いじめを避けて私立中高に入学した私ASD(自閉スペクトラム症)がある私は、公立小学校でひどいいじめを受けていました。兄が心配して両親に「義子は中学以降は私立に行かせてやってくれ、公立に進むともっとひどいいじめに遭うと思う」と頭を下げてくれたことから、中学受験をして中高一貫の私立の進学校に通うことになりました。進学校では好成績によってスクールカースト上位におっとりしたお嬢様の集まる女子校だったその学校では、スクールカーストはスポーツの得意さや言動のそつなさではなく、成績の良さで決まるところがありました。私はピタッといじめられなくなりました。「あの常に学年で3位以内の宇樹は私の友達なんだよ!」とほかの子に自慢する子や、いつも成績のいい◯組の宇樹ってどの子? と見にくる、他クラスの子もいるぐらいでした。コミュニケーションの面ではやはり浮いていたので、うっすら敬遠されて、同じグループの子たちが気づいたら休みの日にこっそり私抜きで遊びに行っていたとかはありましたが、それ以上のことはありませんでした。親や先生の期待×完璧主義・白黒志向で無理が加速仕方ないことなのですが、世間や周囲の大人の誰にも発達障害の知識がなかった30年前当時、両親には「学校の成績がいい = 有名大学に行って有名企業に入るか士業などに就いてエリートになる」といったイメージしかなかったようです。口でははっきり言わないものの、両親が私に「エリートになるに違いない」という期待を寄せているのはひしひしと伝わってきていました。また、父は幼稚園ぐらいの私に「世の中は戦場で、お前たちはそこで戦い抜いて生きていくんだ」と言って聞かせたり、小学校時代に学校に行きたくないと言ったら「いま学校に行かなくなったらお前の学歴は途絶えてしまう。そうするとお前は将来路頭に迷う。だから頑張って学校に行きつづけろ」と諭したりしました。ASD傾向のある幼い子どもだった私が、父の言ったこのようなことを鵜呑みにして恐怖し、「全力で努力しつづけて勝つ(良い大学に行くなどしてエリートになる)のでなければ生きていけない」と思い込んだのは自然なことです。私は本来の特性にもある完璧主義・白黒思考を加速させ、強迫的なまでに勉強に打ち込むようになりました。食べる寝る以外ほとんど勉強に捧げた青春と弊害中高時代は慢性的に過労状態でした。耳鳴りや口内炎、風邪がいつまでも治らないなどは日常茶飯事。いつも歩きながら眠り込んでしまいそうなほど眠くて、「思う存分眠れるなら思い残すことはない」と思うくらいでした。いま思えば学校まで片道で2時間近くかかる通学で毎日午前5時起きというだけでも体力的に無理がかかっていただろうに、高3になれば、午後4時ぐらいに学校が終わると予備校の始業に間に合わせるために文字通りダッシュして電車に飛び乗り、帰宅は午後11時近く。その後、午前0時過ぎまで復習をして、寝るのは午前1時半……。睡眠時間は慢性的に4時間前後でした。そして定期テストのときには徹夜に近いことをし、カフェイン飲料で心身に鞭を打っていました。自室を片づける気力体力が枯渇していて、部屋はいつも足の踏み場もないような状態。休日は夕方まで寝っぱなし、ニキビは顔じゅうに広がり、頭がクラクラしてくるほどの冷えのぼせに苦しめられ、毎度の生理痛はあまりの強さに時にはトイレで昏倒するほどになりました。部活を楽しむ余裕などもちろんなく、アルバイトや遊びで人間関係を楽しんだり学んだりする余裕もありませんでした(余裕もなかったし、「学生の本分は勉強だ」として父から禁止されていました)。幅広い経験を積んでたくさん勉強以外のことを学ぶべき時期に、あまりにも勉強、それも詰め込みの受験勉強ばかりに費やしてしまったこと、また、大事なこの時期にあまりに自分の身体を痛めつけてしまったことを、今深く悔いています。大学に入っての挫折、バーンアウトからのひきこもり傾向勉強も大学選びも自分の意志から出たものではなく、親の勧めや期待に盲目的に従うような形で300%ぐらいの無理を何年も続けていた私。親の言っていたとおりの有名私大に受かった時点で、すべてのモチベーションが吹き飛んでしまいました。バーンアウトです。入ったのは、有名作家を多数輩出している文学部でしたが、授業が始まってすぐに、「私はどうやら文学に興味がないらしい」と気づいてしまいました。ショックが大きすぎて、しばらくの間、頭が真っ白に……。高校までのように、「学校側が決めた時間割があって、何時から何時まできっちり授業に出なければいけない」といったような縛りがなくて自由なこと、どんな学生生活にするかを自分で選んで自発的に進めていかなければいけないことも、私の混乱に拍車をかけました。私はロクに大学の授業に出なくなりました。当時勃興期だったインターネットでチャットに没頭するなどして、だんだんに生活は昼夜逆転。昼間に出かけられなくなっていきました。この頃、悪いことに母の調子も悪くなります。私が出かけようとすると何かと妨害してきたり、私が日常の世話をしてやらねばならなくなったりしたことで、私はここから今の夫に出会って実家を出るまで10年間ほど、暗黒の準ひきこもり生活が始まることになってしまいました。ASDの私が今思うこと ーーまずは自立訓練、そして手に職が必要だった最近、ある自立訓練施設が「働き続けられる人間になるためには、スキルを身につける前に、心身の健康管理をして上手に日常生活を継続できるようにする『自立訓練』が必要」ということを発信しているのを見て、本当になるほどと思いました。誰もこのこと(世の中には生活の仕方について訓練が必要なタイプの人がいて、私がそのタイプだということ)を知らなかったのだから仕方ないのですが、私は子どもの頃から最近に至るまで、「私も当然、スキルを身につければ働けるようになるはずだ」と思って必死に勉強したり資格勉強したりしてきたのです。でも言われてみれば確かに、私に必要なのは、無理しすぎず適度に努力しつづけて結果的にものごとをやりとげることだったり、その前提としての無理しすぎないマインドセットだったり、そういうことだったのですね。また、やはり仕方がないことではありますが、「学校の成績がよい = 有名四年制大学に入るのがベスト」という、私の親世代の価値観も、結果的に私を苦しめてしまったなと思います。今となっては、私のようなタイプは、何か専門学校に通って「手に職」となるようなスキルや資格(特に、資格がなければその仕事に就けない「業務独占資格」)を身につけて早めに社会に出たほうがよかったのではとも思います。20代から30代は、定型発達の若者にとっても社会生活を送る上で大事な人生経験を積む時期。発達障害のある若者は人生経験から何か学んで自分のものにするのに時間がかかるので、この時期に何かしらの社会活動が継続できるようコンディションを保っておく(=ティーンのうちに本人にそぐわない無理をさせない)のが何より大事だと思います。私は自分に合う進路選択ができなかったため、この時期をひきこもってしまって学習機会を損失したり、立ち直るための治療に精一杯で過ごしてしまって充分なキャリアも積めなかったりしたので、次の世代の子どもたちにはもっと違った生き方をしてほしいと願っています。文/宇樹義子(監修・鈴木先生より)父親にもこだわりがあり、同じようなASD特性のある方だったのではないでしょうか。また、自分のやってきたことや、やってこれなかったことを、過剰に娘に押し付けて巻き込んだケースとお見受けしました。バイトや部活をして社会性を高めることも重要ですが、中には人間関係などでやめていく人も見られます。大学に入って自由が逆に混乱を招いたように、ASDの受け身型タイプの方は、人からやることを示されてその通りに行っていく方が楽なことも一方ではあるものなのです。中学高校の進学校で学んだことは決して無駄ではなく、将来に必ず役立つものと思います。プラス思考でやっていきましょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年01月19日筋肉を成長させたいのなら筋トレ記録を始めようスマートフォン向けアプリ事業を展開するBunnit Inc.は、筋トレ記録アプリ「バーンフィット」の利用者を対象として、1月から『タイムカプセルDE お年玉キャンペーン』をスタートした。「バーンフィット」は、スマートフォン向けの筋トレ記録アプリ。利用者がジムや自宅等で行ったトレーニングメニューを記録できる。そして、記録データや結果を通じて、運動する習慣を身につけられるようになる。トレーニングの計画、体系的な記録、データの分析、運動メニューの提案により、利用者は効率的なトレーニングが可能になる。2020年に同アプリをリリースして以来、累計で60万以上のダウンロード数を突破した。最大で1万円のお年玉をプレゼント応募方法は、「バーンフィット」アプリ内にある「2024年 お年玉キャンペーン」をタップ。2024年12月1日に開封する予定の「タイムカプセル」に筋トレ目標を書く。配布されたイメージを添付して、ハッシュタグ「#バーンフィット」「#お年玉キャンペーン」を入れて、X(旧Twitter)で投稿する。賞品は、応募者の中から抽選で現金をプレゼントする。1等「10,000円」が5名に、2等「5,000円」が8名に、3等「1,000円」が10名に当たる。当選発表は、2024年2月5日。賞品は「Pay Pal」で送金される。キャンペーンの応募期間は、2024年1月31日まで。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリースBunnit Inc.※バーンフィット筋トレ記録アプリ
2024年01月09日現代を代表する画家のひとり、デイヴィッド・ホックニーの日本では27年ぶりとなる大規模個展『デイヴィッド・ホックニー展』が7月15日(土) より東京都現代美術館でスタートした。11月5日(日) まで開催されている。1937年にイギリスで生まれたデイヴィッド・ホックニーは、ロンドンの王立芸術院在学中からその才能が注目されていたアーティスト。86歳の現在に至るまで60年以上、現代美術の第一線で活動を続けている。同展は彼の道のりを120点以上の作品で辿っていく、日本では実に27年ぶりとなる大規模個展だ。展覧会はラッパスイセンを描いた2点の作品から始まる。エッチングで制作された作品は1969年、iPadで描かれた作品は2020年、2点には約60年の時間差がある、この展覧会の象徴的な作品だ。左:《花瓶と花》1969年東京都現代美術館蔵右:《No.118、2020年3月16日 「春の到来 ノルマンディー 2020年」より》2020年作家蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockneyロンドンで活動していたホックニーは、20代でロサンゼルスへ移住。当時普及し始めたアクリル絵の具を用いた明るい画風で一躍トップアーティストへの座へと駆け上がった。ふたりの人物で画面を構成した「ダブル・ポートレート」は彼の代表的シリーズのひとつ。単なる肖像画の枠を超え、静謐な画面のなかに恋人や家族、親子などの二人が構築した関係性や信頼関係なども描き出すことを試みている。ほかにも、自画像を含めバラエティ豊かな人物の肖像画が展示されている。左:《両親》1977年テート蔵、右:《ジョージ・ローソンとウェイン・スリープ》1972〜75年テート蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney左:《クラーク夫妻とパーシー》1970〜71年テート蔵、右:《2022年6月25日、(額に入った)花を見る》2022年作家蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney手前:《自画像、2021年12月10日》2021年作家蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney1980年代に入ると、ホックニーはピカソとキュビスムに強い関心を寄せ、複数の視点で画面を構成する手法を試み始める。「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockneyまた、ホックニーは、同じ場所の写真を少しずつピントを合わせる位置を変えて何百枚も撮影し、大量の写真を用いたコラージュを制作することもあった。《スタジオにて、2017年12月》は、その延長線上とも考えられる作品で、室内を細かく撮影し、その画像を統合して制作したものだ。手前:《スタジオにて、2017年12月》2017年テート蔵 「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockneyホックニーは、近年になると戸外の風景も描くようになる。《ウォーター近郊の大きな木々またはポスト写真時代の戸外制作》はイギリスのヨークシャー地方の風景を描いたもの。また、《春の到来、イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年》は同じくヨークシャー地方を描いたもので、1枚の大型の油彩画と、iPad作品12点からなる大作。油彩であっても、iPadであってもその表現は揺らぐことのないことが見て取れる。《ウォーター近郊の大きな木々またはポスト写真時代の戸外制作》2007年 テート蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney《春の到来、イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年》2011年ポンピドゥー・センター蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney《春の到来、イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年》2011年ポンピドゥー・センター蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney展覧会は、全長90メートルにおよぶ超大作《ノルマンディーの12か月》でフィナーレを迎える。本作は、ホックニーが2019年に移住したフランス北西部、ノルマンディー地方の四季を、新型コロナウィルスによるロックダウンのなかで、iPadを駆使して描いた作品だ。観客は、その長い長い作品のまわりをぐるりと1周歩きながら、移ろいゆくノルマンディーの四季の風景に入り込むように鑑賞することができる。フランス最古にして全長70mに及ぶタペストリー《バイユーのタペストリー》にもインスパイアされているという。《ノルマンディーの12か月》(部分) 2020〜21年作家蔵 「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney《ノルマンディーの12か月》(部分) 2020〜21年作家蔵 「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney油絵や写真、版画、そしてiPadと手法を変えながらも、精力的に制作を続けているホックニー。彼の作品をまとめて見ることができる貴重な機会を見逃さないようにしよう。取材・文=浦島茂世<開催情報>『デイヴィッド・ホックニー展』2023年7月15日(土)~11月5日(日)、東京都現代美術館にて開催
2023年07月28日デイヴィッド・ホックニーは現代で最も魅力ある画家の一人。2018年のオークションで存命の画家としては史上最高額(現在は2位)で作品が落札された一方、86歳を迎えた今も精力的に作品を発表している。描く喜びと観る喜びが出合う、巨匠の挑戦を見届けて。「デイヴィッド・ホックニー展」は日本で開催される27年ぶりの大規模個展。“ホックニー・ブルー”と称されるプールやスプリンクラーをテーマにした作品や、友人たちを描いたポートレートなどの初期作から日本初公開の大型風景画までを網羅的に展示する。そしてホックニーの現在を知るなら2004年に故郷の英国・ヨークシャーに拠点を移して以来、描き続けている風景画に注目したい。今、なぜ風景画を?「ホックニーは自分の目で見たものを描く画家。目の前の世界をありのまま、どう絵画に置き換えられるかを考え続けてきたのです」と、本展を企画した東京都現代美術館・学芸員の楠本愛さん。ホックニーは従来の一点透視図法に限界を感じ、ピカソの自由な絵画、特にキュビスムにヒントを得て一枚の絵に複数の視点を持ち込む独自の遠近法を編み出している。こうした手法で世界の広がりを描き留めることに熱中しているようだ。例えば、〈春の到来 イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年〉は幅10mの油彩とiPadで描いた51点の絵を組み合わせたシリーズの作品。「春の風景に包み込まれる感じを体感できます。油彩画には風が吹き、若葉が舞っている様子が、とても美しく表現されています」ロックダウン中に現在住むフランス・ノルマンディーで描いた《ノルマンディーの12か月 2020‐2021年》は、春夏秋冬をテーマにした長さ90mに及ぶ絵だ。これを途切らせず一挙に展示することは一つの挑戦でもあったと楠本さん。「この作品を歩きながらじっと眺めていると、まるで絵巻物の中に入り込んで、ノルマンディーの庭を歩いているような感覚になります」ここにも長年絵巻物を研究したホックニーならではの描き方が。現代美術には多様な役割があるなか、ホックニーの絵は純粋に楽しむことができると楠本さん。絵を観る純粋な喜びを、ぜひ会場で味わって。《スプリンクラー》 1967年 東京都現代美術館©David Hockney《春の到来 イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年(5月31日 No.1)》 2011年 デイヴィッド・ホックニー財団©David Hockney《ノルマンディーの12か月 2020‐2021年》(部分) 2020‐21年 作家蔵©David Hockney《クラーク夫妻とパーシー》1970‐71年 テート©David Hockneyデイヴィッド・ホックニー1937年、英国生まれ。王立美術学校を卒業後、ロサンゼルスに移住。現在はノルマンディーを拠点に活動。2017年にはロンドン、パリ、NYで回顧展を開催。テート・ブリテンでは入場者数の記録を更新し、約50万人が来場。ノルマンディーにて2021年4月1日©David HockneyPhoto:Jean-Pierre Goncalves de Limaデイヴィッド・ホックニー展東京都現代美術館 企画展示室1F/3F東京都江東区三好4‐1‐1開催中~11月5日(日)10時~18時(7/21・28、8/4・11・18・25は~21時。入場は閉館の30分前まで)月曜(9/18、10/9は開館)、9/19、10/10休一般2300円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2023年7月26日号より。取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2023年07月23日2023年7月15日(土)より、東京都現代美術館では、『デイヴィッド・ホックニー展』が開催される。1930年代にはポップアート運動にも参加し、60年以上にわたって美術表現の可能性を追求してきた生ける伝説ホックニーの、日本では27年ぶりとなる大規模な個展だ。2010年代には、ロンドンやパリで個展を開催し、それぞれ約60万人以上の来場者を記録するなど、未だ世界的な人気を誇るデイヴィッド・ホックニー。1937年、イングランド北部のブラッドフォードに生まれた彼は、ロンドン王立美術学校に在学中に、イギリスのポップ・アートムーヴメントを牽引し、64年、ロサンゼルスに移住すると、南カリフォルニアの陽光ふれる情景を描いた絵画で人気を博した。その後もピカソのキュビスムや中国の画巻から生み出した「フォト・コラージュ」などを考案。2019年からはフランス北西部、ノルマンディーに住み、今もなお、日々に制作に励んでいる。そんな彼の初期から新作まで約120点を紹介する同展でとくに注目したいのは、今回が日本初公開となる幅10m、高さ3.5mもの油彩画《春の到来、イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート2011》(2011年)。ホックニーの故郷、イギリスのヨークシャー東部の自然を、2010年、発売と同時に購入したタブレット型端末iPadを使って描いた「春の到来」シリーズの中の1点で、豊かな色彩感覚により、芽吹きの季節をダイナミックにとらえた会心作だ。またコロナ禍、世界中が一時停止するなか、ノルマンディー地方の自然や季節のうつろいを真摯に見つめ続けた、全長90mの大作《ノルマンディーの12か月2020-2021年》や、世界初公開となる自画像なども見逃せない。現在86歳となった巨匠の作品から、測り知れない豊かなメッセージを受け取ることができるだろう。<開催情報>『デイヴィッド・ホックニー展』会期:2023年7月15日(土)~11月5日(日)会場:東京都現代美術館企画展示室 1F/3F時間:10:00~18:00、7・8月の金曜は21:00まで(入室は閉館の30分前まで)休館:月曜(7月17日、9月18日、10月9日は開館)、7月18日(火)、9月19日(火)、10月10日(火)料金:一般2,300円、大学・65歳以上1,600円、高中1,000円展覧会公式サイト:
2023年07月13日西川貴教がスペシャル・ゲストシンガーとして出演する『バーン・ザ・フロア BE BRAVE. TOGETHER.』の公開ゲネプロおよび取材会が、6月13日(水) に東京・日本青年館ホールで行われた。ブロードウェイをはじめ、世界30カ国以上で観客を魅了し、日本では過去10回の来日公演で約45万人を熱狂の渦に巻き込んできた『バーン・ザ・フロア』。ワルツやタンゴ、サンバなどをはじめ、ストリートダンスやコンテンポラリーダンスの要素まで、息つく間もなく繰り広げられるパワフルなステージはまさに“ダンスのフルコース”だ。そんなダンスエンタテインメント集団が、2020年の新型コロナウイルスによる公演中止という困難を乗り越え、セットも新たに新曲も盛り込むなど、さらなる進化を遂げて来日。“ロックとクラシックの融合”をテーマに、エキサイティングなステージで『バーン・ザ・フロア』の歴史に新たなる1ページを刻む。西川は初日公演に向けて「普段のステージでもダンサーと一緒にパフォーマンスすることはありますが、バーン・ザ・フロアでは今までに見たことがないジャンルのダンスも見せていただいて、それが日本で見られるのは大変貴重な機会だと感じています。客席もステージかのように、お客さんも含めてステージを作っていけたらいいなと思っているので一緒に盛り上げていただけると嬉しいです」とコメント。また、「バーン・ザ・フロアはダンス界のアベンジャーズのようで、いろんな世界からダンサーたちが集まっているのもあって言葉や文化を超えてハートでつながっているのがパフォーマンスにも表れています。みんなが一つになれることを証明できていると思うので、是非観に来ていただいて僕たちのパフォーマンスでメッセージを受け取っていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。『バーン・ザ・フロア BE BRAVE. TOGETHER.』は、本日6月14日(水) から18日(日) に日本青年館ホールで上演後、6月20日(火) から25日(日) に大阪・クールジャパンパーク大阪 WWホールで上演される。■西川貴教(スペシャル・ゲストシンガー) コメントまずはバーン・ザ・フロアカンパニーに参加ができ、何より求めていただけたことが嬉しく、光栄に思います。普段のステージでもダンサーと一緒にパフォーマンスすることはありますが、バーン・ザ・フロアでは今までに見たことがないジャンルのダンスも見せていただいて、それが日本で見られるのは大変貴重な機会だと感じています。客席もステージかのように、お客さんも含めてステージを作っていけたらいいなと思っているので一緒に盛り上げていただけると嬉しいです。バーン・ザ・フロアはダンス界のアベンジャーズのようで、いろんな世界からダンサーたちが集まっているのもあって言葉や文化を超えてハートでつながっているのがパフォーマンスにも表れています。みんなが一つになれることを証明できていると思うので、是非観に来ていただいて僕たちのパフォーマンスでメッセージを受け取っていただけたら嬉しいです。■増田隆(唯一の日本人ダンサー) コメント日本のツアーは初めてで、日本の方の前でパフォーマンスできることを楽しみにしていました。母や家族全員に見てもらえることが本当に嬉しいです。母は西川さんが大好きで僕もテレビでよく見ていたので西川さんと共演できることはとても光栄です。世界中のダンサーとのコラボレーションを日本の皆さんに届けられたらと思っています。お客さんからもエネルギーをもらって迫力のあるパフォーマンスを見せられるよう頑張りますので是非観に来ていただいてエネルギーをもらえたら嬉しいです。楽しみにしていてください。■ジョルジャ・フリーマン(プリンシパルダンサー) コメント5年ぶりに来日ができて、日本の皆さんの前でパフォーマンスできることを嬉しく思います。西川さんと共演ができることがとても光栄ですし、リュウもいるので本当の意味での日本だけのための特別なショーを作ることができたのでとても楽しみです。日本に戻ってこられないかもと思うこともありましたが、戻ってこられたのには必ず理由があると思っています。様々なダンスの経験を積んだ私たちのパフォーマンスを是非楽しんでいただけたら嬉しいです。■アルデュイーノ・バートンセロ(クリエイティブディレクター) コメント今回日本に来ることが出来て本当にうれしく思います。2016年、2018年はダンサーとして来日し、今回で三回目の来日となります。今回は今までと役割が少し異なりまして、クリエイティブディレクターとして振付を含めてステージのクリエイティブを担当しています。明日の初日のために時間をかけて一生懸命練習してきました。今回で日本での公演は11回目。決してこれで最後ということはありません。今回も最高でベストなショーを精一杯お届けします。こちらからも一生懸命エネルギーを出して頑張るので、ぜひお客様からもエネルギーをいただきたいです。一緒に良い時間を楽しみましょう!■ハーレー・メドカフ(創設者/プロデューサー) コメント23年前にプロデューサーと出会い、これまでに10度来日し200回以上の公演を日本で行ってきました。今回のタイトル『BE BRAVE.TOGETHER.』には勇気を持ってみんなで乗り越えていこうという想いも込めて名付けました。今は十分に準備が整って、あとは思いっきり飛び出していくだけです。ようやく日本に戻ってくることができて嬉しく思います。バーン・ザ・フロアを観に来れば、帰った後は必ず楽しかった思い出と、ロマンチックな余韻で頭も心も満ち溢れることをお約束します。是非お越しいただき感じていただきたいと思います。撮影:阿久津知宏<公演情報>『バーン・ザ・フロア BE BRAVE. TOGETHER.』出演:バーン・ザ・フロア・カンパニースペシャル・ゲストシンガー:西川貴教【東京公演】日程:6月14日(水) ~18日(日) 全8回会場:日本青年館ホールチケット料金:VIPシート(最前列席)50,000円(特典付き)、エキサイティングシート(前方席)20,000円(特典付き)、S席13,500円、A席9,500円、B席7,500円、U-25チケット5,500円※全席指定・税込・未就学児入場不可お問い合わせ:サンライズプロモーション東京TEL:0570-00-3337(平日12:00~15:00)【大阪公演】日程:6月20日(火) ~25日(日) 全9回会場:クールジャパンパーク大阪 WWホールチケット料金:エキサイティングシート(前方席)20,000円(特典付き)、S席13,500円U-25チケット5,500円※全席指定・税込・未就学児入場不可お問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~18:00 ※日祝休業)チケット情報はこちら:公式サイト:
2023年06月14日6月初旬、渋谷・キャットストリートに「チューダー ブティック 渋谷」をオープンしたスイスの時計ブランド、チューダー。国内6店目のブティックの誕生を祝し、チューダーのグローバルアンバサダーであるデイヴィッド・ベッカムが来日、オープン直後の新店舗を訪問しました。また、夜には渋谷のエネルギーとチューダーのインテンシティが出逢う空間で、ゲストたちと熱気が高まるひとときを過ごしました。Courtesy of TUDORCourtesy of TUDORCourtesy of TUDOR日本最大規模を誇る「チューダー ブティック 渋谷」には、2フロアにわたり国内で取り扱うすべてのチューダー ウォッチコレクションがゆったりと展示されています。店内の階段を上がったデイヴィッドを驚かせたのは、幅4メートルを超える大型LEDビジョン。ここにはブランドフィロソフィーである#BornToDare(挑戦者の精神)を体感できる映像が常時映し出されています。3連のフィックス窓からふんだんに採光される2階に設置された、バーカウンターを彷彿させる“ウォッチバー”では、カジュアルな会話を楽しみました。Courtesy of TUDORチューダーのアンバサダーとして初来日したデイヴィッド・ベッカムはその夜、渋谷ならではのナイトスポットでVIPゲストやセレブリティ、インフルエンサーたちに迎えられ、チューダーと共有する大胆なスピリットや腕時計愛について語り、人々とのコミュニケーションを堪能。ゴスペルにルーツを持つ女性シンガーや、視覚・音色のいずれにおいてもカラフルなDJによるパフォーマンス、そしてさまざまなバックグラウンドを持つゲストで彩られた時間が流れた会場の外壁には、チューダーを象徴する#BornToDareのタグラインが掲げられ、渋谷の中心地にチューダーの存在感が示されました。Courtesy of TUDORCourtesy of TUDORCourtesy of TUDORチューダー ブティック 渋谷 (TUDOR BOUTIQUE SHIBUYA)〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-17-20 1F/2F TEL 03-6419-3500営業時間 11:00~19:00 定休日 水曜日ブティックウェブサイト: of TUDORTUDOR IS #BORNTODAREチューダーが掲げる #BornToDareの精神。これはブランドの歴史と今日のチューダーの存在意義の双方を反映し、陸海空ときには氷上でチューダーの腕時計を身に着け、類まれなる偉業を成し遂げてきた挑戦者たちの物語そのものだ。 そこには極限の環境に耐え、挑戦し続ける人々のために腕時計を作った創立者ハンス・ウイスルドルフの想いが宿っている。それは今日に至るまで脈々と受け継がれる、チューダーの腕時計づくりにおける変革者としての証明といえる。チューダーの革新は常にスポットライトを浴び、#BornToDareの精神はなるべくして変革者となったアンバサダーたちにより体現され、デイヴィッド・ベッカムもその一人である。ABOUT TUDORチューダーは独自の価値とともに洗練されたスタイルと、確かな信頼性を約束する機械式時計を提供するスイスの時計ブランドである。チューダーの起源は1926年にまで遡り、この年ロレックスの創立者ハンス・ウイルスドルフの代理で、スイスの腕時計メーカーが「チューダー(The Tudor)」を初めて登録。その後1946年、ハンス・ウイルスドルフはロレックスの品質と信頼性を有し、先駆性を備えた腕時計を製造するために、モントル チューダーSAを設立、自身の名義で再登録した。チューダーの腕時計はその歴史において、最も果敢に活動する冒険家や熟練のプロフェッショナルたちに選ばれてきた。ブラックベイ、ペラゴス、ヘリテージ、レンジャーといった象徴的なモデルをラインアップし、2015年以来、多様な機能を搭載した機械式マニュファクチュールムーブメントモデルを世に送り出している。
2023年06月12日東京・大阪で5年ぶりの来日公演が行われる、カンテレ開局65周年記念『バーン・ザ・フロア BE BRAVE. TOGETHER.』。「バーン・ザ・フロア」 チケット情報日本公演に、スペシャル・ゲストシンガーとして西川貴教が出演する。抜群の歌唱力とパワフルなパフォーマンスで、ダンサーと共に圧巻のステージを披露。過去ダンサーに日本人がキャスティングされたケースはあるが、シンガーとして参加する日本人アーティストは初めて。溢れるエネルギーを、自身のヒット曲やQUEENの名曲にのせ、熱いパフォーマンスで会場を盛り上げる西川に期待してほしい。また、『バーン・ザ・フロア』特別番組の放映も決定している。公演の見どころや、今年の公演に期待したいことなど、ファンを公言する芸能人数名にインタビュー。さらに、西川貴教と海外から来日したダンサーが参加して行われた製作発表の様子や、披露された迫力のパフォーマンスもお届け!西川の本音に迫るインタビューも!!こちらもお見逃しなく。東京公演は6月14日(水)から18日(日)まで日本青年館ホールにて、大阪公演は6月20日(火)から25日(日)までCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて開催。チケットは発売中。《西川貴教歌唱楽曲》・Never say Never(西川貴教)・HIGH PRESSURE(西川貴教)・HOT LIMIT(西川貴教)・Bohemian Rhapsody(QUEEN)・We Will Rock You(QUEEN)ほか≪番組概要≫特別番組「バーン・ザ・フロア」(仮題)<関西テレビ>6月4日(日) 6:30~7:00<フジテレビ>6月9日(金) 27:55~28:25
2023年05月19日『バーン・ザ・フロア BE BRAVE. TOGETHER.』が、6月14日(水) から6月18日(日) に東京・日本青年館ホール、6月20日(火) から6月25日(日) に大阪・クールジャパンパーク大阪 WWホールで上演される。ブロードウェイをはじめ、世界30カ国以上で観客を魅了し、日本では過去10回の来日公演で約45万人を熱狂の渦に巻き込んできた『バーン・ザ・フロア』。ワルツやタンゴ、サンバなどをはじめ、ストリートダンスやコンテンポラリーダンスの要素まで、息つく間もなく繰り広げられるパワフルなステージはまさに“ダンスのフルコース”だ。そんなダンスエンタテインメント集団が、2020年の新型コロナウイルスによる公演中止という困難を乗り越え、セットも新たに新曲も盛り込むなど、さらなる進化を遂げて来日。“ロックとクラシックの融合”をテーマに、エキサイティングなステージで『バーン・ザ・フロア』の歴史に新たなる1ページを刻む。また今回の日本公演には、歌手・俳優として活躍している西川貴教がスペシャル・ゲストシンガーとして出演。過去ダンサーに日本人がキャスティングされたケースはあるが、シンガーとして参加する日本人アーティストは今回が初となる。チケットは3月18日(土) より一般発売がスタートする。■西川貴教 コメント2020年にスペシャル・ゲストシンガーとして参加予定だった『バーン・ザ・フロア』を、3年越しにやっと皆さんにお届けできること、非常に楽しみにしております!今回おこがましくもQUEENの名曲を歌わせていただけるということで、曲、そしてアーティストへのリスペクトを込めてしっかりとお届けしたいです。日本だけのオリジナルで、ここでしかないものをお届けしたいという思いで頑張っていきます。他では味わえないダンスの魅力を、この『バーン・ザ・フロア』では存分にお楽しみいただけると思っています。今までダンスに触れたことや興味がなかった方も思いきりやられてほしいですね。ご期待いただけると嬉しいです。会場でお待ちしております!<公演情報>『バーン・ザ・フロア BE BRAVE. TOGETHER.』出演:バーン・ザ・フロア・カンパニースペシャル・ゲストシンガー:西川貴教【東京公演】日程:6月14日(水) ~18日(日) 全8回会場:日本青年館ホールチケット料金:VIPシート(最前列席)50,000円(特典付き)、エキサイティングシート(前方席)20,000円(特典付き)、S席13,500円、A席9,500円、B席7,500円、U-25チケット5,500円※全席指定・税込・未就学児入場不可お問い合わせ:サンライズプロモーション東京TEL:0570-00-3337(平日12:00~15:00)【大阪公演】日程:6月20日(火) ~25日(日) 全9回会場:クールジャパンパーク大阪 WWホールチケット料金:エキサイティングシート(前方席)20,000円(特典付き)、S席13,500円U-25チケット5,500円※全席指定・税込・未就学児入場不可お問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~18:00 ※日祝休業)チケット情報はこちら:公式サイト:
2023年03月16日VANS(ヴァンズ)から、レイバーン(Raeburn)とのコラボレーションスニーカー、ウェアが登場。2022年11月18日(金)より、VANS ストア各店ほかにて発売される。VANS、ロンドン発の「レイバーン」とコラボ「レイバーン」はリメイクによって布の端切れや服地を手直し、革新的で機能的なプロダクトを生み出すイギリスのブランド。今回のVANSとのコラボレーションでは、そのユニークな理念や取り組みを反映したスニーカーとウェアを展開する。コラボレーションスニーカーのベースとなるのはVANSの「Sk8-Hi」。通称“HI-TOP”と呼ばれる定番スケートシューズから、新たな素材によってアップデートされた2カラーのモデルがラインナップする。高い機能性&快適な履き心地を実現した「Sk8-Hi」カモフラージュ柄の<レイバーン カモ>モデルはクリーンなデザインが魅力で、足首にはバックルが付属する。一方で<レイバーン ブラック>モデルは鮮やかなオレンジ色のロゴラベルと、ボディのオールブラックのコントラストが目を引く一足だ。インソールには植物由来の快適な履き心地を実現するオリジナルフットベッドを、アウトソールにはVANSが創業以来培ってきたグリップ力と耐久性を誇る「VR3Waffle」を採用。ラバー素材のトゥキャップと防水ゴアテックスコーティングは、どんなコンディションでも足をドライに保つ。オリジナルロゴあしらったウェアもまたアパレルでは、フロントにオリジナルのコラボレーションロゴを配したロングスリーブTシャツと半袖Tシャツの2種類をブラック、ホワイトの2カラーで揃える。【詳細】VANS×レイバーン コラボレーションアイテム発売日:2022年11月18日(金)販売店舗:VANS ストア、一部のVANS取扱店、ABCマート グランドステージ公式オンラインアイテム:・SK8-HI GTX VR3 16,500円(カラー:レイバーン ブラック、レイバーン カモ)・M RAEBURN LS TEE 6,050円(カラー:ブラック、ホワイト)・M RAEBURN SS TEE 4,950円(カラー:ブラック、ホワイト)【問い合わせ先】VANSジャパンTEL:03-3476-5624
2022年11月20日演劇ユニット「富山のはるか」による新作舞台『バーン・ザ・ハウス』が2022年11月17日(木)から東京・シアター・バビロンの流れのほとりにてで上演される。舞台は、とある地方の村。大槻ヨダカは母の葬儀を終え、障害を持った兄・アサトと今後について話し合っていた。すると、突然行方不明だった父・丈太郎が現れる。「この家は呪われている!」。丈太郎の言葉を発端に大槻家を怪奇現象が襲い始める。霊媒師、友人、父親、そして兄……。さまざまな人物を巻き込んでヨダカの物語は思いもよらぬ展開を迎える。ヨダカたちを襲う呪いの正体とは一体……。2014年に演劇ユニット「富山のはるか」を旗揚げした、演出家の松尾祐樹。これまで海外のアーティストらと積極的にコラボレーションを手掛けてきたが、コロナ禍になり、「改めてどういう作品を作るかを考えたときに、演劇の楽しさを詰め込んだ作品を作りたいと思いました」という。今回、ホラーというジャンルを選んだのは「お化け屋敷のように、目の前に役者がいて、照明や音響も含めた体験をすること。そこが演劇が素敵だなと思うところだから」といい、「簡単に手放すことのできない『家』という『縛り』を大袈裟にホラーに置き換えたらどうなるんだろう、と。それが最初の発想でした」。主人公のヨダカを演じるのは、緒形敦。自身、俳優一家に生まれ育ったというバックグラウンドを持ち、「俳優を始めたばかりの頃は、緒形という苗字をネガティブな『縛り』に感じていました。ただ、経験を重ねていく中で、ポジティブに捉えるようになって。この『縛り』はずっと続くし、向き合うほかないと思っています」と語る。演じるヨダカについては「共感できるシチュエーションが多くありました」といい、「長い目でみた時に、この作品が自分のターニングポイントになるように。役者としてはもちろん、人間としても成長できたら」と意気込んでいた。本作に出演する東迎昂史郎は、所属している劇団「ゴジゲン」以外からのオファーに「純粋に舞い上がりました」と笑顔。一方で、石垣島出身の東迎は「30歳を過ぎて、親のことや家のことの話題が増えたんです。この脚本を読んで、身につまされる思いになりました」といい、「舞台に出演している全員が存分に身体を動かしているエネルギッシュな舞台です。観終わった後に、きっと何か引っかかるものがあるのではないかなと思います」とPRした。公演は11月20日(日)まで。取材・文:五月女菜穂
2022年11月15日折坂悠太が、約1年ぶりとなる全国ツアー『折坂悠太ツアー2022「オープン・バーン」』を開催することを発表した。折坂は平成元年生まれのシンガーソングライターで、2018年にリリースされたアルバム『平成』がCDショップ大賞を受賞し、2019年にはドラマ『監察医 朝顔』の主題歌を2シーズン続けて担当。また、今年初の展覧会『薮 IN』をPARCO MUSEUM TOKYOにて開催し、展示にあわせて初の単著『薮 IN』も刊行した。今回のツアーは、10月17日(月) の宮城県仙台Rensaを皮切りに全国8都市のライブハウスで開催。ツアータイトルの「オープン・バーン」は、直訳すると「野焼き」を意味しており、これまでの歩みを糧に新たな表現へと向かう折坂の野心が感じられる。チケットは本日よりオフィシャルHP先行の受付がスタートしている。折坂は今後、『FUJI ROCK FESTIVAL‘22』のメインステージであるGREEN STAGEへの出演が決定しているほか、8月6日に公開予定の映画『ONE PIECE FILM RED』において、Adoが演じる主要キャラクター・ウタに楽曲を書き下ろすなど、ジャンルを超えて活躍の舞台を広げている。<ツアー情報>『折坂悠太ツアー2022「オープン・バーン」』■オフィシャルHP先行7月19日(火) 17:00~8月1日(月) 23:59受付はこちら:『折坂悠太ツアー2022「オープン・バーン」』ビジュアル10月17日(月) 宮城・仙台 RensaOPEN 18:00 / START 19:00スタンディング:5,800円(税込 / ドリンク代別)問:GIP 0570-01-9999月18日(火) 愛知・DIAMOND HALLOPEN 18:00 / START 19:00指定席 / スタンディング:5,800円(税込 / ドリンク代別)問:JAIL HOUSE 052-936-6041月20日(木) 大阪・なんば HatchOPEN 18:00 / START 19:001F 指定席・スタンディング / 2F 指定席:5,800円(税込 / ドリンク代別)問:SMASH WEST 06-6535-5569月21日(金) 岡山・YEBISU YA PROOPEN 18:00 / START 19:00スタンディング:5,800円(税込 / ドリンク代別)問:YUMEBANCHI(岡山)086-231-3531月23日(日) 広島・HIROSHIMA CLUB QUATTROOPEN 17:00 / START 18:00スタンディング:5,800円(税込 / ドリンク代別)問:YUMEBANCHI(広島)082-249-3571月24日(月) 福岡・DRUM LOGOSOPEN 18:00 / START 19:00スタンディング:5,800円(税込 / ドリンク代別)問:BEA 092-712-4221月26日(水) 北海道・PENNY LANE24OPEN 18:00 / START 19:00スタンディング:5,800円(税込 / ドリンク代別)問:WESS月1日(火) 東京・Zepp DiverCity TokyoOPEN 18:00 / START 19:001F 指定席・スタンディング / 2F 指定席・立ち見:5,800円(税込 / ドリンク代別)問:SMASH 03-3444-6751■チケット一般発売2022年8月13日(土) 10:00電子 / 紙チケット併用枚数制限:お一人様4枚まで全公演チケット購入時に同行者含め個人情報の入力が必要になります。小学生以上は有料。東京・名古屋・大阪公演:未就学児童は指定席が必要な場合は要チケット■プレイガイド最速先行8月2日(火) 10:00~8月7日(日) 23:59関連リンクOfficial HPスタッフ Twitter折坂悠太まとめ心理ツアーまとめ折坂悠太『心理』まとめ
2022年07月19日2021年5月28日に公開され、コロナ禍ながら音楽ドキュメンタリー映画として異例の興行収入1億円超えの大ヒットを記録、各映画媒体における2021年のランキングでもベストテン入りした『アメリカン・ユートピア』。この度、特別対談映像を追加した新たなバージョンでの再上映が緊急決定した。この特別対談映像は、配信公開となった米国にて2021年9月15日に行われた、一夜限りの映画館上映の際に披露されたもの。今回、日本では初上陸となる。特別対談映像は、デイヴィッド・バーン本人のメッセージから始まり、バーンとスパイク・リー監督の貴重な対談へと続く。本映画製作の経緯や、舞台演出について、撮影中の裏話など、和気藹々としつつも熱のあるレジェンド2人の対談が本編中の映像とともに収録された約14分間。2人の貴重な対談を観た上で、改めて本編を多角的に、より深く楽しめる映像となっている。『アメリカン・ユートピア』は3月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷・ホワイトシネクイントほか全国にて再上映。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・ユートピア 2022年3月4日よりTOHO シネマズ日比谷・ホワイトシネクイントほか全国にて再上映©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2022年02月15日「トーキングヘッズ」のデイヴィッド・バーンによる伝説のブロードウェイショーをスパイク・リー監督が映画化した『アメリカン・ユートピア』のセルブルーレイ/DVD、レンタルDVDが12月8日(水)にリリースされることが決定した。「トーキング・ヘッズ」のフロントマンでグラミー賞受賞のアーティスト、デイヴィッド・バーンと、『ブラック・クランズマン』でアカ デミー賞を受賞したスパイク・リー。同じ時代にニューヨークで活動を始めたふたりが、初めて手を組み、“最高のコンビ”として時代を映し出す数々の問題(BLM、ダイバーシティ、政治など)を背景に、デイヴィッドの発想とスパイクの視点が融合、その絶賛されたパフォーマンスを余すところなく映像作品として再現、コロナ禍の今でもしっかりと体感できるライヴエンターテイメントとして完成させた。ピーター・バラカン監修の日本語字幕により、デイヴィッドやその楽曲を知らなくても、十二分にパフォーマンスを楽しめる本作。一方、「トーキング・ヘッズ」時代を知る世代にとっては、レイトショーながら1億円を超える興収を上げた最高傑作『ストップ・メイキング・センス』の進化系としての新たな必携盤の登場した。全21曲、ロックスペクタクルな107分となる本作は、デイヴィッドと11人の選りすぐられたプロたちのパフォーマンスをさらに堪能するために音楽作品には欠かせないリニアPCM24bit音源も採用。また、日本盤では楽曲をさらに楽しめる英語歌詞字幕機能やアメリカ公演でのPLAYBILL(作品ごとに、ブロードウェイの劇場で手渡される冊子)複製版を封入、ボックス仕様など、海外盤にはない特典も追加される。『アメリカン・ユートピア』ブルーレイ/DVDは12月8日(水)より発売。『アメリカン・ユートピア』ブルーレイ/DVD【BD】6,600円(税抜6,000円)【DVD】5,500円(税抜5,000円)※DVD同日レンタル開始発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメントアメリカン・ユートピア【Blu-ray】 [ デイヴィッド・バーン ]楽天で購入※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がcinemacafe.netに還元されることがあります。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・ユートピア 2021年5月28日より全国にて公開©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2021年09月21日元「トーキング・ヘッズ」のフロントマン、デイヴィッド・バーンとスパイク・リー監督がタッグを組んだ映画『アメリカン・ユートピア』。「ぜひ爆音で見たい!」との観客からの熱い要望を受け、6月1日(火)より営業再開する渋谷シネクイントにて爆音上映が実施されることになった。本作は、2018年にデイヴィッド・バーンが発表したアルバムが原案。ワールドツアー後、19年秋からブロードウェイのショーとして再構成された舞台が始まり、スパイク・リーによって映画化した。爆音映画祭とは、通常の映画用の音響セッティングではなく、音楽ライヴ用の音響セッティングをフルに使い、大音響の中で映画を見て・聴く試み。その爆音によって視覚までもが変容して映画そのものも違って見え、大音響でなければ聞こえてこない幽かな音を聴くという、大胆かつ繊細な上映。また、「boid」樋口泰人氏の手によりスタートした爆音映画祭は、東京・吉祥寺バウスシアターからスタートし、いまでは日本全国で展開、認知されてきておりファンの年齢層も広がっている。特に音楽に特徴をもつ作品との親和性が高く、新たな映画の楽しみ方を提示し続けている。今回も「boid」樋口氏の音響調整による爆音上映となっている。また、デイヴィッド・バーンが率いた「トーキング・ヘッズ」の伝説のコンサートフィルム『STOP MAKING SENSE』の通常上映および爆音上映も改めて決定した。『アメリカン・ユートピア』はシネクイントほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・ユートピア 2021年5月28日より全国にて公開©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2021年06月01日元「トーキング・ヘッズ」のフロントマンで、グラミー賞受賞アーティスト、デイヴィッド・バーンとアカデミー賞受賞のスパイク・リー監督によるコラボレーションが実現した『アメリカン・ユートピア』。新公開日が5月28日に決定した本作から、「トーキング・ヘッズ」最大のヒット曲である「Burning Down The House」の演奏シーンが解禁された。映画の原案となったのは、2018年にデイヴィッド・バーンが発表したアルバム「アメリカン・ユートピア」。この作品のワールドツアー後、19年の秋からブロードウェイのショーとして再構成された舞台が始まり、その斬新な内容は大評判となった。映像化の可能性を考えたバーンはスパイク・リーに声をかけ、映画化がスタート。ドキュメンタリーでもなく記録映画でもない、新たなスタイルのライヴ映画が完成した。本映像に登場する「Burning Down The House」はグラミー賞にもノミネートされたトーキング・ヘッズ最大のヒット曲。1983年に発表された5作目のアルバム「Speaking In Tongues」に収録されている。イントロのギターリフが鳴った瞬間、客席からは待ってましたとばかりの歓声が湧き上がり、サビともなれば客席からも大きな歌声も。まさに彼らにとってのアンセムソング。この曲は、日本でもかつて岡村靖幸がトリビュートアルバム「ファイン・タイム ア・トリビュート・トゥ・ニュー・ウエイヴ」でカバーしたこともある。84年公開の映画『ストップ・メイキング・センス』でも演奏されているナンバーなので、その違いを見比べてみるのもいいかもしれない。『アメリカン・ユートピア』は5月28日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ・渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・ユートピア 2021年5月28日より全国にて公開©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2021年05月22日映画『アメリカン・ユートピア』がTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイント他にて近日公開。デイヴィッド・バーンのアルバム「アメリカン・ユートピア」が原案映画『アメリカン・ユートピア』の原案となったのは、元トーキング・ヘッズのフロントマンでグラミー賞受賞経験のあるデイヴィッド・バーンが2018年に発表したアルバム「アメリカン・ユートピア」。同作品のワールドツアー後、2019年秋からブロードウェイのショーとして再構成された舞台がスタートした。監督にスパイク・リーそんなブロードウェイ・ショーの映像化の可能性を考えたデイヴィッド・バーン自身が『ブラック・クランズマン』の監督 スパイク・リーに声を掛け、映画化が実現。バーンのライブ映画は、トーキング・ヘッズ時代にも『ストップ・メイキング・センス』が作られたが、今回は全く新しいスタイルのライブ映画が完成した。劇中のステージに現れるのは、様々な国籍を持つ11人のミュージシャン。アルバム「アメリカン・ユートピア」の収録曲やトーキング・ヘッズ時代の代表曲など全21曲を披露しながら、現代社会におけるあらゆる問題について問いかける。作品詳細『アメリカン・ユートピア』公開日:近日公開※2021年5月7日(金)~TOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイント他にて公開予定だったが延期。※一部劇場では公開日が異なる場合あり。監督:スパイク・リー製作:デイヴィッド・バーン、スパイク・リー出演ミュージシャン:デイヴィッド・バーン、ジャクリーン・アセヴェド、グスタヴォ・ディ・ダルヴァ、ダニエル・フリードマン、クリス・ジャルモ、ティム・ケイパー、テンダイ・クンバ、カール・マンスフィールド、マウロ・レフォスコ、ステファン・サンフアン、アンジー・スワン、ボビー・ウーテン・3世2020年/アメリカ/英語/カラー/ビスタ/5.1ch/107分/原題:DAVID BYRNE`S AMERICAN UTOPIA/字幕監修:ピーター・バラカンユニバーサル映画配給:パルコ宣伝:ミラクルヴォイス
2021年04月22日元「トーキング・ヘッズ」のフロントマンのデイヴィッド・バーンと『ブラック・クランズマン』のスパイク・リー監督がコラボレーションした映画『アメリカン・ユートピア』。この度、「トーキング・ヘッズ」の人気ナンバーでもある「Once In A Lifetime」の演奏シーンが解禁された。今回解禁された本編映像では、マリオネットのように踊るデイヴィッド・バーンのパフォーマンスで幕を開ける。イントロが流れると観客は湧き上がり、カメラはスポットライトを浴びながら語りかけるようなデイヴィッドの姿を映し出す。そしてサビに入ると11人のミュージシャンたちが合流し、1列に並んで迫力のパフォーマンスと美しいハーモニーを披露する。ステージの真上や後方からノリノリの観客の様子も映し出され、会場が一体となったグルーヴ感溢れる映像に仕上がっている。この「Once In A Lifetime」は、NMEが選ぶ「史上最高の曲500」で30位に選ばれた楽曲。1980年に発表されたブライアン・イーノがプロデュースした「トーキング・ヘッズ」の4thアルバム「リメイン・イン・ライト」に収録されている。このアルバムはローリング・ストーン誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」(2020年)で39位に選出され、日本でもマイ・フェイバリットに選ぶミュージシャンも多い。故・今野雄二氏が「原始と原子の火花散る出会い」と評したニューウェイブとアフリカンミュージックが融合した、時代を超えて愛される1枚だ。『アメリカン・ユートピア』は5月7日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ・渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・ユートピア 2021年5月7日よりTOHOシネマズ シャンテ・渋谷シネクイントほか全国にて公開©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2021年04月19日元「トーキング・ヘッズ」のフロントマンで、グラミー賞受賞アーティストのデイヴィッド・バーンと『ブラック・クランズマン』でオスカーを獲得したスパイク・リー監督がコラボレーションした映画『アメリカン・ユートピア』。この度、新たな場面写真とともに、2人の対談の模様が明らかになった。▼「互いに憧れの存在だった」1986年の出会いから2020年、初のコラボへHBO公式YouTubeチャンネルにて配信されたデイヴィッド・バーンとスパイク・リーの対談動画で、2人は出会いについて語っている。ともにニューヨークを拠点に活動してきたが、出会いについては「よく覚えていない」ものの、「互いに憧れの存在だった」という。スパイク監督は「初期のアルバムからのファン」だそうで、デイヴィッドにとっては「『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』が私にとって大きなインスピレーションになりました」という。それから数年後、デイヴィッドはスパイク監督の『ドゥ・ザ・ライト・シング』のプレミアに招待される。「これが『今』だ、と思いました。この映画はこの時代そのものだと。私たちは何度もすれ違っていますが、今回の『アメリカン・ユートピア』を映像化することを考えた時に、スパイクに連絡を取ることは決して突飛なことではなかったんです」と、80年代のニューヨークでの出会いから長い時間を経て、今回初のコラボレーションに至るまでを語った。一方、ブロードウェイの「アメリカン・ユートピア」の映像化を打診され、デイヴィッドに招かれてショーを見たスパイク監督は「ステージ上で脳みそを持つあなたをみて『なんだこれ!?』と思いましたよ(笑)」と言う。「そしてミュージシャンたちがステージに上がってくるのを見ました。振り付けがすごい!参加したいと思いました」と初見の衝撃を語っている。▼ライトを当てれば飛び出すミディアムグレーのスーツ――アメリカン・ユートピアのスタイルとは全員揃いのスーツに裸足という印象的なスタイルがこのショーの特徴だが、「私は照明デザイナーのところへ行き『スーツの色は何色にする?』と尋ねました」とデイヴィッドはふり返る。「すると『ミディアムグレー。照明を消せば消えてしまう。ライトを当てれば飛び出す色』ということで最終的には決まりました。それを見て、“このバンドにビジネスシューズは似合わないな”と思い、“よし、裸足になろう!”と言ったんです」。配線を廃した、“何もない”舞台セット。そうすることで人間の肉体がフォーカスされ、照明演出も相まって舞台芸術の極みへと誘う。「そういえば聞いていませんでした、『デイヴィッド・バーンのアメリカン・ユートピア』このタイトルの意味は?ユートピア、平和と愛。つまり魔法の世界」とスパイク監督が尋ねると、デイヴィッドは「そう。でも明らかに私たちはユートピアには住んでいません。しかし、私はこれを実現できるという証拠を示しているのです。スピーチする必要はない、ただ見てくれればいい」と応じている。▼インディペンデント映画の出現「それは私にとってとても刺激的なことでした」「あの頃はエネルギーに溢れていました。僕の2年先輩にジム・ジャームッシュがいて、NYUの映画学科で『ストレンジャー・ザン・パラダイス』を撮りました」とスパイク監督が語ると、「そう、ジムの映画。そしてあなたの『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』。大きな刺激を受けました。この人たちは何か新しいことをやっていて、更に自分たちの手でやっている。商業システムではなく『私は映画を作るつもりだ、そして私が思い描くようにやるつもりだ』と言ったのです。それは私にとってとても刺激的なことでした」とデイヴィッドが続ける。さらに、「NYUではジムが2年先輩、同じクラスにはアン・リーがいました。ジムが『ストレンジャー・ザン・パラダイス』をヒットさせたときには『これはいける』と思いました。彼がやったことは全て『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』でやりましたね。カンヌに行ったり、映画祭に参加したり。インディペンデント映画監督になるための基礎を築いてくれた」とスパイク監督。「わたしにとってニューヨークの素晴らしさとは、アーティストたちでした。でも今日、彼らはニューヨークに住む余裕がない」とも明かす。デイヴィッドもかつて300ドルの家賃の家に3人で住んでいたそうだ。「最初のアルバイトは東34丁目の映画館。この街に来たばかりでしたが気に入っていたし楽しかった。たまに映画を会社に届けることもありました。次の週の映画のフィルムを取りにいくんです。客はこれにお金を払っているが、わたしは給料をもらっている。そして給料をもらいながら、このニューヨークを見ることができる。ありがたかったですね」と、同時代に過ごしたニューヨークでの青春に思いを馳せていた。『アメリカン・ユートピア』は5月7日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ・渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・ユートピア 2021年5月7日よりTOHOシネマズ シャンテ・渋谷シネクイントほか全国にて公開©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2021年04月05日元「トーキング・ヘッズ」のフロントマンで、グラミー賞受賞アーティストのデイヴィッド・バーンと『ブラック・クランズマン』でオスカーを受賞したスパイク・リー監督のコラボレーションが実現した『DAVID BYRNE’S AMERICAN UTOPIA』が邦題『アメリカン・ユートピア』として5月7日(金)より劇場公開が決定。日本版ポスター、予告編、場面写真が解禁となった。アメリカン・ユートピアとは…?映画の原案となったのは、2018年にデイヴィッド・バーンが発表したアルバム「アメリカン・ユートピア」。この作品のワールドツアー後、2019年の秋からブロードウェイのショーとして再構成された舞台が始まり、その斬新な内容は大評判となった。映像化の可能性を考えたデイヴィッド・バーンはスパイク・リーに声をかけ、映画化がスタート。バーンのライヴ映画としては「トーキング・ヘッズ」時代に傑作『ストップ・メイキング・センス』(84・ジョナサン・デミ監督)が作られたが、バーンとスパイク・リーの幸福なコラボレーションにより、ドキュメンタリーでもなく記録映画でもない、新たなスタイルのライヴ映画が完成した。海外では早くも高い評価を得ていて、「ふたりの大物が組んだ見事なコラボ」(ヴァラエティ)、「このジャンルの最高傑作の1本」(インディワイアー)、「圧倒的な傑作」(ローリング・ストーン誌)など絶賛の声が寄せられ、ローリング・ストーン誌は20年度のベスト映画の第3位に選出している。魅惑のショー、その全容は冒頭、プラスティックの脳を持ったバーンが登場し、人間の脳の進化について語り始める。「人間の脳は成長と共に衰えていく」。そんな衝撃な研究結果について話を始めるバーン。今回のショーを通じて、彼は現代のさまざまな問題について問いかける。コミュニケーションの大切さ、選挙の重要性、人種問題......。混迷の時代を生きる現代人の意識をゆさぶる物語が語られていく。今回の舞台でバーンは意識的に何もない空間を選び、マイクやドラムセットもなくし、新たな仲間である11人のミュージシャンやダンサーと舞台の上を縦横無尽に動きまわる。パントマイムや前衛パフォーマンスの要素も取り入れた斬新な振り付けを担当したのは、過去にもバーンの舞台も手がけたアニー・B・パーソン。プロダクション・コンサルタントもバーン一家のアレックス・ティムバースが担当した。現代アメリカが熱狂!舞台から発信するメッセージ舞台に立った11人の仲間はさまざまな国籍を持っている。クライマックスでは「Black Lives Matter」を訴えるプロテスト・ソング、ジャネール・モネイの「Hell You Talmbout」を熱唱する。アルバム「アメリカン・ユートピア」からは5曲、「トーキング・ヘッズ」時代の代表曲から9曲が選ばれ、 計21曲が演奏される、大ベテランのバーンがパワフルに歌いながら踊る。スパイク・リーはもともと最高の音楽センスを持つ監督として知られ、『ブラック・クランズマン』では盟友プリンスの曲を効果的に使っていたが、今回は舞台の頭上からのショットや斜めからのアングルなども効果的に使い、視覚的な刺激にあふれた映像を作り上げた。撮影監督は『サマー・オブ・サム』でもリーと組んでいたエレン・クラスが担当している。今回解禁となるポスターでは、デイヴィッド・バーンを筆頭に11人のミュージシャンたち全員が登場。彼らはジェンダー、国籍あらゆる境界線を飛び越え、さながら理想郷(ユートピア)へと見るものを誘う使者のよう。いま、映画館でライヴを体験できる喜びコロナ禍でライヴを生で体験できる機会は激減する中、全21曲、スペクタクルな107分のノンストップなステージが展開される本作。本国アメリカでは「HBO」にて配信のみの公開となったが、日本では映画館での上映が叶った。渋谷系ミニシアター文化の出発点ともなった80年代伝説の音楽映画『ストップ・メイキング・センス』から 36年。かつて若者の代弁者だったバーンは若いミュージシャンからのリスペクトを受けながら、止まることなく進化を続ける。また、予告編ではその至福のステージングの一部を解禁。ステージからは一切の配線をなくし、自由自在な構成に。ミュージシャンたちは揃いのグレーのスーツと裸足というスタイルでショーを展開する。コンテンポラリーダンスやヨガのような動きも取り入れ、縦横無尽に動き回るバーンは当時67歳という年齢も感じさせないほどにパワフルで、時に可愛らしく、時に崇高にも見える。テンションが上がっていくドラム隊の音。伸びやかな歌声。熱狂が観客にも伝播し増幅していく幸福と感動のステージが70秒の中に詰め込まれている。「トーキング・ヘッズ」の名曲「Burning Down the House」や「Everybody’s Coming To My House」が予告編では取り入れられているが、先のトランプ政権下での分断されたアメリカ、そしてコロナ禍という時代を生きる私たちの胸にはまた違うものとして届くだろう。『アメリカン・ユートピア』は5月7日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ・渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・ユートピア 2021年5月7日よりTOHOシネマズ シャンテ・渋谷シネクイントほか全国にて公開©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2021年03月10日イソップ(Aēsop)から、レイバーン(Raeburn)とコラボレーションしたハンドケアポーチ「アドベンチャラー ロールアップ」が登場。2021年3月8日(月)より、イソップ直営店などで発売される予定だ。“くるくる巻ける”ポーチ付きハンドケアセットイソップと、クリストファー・レイバーンが手掛けるイギリスのファッションブランド・レイバーンのコラボレーションによる「アドベンチャラー ロールアップ」は、イソップのハンドケア製品3種と、リサイクルコットン80%使用のネイビーブルーポーチをセットにしたもの。ハンドケアアイテムは、イソップのアイコニックなハンドクリーム「レスレクション ハンドクリーム」と、ハンドジェル「リンスフリー ハンドウォッシュ」、新製品となるブランド初のハンドミスト「レスレクション エクスペディエント ハンドミスト」の3種類で、ポーチの中にある3つのポケットに収納することができる。ポーチをくるくると巻いて、便利に持ち運ぶことが可能だ。ブランド初のハンドミストなお、同日に単品でも発売される新製品の「レスレクション エクスペディエント ハンドミスト」は、シュッとスプレーするだけでうるおいをもたらしながら、手肌をリフレッシュしてくれるハンドミスト。「レスレクション ハンドクリーム」や「リンスフリー ハンドウォッシュ」と同様、ウッディ&シトラスの香りを楽しむことができる。【詳細】・アドベンチャラー ロールアップ 6,350円+税・レスクション エクスペディエント ハンドミスト 1,350円+税発売日:2021年3月8日(月)予定販売店舗:イソップ直営店、百貨店カウンター、小売店、オンライン【問い合わせ先】イソップ・ジャパンTEL:03-6271-5605
2021年02月13日映画『マッドマックス』シリーズで悪役を演じ存在感を放った、俳優のヒュー・キース・バーンさんが2020年12月2日に逝去したことが分かりました。73歳でした。ヒューさんは、世界的大ヒットを記録した2015年公開の映画『マッドマックス怒りのデス・ロード』で、悪役『イモータン・ジョー』を好演。強烈な見た目と、冷酷非情な中でもカリスマ性を感じるイモータンは、世界中で人気のキャラクターとなりました。映画界から悲しみの声相次ぐ1975年公開の映画『スカイ・ハイ』で共演した、監督の『ブライアン・トレンチャード・スミス』さんはヒューさんの訃報を受け、懐かしの写真とともにこのようにコメントしました。I am sad to report that our friend Hugh Keays-Byrne passed away in hospital yesterday. A former Royal Shakespeare...Brian Trenchard-Smithさんの投稿 2020年12月2日水曜日I am sad to report that our friend Hugh Keays-Byrne passed away in hospital yesterday. A former Royal Shakespeare...Brian Trenchard-Smithさんの投稿 2020年12月2日水曜日彼は46年間、立派な俳優であり続け、私と妻のよき友人でもありました。(中略)ヒューは寛大な心を持ち、助けが必要な人に手を差し伸べたり、ホームレスの若者たちに居場所を与えたりするような人でした。彼は世間で話題になるずっと前から、社会正義や環境問題について気にかけていました。「人類はひとつ」という考えのもとに生きた人生でした。彼が見せてくれた手本やその友情を、僕たちは恋しく思うことでしょう。Brian Trenchard-Smithーより引用(和訳)長年付き合いのあったトレンチャード・スミスさんは、ヒューさんの社会活動に精力的に取り組む姿をたたえ、彼を悼みました。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で共演した、女優の『シャーリーズ・セロン』さんも悲しみの胸中を明かしています。RIP Hugh Keays-Byrne It’s amazing you were able to play an evil warlord so well cause you were such a kind, beautiful soul. You will be deeply missed my friend. pic.twitter.com/kXDhNs5jEU — Charlize Theron (@CharlizeAfrica) December 2, 2020 ヒュー・キース・バーン、どうか安らかにお眠りください。親切で、美しい魂を持つあなたが邪悪な支配者を演じられたことが不思議でなりませんでした。友人よ、あなたがいなくなることがさびしくて仕方がありません。@CharlizeAfricaーより引用(和訳)作品で非道な悪役を演じつつも、普段は優しく気さくだったというヒューさんに魅了されたのはシャーリーズさんだけではありません。日本でも、ヒューさんを悼む声が続出しています。・悲しすぎる。作品も何度観たか分かりません。2019年に来日した時は、本当に嬉しかったです…。・まさに唯一無二の存在でした。もう見ることができないなんて信じられないです。・本当に残念でなりません。悪役のイモータン・ジョーはこの人以外には絶対にできない。それくらいのハマり役でした。これまで多くの人の心を動かし、感動を与えてきたヒューさん。俳優として、そして人としても世界中を魅了し続けたヒューさんの魂は、イモータン・ジョーのセリフにあるように「永遠に光り輝く」ことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年12月04日英国の画家デイヴィッド・ホックニー(81)の絵画が米国時間15日、ニューヨークのクリスティーズでオークションにかけられ、9030万ドル(約102億3135万円)で落札された。これは、存命中の画家の作品としては史上最高額だとUSA TODAYが報じている。ホックニーはプールを題材とした絵画を多く手がけている。今回クリスティーズに出品されたのはそのうちの一つで、1972年に描かれた「芸術家の肖像画 – プールと2人の人物 – [Portrait of an Artist (Pool With Two Figures)] 」というタイトルの作品。USA TODAYはクリスティーズの戦後・現代美術部門のチェアマンであるアレックス・ロッターが「人々がホックニーの絵に望む全ての要素が、この作品には存在しています」と9月にコメントし、推定落札価格を8000万ドル(約90億円)としていたことも報じている。
2018年11月16日BTS(防弾少年団)初のドキュメンタリー映画『バーン・ザ・ステージ:ザ ムービー(Burn the Stage : the Movie)』が、2018年11月15日(木)に公開される。国内外で人気を集めている韓国のボーイズグループ、BTS。メンバーは、RM、SUGA、JIN、J-HOPE、JIMIN、V、JUNG KOOKの7人。彼らは、2013年にデビューし、その翌年に日本デビューを果たした。その後ワールドワイドに活躍し、2018年5月には「LOVE YOURSELF 轉 ’Tear’」が、アメリカの週間アルバムチャート「ビルボード200」で初登場1位に。これは韓国人アーティスト史上初の快挙であり、さらにアジア圏のアーティストでも史上初のことだった。『バーン・ザ・ステージ:ザ ムービー』では、まさに今、世界中で人気を広めている「BTS」が約300日間、世界19都市、40公演で55万人を動員したワールドツアー「2017 BTSライブ3部作 エピソード3 THE WINGS TOUR」に密着。2018年3月にYouTubeで配信された全8回のシリーズ作品「BTS:Burn The Stage」で描かれなかったシーンで編集されており、スクリーンを通じてツアー中のメンバーたちを一番近い距離から見ることができる。なお、10月26日(金)より前売券(ムビチケ)が発売スタートとなる。【作品詳細】バーン・ザ・ステージ:ザ ムービー(Burn the Stage : the Movie)公開日:2018年11月15日(木) 3週間限定公開会場情報:監督:パク・ジュンスプロデューサー:ユン・ジウォン出演:BTS(RM、SUGA、JIN、J-HOPE、JIMIN、V、JUNG KOOK)制作:Big Hit Entertainment / CAMP Entertainment日本配給:東宝映像事業部©2018 BIG HIT ENTERTAINMENT Co.Ltd., ALL RIGHTS RESERVED.■前売券(ムビチケ)情報料金:2,000円(税込)当日料金:2,200円(税込)均一※各種割引券・招待券使用不可※映画館により特別シート等追加料金がかかる場合あり。
2018年10月25日ロエベ(LOEWE)より、アメリカ人アーティスト デイヴィッド・ヴォイナロビッチの作品をフィーチャーした限定版Tシャツが登場。2018年6月初旬より、カサ ロエベ 表参道店、ロエベ 銀座店、ドーバーストリートマーケット銀座店、ロエベ公式オンラインにて発売される。作家、映画制作者、活動家、芸術家…と、生前マルチな分野に身を投じたデイヴィッド・ヴォイナロビッチ。エイズと診断された後の彼の作品には、"エイズ危機"をテーマとした挑戦的なアートが描かれ、当時は多くの物議を醸し出した。今回展開されるTシャツに選ばれたデザインは、そんなデイヴィッド・ヴォイナロビッチが晩年に制作した4つの作品。モノトーンのグラフィックから、写真を取り入れたアートデザインまでが、高級コットンのクルーネックTシャツとそのパッケージにもプリントされる。なおTシャツの売上は、「ビジュアル・エイズ」に全額寄付される。【詳細】ロエベの限定チャリティTシャツ発売時期:2018年6月初旬取扱店舗:カサ ロエベ 表参道店、銀座店、ドーバーストリートマーケット銀座店、ロエベ公式オンラインショップ価格:14,455円(税込)※世界400枚限定販売【問い合わせ先】ロエベ ジャパン カスタマーサービスTEL:03-6215-6116
2018年06月04日世界で愛されるダンスエンタテインメント『バーン・ザ・フロア Joy of Dancing』が5月17日に開幕。それに先がけ第1部の公開リハーサルと囲み会見が行われ、会見には演出・振付を手掛けるピータ・ロビーと出演者のダンサー6名(グスタホ・ヴィグリオ、ヴィクトリア・マーティン、アルベルト・ファッシオ、ローレン・オークレイ、ジョルジョ・イオリ、ヤラスラヴァ・ソコロヴァ)、さらにスペシャルサポーターを務める紫吹淳、柴田英嗣(アンタッチャブル)、村上佳菜子、金光進陪が登壇した。【チケット情報はこちら】冒頭で、カンパニー創設者でプロデューサーのハーレー・メガドフが「今回のパフォーマンスはかつてない最高のものをご覧いただけるはずです。ダンスに言葉は必要ありません。“Joy of Dancing”ということで皆さんご一緒に素晴らしいパフォーマンスを楽しんでいただければ」と挨拶し、リハーサルがスタート。世界トップレベルのダンサーによるパフォーマンスは圧巻で、ワルツやタンゴ、サンバ、ルンバとノンストップで繰り広げられる“ダンスのフルコース”で、ありとあらゆるダンスの楽しさを堪能できる。特に今回は、プリンス『Kiss』やジェームス・ブラウン『I Feel Good』『Sex Machine』、マイケル・ジャクソン『Smooth Criminal』など、日本でも馴染みのあるヒット曲がたっぷり。それぞれの音楽に合わせた演出はもちろん、たった4人でさまざまなジャンルの音楽を奏でる生演奏や、迫力の生歌唱、華やかな衣裳の数々などにもぜひ注目してほしい。ダンスを知っていても知らなくても、誰もが楽しめるステージとなっている。ゲネプロ後に行われた囲み会見では、柴田が「今までも(稽古を見学して)感動していたのですが、今日のステージを観て驚いています。こんなにもすごいステージになるとは!」と大興奮。プロフィギュアスケーターとして活躍する村上は「小さい頃から『バーン・ザ・フロア』が大好きで観ていました。眼がふたつじゃ足りないって思うくらい観るところも楽しむところもたくさんあった」と語ると、紫吹も「いつ瞬きをしたらいいの、みたいな!気が付いたら口を開けたまま観ていました(笑)。ダンスに興味がない方にも観てほしい!」とコメント。金光はプロダンサーとして「ショー自体も素晴らしいのですが、生の演奏と生の歌で迫力が全然違いますね!」と絶賛した。演出・振付のピータが「カンパニー創設20周年、日本では10回目の特別な公演」と思い入れを語ったスペシャルな公演は、5月21日(月)まで東京・東急シアターオーブ、5月25日(金)から28日(月)まで大阪・フェスティバルホールにて上演中。東京公演は公演前日まで当日引換券を発売中。取材・文:中川實穗
2018年05月18日映画『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』が2018年3月上旬より、シアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』は、伝説的なピアニストでアカデミー賞受賞映画『シャイン』のモデルとなったデイヴィッド・ヘルフゴットと、彼を深く理解し、愛して寄り添う妻ギリアンの深い愛を描くドキュメンタリー作品となっている。デイヴィッドは、小さい頃から厳格な父からピアニストになるべく英才教育を受け神童と言われる天才的ピアニストとして讃えられていたが、精神病を患ったことをきっかけに、11年もの歳月をピアノから離れて過ごす。デイヴィッドのピアニストとしてのキャリアは終わったかと思われたが、妻となるギリアンとの出会いが人生の転機となる。ギリアンの助けや愛を得て、デイヴィッドはコンサートの舞台へのカムバックを成功させていく。ドイツ、シュトゥットガルト交響楽団のヨーロッパ・コンサートツアーで、彼は情熱的な演奏を披露し、観客に大きな感動をもたらした。『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』では、監督を務めたコジマ・ランゲが、デイヴィッドのシュトゥットガルト交響楽団とのヨーロッパ・コンサートツアーに密着。デイヴィッドの個性と感情に溢れた演奏の魅惑的な世界観を映し出すとともに、デイヴィッドの人間像や妻ギリアンの深い愛情を描き出す。【概要】天才ピアニストでアカデミー賞受賞作『シャイン』のモデルとなったデイヴィッド・ヘルフゴットは、幼少期より神童とうたわれ、その才能を発揮。数々のコンクールで入賞し、世界屈指の音楽大学、英国王立音楽大学に特待生として入学。音楽の殿堂ロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートを大成功させるも直後に精神病に陥る。ピアノなしで11年もの間を精神病院で過ごした彼のピアニストとしてのキャリアは終わったかと思われた。しかし音楽の力と、妻ギリアンの深い愛と助けにより、再び人生とコンサートのステージにカムバックを果たす。映画『デイヴィッドとギリアン響きあうふたり』は、そんな天性のピアニスト、デイヴィッドと彼を深く理解し、愛して寄り添う妻ギリアンの間の深い愛についての映画である。 【詳細】映画『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』公開時期:2018年3月上旬 シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー監督/脚本:コジマ・ランゲ撮影:ユトゥ・フロイント編集:インゲ・シュナイダー音楽:マグヌス・プフリューガー出演:デイヴィッド・ヘルフゴット、ギリアン・ヘルフゴット配給:ユナイテッドピープル©UteFreund
2018年01月14日デイヴィッド・シュリグリー「アーティスト」2012 アニメーション 2分24秒 / Courtesy: Artist and Stephen Friedman Gallery, Londonイギリス人現代美術家であるデイヴィッド・シュリグリー(David Shrigley)の日本初大規模個展「ルーズ・ユア・マインド―ようこそダークなせかいへ」が、10月14日から18年1月21日まで水戸芸術館 現代美術ギャラリーにて開催される。1968年イングランド北部マックルズフィールドに生まれたデイヴィッド・シュリグリー。イギリス人もしくはイギリス在住作家に贈られる名声高いターナー賞に2013年にノミネートされ、2016年にはイギリスで最も重要なパブリックアートの一つとされる「第4の台座」プロジェクト(ロンドン、トラファルガー広場)に、異様に長い親指を突き立てて「いいね」のしぐさを示す7メートルのブロンズ彫刻「リアリー・グッド」が選出されて話題となった。それらの作品は、ブラックユーモアを取り込んだアイロニーさがあり、中でも日々の生活を題材としたウィットに富んだドローイングが人気を博し、雑誌やTシャツ、バッジ、グリーディングカードなどの商品にも起用されている。「Lose Your Mind(ルーズ・ユア・マインド)」という、「気が狂う」などを意味する熟語の命令形で正気を失うよう促す挑発的なタイトルの同展では、人気の高いドローイングを圧倒的なボリュームで展示。加えて、思わず笑いがこぼれるようなアニメーションや、剥製の彫刻、芸術を揶揄するコンセプチュアルな作品などを目にすることができる。さらに、2016年秋からロンドンのファルガー広場にて展示され、話題を呼んでいるパブリックアート「リアリー・グッド」のバルーン版が制作され、世界に先駆けて初公開される。【展覧情報】「デイヴィッド・シュリグリー『ルーズ・ユア・マインド-ようこそダークなせかいへ』」会期:10月14日~18年1月21日会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8時間:9:30~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(18年1月8日は開館)、12月27日~18年1月3日、9日入場料:一般800円(600円)、中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添い1名無料※()内は前売、20名以上の団体料金
2017年09月24日エムシーエム(MCM)と英ファッションデザイナーのクリストファー・レイバーン(Christopher Raeburn)とのコラボレーションコレクションを、12月26日から17年1月10日まで伊勢丹新宿店メンズ館 2階 インターナショナルクリエイターズで先行販売する。同コレクションのキーワードとなったのは、「シーズンレス」、「サスティナブル」、「ユニセックス」、「マルチファンクショナル」、「モバイル」の5つ。MCMのアイコニックなビセトスと、レイバーンのシグネチャーである“リメイド”の美学が、トレンチコートやジャケット、パーカーなどのアイテムに落とし込まれた。その他、カスタマイズ可能なバッグ「3-in-1」や、MCMの代表的なバックパックがウエアと融合して登場する。また、すべての素材はブルーサイン(R)の規格をクリアしたものを採用。カラーは、バーバリアンフラッグからインスピレーションを得たダブグレイやクリスプブルー、レモンイエローなどが使用された。なお、同コレクションは伊勢丹新宿店メンズ館での世界先行発売後、17年2月16日より各直営店にて展開される。
2016年12月25日東京・八丁堀のアートギャラリー・プラグマタが11月15日まで、ジュリアン・デイヴィッド(JULIEN DAVID)の旗艦店(東京都渋谷区神宮前2-7-15)でポップアップインスタレーションを実施している。プラグマタのインスタレーションは、同店では2回目のこと。今回は漫画やアニメにインスピレーションを受け展示タイトルを「グラフィック・ストーリー」と題し、陶芸家の田中啓一と島田篤の陶芸作品を見せている。日常の生活で使われるものということを常に意識して作品制作を行っているという田中啓一の作品では、昔の民家や農家の壁に道具や民具がかかっている風景をイメージして制作された花器や、日々の食卓で使われることを考え使いやすさや料理を盛ったときの見栄えなどが意識された食器、15世紀から16世紀頃にヨーロッパで盛んだったファイアンスの柔らかく滑らかな質感を意識した白い釉薬の器などが展開される。
2016年10月23日