綾瀬はるか主演の「義母と娘のブルース」は第6話から“第2章”に突入。冒頭から怒涛の展開に「衝撃展開すぎ」「ほんと急展開すぎ」の声がSNSに殺到するとともに、上白石萌歌演じる成長したみゆきに「可愛い」の声が集まっている。綾瀬さん演じる何事も“仕事の基準”で解決しようとするバリバリのキャリアウーマン・岩木亜希子は、竹野内豊演じるライバル企業の社員・宮本良一と結婚するのだが、この結婚、実は胃ガンを患った良一が娘・みゆきを託すための結婚だった…。最初は亜希子を拒んでいたみゆきだが徐々に心を開き、本当の親子になろうとしていた矢先、良一が倒れる。入院し放射線治療を行う良一が退院し「家族写真を撮ろう」というところで前回は終了したのだが…。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第6話ではいつも通りの学校生活を送るみゆきに先生が声をかけると、次の場面では喪服姿で良一に寄り添う亜希子、そしてみゆきの姿が。亜希子の願った奇跡は起こらず良一は亡くなり、物語は葬式の場面へと移る。開始早々の衝撃展開に「初からえー!!!って展開であばばしてる…」「えーー!!キセキおきるって言ってたのに…!」「ほんと急展開すぎて泣く間もない」などの声がタイムラインに溢れかえることに。キャリアウーマンらしく喪主をしっかりと務める亜希子だが、和子にみゆきと共に悲しむのが今やるべきことだと諭され、初めて感情を露わにすることになる。そこから物語は一気に現代へ。高校3年生となったみゆきが登場すると、「みゆきちゃん成長してもかわいいなーーー」「上白石ちゃんかわええな」などの反応が多数寄せられるのだが、成長したみゆきが「尊い」というワードを発したことで「娘が見事に腐ってて見事」「みゆきちゃん腐女子かよ」といったツイートも。しかも成長したみゆきは、亜希子がデイトレードで生計を立てている姿を見て“楽して生きていける”と思っている様子。これには「こんなふうに育つとは思わなんだ」「性格の変化が激しくて面白い」といった反応多数。また小学生時代のみゆきがデブ呼ばわりしていた同級生の大樹がイケメンになって再登場。演じている井之脇海に対して「これから来そう~」「めっちゃかっこいい」という声も数多く寄せられている。(笠緒)
2018年08月15日『聖☆おにいさん』『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』『君の名は。』『君の膵臓をたべたい』など、近年人気俳優・タレントをボイスキャストに起用するケースが自然になってきたアニメ映画。主人公から脇役まで様々だが、中でも注目なのが、一部に熱狂的なファンを持つ“タレント声優によるお父さんキャラ”の存在。たとえば、『となりのトトロ』でサツキとメイの父を演じた糸井重里、『崖の上のポニョ』でポニョの父を演じた所ジョージ。そんな“素朴なお父さん演技”はかつてはスタジオジブリ作品によって数多く生み出されてきた。今回は公開中、そして近日公開されるアニメ映画から、プロ声優ではなく、有名俳優が演じる3人の“素朴なお父さん”をピックアップ!◆星野源が演じる不器用なお父さん/『未来のミライ』俳優、アーティスト、文筆家…と多彩な才能を持つ星野源。先日第2弾の放送が決定した「おげんさんといっしょ」では“お母さん”のような装いで登場しているが、そんな星野さんが演じる“素朴なお父さん”は、現在公開中の細田守監督最新作『未来のミライ』に登場している。本作は、甘えん坊の男の子・くんちゃん(上白石萌歌)を中心に、未来からやってきた成長した妹・ミライちゃん(黒木華)との時空を超えた不思議な出会いや体験を通して、成長していく姿を描いた物語。星野さんが演じるのは、くんちゃんのおとうさん。スタジオジブリ作品の“素朴なお父さん”の系譜ともいえる、黒髪メガネで地味ながらも女性ウケ必至のビジュアルが特徴。フリーの建築家で、自宅で仕事と育児の両立を目指すも、いつも失敗続き…という不器用ながらも子ども思いなお父さんを好演している。ファンからは、「優しい声に癒された!」「見た目も源ちゃんそっくりで実写化もできそう!」と反響も。そんな好評の“お父さん”星野さんを、まずはこちらからチェックしてみて。◆西島秀俊、「イメージ通り」なお父さん/『ペンギン・ハイウェイ』「チーム・バチスタ」シリーズ、「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」、『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』など、様々なTVドラマや映画に出演する西島秀俊。ハードな役柄の熱演でも話題になる西島さんだが、もうすぐ公開の森見登美彦原作映画『ペンギン・ハイウェイ』では、もさっとしたヘアスタイルと白シャツでどこか“素朴なお父さん”をにおわせる、アオヤマ君のお父さんを好演。本作は、「夜は短し歩けよ乙女」で知られる作家・森見氏による日本SF大賞を受賞した同名小説のアニメ映画化。利口な小学4年生のアオヤマ君(北香那)が暮らす住宅街に、ある日突然ペンギンが現れたことからはじまる青春ファンタジー。西島さんが演じるアオヤマ君のお父さんは、アオヤマ君が毎日学んだことを記録するノートを授け、息子の研究を見守るアドバイザー的な立場でもある。公開中の予告編では、温かみのある西島さんの“お父さん”を覗くことができ、早くもSNSでは「イメージ通り」「予告だけでイケボ」と期待が高まっている。◆薬丸裕英のおっとりお父さん、物語の重要な役どころ!?/『若おかみは小学生!』累計発行部数300万部超えの児童小説を原作に、現在TVアニメも放送中の「若おかみは小学生!」の映画化作品に登場する“お父さん”は、薬丸裕英が声をあてるおっこのお父さん。本作は事故で両親を亡くし、祖母が営む温泉旅館を訪れた小学6年生の女の子・おっこ(関織子/小林星蘭)が、若おかみとして修業する姿を描いた作品だ。優しい祖母や旅館に住み着くユーレイ、ワケありな宿泊客たちとの出会いを通して成長していくおっこを、思わず涙してしまう感動エピソードと共に映し出していく。薬丸さん演じるおっこのお父さんは、夫婦そろって事故で命を落とすも、劇中で度々おっこの心の支えとして登場する重要な役どころ。スタジオジブリでの作画監督も担当してきた高坂希太郎が監督を務めており、黒髪メガネのおっとりした性格のおっこのお父さんは、正しく“素朴なお父さん”の正当な系譜?声優業は実に18年ぶりという薬丸さん。「少々、緊張しました(笑)」と語る薬丸さんの“お父さん”は、ぜひこちらの予告編から。今回ピックアップした星野さん、西島さん、薬丸さんが出演する3作品は、主人公をはじめ多くキャラクターの声をプロの声優でなく俳優が務めているのも注目どころ。3人が演じる独特の味わいがクセになる“素朴なお父さん”にも注目しながら、ぜひスクリーンで楽しんでみて欲しい。(cinemacafe.net)■関連作品:未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図ペンギン・ハイウェイ 2018年8月17日より全国にて公開© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
2018年08月11日“美女とオタク“のありえない純愛の行方を描く爆笑純愛コメディ映画『3D彼女リアルガール』のジャパンプレミア・カーペットイベントが昨日、8月8日に開催。中条あやみや佐野勇斗ら本作に出演する若手キャストたちが登壇し会場を爆笑の渦に巻き込んだ。二子玉川ライズガレリアで行われた今回のイベントでは、ポスタービジュアルをイメージした”大型オレンジカーペット”が登場。キャスト陣がそこに姿を現すと、約300人が集まった会場からは悲鳴にも似た大歓声が沸き起こった。■初デートを想定した衣装で登場! ポイントは…?この日は、“夏に初デートで着ていくなら…”をテーマに、それぞれ思い思いの衣装で登場したキャストたち。派手でツンツンしていて男グセの悪いリア充完璧超絶美少女・五十嵐色葉役を演じた中条さんは、「夏はやっぱりワンピースがいいなと思っていて。ここ(裾)のフリフリが風に揺れたらいいなと思っています」とファッションポイントを説明。オタク高校生“つっつん”こと筒井光役を演じた佐野さんは、「20歳になったので、大人っぽくセットアップで!夏なので色は白を選びました。後は着痩せするのでストライプ柄です!(笑)」とコメント。そのほかの同級生役を務めるキャストたちも、「あまり普段は着ませんが、夏なのでシャツで来ました。この下はタンクトップです!(笑)」(清水尋也)、「この姿で美術館とか行けたら楽しいだろうなと思って」(上白石萌歌)、「アクティブに遊べるパンツスタイルで、夏らしく元気溢れる黄色の衣装を選びました!」(恒松祐里)、「パジャマセットアップです。すごく楽なサンダルを合わせました。おうちデートとか出来たらなって」(ゆうたろう)とそれぞれ選んだ衣装について明かした。■中条&佐野ら、仲良しすぎて英勉監督も「学級崩壊気味のクラス」今回の撮影を経て親交を深めた6人は、とにかく仲が良く、終始笑いの耐えないトークを展開。撮影での様子について英勉監督は、「本当にうるさいですよね(笑)先生と学級崩壊気味のクラスって感じでした(笑)」とふり返り、続けて「アドリブが本当に沢山あったので、あとで切っちゃえばいいやと思って撮っていました(笑)でも、ほとんどカットせずに本編で使っています」と明かす。恒松さんも「遊んでいるのと同じぐらい、本当に撮影が楽しかった」と言い、「キャストたちが楽しんでいるリアルな雰囲気がそのまま映画に投影されていると思います」と本編への期待を煽った。また、ここで佐野さんから裏話も飛び出すことに。中条さんが人見知りであることを顔合わせ前に伝えられたという佐野さんは、「とにかく6人で早く仲良くなりたくて…」とその思いが強すぎたのか、「いざ初対面の時を迎えたら緊張しすぎて“I LOVE YOU”って言葉が出てしまいました(笑)」と初対面時の珍エピソードを披露。このエピソードには、キャストたちも大笑い。■「結構、佐野勇斗」“オタク男子”つっつんは役作り必要なし!?本作は、人気漫画が原作。“超絶完璧美少女”を演じた中条さんは、「漫画だからこそ、こんなに可愛い人間がいるわけで、色葉役を演じるこっちの身にもなれって思っていました」と笑いつつ、役作りについては「いつものご飯を腹八分目にしたりとか、鏡を見て表情の研究をしました。パーソナルな部分は私自身、色葉と共感できる所が沢山ありました」と明かす。一方佐野さんは、中条さん演じる色葉とは正反対のバーチャルな世界に没頭する“オタク”役を演じているが、「結構、佐野勇斗でした。原作を読んでいた時から、筒井とは似ている部分があるなと思っていて」と話し、「映画を観た母からは、“まんま、あんたじゃん”って言われました(笑)なので役作りはそんなにしていないです」と意外なコメントが飛び出す。■“えぞみち”神田沙也加が明かす移動中のキャストたち…「動物園みたい」本イベントには、筒井が愛してやまないアニメキャラクター、「魔法少女 えぞみち」の声優を努めた神田沙也加も登場。この日がキャストたちとの初対面となった神田さん。イベント前、移動の車内の中の様子について「本当にみんなずーっと楽しそうにしていて。動物園みたいでした(笑)」と明かすと、本人たちも納得の様子。演じたえぞみちについては、「とてもチャーミングなキャラクターで、ちょいワルなささやきをつっつんにしたりして、おちゃめな部分があって」と説明。また、神田さんと監督がそれぞれイメージしていたキャラクターの声が一致していたようで、「すぐに役に入り込めました」と言い、「演じていて本当に楽しかったです」と感想を語った。最後は再びキャスト陣がオレンジカーペットに戻り、来場者たちとフォトセッション。そして、中条さんが「この作品はみんなで、大事に大事に想いを込めて作った作品です!何回でも是非、観て頂きたいです!」と呼びかけ、大歓声の中イベントは幕を下ろした。『3D彼女リアルガール』は9月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:3D彼女リアルガール 2018年9月14日より全国にて公開ⓒ 2018 映画「3D彼女 リアルガール」製作委員会 ⓒ 那波マオ/講談社
2018年08月09日映画『3D彼女 リアルガール』(9月14日公開)のジャパンプレミア・カーペットイベントが8日に都内で行われ、中条あやみ、佐野勇斗、清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろう、神田沙也加、英勉監督が登場した。司会は日本テレビ 青木源太アナウンサーが務めた。同作は那波マオによる少女漫画を映画化。派手でツンツンしていて男グセの悪いリア充完璧超絶美少女・五十嵐色葉(中条)が、アニメやゲームのバーチャルな世界を愛する"つっつん"こと筒井光(佐野勇斗)に告白したことから、「美女とオタク」のラブストーリーが始まる。「夏に初デートで行くならこんな服」をテーマにコーディネートした姿で登場した6人。中条は「やっぱり夏はワンピースがいい。夏らしいタンクトップになっているのと、フリフリが風に揺れたらいいなと思いつつ、ストライプで締める」とポイントを明かす。また佐野は「20歳になったので大人っぽくしたいと思って、セットアップ。そして夏といえば白、あとは着痩せ効果を狙ってストライプにしました!」と語った。恒松は「アクティブなパンツスタイルで動物園や遊園地に行きたい。明るい黄色できました」、上白石は「色の中で紫が一番好きで、これで美術館にデートで行ったら楽しそうだなと思って。18歳になったので大人っぽく」とそれぞれこだわりポイントがある様子。清水は「僕は黒が好きなのでこだわりぬきつつ、脱いだらタンクトップなので、いつでも動けるように」、ゆうたろうは「パジャマぽいのが理想なので、楽。サンダルで合わせて、お家デートとかできたらいいな」とパジャマ風に決めた。英監督が「学級崩壊気味のクラス」と称するほど仲がよく、常にしゃべっているという6人。しかし人見知りの中条は事前に監督に相談もしていたという。一方佐野はハーフである中条との初対面時に英語で話しかけようと決めていたが、焦ったために出てきた言葉は「I Love you.」。「『終わったな』と思ったけど、うまく返してくれたので仲良くなれました」と振り返り、中条は「会って一言目に『I Love you.』って言う人いないから! 爆笑が起こりました」と明かした。イベントの途中からは、劇中アニメ『魔法少女えぞみち』に声の出演をした神田も登場。声の出演のために登壇者とは本日は初対面となったが、移動中も一緒だったために「本当に仲が良くて、関係性がそのまま表れているんじゃないかな」と感心する。佐野は神田について「美人です」と緊張した様子だった。
2018年08月08日現在公開している映画『未来のミライ』の大ヒット御礼舞台あいさつが7日、都内で行われ、主人公・くんちゃんの声を担当した上白石萌歌、くんちゃんの姉・ミライちゃん役の黒木華が登壇した。7月20日の公開初日から2週間が経過し、観客動員数130万人を突破した本作。主演にして初の声優にチャレンジした上白石は、130万人超えとなった観客動員数を聞いて「想像できない数字ですね。ずっと温めていた作品が、そんなにたくさんの方々にお届けできているのかと実感できなくて、その数字に驚いています」と感想を述べながら、「街で『くんちゃんの声ですよね?』と声を掛けられた時はめちゃくちゃうれしかったです」と笑顔を見せた。細田守監督の作品は3作目の出演となった黒木は「私たちが声を入れる前からずっと練りに練られていた作品で、こうやって実を結んで改めてすごいなと思いました」とこの日も客席を埋めた観客に感謝の言葉。「ファンタジーな部分をリアリティーを持ちながら色んな世代に伝えるところが細田監督のすごいところ。挑戦をどんどん自分に課していき、新しいモノを作っていく気持ちとかは私も見習わなければいけないと思いました。監督自身はホワッとしたくまのプーさんみたいな人なのに、そこに力強さがあるのを感じましたね」と細田監督を賞賛した。上白石と黒木は、本作で初共演。黒木の印象を上白石が「黒木さんのことを心から尊敬してまして、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年公開)の頃から黒木さんの声に魅了され、隣で聞きながら同じブースでお仕事ができたことは私にとって大切な経験でした。これから目指したいぐらい素敵な女性なんです」と話すと、隣にいた黒木は「私を目指さない方がいいと思います。そんなに素敵な女性ではありませんよ」と謙そん。続けて「本当に頼もしいですよ。夏の空のように爽やかで、お庭の木のようにどっしりしていて、若いのに頼りがいのある女の子でした」と褒めちぎり、「萌歌ちゃんだからくんちゃんの声も温かみや可愛げがたくさん出ていて、それをみんなが認めて観て下さっているんだろうなと思いますね」と声優としての力量も認めていた。『時をかける少女』、『おおかみこどもの雨と雪』など次々と大ヒットアニメーション映画を生み出し、国内外で注目される細田監督の最新作となる本作。甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃん(上白石)と、未来からやってきた妹・ミライちゃん(黒木)が織りなすちょっと変わった"きょうだい"の物語を描く。
2018年08月08日女優の上白石萌歌が20日、都内で行われたアニメーション映画『未来のミライ』の初日舞台あいさつに、黒木華、星野源、麻生久美子、細田守監督とともに登壇した。同作は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』と次々に大ヒットアニメーション映画を生み出し、国内外で注目される細田監督の最新作で、甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃん(上白石)と、未来からやってきた妹・ミライちゃん(黒木)が織りなすちょっと変わった"きょうだい"の物語を描く。ついに初日を迎えた感想を聞かれた上白石は「ここに来るまですごくドキドキしていたんですけど、こうやって皆さんの顔を見ると、すごくホッとして、ちゃんと届いたかなって思えて嬉しいです」と笑顔を見せた。また、同作の試写を娘と娘の友だちと見たという麻生は「(娘が)ゲラゲラと大笑いしていて、その友だちも最後に泣き叫んだりしていて、全体を通してすごく楽しんでくれました」と満足気な表情を浮かべつつも、「私が最近、幼稚園に迎えに行くと、その娘の友だちから(劇中にあるセリフ)『鬼ババだ!』って言われるんですよ。公開していないので、それがちょっと困っていて…。(映画を見た)皆さんならわかっていただけると思うんですけど…(笑)」と苦笑いを浮かべて会場の笑いを誘った。また、同作の内容にちなみ、家族の愛を感じる瞬間はどんなときか質問されると、上白石は「『いってらっしゃい』って言われたときに愛を感じます。今は(姉で女優の上白石萌音と)2人暮らしをしているんですけど、家族が全員家にいたときは『いってらっしゃい』って言われると"頑張ろう"って思えたので、何気ない言葉の中に愛がこもっているのが『いってらっしゃい』かなって思います」としみじみと語り、麻生は「舞台の地方公演でしばらく家を空けて、(久しぶりに)帰ってきたときに、改札を出たところに夫と娘が待っていたんです。娘が花を一輪持っていて。それを見つけた途端に泣き出して、それが可愛くて可愛くて、そういうサプライズをしてくれた夫にも感謝しましたし、あのときは嬉しかったし、ずっと忘れられないですね」と幸せオーラを振りまいた。さらに、時を超えて会いたい人の存在を聞かれると、未来よりも過去に興味があるという上白石は、高橋是清の名前を挙げ「内閣総理大臣で、私、九州出身なのに西郷(隆盛)さんじゃないのって突っ込まれるんですけど、すごい方なんですよ!」と目を輝かせ、「もともと英語の教師で、そこから外交とか総理大臣をやったあともいろんなことをやって、明治維新にすごく大きな影響を与えた人物で、受験期に"すごいなあ"って思っていたので、是清さんに会ってエールをもらいたいですね。頑張れって(笑)」と願望を告白した。
2018年07月22日日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では細田守監督最新作『未来のミライ』の公開を記念して「夏のスーパーアニメ祭り 第1弾」と銘打ち、2週連続で細田作品を放送。1週目の7月20日(金)今夜は2006年公開の『時をかける少女』をオンエアする。少年時代からアニメ作りに興味を持ち、アニメーターとしての才能も高く評価され、東映アニメーションで「デジモンアドベンチャー」などを手がけた後独立した細田監督。『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』に続いて長編アニメ2作目として監督したのが本作だ。筒井康隆の原作小説の数十年後を舞台に、原作の主人公・芳山和子の姪である紺野真琴が主人公となったオリジナルストーリーが展開。小規模な公開から始まった興行は8か月を超えるロングランを記録、最終的に上映館数は延べ100館を超え「第30回日本アカデミー賞」最優秀アニメーション作品賞、「第31回アヌシー国際アニメーション映画祭 」長編部門特別賞など国内外で高く評価された。野球が大好きなごく普通の高校生・真琴は、小さな不運が続いてゲンナリしていたある日、思いがけず時間を自由に行き来できる“タイムリープ”の能力を手に入れる。親友の千昭から告白された事実を“なかったこと”にするため、その“1日”を何度も繰り返す…。しかし、彼女が散々時間を操作したせいで思わぬ事態が発生、そして真琴が冒険の果てにたどり着いた驚きの真実とは――!?真琴役の声優には「ホリデイラブ」『羊と鋼の森』などの仲里依紗。仲さんは本作出演後、2010年公開の実写版『時をかける少女』にも主演。原作の主人公・和子の娘・あかり役を演じ、同作がきっかけで共演の中尾明慶と結婚している。本日7月20日公開の細田監督最新作『未来のミライ』は、甘えん坊の男の子“くんちゃん”と未来からやってきた妹“ミライちゃん”が織りなす、ちょっと変わった「きょうだい」の物語を描く作品となり、上白石萌歌、黒木華、星野源、役所広司、福山雅治ら豪華な声優陣にも注目。「夏のスーパーアニメ祭り 第1弾」2週目となる7月27日(金)は2015年公開の『バケモノの子』をオンエア。こちらもお楽しみに。金曜ロードSHOW!『時をかける少女』は7月20日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:リズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図
2018年07月20日有吉弘行がMCを務めるクイズ番組「超問クイズ!真実か?ウソか?」。7月20日(金)今夜の放送はゲストに映画『センセイ君主』から竹内涼真と浜辺美波、『未来のミライ』からは声優を務める上白石萌歌、黒木華、麻生久美子らが出演、常識を覆す難問に挑む。2016年放送の「時をかける少女」と青春映画『青空エール』で注目され、『帝一の國』から連続テレビ小説「ひよっこ」や「過保護のカホコ」「陸王」などで演技の幅を広げ、人気を拡大させてきた竹内さん。ドラマ版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のめんま役で鮮烈な印象を残し、『君の膵臓をたべたい』での好演から「咲-Saki-」シリーズに「賭ケグルイ」、「崖っぷちホテル!」などで話題を振りまく浜辺さん。ベルリン国際映画祭・銀熊賞に輝いた『小さいおうち』、同じく山田洋次監督の『母と暮せば』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を2年連続で受賞。『リップヴァンウィンクルの花嫁』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど実力派として高く評価される黒木さん。モデルとしての活動とともに映画『脳漿炸裂ガール』『金メダル男』『ハルチカ』、舞台「続・時をかける少女」などで女優としても活躍、6月には姉で女優の萌音さんと『羊と鋼の森』で初共演したことも話題を呼んだ上白石さん。彼女たちは果たして、番組が繰り出す常識を覆す「○×クイズ」などの“超問”をどう乗り越えるのか?『センセイ君主』は幸田もも子の漫画が原作、竹内さんが“ヒネクレ者のイケメン教師”弘光由貴を、浜辺さんが“恋に恋するパワフルヒロイン”佐丸あゆはを演じ、『君の膵臓をたべたい』の月川翔監督が実写映画化した作品。「EXILE/FANTASTICS」佐藤大樹、川栄李奈、新川優愛らが共演、主題歌をガールズグループ「TWICE」が担当する。『未来のミライ』は『時をかける少女』『サマーウォーズ』などで知られる細田守監督最新作。ファンタジックな世界観のなかで現代の家族の形や子どもの成長をリアルに描くエンターテインメント。上白石さん、黒木さん、麻生さんのほか、星野源、宮崎美子、役所広司、福山雅治ら実写でも活躍する豪華な面々が声優として顔を揃える。映画『センセイ君主』は8月1日(水)より全国東宝系にて公開。映画『未来のミライ』は7月20日(金)より全国東宝系にて公開。「超問クイズ!真実か?ウソか?」は7月20日(金)19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年07月20日7月20日公開の映画『未来のミライ』は、妹が生まれ、家族からの愛情を奪われてしまった4歳の男の子が“お兄ちゃん”になるまでの冒険ストーリー。子どもの成長に迫るとともに、親である私たちの心を「チクッ」と刺激する細田守監督最新作。リアルとファンタジーが共存した不思議な作品が伝えるのは、子どものいる両親、とくに“きょうだい”を持つパパ、ママは心の奥にズシッと響くメッセージです。■ママの心をわしづかみするリアルな情景主人公は、4歳の男の子・くんちゃん。これまで両親や祖父母からの愛情を一身に受けてきましたが、妹のミライちゃんが誕生したことで状況が一変。この設定を聞いただけで、心当たりのあるママはキュッと胸が痛むのではないでしょうか。映画が始まるやいなや、時間に追われるバタバタ感や、おそるおそる育児をする夫など、子育て中のママには共感できるシーンがつぎつぎと目に飛び込みます。そのリアルさはアイテム描写にも言えることで、定番の玩具や絵本がそのまま登場するため、アニメにもかかわらず、ドキュメンタリーを見ているのかと錯覚をおこすほど。さらに、「ねぇねぇ、あそんで」「絵本読んで」と声をかけるくんちゃんに、「うん、うん」とパソコン作業をしながら空返事をするお父さん。妹をあやそうとして泣かせてしまったくんちゃんに「何してるの!」と声を荒らげるお母さん…もう、すべてが“あるある”すぎて、グチャグチャとしたやりきれない感情が込み上げます。■あらためて思う「お兄ちゃんなんだから」の理不尽さ病院からお母さんが帰ってくるのを楽しみに待っていたくんちゃんは、初めて見る小さな妹に戸惑いながらも、得も言われぬ愛おしさを感じていました。けれども、その感情は長く続きません。両親からの愛情を奪われる現実を知り、子どもながらに失望するのです。この状況も、まさに“きょうだいあるある”。「妹がほしい、弟がほしい」と、まるで新しい玩具をねだるようにせがんでいた子どもが、それを手に入れたことで思いもしなかった壁にぶつかることになるのです。親である私たちは、妹や弟ができることで、第一子がより成長してくれることを望みがち。劇中でも、お母さんは「(ミライちゃんのことを)なにかあったら、守ってあげてね」と、くんちゃんにお兄ちゃんとしての自覚を持たせようとします。でも、4歳の子どもにとって、それはどれほど酷なことでしょう。突然、目の前に自分より小さな妹がやってきても、急に“お兄ちゃん”にはなることなんてできません。親は“きょうだい”に同じだけの愛情を注いでいるつもり。ですが幼い子どもにとっては“時間=愛情”で、多くの時間をミライちゃんに取られてしまえば、愛情をすべて奪われたと感じるのも至極当然かもしれません。■時空を超えて届く、過去からのメッセージ!?「仲良くできないの」「好きくない」と、ミライちゃんを妹だと受け入れることができずにいるくんちゃんの前に、ある日あらわれたのは、セーラー服を着たミライちゃん。そして未来のミライちゃんに連れられて、くんちゃんは時間を超えた“家族の物語”へと旅立ちます。不思議な冒険の中で、くんちゃんは幼い頃のお母さんや父の面影を宿す青年と出会い、さまざまな経験を通して“お兄ちゃん”になるための一歩を踏み出します。一方で、くんちゃんの旅を通じて私たちが思い起こすのは、自分が子どもだった頃に抱いていた両親への思い。映画を観ると、過去の自分からのメッセージが、時空を超えていま、親となった自分自身に届いたような感覚を味わうことができるのです。■家族がもっともっと好きになる、すてきなひとときを物語を彩るのは、主人公のくんちゃんを演じる上白石萌歌をはじめ、ミライちゃん役の黒木華、おとうさん役の星野源、おかあさん役の麻生久美子、さらには吉原光夫、宮崎美子、役所広司に福山雅治という豪華声優陣。温かな声と圧倒的な映像美を有する『未来のミライ』は、4歳の男の子が繰り広げる冒険を軸としながら、怒りたくないけど怒ってしまう、わかっているけど後回しにしてしまう…自分を責めながらも必死に育児をがんばるママ・パパに寄り添う物語でもあります。夏休みの思い出に、ちょっぴり成長した“お姫様や王子様”の手を引いて、映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか? 幼少期に思いを馳せたり、産み育ててくれた両親に会いたくなったり、わが子を「もっともっと愛したい」と思ったり。きっと、家族を思うすてきなひとときが過ごせるはずですよ。映画『未来のミライ』ある日、甘えん坊の“くんちゃん”に、生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。そんな時、“くんちゃん”はその庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、不思議な少女“ミライちゃん”と出会います。“ミライちゃん”に導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つ“くんちゃん”。それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。監督・脚本・原作:細田守作画監督:青山浩行 秦 綾子美術監督:大森 崇 高松洋平音楽:高木正勝オープニングテーマ・エンディングテーマ:山下達郎 公式サイト:
2018年07月19日7月20日に公開される、細田守監督の最新作『未来のミライ』。登場人物のキャラとシンクロする、“ハマリ役”のキャスト陣を揃えるのが細田監督作品の魅力のひとつ。初参加で主演に抜擢された上白石萌歌さんと、3作品連続で出演する“常連”の黒木華さん。兄妹である、くんちゃんとミライちゃんの繊細な感情を見事に演じられたお二人に、細田監督のアニメーションの魅力、『未来のミライ』に出演した感想や作品の楽しみ方を伺いました。くんちゃん役上白石萌歌さんずっと細田監督の作品のファンだったので、出演できて本当に光栄ですし、カンヌでの上映にも参加できて、夢のような体験をさせていただいたと思っています。オーディションは実はミライちゃん役で受けていたので、くんちゃん役に決まった時はビックリ。声優は初めてなうえ4歳の男の子役なので、嬉しさと同時にハードルの高さも感じました。でも細田監督に「子供が持つ、人の本質に近いむき出しの感情を表現してほしい。そのままの声がいいから」と言っていただき救われました。役作りで4歳の子たちと触れ合ったことも大きかったですね。思った以上に4歳はしっかりしていて、でも一方で中性的な魅力があって。だから“男の子”ということも意識せず、くんちゃんの純粋さや人間的な部分を大切に演じました。アフレコの現場では、おかあさん役の麻生久美子さん、おとうさん役の星野源さんと一緒のシーンが多くて、お二人に挟まれていると本当の家族のように思えて嬉しかった。その温かい空気感も作品に反映されている気がします。私は生まれたばかりのミライちゃんが初めておうちにやってくるシーンがとても好き。赤ちゃんの描写が美しくて神々しくて、それを見つめる家族の表情は愛にあふれていて。こういう宝物のようなシーンに出合えるのも、細田監督の作品の魅力だと改めて発見して、さらにファンになりました!ミライちゃん役黒木華さん細田監督の作品に参加させていただくのは『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』に続いて3回目。壮大な世界を描きながら、誰もが共感できる身近なことをモチーフにしているのが、作品に共通する魅力だと思います。『未来のミライ』は、最初に台本を読んでいる時、「これからどうなっていくんだろう!」というワクワク感がすごくありました。4歳の男の子の目に映る世界の美しさ、兄妹の絆や夫婦の成長など、いろいろなことが描かれているので、観る人によって共感や感動のポイントが違うはず。いろんな世代の方に楽しんでいただける作品だと思います。私が演じたのは、主人公のくんちゃんの妹で未来から来たミライちゃん。チャーミングな役で楽しくやらせていただきました。でもミライちゃんを演じながら、つい、くんちゃんに感情移入してしまって。私は弟がいるので、両親の愛情が2分割された衝撃がわかるんです(笑)。子供の頃の家族の風景を思い出して懐かしい気持ちになりました。この作品に参加してから、私自身“家族”を考える機会が増えた気がします。年を重ねるにつれ、母親と女同士の感覚で向き合えるようになったなとか、自分もやがて家族を持ち数珠のように命が繋がっていくんだなとか。そんなふうに、家族や未来のことを思うきっかけにもなる、素敵な映画です。かみしらいし・もか放送中の『義母と娘のブルース』(TBS系)、9月14日公開の映画『3D彼女 リアルガール』にも出演。くろき・はる数々の女優賞に輝く実力派。9月『散り椿』、10月『日日是好日』、11月『ビブリア古書堂の事件手帖』、12月『来る』と出演映画の公開が目白押し。上白石さん/レーススリーブトップス¥51,000(Sea New York/ブランドニュースTEL:03・3797・3673)スカート¥24,000(OKIRAKUTEL:03・5775・6511)※『anan』2018年7月18日号より。写真・小笠原真紀(黒木さん)岡本 俊(上白石さん)スタイリスト・嶋岡 隆(Office Shimarl/上白石さん)島津由行(黒木さん)ヘア&メイク・冨永朋子(Allure/上白石さん)新井克英(e.a.t…/黒木さん)取材、文・熊坂麻美
2018年07月16日累計発行部数100万部を突破した白石ユキの人気漫画の実写化『あのコの、トリコ。』。この度、本作の主題歌をNissy(西島隆弘)が担当することが決定。主人公を演じる吉沢亮がナレーションを務める予告編も公開された。頼(吉沢亮)、雫(新木優子)、昴(杉野遥亮)、幼なじみ3人のシンデレラ・ラブストーリーをより盛り上げる本作の主題歌を手掛けるのは、「AAA」のメンバーであり、2013年からはソロとしても活動開始したNissy。彼が作詞作曲を手がけた楽曲「トリコ」は、プロデューサー陣からの「映画館から明るい気持ちで帰れるような曲を」というリクエストを受けて制作。作品の世界観やメッセージに沿った歌詞には、「雫」という言葉が印象的に散りばめられ、映画のエンドを飾るにふさわしい、HAPPYな楽曲が誕生!本作のために書き下ろされた本楽曲で、初の映画主題歌を担うことになったNissyさん。「今まで、今回の『あのコの、トリコ。』のような三角関係のラブソングを書いたことがなかったのですが、原作を読ませて頂いて『くっつくの?くっつかないの?』とドキドキさせられたり、両極端な男性像が描かれたりしているなと感じて、ただ観ている女性の方は、両方とも理想の男性像なんだろうなと思いました。それをどのように歌にのせたら、ちょっと恥ずかしくなってしまいそうな部分も表現できるかなと考え、例えば、じっとしているより動いたほうが恥ずかしさが紛れるのかなと考え振り付けに取り入れたりして、『ドキドキするハッピーソングを!』と思って作らせていただきました」と話し、「ぜひ、映画を観てその後に流れるこの曲でも、HAPPYになっていただけたらなと思います」とコメントしている。さらに今回、主題歌が挿入された予告編も到着。吉沢さん演じる“地味で冴えない”主人公・頼が、ヒロイン・雫のため、メガネをはずし“かっこいい”頼に覚醒していく様子が覗ける本映像。頼と雫のランジェリー広告撮影のシーン、水族館デート、雫のウエディングドレス姿、昴が雫を抱きしめるシーンなど、3人のそれぞれの想いが溢れ出す、ドキドキの予告編に仕上がっている。『あのコの、トリコ。』は10月5日(金)より全国にて公開。「トリコ」は9月30日(日)リリース予定。(cinemacafe.net)■関連作品:あのコの、トリコ。 2018年10月5日より全国にて公開Ⓒ2018 白石ユキ/小学館・「あのコの、トリコ。」製作委員会
2018年07月11日現在公開中のアニメーション映画『未来のミライ』で主役の4歳男児の声を務め、声優に初めて挑戦した18歳、上白石萌歌。10歳の時、第7回「東宝シンデレラ」オーディションに挑戦、見事当時の最年少記録を更新してグランプリに輝いた期待の若手女優だ。モデル、歌手など活動の場を広げる彼女が今秋、小池修一郎脚本・演出のヒット作、舞台『るろうに剣心』でヒロインを演じる。取材会で上白石は、「舞台は私の原点。小池先生との出会いで女優として成長できそう」と、胸弾む心境を語ってくれた。浪漫活劇「るろうに剣心」チケット情報明治11年、東京。泣く子も黙る“人斬り抜刀斎”としての過去を棄て、今は不殺を誓い流浪する伝説の剣客、緋村剣心(早霧せいな)。心に罪を抱えた男が「人を活かす剣」を志す少女・神谷薫(上白石萌歌)と出会う時、物語が動き出す――。原作はシリーズ累計発行部数6千万部を誇る、和月伸宏の同名漫画。TVアニメ化、実写映画化を経て2016年、小池修一郎脚本・演出により宝塚歌劇団雪組で初舞台化された。当時主演した元雪組トップスター早霧せいなが、今回再び男女の枠を超えて緋村剣心役に挑む異例の注目作だ。早霧と初対面した上白石は「この方についていけば大丈夫」と一瞬で心奪われたという。「普段は女性らしく柔和な印象ですが、製作発表やポスター撮影の現場でひとたび衣装を身に着け殺陣を披露すれば、漫画から抜け出たように剣心そのもの。誰よりもかっこいい!作品に費やされてきた時間や愛情が目に見えて伝わってきて、惚れぼれしました」。原作で感じた神谷薫の第一印象は「なんて美少女なんだ!」。凛として恐れを知らない反面、剣心と出会ったことで女の子としての顔ものぞかせる。「可愛らしく繊細な心の移ろいを丁寧に演じたい」。また、アクションシーンでは殺陣が動いて見えるほど臨場感溢れる画力にも圧倒されたと言い、「舞台ではもっと迫力を出さないと」と気を引き締める。歌も「どんどん強化していきたい」と、大劇場の隅々にまで感情を届けるべく猛特訓中だ。殺陣、和装と初めて尽くしのプレッシャーもあるが、それ以上に「舞台は自分を一番解放できる場所」として、「自分らしく自由に楽しみたい」とは、頼もしい。共演には松岡充、廣瀬友祐、三浦涼介、上山竜治、植原卓也、愛原実花、松岡広大ら今をときめく人気俳優がずらり。花道を使った新演出にも期待が高まる。「場内に提灯がある感じとか、劇場も作品世界にぴったり。客席との距離も近く、より密な空気を感じていただけるはず。新しい“るろ剣”が届けられると思うと、私も今から胸が高鳴っています。ぜひ秋まで楽しみにお待ちいただければ嬉しいです」。公演は、10月11日(木)から11月7日(水)まで東京・新橋演舞場、11月15日(木)から24日(土)まで大阪松竹座にて上演。チケットは7月28日(土)10:00より発売。一般発売に先駆け、7月28日(土)9:30まで先行先着プリセール実施中。取材・文:石橋法子
2018年07月07日「嵐」の櫻井翔と有吉弘行がMCを務めるTBS系「櫻井・有吉THE夜会」。7月5日(木)今夜放送回には新ドラマ「義母と娘のブルース」で主演を務める女優の綾瀬はるかが出演、櫻井さん、有吉さんらとトークを繰り広げる。ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」などで注目されると、その後「ホタルノヒカリ」で連続ドラマ単独初主演、同作はその後人気シリーズへと成長。さらに大河ドラマ「八重の桜」への出演で国民的な知名度を得ると、『海街diary』では日本アカデミー賞優秀主演女優賞をはじめとする各賞を総なめ、「奥様は、取り扱い注意」などでみせるアクションも話題を呼んだ綾瀬さん。今回は綾瀬さんが番組初登場、「いま気になってしょうがないことベスト7」を発表。150万円超えの超貴重なワンちゃんも登場するのでお楽しみに。さらに、サンシャイン池崎が両親に新築をプレゼントする親孝行プロジェクトが始動。話題となった衝撃のボロボロ実家がどう生まれ変わるのかも注目だ。綾瀬さん主演で贈るこの夏の火曜ドラマ「義母と娘のブルース」は7月10日(火)22時~放送開始。桜沢鈴による義母と娘の愛と成長を描いた4コマ漫画の実写化作品となり、綾瀬さん演じる主人公・岩木亜希子が、竹野内豊演じる子持ちの宮本良一からプロポーズされ結婚。母親になろうと家事や育児に一生懸命に奔走する…というストーリー。綾瀬さん、竹野内さんのほか、亜希子と良一家族に長きにわたり大きな影響と被害を与える、物語の“台風の目”である麦田章役で佐藤健が出演。『未来のミライ』『羊と鋼の森』などの上白石萌歌、「時をかける少女」の横溝菜帆、「下剋上受験」などの川村陽介、「アンナチュラル」などの橋本真実、「デスノート」などの真凛、「ウーマンラッシュアワー」村本大輔に、数多くのドラマや映画で活躍する奥山佳恵らに加え、「コード・ブルー」シリーズの浅利陽介、『海賊と呼ばれた男』などの浅野和之、朝ドラ「半分、青い。」「あなたのことはそれほど」の麻生祐未といったキャストが顔を揃える。「櫻井・有吉THE夜会」は7月5日(木)22時~TBS系で放送。(笠緒)
2018年07月05日シリーズ累計発行部数は6000万部を超え、アニメ化や実写映画化も大ヒットを記録している人気コミック『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(和月伸宏作、集英社ジャンプコミックス刊)。2016年には宝塚歌劇団で初めての舞台化が実現、原作の世界観を豊かに立ちあがらせて、宝塚ファンや原作ファンだけでなく幅広い層からも注目を浴びた。そのプラチナチケットとなった公演で、主人公の緋村剣心を演じたのが、当時の雪組トップスター早霧せいなだ。【チケット情報はこちら】2017年に宝塚を退団し女優となった彼女を再び剣心役に据え、今回ついに『るろうに剣心』の新橋演舞場・大阪松竹座公演が決定!キャスト陣と、こちらも続投となる演出家・小池修一郎らを迎え、6月27日に都内で制作発表が行われた。物語の中心となるのは、明治11年の東京。幕末の動乱期に“人斬り抜刀斎”と恐れられた剣客・緋村剣心(早霧)は、明治維新後は“不殺”の誓いを立て、流浪人として過ごしていた。そんな中、剣心は“人を活かす剣”を信じて父の遺した道場を守る少女・神谷薫(上白石萌歌)と出会う。因縁のライバルや元新撰組隊士ら様々な人間と関わり合いながら、人を守りたいと願った自分が、なぜ“人斬り”となったのか、そしてなぜ“不殺”に至ったのか。剣心は罪の答えを探す人生の旅を続けてゆく。会場を埋め尽くすマスコミの熱気のなか、まずは扮装姿のキャストたちがイメージパフォーマンスを披露。早霧剣心は2年前と変わらぬ切れ味の殺陣も見せ、ますます本番への期待が高まる。続いて本作を共催する松竹株式会社取締役社長の安孫子正氏と、株式会社梅田芸術劇場代表取締役社長の木村有裕氏が挨拶。両社がタッグを組んでの興行は非常に珍しく、「色々な世代のお客様に観ていただきたいと思っていたところ、今回のお話をいただいた」(安孫子氏)、「早霧なら男役としてだけでなく、いち役者として今回も取り組んでくれると考えた」(木村氏)という言葉から、本作への並々ならぬ意気込みが感じられる。次に演出の小池が登壇。歌舞伎や宝塚などジェンダーレスの演劇文化を踏まえつつ、コミックの舞台化や2.5次元ミュージカルなど、進化し続ける演劇の延長戦上に本作が位置づけられることを語った。2年ぶりに剣心を演じる早霧は「今回のお話(男役)をいただいた時には悩んだが、結局は人が人を演じるということに変わりはないのではという境地にいきついた」と大ヒット作に再び挑む決意を表明。相手役となる上白石も「プレッシャーはありますが、参加できてとても光栄。凛としつつも揺れ動く気持ちを繊細に演じたい」と、強い意気込みを語った。公演は、10月11日(木)から11月7日(水)まで、東京・新橋演舞場、11月15日(木)から24日(土)まで、大阪・大阪松竹座にて。取材・文/佐藤さくら
2018年07月03日松田龍平が異色の棋士を演じる『泣き虫しょったんの奇跡』の公開日が9月7日(金)に決定。さらに、“しょったん”こと松田さん演じる瀬川晶司五段を取り囲み、濃密な人間ドラマを彩る第3弾キャストとして、上白石萌音、石橋静河、藤原竜也ほか実力派キャスト13名が新たに発表された。幼いころから将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司(松田さん)は、「26歳の誕生日を迎えるまでに四段昇段できないものは退会」というプロ棋士養成機関・奨励会の規定により、26歳にして人生の目標を失い社会の荒波に放り出されてしまう。一度は夢破れた“しょったん”が、周囲の人々に支えられながら、史上初めて奨励会退会からのプロ編入という偉業を成し遂げる、という物語。松田さんが2002年公開の『青い春』以来16年ぶりに豊田利晃作品で単独主演を務めるほか、野田洋次郎、永山絢斗、染谷将太、妻夫木聡、松たか子、國村隼といった“主役級”の豪華キャストが集結している。■上白石萌音、“しょったん”が恋心を抱く相手に!将棋一筋で生きてきた“しょったん”が、淡い恋心を抱く喫茶店の店員・真理子役には、『舞妓はレディ』(’14)で映画初主演ながら日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その後も『ちはやふる』シリーズやヒロインの声を演じた『君の名は。』、さらに現在公開中の『羊と鋼の森』への出演と、目覚ましい活躍を続ける注目の若手女優・上白石萌音。奨励会を退会し会社員となった“しょったん”の同僚・南咲子役に、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の主演に抜擢され、多数の映画賞を受賞、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」でも話題を呼び、『きみの鳥はうたえる』(9月1日公開)、『生きてるだけで、愛。』(今秋公開)など注目作の公開が控える石橋静河。■藤原竜也は松田龍平と6年ぶり共演!“しょったん”のファンに!?上司・山口役には、バラエティ・ドラマ・映画への出演を始め、映画『火花』では監督も務めるなど、マルチに活動を見せるお笑い芸人・板尾創路。さらに、かつて主演映画『I’M FLASH!』(’12)で松田さんと共演を果たした藤原竜也の出演も明らかに!会社員として働くかたわら、再び将棋のプロを目指す“しょったん”のファンの1人として登場する。果たして、どのようなシーンで登場するのか…?松田さんと藤原さんの共演シーンには注目だ。そのほか、大西信満、奥野瑛太、遠藤雄弥、山本亨、桂三度、三浦誠己、渡辺哲など、実力派キャスト陣が続々。それぞれ独特な存在感を放ち、作品にさらなる厚みをもたらしている。また、中学時代の晶司役には今作で映画デビューとなる窪塚愛流、親友・悠野(野田さん)の中学時代には後藤奏祐人が扮し、将棋に打ち込むひたむきな姿をフレッシュに演じている。■豪華キャスト勢揃い!本ポスタービジュアルも公開本ポスターには、「負けっぱなしじゃ、終われない。」という想いを込めた言葉と共に、将棋盤の前で覚悟を決めたかのような表情を見せる“しょったん”の姿が…。奨励会員の仲間たちや、幼いころから自身の夢を応援してくれた父(國村さん)、さらに内気だった“しょったん”の背中を押してくれた恩師(松さん)、そして最大のライバルであり親友(野田さん)。「満26歳までに四段へ昇段しなければプロ棋士になれない」という、プロ棋士の養成機関・奨励会(新進棋士奨励会)に潜む“鉄の掟”のもと、年齢制限を迎え一度は将棋から離れてしまうが、再び夢を追うことを決意した“しょったん”を力強く支え、応援する人々の姿が映し出されている。「ひとりの夢が、みんなの夢になった―」。そう記された言葉の通り、“しょったん”の将棋への情熱が次第に周囲の人々の心を動かし、やがてみんなにとっての“夢”や“希望”となっていく。豪華キャストら共演によって描かれる、その濃厚な人間ドラマには、ますます期待が膨らむばかりだ。自身も9歳から17歳まで奨励会に在籍していた過去を持つ豊田監督が「将棋を描くなら、『人生の縮図=将棋そのもの』な世界にたどり着きたい」という思いを込め、メガホンを取った本作。様々な人々との出会い、挫折・葛藤、そして、いつまでも変わらない将棋への想い。そのすべてが重なり合い、35歳のサラリーマンが将棋界の歴史を変える“奇跡”を巻き起こしていく。なお、本作は8月24日(金)より開催の第42回モントリオール国際映画祭フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に正式出品されることが決定している。『泣き虫しょったんの奇跡』は9月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:泣き虫しょったんの奇跡 2018年9月7日より全国にて公開©2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会©瀬川晶司/講談社
2018年07月01日浪漫活劇『るろうに剣心』の製作発表会見が27日に都内で行われ、早霧せいな(緋村剣心役)、上白石萌歌(神谷薫役)、廣瀬友祐(斎藤一役)、三浦涼介(四乃森蒼紫役)、植原卓也(相楽左之助役)、愛原実花(高荷恵役)、松岡広大(剣心の影・緋村抜刀斎役)、松岡充(加納惣三郎役)、小池修一郎(脚本・演出)、木村有祐(梅田芸術劇場 代表取締役社長)、安孫子正(松竹 取締役副社長・演劇本部長)が登場した。司会は中井美穂が務めた。原作は、漫画家・和月伸宏による、累計部数6,000万部を超える人気コミック。アニメ化、実写映画化もヒットした同作を、2016年に小池修一郎の脚本・演出により宝塚歌劇団が初めて舞台化、今回は小池の新演出による上演となる。宝塚版で主人公・緋村剣心を演じた早霧が、男女の枠を超えて再び同役を演じることとなる。製作発表では、劇中衣装を身につけた出演者陣による殺陣のパフォーマンスも行われ、会場内はヒートアップ。小池は、東アジアで盛んな性別を超えた演劇、日本が世界に送り出す最大の文化である漫画をベースにした”2.5次元”など、これまであった文化が融合し「新しい文化のエンターテインメントが生まれたらいいんじゃないか」と、同作への期待を熱弁した。早霧は「男性キャストの皆さんのいる中で、男性を演じるのはどうなのかと悩んだこともありましたが、人を演じるという意味では変わりはないんじゃないかという境地に行き着いて、ここに立っています」と葛藤を吹っ切った様子。一方で、久しぶりの男役に「堂々と足を広げて座っていられる。やっぱり楽なんだなって。染みついた感覚はなかなか抜けないと思い、男役を17年間勤めてきた自分としては喜びでもありました」と心境を明かした。松岡は「芝居を始めてからはまだ浅く、15年になるんですけど、僕がお芝居を始めた当初に小池先生に一度お声がけいただいたことがありました」と振り返る。「今回お声をかけていただいて、すごく光栄でしたが、初めてお会いした時に『松岡くん、結構年いってんだね!』と言われて」と訴えると、小池は頭を下げて謝罪していた。実際に"早霧剣心"に会った上白石は「好きになってしまいそうです」と笑顔を見せ、「日本のみならず、世界中の人に愛されてる漫画原作。お客さんと密に同じ空間に入れることや、その場の空気で感じる臨場感があると思うので、原作ファンの方にも感じていただきたいです」と意気込んだ。また、「彼の中での正義があって、信念がある。そういったものも、自分なりに舞台の中でできたらなと思います」と語る廣瀬や、映画版にも出演していた三浦、宝塚時代に色気が足りずに小池に怒られたという愛原など、個性豊かな出演者陣がそろう。"体を大きくする"という使命のある植原は「ご飯もいっぱい食べて、人生における中で体重が一番重い状態まで来ていて、ここから稽古を通して本番どうなるかな」と期待。松岡は「伝説の人斬り役、刀を使う殺陣は初めてで、役者としてすごく成長できると思うので、芝居を汲み取った殺陣を見ていただけたらと思います」と見どころを明かした。東京公演は新橋演舞場にて10月11日〜11月7日、大阪公演は松竹座にて11月15日〜24日。
2018年06月27日7月公開の細田守監督アニメーション映画『未来のミライ』の公開を記念して、日本テレビでは本日深夜、「『未来のミライ』公開記念~密着!細田守が描く新しき世界~」と題し映画の制作現場に密着した模様を放送する。『未来のミライ』は、『時をかける少女』から『バケモノの子』まで、日本アニメ界の新たな旗手として注目を集める細田監督の最新作。甘えん坊の男の子“くんちゃん”と未来からやってきた妹“ミライちゃん”が織りなす、ちょっと変わった「きょうだい」の物語を描いていく。今回番組では、制作期間3年をかけた制作現場にカメラが密着。「スタジオ地図」細田監督の机に張り込み続けて見えてきたのは、世界を魅了する細田作品の秘密…。また、本作には主人公のくんちゃん役を上白石萌歌が声をあてるほか、黒木華、星野源、麻生久美子、役所広司、福山雅治らがボイスキャストを担当していることでも話題の本作。そんな豪華俳優勢揃いのキャストたちがアニメに命を吹き込むアフレコ現場にも潜入!さらに、監督のインタビューも放送される。「『未来のミライ』公開記念~密着!細田守が描く新しき世界~」は6月27日(水)深夜2時9分~日本テレビにて放送。『未来のミライ』は7月20日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図
2018年06月26日細田守監督の3年ぶりとなる新作『未来のミライ』のジャパンプレミアが6月25日、都内で行われ、細田監督をはじめ、声優を務める上白石萌音、黒木華、星野源、麻生久美子が出席した。■『未来のミライ』ってどんな映画?甘えん坊の男の子“くんちゃん”(上白石さん)と、未来からやって来た妹の“ミライ”ちゃん(黒木さん)が織りなす冒険を通して、生命の巨大なループを描き出す本作。すでに88の国と地域での配給が決定しており、第71回カンヌ国際映画祭の開催期間中には「監督週間」にてアニメーション作品として唯一選出され、世界初の上映が行われた。また、アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門のコンペティション部門にも選出された。■細田監督、カンヌでの反響に手応え「映画は国を超えて伝わる」カンヌ期間中、現地入りを果たした細田監督は「日本の片隅を舞台にした小さなお話を、世界中の映画人が温かく見てくれて、笑い声や拍手が起こった。映画は国を超えて伝わるんだと思い、ホッとした」と回想。「4歳の男の子が主人公の映画。ぜひ、ご家族のことやご自身の幼かった頃を思い出しながら、画面に映っているもの以上の大切な何かを思い出すきっかけになれば」と作品への思いを語った。同じくカンヌでの公式上映に立ち会った上白石さんも、「私自身、初めて完成した作品を見たので、まずは自分がどう感じるのかと思って…。自分で言うのもなんですが、すばらしい作品です!」と自信を示していた。■“細田組”初参加の星野さん、「ファミリー映画の最先端」3度目の“細田組”参加となった黒木さんは「私は(実生活で)お姉ちゃんなので、弟にお母さんの気持ちがもっていかれてしまう切なさといった、くんちゃんの気持ちに共感できた」のだとか。同じく細田作品に3度出演している麻生さんは「すごく普通な家族の日常がベースになっていますが、細田監督の手にかかると普通ではなくなる。本当に細田マジックだなと思う」と話していた。一方、細田組に初参加の星野さんは「家族の多様性という、世界中が抱える問題意識を、楽しく描いた誰にでも伝わる作品。僕自身、家族を描いた物語が好きですし、本当にファミリー映画の最先端だと思う」と絶賛した。この発言に対し、司会者から「家族にまつわる曲もありますもんね」と、代表曲「Family Song」の話題を振られて、自ら同曲をアピールする一幕もあった。『未来のミライ』は7月20日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図
2018年06月25日上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務め、旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫る日本テレビ系「おしゃれイズム」。6月10日(日)のオンエアには映画『羊と鋼の森』で共演している女優の上白石萌音と上白石萌歌の姉妹がゲスト出演する。姉妹揃って「第7回東宝シンデレラオーディション」から芸能界入り。同オーディションで審査員特別賞を受賞した姉の萌音さんは、2014年公開の『舞妓はレディ』で主演を務め、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を始め各賞を受賞し注目を集めると、出演した『ちはやふる』シリーズなども大ヒット。声優として起用された『君の名は。』はメガヒットを記録し、声優アワード主演女優賞を受賞した。さらに歌手としても活動するなど活躍の場を広げている。そして、同オーディションでグランプリを獲得し、モデルとして活躍しながらドラマ「幽かな彼女」や映画『脳漿炸裂ガール』『金メダル男』『ハルチカ』などで注目を浴びる一方、ミュージカル「魔女の宅急便」や「星の王子さま」など舞台女優としてもその才能を発揮している、妹の萌歌さん。映画でも姉妹共演を果たした2人が今夜「おしゃれイズム」に登場。映画『君の名は。』にまつわる“秘話”のほか、“姉妹二人暮らし”の様子を初公開。また抜群の歌唱力を持つ2人が美声ハモリを披露してくれる。さらに「シンデレラオーディション」当時の貴重映像を大公開すると何故か姉が号泣。父親からのアンケートではスタジオが爆笑に包まれ、妹・萌歌さんから姉・萌音さんへの感謝の手紙も。このサプライズに萌音さんが感極まって思わず涙する。注目姉妹のトークをお見逃しなく。映画『羊と鋼の森』は「2016年本屋大賞」に輝く同名小説を映画化した作品。山崎賢人演じる北海道に暮らす高校生・外村直樹が、ピアノの調律師との出会いをきっかけに、自身も同じ道を歩もうと奮闘する姿を描く。調律師としての道を歩み始めた外村が出会う高校生の姉妹、和音(かずね)を萌音さんが、由仁(ゆに)を萌歌さんがそれぞれ演じ、三浦友和、鈴木亮平、堀内敬子、仲里依紗、城田優、佐野勇斗、森永悠希、光石研、吉行和子らも出演。映画『羊と鋼の森』は全国東宝系で公開中。(笠緒)■関連作品:羊と鋼の森 2018年6月8日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018「羊と鋼の森」製作委員会
2018年06月10日俳優の山﨑賢人が8日、都内で行われた主演映画『羊と鋼の森』(6月8日公開)の公開初日舞台挨拶に、鈴木亮平、上白石萌音、上白石萌歌、光石研、三浦友和、橋本光二郎監督とともに登場した。同作は宮下奈都による同名小説を映画化。「2016年 本屋大賞第1位」「2016年 キノベス第1位」「2015年ブランチブックアワード大賞」など数々の賞を受賞し、直木賞にもノミネートされた。北海道で育った青年・外村直樹がピアノの調律師・板鳥宗一郎に出会い、調律師の世界で生きていくようになる。映画『orange-オレンジ-』の橋本光二郎監督がメガホンをとった。「みなさんどうだったんだろうな、と思いながら……今日は本当にありがとうございます」と最初に挨拶をした山﨑だが、コメント後、マイクを通さず鈴木に「だめだあ! 調律しないと!」と訴えかけたという。事前に「コメント力を調律してきたんです」と豪語していたというが、鈴木につっこまれると「できてなかったです!」と反省していた。会場には山﨑のファンも多く、うちわやボードで「台湾」や「鹿児島」など住んでいる土地をアピールする人も。三浦は「賢人、賢人、賢人、の中に一つ『友和』って」と自身のうちわを見つけ、「嬉しいな。ありがとう、という気持ちです」と感謝を表した。また、鈴木は撮影中のエピソードを披露。「みんなで食事に行って、みんなでホテルに帰ってる時に、僕と賢人で、『どうする? 若者チームでもう一軒くらい行こうか』と相談していたら、『ほら』という言葉が聞こえて。後ろを向いたら、光石研さんが1万円を持って、『これで飲みに行きなさい』って」と、明かす。鈴木は「こういう先輩にならないといけない」と尊敬を表したが、一人スーツでなかったことをいじられていた光石は「衣裳は間違えるんだけどね」と苦笑していた。作品にちなみ、「背中を押される言葉、人」について聞かれると、萌音は「悩んだり、困ったりした時はいつも妹に頼ります。妹がいつも背中を押してくれます」と妹の萌歌を見る。萌歌も「まさしく私も。私たち、お仕事のこととか全部共有しちゃって、相談もお互いするので、すごい姉に助けられることも多くて」と姉妹愛を見せると、萌音は「どうも」と改めて頭を下げていた。最後には、原作者である宮下からの手紙も届けられた。山﨑について「美しい容姿ゆえに役作りの上で不自由なこともあったのではないか」と心配していたというが、「才能に迷う、不器用な新人調律師が、一歩一歩手探りで進んでいく姿がそこにあって、きっと山﨑賢人という俳優もそうやって一歩ずつ恐れながら、焦りや不安を抱えながら、コツコツ歩き続けてきたのだろうと感じ、胸が熱くなりました」と印象を語る。「あなたに外村を演じていただいてよかったです。ありがとうございました」と感謝の言葉で手紙を結んだ。山﨑は「すごい嬉しいです」と感無量の様子。「自分も1番お芝居に悩んでいた時期だったりして、それを外村にぶつけようと思って頑張っていたので。それを先生に言っていただけて、本当に嬉しいなと思います」と撮影の日々を振り返りながらしみじみと喜んでいた。
2018年06月08日ゲストのお悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」。その6月3日(日)今夜放送回はゲストに女優の上白石萌音と上白石萌歌の姉妹を招くほか、キャスターの古舘伊知郎、ラグビー選手の姫野和樹、モデルの加藤遊海らも出演する。2011年に第7回東宝「シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞、その後『舞妓はレディ』で第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、大ヒットした『ちはやふる』シリーズに『溺れるナイフ』などの映画から、「ホクサイと飯さえあれば」ではドラマ初主演、昨年放送の日曜劇場「陸王」でも大きな印象を残したほか、声優としても『おおかみこどもの雨と雪』や、2016年公開の『君の名は。』ではヒロイン・宮水三葉を演じ、同作を日本映画史上に残るメガヒットに導いたのも記憶に新しい姉の萌音さん。一方、姉と同じ第7回東宝「シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得、ティーン誌のモデルとして活動しながらドラマ「幽かな彼女」や映画『脳漿炸裂ガール』『金メダル男』『ハルチカ』などの作品に出演、ミュージカル「魔女の宅急便」や舞台「星の王子さま」などで女優としても活動する妹の萌歌さん。映画『羊と鋼の森』で姉妹共演している2人が今夜「行列」のスタジオに登場。今回が姉妹バラエティー初共演となる2人のトークに注目だ。姉の萌音さんが大物俳優Tとの“NG連発”撮影秘話を明かすほか、古舘さんの“マジギレ映像”を公開。番組収録中に舌打ちしてきた女優Kとはいったい?また古舘さんの“過剰モノマネ芸人”もスタジオに登場。ミスユニバース日本代表となった加藤さんが極貧サバイバル生活の過去を告白、さらに苦手な芸人を実名で明かす。ラグビー日本代表の姫野さんが食べたいという“幻のオムライス”も必見!上白石さん姉妹が共演している映画『羊と鋼の森』は6月8日(金)より全国東宝系にて公開。2016年本屋大賞に輝く同名小説を映画化。北海道に暮らす高校生・外村直樹が、ピアノの調律師との出会いをきっかけに、自身も同じ道を歩もうと奮闘する姿を描く同作。外村を演じて主演を務めるのは山崎賢人、調律師としての道を歩み始めた外村が出会う高校生姉妹、和音(かずね)と由仁(ゆに)を萌音さんと萌歌さんがそれぞれ演じるほか、三浦友和、鈴木亮平、堀内敬子、仲里依紗、城田優、佐野勇斗、森永悠希、光石研、吉行和子らも出演する。「行列のできる法律相談所」は6月3日(日)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:羊と鋼の森 2018年6月8日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018「羊と鋼の森」製作委員会
2018年06月03日6月8日公開の映画『羊と鋼の森』の完成披露試写会が20日、都内で行われ、山崎賢人、鈴木亮平、上白石萌音、上白石萌歌らが出席した。2016年の「本屋大賞」を受賞し、累計発行部数110万部を超えた宮下奈都の同名小説を実写映画化した本作。ピアノの調律に魅せられ、ピアノと繋がる人々との出会いを通して成長していく青年・外村直樹の物語を描く。主人公の外村直樹に山崎賢人、直樹の先輩調律師・柳に鈴木亮平、直樹の人生を変えるピアニスト姉妹を上白石萌音と上白石萌歌の姉妹がそれぞれ演じている。完成披露試写会が行われたこの日は、試写会前の舞台あいさつに主演の山崎らキャスト陣と橋本監督が登壇。山崎は「(舞台となる北海道の)トムラウシという場所に行ったことがないんですけど、読んでいるとその風景が想像できました。セリフも宮下さんが書かれた素敵な言葉が多く、登場人物もそれぞれが魅力的でした」と原作や台本の感想を述べ、「調律師という仕事は知りませんでしたが、役者という仕事をやる上で色々感じたことを照らし合わせて表現できたらそれが一番リアルだと思い、そうすれば皆さんに伝わると思いながらやりました」とコメント。その山崎が演じた直樹の人生を変えるピアニスト姉妹を演じた上白石萌音は「初めて妹と共演ができた私の人生にとって大切な一本がようやく始めの一歩を踏み出せて、とてもうれしく思います」と妹・萌歌と初共演した本作の試写会に満足げだったが、ピアニスト役には苦労したようで「監督から分厚い楽譜を渡され、そこから特訓の日々でした。本当のピアノと向き合う時間が長かったですね」と振り返った。舞台あいさつの後半には、久石譲が作曲した本作のエンディングテーマ「The Dream of the Lambs」の演奏を担当した辻井伸行が登壇し、エンディングテーマなどを生演奏。それを間近で見た山崎は「こんなに近くで聴かせてもらえるなんて本当の貴重なこと。本当に辻さんの力強さと気持ちで弾いている感じがすごく感動しました」と絶賛し、上白石萌音も「(劇中で演じた)和音の理想の音というか、私が思い描く和音の音は辻さんの繊細で柔らかくて力強い音で、ずっと焦がれていました。この音にどれだけ支えられたか分かりません。感無量です」と感激しきりだった。映画『羊と鋼の森』は、6月8日より全国公開。
2018年05月21日2016年本屋大賞に輝く同名小説を映画化した『羊と鋼の森』の完成披露試写会が5月20日(日)、都内で行われ、主演を務める山崎賢人をはじめ、共演する鈴木亮平、上白石萌音、上白石萌歌、橋本光二郎監督、ピアニストの辻井伸行が登壇した。■辻井さんのピアノ演奏に、山崎さんは思わず…数々の映画で主演を務め、今年は初主演ドラマ「トドメの接吻」で新たな魅力を放った山崎さん。本作では、北海道に暮らす高校生・外村直樹が、ピアノの調律師との出会いをきっかけに、自身も同じ道を歩もうと奮闘する姿を繊細に演じている。「役者として仕事をしながら感じることを重ね合わせれば、調律師を目指す外村がリアルになると思った」と山崎さん。ステージ上で辻井さんがモーリス・ラヴェル作曲の「水の戯れ」、久石譲作曲の映画エンディングテーマ曲「The Dreams of the Lambs」を生演奏すると、山崎さんは「力強さと気持ちで弾いていることを感じました。すごく元気をもらいました」と感激しきり。さらに「今日は来てよかった」と主演作の舞台挨拶にも関わらず、観客気分で感想を述べ、客席を笑いに包んでいた。■上白石萌音&萌歌姉妹が、ふたり揃って初めての映画イベント!大河ドラマ「西郷どん」に出演中の鈴木さんは、外村にアドバイスを送る“兄貴分”柳伸二を演じており、「この美しい小説をどうやって映像化するのか、最初は不安もあったが、出来上がった作品を見て、涙がこぼれました。本当にすばらしい作品になっています」と自信のコメント。尚樹が出会う高校生の姉妹ピアニスト、和音と由仁を、女優の上白石萌音さん(『君の名は。』)&萌歌さん(『未来のミライ』)姉妹が演じ、初共演が実現した。この日はふたり揃って初めての映画イベント登場となり、姉の萌音さんが「混乱される方もいらっしゃると思うので、お話しておくと、私のほうが背が低いんですけど、私が姉です」と自己紹介。「初めて妹と共演できた、私の人生にとって大切な1本」とふり返り、妹の萌歌さんは「こうして私も大好きな作品が、皆さんにお届けできるのがうれしいです!」と喜びを語っていた。『羊と鋼の森』は6月8日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:羊と鋼の森 2018年6月、全国東宝系にて公開ⓒ 2018「羊と鋼の森」製作委員会
2018年05月20日第71回カンヌ国際映画祭にて開催中の「監督週間」に、細田守監督の最新作『未来のミライ』が選出され、世界初上映された。会場には、細田監督と主人公・くんちゃんの声を担当した上白石萌歌が招待を受け、上映終了後には舞台挨拶も行われた。『サマーウォーズ』や『おおかみこども雨と雪』などで知られる細田守監督の最新作『未来のミライ』は、時空を超えた“きょうだい”の物語。声のキャストには、上白石萌歌、黒木華、星野源、さらに福山雅治など、豪華俳優陣が名を連ねている。■「監督週間」アニメ作品は本作のみ選出も、細田監督「まだ全然実感がない」今回が初のカンヌとなる細田監督は、「まだ全然実感がないですが、初上映がカンヌで、カンヌの人たちと一緒に作品を観られることがとても楽しみです」とコメント。また上白石さんは国際映画祭自体が初参加ということで、緊張をにじませながらも期待に目を輝かせた。開催50周年を迎える「監督週間」は、過去にソフィア・コッポラや大島渚、北野武が選出されるなど、映画監督の登竜門的な部門でもある。映画際から独立した並行部門として特に監督の作家性が重要視され、近年では、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』が選出されたことでも記憶に新しい。今回は、1,600本以上もの応募作品の中から20本の長編作品が選ばれ、アニメーション作品では細田監督の『未来のミライ』だけが選出され、正式招待される運びとなった。■上白石萌歌、流暢なフランス語で挨拶公式上映会場となったのは、「監督週間」部門のメイン会場「シアタークロワゼット」。8時45分から行われた上映は、開場前から長蛇の列ができ、10代からシニア層までの劇場を埋め尽くす850人もの観客が来場。場内満席の大盛況の中、細田監督、上白石さんが場内に入場すると大きな歓声と拍手が!上映中には、上白石さんが演じるくんちゃんの4歳ならではの天真爛漫なしぐさ、その愛くるしい表情に何度も笑いが起き、家族それぞれの想いに感嘆の声が漏れ聞こえていた。観客からの大きな拍手を受けながら、上映後の舞台挨拶に登壇した上白石さんは、「こんにちは! 上白石萌歌です」と緊張気味ながらも流暢なフランス語を披露。また、細田監督は4歳の男の子を主人公にする本作のチャレンジに、「どこにでもある1つの家族を通して、何百年、何千年と続く人生のループみたいなものを描きたいと思って作りました」とコメント。さらにアニメーション映画について「アニメーションという表現で作る映画はまだまだやっていないことが多い。(高畑勲監督や宮崎駿監督といった方々が)これまでたくさんの作品を生み出されており、そのバトンを受け継ぐように、様々なことにチャレンジをし、表現していかなければいけないと思います」と想いを語った。なお、本作は世界最大規模のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭2018」の長編部門コンペティションにも選出が決まっており、今夏には細田監督がアジア数か国を巡る舞台挨拶ツアーも決定。さらに世界中で期待が高まっている。上映会終了後のコメント細田守監督日本よりも先に、世界の方々に観てもらうことが大変なプレッシャーを感じていました。初めての上映はいつも緊張しますが、上映が終わった後、たくさんの拍手を頂けて今はとてもホッとしています。映画が出来上がり、お客さんが観終わって初めて映画が完成します。子どもが生まれる瞬間と同じ気持ちで、カンヌのお客さんに、映画の誕生の瞬間に立ち会っていただき、祝福されながら無事に映画が生まれました。上映中には何度も笑い声が聞こえ、お客さんの反応を直接感じることが出来て嬉しかったです。次は日本で、夏休みの時期に公開なので家族みんなで楽しんでもらいたいです。上白石萌歌監督の隣で初めて作品を観させていただくこととフランス語での挨拶がとても緊張しましたが、しっかりと想いが伝わって良かったです。カンヌで映画が生まれた瞬間に立ち会うことが出来てとても幸せで、夢のような時間でした。映像の美しさ、音楽の壮大さを4歳のくんちゃんの目で冒険出来るという作品の素晴らしさを日本でも自信を持って伝えていきたいです。『未来のミライ』は7月20日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:かぐや姫の物語 2013年11月23日より全国にて公開© 2013 畑事務所・GNDHDDTKリズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図
2018年05月17日歌手で俳優の福山雅治(49)が、「サマーウォーズ」(09年)や「バケモノの子」(15年)などで知られる細田守監督(50)の最新アニメ映画「未来のミライ」(7月20日公開)で声優を務めると、一部スポーツ紙が報じた。 記事によると福山が声優を務めるのは、主人公・くんちゃん(上白石萌歌)が時を超えた旅先で出会う物語のキーパーソンとなる青年役。細田監督は昨年から青年役のオーディションを実施していたものの、人選が難航。そんななか、以前から親交があった福山と今年に入って再会。青年役をオファーし、福山が快諾したというのだ。 福山が自分以外の役でアニメ映画の声優をつとめるのは、今回が初めてだという。福山は公開中のアニメ映画「劇場版名探偵コナン ゼロの執行人」の主題歌「零-ZERO-」を歌い今年はアニメ映画と縁があるようだが、どんどん仕事の幅を広げている。 「12月に放送予定の日本テレビ開局65周年記念ドラマの主題歌と企画プロデュースを担当し、お笑いタレントのバカリズムとコラボ。3月21日には、民放ラジオ101局特別番組に出演。俳優の菅田将暉と特別ユニット・菅田雅治を結成し福山のヒット曲『milk tea』をセッションしています。また、故郷・長崎県の観光PR動画にも登場。幅広い仕事をこなしながら、歌手・俳優としても“引き出し”が増えそうですね」(芸能記者)
2018年05月10日アーティスト・俳優として活躍する福山雅治が、細田守監督最新作『未来のミライ』で物語の核となる人物を演じていることが分かった。『そして父になる』『三度目の殺人』などで俳優として活躍し、現在公開&放送中の『名探偵コナン ゼロの執行人』や「正義のセ」では主題歌を担当するなど歌手としても絶大な支持を受ける福山さん。細田監督とはかねてより親交があったそうだが、作品を一緒に創作するのはこれが初めてとのこと。細田監督は昨年から物語の中核を担う“ある役”についてのオーディションを積み重ねていたが、キャスティングは難航。しかし、今年に入って2人が再会したとき、細田監督はずっと探していたその“ある役”=「青年」のイメージと、福山さんの人間性が重なることに気付いたのだそう。そんなこの「青年」は、上白石萌歌が声をあてる主人公のくんちゃんが時をこえた旅先で出会う物語のキーパーソン。予告編でくんちゃんを馬やバイクに乗せ、さっそうと走る姿が話題となっていた人物だ。本人役でのカメオ出演はあるものの、福山さんがアニメーション映画へ本格的に出演するのは今回が初めて。「細田監督作品の住人になれる機会をいただけたことを大変嬉しく思います」と心境を明かす福山さんは、「収録前に、まだ絵も音も完成してない映像資料を観させていただきましたが、その段階ですでに、心引き込まれ感動出来るこの作品が持つ力に驚きました」と作品の印象を語る。また、「歌うということを仕事にしながらも、声で役を表現することはほぼ未経験なので、現場では恥ずかしながらすべてに緊張し、そしてすべてに刺激を受けました」と収録をふり返り、「今作品の完成を、これまで通り細田監督のいちファンとして心待ちにしています」とコメントしている。『未来のミライ』は7月20日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図
2018年05月09日上白石萌歌や黒木華、星野源らが声優として参加することで注目を集める細田守監督最新作『未来のミライ』。その公開にあわせて、 “未来のミライ展~時を越える細田守の世界~『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』”が、7月25日(水)から東京ドームシティGallery AaMoにて開催されることが明らかとなった。今作は、甘えん坊の4歳の男の子“くんちゃん”と、未来からやってきた妹“ミライちゃん”が織りなすちょっと変わった「きょうだい」の物語。先日、第71回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出、正式上映されることが決定し、日本国内はもちろん、世界中でも大きな注目を集めている。本作の公開に合わせ、前回、東京・大阪・富山で延べ13万人を動員し、好評を博した「バケモノの子展」に続く2回目の大規模展覧会となる本展では、細田守監督が描く『未来のミライ』の世界を、体感型展示・テクノロジー・原画・背景画などを通じて立体的なイベントで再現することがコンセプト。日本テレビイベント事業部の福井プロデューサーが、細田監督にこのコンセプトを伝えたところ、「映画とは違う、イベントならではの表現で、子どもと大人が一緒に楽しめる空間を作ってほしい」と展示に対するアイデアや意見を監督からもらい、その刺激をイベントに生かすことで、“時を越える細田守の世界”を表現しようと準備を進めたという。さらに、『時をかける少女(2006)』、『サマーウォーズ(2009)』、『おおかみこどもの雨と雪(2012)』、『バケモノの子(2015)』の過去作の展示も用意。新作との関係性を分析・紐解き、細田守監督と多くのスタッフが作り上げた映画の魅力に迫っている。また、最新作はもちろん、過去作のオリジナルグッズも販売される「スタジオ地図SHOP」の併設も決定している。この夏、くんちゃんとミライちゃんが見る“未来”を体験し、『未来のミライ』の不思議な世界に“タイムリープ”してみてはいかがだろう。『未来のミライ』は、2018年7月20日(金)より、全国にて公開。「未来のミライ展~時を越える細田守の世界」は7月25日(水)~9月17日(月・祝)まで東京ドームシティGallery AaMoにて開催。(text:cinemacafe.net)
2018年04月25日講談社「月刊デザート」で2011年から2016年まで連載され、累計発行部数120万部を突破した那波マオ原作のの人気コミックを、中条あやみと佐野勇斗を主演に迎えて贈る『3D彼女リアルガール』。この度、佐野さんのオタクぶりが炸裂している特報、ポスタービジュアルが解禁となる。今回公開されたのは、2次元を愛する超絶オタク“つっつん”こと筒井(佐野さん)が、万引きの濡れ衣を着せられた学校一の美少女・色葉(中条さん)を助けるところから始まる特報。色葉から突然の告白を受けると、筒井は大パニックに!「一緒にごはん」「デートする」「キス」「守る」というミッションに立ち向かう佐野さんのオタクぶりに目が離せない映像となっている。また、色葉と交際する筒井を敵視するイケメン・高梨ミツヤ(清水尋也)、ミツヤに想いを寄せるキャピキャピ女子・石野ありさ(恒松祐里)、筒井の後輩で二次元オタク・綾戸純恵(上白石萌歌)、筒井の良き理解者でありオタク仲間・伊東悠人(ゆうたろう)など、個性豊かなキャラクター達も登場している。そして、併せて公開されたポスタービジュアルでは、女子の憧れのシチュエーション“壁ドン”…のはずが、色葉が筒井を逆壁ドン!楽しげな色葉と圧倒される筒井の表情にも注目だ。『3D 彼女リアルガール』は9月14日(金)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:3D彼女リアルガール 2018年9月14日より全国にて公開ⓒ 2018 映画「3D彼女 リアルガール」製作委員会 ⓒ 那波マオ/講談社
2018年04月24日「乃木坂46」の白石麻衣が、5月12日(土)の「世にも奇妙な物語 ’18春の特別編」で放送される短編ドラマ「フォロワー」で主演を務めることが決定。なお、白石さんが単独でドラマの主演を務めるのは今回が初となった。■「フォロワー」あらすじキラキラな“港区OL_ハル”こと藤田小春(白石麻衣)の週末は、流行のおしゃれグランピングで取引先のイケメン達と高級肉バーベキュー!でも、小春はイケメンそっちのけでお肉や外車の撮影に忙しくしている。というのも、小春はフォロワー数ナンバーワンを目指す写真投稿SNSの“新女王”。投稿はキラキラしたものばかりだが、実は完全にフェイクで、実際の小春はしがない印刷会社に勤め、安普請のアパートに住み、キラキラとはほど遠い生活。そんなくたびれた日々の中、唯一の楽しみが増えていくフォロワー数。特に、最近フォロワーになった“ミミ子@ど田舎”の数々の応援リプに心が救われていた。そんなある日、「港区OL_ハルVS麗しの受付嬢さゆ、どっちがキラキラ?」というアンケート対決で、フォロワーが3万しかいない“麗しの受付嬢さゆ”に負けていることが発覚。闘争心を燃やした小春は、ミミ子の応援リプにものせられ、追われるように偽のキラキラぶりがエスカレート。ところが、ミミ子からすぐそばで実際の生活を見られているようなリプが届くようになり…。すでに、三浦春馬主演のヒューマンSF作品「明日へのワープ」の放送が決定していた本番組。今回発表された「フォロワー」は、昨年「日本レコード大賞」受賞や「第68回NHK紅白歌合戦」などでも話題となったミリオンセラー「インフルエンサー」でセンターを務めた白石さんが、まさに“インフルエンサー”を目指して写真投稿SNSに奮闘するというホラーサスペンスだ。■白石麻衣、今作は「ぞっとするストーリー」今回主演が決定した白石さんは、人気女性アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活躍し、出演した『あさひなぐ』や2ndソロ写真集「パスポート」が大きな話題に。また、来週放送スタートする「やれたかも委員会」にも出演が決定している。「今回参加出来るのが夢のよう」と喜びを語った彼女は、実際に撮影してみて「(自分が演じる役)ひとりで物語が進んでいくので、撮影が始まったときはとても緊張したのですが、監督さんや周りのスタッフさんなど皆さんが優しくて、本当にあたたかい現場なので、撮影が進むにつれてリラックスして楽しんでやれるようになりました」とふり返る。白石さんが出演するのは、SNSの世界でリアルとバーチャルが交錯するホラーサスペンス。「物語とはいえ実際にありそうな話」と話す白石さんは、「でも、これが現実に本当にあったら怖い、ぞっとするストーリーだと思いました。実際に演じている側ではありますが、私自身この台本を読んだときに“これどうなるんだろう、どういうことだ?”と視聴者目線で考えてしまったほど、深いお話だと思います」とコメント。また「ラストは『世にも』らしく怒涛の展開になっています」とも明かしている。■注目は“走る”シーン?そして、「女子からしたら鼻につく、反感を買ってしまうような役」と自身の役について説明する白石さん。注目シーンについては、「小春が必至に息を切らして走っているところ」だそうで、「何で走っているかは言えないですが、そのシーンは足がもたつくくらい必至に全力で走っていて、一番頑張ったシーンでもあるので」とアピール。またお芝居に強い興味があると言う白石さん。「まだそれほど経験があるわけではないのですが、今回のような思いっきり演じられる役であったり、いままでやったような真面目な役だったり、ほかにもいろいろなキャラクターを演じてみたいので、今後もお芝居を勉強しつつ、挑戦していきたいと思います」とコメントしている。なお、本作には主演の白石さんのほかにも、都丸紗也華、内藤トモヤ、川面千晶、佐伯大地らが出演する。「世にも奇妙な物語 ’18春の特別編」は5月12日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年04月20日徳井義実、後藤輝基、指原莉乃が司会を務める日本テレビ系バラエティ「今夜くらべてみました」の4月18日(水)今夜放送回に女優の寺島しのぶ、仲里依紗、須藤理彩がゲスト出演。番組初登場となる型破りな3人がMC陣とトークを展開する。今回のテーマは「トリオ THE ハミ出す女」と題してお届け。演劇界で大御所たちに認められ、2010年には『キャタピラー』で日本人として35年ぶりにベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞するなどいまや世界的に高く評価される女優となった寺島さん。そんな寺島さんの夫はフランス人アートディレクター、日本から“ハミ出した”存在となった彼女の謎の夫婦生活を今夜大公開する。「あなたのことはそれほど」では夫の不倫をジワジワ責め上げていく妻、「ホリデイラブ」ではモラハラ夫に翻弄されながらも“正義”を貫くという“サレ妻”を演じて話題に。15歳で清純派モデルとしてデビューしたものの現在はド派手なファッションでSNSも人気の仲さんが、夫で俳優の中尾明慶とのエピソードを告白する。連続テレビ小説「天うらら」でドラマ初主演、『深夜食堂』シリーズなどで知られる須藤さんは寺島さんと大の仲良しだといい、その関係性は「ねえやん」「すどん」と呼び合うほど。そんな2人が豪快なプライベート飲み会秘話を披露する。今回のゲストの寺島さんはアメリカやフランスでも劇場公開も決定、全世界から注目される平柳敦子長編初監督作品『オー・ルーシー!』に主演。何事にも満たされない日々を過ごす43歳独り身の会社員・節子が、ふと立ち寄った英会話教室のアメリカ人講師に恋をし、東京とLAで大騒動を巻き起こす様を時に赤裸々に、時にユーモアたっぷりに描く作品となっている。『オー・ルーシー!』は4月28日(土)よりユーロスペース、テアトル新宿ほかにて公開。仲さんはピアノの調律に魅せられた一人の青年の成長物語を描く映画『羊と鋼の森』に出演。同作は山崎賢人が主演し、仲さんのほか三浦友和、上白石萌音、上白石萌歌、鈴木亮平、堀内敬子、城田優、佐野勇斗といったキャストが集結。『羊と鋼の森』は6月8日(金)より全国東宝系にて公開となる。「今夜くらべてみました」は4月18日(水)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年04月18日