園子温監督が初めて手がける英語の作品『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が、サンダンス映画祭でプレミアされた。主演はニコラス・ケイジ。銀行強盗に失敗し、逮捕された“ヒーロー”(ケイジ)が、その地域を支配する“ガバナー”(ビル・モーズリー)より、彼のもとから逃げ出した女性(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すよう命令されるという物語。映画の世界は侍ものとアメリカのウエスタンをミックスしたような感じで、登場人物たちは日本語も英語もしゃべり、街の看板などにも日本語と英語両方が出てくる。警察官は現代のような制服だったり、自動車があったりと、時代もごちゃ混ぜだ。女性を探してヒーローが出かけていく街の外がタイトルにある“ゴーストランド”で、そこでも奇怪な光景が展開する。プレミアに先立つヴァーチャルの“舞台挨拶”で、園監督は、「英語で映画を作ることになったらぜひサンダンスに出したいと思っていた」と、喜びのコメントをした。また、今作は本来ならばほかの場所で撮影するはずだったが、心筋梗塞になり、ケイジから「ならば日本で撮影したらどうだ」と提案されたのだとも明かしている。上映後のヴァーチャル会見では、もともと予定されていたロケ場所はメキシコで、セルジオ・レオーネのようなマカロニウエスタンにするつもりだったと語った。舞台が日本になったことから映画の世界観が大きく変わり、今回のような映画になって、むしろよかったと受け止めているそうだ。脚本を書いたのはアーロン・ヘンドリーとレザ・シクソ・サファイ。他人が書いた脚本をもとに映画を作ることについては、「英語で映画を作るのは初めてなので、他の人の台本でやった方がいいかなと思っていた」と述べ、自分のイマジネーションを取り入れて自分のものにすることもできたと語った。今作は今年、日本で公開されることが決まっている。文=猿渡由紀
2021年02月03日エル・ファニング主演の海外ドラマ「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」でロシア皇帝ピョートルを演じるニコラス・ホルトが、コロナ禍で子どもとの時間が増えたと語り父親の顔を覗かせる、貴重な最新インタビューが到着した。本作は、エル演じるエカチェリーナが国外から嫁ぎ、ロシア帝国の黄金時代を築き上げると同時に、女性としてはロシア史上最長在位を記録する女帝となった生涯を、架空の物語も交えて描く。米Huluでの配信直後から大きな話題を呼び、シーズン2の更新も決定。2020年エミー賞では、コメディーシリーズ部門にて監督賞と脚本賞にノミネートされた。共演のエル同様、子役時代から注目され、『X-MEN』シリーズや『マッドマックス 怒りのデス・ロード』など大作出演も相次ぐ売れっ子スター、ニコラス・ホルト。『アバウト・ア・ボーイ』でブレイクした当時は12歳だったニコラスも現在31歳。パートナーで、モデルのブライアーナ・ホリーとの間に2年半前、男児を授かっており、名前は公表していないが2歳児の父でもある。ニコラス自身の父親はパイロットで、1年中空を飛び回り、家を空けることが多かったという。その分、母の愛情をたっぷり注がれ、ニコラスは2人の姉妹と共に成長した。不在がちではあったが、父を尊敬する気持ちは人一倍。大人の男になって、父と同じようになりたいと願う心の底には、売れっ子ゆえ家を空けがちな自身の呵責があるのかもしれない。そんな自責の気持ちが昨年は一変した。新型コロナウイルスのパンデミックにより、ロックダウン下で“ステイホーム”せざるを得なくなった。ニコラスが関わっていた作品でも撮影がストップした。「aceshowbiz.com」のインタビューによれば、ニコラスは新しい家族ができてから初めて長い時間を一緒に過ごすことができたようで、「長い休みを取ったことがなかったんだ。おかげで、僕は息子と一緒に素晴らしい毎日を過ごせた。こんな時間が必要だったと分かったよ」と明かすニコラスは、これまでは仕事をしない時間を不安に感じていたのかもしれない。「今回のようなことは珍しいよね。全てがストップして仕事ができなかったのだから。皆が何かに責任を感じたり戸惑ったりすることなく、家族との時間に専念できたんだ。僕にとってはプラスなことが多かったよ。こんな事態じゃなかったらと思ったのは当然だけどね」。このステイホーム期間で息子との絆が深まったことを実感しているようだが、再び撮影が始まれば家を空けることが多くなるだろう。だが、「息子よ、父を尊敬しているか?」この問いかけを止めることはない。コロナ禍で、ニコラスにとって人生の目標がひとつ定まったかもしれない。「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」は2月15日(月)22時~スーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。【2か国語版】毎週月曜日22時ほか【字幕版】毎週月曜日24時ほか(text:cinemacafe.net)
2021年01月22日エル・ファニング主演の宮廷ドラマ「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」日本語吹替版で、エル演じる主人公で女帝エカチェリーナを早見沙織、ニコラス・ホルト演じるロシア皇帝ピョートルを関智一が演じることが決定、日本語吹替版トレーラーも初公開された。本作は、国外から嫁いだエカチェリーナがロシア帝国の黄金時代を築き上げると同時に、女性としてはロシア史上最長在位を記録した、その生涯を描く。アカデミー賞にノミネートされた『女王陛下のお気に入り』の脚本家トニー・マクナマラが手掛け、歴史的史実をベースに、架空の物語などを盛り込み史実とフィクションが絶妙にマッチングしたストーリーが展開する。透明感のある声が特徴で、神秘的なキャラクターを演じる機会が多い早見沙織は、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』(2018)、『ガルヴェストン』(2019)でもエルの吹き替えを担当しており、今回が3回目。「とにかく面白くてずっと見入ってしまいました。コミカルとシリアスが混ざり合って、次々に展開していくのが楽しい」と早見さん。「エカチェリーナは気高く賢い人ですが、シーンとしてコメディテイストの台詞まわしもたくさん出てくるので、演じる際にはそのギャップをつけられたら良いなと思っています」と語る。「味方だった人が敵になったり、こちら側だと思っていた存在が遠くなったりするのですが、その変化がとても自然かつくるりと反転していく」点や「ピョートルとエカチェリーナの距離感の揺れ」が見どころという。一方、今回初めてニコラスの吹き替えを担当するのは、アニメ「ドラえもん」のスネ夫役をはじめ、「鬼滅の刃」不死川実弥役、「呪術廻戦」パンダ役などで知られ、映画やドラマの吹き替えも経験豊富な関智一。関さんも「まず素直に物語として面白いと感じました。美しくもキュートでユーモラスな魅力満載の登場人物たちが皆愛しい」と語り、「私が演じる“ピョートル3世”は、ピュアで素直な人物と捉えて演じています。ピュアだからこその優しさ、子供っぽさ、残酷さを表現したいと思っています」と日本語吹替版トレーラーでも描かれるロシア皇帝の傍若無人ぶりを解説。さらに「ニコラス・ホルトさんの呼吸を捉えて演じられるように意識しています。ドラマを通して時代背景、風俗にも触れることができると思いますし、絢爛豪華な装飾、衣装も目が楽しいです。ワクワク、ドキドキ、ハラハラしながらご覧ください」と期待を込めてアピールした。「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」は2月15日(月)22時~スーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。【2か国語版】毎週月曜日22時ほか【字幕版】毎週月曜日24時ほか(text:cinemacafe.net)
2021年01月15日ティファニー・ハディッシュがSF映画に主演することになりそうだ。現在、交渉の最終段階にあるという。タイトルは『Landscape with Invisible Hand』。原作は小説で、ブラッド・ピットのプランBとアンナプルナが共同で映画化権を買った。アメリカではMGMが配給する。監督は『バッド・エデュケーション』のコリー・フィンリー。舞台は、エイリアンが地球を支配した近未来。エイリアンが持つ、人件費を節約できるテクノロジーのおかげで仕事がなくなり、生活に困ったティーンエイジャーは、自分の恋人の熱い様子を放映してエイリアンの人気を得る。しかし、ある時、恋人同士は破局の危機を迎え、どうするべきかと頭を悩ませるという物語らしい。ハディッシュの次回作は、コロナ禍で撮影を終えたポール・シュレーダー監督のスリラー『The Card Counter』と、ニコラス・ケイジと共演するコメディ『The Unbearable Weight of Massive Talent』。文=猿渡由紀
2021年01月06日映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が2021年10月8日(金)に公開。監督を務める園子温のハリウッドデビュー作となる。園子温によるハリウッドデビュー作監督は、『愛のむきだし』、『ヒミズ』、香取慎吾、稲垣吾郎、草彅剛の「新しい地図」によるオムニバスムービー『クソ野郎と美しき世界』、『新宿スワン』シリーズなどを手掛けた園子温。これまで数々の問題作を世に送り出してきた園子が、悲願のハリウッドデビューを果たす。映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は、2017年に、本作のプロデューサーで脚本家のひとりでもあるレザ・シクソ・サフィから脚本が届いたことがきっかけで始動。東洋と西洋の文化が交じり合う混沌が包み込む町“ゴーストランド”を舞台に、豪華ハリウッドキャストがアクションを繰り広げる痛快エンターテインメントに仕上げた。フェリーニ、ホドロフスキーに通じる悪夢的世界、マカロニウエスタン、チャンバラ、SF...ジャンルを横断する「フィクションならではの楽しみ」が、映画から溢れ出る。映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』あらすじ悪名高き銀行強盗ヒーローは、ある日、相棒のサイコとともにサムライタウンの銀行を襲撃するが、少年が差し出したガムボールをきっかけに捕まってしまう。投獄され、フンドシ一丁で手錠を掛けられるヒーロー。サムライタウンではこの世界のすべてを牛耳る悪徳ガバナーがいつも女を侍らせていた。傍らにはいつも用心棒のヤスジロウと少女のようなスージーをおいてご満悦だ。ある日、ステラ、ナンシーとともにガバナーの魔手から逃げたガバナーお気に入りのバーニスを連れ戻すことを条件にヒーローは自由を手に入れる。ただし、5日以内にバーニスを連れ戻さねば、爆弾を仕掛けられたボディスーツが爆発してしまう。バーニスが消息を絶った不思議な街ゴーストランドへヒーローもまた足を踏みいれる。ゴーストランドとは、入ったら最後、二度と出られない街。そこには、動かなくなった車を修理し続けるラットマン、人間をマネキンに閉じ込めるキュリ、すべてを見つめる男ナベたちがいた。ゴーストランドの住人達は言う。「ガバナーがいる限り、我々は時計を止めねばならない。そうしないと世界は爆発する」と。果たして、ヒーローはバーニスを見つけられるのか。ゴーストランドを脱出することはできるのか。そして、サムライタウンはガバナーの手に落ちたままなのか。主演はニコラス・ケイジ本作の主演を務めるのは、『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』で主演を演じたハリウッドきっての実力派俳優、ニコラス・ケイジ。女を連れ戻すべく、“ゴーストランド”へ迷い込む高名な悪党・ヒーローを演じる。<登場人物(キャスト)>ヒーロー(ニコラス・ケイジ)...悪名高き銀行強盗でありながら、市井の人々のために立ち上がるヒーロー。サイコ(ニック・カサヴェテス)...ヒーローの相棒。ガムボーイ(潤浩)...ヒーローが銀行を襲撃した際、捕まるきっかけを作った少年。ガバナー(ビル・モーズリー)...世界のすべてを牛耳る悪党。ヤスジロウ(TAK∴/坂口拓)…ガバナーの用心棒。スージー(中屋柚香)...ガバナーの傍らにいる少女のような女性。ステラ(古藤ロレナ)&ナンシー(縄田カノン)...ヒーローと共にバーニスを連れ戻そうとする。バーニス(ソフィア・ブテラ)...ガバナーのお気に入りの女性。不思議な街ゴーストランドで消息を絶つ。ラットマン(ヤングダイス)...動かなくなった車を修理し続けるゴーストランドの住人。キュリ(栗原類)...人間をマネキンに閉じ込めるゴーストランドの住人。ナベ(渡辺哲)...すべてを見つめるゴーストランドの住人。音楽は『グレイテスト・ショーマン』のジョセフ・トラパニーズ音楽は、映画『グレイテスト・ショーマン』を手掛けたジョセフ・トラパニーズが担当。園子温が作り出す世界に、どのようなミュージックを重ねるのか、注目したい。【詳細】映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』公開日:2021年10月8日(金)より、TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー監督:園子温出演:ニコラス・ケイジ、ソフィア・ブテラ、ビル・モーズリー、ニック・カサヴェテス、TAK∴、中屋柚香、YOUNG DAIS、古藤ロレナ、縄田カノン脚本:アロン・ヘンドリー、レザ・シクソ・サファイ音楽:ジョセフ・トラパニーズ原題:Prisoners of the Ghostland配給:ビターズ・エンド
2020年12月18日ニコラス・ケイジが主演する園子温監督のハリウッドデビュー作が『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』として、2021年初夏に日本公開決定!合わせて場面写真も4点お披露目された2019年2月に心筋梗塞で倒れた園監督が不死鳥の如く舞い戻り撮り上げた渾身の1作。主演にニコラス・ケイジという狂暴かつ強烈な2つの才能の融合から痛快エンターテインメントが誕生した。園監督は「ハリウッドで監督デビューすることは、自分にとって悲願でした」とコメント。「この映画が撮影に入る前に、心筋梗塞で集中治療室に運ばれ、死にかけました。そこから蘇り、いろいろなハードな山を越えて、撮影できました。感無量です」と力を込める。そして「ニコラス・ケイジがこの映画に出演することになったことが、この『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』を成功に導きました。彼は私の映画をとても愛してくれていたので、ものすごくやりやすかったのです。とっても困難な厳しい撮影を乗り越える事が出来たのも、すべてニコラスのおかげです」と語っている。本作のプロジェクトは2017年、L.A.から園監督に、本作のプロデューサーで脚本家のひとりでもあるレザ・シクソ・サフィから脚本が届き、それを園監督が気に入ったことから始動。2018年初頭にニコラスの出演が決定し、同年のカンヌ国際映画祭にてプレスリリースが出る。当初、アメリカでの撮影を予定していたが、2019年11月~12月、オール日本ロケ(彦根、東映太秦撮影所)にて撮影が行われた。STORY高名な悪党であるヒーロー(ニコラス・ケイジ)は銀行強盗をしくじり囚われ、一帯を牛耳るガバナーの支配から逃亡した女(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すことを命じられる。特殊なボディスーツに身を包んだヒーローが女を探してたどり着いたのは、美しくも暴力的な世界“ゴーストランド”。東洋と西洋が混ざり合い、混沌が包み込む町から女を見つけ出すことはできるのか?ヒーローは自由の身になれるのか?『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は2021年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年12月15日ゾーイ・カザン主演、『17歳の肖像』『ワン・デイ23年のラブストーリー』ロネ・シェルフィグ監督最新作『ニューヨーク 親切なロシア料理店』が12月11日より公開。本作で、ゾーイ演じる主人公クララの息子を演じる子役たちに、「懸命さがひしひしと伝わって泣きそうになった」「かわいらしすぎて切なかった」と注目する声が早くも上がっている。ある事情を抱え、夫のもとから無一文でニューヨークに逃げてきた若い母親クララと2人の息子。クララが毅然と立ち上がるのを助けようとする兄のアンソニーを演じるジャック・フルトンと、人を赦すことで自分も救われることを伝える、映画の大事な役どころである幼いジュードを演じるフィンレイ・ヴォイタク・ヒソン。母クララ役を演じるゾーイも、「息子役を演じたフィンレイとジャックは、素晴らしかった」と絶賛を惜しまない。「子供との共演はとても課題が多い。彼らを守ってあげなければと、すごく責任を感じたし、つらい内容だから、撮影中守られてると感じてほしかった」とゾーイ。「特に下の子を演じたフィンレイは、まだ8歳だったから。しかも彼は、映画は初出演だったので、私は“これはお芝居だからね”と、安心させるために声をかけ続けた。でも、彼らにはすばらしいご両親がいて、その点では安心だった」と、声かけをしながら子役に寄り添っていたという。弟役のフィンレイは、8歳で受けた本作のオーディションが人生初めてのオーディションだったにもかかわらず、シェルフィグ監督に大抜擢された。それをきっかけに、昨年から今年にかけて準主役級の出演が4作立て続き、『E.T.』で子役から一躍スターダムを駆け上ったヘンリー・トーマスの息子役や、女優ロビン・ライトの初監督作で彼女の息子役に抜擢されるなど、今後の活躍が期待されている。兄役のジャックは、2012年に短編映画でデビュー後、ヴィム・ヴェンダース監督作『誰のせいでもない』でシャルロット・ゲンズブール、ジェームズ・フランコと共演。ニコラス・ケイジ主演『ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄』などのほか、映画とテレビシリーズで活躍中。見る者を惹きつける高い演技力で、今後が楽しみな若手俳優の1人となっている。『ニューヨーク 親切なロシア料理店』は12月11日(金)よりシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ニューヨーク 親切なロシア料理店 2020年12月11日より シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開© 2019 CREATIVE ALLIANCE LIVS/RTR 2016 ONTARIO INC. All rights reserved
2020年12月07日綾野剛と舘ひろしが初共演するヤクザをテーマにした心揺さぶるヒューマンストーリー『ヤクザと家族 The Family』。この度、写真館で撮った家族写真のようなポスタービジュアルが公開された。今回到着したポスタービジュアルは、1999年、2005年、2019年と3つの時代を生きた者たちを家族の視点で描いた本作をイメージして制作。ビジュアルのコンセプトは、撮影前に「“家族”の話ならこういうポスターだよね」という話で製作陣が盛り上がったという話を聞いたことをきっかけに完成したという。綾野さん演じる主人公・山本賢治にとって最愛の“ふたつの家族”を表現しており、家族写真のように見えるが、一堂に会することがない者たちが時間を超え集合している。さらに併せて、30秒の予告編も公開。綾野さん自らがオファーしたという「millennium parade」が書き下ろした主題歌「FAMILIA」を冒頭から楽しめる。また本作が、12月5日(土)より開催される第3回海南島国際映画祭において新設される「ガラプレゼンテーション」へ招待されることも決定。中国・海南島で行われる同映画祭は一昨年初めて開催され、第1回の映画祭には、約30か国・地域から100本を超える作品が参加し、ジョニー・デップ、ニコラス・ケイジ、マッツ・ミケルセンら一流の豪華俳優陣が集結、ジャッキー・チェンもアンバサダーに就任するなど話題に。昨年は「マスタークラス」には黒沢清監督を招待、監督の特集上映が行われた。今回の招待に藤井道人監督は「台北金馬映画祭に続き、海南島国際映画祭において『ヤクザと家族 The Family』を上映できること、本当に光栄に思っています。中国の皆さまの心に、本作がどう映るのか今からとても楽しみです」と喜びのコメントを寄せている。『ヤクザと家族 The Family』は2021年1月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヤクザと家族 The Family 2021年1月29日より全国にて公開©2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会
2020年11月18日ニコラス・ケイジとティファニー・ハディッシュが『The Unbearable Weight of Massive Talent』で共演することになった。コメディ映画で、ケイジは自分自身を演じる。ケイジの大ファンであるビリオネアが、100万ドルを払うから誕生日パーティに来てほしいとお願いするという設定。そのビリオネアは犯罪組織のボスでもあり、ケイジは映画で与えてきた自分のイメージを崩さないよう必死になるという筋書きだそうだ。ハディッシュの役は捜査官。ビリオネアはペドロ・パスカルが演じる。監督はトム・ゴーミカン。撮影はこの秋スタートの予定。文=猿渡由紀
2020年09月23日ニコラス・ケイジ主演、映画『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』が、2020年7月31日(金)より、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国公開される。鬼才監督リチャード・スタンリーが描く“完璧な悪夢”原作は、“世界一センセーショナルな作家”とも称されるH.P.ラヴクラフトの代表作「ザ・カラー・アウト・オブ・スペース」。2020年今なお新訳が刊行されるほど、時代を超えて愛される同作を、『ハードウェア』『D.N.A』を手掛けた鬼才監督リチャード・スタンリーと、カルト作品として名高い『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』の同プロデューサー陣を迎え、“完璧な悪夢”を描きだす。隕石の衝突によって、悪夢が訪れる家族物語のメインキャラクターとなるのは、大都市の喧騒を逃れ、閑静な田舎に移り住んだガードナー家。夢にまで見た子供たちとの理想の生活が、隕石の衝突によって、思いもよらない悪夢へと変わる一家の様子を描いていくニコラス・ケイジ主演、豪華キャスト集結そんなガードナー家の人々には、豪華キャスト勢が勢ぞろい。映画の主人公であり、一家の大黒柱であるネイサン役を演じるのは、監督きっての希望により、ニコラス・ケイジのキャスティングを実現。またその妻であるテレサ役に、『レッド・スパロー』のジョエリー・リチャードソン、長女ラヴィニア役に『ビッグ・アイズ』のマデリン・アーサーを迎えるほか、長男ベニーをブレンダン・マイヤー、末っ子のジャックをジュリアン・ヒリアードがそれぞれ担当する。“極彩色”が導く、邪悪な世界タイトルが意味する“宇宙からの色/異次元の色彩”というワード通り、『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』は、隕石の衝突がもたらす不気味な“極彩色”もまた、物語の重要なカギを握る存在。その“色”の襲来によって、精神や身体に異常をきたしていく家族の中には、良き父親から、狂乱の目つきの異人へと変り果てるネイサンの姿も映し出されている。敵か?味方か?一家を取り巻く謎のキャラクターもまた物語には、ガードナー家のもとを訪れる水文学者のワード(エリオット・ナイト)や、奇妙な隣人エズラ(トミー・チョン)といった、家族を取り巻く謎の登場人物たちも。果たして彼らは敵なのか?味方なのか?そしてネイサンが向ける銃口の先にあるものとは一体…?『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』ストーリー大都市の喧騒を逃れ、閑静な田舎に移り住んだガードナー家。ネイサンと妻テレサが夢に見た子どもたちとの理想の生活は、前庭への隕石の激突で終わりを告げる―。以来、一家は心と体に影響をおよぼす地球外変異体との闘いに明け暮れ、静かな田舎暮らしは極彩色の悪夢へと変わる…。詳細映画『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』公開日:2020年7月31日(金)監督:リチャード・スタンリー製作:SpectreVision出演:ニコラス・ケイジ、ジョエリー・リチャードソン、マデリン・アーサー原題:Color Out of Space配給:ファインフィルムズ
2020年07月24日ニコラス・ケイジ主演の最新作『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』の公開を記念して、同じSpectreVision製作による『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』をシネマート新宿にて一夜限り再上映することが決定した。日本では2018年11月に公開されたパノス・コスマトス監督『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』。イライジャ・ウッドらによる製作プロダクションSpectreVisionが主演にニコラスを迎えて作られた本作は、米有名レビューサイト「ロッテン・トマト」では最高値98%フレッシュをマーク。サンダンス映画祭、カンヌ国際映画祭への出品や第51回シッチェス・カタロニア国際映画祭での監督賞(パノス・コスマトス)、名誉賞(ニコラス・ケイジ)をW受賞、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロらが2018年のベスト10ムービーに選出するなど、ジャンルムービー界を大いに沸かせたカルト的名作。上映時間等は決定次第、シネマート新宿ホームページほか、『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』公式Twitterにてアナウンスされる。また、『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』オフィシャルグッズとして公開時に販売した、劇中でニコラス着用の「お気に入りTシャツ」着用者への割引や座席の抽選で非売品ピンズが当たるプレゼントも実施される。『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』は7月31日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて公開。『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』は7月30日(木)シネマート新宿にて一夜限り再上映。(text:cinemacafe.net)
2020年07月20日米国の歌手リサ・マリー・プレスリー(52)の長男、ベンジャミン・キーオさんが12日、27歳でこの世を去った。故エルヴィス・プレスリーの孫にあたる。TMZによると、キーオさんはロサンゼルス郡カラバサスで銃による自殺とみられる状態で発見されたという。母親であるリサのマネージャーは「彼女はひどく打ちのめされ、茫然自失の状態ですが、11歳の双子と、長女ライリーのために強く在り続けようと努力しています。彼女はあの子が大好きでした。生涯をかけて愛していたのです」とコメントしている。キーオさんはリサと最初の夫ダニー・キーオの間に、長女ライリーに続いて生を受けた。両親が5歳の時に離婚して以降、母親のリサはマイケル・ジャクソンやニコラス・ケイジなど著名人との結婚と離婚を繰り返した。2006年にはギタリストのマイケル・ロックウッドと再婚し、双子の女の子が誕生。キーオさん自身も、祖父や母と同じくミュージシャンの道を歩んだが、あまり表舞台には姿を表さなかった。その容貌は「祖父エルヴィスに生き写し」と言われ、よく写真撮影をせがまれていたという。
2020年07月13日ニコラス・ケイジ主演映画『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』が、7月31日(金)より日本公開。この度、不穏に満ちた本作のポスタービジュアルと予告編が到着した。大都市の喧騒を逃れ、閑静な田舎に移り住んだガードナー家。ネイサンと妻テレサが夢に見た子どもたちとの理想の生活は、前庭への隕石の激突で終わりを告げる。以来、一家は心と体に影響を及ぼす地球外変異体との闘いに明け暮れ、静かな田舎暮らしは極彩色の悪夢へと変わる…。本作は、数々の神話体系の始祖とされるH.P.ラヴクラフトの「ザ・カラー・アウト・オブ・スペース(宇宙からの色/異次元の色彩)」が原作。隕石の激突により、理想の生活が突然終わってしまう、そんな“完璧な悪夢”をリチャード・スタンリー監督が創り上げる。また、『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』(’18)と同じプロデューサー陣が製作を務めている。今回到着した予告編では、穏やかな生活を始めたガードナー家の元に、謎の隕石が不時着。“色”が、植物や家族に奇妙な影響を与えていく様子が映し出されていく。また、ニコラス演じるネイサンが銃を手にする場面や、マデリン・アーサー演じる長女ラヴィニアの意味深な発言も気になる映像となっている。なお、ネイサンの妻テレサ役は、「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」『レッド・スパロー』のジョエリー・リチャードソンが演じており、豪華キャストの共演にも注目だ。トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門でプレミア上映された本作は、シッチェス国際ファンタスティック映画祭2019では作品賞にノミネート。アメリカで一般公開されると「H.P.ラヴクラフト映画の代表作になる!」といった声や、ニコラスに関しても「彼のネクスト・レベルを目撃した!」と絶賛。そんな話題作がついに日本に上陸する。『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』は7月31日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて公開。(cinemacafe.net)
2020年05月27日トム・クルーズ主演作『ミッション:インポッシブル』シリーズ第7弾で悪役を務める予定だったニコラス・ホルトが降板し、新たにイーサイ・モラレスが起用された。パラマウント・ピクチャーズが認めた。ニコラスが降板した理由は、スケジュールに問題が生じたためだという。『ミッション:インポッシブル7』の撮影は新型コロナウイルスの影響で2月に休止。エル・ファニングと出演しているHuluのドラマ「The Great」(原題)シーズン2の撮影時期が今後重なってしまうことになり、『ミッション:インポッシブル7』の出演を断念することに。ハリウッドで撮影・製作が再開され始めると、このようなことが頻発しそうだ。「NYPD BLUE~ニューヨーク市警15分署」や「クリミナル・マインド FBI行動分析課」、「殺人を無罪にする方法」で知られるイーサイは、最近では「タイタンズ」のデスストローク役が好評で、ファンが増加中。ニコラスからバトンタッチを受けたという報道にも好意的で、「素晴らしい俳優である彼が、ついに大きな映画で活躍するときが来た!」と喜び、「おめでとう」と祝福する声が多くみられる。(Hiromi Kaku)
2020年05月22日「サンタモニカ、ニューオーリンズ、そしてニューヨークと、アメリカ各地でニコラス・ケイジ(56)と新恋人のツーショットが目撃されています。彼の“5番目の妻”になるのではないかと、現地の芸能関係者たちも注目しているのです」そう語るのは、ロサンゼルス在住の日本人ジャーナリスト。映画『リービング・ラスベガス』でアカデミー主演男優賞を受賞したニコラス・ケイジは、“アジア系女性好き”としても知られている。前出のジャーナリストが続ける。「彼には、これまで4度の婚姻歴があります。3番目の妻は韓国系アメリカ人のウエートレス、そして4番目の妻は日系のメークアップアーティストでした。ですから、新恋人の名前が“シバタ・リコ”と、報じられた際には、『またアジア系か!』という声も上がっていたのです」実は彼女の素顔は京都出身の女優・芝田璃子(26)なのだという。「京都の芸能事務所に所属しており、芸歴はまだ3~4年ほど。星野源主演の『引っ越し大名!』、堤真一と岡村隆史主演の『決算!忠臣蔵』など、時代劇を中心に活動していますが、映画の公式サイトには名前が記載されていないほどの役柄です」(芸能関係者)そんな“無名の女優”がどうして超有名ハリウッドスターと交際するようになったのか?本誌が所属事務所に取材を申し込むと、担当者は次のように答えた。「芝田については、もろもろお問い合わせを受けておりますが、いまはお答えを保留させていただいております」スターとの交際で、世界的に名前が知られつつある芝田。彼女は’18年に放送されたテレビ番組『親子の絆のぞき見バラエティ!イマドキ家族』(テレビ東京系)で、女優を志した理由について、こう語っていたのだ。「お母さんは2~3歳のときに(家を)出て行ったきりで帰ってこなかったです。私、本名で(芸能活動を)やらせてもらってるんですけど、有名になったら、気づいてもらえて、会いたいと思ってもらえるんじゃないかな、と」母が蒸発したばかりではなく、経済的な問題で父ともいっしょに暮らせなかったことなど、番組で彼女はかなり踏み込んだ部分まで半生を明かしている。「小学校1年生のころから高校1年生が終わるまで、10年間くらい(児童養護)施設にもいました。(父親に会うのは)年に1、2回とか……」番組ではスタッフの協力により、芝田が21年ぶりに実母と会うシーンも放映していた。長年の念願だった“母との再会”を果たすことができた芝田だが、ニコラス・ケイジとの出会いによって、彼女の人生は今後どう展開していくのだろうか。「女性自身」2020年4月7日号 掲載
2020年03月27日おじさんは孤独だ。自分が中年になって、あらためてそう思う。20代はほとんど学生時代の延長だったのが、30代あたりからそれぞれ仕事が忙しくなったり結婚したり子供ができて、深夜に誰かのワンルームマンションに集まって『ウイイレ』しながらカップ焼そば……みたいなノリが難しくなる。いわば、青春が終わり、人生が始まるわけだ。で、「ひとりの時間」が多くなる。そう言えば、映画館も若い頃は男友達同士やちょっと仲良くなりたいおネエちゃんとよく出かけていたのが、最近はひとりで劇場へ行くことが増えた。平日の夜、仕事終わり。会社もスマホも忘れて、暗闇の中でコーラ片手にスクリーンを眺める。これが案外気持ちいい。しかもチケット料金は1,000円代だ。本連載はそんなおっさんソロシネマライフにオススメの映画をお届けしていこうと思う。基本的に取り上げる作品は試写招待ではなく、日本公開中の映画を選んで自腹で観に行くつもりだ。だって、ラーメンも上司に奢ってもらうのと、ネットで下調べして自分のサイフからお金を出して行くのでは気合いが違うからね。人は自腹を切るとシビアに真剣にモノを見る。というわけで、記念すべき連載1回目はヒューマントラスト渋谷の「未体験ゾーンの映画たち2020」で上映されていた『ザ・ビースト』だ。主演の“猛獣ハンター”フランク役には、俺らのニコラス・ケイジ。ブラジルのジャングルで幻のホワイトジャガーを捕獲したフランクは、自ら捕獲した自慢の動物たちと貨物船でプエルトリコに向けて出航するが、その船内には移送中の殺人鬼ラフラー(ケビン・デュランド)が乗っていたのだ。手際よく捜査官を始末して姿を消すラフラー、さらに危険な猛獣や毒蛇たちも人間たちに牙を剥く。いったい海上の逃げ場がない密室の船内で誰が生き残るのか……ってハイもうこの時点で間違いない。まだNetflixもAmazonプライムもないあの頃、バイトから帰って深夜テレビで眺めた大雑把なアクション映画を彷彿とさせる男汁したたるプロット。しかも上映時間97分というのもポイントは高い。あらゆる面でストレスフリーだ。だって、仕事終わりにさ、やたらと長い超大作とか暗いアート系作品はちょっと重いよ。まず気楽にスカッと楽しみたい。かと言って、予定調和と思いきや、主要登場人物がどんどんおっ死んでいくのでまったく油断ができやしない。ニコラス・ケイジは、今も昔もアクションスターにしては筋肉も髪の毛も薄く見た目が弱いが、その弱さが映画にある種の緊張感をもたらしているのも事実だ。今作でも武器はマシンガンではなく、狩りで使う毒矢というチョイスも絶妙。粗暴だけど結局いい奴的な役がハマるこの男はやっぱり信用できる。だって96年に『リービング・ラスベガス』でアカデミー主演男優賞を獲った直後の出演作品が『ザ・ロック』『コン・エアー』『フェイス/オフ』だよ。さらに25年近く経って56歳でいまだに『ザ・ビースト』をやっている。ちなみに本作ヒロインの女医エレン役のファムケ・ヤンセンは55歳だ。俺らもまだまだ青い。「青春は青だよ、青いということはまだまだ伸びる要素があるということだ」なんつって唐突に春季キャンプの原辰徳コメントを思い出す一本である。お前さん、この映画を見なくていいのか?【ソロシネマイレージ 78点】※ソロシネマイレージとは、おじさんひとり映画オススメ度の判定ポイント。なおこの点数が高いほどデートムービーには向かない。(C) 2019 PRIMAL FILM PRODUCTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年02月28日ブルーノ・マーズがディズニーとタッグを組み、音楽をテーマとした映画を製作することが明らかになった。ブルーノは主演&プロデューサーを兼任するという。「Deadline」が報じた。ストーリーの構想は不明だが、ブルーノが作る音楽とパフォーマンスが観られる映画になるとのこと。ブルーノ自身も、ツイッターで『ピノキオ』の「星に願いを」の歌詞を引用したコメントと、同曲を自らアレンジしてピアノで弾く姿を収めた動画で、ディズニー映画を製作することを報告している。ファンは大喜びで、「ブルーノはディズニー映画とそのサウンドトラックを作るために生まれてきたし、それが運命でもある!」「うれしくて泣いてる」などの声が寄せられている。「みんな、聞いて。ブルーノが一番新しいプリンセスになる」というユーモアにあふれたコメントも。今後、監督と脚本家、またはどちらも兼任する人物が決定するといわれている。歌手のイメージが強いブルーノだが、実は過去に俳優としての映画出演歴もある。小さな頃からエルヴィス・プレスリーのモノマネをしていたことで話題を呼び、6歳のときにニコラス・ケイジ主演の『ハネムーン・イン・ベガス』にリトル・エルヴィスとして出演。2014年には3Dアニメ『Rio 2』で声優を務めたこともある。(Hiromi Kaku)
2020年02月07日桐谷健太と東出昌大がW主演を務める「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」の2話が1月23日放送。比嘉愛未演じるみなみが大阪弁でタンカを切る姿に「最高です」「いいね」などの反応が寄せられ、“定番化”希望のコメントなどもSNSに投稿されている。横浜を舞台に刑事と検事という異色バディが事件と向き合っていく本作。桐谷さんが教師から転職、駐在勤務から刑事となった仲井戸豪太役で、東出さんが東大卒の超エリートで刑事は検事の“駒”であると考える真島修平役で、比嘉さんは豪太の妹で修平の立会事務官でもある仲井戸みなみ役で出演。また磯村勇斗が豪太のバディとなる刑事の目黒元気を、今田美桜がサバサバした若手刑事の毛利ひかるを、渋谷謙人が修平に対抗心を燃やす検事の日下直樹を、奥貫薫が修平やみなみが行きつけの「OKAZU-YA」で女将をしている宮沢かほりを、柳葉敏郎が修平の上司となる横浜地方検察庁みなと支部部長検事・樫村武男を、風間杜夫が豪太らの勤務する神奈川県警横浜桜木警察署署長・大貫誠一郎を演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。会社員の男性が地下道の階段から突き落とされ意識不明の重体に陥る。事件を目撃した大学生が通報、ほどなく被疑者と思われるフリーター・猫田一也(稲葉友)の身柄が確保される。取り調べに同席した猫田は豪太の元教師らしい“熱血取り調べ”で自白、送検される。捜査を引き継いだ修平が取り調べると、猫田はまたも否認に転じ自白は警察に強要されたと証言する。猫田を起訴しようにも自白のみで送検したため物的証拠はゼロ。頭を抱えた修平は自白だけを根拠に送検してきた豪太らを理詰めで責め立て、勾留期限の9日以内に物的証拠を探すよう命じる。豪太ら刑事課の面々は徹底捜査を続けるが、猫田の犯行を裏付ける物的証拠は見つからず、拘留期限も迫りこのままでは起訴できないと焦る修平は刑事たちをせっつく。みなみから「警察にだけ任せていてはダメ」と諭された修平は自ら現場に赴くことに。現場に行った修平は近所の自宅の窓から自分たちを覗き込む若い男性を発見。引きこもりだというその男性から話を聞こうと説得を試みるが…というのが今回のおはなし。引きこもり青年を説得するはずが部屋の前で言い合いになる豪太と修平。青年にまで怒鳴り散らしてしまうその姿を見たみなみの怒りもついに沸点に達し、2人をお説教。その際にみなみが発した大阪弁に「比嘉愛未の大阪弁、いいね」などの声が相次ぐ。なかには「みなみちゃんの大阪弁啖呵は毎週の見所になりそう」と“定番化”を希望する声も寄せられており、比嘉さん演じるみなみの今後の活躍にも期待が集まっている模様だ。(笠緒)
2020年01月23日ニコラス・ケイジが、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの「宇宙からの色」を映画化した主演作『Color Out of Space』(原題)のプレミアに出席。メディア「Extra」の取材に応じた。ヒョウ柄の襟に、全体にスタッズを散りばめた、いかついデザインのライダースジャケットで登場したニコラス。「今日のために洒落た服が着たくて。この作品にすごく期待しているんだ」と気合が入ったコメント。同作については「ファミリードラマとホラーという、私の好きなジャンルがうまく合わさった作品」だとアピールした。今年のオスカーのノミネーションについての話題になると、「うんうん。今年は競争の激しい年になりそうだ。みんなが賞にふさわしい人や作品だから」と前置きした上で、ニコラスがイチオシしているのがノア・バームバック監督の『マリッジ・ストーリー』。「ものすごく重要な映画だと思う。離婚を考えたことがある人やファミリーは、絶対に観るべきだよ。離婚を経験して思うことは、家族法ってやつは本当に最悪だ」としみじみ語った。これまで4回の離婚を経験したニコラスは、『マリッジ・ストーリー』に共感するところが大いにあったようだ。(Hiromi Kaku)
2020年01月17日桐谷健太が刑事に、東出昌大が検事に扮しW主演する「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」が1月16日からスタート。視聴者からは桐谷さんの関西弁と東出さんのコミカルな演技、また磯村勇斗演じる刑事の“モノマネ”にも多くの注目が集まっている。数々の人気作を手がけてきた福田靖が連続ドラマ小説「まんぷく」執筆後に初めて手掛ける連続ドラマである本作。桐谷さんが“元体育教師の異色な刑事”仲井戸豪太を、東出さんが“東大卒の頭でっかちな超エリート検事”真島修平をそれぞれ演じ、比嘉愛未が豪太の妹で修平のサポートをする立会事務官の仲井戸みなみ役で出演。この3人を中心に物語が進む。3人のほか豪太とバディを組む刑事の目黒元気に磯村さん。“枯れ専”刑事の毛利ひかるに今田美桜。修平に対抗心を持っている検事の日下直樹に渋谷謙人。日下直樹検事の立会事務官・森岡奈緒子に奥山かずさ。豪太の上司となる課長の多胡永吉に矢柴俊博。元裁判官で修平やみなみがよく通う「OKAZU-YA」の女将・宮沢かほりに奥貫薫。修平の上司で横浜地方検察庁みなと支部の部長検事・樫村武男に柳葉敏郎。豪太らの勤務する神奈川県警横浜桜木警察署の署長・大貫誠一郎に風間杜夫といった俳優陣が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では、刑事となった豪太が世間を騒がせている連続空き巣犯を捕まえてみると、それが教師時代の教え子・滑川秀幸(馬場徹)で、送検されてきた秀幸を担当することになった修平が余罪を追及すると、秀幸が1年前に空き巣目的で入った家で老人を突き飛ばして逃げていたことが判明。しかもその老人は直後に亡くなった状態で発見されており、強盗致死、あるいは強盗殺人として立件できる可能性もあると考えた修平は功名心をみせるが…というストーリーが展開。1話を見た視聴者からは桐谷さん演じる豪太の“熱血刑事”ぶりに「予想以上に桐谷健太のキャラが強烈だった(笑) 」という声とともに「桐谷さんの関西弁完璧やから、めちゃくちゃ気持ちええねん」「桐谷さんの関西弁は聞いてて気持ちいい。(自分も関西人)」などその関西弁に賞賛の声が寄せられるほか、また修平を演じた東出さんにも「女性にアタックしまくる東出くんも何か新鮮」「東出さんはイケメン過ぎて眩しい」といった声が集まる。また磯村さん演じる元気が豪太のモノマネをするシーンにも「目黒くんのモノマネ微妙に似てるからじわる」「モノマネまあまあ似てるの笑う」など多くの反応が寄せられており、「脇役めっちゃ豪華」とキャスティングの豪華さに注目する反応も投稿されている。(笠緒)
2020年01月17日映画ファンおなじみの映画祭「未体験ゾーンの映画たち」が今年もスタートした。9回目を迎える今年も海外の映画祭で話題を集めた作品や異色作が集結。何度も足を運んで自分だけの1本を見つけ出す楽しみがある映画祭だ。同特集は2002年にスタート。ざまざまな理由から日本で一般公開されていなかったり、DVDや配信スルーされそうな映画を集めてスクリーンで上映。回を重ねるごとに上映作品数は増加傾向に、会期は長期化傾向にあるが、バラエティの豊かさ、ヒット作・注目作の多さは増しており、映画ファンは見逃せない催しになっている。今年は54作品が上映される予定で、名優ニコラス・ケイジ主演の『ラスト・パニッシャー』『ザ・ビースト』をはじめ、1990年製作の名作スリラーをリメイクした『ジェイコブス・ラダー』、イーサン・ホーク、クリス・プラット、デイン・デハーンが共演する『スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー』、総製作費50億円を投じて誕生した歴史アクション大作『ブラック・ウォリアーズ オスマン帝国騎兵隊』、ルピタ・ニョンゴが出演するゾンビ・コメディ『リトル・モンスターズ』など気になる映画が続々と公開。一部の作品は、ヒューマントラストシネマ渋谷の上映終了翌日より、青山シアターで2週間限定で配信される。未体験ゾーンの映画たち 2020ヒューマントラストシネマ渋谷で開催中2月下旬よりシネ・リーブル梅田で開催青山シアターで一部の作品を2週間限定で配信中【関連リンク】 青山シアター()
2020年01月06日ニコラス・ケイジ主演最新作『ラスト・パニッシャー』(原題:A SCORE TO SETTLE)が、「未体験ゾーンの映画たち2020」にて上映されることが決定。予告編とビジュアルが公開された。かつて、ボスの身代わりとなって殺人の罪で服役し、19年ぶりに釈放されたフランク。彼はひとり息子のジョーイとこれまで過ごせなかった家族の時間を埋め合わせるべく、穏やかで幸せな日々を過ごす。だが、彼は致死性の不眠症を患っており、余命僅かと診断されていた。彼は銃器を手に取り己に誓う。この命が尽きるまで、大切な人の命を奪った裏切り者たちをこの手で制裁すると――。そして壮絶な復讐劇が幕を開ける。『ナショナル・トレジャー』『ゴーストライダー』シリーズなどに出演するハリウッドトップスターのニコラスが演じるのは、私怨をその手で晴らすべく、裏切り者たちをを成敗する処刑人フランク。体を張ったアクションが今作でも披露される。到着した予告編では、復習はしないと約束するものの、「“恨みは晴らせ”と言うだろ」と、手に銃を持ち、敵と対峙する映像が流れる。ほかにも、『ドクター・ストレンジ』のベンジャミン・ブラットや、ノア・ル・グロ、カロリーナ・ヴィドラ、モハメッド・カリムらが出演。ショーン・クーが監督を務めた。『ラスト・パニッシャー』は2020年1月17日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷「未体験ゾーンの映画たち2020」にて上映。(cinemacafe.net)
2019年12月23日桐谷健太と東出昌大がW主演を務める、「HERO」「ガリレオ」シリーズの福田靖オリジナルドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」。この度、今田美桜が本作に刑事役で出演することが分かった。桐谷さん演じる“元体育教師の異色な刑事”仲井戸豪太と、東出さん演じる“東大卒の頭でっかちな超エリート検事”真島修平が、仲良く衝突しながら事件に挑んでいく本作。今回新たに出演が決定した今田さんは、「花のち晴れ~花男 Next Season~」や「SUITS/スーツ」、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」など話題作で注目を集め、現在「ドクターX~外科医・大門未知子~」では看護師役で出演中。そんな今田さんが、本作では刑事役に本格初挑戦。演じるのは、豪太が配属される神奈川県警横浜桜木警察署捜査課の刑事・毛利ひかる。サバサバしていて刑事らしからぬ愛嬌もある性格だが、犯罪者に対しては人が変わったように強面に。周囲のちょっとおバカなやりとりに対して絶妙にツッコむ一方、ベテラン刑事の愚痴の聞き役にも。また枯れ専のため、豪太たちには男の魅力をあまり感じていないらしい。近年出演した作品をふり返り、「役の幅が広がってすごくうれしい」と本作の出演を喜んだ今田さんは、「刑事役はCMで少し演じたことがありましたけど、本格的に演じるのは今回が初めて。実は“刑事役=カッコいい”というイメージがあったので、こんなに早く自分が演じられるとは思っていなくて…。『自分が刑事を演じたら、どうなるんだろう!?』と想像がつかない部分もあります」と心境を明かす。役どころについては「嫌味なくズバズバ物も言える、ツッコミ・ポジション的な立ち位置でもあるんです。ここまでツッコむ役も初めてですし、本読みで『まだまだだな…』と思う部分もあったので、もっともっと頑張りながら、楽しんでツッコんでいきたいです(笑)。また、ひかるちゃんは男前な部分のある刑事。私自身も『年齢のわりには落ちついていて、わりと男っぽいところがあるね』と言われたりするタイプなので、ちょっと似ている部分もあるかもしれません(笑)。そんなひかるちゃんを、カッコよさとフレッシュさを忘れずに演じられたらな、と思います」と意気込んでいる。「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」は2020年1月16日より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2019年12月18日アルコール依存症、魔法使い、ダークヒーローなど数々のキャラクターを演じてきたニコラス・ケイジが、初めて本人であるニコラス・ケイジ役を演じるかもしれない。『The Unbearable Weight of Massive Talent』(原題)というタイトルの映画に出演交渉中とのこと。「Hollywood Reporter」が報じた。タイトルは「大きな才能という耐えがたい重圧」を意味する。同作で彼が演じるのは、クエンティン・タランティーノの監督作に出たくて仕方がないニコラス・ケイジという俳優。(実際に、ニコラスはこれまでずっとタランティーノ監督と組みたいということを公言している)。ティーンエイジャーの娘との関係に悩んだり、1990年代の自分のドッペルゲンガーが現れこれまでの役選びを批判され、現在の落ち目ぶりを指摘されたりという描写もあるという。映画の中で多額の借金を抱えたニコラス・ケイジは、新たな脚本を購入するために億万長者に近づく。しかし、CIAからその人物がメキシコの政治家の娘を誘拐した麻薬カルテルのドンであることを明かされ、情報を聞き出す任務に就く…という内容だそうだ。なお、ニコラスが多額の借金まみれであることは、実際に以前から報じられている。『恋人まで1%』のトム・ゴーミカンがメガホンを取り、「デスパレートな妻たち」の脚本家ケヴィン・エッテンとともに脚本を手掛ける。(Hiromi Kaku)
2019年11月18日ニコラス・ケイジが『Wally’s Wonderland』に主演することになった。インディーズのB級スリラー映画で、ケイジはプロデューサーも兼任する。彼の役は清掃員。ある夜、遊園地で一夜を過ごすことになった彼が、そこで恐ろしい体験をするという物語だそうだ。撮影は年明けにスタートの予定。ケイジは、最近、ウィレム・デフォーと共演する『Siberia』、アクションファンタジー『Jiu Jitsu』、アクションホラー『Prisoners of the Ghostland』などを撮り終えている。いずれもインディーズで、公開日は決まっていない。文=猿渡由紀
2019年10月31日9月27日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では、映画『僕のワンダフル・ジャーニー』の公開を記念して、前作『僕のワンダフル・ライフ』を本編ノーカットで地上波初放送する。W・ブルース・キャメロンが愛犬を亡くした恋人のために書いたベストセラー小説を原作に、『ギルバート・グレイプ』『HACHI 約束の犬』『くるみ割り人形と秘密の王国』など数々の名作を世に送り出してきた名匠ラッセ・ハルストレムが監督をつとめ映画化した本作。同ジャンルの映画としては異例の日本興収約10億円を記録するヒット作となったのも記憶に新しい本作が、続編の公開を記念して待望の地上波初放送となる。ゴールデン・レトリバーの子犬ベイリーの“最愛の人”は、自分の命を救ってくれた少年イーサン。以来、1匹と1人は固い絆で結ばれていく。しかし、犬の寿命は人間よりうんと短い。ついに、ベイリーが旅立つ日がきてしまう――はずが、彼の愛は不死身だった!ベイリーはイーサンに会いたい一心で、生まれ変わるが、そう簡単にはイーサンと遭遇できない。ようやく3度目で再会を果たしたベイリーは、自ら与えられた“重要な使命”に気づく――というストーリー。50年にわたり3度生まれ変わり、計4度の“犬生”を生きるベイリーの声優には『アナと雪の女王』オラフ役などで知られるジョシュ・ギャッド。ベイリーの命を救ったイーサンの少年時代にはK・Jアパ、成人してからを『デイ・アフター・トゥモロー』などのデニス・クエイドが、イーサンの妻となるハンナの少女時代を『トゥモローランド』のブリット・ロバートソンが、成人してからを「ツイン・ピークス」のペギー・リプトンがそれぞれ演じる。日本語吹き替え版ではベイリーを「名探偵コナン」シリーズなどの高木渉。イーサンの少年時代に「あんさんぶるスターズ!」梅原裕一郎。大人のイーサンにはスティーヴン・セガールやニコラス・ケイジなどの吹き替えでお馴染みの大塚明夫、ハンナの少女時代には大ヒット中の『天気の子』などで知られる花澤香菜らが集結。本作の続編となる『僕のワンダフル・ジャーニー』はイーサンとハンナと平和に暮らしていたベイリーだが、イーサンの孫娘をママのグロリアが連れて出て行ってしまう。イーサンとハンナの哀しむ姿を見たベイリーは、いまの“犬生”を終えたのち、再び生まれ変わってCJを見つけ出し彼女を守ることをイーサンと約束する――という物語。『僕のワンダフル・ジャーニー』は現在絶賛公開中。金曜ロードSHOW!『僕のワンダフル・ライフ』は9月27日(金)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:僕のワンダフル・ライフ 2017年9月29日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC
2019年09月27日故エルヴィス・プレスリーの娘リサ・マリー・プレスリーが、故マイケル・ジャクソンとの結婚生活に関する暴露本を出版するようだ。「Page Six」は、リサが出版社の「Gallery Books」と約3億2100万円から約4億2800万円(300万ドルから400万ドル)で契約を交わしたことを報じた。関係者によると、本の中では「マイケルについての衝撃的な事実と、エルヴィスについての完全に新しい解釈」が語られるという。リサは幼少の頃マイケルと出会い、大人になってから1993年に再びマイケルと友情を築いた。そして2人は1994年に結婚し、2年後の1996年に離婚している。これまでに、リサはマイケルとの結婚生活について、「いたって普通の結婚生活だった」と、一部で報じられた偽装結婚を完全否定。マイケルの小児性愛者疑惑についても「彼がそんな風じゃないっていうのは私が知っている」と擁護したこともあったが、果たして何を暴露するのか。9歳で父エルヴィスと死別したリサは、20歳でミュージシャンのダニー・キーオと結婚し、2人の子どもをもうけるも6年後に離婚。同年にマイケルと結婚し、2年後に離婚した。その後は2004年、34歳のときにニコラス・ケイジと結婚したが、ニコラスによってわずか3か月後に離婚申請が行われている。2006年、ギタリストのマイケル・ロックウッドと結婚。日本で挙式し、マイケルとは双子の女児をもうけたが、4回目の結婚も離婚に至っている。(Hiromi Kaku)
2019年08月02日「ルーク・ケイジ」のベディ・オードリー警部役、「スタートレック:ディスカバリー」のガブリエル・バーナム役で知られるソーニャ・ソーン(55)が、コカイン、マリファナ及び麻薬道具の所持で逮捕された。「The Wrap」によれば、日曜の夜12時過ぎ(現地時間)、ソーニャはノースカロライナ州デア郡で保安官によって車を引き留められ、警察犬がコカインなどを発見したという。保釈金1500ドル(約16万円)を払ってすでに身柄は自由になっている。ソーニャは過去5シーズンに渡って「The Wire/ザ・ワイヤー」で刑事役(キーマ・グレッグス)を好演し、知名度を上げた。前述の「ルーク・ケイジ」やほかのドラマでも警察関係の役を演じることが多かったが、今回は逆の立場で逮捕されることとなった。昨年からはドラマの質が高いと評判の「The Chi」(原題)に出演。同番組は今年4月にシーズン3への更新が発表されたが、主役のジェイソン・ミッチェルが“不適切な行動”により番組をクビになった。シーズン3の制作はまだ始まっていないが、ソーニャもこのような事件を起こしたことから、続投の可能性に注目が集まっている。(Hiromi Kaku)
2019年07月23日ネバダ州クラーク郡の裁判所が、ニコラス・ケイジとエリカ・コイケさんの離婚を正式に認めた。ニコラスは3月にラスベガスでエリカさんと結婚後、わずか4日で婚姻無効を申請し、世間を驚かせていた。ニコラスは婚姻無効を求めた書類で、結婚の当日についての詳細を明かしていた。2人ともひどく酔っぱらっていたといい、エリカさんが勧めるまま衝動的に結婚。当時のニコラスには自分の行動が引き起こす影響を認識・理解する判断力がなかったと事情を説明。また、エリカさんが「犯罪歴があること、ほかの人とも恋愛関係にあること」をニコラスに伝えず結婚したことから、詐欺の上に成り立った結婚であるとも主張していた。3月23日、結婚から数時間後にこのようなことをめぐってか、「ベラージオ」の外で激しく口論する2人の姿が撮影されている。ニコラスが婚姻無効を申請したおよそ1か月後、エリカさんは自分たちの“結婚”は合法的であるから、別れるなら“離婚”に合意し、配偶者手当を求めるとニコラスに対抗した。「TMZ.com」が取得した裁判所の記録によれば、ニコラスが主張した婚姻無効は叶わず、離婚が認められたとのことで、エリカさんに配偶者手当を支払うかは不明。(Hiromi Kaku)
2019年06月04日3月末に電撃再婚し、その4日後に婚姻の無効を申し立てた俳優のニコラス・ケイジ(55)。TMZによると、相手の日本人メイクアップアーティスト、エリカ・コイケ(34)から配偶者扶養料を請求されているという。ケイジは「酩酊状態にある時に、衝動的に結婚許可証を取得してしまった。その行動による影響を認識できない状態だったため婚姻は無効だ」と主張。しかし、コイケ側は婚姻の無効申請を認めないと法廷に文書を提出。その根拠として、ケイジが無効申請の12日後に「正しい方法でもう一度やり直そう」と申し出てきたことを挙げ、2人の関係は法的に問題ないものだとしている。さらにコイケは、離婚に同意するかわりに配偶者扶養料を支払うことを同じ文書内で求めている。今回の騒動でケイジとのパートナー関係が壊れただけでなくキャリアも潰され、また報道によって評判を貶められと主張。配偶者扶養料とは、夫と妻の間に大きな収入格差がある場合に、生活の水準を急落させないために収入の多い方が相手に支払うもの。今回はわずか4日で結婚は破綻しており、コイケの生活の質を保証する義務がケイジにあるのか疑問視されている。
2019年04月23日