2019年3月1日(金)から、ヴィゴ・モーテンセン主演の実話に基づく映画『グリーンブック』の日本公開が決定しました。アカデミー賞ノミネート有力の『グリーンブック』の魅力をご紹介します。アカデミー賞有力!映画『グリーンブック』が来春公開2019年の春、ヴィゴ・モーテンセン主演の実話に基づく映画『グリーンブック』が日本でも公開されます。トロント国際映画祭で観客賞を受賞するなど、アカデミー賞ノミネートが有力視されている作品です。『愛しのローズマリー』や『メリーに首ったけ』などのコメディー映画で知られる、ファレリー兄弟の兄「ピーター・ファレリー」がメガホンを取ります。ゴールデン・グローブ賞5部門にノミネート!c 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.『グリーンブック』が、12月6日(木)にアメリカで発表された第76回ゴールデン・グローブ賞で5部門にノミネートされ、賞レースを疾走しています。ピーター・ファレリー監督は、弟・ボビーと共に監督を務めた1999年の『メリーに首ったけ』の作品賞候補以来、約20年ぶりのノミネート。米国時間2019年1月6日(日)に発表される「第76回ゴールデン・グローブ賞」を受賞すれば、初のゴールデン・グローブ賞受賞となり、注目を集めています。受賞・作品賞(ミュージカル・コメディ部門)・監督賞:ピーター・ファレリー・主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門):ヴィゴ・モーテンセン・助演男優賞:マハーシャラ・アリ・脚本賞:ニック・バレロンガ、ブライアン・カリー、ピーター・ファレリー『グリーンブック』ストーリーc 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.差別がまだ色濃い時代、黒人用旅行ガイドブック「グリーンブック」を頼りにツアーへ旅立った、粗野で無教養だけれど人間的魅力にあふれる「トニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)」と、インテリな黒人天才ピアニスト「ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)」。異なる世界に住むふたりの壮大なズレに笑い、ツアーの本当の目的に感動する、実話に基づくヒューマンドラマです。観終わったあとは、爽快感と胸が熱くなるのを感じるはず。『グリーンブック』概要公開日2019年3月1日(金)出演・ヴィゴ・モーテンセン『イースタン・プロミス』『はじまりへの旅』(アカデミー賞主演男優賞ノミネート)・マハーシャラ・アリ『ムーンライト』(アカデミー賞助演男優賞受賞)・リンダ・カーデリーニ『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』監督ピーター・ファレリー『メリーに首ったけ』『愛しのローズマリー』詳細
2018年12月07日2015年『ルーム』、2016年『ラ・ラ・ランド』、2017年『スリー・ビルボード』に続き、本年度トロント国際映画祭で「観客賞」を受賞し、一気にアカデミー賞大本命に躍り出た映画『グリーンブック』(原題:GREEN BOOK)。その公開日が2019年3月1日(金)に決定し、ポスタービジュアルが解禁となった。本作は、『愛しのローズマリー』『メリーに首ったけ』など数々のコメディ映画を送り出してきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリー監督が、『イースタン・プロミス』『はじまりへの旅』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたヴィゴ・モーテンセンと、『ムーンライト』でアカデミー賞助演男優賞に輝いたマハーシャラ・アリという2人の名優を迎えた実話に基づくヒューマンドラマ。本作のタイトルにもなっている「グリーンブック」とは、1936年から1966年までに毎年出版されていた、黒人を受け入れてくれるビジネスやサービス機関のリストが記載された旅行ガイドブックのこと。ニューヨーク出身のアフリカ系アメリカ人で郵便配達員をしていたヴィクター・ヒューゴー・グリーンが作成し、人種差別が激しい中、車で移動する黒人たちにとって欠かせないツールとなっていた。この度解禁されたポスターには、ターコイズブルーのキャデラックを運転するイタリア系の用心棒トニー(ヴィゴ・モーテンセン)と、後部座席に座る天才ピアニスト、シャーリー(マハーシャラ・アリ)がコンサートツアーに向かうためアメリカ南部の美しい田舎町を走るシーンの写真を起用。「行こうぜ、相棒。あんたにしかできないことがある。」というコピーが2人の旅の本当の目的と、「グリーンブック」に頼って始まった旅の行方を示唆している。この写真から、白人でブルーカラーのトニー、黒人でインテリであるシャーリーという2人のバディ感が伺え、それぞれの生き方さえも伝わるような名俳優の佇まいが印象的なビジュアルが完成した。異なる世界に住む2人の壮大なズレに笑い、ツアーの本当の目的に胸を熱くし、極上のラストにスタンディングオベーションを贈らずにいられない、痛快で爽快な、まさかの実話を楽しみにしていて。『グリーンブック』は2019年3月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年12月05日ブランド名の『TEMBEA』(テンベア)はスワヒリ語で『放浪』を意味する名前のとおり、いつもどこにでも持ち歩けるバッグをテーマにしている実力派のアイテムコレクションが特徴的。シンプルで飽きのこないデザインで軽くて丈夫だから、気兼ねなく使える!まさにペルル女子にうってつけのアイテムが揃うこちらのブランドは、バゲットや本、新聞、おもちゃまで、生活のあらゆるものを入れるためのものとして展開されています。使えば使うほど、使う人の手や身体になじむようなキャンバス地のバッグたちは、私たちの日常にそっと寄り添ってくれる、そんなやさしい逸品たち。またユニセックスなデザインで、恋人やパートナーと共有できるのも魅力的。今回のブランドファイルでは、さりげないのに存在感のある佇まいを感じるTEMBEAのバッグにクローズアップしました。ぜひこの冬のパートナーバッグとして活用してみませんか? バゲットトート BAGUETTE TOTE(24.5×42×13cm)¥9,800BAGUETTE TOTE MINI(15×25×9cm)¥7,500 TEMBEAがいちばん最初に作った象徴的なアイテムが、このバゲットトート。持ち手が手前側にだけついているため、バゲットなどの長い物を入れても肩にかけやすいデザインが特徴です。コットンキャンバス地にパラフィン加工(特殊ワックス)を施した、TEMBEAの定番素材を使用。紡績工程において、綿花に含まれる短い繊維や夾雑物を取り除いたコーマ糸(Combed yarn)を使っているため、繊維が長く均一なので糸ムラが少なく、独特の光沢と耐久性があります。防水性に優れているうえ、使うほどに風合いが増し、からだに馴染んでいくのもうれしいところ。レギュラー、スモール、ミニと3サイズあり。 プリントシリーズ PAPER BAG(29×35.5×11cm)¥12,800TOILETRY BAG MEDIUM(18.5×13.5×6.5cm)¥4,500 可愛らしすぎず、どこかノスタルジックなゆるい表情が大人に似合う、オリジナルプリントシリーズ。猫、犬、スイカ、バナナ、アイス、スキーなど、シーズンによって柄は異なり、春と冬に登場することが多いとか。バゲットトートやトートバッグ、ポーチなど、プリント生地を使って作られるアイテムはさまざま。 コレクトパースCOLLECT PURSE(22×12.5cm)¥13,000これ以上ないほどシンプルなデザインながら、内側の仕切りやポケットで中身を整理しやすく、かさばらないスリムな形と、使い勝手抜群!財布としてだけでなく、パスポートや通帳を入れたり、スマホやメモ帳、化粧品を入れたり、ペンケースにしたりと、使い方は人それぞれ。写真のヤギ革タイプは、ゴールドやシルバーなど華やかなラメカラー展開が乙女心をくすぐります。同じ形で、マットなグレーやブルーなど、マニッシュな雰囲気の牛革タイプもあり。外側の革と、内側の仕切りの色との組み合わせがひそかなポイントで、コレクションしたくなるというのもうなずけます。家族用、旅行用、用途別など、複数買いする人も多し。 スエードバッグSINGLE TOTE(24×33×10cm)各¥18,000 薄手の軽いスエードは、レザーのなかでもコットンキャンバス地の延長感覚で使える素材。カジュアルスタイルにもよく似合うし、大人っぽいスタイルにも合わせやすいから、出番が多くなりそう。シーズンごとに登場する色はベーシックな茶系からパープル、鮮やかなライトグリーンなどさまざまだけど、どんな色でもラフになりすぎないのは、スエード素材ならでは。コーディネートのバランスがとりやすいサイズで、ワンハンドルが抜け感を出してくれるから、いつもの装いがこなれて見えるはず。使い込んでくたっとした表情も魅力です。 レザーバッグSINGLE TOTE(24×33×10cm)¥39,000SINGLE TOTE MINI(18×25×7.5cm)¥24,500 これまでのTEMBEAのレザーアイテムは、断ち切りのデザインがカジュアルな印象のものだったけれど、それより少しかっちりとしたものを、と登場したのがこちら。素材選びから染色までこだわり抜いた上質な佇まいは、シーンを選ばず重宝するはず。しぼがあるため、傷が目立ちにくいのも特徴です。特にTEMBEAの別注色という絶妙な赤みのあるブラウンは、幅広い服装に合わせやすい万能選手。植物タンニンでなめしているので、使い込むほどにツヤが出て、柔らかく馴染んでいくのも楽しみです。 シンプルなルックスだけど、内側にさりげなくついているロゴにキュンとくる。レザーだけど1枚仕立てなので、使いやすい軽さ。 スリートーンバッグ3TONE TOTE(33×33×13cm)¥11,800 ベーシックなバッグもいいけれど、たまにはちょっと変化球が欲しいという方には、持ち手の鮮やかなカラーが効いたこちらのトートバッグがおすすめ。ちょっとアイビーな雰囲気も感じさせるラインづかいがポイントです。ブラウン×グリーン、ブラック×オレンジ、生成り×ネイビーなど、洗練された配色にファンが増加中。A4のファイルや雑誌類、13.3インチクラスのノートパソコンなどがちょうどよく収まる使いやすいサイズで、短めの持ち手がバランスよし。 9月13日にTEMBEA Kyotoがオープンしたばかり。内装は東京店と同じLandscape-Products、また中央の什器は家具作家のコオチカズノリ氏。ぜひ立ち寄ってみて。TEMBEA Kyoto 京都市中京区夷川通麩屋町東入布袋屋町527TEL/075-221-5278OPEN/11:00-19:00 CLOSE/Tuesday&Wednesday TEMBEA (テンベア)東京都渋谷区神宮前1-1-12 原宿ニューススカイハイツ103TEL:03-3405-5278torso-design.com photograph:Masatomo Murakamitext : Shiori Fujii
2018年11月30日ヴィゴ・モーテンセンがトロント国際映画祭で最高賞の「観客賞」を受賞した主演作『Green Book』(原題)で、約20キロの増量に挑んだという。監督のピーター・ファレリーが「Yahoo! Entertainment」に明かした。「ヴィゴは役作りのために45パウンド(約20キロ)増量したんだ。撮影前に25パウンド(約11キロ)、撮影が始まってから20パウンド(約9キロ)ね」。ヴィゴは「撮影が始まる前に、朝晩自分が食べたいと思う以上に食べて、体重を維持すればいいというレベルに持っていったよ」と言い、「これが限度だって感じがしたね。もっといけそうだったかって?分からないな…でもよくやったと思う」と語っている。『Green Book』でヴィゴが演じているのは、実在(2013年に死去)のトニー・リップというニューヨークのナイトクラブの用心棒。有名黒人ピアニストのドン・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の運転手を務めることになり、ジム・クロウ法が施行されている南部を一緒に回る。そこでひどい人種差別を目の当たりにしたトニーがドンと友情を築いていくという物語。映画の中で、トニーがホットドッグの早食い大会に出演するというシーンがあり、その日の撮影でヴィゴは15個のホットドッグを平らげたそうだ。「いろんなアングルで撮影するから、ヴィゴは1回の撮影で2、3個は食べていた。吐き出すためのバケツを用意したけれど、彼は使わなかった。本物を追求する男だから。全部飲み込んでいたよ」とファレリー監督はふり返る。増量中は平日にたらふく食べ、週末は“普通”に食べていたというヴィゴ。すると毎週月曜日に衣装係から「ねえ、パンツがゆるくなってるわよ。(太った体型に)戻さなきゃ」と指摘を受け、「しまった!」と思うことがあったという苦労も語った。(Hiromi Kaku)■関連作品:グリーン・ブック(原題) 2019年3月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定© 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.
2018年11月20日ワイズ ピンク(Y’s Pink))が、2017年にスタートした東京ブランド・テンボックス(TENBOX)とコラボレーション。2018年11月16日(金)よりY’s 表参道店ほか全国10店舗にて発売する。ワイズ ピンク初のコラボコレクション2014年ワイズからスタートしたワイズ ピンクが、初めてのコラボレーションコレクションを展開。タッグを組むのは、2017年に誕生した東京ブランド・テンボックスだ。キーモチーフは「目出し帽」キーモチーフとなるのは、目出し帽(バラクラバ)。アメリカのガソリンスタンドで購入した覆面キャップをきっかけに作られたモチーフは、アイコンのようにファッションに落とし込まれた。ロングスリーブTシャツの中央には、目出し帽を被ったモデルの姿をオン。着古したTシャツを想起させる独特の風合いで、ブラック、ホワイトの2色を展開する。レッド・ブラックのソックスには、目出し帽をグラフィックで表現して、バックスタイルにのせた。さらに、目出し帽そのものも展開する。目の下にはワイズ、後ろには「PINK」のロゴを刻んでいる。テンボックス初のアイテムとなるクルーネックニットには、テンボックスのブランド表記から「匣」を切り取り起用。ワイズピンクのロゴもミックスさせて、オリジナルパターンとして全面に配している。【詳細】Y’s PINK × TENBOX COLLABORATION COLLECTION発売日:2018年11月16日(金)取り扱い店舗:Y’s 表参道、大丸札幌店、仙台藤崎店、伊勢丹新宿店、松阪屋名古屋店、金沢 大和香林坊店、阪急うめだ本店、岡山天満屋店、福岡岩田本屋<アイテム例>・KNIT CAP 13,000円+税・CREW NECK KNIT 32,000円+税・SOCKS 3,800円+税・LONG SLEEVE T-SHIRTS 12,000円+税【問い合わせ先】ワイズ プレスルームTEL:03-5463-1540
2018年11月09日『愛しのローズマリー』『メリーに首ったけ』など、数々のコメディ映画を送り出してきたファレリー兄弟の兄、ピーター・ファレリー監督が贈る映画『グリーン・ブック』(原題)が、先日閉幕した第43回トロント国際映画祭にて「観客賞」を受賞したことが明らかに。本作の日本公開日は来年3月となっている。■あらすじ1962年、差別が残る南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニスト、ドン・シャーリーは、粗野で無教養のイタリア系、トニー・リップを用心棒兼運転手として雇うことに。黒人用旅行ガイド<グリーンブック>を頼りに、正反対のふたりは旅を始めるのだが――。■“最高賞”を受賞! 一気に本年度アカデミー賞本命に…北米最大規模の来場者数を誇る「トロント国際映画祭」。本作が受賞した、一般の観客の投票により決定する「観客賞」は、本映画祭では最高賞となっており、近年ではアカデミー賞作品賞に最も近い賞として注目されている。また近年、同賞を受賞しているのは、昨年の『スリー・ビルボード』をはじめ、『ラ・ラ・ランド』、『ルーム』、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』など、アカデミー賞にて主要部門の受賞をした作品ばかりだ。■アカデミー賞ノミネート&受賞キャストが出演本作に出演するのは、『ロード・オブ・ザ・リング』『イースタン・プロミス』『ザ・ロード』のヴィゴ・モーテンセンと、『ハンガー・ゲーム』シリーズ、『ムーンライト』のマハーシャラ・アリ。ヴィゴは『イースタン・プロミス』でアカデミー賞主演男優賞にノミネート。マハーシャラは『ムーンライト』でアカデミー賞助演男優賞を受賞している。そんな名優2人が、今作では笑って泣ける、奇跡の実話に挑戦。ジャズにのせて最高のバディムービーを届ける。■監督から受賞の喜びのコメント作品が受け入れられた反応に感動していたら、更に受賞できるとは信じられません。映画祭に感謝します。出品されただけでも光栄だったのに、このような賞を頂けるなんて、どんな夢も超えています。トロント映画祭の観客が世界一だとういう理由が分かりました。キャスト、スタッフ、そして共同脚本家たちを代表して感謝します。『グリーン・ブック』(原題)は2019年3月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:グリーン・ブック(原題) 2019年3月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定© 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.
2018年09月18日『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』の両シリーズでエルフのレゴラス役を演じたオーランド・ブルームが、同シリーズのキャストと再会を果たした。オーランドは魔法使いのガンダルフ役のイアン・マッケラン、ドワーフのオーリ役のアダム・ブラウンと3人で撮った写真をSNSに投稿。「ドワーフ、魔法使い、エルフがバーの中に入っていくよ…#lotr」とキャプションを添えた。立ち位置は向かって左がアダム、真ん中に年長のイアン、右にオーランドで、3人ともニコニコの笑顔で写真に収まっている。オーランドは1週間前にも、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで共演したアルウェン役のリヴ・タイラーとも再会。リヴはロンドンで行われていたオーランド主演の舞台「KILLER JOE」を観劇したという。オーランド、リヴ、オーランドの愛犬のマイティと映った写真に「エルフのペアとわんこ」と綴り、ファンを喜ばせたばかりだった。シリーズ第1作目から17年経ったいまもキャストの友情の絆は固く、時折プチ同窓会を開いては誰かがSNSで知らせてくれている。2015年にはホビットのメリー役のドミニク・モナハンが、主人公フロド役のイライジャ・ウッド、ピピン役のビリー・ボイド、そしてオーランドと4人で会食している写真をSNSに掲載した。昨年はこの4人のメンバーにアラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンを加えてつるむ様子が報じられた。『ロード・オブ・ザ・リング』の主要キャストたちは仲が良く、9人でおそろいのタトゥーを身体に刻んだことでも知られている。(Hiromi Kaku)
2018年08月15日エリザベス・バンクスがメガホンを取るリブート版『チャーリーズ・エンジェル』のエンジェルが決定したという。クリステン・スチュワート、『パワーレンジャー』のナオミ・スコット、イギリス出身の新人女優エラ・バリンスカの3人だ。「The Hollywood Reporter」が伝えた。クリステンは昨年、ルピタ・ニョンゴとともにエンジェル候補として出演交渉中であることが報じられており、メディアにも「ぜひやりたい。できたらいいなぁ…リズ・バンクスの大ファンなんだ。彼女はいま、この時代の話を語るのに完璧な人。最後まで全力でサポートするよ!」とアピールしていた。エリザベスは監督、製作、脚本を担当し、さらにチャーリーの右腕・ボスレーに当たる役も演じるという。ボスレーはいままでドラマ、映画ともに男性という設定だった。「私にとって『チャーリーズ・エンジェル』は強い女性を描いたオリジナルブランドの1つなんです。だって、70年代に放送がスタートしたんですからね」とエリザベスは『チャーリーズ・エンジェル』シリーズへの憧れを明かした。「この映画では新しい時代のモダンで地球規模なエンジェルを紹介しつつ、チャールズ・タウンゼント(チャーリー)と彼の探偵事務所から受け継いだものに敬意を払いたいと思います。このチャプターをクリステン、ナオミ、エラと世界中のファンに届けるのが楽しみで仕方ありません」と抱負を語った。新『チャーリーズ・エンジェル』(仮題)は2019年9月27日全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2018年07月27日モーガン・フリーマン(80)が8人の女性からセクハラ行為を訴えられ、謝罪した。「CNN」によれば、被害者女性8人を含む16人が、モーガンのセクハラ発言や過剰な身体的接触について証言しているという。具体例としては、2012年、『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』の撮影現場でモーガンが女性の身体に関するセクシャルなコメントばかりしてくるので、女性たちの間では「胸が目立つようなトップスは着ないこと、お尻が目立つようなボトムスは履かないこと、つまり、身体にフィットするような服は避けよう」との暗黙の了解があったことが挙げられている。また、モーガンが過去に妊娠6ヶ月の記者からインタビューを受けた際も、卑猥なセクハラコメントを放ったことも報じられている。これを受け、モーガンは「私を知っている人、私と働いたことがある人ならわかってくれると思いますが、私は意図的に人に不快な思いをさせたり、故意に不安にさせるようなことはしません」と声明を発表。「嫌な思いをされた方、失礼な扱いを受けたと思われた方に謝罪します。決して、意図してやったわけではありません」と謝罪した。モーガンは今年1月に、全米映画俳優組合賞(SAG)授賞式にて生涯功労賞を受賞したが、SAGはこのセクハラ報道を受けて「見直し」を行っており、モーガンから賞をはく奪する可能性も示唆している。(Hiromi Kaku)
2018年05月25日Amazonが1,000億円以上をかけて製作するドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング」は、若きアラゴルンが主役となるようだ。ピーター・ジャクソン監督の映画版『ロード・オブ・ザ・リング』では、ヴィゴ・モーテンセンが演じたアラゴルン。原作者J.R.Rトールキンや『指輪物語』に詳しい「TheOneRing.net」は、シーズン5まで決定している同ドラマのうち、少なくともシーズン1は若い頃のアラゴルンに焦点が当てられると報じている。このニュースを受け、同ドラマを楽しみにしているファンたちの意見は割れた。「ますます期待が募る」という声や、映画版で当初アラゴルンを演じる予定だったスチュアート・タウンゼントに「やっとアラゴルンを演じられるんじゃない?」と推す声など、SNSにはポジティブなコメントが寄せられている一方、「トールキンは原作で若い頃のアラゴルンにはほとんど触れていないのに、どうしてドラマ化できるのか?」と疑問を呈するファンも。「TheOneRing.net」は、「指輪物語」の「追補編」に若きアラゴルンが登場すると主張したが(「アラゴルンとアルウェンの物語」)、この物語はわずか12ページほどだという。たった12ページを元にドラマ展開するためには、原作からかなりの脚色が予想されるとして「不安だ」というファンもおり、現在のところはまさに賛否両論だ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2018年05月18日毎年恒例となった「2017年第91回キネマ旬報ベスト・テン」が発表。個人賞では『彼女がその名を知らない鳥たち』の蒼井優が主演女優賞、『あゝ、荒野』『火花』などで主演を務めた菅田将暉が主演男優賞に選ばれ、日本映画ベスト・テン1位の『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の石橋静河、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『鋼の錬金術師』と主演作が続いた山田涼介がそれぞれ新人女優賞・男優賞を受賞した。1919(大正8)年に創刊され、“世界一の歴史を持つ”映画雑誌「キネマ旬報」による「キネマ旬報ベスト・テン」。今回で91回目を迎え、あの米アカデミー賞(2018年で第90回)を超える由緒ある映画賞としても知られる。日本映画第1位(作品賞)には石井裕也監督の『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』、外国映画第1位(作品賞)にはケン・ローチ監督のカンヌ・パルムドール(最高賞)受賞作『わたしは、ダニエル・ブレイク』が選出。また、個人賞・主演男優賞の菅田さんは初の受賞となり、日本映画ベスト・テン3位に入った『あゝ、荒野』ヤン・イクチュンが助演男優賞でW受賞。ヤン・イクチュンは2010年度(第84回)の『息もできない』(外国語映画作品賞)以来の受賞で、外国人俳優の個人賞受賞は1993年度(第67回)『月はどっちに出ている』のルビー・モレノ以来となった。助演女優賞は『幼な子われらに生まれ』の田中麗奈が獲得した。蒼井優&菅田将暉から喜びのコメント到着2006年度(第80回)『フラガール』『ハチミツとクローバー』など3作品で助演女優賞を受賞して以来の受賞となった蒼井さんは、「今回の受賞を、私の周りの方々がとても喜んでくれて、ああ、多くの人にお世話になっていただけた賞なんだなと、改めて思いました。ありがとうございました」と真摯にコメント。2017年大活躍をみせた菅田さんは、「真ん中に立つことがひとつの目標だったので、こんな大きな賞をいただいたことに対して、気が引き締まります。これからもワンカットワンカット、真摯にやっていきます」と気持ちを新たに喜びを語った。■受賞結果【個人賞】日本映画監督賞大林宣彦『花筐/HANAGATAMI』日本映画脚本賞石井裕也『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』外国映画監督賞ケン・ローチ『わたしは、ダニエル・ブレイク』主演女優賞蒼井優『彼女がその名を知らない鳥たち』主演男優賞菅田将暉『あゝ、荒野』『火花』『帝一の國』『キセキ-あの日のソビト-』助演女優賞田中麗奈『幼な子われらに生まれ』助演男優賞ヤン・イクチュン『あゝ、荒野』新人女優賞石橋静河『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』『PARKSパークス』『密使と番人』新人男優賞山田涼介『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『鋼の錬金術師』【2017年第91回日本映画ベスト・テン】1位『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』2位『花筐/HANAGATAMI』3位『あゝ、荒野』4位『幼な子われらに生まれ』5位『散歩する侵略者』6位『バンコクナイツ』7位『彼女の人生は間違いじゃない』8位『三度目の殺人』9位『彼女がその名を知らない鳥たち』10位『彼らが本気で編むときは、』(次点:『ビジランテ』)【2017年第91回外国映画ベスト・テン】1位『わたしは、ダニエル・ブレイク』2位『パターソン』3位『マンチェスター・バイ・ザ・シー』4位『ダンケルク』5位『立ち去った女』6位『沈黙-サイレンス-』7位『希望のかなた』8位『ドリーム』9位『ムーンライト』10位『ラ・ラ・ランド』(次点:『残像』)【2017年第91回文化映画ベスト・テン】1位『人生フルーツ』2位『標的の島風(かじ)かたか』3位『やさしくなあに~奈緒ちゃんと家族の35年~』4位『ウォーナーの謎のリスト』5位『谺雄二ハンセン病とともに生きる熊笹の尾根の生涯』6位『沈黙―立ち上がる慰安婦』7位『米軍(アメリカ)が最も恐れた男その名は、カメジロー』8位『笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ』9位『まなぶ通信制中学60年の空白を越えて』10位『廻り神楽(かぐら)』(次点:『桜の樹の下』)なお、「2017年第91回キネマ旬報ベスト・テン第1位映画鑑賞会と表彰式」は2月12日(月・祝)に開催される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:PARKS パークス 2017年4月22日よりテアトル新宿、4月29日より吉祥寺オデヲンほか全国にて順次公開(C) 2017本田プロモーションBAUSわたしは、ダニエル・ブレイク 2017年3月18日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開(C) Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinema and TheBritish Film Institute 2016映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ 2017年5月13日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行、5月27日(土)より全国にて公開(C) 2017「映画夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2018年01月11日「ドクターマーチン(Dr.Martens)」より、ロンドンの国立美術館、テート・ブリテンとのコラボレーションシューズが登場。全国のドクターマーチンストア、およびオフィシャルオンラインストアにて、2018年1月12日(土)より発売される。今回のコラボレーションでは、英国最大の風景画家の一人、JMW・ターナーの風景画がモチーフとなっている。風景画を高貴な芸術に高めた彼の絵画は、特徴的な色彩から”光の画家”として評されている。ドクターマーチンの8ホールブーツ、3ホールシューズには、テート・ブリテンに収蔵されているターナーの「Fisherman At Sea_海の漁師たち」と「Decline od the Carthaginian Empire_カルタゴ帝国の衰退」の2作が、それぞれ落とし込まれている。加えて、11インチのショルダーバッグや、Tシャツなども合わせて発売。光を通して描き出される世界が、ドクターマーチンのアイテムに配された、存在感のあるアイテムに仕上がっている。【詳細】ドクターマーチン X テート・ブリテン JMW・ターナー コレクション発売日:2018年1月12日(土)販売場所:全国のドクターマーチンストア/オフィシャルオンラインストア商品例:■FISHERMAN AT SEA・8ホールブーツ 28,000円+税・Tシャツ 9,000円+税■THE DECLINE OF THE CARTHAGINIAN EMPIRE・8ホールブーツ 28,000円+税・レザーショルダーバッグ 27,000円+税※シューズサイズはいずれもUK3-9(日本サイズで約22.0〜28.0cm)※「THE DECLINE OF THE CARTHAGINIAN EMPIRE」8ホールブーツの発売は2018年1月26日(土)
2018年01月04日スティーヴン・キングの同名小説を映画化した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』。先週11月11日&12日の土日2日間の興行収入は2億2500万円を突破し、累計は7億円超えに。通常、映画が公開されれば、その週をピークに興行収入は下降していくものだが、本作は前週比122%と、公開2週目ながらその勢いはさらに増しており、興行収入10億円達成は確実とみられている。しかも、“最恐”のピエロ、ペニー・ワイズに「怖かった」「トラウマになりそう」といった声も上がる中、なぜ、人は『IT/イット』に惹かれるのか、その秘密に迫った。全米では9月8日(金)に公開された本作は、9月公開作品の興行記録を塗りかえ、ホラー映画史上最高となる126億円超のオープニング記録をつくり、あの『エクソシスト』も超えてホラー映画史上No.1のヒット作品に。さらにイギリス、ブラジル、ロシア、オーストラリア、オランダなどでもホラー映画の新記録を打ち立てている。そして日本でも、社会現象ともいえる盛り上がりぶり。公開劇場数が増え、その恐怖を文字どおり体感するアトラクション型4D上映(4DX・MX4D)も始まっている。■“IT/それ”に立ち向かうのは、“はみ出し者”の子どもたちそんな本作の魅力の1つは、主人公が子どもたちであること。アメリカの小さな田舎町デリーで、“それ”が子どもをさらっていることに気づき、団結して勇敢に立ち向かっていこうとするのは、自らを「ルーザーズ(負け犬)・クラブ」と称する地元の子どもたち。“最恐”のピエロが引っかき回す単なるホラー映画ではなく、同じくキング原作の「スタンド・バイ・ミー」を彷彿とさせる点が何と言っても大きな魅力だ。弟ジョージーをさらわれた吃音のビル、ビン底眼鏡でおしゃべりが過ぎるリッチー、常にぜんそく薬を持ち歩く神経過敏のエディ、本の虫で太っちょボーイのベン、ユダヤ系で心配症のスタンリー、祖父の精肉業を手伝い家庭学習をしている黒人のマイク、そして、父親から虐待されている大人びた少女ベバリー。原作の舞台である1950年代はもちろん、映画の舞台の1989年でも(ましてや2017年現在でも…)、彼らは周囲からのけ者にされている存在で、少し年上の不良少年たちからはイジメの標的にされている。しかし、子どもたちとはいっても、みな中学生で、サンタクロースなどいないとすでに心得ている世代だ。とはいえ、「あの絵が動き出したらどうしよう…」とつい考えてしまう想像力はまだまだあり、口ではどうこう言っても迷信や都市伝説の類いを信じていて、また性の目覚めも感じるお年頃でもある。本作を観客層をみても、R15+指定の本作をぎりぎり観ることのできる高校生の大人数グループが多いのはうなずける。主人公の子どもたちに最も近い世代であり、表面上は何てことのないふりをしていても、彼らと同じような感情体験が心の奥底で、まだ熱々でくすぶっている。だからこそ、ビルたちがそれぞれのトラウマや恐怖を克服し、大切な存在を失った悲しみを受け入れて成長していく姿、友情を育み、お互いを受け入れていく姿は大いに響くものがあるはず。さらに、彼らはSNSで感想をすぐさま発信する。このクチコミ力も絶大だ。もちろん大人世代も、毎日ちょっとだけ傷つきながら生きづらさを抱えているところは少しも変わらない。恐怖の克服や喪失体験をすでに何度も経験しているだけに、子どもたち以上にキュンとしたりも…。そんな成長の物語が、キングの原作に親しんできたファンのみならず、90年代のTVシリーズを知るファンや、劇中に登場する当時の人気バンドに「オッ」となる世代など、幅広い層を魅了しているのだろう。■“ピエロ恐怖症”を蔓延させた!?“最恐”のペニー・ワイズが最強発刊以来30年にわたって読者に強烈なトラウマを植え付けてきた原作を映画化したのは、ギレルモ・デル・トロ製作総指揮のホラー映画『MAMA』で注目を集めたアンディ・ムスキエティ監督。本作でホラーと子どもたちの成長物語を絶妙なバランスで織り交ぜたムスキエティ監督の手腕と、彼のもとに集まったキャストたちもまた最強だ。ルーザーズ・クラブのリーダー、吃音のビルを演じるのは、『ドリーム』セオドア・メルフィ監督の前作『ヴィンセントが教えてくれたこと』でデビューし絶賛されたジェイデン・リーバハー。特別な力を持つ少年を演じた『ミッドナイト・スペシャル』や、人気TVシリーズ「マスター・オブ・セックス」などで、その実力は折り紙付き。また、リッチー役を演じるのは、本作とも相通じる世界観のNetflix「ストレンジャー・シングス未知の世界」のマイク役で知られるフィン・ウォルフハード。スタンリー役のワイヤット・オレフは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でピーター・クイルの子ども時代を演じており、ベンを演じるジェレミー・レイ・テイラーは今冬の話題作の1つ『ジオストーム』にも出演、年上のいじめっ子ヘンリー役を務めたニコラス・ハミルトンは『はじまりへの旅』でヴィゴ・モーテンセンの子役の1人を演じ、キング原作の映画化『ダークタワー』にも出演する。そして、若くして実力派ばかりの子どもたちが本気で怖がり、監督や原作のキングまでもが口を揃えて絶賛するのが、“最恐”ピエロ、ペニー・ワイズ役を務めたビル・スカルスガルドだ。素顔は、「世界一ハンサムな顔」常連のアレキサンダー・スカルスガルドを兄に、スウェーデンの名優ステラン・スカルスガルドを父に持つ芸能一家のイケメン男子ながら、彼が特殊メイクで演じたペニー・ワイズは激コワ。あの甲高い笑い方、あのメイクが干からびた額、あの不気味すぎる視線は、大人でも夢に出てきそうなほど!?この絶対的な彼の存在があるからこそ、子どもたちが恐怖に打ち勝っていく姿が余計に胸に迫る。そのペニー・ワイズ、2019年公開予定の続編では大人になった主人公たちの前に帰ってくるという…。こ、怖い。(text:cinemacafe.net)
2017年11月14日アップル(apple)が、米国時間の2017年9月12日(火)に開催した新製品発表会で新型iPhone「iPhone X(アイフォーン·テン)」を発表した。10月27日(金)に予約開始、11月3日(金)発売。価格は112,800円+税〜。容量は64GB、256GBの2種類。iPhoneシリーズ10周年記念の最上位モデル全面ガラスのディスプレイが実現iPhone Xではオールスクリーンディスプレイによる革新的なデザインを採用。ディスプレイはデバイスの曲面に正確に沿って、丸みを帯びたコーナー部分に滑らかにつながっている。ディスプレイはベゼルレスディズプレイは周辺のベゼルを取り除き、5.8インチに大型化した有機ELディスプレイを搭載。解像度もiPhone7 Plusの1,920 × 1,080に対してiPhone Xは2,436 × 1,125と高解像度になっている。さらに、True Toneテクノロジーが加わったことでディスプレイのホワイトバランスが動的に調整され、周囲の光に合った、まるで紙を見ているような自然な視覚体験を味わうことができる。ホームボタンも廃止されているため、従来ホームボタンで行っていた動作は画面上のスワイプ操作に置き換わる。ロック画面からの起動は、ディスプレイ下からスワイプするだけ。優れた耐久性、耐水・防塵性能全面ガラスで包まれた全面と背面には、スマートフォンに採用された中では最も耐久性のあるガラスをシルバー・スペースグレイであつらえたほか、ボディの周囲を医療で使用されているものと同じグレードのステンレススチール製のバンドで包むことで、iPhone Xの強度を上げている。また、耐水・防塵性能にも優れている点が特徴的だ。指紋認証を廃止、顔認証「Face ID」を採用ホームボタンの削除に伴い、指紋認証は廃止。代わりにユーザーの顔情報をカメラを通して記録させる顔認証機能「Face ID」が搭載されている。機械学習能力を持った「A11 バイオニック ニューラルエンジン」搭載。赤外線センサーを使った顔認証で、ユーザーの顔を細かく立体的に分析する。顔を登録する時は、画面に表示されるガイドに従って顔を動かすだけ。髪型が変わっても、メガネをかけていても、3Dモデルで認識しているため問題ない。ハリウッドのプロフェッショナルアーティストが作ったマスクでテストしても誤認識されない。誤認識の確率は100万回に1回とも。ロック解除の他、Apple Payにも対応し、セキュリティ保護されたアプリケーションやその他の新機能の対応も可能となる。アニ文字(Animoji)ユーザーの顔を認識して、その動きに合わせて動くアニメーション付きの絵文字「アニ文字」機能搭載。iPhone Xに標準インストールされている「メッセージ」アプリケーションで利用できる。自分の表情を撮影、笑ったり、怒ったりとその動きに合わせて「アニ文字」をメッセージで送信することが出来る。自分の声を「アニ文字」メッセージに添えて送ることも可能だ。絵文字は12種類。ハイクオリティーなセルフィ―が撮れるカメラiPhone Xに搭載された新しいカメラは、従来より大型で高速なセンサー、新しいカラーフィルター、深みを増したピクセル、鮮明な写真やビデオをよりディテールを強調して捉えられるOISを特長としている。背面には12メガピクセルのデュアルカメラ。2トーンフラッシュを搭載、複数の照明効果フィルターでドラマティックな写真を撮影。広色域キャプチャ、自動イメージ補正、正確な露出コントロールを特長とした7メガピクセルのフロントカメラを使えば、ポートレートモードでハイクオリティーなセルフィー撮影も。また、フロント、背面どちらのカメラでも5種類の異なる照明スタイルを使用して撮影することができる。AR(拡張現実)体験をカメラにiPhone Xに搭載されたカメラは、AR(拡張現実)体験を実現できるようにカスタムチューンが施されている。各カメラは、新しいジャイロスコープと加速度センサーに合わせて個別に調整され、正確なモーショントラッキングが可能。A11 Bionic CPUはワールドトラッキング・シーンの認識を担当し、GPUが60fpsの目を見張るような描画を可能にする一方で、イメージシグナルプロセッサはリアルタイムで照明光推定を行う。各機能が相互に作動しながら、究極のAR体験を実現している。バッテリーバッテリー持続時間は、iPhone7より2時間増加。ワイヤレス充電iPhone 8と同じく、「Qi(チー)」規格のワイヤレス充電に対応。Apple Watch、iPhoneなどを3つ同時にチャージ出来るパッド「AirPower」も2018年に発売。商品情報iPhone X(アイフォーン·テン)発売日:2017年11月3日(金)予約開始日:2017年10月27日(金)容量:64GB、256GB価格:112,800円+税〜
2017年09月16日今年5月、長年「シャネル(Chanel)」のアンバサダーとして活躍してきたクリステン・スチュワートが、新作香水「ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)」の顔を務めることが発表された。あれから3か月を経て、待望のCMが公開に。リンガン・レッドウィッジ監督が手掛けた1分間のこのCMは、全身をオーガンジー素材と見られるリボンで巻かれているクリステンが眠りから覚めるところからスタート。リボンが身体に巻き付き、前に進もうともがいてもなかなか進むことができないが、クリステンは力を振り絞って疾走。その間も後ろに引っ張られたりと障害もあるものの、決してあきらめずに走り続け、自力でリボンを引き裂く。最後は全面が「ガブリエル・シャネル」の香水のボトルで構成されている美しいガラスの壁に飛び込んて行き、水平線から登る朝日と対面。希望と情熱にあふれるクリステンの表情が印象的だ。BGMはノーティ・ボーイがビヨンセとコラボした「RUNNIN’(LOSE IT ALL)」で、曲名とCMの内容がぴったりマッチしている。「シャネル」によれば、このCMは「創始者ココ・シャネルは、デザイナーになる以前はガブリエルとして生きてきました。反抗心、情熱、独立心を持ち、彼女は自分がなりたい人間になるために自身を解放しました」というコンセプトを映像化しているようだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月30日ジョン・ドーヴ & モーリー・ホワイト(John Dove & Molly White)による日本初の個展「センシビリティ アンド ワンダー(SENSIBILITY AND WONDER)」が8月25日から11月9日まで、東京・渋谷のディーゼル アート ギャラリー(DIESEL ART GALLERY)にて開催される。ジョン・ドーヴ & モーリー・ホワイトは、1964年にジョン・ドーヴ(John Dove)とテキスタイルデザイナーのモーリー・ホワイト(Molly White)がイギリス・ロンドンで結成したアートユニット。1970年代に巻き起こったパンクムーブメントの提唱者といわれるヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)とマルコム・マクラーレン(Malcolm McLaren)に絶大な影響を与えた人物としても知られる。当時、ジョン・ドーヴとモーリー・ホワイトが「ワンダー ワークショップ(WONDER WORKSHOP)」名義で制作したフルグラフィックのプリントTシャツやジャケットは、イギー・ポップ(Iggy Pop)、シド・ヴィシャス (Sid Vicious)、ミック・ジャガー(Mick Jagger)、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)といった1970年代を象徴するミュージシャンが愛用し、現在はそのほとんどが世界各国の美術館やギャラリーに展示収蔵されている。今回の展覧会では、2人が歩んできた時代、彼らが同時期に過ごしたミュージシャンやアーティスト、当時の出来事などを振り返りながら、1960年代から70年代に生まれた現代アートやファッションの手法、アイデアソースを、スクリーンプリントやコラージュ、映像を通して遡る。そして、70歳を超えてもなお、現役で活動を続ける2人の通底にある、“今”を感じる感性、現状に対する反抗心やユーモアを見つめ、ストリートファッションとパンクの起源を探っていく。会場では、展示作品・関連商品の販売が行われる他、会期中の8月26日16時から18時にはサイン会の開催も予定されている。【展覧会情報】「SENSIBILITY AND WONDER」会期:8月25日~11月9日会場:DIESEL ART GALLERY(DIESEL SHIBUYA内)住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F時間:11:30~21:00休館日:不定休入場無料
2017年08月07日6月20日の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(7月1日全国公開)ジャパン・プレミアで、“あの王子様みたいなイケメンは!?”と、ジョニー・デップ見たさに訪れた人々の目も引き付けたブレントン・スウェイツ(27)。 アンジェリーナ・ジョリー主演作『マレフィセント』(’14年)でフィリップ王子役を射止め、アクション大作『キング・オブ・エジプト』(’16年)では主役に抜擢されるなど、話題の映画に次々と起用されている。 そんなブレントンを直撃!最新作『パイレーツ〜』に出演が決まったときの気持ちを聞くと、爽やか笑顔全開に! 「僕は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの大ファンなんだ。1作目を見たのは、14歳か15歳のときだったと思う。まさに、夢がかなったという気持ちだね。ジャック・スパロウ役のジョニー・デップは、演技への探求心が尽きない俳優。彼と仕事をして、リスクを恐れず行動することの大切さを学んだよ」 映画のロケ地は、彼の故郷オーストラリアのクイーンズランド州。 「地元で映画の撮影ができるなんて最高だよ。実家で家族と一緒に過ごしながら、仕事ができたんだ」 ブレントンは、オーランド・ブルーム演じるウィル・ターナーの息子ヘンリー役。父親の呪いを解こうと、ジャック・スパロウと冒険の旅に出る勇敢な青年に扮している。彼自身も危険なアクション・シーンに志願する恐れ知らず。 「剣を使ったファイトや塔からぶら下がって降りるシーンなど、スタントは可能な限り自分で演じたよ。体を動かすことが好きなんだ」 本作出演にょり、世界中で女性ファンが急増。いまや大御所となったジョニー・デップに代わり、シリーズの主役になるというウワサも! 「ジャック・スパロウと一緒なら、どこへでも行くよ。続編があるとしたら、ヴィゴ・モーテンセンと共演したいな。ヴィゴとオーランドは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで共演しているから、話がはずむだろうし。ヴィゴが『ロード〜』の撮影で使った剣を持参して、海賊を演じたら、ハマると思うよ(笑)」 自身のTwitterで山登りや赤ちゃんを抱っこする写真を披露し、ナイスガイな素顔も話題。そんなブレントンくんでも悪い男になる瞬間がある? 「もちろんあるけど、Twitterには出さないよ。どんな悪いことをしたかって?それは言えないな(笑)」 やんちゃなところは、ジョニデ以上?今後の活躍に注目だ!
2017年06月30日アカデミー賞を主催している映画芸術科学アカデミーが、公式サイトにて今年のアカデミー新規会員候補を発表した。57か国、774名の候補の中には日本人の名前も。俳優部門に真田広之、菊地凛子、監督部門に三池崇史、ドキュメンタリー部門・フィルム編集部門の2部門に『ミリキタニの猫』の出口景子らが発表されている。アカデミーは去年と同じく会員の“多様性”を課題としており、今年の新規会員の39パーセントは女性、30パーセントが有色人種、7部門が女性のメンバーが男性より多く、19歳(エル・ファニング)から95歳(ベティ・ホワイト)と幅広い年齢層から選んだ。家族のつながりも大切にしているようで、アナ・ファリス&クリス・プラット、カリーナ・ラウ&トニー・レオン、『ムーンライト』のプロデューサーのアデル・ロマンスキー&撮影監督のジェームズ・ラクストンは、夫婦でリスト入りを果たしている。会員候補者たちは、アカデミーの招待を受け入れれば、秋には正式な会員となる。通常、ほとんどの候補者たちが会員になるが、過去にはヴィゴ・モーテンセンが2007年に『イースタン・プロミス』で主演男優賞にノミネートされた後、会員候補となったが辞退。2016年に『はじまりへの旅』で再び主演男優賞にノミネートされた際、「もしまた会員候補にしてくれるなら今度はぜひ会員になりたい」と「The Wrap」に語っていた。その言葉を受けてか、ヴィゴは今年、再び会員候補入りしている。(Hiromi Kaku)
2017年06月29日モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンというアカデミー賞俳優が命がけの大勝負に出る痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』(原題:『Going in Style』)。全米でも大ヒット中の本作から、“ジーサンズ”によるコミカル、でも必死な予告編と、クールすぎるポスターが解禁された。年金打ち切りというかたちで40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇“状態のジーサンたち、ウィリー、ジョー、アル。平均年齢80歳以上の彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗だった――!?北米では4月7日に公開されるや、3日間で1,250万ドルという大ヒットスタートをきり、2週目もトップ5入りを果たすなど、大ヒットとなっている本作。体力以外は誰にも負けない最強のジーサンたちを演じたのは、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという、全員アカデミー賞受賞者であるハリウッドのレジェンドたち。このたび公開された予告編では、銀行強盗に至るまでの3人のジーサンズの様子がコミカルに描かれている。ジョー(ケイン)は住宅ローンの相談に訪れた銀行で、偶然にも銀行強盗に遭遇。社会的弱者に冷酷な銀行から、あざやかな手口で1億7,000万円もの大金をかすめとるさまを間近で見たジョーは、同じく年金打ち切りにあった友人・ウィリー(フリーマン)、アル(アーキン)に「銀行を襲って、俺たちの年金を取り戻すんだ!」と持ちかける。決意を固めた彼らが、“準備運動”と称してはじめての万引きに挑戦する姿や、警備員から電動カートで逃げ惑う様子には思わず笑みがこぼれてしまう。また、そんな姿とは裏腹に、スーツに身を包み銃をぶっ放す超クールな3人の姿は必見だ。また、併せて解禁となったポスターでは、ボストンバッグから札束をのぞかせるジーサンたちの姿が印象的。「最後に輝くのはシルバーだ。」とのコピーにあるように、名優たちがどのようなきらめきを見せるのかは要注目。本作でメガホンをとったザック・ブラフ監督は、「この映画には、ハリウッドの真の名優たちが登場します。私はそれが本当にうれしかった。彼らがコメディやアクションの要素と、ストーリー上でやはり重要な部分である、もっと感動的、情緒的な要素を見事なバランスで演じるのを観客はきっと楽しめると思います」と3人の名優たちについてコメント。「私は彼らが大好きなんですよ。当然ですよね?彼らを見ていると、あのキャラクターたちがいい時代も悪い時代も互いを支え合って生きてきた40年来の親友同士だと心から信じることができるんです」と称賛を贈る。この言葉をうけたフリーマンも、「私たちはとにかく楽しかったので、それがスクリーンを通して感じられるはずです」と自信をにじませている。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月21日モーガン・フリーマン&マイケル・ケイン&アラン・アーキンという平均年齢80歳以上の3人が、どん底から這い上がるべく大勝負に打って出る痛快コメディ『Going in Style』が、早くも邦題『ジーサンズ はじめての強盗』として6月に日本公開されることが決定した。つつましくも、幸せな老後生活を送っていたウィリー、ジョー、アルの3人。ところがある日、長年勤めていた会社の合併によって、年金を止められてしまう。このことをきっかけに、彼らはある企てを決意。なんとしてでもいままでの生活を取り戻し、愛する家族と仲間たちとの幸せな余生を送り続けられるよう、3人は銀行のお金を奪おうと、大胆で危険な賭けに出るが…。40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された揚げ句、年金は打ち切り、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇”状態となってしまった、おじいさん3人組。そんな彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗!?先週末4月7日より北米公開された本作は、当初の期待値を大きく上回る初日3日間で1,250万ドルという大スタートに。劇場に足を運んだ観客層の90%が35歳以上、特に50歳以上の観客から驚異的な支持を集めているという(Box Office Mojo調べ)。ウィリーを演じたのは、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『ショーシャンクの空に』『インビクタス/負けざる者たち』などでも高い評価を得ているモーガン・フリーマン。近ごろ体の不調が気になる、孫にメロメロの実直ジーサンは、アメリカ映画界で最も尊敬される俳優の1人であるモーガンにピッタリ!?また、ジョーを演じるのは、『ハンナとその姉妹』『サイダーハウス・ルール』で2度のアカデミー賞に輝くマイケル・ケイン。『ダークナイト』シリーズの執事アルフレッド役や『キングスマン』のアーサー役でも知られる彼は、本作では銀行強盗を企てる冷静沈着な知能派ジーサンに。さらに、アルを演じるのは、『リトル・ミス・サンシャイン』でのおじいちゃん役が絶賛され、アカデミー賞や英国アカデミー賞を受賞、ベン・アフレック監督の『アルゴ』でもアカデミー賞にノミネートされたアラン・アーキン。サックスプレイヤーであり、心配症で気難しい“モテ”ジーサンに扮する。体力以外は誰にも負けない(?)最強の3人は、いずれもアカデミー賞俳優で、内外から高い支持と尊敬を集めるハリウッドのレジェンドたち。この名優たちが体を張ったアクションで挑むのは、年金、住宅ローン、病気という身近な問題やリタイア後の生活など、現代の社会問題を軽妙に描きつつ、大切な家族や仲間との愛もにも触れた一発逆転ストーリー。「こんな破天荒なジーサンたちに会いたかった!」と元気がもらえること請け合いの痛快コメディを、期待して待っていて。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月11日文明社会と切り離された森で暮らす家族のロードムービー『はじまりへの旅』。公開初日から各劇場で満席続出中の本作で、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたヴィゴ・モーテンセンから日本の観客へメッセージが到着。本作への思いはもちろん、アカデミー賞に出席した際の気持ちなど、忙しい合間を縫ってたっぷりと語ってくれた。本作で、ヴィゴが演じたのは6人の子どもの父親ベン・キャッシュ。彼らはスマホやゲームなどはもちろん、現代社会に触れることなく、アメリカ北西部の森深くに暮らしている。父仕込みの訓練と教育で子どもたちの体力はアスリート並み。みな6か国語を操り、18歳の長男ボウドヴァン(ジョージ・マッケイ)は名立たる大学すべてに合格。しかし、ある日、入院していた母・レスリーが亡くなり、キャッシュ一家は葬儀への出席と母の最後のある“願い”を叶えるため、ニューメキシコまで2,400kmの旅に出る――。ヴィゴは、本作に出演したことについて「自分の息子との関係においても、常に向き合っていることの重要性や、彼や周りの人間の話を聞くことの価値を再認識させてくれた。この作品は、自分が知らなかったり、本能的に拒絶したくなるような思考や人々に対してはなおさら、本当の意味で心を開いたり対話を持つことが大事と言っているんだ」とその思いを語る。本作の撮影は、「ピーター・ジャクソンの三部作(『ロード・オブ・ザ・リング』)に比べたらずっと短い撮影期間だったけど、同じような絆がキャストやスタッフの間に生まれた」という。「幸運なことに、2か月前にロサンゼルスで、この2作品のメンバー合同で食事する良い機会に恵まれた。あの夜は2つの“家族”に一緒に会えてとても嬉しかったよ。『はじまりへの旅』の子どもたち全員と母親役のトリン・ミラーは、オーランド・ブルーム、イライジャ・ウッド、ビリー・ボイド、ドミニク・モナハンと知り合うことが出来た。みんなとても仲良くなって、いろんな面白いエピソードを紹介し合ったよ」。また、本作が日本でも絶賛の声が相次ぎ、カンヌをはじめ国を超えて評価が高まっていることについては、「この作品が世界中で愛されているのは、誰にでも当てはまるテーマを扱っているからだと思う」と断言。「自分の住む世界の中で、既存の信念や物の見方が通用しない状況に遭遇したり、家庭でも社会でも、特定の共存方法やコミュニケーションの取り方に対して自分が持っている偏見を見直す瞬間は、誰でも経験していると思うんだ。この作品の観客は、自分がどう育てられ、両親(もしくは保護者)とどんな関係を持ち、どんな対話や共存の仕方をお手本に見てきたかを考えさせられる」と語る。「この作品は、上映されたすべての国で、素晴らしい反響を呼んできた。個人的にも、ヨーロッパや南米の各地で観客と接して思ったのは、彼らは作品の中で起こる出来事や感情を、自分の家族とだけでなく、一見、豊かで平和に見える彼らの国や社会の中にはびこる対立構造と結び付けて考えている、ということだった」とヴィゴ。だからこそ、「僕らの映画は、周りの人々や自然と共存するための様々な方法について学ぶ努力をすることが大切だ、と伝えているんだ。これはすべての人の問題で、すべての人に影響する」と、本作のテーマは万国共通、すべての人に通ずるものがあると思いを込めている。さらに、賞レースを席巻し、9年ぶりにアカデミー賞にノミネートされたことについては、「マット・ロス(監督)と彼の素晴らしい物語『はじまりへの旅』を作るために協力したすべての人の代表として、出席することを大変誇りに感じたし、息子のヘンリーと授賞式に出るのは楽しかった。良いひと時だった。息子はゴールデン・グローブ賞、全米俳優組合賞、インディペンデント・スピリット賞、英国アカデミー賞にも一緒に行ったんだ。これらすべての賞に俳優としてノミネートされたのは栄誉なことだった。こんな風に同僚や批評家から評価される機会は滅多にない」と謙遜しながらも、「僕らの小さな作品にとっては勝利だと思ったし、これが世界の人々に『はじまりへの旅』を見る動機を与えたと思うと、とても感謝しているよ」と語る。そして日本のファンには、「この作品を紹介するために日本に行けなくてごめんね!」とヴィゴ。「この作品を ――願わくは一番良い環境の劇場で―― 観るみなさんが、ワシントン州の森の中やニューメキシコの砂漠で撮影に挑んだ僕等と同じように、キャッシュ家の旅を楽しんでくれることを願います」とメッセージを送り、「僕がとても誇りに思う作品で、今後何年にも渡って人々の記憶に残る作品になると信じています。日本でとても丁寧に紹介してもらえて、とても嬉しいです」と語ってくれた。『はじまりへの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はじまりへの旅 2017年4月1日より全国にて公開(C) 2016 CAPTAIN FANTASTIC PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2017年04月06日『ゴースト・イン・ザ・シェル』のルパート・サンダース監督が、5年前に起こしたクリステン・スチュワートとの不倫騒動について、「一時の気の迷い」だったと語った。サンダース監督は2012年、『スノーホワイト』に主演したクリステンと不倫関係になっていたことが映画公開の1か月前に発覚。クリステンは当時交際していたロバート・パティンソンに、監督は当時の妻、リバティ・ロスに宛てた謝罪声明を発表したが、両者とも破局してしまった。その後は沈黙を守ってきたが、新作のプロモーションで取材を受けた監督は「Metro」のインタビューで「どんなことが待ち受けているかわからないのが人生だ。思いもよらないことが起こるんだ。それでも前進しなければ。誰でも間違いは犯すものだし、僕はこれからも間違うことはあるだろう。そうでなければ、エキサイティングな人生は望めないだろうね」と語った。スキャンダルがキャリアに影響したかという問いには「一時の気の迷いを起こした人たちを排除していたら、芸術を作る人間は誰もいなくなってしまうよ」と答えた。(text:Yuki Tominaga)
2017年04月04日クリステン・スチュワートが、セレブの買い物代行の女性を演じる『パーソナル・ショッパー』。このほど、心がかき乱される衝撃シーン満載の予告編が解禁、また日本公開日が5月12日(金)に決定した。忙しいセレブに代わり、服やアクセサリーを買い付ける“パーソナル・ショッパー”としてパリで働くモウリーン。数か月前に最愛の双子の兄を亡くし、悲しみから立ち直れずにいた。なんとか前を向こうとするモウリーンの携帯に、ある日から奇妙なメッセージが届き始め、さらにある殺人事件へと発展する――。ファッションの街・パリで、セレブに代わってファッションやアクセサリーを買い付ける“パーソナル・ショッパー”として働く主人公モウリーンを演じるのは、『トワイライト』シリーズ以降も意欲作に次々と挑み、ウディ・アレン監督作『カフェ・ソサエティ』の公開も控え、新作映画『Underwater』(原題)の役作りのために坊主頭も披露したクリステン・スチュワート。現在、「シャネル(CHANEL)」の広告にも登場しているクリステンが、セレブのプライベートを覗くうちに、“いまの自分よりも恵まれた別人になってみたい”という欲望に飲みこまれ、不可思議な出来事や事件を招いてしまう主人公を繊細かつミステリアスに演じている。また、本作でメガホンをとったフランスの鬼才オリヴィエ・アサイヤス監督とは、クリステンがセザール賞を受賞した『アクトレス ~女たちの舞台~』に続いてのタッグ。アサイヤスは本年度カンヌ国際映画祭で監督賞に輝いている。このたび解禁された予告編映像では、「シャネル(CHANEL)」や「クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)」などのセレブ御用達ブランドショップで買い物をこなしていくモウリーンの姿を捉える。モウリーンは、雇用主であるキーラの衣装を選ぶだけの仕事にうんざりしながらも、一方でハイブランドファッションに魅了される複雑な心理状態を抱えていた。やがて、「高価なドレスを着て別人になりたい」という秘めた欲望についに火が付き、禁を破って買ったばかりの商品に次々と手を出し、着飾るモウリーン。さらに、曲調もガラリと変わった映像後半では、何者かに怯えるモウリーンの姿、血まみれになったキーラの自宅、こちらを監視するかのように届く謎の人物からのメッセージなど、意味深なカットが次々と現れ、緊張感が一気に増す。モウリーンの身に降りかかる不可解な現象、起こってしまった殺人事件の真相、モウリーンが行きつく先に見た光景とは…?まさに“禁断の扉”を開けてしまった彼女の運命に心がかき乱される、スリリングな予告編となっている。『パーソナル・ショッパー』は5月12日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パーソナル・ショッパー 2017年5月12日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2016 CG Cinema – VORTEX SUTRA – DETAILFILM – SIRENA FILM – ARTE France CINEMA – ARTE Deutschland / WDR
2017年03月29日第89回アカデミー賞の授賞式が27日(現地時間26日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレックが主演男優賞を獲得した。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は、ボストン郊外で便利屋として生計を立てている主人公が、兄の死をきっかけに故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーへと戻り、16歳の甥の面倒を見ながら過去の悲劇と向き合っていく物語。マット・デイモンがプロデュースを務めた。ケイシー・アフレックは「私にとって大きな意味を持つものです。ありがとうございます」「圧倒されています」と感無量の様子。「私がここにいるのは、多くの方たちの才能があるからです。そして何よりも、ケネス・ロナーガン監督のおかげです」と話し、プロデューサーのマット・デイモンにも感謝した。主演男優賞には、ケイシー・アフレックのほか、『ハックソー・リッジ』のアンドリュー・ガーフィールド、『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリング、『はじまりへの旅』のヴィゴ・モーテンセン、『フェンス』のデンゼル・ワシントンがノミネートされていた。WOWOWプライムでは、2月27日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月5日18時からダイジェスト版も放送する。(C)2016 K Films Manchester LLC. All Rights Reserved.
2017年02月27日ヴィゴ・モーテンセンがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされている『はじまりへの旅』。このほど、2月27日(日本時間)に開催される同授賞式を前に、ヴィゴが本作での役作りや魅力についてたっぷりと語る特別映像が解禁となった。本作で、ヴィゴが演じるのは、独特な教育方針のもと現代社会と切り離された森で6人の子どもたちを育てる厳格な父親ベン・キャッシュ。風変わりで個性的な一家は、母親の死を機に、これまで知らなかった世の中に直面し、祖父母たちと関わることに。現代を生きる誰もが共感できると世界中で絶賛を受け、「ヴィゴ・モーテンセンの最高傑作!」(ローリングストーン)など海外メディアも絶賛、数々の映画祭で観客賞をはじめ多くの賞を受賞。2008年公開の『イースタン・プロミス』以来となるアカデミー賞ノミネートとなった。そんな本作から今回到着したのは、主演のヴィゴと、監督・脚本を務めたマット・ロスの貴重なインタビューや本編映像を含む特別映像。ヴィゴは、「ベンは6人の子どもの父親で森にこもって生活している。幼い子たちは森を出たことさえない。ベンが子どもたちに教えたいのは常に自分を見つめ鍛錬すること」とそのキャラクターを説明し、役作りのために「アイダホ州北部で生活し、撮影前に2週間サバイバル生活の訓練をした。火おこしや煮炊きや庭仕事など劇中でも実際にやっている」と明かす。さらに、「この映画は僕にとって特別な作品だ。考えさせられる場面もあり、笑える場面もある。初めて台本を読んだときの僕のように、観客にも笑って泣いて楽しんでほしい」と期待を込めて語っている。また、ロス監督は「現代のアメリカで子どもをどう育てるべきか、親としての私自身の悩みが作品の原点だ」と語り、「ヴィゴは自然と共生する方法を熟知している」とすっかり役に溶け込んだヴィゴを絶賛。そして「常識からかけ離れた一家の暮らしは果たして愚かなのか。それとも愚かしいほど最高なのか?」と、この不思議で温かい、ユニークな家族たちの旅について、観客にメッセージを贈っている。『はじまりへの旅』は4月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はじまりへの旅 2017年4月1日より全国にて公開(C) 2016 CAPTAIN FANTASTIC PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2017年02月25日ヴィゴ・モーテンセンが主演を務め、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされている『はじまりへの旅』。このほど、ヴィゴ“パパ”が現代社会と切り離された山奥でぶっ飛んだ子育て生活を送る本予告編が解禁となった。ベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)と6人の子どもたちは、現代社会に触れることなくアメリカ北西部の森深くに暮らしていた。父仕込みの訓練と教育で子どもたちの体力はアスリート並み。みな6か国語を操り、18歳の長男(ジョージ・マッケイ)は名立たる大学すべてに合格。しかし、入院していた母・レスリーが亡くなり、一家は葬儀のため、そして母の最後のある“願い”を叶えるため旅に出る。葬儀の行われるニューメキシコまでは2,400キロ。コーラもホットドッグも知らない世間知らずの彼らは果たして、母の願いを叶えることが出来るのか…?本作は、全米で公開されるや、わずか4館での上映から口コミで評判が広がり、600館にまで拡大公開して4か月以上のロングランとなった話題作。主演は、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のアラゴルン役で世界的人気を博し、『イースタン・プロミス』でもアカデミーにノミネートされたヴィゴ。彼が演じているのは、独特な教育方針のもと世間と切り離された森で6人の子どもたちを育てる厳格な父親ベン・キャッシュ。風変わりで個性的な一家が、旅先で世の中とのギャップに戸惑いながらも、自分たちらしさを失わずに生きようとする姿には、現代を生きる誰もが共感できると世界中で絶賛。「ヴィゴ・モーテンセンの最高傑作!」(ローリングストーン)と海外メディアも称賛し、数々の映画祭で観客賞をはじめ、多くの賞に輝いている。監督は、米「Variety」誌が選ぶ“2016年に注目の監督10人”に選出された新進気鋭のマット・ロス。第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にて監督賞を受賞した。そんな本作から到着した本予告編では、キャッシュ一家が獣を仕留め、大自然で遊び、焚き火のあかりで本を読むシーンから始まる。平和に森で暮らす彼らに「母さんが死んだ」という悲しい知らせが入り、葬儀に出席するため森を出ることに。イマドキの大都会に初めて触れた子どもたちは、ホットドックに驚き、「コーラって?」と戸惑うばかり。そんな子どもの将来を心配する彼らの祖父、そして「本当は普通に暮らしたかった!」という長男をはじめ、カルチャーショックを受け、自分の人生に疑問を感じ始める子どもたち。戸惑いながらぶつかり合い、おかしな家族はどこへ向かおうとしているのか…。コミカルでありながら、人生や自分らしさについて考えさせてくれる、エモーショナルな予告編となっている。『はじまりへの旅』は4月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はじまりへの旅 2017年4月1日より全国にて公開(C) 2016 CAPTAIN FANTASTIC PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2017年02月11日クリステン・スチュワートが主演を務め、フランスの鬼才オリヴィエ・アサイヤスが2016年カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した『パーソナル・ショッパー』。このほど、サスペンスフルな特報映像が解禁となった。パリで、セレブのための代行買い物人“パーソナル・ショッパー”として働くヒロイン。鍵を預かり、他人の家に出入りし、時にはプライベートも覗くことになる。そんな彼女の “隠された欲望”が、不可解な出来事を引き寄せ、ある日、謎のメールが届く――。日本ロケを行ったリドリー・スコット製作総指揮のSFサスペンス『ロスト・エモーション』、ウディ・アレン監督作『カフェ・ソサエティ』などの公開も控え、「シャネル(CHANEL)」のモデルとしても活躍するクリステンが、アサイヤス監督と『アクトレス~女たちの舞台~』に続く2度目のタッグを組んだ本作。先日解禁された、ファッショナブルでミステリアスな雰囲気のファーストビジュアルには早くも話題沸騰。カンヌ国際映画祭で称賛を受け、物議を醸しながら、監督賞に輝いた本作は、3月2日(木)より開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」への出品も決まっている。このたび解禁となった特報映像では、クリステン演じる主人公のモウリーンが、“パーソナル・ショッパー”として「シャネル(CHANEL)」や「カルティエ(Cartier)」などの息を呑むほどの煌びやかな衣装やアクセサリーを、次々と購入していくシーンが映し出される。そんな中、彼女の携帯に届いた「別人になりたいんだろう?」という奇妙なメッセージ…。決して触れてはいけないはずだった商品に身を包むモウリーンの身に、何が起きたのか?緊張感あふれる音楽が、さらに刺激的でサスペンスフルな物語を予感させている。『パーソナル・ショッパー』は5月、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月03日オーランド・ブルームが、イライジャ・ウッドやヴィゴ・モーテンセンら『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の共演者たちとプチ同窓会を開いた。『ロード・オブ・ザ・リング』三部作でメリーを演じたドミニク・モナハンが31日(現地時間)に自身のインスタグラムに共演者たちとの集合写真をアップ。ドミニクと一緒に主人公のフロドを演じたイライジャ、レゴラス役のオーランド、アラゴルン役のヴィゴ、そしてもう1人、ピピン役のビリー・ボイドの姿もあった。三部作は2003年に完結、10数年が経っているが、2年前にもイライジャとオーランド、ドミニクとビリーはロサンゼルスで一緒に食事するなど、仲がいい。今回はその4人にヴィゴが合流した。ヴィゴは来月発表の第89回アカデミー賞で主演男優賞(『はじまりへの旅』)にノミネートされていて、そのお祝いもしたかもしれない。レストランとおぼしき場所で、フォークやナイフを手にしながら、それぞれの役になりきってトロル退治のシーンを演じる動画を撮ったり、久々の再会を楽しんだようだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年02月01日第89回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされたヴィゴ・モーテンセンが喜びを語り、映画が大好きだった亡き母を偲んだ。『はじまりへの旅』で、『イースタン・プロミス』に続いて2度目の主演男優賞候補になったヴィゴは「『はじまりへの旅』が今年のアカデミー賞の候補に含まれ、とてもうれしいです!私たちの映画には心も知性もあります。楽しませ、考えさせ、平等で誠実なコミュニケーションを促す作品です。マット・ロス(監督・脚本)のストーリーを伝えることができて非常に光栄です。いっままで私が携わってきた中でも最高の仕事の1つです」と喜びを語った。そして「映画を愛し、映画について私にいろいろ教えてくれた母がまだ存命で、この瞬間を楽しんでくれていたら、と思います」と付け加えた。アメリカ北西部の森の中で6人の子どもを育てながら、現代社会と隔絶した生活を送ってきた男を描く『はじまりへの旅』は4月1日(土)より日本公開。(text:Yuki Tominaga)
2017年01月26日クリステン・スチュワートが主演を務め、オリヴィエ・アサイヤス監督が第69回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した『Personal Shopper』が、邦題『パーソナル・ショッパー』として5月に公開が決定、その美しさに酔いそうになるティーザービジュアルが到着した。忙しいセレブに代わり、服やアクセサリーを買い付ける代行買い物人“パーソナル・ショッパー”として、パリで働くモウリーン。数か月前に最愛の双子の兄を亡くし、悲しみから立ち直れずにいた。鍵を預かり他人の家に出入りし、時にはプライベートも覗くことになる“パーソナル・ショッパー”。そんな彼女の“隠された欲望”は徐々に抑えられなくなり、不可解な出来事を引き寄せ、謎のメールが届き始める――。このメッセージは誰からのものなのか?そして、何を意味するのか?本作は、現在「シャネル(CHANEL)」の広告にも登場するクリステンが、米国人女優として初めて「セザール賞」助演女優賞を獲得した『アクトレス~女たちの舞台~』のオリヴィエ・アサイヤス監督と、2度目のタッグを組んだサスペンスフルな物語。2016年のカンヌ国際映画祭では、「壮大かつ型やぶり! ビリビリと衝撃が走る―タイムアウト」「意味ありげで心をかき乱される心理ミステリー―テレグラフ」「カンヌ国際映画祭で長らく待ち焦がれていたような純粋な狂気の叫びを聞いた―ガーディアン」と、その衝撃的な展開が称賛を受け、物議を醸しながら、見事、アサイヤス監督が監督賞を受賞した話題作。3月2日(木)より開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」への出品も決定している。「シャネル」が衣装協力したほか、本店を構えるパリ・カンボン通りでも撮影を敢行。さらには「カルティエ(Cartier)」ほか最先端ブランドショップも続々と登場する。クリステンが翻弄されていく極上の心理ミステリーを彩る、まばゆいばかりのファッションにも要注目だ。『パーソナル・ショッパー』は5月、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月25日