赤ちゃんはかわいいけれど、どうにも気持ちが晴れなかったり、イライラしてしまったり、理由もなく不安になったり。これらは、いわゆる産後うつに見られる現象です。産後うつというと赤ちゃんを産んだお母さん特有の現象のように思われてきましたが、このたび、お父さんの16.7%、つまり約2割にも、産後3か月までの間に産後うつのリスクが高かった時期があったという研究結果が、国立成育医療研究センターにより発表されました。夫の、また自分の、産後うつを回避するためには、いったいどうしたらいいのでしょうか。研究員の竹原健二さんに、詳しいお話を伺ってきました。■いいにくいけどお父さんもしんどい竹原さんは、もともと妊娠・出産や、妊産婦のケアの研究を専門にしていたそうですが、実際に自分が子どもを育てる側になったとき、「意外にお父さんも大変だぞ」と思ったといいます。しかし、世の風潮は、「お母さんは大変なんだから、お父さんはがんばって手伝ってあげてね」の一色。もちろん、子育てにおいてお母さんの方が大変なことはわかっているのですが、だからといって、お父さんが大変ではないというわけではないのだけどなあ……と竹原さんは内心思ったそうです。竹原さんは、やはり子どものいる男友だち同士で、「子育てって、がんばるほどしんどいよね、楽しいけどしんどいよね」、「だけど、しんどいって言う場所がないよね」という点で意見の一致をみたそうです。女性は身体からお母さんモードになっていきますが、男性はそうはいきません。通常の仕事の負担・責任に加え、家事・育児の負担、夜泣きや夜の授乳・ミルクにつきあうことによる睡眠不足などが加わり、完全にキャパシティオーバーなのです。さらに、定時に退社したくても、上司や周りの理解が得られなかったり、子どもの世話がうまくできなくて、それを妻に指摘されて落ち込んでしまったりすることもあります。そんなときに、共感してくれる友人もなく、行き場のない悩みがたまってしまったら、心の体調を崩すことは大いにありえることではないでしょうか?■父親の産後うつは時代が産んだ現象海外ではすでに1990年代にPaternal Depression(父親の産後うつ)についての論文が発表されていたといいます。その後、2005年頃には、医学系の専門雑誌に父親の産後うつについての記事が数多く掲載されていたそうです。ところが、当時、日本ではほとんど話題にならなかったとか。その理由を竹原さんにお尋ねしてみたところ、「イクメンという言葉が出てきたのが2009、2010年頃ということを考えると、2005年は、お父さんが家事や子育てをするという考えが、まだ日本に定着していない時期でしたよね。そういう意味では、当時の日本では父親の産後うつというのは、あまりなじまない考え方だったのだと思います」とのことでした。長いあいだ、日本では女性は家、男性は外で仕事、という考え方は根強く、それが日本の経済成長を支えてもきました。それが、ここに来て、労働力の不足や、経済、および雇用の不安定化に伴い、働いていなかった女性のなかにも働かざるを得なくなる女性が出てきました。また、男性は男性で家事や子育てを手伝わなくてはならなくなりました。イクメンという言葉はその現実をポップに表現することで、社会に、お父さんがいままでに選んでこなかった生き方の提言をすることに成功したといえるでしょう。その反面、もしかしたらわが国における父親の産後うつは「イクメンという言葉が生まれた時代が作り出した現象」なのかもしれません。■夫婦で産後うつにならないためには女性の多くは、まさか自分の夫が産後うつになるなどとは思いもしないでしょう。妻の方からできること、また夫婦で危機を乗り切るためにはどうしたらいいかをうかがいました。まず、「男性も産後うつになる可能性があることを、女性にも知っておいてほしい」と竹原さん。また、お母さん向けの産後うつに対応するカウンセリングは存在しますが、お父さんの場合、そもそも産後うつを疑って診察を受けるケースはほとんどないと考えられています。ですから産後うつと診断される人もほとんどおらず、ケア体制もないのです。さらにこわいのは、夫婦そろって産後うつになってしまうことです。センターの調査によると、100家族のうち、1~2家族は、同時期にうつのリスクありと判定された夫婦がいた、という結果が出ています。夫が産後うつになると、妻もそうなるリスクが高くなり、そうなると、意図しないまでも、ネグレクトに近い養育状況に陥ってしまいかねないそうです。「元気じゃないと、子育てってできないですからね」という竹原さんの言葉に大きくうなずきました。竹原さんは、研究者として医師や看護師、助産師、保健師と接する際、子どもを持つお父さんのメンタルヘルスにも気を配るよう勧めているそうです。お父さんを、単にお母さんや子どものケア提供者としてみるのではなく、メンタルヘルスを悪化させる可能性のある未来の患者としてみること、具体的にいうと、赤ちゃんの検診に一緒についてきたお父さんにも、一声かける、といった類のことですね。*夫婦にとって、産後はもっとも大変な時期のひとつであることは間違いありません。竹原さんは強調します。「一般的にお母さんの方が大変ということは確かなのです。ですから、お互いにどちらが大変かを競い合うという不毛なことはやめて、子育てという大変だけれどやりがいのあるプロジェクトをいかにしてふたりで協力して乗り切るか、ということに力を注いでください」子どもが大きくなるまでには、決して短くない時間がかかります。それまで、お父さんとお母さんができるだけ笑っていられる時間を増やせるといいですよね。(文/石渡紀美)【取材協力】※竹原健二・・・国立成育医療研究センター研究所研究員。専門は母子保健の疫学。妊娠・出産や妊産婦ケアに関する研究を国内外で手がける。近年は産前産後の父親に関する調査研究を複数実施している。三児の父親でもある。
2016年01月30日長女・ノースちゃん出産時もかなりの体重増加に悩んだキム・カーダシアン。先月、無事に長男・セイント君を出産したが、今回は約27kg増量したとのこと。それから約1か月半が経った今、「すでに約14kgの減量に成功している」とツイッターで報告している。セイント君を妊娠したときのキムの体重は約59kgで、ベスト体重ではなかったという。その状態よりもう少し落として54kg程に痩せるというのが最終的な目標らしい。ダイエット方法は、ノースちゃんを出産したときに実践した「アトキンスダイエット」で、プログラムは「アトキンス40」という低炭水化物ダイエット。「アトキンス」の公式サイトによると、このプログラムは「初日から野菜でもパスタでも、ポテトだって食べられる。全然お腹が空くことなく、満足した状態で体重を落とせる」そうだ。食事面はそれほどキツそうではないが、やはりワークアウトは必要なようで、キムは「医者からOKが出たら、家に週5回トレーナーを呼んでワークアウトする!トレーナーが来ない日も、自分で運動する」と関係者に語り、ノースちゃんを出産した時よりも意気込んでいるということだ。「ほんっとうに大変そうだけど、やれる気がする!みんなに成功したって言うのが待ちきれないわ!」とツイートしているキム。すぐにセクシーな体形に戻ってツイッターで報告してくれるだろう。(Hiromi Kaku)
2016年01月20日エムティーアイはこのほど、「出産スタイルと産後について」の調査結果を明らかにした。同調査は3月18日~24日、女性のカラダとココロの健康情報サイト「ルナルナ」内において、同サイトユーザー913名を対象に行った。第一子の出産方法について尋ねたところ、最も多い回答は「自然分娩」(67.1%)だった。次いで「緊急帝王切開」(12.1%)、「吸引分娩」(11.0%)、「予定帝王切開」(6.2%)となっている。第二子の出産方法も「自然分娩」(73.0%)が最も多く、2位は「予定帝王切開」(17.6%)、3位は「緊急帝王切開」(3.5%)だった。帝王切開以外の方法で出産した人に、出産時に会陰(えいん)切開を行ったか聞くと、76.7%が「行った」と答えた。痛みについて尋ねると、「痛くなかった」が68.1%と最も多く、「痛かった」は22.4%だった。次いで帝王切開で出産した人に、その痛みについて聞くと、64.5%が「痛かった」、28.9%が「痛くなかった」と回答した。出産後、いつから生理が始まったか尋ねると「平均7カ月」となった。母乳を与えていない人は平均3カ月ほどで生理が始まっているのに対し、授乳期間が6カ月ほどの人は生理再開まで6カ月かかっている。授乳期間が1年程度の場合は生理が1年以内に再開する人が大半で、授乳期間中に再開することも多い。母乳を与えている期間が長いほど生理の再開が遅いことがわかった。第二子、第三子がいる人に、出産後の生理再開までの期間について聞くと、第二子出産後の生理再開は平均6カ月、第三子出産後の生理再開は平均5カ月だった。第二子、第三子と出産経験が増えるほど、生理再開までの期間が早くなる傾向があるようだ。出産前と比べて、生理の状況に変化があったか聞くと、出産前に比べ生理が「軽くなった」29.9%、「重くなった」20.1%、「変わらない」50.0%だった。
2015年11月05日一人っ子が多い今、長男と長女同士で付き合うケースは多いと思います。しかし、甘えベタでうまく本音を言い合えなかったり親に交際を反対されたりすることもあるのが長男長女同士の恋愛です。今回は長男、長女である20代~30代男女に「長男✕長女で付き合って失敗した例」についてアンケートを行いました。■1.親に反対された「彼女の親が片親だということに親が反対して、付き合いを認めてくれませんでした。」(24歳/男性/エネルギー関係)長男というのは1人目の子供なので親から過剰に期待されて育っている人が多いです。そのため、交際相手や結婚相手に対しての要求もやたら高いことも。長男、長女と付き合う前には「ご両親ってどんな人?細かい?」とさりげなく聞いておいた方が良いかもしれませんね。■2.お互いに我慢しすぎてしまった「元カレとは2年くらい付き合っても、結局他人みたいな感じであんまり本音が言えませんでした。たぶん結婚してもずっとよそよそしいままだったと思います。」(23歳/女性/保育関係)「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」と言われて育ってきた長男、長女は自分の気持ちを抑えることに慣れてしまっています。本音を出したくても出せなかったり、甘えたい時期に甘えられなかった習慣は大人になってもそうそう変わるものではありません。■3.自分より親を優先された「私が風邪で寝込んでいたのに、彼は実家に帰る予定を優先して帰省しちゃったから別れました。」(21歳/女性/大学生)単純にマザコン、ファザコンというのとはまた少し違って「親に逆らってはいけない」「親の言うことを聞かないといけない」という刷り込みが強いのが長男、長女に多いと気質といえます。彼が親とどんなつきあい方をしているのか、さり気なく見てみる必要がありそうです。■4.だらしない部分が許せない「彼があまりにも片付けられない男で、私の家を散らかされるのが無理で別れました。」(26歳/女性/美容関係)「何でも親に甘えすぎて、大人なのに親に服を買ってもらったりと考えが甘すぎるところがイヤで無理でした。」(33歳/男性/食品関係)長男、長女は親に厳しくしつけられるか甘やかされて自分では何もしないかどちらか極端になる傾向が強いようです。このあたりのバランス感覚が違いすぎるとぶつかってしまうことが多くなりそうですね。中間子や末っ子に比べて長男、長女は融通が効かないこともあるので、喧嘩になるとお互いに引けなくなってしまうようです。■おわりに知っておくと避けられる恋愛トラブルって多いんです。もちろん100%の人に当てはまるわけではありませんが、長男、長女ってこんな気質があるんだなと頭の片隅にでも置いておくと、無用な喧嘩も避けられるかもしれません。責任感が強かったり、親思いだったりして良い部分も多い長男✕長女の恋愛ですから、もし彼の気持ちが分からなくなったりしてしまって「この人何でこうなのかな・・・」と思ったときにでも上記のポイントを思い出してもらえると幸いです。(上岡史奈/ライター)(ハウコレ編集部)(下薗なおこ/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年10月18日産後、「出産前よりキレイになった」という人もいますが、その逆の人もいます。その違いはどこにあるのでしょうか?産褥期の過ごし方が、その後の体型を左右する女性の身体は、出産とともに胎児や胎盤、羊水などが体の外に出て行き、数ヵ月をかけて妊娠前の状態に戻っていこうとします。医学的にはこれを「産褥復古(さんじょくふっこ)」といい、この期間を「産褥期(さんじょくき)」といいます。産褥期をどう過ごすかが、産後の体重管理に大きな影響を与えると考えられています。産後の体重・体型管理のポイント(1) 代謝を落とさないように、身体をケアする出産は長丁場で、体力勝負です。エネルギー消費や分娩時の出血など体力を消耗しているにも関わらず、生み終わったらすぐに育児がスタートします。育児が始まると、授乳で栄養を取られ、不眠、食事の制限など、心身へのストレスは多大なものです。それでいて身体が妊娠前に戻ろうとするので、産褥期は身体にとって、とても大変な時期でもあります。そして実はこれが、産後の体重管理に大きな影響を与える1つめの要因なのです。産後は体力を失っているにも関わらず、授乳をしなくてはなりません。体力がないということは、「代謝が悪くなりやすい」ということです。まずはしっかり休んで、食事をとって、出産で失ったエネルギーを補給することが大切です。また、不慣れな育児でストレスもかかっているでしょう。うまくストレスを解消しないと、さらに代謝を落としてしまいます。まずは、休息とストレス対策をしっかりと図り、代謝を落とさないというのが、産後の体重管理のポイント、その1です。産後の体重管理のポイント(2) 母乳のためにも、甘いものは控える一般的に母親は母性が強く、「母乳で育てたい!」と思うものです。子どもが泣けば眠い目をこすり、授乳し、良い母乳を飲ませたいと食事に気を使うでしょう。これもまた産後の体重管理に大きな影響を与える、2つめの要因です。母乳がたくさん作られるこのタイミングで、食事の摂生をすれば、体重のコントロールを比較的簡単に行うことができるのです。では、一体何を食べれば、体重をコントロールしやすくなるのでしょうか?母乳の質と量を上げ、体重増加をしにくくするための栄養素は、一瞬で使い切ってしまうものではなく、持続力のあるものが必要です。まずは、母乳の元である血液を作り出す栄養素を取りましょう。タンパク質をメインに、少々の炭水化物、脂質、ビタミン、鉄分などを重点的に摂取してください。もちろん水分はしっかり飲まなくてはいけません。簡単に食べられ、女性の大好きなお菓子などの甘いものには、一瞬で使い切ってしまうような栄養素しか含まれていません。母乳のためにも徹底的に控えるようにするのが2つめのポイントです。産後の体重管理のポイント(3) 腹筋と骨盤底筋を鍛える産後は、妊娠中に伸びきった腹筋、産道付近にある骨盤底筋という骨盤の下をハンモックのように支える筋肉の活動量が低下しがちです。これらの筋肉は、尿漏れを防ぐだけでなく、骨盤の形にも影響を与えます。産後の悩みの代名詞ともいえる「ぽっこりお腹」を解消するには、腹筋と骨盤底筋をどれだけ早く復活させるかが鍵といえるでしょう。これが、産後の体重管理に影響を与える3つめの要因です。日本人は床での生活が落ち着く傾向にあり、オムツ変えや着替え、沐浴も低い位置で行いがちです。あぐらや正座の姿勢で下を向いて作業することは、腹筋にも骨盤底筋に刺激が入り、一見よさそうですが、実はその逆。産後数ヵ月は骨盤がまだ不安定なため、座って下を向いた状態で作業することは、身体に負担をかけてしまいます。さらに、おしりの筋肉に大きな刺激が入るので、おしりもガッシリします。産後間もなくは、立っている状態でズボンを上に引き上げるように、下がった骨盤を上に引っ張り上げるイメージで、腹筋を使うべきです。そのためには「深い深呼吸を繰り返し、お腹に力を入れて立つ(または歩く)」という癖を付けることから始めましょう。徐々に骨盤が安定してきたら、下腹部のポッコリを解消するために、脚上げ腹筋(※)を行うとよいですね。(※編集部注:床に仰向けになり、ひざを伸ばしたまま脚をゆっくりと持ち上げたり、下ろしたりを繰り返す運動。「レッグレイズ」とも呼ばれます。)ポイント(3)に関しては、女性にとって苦手な分野かもしれません。できる範囲で実践すれば構いません。むしろ重要視すべきは、ポイント(2)の食事管理です。出産は人生最大のデトックス「出産は人生最大のデトックス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?それはつまり、出産する時に、体内の悪いものも一緒に排泄し、血液から作られる母乳を与えることで身体の中がきれいになる、ということ。さらに骨盤矯正ができれば、妊娠前より小さなお尻になることもでき、見た目も生まれ変われますね。中には「何もしていないけれど体重が減った」という人もいますが、それはもう「体質」としか言いようがありません。でも、「私は違う体質だから…」と諦めてしまうのはもったいないことです。体質は変えることができます。でも、そこに努力は必要です。自分には何が必要で、何が不必要なのか、考えて実践してみてください。(鈴木元<天使のたまご総院長>)
2015年09月27日やせているけれど筋肉が少なく脂肪が多いという女性は多いもので、話を聞いてみると「運動嫌い」であることが多いです。食事によってある程度の体重やスタイルをキープすることはできますが、体脂肪まではごまかすことができません!体脂肪を減らすにはやはり適正な食事、そして運動が欠かせません。そこでスポーツクラブ勤務経験を持つ著者が「運動嫌いがエクササイズを続けるコツ」について紹介します。■1.準備が簡単で短時間でできることをする「運動」が大変なことになってしまうそのハードルの高さは「わざわざ」やらなければならないところにあります。汗をかくので服を着替えなければならない、ジムに行かなければならない、器具や専用のウェアを用意しなければならないなどです。こうなってくると確かに面倒ですよね。まず「続ける」ということを目標にするのであれば、準備があまり必要ないところから始めてみてはいかがでしょう?例えば家の近所を散歩、部屋での腿上げ、通勤時間を使って大股で歩く、腹筋、腕立て伏せあたりは、「やろう」と思ったその時から始めることができるのでオススメです。■2.毎日する生活の一部に取り入れる運動が続かない大きな理由の1つに「運動する時間が作れない」というのがあります。確かに忙しい毎日の中に運動する時間を作り出すというのはなかなか至難の業。それならば、今の生活の中で運動できる時間を見つけるほうがラクですよね?通勤時間、歯を磨いている時間、お風呂、TVを見ている時間、PCに向かっている時間など、大きく身体を動かすことはできなくとも、本来使っている箇所とは別の部位を動かして鍛えることはできるはずです。今の生活の中に、運動を取り入れる時間がないか考えてみてはいかがでしょう?■3.好きなことと一緒にするいざ「運動しよう!」と思っても運動好きというかたでない限り、「大変」「きつい」といったイメージですよね。でも好きな事をするのと一緒にできるとすれば少し運動も楽しくなりそうじゃないですか?例えば音楽を聞くのが好きな方であれば、音楽を聴きながらランニング、好きな歌を使ってのエクササイズなど。外食が好きなかたであれば、お店に行くまでの道を歩いて行く。お買い物が好きであれば、ウィンドウショッピングで多数のお店をまわるなど方法はいくらでもあります!■4.仲間や報告する場をつくる今や日常的にSNSを使っているかたも多いと思いますが、スマホの運動系アプリでもSNSと連動しているものはたくさんあります。ランニングアプリでも運動後に記録をFBやtwitterにアップできるので、手間をかけずに友達に報告することができます。毎日続けてアップするルールにしておき、さぼっていると「最近走ってないよね?」など声をかけてくれる友達を作っておくと刺激になると思いますよ。■おわりにポイントは「手軽に始められる」「ついでにやる」「やらなきゃいけない環境を作る」といったあたりかと思います。水泳やエアロビクスのような楽しいけれどどこかに行かなければできないものはなかなか続けるのが難しいので、最初はできるところから始めてみましょう。(栢原 陽子/ライター)
2015年09月14日今年5月に第2子となるシャーロット王女を出産したイギリス王室のキャサリン妃は、産後約9時間半の早さで退院したと報道されました。日本では産後1週間程度の入院が一般的であることを考えると、異例の早さに感じられますね。ただし欧米では、産後すぐに退院をして自宅でゆっくり休むことが主流の国も多いようです。キャサリン妃が無痛分娩(ぶんべん)かどうかの公式発表はありませんが、一般に無痛分娩の場合は、産後の回復が早いので入院期間も短くて済むとされています。そこで今回は、無痛分娩にまつわる出産事情についてお話ししたいと思います。○日本では大正時代から無痛分娩が行われていた!?無痛分娩は、1853年にイギリスのヴィクトリア女王がクロロホルム麻酔を用いて出産したことをきっかけに、ヨーロッパに広まったといわれています。その後、1940年代のアメリカでは、現代の主流である硬膜外麻酔(背中から脊髄に注射する麻酔法)による無痛分娩が行われていたようです。日本はというと、1916年(大正5年)に歌人の与謝野晶子さんが五男を無痛分娩で産んだという記録があり、これが日本で最初の無痛分娩と考えられています。○日本と海外の普及率の違いでは現代の日本における無痛分娩は、どのくらい広まっているのでしょうか。厚生労働科学研究の一環として行ったアンケート調査(2008年)の結果によって推計される無痛分娩を受けた割合は、2.6%でした。欧米の調査によると、フランスでは経腟(ちつ)分娩(膣を経由する分娩)をした女性の約80%(2010年)、アメリカでは経腟分娩をした女性の約61%(2008年)と高い割合で実施されています。また、ノルウェーでは全分娩の26%(2005年)、イギリスでは全分娩の23%(2006年)、ドイツでは全分娩の18%(2002~2003年)と国によって異なる傾向になっています。一方、アジアの調査では、シンガポールで全分娩の16%(1997~1999年)、香港と台湾で全分娩の9%(1997~1999年)というデータが報告されています。○日本での普及を妨げる3つの理由特に欧米に比べて無痛分娩を受ける割合が低い日本ですが、これには次のような理由があると考えられます。その1.分娩にかかる費用現在もっとも無痛分娩が普及している国といわれるのが、フランス。フランスでは、公立病院で出産する場合、妊娠・出産にかかる費用を保険でカバーでき、全額無料となります。これには、無痛分娩や不妊治療(一定の条件のもと)なども含まれます。一方、日本では妊娠・出産は保険が適応されず、自己負担が基本となります(妊婦健診費用の一部を助成する制度はあり)。さらに無痛分娩をする際は、通常の分娩費用に加えて、個人施設で0~5万円程度、一般総合病院で3~10万円程度かかり、病院によっては15万円以上加算されることも。ちなみに、シンガポールや香港は日本より高い普及率のようですが、富裕層が無痛分娩を選ぶ傾向にあるといいます。これらのことから、費用の問題が無痛分娩の普及を妨げている一因といえそうです。その2.分娩施設&麻酔科医の状況分娩する病院というと、テレビで、きれいでアメニティーが充実していて食事がおいしい施設が紹介されていて、そういったところを想像する人もいるかもしれません。日本では、そのように環境が整った施設はベッド数が19床以下の小規模であることがほとんど。そして、日本の分娩の約半数がそのような施設で行われていますが、小規模ですので1施設あたりの医師の数が少ないことも多いです。一方、総合病院の場合は合併症のある患者さんが多いので、無痛分娩までなかなか手が回らないのも現状でしょう。突出して無痛分娩の普及率が高いのはフランスとアメリカですが、いずれも麻酔科医の数が日本より多い国です。人口あたりの麻酔科医の数を比較すると、ともに日本の約2.5倍もの数の麻酔科医がいるといわれるほど。そのため、日本より無痛分娩に携わる麻酔科医の確保がしやすいといえます。その3. 分娩に対する考え方日本には、我慢を美徳とする風潮があります。"お腹を痛めて出産してこそ母性が生まれる"といった偏った意見もあります。そのため、無痛分娩や帝王切開を恥ずかしいとする方もいるのです。妊婦健診の時に、付き添いで来た母親から「無痛分娩を選択するのはわがまま」「ぜいたく」という声を聞くことがあります。以前に比べると、"分娩の痛みを我慢する必要はない"という意見が出てくるようになったとはいえ、まだまだ無痛分娩に対する消極的なイメージもあるようです。○無痛分娩について無痛分娩は全く痛みがないのかと尋ねられることがあります。「無痛」といっても、陣痛と呼ばれる子宮収縮がないと分娩に至りません。麻酔薬のおかげで痛みをほとんど感じない方もいれば、子宮収縮時の圧迫感を痛いと感じる方もいらっしゃいます。ほかに通常のお産と違うのは、麻酔投与中は麻酔のために動くことができないことや、分娩進行がゆっくりになるために吸引分娩が通常の出産より多くなるという報告があります。一方で痛みの緩和以外のメリットとしては、陣痛の痛みがやわらぐことによって体力が温存できる点があげられます。また、痛みによるパニックや血圧上昇がないため、ストレスなく分娩に至りやすいといえます。無痛分娩にはさまざまな意見があると思いますが、元気に赤ちゃんに会えるように産婦人科医はいつも気を配りながらお手伝いをします。無痛分娩だから危険が増すというイメージがなくなればいいと思います。※無痛分娩の普及率は日本産科麻酔学会ホームページのデータを参考にしています※画像は本文と関係ありません○記事監修: 疋田裕美(ひきだ・ひろみ)日本産婦人科学会認定医、母体保護法指定医九州大学医学部卒業後、九州大学付属病院、板橋中央総合病院での勤務を経て水口病院産婦人科に勤務。150名以上の女性医師(医科・歯科)が参加するEn女医会の会長も務め、ボランティア活動などを通じて、女性として医師としての社会貢献を目指した活動に従事する。
2015年09月04日年を重ねるごとに体のあちこちのメンテナンスが必要になるが、じつは「心」のケアも重要なことをご存じだろうか。最近話題になっている「ミッドライフ・クライシス(中年の危機)」もそのひとつ。働き盛りの40歳前後に訪れる、精神的な危機のことだ。中年期を迎えると、体力の衰えだけでなく、老後への不安や年老いた両親の介護問題、職場環境の変化などさまざまなストレスがのしかかってくるものだ。そういった環境に置かれたとき、「今までの生きかたでよかったのか?」、「今が人生を変える最後のチャンスではないか?」という悩みが生まれるとのこと。その結果、うつ病になる人や、離婚や転職によって環境を変えようとする人が多くなるという。今回、マイナビニュースでは、会員の男女300名を対象に「ミッドライフ・クライシス(中年の危機)」についてのアンケートを実施。同調査は同サイトを利用している30歳から50歳までの読者を対象として実施した。○公私ともに悩んでいる人は約4割まずは、ミッドライフ・クライシスを起こしやすい年代の人たちに対して、「悩み」にまつわるアンケートを実施した。「仕事やプライベートを問わず、何か悩みはありますか?」と尋ねたところ、半数以上(57.3%)の人が「はい」と回答。仕事とプライベートでは、どちらの悩みが多いかといえば、「両方(37.2%)」が最も多く、「仕事(32.0%)」、「プライベート(30.8%)」が続いた。公私ともに悩みを抱えている人たちは、つねに心が休まらない状態といえよう。悩みの原因については、「人間関係(50.6%)」を筆頭に、「体力の低下(42.4%)」、「環境の変化(23.3%)」が続く。ミッドライフ・クライシスを引き起こす原因で悩んでいる人は多いことが明らかになったが、具体的にはどのようなことに悩んで、どのように対策をしているのだろうか?続いては、会員が抱える悩みと対策をジャンルごとに紹介したい。○仕事に関する悩み悩み1「仕事はできるけど、YESマンにはなれないので、未だに平社員、かといって業績好調な会社ではないので、自分の考えは間違っていないので、余計に悩み中」対策「転職の為に、資格勉強しています。後は、BIGで高額当選したら会社を辞めるのもあります」(44歳男性/情報・IT/技術職)悩み2「社長との意見や相性が合わないから、精神的に疲れる」対策「どうすれば疲れが取れるかを考えて、リフレッシュしようと努力している」(39歳男性/商社・卸/事務系専門職)悩み3「このまま今の仕事を続けていて未来はあるのか」対策「Uターンも視野に入れて職を探しています」(31歳女性/小売店/秘書・アシスタント職)仕事に関する悩みは、「転職」にまつわるものが多かった。職場環境や人間関係に悩んだり、業績に不安を覚えたりしたときに、「このままでいいのだろうか?」と考えてしまう人は多い様子。すでに転職活動を進めている人がいる一方で、ストレス解消法を見つけてその場をしのいでいるという声も見受けられた。悩み4「仕事で要求されているレベルについていけていないこと」対策「何ができないのかを整理して、若い時に教わったことをもう一度思い出す」(35歳男性/情報・IT/技術職)年齢とともに責任が大きくなることで、悩みを抱えてしまう人も少なくない。また、職場のIT化が進んでついていけない、という悩みも散見された。これも、環境の変化についていきにくい中年期ならではの悩みではないだろうか。○家庭に関する悩み悩み1「常に何かを批判したり文句を言ったりする傾向があり、一緒にいることがしんどくなることがある。距離を取って付き合っているが、やはり精神的なダメージになることもある。かと言って、別れるにも至れない」対策「しんどいと思ったらそう伝えるようにする。まともに相手をするから自分が疲れると言うのもあるので、嫌な話をされそうだったら態度で示すようにする」(41歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)夫や妻にイライラして、離婚にまで発展してしまうのもミッドライフ・クライシスの特徴のひとつ。言い争いを避けるためにグッと我慢していることもあり、さらにストレスを抱えてしまうケースも見受けられた。悩み2「収入が少なく、子供にお金が掛かる今後が心配」対策「妻の仕事の時間を長くしてもらった」(49歳歳男性/自動車関連/事務系専門職)中年期を迎えると、子どもの進学問題が浮上することもあるはず。夫婦共働きで進学費用をねん出することは珍しくないが、専業主婦が、社会に出ることに対して不安を抱えてしまうケースもあるようだ。○健康に関する悩み悩み1「疲れが取れにくく、体が重く感じる事が多いです」対策「サプリメントを摂ったり、ウォーキングをして体の調子を整えています」(31歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)30歳を過ぎたころから体力の衰えを実感する人も多いだろう。体力作りに励む人もみられたが、日々の疲れがとれず、なかなか対策できずにいる人も目立った。悩み2「メンタルの面で社会人になってから急激に弱くなり、休むことがたびたび起こっている。しかし、それがすでに何度かなっているため友人にもあまり言えないことであるし、それが外に出ていくことに抵抗があったりと逆効果になって改善がされていない」対策「なるべく人のいるところでもいられるように出かける」(33歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)ストレスが積み重なり、心の病を抱えてしまう人も見受けられた。リフレッシュするように努めているものの、なかなか改善されずに悩んでしまう様子がうかがえた。○プライベートに関する悩み悩み1「同じ趣味を持つ同士で話をしても深く掘り下げた話ができなくてつまらない。人と会うのは楽しいが好きなことを十分楽しめない気分が常にある」対策「積極的に話し掛けるようにしているが逆効果になることが少なくないのも悩み」(45歳男性/ソフトウェア/技術職)大人になると、新たに友人を作ることが難しくなる。旧友ともなかなか会えず、寂しい思いをしている人は少なくないようだ。悩み2「結婚したくないが、親を安心させたいので結婚しなければならないと思うのが悩みです」対策「街コンや出会いがありそうなイベントに行ったりしています」(32歳女性/商社・卸/事務系専門職)結婚や出産にまつわる悩みも多数寄せられた。「子どもがほしいけれど、なかなか授からない」、「結婚しろと周りがうるさい」など、当人にしかわからない悩みも多い。○ミッドライフ・クライシスの認知度は1割弱アンケートからも、中年期の男女がさまざまな悩みを抱えていることが明らかになった。これらが原因で、ミッドライフ・クライシスを引き起こす可能性があるわけだが、このミッドライフ・クライシスを「知っている」と回答したのは7.7%だった。まだまだ認知度は高くはないようだ。ミッドライフ・クライシスを乗り越えるには、自分の悩みと向き合い、改めて人生設計を行うことが重要と言われている。「このままでいいのか?」と考えたときに、単なる「悩み」と片づけてしまうのではなく、専門家などにアドバイスを求めることも大切かもしれない。
2015年03月12日湘南美容外科クリニックはこのほど、出産経験のある全国の20~50代の女性400名を対象に、「産後」に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査期間は2月20日~24日。○およそ8割が、産後に"体型の変化"を実感調査によると、出産後に体型が変化した人は77.3%。そのうち出産前の体型に戻りたいと考えている女性は、およそ8割にのぼった。また、「産後、体型が変わったとパートナーに指摘されましたか?」と質問したところ、48.6%が「はい」と回答。具体的に、体のどの部分を指摘されたのか尋ねた結果、「お腹(68.7%)」が断トツ1位となった。次いで「胸(30.7%)」「腰(25.7%)」「おしり(23.5%)」と続いた。○産後の性格の変化は「イライラ」「怒りっぽい」次に、元の体型に戻す努力をした人がどのくらいいるのか調べた結果、78.1%の女性が努力していたことがわかった。その方法は、1位「ダイエット」、2位「エステ」、3位「食生活・ストレッチ」とのことだった。続いて、「産後、性格は変わったと思いますか?」と尋ねたところ、54.5%のママさんが性格の変化を実感していることが判明。具体的には、「すぐイライラする(56.4%)」や「怒りっぽくなった(53.7%)」という人が多く、意外にも、「涙もろくなった」や「優しくなった」といった母親らしいイメージの回答は少数だった。○産後も美しいスタイルの有名人ランキング最後に、産後も美しいスタイルを保てている有名人を聞いたところ、堂々の第1位は「篠原涼子(34.8%)」だった。2児の母親であり、産後も変わらない美貌でドラマや映画を中心に活躍している姿が支持されたよう。次いで、2位「井川遥(20.0%)」、3位「土屋アンナ(16.8%)」と続き、4位には、先日第2子のご懐妊を発表された「キャサリン妃」がランクインとなった。
2015年03月06日妊娠したら決めておきたいのが、里帰り出産をするかどうか。ギリギリになってしまうと、分娩の予約が取れないこともあります。出産をどこでするかについては、なるべく早めに決めておきたいところです。そこで今回は、里帰り出産をすることで実感できるメリットと、里帰り出産ならではの注意点についてお話ししていきます。■里帰り出産のメリット(1)リラックスしてお産に臨める里帰り出産の最大のメリットは、生まれ育った環境の中、リラックスして出産の準備ができるということ。お産に対する恐怖心や緊張を感じている人も、里帰りすることで気持ちが楽になるはずです。住みなれた環境で過ごすということは、ママにとって精神的にとても落ち着くことなので、お産もスムーズに進んでくれるかもしれません。■里帰り出産のメリット(2)実母のサポートが受けられる義母が助けてくれるとしても、実母からサポートを受けるのとは、やはり違うはず。どこか気を遣ってしまったり、カンに触るようなことをいわれて、ストレスを感じたりすることもあるでしょう。その反面、里帰り出産なら、実の親子という関係からある程度のわがままも言えますし、実母もそれを受け止めてくれます。あらゆるところでサポートしてくれるので、とてもありがたいと感じることができるでしょう。■里帰り出産のメリット(3)家事のことを気にしなくてもいいパパの食事や掃除、洗濯など、家にいるとママの用事はたくさんあり、出産間際~出産後まで家の心配をしないといけません。しかし、実家に帰ると、家事の心配は必要ないので、気持ちも体も落ち着かせることができます。産後の体調を早く整えるためにも、ゆったりできる里帰り出産のメリットは大きいでしょう。■里帰り出産で気をつけることは? しかし、里帰り出産もメリットだけではありません。検診をする産院から分娩する産院へ、情報の引き継ぎがしっかりできていないと、万が一の時に柔軟に対応してもらえなくなります。里帰り出産を成功させる最大のポイントは、安心できる産院を選ぶこと。これに尽きるでしょう。里帰り出産をする予定であれば、分娩予定の産院と事前に相談し、受け入れや連携の確認をしておくことが大切です。転院手続きなども必要なので、パパや家族、そして医師とよく相談をして、里帰り出産をするかどうかを早めに決めてください。
2015年02月09日モデルの鈴木えみ(29)が、表紙に登場している雑誌『mini』3月号(宝島社/発売中)のインタビューで、結婚・出産後の性格の変化や2015年の豊富などについて明かしている。【誌面カット】ショートパンツで美脚を披露するえみちぃモデル・女優として若い女性から高い人気を集める鈴木は、2013年に長女を出産。産育休期間を経て、モデルに復活した鈴木は、同誌で「今旬スポーツブランドMIX」をテーマに、PUMAやadidasなど人気スポーツブランドのアイテムをメインに、春のトレンドを先取りした着こなしを披露している。インタビューで、子どもができて変わったことを聞かれると「すっごく変わったよ…!!諦めたり、手を抜くことを覚えた」と性格の変化を告白。もともと神経質で完璧主義だったため、「バランスの取り方が最初の1年くらいは大変でした」と振り返りつつ、「少しずつ、人に甘えたり頼ることで、今はだいぶバランスが取れてきたなと思います」と、最近の生活について語っている。また、彼氏ができない女の子へのアドバイスとして「彼氏作る気が本当にあったら、できると思います!!」と、鈴木らしいストレートなエールを送り、進路に迷う女の子へも温かい言葉で応援。最後に今年の抱負を聞かれると、産育休を経た鈴木らしくユーモラスに回答している。そのほか、同誌では佐々木希、有村架純、大島優子、高橋愛なども登場。さらに特別付録として人気ブランド「ミルクフェド」特製のヒョウ柄モコモコがまぐちも付いてくる。
2015年02月02日お産は女性にとってとても大切な一大行事。できるだけ、楽しく幸せなものにしたいですよね。医療の進歩で安全なお産ができるようになってきた一方で、計画分娩、麻酔(無痛)分娩のような管理されたお産が増え、救命措置としての帝王切開も増加しています。分娩の方針は施設によって違いがあり、大まかには「自然分娩を推進しているのか」「計画分娩・麻酔(無痛)分娩を推進しているのか」で分かれます。そのほか、よく聞くワードについて解説します。○自然分娩自然の陣痛が発来するのを待って分娩すること。子宮口が全開になり、赤ちゃんが誕生するまで(分娩第1期~2期)の陣痛が来ている間の医療サポートは施設によってさまざまです。出張助産師による自宅分娩や自然分娩推進のクリニックなどでは、陣痛時間はストレッチやウォーキングなどの運動をしたり、湯船につかったりしたりしながらリラックスできるように過ごします。フリースタイル分娩自然分娩において、陣痛の時間から分娩まで産婦さんが好きな体勢で過ごすこと。横を向いたままの側臥(そくが)位分娩やすわる格好の座産など、産婦さんの産みやすい体勢を探しながら分娩する方法です。水中出産自然分娩において、産婦さんがプールのような設備で、お湯につかった状態で赤ちゃんを産むこと。産婦さんの身体が緩んで産みやすいと言われていますが、衛生管理などが難しく、最近では行う施設が少なくなっています。ソフロロジー法やラマーズ法自然分娩において、以前は陣痛を乗り越えるための方法として流行していました。しかし、本質的には「リラックス」するための呼吸と精神的心構えを身につけることなので、現在では総じてリラックス法などと言われています。大切なのは深い呼吸をすることと、赤ちゃんの出てくる道である子宮と産道を広げてあげようとイメージする心構えです。最近、「ヒプノバーシング(催眠出産)」という方法も聞くことがありますが、これも、本質的には同じです。○計画分娩入院日を決めて陣痛促進剤を使って陣痛を誘発する分娩。麻酔(無痛)分娩は、計画分娩で行うことが多いです。○麻酔(無痛)分娩麻酔を使って痛みを緩和する分娩方法です。ほとんどが硬膜外という背骨の奥の場所に針を刺してチューブを入れ、麻酔薬を注入します。意識もあり、痛みが完全になくなるわけではありません。○LDR自然分娩・計画分娩に関係なく、陣痛(Labor)・分娩(Delivery)・産後の回復(Recovery)を、ひとつの部屋で行うお産のスタイル。一般的な分娩は分娩時に分娩室に移動しますが、LDRなら移動の必要がなく、比較的ストレスなく過ごせます。ただしこの設備を備えた病院は少ないのが現状です。過去の回でも解説してきたように、産婦さんには「産むチカラ」が備わっています。ホルモンで守られていることを理解し、お産が楽しかったと思えるようにしたいですね。産院の分娩方法を知っておき、よいイメージを持ってお産に臨みましょう。ただ命の誕生の場面では思いがけない事態が起こることも多く、医療介入が必要になって希望の分娩方法ができないこともあります。出産で大切なのは、母子ともに安全で、赤ちゃんが無事生まれてくること。理想のイメージにこだわりすぎず、それ以外の可能性に対しても柔軟に心の準備をしておくことが必要です。※画像は本文と関係ありません○善方裕美医師日本産婦人科学会専門医、日本女性医学会専門医1993年高知医科大学を卒業。神奈川県横浜市港北区小机にて「よしかた産婦人科・副院長」を務める。また、横浜市立大学産婦人科にて、女性健康外来、成人病予防外来も担当。自身も3人の子どもを持つ現役のワーキング・ママでもある。主な著書・監修書籍『マタニティ&ベビーピラティス―ママになってもエクササイズ!(小学館)』『だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調(主婦の友社)』『0~6歳 はじめての女の子の育児(ナツメ社)』など
2014年12月26日子供の頃って、なんで野菜があんなに嫌いだったのか?時々不思議に思うのですが、みなさんはどうですか?筆者は出産後、体が野菜を求めている衝動に駆られ、野菜が大好きになりました。でも、これって「自主的に食べようとした!」というよりは、体からの声に導かれただけ。意識して野菜を摂るよう心掛けたのは、いったい何歳くらいの時だったのか……?ふと気になり、20~30代の男女100人のみなさんに「“たくさん野菜を食べなきゃ!”と意識するようになったのは何歳からですか?」と話を聞いてみました。そしたらなんと!平均23.75歳との結果に。20歳を3年以上過ぎて、ようやくみんなが野菜を食べるよう意識し始めたことが判明。筆者も人のことは言えませんが、「日本人の野菜摂取意識は本当に低いんだな~」と改めて思い知らされました。それでは、みなさんの野菜に対する本音を見ていきましょう!■野菜を意識して食べるようになった年齢ランキング1位:20~25歳(23%)23%のうち16%は女性でした。1番多かった理由は「一人暮らしを始めて、野菜を意識するようになった」という声。自炊するようになると、野菜の大切さを少しは考えるようになるのかも。2位:26~30歳(17%)大半を占める11%が、男性でした!しかし、寄せられた声は男女ほぼ同じで、「体力に衰えを感じ始めた」「不摂生がたたって体の調子が悪くなり食事を見直した」といったものでした。確かに25歳を過ぎたころから、体に変化が出てきたなぁ……。3位:4~19歳(15%)こんなに若い時から野菜を意識できたら、本当に素晴らしいですね!この年齢を回答したのは、ほぼ女性でした。彼女達は「物心ついた時から家で野菜を食べるよう教育された」と語っていて、それがしっかり身についている様子でしたよ。4位:31歳~(12%)「30代から気づくなんて遅いな~」と思ったら、男性が8%を占めていました。理由も「健康診断で引っかかった」とか、「剥げてきたから、食べ物にも気を遣うようになった」とか。原因探しをした結果「野菜を摂ろう」という意識が芽生えたパターンのようです。■驚くべきことに今も野菜食べない野菜嫌いが21%もいた一方、「野菜は嫌い!」と断言する人が21%もいることに驚いたのですが、そのうち男女の比率が同じくらいだったことにもビックリ。というのも、女性は無理してでも「野菜を食べよう」とするイメージがあったからです。コメントはほとんどが「ノーコメント」で、「単に嫌い」「必要とも思わない」といった声が数名寄せられていました。また、21%のうち18%が未婚者だったことには納得でした。どうしても自分の分だけとなると、食事バランスが後回しになってしまうのも現実かもしれません。このアンケート結果から、社会問題にもなっているように、日本人の野菜を摂る意識はとても低いことがよくわかりましたね。しかし、野菜を摂ることは、誰のためでもない自分の体のためです。自分の体のことをきちんと考えている人は、野菜摂取量どころか「どんな野菜を食べるか?」「食事の際には野菜から先に食べよう!」など、体に良いことをどんどん取り入れているようです。あなたの体は、あなたしかメンテナンスしてあげられません。このことをよ~く考えて、自分の食生活をもう一度、見直してみてはいかがでしょうか?ちなみに、体は野菜を1日、350g必要としているそうですよ!今日からぜひトライしてみましょう。(文/喜田宏美)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月1日(月)調査対象:全国の20~30代の男女100名
2014年12月16日子どもが生まれる前は円満だった夫婦関係が、出産を機にギスギスした雰囲気に変化してしまう…“産後危機”問題に焦点を当てた社会派ライトコメディードラマ「残念な夫。」がフジテレビ1月期の水10枠で放送されることが決定。このほど、本作でその“残念な夫”を俳優・玉木宏が演じることが明らかになった。夫たちは職場や飲み会で「被害者パパの会」を作って愚痴をこぼし、妻たちは「ママ友の会」で育児の過酷さを共有して夫の残念さを嘆く。ライフスタイルが変化し、女性が結婚や出産、離婚などを自分で選択できるようになった現代社会において、夫婦観、家族観は変化してきている。そんな今を反映したストーリーで、子どもが生まれてからの「理想の夫婦」の在り方を提示する本作。主演を務めるのは「のだめカンタービレ」(フジテレビ)で大ブレイクし、映画『幕末高校生』や、話題のドラマ「きょうは会社休みます。」(日本テレビ)で“こじらせ女子”を気に掛けるイケメンCEOを好演する玉木宏。外見・性格・能力ともに“理想の夫”と思われていたが、子どもが生まれてから妻の態度が冷たくなったように感じ、しかしその原因や解決方法が分からず、家庭内で“残念な夫”に成り下がってしまった、住宅会社勤務の主人公・榛野陽一を演じる。玉木さんの妻役には、コメディからシリアスまで幅広く演じ分ける女優・倉科カナ。こちらも夫に尊敬の眼差しを向けて尽くしてくれる“理想の大和撫子妻”と思われていたが、出産後にいままで許せていた夫の言動が気になるようになり、ヒステリックな状態が続くことから夫にとって“モンスター妻”という存在になっていく榛野知里を演じる。倉科さんは現在放送中の「ファーストクラス」に続けての出演となる。主演の玉木さんは「主人公の陽一は、悪気もなく無意識に“残念な夫”になってしまう男です。僕自身は結婚に良いイメージしかないので、いまのタイミングでこういう役をいただいたということは、僕にとって“人生のバイブル”にできるかなという気がしています。現代劇で父親役を演じるのは初めてなので、一つのチャレンジでもありますし、たくさんの方に共感していただけるような、説得力のあるドラマにしたいと思っています。貴重なオリジナル作品で、精一杯“残念な夫”を演じさせていただきます」と意気込みを語った。妻役の倉科さんは、「産後をきっかけに“モンスター妻”に変貌する役柄で、自分としては、未婚でもあり母になる経験はしていないのですが、いろんな意味で初体験、初挑戦の部分が役柄的に多そうなので、楽しみです。私は、長女として妹や弟の世話をする事が日常だったので、その経験も生かしながら、できるだけリアルな子育て奮闘を表現できればと思います」とコメントを寄せた。また、玉木さん扮する陽一の上司であり、家庭内では妻子に見限られた“残念すぎる夫”細井茂役に岸谷五朗、娘を寵愛して夫への愛が冷え込んでいる妻・細井美和子役に大塚寧々が決定。そのほか、産後危機を迎えてしまった榛野夫婦にさまざまな形で影響を与えていくキャスト陣に黒木啓司(EXILE)、林遣都、高橋メアリージュン、浅田美代子が集結している。実際の夫婦に調査したリアリティあるエピソードを盛り込んで描かれる本作。玉木さんや倉科さんを始めとしたキャラクターが本音を語るシーンには思わず共感してしまうはず。ドラマ「残念な夫。」は1月14日(水)より毎週水曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月27日出産後、夫の何気ない一言でイライラしたり、育児に対する協力が見られないことがストレスとなったりして、夫への愛情が薄れてしまうことを「産後クライシス」と呼んでいます。出産後の女性は、急激なホルモンバランスの変化で、体だけでなく精神的にもデリケートになる時期。そんな大切な時期に夫の理解が得られないと、その後の夫婦関係に亀裂が生じてしまい、夫に対する愛情がなくなってしまうことも。最悪の場合、離婚に至るケースもあるようです。産後クライシスは事前の工夫で、防ぐことができます。今回は、産後クライシスに陥らないためにしておきたい3つのポイントをピックアップしてみました!■1.実母や義母など、家族に協力してもらう産後のデリケートな時期は、ホルモンバランスの乱れも影響しているので、ママだけの力でどうこうできるものでもありません。1人で頑張りすぎると余計にストレスを感じて精神的にまいってしまい、夫婦関係が悪化しやすい原因となってしまいます。夫のちょっとした言葉にもイライラしてしまい、かえって負のスパイラルが生じてしまうおそれがあるので、夫だけでなく、実母や義母などの家族にも協力してもらえるよう、事前に働きかけておくことが大切です。双方の両親が遠方に住んでいる場合は、電話で愚痴を言ったり、相談をしたりして、精神的な負担を軽減する工夫をしてみましょう。■2.自分の気持ちは素直に夫に伝えよう出産した女性の悩みや体の変化は、男性には到底理解できないものです。そのため、今どんな状態なのか、どうしてほしいのかを明確に夫に伝えることが必要になります。要領の良い男性なら、一を伝えるだけで十を理解してくれますが、大抵の男性は1つずつわかりやすく説明しないと理解してくれないようです。たとえば、洗濯物を干しておいてもらいたい時に、「洗濯を干しておいて」とだけ伝えても、思った通りにはしてもらえないことが多いもの。実際に、「洗濯物は干してくれていたけど、雨が降ってきたのに取り込んでくれていなかった」というケースがあります。男性の言い分としては「干しておいてとは言われたけど、取り込んでとは言われていないから」だそう。こうした事態を避けるためには、「ここに洗濯を干して、雨が降ったらすぐに取り込んでおいてね。あと、洗濯物が乾いていたら、片付けてくれたら嬉しいな」と、面倒でも細かく伝えておくことが大切です。そのほか、「イライラしてぶつかるときもあるけど、本音じゃないからわかってね」と、あらかじめ伝えておけば、多少は衝突が防げるはずです。■3.夫婦で家事や育児の担当を決める産後クライシスで悩むママの多くは、夫が家事、育児に協力的ではないと思っているようです。まずは、少しずつでも夫に、家事へ協力する姿勢を持ってもらうことが、産後クライシスを防ぐポイントになるでしょう。まずは家事をやってもらうことからスタート。いつもやっている家事を1つずつ箇条書きにして、それぞれ夫と妻、どちらが担当するかを決めておくと、ママの負担や不満も解消されるはずです。初めての家事に戸惑う男性もいると思いますが、はじめから完璧を求めるのはNGです。。最初は、家事をすることに意義がある、ということをわかってもらうことが大切。「本当に助かる!」「パパがしてくれるから安心ね」などと褒め言葉を添えて、感謝の気持ちを伝えておきましょう。夫としても、妻がいつもこんな大変な思いをしているのかと理解するきっかけとなり、より一層労わってくれるようになるかもしれません。夫婦で互いに理解し、歩み寄ることで、産後クライシスを防いでください!
2014年11月27日出産後の便秘症状および痔の発症を軽減2014年11月13日、ヤクルト本社は、ヤクルト本社ヨーロッパ研究所(ベルギー)が、産後約6週間(産褥期)の女性を対象とした乳酸菌「ラクトバチルス カゼイ シロタ株」の試験を行ったところ、出産後の便秘症状と痔の発症を軽減したと発表。研究成果はBeneficial Microbesに2014年11月6日からオンライン版で公開されている。背景便秘は妊娠中と出産後に抱えることが多い症状の一つ。産褥期には、ホルモンバランスの変化や育児ストレスにより発症頻度が高くなる。便秘は痔の発症因子と悪化因子であることから、便秘症状の緩和は痔の予防に有効とされている。研究内容試験は自然分娩で出産したベルギー在住の女性40名を対象に行われ、無作為に20名ずつを「ラクトバチルス カゼイ シロタ株」飲用群とプラセボ飲用群に分けた。投与期間は産後5日目から6週間。排便状況、便秘症状、QOL(生活の質)と痔の発症を日誌あるいは質問症に記載。質問症は複数の設問があるPAC-SYMとPAC-QOLを用いた。症状と状態の程度に応じて5段階(0~4)で評価し、スコアが小さいほど症状が軽い、つまり状態が良いことを意味する。結果便秘症状、排便状況に関しては「ラクトバチルス カゼイ シロタ株」飲用群がプラセボ群に比べて有意にスコアが低下した。痔の発症に関しても、痔の症状を示した被験者は「ラクトバチルス カゼイ シロタ株」飲用群では軽減傾向が示された。ヤクルト本社中央研究所長は以下のようにコメントしている、「L.カゼイ・シロタ株による整腸効果は、これまで主に健常な人に対する臨床試験で明らかにされてきました。今回、女性の産後ケアにL.カゼイ・シロタ株が役立つ可能性が示されたことは大変意義あることです。」(プレスリリースより)(画像はニュースリリースより)【参考】・ヤクルトニュースリリース
2014年11月20日猫の中には、抱っこされるのが好きな子もいれば、嫌いな子もいます。しかし、「他の人には気持ちよさそうに抱かれているのに、私だとダメみたい…」なんてときには、あなたの抱っこが間違っているのかもしれません。猫が嫌いな抱っこを紹介します。■安定しない抱っこ猫を抱っこするときには、猫が安心できるスタイルで抱く必要があります。猫が嫌うのは、今にも落とされそうな不安定なスタイル。まるで高い高いをするかのような抱き方は、猫を不安にさせてしまいます。正しい抱き方は、猫のお尻をしっかりと抱える方法です。片方の手でお尻を支えたら、もう片方の手を前足の下に入れ、体勢を安定させます。こうすると猫の身体は、人間のお腹の上でくるんと丸まっているように見えます。大切なお腹を隠すこともできるので、猫は非常に安心できます。■独りよがりな抱っこ猫の性質を表現するときに、しばしば使われるのが「気まぐれ」という表現です。猫にとっては、人間とのコミュニケーションよりも自分のペースが大事であることも多いものです。猫を抱っこしたときに嫌がられないためには、まず「猫が抱っこされたいタイミング」を見極める必要があります。猫がリラックスし、構って欲しそうにしているときがチャンス。ひざの上に乗ってきてくれるなど、猫から寄ってきてくれるのを待ちましょう。「強引に抱っこしようとする」「出会ってすぐに抱っこしようとする」などは、もちろん論外です。■興奮して抱っこ基本的に猫は、大きな声が苦手です。人間に抱っこされているときも、それはもちろん変わりません。可愛い猫が自分の腕の中にすっぽりとおさまっているなんて、思わず「可愛い」と叫びたくなってしまうかもしれませんが、避けましょう。猫がビックリしてしまいます。「この人の抱っこは怖い」という「学習」をしてしまう可能性もあります。猫と接するときには、できるだけ落ち着いたトーンで優しく話しかけてあげてください。言葉がけをしながら、猫が喜ぶポイントを撫でてあげることで、猫の好きな抱っこを実践できますよ。抱っこで猫に嫌われないためには、まず正しい抱き方を身に付け、猫の気持ちを考え、落ち着いた気持ちで接することが重要だと言えそうです。抱っこが上手になれば、きっと猫との距離もぐんと縮められるはず。(画像提供元:うだま)
2014年10月14日出産の後も意外と体重って減らないよ、という経産婦さんの言葉を聞いたことはありませんか? 実際に私も、妊娠中に7kg増えた体重が産後すぐでは3kgしか減っていなくて、残り4kgは脂肪!? と驚愕しましたものです。とはいえ、産後は骨盤が緩んでいる時期なので体型を整える絶好のチャンスです。出産を機に、妊娠前よりもスタイルが良くなったという人もいます。私は、骨盤ケアと授乳効果で、産後1ヵ月で妊娠前より2kg痩せることができました。そこで今回は、自分でできる産後骨盤矯正についてお伝えします。■あなたの骨盤はどのくらいゆがんでいますか?まずは骨盤のゆがみ具合をチェックしてみましょう。仰向けに寝て両足を腰幅に開き、左右の骨盤の一番高いところに親指を、床に中指をつけて、高さを比べてみましょう。骨盤の左右で高さに差があれば、骨盤がゆがんでいるサインです。もっと簡単に見分ける方法として、靴底の減り方を見る方法もあります。靴底の内と外のすり減り方に違いがあれば、骨盤がゆがんでいるといえます。■お尻歩き体操私が産後行った骨盤矯正運動とは「お尻歩き体操」です。やり方は簡単。1.足を伸ばして床に座る2.腕を体の前で組んで、お尻を左右交互に動かしながら前に10歩、後ろに10歩移動を繰り返すというものです。進む時にはお尻が床から離れないように注意してくださいね。■骨盤ケアベルトを使ってみましょう骨盤は分娩台から降りる一歩目からゆがむといわれています。そのため、産後はすぐに「さらし」で骨盤を締めるのが効果的です。私も、産後2ヵ月間は24時間骨盤ベルトをするようにしていました。骨盤は正しい位置でしっかりと固定されると、ウエストの引き締めやO脚改善にも効果があります。ただし、つける位置を間違えると骨盤がゆがんだ状態で固定されてしまうので逆効果になることも。しっかりと着け方を確認し、「気持ちいい」「楽」と感じる場合は着用を続けてください。妊娠中についた脂肪は、水分を多く含んでいて落ちやすい脂肪だといわれています。しかし、産後6ヵ月を過ぎると、それも定着した脂肪になってしまいます。そうなる前に、しっかりと骨盤ケアをして、妊娠中についた脂肪を落としましょう。
2014年08月24日バースプランという言葉を聞いたことがありますか? バースプランとは出産時や産後の自分の希望や想いを紙に書いて産院に渡すものです。最近では病院の側からバースプランの紙の提出を求められることも多くなっています。多くは自由形式のため「バースプランを提出してくださいね」と産院で紙を渡されて、何を書いたらいいのかしら? と戸惑ったプレママもいると思います。そんなプレママのために、今回は後悔しないバースプランの書き方をご紹介します。■後悔しないバースプランのポイント5つ・どんなお産が可能なのかを産院に確認するまずは、通っている産院ではどのようなお産が可能なのか情報収集をしましょう。私の通った産院では、分娩室へのアロマの持ち込みやお灸、好きな音楽をかけられるなどができました。・NGポイントを明確に書く友人で「義両親が陣痛室にずっと居て気を使って辛かった。立会いは夫のみと言っておけばよかった」という人がいました。陣痛促進剤は使いたくないなどのNGポイントを必ず書いておくようにしましょう。・2人目以降の方は前回のお産のことも書く前回のお産の様子や感想を書いてみましょう。育児の忙しさで忘れていた「次のお産はこうしたい」という、前回の記憶を思い出すよいおさらいになりますよ。・書いておいて良よかったリクエスト私が一番書いておいて良かったリクエストは、「赤ちゃんのうぶ声をビデオ撮影したいので、主人に撮影のスイッチを入れるタイミングを教えてください」というものでした。主人も忘れずにビデオを回すことができてこれがよい記念になりました。他には出産後の写真撮影や、胎盤を見せてもらえばよかったというママの声は多いですね。・赤ちゃんをとりあげてくれる人への手紙のような想いで書くバースプランは自分の希望を思いつくままに書いてもいいのですが、せっかくであれば、一生に数回しかないお産を一緒に体験してくれる産院の人への手紙のようなつもりで書くと、医師や助産師にあなたの内面や性格を知ってもらえますよ。バースプランの書き方には正解も間違いもありません。そして後からのプランの変更も可能です。自分がどうしたらお産をリラックスして過ごせるか、自分らしく納得のできるものにするかを気軽に書いていきましょう。出産という特別な体験を、後悔のないようにしてくださいね。
2014年07月26日「長男はしっかりしていて頼もしい」そんなイメージを持っていませんか?実はそのイメージは、一昔前の子供の数が多かった頃の話。以前は、一家族の子供数が多かったため、長男がしっかりして面倒を見なければならなかったため、自然としっかりして頼もしい長男に育ったと考えられます。でも、今の時代多くて2人兄弟、一人っ子という家庭も多いほどです。今回、長男と付き合ったことのある女性へのインタビューで「最近では第一子となる長男は実は箱入り息子で難点アリ?!」と思うエピソードが集まったのでご紹介します。■1.母親が手塩にかけて育てる「長男と付き合った時ですが、自分のことが何もできなくて、まるでお母さんのような扱いを受けました。彼の実家に遊びに行った時にわかったのですが、お母さんが彼のことをすごく甘やかして育てたみたいで、弟の方がしっかりしているイメージを持ちました。」(22歳/学生)一人目だから育て方がわからないという親も多く、何から何まで気を使ってケアして育てられたのが最近の第一子。第二子以降に比べて多くの時間をかけて育てられているのも特徴のようで、第一子である長男は自分のこともできず、逆に第二子以降の子供の方がしっかりしているというパターンも多い様です。■2.母親だけでなく祖父母もついてくる「私の彼は長男で、親戚の中でも第一子だったので、跡継ぎとして周りからだいぶ甘やかされて育ったみたいです。打たれ弱くてこれから大丈夫かなと心配です・・・」(25歳/看護師)親戚の中でも第一子という場合は、両親にプラスして祖父母がついてきます。孫は子供以上に可愛いとはよく言ったものですが、これは、親には「しっかりと育てなければならない」という意識が働くのに対して、祖父母は単純に可愛がるだけで良いという意識が大きいため。そのため親が叱っても、祖父母から大切に守られるという構図が出来上がり、いつでも逃げ道があるためなかなか強く育たない様です。■3.願ったものは全て手に入る「以前長男と付き合っていた時、本当に我慢ができない人でした。自分のやりたいことはやるし、欲しいと思ったものは買う。だから貯金も全然なくて、将来を考えるのは無理だと思いました。」(21歳/学生)第一子は親にとって多くの時間をかけることができるというだけでなく、祖父母がいれば、財布は倍になることもあり、「喜ぶ顔がみたい」という気持ちから、おもちゃやお菓子など無制限にあげてしまうことも多い様です。愛情も物も、何不自由無く育てられているので、そのまま大人になった場合、欲しいものは何でも手に入ると思ってしまうところがあるようです。■4.周りがしてくれることを当たり前と思っている「手間暇かけて育てられた長男は、周りの人が彼のために何かをしてくれることを当たり前だと思っている所があります。彼の部屋に遊びに行った時に、掃除して料理をしたのに、当然という感じで『ありがとう』も言ってくれないことがあって、どれだけ甘やかされて育ったのかとびっくりしました。」(26歳/美容)甘やかされて育った長男は大人になってからも変わらず、自分のお世話は誰かがしてくれると思っている節があり、油断するとすぐに感謝の気持ちを忘れてしまう面もあるそうです。■おわりにもちろん長男が全てこんなタイプの方ばかりとは限りませんが、親戚中でも第一子として生まれた長男は注意が必要です。「世の中は育った環境ほど甘くない」というのを理解している長男であれば、安心して付き合えそうです。(栢原陽子/ハウコレ)
2014年07月14日「出産後はホルモン分泌量が変わってマタニティブルーになったり、イライラしたりするかも。だから今から謝っておきますね、ごめんなさい」と、私は妊娠中から夫にそう伝えていました。ところが出産してみると、マタニティブルー以前に想像以上の家事の量や育児の負担の変化、赤ちゃんの泣き声にも追われる24時間タイムトライアルのような家事へのストレスのオンパレードでした。「誰か助けて!」と爆発する寸前の絶妙なタイミングに限って、ソファでくつろぐ夫から「晩酌したいからおかず作ってくれない? あ、そっち終わってからで良いから」と追い討ちをかける声をかけられたり、寝かしつけで赤ちゃんがやっと寝そうな時に限って大きな声や音を立てられたり、電話がかかってきたりしてカチンと来ることがありました。そんな夫に思わず「今ムリ!」と叫んでしまったり「何でずっとテレビ観てるの?」など言葉が荒くなってしまうことがありました。それが何度か起きると、パパも夫婦間の関係が変わったように思えて寂しくなり、結果どうしたら良いかわからなくなるようです。このように、産後のママが夫に対してイライラや不満を募らせてしまい、夫婦間の関係をぎくしゃくさせてしまうことを「産後クライシス」と言うようです。しかし、それも無理もない話です。ママになると環境は激変するのですから。出産後は新しい命が自分の手に委ねられている責任感と緊張感、赤ちゃんのことが一瞬たりとも頭から離れず、自分のペースで物事を進められることはほとんどなくなります。「今は夫を寝かせておいてあげたい」「帰ってきても疲れているだろうから…」など気を遣って、ひとりで頑張り過ぎてしまいママも相当疲れています。こんな時は爆発してしまう前に「これならパパにお願いできそう」と思える『やって欲しい行動リスト』を作ってみましょう。例えば『洗濯をしてほしい』という項目があった場合、1、洗濯機のボタンを押す2、干す3、取り込むという細かい行動を書きだしたリストにして渡します。私の友達の話ですが、パパに「洗濯しておいて」と頼んで子どもを連れて出かけた日に雨が降り、「パパに頼んでおいたから大丈夫ね」と帰宅してみたら洗濯物がベランダでずぶ濡れになっていたそうです。パパに聞くと「取り込んでとまで言われなかったから思いつかなかったよ」と言われたという話もあります。そのため、リストに1つ1つ書くことが最初は面倒でも、お互いの行動を確認するためにも大切なステップになります。頼んだことの全てができなくてもパパはママの仕事量を見て「こんなに忙しかったのか」と知ることもでき、一緒に改善案を練ることもできますよね。これまで1人で頑張って来たママは良い意味で人に甘える、倒れる前に人に頼ることを学ぶことができるでしょう。そして一日のミッションが終わったあとにはお互いに「ありがとう!」と伝え、励まし合い、「今日もおつかれさま!」と時々発泡水で乾杯したりして家族のチーム力を高められると良いですね。『子育ては自分育て』とよく言いますが、『家族育て』でもあるのですから。
2014年06月25日20代後半になり、「友人に出産祝いを贈る機会が増えたなぁ」と感じている人も多いのでは? 好みを知っている友人への贈り物であれば選びやすいが、好きなものをよく知らない同僚へのプレゼントでは、何を贈ればいいのか悩んでしまうという人も多いのでは? そんなとき、定番の赤ちゃん用おもちゃなどを贈るのもありだが、他の人とかぶってしまう可能性も。そこで提案したいのが、「産後ダイエット」のお助けフードのプレゼント。職場復帰を考えているママの中には、出産前の体型で会社に戻りたいと考えている人も多いはず。育児中のママが気兼ねなく食べることができ、見た目もかわいいお勧めのダイエットフードを5つ紹介したい。■出産祝いに何をあげるか困ったときにオススメ!「産後ダイエット」のお助けフード5選飲む酢・デザートビネガー5種詰合せ(オークスハート) 税込5,400円お酢には、脂肪の燃焼やカロリーをため込む体質を改善する効果が期待できる。育児で忙しくても、ドリンクをお酢に置き換えるだけなら手軽。甘酸っぱくてフルーティなデザートビネガーなら、飲みやすいのもうれしい。「ざくろ」や「薔薇(ばら)」、「ブルーベリー&グレープフルーツ」、「ふじりんご」、「白葡萄」が入った5本セットは、女性へのギフトにぴったり。各地の『高島屋』、もしくは『高島屋オンラインストア』から購入できる。 >>続きを読む
2014年06月08日出産後、すぐに始まる朝晩関係ない授乳と常に気が張っている毎日。初めての出産では何を揃えておけばいいのか分からない、出産後では買いに行くこともできなくて困ることも多いはず。そこで今回はママ自身が揃えても、もらっても嬉しい“あって助かる産後の即戦力グッズ3つ”をお伝えします。■軽くて大容量のママバッグ軽くて丈夫で洗えるママバッグは産後ママには必需品。私が使っていたのは、ママバッグの代名詞としても有名なレスポートサック。この中でもRYAN BABY BAGはベビーカーにつけやすく、軽くて大容量で便利でした。オムツシートもついていて飲み物やオムツを入れておける場所もしっかりあります。■搾乳器産後すぐは母乳の分泌量が追いつかなかったり、赤ちゃんとリズムが合わなかったりして悩むお母さんが多いそうです。赤ちゃんが授乳中に眠ってしまった時はおっぱいが張ってシコリができ、乳腺炎の危険が迫ることもしばしば。そんな時は少しだけ搾乳をするとラクになりますが、特に母乳の分泌量が増えると言われる夜中は、眠気の極限状態の中、手で搾る作業はきつい時があります。そんな時に活躍するのが『搾乳器』。私が使っていたのはメデラの「ハーモニー」。この搾乳器は握るだけで簡単に搾ることができ、フタをして冷蔵庫に入れておけばママの不在時や緊急時に家族が温めて、乳首パーツを取り付けるだけでそのまま赤ちゃんにあげることができるのでとても便利でした。■授乳クッション産院にはたいてい置いてあるU字クッション。産まれたばかりの赤ちゃんを寝かせてあげると、手を添えるだけでちょうど良い高さで授乳することができます。あまりのラクさに退院した時にこれがないとどうしたら良いか困るほど。退院時に病院からもらえる場合もありますが、授乳する場所は寝室だけではなく、リビングや車の中であることも多いため、2つくらいあっても困りません。選ぶ時は“クッションの中綿がへたれにくい”ということが大切になります。もしへたれてきてしまったら中綿を補充するか、使っていないタオルを詰めたりすることでも代用できますが、重くなってしまうのが難点です。産後の数か月は必ず毎日使う物なので、使わなくなっても赤ちゃんを真ん中の凹みに座らせてあげたり、昼寝の時に使ったりと何かと便利です。
2014年05月28日赤ちゃんの愛らしいほほえみ、穏やかな寝顔。誰もが見ているだけで幸せな気持ちになります。でも、赤ちゃんの存在が女史の幸せを脅かすとしたら……?にわかには信じられないと思いますが、実は、子どもが生まれると、離婚のリスクが高まるというデータがあるんです。厚生労働省が全国のシングルマザーを対象に行った調査によると、離婚と子どもの年齢に大きな関係があるそうです。シングルマザーの3割近くは、下の子どもが0~2歳のときに離婚をしているのです。なぜ、結婚や家庭の幸せの象徴ともいえる赤ちゃんが、離婚につながってしまうのか?それは、出産後には夫婦の愛情が急激に冷え込んでしまうから。これを「産後クライシス」といいます。2年前にNHKの番組で取り上げられ、大反響を呼んだ言葉です。では、なぜ出産後に夫婦は冷めちゃうのでしょうか?子どもを授かった瞬間に母になる女変わらない男じつは、筆者も産後クライシスに直面したひとり。ごく普通に結婚して、子どもができて、ごく普通に子育てをして家庭ができると思っていました。でも、「普通」な家庭を作るのは、予想を遥かに上回る難しさでした。子どもが生まれると、その瞬間に女性の生活は劇的に変わります。ひと言でいうと、何もできなくなります。その生活の様子は、家庭によってかなり個人差が大きいと思いますが、筆者の経験や一般的にいわれている話だと、こんな感じです。授乳して、おむつを替えて、赤ちゃんを寝かしつけて、の延々繰り返し。泣いている赤ちゃんをやっとのことで寝かしつけても、ベッドに置くと泣いてしまうからと、1日中赤ちゃんを抱っこして過ごすこともしばしば。そうしているうちに、手首は腱鞘炎になり、指は曲がらなくなり、腰も痛くなり……と身体がボロボロになることもあります。赤ちゃんを抱っこしていると手が空かないので、友だちに「生まれたよ!」と報告したくても、メールすら自由にできない。赤ちゃんを片手に抱っこして、反対の手でスマホを見るのがやっとです。自分のご飯を食べる時間も、寝る時間もほとんどとれません。トイレにすら行けないこともよくあります。まさに「赤ちゃん一色」な生活は、体力的にも精神的にもけっこうタフです。24時間休みなしで育児をする妻。これに対して、夫は今までとほとんど変わらない生活を続けることができます。仕事もいつも通りできるし、残業もできる、飲み会も行こうと思えば行ける、帰ってきたら好きなテレビを見て好きな時間に寝られる。ここで、「産後クライシス」が始まるんです。「イクメンじゃない=産後クライシスになる」ではないちまたでイクメンといわれる男性たちは、自分の生活を「赤ちゃんモード」に変えることができます。子育てをしている妻を気遣ったり、労ったり、一緒に赤ちゃんグッズを買いに行ったり……。人によっては、残業も控えたり、飲みに行くのもやめたりして、夜はせっせと家に帰って子どもをお風呂に入れたり寝かしつけたりします。夫がこういった「赤ちゃんモード」になると、妻は心身ともにストレスが軽くなったり、夫への感謝や愛情を感じます。ところが、子どもができても夫がそれまでの生活を続けようとすると、赤ちゃんとの共存は難しくなります。それはすなわち、「赤ちゃんモード」な妻との共存も難しくなってしまうこと。赤ちゃんがすやすや眠っている深夜に帰宅して、赤ちゃんと寝不足な妻を起こしてしまう。かつては妻と楽しんでいた晩酌をすると、授乳中でお酒が飲めない妻の逆鱗にふれるなど、生活のささいなところに食い違いが生じてしまうからです。これが夫婦間の不和を生み、「産後クライシス」になるかもしれないのです。残念ながら、今の日本の社会では、男性が育児のために定時で仕事を終えるとか、飲みに行かないといったことはなかなか難しいものです。ですから、男性が育児をできない家庭もたくさんあります。「イクメンじゃない=産後クライシスになる」ではないと思います。問題なのは、そのときの夫の態度や、夫婦でのコミュニケーションです。子どもが生まれる前と同じ生活を、妻の前で堂々と続ける、育児で疲れている妻をいたわらない、赤ちゃんに興味を持たない、妻の話を聞かないといった態度が、妻のストレスになり、夫婦の愛情を冷めさせてしまうのです。「育児は乳母に任せます」みたいな特殊なケースを除き、ほとんどの女性は、出産をすれば自分の生活も仕事もさておいて、子どもにかかりっきりにならざるを得ません。「ならざるを得ない」とか考える以前に、とにかく目の前の赤ちゃんとの生活にまっしぐらです。女性には、授乳をするため、赤ちゃんとの肉体的なつながりがあります。また、ホルモンの働きによって、自然と赤ちゃんを愛しく思い、赤ちゃんと精神的なつながりを強く感じるようにできているといわれています。ですので、女性はわりとスムーズに(というか強制的に)「赤ちゃんモード」になります。その反面、男性は、女性と同じように赤ちゃんとつながることができません。赤ちゃんを授かったときや、生まれて赤ちゃんの顔を見たたときに、「ああ、自分は父親になったんだ」と頭で理解するところから始まります。しかも、夫は「絶対に自分がいなければ、赤ちゃんは生きていけない」という状況になりにくいので、必ずしも「赤ちゃんモード」にならなくても暮らせます。ですから、男性は構造的に「赤ちゃんモード」にはなりにくい、というハンデはあります。ただ、だからといって「赤ちゃんモード」をまったく取り入れずに自分の生活を続けようとするのは、やっぱり女性側としては不愉快ですよね?「産後クライシス」は、個々の夫婦によってその中身はさまざまです。でも、少なくとも「変わる女と変わらない男」の間に生じるギャップが、多くのカップルで不仲の原因になるのは間違いないでしょう。幸せになるための結婚や出産が、悲しい不幸を招かないように……。これから結婚・出産を考えている方、あなたの彼が「変わらない男」かどうか、今のうちに見極めておくことをオススメします。Photo by Pinterest
2014年04月12日出産後、夫婦仲が急激に冷え込む状態を指す言葉として、昨今メディアで取り沙汰されることが多くなった「産後クライシス」。医学的にこの現象を説明することはできるのだろうか。産婦人科医で性科学者の宋美玄医師に、医学的知見から解説してもらった。○産後に起きる急激なホルモンバランスの変化「産後の女性に起こる変化として、まずは出産直前は平常時の150倍ぐらい出ていたエストロゲンが一気に低下します。そうなると、更年期と同じようなメカニズムでうつ症状が出ることがあります。産後うつやマタニティブルーとも呼ばれるように、精神的に不安定になります」。また、産後の妻は夫婦生活に消極的……という話もよく聞くが、これも女性の体のメカニズムを知っていれば、致し方ないこととわかる。というのも、「授乳をしていると、プロラクチンというホルモンが分泌されます。これは性欲が減退するホルモンなのです」。妻の妊娠中は仕方がないと我慢していた夫側は、産後は「そろそろ……」という気持ちになるだろうが、妻はといえば、身体的な準備がまだできていないということだ。さらには、「何より授乳などで寝不足で、それどころじゃないですよね(笑)」。それを"クライシス"などといって煽ることで問題視しすぎてしまい、過度の不安に襲われてしまうことでさらなる支障をきたす……といった悪循環をうむ可能性すらある。産後に起きる夫婦関係の変化は、ある意味正常なことと捉えておくくらいがいいのかもしれない。○宋美玄(そん みひょん)医師産婦人科女医・性科学者1976年兵庫県神戸市生まれ。2001年大阪大学医学部医学科を卒業。同年医師免許取得、大阪大学産婦人科入局。2007年川崎医科大学講師就任、2009年イギリス・ロンドン大学病院の胎児超音波部門に留学。2010年には日本国内の病院にて産婦人科医として従事する傍ら、「女医が教える本当に気持ちいいセックス」を上梓。50万部突破の大ヒットとなる。2012年には第一子となる女児を出産。現在、フジテレビ「とくダネ!」火曜日レギュラーコメンテーターとしても出演中。
2014年03月24日35歳以上での出産である「高齢出産」。妊娠、分べん時においてリスクがあるとされているが、女性の高学歴化、晩婚化により、年々高齢出産の傾向にある。様々な覚悟をしながらも、実際に高齢出産に挑み、育児を続ける女性たちに、高齢出産ならではの苦労や感じることをたずねてみた。まずは実際に妊娠・分べん時にリスクを乗り越えたと答えた人の経験談から。「妊娠糖尿病になりかけたり、分べん時間が異常に長かったりと、高齢出産じゃなかったらこんなに苦労しなかったのかなと思った」(36歳会社員 0歳女児)。「2人目が39歳で高齢出産。28週で前期破水で入院し、34週での出産となった上に、陣痛中に逆子になるなどトラブルが続いた。産んだ後も身体が大変。1人目は何の問題もなかったので、明らかに年齢の差を感じた」(45歳パート 15歳女児・6歳男児)。一方、妊娠・分べん時は問題なく過ごせたものの、その後の育児では肉体的な困難を挙げる人がほとんどだった。「生後2カ月くらいの時に、抱っこによるけんしょう炎と腰痛に悩まされ、もっと若かったらこんなことで悩まなかったろうに……と思った」(39歳会社員 0歳男児)。「33歳と37歳で出産したが、男児のパワーについていくことに体力不足を感じたり、2人目の妊娠中はぜん息気味になり、1人目の時にはない衰えを感じた。年齢的にも体力的にも3人目はないと思った」(38歳主婦 5歳男児・1歳女児)。○日常生活でも感じる"年齢の差"やはり高齢での妊娠・出産は可能ではあっても、子育てには相応の体力が必要で、覚悟がいるようだ。また、日々の行動などで高齢出産を実感するという声もあった。「ベビーカーを乳母車と言ってしまうとき、年齢を感じる」(38歳会社員 1歳女児)。「自分自身は高齢出産ではなかったが、高齢出産の人はママ友に溶けこむのも大変そうだなと思うことがある。妙に距離を置かれて、"さん"付けで呼ばれていたり……」(37歳主婦 7歳・3歳男児)。確かに、子供が保育園や幼稚園、学校へ通って社会生活を送るようになると、保護者の年齢層の幅の広さに驚き、年齢を意識せざるを得ない機会が多くなる。高齢出産は無事に産んでからも闘い。その後も続く葛藤は年齢には関係ないものだが、子宝という恵みを噛みしめながら苦難を乗り切っていきたいものである。
2014年01月07日女性にとって、人生最大の大仕事ともいえる「出産」。人それぞれに苦労話があって、中には爆笑してしまうようなエピソードも。ここでは、出産経験者に聞いた面白話を紹介していく。○意味不明の自作曲が恥ずかしすぎる「私はアルコールに弱い体質。病室は赤ちゃんを守るために手に噴射して使うアルコールが充満。産後4日間完全徹夜だったのと、このアルコール効果でおかしくなってしまったようで、看護師さんが何を言っても大笑い。退院のときは、夫と義父がのっているタクシーの中で『乳首が黒い~黒乳首~♪』と訳のわからない歌を歌っていました」(44歳主婦 5歳女児)。妊娠してから乳首が黒ずんできたという女性は多く、珍しくはないけれど……。同乗していた男性がどんな気持ちでいたかを想像すると、なおさらおかしくなってくる。「女性は産後がもっとも美しいと聞いたことがあったのですが、産後に自分の顔を見たら、おばけかと思って軽く叫んでしまいました。これまでにみたこともないシワが目じりや眉間にできていて、砂かけ婆のような顔でした」(38歳会社員 9歳男児)。陣痛の痛みに必死に耐え、さらには分べん台でも顔をくしゃくしゃにしながらいきんで……。そんな苦難の連続の後、どうしたら最も美しい状態でいられるのか逆に聞きたい!!○「まだ産まないで!」帝王切開が決まっていた女性からは次のような回答が。「陣痛が10分から5分間隔になっていたのが9時。『手術室が12時にならないと空かないからお昼まで我慢ね』と、陣痛室で待機するはめに。しかし、陣痛がピークに達し、自然といきみたい感覚が。すると『我慢、我慢! まだいきんじゃダメ! 』と看護師さんに止められた」(40歳パート 9歳男児・7歳女児)。病院都合で出産時間をコントロールしようとしても、我慢できないものはできないのよっ!! と言いたくなる。結局この後、自然分娩で出産したそうな。おめでとうございます。○無痛分娩のはずが……「無痛の計画分娩のはずが帝王切開に。手術室に旦那は入れなくて、子供を取り上げた時に握りしめていたのは麻酔科のおじさん先生の手でした……」(34歳主婦 6か月男児)。「計画無痛分娩のはずが陣痛がなかなか進まず、麻酔用の管をさしたままスクワット。吸引・切開・お腹を押すなどでやっとの出産も、その瞬間に麻酔はきいていなくて"無痛"の意味なし。しかもスクワットのおかげで両足筋肉痛!!! 」(40歳フリーランス 6歳女児)無痛分娩ということで通常より費用が高額になるケースが多いが、そうまでして痛みを回避するはずが……という話は意外によく耳にする。これだけ医学が進歩していても、お産を完全にコントロールすることはできないのだ。
2013年10月24日年収はいいがタバコを吸う夫、やさしいけどゲーム好きの夫、子供っぽいけど自分のことを第一に考えてくれる夫……。いろんな夫がいるだろうが、さてあなたのダンナさんに点数をつけるとしたら何点? マイナビニュース既婚女性会員184名による夫への愛の通信簿、見ていこう。>>男性編も見るQ.夫に点数をつけるとしたら何点ですか?1位 80点~89点 27.5%2位 90点~99点 22.5%3位 100点 15.5%4位 70点~79点 13.0%5位 60点~69点 7.5%■80点~89点・「安心はするけど、もう少しときめきが欲しいと思うときもある」(27歳女性/食品・飲料/秘書・アシスタント職)・「ラーメン食べすぎ! 酒のみすぎ!」(30歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「テレビゲームばかりしてるので、そこをもう少し控えてほしいなぁ」(26歳女性/その他/事務系専門職)・「無職だが非喫煙者でギャンブルもしないから、職があれば100点」(28歳女性/小売店/販売職・サービス系)■90点~99点・「家事などを積極的に手伝ってくれるし、毎日食事などについて『おいしい』『ありがとう』と言ってくれるから」(26歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「文句言わず毎日働いてくれて、子供の面倒も良く見てくれるが、運動不足で太っている」(32歳女性/建設・土木/事務系専門職)・「まず第一にあたしのことが大好き!!(笑) ちょっと子供っぽくてすぐに感情が顔に出てしまうけど、でもとっても優しくて頼りがいのある旦那さんなので」(31歳女性/自動車関連/秘書・アシスタント職)■100点・「洗濯もするし、料理もするし、完璧だと思います」(29歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「主人以上に私に理解を示してくれる人はいないから」(26歳女性/その他/その他)・「年収が良い」(25歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)■70点~79点・「子供の面倒もよく見てくれるし、優しいが、飲み会の後の連絡をもっと入れてほしい」(33歳女性/その他/その他)・「夫としては100点だがパパとしては60点なので」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)・「タバコを吸うので減点」(28歳女性/金融・証券/営業職)・「合コン好き」(26歳女性/食品・飲料/技術職)■60点~69点・「家事は手伝ってくれるが、自主性が欲しいことや普段の生活の仕方に時々イラッとするから」(28歳女性/医療・福祉/専門職)・「単身赴任なのでなかなか帰ってこないし、お金の管理がケチくさいから」(30歳女性/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「性格があまりよくない」(30歳女性/通信/販売職・サービス系)■番外編: 平均点以下をつけた理由は……・「40点~49点: おデブで稼ぎが悪い、優しいとこもあるが……」(28歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「50点~59点: 家事育児には協力的だが、嘘やごまかしが多くて、更に姑の言いなりだから」(33歳女性/小売店/事務系専門職)・「50点~59点: 生活費をくれないから」(40歳女性/情報・IT/事務系専門職)■総評80点~99点までがちょうど半数の50%、60点以上が8割以上を占め、かなりの高得点が並んだ夫への採点。やさしくてステキなダンナ様に、世の既婚女性たちはだいたい満足しているようだ。全体を通して分かったのは、「家事の手伝い」が絶対的な加点ポイントであること。減点の理由も、一番多かったのは「家事に非協力的なこと」だった。回答を見ていくと、稼ぎが悪くても、金遣いが荒くても、だらしなくても、「とにかくほんのちょっとでも家事を手伝ってくれれば、少々のことには目をつぶるわ!!」という雰囲気が漂っている。世の男性が思っているよりはるかに、妻は家庭でのお手伝いを欲しているようだ。「自分への関心」や「真面目な仕事ぶり」も重要なよう。妻への愛情と感謝を忘れず、毎日家族のため仕事に精を出す……確かに妻にしてみれば理想的だ。減点ポイントとしては、タバコ、お酒、体型などを理由に挙げる人が多かった。「生活費を入れてくれない」「金銭感覚が違う」など、お金のことを挙げる人も多く、浪費のしすぎやケチすぎるのも減点ポイントとなってしまうようだ。中には「0点」をつけた辛口の妻も6人いた。「色々腹が立つ」「使えない」「ろくでもない」「全てが嫌い」と呪いのような言葉が並んでいて、もはや関係修復は不可能な域にまで達してしまった感がある。妻に愛想を尽かされてしまう前に、男性はゴミ捨てや風呂掃除などを手伝って、しっかりポイントを稼いでおこう。(文・アリウープ 中嶋絵里)調査時期: 2012年11月22日~2012年11月28日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 女性184名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月09日女優の黒木メイサ(24)が24日、都内で行われた映画『世界にひとつのプレイブック』プレミアイベントに出席。昨年9月に俳優・赤西仁(28)との間に第1子女児を出産して以来、初の公の場となった黒木は、タイトな黒ドレスにピンヒールで登場し、産後4ヶ月にもかかわらず抜群のプロポーションを披露した。【アップショット】ママになっても美貌変わらぬメイサ黒木は、今年のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた俳優のブラッドリー・クーパーに花束を渡し祝福。2011年に米People誌による“最もセクシーな男性”に選ばれたブラッドリーも、黒木を前に「お美しい!」と絶賛し、「今日はわざわざ来てくれてありがとうございました」と感激していた。同作について、黒木は「(ブラッドリー演じる)パッドが、とても不器用なんですけれど、一生懸命で。観ていてもどかしくもなるんですけれど、応援したくなる」とアピールした。
2013年01月24日近ごろでは、夫、パートナーが出産前のマタニティクラスに参加したり、出産に立ち会うことが当たり前のようになりつつありますが、パートナーには絶対立ち会ってもらったほうがいいのでしょうか?なんと最近では、帝王切開でさえ、立ち会うパートナーが増えているとのこと。でもパートナーによっては、そういった場面が苦手な人もいますよね。立ち会ってほしいと思う女性は多いようですが、立ち会いに不安を感じている夫やパートナーはどうしたらいいのでしょうか?専門家に聞いてみました。確かに、出産の経験を良いものにすると言う意見は多く聞かれます。ところが、出産に立ち会うパートナーが不安や心配を持っていると、それが妊婦にも影響することがわかったと、イギリスの研究により発表されています。出産への不安を増長させ、出産直後の痛みを増し、さらに出産後の回復も遅れるとか。出産を少しでも安定し、より良いものとするなら、妊婦の不安な気持ちを癒やし、安心感を高めることが優先されるでしょう。とはいえ、初めての出産だと女性の不安は想像以上ですよね。だからこそ、出産を怖がらず、その経験をよりよく感動的なものにするには、立ち会うパートナーの心構えも相当重要になります。もし、パートナーも不安を感じているようなら、妊婦本人にも不安を与える可能性も。その場合、立ち会いは遠慮していただいたほうが良さそう。最近では、立会人に友人などの女性を選ぶひともいるそうです。妊婦さんが安心して出産に望めるよう、しっかり気持ちのケアができる人。それが最良の立会人です。マタニティの勉強会では、立ち会う人の心構えや立ち会い方、さらには夫婦共にリラクゼーション法が学べる教室を設けているクリニックもあります。まずは夫婦共にそういう教室を受講してみてはいかがでしょうか。(ビューティ&ダイエット編集部)
2012年11月11日