狂言師の野村萬斎が、10月10日に公開される3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』で最強最悪の敵・ノロイを演じていることが明らかになった。過去に放送されたTVアニメ『ガンバの冒険』にも登場した白いイタチのノロイは、その白く美しい姿とは裏腹に、狡猾な罠を仕掛けネズミを次々と殺していく残忍かつ冷酷なサディストとして描かれ、当時の少年少女たちのトラウマになったとも言われている。また、勇気と好奇心にあふれたガンバをはじめ、心優しきボーボ、親分肌の船乗りネズミ・ヨイショ、物知りで一団の参謀役のガクシャ、口は悪いが実はいいヤツのイカサマ、怠け者だが友達思いのマンプクなど個性豊かな面々に匹敵する、敵役としての存在感を必要とされる難しい役どころでもある。2013年に公開された宮崎駿監督作品『風立ちぬ』のカプローニ役以来、2作目となるアニメ作品のアフレコに臨んだ野村は収録後、「ノロイは非常に重要な役どころで、しかも悪役。昔から悪役をやってみたかったという事もあり、本当に楽しく演じさせていただきました」と振り返っている。野村は役柄について、「ノロイは、怖さと魅惑的なところを兼ね備えた、カリスマ性のあるキャラクターで、最初に浮かんだイメージは、『ガッチャマン』と敵対するベルク・カッツェでした」と分析。演じる上では「ノロイの個性をうまく表現するために、ずっと気張っているだけでは怖くないので、少し女性的なふんわりした面を見せながら、突然スパッと切り込むような、振れ幅の大きさを表現したいと思っていました」と、ノロイの底知れない恐ろしさを演出する工夫があったという。最初こそ「自分のキャラクターを出す事に専念していました」と語る野村だが、「終わる頃にはすっかりノロイになってしまったと思います。大激闘した時には、リアクションなど、本当に格闘しているような感じで、全身を使ってアフレコさせていただきました」と役になりきったようで、「アフレコって、大変だなと思いました(笑)」と漏らすなど、その熱演ぶりをうかがわせた。『GAMBA ガンバと仲間たち』は、作家・斎藤惇夫氏が手がけた小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語『冒険者たち ガンバと15 ひきの仲間』を、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組が3DCG映画化。企画構想から15年、総製作費20億にも及ぶ巨大プロジェクトとして始動し、製作期間10年を経て完成した。本作の脚本を担当するのはドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏。さらにエグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞を受けた『それでも夜は明ける』の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎えるなど、トップクリエイターたちが集結して製作されている。キャストには野村のほか、主人公・ガンバ役にアニメ『進撃の巨人』のエレン・イェーガー役などで知られる声優の梶裕貴、ヒロイン・潮路役をディズニー映画『アナと雪の女王』(2014年)の日本語吹替版でアナを演じた神田沙也加が務めるほか、マンプク役を高木渉、忠太役を矢島晶子、ボーボ役を高戸靖広、イカサマ役を藤原啓治、ガクシャ役を池田秀一、ヨイショ役を大塚明夫、ツブリ役を野沢雅子が担当する。(C)SHIROGUMI INC.,GAMBA
2015年08月14日世界カクテルコンペティション「ザ・シーバス マスターズ」で、アンダーズ 東京のバーテンダー齋藤隆一が3位を受賞。審査員を魅了した齋藤隆一によるカクテルが、アンダーズ 東京の「ルーフトップバー(ROOF TOP BAR)」にて提供されている。スコッチウイスキー「シーバスリーガル(CHIVAS REGAL)」が主催する、世界カクテルコンペティション「ザ・シーバス マスターズ」。第2回目となる今回は、“次世代のクラシックカクテルの探求”をテーマに12カ国でローカル大会が開催された。大会では、「シーバスリーガル」の誕生から今日に至るまでの年代を4分割し、各時代をイメージしたストーリー性のある4種類のカクテルを創作する、というお題が出された。日本大会ではアンダーズ 東京「ルーフトップバー」の齋藤隆一が優勝し、日本代表として7月13日、14日にニューヨークで開催された世界大会決勝に出場した。世界大会は6ラウンド構成で、課題やワークショップなどを行い、すべてのラウンドを通して創造性やスタイル、味わい、ミクソロジー技術などが総合的に審査された。各ローカル大会で優勝した4種類のカクテルのうちひとつが審査対象となった第1ラウンドで齋藤隆一は、クラシックカクテル「ジョンコリンズ(JOHN COLLINS)」を現代的日本版にアレンジした「パーソナルコリンズ(PERSONAL COLLINS)」を披露。審査員を魅了し、総合で3位に輝いた。なお、“2015 シーバスマスター”となる優勝はイギリス代表のジョシュ・レイノルズ(Josh Reynolds)が獲得した。現在、「ルーフトップバー」では、国内大会で優勝を勝ち取り、世界大会でも賞賛された齋藤隆一のカクテル「パーソナルコリンズ」が提供されている。
2015年08月06日10月10日に公開される3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』に、かつてTVアニメ『ガンバの冒険』で主人公・ガンバを演じた声優の野沢雅子が、今度はガンバを助けるオオミズナギドリのツブリ役として出演することが明らかになった。本作は、作家・斎藤惇夫氏が手がけた小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語『冒険者たち ガンバと15 ひきの仲間』を、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組が3DCG映画化。企画構想から15年、総製作費20億にも及ぶ巨大プロジェクトとして始動し、製作期間10年を経て完成した。野沢は、「今回はガンバではなくツブリ役ということだったので、最初はとても驚きました」とオファー時を振り返り「ただ、ガンバを演じていた以前からツブリは良い役だと思っていましたし、ツブリのキャラクターが大好きなのでうれしかったです」と出演を喜んでいる。役どころについては、「ツブリは最初から最後まで出ているわけではないけれども、登場する要所要所でガンバを手助けしてくれる。以前のTVアニメでは、ツブリは男性の役で、声も男性(嶋俊介)が演じていましたが、今回のツブリは女性のキャラクターに変わっています」と説明し、「女性ながらも、悟空のようにバイタリティーのある大人のキャラクターとして演じました」と、演技では長年「ドラゴンボール」シリーズで担当している孫悟空と重ねたことを明かした。1975年4月~9月のTVアニメ『ガンバの冒険』、劇場アニメ『冒険者たち ガンバと7匹のなかま』(1984年)、『ガンバとカワウソの冒険』(1991年)でガンバを演じてきた野沢。今回の出演は、長年ガンバ役を務めてきたことに敬意を表しての依頼だったという。野沢は「今まで数多くの役を演じてきましたが、ガンバとは長くお仕事をさせていただき、ずっと一緒に生きてきたので、私の中ではガンバは分身のような存在です」とガンバへの愛情を語り、キャラクターの魅力として「ガンバ自身は大きな力を持っているわけではないけれども、強敵であるノロイに立ち向かっていく。その勇気がすごいと思います。そして、皆と協力してノロイを倒そうとする仲間意識。これもガンバのすごいところです。リーダーシップもあり、仲間のためなら自分の身を投げ打ってでも行動するところ。ガンバの魅力は、彼のひとつひとつの行動に象徴されていると思います」と分析している。最後に野沢は、本作の見どころについて「皆で力を合わせるという"団結力"です。それは、最近世の中に欠けているものですよね。この映画を見て、あらためて仲間の大切さを感じてほしいです。一人より二人。二人より三人。この映画では、その団結力が、いかなる者をも倒せる強い力になり得ることを教えてくれます。団結力が、この映画の最大の魅力です」と力強く語った。本作の脚本を担当するのはドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏。さらにエグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞受けた『それでも夜は明ける』の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎えるなど、トップクリエイターたちが集結して製作されている。キャストには、主人公・ガンバ役にアニメ『進撃の巨人』のエレン・イェーガー役などで知られる声優の梶裕貴、ヒロイン・潮路役をディズニー映画『アナと雪の女王』(2014年)の日本語吹替版でアナを演じた神田沙也加が務めるほか、マンプク役を高木渉、忠太役を矢島晶子、ボーボ役を高戸靖広、イカサマ役を藤原啓治、ガクシャ役を池田秀一、ヨイショ役を大塚明夫が担当する。(C)SHIROGUMI INC., GAMBA
2015年08月04日渋谷東急REIホテルは8月1日~31日、レストラン「ハシュハシュ」にて、ランチタイムとディナータイムに「ビーフステーキフェア」を開催している。同フェアでは、ステーキを150~300グラムまでの4段階の中から好みのグラム数にカットして提供する。ビーフステーキの価格は150gが2,250円、200gが3,000円、250gが3,750円、300gが4,500円。ランチは、サラダブッフェ、本日のスープ、パンまたはライス、デザート、コーヒーまたは紅茶付き。ディナーはステーキは単品で、オプション(800円)で、サラダ、日替わりスープ、パンまたはライス、デザート、コーヒーまたは紅茶を用意する。なおランチ・ディナーともに、ステーキを注文した人限定で、生ビールやスコッチウイスキー「シーバスリーガル」を割安な価格で提供する。「エビス生ビール」は小300円、中500円。「シーバスリーガル12年 シングル」は500円 。時間は、ランチが月~金曜日11時30分~14時30分(ラストオーダー)、土・日曜日が11時30分~15時(ラストオーダー)、ディナーが月~土曜日17時30分~23時30分(ラストオーダー)、日曜日が17時30分~21時30分(ラストオーダー)。※価格はサービス料・税込
2015年08月04日狂言師の野村萬斎が、TVドラマ『相棒』や『リーガル・ハイ』などで知られる人気脚本家・古沢良太氏のオリジナル書き下ろし映画『スキャナー記憶のカケラをよむ男』(2016年GW公開)で現代劇に初挑戦することが27日、明らかになった。野村が演じるのは、残留思念を読み取る特殊能力を持つ主人公・仙石和彦。かつてはその能力を使い、マイティーズというコンビで日本中を湧かせたものの、その能力の代償に精神をすり減らしてコンビは解散。マンションの管理人として人目を避けた生活を送る中、一人の女子高生から行方不明になったある女性を探してほしいという依頼があり、コンビ復活をもくろむ芸能事務所社長の策略で渋々協力するも、予想だにしない事件へと巻き込まれていく。映画では、仙石の相方・丸山を雨上がり決死隊の宮迫博之が演じる。今作が現代劇デビューとなる野村は、「僕は狂言師なので、どうしても腹から声を出してしまいます。今回は現代劇ですし、そんなに大きな声を出さないでと監督に言われていますので、なるべく自然にしゃべることを心がけています」とコメント。また、宮迫とコンビを組むことについては、「僕も漫才師になったような不思議な気分です(笑)」と楽しんでいる模様で、「狂言もセリフ術ですが、今回セリフの応酬で魅せる部分もあるこの作品の中で話芸を培われた宮迫さんと一緒にやると非常にテンポ感が出ます。分かりやすく言えば楽しいキャッチボール。お互いが楽しんでいて、それを人が見て楽しい。そんなコンビネーションになっていると思います」と期待をのぞかせた。一方の宮迫は、「本来、映像のお仕事に限らず、ある程度の緊張を持って仕事に臨むんですけど、今回は芸人ということもあって今の所、ほぼフラットです(笑)」と役柄に違和感はない。野村とはこれが初共演だが、「とにかく初対面の感じがしなかった。不思議と、何の違和感もなくリズムよくできたんです」と相性のよさを明かした。さらに、野村と一緒に芝居に入ってからは「発声のレベルが全然違う」ことを発見したようで、「(萬斎さんの)役柄的には(発声を)抑えないといけないので、監督さんから注意されることもあるんですが、その時の発声が全てこっちのおなかに響いてくるから、すげ~なと!(笑)。あのおなかに響く発声はどうやってるんだろう?などと思いながら、ご一緒しています」とコメントを寄せた。古沢氏は野村の役どころについて「主演の萬斎さんは普通の人っていうよりは、普通じゃない人…"変人"をある説得力を持って演じられる人であるだろうと思っています。なので何かしらの特殊な能力を持った人間でいこうと決めていました。色んなアイデアはありましたが、新しいヒーロー像がいいと思っていて、正攻法で事件を解決するプロットの中に今までに無いような主人公、探偵像を作りたいと思いました」と説明。宮迫が演じる丸山については、「お笑い芸人なので、本職の方がやってくれると説得力があります。バカなことも言うけれど、いかんせん仙石がもっと変人なので、ビシバシ、突っ込んでいかなきゃならない。その両方を器用にできる方がいいと思っていたので、宮迫さんは本当に理想的」と絶賛している。本作のメガホンをとるのは、『デスノート』(2006年)、『デスノート the Last name』(2006年)の金子修介監督。TVドラマ『相棒』Pre Season~season5など人気シリーズを手がけてきた須藤泰司氏が企画を務める。須藤氏と古沢氏がコンビを組んだ映画『探偵はBARにいる』(2011年)は、第35回日本アカデミー賞で優秀脚本賞を受賞した。本作について古沢氏は、「『相棒』→『ゴンゾウ』→『探偵はBARにいる』と事件ものの面白さを学び、面白さを知りました。それらの仕事を通じて学んだものの、自分なりの最新型がこの作品です。現時点での集大成でもあると思います」と語っている。映画は7月15日にクランクイン。クランクアップは8月末を予定している。(C)2016「スキャナー」製作委員会
2015年07月29日ホームズとワトソン、明智小五郎と小林少年、ルパンと次元…いつの世も、共に謎を追い、冒険にハラハラ、事件解決にワクワク、そして時に涙もした時代を代表する名コンビたち。このほど、狂言師の野村萬斎がお笑い芸人の宮迫博之とともに、異色のバディもの『スキャナー記憶のカケラをよむ男』に出演することが決定。「リーガル・ハイ」でおなじみの古沢良太が、オリジナル脚本を書き下ろしていることが分かった。主人公は、人間の記憶や感情など物や場所に残った“残留思念”を読み取ることができる特殊能力を持った男・仙石和彦。かつて、その能力を使い、マイティーズというお笑いコンビで日本中を湧かせたこともあったが、やがて能力の代償に精神をすり減らし、コンビも解散。以来、マンションの管理人として人目を避けた生活を送るようになる。一方、相方のマイティ丸山もピン芸人になるものの、鳴かず飛ばずでクビ寸前の状態。そんなとき、秋山亜美という一人の女子高生が丸山の所属する芸能事務所・峠プロダクションを訪れる。その依頼とは、解散したマイティーズに、行方不明となったある女性を探して欲しいというもの。この仕事を機にマイティーズ復活を目論む社長の久美子は、仙石に事件の捜査を手伝わせるよう、丸山に命じるのだった…。この仙石を演じるのは、狂言師として知られながら、さまざまなフィールドで活躍する野村さん。これまでは『陰陽師』(’01)や『のぼうの城』(’12)など、大ヒット時代劇で主演を務めてきたが、本作では満を持して初めての現代劇に出演。特殊能力を持つ主人公・仙石を、唯一無二の存在感で演じる。一方、仙石の相棒であり、元相方のマイティ丸山を演じるのは、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」として数々のバラエティーに出演するかたわら、俳優としても数多くの人気ドラマ・映画に出演してきた宮迫さん。ピン芸人となるものの鳴かず飛ばず。再会した仙石を口八丁、手八丁であおり、外の世界へと引きずり出すものの、理解できない仙石の行動にはふり回されてばかり、喧嘩もしばしば。とはいえ、なんだかんだ仙石のことが気になり、結局放っておけないという存在を演じ切る。実は丸山は、野村さん演じる仙石にとっても、唯一、本音でぶつかることができる貴重な存在なのだ。そんな2人が“新たなコンビ”として、彼らにしかできない捜査で様々な事件に挑んでいく本作。脚本を書き下ろしたのは、『探偵はBARにいる』シリーズや「相棒」「リーガル・ハイ」など、ヒット作とともに、名コンビを生み出し続ける若手ナンバーワン脚本家の古沢さん。監督は、『デスノート』『デスノート the Last name』などで国内外から高い評価を受ける金子修介監督が務める。本企画の生みの親であり、『探偵はBARにいる』で古沢さんとともに第35回日本アカデミー賞「優秀脚本賞」を受賞し、『探偵はBARにいる2~ススキノ大交差点~』などを手がけた須藤泰司が、古沢さんとともにまた新たなコンビを作りあげていく。野村さんは、「今回の脚本の、物に人間の思いが宿るというのは日本的な感性で素敵」とコメント、「それが事件を解決するカギになるというのも、オリジナルの面白さだなと感心いたしました」と語る。「宮迫さんとのコンビですが、僕も漫才師になったような不思議な気分です(笑)。狂言もセリフ術ですが、今回セリフの応酬で魅せる部分もあるこの作品の中で、話芸を培われた宮迫さんと一緒にやると非常にテンポ感が出ます」と語り、その「キャッチボール」を楽しんでいる様子だ。また、宮迫さんは、「萬斎さんとお仕事させてもらうのは初めてなんですけど、とにかく初対面の感じがしなかった。不思議と、何の違和感もなくリズムよくできたんです。ただ我々も喋る仕事ですが、発声のレベルが全然違う。(萬斎さんの)役柄的には(発声を)抑えないといけないので、監督さんから注意されることもあるんですが、そのときの発声が全てこっちのお腹に響いてくるから、すげ~なと!(笑)」と感嘆する。金子監督も、早くもそのコンビには太鼓判を押しており、「まだ撮影は途中ですけど、萬斎さんと宮迫さんの2人の掛け合いは、昔からコンビをやってるんじゃないかと観ている人には思えるでしょう。萬斎さんのしっかりした芝居に宮迫さんがツッコミを入れて来るのが、実はしっかり計算されている。でも、そんな風には見えないはずで、ニヤニヤと時には吹き出してしまいますよ」と言う。さらに、本作を「現時点での集大成」と力強く語る脚本の古沢さんは、そんな萬斎さんについて、「普通の人っていうよりは、普通じゃない人…“変人”をある説得力を持って演じられる人であるだろうと思っています」とコメント。「一方、宮迫さんが演じる丸山というキャラクターはお笑い芸人。なので、本職の方がやってくれると説得力があります。バカなことも言うけけれど、いかんせん仙石がもっと変人なので、ビシバシ、突っ込んでいかなきゃならない。その両方を器用にできる方がいいと思っていたので、宮迫さんは本当に理想的だなと思っています」と語り、手応えを覗かせている。『スキャナー記憶のカケラをよむ男』は8月末クランクアップ予定、2016年ゴールデンウィークに全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月27日田中圭が主演を務める、「カバチタレ!」「極悪がんぼ」の田島隆原作の深夜ドラマの映画化『劇場版びったれ!!!』の全国版および広島限定版のポスターがこのほど解禁となった。かつては暴力団組織の金バッヂ、狂犬と恐れられた男・伊武努(田中圭)。極道から足を洗い、いまや司法書士となり亡き姉の娘・かりん(岩崎未来)を男手一つで育てている。ドラマ最終話で無事に娘を取り戻し、平和な生活に戻ったかのように思えたが、幼稚園のパパ友はまたも不当解雇に怯え、大事な補助者・杉山(森カンナ)の実家は不正な取引で立ち退きを迫られ、かりんまで人質に…。ライバル弁護士・霧浦(山本耕史)の狡猾な戦略、そして外道な伊武の父(竹中直人)の魔の手が伊武の前に立ちはだかる。皆の未来を背負った伊武は義理と人情を貫き、かりんと杉山、善良な市井の人々を守ることができるのか――。「お人好しで頼りないシングルファーザー」「切れ者の司法書士」「元・極道」の三つの顔を持つ伊武が、理不尽な目にあう庶民を助けるべく奮闘する痛快・裏リーガルドラマの劇場版となる本作。原作者・田島氏は、今回の映画化に際し自身初のオリジナル脚本を共同執筆&全面監修を務めている。このほど公開された広島限定版ポスターは、全編広島ロケを敢行した本作にちなみ、広島カープの赤を基調にした原作「びったれ!!!」のイラストを背景に、広島で人気の西田篤史・池谷公二郎・城みちるの三人をフィーチャーした特製版に仕上がっている。広島版ポスターは、広島県内を中心に設置される予定。広島ではチャンネル占拠率33.5%を誇ったドラマの映画化ともあり、広島を中心に大きな話題を集めそうだ。『劇場版 びったれ!!!』は11月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月23日女優で歌手の神田沙也加が、10月10日に公開される3DCGアニメーション映画『GAMBA ガンバと仲間たち』で、ヒロイン・潮路を演じることが明らかになった。ディズニー映画『アナと雪の女王』(2014年)の日本語吹替版でアナ役を担当し、「第9回声優アワード」主演女優賞(2015年)を受賞した神田は、続編『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』(2015年)以来となる、劇場アニメでの声優を担当。神田は「潮路は、すごく芯が強くて、心で皆の事を引っ張っていくヒロインでもあると思うので、かわいらしさだけでなく母性も見せていければ」と意気込みを語り、「懸命にスクリーンを駆け回る彼らを、ぜひぜひ劇場で見守ってあげてください」と伝えている。製作総指揮・島村達雄氏は神田の起用について、「神田さんは、地道に声優の訓練を積んだり、若い頃からミュージカルの舞台で歌や演技の技術を磨いたり。ホンモノ志向を感じさせるところが、強い信念のもと、希望を忘れない潮路のキャラクターにぴったりだと思いました」と、その実力を評価するとともに、「『アナと雪の女王』以降、彼女を知らない子供はいないんじゃないかという程、子供たちの知名度が群を抜いていることも合わせて判断し、オファーしました」と、『アナ雪』での好演がきっかけとなっていることも明かした。また主役のガンバは、アニメ『進撃の巨人』主人公のエレン・イェーガー役などで知られ、第7回・8回の「声優アワード」で主演男優賞を連続受賞した梶裕貴が演じる。作品について梶は、「正義感にあふれ、常に真っすぐなガンバたちの姿が、子供たちに夢を与え、大人たちには幼い頃の気持ちを思い出させてくれると信じています」とコメントを寄せている。本作の原作『冒険者たち ガンバと15 ひきの仲間』は、小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語。『ガンバとカワウソの冒険』以来24年ぶりの映像化となる本作では、制作を『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年)、『STAND BY ME ドラえもん』(2014年)などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組。エグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞を受けた『それでも夜は明ける』(2013年)の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎え、ドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏が脚本を務める。(C)SHIROGUMI INC., GAMBA
2015年07月14日元ヤクザ、お人好しのシングルファーザー、キレ者の司法書士という3つの顔を持つ男を若手実力派の田中圭が演じ、好評を博した深夜ドラマの映画化『劇場版 びったれ!!!』。11月に全国公開される本作から、待望の特報映像が解禁となった。「カバチタレ!」「極悪がんぼ」「ダンダリン労働基準監督官」などを生み出してきた田島隆が原作を務める“司法書士”漫画の新シリーズが、連続TVドラマ化に続き、劇場版としてよりパワーアップして帰ってくる本作。「びったれ」とは、小心者を意味する広島弁だ。司法書士事務所に勤務する、お人好しで頼りないシングルファーザーの伊武努(田中圭)が、「切れ者の司法書士の顔」、そして法的な手段でも動じない輩には「元・極道の顔」という、3つの顔で理不尽な目にあう庶民を助け、人の温かみと厳しさを突き付ていく痛快な裏リーガルドラマ。連続ドラマは、tvkほか全国10のローカル局で始まるも、“地元”・広島では同時間帯の視聴率6.3%(チャンネル占拠率33.5% ※第8話)、福岡では視聴率4.3%(チャンネル占拠率36.7% ※第7話)と大好評を博し、その勢いのまま映画化が決定した。今回解禁となる30秒特報では、庶民を助けるはずの主人公・伊武を襲う数々の困難が描かれていく。極道時代の過去をネタに中傷を受けたり、家族の絆に亀裂が入ったり、足を洗ったはずなのに大乱闘…。果ては、ライバル弁護士・霧浦(山本耕史)からは痛烈な批判を受け、そして宿敵の実父・伊武制覇(竹中直人)からも宣戦布告されている。ドラマ版に引き続き、本作の主題歌を担当するのは、関西出身のアイドルパンクDJユニッ「あゆみくりかまき」。6月24日にメジャー2ndシングル「蜜蜜蜜(ハニーハニーハニー)」をリリースしたばかりの彼女たちが、この劇場版のために書き下ろした新曲「森森森(もりもりもり)」もこの特報映像の中で解禁されている。広島発の超庶民派・司法書士は、理不尽なことばかりの社会に風穴を開けることができるのか?まずはこの特報映像を覗いてみて。『劇場版 びったれ!!!』は11月、全国にて公開。ドラマ「びったれ!!!」DVD-BOX(発売元・販売元:キングレコード)は7月8日(水)よりリリース予定。(text:cinemacafe.net)
2015年06月25日AOSグループの1つAOSリーガルテックでは、高度なデータ復旧技術を用い、データ復旧サービス、フォレンジックサービス、eディスカバリサービスなどを提供する。まずは、フォレンジックとeディスカバリについて簡単に紹介しておこう。フォレンジックであるが、無理矢理、訳すならデジタル鑑識などが使われる。具体的には、PCや情報機器のデータやログを分析し、裁判における証拠として使えるようにするものだ。近年は、PCを含め情報機器などが犯罪に必ず使われる。当然ながら、意図的に破壊されることもある。そのような状態からデータを復旧することも含まれる。eディスカバリは、電子的情報開示などと訳される。欧米の裁判では、当事者が訴訟に関連する電子情報を開示することが法律によって定められている。日本の企業が外国で訴訟に巻き込まれることは少なくない。その際に対応を誤る(データやソースコードの開示が不十分)と、制裁など不利な状況に陥ることがある。証拠データ開示には、多くの労力がかかる。そのサポートなどもAOSリーガルテックのサービスの1つである。一般ユーザーには、裁判など少しなじみにくい事柄かもしれない。しかし、犯罪に巻き込まれることは皆無ではない。また、海外と取引をしている会社に勤務していれば、eディスカバリを知らないではすまされない。本稿では、そこまでは紹介できないが、興味・関心を持たれたのであれば、まずは、AOSリーガルテックの公式ページを見ていただきたい。こういったAOSリーガルテックのサービスの根幹ともいえる技術の1つが、データ復旧技術なのである。○どうしてデータを失う?誰でも、データをなくしたという経験は一度や二度はあるだろう。HDDからデータが消える、もしくは読み出せなくなる理由にはいくつかあるが、大きく分けると物理障害と論理障害の2つがある。まず、物理障害であるが、以下のような事例が考えられる。物理的・機械的に破損(寿命も含む)水没や天災などで破損稼働部分は、摩耗や消耗から避けることはできない。ノートPCでは、落下もある。また、2011年3月の東日本大震災のように、天災などもある。そして、論理障害であるが、以下のような事例がある。クラスタ異常で、ファイルやフォルダが開けないウイルス感染フォーマットが求められる誤操作具体例で示そう。HDDへのファイルの書き込みは、クラスタという最小単位で行われる。ファイルAは11~13までのクラスタを使い、ファイルBは14~15のクラスタを使っているとしよう。これが、なんらかの原因で図2の下のようになってしまう。ファイルA、Bともにクラスタ13を使用している(クロスリンクと呼ぶ)。そして、クラスタ14は、どちらからも参照されていない(ロストクラスタ)。このような状態では、ファイルを読み出せなくなってしまう。そして、誤操作である。誤って削除、フォーマット、バックアップのリカバリ先を間違えるといったことだ。最近依頼が多いのは、ビデオカメラの復旧である。PCにコピーしたつもりでできていなかったり、子供が誤って消去してしまい、運動会や結婚式などの動画を復旧してほしいというものだ。依頼してくるユーザーのレベルもさまざまである。初心者に近いようなユーザーから、ある程度詳しく、自身で物理障害とわかって依頼するユーザーもいる。いずれにも共通するのは、そのデータがユーザーにとって、高い価値を持つという点である。PCで誤って削除してしまった場合、AOSデータのファイナルデータが有効な対策となる。AOSリーガルテックのデータ復旧は、このファイナルデータで培われた技術をベースにしている。データ復旧サービスは、1999年から手掛けており、以前は、警察庁や検察庁などといった調査機関からの依頼が主であった。現在も、全国の警察・検察庁にAOSリーガルテックのシステムが導入されている。それらの調査機関で処理できない案件については、各調査機関から依頼を受けて、輸送機関は使わずに、こちらへ搬入し、データ復旧を行っている。実際にデータ復旧サービスを行うのは、日本データ復旧サービスセンターである。○まずは初期調査からデータ復旧であるが、次の手順となる。電話、メール、Web経由で申し込み初期調査(無料診断)を受ける(HDDの送付)結果報告、費用の見積もりデータ復旧の発注、支払い復旧作業復旧データをUSBメモリなどにコピーし返却ポイントになるのは、初期調査結果であろう。論理障害、もしくは物理障害の診断障害レベルの診断希望のデータの有無データ復旧費用の概算料金の概要であるが、中程度の論理障害ならば53,000円から、物理障害ならば126,000円からとなっている。実際には、初期調査での見積もりとなる。詳しくは、図4のWebページを参照していただきたい。○実際にデータ復旧を行ってみる今回、復旧をお願いしたHDDは2000年製のPATAのHDDである(容量30GB)。PCにUSB経由で接続すると、ディスクの初期化が求められる。しかし、フォーマットをしようとしても、できない。事前の状況を説明したところ、物理障害の可能性も疑われるとのことだ。まずは、接続テストを行ったところ、無事に認識できた。この段階で、さすがと感じた次第である。担当者によれば、不良セクタが予想されるとのことだ。別のツール使い、データのコピー(復旧)を行う。図6は、途中のようすを撮影したものであるが、不良セクタが検出されている。不良セクタの部分を表示したのが、図7である。赤い部分が不良セクタである。その後に読み込みをスキップしたセクタが続く(黄色)。不良セクタの周辺は、さらに不良セクタが発生している場合が多い。そのため、スキップしている。一般的なHDDコピーでは、不良セクタがあっても読み続けようとする。その結果、障害を深刻化させてしまうこともある。そこで、あえてスキップし、あとでコピーを試みるのだそうだ。今回は、蓋を開けるまでには至らなかったが、状況によっては、クリーンルームの作業となる。ここでは、ヘッドの交換作業が行われていた。プラッタに損傷がなければ、復旧可能である(逆にいえば、プラッタが損傷すると復旧できない)。また、基板のチップ交換なども行う。また、ビデオカメラの復旧作業も行っていた。動画の復旧は、難しい点がいくつかある。まずは、ファイルサイズである。そして、動画データが、分散して保存(断片化)されることだ。AOSリーガルテックでは、独自のツールを開発し、断片化した動画データをブロック単位で分析し、繋ぎ合わせる。このツールにより、復旧率が大幅に向上したとのことである。動画の復旧は、まさに腕の見せ所と語っていた。○30分ほどで、完全に復旧依頼したHDDからの復旧は30分ほどで終了した。コピー時には、いくつかの不良セクタもあったが、無事にそれらも復旧できた。さて、持ち込んだHDDだがちょうど1年ほど前に、ファイナルパソコン引越しのレビューで使ったHDDであった(Windows XPからのデータ移行)。そのキャプチャ画面などが無事に復旧されている。自宅では、フォーマットすらできなかったHDDから、見事にデータを救出することができた。まさにプロの技といえるだろう。単純そうに見えるが、状況を把握し適切な処理を施している。○データを失わないためにデータ復旧サービスを受けないですむなら、それにこしたことはない。そのためのアドバイスもいただいた。答えは、複数の箇所にバックアップデータを保存すること、そして、同じHDD内に別フォルダを作成し、そこにコピーするという対策が有効とのことである。もし、物理障害が発生しても、復旧の可能性がかなり高まるとのことだ。また、USBメモリをバックアップ用にしていたが、いつの間にかメインの保存場所となってしまい、そこにしか重要データが存在しなくなってしまうこともある。そのUSBメモリで障害が発生し、復旧依頼もあるとのことだ。重要データは、複数に保存しておくことが求められる。もし、なんらかの障害が発生し、データを読み出せない事態となった場合、やってはいけないことをまとめたものが、図13である。電源ON/OFFなどは、やってしまいがちだ。パワーユーザーならば、チェックデスクを思い付くこともあるだろう。しかし、負荷の高い操作を行うと、HDDにトドメさしてしまうこともある。まずは、使わずに相談(初期調査)すべきだろう。また、SSDやSDカードに関してであるが、HDDとは構造も異なるので、別の技術が必要となる。特にSSDの場合には、フラッシュメモリが複数搭載されているため、コントローラのアルゴリズムを解析する技術が必要になる。高度な技術ノウハウの蓄積が必要な部分もあるが、調査機関からの依頼や訴訟案件ではどうしても復旧してほしいという依頼も多いため、研鑽を重ねノウハウを蓄積し、かなりの部分で対応可能になってきている。スマートフォン、タブレット、カメラの復旧依頼も多く、他社ではできないような復旧作業を可能にしている。今後、注力したい分野とのことだ。データを失った場合、多くのユーザーはあきらめてしまう。しかし、このように対策はあるのだ。さらに、保険ともいえるデータ復旧安心サービスパックも用意している。こちらも検討してもいいだろう。
2015年06月17日大泉洋を始め、戸次重幸、安田顕、森崎博之、音尾琢真ら5人の実力派俳優からなる北海道発の演劇ユニット「TEAM NACS」。この度、既にチケットが完売している約3年ぶりの本公演「悪童」のライブビューイングが決定。舞台千秋楽公演の模様をカーテンコールを含めて完全生中継されることが分かった。2012年に行った前回公演「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」では、7万枚のチケットが即日完売となり、“日本一チケットが取れない演劇ユニット”として評判を集めた「TEAM NACS」。今作でも、全国8か所53ステージ、全国60,000枚のチケットが即日完売し、それぞれがドラマや映画で活躍しているその人気の高さを伺わせた。本作では、これまでメンバーの誰かが脚本・演出を担当していたのに対し、初めて外部から脚本、演出を呼びメンバーたちは役者に専念。脚本は、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや、ドラマ「リーガル・ハイ」などを手掛けた古沢良太、演出は元「ジョビジョバ」のリーダーで俳優・脚本家・演出家としても活躍するマギーが務める。『駆込み女と駆出し男』の大泉さんに、『新宿スワン』、『龍三と七人の子分たち』と立て続けて話題作へ出演する安田さん、主演作『ホコリと幻想』の公開を控える戸次さん、「不便な便利屋」に出演した森崎さん、音尾さんらが、話題のクリエイターとコラボする期待の今作。チケットが取れなかった人も、「もう一度観たい」と思っている人も映画館の大スクリーンで千秋楽公演を楽しんでみて。TEAM NACS 第15回公演「悪童」 千秋楽ライブ・ビューイングは、全国各地の映画館にて9月6日(日)14時開演。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日10月に公開される3DCGアニメーション映画『GAMBA ガンバと仲間たち』の特報とメインビジュアルが公開された。公開された特報動画は、主人公・ガンバがビルから綱をわたって滑り降りる迫力のシーンからスタート。シリーズの魅力である、個性的なキャラクターたちの表情はもちろん、鳥の背中に乗って空に飛び立つ開放的な場面や、騒々しいネズミたちの世界も登場。最後には航海へと向かう船が出現し、これから始まる大冒険を予感させる内容になっている。本作を制作するのは、『ALWAYS 三丁目の夕日』、『STAND BY ME ドラえもん』などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組。企画構想から15年、総製作費20億にも及ぶ巨大プロジェクトとして始動し、製作期間10年を経て完成した。国内だけではなく世界を見据え、エグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞受けた『それでも夜は明ける』の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎え、ドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏が脚本を務めるなど、トップクリエイターたちが集結した。さらに、新たにコミュニケーション・ディレクターとして、松任谷由実、Mr.Childrenなどトップミュージシャンたちのアートワークや、NHK連続テレビ小説『てっぱん』のオープニングタイトルなどを手がけたアートディレクターの森本千絵氏の参加が決定。公開された本作のメインビジュアルも森本氏の手によるもので、原作本の表紙イラストの構図はそのままに、3DCGのキャラクターたちをコラージュした作品になっている。子供の頃、「『ガンバの冒険』を見てガンバとその仲間に勇気をもらっていた」と話す森本氏は、「忘れかけていた勇気と仲間のこと、それを今だから伝えたい。残したい。そう思って、わたしもこの作品の仲間に入れてもらいました」と制作への参加理由を語る。担当したエンディング映像では、「見終わったあと、新しい現実の世界へ誘う一歩手前の力になれたら」という思いが込められているという。『冒険者たち ガンバと15 ひきの仲間』は、小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語。1972年の刊行以降、TVアニメや劇団四季によるミュージカル公演などさまざまなメディアで展開された。作家・斎藤惇夫氏の児童小説『冒険者たち ガンバと15 ひきの仲間』を原作としたアニメとしては、『ガンバとカワウソの冒険』以来24年ぶりの映像化となる。3DCGアニメ化にあたり、原作者の斎藤氏は、「半世紀近く前に書いた物語が、どんな映像で、どんな言葉と音楽で、今によみがえるのか、子どものように胸躍らせながら公開の日を待っています」とコメントを寄せている。(C)SHIROGUMI INC., GAMBA(C)斎藤惇夫/岩波書店・TMS(C)藪内正幸
2015年06月12日『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』など数多くの大ヒット作品を世に送り出してきた映像製作会社「白組」が、企画構想から15年、製作期間10年、総製作費20億かけて贈る『GAMBA ガンバと仲間たち』。このほど、大冒険を予感させる特報映像とティーザービジュアルが公開となった。本プロジェクトの原作は、児童小説の金字塔とも称される「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」(斎藤惇夫著、岩波書店)。小さなネズミたちが力を合せて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語である本作は、テレビアニメや劇団四季によるミュージカル公演など様々なメディアを通して多くのひとに感動を与えてきた。原作の映像化は、1999年に公開された『ガンバとカワウソの冒険』以来実に24年ぶり。「白組」のトップクリエイター達が3DCGアニメーションを駆使し、新たな映像化に挑む。今回解禁となった特報では、主人公ガンバとその仲間たちが猫に追いかけられるシーンや、鳥や馬車に乗るシーンなど迫力の映像が披露される。「仲間って、勇気」という印象的なキャッチフレーズが示すとおり、仲間との友情を描く感動の冒険物語に仕上がっていることが窺える映像となっている。さらに、本作には白組のほかにも世界トップクリエイターが参加。『スパイダーマン』『アイアンマン』などの製作総指揮を務めたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッドがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、本作品の編集および台詞の監修、音楽の監修とミキシングに携わる。音楽は、アカデミー賞作品賞『それでも夜は明ける』への楽曲提供などで知られるベンジャミン・ウォルフィッシュ、ドラマ「相棒」シリーズ「リーガル・ハイ」、映画『キサラギ』『探偵はBAR にいる』『寄生獣』など話題作多数を手掛け、『ALWAYS 三丁目の夕日』では第29回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した古沢良太が脚本を務める。同時に解禁となったティーザービジュアルは、原作の表紙を飾っている藪内正幸氏のイラストを元にしたデザインになっており、構図はそのままに今回の映画で新たにデザインされたCGのキャラクターたちがコラージュされたビジュアルになっている。こちらのティーザービジュアルのディレクションを含め、本編エンドロールの企画・演出を始め、宣伝の全体的なコンセプトや宣伝美術のディレクションを、アートディレクターの森本千絵がコミュニケーション・ディレクターとして参加している。森本さんは、「臆病な幼き頃、ガンバの冒険をみてガンバとその仲間に勇気をもらってたことを思い出す。あれから何年経ったのだろうか。いまの子どもたちにも、冒険してもらいたい。小さくたって、弱くたって問題ない。仲間がいれば誰だって前に進める。忘れかけていた勇気と仲間のこと、それを今だから伝えたい。残したい。そう思って、わたしもこの作品の仲間に入れてもらいました。見終わったあと、新しい現実の世界へ誘う一歩手前の力になれたらと。世界中の子どもたちと、元子どもたち、そして動物たちをも楽しんでくれるような作品となりますように」と、意気込みを語っている。原作者の斎藤惇夫は、「半世紀近く前に書いた物語が、どんな映像で、どんな言葉と音楽で、今に甦るのか、子どものように胸踊らせながら公開の日を待っています」とコメント。日本と世界のトップクリエイターが集結した渾身の3DCG映像を、まずはこの特報からチェックしてみて。『GAMBA ガンバと仲間たち』は10月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月12日Commvault Systems Japanは6月8日、OneDriveやDropboxなどに保存したデータも含めてファイルを安全に保存・アクセス・共有可能な企業向けソリューション「Commvault File Sharing」と、パーソナル・クラウド的な機能を実現する「Edge Drive」を発表した。新ソリューションは、同社が提供する「エンドポイントデータ保護ソリューションセット」を機能拡張したもの。エンドポイント・データのバックアップ/リカバリ/アクセス/セキュリティ/ファイル共有/データ損失防止(DLP)といった機能を提供する統合ソリューションであり、オンプレミスやハイブリッド、クラウドにおける導入オプションを選択可能で、パートナー企業によるマネージドまたはホスト型ソリューションも可能とのこと。データセンターやエンドポイントのデータを企業レベルで検索・検出可能であり、セキュリティおよびコンプライアンスにおいてメリットを実現するとしている。ファイルの種類やサイズ、作成時期を把握し、データや情報の管理に関する十分な情報に基づいたビジネス上の意思決定をサポートするという。エンタープライズ・クラスのセキュリティ実現のため、データの暗号化をソース側/転送時/保存時に実行可能であり、全てのユーザーのポリシーと権限を一元管理可能な管理コントロールを備える。保護したデータのエンドユーザーによる検索などの機能でモバイル機器のセキュリティと利便性を高め、モバイル・ユーザーの生産性も向上するとのこと。また、全てのユーザーデバイス間でコンテンツを同期可能だ。利用企業のユーザーがファイルを同ソリューションが提供する、さまざまなWebブラウザやモバイル機器からアクセス可能でセキュアなリポジトリに保存することで、企業のファイル取り扱いに関する厳格な規則やデータガバナンス要件にも応えられるとしている。同ソリューションでは、コンプライアンスや統合リーガル・ホールドを含むeディスカバリーの目的で、1つの包括的データセットに対して企業レベルの検索が可能という。同社の完全統合型シングル・データ・リポジトリである「ContentStore」に保管したファイルは社内外を問わずアクセスできるため、データの所有権を譲渡したり新たなソリューションを導入したりすることなく、生産性を高めコラボレーションを促進できるとしている。この一元化したデータ管理手法は、コンプライアンスやeディスカバリー、セキュリティの手段を講じることが非常に重要とされる、規制が厳しい金融サービスや医療などの業界に特に適しているとのことだ。Edge DriveはCommvault File Sharingの機能であり、パーソナル・クラウド的な役割を果たす仮想フォルダ。モバイル機器間やWebコンソールを介したリアルタイムのファイル共有が可能になり、ファイルの共有やコラボレーションのためのユニバーサル・アクセスを提供するという。Edge Driveフォルダではファイルをブラウズし、ローカル・デバイスへのダウンロード/管理/リストアが可能。またWebブラウザやモバイル用アプリを使用し、Edge Driveフォルダ内のファイルやフォルダを他のユーザーとシームレスに共有できるとのこと。同機能には、他の企業向けファイル同期/共有(EFSS)ソリューションを含めた各種ソースのデータを取り込むことができ、利便性や機能性、柔軟性を犠牲にすることなく、シームレスなデータ保護とガバナンスを確実に行えるとしている。
2015年06月09日女優の新垣結衣が、2009年から7年連続で「アサヒ 十六茶」TVCMに出演することが決定。夏の縁側で、涼し気な浴衣姿の新垣さんと猫の愛らしい掛け合いが見所の「十六茶 ネコ」編が、6月6日(土)より全国にて放映されることが分かった。ファッション誌でデビューを飾り、その後『恋空』『ハナミズキ』など数多くの映画に出演し、2014年『トワイライト ささらさや』では初の母親役に挑戦し注目を集めた新垣さん。TVドラマでの活躍も目覚ましく、「リーガル・ハイ」での堺雅人との掛け合いが話題を呼び、シーズン2やスペシャルドラマが放送されたほど。今年に入ってからは『くちびるに歌を』で教師役を熱演し、夏には、向井理&綾野剛の強力タッグを迎え連続ドラマ化された「Sエス-最後の警官-」の映画化『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』で女スナイパー役の出演が控えている。今回の新作CMでは、夏の縁側で浴衣姿の新垣さんがゴクゴクと喉を鳴らして十六茶を飲む涼し気なシーンからスタート。その飲みっぷりに、縁側でくつろいでいたネコも「十六茶でゴクゴク、気持ち良さげだニャー!伸びをするより気持ちいいのかニャー?」と興味津々の様子。すると新垣さんが「飲めばわかるんだけどニャ」と、猫語で返答!声をかけられた猫の「…ニャ?」と驚き、キョトンとした表情で首をかしげる姿は猫好き必見。収録現場では、動物が好きだという新垣さんに、猫もすっかり懐いたようで、終始和やかな雰囲気の中で撮影は進行。7年連続で同ブランドのCMに出演する新垣さんが、今回も爽快な飲み姿で、十六茶の“スッキリとしたおいしさ”を表現した映像に仕上がっている。新TVCM「十六茶 ネコ」編は、6月6日(土)より全国にて放映開始。(text:cinemacafe.net)
2015年06月05日シューズブランド「リーガル(REGAL)」から、履き心地が良くシックなデザインのコンフォートサンダルが発売される。今季マストハブシューズの筆頭であるコンフォートサンダルは、ノームコアファッションやスニーカー人気から派生したスポーツミックスの波もあり、世界中でファッショニスタの新定番アイテムになっている。レザーシューズにおいて長い歴史がある「リーガル」だが、夏の新作ではリラックス感が漂うヘルシーでコンフォータブルなサンダルが豊富にそろう。中でも注目は、プレイフルなタッセルとベロア×マットエナメルのコンビが印象的なスポーティーサンダル「F44E」(1万5,000円)と、女性の脚を美しく見せるディテールにこだわった型押しカウレザー×エナメルのリラックスサンダル「F57E」(1万2,000円)。しっかりと足をホールドする履き心地の良さはもちろんのこと、コーディネートのキーアイテムにもなるトレンド指数の高いシューズだ。すでに海外のファッショニスタも夏の着こなしにコンフォートサンダルを取り入れている。パリをはじめとする各都市のファッションウィークでは、コンフォートサンダルをいち早く取り入れたファッショニスタたちが目立っていた。夏はミニ丈のボトムスで脚を露出する機会が増え、視線が足元に集中する。そんなとき、スタイルの印象を大きく左右する足元のコーディネートは重要なポイントだ。コンフォートサンダルの魅力と言えば、ボトムスを選ばないコーディネートのしやすさと程よく肩の力が抜けたリラックス感を演出できることだろう。たとえば、モード全開のリュクスな着こなしもコンフォートサンダルをプラスし抜け感をつくることで、上質な大人のカジュアルスタイルへとシフトできる。タッセルやフリンジなどアッパーにポイントがあるタイプやソールに高さがあるものを選べばスタイルアップにも一役買ってくれるはず。また、ソックスと合わせてコーディネートすることで、ベーシックなデザインのサンダルも存在感がアップしアーバンカジュアルな印象に。今季はファッショニスタたちのスタイリングをお手本に、コンフォートサンダルを主役にしたファッションを楽しみたい。さらに、ボーダー、ボタニカル、パームツリーなど、夏らしいナチュラルなテキスタイルとジュート麻のコンビネーションが涼しげな“夏の定番”エスパドリーユシューズも見逃せない。リーガルからは、華奢なレッグラインを強調するアンクルストラップ付きタイプ「F58E」(1万円)と着脱しやすく気軽に履けるスリッポンタイプ「F59E」(1万円)がリリースされている。タウンユースからリゾートまで幅広く対応する活用度が高いシューズだ。この夏は“なりたい足元”を叶えるコンフォートサンダルに注目を。
2015年06月01日ファイナルデータなどのアプリケーションで知られるAOSテクノロジーズが、創立20周年を迎えた。同社では、それを記念して5月14日に関係者を招き、記念パーティを開催した。それと同時にユーザーへのプレゼント企画も用意しているので、それらを紹介したい。○1995年はどんな時代?パーティは、代表取締役社長の佐々木隆仁氏の挨拶からスタートした。佐々木氏は、「会社を立ち上げ、無我夢中でやってきて気が付いたら20周年を迎えることができました。ここまでやってこれたのは、ここにいる皆様のおかげ」とお礼を述べ、さらに新しい体制で、今後もがんばっていきたいと抱負を述べた。次に登壇したのは、コスモポリタン法律事務所の高橋喜一弁護士である。高橋氏は、AOSテクノロジーズが設立された1995年を振り返ってみた。すると、Windows 95のリリースインターネットの普及(インターネット接続会社の登場)NTTの定額制サービス:テレホーダイサン・マイクロシステムズがJavaをリリースYahoo! Inc.設立Amazon.comのサービスインカシオよりデジカメのQV-10が発売と、1995年は現在に繋がる基礎が誕生した年ともいえる。その後も、コンピュータやITを取り巻く環境は大きく変化していく。そんな時期に誕生したのがAOSテクノロジーズであり、まさにITの進歩と歩調を合わせて進化してきたといえるだろう。そして、高橋氏の乾杯の音頭により、パーティの開宴となった。○愚の戦略で最後に勝つこれは、今回のパーティのサブタイトルである。なぜ、このようなタイトルを付けたのか? AOSグループの各会社紹介とともに佐々木氏がその理由を説明した。我々の生活における米にあたるのが、情報社会ではデータと佐々木氏は定義する。これをふまえ、データの管理・活用・やり取りに特化した会社を設立し、その事業を発展させてきた。そして、社内の各事業部も成長し、分社独立することとなった。さらなる、業務提携や資本提携も行っていくとのことである。AOSテクノロジーズは、持ち株会社、さらに新事業を立案するインキュベータとして継続する。デジタル訴訟などを手掛けるAOSリーガルテックは、すでに2012年6月に設立済みであるが、2015年春には、新たにAOSモバイルとAOSデータの設立を行った。今後も、新しいパートナーとの協業なども積極的に展開していく予定とのことだ。佐々木氏は、自分の好きな四字熟語として「愚公移山」をあげた。意味は、粘り強く続けることで、どんな困難なことも必ず成功するである。AOSテクノロジーズは、20年間ひたすらデータに取り組んできた。今後も愚の戦略でデータ一筋、日本No.1を目指し続けると語っていた。これが、サブタイトルの意味であり、今後のAOSグループの方向性を示すものでもある。○それぞれの会社が担う業務次いで、各社の業務などの説明となった。AOSリーガルテックは、もっとも早く分社化を行った。リーガルテックとは、法曹関連におけるIT技術といってもいいだろう。AOSテクノロジーズ時代からも、フォレンジック(裁判証拠となるレベルの証拠や情報の収集)などで実績がある。登壇したAOSリーガルテックの取締役・春山洋氏は、まず、大切なデータを命のように扱いたいと語った。そして、そのデータを訴訟や裁判で活用していきたいとのことだ。また、ビッグデータの解析などで、弁護士活動への支援も予定している。データ復旧の分野では、10年前からデータ復旧保険をパートナーと提供してきた。データを失った場合に、無料で復旧作業を行うものだ。現在、約30万人の会員がいるが、今後は100万人まで増やしていきたいと抱負を語っていた。次いで、AOSデータの代表取締役社長・渡邊政美氏が登壇した。AOSデータでは、データのライフサイクルに合わせて、事業展開していく。今後、もっとも力を入れていきたいのは、クラウドデータバックアップのAOSBOXと語っていた。サービスインして約2年経過するが、有料会員が10万人を突破した。会員数100万人を目指したいとのことだ。次いで、AOSモバイルの代表取締役社長・原田典子氏が登壇した。企業理念として、「スマートライフ、スマートワークをともに実現」を掲げている。具体的な製品で紹介したほうがわかりやすいであろう。まずは、AOSSMSである。双方向SMSクラウドサービスである。きっかけ、従来のDMや電話などでは対応されないケースが高く、その対策として考案されたものだ。専用のシステムから複数の携帯端末向けに、一斉にメッセージを送信する。さらに、ユーザー側からも返信を行うことができる。当日は、その機能を使い、プレゼント大会が行われた。もう1つが、InCircleである。単純にいってしまえば、企業向けLINEというところだろうか。プライベートなら問題ないが、業務にLINE使えない。そこで、LINE風のインターフェイスに、セキュリティ機能を搭載した法人向けのコミュニケーションツールを提供する。○プレゼント大会では、AOSSMSがパーティの後半には、AOSグループ各社より提供されたプレゼントによるプレゼント大会が開催された。参加者は、図9にあるように、指定されたキーワードをSMSを使いサーバーに送信する。サーバー側では送られたメッセージから抽選を行い、当選者にやはりメッセージで当選が知らされる。感心したのは、MNPが導入されて、キャリアは変わっても電話番号は変わりにくいという点である。メールよりも永続性が高い。ユーザーからみると、サービスを利用するだけだが、今後の可能性に期待したい。○AOSBOX Coolの1年版を100名にAOSテクノロジーズでは、20周年記念にAOSBOX Coolの1年版(DL版)を、100名のユーザーにプレゼントする(図10)。さらに、Wプレゼントとして「AOSBOX Cool」をご利用後、アンケートに回答頂いた方より抽選で5名に「I-O DATA社製 HDD 1TB(ボルドーまたはシルバー)をプレゼントする。AOSBOX Coolは、クラウドを利用したオンラインバックアップサービスである。その特徴をピックアップすると、以下になる。容量無制限コールドストレージ(Amazon AWS)おまかせバックアップなど簡単操作も搭載ローカルストレージへ同時バックアップするデュアルバックアップも10世代までの世代管理が可能コールドストレージというのは、常時稼働する(ホット)のではなく、好きなタイミングでデータを復元できない(名称のCoolは、これに由来する)。だいたい、3~5時間程度かかる。その代わり、価格が安いのが特徴である。バックアップの常識に、PCと同じ場所にバックアップファイルを保存しないというものがある。これは、大地震のような災害があれば、わかるだろう。建物ごと消失しても、バックアップが遠隔地にあれば、データは守ることができる。Amazon AWSならば、管理体制も問題ないだろう。詳しい使い方などは、こちらの記事を参照してほしい。
2015年05月27日『トゥルー・グリッド』で映画初出演を果たし、弱冠14歳にして見事アカデミー賞助演女優賞ノミネートを果たしたヘンリー・スタインフェルド主演『ベアリー・リーサル』より、本編映像の一部がこのほど解禁となった。幼い頃から暗殺者養成学校で鬼教官ハードマン(サミュエル・L・ジャクソン)に訓練されてきた少女メーガン(ヘイリー・スタインフェルド)は普通の生活を送ることに憧れていた。学校でトップの成績の彼女は、ある日、スゴ腕美人暗殺者ヴィクトリア(ジェシカ・アルバ)の捕獲指令を受ける。生け捕りには成功するが、その過程でメーガンは仲間とはぐれてしまう。これを機に彼女は自分の死を偽装。カナダの交換留学生としてまんまとアメリカの一般家庭に潜り込み、高校生活を満喫しようとする。しかし、そんな中ヴィクトリアが脱走。彼女の魔の手がメーガンに迫る。第83回アカデミー賞で10部門にノミネートされたコーエン兄弟監督作『トゥルー・グリット』で映画初出演を果たし、その後も『はじまりのうた』、『ラストミッション』、『エンダーのゲーム』など大作、注目作に立て続けに出演している、18歳の若手女優ヘンリー・スタインフェルド。彼女が主演を果たした『ベアリー・リーガル』が、5月16日(土)~6月26日(金)に新宿シネマカリテにて開催される「カリコレ2015」にて上映される。共演は、『シン・シティ 復讐の女神』などで日本でも絶大な人気を誇るジェシカ・アルバ。本作では、主人公と敵対するゴージャスなブロンドヘアの武器商人を演じる。さらに、子どもを暗殺者に育て上げる鬼教官を『アベンジャーズ』シリーズのサミュエル・L・ジャクソンが演じる。監督は、『スター・ウォーズ』ファンの若者が繰り広げるおバカ珍道中を描き、日本でもファンの熱い署名活動の末、ようやく劇場公開に辿り着いた伝説の作品『ファンボーイズ』のカイル・ニューマン。音楽は、名優ロビン・ウィリアムズの最後の主演作『余命90分の男』、『ヤング≒アダルト』『JUNO/ジュノ』のマテオ・メッシーナが担当し、サンダンス、カンヌ、トロントなど主要な映画祭にも採用される実力派の彼が各場面を盛り上げる魅力的な楽曲を提供している。今回解禁された映像では、ジェシカ・アルバ演じる武器商人ヴィクトリアを捕えるために、単身敵地に乗り込んだヘイリー・スタインフェルド演じる少女アサシン・メーガンが、ヴィクトリアと激しい殴り合いを展開。二人の美女が敵意剥き出しで繰り広げる迫力満点のアクションには圧巻の一言だ。ブロンドの殺し屋を演じるジェシカ・アルバの挑発的な演技にも目が離せない。『モンスター上司』『白雪姫と鏡の女王』などを手掛けた本作のプロデューサーであるジョン・チェンは、ジェシのキャスティングに関して「私は『ダーク・エンジェル』の頃から彼女の大ファンだ。この役は『ダーク・エンジェル』に出演してた時の彼女のイメージに近い。アクションシーンが満載で、彼女はそれをスマートにやってのける。過剰に意地悪な演技をするわけではないけれど、彼女はこの映画では悪役だ。観客はそんな彼女の姿を楽しめるだろう」と語っている。少女アサシンと普通の女子高生の間で揺れるメーガンを演じるヘイリー・スタインフェルドと、ゴージャスなブロンドの殺し屋を演じるジャシカ・アルバ。彼女たちの新たな魅力を感じることができそうな本作を、ぜひチェックしてみて。『ベアリー・リーサル』は、5月16日(土)~6月26日(金)新宿シネマカリテ「カリコレ2015」にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月26日今、とにもかくにも“白”のアイテムに注目が集まっている。“白”という無彩のカラーが放つクリーンなパワーで、たちまち軽やかさと洗練されたモードが手に入るからだ。ミニマムなオールホワイトの着こなしも魅力的だが、トップス、ボトムス、シューズなど、ホワイトカラーのアイテムが豊富にそろう今シーズンはコーディネートのアクセントとして“白”を謳歌したい。しかし、簡単なようでいて難易度の高い“白”のスタイリング。そこに成功の法則はあるのだろうかーー?そこで、ファッション誌から国内外のタレントやモデルのスタイリングを手掛けるスタイリストの林素子さんに、効果的な“白”の取り入れ方と今もっとも注目しているアイテムについて取材した。取材当日は爽やかな風が吹く初夏の陽気。林さんは「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」のカットソーに「サカイ(sacai)」のサイドプリーツスカート、足元には「リーガル(REGAL)」から先シーズンデビューしたばかりの『プレミアムライン』のF06F BH(BRWT)をコーディネート。レザージャケットは「ベルシュカ(Bershka)」、バッグは「サンローラン(Saint Laurent)」のSAC DE JOUR。ハイアンドローをミックスしながら仕立ての良いアイテムをサラリと気負いなく着こなす林さんらしいスタイリングだ。「今日はスカートとシューズにポイントとして“白”を取り入れ程よいヌケ感を作りました。“白”を効果的に見せるためには、まず素材選びにこだわること。これからの季節にはシースルーやメッシュなどの軽やかな素材がオススメ。くすみのないクリーンな白色を選ぶこともスタイリングを成功させる秘訣です」独特なシルエットのラップスカートから覗く白のプリーツシフォン、ブラウンと白のコンビネーションがハンサムな着こなしに最適なレザーシューズ。こんな風に一点でも存在感のあるアイテムを投入することでコーディネートのレベルがぐんとアップする。さらに、林さんのように全身をベーシックカラーでまとめた上で“白”の分量にこだわれば完成度の高いスタイリングが出来上がる。「全身の1/3を“白”に変えるだけでも今年らしいクリーンな印象に。テクスチャーの異なるアイテムを組み合わせることでコーディネートの単調さも回避できます。足首などの華奢なパーツを見せてヘルシーにスタイリングを楽しんでください」と林さん。この夏、白コーデを完成させるテクニックとして覚えておきたい。そして今、もっとも注目度が高く汎用性があるのは白シューズ。林さんもすでに日常的に取り入れているという。今シーズンのリーガルの『プレミアムライン』には、林さんが着用したシューズの他にもF08F BHやF24F CD(6月下旬発売予定)などのメンズライクなレザーシューズや、F23F CC(GOWT)など“白”をポイント使いしたシューズがラインアップ。夏のカジュアルなスタイルにもまろやかに馴染み女性らしさを引き出してくれるとあって、スタイリストをはじめとする業界人から“指名買いアイテム”として注目されている。林さんのアドバイスを参考に、最旬の“白”コーデにオールマイティーな魅力を持つシューズを取り入れて、この夏のスタイリングをブラッシュアップしてほしい。
2015年05月14日Alteraは5月11日(米国時間)、同社の開発ソフトウェア「Qurtus II」向けに、階層型データベース(DB)生成エンジン「Spectra-Q」を発表した。同エンジンは、Stratix 10やArria 10といった大規模ロジックエレメント(LE)を有する次世代製品の開発短期化を目指して開発されたもので、同日より提供を開始した「Qurtus II」の最新バージョン「v15.0」以降で対応するサブスクリプションとして提供される。同エンジンを用いると、「Periphery Placer」、「Core Placer」、「Router」といった各コンパイルステージにおいて開始/停止が可能となり、より高精度な制御ができるようになるほか、各ステージでの再エントリとインクリメンタルな最適化が可能となる。また、階層型デザインフローの採用により、IPの再利用はもちろんのこと、再コンパイルする必要があるIPのみを選択してコンパイルを実行することも可能となったほか、異なる実装レベルのIPブロックを搭載することも可能となったという。さらに、複数サーバにまたがる分散コンパイルが将来的に実施できるようになる予定で、ほかの高速化技術などと組み合わせることで、従来ソリューション比でコンパイル時間を1/8に短縮できるようになるとする。同エンジンは複数の機能を順次実装していく予定で、Qurtus II v15.0の提供と併せてアーリーアクセス向けに提供される主な機能としては「BluePrintプラットフォーム・デザイナ」が挙げられる。同機能は設計時にリーガルな場所にピンをドラッグ&ドロップで配置することで、個別のピン設定を不要かできるようにするというもの。物理的インタフェースの配置を簡素化することで、デザインイタレーション数を最終的には1/10に削減できるようになるとする。もちろん、100%のリーガルチェックが実行され、完成時にピンが正しい配置となっているかどうかを判断することも可能だという。このほか、最新世代のHDL言語のほか、ソフトウェアエンジニアなどでも開発を容易に行うことを可能とする「A++コンパイラ for HLS」もサポート。これにより、OpenCLのほか、C/C++でのIP開発が可能となったとする。なお、同社にてsenior director of Software and IP Marketingを務めるAlex Grbic氏は、「次のQurtus IIのバージョンであるv15.1の提供タイミングでさまざまな機能が追加されることになるほか、2016年には分散コンパイル機能など、より開発を簡素化し、開発コストを抑制できるようになる見通しだ。Alteraとしては、カスタマが投資を抑えつつ生産性を高めることができることは喜ばしいことだと思っている」とコメントしている。
2015年05月14日韓国で絶大な人気を誇る6人組K‐POPユニット・BEAST。日本デビュー4周年を迎えた彼らに、今の思いを語ってもらいました。 *** ――日本での活動4周年ですね。大変だったことはありますか? ヒョンスン(以下、HS):あったかもしれませんが、ライブやイベントでファンに会えると、全部忘れちゃいます。 ドゥジュン(以下、DJ):ステージやイベントだと、日本にもこんなにファンがいるってことを実感できるからね。 ドンウン(以下、DW):僕は、日本語の勉強をもっと頑張らないと。 ――勉強は、どんなふうに? DW:ドラマをたくさん見ています。すごくおもしろくて。最近だと『素敵な選TAXI』『ごめんね青春!』『ディア・シスター』。『リーガルハイ』と『ガリレオ』はシーズン1と2の両方見ました。いつか、日本のドラマや映画に出演したいです。 全員:おー!!(どよめき&拍手) DW:(焦りながら)「したい」って言っただけですよ。 DJ:ドンウン、頑張れ! DW:(日本語で)準備はできているので、いつでも事務所に連絡ください。お願いします(笑)。 ――ヨソプさんも積極的に日本語で話したりツイートしたりしてますね。 ヨソプ:スマホに日本語のアプリを入れてつぶやいてます。まだまだ作文が上手くできなくてぎこちないんですけど……。もっと頑張ってドンウンみたいになりたいですね。 ――BEASTの、グループとしての今後の目標は? DJ:たくさんのファンに、頑張っている姿をできるだけ長く見せていきたいですね。そうそう、僕たち、ラーメン屋さんの『一蘭』によく行くんですけど、一昨日、初めてお店の人にサインを頼まれたんです。 ギグァン:やっと気づいてくれて! DJ:もっと知ってもらえるように頑張ります(笑)。 ◇ビースト‘09年、韓国デビュー。‘11年、『SHOCK』で日本デビューした、韓国を代表する人気グループ。5月には、横浜、名古屋、大阪、福岡でファンミーティングを開催し、5/29にシングル『CAN’T WAIT TO LOVE YOU』をリリース予定(詳細は公式サイトwww.beast-beauty.com)。Huluで見られる密着映像満載の「DOCUMENT OF BEAST」も要チェック。 写真・鈴木 新(go relax E more) ※『anan』2015年5月20日号より
2015年05月13日2012年に行われた前回公演「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」で、全国70,000枚のチケットが即日完売となり、日本一チケットの取れない演劇ユニットといわれるようになった「TEAM NACS」。第15回公演となる「悪童」のチケット一般発売が9日(土)より開始となり、全国60,000枚のチケットが即日完売となった。とある場所に集まった5人の男。どこにでもいる、ごく普通の男たち。だが、彼らにはやらなければならないことがあった。それがどんなに恐ろしい事であっても――。5人は幼馴染。みな、悪童だ。森崎博之、安田顕(『龍三と七人の子分たち』『新宿スワン』)、戸次重幸、大泉洋(『駆込み女と駆出し男』)、音尾琢真からなる「TEAM NACS」。今回は、「TEAM NACS」として初の試みとなる“外部脚本・演出”。映画『ALWAYS三丁目の夕日』、『探偵はBARにいる』、ドラマ「リーガル・ハイ」、「デート~恋とはどんなものかしら~」などを手掛けた古沢良太が脚本を担当し、元ジョビジョバのリーダーで俳優・脚本家・演出家としても活躍するマギーが演出を担当する。「悪童」は「TEAM NACS」にとって、約3年ぶりの本公演。古沢良太×マギーとの化学変化で、どんな「TEAM NACS」が見られるのか?期待をせずにはいられない。(text:cinemacafe.net)
2015年05月09日女優の仲里依紗、俳優の岸谷五朗、杉本哲太が8日、東京・港区のスパイラルホールで行われた、WOWOWの連続ドラマW『テミスの求刑』の完成披露試写会に出席した。10日にスタートする本作は、大門剛明の同名小説をドラマ化したリーガルサスペンス。父を殺された過去を持つ、検察立会事務官の平川星利菜(仲)。しかし、冤罪を主張した犯人が自殺したことで、星利菜は新たな事件に巻き込まれていく――というストーリーで、ドラマは毎週日曜22時から放送する。これまで派手な役が多かった仲は、初の社会派ドラマに、「毎日スーツで同じ髪型だったので、女の子としてはつまらない」と苦笑いしながらも、「そのおかげで頭が良さそうに見えてホッとしてます」と満足げ。また、ベテラン俳優たちに囲まれた撮影を、「大先輩なので、NGを出さないように毎回冷や汗だった」と振り返ると、岸谷は「重いシーンが多くて、私語も無かった。ベテランに足を突っ込んだ俳優陣の中でやるのは、すごく大変だったと思う」と労っていた。一方、法廷シーンがある検事役の岸谷と杉本は、セリフ覚えに苦労したという。杉本が、「20日前くらいから完璧に覚えてきたのに、現場に行ったら監督がセリフを変えてきて……。何とかクリアしたんですけどね」と苦笑いでこぼすと、岸谷は、「楽屋で台本を叩き付けてるのを見たよ!」とジョークで突っ込みを。そんな俳優陣の苦情を受けた権野元監督は、「こんなに責められるとは……。スリリングなシーンになって本当に感謝してます」と平身低頭していた。
2015年05月09日『ALWAYS 三丁目の夕日』『永遠の0』で知られるクリエイター集団・白組が5月7日に、東京・渋谷区の同社で会見を行い、児童文学の名作『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』(斎藤惇夫著)を3DCGで長編アニメ化する『GAMBA ガンバと仲間たち』の製作を発表した。構想15年、製作に10年。総製作費は20億円を投じた大型企画で、10月10日(土)に2D/3D全国超拡大ロードショーされる。『ガンバ』といえば、1975年に放送されたアニメシリーズが有名だが、本作ではキャラクターデザインを一新。企画が本格始動したのは、今から15年前の2000年だといい、原作者サイドから「3DCG映画に限定して」映画化の許諾を得た。会見に出席した島村達雄氏(株式会社白組代表取締役社長)は「当時から3DCG映画で、これ以上の遅れをとったら、アメリカの背中が見えなくなってしまうと感じていた」と本作の強い思いを語った。2008年のリーマンショックを機に、製作委員会の組成が中断され、白組の単独事業として製作を続行。2013年末にハリウッドの敏腕プロデューサーで、マーベル・スタジオのCEOであるアヴィ・アラッドの目に留まり、海外配給を視野にした作品のブラッシュアップも行われたという。現在は、完成に向けた大詰めの作業が進められており、声優陣に関しては「キャスティングの真っ最中」(関係者談)だ。企画立案者であり総監督の小川洋一氏(白組代表取締役副社長)をはじめ、白組の精鋭である河村友宏氏、小森啓裕氏の3人がメガホンをとった。ドラマ『リーガル・ハイ』、映画『探偵はBARにいる』『エイプリルフールズ』などで知られる人気脚本家の古沢良太氏が脚本を手がけ、アニメ作品に初挑戦。また、アカデミー賞作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』の追加楽曲を作曲したベンジャミン・ウォルフィッシュが、音楽を担当している。3DCGで生まれ変わったガンバたちの、新たなる冒険と躍動に期待したい。なお『ガンバ』が映画化されるのは、1991年に公開された『ガンバとカワウソの冒険』(大賀俊二監督)以来24年ぶりとなる。『GAMBA ガンバと仲間たち』10月10日(土)から2D/3D全国超拡大ロードショー取材・文:内田 涼
2015年05月08日斎藤惇夫氏の児童小説が原作で1975年に放送されたTVアニメ『ガンバの冒険』が、3DCGアニメーション映画『GAMBA ガンバと仲間たち』として復活を果たし、2015年10月10日に公開されることが明らかになった。制作は、VFXで知られる映像制作会社・白組が担当する。1972年に刊行された児童小説『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を原作とし、その後にTVアニメ、アニメ映画、劇団四季のミュージカルなど、さまざまなメディア展開が行われた『ガンバの冒険』は、小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語。今回、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』のVFX、『STAND BY ME ドラえもん』の3DCGアニメなども記憶に新しい、白組のトップクリエイターたちが3DCGアニメーション映画として、ガンバたちの縦横無尽な大冒険活劇の創造に挑む。同シリーズのアニメ映画は、1991年に公開された『ガンバとカワウソの冒険』以来24年ぶり。構想15年、製作期間10年、総製作費20億円をかけたビッグプロジェクトになった本作だが、白組の島村達雄社長は「3DCG映画で、日本がこれ以上遅れを取ったらアメリカの背中が見えなくなる」と企画の経緯を説明。特にピクサーによる『トイ・ストーリー』シリーズでその危機感がさらに強くなり、シリーズ2作目が発表された翌年の2000年から本格的に企画がスタートしたという。脚本は、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』や『寄生獣』、TVドラマ『相棒』や『リーガルハイ』などで知られる古沢良太氏がアニメ作品の脚本に初挑戦。企画・総監督に白組の副社長・小川洋一氏、監督は3DCGアニメーション『うっかりペネロペ』の河村友宏氏、PS2用ソフト『Rule of Rose』の小森啓裕氏が共同監督として起用される。小川総監督は兼ねてから「今の技術を使って『ガンバ』を3DCGにしたらすごいのでは」と感じており、ビックプロジェクトの作品に『ガンバの冒険』を選んだ理由として「3DCGアニメは製作に時間がかかるため、完全オリジナルよりもブレない軸があって面白いストーリー」「いろいろなタイプの動物キャラクターが出てくる作品」を挙げ、原作でのリアルな動物の挿絵も意識して製作したと語っている。共同監督として名を連ねる河村氏と小森氏は「原作の良さを残しつつ、当時のアニメとは違う作品としてどう作り替えていくか」という点に苦労し、ピクサー作品に対抗できるレベルを目標としつつも、同じことをするのではなく日本人なりのアニメーション表現にしたいと考えたという。具体的には「日本人に受け入れやすい人間的な感情表現と、動物的なアクションをわけてキャラクターを作った」と説明した。また、エグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』『アイアンマン』『X-MEN』のプロデューサーとして知られ、日本のアニメやマンガにも精通しているアヴィ・アラッド氏が就任し、世界展開も視野に。島村社長によれば、アヴィ氏が来日した際にたまたま本作を観せたところ「このアニメなら北米でも通じるかもしれないよ」と語ったことが発端だという。劇伴を手がけたのは、映画『それでも夜はあける』(2013年)で高い評価を得たベンジャミン・ウォルフィッシュ氏。同氏の指揮のもと、ビートルズが録音を行ったことでも有名なロンドンのアビー・ロード・スタジオにて、フルオーケストラ演奏の収録が実現している。あまりの展開に、ロンドンのスタジオへ行った小川氏や河村氏は「ドッキリじゃないか」と思ったという。このように世界的な豪華製作陣が勢ぞろいしたが、ハリウッド色になっているのではなく、あくまで白組が作り上げた作品としてブラッシュアップしたという本作。島村社長は、世界を視野に入れ、クオリティやテンポがアップしたという完成度に自信をのぞかせていた。また『ガンバの冒険』といえば、アニメで野沢雅子(ガンバ)、大塚周夫(ノロイ)、ヨイショ(内海賢二)といった大御所声優陣が務めていたが、本作のキャストは未定。TVアニメのキャストが出演するのかどうかも含め、現在キャスティングの真っ最中だという。『GAMBA ガンバと仲間たち』は、2015年10月10日全国公開。(C)SHIROGUMI INC., GAMBA
2015年05月08日『永遠の0』『寄生獣』で知られるクリエイター集団「白組」が、児童文学の名作「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」(斎藤惇夫著)を3DCGで長編アニメ化することがわかった。「ガンバ」の映画化は24年ぶり。キャラデザインは一新され、海外配給も検討されている。ガンバをはじめ、ボーボやヨイショらおなじみの面々が、小さな力を合わせて巨大な敵に立ち向かう冒険活劇が、装いも新たにスクリーンに帰ってくる。タイトルは『GAMBA ガンバと仲間たち』。東映配給で、10月10日(土)から2D/3D全国超拡大ロードショーされることが決定した。構想15年、製作に10年。総製作費は20億円というビッグプロジェクトは、現在、完成に向けた大詰めの作業が進められている。「3DCG映画で、これ以上の遅れをとったら、アメリカの背中が見えなくなってしまう」。そんな決意を胸に、日本屈指のクリエイター集団である白組が「ガンバ映画化」の企画を本格始動させたのは、2000年のこと。すでに1975年から放送されたテレビシリーズが存在するため、3DCG映画に限定して、原作者から映画化の許諾を得たそうだ。ガンバたちの冒険同様、本作の製作も山あり谷ありだったと言い、2008年のリーマンショックを機に、製作に携わっていたテレビ局が撤退。リスクを冒しながら、白組の単独事業として製作を続行した裏には「必ず3DCGの時代が来る」という確信があった。さらに本企画が、マーベル・スタジオのCEOで、ハリウッドきっての敏腕プロデューサーであるアヴィ・アラッドの目に留まると、海外配給を視野に「世界に挑む」巨大プロジェクトとして、歩みを加速させていった。メガホンをとるのは企画立案者であり総監督の小川洋一氏(白組代表取締役副社長)に加えて、白組の精鋭である河村友宏氏、小森啓裕氏の3人。脚本をドラマ「リーガル・ハイ」、映画『探偵はBARにいる』『エイプリルフールズ』などで知られる売れっ子ライターの古沢良太氏が手がけ、アニメ作品に初挑戦した。また、アカデミー賞作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』の追加楽曲を作曲したベンジャミン・ウォルフィッシュが、音楽を担当している。現時点で、上映時間は90分前後になる予定で、気になる声優陣に関しては「キャスティングの真っ最中」だと言う。果たして、誰もが知るガンバたちがどんな姿で生まれ変わるのか?続報を待ちたい。『GAMBA ガンバと仲間たち』は10月10日(土)から2D/3Dにて全国公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日女優・仲里依紗が初の本格リーガルサスペンスドラマに挑戦し、主演を務めるWOWOWの「連続ドラマW テミスの求刑」。このほど、静岡県裾野市で行われた大規模なアクションシーンのロケ現場に潜入。パンツスーツをキリリと着こなしながら検察事務官役を演じている仲さんが、検事役を務める岸谷五朗とともに、本作について語ってくれた。検察庁の事務官・平川星利菜(仲里依紗)は、3年前、警官だった父(螢雪次朗)を殺害された。逮捕されたのは父が車上荒らしの疑いで事情聴取を行なった澤登健太郎で、刑も確定していた。星利菜は、健太郎を自白に追い込んだ検事・田島亮二(岸谷五朗)を尊敬しており、ともに仕事をするようになった今、日々やりがいを感じていた。だが、ある日、健太郎が冤罪を主張、刑務所で自殺したことを知る。数日後、健太郎の弁護を行なった黒宮弁護士(佐藤二朗)と顔を合わせた田島は、真犯人の存在をほのめかされる。それからほどなくして、黒宮が遺体で発見。現場の防犯カメラには、返り血を浴びた田島の姿が写っていた…。本作で、父親殺しの冤罪の真相を追いながら、弁護士殺害事件の真相に迫っていく検察事務官役に抜擢された仲さん。すっかりスーツ姿も板に付き、「気持ちがシュッと引き締まる」とはつらつとした表情。この日は、岸谷さんとエキストラ300人を動員した激しいアクションシーンに挑んだそうだが、疲れを全く感じさせない軽妙なトークで、作品への思いや撮影裏話を語った。原作は司法制度をテーマにした推理小説を数多く発表する作家・大門剛明の同名小説。“テミス”とは、ギリシア神話に登場する“正義の女神”のことだ。仲さんは、脚本を初めて読んだときの印象を、「人が一番怖いなって思いました。お化けはまったく怖くない、怖いのは人間」と独特の言葉で表現する。真実を追求する検察事務官を演じているだけに、「信じるか、信じないか、最終的にそこが人間関係の大切な部分」と強調する姿に、役柄を超えたリアルな感情が見え隠れする。自身が演じた検察事務官・平川星利菜ついては、「精神が物凄く強い女性。これだけのことが起これば、人間は病むと思うのですが、谷底へ突き落とされても、そこから立ち上がり、そして這い上がっていく強さがある。いまどき珍しい女性だなって尊敬します。“鉄の女”って感じですよね」と絶賛。自身との共通点は、妹を思う“長女”という部分だけで、そのほかはすべて真逆と照れ笑いを見せた。一方、岸谷さんが演じるのは、黒宮弁護士殺害事件の容疑者とされながらも、仲さん演じる星利菜とともに冤罪の真相を追求する検事・田島亮二。被疑者を自白に追い込む“割り屋”と呼ばれる、検察庁きってのエースだった男だ。原作を読んで思わず引き込まれたという岸谷さんは、「いろんな要素をひっくり返していく面白さ、あっという間に読めましたね」と語り、「演じていても引き込まれていく魅力がこの物語にはありますね」と明かす。物語のキーマンといっても過言ではない田島役については、「まだ、撮影の途中なので、掴みきれてはいないのですが、役に向き合ったときに『検察とは?』というのが、いつも心の中にありますね。ここで仕事に就いている人たちにとって“冤罪”には僕らが思っている以上に敏感で、絶対に犯してはならないとんでもないこと。そういう“正義”の中できちんと生きていかなければならない、という重さは感じます」と引き締まった表情で語ってくれた。事務所の先輩、後輩ながら意外にも今回が初共演という2人は、そんな緊迫したドラマの裏側では、何を思っていたのだろうか。まず、岸谷さんは、「これ(星利菜役)を里依紗がやると聞いて、面白いなと思いましたね。いつもスーツのボタンを留めているようなきちんとした感じの里依紗を観てみたいなと」と目を細めて語る。一方の仲さんは、「(岸谷は)大先輩なので、毎日、身が引き締まる思いです」と吐露。やはり岸谷さんは現場で頼りになる存在のようで、「今日、初めて一緒にアクションシーンを撮ったんですが、五朗さんに身を任せていれば、クルクルクルーでポンポンポーンってリードしてくれるんです(笑)。普通は私自身ががんばらなきゃいけないんですが、五朗さん、さすが!って思いました」と、大先輩を称えながら(?)コメントしてくれた。「アクションシーンでは、『ゼブラーマン』でお世話になった方に付いてもらっているのですが、今日は何も注意がありませんでした」と胸を張る仲さんに、「厳しい法律の世界で生き抜いていく女性の成長物語でもあるので、星利菜の心の動きなどにもぜひ注目したい」と期待を寄せる岸谷さん。さらに、仲さんが“正義の女神”となるのか、期待が高まる本格リーガルサスペンスに、「役で背負っているものが重いので、現場はしんどい」と語る岸谷さんは、「インタビューされているこの時間が一番楽しいかも」とジョークを飛ばしていた。日曜オリジナルドラマ 「連続ドラマW テミスの求刑」は5月10日(日)22:00よりWOWOWにて放送開始(※全4話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日映画を超えるクオリティ、これまでにないストーリー、そして魅惑のイケメン俳優…。今また盛り上がりをみせている海外ドラマのなかから、女子におすすめの作品を紹介。ゴールデンウイークは引きこもってイケメンを堪能するのもアリかも!?●世界を席巻する“第3次海外ドラマブーム”とは?『ビバリーヒルズ高校白書』や『フレンズ』などの第1次海外ドラマブーム、『24-TWENTY FOUR-』『LOST』など第2次海外ドラマブームに続き、今、第3次の海外ドラマブームが来ていると言われています。今回のブームの特徴は、映画界の大物クリエイターやトップスターが積極的に制作に参加し、映画並み、いやそれ以上にクオリティの高いドラマが続々と作られていること。また、ケーブルテレビ局制作のドラマやネット配信のドラマが人気を博している点も特徴的で、そのため、より大胆で刺激的な作品がバラエティ豊かにそろっています。最近、海外ドラマから遠ざかっていたという人も、このブームに乗り遅れないで!まずは、このおすすめ3タイトルからいかがでしょうか。女子のドラマ鑑賞に欠かせない素敵なイケメン俳優たちも多種多様にそろっています。●非情な渋イケメンのまなざしにドキッ! 複雑にからみあう心理戦から目が離せない『ハウス・オブ・カード野望の階段』『ドラゴン・タトゥーの女』などで知られる鬼才デビッド・フィンチャー監督が制作総指揮を務め、オスカー俳優ケヴィン・スペイシーが主演する『ハウス・オブ・カード野望の階段』は、ネットで初配信されたドラマとして初めてエミー賞を受賞した“第3次ブーム”の象徴的な作品。手ひどい裏切りで夢のホワイトハウス入りを阻止された下院議員フランク(ケヴィン・スペイシー)が、復讐を決意するところから物語が始まります。恨みと野心を原動力に知略を駆使して敵を蹴落としていくフランクは、したたかで非情。なのに、見るものを引きつける魅力に満ちているんです。とくに、時折、視聴者に視線を送り、話しかけるような演出にドキリとする女性が多いよう。渋イケメン好きにはハズせないドラマです。自分の野望のためにフランクをたきつける妻のクレアをはじめ、周囲のキャラクターたちもクセ者ぞろい。あのオバマ大統領もハマったという面白さをぜひ味わってください。『ハウス・オブ・カード野望の階段』 SEASON1 Complete Package発売中Blu-ray 1万2000円(税抜)/DVD 9333円(税抜)発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント© 2013 MRC II Distribution Company L.P. All Rights Reserved.SEASON 2も発売中●武骨で優しいファイターにメロメロ。ゾンビものの新境地を開いた『ウォーキング・デッド』ゾンビがはびこる世界となってしまった現代のアメリカで、生存者たちがサバイバルを繰り広げる壮大なドラマ。『ショーシャンクの空に』などで知られるフランク・ダラボン監督の企画によるアメコミ原作の話題作です。ゾンビホラーとしての面白さだけでなく、主人公の保安官リック(アンドリュー・リンカーン)を中心にゾンビと戦う人々の恐怖や葛藤、絆が細やかに描かれており、人間ドラマとしても見ごたえのある点が支持される理由のよう。そして、主人公をしのぐ勢いで女性視聴者の心を鷲づかみにしているのが、ノーマン・リーダス演じる武骨なファイター、ダリル。短気で粗野な一匹オオカミなのに、ピンチの時にはたくましく守ってくれるという、女性が惚れずにはいられないキャラクターなんです。ダリルの人気は熱狂的で、「ゲイの設定なのでは?」という説が出た時にはファンの間で大論争が巻き起こったとか。世界の女性を虜にするそのイケメンっぷりを、自分の目で確認してみてくださいね。『ウォーキング・デッド』シーズン55月4日(月)深夜0時放送スタート毎週月曜~金曜深夜0時© 2014 AMC FILM HOLDINGS LLC. All rights reserved.●イケメン+スーツは正義! 知的でスタイリッシュなリーガルドラマ『SUITS/スーツ』今、海外ドラマでイケメンを愛でるならコレ!というのが、このシリーズ。ニューヨークの大手法律事務所を舞台に、敏腕弁護士ハーヴィー(ガブリエル・マクト)と驚異的な記憶力を持つ青年マイク(パトリック・J・アダムス)がコンビを組んで困難な訴訟に立ち向かいます。有能だけどクールで高慢なハーヴィーと、天才肌かつピュアなマイクが互いに影響を与えあいながら問題を解決していく様子は爽快そのもの。登場人物たちのファッションだけでなく会話もスタイリッシュで、うっとりと別世界に浸ることができる正統派のイケメンドラマです。トップブランドのスーツをセクシーに着こなす傲慢なハーヴィーがふと見せる優しさに夢中になる人と、天才青年マイクのまっすぐなまなざしに心惹かれる人、その人気は拮抗しているとか。リーガルドラマでありながら法廷シーンが少なく、そこにたどりつくまでのプロセスでドラマが作られているという点も新鮮です。『SUITS/スーツ』シーズン16800円(税抜)シーズン2、シーズン38000円(税抜)DVD-BOX発売中発売元・販売元NBCユニバーサル・エンターテイメント© 2013 Universal Studios. All Rights Reserved.●こちらも見逃せない! 最新作のイケメンたちこのほか、これからスタートする最新ドラマにも注目作品が続々。・真田広之が海外ドラマに初レギュラー出演する『HELIX –黒い遺伝子-』(5月8日リリース、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)・映画『シックス・センス』の監督M・ナイト・シャマランのテレビ初監督作品『ウェイワード・パインズ 出口のない街』(主演マット・ディロン、5月15日スタート、FOXインターナショナルチャンネルズ)・『デスパレートな妻たち』の庭師役で人気を博したイケメン俳優ジェシー・メトカーフが出演するドロドロの愛憎劇『DALLAS/スキャンダラス・シティ』(ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント、レンタル中)なども要チェックです。このブームを逃さず、ぜひお気に入りの作品をたくさん見つけてくださいね。<取材/文市川裕子取材協力/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、FOXインターナショナルチャンネルズ、NBCユニバーサル・エンターテイメント>
2015年04月27日公開初日を迎えた映画『エイプリルフールズ』の舞台あいさつが4月1日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、寺島進、富司純子、里見浩太朗、石川淳一監督が出席した。本作は、フジテレビ系のドラマ『リーガル・ハイ』の演出を担当した石川淳一と脚本の古沢良太のコンビが描く愛と感動の爆笑エンターテインメント。1年に1度だけ嘘をついてよい日"エイプリールフール"に、小さな嘘をきっかけにして街中で巻き起こる珍騒動を描く。初日を迎えたこの日は、主演の戸田恵梨香をはじめとするキャスト陣と石川淳一監督が登壇して舞台あいさつ。「興行収入の目標は401億円ぐらいで!」と意気込んだ戸田は「無事今日初日を迎えまして、2度3度4度と映画館に来ていただければと思います。本当に皆さんを幸せにする作品だと思いますので、お子さんからお父さん、お母さんに見て欲しいです」とアピール。劇中で"ルパジャン"というシーンを見せた松坂は「"ルパジャン"とは、ルパン三世が峰不二子ちゃんに飛び込むこと。イメージトレーニングが大変でベッドのスプリングの具合を確認してました」と振り返れば、戸田は「一番キラキラしてましたよ」と横槍を入れて会場を沸かせた。舞台あいさつが行われたこの日は、4月1日のエイプリールフール。キャストが次々と嘘をついていく中、菜々緒が「撮影中に全員に告白させていただきまして、男性と女性1人ずつOKをもらいました。恵梨香ちゃんと小澤さんと付きあわせってもらっています。両刀?私は両刀いけるんですよ!小澤さんには最近OKをもらいました。昨日なんですけど…」と暗に滝川クリステルとの破局を匂わすと、それに応じた小澤は「待たせてごめんね」と苦笑いを浮かべていた。
2015年04月02日映画『エイプリルフールズ』が4月1日(水)のエイプリルフールに初日を迎え、戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、寺島進、富司純子、里見浩太朗、石川淳監督が舞台挨拶に登壇した。ドラマ「リーガルハイ」、「デート~恋とはどんなものかしら~」などで知られる人気脚本家・古沢良太のオリジナル脚本による本作。7つの嘘を軸に27人もの人生が複雑怪奇に絡み合っていく。エイプリルフールに公開ということで、戸田さんを筆頭にキャスト陣は「私事ですが…」と前置きし次々と嘘を暴露。戸田さんは「実は私は三つ子です」と告白し、これまでの舞台挨拶、さらには本作撮影時の戸田さんも別人であったと明かす。これにユースケさんが「確かに撮影のときの戸田さんの背中には毘沙門天があった」と“補強”し笑いを誘う。松坂さんは「このたび歌手デビューが決まりました」と明かし、実は本作のエンディング曲も歌っていると暴露。ここで止まればよかったが、すかさずユースケさんが「タイトルは『この子、誰の子?』です。演歌調で!」と付け足し、司会者も「一節、歌ってもらえますか?」とムチャぶり!松坂さんは苦笑を浮かべつつ「この子、誰の子~?」とその場で熱唱し男気を見せた。そして、当のユースケさんはいきなり「元『ワン・ダイレクション』のゼインこと、ユースケ・サンタマリアです。みんなからは“マッサン”と呼ばれています」と挨拶。さらに本作に関しては既にヒット確実なので、公開待機作の宣伝をさせてもらうと宣言し「4月に僕が初めて監督・主演した『寄生獣』が公開となります」と語り、実は『寄生獣』のミギーはCGではなく、ユースケさん自身の渾身の熱演によるものだと説明。さらに『進撃の巨人』もユースケさんの手による作品であり、『アベンジャーズ』の続編ではハルクを演じていると、まさに“立て板に水”とはこのことかというほどスラスラと放言を連発し、もはや周囲からのツッコミもなし!そしてこの日、最もきわどい嘘で会場をわかせたのは菜々緒さん。撮影中に共演陣全員に愛の告白をして「男女一人ずつからOKをもらいました。それは恵梨香と小澤さんです!」と明かす。最初は小澤さんも「シェアハウスでみんなで住んでます」とノリノリだったが、菜々緒さんはさらに「小澤さんには最近、OKをいただきました。『待っててくれ』と言われて…」と小澤さんについ最近、破局報道があったことを踏まえて踏み込んだ発言!小澤さんは笑顔で「ごめんね、待たせて」と返したが、さすがのユースケさんもこれには「何て言っていいのか分かんない」と苦笑。会場は爆笑に包まれていた。『エイプリルフールズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エイプリルフールズ 2015年4月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015フジテレビジョン
2015年04月01日