「事故」について知りたいことや今話題の「事故」についての記事をチェック! (1/8)
2025年4月8日、俳優の広末涼子さんが傷害の疑いで逮捕されました。広末さんは、新東名高速道路で事故を起こし、搬送先の病院で看護師にケガを負わせたとのこと。広末さんが社長を務める、所属事務所の株式会社R.Hは同日に謝罪文を掲載しました。広末涼子の連捕についてこのたび、弊社代表取締役の広末涼子が連捕されました。4月8日静岡県内にて本人が運転する車による交通事故を起こし、搬送先の病院において一時的にパニック状態に陥った結果、医療関係者の方に怪我を負わせてしまいました。被害に遭われた方をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。現在、当該事案については捜査中であるため、詳細の公表は差し控えさせていただきますが、本人は当面の間すべての芸能活動を自粛する運びとなりました。関係各所の皆様ならびに日頃よりご支援いただいているファンの皆様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを重ねてお詫び申し上げます。今後の対応につきましては、誠意をもって取り組んでまいります。株式会社R.HRH|広末涼子公式サイトーより引用広末さんは、大型トレーラーに追突する事故を起こしましたが、同乗者と広末さん自身の命に別状はありませんでした。搬送先の病院でパニック状態になり、医療関係者にケガを負わせてしまったと説明。広末さんは、当面の間は芸能活動を自粛するとのことです。[文・構成/grape編集部]
2025年04月08日殺人・自殺・火災による死亡事故等があったいわくつきの物件をモチーフにした映画『事故物件 恐い間取り』の最新作、『事故物件ゾク 恐い間取り』が2025年夏に公開されることが決定した。原作は、「恐すぎて部屋に入れない」と、ノンフィクションホラーとして絶大な人気を誇り、実際に事故物件に住みつづける松原タニシによる『事故物件怪談 恐い間取り』シリーズ(二見書房)。『リング』で日本映画界のホラーブームを牽引しハリウッドへも進出した中田秀夫が、前作より引き続きメガホンを取る。併せて、ティザービジュアルと超特報映像が公開。超特報では、松原タニシが実際に住み怪奇現象に遭遇した、リアルな事故物件の画像も登場する。■原作者:松原タニシ コメント映画『事故物件 恐い間取り』公開から5年。『事故物件ゾク 恐い間取り』としてこの夏、映画館に帰ってきます。5年の間に僕の事故物件生活は10軒から20軒になりました。事故物件の数だけ終わりがあり、始まりがあり、そこに住む人の人生がある。事故物件は生と死を認識する空間。事故物件「ゾク」恐い間取りではいったいどんな世界が待ち受けているのか、そして前作に引き続きメガホンを取る中田秀夫監督が、今度はどんな映像を観せてくれるのか、今から僕も楽しみです。『事故物件ゾク 恐い間取り』超特報<作品情報>『事故物件ゾク 恐い間取り』2025年夏公開公式サイト:「事故物件ゾク 恐い間取り」製作委員会
2025年01月22日さまざまな電化製品が生活に必要不可欠になっている、現代。部屋の中に、家電の電気コードがあふれている家庭も多いでしょう。消防局「電気コードを挟まないで!」大阪府大阪市にある、大阪市消防局のInstagramアカウントは『挟むな危険!火を吹く電気コード』と題して、動画を公開しました。家電を利用する際に便利な電気コードですが、使い方を間違えると火災の原因になることがあるといいます。 この投稿をInstagramで見る 大阪市消防局【公式】(@omfd.119)がシェアした投稿 電気コードに衝撃が加わると、断線の原因になります。中でも、見落としがちなのが『戸に挟まれた電気コード』だそうです。家電の設置場所の関係で、電気コードが廊下や部屋をまたぐ状態になることもあるでしょう。人が出入りする際に、電気コードを繰り返し戸で挟むと、断線して火事になってしまうことがあります。過去には、死者が出る火災の原因になったことも。大阪市消防局は「電気コードの挟み込みはやめましょう」と注意喚起しました。※写真はイメージ2024年11月現在、各所で気温が低くなり、冬の訪れを感じるようになりました。冬は空気が乾燥しており、火災が多くなるといわれています。「このくらい大丈夫」と油断せずに、一度、家の電気コードの場所をチェックしてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2024年11月16日今朝の衝突事故。なんらかの理由で道路の真ん中に停車している赤い車に、後ろからノーブレーキの黒い車が突っ込んできたとの目撃者による証言です。目撃した『事故』について、アナウンサーさながらにXアカウントで報じたのは、@rina_o_xxxさん。悲しいことに、日本では連日、交通事故が発生しています。ちょっとした不注意が、大変な事態に発展するケースは珍しくありません。投稿者さんが目にした『事故』も、かなりの勢いで衝突してしまった模様。ケガ人が生じなかったのは、不幸中の幸いといえるでしょう。なんと投稿者さんは、衝突する決定的な瞬間をとらえていたのだとか。実際の光景をご覧ください…。大きな秋田犬同士がモフッと衝突…!『事故』が起こったのは公道ではなく、投稿者さんの自宅内。愛犬である秋田犬の2匹は、遊びに熱中するあまり、ぶつかってしまったようです!『停車している赤い車』ことおかかくんに、背後からぶつかってきたのは、『黒い車』こともずくちゃん。もずくちゃんの口元には、テニスボールがあります。くわえて走り回っていたら、周囲が目に入らないくらいに、テンションが上がってしまったのでしょう。衝突の瞬間は『モフッ』という音が聞こえてきそうな光景に、多くの人から反響が上がりました!・ごめん、おかかくんの表情に笑っちゃった。・『黒い車』は、のちに「行けると思った」と証言していそう。・お巡りさーん!これは完全に前輪がのっちゃってますよ!投稿者さんによると、もずくちゃんは『やんちゃ女子』なのだとか。そのため、いつも元気いっぱいに跳ね回っているのだそうです。ペットが元気なのは、喜ばしいこと。しかし、この家で再び事故が起こってしまう日は、そう遠くないかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2024年11月09日ネットを通して、気軽に買い物をすることができる、便利な現代社会。飲食店の料理も配送サービスを利用すれば、外出することなく口にできますよね。しかし、直接人と接する温かさは、実店舗でしか味わえません。だからこそ、あえて店へ足を運ぶ人が絶えないのでしょう。店主の事故で休業が続く飲食店に『貼り紙』ハル(@gurugrumawari)さんにも、よく足を運ぶ飲食店があります。夫婦が切り盛りするその店は、料理がおいしいことに加えて常連客が多く、温かい雰囲気も含めてハルさんは気に入っているのです。しかしある日、店頭に休業を告知する貼り紙が掲示されました。なんと店主が事故に遭い、回復するまで働くことができなくなったといいます。営業再開を心待ちにして、数か月もの間、たびたび店の前を通りがかったハルさん。そんな中、ふと店頭のシャッターに近付くと、貼り紙にたくさんの字が書き足されていることに気付きます。そして、自然と笑顔になったのです。そこには、この店が大好きな理由が詰まっていたのですから!休業を告知するメッセージの周囲には、たくさんの常連客による寄せ書きが!書かれているのは、「大好きなあのメニューをまた食べたい!」といったものから、「遠方からいつでも食べに来ます」という熱意のこもったものまで、さまざまです。中には強く活を入れるような、照れ隠しのメッセージも。店主と常連客の間に、友情のような強い絆があることが伝わってきますね。ハルさんも例に漏れず、同店を愛している1人。思い入れが強いあまり、時には営業が再開して喜ぶ夢を見ることもあったといいます。復帰した店主は、たくさんの客から笑顔で迎えられ、今まで以上に腕を振るって料理を作ってくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年10月06日高い場所での作業や移動で使う、脚立やハシゴ。掃除や電球の交換などをする際にとても便利なので、家庭に1台はあると安心ですよね。国民生活センター、脚立やハシゴの事故に気をつけて!消費者問題や暮らしの問題について発信している、国民生活センターのウェブサイト。同ウェブサイトによると、脚立やハシゴにまつわる事故が多数報告されているといいます。中でも多いのが転落事故。転落事故を起こした約半数の人が、入院治療が必要なほどのケガを負っているそうです。※写真はイメージでは、脚立やはしごの事故を防ぐためには、どんなことに注意すればよいのでしょうか。同ウェブサイトに記載されている、以下の情報をご覧ください。・脚立やはしごを使用しない方法を検討しましょう。・一人きりでの作業はやめましょう。より安定性の高い用具を選択しましょう。・あらかじめ無理のない計画を立て、作業中の「あと少し」をなくしましょう。ヘルメット、動きやすい服、滑りにくい靴などを事前に準備しておきましょう。・確実に設置し、バランスを崩しにくい姿勢で使用しましょう。・転落した場合は、自己判断せずに医療機関を受診しましょう。国民生活センターーより引用決して1人で脚立やハシゴを使用しない、ヘルメットや滑りにくい靴を準備するなど、当たり前のことに思えるかもしれませんが、「自分なら大丈夫」と過信している人もいるのではないでしょうか。脚立やハシゴを、どうしても使わなければいけない時には、上記の情報を守りましょう。意外と知られていない、脚立・ハシゴのNG以下では、実際に起きた事故をもとに、脚立やハシゴの間違った使用方法について見ていきます。【NGな使い方】・三脚脚立を折りたたんだまま、立て掛けて使用する。・段差がある場所への脚立の設置する。また、その状態で天板の上に乗る。・天板の上に座ったり、またがったりする。また、脚立の上で無理に物を押したり引いたりする。・脚立の支柱から身体を乗り出して作業する。なお、ハシゴを垂直に立て掛けると、後ろに転倒してしまう恐れがあるため、立て掛け角度は約75度にするのがよいそうです。※写真はイメージ脚立やハシゴを使用する際は、上記の点に気を付けて、安全に使用しましょう。国民生活センターの注意喚起には「病院で働いているけど、脚立やハシゴの事故で運ばれる人がめっちゃ多い」「本当に危ないよね。全国民が見るべき」「ヒヤッとした。みんな気を付けて!」などのコメントが寄せられています。誤った使い方をすると、最悪の場合、命に関わることもあるため、脚立やハシゴを使用する際は、国民生活センターの情報を思い出してみてください。[文・構成/grape編集部]
2024年09月19日交通事故に遭った際に命を守る、シートベルト。事故の衝撃で身体が車の外へ飛び出たり、車内で振り回されたりしないよう、ケガのリスクを軽減してくれます。しかし、2024年8月18日に、福岡県福岡市で発生した路線バスと軽乗用車の衝突事故の衝撃で、シートベルトによる腹部の圧迫により、後部座席に座っていた7歳と5歳の姉妹が亡くなる事故が発生しました。チャイルドシートの使用基準を引き上げへ同月22日、交通事故による死亡事故の多発を受けて、一般社団法人日本自動車連盟(通称:JAF)がチャイルドシートの使用を推奨する基準を見直したことを産経ニュースが報道。これまでは身長が140cmに達するまでは、チャイルドシートの使用を推奨していましたが、安全性を重視して、来年以降に身長150cm未満に引き上げるとのことです。なお、法律では、6歳未満の子供には、チャイルドシートの使用が義務付けられていますチャイルドシートの使用基準の厳格化を受けて、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。・悲惨な事故を教訓に、厳格化は賛成です。・成人の私は、身長が157cmなのですが、車種によってはシートベルトが首に掛かって、きつい時がある。・大人でも150cm未満の人がいるのだから、シートベルトの上下調整幅を広げることも必要なのでは?・交通補導員をしています。学校前の横断歩道で、子供を送る車を見ると、チャイルドシートもシートベルトもしていない子供をよく見かける。・150cm未満で、シートベルトがそのままでは適切に機能しないなら、成人女性でも合わない場合があるよね。そうなると、車の基本設計自体に問題があるのではないでしょうか。チャイルドシートの使用義務について、日本では年齢要件のみとなっていますが、海外では、年齢ではなく身長を基準にしている国も多いようです。例えば、イタリアでは、年齢制限はなく、身長150cm以下の子供にチャイルドシートの使用が義務付けされています。海外では子供の安全を確保するために、身長に基づいた厳格なルールが重要視されている模様。大人は、大切な子供の命を守るためにも、率先して安全対策に取り組むことが重要です。また、長距離移動に限らず、短距離移動でも万全の対策を心掛けるべきですね。子供が大きくなると、チャイルドシートを嫌がることもあります。そんな時は『安全のために必要なこと』であることを強調し、少しずつ理解してもらうしかないでしょう。たとえ、法律で定められた基準をクリアしていても、個々の子供の体格に応じて、チャイルドシートの使用を習慣化することが大切です。[文・構成/grape編集部]
2024年08月22日2024年8月18日、福岡県福岡市の国道で軽乗用車と路線バスが正面衝突する事故が発生。軽乗用車に乗っていた5歳と7歳の女の子が亡くなりました。FNNプライムオンラインによると、救助にあたった近所の人は「後ろの2人とも、ちゃんとシートベルトをしていた」「指示を仰ぎながら心臓マッサージしていたが意識が戻らなかった」と話しているといいます。幼い子供が亡くなるという痛ましいニュースに、SNS上では多くの悲しみのコメントが投稿されるほか、Xでは『チャイルドシート』が一時トレンドに上がりました。『チャイルドシートの付け方』や『チャイルドシートの使用義務の基準』について、改めて確認や注意を呼びかける声も続々と寄せられています。チャイルドシートはいつまで使用するべき?チャイルドシートとは、体格が小さく、シートベルトを適切に使用できない子供を自動車に乗車させる際、安全を確保するために身体を座席に固定するための装置です。乳児用、幼児用、及び学童用の3種類が市販されています。法律では、6歳未満の幼児に使用が義務付けられているチャイルドシートですが、一般社団法人日本自動車連盟(以下、JAF)は、身長が140cmに達するまでは使用を推奨していました。大人の体格に達していない子供がシートベルトをそのまま利用すると、鎖骨の中央付近ではなく首に、腰骨ではなく柔らかい腹部にかかってしまいます。この状態では事故の衝撃で首や腹部の損傷をする可能性が高く、命を守るシートベルトで受傷する危険性があります。シートベルトが適切に使える1つの基準は身長140cm、一般的には小学校4年生の平均身長が必要と言われています。そのため140cmに満たない子供にはチャイルドシートが必要となり、6歳前後であればジュニアシートを使用することで、シートベルトが適切に使えるようになります。日本自動車連盟ーより引用子供がチャイルドシートを卒業し、シートベルトを適切に使うには、大人の体格が必要になるとのこと。シートベルトが正しい位置になく、首に当たっていたり、お腹に当たったりしている状態で事故に遭ってしまうと、頸動脈や内臓を損傷する危険もあるといいます。JAFと警察庁合同の『チャイルドシート使用状況全国調査』によると、チャイルドシートの使用率が5歳から急激に低下するそがです。子供がある程度成長すると、身体のつくりもしっかりしてくるため、親は安心してしまうかもしれません。また、子供がチャイルドシートの着用を嫌がってぐずってしまうこともあるのでしょう。事故のニュースを受けて、「チャイルドシートの大切さを実感した」「正しく付けられているか、確認しよう」などの声が上がっていました。近年は、ポーランドのメーカーが開発し、メテオAPAC株式会社が取り扱っている、『スマートキッズベルト™️』など、現行の安全基準にも適合した、携帯型の子供用シートベルトも販売されています。子供が大きくなると、学童用のチャイルドシートが窮屈に感じて嫌がることもありがちです。取り付けが簡単で便利な商品もあるので、我が子の成長に合わせて、ベストな安全対策を考えていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年08月19日あまりにも怖かったし、もう二度と誰にも起こってほしくないから、情報共有。2024年8月12日、我が子の身に起きた恐ろしい出来事を振り返るのは、医師であり2児の母の、ランヤ(@ranyaOwO)さん。7歳の息子が家庭内で、窒息して命を落としかけたことを明かすと、X上でさまざまな声が上がりました。7歳の息子が自宅で窒息しかけた経緯とはランヤさんは、当時の息子さんの状況について、次のようにまとめています。・フードなしのTシャツを着用。・居間で1人、レースカーテンに包まり、回転しては戻る遊びをしていた。・そのうち、カーテンにTシャツの襟元が巻き込まれた。・次第に巻いたカーテンの影響で上方に首が吊り上げられる形になる。・足が滑って襟元を吊られたまま宙に浮くも、カーテンがもつれて戻らず、結果的に縊頸(いっけい)状態になる。幼い頃、学校の教室や自宅などのカーテンに包まり、回転しては戻るといった遊びをしたことがある人はいるでしょう。ランヤさんの息子さんは、『カーテン遊び』の最中、着用していたTシャツの襟元がカーテンに巻き込まれてしまったといいます。巻きつけられたカーテンの影響により、次第に下のイラストのように、首が吊られた状態になってしまったそうです。当時、ランヤさんは息子さんとは別の部屋にいたといいます。「かはっ」という咳き込みが聞こえた直後、異常を察知した猫が部屋に飛んできたことで、我が子の危機に気付けたそうです。発見後は、すぐに息子さんの衣服を手で裂き、顔面に点状出血、頸部に擦過傷ができるも、幸い麻痺や意識障害はなかったとか。恐怖心が芽生えたであろう息子さんに対し、ランヤさんは心のケアを行ったといいます。今回の家庭内事故を受け、ランヤさんは『カーテンで遊ばないように指導すること』『できるだけ異常に気付きやすいところで大人が過ごすこと』を今後の課題として、胸に刻んだようです。事故から一夜明け、ランヤさんは「昨日から思い返すたびに、なんと怖いことが起こったんだろうと思う」と心境を明かしました。決して他人事では済まされない事例に、X上ではたくさんの声が上がっています。・『カーテン遊び』も注意が必要ですね。本当に無事でよかった。・幼い子供がいるので、我が家でも注意喚起します。・『異常に気付きやすいところで大人が過ごす』のが、本当に大事なのですね。・なんでもない遊びが、少しのことで大事故につながる。想像しただけで恐ろしいですね。・『カーテン遊び』は誰しもが通る遊びだけど、こんなに危険だなんて思わなかった。一見、子供が安心して過ごせるように思える家庭内には、事故の火種がいくつもあります。今回の事例でいえばカーテン、すなわち家具が原因で事故が発生しました。家具に限らず、二階建ての建物であれば、階段は危険なポイントの1つ。足を滑らせれば、転落の恐れがあります。家庭内事故を防ぐためには、我が子が普段何気なく行っている行動に危険がはらんでいないか、見直してみることも大切でしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年08月15日海に行く機会が増える、夏。海での遊泳は楽しいですが、一方で、毎年多くの水難事故が発生していることを忘れてはいけません。海上保安庁は、ウェブサイト『ウォーターセーフティガイド』で、水難事故を防止するために必要な知識を公開。「非日常を楽しむ、そこに潜む危険を知ってほしい」と呼びかけています。海上保安庁が『海に潜む危険』を警告海上保安庁は、事前に知っておくべき『海の知識』として、地形、波や潮の流れの変化をあげています。海では、急に深くなる場所や、潮の満ち引きによって流れが速くなる場所があります。足が着かなかったり、帰れなくなったりしてあわてることのないように、自分の泳いでいる場所の地形を知っておきましょう。また、波や潮の流れは常に変化しています。海の状況をよく観察しておきましょう。ウォーターセーフティガイドーより引用天候や時間によって、変化し続ける、波と潮の流れ。また、海水浴場の天候が穏やかだったり、天気予報で危険であると伝えられていなかったりしても、遠地が荒天であった場合、海は荒れる可能性があるのです。海上保安庁が公開した『海の知識』の中から、危険とされる波と潮の流れを2つ紹介します。『土用波』と『離岸流』に注意しよう夏の土用の時期にくる大きな波であることから、名前が付けられた、『土用波(どようなみ)』。遠地の台風に伴って発生した波が、『うねり』となって日本の沿岸部まで到達することをいいます。『うねり』が重なると、天気予報で伝えられた波の高さよりも、はるかに高い波になる可能性があるので、現地だけでなく、遠方の天気も注意深く確認しておくとよいでしょう。また、『離岸流(りがんりゅう)』と呼ばれる、沖に向かって発生する強い潮の流れにも注意が必要です。一度、流れに巻き込まれると、気が付かないうちに沖まで流されるなど、身に危険が及ぶ場合があります。沖に流された場合、例え水泳のアスリートであっても、流れに逆らって泳ぐのは困難です。落ち着いて海岸と平行に泳いで離岸流から脱出しましょう。※写真はイメージ暑い夏にぴったりのレジャーである海水浴。しかし、大きなケガや、命にかかわる危険と隣り合わせでもあります。海水浴を安全に楽しむためにも、危険があることを忘れず、しっかりとした準備を心がけたいですね![文・構成/grape編集部]
2024年08月14日ご先祖様を自宅に迎え、感謝したり供養したりする、お盆。夏の風習の1つであり、一般的に8月13~16日までの期間をお盆と呼びます。子供が線香でやけどする事故に注意!お墓や仏壇に手を合わせる時などに使われるのが、線香です。消費者庁は、線香やロウソクでのやけどに関する注意喚起をウェブサイトに公開しました。同庁によれば、お墓や仏壇に供える線香などの熱い部分を触って、子供がやけどをする事故情報が医療機関から寄せられているとのこと。以下のような事故が起きているといいます。・「お墓参りの際に、こどもが火のついた線香を触り、指の間にやけど(II度熱傷)を負った。」(0歳11か月)・「保護者がリビングにある仏壇に線香に火をつけてお供えし、台所で夕食の準備をしていた。こどもの泣き声がしたため様子を見ると、線香の周りに灰が散らばっていた。こどもは左手を伸ばして線香の火に触れたようで、左手人差し指にやけど(II度熱傷)を負っていた。線香は仏壇の高さ約85cmの棚に置いてあった。」(1歳)・「保護者がろうそくの火を消した後、こどもが保護者の真似をして、ろうそくを手であおいだところ、溶けていた蝋(ろう)に触れてやけどした。」(1歳)消費者庁ーより引用普段は見慣れない線香やロウソクに興味を持つ子供もいるでしょう。お盆に、子供とお墓参りなどに行く予定がある人は、特に注意が必要です。同庁は、子供が線香やロウソクでやけどをしないために、注意すべきポイントを3つ挙げています。○お墓や仏壇に供える線香やろうそくは、なるべくこどもの手が届かない位置に置く。○お墓や仏壇にお参りをする際には、こどもが線香に触ったりお供え物などを倒したりしてけがをしないよう、こどもを一人にしない。○こどもが火のついた線香やろうそくなどのある部屋に一人で入らないよう、帰省先の家族や親族にも見守ってもらうよう伝える。消費者庁ーより引用万が一、子供がやけどしてしまった際には、応急手当を行い、やけどの程度に応じて病院を受診してください。同庁の注意喚起にネット上でも「これは本当に危ない」「高齢者も気を付けたほうがいいですね」などの声が上がっています。線香やロウソクも、火元であるという意識を持つことが大切でしょう。線香やロウソクを取り扱う時は、こどものやけどに十分注意して、安全にお盆休みを過ごしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年08月13日夏本番といえる、2024年8月上旬現在。これから、川や海で遊ぶ予定がある人も多いでしょう。川や海に潜む危険楽しい水遊びですが、油断すると水難事故の危険があります。宮崎県は同月1日、ウェブサイトで水難事故への注意喚起を公開しました。川の危険な特徴・コケが生えた石や岩があるため、滑る・砂利が安定していないため、崩れる・川の形状により、流れが急に速くなる・川の中は陸上からは見えにくいため、深みにはまる・上流の天候変化やダムの放流等により、急に増水する・河川管理施設(護岸、水門、床止め等)に立ち入り、足をとられる・転落する。など多数海の危険な特徴・波浪により、離岸流が発生する(離岸流とは…下記記載)・河口付近の水の流れにより、崩れ砂が発生する(崩れ砂とは…下記記載)・強い風により、高波が発生する・遠浅になっていたとしても、途中から急に深くなる・海岸管理施設(消波ブロック等)に立ち入り、足をとられる・転落する。など多数宮崎県ーより引用離岸流とは、波浪によって生じる、海岸の波打ち際から沖に向かってできる強い流れのこと。崩れ砂とは、水の流れで崖のように砂がほぼ垂直に切られ、自然に崩れたり、人の体重に耐えかねて崩れたりするものです。以上のように川や海には、さまざまな危険が潜んでいます。事故を防ぐためにも、活動する場所を事前に確認して、危険な場所を知っておくことが大切ですね。また、天気予報のチェックやライフジャケットの着用も忘れないようにしましょう。溺れた時の対処法注意していても、不意に水難事故に巻き込まれてしまうことがあるかもしれません。宮崎県のウェブサイトには、自分が流されてしまった場合に取るべき行動も公開されています。流された時、溺れそうになったら、誰もがパニックに陥ります。そして体が硬直し、さらに沈みやすくなります。体の力を抜き、少しでも助かる可能性が高まるよう仰向け・上体を起こした浮き方など、自身の楽な浮き方で呼吸を確保しましょう。立とうとしない、元いた場所に無理に戻ろうとしない、流れの穏やかな場所へを意識してください。川の場合は、下流側につま先を向け、流れに対し岸側に斜め45°程度の角度をとることで推進力と流れの力が合わさり、効率的に岸側に移動できると言われています。宮崎県ーより引用流されたり、溺れそうになったりした時は、できるだけ気持ちを落ち着かせて、自身の楽な体勢で浮いてください。流れの穏やかな場所へ向かうように意識しましょう。もしも、溺れている人を見かけたら、自分自身の安全を確かめたうえで、以下のリスクの低い行動から順番に取りましょう。1.声をかける。2.浮くものを投げる。(浮き輪、クーラーボックス、ペットボトルなど)3.スローロープや長いものを投げる。溺れている人を助ける水難救助は、救助しようとする人自身も水難事故に遭うリスクがとても高いといいます。事故に遭遇した場合は、まず周囲の人に声をかけ、協力を求めるとともに、川の場合は消防に、海の場合は海上保安庁に救急要請しましょう。各電話番号は以下の通りです。川での事故:電話119(消防)海での事故:電話118(海上保安庁)人は楽しんでいる時につい、事故への注意を怠りがちです。しかし、川や海もれっきとした自然そのもの。何が起こるか分かりません。川や海で水遊びをする際は、宮崎県の注意喚起を思い出してみてください。[文・構成/grape編集部]
2024年08月06日手軽に食べ物などを温めることができる、電子レンジ。生野菜や冷凍食品を温めれば、すぐに食べられるので便利でしょう。サツマイモを電子レンジで温めたら?ウェブサイトを通じて、生活者から寄せられた相談を紹介している、独立行政法人国民生活センター(以下、国民生活センター)。電子レンジでサツマイモを温めた時に、発火してしまったというトラブルに対して、原因を解説しています。食品の加熱しすぎは発煙・発火の原因となります。さつまいもをはじめとする根菜類など、水分が少ない食品の場合は、思っているよりも短時間で加熱が進むことがあります。電子レンジを使用する際は、取扱説明書を読み、正しく使いましょう。電子レンジ内の汚れや、使用する容器も発火の原因となることがあります。もし発煙・発火したときは慌てずに、扉は開けずに電子レンジを停止させ電源プラグを抜き、煙や火が収まるのを待ちましょう。国民生活センターーより引用食品を加熱しすぎると、発煙や発火の原因になるのだとか。サツマイモのような根菜類は水分が少なく、短時間で加熱が進むため、より注意してください。また国民生活センターによれば、電子レンジ内の汚れや、使用する容器も発火の原因になるとのこと。万が一発煙や発火を起こした場合は、慌てて中身を取り出してはいけません。電子レンジの扉を開けずに停止させ、電源プラグを抜いて、煙や火がおさまるのを待ちましょう。さらに国民生活センターは、発煙・発火しやすい食品として、中華まんじゅう、バター、生クリーム、てんぷらなどを挙げています。電子レンジの取り扱い説明書をよく読み、加熱のしすぎに注意しつつ、判断が難しい場合は、加熱時間を短めに設定するようにしてください。手軽に使える電子レンジだからといって、目を離してしまうと、大きな火災事故に発展してしまいます。国民生活センターの情報を念頭に置いて、電子レンジを使いましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年08月05日お菓子の袋などに入っている、乾燥剤。袋内の水分を吸収して乾燥状態を維持し、湿気による品質劣化を防ぐ効果があります。自治体によってルールは異なりますが、乾燥剤は『可燃ごみ』として出すのが一般的です。しかし、乾燥剤の種類によっては、捨てる際に注意が必要な場合もあります。生石灰乾燥剤を捨てる時『○○に注意して』乾燥剤にはさまざまな種類があります。中でも、『生石灰乾燥剤』は、取扱いに気を付けなければなりません。※写真はイメージ生石灰乾燥剤は、酸化カルシウムの水分を吸収する働きを生かして除湿する乾燥剤のこと。せんべいや海苔など食品の吸湿で多く使われています。石灰製品の製造販売をする、矢橋工業株式会社のウェブサイトには、生石灰乾燥剤を捨てる際の注意点が記載されています。市町村自治体の決まりに従って下さい。一般的には可燃ゴミ(燃えるゴミ)として扱っています。捨てる時には中身を出さないで下さい。また、中身が粒状でしたら、生石灰分を多く含んでいますので水気の有るものと接触させないで下さい。(中身の生石灰と水気が直接接触すると発熱します)中身が粉状でしたら消石灰になっていますので、そのまま捨てて下さい。矢橋工業株式会社ーより引用生石灰乾燥剤が水分を吸収すると、化学反応を起こし、発熱するといいます。発熱を起こした生石灰乾燥剤の周囲に可燃物があると、最悪の場合、発火してしまう恐れがあるので大変危険です。生石灰乾燥剤を捨てる際には、水気のある物と接触させないよう注意しましょう。なお、生石灰乾燥剤の中身が粉末状になっている場合、乾燥剤としての効力を失った状態となり、濡れても発熱する恐れがないため、そのまま捨てても問題ないそうです。生石灰乾燥剤の取り扱いを間違えると、発熱する可能性があるのは恐ろしいですね。乾燥剤を捨てる際には、種類を確認し、生石灰乾燥剤であれば、適切な方法で処分しましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年08月03日バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で世界を飛び回った『珍獣ハンター』としても知られている、お笑いタレントのイモトアヤコさん。普段は、芸能活動や海外の話、子育てについてなど、自身のInstagramを通してさまざまな情報を発信しています。そんなイモトさんが2024年7月31日に投稿したのは、尊敬する人の安否を気遣うメッセージでした。イモトアヤコ、安否不明の中島健郎への想い明かす同月27日、パキスタンにある、世界第2の高峰であるK2(ケイツー)にて、登山家の中島健郎さんと山岳カメラマンの平出和也さんが滑落する事故が発生。安否不明の中、懸命な救助活動が行われていましたが、同月30日、2人が所属する株式会社石井スポーツは救助活動を打ち切るよう苦渋の決断を下したことを発表しました。『世界の果てまでイッテQ!』で共演し、登山をサポートしてもらうなど、中島さんと親交があったイモトさん。ツーショット写真とともに、尊敬する中島さんへの想いをつづりました。健郎さんはいつも優しくて強くて朗らかで柔らかく山では40キロもの荷物を軽々背負いものすごいスピードで上り下りするかっこいい山男ですマナスルのベースキャンプでは一緒にたこ焼き焼いたりネパールの床屋さんで一緒に髪を切ったりデナリ登山では我々は1日で限界だった頂上アタックを2日連続で行ってくれたり絶対的に頼りになる山男ですその反面時に誰よりも先に高山病になったりお腹をよくこわしたりそんなところも全部ひっくるめて私は健郎さんが大好きです私は健郎さんがいなければ行けなかった場所見ることをできなかった景色届けることのできなかったものたくさんありますお二人の志と夢をかけた挑戦それでもそれでも、すごいです。imotodesseーより引用 この投稿をInstagramで見る イモトアヤコ 公式(@imotodesse)がシェアした投稿 ベテランの登山家として、イモトさんの挑戦を支えた中島さん。その協力があったからこそ、イモトさんは山頂で素敵な光景を目にすることができたといいます。自然の強大な力を前にしたら、時に人間はどうすることもできません。もちろん中島さんと平出さんも、プロとしてその恐ろしさをよく知っていることでしょう。イモトさんのメッセージからは、危険と隣り合わせになってでも、懸命に山に登り続けてきた2人へのリスペクトが伝わってきます。救助活動打ち切りの報を受けて投稿されたであろう、イモトさんの悲痛なメッセージに、多くの人から励ます声が寄せられました。・自分も、ただただつらいです。もっと山を登る姿を見ていたかった。・イモトさんが胸を痛めていないはずがないですよね。心中お察しします。・共演を見ていたので、事故を知ってからイモトさんのことも心配でした。悲しくてたまりません。日本を代表する登山家として、写真やテレビ番組を通して美しい光景を人々に見せてくれた、中島さんと平出さん。イモトさんをはじめ、その時に感じた感動を忘れる人はいないでしょう。多くの人が、2人の無事を心から祈っています。[文・構成/grape編集部]
2024年07月31日休み時間や放課後に遊んだり、体育の授業で運動したりと、子供たちにとってさまざまな活動の場となっている、学校のグラウンド。多くの人たちにとって、懐かしい思い出の場所でしょう。しかし、2019年11月、楽しい場所であるはずのグラウンドで痛ましい事故が発生しました。当時小学生の2人に賠償命令、ネットでは賛否サンケイスポーツによると、滋賀県草津市立の小学校のグラウンドで、集団下校の指導を受けていた当時小学6年生の児童2人が、グラウンドゴルフ愛好会に参加するため、グラウンドに来ていた80代の女性とぶつかり、女性は転倒して太ももの骨を折る事故が発生したとのこと。女性は、児童2人と草津市に対し、約725万円の損害賠償を求め、2024年7月25日に大津地方裁判所(以下、大津地裁)が児童2人に約88万円の賠償を命じ、話題となりました。なお実業家の、ひろゆきさんが今回の件についてXで「小学生がグラウンドを走るのは当たり前。子供が校庭を自由に走り回ることより、高齢者を優先するのか」とコメントしたこともあり、さらに波紋が広がった模様。大津地裁の判決に対して、ネット上では賛否の声が巻き起こっています。・学校のグラウンドなんだから、子供が追いかけっこするのは当たり前。・子供に公園であれもこれも禁止して、校庭でさえ高齢者を優先?気分が悪い。・子供はトラウマになるだろうな。誰のための学校なの?・みんなの意見も分かるけど、子供に責任がないとしたら、女性は泣き寝入りするしかないの?・年配女性が批判されている意味が分からない。最悪歩けなくなるケガなのだから判決は妥当でしょ。・走ってもいいけど、周りには気を付けて遊んでほしい。また、「グラウンドを管理していた大人の責任だろ」といった意見や「子供の注意不足による事故だけど、高齢女性も子供がいなくなるまで待てなかったのかな…。どちらも擁護したいけど、どちらも注意したい」といった声もありました。日本は法治国家なので、当事者は裁判所の判決に従う義務があります。しかし今回、議論が巻き起こったのは、『大人の都合』により、公園に設置されている遊具が撤去されたり、ボール遊びが禁止されたりするケースが増加し、子供たちの『居場所』が少なくなっていることも背景にあるのかもしれません。とはいえ、今回の事故はあくまで児童2人と高齢女性による個人間の問題なので、上記の事例と絡めすぎても、複雑化してしまう恐れがあります。今回のような事故を防ぐためにも、大人と子供の両者の意見を聞き、地域全体で協力して取り組むことが必要でしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年07月30日人間とともに家族として暮らす、ペット。言葉が通じず、飼い主が予想できない行動をすることもあるでしょう。ペットの行動による火災に注意!経済産業省の製品事故対策室(以下、経済産業省)は、Xアカウントで、『ペットの行動が原因で起きる火災』に関して、注意喚起をしています。 #ペット の思わぬ行動によって火災を伴う事故が発生しています!ペットを自宅に残してお出かけされる際は、以下の点にご注意ください★こんろなどの周りには可燃物やペットの興味を引く物を放置しない。★電気製品を使用しない時はプラグを抜いておく。 #NITE #製品安全 #犬動画 pic.twitter.com/LqjgdtS8wL — 【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策室) (@kochijiko) May 21, 2024 ペットを家に残して外出する時は、コンロなどの周りに可燃物やペットの興味を引く物を放置しないこと。また、使用しない電気製品のプラグは抜いておくことを推奨しています。動画のように、飼い主がいない家で、ペットがコンロのスイッチを押す様子を想像したら、ゾッとしますよね。さらに、警視庁警備部災害対策課のXアカウントでは『もふもふプッシュ』という言葉を使って、経済産業省と同様の注意を呼び掛けています。「もふもふプッシュ」をご存じですか?部屋で飼っているペットが知らぬ間に電化製品のスイッチを押したり、電源コードをかじったりする行動などをいうそうです。コンロにロックをかけたり、ペットをケージに入れて外出するなどして、もふもふ災害(ペットによる事故)に注意しましょう。 pic.twitter.com/Y786xtQNnR — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) June 20, 2024 ペットが、電源コードをかじる行為にも用心しなければいけません。外出時には、ペットをケージに入れておくことも有効な対策の1つだといいます。以上の注意喚起の投稿には、さまざまな声が上がりました。・このような事故があることを知って、今は外出時に必ず電化製品のスイッチをロックするようにしました。ペットといえどあなどれません。・知らなかった!周りにも教えようと思います。・これは恐ろしい。気を付けます。・うちの家でも一度、愛犬が電源コードを噛んで危ないことがありました。飼い主が家にいたので大丈夫でしたが…。他人事だと思って油断しないで!ペットの行動によって、火災が発生すれば、ペットの命も危険にさらされてしまうことになります。愛する家族を守るため、できる対策はしておいて損はないでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年07月29日2024年7月現在、全国各地で記録的な猛暑が続いています。暑い時期には、川や湖など、冷たい水に触れられる場所に足を運びたくなることもあるでしょう。しかし、川や湖で遊ぶ際は、万が一溺れてしまわないための注意が必要です。川や湖に入る際、気を付けるポイントとは?長野県警察山岳遭難救助隊のXアカウント(@NAGANO_P_M_R)は、『#無くそう水の事故』というハッシュタグを添えて、お酒を飲んだ状態で川や湖などに入る際のリスクを呼びかけ。河川敷などでテントを張って、友人や恋人などと食事をしながらお酒も楽しみたくなることもあるでしょう。しかし、アルコールを摂取した状態で水に入るのは、危険を伴うもの。アルコールの影響で注意力や運動機能が低下し、溺れるリスクが高まってしまうのです。河川敷や水辺のキャンプ場などでお酒を楽しむ際は、飲む前に「水に入らないように」と、周囲の人と声を掛け合うことが大切だといいます。 #無くそう水の事故 ♂️お酒を飲んで川や湖などに入るのは大変危険です ‼️アルコールの影響で注意力や運動機能が低下するため、溺れるリスクが高まります河川敷や水辺のキャンプ場でお酒を楽しむ場合には、飲む前に「水にはいらない」ように声を掛け合いましょう #溺水反応 #キャンプ #プール pic.twitter.com/e79fWuF9qK — 長野県警察山岳遭難救助隊 (@NAGANO_P_M_R) July 26, 2024 川や湖での娯楽は、夏の暑い時期こそ楽しみたくなるでしょう。しかし、楽しいはずの遊びが、お酒を原因に自らの生命に関わる事故につながってしまっては、元も子もありません。川や湖などに入る際は、細心の注意を払うようにしましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年07月28日テントを張って、野外で一時的に生活する、キャンプ。近年では、1人で自由に過ごす『ソロキャンプ』も流行しています。キャンプで使用する発電機に注意野外で行うキャンプには、電源がありません。そこで、役立つのが、発電機です。家電を動かすためなど、さまざまな場面で役立ちます。しかし、『ある危険』も潜んでいることを知っていますか。経済産業省の製品事故対策室は、Xアカウントで、キャンプで発電機を使う際の注意喚起をしています。もうすぐ #キャンプ シーズンですね!⛺キャンプで活躍する発電機ですが、テント内で使用すると一酸化炭素(CO)中毒の可能性があります必ず風通しの良い場所で、排気ガスがテント内に逆流しないように使用場所にはご注意ください⚠ #NITE #製品安全 pic.twitter.com/tZXe8fwwXS — 【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策室) (@kochijiko) July 18, 2024 発電機の排気ガスが充満すると、一酸化炭素中毒になる危険性があるといいます。一酸化炭素は無色、無臭で、気が付きにくい有毒な気体です。発電機は必ず、風通しのよい場所で、使用しましょう。この情報にネット上では「風向きに気を付けて!友人が中毒になったことがあるから!」「初めて知った。大事な情報ですね」などの声が上がっています。2024年7月現在、夏の季節にキャンプの予定がある人も多いでしょう。発電機には、一酸化炭素中毒の危険性があることを知った上で、注意して取り扱うことが大切ですね。[文・構成/grape編集部]
2024年07月22日全国各地で真夏日が続く、2024年7月下旬現在。各家庭でさまざまな暑さ対策をしていることでしょう。不具合が発生した扇風機の使用はやめて!涼む方法の1つとして、扇風機の使用があります。暖房としても使えるエアコンと違い、扇風機は基本的に夏の季節にしか使いません。「1年振りに押し入れから出した扇風機の様子がおかしい」なんてこともあるでしょう。経済産業省の製品事故対策室は、Xアカウントで、『経年劣化した扇風機』に関する注意喚起をしています。本格的な夏到来ですね久しぶりに押入れから出した扇風機。使い出したら、羽根や首振りの動きが悪い、異音や異臭がする等の不具合が発生した場合は、直ちに使用を中止しましょう⚠経年劣化した扇風機での火災が発生しているため、事業者の呼びかけなど情報を確認しましょう #NITE #製品安全 pic.twitter.com/SAJz7FTjkr — 【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策室) (@kochijiko) July 4, 2024 「異音や異臭がする」などの不具合が発生している扇風機を使い続けると、火災の危険性があるとのこと。直ちに使用をやめて、事業者の呼びかけなど、情報を確認するよう述べています。この呼びかけにネット上では、「扇風機の調子が悪かったので、買い換えました。情報をありがとうございます」「うちの家で、扇風機が爆発したことがありました。みんなも気を付けて!」などの声が上がりました。扇風機は1年中使うわけではないため、少々の不具合なら、買い換えずに使い続ける選択をしてしまいがちな家電かもしれません。しかし、動画のような爆発が、自分の家で起きることを考えるとゾッとしますよね。少しでも異変を感じた扇風機は使用を中止して、専門家に相談、または新しく買い替えましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年07月20日夏の風物詩の1つである、花火。家族みんなで楽しむため、手持ち花火を買い、準備している人も多いでしょう。ただし、手持ち花火は火や火薬を扱うため、正しい方法で安全に行う必要があります。花火にマッチやライターで火を付けたらダメ?手持ち花火をやる時には、自治体のルールを守ることはもちろん、消火用の水入りのバケツを準備するなど、火災や事故が起きないよう細心の注意を払わなければなりません。また、花火に火を付ける際にも、正しい方法で行わなければ、やけどを負ってしまう危険性があります。花火の安全対策などの発信をしている、公益社団法人日本煙火協会(以下、日本煙火協会)のウェブサイトには、手持ち花火の正しい点火方法について、記載されています。火をつける場所は、花火の種類(しゅるい)や形によってちがう。それぞれの説明(せつめい)をよく読んで、ローソクか、線香(せんこう)で火をつけよう(マッチやライター、花火は使わないこと)。公益社団法人日本煙火協会ーより引用花火は、種類によって火をつける場所などが異なるため、事前に必ず説明書を読んでください。また、火を付ける際には、ローソクや線香を使うと安全です。ローソクは、缶に立てると火を付けやすくなりますよ。※写真はイメージなお、ライターやマッチで花火に直接火を付けるのは、やけどをしやすく大変危険なので、絶対にやらないようにしましょう。花火を安全に楽しむためにも、日本煙火協会が教える正しい点火方法を覚えておきましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年07月19日私たちの生活にかかせない、スマホ。どこに行くにも、肌身離さず持っているという人も多いでしょう。消防局「火災の危険性が…」そんなスマホに『火災の危険』があることをご存知ですか。京都市消防局はウェブサイトで、スマホやノートパソコンなど、リチウムイオン電池が利用されている家電の出火を注意喚起しています。スマートフォン,タブレット,電子たばこ,ノートパソコン,携帯充電器などで使用されているリチウムイオン電池の充電中や使用中に出火するという火災に気を付けてください。京都市消防局ーより引用充電中や使用中に出火した事例があるとのこと。同局はウェブサイト上で、非常に危険だという『誤った取り扱い事例』を公開しています。・専用の充電器を使わなかった。(過充電になった。)・廃棄する際にバッテリーパックを分解した。・スマートフォンのイヤホンジャックを清掃するため,鋭利なものを差し込んだ。(電池が損傷した。)・スマートフォンが水の中に落ちたが,しばらくすると使えるようになっていたのでそのまま使っていた。・夏季の自動車内など高温になる場所に長時間放置していた。・充電器の差込プラグ部分の接触が悪かった。・放り投げるなど強い衝撃を与えた。・スマートフォンをズボンの後ろポケットに入れたまま座るなど強い力を加えた。・飼い犬にかませてみた。京都市消防局ーより引用2024年7月上旬現在、気温が高くなり、本格的に夏を迎えようとしています。これからの季節は特に、自動車内など高温になる場所に、リチウムイオン電池が利用されている家電を長時間放置しないよう、注意が必要でしょう。車内に忘れたスマホが火災の原因になることを想像すると、恐ろしいですよね。日常的に使用することの多い家電が火災の原因になる、これらの情報には、ネット上でさまざまな声が上がっています。・壊れるぐらいならいいけど、出火するのは恐いな!・これは注意しないといけないですね。教えていただきありがとうございます!・知らなかった~。子供にも教えておかないと。充電中に以前より本体が熱くなったり、膨張や変形したりしたら、すぐに使用をやめて製造会社などに相談しましょう。ほとんどの人が持っている、スマホやノートパソコン。だからこそ、火災の可能性が誰しも、身近にあるといえますね。普段から正しい取り扱いを心がけ、少しでも異変を感じたら、「大丈夫だろう」と油断しないことが大切です。[文・構成/grape編集部]
2024年07月05日蒸し暑い日が続く、2024年7月現在。気温が高く、じめじめとする時期には、誰もが遭遇したくないゴキブリが出現します。家でゴキブリが出てもいいように、ゴキブリ用の殺虫剤を常備している人も多いでしょう。しかし、殺虫剤の使用方法を誤ると、火災につながる恐れがあると、アース製薬株式会社(以下、アース製薬)のウェブサイトが説明しています。隙間に噴射する時の注意点家の中でゴキブリが現れ、駆除しようとしたら、隙間に逃げてしまった経験はありませんか。そんな時には、殺虫剤を隙間に噴射し、表に出てきたところを駆除する方法がありますよね。しかし、ここで注意したいことがあります。アース製薬のウェブサイトには、同社が販売するゴキブリ用殺虫剤『ゴキジェットプロ』の使用上の注意点が、以下のように記載されています。冷蔵庫の裏などのすき間は噴射ガスが溜まりやすいため、使用量(すき間には約1~2秒)を守り過剰に噴射しないよう注意してください。可燃性ガスが燃焼するおそれがあります。アース製薬株式会社ーより引用家具や冷蔵庫などの隙間は、噴射ガスが溜まりやすく、可燃性ガスが燃焼する恐れがあるといいます。そのため、隙間に使用する際には、過剰に噴射せず、約1~2秒程度の噴射に抑えましょう。また、使用後は、しっかりと換気を行い、ガスコンロや湯沸器などの火気の近くでは使用しないでください。ゴキブリよりも何倍も恐ろしい、殺虫剤による火災。殺虫剤を使用する際は『使用上の注意』を改めて確認しておきましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年07月02日子どもの外遊びでの死亡事故は防げる!毎年、川や海など外遊びでの子どもの事故はあとを絶ちません。しかし、外遊び中に出会う危険は、知っていれば避けられるものがたくさんあります。「お菓子を拾おうとしておぼれる」「高波にさらわれる」「ランドセルが遊具に引っかかる」……etc.同書では、川・海・山・身近な公園で実際に起きた子どもの事故事例28を紹介。それぞれの場所で事故防止策・安全啓発を発信しているプロの監修のもと、どうしたら事故を防ぎ、安全に楽しむことができるかを徹底的に解説しています。また、各章の最後には、最も重要な安全の話がつまっている漫画解説付き。子どもと一緒に安全に外で遊ぶ方法について学ぶことができます。累計3万部突破、ベストセラー『これで死ぬ』シリーズの第2弾!同書は、『これで死ぬアウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集』の第2弾にあたる書籍。子どもが外で危険を避け安全に遊べるよう、前作の著者である山岳遭難の専門家・羽根田治さんのほか、川や海、身近な外の危険の専門家の監修を加え、必ず知っておきたい外での危険と、その危険を避ける方法を紹介しました。内容はじめに/この本の使い方1章 川の危険速い流れに引き込まれる/落とし穴にはまる/ブロックに挟まる/助けようとしておぼれる/お菓子を拾おうとしておぼれる/鉄砲水に流される/湖でおぼれる漫画:ライフジャケットの準備はOK?2章 海の危険釣りで堤防から転落/高波にさらわれる/離岸流に流される/河口でおぼれる/浮き具をつけたままおぼれる/シュノーケルでおぼれるコラム:海水浴や磯遊びで注意する危険生物漫画:海への転落に要注意!/海水浴はライフセーバーのいる海で3章 山の危険ひとりで先に行って落ちる/落石にあたる/道に迷ってしまう/崖崩れにまきこまれる/火山ガスを吸ってしまう/噴火にあう/スキーで木にぶつかる/高山病にかかってしまう漫画:山のアクシデント集4章 身近な外の危険熱中症で倒れる/雷に打たれる/ランドセルが遊具にはさまる/サッカーゴールが倒れる/スライディングで破傷風に/毒ヘビにかまれる/毒キノコを食べる/コラム:これだけは覚えたい毒キノコ漫画:外遊びを楽しもう監修者・著者について監修・羽根田 治(はねだ・おさむ)フリーライター、長野県山岳遭難防止アドバイザー、日本山岳会会員。山岳遭難や登山技術の記事を、山岳雑誌や書籍で発表する一方、沖縄、自然、人物などをテーマに執筆活動を続けている。近著に『ドキュメント生還2 長期遭難からの脱出』『これで死ぬ』(山と溪谷社)、『山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難』(幻冬舎新書)など。監修・藤原 尚雄(ふじわら・ひさお)1958年大阪府出身。大雪山系の麓で、大自然に囲まれた生活を謳歌している。雑誌『Outdoor』(山と溪谷社)の編集、専門誌『カヌーライフ』の創刊編集長を務めたのち、フリーランスとしてアウトドア関連および防災関連の雑誌、書籍のライターとして活動する傍ら、消防士、海上保安官、警察機動隊員などに急流救助やロープレスキュー技術を教授するインストラクターとしても活躍中。監修・松本 貴行(まつもと・たかゆき)横浜国立大学大学院教育学研究科修了。成城学園中学校高等学校保健体育科専任教諭。公益財団法人日本ライフセービング協会副理事長、教育本部長。溺水事故はレスキューよりも、いかに事故を未然に防ぐか?が最重要であると、日本で初めて水辺の安全を誰もが学べるICT教材「e-Lifesaving」を開発。内閣府消費者庁消費者安全調査委員会専門委員。監修・山中 龍宏(やまなか・たつひろ)1974年東京大学医学部卒業。1987年同大学医学部小児科講師。1989年焼津市立総合病院小児科科長。1995年こどもの城小児保健部長を経て、1999年緑園こどもクリニック(横浜市泉区)院長。1985年、プールの排水口に吸い込まれた中学2年生女児を看取ったことから事故予防に取り組み始めた。現在、NPO法人Safe Kids Japan理事長。文・大武 美緒子(おおたけ・みおこ)フリーライター・編集者。山と溪谷社で登山専門誌、ガイドブック編集に携わったのちフリーに。二児の子育て中、親子でアウトドアを楽しむ。著書に『不思議な山名個性の山名山の名前っておもしろい!』(実業之日本社)、編集・執筆を手がけた本に『はじめての親子ハイク関東周辺自然と遊ぶ22コース』(JTBパブリッシング)などがある。書誌情報『子ども版 これで死ぬ 外遊びで子どもが危険にあわないための安全の話』羽根田 治・監修、藤原尚雄・監修、松本貴行・監修、山中龍宏・監修、大武美緒子・文定価:1,540円仕様:四六変形判/128ページISBN:978-4-635-50050-0山と溪谷社(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅【子どものやけどの思わぬリスク】本体は熱くならなくても倒れた時に危険なモノとは?手の届かない所に置いていても注意✅子どもの車内置き去りを防ぐデバイス「こまもり」が、オートバックスで独占先行販売✅プール・海・川での水遊びシーズン到来!子供の溺水事故を防ぐためにできることとは?
2024年06月19日現代の私たちの生活は、さまざまな電気機器によって支えられています。身近なスマートフォンはもちろん、モバイルバッテリーやワイヤレスイヤホンなど、どこにでも持ち運ぶことができる便利なアイテムが増えている昨今。夏場に活躍する、ハンディファン(携帯扇風機)もその1つでしょう。身近で便利なアイテムですが、使い方を誤ると重大な事故につながる危険があることをご存じですか。携帯扇風機で大爆発!?2024年6月13日、尼崎消防局がInstagramで注意を呼び掛けたのは、最近増えてきているという『電気機器火災』。私たちが普段よく使う『モバイルバッテリー』と『携帯扇風機』の危険な使い方について、動画で紹介しています。 この投稿をInstagramで見る 尼崎市消防局(@amagasaki.119.fd)がシェアした投稿 2つに共通しているのは、充電式バッテリーが使用されているという点。通常に使うぶんには問題ないものの、一度地面に落とすなどして強い刺激を与えてしまった場合は、使用するのをやめるよう、呼びかけています。また、必要以上に充電をする『過充電』も、発火等の危険があるため控えるべきとのこと。どちらも軽く小さいことから、外出時に手に持って歩く機会も多いでしょう。うっかり落としてしまったものを、そのまま使用していませんか。動画のような、大きな爆発が「もし自分の身に起きたら…」と考えるだけでゾッとしてしまいますよね。身近なものにまつわる注意喚起には「知らなかった」「気を付けよう」といった声がたくさん寄せられています。・携帯扇風機、盲点でした!よく使うので気を付けないといけないですね。・落としたら使うのは危ないだなんて、まったく知りませんでした。別紙で注意喚起すべき内容ですね。・本当に怖いですね!頭にしっかり留めておきます。・マジか…落としても動いていたら、そのまま使っちゃいそう。気をつけます!夏のレジャーでも活躍する2つのアイテム。使い方を間違えると重大な事故につながりかねません。楽しい思い出を台無しにしないためにも、これらの内容をしっかりと頭に入れて正しく安全に使いたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年06月16日電気ケトルの普及に伴って、小さな子どものやけど事故が社会問題に電気ケトルの普及に伴い、小さな子どものやけど事故が問題視されるようになり、2021年に「電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈についての一部を改正する通達」により、転倒流水試験(転倒した際のお湯の流出量が50mL以下であること)が追加されました。この基準※1に準拠する電気ケトルは、2024年8月以降、同基準の転倒流水試験条件を満たさないと製品の製造・輸入ができなくなります。※1 J60335-2-15(2021)こうした背景を踏まえ実施された今回の意識調査。どのような実態が明らかとなったでしょうか。自身の子どもに対して、やけどの「ヒヤリハット経験」がある人は7割以上に調査の結果、自身の子どもに対して、日常生活でひやっとした経験(ヒヤリハット経験)がある人は、「よくある」37.9%、「たまにある」56.4%を合わせて94.3%に上りました。そのうち、やけどのヒヤリハット経験がある人は「よくある」20.6%、「たまにある」49.8%合わせて70.4%と、7割以上に達しています。また乳幼児の子どもが、やけどをしないよう普段から心がけている人は93.1%という結果となりました。やけどのヒヤリハット経験の原因が「電気ケトル」だった人は約3割もやけどのヒヤリハット経験エピソードの第1位となったのは「熱くなった調理器具に触れそうになった/触れてしまった」で、半数以上が経験があると回答しています。続いて第2位は「炊飯器の蒸気に触れそうになった/触れてしまった」、第3位は「電気ケトルを触りそうになった/倒しそうになった/倒れてしまった」となりました。また、やけどのヒヤリハット経験がある人のうち、その原因が「電気ケトル」だった人は29.0%にのぼりました。やけどしないように気をつけていること第1位は「調理中は近寄らせない」子どもがやけどしないように気をつけていること第1位は「調理中は近寄らせない」ことで65.2%にのぼりました。第2位は「子どもの手が届くところに熱くなる物を置かないようにしている」で、57.5%が該当。そして第3位は「電気ケトルでお湯を沸かしている時に近寄らせない」だったものの、該当者は約3割にとどまっています。また電気ケトルによるやけどのきっかけにもなりやすい「調理器具のコードは、子どもの手の届かないところに配線している」について実践している人は23.8%となりました。電気ケトルでやけどをしそうになった原因は、約半数が「転倒」と回答電気ケトルで子どもがやけどをしそうになった経験がある方に当時のエピソードについて聞いたところ、第1位「子どもが高温になった本体の表面を触ってしまった」、第2位は「子どもが蒸気に手をかざしてしまった」、第3位「お湯を器に入れる際にお湯をこぼしてしまった」となりました。また、電気ケトルの「転倒」によって、やけどをしそうになった経験のある人は、半数近い48.7%にのぼっています。ヒヤリハット経験者の4割以上が「子どもの手の届かない位置」に置いていた電気ケトルで子どもがやけどをしそうになった経験がある方に「当時の電気ケトルの置き場所」について尋ねると、 43.6%は「子どもが手の届かない場所」に設置していたことが判明。4割以上が「子どもの手の届かない位置」に置いていたにもかかわらず、やけどのヒヤリハット経験がありました。子どもの手の届かない位置に電気ケトルを置いていたにもかかわらず、やけどの危険があった理由を、子どもの事故防止の第一人者で小児科医の緑園こどもクリニック院長の山中龍宏先生に聞いています。その結果、電気ケトルを使用する際のNG行為は「電気ケトルの決まった置き場所がないこと(電気ケトルの定位置が度々変わること)」だということがわかりました。「子どもの手の届かない位置」に置いていても、使用中に一時的に置き位置を変えたタイミングでやけどするケースが大半だといいます。以上を踏まえ、お湯が沸いた後「電気ケトルの置き場所が定位置から変わる」ことがある人を調査した結果、なんと51.8%が該当する結果に。半数以上が“やけど予備軍”であることが判明しました。電気ケトルの安全機能について「全く把握していない」人は3割超で最多に電気ケトルを持っている方に自宅の電気ケトルに搭載されている安全機能について聞いたところ、全く把握していない人が最も多く、その数は31.8%にのぼりました。電気ケトルでやけどする主な要因について着目すると、「転倒お湯もれ防止」が搭載された商品を選んでいる人は22.9%のみ。続いて「本体が熱くなりにくい」機能は31.2%、「蒸気が出ない・少ない」機能は18.7%のみという結果となり、電気ケトルの安全対策については関心が低い傾向があることが浮き彫りとなりました。転倒流水試験が追加された電気ケトルの新安全基準、認知度は2割程度に「電気ケトルの新安全基準※1に、2021年より転倒流水試験(転倒した際のお湯の流出量が50mL以下であること)が追加された」ことを知っている人は23.7%にとどまりました。 ※1 J60335-2-15(2021)また、子どものやけどや事故に至る危険性について情報収集している人は42.7%で、電気ケトルのやけど事故の報道・ニュース等を知っている人も43.0%。いずれも4割程度にとどまる結果となりました。【調査概要】調査対象:未就学児6歳以下の子どもがいる全国の30歳〜40歳の男女638人調査方法:ジャストシステム「Fastask(ファストアスク)」を用いたインターネットリサーチ調査期間:2024年4月30日(火)〜5月6日(月)※結果数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。(タイガー魔法瓶「電気ケトルの新安全基準に関する 意識調査」より引用)タイガー魔法瓶(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅約6割の両親が安全性に大きく関わる「子どものベルト抜け出し」を経験!求められるチャイルドシートとは?✅相次ぐ「子供の転落死」死亡事故を防ぐ『6つの“ない”』とは? 今すぐ自宅の確認を!✅子どもの事故の「ヒヤリ・ハット」事例、登園時やお迎え時も要注意!どのような状況で起きやすい?
2024年06月14日交通事故を専門に取り扱う弁護士法人しまかぜ法律事務所(所在地:愛知県名古屋市、代表弁護士:井上 昌哉)は、交通死亡事故のご遺族や交通事故の被害に遭われた方向けにコラムを連載しており、最新のコラムとして、「6月は小学生、中学生、高校生の事故が増加」を掲載しました。愛知県警察が作成している「交通事故防止のPOINT」によると、令和元年から令和5年までの5年間の交通死亡事故等を分析した結果、6月は小学生、中学生、高校生の事故が増加する傾向があることが分かりました(※)。弁護士法人しまかぜ法律事務所では、交通事故について情報提供するとともに、ご遺族や交通事故の被害に遭った方が適正な賠償額で解決ができるよう全面的にサポートしてまいります。URL: (事務所ホームページ) (死亡事故相談用 専門サイト)※出典:愛知県警察ホームページ「交通事故防止のPOINT」より 代表弁護士 井上 昌哉弁護士 三宅 加太■小中高生事故の実態小中高生の歩行者の死傷者の実態としては、6割以上が横断中の事故で、そのうち約8割が信号のない場所での事故となっています。信号のない場所で横断するときは、手を挙げて車に気付いてもらう行動を取る、車が停止したことを確認してから渡る、渡っているときも左右の安全を確認することが大切です。次に、小中高生の自転車死傷者の実態としては、出合頭の事故が約7割となっています。一時停止の規制がある場所では必ず停止する、左側通行を徹底することで、出合頭の事故を防ぐことができます。また、ヘルメットの非着用が約8割となっています。自転車による交通事故は衝撃が生身に伝わるということもあり、ヘルメットを着用しないと死亡につながりやすく、死亡に至らなくても、頭部を損傷することで、遷延性意識障害や高次脳機能障害となることもありますので、ヘルメットは必ず着用しましょう。連日、小中高生が交通事故の被害に遭う悲しいニュースを耳にします。新生活も2ヶ月が経過し、通学に慣れが生じやすい季節となりますので、一時停止などの基本的なルールを守るなど、正しく安全な交通行動を実践し事故を防ぎましょう。ドライバーの方も、朝・夕の出退勤時間が登下校時間と重なることから、交通事故の危険を予測し、見通しの効かない交差点や横断歩道手前での安全確認を確実に行うようにしましょう。■小中高生が交通事故の被害に遭ったらでは、小中高生が交通事故の被害に遭った場合どうすれば良いでしょうか。小中高生が交通事故に遭った場合も、大人と同じように症状固定日までの治療費や慰謝料等が支払われます。また、入院付添費や、症状により一人での通院が困難な場合は通院付添費が認められることがあります。付き添いのために付添者が仕事を休んだ場合は、付添者の休業損害が支払われる場合もあります。その他、長期間の休学等によって進級遅れが生じた際の授業料や補習費、家庭教師、塾の費用等が損害として認められる場合もあります。後遺障害が認定された場合は、逸失利益が支払われますが、労働能力喪失期間は原則18歳からとなります。大学卒業を前提とする場合は、大学卒業時となります。また、基礎収入は、若年労働者(事故時概ね30歳未満)として、全年齢平均の賃金センサスを用いるのが原則となっています。小中高生が交通事故の被害に遭ったら、大人に比べ身体が小さい分、受ける衝撃は大きく、死亡事故につながったり、重篤な障害が残ることも多くあります。死亡事故や重篤な障害が残った場合は、賠償額が高額となりますので、適正な賠償額を加害者から受け取るためには、実績のある交通事故専門の弁護士が交渉することが不可欠です。■事務所概要事務所名: 弁護士法人しまかぜ法律事務所所在地 : 愛知県名古屋市中区丸の内一丁目4番12号 アレックスビル3階定休日 : 土曜日・日曜日・祝日営業時間: 9:00~18:00URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月11日「防水スプレーを使おうとしているみなさま~!」Xでこんな呼びかけをしたのは、接着剤や塗料などを扱う、セメダイン株式会社(以下、セメダイン)のアカウント。同社は、2024年5月28日の東海や関東甲信、東北を中心に、大雨が降った日に合わせて、防水スプレーの使用方法に関して、こんな注意喚起を投稿しました。大雨なので防水スプレー使おうとしているみなさま~!必ず風通しの良い【屋外】での作業をお願いいたします…!!!吸い込むと呼吸困難を引き起こす恐れがあります( ;ω;)ちなみに、誤った使用を防ぐためにわざと独特なニオイにしているのです(`・ω・´) pic.twitter.com/EDH5nCGsj5 — セメダイン【公式】 (@cemedinecoltd) May 28, 2024 防水スプレーを吸い込むと、呼吸困難や肺炎などの健康被害を引き起こす可能性があるといいます。そのような事故を防ぐため、セメダインが製造する『防水スプレー』は、わざと独特なニオイにしているのだとか。防水スプレーを使用する際には、製品に書かれている『使用上の注意』をよく読んだ上で、マスクを着用し、風通しのいい野外で使用してください。なお、野外で使用する際には、周囲に人や動物がいないことを必ず確認しましょう。セメダインの呼びかけに、ネット上ではこんな声が寄せられました。・あえて独特なニオイにしているなんて、知らなかった。・実際に事故が起きているから、マジで気を付けないと。・自分でやらないで、やってくれる店に頼むのもよさそう。また、ペットを飼っている人からは「動物がいる家では、室内での使用が厳禁なのはもちろん、風向きにより、スプレーが外にいる動物にかかったり、家に入り込んだりしないように、注意すべき」との声もありました。万が一、防水スプレーを吸入してしまった場合は、新鮮な空気のもとへ移動し、体調が悪化した場合は、すぐに医療機関を受診してください。[文・構成/grape編集部]
2024年06月02日リモコンや懐中電灯、オモチャなどを動かすために使用される、電池。電池切れを起こさないように、常に予備の電池を用意している人も多いですよね。しかし、電池の扱いを誤ると、重大な事故が起きる危険性があると、経済産業省の製品事故対策室(以下、経済産業省)のXアカウントが注意を呼びかけています。経済産業省、ボタン電池の誤飲で化学やけどの恐れ電池の種類の中でも、特にボタン電池はサイズが小さいため、子供やペットが誤って飲み込む事故が発生しています。ボタン電池の中に含まれるアルカリ性の液体は、タンパク質を溶かす性質を持っているため、誤飲してしまうと、体内で化学やけどを起こしてしまう可能性があるのだとか。鶏肉を使用して行なった、再現実験の映像はこちらです。暦上ではもう #秋 ですが、まだまだ暑い9月です #熱中症 等が心配なところ、小さなお子様は屋内で遊ぶ機会が多いかもしれませんが、家の中での #誤飲 に御注意ください⚠️例えば、 #ボタン電池 は誤飲してしまうと体内で化学やけどを引き起こすリスクがあります pic.twitter.com/fPY7ugflwV — 【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策室) (@kochijiko) September 7, 2023 鶏肉の上にボタン電池を置くと、電池に触れている部分が溶けて、焦げていく様子が確認できます。誤って飲み込んでしまい、ボタン電池が体内の粘膜を溶かすことを想像するだけでもゾッとしますね…。そのような事故が起きないためにも、使用済みのボタン電池は、子供やペットの手の届かない場所に保管し、できるだけ早く廃棄してください。経済産業省の注意喚起に「マジで注意しなきゃ」「気を付ける」などの声が寄せられました。万が一、ボタン電池を飲み込んでしまった時には、速やかに医療機関へ行き、医師に状況を説明しましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年06月02日暑い夏には欠かせない、扇風機。帰宅した時や風呂上りなどに、扇風機の涼しい風に当たると気持ちがいいですよね。しかし、老朽化した扇風機の使用を続けると、事故につながる可能性があると、独立行政法人製品評価技術基盤機構のXアカウントが注意を呼び掛けています。老朽化した扇風機の使用に、注意喚起扇風機は、長く使い続けていると、内部配線が劣化し、発火するリスクが高まるといわれています。特に製造から10年以上経っている扇風機は、事故の発生率が高いそうです。実際に、扇風機が原因で、住宅が全焼する火災が起きています。扇風機が発火する瞬間をとらえた、こちらの動画をご覧ください。熱中症の警戒アラートも出るくらい、猛暑日が続いていますね見た目では、分かりにくいですが、扇風機の内部配線が劣化していることがあるので、異変を感じたら使用を中止してください製品事故を防ぎながら、猛暑を乗り越えていきましょう✨ #NITE #キケンを知らせナイト #電気製品 #扇風機 pic.twitter.com/UDyySZKu70 — ナイト(独立行政法人 製品評価技術基盤機構) NITE公式 (@NITE_JP) August 21, 2023 発熱や発火を起こしやすいのは、首振り部分や電源コードなどです。首振り部分に通っている配線が、首振り機能で繰り返し折り曲げられることで、劣化し、発火を起こします。動画でも、配線の劣化部分からスパークが発生し、あっという間に扇風機を溶かしていますね。扇風機の動きが悪くなったり、異音がしたり、発熱や焦げ臭さを感じたら、使用を中止してください。また、使用しない時は、電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。上記のような異常がなくても、扇風機を10年以上使用している人は、買い替えを検討するのもいいかもしれません![文・構成/grape編集部]
2024年05月30日