映画界で最も成功し、最も影響力のある監督の1人、スティーブン・スピルバーグの待望の最新作『レディ・プレイヤー・ワン/Ready Player One』(原題)の日本公開が2018年に決定。合わせて、米サンディエゴ「コミコン」にて初お披露目された最新映像が到着した。舞台は、貧困の差がいっそう激しくなった西暦2045年。人類の歴史を変えた仮想ネットワークシステム「オアシス」に、世界へ向けてメッセージが突如発信された。この仮想世界を開発し巨万の富を得たジェームズ・ハリデーが死去、「オアシス」に隠された謎を解き明かした者に、すべての遺産を譲り渡すと――。かくして、その覇権を賭けた争奪戦が開始された。オタクの高校生ウェイド(タイ・シェリダン)もその1人。彼の唯一の特技は、この「オアシス」に誰よりも精通していること。果たして、ウェイドはすべての秘密を解き明かすことが出来るのか!?『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』で2度のアカデミー賞監督賞に輝き、監督作のトータル世界興行収入は93億6,000万ドル(※Box Office MOJO 調べ)を超えるスピルバーグ。『E.T.』『ジュラシック・パーク』『A.I.』『マイノリティ・リポート』と数々のSF映画の金字塔を打ち立て続けてきたレジェンドが、今回、『ハリー・ポッター』シリーズのワーナー・ブラザースと『A.I.』以来16年ぶりにタッグを組み、彼にしか描けないSF超大作を生み出した。アーネスト・クラインによるベストセラー小説「ゲームウォーズ」を原作にした本作。若きスピルバーグ監督を形作ったような1980年代のポップカルチャーや、いまなお世界のエンターテインメントへ影響を与える日本のアニメ・特撮ネタが、原作小説ではふんだんに盛り込まれたストーリーが描かれている。先日、米サンディエゴにて開催された世界最大のポップカルチャーの祭典「コミコン・インターナショナル」では、約2分半もの特別映像がお披露目。『X-MEN:アポカリプス』『MUD-マッド-』などで知られるタイ・シェリダン演じる主人公のウェイドが、2025年生まれながら「1980年代に生まれたかった」と語るところから始まる。その彼がバーチャルリアリティの世界へ飛び込むと、目を見張るほど美しく刺激的なVRの世界が次々と展開!初めて目にする映像世界がスピーディーに繰り広げられる中、そこには『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンや、『アイアン・ジャイアント』そっくりのロボ、『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クインや『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガーらしき姿が。さらに、『AKIRA』に登場する金田のバイクのようなバイクも!?しかも、このバイクをよく見れば、キティちゃんのステッカーとSEGA のステッカーらしきものが張られている!?この映像が解禁されるやいなや、世界中で話題騒然、早くもさまざまな憶測が飛び交っている。映画を愛し、世界の映画界をけん引し続けるスピルバーグ監督だからこそ描くことが許さる究極ワールド。ストーリーやキャラクターはまだ謎に包まれているが、その驚きのVR世界を、ここから覗いてみて。『レディ・プレイヤー・ワン』(原題)は2018年、全国にて公開(全米公開:2018年3月30日)。(text:cinemacafe.net)
2017年07月25日今年20周年を迎えたヒップホップダンスボーカルユニット「DA PUMP」のリーダー、ISSAが主演を務めた『ブレイブX(テン) 極道十勇士』が、8月31日(木)、9月1日(金)に渋谷ユーロライブにて舞台挨拶付きプレミア上映が実施されることが決定した。関東裏社会の首領・徳永康男は、日本を一本に束ねる為に勢力拡大を急いだ。その野望に抗うのは、長野にある小さな組の組長・幸田昌己。だが、徳永の葵会との力の差は歴然。程なくして幸田昌己は組を解散することになる。居場所を失った組員たちが頼ったのは昌己の次男、カタギとして生きていた幸田真一(ISSA)だった。真一にとってヤクザの勢力争いなどは全く興味のないこと。だが、そんな彼にも「守りたいもの」はある。やがて幸一は徳永と対峙していく、10人の仲間たちとともに…。戦国の猛将・真田幸村と彼に仕えた10人のヒーローたちの物語「真田十勇士」をモチーフに作られた本作。主演のISSAさんが演じるのは、長野のヤクザ、幸田組の次男として生まれるも、カタギとして生きる真一(真田幸村)。仲間とともに巨大な組織に挑んでいく役を熱演している。ISSAさんは「この作品は自分にとって新たな挑戦でした。お話を頂いたときは持てる全てを出し切ってやり切ろうと強く思い挑みました」と語り、撮影中は「スタッフさんやキャストの仲間に助けられ、幸田真一という男を演じ切ることが出来ました。任侠の世界の話ですが、男道として守るべき大切な気持ちを学ぶことができ、またチャレンジしたいという気持ちになりました」とコメントしている。さらに、真一の異父兄でありながら幸田組に敵対する東京・葵会傘下の本間組に属する繁和(真田信幸)に第5回ジャパンアクションアワード・ベストアクション俳優に選ばれた山口祥行。2人の父親・幸田昌己(真田昌幸)役には、東京キッドブラザース出身、大河ドラマ「義経」や「鬼平犯科帳」など数々のドラマ・映画で活躍する三浦浩一。繁和の所属する本間組の組長であり義理の父でもある本間(本多忠勝)役に「スクール☆ウォーズ」「下町ロケット」などに出演する大石吾朗。そして葵会会長・徳永康男(徳川家康)役を、「必殺シリーズ」などでお馴染みの中条きよしが扮する。そのほか木村祐一、薬師寺保栄、本宮泰風(特別出演)、渡辺哲が脇を固め、「DA PAMP」のメンバーYORIとDAICHIも真一の仲間として出演している。『ブレイブX 極道十勇士』は8月31日(木)、9月1日(金)、渋谷ユーロライブにてレイトショー。(cinemacafe.net)
2017年07月25日アニメーション映画『はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜』が、2017年11月11日(土)より新宿ピカデリーほか全国の劇場で公開される。「はいからさんが通る 後編 〜東京大浪漫〜」は、2018年公開予定。「はいからさんが通る」とは原作の「はいからさんが通る」は、1975年〜1977年まで「週刊少女フレンド」にて連載された、大和和紀による漫画作品。1978年にはテレビアニメシリーズ(全42話)が放送され、その後、劇場実写映画(1987年公開 主演 南野陽子・阿部寛)、TVドラマ(1979年、1985年、2002年)など、これまでに多くのメディアミックス展開がされてきたが、今回連載40周年を記念して、新作劇場アニメーションとして前後編で復活。後編では、旧テレビアニメシリーズでは未完となった原作のラストエピソードまでを初めて完全アニメ化する。ストーリー時は大正。女学校に通う17歳の花村紅緒は、いつも明るくケンカっ早いところのあるじゃじゃ馬娘。親友の環とともに楽しい学園生活を送り、恋も結婚相手も自分で選びたいと思っている。そんなはいから娘が出会ったのは、笑い上戸なイケメン、伊集院忍少尉。実は彼が祖父母の時代から決められていた許婚であることを知った紅緒は、それに反発。愛のない結婚を阻止しようと奮闘して騒動を巻き起こすが、少しずつ少尉に心惹かれていく。キャラクター/キャスト花村紅緒:CV 早見沙織剣道では向かうところ敵なし、お転婆のじゃじゃ馬娘。年頃の女学生なのに、裁縫や家事全般が苦手で、男手ひとつで育てた父を心配させている。いつも明るく裏表のないフェアな性格で、周囲の人たちを惹きつける愛されキャラ。伊集院 忍:CV 宮野真守紅緒の許婚である、イケメン陸軍少尉。華族である伊集院伯爵家の息子とドイツ人の母との間に生まれたハーフ。知勇兼備に加え、家族思いで部下思い。さらに笑い上戸というチャーミングな一面もあるまさに王子のような存在で、女性達から絶大な人気を誇る。青江冬星:CV 櫻井孝宏紅緒が入社した出版社「冗談社」の社長であり、『冗談倶楽部』の編集長。豊かな長髪も目をひく美男だが、女性が苦手で触れられるとじんま疹が出てしまう。ひょんなことから、紅緒を編集者として雇うことに。鬼島森吾:CV 中井和哉伊集院の部下で、ともにシベリアに出兵した軍曹。満州に残って馬賊となり、一団は“黒い狼”と呼ばれて恐れられる存在に。左頬に十字の傷がある隻眼のワイルドな容貌で、ぶっきらぼうななかに優しさを持つ。藤枝蘭丸:CV 梶 裕貴紅緒より一歳年下の幼なじみで、歌舞伎の女形役者の美少年。穏やかな性格ゆえ子どもの頃から紅緒に翻弄されているが、実は彼女に片思いをしており、紅緒の許婚の登場にとある一大決心をする。北小路 環:CV 瀬戸麻沙美紅緒と同じ女学校に通っている親友。美しさと聡明さを併せ持ち、華族のお嬢様でありながら進歩的な思想に傾倒している。女性として誰よりも自立心が強く、紅緒のよき相談相手であり、お手本にしている人物。その他、花村少佐役を石塚運昇 、ばあや役を鈴木れい子 、牛五郎役を三宅健太、吉次役を伊藤静が担当することが決定している。指原莉乃プロデュースの「=LOVE」が声優として出演前編では、HKT48の指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ「=LOVE(イコールラブ)」の佐々木舞香、髙松瞳、瀧脇笙古が声優として参加することが発表され、アフレコ後のコメント映像が公開された。「=LOVE」にとっては声優デビュー作となる。竹内まりや作詞・作曲の前編主題歌「夢の果てまで」前編主題歌「夢の果てまで」は、竹内まりやが作詞・作曲を手掛け、紅緒役の早見沙織が歌唱を担当。映画の世界観をより一層引き立てる楽曲にも注目だ。作品情報映画「はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜」「はいからさんが通る 後編 〜東京大浪漫〜」公開日:前編 2017年11月11日(土)/後編 2018年公開予定原作:大和和紀「はいからさんが通る」監督(前編)・脚本:古橋一浩(「機動戦士ガンダム UC」「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」「らんま 1/2 熱闘歌合戦」)監督(後編):加瀬充子(「ヤング・ブラックジャック」「リストランテ・パラディーゾ」)キャラクターデザイン:西位輝実(「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」「輪るピングドラム」)サブキャラクターデザイン・総作画監督:小池智史(「ソウルイーターノット!」「ノラガミ ARAGOTO」「えとたま」)背景デザイン・美術監督:秋山健太郎 (「悪の華」「輪るピングドラム」「虹色ほたる」)色彩設計:辻田邦夫 ※辻は「1点しんにょう」。(「ONEPIECE FILM Z」「四畳半神話大系」「輪るピングドラム」)撮影監督:荻原猛夫(グラフィニカ)(「美少女戦士セーラームーン Crystal」「ONE PIECE FILM Z」「HELLSING OVA VIII・IX・X」)音響監督:若林和弘 (「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「精霊の守り人」)音楽:大島ミチル (「大河ドラマ 天地人」「ごくせん」「鋼の錬金術師」「赤髪の白雪姫」)前編主題歌:「夢の果てまで」(歌:早見沙織 作詞・作曲:竹内まりや 編曲:増田武史)アニメーション制作:日本アニメーション(「赤毛のアン」「ちびまる子ちゃん」「長編映画シンドバッド」)製作:劇場版「はいからさんが通る」製作委員会配給:ワーナー・ブラザース映画(C)大和和紀・講談社/劇場版「はいからさんが通る」製作委員会
2017年07月09日ワーナー・ブラザース映画のアドベンチャー・アニメ「レゴ(R)」シリーズの最新作となる『レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー』。この度、本作の日本語吹き替え版キャストとして、人気実力派声優の山寺宏一と沢城みゆきの出演が決定した。はるか遠い国、ニンジャゴーシティは、悪の帝王・ガーマドン軍に襲われて大ピンチに!特別な力を受け継ぐニンジャたち― ロイド、カイ、ジェイ、コール、ニャー、ゼン。この6人が世界を救うために巨大メカとともに立ちあがる――。師匠のウー先生に教わった、勇気とあきらめない心を信じ、それぞれのエレメント・パワーを駆使し、みんなの力が一つになるとき、世界の救世主となる最強チームが誕生する。めざめろ、ニンジャゴー!「レゴ(R)ニンジャゴー」は、日本では2012年にアニマックスで放送を開始し、その後2015年からはテレビ東京および系列局でTV放送され高視聴率を獲得している、6人の若きニンジャたちが大活躍する人気アニメ作品。英語版では、ニンジャたちの師匠であるウー先生の声を、ジャッキー・チェンが務めているほか、ジャスティン・セロー、デイブ・フランコ、オリビア・マン、フレッド・アーミセン、アビ・ジェイコブソン、クメイル・ナンジアニ、マイケル・ペーニャ、ザック・ウッズらが出演。そして今回、本作の日本語吹き替え版に、『LEGO(R)ムービー』『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』にも出演し、劇場版レゴ(R)シリーズには欠かせない存在、山寺さんと沢城さんが出演することが決定。“七色の声を持つ男”と呼ばれ、「それいけ!アンパンマン」「新世紀エヴァンゲリオン」など人気アニメキャラクターから、ウィル・スミス、エディ・マーフィ、ジム・キャリーと名ハリウッドスターまで華麗に演じ分ける山寺さん。『LEGO(R)ムービー』『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』ではバットマン役を演じていた山寺さんだが、今作では世界征服をもくろむ悪の帝王・ブラックガーマドンを演じる。また、「ルパン三世」の峰不二子役や、「ハリー・ポッター」シリーズのパーバティ・パチル役、「報道ステーション」のナレーターなど、幅広い演技で見る者を魅了する沢城さん。『LEGO(R)ムービー』ではワイルドガール、『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』ではバットガールを演じた沢城さんは、今回は主人公・ロイドの母であり、ガーマドンの妻・ココに扮する。なお、本作の特典付き前売り券が7月14日(金)より全国の上映劇場(一部劇場を除く)で発売開始されることも決定している。『レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー』は9月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月30日日本マンガ界が誇る大場つぐみ(原作・原案)×小畑健(作画)による人気コミックをNetflixが実写映画化する『Death Note/デスノート』。このほど、死神リュークのクールなキービジュアルとともに、最新予告がお披露目となった。ある日、偶然1冊のノートを手にした男子高校生ライト・ターナー。そのノートに、顔を思い浮かべながら名前を書いた人間を殺す力があることに気づいた彼は、やがて神のような力の虜となる。恐ろしい力を持つデスノートを利用して、生きるに値しないと思う人々を殺し始めていき…。世界の映画祭を震撼させたシチュエーションスリラー『サプライズ』や、ダン・スティーヴンス主演『ザ・ゲスト』などを手がけ、レジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザースによる「モンスターバース」の『ゴジラVSコング』(原題/2020年公開予定)でも、メガホンをとることが発表されている話題の気鋭アダム・ウィンガードが監督を務めた本作。ハリウッド屈指のクリエイター陣が集結し、日本でも映画、ドラマ、アニメ、舞台などで描かれてきた伝説的コミックを元に、新たな物語が展開する。主人公ライト・ターナー役を演じるのは、『きっと、星のせいじゃない。』『マイ・インターン』のナット・ウルフ。L役には、『ショート・ターム』のキース・スタンフィールド、ミア役に『ナイスガイズ!』のマーガレット・クアリーら、ハリウッド期待の若手キャストが集結。そして、名優ウィレム・デフォーが死神リュークの声を担当することも大きな話題を呼んでいる中、このたび解禁されたハリウッド版死神リュークのキービジュアルは、原作コミックでの姿を彷彿とさせる超絶クールなもの。もちろん、トレードマークともいえるお馴染みのリンゴを手にしている。また併せて公開された最新予告編では、主人公ライトがデスノートを手にして、徐々に殺人者キラ(KIRA)と化していく様子がより詳細に描かれ、「まだ足りない 世界を変えよう」とライトをそそのかすかのような、マーガレット演じるミアの存在も気にかかる。それを追うミステリアスな名探偵L(エル)との壮絶な追跡劇と駆け引きもダイナミックに描かれ、さらに期待が高まる映像となっている。Netflixオリジナル映画『Death Note/デスノート』は8月25日 (金) よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(text:cinemacafe.net)
2017年06月30日アメコミTVシリーズ初の女性ヒーロー「SUPERGIRL/スーパーガール」。その待望のセカンド・シーズンリリースにあわせ、女性監督作品の歴代No.1オープニング記録を樹立した映画『ワンダーウーマン』とのコラボ予告映像が、期間限定で公開された。ファースト・シーズン、普段はキャットコー・メディアでCEOキャット・グラント(キャリスタ・フロックハート)のアシスタントをしながら、犯罪を取り締まり、さまざまな悪党と戦ってきたカーラことスーパーガール(メリッサ・ブノワ)。地球を滅ぼそうとする者が、故郷クリプトン星からやってきたこともある。だが、彼女は、スーパーガールの時と同じように胸が高鳴ることを、“カーラ・ダンバース”としてはまだ体験していなかった。セカンド・シーズンに入り、カーラはキャットのアシスタントという安定した仕事から離れ、本当にやりたいことを模索していた。その一方で、特異生物対策局(DEO)では引き続きスーパーガールとして働き、ナショナル・シティの市民の安全を守りつつ、父ジェレマイアの行方を追っていた。カーラは、スーパーマン(タイラー・ホークリン)と組んで新たな悪党を倒しながら、私生活とスーパーヒーローとしての生活を両立させようと奮闘するが…。一方、ワンダーウーマンといえば、バットマンが“地球上で最強”と認めた、アメコミ界ぶっちぎりの美女戦士。プリンセスにして、地球最高レベルの強さと美しさを兼ね備えたスーパーヒ―ローだ。今回は、このDCが誇る2大女性ヒーローが夢の共演を果たしたコラボ映像が、ワーナー ブラザース公式YouTubeにて6月26日(火)23時59分までの期間限定で公開。スーパーガールは、「友達から借りた」と嬉しそうにワンダーウーマンが着用するブーツを自慢し、あのワンダーウーマンのポーズを満面の笑みで披露。お茶目でキュートな姿を見せている。また、冒頭ではワンダーウーマンが着用するブレスレットを身に着けた女性も登場している。本映像には、セカンド・シーズンの新たな女性キャラクターが勢揃いしていることにも注目だ。アメリカ大統領役で出演するリンダ・カーターは、1975年のTVシリーズでワンダーウーマンを演じていた“元祖”。ヴィランのレア役を務めるテリー・ハッチャーは、「デスパレートな妻たち」スーザン役でも知られるが、90年代にはTVシリーズ「新スーパーマン」で記者ロイス・レイン役を演じていた。まさに、話題の新旧DC女性ヒーローが大集結した貴重な映像といえそうだ。今回のセカンド・シーズンでは、スーパーガールのいとこであるスーパーマンがついに登場。そのほか「glee/グリー」キャストのゲスト出演や、ともに「glee/グリー」出身者であるスーパーガールのメリッサと「THE FLASH/フラッシュ」のグラント・ガステインによる“ミュージカル”クロスオーバーが「THE FLASH / フラッシュ<セカンド・シーズン>」の第17話で実現!そして第8話の最後には、フラッシュやアローなど、DCTVシリーズのヒーロー10名が大集結し、大きな話題を集めたクロスオーバー「インベージョン!最強ヒーロー外伝」につながるプロローグも収録。コンプリート・ボックスには、未公開シーン集を含めた約25分の豪華映像特典も収録される予定。「SUPERGIRL/スーパーガール<セカンド・シーズン>」は9月6日(水)ブルーレイ&DVDリリース(※同日デジタルレンタル配信開始)。『ワンダーウーマン』は8月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 2017年8月25日より全国にて公開(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC
2017年06月20日日本に先駆け、全米はじめ世界62か国で公開された『ワンダーウーマン』が、全世界興行収入トータル5億7000万ドルを記録、日本円にして約600億円を突破したことが判明。あのヒラリー・クリントンをはじめ、ルピタ・ニョンゴ、ジェシカ・チャスティン、アン・ハサウェイらも絶賛の声を贈っていることが分かった。女性だけの島で育ち、男性を見たことすらない好奇心豊かな“プリンセス”ダイアナが、生まれて初めて外の世界を知り、人々の争いを止めるため“最強の美女戦士”ワンダーウーマンとして立ち上がる姿を描く本作。「アメコミ史上最高傑作」との呼び声も高く、さらに、時折見せるダイアナ/ワンダーウーマンのチャーミングな姿に熱狂する人が続出中だ。全米公開3週目もその勢いはとどまるところを知らず、初登場の『カーズ/クロスロード』に次いで2位を獲得。全米4,018スクリーンで4,077万5,000ドル(約45億円)となり、公開日から合計は2億7,460万1,730ドルに、全世界62か国ではトータル5億7,180万1,730ドルで約629億円を突破。この公開3週目の興行成績はワーナー・ブラザース映画歴代作品で見ても、『ダークナイト』に次ぐ歴代No.2となっている(いずれも1ドル=110円、Box Office Mojo調べ)。いまだ男性優位社会のハリウッドで、スーパーヒーローの主人公は“男性でないと成功しない”という声もあった中、本作で女性監督歴代No.1オープニング記録を獲得したパティ・ジェンキンス監督は、いまやハリウッドの寵児となり、「いまハリウッドを動かしているパワフルな女性映画人」(VOGUE)、「どうやって、パティ・ジェンキンスがハリウッドに勝ったのか」(Vanity Fair)など、連日その偉業を分析するニュースが取り上げられるまでに。また、ヒラリー氏もハリウッドで行われた「クリスタル+ルーシーアワード」にビデオメッセージを寄せ、その中で本作の大成功を讃えながら「パティ・ジェンキンス監督は素晴らしい成功を収めた。世界を救う女性スーパーヒーローなんて、観に行かずにはいられない!」とメッセージを寄せた。注目すべきはその支持層で、この大ヒットを支えているのが、新規のファン層。アメリカでは通常、スーパーヒーロー映画は60%以上が男性客というが、本作では女性の観客が50%を超えている。海外メディアも、ドラマ性とユーモアのバランスが取れたストーリー展開と、ガル・ガドットが演じる「ワンダーウーマン」のキャラクターが幅広い観客の共感を集めていると分析。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では批評家92%、観客92%が支持するという高評価を獲得している(6月19日時点)。さらに、子どもたちにもその現象が広がっている。「大きくなったらダイアナみたいに何百か国語も話せるようになりたいの」「バースデーパーティーのテーマは『美女と野獣』って決めてたけど、3日前にやっぱり断然『ワンダーウーマン』のテーマにしたいと急遽変更」、「7人くらいの女の子が休み時間に遊んでいて、みんなワンダーウーマン役がいいと言いだした。女性だけの島アマゾン族らしく、みんなで話し合って一緒に悪に立ち向かうことにした」、先生に「制服やめてワンダーウーマンの衣装を着てきていいですか?世界を救うときが来たときに準備万端でいたいから」と言った子どももいたなど、ワンダーウーマン愛をTwitterで伝えることも流行しているという。もはや社会現象へとなっている「ワンダーウーマン」。その歴史は長く、コミックでは76年前にアメコミ誌「ALL STAR Comics」に初登場し、老若男女から愛される国民的人気を誇るキャラクターとなった。しかし、「スーパーマン」「バットマン」「スパイダーマン」などは何度となく実写映画化されたが、女性スーパーヒーローは興行的な成功が見込めないという理由で長らく実写映画化が叶わなかったのだ。ようやく誕生した、女性スーパーヒーローが主人公の実写映画の大ヒットには、ハリウッドスターたちも、マーベル作品の出演者などもスタジオの垣根を越えてSNS上で称賛しており、まさに歴史に名を刻む1本となっている。<女優たちからの絶賛コメント>■ルピタ・ニョンゴ今ちょうど劇場から出てきたところだけど、ワンダーウーマンはまさに神様からの贈り物!(中略)ガル・ガドットが登場すると観客のみんなはスクリーンにくぎ付けになるし、同時に真っ先に近くのコスチュームショップに走ってワンダーウーマンになりたくなる!監督パティ・ジェンキンスは極めて精巧な仕事をしている。完璧な世界観とリアルなストーリーが伝わってくる。(後略)■ジェシカ・チャステイン(ジェシカ自身がワンダーウーマンのポーズをしながら、ワンダーウーマンのTシャツを手にしたスチールを投稿)女子のみなさん、このポーズで決めましょ。この作品にはいま、私が求めているものが全部凝縮されている。ルピタのインスタを読んで是非観に行って!!!!■アン・ハサウェイジェシカの言うとおり!今週末ガル・ガドット、パティ・ジェンキンス、ワンダーウーマンのために映画を観に行こう。そしてハリウッドのみんなが自信もって、女性中心の映画作ってもいいんだって思ってもらいたいわ!■クロエ・グレース・モレッツワンダーウーマンが興行収入の記録を破った? Yes Yes Yes!■ブライス・ダラス・ハワードたったいま、パティ・ジェンキンス監督とガル・ガドットによって世界観が激しく揺さぶられた。映画館で大号泣。いまはワンダーウーマン観終わり後の人生を歩いているの。#人生観がガラリと変わった<『アベンジャーズ』チームも祝福!>■クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)ワオ!ホントにおめでとう!■クリス・ヘムズワース(ソー)ワンダーウーマンならマイティー・ソーのことをぶった切れると思う。(上記に対して、ガル・ガドットの返信)前からあなたは賢いひとだと思っていたわ。うん、やってみる価値はあるかもね!■マーク・ラファロ (ハルク)わーい!『ワンダーウーマン』女性監督のオープニング興行成績が史上最高ぶっちぎりトップ!<ガルの出演作『ワイルド・スピード』の仲間たちからも!>■ヴィン・ディーゼルどんなに誇らしいか言葉に表せないほどだよ…週末の記録破りの成績はとてつもない!!■ドウェイン・ジョンソンパチパチパチ♪ ワンダーウーマンの大ヒット。ファンが作品を見て大喜びしてくれている。若い頃から仲良くしているガルのことが俺は心底嬉しいよ! 彼女は素晴らしい!!<監督たちからも>■ジェームズ・ワン監督(『ワイルド・スピード SKY MISSION』/『アクアマン』)なんと素晴らしい作品!ガル・ガドット、パティ・ジェンキンス、あなた方は我々のインスピレーションだ。それと、クリス・パインはチャーミングでカリスマ的。ガルとの相性もばっちりだと思う。■ジョス・ウェドン監督(『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』)すっげーめっちゃ楽しめた!!『ワンダーウーマン』は8月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 2017年8月25日より全国にて公開(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC
2017年06月19日ワーナー・ブラザースが『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の続編『Fantastic Beasts and Where to Find Them 2』(原題)の製作にあたり、5人の若手俳優を募集している。J.K.ローリングのサイト「Pottermore」によれば、ワーナーは、ニュート・スキャマンダー、リタ・レストレンジ、ゲラート・グリンデルバルド、アルバス・ダンブルドア、そしてセバスチャンという名の役を演じるティーンエイジャーを公開オーディションで募集したいとのこと。具体的な条件は、年齢が、ニュート、リタ、セバスチャンは13歳から16歳、グリンデルバルドとダンブルドアは16歳から18歳であること。演技未経験者でも問題はない。しかし、イギリスで就業できることが必須条件なので、アメリカ人俳優には少々ハードルが高いかもしれない。撮影の拘束期間は今年8月から11月とされている。条件が合えば誰でも応募できるこのような公開オーディションは、いままでにもローリング原作の『ハリー・ポッター』シリーズ、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でも行われてきた。『ハリー・ポッター』シリーズ5作目からルーナ・ラブグッドを演じたイヴァナ・リンチは、2006年の公開オーディションで1万5千人の応募者の中から選ばれた。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のモデスティ役フェイス・ウッド=ブラグローブも同じく公開オーディション出身だ。(Hiromi Kaku)
2017年06月07日ゴジラとキングコングの戦いを描く映画『ゴジラVSコング』(2020年5月22日全米公開予定)の監督を、アメリカ版『デスノート』のアダム・ウィンガードが務めることが決定した。ザ・ハリウッド・レポーターが報じた。ウィンガード監督は、『サプライズ』や『ザ・ゲスト』などのスリラー映画を手掛け、最近では『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999)のリブート版『ブレア・ウィッチ』(2016)を担当。また、Netflix製作の『デスノート』の制作が終了したばかりだ。レジェンダリー・エンターテイメントとワーナー・ブラザースが手掛ける同作の詳細は明らかになっていないものの、『GODZILLA ゴジラ』(2014)と『キングコング: 髑髏島の巨神』(2017)を掛け合わせた作品になり、ゴジラとキングコングが最も強いモンスターを決める戦いを繰り広げるストーリーになると言われている。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの脚本を手掛けるテリー・ロッシオが、ほか6人の脚本家たちと共に同作品のストーリーを作り上げていくことになる。『GODZILLA ゴジラ』の続編となる『ゴジラ:キング・オブ・ザ・モンスターズ』にはカイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、チャールズ・ダンス、ミリー・ボビー・ブラウンらが出演することが決定しており、こちらも制作中。第1弾作品の監督を務めたギャレス・エドワードに引継ぎ、マイケル・ドゥハティが同作品の監督を務めることになっており、ドゥハティはザック・シールズとともに脚本も担当している。(C)BANG Media International
2017年06月02日俳優・木村拓哉が主演を務める映画『無限の住人』(公開中)が、アメリカ、オーストラリア、ドイツに加えて、新たにイギリス、オーストリア、スイス、ニュージーランドで公開されることが決定。この発表に合わせて、一部海外メディアのレビューも届いた。アメリカでの公開は、『十三人の刺客』の31スクリーンを超え、三池崇史監督史上、そして木村の邦画主演作史上で最大規模になるという。5月18日時点で、米批評家サイト"Rotten Tomatoes"での批評家の評価は80%、世界最大のオンラインデータベース"IMDb"での評価ポイントは「☆8.2」。ガーディアン紙のレビューでは星4つを獲得した。また、アメリカの映画情報誌『Hollywood Reporter』は、「本社バーバンクのエグゼクティブ達がこの作品を手本にして、『スーサイド・スクワッド2』を三池監督に任せることも夢ではないだろう」。イギリスのエンタメ情報サイト『The Upcoming』は、「剣戟アクションの演出は称賛されるべき出来。撮影法も素晴らしく、それはまるで薄暗いブリューゲルの絵画のようだ」とそれぞれ評価している。○海外メディアの反応■Hollywood Reporter(アメリカ/映画エンタメ情報週刊誌)三池監督の記念すべき100作品目となる『無限の住人』は、彼の溢れ出る無鉄砲なエネルギーと才覚が失われていないことを特徴づける最高峰の作品だ。近年のハリウッドのどのアクション映画よりも力強いスタイルを持ち合わせるが、皮肉にもこの作品は今年のカンヌ唯一の大手スタジオの作品なのだ。ユーモアがありバイオレンスに満ちた唯一無二の作品は、ワーナー・ブラザースの日本部門が製作。本社バーバンクのエグゼクティブ達がこの作品を手本にして、『スーサイド・スクワッド2』を三池監督に任せることも夢ではないだろう。■Screen Daily(イギリス/映画情報サイト)多くの作品を手掛けてきた三池崇史監督の100作品目。沙村広明の大人気アクションコミック×三池崇史の鮮やかなシネマパンクがさく裂。オリジナリティ溢れるバイオレンスな復讐劇は、艶やかでハイエンドな仕上がりは味わい深い。主演はアジアのエンターテイメント界のスター、木村拓哉。不死身の男は、傷を負った瞬間癒される。ただこの不死身という運命もまた諸刃の剣なのである。■First Showing(アメリカ/映画情報サイト)数時間前に本編を観終えてきたばかりだが、これはヤバい! サムライたちが何百人も束になって戦いを繰り広げている様はまさに圧巻! バイオレンスもクスリと笑えるシーンもある。そしてセットも衣装もゴージャスだ。■The Upcoming(イギリス/エンタメ情報サイト)剣戟アクションの演出は称賛されるべき出来。撮影法も素晴らしく、それはまるで薄暗いブリューゲルの絵画のようだ。三池監督は、様々な登場キャラクターたちの道徳観も問う。彼らの悪を正当化しながら、彼らの行動を罰する事が出来るのか? 浮世離れした面白さが、絶え間なく続くエンターテイメントだと言える。■Flickreel(イギリス/映画情報サイト)三池監督は往年の時代劇の手法でアクションシーンを撮影する。それはまるで深作欣二監督の作品を思い出させ、しかし速いフレームで役者を追いながら緊迫感を漂わせる彼の近代的な映画マジックも盛り込まれる。クライマックスは『十三人の刺客』に比類するレベル。だが『無限の住人』はドラマのあるスリリングなアクション映画でもあるのだ。■The Guardian(イギリス/新聞)三池ワールドが全開。そのアクションは、『LOGAN/ローガン』や他のハリウッド作品とも違う。アクションで衣装がなびくたびに興奮が止まらない。
2017年06月01日ディズニーによる実写版『ピノキオ』の監督をサム・メンデスが務めるようだ。『007 スペクター』などの監督として知られるメンデスは当初、ディズニーによるロアルド・ダール原作による小説『ジャイアント・ピーチ』の監督として候補に挙がっていたものの、現在は1940年発表の人気アニメ『ピノキオ』の実写化へと話が移行したとデッドラインは報じている。カルロ・コッローディ作の童話『ピノッキオの冒険』を原作としたディズニーアニメでは、子供のいないおもちゃ職人のゼペットが自分の子供の代わりとしてピノキオを作ったところ、ブルー・フェアリーに命を吹き込まれる。勇気を持ち、正直で優しい性格になれば本当の人間になれるとチャンスを与えられたピノキオは、コオロギの友人ジミニー・クリケットと外の世界へと飛び出すが、様々な試練に立ち向かうことになるという姿が描かれていた。同アニメはアカデミー賞で「星に願いを」の歌曲賞を含む2部門に輝き、ディズニーランドの人気アトラクションとなっている。『ピノキオ』の実写化に向けては長年取り組まれており、プロデューサーも務めるクリス・ワイツが脚本を執筆している。一方で、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズもギレルモ・デル・トロ、ロバート・ダウニー・Jr、ベン・スティラーを迎えた別バージョンの『ピノキオ』作品を製作していると言われている。(C)BANG Media International
2017年05月24日「"無限"とは"時間"や"時空"ではなく、"想い"なのだと感じています。限りの無い"想い"。それは"永遠"と呼んでもいいものだと思います」俳優・木村拓哉にとって『武士の一分』(06年)以来、約10年ぶりの時代劇主演となる映画『無限の住人』。沙村広明氏の人気漫画が初の実写化、さらに木村と三池崇史監督の初タッグということもあり、メディアは大々的に取り上げた。SMAP解散騒動で日本中に激震が走った2016年1月、木村は不死身の侍・万次をようやく演じ終える。2015年10月5日、映画化が発表されたあの日から、どれだけの人がこの作品を話題にしてきたのだろうか。冒頭にあるのは、「無限とは?」に対する木村の答えだ。公開初日を迎えた2017年4月29日、舞台あいさつの壇上で「客席の皆さまのものになりました」と引き締まった表情で呼びかけた木村。今回の連載は「∞」になぞらえ、8名のスタッフの証言をもとに、『無限の住人』が「皆さまのもの」になるまでの「無限の想い」をまとめた取材記録である。1人目は、本作の"生みの親"ともいえる小岩井宏悦エグゼクティブプロデューサー。連載第3回は、「大きな賭け」でもあったヒロイン・杉咲花について。彼女がなぜ本作の浮沈にかかわるとみていたのか。そして、「すごい」と驚いた一面とは。○マスコミの期待を見事に裏切った一言――完成した映画をご覧になっていかがでしたか?僕が一番最初にみたのは2時間35分バージョンでした。特に具体的な注文をすることは全くなくて、観客として打ちのめされた。ただ、少しだけ短くしてくださいとだけは言いました。伝えたことと言えば、それぐらいですね。唯一、冒頭の白黒映像については、プロデューサーとしては観客に少しでも見やすくしたいので、カラーの方がいいのかなとも思ったんですが、結果としては圧倒的に白黒の方が良かったですね。その後も切り過ぎてしまったり、元に戻したり細かい調整を経て、今あるものが「最高地点」に到達したものだと確信しています。――事前のコメントで、小岩井さんは「この映画の成功と失敗は杉咲花にかかっている」とおっしゃっていました。そのあたりはいかがですか。杉咲さんといえば、3月の第40回日本アカデミー賞で、最優秀助演女優賞と新人俳優賞をW受賞したことでも話題になりました。見る目ありましたね(笑)。――さすがです(笑)。冗談ですが(笑)。でも、ここまでの勢いがあって、本当にラッキーでした。撮影初日、2人のシーンではじまったんですが、撮影の最後に二人が自然とハイタッチして終わっていました。僕らとしては、二人の相性がどうなんだろうかと内心ヒヤヒヤしていた中でホッとしましたね。商業性も重要ですが、この凜役については我々は作品性を重視しました。2人は、絶対に「LOVE」に見えちゃいけない。でも、親子に見えるのも違う。兄妹でもない。でも、凜の側からであれば、異性として見ていてもいいわけですよ。でも、万次の側からは絶対にその要素はあってはいけない。つまり、相当にアンビバレントな要素をビジュアル的、年齢的に持っていなければならない。しかも、お芝居ができることは絶対条件。そう考えると、凜という役はすごくハードルが高いんです。ある種の大きな賭けであるけども、作品性を重視した上で当時は無名に近い花ちゃんだったわけです。そして、お芝居ができるからと言って、イコール木村さんと噛み合うとは限らない。花ちゃんを「すごい」と思った出来事がありました。現場でマスコミ向けにミニ会見をした時のこと。登壇者は、監督と木村さん、花ちゃんの三人です。当然、花ちゃんには、相手役である木村さんに関する質問が飛ぶ。すると花ちゃんは、「誰の相手なのかは関係なく、私はこの凜という役をちゃんと演じきれるかどうかだけで精一杯です」と言った。木村さんは、彼女のこういう所を信頼しているんだなと思いました。「子供の頃から見ていた木村さんとご一緒できて、すごくドキドキしました」みたいに媚びたりしない。きっと、マスコミの方々はそういうコメントを期待して聞いたと思うんです。でも、相手が誰かではなく、もらった役をどう演じ切るかが一番重要だ、と言う本物の役者しか言えないことを、木村拓哉さんを横に置いて当り前のように言ったことがすごいと思いました。○カンヌは最高に幸せな「運命」――アカデミー賞のスピーチでも、宮沢さんのことを「本当にお母ちゃんでした」とおっしゃっていました。そういう演技の考えがしっかりしているところも、ある程度事前につかんでいたんですか。いえ、そういうところは分かりません。だから、まさにそれがさっき言っていた「ラッキー」なんです。僕はお芝居だけを見て「この子がいい」と決める。でもその子がどんなキャラクターなのか分からないですし、現場でどのように振る舞い、木村拓哉さんという稀代のビッグスターとどのような化学反応を起こすのか、というのは全く分からないです。下手すると、虎の尾を踏んでしまう可能性もあった。でも、自然と木村さんの方から愛情を示しやすい関係性になっていました。彼女の演技に対するひたむきな姿を感じ取って、木村さんも殺陣なんかを熱心に教えてあげていました。――2月の制作会見で、三池監督は「キャスティングは運命である」とおっしゃっていました。この言葉を聞いて、どう思われますか?僕もいつも「ご縁」と言っていますし、「恋愛と同じ」だと思っています。お互いが好きじゃないと、片方がどんなに強く望んでも成立しない。しかも、タイミングも重要でお互い好きでも、相手に違うパートナーが決まってしまっていたら成立しない。2年前に言ってくれたらよかったのに……とかありますよね(笑)?運命で言うと、私は作品そのものが持っている「運命」というものがあるといつも思っています。生まれ落ちるところから決まっているものがあるのです。その意味で、三池崇史監督が撮り、木村拓哉さんが主演し、杉咲花というニュースターを作り、多くの素敵な共演者を得て、カンヌ国際映画祭の特別招待されるこの映画は、最高に幸せな「運命」を持っているのだと思います。■プロフィール小岩井宏悦(こいわい・ひろよし)1960年7月28日生まれ。長野県出身。89年4月にフジテレビ入社。10年以上にわたって数々のドラマをプロデュースし、03年からは映画も手掛ける。07年4月にフジテレビを退社し、同月ワーナー・ブラザース映画ローカルプロダクション本部長に就任。これまでのドラマは、『Age,35恋しくて』『ラブジェネレーション』『神様、もう少しだけ』など、映画は、『星になった少年』『ブレイブ・ストーリー』『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』『るろうに剣心』シリーズ『オオカミ少女と黒王子』『ミュージアム』など。(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会
2017年05月17日「"無限"とは"時間"や"時空"ではなく、"想い"なのだと感じています。限りの無い"想い"。それは"永遠"と呼んでもいいものだと思います」俳優・木村拓哉にとって『武士の一分』(06年)以来、約10年ぶりの時代劇主演となる映画『無限の住人』。沙村広明氏の人気漫画が初の実写化、さらに木村と三池崇史監督の初タッグということもあり、メディアは大々的に取り上げた。SMAP解散騒動で日本中に激震が走った2016年1月、木村は不死身の侍・万次をようやく演じ終える。2015年10月5日、映画化が発表されたあの日から、どれだけの人がこの作品を話題にしてきたのだろうか。冒頭にあるのは、「無限とは?」に対する木村の答えだ。公開初日を迎えた2017年4月29日、舞台あいさつの壇上で「客席の皆さまのものになりました」と引き締まった表情で呼びかけた木村。今回の連載は「∞」になぞらえ、8名のスタッフの証言をもとに、『無限の住人』が「皆さまのもの」になるまでの「無限の想い」をまとめた取材記録である。1人目は、本作の"生みの親"ともいえる小岩井宏悦エグゼクティブプロデューサー。小岩井氏はフジテレビ時代、『あすなろ白書』や『ラブジェネレーション』など数々の作品で木村と関わってきた。連載第2回は、「再会」について。○歌番組収録現場で触れた熱意――木村さんと直接対面しての説明の場みたいなものはあったんですか?ありましたよ。それが2015年7月ですね。クランクインする4カ月ぐらい前でした。彼に会ってやってくれると聞くまでは、みな半信半疑でした。木村拓哉さんが、三池崇史という監督に興味があること、時代劇アクションであることなど、好感触であることは聞いていたしたが、本人と話してみるまでは本当のコミットメントがあるかどうかは分からない。私と三池監督とプロデューサーの坂さんと3人で、歌番組の収録現場まで会いに行きました。――どんな反応でしたか。とにかく彼はアイデアが豊富なので、いろいろなアイデアが出てきて、そして、最後に「世の中をあっと言わせましょう」と。彼のそういう圧倒的なリーダーシップというか、作品への愛情というものは、作り手にとっては本当に涙が出るほどありがたいものですね。その時点で、作品そのものがあっと言わせるものになる、と彼が思ってくれたのだとしたら、我々はその意気込みに答えなくてはならない、という覚悟を決めた瞬間でもありましたね。○『SMAP×SMAP』で「久しぶり!」――木村さんとは、いつぶりの再会だったんですか?20年近くぶりですよ。仕事としては、『ラブジェネレーション』(97年・フジテレビ系)以来です。2003年に藤木直人くんと仲間由紀恵ちゃんの『g@me』(03年)で、『SMAP×SMAP』のゲストで呼ばれた時がありました。そこで木村さんに会って、「久しぶり!」と言葉を交わしたのを覚えています。厳密に言うと12年ぶりになるんですかね。『ラブジェネレーション』以前は、『あすなろ白書』(93年・フジテレビ系)やSMAPの5人が出演した『僕が僕であるために』(97年・フジテレビ系)などがありました。――初仕事は『あすなろ白書』ですか?そうですね。オーラがあるところは当時も今も変わっていません。『あすなろ白書』になると、23・4年前ぐらいなのかな。それから今に至るまで、その時からまとっているスターの雰囲気は変わらないですね。ただ、会わない間に風格みたいなものは確実についています。ほかの方もおっしゃっているかもしれませんが、今回の撮影でも、真冬の中、草履と着流しで現場にいるんですよ。僕らはヒートテックの上に、ダウンを着込んでガンガンに手をかざしながら寒さをしのいでいた(笑)。でも、木村さんは控室にすら戻らないわけですよね。自分の出番じゃない時も、杉咲さんの目線の先に立っている。立ち回りの時、相手方のカットなのに自分でもやる。その上、現場の末端のスタッフにまで声を掛ける。それらが、彼の風格になっています。自分の立ち居振る舞いが、すべてのキャスト、スタッフに影響を与えるということを、彼自身がよくわかっているんじゃないでしょうか。■プロフィール小岩井宏悦(こいわい・ひろよし)1960年7月28日生まれ。長野県出身。89年4月にフジテレビ入社。10年以上にわたって数々のドラマをプロデュースし、03年からは映画も手掛ける。07年4月にフジテレビを退社し、同月ワーナー・ブラザース映画ローカルプロダクション本部長に就任。これまでのドラマは、『Age,35恋しくて』『ラブジェネレーション』『神様、もう少しだけ』など、映画は、『星になった少年』『ブレイブ・ストーリー』『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』『るろうに剣心』シリーズ『オオカミ少女と黒王子』『ミュージアム』など。(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会
2017年05月16日俳優のライアン・ゴズリングは、『ブレードランナー2049』の撮影中、ハリソン・フォードに見られていることをイメージしていたそうだ。1982年のリドリー・スコット監督によるヒット作『ブレードランナー』の続編となる同作で主役を演じている2人だが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は前作でも主役を演じた大御所ハリソンとの共演に怖じ気づかないよう、ライアンにハリソンが陰に座っていることを想像しながら演技するように提案したという。ワーナー・ブラザースによるフェイスブック上のライブチャットの中でライアンは「撮影を始めたばかりの頃、監督は『ハリソンが角に座って見ているとイメージしてみよう。彼は満足だと思うかな?』と時々言っていたよ」と明かし、実際にハリソンが現場に現れた時にはホッとしたというエピソードを語った。「だからほとんどの時は、角に彼が座っていることをイメージしていたんだ。それでついに本人が現れた時はすごくホッとしたね。だって彼は腕をまくって仕事を始めるぞってだけだったからさ」また、ヴィルヌーヴ監督は、ハリソンとキャスト全員の「交流会」のようなものを企画したそうで、ライアンはハリソンが姿を現した時にこの作品がまさに始まったと実感したそうだ。「ハリソンが到着してすぐにみんなでテーブルを囲んだんだ。それから一緒に仕事を始めたんだよ」「すごくホッとしたし、彼は本当に素晴らしいパートナーだったよ。それに彼は僕達にとても親切でさ。ハリソンが来た時に、僕は本当にこの映画がついに始まったと感じたね」一方で、ハリソンもライアンのことを絶賛しており、「ライアンは独自の知識を持っているんだ。感情の知識をね。彼と一緒に仕事が出来たのは本当に楽しかったね」と語っていた。(C)BANG Media International
2017年05月15日「"無限"とは"時間"や"時空"ではなく、"想い"なのだと感じています。限りの無い"想い"。それは"永遠"と呼んでもいいものだと思います」俳優・木村拓哉にとって『武士の一分』(06年)以来、約10年ぶりの時代劇主演となる映画『無限の住人』。沙村広明氏の人気漫画が初の実写化、さらに木村と三池崇史監督の初タッグということもあり、メディアは大々的に取り上げた。SMAP解散騒動で日本中に激震が走った2016年1月、木村は不死身の侍・万次をようやく演じ終える。2015年10月5日、映画化が発表されたあの日から、どれだけの人がこの作品を話題にしてきたのだろうか。冒頭にあるのは、「無限とは?」に対する木村の答えだ。公開初日を迎えた2017年4月29日、舞台あいさつの壇上で「客席の皆さまのものになりました」と引き締まった表情で呼びかけた木村。今回の連載は「∞」になぞらえ、8名のスタッフの証言をもとに、『無限の住人』が「皆さまのもの」になるまでの「無限の想い」をまとめた取材記録である。1人目は、本作の"生みの親"ともいえる小岩井宏悦エグゼクティブプロデューサー。連載第1回は、映画化に至るまでの経緯をたどる。○『るろうに剣心』の影響――まずは制作に至る経緯からお聞かせください。『無限の住人』は、プロデューサーたちの中で、映像化したい作品の1つとしてずっとささやかれきた作品です。ハリウッドのスタジオ含め、映像化権をどこが持っているか都市伝説のようになっている中で、ある制作会社が私のところにこの作品の企画書をシナリオと共に持ち込んで来たんです。ただそれは、今のパッケージ感とはまったく違うドラマ主体の低予算の時代劇映画、と言うものでした。でも、この作品はそういう規模ではもったいない。何としても自分たちでやりたい、なるべく大きなアクション時代劇大作にしたいと。そこで、その制作会社からもろもろの権利を買い取り、シナリオも一から作り始めました。2014年はじめ頃のことです。――その年、『るろうに剣心』の続編2作が公開されましたね。そうです。まさに2012年の『るろうに剣心』を観て、「ワーナーだったらできるんじゃないか」と思って持って来てくださる話がいくつもありました。その中の1つが『無限の住人』でした。『るろうに剣心』のような大型サイズの時代劇にするにはシナリオが重要です。それに、原作の理解が深くないと沙村広明先生や原作ファンを裏切ることになってしまいます。そこで、持ち込まれたシナリオを書いていた大石哲也さんにそのままシナリオをお願いしました。長い原作なので試行錯誤が続き、1年~1年半ぐらいかけてシナリオを直していったんです。シナリオがある程度の段階になったところで、監督は三池崇史さんしか考えていませんでした。時代劇アクション、不死と言うファンタジックな世界観と残虐性、そしてエロチシズムとサディズム。この世界観を描けるのは三池さんしかいない。そう確信し、話を持っていったら快諾してくれました。○最強の枠組みで「私の仕事は終わり」――そこから配役に。ええ。「主演はどうしましょうか」という話になり、三池さんの希望は木村拓哉さんでした。「大きく」するつもりで企画していたので、木村さんはその意味では、最大級ですよね。ただ、木村拓哉さんが、この血まみれになって人を斬りまくる壮絶な万次という役を引き受けてくれるかはまったく予見不可能で、引き受けてもらった時は、三池監督、プロデューサーの坂美佐子さんと一緒に本当に喜びましたね。おそらく時代劇というファンタジー性の中なので、木村さんにも、人を殺しまくるし100%の善じゃない、そして、残虐性まである万次という役を受けてもらえたし、そして、その決断をしてもらうためには、監督が三池崇史さんであるという要素が一番大きかったんだと思います。この「最強の枠組み」を作ったところで、私の仕事はほぼ終わりです。――カンヌでの公式上映も決定しましたが、海外も視野に?そうですね、そこは事前に狙ったり、誰かが約束してくれることではないのですが、ただ、「三池崇史」の名前は海外映画祭では圧倒的に強いので期待していた部分はあります。三池さんの時代劇は、『一命』(11年)、『十三人の刺客』(10年)など、ほぼすべて海外の映画祭に出ているんですよね。木村拓哉さんで映画を作るのであれば、内容もワールドワイドに通用するものですし、「世界を見たい」という思いは僕らの中にありました。■プロフィール小岩井宏悦(こいわい・ひろよし)1960年7月28日生まれ。長野県出身。89年4月にフジテレビ入社。10年以上にわたって数々のドラマをプロデュースし、03年からは映画も手掛ける。07年4月にフジテレビを退社し、同月ワーナー・ブラザース映画ローカルプロダクション本部長に就任。これまでのドラマは、『Age,35恋しくて』『ラブジェネレーション』『神様、もう少しだけ』など、映画は、『星になった少年』『ブレイブ・ストーリー』『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』『るろうに剣心』シリーズ『オオカミ少女と黒王子』『ミュージアム』など。(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会
2017年05月13日綾瀬はるか主演のラブストーリー、映画『今夜、ロマンス劇場で』が2018年2月10日(土)に全国ロードショー。“モノクロのお姫様”に憧れた青年の恋が現実に - 運命なんて飛び越えて、私はあなたに逢いに行く。小説やマンガを原作とする実写映画が数多く制作される昨今。『今夜、ロマンス劇場で』は、完全オリジナル脚本から生まれるロマンティックラブストーリーだ。映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)には、長年憧れ続けたスクリーンの中の“モノクロのお姫様”美雪(綾瀬はるか)がいた。そして彼の想いは遂に現実に。彼の逢いたいという気持ちが奇跡を起こす。モノクロの世界からやってきた美雪はカラフルな劇場のロビーで初めて見た“色”に心を躍す。色のない主人公が色を取り戻していく様子は、ゲイリー・ロス監督&主演トビー・マグワイアの名作『カラー・オブ・ハート』を彷彿させる。綾瀬はるかと坂口健太郎にインタビューお転婆でチャーミングな美雪は、健司のことを”しもべ”と呼びカラフルな世界を案内させる。それに振り回される優しいけどちょっぴり情けない健司との、テンポの良い掛け合いも見どころだ。2人を演じた綾瀬はるかと坂口健太郎に映画の魅力を聞くと、まさに映画の中から飛び出してきたかのように、息ぴったりに作品の見どころを語ってくれた。本格的な共演は、『今夜、ロマンス劇場で』が初めてですね。お互いの第一印象を教えてください。綾瀬:坂口くんは『海街diary』の現場ですれ違ったことがあるんですけど、緊張していたからかな?その時はクールで、ツンとしている人だという印象があって。でも今回共演してみたら優しくて、なんて言ったらいいんだろう…坂口:頼りがいがあって、男らしくて、綾瀬:ん~(笑)。というよりは柔軟で、人を包みこむような感じの人だなと思いましたね。あとはお話がすごく上手!客観的に物事を捉えつつも、自分の中で整理して、それを言葉にすることがとても上手な人だなと感じました。坂口:そう言ってもらえるのは嬉しいですね。僕と綾瀬さんは今まで同じ作品に出演することはあっても、共演シーンは無かったんです。なので綾瀬さんのイメージはテレビで見た印象が強くて、ふわっとした方なのかなと。でも共演してみたら…綾瀬:しっかりしている!坂口:そう!(笑)すごく芯がある女性だなと思いました。役者として、自分の考えを持って演じている。“天然”という表現をされていることがありますが、僕は”チャーミング”な方だと思いましたね。お話を聞いていると、まさに美雪と健司が映画の中から飛び出してきたかのように息ぴったりですね。まさにはまり役だった、ということでしょうか。坂口:綾瀬さんも僕も、自身と役との乖離はあんまりなかったと思います。劇中では美雪が健司をリードするシーンが多いのですが、綾瀬さんは現場でもムードメーカーで。僕が自分の性格を「誠実で、柔軟で」と表現すると、綾瀬さんが「またまた~」という感じでいじってくれたりして、引っ張っていってくれました。綾瀬:カメラが回っていない間もこんなやり取りをよくしていたので、すんなりと映画の世界に入り込むことができました。劇中はカラフルなセットや景色であふれていますが、中でも印象に残っている撮影場所はありますか。綾瀬:タイトルになっている“ロマンス劇場”の舞台となった、栃木県にある旧映画館・足利プラザかな。約20年前に閉館になった劇場なんですが、昔のまま残されていて。その廊下に鮮やかなタイルを埋め込んだりすることで、クラシカルでカラフルな映画館が出来あがっていました。撮影していても、すごく楽しかったですね。坂口:実は劇場内に貼られている作品ポスターに描かれている人物のモデルは、この作品のスタッフさんたちなんですよ。映画館の上に実際にあった試写室はノスタルジックな雰囲気の小さな部屋なんですが、健司の心の拠り所になっているような場所でもあったので、印象深いですね。お気に入りのシーンはありますか。綾瀬:美雪がモノクロ映画から飛び出してくるシーンです。ユニークで面白いですよね。彩り豊かな映画館と、1人だけ白黒で存在している美雪とのコントラストが印象的でした。そうしてカラフルな世界にやってきた美雪と健司との恋が色づいていくにつれて、画全体に鮮やかなカラーが配置されていく様子も素敵でしたね。坂口:僕は美雪が健司に秘密を打ち明けるシーンが、強く心に刻まれています。物語はこのシーンを境に、コミカルなテンポから切ないラブストーリーへと大きく変化します。美雪の秘密は2人にとって辛く悲しいものでもあるのですが、いままで彼女がとってきた行動の真相が分かり、健司が美雪のことをより一層愛しく感じる要素にもなったと思うんです。2人の複雑な想いを代弁してくれているかのような景色は、前半のポップな色使いとは一味違う、幻想的で美しいものに仕上がっていました。情景だけでなく衣装も、美雪の心情に合わせて色味が変化しているそうですね。綾瀬:そうなんです。映画の中で美雪はゴージャスなドレスから、シックなワンピースまでシーンに合わせて25変化もしているんですよ。モノクロの世界のお姫様のドレスは実際にモノトーンだったのですが、ディテールまでとても美しかった。全ての衣装に共通することですが、舞台となった60年代のクラシカルな着こなしや絶妙なカラーがすごく素敵で。映画の世界観を作り上げる上で重要な要素の1つになっていたと思います。お気に入りは、ふんわりしたスカート。坂口:僕は美雪の服で言うと、綾瀬さんが“豚ピンク!(笑)”と命名した絶妙な色味のブラウスが、繊細で綺麗だなと思いました。綾瀬:坂口くんの衣装も好きだったな。すごく素敵だったよね。坂口:衣装合わせの時、60年代の実際の撮影現場の写真を見せていただいて。スタッフさんも皆さんしっかりとネクタイを締めたタイドアップで、かっちりとしたジャケットスーツを着て、革靴も履いていたんです。助監督さんもキャスケットをかぶった姿で、音声マイクを持っていたり。その感じが男性陣の衣装に反映されていて、素敵でしたね。健司は、仕事をしているシーンでは基本的に一張羅でした。健司の映画作りに対する誠実さが垣間見えるような気がして、良いですよね。実はこの衣装がとても気に入ってしまって、いただけることになりました。プライベートでも着ようと思います。お2人は普段どのようなファッションを楽しんでいますか。綾瀬:私はメンズライクで、シンプルなものが好きです。革靴やスニーカーも大好きです。ヒールはあまり履かないんですよ。坂口:僕はモデルや役者という仕事柄、着替えが多いので、普段はリラックスした服が着たくなります。夏はずっとビーサンを履いていたり。親父のおさがりを着ることもあります。綾瀬:素敵!どんな服をもらうの?坂口:ジャケットですね。同じくらいの身長なんですけど、なぜかビッグシルエットで。そこが気に入っています。舞台となった60年代の洋服もそうですけど、昔の服のどこか落ち着く、心がほっとするようなところが好きなんです。多彩なキャストが勢揃い映画の中から飛び出してくる“モノクロのお姫様”を演じるの綾瀬はるかは、これまで『あなたへ』や『海賊と呼ばれた男』に出演。『海街diary』では4姉妹の長女・香田幸を見事に演じきり、国内の数々の主演女優賞を受賞した今や日本を代表する女優のひとり。また、相手役を演じるのはメンズノンノのモデルとしてデビューし、テレビドラマ「とと姉ちゃん」や「東京タラレバ娘」などで今や俳優としても頭角を現し始めている坂口健太郎だ。本田翼がヒロインの恋敵に、北村一輝や中尾明慶らも出演主人公とヒロインの2人を取り巻くキャストも豪華俳優陣が勢ぞろい。映画会社の社長令嬢・成瀬塔子役には、映画『鋼の錬金術師』のヒロイン役でも注目を集める本田翼を起用。綾瀬はるかと、坂口健太郎を奪い合う三角関係の一角を演じる。さらに、大スター俳優・俊藤龍之介役を『テルマエ・ロマエ』シリーズ以来の武内監督作品となる北村一輝が、坂口健太郎の友人でもあり良きライバルでもある山中伸太郎役を中尾明慶が演じるなど、人気と実力を兼ね備えたキャストたちが物語を盛り上げる。監督に『テルマエ・ロマエ』の武内英樹綾瀬はるかと坂口健太郎の2人のロマンティックなラブストーリーを手掛けるのは武内英樹監督。『のだめカンタービレ 最終楽章 前編/後編』で映画監督デビューを果たし、劇場公開作品3作目となる『テルマエ・ロマエ』では、国内の映画賞の他、トロント国際映画祭で実写日本映画初のガラ・プレミア上映作品として招待されるなど、海外でも評価を受けている人物。また、完全オリジナル脚本を務めるのは、映画『信長協奏曲』をはじめ、テレビドラマ・映画を数多く手掛けてきた宇山佳佑だ。東京スカイツリータウンでバレンタインコラボ企画映画の公開にあたり、東京スカイツリータウンにて『今夜、ロマンス劇場で』とコラボレーションしたバレンタイン企画が開催される。期間は2018年1月29日(月)から2月14日(水)まで。バレンタイン企画ではコラボレーションメニューの提供や衣装展、抽選会や特別ライティングなどを用意する。東京ソラマチの全8店舗では、映画に登場するバラや虹をモチーフにしたロマンティックなスイーツやドリンクが販売される。ウエストヤード4階・ココノハは「いちごとローズホワイトチョコ クリームのパンケーキ」を用意。プレートには色鮮やかなベリーやバラの花びらを散りばめた。トップにあしらったふわふわのコットンキャンディーに、ベリーソースをかけて食べる。さらに東京ソラマチ5F スペース634では、2月3日(土)から2月14日(水)まで、綾瀬はるか演じる美幸が着用したオレンジのドレスや坂口健太郎演じる健司が書いた映画の原稿などを展示した「公開記念 映画衣装展」を開催。その他にも東京スカイツリーのバレンタイン特別ライティング「ラブリーショコラ」を実施する。ストーリーモノクロ映画のヒロインと、現実世界に生きる青年。出逢うはずのない二人が出逢ったら―。それはロマンティックで切ない恋のはじまり。映画監督を夢見る青年・健司はスクリーンの中の美雪に恋をして、何度もくり返しその映画を観ていた。そんなある日、美雪が健司の目の前に現れる。モノクロの世界しか知らない美雪にカラフルな現実世界を案内する健司。2人は次第に惹かれ合っていく。けれど、美雪には秘密があった。それは彼女が人のぬくもりに触れたら消えてしまうこと。【作品情報】映画『今夜、ロマンス劇場で』公開予定:2018年2月10日(土)全国ロードショー出演:綾瀬はるか、坂口健太郎、本田翼、北村一輝、中尾明慶、石橋杏奈、西岡德馬、柄本明、加藤剛監督:武内英樹脚本:宇山佳佑音楽:住友紀人主題歌:シェネル「奇跡」(ユニバーサル ミュージック)配給:ワーナー・ブラザース映画© 2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会【東京スカイツリータウン 映画『今夜、ロマンス劇場で』バレンタインコラボ企画】場所:東京ソラマチ(東京都墨田区押上一丁目1番2号)■コラボメニュー期間:2018年1月29日(月)~2月14日(水)対象店舗:全8店舗■映画衣装展日時:2月3日(土)から2月14日(水) 10:00~21:00場所:5階 スペース634料金:無料■東京スカイツリー バレンタインライティング「ラブリーショコラ」期間:1月29日(月) 18:10~22:00、1月30日(火)~1月31日(水) 17:00~22:00、2月1日(木)~2月14日(水) 17:15~22:00 ※22:00~24:00は通常ライティング。【問い合わせ先】東京ソラマチコールセンター TEL:0570-55-0102(10:00~21:00)東京スカイツリーコールセンター TEL:0570-55-0634(9:00~20:00)
2017年05月12日世界的人気を誇る、エミー賞歴代最多受賞の海外TVドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」。7月より最新シーズンとなる<第七章>が日米同時に放送開始となることに合わせ、これまでの<第一章~第六章>を収めたブルーレイ・ボックスが発売決定。特典としてモーション・コミックによる<外伝>が日本初収録されることになった。本作は、架空の王国ウェスタロスを舞台に、複数の名家が繰り広げる壮絶な覇権争いとそこに渦巻く愛憎の人間ドラマを映画並みのスケールで描いたスペクタクル巨編。ジョージ・R・R・マーティンのベストセラー小説「氷と炎の歌」の世界観を壮大な規模で映像化し、シーズンを追うごとに世界的人気を獲得、続々とスター俳優を輩出している。このほど、最新の第七章がスターチャンネルにて日米完全同時放送開始となることに合わせ、第一章「七王国戦記」~第六章「冬の狂風」までの本編を30枚に収録したブルーレイ・ボックスが登場。そのボーナス・コンテンツとして、日本ではこれまで見ることのできなかったモーション・コミック「ゲーム・オブ・スローンズ<外伝>(第一章~第六章)」を初収録。本編では描ききれなかった、1万2,000年におよぶウェスタロスの長い歴史における主要な出来事をモーション・コミックで語り、各キャラクターのキャスト陣がナレーションを担当する。さらに、いよいよ王座争奪戦も佳境に差し掛かった第七章の最新映像が2本公開に。Ver.1は本作の世界観が出来上がるまでをとらえた貴重な映像、5月21日までの限定公開となるVer.2では、サーセイ(レナ・ヘディ)、デナーリス(エミリア・クラーク)、そしてジョン・スノウ(キット・ハリントン)の3人がそれぞれの王座へ向かう様子をとらえており、物語の行方を占う映像となっている。■Ver.1「ゲーム・オブ・スローンズ」 <第一章~第六章>ブルーレイ・ボックス(30枚組+ボーナス・ディスク3枚付)は7月5日(水)より発売。「ゲーム・オブ・スローンズ」最新シーズン第七章は7月17日(月・祝)よりBS10 スターチャンネルにて日米完全同時放送開始。発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント※R-15:本作には一部に15歳未満の鑑賞には不適切な表現が含まれています。※掲載のジャケット、レーベル、スペック、価格は変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ](C) 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2017年04月24日映画『トゥームレイダーファースト・ミッション』が、主演アリシア・ヴィキャンデルで2018年3月21日(水・祝)に公開される。アリシア・ヴィキャンデルが、21世紀のトレジャー・ハンター“ララ・クロフト”に誕生から20周年を迎え、世界的人気を博すゲームシリーズ「トゥームレイダー」。2001年、2003年には、アンジェリーナ・ジョリーが主人公ララ・クロフトを演じ、日本を含め世界的大ヒットを記録した。新生『トゥームレイダー』では、主人公に女優・アリシア・ヴィキャンデルを迎えて始動する。アリシア・ヴィキャンデルは、主演は『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞、2015年に『コードネーム U.N.C.L.E.』、2016年に『エクス・マキナ』など数多くの注目作に出演してきた。アリシア・ヴィキャンデルは次のように話す。「この作品でララを演じられて本当に幸運です。子供の頃から大掛かりなアクションをやってみたかった。ララは信じられないほど賢くて自立しているから大好き。この冒険で彼女はどんなことにも立ち向かうんですよ」鍛え抜かれた美ボディ鍛え抜かれたアリシアの美ボディは、まさにララ・クロフトそのもの。スウェーデン王立バレエ学校にも通っていた経験もあるのだが、トゥームレイダーのために体を鍛え続けた。ジャングルを駆け抜けたり、濁流に流されたり、嵐の海へダイブしたり、荒野のなか縦横無尽に走り回って追手と戦ったり…。手に汗握るアクションを披露している。監督は、『コールドプレイ』、『THE WAVE/ザ・ウェイブ』などを手掛けてきたローアル・ユートハウグが務める。ララ・クロフトが父から託されたミッションに挑む世界をまたにかけるトレジャー・ハンター“ララ・クロフト”は、父が亡くなる前に遺したモノから鍵を見つけ、その鍵によって地下室へと導かれる。部屋には父が生前に残したと思われるビデオレターがあり、「邪悪な力を持つ墓を見つけた。秘密組織(トリニティ)に渡れば世界は滅びる。謎を解いて秘宝を守ってくれ」というミッションが吹き込まれていた。資産家で冒険家の父親が遺した彼女への最初のミッションは、世界を滅ぼす “幻の秘宝”を封印すること。世界を救うため、次々に降りかかる謎と幾重にも仕掛けられた罠を突破し、ララは誰よりも早くその“幻の 秘宝”にたどり着くことは出来るのか!?日本版主題歌はE-girlsの「DYNAMITE GIRL」日本版主題歌は、イー・ガールズ(E-girls)の「DYNAMITE GIRL」。『トゥームレイダー ファースト・ミッション』のために書き下した楽曲だ。主人公ララが、強く、賢く、どんな困難にもくじけずに立ち向かっていくところが描かれているが、そんなララを応援したいと思うと同時に、E-girlsの新曲で映画『トゥームレイダーファースト・ミッション』をパワフルに、そして美しく盛り上げていきたいとコメントを発表している。日本語吹き替え版キャストとして、主人公ララを甲斐田裕子、ララ・クロフトと共に壮大なアドベンチャーに出るルー・レン役に中村悠一、ララを狙うマサイアス・ヴォ―ゲル役には諏訪部順一が決定した。ストーリー『トゥームレイダーファースト・ミッション』で描くのは、人生の目的も夢中になれるものも見つからず、バイク便のライダーとして働きながらギリギリの生活を送っている21歳の女子大生の物語。彼女が10代になるかならないかで失踪してしまった冒険家であった父の死の真相を解明しようと旅に出る。父親の最後の目的地、それは日本の沖のどこかにあるらしい神話上の島の伝説の墓。果たして彼女はその島にたどりつけるのか。【詳細】『トゥームレイダーファースト・ミッション』公開時期:2018年3月21日(水・祝)キャスト:アリシア・ヴィキャンデル、ドミニク・ウェスト、ウォルトン・ゴギンズ、ダニエル・ウー監督:ローアル・ユートハウグ配給:ワーナー・ブラザース映画©2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
2017年04月15日「ハリー・ポッター」シリーズ新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の続編に登場するダンブルドア校長の青年時代を、2度のアカデミー賞ノミネートを誇るイギリスの名優ジュード・ロウが演じることがわかった。原作者のJ・K・ローリングがオフィシャルサイト"ポッターモア"12日に突如発表し、世界中のファンたちが突然の吉報に騒然となっている。ハリー・ポッターたちが学んだホグワーツ魔法学校の校長アルバス・ダンブルドアは、J・K・ローリングの「ハリー・ポッター」シリーズで世界中から最も愛されるキャラクターの一人。ジュード・ロウが演じるのは、ダンブルドアが魔法学校の校長として魔法使いの象徴のような存在になるより何十年も前に、変身術の魔法の先生として魔法学校で教えていた時代のダンブルドアだ。続編では、マグルやノー・マジ(魔法が使えない普通の人間)よりも魔法使いのほうがすぐれているという思想を持った闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドがカリスマ的な力を持ち、魔法界に闇が広がっていた時代に、魔法動物学者の主人公ニュート・スキャマンダーとその仲間たちが自分たちの信念で立ち向かう物語が描かれることから、グリンデルバルト役での出演が決定しているジョニー・デップとの直接対決がみられるのではないかと憶測を呼んでいる。『コールド・マウンテン』(2003)と『リプリー』(1999)でアカデミー賞にノミネートされ、『リプリー』ではBAFTA(英国アカデミー賞)助演男優賞を受賞しているジュード・ロウについて、「ハリポタ」&「ファンタビ」シリーズの監督を務める鬼才デイビッド・イェーツは、「ジュード・ロウは驚異的な才能を持つ役者で、役者としての彼にずっと憧れを抱いていました。彼とついに一緒に作品を作れることを大変楽しみに思っています。J・K・ローリングが明かす、これまでとは全く違う時代のダンブルドアの意外な面々をすべて素晴らしく演じてくれるだろうと思います」と期待を語った。また、ワーナー・ブラザース本社のトビー・エメリッヒも「ジュード・ロウがファンタビのキャストとして参加してくれ、世界中で愛されているキャラクターを演じてくれることに大変ワクワクしています。ジュードは何年もわが社の映画に出演してくれた家族のような存在であり、彼とともに新しい冒険を始められることに興奮しています」とコメントしている。世界中で約900億円の興行収入をたたき出し、日本でも73億円の大ヒットとなった『ファンタスティック・ビースト』の続編。脚本は、1作目に続き、「ハリポタ」シリーズの生みの親、J・K・ローリングが執筆。撮影は今夏開始される予定となっている。(C)2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2017年04月14日ジュード・ロウが『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の続編に若きダンブルドアとして出演することになった。以前から、監督のデヴィッド・イェーツが「2作目にはダンブルドアが帰ってくるよ。ニュートとの良いシーンがいくつかあってね…。誰がダンブルドアを演じるべきかを話し合っているところだ」と語っていたが、ついにジュードに決定。ワーナー・ブラザースのトビー・エメリッヒ氏から「ジュード・ロウは長年私たちワーナー・ブラザース・ファミリーの一員でした。彼と一緒に新しい冒険に繰り出せることに興奮しています」と正式発表された。デヴィッド監督も「ジュードの驚くべき才能に、私はずっと素晴らしい俳優だと思っていました。ついに彼と一緒に仕事ができるチャンスがやってきて、とても楽しみです」と喜びのコメントを発表。また、「J.K.ローリングが明かしている、(『ハリー・ポッター』シリーズとは)異なる時代でのダンブルドアの意外な面も、ジュードはしっかりととらえて演じてくれると思う」と期待を寄せた。『ファンタスティック・ビースト2』(原題)は、2018年11月16日(現地時間)に全米公開が予定されている。(Hiromi Kaku)
2017年04月13日名古屋に日本初アトラクション施設レゴランド・ジャパンがオープンするなど話題の尽きないレゴ。レゴで壮大な世界を表現して制作された映画シリーズ『LEGO ムービー』も世界各地でヒットしている。その新作となる『レゴ ニンジャーゴー ザ・ムービー』が公開する。2017年9月30日(土)に全国ロードショー。今回のレゴは”忍者”舞台は、平和なニンジャゴーの世界。悪の支配者・ガーマドンが手下とともに攻めてくるところから物語は幕を開ける。街は破壊され、人々は逃げ惑う。そんな時、最強のニンジャである主人公のロイドは、仲間のカイ、コール、ジェイ、ゼン、ニャーと集結する。が、衝撃な事実が。ガードマンはロイドの父親だったのだ…。さらには『レゴ バットマン ザ・ムービー』に登場するバットマンやロビン、ジョーカーたちも出演するようで『レゴ ニンジャーゴー ザ・ムービー』でもゆるく、そしてユーモアあふれる世界観が作られそうだ。なお、テレビ東京系にて2017年4月4日(火)夕方6時25分「レゴタイム」にて「レゴ ニンジャゴー」新シリーズ放送スタートする。日本語吹替キャストさらに、日本語吹替キャストが決定。界征服をもくろむ悪の帝王・ブラックガーマドンを山寺宏一が、そして、主人公・ロイドの母であり、ガーマドンの妻であるココを沢城みゆきが演じる。ストーリー若きニンジャのロイドが、師匠ウー先生に率いられ、仲間たちとともにニンジャゴーシティを守るために立ち上がった。やる気満々だが修行が足りない現代のニンジャ軍団が、力を合わせて壮大な決戦に挑んでいく。英語版では、ニンジャたちの師匠であるウー先生の声に、映画界のレジェンドであるジャッキー・チェン。レゴファンも、ニンジャゴーファンも見逃せない。作品詳細『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー』公開時期:2017年9月30日(土)監督:チャーリー・ビーン脚本:ヒラリー・ウィンストン、ボブ・ローガン、ポール・フィッシャー配給:ワーナー・ブラザース映画キャスト:・字幕版 ジャッキー・チェン、ジャスティン・セロー、デイブ・フランコ等・日本語吹替版 山寺宏一、沢城みゆき■前売りチケット発売日:7月14日(金) 全国の劇場で発売 ※一部劇場除く価格:一般1,400円/小人900円/親子ペア2,200円特典:チケット1枚で1ファイル ※親子ペア券には2枚進呈© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. A LL RIGHTS RESERVED.
2017年04月03日全身にタトゥーが刻まれた正体不明の美女が主人公となる人気海外TVシリーズ「ブラインドスポット<ファースト・シーズン>」。ブルーレイ&DVDのリリースが4月26日(水)に決定し、80分を超える映像特典の内容が明らかになった。ある夜、タイムズ・スクエアで見つかった、全身を無数のタトゥーに覆われた記憶喪失の女性、ジェーン・ドウ(米国で身元不明の女性を指す呼び名)。それぞれのタトゥーは現在進行中である凶悪犯罪の解決につながるヒントであり、FBIは天才的戦闘能力を持つジェーンに捜査を手伝わせるが……。本作は、「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」などを手がけたグレッグ・バーランティが製作総指揮を務めるサスペンスアクション超大作。待望のブルーレイ&DVDの映像特典には、キャストやスタッフのインタビュー、NG集など、作品の舞台裏やキャストの素顔をみることができる貴重な映像が80分以上も収録される。本作の魅力のひとつであるアクションシーンでは、FBI捜査官ウェラーを演じているハリウッド俳優のサリヴァン・ステイプルトンが、豊富な撮影経験を生かして、ガンアクションや格闘シーンに自ら挑戦!スタントマンも絶賛を贈るサリヴァンのアクション技術や身体能力の高さは必見だ。また、アクション作品には欠かせない爆破シーンも盛りだくさんの本作。特殊効果担当のスタッフが海外ドラマの枠を超えた爆破シーンの仕掛けや裏側を解説している。さらに注目なのは、本作の重要なカギを握る、ジェイミー・アレクサンダー演じるジェーン・ドウのタトゥーの製作秘話。スタッフが「実際には、話の展開が分からない中で全身タトゥーのデザインをすべて決めなければならなかったんだ。タトゥーの半分は具体的に決め、もう半分は曖昧にした。当初は意味のないデザインも、使いたくなったらストーリーに取り入れていった」と、タトゥーをもとに作られたエピソードもあったことを告白。さらに、「脚本家の部屋にはジェイミー・アレクサンダーの全身タトゥーのヌード写真が飾ってあるんだ(笑)。ストーリーの源になるようにね」と暴露している。この全身にタトゥーシールを貼る作業では、正確に同じ位置に貼らなければならなかったため、最初は8時間もかかったという衝撃の事実も語られ、全身にタトゥーシールを施されるジェイミーの貴重な様子も垣間見ることができる。そのほかにも、タイムズスクエアを閉鎖して行われた撮影の舞台裏をスタッフやキャストが語り、大いに盛り上がった「コミコン2015」の様子なども収録されており、期待ができそうだ。「ブラインドスポット<ファースト・シーズン>」は4月26日(水)よりブルーレイ&DVDリリース(※同日デジタルセル・レンタル配信開始)。<「ブラインドスポット<ファースト・シーズン>」リリース情報>●ブルーレイコンプリート・ボックス(4枚組)16,200円+税●DVDコンプリート・ボックス(12枚組)14,300円+税全23話収録●レンタルDVDVol.1~12 ●デジタルセル・レンタル配信開始発売・販売元:ワーナー・ブラザースホームエンターテイメント(C)2017 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2017年04月01日子どもから大人まで幅広い世代から愛されているオモチャ「LEGO」のアドベンチャーを描いた史上初の長編映画『LEGO(R) ムービー』が、3月27日(月)深夜の日本テレビ「映画天国」に登場。「ルパン」「クレしん」などで知られる豪華声優陣を迎えた日本語吹き替え版で地上波初放送となる。エメットは平凡で生真面目、どこをとっても平均的なレゴミニフィギュアだったが、どういうわけか世界を救う鍵となる“選ばれし者”だと思い込まれてしまい、見知らぬ集団に引っ張り込まれ邪悪な暴君に立ち向かうために大冒険の旅に出る羽目になってしまう。当然何の覚悟もできてないエメットはとんでもない騒動を引き起こすことに…。2014年の春休みに公開され大ヒットを記録した本作。ワーナー・ブラザースが手がけ、「バットマン」や「ワンダーウーマン」「忍者タートルズ」などDCコミックのヒーローたちも多数登場した。今回の地上波初放送にあたっては、公開当時も話題となった豪華声優陣による日本語吹き替え版を放送。世界を救うヒーローと間違えられてしまうエメットの声を、トム・クルーズやブラッド・ピットの吹き替えを担当し、現在はアニメ「クレヨンしんちゃん」ひろし役の代役を務めるなど多彩に活躍する森川智之。エメットが恋心を寄せるカッコいいヒロイン・ワイルドガールに、「ルパン三世」峰不二子役などで知られる沢城みゆき。レゴ(R)ワールドの支配者でブロックの自由を奪う恐るべき“おしごと大王”には、数多くのディズニー作品での声優や「新世紀エヴァンゲリオン」加持リョウジ役ほか、最近では「ルパン三世」の銭形警部を引き継いだ山寺宏一がキャスティング。さらに「クレヨンしんちゃん」で野原しんのすけを担当する矢島晶子や、モーガン・フリーマンはじめシルベスター・スタローン、ロバート・デ・ニーロなど数多くの名優の吹き替えを担当してきた羽佐間道夫。アーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えでおなじみの玄田哲章など錚々たるメンバーが出演。彼らを含めた“たった8人”で150以上登場するレゴ(R)キャラクターたちをすべて吹き替えるという、実力派声優とアニメ映画ならではの大胆な試みも見どころ。また、本作でヒーロー軍団を率いていたレゴ(R)バットマンが主人公となる『レゴバットマン ザ・ムービー』が4月1日(土)より公開。悪いヤツらから街を守るレゴ(R)バットマンは、みんなの人気者!だがその正体は超“かまってちゃん”なヒーローだった。でも家に帰ると、彼はいつもひとりボッチ。そんなある日、元気すぎる新入りがやってくる。パンツ一丁の“パンいち”ボーイ、ロビンのせいでバットマンのペースはガタガタに。おまけに世界をのっとろうと、ジョーカーが悪の軍団をめざめさせてしまった!キングコング、「あの」怪獣、ハリポタの「あの人」まで。あらゆるワルがおしよせて、世界が終わってしまう!?果たして、レゴ(R)バットマンはロビンたち仲間と力を合わせ、世界を救うことができるのか――?日本語吹き替えキャストには、バットマンの宿敵・ジョーカー役を子安武人をはじめ、バットガール/バーバラ・ゴードン役を沢城さん、主人公・レゴ(R)バットマンを山寺さん、レゴ(R)バットマンに憧れる少年・ロビン役を小島よしおが集結。さらに日本語吹き替え版主題歌を、人気アイドルグループ「Kis-My-Ft2」が担当。『LEGO(R) ムービー』は3月27日(月)深夜25時59分~日本テレビで地上波初放送。(笠緒)■関連作品:LEGO(R) ムービー 2014年3月21日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014 Warner Bros. Entertainment Inc.
2017年03月27日監督・主演を務めた『アルゴ』がアカデミー賞作品賞ほか3部門に輝いたベン・アフレック。彼の最新監督・脚本・主演作『夜に生きる』から、ベンやエル・ファニングら出演者たちの熱意が伝わるエピソードとともにメイキング写真が解禁となった。本作は、“ポスト クリント・イーストウッド”としてキャリアを重ねるベンが『アルゴ』以来、5年ぶりに監督・主演をつとめただけでなく、脚本にも自ら関わった入魂の1作。製作にはオスカー俳優のレオナルド・ディカプリオも名を連ねており、ベンの長編初監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』以来となるデニス・ルヘイン原作で、エドガー賞(MWA賞)最優秀長編賞を受賞した同名小説を基にする。ベンは、厳格な家庭に育ちながらもギャングの世界に足を踏み入れる男・ジョーを、スリリングかつ緊迫感あふれる演技で熱演。監督として、豪華キャストたちをまとめあげている。このたび到着したメイキング写真は、魅力的な美女グラシエラを演じたゾーイ・サルダナや、ジョーと恋に落ちるギャングの愛人エマ役のシエナ・ミラーといった実力派女優たちと演出の相談をしている様子や、ジョーの良き相棒・ディオン役を務めたクリス・メッシーナと熱心にカメラチェック行っている場面など、制作現場の熱意が伝わる写真ばかり。それぞれの表情からも、本作の制作に一丸となっている様子が伝わってくる。シエナは「この映画に出演できるなんて、夢が実現したようなもの。でも、私にとってもっと重要だったのは、ベンが脚本を書き、主演し、監督することでした。彼のこれまでの作品を観てきて、この映画に参加できて、こんなに極上の役を演じられるなら、何もかも投げ打っても構わないとさえ思ったの」と語り、ベンとのタッグを熱望したことを明かす。また、『アルゴ』で共演しているクリスも「ベンが監督する映画で彼や他のキャストと共演できるとくればね、迷うはずがありません」と即決で出演を快諾したと語る。さらに、17歳で参加したエルにとっては刺激的な現場となった様子で、力を十二分に発揮することができたという。「ベンはもう最高!みんなが彼を尊敬していて。彼のほうも俳優たちをとても信頼してます。私もベンを心から信頼できました。彼が作ってくれる環境がいいので、みんなが創造性を存分に発揮できました」と絶賛を贈っており、ベンから学んだことは多かったようだ。一方、ベンにとっても、本作は特別な思い入れがあったようで、「映画製作者として、これは、1930年代から70年代にかけて作られたワーナー・ブラザースのギャング映画にオマージュを捧げる素晴らしいチャンスでした。私はそうした映画を観て育ってきました。そういう映画には壮大で無秩序な感覚があり、それが観る者を違う世界、違う時代に連れて行ってくれるのです」と、情熱を傾けたプロジェクトだったと明かしている。監督、俳優陣が心から信頼し合い、楽しみながら良い作品にしようと尽力された本作。濃密かつ重厚なストーリーと、役者陣の名演に期待していて。『夜に生きる』は5月20日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月26日「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演で実写映画化される『鋼の錬金術師』。この度、本日3月23日(木)より開催されている「Anime Japan 2017」にて、原作者・荒川弘氏による原画展の描き下ろしによるビジュアルをメインとしたポスターが公開され、併せてハガレン史上初の大規模となる原画展「鋼の錬金術師展」の開催日&会場が発表された。幼い頃、亡くなった母にもう一度会いたいという想いから、兄エドと弟アルは、ついに「人体錬成」の理論にたどり着く。だがそれは、錬金術師にとって絶対に犯してはならない禁忌だった…。錬成は失敗し、エドは左脚を、アルは身体全部を対価として持っていかれてしまう。瀕死のエドは自身の右腕と引き替えにアルの魂だけをなんとか錬成し、近くにあった鎧に定着させることに成功したのだった。時が経ち、右腕と左脚に“機械鎧”の義肢を装着した身で国家錬金術師となり、鎧の姿の弟アルと失った身体を取り戻す手がかりを探す旅を続けるエドを、人はこう呼ぶのだった。“鋼の錬金術師”と――。弟の身体を元に戻すために命をかける兄と、彼を支える鎧姿の心優しい弟。失ったすべてを取り戻すため、兄弟の壮大な冒険の旅が始まる…。壮大なスケ―ルと世界観、そして想像を超えるストーリーで日本のみならず、世界中を魅了する「鋼の錬金術師」。『ピンポン』の曽利文彦が監督を務める本作は、主演の山田さんがエドワード・エルリック役を演じるほか、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、松雪泰子ら豪華俳優陣が集結していることでも話題を集めている。そして今回発表された原画展は、東京(9月16日~10月29日)と大阪(11月3日~30日)の2か所で開催され、特別内覧会の実施も決定。会場には漫画原画の展示数、なんと約100点以上が展示され、物語を読み進めるようにストーリーに沿って展開。色彩豊かなカラーイラストも多数展示するほか、荒川氏が本展覧会のために描き下ろした特製原画も初公開され、原画のメイキング映像も必見だ。また、テレビアニメシリーズの絵コンテや原画の一挙展示や、実写映画『鋼の錬金術師』紹介コーナーでは、映画の中で使われた衣装や小物も見ることができる。さらに、展示をより深く楽しめるよう、人気声優による展覧会録り下ろしの音声ガイドや、会場限定のオリジナルグッズも用意されており、存分にハガレンを楽しめる機会となっている。また併せて、荒川氏が原画展のために特別に描き下ろしたビジュアルも解禁。荒川氏が1枚のイラストを描き下ろすのは、完全版「鋼の錬金術師」18巻(2012年9月発売)以来、約5年ぶり。キービジュアルは、主人公のエドワード・エルリックをはじめ、原作で不動の人気を誇るキャラクターたちが揃い踏みした、映画公開を心待ちにする原作ファン、そして映画ファン必見の一枚となっている。そして、映画とこの原画展ビジュアルをあしらった両面チラシは、25日(土)の「Anime Japan 2017」一般公開日を皮切り配布、東京・大阪の劇場では20万枚限定で配布予定。さらに、「Anime Japan 2017」のワーナー・ブラザースジャパンブース内で、昨年の東京コミコンで話題をかっさらった原作でも人気キャラのひとり、“ロイ・マスタング大佐”の劇中衣装を展示!この衣装は、映画で実際に役を演じたディーンさんが着用したものとなっており、原作のビジュアルが忠実に再現されている。映画公開記念「鋼の錬金術師展」は9月16日(土)~東京ドームシティ Gallery AaMo、11月3日(金・祝)~大阪南港ATCミュージアムにて開催。※特別内覧会は9月15日(金)に実施(完全時間指定制)。チケットは、5月20日(土)より先行販売、一般発売は7月12日(水)より発売開始となる。『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月23日「週刊少年ジャンプ」の大人気看板コミックにして、累計発行部数5100万部以上を誇る『銀魂』(原作空知英秋)の実写化は昨年6月末の第一報から、ファンの熱い視線を浴び、キャストの名前やビジュアルが解禁されるたびに、大反響を巻き起こしている。本レポートでは、昨年8月某日、茨城県・ワープステーション江戸で行われた撮影現場に密着。舞台となるパラレルワールドの江戸の町並みが出現した現場には、メガホンをとる福田雄一監督(「勇者ヨシヒコ」シリーズ)を筆頭に、主人公の“銀さん”こと坂田銀時を演じる小栗旬、銀時とともに万事屋(よろずや)を営む志村新八役の菅田将暉、神楽役の橋本環奈が顔を揃えた。まず目を引くのは、キャスト陣による登場人物の“完コピ”ぶりだ。小栗さんは地毛を銀髪に染め上げ、ウィッグも着用して、銀時のトレードマークである「天然パーマで銀髪」を忠実に再現。菅田さんの新八=メガネ男子っぷりは見事にハマッているし、橋本さんもオレンジ色に染めた地毛、青い瞳とチャイナ服で神楽になりきっている。台風一過で気温が優に30度を超えたこの日、小栗さん、菅田さん、橋本さんが臨んだのは、「瑠璃丸」と名付けられたカブトムシを猛然と追いかけるシーン。本番を前に、3人が走るスピードが何度となく調整されたが、全力疾走の小栗さんに追い付こうと、はかま姿の菅田さん、チャイナ服の橋本さんが悪戦苦闘していた。そこに涼しい表情で、颯爽と同流するのは桂小太郎を演じる岡田将生。長い黒髪で容姿端麗、「狂乱の貴公子」との異名を持つ人気キャラクターで、こちらも原作コミックが飛び出してきたような存在感。その隣には、桂のペットにして相棒の地球外生物、エリザベスの姿も!抱腹絶倒のギャグが炸裂する『銀魂』スピリットは、実写版でも健在なのだ。周囲を見渡せば、特殊メイクを施された宇宙人=「天人(あまんと)」役のエキストラもちらほら。また、その場で高精度なCG合成が行える「Nカム」と呼ばれる特殊なカメラシステムが、現場に持ち込まれた点も『銀魂』ならでは。小栗さんらは、実際には存在しないCGキャラクター(このシーンであれば、カブトムシの瑠璃丸)のサイズや動きを確認し、演技の参考にすることができる。もう1点、『銀魂』ならではと言えば、アクロバティックな殺陣だ。今回、小栗さんの提案によって、ドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」、実写版『ルパン三世』など小栗さんの出演作で活躍した韓国のアクションチームが現場の指揮をとっていた。そして、何よりも小栗さんが現場で発揮する“座長力”はさすがの一言。人気コミックの実写化といえば、批判もつきものだが「それでも受けて立つ」と言わんばかりの堂々たる佇まいが、自然と共演者やスタッフを鼓舞しているのが、ヒシヒシと伝わってくる。小栗さん自身が『銀魂』の大ファンであり(コミック27巻には、小栗旬之介というパロディキャラも登場!)、原作ファンの気持ちも十分理解しているだけに、「絶対に裏切れない」という強い決意があるはず。福田監督が「銀ちゃんは小栗君しかいなかった」と全幅の信頼を寄せる理由を、肌で感じる現場取材だった。■坂田銀時役:小栗旬(『銀魂』の魅力は)凄く振り幅があるってことじゃないですかね。やっぱり今回の作品でも、シリアスになりそうになった途端、突然また“面白”になったりする所もあるし、『銀魂』という世界観がそれを許しているというか。本来だったら絶対にかっこいい所で終わっている部分をまた遊びにもって行けたりするところが一番魅力的な部分なんじゃないかなと思います。やはり冒頭から、(中村勘九郎演じる)近藤勲さんがとても面白かったので、凄くいいスタートを切ったという感じがありました。勘九郎さんのシーンは本当に面白かったです。ずっと笑ってました(笑)。凄い覚悟を感じましたからね…その覚悟、必要なのかなって思いながら見てましたけど(笑)。でも勘九郎さんのあの現場を見て、みんな一気に触発された感じはありました。■志村新八役:菅田将暉やっぱり、頭に小栗さんがいて、そのほかのキャストもとても豪華ですごいんですが、福田組ならでは、というキャストの方々もいっぱいいて、そこに同じように居させて貰えるのがとても光栄でした。多分、最近の僕はメジャーな作品が増え、華やかだったり、派手だったり、チャラかったりイメージとして“陽”な役が多いんですが今回は割と真逆を行ってますので、いい裏切りになるといいなと思っております。キャスト発表のときに、福田さんがおっしゃっていた、みんなの評価、「あんな派手な菅田将暉にこんな地味なメガネできないだろう」とか「1000年に一度のアイドルが鼻ほじるわけないだろう」とか、「後の人間国宝かもしれない中村勘九郎が森で蜂蜜塗って全裸で立ってるわけないだろう」みたいなツッコミが全部フリにしかならない作品になっているんじゃないかなと思います。やはりエリザベスが出てくると面白いです。実写ですので、明らかに違和感がありますし(笑)。■神楽役:橋本環奈楽しかったです(笑)。やる前から、やっぱり神楽はゲロインだし、鼻ほじのシーンとかもあるのは分かっていましたけど、中途半端にやっちゃうと、いろんな人が「これは神楽じゃない」って言うと思うし、神楽は夜兎族で本当に俊敏にアクションをやったり、かっこいい一面もあるけど、そういう面白いことも多いじゃないですか。とにかく振り切って、中途半端にしないことっていうのは、心がけていました。撮影で鼻ほじのシーンが終わった後に、みんなに拍手して貰ったんですよ。なぜか(笑)すごくうれしかったんですけれど、やりきれたかなって気持ちはあります。『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。協力:ワーナー・ブラザース(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年03月22日ガイ・リッチー監督最新作となる映画『キング・アーサー』が2017年6月17日(土)に公開される。「アーサー王物語」を描いたアクション・エンターテインメントこれまで『シャーロック・ホームズ』『コードネーム U.N.C.L.E.』を手掛けてきた“映像の魔術師”ガイ・リッチー監督の最新作は、伝説的物語「アーサー王物語」をベースに、圧倒的スケールで描き出す無双アクション・エンターテインメント。「アーサー王物語」はこれまで書籍・舞台・映像作品・ゲームなど数多のエンターテイメントに影響を与え、世界中の人々を惹きつけてきた。アーサー王は英国史の中でも、最も有名な英雄の1人と知られており、少年が岩から剣を引き抜く有名なシーンは見覚えある人も多いのではないだろうか。アーサー役はチャーリー・ハナム、ジュード・ロウが悪役に『キング・アーサー』は落ちぶれたスラム生活だった青年が、ふとしたきっかけで伝説の聖剣「エクスカリバー」を引き抜き、固い絆で結ばれた仲間たちと共に、王座への道を駆け登るという物語だ。アーサーを演じるのは『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナム。王国に君臨する最大の敵・暴君ヴォーティガンを、未だかつてない非道ぶりで魅せるジュード・ロウが演じる。アーサーの親を殺し、権力のためには手段を選ばない男だ。他にも、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの第4作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』のアストリッド・ベルジュ=フリスベ、『ワイルド・スピード SKY MISSION』『ターザン:REBORN』のジャイモン・フンスー、そして『ダークナイト ライジング』のエイダン・ギレンらが顔を揃える。デヴィッド・ベッカムが騎士姿で出演また本作に、元サッカー選手のデヴィッド・ベッカムが悪役として出演していることが発表された。3月に顔面に深い傷を負い、歯がボロボロの姿を自身のSNSで披露し話題を呼んだが、これは本作撮影の為に特殊メイクを施された様子だった。劇中では、ジュード・ロウ演じる暴君ヴォーティガン率いる軍隊に所属し、岩に刺さったまま引き抜く事が出来なくなった聖剣エクスカリバーを管理する兵士役として登場している。目線の先には、チャーリー・ハナム演じる青年アーサーがおり、彼が聖剣を引き抜くというすべての始まりとなる重要シーンの一端を担っている。公開された場面写真には部下を引き連れ、険しい表情で睨み付けるベッカムの姿が。悪役としての新たな姿に期待が高まる。なお、今回の出演はガイ・リッチーとベッカムが親友の関係性ということから生まれたもの。ベッカムは過去にも『コードネーム U.N.C.L.E.』において、映写技師役としてカメオ出演を果たしている。360度カメラ&ドローンによるダイナミックな映像劇中では、360度カメラやドローン撮影による多角的でダイナミックな映像に加え、ハイスピード撮影を駆使した爽快感満載のソードアクションが見どころだ。CGを駆使した30メートル超の巨大象との死闘や、迫りくる無数の敵兵をバタバタとなぎ倒すシーンなど、従来のアクション映画のイメージを覆すほどの大迫力はぜひその目で確かめて欲しい。予告映像では、選ばれしものだけが手することを許される伝説の聖剣「エクスカリバー」の力で、絶体絶命の窮地から無双モードに突入するアーサーの爽快感溢れるアクションシーンや、 “無慈悲で超凶悪”というかつてない悪役・暴君ヴォーティガンを演じるジュード・ロウの姿が収められている。想像を絶するパワーを秘めた魔力とアーサーの汗握る戦いが繰り広げられている。ストーリー王の息子でありながら、両親を殺され、スラムで貧しく生きることを強いられた若きアーサー。しかし、彼は次第に強靭な肉体と生き抜く知恵を身に付け、運命に導かれるように、無双の力を持つ“聖剣エクカリバー”を手に入れる。王国に君臨する、両親の敵・暴君ヴォーティガンを倒し王になるため、アーサーは仲間と共に立ち上がる。作品詳細『キング・アーサー』公開日:2017年6月17日(土)監督:ガイ・リッチー出演:チャーリー・ハナム、ジュード・ロウ、アストリッド・ベルジュ=フリスベ、ジャイモン・フンスー、エイダン・ギレン、エリック・バナ配給:ワーナー・ブラザース映画© 2017 WARNER BROS. ENT. INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED AND RATPAC-DUNE ENT. LLC
2017年03月18日(写真:ロイター/アフロ) 1999年に公開されたSci-Fiムービーの金字塔『マトリックス』がリブートされるかもしれない。The Hollywood Reporterが報じている。 「あくまでも噂の域を出ない」としながらも、目下キャスティングとスタッフィングの真っ最中。主演俳優候補には『クリード チャンプを継ぐ男』のマイケル・B・ジョーダンが、脚本家には『X-MEN: ファイナル ディシジョン』や『インクレディブル・ハルク』などのアメコミ原作を得意とするザック・ペンが浮上しているという。 オリジナル三部作の脚本と監督を務めたウォシャウスキー姉妹は、現時点ではプロジェクトに参加していない模様。『マトリックス』製作当時はローレンス&アンドュー・ウォシャウスキー兄弟だったが、後に二人とも性別適合手術を受け、それぞれラナ、リリーと改名している。 関係者によると、米ワーナー・ブラザースにリブートの話を持ち込んだのは、オリジナル三部作のプロデューサーだったヒットメーカーのジョエル・シルバーだという。しかし、スタジオ側は彼と組むことに慎重な姿勢を取っているようだ。 名作のリブートを歓迎する向きもあるが、ファンからすれば、ウォシャウスキー姉妹が作り上げた独特の世界観と、キアヌ・リーヴスが演じたネオあっての『マトリックス』だ。キーパーソンを排除するような動きにSNSなどでは反発の声が上がっている。
2017年03月15日全世界で大人気を獲得している同名ゲームを、『X-MEN』シリーズや『スティーブ・ジョブズ』のマイケル・ファスベンダー主演で実写映画化した『アサシン クリード』(3月3日公開)。現代と15世紀末ルネサンス期のスペインを舞台に、ファスベンダー演じる記憶をなくした死刑囚の男が15世紀の自分の祖先の運命を追体験することで、人類の歴史をも揺るがす謎に迫っていくアクション超大作だ。いまや世界的トップスターとなったファスベンダーが初めてプロデューサーに名を連ね、俳優人生を懸けた意気込みで映画化した本作について、公開前に来日した本人が激白。「情熱だけでは、映画化は難しい」と語る人気俳優の覚悟とは――。――現代の主人公カラム・リンチは、ファンタジックな出来事に巻き込まれていく設定でしたが、演じている最中は、彼のことをどう理解して演じていたのですか?彼の祖先である伝説のアサシンであるアギラールと2役を演じられましたが。僕が演じたカラムとアギラールは全然違って、カラムは精神的なキャラクターで、アギラールは肉体的でね。アギラールには仲間がいて、組織に所属していて、自分の使命感みたいなものも持っているが、カラムは誰も信用していない迷える人間だ。本当に何をしていいかわからない渦中でアギラールの運命を追体験することで、徐々に自分がリーダー的になっていく。最初は嫌々だけれど、やがて自分よりも大きな目標に意義を見つけ出すんだ。――彼だけでなく、主に3人の女性たちも魅力的に映っていました。ご自身は、どういう女性に魅力を感じますか?強く、自立した女性でユーモアがある人が、魅力的だと思う。この業界に長くいて10年くらい俳優業をしているけれど、強い女性のキャラクターは本当に少ないものだ。だいたいが男性のリーダシップの下にいるとか、それだけの役柄が多いよ。そういう状況を受けて、今回は自立した女性を入れようかということになっていったわけだ。――また、静かでありながら迫力があるアクションに魅了されましたが、今回のアクションをする上で意識したことは何でしょうか?そのとおりだよ。大きな爆発的なアクションがあったかと思えば、静かになる時もあって、ある意味では、まるでゴムを伸ばして縮まるような、まるでダンスのようなアクションと言ってもいいだろう。それは、元々のゲームの中にすでにあったもので、洗練されたアクションだった。だから、それを研究して、今回の映画の中に採り入れたよ。――DNAの記憶を呼び覚ます装置“アニムス”という装置が印象的でした。これまでにも『アバター』や『インセプション』など意識と肉体がかい離するアイデアはあったと思いますが、今回はロボットアームによる表現が新鮮でした。どういう経緯で生まれたのでしょう?アームの部分はCGでね。撮影現場ではワイヤーで吊るされている状況で、とても居心地が悪かったよ。ゲームの中ではただの椅子だったので、それではカラムがただの受け身の人間になってしまう。アギラールの追体験をしている時には、格闘や動いている様子がほしいと思ったのさ。だから、想像しながら演技をしていたけれど、後はCGで処理したわけだ。――ちなみに“アニムス”で追体験中の戦闘シーンでは、裸でしたよね。そこへの抵抗や疑問は?追体験のシーンは、基本的にはシャツなしの裸で挑みたかった。美意識的にも、白いTシャツでは面白くない気がしていてね。よくオリンピックのアスリートなどは、肉体が見えるようなピチっとしたシャツを着ているよね?肉体を見せることは大事だったから、近未来的なボディースーツの着用も考えたけれど、最後はカラムが自分の意思で戦いにいくという意味の表現でシャツを脱いでいる。シャツを着ていると、原始的な意味合いは出ないからね。――主人公は理不尽なことを経て、主体的に成長していきますが、今回の映画を撮ったことで、あなた自身は何が収穫はありましたか?ちょっと白髪が増えたかな(笑)。いや、今回はプロデューサーも兼ねていることがあって、学びは多かったよ。以前小さい作品を自分の製作会社で作ったことがあったけれど、今回はスケールが違う大作だったので、そういう意味ではまったく新しい体験をした。例えば脚本上ではすごく重要だと思って書いたシーンが、実際に撮影するとビジュアルとしてたいしたことがなかった、あるいは1秒くらいのシーンなのに実際に撮影するとすごく語ることがあるいいシーンになっているなど、常に意識が必要だった。急にその場で作ったものがベターなことがあるので、そういうチャンスを逃さないということも含めて、交渉力も勉強した。情熱だけではできないんだ。外交的な手腕、そういうものも必要だったよ。■プロフィールマイケル・ファスベンダー1977年生まれ、ドイツ、ハイデルベルク出身。TVシリーズ「バンド・オブ・ブラザース」(01)で注目され、映画デビューは『300<スリーハンドレッド>』(07)。翌年の『HUNGER/ハンガー』(08)で、英国インディペンデント映画賞主演男優賞などを受賞した。クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』(09)を経て、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)で、マグニートー役に抜てき。『X-MEN:フューチャー&パスト』(14)、『X-MEN:アポカリプス』(16)でもマグニートーを演じた。『SHAME -シェイム-』(11)で、ヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞。アカデミー賞では『それでも夜は明ける』(13)で助演男優賞に、『スティーブ・ジョブズ』(15)で主演男優賞に、それぞれノミネートされた。待機作に『プロメテウス』(12)の続編、『エイリアン:コヴェナント』などがある。(C)2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures. All Rights Reserved.
2017年03月02日J.K.ローリングが、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』続編の脚本とみられる書類の写真を、自身のツイッターで公開した。ローリングは、「J.K.ローリング著作」「機密」「ワーナー・ブラザース」という文字が見える書類が写った写真を投稿。「今日はビースティーな日だったわ」とコメントを添え、ファンたちを歓喜させた。昨年公開されたワーナー・ブラザース製作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』第1弾は、ローリングの同名タイトルの書籍を基に自身が脚本を担当し、「ハリー・ポッター」シリーズの最終4作品のメガホンをとったデヴィッド・イェーツが監督を務めた。魔法生物学者ニュート・スキャマンダー役でエディ・レッドメイン、魔女ティナ役でキャサリン・ウォーターストン、魔法使いグレイブス役でコリン・ファレルらが出演していた同作品は、26日に行われたアカデミー賞の授賞式でコリーン・アトウッドが衣装賞を獲得し、「ハリー・ポッター」関連の映画で初のアカデミー賞を勝ち取った。2018年11月公開予定の第2弾に関する詳細はあまり明らかになっていないが、ジョニー・デップがゲラート・グリンデルバルド役で出演することは発表されている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の続編は、ワーナー・ブラザースとローリングによってすでに4作品製作されることが計画されている。(C)BANG Media International
2017年03月01日