意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマはテレビなどでもよく耳にする言葉、「格差社会」。***格差社会になって何が問題かというと、ひとつにはそれが原因でテロや紛争が起こり得るということです。貧困によって安定した生活を送れない。先進国の一部に富が集中し、一方で虐げられる人が出てしまう。そんな現状に不満が渦巻いているのです。私たち日本人にとっても無関係ではありません。たとえば、いまとても安く衣料品が手に入りますよね。優良企業の手厚い指導のもとで作られている場合もありますが、開発途上国の安い労働力を利用して成り立っている場合もあります。私たちの豊かな生活は、何に支えられているのか?世界に意識を向けることは大切です。民主主義は、人権を保障され、各々がそれぞれの努力によって幸せを追求できる社会です。ところが、生まれながらに貧しくて教育が受けられない。教育が受けられないから、高収入を得る仕事につけない…というふうに格差が固定化してしまう悪循環に陥ってしまうことも。格差があること自体は、「お金持ちになろう」「偉い学者になろう」と頑張るモチベーションになるかもしれません。だから、格差はあってもいいのだけれど、教育や仕事を得る“機会”は平等に与えられる社会でないといけないのだと思います。いま日本では、子供の貧困が問題になっています。一日の食費が300円という子もいます。親が働いているのに貧しいというケースが多い。表面的には衣食住がまかなえているので、「貧困」という自覚はないんです。でも、貧困はじわじわと襲いかかってきます。余裕のある人たちがサポートできるようになるといいのですが。他人事ではありませんね。◇ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2015年7月8日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2015年07月05日歌手・中島美嘉が6月9日に東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで行った全国ツアー『中島美嘉 CONCERT TOUR 2015 "THE BEST"~DEARS&TEARS~』ファイナルの模様が、WOWOWで7月12日(18:00~)に放送される。WOWOWでは、このダイジェスト映像を、同局のYouTubeチャンネルで公開。ベストアルバム『DEARS』と『TEARS』からのヒット曲満載で、独創的な演出のライブの模様が垣間見れる。7月12日の放送前の17時からは、同じチャンネルでミュージッククリップ集も放送。ライブ番組の前に、さまざまな楽曲が予習できる編成となっている。なお、WOWOWでは、加入者を対象とした、中島美嘉オリジナルミニタオルのプレゼントも実施している。
2015年07月02日意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回は、「ジェネリック医薬品」です。* **最近は病院で「ジェネリック医薬品」を選択できる機会が増えましたね。今日はその話をしたいと思います。たとえば新薬を作る場合、開発し製品化にこぎつけるまでには、莫大な研究費用と時間がかかります。それを回収するために、製薬会社は特許をとって、一定期間、その薬を独占販売します。薬の特許の期間は20年間ですが、次の薬の研究開発費もまかなわなければいけないので、新薬はどうしても高額になってしまいます。けれど、特許が切れれば、他社でもそれを真似て同じような効果の薬を作ることができる。開発費をかけないぶん、安く販売できる後発の薬のことを「ジェネリック医薬品」と呼んでいます。昨年は「バイアグラ」の特許が切れて、ジェネリック医薬品が大量に作られ、ED治療に明るいニュースとなりました。私たちにとって、薬をより安く手に入れられるのはありがたいことです。でも、新薬を開発した大手製薬会社にしてみたら、後から出た薬が売れるのは面白くない話。現在TPP協定が交渉中ですが、多くの巨大製薬会社を持つアメリカは、ジェネリック医薬品に規制をかける項目を入れているらしく、新興国の反発を買っています。実は新興国の貧困層の間では、エイズ(HIV感染症)の蔓延が深刻な問題になっているんですね。高額な治療費を払えませんから、それらの国ではジェネリック医薬品が治療を支えている状態。国境なき医師団の調査によると、新興国では2000年以降、およそ900万人もの人が、ジェネリック医薬品でHIV治療を受けたのだそうです。そのため、2000年に年間1人あたり100万円かかっていた治療費が、現在6000円にまで抑えられたのだとか。けれど、TPPの交渉次第では、今後救えない命が出てくるかもしれません。日本も今後は、高齢者の医療費負担が問題になってきます。年金も貯金も見込めない将来、医薬品が安くすむかどうかは大事な問題になってきます。TPP協定は基本、秘密交渉なので、締結するまで詳細をつかみにくいのですが、ジェネリック医薬品をめぐる動きにはぜひ注目していてください。◇ほり・じゅんジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2015年7月1日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2015年06月29日最近、手紙を書いたのはいつですか? 手軽に通信できるツールが増え、手書きの文を書く機会がめっきり減っていますが、伝えたいことを相手に深く届ける手段として、手紙は何より効果的。いま改めて、きちんとした手紙の書き方をおさらいしましょう。ビジネスマナー・敬語講師の井上明美さんが、「手紙美人」になるためのテクニックをレクチャーします!■相手の名前は上、自分の名前は下文中に自分や相手の名前を書く時、その位置を気にしたことはありますか?実は、相手の名前を行末に書くのはとても失礼なこと。「相手の名前は必ず行の上に、それに対して“私”など、自分の名前は下に来るように書くのがマナーです。さらに、相手の名前が2行に渡る“泣き別れ”もご法度。必ず改行すること」(井上さん、以下同)■目上の人には縦書きで。追伸は失礼に当たる一般的に、もっとも改まった印象を相手に与えることができるのは、縦書き&手書きの手紙。「目上の人への手紙は縦書きがベターです。また、手紙でよく使われる“追伸”の文章は、“本文中に書きもらしたことをあとから付け足す”という行為なので、改まった内容の手紙や慶弔のお知らせでは、ふさわしくない場合も」■送る前にしっかりと見直しを!言葉遣い、心遣いが肝心手紙を書くうえで、文字の読みやすさや美しさはもちろん必要だけど、一番大切なのは“心くばり”。「『心がこもっていればいい』とはいっても、その心を表すのは言葉です。うっかりミスであっても、言葉遣いや敬語表現の間違いは“相手をおろそかにしている証拠”と誤解される恐れも。手紙を送る前に何度も確認しましょう」◇井上明美さんビジネスマナー・敬語講師。「All About」では手紙の書き方のガイドを務める。『最新 手紙・メールのマナーQ&A事典』(小学館)ほか著書も多数。※『anan』2015年7月1日号より。写真・中島慶子文・瀬尾麻美
2015年06月27日巧みな語りとイキイキとした人物描写に、可愛げとブラックユーモアとを混ぜ込み、聴き手を引き込んでいく。当代随一ともいわれる人気を誇る落語家・柳家喬太郎師匠。そして、劇団「猫のホテル」を主宰し、不器用にしか生きられない人々の物哀しさを、笑いを交えつつシュールに描いてきた作・演出家の千葉雅子さん。「落語好きの演劇人と演劇好きの落語家」(喬太郎師匠談)による1日限りの落語会が催される。千葉(以降ちば):いや…もう…師匠にお稽古をつけていただけているという事実だけで胸がいっぱいです。喬太郎(以降きょん):さっきの稽古でも思ったんですが、千葉さんは上手いとか下手とかは別にして、落語をしゃべる方。最近、俳優さんが落語をやられたりしていますけれど、どうかすると落語をしゃべっている落語家を演じちゃう方が多いんです。でも千葉さんは素の千葉雅子で落語をしゃべる。だから聴いていてスッと噺が入ってくるんです。逆に、登場人物を自分に取り込んで演られるのはさすが女優さんだなと思いますし、無意識でしょうけれど場を演出しているのも感じて、こちらも勉強になります。ちば:…恐縮です。ただ、師匠にも言われましたが、私の場合、芝居寄りになると必要以上に暗くなってしまうんですよね。たぶん、演劇的リアルと落語の世界のリアルの違いなんでしょうけれど、そこは気をつけなきゃ、と思っています。きょん:でも、落語をしゃべっている姿を見ていると、本当に好きでやってくださっているのがわかるから、落語家としてはありがたいですよ。今回、千葉さんが演られる古典落語の『反対俥(はんたいぐるま)』は、前回の落語会で僕がかけた演目なんですよね。ちば:本当に無謀で…お恥ずかしいです。ただ、師匠が演られた時、こんな噺があるんだって度肝を抜かれまして。今回の演目を考えていた時に、あの時の衝撃が蘇ってきました。きょん:僕にとっても、前回千葉さんが書いてくださった噺は、ことのほか大事なネタになっています。ちば:…(ポッと赤らむ)。きょん:多分ですけれど、千葉さんと本名を含む僕自身、どっか精神構造が似ているんだと思います。バブルの恩恵を受けててもいいはずの時期に青春をおくりながら、劇研(演劇研究会)や落研(落語研究会)っていう虐げられる方向へと、自ら進んで身を投じるあたり(笑)。ちば:前回はそういう時代を共に過ごしてきた男女の約20年に及ぶラブストーリーでした。師匠が演る女性は「こういう人、いるいる!」っていう人ばかりで本当に魅力的なんで、師匠に演じていただきたくて、(今回は)たくさんの女性が登場する噺にしました。きょん:作者を前にして言うのもなんですが、相当ひでぇ噺になるんじゃないかと(笑)。でも、千葉さんの噺は、落語ってこういうものでしょって思って書いていらっしゃらないのがいいんですよね。それはたぶん、千葉さんが本当の意味での落語好きだからなんだと思うんですが。ちば:自分でも、なんでこんなに落語が好きなんだろうって思うんです。ただ、落語はすべての人に優しいですよね。失敗したり挫折したり、調子づいたりする人にも。そこに助けられたり癒されたりするんです。きょん:特に現役で演られている古典落語は、長い年月を生き残ってきたものだから、いま聴いても楽しめると思うし…(ちょっと間があって)…落語はさ、アンチエイジングにいいって書いといてくれる?◇やなぎや・きょうたろう1963年生まれ。‘89年に柳家さん喬に入門し、‘00年真打昇進。いま最もチケットの取れない落語家。初主演映画『スプリング、ハズ、カム』が公開準備中。◇ちば・まさこ‘62年生まれ。劇団、猫のホテルを主宰し、作・演出を手がけるほか女優としても舞台や映像で活躍。12月に劇団公演『高学歴娼婦と一行のボードレール』を控える。◇6月24日(水)昼の部14時開演、夜の部19時開演新宿・紀伊國屋ホール全席指定3600円(税込み)サンライズプロモーション東京TEL:0570・00・3337(10:00~18:00)※『anan』2015年6月24日号より。写真・中島慶子文・望月リサ
2015年06月22日意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回は、「日経平均株価」です。* **ニュースのなかで「1ドル●円●銭」という為替レートとともに「日経平均株価(略称:日経平均)」が発表されますね。これは株式相場の流れを表す指標の一つ。東京証券取引所の第一部に上場している企業、約1700ある銘柄のうち、食品や電機、自動車など、様々な業種から代表的な225銘柄を選んで平均値を出したものです。日本全般の株の動きをみるための指標なので、株価の値動きのより激しい大企業をセレクト。トヨタやユニクロのファーストリテイリングなど、おなじみの企業が含まれています。同じような場面で「TOPIX(トピックス)(東証株価指数)」という言葉も耳にしますね。こちらは約1700の株価や株の発行数を基に計算しています。ですから、1~2の銘柄が急激にアップダウンしても、数字にはあまり反映されません。ざっくり言うと、日経平均株価が上がれば、日本の大企業の調子がいいことを示し、その株を持つ投資家たちは儲けて大喜び、というわけです。「日経平均株価が上がる=景気回復」とよく言われますが、投資をしていない人にとっては、なかなか実感しにくいですね。日経平均はここ数年、上がり続けていますが、儲けているのは一部の投資家と大企業だけで、一般のサラリーマンにまで恩恵が回っていないのが実情。また、安倍政権はいま、デフレから抜け出すための政策として、物の値段を引き上げています。「物価を上げる→企業の収益が増える→給料が上がる」というのを見込んでいるんです。ところが、まだ給料アップに到達せず、物価だけ上がっているので、家計は実質苦しくなっています。日本経済を支える大企業は、主に輸出が中心です。政府は日本経済を活性化させるために、輸出に有利な円安に傾く政策をとっています。大企業にとってはありがたい話ですが、円安になると逆に輸入品が高くなります。日常生活でも、輸入品に頼りがちな食品やガソリンなどが値上がりしますので、これも市民のお財布には痛い!日経平均が上昇しているのに、我が家の景気回復にはならず、一部の投資家に富が吸い寄せられている。これは格差問題にもつながっているんです。◇ほり・じゅんジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2015年6月24日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2015年06月20日占い鑑定歴は20年以上、“川崎の父”として人気の占い師、高橋伸齋(しんさい)先生。実は、2013年に中国の西安で開かれた「西安周易世界大会」で金賞を受賞したすごいお方!そもそも、占いに世界大会があることが、びっくりですが…。高橋先生、大会はどんな経緯から参加されたのですか?「ある日ここに中国の方の代理人がやってきて、“占いの世界大会があるからぜひ参加してほしい”って、突然言われたんです。そりゃ驚きましたよ、なんで私?って。結局、相手を信用できず、直接中国まで下見に行ってしまいました(笑)」大会は、中国の伝統的な占い“易占”の実技と、あらかじめ提出した論文の審査で順位がついた。参加したのは300人あまり。主に中国人でしたが、なかにはアジアの他の国やアメリカからの参加者もいたとか。「中国が認めている大会なので、私の金賞は、一応習近平さんのお墨付き(笑)。だからといって、特に何がどうってわけではないですが、それがきっかけで鑑定に来てくれる人がいたり、取材が来たり。人生っておもしろいもんだと思います」◇占いの館 MOON易占¥5,000、手相¥3,000など。初回は易占と手相がセットで¥5,000に。神奈川県川崎市川崎区本町7川崎モアーズ4FTEL044・200・465710:00~21:00(最終受付20:30)無休※『anan』2015年6月24日号より。写真・中島慶子(高橋伸齋先生)
2015年06月19日意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。第6回となる今回は、いつの世も絶えない「政治献金」の問題についてです。***ロッキード事件やリクルート事件をはじめ、「政治と金の問題」、企業と政治家の癒着は昔から取り沙汰されていますよね。日本には、アメリカのように“個人が政治家に寄附をする”という習慣はあまりなく、企業が献金(寄附)をするというのが主流です。そうなると、お金でバックアップしてくれた特定の企業には、その企業にとって有利な政策を通してお返しをする、というような“利益誘導型”の政治が起こりやすくなってしまうんですね。現在は「政治資金規正法」という法律で、企業が政治家に対して直接お金を渡すことは禁じられています。ただ、政治団体を通じて寄附をすることはできるんです。そもそも国会議員ってどれくらいのお給料をもらっていると思います?年間約2000万円の給与に加え、交通費や通信費として1年に1200万円の手当が出ます。さらに、3人の秘書を公費で雇うことが許されています。政治活動にはそれでもお金が足りないというので、不正な金の受け渡しを防ぐために、国民 1人当たり250円ずつ「政党助成金」というものを支払っています。それは総額にすると320億円(!)あり、各政党の議席数に合わせて振り分けられているんです。3月には安倍総理が、国の補助金を交付することが決まっていた複数の企業から事前に寄附を受けていたことが発覚しました。これは補助金をもらうための賄賂のようなものになるのでは、と問題になりかけたんですね。ところが、総理の「交付対象に決まっていたとは知らなかった」という一言で、あっさり許されてしまったんです。法律で規制されているものの、法案自体、当の政治家本人たちが作っているのでどうしても自分たちに甘い部分が出てきてしまうんですよね…。だから政治家の金に関する規制法案は、政治家本人ではなく、国会の外で作る必要があります。さらに、企業に監査法人が入って会計を厳しく調査するのと同じように、政治家にも、公平にチェックをする第三者を入れるというのが必要だと思います。そういう新たな仕 組みを作らないと、献金問題は改善されないのかもしれませんね。◇ほり・じゅんジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2015年6月17日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2015年06月15日時間をかけずにあと一品欲しいときこそ、電子レンジの出番!サラダに煮物、肉や魚を使った副菜まで、電子レンジだけでできる、絶品夏レシピを料理家・星谷菜々さんが教えてくれました。■あさりとクレソンのスープ【材料】(1人分)あさり(砂抜き済みのもの)…150g、クレソン…1/2束、水…150ml、酒…大さじ1、ナンプラー…小さじ1/2くらい、レモンの輪切り…1枚、ごま油…少々【作り方】(1)あさりは貝同士をこすり合わせてよく水洗いする。クレソンは茎は小口切りに、葉はざく切りにする。(2)耐熱容器にあさり、水、酒を入れ、ラップをぴったりとかけてレンジで3分加熱する。(3)ラップをはずしてクレソンの茎を加え、ナンプラーで味を調える(あさりの塩気によって分量を調整)。(4)器によそい、クレソンの葉、レモンをのせ、ごま油をかける。■おからのタブレー風【材料】(1人分)きゅうり…1/3本、香菜…2本、おから…50g、<A>ホールコーン(缶)…大さじ3、レモン汁…小さじ1、オリーブオイル…大さじ1/2、塩・こしょう…各適量【作り方】(1)きゅうりは1cm角に切る。香菜はざく切りにする。(2) 耐熱容器におからを広げ入れ、そのままレンジで1分加熱する。ヘラで1分ほど混ぜながら水気を飛ばす。(3)(2)にAを混ぜて味を調え、(1)を加えて和える。◇料理家・星谷菜々さん毎日作りたくなるシンプルな料理やお菓子が人気。最新著書『フルーツスイーツダイアリー』(グラフィック社)が7月に発売。お菓子教室も開催する。◇焼く、煮る、蒸す、揚げるの調理がこの一台で。スチームオーブンレンジ ビストロ NE‐BS1200オープン価格(パナソニックお客様ご相談センターTEL:0120・878・365)※『anan』2015年6月17日号より。写真・中島慶子構成、文・野村紀沙枝
2015年06月14日レンジを賢く利用して、時間をかけずに作りたい。下ごしらえにレンジを使わないのはもったいない!時間の短縮になる裏ワザに早速チャレンジしましょう。■裏ワザ1:トマトの湯むき十字に切り込みを入れたトマトを水にくぐらせ、耐熱容器に。ラップをふわりとかけて1分ほど加熱。その後、冷水につけると驚くほど簡単に皮がむけます。加熱後は、冷水で冷やしながらむくのがポイント。■裏ワザ2:乾物を戻す戻す工程に時間がかかる乾物こそレンジで時短。耐熱容器に、乾物とかぶる程度の水を入れてラップをかけ、3分ほど加熱。5分ほどおけば、戻しが完了。ひじき10gにつき、水は1カップが目安。■裏ワザ3:豆腐の水切り耐熱容器に豆腐1丁を入れ、そのまま2~3分加熱。キッチンペーパーで豆腐を包み、その上に重しのお皿をのせて5分ほどおけば、簡単に水切りの完成。豆腐の上にのせる重しは普通のお皿でOK。■裏ワザ4:ニンニクの臭み取り刺激臭が強いニンニクの臭み取りにもレンジが活躍。薄皮をつけたままのニンニク1片をラップで包みレンジで30秒加熱。ツンとした刺激臭がやわらぎます。■裏ワザ5:肉や魚をふっくらと一気に熱が通るレンジ調理では、肉や魚は水分が抜けてパサつきがち。そこで、加熱時間を短めにして余熱でじっくり蒸らせば、コンロで調理したような味に。ラップをかけたまま2~5分置くだけで余熱完了。■番外編:上手に解凍できる冷凍のコツ解凍上手になるには、冷凍方法から見直しを。肉は厚みを薄く均一にし、ラップに包んで冷凍を。肉の厚みを一定にすることで熱が均一に行き渡る。これだけでレンジでの解凍もムラになりにくく失敗知らず。◇電子レンジでの加熱は全て600Wです。※『anan』2015年6月17日号より。写真・中島慶子構成、文・野村紀沙枝
2015年06月14日あつあつごはんに具をのっけるだけで完成!その手軽さで以前『anan』の特集でも好評だった“のっけるだけ”シリーズです。いつも冷蔵庫にある食材同士の絶妙な組み合わせや、ひとつの丼で広がるいろいろな食感や風味を楽しんで。小どんぶりレシピを教えてくれたのは、イベントなどでも活躍中のフードユニット・つむぎやさん。おいしく作るポイントは、主役以外の香味野菜や香辛料。香り付けや食感の決め手だから、レシピ通りにね!鉄板コンビから意外な組み合わせまで!全部食べた~い!■豚しゃぶキャベツトマトごまだれトマトの酸味とごまだれの甘みが絶妙。夏らしい、さっぱり冷しゃぶ丼。【作り方】(1)トマト1/2個をすりおろし、市販のごまだれ大さじ2、醤油大さじ1と混ぜ合わせてタレを作る。(2)豚しゃぶしゃぶ肉4枚、キャベツ1枚分の千切りをさっとゆで、ザルにあげ、タレと絡ませる。(3)ごはんの上に味噌小さじ1をぬり、肉とキャベツをタレごとのせる。■生ハムパクチー生ハム&ピーナッツとごはんの予想外の好相性にびっくり!!【作り方】(1)ちぎった生ハム30g、1cm幅に刻んだパクチー2本分をごはんにのせる。(2)フライパンにごま油小さじ1/2を入れ、刻んだピーナッツ10g、みじん切りにしたにんにく1/2かけ分を炒め、火を止めてからオイスターソース小さじ1/2をからめて、ごはんにかける。■しらすとアボカドしらすとアボカドの黄金コンビには、ポン酢とわさび醤油が鉄板!【作り方】(1)角切りにしたアボカド1/2個分をポン酢、わさび醤油各大さじ1/2で和える。(2)ごはんの上にアボカドをのせ、しらす大さじ2強をのせる。◇つむぎや金子健一、マツーラユタカのフードユニット。雑誌や料理教室、イベントやケータリングなどで幅広く活動。新刊『らくらく!和食パスタ100』(主婦と生活社)も好評。www.tsumugiya.com/※『anan』2015年6月17日号より。写真・中島慶子
2015年06月14日意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回は、最近よく耳にするあの言葉です。***「コンプライアンス」とは日本語に訳すと「遵守(じゅんしゅ)」。最近、よく話題にされる「企業コンプライアンス」というのは、「法律や企業の法令、ルールを守る」という意味なんです。なぜ、企業のコンプライアンスが急に厳しく問われるようになったのでしょうか?実はこれに違反することで、企業が信用をなくし取引先を失ってしまい、倒産に追い込まれるケースが増えてきたからなんですね。帝国データバンクという企業情報を調査する会社が、毎年コンプライアンス違反が原因で倒産した会社がどのくらいあるのか、10年前から調べています。それによるとその数は増え続けて、昨年度は過去最多の219件にまで上りました。企業の法令違反というと、会社の金の使い込みなど、大きな罪を想像しますよね。でも、本人の悪気がまるでないのに引っかかってしまうケースもあるんです。たとえば、社内で残業が禁止されているのだけど、期日に仕事が間に合わない。会社のPCは持ち出せないので、個人のUSBにデータを入れて持ち帰り家で仕事をした。ところがそのUSBを失くしてしまった!中には顧客データが入っており、個人情報の流出に…。意外とありそうな話じゃないですか?もっと細かい例を挙げると「会社のコピー機を使って、友人の結婚式の2次会会場の地図をプリントアウトした」というのも、会社の機材を私的に使ったわけですから、コンプライアンス違反になってしまいます。企業は、不祥事が起きたらすぐに公表し、対処しなくてはいけません。とくに上場企業は、その対応を怠ると投資家から「不祥事を隠蔽した」と責められ、大問題になるので、徹底的にクリーンであるよう努める必要があるんです。不祥事を未然に防ぐために、最近ではコンプライアンスについて学ぶ特別社員研修を組む会社が増えています。けれども社内ルールが厳しくなることで、働く側が多少窮屈に感じる、という部分もぬぐえませんね…。もしコンプライアンス違反をしてしまうと、最悪の場合、職を失うこともあるので、会社の内規をきちんと見ておくのも大事です。◇ほり・じゅんジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2015年6月10日号より。写真・中島慶子取材、文・望月リサ
2015年06月08日河瀬直美監督の映画『あん』で主演を務めた樹木希林さんは、ごく自然体で演技と向き合っているような印象を受ける。今回は、いつも人前に立たねばならない芸能という仕事について、樹木さんに詳しく聞いてみた。***――『あん』では、お孫さんの内田伽羅(きゃら)さんと共演されています。樹木さんは、若い俳優さんの演技にも厳しいと言われていますが、伽羅さんに対しては何かおっしゃったりされましたか。自分のことで精一杯だったから、人の芝居まで考えていられなかったのよ。若い人に厳しく言ってたのは、40代の頃まで。事務所が売り出そうとしている“化粧と挨拶が第一”みたいな人ばっかりだと、そりゃあ文句も言うわよ。第一、当時は若い人に限らず、上から下までなぎ倒してたからね。でも、いまはもうそんなエネルギーがなくなっちゃった。ある意味、それは体力がなくなった賜物ね。――伽羅さんの出演は、樹木さんからの提案だったそうですね。実年齢と同じ14歳の役で、私の14歳の頃も演じることになっていたから、じゃあ血縁者のほうがいいんじゃないっていう軽い気持ちだったのよ。でもそのせいで過酷な思いをさせちゃった。河瀬さんからの要望で、撮影の間ずっとアパートでひとり暮らしをさせられたのよ。孤独だったと思うけれど、こちらがオーディションに応募したんだから文句言えないし、私は現場で接触しないように言われていたから話も聞いてあげられなくて。ただ試写を観たら、あの年にして周りから突き放された孤独感が出ていて、貴重な経験をさせてもらえたことに感謝しましたね。――樹木さんは、いわゆる芸能界的なものがお好きじゃない印象だったので、お孫さんを芸能界に誘われたというのが意外でした。好きじゃないっていうのとは違うのよ。魑魅魍魎の面白さは好きなんだけれど、その渦の中に混ざってしまうと情けないなって思うのね。今回は、河瀬さんという監督だったというのが大きいわね。あの人は、非常に真っ当なものの考え方をする人で、損得で豹変したりしないの。ブレない憎らしさもあるけれど、人間としては信用できるのね。それに、このまま彼女が女優を続けるとは思わないし。――では、もし、女優になりたいって言われたら?それはそれ。もともと遺伝子がそういうものだから、仕方ないわよね。芸能人であるがゆえの得も、芸能の家に生まれた面白さもあるけれど、損もあるわけじゃない。その意味合いを承知してるんならば、反対はしないわよ。――確かに、芸能人はプライベートまで公にされる損があります。ただ樹木さんはそれを隠そうするどころか、自ら話すわけですから、肝が据わっていらっしゃるなと。昔は(プライベートを報道されることを)損だと思っていたのよ。でも、そのことによって自分を客観的に見られるから、損じゃないのよ。人の目に立つところに出れば、裏側も見られるのは当たり前のこと。人前に出るっていうことには責任もあるし、そんな生易しいもんじゃないと思うのよ。――全身癌を公表されていらっしゃいます。こんなことを伺っていいのかわからないですが…。いいのよ。何でも聞いて。――死を意識される状況になって、残りの人生をこう過ごしたい、と思われることはありますか。差し当たってはないわね。いま、マネージャーはいないし、車も自分で運転している。私が役者をやめても迷惑を被る人がいないから、自由に考えているのよね。人が生きるのに必要な方丈(1丈=約3m四方の部屋)があって、そこから椿が落ちたり桜が咲いたりするのが見られる庭も作ってあって、それでもう十分。――そういえば、お宅拝見が趣味だそうですね。この家も…。お宅というより物件が好きなの。ここのインテリアは全部寄せ集めで、テーブルは平幹二朗さんからのもらい物。粗大ごみから拾ってきたものを、オイルステインを塗って使っていたりもするんだから。――オイルステインなんて言葉をここで聞くとは思いませんでした。自分のことはね、自分でやるのよぉ~。とくに役者はそうじゃないと。だって、普段から付き人がついて運転手が現場まで送ってくれて、ヘアメイクやスタイリストが付いているのが当たり前って…それで本当に生きた人間を演じられるの?って、私は思うのよ。◇きき・きりん文学座を経て、ドラマ『寺内貫太郎一家』で演じた老婆役が話題に。’86年のNHK連続テレビ小説『はね駒』でヒロインの母を演じ、芸術選奨文部大臣賞。以降、数々のドラマや映画で高い評価を受ける。映画『駆込み女と駆出し男』『海街diary』など、出演作の公開が相次ぐ。※『anan』2015年6月10日号より。写真・中島慶子取材、文・望月リサ
2015年06月08日意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」が今回からスタート。第4回のテーマは「21世紀の資本」です!***600ページを超える、分厚い経済の専門書が、世界10数か国で100万部以上売れているのを知ってますか?それが、フランスの気鋭の経済学者トマ・ピケティの書いた『21世紀の資本』。ピケティは1月に来日して、テレビや雑誌を賑わせていましたよね。彼は、みんなが薄々感じていた、“社会の格差が年々開いている”ということを、明らかにしたんです。彼が、20か国以上の税務データを200年分集め、15年かけて検証した結果わかったのは次のこと。汗水垂らして働いて「勤労所得」を得るよりも、投資や資産運用で「不労所得」を狙ったほうが儲かる。つまり、資金のある人ほどお金を殖やすことができるので、お金のある人とない人の格差が、開いていく一方になるということです。金融の電子取引が発達し、1クリックで株や為替の売買ができる現在では、世界中のお金が瞬時にかけめぐるようになっています。そして大手の証券会社は、ギャンブル性の高い金融商品をこぞって開発しています。それが歪んだ金融資本主義を招いてしまっていると、ピケティは考えました。格差社会を証明する衝撃的なデータもあります。2010年の時点で、アメリカでは上位1割の高所得者が、国の約半分の利益を独占しているそうです。日本でも10%のお金持ちが、国中の4割の富を握っています。今後はさらにその傾向が進み、1%の富裕層が国の半分の資産を持つことになるだろうともいわれています。ちなみに、それに対してピケティが提案しているのは、高所得者に対する課税方法を変えて、格差を食い止めるということ。ただ、これを1国が単独で行うとなると、その国の経済を支える資産家が一気に別の国に逃げてしまうことになりかねません。そこで、世界で足並みを合わせて、同時に税法を変える必要がある、と言っています。いずれにしても、格差はすでに差し迫った問題。このまま進行すると、経済状態によって教育を受ける機会が失われたり、住むエリアが決まってしまったりすることもありえます。ピケティの構想にも賛否両論ありますが、国のかじ取りを見守りたいところです。◇ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2015年6月3日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2015年06月02日意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは、オバマ政権です。***ご存じ、バラク・オバマ大統領は、第44代アメリカ合衆国大統領。民主党に所属していて、リベラルでクリーンなイメージで知られています。2009年、黒人のオバマ氏が大統領になったことは、民主主義国家アメリカの底力を表す画期的な出来事で、世界的にもとても歓迎されました。彼はアメリカに今でも残る人種差別 や、そこから生まれる経済格差を改善することを掲げて、大統領に立候補しました。支持者からの寄付も、オバマは大企業だけじゃなく、個人の10ドルの寄付も受け取れるようにして、「個人の声が届く政治家」であることをアピール。そして、経済的な不安を抱えている人たちの支持を集めました。オバマが行った政策で代表的なのは「オバマケア」と呼ばれるもの。アメリカは日本と違い、国民全員が保険で保障されているわけではありません。お金のある人は自分で保険に入るから問題ありませんが、貧しくて保険に入っていない人は、いざ病気になったとき、高い医療費を自分で払わなければ なりません。「オバマケア」は、そういった人たちも、保険で医療を受けられるようにするシステムでした。他にも、オバマは失業率を下げたし、 国の借金も3分の1くらいまで圧縮したし、数字上の成果は一応挙がっているのです。でも、実は多くの国民の実感はそうじゃないんですね。「格差が縮まらないし、お給料は上がらないし、 景気が回復しない」と、不満が募って います。「オバマケア」にしても、その資金源は税金ですから、国民の負担は増えているともいえます。こうして支持者が離れ、対抗勢力の共和党が勢力を拡大。共和党は、オバマケアをすぐにやめるべきだと主張しています。アメリカは上院下院の2院制なんですが、昨年の選挙で、ついに両院ともが共和党の勢力になってしまいました。だからオバマが政策を議会にかけても承認されないという状態になっていて、これは来年の退任まで続くことになりそうです。アメリカが今後どうなって いくかは、日本にも大きく関係することですから要チェックです。オバマの失墜にも大きく関わる、格差社会の問題については、次回にお話しします!◇ほり・じゅんジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2015年5月27日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2015年05月21日数多くの番組MCを務めていた絶頂期から一転、約10年もの間お茶の間から姿を消していたヒロミさん。再び注目を集めている今、久しぶりに戻ってきたTVに対する思いを聞いた。 ――実際に10年間テレビから遠ざかってみて、どうでした? 俺みたいなのはね、10年くらい休んだほうが、ちょうどいいの。がむしゃらに走りすぎてたなって思ってたし、周りにも「お前、生き急いでない?」って言われたりしてたからね。26歳で会社を立ち上げるのもそうだけど、みんなより一歩先に経験することが多かったから。休んで趣味の時間が持てたのも、良かったなって思うし。誰でもさ、仕事がうまくいかないときってあるじゃん?そういうときは一度、自分は今ダメだって認めないといけないと思うんですよ。自分が売れてないと把握するというか。そうしないと、次が始まらないんです。辞めているんだか辞めてないんだか、売れているんだか売れてないんだかって、自分でよくわかってない状況だと進むに進めませんよ。世間的に売れていないのに態度だけは売れている風の人とか、嫌じゃない?痛いじゃん。自分を俯瞰で見る視点は持ってないとダメだとは思うよ。 ――このままテレビに出られなくてもいいと思ってたんですか? うん、俺ってさ、ちょっと人生ついていて、芸能人をやらなくなって他の事業を始めたんだけど、それなりにやっていけたんですよ。食べていけるし、楽しいからいいかなって。普通、芸能界に入ったり起業をしたりしても、そんなにうまくいく人ばかりじゃないでしょ?人生、どん底に堕ちる可能性だってあるわけですよ。でもね、俺ってキャラクター的にクスリで逮捕されたりしそうじゃない?(笑)そういう、みんなが“あぁ~、やりそうだね”って想像できる堕ち方だけは絶対にやめようと思ってましたけどね(笑)。 ――事業もうまくいっていて、満足な生活を送られていたのに、どうしてまた芸能界へ? 本当にそのまま辞めてもよかったんだけど。でもわざわざ“辞めます”宣言をする必要もないし、テレビに出ること自体は嫌じゃないから、言われたら出るしね。でもね、いつか誰かが、俺のことを必要としてくれる時代がくるんじゃないかって思っていた部分もあるんだよ、どっかで。テレビを見ていても“俺だったらこうやるのに”とか“へたくそ!”とかさ(笑)、芸人じゃなく視聴者としていろいろ考えたりもしてたし。そんなふうにしていたら、ママ(妻の松本伊代さん)は芸能活動をしていて、彼女へのコメントで出演したりするうちに、またオファーが来るようになった。自分では俺の何がおもしろいんだろうって思ったけど、呼ばれたら出るからね。 ――10年ぶりのテレビはどうでしたか? しばらくやってないから“本当にできんのかな”って気持ちはあったよね。野球でもさ、現役の人と休んでいた人が一緒にプレーしたって無理じゃない?テレビの前で文句は言えても、いざ実際に出てみたらどうなるかわからない。でもね、自分がバリバリの現役の人たちと闘えるのかどうか、試してみたい気持ちがあったんだよね。実際に出演してみて、勝ったか負けたかはわからないけど、まぁ、一応勝負はできたんじゃないかと。きっと周りもそう思ったからオファーをくれているわけだから。取りあえず、オーディションには合格したのかなって。でもね、10年間休んでいたおかげで、一視聴者としての視点が身についたことは、今の俺の強みだと思うよ。昔ならキャラクター的に恥ずかしくて言えないことも平気で言えるし、それに朝の番組に出させてもらってるけど、若いころだったら絶対に断ってるもんね。それが“おはようございます!”なんて言ってるわけですから。そんな自分を“年とったな”って思うけど、視聴者の人もそのくらいの俺がちょうどいいのかもしれないね。 ――では、これからもテレビに出続けたいですか? オファーがある限り出続けますよ。若い人たちの番組に出て、いいスパイス役になることもあるだろうしね。たまに自分の冠番組にしか出ないという人もいるけど、そうはなりたくないな。そうじゃなくて、みんなで昔みたいにワイワイできればいいなって思うよね。俺たちの世代の芸人には、そういう気持ちが残っている人が多いと思うんだけどな。 ◇ヒロミ1965年2月13日生まれ。東京都出身。1986年にデビット伊東、ミスターちんとともに、B21スペシャルを結成。『タモリのボキャブラ天国』(フジテレビ)や『8時だJ』(テレビ朝日)、『モグモグGOMBO』(日本テレビ)など、数多くのバラエティ番組でMCを担当していた。 ※『anan』2015年5月27日号より。写真・中島慶子ヘア&メイク・MIKA(augment)インタビュー、文・重信 綾
2015年05月20日今年度のシリーズテーマ 「ボタニカルに暮らす」11月27日(木)、魅力的に暮らす女性のためのコミュニティ・札幌パークホテル「中島公園倶楽部」がオープンする。「中島公園倶楽部」では、幅広い分野のセミナーやワークショップなどを開催していく予定で、2014〜15年シーズンのシリーズテーマ は、草花の不思議なチカラやヒーリング効果に着目する「ボタニカルに暮らす」となっている。11月27日は、フランス式フィトセラピー11月27日(木)開催のセミナーは、フィトテラピー(植物療法)・森田敦子さんによる「女性が美しくなるために」フランス式フィトセラピーを用いたアンチエイジングケアとデリケートゾーンケア(プレスリリースより)についてのセミナーだ。18時30分スタートで参加料は3500円となっている。また、来年1月13日には、「ベトナム女性の若さとキレイの秘訣」顔ツボ療法ディエンチャンで魅力アップ(プレスリリースより)が予定されている。今後の詳細スケジュールは「中島公園倶楽部」公式サイトに掲載されていくので、興味のあるセミナーやワークショップに是非ご参加を。アクセスは、地下鉄南北線「中島公園」駅より徒歩すぐだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・中島公園倶楽部
2014年11月10日元オセロの中島知子と浜崎あゆみの元恋人の内山麿我が10月8日(土)、東京都内劇場で映画『東京~ここは、硝子の街~』の公開初日舞台挨拶を行った。中島さんは、遠距離恋愛中の恋人との関係を聞かれると「結婚に切羽詰まっていますので、年内に何かあるならば、頑張りたい」とゴールインを狙っているようだが、「でも、彼は忙しい人なので…。応援してくださいね、その時は私一人で囲み取材してください」と鼻息を荒くしていた。同作は、様々な人間がうごめく大都会を舞台に、20年前に起きた殺人事件を巡る愛憎劇を描いたミステリー。カナダで行われた第38回モントリオール世界映画祭で公式上映されたほか、2015年には米・ニューヨークの劇場での上映も決定している。本格的演技初挑戦で韓国人俳優・JKと男同士の濡れ場に挑んだ内山さんは「JK君とは会って5分後に『じゃあ、脱いで』みたいな。スタッフから前を隠すためのタオルを渡されて、恥ずかしいと思ったけれど、カメラが回ったら役に入り切った」と気合を伺わせ、「濡れ場は僕とJK君のチャンバラみたいなものなので、体一貫体当たりで楽しみました」とやり切った表情。「今回は(自分の)濡れ場のニーズがなかった」という中島さんも「何が綺麗って内山さんの背中。それにJKも中世的な魅力全開でいやらしかった。少年と荒々しい男の濡れ場は、女性としても惚れ惚れ。女性陣は癒されるはず」と大絶賛でアピールしていた。寺西一浩監督からも「(内山さんは濡れ場に)慣れていたので、すぐに終わりました。前張りもなく、そのままで『もう、やっちゃって』という事で。濡れ場が上手かったので、次の作品でも濡れ場をやってもらいます」と気に入られた内山さんは「もう濡れ場専門、濡れ専です」と“濡れ場専門俳優”への開眼を宣言していた。『東京~ここは、硝子の街~』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2014年11月09日映画『綱引いちゃった!』が11月23日(祝・金)に公開を迎え、主演の井上真央を始め、松坂慶子、玉山鉄二、浅茅陽子、西田尚美、ソニン、渡辺直美、中鉢明子、水田伸生監督が都内劇場で舞台挨拶に登壇した。かつては正式オリンピック競技だったこともある綱引きを題材にした本作。大分市のPR、市の給食センター存続を目的に綱引きに励むことになった8人の女性たちのドラマをコミカルに描き出す。昨年11月に大分で撮影が行われたが、井上さんは「1年前にみんなで綱引きを頑張って、その後もいろんな方の力をお借りしてここまでたどり着けたと思います」と公開に万感の思い。この日も壇上では映画さながらにワイワイガヤガヤと賑やかに語り合うチーム“綱娘”たちの姿が見られたが、井上さんは「最初からこのままの感じでいろんな話をしたりしました。みんなが揃うと女子高のようで楽しかったです」と笑顔を見せた。綱引きのコーチを務めるシイタケ農家の青年を演じた玉山さんは「“シイタケボーイ”の玉山です(笑)」と挨拶。「普段はトリッキーで毒のある役や二枚目の役が多いんですが(笑)、今回は日々ものすごく役作りを頑張ってシイタケボーイになりました。感無量です」とおどけて笑いを誘っていた。女性陣の中で男性一人とあって、さぞや居心地が悪かったかと思いきや「僕は姉が3人いて、女性のキタナイ話は聞いて慣れてます」とケロリ。「渡辺さんのワキ汗がひどくて、バスで1時間ワキ汗の話を聞かされたこともありました」と“告発”し客席は笑いに包まれた。その渡辺さんはビシッと決まった(?)派手な衣裳で登場し「“女優”の渡辺直美です」とアピールするも、さっそく玉山さんから「ちょっとポップなバスガイドという感じ」とツッコミが…。「シリアスなシーンが多くて…」と現場で体感した役柄へのアプローチの難しさを明かすも、共演陣は一様に首をかしげる。さらに井上さんから「泣くシーンで笑ってスタッフさんに怒られていた」と暴露され苦笑いを浮かべていた。西田さんは難しい年頃の息子に悩む母親を演じたが「息子がすごくかわいくて、演じながら泣きそうになっちゃって『泣いちゃいけない!』と思いながら演じたことを鮮明に思い出しました」と感慨深げに語った。この日は大分を舞台にした『綱引いちゃった!』にちなんで、登壇陣一人一人が、特定の場所を舞台に「○○を○○しちゃった」という次回作の構想を発表する「大喜利」を開催。登壇陣からは「なぜここで大喜利!?」とムチャぶりに対してブーイングも出たが、さすが個性豊かな“綱娘”&シイタケボーイの面々とあって、次々と珍解答が飛び出した。「(日本で最も訪問客が少ないとされる)島根を舞台にゴスペル合唱団を組んで『韻ふんじゃった!』」と提案したのは中鉢さん。最近、釣りにハマっているという浅茅さんは、自身の出身地・静岡を舞台にした『アジ釣っちゃった!』を希望。玉山さんは「マグロ漁船で『ツナ釣っちゃった!』がいい。井上真央主演で健気に彼女を待つ夫役を演じたい」と配役の希望まで伝える周到ぶりを見せた。劇中の自身の「ムラムラしてきた」というセリフが気に入ったという松坂さん。ちなみにこのセリフに関しては、松坂さんに井上さんの母親役をオファーする前に監督やスタッフが「このセリフを理由に松坂さんに断れらるのでは?」と懸念し、会議まで開かれたとか。だが、予想に反して松坂さんにとっては「かなり好きなセリフ」になったという。そんな松坂さんは“ムラムラ”するような作品を作るべく「みんなで草のスカートにココナッツブラをして、ワイキキで『フラしちゃった!』がいい」と提案した。井上さんは「次にやるなら芸人さんの役をやりたい」と語り、「『(ヨシモト)∞ホールでネタ披露しちゃった!』でどうですか?」と希望を発表。「チケット売ります!」とやる気満々だった。『綱引いちゃった!』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開© 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月23日今年、公開された映画の中で「ベスト親子賞」を選ぶなら井上真央と松坂慶子が『綱引いちゃった!』で演じた娘と母は有力候補となること間違いなしである。井上さんにとってはNHKの連続テレビ小説「おひさま」後に出演した最初の作品。「おひさま」では愛情あふれる家族の絆が描き出されたが、本作でも母と娘の2人ながらも「おひさま」に負けず劣らず温かい親子の姿が映し出される。かつてはオリンピックの正式種目だったという歴史を持つスポーツ“綱引き”を題材にした本作。「いつかご一緒させていただきたいと思っていたけれど、初共演でまさか一緒に綱を引くことになるとは…(笑)」とふり返る松坂さんとの共演を始め、大分で行われた撮影、本気で挑んだ綱引きなどについて井上さんが語ってくれた。井上さんが演じた千晶は大分市の広報課職員。市長の命令で市のPRを目的に女性だけの綱引きチームを結成する。「最初は綱引きと聞いて、スポ根映画をイメージして、綱引きをガムシャラにやる汗と涙の結晶という感じだろうと思いましたし、映画になるのかな?という思いもありました」と井上さんはふり返る。千晶という役柄については「私と結構、近かったかもしれない。だからこそ難しかったのかな?」とも。だが「役づくりは、綱引き!」と語る通り、役の内面については事前に作り込むことはせず、現場で方向性を決めていったという。「千晶を明るく演じるのか?それともしっかり者のキャリアウーマンとして演じるのか?すごく難しかったですが、ずっと大分にいて大分弁を話す中で段々と『こんな感じかな』という形が出来上がっていきました。何より、綱引きを一生懸命やって技術がアップしてチームも一つになっていく過程が、お芝居にリンクしていけばいいなと思っていましたので。だから現場では、いかに姿勢を保つかとか、どうやって綱を引っ張るかといった話し合いをみんなでしていましたね」。ちなみに綱引きのシーンに関しては「全てガチです!」。劇中のチーム「綱娘」さながら毎日トレーニングを積んで撮影に臨んだ。「最初にみんなで大会を見に行ったら、想像以上にパワフルで地面に着くんじゃないかってくらい低い姿勢なんですよ。松坂さんも最初、綱引き部分にはスタントがいると思っていらしたみたいです(笑)。『あの姿勢を?』と思いつつやってみたら、1人や2人で引くのと8人で引くのとでは全く違って、体力だけでなく全員で息を合わせる大変さがありました。やっていくうちに1日でも綱を引かないと落ち着かなくて(笑)、感覚を忘れないよう『早く引きたい!』って気持ちでした」。「相当、インパクトのある作品じゃないと『おひさま』の陽子役は抜けきらないと思った」という井上さんは、『舞妓 Haaaan!!!』や『なくもんか』といったコメディ映画を世に送り出してきた水田伸生監督の下で新たなスタートを切った。千晶はどちらかと言えば、周囲のボケにビシバシとツッコミを入れる役柄だが、水田監督が求める独特の笑いを存分に楽しんだようだ。「水田監督は結構、その場で思いついたことを提案して、たまたま見た人がクスっと笑ってしまうような小さな笑いを散りばめるので、笑いを堪えるのが大変でした。お芝居をしている本番の最中に監督の笑い声が響いて、音声さんが『シーっ!』って怒っているような現場でした(笑)。逆に感動的なシーンでフッと監督を見たら、号泣されているんです(笑)。監督が一番のお客さんでしたね」。しっかり者としてツッコミを入れるだけでなく今後、コメディエンヌとしてボケ倒す井上さんを見てみたい気もするが…。「どうでしょう…(笑)?笑いのツボはみんなそれぞれ違うので、難しくもありますがコメディは楽しいですね。面白いと思ってやっていても『あれ?』となることもあるから、脚本を読んで面白ければ面白いほどプレッシャーもあります。テンポがちょっと違うだけで面白くなくなったり、セリフ一つ削るだけで面白くなったり、本当に難しい。でも現場で笑いが起きるのはやっぱり楽しいです。私もどちらかというと思い切り笑わせるというよりも、地味に小さく笑えるようなものが好きなので、そういう作品もやれたらいいですね」。そして、ギャグシーンではないのに観ているだけで思わずクスっと笑ってしまうのが井上さんと松坂さんの母娘のやりとりだ。年の功でチーム「綱娘」をまとめる精神的な支柱であり、家ではまるで友達のように娘・千晶と何でも言い合える母・容子。井上さんは「小さい頃から映画館で観てきた作品に出ていた大好きな女優さん」という松坂さんとの共演をこうふり返る。「チームメイトであり親子でもあるという2人の距離が、緊張や遠慮もなく自然にできたと思います。松坂さんは誰に対しても壁を作られることが全くないので、一緒にいたら甘えたくなっちゃうような本当に優しいお母さん。家での2人のシーンのときは『こないだウチの娘がね』と娘さんやお母さまの話をしてくださったり。『おひさま』を見てくださっていたのでその話をしたりもしました」。特に家で松坂さんとマッサージをし合うシーンは、井上さんにとってもお気に入りになったようだ。「日常の親子の雰囲気が好きですね。台本には『マッサージをし合う』とは書いてなかったんですが、松坂さんが私の上に乗ってきたので、その場で思わず『重い~!』とアドリブで言ってしまいました。後で考えると、とても失礼なセリフなんですが、私自身が実際に母とそういうやり取りをしたことがあったので。完成した映画を観たら、ウチの母とのやり取りに近くて、自然にできた良いシーンになっていました」。多くの俳優が、朝ドラや大河ドラマへの出演をきっかけに成長や変化を感じると口にしている。井上さんは慎重に言葉を選びながら「確かに10か月も同じ役をやるというのは大きなことです」とうなずく。自らの変化を知覚するのはこれからかもしれないが、ハッキリと感じるのは周囲の反応の変化だ。「いままでは若い人に声を掛けられることが多かったのですが、最近は、おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんの世代の方にも『見ていました』と言っていただけて嬉しいです。大分でも『陽子ちゃん、陽子ちゃん』と声を掛けていただきました(笑)」。そして、最後にこうつぶやいた。「何より震災があった年にあの作品に出られたというのが一番大きなことかもしれません」。年が明けて少し経てば26歳になる。20代の後半戦、女優・井上真央はどのような道を歩んでいくのか?楽しみに待ちたい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開(C) 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月20日向田邦子の名作ドラマを原作にした舞台『阿修羅のごとく』の製作発表が11月5日、都内で行われ、主人公の四姉妹を演じる浅野温子、荻野目慶子、高岡早紀、奥菜恵をはじめ、 母親役の加賀まりこ、父親役の林隆三らが揃って会見に出席した。「阿修羅のごとく」公演情報年老いた父親に愛人と子どもがいることを知った四人の娘たち。それを機に一見平穏に見えた彼女たちの日常は揺らぎ始める。様々な秘密が露呈していく中、家族間に密かに渦巻く嫉妬や猜疑心を繊細に描いていく。原作は、和田勉演出により1979年からNHKで放映されたドラマで、2003年には森田芳光監督により映画化もされている向田作品の中でも人気の一作だ。夫に先立たれ華道の師匠として生活、出入りの料亭主人と不倫中の長女・綱子役に浅野温子。浅野は「名作に出させていただけるだけでもう十分。あとは、舞台があたるよう体当たりでやらせていいただくしかないと思っております」と決意表明。銀行員の夫の浮気を疑いノイローゼ気味の次女・巻子役には荻野目慶子。荻野目は、中学生の時にドラマ版パート2に巻子の娘役で出演していたことを明かし、「その時、憧れの女優たちを見て、興奮したのを覚えている。八千草薫さんの役をやらせていただくのだと思うと感慨無量です。修羅場をくぐって女優を続けてきてよかった」と笑顔で喜びを語った。恋愛下手で潔癖症、独り身の三女・滝子を演じる高岡早紀は、「これまで先輩の女優さんとやらせていただく機会が少なかった。今回はすばらしい女優さんからお勉強させていただく」と意気込みを語り、喫茶店でバイトしながらボクサーの卵と同棲中の四女・咲子を演じる奥菜恵は「このような豪華な顔ぶれの中、家族の一員として参加できて光栄です」と期待に胸を高鳴らせた。公演は、来年1月11日(金)より東京・ル テアトル銀座 by PARCOで幕開け。その後、1月31日(木)から大阪・森ノ宮ピロティホール、2月9日(土)より愛知・名鉄ホールでも上演。チケットの一般発売はいずれも11月17日(土)より。なお、チケットぴあでは東京公演のインターネット先行先着「プリセール」も実施中。11月9日(金)18時まで受付。
2012年11月06日埼玉西武ライオンズは3日13時、中島裕之選手とスイーツ専門店「パステル」がコラボレーションし開発したプリン「-KI・SE・KI-【奇跡】」2012バージョンの事前購入受付を開始した。ファンクラブ会員限定で受け付けている。大のスイーツ好きという中島選手がプロデュースするこのプリンは、発売直後に完売してしまう人気商品とのこと。今回発売の2012バージョンは、パステル定番の「なめらかプリン」とマンゴープリンの2層仕立てになっている。マンゴーとイチゴの果肉をたっぷりと詰め、仕上げにマンゴーソースをかけた一品だ。プリンには、非売品のライオンズオリジナルマグカップもセット。中島選手が好きなピンクを基調に、打撃フォームのシルエットがデザインされたカップとなっている。価格は1,000円。ファンクラブサイトにて事前購入を受付け、5月1日~6日の6日間、西武ドーム前広場球弁コーナーで引き換えを行う。引換時間は、5回裏終了時~試合終了1時間後まで。事前購入で予定数量に達した場合、試合当日の販売はない予定。西武ライオンズでは、この他にも選手によるプロデュース商品を販売実施しており、栗山巧・中島裕之・牧田和久選手による弁当、石井一久選手プロデュースの豚串焼などを球場内で販売している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月06日いまだ世間を騒がすオセロ中島騒動2012年2月末に占い師からようやく離れることができたオセロの中島。(写真:松竹芸能タレント一覧より参照)この事件は、あの芸能界の大物「和田アキ子」から、様々な人を巻き込んだ大騒動だっただけに、いまだに多くの注目を集めている。(オセロ中島の占い師、和田アキ子も骨抜きに?)その真相が、3月26日の「とくダネ!」(フジテレビ)の独占取材で、「占い師」本人によって語られた。この独占取材の際、占い師は200万円のギャラを提示し、買いたたかれたものの100万円のギャラを受け取ったともされている。しかし、それだけの金額を受け取っていたにもかかわらず、放送後に占い師からフジテレビに猛抗議が寄せられたという。怒り心頭の占い師日刊サイゾーニュースが行った取材によると、舞台裏を熟知するテレビ関係者はこう話す。「放送後、番組ディレクターのところにI氏(占い師)が声を荒げて猛抗議したそうです。理由は潔白であることを証明するはずだったのに、オンエアでは落ち着かない手のアップや『中島さんが書いた』と主張するノートの筆跡鑑定をI氏に内緒で彼女の両親に頼んだこと、そして……下半身から推定Fカップの胸元まで何度も舐め回すように撮られたカメラワークに怒り心頭だったそうです」顔にモザイクをかけるのであれば、体の部分が画面に映し出されても当然といえる気がする。網タイツや胸元がみえる衣装を自らまとっていただけに、そうしたカメラワークは自業自得ともいえるのではないだろうか。また、証拠であるノートの筆跡を確認したりするのは、いたってまっとうな行為だとも感じる。果たして占い師の主張は通るのだろうか。編集部 鈴木真美【おすすめニュース】小池栄子と佐藤江梨子がダブルAV出演か小栗旬、山田優に「決めた」驚きの理由大森南朋に小野ゆり子を紹介したのは蒼井優だったAKB48板野友美「卒業したい」岡田准一と高岡蒼佑、ついにガチンコ対決かキス上手の秘密、AKB48大島優子元の記事を読む
2012年04月03日奪還された中島について松嶋がコメント。2012年2月末に所属事務所社長らの手によって占い師から離れることができたオセロの中島さんについて、相方の松嶋さんが3月5日夜に自身のブログで語った。「だんだんしゃべらなくなった」と綴っている。松嶋さんのブログは事務所の松竹芸能から届いたFAXの写メから始まっていた。内容はオセロ中島さんは国内で療養していて健康も良好である。滞納していた家賃も弁済する意向だと書かれていた。不仲理由はやっぱり洗脳!オセロ中島さんと松嶋さんの不仲報道については、結婚式の式辞もしてくれたり、会社を辞めたいと言った松嶋さんの相談にも乗ってくれていたそうだ。中島さんは友達を避けるようにと言われていたからか、松嶋さんが食事に誘っても承諾することはなかった。占い師に洗脳されていたことをバラエティーで初めて知ったという松嶋さんは、「いつのまにかしゃべらなくなっていた。」と語った。芸能界に復帰は望んでいるらしい中島さんとは、話し合ってもう一度オセロを続けたいと松嶋さんも願っている。あまり詳しいことを知らされていないので、中島さんについてはブログでもあまりコメントを残さないようにしていると松嶋さんは言い、周りに迷惑をかけないように、これからもあまり書くことはないと断言していた。元の記事を読む
2012年03月06日中島知子、マンションのチェーンロックを自ら外す3日、洗脳騒動の渦中にあるオセロ・中島知子(40)が立ち退き命令が出ている自宅マンションから退去し、都内ホテルに滞在していることが明らかになった。写真はオセロの中島知子(左)と松嶋 尚美全国を飛び回り多忙な時間の中、芸能レポーターの井上公造は6日ぶりに自身のブログを更新し、中島の事に触れている。井上公造・語録「中島さんの心を動かしたのは両親の愛」井上の4日のブログにはやっと前進(・・・略)中島知子さんにやっと動きが出ましたご両親を中心に複数の関係者が協力してあの占い師と引き離すことができましたまだまだ時間はかかりますが大きな大きな前進です頑なになっていた中島さんの心を動かしたのはやはりご両親の愛でしたそして所属事務所社長の思いでした焦らず中島さんが笑顔になる日を待ちましょうと、次のステップに向かって大きく進展した中島にエールを送った。中島は今後カウンセリングを受ける予定で、中島と同居していた自称占い師の女性は未だマンションに籠城しているのでは?との見方が大きいという。元の記事を読む
2012年03月05日中島知子、夜逃げの可能性も芸能レポーターの井上公造がTV番組で霊能師との同居や家賃不払いで連日メディアを賑わしているタレント、中島知子の近況を語った。26日放送の読売TV「クギズケ」にゲスト出演した井上は、中島の住むマンションはインターホンは切られ、携帯も変更されていると言う。中島を大切に思う周囲の人たちが接触しようにもできない状態が続いている。多々の騒動は中島サイドからの発信中島の住むマンションには連日4,50人のマスコミ関係者が昼夜問わず張っているると言う。中島を何とか助けたいと思う関係者は、多くの情報を流し、騒動を大きくすることでマスコミが注目し、その力で見張ってもらう事で中島が姿を隠してしまわないように、また占い師を動きづらくするのが中島の関係者(事務所など)の思惑だと井上は話す。リサイクル会社に家具を売るTV「クギズケ」に同じく出演したグラマラス編集長の藤谷英志は、風水で良いと言われるピンクの二人掛けソファ6脚や八角形の鏡などがマンションから出され、リサイクル会社がトラック2台に乗せ引き取ったという。中島の住む部屋の価値が下落中島が家賃滞納で出ることになった俳優の本木雅弘所有の部屋は時価3億円だったが、今回の騒動で4割減の資産価値に落ちたと井上は明かす。また、同マンションには俳優の福山雅治やお笑いタレントの今田耕司も入居しており、連日の多くの取材陣に迷惑している可能性があるとも話している。多くの人を巻き込んだ今回の騒動は、どのように解決していくか、まだ先が見えていないようだ。元の記事を読む
2012年02月27日オセロ中島の占い師……なんと和田にも?2月19日に放送されたTBS系の「アッコにおまかせ!」が話題になっている。松竹芸能のお笑いコンビ・TKOが生出演し、同じ事務所の後輩であり、とても仲が良かったという噂の「オセロの中島」に戻って来欲しいとメッセージを伝えた。そこで、なんと驚いたことに中島があの「和田アキ子」にも例の占い師を会わせようとしていた事が明らかになったのだ。(写真:松竹芸能タレント一覧より参照)食事に誘った和田と中島の奇妙なやりとり同番組で、和田は昨年に中島の体調不良を心配して電話をし、食事に誘っていたことを明らかにした。和田の話によると、その際中島は、「友達連れて行っていいですか。一般人ですが親友なんです」と占い師の同席を求め、「一般人は気を使うから」と同席を断った和田に対し、「編集長をやってたんですけど、だめですか」としつこくせまり、結局会食は実現せずに終わったという。「ゴッドねぇちゃん」も骨抜きに?和田は「今思えばあの人が…」と当時を振り返っていたが、もし面会が実現していれば「ゴッドねぇちゃん」も骨抜きにされていたのだろうか?もし「ゴッドねぇちゃん」を支配下に置く事が出来ていたとすれば、その占い師の力は相当なものだと言えるだろう。いずれにせよアッコさんにはぜひその時会食を実現させ、しっかり「ご意見」をして中島の目を覚ませてあげてほしかったが、今となっては後の祭りである。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年02月20日「オールナイトニッポン」で福山雅治、中島みゆきが夢の共演歌手の中島みゆき(59)が「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル魂のラジオ」に22日、ゲスト出演決定!!放送開始45周年を迎えた「オールナイトニッポン」だが中島は1979年から87年まで、月曜日深夜を担当。また、福山は92~94年は同じ月曜深夜を担当し、2000年から現在の時間帯に移り、時には下ネタをまじえた軽快なトークで人気パーソナリティーの仲間入りを果たした。福山が番組中に生歌をうたう「魂のリクエスト」のコーナーで、中島のヒット曲「時代」「糸」「化粧」などを披露。さらに2002年には、フジテレビ系「福山エンヂニヤリング」の企画で中島の応援ソング「ファイト!」をカバーし、2006年6月に発売の中島のトリビュート・アルバム「元気ですか」に収録されるなど二人の縁は深い。さらに、その後、一夜限りで復活した「中島みゆきのオールナイトニッポン」に福山がコメント出演した際に「実はみゆきさんとはお会いして、ちゃんとお話をさせていただいたことがないんです。僕の『ファイト!』のカバーはどうすかね?お会いできるんでしょうか?その日を楽しみにしています」と対面を熱望していた。サンスポ・コムより)福山の5年越しのラブコールが22日に実る「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル魂のラジオ」の22日放送で、中島が新曲「荒野より」を発売(26日)するタイミングで5年越しのラブ・コールの“夢”が実現する。当日は二人のトークを中心に、リスナーからのメールも募集する予定だ。歴代のオールナイトニッポンパーソナリティの中で、男性・女性のそれぞれ人気No.1に輝いた2人の競演が、どんなトークを交わすのか、待ち遠しく楽しみだ。「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル魂のラジオ」10月22日(土)、23:30~25:00 OA、放送局:ニッポン放送。また、1999年に放送されたシリーズドラマ「古畑任三郎」に福山が出演した作品が10月25日(金)フジテレビチャンネルα再放送枠14時から放送予定だ。元の記事を読む
2011年10月17日中島哲也監督の最新作『告白』を含む全4作を一挙上映する「中島哲也映画祭」が5月27日(木)、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、同作の主演、松たか子を始め、土屋アンナ、中谷美紀、役所広司ら“中島組”キャスト陣8人が顔を揃えた。このイベントは同作の公開を直前に控えて企画されたもの。『下妻物語』に主演した深田恭子は、中島演出をふり返り「すごい怖かった。でも一番自分らしい役をやらせてもらった」。『嫌われ松子の一生』主演の中谷さんも「最初は監督のことが大っ嫌いで、現場が嫌で嫌でしょうがなかった。いま、泣くシーンで泣けないとき、中島監督の顔を思い出すと泣ける」。『パコと魔法の絵本』に主演したアヤカ・ウィルソンも「当時9歳だった私には怖かった。突然、目の前に高い跳び箱が現れたようだった」と揃って“恐怖体験”を吐露。唯一、『下妻物語』で深田さんとW主演するなど3本に出演してきた中島監督の“ミューズ”、土屋さんは「あたし、面白かったけどなー。『台本覚えろ』って言われ、『覚えない』って言って、その戦いでした」とあっけらかん。中島監督が「土屋さんは獣のような人。言っても無駄だから土屋待ち、土屋の気分待ちって…」と半笑いで話すと、土屋さんは「あたし、台詞覚えらんないの!」。「そういう生き方を貫けばいいと思います」の言葉にも、「がんばる!」と啖呵を切りまくるなど、2人で漫才のようなトークを展開。さらに、中島監督は「土屋さんに出会ったとき、すごい才能を見つけたと思った。なるべく僕の映画に出てもらいたいと思う、すごく興味のある女優さん」と土屋さんに惚れ惚れだった。一方、松さんは撮影をふり返り「初日の帰りに車を運転しながら『ヤバい、面白い。これはヤバいぞ、面白い』と思って帰ったのを、強烈に覚えています」と中島采配にハマった様子。『パコと魔法の絵本』出演の役所さんは「監督の毒舌は、監督がキョーレツな照れ屋さんだからだと思う」と温かい目を向けて分析。中島監督は締めの挨拶で「こんなワケわかんない映画祭に来てくださった観客のみなさんとキャストのみなさんに感謝します」と深々と頭を下げていた。『告白』は6月5日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:松たか子衝撃“告白”第2弾は「鼻血出ちゃった」「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!
2010年05月27日辻仁成の同名小説を中山美穂主演で映画化した『サヨナライツカ』の主題歌を中島美嘉が担当することが決まり、中山さん、中島さんからそれぞれコメントが発表された。中山さんにとって12年ぶりの映画復帰作であり、『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督の手による本作。タイのバンコクでの出会いを皮切りに25年の時を超え、東京、ニューヨークと舞台を移しながら、燃えるような一瞬の恋が切なくも美しい永遠の愛へと昇華していくさまが描かれる。中山さんの相手役を務めるのは西島秀俊。大人のラブストーリーにふさわしい2人がどのようなやり取りを繰り広げるのか?楽しみなところ。中島さんが映画の主題歌を歌うのは『永遠の詩』以来2年ぶりのこと。今回の「ALWAYS」では、昨年TVドラマ「流星の絆」の挿入歌として話題を呼んだ「ORION」でも中島さんとタッグを組んだ百田留衣が作詞・作曲を担当。「キミが笑うだけで、明日が見える。例え過ちだとしてもかまわない。今はただ…」と、この映画の情景にぴったりの切ない愛が紡ぎ出される。中山さんは「忘れたことにしない、なかったことにしない、愛すること、愛したことに一生懸命向き合う沓子の切なさや、想いの深さが存分に込められていて『一瞬の恋が、一生の愛へと続いていく』という映画の世界観を、音楽という別の側面で表現していると思いました」と中島さんが歌い上げる世界観を絶賛。「この作品のテーマとも言える『愛されること、愛すること』の愛することは永遠でありつつも、いつまでも感じることだと思います」とこの主題歌と合わせて、映画に込められたメッセージを改めて強く感じた様子。中島さんも「切ないシーンにも合う楽曲に仕上がっていますので、ぜひ映画と共に音楽も楽しんでいただけたら嬉しいです」と喜びのコメントを寄せてくれた。『サヨナライツカ』は2010年1月23日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。「ALWAYS」も来春リリースを予定。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2009年10月07日