平日の仕事が忙しいぶん、貴重な休日が終わりを告げる日曜日の夜は本当に辛いもの。できれば明日も休みたい、このまま寝たら明日が来てしまうと無駄に起きていたり…。OL時代はもちろん、小学生のときから日曜日が憂うつで仕方なかったブルーマンデー病のライター・角が、長年かけて回避したブルーマンデー解消法をご紹介いたします。小学生時代からこじらす、ブルーマンデー病【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 37学校と勉強が嫌いだった小学生時代は、とにかく平日が嫌で仕方がありませんでした。すっかり忘れていましたが、そういえば当時は日曜の朝、目覚めた瞬間に明日のことを考えて憂うつで泣き出し、布団の上で暴れていました。完全なるブルーマンデーですね。さすがに暴れはしなくなりましたが、大人になってからもブルーマンデーはずっと続いていてどうすれば月曜日に対する憂鬱感をなくせるか、ひたすら回避法を試してみました。月曜日さえ乗り越えてしまえば、一週間は腹を括って頑張れるので、気持ち良く月曜日を迎えるためのコンディションづくりに励むことにしたのです。今回は、重度の会社行きたくない病を抱えた私がやってみて効果のあったブルーマンデー回避法として日曜日の夜に行うと良い習慣を2つご紹介します。ストレッチとアロマキャンドルで精神を整える会社が嫌というより、ゆっくり思うままに眠ることができない日常を迎えるのがストレスだった私は、睡眠の質を整えて次の日に元気に起きられるようにコンディションを整えました。そのために必要なのは寝る前のストレッチとアロマキャンドルをたきながら精神統一を行うことでした。寝る前のストレッチは何でもOKです。単純な開脚や前屈でも十分効果があります。20分ほどゆっくり行えるストレッチ法をネットや雑誌で探して実践してみてください。それと同時にアロマキャンドルを焚くとさらに気持ちが安定化していきます。キャンドルの炎の揺らぎは、流れる滝の近くにいるよりも7倍のマイナスイオン効果があるといわれます。ゆらゆらと揺れる炎をじっと見つめるだけで気持ちの安定化がはかれるだけでなく、安眠を促すのでぜひ試してみて下さいね。良質な睡眠は寝る前の準備で手に入れることができます。深い睡眠がとれれば、ストレスなく次の日を迎えることができます。寝る前に自己啓発本を読書する起きるのが辛いというより、会社に行くのがストレス……と感じる方もいるかもしれませんね。そういった場合は、ご自身の気持ちに寄り添う自己啓発の本を読むのも良いかと思います。自己啓発本というと何だか怪しさを感じてしまいがちですが、スピリチュアルやハウツー系の書籍だけでなく、読むだけで気持ちが前向きになる名言集などセラピー系の書籍も多数販売されています。普段書籍を読まない方は、一文が大きく簡潔に書かれている名言集を集めてみると良いかもしれません。自分が感じている悩みや不安を、意外にもあっさり解決してくれるひと言に出逢えるかもしれません。朝ご飯を豪華にするのも効果アリ現金な話なのですが、私は朝ご飯を自分の好物にすることで、まだ寝ていたいと思う欲求を取り払うことができました。睡眠欲と同等の力を持つ食欲を利用して、憂鬱な朝を早く起きる習慣をつけるのもひとつの対策かもしれません。明日が嫌だなぁと思って日曜日の夜を過ごすのは、せっかくの休日である日曜日がちょっともったいないですよね。それよりも、明日はどんな楽しいことが待っているだろうか、という気持ちをいかに感じられるのかに重きをおいてみてください。毎週やってくる月曜日の迎え方を少しずつ変えていくことで、驚くほど自然にブルーマンデーから解消されているかもしれませんね。©martin-dm/Gettyimages©pixelfit/Gettyimages©Eva-Katalin/Gettyimages©Eva-Katalin/Gettyimages※2017年6月11日作成
2019年02月03日流行のファッションに、流行のメイク。オシャレを楽しむなら何が旬なのかを知っておく必要がありますよね。しかし、あまりにも全身をその年の旬で固めてしまうと……。とたんにアナタという個性がなくなり、気づけば “どこにでもいるその辺の女性” になってしまいます。難しいのは、流行を追いかけすぎるあまり自分が俗にいう「量産型ファッション」になっていると客観視ができないこと。そこで今回は、現代の量産型ファッションとその対策についてご紹介します。イラスト・角侑子現在の量産型ファッションはこれ!【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 147オーバーサイズのジャケットを肩を少し落として着る。インナーはハイネックでヘルシーな印象を持たせて。ボトムはワイドパンツかロングスカートを着こなすといったノームコアなスタイルが支持されていますね。ヘアスタイルは、ラフ感のあるまとめ髪か、ストレートなブラントカット。素肌感重視に、血色感が感じられるようリップにポイントを置いたメイクが中心となっているもよう。10数年前の量産型と言われるファッションは、いわゆるエビちゃん世代に影響された大人かわいいテイストが主体でしたが、今は基本的にユニセックスなファッションで男ウケやモテ要素を無視したコーデが主流ですね。しかし、いざ客観視してみるとわかるのですがノームコアって一歩間違えると芋っぽさが出てしまう、ちょっと危ないコーデでもあります。抜け感をプラスするとちょうど良いバランスになるので、量産型からほんの少し脱却させたオススメコーデをご紹介します。脱!量産コーデ【オーバーサイズ×細身パンツ】オーバーサイズのコートは今季に限らずここ数年はずっと人気が高いですよね。ガウンコート、コクーンコートしかり体のライン全体を隠してしまうので、できればボトムは鉄板ではありますがスキニーパンツで細さを強調させる方がスタイルアップという点では望ましいです。スキニーが苦手な方は、ワイドパンツよりも細身のガールフレンドデニムでスラッとした足のラインを強調させましょう。アンクルブーツを合わせて今っぽいユニセックスな印象を持たせても良いですし、足もとだけヒールパンプスで女っ気を出すのも良いですね。インナーのトップスはトレンドのハイネックでも丸襟でもOKですが、首つまりにする場合はヘアアレンジはアップスタイルでうなじを見せるといったバランス感覚を大切に。脱!量産コーデ【ロング×ロングコーデ】の取り入れ方量産型ファッションにありがちな、野暮ったコーデになってしまう原因はロングアウターにロング丈のボトムを合わせてしまう着こなし方です。例えば、ミモレ丈のガウンコートにボリュームたっぷりなワイドパンツを合わせてしまうなど。街中でもよく見かける着こなしですが、身長が165cmくらいないとこの合わせは野暮ったく見えちゃうんですよね……。なので、できればワイドパンツはやめて足首丈が見えるロングのタイトワンピースにして足の細さだけはしっかり強調しましょう。後ろから見たときに、頭から足まで丸いフォルムを作ってしまうと、体が余計大きく見えてしまうので注意してください。できればヒールパンプスで身長を足すのが望ましいですが、フラット派なら甲浅で細身のパンプスを合わせて足もとをよりコンパクトに。流行は似合ってこそオシャレになるトレンドの着こなしはその年の旬を感じさせる素晴らしいコーディネイト。でも、私たちは誰もが完璧な体型を持つモデルさんではありません。やっぱりどこか、着こなすのが難しいポイントがあったり、うまく取り入れられなかったりする部分があって当然です。全部をまねするのではなく、自分の身長・体型・足の長さ、細さだったらどう着こなせば素敵に見えるか。ぜひ流行のファッションを自分に照らし合わせて、良いと思う部分だけを積極的に取り入れて行きましょう。
2019年01月31日2019年。早速注目したいのは春を見越した、長く使えるファッションアイテム!感度の高い方だと前シーズンの段階で次のシーズンの流行にチェックを入れているようですね。さて、そこまでではないにしてもそろそろ春先のことも考えたお買い物を楽しみたい。そんな方は正月気分が落ち着いた、このあたりで次シーズンのトレンドチェックをしておきましょう。タイダイ柄【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 145ステラマッカートニー、バレンシアガの2019ssコレクションで見られたのが、タイダイ柄のアイテム。90年代後半から2000年代初期にヒッピールックが流行し一斉を風靡したタイダイ柄が2020年を間近に久々に登場しました。2019年春夏はとくにタイダイ柄をはじめとした、レトロ調のプリント柄が主力になっていくようなので、ぜひ今後展開される新作もチェックしていきましょう。前回の流行ではタイダイ柄は主にTシャツやサルエルパンツで取り入れられることが多かったですが、今季はコレクションの傾向から考えるに春ニットやシームレスなミニワンピース、デニム生地で登場していきそうな予感。バッグと服のお揃いプリントコーデ今季らしい推しのスタイルが、アウターやトップスとリンクさせたバックコーデ。これまで、トップスとボトムを組みわせたセットアップスタイルは数多く展開されていましたが、バッグと洋服をセットで展開された着こなしは、あまり登場しませんでした。昨年のミラノコレクションでモスキーノは、セットアップスーツやワンピースとお揃いの柄のミニバッグのスタイルを発表。フェンディはアウターと同素材のバッグをセットを提案しています。例年にない目新しい傾向のバッグアイテムと洋服のリンクコーデですので、トレンドファッションとしてしっかり注目していきたいスタイルです。ビッグイブニング春夏スタイルといえば、ロマンティックなマキシドレスやリゾートワンピースも気になるアイテム。気が早いかもしれませんが、春夏向けのドレスラインも何がトレンドなのか把握しておきましょう。とくにポイントとなるのが、マークジェイコブスやバレンティノが展開したビッグシルエットのドレスワンピース。ビッグシルエットといえば、ここ数年のトレンドスタイルとして、おもにトップスで取り入れられてきましたよね。今季はボリュームのある袖まわり、首もとから覆う幾重にも重なったフリルワンピースが注目されていきそうです。全体的にボリューミィなシルエットでもあることから、マキシワンピース推しが強かった例年に変わって、ミニ丈のワンピースが押し出されるかも!?傾向を抑えて、アイテムを素早くGET!毎シーズン発表されるトレンドアイテムは柄・素材・シルエット・色といった、さまざまな切り口でたくさんの推しアイテムが登場します。その中で何を取り入れるのか、いざシーズンを前にして悩んでしまわないよう、今から春先に取り入れたいものを積極的にチェックしていきましょう。ぜひ今回の3つのポイントを参考に、気になるブランドから新商品が登場したらいち早くゲットしてみてくださいね!
2019年01月21日お正月気分も落ち着いて、初売りでお洋服も買い尽くした!......なんて思っている方はまだ甘い! 初売りも良いですが、来たる春先に向けて新しいトレンドのチェックはもう済みました?今回は、春夏を見越したお買い物に欠かせない2019ssシーズンのトレンドカラーをご紹介します。優しげピンクがメイン【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 144毎年設定されている春夏トレンドカラー。今年大注目かつ日本で一番人気になりそうなのが「ピンク」!秋冬も青みピンクがトレンド入りしていましたが、春夏は一転して優しげな柔らかいピンクが人気となります。例えばコーラルピンクやサーモンピンクなど。彩度が高いビビッドなピンクというより、自然の中に溶け込むピンクがメインカラーとなっていきます。そういえば1月から始まった北川景子さん主演のドラマ『家売るオンナの逆襲』の公式イメージショットでもピンクが基調の衣装を身にまとった北川景子さんが登場していましたね。北川景子さんのコーディネイトのようにピンクをメインにした同系色コーデもオススメの着こなしですが、日常で取り入れるのは少々難しさを感じるかもしれません。2019年はライトブルーの色合いと組み合わせたスタイルも旬な着こなしになるので、爽やかなデニムや差し色に青系のアイテムを組み合わせたコーディネイトに挑戦してみてくださいね。アクセントにオススメはマリーゴールドピンクと同じく注目されているトレンドカラーは「イエロー」。秋冬のようなくすみ系のマスタードイエローではなく、もう少し鮮やかさの残るマリーゴールド系のイエローが主役アイテムで登場してくるでしょう。少々鮮やかめの色なので、普段から色モノを取り入れていない方にとってはいきなり取り入れるのに抵抗を感じる可能性があります。色を取り入れるのに慣れていない方は、まずバックや靴、ピアス・イヤリングから積極的にイエローを取り入れてコーディネイトの差し色として活用してみてはいかが?自然なくすみトーンも人気今年のトレンドカラーは全体的に冴えるような明るい色合いというよりは、自然由来な色合いが主力です。草木染めのようなグリーン、曇り空が混じった淡いくすみ系ブルーなど、なじみやすく落ち着く色合いで構成されたファッションアイテムがより注目されていきます。カラーアイテムはビビッドであるほど、人工的に作られた色合いといった印象があるせいか着こなしに工夫が必要だったり、人によっては違和感を覚えたりします。それに対し今シーズンの色合いは人の肌になじみやすいという利点があるため、普段から色モノを着ない方でもすんなり取り入れられるのではないでしょうか。これまでカラーアイテムに手が伸びなかった方もぜひ2019ssでは積極的に挑戦してみても良さそうですよ。夏はブラウンコーデに注目まだまだ先のシーズンではありますが、今年は優しいベージュ・ブラウンアイテムが人気になる予感。これまで夏といえば、太陽に似合うような強い色味が人気傾向でしたが今シーズンのコレクションからはヌーディなブラウンベースのアイテムが多く登場しています。昨年以上にエシカルなアイテムや、自然環境に優しい素材が支持されていくのでその影響もあって夏のブラウンコーデが押し出されるのではないでしょうか。コットンやリネン素材で透け感のあるブラウンアイテムにもぜひ今から注目してみてくださいね。
2019年01月13日スタイリスト、デザイナーの安野ともこが手掛けた、女優やトップアスリートのコスチュームを展示する展覧会「安野ともこのコスチューム展“Thanks a million”」が、1月18日から27日まで、東京のandMade 北参道にて開催する。映画『フラガール』、『東京タワー』、舞台『哀しい予感』、ドラマ『すいか』など数々の作品を担当し、人をより魅力的に“魅せる”スタイリングを追求する、スタイリスト・ジュエリーデザイナーの安野ともこ。フィギュアスケート・浅田真央のコスチュームや、ミュージカル『キャバレー』の衣装デザイン・製作を手掛けるなど、衣装デザイナーとしても活躍している。今回は、過去に安野が手掛けた代表的な映画、ドラマ、CMに加え、舞台『キャバレー』、フィギュアスケート・浅田真央のソチオリンピックやアイスショー“サンクス・ツアー”の衣装など、貴重な衣装作品の数々が展示される。同展開催の最大のきっかけは、会場となるandMade 北参道が、“My Brandをつくる場所”をコンセプトに、主に服作りのための様々な裁縫機器・デジタル機器を有する稀有なFAB施設であり、創造の現場であることに安野が共感したこと。衣装を通じて映像作品や舞台を彩ってきた安野の世界を生で体験できる貴重な同展では、安野がデザインを手掛けるアロマティック カスカ(AROMATIQUE | CASUCA)、カスカ(CASUCA)のエクスクルーシブ・モデルも展示・販売される。【展覧会情報】“Thanks a million”展会期:1月18日~1月27日会場:andMade 北参道住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-34-3時間:10:00〜22:00 ※19日、最終日のみ19:00終了予定入場無料
2019年01月09日新年あけましておめでとうございます。新しい1年、真っ白なページがたくさんあるスケジュール帳に、なんでも書き込める!という希望でワクワクしています。家族で訪れる初詣は、真っ白なスケジュール帳と同じように、白系のコーディネートで行くのがわたしのマイルールです。◼︎UNIQLOのプリーツスカートにCHANELジャケット真っ白なUNIQLOのプリーツスカートを初詣のコーディネートに選びました。生地感もしっかりしているし、下に厚手のタイツを履いても品良く仕上がる色だから。歩くたびにほどよく揺れるプリーツスカートは、女性らしさを添えてくれます。膝がきちんと隠れる丈は、子どもを連れて母として挨拶をさせていただく際も、品の良い雰囲気を作ってくれます。ゴールドラメツィードのCHANELジャケットは、羽織るだけで華やかさを作ってくれるお気に入りの1枚です。もう何年も前に購入したジャケットですが、歳を重ねるたびにどんどん好きになっていきます。2018年のCHANELメティエダールコレクション(※)では、ゴールドラメのジャケットが多く発表されていて、2019年はゴールドカラーがさらに注目を浴びる年になる予感がします。※シャネルがものづくりに共感し傘下に収めた、自国を中心としたクチュールアトリエの職人による技術を用いた、年に一度開催されるプレタポルテコレクションのこと◼︎好きなものを、わたしらしくCHANELとUNIQLO。ジャケットとスカートの値段にはかなりの差があります。ブランドのアイテムにはブランドのアイテムを合わせないといけない、というルールはなく、好きなものや心地よく過ごせるアイテムを好きなように選んで着こなせたら、と思っています。ブランドアイテムとプチプラアイテム、どちらにも気に入っている点があります。ブランドアイテムの良い点は飽きないこと。長く大切に着たいと思って購入するので、トレンドに左右されずに年齢とともに見せ方が変わってくるのも楽しいです。プチプラアイテムの良い点は、手軽に新しいアイテムを試せること。似合うかわからない。着こなせるかわからない。そんなアイテムもプチプラなら挑戦できます。2019年も、好きなものを、わたしらしく。コラムを読んでいただくなかで、ファッションを楽しんでいただけましたら嬉しいです。ニット//GALLARDA GALANTEスカート//UNIQLOジャケット//CHANELシューズ//CHANELバッグ//CHANELイヤリング//Lattice
2019年01月04日新年が始まりましたね。新春には初詣に行かれる方が多いのではないでしょうか。私もそのひとり。今回は私の初詣コーデをご紹介します。■春らしさを出しつつも、防寒は完璧にトップスに選んだのはUNIQLOの「メラジンタートルネックセーター」のピンク。色だけ見ると春を連想しますが、しっかりとした厚みがある冬用ニットです。かつタートルネックなので防寒性は抜群。首元はもちろん、上半身の冷えを防いでくれます。ボトムスにはくるぶしまでの長さがある超ロングスカートを合わせました。こちらも白で春らしさを出しつつ、ロングスカートで防寒性を高めています。ニットが短くスカートが長いので、脚長&細見え効果も期待できるという嬉しい点も。■アウターはチェスターコートできれいめを意識アウターはUNIQLOの「ウールカシミヤチェスターコート」を選びました。ベージュを選べば全体的に暗くなることもなく、きれいめな印象に仕上がります。チェスターコートは首元が寒いという弱点がありますが、タートルネックを着ることで首元の防寒はカバー。■足先までしっかり暖かく合わせた小物はムートンブーツとファーバッグです。初詣は場所によっては長時間行列に並ぶこともあります。ヒールでは若干辛いので、足元の防寒もかねてムートンブーツを合わせました。バッグもファーバッグにすることにより、見た目からも暖かさを感じられます。どちらもカラーはコートのベージュに合わせ、全体的になじませました。「新春のお出かけコーデ」をご紹介しました。初詣など人の多い場所に行くときは防寒も大切ですが、風邪予防も忘れずに。ニット / UNIQLOスカート / aquagarageコート / UNIQLOブーツ / outletshoesバッグ / zakka-box
2019年01月03日新年、最初のイベントといえば初詣。新たなるスタートに清々しい気持ちでいっぱいになりますよね。神社参拝時のコーデは、ダークカラーでシックにまとめるよりも、優しげな色を選び上品に装う方が相応しいこともあり、今回はソフトカラーでフェミニンに仕上げました。ライトグレー×白は、爽やかで親しみやすさのある組み合わせ。ヌーディーピンクのローゲージニットが控えめな甘さをプラスしてくれます。ローゲージニットは、品よく見せたいときに使える優秀トップスなので、いくつか色を揃えておくと便利です。もちろんニットの中は、暖かいインナー着用で防寒対策も忘れずに。ニットの色はヌーディーピンクの他、ラベンダーやマスタードでも素敵ですし、少し深みのあるグレープやボルドーを、差し色的に加えてもおしゃれですね。足元はパテント素材のグレーのバレエシューズで、ほんのり華やかさを添え、同トーンのバッグONで、統一感のある着こなしに。シンプルで、無理のない上品さ、女性らしさが私の初詣コーデのキーワードです。コート:MACPHEEニット:Mila Owenパンツ:UNIQLOバッグ:YAHKI靴:HIRICA
2019年01月02日素敵なレストランでのデートや、きちんとした和室での会食。せっかくのおいしい料理も自分のマナーが気になって集中できない…。そんな残念な思いをしないためにも、大人の女性なら覚えておきたい基本のマナーを確認してみましょう。日本女性のたしなみ! 和のマナーを確認正しい所作でおもてなし「和室のマナー」基本的に、出入り口から一番遠い床の間の前にあたる席が上座となります。お客さまを案内したら、自身は出入り口付近の下座に座るのがベター。つま先を立てて座り左右の手を入れ替えながら、複数回に分けて少しずつ襖を開けましょう。部屋に入る前は正座に直し、軽く礼をしてください。襖を閉める際も同様に。入室したら、和室では畳の中心部分を歩くように心がけてください。敷居や畳のへりを踏むのはタブーとされているので要注意。意外と知られていない「座布団のマナー」座布団に座る際は、真正面ではなく下座より斜め45度の位置から膝をつきます。その後、両手をグーにして体重を支えながら片膝ずつ動かして、正面に座り直します。座布団から立つ際も同様に下座から。つま先を立てたら、片膝ずつ座布団から降りるようにしましょう。退席時の最後の挨拶は、座布団を降りた後に。座布団の位置を動かしたり、座布団の上に立ったりするのはNGです。座布団は招待者からのおもてなしを意味しているので、丁寧に扱ってください。16のNG行為をまとめてチェック「箸のマナー」毎日使うものだからこそ、マナー違反には気をつけたいもの。そんな箸のタブー行為を、改めて確認してみましょう。やってしまいがちなタブー行為に、食器を箸で自分の方へ動かす「寄せ箸」や箸の先を口にくわえる「ねぶり箸」、また箸で食べ物を突き刺す「刺し箸」などがあります。箸を休ませる際に茶碗などの食器の上に置く行為も、実は「渡し箸」というタブー行為。箸置きを使いましょう。ない場合は箸袋を代用してください。食事の場でも美しく! 洋のマナーを確認確認しておきたい「ナフキンのテーブルマナー」レストランで必ず利用するナフキン。小さめのものは、膝が隠れるように広げてから脚の上にのせましょう。表面が汚れないように、縫い目がある裏側を上にするのがマナーです。滑りやすい素材の服のせいで、気がついたらナフキンがテーブルの下に…。なんて経験はありませんか。そんなときは、手前側を少し下に折り曲げて使用すると安定します。食事を終え席を立つ際は、きれいに畳まず、ふんわりとテーブルの上に置きましょう。きちんと揃ったナフキンは、“食事がおいしくなかった”という意味になってしまいます。優雅な気分で上品に「ワインを飲む際のマナー」ワインを注いでもらう際、グラスは基本テーブルの上。相手が注ぎやすい位置まで動かす場合も、テーブル上を滑らせるように移動させましょう。手で持ち上げるのはNGです。繊細なワイングラスでの乾杯は、グラス同士をぶつけたりせず、目の高さまで持ち上げるだけ。また手の温度でワインの風味を変えてしまわないよう、脚を持つのをお忘れなく。グラスの上にそっと手をかざせば、それはスマートにワインのおかわりを断るサイン。雰囲気を壊すことなく、“もういりません”と相手に伝えられます。簡単おさらい「フォーク&ナイフのマナー」テーブルの上にずらっと並んだカトラリー。両端のものから順に手に取るようにしましょう。間違えて使ってしまっても、焦らなくて大丈夫。気にしすぎないことも大切です。料理を切る際は、ナイフを引くときに力を込めて。細かく動かしすぎても上手に切れず、見た目もよくありません。両人差し指でカトラリーをしっかりと押さえるのがポイントです。前のめりにならないように、姿勢を正して食事を楽しみましょう。カトラリーをお皿の上に並べたら、食べ終わりの合図。フォークの歯先は上に、ナイフの刃は手前に向け、右側から斜めにして並べます。
2018年12月27日今年は暖冬と思いきや、キッチリ寒い冬が到来しましたね。こんな季節に欠かせないのは長時間の外出でも対応できる、あったかコーデ。ポカポカさが持続できるコーディネイトにするには、どこに意識をおくと良いのか。真冬の気温別、オススメのコーディネイトをご紹介いたします。気温10度~7度【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 143寒いは寒いけれど、凍えるような寒さではない程度の気温。中綿のアウターをさっと羽織る程度で十分暖かさを保持できますね。分厚いダウンジャケットなどが苦手な方は、ロング丈のキルティングコートがオススメです。もちろん暖かさで言えばダウンのほうがありますが、インナーにニットとシャツで重ね着をすれば十分なほど快適になるのではないでしょうか。風が強い日は大判サイズのマフラーで首もとを暖めれば、さらに暖かさが増します。日中10度前後の日はキルティングコートをメインとした着こなしにトライしてみては?気温6度~5度寒い外気から体を守ってくれる、暖かい厚手アウターを選びましょう。オススメなのはメルトンウール。Pコートやかっちりしたチェスターコートでよく使われる素材ですね。厚みがあるうえに、繊維の密度が濃いため風が入り込みにくい素材です。インナーはカシミヤ・ウール・アンゴラ・モヘアなどの天然素材が暖かさを保持できるのでオススメ。素材に気を使えばモコモコに着込む必要なく、ちゃんと暖かいコーデになりますよ!ボトムはタイツでカバーすればスカートでもOKです。パンプスを履くなら底冷え対策は必須。靴のインソールは100円均一でも販売している、温感インソールを仕込むと良いでしょう。また雨の日はブーツ・ブーティなど足を完全防備したコーディネイトを徹底してくださいね。気温4度以下とにかく寒い!そんなときは、真冬の味方、ダウンの登場です。個人的にオススメしているのがダウンをインナーで取り入れるコーディネイト。昨年辺りからユニクロが店舗のマネキンを使ってインナーダウンの着こなしを提案していますが、かなり暖かいです。保温インナー+薄手のハイネック+インナーダウン+ビッグシルエットのウールコートに手袋マフラーを加えれば十分温かさを保持できます。ただし、ダウンはその素材上、吸汗性があまりないので汗などの水分を外に逃がす役割を持っていません。そのため汗をかいたら蒸れやすく、激しい運動をするなど使用用途によってはオススメできない着こなしなので気をつけてください。街中のウィンドウショッピング程度であれば十分温かさを保持できる着こなしです。凍える寒さは着込み術で解決本格的な寒さは年が明けたあとからやってきます。今のうちに防寒術をマスターして、完璧な寒さ対策をしておきましょう。また、日頃から体を温める食材や飲み物を意識的に摂取しておくことも大切です。食習慣の観点からも冬支度をお忘れなく!
2018年12月26日平成最後の年末も、もう間も無く。お掃除嫌いの方も、そろそろ本腰を入れて部屋の整理を始める頃でしょうか。掃除が苦手な“モノを捨てられない人”にとって、とくに難関となっているのがクローゼットですよね。今回はお洋服の片付けが苦手な方にオススメのスムーズに整理整頓する方法をご紹介します。イラスト・角侑子「捨てる」という概念を捨てる【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 143いきなり精神論的な話ですみません。しかし、こうした精神論から語りかけるのが、過去にモノを捨てられなかった私にとっては有効でした。モノを所有しているということに対する「安心感」、モノを通じて過去の良い思い出にすがる「執着」。これらとキッパリ決別するというのは、他人にとっては何でもないことでも自分自身からするとけっこう勇気のいる行動なんですよね。そこで私は「モノを捨てる」という概念を捨てることにしたのです。「捨てる」のではなく「お別れをする」と考える。そうすると対象物に対して最後まで愛情深くいられるので、感謝の気持ちを持って清々しく手放すことができます。「捨てる=ゴミ」というイメージが強い方は、「捨てる=お別れの時期」と捉えると、いくらかモノに対する執着が減るかもしれません。選別方法は「着ているか・いないか」お洋服を整理するうえで、いつも言い訳にしながら残してしまいがちなのが「いつか使うかもしれない」「痩せたら着れる」「高かったから、まだとっておきたい」と言ったワケあり服。整理整頓が苦手な方は、決定的に着られないと判断した服以外をつい残してしまうのですよね。しかし、そうした理由で残った服の中で実際に着用した服はどれくらいあるでしょうか。私自身、1年、また1年と処分を先延ばしにした服は結局着ないまま数年後に処分するということがほとんどでした。やはり、自分にとって必要な服かそうでないかは「今、その服を着ているか・着ていないか」だけで判断すべきと考えています。着ていない服は、旬があるウチにフリマやリサイクルに出すか、旬が過ぎたら丁寧に処分するようにしましょう。ブランド服も廃れる捨てられない服の中でも多くの人が、何となく残してしまうのがやはり「ブランドの服」。昔買った10万円以上したアウターやワンピースなど、かけた金額もあって手放すのに勇気がいりますよね。また、ブランド服の中には10年20年でも長く着られるスタンダードなアイテムもたくさんあります。しかしブランド服とて、流行のデザインやシルエットは常に変化しています。微妙に流行が遅れたデザインのものほど古臭いものはありません。数十年も前のものであれば逆に古いデザインが新しく感じることはあるかもしれませんが、10年単位の流行遅れでは結局使えないものも多いです。今の自分が着たいと思えないのなら、ブランド服もお別れの時期であると心得て。1着分空いたクローゼットには、今のあなたにふさわしい服を入れるべきなのです。クローゼットは今のあなたを表す鏡お洋服はたくさんあれば、嬉しい。映画やドラマの影響もあってきらびやかなクローゼットに憧れを持つ私たちですが、実際はそんなに服って必要なものではないのかもしれません。むしろ、服が多いと選択肢も多いぶん、いつまでも着る服に悩みがちに。クローゼットには常に最新のあなたが着ていて気持ちの良いものだけを置いておくことで、気持ちもスッキリ軽やかになるのではないでしょうか。ぜひ、年末のお掃除でお洋服の整理に迷った時はこのことを参考に取り組んでみてくださいね。
2018年12月25日女の友情なんてハムより薄い。そんなふうに揶揄されることもしばしばありますが、実際のところみなさんはどう思いますか?私は女の友情というのは時期やタイミングによって、希薄になったり、濃厚になったりするものだと考えています。とくに女の友情が希薄になるときは、さまざまなライフスタイルの変化が大きな要因となっているのではないでしょうか。そこで今回はライフステージによって関係を一度、見直した方が良いと判断した友人たちのエピソードをご紹介いたします。「もー勘弁して!」新婚さんのウエディングハイ【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 140「学生時代からの友達がこの度、結婚しました。間もなく30歳という順調なタイミングでの結婚もあってとにかく何を語るにしてもお花畑って感じ。ご主人にどうプロポーズされた、ハネムーンはどこにしようかなど結婚の話が9割っていう状況が続いて、さすがにこちらも引いてしまったんですよね。そんな私と彼女の間にある温度差を彼女も感じたのか、最終的に『〇〇ちゃんも絶対、結婚したほうが良いよ~!高望みばかりしてない? 大丈夫?』とウエディングハイからの心配からの、マウンティングという3コンボ。毎度こんな感じなので自然と疎遠になってしまいました」(29歳 ・ 自営業)「そうじゃないんだけど……」独身友達のズレた感覚「 あれは既婚者のミカと独身のマリエと私の3人での夕食会の時でした。いつもオシャレなミカは常に完璧な存在で、私がふいに『ミカっていつもちゃんとしてるよね』と褒めたんです。するとミカは『いやー、家に帰ったらすっぴんでジャージでウロウロしてるよ〜』と笑いながら自分の私生活をあけっぴろげに話してくれました。そんな彼女の気さくさに私は好感を覚えたのですが、マリエは『やだ、みっともない!ていうか、そんな格好ばっかしてると浮気されちゃうよー。女は身だしなみに気をつけないと』と非難し始めました。もちろん、その場の空気が凍りましたよ。でも、帰る家が同じ以上、多少の人間らしさが出てくるのは仕方のないことだし、それくらいで愛想をつかされない相手を選んだんだと私は思いますけどね。このことがずっとモヤモヤしててマリエに会うのが気まずいです」(30歳・主婦)出世がキッカケで生まれたママ友との亀裂「とくに結婚願望のない私。この年まで結婚しない代わりと言ってはなんですが、バリバリ働いたおかげで今は割と良いポジションについて働いています。しかし、出世した去年以降これまでずっと仲良くしていた既婚者で一児の母である友人と最近うまくいってません。何かというと『そんなに仕事ばっかりして将来どうするの?』『早くあなたと一緒に子どものこととか、夫とのこととかそういう話がしたい』と言われるようになりました。私自身は、結婚するつもりはないと言っているのですが、心のどこかで友人は自分と同じ目線で人生を歩んで欲しいと思っていたのか、想像以上にあたりが強かったのに驚きました」(35歳・営業マネージャー)亀裂が深くなる前に距離をおくのも1つの策かつては同年代・同世代で横並びだったみんなも、それぞれのキャリアを築き、それぞれのライフスタイルを謳歌しています。でも、私たち女性ってなぜか仲の良い友達と“一緒の悩みを共有したい”という気持ちが強いのですよね。だから、ある日急にそこから友達が抜けてしまうと寂しい気持ちや羨ましい気持ちが大きくなって、知らず知らずにマウンティングを取ってしまうのかもしれません。どう頑張っても価値観の違いが大きくなりすぎて今はわかり合えないと思った場合は、あえて一定の距離をおいてみることも大切。アラサー世代は変化しやすい環境なので無理をせず、今の感情で楽しいと思える交友関係を大事にしていきましょう。
2018年12月15日コーデを引き締めたいときに活躍するのはジャケット。ただ、無地だとフォーマル感が強くなってしまうので、少しラフにお洒落に着こなしたいならグレンチェックのジャケットがおすすめ。毎年流行りのチェック柄ですが、特に今年はグレンチェックが旬なんです!今年っぽいアイテムを集めたので、ぜひチェックしてみてください。 オンオフ使える万能アイテムCINOH - check short jacket ¥77,760(税込)ショート丈でスマートな印象のジャケットはボトムスを選ばず、幅広く着回しができるアイテム。グレーベースにイエローのラインが映えて、キチンとながらも遊び心が感じられます。上質なウール混素材を使用しているので、しっかりとした質感で長い間使うことができるはず。身体のシルエットにフィットするので普段使いはもちろん、お仕事用にもオススメです。 パンツと相性抜群なロング丈FRAMeWORK - グレンチェックジャケット ¥36,720(税込)シンプルなグレンチェック柄と長めの丈感が、マニッシュなジャケット。袖を折り返すとストライプ柄になっていて、様々な着方が楽しめます!ロング丈のジャケットはハイウエストのパンツと合わせるのが◎ スタイリッシュに着こなせると同時に、スタイルアップも叶えてくれますよ。 メンズライクなジャケットを女性らしく仕上げましたSpick and Span - チェッククロスピークトジャケット ¥34,560(税込)メンズライクな印象が強いジャケットを、コンパクトな肩回りと長すぎない袖丈で女性らしく仕上げた一着。ストレッチのウール素材を使用しているので動きやすく、ストレスフリーに着られるのが嬉しいポイント。ロングスカートと合わせて着てあげることで、秋冬らしいクラシカルなコーデになりますよ。 今年トレンドのグレンチェックのジャケットは、お洒落が好きな女性の方にぜひゲットしたもらいたいアイテムです!ジャケットの形やチェックの色合いで全く異なった印象になるので、自分の好みに合うものを見つけてみてください。 text : FACY LADY 編集部 【関連記事】 ※ カジュアルコーデの主役に着たい!トレンドの「ムートンジャケット」3選 ※ 「白パンツ」で、いつもの冬コーデに明るさをプラス! ※ 子どもっぽさはありません!大人コーデにぴったりなコートって?
2018年12月15日タイツが手放せない冬の時期。スカートを履くとどうしても黒いタイツしか合わせないせいか、どのコーデも同じような着こなしに見えてしまうことはありませんか? かといって、カラータイツを合わせる勇気もない……そんな時に注目していただきたいのが「 グレータイツ 」! 実は黒のタイツと同じくらい使い勝手が良くて、オシャレなコーデに仕上がるのです。今回は、そんなグレータイツの活用コーデをご紹介します。イエローワンピースと【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 139グレーと相性の良いカラーのイエロー。とくに秋冬の定番人気でもあるマスタードイエローと一緒に組み合わせると全体的にまとまったオシャレさを引き出すことができます。ワンピースのシルエットは小柄さんであればAライン、身長高めさんであればフィット&フレアタイプのものを合わせると体型に似合うシルエットを作ることができます。カラーワンピースは見た目からもレトロな風合いを出すので、ベレー帽やメガネといったレトロアイテムをプラスすることでよりいっそう、統一感のあるスタイルに。ピンクのフレアスカートとキャリアコーデとしてオススメできるのが、ピンクのフレアスカートとグレータイツの組み合わせ。トップスは深みのあるネイビーのニットで上品さと高級感を出すと良いでしょう。多くの人がこうした定番コーデを黒タイツで合わせるところを、深みのあるグレータイツにすることで他の人とは違う、ほんの少し差をつけたコーディネイトを実現することができます。足もとは同系色のグレーか黒のパンプス、もしくはショートブーツを合わせると脚長効果を生み出すことができるのでオススメです。キャメルプリーツスカートとキャメルのスカートとグレータイツの組み合わせ。こちらも定番かつ、まとまりの良いスタイルです。グレータイツを合わせる際に最も重要なのは、ボトムと靴の色がグレータイツと相性の良いものになっているかどうか……です。キャメルスカートは黒のタイツと合わせるより、グレータイツと合わせる方が上品さが増します。タイトスカートや定番のフレアスカートでもOKですが、今年らしさを印象づけたコーディネイトにするならプリーツスカートがイチオシ!グレータイツの色にも注目を!選ぶべきグレータイツはできれば、暗めのトーンの薄手素材のタイツ。色みが明るいライトグレーは、パッと見だと白っぽい印象を与えて、コーディネイトが浮いてしまいがちに。黒に近いけれど、よく見ると黒じゃない…という印象を出せる、チャコールグレーを取り入れるとどんな服とも合わせられるので、色みに気をつけて取り入れましょう。また、デニール数は可能であれば40デニールの厚みを選ぶするのがベストです。50デニールから、肌の透け感がなくなるので足が太く見えてしまう可能性があります。どうしても暖かさを優先させて厚みのあるタイツを履きたい場合は、ボトムのスカートをロング丈にしてタイツの見える面積を小さくすると体型カバーにつながるので、ポイントを押さえてグレータイツを取り入れてくださいね。
2018年12月09日寒い冬はインナーの重ね着テクニックが光る季節。とくに今年は、定番のレイヤードスタイルから少し外れた新レイヤードが登場しています。今回は、着太りせず上手に着こなしができるトップスとインナーの重ね着テクニックをご紹介します。イラスト・角侑子Vネックニット+丸首インナー【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 138胸もとが開いたVネックのニットはこれまでの着こなしであれば、Vネックのラインに沿ってインナーもVネックタイプを選ぶの定番でした。今季は、その着こなしから少し外れて丸首のインナーを組み合わせるスタイルが登場しています。“ちょいダサ”、”ちょい昭和”といったレトロなテイストに合わせて、肌見せを極力しないヘルシーなスタイルが流行しているため、この着こなしが支持されています。重ね着の難易度は高いですが、ポイントを抑えれば大丈夫!ニットはややオーバーサイズなざっくりニット、インナーの丸首ニットは鎖骨のくぼみが見えるくらいの開きがあるタイプを選ぶとバランスを崩さずに着こなせます。違和感を感じる……という方は、Vネックカーディガンに丸首の薄手ニットを合わせるスタイルがおすすめです。丸首ニット+ハイネックインナー昨年秋冬から今年にかけては首はしっかり詰まっている丸首トップスがトレンドの中心的存在になっています。そこにプラスするインナーは首もとからチラリと見える、ハイネックのインナー。暗めのニットならインナーは対比するように明るい色を持っていきましょう。反対に明るいニットなら、インナーはブラック・グレー・ネイビーなどのシックな色をチョイスすると、インナーがコーディネイトのワンポイントとなって映えるのでオススメです。シャツ+タートルネックインナーデニムシャツやネルシャツなど、秋冬はシャツを使ったコーディネイトも楽しめて良いですよね。インナーはシャツの邪魔にならないように、襟もとが大きく開いたものを合わせるのがこれまでの定番ルールでしたが、今季は鎖骨を見せない着こなしがトレンドなので、タートルネックもしくはハイネックで取り入れるのがポイント。シャツはボディラインにフィットしたサイズ感でもOKですが、ラフ感を出すなら、ワンサイズ大きめの肩落ちシャツで今っぽさを取り入れて。ボトムはシンプルなデニムやキレイ目のワイドパンツ、コンパクト感のあるタイトスカートで品良くまとめましょう。重ね着の仕方ひとつで旬顔にオシャレのトレンドは柄やデザインだけでなく、着こなしスタイルも関係していきます。数年前から根強いシャツインコーデに加えて、今年は首つまりトップスとインナーの重ね着スタイルにも挑戦してみてくださいね。
2018年12月01日毎シーズン、季節が変わるごとに発表されるトレンドアイテム。でも、実際にそのアイテムがどれくらい流行するか。もっといえば来年、再来年も続くトレンドになるかは時期が過ぎてみないとわからないことです。さて、昨年ブームを巻き起こしたアイテムもまた、今年になると流行遅れになってしまったアイテムがあります。今回は、今着るとちょっと古臭く感じやすい冬アイテムをご紹介します。イラスト・角侑子オフショルニット【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 1372015年頃から、春夏・秋冬に関わらず、世の女性たちは猫も杓子も「オフショルアイテム」に身を包んでいました。かくいう私自身も何度か記事にてオフショルアイテムをオススメしてきたので、今新たにこのアイテムをこのような形でお伝えするのは忍びないのですが……。オフショルニットは今年の秋冬の流行から外れています。というのも、今季は肌見せ、露出をし過ぎないヘルシーな装いがトレンドの中心。男ウケを狙い過ぎない、肌を見せない色気が大人の女性たちに支持されていることで、昨年流行したオフショルニットは今年、とんと姿を見かけることがありません。そのため、今年の秋冬こそオフショルアイテムを卒業するタイミング。春夏はトレンドとして再燃する可能性があるかもしれませんが、冬アイテムとしては今年のタイミングでサヨナラを。ベロアパンツ昨年ブームとなったベロアパンツ。あいにくベロアパンツの流行は今シーズンまで持たなかったようです。各ブランドの秋冬新作アイテムをチェックしてみても、ベロアパンツを展開しているブランドはあまりなく、むしろコーデュロイアイテムが主力アイテムとして押されています。実際に取り入れた方はなんとなくわかるかもしれませんが、ベロアパンツはスタイルに上品感を与えるいっぽうでパジャマっぽいラフさが気になったり、逆に着太りを起こす原因となってしまってコーディネイトしづらい一面があります。そうした原因から、流行が続かず、スタイルを作りやすいコーデュロイパンツにトレンドが変化していった模様です。ベルスリーブトップス袖口が釣鐘型に広がっているデザインのベルスリーブ。一昨年と昨年は上品なシルエットと大人っぽいデザインから流行好きの若者だけでなく、anan世代であるアラサー女性も気に入って着こなしていたのではないでしょうか。ベルスリーブと似ているとされる盛り袖は依然として人気傾向なのですが、一転してベルスリーブは縮小気味。袖口が広いことで、袖が汚れたり、食事時に気を使うなどのマイナス要素が目立ってしまったと予想されます。また、男性視点からするとベルスリーブは「魔女っぽい」というイメージを与えるのだとか。今年はシンプルなデザインか、適度な膨らみのある盛り袖に身を包むのが安パイ。時流を敏感にチェック!トレンドアイテムは必ずしも取り入れる必要はありません。しかし、古くなったトレンド、これから古くなりつつある元・トレンドアイテムがどれなのか、その時流は把握しておくことは大切です。もう着ていないデザインは、どんなにお気に入りでも、どんなにキレイでも旬のあるうちに着るにとどめて、部屋着にするか、気持ちの良い形でさよならをするのが賢い大人のファッションテクニックです。
2018年11月29日これを着ておけばまず正解。社会人になると好きな服を好きに着て良い日は、もはや週に2日程度しかなくなり、いつしか服を着るのに正解・不正解を求めていることはありませんか? そうして、正解を選んでいくと老若男女に清潔感を感じさせる「女子アナ風コーデ」が型にはまっていた……という経験を持つ方も少なくないでしょう。しかし、本当の意味で私たちアラサー・アラフォー女性はもっと自由にオシャレを楽しんで良いはず! そこで今回は、無難なOLコーデから半歩先を行く、オシャレなキャリアコーデの作り方をご紹介します。服がワンパターンかも? と思ったら【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 136大前提として、女子アナが着ているコーディネイトが悪いということではありません。むしろ、そうした洋服を持っていれば、普段の仕事着としてはもちろん、上品なホテルディナーや、婚活パーティ、果ては恋人の両親へ会いに行くコーディネイトにも全部、通用します。やっぱり女子アナ風ファッションはあれば便利な服ですよね。しかし、それだけでしか持っていないとなると、ファッションにおいての個性というものがなくなってしまわないか気になるところ。とはいえ、全身のスタイルを変える必要はありません。女子アナファッションの上品な部分をベースにしつつも、普段とは違ったポイントを押さえてコーディネイトを楽しみましょう。シックな色+ビビッドカラーキャメル・ネイビー・グレー・ラベンダーといった大人の女性が取り入れやすいカラーで構成されたファッションは上品にまとまりやすい反面、無難な着こなしになってしまう可能性があります。なのでアウター含め全身を定番のカラーでまとめずに一点だけポイントで主張の強い色を取り入れてみてはいかがでしょうか。多くの人が使い勝手を考えて手を伸ばすのに躊躇してしまう、色みの強いパープルやグリーン、はっきりした色のレッド、さえるようなブルーなど。彩度の強いカラーアイテムがコーデのどこかに入っていると無難な印象を抜け出し、ファッション性が高まります。スカートで思い切り取り入れてみるのも良いですし、ピアスなどアクセでさりげなく取り入れるも良いですね。挑戦しやすいパーツからぜひ色モノを加えていきましょう。そうするとベースは変わっていないけれど、いつもと違う雰囲気を表現することができます。アシンメトリーデザインを加える女子アナ風コーデは、誰が見ても親近感と安心感を持てるよう調和のとれたファッションが特徴的です。スカートのデザインもシンプルなものですし、シャツやトップスもどちらか片側にだけデザインがあるものではなく、左右対称となるような柄、デザインを意識的に選んでいるのではないでしょうか。なのでその逆をいく左右非対称のアシンメトリーデザインをコーデのどこかに取り入れると、懐古的な印象から一転してモード感を感じさせることができます。例えば、最近では両サイドに違う素材を取り入れた巻きスカートや、ワンピースの裾がイレギューラにカットされたデザイン性の高いアイテムが多く展開されています。ピアス・イヤリングも両耳でデザインが違う商品が今、とても人気が高いですよね。こうした左右非対称となるアイテムを加えるといつもの女子アナ風コーデから少しだけ違った個性的なオシャレを楽しむことができますよ。いつもより、ほんの少し攻めたコーデを手持ちの服とは全く違うスタイルを目指したいと考えたとき、多くの人は頭からつま先まで全部をガラッと変えなくてはいかないのかな?と思いがちですが、逆に180度違う自分にいきなり変化するのは難しいです。ワードローブをいちから揃える時間と手間、お金もかかりますし、何より急な変化に自分自身がなじめない可能性があるからです。なので、徐々に自分をプチイメチェンしていく方法をオススメしています。普段のお洋服を活かしながら、いつもとは違った個性的なアイテムを少しだけ取り入れる。それだけで十分周りに与える印象も大きく変わりますのでぜひ、できるところから試してみてくださいね。
2018年11月25日アラフォー世代のアウターといえば、定番で上品なコート。とはいえ、よそ行きのコートばかりでなく、ふらっと近所へ着ていけるカジュアルなコートも欲しいですよね。しかしカジュアルすぎるアウターは、若作りっぽいイメージがあって抵抗がありませんか? そこで今回は、40代の女性でもなじみやすいカジュアルコート、「ボアコート」をピックアップ!ボアコートで40代に似合う品のある着こなしをご紹介します。タイトスカートにブーツを合わせて【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 135ふっくらとしたシルエットのボアコートを、コンパクトなタイトスカートで合わせると、スタイルバランスが整うので大人の女性に似合うコーディネイトになります。ボアコートはシンプルな白にブラックのパイピングが施されたデザインだと、より高級感を足すことができるので、まず取り入れるならホワイト系のボアコートが使い勝手がよくてオススメですよ。インナーは薄手のハイネックニットでもOKですが、首が短い方やバストのボリュームが気になる方は襟まわりが開いた、ボートネックのトップスを選ぶとデコルテラインがすっきり見えてスタイルアップにつながります。ブルーデニムにコンパクトなバッグをボアコートは、毛足が短くふっくらと優しい質感の素材なので、カジュアルな印象が強いデニムとの相性が大変良いアイテムとなっています。秋冬は深みのある濃紺デニムが定番ですが、今年はサックスブルーといわれる明るいデニムが真冬シーズンでも人気が高まっているので、明るいブルーデニムでトレンド感を足すと良いでしょう。ボアコートに限った話ではありませんが、ボリュームのあるアウターに合わせるバッグはコンパクトなミニバッグがコーデの対比が取れてバランスが良くなります。ブルーデニムとボアコートの組み合わせにもぜひ、コンパクトなミニバッグを取り入れてみてはいかがでしょうか。大人らしいハイブランドのバッグを一点取り入れると高級感がさらに増すこと間違いなし!ニュアンスカラーで洗練されたコーデにボアコートで思いきり格を上げた上質コーデにする場合は、コーディネイト全体をニュアンスカラーでまとめると良いです。大人の女性に似合う、ベージュとグレーが混ざり合った、グレージュカラーやピンクとグレーが混ざった、ピンクグレーのコートなど。こうした曖昧さの残る色合いはボアコートで取り入れると光の加減で複雑かつ高級感のある色合いを引き出すことができて、定番色以上の高見えが期待できます。インナーはコートの色合いにもよりますが、ホワイト・キャメル系でまとめると比較的どんな色合いにも合わせやすくまた清潔感が生まれますよ。カジュアルだけど、高級感もあるボアコートボアコートはカジュアルなイメージが先行しがちですが、ツヤ感のある滑らかなボアコートは一転して高級感をもたらします。品のある40代の女性は、コートのツヤ・テリに注目して上質感と品の良さを感じるボアコートを手に入れましょう。そして着こなしは、ラフなだけでなくワンポイントにキレイな印象が残るアイテムを。とくにバッグや靴はツヤ感のあるものか、レザー系の小物を選ぶと失敗することなく合わせられると思います。ぜひ、暖かさとカジュアルさ、それでいて40代らしい上品さを感じられるボアコートファッションを楽しんでくださいね。
2018年11月24日冬服のお悩み三大要素の1つ、「ニットの毛玉」は本当に切実な悩みです。昨年はなかったのに、今年から毛玉が増えた……など、いつしか急に裾や袖まわり毛玉ができるんですよね。これから春先まで活躍してもらうニットを大事に扱うためにも、覚えておいてほしいニットのお手入れ方法をご紹介します。毛玉ができる原因って何?【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 134毛玉は繊維と繊維の摩擦によって生じる静電気で糸が絡み合ってできていくもの。外気のホコリや、私たちが動くことで生じる服と肌の擦れによっても生まれてきます。最近では、この毛玉が発生するのを極力抑える製法のニットが開発されてはいますが、まだまだ浸透していませんので、できるだけ私たちの手で丁寧にお手入れし、静電気が起こらないように気をくばらなくてはなりません。また、「高いニットは毛玉ができにくい」と、言われていますが、絶対にそうだと言い切れるものではありません。上質な素材を使用した高いニットでも素材の組み合わせや製法によって毛玉はできやすいので、商品の値段に関係なく、あなたが大切にしたいと思うニットをお手入れする気持ちがもっとも大切。ニットはたたむより、ハンガーで吊るす毛玉が生まれる原因は、他の衣服や肌の摩擦によって生まれる静電気が原因とお伝えしました。なので収納方法も「たたむ」より「吊るす」のがベストです。たたんでしまうことで他の服との摩擦が生じたり、つい服を無理にしまいこんでしまったりするので毛玉ができやすいのですね。この他に、折りじわがつかないよう「丸めて」収納する方法もありますが、シワがつかない・かさばらない点では魅力的ですが結局詰め込んでしまえば摩擦が生じるので、お気に入りのニットだけでもハンガーにかけてクローゼットにしまいましょう。外出後は丁寧にブラッシングもっとも大事なポイントですが、みなさん意外とやらないのが外出後のブラッシングです。私たちの服は目に見えていないだけで外気からのホコリをたくさん取り込んでいます。またそれを着て活動していたぶん、繊維が乱れているので、繊維の乱れとホコリを取る目的でブラッシングを行なってください。ブラシはできれば、豚もしくは馬のを使った天然ブラシが良いです。静電気の発生率を抑えるのでオススメしています。本当にたったこれだけで毛玉が発生する頻度がかなり下がるため、「手入れが面倒であれもこれもできない!」という方は、ささっとブラッシングする習慣だけ取り入れてみてくださいね。毛玉は絶対に引っ張らないで!では、毛玉ができてしまったニットはどうすれば良いでしょう。もちろん、毛玉を取るしかありませんが具体的にどの方法で取るのが衣服にとってもっとも良いのでしょうか。もっとも一般的なのは「毛玉取り機」ですよね。最近では、刃の回転速度が調節できたり一瞬でキレイに取れて便利な製品も多いです。しかし、毛玉取り機は無理に取ろうと服に押し付けたり引っ張るようにガシガシと扱うと服に穴が空いてしまいますので使い方には十分気をつけてください。また毛玉は繊維が絡み合ってできた玉なので、それを取ろうと指でつまんだり、目の荒いスポンジでこすったりすると繊維が引っ張りあって余計服が傷むうえに、残った繊維がまた毛玉になっていくのでやらないようにしましょう。できれば、ひとつずつ眉毛用のハサミでカットしていくと良いのですが、毛玉が多いと処理が大変なので、ある程度毛玉取り機で整えてから、取りきれない毛玉は直接カットすると良いです。お手持ちのニットを毛玉知らずにするには、普段からのお手入れが大切になってくるのでぜひ、お気に入りの服だけでもお手入れを欠かさないようにしてみてくださいね。
2018年11月18日体型カバーもできるし、動きやすくて楽なワイドパンツ。もちろん、この冬も手放せないボトムのひとつですが、いざアウターと組み合わせると野暮ったく見えてしまうことはありませんか? ロングのコートを合わせてもいまいち、ショート丈でもなんか太ってみえる。そこで今回は難しいワイドパンツと冬アウターの上手な組み合わせをご紹介します。野暮ったさの原因は、ウエストの位置【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 133丈の長いロングコートと裾にボリュームがでるワイドパンツ。両方を合わせることが野暮ったさの原因ではありません。野暮ったく見えるのは足が短く、胴が長く見えている着こなしが原因かもしれません。そこで注意しておきたいポイントがウエスト位置です。腰まわりで履くワイドパンツは、ウエスト位置が下がって見えて胴が長く見えてしまいます。なので、できるだけワイドパンツはハイウエストタイプを選ぶことをオススメします。最近では、ハイウエストでもヒップラインがキレイに見える神デニムもファストファッションで購入できるので、体型カバーができるアイテムを選びましょう。ロングコート+ハイウエスト先にもお伝えしたようにロングコートなら、ハイウエストのワイドパンツとの相性も良いです。トップスはできるだけボディラインにフィットしたタイトめのニットもしくは薄手のインナーを。そのほうがよりいっそう、ワイドパンツのシルエットが活かされます。さらに7cm以上のポインテッドトゥパンプスを組み合わせることで脚長・美脚効果が期待できます。ワイドパンツも足首が見えるか見えないかくらいの丈が短めのもので、裾にダブル加工が施されているものがカッチリとしたオシャレ感を引き出せます。ショート丈はライダース・ブルゾンが合わせやすい「ワイドパンツだからショート丈を合わせれば良い」と、思われがちですがショート丈のアウターでもボリュームのあるダウンコートや、厚みのあるウールジャケット、ボアコートを選んでしまうとメリハリがなく逆に太って見えてしまうので気をつけてください。反対にワイドパンツと相性の良いショート丈のアウターなら、ライダースジャケットや細身のブルゾンがオススメです。冬アウターにしては少し肌寒いので温感インナーや、保温効果の高いニットを合わせて取り入れてくださいね。インナーとボトムを同色にまとめるのもOK!どのアウターとの組み合わせにも言えますが、コーディネイト全体にすっきり感とまとまりを出すなら、トップスとボトムを同系色のカラーでまとめる方法もオススメです。例えばアウターはキャメルのコートに対して、インナーのニットとワイドパンツはネイビーで統一するなど。全身が同じ色になることで縦ラインが強調されて、着痩せ効果につながるのでぜひこちらも合わせて試してみてくださいね。
2018年11月17日そろそろストッキングだと寒々しく、本格的にタイツに切り替わる季節となりました。一番汎用性の高い黒のタイツは使えるけれど、むしろそれしか履けなくなってしまってオシャレの楽しみ方がイマイチわからない方も多いのでは? そこで今回は、黒タイツ以外にもおすすめできる冬のレッグウェア&靴コーデをご紹介します。イラスト・角侑子黒タイツ+グレー系パンプス【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 132定番の黒タイツはもっとも使い勝手がよくて、失敗が少ないのでデートシーンでも積極的に取り入れたいですよね。そんな黒タイツ、一点気をつけなければいけないのが、靴の色とタイツの色が合いにくいこと。例えば黒タイツに、爽やかなレモンイエローとの組み合わせ。一見、悪い組み合わせではありませんが、靴の色だけが明るくなりすぎて、その反動で黒タイツ(つまり足)がズッシリ重たく見えてしまうのです。黒タイツに合わせる靴は、タイツよりもほんの少し明るいけれど、くすみがかったシックな色を選ぶのがポイント。例えば、チャコールグレー・グレー・グレージュなど。深いネイビーや、ブラウン系とも相性が良いので靴の色合わせを意識して取り入れてくださいね。レギンス+バブーシュパンプス今年もっとも売れ筋を伸ばしたレギンス。もちろん本格的な冬に入ってからも活用されること間違いなしでしょう。そんなレギンスはかかとのないバブーシュパンプスと合わせるのがオシャレさんのなかでの鉄板コーディネイト。かかとを見せることで、適度に抜け感が生まれるし、何より履きやすく楽ちんな組み合わせなので長時間外出のときにはぜひ、試してみて欲しい組み合わせです。真冬はストッキング+レギンスを2枚重ねできるので、かかとが露出していても意外と寒くないという利点も。冬ソックス+ブーティソックスとパンプスを合わせたコーデはここ近年の流行ではありますが、大人のanan世代にはちょっと組み合わせづらいアイテムだったりしますよね。とはいえ毎度タイツばかりのコーディネイトもマンネリ化してオシャレを楽しめません。そこでオススメするのがソックス+ブーティの組み合わせ。靴下ふくらはぎ中央までのハイソックスを選んでください。長い靴下のほうが、ブーティと合わせたときに履き口からソックスの色・柄がちらっと見えてかわいいです。ブーティの丈感に合わせて、数センチチラ見えできるように、靴下をクシュっとたるませれば完成です。足もとから冬ファッションを楽しもう!冬のオシャレは、冷えとの戦い。寒いからとデニムパンツばかり履いたり、スカートにタイツ以外の組み合わせが思いつかずオシャレを満足に楽しめない状況も少なくありません。だからこそ、レッグウェアと靴のコーデテクニックを知ることが大切です。足もとがオシャレになれば自然と冬ファッション思い切り楽しくなるので、みなさんもぜひ試してみてくださいね!
2018年11月17日冬といえば、どんな女性も愛らしく見せてくれる、『ふんわり』『もこもこ』なニットが手放せなる時期。ですが、ニットなら何を着ても問題ないと油断をしてはいませんか? ニットアイテムのなかには、美しく華奢な女性を、ゴツくたくましい姿に変えてしまう悪魔のようなヤツがいるんです……!今回は、かわいいデザインでも失敗しやすいニットの特徴的なデザインをご紹介します。毛足が短いシャギー・フェザーニットは危険【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 130モテニット代表のシャギーニットやフェザーニット。見た目からして柔らかそうで、ふわふわで、こんなフェミニンニットに身を包めば、私も「3割増しくらいに愛らしく見えるんじゃありませんの!?」と、期待をしてしまうところですが、こうしたニットは毛足が短いことで、通常ニットより一回り大きいボリューム感を生み出します。しかも、柔らかい素材でニットの生地が自立していないせいか、体のラインを拾いつつ大きく見せてしまうという最大のデメリットが……! とくに肩幅がある方、バストが大きい方は普段着用している服よりワンサイズ大きいものを選ぶようにしましょう。服と肌に、適度な緩みと空気感が生まれればボリュームのあるニットでも、ゆったりキレイに着こなせます。伸びにくい硬めのニットも着こなしに注意ニットアイテムのなかにはストレッチが効きにくい商品があります。とくに太めの糸で編まれたハイゲージニット(編み目の細かいニット)は生地が硬くなりやすく、着用した際にボディに余計な密着感を感じさせるので気をつけてください。ニットの伸縮性が悪いと、厚めのボディスーツを着ているような見た目になって、着太りの原因になるので要注意です。編み目が細かくギュッと詰まったハイゲージニットのアイテムを取り入れる場合はその伸縮性にも注目して、必ずお店で試着を忘れないようにしましょう。幅広い裾リブのニットニットアイテムのなかには、裾にリブデザインが施されたアイテムも各アパレルショップで多く展開されています。リブデザインは本来、袖・裾・襟まわりのヨレを防止するために作られたもの。数センチ程度の幅でリブが入っていたり、全体的にリブ編みで作られたニットはスタイルを美しくさせてくれる効果があります。しかし、裾にだけ幅広いリブが入っていると、ウエストから急にボディラインにフィットしたシルエットになり、反対に胸上から肩周りにかけてニットのボリュームが集中するので、上半身だけがイカツイ印象になりやすいです。ボトムはハイウエストのボリュームスカートやワイドパンツにするなどして、上半身だけにボリュームが出すぎないようコーディネイトのバランスを整えましょう。鉄板ニットは、薄手素材かつ滑らかなニット肩幅やバストラインを拾いすぎず、どんな方でも比較的合わせやすい鉄板ニットは、細い糸で編みこまれた薄手素材の滑らかニットです。触った時に、「サラッ」や「しっとり」とした印象を与えるものは、品の良さと高級感が与えるので、一着はそうしたニットを手に入れると良いでしょう。程よい太さのある糸で編みこまれた、ざっくりニットがほしい場合は、毛羽立ちのあるものや、裾に幅広いリブが入っているもの、伸縮性があまりないものを避けて選ばれると良さそうです。ぜひ、NGポイントを踏まえたうえでお気に入りの冬ニットをGETしてくださいね!
2018年11月11日今年は気温差が激しく、朝晩は寒いのに日中は暑い……とにかく着こなしに困る日々が続きますね。そこで今回は、気温差の激しい日や日中最高気温が20度以下の日に合わせた着こなし例をご紹介します。イラスト・角侑子気温20度〜18度のコーディネイト【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 130日中の日差しが暖かい時間帯での外出や、室内であれば着込みすぎると逆に暑くなってしまって困りますよね。そこでオススメの着こなしが、薄手素材のニット+温感インナー。トップスは2枚重ね着で挑みましょう。7分袖でもOKですが、長袖のほうが薄手でもしっかり暖かさを感じられるので寒がりさんは長袖を。ボトムは、気温差の激しい季節はロング丈のスカートやワイドパンツ、もしくはスラックスで足もとが冷えすぎないようカバーすると良いでしょう。気温17度~15度のコーディネイト若干肌寒いなぁと感じる気温が、17度~15度あたりの気温。風が強い日や雨の日はより体感温度が下がるのでその日の状況に合わせて防寒具を用意しましょう。基本的には、先ほどのコーディネイトに薄手のカーディガンを合わせるだけで、暖かさを感じられます。風が強い日は首もとをカバーすると良いので、タートルネックやストールを合わせて寒さをカバーするのも良いですね。雨の日は実際よりもマイナス2、3度体感温度が低くなるので、カーディガンを薄手素材のものから厚手のものに差し替えておきましょう。気温14度~11度のコーディネイト体感温度がググッと下がる14~11度以下は、風邪を引かないようしっかり防寒をすることをオススメします。とくに最近は日中は20度でも夜になると10度前後まで下がってしまう日もあるので+アルファの防寒アイテムをバッグに入れておきましょう。厚みのあるカーディガンのインナーに薄手のカーディガンをプラスしてレイヤード。足もとはストッキングから50デニールほどの黒タイツに差し替えて。10度前後まで下がるようであればそれにマフラーとストールをプラスすると寒さを感じにくくなります。基本は着膨れしにくい薄手素材で重ね着を気温差の激しい最近では、重ね着しやすいようにあらかじめトップスは薄手素材のもので、変化する温度に合わせて重ね着するアイテムの厚みを変えていくようにすると失敗しにくくなります。薄手のロングカーディガンなら小さく折りたたんでバッグにしまいやすいので、ぜひ常備しておきましょう。また、替えのタイツもそろそろストッキングからタイツにしても良さそうです。備えあれば憂いなし。冷えからご自身の体をしっかり守りましょう!
2018年11月10日肌なじみの良い色合いで取り入れやすく、ピンクのようなあざとかわいい色じゃないのに不思議と女性らしさがにじみでるベージュカラー。年を重ねるごとにベージュカラーの魅力にハマっていくのですが、アラフォー世代でベージュカラーを取り入れるには似合うポイントを押さえないと、ちょっとキケン……!? 今回は、40代の女性がやってはいけないベージュコーデとオススメのベージュコーデをご紹介します。イラスト・角侑子ベージュの明るさと色み選びに気をつけて【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 129アラフォー女性が老け見えしてしまいがちなベージュはトーンが低めのくすみ系のベージュ。くすみベージュは彩度が低く、薄い茶色とグレーが混ざったような色です。40代の肌によくも悪くも馴染み過ぎてしまって、疲れた印象を与えてしまうので気をつけましょう。反対にオススメのベージュはトーンが高い、薄い色味のアイボリーベージュ・ピンクベージュ・サンドベージュ。白とベージュが混ざりあったような色合いやは肌のトーンアップ効果も高く、見た目からも華やかさを与えることができるので、まずはベージュの色みに注意をして取り入れてみましょう。締め色・差し色でぼやけた印象を回避ベージュコーデでやってはいけない失敗は、全身をなんとなく同系色で統一感を取ってしまうことです。ベージュは肌色に近い色というのもあって、遠くから見ると肌と同化して見えることがあります。そのため、トップス・ボトムだけでなく靴やバッグも全てベージュ系で合わせてしまうとコーディネイト全体がぼやけた印象になってしまいます。とくにアラフォー女性は品の良さを表現するどころか、太って見える原因にもなるので、必ず締め色としてトーンが暗めの落ち着いたカラーのアイテム、もしくは鮮やかな差し色を必ず1点以上入れるようにしましょう。ボトムに薄いベージュを取り入れても良いですが全体がぼやけてしまう可能性があるので個人的には、上半身(トップスもしくはアウター)に優しいベージュを、下半身(ボトムもしくは靴)に締め色を入れると良いでしょう。差し色は面積の少ないバッグやベルト、靴、ネイルなどで取り入れて。素材に光沢感と奥行きを出すベージュコーデは肌なじみが良い利点があるいっぽうで、なじみすぎて野暮ったさを感じさせてしまうデメリットもあります。それを回避するには、お洋服の素材に滑らかさと光沢感があるものを選ぶことです。とくに編み地が粗くざっくりしたニットや、シワ感のあるコットン素材のトップスでベージュを取り入れる場合は、組み合わせるボトムやバッグに光沢感のある滑らかな素材や光の反射でキラキラと光るビジューアイテムを入れてバランスを取るようにしてください。ベージュアイテムそのものに、光沢感がなくてもOK。代わりに他のアイテムに光り物を入れてバランスをとりましょう。40代のベージュコーデに自信を持って年齢によって着れなくなる服や色を決めてしまうと、どんどんオシャレが楽しめなくなってしまいます。カラーアイテムは基本的にオールエイジに対応できるオシャレですので、もちろん40代でもベージュカラーを思う存分、楽しめます。生活感が出ないようにコーデのポイントを押さえて自身の持てるアラフォーのベージュファッションを楽しんでくださいね。
2018年11月04日アウターが手放せなくなる季節に地味に悩むのがアウターとボトムの丈バランス。お気に入りのスカートが手持ちのアウターと合わせると、なんだか野暮ったい……?と感じることはありませんか? それはアウターとスカートの丈感のバランスが合っていないせいかも。そこで今回は、これさえ覚えれば失敗しない! アウター×スカートのゴールデンバランスをご紹介します。イラスト・角侑子アウター:スカート=9:1【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 128ここ数年のトレンドで最も支持されている組み合わせのバランスがこちら9:1の組み合わせ。丈の長いアウターからロングスカートが見えるバランスは全体の1割程度に抑えておくとバランスが良くなります。センチで表すとコートの裾から15cm前後以下の長さでスカート丈が見えているほうが望ましいです。20cm以上の長さのスカート丈だと、ややバランスが悪くなり胴が長く見える可能性があるので気をつけましょう。ただしロングコートそのものが足首丈まであるコートなら、スカート丈はコートより短ければOKです。鏡でチェックして体が間延びして見えていないか気をつけて。アウター:スカート=2:8こちらは比較的合わせやすい組み合わせの2:8の組み合わせ。アウターは腰骨~腰骨より上のショート丈にして、スカート丈はふくらはぎもしくは、足首丈の長さにするとこの比率に近づきます。身長が低めの小柄さんはもちろん、ロングスカートが似合う高身長さんも似合いやすい組み合わせなのでぜひ、一度取り入れてみてください。ボトムのスカートがイラストのようにふんわりとしたスカートの場合、アウターは体にフィットしたコンパクトなサイズ感を選んでください。反対にアウターがビッグシルエットの場合は、スカートはタイトめなロングスカートを選ぶことで着太りを防ぐことができます。アウター:スカート=6:43つのゴールデンバランスのなかでも、組み合わせのバランスが最も難しいのが6:4の組み合わせ。ミドル丈のアウターにミドル丈のスカートはバランスが悪くなりやすいので、以下のポイントを押さえて取り入れましょう。・ジャケットの丈が腰骨より長ければ、ボトムは膝丈に。・ジャケットの丈が腰骨より短ければ、ボトムは膝下丈に。・ボトムは基本的にハイウエストのもの選ぶと失敗しにくい。また横に広がりを見せるギャザースカートは6:4の比率コーデでは太って見える可能性があるのでスカートはタイトもしくはストレートスカートか、広がりが少ないフレアスカートを選ぶようにすると良いでしょう。丈バランスに意識すればコーデの完成度が高まる丈バランスはファッションテクニックのなかで最も重要で、最も難しいポイントです。意識していてもうまく取り入れられないこともあるので、今回ご紹介した比率にコーディネイトをうまく合わせられなかったとしても、あまり気にしすぎないでくださいね!とはいえ、この比率にコーディネイトががっちりとハマればとてもスタイリッシュに仕上がり、オシャレの完成度も高くなるので丈バランスも意識しながら、オシャレを積極的に楽しみましょう!
2018年10月31日温かみのあるニットが店頭を彩るこの時期、どんなニットを手に入れようか迷ってしまうところ。今年はいったいどのようなデザインが注目されているのでしょうか。できれば一枚で旬なコーディネイトが実現できるトレンドニットを一着は手にしたいものです。そこで今回は、2018年冬とくに売れ行きが期待されそうな注目の柄ニット3パターンをご紹介します。イラスト・角侑子最注目は「ノルディック」【 デキるOLマナー&コーデ術】vol. 127実店舗でも、オンラインショップでも今とくに売れ筋として人気が高い柄ニットといえば「ノルディック柄」です。ノルディック柄は毎年出てくる定番ニットではありますが、同じく定番人気のチルデンセーター以上に今年は勢いがあります。さまざまな柄のパターンやカラー展開が各ブランドで豊富なので、ぜひお気に入りのショップでチェックしてみてください。オススメの着こなしは、モノトーンカラーを取り入れたモードよりのコーディネイトに仕上げること。アメカジテイストの強いノルディック柄を、ブラックデニムやグレーの小物などのモノトーンで引き締めると大人っぽくアーバンシックなスタイルに仕上がり、今年らしい着こなしになります。カジュアルさとキレイめ感をうまく融合したスタイルにしましょう。独特なパターンがオシャレな「ジオメトリック」直線的なデザインがオシャレなジオメトリックは、今年も人気のデザイン! とくに今季はざっくりとした編み地のローゲージニットにジオメトリック柄が取り入れているアイテムが多いようですね。温かみのある素材感に近代的な柄がキレイめカジュアル好きな大人の女性に人気が高まっています。オススメの着こなしは、素材感を意識したカジュアルコーデ。ニットのざっくり感と相性の良いコーデュロイ生地のスカートや、今季の流行であるレギンスと組み合わせて、気取らないカジュアルファッションを楽しんでも良さそうですね。可能であればニットの中に含まれている色をボトムは小物にも取り入れると統一感があって、よりオシャレになりますので試してみてくださいね。色と色が重なる「バイカラー」昨年からふつふつと人気が出ているバイカラーニットは今年も主力アイテムのひとつとなりそうですね。バイカラーニットとは、2色の違った色同士の組み合わせからなる配色バランスのことを指します。オススメのニットは、襟・袖周りの一部分に違う色が組み合わさったデザイン。バイカラーは1色をメインに、もう1色をサブカラーとして部分的に取り入れたデザインのほうが主張が強くなりすぎず、大人の女性には合わせやすいです。ボトムはベーシックカラー(ニットの色にもよりますがキャメル・ネイビーあたりが鉄板です)のフレアスカートやパンツでシンプルにまとめると上品さが生まれます。1着で主役級のニットを手に入れてアラサー世代になると品の良さや落ち着きを意識しすぎて、ついシンプルな無地ニットを手にしがちですが、そうは言っても落ち着くにはまだ早い年齢。思う存分、柄物のニットを着こなしてみても良いのではないでしょうか。柄ニット1着あればコーデにトレンド感が生まれるだけでなく、着こなしの幅も広がるのでこの機会にぜひ手に入れてみてくださいね。
2018年10月31日秋冬になるとファッション誌を中心に、シルクスカーフを使ったコーディネイトスタイルが多く取り上げられます。私も真似してみたい!とつい勢いで買ったはいいものの……そのスカーフ、すでにタンスの肥やしになっていませんか?オシャレだけど、取り入れ方に悩んで使わなくなるシルクスカーフ、今回はそんなスカーフの取り入れやすい活用方法をご紹介します。違和感のない巻きかたのコツはチョイ見せ【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 126モデルさんの真似をしてスカーフを取り入れたものの、スカーフだけが浮いて見えてしまって結局使わなくなった……という経験はありませんか? そう、スカーフはオシャレだけれど、実は使い方が少し難しいアイテムでもあります。その大きな原因はコーディネイトのアクセントであるはずのスカーフが悪目立ちしていることが考えられます。スカーフをうまくファッションで取り入れる場合は、ほんの少しだけチラ見せしてさりげなく取り入れること。例えば今季は丸首のニットが流行しているので、ネックレスの代わりにスカーフを襟から少しだけチラ見せするスタイルなどは、ちょうど良いアクセントになります。首が短めさんは、丸首ではなく、Vネックのニットの襟からスカーフを覗かせると良いですよ。ファーバッグ+スカーフの組み合わせスカーフは、ファッションのポイントで取り入れることが大切とお伝えしましたが、その1つのテクニックとしてもっとも取り入れやすいのがバックアクセサリーとしての活用方法。お洋服で取り入れると主張が強すぎる場合は、バッグの取っ手に巻きつけるだけで上品になります。今年らしい取り入れ方のポイントとしては、イラストのような一本結びスタイルでスカーフの端にボリュームを持たせる結び方です。リボン結びは少しフェミニンすぎたりバッグとのバランスが取りにくいので、シンプルな結び方からトライしてみると良いでしょう。オススメはファーバッグ。今年は、やや小ぶりサイズのファーハンドバッグが人気です。ファーとは全く違う素材感のスカーフを組み合わせるとよりエレガンスに。スカーフを額装に入れて海外のインテリア風にファッションで取り入れるのが苦手、とにかく失敗したくないから身につけて使いたくないという方は思い切ってインテリアとしてスカーフ額装に挑戦してみるのはいかがでしょう? スカーフは広げるとシンメトリーな絵柄がとても美しいので、しまったままではもったいない!リビングの壁や玄関が少し寂しいなと感じたときは、使わなくなったスカーフを活用することで余計な飾り物を買う必要もなく、お部屋も華やかになるのでオススメです。バッグの中身隠しにも!この他には、チャックのついていないバッグの中身隠しとしてスカーフを上からさっとかけて使用するのも、品のある素敵な使い方です。使わないからといってタンスの奥にしまったままだったり、捨てたりしてしまうのは、なんとなく寂しいですよね。普段から身につけてファッションで楽しむだけでなく、インテリアにしてみたり、バッグの中身が見えないように活用したりと工夫を凝らしてお手持ちのスカーフを最大限に活用してみてはいかが?
2018年10月28日秋の定番人気でもあるツイードジャケット。今年は昨年以上にさまざまな種類のツイードジャケットが登場して、見ているだけで楽しい気分になってしまいます。しかし、どことなく感じる古臭さや、着こなしの難しさがあってなかなか取り入れにくいというネガティブな声も後をたちません。そこで今回はアラサー向けのツイードジャケットNGコーデとOKコーデのポイントをご紹介します。授業参観!?ツイードジャケット2大NGコーデ【 デキるOLマナー&コーデ術】vol. 125ありがちな失敗といえば、ツイードジャケットをセットアップで着て授業参観にくるお母さんのようなスタイルを作ってしまうこと。ツイードジャケット=昔のお姉さんのお洋服というイメージがアラサーの私たちはまだ払拭できていないので、できればセットアップで着こなすのは避けたほうがベターです。そしてもうひとつは、フリルたっぷりなツイードジャケット。もちろん一概には言えませんが襟まわり、見頃の裾などにフェミニンなフリルがあると、2000年代の姉ギャルスタイルというイメージが定着していて、違和感を覚えるコーディネイトになりやすいので気をつけて。デニムと合わせたカジュアルコーデツイードジャケットはもともとイギリス発祥の伝統的なファッションアイテム。もともとクラシカルで上品というイメージを持っているので、全身をツイードアイテムでまとめすぎてしまうと、古臭い・おばさんっぽい……と感じさせてしまいます。このツイードジャケットにトレンド感を足すには、相対する印象を持つカジュアルなデニムを組み合わせると良いでしょう。デニムと合わせることで懐古的な印象と現代的な着こなしがミックスされた、上品カジュアルというスタイルに仕上がります。インナーは薄手ニットやシンプルなカットソーを取り入れると、ツイードジャケットをちょうど良いバランスで引き立たせることができます。ワイドパンツと組み合わせたハンサムOLコーデツイードジャケットはこれまで、スカートと合わせるのがいわゆる普通の着こなしでした。それをあえて、パンツスタイルでかっこよく着こなすことで無難な印象からカッコ良いオシャレな印象を与えることができます。ぜひ、キャリアルックでツイードジャケットを取り入れるならボトムは黒のワイドパンツでハンサムモードに切り替えて見てはいかが?ジャケットがショート丈なら、少し太めのワイドパンツにするとバランスが良いです。反対にミドル丈(腰骨あたりの丈感)ならワイドパンツが太すぎると一転して野暮ったさにつながるので、ストレートに近い太さの細身ワイドパンツと合わせましょう。インナーをは引き締めカラーで着太り防止をツイードジャケットはもともとコンサバティブなアイテム。そのため、多くの人は全身を淡く優しいカラー配色でコーディネイトをしてしまいがちですが、そうするとコーデ全体にメリハリが生まれなくなって、結果的にぼやけた印象を与えてしまいます。素材自体も厚みのあるデザインなので、着太り防止も兼ねてインナーは引き締めカラーのブラックもしくはネイビーでコーディネイトの野暮ったさをなくしましょう。ツイードジャケット+ワンピースで取り入れる場合も、インナーは落ち着いたトーンにすることでコントラストの効いたオシャレなコーディネイトに仕上がりますので、配色バランスも意識して取り入れてみてくださいね。ジャケットデザインにも注目を定番のノーカラージャケットでも良いですが、せっかくであればトレンドのダブルジャケットや、シンプルなブルゾンタイプのツイードジャケットを手に入れても良いですね。ツイード素材そのものが上品な印象をもたらすので、ジャケットのデザインはややメンズライクなデザインにすると甘さと辛さのバランスが取れて良いコーディネイトが作りやすいのでぜひご参考までに。
2018年10月28日「ふと鏡を見て、自分の丸さにびっくり!ダイエットしても、体重が落ちないのは、努力不足!?」40歳を過ぎて年齢を重ねてくると、体重やウエスト回りが気になって、何を着ればいいかわからなくなるもの。「50代を迎えて“おばちゃん体型”になるのは、人間として当然のことですから、自分を責める必要はありません。私はそれを“大人体型”と肯定的に呼んでいます。しかし、服の選び方や着方しだいで、5キロやせて見せることができるんです!」そう断言するのは、服飾戦略スタイリストの窪田千紘さん。10月13日に著書『大人体型の「きれい」を引き出す着こなしの作戦』(講談社)が発売された。彼女が発信するブログは「ファッションの悩みが即解決した!」と絶賛され、著書は発売前の9月時点にして、Amazonの「本」カテゴリで1位を獲得。とくに、窪田さんの事務局のメンバーである原田容子さんがモデルを務める記事は、反響が大きいのだそう。「女性は40~46歳のとき、下半身より上半身のボリュームが目立つ体形になります。そして50代に入ると、おなかとバストがほぼ同じサイズになるケースも……。その体形をキレイに見せるのに大事になるのが、服の色や形。たとえば黒や紺は、ピンクと比べて小さく見える視覚効果があります。上下が分断していないロングカーディガンは、丈が長いほどスタイルをよく見せることができる。昔着ていた服をそのまま着るのではなく、自分がどう見られているのか、客観視することがやせ見えへの第一歩ですよ」
2018年10月24日毎シーズン、流行をおさえたデザインと、使いやすい素材で大人気のユニクロのキッズ服。今回は、キッズ誌やメンズファッション誌などで活躍中のスタイリスト・壽村太一さんが、ユニクロのアイテムでコーディネート。テーマ別のおすすめスタイルを教えてもらいました!秋の行楽には、動きやすいアイテムをワントーンコーディネートでフランネルチェックシャツ1500円 、ソフトタッチクルーネックT790円 、ファーリーフリースジャケット1500円 、ギャザースカート1500円 、ニットタイツ(ヘリンボーン)990円(すべて税抜)ピクニックや動物園、遊園地など、楽しい行楽が目白押しの秋。あちこち動き回るからと、わが子にはついパンツスタイルを選びがちですが、スカート×タイツで、アクティブながら女の子らしいスタイルが完成。トップスは、ネルシャツ、フリースという動きやすいアイテムながら、ワントーンコーディネートなのでぐっと大人っぽく。柄物のアイテムを使う場合、柄の中の一色をボトムやアウターなどの他のアイテムに持ってくると、流行のワントーンコーデが成功しやすくなるそうです。今回は、シャツの裾を結んでアレンジ。元気な印象に仕上がるので、いつも着ているシャツをイメージチェンジしたいときにもおすすめです。ハロウィンやクリスマスのパーティーにはドットの新作セットアップでベルベットジャケット7990円 (ユニクロ/イネス・ド・ラ・フレサンジュ)、レーヨンプリントシャツ1990円(ユニクロ/イネス・ド・ラ・フレサンジュ) 、クルーネックカーディガン1500円 、レーヨンフレアスカート2990円(ユニクロ/イネス・ド・ラ・フレサンジュ) 、ニットタイツ(ヘリンボーン)990円秋冬はハロウィンやクリスマス、年末年始などイベントも多い季節。ちょっとおめかししたいときに選びたいのが、ドットのセットアップ。ユニクロ×INES DE LA FRESSANGEのキッズラインのアイテムで、シャツをインすればワンピースのようにも着られます。ジャケットをはおれば、さらにフォーマルに。ワインレッドとイエローの組み合わせは、ハロウィンコーデにぴったり。ママの手持ちのイエローのスカーフなどを頭に巻いてあげてもかわいいはずです。どちらもプロならではのテクニックが光るコーディネート。ユニクロの新作キッズ服で、早速真似してみましょう!(撮影・島村緑文・野々山幸/TAPE)※ユニクロキッズは一部店舗とオンラインストアのみで販売です。また、在庫がなくなり次第、販売終了となります。ご了承下さい。
2018年10月14日