こんにちは。ママライターのamuです。習い事に娯楽に洋服……子育て中って、本当にお金が飛ぶように出て行きますよね。次第にママは自分にはお金をかけなくなるという声もよく耳にします。それでも、ここだけは譲れない!お金をかけたい!というポイントがあるようで……。ママ友に聞いた意見をまとめてみたいと思います。●(1)コート『送り迎えをしているけど、コートさえそれなりのものなら、下に何を着ていても関係ないから』(30代/年中女の子のママ)私もセールのときに来年用のシンプルで上質なものを買うようにしています。流行に左右されづらく、洋服と違い毎日同じものを着ていてもOKなのが、コートのいいところ。●(2)パンプス『ローヒールのものは特にそれなりのものじゃないと、靴擦れしたり、すぐボロボロになったりしてしまう。スニーカーでもいいんだけど、女性らしいおしゃれもしたいから』(30代/小3女の子のママ)柔らかくてよくしなるものがいいですね。サンダルも、いい皮のものだと痛くなりにくいです。サンダルといえば、子どもに付き合って公園後、ママ友のお家にお呼ばれすることがあります。サンダルで公園に行くとどうしても足が汚れてしまうので、靴下を常に持っているといい と思います。●(3)基礎化粧品『若いときは何を使っていても差がなかったけど、年齢を重ねるとプチプラのものでは乾燥してしまう』(30代/小5男の子のママ)ファンデーションにもいくらでも出せるという声も。私も美容液やファンデーションは高価なものにしていますが、やっぱりカバー力やしっとり感が違うんですよね。逆にもう安いものに戻れないという怖さもあります。●(4)ネイルアート『家ではいつもてんてこ舞い。でもネイルアートをしていると、おしゃれしているっていうのが自分でも目で見えるから、私もまだまだって自信が持てる』(30代/小5男の子のママ)指って、思いのほか目立つし、みんな見ている箇所なんですよね。やっぱりいつもきれいにしているママを見ると素敵だなって思います。ただ、家事をしていなさそうなゴテゴテの長いネイルだとイメージダウン かも!?●(5)美容院『髪がボサボサだと一気に老ける。昔と違い、明るいカラーでごまかすこともできないぶん、定期的に通ってキープしたい』(30代/小5女の子のママ)シャンプーをしてもらったり、普段読まなくなった雑誌をめくったり、若者(!)とおしゃべりしたり。美容院は行くだけで元気になれる場所でもありますよね。私も縮毛矯正をしたら髪がサラサラになって、まわりのみんなにも褒めてもらえて嬉しかったです。出かけるとき、時短になるのもいいですよね。同じように、まつげエクステをして化粧を時短している という声もありました。●(6)食材『なるべく国産のものを使っている』(30代/小3女の子のママ)高くても安心安全なものがいいですよね。また、醤油などの基本的な調味料は一番高いものにしているという声、水道水は飲まずにミネラルウォーターを買っているという声、お米は魚沼産コシヒカリという声も。子どものことを考えて、食事に気を付けるようになったというママは多かったです。●(7)ガソリン『ドライブが好きだから、ガソリンに関してはケチケチしたくない』(30代/小5女の子のママ)子連れでお出かけ時、車って本当にありがたいとつくづく感じます。食べても寝ても歌っても、何をしても自由!犬とも一緒にいられる。ガソリン代と駐車場代がかかっても、車で行きたいと思う気持ち、よくわかります。●(8)水や光熱費『食費は半額セールで買って節約、欲しいものも我慢できるけど、お風呂のお湯で洗濯したり、電気をこまめに消したり、生活するうえでの節約はなるべくしたくない。ナチュラルに思いのままに暮らしたい』(30代/小5男の子のママ)これを聞いてまず思ったのは、その点私ってケチケチ暮らしているかも……ということ。暖房より厚着、電気がつけっぱなしだとイライラします。バスタオルを洗うと幅を取るのでフェイスタオルで体を拭いたり、鍋から直接ラーメンを食べたり(これは単にズボラ)。でも娘は、私が切ったトイレの便座の“温”スイッチをすぐ入れるし、真冬でもないのに体がポカポカするまでシャワーをボケーッと浴び続けているし、とりあえず電気はすべてつけるし、ティッシュは豪快に使うし、そのくせ物持ちはとてもよく、包装紙を取っておくこともあります。私も私で、テレビを見ながら寝落ちするのは大好き。あれ……?これはもう、譲れないポイントは人それぞれとしか言えないな、なるべく尊重し合いながら妥協しながら暮らしていくしかないなと気づいたインタビューでした。●(9)たまの外食『ランチしたり、飲み会したり。それが生きがいだから、そのお金だけは確保!飲み会を2回欠席すれば洋服が買えるのはわかっているけど、そこは譲れない』(30代/小5女の子のママ)楽しい時間はプライスレス。ママ友とご飯に行くと、すぐ帰ろうと思っているのに結局何時間も過ぎているんですよね。子どもたちは、「今日2軒め行く?」と聞いてくるようになりました……。----------以上、いかがでしたでしょうか。締めるところは締めながら、楽しく笑って暮らしていきたいですね。●ライター/amu(ママライター)●モデル/SAYA
2017年05月23日新しいことをはじめたくなる春。新年度のスタートをきっかけに、子どもに何か習い事を……と考えているママも多いのではないでしょうか。子ども向けの習い事は、多くの場合入会前に見学や体験の機会があります。子どもに合う習い事を見つけるためには、見学や体験でどんなところに気をつければよいのでしょうか。■先生との相性は大事個人レッスンの習い事はもちろん、グループレッスンやチームスポーツでも、指導してくれる先生との相性はとても大切です。相性のいい先生なら、子どもも「しっかり練習しよう」という気持ちになり、習い事の上達度合いも変わってきます。体験レッスンの際には子どもの様子や表情をしっかりチェックし、楽しく取り組めそうか、先生のことが好きになれそうか、などを見極めてあげたいですね。また、「楽しむことを優先したい」「多少厳しくても高い技術を身につけたい」「試合やコンクールなどの経験を積みたい」など、習い事に求めることは家庭によって違うはず。希望があれば見学や体験の時に先生に伝え、教室のカラーとママの考えが合うかどうかを確認してくださいね。■自分の子だけでなく他の子の様子もチェック体験レッスンを受ける時には、つい自分の子どもの様子ばかりを気にしてしまいがち。他の子たちも一緒のレッスンの場合は、教室全体の様子にも気を配るようにしましょう。子ども達がレッスンに集中していなかったり、騒いでいる子を先生が注意していなかったり、という状況では、習い事をするのによい環境とはいえません。通常プログラムとは別に体験レッスンが設けられている場合は、可能であれば、一度普段の様子を見学しておくとよいでしょう。■“できない子”に対する接し方は?どんな子どもにも得意不得意があり、習い事の上達スピードもそれぞれ違うはずです。見学や体験レッスンでは、“うまくできない子”に対して、先生がどう接しているかを注目してみてください。“できる子”ばかりを熱心に教えるのではなく、“できない子”のフォローもしながら丁寧に教えてくれる教室を選びたいですね。■トイレや教室内の様子も確認を小さな子どもが集まる教室は、衛生面も気になるポイント。とくに乳幼児の習い事は、掃除が行き届いていなかったり温度や湿度の管理が不十分だったりすると、少し不安になりますよね。見学や体験の時間だけでは、その教室が衛生面にきちんと配慮しているかを知るのは難しいかもしれません。そんなときは、教室内の用具の様子やトイレの清潔さなどが判断材料になりますよ。習い事は、園や学校生活とは違った子どもの可能性を伸ばすこともできます。せっかくはじめるなら、楽しく長く続けていきたいですよね。必要ならいくつかの教室を見学して、子どもにピッタリ合う習い事を見つけてあげてください。
2017年04月09日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。新年度がスタートしましたね! 入園、入学、そして進級おめでとうございます。モン太は4月から年長さんになります。しみじみ思うのですが、時が経つのは早いものですね。さて、新しい環境になり、習い事を考えている方も多いのではないでしょうか。モン太の幼稚園は習い事が充実していたので、入園してすぐに幼稚園のサッカー教室に入りました。やっぱり男の子は体をたくさん動かさないとね! ということで、今回はサッカー教室のお話です。サッカー教室では、最初の30分で、ボールに慣れるところからスタートです。ボールを投げて遊んだり、カラーコーンに向かって真っすぐに蹴ったり、普段では体験できないことがたくさん。集団で何かをすることが今までなかったので、わたしにとってもモン太にとっても新鮮なことがたくさんでした。サッカー教室に通い始めた頃は、30分でも集中力が続かず、途中で座り込んだり砂いじりをしていました。しかし、練習を重ねるうちに、少しずつ集中力が付きサッカーらしくなってきたかなという頃。その集中力がプツンと切れてしまう瞬間があることに気づいたのです。それはかーちゃん(わたし)の登場!大体練習の途中から見に行くのですが、気づかれるとじりじりと寄ってきます。かわいいけど、サッカーに集中してほしいな…そして、まさかのかーちゃんの近くで砂いじり! 完全にサッカーのことなど忘れています。かーちゃんが来たから張り切って頑張ろう! とかないのでしょうか~?(汗)サッカー教室の様子は見たいけど気づかれると子どもの集中は切れてしまうことが判明…。そんな、甘えん坊男子に手を焼いていたお母さん達は、途中からみんなコソコソと園の外からのぞくスタイルを編み出しました。その様子は、完全に怪しい集団! 年中になったら練習時間も長くなるし、試合もあるのに続けていけるのか? 「行きたくな~い」とメソメソする日もあったので、タイミングを見て辞めようかな、なんて思っていたんですが…年中にあがり、急激に上達して自信がついてきたモン太! コーチにほめてもらえる日もあって、すっかりサッカー大好きに! 簡単な試合もやるようになって、ひたすらボールを追いかけている姿に感動(涙)コーチいわく、子どもはある日突然、うまくなる時期があるそうなのです。特に1番感動したのは、みんなお母さんに気づいてもちゃんとボール追いかけてるところ! たま~にこちらへ来ることもあるのですが、すぐに戻ります。1年前と比べたら、考えられなかった姿がそこにあって、続ければちゃんと出来るようになっていくんだなとしみじみ思うのでした。全力で頑張ったサッカーの後は、魂が抜けたようにおとなしくなるモン太。そこまでパワーを出し切ることもなかなかないので、かーちゃんも大変助かるのです(笑)まだまだ、これからもモン太のサッカーを通して成長を見守りたいと思うかーちゃんなのでした。
2017年04月06日もう少しで新学年が始まりますね。4月を機に子どもに新しい習い事をさせようか悩んでいるママは少なくないと思います。習い事は子どもを心身ともに成長させる素晴らしい機会ですので、どうせ習わせるなら子ども自身が楽しめてきちんと結果が出るようなものがいいですよね。しかし、最近は習い事の数が多過ぎてどれを選んで良いか分からないという人が多いのも事実。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに「子どもに通わせたい習い事」について聞いてみました!●子どもに習わせたいものは?・1位:水泳(スイミング)……18%(25人)・同率2位:ピアノなどの楽器……17%(24人)・同率2位:英語……17%(24人)・4位:武道(剣道・空手・柔道など)……9%(13人)・5位:ダンス……9%(12人)・6位:そろばん……7%(10人)・7位:テニス……6%(8人)・8位:書道……5%(7人)・9位:プログラミング……4%(5人)・同率10位:サッカー……2%(3人)・同率10位:学習塾……2%(3人)・同率10位:リトミック……2%(3人)※11位以下は省略※有効回答者数:138人/集計期間:2017年3月17日〜2017年3月20日(パピマミ調べ)●1位:水泳(スイミング)第1位に輝いたのは、『水泳(スイミング)』で18%(25人)という結果になりました。昔も今も大人気の水泳ですが、なぜママたちは子どもを水泳に通わせたいのでしょうか。『私自身が通っていたっていうのもありますけど、何よりも健康な子どもに育ってほしい という思いからスイミングを選びました。今年うちの息子が小学校に上がるので、このタイミングで通わせようと思っています』(35歳女性/5歳男児のママ)水泳には運動神経を鍛えたりバランスのとれた体作りができたりといったメリットがありますが、体力もかなりつくので免疫力も高まると言われています。子どもを健康的に育てたいというママにとって水泳は魅力的ですね。また、一方ではこんな意見も。『周囲のママ友がみんな水泳を習わせてるので私もそろそろ習わせようと思っています。一人だけ仲間外れもかわいそうですし……』(37歳女性/6歳男児のママ)周囲に水泳を習わせている人が多いから自分も……という人もいるようです。それだけ水泳が身近にあり、習い事として人気が高いということでもありますね。ちなみに、都内だと水泳教室(スイミングスクール)の月謝は大体6,000円〜10,000円 ほどが相場のようです。公共施設などを利用している場合はもっと安くなりますが、逆にフィットネスクラブなどの整備が整った施設だとさらに高額になります。また、通わせるスパンが週に1回か2回かなどの条件でも金額は変動します。ちなみに、3月4月でも入会キャンペーンで入会金・年会費が無料になっているところもあるので、ぜひお近くのスイミングスクールのHPで確認してみてくださいね。●同率2位:ピアノなどの楽器/英語同率で2位に輝いたのは『ピアノなどの楽器』と『英語』で17%(24人)という結果になりました。この二つも人気が根強い習い事ですよね。まずは『ピアノなどの楽器』を選んだ人の意見から見て行きましょう!『絶対音感は幼いうちにしか身につかないと聞いたことがあるので、音楽系の習い事はなるべく早めに習わせたいです。バイオリンとかだとお金かかりそうだから、やっぱりピアノになるかな』(29歳女性/2歳女児のママ)たしかに絶対音感は小さいうちに磨いておかないと習得できないとよく聞きますよね。絶対音感は比較的レアな才能 ですから、ママとしてはぜひとも習得させたいものの一つではないでしょうか。また、とくに女の子の場合は感受性を豊かに育てる という狙いで通わせる人も多いようです。ちなみに、都内の音楽教室の大体の月謝相場は以下の通りになっています(コース内容や年齢で大きく上下します)。・ピアノ教室……7,000円〜10,000円・バイオリン教室……10,000円・ギター教室……7,000円〜10,000円続いて、英語を選んだ人の意見を聞いてみましょう!『これからはやっぱり英語話せた方が有利だと思う。小さいころから習わせてたほうがいい と聞いたことがあるので、英語を習わせたいです』(33歳女性/3歳男児のママ)英語も多くのママが関心を持っている習い事ですね。ビジネスの世界では英語を話せる人材は重宝されますから、幼いうちから英語を習得させたいと考えるママは多いようです。都内の大手英語教室だと、月謝の相場は大体以下の通りになっています。・0〜5歳……3,000円〜6,500円・小学校低学年……7,000円・小学校高学年……7,500円また、月謝以外にも教材費が約10,000円ほどかかるので入会する際はその点に注意しましょう。●4位:武道(剣道・空手・柔道など)第4位にランクインしたのは、『武道(剣道・空手・柔道など)』で9%(13人)となりました。こちらも昔から人気が根強い習い事ですね。選んだ人の意見を見てみると、『最近はイジメ問題のニュースが多い し、先生もあてにならない。だから自衛するだけの力を持った子どもになってほしい』(35歳女性/5歳男児のママ)『やっぱりイジメが怖い。小学生で自殺した子のニュースとか見てると、強く育てないといけないと思う。うちは今年から空手を習わせるつもりです』(6歳男児のママ)など、やはり昨今のイジメ問題がかなり影響しているようです。イジメのニュースを見ていると、担任の先生が見て見ぬ振りをしていたり、一緒に加担したりしているケースもあるので、最終的に頼れるのは自分自身だけという感じですよね。剣道、空手、柔道などのメジャーな武道は学校の体育館などで行われていることもあるため、送迎の負担が少なく、月謝も安い傾向にあるようです。体験教室をやっているところも多いので、興味のある方はまずそこから始めてみてはいかがでしょうか?----------上位は昔ながらの習い事が多い傾向にありますが、英語は昨今のグローバル化の影響から人気が出ているようです。最近注目されているプログラミング教室は9位にとどまる結果となりました。子どもにどういう力を身につけさせたいのか、あるいは子ども自身が何をやりたいのかを十分にリサーチして習い事を選ぶようにしたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜13位)】子どもに習わせたいものは?()●文/パピマミ編集部
2017年03月22日突然子どもが「習い事をやめたい」と言ったとき、どう対応しますか?アンケートから、親子ともに気持ちの整理がつけられる方法を考えてみましょう。※2017年1月27日~2月7日実施のあんふぁん読者webアンケートより。回答数124子どもがやめたいと言った習い事は?今回アンケートに答えてくれたのは124人のあんふぁんママ。まず習い事をしている子どもの年齢で一番多かったのが5歳、次いで3~4歳。約半数がこの年齢から習い事を始めています。何歳であろうが楽しんで通ってくれている間は親も子もハッピー。しかしある日突然「やめたい…」と言い始めることがあるのです。では子どもたちがやめたいと言った習い事は何でしょうか?そもそも習っている人が多かったのかもしれませんが、圧倒的に多かったのがスイミング38人。次いでピアノが16人、英語12人、学習塾が10人。サッカーや野球などのスポーツ、書道やそろばん、空手、剣道、新体操、スケートなどもありました。習い事をやめたい理由、トップ3習い事をやめたい理由で多かったのが「難しい…。うまくできない」45%。次いで「楽しくない…」24%。うまくできなければ「楽しくない…」という気持ちになるのは当然です。3番目にランクインしたのが「その習い事が好きではない」10%。そもそも子ども自身がその習い事を好きではなかったというケースもあるようです。どんな習い事でも課題をクリアして少しずつ上達していくもの。月謝も払っているわけだし、うまくできない、楽しくないからといって、“ここで簡単にやめてほしくない”のが親ゴコロ。習い事をやめる納得の理由と、親が決断する勇気「その習い事は子ども自らが習いたいと言ったものですか?」の質問に対して、「はい」が44%、「いいえ」が56%。半数以上が本人の意思で始めたわけではないようですが、幼い頃に始めたのであれば、それも不思議ではありません。習い事をやめさせたママの中には「半年様子を見ていたが、楽しそうではなかったので」(母39歳、子6歳、サッカー)、「強要したくなかった」(母29歳、子5歳音楽系)、「逃げるというのではなく、しっかりと意思を持っていたことに気付いたから」(母43歳、子8歳、スイミング)という意見も。続けてほしい気持ちはありつつ、子どもの意思も尊重したいという親の気持ちがよくわかります。“習い事をやめた”という中には、「ほかに興味のあることを見つけたので切り替えた」(母34歳、子4歳、テニス)、「無理にやらせても伸びないし、かわいそう」(母48歳、子9歳以上、ピアノ)、「これはダメかなと親が感じたらスパッとやめさせることも大切」(母41歳、子7歳、スイミング)。親が子どもの様子を客観的に見て、決断する勇気も必要なのかもしれません。逆に“習い事を続けた”人たちはどのような対応をしたのでしょうか。習い事を続けさせるために有効な対応、言葉がけは?「たくさん話す時間を作って理由を聞いた」(母40歳、子5歳、バレエ)、「気持ちを聞き、“諦めないでがんばろう”と提案した」(母39歳、子9歳以上、スイミング)など、話を聞く時間をしっかり持っている様子。親が励まして褒め続けることで気持ちが変わることもあるようですが、「続けていくうちに上達し、先生から褒められることが多くなった」(母37歳、子7歳、習字)、「できなかった種目ができるようになり、嫌がらなくなった」(母38歳、子6歳、体操)と、課題をクリアすることでひと皮むけるよう。親も先生も子どもの様子を辛抱強く観察しながら、ポジティブな声がけを続けることもポイントとなりそうです。習い事を続けさせるにあたり有効だった対応や言葉がけは、「責めるようなことは言わない」(母39歳、子6歳、サッカー)、「がんばれとは言わず、楽しんでと」(母29歳、子3~4歳、ピアノ)、「“やめてもいいよ”と言うと、やめたいモードのスイッチが切れる」(34歳、4~5歳、音楽系)など。また自分の子どもの頃の体験談を話したママもいました。」習い事をやめる?やめない?どちらにも必要な“目標設定”やめる、続ける両者に共通した点がひとつありました。それは“目標設定”。目標に向かう途中で子どもがやる気になったり、逆に目標を達成することで気持ちよく習い事をやめることができたりと、“目標設定”が気持ちの整理に有効的なようです。それに加えて「とにかく目標と、そこまでブレない親の気持ち」(母39歳、子6歳、スイミング)が大切。やめる、続けるの決断をするまで親がブレることなく子どもを見守り、たとえやめたとしても“逃げではない”と親自身が納得することも必要なのかもしれません。これからも続く子どもの習い事ライフ、何度かつまずくことはあると思いますが、親子ともに上手に乗り越えられる心がけと力を備えていきたいものです。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2017年03月05日発達障害のある息子のために、習い事をさせたい!思考錯誤を試みるも…出典 : 息子に発達障害の診断がおりた3年前、私はネットの検索魔になっていました。発達障害についての知識を調べることはもちろん、検索窓に繰り返し繰り返し打ち込んだのは「発達障害児 習い事」の文字でした。インターネットのQ&Aなどを見ても、「発達障害児に習い事をさせたいのだけれど、何が良いですか?」という質問の多いこと多いこと!発達障害のある子どもを持つ保護者がこれほど習い事探しに必死になるのは、「発達障害の特性が少しでも軽くなって欲しい」「発達障害でも普通の子に負けないで生きていって欲しい」という想いがあるのかもしれません。私も息子が発達障害だと分かった途端、習い事探しに奔走しましたが、それも同じようにこんな理由からだったように思います。・習い事で苦手を克服して欲しい(息子は運動や協調運動が苦手)・何か「好きなこと」を見つけて欲しい・先生や友達との関わりが上手に出来るようになって欲しい・「楽しい」と思える場所を増やして欲しいしかしあれこれとネットを徘徊し、「これは!」と思った習い事に息子を連れて行っては、癇癪を起こされてあえなく退会…を日々繰り返していました。好きなことを増やしてほしかったのに…失敗だらけだった息子の習い事選び出典 : 例えばトランポリン教室。「発達障害の子どもにはトランポリンが良い」という話もよく見聞きしていました。けれども、競技用の跳ね幅の大きい本格的なトランポリンは、重力に対して強い不安を感じるという特性を持つ息子のパニックを誘発しました。また、先生に支えてもらいながら飛ぶことも、触覚過敏の息子には苦痛でしかなかったようです。それから、ピアノも発達障害児の協調運動を鍛えるのに良いという話。目で楽譜を追いながら、左右の手を別々に動かすからです。理論上は確かに効果的に思えます。けれども、ピアノの習い事はどうしても自宅で練習する必要があります。幼稚園で疲れ果てて帰ってくる息子には、それはあまりに重い負担でした。その他にも、体操教室、サッカー、乗馬教室等々、「理論上は特性を克服するのに良いけれど…」という習い事を、息子が続けることはできませんでした。そして、この経験は息子にとっても「失敗経験」になってしまい、「好きなことを増やしてほしい」という私の期待とは正反対の結果になってしまったのです。「どうしてうまくいかないんだろう?」息子の様子をみて辿りついた答えは出典 : このように私の場合、「発達障害の特性をなんとかしよう」「発達障害でも生きていけるように好きなことを」と思って選んだ習い事は一つもうまくいきませんでした。「なぜうまくいかないんだろう?」私が考えて行き着いた答えは、・「発達障害の特性」といってもあまりに多様であり、必ずしもその習い事がマッチするわけではない・理論上は発達障害の特性に良いことであっても、先生が発達障害に理解があったり、発達障害の子どもでも集中して取り組めるような環境設定が出来ていなければ息子にとっては負担にしかならないというものでした。そして私は途中で気づいたのです。習い事にそんな大それた成果を期待するのではなく、子どもの生活に何かしらの「習慣づけ」をする手助けになれば良いのだと。多くの発達障害のある子どもがそうかもしれませんが、息子は毎日の見通しがきちんとたつこと、日々の規則的なルーティンを好みます。例えば息子は「日中は幼稚園に行く」というのが日々の規則的な習慣です。そのため、イベントが盛りだくさんで幼稚園が休みになったり行事が増えたりする年末年始のほうが、むしろ不安になって辛いと言います。年末年始が終わって、制服を着て通園バスが来たとき、息子は「ああ、やっと幼稚園だ。良かったぁ」と言っていました。お友達との交流や課題などは疲れることも多いようですが、それでも「習慣」をこなすことが彼にとってとても安心のできることなのです。私は息子のこの特徴から、「習慣作り」をつくるための取り組みとして習い事を考えるようになりました。習い事に対する考え方を変えたら、息子に「好きなこと」ができた!出典 : 息子の習い事にとって大事なのは、得意か不得意かではなく、ただ「習慣作り」をすること。私がそう考え方を変えたところ、息子は公文式にうまくハマりました。毎日同じ枚数を同じ時間に取り組むこと、週に二回は教室に行って勉強すること、それが彼の生活習慣となっていきました。そのうちに、公文をやらずにいるとモヤモヤするらしく、毎日決まった時間に自分から教材を持ってくるようになりました。もちろん、一日の課題を終えたらご褒美(うちは息子の好きなYouTube動画を5分だけ見ていいことにしています)をつけるなど、モチベーションを維持する工夫は最大限しています。それを繰り返すうちに、進級したり、賞状をもらったり、先生に褒めて頂いたりすることが出てきて、気付いたら息子の中で「好きなこと」になっていったようです。「好きなこと」は、突然は生まれないのです。地味な習慣の積み重ねと繰り返しの末、なんとなく好きになるのだと思います。習い事を探すときは、「この子をなんとかしよう」という気持ちではなく、「何か習慣を作ろう」という気持ちで検討してみると気持ちが楽になるかもしれません。親子ともに、それを「習慣」にするまでの過程が苦痛ではない習い事が良いかもしれませんね。
2017年02月09日太極拳から生まれたエクササイズ!「TAI CHI STUDIO」「TAI CHI STUDIO」は、太極拳から生まれたタイチエクササイズ。体の不調を改善することが出来るそうで、女性に人気のエクササイズです。銀座駅から徒歩30秒とアクセスも抜群で、広々とした清潔感のあるスタジオには生理痛やむくみを改善してくれるカフェコーナーも併設されています。講師の市来崎大祐先生は、アジア大会アジア大会長拳2連覇、全日本長拳7回優勝の実力派イケメン講師!丁寧なレッスンで寒くなって体調を崩しがちなこの時期を乗り切りましょう。清潔感のあるジムで汗を流す「BETA CLIMBING GYM」まだまだ人気のボルダリングですが、まだ挑戦したことがない、という方におすすめはこちら。初心者の方でも安心の「BETA CLIMBING GYM」です。清潔感のある綺麗な店内や、ストレッチルームなど、女性が通うのにうれしい空間。イケメンのインストラクターからの丁寧な指導や高い安全性も人気の理由です。現役イケメンレスラーのレッスン!「DDTプロレス教室」プロレスブーム再燃にともない、プロレス女子が急増中! そこで、「実際にプロレスをやってみたい」というニーズに応えて超人気団体・DDTが設立したのが「DDTプロレス教室」。なんと現役の人気レスラーが丁寧にレッスンを行ってくれるんです! そして、一時間半でドロップキックの取得まで出来るんだとか。プロレスが好き、体を思いっきり動かしたい、そんな女性におすすめです♡イケメンと楽しくレッスンをしてモチベーションアップ!
2017年01月15日音楽に合わせて身体を動かしたり、音を楽しんだりするリトミックは、小さい子どもをもつママたちから人気の高い習い事のひとつです。「子どもが生まれたら、まずリトミックを習わせたい!」「音楽が好きな子になってほしいからリトミックに通うことを考えている」という方へ、リトミックの効果からお教室選びのポイントまで“リトミック”情報をまとめてご紹介します。リトミックって何? リトミックとは、音楽教育法のひとつです。もともとは作曲家であり音楽教育家でもあったスイスのエミール・ジャック=ダルクローズ(1865〜1950)が生み出したものでした。欧米では広く取り入れられている教育法で、日本では、小さい子どもの習い事として“音楽で何かする”イメージで知られています。ピアノなどでさまざまな音を鳴らして、その音に合わせて子どもたちが動き回る様子を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。そもそもリトミックは、リズム遊びや歌などを通して音楽に親しむことを目的としており、楽器が弾けるようになったり上達したりするのではなく、感受性を豊かにするための教育方法です。目に見えて何かができるようになるものではありませんが、心の成長や表現力が豊かになるといわれているため、子どもの習い事として人気が高いのも納得ですね。リトミックの効果リトミックを行うことで得られる効果には、感受性が豊かになる・身体全体を使った表現力が身につくというものがあります。まず音に親しみ、それから楽器へと移行していくことで“音楽”そのものを楽しむことができるようになるといわれているため、リトミックを行うときには、“楽しめる”ことが大きなポイントとなっています。なかには「リトミックをやっても、音感はよくなっていない気がする」「リトミックをやってもやらなくても、ダンスのうまさには関係ないのでは?」という懸念を抱く方もいらっしゃるかと思います。しかし、リトミックは“絶対音感が身につくように指導する”ものでも“リズム感を鍛えてダンスがうまくなるようにする”ものでもありません。リトミックも段階をおっていくと、音感指導といえることまで行うケースもありますが、小さい子どもたちが習うレベルでは、音に親しむ程度で本格的な指導や教育は行われないのが一般的です。音楽的センスが磨かれることよりも、“思いっきり表現する”“心を開放していく”“音を楽しむ”ことに重きが置かれているため、こうしたリトミックの基本の考えを押さえたうえで、効果についてチェックしていくようにしましょう。他にも、リトミックで“運動能力や集中力が身につく”といわれることがあります。これは、音に合わせて身体を動かすことが運動に必要なリズム感につながることや“音”を聞こうとすることで集中することを理由として挙げられている効果です。これらは、リトミックを楽しむことで、思ったとおりに身体を動かせるようになったり、音を聞こうとする姿勢が自然と身についたりすることが“運動能力や集中力が身につくという効果”と結びつけられていると考えられます。リトミックをやれば、速く走れるようになったり、静かに絵本を読んでいられるようになったりといった直接的な効果がでるとはいえないため、その点は注意しておきましょう。リトミックをやってみよう! ▼何歳からできる? リトミックには、“○歳以上から”という規定はありません。ベビーリトミックであれば、0歳から始めることができ、リトミック教室では0〜1歳・2〜3歳・3歳以上でコースや教室開講時間をわけているケースが多く見られます。0歳からのベビーリトミックでは、首すわり前の赤ちゃんから受け入れているところもあれば、首がすわってから・腰がすわってから、といった条件が設けられている教室もあります。一緒に楽しむということを考えると生後3〜6ヶ月以上になってから習い始めるのがママやパパも落ち着いて楽しめそうです。また、リトミックは小さい子ども向けのものと思われがちですが、最近では、高齢者向けのリトミックというのもあり、介護施設などでリトミックが行われていることもあります。“リトミック”という看板だけでなく、対象年齢もしっかり確認してから申し込むようにしましょう。▼どんな方法があるの? 基本的に0〜1歳のリトミックではママやパパと一緒に行います。まだ自分ではうまく身体を動かせない時期から、抱っこをして音に合わせて揺り動かしてあげるなどのリトミック方法もあります。お座りや立っちができるようになると、手遊びでママやパパとスキンシップを図りながら行う方法が多くなっていきます。2〜3歳以上のリトミックでは、ピアノなどの楽器で音を鳴らし、それに合わせて身体を動かして、音のイメージと表現を結びつけていくようになります。たとえば、低くゆっくりとした音であれば、大きな動物が歩いている様子を表現する…といったように、身体全体を使っていくのが特徴です。また、音を楽しめるようになってくると、さまざまな楽器を好きに鳴らすリトミック方法も取り入れられていきます。タンバリンやカスタネットなどのカンタンに音が出る楽器を中心に、決まったタイミングで音を出すのではなく、好きなように鳴らすことで幅広い“音”を楽しむことができます。▼どこで習える? リトミックは、各地に大小さまざまな教室があり、どこでも習うことができます。保育所や幼稚園の保育・教育方法としてリトミックを取り入れているところや課外活動としてリトミックが習えるところもあります。教室を探すこと自体は難しくはないでしょう。また、ママやパパ自身がリトミックを学びたいと思ったときには、リトミック講師や指導員の資格を取得できる講座もあります。通信講座もあるため、気になった方は探してみましょう。▼資格や教材は必要? リトミックは、各スクールから認定される民間資格はありますが、絶対に必要な資格というものはありません。教室を開講するときにも、資格は必要ないため誰でも開くことができてしまいます。資格をもっているからいいリトミックができるわけでも、資格がないからダメなわけでもありませんが、資格を取得するためにはある程度勉強をしなければならないため、ひとつの指標として見てみるとよさそうです。また、教材も特に必要はありません。ピアノでリトミックを行うケースも多いですが、ピアノがなくてもリトミックはできます。また、他の楽器でもリトミックを行うことは可能です。おうちでもできるリトミック▼ピアノがあるときはリトミックはおうちでもできます。ピアノが自宅にあるときにはぜひ活用しましょう。長くピアノから離れてしまい指が思うように動かない方や家族のピアノで自分は習ったことがないという方でも、カンタンなリトミックであればピアノを使ってできます。たとえば、ピアノの左側、低い音を3音(鍵盤3つ)順番にリズムをつけて弾く・低い音と高い音(ピアノ右側)を交互に弾く、などカンタンな音を出し、その音に合わせて子どもに動いてもらうのもひとつの手です。▼楽器がなくてもできるリトミックは楽器がなくても行うことが可能です。CDやDVDなども販売されているため、リトミックがどんなものかわからない状態でも始めることができます。おうちでリトミックを取り入れるときには、CDやDVDを購入してみるのもよさそうです。▼おうちでリトミックを行うときの注意点リトミックは、“楽しむ”ことが大切です。教室に通っていると、プロである先生がいてママやパパは見守るだけだったり、一緒に楽しんだりできますが、おうちで行うときには「こうしてほしい」「こうしなきゃいけないのに」とついつい理想を押し付けてしまいがちです。おうちで行うときには「音を楽しみながら、一緒に身体を動かす」ことを特に意識して、遊びのひとつとして取り入れるようにしましょう。リトミックの教室に通うときの注意点▼なるべく体験から始めようリトミックだけに限りませんが、習い事を始めるときには、なるべく体験から始めるようにしましょう。いい習い事だとママやパパが思っていても、子どもが楽しめるかどうかは別問題です。子どもがどんなものに興味をもつかは、やってみなければわからないところもあります。また、体験前には積極的ではなくとも、やってみたら楽しくて通いたくなるケースも考えられます。特にリトミックは楽しめるかどうかが重要なため、体験を通して子どもの好みに合わせた教室を選ぶようにしましょう。体験をすることで、教室自体の雰囲気を知ることができるため、通わせるママやパパにとっても安心です。他の子どもたちの動きや表情、先生の声掛けなどを見て、通わせても大丈夫かどうかをチェックし判断するのがおすすめです。▼子どもが楽しめそうかを見るポイントはじめて行く場所や人に会うときに、ママやパパに隠れてしまう場所見知り・人見知りをする子どももいます。体験したものの、その場ではほとんど動くことができず「やめたほうがいいのでは…」と感じる可能性もあります。おとなしく、人見知りをしてしまうタイプの子どもが、楽しめそうかどうかは表情を見てチェックしてあげましょう。ママやパパの後ろに隠れていても、他の子どもがやっていることをジッと見つめていたり、チラチラと見るときの目がキラキラしていたりするときには、時間をかけて通うことでリトミックを楽しめるようになる可能性が高いです。また、先生が子どもの扱いに慣れているかどうかも重要なポイントとなります。はじめからみんなと一緒に楽しめる子どもにも、おとなしい子どもにも、それぞれに合った声掛けをしてくれる先生であれば信頼して子どもを預けることができます。体験や数回通ってみて子どもに「リトミック、どう?」と問いかけたときに「楽しい!」と返ってくる教室を選ぶと長く続けられる習い事になるはずです。リトミック本来の目的を忘れずに、子どもが楽しめるような環境を整えてあげるようにしましょう。参考: リトミック研究センター
2017年01月10日親の夢を子に託す、将来に役立つことを学ばせたいなど、習い事を始めさせる動機はさまざまですが、せっかくなら子どもにあったものを選んであげたいですよね。しかし、習い事はお金もかかるし、親の時間を割いたり、体力も必要となってくることがあります。また本格志向スクールでは、入学前にさまざまな視点でチェックされることもあるのだとか。驚くことも多い子どもの習い事、ママたちはどのように向き合っているのでしょうか。■プロを目指す?幼稚園に入るのを機に、娘がバレエを始めたUさん(40歳・小学2年生のママ)。友だちと同じ教室に通いたいといわれて説明会に参加したところ、「今の体形ではプロを目指すのは難しい」といわれたのだとか。「その教室はコンクールを目指す子も多い本格的なスクール。太りやすい体質では、上にはいけないかもしれないという話をされて…。単なる習い事としてしか考えてなかったからびっくりしたし、こんなに小さいころから将来の話をされたのはショックでした」それでも、Uさんは娘のやる気を尊重し、情操教育の一環として始めることに。少しでも娘のためになればと、おやつの食べすぎや食事内容に気を使っています。そんなUさんのフォローもあり、「バレエを始めてから、娘の体が引き締まってきた」とのこと。遺伝的なことはわからないけど、体を動かすことは健康にもいいし、楽しそうに通っているうちは将来のことを気にせず、続けさせてあげようと考えているそうです。■将来的な試算も必要「習い事にはとにかくお金がかかって大変!」というのは、息子をサッカースクールに通わせているMさん(31歳・小学3年生のママ)。年会費と月謝はそれぞれ1万円くらい、ほかにもユニフォームやスパイク、練習着などを用意する必要があります。せっかく購入しても、すぐに小さくなってしまうので買い替えによって、出ていく金額もかなり高くなるといいます。「小さいころから始めたほうが有利だと思ってやらせたけど、ここまでお金がかかるとは…。遠征や合宿代もばかになりません」経済的な負担だけでなく、ママたちも送り迎えや応援などに時間や体力が取られて大変なのだとか。そのため、Mさんはほかのママたちと協力して、交代で送り迎えをしているそうです。「中学生になるとレベルの高いコースに移るのですが、そうなると金銭的にも時間的にもさらに負担が増えます。学校の部活ならもっと安くすむらしいので、中学進学前にコーチと相談しようと考えています。才能があるなら伸ばしてあげたいけれど、そうでないなら部活に切り替えてほしいというのが親の本音です」子どもには「スクールは小学校卒業まで」と話しているそうですが、6年生になったときに納得してくれるかどうか、今から悩みの種だとか。■親に才能がないとダメ!?私は、幼少期にピアノに通っていました。母はお世辞にも歌がうまいとはいえないので、子どもにはそうなってほしくないという思いで習わせたそうです。何ヶ所か見学に行ったところ、「親に才能がないと上達しにくい」といわれたこともあったのだとか。それでも私の親はピアノを習わせたかったので、個人で教えている先生を紹介してもらい、私を含めたきょうだいをそこに通わせることに。その教室には音大受験コースもありましたが、先生は「音楽は楽しむものだから気軽にどうぞ」という考え方。おかげで、私も遊びに行く感覚で通えました。母に、当時は何が大変だったかあらためて尋ねてみました。「先生の趣味でやっているような教室だから月謝は安かったけど、ピアノは高価なものだし場所もとる。だからピアノを自宅で練習するための準備が大変だった。それに、定期的に調律が必要だからそのお金もかかるでしょ? そこまでお金をかけたのに、大きくなったら誰もピアノをひかなくなってしまったんだから、もったいなかったわよね」それでも「やらせなければよかったとは思わない」とのこと。どんな習い事であっても、上達する喜びや継続することを学べることは子のためになると考えていたそうです。私は当時、練習が大キライでたいして上達もせず、母の苦労を知ったいまでは本当に申し訳ない…という気持ちになりました。今回、習い事をさせているママたちから話を聞いて思ったのですが、少子化の影響からか、本格的なスクールが増えているような気がします。そして、お金以外の親の負担も、私たちが子どものころよりも大きくなっていると感じます。子どもが「やりたい」と思う気持ちは、もちろん大切です。でもその習い事に対して、どこまで親がフォローできるか、習い事に向き合えるかを考え、親の協力度にあった範囲のスクールから選んであげるということも必要になってくる場合もあります。でも大丈夫! 才能があればどのような環境でも輝けます。そして習い事のもっとも大切なことは、子どもが「楽しそう」これに尽きると思います。
2017年01月07日息子の障害は言えない…周囲からの批判的な目に怯えていた私出典 : 皆さんは、子どもに発達障害があるとき、入園予定の幼稚園や保育園、習い事などで、障害についてカミングアウトしますか?私は必ず、「うちの子は発達障害があります」という話を、一番最初に言います。けれども3年前、息子に診断が下りたばかりの頃、私は息子に何をやらせるにも、発達障害ということを周囲に隠していました。その理由は、「発達障害と知られたら断られるかもしれない」「周りから差別されるかもしれない」「私の育て方が悪いと言われるかもしれない」といった恐怖心があったからでした。そして、息子の特性が絶対にバレないように…ということに集中し、常に気を張っていました。ただでさえ息子が発達障害であるとわかり、自分自身がそれを受け入れるのに必死になっているときです。その上他人からこれ以上傷付けられたら、自分がどうなってしまうかわからなかったのです。私は、私と息子を守るため周囲に診断の結果を隠していました。でもそれは、私たち親子を逆に傷つける結果になったのです。障害を隠して入会したトランポリン教室。しかしパニックを起こした息子は先生に叱られ…出典 : 私は診断名や特性を隠したまま、近所のトランポリン教室に息子を連れていきました。発達障害の子にはトランポリンが良いと聞いていたからです。ところが、息子は連れていくたびにパニックになりました。プロ仕様のトランポリンは、かなり高く飛ぶことができるのですが、重力不安のある息子には異常な恐怖だったようです。そこで、先生が息子の体を支えて一緒に飛ぶようにしてくれたのですが、息子は触覚過敏があるため、他人に身体を触れられることをひどく嫌います。終いには苦痛のあまり、ぎゃーぎゃーと泣き出してしまったのです。こうして息子は、パニックになるたびに先生に叱られていましたが、それも仕方ない話です。息子の特性がわかっていなければ、この様子はただの我儘な子にしか見えないからです。先生に「ちゃんとやりなさい!」と叱られるたびに、息子はパニックになって部屋中を駆け回り、物を割ったり落としたり。教室内では、「とんでもない問題児が来たよ…」という冷えびえとした視線が突き刺さりました。ある日息子が大暴れし、教室を辞める決意をした私。思わず口から出た本音に先生は出典 : 回目のトランポリン教室で、息子は先生から身体を触られた途端にパニックになり、大暴れした拍子に鼻血が出て止まらなくなってしまいました。1時間のレッスンのうち、50分以上を鼻血の処置をしながら息子をクールダウンさせる時間に費やしました。私は頑張っていた心がポッキリと折れ、帰り際に先生に教室を退会する旨を伝えました。「この子にはとても無理そうなので退会させて頂きます。実はこの子、自閉症スペクトラムの診断がおりてまして…。ここで一緒にやらせて頂くのは難しかったようです。すみませんでした。」そう私が謝ると、先生は「えっ!」と驚いた顔をし、そして言ったのです。「どうして最初に自閉症スペクトラムだと教えてくださらなかったのですか。知っていれば、ちゃんと対処法がわかったのに。うちの教室、自閉症の子をたくさん見た経験あるんですよ。声のかけ方だって、変わってきたのに。」私はそのとき始めて診断名を隠していたことで息子のことも自分のことも無用に傷つけ、先生にも迷惑をかけてしまっていたということに気付きました。入会前にカミングアウトしていれば…!!私はそのとき、初めて自分のミスに気付いて、涙が止まりませんでした。そのときにはもう、息子はトランポリン教室に恐怖心を持っており、これ以上続けることができない状態になっていました。断られる恐怖はまだある。しかし、障害をオープンにすることで合う場所もきっと見つかる出典 : トランポリン教室での失敗を踏まえ、今では幼稚園や習い事に入るときだけではなく、小さなイベントや病院での診療などのときでも、必ず「この子は発達障害があります」ということを最初にお伝えするようにしています。それでも、「断られたらどうしよう」という怖さはいつもあります。でも、断ってくるところに無理して参加させても、もっと傷つくことになるだけだと思うのです。利用サービスの中には、他の子と区別をせずに指導する習い事もあります。けれども、息子がパニックになったときなどに、指導者があらかじめ「この子はこういうことでパニックになりやすい」と知っていてもらうことで、私も息子も十分救われるのです。傷付くことを怖がって隠していても、もっと傷付くことはたくさんあります。それよりも、カミングアウトしても「大丈夫、一緒に頑張りましょう」と言ってくれる人や環境を見つけることの方が、発達障害児の育児はずっと実りあるものになります。
2016年11月17日子どもの興味や能力を伸ばすのに役立つ習い事。でも、習い事に通う中で、子どもに「行きたくない」「やめたい」と言われて、悩んでしまうママもいるのではないでしょうか。せっかく子どもが始めた習い事を楽しく続けるアイディアを子どものタイプ別にご紹介します。■教室で泣いてしまうタイプ小さな子どもは自分の気持ちを上手に言葉で伝えることができないため、泣くことで感情を表現しようとします。とくに習い事をはじめたばかりのときは、知らない場所や人に囲まれ、緊張や不安、恥ずかしさで、泣いてしまう子も多いよう。「泣いているからあわない」とすぐに判断せず、通ううちに子どもも慣れてくる場合もあるので、しばらく様子をみて。「ママが一緒じゃないと、さびしい?」「はじめての先生でドキドキしちゃった?」、スイミングなら「水に顔をつけるのが怖いのかな?」といった具合に、本人の気持ちを推測して声をかけてあげましょう。大人からみればささいなことでも、子どもにとっては大きな不安がつきまとう習い事。教室に慣れたり、先生と相談したりして問題が解決すれば、泣かずに通えるようになることも多いものです。■自分から始めたのに、やめたがるタイプ子どもから「やりたい!」とはじめた習い事なのに、「やっぱり嫌だ」と言い出したら…。親としては「自分で決めたことはきちんと続けなさい!」と言いたいところですが、そこをぐっとこらえて。嫌な理由を子どもと話しあってみましょう。「先生と合わない」「同じ教室の子と気が合わない」という理由なら、親が働きかけることで習い事を続けることができる場合もあります。たとえば通う曜日を変える、ほかの先生のクラスに移す、同じ習い事でも教室を変えるなど、子どものやる気をそぐわずに続けられる方法を考えてみましょう。■自宅で練習しないタイプピアノや英語など、教室だけでなく、自宅での練習や宿題が必要な習い事もあります。自宅ではまったく練習せず、そのことをめぐってママと親子バトル勃発…なんてケースも。教室に楽しく通えているのであれば、その習い事のことは好きなはず。それなら自宅での練習も楽しめるように、工夫をしてみましょう。・練習カード練習や宿題が終わったら、練習カードにスタンプやシールをあげます。「シールがたまったらごほうび」というルールにすれば、子どももやる気を出しそうですね。・ママにレッスン教室で習ってきた内容を、子どもが先生になってママに教えてあげると、子どもも張りきるはず。「ママも上手になりたいから教えて」、「ママも弾いてみるから見ていて」などと、親が「面白そう」と興味を示すことで、子どもは「習い事の内容をきちんと理解しよう」という気持ちにつなげることができます。■なかなか上達しないタイプグループでのレッスンや昇級のある習い事などは、上達スピードに差が出てきます。ほかの子に比べて上達が遅いと、ママも不安になってくることもあるかもしれません。でも本人が楽しんで習い事をしているならまったく問題ナシ。習い事は早く上達することだけが正解なわけではありません。物事に取り組む集中力や達成感、お友達との人間関係、ストレスの解消など、たくさんのことを得ることができます。ママも昇級やテストの成績ばかりにとらわれず、「○○ができるようになったね」「○○が良かったね」と、その子なりの成長を見つけて自信をつけてあげましょう。どんな習い事も、ある程度続けなければ成果は得られないもの。でも、子どもに合わない、ほかにやりたいことができたといった「習い事をやめる」判断をした方がいいケースもあります。子どもが「嫌だ」と言っているのを叱りつけてしまうと、習い事そのものに嫌悪感を抱いてしまうことにもなりかねません。子どもが習い事を嫌がったときは、ただ叱りつけたり焦ったりするのではなく、「続ける」「やめる」を上手に見極めて対処してあげたいですね。
2016年11月14日最近では、教育や発達のために、幼少期から何らかのスクールに通わせるママも多いようです。「ほかの子と違う習い事をさせたい」、「定番の英語やピアノはうちの子にはあわないかも…」という場合には、一風変わった習い事を検討してみてはいかがでしょうか。子どもの個性を伸ばし、将来にも役立つ習い事をピックアップしました。■英語の前に日本語? すべての基礎となる国語力を鍛えるにはグローバル化の動きにあわせて、幼児期から英語教育に力を入れる家庭は増えているようです。でも中には、「日本語で自分の気持ちが話せる力が育ってほしい」と、考えるママも多いのでは。そんな「英語よりまず日本語力を高めたい」という方針の家庭におすすめなのが、国語教室です。英語教室に比べると目立たない存在ではありますが、小学生向けはもちろん、幼児向けの教室もあります。幼児向け教室では、絵本やカルタを利用しながら楽しく教えてくれるところも多いので、小さな子も無理なく学べそう。すべての教科の基礎となる国語力は、習わせておいて損はないはずです。■子どもへの食育には、農業体験を!普段、土にふれる機会の少ない都会っ子には、農業体験スクールはいかがでしょう。田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫などを実際に体験することで、食べものや農業の大切さを自然に学ぶことができます。子ども向け農業体験は、民間の施設や農場のほか、地元のJA(農業協同組合)が開催するイベントも行われています。気軽に参加できる1日体験から、毎週末に農場に通って作業する本格的なコースまで、施設や運営団体によって内容もさまざまです。■個性を発揮! 珍しい楽器を弾けるだけで目立つ!「音楽がある生活」の中で幼少期から過ごし、音楽に親しむことはママにとっても憧れること。音楽系の習い事の定番といえばピアノですが、家に練習用のピアノを置くという問題であきらめていた方や個性を発揮させたいと思っていたママには、こんな楽器の教室はいかがでしょうか。たとえば、ウクレレやギター、三味線、アコーディオン、ドラムなど、これまでの親世代の習い事ではなかったちょっと珍しい楽器の教室。これらの楽器は弾けるだけでも注目されるので、将来、子どもの特技や強みになるかもしれません。■理系脳を育てる! 好奇心旺盛な子には科学教室「ママ、磁石はどうしてくっつくの?」「シャボン玉はなぜ丸くなるの?」などと、毎日質問攻めにされて困っているママ。「なぜなぜ?」で頭の中がいっぱいの子には、科学教室に通わせて、好奇心を思いきり満足させてあげましょう。顕微鏡やビーカーなどの装置・器具を使った本格的な科学実験が体験できるのが、科学教室の大きなメリット。小学生向けが中心ですが、親子で参加できる幼児向けの教室もあるようです。幼いうちから科学に親しんだ生活を送ると、理系脳が養われ、将来には理系に進みたいという子どもに育つかもしれません。子どもの習い事選びには、家庭の方針やママ・パパの希望のほかにも、本人の適性も重要。現代では種類も多岐にわたるので、ぜひ我が子にあった習い事を見つけてあげましょう。
2016年10月18日子どもが幼稚園や保育園、小学校などに通うようになるとママ友の付き合いが始まります。それ以外にも同じマンションや、同じ習い事などの理由でママ友になることもあります。もちろんメリットもたくさんありますが、こじれると深みにハマってしまうことも。みんながママ友とどんな付き合い方をしているのか調査してみました。Q.<ママに質問>ママ友とトラブルになったこと、ある?1.ある 37.1%2.ない 49.5%3.わからない・どちらとも言えない 13.4%ママ友との付き合いにトラブルはつきものと思いきや、意外にも半数の人がトラブルなしと回答。でも、一度トラブルになると幼稚園や小学校など、子どものコミュニティが同じな場合が多いので、会わないでは済まないのが悩ましいところです。■子どもと親の付き合いは別!ママ友は友だちではない?!ママたちの意見で多かったのは、ママ友と友だちは別というもの。ママ友の中でも友だちになれる人もいますが、ほとんどは子どもが関わりのある知り合いといった程度の関係と心得たほうが無難なよう。「ママ友との付き合いはほんと面倒くさいです。子どもたちは仲良しでも、だからと言って親同士も気が合うかどうかは別問題!」(山形県 30代女性)「私は、自分の時間や家計を振り回されたり、プライバシーを干渉されるのが苦手なので、ママ友としてではなく、自分の友だちと思える人と付き合います」(茨城県 40代女性)「ママ友は友だちではないから、気は許さず一定の距離を保つようにしている。好かれなくてもいいけど、嫌われると面倒なので、誰に対しても笑顔であいさつはしています」(茨城県 30代女性)「子どもが関わっているから、本当にこじらたら、とことんこじれるのがママ友。メリットもたくさんありますけどね」(栃木県 30代女性)■ママ友被害者の会のリアルボイスでは、実際にママ友とのトラブルにあったとい人の声を聞いてみましょう。ママ友トラブルで多いのは一方的な無視や敵視。しかも、原因がわからないので対処のしようがないのも困ります。「子どもが幼稚園のころ、ある日突然、クラスのお母さんたちから無視をされました。そのうち元に戻りましたが、何が原因だったのかいまだにわかりません」(千葉県 40代女性)「同じ習い事のママに一方的にライバル視されています。バカらしくて相手にしていませんが、もう半年も続いています。女の見栄とプライドの塊は醜いなと思います」(愛知県 40代女性)■反面教師として学ぶことも大切実は自分も、知らないうちに誰かを傷つけてしまっていることがあるかもしれません。ママ友の言動で嫌な気持ちになったら、反面教師として自分はしなように気をつけることも大切です。「子どもの話をうのみにしているお母さん。聞きながら、いろんな意味で怖いなと思いました。こうなってはいけないと相手の言動で学びました」(鳥取県 40代女性)Q.<ママに質問>ママ友とトラブルになったこと、ある?集計期間:2016.01.13〜2016.01.27アンケート回答数:6409件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年10月06日子どもの特性に合った習い事、どう選べばいい?出典 : 発達障害のある子どもを育てていると、凸凹はあっても得意なことは伸ばしてあげたい!と考える親御さんも、多いのではないでしょうか?そんな時に思いつくのが、習い事だと思います。今回は、様々な習い事を通して、どんな学習環境が息子に合っているのか?考えたいと思います。息子には、自閉症スペクトラム、ADHD、協調性運動発達障害の診断が下りています。その特性には、●注意欠陥(注意が逸れやすい)●視覚優位(見て理解しやすい)●聴覚言語に弱い(聞いて理解しにくい)が、あります。診断が下りる前から体操教室に通っていた息子は、その後、ピアノ、水泳、英語、公文、絵画、算盤とさまざまな習い事に通いました。自分で興味を持って始めたものもあれば、指先が少しでも器用になれば、得意なことが1つでも増えればと、私が勧めたものもあります。子どもがたくさん習い事をする地域で暮らしていたので、いろいろな教室があり、チャレンジしやすい環境でもありました。今現在、すべての習い事を続けているわけではありませんが、どの教室でも楽しく過ごしていたようです。息子自身が気に入っていたかどうか?を基準にすれば、全て合っていたと言えるのですが、特性を考えると、合うかどうか話は別です。では、息子に合っていたのは、一体どの習い事だったのでしょうか?息子に向かなかった習い事から順に、5段階で評価出典 : まず、注意の逸れやすい息子に1番向いていなかったのは公文教室でした。公文の教材そのものの問題はなく、自由な時間に多くの生徒が出入りするという環境が問題だったのです。誰かが出入りすれば手を止め、その人を観察し、誰かが質問すれば、話が終わるまでそちらに注目する息子。もちろん気がつけば先生が声をかけて下さるのですが、プリントに向かう時間よりも、手が止まっている時間の方が長く、結局教室に通うのはあきらめ、自宅の静かな環境で学習する方法に切り替えました。出典 : レッスンの時間が決まっていた英語教室は、授業中に人の出入りがない分、授業に集中できていたように思います。ただし、目で見る情報よりも、耳からの情報量が圧倒的に多いため、習熟度でいうと、合わなかったようです。次に英語を習うときは、英文を確認しながらレッスンができるところを、選ぼうと思っています。出典 : ピアノ教室は話し言葉での指示が多く、聴覚言語に弱い息子には合わないかもしれない…と心配していました。しかし、1対1のレッスンでは、指示が通っているかの相互確認がきちんとできています。先生もきちんと息子の個性を把握して下さるので、マンツーマンのレッスンというのは、先生との相性が合えばとても良い選択だと思います。絵画教室では、ボーっと他のお友だちを眺めている時間も多いのですが、他の習い事と比べると「こうしなければならない」というノルマが緩いため、気楽に通えているようです。出典 : そして、息子の特性に1番合っていた習い事の1つが、水泳教室です。息子が通う水泳教室では、次の級に進む条件が細かく定められています。それをクリアしないと次へは進めないため、息子に今何が足りていないのかを、ワンステップずつ指導してもらえるのです。いきなり「クロールの練習をします。右手はこう、左手はこう、息継ぎはこう、バタ足はこの感じで」と見せられても、息子には絶対に覚えられませんが、①クロールをするために、バタ足の練習をします!(やってみる)②膝を伸ばしてやってみよう!(できない)③こうやって、膝を伸ばしてみて!(意識できる)④その調子!ずっと膝を伸ばして!(少しずつできてくる)このように、1つひとつの動作ができるまで、とても細かくそのポイントだけを指示してくれるので、聴覚言語に弱い息子にも「膝を伸ばす」というフレーズが届き、習得しやすいのです。出典 : 体操教室も、合っている習い事の1つでした。前転を行う際は、まず「マットの端に両足をそろえて立つ」というところから始まって、それができたら次は「両手を伸ばしてマットにつける」「おへそを見る」と続きます。こうして、1つずつ課題をクリアしていく方法で、いつの間にかきれいな前転ができるようになっているのです。洞察力の高いお子さんや、身体能力の高いお子さんの場合は、1つひとつ説明されるとまどろっこしいかもしれません。しかし、息子のように、何においても習得するまでに時間がかかる子どもにとっては、このスモールステップの方法がぴったりと合っていたのです。時間はうんとかかりましたが、体幹が弱く、片足立ちもジャンプもできなかった息子が、逆上がりができるまでになったのは、このスモールステップで、課題をクリアできたからだと思います。スモールステップで習得できる環境の他に、息子にとって大切なこと出典 : 沢山の習い事を経て、スモールステップで学習できる環境が、息子には合っていることがわかりました。その他に、習い事を選ぶポイントとして押さえておきたいことがあります。息子の特性の1つに、「1度頭に入ってルーティン化したものは、律儀に守り続ける」というものがあります。まず始めにきちんとした手順・方法が入りさえすれば、後は同じ手順で同じ作業をこなすことができるのです。この初めの1歩を間違えると、延々と間違った手順を繰り返すことになってしまうので、こうなると修正はとても大変。ですから、習い事で専門家の正しい知識を教えてもらうことは、息子にとってとても大切なのです。お金も時間もかかる習い事だからこそ、お子さまの特性に合ったいい教室が見つかるといいですね。
2016年09月20日最近では、英語やリトミック、水泳など2〜3歳ごろからできる習い事も増えてきています。でも、小さいうちから習い事をするメリットとって何? そもそも、習い事ってしたほうがいいの? みんなはいつからはじめた? 親なら一度は考える「子どもの習い事」について、ママたちに意見を聞いてみました。Q.お子さまの習い事、いつから?3歳未満 13.2%3〜4歳 26.1%5〜6歳 30.0%7歳以上 15.6%習い事をさせていない 15.1%やはり習い事の低年齢化は進んでいるよう。未就学児で習い事をしているのは69.3%と、ほとんどの子どもが小学校入学前に、何かしらの習い事をしているようです。習い事は子どもが自分でやりたいかどうかが大事子どもに習い事をさせる親が多いなか、全く習い事をさせていないという人も15.1%いました。「必要なし派」の人の意見としては、子どもがある程度大きくなって、自分の意思でやりたいと言ったら考えるというものです。「習い事は基本なし! 子どもがしたいと言ったら考えます」(三重県 40代女性)「小さいうちはたくさん遊ばせたいです。本人が自発的にしたい習い事でしたら進んでやらせます」(鳥取県 40代女性)「本人がやりたいと自分から言えるようになって、やりたい事があるならやらせてあげたいと思います」(茨城県 40代女性)「小さいうちは習い事とかは基本やらせたくないかな! ある程度勉強するようになり、本人と良く話しをして、苦手科目や本人の意見も聞きながら習わせたいです。無理やりは本人には苦痛になる事があるので! 実際、小さい頃私がそうだったので! 」(千葉県 40代女性)子どもの頃の経験が将来生かされる! 習い事をするメリットでは、習い事をさせている人はどう思っているのでしょうか? すでに子どもに習い事をさせているママたちはどんなときに「習い事をさせてよかった」と感じているのでしょうか。「英語を2歳から。もうじき4歳になりますが、動物や野菜や数字などの単語は頭に入っているようです。最近は家でも英語で歌を口ずさんでいます。教科書で学ばず遊びながら耳と目と完成で英語を習得している感じで羨ましいです。なによりネイティブ先生なので、外でも外国人に対しておじけづかないところがいいですね」(千葉県 40代女性)「2人の子どもに小1くらいから習字を習わせました。上の子どもは現在中3ですが、とても素晴らしい字を書きます。習わせてよかったです」(佐賀県 40代女性)「子どもの頃の経験が、その子の将来の精神面やスキルに大きな影響を与えます。習い事は親がやらせるのではなく、親がいろいろなきっかけを種まきして、その子が興味を持ったタイミングで取り組ませるのがいいのではないでしょうか。習い事に興味を持つかは親の仕掛け次第です。」(神奈川県 40代男性)習わせている人も習わせていない人も子どもの自主性を尊重しよう習い事をさせている人はメリットや成果を感じているようです。もちろん、1年未満でやめてしまったなどでは話になりませんが、2〜3年間続けることで、子どもの成長を感じられるのは親としてはうれしいですね。そして習わせている人でも、「子どもがやる気がないならやめるつもり」という意見も多数ありました。月に5,000〜10,000円程度費用がかかることを考えると、子どもがイヤイヤやっているものに、そこまでお金を出す余裕はないというのも本音かもしれません。せっかく習い事をするなら、長く続けることを前提にし、毎月の家計に継続的なプラスがあっても大丈夫かは考えてみると良いでしょう。Q.お子さまの習い事、いつから?集計期間:2016.02.04〜2016.02.11アンケート回答数:7572件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月09日スイミング、ピアノ、英語、バレエ… いろんな習い事があるものの、始めるタイミングや選び方に悩むママは多いもの。特に仕事をしながらとなると、週末しか通わせることはできず、家族で過ごす時間との兼ね合いも熟慮が必要です。そこで、子どもの習い事について、いつから何を選べばいいかを考えてみました。■習い事の目的を明確に「オムツもとれたし、とりあえずスイミングでも習わせようかな」「幼稚園のお友達がみんな習っているからピアノかな」という理由で習い事を始める人も多いと思います。けれど、せっかくならちゃんと目的や指針を持って取り組みたいものですよね。例えば、・基礎体力と体づくりに → 水泳・知的好奇心を刺激するため → 幼児教室・情操教育につながる経験を → リトミック・大人になっても楽しめる趣味を見つけるため → 楽器・チームワークや礼儀を学んでほしい → 団体スポーツ…といったように、目的がはっきりしていれば、おのずと選択肢は絞られてきます。また、・まずは浅く広くでいいからいろんな経験をさせてあげたい・何か一つのことをやり遂げてほしい…などの方向性によって、複数の習い事をするかどうか、なども決めやすくなってきます。 ■本人のやる気と親の覚悟幼児のうちは親の志向で決められますが、小学生などある程度の年齢になると本人の意思を尊重したいですよね。途中、やめたくなるほど辛いことがあるかもしれませんが、頑張った先にある景色を見せてあげるのも親の役目。モチベーションを刺激しながらサポートしていく覚悟も必要です。また、本人が夢中になったり、思いのほか才能が開花したりして、「プロを目指したい」「もっと専門的に習って、技術や技を磨きたい」となったときには時間とお金のサポートも必要になります。習い事をはじめたら先生にお任せ! ではなく、その経過と子どもの心の変化から目を離さないことが重要です。■習い事を始めるタイミングは?進級時や新学期など、環境がガラッと変わるタイミングで始める子どもが多いようです。けれど、子どもの成長は早く、突然興味を持ちだしたり、できることが増える場合もあるので、年度途中でも問題はないでしょう。また、「まだ年齢的に早いかな…」ということでも、先に挙げた目的や指針にマッチすることなら、躊躇せず教室や先生に相談してみましょう。ちなみにひどい運動オンチで黒歴史を持つ私は、わが子が幼い頃からその傾向がないか、かなり注意深く観察していました。結果、残念ながら私の遺伝子をそっくりそのまま受け継ぐわが子…。これはどうも同じ苦労をしそうだと悟り、保育園児のうちに水泳と体操(バランス運動)を習わせることに決めました。・どちらも一度会得すれば体が覚えて忘れないであろう・どちらも苦手意識が根づく前に克服すれば、コンプレックスを防げるだろう…という2点が決め手となり、「今習うことに意義がある」ということでスタートしました。本人も想像以上に楽しんでおり、できなかったことができるようになる喜びを経験できているようです。週末がつぶれるのはどうかな…という点も心配でしたが、これも午前中のクラスを選ぶなどすれば、思ったほど問題はありませんでした。ひとまずは卒園まで続けてみて、小学生になったら本人に継続かほかに習いたいことはないかの意思確認をするつもりです。いかがでしたか? お子さんの成長を一緒に感じられる、習い事選びの参考になればと思います。
2016年06月26日ピアノやスポーツ、学習塾に代表される習い事。ニッセイがインターネットで行った調査によると、幼少期~中学生までの全年代で87.5%の子供がなんらかの習い事をやっています。習い事には様々な効果があり、何を習わせるかによって成長する部分も異なります。しかも、幼少期の習い事が子供さんに与える影響は少なくありません。そこで今回は上記の調査で上位10位に入った習い事と、その効果について解説します。■10位:武道柔道・空手・剣道などの武道は精神的な面を成長させてくれます。他のスポーツでもあいさつができるようになったりしますが、武道は身体だけでなく、心も鍛えるという考えが根付いているため、他のスポーツよりも礼儀を重視する傾向にあります。また、柔道等の受け身があるスポーツは、初めのうちは怪我の心配こそありますが、とっさに受け身がとれるようになれば怪我のリスクを減らすことができます。■9位:野球・ソフトボール野球やサッカー等のチームプレーのスポーツは、コミュニケーション能力や協調性を高めてくれます。同時に試合に出られる人数が限られているので競争心も養うことができます。サッカーと比べて、座っている時間が長い・試合に出られる人数が少ないという違いが挙げられます。そのため、サッカーより野球のほうが集中力を鍛えることが可能です。■8位:バレエ・ダンスバレエは姿勢をよくしたり、バランス感覚を鍛えることができるスポーツです。また、女の子がやる習い事としては練習がハードであり、忍耐力や諦めない心を得ることができます。さらに、大勢の前で自分のバレエを披露することにより、人前でもあがらずに自分を出せるようになれます。将来、プレゼン等で役に立つでしょう。■7位:体操教室様々な競技を行う体操は、運動神経はもちろん、動体視力や反射神経が鍛えられることができます。運動が苦手なお子さんに習わせている方が多いようです。また、学校での体育で行う跳び箱や平均台等を難なくこなせるというメリットもあります。■6位:サッカー・フットサル野球と同じくチームプレー特有のメリットを得ることができます。また、野球と比べた際、運動量が多いサッカーでは、とっさの判断力や体力が養われます。また、野球の試合にでられるメンバーが9人に対し、サッカーは11人。子供が試合に出られる可能性はサッカーの方が僅かに高いです。■5位:書道書道は字が綺麗に書ける子を育てます。これは将来、事務作業や履歴書を書く際に役に立ちます。パソコンが主流になりましたが、新卒の履歴書は未だに手書きです。また、正しい姿勢で筆と神に向き合うことは集中力を養ってくれます。さらに、字に頻繁に触れることで文字に対する抵抗が少なく、本や新聞等を読む力が上がります。■4位:英会話グローバル社会で重要な英語力を、子供のころから鍛えるために、英会話教室は人気です。英会話を習うことで、様々な人とコミュニケーションがとれる力を高め、社交性を培うことができます。また、英語に対する拒絶感を無くすことは、長い目で見ても重要なことです。■3位:音楽教室子供のころから音楽に触れることで、音楽が好きな子供になるのはもちろん、音感やリズム感も鍛えられます。また、楽器は脳にいいともいわれています。まず、楽譜を読むには読解力が、その通りに演奏するのには反射神経が、そして楽譜を覚えるのには記憶力が必要です。楽器を演奏することでこれらを総合的に鍛えることができます。また、繰り返し練習することで集中力や忍耐力も養われます。ピアノのような両手を使う楽器の場合、左右で違う動きをすることが脳の活性化にもつながります。■2位:水泳他のスポーツと違い身体を左右対称に使うので、全身をバランスよく鍛えられるのが水泳の特徴です。他にも浮力により体への負担が少ない。胸に水圧がかかるため心肺機能を向上させることができます。規則正しい呼吸が喘息にも効果があるとされ、喘息の子供に水泳を進めるお医者さんもいます。また、幼少期から水泳を行うことで脳の空間認知力を鍛え、頭の発達にいい効果があると言われています。■1位:学習塾受験のために学習塾に通わせるのは当たり前ですが、受験で成功することだけが塾のメリットではありません。自発的に勉強ができない子供を塾に通わせることは、子供の世界が広がるチャンスでもあります。勉強は受験のためだけでなく、人生を豊かにするためにあるということを、親御さんが教えることができれば、その子の可能性はより広がるでしょう。また、テストでいい点を取ったり、受験で成功することは勉強を好きになったり、自信をつけたりするきっかけにもなります。そして、塾には進学に関する多くの情報があり、子供が将来の目標を定める際に役に立つでしょう。*習い事によって効果は異なりますが、一番大事なのは子供さんがやりたいことを、自発的に行わせることではないでしょうか。習い事は嫌々やらせても効果が薄く、なにも身につかない可能性すらあります。しかし、本当に好きなことを習うことができれば、大きく成長してくれるかもしれませんよ。(文/堀江くらは) 【参考】※ニッセイ インターネットアンケート~5月:「こどもの日・こどもの習い事」について~-日本生命保険相互会社
2016年06月16日幼稚園入園ごろの年齢になってくると気になる「習い事」。2歳ごろまでは、ママと遊びながらいろいろな経験をする「育児サークル」のような習い事も多くありますが、3歳を過ぎると、ママと離れて、子どもだけで行う習い事が増えてきますよね。「なるべく多くの経験をさせてあげたいけれど、母子分離でわが子がきちんとやれるか不安…」「みんなは何歳ごろから母子分離の習い事をさせているの?」そんな疑問を、あんふぁん読者のママたちにアンケート形式で聞いてみました(196人が回答)。約半数が3歳までに母子分離の習い事を体験母子分離の習い事を体験した年齢は、3歳未満が24%、3歳は29%、4歳では23%、5歳以上は14%という結果に。約半数のママが、3歳までに母子分離の習い事を子どもに経験させていることがわかりました。体験をした教室の内容は、「めばえ」や「公文」などの幼児教育や英語教室などの学習系や、体操、スイミング、ダンスなどの運動系、工作教室や美術教室などの芸術系など様々。そのときの子どもの興味や関心に合わせてママが選んでいたり、友だちとおでかけ感覚で体験を楽しんでいるケースもあるようでした。しかし、まだまだ甘えたい時期の子どもたち。慣れない環境での習い事に、きちんと参加できるか不安なママも多いのではないでしょうか?実際に体験した子どもたちの反応を聞いてみました。最初から楽しめたのは過半数初めて母子分離の習い事体験をした子どものうち、最初から楽しんでいたのは35%、最初は様子を見ていたが、途中から楽しめた子は20%と、楽しめたと答えたのは過半数を占めました。ほか、表情は硬いが泣かずに参加したのは25%、ママと一緒なら大丈夫でも、離れると泣いてしまったのは13%、ママがいても環境の変化で泣いてしまった子は6%でした。やはり、初めての場所で体験する初めてのこと。子どもの中にも戸惑いはあるようですね。では、子どもが泣いてしまったとき、ママはどのような対応をすればよいのでしょうか?体験したママの、実際の対応を聞いてみました。「明るく励ます」「厳しく諭す」が半数ずつに割れ、一部は「あきらめる」子どもが泣いてしまったとき、明るく励ますママは45%、厳しく諭すと答えたママも45%。意見が2つに割れる結果になりました。その他、あきらめて退出したというママも5%いました。(残り5%は「まだ習い事をさせていない」と、未回答)わが子が泣いているとき、明るく励ますとやる気が出るタイプなのか、厳しく諭した方が奮起するタイプなのかにもよりますが、ママの対応はどちらが正解、ということではないようです。最終的には8割が「泣き止んだ」習い事の体験で泣いてしまった子(63人)のうち、約40%の子はすぐに泣き止み、41%の子は最後には泣き止んでいたそう。最初は戸惑いもあり涙が出てしまった子どもたちも、最後には習い事の内容に興味が出たり、楽しさを感じられるようになったようですね。しかし、約1割強の子どもたちは、最後まで涙が止まらず…。3%のママは、あきらめて退出したのだそうです。その場に慣れるまでの時間は子どもにより個人差がありますよね。体験した習い事に入会したのは約7割母子分離の習い事を体験させたママのうち、入会を決めたのは約74%。しないと答えたのは18%、検討中は8%という結果になりました。「体操教室の見学後、絶対やる!と言うので入会」(くるみさん3歳)という力強い子どもの感想を聞いて入会させたママもいますが、実際には子どもの体験の様子を見て慎重に判断するママが多い結果でした。子どもが体験を楽しめた場合は、ママも前向きに考えられるケースが多いようですが、最後まで泣いていたり、本人が行きたくないと言う場合には、体験はしても入会はしないという選択をするママもいます。「5日間のスイミング体験。結局5日間とも始めはぐずぐずで、あまり楽しんでいるように見えなかった。本人にやる気がないなら今無理矢理やらせる必要はないかな…と入会をやめた」(ゆかさん4歳)という声も。親が気になる習い事と、子どもの性格に合う・合わないはギャップがあるもの。また、本人がやりたいと言った習い事でも、行ってみると本人のイメージとギャップがあることもあり、習い事は、体験をしてから決定するのがベストなようです。入会後は8割が「楽しんでいる」と回答また、入会後の感想として「子どもが楽しんでいる」と答えたママは80%。楽しんでいない・どちらとも言えないと答えたのが20%でした。最初に泣いていたと答えた人の中にも「英語の体験で、ママから離れられず、みんなの輪に入れず…。でも私が英語をやらせたかったので、入会させました。入会後は楽しく通ってます!」(ななさん3歳)という、入会後に楽しめるようになったという体験談もありました。母子分離での習い事は、子どもにとってはもちろん大きな経験ですが、見守る親にとっても「入会させるのか」「本人は楽しめるのか」を見極めることは大きな課題。わが子にとって良い経験になり、本人が大きくなってからも「やっていて良かった」「楽しかった」と思える習い事を、一緒に選んでいきたいですね。<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年05月23日【ママからのご相談】2歳の子どものママです。最近周りでは、習い事をしているお友達が増えてきました。専業ママのおうちだけではなく、私と同じように平日は仕事をしているおうちでも、土曜に通わせている人もいます。やはり子どもには、 何かしらの習い事をさせてあげなければかわいそうでしょうか……?●A. 子どもにも親にも無理のない範囲で、まずは“楽しむこと”が大事。こんにちは、ライターの佐原チハルです。子どもの教育・養育環境については、どれだけ考えても“答え”なんて見つからない!というくらい、迷うことも多いですよね。特に3歳が近づいてくると習い事をしている人も増えてきて、迷いはますます大きくなることかと思います。●習い事をさせていないのは“ダメ”じゃない結論から言えば、“習い事をさせていないこと=ダメ”ということはありません。「みんな何かしら習い事をしている」ように感じられるかもしれませんが、そんなこともありません。ベネッセの教育情報サイトによると、「Yahoo!クラウドソーシング」でのWebアンケートでは、「習い事をさせていない」家庭の割合は27% となっています。4人に1人以上の子どもが、特に習い事はしていないということです。習い事をしていないのは、決して“珍しい”ことではないのですね。また習い事は、「何かを“続ける”力がつく」というメリットがあげられることがあるのに対し、リスクとして「やめてしまうと、やめぐせがついてしまう可能性がある 」と言われることもあります。「えっ、じゃあどうしたらいいの!?」という感じですよね。習い事をする・しないことによって、誰にとってもメリットになる・デメリットになる、というようなポイントは存在しないのかもしれません。●子どもの興味関心には、可能な限り応える準備はしよう子どもは、いろいろなものに興味を持つことがあります。「あれがやってみたい」「これもやってみたい」と、際限なくリクエストされる保護者さんもいらっしゃることでしょう。その全てを、“習い事としてやらせてあげる”という形で叶えることは、残念ながらできません。しかし、せっかく子どもが興味・関心を持ったのであれば、その好奇心が存在しているうちにいろいろと体験させてあげたいですよね。“好奇心が満たされる”というのは、子どもにとって大切な経験です。習い事という形でなくとも、地域のクラブチームへの参加や、試合の観戦に行ってみるなど、好奇心に応えてあげる方法はさまざまあります 。できる範囲で、検討してみてあげたいですね。●“習い事をしない・できない”理由を明確化して、クリアできるものを探してみる習い事をしない・できない背景には、さまざまな理由があります。「お金の余裕がない」「時間の余裕がない」「近くにその習い事を教えてくれる場所がない」などです。「教えてくれる場所がない」となると解決は難しいですが、お金と時間に関しては、活動主体を“地域のボランティアサークル”に切り替えて探してみると、案外解決できる場合もあります。地域のサークルであれば、参加費が安価 だったり、主体が同じく“ママさん・パパさん”たちだったりするため、活動日が土日 であることも少なくありません。----------習い事をしているか否かは、大きな問題ではありません。しかし、保護者が子どもの興味・関心・好奇心に対して“無関心である”という姿勢が子ども自身に伝わってしまうのでは、ネグレクトの一種ともなりかねません。“習い事”という形にこだわる必要はありませんが、子どもの“気持ち”にはできる範囲で応えてあげられるようにしたいですね。【参考リンク】・初めての習い事。何歳から始めるとスムーズ? | ベネッセ教育情報サイト()●ライター/佐原チハル(フリーライター)●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2016年03月30日「受験」というシステムがないアメリカでは、勉強ではなく、スポーツの習い事が人気。受験や仕事で将来役に立つから習い事をするというより、楽しむために、その子に合った習い事をする傾向があります。アメリカでは、季節ごとに習い事を変えるアメリカの学校にはクラブ活動はありません。放課後に個人の習い事をする家庭もあれば、特に何もしない家庭もあります。人気の習い事は男女ともにスポーツ。日本と違う点はひとつのスポーツをずっと続けるのではなく、シーズンごとに違うスポーツをすることです。春は野球、秋はサッカー、冬はバスケットボール、というのがアメリカの定番。住んでいる地域にスポーツクラブがあり、シーズンごとに参加費を払うことがほとんどです。最近では女子にサッカーが人気です。アメリカの女子サッカーチームが活躍している影響とも言えるでしょう。習い事スタイルのアフタースクールプログラムが充実夫婦共働きが非常に多いアメリカでは、放課後のプログラムも充実しています。アートや読書タイムなど、子どもたちが退屈しないようにさまざまなアクティビティが用意されています。 また、学校によっては習い事スタイルのアフタースクールプログラムが提供されているところもあります。値段は高くなりますが、サッカーやスイミング、テニスなどのスポーツに参加することができます。「習い事をさせたいけれど仕事があるので送迎ができない」という、そんな忙しい親たちにとってはありがたいプログラムとなっています。ただし、日本の学童のような無料のプログラムはありません。それなりの金額を払わなくてはいけませんが、それによってサービスの質が担保されていると考えるようです。子ども自身がやりたい習い事で、とにかく個性を伸ばす日本では親がやらせたい習い事を子どもにさせるケースが多いですが、アメリカでは子ども自身がやりたい習い事をさせることがほとんどです。小さいときから自立心を尊重し、ひとりの個人として扱います。子どもの自主性を尊重し、個性を伸ばす環境をつくってあげる努力をします。親が決めて習い事をさせるという概念ではなく、子どもが自分で何がしたいのかを決めて、親がその意見に耳を傾けるのです。個性を伸ばす環境をつくってあげる文化は、見習いたいところですね。習い事は子どもの個性を伸ばすチャンス。親が勝手に決めてやらせるのでなく、まず子どもに何をやりたいのか聞いてみることから始めましょう。(フレシュラスともみ<フォークラス>)
2016年03月20日【ママからのご相談】30代で3歳の子のママです。今後、自分が習い事をしたい、働くこともしたいといろいろ考えますが、子どもがいることで以前より自分のために使える時間は短く感じます。無駄な動きをしないため、今から効率よく情報を集めるコツはないでしょうか?●A. 今すぐ行動につながりそうな情報だけを集めましょう。ネガティブな考えが生じやすい気分を害するニュースは排除して。ご相談ありがとうございます。ママライターの馬場じむこです。子どもが小さくてなかなか自分だけのことができないとき、今後やりたいことへの気持ちはどんどんふくらんでいきますよね。また、自分のために使える時間も出産前に比べたら圧倒的に少なくなるので、後から「こんなはずではなかった!」と時間を無駄にすることがないように、行動する前に情報収集をしっかりしたい というお気持ちもよくわかります。今回は、行動心理コンサルタントの鶴田豊和さんの著書『「めんどくさい」がなくなる本』から、行動する前に集めていい情報、集めてはいけない情報についてお伝えします。●“将来役に立つかもしれない情報”は集めない鶴田豊和さんの著書にはこのような記述があります。**********『どんな情報を集めればよいかというと、それは、「今すぐ行動につながりそうな情報」だけをなるべく集めるようにするのです。「今すぐは行動しないことはわかっているけれど、将来役に立つかもしれない」と思っているような情報は集めてはいけません。(中略)ですから、今すぐ行動につながりそうな本だけを読むようにします。今すぐ行動につながりそうなセミナーだけ参加するのです』**********お子さんが小さいと、今はとても無理だけど将来的には役に立ちそうな情報に触れる機会も多いですよね。ついついそういった情報を丁寧にストックしていきたい気持ちになりますが、思い切って、今の行動につながらないと感じたら、あえて見ない、溜めないことも大事です。世の中の流れは速く情報もあふれています。そのときに集めても全然遅くはありません。準備する、予習することが大事とされていることも多いので、将来に関する情報を無視することは最初は怖く感じるかもしれませんが、ある程度怖さを振り切ると平気になり、そして、無視する情報を決めることでより今必要な情報を集めやすくなります。●ネガティブに考えないためニュースを見ないまた、鶴田豊和さんの著書にはこういったことも書いてあります。**********『多くの人にとって、テレビでニュースを見ることは悪いことです。私たちが五感を通じて脳にインプットしたものが、私たちの思考や感情に影響を与えているからです。テレビでニュースを見て、怒ったり、不快な気分を感じる人は多いです。(中略)ネガティブな情報に接すれば接するほど、ネガティブな考えや感情が生じやすくなります』**********行動する前にネガティブな情報ばかり集めてしまって、結局動けず後で後悔したという話もよく聞きます。しかし、行動に直接関係ないことでも、ネガティブなニュースに多く触れることで思考や感情に悪い影響がある のであれば、ニュースとの関わり方も考えたいですね。----------いかがでしたでしょうか。「将来的に役に立つかもしれない」という考えに私もとらわれることが多いので、そういった情報を無視することに最初はドキドキしていましたが、慣れてしまうと快適です。ぜひやってみてくださいね。【参考文献】・『「めんどくさい」がなくなる本』鶴田豊和・著●ライター/馬場じむこ(書評ブロガー)
2016年03月18日意外とバカにならない、子どもの習い事の送迎や月謝などの負担。何となくダラダラ続けるのは時間やお金の無駄というものです。子どもの習い事とスッキリ無駄なくつき合う方法について考えてみましょう。習い事を通して身につけられること音楽系の習い事なら「芸術性を養わせたい」、スポーツ系なら「体力をつけさせたい」など、直接的に身につく能力に期待して習い事を始める方は多いはず。または「その道のプロにしたい」と希望して始める場合もあるでしょう。ただし、子どもの習い事では「心の能力を伸ばす」ことにも注目したいもの。自我を抑える自制心や周囲との協調性、物事を最後までやり抜く持続力などの心の能力は、社会で生きていく上で「学力より大切」と言われています。コーチや異なる年齢の子どもなど、普段の生活だけでは深く関わりにくい年代と接する機会が多く持てる習い事や、発表会など頑張る目標が定めやすい習い事は、子どもの心を鍛えるいい機会になります。まずは「何のために習い事をするのか?」という目的を、自分や子どものなかではっきりさせましょう。そうすることで習い事との適切な距離が見えてきます。スッキリと区切りがつけられる習い事の始め方・やめ方「子どもが『やりたい!』というから始めたのに、すぐに『やめたい』と言い出して困っている」という場合は、やめさせてもよいと思います。「すぐやめさせたら飽きっぽい子どもに育つのでは?」という心配は必要ありません。子ども本人も、自分に合うかどうかは実際にやってみないとわからないのです。どんな子どもでも、本当に自分に合うものに出会えれば、それまでどれだけの習い事遍歴があったとしても関係なく、意欲的に続けられることでしょう。しかし、親としては用具など初期費用のこともありますし、できればあまり安々とやめて欲しくないですよね。これを防ぐには、習い事を始める前に考える期間を置くこと。あらかじめやめ時を決めてから始めることをおすすめします。子どもが「これやりたい!」と言ってきたら、まずはその情熱がどれほどのものか1週間~1ヶ月ほど様子を見ましょう。それでもやりたい気持ちが衰えないようなら、「とりあえず3ヶ月は続けよう」、または「検定で〇級が取れたらやめてもいい」など、やめるタイミングをあらかじめ決めてから始めるのです。そして、そのタイミングが訪れたときに改めて続けるかどうかを考え、特に続ける理由がなければスッパリとやめてしまってよいかもしれません。こうすれば、やりたくもない習い事をダラダラと続けてしまうことを防げるし、続かなかった負い目を子どもに感じさせずに済む、ポジティブなやめ方ができます。小さい頃の習い事は、無理にさせなくても大丈夫「周囲のお友だちはほとんど習い事をしているから、わが子にも何かさせないと不安」と、とりあえず習い事をさせている方は、もしそれが負担なら一度やめることを考えてみては。子ども自身がやりたいと望んでいるのならぜひ、続けさせて欲しいですが、なんとなく続けても技術は身につかないものです。「親が行けっていうからピアノを幼稚園から習い続けたけど、大人になった今では弾ける曲は何もない。もしかしてピアノを習ったことはムダだったかも…」と、ぼやく声を時折耳にします。子どもがもっと成長して小学校高学年頃になると、習い事を自ら選び、自発的に取り組めるようになります。プロを目指すなど特殊な事情がなければ、習い事を始めて技術を身につけるのは、それからでも遅くありません。小さい子どもの習い事は、子どもにとってプラスになる続け方、やめ方を意識して、上手につき合いたいですね。(あとりゆうか<フォークラス>)
2016年03月11日こんにちは。保育士でライターのyossyです。皆さんのお子さんは、いくつ習い事をしていますか?なかには平日すべてを使って、5つの習い事をしているケースもあると聞きます。「子どもの才能を見つけて開花させてあげたい」「子どもがやりたいと言ったから……」「今やっておけば、将来苦労しない」など、習い事をさせる理由はさまざまでしょう。しかし、習い事が多すぎてしまうと、子どもらしく外で遊ぶ時間が減ってしまうことも事実 です。また、親が冷静さを失い、子どもが練習で失敗するたびに怒鳴ってしまう……なんてことはありませんか?今回は、有識者の意見も参考にしながら、親として子どもの習い事とどう付き合うべきか、考えていきましょう。●習い事をしすぎると、当然自由遊びの時間が減るウィメンズパークとソニー生命の調査によれば、習い事をしている子どもはおよそ54%。習い事をしている子に限っていえば、半数以上の子どもが複数の習い事を掛け持ちしています。4つ以上の習い事をしている子も5.5%いる という状況です。確かに、子どもにとって習い事が有意義なケースは多いでしょう。しかし、習い事を掛け持ちして忙しく過ごす家庭があることに対し、なかには批判の声もあります。習い事をしているということは、通う時間はもちろん、それ以外にも家庭での練習時間や学習時間などを確保しなければいけません。予定がびっしり詰まっていて、子どもが友達と遊ぶ暇もないのは問題だといえるでしょう。自由に遊ぶことは、発想力や創造力、コミュニケーション力などの発達を促し、子どもにとって非常に大切なのです。過剰に習い事をさせることは、子どもの自由で大切な時間を奪うことにもなりかねません……。では、子どもの習い事問題に関して、有識者はどのように考えているのでしょうか。●本当にやりたいのか、何が目標なのかを定めることが大切育児教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏は、『東洋経済Online』(2015年5月6日)のなかでこう述べています。**********「やりたいのね、じゃあすぐやりましょう」というのではなく、少し考える時間を与えるのも必要かな、と思います。習い事を始めるときに、「どういう状態になったらやめるか」ということまで決めておくといいと思います。**********子どもがさまざまなことに興味津々なのは当然のこと。子どもの性格によっては、「あれもやりたい、これもやりたい」と収集がつかなくなることもあるでしょう。でも、それらを全てやったらどんな生活が待っているのか。子どもは想像せずに言っているケースが多いのではないでしょうか。お友達と遊ぶ時間が減るとは、思っていないかもしれませんね。親としては、本心から子どもがやりたいと思っているのかを見極めること 。そして、習うことによって生活がどのように変わるのかを伝えることが大切です。少し時間を置いて子どもの熱が冷めてしまうようなら、それほどの情熱はなかったのでしょう。また、はじめると決めた場合も、「○○ができるまでやろうね」といったように、目標を定めておけば、それに向かって前向きに頑張ることができますね。●「お金をかけているのに…」「あの子はできているのに…」は禁物青山学院大学教授の樋田大二郎氏は、『Benesse発2010年「子どもの教育を考える」』のインタビューのなかで、以下のように提言しています。**********子どもが「辞めたい」と言ってきたときには、どうか許してあげてください。むしろ、辞める勇気、断る勇気が育っているので将来が安心だと思うくらいがいいのではないでしょうか。保護者の方は、熱いハートと冷めた頭を持って、いろいろ迷うけれど「たかが習い事なのだ」という気持ちを忘れないでください。**********子どもは、親の気持ちを敏感に察します。「習い事を頑張ったら親が喜んでくれる」と思うと、本心ではもうやりたくないのに、その気持ちを隠して無理に続けるケースもあるのです。習い事をするのはあくまで子ども自身 。冷静さを失い、人と比較して一喜一憂したり、「お金をかけたんだから成果がほしい」と焦って子どもを叱責したりするのは、よくありませんね。親は、一歩引いたところであたたかく見守っていきたいものです。また、子どもが本心から辞めたいと言っているなら、それを受け入れる用意もしておきましょう。----------「周りがやっているから」「子どもがやりたがっているから」と、ついつい数が増えてしまいがちな習い事。でも、幼いころの自由な時間は貴重です。ぜひ、習い事を増やす際は慎重に判断しましょう。また、ときには辞める勇気を持つことも大切なのではないでしょうか。【参考リンク】・いくつ習い事をしている?費用はいくら?家計のやりくりは? | ソニー生命()●ライター/yossy(フリーライター)
2016年03月03日【パパからのご相談】小学4年生の娘がいます。本人の希望で、習い事に週に3日通っています。しかし、最近もっと増やしたいと言うようになりました。よく聞いてみると週5日習い事をしているお友達がいて、自分もたくさんやりたいと思ったとのこと。本人のやりたいことはなるべくやらせてあげたい気持ちはありますが、さすがに多すぎるのではと思います。習い事はどのぐらいを目安にしたらよいのでしょうか。●A. 週3日までを目安に考えましょう!こんにちは。現役塾講師の福嶺美優です。ご相談いただきありがとうございます。子どもの習い事は、週3日までを目安に考えることをおすすめします。塾講師をしておりますと、習い事に週にいくつも通う生徒も多く見受けられます。周りのお友達に影響を受け、「お友達がやっているから、自分もやりたい」と言うお子様もいらっしゃるのではないでしょうか。またそろそろ習い事をさせようかと検討しているけれど、「どのぐらいやらせるのが適切なのか」と考えるパパやママもいらっしゃるのでは。そこで今回は、習い事を週3日までを目安に考える理由と、習い事を始めるときの注意点を合わせてご紹介します。●習い事が多すぎると疲れ切ってしまう子どもたちは、平日は学校に朝から夕方まで通い、その後に習い事に通っています。時には土日の学校が休みの日にまで通うことも。しかし当然、学校からは毎日宿題が出され、時には習い事の宿題もこなす必要があります。そのため、あまりに習い事が多すぎてしまうと、子どもたちはときに睡眠時間まで削ることも 。隂山英男さんは著書『学力は家庭で伸びる』の中でこう述べています。**********私の経験から言っても、習い事は週3日が限度でしょう。それ以上増えると、子どもが心身共に疲れてしまいます。**********お子様の健康を考えると、習い事は多くても週3日を目安 にするといいようです。●“本当にやりたいもの”を選ばせるお子様がたくさんの習い事をしたがる場合は、本当にやりたい習い事は何かを本人に選ばせましょう。なかなかお子様本人が自分の容量を見極めるのは難しいため、多すぎる場合は親が止める必要も。隂山さんは同著の中でさらにこう述べています。**********本当に自分が好きなことをひとつ決めて、それをやりとげるほうがずっと大事だと教えてあげてください。**********あれこれ手を出して『浅く広く』習うよりも、ひとつのことを最後までやりとげること が、子どもの“やりきった”という自信になり、成長につながるのかも。----------いかがでしたか。習い事は本人が希望したからとたくさんやらせるのではなく、週3日を目安に選び、とことんまでやりとげさせる経験をさせてみてはいかがでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。【参考文献】・『学力は家庭で伸びる』隂山英男・著●ライター/福嶺美優(現役塾講師)
2016年02月27日子どもにたくさんの経験をさせてあげたいという気持ちから、小学校に入学する前からお子さんにさまざまな習い事をさせるのが一般的になっているかもしれません。日本でも英語、ピアノ、水泳など、たくさんの習い事がありますが、世界の子どもたちはどんな習い事をしているのでしょうか?今回は、各国の子どもの習い事事情をご紹介します。韓国の子どもたちは、習い事よりお勉強!教育熱心な親御さんが多い韓国では、バレエ、ピアノといった子どもに教養をつけさせる習い事よりも学問重視という考えから、「ハグォン」と呼ばれる塾がアフタースクールの一番人気の習い事となっています。そのため、小学校に入れば学校が終わるとすぐに塾、という子も多いそう。なお、幼稚園児には、ピアノやテコンドーなども人気があるそうです。塾以外の習い事は、「子どもがやりたいと言えばやらせてみる」という方針のお母さんが多いようですね。タイではKUMONが流行中東南アジアを代表する経済大国・タイでは、子どもたちは学校が終わればのびやかに外で遊ぶイメージがありますが、都心ではやはり、学校が終わると中学、高校受験のために塾に通わせることが定着しつつあるようです。タイでは学校の先生の副業が認められているために、学校の先生をやりながら放課後は自宅で学習塾を開く先生も多いのだとか。そして、その学習塾でも手軽に始められることから人気なのが、日本に発祥の「KUMON(くもん)」です。都心ではあちらこちらに「KUMON」を教える教室があり、2010年にはタイ全国の生徒数が10万人を突破。この勢いはまだまだ続きそうです。リーズナブルに習い事ができるフランスフランスの小学校には、音楽の時間はもとより工作の時間もないため、「スポーツやアートは学校外で習い事として習うもの」という認識が強いようです。ただ、この習い事については市町村からの援助があり、誰もがリーズナブルな料金で習えるのが、フランスの素晴らしいところと言えるでしょう。音楽、絵画、テニス、海の近くであればヨットまで、ありとあらゆる習い事がありますが、意外に人気が高いのが柔道。フランスの柔道人口は日本よりも圧倒的に多く、人気の秘密はスポーツと作法を同時に学べるからだそう。国際大会やオリンピックでフランス人が柔道でメダルを獲得する理由は、ここにあったのかもしれません。そのほか、習い事としては、サッカーよりもラグビーのほうが人気が高いというのもおもしろいところですね。イタリアの一番の習い事は「友達と遊ぶこと!」学校が終わると習い事ではなくて、公園に行って友だちと遊ぶのが大切な習い事、というイタリア。フランスのように公的援助がないので、習い事が普及しないのかもしれません。それでも週末には教室に通うこともあり、女の子にはバレエなどのダンス、男の子にはサッカーがダントツ人気です! 国によって流行している習い事はさまざまなようですが、「親がやらせたいものよりも、子どもがやりたいと言うことをさせるのが一番」と考えるのは、どこの国にも共通した考え方なのかもしれませんね。(徳武加奈子)
2015年12月13日子どもになにか習い事をさせたいな…と思うものの、費用がネックとなっていることはありませんか? 習い事の相場は内容にもよりますが、1ヵ月5,000~10,000円程度のものが多く「2つは無理かな…」と感じていた私。そんな時、低料金で内容充実の身近な「習い事スポット」を見つけたのでご紹介します!区や市町村が運営するスポーツセンター子どもの習いごとを探す過程で偶然見つけたのが、地域住民の健康やスポーツの振興を目的としたスポーツセンターでした。地域によって呼び名は違いますが、ここでは体育館や筋トレが可能なトレーニング室、会議室などが併設されており、申し込みを行うことで個人での利用が可能です。「自治体のスポーツセンター」というと、運動不足な大人向けの低料金でスポーツ・運動ができる施設と思い込んでいた私ですが、実は子ども・親子向けのスポーツ教室もたくさん開催されていたのです。赤ちゃん向け、幼児向け、小学生向けとバラエティに富んだ教室私の住んでいる地域にあるスポーツセンターには、赤ちゃん向けに英語で行うリトミック、幼児向けにはキッズサッカーやバレエ、小学生向けには空手やヒップホップダンスなど、さまざまな教室が開催されています。週に1度、全10~15回のものが多く、費用は総額5,000~10,000円程度と一般的な相場よりかなり低めです。教室はワンシーズンでいったん終了、新たに定員を募集するシステムなので、継続することも辞めることも気軽にできるところが魅力です。「楽しく」がモットーの雰囲気は子供もなじみやすいわが家では、幼稚園年長の息子をスポーツセンターのキッズサッカー教室に通わせています。ほかのサッカークラブを体験した時は、「厳しい雰囲気が子どもに合わないかな?」と感じたこともありましたが、センターの教室は「みんなで楽しく、サッカーを好きになる」という、おおらかな雰囲気で子どもの性格に合い、とても楽しく通うことができています。ちなみにこうした施設は公に宣伝しないので、見つけるのに苦労することも…。そんなときにはママ友の口コミに頼ってみたり、自分が住んでいる区や市のホームページで調べてみたりしましょう。意外な「習い事スポット」が見つかるかもしれません!
2015年09月18日株式会社キッズスターが、 2015年3月に発表した調査 によると、子どもに習い事をさせている家庭は約3割だそうです。皆さんも、すでに習い事をさせたり、見学に行ったりしているのではないでしょうか。習い事をやるからには、親としては「続けて欲しい」「身につけて欲しい」と願うもの。しかし、そういう思いだからこそ、悩みのタネも尽きないようです。そこで今回は、子どもの習い事に関する親の悩みの上位を紹介しつつ、そうした悩みに親としてどのように対応していくのがよいのかについてまとめました。子どもの習い事に関する親の悩み(1) 今の習い事がわが子に本当に向いているか否かがわからないもっとも多い悩みは「習い事をやらせてみたものの、それが子どもに向いているのかどうかわからない」というもの。たしかに悩みますね。しかし、そもそも、未就学児の子どもは白黒はっきりする世界に生きていません。「好き」「嫌い」の基準があいまいだったり、本人もよくわかっていなかったりする場合がほとんどです。ですから日によって楽しかったり、嫌だったり気分で左右されることも少なくありません。1年やそこらで向き不向き、好き嫌いを判断するのは正直難しいものです。重要なのは、子ども自身がその習い事を「楽しんでやっているか」ということです。特に未就学児の子どもにとっては、習い事も遊びの一部。そこに境界線はありません。大前提として、嫌がらずに通っていれば問題ないでしょう。「楽しい」という気持ちが、時間の経過と共にだんだんと「面白くなる」→「もっとうまくなりたい」→「続ける」につながっていくのです。子どもの習い事に関する親の悩み(2) 本人が「辞めたがっている」先ほども言ったように子ども、特に未就学児の気持ちは日によって変わりますから、「辞めたい」という言葉をどこまで信用していいのか難しいところではあります。また、習い事の中には少なからず、パパやママが子どもにやらせたいと思っているものが入っているはずで、そうしたやらせたい習い事を子どもが「辞めたい」と言いだしたら、なんとか続けなさい!と言いたくなることもあるでしょう。そのため、子どもが習い事を「辞めたい」と言ってもすぐに決断せず、少し様子を見たり、可能であればお休みして少し期間をおいてまた通ってみたり…といった時間が必要かもしれません。無理強いすると、その習い事を本当に嫌いになってしまうこともあるので、少し距離をおいてみましょう。事実、ある程度の年齢(小学生くらい)になると、楽しむようになったり、向上心が生まれてのめり込んだり、ということも、しばしばあるようです。そこから、本当に辞めるかどうかを判断しても遅くないでしょう。子どもの習い事に関する親の悩み(3) とにかく何でもやりたがる「〇〇も習いたい」「●●も習いたい」と何種類もの習い事をやりたがる子どももいます。親としては正直、全部は無理!と思ってしまいますが、まずはそれだけ興味、関心を持ったことを褒めてあげてください。もし、お金と時間に余裕があるご家庭は、子どもが「やりたい」と言った習い事を、一度全部やらせてみるのもひとつの手でしょう。とりあえずやってみれば、子どもも「全部は無理だな」とわかるかもしれませんし、逆に「全部やっていきたい」となるかもしれません。それは、やってみないとわからないことです。とは言え、もちろん「子どもがやりたいと言う習い事を全部やらせるなんて、とても無理」というご家庭も多いはず。その場合は、「どの習い事をやるか」ということを、子どもも交えて話し合ってみてください。子どものやる気を削がないよう注意しながら、優先順位をつけて、納得して選んでいきましょう。親として習い事を決める基準を持とうそもそも大切なのは、「子どもに習い事をさせるかどうか」を決める時点で、ママやパパが「習い事を通じてどんなことを目標にするか」「どんな子どもになって欲しいか?」をきちんと話し合っておくことです。周りがやっているからうちも…といった理由ではなく、きちんと子どもと向き合って、「わが家の習い事のルール」を決めておくこと、それが習い事を続けるために一番大切な軸になるのではないでしょうか。(ライター:遠藤光恵)
2015年08月31日よくお母さまたちから「どんな習い事をすればよいか」という質問をされます。実はこれ、子どもの年齢によっては正直困ってしまう質問だったりします。ワーキングマザーを母親に持つ子どもは、愛着を何よりも求めています。そのため、土日は習い事を入れるのではなく、その時間めいっぱい一緒に遊んでほしいと思うからです。しかし一方で、お母さんたちも数十分・数時間、自分の時間を求めているのだろうなと感じます。子ども・お母さん、それぞれの視点に立つと真逆の答えが出てしまいます。そこで今回は、親子の時間を作りながら生活習慣を正すことが、習い事に変わるほどのメリットがあるということをお伝えしたいと思います。そもそも生活習慣ってなんだろう育児をはじめてから、よく「生活習慣」という単語を耳にしませんか? ざっくばらんに「生活習慣を大切に!」なんて言われても、少し曖昧で実際に何をどうするのかが提示されていません。では、具体的に生活習慣は何かというと、下記の項目があげられます。・起床、睡眠時間(俗に言われる「生活のリズム」)・洋服の着脱・排泄リズム・食事(食べ方、食べる量、食事にかかる時間など)・整理整頓(おもちゃのお片づけ、洋服のお片づけ)この生活習慣を身につけることで、習い事に負けないほど子どもの能力が伸びることを皆さんに知っていただきたいのです。生活習慣は全てに通じている例えば、さきほど紹介した生活習慣のなかでも整理整頓はいろいろなところにつながっています。■おもちゃの片付けおもちゃのお片づけは知育でいう「仲間集め」です。「お片づけして!」なんて一言で終わらせるなんてもったいない! 同じ種類・色・形を見分け、ひとつの場所に集めるということ。そのため、「黄色いブロックからお片づけしようか」や「これと同じ形のブロックからお片づけしよう」など、条件をつけることによりゲーム感覚でお片づけを楽しむことができます。これは楽しいだけでなく、かたちを理解する力・判断力、そして理解力を使います。「よーしママも負けないぞ」なんて一声で親子の楽しい時間に切り替わります。■洋服の片付け洋服の片付けは実は奥が深いもの。「なぜ、洋服を片付けなければいけないのか」という基本中の基本から教えてあげることが大切です。朝起きたときに子どもの目の前で「ママ、上手にたためるんだ~」なんて言いながら、脱いだパジャマを綺麗にたたんであげましょう。キラキラした目で食い入るようにみるはずです(寝起きが悪い子は少し落ち着いてからやってあげましょう)。綺麗にたたんだものはしまわず、寝室など目の届くところに置いておきます。ここまでがいわゆる導入です。時間をすすめます、夜お風呂に入るときにまた服を脱ぎます。そのときも「みてみて~、ママ綺麗にたためるんだ~」と言ってたたむ姿を見せてあげます、こうすることで朝のパジャマの存在を思い出します。お風呂に入ってパジャマを着るとき、いつもよりオーバーリアクションで「朝ママが綺麗にたたんだんだよね!」と言ってたたまれたパジャマを見せてあげましょう。そして「綺麗にたたんであると着るときラクチンだね」と決め台詞を輝く笑顔で投げかけます。すると、子どもの頭のなかで一つのサイクルが出来上がります。脱ぐ→たたむ→着る→ラクチン→ママの笑顔→脱ぐ→たたむ→着る…。ここまでできたらもうこっちのもの。「明日一緒にやってみる?」と輝く笑顔で聞いてあげてください。たたみ方を教えるコツは4つ・まずは半分に畳むことから始める・はじとはじを合わせられるようにする・ぐしゃぐしゃになりそうだったら気づかれない程度に手をだす・オーバーリアクションで褒めるまずは後ろから手をとって半分に畳むことから。ズボンが一番良い導入になると思います。「こことここ、はじっことはじっこをくっつける。はんぶんこ~」なんて声をかけてあげると良いと思います。ちなみにこの洋服を畳むという行為は「折り紙」に繋がるのです。指先の運動を繰り返すことで頭はどんどん回転し、折り紙は子どもの創造性を高めます。一枚の紙からいろいろなものができあがる喜びと達成感は大きなものです。生活習慣を見直しながら、親子の時間を過ごせるなんて一石二鳥。お子さんとの毎日の暮らしを楽しんでくださいね!
2015年08月02日こんにちは!きゆひろがペナンで出来る新しい習い事をご紹介したいと思います。mon-cher ポーセラーツサロン日本人インストラクターによる、ポーセラーツ体験しました。「ポーセラーツ」とは、何かというと、ポーセリン(磁器)とアート(芸術)を合わせた造語だとか。白い磁器をキャンバス見立てて作品を作ります。磁器に絵付をするとなると、やっぱり絵心が必要だったり・・・。でも、特殊な転写紙を使うと誰でも簡単にマイセン風のテーブルウエアを作ることができるのです!キュートな模様からオリエンタルな模様まで転写紙のデザインも豊富!写真以外にもたくさんのデザインがあり、好きなものをチョイスします。あとは、真っ白なカップやプレートに貼りつけるだけ!私が選んだのは、華やかな色味が印象的な花柄の模様。イニシャルもバッチリ入れて、あとは焼成をして頂き、約1週間弱で完成します!自分のオリジナルマグカップが完成!完成品は、こちら!内側にも好きな位置に転写紙を貼りつける事も出来ますよ。どうですか?こんな素敵なテーブルウエアに囲まれて、おしゃれなティータイムを過ごすのも夢じゃない!また、白磁であればシャンプーボトルなどもオリジナルでデザインできますよ!mon-cher ポーセラーツサロン in Malaysia、オープン記念として特別レッスンを実施中です!小さな子供さんと親子で体験できる「親子ペアマグ&プレート作り」のイベントも予定しているそうです。また、カフェなどでランチ付きのワークショップも行っていますので1Day体験をしてみてはいかがですか?個人レッスンは、タンジュンブンガエリアにて行われていて、インストラクターは日本人ミヤさんです。クアラルンプールでも特別レッスンを実施することがあるとのことですのでブログやFacebookを小まめにチェックするのをお勧めします!
2015年02月21日かわいい子供には、好きなことをトコトンやらせてあげたいと望むママは多いことでしょう。よそのご家庭がどれだけ習い事にお金をかけているのかも気になるところです。そこで、各家庭では習い事にひと月あたりどれくらいの金額をかけているのか、調査結果をみていくとともに、習い事費を節約できるお得な方法についても紹介していきます。■子供の習い事にかける月平均額は?ベネッセ教育総合研究所「学校外教育活動に関する調査2013」によると、習い事にかける月平均額は15,000円との結果でした。幼児6,950円、小学生17,050円、中学生23,700円、高校生18,300円と、年齢が上がるにつれ上昇していき、中学生でピークを迎えます。きょうだいのいる子より一人っ子のほうが、たくさん習い事をしているイメージがありますが、子どもの人数による平均額の大きな差は見られませんでした。ただし、世帯年収には比例して平均額が上がっています。実際のモデルケースで試算してみましょう。<幼稚園年長の女の子の場合>ピアノ7,000円プール8,000円――――――――――――計15,000円<小学1年生 男の子の場合>サッカー1,500円通信講座5,000円――――――――――――計6,500円<小学3年生 女の子の場合>ピアノ7,000円プール8,000円通信講座5,000円――――――――――――計20,000円■やりたいことをやらせて、習い事の費用を節約できる方法3つ習い事の費用はをかければかけるだけ、上達するわけでもありませんし、受講料の高い塾に通ったからといって必ず成果が出るわけでもありません。子どもとちゃんと向き合っていなければ、支払ったお金がただの浪費になってしまう可能性だって高いでしょう。最初に親が自覚しなければいけないのは、「子どもに成果を求めすぎてはいけない」という点です。習い事にお金をかける行為は、親の自己満足が大きく占めているケースも多いのです。子どものやりたいことをやらせながら習い事の費用を節約するには、以下の3つの方法を試してみるとよいでしょう。1.子供の本音を聞く元々は子どもがやりたいと言って始めた習い事だったとしても、現在も情熱や興味が続いているとは限りません。家での過ごし方を観察したり、さりげなく話を聞いたりすることで、これからも続けていくべきかどうかを見極めましょう。いきなり辞めるのではなく、先生や通う教室を変えて、様子を見るのもいいかもしれません。2.ITを活用する今やITの進化で、学ぼうと思えば何でもインターネットで学べる時代です。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学など世界中の有名校の講義が無料で視聴できるサイトや、誰でも無料で受験勉強対策ができるサイトもあります。また、オンラインで、英語圏であるフィリピン在住の講師に月2,800円で英語を学べるというサービス「 エキサイトスカイプ英会話 for キッズ 」などもあります。これからは、経済や地域による学びの格差が、加速度的に減少していくと予測されます。3.地域の支援団体を探してみる「NPO法人キッズドア」など、経済的理由などで学ぶ機会を失っている子どもたちの学習支援を行っている団体があります。お住まいの近くに支援団体や社会起業家がいないか、市区町村の窓口に相談してみてください。今やりたいことのための習い事費と将来の夢のための教育資金、どちらかに大きく偏ることなくバランスを取っていきたいですね。家族で話し合える場を持ちましょう。参考リンク ベネッセ教育総合研究所 edX manavee エキサイトスカイプ英会話 for キッズ NPO法人キッズドア
2014年09月12日