現在開催中の第72回カンヌ映画祭のコンペティション部門に正式出品されたクエンティン・タランティーノ9作目の長編監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。現地時間5月21日にワールドプレミアとして本作が世界初お披露目され、同時に秘密のベールに包まれていたストーリーが垣間見える最新予告編が公開された。『ジャンゴ 繋がれざる者』でタランティーノ監督作初出演したレオナルド・ディカプリオと、『イングロリアス・バスターズ』で同監督作初主演を果たしたブラッド・ピットの2大スターが共演することで注目を集めている本作。今回到着した予告編では、ハリウッドで俳優として再び栄光を取り戻そうとしている落ち目の俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、スタントマンのクリフ・ブース(ブラッド・ピット)が、シュワルツ(アル・パチーノ)とバーで会うシーンからスタート。映画の撮影中、演技がうまくいかなくて一人トレーラーの中で毒づくリックの姿や、鍛え上げられたブラッドの肉体美、リックとクリフとの友情も垣間見え、さらにシャロン・テートを演じるマーゴット・ロビーの姿も確認することができる。そして最後には、「この街では何もかもが一瞬で変わってしまう」という、ハリウッドの光と影を暗示しているかのようなリックの意味深なセリフも収録されている。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年秋、全国にて公開予定
2019年05月22日2011年、小池修一郎の脚本・演出により宝塚歌劇団でミュージカル化され、星組で初演された『オーシャンズ11』。2013年には花組で再演、共に好評を博した本作が、6年ぶりに宙組で上演。4月19日、兵庫・宝塚大劇場にて幕を開けた。本公演は第105期初舞台生40名のお披露目公演でもあり、幕開きには初舞台生が口上を行い、ショーではラインダンスを披露している。宝塚歌劇宙組 ミュージカル『オーシャンズ11』チケット情報原作は、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツなど豪華キャストの共演で話題を呼んだ同名映画。ラスヴェガス最高のカジノホテルを舞台に、ダニー・オーシャンと10人の仲間が金庫破りに挑むスリリングなエンタテインメント大作だ。服役中の天才詐欺師ダニー・オーシャンは、仮釈放になると同時に、ラスヴェガスへと向かう。愛する妻テスをホテル王テリー・ベネディクトから取り戻すとともに、カジノから売上金を奪うために…。第一幕はダニーの仲間探しとベネディクトのたくらみを中心に展開。トップスター真風涼帆(まかぜ・すずほ)演じるダニーが仮釈放され、芹香斗亜(せりか・とあ)演じる昔馴染みのラスティーと再会。冷酷非情な裏の顔を持つホテル王ベネディクトにひと泡吹かせるべく、金庫破りの計画を実行する仲間を集めていく。役者がそろった第二幕は、カジノに潜入し、計画を実行していく様子が描かれる。カジノに張り巡らされたセキュリティを次々と突破し、ベネディクトを追い詰めていく様は痛快だ。“チョイ悪”ダニーをはじめ、ダンディでクールな男たちがズラリと並ぶ様に惚れぼれ。ダニー役の真風は、余裕のあるアダルトな色気をまとって魅せ、ラスティー役の芹香は頭のキレっぷりとユルさが絶妙。初演の新人公演でも同役を演じたふたりの息はピッタリだ。ダニーの妻テスを演じのトップ娘役星風まどかも、洗練された知的な女性を表現。ベネディクト役の桜木みなとは、表情や佇まいで繊細にヒールなキャラクターを作りこんでいる。ほか、カジノのディーラーやマジシャンなどの多彩なキャラクターを、個性豊かな宙組生が好演。個々の魅力、そして組としての魅力が存分に味わえるステージとなっている。兵庫公演は5月27日(月)まで上演中。その後、6月14日(金)から7月21日(日)まで東京宝塚劇場にて上演。東京公演のチケットは5月19日(日)より一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2019年04月26日レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの豪華スターが共演することで話題の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の日本公開日が8月30日(金)に決定。併せて日本版ポスタービジュアルと場面写真が到着した。クエンティン・タランティーノの9作目の長編監督作となる最新作は、1969年のロサンゼルスを舞台に、ハリウッド黄金時代の最後の瞬間を、タランティーノ製作・脚本・監督で描く。本作で特に注目なのが、出演する豪華スターたち。『ジャンゴ 繋がれざる者』でタランティーノ監督作初出演となったレオナルドと、『イングロリアス・バスターズ』で同監督作初主演を果たしたブラッドの2大スターが初顔合わせを果たし、レオナルドがハリウッドで俳優として再び栄光を取り戻そうとしているちょっと落ち目のTV俳優リック・ダルトン、ブラッドが長年彼のスタントマンを務めているクリフ・ブースを演じる。そのほか、アル・パチーノ、ブルース・ダーン、ダコタ・ファニング、ジェームズ・マースデン、カート・ラッセル、マーゴット・ロビー。先日急逝した「ビバリーヒルズ高校白書」のルーク・ペリーも本作に出演しており、映画作品としては遺作となっている。公開日が入った日本版ポスタービジュアルと併せて到着した場面写真には、武器片手に躍動感あふれるレオナルドと、リラックスした格好のブラッドがそれぞれ写し出されている。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年秋、全国にて公開予定
2019年04月24日アカデミー賞受賞女優のシャーリーズ・セロンが4月上旬、家族と一緒にカリフォルニアのディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークを訪れ、新しく誕生したアトラクションの前で記念撮影に応じたようだ。公式パークブログによると、セロンが立っている場所は、同パークのピクサー・ピアに新たに誕生したアトラクション、「ジェシーのクリッター・カルーセル」の前。セロンは普段着のようなラフな格好で、頭にはミッキーシェイプのカチューシャをつけており、休暇を満喫している様子だ。この日、セロンが体験したかどうかは定かではないが、「ジェシーのクリッター・カルーセル」はヨーデルを歌うカウガールのジェシーがゲストを歓迎する新アトラクション。ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー2』に登場するテレビ番組“ウッディーのラウンドアップ”にインスパイアされていて、板張りのカルーセルはクラシカルな雰囲気も楽しめそう。先日「10年間シングル」発言も話題となり、1月にはブラッド・ピットとの交際報道も飛び出したシャーリーズ・セロン。今年はセス・ローゲンと共演するラブ・コメディー『Long Shot』(原題)の公開も控えている。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、全ての情報は、予告なく、変更になる場合があり得ます。(text:cinemacafe.net)
2019年04月11日シャーリーズ・セロンが最新作『Long Shot』(原題)のプロモーション活動中に、自身の恋愛について語った。今作はセス・ローゲンと主演するラブコメディ。ジャーナリストのフレッド(セス)が、初恋の人で自分の元ベビーシッターだったシャーロット(シャーリーズ)に再会し再び恋心を抱くも、シャーロットはいまや大統領選に立候補する“雲の上の人”で…というストーリーだ。タイトルの「Long Shot」とは「見込みがない」という意味。果たしてフレッドがシャーロットの恋のお相手になれる可能性は!?「私はここ10年間シングル」とシネマコンで明かしたシャーリーズ。「“見込みがない”なんてことはないから、誰か度胸を見せて近寄ってきてくれないかしら?」と映画のタイトルを引用しながら観客に呼び掛けた。「本当にショックなくらい、恋の予定がないんだもの」。シャーリーズはこれまでに、『コール』で共演したスチュアート・タウンゼント(2002年~2010年)、ショーン・ペン(2013年~2015年)との交際が報じられてきた。「10年間シングル」というシャーリーズの発言は、「それくらい長い間、交際していない」ということの例えなのだろう。今年1月にはブラッド・ピットとのロマンスも報じられたが、シャーリーズの発言から現在進行形の恋愛はしていないようだ。(Hiromi Kaku)
2019年04月08日クリスチャン・ベイル主演×アダム・マッケイ監督×ブラッド・ピット製作の『マネー・ショート華麗なる大逆転』チームが再集結した『バイス』。この度、“副大統領”ディック・チェイニーの妻リン・チェイニーについてフィーチャーした特別映像がシネマカフェに到着した。父ジョージ・H・W・ブッシュ政権下では国防長官として、息子ジョージ・W・ブッシュ政権下では2001年~2009年まで副大統領を務めたディック・チェイニーをクリスチャン・ベイルが驚異の大変身で演じた本作。「次はブッシュだけど、その次は誰かしらね」とチェイニーに耳打ちする妻のリンは、「夫の影に隠れた野心家だった。チェイニーはリンにほれ込み、実際のかじ取り役は彼女が担っていたそうだ」と届いた映像で語るのは、監督のアダム・マッケイ。アメリカ同時多発テロ事件から38年さかのぼった1963年。若きチェイニー(ベイル)はろくに授業にも出ない酔っぱらいの大学生だった。イェール大学を退学となり、自らが育ったワイオミング州で電気工として働き始めたが、酒ぐせの悪さは相変わらず。警察の世話になった彼を引き取ったのは、成績オールAの才女である恋人リン(エイミー・アダムス)だった。「もう愛想が尽きたわ!」と罵声を浴びせるリンに赦しを請うたチェイニーは、ぼそっと「二度と君を失望させないよ」と誓うのだ。「リンには生き抜く本能があった。厳しい環境で育ったからね。愛想を尽かしかけても信じてた。リンは自分の欲望を追求したの。そして目標を全て実現したわ」とリン・チェイニーを演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたエイミーは語る。下院議員選挙に出馬することになったチェイニーがタイミング悪く心筋梗塞で倒れた際、彼を救ったのは切れ者の妻リンだった。もともと話し下手なうえに、病院で静養を余儀なくされたチェイニーに代わり、選挙キャンペーンでマイクを握ったリンは、心に響くスピーチでワイオミングの市民を魅了、夫の勝利の女神となった。「リンが誰を選んでも、その男は大統領か副大統領になっただろうと言われる」とマッケイ監督が証言するように、女性が政界に進出することが難しかった時代に、夫を支えながらも自らの欲望を追求したリン。一介の電気工から副大統領まで夫を押し上げた妻のしたたかさと強さが、本作では存分に描かれている。『バイス』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バイス 2019年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved.
2019年04月06日テクノバンド・電気グルーヴのメンバーで俳優のピエール瀧被告の逮捕劇で物議を醸した斎藤工主演映画『麻雀放浪記2020』がいよいよ4月5日より公開となった。マスコミ試写は一切行われなかったので、早速、初日に本作の配給会社である東映の本丸、丸の内TOEI 1にて鑑賞。冒頭で「麻薬取締法違反で逮捕されたピエール瀧容疑者が出演しております」というテロップを観て気を引き締めながら観た本編は、失笑&爆笑シーン満載のブラックコメディに仕上がっていた!【ネタバレあり】ご存知、原案は和田誠監督作『麻雀放浪記』(84)で知られる阿佐田哲也の同名小説だが、本作は大胆不敵に設定をアレンジ。メガホンをとったのは、『孤狼の血』(18)など、筋金入りの男くさい映画を手掛けてきた白石和彌監督だ。主人公のギャンブラー、坊や哲(斎藤工)が、第二次世界大戦後の1945年から、タイムスリップして2020年にやってくる。そこは、第三次世界大戦で東京オリンピックが中止になったという戦後の日本だった。○■斎藤工が“ふんどし雀士”に! “ふんどししゃぶしゃぶ”も登場物語はすでにタイムスリップした2020年からスタート。まずは、斎藤自身も自虐的にツッコミを入れていた、坊や哲が“童貞”だとイジられるシーンがシュール。その後、坊や哲は芸能プロダクションの社長・クソ丸(竹中直人)の後押しで、攻める麻雀プレイを見せる“ふんどし雀士・哲”として大ブレイクしていく。トップアイドル並みに顔写真入りグッズが量産され、時の人となった哲。世間的にもふんどしがイケてるファッションとして大ブームを巻き起こし、クソ丸はふんどし姿のイケメンたちが迎えてくれる“ふんどししゃぶしゃぶ”までもプロデュースし、イケイケドンドンとなる。ちなみにその後、ある容疑で哲が逮捕され、彼のグッズすべてが店頭から回収される羽目に。さらに、謝罪会見までさせられるという、まさに「事実は小説より奇なり」的なアイロニーのきいた物語になっていた……。○■バーコードヘアのピエール瀧と、元東京都知事役の舛添要一!元五輪組織委員会・会長の杜役のピエール瀧被告は、バーコードヘアで登場し、威圧感たっぷりの演技を披露。先日、ピエール瀧被告について「言語道断」とツイッターでぶったぎっていた舛添要一前東京都知事が、なんと本人役で出演し、開催されることになった麻雀五輪の解説を務めるという点にびっくり仰天。また、白石組の常連俳優・音尾琢真といえば、『孤狼の血』でかなり際どい“局所の真珠”のシーンが記憶新しいところだが、本作では、AbemaTV麻雀番組のプロデューサー役に扮し、同シーンをおちゃめにパロっているのでお見逃しなく。○■バーチャルHシーンに挑戦したももと、AI役がドハマリのベッキー男優陣がハッスルすれば、女優陣も負けてはいない。常にコンプライアンスに立ち向かうがごとく、ギリギリの映像表現にトライしてきた白石和彌監督だが、今回は、なんとバーチャルSEXのシーンをお見舞いする。演じたのは、天真爛漫な地下アイドル・ドテ子役のチャラン・ポ・ランタンのボーカル・もも。ここはもはや笑って観てほしい。また、今回出色だったのが、麻雀クラブ「オックスクラブ」のオーナー八代ゆき役と、AI搭載のアンドロイド役の2役に挑んだベッキー。色香が漂うゆき役では、斎藤との胸キュンシーンを熱演。2020年に舞台を移せば、美しいアンドロイドにチェンジ。いかにも血の通ってなさそうなクールビューティーぶりに思わず息を呑む。最後まで観ると、現代社会に皮肉を込めた社会派のブラックコメディとなっていたことがわかった『麻雀放浪記2020』。斎藤工が初日舞台挨拶で「紆余曲折あった」「七転び八起き」といった言葉を口にしていたが、とにかく無事に公開されたことが喜ばしい限りだ。さらに第9回北京国際映画祭への公式上映も決定した本作は、ぜひ多くの人に観てほしい!■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴。(C)2019「麻雀放浪記2020」製作委員会
2019年04月06日「夜空と交差する森の映画祭2019」が、静岡県沼津市の“泊まれる公園”「INN THE PARK」にて、2019年9月21日(土)に開催される。「夜空と交差する森の映画祭」とは「夜空と交差する森の映画祭」は、長編やインディーズショートフィルムなど数十作品以上の映画を、野外フェス形式で夜通し上映するイベント。2017年は離島、2018年はサーキットと、これまでにもユニークな場所で開催されてきたが、2019年は静岡県沼津市の“泊まれる公園”「INN THE PARK」にて実施される。2019年は“泊まれる公園”「INN THE PARK」で同施設は少年自然の家をリノベーションした”大人の林間学校”がテーマの宿泊施設。代々木公園に匹敵する広大な敷地内には、イベントを行える「芝生公園」、森にひっそり浮かび上がる「球体テント」、緑を眺めることができる「サロンカフェ」などが設置されている。また、首都圏から高速で1時間半という好アクセスで、「夜空と交差する森の映画祭」史上最も都心からアクセスが良い開催地というのもポイントだ。『きみに読む物語』など全59作品を上映2019年は、合計59作品の上映が決定。会場内メインステージの注目は、ライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスが主演を務める名作ラブストーリー『きみに読む物語』。また、宇宙を越えた父娘の愛を描くクリストファー・ノーラン監督作『インターステラー』、巨匠アニエス・ヴァルダとフランス人現代アーティストJRの交流を記録したドキュメンタリー映画『顔たち、ところどころ』、駆け落ちした12歳の男女の騒動を独特のユーモアとカラフルな色彩で描いたウェス・アンダーソン監督の『ムーンライズ・キングダム』、トム・クルーズ&ブラッド・ピットが出演する『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』を上映。さらに、長久充監督による『ウィーアーリトルゾンビーズ』、少年の瞳を通して“果てしない世界の謎”と“冒険”を描いた『ペンギン・ハイウェイ』などもラインナップする。4つのエリアを設置なお「夜空と交差する森の映画祭2019」では、2019年の世界観である「いつのまにか」をベースに、長編映画を上映するメインエリア「まちはずれのたからじま」、川を跨ぐ形でスクリーンを設置する「きいろいながぐつ」、森の映画祭史上初となる屋内エリア「ねえねえ みてみて!」、森の小道を抜けた先に現れるジャングルジムを囲んだ平野エリア「まっくらのなか」の4つのコンセプトエリアを設定。大きな芝生が広がる「まちはずれのたからじま」エリアでは、開場14時から18時までマーケットイベント「おひるすぎのピクニック」を開催。芝生に立ち並ぶ各店舗で、ショッピング、ワークショップ、フードやドリンクなどを楽しむことができる。さらに、影絵によるパフォーマンスや、映画メディアのシネマズPLUSによるトークショー、時間ごとに、映画監督やフィルマークススタッフなどにマスターが入れ替わる「スナックよぞら」などが開催される。「ねえねえ みてみて!」は、渋谷・吉祥寺でミニシアターを運営する映画配給会社アップリンクとタッグを組んで設置する。スープストック出店&一夜限りのレストランも会場には、食べるスープの専門店 「スープストックトーキョー」が出店。人気を誇る「オマール海老のビスク」のほか、数種類のスープを提供する予定だ。また即日完売した4月の第1回目の開催に続き、一夜限りのレストラン「月灯りの料理店」がオープン。当日は映画を鑑賞できる専用シートが用意され、「夜空と交差する森の映画祭2019」の世界観にあわせた料理と一緒に映画を楽しむことが可能だ。その他、「森の映画祭オリジナルクラフトビール」も2018年に引き続き登場する。当日上映タイムテーブル【詳細】「夜空と交差する森の映画祭2019」日時:2019年9月21日(土) オールナイト開催会場:静岡県沼津市 泊まれる公園「INN THE PARK」(静岡県沼津市足高220-4)上映作品:全59作品 『きみに読む物語』『インターステラー』『顔たち、ところどころ』『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』『ムーンライズキングダム』『ウィーアーリトルゾンビーズ』『ペンギン・ハイウェイ』などの長編映画や短編映画■チケット発売日:2019年8月1日(木)チケット購入サイト:・入場券(8/1~) 10,800円・新宿発バスツアー券 8,000円・名古屋発バスツアー券 12,000円
2019年03月28日クエンティン・タランティーノ監督の9作目の最新映画『Once Upon a Time in Hollywood』(邦題『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)が、2019年の秋に日本公開決定。2種類の海外版ティザーポスターと特報が解禁されました。今秋公開『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』2015年公開の『ヘイトフル・エイト』から4年ぶりとなるファン待望のタランティーノ監督の新作映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。レオナルド・ディカプリオさんとブラッド・ピットさん、2大スターの豪華な顔合わせが話題を集めています。ハリウッド黄金時代の最後の瞬間を、タランティーノ氏の製作・脚本・監督で描かれた本作。ハリウッドへの郷愁とリスペクトを込め、5年の歳月を費やして脚本執筆されました。特報映像と海外版ティザーポスターが解禁!特報映像ブラッド・ピットさん扮するクリフ・ブースが、ブルース・リーらしき東洋人とカンフーアクションを繰り広げるシーンや、レオナルド・ディカプリオさん扮するリック・ダルトンが、子役の少女に「私が生きてきた中であなたは最高の役者よ」とささやかれて涙ぐむ姿などが描かれています。海外版ティザーポスターレオナルド・ディカプリオさんとブラッド・ピットさんの2ショットのポスターと、『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたマーゴット・ロビーさんの2つのティザーポスターが公開されました。レオナルド・ディカプリオ&ブラッド・ピットが共演なんといっても本作の目玉は、アメリカを代表する2大スターの豪華共演でしょう。2012年に公開された映画『ジャンゴ 繋がれざる者』で、タランティーノ監督作が初出演となったレオナルド・ディカプリオさんと、2009年に公開された『イングロリアス・バスターズ』で同監督作の初主演を果たしたブラッド・ピットさんが奇跡のタッグ。ハリウッドで俳優として再び栄光を取り戻そうとする、ちょっと落ち目のTV俳優リック・ダルトン役をレオナルド・ディカプリオさんが、長年彼のスタントマンを務めているクリフ・ブース役をブラッド・ピットさんが演じます。レオナルド・ディカプリオさんがインスタに投稿!主演のレオナルド・ディカプリオさんは、LA時間2019年1月26日の午前6:00(日本時間2019年1月27日 22:00)に、自身のインスタグラムでブラッド・ピットさんとのショットを公開。続けて画像や映像をアップしたことで、大きな話題を集めました。豪華な顔ぶれが揃うキャスト陣にも注目!先日急逝した『ビバリーヒルズ高校白書』のルーク・ペリーさんも本作に出演。映画作品としては遺作となっています。さらに『ヘイトフル・エイト』のブルース・ダーンさんや、『アイ・アム・サム』の天才子役として知られるダコタ・ファニングさん、『X-MEN』シリーズのジェームズ・マースデンさんも出演。超豪華なキャストにも注目して観てくださいね。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』公開概要作品タイトルワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド公開全米公開は2019年7月26日、日本公開は2019年秋予定。出演レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ルーク・ペリー、ブルース・ダーン、ダコタ・ファニング、ジェームズ・マースデン、ティム・ロス、マイケル・マドセン、エミール・ハーシュ、ティモシー・オリファント、カート・ラッセル、ダミアン・ルイスほか脚本・監督クエンティン・タランティーノ
2019年03月22日クエンティン・タランティーノ監督最新作『Once Upon a Time in Hollywood』の邦題が『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』として今秋、日本公開されることが決定。早くも話題を呼んでいる海外版ティザーポスターとともに、初映像となる特報が解禁となった。アカデミー賞を席巻した『ヘイトフル・エイト』から4年ぶりとなる新作は、『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)でタランティーノ監督作初出演となったレオナルド・ディカプリオと、『イングロリアス・バスターズ』(2009)で同監督作初主演を果たしたブラッド・ピットという2大スターの豪華顔合わせで注目を集めている話題作。舞台は1969年のロサンジェルス。詳しいストーリーはまだ明かされていないが、ハリウッド黄金時代の最後の瞬間を、実際にタランティーノ自身が育った当時のハリウッド、そしていまや失われてしまったハリウッドに郷愁とリスペクトを込め、5年の歳月を費やして脚本を執筆したという。今回解禁された初映像には、ハリウッドで俳優として再び栄光を取り戻そうとしている、ちょっと落ち目のTV俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、長年彼のスタントマンを務めているクリフ・ブース(ブラッド・ピット)が登場。クリフがブルース・リーらしき(!?)アジア系俳優とカンフーアクションを撮影するシーンや、共演した子役の少女に「私が生きてきた中であなたは 最高の役者よ」とささやかれ、感極まったのかリックが涙ぐむ姿などが描かれている。あわせて到着した1枚目のポスターは、かつてタランティーノ作品を“満喫した”人気実力派俳優同士の2ショット。タランティーノ作品2作目となる本作で2人がどんな新しい顔を魅せてくれるか、いまからも期待が高まる。2枚目は、当時絶頂の人気を誇っていた女優シャロン・テート役のマーゴット・ロビー。『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたマーゴットが、今回はタランティーノ映画のミューズに選ばれ、輝くようなブロンドと60年代ファッションに身を包んだ艶っぽい姿を披露。早くも話題となっている。なお、今回映像には登場していないが、先日急逝した「ビバリーヒルズ高校白書」「リバーデイル」のルーク・ペリーも本作に出演しており、映画作品としては本作が遺作。さらに、50年以上のキャリアを誇るアカデミー賞俳優アル・パチーノ、『ヘイトフル・エイト』のブルース・ダーンらハリウッドの重鎮を筆頭に、見事な成長を遂げたダコタ・ファニング、『X-MEN』シリーズのジェームズ・マースデン、『イン・トゥ・ザ・ワイルド』のエミール・ハーシュ、「HOMELAND/ホームランド」のダミアン・ルイス、Netflixオリジナル「マインドハンター」のデイモン・ヘリマンほか、『レザボア・ドックス』『ヘイトフル・エイト』のティム・ロスやマイケル・マドセン、『デス・プルーフ in グラインドハウス』『ヘイトフル・エイト』のカート・ラッセルなどタランティーノ作品ではお馴染みの面々も顔を揃えている。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は秋、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題) 2019年下半期、全国にて公開予定
2019年03月22日ハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)は、新作アイスクリームのジューシーバー「マンゴー&ブラッドオレンジ」を2019年5月7日(火)から期間限定で、全国発売する。ハーゲンダッツ ジューシーバーは、アイスクリームを2層のフルーツコーティングで包んだアイスクリームバー。 新作のジューシーバー「マンゴー&ブラッドオレンジ」は、香り高くトロピカルな味わいのアルフォンソマンゴーを使ったマンゴーアイスクリームを、やわらかな食感のマンゴー果肉と、色鮮やかで酸味のあるブラッドオレンジ果汁の2層でコーティングしている。濃厚ながらも爽やかな酸味とともに、あふれ出すかのような果汁感・果肉感を楽しめる1品。夏を感じる、清涼感のある仕上がりだ。【詳細】ハーゲンダッツ ジューシーバー「マンゴー&ブラッドオレンジ」(期間限定)発売日:2019年5月7日(火)取扱場所:全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、デパート他 価格:294円(税込)【問い合わせ先】ハーゲンダッツ ジャパン株式会社 お客様相談室TEL:0120-190821
2019年03月21日クエンティン・タランティーノ監督の最新作で、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオら豪華キャストが出演する『Once Upon A Time In Hollywood』(原題)のポスターが話題になっている。同映画のツイッターアカウントはまず18日(現地時間)ブラピ&ディカプリオバージョンのポスターを公開。「楽しみ」「ありがとう」など期待や感謝の声が寄せられたが、19日に公開したマーゴット・ロビーバージョンのポスターは不評のよう。その理由はいつものマーゴットの面影が全くない、加工されすぎた顔にあった。今作でロマン・ポランスキーの元妻で、妊娠中に殺害されたシャロン・テートを演じているマーゴット。1月に「Vanity Fair」誌が独占で公開したスチール写真のマーゴットと、今回のポスターの女性が同じ服装であることから「マーゴットなのだろう」と予想がつくが、「加工しすぎ」と批判を受けている。「誰がこのポスターにOKを出したのか知らないけど、とにかく止めるべきだよ。タランティーノ監督の映画だよ?高校のフォトショップの授業の課題じゃないんだよ?」という苦言、「ヒラリー・ダフの新シングル、よさそうだね」という皮肉、「2001年あたりのニコロデオンの映画みたい」と子ども向けチャンネルの映画ポスターに例えたコメントなどが寄せられた。(Hiromi Kaku)
2019年03月20日元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤氏が18日、都内で行われた映画『バイス』(4月5日公開)スペシャルトークイベントに出席した。同作は、ジョージ・W・ブッシュ政権で、アメリカ史上最も権力を握ったといわれる副大統領ディック・チェイニーの裏側を、実話を基に描く社会派エンターテイメント。クリスチャン・ベールが約20キロの体重増量と特殊メイクでチェイニーに扮し、プランB率いるブラッド・ピットがプロデューサーとして加わった。本年度の第91回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞部門を受賞した。クリスチャン・ベール扮するチェイニーのお面を手に登壇した堀氏は、「さすがアカデミー賞をとったメイクアップ技術。そっくりでした。ライスさんとか、あまりにも似すぎて悶絶しました」と驚きを伝え、「最近見た政治系の映画の中では一番起伏に富んでいて面白かったです」と称賛。「映画の投げかけるメッセージとしてはものすごく大切」「ジャーナリズムが窒息しそうな状況の中で、われわれは何を失ってはいけないのかという問題提起がすごくよかった」と要点を挙げ、「感情を揺さぶられるシーンが多かったので、監督含め構成はさすがだなと思いました」と感想を述べた。司会を務めた映画評論家の松崎健夫氏は、作品見どころを振り返りつつ、「この映画の中でフェイクは重要なポイント」とし、「われわれの生活のレベルで見破れる方法。何を心得ていたらできるものなんですか?」とフェイクニュースの見極め方に話題を振る。堀氏は、「僕は極めてシンプルで」と前置きし、「自分が見た世界でさえ物語だと思っています」「物語だから、いつも『本当はどうなのかな』というのを頭の片隅に置いています。僕の話にも“僕”というフィルターがかかっている。人の話も、『なるほどね』と言いながら、『あなたも気づいていない何かがあるのでは?』と思いながら向き合っています」と明かす。原発事故後、周囲からは「どのメディアを信じていいのか分からない。どの情報を信じればいいのか」と問われたこともあったそうで、「信じるという行為はある意味、目をつぶって手を合わせる行為。そんなのおっかなくてできないです。自分の身を無防備に委ねる。苦しいから信じたいというのは分かりますが、本当に自分の身を守るためだったら、もっと興味を持って関わってほしい」と呼びかけつつ、「だから、われわれメディアが頑張らないといけない」と自らにも言い聞かせていた。
2019年03月18日2014年に公開され、製作費の4倍以上の世界興行収入を記録した『マレフィセント』が、5年の時を経てスクリーンに帰ってくる。当初は2020年5月29日予定だった続編の公開日が、2019年10月18日と半年以上早まったことが明らかになった。タイトルは『Maleficent: Mistress of Evil』(悪の支配者の意)に決定。公式ツイッターがアンジェリーナ・ジョリー演じるマレフィセントの新ポスターを投稿し、公開日とタイトルを披露する形となった。アンジーは『カンフー・パンダ3』で声優、『最初に父が殺された』で監督やプロデューサーを務めたものの、映画に出演するのは元夫のブラッド・ピットと共演した2015年の『白い帽子の女』以来久々となる。『Maleficent: Mistress of Evil』には前作のキャストのエル・ファニング(オーロラ役)、ジュノー・テンプル(シスルウィット役)、イメルダ・スタウントン(ノットグラス役)、レスリー・マンヴィル(フリットル役)、サム・ライリー(ディアヴァル)らが引き続き出演。フィリップ王子役はブレントン・スウェイツが「TITANS/タイタンズ」出演のため降板し、ハリス・ディキンソン(『ブルックリンの片隅で』)が演じる。新たなキャストはミシェル・ファイファー(イングリス女王)、エド・スクライン(悪役)ら。(Hiromi Kaku)■関連作品:マレフィセント 2014年7月5日より全国にて公開© 2014 Disney Enterprises, Inc.
2019年03月07日ティモシー・シャラメとスティーヴ・カレルが父子役で出演する『ビューティフル・ボーイ』。美貌と実力を兼ね備えた新世代のトップ俳優が薬物依存症と闘う青年を演じた本作の役作りについて明かした。本作は、“人生は長い道のり。毎日、あらゆることが少しずつ良くなっていくんだよ”と、名曲「Beautiful Boy」の中で優しく語りかけるジョン・レノンのメッセージが、薬物依存の息子ニックに向き合う父デヴィッドの心情とシンクロし、愛のちからで人は何度でもやり直すことができると力強く胸に迫る珠玉の人間ドラマ。製作は『ムーンライト』ほか、本年度も『ビール・ストリートの恋人たち』『バイス』などを世に送り出すブラッド・ピット率いるPLAN B エンターテインメントが手掛ける。依存症と闘う息子ニックを演じたティモシーは、その高い演技力を認められゴールデン・グローブ賞や英国アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされた。今回の難しい役どころに挑むにあたり、依存症への理解を深めるとともに9キロの減量を行ったティモシー。「自分を100%捧げた」と言うように、心身ともにニックへの役作りを進めていったという。衣装デザイナーのエマ・ポッターによると、衣装合わせの際もティモシーは減量中で、撮影を通して彼の体重の増減にも対応する必要があったとか。また、本作のみならず、ティモシーが役作りの一環としていつも行っていることがプレイリストの作成。ティモシーにとって、音楽は役作りにおいて一番大切な部分であり、自分の気分を高めてくれるという。本作の場合は、「ニルヴァーナ」や「シガレッツ・アフター・セックス」などを聴いており、「この映画のサントラも、監督が素晴らしい曲を揃えてくれたと思うんだ」とティモシー。「ニルヴァーナ」に関してはバンドの伝説的フロントマン、カート・コバーンについてのドキュメンタリー映画『モンタージュ・オブ・ヘック』も観たそうで、「『ニルヴァーナ』は疎外感や絶望を引き出すのに役立った」と語っている。撮影に使用した大学キャンパス内では、彼らの楽曲である「ハート・シェイプト・ボックス」を大音量でかけながら歩いてセキュリティに怒鳴られそうになったというエピソードも。ティモシーは、彼を一躍世界的スターダムに押し上げた『君の名前で僕を呼んで』の撮影時にももちろん専用プレイリストを作成していたそうで、「今、それを聴くと、気持ちはすぐにあの時に戻っていくよ」と回想する。映画界を牽引する、いま最もホットな俳優ティモシーが徹底した役作りによって開拓した新境地を、最新作で確かめてみてほしい。『ビューティフル・ボーイ』は4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビューティフル・ボーイ 2019年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.
2019年02月28日ティモシー・シャラメが第76回ゴールデン・グローブ賞に続いて第72回英国アカデミー賞でも助演男優賞にノミネートされた最新作『ビューティフル・ボーイ』。この度、父と息子の抱擁に胸が熱くなる日本版オリジナル予告とポスタービジュアルが解禁となった。8年という歳月をかけてドラッグ依存を克服した、Netflixオリジナルの社会現象ドラマ「13の理由」の脚本家ニック・シェフの実体験をベースにした本作。音楽ジャーナリストの父親デヴィッドと、彼の息子であるニックがそれぞれの視点から描いた2冊のベストセラー回顧録を原作に、ブラッド・ピット率いる「PLAN B エンターテインメント」が製作を手掛けた。この度、解禁となった日本版予告映像は、作品タイトルにもなっているジョン・レノンが当時5歳の愛息ショーンに贈った名曲「ビューティフル・ボーイ」を父デヴィッド(スティーヴ・カレル)が子守歌として優しく口ずさむシーンから幕を開ける。そこから一転、成長した息子ニック(ティモシー・シャラメ)と、デヴィッドがダイナーで向き合うシーンに切り替わると、激しいやりとりが。乱れた姿で、「恥ずかしいんだろ!自慢の息子がこんな姿になって」と父に叫ぶニック。お気に入りの音楽を一緒に聞いたり、ビーチで遊んだり、鮮やかな時間を共有してきた父と息子が、やがてドラッグによって引き離されていく。もがき、闘う息子と彼を愛し信じ続ける父。海外版オリジナル予告編の良さを生かしながらも、堕ちていく姿さえも美しいティモシーと、無償の愛と慈しみを与えるスティーヴの演技が、観る者の胸を締め付ける。そして映像の最後は、本編で最も印象的な2人の抱擁と言葉で締めくくられる。愛を伝える際の言葉として「I love you more than ANYTHING.」(ほかの何よりも愛している)が一般的なところを、あえて「I love you more than EVERYTHING」(すべてをこえて愛してる)と表現する父と息子。そこから、「すべて(EVERYTHING)」というのが、いつしか2人の合い言葉となっていく様をニックの成長と共に見せる。父から息子へ贈る「すべてをこえて愛してる」というストレートな言葉は、胸に突き刺さる。また、冒頭のジョン・レノンの楽曲に加え「シガー・ロス」による音楽も印象的で、エモーショナルに予告編を彩っていく。ポスタービジュアルは、映画を象徴する父子の抱擁をそれぞれの表情から捉えたもの。2人に寄り添うように入る「すべてをこえて愛してる」というコピーが、温かな希望をも感じさせるビジュアルとなっている。『ビューティフル・ボーイ』4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビューティフル・ボーイ 2019年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.
2019年02月20日第91回アカデミー賞では俳優部門を総ナメし、計8部門にノミネートされている『バイス』。この度、クリスチャン・ベイル演じる米副大統領ディック・チェイニーの妻リン・チェイニーと、彼女を演じたエイミー・アダムスの激似写真をシネマカフェが独占入手。さらにアカデミー賞に6度目のノミネートとなったエイミーのコメントが到着した。『マネー・ショート華麗なる大逆転』のアダム・マッケイが監督し、ブラッド・ピットがプロデュースを手掛けた本作。ベイルがディック・チェイニーの20代から70代までを、体重を約20キロ激増して熱演、ゴールデン・グローブ賞では主演男優賞に輝いたことでも話題となった。そのチェイニーの妻、リンを演じたのが『アメリカン・ハッスル』や『メッセージ』のエイミー・アダムスだ。■「またクリスチャン・ベイルと共演できるのは魅力だった」エイミーが演じたリンは、のちに米副大統領となったディック・チェイニーとは高校時代からの付き合いで、成績はオールAだったという才女。チェイニーと結婚してからは彼を支え、選挙キャンペーンでは病院で静養を余儀なくされた彼に代わり、心に響くスピーチで夫の地盤ワイオミング州の人々を魅了するなど、切れ者の妻と知られている。「マッケイ監督が私を推してると、脚本を読む前の段階で聞いてたの。それにまたクリスチャン・ベールと共演できるのは魅力だった」とエイミー。「でも脚本を読んで難しい挑戦だと感じたわ。リンの20歳~70歳までを演じ分ける必要があるもの。それだけじゃなく同時に共感できる人物像にしなきゃならない。1つの事に全力で向かう女性よ。そして野心を持ち、信頼と尊敬を集めてる」と、ディック・チェイニーの妻役を引き受けた心境を語る。■アダム・マッケイほど「入念に準備する監督はいない」妻役をエイミーに決めたマッケイ監督は、「リン役は慎重に選ぶ必要があった。重要な役だから才能ある女優がよくてね。リンの愉快な人柄を表現できるユーモアを持っていて、一方で現実味のある演技ができる人だ。エイミーは初日から完ぺきだったよ!」とふり返る。夫を演じたベイルも、「エイミーは才能にあふれた大胆な女優なんだ。今回で共演は3度目だから、とても息を合わせやすかった」と“相性”の良さに触れた。エイミーは「この作品に参加を決めた時、彼(アダム・マッケイ)に伝えたわ。『現場で加わるセリフや、事実確認などの全面で、監督を信頼してる』ってね。そうすると自由に演技できる。彼ほど入念に準備する監督はいないわ。細部までこだわることで役が生き生きとして、皮肉も表現できるの。現場は驚きに満ちてる。それが好きだし監督を信頼してるの」と、全面的な信頼をもって撮影に挑んだことを明かしている。『バイス』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バイス 2019年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved.
2019年02月11日ともにハリウッドのトップスターで美男美女のブラッド・ピット&シャーリーズ・セロンが熱愛中のようだ。「The Sun」紙が2人が昨年のクリスマス頃から交際を開始したと伝えた。関係者が同紙に「彼らはここ1か月ほど、カジュアルなデートを重ねています。前から友人同士ではあったんです…皮肉にもショーンを通じて。その関係が発展したんです」と語っている。ショーンというのは、シャーリーズの元彼で2015年に婚約を解消したショーン・ペンのこと。1月12日(現地時間)の夜にはすでにオープンにデートしている姿もみられた。その日、ブラピは自身が製作総指揮を務める『ビール・ストリートの恋人たち』の試写会にハリウッド・ヒルズへ、シャーリーズは『ROMA/ローマ』の上映会の特別ゲストとしてロサンゼルスのシャトー・マーモントに足を運んでいた。それぞれ別の場所にいた2人だが、試写会の後ブラッドが服を着替えてシャトー・マーモントのシャーリーズのもとへ。バーの片隅でシャーリーズがウォッカのカクテル、ブラッドはミネラルウォーターを飲んでいるのが目撃された。ブラピは以前、アンジェリーナ・ジョリーとの離婚の原因の1つが自分の飲酒問題にあると告白したことがあり、いまもしっかりと禁酒を守っているようだ。「とてつもないいちゃつきぶりでした。ブラッドはシャーリーズの腰に手を回し、彼女にウインクもしていましたよ」「2人も、本当に幸せそうでした」と目撃者は語っている。(Hiromi Kaku)
2019年01月21日ティモシー・シャラメがドラッグ依存症の息子を演じ、ゴールデン・グローブ賞助演男優賞にノミネートされた『ビューティフル・ボーイ』の日本公開日が4月12日(金)に決定。併せて、日本語字幕の付いた海外版ロング予告編が解禁された。製作は、『ムーンライト』『それでも夜は明ける』にオスカーをもたらしたブラッド・ピットが代表を務めるプランBエンターテインメント。ブラッド本人がプロデュースを手掛けた息子とその家族との愛と再生を描く物語で、ティモシーはドラッグ依存の息子を、『フォックスキャッチャー』のスティーヴ・カレルがその父親を熱演する。今回解禁された初の映像となる“日本語字幕付き海外版ロング予告編”はスティーヴ演じる父・デヴィッドと、ティモシー演じる息子・ニックが、ダイナーで向かい合うシーンからはじまる。ドラッグに堕ちていく息子を支える父親の苦悩がにじむ、胸が締め付けられる言葉とともに映し出されるのは、息子との美しく眩しい思い出の数々と、どんな父子よりも強い、と信じて疑わなかった絆。「I love you more than everything(すべてをこえて愛してる)」という父のセリフから、“Everything(すべて)”という2人だけの合い言葉と抱擁に、大きな愛と希望を感じさせるエモーショナルな予告編となっている。2018年のアカデミー賞授賞式でゲイリー・オールドマンに「君は絶対ここに戻ってくる」と言わしめたティモシーは、本作でもその才能をいかんなく発揮、本作でゴールデン・グローブ賞助演男優賞にノミネートされたほか今年も賞レースを牽引中。家族からの大きな愛を受けながらも、ドラッグに手を染めてしまう葛藤、心情の変化も細やかに表現した彼はアカデミー賞ノミネートも有力視されている。『ビューティフル・ボーイ』は4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビューティフル・ボーイ 2019年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.
2019年01月21日『アントマン』の“おしゃべり”すぎる相棒としてお馴染みのマイケル・ペーニャが、クリント・イーストウッドの主演&監督最新作『運び屋』に出演。本作ではブラッドリー・クーパーの相棒を演じている。イーストウッド演じる孤独な90歳の男アールが巨大麻薬組織の“伝説の運び屋”となる本作。アールを追いつめる麻薬取締局(DEA)の捜査官を『アメリカン・スナイパー』『アリー/ スター誕生』のブラッドリー・クーパー演じる。そして、彼の“相棒”となる捜査官を演じているのが、シリアスなドラマからおバカなコメディまで、幅広い役柄をこなし、出演作が度々アカデミー賞にノミネートされている個性派俳優マイケル・ペーニャだ。本日1月13日はペーニャの43歳の誕生日!イーストウッドと2度目のタッグとなるペーニャの本作での役どころに迫った。ペーニャは14人のアンサンブル・キャストによりアカデミー賞作品賞に輝いた『クラッシュ』(’04)で、スキンヘッドのイカツイ容姿ながら心優しい鍵師のダニエルを演じて注目された。同年に公開されたイーストウッド監督の傑作『ミリオンダラー・ベイビー』にも出演。同作も前年のアカデミー賞で作品賞・監督賞など4部門に輝いている。2013年には、デイビッド・O・ラッセル監督のゴールデン・グローブ賞受賞作『アメリカン・ハッスル』でクーパーと共演、共に全米映画俳優組合(SAG)賞と放送映画批評家協会賞のアンサンブル演技賞を受賞している。その後も、ブラッド・ピット主演の『フューリー』、リドリー・スコット監督の大ヒット作『オデッセイ』に出演、マーベルの『アントマン』シリーズでは主人公スコットの相棒役を演じるなど、超多忙を極める名脇役として大活躍。そんなペーニャの最新作が、イーストウッド監督&主演の『運び屋』。『ミリオンダラー・ベイビー』以来となるイーストウッド作品への出演を熱望したペーニャが演じるのは、僅か数か月で200キロを超える麻薬を運ぶ腕利きの男、アメリカを驚愕させた“伝説の運び屋”を必死に追うDEA (麻薬取締局)の捜査官トレビノ。Netflixオリジナルシリーズ「ナルコス:メキシコ編」でも実在のDEA捜査官を熱演したペーニャだが、本作ではクーパーが演じるコリン・ベイツ捜査官、その上司となるローレンス・フィッシュバーンらと共に、謎に包まれた運び屋を追う。ペーニャは「僕はローレンス・フィッシュバーンが演じるSAC(主任特別捜査官)の部下の捜査官。SACはすべてを仕切っている。そしてベイツ捜査官と一緒に、カルテルが“タタ”と呼ぶ運び屋を捕まえようとする。僕らは、この男を見つけるために、あらゆる情報、あらゆるデータを集めるんだが、その運び屋が何者だか、見当もつかないんだ」と語る。デトロイト周辺で大量の麻薬を運ぶ男がいるが、捜査網を安々とくぐり抜けるこの凄腕の運び屋は謎に包まれている。それもそのはず、麻薬捜査局が全勢力をかけて必死に追跡した“運び屋”とは、まったくノーマークの90歳の男。まさか老人が…と思ってもみない捜査班は、司法取引でおとり捜査を取り込み、あの手この手で運び屋を追うのが、その痕跡はなかなか見つからない。前代未聞の実話を基に、イーストウッドが勝手気ままに生きた“伝説の運び屋”を痛快に演じ、ペーニャたちが麻薬取締局捜査官として奮闘する本作。その攻防に期待していて。『運び屋』は3月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:運び屋 2019年3月8日より全国にて公開©2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2019年01月13日映画『バイス』が、2019年4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国の劇場にて公開される。米史上最も権力を持った副大統領の裏側を描く、社会派エンターテインメント「副」「代理補佐」の他に「悪」の意味も持つ「vice」をタイトルに掲げた映画『バイス』は、アメリカ・ワイオミング州の田舎の電気工から“事実上の大統領”に上り詰め、ジョージ・W・ブッシュ政権下で強大な権力と共にアメリカを自在に操ったディック・チェイニー副大統領の裏側を描く社会派エンターテインメント。クリスチャン・ベール主演、チェイニー副大統領の20代〜70代までを1人で再現チェイニー副大統領役を演じるのは、『ダークナイト』『アメリカン・ハッスル』などで知られるクリスチャン・ベール。マッケイ監督が「クリスチャン・ベール以外にこの役をできる人を思いつかなかったし、もし断られていたら、多分この映画を作ることはなかった」と語るほどの“ハマリ役”に抜擢されたベールは、チェイニーの人格だけではなく、20代から70代までの見た目を、約20キロに及ぶ体重の増減や髪の剃毛、眉毛の脱色で再現するなどストイックなアプローチで演じ、オスカー俳優の迫力を遺憾なく発揮している。エイミー・アダムス、スティーヴ・カレル、サム・ロッウェルら出演そのほか、チェイニーの妻役に『アメリカン・ハッスル』『メッセージ』のエイミー・アダムス、ラムズフェルド国防長官役に『フォックスキャッチャー』『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』のスティーヴ・カレル、ブッシュ大統領役に『アイアンマン 2』『スリー・ビルボード』のサム・ロックウェルら豪華キャストが出演している。監督アダム・マッケイ×製作ブラッド・ピット、『マネー・ショート』のチームが再集結『マネー・ショート』で第88回アカデミー脚色賞を受賞したアダム・マッケイが監督を担当。また、同作でもタッグを組んだブラッド・ピットがプロデュースを務める。アカデミー賞本命か?GG賞は最多6部門にノミネート映画『バイス』は、2018年12月27日(水)時点で11の映画賞を受賞、71のノミネートを記録。アカデミー賞の前哨戦としても知られるゴールデン・ローブ賞においては最多6部門にノミネートされ、主人公を演じたクリスチャン・ベールがミュージカル・コメディ部門の主演男優賞を受賞。第91回アカデミー賞に8部門ノミネート第91回アカデミー賞において、『バイス』は作品賞はじめ、監督賞(アダム・マッケイ)、主演男優賞(クリスチャン・ベール)、助演男優賞(サム・ロックウェル)、助演女優賞(エイミー・アダムス)、脚本賞(アダム・マッケイ)、編集賞、メイクアップ・ヘアスタイリング賞の8部門にノミネーされた。作品情報映画『バイス』公開日:2019年4月5日(金)監督・脚本:アダム・マッケイ出演:リスチャン・ベール、エイミー・アダムス、スティーヴ・カレル、サム・ロックウェル原題:VICE© 2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved.
2019年01月10日クリスチャン・ベール主演×アダム・マッケイ監督×ブラッド・ピット製作の『マネー・ショート華麗なる大逆転』チームが再集結した『バイス』の日本公開日が、4月5日(金)に決定。海外版予告編も到着した。11の映画賞を受賞、71のノミネートを記録し、すでに今年度のアカデミー賞大本命として大注目の本作は、ワイオミングの田舎の電気工から“事実上の大統領”に上り詰め、アメリカを自在に操り、アメリカ史上最も権力を持ったチェイニー副大統領の前代未聞の裏側を描いた社会派エンターテインメント。監督&脚本を務めるアダム・マッケイは、『マネー・ショート華麗なる大逆転』で第88回アカデミー賞 脚色賞を受賞したほか、作品賞・監督賞・助演男優賞・編集賞・脚色賞の主要5部門にノミネートされ、世界中からその手腕を認められた。また製作はプランBエンターテインメントが手掛け、代表であるブラッド本人がプロデュースした。“アメリカ史上最強で最凶な副大統領(バイス)”チェイニー役を務めたのは、『ダークナイト』『アメリカン・ハッスル』などに出演したクリスチャン。今回マッケイ監督は「クリスチャン・ベール以外にこの役をできる人を思いつかなかったし、もし断られていたら、多分この映画を作ることはなかった」と語るほどラブコールを送っていたそう。今作では20代~70代までを熱演。体重は約20kg激増し、髪を剃り、眉毛を脱色するなどの見た目だけでなく、演技の面でも完璧なアプローチで演じ、見事なまでのチェイニーを作り上げた。また彼の妻役には、『魔法にかけられて』『ザ・ファイター』『メッセージ』のエイミー・アダムス、ラムズフェルド国防長官役に『リトル・ミス・サンシャイン』『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』のスティーヴ・カレル、ブッシュ大統領役に『グリーンマイル』『アイアンマン2』のサム・ロックウェルら超豪華な顔ぶれとなっている。公開日決定と合わせて到着した海外版予告編では、チェイニーがジョージ・W・ブッシュから副大統領のポジションを依頼されるシーンからスタート。副大統領について“お飾りの仕事”と揶揄しながら、「俺はできる仕事しか引き受けない。官僚対策、軍事問題、エネルギー問題、外交政策だけだ」とチェイニー。そしてやるのかやらないのか、ブッシュが聞くと、「うまくいきそうだ」と返す彼の顔には不敵な笑みが浮かんでいる。『バイス』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年01月07日18日(現地時間)、ブラッド・ピットが55歳の誕生日を迎え、過去に何度も共演歴のあるジュリア・ロバーツがお祝いメッセージを送った。ジュリアはインスタグラムに、ブラピとの初共演作『ザ・メキシカン』からブラピと横並びに座っている場面写真を投稿。「これまでで最も偉大な人のひとりに。お誕生日おめでとう。愛してるわ」とケーキやハートの絵文字を添えてメッセージを綴った。この日、ポッドキャストの「Awards Chatter」に出演したジュリアは様々な質問を受ける中、「(俳優という仕事柄)日々困難も起こりうるだろうけど、そういったことにうまく対処していて感銘を受けた俳優は?」という問いに、「ブラッド・ピット!」と即答。「彼は完璧よ!」と称賛した。ジュリアは『ザ・メキシカン』と同年、『オーシャンズ11』でもブラピと共演。以降、ブラピを含む『オーシャンズ11』の出演メンバーのジョージ・クルーニーやマット・デイモンらと長年親しい友人関係を続けている。2015年、「Allure」誌にその関係を詳しく語った。2004年、2007年に出産を経験するまでは、「お互い、からかったりいたずらを仕掛けたりする仲だった」というが、妊娠を機に激変。ジョージの家でみんなで食事をする際など、男性陣は「階段を上ることさえ許してくれず、椅子を引いてくれたり、十分に水を飲んでいるか気にかけてくれたり」とジュリアを丁重に扱ったそうだ。(Hiromi Kaku)
2018年12月19日映画『THE OLD MAN & THE GUN』(原題)が、2019年夏に全国の劇場で公開される。ロバート・レッドフォード最新作にして俳優引退作『明日に向かって撃て!』、『スティング』、1974年版の『華麗なるギャツビー』など、ハリウッド屈指の美男俳優として数多くの映画に出演しているほか、初監督作ながらアカデミー監督賞を得た『普通の人々』、若きブラッド・ピットの出世作ともなった『リバー・ランズ・スルー・イット』など、監督としても多くの作品を残しているレッドフォード。非発砲・非暴力、実在した伝説の銀行強盗犯を描くそんな彼の最新作であり、惜しまれつつも俳優引退作となる本作は、レッドフォード演じる実在の銀行強盗犯フォレスト・タッカーを描くクライム&ラブ・ストーリー。15歳で最初に投獄され、強盗と脱獄を繰り返した伝説の犯罪者タッカーは、海で囲まれたサン・クエンティン州立刑務所を手製のボートで脱獄するという突飛な経歴で知られる。また、特筆すべきその犯行スタイルは、発砲もしなければ暴力も振るわないという、強盗のイメージを覆すようなもので、礼儀正しく紳士的な老人だったという。この異質な犯罪者役を務めるレッドフォードは「脚本を読んだ時に、あまりに面白く、まるで夕日に向かって消えていくガンマンのイメージだと思い、これなら最後の作品にふさわしいと思った」と語っている。ケイシー・アフレック、トム・ウェイツら出演そのほか、タッカーを追う若き刑事ジョン・ハントをケイシー・アフレックが演じるほか、アカデミー賞女優シシー・スペイセク、ダニー・グローヴァー、ミュージシャンのトム・ウェイツも出演するなど、豪華俳優陣の共演にも要注目だ。『ア・ゴースト・ストーリー』のデヴィット・ロウリー監督監督は、幽霊となり残された妻を見守る男を描いた異色のラブストーリー『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』のデヴィット・ロウリーが務める。作品情報映画『THE OLD MAN & THE GUN』(原題)公開時期:2019年夏監督:デヴィッド・ロウリー『ア・ゴースト・ストーリー』出演:ロバート・レッドフォード、シシー・スペイセク、ケイシー・アフレック原作:「THE OLD MAN AND THE GUN: And Other Tales of True Crime」デイヴィッド・グラン著 2018年© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2018年12月10日“ハリー・ポッター魔法ワールド”最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で、主演のエディ・レッドメインたちと仲良く来日したキャサリン・ウォーターストンにインタビュー。エディ演じる主人公ニュート・スキャマンダーと惹かれ合うティナ役を続投したキャサリンは、スラリとした182cmの高身長に小顔という恵まれた容姿で、スクリーン映えも抜群だ。本作でニュートは、強大な敵で“黒い魔法使い”のグリンデルバルド(ジョニー・デップ)が逃げ出したことを知る。彼は、恩師であるダンブルドアの命により、仲間や魔法動物(ビースト)たちと共に、グリンデルバルドがいるパリへと向かう。『華麗なるギャツビー』(74)のニック・キャラウェイ役で知られる名優サム・ウォーターストンの娘で、異母兄のジェームズ、実姉エリザベスも俳優であるキャサリン。日本では「ファンタビ」で一気に知名度を上げたが、『エイリアンコヴェナント』(17)のヒロインを熱演していたことも記憶に新しい。現在第1子を妊娠中で、ドレスからもふっくらしたお腹が目立ってきたが、3日間のキャンペーンでは、終始愛くるしい笑顔でファンの声援に応えてくれた。そんな彼女の素顔とは?○「ファンタビ」で描かれる英雄像に共感――前作でニュートとお互いの思いを確認し合ったのに、今回ティナの勘違いによって、関係がぎくしゃくしてしまいます。最初に脚本を読まれてどんな印象を受けましたか?興奮したわ。「ハリー・ポッター」の世界観が物語に織り込まれていて、自分の想像力に火がつけてくれた感じよ。ホグワーツ魔法魔術学校やダンブルドアが出てきたりして、すごくうれしかったわ。J・K・ローリングが描くニュートとティナのロマンスは、ゆっくりと進行していく感じね。でも、いつかきっと結ばれると思うわ。――ニュートのように動物が大好きで優しい人だけど、ちょっと風変わりな男性はお好きですか?好きよ。動物好きで変わり者な点というよりも、人の意見を聞けて、他人に意地悪をしない人、生物を大小関係なく尊重する人、という意味でとても魅力的だと思う。そういう意味で言えば、J・K・ローリングが伝えている概念はすごくいいなと思っている。世の中の英雄は、必ずしも男らしい人ばかりではないけど、今の世の中では、すべての分野において、傲慢かつワンマンなやり方を突き通すリーダーが優遇されがちでしょ。そういう男性を、私はとても不快に思ったりするの。でも、J・K・ローリングは、そういうタイプとは違う男性であっても、英雄になれるし、女性にとっても魅力が感じられると、示してくれた。そういうメッセージには大いにうなずけるわ。○エディ・レッドメインがいきなり歌って踊り出す!?――キャンペーンでは、いつも明るい笑顔を見せてくれる好感度大のエディ・レッドメインさん。共演シーンの多いキャサリンさんは、カメラが回ってない時に見せる彼の意外な素顔も知っているのでは?優れた役者さんは、素顔も作品からかけ離れていない気がするの。というのは、役者として演技をしている時、彼らが何らかの形で彼自身を投影していると思うから。エディも人としてすばらしい方だし、そういう彼の人柄がニュート役に反映されていると思う。だから、仕事以外の時にお会いしても驚くことは一切ないわ。彼はいつも優しくて温かいし、とても親切よ。ただ、意外な一面というか、少しビックリしたのは、撮影で疲れて、煮詰まったりすると、急にミュージカルのように歌い出すところね。そういう面がとても面白いと思ったわ。○クイニーとジェイコブの禁断の恋への複雑な思い――ノー・マジ(人間)のジェイコブと愛し合う妹のクイニー。今回ティナが、法の番人マクーザに復職したことで、クイニーとの関係性にも亀裂が生まれます。ジェイコブとクイニーの禁じられた恋は、性別や人種を越えて愛し合うことのすばらしさを物語っているように感じますが、ティナさんは2人の恋をどう捉えていますか?私は2人の関係を見ていて、2年前の実話を映画化した『ラビング 愛という名前のふたり』(16)を思い出したの。この映画は、白人と黒人という異人種間の結婚が法律で禁じられていた50年代の出来事を描いている。全く理解不能な法律だったと思うし、そのために2人が引き裂かれようとすること自体が許せないわ。――『ラビング 愛という名前のふたり』で描かれているテーマは、クイニーたちの禁断の恋と、確かに通ずるものがありますね。クイニーとジェイコブの恋も彼らの関係性と同じようなものよ。こんなに愛し合っている2人なのにどうしてダメなの?と言いたいわ。だって、自分が心から愛するパートナーを見つけること自体がとても難しい世の中なのに、なぜこんなにひどい法律によって恋愛が禁じられているのかと。そういう意味で、クイニーたちにはすごく同情するの。でも、ティナの視点で見ると少し違っていて、彼女は自分の妹に対してまるで親のような責任感を感じているわ。だからティナとしては、とにかくクイニーが傷つかないように守りたいという気持ちがあるの。ティナは妹を守ろうとして動いているだけなのに、守られている側は姉の行動自体にショックを受けてしまう。そこは何だか複雑な気持ちね。○グリンデルバルド役のジョニー・デップの魅力――グリンデルバルド役のジョニー・デップが、圧倒的な存在感を発揮していました。絶対悪という形ではなく、魅惑的なヒールとして描かれていましたが、キャサリンさんは、グリンデルバルドについて、どんな感想を持ちましたか?本当にすばらしかったです。たしか(ジェイコブ役の)ダン・フォグラーが言っていたのだけど、「ハリー・ポッター」のヴォルデモートがサイコパス的なキャラクターであるのに対し、グリンデルバルドは人を巧みに操ることができる社会的な病理者だと。ジョニー・デップ演じるグリンデルバルドは、そこの描写が見事だった。相手に伝えたいメッセージをカスタマイズし、誘惑してその人を自分の味方につけるという手法をとるの。――確かに、グリンデルバルドは、力技ではない形で心を操っていきますね。私はいま、そういうことが、常に政治で行われている気がしているわ。だから、J・Kローリングがそういう要素を物語として描いてくれて本当に良かったと思っているの。やっかいなのは、成功を収める悪者は、自分が悪いと思ってやっている人ではなく、自分がやっていることを正しいと信じて疑わない人よ。ジョニー・デップは、そういう点も巧みに表現されたわ。いわゆる悪党というキャラクターは、見ていてとても楽しいでしょ。邪悪なことをどのように達成していくのかを見ると、とても興味深いから。ただ、できたらそういう悪行は、フィクションだけにしてほしいわ。■プロフィールキャサリン・ウォーターストン1980年3月3日生まれ、イングランド出身の女優。父親はサム・ウォーターストンで、異母兄ジェームズ・ウォーターストン、実姉エリザベス・ウォーターストンも俳優。『フィクサー』(07)で長編映画デビュー。主な出演作に『インヒアレント・ヴァイス』(14)、『スティーブ・ジョブズ』(15)、『エイリアンコヴェナント』(17)、『ローガン・ラッキー』(17)。前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(16)からティナ役を続投した■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴(C)2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C)J.K.R.
2018年12月09日ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが離婚申請をしてからすでに2年以上が経過。長引いていた6人の子どもの親権争いにようやく決着がついたようだ。「Us Weekly」誌によれば今月4日、ブラピは共同親権、アンジーは単独親権を求めて裁判が行われる予定であった。しかし、裁判の日が近付いてきた先週金曜日(現地時間)、アンジーの弁護士が「親権問題について、2週間前に合意に達しました。双方と判事の署名も済んでいます」とコメントした。どのような内容に対して2人が合意したのかは「機密」ということで明かされなかったが、「監護評価の専門家のすすめに基づいている」とのこと。ブラピの関係者は「ブラッドとアンジェリーナは共同親権を持つことになりました。今後6週間から8週間の間に、いままでの“監視付きの訪問”が終わりになります。子どもたちはいますぐにでもブラッドと泊りがけで会うことができます。監視は最初のお泊りにはつきますが、これはブラッドの希望です。ブラッドはこれが大きな変化になるのはよく分かっていて、なるべくスムーズにことが進むようにしたいんです」と語っている。親権問題には決着がついたものの、2人は婚前契約書を交わしていなかったため、まだ財産分与における問題が残っている。こちらも長期化かつ泥沼化が予想されているという。先月には「いよいよ離婚が成立か?」という報道もあったが、近いうちに離婚が成立することはなさそうだ。(Hiromi Kaku)
2018年12月03日映画『ビール・ストリートの恋人たち』が、2019年2月22日(金)より全国の劇場で公開される。監督を務めたのは、映画『ムーンライト』でアカデミー監督賞を受賞したバリー・ジェンキンス。『ムーンライト』のバリー・ジェンキンスがジェームズ・ボールドウィンの小説を映画化原作は、アメリカの黒人文学を代表する作家ジェームズ・ボールドウィンによる小説『ビール・ストリートに口あらば(If Beale Street Could Talk)』。『ムーンライト』と同じく黒人に関する人種問題に切り込んだ作品で、70年代のニューヨーク・ハーレム地区を舞台に、レイプ疑惑で投獄された恋人のフォニーを救うために奔走する少女ティッシュとその家族を描いている。監督のバリー・ジェンキンスは今作でも脚本を兼任しており、2013年夏には既に『ムーンライト』と並行して執筆を進めていたという。また、製作をブラッド・ピット率いる映画製作会社「プランBエンターテインメント」が、劇伴を若手作曲家のニコラス・ブリテルが、『ムーンライト』から引き続き勤めている。70 年代を忠実に再現したファッションスタイル物語を彩るレトロなファッションにも注目したい。原作の情報をもとに作られた衣装やメイクは、当時の様々なシーンにおけるファッションを忠実に再現したもの。例えばデパートの香水売り場で働くティッシュのお仕事スタイルは、本作と同時期を描いた70年代映画『ティファニーで朝食を』のオードリー・ヘップバーンからインスピレーションを得た。普段はカールした髪の毛を1つに纏めたヘアスタイルに、エレガントばドレスを合わせたスタイルは、上品で洗練された印象を与えてくれる。またティッシュの純真なキャラクター像を思わせる、白のケープを羽織った可愛らしいデートスタイルや、“ハイクラス”に属するティッシュの恋人・ファニーの家族が纏う仕立ての良さそうなジャケットやワンピースなど、衣装からそれぞれのキャラクター像を色濃く反映しているのが伺える。第76回ゴールデングローブ賞、第91回アカデミー賞3部門にノミネート第76回ゴールデングローブ賞においては、作品賞(ドラマ部門)、助演女優賞(レジーナ・キング)、脚本賞(バリー・ジェンキンス)の3部門にノミネート。アメリカ現地時間2019年1月6日(日)に開催された受賞式では、恋人の困難に立ち向かうティッシュ役を演じたレジーナ・キングが、助演女優賞を受賞した。第91回アカデミー賞においては、作品賞、脚色賞、助演女優賞(レジーナ・キング)の3部門でノミネートされた。前作『ムーンライト』でも、2017年アカデミー賞作品賞、脚色賞、助演男優賞の3部門受賞を果たし、世界中を熱狂させたバリー・ジェンキンス監督。前作に続き、アカデミー賞獲得となるか?今後の賞レースの行方に期待が募る。ストーリー1970年代、ニューヨーク。幼い頃から共に育ち、強い絆で結ばれた19歳のティッシュと22歳の恋人ファニー。互いに運命の相手を見出し幸せな日々を送っていたある日、ファニーが無実の罪で逮捕されてしまう。二人の愛を守るため、彼女とその家族はファニーを助け出そうと奔走するが、様々な困難が待ち受けていた…。作品情報映画『ビール・ストリートの恋人たち』原題:If Beale Street Could Talk公開日:2019年2月22日(金)監督・脚本:バリー・ジェンキンス出演:キキ・レイン、ステファン・ジェームスほか
2018年11月30日第89回アカデミー賞で作品賞ほか3部門を受賞した『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督の最新作『If Beale Street Could Talk』が、『ビール・ストリートの恋人たち』との邦題で2019年2月22日(金)より日本公開されることが決定。日本語字幕付き海外版予告が到着した。■オバマ前大統領やマドンナが愛した原作を映画化原作は、オバマ前・米国大統領やマドンナらが敬愛する作家で、今年、ドキュメンタリー映画『私はあなたのニグロではない』が公開されたジェームズ・ボールドウィンの小説「ビール・ストリートに口あらば」。『ムーンライト』で第89回アカデミー賞において8部門にノミネートされ、同年の大ヒットミュージカル『ラ・ラ・ランド』を抑えて作品賞ほか3部門を受賞し世界中を熱狂させたバリー・ジェンキンス監督は、長年この物語の映画化を望んでいたそうで、『ムーンライト』の撮影以前に脚本を執筆し、権利を獲得。念願の映画化を果たした。本作では70年代N.Y.ハーレムに生きる若い2人の愛と信念の物語を、情感溢れる圧倒的な映像美と叙情的な音楽で描き出していく。「ジェームズ・ボールドウィンは時代の先駆者です。ボールドウィンのイメージの中にあるティッシュとファニーの愛の力を映画化することは僕の長年の夢でした」とジェンキンス監督は語っている。■主人公の“恋人たち”には新星俳優が抜擢!製作総指揮はブラッド・ピット主人公のカップル、ティッシュとファニーにはオーディションで抜擢された新人女優キキ・レインと、『栄光のランナー/1936ベルリン』でジェシー・オーエンス役を演じたステファン・ジェームス。主人公を支える優しくも力強い母親役には、アカデミー賞助演女優賞も有力視されるレジーナ・キング(Netflixオリジナル「運命の7秒」「サウスランド」)。そのほか、『グローリー 明日への行進』コールマン・ドミンゴ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ディエゴ・ルナ、『デッドプール』『アリータ:バトル・エンジェル』エド・スクライン、『妻たちの落とし前』ブライアン・タイリー・ヘンリー、『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』デイヴ・フランコ、『キングスマン:ゴールデン・サークル』ペドロ・パスカル、『ラ・ラ・ランド』フィン・ウィットロックなど、いま最も旬なキャスト陣が脇を固めている。製作総指揮には前作に続き「プランB」のブラッド・ピットが名を連ね、『ムーンライト』で共にアカデミー賞にノミネートされたジェームズ・ラクストンが撮影を、ニコラス・ブリテルが音楽を担当する。本作は、今年9月のトロント国際映画祭でお披露目されると観客賞次点1位、「完璧なまでに美しい映像」(SLASHFILM)、「30年に1度の映画体験だ!」(FOX-TV)、「荘厳な愛の賛歌」(SCREEN ANARCHY)など、軒並み高評価を獲得。海外レビューサイトの「ロッテントマト」でも94%が好評価(11月21日時点)。さらに先日発表された第34回インディペンデント・スピリット・アワードでは作品賞、監督賞、助演女優賞の3部門にノミネートされ、早くも来年のアカデミー賞が有力視されている。念願の企画をついに実現させたジェンキンス監督が、今回はどのような愛の物語を描くのか、これからも注目していて。『ビール・ストリートの恋人たち』は2019年2月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。(text:cinemacafe.net)
2018年11月27日日曜日(現地時間)に44歳の誕生日を迎えたレオナルド・ディカプリオが、先週末に少し早めの誕生日パーティーをロサンゼルスの会員制クラブ「スプリング・プレイス」で開催した。そこに集まったのは、Aリスト級のセレブばかり。「People」誌によれば、ビヨンセ&ジェイ・Z夫妻は最初の方に到着し、2人のヒットソングがプレイされている中、ダンスフロアの近くに座っていたという。ジェニファー・アニストンは2人の女友達を引き連れて現れ、のちに夫のブラッド・ファルチャックと来ていたグウィネス・パルトロウと“鉢合わせ”。ジェニファーとグウィネスといえば、どちらにもブラッド・ピットと交際していた過去があるが、気まずそうな雰囲気は全くなかったそうだ。ブラッドとディカプリオは、クエンティン・タランティーノ監督の最新作『Once Upon a Time in Hollywood』(原題)で共演しているが、ブラッドはこのパーティーに出席していなかったもよう。そのほか、パーティーにはロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ケイト・ベッキンセール、リタ・オラ、FKAツイッグス、ジョナ・ヒルなど500人が招かれたといわれている。メインイベントの後はその中から50人がディカプリオとのディナーを楽しんだそうだ。(Hiromi Kaku)
2018年11月12日『イット・フォローズ』の製作陣が仕掛ける、極限心理スリラー『イット・カムズ・アット・ナイト』が11月23日(金・祝)より日本上陸。主演を務めるジョエル・エドガートンは、2016年公開の長編初監督『ザ・ギフト』がスマッシュヒットとなったが、本作でも製作総指揮を務めている。■“それ”とは一体、何なのかーー?夜にやってくる“それ”の感染から逃れるため、森の奥でひっそりと暮らすポール一家。そこにウィルと名乗る男とその家族が助けを求めてやって来る。ポールは“それ”の侵入を防ぐため「夜、入口の赤いドアは常にロックする」というルールに従うことを条件に彼らを受け入れる。うまく回り始めたかに思えた共同生活だったが、ある夜、赤いドアが開いていたことが発覚。誰かが感染したことを疑うも、ポール一家の犬が何者かにって傷つけられるなど外から迫る、姿が見えない恐怖に耐え続け、家の中には相互不信と狂気が渦巻く。彼らを追い詰める“それ”とは一体…。本作は、『イット・フォローズ』の製作陣と2012年の設立以降、『ムーンライト』『エクス・マキナ』『ア・ゴースト・ストーリー』など刺激的な話題作を放ち続ける「A24」が製作。監督は全米のインディペンデント映画賞を多数受賞した経歴を持ち、鬼才ジョン・ウォーターズ監督にその手腕を絶賛された1988年生まれの新鋭トレイ・エドワード・シュルツが務める。■監督、プロデューサー…“裏方”の顔を持つ俳優たちクリント・イーストウッドをはじめ、ジョージ・クルーニー、ベン・アフレックなどは監督としても見事な手腕を発揮、ブラッド・ピットの製作会社「プランBエンターテインメント」はアカデミー賞常連だ。近年は、同様に映画製作の“裏方”としての顔を持つ俳優たちが増えてきている。12月21日(金)に日本公開となる『アリー/ スター誕生』ではレディー・ガガを主演に迎え、ブラッドリー・クーパーが主演と初の監督を務めていることが話題。また、最近ではトロント国際映画祭で最高賞となる観客賞を受賞した新作『Green Book』(原題)も控えるヴィゴ・モーテンセン、『スラムドッグ$ミリオネア』『LION/ライオン~25年目のただいま~』のデヴ・パテルも監督デビューすることが報じられている。■『ザ・ギフト』ジョエル・エドガートンが生み出す新たなスリラー!そんな俳優たちの仲間入りを果たしたのが、ジョエル・エドガートン。2015年に『ザ・ギフト』で自ら脚本を手掛け、長編初監督デビューを果たすと、全米で4週連続トップ10入りとなるスマッシュヒットを記録。『ゲット・アウト』『ハロウィン』などで知られる製作のジェイソン・ブラムとともに、誰もが震え上がるサイコスリラーを作り上げ、その手腕を世界に知らしめた。そんなジョエルが製作総指揮・主演を務めたのが『イット・カムズ・アット・ナイト』。シュルツ監督の前作『Krisha』(原題)を見て、人間の心理をえぐり出す才能に衝撃を受けたジョエルは、本作の製作総指揮に名乗りを上げ、外からやってくる“それ”への恐怖と、隔離された家の中で精神的に追い詰められる2家族を描く心理スリラーを共に作り上げた。現在は、ルーカス・ヘッジズ、ニコール・キッドマン、ラッセル・クロウが出演する監督最新作のヒューマンドラマ『Boy Erased』(原題)が11月2日にアメリカで公開されたばかり、上々の評価を得ている。監督やプロデューサーとしてもますます目が離せないジョエルに、ぜひ注目していて。『イット・カムズ・アット・ナイト』は11月23日(金・祝)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イット・カムズ・アット・ナイト 2018年11月23日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開© 2017 A24 Distribution,LLC
2018年11月08日