小学2年の息子・フミヤが、小学校でお友だちを傷付けたと聞き学校へ。長い話し合いを終え外に出ると、フミヤはようやく口を開き、「ママのことが大好きなのに、ママを泣かせて…ごめん…なさい…」と謝りました。「ママのほうこそフミヤを守りきれなくてごめんね…」フミヤの母も涙ながらにフミヤに謝りました。そして、「今すぐなんて言わないから。話せる勇気が出たときに話してくれよな」とフミヤの父が声をかけると、ようやくフミヤは微笑みながら「うん、わかった」と答えたのですが……。 息子が眠りについた後、夫婦は… 「何か理由は確実にあるんだよな」「でも、どんな理由にせよ、やってはいけないことがあることは伝えたほうがいいと思う」 フミヤの父と母は夜を通して、話し合いました。 鉛筆で傷付ける以外の解決方法はなかったのか、今後のためにも解決方法は一緒に考えてあげたい。 でも……それにはフミヤが謝らない理由がわからないと……。 事件のあった金曜の夜、そして土曜日も、夜な夜な夫婦で話し合うも、何も解決しないまま、日曜を迎えました。 そして、フミヤに学校の準備が終わったか聞くと……。 「ママ…僕、明日学校に行かなきゃダメ?」と、フミヤは登校を渋り出しました。 学校に行きづらいのはわかるけど……。 「モリオくんと会いづらい?」「でも鉛筆で傷つけたことはモリオくんに謝らないと…」 フミヤの母がそう言うと、フミヤはうつむいて押し黙ってしまったのです。 お友だちトラブルがあった後は、学校に行きたがらないお子さんもいますよね。もし皆さんのお子さんが同じように登校を渋ったら…どう対処しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人中学生の長女、小学生の長男、アラフォー夫婦の4人家族です!日常のクスッとした笑いやホロリと涙するエピソードをInstagram(@aisubekiutyu_jin)からお届けしています。
2022年08月07日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんはいませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!ボスママとの関係娘が小学校に入学して少し経ったときのことです。私は、ママ友Aさんとそれなりに仲良くさせてもらっていたんですが、それを見ていた別の仲のいいママ友Bさんから「Aさんとは付き合わないほうがいいよ!性格悪い人だから!」と言われました。Aさんが性格悪いと思うことは今までなかったので「どういうこと?」と聞くと「Aさん、ボスママの娘さんと自分の娘さんのランドセル、被せてきたんだよ!ボスママ、娘のために選んだランドセルが他の人と被るなんてガッカリって怒ってた!」とのこと。ランドセルが被るなんてありえない話でもないし、別にそれくらいどうでもよくない?と私は思ったのですが、BさんはAさんがひどいとの一点張り。しまいには「Aさんと仲良くしてるとボスママに目をつけられるよ!そうなったら私もあなたとの付き合いやめるから!」とまで…。結局Bさんは保身のために言ってるだけのようで、私はボスママとかそういう人のために自分の付き合いを制限するのを面倒と思うタイプなので、その後もAさんとは今まで通りに付き合い、ボスママが怖いBさんは私から離れていきました。その後ボスママが私に何かしてきたかというと全然そんなことはなく、ごく普通に挨拶する間柄を保てています。幼稚園よりもはるかに付き合う範囲が広い小学校でボスママとして君臨するのは無理がありますし、今ではボスママもAさんに対してさほど怒っておらず、彼女が1人騒いでただけでは?と思っています。(女性/主婦)出典:lamireママ友とのランチ私が幼稚園に娘を預けていたときの話です。幼稚園なので送り迎えのあとにはママ友達と話をすることが多く、グループが出来ていました。私もひとつのグループに入っていてランチに誘われたのですが、どうしても外せない用事があり、断ると「じゃあまた今度行こうね!」と言ってくれました。そのときは特に何も気にしていなかったのですが、お誘いの日以来、お迎えのときに挨拶したり話し掛けても無視をされ、家へ帰るとLINEのグループから退会させられていました…。(女性/会社員)こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。以上、ママ友トラブルエピソードでした。次回の「ママ友トラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年07月14日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんはいませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!女優のママ友子どもの学校で仲良くなったママ友。付き合いが長くなってわかったことは、八方美人の代表のような人でした。彼女の口癖は「私は女優なの」自分でも認める八方美人。いったいどれだけの人格を持っているのかと感心するくらいです。出典:lamireそんな彼女。結婚していて地味な私にしつこいくらいに「夫以外の男性と遊んで自分に潤いを与えた方がいいのよ。人生楽しまないと」と会うたびに言ってくるんです。自分は「私は夫一筋なの、うちはラブラブなのよ」とみんなに夫婦円満をアピールしているのに。私は適当に受け流して彼女と付き合っていたのですが、ある日ほかのママ友からの情報でビックリ。なんとその彼女、あちこちに夫以外の男性を作っては捨ての繰り返しで、自分と同じ仲間を作って自分を正当化しようとしていたとのこと。教えてくれたママ友は彼女に流されて1度きりの過ちを犯してしまったみたいです。あの彼女に流されなくて本当に良かった。あれだけ口がうまい彼女だから、周りが流されるの理解できますが。(女性/パート)子ども同士の喧嘩私が出会った非常識なママ友についてお話します。何が非常識かというと、そのママ友の子どもが悪さをしたとしても、一緒にいる子どもが悪いとしか主張しないのです。ある日、その非常識なママ友と別のママ友と私の3組の親子で、公園にいたときのことです。私たち親が井戸端会議をしているところから、少し離れたところで子どもたちは遊んでいました。少しすると、そのママ友の子どもと別の子どもが喧嘩をして、2人とも泣きだしました。子ども同士の喧嘩は、どちらが悪いとかは特になく、ほとんどの場合どちらも悪くないのです。なので、たいていの親の場合は子ども同士の喧嘩があったら、お互い様の意味合いを込めて、それぞれ謝罪の言葉を言うものです。しかし、そのママ友は、謝罪などは一切しませんでした。むしろ「そちらの◎◎ちゃんが、私の子に意地悪したからでしょう。」と、その場をしっかり見ていなかったにもかかわらず、自分の子どもが被害者であるかのように決めつけてきたのです。その言い訳のような言葉に相手のママは呆れて、それでも大人の対応をして「今日は夫が早く帰ってくるから、早めに帰ります。」と言ってその場を立ち去りました。出典:lamire(女性/会社員)いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。以上、ママ友トラブルエピソードでした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年07月03日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!挨拶を無視するママ友小学校に上がっても学校行事等で出会うママ友。仲良くしてくれる優しいママもいるのですが、一人だけ絶対に私に挨拶しない人がいます。最初は「聞こえなかったかな?」と思っていたのですが、その場にいる他のママたちは笑顔で挨拶してくれるので、同じ場所にいて聞こえていないわけがないと思い「無視されているんだな」と気づきました。しかしそれでこちらも挨拶しないのはその人と同レベルになってしまうため、わざと大きい声で「こんにちはー!!!!」と挨拶するようにしました。それでも無視してきたので、顔を覗き込んで「こんにちは!!」と言ったら、その無視ママはバツが悪そうに「…こんにちは」と小声で言ってきました。バツが悪そうにしていたのでちょっとスッキリしました。(女性/主婦)真似されるのがイヤ…?娘が幼稚園に入園するにあたって準備を進めている時、仲良くしている先輩ママさんにいろいろとアドバイスを頂いたりしていました。幼稚園グッズ(手提げかばんやコップ袋等)を有名なテーマパークのキャラクターで揃えて準備したところ、それを見た先輩ママさんから「うちの娘の幼稚園グッズもそのキャラって分かってて選んだ?」と詰め寄られました。相手の方がどんなキャラの物を使っていたのか、正直あまり気にしていなかったですし、そのキャラのイメージでは比較的珍しいパステル調のふんわりテイストのものを私は選んでおり、その方が持っていたグッズのテイストとはだいぶ違うのですが…。出典:lamire真似されていると思い気分が悪かったようです。私も配慮が足りなかったとは思いますが、その後に「車買い替えたいって言ってたけど、車までうちの同じ車種にされるんじゃないかと今からヒヤヒヤする~」と言われて呆気に取られて何も言えませんでした。(女性/派遣社員)いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年06月20日高等学校の運営を行う学校法人浪工学園(所在地:大阪府摂津市、理事長:阿部 賞久)は、国産ドローンの操縦・点検を行える人材育成を目的とした専門学校設立に向け、VFR株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:湯浅 浩一郎、以下 VFR)、株式会社理経(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:猪坂 哲、以下 理経)と、企業連携を開始いたしました。また、VFR・理経の2社と共同で、2022年6月21日(火)~23日(木)に幕張メッセにて開催の「Japan Drone 2022」に出展し、国産ドローン「SOTEN(蒼天)」がバーチャル上で災害現場などの飛行体験が可能となる「SOTENバーチャルトレーナー」、VFR製トイドローン「VFRee-T01」の展示を行います。画像1■ドローン専門学校について(1)設立(準備中)の背景ドローン操縦ライセンスには、民間機関で取得可能な国土交通省認定の資格がいくつかあり、一般的には座学講習(オンライン講習を含む)・実技講習および試験で取得が可能になっています。ただし、講習での操縦時間は1~7日程度しかなく、2022年12月からは、国家資格も導入される予定ではあるものの、仕事でドローンを活用する技術を身につけるためには操縦時間が十分とは言えません。また、緊急着陸等のあらゆるシチュエーションでの操縦経験が不足しているという課題もあります。これらの背景を踏まえ、学校法人浪工学園はドローン専門学校(2023年4月開校)の設立に向けて準備を進めています。【想定される今後の各機関での目的】〇民間の資格認定機関:資格取得および基本的な操縦技能の習得。(趣味や仕事での限定的な活用等)〇専門学校:専門分野での即戦力となる人材の育成。(レベル4相当の飛行が可能な人材や、機体の点検・メンテナンス等を行える人材)(2)企業連携について日本やアメリカをはじめとする多くの国々が、中国製ドローンに対し情報漏洩など安全性に関して、懸念を示し始めています。これらの現状を踏まえ、日本政府は「セキュリティが担保されたドローンに限定して調達」し、「既存導入されているドローンについても速やかな置き換え」を実施する方針を公表し、政府がドローンを購入する場合には計画書を内閣官房に提出し審査を通すことが必須となりました。この流れを受け、学校法人浪工学園はドローン専門学校の設立に向け、国産ドローンに携わる企業2社との連携を開始いたしました。(3)国産ドローンが操縦可能なパイロットの育成特にセキュリティ面が懸念されてる公共事業の点検現場などで、国産ドローンの操縦が可能な技術の高いパイロットの需要が高まっている背景を受け、国産機に特化した操縦・点検ライセンス創設の準備を進めています。即戦力として社会に貢献できる人材の育成を行うため、VRシミュレータの導入や、一般のスクールには無い国産ドローン実機を使用した専門的なカリキュラムも新設予定です。またVFRでは、製造ラインやデモ現場での実務体験が可能なインターンシップや、就職先としての受け入れ態勢も構築いたします。(4)VRシミュレータ「SOTENバーチャルトレーナー」VFR・理経が開発したVRシミュレータは、国産ドローン「SOTEN」と同様のユーザインターフェースを再現し、バーチャル上での飛行訓練を可能にするSOTEN訓練トレーナーです。火事の現場など、再現が困難な実務を模した環境での訓練が積めるため、実務ならではのヒヤリハット(※1)やトラブルの経験が得られます。SOTENと同様の機体性能やユーザインターフェースを再現しているため、カメラ撮影などもトレーナー内で訓練することができ、課題となっている操縦経験の向上にも役立ちます。※1 ヒヤリハット:重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の意。(5)今後の展開大阪を皮切りに、全国に展開するドローン関連コースを保有する専門学校での資格取得運用を目指していきます。ドローンの専門的技術・知識を身につけた若者の市場価値は、今後ますます高まっていくとともに、社会を牽引する存在となっていくことが予想されます。国産ドローンの操縦・点検を行えるスペシャリストを育成し、各業界、全国そして世界に輩出していきます。■「Japan Drone 2022」出展について画像2画像3日程 : 2022年6月21日(火)~23(木)10:00~17:00主催 : 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)場所 : 幕張メッセ入場料 : 2,000円※事前登録者、招待状持参者は無料事前来場登録: 内容 : 学校法人浪工学園による「星翔高等学校ドローンスクール」のご紹介国産ドローン「SOTEN(蒼天)」展示「SOTENバーチャルトレーナー」体験ブース【学校法人浪工学園】学校法人浪工学園は、工業技術系(機械工学科、電子機械工学科、電気工学科、コミュニケーションシステム工学科)の4工学科と普通科(アドバンス、キャリアコース)・国際科(スポーツコース)をもつ総合学園です。また、JUIDA高校初の認定スクールとして、「星翔高等学校ドローンスクール」を開校し、在学中にドローン操縦に関する資格取得が可能となっています。さらに、日本初のドローン専門学校開校に向けて準備を進めております。画像4星翔高等学校 : 専門学校関西ドローン大学校: ※設立準備中【VFR株式会社】VFRは「技術と情熱で、人と社会の可能性を切り拓く」をビジョンに掲げ、VAIO 株式会社の子会社として設立。ドローン事業者、サービサー、エンドユーザー向けにソリューション提供を行っています。またドローン産業に関わる全ての関係者の方とオープンでフラットに対話を行うことで、ドローン産業の発展のためのエコシステム構築に貢献していくことを目指しています。 【株式会社理経】株式会社理経は1957年設立のIT及びエレクトロニクス業界のソリューションベンダーです。システムソリューション、ネットワークソリューション、電子部品及び機器の分野で、世界の最先端技術・先進的な製品を核とした多彩なソリューションを提供しています。VR開発においては実空間と同等のVR空間を生成する技術開発に注力し、自動車メーカーなどで本技術が採用されています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月20日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!私立マウント「うちの子今度私立の小学校に通わせることにしたんだ。そっちは普通の学校だよね。お金かかるもんねぇ、それが普通だよ」とママ友に謎の哀れみをされてびっくりしました。家によって教育なんて人それぞれなのに…。「お金かかるもんね(あなたはお金ないもんね)」と言われてるみたいでイラっとしました。(フリーランス)習い事信者子どもが通う幼稚園のママ友さんはすごく家が近く、子どもたちもお互いの家を行き来して遊ぶ仲です。そんなママ友さんから会うたびに「ねえ、今お試し体験やっているんだけどどう?」とずっと習い事を勧められます…。バイオリン、そろばん、プログラミング教室、英会話教室に子どもを通わせているママ友さんは、俗に言う「習い事信者」。子どもたちが仲が良いため我慢していますが、会う度に「ねえ、まだ何もしていないの?ヤバいんじゃない?」と口出されるのはとてもストレスです…。(ライター業)いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月17日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードを2本ご紹介します!「教育熱心なママ友」私の住んでいる地域では小学校受験は珍しく、ほとんどが公立学校に通う子が多いです。しかし、幼稚園に1人教育熱心なママ友がいます。「うちの子は〇〇小学校受験するのよ、公立だとうちの子と価値観合わない子が多そうだし?」「みんな受験しないの?あんな野蛮な子が多い公立なんてやめた方がいいよ?」とまくし立てるように言ってきます。少し考えていたところに水を差すような話し方をするので、イラッとして逆に受験したくなくなりました。「自慢話ばかりのママ友」保育園で問題児的存在だった男の子のママが結構お喋り好きで、周りに子どもの自慢話ばかりしてました。我が子が保育園でやんちゃばかりしているとも知らずに…。「この保育園では成長できなかった、これがダメで、あれがダメで…」と文句を言いつつ、その子が小学校受験するということを自慢げに話して回ってました。実際受験は失敗し、地元の小学校に行くらしいです…。いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月08日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!「娘の友達」娘の友達のママさんから言われたことです。パパさんがすごく大きな世界的企業にお勤めで「学校のお友達はみんなアホだから、遊んじゃだめ。いいよね、みんな普通の習い事で」と…。また、その子どもまで「私はみんなよりいい塾に通ってるの!」と言う始末。しかし娘が「学校で先生に当てられても全然答えられてないよ!しかもすっごく意地悪!」と教えてくれました。ちょっと、ニヤッとしてしまいました。(42歳/自営業)「子どもの名前」大卒のママ友に子どもの名前を聞かれたので教えると「学のない人ほど変わった名前つけがちだよねぇ。」と言われました。(33歳/主婦)価値観は人それぞれだと思いますが、他人にそれを押し付けてくる人とは距離を置いて接したいですね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年03月23日大人気マンガシリーズ、今回はマミヤ(@mamiyang83)さんの投稿をご紹介! 「娘が学校のトイレに行きません」第2話です。何故か学校のトイレを怖がるしぇーちゃん。理由を聞いてみるとそれは意外な理由だった…!?【#2】<娘が学校のトイレに行きません>出典:instagramトイレに行ったら…出典:instagram「何で!?」出典:instagramどうやらしぇーちゃんは前の人が流し忘れたところに出くわしてしまったみたい…。気持ちは分からなくもないですが…。次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@mamiyang83)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年02月26日大人気マンガシリーズ、今回はマミヤ(@mamiyang83)さんの投稿をご紹介! 「娘が学校のトイレに行きません」第1話です。ある日、家に帰るなりトイレに駆け込むしぇーちゃん。学校でトイレに入らないのかと聞くと驚きの返事が…!?【#1】<娘が学校のトイレに行きません>出典:instagram2学期になってから…出典:instagram「学校のトイレが怖くて入れないの…」
2022年02月25日■前回のあらすじ「『良いお母さんをやろう』と思うから辛くなる。自分は、自分でいればいいんです。良いお母さんである前に、自分自身を大切にできていますか?」と問う高濱先生。良いお母さんである前に、「あなたは人として、自分を大切にできていますか?」…そんな問い、考えたことあるママはいるでしょうか?どうしても「良いママ像」に縛られがちなママたちに高濱先生は、「自分は、何をしている時が楽しいか?」をママには絶対考えて欲しいと話します。■「自分は何をしている時が一番楽しいか?」を考える――「良いお母さんであらねばならない」みたいな呪縛は強いと思いますわかります。ママ友の目だってあるだろうし、住んでいる地域によっては、お姑さんや、御近所の目がうるさいということもあるでしょう。「あのお母さん、子どもを放っているよね」みたいなね。でも、やっぱり、そこでも「人目」を気にしている…。もう、そういう時代じゃないんですけれどね。「誰に何を言われようと気にしない」みたいな人たちの時代が来ているというか。いま、勢いがある企業のトップの方というのは、そういう人々が多いですよね。――でも思い切るのは、なかなか難しいと思いますでもね、お母さん自身が「自分でいること」に焦点を当てられるようになりさえすれば、「何が起こっても、人生、楽しんだけどな!」みたいな感覚は得られるんです。まぁたしかに、かなり勇気が必要です。やっぱり周りに言われちゃうから。「本当は働きたい」と思ったから、実際に働いてみたら、じつのお母さんに、「子どもがかわいそうじゃない」と言われてしまったりしてね。――言われちゃったら、どうしたらいいんですか?言わせておけばいいんですよ。「そういうことを言う人も、いる」ということですよね。でも一方で、働くことへの理解者や仲間もたくさんいますよね。やっぱり、お母さん自身が、「自分は、何をしている時が楽しいか?」を考えてみることが、こんな時期だからこそ、本当に、本当に、大切なんです。■子どものために、ママ自身が自分を楽しく生きればいい――「自分は、何をしている時が楽しいか?」を考える…。それ、難しい!!難しいけれど、ママたちには絶対に考えて欲しいんです。では、私の場合をお話ししましょうか。私の出身は熊本です。父は医者で私は長男なので、「当然、親父の後を継ぐもの」と周りは思っていたんです。でも、私はその環境から逃れたかった。「東大だったら、文句は言われないだろう」と東京に出てきて、さきほどお話ししたとおり、本当にいろいろなことをやった挙句、「やっぱり、俺は子どもが好きだ」という結論が出たんです。映画が好きでたくさん見ましたが、子どもが主人公の映画に5つ星をつけている自分がいる。バックパッカーをやった時も、タージマハルに行って、建物ではなく、その横にいた子どもたちと遊んだことを10ページくらいノートに書き綴っていました。「俺は間違いなく子どもがすごい好きで、子どもと一緒にいるとワクワクするんだな」ということを自分自身で捉えることができたので、「子どものことを仕事にすれば、一生楽しめるな」と、思ったんです。――お母さんが好きなことをしていれば、その姿を見て子どもは育つんですものねお母さん自身が輝いて生きていれば、子どもはそれが一番うれしいものなんです。お母さんが、仕事が大好きで、仕事を頑張っていれば、きっと、「私も早く働きたいな!」と思うんです。子どもは学校で嫌なことがあったとしても、家に帰ってきてニコニコしたお母さんを見ると、「世界には、いいものがある」みたいな気持ちになるものです。嫌なことなんて、浜辺に書いた文字のように、波ですうっと消える感じですよ。だからこそ、お母さんたちには、好きなことを主軸に生きて欲しいのです。子どものために、自分が楽しく生きればいいんです。それが、もっとも子どもに良い影響がある「良い母親像」です。私が「子どもを放っておけ」と言ったとしても気にかけてしまう母親が多いと思います。だったら、「今日、私、何が楽しかったかな?」ということを、まずは自分に聞いてみてあげてください。■「今日、楽しかったこと」を子供と会話してみる――そんな質問、自分にしてみたことないかもしれませんじゃあ、もう一つお伝えしておきます。自分の人生観として、最近、「確信」が出てきたことがあるので。――どんなことでしょう?私は、人から感謝された時が、一番いい「ポカポカ」を感じるんです。「誰かの役に立つ」ということが、人間にとってもっとも幸せだということです。そしてそれは誰にでも同じことが起こるんだ、ということを確信したんです。2021年の前半の今は、まだ「外付けの枠組み」で生きている人も多いでしょう。でも、今こそ自分の心だけ見るべきだと思いますね。私は、社会で活躍している人たちにお会いする機会も多いですが、みなさん、そこの部分がシンプルに整理できています。――「今日、お母さん、こんなこと楽しかったんだ」などと、子どもと会話するのはどうでしょう?すごくいいですね。実際に、それをやっている人もいます。寝る前など、布団に入った時に、みんなで「今日、良かったこと」を言い合うみたいなね。■コロナ渦での学習の遅れは?――最後に、「コロナでの学習の遅れ」についてのご意見をお願いします「コロナでの学習の遅れが心配」という声は、たしかにあります。けれども、コロナだっていつかは収束するでしょう。そうしたら、何だかんだと追いつきますよ。コロナの間の学習の遅れは、ちょっと「やる気」になれば取り戻せるレベルです。そんなに深刻に悩まなくても大丈夫です。それよりも、コロナ禍だからこそ、「発見できること」がたくさんあると思うのです。夏目漱石が、「眺めて楽しむ」と言っていましたが、目の前で起こっている事象のすべてを面白がることができる気持ちが持てるかどうかが大切です。危機の時にこそ、そういう気持ちが大切です。同じ事象でも、認知の仕方でまったく違ってきますよね。たとえば、「コップに半分水が入っている」というニュートラルな状態も、捉え方次第でまったく異なった見方になります。コップに半分「も」水がある。コップに半分「しか」水がない今の時期は、どうしてもネガティブな方向に気持ちが持って行かれてしまうから、ここは大人たちの頑張りどころだなと思うんです。親がガックリしていれば、子どもは不安になりますから。勉強の遅れは、コツコツやれば取り戻せます。それよりも、「今の危機にしかないこと」をキャッチして、「経験値貯金」にしておけば面白いと思います。――オンライン授業については、どうお考えですか?オンラインで困るのは、やっぱり低学年ですよね。私たちもやってみて、1年生までは、正直、お母さんが横にいないと厳しいかなとは思うんですよね。低学年のお子さんがいる方には、「基盤力に絞ってください。簡単に言えば、字の練習と計算です。そこだけは、学年相応のことをやっておく。それぐらいで十分です」とお伝えしています。字の練習と計算は反復練習なので、保護者でも対応できると思うんです。その際、多少声を荒げるようなことがあっても、大丈夫です。子どもは、お母さんたちが心配しているほど、傷つかないものです。でも、お母さんが少し欲を出して文章題を教え始めると、危ないです。お母さんが魔物に変身して行きますからね(笑)。文章題は、(教えることの素人である)お母さんたちが指導しない方が良いエリアかもしれません。大丈夫ですよ。たとえば1、2年生でまったく文章題をやらなくても、4年生で4年生の文章題をやるようになれば、できるようになります。「1、2年生の頃、しっかり文章題をやったから」という理由で、高学年で伸びるというものでもないんですよね。――高濱先生にそう言っていただけると、ホッとするママもいると思いますただ、これからの保護者は、ざっくり大きな見通しとして、「授業がオンラインになることもある」ということは、視野にいれておいた方が良いですよね。今までだってインフルエンザで学級閉鎖などはしていましたが、これからは「インフルエンザ期間は、2週間オンライン授業です」ということがあるかもしれません。そうなること前提の準備は、しておいた方が良いというのはありますね。だからといって、「学校的なもの」がなくなるということは、ないと思います。子どもは、他の子どもの声を聞きたい生き物ですからね。いかがでしたか? 取材で高濱先生とお会いすると、「元気をいただく」という気持ちになります。なかなか難しいですが、「自分は、自分でいればいい」にトライしてみようと原稿を書きながら思いました。自分を尊重することで、子供に寄り添うといった気持ちの余裕が生まれる予感がします。高濱先生のメッセージが、一人でも多くのママたちに届くことを心より願っています!■今回、取材を受けてくださった高濱正伸先生の書籍 花まるな人生 はみ出しても、回り道しても大丈夫! (高濱 正伸/幻冬舎(¥1,320(税込)))花まる学習会代表・高濱正伸が自身の幼少時代を紐解きながら、はみ出し、回り道しながらたどり着いた「花まるな人生」について語ります。逆境を楽しみ乗り越える強さ、自分で学べる賢さ、誰とでも仲間になり人を幸せにできるしなやかさ…。これからの時代に必要とされる力を育むために、親が子どもにしてあげられることとは?高濱 正伸(たかはま まさのぶ)さん花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長・算数オリンピック委員会理事。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。『情熱大陸』(毎日放送)など、数多くのテレビ番組や『AERA with Kids』(朝日新聞出版)などの雑誌にも登場。『メシが食える大人になる! よのなかルールブック』(日本図書センター)など、著書多数。
2021年04月02日1児のママでもあるライター・かわむらあみりがお届けするコラム【ママライフばんざい!】連載第26回は、保育園や学校などで、ママがゾッとしたという怖いエピソードを3つご紹介します。1.出入り業者のフリをして侵入するいまは保育園や幼稚園に限らず、どこもコロナ禍においての感染対策もしっかりと施されている場所が多いですが、さらに管理という面において、どんなときも気をつけたいのが子どもたちを守るための危機管理です。あるところでは、出入り業者のフリをして園のなかに侵入してきた男性がいたそうです。それもわかりやすく不審者といった様子なら、職員がすぐ気づくのですが、業者のフリをするという点がなんとも計画的。その男性は、顔があまり見えないぐらいにトイレットペーパーを大量に胸に抱えて、作業服のようなものを着ていたのだとか。そもそもそこの出入り口は、職員と保護者しか知り得ない暗証番号を入力しないと、扉が開かないシステムになっていました。ですが、暗証番号を入力して、正規に扉を開けてなかに入った保護者のうしろにくっついて、“トイレットペーパーを抱えて手がふさがっている忙しい業者さん”を装い、侵入してしまったそうです。その後、気づいた職員によって通報されたそうですが、顔の知らない相手は警戒するに越したことはありません。園に限らず、例えばオートロックのマンションで、本来なら番号を押さないと入れないはずの入り口から、出入りする住人のあとにくっついて侵入するような犯人もいますし、セキュリティ対策がなされていても気が抜けないものです。2.学校のそばで声かけされるある園では、だいたい夕方ごろになると、必ず門の前に帽子をかぶって大きな荷物を持っている男性が、自分の自転車をとめて立っているそうです。その男性に初めて遭遇した保護者は、目が合うと「こんにちは」などと、挨拶もちゃんとしていて、てっきり他のお子さんの関係者か何かだと思っていたのだとか。でも、門の前に自転車をとめて、何時間もジッと園庭で遊ぶ子どもたちを眺めていたり、帰宅する子どもに「気をつけてね」と声をかけたりするのだそうです。ある保護者が園長に相談したものの、むりやりなかに入ってきたら警察に通報できるけれど門の外のことは社会の一部だから、注意ができないということで、対処なしだったと不安そうでした。いまのところ何も危害を加えられていないため、どうにもできないのかもしれませんが、その男性はただ単に「子どもが好きなだけ」らしいものの、気づくと同じ人物が門の前で子どもたちを待っているなんて、怖いです。気になることをきちんと対応してくれるところばかりではありませんから、保護者側で危機管理を万全にして、子どもたちを守りたいですよね。3.対策の確認をしておく普段なにひとつ困ったこともなく通っていると気づかないものですが、何か危険なことが起こったときに、どのような対策ができるのか、そしてできないのかを日頃から確認しておくことは大事です。お子さんの通う保育園や幼稚園で「ここまではやってくれる」「このあたりは対応できないようだからこうしよう」と、園側と保護者側で、できることとできないことを認識して、抜けのないようにしたいところ。お子さん自身にも、まだちゃんと把握できないとしても、危険を避けることを教えておくと安心です。そういった意味でよく知られているのは、防犯標語の「いかのおすし」。知らない人にはついて「いかない」、声をかけられても車に「のらない」、連れていかれそうだったり不審者がいたりしたら「おおきなこえをだす」、声をかけられたり追いかけられたりしたら「すぐにげる」、怖いことがあったらすぐおとなに「しらせる」の頭文字をとって「いかのおすし」です。お子さんに伝えておくといいですよね。心配しすぎはいけませんが、万全な対策だけは練っておくとまだ安心。家族や地域の人たちと、大切なお子さんの毎日を守って、親子で健やかなママライフが送れることを願っています。©Lazy_Bear/Gettyimages©AntGor/Gettyimages©vgajic/Gettyimages文・かわむらあみり
2021年03月31日幼稚園時代は、毎日の送迎で先生と話したり、1日の様子が書かれた連絡帳などで、離れていても子どもの様子がうかがい知れました。しかし小学校になると一転、プリントと子どもの話、たまにある授業参観だけが様子を知ることができる最大の機会になります。子どもがトラブルを抱えたとしても、「モンスターペアレンツ」と思われてしまうのではないかと、先生にすぐに相談するハードルは正直とても高く感じています。しかし、息子が学校で怪我をしたことで、私たちも対応を考えざるをえませんでした。文房具を振り回したりするぐらいは、子どもだったらするだろうな…という思いと、それでもこれ以上怪我しないように注意してもらった方がいいのか…。と、モヤモヤしながらも、この時は学校には何も連絡せずにいました。しかし、私はこのことを後悔することになるのです。ある日、学校でもっと大きなトラブルが起こってしまったのです。息子は元気なタイプでこれまでも転んだり、すりむいたりして帰ってくることはしょっちゅうありました。学校には病院に連れていくことに承諾し、取るものもとりあえず私も駆け付けました。そこで衝撃的なことを聞かされたのです…!次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです【監修弁護士】小澤 亜季子(おざわ・あきこ)弁護士事業再生・倒産を主力業務とする法律事務所に入所。実弟の突然死や自身の出産・育児などを経て、2018年退職代行サービスを開始。労使双方の立場から、労働トラブルを取り扱っている。育休プチMBA認定ファシリテーターとして、育休取得者の支援も行う。原案: 文房具振り回す「危ないお友達」からのケガ 「謝罪じゃ気が済まない」親ができること (弁護士ドットコム)脚本:ウーマンエキサイト編集部/イラスト: 小夏ゆり
2020年10月22日編集部:学研キッズネット編集部MS&ADインシュアランス グループの三井ダイレクト損害保険株式会社は、おもに6月から学校が再開する小学1年生のママ・パパを対象に、交通安全意識の実態調査を行いました。調査の背景家族や園が送り迎えをすることが多い幼稚園、保育園までと異なり、子どもたち自身で歩いて登校するようになる小学生。今年の小学1年生は、この環境の変化を緊急事態宣言による外出自粛の中で4月を迎えており、「ひとり歩きデビュー」の準備ができていないお子様も多いのではないでしょうか?今回、緊急事態宣言の解除後に学校が再開し、学校への登校がはじまるにあたり、1年生のママ・パパはどう考えているか調査することとなりました。【調査対象】5月14日以降も緊急事態宣言が継続した8都道府県在住の、小学1年生の子どもがいる30~49歳の男女※エリア:北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、京都府、兵庫県【結果のポイント】・ママ・パパの8割が子どもの「ひとり歩き」を不安視・登校デビューは約半数のママ・パパが「学校または途中まで付き添う」・7割の家庭が交通安全マナーを自身で子どもに指導するなど意識の高さが判明・ドライバーに期待することは、「余裕をもった運転」「スピードへの配慮」■緊急事態宣言解除後のお子さまの交通事故について不安はありますか?【小学生の交通事故の特徴(2014~2018年)】(警察庁調査)・学年別にみると最も多いのは小学校1年生で、最も少ないのは小学校6年生・小学校1年生の歩行中の死者・重傷者数は6年生の約3.6倍、死者に絞ると5.6倍過年度(2014~2018年)の調査結果によると、月別では「4月~7月」が多く、最多は5月。今年度は緊急事態宣言解除後の増加が懸念されています。時間帯では、「午前7時台」「午後3時台~5時台」が多く、最多は午後4時台。下校や遊び(遊戯、訪問)のために外出した際に事故が多いことが分かります。最多は「下校中」という結果に。月別の死者・重傷者数時間帯別の死者・重傷者数※資料:警察庁「歩行中児童の交通事故の特徴等について」より調査結果一覧集団登校ではない回答者のうち、約半数が学校または途中まで付き添うと回答しました。また、近所の友達や兄弟姉妹と一緒の場合を含めると、8割弱が同行する方法を検討しています。■これから小学1年生のお子さまの登校がはじまりますが、どのように登校させますか?※集団登校ではないと回答された方にお聞きします。緊急事態宣言中、お子さまは主にどのような生活を過ごしたかの質問(複数回答可)では、「ほぼ自宅で過ごした(87.7%)」と約9割が外出を控えたことがわかりました。■緊急事態宣言中、お子さまは主にどのような生活を過ごしていましたか?緊急事態宣言中、子どもだけの外出の機会は、「おもに家族と一緒に外出し、ひとりでは外出していない(47.7%)」「ほとんど外出していない(34.4%)」で、約8割がひとりで外出する経験が少ない実態となりました。■緊急事態宣言中、小学1年生のお子さまだけで外出する機会はありましたか?緊急事態宣言中に学校へのルートを覚えたかという質問では、「完璧に覚えた(33.5%)」「だいたい覚えた(36.5%)」と7割がマスターした結果となり再開に備えていることがわかりました。■お子さまは、緊急事態宣言中に、学校へのルートを覚えましたか?緊急事態宣言中、交通量の減少を8割が実感しています。緊急事態宣言の発令により、休校やテレワークの増加、不要不急の外出などによる結果となりました。■緊急事態宣言中に交通量が減ったと思いますか?緊急事態宣言中、近隣エリアでスピードを出す車が多いと感じた経験が「おおいにあった(13.1%)」「あった(14.4%)」「どちらかといえばあった(12.9%)」と半数近くにのぼり、道がすいてることでスピードを出す車が増えている傾向がうかがえる結果となりました。■緊急事態宣言中に飛ばす車が多いと感じたことはありますか?登下校中に不安を感じる事は、多い順に「新型コロナウイルスによる感染(62.8%)」「自動車(自転車)との事故(57.1%)」「知らない人に声を掛けられる・誘拐(41.4%)」「友人関係・いじめ(37.8%)」「不安は感じていない(10.1%)」となりました。■学校が再開されることで、おもに子どもの登下校中において、どのようなことに不安を覚えますか?交通安全による指導交通安全の知識を自身で指導しているか問う質問では、「とてもよくしている(32.4%)」「たまにしている(49.4%)」で7割に達し、交通安全の意識の高さがわかりました。■登下校や子どもたちで遊びに行く際の交通安全の知識をご自身で指導していますか?指導の内容は、歩行する時の位置や標識の見方、交差点の正しい渡り方、車の危険性など、ひとりで歩く際に気を付けるポイントを、具体的に指導していることがわかりました。■指導はどのような内容ですか?(主な自由回答)・青信号でも左右を確認する、道の端を歩く、狭い歩道での信号待ちの場所・左右をよく確認する、交差点では少し下がって待つ、幹線道路はひとりで渡ってはいけない・信号を渡る時は、信号だけでなくクルマが止まったのを確認してから渡る・耳をすませる。車や自転車、バイクの音が後ろから聞こえたら振り向いて避ける・歩道を歩いている際に車がでてくる場所や交通が多い曲がり角など危険な場所を注意■ママ・パパと離れて過ごす時間を見据えて、子どものためにしてきたこと(したいこと)はありますか?(主な自由回答)・スマホを契約、見守りアプリの使用・登下校時のメールでの通知機能を申し込み・非常ベルや防犯ブザーを実際に鳴らしてみる・学校から支給されているGPS機能を登下校に合わせて確認するママ・パパと離れて過ごす時間が増えることを見据え、スマートフォンのアプリやGPS機能の活用、防犯ブザーやメール通知機能の設定といった対策を進めていることがわかりました。■子どもの交通安全を考えて、どのような取り組みに期待しますか?子どもの交通安全に対して、どのような取り組みに期待するかという質問(複数回答可)では、「学校や地域の交通安全教室(56.7%)」「学級内での担任の指導(53.2%)」「通学路の整備(50.1%)」と半数を超え高い期待が伺えました。■ご自身が車を運転する立場として、外出自粛明けの運転に不安はありますか?ドライバーの立場として運転に不安があるかという問いには「おおいにある(16.9%)」「ある(17.5%)」「どちらかといえばある(11.6%)」で、約半数が不安に思っていることがわかりました。■自粛明けのお子さまの交通事故について不安はありますか?学校再開にともない交通事故の不安を抱えるママ・パパ。「おおいにある(30.8%)」「ある(34.8%)」「どちらかといえばある(20.6%)」で8割を越え、不慣れな1年生のひとり歩きに不安を抱えています。■小学1年生のお子さまの通学路を走行するドライバーに期待することはありますか?(主な自由回答)・自粛後に起こる危険を予想して行動してほしい・子どもが飛び出して来るかもしれないと思って欲しい子どもの通学路を通るドライバーに期待すること(複数回答可)は「余裕をもって運転してほしい(73.8%)」「スピードに配慮してほしい(72.9%)」と高く、「分散登校で時間や曜日が異なることに注意してほしい(35.5%)」「体格に配慮・注意してほしい(39.8%)」は4割にのぼりました。当社は、これからもお子さまの交通安全に向けた有益な情報発信等を通じて、「無事故社会の実現」に向けた取組みを展開して参ります。■調査の概要調査期間:2020年5月23日~5月25日調査対象:下記都市部の30~49歳の小学1年生の子どもがいる男女(北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、京都府、兵庫県)※複数の子どもがいる場合、小学1年生の子どもを想定し回答調査方法:インターネット調査回答数:543人<会社概要>商号:三井ダイレクト損害保険株式会社英文名:Mitsui Direct General Insurance Company, Limited代表者:取締役社長宮本晃雄所在地:東京都文京区後楽1丁目5番3号企業サイト:学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月29日2020年5月現在新型コロナウイルス感染症の影響で、約3か月間休校が続いている学校が多くあります。学校は生徒に課題を出したり、オンライン授業を始めたり試行錯誤しているようですが、タレントの尾木直樹(通称・尾木ママ)さんはその教育体制にブログで苦言を呈しました。尾木ママ「あまりにもむごい」尾木さんは、親が我が子に課題をやらせようと指示し、過干渉することを危惧。また、音楽や美術などの授業でプリントの課題を出すことに疑問を感じるようです。その上で、このままでは子供たちの居場所がなくなることについて持論を展開しました。間違いなく〈学校嫌い〉〈不登校〉にーー○ 学校は休校、部活もない、友達とも会えない。家庭も学校化では子どもたちの【居場所】が消えるまるで〈子どもが子どもらしくいられる時間・空間・仲間という子どもが育つ【三間】(さんま)保障されないのですあまりにもむごい!もちろん学校も苦肉の策で、こんな学校を否定するやり方がいいとは考えていないはずーー家庭もやりたくもないということは文科省の方針が間違えていないでしょうか?尾木直樹(尾木ママ)オフィシャルブログーより引用尾木さんは「もちろん学校も苦肉の策だろう」と理解を示すものの、現在のやり方では子供が育つ環境が整っていないといいます。また、オンライン授業をしている学校でも、次のような不満が尾木さんの元に届くとのこと。・ぶっつけ本番で教科書を読むだけの動画を送ってくる。・動画の始めから終わりまで一度も顔を見せない。・やるべき課題だけを送ってくる。尾木さんは、「これはオンライン授業とはいえない」と強く否定し、授業に大切なものを説きました。オンライン授業の原則は《双方向》《子ども参加》《先生は笑顔》《子どもたち同士の議論・発表する顔が見える》この四点は大事にして下さいね尾木直樹(尾木ママ)オフィシャルブログーより引用教員も初めてのことに戸惑いながらの授業なのでしょう。尾木さんは「最初から上手くいきません。でも大丈夫!4~5日経てば慣れてきますよ」と励ましました。【ネットの声】・オンライン授業は家庭環境の問題もあるから、一筋縄ではいきませんね。・この先の学習が不安です。家庭学習だと親が怒ってばかりで悪循環です。・みんなが初めてのことだから最初からうまくはいきません。子供にとって学習することは大切なことです。先行きが不安ではありますが、さまざまな工夫で子供の学習が保証されることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年05月09日幼稚園や小学校など、子どもの世界が広がると必然的にはじまるママ同士の付き合い。気軽に子どもの話ができるママ友だけど、ときにはトラブルに発展することも。ママ友派閥や、ママ同士のマウンティングなど、実際に自身が体験したことや人から聞いた、本当にあったママ友の怖い話を紹介します。ドラマより怖い展開が待ち受けているかも……!?ママ友のこわ~い話 その①自分だけ抜きのグループラインがある職場で聞いた話ですが、ラインのグループをみんなでつくっていたのに自分だけ抜きのグループもあったらしく、たまたまその人が友達と話していてその話題わからないな~という感じにしていたら、「ラインで伝えたじゃん! え、知らない? え、まさか!?」と、気まずい雰囲気になったらしい。(どりーむさん・長男1歳)ママ友のこわ~い話 その②子ども同士の些細なケンカから発展人から聞いた話ですが、ママ友の息子同士が同じクラスで、子ども同士が些細な事でケンカ。AがBを殴ってしまった、Bママは殴ったことについてだけ謝ってほしく、先生も介入しAに言ったが、Aママは逆ギレし、Bの悪いところを箇条書きにしてBママにラインしてきた。その後、母同士も子ども同士も仲直りできず。(サクママさん・長男3歳・長女0歳)ママ友のこわ~い話 その③ウワサ好きのママ友ウワサ好きなママがいて、どんなマンションに住んでいるか、両親の学歴や職歴を調べて、まわりの人にあることないこと、言ってないことなどを言いふらして、他のママ友との仲を壊すようなことをする人がいました。(やすさん・長女9歳)ママ友のこわ~い話 その④深夜に長文ラインを送ってくるママ友あるママの子どもが他の子にいじわるをしていたので騒ぎになり、やんわり「みんなでごめんなさいしましょうか」と言ったら、自分の子どもが非難されたと被害妄想を抱き、言ってないことを言ったとすごい剣幕で攻撃された。深夜に長文のラインを何度も送ってきて、関係ない子どものことまで引き合いに出して文句を言われました。私自身が幼稚園に行きたくないほど精神的に落ち込みましたが、私以外にも園に同じような被害にあったママがたくさんいて理解してくれたため、吹っ切れてそのママと距離を置き、残り数ヶ月の幼稚園生活を乗り切りました。(やすさん・長女9歳)ママ友のこわ~い話 その⑤サイコパス系の怖いママ友私を独占しようとして、まわりの幼稚園ママに私のことを悪く言って遠ざけようとしたり、私だけはあなたの味方と言ってきたり、まわりの人が私の悪口を言っているなどウソを言ってくる人がいた。最終的には幼稚園のママみんなから避けられ、引越ししていました。サイコパス系の怖い人だった。(矢口里奈さん・長女12歳・次女8歳)ママ友のこわ~い話 その⑥ママ仲間を疑うママ友聞いた話ですが、建売の家が何軒か並んでいて、入居も同じぐらい年代も同じくらいのママ友で、ご近所付き合いも良好ですが、その中のひとりのママは子どもを叱る声がやたら激しく大きめ。ある日そのママの家に突然児童相談所の職員が、近所から通報があったと訪問。職員が帰ったあと、ママ友に「通報したやつ誰だ?」とラインしてきたそう。結果誰も名乗り出なかったそうです。(サクママさん・長男3歳・長女0歳)ママ友のこわ~い話 その⑦プレ幼稚園のときからママ友の派閥がある人から聞いた話ですが、プレ幼稚園のときからママ友の派閥があるそうです。(はんど・めいさん・長男3歳・長女0歳)ママ友のこわ~い話 その⑧幼稚園に潜む上から目線のボスママ幼稚園には結構ボスママがいてカフェに誘われると大変なようです。また、幼児教室に通わせてるママさんがママ友から「それってどうなるの?」というような上から目線の言葉を言われたようです。子どもの発達だけでなく人との関わりやママの生活リズムなど気分転換になることだってあるのに、人がやることに対して指摘は受けたくないですね。(ざっきーさん・長男1歳)illustration/Chizuru Tsukasa
2020年03月13日子どもたちが保育園や幼稚園、学校などにスムーズに通えることが、あたり前と思う人もいるかもしれません。でもときに子どもから「行きたくない」と言われ、頭を悩ませた経験がある人もいるでしょう。今回は、子どもたちが「園や学校に行きたくない」と言ったときの対処法について、アンケートをもとに考えてみたいと思います。■6割以上の親が「行きたくない」を経験アンケートでは、「園や学校に行きたくない」と言われたことがあるかどうか聞きました。その結果、「よくある」、「時々ある」、「数回だけある」と答えた人が合わせて63.3%となり、6割以上のパパやママたちが「ある」と答えたことがわかりました。一方で、「ほとんどない」、「ない」と答えたのはあわせて35.6%で、「園や学校に行きたくない」と言われたことのある人の方が多い結果になりましたQ.「園や学校行きたくない」と言われたことある?よくある 16.8%時々ある 17.5%数回だけある 29.0%ほとんどない 19.1%ない 16.5%その他 1.0%■行きたくない理由1、「お母さんといっしょにいたい」アンケートに寄せられたコメントからは、子どもたちが園や学校に行きたくない理由は複数あることがわかります。それぞれの理由について、具体的なエピソードをみていきたいと思います。「息子が保育園の時によく言っていました。サービス業の私は日曜日仕事のことが多く、一緒にいたかったみたいです」(新潟県 40代女性)「保育園時代は毎日泣いていました。泣きすぎておう吐してしまうほど。仕事に行くのが、本当につらかったです」(福島県 30代女性)「小学1年になって間もなく、ある日突然『行かない!』と。スクールカウンセラーの先生に相談したところ、『赤ちゃんがえり』だと言われました」(鳥取県 40代女性)園児や小学校低学年の子どもたちの親を中心に、「親と離れたくない」という理由から登園や登校を嫌がるエピソードが多く寄せられました。嫌がる子どもを前に、後ろ髪を引かれる親たちの様子が目に浮かびます。筆者自身も、2歳で幼稚園に通い始めて、毎朝号泣する長男を泣く泣く園のバスに乗せていました。幼稚園や保育園での生活は、初めて親と離れて過ごす第一歩。「離れたくない」という思いは、成長の証とも言えそうです。■行きたくない理由2、「いじめがつらくて教室に入れない」学校生活を送る子どもたちの親から寄せられたのは、学校でのいじめや友人との人間関係に悩んだ子どもたちから発せられた「行きたくない」の声です。「小学生のとき、長い間いじめられていて、『行きたくない』と言いました。先生を信じて話したら否定されたときには、『もう学校やめたい』と」(神奈川県 40代女性)「長男が1年生のときから意地悪されて、『行きたくない』と言っています。学童では、うちの子がやり返さずに泣いてしまうから面白がって集団で意地悪された。学童に行かないで済むならそうしたい」(静岡県 40代女性)「長女は中2のときにクラスのグループメールのやりとりでトラブルになり、教室に入れなくなった。本人の気持ちとしては、学校には行きたいけど、どうしても教室には入れない、苦しかったと思う」(神奈川県 40代女性)どのコメントも、胸が痛くなるような子どもたちのエピソードがつづられています。学校に通い始めると、子ども同士だけのやり取りや関係性が深くなっていき、親がをすべて把握するのは難しくなっていきます。しかし多くの親は、子どもたちの「行きたくない」理由がいじめによっているのであれば、その事実を把握したいと思っていることでしょう。■行きたくない理由3、「先生が怖い…」また、子ども同士ではなく、先生との関係性に苦しんでいるという声も多く寄せられていました。「幼稚園のとき、突然『園バスに乗らない。行きたくない』と泣きだし、これが何日も続きました。そのうち本格的に登園拒否が始まり、しばらくして、原因は担任の先生が意地悪だからとわかりました」(神奈川県 50代女性)「担任の先生に陰険なことをされたり、怒ってばかりで先生が怖かったりで、学校に行きたがらなくなりました」(和歌山県 40代女性)「原因は校長でした。何かうまくできないことがあると、『そんな事もできないのか? 学校来なくていいから』と言われたり、1人だけ休み時間に個室に入れられて勉強させられたこともありました」(島根県 20代女性)園や学校では、担任の先生といっしょに過ごす時間が長いため、うまく関係が築けないと子どもにとっては大きなストレスになってしまいます。もしかしたら本当に先生の方に原因がある場合もあるかもしれません。しかし、人間同士でのやりとりには相性の良し悪しが出てしまうことも事実としてあるように思えます。コメントのなかには、「娘が男性の担任を嫌がり、学校に行きたくないと言った」というものもあり、担任の先生との付き合い方の難しさを実感させられます。■行きたくない理由4、「集団生活が合わない」また、そもそも『集団生活が合わない』という声も寄せられていました。「現在小1男児ですが、行きたくない時期に波があり、変化の時期はつらい様子。小学生になってからは、あきらかに精神的な腹痛が毎日のようになり、保健室登校をしています」(神奈川県 40代女性)「下の子は人見知りが激しい性格のため、集団行動、団体生活になじめないようで、幼稚園から5年生になった今でも毎朝、『気持ち悪い、おなかが痛い』と嫌々登校していきます」(千葉県 30代女性)「『HSC』をご存じでしょうか? とても敏感に感じてしまう特性です。 新しい環境、騒がしい教室、ちょとした言葉で傷つくなど普通の子にはなんてことはないことに、ストレスを感じ悩まされてるのです。わが子は騒がしい教室、先生が他の子をしかる声に、家で体を震わせていました」(神奈川県 40代女性)人一倍敏感な気質の子どもを表す「ハイリー・センシティブ・チャイルド(HSC)」についてのコメントも寄せられていました。集団生活が合わないという子どものなかには、かなり深刻な理由を抱えている子もいて、それに悩む親子の様子がうかがえます。■行きたくない理由5、「通学がつらい」などさまざまな意見園や学校に行きたくない理由は、本当にさまざまなようです。ここからはそのほかに寄せられたコメントをいくつかご紹介します。●通学がつらい●偏食のため給食を食べることが苦痛●保育園で昼寝が嫌さらに、「理由がわからない」という声も寄せられていて、園や学校に行けない理由が単純なものではないことが伝わってきます。■「学校が好きでたまらない!」一方で、3割以上の親は、子どもが「園や学校に行きたくない」と言ったことは「ない」、もしくは「ほとんどない」とと答えています。「園についたら一回ハグを求められて、後は振り向きもせず園庭に駆けていく。頼もしいけどちょっとさみしい」(広島県 30代女性)「いつ言われるかと心の準備だけはしてきましたが、高校卒業まであと半年。心配は、取り越し苦労に終わりそうです。いまは中学高校通算6年間、皆勤賞を狙っているようです」(神奈川県 50代女性)「学校が好きでたまらないのか、登校指定時間の15分以上も早く学校に行ってます。家から5分とかからない場所ですが、『あと20分遅く出ればパパと一緒に出られるのに』と思ってしまいますね」(東京都 50代男性)「学校に行きたくないと言われたことはなく、むしろ大事をとり休ませたくても休んでくれなくて困ったことはありました。意地悪を言われたり嫌なこともあるみたいですが、学校を休む事自体がそもそも嫌みたいです」(神奈川県 40代女性)寄せられた声からは、園や学校が大好きだという無邪気な姿と、真面目にがんばる姿の両方が目に浮かびます。「親としてはちょっと寂しい」という意見もありましたが、子どもたちにとっての居場所があるということには、親として安心できますよね。ただ、「体調を崩していても行きたい」という子どもたちの姿勢には、心配する声も寄せられていて、時にはストップをかけてあげるのも親の役目かもしれません。■「行きたくない」と言われたら……それでは、「園や学校に行きたくない」と子どもから言われたとき、親としてはどのように対応すればいいのでしょうか。コメントからヒントを探してみたいと思います。<その1、友だちや人の手を借りる>●下の子が年少の時、行きたくないと泣いていましたが、仲良くしてくれる友だちができて、無事に行けるように。友達の力は大きい●学校で嫌がらせされていましたが、仲の良い友だちがかばってくれて改善した●1年生の頃は集団登校が嫌で学校に行きたくないと泣いていた。ある日、事情を知った近所のおばさんが娘の登校時間に合わせて犬の散歩をしてくれて、登校できるようになりました<その2、必要に応じて親が介入する >●イジメが原因だったので、担任に手紙を書き、道徳の授業でイジメに関して授業をしてもらいました●子どもたちの「行きたくない」はしょっちゅうです。そのなかで、本当にSOSを出しているものを見抜くのは親の役目。私がイジメにすぐ気づいて、担任に対処してもらい、解決したことがありました<その3、行きたくない気持ちを受け止める>●元気がないときは「何かあった?」と声をかける。少し間を置いたときは、次の言葉が核心である可能性が高いので、子どもの気持ちを受け止めて、どうしたいか、どうできるかをいっしょに考えてあげる●「なんで行きたくないの」と子どもを問い詰めるのは逆効果。「そうだね、行きたくないよね」と同調してあげると気分が落ち着いたようだった●初めて幼稚園に行くときから数日は全身で拒否されましたが、成長と共に必ず通る道。私と家が最高の避難場所になってあげることが大事だなと思います<その4、一時的に休ませる>●年長の時に「行きたくない」って言われたので「行かなくていいよ!」と話して、丸1日ズル休みをして遊びに行ったら「次の日にはやっぱり行く!」って言いました。つらい時はちょっと回り道するのもアリですよね●幼稚園の時に小児科で「休ませるなら期間を決めること。両親でよく考えて決めること。決めたならそこからブレない事」と言われて、結局1週間休ませました●「本当にだめそうかな?」って時は休ませて悩みを聞く。そうすると、本人もすっきりするみたいで次の日からは普通に行きます<その5、園や学校をやめる、長く休む>●娘が高校で不登校になり、通信制高校に転校。いい同級生に囲まれて、1年遅れで無事に高校を卒業しました●長女は学校に行っていません。でも毎日元気に過ごしています●中2の夏休みから長い休みをとりました。今では、高校は毎日行けるようになり、建築の勉強が楽しいみたいですどのコメントからも、子どもへの愛情が垣間見え、親として何がしてあげられるか考え、行動していることがわかります。きっとどんなパパもママも、子どもの「行きたくない」という言葉を聞いたら、最初は戸惑ってしまったのではないでしょうか。それでも、子どもがどんな対応を求めているのか、親である自身には何ができるのか考えて行動したパパとママたちからのコメントは、大きなヒントとなります。最後に、こんなコメントもご紹介します。「長男が保育園登園をぐずり途方にくれていた時、先生に『保育園に行きたくないというのは、おうちでお母さんとの関係がとてもいいという証拠ですよ』と言われ、気持ちが楽になりました」(茨城県 40代女性)「勉強できてもできなくても、運動できてもできなくても、『行きたくない』ってことはある。大人だって仕事に行きたくないってことあるんだから!」(山口県 40代女性)「子どもの言葉を優先し、休ませると休み癖をつけてしまうのではないか? 子どもの気持ちを励まし、登校させてつらい思いを増やしてしまうのではないか? 命より大事なモノなどありませんが、欠席か登校させるかの判断は、やはり日々ともに過ごし、当人の顔を見ている家族のみんなで判断するしかないですよね」(神奈川県 50代女性)子どもの「園や学校に行きたくない」という声は、転じて「家にいたい」というメッセージを発している場合もあるようです。家族との関係がうまくいっているからこそ、子どもがSOSを出せているということを聞くと、親としても少し落ち着いた判断ができる気がします。嫌がる子どもを前に、最終的に園や学校に行かせるか休ませるか、親としては判断を迫られることもあるでしょう。「一度休ませたら、ずっと行けなくなってしまう」と思うと、なかなか休ませてあげられないと感じる人は多いと思います。また、筆者自身もそうですが、「仕事があるから、行ってもらわないと困る」という切実な思いがあることも確かです。そうした働くパパやママたちの思いを子どもももしかしたら敏感に感じ取っているかもしれません。ただ、子どもたちが本当に深刻な状況になる前に、「園や学校に行きたくない」というSOSを出してきたら、そのときにできるだけ子どもに向きあって、いっしょにどうすればいいか考えてあげることが大切でしょう。忙しい日々の中でも、子どもの気持ちに寄り添う時間は少しでも作り、何か変わった様子がないか気にかける、そうした日々の積み重ねが、子どもたちの助けになると信じたいと思います。Q.「園や学校行きたくない」と言われたことある?アンケート回答数:4482件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年10月06日ママのお絵かき教室って言うからてっきりママがまめに教えるものだと思っていたよね。ママ、そこまで絵が上手なわけではないけど一応そういう学校で勉強したし今は絵を描いてお金をもらってるわけだからね。だけど今回のことでママ、打ちのめされたよ。「当然ママが教えるもの」っていう考え方をしていた自分が恥ずかしい。自分が気づいていないだけでビジネスシーンでもこういうご機嫌な勘違いを連発しているんじゃないかと思うともういたたまれなくなって、ちょっと大きめの穴を探しちゃったよね。じゃ、初心に戻っていちご描きます。
2019年06月21日皆さんの家庭では、授業参観や個人面談は夫婦どちらが行ってますか?我が家はほとんど私が参加しています。理由は、私が在宅仕事なので時間が自由になりやすいから。子供が喜んでくれるのは嬉しいですしね!しかし一昨年は、高校・中学・小学校・幼稚園と全員バラバラに通っていたので、なかなか大変でした…。運動会や発表会には旦那ももちろん参加するのですが4人分の個人面談・授業参観(高校はほぼないが、小学校は回数が多い!)何かしらの急な呼び出しなど、対応してるのは全部私です。旦那が仕事中のときは仕方ないけど、休みの日なら話は別!数分なら見てられるけど、1時間分ガッツリは飽きるらしい。そういえば夫婦で授業参観行ったときもソワソワしてたし運動会も子どもの出番以外は「お茶買ってくる!」って抜け出すことが多かった。そんなとき小学校からお手紙が…う…こういうの苦手なんだよなあ…、しかも男手のほうを求められがちだし…(草刈機を使える人が重宝されるのです)そうだ! これこそ旦那に頼んでみよう!なんと、今後の環境整備はすべて旦那が引き受けてくれることに!!お互いの苦手をフォローしつつ、私の長年のモヤモヤも消えました。この解決法が他のご家庭に当てはまるかはわかりませんが、今のところ我が家ではこの役割分担でうまくいってます!
2019年01月26日子どもが「学校に行きたくない」と言ったら、親はどのように対応すればいいのでしょうか。一度学校を休ませると不登校になってしまうのではと心配してしまうママも少なくないと思います。小学生の不登校の実情について伺った前回に引き続き、今回は、子どもの不登校に対して親ができることについて、不登校新聞の石井志昂編集長に話を聞きました。 「学校行きたくない」と言われたら(前編):子どもが追い込まれる危険日は夏休み明け の続きです。■不登校の原因特定より大切なことがある――前回、不登校の理由は複数あり、子ども自身もはっきりわからないことがあるとお聞きしました。親としては、ついその理由を特定させて学校に戻してあげたいと思ってしまうのですが…気持ちはよくわかるのですが、子ども自身も自分が学校に行けない理由がはっきりわかっていないのに、そこで「なぜ行きたくないの?」ときつく問われると、ますます追い込まれてしまいます。当事者のなかには、不登校の理由は不問でもいいのではないかという声もあるくらいなのです。――それでは、親にはまず何ができるのでしょうか。原因を特定させることよりも、まずは子どもを甘えさせてあげることが大切だと言われています。不登校というのは、よく子どもの甘えだと言われがちですが、親に甘え足りないからなるのだという専門家の意見もあるくらいなのです。親は子どもたちが頼れる心の安心基地でもあるのですが、ここが揺らいでしまうと、その先子どもが進んでいく道のなかで、いつかもっと大きな問題になってしまうこともあります。小学生のうちに甘えさせてあげれば、傷が深くないうちに子ども自身が満足して、成長につながるとも言えます。■「学校に行きたくない」サインを見抜くには――子どもが「学校に行きたくない」と言い始める前に、そうなりそうなサインというのはあるのでしょうか。小学生くらいの子どもの場合、必ず何かしらのサインを出していると思います。不登校の子をもつお母さんたちも、「そういえばあのときは…」と、あとから何かしらのサインを出していたことに気づく人が多いようです。不登校というのは、不登校になってからが問題なのではなくて、その前に子どもたちはすでに追い込まれて危険な状態になっているんですよね。だれにも言えない苦しみを、複数抱え込んでしまっている。そして、原因となっている学校から離れたいと、SOSを出して不登校になるんです。――具体的に、どのようなサインを出す子が多いのですか。「今日は学校やだな」とか、「もう無理」とか、何かしらの言葉を発している子もいます。また、落ち込んでいる表情をしている子も多いようで、学校が始まる月曜日と、休みの日の表情を比べると顔つきが全然違うというようなこともあります。――そのサインに気づいたら、どのように対応すればいいのでしょうか。まずは、「どうしたの?」と率直に聞いてあげることが大切です。その聞き方が重要で、親が子どもをなんとか学校に行かせようとコントロールしようという気持ちが働くと、子どもたちはそれを敏感に感じ取って、返事をしてくれないことが多いのです。親としては、まずは子どもを心配して「心配だな」と思いますよね。そしてその次に、「待てよ、この子不登校になってしまうのでは」と不安になり、先を見越して何とかそうならないようにと打算が働いてしまいます。その親の心の動きを子どもたちはすごく敏感に読み取ってしまいます。自分の心配する気持ちのままに、子どもたちに尋ねてみてください。■「学校に行きたくない」と言われたとき――では、子どもに「学校に行きたくない」と言われたときは、どのように子どもに声をかければいいのでしょうか。さきほどのサインが見られたときと同じで、心配して、「どうしたの」と聞いてあげましょう。そして、本人からつらいことを伝えてきたら、いっしょに悲しんであげましょう。じつはこれだけで十分なのです。――何か行動するというわけではなく、いっしょに悲しむだけでいいのですね。これは、子どもの気持ちの前に出てはいけないという鉄則に基づいています。「子どもの気持ちは今こうだろう」、「こうアドバイスしてこうさせよう」とすると、子どもたちは自分の気持ちをますます言えなくなってしまいます。不登校になる子どもたちは心が傷ついた状態なので、まずはその心が救われないといけません。いっしょに悲しんでくれる人がいて、それも自分の心の拠りどころである親がそうしてくれるということが大切です。――その先はどうしていけばいいのでしょうか。あとは、本人が必ず自分の幸せな道はどこにあるかと考えて、提案を出してきます。その提案を親は支えてあげて、いっしょに歩んでいってもらいたいですね。その道はおそらく紆余曲折あり、大変なこともありますが、子どもが自分で決めたことなので、しっかり進んでいけると思います。 ■「学校に行く」「行かない」どちらが正しい?――学校に行かせる、行かせない、どちらが正しいのでしょうか。ついこの2択で考えてしまいますが、じつは選択肢はいろいろあります。そして、子どもたちが自分で決めることが大切です。不登校の子も、中学校卒業と同時に、85%の子が高校に行くのです。私が知っている子で、小学校、中学校とずっと不登校だったけれど、フリースクールでできた友達が高校に行くから自分も行くと決めた子がいます。そんな単純な理由だけで、学校に戻ろうとする子もいます。ですから、学校に行く、行かないということにはそこまでこだわる必要はないのではないかと思っています。――文部科学省でも学校復帰にのみこだわらない対応の必要性にもとづいて、これまでの方針を見直す動きがありますね。そうなんです、教育支援センターやフリースクールへの通所は、これまであくまで学校復帰を目的としたものだとされてきました。それにより、学校の先生や親は子どもたちを学校に何とか戻そうとする、そして学校以外の受け入れ先は見つけにくいという不登校の子たちにとってつらい状況が続いてきたのです。これを見直して、学校復帰のみにこだわらない不登校対応を行っていこうという方針が決まったのは、とても重要なことです。学校に行かせないという選択肢がもっと普通のものとなっていけば、楽になる子どもたちもいるのではないかと思っています。――とくに夏休み明けは、子どもたちが学校へ行きづらくなる時期です。子どもが「学校に行きたくない」と言ったら、どのようにすればいいですか。これまでにお話したとおり、まずは心配して聞いてあげる。そして緊急性が高いと思ったら、思い切ってその日は休ませて、子どもといっしょにいてあげてもいいと思います。夏休み明けは、統計的にも突出して18歳以下の子が自殺する可能性が高く、子どもが追い込まれる危険な日だと言えるので。不登校になる前には、夏休みの宿題にも手がつかないということが多いそうです。言いづらいとは思いますが、親が「もういいんじゃない」と言ってあげてもいいのではないかと思うんです。そして、どうしても苦しそうだったら、先生に連絡して相談するのもひとつです。親はできるだけ子どもを追い込まないであげてほしいと考えています。■担任よりも適した親が相談できる場所がある――子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき、親が相談できる場所はありますか?担任の先生に相談する親が多いのですが、不登校の子に対応した経験が少ないことも多く、あまりおすすめとは言えません。不登校については、フリースクールに聞くのが一番いいと思います。不登校の子どもたちをたくさん見てきた経験をもとに、相談に乗ってくれるはずです。また、不登校の子の親が集まる場に行くと、客観的に自らの状況が整理できますよ。あとは、信頼できる医師やカウンセラーに相談するのもいいと思います。――親たちに伝えたいことはありますか。不登校になることに対して、不安を感じている親も多いと思います。そして、実際になってしまって困っている人もいるでしょう。不登校は、子どもが弱い、怠けているなどと言われがちですが、そうではないのです。説明できなくても、本人にとっては学校に行けない理由があり、どうしても自分にとって曲げられない大切なことであります。不登校になると、本人も心に傷がつくが、それが癒えていく過程でたくさんのことを学びます。不登校は子どもの成長過程のひとつでもあるのです。その日々もたった一度きりのものなので、親と子どもで有意義に過ごしていってもらいたいと思っています。●相談先一覧 ・フリースクール全国ネットワーク ・NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク ■石井志昂(いしい・しこう)さんプロフィール1982年東京都生まれ。中学校受験を機に学校生活が徐々にあわなくなり、教員、校則、いじめなどにより、中学2年生から不登校。同年、フリースクール「東京シューレ」へ入会。19歳からは創刊号から関わってきた『不登校新聞』のスタッフ。2006年から『不登校新聞』編集長。これまで、不登校の子どもや若者、親など300名以上に取材を行ってきた。 【同じテーマの連載はこちら】 樹木希林からの命のバトン この連載の全話を見る >>
2018年08月27日今年(2018年)の夏は、西日本、東日本を中心に暑い夏になると予想されています。そんな中、小中学校などではエアコンの設定温度を28度としている学校も多いようですが、パパママ世代は学校のエアコンの適性温度についてどう感じているのでしょうか?Q.教室のエアコン温度の上限、適正だと思いますか?1.適正だと思う 33.2%2.低くてもいい(例:27度) 40.6%3.高くてもいい(例:30度) 2.1%4.わからない・どちらとも言えない 19.7%5.その他 4.3%現在のエアコンの設定温度である28度よりも低くてもいいという人が40.6%と最も多い結果になりました。熱中症対策としても、もう少し涼しい環境でもよいと考えている親たちが多いようです。■28度でもまだ暑い! もっと温度を下げるべき28度でも暑いという声が多くありました。室温28度はいいけど、エアコンの設定温度28度では暑すぎるという声も。確かに、1クラス30~40の教室と家のリビングとでは環境は違うのかもしれません。「28度でも暑いですよ~。ひとクラス40人いるともう少し下げてもらわないと、蒸し風呂状態です。中学校なんて体育館にも必要です。1500人ほどが校長の長い話を聞いているので、倒れる子もいます」(神奈川県 40代女性)「エアコンがなかった時代と比べていますが、私たちの時代の気温と現在の気温の差を考えたら、気温によっては、学校での活動を効果的に行うために、エアコンを使うのも必要な時代だと思います」(愛媛県 40代女性)「最近の夏の暑さは異常です。明らかに昔よりも暑い。毎年ニュースで異常気象って聞いている気がします。うまく使って、体に負担がかからないようにしていただけたらと思います」(香川県 30代女性)「28度でも暑いですね。子どもたちも汗をかいていますが、先生も汗だくで授業されていて、もう少し低くしてもいのかなと思いました」(東京都 40代女性)「設定温度を28度にするのではなく、室温が28度になるようにするべき。設定温度28度でも、室温が30度では具合が悪くなる。今の子どもたちは小さいころから適温で育っているので、汗で体温調節ができにくくなっているのかも」(青森県 40代女性)■臨機応変に温度を設定できるようになってほしい単純に温度だけでなく、湿度のことも考えたり、さらには体育などのあとには少し下げるなど、先生方の臨機応変な対応を求める声もありました。勉強に集中できる環境を整えるためにエアコンがあるのですから、上手に使ってほしいですね。28度設定という基準に縛られることで、熱中症になってしまったという経験談もありました。「去年、子どもがエアコン28度設定の教室で熱中症になりました。28度でも湿度が70%以上だと熱中症になる人もいるそうです。電力やお金の関係でそれ以上下げられないのでしょうか…?」(三重県 40代女性)「臨機応変にその都度設定すればいいと思います。だって、都会のビルや高速道路の高架橋に囲まれた狭い学校に大人数でいるのと、田舎の風通しのいい少人数のクラスで同じ設定温度にしてもダメでしょうね」(神奈川県 40代女性)「先生たちも臨機応変に、目の前にいるのが我が子だったらって思ってやってくれたらなー。決まっているからというのもわかりますが、体育の後とか少しくらい下げてもいいんじゃないかな」(佐賀県 40代女性)「温度の他に、湿度でも判断してほしい」(鳥取県 40代男性)「寒いときに暖房をしっかり入れても特に問題にならないのに、夏のエアコンに関しては、なぜか低くする=悪みたいなのはおかしく感じます。真夏の屋外で活動したあとは一旦25度くらいにして、落ち着いたら27〜28度に戻すなど、先生の臨機応変な対応が求められるべきです」(千葉県 40代女性)「適正温度だとは思いますが、毎日決まった気温ではないですし、体感ではないので、臨機応変に対応できたらと思います」(大阪府 40代女性)Q.教室のエアコン温度の上限、適正だと思いますか? アンケート回答数:6851件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2018年07月11日小学生になると出てくるのが男子トイレの個室問題。個室に入るとからかわれるなどの理由から、学校で大ができず、便秘の原因になっているとも言われています。また最近では、性同一性障害への配慮などからも一部の自治体で、小中学校での男子トイレの完全個室化が進められているそうです。Q.小中学校での男子トイレ完全個室化、どう思う?1.賛成 33.4%2.どちらかといえば賛成 29.8%3.どちらかといえば反対 12.0%4.反対 4.3%5.わからない・どちらとも言えない 20.5%賛成とどちらかといえば賛成を合計すると63.2%と半分以上という結果になりました。学校に限らず男子トイレの個室が少ないこと、一方で今では家のトイレが洋式化されていることなど、現代のトイレ事情の矛盾が明らかになりました。■学校でも我慢しなくていいように個室化賛成!やはり学校ではからかわれるから我慢しているという子どもも多いようです。実際に完全個室化をした神奈川県大和市では、男子児童・生徒へのアンケートを実施し、全体の55%が「よかった」と回答していることもわかっています。「からかわれないように学校では我慢すると言っています。体に良くないので改善してほしい」(東京都 30代女性)「からかわれることを心配して我慢するよりは、個室があった方がいいと思います」(鳥取県 40代女性)「息子は学校では大をせず、6年間過ごしていました。帰宅するとトイレに直行。そんな子もいますから完全個室化に賛成です」(神奈川県 40代女性)「昔と時代がかわってきているので、個室トイレでもいいと思います! その方がいじめにあわないのでは」(東京都 30台女性)「学校に限らず男子トイレには個室が少ないです。恥ずかしいからとかからかうとか関係なく、個室は増やしてほしい。洋式トイレが多くなってきて、男性でも座ってする人もいますし、清掃や衛生面からも予算でできるのなら、個室を増やしてもいいと思います」(鹿児島県 40代男性)■最近、子どもを過保護にしすぎじゃない?からかわれるからトイレの完全個室化なんて、子どもを甘やかし過ぎという人もいました。人間誰でも大便はするものだという教育こそ必要なのではないでしょうか。「からかう、からかわれるとかの前に、人間が生きていく上で必要な生理現象だということを教育する方が先だと思います。最近何かと子どもに対して、過保護になりすぎてないかと感じることが多い気がしています」(埼玉県 40代男性)「もう、こういう大人が先回りして何でもかんでもガードするのやめませんか? これからどんどんグローバル化が進むのに、温室育ちに甘やかしてどうすんの? 大切なのは自分に非がないときに、相手に主張し、説き伏せることができるように教育することじゃないの?」(神奈川県 30代女性)■完全個室化は根本的な解決になならないトイレを完全個室化したところで、大便をしているかしていないかはわかってしまうこともあります。結局はからかわれる子とからかう子をなくす、根本的な解決にはならないという意見もありました。「大便って恥ずかしいものなの? そんな対策で対応すれば、大便=恥ずかしいという価値観を決定づけるようなもんじゃないの? 学校なのに教えなきゃいえないことを逆行してる。『アイツのあとトイレ入ったらさー、スッゲー臭いの!』結局はこうなるんじゃないのかな」(神奈川県 40代女性)Q.小中学校での男子トイレ完全個室化、どう思う?アンケート回答数:9908件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年11月03日最近の親たちの子育てテーマでよくあがるものといえば、子どもにいつから携帯を持たせるのかというもの。連絡するのに便利ではあるものの、いじめなどのトラブルも起こりうる携帯電話。一部の学校では持ち込みが禁止されているところもあるようですが、この持ち込み禁止についてパパママ世代に調査してみました。Q.1.許可すべき(全面的に許可する) 15.1%2.許可すべき(登校時に預ける) 42.7%3.許可すべき(事前許可制) 24.2%4.持ち込み不可 16.8%5.その他 1.1%登校時に預けるという条件付きで許可すべきが42.7%と約半数に。次に多いのは事前許可制で許可すべきということで、みなさん携帯の持ち込みについては許可すべきという人が多いことがわかりました。■禁止するのではなく使い方を教えるべき携帯を禁止するのではなく、何が子どもたちに悪影響なのかを考えて、親がしっかり機能などを把握して使い方を教えるべき。携帯を持った上で、学校でのマナーなども守れるようにすることの方が大事なのではないかというコメントもありました。「今の時代、禁止するよりも、あることを前提として正しい使い方を教えていくべき」(愛知県 40代女性)「以前、我が子は登下校中に変質者に無理やり連れ去られそうになったことがあります。連絡手段としてのキッズ携帯くらい持たせても良いと思います。何かあっても学校は守ってくれません」(北海道 40代女性)「シンプルに電話機能とGPS機能のみの携帯ならOKにすれば良いと思います。実際、私の甥っ子も LINEで集団拒否されたらしく、さすがにへこんでいました。影響を受けやすい年齢の子どもたちにSNSはよくないと思います」(茨城県 40代女性)■そもそも小中学生に携帯電話なんて必要ない!高校生になれば行動範囲も広くなり、一通りのマナーもわかる年頃なので持つものいいですが、小中学生にそもそも携帯はいらないのではないかという意見もありました。携帯を与えている親に限って、マナーや禁止事項は教えない人が多いという声も。「どうして禁止する学校が多いのか。それは学校の規則を守らない親子が多いからだと思います。登校したら預ける決まりなのに預けない子、校内使用禁止なのに使う子、そのほかいろいろです。親も買い与えるだけで何もしない。高校卒業までキッズ携帯でいいくらいなのに、小・中学生にスマホを与える神経がわからない!」(神奈川県 40代女性)「禁止にしてもこっそり持ち込みますよ。いじめや事件につながるトラブルの元を親が買い与えなければいいのです」(神奈川県 40代女性)「一昔前は携帯などない時代でしたが、連絡が取れなくて困ったことなど一度もない。何かあるときは学校に公衆電話があり、それを利用していた。それでいいと思います」(千葉県 40代女性)■小学生ママはGPS機能付き防犯ブザーがほしい小学生ママでキッズ携帯を持たせている理由のほとんどが、電話機能というよりも、今子どもがどこにいるのかを知りたいということ。誘拐や連れ去り事件に巻き込まれていないかだけが心配なんです。「GPS機能だけついた小さいキーホルダーがあれば良いのにとずっと前から思っている。通話も防犯ブザーもいらないからGPだけほしい」(神奈川県 40代女性)Q.学校への携帯の持ち込み、許可すべき?禁止すべき?アンケート回答数:7818件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年10月06日いまの学校教育が抱えた問題によって、学校に通えなくなってしまう子どもがいるという現実。そんな現実に、ごく普通の公立小学校が「不登校0」を実現して、世間に衝撃を与えました。その模様はドキュメンタリー映画『みんなの学校』で描かれ、現在でも自主上映会が全国で開催されています。その学校の初代校長を務めた木村泰子先生。マニュアルを見ながら、子どもに関わろうとする大人を、子どもは信用しないといいきります。そんな中、子育て中のママの「あるある」ネタにも、木村先生は「ママがマニュアルで考えている」と、厳しい言葉がかけられました。※本連載は、木村先生との「学びの会」を抜粋したものです。記事内に登場する参加者は、「学びの会」に出席した方々となります。■どうしてもマニュアルを探してしまう大人木村:「子どもに関わるとき、『過保護や過干渉』なのか? それとも『教育』なのか?」がわからなくなってしまったとき。それは、「自分が大人として目の前にいる子どもに、どう関われば良いのか?」を迷っているときです。そういうとき、大人は、何かしらのマニュアルを見ながら判断しようとします。大人がマニュアルを探しながら、「どっちかな?」といった態度で関わると、子どもは信用してくれません。マニュアルを見ないで、「目の前の子どもだけを見て関わろう」とする大人の態度は、子どもにもちゃんと伝わります。もちろん、結果として「やっぱり、あなたに対して過保護、過干渉だった」と反省することもあるでしょう。でも、その反省は、すべて未来につながります。「あなたに対して過保護、過干渉だった。ごめんなさい」と、きちんと謝ることができる大人が、子どもは大好きです■子どもの気持ちまでマニュアルで見ている木村:ここで大切なのは、子どもと関わるときに、「マニュアルを見ないで、目の前の子どもだけ見て関わろう」と自分で決めることです。参加者:子どもは「イヤだ!」としか表現できないとしても、そこにある気持ち、モヤモヤしている気持ち、そういうものを、大人が感じてあげるということですか?木村:それは、大人の嗜みですね。子どもに関わるときに、大切なのは「教えること」ではないんです。その子の心の中をわかろうと努力する。それが、大人の嗜みです。参加者:たとえば、お友だちと一緒のとき、うちの子がわがままを言ったとします。「わが子の心の中をわかろうとする」という行為は、そのとき、その場で、お友だちがいる前でした方が良いのでしょうか? それとも家に帰ってきてから、ゆっくりした方が良いのでしょうか?木村:そう考えてしまうこと自体、マニュアルを見ようとしているのかもしれませんね。キツい言い方かもしれませんが、「みんなの中でやった方が良いのだろうか? それとも家に帰ってきてからの方が良いのだろうか?」と考えるのは、その子だけを見ていない行為です。その場、その場、その子、その子によって、状況はすべて違います。■大人は、成功を狙って子どもに関わろうとする木村:「友だちの前で注意したことを後悔した」と思うことも、絶対あるでしょう。そんなことは、誰にでも絶対にある。でも、失敗したら、やり直せばいいんです(※)。子どもに、「ごめんね、みんなの前で言わない方が良かったね」と言えば、子どもは「いーよ、別に」と言ってくれるかもしれない。けれども、「あなたが間違ったことをするのを、注意してあげたんだから!」という気持ちでいたら、子どもは、心を開くことはないでしょう。「絶対、もう俺の気持ちなんて言わない」と思います。子どもが間違ったことをしたときに、大人は、「もう二度と失敗が起こらないためにどうしたらよいか?」を、自分(大人側の論理)で考えて「これが上手くいく方法よ」というものを提示しようとします。でも、本当のところを言えば、親は、「(提示した方法が)成功する可能性なんて、100%ない」と思っておいた方が良いくらいの話なのです。※やり直し:木村先生の教育観の大きな柱のひとつ。「人が生きていれば、必ず間違いは起こる。そのときに素直に謝って、やり直せばいい」と、木村先生。■「大人サイドの価値観」で物事を考えないようにするには参加者:「100%ない」というのは、1%すらないってことですか?木村:そうですね(笑)。「うまくいったら、めっけもん」くらいの気持ちで、子どもと関わるということです。そう思って、関わらないと、うまくいかなかったときの落ち込みも激しくなってしまう。大人に勝手に関わられて、勝手に落ち込まれていたら、子どもは、やっていられませんよね。親も教員も、よっぽど気をつけていないと、常に「大人サイドの価値観」で考えてしまうものなのです。私も相当なダメ教員でしたが、子どもたちにズタズタに鍛えてもらったことで、随分と変えてもらいました。子どもとの関わりを、大人サイドで考えない。これを実行できるようになるには、ある一定の訓練と、失敗経験が必要だと思います。【『みんなの学校』流「生き抜く力」まとめ】●大人が目の前の子どもをマニュアルで判断しようとすると、子どもにも伝わる●大人も絶対間違う。でも間違ったときに謝る大人を子どもは大好きだ●叱って二度とトラブルが起きないという「成功」を狙って子どもに関わっても、100%成功しない●大人サイドの価値観で物事を考えないためには訓練が必要次回は、「自分を表現すると嫌われる学校の現実。守りに入る教員をどう変える?」です。■今回取材にご協力いただいた木村 泰子先生の著書『 不登校ゼロ、モンスターペアレンツゼロの小学校が育てる 21世紀を生きる力 』木村 泰子,出口 汪/ 水王舎 ¥1,400(税別)
2017年07月27日そろそろ小学校では水泳学習が始まる時期。実は学校の水泳授業中にプールに飛び込んで怪我をする事故が多発しています。もともと小中学校での授業中の飛び込みは禁止されているが、改めてスポーツ庁が全国の小中学校に「飛び込み」による事故の再発防止を求める通知を出しました。ネットでも賛否両論があがっています。Q.水泳授業で飛び込み指導禁止、どう思う?1.禁止すべき 40.8%2.禁止すべきではない 24.0%3.わからない・どちらとも言えない 35.2%パパやママなど親の立場からするとやはり安全のためには禁止すべきと考える人が多いようです。とはいうものの、わからない・どちらとも言えないも35.2%いました。危ないことは何でもかんでも禁止にしてしまう今の教育に疑問を感じている人も。■事故が多発しているなら禁止が妥当飛び込みにより事故が相次いでいるなら、次の事故を防ぐためにも、原因となる飛び込みをやはり禁止すべきという意見が多くありました。また、学校の水泳授業では蹴伸びやバタ足の仕方をしっかり教えることの方が大事という人も。「事故が相次いで起こったのだから、仕方ない。中学高校は体育専門教師が指導するけど、小学校は体育にしても専門教科の教員ではないのだから危険だと思います」(神奈川県 40代女性)「禁止でいいと思います。先生も水泳のプロではないし、そこまでのクオリティは小学校には求めません」(埼玉県 50代男性)「学校の授業程度で飛び込む必要……ある?」(神奈川県 40代女性)■何でもかんでも禁止ってどうなの?危ないから即禁止という今の風潮に疑問を感じている人もいました。危険なものや危険な経験をしたことがないまま大人になってしまうことに問題はないのでしょうか。「何でもかんでも禁止にすればいいものではないと思う。何をしたらダメなことかを学ぶことも1つの授業。危険は大人がみんな排除してくれるという思考のほうがよっぽど危険ではないのか」(東京都 30代女性)「水泳の授業なんだから教えるべき」(東京都 30代女性)「何でもかんでも禁止にしたら、何もできなくなる。指導する立場の人がきちんと教えていき、指導される人もきちんと襲わればいいだけのことだと思う」(茨城県 30代女性)■飛び込みの危険性について教えるべき禁止するかどうかとは別問題として、まずは「飛び込み」という行為の危険性について、教師も親ももっと子どもたちに伝えるべきという意見もありました。「やり方を間違うと危険なんだということは教育者のみなさらず親も伝えること」(神奈川県 30代女性)「禁止する、しないは別として、こういうことをすると重大な危険があるというのをしっかり教えてあげる必要はあると思います」(神奈川県 40代女性)Q.水泳授業で飛び込み指導禁止、どう思う?アンケート回答数:6825件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年06月27日<目次> ■ベテラン教員でも「保護者」になると迷う ■子どもの味方だけが学校にいる時代ではない ■「良い大学を出ることが幸せじゃない」時代のママの役目は? ■「一般的な子どもになって欲しい」と願う親がすべきこと ■「子どもを、枠にはめること」が教育なのか? 【木村先生がママたちに伝えたい20のこと】 子どもが生まれて、はじめて「ママ業」を始めるママたち。でも自分自身でも、そしてまわりからも「素人なのにプロ」を求められているように感じていませんか?ママたちの心の中にある「どうしたら、ママのプロになれる?」という気持ちに、少しでもこたえたいと思い、プロ教師歴40年の木村 泰子先生から「ママたちに伝えたい20のこと」をききます。<木村 泰子先生とは>木村先生は、すべての子に居場所のある「大空小学校」の初代校長先生を務め、その様子が映画『みんなの学校』として公開されました。そして今回お話をさせていただくのは、「育てにくい子」とされる息子を持ち、「まわりに迷惑をかけているのではないか」と考えながら子育てを行ってきたライターの楢戸ひかるです。■ベテラン教員でも「保護者」になると迷う前回、木村先生の元同僚であるベテラン教員から、発達障害のある孫の就学前教育相談で、どこまで話すべきか相談を受けたというお話がありました。●木村先生の同僚の教員(Aさん)から受けた相談内容Aさんは、発達障害の子とたくさん接してきたベテラン教員。そんなAさんの孫は、幼稚園で先生の言うことをまったく聞かない子で、Aさんも幼稚園での参観日やお迎えで孫の様子は理解しています。この孫が小学校就学前相談を受けることになります。そこでAさんの娘さんから「就学相談で、息子の現状をきちんと伝えるべきか? 伝えないべきか?」と相談を受けたそうです。どんなに「ベテラン教員」であっても、「保護者(祖母)」となると、どうすればいいのか判断することができなかった。そこで、Aさんは木村先生に相談することに…。木村先生は、どのような回答をAさんに送ったのでしょうか。■子どもの味方だけが学校にいる時代ではない木村:環境が整えば、子どもは育つ。でも、「整っていない環境に子どもを送りこまなければならないとき、保護者は、どうフォローすればいいのか?」というのは大きな課題ですよね。楢戸:「親は手も足も出ない」と、私だったら思ってしまいます。木村先生は、ベテラン教員であるAさんにどのような言葉を返したのでしょうか? 木村:周囲は、「その子は、発達障害なんでしょ」と、決めたがる。Aさんの娘であるママも、「発達障害の診断を受けた方が良いのかな?」と迷う。校長室に行って、「うちの子は、もしかしたら発達障害なんです」と言うほうが良いのか、言わないほうが良いのか、迷う。すごく、迷うと思います。楢戸:わかります。木村:私は、即答でした。「何も言わんとき。一切相談せんとき」って。「相談する相手が信用できる相手か、わかってる? わからんやろ?」って。子どもの味方だけが、学校にいる時代ではありません。「学校の先生は、すべての子どもたちを守ってくれるっていう時代じゃないやろ」って返しました。■「良い大学を出ることが幸せじゃない」時代のママの役目は?楢戸:とても現実に即したお話ですね。木村:「学校は立派」「先生の言うことは聞け」「たたいてでも、先生の言うことを聞かせる」それは化石時代の話。いままでは、ひとつの価値観を信じたら、みんなが幸せになれると信じられた、イケイケ・ドンドンの時代だったでしょ?その当時の学校や学校を取り巻く社会と、いまは、全然違う。そういう世の中から、いま、向かっている世の中は、「良い大学を出ることが幸せじゃないよ」ということに、みんな気がつきはじめた時代だと思うの。 「幸せは、自分がなりたい自分になることだよ。幸せは、人が決めない。自分が決めるものやで」。だからそのフォローは、まわりがしなさいよってこと。それが、これからの教育だと思うの。昔と今では、教育の目指す方向が全然違う。違うのに、過去の価値観だけを引きずっている。楢戸:つまりは、ママの役目は、子どもが決めた幸せをフォローすることですか? もっと言えば、何が幸せかを自分で決められるような子どもを育てることなんでしょうか。何というか、子育てについてコペルニクス的な発想の転換が求められている気がします。■「一般的な子どもになって欲しい」と願う親がすべきこと楢戸:では、「普通からハミ出てしまう子」の母親として、まず、私は何をすべきなのでしょうか?木村:まず、自分の子どもを「発達障害」という言葉で括らないということ。親が自分の子どもを信じないとね。楢戸:「普通からハミ出てしまう子」を育てることは、毎日が戦いなんです。そんな日々の中で子育てをしていると、疲れてきちゃって。「子どもを信じる」ということが、正直、厳しいです。木村:それって、「わが子が、一般的な子どもに近づいて欲しい」って思うからじゃないの?楢戸:そういうことなのかもしれないですね。木村:でもいまは、反省しているんですよね? 楢戸:反省していますね。(はじめて取材で)木村先生にお会いした2016年の7月以降、さほど、子どもを怒らなくなりました。■「子どもを、枠にはめること」が教育なのか?木村:すばらしい! いま、「親の立場」で、「苦しかった」と楢戸さんは言うけれど、子どもの立場になって、そのときのことを振り返ってみたことがある?子どもは、どんな暴れている子でも、芋虫みたいにゴロゴロしている子でも、反抗したくてやっているのとは、違うの! これは、私が子どもから学んだことだから、確信を持って言える。親の価値観は、「何で、私の言うことを聞かないの!」ってことだと思うけど、そうやって、ゴロゴロしている中で、その子は、その子なりの学びの時間をもっている。だからその場所を、安心して「学びの場」にしてあげたら、その子自身、傷つかないでしょ。「みんなはできているのに、どうして、アナタはできないの?」と、「こういう子であって欲しい」という枠に、無理やり子どもをはめないで、子どもを信じることが、とても大切です。楢戸:「子どもを、枠にはめること」。それが教育だと、先生と出会うまで思っていました。次回は、「「みんなができることが、アナタはできないの!」と言ってしまうママへ」 です。■【木村先生がママたちに伝えたい20のこと】8. 学校の先生は、すべての子どもたちを守ってくれる時代じゃない9. 幸せは、自分がなりたい自分になることだよ。幸せは、人が決めない。自分が決めるもの10. 昔と今では、教育の目指す方向が全然違う。過去の価値観にママは引きずられないで11. 「どうしてアナタはできないの?」という枠に子どもをはめないで。子どもを信じてあげて≫「木村先生がママたちに伝えたい20のこと」については こちら ■今回取材にご協力いただいた木村 泰子先生の著書『 不登校ゼロ、モンスターペアレンツゼロの小学校が育てる 21世紀を生きる力 』木村 泰子,出口 汪/ 水王舎 ¥1,400(税別)木村 泰子先生プロフィール大阪市出身。大阪市立大空小学校初代校長として、「みんながつくるみんなの学校」を合い言葉に、すべての子どもを多方面から見つめながら、全教職員のチーム力で「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」ことに情熱を注ぐ。その取り組みを描いたドキュメンタリー映画『みんなの学校』が話題に。2015年に退職後、現在は、全国各地で講演活動を行っている。
2017年05月24日学校によって異なりますが、持ち込んではいけないものを定められている学校も多く、中には携帯電話の持ち込みを禁止している学校も存在します。最近では、防犯のために携帯電話を持たせるべきだといった議論もあるようで、持ち込みはOKだけれども使用は禁止にしているといった学校もあるようです。さて、このような持ち込み禁止のものですが、生徒の持ち込みが発覚した場合、先生がその物品を没収することもあるようですが、先生には生徒の持ち物を没収する権利はあるのでしょうか?今回は先生にはどんな権利があるのかについて解説していきたいと思います。*画像はイメージです:■先生の懲戒権で可能学校教育法11条は、校長及び教員が児童、生徒、学生に懲戒を行うことができると定めています。法律では、懲戒権としてどこまで具体的な行為が可能かまでは明記されていません。しかし、生徒らの権利を制限する結果をもたらす懲戒権を認めた法律の趣旨は、校内秩序を維持し、教育目的の実現を図ることにあるので、このような懲戒権の存在目的からすれば、当然、教師の懲戒権には一定の限界があることになります。例えば、生徒の身体に対する懲戒行為については、特に禁止される体罰との区別の関係で、文科省が許される範囲についてガイドラインを示しています。これに対し、生徒の所有物を没収するという懲戒行為は、特にガイドラインなどがないようですが、懲戒権の存在趣旨から、学校教育指導に必要な範囲で、かつ、没収の態様、生徒の不利益等を勘案して相当な範囲に限り適法と考えられます。 ■処分はNGの可能性あり学校現場で行われる持ち物没収は、ほとんどの場合、在学中もしくは登校中に一時的に教師が取り上げて預かることをしているのみで、預かった生徒の所有物を学校側が勝手に処分することはありません。校則で持ち込み使用を禁止しているものを没収(一時預かり)することは、少なくとも在学中もしくは登校中に限っては、教育指導に必要であり、生徒の被る不利益も校則違反の制裁としてやむを得ない範囲にとどまっているといえ、懲戒権の行使として適法と考えられます。これに対し、例えば持ち込み禁止・使用禁止の生徒の携帯やゲーム機を預かるだけでなく、学校側が勝手に処分してしまうことは、生活指導として過剰といえ、懲戒権の範囲を超える可能性があります。ただし、タバコやお酒といった未成年禁制品は、学校外でも法律で禁止されている以上、教育指導として処分まで許されると考えてもよいでしょう。下校時間になったから返還、というわけにはいきません。また、没収の態様は、生徒にきちんと告知して取り上げるのが原則です。体育の授業中に生徒不在の教室の荷物の中からこっそり抜き取ることは、そうしないと校則違反の物を発見できない特段の事情がない限り、懲戒権行使の方法として相当性を欠き、違法とされる可能性があります。 ■懲戒権を超えた場合の責任懲戒権を超える没収があった場合は、損害賠償の他、窃盗罪の責任に問われる可能性があります。ただし、教育現場で行われている没収(一時預かり)が懲戒権の範囲を超える事例はほとんどありませんので、生徒学生の皆さんは若気の至りで先生に向かって無駄な抵抗を試みるのではなく、将来のためにも先生のいうことを素直に聞きましょう。 *この記事は2015年2月に掲載されたものを再編集しています。*著者:弁護士 星野宏明(星野法律事務所。不貞による慰謝料請求、外国人の離婚事件、国際案件、中国法務、中小企業の法律相談、ペット訴訟等が専門。)【画像】イメージです*よっし / PIXTA(ピクスタ)
2017年03月26日小学生になって義務教育がはじまると、保育園や幼稚園のときとはちがい家族旅行をいつにしたらいいのか悩むこともあります。学校を休んでまで家族旅行に行くのはありなのか、それともなしなのかをパパとママに調査してみました。頑なな反対派と思い出重視の賛成派、あなたはどっち?Q.学校を休ませて家族旅行、あり?なし?1.あり 43.5%2.なし 41.3%3.わからない・どちらとも言えない 15.2%あり派となし派がほぼ同率という結果になりました。対立する2つの意見の理由にはどんな考えがあるのでしょうか。親たちのリアルな声を聞いてみましょう。■学校優先が第一。家族旅行は休みに行くものなし派の人は学校が第一優先という考えの人が多いようです。夏休みや春休みもあるのに、なぜわざわざ平日の学校があるときに家族旅行に行くのかが信じられないという意見も。「絶対なしです。夏休みや春休みがあるのに、学校を休ませてまで旅行に行くのは神経を疑います。義務教育の授業を軽視しているとしか思えない」(佐賀県 40代女性)「我が家はなしです。学校休んで行楽できるなんて意識を子供が持ってしまったら嫌です」(神奈川県 40代女性)「平日は学校というルールを曲げてまで、旅行を選択することはありません。学校優先です。体調が悪くて欠席するのとはわけが違います」(神奈川県 40代女性)■家族との時間も貴重な体験賛成派の人たちは、家族との旅行も貴重な体験や思い出になるのでありという意見でした。もちろん、頻度や休んでいた時のフォローなどはするのが大前提。仕事の都合で平日しか休めない親もいるので、ある程度は許容範囲ということのようです。「親のお休みが平日しかないならいいのではないでしょうか。私は土日休みなので、休ませてまでは連れて行きませんが、家族と過ごすのも立派な勉強だと思うので賛成派です」(神奈川県 40代女性)「頻繁ではなく、学校に迷惑のかからない時期や、遅れる勉強のフォローができるのであれば、家族旅行も貴重な経験です。寛大であってほしいなぁ。むしろ先生は『いい思い出作ってきてね』と送り出してくれましたよ」(広島県 40代女性)「長い人生からすると数日間なんてほんの一瞬。その一瞬が家族にとって永遠の記憶に残るのであればまったく問題ない」(千葉県 50代女性)■中学生以上になると家族旅行にも行けない小学校は確かに義務教育だけれど、よろこんで親と旅行に行くのも小学生まで。そう考えると、子どもが小さいうちにもっと家族の時間を増やしておけばよかったと後悔している人もいるようです。「親と一緒に行動してくれるのも小学生までなので、ありだと思います。我が家は大学生がバイト、高2と中2が塾と部活と、今年は正月すら家族がそろいませんでした。今となっては子どもが小さいうちに色々行きたかったな。もう少しなんとかなったんじゃないのかなとちょっと後悔しています」(神奈川県 50代女性)Q.学校を休ませて家族旅行、あり?なし?アンケート回答数:8241件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年02月20日【ママからのご相談】40代、中学1年生の男の子のママです。小学校高学年ごろから、息子が同級生と会話が合わず孤立しているようです。そのため最近、学校に行くのもつらそうです。どうすれば息子が楽しく過ごせるようになるでしょうか。●A. 無理に周りにあわせることよりも素敵な大人に引き合わせることを考えてみてご相談ありがとうございます。ママライターの馬場じむこです。息子さんが同級生と会話が合わないとのこと、母親としては心配ですよね。しかし、興味や行動を無理に周りの同級生にあわせていくのも、息子さんにとっては心の負担になるかもしれません。今回は、心理カウンセラーであり、NPO法人『いばしょづくり』代表理事の阿部伸一さんの著書『「不登校」は天才の卵学校に行かない7つの選択肢』から、同年代の子と話が合わない子が人間関係で楽になれる方法 をご紹介します。●同世代が苦手でも大人相手でリラックスできる子がいる阿部伸一さんの著書にはこのような記述があります。**********『同世代が苦手でも、大人を相手にするとリラックスできる子は少なくありません。周りに合わせることを強いられる中学生よりも、自由で自立を求められる大学の方が合うタイプともいえます。つまり、もう大人に近いわけですから、どんどん素敵な大人に引き合わせてあげましょう。リラックスできる場を持てるというだけでなく、飛び級をさせるイメージで挑戦してください』**********同世代が苦手な子は大人に引き合わせる 。どうしても、家では子どもとして見てしまうので、大人と引き合わせても大丈夫か心配になってしまいますよね。しかし、私の中学生の息子も、パソコンや釣りが趣味で大人と話が合うタイプなのですが、息子に合いそうな大人に引き合わせたところ、自分らしさを出してのびのびと話をしており、長期休みのときなど、私抜きで大人たちと一緒にお花見をして楽しんでいました。●こんな場所で素敵な大人と出会えるしかし、どういった場所で素敵な大人と出会わせられるかわかりませんよね。そこで、オススメの3つの場所を提案したいと思います。●(1)大学のイベント学園祭で大学生と話ができたり、大学生と一緒に楽しめたりするイベントが開かれることが多いです。特に教育・心理系の大学だと、子どもと話すことに慣れている人が多い のでオススメです。大学生だと、大人でありながら年齢が近いこともあり、中学生にとっては頼れるお兄さん・お姉さんと会話できて、リラックスしやすいのではないでしょうか。●(2)地域のイベント地域のイベントや市民講座でも中学生が参加できるものがあります。近所ということで参加しやすいのはもちろんのこと、その後のつながりも作りやすい です。市の広報や公共施設に置いてあるチラシを意識しましょう。●(3)SNSのサークル趣味を追求したものや、志ある人が開くおもしろい集まりを見つけやすいです。しかし、SNSのつながりですと顔が見えない怖さもあるので、しばらくは親と一緒に参加し、その集まりが子どもにとって危険ではないか 見極める必要もあります。----------いかがでしたでしょうか。同年代となじめない場合、学校だけでどうにかしようというのではなく、第三の場所に目を向けることで、子どもの世界を広げるきっかけにもなります。お子さんが素敵な大人とたくさん出会えるといいですね!【参考文献】・『「不登校」は天才の卵学校に行かない7つの選択肢』阿部伸一・著●ライター/馬場じむこ(書評ブロガー)
2016年11月26日いよいよ新年度がスタートしました。この春、お子さんが入園・入学などの節目を迎えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。4月から5月にかけては、多くの園や学校で保護者会が行われます。その後も、授業参観をはじめ、行事のお手伝いや委員会、役員活動など、仕事の合間をぬって園や学校に足を運ぶ機会は意外に多いものです。そんなときの持ちものリストに入っているのが「スリッパ・室内履き」。2児の母である筆者が周囲のママさんたちへのヒアリングをもとに「園や学校でお役立ちまちがいなし!」のルームシューズの選びかたをご紹介します。■先輩ママたちに聞いた! 本当に使えるルームシューズの選びのコツ1.ルームシューズは「ヒールあり」が便利園や学校の保護者会は、平日の午後におこなわれることがほとんど。会社を早退してそのまま直行するワーキングママの姿も多く見かけます。お仕事スタイルはハイヒールにパンツスーツが多い人の場合、スリッパに履きかえたときにパンツのすそをひきずってしまうこともあるそう。そこでお役立ちなのが、かかとが高め、ヒールありのルームシューズです。パンツのすそを気にせず、スタイルアップにも◎。黒など落ちついた色を選べば、入学式や卒業式といったフォーマルな席にも使えるので、ひとつあると便利です。2.お手入れしやすい素材をチェック園や学校ではたくさんの子どもたちが過ごしていますので、施設はいつでもピカピカ、とはかぎりません。とくに公立の場合、つねにお掃除を行きとどかせるのはむずかしいようで、ほんの数時間滞在しただけで、ルームシューズにほこりや汚れがついてしまうこともあります。使用後、かんたんに水拭きできるPUレザーや、洗濯機で丸洗いできる素材など、お手入れのしやすさも考えながら選ぶと安心です。3.ポーチ&外履き用のショッパーも用意を前述のように、園や学校用のルームシューズは汚れやすいもの。そこで、使用後のルームシューズを入れる袋も、内側がビニールなど汚れに強いもの、または洗える素材をチョイスするのがおすすめです。また、園や学校によっては、履いていった靴を玄関におかず、自分で持ちあるくように指示されることがあります。ハイヒールやブーツなどを入れられる大きめサイズの紙袋を折りたたんで、ルームシューズポーチのなかに入れておくと便利です。今回のヒアリングで印象的だったのは、ほかのママのルームシューズをチェックしているママが意外と多かったこと。ファッションのひとつとしてはもちろん、実用性も考えながらお気に入りのルームシューズを見つけて、お子さんとの保育園・幼稚園&学校ライフを楽しんでくださいね。
2016年04月09日