あの『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の前日譚にあたる新シリーズ第1章『ホビット 思いがけない冒険』のピーター・ジャクソン監督、主演のマーティン・フリーマンにリチャード・アーミティッジ、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの主要キャストで本作にも出演しているイライジャ・ウッド、アンディ・サーキスが揃って来日。12月1日(土)に記者会見が行われた。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの60年前を描いた本作。ホビット族のビルボが魔法使いの誘いに乗ってドラゴン退治の旅の一行に加入し、様々な困難を乗り越えて成長していく様を描く。前シリーズに続いて本シリーズを手がけたジャクソン監督は、再び“中つ国(=ミドルアース)”の物語を自ら手がけた理由について「正直に言うならほかの誰にもこのシリーズを撮られたくなかったから」と説明。自らの映画作りの根源にあるものは「(現実からの)逃避」であると明かし、「全く違う世界に連れて行ってくれる作品を作りたいし、みなさんにもそういう体験をしてほしい」とうなずいた。この新シリーズで主役を務めたマーティンは、ニュージーランドでの撮影を「ファミリーのようなとても親密な雰囲気で、世界でも一番大がかりと言っていい映画なのに学生たちが寄り集まって作っているような和気あいあいとしたムードでした」と笑顔でふり返る。マーティンが演じるホビットのビルボと、リチャード演じるドワーフたちのリーダーで戦士のトーリンが種族の垣根を越えて絆、友情を深めていく様が描かれるが、マーティはリチャードについて「物静かだけど強い決断力を持ち、他人の仕事に敬意を払い、芯がありつつも謙虚でシーンごとに常に何かをもたらしてくれる存在でした。一緒にジムでトレーニングしたときにはすごくハードで僕はスポーツドリンクで命を繋いでいたんだけど(笑)、彼は冷静に耐え続けてストイックな一面を見せてくれました。18か月間の撮影は疲れるしホームシックにもなるけど、その積み重ねこそがこの映画という結果になっている。彼はそんな中で毎日変わらず、まさにトーリンそのものであり続けていたね」と称賛を送った。そんなマーティンの言葉に少し照れくさそうな笑みを浮かべつつリチャードは「僕は撮影の前夜にアルコールを摂ると翌日のセットで役に立たなくなるから、撮影中は決して人付き合いが良いとは言えず申し訳ない気持ちです。マーティンは僕が見る限り素晴らしい俳優です。僕が撮影に入ったときはすでに彼はクランクインから2週間ほど経ってたんだけど、そのときに僕が見たのはジャズミュージシャンがリフを試すようにあらゆること試みる彼の姿でした。僕にとってベンチマークと言えるくらいの役者としてのさまに称賛を抱きました」とこちらもマーティンに最大級の賛辞を送った。そして、久々にフロドとして中つ国の物語に帰って来たイライジャは「今回の映画で繰り広げられる旅は僕らが『ロード・オブ・ザ・リング』でした旅の写し鏡のよう。情熱と愛情を持ったスタッフがまた集まったところを見られただけでも素晴らしいことでした。フロドとしてまたそこにいられたことは、僕にとっては贈り物のようなもの。ガンダルフ役のイアン・マッケランや(年取ったビルボ役の)やイアン・ホルムにまた会えたのも喜びでした。もちろん、新キャストのみんなに会えたこともね。彼らを通してまた冒険を感じました」と喜びを口にした。そして異形のキャラ“ゴラム”を再び演じたアンディは、あのゴラム口調で「オハヨウゴザイマイマス…」と日本語で挨拶し、会見場は爆笑の渦に包まれた。本作では俳優としてのみならず、セカンドユニットのディレクターというスタッフ部門の大役を兼任したが、「新しい冒険を楽しめたし、チャレンジングな日々でピーターからいろんなことを学べました」と充実した表情を見せた。『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日(金)より全国にて公開。■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年12月01日『ロード・オブ・ザ・リング』3部作に続いてJ.R.R.トルーキンの原作を映画化する3部作の第1弾『ホビット 思いがけない冒険』を手がけたピーター・ジャクソン監督らが明日、日本でイベントを行うが、ついに映画を完成させたジャクソン監督から日本のファンに向けたメッセージビデオが到着した。ピーター・ジャクソン監督 メッセージビデオ本作は、大著『指輪物語』を実写映画化し、最終章『王の帰還』で米アカデミー賞で11部門を受賞したジャクソン監督とスタッフたちが挑む超大作。『ロード…』の60年前の“中つ国”を舞台に、ホビット族のビルボが、魔法使いのガンダルフ、13人からなるドワーフの一団らと壮大な冒険に出る姿を描く3部作で、マーティン・フリーマン、イアン・マッケラン、ケイト・ブランシェット、イライジャ・ウッド、アンディ・サーキスらが出演する。このほど公開された映像は、ジャクソン監督が日本のファンに向けてメッセージを送っている短い映像と、本作の最新予告編を組み合わせたもので、12月14日(金)の日本公開に向けて期待が高まる内容に仕上がっている。現在では世界中の映画ファンがその完成を待ちわび、先ごろニュージーランドで行われたワールドプレミアには13万人ものファンを集めた『ホビット…』だが、前シリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』完成前は多くのファンや関係者がその完成度にたいして半信半疑だった。というのも、トールキンの『指輪物語』は壮大なスケールと入り組んだ物語・設定・世界観から“映像化は不可能”と言われており、故郷ニュージーランドでコツコツと秀作をつくり続けていたジャクソン監督が映画化を手がけることについて不安を表明する声も多くあがっていた。しかし、完成した映画『ロード・オブ・ザ・リング』は、それまでの不安をすべて覆す“奇跡”を起こした。細部まで作りこまれた映像とダイナミックなアクション、そして何より観客の胸をうつドラマを見事に描き、第一部の『旅の仲間』の公開時から絶賛が殺到。三部作で29億1750万ドルもの世界興収を記録し、シリーズ累計で17のオスカーを獲得するなど、映画史にその名を刻む名作シリーズとなった。そのため『ホビット』シリーズでは逆に全世界の期待は相当に高いが、ジャクソン監督ら製作陣は前シリーズを超えるだけのクオリティが提示できると確信した段階で撮影に踏み切ったはずだ。再び、スクリーンで『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのような“大冒険”が始まるのは来月14日(金)。今回も三部作での公開が予定されている。『ホビット 思いがけない冒険』12月14日(金)、丸の内ピカデリー他全国ロードショー『ホビット スマウグの荒らし場』2013年12月13日(金)、全国ロードショー『ホビット ゆきて帰りし物語』2014年7月18日(金)、全国ロードショー
2012年11月30日『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』で、アカデミー賞史上最多となる、最優秀作品賞を含む11部門全て獲得という偉業を成し遂げたピーター・ジャクソン監督が、新たに描く“指輪物語”『ホビット』3部作。その第1部となる『ホビット 思いがけない冒険』のワールド・プレミアがニュージーランドで行われ、マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、アンディ・サーキス、イライジャ・ウッド、ヒューゴ・ウィーヴィング、ケイト・ブランシェットらが出席した。12月14日(金)公開の日本を始め、全世界約67か国にて予定されている同時公開に先駆け、11月28日(現地時間)に行われたこのワールド・プレミア。総額30億円をかけたという今回のイベント。世界各国から約13万人ものファンが訪れ、中にはお気に入りのキャラクターのコスプレに身を包んだファンの姿もあり、熱気に包まれたプレミア会場は『ホビット』一色に!500メートルを超えるレッドカーペットをスタッフ・キャストら新たな“指輪”の仲間たちが練り歩き、ファンや報道陣に応えた。「ハロー!日本のみなさん。いま、とてもエキサイティングな気分だよ。東京が大好きなんだ。最新作を持って、みなさんの前に行くのがとても楽しみだよ!」と語った主人公・ビルボ役のマーティンを始め、「この作品は、最高の映画だと思うよ!またこの地ウェリントンに、再び戻ってこられてとても嬉しい。日本はとても大好きなので、いまから向かうのが楽しみだよ」(イライジャ/フロド役)、「今回、第2ユニット監督を務めたけど、ここまでこぎ着けられて本当に嬉しいよ。24時間後には、日本に行くので、待っててね!」(アンディ/ゴラム役)と、みな口々に12月1日(土)に東京・六本木ヒルズで開催される一大イベント「ジャパン・ホビット・フェスティバル」での来日を心待ちにしている様子だ。そしてジャクソン監督には、『ロード・オブ・ザ・リング』より成功すると思いますか?という誰もが気になっている質問が飛んだが、「それは、ファンが決めることだからね。もうこの作品は、僕の手から離れたから何とも言えないよ。ファン次第だと思う。最新作『ホビット 思いがけない冒険』は、僕が日本に持っていくからね」とさらりと交わしていた。果たして、そのストーリーは、そして『ホビット』シリーズのヒットの行方は?その答えは12月1日の「ジャパン・ホビット・フェスティバル」までお預けのようだ。期待して待ちたい!『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日(金)より全国にて公開。■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年11月29日動物に対する正しいケアを怠ったため、『ホビット』の撮影現場で27匹の動物が死んだという報道に対し、ピーター・ジャクソン監督と映画のプロデューサーが否定の声明を発表した。一方で別の動物愛護団体は製作側のケアの怠りを非難する声明を出している。その他の情報『ホビット』の現場で動物が死んだと非難しているのは、動物愛護団体PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)。動物が管理されていた場所に危ない要素が多数あったことが原因だったという。映画の現場における動物の扱いを監視するアメリカン・ヒューマン・アソシエーションは、この映画の撮影中に動物のケガはいっさいなかったとしているが、同団体は通常、動物が管理されている場所まではチェックしていない。この報道を受けて、アメリカン・ヒューマン・アソシエーションは「私たちには、撮影現場の外まで監視することはできません。現場の外での事故は、あまりに多すぎます。この状況を止めるべきです。製作中のどの段階にあっても、動物を守らなければいけません」と声明を発表した。一方でピーター・ジャクソンとプロデューサーは、動物のケアに怠りはなかったと主張。「我々は動物に対して最高の基準のケアをしています。事故があった場合は即座に検証し、正しい処置を取っています。27匹の動物が死んだという報道を、我々は断固として否定します。動物が出てくるショットの55%はCGで、アクションやストレスを与えるシーンに動物は使っていません」とコメントしているようだ。(C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
2012年11月20日マイケル・ジャクソンの元アシスタントが、ツアープロモーターのAEG社を訴えた。生前のマイケルの付き人を務めていたマイケル・アミール・ウィリアムズさんは、ほか数名の原告団と共に同社に対する訴状を提出し、マイケルが2009年6月に死亡した後に支払われるべき損害賠償金750万ドル(約6億円)が支払われていないと訴えている。ザ・ラップが入手した訴状によれば、ウィリアムズさんらは同社がロンドンでのコンサート準備中のマイケルの健康管理のために元主治医のコンラッド・マーレーを雇ったことを痛烈に非難しているという。これに対してAEG側のマーヴィン・プットナム弁護士は「この訴状は明らかに軽率なものです。少なくとも4つの法律的原理によってこういった行為は禁じられています。しかも、ウィリアムズ氏はマイケル・ジャクソンの個人的な付き人であり、ジャクソン氏が契約していたAEGライブ側による信託受益者ではないのです。したがってそういった契約に対してウィリアムズ氏らが訴える法律的根拠は全くないのです。また、ジャクソン氏の誤った死に対してウィリアムズ氏が法的に訴える根拠もないのです」と話し、さらに「ジャクソン氏の死によって多くの人間たちが貪欲にもらえるものはもらおうと虎視眈々と狙っているという今の状況は本当に残念なことです。彼らは生前のジャクソン氏の収入から利益を得ていたのと同じように、ジャクソン氏の悲劇的な死を利用して暴利を貪ろうとする人たちで、今回の訴えはそれの最新版でしかありません」と反論している。
2012年11月16日ファンタジー・アドベンチャーの金字塔『ロード・オブ・ザ・リング』3部作。その60年前の世界を舞台にした新たなる指輪物語『ホビット 思いがけない冒険』がこの冬、ついに日本公開となる。今年7月に226日間にも渡る撮影を終えたばかりの本作を引っ提げて、ビルボ・バキンズ役のマーティン・フリーマンを始め、『ロード・オブ・ザ・リング』で主人公フロド・バギンズを演じ、本作でも出演を果たすイライジャ・ウッドなどのキャスト陣に加え、ピーター・ジャクソン監督ら総勢6名の豪華メンバーの来日(※予定)が発表された。指輪をめぐる大冒険を三部作で描いた『ロード・オブ・ザ・リング』の前章にあたる、小さなホビット族のビルボ・バギンズの冒険を描いたこの12月14日(金)より全国にて公開シリーズ。フロドの養父であり、指輪の前の所有者であるビルボを主人公に、ドワーフ族の王国を救うため“思いがけない”冒険に旅立ち、指輪を手にするまでの物語が3部にわたって描かれる。今回、明らかとなった来日メンバーは、本作の主人公・ビルボ役のマーティンと前作の主人公・フロド役のイライジャの2人を始め、恐るべきドラゴン“スマウグ”に奪われたドワーフの王国を取り戻すため立ち上がるドワーフの指導者トーリン・オーケンシールド役のリチャード・アーミテージ、エルロンド役のヒューゴ・ウィービング、本作で撮影監督デビューを果たし、ゴラム役でもお馴染みのアンディ・サーキス、そして監督・脚本・製作を手がけたピーター・ジャクソンの豪華6名。11月28日(現地時間)にニュージーランド、ウェリントンで開催されるワールド・プレミアに出席後、その足で日本にやって来るようだ。12月1日(土)に行われる、都内会場で行う来日記者会見と、六本木ヒルズで開かれるジャパン・プレミアの2本立てとなる“ジャパン・ホビット・フェスティバル”と銘打たれたイベントに急遽参加することが決定した。全世界のキャンペーンの合間を縫ってのイベントとなり、滞在時間はなんと1日のみ!プレミアイベント会場では、本作にちなんだコスプレ衣装をまとった熱狂的なファンの参加も予定されており、六本木の街が『ホビット』一色になること必至だ!『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日(金)より全国にて公開。■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年11月16日『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を手がけ、アカデミー史上最多受賞を果たした巨匠ピーター・ジャクソン監督が放つ、新しい“指輪”物語「ホビットの冒険」を完全映画化したファンタジー・アドベンチャー超大作『ホビット』シリーズ。その第1作目となる『ホビット 思いがけない冒険』の予告編、さらに重要キャラクター総勢17名のビジュアルが解禁となった。舞台は、フロド・バギンズの“指輪”を巡る旅が描かれた『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの60年前の世界。フロドの養父であり、指輪の前の所有者であるビルボ・バギンズを主人公に、彼が国を救うための冒険で指輪を手にするまでの物語が3部にわたって描かれる。ファンタジー作品ならではの、個性豊かなキャラクターが魅力的な本作シリーズ。今回解禁されたキャラクタービジュアルでは、ビルボ・バギンズ、灰色のガンダルフ、ガラドリエル、ゴラムらに加え恐るべきドラゴン“スマウグ”に奪われた王国を取り戻すため立ち上がるトーリン・オーケンシールド率いる13人の個性豊かなドワーフたちが美しいタッチで描かれている。みな頼りがいのある戦士に見えるが、マーティン・フリーマン扮するビルボだけが、なんだか頼りなさそうに剣を構える姿は『ロード・オブ・ザ・リング』のフロドを彷彿とさせる仕上がりだ。さらに共に解禁となった予告編では、ドワーフ戦士たちのリーダー・トーリンが歌う「Misty Mountain(霧ふり山脈)」に乗せて雄大な中つ国の世界が映し出される。そこでは、ドワーフ王国を取り戻すために“思いがけない冒険”へと駆り出されたビルボが、オークやトロルといった怪物と激しい戦いを繰り広げる姿も!そして、ラストには「いとしいしと」を探し求めるゴラムの影が…。観る者すべての心を躍らせるこの壮大なファンタジーを、まずはこちらの予告編から体験してみて。『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日(金)より全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年11月13日『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の巨匠ピーター・ジャクソン監督が放つ、新しい“指輪”の物語。J.R.R.トールキンによる伝説の冒険小説作を完全映画化したファンタジー・アドベンチャー超大作『ホビット』シリーズ。このほど、本作のロケ地となるニュージーランドの航空会社とコラボレーションした、ユニークな『ホビット』版の機内安全ビデオが到着した。舞台は、フロド・バギンズの“指輪”を巡る旅が描かれた『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの60年前の世界。フロドの養父であり、指輪の前の所有者であるビルボ・バギンズを主人公に、彼が国を救うための冒険で指輪を手にするまでの物語が3部にわたって描かれる。ホビットの舞台である“中つ国”のロケ地・ニュージーランドでは、首都・ウェリントンの国際空港に巨大ゴラムが出現、ニュージーランド・ポストに主人公・ビルボと13人のドワーフが登場し、そして「ホビット」デザインの硬貨がニュージーランドの法定通貨になったりと、国を挙げての盛り上がりを見せている本作。今回届いた映像は、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、そして本シリーズ『ホビット』3部作の制作スタジオであるウェタ・ワークショップ協力のもと制作され、客室乗務員がホビットに扮して機内の安全設備について案内をしているというもの。ビデオには、『ホビット』の出演者だけでなく、『ロード・オブ・ザ・リング』ではお馴染みのエルフ、ドワーフ、魔法使い、ゴブリン、ナズグルまでもが機内安全に全面協力!映画のスクリーン以外で初めて登場を果たしたゴラムは機内でもあの“いとしいしと”(=指輪)を探し、ピーター・ジャクソン監督が指輪をはめて登場する。さらには、小説「ホビットの冒険」の原作者J.R.R.トールキンの2人の孫息子・マイクとロイドまでもキャスティングするこだわりの演出に、ファン大興奮の仕上がりとなっている。ぜひ、こちらの映像からファンタジックな空の旅をお楽しみあれ!『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日(金)より全国にて公開。※こちらの特別編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年11月09日アンディ・サーキスが、ジョージ・オーウェルの小説「動物農場」の再映画化作品で監督デビューを果たすことになった。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに続き、12月14日(金)より日本公開予定の『ホビット 思いがけない冒険』でもゴラム役を演じているアンディは、『ホビット』シリーズでセカンドユニット監督を務めた経緯もあり、1945年に出版されたオーウェルの同小説の再映画化にあたって初めて監督の座を獲得している。『ホビット』シリーズのピーター・ジャクソン監督からセカンドユニットの監督に抜擢されて監督業のノウハウを学んだアンディは「僕は今回の映画化で新鮮なテイストを加えられると思っているんだ。もちろんモーションキャプチャーも使うけど、背景の撮影のためにも通常のセットやロケでの撮影と融合させるつもりさ」と抱負を語っている。原作「動物農場」は、人間の農場主に対する革命を起こした動物たちの姿を描き、旧ソ連のスターリン主義を批判した風刺小説だが、アンディは今回のリメイク化ではあまり政治的メッセージを強調ぜず、むしろキャラクターの感情の移り変わりに焦点を当てたいと「The Hollywood Reporter」誌に語っている。「僕たちは寓話風に仕上げて、ファミリー向けの映画にしたいんだ。あまり重厚な作品にして政治的なメッセージを入れるようなことにはしないよ。これまでの原作の映画化では見られなかったように、もっと感情面にスポットを当てるつもりさ。今回はいままでの解釈とは違った角度で捉えることになるね。原作に新たな光を当てるってわけさ」。同原作はこれまでにも1954年にアニメーション映画化され、1999年には実写版としてTV映画化された経緯があるが今回、アンディは監督だけでなくキャラクターの一つを演じるかもしれないとも明かしている。「僕がキャラクターの一つを演じられたらいいと思うけど、まだ何も決まっていないんだ。いまのところ監督としてキャラクターや映画の世界の創造に力を注いでいるところだよ」。■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年10月23日誰もが一度は耳にしたことのある「THRILLER(スリラー)」や「BEAT IT(ビート イット)」で知られる、キング・オブ・ポップことマイケル・ジャクソン。未だに彼の名曲の数々は聞く機会は多い。そんなマイケルの生涯のヒット曲とダンスを復活させたライブが日本にやってきた。それが東京・六本木で12月9日まで開催中の「THRILLER Live(スリラーライブ)」だ(12月18日~27日までは大阪で公演される)。歌とダンスを凝縮し、ライブとはまた違う、新しいエンターテイメントとしてマイケルを感じることのできるライブパフォーマンスだ。今回はこの「スリラーライブ」の魅力と見どころ5つを紹介しよう。1、30曲以上を5人のシンガーが歌い上げる今回のライブでは、マイケルのヒット曲が30曲以上演奏される。「SMOOTH CRIMINAL(スムース クリミナル)」「BAD(バッド)」など、イントロを聞いただけでワクワクし始め、思わず身体でリズムを刻んでしまうマイケルの名曲が目白押し。歌うのは、5人のシンガー。曲に応じて様々な表情を魅せるマイケルの多面性を、5人の個性豊かなシンガーたちが表現している。その中でも、マイケルの"ソウルシンガー"としての側面や、セクシーな魅力を表現する唯一の女性シンガー、サマンサ・ジョンソンの姿には目が釘付けにされる。(c)TETSUO SUZUKI同じマイケルの曲でも、女性であるサマンサが歌うと、女性的な内面を取り入れた表現がされ、よりマイケルの繊細で情熱的な歌の魅力が増して聞こえる。また、男性シンガーに引けをとらないパワフルな歌唱力にも、心をぐっと掴まれるようだ。ライブの中での彼女に注目をしたい。2、マイケルの幼少期を演じる12歳の少年がカワイイこのライブでは、ジャクソン5時代のマイケルから始まり、「人類史上最も成功したエンターテイナー」と称されるに至るまでをヒット曲に乗せ、まるでマイケルの人生をダイジェストで見ているかのように、1つのライブに凝縮している。ライブの冒頭で、幼少時代のマイケルを演じるのは若干12歳のシェーン・ケオ・グレネード。「ABC」「I Want You Back(アイ ウォント ユー バック)」では、彼の歌声はとても澄んでおり愛くるしい。しかも大人に負けない、圧倒的な歌唱力を持っており、ライブが始まった途端に彼の歌に惹き込まれてしまうのだ。ライブが進む中で、彼が出てくる場面では思わず観客も笑顔を見せてしまうほど、舞台上でのムードメーカー的な存在になっていた。彼のあどけない表情も楽しませてくれる。なお、キャストは公演日程により変更になる場合があるので、公式サイトをチェックしてみよう。別のキャストだとまた違った魅力が出るので、何度も楽しむことができそうだ。「スリラーライブ」が思わず見たくなる、残る3つの魅力は後編に続く。 後編はこちら PHOTOS OF PREVIOUS CAST MEMBERS「スリラーライブ」 公式サイト 【東京公演】■開催期間: 2012年9月29日~12月9日■開催場所: 六本木・ブルーシアター■チケット: S席8,500円/A席7,500円/学割(A席)6,500円【大阪公演】■開催期間: 2012年12月18日~27日■開催場所: 森ノ宮ピロティホール■チケット: S席8,500円/A席7,500円
2012年10月23日東京スカイツリータウン内東京ソラマチ 「スペース634」にて「マイケル・ジャクソン展」が10月18日よりスタートした。【公演情報はこちら】会場では『スリラー』や『スムーズ・クリミナル』などミュージックビデオで披露されたものや、ツアーで着用されたものなど、マイケルが生前愛用した衣装など100点以上、時価総額推定30億円以上という展示品が公開される。展示品は日本での公開後、オークションに出品されるため、これらの衣装やアイテムが一堂に会するのはこれが最後になるとの事。マイケルジャクソン展は11月12日(月)まで開催。また、期間中は10月31日(水)までを「THRILLER Stage」、11月1日(木)~11月12日(月)は「BAD&DANGEROUS Stage」とメインの展示物が変更されるという仕組みもあり。また、衣裳展示のほか、会場ではマイケルの功績を振り返る展示や映像、オリジナルTシャツ、ステッカーなど限定アイテムの販売なども行われる。12月6日(木)・7日(金)に東京・東京国際フォーラム・ホールAでザ・ジャクソンズの来日公演が行われるが、その時代の衣装も展示されるため、ライブに行かれる予定の方はこの展示会を見ておくと、より公演を楽しめるかも。マイケル・ジャクソン展日時/2012年10月18日(木)~11月12日(月)・前半 「THRILLER Stage」(10月18日~10月31日)・後半 「BAD&DANGEROUS Stage」(11月1日~11月12日)時間/10:00~21:00 (最終入場は~20:00)会場/東京スカイツリータウン(東京都墨田区押上1-1-2)内 東京ソラマチ 「スペース634」チケット・平日大人1,800円、高校生・大学生900円、小・中学生400円・土日祝大人2,200円、高校生・大学生1,100円 、小・中学生500円・未就学児は保護者同伴に限り入場無料
2012年10月19日マイケル・ジャクソンとジャクソン5のヒット曲で構成される歌とダンスのシアター・パフォーマンス『THRILLER Live/スリラーライブ』が9月29日、東京・六本木ブルーシアターで日本初演の幕を開けた。“THRILLER Live”は英国ショウビズ界の聖地ウエストエンドで1000回を超えるロングランを続け、ヨーロッパ各国はもとより南アフリカ、中国、シンガポール、アブダビと世界規模で注目を集めてきた。開幕前日の9月28日、プレビュー公演が行われた。『THRILLER Live/スリラーライブ』チケット情報マイケル・ジャクソンと20余年にわたって親交を温めてきたプロデューサー、エイドリアン・グラントが気鋭のスタッフとともに練り上げてきた2部構成の約2時間のショウ。ジャクソン5からジャクソンズ、マイケルのソロとほぼ時系列に沿ったオーソドックスな構成で、KING OF POPの栄光を凝縮した幕開け映像から、観客は無理なく音楽の魅力や、それぞれのナンバーが輝きを放った時代の空気へと入り込むことができる。往年のマイケルを思わせるボーイ・ソプラノが印象的なジャクソン5メドレー「ABC」「帰ってほしいの」「I’ll be There」から、「ハートブレイク・ホテル」「シェイク・ユア・ボディ」といったジャクソンズのディスコヒットへとつなぐ序盤の展開で、客席は一気に非日常の空間へ。男女5人のボーカリストが代わる代わる持ち味を見せつけるバラードやポップチューンを織り交ぜながら、R&Bとポップ・ミュージックの融合で一世を風靡した『OFF THE WALL』の世界観を歌い継いでいく。休憩をはさんで第2部は、ストリートカルチャーの台頭した80年代の匂いを漂わせ、「BEAT IT」を皮切りにモンスターアルバム『スリラー』の時代に突入。ブレイクダンスやハードなギターソロなどエッジの効いた見せ場をテンポよく繰り出し、MTV全盛期にチャートを席巻したヒット曲の数々で魅了する。圧巻は「スムース・クリミナル」。ミュージックビデオでおなじみの無重力ダンス、ムーンウォークといった超絶テクニックが目の前で展開され、客席とのコール&レスポンスも最高潮に。そして、マイケルが生涯、訴え続けた愛と平和と調和というテーマを体現する「HEAL THE WORLD」で安らかな一体感がもたらされる。ショウを締めくくるのは「ビリージーン」「スリラー」「BAD」「BLACK OR WHITE」……という言わずもがなのヒットパレードによる“イッツ・パーティタイム!”なフィナーレだ。不世出のスーパースターのキャリアを総括するファンにとっては垂涎のヒット絵巻であるとともに、予備知識なしでも十分に歌とダンスのエネルギーに心打たれるエンタテインメントである。公演は12月9日(日)まで東京・六本木ブルーシアターにて、12月18日(火)から27日(木)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて開催される。チケットは発売中。
2012年10月01日全世界で大ヒットを記録した『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を手がけた巨匠ピーター・ジャクソン監督が、再びJ.R.R.トールキンの原作を完全映画化する『ホビット』シリーズ。今年7月に226日に渡る撮影が終了し、12月14日(金)に日本公開を予定している第1部『ホビット 思いがけない冒険』の待望の予告編が解禁となった。舞台は、フロド・バギンズの“指輪”を巡る旅が描かれた『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの60年前の世界。フロドの養父であり、指輪の前の所有者であるビルボ・バギンズを主人公に、彼が国を救うための冒険で指輪を手にする物語が3部構成で描かれる。ごく普通の生活から突然、14人目の旅の仲間として思いがけない冒険へ繰り出すこととなった主人公ビルボ・バギンズ。公開となった予告編では、ピーター・ジャクソン監督が共感を覚えるほど人間味にあふれた彼が、勇気・知恵・大きな信念を持ってヒーローへと成長していく姿、そしてゴラムと中つ国の運命を変えることになる指輪との出会いが描かれている。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでおなじみのメンバー、イアン・マッケラン(ガンダルフ役)、ケイト・ブランシェット(ガラドリエル役)、アンディ・サーキス(ゴラム役)、ヒューゴ・ウィーヴィング(エルロンド役)も予告編に登場しており、特に若かりし日のガンダルフやゴラムの姿はシリーズファンのみならずとも必見!想像を絶する美しいニュージーランドの自然の中、大規模なロケ撮影を敢行した本作。明日(9月22日)は、『ロード・オブ・ザ・リング』の主人公フロド・バギンズ、『ホビット』の主人公ビルボ・バギンズの誕生日ということで今週末はまさに“ホビットウィーク”!劇場版予告編は、9月29日(土)より全国の劇場で上映予定とのこと。ホビットに共感できる理由を「僕は家にいるのが好きな少年だった。僕はできることなら家で横になってくつろぐのが好きなんだ。そして僕はアドベンチャータイプじゃない。だからいつもホビットたちや、究極のホビット物語としてビルボ・バギンズのストーリーに共感できるんだ」と語るジャクソン監督。原作発刊75周年となる記念すべき日に解禁となった、ジャクソンからのサプライズプレゼントとも言える最新映像をひと足お先にチェックしてみて!『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日(金)より全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年09月21日映画史に残る伝説を創り上げた『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの完結から8年、ピーター・ジャクソン監督がそのプロローグにあたるJ.R.R.トールキンのもう一つの傑作小説を、映像化する『ホビット』シリーズ三部作。9月11日(火)、ニュージーランド大使館・大使公邸にて、本シリーズとニュージランド政府観光局との全世界でタイアップ展開される「100%中つ国、100%ピュア・ニュージランド」の記者会見が行なわれた。舞台はフロド・バギンズの“指輪”を巡る旅が描かれた『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの60年前の世界。フロドの養父であり、指輪の前の所有者であるビルボ・バギンズを主人公に、彼が国を救うための冒険で指輪を手にするまでの物語が3部作にわたって描かれる。記者会見には来日中のジョン・キー・ニュージーランド首相兼観光大臣、そして『ホビット』シリーズを配給するワーナーエンターテイメントジャパン代表のウィリアム・アイアトン氏が登壇。『ホビット』の世界観を表現したニュージーランド政府観光局の新CMの劇場上映や、公式WEBサイト、ソーシャルメディアを通じて、中つ国(ミドル・アース)の聖地・ニュージーランドの情報配信、『ホビット』の撮影地・ホビット庄へのガイド付き日帰りツアーなどが実施されることが発表された。ワーナーのアイアトン氏は「私自身ニュージーランドを訪れたことがありますが、大自然の中でいまにも『ホビット』のキャラクターが出てくるのではないかと感じました。ニュージーランドが雄大な土地と、その景色の素晴らしさをお伝えするには、映画『ホビット』のスケール感とクオリティを実感して頂くのが適切であります」と語る。ニュージーランド首相兼観光大臣のキー氏も「舞台となったニュージーランドには、映画のキャラクターはもちろんいませんが、夢のような美しい景観は本物です。今回の『100%中つ国、100%ピュア・ニュージーランド』キャンペーンでは、ニュージーランドを訪れた観光客のみなさまに、実際に体感できるリアルな経験とエキサイティングな冒険をお届けするものであると信じております」と自国の魅力を存分にアピール。また、当日には本作とグローバルパートナーシップを結ぶニュージーランド航空のプロモーションも発表となり、英国・北米発着便のボーイング777が『ホビット』仕様にジャックされたことが明らかに!機体はもちろん、離陸前に放映される安全ガイドビデオの『ホビット』特別バージョンが機内で上映され、客室乗務員の耳がホビット族の耳になるなどの演出もされているという。今後はニュージーランド航空のサイト限定で、各種コンテストや独自のファン対象イベントも計画する予定だ。この冬より公開となる第一部を皮切りに、再び世界中を虜にすること間違いなしの『ホビット』シリーズ。夢と魔法の大地・ニュージーランドもホビット一色に染まり、公開に向けてますます盛り上がりを見せそうだ。第1部『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日(金)、第2部『THE HOBBIT:THE DESOLATION OF SMAUG』(原題)は2013年12月13日(金)、第3部『ホビット ゆきて帰りし物語』は2014年7月18日(金)に日本公開を予定。■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURESホビット ゆきて帰りし物語 2014年7月18日より全国にて公開THE HOBBIT:THE DESOLATION OF SMAUG (原題) 2013年12月13日より全国にて公開-(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
2012年09月11日3年前、惜しまれながらこの世を去った歌手のマイケル・ジャクソンが、死の直前に「かなりの情緒不安定」になっていたことが明らかとなった。今回、「Los Angeles Times」紙が入手した複数のEメールによれば、マイケルが死の直前に準備していたコンサート「THIS IS IT」のリハーサルなどを運営していたツアープロモーターのAEG社のティム・レイウェケ社長とランディ ・フィリップスの両者は、ツアーの数週間前にマイケルの精神状態が不安定になっていたのを危惧して話し合いを重ねていたようだ。2009年に行ったコンサートの記者会見の前に、フィリップス氏はあるEメールで「マイケルは自分の部屋に閉じこもり、酔っ払って意気消沈してるんだ…。何とか僕が彼をしらふに戻そうとしてるんだけど」と綴り、さらにマイケルのことを「マスコミの前に立つのが死ぬほど怖く、マネージャーに服を着せてもらわなければならないほど感情的に麻痺してしまい、かなりの情緒不安定な状態」と表現している。その後、マイケルは麻酔薬・プロポフォールの過剰摂取でツアーが始まる前に命を落とした。今回公表された複数のEメールは、AEG社と同ツアーを請け負っていた保険会社との裁判で提出された資料の一部であり、同保険会社はAEG社が主張している保険金1,750万ドル(約13億7,000万円)の無効を訴えている。
2012年09月04日没後3年、再評価の機運衰えぬ不世出のスター、マイケル・ジャクソン。名作『BAD』発売25周年に当たり、スパイク・リー監督によるドキュメンタリー等トリビュート企画が相次ぐなか、彼の代表曲とダンスで綴るステージ“THRILLER Live”が今秋、日本に上陸する。ファン雑誌の編集長としてマイケルと親交を深め、いまや24か国で200万人を動員するライブショウの主宰者となったエイドリアン・グラントにその魅力を訊いた。『THRILLER Live/スリラーライブ』チケット情報「最初のイベントは1991年。雑誌づくりの延長といった感じで、毎年、マイケルの誕生日を音楽や映像とともに祝っていたんです。ビデオメッセージを送ってくれたり、サイン入りの帽子をプレゼントしてくれたり、彼も気に入ってくれました」。10回目にはマイケル本人も来場し、ファンのお祭りの域を超える規模と内容へと成長した同イベントは、2006年、“THRILLER Live”プレビュー公演としてステップアップする。マイケルの私生活を巡る裁判が注目を集める逆風下であったものの、2009年に英国ショウビスの聖地、ウエストエンドに辿り着く。「ジャクソン5時代に始まり、ポップ・ミュージック史上に燦然と輝く彼の作品をそれぞれの見せ場を伴ってテンポよく編成するのには苦労します。とりわけ象徴的なビデオがある『ビート・イット』とか『スムース・クリミナル』は。『ビート・イット』にはストリートでのダンス対決、『スリラー』にはゾンビが不可欠ですしね」。『帰ってほしいの』『BAD』『ビリージーン』……約2時間、息もつかせぬ珠玉のヒットパレードは、5歳にしてエンタテインメントの一線に立ち、生涯、君臨し続けたマイケルの心の旅に同行するかのような高揚感をもたらす。「このショウを始めた頃からずっと、ある種の責任を感じていました。最初は誹謗中傷のさなかにあった彼の真実を音楽でどう伝えるか。亡くなってからはYou Tubeなどを通じて彼の魅力を発見する新しい世代にどう語り継いでいくか。マイケル・ジャクソンという巨星の放つ一筋の光として、このショウはそんな役割を担っているのではないかと思っています」。『THRILLER Live/スリラーライブ』は、9月29日(土)から12月9日(日)まで東京・六本木ブルーシアター、12月18日(火)から12月27日(木)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて開催。チケットは発売中。
2012年09月04日故マイケル・ジャクソンの3人の子供たちがアニメで声優を務めることになった。プリンス(15歳)、パリス(14歳)、ブランケット(10歳)の3人は今回声優デビューを飾ることになり、これを踏み台にして今後ショウビズ界でもっと“一流の”仕事の機会を得られることを期待していると、ある関係者は「The Sun」紙に明かした。「3人は、アジアからアメリカに輸入された子供用アニメの吹き替えをすることになりました。パリスちゃんはお父さんと違って歌のセンスは微妙ですが、演技の経験はあります。なのでもし今回の声優の仕事が成功すれば、今後もっと一流の仕事につながることになるでしょうね」。プリンスとパリスは共に俳優業に乗り気のようで、その仕事が「つらい」学校生活からの気晴らしになると考えているようだと先の関係者は続ける。「特に上の2人は明らかに芸能界で父親と同じ足跡を歩みたいと思っているんです。それに2人は学校生活がつらいようですね。子供は本当に残酷ですから」。ただマイケルの妹のジャネット・ジャクソンは最近、パリスちゃんにはもう少し大人になるまで俳優の夢は待ってほしいと語っている。「パリスには待ってほしいの。彼女は若い頃をもっと楽しむべきよ」。
2012年08月23日公開中の映画『アベンジャーズ』に出演している俳優サミュエル・L・ジャクソンがこのほど来日し、自身が演じた役や、本作が全世界で圧倒的な成功をおさめている理由について語った。その他の写真本作は、天才発明家のトニー・スターク=アイアンマン、怒りによって巨人に姿を変える科学者ブルース・バナー=ハルク、神々の国を追われたソー、謎の女スパイ、ブラック・ウィドウ、最強の射手ホークアイ、長きに渡る眠りから覚めた超人キャプテン・アメリカが、ひとつのチームに集められ、自らの過去や苦悩と向きあいながら、地球に迫る脅威と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描く。ジャクソンが本作で演じているのは、強大な力をもつ者たちが集まったアベンジャーズを率いる長官ニック・フューリー。彼は劇中でメンバーに指令を出すだけでなく、エゴのぶつかり合いで調和の乱れたチームをまとめ、さらに彼らを統率している委員会からメンバーを守る役割も果たす。「映画の世界全体を把握しながら、それぞれのキャラクターとニック・フューリーの関係をつねに考えながら演技するようにしたよ。メンバーによって何が必要かが違うんだ。スタークは特殊な取り扱いが必要だし、ソーにいたっては別世界の人間だからね(笑)。ニックはメンバーの悩みの渦に巻き込まれることもあるけど、みんなが一致団結できるものを見いだして、“個人でいるよりチームでいる方が強いんだ”ってことをメンバーに感じさせなければならないんだ」。だからこそ、フューリーには“強大な力”以上の能力が求められる。それは、ジャクソン個人の考え方とも共通する部分があるようだ。「世界は混沌を深めていくけど、私自身は英雄的な存在を求めてはいないんだ。私はヒロイズム(英雄的行為)よりもソリューション(問題の解決方法)こそが重要だと思う。ひとつずつ問題を解決すること、自分が問題の一部にならないことが大事なんだ」。どれだけ大きな力を持っていても、それだけでは問題を解決することはできないし、世界を救うことはできない。本作が描く重要な問題に立ち向かう際、先頭に立つのはやはり、ニック・フューリー=サミュエル・L・ジャクソンが適任なのだろう。そんなジャクソンの想いを見事に脚本にし、演出したのが本作を手がけたジョス・ウェドン監督だ。「この映画の製作チームは監督の選択に優れていると思う。ジョス・ウェドンはこのジャンルをよく理解しているし、ファンの気持ちが誰よりわかってるんだ。私もファンだからね(笑)。彼はアドベンチャーやアクションだけじゃなく、このジャンルに必要な“ユーモア”をちゃんと理解して、映画を製作した初めての監督だと思うよ」。自身を「あれこれとマルチに活動するのではなく、自分でゴールを決めて、ひとつのことをひとすじにやり遂げたいタイプ」と分析するジャクソンは、自身のキャリアの中で最も長い期間、ひとつの役=ニック・フューリーと向き合った。「私はヒーローを演じたいとはまったく思わなかったな」と断言するジャクソンが、本作でどんな活躍を見せるのか、スクリーンで目撃してほしい。『アベンジャーズ』公開中
2012年08月17日9月に東京芸術劇場リニューアル・オープン第1弾として、ハンガリーから招かれる劇団オルケーニ制作のジャンク・オペラ『ショックヘッド・ピーター~よいこのえほん~(以下SHP)』が、5月にハンガリー・ブダペストで上演された。小学生から祖父母の世代まで楽しめる上質のミュージカルだが、“お子様向け甘口娯楽”とは大違い。親に逆らう子供たちがたどる恐ろしい運命が描かれている。音楽劇『ショックヘッド・ピーター』チケット情報原作は19世紀にドイツの精神分析医ハインリヒ・ホフマンが書いた絵本『もじゃもじゃペーター』。日本でも翻訳出版されているベストセラーを、1998年に舞台化したのは3人の英国人だ。演出と美術を手がけたジュリアン・クラウチとフィリム・マクダーモットは、エッジのきいた作風で物議をかもす。音楽はエスニックからオペラまで多彩な要素を織りなす、パンク・バンド「タイガー・リリーズ」のマーティン・ジャック。英国最高の演劇賞であるオリヴィエ賞2冠に輝く英国版では、ジャックの妖しい歌声にのって家庭教育を嘲るホラーショーが展開した。今回来日するハンガリー版は、物語と曲は英国版と共通だが、演奏も装置や衣裳のデザインも大きく変更されている。優れた芸術性で知られるオルケーニ制作の舞台には、1920年代のキャバレーを連想させるバンドと、仕掛けに富む装置が配される。空間全体がグロテスクな美意識に包まれ、工夫を凝らした流血シーンには客席から歓声が上がる。母親役に男優が扮するなど、多くの役が性を交換する演出は滑稽さを増しつつ、「この残酷劇は虚構」と若い観客に伝える。いっぽう成熟した観客は、“しつけ”の力関係を通して現実の社会に向き合う。たとえば、子供を型にはめる親の姿は、国民を抑圧する政治家に重なって、「権力者は法律や暴力で他者を支配できるか?」と問いかける。観客に多彩な視点をもたらす悲喜劇の背景について、演出家アシェル・タマーシュは「僕が演出を始めた40年前のハンガリーはソビエトの影響下にあり、表現活動は政府の検閲を受けた。だから、ひとつの話を複数のレベルで捉える方法を磨くようになったんだ」と語る。ブラック・ユーモアが炸裂するSHPは、戦後の東欧の苦い歴史を反映している。近年アシェルは国際的にも評価を高めている。オスカー女優ケイト・ブランシェットの依頼でオーストラリアの劇団のために演出したアントン・チェーホフ作『ワーニャ伯父さん』は、7月に米・ニューヨークのリンカーン・センター・フェスティバルで賞賛された。深いドラマ解釈に基づき俳優の身体をいかすアシェルは、SHPの登場人物たちにも特異な魅力を与えている。親の言いつけに抗い、火遊びして炎に包まれる少女も、しゃぶった指を切られる赤ちゃんも、悲惨な目に合う瞬間さえ可愛さを失わない。風雪に耐えて生き抜いてきた東欧のアーティストの強さを秘めた怪作は、新鮮な刺激で日本の観客を挑発してくれるだろう。公演は9月1日(土)から9日(日)まで東京芸術劇場・シアターイーストにて上演。チケットは発売中。取材・文:桂真菜
2012年08月15日世界中で大ヒットを記録している『アベンジャーズ』に出演しているサミュエル・L・ジャクソンがジョス・ウェドン監督らと共に来日し、14日に開催されたジャパン・プレミアに出席。日本語吹替え版のボイスキャストを務めた竹中直人、米倉涼子も出席した。その他の写真『スターウォーズ』シリーズや『パルプ・フィクション』に出演し、日本でも高い人気を誇るサミュエル。本作ではヒーローたちをまとめ上げるニック・フューリー長官を演じているが、サミュエルをひと目見ようと会場の六本木ヒルズアリーナにはおよそ600名のファンが集結。思い思いのヒーローたちのコスチュームをまとったファンもおり、サミュエルは彼らの握手やサインの要望に丁寧に応じた。壇上に上がるとサミュエルは「日本人は映画を分かってくださる最も素晴らしい観客。みなさんに楽しんでもらえたら嬉しいです」とあいさつした。そんなサミュエルの日本語吹替えを担当した竹中はサミュエルを見上げつつ「存在自体に迫力がある!」とそのオーラに気圧された様子。サミュエルは時折、竹中の肩に手を回し「竹中さんに声をやっていただけて光栄です。というのは、すでに多くの出演作で素晴らしい俳優であることを知ってましたから。役に深みを与えてくださると確信してました」と称えた。スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウの吹替えを務めた米倉は「アクションも、サミュエルさんの指揮も全部、楽しんでいただけると思います」と呼びかけた。ウェドン監督はそんな米倉を前に「スカーレットって誰だっけ? という感じだよ」とその美貌を絶賛。プロデューサーのケビン・ファイギも「もしかしたらスカーレットが足を折ったり、休暇を取る可能性もある。そんなとき、米倉さんの携帯が鳴るかもしれません」と、噂される本作続編への米倉さんの出演をほのめかし、会場をわかせていた。最後にサミュエルは熱烈なファンを前に「東京、ありがとう! オリンピックの次は『アベンジャーズ』を見よう!」と覚えたての日本語で語りかけ、会場は歓声に包まれた。『アベンジャーズ』公開中取材・文・写真:黒豆直樹
2012年08月14日その壮大さゆえに“映像化不可能”とまで言われた冒険小説の金字塔「指輪物語」を3部作で見事映像化し、世界各国で大ヒットを記録した『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ。最終章の公開からおよそ8年、ピーター・ジャクソン監督がそのプロローグにあたるJ.R.R.トールキンのもう一つの傑作小説を、第1部『ホビット 思いがけない冒険』を皮切りに、当初2部作での公開予定から急遽3部作として制作することが決定!第1部の公開に先駆けて、新たな旅の始まりを予感させる本作のポスタービジュアルが披露された。舞台は、フロド・バギンズの“指輪”を巡る旅が描かれた『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの60年前の世界。フロドの養父であり、指輪の前の所有者であるビルボ・バギンズを主人公に、彼が国を救うための冒険で指輪を手にする物語が3部にわたって描かれる。今回公開となったのは、その第1部『ホビット 思いがけない冒険』のポスター・ビジュアル。イアン・マッケラン演じる灰色の魔法使い・ガンダルフが、大草原が広がるホビット族の村の中で静かに佇む姿が描かれている。ここにはマーティン・フリーマン扮する主人公ビルボ・バギンズの姿は描かれていないものの、これから待ち受ける“思いがけない冒険”の始まりを予感させる仕上がりとなっている。当初、2部作での公開を予定していた本作だが、ジャクソン監督の意向により急遽3部作となることが正式発表され、海外ではこの新たなシリーズへの期待感が急激に高まっているという。この決定に際し、ジャクソン監督は「1作目、2作目のラフを見てみたが、ストーリーのまとまり具合に非常に満足した。それでも(原作の)『ホビットの冒険』の物語の豊かさと『指輪物語』に登場する内容を考えてみると、一つの疑問が頭をもたげた。つまり、ストーリーをもう少し語ったほうがいいのではないかと。映画製作者として、そしてファンとして我々が導き出した答えは無条件に“yes”だった」と一切の迷いは無かったことを明かす。ガンダルフ役のイアンやビルボ役のマーティンを始め、ケイト・ブランシェット、オーランド・ブルーム、イライジャ・ウッド、そしてゴラム役のアンディ・サーキスまで、『ロード・オブ・ザ・リング』でおなじみのキャラクターが再び登場するのに加え、さらなるボリューム追加の知らせ。新たなるシリーズが、再び映画ファンを壮大なるファンタジーの世界へと連れて行ってくれそうだ。第1部『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日(金)、第2部『ホビットゆきて帰りし物語』は2013年12月13日(金)、第3部は2014年夏に2D/3Dでの公開を予定している。■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURESホビット ゆきて帰りし物語 2013年12月13日より全国にて公開
2012年08月10日ダイアナ・ロスが、故マイケル・ジャクソンの子供たちの養育権を引き継ぐことを検討しているようだ。マイケルの遺言により3人の子供であるパリス、プリンス、ブランケットの後見人に指名されているダイアナ。現在は祖母のキャサリン・ジャクソンとマイケルのいとこに当たるティト・ジョセフ・ジャクソンが3人の子供たちの共同親権を保有しているものの、必要があればダイアナは子供たちの養育を引き受ける覚悟があるようだ。最近3人の子供たちの元を訪れたダイアナと一緒にいたというジャクソン一家の1人は、「New York Post」紙に「今回初めてダイアナは『もし必要ならば』と前置きをしつつも養育権に踏み込む意思を示したようですね。彼女はそういったことに関していままで何も話さなかったんですが。後見人に指名されたかったかどうかは別にしても、ダイアナはどんな義務も放棄することはないでしょうね」と明かした。先日、子供たちの祖母・キャサリンが失踪し、3人の親権を一時的に喪失し再び獲得したという一件もあり、ダイアナは子供たちが無事でいるかを確かめるために直接カリフォルニアのカラバサスに出向いて面会したと先の人物は語る。「(2009年にマイケルが亡くなった後、ダイアナは子供たちに電話をして)何かアドバイスやほかに必要なものがあるかを確かめたんです。そういうこともあり、先週、彼女は子供たちの本音を聞くために、直接会いに行ったんです。ボディランゲージなど微妙なニュアンスはなかなか電話では嗅ぎ取ることはできないですからね。マイケルだけがダイアナを愛してるんじゃないんです。私たち全員愛してます。マイケルの子供たちも彼女を慕っています」。そしてダイアナは、14歳のパリスちゃんに何か助けが必要な場合はすぐに電話するように言ったようだ。ダイアナは御年82歳になるキャサリンが子供を育てるだけの責任と能力があるかを心配しているようで、ジャクソン家の家族の大半は、その責任をダイアナが引き取ることを好意的な目で見守っているという。
2012年08月08日英国のリアリティ音楽オーディション番組「The X Factor」が、新シーズンでマイケル・ジャクソンやエイミー・ワインハウス、エルヴィス・プレスリーらをホログラムで登場させようとしているようだ。英「The Sun」紙の報道によれば、同番組のプロデューサー陣は、番組を「より良くしていくため」に、出場者たちがマイケルやエイミーといったいまは亡きスターたちとデュエットできるよう企画しているという。今年3月にはサイモン・コーウェルが視聴率の低下と新しい審査員陣の選考で批判を浴びたことから、同番組を終了させるともうわさされており、続く6月には番組を製作するITV自体が同番組に「頼りすぎている」という理由で番組終了を検討しているとも報道されていた。しかし、番組の製作陣は挽回の可能性をいまだ探っており、セリーヌ・ディオンがスティーヴィー・ワンダーのホログラムと共演したことに、同番組のトップであるリチャード・ホロウェイがインスピレーションを受けているとある関係者は明かす。「『The X Factor』は常に向上し続けなければならず、観客をアッと言わせる手段としてホログラムを使うことを検討しているんです。エルヴィスやエイミー・ワインハウスがグランドファイナルに出場していることを考えてみてください。素晴らしいTV番組となり、出場者にとってもすごい体験になるでしょうね。ホログラムのテクノロジーはすでにいくつかの大イベントで活用されてきました。『The X Factor』のファイナルステージはそれに相応しい場所でしょう。リチャード・ホロウェイが昨年、ホログラムのスティーヴィー・ワンダーとセリーヌ・ディオンが共演しているのを見て、そのアイデアを思いついたようです」と語っている。4月15日(現地時間)の巨大野外型音楽イベント、コーチェラ・フェスティバルにて没後15年の2パックをドクター・ドレーとスヌープ・ドッグがホログラムで復活させて以来、ジミ・ヘンドリックス、マーヴィン・ゲイ、ジム・モリソンなどもホログラムでステージに登場する案が出てきており、最近ではエイミーの父ミッチ・ワインハウスも娘の音楽的偉業を継続させる手段としてホログラムが最適だと語っていた。「The X Factor」は現在、新シーズンへ向けてのオーディションの真っ最中だという。
2012年08月07日トム・ヒドルストンが世界で最もホットな俳優に選ばれた。日本でも今月14日(火)公開予定のアクション大作『アベンジャーズ』にロキ役で出演しているトムだが、同作で共演したクリス・ヘムズワースやロバート・ダウニーJr.を差し置いて「Total Film」誌の選ぶ最もホットな俳優に選出され、同時に『アベンジャーズ』も「最もホットな映画」に輝いている。同誌の24万人以上の読者による投票を得て、クリスチャン・ベイルやライアン・ゴズリングを上回っての1位選出となったトムは「本当にびっくりだよ。僕に投票してくれたみんなにありがとうって言いたいな。こんな素晴らしいノミネート陣に肩を並べるだけで光栄なのに、1位に選ばれるなんてすごいおまけだよ。俳優は自分を見てくれる観客なしには俳優とは言えないから、僕の周りにいてくれるファンのみんなが僕の仕事に信頼を置いてくれているっていうことは、僕にとって大きな自信の源だよ」と喜びを語った。『アベンジャーズ』は最もホットな映画のタイトルと同時に、「最もホットなシーン」にも選ばれ、さらに監督を務めたジョス・ウェドンも「最もホットな監督」に輝いている。一方、ピーター・ジャクソン監督の最新作で、12月14日(金)より日本公開予定の『ホビット 思いがけない冒険』は、「今年最も期待の高い作品」と「最もホットな予告編」に選出されている。■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURESアベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年08月06日二部作の予定で製作されている『ホビット』が、三部作になるかもしれない。撮影を終了したピーター・ジャクソン監督は、3つ分の映画を作るに十分な素材があると判断し、スタジオも大賛成のようだ。しかし決定するには、権利の保持者や出演俳優の同意が必要となる。その他の情報『ロード・オブ・ザ・リング』のプレクエルにあたる『ホビット』は、第一部が今年12月、第二部が来年12月に公開される予定。撮影は2作まとめて行われ、最近終了した。しかし、今になってジャクソン監督が、三部作にしたいと考え始めたようだ。そのほうが当然全体の興行成績がより大きくなるため、配給のニューライン・シネマを傘下に持つワーナー・ブラザースも大賛成。『ハリー・ポッター』に次いで、『ダークナイト』という大ヒットシリーズが終了してしまう今、ワーナーにとっては、まさに大歓迎のニュースと言える。しかしゴーサインが出るためには、出演俳優や、この作品の権利を分かち合うさまざまな人たちの同意を得なければならない。俳優たちは2作分の契約をしているため、3作できるとなると、当然ギャラは再交渉ということになる。マーティン・フリーマン、イアン・マッケランとの交渉は、すでに始まっているらしい。『ハリー・ポッター』や『トワイライト・サーガ』シリーズは、最終章をふたつの映画に分けて成功した。『ハンガー・ゲーム』シリーズも原作は三部作だが、3作目をふたつに分けることが決定している。だが、これらの作品では、ふたつに分割することは最終章の撮影開始前に決められており、『ホビット』のように撮影が終わってから変更されるのは珍しいことだ。文:猿渡由紀
2012年07月27日ドラマ「泡沫(うたかた)の夏」やNHKドラマ「上海タイフーン」などに出演し、日本でも人気のピーター・ホー。台湾では「恋人にしたいドラマ俳優No.1」に選ばれ、ここ5年間は仕事漬けの多忙な日々を送り、最近初めて2か月近くの長期オフがとれたという。そんな彼がドラマ「僕らはふたたび恋をする」のプロモーションで来日したところをキャッチ!ピーター演じるジアカイはイケメン&仕事もバリバリこなし、女子の心をわし掴みにする要素満載の理想の男性。ピーター本人も同性として魅力的だと語る。「ジアカイは物事の対処能力がすごく高いんですよね。女性を気遣って、何かあったら適切に解決して正しい道に導いてあげる。それも嫌味なくサラッと自然にね。そういうところは僕も見習いたいです(笑)。ただ彼は育った環境や父親との関係から人と距離を取るタイプ。僕は実際には父親とも仲が良いし、人に対しても溶け込みやすいタイプなのでその部分では違うかな」。そんなデキる男の見えない心の傷を少しずつ癒していくのが、ヒロインのシャオシャン。事故で亡くなった先輩の娘を養女として育てるため、仕事探しに奮闘し、幼稚園のママたちからの嫌味にも健気に耐える女性だ。「シャオシャンは優しい心を持っていてまっすぐなところが魅力的。頭は良いんだけど、頭を使って打算的に何かをするというのがないところがいい。いまって自分が得をしたいという気持ちがついつい出てしまうことが多かったりするじゃないですか?彼女はそういうところが全くない。演じた(チャン・)チュンニンも、最初は正直ちょっと傲慢で冷たい印象だったけど(笑)、自分のイメージをあまり考えないで大声で笑ってたりするんで、自然なところはシャオシャンと似てますね」。「僕らはふたたび恋をする」は、偶然エレベーターに閉じ込められたジアカイとシャオシャンが出会い、惹かれ合うものの、想いを告げられずに別れ、その8年後に運命の再会を果たし、数々の偶然に導かれていく物語。「本作のような運命って信じますか?」と質問すると、ピーターは自身が体験したロマンティックなこんな話を披露してくれた。「運命ってありうるんですよ!小学生のとき、フェンス越しにいる名前も知らない相手とお互いに石を投げ合って遊んでたんです。その後、18歳の夏休みのときにラスベガスから台湾にやってきた女性と親しくなって彼女が昔話をしたんです。『子供のときにフェンス越しに石を投げ合ってた意気地のない男の子がいて、私が投げた石が当たってその子が泣いちゃったのよ』って。その意気地のない男の子は僕だったんです(笑)。これって運命ですよね?世の中は広いようで狭いと思いましたよ(笑)」。ピーターも現在36歳。「40歳までに結婚したい」とも話すが、ジアカイのように運命の人に出会っているのかも気になるところ。「僕は28歳のときに『30歳で結婚したい』と言ったことがあります(笑)。常に生活には変化が起きていますから、理想通りにはなかなかうまくいきませんよね。でも焦らなくていいと思ってます。神様はちゃんと自分に合う人をこの世の中に必ず1人用意してくれていると思うんです。焦りを持ってしまうと間違った人と結婚してしまうと思うので、正しい人と結婚するのがいいと思います」。ちなみに、ピーターの理想の女性の条件は「料理上手」が必須とのこと。「僕は料理が下手なので料理上手で優しい人がいいですね。頭はそんなに良くなくて大丈夫。僕が抱く日本人女性のイメージも“料理上手”なんですよ。小学生のときに母親が日本人の同級生がいて、家に遊びに行くとお母さんがいつも優しくて、美味しそうな料理を作っていたので。子供の頃からそういうイメージです。香港や台湾でよく飲まれる薬膳やいろんな具を入れて作るスープが上手に作れる女性だったら、僕は心奪われてしまうかもしれません(笑)」。背が高く、見事としか言えない大きくてしなやかな肉体を持ち、さらにはいい意味で“開けっぴろげ”に自分の思いを素直に語ってくれるピーター。大人の余裕からくるその佇まいは、劇中のジアカイ同様、器の大きな人。きっと本作のピーターに触れれば、誰もがきっと、ふたたび恋をしたくなるハズ!!ぜひ、ご覧あれ。(text:Tomomi Kimura)特集「欲張り女子は華流を先取り!」「僕らはふたたび恋をする<台湾オリジナル放送版>」DVD−BOX112,600円(税込)リリース中!DVD−BOX212,600円(税込)8月3日(金)発売DVD−BOX312,600円(税込)9月5日(水)発売※同時レンタル開始発売元・販売元:エスピーオー公式サイト:© Dreamland Image Co. Ltd., Taiwan, 2011■関連作品:僕らはふたたび恋をする [海外TVドラマ]© Dreamland Image Co. Ltd.,Taiwan,2011.
2012年07月25日『ハンガー・ゲーム』のゲイリー・ロス監督が、ディズニー作品『ピーター・パン』の前日譚を描く『Peter and the Starcatchers』(原題)の監督を担当する可能性が出てきた。実は、『ハンガー・ゲーム』シリーズの第2弾となる『The Hunger Games:Catching Fire』(原題)の監督オファーを蹴っていたゲイリーは現在、このディズニー作品との交渉を行っているという。デイヴ・バリーとリドリー ピアスンが共著した原作「ピーターと星の守護団」(主婦の友社刊)を基に、ジェシー・ウィグトウが脚本を手がける本作は、ピーター少年がネバーランドに向かう船の中で友達となった少女・モリーから、海賊の黒ひげ団から守らなければいけないという魔法の星が詰まったトランクの存在を知らされたことをきっかけに、2人の冒険が始まるというストーリー。かの「ピーター・パン」の前日譚となるアクション・アドベンチャー作品である。同作は既に「PETER AND THE STAR CATCHER」とというタイトルでミュージカル化されており、トニー賞を5つも授賞している。■関連作品:ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年07月19日台湾ドラマ「僕らはふたたび恋をする」の日本放送開始&DVD発売を記念して、主演のピーター・ホーとヒロイン役のチャン・チュンニンが来日。7月4日(水)に都内劇場で行われたファンが見守る中での公開記者会見に出席した。ドラマ「泡沫(うたかた)の恋」や『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』のピーターと台湾版「ハチミツとクローバー~蜂蜜幸運草~」のチャンの共演作として注目を浴びる本作。エレベーターに閉じ込められたことをきっかけに互いに惹かれ合うも想いを伝えきれずに別れた男女が、それぞれのパートナーとの別れを経て再会し不器用ながらも恋を紡いでいく姿を描く。大きな歓声で迎えられたピーター。大好きな日本食を楽しんでいるようで「こっちに着いてからずっとお腹がいっぱいです。今回は3日の滞在ですが、夜食も入れて全部で12回食事する機会がありますね(笑)。さっきもつい昼を食べすぎて眠たかったんですが、みなさんの顔を見て目が覚めました」と満面の笑みを浮かべた。チャンは「ピーターとは大の仲良しなので楽しく撮影できました。日本に彼とこうして一緒に来ることができて、同窓会のような気分です」とこちらも笑顔を見せた。2人は昨年、チャリティイベントで共にベトナムを訪れたそう。チャンはそこで初めて接したピーターについて「人の良さがすごく印象的で、家に帰ってから30分くらい母に彼の話を延々としてたくらいなんです」と語る。「そうしたら年末にこの作品の脚本が届き、共演者がピーターと聞いて即決しました」と出演に至る経緯を明かした。そんなチャンに「撮影に入ったら30分くらい文句を言われてたけど」とおどけつつ「ベトナムで子供たちと接し、涙する彼女の姿を見て、優しい彼女の一面に触れ、共演してみたいなと思ってました」と語る。改めて共演を経ての印象について尋ねると、チャンは「役と同じですべてのことに自分の考えを持っている男性です。“台湾一の肉体美を持つ俳優”という称号通りでしたね」とニッコリ。劇中、たびたびピーターはその鍛え上げた肉体を披露しているが「彼はいつも自分と向き合ってるから(脱ぐことに対して感覚が)麻痺していたかもしれませんが、私たちは毎回、楽しませてもらってました」と語り、会場を沸かせた。一方のピーターは「か弱い女性に見えますが、彼女はすごい瞬発力の持ち主です。最初の出会いのシーンでの大泣きする姿には驚きました。これまでこんな演技をする女優さんと共演したことはなかったので」と称賛を送っていた。ちなみにピーターは、撮影中に誕生日を迎えたチャンの顔にバースデイケーキをぶつけるというイタズラを実行したそうだが、「彼女はすごく意志が強いんです。追いかけられて、しっかりとリベンジされました(苦笑)」と明かすなど、劇中さながらに仲の良い様子を見せた。「僕らはふたたび恋をする」は「アジアドラマチックTV★So-net」で放送中。「僕らはふたたび恋をする」<セル>「DVD-BOX1」発売中「DVD-BOX2」発売日:8月3日(金)「DVD-BOX3」発売日:9月5日(水)価格:各12,600円(税込)<レンタル>vol.1~vol.5レンタル中vol.6~vol.108月3日(金)より開始vol.11~vol.159月5日(水)より開始公式サイト:■関連作品:僕らはふたたび恋をする [海外TVドラマ]© Dreamland Image Co. Ltd.,Taiwan,2011.
2012年07月04日サミュエル・L・ジャクソンが主演だけでなく製作総指揮も務める最新作『コンフィデンスマン/ある詐欺師の男』が10月に日本公開されることが決定した。その他の写真『コンフィデンスマン…』は、親友を殺した罪で服役するも刑期をつとめあげてカタギになろうとしていた男フォリー(ジャクソン)が、殺してしまった親友の息子イーサンに“裏の仕事”を持ちかけられ、封印したはずの“天才詐欺師”としての才能を発揮したことから、予想もしなかった展開に巻き込まれていく姿を描く。マフィア、家電修理店の店主、ジェダイの騎士、マーベル・コミックのスーパーヒーローを指揮する司令官……これまで数々の役を演じてきた名優ジャクソンが最新作で演じるのは“天才詐欺師”だ。本作で彼は、逃れることのできない過去を背負ったまま、新たな人生を踏み出そうとする男を演じている。ちなみに彼が映画で製作総指揮を務めるのは、2001年製作の『ケミカル51』以来11年ぶり。脚本に惚れこんだというジャクソンの気合いの入った演技に期待したい。『コンフィデンスマン/ある詐欺師の男』10月6日(土)より銀座シネパトスほか全国公開
2012年06月29日『ホビット 思いがけない冒険』のワールドプレミアがニュージーランドで開催されることが明らかとなった。日本では12月14日(金)より公開予定の同作が、世界公開に先駆けたワールドプレミアを、撮影が行われたニュージーランドの首都・ウェリントンにあるエンバシー・シアターで11月28日(現地時間)に開催するという。同作の監督を務めたピーター・ジャクソンは「撮影の始まったこの地以外で本作のベールを解くことは考えられない」とコメント。ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキンの小説を基にしている本作は、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の物語の60年前を描いており、マーティン・フリーマン演じる主人公のビルボ・バギンズが失われたドワーフ王国を邪竜・スマウグから奪還するために冒険に出るというストーリーである。『ロード・オブ・ザ・リング』3部作にも出演していたイライジャ・ウッド、オーランド・ブルーム、イアン・マッケランは同じ役柄を引き継いでおり、さらにアンディ・サーキス扮するゴラムもモーションキャプチャーを駆使して再登場する。本作は2部作となる予定で、後編『ホビット ゆきて帰りし物語』は2013年12月13日(金)に日本公開される予定。■関連作品:ホビット ゆきて帰りし物語 2013年12月13日より全国にて公開ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年06月11日