結婚直後から、何かにつけて義母にお小言を言われるようになっていた私。義母に気に入られようと奮闘していましたが、夫は義母の肩を持つばかり。そして極めつけに、夫は「新婚旅行はママも来るから」ととんでもないことを言い出したのです――。今日も、義母からお小言を言われてしまいました……。新婚の私は、嫁として至らないところも多いでしょう。しかし、義母は毎日のように私に電話でくどくどと言ってくるのです。正直、疲れてしまいました……。 ママは心配性夫に話しても、「母さんは心配性だからな~」と流されるだけ。さらに、最近では「今までの彼女の中でお前が一番だって母さんが認めてくれたから、結婚できたわけだし」と、なんだか不気味なことまで言うようになっていました。「母さんの手作り料理で育ってきたから、デパ地下のお惣菜はちょっと……」「共働きで家事は分担って言われても、俺はずっと実家暮らしで母さん任せだったから……」 義母だけでなく、ついには夫まで私の家事に口出しするように。家事を分担する約束で結婚したのに、話が違います。しかも、夫は義母と私を比べて、私の方がダメだと言うのです。もしかして、私の夫はマザコンだったの……? 新婚旅行はママも一緒♡2週間後――。 仕事から帰宅して夕食の準備をしていると、「今日は実家で食べるからいらない」と夫からメッセージが届きました。 仕事帰りに義母に頼まれたものを届けに行ったら、そのまま夕食を食べる流れになったそう。一人分の夕食ならレトルトでいいかな、と私がのんきなことを思っていると、夫からとんでもない発言が。 「あと、新婚旅行なんだけど、母さんがフランスにも行きたいって」 「え?どういうこと?」と返した私。なぜ義母が私たち夫婦の新婚旅行の行先を決めているのでしょうか? 「あれ?言ってなかった?母さんも一緒に新婚旅行についてくる予定なんだけど」 はぁ?聞いてない聞いてない聞いてない。 『新婚』旅行なのに、なんで義母がついてくることになっているのでしょうか。 「2人より3人の方が楽しいよ」「別にこれからいつでも2人では旅行できるじゃん」「英語が話せるお前がいるから、母さんも安心して海外に行けるわけだし」と、頓珍漢なメッセージを連投してくる夫。 理解できない……。 「今回は『新婚』旅行だから、お義母さんは遠慮してもらえないかな……」「お義母さんと一緒に旅行するのが嫌なわけじゃなくて、今回だけは夫婦2人だけで行きたいの……」と言うのがやっとでした。 すると、夫は意外にも「そっか、ごめんね」「母さんにはうまく言っておくから安心して」とすぐに私の頼みを聞いてくれたのでした。 ほっと胸をなでおろした私。 しかし、これだけでは終わらなかったのです……。 おかえりなさい、さようなら1カ月後、新婚旅行当日――。 昨日から家に帰って来ていない夫。出発の時刻も近づいているのに……。私が送ったメッセージも未読のまま。しびれを切らした私は、夫に電話をかけました。 「今日新婚旅行だよ?!どこ行ったの?」「悪いwそっちキャンセルして母さんと旅行してる」「親孝行だし許してよw」 開いた口が塞がらなくなってしまった私。夫は私との新婚旅行をキャンセルして、義母と2人でヨーロッパに行ってしまったのです。 「新婚旅行に2人で行きたい」という私の希望を夫から聞いた義母は激怒。「あの子とは別れなさい」とまで言ったそうです。「離婚させられないためにも、母さんのご機嫌取りしてくるからさ」と言った夫。 結婚してから3カ月。私はずっと義母のお小言に耐えてきました。しかし、夫の世界の中心はいつまでたっても義母。いい年こいて、まだ親離れできていないのです。 「海外だし、母さんから目が離せないから続きは帰国してからで」「母さんは世界に1人しかいないんだ、お前みたいに代わりはいないんだよ」と夫。私の中で、夫への愛情がスーッと冷めていきました。 1週間後――。 義母との旅行から帰宅した夫から、私に「ただいま」とメッセージが届きました。しかし、もう私はその家にはいません。 「今日まで有休取ってたよな?どこにいんの?」「腹減ったからごはん早く作ってほしいんだけど」「もしかして、まだ怒ってる感じ?」 反省していない様子の夫。私は「テーブルの上の離婚届見てないの?」とだけ返しました。すると、夫は「なんで離婚届!?」「俺、母さんと旅行しただけで離婚されるの!?」と慌て出しました。 もちろん、理由はそれだけではありませんが、新婚旅行が決め手となったのは事実です。私が義母に暴言を吐かれていても、隣でニコニコ笑顔を浮かべながらスルーする夫。いつも義母のご機嫌をうかがい、義母の言うとおりにしか行動できない夫。 私を大事にしてくれない夫なんて、もういらないのです。 「勝手に離婚したらママに怒られる!」と言い出した夫。やはり、マザコンだったようです……。交際中に見抜けなかった過去の自分にも、少しいらだってしまいました。 「ここまで妻のことをないがしろにしてもママと一緒にいたいんでしょ?」「妻の代わりはいくらでもいるって言ってたし、結婚したいなら他の人を当たってくれる?」「私はあんたのママみたいに、世界で1人だけの人にはなれないから」 その後――。 夫はごねたものの、意外にもスムーズに離婚は成立。義母が「あんな嫁はいらない」と言って、夫に離婚届のサインをさせたからです。どこまでいっても、元夫は母親の言いなりでした。 いろいろ思うところはありますが、過去と決別するためにも、これからは今まで以上に楽しい思い出を作っていくつもりです。いつか、今回の離婚を笑い話にできるように、前を向いてがんばって生きていこうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月04日私と夫は1年前に結婚。夫婦仲良く暮らしてきました。しかし、夫からは義母が私をよく思っていない話を聞いていて……。お義母さんから届く野菜や漬物も、私に対する嫌がらせだと言う夫。とても助かっているので、私はそんなふうに受け止めていなかったのですが……。 義母からの強い風当たり夫は最近ずっと帰りが遅く、それだけでも気持ちが落ちますが、義母からの風当たりが強くなっている気配がしていました。 義母は孫の誕生を楽しみにしているらしく、子どもができないのは私に何か原因があるのではないかと夫に尋ねたと言います。夫は私の代わりに義母を叱ってくれたと聞いており、味方になってくれたことにうれしく感じていました。 後日、私のところに義母からメッセージが。「お盆は帰ってこなくていい」とそっけなく言われ、夫のところには「私との関係を見直すよう」連絡があったと言います。私はここまでいろいろされる理由が思い当たらず、困惑していました。 お義母さんが私のことをそこまで気に入らないのであれば、私のほうから積極的に関わらないようすればいいのではと夫に提案すると、できれば仲良くしてほしかったと夫はぽつり。普段の夫と違う雰囲気を感じ、違和感を覚えました。 そしてこの日、夫は「ひとり冷静になって、いろいろ考えたい」と家に帰ってきませんでした。この人誰?数日後、私の携帯電話に心当たりのない人からメッセージが届きました。その人は自分が義母だと言い、今までの私の行動や主婦としての資質、性格などについてダメ出しをしてきたのです。そして、ついには……。「うちの息子と別れなさい」 離婚を命令。しかし私には、その言葉はまったく響きません。なにしろ……。「あんた誰?」「何言っているの?! あんたの姑でしょう!」「え? あんた誰!」 実はこのとき私のそばには義母がいて、一緒にメッセージのやり取りを見ていたのです。離婚させると息巻く相手に、私は同意しました。「離婚してあげますよ、あなた♪」そう、義母と名乗っていた人物は夫だったのです。 最近調べてわかったことなのですが、夫は私と義母が仲たがいするような情報を双方に流し続けていました。そして嫁姑問題を勃発させ、それを理由に離婚しようともくろんでいたとのこと。その理由は、浮気が本気になってしまったから。 ずるい人間にはならないで夫から私に関するいやな話を吹き込まれていた義母でしたが、思い切って私に歩み寄ってくれ、その結果何か変だと私たちは気づき、探偵を使って調べた結果、夫の不倫を突き止めることになったのです。 義母に叱られた夫は泣いて謝ってきましたが、許せるはずありません。すぐ離婚届に判を押してもらい、慰謝料もしっかりいただきました。夫はそれから地獄の日々を過ごしているようです。既婚者だとばれると不倫相手からは関係を解消され、会社には顧客との不適切な関係を知られ左遷。もちろん義母との親子関係も冷え込みました。 私はひとりになりましたが、今でも義母とは良好な関係を築いており、頼れる人生の先輩としてお付き合いさせていただいています。離婚することにはなりましたが、義母と出会えたことを考えると、あの結婚にも意味はあったのだなと思います。 義母になりきり、妻と別れようと画策した夫。あまりの姑息な手口に呆れてしまいますよね。義母が歩み寄ろうとしてくれたおかげで、判明した今回の夫の事実。第三者からの告げ口で右往左往するよりも、勇気を持って、一度きちんと自分の目で確かめることも大切ですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月04日「嫁は他人だから」「嫁は身内じゃない」とさんざん義母から言われてきた私。どうやら私が気に入らないようで、いつも私だけを仲間外れにするのです。親族の集まりに行ってもいびられるので、義実家との関係は疎遠になっていきました。しかし、数年経ってから、義母は「家族なんだから」と私たち夫婦にお金をせびってくるようになったのです……。結婚後、何かにつけて私のことをおとしめる発言を繰り返していた義母。親戚のお嫁さんたちと比べられ、見下されていました。私が大学を出ておらず、父子家庭で育ったことも、義母の暴言を助長させる一因だったようです。 嫁は赤の他人しかし、義母はあからさまに私のことを下げることはありませんでした。「悪いのはあなたじゃないのよ」と前置きして、「悪いのは嫁選びを間違えた息子」「息子の目が腐ってるだけなのよ」と言うのです。私が夫のことを悪く言わないでほしいと言うと、「息子の評価を下げたくないなら離婚でもすることね」と言われてしまうのでした。 呼ばれて親族の集まりに参加した時も、「他人のくせに図々しい」と義母から言われた私。義父は義母に同調していましたが、他の親戚のみなさんはあたたかく迎え入れてくれました。 私が親戚の方々に褒められたのも気に入らなかったのか、「今後親族の集まりには来ないで」「来月、息子の従妹の結婚式にも招待されてるだろうけど、空気を呼んで自分から欠席しなさいね」と言ってきた義母。これ以上義両親との関係を拗らせたくなかった私は、だまってうなずきました。そのまま、義両親とはだんだん疎遠になっていったのです。 華麗なる手のひら返し3年後――。 疎遠になったはずの義母から、突然電話がかかってきました。 「お父さんが働けなくなったことは聞いたでしょ?」「来月から20万の仕送りしなさいね」「え、私たち他人なのに…?」 私も夫から昨日聞いたばかりなのですが、義父は病気で退職せざるをえなくなったそう。毎日のように大酒を飲み、義母のしょっぱくて油っこい料理を食べ続けていたら無理もないな、と思ってしまいました。 「無理です」と仕送りを断ると、「私たちは家族でしょ!支えなさいよ!」と義母は怒鳴ってきました。「嫁は他人」と言って、先に私を仲間外れにしたのは義両親の方。今更家族などと言われても……。 挨拶もなく、いきなりお金の話を切り出してきた義母。突然お金をせびってくる他人に丁寧に接する必要はないでしょう。 「最初から他人任せにせず、自分で働いてみたらどうですか?」「図々しくて恥知らずなあなたたちにお金を貸してあげるほど、私はやさしくありません」 今までの鬱憤を晴らすかのように、一気に義母にまくしたてた私。すると義母は「もういいわ!息子に頼むから!」と言って電話を乱暴に切ったのです。 盛大なしっぺ返し30分後――。 「さっきはごめんなさいね……」「過去のことも謝るわ」「10万でもいいから仕送りしてくれない……?」と先ほどとはうってかわって、下手に出て電話をかけてきた義母。 きっと、夫からも断られたのでしょう。夫は私が義両親から他人扱いされていたことに、ものすごく腹を立てていましたから。 「実は借金もあって……」「家のローンも返し終わってないし……」「そろそろ私たちも介護のことを考えないといけないじゃない……?」と何かと理由をつけて、私たちに仕送りさせようとする義母。 家のローンならまだしも、義母の買い物でこしらえた借金まで面倒を見てあげるつもりはありません。そもそも、私は義両親にとっては他人なのですから。 「お願いだから見捨てないで……」 義母の悲痛な叫びにも、応えてあげる義理はありません。私が義両親を見捨てたわけではありません。先に義両親が私を他人として、切り捨てたのです。私と夫以外の身内に助けてもらえばいいんじゃないでしょうか? その後――。 夫は義母の態度に激怒。そのまま「縁を切る」と言って、夫と私は義両親とは絶縁しました。今は義実家からは遠く離れたところに引越して、夫婦2人で穏やかな生活を送っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月03日5歳になったばかり息子と夫を持つ妻。2人目を妊娠中で、夫も誕生を心待ちにしてくれていたのですが……。妊娠中体調があまり良くなかった私は、夫になるべく早く帰って来てほしいとお願いしていました。しかし口では早く帰ると言いながら、いつも帰りが遅くなる夫。子どもが生まれたら家事育児に協力すると言っていましたが、結局、ほぼワンオペ育児になっていたのです。夫と息子のお留守番私の体調を心配した夫は、病院に行くことを勧めてきました。それに従い、翌日私は病院に行ったのですが、なんと即日入院を言い渡されてしまったのです。家に置いてきた幼い息子が気になりましたが、安静を強いられていた私には何もできませんでした。 息子のお世話は夫にしてもらい、ときどき私の母も手伝いにきてくれるということに。ママがいなくてさびしいと思っている息子を元気づけるためにも、夫には子どもと一緒に大いに遊んでほしいと思い、週末に外で遊ぶことを提案。ただその週はあいにくの天気のようで、雷まで予想されていました。 実は息子は、大の雷ぎらい。雷鳴がとどろくと、怖くて1歩も動けなくなってしまうため、家で遊ぶのだろうと思っていました。雷雨の中…やはりその週末は雷雨でした。それもかなりの大雨。「どうしているかなぁ」と心配していると、実母から連絡が。いつもの口調とは違い、慎重に話し出した実母に、ただならぬ雰囲気を感じました。出産前にこんな話をするのもどうかと思うけれど……と前置きした母の口から出た言葉に、私は本当に驚きました。「離婚しなさい」 突然のことで、何が何だかわからないでいると……。「お母さん? 急にどうしたの?」「あんたの息子がびしょぬれでうちに来たのよ」「父親に追い出されたって」 衝撃的な話に、私は言葉を失いました。息子は大人の足で15分以上かかる道のりを、泣きながら走ってきたというのです。きらいな雷雨、しかも土砂降りの中を……。 実母が息子に話を聞いたところ、息子は夫に締め出され、鍵をかけられたと言ったそう。しかも女の人が来たから、そうされたとも言ったそうなのです。どんな理由があろうと5歳の孫をそんな目に遭わせたなんて絶対に許せないと、実母は憤っていました。 実母は夫を問い詰めるため、すぐさま私の家へ。そしてわが家に乗り込んだとき、夫は不倫の真っ最中だったそうです……。 1度でも罪は罪夫は私が2人目を妊娠すると、期間限定不倫を始めたと言います。後腐れなく付き合うはずでしたが、不倫相手の夫の同僚はそれを認めず、あのひどい天気の中別れたくないと家まで押しかけてきたそうです。そこで夫は息子に車の中で待っているよう言って、外に出したと……。5歳にそんなことがうまく伝わるわけもなく、車のドアは重くひとりでは開かなかったのでしょう。息子の気持ちを考えると、胸が締めつけられました。 不倫相手から母が聞いた話では、夫は仕事の後毎日のように彼女と会っていたそう。私が体調不良で早く帰ってきてほしいと頼んだときも、仕事だからごめんと何度も断ってきた夫。さらに彼女に見せてもらったメッセージアプリには、私への不満や子どもの面倒を見たくないという愚痴であふれていたと言います。 でも何より許せないのは、息子をあのような目に遭わせたこと。息子がパニックになって大泣きしていたとき、夫はお楽しみ中だった。そのことを考えると、もう腹が立って腹が立って……腸が煮えくり返ると言っても過言ではありませんでした。 最悪、あのとき息子が事故に遭う可能性もありました。事の重大さがわからない夫は、親として失格だと思い、私は離婚を選択しました。 別れたくないとごねた夫ですが、状況は私のほうが圧倒的に有利で、あっという間に離婚は成立。両家の父母たちも、もちろん私の味方をしてくれました。 夫は不倫相手に関係を暴露され、会社に居場所を失くし、地方へ転勤することになったそうです。シングルマザーになった私は今、おさない子どもたちを抱え大変な毎日を過ごしていますが、周りの人たちに支えられ、何とか頑張れています。きっとこれからもつらいことがあるでしょうけれど、子どもたちからパワーをもらい、乗り切ろうと思います。 1度でも、期間限定でも、不倫は不倫。夫の怠惰な考えが、息子に危険な目を合わせたかもしれないと考えると、恐ろしいですよね。大切な家族のことを第一に思いながら毎日を過ごしたいものですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月03日自分で言うのも恥ずかしいですが、ラブラブだった私たち夫婦。しかし、娘が産まれてからは関係がギクシャク……。私は娘を出産したばかりで、家事や育児に追い詰められていました。お互いに鬱憤が溜まりつつあったある晩、夫は「娘の泣き声がうるさい」と家を出て行ってしまったのです――。娘が産まれて、1週間だけ育休を取ってくれた夫。しかし、夫は育休が明けると家事も育児も一切してくれなくなりました。 夫のイライラ初めての育児にくわえて、娘はなかなか寝ない子で……、私は心身ともに疲れて果てていました。夫は娘の夜泣きにイライラしており、「娘の夜泣きのせいで寝不足だ」「会社でミスしたらお前らのせいだからな」と私を責め立てるように。 妊娠した時はあんなに喜んでいてくれたのに……。思わず、「娘のこと、かわいくないの……?」と尋ねた私。すると、夫は「かわいいけど、今は余裕がないんだよ」「仕事が落ち着いたら育児も家事もするから」と返してきました。 「2人が暮らしていけるのは、俺が会社で働いているからだろ?」「仕事をして、家に帰って来ても眠れなくて……。それがどれだけつらいことかわからないのか?」と言われ、私はただ「ごめんなさい……」と謝るしかないのでした。 夫の家出1カ月後――。 相変わらず、夜泣きを続ける娘。私も手を尽くしているのですが、なかなか泣き止んでくれないのです。そして、夫のイライラも頂点に。 「こんな深夜にどこ行くの……?」とおそるおそる尋ねると、「ガキの声がうるさくて眠れないんだ!静かな場所で寝る」「あいつ泣きすぎだろ、お前の育て方間違ってるんじゃねぇの?」と夫。 初めての育児で、手探り状態でがんばってるのに……。家ではスマホゲームに夢中で、娘をあやしてもくれない夫に、何がわかるのでしょうか。 「しばらく家には帰らないから」という夫の言葉に、私は口をあんぐり。「とにかく早くガキがおとなしくなるようにしつけておけよ」「ちゃんと管理できるようになるまで俺は帰らないからな」と言い捨てて、夫は本当に出て行ってしまいました。 どこ行ってたの?3カ月後――。 家賃は払ってくれるものの、夫はまったく家に帰ってきませんでした。私は覚悟を決めて、「話があるから、近いうちに会えない?」と夫にメッセージを送りました。すると……。 「ガキの夜泣き少しはマシになったか?」「そろそろ帰ってやってもいいぞ」「どこに帰るの?」「あんたの帰る場所なんてないけど」 今まで夫の機嫌を取り、なんとか家事や育児を手伝ってもらおうとしていた私。しかし、もう諦めました。 「離婚しましょう」と切り出すと、「お前が1人で子どもを育てられるわけないだろ!」「子どもが成人するまでいくらかかると思ってるんだ?」と嘲笑ってきた夫。しかし、私は資格保有者で、職にあぶれる心配はないのです。 「仕事は目星をつけてるし、養育費ももらう」「あと、慰謝料ももらうからね」と告げると、夫は「何の慰謝料だよ!?」と返してきました。 調べはすでについているのです。夫は「知り合いの家を転々としている」と言っていましたが、それは真っ赤な嘘。娘の泣き声がうるさいというのは口実で、本当は不倫相手の家に行きたいだけだったのです。 興信所の調査によると、最近夫と不倫相手はうまくいっていないそう。だから、夫は「そろそろ帰ってやってもいい」という思考に至ったのでしょう。 私に家事も育児も押し付けて、不倫をしていた夫。私の育児を否定して、勝手に家出して不倫相手のところに転がり込んでいた夫。そんな男とまた一緒に暮らしたいなんて思えません。 「自分の娘を『ガキ』呼ばわりするような父親なんていりません」「今まで通り自分勝手に生きてください」 その後――。 離婚を拒否し続ける夫を説得するために、私は両親と義両親を呼んで話し合いの場を設けました。事の次第を話すと、満場一致で離婚が決定。夫は泣きながら離婚届にサインしていました。 私は娘とともに実家に帰り、両親のサポートを受けながら娘を育てています。娘が1歳になったら、社会復帰する予定です。まだまだ母親としては未熟ですが、かわいい娘のために精一杯がんばっていこうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月02日私はパートをしながら、家事に5歳の娘の育児に大忙し。夫は何事にも非協力的で、まったく頼りになりませんでした。夫に子どもの世話を頼んでも、見ているのは携帯電話の画面ばかり。娘の様子もまったく見てくれていませんでした。 子守りを任せてみたけれど…近々、友だちの結婚式に出席する予定だった私。その日は、夫に子守りをお願いしようと思っていました。夫に相談すると、嫌々ながらも何とか引き受けてくれ、一安心。娘は新しくできた公園に連れていってもらえると聞いて、大喜びでした。 結婚式当日、私は出先から夫に連絡。どこにいるのか、尋ねてみました。「子どもは元気で良いな。 今も走り回っているよ」と夫からはのんきな返事。「うちの子は今病院だけど、あなた誰といるの?」「え……?」 私がなぜ夫に連絡したのか、それは公園の管理者から電話があったから。娘がケガをしてひとりで泣いていたので、持ち物に書いてあった電話番号に連絡してくださったとのこと。「夫が見ていたはずなのにおかしい」そう思って連絡してみたら、案の定妙な返信が来ました。夫のウソ娘がケガをしたと知って、夫はひどく動揺した様子。夫いわく、トイレに行ったら娘を見失ってしまい、探し回っていたと……。私に連絡する前に夫の名前が園内放送されたと聞いていたため、ウソをついていることは確実でした。 問い詰めると、どうしても外せない用事があって娘をひとりにしていたと白状。どうしても外せない用事、それは地元の友だちと遊ぶ予定だったそうです。私はあきれて物が言えず、夫が病院に駆けつけることも、家に帰ってくることも拒否しました。 幸い、娘のケガは捻挫程度で済みました。もし娘が誘拐されたり大きなケガをしたりしていたら……。事の重大性を感じ、また今までのことを考えて離婚を決意した私。 さらに、何かおかしいと思って夫のパソコンを調べたところ、不倫の証拠がどっさり見つかりました。同期されていた無料通話アプリのトーク履歴を見てびっくり。実は夫はマッチングアプリで知り合った女性に会うために、あの日娘を公園に放置したのです。やたらと携帯電話に触っていると思ったら、こんなことになっていたなんて……。 いっときの過ちが命取り夫は不倫がばれて必死に謝ってきましたが、どんなに謝られても許す気にはなれませんでした。離婚も拒んできましたが、拒否。結局離婚調停をすることになりましたが、今までの夫の態度や行動が決め手となり、あっさりと離婚成立。私が娘の親権者になることもできました。夫は絶縁と遺産放棄を条件に、義父母から慰謝料、養育費のための資金を借りたそうです。離婚の原因が原因なので、友人たちからも距離を置かれて、元夫はさびしい人生を送り始めたそう。 一方私は娘を連れて実家に戻り、両親と一緒に暮らし始めました。新しく正社員として働けることになり、両親の助けを借りながらですが頑張っています。 娘さんを公園に置いて、女性と会っていたという夫。娘さんのことを考えると胸が痛みますよね。離婚を拒んだという夫ですが、許してしまったらまた同じことを繰り返し、今度は軽傷ではすまないかもしれません。夫には自分のした事の重大さに気づいてもらい、きちんと反省してほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月02日長男である義兄とその嫁ばかりをかわいがり、次男である夫とその嫁である私をないがしろにしてきた義両親。私も結婚の挨拶にはうかがったものの、結婚後は義両親とはほとんど関わらずに過ごしていました。しかし、義兄夫婦が義実家での同居を断ると、義両親は私たちに同居を迫ってくるようになったのです――。いつもよりかなり遅い時間に帰宅した夫が、何度目かの深いため息をつきました。仕事で何かあったのだろうかと話を聞いてみると、「実はさ……」と話し始めた夫。 義母はエナジーバンパイア「また『同居しろ』って母さんから電話がかかってきてさ……」「ちゃんと話を聞かないと、会社の電話にかけてくるからおとなしく聞いてたら2時間も話し続けられて……」 有名大学を卒業し、一流企業に勤める義兄とその嫁ばかりをかわいがってきた義両親。しかし、義兄夫婦に同居を断られたのをきっかけに、うちにすり寄ってくるようになったのです。 「母さんみたいな人のことを『エナジーバンパイア』って言うんだってさ」「人の意見を否定したり、同情してもらおうと泣き落としたり、自分が一番正しいって考えを押し付けてきたり……。一緒にいると疲れる人。本当に母さんのそばにいるとエネルギーが吸われているような気がするよ……」と夫は力なく笑うのでした。 同居しなさい!1週間後――。 私のスマホに、義母から電話がかかってきました。同居の話は夫が断り続けているはずなのに……。無視することも考えたのですが、私は意を決して電話に出ることに。夫をあんなに憔悴させている義母に、一言物申してやろうと思ったのです。 「私が連絡してきた理由、わかるでしょ?」「あなたが息子に同居を勧めれば丸くおさまるのよ?」と言ってきた義母。やはり同居の話でした。義母のニヤニヤした顔が嫌でも目に浮かびます。 「同居したら、夫は往復4時間かけて職場に向かうことになりますし、私も今の仕事を続けたいので……」とやんわり拒否すると、「あなたたちはお兄ちゃん夫婦と違ってたいした収入はないでしょう?辞めればいいじゃない!」ととんでもないことを言い出した義母。 「うちは農家だし、畑もあるから跡取りになれば問題ないわよね?」「お兄ちゃんは良い会社に勤めてるから仕事を辞めるのはもったいないけど、あなたたち夫婦は平凡じゃない」 さすがにカチンときた私。「今まで私たち夫婦には何の興味もなかったですよね?」「お義兄さん夫婦に断られた途端、うちをアテにするのはどうなんでしょうか」と言い返しました。 「やっぱり都会育ちの女はかわいげがないわね……」「こっちから同居してあげるって言ってるのに!」と義母。どうやら怒らせてしまったようです。とはいえ、関係を良好にするつもりなんてこれっぽっちもないので、私は重ねて「同居のことは諦めてください」と告げました。 すると、義母は「嫁のくせに姑に指図するんじゃないわよ!」「あんたみたいな女、うちの嫁にふさわしくない!」「覚えてなさいよ!」と叫んで、一方的に電話を切りました。 夫から突然の「離婚しよう」私が義母との電話でのやり取りの1件を話すと、激怒した夫。義両親、義兄夫婦との話し合いの場へ、夫はたった1人で向かいました。「今回話し合って無理なら、もう絶縁する」と覚悟を決めて。 夫から義実家へ行ってから数日――。 「ごめん、もう家には帰れない」「離婚しよう」 「は?誰あんた」「うちの夫は家にいるけど」 夫のスマホから届いたメッセージ。「離婚しよう」というのが夫の意思ならショックを受けるところですが、私には送り主が夫でないことはわかっていました。 なぜなら、メッセージを受信したとき、私と夫は家で一緒にいたからです。しかも、夫は義実家からちょうど帰ってきたところでした。……ひどくボロボロになって。 義実家での話し合いは平行線に。しびれを切らした夫が絶縁を切り出すと、義両親と義兄はスマホの入ったバッグを取り上げ、家の蔵に夫を閉じ込めたそうです。声が枯れるまで、外に助けを求め続けた夫。たまたま近所の人が蔵の近くを通りかかり、夫を助け出し、車でうちまで送り届けてくれたのです。 夫のスマホを使ってメッセージを送って来たのは……。 やはり義母でした。「同居をするのはもう決定なの!あなたたちには反論する権利なんてないのよ」「とくにそっちの息子はなんの取り柄もない子なんだから、せめて私たちの役に立ってもらわないと!」と、耳をふさぎたくなるような暴言を繰り返しています。 「……このまま警察に相談に行ってもいいんですよ?」「お義兄さんも夫を蔵に閉じ込めるのを手伝ったと聞いていますし、もしお義兄さんが警察に捕まったら……」とできるだけ声を低くして言うと、義母は「それだけはやめて!」と絶叫。 「なら、もう何もしないでください」「夫や私の働いている会社に連絡したり、私たちに対する嫌がらせのような行為をしたりした場合は、すぐに警察に連絡します」「次から話し合いは弁護士さんを通しますからね」 警察や弁護士を持ち出されると思わなかったのか、義母は「そんなつもりじゃなくて……」といきなりしおらしげに。しかし、私は『かわいげのない都会育ちの女』なので、「とりあえず今後一切、私たちに近づかない約束は、弁護士を通してしてもらいますからね」「私たちに何かするときはよく考えてください。お義母さんたちの行動次第ではすぐに被害届を提出しますので」と告げました。 その後――。 私は弁護士を通して、義両親、義兄夫婦に「今後一切私たちに近づかない」「連絡を取らない」という誓約書へサインしてもらいました。念のため、義両親たちには伝えずに引っ越しもしました。 夫は「やっと家族の呪縛から解放された」「いまだに夢に見ることはあるけど、少しだけ生きやすくなった」と言っていました。義実家にとって、夫は平凡な息子だったのかもしれませんが、私にとっては特別でかけがえのない存在です。義実家で負った夫の心の傷を少しでも癒せるよう、これからもしっかり夫にそのことを伝え続けていきたいです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月01日盲腸で緊急手術し、入院する私の代わりに、夫が小2の娘の世話をすることになりました。ただ私は、入院中におこなわれる娘の運動会が気がかりでした……。せっかくの娘の運動会なのに……。かわいいお弁当も作ってあげられず、見にいくことすら叶わない私は、すこし落ち込んでいました。頼みの綱の義母は婦人会の旅行で海外へ、実父はぎっくり腰で寝込んでいた状況。お弁当は夫が同僚にお願いしたということでしたが、応援は夫だけ。娘には心細い思いをさせて申し訳なく思っていました。ママ友からの連絡運動会当日、私は朝から娘のことをずっと考えていました。今は何の競技かな、お弁当はどうだったかなと思いをめぐらせていると、幼稚園時代のママ友から連絡が。ママ友のお子さんは私の娘とは別学区ですが、その日はほとんどの小学校が運動会をしていました。どうしたのだろうと思いながら、メッセージを見ると……。「ちょっと、いつの間に転校してきたの?」「ご主人うちの小学校の運動会に参加しているよ?」「親子リレー出ているんだけど……」 私は思いもよらぬ話にとても驚きました。しかし、ここのところ夫の行動がなんだかおかしかったため、連絡をくれたママ友に協力を仰ぎ、運動会での夫の様子を撮影してもらうことに。 また娘が心配だったので、同じ学校のママ友に娘の様子を見てもらうことにしたのです。娘がひとりぼっちで運動会に参加していると思うと、本当に情けない気持ちでいっぱいでした。 信じられない夫の行動に…後日、慌てて謝ってきた夫。私が不倫相手に内容証明を送ったことを知ったのか、「もう2人だけでは会わないから許してほしい」と言う夫でしたが、それで許せるはずもありませんでした。「本当に大切に思っているのは私と娘だけ」と夫は言いましたが、そんな人が大切な娘の運動会を途中で帰るでしょうか。 しかもお弁当を作ってくれた同僚というのが、その不倫相手なのです。シングルマザーの彼女は「自分の子どもの運動会に来ないと不倫をバラす」と脅してきたそう。 また聞いたところによると、夫は不倫相手のお子さんからパパと呼ばれているそうで。自分の子どもはほったらかしにし、よそで家族ごっこをしていたなんて……と呆れました。 他にも夫は私のいない間、悪行を繰り返していたようです。深夜に娘をひとり家に残し、不倫相手と密会していたことも知りました。娘にはそれを口止めし、「口外したらまた私が病気になってしまう」とウソを言って脅したそうです。それを娘から聞いたときは、激しい憤りを感じました。 不倫の証拠固めをしていくと、私の気持ちは離婚に一直線。最終的に夫から直接真実を聞かされたときには、絶対に離婚は避けられないと確信しました。 助け合いの輪夫は魔がさしただけで、この先ずっと不倫相手と付き合い続けようとは思っていなかったと弁明。しかしどんな事情があろうと、不貞行為をしたのは自分の意思ではないでしょうか。しかも娘が実子の自分より不倫相手の子どもを優先されたなんて知ったらと思うと、胸が締めつけられます。夫は離婚したら娘がかわいそうだと言いましたが、どっちがかわいそうなのかは明白。 最後までやり直したいと泣いて抵抗した夫ですが、彼の意見は通らず、あっさりと離婚成立。義母は事の真相を知ってあきれ果て、決して彼の味方をすることはありませんでした。 心折れた元夫は不倫相手との再婚を拒否。すると、不倫相手は社内で自分たちの不適切な関係を暴露し、元夫は地方へ転勤になったそうです。義母にも縁を切られたので、本当にひとりぼっちになったそう。。 一方私は、娘と2人、新生活をスタートさせました。義母は娘の面倒を買ってでてくれ、実父も顔を出してくれます。娘は祖父母に頻繁にかわいがってもらえて、本当にうれしそうです。今私は、家族をはじめママ友たちや友人たち、新しい就職先の同僚など、たくさんの人に支えられています。頼れる人がいることに感謝し、甘えすぎることなく、助け合っていけたらと思います。 今回妻は、ママ友としっかり交友関係を築いていたことで、夫の不倫を知ることができ、証拠も集められました。夫の不倫を知り、娘の心境を察した妻にとってかなりつらい出来事だったに違いありません。ただ妻はひとりではなく、ママ友や義母や実父というまわりの人たちがいてくれたことで、すぐに離婚を決意し動くことができたのではないでしょうか。人間、ひとりでは生きていけません。どんなときも、助け合いの輪を大切にしたいものですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月01日夫は会社員、私は専業主婦。2人の子どもを育てながらの家事はなかなか大変で、完璧にこなすことはできませんでした。いくらお願いしても、夫は家事も育児も手伝ってくれず、スマホを見ながらちらっと子どもたちの様子をうかがうだけ。どんなに頼んでも協力してくれない夫は、「専業主婦が家のことをすべてやればいい」と思っているようで――?専業主婦である私。しかし、小さな子どもを2人見ながら家事を完璧にこなすことはできませんでした。 非協力的な夫夫は「弁当に昨日の残り物を入れるなんて」などと細かいことでぐちぐち……。子どもたちの面倒もろくに見てくれません。何度お願いしても、スマホでゲームしながらちらっと横目で子どもたちの様子をうかがう程度。 私が「もう少し家事に協力してほしい」とお願いすると、「お前みたいに毎日家でごろごろしてる奴と一緒にしないでくれるか?」「昔は素直でかわいかったけど、今は愚痴だけおばさんじゃん」「専業主婦させてやってるのに何言ってんの?」と逆ギレするのでした。 専業主婦=ニート予備軍!?数週間後――。 幼稚園で風邪をもらってきた子どもたち。子どもたちはあっという間に良くなったのですが、今度は私が熱を出してしまいました。子どもたちのお風呂や寝かしつけがあるので、夫にいつもより早く帰って来てほしいとお願いしたのですが……。 「風邪うつされたくないから今日は帰らない」「薬飲んだら治る程度だろ?家のことを俺に押し付けようとしてるよな?」「俺が家のことをするようになったら、お前いらないじゃん」 どうやら、夫は家事や育児という仕事を私に与えてやっているという考え方のようです。「専業主婦なんてただでさえニート予備軍みたいなもんなのに」「金稼げないくせに文句言うなよ」「悔しかったら俺と同じぐらい稼いでみろ」と言う夫。 夫婦は支え合って生きていくものだと思っていました。たしかに命にかかわるほど重病ではありませんが、こんな時くらい協力してくれてもいいじゃない、と思わざるをえませんでした。 壊れたものは簡単には戻らない3カ月後――。 帰宅した夫に「今後のことで話がある」と切り出した私。 「また家事しろって話か?主婦がゴタゴタうるせぇよ」「文句あるなら俺くらい稼いでから言え」「稼いでるから言ってるんだよ」 私は夫の目の前にこの3カ月分の収入の入った通帳のコピーと、離婚届を叩きつけました。 「お金を稼げれば対等になれるんでしょ?」 この3カ月間、私は寝る時間も削って仕事をしたのです。呆然としている夫を残し、私は子どもたちを連れて実家へ帰りました。 数日後――。 「離婚したくない」とごね続けている夫。「これからは家事も育児もする」「もう二度と馬鹿にしたりしない」と夫は言いますが、何をいまさら……と感じてしまいます。 「俺、お前がいないとダメだって気付いたんだ」「子どもたちと離れるのも嫌だよ」「帰ってきて人の気配がない家がこんなにも寂しいものだとは思わなかった」 何を言われても、私の心は動きません。子どもたちが夫を恋しがるようなら再構築も考えたでしょうが、当の子どもたちは夫がいなくなってもいつも通り。子どもたちの相手をまともにせず、そっけない態度を取り続けた夫の自業自得です。 子どもたちからも見放されていると知った夫は、泣きながら「ごめんなさい」「反省してます」と繰り返していました。しかし、壊れたものはそう簡単には戻らないのです。たとえ接着剤でくっつけたとしても、ヒビは残り続け、なかったことにはなりません。 その後――。 事情を知った両親と義両親に説得され、夫はようやく離婚届にサインしてくれました。私はすぐに離婚届を役所に提出。無事私たち夫婦の離婚は成立しました。 私は実家で両親と子どもたちと共に暮らしています。あの3カ月間は無茶をしましたが、今は在宅で安定した仕事を続けています。下の子が保育園に入る年齢になる頃には資格を取得し、正社員として働くつもりです。子どもたちが楽しく暮らせるよう、しっかりと生活の基盤を作っていこうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月31日弟が連れてきた婚約者は、私を見下している会社の後輩でした。素直に喜べなかったものの、弟が決めた人なら何も言うまいと決めていた私。しかし、後輩は私が義姉になることが気に食わなかったようで……?「結婚したい人がいる」と言って、恋人をわが家に連れてきた弟。その恋人は、私の会社の後輩だったのです。その後輩は普段から周りの人を見下しているので、正直私は苦手……。しかし、弟が選んだ人だからと、顔合わせの時は何も言いませんでした。 結婚の挨拶を終え、わが家を去った後輩。すぐさま私のもとに「先ほどぶりでーす」とメッセージを送りつけてきて――? 後輩の脅し「美人で頭の良いお姉さんがいるって聞いてたのに……まさか会社でパシリにされてる先輩だったなんて」と、いきなりひどいことを言ってくる後輩。「義姉になるからって調子に乗らないでくださいね?」「こっちは先輩が家族になるってだけで萎えてるんですから」と続けざまに暴言が届きます。 でも、強かな後輩は私に釘を刺すのも忘れていないよう。「私とは会社で仲が良いってご家族には言っておいてくださいね?私も一応話を合わせてあげますから」「ご家族に会社ではパシリにされてるってバレるのは嫌でしょ?」と脅しまでかけてきます。 こんな後輩ですが、弟が決めた人ですから、私は横やりを入れるつもりはありません。それに、私は与えられた仕事をしっかりこなしているだけ。後輩のグループからは嫌われているようですが、上司からはお褒めの言葉をいただいているので、認められていると思うのですが……。 後輩は総務の事務仕事に飽き飽きしているようで、「そのうち花形の営業職か企画に移動するんで、それまで先輩は私の残業処理係ってことで」と調子の良いことまで言ってきました。 さらに、「彼氏の実家に行くたびに先輩と顔を合わせるのが嫌なので、とっとと自立して一人暮らししてくださいね?」「私の人生にできるだけ関わってほしくないんです」とまで言ってきた後輩。 私は昨年まで一人暮らしをしていました。母が病気で手術をすることになり、その術後の世話のために実家へ戻ったのです。何も事情を知らない後輩から「出ていけ」と言われる筋合いはありません。 弟の結婚相手はこの後輩で本当に良いのでしょうか……。不安な気持ちを抱えながら、私はスマホを置きました。 辞めさせたのは…数カ月後――。 「先輩~!主任に頼まれた資料、今日中にお願いしまーす」と、いつものように個人的なメッセージで仕事を私に押し付けてきた後輩。しかし、それは主任が直接後輩を指名して任せた仕事のはず……。 「今日は仕事が終わったら彼氏と新居の内見に行くので」「かわいい弟嫁のお願い、聞いてくれますよね?」とおねだりしてくる後輩。まだ籍も入れていないのに、何を言っているのでしょうか……。 「私も仕事があるから手伝うのは無理だよ」と言うと、「は?手伝うとかじゃなくて、全部やれってことなんだけど?」と態度を豹変させた後輩。 そして、「あんたさぁ、まだ自分の立場がわかってないの?」「一応先輩だからおおめに見てあげてたけど、あんたくらいのザコ、すぐにでも会社辞めさせられるからね?」と脅してきたのです。 「営業部に行った私の同期、覚えてます?あれ、辞めさせたの私なんですよ」「さえないモブ女のくせに花形部署に行くから、ちょっと嫌がらせしてやったんです」「メンタル弱いくせに調子に乗るからいけないんですよ」 なんてひどいことを……と、私が眉をひそめると、「先輩もそうなりたくないでしょ?」とさらに威圧してきた後輩。私はうなずくしかありませんでした。 結婚祝いに300万!?機嫌を直したのか、後輩は「結婚式の招待状、受け取りましたよね?」と話題を変更。「相談なんですけど、結婚祝いは300万円包んでくださいね!」と突拍子もないことを言い出しました。いくらかわいい弟の結婚とはいえ、そんな大金は出せません。 「実家暮らしで彼氏もいない先輩なら、さぞかし貯金も貯まってるでしょ?」「私は結婚しても仕事を続けるし、先輩のご両親にもとーっても気に入られてるから、あんたのことをどうにでもできる存在なのよ?」と、私を見下す発言を繰り返す後輩。 「きちんと正しい行いをしていれば、ちゃんと見てくれてる人もいるって私は信じてるから……」と返すと、「そういうきれいごとはこの社会では通じないって」「はっきり言って、あんたの味方なんてこの世にいないと思うよ」と一蹴されてしまいました。 「このやり取りを弟に見せてもいいの?」と言うと、「そしたらあんたがトーク画面を偽装したってことにして、大泣きするわ」「あんたより私の方が信用してもらえるだろうし」と返してきた後輩。 これも弟が幸せになるためだ……と思い、とりあえず「ごめんなさい、私が悪かったわ」と謝りました。「わかればいいんですよ~。あんたみたいなブス女は、私のような人間に使われるのが役目なの」「資料、ちゃんと今日中に終わらせておいてくださいね♡」というメッセージとともに、資料に使うデータがメールで送られてきました。こういう時だけ対応が早いんだから……。仕方なく、私は後輩の仕事まで片付けたのでした。 実は私は…2カ月後――。 「ちょっと先輩」と、後輩からメッセージが。「まだ結婚祝いもらってないんだけど?」「いつ払ってくれるんですか?」と結婚祝いの催促をしてきたのです。 「なんで現金でほしいの?」「結婚式の時に渡すんじゃダメなの?」と尋ねてみると、「あと少しで結婚式なのよ!エステや美容医療、そのほかにもいろいろお金がかかるの!」との返答が。どうやら弟に黙って、300万円を自分だけのものにしようとしているようです。 「独身キモ女を結婚式に呼んであげるんです」「300万くらいさっさと払ってくださいよ」「これ、弟も見てるよ~w」 たまたま実家に帰ってきていた弟。弟に声をかけて、後輩からメッセージが届いた瞬間からやり取りを見守っていてもらったのです。後輩の本性を知ってドン引きした弟は、すぐさま「結婚を考え直したい」と後輩へメッセージを送っていました。 「ちょっと待って!先輩なんとかしてくださいよ!」「じゃなきゃ本気で会社にいられないようにしますよ?」と、こんな状況になっても私を脅して思うままに動かそうとする後輩。 そこで、私も「どうぞ、やってみて」と返しました。あの後輩に一体何ができるのでしょうか。とても楽しみです。 数日後――。 あのやり取りをした翌日から、後輩は自宅待機になっていました。それもそのはず、私は人事であることを隠して、総務に潜り込んでいた身。「一部の社員が特定の人に嫌がらせをして退職に追い込んでいる」という報告を受けて、ひそかに調査を進めていたのです。 今まで辞めていったのがおとなしそうな子ばかりだったので、私もあえて目立たない社員のフリをしていました。そうしたら、すぐに後輩と後輩の取り巻きグループたちのいやがらせが明らかになったのです。 それを知った後輩からは連日謝罪のメッセージが。「本当は先輩のこと尊敬していたんです」「嫌がらせしてたことも会社にバレたし、婚約破棄もされそうだし、本当にどん底なんです……」とかなり追い詰められている様子。 しかし、すべては後輩の自業自得。自分の仕事を人に押し付けるだけでなく、気に入らない人を幼稚な嫌がらせで退職に追い込むような後輩に、会社としても払うお金はありません。 「本当に反省してます」と言う割に、私が何か返信すると「この会社に入るためにがんばったのに……」「何も結婚までダメにしなくても……」と文句ばかりの後輩。それを指摘すると、「年下のミスや過ちくらい、笑って許すのが先輩だと思いますよ!」とついに逆ギレされてしまいました。 仕事をサボり、他人を貶めることだけは一人前な後輩の気持ちなんてわかりたくもありません。 許す許さないにかかわらず、やられた方はいつまでも覚えています。反論する元気があるのなら、自分の未熟さと他人を傷つけたことを心の底から反省してほしいものです。 その後――。 後輩は普段の勤務態度と、嫌がらせで他の社員を退職に追い込んだことで解雇に。後輩の取り巻きも部署移動のうえ、減給となりました。 弟も後輩と婚約破棄。弟も相当落ち込んでいましたが、「入籍前に教えてくれてよかった」と笑えるくらいには回復してきました。 私の総務への潜入調査は終わり、今は人事に戻って勤務を続けています。人事にできることは限られていますが、不条理な嫌がらせにより退職に追い込まれる社員が出ないよう、これからもしっかりと目を光らせていきたいと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月31日夫から何の取り柄もない、冴えない女だと思われている私。私を見下す発言を繰り返す夫に、私も嫌気がさしていました。そんなある日、夫から「新しい嫁を用意したからお前は帰ってくるな」と言われたのです……。夫の働く会社は女性社員が多く、とても華やか。結婚した時は「お前以上の女はいない」と言ってくれていた夫ですが、今は私をさげすむばかり。 女子力とは?「うちの女性社員ってみんな女らしいんだよ」「料理や裁縫が趣味だし、ネイルも綺麗にしてて、みんな美意識が高いんだろうな」「それに比べて……なんで俺の嫁はこんな低レベルなのかなー?」 結婚して4年。たしかに歳は取りましたが、毎日のように「劣化」「低レベル」と言われて嫌な気持ちにならないわけがありません。 「女は年を取ったら価値を失っていくけど、男の場合は渋みが出てきて良い味になるからな」「俺は出世が約束されたエリートだから、部下の女の子たちからも理想の男性だって言われてるし」と自慢気に話す夫。「お世辞って知ってる?」と言いかけましたが、私は慌てて口をつぐみました。 夫のまさかの発言1週間後――。 いつもより早く仕事が終わった私は、休みの夫に「久々に外食しない?」とメッセージを送りました。すると、「今日は19時までの予定だっただろ?」「せっかく1人の時間を満喫してたのに……」と文句たらたら。 「そんなに外食したいならお前1人で行けよ、ババアを連れて歩いても楽しくないだろ」と言う夫。 さすがの私も「あなただっておじさんじゃない、女性の年齢をいじったりするのは良くないと思う」「そういうのを会社で言ったらハラスメントになってしまうわよ?」「女の子にちょっと褒められたくらいで調子に乗って……私の年齢を悪く言う前に、4年で10kg以上太った自分自身をどうにかしなさいよ!」と言い返しました。 「うるせえ!ババアなんかに言われたかねーよ!」「女は25過ぎたら価値なんかないくせに!」「お前なんかもういらねぇ!もう帰ってくんな!」と夫。 そして、宣言通り、夫は私を閉め出したのです。鍵は換えられていなかったものの、チェーンで入れないようにされていました。さらに、私の荷物が玄関の外に放り出されていたのです……。 仕方なく、私は自分の荷物を持ってホテルに宿泊。1週間経っても夫がへそを曲げ続けていたため、ウィークリーマンションを借りてそこで一人暮らしを始めました。 何も知らない夫1カ月後――。 別居中の夫に、「話したいことがあるから、家に帰ってもいい?」とメッセージを送りました。 「お前もう帰ってこなくていいよ」「新しい嫁くるからw」「離婚届ももう出したからなw」「あんた何も知らないんだねw」 私は離婚届にサインした覚えはありません。どうやって出したというのでしょうか。 私の疑問はさておき、夫は機嫌良く「前々からババアの嫁は捨てたいと思っててさ、交際してた女の子にプロポーズしたんだ」「お前と違ってピチピチの若い女の子だよ」と不倫を露呈。 「不倫なら、私が慰謝料を請求しても問題ないよね?」と聞くと、「別に良いけど?どうせはした金だろ、くれてやるよ」と夫。 「その子は昨日うちに来る予定だったんだけど、ちょっと予定がずれたみたいでさ~」とメッセージを連投し続ける夫。 本当に何も知らないようなので、私は真実を教えてあげることにしました。 「どれだけ待っても不倫相手なら来ないわよ?」「もう連絡すら取れなくなってるんじゃないかしら?」 この1カ月間、私がおとなしくしているとでも思っていたのでしょうか。私は夫の会社の人に聞き込みを続け、不倫相手を特定したのです。そして、不倫相手の帰宅時間を見計らって待ち伏せし、直接話を聞き出しました。 彼女は今年入ったばかりの新入社員でした。田舎から上京したばかりで、右も左もわからない状態だった不倫相手。そこに下心を隠して近づいたのが、彼女の直属の上司である夫だったのです。 私が夫の妻であることを明かすと、不倫相手は泣きながら謝罪してきました。自分が何をしでかしたのかようやく気付いたのでしょう。 「なんてことしてくれたんだ!俺の計画をぶち壊しやがって!」「彼女を待ち伏せして脅すなんてどうかしてる!そんな異常なこと、頭がおかしい人間しかやらねーよ!」「そこまでして妻の座を奪われたくなかったのか?!」 別に、私はこんな男の妻の座に執着はしていません。私をさげすみ続けてきた男が幸せになるのが許せなかっただけです。 「……私の報復がこれで終わりだと思ってるの?」と送ると、夫は「何をする気だ……?」と怯えていました。 実際のところ、もうやれることは全部やりました。あとは夫が破滅していくところをあたたかな目で見守るだけです。 その後――。 夫と話す前に、私は根回しをすべて終えていました。夫の上司には「不倫相手を異動させて、夫と引き離してください……」と健気な妻を演じてお願いしましたし、離婚届のサインを偽造されたことについても弁護士に相談しました。もちろん、その後で正式な離婚届を提出しています。 不倫相手は自主退職したようですが、夫は私への慰謝料や離婚届の偽造の罰金を支払うために義両親や親族からお金を借りたようで、今でもあの会社で働かざるをえないようです。どこに行っても後ろ指を指されて肩身の狭い思いをしてるようですが、自業自得です。 一時期は元夫への憎しみにとらわれていた私ですが、最近になって新たな恋人ができました。年齢や容姿を揶揄したりしない、素敵な人です。新しい恋人との楽しい記憶で、元夫に関する記憶をすべて上書きしてしまいたいな、と思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月31日結婚後、夫は会社での人間関係に疲れ、退職。私は会社員として働きながら、落ち込んでいた夫を支えていました。毎日私に「迷惑かけてごめんな」と言っていた夫。しかし、夫の父親、つまり私にとっての義父が亡くなった途端、夫の態度が豹変したのです……。仕事を辞めてから、毎日のように「迷惑かけてごめん」「俺と結婚して失敗だったよな……」と私に言い、自分自身を責め続けている夫。私は励ましの言葉をかけ続けていましたが、あまり夫には響いていないようでした。 義父の死夫と2人なら私の収入だけでも十分暮らしていけるので、「のんびり新しい仕事を探せばいいよ」と言っていた私。そんな生活が約1年続き、夫もちょこちょこ求人雑誌などを見始めるようになっていました。 そんな時、義父が亡くなったのです。 心不全で急逝した義父。夫は「いまだに無職だし、亡くなった父さんに合わせる顔がない」と言ってしぶっていましたが、「最後のお別れなんだから」と私が引きずって葬儀に向かいました。 長男である夫が喪主だったのですが、夫は呆然として立ち尽くしているのみ。手続きや葬儀の手配は、ほぼ私が行いました。 そうしてバタバタしているうちに、あっという間に2週間が経過。「今週末もお義父さんの実家に行くよね?」と切り出すと、夫は「いや、いいよ」と一言。 そして、「俺たち別れよう」と切り出されたのです。 夫の本音は…義父が亡くなったショックから立ち直れていないのか、と不安になった私。いつものように「別に迷惑かけられたなんて思ってないよ……?」と言うと、夫はいつになく明るく「お前ってさ、ほんと馬鹿だよな~」と言い出したのです。 「俺、落ち込んでるようにちゃんと見えてた?」「お前、結構給料いいじゃん?だから俺が働かなくてもいいかもって思って、仕事やめちゃったんだよね~」 一瞬ぽかんとしたものの、私は「元気なら良かった……」と返してしまいました。すると、夫は「お前の取り柄ってやさしいとこだもんな」と笑いました。 「でも、離婚は決定だから」と夫。 「もうお前に愛情ないんだよな」「父さんの遺産が入るし、一緒に居る必要ないから離婚で」「いいけど、後でたよらないでね」「は?頼るわけないだろw」 仕事ばかりしている私に魅力を感じなくなったと言う夫。私が母親のようにあれこれうるさいことも気に入らなかったようです。これからは義父の遺産で自由に暮らしていきたいとのことでした。 さらに、「俺、他に好きな人いるし」と言い出した夫。この一言で私は打ちのめされてしまいました。そして、私たちはそのまますぐに離婚したのです。 やり直せない2カ月後――。 元夫から「最低な離婚をさせて悪かった」「一番幸せだったのはお前と一緒に過ごした時間だったってことにやっと気づいたんだよ」とメッセージが届きました。 はぁ? この一言に尽きます。離婚直後はショックで悲しみに暮れていた私。しかし、ちゃんと考えてみると、夫は最低なクズ野郎です。私と一緒に居た時間……つまり、私が働いている時間にぐーたら過ごして、他の女と不倫しているのが幸せだった、なんて言えるんですからね! 元夫のことを考えれば考えるだけ、腹が立ちます。と同時に、なんて無駄な時間を過ごしてしまったんだろう……という虚無感も。 「お義父さんの借金も相続しちゃったんでしょ?」「お金に困ったから私に連絡してきたってところ?」と聞くと、「知ってたのか!?」と元夫。 義父は生前、私に「借金があるから遺産は放棄しろ」と言っていたのです。しかし、遺産相続の手続き前に離婚したため、言うタイミングを逃してしまった私。元夫は義父の借金を背負って生きていく羽目になってしまったのです。 元夫に借金が発覚してから、不倫相手も姿をくらましたそう。「やっぱり俺のことを一番に理解してくれるのはお前だ」「女は若ければいいってもんじゃない、包容力があってやさしいお前みたいな人が一番だ」と私に甘い言葉をささやく元夫。しかし、もうその手には乗りません。 「もうあんたに愛情ないんだよね」とだけ言って、メッセージのやり取りを打ち切った私。その後も「俺を見捨てないでくれ!」「ちゃんと働くから!」「どうかもう一度俺と共に人生を歩んでください……」などのメッセージが届いていましたが、私は無視し続けました。 3年後――。 今、元夫がどうなっているかは知りません。しかし、元夫が相続した義実家は、売りに出されていました。きっと借金の返済のために売却せざるをえなかったのでしょう。 ずっと支えてきた夫に裏切られたショックはなかなか消えませんでした。しかし、幸運なことに、もう一度だけ信じてみてもいいかな、と思える人に出会えました。今は結婚は考えられませんが、私自身も内面をもっと磨き、お互いを支えられる関係であり続けたいと思っています。 もし、義父があの時に亡くなっていなければ、私はずっと元夫を信じ続けていたでしょう。元夫との関係を断ち切るきっかけを作ってくれた義父のお墓参りには毎年行っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月31日わが家は共働きで、夫婦ともに忙しい日々を過ごしています。最近夫は残業が多くなり、そのほかに気になることも出てきて……。不安な日々を送っています。いまは繁忙期で残業の多い夫ですが、それにプラスして飲み会にも頻繁に参加するため、帰りが遅い日が多く……。また先日、夫のクレジットカードの明細書を見たのですが、とんでもない請求額にびっくりしました。会社の接待交際費を立て替えていると言っていましたが、何だか胸騒ぎがして仕方ありません。 結婚記念日の旅行をキャンセルして…もうすぐ私たちの結婚記念日がやってきます。今年は奮発して、素敵なお宿を予約しました。しかし残念なことに、キャンセルしなくてはならない事態に……。 というのも、義母が過労で倒れたらしいのです。夫はすぐさま帰省し、自宅で床に伏す義母を見舞いました。私も一緒についていこうと思ったのですが、夫はひとりで十分だと言ったので、家で静かに帰りを待つことにしました。 お義母さんに励ましの電話やメールをしたいと思いましたが、夫いわくそういう状況ではないようです。そこで、何かあれば夫経由で連絡することにしました。 わが家にやってきた、ありえない訪問者数日後、ウソみたいなことが起こりました。私は慌てて、夫の携帯電話に連絡。なかなか電話に出ない夫でしたが、折り返しのメッセージは送ってくれました。「母さんの看病で忙しいから電話は無理」「実家にいる間は気遣ってくれ」義母の体調が悪化して大変なんだと、夫は必死に訴えてきました。しかし、それがウソであると言うことに、私は気づいていたのです。何しろ……。「お義母さん今うちで料理してるけど?」 夫は信用してくれませんでしたが、義母は私の目の前にいます。夫はどこの実家に帰って、誰の看病をしてるのでしょう。夫は慌てて帰ってきました。すべて嘘?信じられない夫の行動帰宅した夫に、今までの経緯をすべてしゃべらせたところ、予想通りの回答が返ってきました。 夫は飲み屋の女性に入れ込んで、この数カ月大金をつぎ込んでいたのです。しかも小遣いではまかなえなくなり、マイホーム用の貯金にまで手を出したのでした。その額、総計で150万円! 結婚記念日の旅行をドタキャンして、その女性と旅行に行ったのですから、本当にひどいものです。もう彼の言うことは信用できません。 離婚を切り出した私に夫は何度も食い下がってきましたが、義父母の介入で無事別れられました。慰謝料の支払いも目処がたちましたが、それもこれも義父母の助けがあったから……。本当に感謝しています。 その後、私は転職して他県へ引っ越しました。心機一転、仕事に励んで充実した毎日を過ごしています。 ◇ ◇ ◇ 一度失った信頼は、すぐには取り戻せません。失ってからではなく、まず失わないための行動を心がけたいものですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月30日幼稚園に通う娘と夫と、3人暮らしを続けていた私。専業主婦の私がお金を使うのが気に入らない夫からは、毎月「生活費を使いすぎだ」と言われていたので、必要最低限のものしか買っていませんでした。しかし、最近では、私だけでなく、娘にかかる費用まで「無駄だ」と言い出すように。夫の暴言はエスカレートし、ついには「離婚してもいいのか?」と脅してくるようになったのです……。夫は会社員として働いていますが、そこまで給料が良いわけではありませんでした。私は生活費をやりくりし、自分の服や美容院代を娘の洋服やお菓子に回していました。 無駄無駄無駄ァ!夫は何かにつけて「生活費を使い過ぎだ」「無駄遣いが多い」と私を責め立ててきます。さらに、娘のお弁当の中身や洋服にもケチをつけ出したのです。 「ちょっと食いつきがいいからって、娘の弁当に金かけるんじゃねぇ」「子どもなんてすぐ大きくなるんだから、最初からデカいサイズの服を買っておけよ」「ちょっと娘を甘やかしすぎなんじゃないか?」 そして、気に入らないことがあると、すぐに「娘のおもちゃを捨てるぞ」と私を脅してくる始末。この頃から私は、夫との生活に限界を感じ始めていました……。 生活費が半分に!?1週間後――。 今月の生活費を夫からもらったのですが、中身はなんといつもの半分。さすがにこれでは暮らしていけません。 「俺の半分の収入で家族3人で暮らしているところもあるんだぞ」「お前が無駄遣いするから家計がギリギリになるんだ」「ただでさえ幼稚園の金も高いのに……。娘に金を使い過ぎなんだよ」 夫はそう言いますが、子どもの年齢や状況が違うかもしれないのに他の家族と比べられても納得がいきません。 「それだったら最近増えてるあなたの飲み歩きの回数を減らしてよ!」と私が言うと、夫は「俺は毎日汗水たらして働いてるんだよ!俺が稼いだ金を俺が使って何が悪い!」と返してきました。 こんなに我慢して節約しているのにと、私がくちびるを噛み締めていると、「次俺に口答えしたら離婚するからな」と、夫がいつもとは違う形で脅してきました。離婚届を差し出されて、仕方なくサイン。 切り詰められるところは、とことん切り詰めています。育ち盛りの娘の食費を削るわけにもいきません。私はどうしたらよいのか途方にくれていました……。 娘が高熱を出すと…1週間後――。 その日、朝から娘は高熱を出していました。私は娘を病院に連れて行くための準備をしていましたが……、財布がありません!どこにもないのです! 慌てて夫に電話すると、「お前の財布なら俺が持ってる」とすんなり白状。「病院でいくらかかるんだ?」「家に薬はあるだろ、それ飲ませとけば大丈夫だ」と、娘の病院代まで無駄だと言うのです。 「財布に入ってる保険証と医療証があれば無料なのよ!」「うちには一銭もお金がないの……、だから今すぐ帰ってきて、財布を返して!」 しかし、夫は「もう会社に着いたから帰るのは無理」「うちの金が使えなくなったから、今度は税金を使うんだな」「税金の無駄遣いってやつだ」と取り合ってくれません。 娘が苦しんでるのに……! 「もういい、あんたには期待しない」と言うと、夫は「お?そんなこと言ってもいいのかな~?」「こないだ離婚届書いたの忘れたのか?」「帰ったら出しちゃおうかな~」と煽り始めました。 「いいよ、私が出しておく」と告げると、「言ったな?マジで離婚するぞ?」とまだ私をおちょくる調子の夫。「あんたこそ離婚してから後悔しないでよね」と言うと、「するか」「専業主婦のお前が離婚できるわけないだろ」「俺が帰るまで土下座の練習でもしとけ」と言われたのです。 数時間後――。 「おい、お前らどこ行った?」「まさか病院じゃねえよな」「ガキなんて黙って寝かせてろって言っただろ!」「もうあんたの子はいないよ」 私は近くに住む両親に頼み、お金を貸してもらって病院へ。娘はインフルエンザでした。夫の言うとおりにあのまま家で寝かせていたら、もっとひどい事態になっていたかもしれません……。 母に娘についていてもらい、私は病院の帰り道に役所に寄り、離婚届を提出してきたのです。 離婚届を提出したことを話すと、「今すぐ訂正しに行け!」「俺は本気で離婚したいとは思ってなくて……。もう少し節約をしてもらいたかっただけで……」と夫。 「生活費は戻す!」「俺と暮らした方が絶対に良い生活ができるはずだ」と今更言われても、まったく心に響きません。自分だけは飲み歩き、妻と娘には少しの贅沢もさせない自分勝手な夫に用はないのです。 なおも「俺が金にシビアになってたのは、お前たちのためにマイホームを建てようと思ってたからだ」と言う夫。しかし、私は夫の貯金がほとんどないことも知っています。どうやら、飲み屋の女の子に入れあげていたようです。 何度謝罪されても、もうやり直すつもりはありません。専業主婦の前に、私は娘の母親なのです。大切な一人娘のためならば、誰にだって頭を下げるし、なんだってやります。 その後――。 私は離婚したこととその理由を義両親に話しました。最初は信じてくれなかった義両親。しかし、少し元気になった娘が「お菓子はいらない……パパが無駄だって怒るもん……」とつぶやいたのを聞いて、ようやく信じてもらえました。 義両親は元夫に激怒し、私への慰謝料と養育費を何が何でも払わせると鼻息荒くしていました。そして、私の両親と同じように娘のサポートを全力ですると約束してくれました。 順調に回復した娘と私は私の実家に戻り、娘は以前よりも笑顔で過ごしています。やはり、大声で怒鳴ったり、無理な節約を私に求めたりする元夫の姿を見て、幼心に思うところがあったのでしょう。 これからは、両親や義両親の力を借りながら、娘がのびのびと生活できるように全力で働き、愛情を注いでいこうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月30日私は先日、娘を出産したばかり。育休を取るという夫の言葉を信じ、里帰り出産はしませんでした。しかし、夫は毎日のように出社しており……。生まれたばかりの娘はとてもかわいいですが、体調がまだ万全ではなく、寝不足も重なってフラフラです。しかも、わが家は予定外のワンオペ状態。1日も早く、夫の育休申請が通ることを願っているのですが……。 いつから取るの…?夫の育休私は夫が育休に入るのを、今か今かと待っていました。しかし育休どころか出張にまで行ってしまった夫。遠方でアクシデントがあり、夫しか対応できない案件なんだそう。 夫が家族のために仕事を頑張っていることは重々承知しています。ですが、いつから育休がとれるのかという話になったとき、夫は私に対してすこし辛抱が足りないのではと意見してきました。 一人で頑張っている母親はたくさんいるのだから、自分が甘え過ぎてることを自覚したほうがいいよ、と言われ……。そして今さらながら、実家に帰ることを提案してきたのです。頭にきましたが、自宅にいてもイライラするだけなのですぐに帰りました。真実を知った結果…夫を断捨離!?「出張から帰ってきたんだけど、家の荷物がないよ……?」「断捨離でもしたの?」「うん、あんたのことを捨てようと思って」 私が離婚を申し出ると、夫は「仕事で育児ができなかったくらいで離婚なんて!」 と言ってきました。私は事実を知ったのです。夫が出張ではなく、不倫旅行に行っていたことをーー。 じつは夫の出張中、彼の同僚にばったり道で会ったのです。夫の育休の様子を尋ねられ、初めてそこでおかしいなと思いました。夫を怪しんだ私は家に帰ってパソコンを開くと、旅行会社のサイトが出てきて……。メールを確認したところ、沖縄旅行のツアーに申し込んでいたことが発覚。 夫の会社に問い合わせると、私が退院したときから育休が始まっていたことがわかりました。後からわかったことですが、不倫は私の妊娠中から始まり、育休中は不倫相手の家に通っていたと言うのです。 私は体力もメンタルもボロボロになりながら育児をしており、そんななかで夫の不倫を知ることになりました。もう一度やり直すなんて、そう簡単ではありません。期間限定なら不倫もオッケー……なんてことはありませんから。 いい父親になると宣言する夫夫は反省して、これからは家庭第一でいい父親になると約束。戻ってきてほしいと頼み込んできました。しかし、私はすでにシングルマザーとして頑張る覚悟を決めていました。 なかなか復縁をあきらめない夫でしたが、両家の両親に説得され、やっと離婚届に判を押してくれました。支払うものはきちんと支払ってくれていますし、月1の面会では娘をとてもかわいがってくれます。もう二度と娘を裏切るようなことはしないと信じたいです。 ◇ ◇ ◇ 出産は体力を消耗しますし、産後は体力を回復するために休むことも必要。出産・産後の女性の体について男性も理解し、寄り添ってほしかったですが……。後悔先に立たず、といったことにならないよう気をつけたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月29日息子を出産したばかりの私。会社員の夫は激務で帰りは遅く、慣れない育児に翻弄されつつも、私はなんとかワンオペで息子の面倒を見ていました。しかし、そんなある日、突然義母から怒りの連絡が来たのです――。仕事が忙しすぎて、出産にも立ち会えなかった夫。その後も連日帰りが遅く、私が退院してからも日付が変わってから帰宅していました。 夫は激務私にとって初めての育児。事前に育児雑誌やネットで情報は集めていたものの、実践となるとうまくいかず……。夫の助けを借りられないこともあって、私は心身ともに疲れ果てていました。 そこで、私は実母よりも近くに住んでいる義母を頼ろうと決意。夫に「お義母さんにお手伝いしてもらえるよう頼んでもいい?」と聞いてみると、「母さんは多分無理だな」「おじさんが怪我したらしくて、しばらく親戚の家に行ってるんだよ」との返事が。 夫も私たちのことを気にしているようで、「来月になったら早く帰れるようになると思う」「シッターさんも検討してみて」と言ってくれました。しかし、その直後、夫は不思議な質問をしてきたのです。 「なぁ、生後1カ月くらいの子って1日に何回くらいお通じがあるものなんだ?」 いきなりの質問に私は戸惑いつつも、「うちの子は5~6回くらい」と答えました。夫によると、取引先の人にうちと同じ月齢の子がいて、便秘で悩んでいるそうです。私が助産師さんから聞いたことを伝えると、夫は「そうなんだ、良かった」となぜか安堵していました。 この子は誰!?1週間後――。 自宅で息子をあやしていると、突然義母から電話がかかってきました。しかも、とても怒っています……。 「新生児を置いて出ていくなんて母親失格よ!」「なんの話ですか?」「息子は私と一緒にいますよ」「じゃあうちにいる子供は…?」 激怒していた義母は、呆気に取られたようで、しばらく何も言いませんでした。タイミングが良いのか悪いのか、ちょうど息子が泣き出し、私と息子が一緒にいることは伝わったようです。 「あの……、お義母さん、大丈夫ですか?」「夫から親戚の方の看病に行っていると聞いてましたけど、介護でかなりお疲れなのではないでしょうか……」と私がおずおずと言うと、「親戚の看病?何のこと?私はずっと家にいるわよ」と義母はきょとん。 「1週間くらい前に息子から、あなたが急に家を出て行ったから孫を預かってほしいって言われたの」「それで、その子の面倒を今見てるんだけど……」と義母。しかし、うちの息子は私と片時も離れたことはありません。 「息子も毎日定時で仕事を終えて、まっすぐうちに来てくれてたけど、さすがに私だけじゃもう面倒見切れなくて……」と言う義母。夫は毎日残業していると言っていたのに……。 義母も私も、お互いへの連絡を夫に止められていたことが発覚。夫が黒幕なのは明らかです。「息子なら今日も夕方くらいにうちに来るって言ってたわ」と教えてくれた義母に、夫の足止めを頼み、私は息子を連れて義実家へ向かいました。 衝撃の子どもの正体翌日――。 私と義母に問い詰められて、夫は義母に預けていた子どもの正体を白状しました。その子は……、なんと夫と不倫相手の子どもだったのです。嫁と不倫相手を同時期に妊娠させるなんて……と私は呆れ、義母はまた激怒。 しかも、夫は不倫相手の子を「認知しない」と言い切ったようで、不倫相手も激怒していたそう。子どもを夫に押し付けて、どこかへ消えてしまったそうです。困り果てた夫は、その子どもを義母に預けることに。 義母の後押しもあり、私は離婚を夫に突き付けました。すると、夫は「離婚だけはしたくない!」「この子、息子と双子ってことにできないかな……」と言い出したのです。 「残業だから」と嘘をついて義母の家に行き、不倫相手の子どもの世話をしていた夫。息子のおむつ替えなんて一度もしたことなかったのに……。不倫していたことも身勝手てな嘘も許せませんでした。 その後――。 「離婚したくない」とごねていた夫。しかし、義母に一喝され、ようやく離婚届にサインしてくれました。私はシングルマザーになり、実家で両親のサポートを受けながら息子を育てています。私がたっぷり愛情を注いでいきたいと思っています。 一方、不倫相手の子どもは、義母から聞いた話によると、不倫相手が義実家に迎えに来たそうです。不倫相手もワンオペで限界を迎えていたようで、元夫に子どもを押し付けたことについて義母に泣いて謝っていたとのこと。憎みたい気持ちもありますが、同じような苦労をしてきた身としては憎み切れません。 不倫相手も実家に帰って、子どもを育てることにしたそうです。あの子には幸せに暮らしていってほしいと心から思います。子どもに罪はないのですから。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月29日夫との結婚生活は順風満帆なものの、厄介なのが義母。未だに子離れできておらず、何かにつけて私の粗探しをしてくるのです。そして私たち夫婦が共働きなことや、家事を分担制にしていることがとくに気に入らない様子。そんなある日、義母が「家事が不十分よ!」とケチをつけてきて……?「あなた、うちの息子に家事をやらせてるんですって?」 共働きの私たち。話し合って家事も分担制にしています。しかし、義母はそれが気に入らないよう。 「うちの息子に家事をさせるなんて!」昔から勉強ができて、有名大学を卒業し、一流企業に入った夫。一方、嫁の私は高卒で、あまり知られていない企業で働いています。そこも義母の嫁いびりに拍車をかけているのでしょう……。 「あなたが先に家事を終わらせておけば、うちの息子は家事をしなくて済むでしょう!ほんと察しが悪い嫁ね」「今後は全部あなたが一人でやりなさい!」と電話口でキーキー騒ぐ義母。 仕方なく「すみません、わかりました」と言うと、「じゃあさっそく明日、そっちに行くわね!」と突撃宣言。私が一人でしっかり家事をこなせるか、確認しに来るようです。 「ほんとあなたのような嫁をもらって、息子がかわいそうだわ」「これはしっかりしつけ直す必要がありそうね」「うちの嫁として未熟な部分を、明日からしっかり叩き直してあげますから!」 息巻く義母の声を聞きながら、私はこっそりため息をつくのでした。 「それは息子さんの担当です」1週間後――。 仕事中の私に、義母から電話がかかってきました。先週、うちに来ただけでは飽き足らず、まだ何かケチをつけようと言うのでしょうか……。 「料理はお粗末だし掃除も甘い」「全部やり直しなさい」「夫に言ってもらえます?家事は夫の仕事なので」「は?」 どうやら勝手に合鍵を作り、うちに侵入したそう……。それってやってはいけないことなのでは……?と思いましたが、いったん置いておくことにしました。 話し合いを重ねて、今度義母に何か言われたら真実を話そうという結果に落ち着いた私たち夫婦。義母が金切り声で叫ばないといいのですが……。 「お義母さん、夫から承諾をもらったので真実をお話ししますね」「夫は今、働いていません」「数カ月前のことですが、夫は会社での競争に疲れて自主退職したんです」 夫が仕事を辞めたので、私が稼ぎ頭に。夫は家事をするのが好きなようで、専業主夫になってもらったのです。 「そんなわけないじゃない!」「全部あなたのせいだわ!あなたと結婚してから息子は変わってしまったのよ!」「とっとと息子と離婚して地獄に堕ちろ!息子の人生にあんたは必要ないの!」 自慢の息子が一流企業を退職したという事実に耐えられなかったのでしょうか。夫がスーパーから帰って来た時には、もう義母はいなかったそうです。 夫の本音翌日――。 義母から夫には勝手に家に入ったことへの謝罪のメッセージが、私には「離婚しろ!」とのメッセージが延々と送られてきていました。このままではキリがないと思った夫が、義母に電話をかけることに。 「うちの嫁をいちいち責めたり、俺に干渉したりしないでくれ」「もう限界だ、二度と関わりたくない」と冷たく言った夫に、「お母さんはあなたのためを思ってアドバイスしてただけなの……」「やっぱり結婚して変わっちゃったのね……」と電話口で泣き出す義母。 「成績が落ちたらヒステリックに泣き叫んで、せっかくできた友だちと遊ぶだけで悪い友人とは遊ぶなって責め立てたよね。就職中も母さんの希望の企業に入らないと生きるのを辞めるとか脅してさ」「勝ち組だなんて思ったことないよ、毎日が地獄だった」「この人と出会ってやっと自分を取り戻せたんだ。俺の大切な人は嫁だけだよ」 さらに、夫は「もう二度とうちに来ないでくれ」「母さんとは絶縁する」と、絶縁宣言。義母は「今すぐそっちに行くから!」「引きずっててでも息子を連れて帰るわ。元凶の嫁から引き離さないよ!」とわめいていましたが、夫は無視して電話を切りました。 私たちはすでに引っ越し済み。夫は義母から物理的な距離を置きたいと言っていたので、義母には内緒で引っ越しを進めていたのです。義母が来てももぬけの殻なのです。 その後――。 私たちは携帯電話番号を変更し、義母の連絡先をあらかじめブロック。義母との縁が完全に切れたことで、夫もかなり前向きになりました。これからもお互いに支え合い、尊重し合いながら理想の夫婦を目指していきたいです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月29日私には小学5年生の息子がいます。ある日突然学校に行かなくなり、どうやら嫌がらせをされていることがわかったのですが……。息子の担任は私の幼なじみです。理由も言わず、学校に行かなくなった息子を心配して、私は彼にそれとなく事情を聞くことに……。状況を把握するためしばらく様子を見てみると言う幼なじみの言葉に、私はすこし安心しました。しかしその後、信じられない現実と向き合うことになったのです。 不登校の原因は幼なじみの担任!?結論から言うと、息子を孤立させていたのは私の幼なじみである担任でした。問い詰めると、そんなことをする教師はいないと反論してきました。しかし私には心当たりがあり……。 じつは彼、10年以上前に私にプロポーズしてきたんです。でも私はその申し出を断り、今の夫と結婚。もう昔のことなので、子どもの担任として再会したときにも気にしていませんでした。 ですが、彼のほうは断られたことを根に持っており、久しぶりに会ったことで怒りや恨みが再燃。私ではなく息子に矛先が向いたようです。息子に私のことを悪く言ったり、クラスメイトに圧力をかけて息子との会話を禁止したりしたようです。 人としてどうなのかと詰め寄ると、薄笑いを浮かべて「子どもの言うことを信用するのか」 と詰め寄ってきて……。「証拠はあるのか」 とも言ってきましたが、私が息子を信じることに証拠の有無は関係ありません。 それを知った彼は安心したらしく、とんでもないことを言い出したのです。「俺の叔父、教育委員会にいるからな!」「もみ消してくれんだよw」私は彼の言葉に呆れてしまい……。でも彼は肝心なことを知りませんでした。「偶然ね、私の義父もいるのよ」 証拠が見つかり、幼なじみの彼は…義父は教育委員会でも偉い立場です。その事実を知ったとき、彼は焦り始めました。そして、私が彼の暴言を録音したデータを持っていると伝えると、また鼻で笑いました。 携帯電話や録音機器は校則で禁止されているため、そんなことはありえないと言うのです。しかしそれは実在しました。怒られるかもしれないとわかっていても、息子を助けたいと必死に録音してくれた子がいたのです。 悪事が明るみに出たことで、担任である幼なじみは処分されることになりました。最後になって、自分と人生をやり直さないかと言い出したときにはもう何と返したらいいか……。なにせ私、彼とはお付き合いをしたことがないのです。すべては彼の妄想のなかにあるようです。 周りの人たちの協力に感謝!私が担任を怪しみ始めたのは、休んでいる息子の様子を見に来たときでした。あのとき息子の情緒が急に不安定になったのです。しかもそのすぐ後に、同じクラスのお母さんから担任の嫌がらせを聞き、主犯が彼だと確信しました。 その後、私はクラスのお友だちや親御さんに協力してもらい、証拠集めに奔走しましたが、なかなか証拠を手にできませんでした。ですが、ひとりの女の子が担任の悪事の証拠を音声で録ってくれたのです。おかげで私は学校と教育委員会に報告ができ、幼なじみは処分されることになりました。 この一件が落ち着いた後、息子はまた学校に通い出しました。幼なじみの逆恨みを心配しましたが、今のところ問題なく登校しています。送迎は欠かせませんが、お友だちやその親御さん、学校の先生方の協力があり、ここまでやってこられました。とても感謝しています。 ◇ ◇ ◇ ほとんどの先生は生徒のことを第一に考えていると思いますが、担任の卑劣な行為は許せませんね。親のほうは子どものSOSに気づけるよう、ふだんから心がけを大切にしたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月28日つわりがひどく、家事に手が回らない私。夫は「手を抜くな」と私を責め、自分は飲み歩いてばかり。そんな夫の横暴な態度に我慢を続けていた私ですが、ある日、夫のスマホに女の人から連絡が来ているのを見てしまって……?つわりで動けない私に「しっかり家事をしろ」と言いつけ、連日飲み歩いている夫。出産予定日も近いというのに、夫の行動は独身時代と変わりませんでした。 自分勝手な夫「もう少し父親になる自覚を持ってほしい」と私が言っても、「飲み会は仕事の一環だから」「女は『つわりが~』『妊娠してて~』って言えば許されるんだからいいよな~」「家事くらいはちゃんとやれよ」と言い出す始末。 そんなある日、深夜に泥酔して帰宅し、そのまま爆睡した夫のスマホにたくさんの通知が来ているのが見えてしまいました。メッセージが連投されているようで、内容までは見えませんでしたが、送信主は……女性の名前。 不安になった私は、翌朝夫に「帰りが遅いのは、本当に飲み会なんだよね?」「同じ女の人からたくさん連絡来てたよ?」と尋ねました。すると、夫は「俺のスマホ勝手に見てんの?キモ過ぎ」と私を責めました。 「メッセージだって仕事関係の人からに決まってるじゃん」「不安だったら夫のことを疑ってもいいってか?ありえないだろ」「そもそも、つわり程度でしんどいだの家事ができないだの甘えたこと言ってる奴が人様を疑うとか、何様のつもりだ?」 私が慌てて謝ると、「今後、俺に口答えしないのはもちろんとして、次つわりがどうとか言い出したら許さないから」「そん時はマジで覚悟しろよ」と言って、夫は仕事へ向かってしまいました。 夫に返信した人物は…数週間後――。 「お前なんで家にいないの?」「つわりが辛いとか言う割に、遊ぶ元気はあるんだな」「さっさと帰って家事しろよ」「奥さんも子供ももういないよ」 珍しく早く帰宅したらしい夫から、私にメッセージが届きました。出産間近な私は、とある女性と一緒に私の実家にいました。夫に返信してくれたのは、その女性……夫の不倫相手です。 私のスマホに連絡したはずなのに、不倫相手だと名乗ったため、夫は驚きすぎて言葉を失っている様子。不倫相手は「奥さんに今後の話し合いをしようって呼ばれたの」「外で会おうかと思ったんだけど、奥さん妊娠中でしょ?何かあったらいけないからね、奥さんの実家で会うことにしたの」と話し続けています。 「あの……不倫のことは……。妻は、なんて言ってる……?」とおそるおそる聞いてきた夫。「ブチギレに決まってるじゃーん!」「離婚して子供の親権を取るのはもちろん、慰謝料も養育費もかなりの額を請求するってさ、ご愁傷様~」と不倫相手。 夫に女の影があることに気付いた私は、こっそり相手の女性に連絡を取ったのです。不倫相手によると、夫は独身だと嘘をついていたとのことでした。私も不倫相手も、夫に騙されていたのです。 不倫相手の女性は、私に平謝り。慰謝料もしっかり払うと言われましたが、悪かったのは嘘をついていた夫。私に協力してもらうことを条件に、不倫相手には慰謝料を請求しないことにしました。 「明日あたり奥さんの実家に来てね~!ちゃんと離婚届とか慰謝料の書類にサインしないといけないじゃん?」「それが終わったら、新しい生活始めようよ!」と、明るい調子で続けた不倫相手。 不倫相手から言われた「新しい生活」に希望を持ったのか、夫は翌日には私の実家に来て、離婚届などの書類にサインしてくれました。 不倫夫の「新しい生活」数日後――。 私と夫の離婚は無事成立。元夫は不倫相手と一緒に「新しい生活」を始めようと思っていたらしいのですが、すでに不倫相手は引越して、元夫の連絡先をブロック済み。夫は一人寂しく「新しい生活」を始めたのではないでしょうか。 知らない間に不倫の片棒を担がされていた彼女。「妻の妊娠中に不倫するなんて……」とわなわな震えていました。元夫と再婚しても、同じことを繰り返されるだけだろうと思ったのでしょう。そんな元夫と結婚していた私が言うのもなんですが、逃げて正解だと思います。 その後――。 私は無事に娘を出産。今はシングルマザーとしてがんばっています。 私と不倫相手の貴重な時間を奪った夫のことは、一生許せないでしょう。でも、これからは娘のことを第一に、娘に恥ずかしくないように生きていこうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月28日夫は司法試験浪人生。夫の夢を応援して生活は私が支えていますが、婚活アプリを利用して2度目の不倫が発覚し……。不倫をした夫は私に離婚を迫ってきました。しかもその理由が、運命の相手に出会ったからだというのですから……もう開いた口がふさがりません。 もう限界…ある人に相談することに夫の1度目の不倫のとき、義母は離婚を勧めてくれました。私があのとき、やり直すと言わなければ……と後悔しています。義母はいつも実の娘のように接してくれるので、今回の件も相談することにしました。 義母に夫のことを話すと、「うちのバカ息子! 司法の勉強をしている身でありながら2度も不倫をするなんて、あきれてものが言えない。わが子であっても許せない」と憤りを隠せません。 実はいま、ある事情で夫に家をい出され、ネットカフェで寝泊まりしています。それについても義母は自分の家に来るよう言ってくれました。 私物を人質に取られてしまい…夫は私に離婚届のサインと慰謝料の放棄を求め、家を追い出しました。求めに応じなければ、家にある私物をすべて処分すると言ってきます。 私は両親の形見の品を大切にしており、今回はそれを盾にとった形です。あまりに汚いやり方で、義母も驚きを通り越して呆れていました。義母は「形見は取り返す!」と意気込み、ふたりで作戦を考えることになったのです。 作戦にまんまとハマった夫ある日、義母から夫に連絡をしました。たまたまですが、義母と不倫相手の名前が一緒だったので、なりすますような形になってしまいましたが……。 知らない番号から連絡がきたので夫は最初怪しんだようでしたが、携帯電話が壊れたから新しい番号にしたと言うとすんなり状況を受け入れたようです。そして内容証明が送られてきて既婚者だと知ったと伝えると、夫は慌て出しました。 不倫相手の君が一番で、これからも一緒にいたいと思っていると熱く語った夫。だからこそ、婚姻を解消してからその話を打ち明けようと思っていたと言い訳をしました。そして、解決するまでご両親には黙っていてほしいとお願いしてきたのです。 その話を聞いて、再び気持ちが盛り上がったかのように返信。付き合い始めた日を覚えているかと尋ねると、夫は簡単に答えてくれました。携帯電話が壊れて一緒に撮った写真が1枚もなくなったと言うと、何枚も写真を送ってくれました。「明日のデート、楽しみにしているよ♡」「あら、デートなんてたっくんが子供の時以来ね〜♡」「は?」そこでやっとおかしいと気づいた夫。正体を明かし、不倫の証拠集めに協力してくれてありがとうと伝えました。 不倫の証拠を集めて行動スタート証拠を集めた後、私は今回の件を弁護士に相談。私の荷物に手を出したら法的手段を取ると伝えました。私物を盾に脅すのは脅迫罪が適用される場合があり、勝手に形見の品を捨てたら器物損壊罪になるようです。 司法の道に進みたいと勉強しているのなら知っているはずだと思うのですが、夫は勉強していなかったようです。どうりで何度も試験に落ちるはず……。結局、私と夫は離婚。不倫の証拠をもとに慰謝料を請求しました。元夫は慰謝料の件で義母に泣きついたようです。どうやら私への慰謝料を不倫相手の実家に立て替えてもらったらしいのですが、その実家はじつは経営状況が良くないらしく……。今後は家業を手伝ってほしいと言われているようです。 これでは今年も試験に受からない、きちんと勉強したいから助けてくれと言ったようですが、義母はこれを無視。いま、元夫はどうしているかわかりませんが、義母とは連絡を取り合って楽しく過ごしています。 ◇ ◇ ◇ 支えてくれている妻のことを裏切り、追い出そうとひどい仕打ちをするなんて信じられませんね。理不尽な主張を盾にして慰謝料の支払いを渋るような元夫のことは忘れ、幸せに暮らしてほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月27日もともとやさしかった夫。しかし、結婚後は夫は豹変し、私に対する言動がきつくなっていました。最近では私が悪くなくても私を責め立て、謝罪を求めてくるように。謝罪しないといつまでも不機嫌なままなのです。離婚を決意しても、夫は話し合いにすら応じてくれません。そこで私はある人に相談することにしたのです――。 専業主婦の私。その日は体調を崩し、朝から寝込んでいました。しかし、夫から「同僚と後輩を連れて帰るから、酒と飯の用意をしとけ」と連絡が。夫には体調が悪いことを伝えてあるはずなのにと、私は悲しくなりました。 私を全否定する夫十分なおもてなしもできないし、風邪をうつしてしまうのも悪いから、と私が拒否すると、夫は激昂。「お前、また俺を幻滅させる気?」から始まり、「体調管理を怠るお前が悪い」「普段タダ飯食べてるんだから、こういう時くらい役に立てよ」と私をひたすらなじります。 「お前のせいで俺や同僚の予定が台無しになるんだぞ」「体調管理を怠って、旦那様の役に立てずにすみませんって謝れよ」 私が謝るまで、夫は暴言の嵐。私が仕方なく謝ると、ようやく夫は「はじめからそうやって謝ればいいんだよ」「お前は本当にダメな奴なんだから、俺の言うとおりにしてろ」と機嫌を直したのでした。 離婚したい…1週間後――。 先週の体調不良はインフルエンザだったことが発覚。翌日に延期してもらったうちでの飲み会も、結局中止にすることに。それからというもの、夫の暴言はいちだんとひどくなりました。 「俺の邪魔ばっかりしやがって」「頭の回転も早くない、物覚えも悪い、そんなお前と結婚してやって、養ってやってる俺に恩は感じないのか?」 さらに、夫は「しばらく生活費渡すのやめるから」「お前が自分の立場を理解して、土下座で謝罪するまで、生活費は渡さないからな!」と言ってきたのです。私は専業主婦で、夫の稼ぎ頼み。今後どうやって生活していけばいいのだろうか、と途方に暮れました。 数日後――。 いろいろ考えた結果、私はもう夫とやっていけないという結論に達しました。離婚を決意したのです。 話し合いをしたくて「早く帰ってきてほしい」とメッセージで連絡を入れても、夫は「なんでお前に指図されないといけないわけ?」と嘲笑ってきます。仕方なく、「大事な話があるの」「私と離婚してください」と文面で伝えましたが、「新しい戦法を考えたな」「そうすれば土下座して謝らなくて済むと思ったのか?」と一笑に付されてしまいました。 私は真剣に、離婚の話し合いをしたいと伝え続けました。しかし、「今日帰るのやめるわ。仕事で疲れてるしお前の価値ない話なんて聞きたくない」「離婚は俺達だけの問題じゃないんだ、うちの両親も悲しむだろうな」と夫。 離婚どころか、夫婦の話し合いすらできないなんて……。結局、夫は宣言通り帰ってきませんでした。 夫との結婚生活に限界を感じていた私は、ある人に相談することにしたのです。 味方をしてくれたのは…翌日――。 「俺がいなきゃ生活できない女が離婚?」「本当に頭悪いなお前。病院行ってくれば?」「お前、誰のおかげで生活できてると思ってんの?」 私が離婚を切り出したのがおもしろくなかったのでしょう、夫はいつにもまして暴言を連投してきました。そこで、私はそばにいたとある人物に、自分のスマホを渡しました。 「あんたがキレたって何も思わないわよ」「いい歳して何ガキみたいなこと言ってんの」とその人が返します。言い返されると思っていなかった夫は、「お前いい加減にしろよ」「それが俺に対する態度か?」と返事をしてきました。 「私、あんたの母親だけど?あんたこそいい加減にしなさいよ」 そう、私がスマホを手渡したのは夫の母、つまり義母でした。夫の横暴に耐えられなくなった私は、義実家に行って離婚したい旨を直接義両親に伝えたのです。今までの夫とのメッセージのやり取りを見せると、義両親の顔色は蒼白に。「息子さんと離婚させてください」と私が頭を下げると、逆に「うちの息子が本当にごめんなさい!」と頭を下げられてしまいました。 「離婚だなんて俺の気を引こうとして言ってるだけなんだ」「痴話喧嘩なんだから、母さんは気にしないでくれよ」という夫に、義母は「どれだけ心を尽くしても何をしてもあんたに責められて、理不尽に謝罪を求められて、もう無理だと気付いたのよ?」「この子が気に入らなくて、毎日イライラするんだったら別れた方がお互いのためにもいいじゃない」と反論。 「喧嘩に見えないから私は離婚に賛成してるのよ?あんたがしてることはただの支配よ」「実家暮らしの時は家事もしない、家にお金も入れない、一人暮らしになったらすぐにゴミ屋敷になってたじゃない」「あんたが日々生活できてるのはこの子のおかげなのよ!」 鼻息荒くメッセージを打ち込む義母の隣で、義父も深くうなずいています。私たちもこんな夫婦になりたかったなぁ……。 義母は言いたいことを言いきったのか、私にスマホを返してきました。「お義母さんからスマホを返してもらったよ」「私の気持ちは変わりません」と送ると、「うちの親まで巻き込むなんてひどいんじゃないか?」「夫婦で話し合ってないのに、いきなり親に話すなんて」と夫。 夫が「離婚したらうちの両親が悲しむ」と言ったので、私は頭を下げに来たのです。そもそも、夫が話し合いに応じてくれればこんなことにはならなかったのに……。 「うちに帰っておいで」「やり直そう」と夫から甘い言葉が送られてきますが、私は荷物を取りに行く以外で家に帰るつもりはありません。一度割れた皿は、簡単には元に戻らないのです。 その後――。 義両親の助けもあって、無事私たちの離婚は成立。私は直接会っていないのでわかりませんが、元夫は最後まで「離婚したくない」と泣きわめいていたそうです。 現在、私は実家に戻り、のんびりと再就職に向けて準備中です。我慢しなくていい生活って最高!これからは自分の心のままに生きていきたいと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月27日同居を望まない母の気持ちを無視し、兄夫婦は実家で好き放題。母は家事をすべて担っており、朝から晩まで忙しくしています。兄は母の足腰が弱ってきているのを心配して同居したいと言ったのですが、結局は母がひとりで家のことをしており……。せめて兄が休みの日は手伝ってもよさそうですが、それはイヤなようです。 こんなことなら私が母を引き取ると話すと、財産ねらいかと疑われる始末で……。うちは夫婦2人だけなので、幸いなことにお金には困っていません。生活費を入れず、母におんぶにだっこの兄たちのほうがよっぽど財産をねらっているように見えます。 家を追い出された母は…ある日のこと。私が実家を訪ねると母がいません。家にいた義姉に話を聞いたところ、兄に縁を切られて追い出されたとのこと。どうやら母に生活費を入れるよう言われた兄がブチ切れたようです。 おまけに私があれこれ言っていたら、嫁に行ったやつがうるさいと怒鳴られ、私まで絶縁宣言をされました。 それから母とは連絡がつかず、とても心配しました。母と連絡がとれたので、私は疑問をぶつけることに。「なんでお兄ちゃんたちに家も貯金も渡したの?!」「お母さん、あの人たちの好きにさせすぎだよ……」心配する私に、母は笑顔で答えました。「いいの♪ あの子たち何もわかっていないから♪」じつは家の名義は母のままで、兄に渡すよう言われた通帳も空の口座だったのです。 金銭面は安心でも、住むところがなければ問題です。我が家にしばらくいてもらうことにしました。話をすると、夫も賛同してくれてひと安心。 母は古い実家に見切りをつけ、マンションを買おうとしているようです。そちらを新居にするから、一緒に住もうと提案されました。 兄からの連絡。立場逆転!?1週間後、兄から連絡がありました。母がどこにいるのか必死に探しているようで……。というのも、通帳の残高がないことにようやく気づいたらしいのです。 どうやら兄には多額の借金があるらしく、返済するため母にお金を借りたいというのです。最初から正直に話していれば話がややこしくならなかったと思うのですが……。 もう二度とひどいことはしないので母に帰ってきてほしいと言われましたが、断りました。これまでの兄の言動を見て、反省しているとは思えなかったのです。 実家がなくなることを兄に伝えると…私は最後に、兄へ大切なことを伝えました。実家が売りに出されるので早めに引っ越したほうがいいよ、と……。思ってもみない話に、兄は度肝を抜かれたようです。 母を頼れないとわかると、今度はターゲットを私に変更。借金を申し込んできました。しつこくお金の無心をしてきましたが、すべて無視を貫きました。すると、兄夫婦は夜逃げのようなことをして消息はいまだ不明です。関わらないと決めているので、探すこともしていません。 それよりも、今の私の関心事は母との暮らしです。兄のせいでこれまで気苦労が絶えなかった母。これからは楽しく暮らし、たくさんの思い出を一緒に作りたいと思っています。 ◇ ◇ ◇ 親しき仲にも礼儀ありと言いますが、血のつながった家族であっても節度をわきまえる必要がありますね。何でも言い合える近い間柄だからこそ、良い関係を保つためにも気遣いは大切にしたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月26日もともと仕事が生きがいだった私。しかし、妊娠を機に夫と話し合い、しばらくは家と子どものことに集中するため、退職することに。「両親が仕事に追われて子どもに構ってやれなかったらかわいそうだろう?」「一番かわいい時にそばにいてやれよ」という夫の言葉をうのみにしていました。けれども出産後、夫は私を「無職」と呼び始め、私や子どもに対してどんどん横暴になっていったのです……。無事に出産を終え、退院してようやくわが家に帰ってきた私と子ども。夫はまだ帰宅していないようです。 わが子に無関心な夫「帰ってきたよ~」とメッセージを送ると、「おかえり」「今日は遅くなるから先に寝てていいよ」とすぐに返事が来ました。「残業?お疲れ様」と労わると、「仕事じゃないよ」「知人の誕生日パーティーに来てるんだ」「結構な金持ちでさ、俺今タワマンの高層階にいる」と返信が。 え?普通、生まれたばかりのわが子にはすぐ会いたいものじゃないの……?と私はびっくり。私の入院中にも、なかなか顔を見せなかった夫。知人の誕生日ももちろん大切ではありますが、普通はわが子を優先するのではないでしょうか……。 「パーティーに来てる人は仕事関係の人も多いから、仕事の延長線ってこと」「子どもは毎日見れるし、今までも写真で見てたからいいよ」「無職のお前と違って俺は大変なの」と夫。 私だって、本当なら仕事を続けたかった……。しかし、夫に説得されて退職を決断したのです。まだ小さなわが子を抱きしめながら、私はぐっとくちびるを噛み締めました。 離婚届4カ月後――。 あれからも毎日のように遊び歩いている夫。泥酔して朝方に帰ってくることもしばしばありました。ワンオペに限界を感じた私が協力を仰ぐと、「なんで俺が家事なんかしなきゃいけないんだよ」とバッサリ。 夫はお酒を飲むと気が大きくなるようで、私たちに対しても粗暴な発言を繰り返すのでした。しかも、タチの悪いことに、一切覚えていないのです。いつ警察のお世話になるかわからない夫。私は常にひやひやしていました。 「俺は家事とか育児とかできねーからお前を専業にしてやったんだろうが」「黙って家事と育児に集中しろよ、この無職が!」 最近では素面でも暴言を吐くようになった夫。子どものことを「ガキ」と呼び、私を「無職」「主婦失格」となじります。そのうえ、私が何か反論すると、「養ってやってる俺に盾突くな!」「これ以上偉そうな発言したら離婚するぞ!」と離婚を持ち出して脅すようになったのです。 離婚ならもう…1週間後――。 「無職のごく潰しが家事もしないでどこ行ってる?」「舐めた態度をとるなら離婚だ」「ガキと路頭に迷うか?w」「もう離婚してるよ」 私が子どもを連れて引っ越しを終えた日に限って、珍しく早く帰宅した元夫からメッセージが届きました。私たちは正式に離婚済み。夫はやはり、自分の言ったことを覚えていなかったようです。 家事と育児を押し付けられ、暴言を吐かれる毎日に耐えかねた私。夫が飲みに行く日を見計らって、両親と義両親を家に呼んだのです。 いつものように泥酔して帰宅した夫。両親と義両親には別の部屋に隠れて様子をうかがってもらいました。夫は「無職が旦那様に盾突くんじゃねぇ!」「こんな主婦失格の嫁とガキなんかいらねぇ!ドブに捨ててやる!」と言いたい放題。 さすがに私の両親も義両親も驚いたのか、部屋から飛び出してきました。しかし、「ガキがピーピーうるさくて眠れやしないんですよ」「無職のこいつらを俺が養ってやってるんですよ~」と、夫の暴言は止まりません。 夫が「俺の言うことを聞かないなら離婚するぞ!」と言い出したタイミングを見計らって、私は離婚届を夫の前に差し出しました。すると、夫は嬉々として離婚届にサイン。「せいせいした!」と言い、そのまま爆睡した夫を見て、義父は「お前が父親になるのは無理だったな……」とぽつりとこぼしていました。 元夫はこのことをまったく覚えていなかったそう。「無職のくせに!」「この離婚は無効だ!」などとわめいていましたが、先に離婚を切り出したのは元夫です。離婚届も受理されていますし、私と子どもが夫のもとに戻ることは金輪際ありません。 その後――。 両親や義両親のサポートのおかげで、子どもはすくすくと育っています。子どもを「ガキ」としか呼ばない夫と引き離せて本当に良かった、と心から思っています。 私は元の職場と話し合い、復職しました。子どもは保育園に預けています。ブランクのせいで、まだ仕事の勘を取り戻せてはいませんが、専業主婦だった時よりもストレスは少なく、むしろ生きがいだった仕事に再び就けたことで前向きに過ごせています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月26日夫は私に幼稚園児の娘の育児や家事を任せっぱなしで平日も休日も、飲み歩いたりゴルフへ行ったりしています。しかし、仕事をがんばってしっかり稼いできてくれるので大目に見ていました。ただ最近、娘の誕生日パーティーをすっぽかし、イライラした私は、もう少し家の事や娘に関わってほしいと思うように。そんなある日、夫が突然、少し離れたところに住む義母と「旅行に行ってくる」と言い出したのです――。 「月末、母さんと旅行することになった」「連休も取ったし、多分1週間くらい家を空けるよ」 突然、夫から言われた義母との親子旅行。私と娘は1年以上どこにも連れて行ってもらえないのに……。 突然の親子旅行「私たちも一緒じゃダメなの?」と聞くと、「うちの実家は遠いし、頻繁に会える距離じゃないだろ?」「母さん、旅行好きだし、たまには親子水入らずもいいかなって」と返してきた夫。 もう決定事項のようなので、行くなとは言いません。しかし、有給にも限りがありますし、少しは相談してくれたってよかったのではないかと思ってしまいます……。 「母さん、とっても楽しみにしててさ、毎日連絡来るんだ」「俺って本当好き勝手やって、周りに迷惑かけてたからさ……。でももう三十も半ばだし、家族のことを考えるようになったんだ」「旅行後の俺は変わるぞ、ちゃんと家族サービスもするからさ」 夫はそう言うものの、私はにわかには信じられませんでした。娘の誕生日パーティーは「取引先と飲みに行くことになった」と言ってすっぽかし、運動会に来たはいいもののずっと寝ているといった前科がいくつもあるのですから。 「いつも口だけじゃない……」とつぶやくと、「今度は本当だから!」と夫。「娘と行きたい場所を考えておくから」「もしも今度約束を破ったら、本気で怒るからね」と念押しして、私は義母と夫の旅行を了承したのです。 義母からの電話数週間後――。 夫を旅行に送り出した私。夫が家を出てから2時間後くらいに、義母から私に電話がかかってきました。 「息子と連絡が取れないんだけど、家にいる?」「お義母さん、夫と旅行中じゃないんですか?」「何言ってるの?私入院中よ…?」 今朝、義母は日課のジョギング中に足がつって転倒。その時に左手をついてしまったようで、骨折してしまったそう。頭も打って気を失っていたため、今日一日は様子見も兼ねて入院になるとのことでした。 義母に親子旅行のことを聞いてみると、「そんな話、聞いてないわ」との返答が。「あのバカ息子、どこで油売ってるのかしら?」「今すぐ帰って来いって伝えるわ!」と鼻息荒くなった義母を、私は慌てて止めました。 なんだか怪しい夫。私はあえて泳がせて、夫がどこで何をしているのか、誰と一緒にいるのかを調べたいと提案しました。すると、義母も協力してくれることに。 「怪我で大変な時にごめんなさい……」と私が謝ると、「嘘をついた息子が悪いのよ!こちらこそごめんなさい」「息子から連絡が来たら、怪我をして入院したことだけ伝えるわね」と義母。 「他になにか私にできることがあったら言ってね。……と言っても身動きが取れないからあまり役に立たないかもしれないけど」と言った義母に礼を言い、私は夫のことを徹底的に調べ上げることにしました。 おかえりなさい、さようなら数日後――。 家に帰宅したらしい夫から「どこいるのー?」「もしかして、娘連れて実家にでも遊びに行ってる?」とのんきなメッセージが届きました。 私は「テーブルの上にあなたに見てほしいものがあるから、今すぐ確認して」とだけ伝えました。数分後、夫から電話が。 「これどういうことだ!?」「なんで離婚届が置いてあるんだよ!」とうろたえながらもまくしたてる夫。 「もしかして母さんを優先して旅行に連れて行ったから……?」「俺がいつも家事育児を任せっきりだったから……?」と夫。どうやら自分の日頃の行動に問題があったことは自覚していたようです。 「俺、もっと家族に寄り添うようにするって言ったばっかりじゃん。なのにいきなり離婚なんて……」とぐすぐす言い出した夫を、「離婚理由はあんたが不倫相手と旅行に行ったからだよ」「家族を大事にするって言っておきながら、言ってることとやってることがかみ合ってないよね?」と私は突っぱねました。 「旅行は母さんと行ったんだよ!母さんは帰り際に充電無いって言ってたし、今すぐ連絡は取れないと思うけど……」と言い訳をし始めたので、私は「大丈夫、直接お義母さんに聞くから」と返しました。 私は娘を連れて、義母の家に来ていたのです。義母のもとには数秒前に夫から「母さん、悪いけど、俺と旅行してたってことにしてくれ!」とメッセージが届いていました。私と夫の電話でのやり取りを聞いていた義母は呆れ顔。 「え、母さんのところにいるの……」と言ったっきり、しばらく黙ってしまった夫。このままでは分が悪いと思ったのか、「実は、友だちと……」と言い出しました。「私たちの結婚式に来てた人?」と聞くと、「いや、大学時代の友だちで……」「結婚式には都合が悪くて来れなかったやつで……」と夫はしどろもどろ。 「いい加減に白状してよ」「家のパソコンで予約取ったでしょ?全部履歴残ってたよ」と言うと、「だから、そこに男友だちと行ったんだって!」「変な誤解はやめてくれよ!」とまだしらを切ろうとする夫。 「誤解じゃなくて、この目で見たんだよ」「私、両親に娘を預けて、友だちとそっちに行ったんだから」「あんたと不倫相手がイチャイチャしながら楽しんでたところ、証拠の動画も写真もしっかり撮ったけど?まだ馬鹿な言い訳を続けるつもり?」 ここまで言っても、「違うんだ……」と夫。「本当は旅行なんてしたくなかったんだ!」「俺が一番大切なのは家族だって気付いたから、彼女には別れを告げたんだ」「そしたら最後の思い出に旅行したいって言われて仕方なく……」 いくら夫がこれから「浮気しない」「裏切らない」と決意したところで、不倫した事実は消えません。不倫相手と別れたからと言って、許せることではありません。 家事育児を私に押し付けて、女遊びに呆けていた夫。私たち家族は旅行に連れて行かないくせに、不倫相手のお願いなら簡単に聞いてしまうのです。 「離婚だけはどうか考え直してください」「家事もするし、娘ともたくさん遊ぶ!だから、どうか……」と懇願してきた夫。しかし、夫がこの口だけの約束を守ったためしなんてありません。 「そういえば」と、自分でも驚くくらい明るい声で切り出した私。「さっきあんた達が別れるまで、私の友だちが見張っててくれたんだけど……」「お互い、『またね』って言って手を振って別れたらしいじゃない」 「それは、言葉のあやで……!」「もう会わない!二度と傷つけるようなことはしないから!」と夫。何を言われても、もう私の心には響きません。私や娘を悲しませることしかできない口だけの男は、書面でとっとと縁を切るのが一番だ、と私はあらためて思ったのでした。 その後――。 離婚したくないと泣き喚いていた夫を、義母が一喝。娘の親権は私がもらい、私と夫は離婚しました。 私と娘は義母の手首が治るまでの数カ月間、義母の家で一緒に暮らしていました。私も自分たちの家には戻りたくなかったので、義母が快く同居させてくれて助かりました。本当に義母には頭が上がりません。 今回助けてくれた義母や友人、そして娘を預かってくれた両親への感謝を忘れずに、これからの新しい生活もがんばっていこうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月26日現在、夫は求職中。プライドが高く選り好みするので、なかなか仕事が決まりません。その上、私の財布からお金を盗んでは飲み歩いているのです。今夜はお財布から3万円が抜かれており、怒りがマックスに。夫を問い詰めると、のらりくらりと話題を変えてきて……。私がイライラしていると、夫は温泉にでも行こうと提案してきました。結局すべて私持ちにはなりますが、たまの骨休めもいいなと思い、この際なので義父母を誘って行ってこようと思います。 結局、温泉でもイライラ!?夫が友だちから勧められたという温泉自体は、とても良かったのですが……。旅館の予約を任せたところ、着いてびっくり。食事付きのはずが素泊まりになっていたり、2部屋の予約が1部屋しか取れていなかったりと、もうめちゃめちゃで。旅館の予約くらい大丈夫と思って信じた私が馬鹿でした。 しかも、夫は入浴後どこかへ行ってしまい、ようやく連絡がついたときにはひとりではしご酒を楽しんで出来上がった状態でした。義父母を連れてごはんに行かなくてはならないのですが、夫の勝手な行動にカッチーン。いつも調子の良いことばかり言うけれど、責任感ゼロで参ってしまいます。 夫は私の言い方がムカつくと言って怒り、私たちは売り言葉に買い言葉でケンカを始めました。最後に「亭主に生意気な口たたきやがって。覚えていろよ」 と夫が捨てゼリフを吐いたのですが、これが後から起こる大事件の予兆だとは思いもしませんでした。 夫から秘湯に行こうと誘われ…夫は結局、夜遅くになるまで部屋に帰ってきませんでした。私の暗い表情を気にした義母は何かあったのかと尋ねてくれましたが、心配させたくないので私は平静を装いました。 翌朝、どういう風の吹き回しか夫から秘湯に行こうと誘われました。2人だけでというので何かおかしいなとは思ったのですが、予感は的中。山の奥に奥に進んだ挙げ句、秘湯など見つからないどころか置いてきぼりにされてしまい……。夫は自分だけ車に乗って、山を下ってしまったのです。 近くに道案内の看板はなく、どこにいるのかもよくわかりません。夫に電話をすると「ひとりで勝手に下りてこい、先にみんなで帰るから」と言われました。挙げ句の果てに、「亭主様であるオレに暴言を吐いた罰だ」と言い出し……。謝ったら迎えに来てくれるそうですが、こんな器の小さな男に屈したくありません。私は自力で下山する道を選びました。 6時間後、夫から私の携帯電話に連絡が入りました。「まだ山の中にいるのか?」笑いながら聞いてくる夫に、私は言ってやりました。「露天風呂最高~」「は?」 日頃の行いが良かったからでしょうか。私は自力で下山し、偶然出会った女性に道を聞きました。幸運なことに、その女性は近くの温泉宿の女将さんで……。ご厚意で入らせてもらった露天風呂が、もう最高に気持ちよかったです。その話を聞いて悔しそうにする夫。自力で家まで帰ってこいと言ってきました。さて、夫はどうやって家に帰るのでしょう。今はダム観光の場所でトイレ休憩しているらしいのですが……。 私の次は夫が置き去りに…もう携帯の充電がなかったのですが、女将さんの宿で充電させてもらいました。すぐに義母に連絡して事情を話したところ、急いで義父と一緒に迎えに来てくれるそうです。私はとても助かったのですが、車は1台しかありません。2人が私を迎えにくるということは……。それを知った夫は、焦り出しました。 すぐ連絡して義母に戻ってきてもらうと息巻いた夫ですが、それはありえないことです。夫がやってきたことを義母にすべて話したら、それはそれは夫に対して怒っていて……。こちらの方が驚いたくらいです。 迎えに来てくれた義父母はひたすら謝ってくれました。悪いのは夫であり、義父母ではありません。ですから、この宿の露天風呂をみんなで堪能して楽しい時間を過ごしました。ちょいちょい入っていた夫からの連絡は無視をして……。 私はこの旅行の後、夫と別れることに。義父母にも話し合いに加わってもらい、慰謝料を支払うことを夫に約束させました。今回のことで夫もすこし変わるといいのですが……もう私には関係のないことですけどね。 ◇ ◇ ◇ 何に使っているのかわかりませんが、勝手に財布からお金を抜き取られたら悲しい気持ちになりますよね。何度も続けば、悲しみが怒りにかわることもあると思います。2人での話し合いが難しい場合は両親や第三者に入ってもらうなどして、円満に解決できるといいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月25日専業主婦の私は、会社員の夫と仲睦まじく暮らしていました。義母も素敵な人で、私にもすごく良くしてくれていたのですが、ある日を境に豹変したのです。家に来た義母が突然、私の料理をゴミ箱に捨て始めて――?「お義母さん!なんで私の料理を捨てるんですか!!」 最近、よく私たちの家を訪問するようになっていた義母。義母は朗らかで友人も多く、ひそかに私は憧れを抱いていました。そんな義母と会えるのがうれしくて、私は訪問を楽しみにしていたのですが……。 突然冷たくなった義母義母は私の作った料理を捨てていたのです。しかも、冷蔵庫の中の作り置きまで、すべて。あまりの暴挙に、声を荒げてしまった私。義母は私を冷たい目で見据えるだけで何も言わず、そのまま帰ってしまいました。 義母とは良い関係を築けていたと思っていたのに……。私は涙をこらえながら、メッセージで夫に先ほどのことを伝えました。すると、夫も「料理を捨てるのはひどいな。母さんにはちゃんと言っておくから」「自分の母親を悪く言いたかないけど、嫁いびりするような人って絶対性格悪いじゃん……」と私の肩を持ってくれたのです。 義母の機嫌を損ねるようなことをした覚えはありません。それからも毎日のように家に来て、私の作った料理を捨てる義母。今まで良くしてくれた義母の豹変に、私はただただ戸惑うばかりでした。 大事にしていたお花が…!数週間後――。 買い物から帰った私は、家の前で声を上げて泣き出してしまいました。私がずっと手をかけてきた花壇が荒らされ、あたりにはゴミまで散乱していたのです。花壇のそばには、義母が自宅で使っているものと同じスコップが落ちていました。 泣きじゃくりながら夫に電話をかけ、「お義母さんに、やられた」と言った私。私にとって花壇が大切なものだということを知っている夫は、「俺、今日仕事が終わったら実家に行って確認するよ」と言ってくれました。 「実家にあのスコップがあるか確認しないといけないし、まずは俺だけで話してくるよ」「すぐには元気にはなれないと思うけど、気分転換して」「少しくらい奮発していいから、家に飾るお花を買っておいでよ」と、どこまでも私にやさしい夫。 しかし、このやさしさはすべて嘘だったのです……。 黒幕は…?翌日――。 昨日、義実家から戻ってきた夫は、「母さんから離婚を提案された……」と言っていました。こんなに攻撃されて黙っているわけにはいきません。一言言ってやろうと思い、私は義母に電話をかけました。 「夫へ私との離婚を提案したと聞きましたが?」と言うと、「え、あの子話したの!?」となぜか驚く義母。 「こんな大事なことを夫が私に伝えないとでも?」「どうして突然ひどいことをしてくるようになったんですか?」「元から私のことが気に入らなかったという話は夫から聞きましたけど、だからと言って、嫌がらせをしたり、離婚を提案してきたりするのはどうかと思います」 息継ぎなしで言い切った私。すると、義母は「待って……。いったい何の話をしているの?」と逆に私に聞いてきたのです。 「私のことが気に入らないからって、お義母さんが嫁いびりをしてくることについてですよ!」と言うと、「待って、逆でしょう?私は嫁いびりなんかしていないわ」「先に裏切ったのはあなたのほうじゃない」「息子から離婚のことを聞いているなら、すべて話すわよ」と義母。そこで、私は黙って義母の話を聞くことにしました。 義母によると、夫は「妻の手料理を食べると気分が悪くなる」「腐った食材を使われている気がする」と言っていたそう。息子の悲痛な訴えを信じ込んだ義母は、毎日のように私たちの家に来て、私の手料理を片っ端から捨てていたというのです。息子を守りたい一心で。 「じゃあ、なんで私の大事な花壇を荒らしたりしたんですか?!」と聞くと、「そんなことしてないわよ!」と否定した義母。「でも、お義母さんの使ってるスコップが落ちてたんですよ……?」と言うと、「そのスコップ、数日前に失くしてて……。ちょっと待って、何かがおかしいわね?」と義母。 私と義母の話はどこかが食い違っているのです。私はそのまま義実家にお邪魔して、義母としっかり話し合うことにしました。 1週間後――。 「もう私、家を出て行くね」「別れよう」と夫にメッセージを送ると、すぐさま返信が来ました。 「また母さんにいびられたのか…ごめん…」「何が気に入らないんだろうな」「あんたのせいでしょ?わざと嫁姑を揉めさせて何がしたいの?」 私と義母の仲をこじらせようとしていたのは、夫でした。しかし、夫は「母さんのことは信じないほうがいい」「俺を悪者にして、丸くおさめようとしてるんだよ」と素直に認めません。 「お義母さん、横で怒ってるよ?」 さっきまで、私の引っ越しを手伝ってくれていた義母。今は2人でカフェでお茶をしています。夫から義母に送られたメッセージも確認しているし、夫はもう言い逃れできません。 義母と話し合いをしてから、私は興信所に頼んで夫の行動を調べてもらいました。すると、夫は会社の部下とデキていたことが発覚。嫁姑問題のせいにして、私と離婚したかったようです。 嫁いびりに悩み、大事な花壇を荒らされて悲しんでいる私を見て、夫は「計画通り(笑)」とせせら笑っていたのです。そんな男を信用していた私も私ですが……。 いくら夫から謝罪されても、「これもきっと嘘なのだろう」と思うようになってしまった私。もうやり直しなんてできません。夫のお望み通り、離婚してあげることにしました。 その後――。 義母の助けもあり、夫とはすぐに離婚。元夫と不倫相手は勤務中にも不貞行為を働いていたそうで、会社を解雇されたと義母から聞きました。 私は再就職をして、新しい生活をスタート。義母は年上の友人として、私を支えてくれています。元夫に裏切られたショックはまだ拭いきれませんが、しばらくは自分の心のケアのためにも穏やかな日々を送るつもりです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月25日わが家は、夫婦と小学生の息子の3人暮らし。なぜか夫の姉に目をつけられ、何かと迷惑をかけてくるので困っています。義姉は何かと私に用事を言いつけきて、彼女の息子である甥の世話はよく頼まれます。自分はママ友などとの飲み会に参加し、留守番をしている息子の夕食を私に準備させるのです。 義姉の嫌がらせにうんざり…小学生の甥はうちの息子と年齢が近く、食事に誘うと喜んでやってきます。しかし、乱暴なところがあるので息子とケンカをしたり、家のものを壊したりなど迷惑なところも……。義姉にはもう預かれないと伝えていますが、聞いていないようです。 義姉の迷惑行為は、まだまだあり……。最近はわが家の玄関前に大きなソファが置かれていました。すぐに義姉の仕業とわかったので連絡。使えるから持っていったとのことですが、もうボロボロで粗大ゴミ扱いです。結局、わが家で処分することになりました。 しかし数カ月後、義姉の嫌がらせが他人を巻き込む大変な事態になるとは……彼女は思ってもみなかったことでしょう。 勝手に侵入!?驚きのBBQ事件その日、義姉から連絡がありました。「ママ友とBBQするのに今日ガレージ借りたから♪」何のことを言っているのか、一瞬わかりませんでした。しかし、前の家にはあったなと思い出し……。笑いをこらえながら、返信をしました。「え? 先月引っ越したんですけど……」「誰の家使ってるんですか……?」 きっと返信を見て、真っ青な顔になったと思います。嫌がらせから逃れるため、引っ越しについては秘密にしていました。ですから、彼女は何も知らずに私の元の家のガレージを使用したようです。 とはいえ、これは不法侵入になるのでは……。義姉はしらばっくれようとして、私に連絡してきたメッセージを消去したり、口止めを迫ったりと、それは大変でした。 逮捕される!?新しい家主の対応はじつは新しい家主は、ガレージに防犯カメラをつけていました。義姉がママ友とBBQをしたり、工具を盗んだりする様子が、バッチリ撮影されていたそうです。甥は置いてあった自転車に傷をつけてしまったそうで、器物破損も加わりました。 義姉は示談になりましたが、示談金や修理代はかなりの額になったようです。ステータス重視のマウントママだった義姉は、すっかり意気消沈。友人たちやご近所から白い目で見られるようになり、生活も変わったようです。こんなことを言うのはあまり良くないですが……ちょっとスカッとしました。 ◇ ◇ ◇ これまで傍若無人なふるまいをしてきたツケが回ってきたようで、まさに自業自得という結果に。義姉はこれを機に、自分の過去の言動を反省してほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月24日まだ新婚ホヤホヤの私たち夫婦♪……のはずだったのですが、結婚してから夫が亭主関白に変身。私はまるで家政婦のようです。結婚前はとても優しかった夫ですが、結婚してからはまるで別人。すべての家事にダメ出しをしてきます。そもそも家にいてほしいと言ったのは夫で、こんなことなら働きに出るべきでした。 私がすこしでも反論すると、夫は離婚してもいいんだぞと脅してきて話し合いにならず……。離婚届も記入させられました。そしてことあるごとに夫は記入済みの届をピラピラさせ、いつでも出せるぞとアピールしてくるのです。 気持ちが吹っ切れて…ある日、夫が入院。運転中の事故で骨折し、病院のベッドに寝たきりの状態です。義母に行ってもらいましたが、夫は私に連絡してきて世話をしろとうるさいのです。 来なければ離婚すると、またいつもの脅し文句。ですが、夫に何を言われても私は行きたくありません。なぜならこの事故、夫が不倫相手とのドライブ中に起こしたものだからです。 彼は不倫について悪いと思っておらず……。見舞客への体裁を気にしているようです。「早く見舞いに来い、だらしない嫁だと思われるぞ」相手の女性も入院している病院に、夫は私を平気で呼びつけます。馬鹿にするのもいい加減にしてもらいたいです。 事故が起こって初めて夫の不貞行為を知り、それと同時に緊張の糸が切れました。そして、大きな決断をしたのです。「もう離婚しているから嫁じゃないよ」「は?」記入済みの用紙は手元にありましたし、離婚してもいいと常日頃から言っていたのは夫ですから、気兼ねなく手続きさせていただきました。 しかし、離婚の事実を知った夫は大慌て。私が離婚するとは思っていなかったようです。離婚したくないとゴネる夫に、ますます愛情が冷めました。 後悔した結婚、後悔しなかった離婚元夫は何かあれば「離婚」を口にし、どんどんつけあがっていきました。離婚した今、私はすがすがしい気持ちでいっぱいです。彼と不倫相手に慰謝料を支払ってもらえたら、それで十分です。 そんな私とは裏腹に、元夫は復縁をしつこく迫ってきました。どれだけ謝られても許す気はありませんし、今さら甘い言葉をささやかれても気持ちが悪いだけ。不倫は浮ついた気持ちだからセーフだとか訳のわからないことを言い出しました。 じつは今のままだと、不倫相手と再婚することになるのだそうです。元夫は骨折で済みましたが、彼女のほうは後遺症が残ってしまうとのこと。事故を起こしたのは彼ですから、責任をとって面倒をみてもいいと思うのですが……。元夫は拒否しているようです。 別々の人生を歩んでいく私は慰謝料を受け取った後、元夫をブロック。これでもう嫌な思いをしなくて済みます。慰謝料の支払いには、やさしい義両親が力を貸してくれました。本当に感謝しています。 元夫は不倫相手と再婚。今は家事に仕事に介護にと、大忙しのようです。一方、私は再就職して新たな生活を始めました。とんでもない男と別れられたことだけでも良しとし、前向きに生きていこうと思います。 ◇ ◇ ◇ 離婚したくないのであれば、常日頃から妻を大事にすべきだと思うのですが……。どうして追い込むようなことをするのか理解に苦しみます。夫婦仲良く暮らすためにも、思いやりを大切にしたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月23日前職のブラック企業を退職して無職だった夫が、ようやく次の仕事を見つけました。私も私の母も大喜び。研修に快く送り出すはずだったのですが……。夫のもと職場はいわゆるブラック企業で、そのため体調を崩して退職しました。しばらく休養することを勧めましたが、夫は再就職先を探そうと一生懸命なので応援することにしました。 現在大黒柱として奮闘する私を見て、母はとても心配しています。金銭的な援助は受けていませんが、相談に乗ってもらうなど心の支えとして助けてもらっており……。 日に日に違和感が募っていく夫の言動にはたびたび引っかかることがあり……。ですが考えすぎだと思って気にしないようにしてきました。 最近は、夫が私の帰宅時間を毎日確認してくることが気になっていて……。帰宅時間は毎日ほぼ決まっているのに、無駄なく行動したいからと聞いてくるのです。 先日、夫の再就職先が決まったのですが、その件にも気がかりが……。うれしそうに報告する夫でしたが、なんと社名を忘れて答えられないと言うのです。そんなことあるのでしょうか……。就職前研修が泊まり込みだということも、なんだか引っかかります。 不自然な夫の行動。疑惑から確信へ研修中、私は母にお願いをして夫に連絡してもらいました。母と夫がやりとりするメッセージを見ていると、研修がうまくいっているように思えます。 ですが、社員の雰囲気は前の企業に似ているようで、働くのはちょっと厳しいかも……と言葉を濁すところから消極的な様子が伺えました。 そのうち会話が弾まないと感じた夫は、母のご機嫌取りを始めました。「お義母さんお土産買って帰りますね!」あっ、夫が地雷を踏みました。「私のカードで何買うの?」「え……?」 夫は会社の研修へ行くというのに、こっそり私のクレジットカードを抜いていったのです。いえ、実はそのカード、見た目は似ていますが私のカードではありません。なんだか嫌な予感がして、母のカードを貸してもらい、財布に忍ばせておいたのでした。 夫が無職になってから、私が夫のカードを管理していました。カードを使いすぎることはありませんでしたが、就職先を言えないなど何かおかしいと思っていた私。夫の前の同僚に会って話を聞くことにしたのです。 すると、思いもよらなかった事実がたくさん出てきて絶句するしかありませんでした。そこで夫に一泡吹かせようと、今回母に協力してもらったというわけです。 ウソで固められた夫の生活夫の元同僚いわく、夫が前の会社を退職した理由は社内不倫が原因だったというのです。不倫相手のSNSも教えてもらいましたが、それを見てびっくり!就職前研修の日、夫とその彼女が旅館の前で撮ったと思われる写真が投稿されていたのです。「旅行に来ています♪」という文言が添えられて。 クレジットカードは、旅館の支払いに使いたかったようです。現金なんて、夫はそんなに持っていませんから。結局、夫は実家の両親に連絡して代わりに支払ってもらったそうです。 不倫相手とはもう何年も付き合っているようですが、夫はあくまで浮気だと主張。全部正直に話しているのだから信用してほしいと言ってきました。今回の研修だってウソでしたし、それ以前に再就職が決まったというのもウソでした。 今回バレなかったら、そのままウソをつき続けていたはずですし、これから改心すると言う夫の行動に期待する気持ちもなく……。メンタルが弱いと見せかけて、本当は最強に強かったんだとわかりました。 この後、私は夫と離婚。慰謝料も夫と不倫相手の双方に請求しました。この結婚は忘れて、今度こそ幸せをつかみたいと思います! ◇ ◇ ◇ すべてがウソだと分かったとき、もう相手のことを信じられませんよね。その後、やり直す決断をしたとしても信頼を回復するのは大変なことだと思います。家族に悲しい思いをさせないためにも、誠実に生きたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月22日もうすぐ小学生になる娘、夫とともに暮らすパート主婦の私。誰に対してもやさしく素敵な義母にはお世話になることが多く、何か恩返しをしたいと思っていました。しかし、ある日突然、夫から「母さん、借金があるんだ」と告げられたのです。そしてわが家は義母を援助するために仕送りをすることになったのですが――!?「母さん、借金があるんだってさ……」 夫から突然告げられた、義母の借金。義母には義父の遺産もあるし、私よりしっかり家計を管理しているはずなのに……。 義母への仕送り「母さん、旅行好きだろ?旅行のたびに、羽目を外してお金を使っちゃったみたいだ」「最近は節約生活をしているらしいんだけど、エアコンも使ってないとか言っててさ……」「借金は200万くらいで、一応年金で払っていける金額なんだけど、生活費が全然足りないみたいで……。できれば少し援助をしたいんだけど……」 あの義母が借金をしていたなんて、にわかには信じられませんでした。でも、今までたくさんお世話になってきたのだからと、私は仕送りを二つ返事で了承しました。 「じゃあ、月15万くらい送ってあげたいんだけど……」 予想よりもはるかに大きな金額に、私はびっくり。さすがに無理だと言うと、「じゃあ10万円……」と言い出した夫。私のパート代だけでは足りないし、うちの家計はかなり圧迫されますが、義母のためです。仕方ありません。 「来年から娘が小学生になるから、10万円仕送りできるのは今年だけだよ?」と言うと、夫は「わかった、今年だけ10万円で、それ以降は下げる」とうなずきました。 お小遣いの減額や、飲み歩きの頻度を減らすことも了承した夫。「迷惑かけてごめんな……」「俺もがんばるから」としおらしい態度の夫に、私はすっかり騙されていたのです。 厳しい家計2カ月後――。 義母に月10万円の仕送りをするのは、予想以上に大変でした。娘に我慢をさせるわけにもいかず、私は在宅の仕事を始めることに……。一方、「俺もがんばる」と言っていた夫は、私との約束を破り、月の半分は飲み歩いています。 義母への仕送りのため、在宅の仕事を増やした私が「もう少し家にいてほしい」「外食を減らしてほしい」と言うと、「俺の給料が少ないって言いたいわけ?」と喧嘩腰で返してくる夫。 生活の厳しさを訴えると、「そんなにキツいなら、貯金を切り崩せばいいだろ」と夫。しかし、この貯金は娘のためのもの。簡単に切り崩すことなんてできません。そう言うと、夫は「そうやってブツブツ言ってくるから腹立つんだよな」「独身時代の方がよっぽどマシだったわ、お前と結婚したの間違いだったかもな」と私をなじりました。 その後、何度話し合おうとしても、夫は「ごちゃごちゃ言ってる暇あるなら仕事しろよ!」とまったく話になりません。 夫の嘘数週間後――。 ランチを楽しんでいる私のもとに、夫からメッセージが届きました。 「今月の仕送りしてないよな?」「母さんキレてるんだけど」「お義母さんと今一緒にランチしてるから直接渡すね」「いや、やめろ!」 義母から「旅行のお土産を渡したいから、一緒にランチに行きましょ」と誘われて、義母のおごりでランチをしていた私。 借金があるにもかかわらず、旅行したり、人にランチをおごったりするほど、義母は非常識な人ではないと思っていました。普段と変わらない様子の義母に借金のことを聞いてみると……。 「何のこと?」 私は夫から聞いた話をすべて義母に話しました。すると、私が今まで仕送りを振り込んでいた口座は、普段使っていないものだということが判明。仕送りのことも、その金額も一切義母は知りませんでした。 私が汗水たらして捻出した仕送りはいったいどこへ行ってしまったのでしょうか? 1週間後――。 やはり、義母の借金は夫の嘘でした。お小遣いの額に不満を抱いていた夫は私と娘に節約生活を強いて、義母への仕送りを自分の懐へ入れていたのです。 私たちが質素なごはんを食べている一方で、夫は会社の同僚や部下の若い女の子に野球観戦のチケットや高級レストランでのごはんを奢っていたそう。 「最後との遊びというか……。今年だけは好きにさせてもらおうって思って……」「お前たちも生活はできてたわけだし……」「元はといえば俺の金じゃん……」 たしかに、10万円の仕送りは今年までという約束でした。しかし、来年以降の仕送りがなくなるという話はされていません。夫が私たちに嘘をつき続けるつもりだったことは明白です。 私だって自分の稼ぎを家に入れていますが、自分一人のお金だと思ったことはありません。家族みんなで暮らしていくためのお金ですから。 「もう一度だけチャンスをください!」「俺、絶対に変わってみせるから……」などと夫は言っていますが、もう許す気はさらさらありませんでした。以前、夫も「独身の方がマシな生活ができてた」と言っていましたから、お望み通り独身に戻してあげると伝えました。 その後――。 何度か話し合いを重ね、私と夫は離婚。義母の通帳を勝手に持ち出したり、義母に借金があると嘘をついたりした夫は、義母からも絶縁されました。 私は娘とともに実家に帰り、再就職に向けて資格取得のために毎日勉強しています。両親や義母に支えてもらいながらにはなりますが、娘が幸せに暮らせるようにがんばって働くつもりです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月22日