プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンはこのほど、「働くママの家事」に関する実態調査の結果を公表した。同調査は、20代~50代の週3日以上働く子どもをもつ女性対象に3日にインターネットを通じて実施。各世代均等割付で計400人から有効回答を得た。○効率的にやりたいけど、手抜きはしたくない「毎日の家事で意識していること」を聞くと、トップ3は「効率よく行う」(94.0%)、「コストをかけない」(91.0%)、「時短を意識する」(90.3%)となった。 次いで回答が多かったのが「便利なモノ(家電・日用品・外部業者等)をもっと積極的に使いたい」(76.5%)、「スピードだけを追い求めて、質を落としたくない」(74.3%)だった。「スピードだけを追い求めて、質を落としたくない」と考える母親は、20代が79.0%、30代が76.0%、40代が73.0%、50代が69.0%だった。若い世代ほど家事とのスピードと質の両立への意識が高まる傾向が見られた。「効率化できていると思う家事」のトップ3は、「洗濯」(69.9%)、「ゴミ出し」(68.0%)、「料理」(66.0%)と、毎日もしくは規則的に行う家事が中心となった。 逆に、「効率化できていない」と感じている家事のトップ3は、「布団干し・ベッドマットの手入れ」(69.0%)、「下駄箱の手入れ」(65.5%)、「拭き掃除・雑巾かけ」(64.0%)だった。スマートにできない家事No.1となった「『布団干し』に対する意識」を聞くと、「天気次第では干せない」(93.5%)、「重いので面倒だ」(89.3%)、「日中干す時間・余裕がない」(82.3%)という結果になった。「日頃、寝具に関してどのような手入れを行っているか」を聞くと、布団については圧倒的に「天日干しをする」(67.7%)が多かった。一方ベッドマットやパットについては、「天日干しをする」(21.1%)よりも、「除菌スプレーをする」(23.7%)と回答した人が多く、「掃除機をかける」(21.5%)も、天日干しを上回る結果となった。
2015年09月29日IBJとディップはこのほど、共同で実施した「結婚後の女性の働き方」に関する意識調査の結果を発表した。調査は8月16日~19日、IBJの婚活サービスを利用する20代~40代の未婚男女1,012名(男性523名、女性489名)を対象に行なわれた。○男女ともに「専業主婦」を希望せず妻の働き方についての理想を「結婚後~妊娠まで」「妊娠・出産後」「子供が育ってから」の3つのタイミングに分けて質問したところ、男女ともに「専業主婦」を希望する割合は低く、最も多い時でも「妊娠・出産後」で男性は15%、女性は14%という結果に。結婚後に女性が働くことに男女とも賛成意見が多いことが明らかとなった。○妊娠するまでは「正規雇用」が理想女性の働き方について、結婚後、妊娠するまでは男女ともに6割以上が正規雇用での仕事を希望しているが、その理由を探ったところ、最も多かったのは「貯蓄のため(男性36%、女性37%)」で、妻の妊娠・出産育児に備えて女性がフルで働けるうちに貯蓄をしておきたいという考えがうかがえる結果となった。一方、妻がアルバイト・パートで働くことを希望する割合は、「結婚後、妊娠するまで」から「妊娠・出産」にかけて男性は19%、女性は17%と急増。その理由について尋ねたところ、男性は「生活費のため(29%)」、女性は「家事育児に集中するため(27%)」が最多回答となった。男性は少しでも生活費の足しになるよう、妻にアルバイト・パートでの仕事を希望しており、一方女性は、母親として育児に専念しつつも仕事を辞めて専業主婦になる気持ちは薄いことがうかがえた。なお、妻がアルバイト・パートでの仕事をした際の理想の年収については、男女ともに「男性400~799万、女性200万円未満」という意見が多く、おおよそ600万~1,000万円程度の世帯年収であれば出産後も生活できるという考えが読み取れた。○妻の勤務日数は「週3~4日」が理想次に、妻の非正規雇用での勤務を希望する男女を対象に、妻の理想の勤務日数について尋ねたところ、男性の75%、女性の82%が「週3~4日程度の勤務」を理想としていることがわかった。また、重視する条件についても、「勤務時間(男性40%、女性47%)」を重視するという回答が最も多く、次いで男性は「(妻にとっての)やりがい(25%)」、女性は「家までの距離(18%)」という結果となった。
2015年09月15日女性には、運命を決める7つの扉がある の続きです女性の運命を大きく変えるのは7つの扉のうち、最初に開けるのは「仕事とライフワークの扉」。がむしゃらに働いてきたママも、「いずれ結婚をするから、それまでの仕事はアルバイト程度でいいや」と思っていたママも、子どもを産んだ今だからこそ、今後の自分の働き方を見つめ直したいと思うのでは? 扉の向こうに待っているもの=キャリアデザインを考える「あなたは、自分のキャリアデザインについて考えたことがありますか?」と、本田さん。キャリアデザインとは、職業的人生をプランして、行動に移すことを言う。 たとえば、22歳で仕事を始めて、28歳で結婚したとする。出産、子育てを視野に入れるなら、その後、仕事に100%全力投球できない時期が出てくるのは当然だ。その時、妊娠・出産を20代に持ってくるのか、30代に持ってくるのか、あるいは40代に持ってくるのかで、仕事との関わり方は違ってくる。第2子、第3子を考える場合も同じだ。それを考えること=キャリアデザインなのだ。子どものことだけに限らず、仕事で、どんなキャリアを積んでいくのか――たとえばセールスの分野でいくのか、マーケティングの分野でいくのか、あるいはデザイン、文章を書くことを仕事にするのか、といったことも考える必要があるだろう。「自分のこれからのキャリアについて何も考えていなければ、会社や得意先の都合に振り回されてしまうことにもなりかねません。自分のしたいことを、自分のスタイルで続けていくためにも、キャリアデザインについて考えておくことは大切です。」(本田さん談)年収300万円がボーダーラインキャリアデザインを考える時、その仕事が「年収300万円以上か以下か」が、仕事との関わり方を決める、ひとつの目安となる。多くのママたちは、時短勤務の制約などで年収300万円以下の仕事に戻ることになり、それ以上を稼ごうと思ったら、スキル、資格、人脈などがないと厳しいというのが現実だ。 「年収300万円以上を稼ごうと思ったら、ガリガリ働かなくちゃならなくて、それってママとしての幸せとは両立しない」と感じている人もいるのでは? しかし実は、そうでない働き方もできる。「年収300万円以上稼ぐ方法として僕がおすすめしているのは、才能を輝かせて仕事にする方法です」と、本田さん。才能を輝かせる=好きなことを仕事にするということらしい。「大好きなことを仕事にする!」といったタイトルの本はたくさん見かけるし、実際にトライをしてみたことがある人もいるかもしれない。けれども、結局、本格的な仕事には発展せず、「もっと現実を見なければ!」と、確実にお金が稼げるパートに出る、というパターンも多いだろう。けれども、そういった仕事の見つけ方では、年収300万円の壁を突破するためには、相当ガリガリと働かなければならず、それでは結局自分の考える幸せには結びつかない…。そんな堂々巡りに陥ってしまうかもしれない。「何に投資をして、何を得るのか?」を、しっかり自覚しよう「自分の才能を探すのには時間がかかるし、それを仕事にしていく過程にも、時間とエネルギーがかかります。最終的には『何に投資をして、何を得るのか?』を、しっかり自覚していないと、先ほどの堂々巡りを抜け出すことは厳しいかもしれません。」(本田さん談)「才能を輝かせて仕事をするって、やっぱ大変なんだ。だったら、私には無理!」と即座に思った、そこのアナタ! この話にはまだ続きがある。「でも、国家資格だって同じだと思うんです。たとえば看護師さんになるには、何年か学校に行って実務経験があって、そして初めて『ちゃんとした仕事』ができるようになる。そこには6年~8年という時間とエネルギーの投資があって、それで初めて叶うわけです。年収300万円を超える仕事というのは、みんなそういうものなのです。」6年~8年というスパンで仕事を見るカフェオーナーになる、セラピストになる。そういった才能を輝かせる系の仕事の入口に立っている人はいるが、その仕事を6年~8年というスパンでは見ることができていない。また、時間とエネルギーを投資したとして、その仕事をどう展開するかを、戦略的に考えていない。そういった点が、多くの人が才能を輝かせる系の仕事をうまく展開できていない要因だと本田さんは言う。「つまり『生涯これで食べていくんだ』という決意を持って、戦略的に見ていかないとダメだよ、という話です。それがいわば、プロ意識。単なるアルバイトの延長線上というのであれば、やりがいもないし、結果も出ないということになります。」(本田さん談)。「育児に逃げ込まない」というのも大事「あとね、育児に逃げ込まないというのも、とても大事なことです」と、本田さん。育児に逃げ込む!? だって、子育ては大変だし、大切な仕事でしょ!? 29歳で育児のためにセミリタイア生活に入った本田さんだからこそ、わかってくれると思っていたのに!「育児に逃げ込まない」とはどういうことなのか? 詳しくは次回、「大切なのは、ママが自分の人生を生きること ~出産と子育ての扉~」で解説します。◇ 女性の幸せの見つけ方 ~運命が開く7つの扉~ (本田健・著/きずな出版) 定価:本体1,300円(税別)(ライター:楢戸ひかる)
2015年08月06日ジブラルタ生命保険はこのほど、「働く女性のホンネについての調査」の結果を発表した。調査は5月25日~26日、20歳~59歳の就業女性2,000名(各年代500名)を対象にインターネットで行われた。○結婚・出産が"仕事のやりがい"増加に…調査ではまず、「仕事にやりがいを感じている」と思うか聞いたところ、55.0%が「非常にそう思う(10.3%)」「ややそう思う(44.7%)」と回答した。この『そう思う』と回答した割合を配偶者の有無や子どもの有無別に見てみたところ、「配偶者がいる(63.0%)」という人は「配偶者がいない(49.7%)」人よりも高く、「子どもがいる(63.8%)」人は「子どもがいない(50.4%)」人よりも高かったことから、結婚や出産などのライフイベントが、新たな視点や気づきをもたらし、"仕事のやりがい"に好影響を与えていることが伺い知れる結果となった。○「女性の社会進出」と「男性の家庭進出」また、女性の社会進出について「女性ならでは、母親ならではの視点は仕事に活きる」と思うか聞いたところ、「そう思う」が64.6%となった。続いて、男性の育休取得や夫婦間の家事分担などの"男性の家庭進出"についての意見として、「女性の社会進出には、男性の家庭進出が不可欠だ」と思うか聞いたところ、「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人は87.7%にのぼり、特に、管理職は「そう思う」が96.3%と高く、ほとんどの方が同意を示した。さらに、「子どもが小さいときは、できることなら家にいてあげたい」については「そう思う」が86.1%、「夫よりも収入が多いのはいやだ」では「そう思う」が26.3%となった。「子どもが小さいときは子どものそばにいてあげたいとの母心や、配偶者よりも多く稼ぐことを忌避するジェンダー(性差)意識を持つ女性が少なからず存在することも、女性の社会進出について考える際に意識する必要があるのではないでしょうか」と同調査。○「自分の収入が途絶えたら生活困窮」する既婚女性が38.2%もし、仕事を辞めるなどして自分自身の収入が途絶えた場合、生活への影響はどの程度か聞いたところ、「生活に困窮する(どれだけ生活レベルを落としても、すぐに行き詰まる程度)」が38.2%で、最多回答となった。自身の収入が途絶えたら生活が成り立たなくなるほど、家計に貢献している状況の就業女性が多いようで、この割合は配偶者がいる方でも4人に1人の割合(25.6%)となっている。以下、「生活に我慢が強いられる(食費や教育・養育費などを切り詰めることで生活できる程度)」が22.4%、「生活に余裕がなくなる(趣味・娯楽・美容などのゆとりを減らすことで生活できる程度)」が23.9%だった。金銭的な問題を考慮しなくても良い場合どのような働き方が理想なのか聞いたところ、「バリバリ働く(仕事での活躍や成功、高年収を目指す)」は9.1%で1割に満たず、「ゆるく働く(そこそこの仕事・責任で、仕事や家庭、趣味、交友のバランスを取る)」が57.0%で最多回答に、「好きなことを仕事にする(趣味を極めて収益化する、楽しく働けることを追求する)」が26.1%で続いた。また、「仕事は辞め、家庭のことに注力する(専業主婦など)」は7.8%で、こちらも1割に達しなかった。「仕事と家庭どちらかに注力するのではなく、仕事とプライベートとのバランスをとった働き方や、好きなことを仕事にするような働き方を理想としている就業女性が多いようだ」と調査では分析している。○女性が働き続けたいと思ったときの障害は「育児」次に、現在の職場環境で「男女差別」や「女性らしさを強要されている」と感じたことがあるか尋ねたところ、「女性管理職が少ない(25.6%)」、「雑用を任されやすい(25.6%)」、「男性のほうが昇給・昇格が早い(25.5%)」が上位となった。性別に関係するいじめや嫌がらせ(= ジェンダーハラスメント)関連の項目に注目してみると、「容姿や化粧、服装についての意見を言われる」が16.9%、「"女性だから"や"女性なのに"といった表現をされる」が16.8%で挙がったほか、いずれかの男女差別などの扱いがある割合は64.4%となった。では、女性が働き続けることを希望した場合、どういった障害を取り除いていくことで女性の活躍を促進できるのだろうか。「働き続けたいと思ったときに、障害になると思うこと」について教えてもらった結果、最も多かったのは「育児や子育て(46.2%)」であることがわかった。仕事と子育ての両立に理解がない職場環境や家庭環境、社会環境が一番の障害となっているよう。次いで、「自身の健康・体力などの衰え(35.4%)」や「介護や看護(34.9%)」といった健康に関する障害が3割台、「残業などの過重労働(26.9%)」や「有給・育休などが柔軟に取れない環境(26.8%)」といった労働環境に関する障害や、「パートナーの協力不足(22.1%)」や「昇給・昇格が見込めない(21.2%)」が2割台で続いた。○上司に言いたいこと1位は「待遇改善」次に、仕事の悩みや愚痴などの"仕事のホンネ"を安心してさらせる相手や場所について聞いたところ、「女友達(40.4%%)」が最も高く、次いで「パートナー(35.2%%)」「親(27.8%)」と続き、プライベートの人間関係が上位を占めた。配偶者の有無別では、配偶者がいる人は「パートナー(59.1%)」が最多で、配偶者がいない人は「女友達(38.9%)」がトップとなった。最後に、「もし、上司に直接言えたらスッキリすると思うセリフはなにか」と尋ねた結果、「(給料やお休みなど)待遇を改善してください(21.8%)」が最多となった。現状の待遇に不満を抱き、改善を訴えたいと思っていながらも、上申することに抵抗を感じ、ホンネを飲み込んでいる方が多いよう。次いで、「指示が矛盾しています(19.9%)」や「家庭(プライベート)の方が大事です(18.2%)」、「それは私の仕事ではありません/あなたがやってください(17.0%)」と続いた。この結果を、管理職と非管理職とにわけて比べてみたところ、管理職は「支持が矛盾しています」「それはセクハラ/パワハラです」など、指示の矛盾や職場のいじめ・いやがらせに対して意見することを我慢し、一方の非管理職は、「待遇を改善してください」や「それは私の仕事ではありません/あなたがやってください」など、待遇の悪さや業務範囲について意見することを我慢する傾向が見受けられた。
2015年07月29日働くママにとって、子どもの急な発熱は大ピンチ! 前回は、正社員時短ママとフリーランスで働くママに、どんなふうに対応しているか聞きました。今回はフルタイムで働く正社員ママに話を聞きました。以前、時短制度を利用していたときは何かあれば私が休んで対応していましたが、フルタイム勤務に戻してからは、極力、仕事を休まないように夫婦で協力しています。病児保育やベビーシッターさんを活用していますが、空きがない時は、子どもを看ながら私が在宅勤務するか、夫婦でフレックスや半休を活用して交代で看ます。基本的にアポなどがある日はリスケしない方向で調整します。特に困るのはインフルエンザなどの感染症ですね。休む期間が長くなるので夫婦の仕事予定とシッターさん、病児保育とフル活用です。病児保育は利用料は安いですが、医師の診断書が必要なことや予約が取りづらいこと、利用できる時間が短いのが難点。また、兄妹のどちらかが元気だと保育園と病児保育室と2カ所にお迎えに行く必要があるので、そこも夫婦で調整が必要です。実家も遠くはないですが、普段から子守りを頼んでいない親に、病気の子どもを看てもらうのはかえって面倒なこともあるのでお願いしていません。よく来てくれるシッターさんは保育士資格を持つ方でとても安心です。ただ、やはり料金が高いのでシッターさんの利用には慎重になりますね。前日夜などに予約するとプラス料金も発生してしまいますし、持ち出しが多くなるので。平日はどうしてもバタバタと慌ただしので、休日はあまり無理をさせず、よく寝かせるようにしています。シフト制の接客サービス業なので、基本的に急に休むのは難しいですね。休むと他の人に迷惑がかかってしまうので。これまでに子どもの病気が理由で休んだり、遅刻や早退をしたことはありません。夫は会社員ですが、やはり休むのが難しい環境なので、子どもが病気のときは近くに住む母に看てもらっています。私の勤務時間は日によって違いますが、夕方までにあがれることはほとんどないので、平日のお迎えは、休みのとき以外、毎日、母にお願いしています。夕飯は自宅で食べさせるので、仕事が早く終わったほうが、夕飯の買い物の支度をし、子どもを実家に迎えに行きます。だいたい夫のほうが先に終わるので、平日の夕食は夫に作ってもらうことが多いです。今回話を聞いた2人のママは共に仕事に対する強い責任感をもち、多忙な日々に全力投球している姿が印象的でした。もちろんそれは「フルタイムだから」という理由だけではないと思いますが、同じママとして刺激を受けるところも多かったです。ちなみに企業によってはベビーシッター会社と法人契約を結んでいるところもあるようです。一般的にベビーシッターの利用料は高いので、なんらかの割引があるととても助かりますね。この機会にご自身や旦那さんの会社の福利厚生を一度チェックしてみては?・ 子供が熱で保育園欠席! パパとママどちらが仕事を休む? ~正社員時短・フリーランスママの場合~
2015年07月05日会社員など組織に所属しながら働く人とフリーランスで働く人とでは、恋人として付き合う上で何か違いはあるのだろうか。フリーランスで働く男女と実際に付き合った経験のある人100人に、どうだったか聞いてみた。Q.フリーランスで働く恋人ならではの付き合ってよかったこと、悪かったことを教えてください。■時間がある・「会いたいときに会える」(30歳男性/和歌山県/食品・飲料/販売職・サービス系)・「いつでも会える」(32歳男性/埼玉県/機械・精密機器/技術職)・「時間に融通が利くので、旅行に頻繁に行ける」(26歳男性/新潟県/農林・水産/技術職)・「時間に自由がきくので、よく会いに来てくれたことはよかった」(32歳女性/東京都/食品・飲料/事務系専門職)・「平日など、デートの自由度が高いこと」(28歳女性/東京都/建設・土木/事務系専門職)・「会える時間は多いけど、お金の不安がある」(46歳女性/大阪府/学校・教育関連/専門職)・「空き時間が取りやすいので、すいてる時に遊園地とかに行けること」(25歳女性/山形県/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「時間が余っている」(34歳男性/東京都/金融・証券/事務系専門職)・「余裕がある」(30歳女性/東京都/建設・土木/事務系専門職)■予定を合わせやすい・「休みの融通が利くので予定を合わせやすかった」(35歳男性/北海道/小売店/販売職・サービス系)・「比較的、相手の時間が自由なので、休日を合わせやすかったこと」(30歳男性/山口県/学校・教育関連/専門職)・「休みがとりやすいのが良かった」(32歳女性/兵庫県/建設・土木/技術職)・「時間の制約がなくて、デートがしやすかったです。悪い点は、支払いにいちいち領収書をもらうところです」(42歳男性/千葉県/電機/技術職)・「平日でも会えるときがあった。好き嫌いが激しかった」(50歳以上男性/東京都/その他/その他)■予定が合わない・「休日が定まっておらず、デートのスケジュールが立てにくい」(23歳女性/東京都/その他/事務系専門職)・「なんか、時間がうまく合わなかったです」(33歳男性/東京都/情報・IT/技術職)・「相手は時間が自由になるので急な予定は入りやすいが、逆に休みが不定期なので計画が立てにくい」(50歳以上男性/山梨県/建設・土木/技術職)・「忙しくてあまり会えない」(28歳女性/大阪府/電機/事務系専門職)・「時間に束縛されないが、変な時間に働くことがあってちぐはぐな生活感がある。合わせてくれるが先の予定が立てづらい」(46歳男性/岐阜県/電力・ガス・石油/技術職)・「急に仕事の電話が来る」(28歳男性/三重県/警備・メンテナンス/営業職)■お金がある・「お金持ちが多い」(24歳女性/愛知県/生保・損保/営業職)・「いつもおごってもらえた」(34歳女性/岡山県/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「デート代の一部を経費にできたこと」(37歳女性/東京都/商社・卸/事務系専門職)・「時間とお金がある」(29歳男性/東京都/医療・福祉/専門職)■忙しさと収入が安定しない・「相手の繁忙期が状況によって異なる(安定感がない)」(30歳女性/北海道/小売店/事務系専門職)・「時間も仕事量も不規則なので、たくさん遊べる時と、そうでないときの落差が激しかった」(46歳男性/東京都/その他/クリエイティブ職)・「稼ぎがいいときは羽振りがいいけど、貧乏な時はこちらがださなければならなくなる」(36歳女性/大阪府/学校・教育関連/専門職)・「仕事が安定しないときはデートの予算も少なくなるのがちょっとわびしい」(32歳女性/山形県/医療・福祉/専門職)・「安定していないせいか、なんとなく安心感がなかった」(28歳女性/富山県/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「自由がきくが、締切が近づくと会えない」(34歳女性/大阪府/その他/その他)・「時間の自由がきくので平日でもデートできるが、給料に浮き沈みがある」(33歳女性/京都府/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「時間が自由になる、が、仕事がたてこんでいる時は全然会えない」(31歳女性/京都府/金融・証券/営業職)■刺激的・「刺激的だった」(29歳女性/神奈川県/金融・証券/販売職・サービス系)・「仕事の仕方など今まで気にしなかったことを考えられた」(28歳女性/北海道/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「かなり自己主張が強い人が多いと思います」(47歳男性/東京都/建設・土木/技術職)・「自由闊達に自分のやりたいことをやり、責任を取っているのでとても人として自立している」(32歳男性/神奈川県/機械・精密機器/事務系専門職)・「がんばってる姿が好き」(24歳男性/神奈川県/情報・IT/営業職)・「見識が広がる」(33歳男性/茨城県/運輸・倉庫/営業職)・「思い切りのいい人で他ではできない体験を一緒にたくさんできた」(25歳女性/富山県/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)・「社長っぽくてかっこよさがあった」(28歳女性/北海道/自動車関連/技術職)・「生きていく力強さを感じる」(31歳男性/東京都/食品・飲料/技術職)■感覚が合わない・「とにかく金銭・時間感覚がサラリーマンと違う。すれ違いでけんかばかりになりすぐに別れてしまった」(31歳男性/大阪府/機械・精密機器/事務系専門職)・「学生の頃はただ楽しくて良かったが、私が体育会系の営業職で就職したら、一度も就職したことのなかった彼には仕事の忙しさや付き合いの多さを全く理解してもらえなかったので別れた」(31歳女性/神奈川県/不動産/秘書・アシスタント職)・「考えが独特で振り回された」(36歳男性/山梨県/機械・精密機器/販売職・サービス系)フリーランスで働く男女の特徴として、付き合ったことがある人から回答が集中したのは「時間がある」「自由」「予定を合わせやすい」という内容だった。また、「お金がある」「考え方が刺激的」といった回答もあった。いいところは悪いところにもなり得るのか、「予定が合わない」「収入が安定しない」「感覚が合わない」といった声も挙がっていた。調査時期: 2015年4月24日~25日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 100人(フリーランスで働く男女と付き合った経験のある人限定)調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年06月01日出産してから価値観が変わった。今の会社で育休を取得してそのまま働き続けていていいのだろうか。夫の転勤で働き方を見直せざるを得なくなった。育休から復帰した後、時短でなんとか成果を出そうと頑張ったけれど、キャリアは明らかに同僚から遅れている…。こんな風に考えるママやプレママはいることでしょう。筆者自身も上の子どもたちの出産を機に辞めることになり、それまで考えていたようなキャリアがすべて崩れ去った経験も持っています。子どもを持ったことで働き方が変わっていないママはほぼいないといっても過言ではありません。今回は、筆者が運営する「東京ワーキングママ大学」などを通して感じた、子育てしながら働くママたちの「ママになってからのキャリア」についてさまざまなケースを盛り込み、ご紹介します。自分の働き方に悩む女性たちの次なるステップを考える一つの情報としてお役立てください。○出産後の働き方のパターンは?筆者が最近感じているのは、出産後の働き方のバリエーションが多くなってきているのではないかということです。女性活躍のトレンドにも後押しされて、以前はハードルが高かった転職や起業への道も徐々に変わってきていると感じています。まずは、出産後の働き方のバリエーションを見てみましょう。大きく分けて4つに分類できます。1.同じ会社に属して働く2.別の会社に属して働く(正社員、契約社員、派遣、パート・アルバイト)3.フリーランスになる4.起業するちなみに筆者の場合、現在6歳になる双子の妊娠時に単身赴任をしていたため、仕事と育児の両立が難しくなり、長く勤務していた会社をやむなく退職し、フリーランスとして独立しました。その後、子育てしながら働くことが当たり前でない社会に愕然とし、働くママのための支援プロジェクト「キラきゃりママ」を立ち上げ、2011年にはママ・子どもを基軸としたPR / マーケティング会社「グローバルステージ」を創業。2013年には「東京ワーキングママ大学」の母体となる一般社団法人日本ワーキングママ協会を立ち上げ今に至ります。もともと起業家志望でもなく、ごく普通のサラリーマンだった状態から妊娠を経て、上記の3→4と働き方を変えました。ただ、このようなケースは一般的ではありません。全体からすると数%の世界です。何らかのビジョンとミッションを持ち、実現したいことがある方向けです。最もオーソドックスな形は1でしょう。同じ会社で働くという方法です。ただ、必ずしも同じ部署で働き続けられるわけではなく、育休を経て別の部署に異動になる方もいらっしゃいます。この部署異動がプラスに働いたり、逆にマイナスに働いたり、さまざまなケースを見てきました。異動を打診されてモチベーションを落とし、育休中に転職先を探して転職された方などもおられます。あるいは出産後、まず1を選択したが、数年後に2を選択するというセカンドキャリアのあり方も。キャリアビジョンがしっかりしていればありうるという意味で、新しい可能性を感じるケースです。2の具体的な事例としては、長時間労働や土日出勤が求められる不規則勤務な職場に勤めていて、そのままの働き方が難しくなり、中小企業へ転職し、管理職として活躍されている方などが挙げられます。中小企業の良さは、規模にもよりますが、制度が整っていないため、自分の希望する働き方を調整できるということです。以前の会社だったらできなかった時短勤務も、交渉しだいで手に入れることができたり、学校行事など、自分のライフスタイルや環境に合わせた働き方ができるという点でメリットがあります。3や4でよく見られるのは、夫が転勤族などで働く場所が変わるため、フリーランスとなる、あるいは起業するというケースです。独立志向の高いベンチャー気質のある企業出身者などにも見受けられます。最近はフリーランスとして独立して、「クラウドソーシング」を使って仕事を受注したり、業務委託でコネクションのある企業から複数の仕事を請け負ったりするママも増えました。インターネットを利用して不特定多数の人に業務を発注したり、受注者の募集を行う「クラウドソーシング」の台頭もあり、フリーランスとなっても、仕事を手に入れやすい環境が整っています。特に3のケースで注目したいのは、一度家庭内の事情や子育てにある程度専念したいという思いからフリーランスを選択した後、子どもの成長に応じて、正社員に戻るというパターンです。これは、子どもの成長に合わせて、働き方を変えることができるという点で、「子どもが小さいうちはそばで成長を見守りたい」とか、「子どもが病気がちで正社員を続けるのが厳しい」など、様々な事情を抱えるママたちにとって、朗報ではないでしょうか。キャリアやスキルを途切れさせることなく、数年を経て正社員に戻れるという道ができつつあることは、「いったんやめてしまうと元に戻ることはできない」というこれまでの常識に風穴があいたとも言えそうです。これまで見たように、子育てママたちの働き方は少しずつ「状況に応じて変えられる」方向性に社会が向かっていることは間違いないと断言できます。しかしながら、ここで大事なのは、ご紹介したママたちはおおむね、キャリアや働き方について軸を持ち、過去に専門性やビジネススキルを培ってきたという背景があり、働き方を変えることができたという点です。ただ、専門性やスキルがないとだめだというわけではなく、いつでも自分自身を高め、到達したいポイントに向かうことはできます。すべては自分に向き合い、考えること、行動することから始まります。ママにとっても子どもにとっても心地よいセカンドキャリアのあり方とはどのような働き方なのか、考えるきっかけになっていればうれしく思います。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社グローバルステージ代表取締役 大洲早生李慶應義塾大学商学部商学科卒業後、株式会社日立製作所に入社。2003年より宣伝部愛知万博プロジェクトにて日立パビリオンの総合プロデュースおよび広報を手掛ける。4年半の単身赴任生活を送った後、2008年に双子を妊娠。両立不可能となり退職。その体験から働くママ支援プロジェクト「キラきゃりママ」を立ち上げる。直後に第三子を出産。「母と子のリアルを、みんなで支える」をビジョンに、働くママの支援活動を開始する。2011年4月に法人化、株式会社グローバルステージ代表取締役に就任し、ママと子どもを基軸としたマーケティング / PRコンサルティングを国内外で展開。2013年9月に一般社団法人日本ワーキングママ協会を立ち上げ、母たちが戦略的にキャリアを築き、能力を発揮できる社会の実現を目指す。6歳の男女双子、4歳男児の母。株式会社グローバルステージ東京ワーキングママ大学
2015年05月26日こんにちは、治部です。前回ご紹介した「産んでも働ける会社選び」について、読者の方からお便りをいただきました。27歳、総合職ママのAさん。彼女の声は、20代の「優秀な女性」を代弁しているな、と思ったので、ご本人の許可を得て、お便りの内容をご紹介させていただきます。○課題は長時間労働Aさんの勤務先はいわゆる大企業で女性社員が少ない業界です。会社は彼女に期待しており、将来、幹部候補として育成したい、と考えているようです。その期待は本人にも伝わっているようです。「総合職でも子どもを犠牲にせずに働き続けることができる、という事例を作りたい」この言葉から、自分がパイオニアになるんだ、お手本になるんだ、というやる気が伝わってきます。いただいたお便りからは、今後予想される課題も見えています。課題はやはり、長時間労働です。Aさんは出産前まで「残業や休日出勤が当たり前で、夫より帰りが遅いこともあった」と言います。辞めたいと思うことは多々あれど、頑張ってきた、というのがこれまでのAさんでした。子育てしながら仕事をする場合、出産前のような働き方を続けることは、不可能です。私自身も経験しましたが、どれほど協力的な配偶者、どれほど信頼できるベビーシッターや家事外注先を見つけることができても(大抵の場合、それを見つけることも難しいのですが)、出産前と出産後で働き方が変わらない、ことはありえないのです。○大卒・産後女性が選ぶ3つの道とは?大卒(大学院卒)総合職女性の多くは、育児休業復帰後にこの事実に初めて気が付き、ショックを受けます。多くの場合「こんなはずではなかった」とモヤモヤを抱えた後で、次の3つの道、どれかを選びます。(1)あきらめて現実を受け入れ、今までより目標設定を低くして仕事を続ける(2)こんな働き方はおかしい、と会社上層部や人事に訴えて状況を変えていく(3)転職、退職、独立する望ましいのは(2)であることは、言うまでもないでしょう。ただ、これが可能なのは、社内に仲間がいる場合です。私の友人の中で、少ないながら、こういう方向へ行っている女性は、社内で孤立しておらず、応援し、一緒に戦ってくれる仲間(必ずしも女性とは限りません)がいました。(1)を選んだことが、周囲の目に見えて分かるようになると「ぶら下がり社員」とか、「手厚すぎる育児支援が女性のやる気をそぐ」などと会社側からは認識されてしまいます。(3)は、広くとらえると私もその中に入るのかな、と思いますが「バリバリ働いている」と認識されていた女性が「もったいない」などと言われながら辞めていく背景に、こういうことがあります。○あきらめるのはまだ早い!本連載の読者層である20代女性にお伝えしたいのは、(1)や(3)のようにあきらめてしまう前に、何とかして、社内で味方になってくれる人を探して、(2)の方策を探ってみてほしい、ということです。あなたに「期待している」と言ってくれる上司や人事担当者に、思い切って、本音を打ち明けてみて下さい。「この働き方を、私は続けていくことは『しない』と思います」と。「できない」ではなくあなたの意思で「しない」、それを「選ばない」と伝えることが大事です。会社と個人はお互いに相手を選びあっている。あなたの勤め先が、本気で女性を活用したいと考えていたら、その声に真摯に耳を傾けるはずです。あきらめるのは「言ってもダメだった」と分かってからでも遅くありません。○著者プロフィール●治部れんげ豊島逸夫事務所副代表。1974年生まれ。1997年、一橋大学法学部卒業。同年日経BP社入社。記者として、「日経ビジネス」「日経マネー」などの経済誌の企画、取材、執筆、編集に携わる。2006年~2007年、フルブライト・ジャーナリスト・プログラムでアメリカ留学。ミシガン大学Center for the Education of Woman客員研究員として、アメリカ男性の家事育児分担と、それが妻のキャリアに与える影響について研究を行う。またツイッターでも情報発信している。○【連載】25歳のあなたへ。これからの貯”金”講座25歳。仕事や私生活それぞれに悩み不安を抱える年齢ではないだろうか。そんな25歳のあなたへ、日本を代表するアナリスト・豊島逸夫とウーマノミクスの旗手・治部れんげがタッグを組んだ。経済と金融の最新動向をはじめ、キャリア・育児といった幅広い情報をお届けする特別連載。こちらから。
2015年04月27日NTTデータは23日、「働き方に関する調査」の結果を発表した。調査期間は3月13日~17日、対象は20歳以上のホワイトカラー職種1,058名。○「働き方変革」実施しているのはわずか?「自社が働き方変革に取り組んでいるかどうか」を尋ねたところ、「取り組んでいる」と回答した従業員は22.2%。49.2%は「取り組んでいない」と回答した。働き方変革に取り組んでいる企業の従業員に「取り組み前後でどのような変化があったか」を尋ねたところ、50.6%が「生産性向上」と回答。以下「『やらされ感』が減少している」「気持ちに余裕が生まれている」「家庭との両立が用意になっている」などがあげられた。「現在取り組んでおり、継続しておこなってほしい施策」の上位は「休暇取得の推進」(37.9%)、「長時間労働削減のための労働時間管理の強化」(36.2%)、「生産性を向上するための業務改善の実施」(34.5%)。一方、「中止してほしい施策」では「長時間労働削減のための労働時間管理の強化」(12.8%)、「育児・介護中の従業員が短時間勤務で働きやすい人材配置」(11.1%)となった。「自身の仕事の価値」について、働き方改革に取り組んでいる企業の従業員のうち71.5%が「自分の仕事は一生懸命取り組む価値がある」と回答。52.3%が「自組織の業績はこの2~3年良好である」と感じている。
2015年04月23日大塚製薬の「オロナミン C」ブランドによる働く若者を応援するプロジェクト「キミハツ」は、働く若者にスポットを当てた「若者の働き方・想いを知る」と題した、関係者・報道向けのニュースレターを2月27日に発行した。同ニュースレターでは、日本各地で前向きにがんばる働く若者にスポットを当て、それぞれの「働き方」について紹介する。第一弾は「地方で働く~雇用者編~」として、奈良県の今西酒造 代表取締役である今西将之氏へのインタビューを掲載。創業355年の奈良の老舗酒造に生まれ、京都の大学を卒業後に一般企業に入社、父の急逝にともなって28歳の若さで代表取締役となった今西氏に、「地方で働く」ことについての経験談と共に、雇用者の立場から今後地方で働く若者へ伝えたいことなどをインタビューしている。今西氏は、地方で働くことの醍醐味として、地の利を活かしたビジネスチャンスがあること、自分・自社の成長が周辺地域の成長につながることを挙げている。最近では、今西酒造が蔵を構える三輪(奈良県桜井市)全体が元気になることを目的に、地域外からの人の流入を生み、ひいては雇用の創出につながるような施策を行っている。これから地方で働く若者に向けては、地域ブランドの確立に携わることができることや、仕事人として成長していくことで、地域の活性や発展への貢献を感じることができると語っている。地方では、ゆっくりと働くイメージもあるが、自分のあり方や行動次第でダイナミックな動きを感じられる場でもあるという。なお、最近、今西酒造では海外進出も視野に入れた営業活動を行っている。2014年11月にはキミハツプロジェクトのサポートを受け、ロシアのモスクワで開催されたジャパンカルチャーイベント「J-FEST2014」において現地事業者との商談を実施。その成果として、ロシアに向けた「日本酒 三諸杉」の輸出事業を始動した。今西氏は、地方の中小企業も世界へ進出できる可能性を持っており、積極的に行動して見分を広めることで、地方から世界に出て行く若者となってほしいと語っている。
2015年03月23日女性の社会進出率が高い北欧で、得意な外国語を活かし映像制作会社でバリバリ働くミア・テレマニウスさん。スウェーデン、ストックホルムに住むキャリアウーマン・ママです。休日には娘さんと大好きなダンスやヨガをして、親子の絆を深めながら脳を休め、常にクリエイティブな思考ができるように心がけています。■これまでのキャリアの経緯は?歌とダンス、それが私の長年の情熱。いつか、劇場関係で仕事するのだと思ってきました。ですが、人生は違う方向へと逸れていきました。大学に入学する前に、フランスとイタリアへ語学留学しました。外国語にはいつも興味があって、運よく得意でもあるんです。ストックホルム大学ではデジタルメディアを専攻し、修士号をとりました。卒業後は、国営スウェーデン放送にヘッドハンティングされ、イタリアを舞台にした番組の共同ディレクターを務めました。イタリア語ができたおかげです。それからもフリーランスとして、または社員としてテレビ番組の制作に携わってきました。スウェーデン国営放送に番組のアイデアを提案し、許可を得て制作した番組が昨秋にテレビで放映されました。現在、私はチムニーという、メディア全般での制作を請け負う会社に勤め、映画、コマーシャル、テレビ番組、社内コミュニケーション、B to Bやウェブ向けのビデオをつくっています。私が働くストックホルムの本社に約300人が働いているほか、シンガポール、シドニー、コペンハーゲンなど、世界10カ所にオフィスがあります。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?この会社では同僚と協力して仕事ができる点が気に入っています。クリエイティブな仕事でコラボレーションするのは大好き。"同じ世界の言葉を話す"同僚と心をかわし、同じゴールに向かってプロジェクトを進められるのは幸せなことです。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?ただ、同時にたくさんの制作をこなさなければならないときは、疲労困憊してしまいます。そのためにも、日ごろからエネルギーを蓄えておくことが大切。ヨガや瞑想をしたり、音楽を聴いたり。オフィスでは座ってだけでなく、立っても仕事のできる「Sit&Stand」というデスクを使っていて、気分転換に有効ですね。北欧のオフィスでは導入しているところが多いんですよ。うまく気分転換できると、新しいアイデアも浮かんできます。■ちなみに、今日のお昼ごはんは?お昼は自宅から何かを持ってくるか、BENTOスタイルのランチボックスを買って、オフィスで食べることが多いです。今日はヤキトリランチボックスにしました。値段はだいたい70~80クローネ(約1,000~1,200円)です。■日本人のイメージは?日本といえば、大好きなのが宮崎駿監督の映画! 一番好きなのは「ハウルの動く城」です。彼の映画は娘と一緒に全部見ています。ストーリーもアニメも本当に素晴らしいですね。■休日の過ごし方を教えてください。休日は娘と過ごします。水泳、ダンス、ヨガ、アウトドアアクティビティ、なんでも一緒にやっています。音楽を聴いたり、歌ったり、映画をみたりと2人で楽しんでいます。■将来の仕事や生活の展望は?私のモットーは「直観を信じること」です。仕事もレジャーもこの言葉を信じて、切り開き、楽しんでいければと思っています。私の話、少しでも皆さんのお役に立てたかしら?皆さんにもグッドラック!
2015年03月17日毎日頑張って働いているのに、なかなか上がらないお給料。給料日に通帳を見て、ついため息が出てしまう人も多いかもしれません。でも、お給料アップとは、何も額面の金額を上げることだけではありません。重要なのは、実際に使うことができる手取り金額。額面のお給料は変わらなくても、手取り額をアップさせる方法があるんです。■お給料の額面と手取りの違いを知ろう毎月の給料日に渡される給料明細。それをよく見てみると、いわゆる「額面」と呼ばれる総支給額と、実際に振り込まれる「手取り」の金額にはかなり差があることが分かります。総支給額とは、基本給に加え、残業代や各種手当などすべてを合わせた金額のこと。そこから社会保険や税金などが引かれ、手取り額が決まるということになります。毎月のお給料から引かれるものは、健康保険料や厚生年金保険料、雇用保険料、そして所得税に住民税。会社によっては、福利厚生費や組合費などが引かれている場合もあるかもしれません。手取り額を増やすためには、これらの毎月のお給料からの天引き分をいかに少なくするか、というのがポイントになります。中でも一番大きな割合を占めるのが、健康保険や厚生年金といった社会保険料。この社会保険料の金額を少なくすればするほど、同じお給料額でも手取りは増えるということになるのです。■社会保険料を低くおさえる方法とは社会保険料を少なくするには、そもそも保険料がどのような仕組みで決まるのかを知っておく必要があります。「社会保険料は収入額によって決まる」ということはよく知られていますが、それは、年間通しての収入額を指すものではありません。じつは、年度はじめの4月から6月の平均給与をもとに計算されているのです。つまり、4月からの3ヶ月間の収入が多ければ社会保険料は高くなり、逆に収入が少なければ社会保険料は低くなり、結果として手取り額を増やすことができるのです。■春の働き方に注意して手取りアップを目指す4月から6月の平均収入を少なくすればいい、とはいっても「お給料は自分で決められるものではないし…」と思う人もいるかもしれません。でもここで注意すべきなのは、収入とは基本給だけを指すわけではないということ。残業代をはじめ、休日出勤手当や住宅手当などの各種手当、さらには通勤手当として支給される交通費も含まれます。年度はじめに残業や休日出勤を頑張りすぎると、それが仇になって年間の社会保険料が高くなり、かえって手取り額を減らしてしまうことにもなりかねません。この時期はできるだけ残業はセーブして、収入額を増やさないように気をつけましょう。また、通勤手当が増えそうな引っ越しを春に予定している場合も、可能であれば時期をずらした方が収入を増やさずにすみます。働き方を少し工夫すれば、年間の控除額をおさえ、額面のお給料は変わらなくても手取りを増やすことができるかも。何も知らずに、ただ天引きされているだけではもったいない! 上手に引き締めて、賢く収入アップを目指しましょう。(この記事は、2015年2月現在の情報にもとづいたものです。)
2015年03月09日子育てと仕事の両立、想像するだけでも難しいですよね。でも実際、働きながらイキイキとしているワーキングママが多いのも事実。また、様々なワーキングスタイルの中でも、一番縛りが厳しいのが、会社勤めする「サラリーマンママ」です。略して「リーママ」。広義には「働いてお金を稼いでいるママ」のことを指します。博報堂では、「リーママプロジェクト」と称し、博報堂の社内ママメンバーが中心となって、働くママの力を社会に還元し、未来の幸せにつなげたいというプロジェクトが始動しています。『リーママたちへ 働くママを元気にする30のコトバ』という本も出版されています。もがき苦しくても「大丈夫、なんとかなる」企業で働くママたちは、どこか後ろめたい気持ちを持って働いています。16時に退社する時のまわりの目の冷たさ。子どもが熱で急遽休みをとるときの嫌な雰囲気。有休をとっているのに、自宅で結局大量の電話とメール対応……。もがき苦しみながらも「せっかくここまでがんばってきたんだから、もう少しがんばってみよう」と力を振り絞っているんです。そんなママたち自身の心の支えが「大丈夫、なんとかなる」です。ほかにも、リーママたちを励ます「糧ことば」をたくさん紹介します。まだ独身のアラサー女子にも、糧になる言葉がいっぱいです。働くすべての女性に共通する「糧ことば」「今が一番大変な時だから。これ以上辛い時は来ないから」仕事と子育ての両立は、初日が一番大変。でも、だんだん慣れてくるもの。絶対に子どもは成長します。「もっとダメでいい」できないことを並べるよりも、少ないけれどできることをきちんとやればいいのです。「月に一回、自分のための有休をとる」病気看病または病気療養のための有休は、休みじゃない。月に一度の有休で、美容院、ネイル、買い物、リラクゼーションなど、思いっきり自分のための日をつくって、リフレッシュしましょう。「諦めるは、明らめる」優先順位をつけて、本当にやりたいことや、やらなければならないことに絞るからこそ、見えてくることもあります。きっと賢い選択をしているはずです。幸せは自分が決めるもの大人の女性としての幸せと充実。それは、経済的余裕が少しばかりあることと、社会のため、会社の同僚のため、家族のために少しでも役に立てたと思えること。そして、それらを自ら進んで行っていると胸を張って言えることが、自分の成長につながり、未来を築いていく力になります。自分の未来を他人に預けるのではなく、自分の手で握るということ。誰のためでもない、自分のためにこそ働く。自分の意思で選んだ道だからこそ、後悔はない。働くママのイキイキ感も、そんな自主性から生まれてくるように思います。仕事と子育てを両立しているママたちは存在するのですから、今から諦めなくても大丈夫です。「糧ことば」を手に、明日はもっとイキイキとして働きましょう。
2015年02月23日アジア10カ国に拠点を持つマーケティング・リサーチ会社のシンガポール支社で働くイロナ・ルーさん。日本のクライアントも多く、昼休みに日本語のプライベートレッスンを受けるほどの勉強家。34歳にして社長直属の4人の幹部のうちの1人に抜擢された彼女に話を聞きました。■これまでのキャリアの経緯は?大学では社会学と心理学を学びました。卒業後、メガバンクに就職し、投資部門の営業として1年働いた後、10年前に今の会社に入りました。現在はオペレーション・マネージャーとして、チーム全体を統括しながら、私自身もセールスを担当しています。クライアントには日本の企業も多く、食品、化粧品、銀行からショッピングモールまで、多岐に渡ります。アジア各国や欧米などへの海外出張も年に4~5回あり、多忙な毎日です。■現在のお給料は以前のお給料と比べてどうですか?一般的に、前職の銀行の方がマーケティング業界より給料は高いです。今のサラリーは同年代のビジネスマンと比べたら、それほど良くはないかもしれませんが、非常にやりがいのある仕事とチャンスを与えてもらっていることに満足しています。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?私の裁量に任されている部分が大きいので、自分で仕事のやり方をコントロールできるところが気に入っています。突然、ディレクターに抜擢された時は、まったく未知の分野で戸惑いも大きく、売上目標は到底達成できない途方もない数字に思えました。でも、チームの皆と力を合わせて取り組んでいくうちに、予定よりも数カ月早く目標をクリアすることができたんです。さらなる上の目標も達成し、そのごほうびとして、全員で日本の北海道と東京へ社員旅行に行けることになりました!! うちの社員はみんな日本が大好き! 初めて雪を見る人も多く、みんなワクワクして冬服を買い込んでいます。私もスノーボードに初挑戦することを楽しみにしています。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?クライアントは様々な種類の問題を抱えていて、この時はこうすればいいという決まった答えはありません。誰かがやり方を教えてくれるわけではないので、自分の経験や知識を総動員して、答えを導かなければいけないのが大変なところです。でも、よい成果を上げられたときは、その分喜びも大きいですね。個人的なことですが、去年、乳ガンの摘出手術を受け、その1週間後には職場に復帰しました。当時はまだ体からチューブが出ていて、出血もしていたので、会社でも血液のバッグを肩からかけて持ち歩いていました。もちろん布のかばんに入れて、中が見えないようにはしていましたが、みんな中身を知るとギョッとしていましたね(笑)。手術の後は乳房再建をして、AカップからBカップになりました。このあとCカップに増やすことも可能です。ガンという立派な理由があるので、コソコソせずに胸を大きくすることができてラッキーですね(笑)。■ちなみに、今日のお昼ごはんは?会社の近くでシンガポールの鍋料理「バクテー」を食べました。骨付きの豚のあばら肉を漢方やスパイスで煮込んだもので、滋養たっぷり。ごはんとの相性も抜群です。■日本人のイメージは? あるいは、理解し難いところなどありますか?日本のもの作りは素晴らしい! 日本の製品はただ性能がいいだけではなく、とても上質です。ハイテクな電化製品に限らず、例えばこの日本製の傘。どこが違うと説明するのは難しいのですが、他のものより使いやすいし、見た目もかわいい。ヒューマン・テクノロジーというのでしょうか、ソフトエンジニアリングに優れていると感じます。日本人と仕事をするのは簡単ではありません。彼らは勤勉で仕事も早く、きっちり時間通りに仕事をこなします。細部にまで徹底的にこだわるので、私たちもそうでなければならず、いい加減にやって結果だけ出せばよいというわけではありません。日本人はpolite(礼儀正しい)といわれるけれど、それ以上に周囲の人を気遣い、敬意を持って接していると思います。私のクライアントもこちらのやり方を尊重し、信頼してくれるので、私たちも期待に応えなければと、モチベーションが上がります。■休日の過ごし方を教えてください。ローラーブレードが趣味なので、週末はビーチパークを10kmくらい走ります。運動のためというより、1人で何も考えずに無心で何かをする時間が必要なのかもしれません。ただ音楽を聞きながらローラーブレードしていると、頭がクリアになって、リフレッシュできるんです。先々月は夫とその家族と一緒に3週間アメリカを旅行しました。有給休暇は年間18日ですが、私はもう長く働いているし、旅先でもパソコンで仕事をするので、ちゃんと自分の任務さえ終わらせれば、あとは自由にさせてくれます。ありがたいですね。■将来の仕事や生活の展望は?まずは現在30人いる社員を40人に増やしたいです。また、2年以内に売り上げを5~10%は伸ばしたいですね。現在の社長がリタイアしたら、いつか私がシンガポール支社のトップに立ってみたいという夢もあります。プライベートですか? 私の頭の中は仕事だらけで(笑)。あと5kg痩せることができたら満足です!
2015年01月27日サイボウズはこのほど、育児をしながら働く女性250人とマネジメント層の男性250人を対象に実施した、「育児をしながら働く女性」をテーマにしたインターネットリサーチの結果を明らかにした。調査期間は2014年12月8日~9日。同調査では、「育児をしながら働く女性」には自身の体験を、「マネジメント層の男性」には、育児をしながら働く女性の現状について自身が思うことを質問している。育児をしながら働く理由について尋ねたところ、育児をしながら働く女性、マネジメント層の男性共に、最も多い回答は「家計に必要だから」(女性78.8%・男性76.0%)となった。回答に大きな差が見られたのは「自由なお金が欲しいから」で、女性は44.0%が回答したのに対し、男性は24.8%のみが回答し、19.2ポイントの差が見られた。逆に「仕事にやりがいを感じているから」は女性は28.0%だったが、男性は46.0%で18.0ポイントの差が出ている。育児をしながら仕事を行う上で、課題に感じていることを尋ねたところ、女性の最も多い回答は「子どもと過ごす時間が短い」(46.0%)だった。一方、男性は24.4%のみにとどまっている。また、「子供に十分な教育機会を提供できていない」も、女性が男性よりも15.6ポイント高い結果となり、両者にギャップがあることがわかる。一方、男性が最も多く回答した項目は「上司や同僚など職場での理解不足」であり、理解できていない部分があると自覚している方が多いことが明らかとなった。現在の職場環境について取り組んでほしいと思う事を聞くと、多くの項目で女性よりも男性の方が高いポイントとなった。特に差のあった項目は「柔軟な時間帯で勤務が可能な制度」で、女性は58.0%の方が回答したのに対し、男性は73.2%が回答した。女性が男性よりも多く回答した項目は「育児中の女性への評価改善」で、女性が38.8%回答したのに対し、男性が32.0%と6.8ポイント差となっている。また、育児をしながら働く女性についてマネジメント層の男性に悩みを尋ねたところ「仕事を頼みづらい」という趣旨の回答が多かった。また、「育児と仕事を両立できないことによる優秀な社員の退職」という回答も目立つ。
2015年01月05日企業向けSNSを提供するビートコミュニケーションは12月17日、「ビジネス環境と我々の働き方の変化」に関する慶應義塾大学 総合政策学部教授 竹中 平蔵氏のインタビューを公開した。竹中 平蔵氏は著書の中で「これから世界はフラットな世界とスパイキーな世界に分かれていく」と語っており、今回のインタビューではこの発言を中心に、これからのビジネス環境がどのように変化し、働き方もそれに連れてどのように変わるかについて尋ねている。同氏によると、モバイル通信やクラウド技術を始めとするデジタル技術の革新によって「課長・部長などの管理職が不要になり始めている」という。これは、デジタル技術の活用で「一部の意思決定者と作業担当者がいれば事足りる」ことによるもので、働き方が大きく変わり、職場へ行くことなく仕事ができるようになっていくとのことだ。これは、時間による労働管理の終焉に繋がり、「成果で労働を計る必要が出てくる」と竹中氏。テクノロジーの変化だけではなく、それに伴う価値観の変化が働き方をも変えて行く未来がやって来る。ビートコミュニケーションによると、2025年頃にはホワイトカラーに就く社会人の1/3がオンラインワーカーになるといい、個人の置かれている状況や価値観に合わせて働き方が選べる時代になる可能性がある。そうした時代の変化に合わせるには、様々な働き方をサポートするコミュニケーションのプラットフォームとして、社内SNSが効果的のようだ。
2014年12月22日子育て中のママの1日のタイムスケジュールをご紹介する企画、第三弾は子ども連れOKなポーセラーツ&フラワーサロン「SABRINA」を主宰するMisakoさんのタイムスケジュールをご紹介します。産後2ヵ月でサロンを立ち上げたというほど行動力のある彼女の日々の過ごし方に迫ってみました。■大人気“サロネーゼ”の1日のタイムスケジュールとはMisakoさんは夫、長男(1歳才)の3人家族です。育児だけでなく、家庭をベースに好きなことを仕事につなげたいと思い、妊娠中にポーセラーツ(真っ白な磁器に転写紙や絵の具を使って色や模様付けを自由に楽しむめる、今大人気の習い事のひとつ)の技能を学び、インストラクター資格を取得、産後2ヵ月で自宅サロンを立ち上げました。当初はMisakoさん自身も乳児連れでのレッスン開講でした。サロン1周年を迎える今ではレッスンだけでなく、企業向けオーダー作品を販売したり、オリジナルの転写紙をデザインしたりと、仕事の幅も広くなっているそうです。そんな、みずから活躍の場を広げるMisakoさんの1日のタイムスケジュールがこちらです。■仕事、家事、育児はメリハリをもち、子どもとの時間を大切に1歳を迎えたばかりの息子さんは保育園に通っていて日中離れている時間が長いので、一緒にいられる時間を特に大切に過ごしているのだそうです。保育園からの帰り道や休日の晴れている日にはできる限りお散歩をし、会話をしながらゆったりとした親子の時間を過ごすように心がけています。作るのに時間のかかる離乳食は休日にまとめて作り、できるだけ時短家事に励んでいます。また、家事をご主人と分担しながら行うことで、夫婦間のコミュニケーションを深めているのだとか。たとえば掃除や食器洗いが得意なご主人は、夕食の後片付けや週末のお風呂掃除などを担当。少しでも家事を分担することで心と時間に余裕ができ、子育てにも前向きに取り組むことができるのだそうです。■インテリアと掃除に気を遣い、雰囲気のあるサロン作りを自宅サロンを主宰していると聞くと、気になるのがお部屋のお掃除事情ではないでしょうか? Misakoさんは、できる限り生活感を出さないように、子ども用品やおもちゃは子供部屋に収納しています。また、インテリアの色を統一することによって、清潔感や作品のイメージに合った雰囲気作りをしているのだそうです。たとえば家具は白色で統一し、カーテンや小物をブルー系で統一しています。こうした演出や気遣いは、サロンに通う生徒さんにとっても作品作りの意欲につながりそうですね。手づかみ食べの時期の息子さんの食事時間は余裕を持った時間配分にし、毎回フローリングの拭き掃除もしっかりと行います。その都度清潔に保つことで、常に人を迎えられる部屋作りにつながるのですね。今後は家庭から一歩踏み出して、才能や資格を生かしながら働きたいと考えているママたちが活躍できる場所を提供できるようなサポートをしていきたいと考えているMisakoさん。きっとMisakoさんの働く姿勢を見て、刺激を受けるママは多いことでしょう。最後にMisakoさんから子育て中のママにメッセージです!「子育て中でもママが主役になれる時間を持つことで、心に余裕ができ、子どもと向き合う時間がより楽しく濃密になると思います。充実した毎日を過ごすことができるよう、ぜひとも興味のあることへの一歩を踏み出してみてください!」これからもMisakoさんのご活躍を応援しています!■ポーセラーツ&フラワーサロンSABRINA 公式サイト
2014年10月25日TOKYO WORK DESIGN WEEK事務局は、11月19日~25日にかけて、働き方の祭典「Tokyo Work Design Week 2014(通称:TWDW)」を開催する。○「しごと体験」など4つの体験プログラムを開催同イベントは、11月の「勤労感謝の日」にあわせて開催するもので、今年で2回目となる。今回は7日間にわたり、東京都の「渋谷・ヒカリエ」を中心に都内各所で開催。20代・30代の今後の新しい働き方やビジネスの未来について考える機会を設ける。イベントには、4つの体験プログラムを用意。「カンファレンス」では、7日間で20以上の働き方にまつわるスペシャルプログラムを開催する。国内外の新しい働き方の旗手たちのプレゼンテーションやパネルディスカッション、ワークショップなどを予定している。ヒカリエ以外にも、都内各所のサテライト会場で実施する。「新しい武器展」では、これからの働き方には欠かせない次世代ビジネスツールやコミュニケーションガジェット、書籍を"新しい働き方の武器"として展示する。入場無料。渋谷ヒカリエ8階のギャラリースペースで開催する。「しごと体験」は、憧れの職業を1日体験できるサービス「仕事旅行社」とのコラボレーション企画。毎日7日間、異なるしごと体験ができる。「照明デザイナーになる旅」(11月19日)、「ものづくり系女子になる旅」(11月20日)、「仕事旅行社で働く旅」(11月21日)、「社内起業家コンサルタントになる旅」(11月22日)などを予定している。また、お酒を飲みながら、みんなで気軽に"新しい働き方"について話ができるバー「しごと Bar」が、リトルトーキョー(虎ノ門)に期間中オープンする。ゲストとして、高島友和さん(日本財団)、玉樹真一郎さん(わかる事務所)、ナカムラケンタさん(日本仕事百貨/リトルトーキョー)などが、1日マスターとして登場する。同イベントのチケットは、公式ウェブサイトにて10月15日から応募受付を開始した。イベント詳細もウェブサイトにて順次発表していく。
2014年10月21日「マナラ化粧品」の開発および販売を手掛けるランクアップはこのほど、「出産後の働き方に関する意識・実態調査」の結果を発表した。同調査は9月26日~27日、全国の20大~40代の女性会社員(一般社員、管理職、経営・役員、公務員)で、職場に働くママが複数(自身を除く)いる人、子なしの場合は出産後も働き続けたい人を対象として実施。世代・子あり/子なし別に各100名(子なしの場合は各世代とも既婚/未婚が半数ずつ)、計600名の回答を得た。○2人に1人が、出産後の働き方を考え、妊娠・出産を躊躇「出産後の働き方を考えて、妊娠・出産を躊躇したことはあるか(躊躇すると思うか)」を聞いたところ、48.8%が「妊娠・出産を躊躇した(すると思う)」と答えた。その理由としては「職場の人からの理解を得られるか」(56.3%)が1位。以下「働く時間の制約ができること」(51.5%)、「同じ給与水準で復職できるか」(39.2%)が続いた。○理想の働くママが職場に「いない」が6割「職場に理想の働くママはいるか」を聞いたところ、「いない」が62.3%にのぼった。年代別に「いない」と答えた割合を見ると、「20代」が51.5%、「30代」が64.0%、「40代」が71.5%となり、若い世代のほうが職場に理想の働くママがいると感じていることがわかった。職場に理想のママがいないと答えた理由は、「いつも余裕がない」(34.5%)が1位。僅差で「新しい仕事や大きな仕事を任されない」(32.4%)となった。また「中途半端に仕事をしているように見える」(26.7%)が3位だった。○既婚女性の3人に1人は「夫よりも自分の方が働くことに向いている」既婚者377人に、「夫よりも自分の方が働くことに向いていると思うか」と聞いたところ、「はい」は35.3%となった。年代別にみると、「20代」が24.1%、「30代」が37.0%、「40代」が48.5%となり、世代があがるにつれ、よりその意識が強くなっていた。○理想の働く芸能人ママ、1位は「篠原涼子」「芸能人で理想の働くママ」を選択肢から選んでもらったところ、1位は「篠原涼子」が37.7%と、2位の「北斗晶」(19.5%)の2倍近い支持を得た。3位は「井川遥」(10.7%)だった。篠原涼子を選んだ人に理由を聞いたところ、「子どもがいることを感じさせない」「両立している印象」「産後もイキイキしている」といった点が多く挙げられた。同様に北斗晶は、「いつも明るく元気」「家族仲が良さそう」。井川遥は大多数が「ママになってもきれい」と答えた。
2014年10月19日できれば母乳育児を続けたいけれど、職場復帰後は断乳も仕方ないと考えるママは多いのではないでしょうか。しかし、実は働くママにこそ、母乳育児をするメリットがあります。今回は、働きながら母乳育児をするメリットと、その方法をお伝えします。■働くママの母乳育児は、ママと赤ちゃんの心の安定をもたらす働くママだからこそ、実は母乳で育てるほうがラクなのです。というのも、ママのおっぱいを飲む時間は赤ちゃんにとって大事なスキンシップの時間で、赤ちゃんの心の安定をつくる時間でもあります。ママが働いている間、赤ちゃんはいつも一緒だったママと離れているので、不安だったり寂しかったりしています。ママが仕事を終えて帰ってきた時におっぱいをもらえたら、不安でいっぱいだった赤ちゃんの心はすぐに安定します。赤ちゃんの心の不安は、発熱や風邪といった身体の不調を引き起こすこともあります。母乳育児をしていると赤ちゃんの心がを安定するため、急な体調不良を防ぐことができ、結果としてママも仕事を休む回数が減るというわけです。同時に、赤ちゃんにおっぱいをあげることで、ママにも幸せを感じるホルモンが出てきます。母乳育児は赤ちゃんだけでなく、ママの心の安定にもなるのです。仕事、家事、育児でお疲れのママは、母乳育児をすることによってリラックスをすることができますよ。■夜間と休日だけ母乳の「変則授乳」で対応しようとはいえ、働きながらの母乳育児はなかなか大変です。中には、一生懸命搾乳をして冷凍し、保育園に預けながら完全母乳育児を続けているママもいるでしょう。冷凍母乳はお断りという保育園もありますし(私が見学をした保育園もそうでした)、勤務中に搾乳をして保存するというのも、育児に理解のある職場環境でないと難しいですよね。そのため私は、平日昼間の預けている間は粉ミルク、休日や夜間は母乳をあげるという、「変則授乳」の方法をとりました。この方法でも私の場合、十分母乳は出続けましたし、むしろこのほうが、授乳タイムが楽しみになって、とても幸せでした。完全母乳で育てないと赤ちゃんがかわいそうなのでは? と思うかもしれませんが、育児に完璧は存在しません。仕事、家事、育児に頑張っているママが、楽しくニコニコ赤ちゃんと接することが、何より大切なこと事です。メリットをうまく利用して、無理なく母乳育児を続けてみてくださいね。
2014年09月16日子育て中のママの1日のタイムスケジュールをご紹介する企画、第二弾はアクセサリーブランド「kicca jewelry」デザイナー・宿野沙妃さんのタイムスケジュールをご紹介します。 デザイナー兼ショップオーナー、そしてママという多忙な生活を送る彼女の、日々の過ごし方に迫ってみました。宿野さんは夫、長女(4才)、長男(2才)+ご自身の両親の6人家族です。長女が1歳になるかならないかの頃、育児の合間の趣味としてアクセサリー作りを始めた宿野さん。友人や家族にプレゼントしたり、自分用に作ったりしているうちにアクセサリー作りに魅了され、ブランド化に至ったのだそうです。当初はウェブショップのみでの販売でしたが、なんと2014年6月、岡山県岡山市北区に工房兼実店舗「あしたのこと」をオープン! ご自身のアクセサリーだけでなく、宿野さん自身がセレクトした、さまざまな作家さんのハンドメイド作品も取り扱っています。既製品にはない、ユニークで素晴らしいセンスの物がたくさんあるのがハンドメイド作品の魅力なのだとか。まだまだ手のかかる年頃の子どもたちを育てながら、一体どのように時間をやりくりしているのでしょうか?■家族で支え合う日々、就寝前の子どもとのスキンシップを大切に 仕事、家事、育児、これらをバランスよく進めていくのに欠かせないものは、なんと言っても家族の支えだそうです。家事も育児も夫婦で分担し、宿野家の夕飯は料理上手なご主人が担当しています。同居しているご両親にもサポートしてもらっているため、常に感謝の気持ちを声に出し、伝えることを大切にしているのだそうです。こうして家族で助け合う姿を子どもたちに見せられる環境は、お子さんにとって、きっと将来の糧になることでしょう。子どもたちにも忙しい毎日を送らせてしまっているので、日常の会話とスキンシップを特に大切にしているそうです。就寝前には毎日読み聞かせをし、抱っこをしてキスをして「大好きだよ」と言葉で伝えているのだとか。 「10年後、子どもたちに目標としてもらえる人になっていたい」と語る宿野さん。夢を着実に実現しながら頑張るその背中を見て、2人の子どもたちはこれからもっと感銘を受けることでしょう。最後に宿野さんから子育て中のママたちへメッセージです。周りの人と助け合ったり、時には便利グッズに頼ったり、手抜きをしたりしながら、ストレスを溜めないように子育てを一緒に楽しみましょうね!これからもセンス溢れる素敵なアクセサリー作りを応援しています!■あしたのこと岡山県岡山市北区奉還町4丁目7-15 NAWATE内 tel. 070-5672-5528open. 10:00~18:00(内13:00~15:00は一旦close)不定休 ■kicca jewelry
2014年09月01日先輩ママのタイムスケジュールから、子育てや家事を上手にこなすヒントを見つける「ママのタイムスケジュール」。 教えて! 働くママのタイムスケジュール vol.1 宮城明子さん【前編】 をご紹介しましたが、後編では午後のタイムスケジュールを見ていきましょう。■子どもに手伝ってもらいながらコミュニケーションお子さんが帰宅し始める時間帯から休む暇がないほど密な時間を過ごしています。なかなか兄弟が集まる時間を作れないように見えますが、生活の中に実践していることがあるそうです。例えば子どもたち総出で洗濯物の取り込みから畳んでクローゼットにしまうまで、一連の流れを手伝ってもらうのだそうです。お手伝いをしてもらいながら、家族のコミュニケーションの場を自然と取り入れている点が見習いたいところです。■夫婦間でのコミュニケーション夫婦間では言葉でのコミュニケーションと表現を大切にしているのだそうです。確かに言葉にせずとも理解してくれる仲が理想的ですが、男女間、夫婦間、そこまで上手くいかないところが現実です。「思っていても言葉にしなければ伝わらない! 」と胸に刻み、特に感謝と尊敬の気持ちはしっかりと言葉で伝えるようにすることがどうやら夫婦円満の秘訣なのでしょう。■自分が楽しい!と思える時間を作る宮城さんが暮らしの中でこれだけは欠かせない! ということは、「自分が楽しい!」と思える時間を作ることなのだとか。読書や習い事、友人たちとの時間など、その時々で自分にピッタリ合うリフレッシュ方法を身に付けていることが、ストレスを溜めない秘訣なのですね。「10年後、どんな自分になっていたいですか? 」との問いに、「リアルな母親の声を社会に届ける女性」と答えた宮城さん。「世界中を巻き込んで母親を支援する活動をしていきたい」とグローバルな豊富も語って下さいました。■子育て中のママへのメッセージそんな宮城さんから子育て中のママへのメッセージです。辛いこと、苦しいこと、悲しいこと、どうしていいかわからない気持ち、子育てしていると必ず感じるときがあります。家から一歩外に出たらがんばらなくちゃいけないと思うママもたくさんいると思います。どうしても誰かと比べてしまい自己嫌悪になったり、イライラしていつもより子どもを強く叱って自分を責めたり。私たちママは毎日戦っている戦士!目まぐるしく頑張って自分を見失いがちな時期だからこそ自分らしく子育てしてもらいたい。人と比べない。自分らしくいる。そうすると自然と笑顔が増えていくと思います。それがあなたの子どもの明るい未来へと続くと感じています。がんばらなくてそのままの「あなた」で大丈夫! あなたの笑顔は子どもと家族と社会の笑顔に変わるはず。笑顔がたくさんある毎日を過ごしていきましょう!これからも宮城さんのたくさんのママを笑顔にしていく活動を応援しています!NPO法人自由が丘ママの会 公式ブログ 自由が丘ママの会 代表宮城明子 オフィシャルブログ
2014年08月29日「自分の時間がなかなか持てない」「どうしたら時短家事ができるの?! 」とお悩みの方必見です。様々なライフスタイルのママを取材し、1日のタイムスケジュールをご紹介します。その中にはきっと子育てや家事を上手にこなすための新しい発見やヒントが見つかるはずです。第一弾は、NPO法人自由が丘ママの会代表の宮城明子さんのタイムスケジュールをご紹介します。宮城さんが代表を務めるNPO法人自由が丘ママの会は、「オンリーワンのママでいよう!自分らしさを大切にするママを応援します!」というキャッチフレーズのもと、「もっと外に出たい。地域と繋がりたい。スキルを生かしたい。」などのママの声を生かし、ママの夢を叶えられる場を提供する団体です。子連れOKの産後ヨガや骨盤調整、フラダンス、リトミック講座が人気を博し、2013年1月の設立から瞬く間に口コミで広がり会員数は500名(2014年6月現在)にのぼります。宮城さんは、夫、長男(17)、次男(10)、長女(6)の5人家族。運営スタッフも全てママという団体の代表として多忙な毎日を過ごす宮城さんの1日は6時前の早朝、仕事のメールチェックから始まります。まずはお昼頃までのタイムスケジュールを見てみましょう。■仕事、家事、育児の両立の秘訣は、「優先順位決め」「任せる」「コミュニケーション」仕事、家事、育児の両立をする秘訣は、「優先順位を決め、1日のスケジュールを立てること」と宮城さんは言います。あれもこれもと全てを完璧にこなしていたら、ママも疲れてしまいますよね。3人のお子さんのママでありますが、身は1つ。基本的に子どもたちには「自分のことは自分でする」といった自主性を重んじているそうです。登園・通学前の身支度、帰宅後の片付けなどを全て子どもたちに任せることで、自然と社会に送り出す準備も整います。その分コミュニケーションをしっかりとることで、子どもたちのその時々の状況を把握するのだそうです。宮城さんの仕事面で注目すべき点は、企業との来客や打ち合わせがない日はお付き合いのある企業のイベントや同業者のイベントに顔を出していること。横のつながりを大切にし、実際に会って、目で見て感じることでご自分の団体へフィードバックしているのだそうです。ママの会に参加して楽しかった! 気分転換になった、面白い! と笑顔になってもらえる活動を心がけている宮城さん。お子さんが帰宅する午後の時間はどのように活用しているのでしょうか? 後編でお届けします。
2014年08月28日子育てを楽しみながら、自分らしい働き方をしている 寄金桂一さんのインタビュー 記事第2弾です。フリーランスのメリット・デメリット、ゼロからスタートして、今の生活スタイルを手に入れるためにやってきたことなど、お仕事面についてクローズアップしていきます。仕事と育児の両立や、再就職に悩むママの解決の糸口になりそうなお話が、あちこちに散りばめられていました。■今の働き方のメリット1.オンオフともにストレスゼロやりたかった子育てをしながら、好きな仕事をできている毎日にストレスは皆無とのこと。レジャー情報などお子さま同伴でのお仕事が増えている現状では、ストレスの入り込む余地はありません。自分で選んだ道だからこそ、不満が生まれないのでしょう。2.嫌な仕事はお断りどんなに報酬が高くても、自分の将来に繋がらない仕事、自分を明確に出せない仕事、楽しめない仕事は、スッパリ断っているという潔さが、ストレスゼロに繋がっているようです。自分のブランディングを確立できる仕事だけを選択していくと、次の望み通りの仕事に自然と繋がっていき、好きな仕事だけ選んでいけるようになるそうですよ。断るのが苦手なママも多いかと察しますが、断る勇気を持つと好きなことに囲まれていくのかもしれません。3.将来が見えないワクワク感1年後に自分がどんな仕事をしているかわからないことが、楽しみでたまらないと目を輝かせていた寄金さんが印象的でした。閉塞感の全くない現状を楽しめるのは、努力を続けてきた方であるからだと感じました。■今の働き方のデメリット1.収入が不安定コネゼロ、資金ゼロで独立スタートした寄金さん。最初の1年は収入が安定せず、仕事がない時間も多かったそうです。仕事がない時は、ブログなどの自分のメディアを充実させたり、興味があることを深く調べるなど、未来の仕事への足固めを続けていたことも今のお仕事に繋がっているのでしょう。2.社会的信用が低い独立したての方にはついて回るお悩みですね。住宅購入など借り入れが必要な計画と独立時期が重ならないようにすれば、大した問題ではありません。■質の高い仕事をし続けるために心掛けてきたこと1.嫌な仕事は断る2.自分の棚卸しを自己ブランディングを確立する3.今の実力でできることを考える自分よりできる人など上ばかり見ても、何も生まれません。今の自分の棚卸しをし、一流ではないけれど、一般の人よりはできるというものを見つけることが、自己ブランディングにつながり、自分らしい仕事をしていくために必要なことなのでしょう。何か1つでは一流ではなくても、組み合わせれば一流になるという方法もありますよ。■自分らしく働きたいママ達へのメッセージ最後に、寄金さんからキャリアに悩めるママ達へ、背中を強く押してくれる素敵なメッセージをいただきました。「子育てはもちろん、仕事でも趣味でも、今まで自分がやってきたことに自信を持ってください。何が得意だったか、自分らしいやり方はどうだったか、成功するヒントは、今までの経験の中に転がっています。就職活動の時に求められた、当たり前の一般常識や表面的なコミュニケーション能力など、フリーランスで成功する為には、全く必要ありません。なぜなら、誰でも知っていることや誰でもできることなら、いくらでも代わりがきくからです。好きなこと、のめり込めることにトコトン集中してみましょう。手芸でも、マンガでも、育児でも、何でもいいんです。好きな事なら。そして、自分にしかできない何かを見つけることです。自分らしい表現、視点を磨き上げていくのです。もし、失敗したと思っても、やり方を変えてみたり、諦めて別の切り口から戦ったっていい。失敗すればするだけ、成功への手掛かりになります。まず、何かを始めてみることです。」<参考リンク> 寄金桂一さんのブログ「Handmade Future!」
2014年08月21日子育てを楽しみながら、自分らしい働き方をしている寄金佳一(よりかねけいいち)さんにインタビューをしてきました。寄金さんは、ブロガー、ライター、編集長、フォトグラファーとしてフリーランスで働いている5歳と3歳の子どもの2児のパパです。以前は早朝から深夜の勤務が当然の企業で働いていましたが、子どもが生まれたことと震災をきっかけに、コネゼロ、資格ゼロ、資金ゼロで独立。独立へ突き動かしたのは「子育てほどおもしろいことを人にまかせるなんてもったいない」という思いでした。寄金さんの生活スケジュールから、今の働き方を手に入れるためにしてきたことまで、キャリアと子育てに悩むママへのヒントもたくさんありましたよ。■イクメンパパある1日のスケジュール4:00 起床 仕事(執筆メイン)6:30 朝食作り7:00 家族を起こして、みんなで朝ごはん8:30 仕事へ行く奥様と子ども達を送り出し 仕事(取材、講演、打ち合わせなど)17:00 洗濯取り込み、夕食準備など 18:30 奥様と子ども達が帰宅19:00 夕食20:00 子ども達とお風呂21:00 子ども達と一緒に就寝がっつり育児をしている寄金さんを「イクメン」と軽々しく呼ぶのは少々抵抗がありますが、朝食、夕食作りに洗濯など、育児だけでなく家事もしっかり担当しています。朝ごはんを作ってくれて、起こしてくれる旦那様、素敵すぎます。寄金さんは就職した頃からずっとヨジラー(4時起き習慣)を続け、朝の思考がクリアな時間帯を執筆の時間にし、ストイックに効率化を図っていました。■イクメンパパ1週間のスケジュール日 仕事休み(家族デー)月 仕事休み(子どもの習い事の日)火~土 仕事奥様のお仕事のお休みが日曜なので、日曜は家族で過ごす休日に。月曜は、お子さまのプールや体操などの習い事を入れ、子どものために過ごす休日にしているそうです。仕事のスケジュールが押している時は、休日も朝4時から6時半だけを仕事をしていい時間帯に設定し、オンとオフをしっかり切り分けていました。■育児のための働き方を選ぶ根底はキャンプお子さまの出産をきっかけに「こんな会社にいたら、子育てなんてできない」と、仕事を辞めてしまった寄金さん。いわゆる普通の夫を持つ私には「どうしたら、そんなに積極的に育児に参加してもらえるのか」と、どうしてもきっかけを知りたくて、掘り下げて聞いてみました。さかのぼると、1つのきっかけは、小学生から大学生まで参加していたキャンプにあるようです。「大きい人が小さい人の面倒みることは当たり前」「子どもと接することの楽しさ」を、大人も子どもも共に過ごすキャンプで実感してきたことが大きく影響しているようでした。次回の記事では、オールゼロからの独立を軌道に乗せるためにやったことなど、仕事に関するお話を中心に聞いていきますので、お楽しみに!<参考リンク> 寄金佳一さんのブログ「Handmade Future!」
2014年08月20日働く女性のなかには、色んな業界の方と知り合いたいと思っている人もいるはず。またオフィス以外の仕事スペースがほしい方もいるのではないでしょうか。そんな思いを可能にするのが、情報交流スペース「未来研サロン」。伊藤忠ファッションシステムが運営するifs未来研究所が7月1日、東京・北青山(東京都港区北青山2-3-1 CIプラザ2F)にオープンしました。所長を務めるのは、『社長とランチ なぜこの会社は人の心を惹きつけるのか』など数々の著書を執筆し、様々な企業のトップと交友がある川島蓉子さん。「今年は勤続30周年なんです」と話す川島さんは、現在50代。未来研サロンを立ち上げた理由に「色々な人が混ざる場を作りたい。例えば、経営トップと面白いクリエイターをマッチングさせるなど、人と人との繋がりを積極的に生んでいきたいなと。それが今の私がみなさんに提供できる大きなサービスだと思うんです」と答えてくれました。サロンは一般開放されており、誰もが使える場所にもなっています。会議にも利用でき、またノマドワーカーや、おしゃべりの場としての利用も歓迎とのこと。さらにコーヒー屋が入っており、名刺交換すれば無料で飲むこともできるのだとか。「私も未来研サロンで会議をやるのですが、いわゆる会議室でやる会議とは違い、風通しがいい雰囲気になるんですよ。ここで会議をすると、中身がいつもと変わるかもしれないですね」と川島さん。未来研サロン内に、企業の新しい試みを発表するスペース「WORK WORK SHOP」も同時にオープン。コンセプトは『「はたらく」にワクワクを!』。「世の多くの人はあんまりワクワクしないで働いていると感じました。ワクワクしながら働くためには、小さな実験の場があるといいのではないかなと。例えば、商品開発にしても『最低ロットはいくつなんだ』みたいな話になり、会議では否定されがち。でもちょっと実験してみて、ダメだったら止めてもいいぐらいの場所があれば、『やってもいいよ』とおっしゃる経営トップはいると思います。そういう場の提供と、プロジェクトに関わることで社員たちもワクワクしていくみたいなことが実現できればと思ったので」と川島さんは話ってくれました。現在「WORK WORK SHOP」には、コクヨファニチャー、コクヨS&T、ポーラ、ルミネが参画。コクヨファニチャーはこのために、既存のオフィス家具であったイスの素材を張り替え、カラフルなデザインに一新。これが大変好評で、製品化の話が出てきているそう。ポーラは、最新機器を使った肌診断を無料で行っている。現在は「APEX」というブランド商品を展開しているが、秋になるとまた別ブランドの新製品を展開していく。ルミネは毎週金曜日に、アートや環境活動、日本産地もののワークショップを開催。参画企業は、今後増えていくとのこと。さらにイベントも随時開催されています。予定されているイベントは、8月11日16時~エルメス本社副社長の齋藤峰明さんのトークショーと、9月8日三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長のトークショー。そのほか毎月1回クラシックコンサートや、女性がイキイキと働けるための交流会なども計画しているそうです。「サロンを運営するのは初めてで、世の中に似たものがないため、本当に手さぐり。でもワクワクしながらやっています。今後は、サロン内に飲食スペースも入る予定です。ぜひ使っていただけたら」と川島さん。またifs未来研究所は、伊勢丹とチームを組み、「空間」「時間」「体験」などの切り口から、未来的なギフトを創造した「みらいの夏ギフト」を、7月30日(水)~8月5日(火)の間、伊勢丹新宿本店で展開します。こちらも心がワクワクするようなギフトが揃えられているので、ぜひ足を運んでみては。・ifs未来研究所 公式サイト
2014年07月30日世界のビジネスパーソンはどのように働いているのでしょうか? マレーシア・クアラルンプールで銀行のセールスとして働くAadzim Sen Gupta(アダジム・セン・グプタ)さん(24歳)に話を聞きました。■これまでのキャリアの経緯は?学生時代はカレッジでイベントマネージメントとビジネススタディーについて学びました。マレーシアは今新興国で、イベントの需要が将来高くなると考えました。それに個人的にも僕はイベントや楽しい事が好きなのです。現在の仕事は銀行でのセールスですが、これも将来独立してやりたいイベントのため。セールスについて勉強するのは大事だと思います。■現在のお給料は以前のお給料と比べてどうですか?今は基本給が2,000RM(62,958円)で、コミッションが付く形になっています。調子の良い月には給料が5,000RM(157,450円)くらいになります。マレーシアのセールスにコミッションはつきものですね。やはり人種でみるとセールスのトップは華人ですが、インド系の僕も頑張っていますよ(笑)。給料については今の段階では満足していますが、やはりカレッジ卒業のみでは良い職業にはつけない現実があるので、将来は独立したいと考えています。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?今の仕事で気に入っている事は時間がフレキシブルな所かな。セールスの世界は売れれば文句無しと言う、とても単純な世界ですので、やりがいがあるし、自分の時間を作りやすいのはなによりうれしいですね。僕はプライベートも充実させたいんです(笑)。マレーシア人にとって遊びは外せないし、まだ自分で勉強したい事もあります。満足を感じるときは成績が良い時ですね。これはそのまま給料に現れるので、シンプルで良いと思っています。今の仕事は今後のステップアップと考えています。今はクレジットカードのセールスなので、とてもタフです。知らない人にどんどん声をかけていかなければいけないし、冷たくあしらわれる事も当然あります。しかし銀行でのセールスは、心理学を交えたテクニックに基づいているので非常に勉強になります。お客さんと話す時、僕の中では4つの色に分けてから話を始めるのですが、そういうのを知る事はとても面白いです。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?嫌な事を言い出したら僕はインド人なので、いくらでも言えますけども(笑)。ここがゴールではないので仕方ないと言う感じ。僕は人がいる所に行けば集中力をもってセールスに集中する事ができます。だけど平日の屋台がセールスの場所だったりすると、さすがにちょっとテンションが下がりますね(笑)。まずクレジットカードを必要としてない人が多いので。あと彼女と休みが合わないのは残念ですね。■休みのとりかたは?1週間のシフトをセールスチームで決め合う感じです。休みは取りやすい変わりに土日はどちらか出ないと行けない場合が多いですね。長期休みはもちろんありますが、旧正月にはインド人が出勤するとか、そういった調整はあります。マレーシアには4つの宗教行事があるため、その休みの取り方も日本とは違うと思います。■日本人のイメージは? あるいは、理解し難いところなどありますか?もちろん! すごく働き者ですよね、あまりにたくさん働いているので最初はロボットみたいな人たちだなと思ったけど、知れば面白い人たちだっていう事がわかりました。カレッジ時代にも日本人はいたし、そもそもマレーシアには色んな人種がいるから、実は特別意識はした事がないですけど、僕のバイクはKawasakiだし、自動的に好きって事が伝わるとうれしいですね!日本人はとにかくハードワーカーのイメージ。あと日本人ってハードワーカーのイメージを外すとすごく面白い人がいるって言う印象がありますね。僕たちとは考え方がまるで違うので、話を聞くのは面白い。理解しがたいと事は、そうですね、物事が進まない時にすぐ怒るイメージはあるかも(笑)。でも説明を聞けばどれだけ日本人が合理的なのか理解するので大丈夫です。あとふりかけはとにかく最高の食べ物です!■ちなみに、今日のお昼ごはんは?今日は彼女と待ち合わせだったので、屋台ではなくて普通のレストランで食べました。タイ料理レストランはマレーシアでも人気です。デートでもよく使う。そうでないときは同僚と屋台で食べますね。今日はデートなので50RMだったけど、普段のランチは10RMもしないですよ。給料日前には毎日インスタントヌードルです。日本の若い人はどうなのかな?同じだと良いな(笑)。■将来の仕事や生活の展望は?なれる事なら当然政治家になりたいですね。そうじゃなくても自分でビジネスを始めるのが夢。マレーシアはアジアでも他民族の面白さがあって、仲間と組めば、ネパールでもインドでも場所を気にせずビジネスが始められるんです。将来は仲間と自然で暮らすのが最終目標かな。僕はまだ若いので都会の生活が必要だと思うけど、実際は自然が多くある所が好きです。今銀行でついでに勉強しているファイナンシャルプランは田舎暮らしの手助けになると思う(笑)。
2014年05月23日世界のビジネスパーソンはどのように働いているのでしょうか? インドネシア・バリ島でホテルのマーケティング・コミュニケーションズ・マネージャーをしているアンジェリーナさん(26歳)に話を聞きました。■これまでのキャリアの経緯は?高校時代に大手外資系ホテルでアルバイトをした経験がきっかけでホテル業界を志望するようになり、ジャカルタのロンドンスクール・オブ・パブリックリレーションズ大学と大学院で広報・PRを学びました。2010年にジャカルタの大手外資系ホテルにPRとして入社し、入社8カ月でアシスタントマネジャーに昇進。その後、2012年6月にバリ島のヌサドゥアビーチホテル&スパにマーケティング・コミュニケーションズ・マネージャーとして迎えられて現在に至ります。勤務先が歴史のある独立系5つ星ホテルということは知っていましたが、ホームタウンのジャカルタを離れてバリ島への転職を決意したのは、面接時に実際にホテルを見てからです。観光にもビジネスにも非常に高いポテンシャルを持っていて、PRとしてとてもやりがいがあると思いました。長く勤めているスタッフが多いという点も魅力的でしたね。それだけ職場環境が良いということですから。■現在のお給料は以前のお給料と比べてどうですか?具体的な金額はお話しできませんが、役職付きですし、転職後のお給料はもちろん上がりました。今のところ満足しています。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?PRという仕事上、メディアの方にお会いする機会が多く、バリ島は観光地ということもあって、ジャカルタのときよりもいろいろな国の様々な背景を持つ人たちと出会うことができます。国内外にネットワークを広げて経験と知識を増やすことが可能です。こうして構築したネットワークとコミュニケーションを駆使してホテルがメディアに取り上げられたときはとてもうれしいです。先日もジャカルタの英字新聞に当ホテルの記事が全段で掲載されて本当にうれしかったですね。もしこれが広告だったらばく大なPR費用がかかるわけですから(笑)。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?仕事量は多いですし、迷うこともありますが、そこにフォーカスして考えている時間がもったいないので"JUST DO IT"です。それに私の場合、忙しい方が良いのです。同僚は週末を家族と一緒に過ごせるけれど、私は家族がジャカルタ住まいなので寂しいです。忙しいと考える暇がないので寂しさも感じないですみますよ(笑)。■日本人のイメージは? あるいは、理解し難いところなどありますか?前職も現職も同僚として働いています。そうですね、規律正しい。自立している人が多い。前向き。そして良い意味でワーカホリックだと思います。理解し難いと感じたことはありません。■ちなみに、今日のお昼ごはんは?「Nuts and Spice crusted Barramundi(ナッツとスパイスをまぶした白身魚のソテー)」。ホテル内のレストランでメディアの方とミーティングランチでした。おすすめ料理を聞かれることもよくあるので、レストランで出す料理を食べて知っておく必要があるため、社員食堂よりもレストランの使用頻度が高いです。ちなみのこちらの料理はお気に入りのおすすめメニューです。おいしいですよ!■休みのとりかたは?基本的に土日が休みですが、取材や撮影がある場合は出勤します。長期休暇はめったに取らないですね。ここ2年半で1週間ほどの休みを取ったのは1回か2回です。休暇中はアシスタントが業務を代行しますが、私も常にメールをチェックしていますし、電話もつながる状態にしています。■将来の仕事や生活の展望は?キャリアを生かし国外で働きたいです。もちろんホテルのPRとして。家族とますます離れてしまいますが(笑)。家族を呼んで一緒に暮らせたらいいですね。
2014年04月15日保育園(学童)のお迎えに行って、夕飯やお風呂の準備をして、子どもの宿題を見て・・・働くママは忙しいですよね。収入は下がることはあっても、上がることはない。そんな風に思い込んではいませんか?でもね、産休や育休で一時的に収入が減ることはあっても、キャリアアップ、年収アップを続けている働くママはいます。年収アップに成功している女性たちが取り入れている仕事の習慣を2つ紹介します。[仕事の習慣1] 朝の時間を大切にしている仕事と育児の両立が成功している人の多くは、朝の時間の使い方が上手です。夜は子どもと一緒に早めに就寝して、朝早起きする。そして、本を読んだり、資格取得や昇給のための勉強をしたり、その日の仕事の段取りについて考える時間を捻出しています。家族が起きると待ったなしの忙しさになるので、パートナーや子どもが起きだす30分位前には起き、自分のための時間をとるのだそうです。朝、静かにその日の仕事や自分のキャリアにつながる行動をすることで、日中の仕事効率が上がり、評価にもつながりやすくなります。私の場合、毎朝この時間にピシッと起きて即行動・・・というのが苦手なので、早めに目覚ましをセットして、布団の中でボーっと考える時間を意識してとるようにしています。「あのアイデアを成功させるには何から始めればいいかな」「あのお客さまにはこんな提案をしてみよう」「今日の仕事はあれとこれと~、だったよね」等、これから始まる未来について考えます。スッキリしたところで布団から起き上がり、考えついたことを書き出しています。この時間をとるだけで、1日を冷静に過ごせるから不思議です。スッキリ起きられない人は朝日が入る窓のある部屋で、カーテンを閉めずに眠るようにするといいですよ。[仕事の習慣2] 会社の利益を常に意識する年収を上げるのが上手な人は、「会社の利益に貢献するために、自分は何をするべきか」を常に意識しています。給与の源である会社の利益に貢献すれば、評価が上がり、収入が増えることを知っているからです。一方、なかなか年収が上がらない人は「なんで自分の給与は上がらないのか」と、不遇な自分にフォーカスしているケースが多いようです。「上司が●●さんばかり可愛がっている」「子どもを産んでから、大事な仕事は任されなくなった。早く辞めさせたいのでは?」・・・なんて考え出すと、不平不満や疑心暗鬼が頭の中を占領してしまいます。会社の利益を上げるには、(1)売上を上げる、(2)コストを下げる、(3)返品等のリスクを下げる、(4)企業資産を有効活用する、(5)企業イメージを上げる、等様々な方法があります。あなたの立場でできることはないか、スキマ時間に考える習慣をつけましょう。そうすることで職場でのあなたの行動や言動が変わります。それが評価アップにつながり、昇給・昇進等につながり、年収アップに結びつきます。アクセルとブレーキを一緒に踏まない働くママの年収アップを阻む思考の1つに「仕事と育児の両立が難しくなるので、重要ポストには就きたくない」というのがあります。パートナーが家事や育児に非協力的である家庭ほど、その傾向が高いようです。しかし、保育園児を育てながら部下のマネジメントをしている女性リーダーや女性社長の知り合いに聞いてみると、「工夫は必要だけど、なんとかなる」と言っています。たとえば、住まいを実家や仲の良い親戚・知人宅の近くに引っ越して、会議が長引いたりしたときにヘルプをお願いしているご家庭は多いです。実家が遠く、パートナーのサポートを得難い場合はベビーシッターを雇って、保育園のお迎えと食事の準備を頼んでいる人もいます。また、短時間勤務で自分が帰宅したあとのマネジメントを直属の部下に頼んだり、スマートフォンやスカイプ等を活用して在宅対応可能な環境を整えたりしている人もいました。ある大手玩具メーカーで取締役を務める女性は、こんなことを言っていました。「保育園のお迎えがいつも最後で、寂しそうな目をしている子どもを見ていて思ったんです。この子にこんな思いをさせているのだから、せめて仕事は楽しくやろう!って。そう心に誓って働き続けたら、ここまできました」と。そして、「職場で自分をセーブしちゃダメ!管理職になったらなったで、そのときに考えたらいい。私も一緒に考えるから、アクセルとブレーキを同時に踏まないで」そう後輩の女性社員に伝えているとも言っていました。子どもを産んだら、キャリアアップ、収入アップのラインから外れると思っているのなら、まずはその思い込みを手放してください。そして、会社の利益を上げるために、今、あなたができることは何かを通勤時間の電車の中で、3分でいいのです。考える習慣をつけて、何かアイデアがひらめいたら、上司と相談した上で実践していきましょう。朝の30分と通勤時間の3分。たったこれだけの「仕事の習慣」、ぜひ生活に取り入れてくださいね。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2014年02月13日働く女性であれば、上司への報連相の伝え方にデリケートになった経験があるのではないでしょうか。その悩みに『伝え方が9割』の著者、佐々木圭一さんがお答えします! ■相談者1(34歳・会社員)仕事で上司への報告をしているにも関わらず、別の人からもう一度同じことを聞かれることがあります。これって、上司が私の報告を聞いていないから、上司がその報告を周囲に伝えてなかったってことですよね? 後輩育成のためにも、どう伝えたらわかりやすいのか、いつも悩みます。■回答人は、意外と相手の話を聞いていないものです。うなずきながら、『今日のお昼ご飯は何を食べようかな』と考えている人も珍しくありません(笑)。ですから、人は自分が思うほど自分の話は聞いていない、という前提を理解したうえで解決するために使える技術は、以下の2種類になります。1. クライマックス法「これから大切な話をします」と前置きして、直後のコトバに注目してもらう方法です。クライマックスワードには、「これだけは(1つだけ)覚えておいてほしいのですが~」「ポイントが3つあります。1つ目が~」等がありますが、いきなりメインの話をするのではなく、このワードを事前に言うことで、相手に最も重要な話がインプットされやすくなるのです。このクライマックス法は、ロケット発射直前の「3、2、1」と同じです。前もってカウントダウンを伝えることで、あなたの伝えたいことが的確に集中力を持って聞いてもらえるようになります。2. リピート法文字どおり、伝えたいコトバを決めて繰り返す技術です。重要なことは一度だけではなく二度、繰り返すことで、相手の記憶に残りやすくなるだけではなく、コトバにもエネルギーが生まれるものなのです。代表例がリンカーン大統領の有名な演説、「人民の、人民による、人民のための政治」。これは、「人民」という最重要ワードがリピートされたからこそ、聞く側は感情を揺さぶられ、記憶にも刷り込まれたのです。伝えたいコトバを見つけることが苦手、という場合は、ニュースの報道番組をじっくりと観察してみてください。大切なことは一度ではなく2度、繰り返しているはずです。繰り返しているのは偶然ではなく、意志的に、ということが把握できるはずです。■相談者2(24歳・ウェブサイト作成)先輩にどういった話をしたらいいのかということを知りたいです。特に報告であればいいのですが、質問や相談などは難しいです。■回答あまり知られていないポイントですが、上司や先輩は、「部下や後輩に本当に心から信頼されているのか」を、口にはしませんがかなり気にしています。ですから、「信頼しています」というニュアンスを込めたコトバを前置きして、報連相や雑談をすればいいのです。「○○さんにしか相談できないのですが……」「○○さんのようになりたいので教えてほしいのですが……」とひと言、相手を認めるワードを入れてから本題に入ってみてはいかがでしょうか。上司や先輩は信頼されているという手ごたえを得て、親身に相談に乗ってくれるようになりますし、ためになるアドバイスをもらえる確率も上がるはずです。次回は「上司への報連相」続編と、上手な断り方についてお答えいただきます。お楽しみに! ・「伝え方」のお悩みにアドバイスしてほしい方募集! ・『伝え方が9割』の佐々木圭一氏に聞く、心に響く伝え方
2014年02月06日