ビタミンCはみなさんよくご存知の通り、「美肌をつくる成分の代表格」。お肌にいいことは分かっているから、とりあえずフルーツを食べるようにしたり、スキンケアに取り入れてみたりと、“とりあえず”になってしまってはいませんか?身近な存在であるビタミンCですが、実は正しく摂取しないとなかなか効果を実感することができません。今回は、その“美”の必須栄養素であるビタミンCで効果を得るためのポイントをご紹介したいと思います。ビタミンCとは?ビタミンCは、体内の機能をコントロールするために必要な栄養素である『ビタミン13種類』の中の1つ。不足すると肌荒れ・疲労感・免疫力の低下などを引き起こしてしまうため、生きていくうえで必要不可欠であります。しかし、人はビタミンCを体内で合成することができないため、食事などで外部から摂取しなければなりません。こんなにすごい!ビタミンCの8つの効果①シミの予防・改善メラニン色素の生成を抑え、また、沈着してしまったメラニン色素を元の色素に戻す働きをする②シワの改善ビタミンCはコラーゲンの生成を高め、肌にハリと弾力を与えることでシワを改善する③アンチエイジング強い抗酸化力で紫外線やストレスなどの活性酸素から細胞を守り、キメを整えるなど肌の老化を防ぐ④ニキビの予防・改善活性酸素を分解し、ニキビの炎症を抑えることで治りを早くする。また、皮脂の分泌を抑えることで予防効果もある⑤毛穴の引き締め過剰な皮脂の分泌を抑制することで皮脂腺が広がるのを抑えられ、毛穴を引き締め目立たなくさせる⑥疲労回復抗酸化作用によって、ストレスで発生する活性酸素を抑える⑦免疫力アップ体内のウイルスを排除する白血球の働きを高め、免疫力を向上させる⑧貧血予防ビタミンCは、摂取した鉄の吸収率を上げて貧血を防ぐビタミンCの摂取ポイントこんなにも万能なビタミンCですが、空気に触れると破壊されやすく、とっても繊細な成分です。熱を加えると成分が壊れてしまい摂取量が減少してしまうし、破壊されたビタミンCは角質層を突破することができないため、肌に浸透せず本来の効果を発揮することができません。そこで是非知っていただきたいのが下記のポイント◎お肌から摂取するなら「ビタミンC誘導体」成分が壊れやすく、ほとんど皮膚への浸透が見込めなかったビタミンCを改良したのが「ビタミンC誘導体」。誘導体にすることで壊れずに浸透しやすくなったビタミンCは真皮まで浸透し、体内でビタミンCに変化するため、より有効に働くことができるようになりました。そんなビタミンC誘導体にも種類があります。水溶性ビタミンC誘導体皮膚への吸収を高めるように作られたもので、化粧水や美容液に配合されています。特徴は『即効性』。短期間で皮膚に浸透してビタミンCの実力を発揮します。ただ、皮脂の分泌を抑える働きによって乾燥しやすくなったり、これが刺激になってしまう人もいるので、乾燥肌・敏感肌の方は注意が必要です。油溶性ビタミンC誘導体水溶性であるビタミンCに油分を結合させ、脂に溶けやすくしたもの。皮脂や細胞間脂質との相性も良いので、クリームやジェルに配合されています。水溶性のほうが即効性がありますが、水溶性よりも浸透力が高いのが特徴。保湿性もあるので肌を乾燥から守ることもできます。高い濃度でも刺激が少ないのも特徴です。新型ビタミンC誘導体水溶性と油溶性の良い所をあわせ持ったのが新型のビタミンC誘導体です(PPS(アプレシエ)とも呼ばれています)。油分にも水分にも良くなじみ、角質層だけでなく真皮まで浸透しやすく、その浸透力は水溶性ビタミンC誘導体の100倍とも言われるほど。肌への刺激や乾燥の心配もなく、ビタミンCの効果を最大限得られると注目されています。ただ、良いものはやはり原料の価格が高く、化粧品にたっぷりと配合するのはまだ難しいようです。食材から摂取するなら「食べ方を工夫」ビタミンCが豊富な食材といえば野菜や果物ですよね!身近な食材で、特にビタミンCの多い野菜と果物がこちら。野菜(100gあたり)赤ピーマン170mgパセリ120mg芽きゃべつ110mgケール80mgブロッコリー54mgじゃがいも35mgさつまいも29mg果物(100gあたり)アセロラ1700mgレモン(全果)100mg柿70mgキウイフルーツ69mgいちご62mgグレープフルーツ36mgみかん33mg食べ方ポイント①「食後に摂る」空腹時に摂取したものは吸収されるのが速いですが、排出されるのも速いです。体内にためておくことができないビタミンCは一度にたくさん摂取しても、過剰分は尿と一緒に2~3時間ほどで体外に排出されてしまいます。ところが満腹時に摂取すると、食べたものに付着してゆっくりと吸収が続くため、空腹時よりも吸収量が約1.6倍アップすることが分かりました。つまり効率よく無駄なくビタミンCを吸収するには毎食後に摂るのが◎食べ方ポイント②「調理法を工夫する」ビタミンCは熱で成分が壊れやすく、水に溶け出しやすい特徴があるので、茹でるのではなく蒸したり、できるだけ短時間の加熱調理にすると野菜のビタミンCを保持することができます。食べ方ポイント③「食べ合わせを意識」壊れやすいビタミンCですが、それを安定化してくれるのがビタミンPです。ビタミンPは、みかんなどの柑橘類に多く、薄皮には果肉の約50倍、すじには果肉の約100倍も含まれています。これらを一緒に摂取する手軽なものとしてスムージーがありますが、バナナやりんごなどには「アスコルビナーゼ」という、ビタミンCを破壊する酵素が含まれているので、食材の組み合わせにはご注意を!■まとめ:いかがでしたか?これからやってくる夏は1年の中で最もお肌へのダメージが大きい季節。体の外側と内側の両方からのケアが効果をより高めてくれるので、ぜひ試してみてくださいね。
2016年07月01日お粥メニュー全11種類のうち1番人気はポパイ店内はカフェレストランのようなオシャレな雰囲気で、客層が広いことも印象的。“お粥は病気のときに食べるもの”というイメージを払拭し、ひとくち食べると口に広がる濃厚なうま味、食感・とろみ・質感にこだわった食事としてのお粥を味わうことができる。中華粥の伝統製法はそのままに、乳製品を使ったり、オシャレな器で、女性たちを惹きつけています。日本人の味覚に合う、バラエティに富んだお粥メニュー全11種類を考案。中でも一番人気なのが、ベースのお粥にほうれん草のペーストを混ぜ、豚のダシで仕上げた「POPEYE ポパイ」(780円・295キロカロリー)。具は、バターで炒めたほうれん草、肉厚なカリカリベーコン、そして生クリーム。ビタミン・鉄分たっぷりで、そのうえヘルシー、女性の味方!さらに、豚ひき肉を唐辛子とラー油で辛みそのようにしてベースのお粥に混ぜ込んでいる「RED レッド」(830円・470キロカロリー)も人気メニュー。たっぷりもやしに、生ニラとネギを加え、中華でいう酸辣湯のようなお粥です。絶妙な辛みと酸味が癖になる新感覚粥!低カロリーで女性の体調に合わせて栄養補給できるメニューアガリクスやヤマブシダケなど10種類のキノコを使用した、滋味豊かな体が喜ぶ薬膳粥、その名も「YAKUZEN ヤクゼン」(1,200円・270キロカロリー)。そのほか、トロトロになるまで煮込んだ自家製の牛筋を入れたコラーゲンたっぷりの「BEEF ビーフ」(780円・335キロカロリー)や、モッツアレラとフレッシュパルメザンチーズ、あさりと香味野菜を使った「CHEESE チーズ」(830円・530キロカロリー)など、中華粥のイメージを一新する見た目と味に驚かされます。米粒がなくなるほどドロッとかなり濃厚ですが、食後は驚くほどさっぱり。一品ずつ丁寧に調理されたバラエティに富む、こだわりの美味しいお粥をぜひ試してみて。取材・文/中島和美店舗情報店名:カユ・デ・ロワTEL・予約:03-3829-3406住所:東京都墨田区亀沢4-17-17 I.T.O bldg 1Fアクセス:JR総武線、総武線快速「錦糸町駅」北口から徒歩8分または東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」3番出口から徒歩10分営業時間:8:00~22:00 (LO21:30) /土日祝 8:00~21:00 (LO20:30)定休日:年中無休(年末年始を除く)
2016年06月08日自家製生ジュースは、喉の渇きを癒しながら内臓を整えることができます。さらには、ビタミンやミネラルを体に摂れるので、お肌もワントーン明るく、ツヤツヤになります!そんなフルーツジュースでビタミンを身体にたっぷりと取り入れるには、果物選びが大切です。新鮮でカラフルな果物選びましょう。毎日の一杯でもっと健康的になっちゃいましょう!初心者でもできる超簡単生ジュースミキサーにかけて生ジュースを作る方法は、春から夏の気温の暑い時には喉の渇きを癒すオススメの方法です。朝食にも向いていて、おやつ代わりにもなりますよね。ビタミンも効果的に摂れます。そして、生ジュースを作るために必要なのは、ミキサー、フルーツ、牛乳を買うだけ。特別なものは何も入りません。初めての人には邪魔臭く感じるかもしれませんが、ここでご紹介するメニューなら超簡単に作れちゃいます!ヨーグルトとビタミンCのおいしいヨーグルトミックスおいしくて健康!ヨーグルトとフルーツミックスジュースです!想像するだけで、ヘルシーに美しくなれるのが感じれるはず。では、レシピを紹介します。材料キウイ 3つ、オレンジ1つ、ヨーグルト3杯、レモン1/2、砂糖大さじ4作り方キウイの皮をむき、小さく切ります。容器に移し、オレンジ果汁(果汁100%ジュースでも可能)とレモン果汁を加える。ミキサーにかけて、キウイが細くなったのを確かめ砂糖、ヨーグルトを加えます。もう一度ミキサーにかけてクリーム状にします。グラスに注ぎ出来上がり。(冷たい方がいい時は、冷蔵庫で冷やします。)初心者でも簡単美味しいバナナ生ジュースバナナ生ジュースは、ビタミンCとカリウムが豊富で体にとって理想的。大人から子供まで大好きな味ですよね。材料バナナ1、牛乳1杯作り方バナナを小さく切ります。容器に入れ牛乳を入れてミキサーにかけて出来上がり。材料も作り方もこんなにも簡単。「これだけでいいの?!」と驚くような手っ取り早そうですね。早速試してみませんか?マルチビタミンでもっときれいになる生ジュース材料もも2つ、バナナ2つ、イチゴ200g、キュウイ2つ、牛乳60g作り方桃、キウイの皮をむき小さく切ります。イチゴも小さく切ります。容器に入れてミキサーにかけます。バナナを加えてもう一度ミキサーにかけます。こうすることで色が変わりにくくなります。牛乳を加えてしっかりとミキサーにもう一度かけます。最後にグラスに注ぎ、もしあれば生クリームをポンとのせるとおしゃれな生ジュースの出来上がり。いろいろなビタミンを一度にたくさん取れるのでバランスが良くミネラルビタミンが豊富。食欲がない時にもこのマルチビタミン生ジュースでしっかりと栄養をとることができ、風邪予防、抗酸化予防の効果があります。もっと美味しくしたいという人へ牛乳を加えてクリームのようになるまでしっかりとミキサーにかけるとさらに美味しくなります。もっとバリエーション豊かに果物使うなら、季節の旬のものなどを選ぶようにするといいです。甘いものが好きと言う人は砂糖や蜂蜜を加えるともっとおいしくなります。新鮮なフルーツは、ビタミンやミネラルがたっぷりでお肌もすべすべに。簡単なレシピから試してみてはいかがでしょうか。
2016年05月06日ビタミンDが不足するとキレイに痩せる事が出来ないのを知っていましたか?家やオフィスにこもりっぱなしで日光を浴びる時間が時や、間違ったダイエットなどはビタミンD不足になりがち。正しい食べ物と、良い習慣で補う事ができてもっとキレイにスマートになれる。ビタミンDの効果をご紹介します。ビタミンD不足と重要性ビタミンD不足は、日常の習慣の中で起こります。このビタミンは、日光とも深い関わりがあり、家の中やオフィスで過ごす事が多い人にはリスクが高くなります。また、バランスの悪いダイエットやベジタリアンダイエットをしている人にもよく見られます。ビタミンD不足は、お肌、髪の毛、骨、メンタルに悪影響を与え、慢性の疲れ、胃の違和感、気分の沈み、過度の発汗の症状をもたらします。もう一度正しいビタミンDを体内に取り入れる方法を知るようにしましょう。「お出かけをして日光を浴びる事。」直射日光をたくさん浴びる必要はありません。シンプルに家やオフィスに閉じこもらないように心がけるだけで十分。キレイに気分良くダイエットするのにビタミンDは思っている以上に大切なんですよ。サーモンサーモンを食べる事でキレイなお肌や髪の毛を保つ事ができます。ビタミンD不足を解消するのにサーモンは欠かせない食べ物です。魚の脂は「良い脂」が豊富で、オメガ3脂肪酸の成分は血中悪玉コレステロール値を調整してくれます。その他にも必須脂肪酸、ビタミンDがたくさんあり、身体に溜め込んだ脂肪を落としてくれます。サーモンは週に2回ほど食べ、できれば養殖でないものがオススメ!卵安くて美味しい卵はビタミンDがいっぱい。コレステロール値の高い人は卵を食べる量に気をつけてください。卵を週に2-3個食べるようにするといいです。でもフリットのような油っこい食べ方は避けるようにしましょう。プロテインが多くて、栄養バランスに優れています。鉄分(卵黄部分)、ビタミン、ミネラルが身体や美容に良く髪の毛にもツヤが出てきます。牛乳ビタミンDが豊富です。チーズやヨーグルトも同様です。プロテインも取る事ができます。時々牛乳は身体に良くないと言われる事がありますが、時に消化を悪くする事があるためです。ダイエット中であってもしっかりとビタミンDを取る事を忘れないようにするには、コップ1杯の牛乳を習慣づけるといいですよ。体に良いものを食べて痩せる!ダイエットしたい理由は、今よりももっとキレイになりたいからですよね。女性であればキレイになりたい事を願う事は当然です。でも、肌や髪の毛に大切なビタミンDを不足していては「キレイに痩せる」事に障害を与えます。「食べないで痩せるのではなく良いものを食べて痩せる」事が美しくいれるためには大切なキーワードです。
2016年04月29日ビタミンBって、ご存知ですか?肌荒れなどにビタミンB群がいいといわれることが多いので、耳にしたことがあるかもしれません。ビタミンBというのはいろいろ種類があるので、まとめてビタミンB群とよぶのですが、その中でビタミンB2というのは、細胞の発育と正常な働きに欠かせないため「成長ビタミン」ともいわれます。不足すると、大人だと肌荒れや口内炎などを引き起こしますが、成長期の子供や胎児の場合は、発育不良になる可能性があります。そのため、妊娠中はとくに欠かすことのできないビタミンです。ビタミンB2を効率よくとれるのが、納豆!ビタミンB2は大豆や豆腐などにはそれほど含まれていませんが、納豆になるとグンとアップします。これは、納豆菌の働きによるもの。納豆は体にいいとよくいわれますが、赤ちゃんがすくすく育つためにも、とてもおすすめなのです。「妊娠中に食べたほうがいいものはなんですか?」と聞かれることがよくあります。いろいろありますが、私は納豆は必ずおすすめしています。栄養ももちろんそうですが、安くて食べやすいのも大きなポイント。食べるときは、同じくビタミンB2が豊富な卵も一緒に混ぜると、よりビタミンB2をとることができます。ただ、私の勝手なイメージですが、納豆は単体だと主役(メインのおかず)というよりは、どちらかというと脇役。だから納豆を献立に組み入れるときは、なにか他にメインも作らないと…と思ってしまいますが、丼ものにアレンジすることで主役級になれるのでは? と考え、私が妊娠中によく作っていたのが、納豆丼です。お手軽納豆丼レシピ制作:長 有里子<材料 2人分>ごはん 適量納豆 2パック合い挽き肉 100gたまねぎ 1/4個にんにく 1かけ醤油、みりん 各大さじ1ごま油 適量青菜(飾り) 適量七味唐辛子 お好みで、適量<作り方>1、たまねぎ、にんにくはみじん切りにする。2、フライパンにごま油とにんにくを入れ、火にかける。3、にんにくの香りが立ってきたらたまねぎを加えて炒め、次に合い挽き肉、納豆の順番で炒め合わせる。4、醤油とみりんを入れ、味を調える。5、器にごはんを盛り、4をのせ、青菜を飾る。お好みで七味唐辛子をかける。丼にすれば、あとは味噌汁をつけるだけ! 簡単なのに栄養とボリュームがあって、夕食として出してもさまになるはず。レシピには入れていませんが、もしあれば、温泉卵を仕上げにトッピングすると、よりビタミンB2をとることができますよ。
2016年04月25日この春オススメのカラー3つ目は「ハッピーオレンジ」。ビタミンカラーのオレンジは、取り入れるだけでポジティブになれちゃうこと間違いなし!ネイビーとの組み合わせが旬です。カラーメイク初心者さんはブラウンに近いオレンジから始めてみては!?目元、頬、唇全てにオレンジを加えることで、ジューシーでまるっと愛されフェイスになれちゃいますよ。メイクのコツ・ポイントアイシャドウはベースはベージュにブラウン系を入れ、オレンジを上瞼のきわに沿って細く入れる。カラーメイク初心者さんは、オレンジに近いブラウンを使ってみてね!オレンジにはネイビーがピッタリ!ネイビーのラインは目尻にキャットライン引くくらいにすれば、初心者さんでも取り入れやすいです。チーク&リップも目元と同じくオレンジで、とびきりジューシーな愛されフェイスにしちゃいましょう。このメイク動画の詳しい情報と使用コスメ詳細を見る
2016年04月09日美容のプロ・ポーラが選んだ水って?株式会社ポーラは4月4日、海洋深層水にミネラルやビタミン等をプラスした『ディープシーウォーターミネラル&ビタミンチャージ』を発売する。人間の体の約60%を占める水分。血液やリンパ液を構成し、全身に栄養素や酸素を運ぶなど「潤いを満たす」役割と、不要なものを体外へ「流す」役割を併せ持つ、美容と健康に不可欠な存在だ。水分は汗や尿などにより1日で2.5Lほど体外へ排出されるが、体内に取り込まれる水分は1.3L程度。約1.2Lも不足していると言う。普段の生活のなかでも、こまめな水分補給が必要なのだ。体がミネラルに満ちていくこの『ディープシーウォーターミネラル&ビタミンチャージ』は佐渡沖の海洋深層水を使用。陸や大気の影響が少なく清浄で、カルシウムやマグネシウム、鉄といった16種類ものミネラルが豊富に含まれており、中硬度で飲みやすいのが特徴。このミネラルたっぷりの海洋深層水に、女性に不足しがちな亜鉛、ビタミンB12、ビタミンC、葉酸、ビオチン、オリゴ糖がプラスされているので効率よく水分とミネラル・ビタミン等が補給できるのだ。同商品は百貨店での取り扱いはなく、全国のビューティーディレクター、コスメ&エステショップ「ポーラザビューティー」といったポーラの店舗にて購入できる。500mLx24本入りで、価格は税抜5300円。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ポーラプレスリリース
2016年03月08日花粉症の季節がやってきました。今年もマスク着用の方々が街に溢れています。そんな折、いち早く花粉症から脱した人の話をきくと、今年は特に「ビタミンDのサプリメントで改善してきた」という人が目立っています。ビタミンDがどうして花粉症を改善するのでしょうか? ビタミンDと花粉症の関連を解いた本「サーファーに花粉症はいない」(小学館)の著者、斎藤糧三先生にお話を伺いました。「ビタミンD」と「アレルギー症状」の密接な関係が明らかに「何はともあれ、花粉症のみなさんが知りたいのは『ビタミンDが本当に花粉症を改善するのか否か?』でしょう。いろいろな対症療法がありますが、ビタミンDは花粉アレルギーを根本から改善してくれるもの。どんな対症療法にも勝るはずです。なぜならビタミンDは『免疫調整ホルモン』だからですよ」(斎藤先生)斎藤先生は、そのスベスベの肌からは想像がつかないほど、子どもの頃からずっとアトピー性皮膚炎。大人になってからは慢性的な鼻づまり、春にはご多分にもれず花粉症に悩まされてきたタイプです。ただ、幼少の頃から、海に行けばアトピーも鼻づまりもなぜかマシになる… 大人になってからも、ビーチリゾートに行くと必ず鼻がすーっと通る経験をしていました。でもそれは単純に、空気がきれいな場所はアレルギーの原因が少ないからだろうと思っていたのです。ところが、あるとき「一時的に改善するのは、ビタミンDが体内に増えるからだ!」と気がついたのです。そのきっかけを斎藤先生が説明してくれます。「私の専門は『機能性医学』です。これは1990年代にアメリカで誕生した新しい医学で、日常的に人が抱えている不調や病気を対症療法に走らず、その発症原因に着目して根本から改善しようというのがコンセプト。あるとき、アメリカで開催された機能性医学の学会で、ビタミンDがテーマになっていました。ビタミンDのパイオニア的医師が、体内のビタミンDを増やすのに “日焼け” をあえて推奨していた。それで、ハタと気付いたわけです。紫外線を浴びることによって体内ではビタミンDが合成される。だから、紫外線の強い場所に居続けると、ビタミンDがいつもより多く合成されてアレルギー症状が治まるのではないかと」ビタミンDは、以前から『骨の材料となるカルシウムを体内に取り込みやすくする』と言われていました。日光を浴びると皮膚でコレステロールを原料として合成されます。紫外線に当たらないと合成できず、骨形成に異常が起こる『くる病』を招くことは有名です。さらに、機能性医学ではビタミンDを『免疫系を正常に働かせるために必要な栄養素』ととらえていることがわかりました。ビタミンDが不足すると免疫系に異常が起き、それがアレルギーを発症させる一因になる、というのです。そして、斎藤先生はビタミンDのサプリメントを購入して実験をします。1日に100μg(4000IU)ずつ摂取すると、アレルギー症状の明らかな軽減がみられました。摂取して1時間もしないうちに、ビーチで日光浴をしたときのように鼻がスーッと通ってくるのです。ビタミンDは通常、体内では脂肪に備蓄されていて、必要な時に使われます。欠乏しているときは備蓄も少なくなり、大量に摂っても、摂取後6時間ほどで血中濃度が下がります。それと共に鼻の通り具合も徐々に微妙になり、やがてまた鼻づまりが戻ってきてしまいました。 「さらに、花粉症の症状のある10名に同じ量のビタミンDを試してもらったところ、10名全員が症状の改善を認めていました。しかも、ビタミンDが完全に代謝される数時間後には、私と同じように症状が戻ってきたんですよ。ビタミンDとアレルギー症状の関係を認めないわけにはいられない出来事でしたね」(斎藤先生)そもそも「ビタミンD」にはどんな役割がある?過去にわかっていたビタミンDの生理機能は、次の3つがありました。1)腸管でのカルシウム、マグネシウム、リン吸収の促進2)腎臓からのカルシウム喪失抑制と、副甲状腺を介した血中カルシウム濃度の維持3)骨形成や骨のカルシウム、マグネシウム吸収の円滑化斎藤先生によれば、新たに注目されているビタミンDの機能は、さらに3つ挙げられると言います。1)細胞分化誘導ビタミンDは他のステロイドホルモン同様に、細胞の核にあるビタミンD受容体(レセプター)に働きかけ、正常な細胞への分化を誘導します。つまりビタミンDが不足すると、適切に細胞の分化誘導が行われないため、がんなどの疾病が増加すると言われています。2)免疫担当細胞の調整リンパ球などの免疫担当細胞にもビタミンDのレセプター(受容体)があり、ビタミンDが欠乏すると免疫バランスが崩れて花粉症のような異常な免疫反応を生じてしまいます。リウマチ、一型糖尿病などの自己免疫疾患、アトピー性皮膚炎、喘息などの花粉症以外のアレルギーの発症にも関与。3)血圧上昇ホルモンの分泌を調整血圧上昇の原因となる腎臓で作られるホルモン「レニン」の分泌上昇を、ビタミンDが抑制。斎藤先生の書かれた本「サーファーに花粉症はいない」のタイトルの意味は、太陽の下でスポーツを楽しむ習慣のある人達は、ビタミンD不足にはなりにくい。だから花粉症の症状も出にくいということ。そう、紫外線を浴びることでビタミンDは自然と作られます。「紫外線は人にとって悪だと考えがちですが、害だけではないのです。UV対策が世界一進んだ日本女性は、ほとんどビタミンD欠乏症に罹っているとも言われています。これほど重要なビタミンD生成のために、紫外線も少しは必要であること、忘れないようにしましょう。太陽光線を浴びる目安としては、週2回程度、顔や手足に日焼け止めを塗らず、5分~30分程度浴びれば十分なんです」(斎藤先生)「ビタミンD」を多く含む食材とは?もちろん、ビタミンDは食材からも摂ることができます。ビタミンDは主にきのこ類や魚類に多く含まれ、含有量の多い食材は…【100gあたりの「ビタミンD」含有量】・白きくらげ(乾燥) 970μg・きくらげ(乾燥) 435μg・かつおの塩辛 120μg・あんこうの肝 110μg・しらす干し(半乾燥) 61μg ・いわし(丸干し) 50μg・たたみいわし 50μg・身欠きニシン 50μg・すじこ 47μg・いくら 44μg・紅鮭 33μg・スモークサーモン 28μgこうしてみると、あまり日常的に摂りやすい食材ではありません。そこで斎藤先生がオススメしているのがビタミンDのサプリメント。日光浴や食事で気を使わなくても、確実に摂取できるので、積極的に症状を改善したい人にはうってつけです。では、ずばり、花粉症を治したい人がビタミンDをサプリメントでどれくらい摂ればよいのかを教えていただきましょう。サプリメントの選び方、花粉症に効果的な摂り方と量は?ビタミンDの量を表す単位で覚えておきたいのは、μg(マイクログラム:1gの10万分の1)と、IU(アイユー:1IU=0.025μg)。斎藤先生によれば、ビタミンDに関する世界の研究者の意見を総合すると「成人で1日50~100μg(2000~4000IU)」が妥当な摂取量と言われているのだそうです。「ビタミンDの血中濃度が目標値で安定するための肝臓や脂肪内の備蓄には、約3カ月かかると考えてください。患者さんに処方する際には、1日100μg(4000IU)を摂取→3カ月後に血中濃度の再検査→目標値に達した時点で1日50μg(2000IU)を維持する、という指導をしています。花粉症の方がご自分で改善したい場合は、まず毎朝100μg(4000IU)のビタミンDを摂ります。もしそれで症状が緩和されず、午後にまた症状が出てくるなら、もう一回100μg(4000IU)を摂取しましょう。カラダにビタミンDが備蓄されてくれば、午後になっても血中濃度が下がって症状がぶり返すことはなくなります。この飲み方を試して、花粉症が全く改善されなかった人はほとんどいません。ただ、粘膜が正常でないと改善効果は見られない人もいるので、可能性がある場合はタンパク質、ビタミンC、鉄、ビタミンAの摂取を心がけてくださいね」(斎藤先生)「ビタミンD」の過剰摂取は大丈夫?『免疫調整ホルモン』である「ビタミンD」不足を、食事やサプリメントで積極的に解消することが大切だとわかりました。とはいえ、過剰症は大丈夫なのでしょうか? 実は1日250μg(10000IU)以内なら、副作用は心配しなくてよいのですが、長く飲み続けるなら医師のアドバイスを受けるべき。また、安全なサプリメントを選ぶ目を持つことも大事です。「サプリメントは大きく分けて2つ。一般用と医師処方用(医療用サプリメント)です。後者は栄養療法などを行うクリニックで扱っているものですが、日本ではこれがまだまだ少ないのが現状ですね。2つの大きな違いは、配合量の保証。一般用の中には、表示してある量が、あくまで『工場の製造段階で入れましたよ〜』という意味の製品もあります。製造中や保存中に目減りしていくものもあるのですが、その分を計算していないタイプもあるのです。ビタミンDは、1カプセルあたり含有量25μg(1000IU)のものが理想です。輸入のものには錠剤も多く、これには日本人が馴染みのない混合物が多く含まれていたり、錠剤は栄養成分が減衰する傾向にあるので、日本製のカプセルのほうが安心だと思います」(斎藤先生)知っているようで知らなかった「ビタミンD」のチカラ。季節の変わり目のアレルギーや花粉症で悩んでいる方は、食事やサプリメントで意識的に「ビタミンD」を摂取してみてください。長期間摂取する場合は、ドクターにも相談してみましょう。斎藤糧三先生 プロフィール1973年東京都生まれ。医師。1998年に日本医科大学を卒業後、産婦人科医に。現在、日本機能性医学研究所所長、一般財団法人日本ファンクショナルダイエット協会副理事長、サーモセルクリニック院長、ナグモクリニック東京・アンチエイジング外来医長。機能性医学をいち早く日本に紹介し、日本人として初めての機能性医学認定医に。栄養療法、アレルギーの根本治療、ケトジェニックダイエットの啓蒙・指導、更年期症候群の治療、アスリートの栄養管理など、得意分野は多岐に渡る。著書に『慢性病を根本から治す「機能性医学」の考え方』(光文社新書)。『スーパーフード事典 BEST50―栄養素、効能、おいしい食べ方がわかる』(監修/主婦の友社)。そして話題の新刊『糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる!ケトジェニックダイエット』(講談社)が2月24日発売に。
2016年02月23日新年の幸せを願うおせち料理。“二の重”にいれる焼き物の定番のひとつが「ブリの照り焼き」です。冬が旬のブリは栄養も豊富。「ブリの照り焼き」は和食の定番料理でもあります。縁起よし! 味よし! 栄養バランスよし! の出世魚「ブリ」おせちを重箱に詰めるのは「おめでたいことが重なるように」というゲン担ぎ。最近は二段重ねや三段重ねが多いですが、正式なのは四段重ねで、春夏秋冬を表しているといわれます。地域差はあるものの、おおまかなルールとしては、一の重には祝い肴といわれる黒豆や数の子、たたきごぼうなどを詰め、二の重には焼き物、三の重には煮しめ、与の重には酢の物や和え物を詰めます。三段重ねの場合は、二の重に酢の物や焼き物がはいります。「ブリの照り焼き」は二の重の焼き物の定番。ブリは稚魚から成魚になるまで、大きさによって名前が変わる「出世魚」の代表格。立身出世を願う縁起物として、おせちには欠かせません。地域によって呼び方が違い、関東は「ワカシ」→「イナダ」→「ワラサ」→「ブリ」。関西では「ツバス」→「ハマチ」→「メジロ」→「ブリ」、北陸では「ツバイソ」→「フクラギ」→「ガンド」→「ブリ」と名前を変えていきます。ワカシのときは20cm程度だったものものが、ブリになるころには1m前後にまで成長します。栄養満点のブリは、疲れやすい年末年始にぴったりブリには良質のタンパク質や脂質がたっぷり含まれています。体内で作ることができない必須脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)も豊富。EPAやDHAには悪玉コレステロールや中性脂肪を減らしたり、生理痛を引き起こすプロスタグランディンという物質の生成を抑えたりする働きもあるといわれています。不足すると疲れやすくなるビタミンB1も、魚類のなかでは豊富な方です。玉ネギやネギに含まれる硫化アリルはビタミンB1の吸収を促してくれるので、一緒に食べるとより効果的です。このほか、血合い部分には肝機能を改善するといわれるタウリンも豊富です。ブリの旬、天然物と養殖のちがい最近は通年出回っているブリですが、旬は冬。「寒ブリ」という言葉もあるように、小寒から節分までの寒(かん)のころがもっともおいしいといわれます。ブリは回遊魚であり、日本海では春から夏に北上しながら成長。秋から冬にかけて南下します。氷見(富山県)や佐渡(新潟県)など、寒ブリで有名な土地もありますね。ただ、流通しているブリの約7割は養殖といわれ、天然物はそれほど多くありません。最近は養殖ブリをハマチと呼ぶことも多いです。お店で買うときは表示を見れば、養殖か天然物かはわかりますが、実は切り身の色でも見分けられます。天然物は余計な脂がなく赤っぽい色をしていますが、養殖は脂が多く少し白っぽく見えます。なお、切り身を選ぶときは、血合いがきれいに見えるものを選ぶのがポイントです。おせちに入れたい「ブリ照り焼き」の作り方せっかくの縁起物ですから、上手に焼いておせちに入れたいですね。簡単にフライパンで作れる「ブリ照り焼き」のレシピをご紹介します。▼ブリの照り焼き 塩麹を使ったアレンジレシピ「ブリの塩麹焼き」もオススメです。麹に含まれる消化酵素が、タンパク質やでんぷんをアミノ酸や糖に分解。アミノ酸は美肌のためにも大切といわれ、かつ食べ物のうま味もアップしてくれるなど、いいことづくめなのです。▼ブリの塩麹焼き 2016年の食はじめ。手作りのブリの照り焼きを味わえば、一年の幸先もよさそうです。
2015年12月28日ビタミンCが豊かにブレンドされた「ビタミンCチュアブル」登場株式会社エル・エスコーポレーションは「ビタミンCチュアブル」を、クオール株式会社が運営する「クオール薬局」で販売している。本格的になった冬シーズンに毎日の健康は日頃の食事が大事であり、摂取できているようで不足しやすい「ビタミンC」は粘膜や皮膚の健康をキープし、抗酸化の働きがある栄養素だ。商品の「ビタミンCチュアブル」は菓子を食べているような感覚で楽しめるチュアブルタイプだ。また商品は年齢関係なく楽しめ、ほどよい酸味があるオレンジヨーグルト味で水を使用しなくても楽しく味わえる。ビタミンCが豊かに含まれる商品「ビタミンCチュアブル」には1,000mgのビタミンCが調合されており、この量はわずか4粒の中に1日当たりの摂取量目安の10倍になる。パッケージはホワイトとイエローを基調とし、ロゴ文字とともにビタミンCが豊かにブレンドされていることが、消費者に一目でわかるようなデザインに仕上げられている。商品内容量は120粒で (1日4粒) 30日分が含まれている。※問い合わせ先は、お客様相談室0120-465-165まで。エル・エスコーポレーションについて企業名に使用されている【エル・エス】は“ライフ・サイエンス”の頭文字をそれぞれ使用したもので、“生命科学”という意味合いがある。同社は遺伝子の大事さを基盤に自然と健康を思考し、地球上にある多様な天然物を有効に利用した、バイオマス商品開発を始めている。また美用食品や健康食品などを生産販売することにより、健康社会実現の為に貢献している。(画像はプレスリリースより)【参考】株式会社エル・エスコーポレーション
2015年12月22日ビタブリッドジャパンはこのほど、頭皮用の塗るビタミンCパウダー「ビタブリッドCヘアー」シリーズの新商品として、「ビタブリッドCヘアー トニックセット プロフェッショナル」(9,396円・税込)を発売した。「ビタブリッドCヘアー」は、特許を取得した独自のバイオ融合技術により、従来皮膚への浸透が難しいとされていたビタミンCを、安定的かつ継続的に12時間浸透させることを可能にした頭皮用化粧品。これまでは、使用直前までビタミンC鮮度を保つために、毎回パウダーを水やトニックなどの液体に混ぜるという手間が必要だった。商品に対する満足度は高いもの、「毎回パウダーを液体に混ぜるのが面倒」という意見も寄せられていたという。そこで、毎回混ぜる必要がない「ビタブリッドCヘアー トニックセット プロフェッショナル」を開発。ビタブリッドCパウダー内の成分を強固に守ることに成功したため、付属のヘアートニックと混ぜてから1カ月以上もその品質を損なわずに活用できるようになったとのこと。成分もさらに強化し、主要成分のビタミンCとミネラル(亜鉛)に加えて、アルギニン、システイン、トコフェロール、チロシン、トレハロース、アラントイン、シルクアミノ酸、ビオチンを新たに配合した。ビタブリッドCの特性であるイオン交換方式による長時間浸透で、角質層まで成分を届け、頭皮をサポートするという。また、技術の進化により、今まで以上に一粒あたりのパウダーが微細になった。より肌になじみやすく、まれに起こるとされた乾燥後の粉残りも改善したとのこと。価格は9,396円。なお、定期コースの場合は7,516円となる。※価格は全て税込
2015年12月17日昨年、日本の和食がユネスコ無形文化遺産に認定されました。その影響もあってか、ご飯や漬物、味噌汁といった “昔ながらの伝統的な朝食や食生活” に、今ふたたび注目が集まっています。なかでも、「漬物」(ぬか漬けや塩漬けなどの発酵させたもの)は、腸内環境を整え、若々しさを保つために必要な成分を多く含んでいます。今回は、漬物の栄養素や美容効果についてご紹介しましょう。漬物に含まれる「乳酸菌」で腸内環境を整える漬物には、みなさんご存じの「乳酸菌」が含まれています。乳酸菌は大きく分けると「植物性乳酸菌」と「動物性乳酸菌」の2種類。ぬか漬けやキムチといった、主に植物からできた発酵食品に含まれているものが植物性乳酸菌、ヨーグルトやチーズなどの動物から産まれた乳酸菌が動物性乳酸菌となります。植物性乳酸菌は酸に強く、胃に入っても胃酸に負けることなく腸まで届くといわれています。腸の動きを活発にし、腸内の善玉菌の働きを助け、腸内環境を整えてくれるのです。また、腸の掃除をしてくれる食物繊維も多く含まれています。植物性乳酸菌は、食物繊維との相乗効果でさらに活性化するのだそう。昔の人たちが、吹き出物や便秘にあまり悩まされていなかったのは、漬物を毎日食べて知らず知らずのうちに腸内環境を整えていたからかも? しれませんね。おいしい漬物を食べることで、腸がキレイになったりお肌がきれいになっていくならば、毎日意識的に取り入れない手はありません。発酵食品「漬物」で美肌ケア?!「酵素」を摂取したいのなら、漬物を食べることが近道だ、と言われています。漬物のような発酵食品は、熱を通さずに野菜を発酵させているため、酵素をそのまま体内に吸収することができるのです。酵素は、わたしたちの体を正常に若々しく保ってくれる作用があります。熱に弱く、自ら体内で生成される成分ではありません。酵素を摂取するには、食物から直接取り入れるしか方法はないのです。そのため、乱れた食生活や不摂生を続けていると、酵素をうまく摂りいれられず、老化が進んでしまうことにも。「痩せにくなった、疲れが取れにくくなってきた」と感じる人は、老化と共に体の中の酵素が減少していることが、要因のひとつかもしれません。また、熱に弱いビタミン類を摂取できる点も、漬物の魅力。疲労回復を手伝ってくれるビタミンB1、そして、お肌の再生を手助けしてくれるビタミンCが豊富に含まれているので、肌のくすみが気になる方にもおすすめです。おいしい「漬物」の選び方と保存方法最近は手作りのぬか漬けが人気ですが、忙しくてなかなか作れない!という方も多いでしょう。そこで、お店で購入する際に役立つ「おいしい漬物の選び方」と保存方法を、漬物メーカー株式会社 浜食さんに伺いました。「漬物はなるべく保存料着色料の入っていないものを選びましょう。もともと野菜には乳酸菌や酵素を持っていて、塩を揉みこむことによりそれらが活性化されます。塩だけで漬け込んだ野菜たちは、自然な風合いの色味になります。塩漬けなどの漬物を保存する場合は、漬物液は捨てずにそのままタッパなどの保存容器に移し、いま食べる分だけそこから出して、いただいてください。そして必ず冷蔵庫で保存しましょう」封を開けてもすぐに食べ切ることは、なかなかできませんよね。今回お伺いした保存方法を守れば、安心して少しずつでも朝ごはんに漬物を取り入れて、腸内環境を整えていくことができそうです。漬物を使ったアレンジレシピ最後に、残ってしまった漬物を使って作るアレンジレシピをご紹介。ご飯だけではなく、パンに合わせてトーストしても美味しいんですよ。是非試してみてくださいね。▼お新香とチーズのおにぎらず植物性乳酸菌と動物性乳酸菌が合わさった、まさに美容のためのおにぎらず。忙しい朝や、会議が続くお昼ご飯のお弁当にもってこいのレシピです。 ▼砂肝と青菜の炒め物青菜の漬物を中華風にアレンジ。白いご飯やお酒のおつまみにぴったりのレシピです。漬物は保存がきくので、手軽に作る炒め物にも重宝します。 ▼漬物の豚肉巻き残った漬物と韓国の漬物キムチを豚肉で巻きました。チリメンジャコをプラスすることで、カルシウムも摂取できます。栄養バランスばっちりの美肌レシピです。 取材協力/湘南生活クラブ生活協同組合 ちがさきセンター
2015年12月14日最近ではスーパーフードとしても人気を集め、市販のジュースなどでも見かけることが多くなったザクロ。エイジングケア分野でも注目を集めるザクロは、コスメの成分としても人気です。今回はザクロの効果やザクロ配合されたアイテムをご紹介したいと思います。 「ザクロ」を手軽に摂りいれるには?ザクロには、ビタミンCやビタミンB類はもちろん、カリウムやカルシウム、タンニン、そして抗酸化成分のポリフェノールなど様々な成分が含まれています。昨今スーパーフードとして新たに注目を集めるようになった理由は、やはり豊富なビタミンCとポリフェノール、そして葉酸が含まれているからでしょう。また、少量ながらエストロン(※女性ホルモンと似た構造。但し、ザクロは含有量が少量なため、効果については不明)も含むと言われているため、ザクロで女性らしさを保ちたいと考えている方も多いようです。私はオーガニックのザクロ(ポメグラネート)パウダーをジュースやヨーグルトに混ぜていただくようにしています。抗酸化作用が期待できるので体の内側からもケアすることができますし、何より美味しいので続けやすくておすすめです。スプーンで手軽に加えられるのもポイント。市販のジュースなどにもザクロ果汁入りの商品も増えてきていますので、まだ未経験の方はぜひ一度試してみてはいかがでしょう。ザクロ成分配合コスメで “つや肌” にザクロは疲労回復などカラダによいのはもちろんですが、実は肌にもパワーを発揮してくれる頼もしい味方です。最近、またザクロ成分配合のコスメも増えてきているので改めて気になっている方も多いかと思いますが、私がいまおすすめのコスメアイテムは、スキンフードの「黒ザクロ ボリュームパクト」という乳液ファンデーション。ザクロには肌の透明感をサポートするエラグ酸が含有されているため、クリアな肌を目指せるだけでなく、過剰な皮脂分泌を抑制したり、うるおいをキープさせてくれる力もあるんです。つけている間もスキンケアできるなんて嬉しいですよね。このファンデーションはエマルジョンタイプなので、軽くパッティングしながら広げるだけ。内側から光を放つような “つや肌” に仕上がります。 ザクロのバスソルトで、極上のリラックスをそして「クナイプ バスソルト ザクロの香り」は、ザクロ果実エキスとアマランサオイルが配合された、ポリフェノールやビタミンをふんだんに含んだバスソルトです。フルーティなザクロの香りは、心身のリラクゼーションにしっかりアプローチしてくれます。お風呂でゆったりしながら、ザクロでうるおいケアができるなんてまさに時短美容。肌のハリを高めて、いきいきとした気分へと導いてくれるでしょう。女性らしく健やかなライフスタイルを目指す女性におすすめしたいザクロ。これからもさらに色々なスキンケアアイテムや食品が登場しそうです。
2015年12月08日最近、よく店頭でも目にするのが「グラノーラ」、手軽に食べられるということで、朝食代わりに食べる女性が増えてきました。好まれる理由の1つとして「豊富な栄養価」という点が、現代の女性の心をつかみ、人気が出たのでしょう。グラノーラの主原料であるオートミール(カラスウリ)は、他の穀物に比べて、ビタミンやミネラルが豊富に含まれていて栄養価が高いのが特徴。そして女性に不足しがちな鉄分、カルシウム、カリウムなどのミネラルがバランスよく含まれており、食物繊維も豊富なので、便秘に悩みがちの人にもオススメです。そしてドライフルーツなども入ればさらにビタミンや抗酸化作用の効果も高まったりして、うれしい限り。話題のスーパーフードを入れても良いですね!そんなグラノーラ、店頭で買うと意外と高価だったりしませんか?それに、これが入っていたらいいのにな、と思うことがあったり…。それなら手作りしちゃいましょう。とても簡単に作れるので、自分好みの食材を揃えてオリジナルの配合を見つけるのも楽しさの1つ。ひと口ごとに変わるおいしさに、夢中で食べ続けてしまいそう。 自家製グラノーラのレシピ<材料>(作りやすい分量)・オートミール 200g ・アーモンドスライス 適量 ・かぼちゃの種 適量・ひまわりの種 適量・くるみ 適量・キヌア 適量・ドライクランベリー 適量・ドライアプリコット 適量・ドライバナナなど・焼き上がり後に入れるスーパーフード フラックスシード、チアシード、ゴジベリー、マルベリーなど全体で100g程A・はちみつ…50g ・砂糖…20g ・ごま油(または菜種油)…45g ※ごま油は、香りの少ない透明のごま油がおすすめ。<作り方>1)ボウルにAを入れ、泡立て器で混ぜる。2)(1)に残りの材料をすべて入れ、スプーンやゴムべらよく混ぜ合わせる。3)オーブン用シートを敷いた天板に(2)を広げ、150度に温めたオーブンで30分ほど焼く。オーブンから取り出し、そのまま冷ますときに入れたいスーパーフードを上からまぶします。完全に冷めたら全体をほぐします。 気分や体調に合わせて、配合や食材も変更可能清潔な保存容器に入れ、常温で1週間〜2週間保存できます。豆乳や牛乳、ヨーグルトと合わせるだけで朝の一品になるので、常備しておくと忙しい朝の救世主になります。これにフレッシュフルーツをさらに合わせても。グラノーラは雑穀やドライフルーツ、ナッツの分量が合計300gになれば、配合や食材は好みで変えていただいてOKです。気分や体調に合わせてシナモンやジンジャー、カルダモンなどのスパイスなど加えてみても。調味料を混ぜる際にはちみつ、砂糖、ごま油などは、キレイに混ざりきらなくても大丈夫。雑穀などを加えて混ぜるうちになじんできますので、気軽に作ってみてくださいね。スーパーフードは素材によっては加熱することによって、栄養価が下がってしまうと言われています。オーブンから出したときに、上にかければ大丈夫なので、どんどん取り入れてもよいですね。 1日の始まりは、グラノーラですっきりスタート朝食を食べないと頭がぼーっとしてしまう方は糖(ブドウ糖)が足りていない可能性があります。そんなときはグラノーラで脳にエネルギーを送って頭すっきりで1日を始めましょう。お砂糖が苦手な方でも、信頼できるオーガニックシュガーやココナッツシュガーなど、自由に組み合わせて作ることができるので、これも自家製ならではの嬉しさです。しかし、そんな気楽で栄養が取れるグラノーラですが、ダイエットのために毎食食べたりすることはオススメしません。普段からのバランスの良い食生活を送ることが基本で、忙しい日々のひとつのメニューとして補っていただきたいです。よく噛んで咀嚼も大切に消化良く食べましょう。近著でグノーラやアレンジしたレシピが載っている「ざくざく焼き菓子」にはグラノーラのアレンジしたレシピが載っているので、ぜひお手に取ってみてくださいね。
2015年11月30日過ごしやすい季節となりました。夏の間は避けていた「煮込み料理」をじっくりと作りたくなる季節です。豚のかたまり肉(ブロック肉)を買ってきて、週末はコトコトと煮込み作業をしてみませんか? 煮込んでいる間は、美味しいお酒を一杯やりながら読書など。料理を愉しむ時間は気分転換にもなります。お酒のお供に、そしておもてなしの一品にもなる美味しい「豚肉」の煮込み料理をご紹介しましょう。疲労回復や肌荒れ対策に「豚肉」を豚肉にはビタミンB1(学術名:チアミン)が多く含まれています。ビタミンB1は「疲労回復のビタミン」ともいわれており、筋肉に溜まっていく疲労物質「乳酸」を取り除いてくれるため、夏バテ対策にもおすすめです。疲労のほかにも、ストレスや肩こり、肌荒れ、口内炎などが気になる方は、積極的にとり入れて欲しい食材です。豚肉の脂身にはコレステロールを低下してくれる脂肪が含まれているので、コレステロールが気になる人にもおすすめです。けれど、どうしても気になる方は、脂身の少ないヒレ肉を使ったり、「ゆで豚」に調理して様々な料理にアレンジしても。では、編集部おすすめの「豚肉」煮込みレシピをご紹介します。活用度大! 「塩豚」のアレンジレシピ「塩豚」は作っておくと様々な料理にアレンジできるので、とても便利です。冷蔵庫で10日間ほどもちますが、ペーパーとラップが水っぽくなったら適宜取り替えましょう。また、塩ではなく塩麹を使い、炊飯器で低温調理で仕上げる「塩麹豚」もおすすめです。▼塩豚とレンコンのショウガスープ噛めば噛むほど旨味が増す塩豚と根菜、ショウガ汁が入った身体の芯から温まるスープです。ショウガは細胞の新陳代謝を活発にし、免疫力を高めてくれます。辛味成分のジンゲロンには消化促進や健胃作用、殺菌作用も。▼セロリと塩豚のポトフセロリを大きく切って煮るとトロッと柔らかくなり、香りもやさしくなります。コトコトとゆっくり煮込んでください。▼炊飯器で塩麹豚(真空低温加熱)真空低温調理なので、少々時間はかかりますが、その分美味しさは抜群です。お好みの薬味でいただくか、チャーハンや、焼きそばに入れてもOK。▼煮豚作り方はとてもシンプル。様々な料理にも応用できるので、少し多めに作っておくとよいでしょう。▼豚骨付きバラ肉のワインビネガー煮骨付きの豚バラ肉をローズマリーや白ワインビネガーなどで煮込みます。白ワインと相性のよい一品です。▼豚バラ肉のコトコト煮込み豚バラのブロック肉を、卵や大根と一緒にコトコト煮込みます。紹興酒とコーラが味の決め手。みんな大好き「角煮」のつくりかた▼豚肉の柔らか角煮豚バラ肉をしっかり下ゆでしてから煮込む本格角煮。▼豚の角煮+大根と煮卵圧力鍋を使ってつくる角煮。大根も下ゆでする必要なしで、豚肉もとろける美味しさ!脂が気になる方は「ゆで豚」をつくって、冷凍保存!▼ゆで豚手軽にできて作り方はとってもシンプル。アレンジが広がる一品です。ゆで豚、ゆでスープ共に冷凍可能。使う量に切り分けてラップで包み、密閉ができる保存袋に入れて下さい。いかがでしたか? 塩豚やゆで豚は週末に作って保存しておくと、平日のお弁当や夕食の準備も楽になり、献立の幅も広がるのでおすすめです。食材と向き合って、ただただひたすら煮込む。 その調理過程は、“自分だけの気分転換・ストレス発散タイム” にもなります。心もリフレッシュ、美味しい豚肉料理で体力をつけて、乾燥する季節に向けて美肌をキープしていきましょう。
2015年10月07日今年の夏も暑かったですね。海や山に繰り出し、こんがり日焼けをしてしまった人も多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが、ビタミンCが豊富なフルーツを食べること。ビタミンCは皮膚のダメージを回復し、美白効果も期待できる栄養素だからです。そこで今回は管理栄養士の望月理恵子さんに、「ビタミンCが多い果物トップ10」を教えていただきました。日焼けしてしまった人はぜひ参考にしてみてくださいね。■10位:きんかん(100g中のビタミンC:49mg)可食部:1個17g小さい実がかわいいきんかんは、皮の部分がおいしいフルーツ。ビタミンCの他、ビタミンEやヘスペリジン、食物繊維などさまざまな栄養成分を含んでおり、血流改善や老化予防、疲労回復に期待できます。■9位:パパイヤ・完熟(100g中のビタミンC:50mg)可食部:1個260g南の島でできるパパイヤはビタミンCの他、カルシウム、カリウム、β-カロテンとビタミンB群が豊富。野菜として料理に使うこともできるフルーツです。■8位:ネーブルオレンジ・砂じょう(100g中のビタミンC:60mg)可食部:1個130gネーブルオレンジには、ビタミンCがバレンシアオレンジの1.5倍も含まれているそうです。薄皮や白いスジの部分には「ヘスペリジン」というポリフェノールが含まれていて、血管を丈夫にする効果も。その他、βカロテンや食物繊維なども豊富です。■7位:いちご(100g中のビタミンC:62mg)可食部:1個25gみんなに大人気のいちごは、ビタミンCもたっぷり。甘くて小さいので、いくつでも食べられちゃいますよね。いちごの赤い色素成分はポリフェノールの一種で、眼精疲労回復や視力回復効果が期待できます。また、活性酸素を減らし、ガン予防などにも効果的。食物繊維、ビタミンB群、鉄分も豊富です。■6位:あけび・果肉(100g中のビタミンC:65mg)可食部:1個分30g秋の山で採れるあけびは、スーパーなどではあまり見かけないかもしれませんが、甘くてふんわりした食感のフルーツです。種が多く、むくみを解消するカリウムや生活習慣病の予防をする“あけびサポニン”が豊富に含まれています。■5位:キウイフルーツ(100g中のビタミンC:69mg)可食部:1個85g甘酸っぱいキウイフルーツは、ヨーグルトなどと一緒に食べてもおいしいですよね。ビタミンCの他、カリウム、食物繊維、ビタミンEなども豊富で、1~2個食べれば一日に必要なビタミンCを摂取できます。■4位:柿・甘柿(100g中のビタミンC:70mg)可食部:1個228g柿が4位とは意外だったかも。しかしカリウム、β-カロテンも多く含み、栄養価が高いので「柿が赤くなれば、医者が青くなる」といわれるほどです。秋の味覚の甘柿もビタミンCを多く含みますから、これからの時期には家族みんなで食べたいですね。■3位:レモン・全果(100g中のビタミンC:100mg)可食部:1個45g・1個分の果汁30gレモンは「ビタミンCたっぷり」というイメージが強いフルーツ。たしかにそのとおりで、堂々の第3位です。ビタミンCをたっぷり含むだけでなく、疲労に効果があるクエン酸やビタミンBの仲間の葉酸も多く含んでいます。■2位:グァバ(100g中のビタミンC:220mg)可食部:1個210gグァバはジュースでもよく飲まれていますね。ビタミンCの量は堂々の第2位ですが、他にもビタミンE、ミネラル、カリウムなどさまざまな栄養成分を含んでいます。体の調子を整えてくれ、食物繊維も摂れるので、積極的に食べたいフルーツです。■1位:アセロラ(100g中のビタミンC:1,700mg)可食部:1個6gアセロラは「ビタミンCの王様」としても有名。ジュースやお菓子としても人気がある、ビタミンCの宝庫です。ビタミンCの量は今回紹介したフルーツのなかでも断トツのトップ! その他、アントシアニンをはじめとしたポリフェノールも多く含まれ、強い抗酸化作用があります。老化予防、目の健康や美肌・美白効果も期待できます。*夏に日焼けしたお肌には、ビタミンCを含む食事で体の中からケアをしていくことが大切です。ヘルシーなフルーツをたっぷり食べて、ダメージを受けたお肌を回復へ!天然のビタミンCを積極的に摂取して、いつまでも美しい肌を保っていきましょう。(文/齊藤カオリ)【取材協力】※望月理恵子・・・管理栄養士、サプリメントアドバイザー、ビタミンアドバイザー。調剤薬局、サプリメント会社に勤務後、独立。強制・禁止などの指導ではない“楽しく自然に身に付く栄養カウンセリング”と、アンチエイジングクリニックや皮膚科などで美容・肩こり・冷え・眼精疲労など“健康な人にもおこりうる悩みに対してのカウンセリング”を得意とする。現在は、健康検定協会を運営しながら、栄養専門誌など、幅広い媒体で執筆活動中。
2015年09月01日美白・美肌に欠かせない成分といえば「ビタミンC」。ニキビやニキビ跡、できる前・できた後のシミ双方に働きかけることが可能のため、数あるビタミンの中でも、女性の必須成分と言えるでしょう。だけどビタミンCには、お肌に浸透しにくいという欠点がありました・・・。それを、お肌に浸透するように改良したのが「ビタミンC誘導体」です。また「ビタミンC誘導体」は厚生労働省が美白成分と認める有効成分の1つでもあるため、現在美意識の高い女性たちの、注目を集めています。そんな「ビタミンC誘導体」の入ったスキンケアコスメを紹介します。●フェヴリナ「C350(シーサンゴーゼロ)」出典:フェヴリナ公式ブログよりその名の通り、たった7mlの美容液に350mgのビタミンC誘導体が含まれており、その濃度は5%と濃密!!また、酸化しやすいビタミンCを、使用直前に美容液を混ぜることで、フレッシュな状態でお肌に届けられます。だからこそ7mlサイズの1週間使い切り!大容量が良いわけじゃないと教えてくれるアイテムです。VC×100 「フューチャーセラムコンク」出典:@cosmeビタミンC誘導体13%含んだ新成分配合で、高濃度ビタミンC特有のベタつきやつっぱり感がないのが特徴!無香料・無着色・パラベンフリー・石油系界面活性剤フリーとうれしいことづくしです。●ハーバー 「薬用ホワイトレディ」出典:@cosmeビタミンC誘導体(リン酸エステルタイプ)を6%。ミネラルも含んでいるためビタミンCにも懸念点でもある「乾燥」もカバー。もちろん無添加です。●TUNEMAKERS「VC-3 ビタミンC誘導体」出典:@cosmeビタミンC誘導体「アスコルビルリン酸エステル塩」)を3%含んでいるエッセンス。普段使用している基礎化粧品に混ぜて使うことも可能。もちろんこちらを、シミそばかす、ニキニ毛穴の気になるところのみに重ねてもOKです。ほかにもまだまだ、ビタミンC誘導体入りのアイテムはあるので、自分好みの一品を探してみては!?シミそばかすニキビ毛穴など、お肌の悩みを助けてくれるかもしれません。
2015年08月12日なとりがビタミンC栄養機能食品を新開発株式会社なとりは、同社初の“栄養機能食品(ビタミンC)”「ひとつぶ梅」を9月14日(月)より新発売し、コンビニエンスストア・量販店の珍味売り場菓子売り場、駅、道路売店、ディスカウントストア、ドラッグストアなどで販売する。商品名:ひとつぶ梅内容量:30g参考小売価格:120円(税抜)発売地域:全国(プレスリリースより引用)1日分のビタミンCが摂れる梅製品同社の梅製品は“リフレッシュしたい”時や“小腹を満たしたい”時に好まれており、なかでも女性に特に人気がある梅に、さらに美容と健康に欠かせないビタミンCを1袋当たり117mgを配合した。コラーゲンの働きに深く関与し、肌の調子を整えるビタミンCを加えることで、梅のおいしさはそのままに、女性が積極的に摂取したい栄養機能性を持たせた“梅おやつ”を開発した。ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素で、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2015年版)によると、成人1日当たりの推奨量100mgに相当する含有量になっている。リフレッシュしたい時に最適!甘酸っぱい梅おやつ噛み応えのあるもっちりした食感と、梅肉そのものを練り込んだ爽やかな酸っぱさのソフトキャンディを、やさしい甘さの糖衣で包んだ。口に入れると、中身の酸っぱさと外側の甘さが溶け合い、絶妙なバランスの甘酸っぱい味わいが噛むほどに生まれ、ほどよい噛み応えで1粒でも満足感が得られる。【参考】・株式会社なとりプレスリリース/日経プレスリリース
2015年08月11日一年の中でも、エネルギーに満ち溢れアクティブになれる夏は、四季の中でも一番輝いています。日々暑さが厳しいものの、私たちは太陽にいつも支えられています。自分なりのスキンケアを心がけながらも、自然界の活力を味方につけ、夏を解放的に謳歌している女性は、とても魅力的に映るものです。元気になれる! 魅力度UP! な「黄色」そんな夏の盛りの8月、大人も子供も楽しめるピッタリの色があります。見ているだけで、そばにいるだけで明るくなれる、元気になれる色。それはまるで公園で友達と戯れている子供を象徴するかのような「黄色」です。黄色は夏の代表花である“ひまわり”の色でもありますよね。太陽の光を浴びて上へ上へと伸びていく逞しい姿に、何度となくエールをもらった人も多いのではないでしょうか。どこか幼稚っぽさも感じさせる黄色。でも実はとてもクレバーで、魅力的な要素を表現できる色でもあるのです。黄色の食材「とうもろこし」には「葉酸」が豊富この時期の黄色の食材といえば「とうもろこし」です。とうもろこしには、人間のからだを守る細胞の分裂や成長に関わりのあるビタミン、「葉酸」を多く含んでいます。葉酸は地味な栄養素ながらも、胃腸の粘膜を守ってくれたり、貧血防止に一役買ってくれたりしているのです。しかし一方で、ビタミンBやCがなくては働いてくれないという、とってもわがままなビタミンでもあります。たとえ葉酸を十分に摂っていても、それらのビタミンが不足しているとその働きは期待できません。ビタミンBやCの食材とあわせていただく必要があります。こんなわがまま加減は「黄色」という色のイメージにどこか繋がり、まるで無邪気にはしゃぐ子供のような憎めない愛らしさを感じさせてくれますね。では、見た目にも栄養価的にも魅力的な「とうもろこし」を使った簡単おつまみ、「とうもろこしの洋風お好み焼き」のレシピをご紹介しましょう。とうもろこしの洋風お好み焼き夏が旬の「とうもろこし」。茹でるとさらに黄色みが濃くなり、愛らしさも増してきます。キレイな黄色のとうもろこしで、夏の食卓を彩ってみましょう。<材料> 2人分・とうもろこし 大1本・黄パプリカ 1/4個・玉葱(あれば新玉ねぎ) 中1/2個・チーズ(あればチェダーチーズ)30g・卵 1個・水 大さじ1・小麦粉 1/2カップ・塩 小さじ1/2・こしょう 少々・バター 20g・粗塩 少々<作り方>1) とうもろこしは茹で粒を剥がす2) パプリカとチーズはとうもろこしと同じくらいの大きさにカットする3) 玉ねぎは繊維にそって薄切りする4) 大きめのボウルに卵を溶きほぐし、小麦粉も加えてざっくり混ぜる5) 4 に 1、2、3 と塩・こしょうを入れて混ぜ合わせる6) フライパンを熱し、バターを溶かしたらお玉で 5 をすくって流し入れ中火で焼く。焦げ目がついてきたら裏返し、ヘラで上からギュっと押してさらに焼く。ある程度火が入ったら蓋をして軽く蒸し焼きにする。7) 皿に盛付け、お好みで粗塩をふっていただく。猛暑はまだまだ続きます。見ても食べても元気になれる黄色レシピで、夏を楽しんでみてはいかがでしょうか?
2015年08月07日皆さんこんにちは!15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの川上あいこです。化粧品やサプリメントに表記されている「ビタミン」ですが、AとかCとか色々な種類がありますよね。筆者は、詳しく勉強するまで「とりあえずビタミンなら肌にいいはず!」と思っていました。数あるビタミンの種類ですが、それぞれ肌への効果に違いがあることはご存知でしょうか?知っているのと知らないのとでは、ちょっとした差が出る「ビタミンのポイント」をお伝えします。■ビタミンは名前を2つもっている?ビタミンは、ほとんど体内ではつくられないことはご存知ですか?しかも、ビタミンの中には、体内に長期間保持することができないものや、ストレス等でどんどん減少してしまうものまであって、食べ物から摂取しなければいけません。そして、良く聞く成分「ビタミン」ですが、AやCといったアルファベット以外に、なにから摂取するかで体への影響が違うものがあったり、なかなか奥が深いのです。■ターンオーバーに効果があるビタミンAのヒミツ例えば、ビタミンA。あちこちで見かける「ビタミンA」の呼び名ですが、別名は「レチノール」です。あれ?レチノールって聞いたことあるぞ?」と思った方も多いはず。そう、「レチノール」は、シワやたるみなどの改善を基本に、老化による肌の衰えに効果があるとされる成分です。肌のターンオーバーを促進してくれるので、美肌のためにもぜひ取りたい成分ですが、過剰摂取は体に良くないとされています。緑黄色野菜に含まれている「βカロテン」は、体内で足りていないときにのみ、必要に応じてビタミンA、すなわちレチノールに変換されるすぐれもの。ニンジンやホウレンソウなど身近な野菜に多く含まれているので、積極的に摂っていきたいですね。レチノールはレバーやうなぎに多く含まれています。■メラニンの生成を抑えるビタミンCのヒミツ科学名は、あまり聞き覚えのない「アスコルビン酸」という名前のビタミンC。美白に効果があるとされるビタミンCですが、実は水溶性で肌には浸透しにくいのです。「え?!じゃあ今使ってる化粧品って肌に浸透してないの?」と考えてしまいますよね。でも、ご安心ください。化粧品には、浸透性を高めた「安定化ビタミンC誘導体」などが開発されています。ビタミンCはストレスや喫煙などでどんどん減少していくと聞いたことがある方も多いと思うのですが、人間は体内でビタミンCをつくることができないので、ストレス社会の最近を思うと、自分の為にも美肌の為にも毎日ビタミンCを採るべきだなぁとヒシヒシと感じてしまいます。ちなみに、体内でつくれない動物は人間だけだそうで、他の動物は体内でもつくることができるのだとか。羨ましいですよね。私達人間は、毎朝、果物を食べて補給した方が良さそうです。■おわりに他にも、ビタミンDやE、B2やB6と様々あるビタミン。アレルギーの改善や皮脂の過剰分泌の予防など身体に身近な存在でもあります。サプリメントだけで摂るビタミン類は、排出が早い場合もあるそうなので、なるべく季節の食べ物から摂ることがおすすめのようです。サポートとしてサプリメントを服用してみてくださいね。(川上あいこ/ハウコレ)参考:東邦大学薬学部公開講座「薬と健康の知識肌とビタミンA・EとコエンザイムQ」大塚製薬公式サイト日本スキンケア協会スキンケア教本
2015年07月25日レモンが健康や美容にとてもいいと知ってはいても、毎日の食事に取り入れるとなると、なかなか難しいもの。そのまま絞ってサラダやムニエルなどにかけてもいいのですが、使い切れずに残ってしまうこともしばしば……。そんなときはハチミツ漬けにするのがおすすめ。素朴ながらも手軽にビタミンCなどの栄養を補給できる保存食として重宝します。スライスしてハチミツをかけるだけ!「レモンのハチミツ漬け」の仕込みは、ものの5分もあればできます。レモンは皮ごと漬けてそのまま食べるので、できれば国産無農薬のものを選びましょう。まず、よく洗ったレモンをスライスして種を取り除き、保存容器に並べ入れます。ついでに、この時期に手に入る河内晩柑などの柑橘類も皮をむいて一緒に入れておくと、果実のシロップ漬けも同時にできます。あとは並べたレモンにかぶるくらいの量のハチミツを回しかけ、冷蔵庫に入れて1日待つだけ。ハチミツがちょっと少ない?と感じるくらいの量でも、レモンからたっぷり水分が出てきてちゃんと漬かるので大丈夫です。翌日には酸味が和らいだレモンスライスと、ハチミツとレモン汁がほどよく混ざった美味しいシロップができあがっています。美味しく飲んで食べて栄養補給をハチミツレモンシロップは朝の目覚めの水に少し加えて飲むと、気分がシャンとします。スムージーなどを作るときにミキサーに加えてもいいですね。炭酸水で割ったり、夜はお酒で割って飲んでも美味です。ちょっとお腹が空いた時などにハチミツ漬けにしたレモンスライスを食べると、甘酸っぱさと爽やかな香りにリフレッッシュできます。レモンにたっぷり含まれるビタミンCは一定の量しか体内に蓄積できず、一度にたくさん摂っても流れ出てしまうそうなので、意識してこまめに摂取したいもの。グラノーラ+ヨーグルトにハチミツレモンシロップをかけて朝食やおやつにしたり、ゼリーにしたり。食べ方を自由にアレンジできるのも、レモンのハチミツ漬けの魅力です。ゼリーの作り方(250ml)ハチミツレモンシロップ80mlに水120mlを加え、ゼラチン5gを50mlの熱湯でよく溶かしたものをさらに加えてよく混ぜる。器に注ぎ、粗熱が取れたらハチミツ漬けしたレモンスライスや果実を浮かべ、冷蔵庫で冷やし固める。ハチミツ漬けしたレモンは4〜5日以内に食べ切りたいですが、余ってしまいそうならばフードプロセッサーでペースト状に。そのままヨーグルトに混ぜても、生クリーム&牛乳と混ぜて冷凍庫で固めてアイスにしても美味しく、さっぱりした後味が◎ アイスは小さな紙コップに流し入れ、棒を挿してから固めると食べやすく、ホームパーティ時のデザートに出しても喜ばれそうです。アイスの作り方(小さな紙コップ3個分)ハチミツ漬けしたレモンペースト50mlに、生クリーム40mlを8分立てしたものを加えて混ぜ、さらに牛乳70mlを加えてよく混ぜる。紙コップに注いで棒を挿し、冷凍庫で冷やし固める。レモンには疲労回復効果のあるクエン酸もたっぷり。同様にハチミツにも疲労回復効果、整腸作用、殺菌効果などもあるそうです。気軽に作れて栄養も豊富、おまけに食べやすくてアレンジもいろいろ楽しめる「レモンのハチミツ漬け」。ますます暑さが厳しくなってくるこれからの季節、冷蔵庫に常備しておくと安心ですね。
2015年07月14日アンファーはこのほど、宅配サービスのスムージー「フレッシュデリ」シリーズより、6月限定メニュー「トロピカルビタミン」(税込5,720円)を発売した。「フレッシュデリ」シリーズは、エイジングケア専門医との共同開発により、健康を第一に野菜・果物のバランスのよい組み合わせを考慮したスムージー。メニューは定番の8種類に加え、毎月変わる季節限定商品を展開している。今回発売した「トロピカルビタミン」は、マンゴーやバナナ、パパイヤ、アガベエキス、レモンを原料としている。同商品の共同開発を行った医学博士・浜中聡子氏によると、マンゴーにはビタミンB群の水溶性ビタミン・葉酸を含んでいるという。葉酸は、神経管閉鎖障害発症のリスクを低減させる働きがあると報告されている。また、バナナは紫外線による肌の酸化を予防するビタミンB群をフルーツの中でも多く含んでいるという。さらにミネラル類も多く含むため、抗酸化力にも優れているとのこと。また、免疫力の向上や滋養強壮の効果もあるという。同商品は10個入り。「アンファーストア」で販売している。
2015年06月21日美容成分のプラセンタとビタミンCが豊かにブレンド!ブラッドオレンジ味のドリンク登場森永乳業株式会社は「TBCプラセンタ+ビタミンC ブラッドオレンジ」を2015年6月23日に発売する。商品はTBCドリンクのシリーズで、同シリーズはエステティックTBCのブランド力および美容に関する情報力と、同社の商品発明力とのコラボによる、【美】をサポートしながら栄養を摂取できるおいしい飲料だ。おもに美容を大事にする女性が対象で、“おいしく飲めるサプリメント ドリンク”をキーワードに、新分野のドリンクとして2001年に発売されて以来、消費者に好評だという。商品を飲むメリットは?商品はタンパク質やミネラル、アミノ酸、脂肪酸など、さまざまな栄養成分、および体内からの美に効果があるといわれる美容成分【プラセンタ】、そして【ビタミンC】が豊かに調合されている。プラセンタのエキスは1000mg、ビタミンCは165mgが配合されており、ビタミンCはプラセンタとともに摂取することで、プラセンタの吸収を向上させるという。また86kcalと低めに設定されており、ほどよい酸味と甘みのバランスがとれている【ブラッドオレンジ】のさわやかな味わいなので、気持ちよく飲めるだろう。パッケージはおいしそうなフルーツのプリントとともに、調合されている栄養成分が太文字で記されており、消費者が理解しやすい。さらにゴールド系カラーが取り入れられており、全体的に高級な印象を与えるデザインに仕上げられている。(画像はニュースリリースより)【参考】・森永乳業株式会社 ニュースリリース・森永乳業株式会社
2015年06月12日夏だから涼しげで爽やかなメイクに仕上げたい!そんな時は夏王道のブルーではなく、ゴールドイエローのビタミンカラーで目元を明るく見せるよ。目尻にはピンクシャドウを重ねる事で、女の子らしく可愛い印象に。シンプルだけど夏にはピッタリなメイクで暑さも吹き飛んじゃう♪メイクのコツ・ポイントイエローゴールドのアイシャドウは、両サイドに向かって指で少しずつ伸ばす。目尻にピンクを重ねて女の子らしく可愛い印象に。全体が締まりすぎないように、マスカラはブラウンをチョイス。赤やオレンジ系だとうるさくなってしまうので、薄ピンクでシンプルに。このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年06月09日夏の味方!シミに効くビタミンC夏の味方といえばビタミンC。紫外線からできるシミ・くすみを予防し、できてしまったシミを薄くする効果があり、女性には欠かせない美容成分のひとつだ。5月14日、エイジングケアの情報サイト「アンファーからだエイジング」は、ビタミンCの摂り方についてのレポートを発表した。紫外線とビタミンCの関係に迫り、間違ったビタミンCの摂り方について警鐘を鳴らしている。レモンはNG!逆効果に注意今、ママ世代では手作りコスメが流行っている。天然素材を使った肌に優しいコスメとして人気だが、ビタミンCの使い方には注意が必要だ。例えば、ビタミンCの多いレモンで化粧水をつくったり、パックをしたりするのはNG!レモンには紫外線を吸収するソラレンという成分が含まれているため、逆にシミやくすみが濃くなる恐れがある。ポイントは4つ効果的なビタミンCの摂り方のポイントは4つだ。1、毎日こまめに摂る。2、ジュースやサラダ、サプリメントなどを利用して摂取しやすく工夫する。3、1日50mg~100mgを目安に。4、ソラレンが含まれる食材は夜食べる。グレープフルーツは夜グレープフルーツやキュウリなどビタミンCが多い食べ物は、紫外線吸収を促進するソラレンを含むことが多い。だからといって、食べるのを諦めるのはもったいない。ソラレンの効果は食べて2時間くらいがピーク。日の落ちる夕方から夜に摂取すれば、安心して食べることができるという。(画像はプレスリリースより)【参考】・アンファーからだエイジング「からだの変化を知る」・アンファー株式会社プレスリリース
2015年06月05日美肌の有効成分として有名なビタミンC。ビタミンCが配合された化粧水や美容液を使っているという方も多いのではないでしょうか。紫外線が強くなるこの時期、「ビタミンCコスメは、朝ケアには使ってはいけないんですよね?」というご質問をよく受けます。そこで、今回は、日中に大活躍のビタミンCコスメをご紹介します。■レモンパックやキュウリパックは、シミの原因に…ビタミンCを豊富に含むレモンやキュウリの輪切りをのせてパックするスキンケア方法が、シミの原因になる可能性があることが知られ、ビタミンCによる紫外線の影響を気にされる人が多いようです。レモンパックやキュウリパックに注意が必要なのは、レモンやキュウリに含まれる“ソラニン”という成分。“ソラニン”には紫外線を吸収する作用があるため、レモンやキュウリの汁が肌に残った状態で日光を浴びてしまうと、日焼けやシミの原因になってしまいます。化粧品に配合されている“ビタミンC誘導体”には、そんな心配はありません。ただし、ナイトケア専用の製品もあるので、使用上の注意をよく読んでから使うようにしてくださいね。■韓国で100万本の爆発的ヒット! 話題のビタミンCパウダー昨年の日本上陸以来、テレビや雑誌などで話題を集めている「ビタブリッドC フェイス」。女優さんやモデルさんの愛用者も多く、ハリや透明感がアップすると美容誌でもよく取り上げられているので、ご存じの人も多いのではないでしょうか? 「ビタブリッドC フェイス」に配合されている「ハイブリッドビタミンC」は、ビタミンCとミネラル成分を独自のバイオ融合技術によりハイブリッドさせた新物質。肌への浸透が難しいとされているビタミンCを、安定かつ継続的に12時間浸透させることを可能にし、韓国で100万本を超える爆発的ヒットになったビタミンパウダーです。「ビタブリッドC フェイス」容器内のパウダーを適量手のひらに出し、水に混ぜてとかし、気になる部分を中心に塗布。朝のスキンケアで使用すれば、夜、帰宅するまでビタミンCのパワーが持続します。私は、化粧水に溶かして使っています。いつものお手入れにプラスするだけなのでオススメですよ。■紫外線を味方につけたビタミンCファンデーションこの春発売され、美容業界に新風を巻き起こした「オバジC セラムファンデーション」。毛穴・キメ・ざらつき・シミなど気になる肌悩みをカバーするだけでなく、3種のビタミンC誘導体を配合し、透明感あふれる肌へ導くスキンケア効果の高いファンデーション。独自開発の新成分「トーンチェンジパウダー」を配合し、紫外線をカットするだけでなく、紫外線を赤い色に変化させて、肌を明るく見せてくれます。大人気のロングセラー美容液「オバジCセラム」と共通成分も配合されているので、メイクを落とした後も、透明感のある肌をキープできるのもオススメの理由。紫外線を味方につけたビタミンC配合のファンデ、ぜひ試してみてください。・ビタブリッドジャパン 公式サイト ・ロート製薬 公式サイト
2015年05月20日Peter Horvathが市民に呼びかけ雪が多い合衆国の北部の住民は、ビタミンDが欠乏すること、さらに悪いことにはそのことが十分周知されていないと、バッファロー大学のPeter Horvath教授は市民にYouTubeを通して訴えた。バッファロー市の住民は冬の間、約半数の人にビタミンDが不足しており、25%の人がビタミンDの欠乏症になっている。高齢者、妊娠中あるいは授乳中の女性、肌が自然の日焼け止めとして働く有色の人々ではリスクが高い。なぜビタミンDが不足するのかビタミンDは他のビタミンと異なり、皮膚が太陽光の紫外線を吸収して作られる。冬の間、人々は厚着をして、外へ出ることも少なく、太陽に対して地球の自転軸が傾いているので、太陽光が届くことも少なくなるからである。ビタミンDの必要性適正な量のビタミンDを体内に確保することは非常に重要なことである。ビタミンDはすべての細胞が必要としている。ビタミンDの欠乏状態が続くと、骨の密度の低下、免疫能の低下、2型糖尿病のリスクの増加、ある種の癌で発生確率が増加、心血管病で死亡するリスクが増加、高齢者では認知に悪影響を与える。高齢者になると、肌のビタミンDの生産能力が低下し、缶を空けたり、立ち上がったりするという運動機能に影響が出る。妊娠中や授乳中にビタミンDが不足すると、幼児の骨の成長に影響を与えることがある。ビタミンDを補うにはPeter Horvath教授は1日当たり1,000~2,000国際単位のビタミンDを食事から補うことを勧めている。ビタミンDを補うには、鮭や油の多い魚、朝食用のシリアル、強化ミルク、タラの肝油を推奨している。栽培時に太陽を浴びたマッシュルームもPeter Horvathの研究でビタミンD補給に向いていることが判明している。マッシュルームは、彼の研究によれば、ビタミンDを補うだけで無く、女性ではダイエットに効果があるとしている。(画像はイメージです)【参考】・バッファーロー大学プレスリリース
2015年02月19日森下仁丹はこのほど、ビタミンDの最新情報をまとめたニュースレターを発行した。体内でカルシウムの補給をサポートする働きをもつビタミンDは、食べ物からとるほかに、太陽の光(紫外線)を十分に浴びると体内で合成されるため「太陽のビタミン」といわれている。近年、女性を中心に紫外線に当たることを避ける生活習慣が浸透していることから、ビタミンD不足とそれによる疾病リスクが懸念されているという。具体的には、ビタミンDが不足することにより、乳幼児の「頭蓋ろう」や「くる病」、高齢者の「骨粗しょう症」や「骨軟化症」を引き起こすリスクが高まるとのこと。国立環境研究所と東京家政大学の研究チームが2014年11月27日に発表した研究内容によると、日々の生活に必要なビタミンDを日光浴によって摂取するために必要な時間は、12月の晴天の日では、北海道札幌市では139分、茨城県つくば市では41分、沖縄県那覇市では14分という結果に。その倍程度の時間日光浴をしない限り、肌に有害な紅斑は生じないため、ビタミンD摂取のためには積極的な日光浴が推奨されている。季節により日光浴が難しい場合は、食事や栄養機能食品などでのビタミンD補給が有効とのこと。特に春に出産を控える妊婦の人は、胎児の健康の観点からも、ビタミンD不足に対する注意が必要となる。「頭蓋ろう」は新生児の頭蓋骨を指でおすとピンポン球のようにへこむ状態のことで、4月~6月頃に生まれた子どもに多いという。これは紫外線量が減る11月~4月に胎児の骨が形成される妊娠後期を迎えることが原因とされており、母体のビタミンD不足が胎児にも影響していると考えられている。乳幼児においてもビタミンDの欠乏が起こりやすくなっており、下肢の骨格が変形してO脚になる「くる病」も、「増加している」という多くの声が小児科の現場からあがっている。くる病は、栄養状態の悪かった1970年代以前に多くみられた病気だが、現代日本人の生活習慣の変化により再び増加しているという。また、くる病を発症していなくても、潜在的にビタミンD不足の乳幼児が多いと考えられている。依藤亨氏(現 大阪市立総合医療センター小児代謝・内分泌内科所属)の調査では、完全母乳哺育には母子ともに多くのメリットがある一方、母乳は人工乳に比べてビタミンDが多く含まれない(3マイクログラム/1リットル)ため、人工乳使用育児の子どもに比べ血中ビタミンD濃度が低いことが明らかになった。ある報告によると、母乳のみで乳幼児に必要なビタミンD量を与えるには、母親がビタミンDを毎日100マイクログラム以上摂取する必要があるとのこと。しかし、「食事摂取基準」(2015年版)で示されている成人の耐容上限量(100マイクログラム)を上まわる量となり、リスクが高く、現実的ではないという。加えて、1998年に母子手帳から「日光浴推奨」の記述がなくなり、皮膚への悪影響から乳幼児を日に当てるのを避ける風潮が根付いているという。そのため、完全母乳哺育では「ビタミンD欠乏症」を招く恐れが高く、適度な日光浴や食事によるビタミンD補給が必要となる。乳幼児のくる病予防には、ビタミンDを1日に10マイクログラム程度摂取することが必要といわれている。母乳哺育では、母乳から3マイクログラム程度、日光浴で3マイクログラム程度、その他の食事(離乳食)や栄養機能食品などから4マイクログラム程度というのが、現代における現実的なモデルとのこと。アメリカやドイツなどの北緯40度以上で紫外線量の少ない諸外国では、産後検診時のビタミンD測定が保険適用内であり、数値が低い場合に「ビタミンDシロップ」が支給され、摂取を推奨しているという。また、市販の牛乳にビタミンDが添加されているなど、乳幼児のビタミンD摂取について積極的な取り組みがされている。同社は2014年9月、「第48回 日本小児内分泌学会学術集会」内で、小児科医などを対象としたセミナー「小児のビタミンD欠乏と補充について」を共催。そしてセミナー終了後、ブース来訪者200名に対してアンケート調査を実施した。「ビタミンD欠乏、ビタミンD不足の乳幼児、小児、児童の診察を行ったことはあるか」という質問に対し、「ある」と答えた人は全体の75%を占めた。また、「患者に『天然型ビタミンD製剤』を勧めたいか」という質問に対しては、97%の人が「ぜひ勧めたい」「勧めたい」と回答した。「現在日本の医療現場では、『活性型ビタミンD製剤』しかなく、欧米に存在する天然型ビタミンD製剤が存在していません。天然型ビタミンD製剤とは、いわゆる食品などで摂取するものと同じビタミンDで、体内で必要に応じて代謝され活性型に変わります。しかし、通常医療機関で使用される活性型ビタミンD製剤は専門家が注意して使用しなければ過剰症を起こしかねず、予防として使用しにくいため、小児科医の多くが天然型ビタミンD製剤に期待を寄せています」と同社。
2015年01月16日12時間継続、塗るビタミンCパウダーヒュンダイIBT株式会社は、塗るビタミンCパウダー「ビタブリッドC」を、2015年1月より中国全域で販売開始することを発表した。中国の新華錦グループと業務提携し、中国市場への進出を果たす。新華錦グループは、中国国内において有力な貿易商社だ。ヒュンダイIBT株式会社は、「ビタブリッドC」を韓国で販売している。「ビタブリッドC」は、2014年に日本でも販売開始された。日本では、株式会社ビタブリッドジャパンが「ビタブリッドC」の販売会社となっている。「ビタブリッドC」について「ビタブリッドC」は、ビタミンCを継続して約12時間、肌に供給してくれるパウダーだ。韓国梨花女子大学の崔珍鎬(チェ・ジンホ)教授により、2003年に開発された成分「ハイブリッドビタミンC」が応用されたもの。ヒュンダイIBTによって商品化されたのは、2013年12月のこと。日本では、頭皮や毛髪のハリ、コシが気になる人向け「ビタブリッドC ヘアー」、皮膚の状態が気になる人向け「ビタブリッド C スキン」、ハリ、透明感のある美肌を目指す人向け「ビタブリッド C フェイス」の3つのラインで展開されている。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ビタブリッドジャパンのプレスリリース(PR TIMES)・ビタブリッドジャパン
2014年12月19日大木製薬はこのほど、1歳から服用できる医薬品・ゼリー状のビタミン含有保健薬(以下、ビタミン剤)、ハローキティの「パパーゼリー5」(指定第2類医薬品)を新発売した。同商品は、ビタミンA・B6・C・D2・Eとパントテン酸カルシウムを配合したいちご風味のビタミン剤(医薬品)。子どもが発熱や下痢などで体調を崩したときや、偏食が気になるときの栄養補給などに適しているという。甘くてやわらかいゼリー状であるため噛(か)みやすく、1歳から服用できる。また、商品にはハローキティ服薬指導シールが付いている。1粒正しく飲めたらシールを1枚カレンダーに貼るなどすることで、親子で薬の適正使用を楽しく体感・経験できる。価格は30粒入りで500円(税別)。
2014年11月05日