズで主要キャストの1人ドラックス役を演じてきたデイヴ・バウティスタは「ガン監督じゃなきゃ俺は降りるから、ほかの俳優を雇ってくれ」とまで言っているし、主演のクリス・プラットは別の主演作『Cowboy Ninja Viking』(原題)の脚本の大幅な書き直しでスケジュール変更が強いられ、『GotG3』に充てられる時間が限られている。ガン監督が『GotG3』を監督するなら、こういった問題はすべてクリアになる。果たしてディズニーは思い直すのだろうか?近日中に答えが明らかになるだろう。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開© Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2018年08月10日ナイキラボ(NIKE LAB)が、自身の名を冠したファッションブランドを率いるデザイナーのジョン・エリオット(John Elliott)と、バスケットボール選手のレブロン・ジェームズ(LeBron James)とのアイコン コレクションを8月4日に発売する。「レブロン・ジェームズ × ジョン・エリオット アイコン QS」(税込2万7,000円)今回のアイコン コレクションで発売されるのは、シューズやパンツ、ジャケットなど。透明なアッパーをもつシューズ「レブロン・ジェームズ×ジョン・エリオット アイコン QS」(税込2万7,000円)は、レブロンのアイデアでアッパーを引き立てるソックスが加わっている。「レブロン・ジェームズ×ジョン・エリオット ナイトロジェン ジャケット」(税込35,640円)は内側に目立たないようにジッパーが付いており、開けると内側のマチが開くようになっている。他に「レブロン・ジェームズ×ジョン・エリオット ナイトロジェン パンツ」(税込23,760円)も登場。「レブロン・ジェームズ × ジョン・エリオット ナイトロジェン ジャケット」(税込35,640円)「レブロン・ジェームズ × ジョン・エリオット ナイトロジェン パンツ」(税込23,760円)エリオットは次のように話す。「今回はナイキの技術を生かし、レブロンが気に入っている私たちのブランドの要素を活用し、彼のために思いを込めデザインしました。」「非常にジョン・エリオットらしいシルエットでありながら、ナイキのディテールが組み合わされた製品ができあがりました。もちろん、レブロンのファイナルフィードバックのおかげで頭から足にいたるまでの機能性も確保されています。レブロンがソックスのアイディアを出して、コレクションが本当の意味でまとまりました。」新境地を開いたレブロン、エリオットとナイキのトリオによるアイコン コレクションは、8月4日から、NIKE.COM/NIKELAB、NIKELAB MA5、DSM GINZA、その他一部の販売店で発売予定。
2018年08月06日「ターミネーター」シリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』が、2019年11月8日(金)に公開。ジェームズ・キャメロン、アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトンの3人が、『ターミネーター2』公開以来、約30年ぶりに集結する。『ターミネーター2』のジェームズ・キャメロンが参加世界中を虜にした「ターミネーター」シリーズは、幅広い世代に渡って愛され続けている名作。『ターミネーター2』は全米で2億484万ドルを記録し、1991年の年間興行収入ランキングでは堂々1位に輝いた。劇中のアーノルド・シュワルツェネッガー扮するターミネーター:T-800 が溶解炉に沈むクライマックスシーンの「I’ll be back」は、伝説の名台詞としても知られている。最新作では、そんな伝説の作品ともいえるシリーズを世に出したジェームズ・キャメロンがカムバック。製作&脚本を担当した。キャメロンは『ターミネーター:ニュー・フェイト』について『ターミネーター2』の登場人物が活躍する、”正統な続編”であると語る。なお、監督は、『デットプール』のティム・ミラーが務める。キャストアーノルド・シュワルツェネッガーが再びメインキャストには、懐かしのメンバーが再登場。シリーズのレジェンドキャラクター、ターミネーター T-800役を演じるのは、これまでも作品の顔として物語を彩ってきたアーノルド・シュワルツェネッガー。そもそも第1作目『ターミネーター』(85’)でサラを抹殺する為に未来 から送り込まれてきた T-800だが、『ターミネーター2』(91)では、彼女を守るヒーローとして帰還。そして本作『ターミネーター:ニュー・フェイト』では更に“人間らしく”進化。プログラムではなく、自らの意志で行動する彼の運命の先に待つ未来とはー?!なおシュワルツェネッガーは、「T-800 を演じられることを楽しみにしている。(「T2」以来)ジェームズ・キャメロンが全体的な監修をするわけだから、すごい作品になりますよ」と喜びのコメントを寄せている。リンダ・ハミルトンのカムバック最大の注目はT2以来、姿を消していたリンダ・ハミルトンのカムバック。もちろん彼女が演じるのは、サラ・コナー役だ。「最高の気分ね。サラの助けが必要とされているんです。」と語るリンダは、劇中で歳を重ねながらも果敢に戦う様子が描かれている。サラ・コーナーの秘密も明かされる…?また『ターミネーター:ニュー・フェイト』では、『ターミネーター』、『ターミネーター2』で、地球上の全人類、そして世界の命運を握る息子のジョン・コナーをスカイネットの脅威から守るため、たった1人で死闘を繰り広げたサラが、『ターミネーター2』以降、どんな人生を歩んできたかも明らかになるという。マッケンジー・デイヴィスらも出演そして未来から送り込まれた強化型スーパーソルジャー・グレース役には、『ブレードランナー 2049』のマッケンジー・デイヴィスが抜擢。ブロンドのショートヘアをトレードマークに、優れた身体能力を持つ謎のベールに包まれた女性を演じる。またターミネーターの登場によって、平穏な暮らしが根底から覆されることになるダニー・ラモス役は、新世代のラテン系女優 ナタリア・レイエスが担当する。シリーズ最強!?最新型ターミネーターREV-9登場本作で新たな敵として登場するのは、液体金属で自身の分身を創り出す“最強”最新型ターミネーター<REV-9(レヴ・ナイン)>。肉体派ハリウッド俳優、ガブリエル・ルナが演じる。公開された映像には、ダニーを守るために、ターミネーター<REV-9>と対峙するグレースの姿が映し出されている。日本語吹き替え版キャスト日本語吹き替えキャストには、T-800 役にの玄田哲章、サラ・コナー役に戸田恵子と、シリーズの声優として活躍してきたメンバーが再共演。新たな魅力を放つ新キャラクター達には、坂本真綾、小松史法、高垣彩陽、伊東健人、落合福嗣らが声を当てる。【作品詳細】『ターミネーター:ニュー・フェイト』公開日:2019年11月8日(金)全国ロードショー監督:ティム・ミラー製作:ジェームズ・キャメロン、デイヴィッド・エリソン出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータ配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2018年08月05日『ターミネーター2』(’91)以来、約30年ぶりにジェームズ・キャメロン×アーノルド・シュワルツェネッガー、そして“サラ・コナー”としてリンダ・ハミルトンの再演が実現する「ターミネーター」最新作(タイトル未定)から、初画像が全世界同時に解禁された。映画史に燦然と輝く伝説的作品『ターミネーター』、そして『ターミネーター2』。この2作に関わったキャメロンが製作&ストーリー、シュワルツェネッガーがターミネーター・T-800役、そして28年ぶりにハミルトンがサラ・コナー役を演じ、オリジナルキャストが “帰ってくる”本作。しかし、今回解禁された初画像にはシュワルツェネッガーのT-800の姿はなく、3名のクールな装いの女性キャラクターが登場!左からダニ・ラモス役のナタリア・レイエス、体に傷のようなものが見受けられるグレース役のマッケンジー・デイヴィス、そしサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンだ。サラ・コナーといえば、過去作では世界の命運を握る未来の人類のリーダー、ジョン・コナーの母親として、息子の命を守り、世界の滅亡を防ぐためにT-800と奮闘する姿が記憶に残る。そんな孤独な戦いを続けてきた彼女は、今回の画像でも唯一、完全武装しているが、彼女はここに至るまでに一体どのような人生を歩んできたのだろうか…。また、本作はいつの時代設定なのかもいまだ不明で、それぞれのキャラクターについても詳細は明らかにされていない。■伝説的シリーズ「ターミネーター」とは…?世界中を虜にした「ターミネーター」シリーズは、時を超えて幅広い世代から愛される名作。人工知能・スカイネットと人類間の核戦争“審判の日”を巡り、未来から過去に送り込まれたターミネーターとサラ・コナーら人類の間での激しい攻防を描いた。特に、『ターミネーター2』は全米で2億484万ドルを記録し、1991年の年間興行収入ランキングでは堂々1位に輝いている。劇中、シュワルツェネッガー扮するターミネーター・T-800が放つ「I’ll be back」は、誰もが1度は聞いたことのある伝説の名台詞であり、彼が溶解炉に沈むクライマックスシーンでの“サムズアップ”も語り継がれる伝説的なシーンだ。■シュワルツェネッガー「すごい作品になるよ」監督を務めるのは、『デッドプール』を手がけたVFX業界出身の注目監督ティム・ミラー。彼は「当時の映画はまるで予言だ」と語り、「キャメロンが製作した『ターミネーター』と『ターミネーター2』で描かれた多くのこと(人工知能やロボットなど)が、いまや現実味を帯びつつある」とコメントし、そんな現代だからこそ続編を作る意義があることを説明する。一方、シュワルツェネッガーは「T-800を演じられることを楽しみにしている。(『T2』以来)ジェームズ・キャメロンが全体的な監修をするわけだから、すごい作品になるよ」とコメントしており、最新作は『ターミネーター2』の世界観の続編的作品となるともいわれている。『ターミネーター』では悪役、『ターミネーター2』ではヒーローを演じたが、未来と現在のキャラクターが登場するという最新作では、どんな立場を演じることになるのか?そして、そんな本作を彩るフレッシュな新キャストとして、『オデッセイ』『タリーと私の秘密の時間』のマッケンジーをはじめ、Netflix映画『ピックポケッツ 巧妙なごまかしゲーム』のナタリア、「エージェント・オブ・シールド」のガブリエル・ルナ、そして「世界で最もハンサムな顔」(2015)1位に選ばれたこともある「スクリーム・クイーンズ」のディエゴ・ボネータが出演。新たな伝説となりそうな本作に、引き続き注目していて。タイトル未定「ターミネーター」最新作は2019年、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年08月02日