「日本酒フェア2019~世界で一番日本酒が集まる日~」が、2019年6月15日(土)に東京・池袋サンシャインシティにて開催される。「日本酒フェア2019~世界で一番日本酒が集まる日~」は、全国の約1,750の蔵元が所属する日本酒造組合中央会主催の日本酒イベント。会場では、「公開きき酒会」と「全国日本酒フェア」と2つのイベントが同時に開催される。全国45都道府県の酒造組合がそれぞれがテーマを設けて、日本酒を出展。来場者は、約1,000種類もの日本酒を都道府県ごとに飲み比べることができる。約410点もの日本酒が揃う「公開きき酒会」では、全国新酒鑑評会で審査された入賞酒を飲み比べ。入賞酒は416点にものぼる。また、普段は知ることのできない日本酒の魅力に触れられるディスプレイも設置される。燗酒や花の酵母を使用し醸された日本酒のブースや日本酒セミナーなど、日本酒を学べるコンテンツも充実。全国各地の名酒をぜひこの機会に楽しんで。【詳細】「日本酒フェア2019~世界で一番日本酒が集まる日~」日時:2019年6月15日(土)■公開きき酒会時間:10:00~13:00(共通入場券の販売は12:00まで)、15:30~18:30(共通入場券の販売は18:00まで)※一部、二部完全入れ替え制。会場:池袋サンシャインシティ 文化会館4F 展示ホールB ■全国日本酒フェア時間:第1部 10:00~13:30(入場は13:00まで)、第2部 15:30~19:00(入場は18:30まで)会場:池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F 展示ホールA入場料:日本酒フェア2019両イベント共通券:第1部、第2部 前売り券3,500円/当日券4,000円(オリジナルお猪口・冊子付き)全国日本酒フェアのみ:前売り・当日券1,500円【問い合わせ先】日本の酒情報館TEL:03-3519-2091(10:00~18:00)※土・日・祝日は休館
2018年06月11日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 作業スペースを外に設けた反転バージョン「すわ製作所」を主宰する眞田さんのご自邸に伺いました。いろいろと見どころ満載なのですが、詳細は7月21日発売の『住まいの設計9.10月号』で。眞田さんのお宅は、眞田さんご夫婦にお子さん3人、眞田さんのお母様の6人家族。で、このキッチン。作業スペースを囲ったL型キッチンが一般的なのですが、こちらは作業スペースを外に設けた反転バージョン。楽勝で4人くらいが一緒に調理作業をできます。Lに囲われた部分は廊下側からの収納です。ものは考えようですね。■ 犬のための家。しかも平屋です翌日は、服部信康建築設計事務所さんの手がけた「犬のための家」に。広々とした平屋でたいそう気持ちのいい住宅でした。3匹のブルドッグ、フレンチブルドッグものんびりマイペースで過ごしています。実は犬にとって住みやすい家は、人にとっても住みやすい家なんですよね。こちらも7月21日発売の『住まいの設計9.10月号』でご覧ください。■ ちょっとコワいところがまた…先日お邪魔したお宅にて。ご主人が海外出張の際に蚤の市で買ってきたというシンバルモンキー。アンティークな風合いがたまりません。でも小学2年生のお嬢さんが「コワい」というので、ウォークスルーのシューズクロゼットにしまっているそうです。確かにちょっとコワいかもしれませんね。
2018年06月10日古民家ホテル「鎌倉 古今」が2019年1月7日(月)、鎌倉にオープンする。安政2年築の古民家をリノベーションしたラグジュアリーホテル「鎌倉宮」や「鶴岡八幡宮」など、歴史的な寺社仏閣などの徒歩圏内に誕生する「鎌倉 古今」は、安政2年(1855年)に建てられた古民家を、日本家屋の魅力はそのままにリノベーションしたラグジュアリーホテル。建物の梁は江戸時代当時のものをそのまま残すなど、163年の歴史を感じられるデザインが魅力となっている。鎌倉における古民家ホテルの先駆けに国内外から多くの観光客が訪れるものの、古都保存法で歴史的風土保存区域に指定されたエリアが多く、慢性的に宿泊施設が不足している鎌倉。しかし、民泊新法の施行に伴い、古民家の宿泊施設としての利用が可能に。今回オープンする「鎌倉古今」は、鎌倉における自然を破壊しない古民家ホテルの先駆けとして、新たな宿泊体験を提供する。“古今”を感じる客室デザイン客室は、昔ながらの伝統的な和室をベースに、ナチュラルでモダンなデザインのベッドやソファを配置した、“古今”を感じられるデザイン。障子を活用した開放感ある空間で、緑あふれる鎌倉の自然も楽しめる。そのほか、宿泊者には、観光にも便利な無料のスマートフォンレンタルサービスである「handy」、エアウィーヴ社による宿泊者ごとに最適な寝具などが用意されている。イタリアンオーガニックレストランも併設同ホテルには、オーガニックレストランの先駆けである「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフが監修したレストラン「Restaurant COCON」も併設。ライブ感溢れる10席のカウンターと、半個室の1卓4席で、イタリアンベースのオーガニック料理やオーガニックワイン、デトックスドリンクなどを提供する。施設概要「鎌倉 古今(かまくら ここん)」オープン日:2019年1月7日(月)※民泊新法に基づき、180日限定での営業となる。住所:鎌倉市二階堂836宿泊料金:・1泊朝食付プラン 1名 48,000円+税・1泊夕朝食付プラン 1名 60,000円+税客室数:2室(88㎡ / 82㎡)アクセス:・鎌倉駅より車10分・大塔宮バス停より徒歩3分※宿泊者は鎌倉駅からの無料送迎付き。予約TEL:050-5213-2512(9:00〜18:00/定休日:火・水曜)
2018年06月09日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(46)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ 6/14(木)『relife+vol.29』が発売になります!来週、6/14(木)『relife+vol.29』が発売になります。表紙は築33年の団地をリノベしたお宅。テレビやラジオでコメンテーターとしても活躍されているイケメンな某大学教授さんのご自宅です。収納王子・コジマジックさんの新連載「家づくり武者修行!」もスタートします。将来「収納御殿」を建てたいという野望をお持ちのコジマジックさんが、いろいろなところに武者修行?に行って家づくりのアレコレを学ぶ、という企画です。とっても楽しいページになっていますのでこちらもぜひご覧くださいね!■ 6月29日(金)18時30分~トークセッション@大阪があります6月29日(金)18時30分~パナソニックセンター大阪 1階 セミナールームにてトークセッションをします。テーマは「141平米のマンションを800万円でリノベするアイデア」豊中市在住の建築家・平野玲以さんをゲストにお迎えして、『relife+vol.23』の表紙も飾った平野さん宅のリノベのプロセスについてアレコレ聞いちゃいます。ちなみ昭和49年築の超カッコいいヴィンテージマンションです。参加費は500円程かかりますが、6/14発売の最新号『relife+vol.29』(1,250円)をプレゼントします!お申し込みはこちらから。ふるってご参加くださいね〜。■ 中2のムスメの愛読書がシブすぎる件先日、高熱で学校を休んだ中2のムスメ。帰宅すると枕元にあったのがこの2冊。確かにお金は大切ですが……。タイムマネジメント的なことに興味を持ち始めたので、私が高校生の頃熱心に読んでいた本をすすめたら、そちらはスルーされました。そ、装丁のせい?
2018年06月09日モスキーノ(MOSCHINO)は、2019年春夏メンズコレクションおよび2019年ウィメンズリゾートコレクションを日本時間の2018年6月9日(土)11:30にロサンゼルスで発表する。ファッションプレスではその模様をライブ配信。前シーズンの2018-19年秋冬コレクションでは、近年の色に溢れたコレクションとは全くことなる“黒”の世界を展開。メンズではオーガンザをスーツの上から重ねたルックが、ウィメンズでは体にアートを映し出したかのようなドレスが目を惹き、意外性のある肌の見せ方にも注目が集まった。ロサンゼルスで発表される最新コレクションでは、どのようなショーを見せてくれるのか。期待が高まる。【詳細】モスキーノ 2019年春夏メンズコレクション&2019年ウィメンズリゾートコレクション開催日時:日本時間 2018年6月9日(土)11:30現地時間 2018年6月8日(金)19:30
2018年06月08日パリに本店を構える総合美容専門店「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」が6月7日、京都に日本2号店をオープンさせた。ジャン-ヴァンサン・ビュリー(Jean-Vincent Bully)が1803年に創業した「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」は、ヴィクトワール・ドゥ・タイヤック(Victoire de Taillac)とラムダン・トゥアミ(Ramdane Touhami)夫妻によって2014年に再スタート。パリ、ロンドン、ソウル、台北に次いで、2017年4月に東京・代官山に日本1号店をオープンした。彼らが日本2号店の地に選んだのは、京都。直線的な梁が印象的な数寄屋造りの外観は、日本の茶室に着想を得て聚楽壁(じゅらくかべ)、沓石(くついし)、障子を用いた日本の床の間のようなしつらえを演出した。しかし店内に入ると一転、内装は19世紀のフランスらしいクラシカルな空間へと誘う。オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーを象徴する重厚な薬局棚、ブティックの中央にはオイル・スキンケアを相談しながらセレクトするための大理石のカウンターが設置されている。床は、ヴェルサイユ式の寄木細工を使用。高さ4メートルの天井には、17世紀のパリで流行した肖像画を配置している。古来の製法を守りながらも、最新の美容技術を駆使したオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの製品は、パラベンやシリコンなどを一切使わず、原材料の効能を最大限に引き出した最高級のクオリティーが魅力。スキンケア、ボディケア、ヘアケアを始め、オーラルケアやネイルケア、香水、各種美容ツールまで、幅広い製品を取りそろえている。また、今夏以降は植物オイルボトルのリニューアルや、パリのホテル・クリヨン(Hotel de Crillon)の客室に導入されているミニサイズのアイテムをセットにしたトラベルキットも発売される予定。【店舗情報】オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 京都店住所:京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL 1階営業時間:11:00~20:00最終更新: 6月7日
2018年06月07日ディオール(Dior)は、2019年リゾートコレクションをフランス・パリのシャンティイで発表した。ディオールが綴る物語、今季の主役は女性騎士(エスカラムサ)マリア・グラツィア・キウリが、今季の物語の主役として選んだのは、メキシコの伝統的な女性騎士「エスカラムサ」だ。チャレリアと呼ばれる馬術競技に、男性と同じく果敢に挑む彼女たちは、刺繍で満たされたスカート、大きなハット、フラワーモチーフが踊るフェミニンなコスチュームで鍛え抜かれた強靭な肉体を包んでいる。モダンに解釈された“トワル ド ジュイ”太いベルトやウエストラインを強調するジャケットと、軽快に揺れるチュールやレースのスカートによって生まれる、まるでニュールックのようなコントラストの強いシルエットをベースに、幻想的な世界が広がっていく。特に、マリア・グラツィア・キウリが目を付けたのが、フランスの伝統的なテキスタイル、トワル ド ジュイだ。田園風景をはじめとする日常の美しさを投影するトワル ド ジュイを、今季はより自由な発想でモダンに解釈している。うさぎや馬などの優しい動物たちが草原を走るわけではなく、当時の牧歌的な要素は少ない。曲がりくねって朽ちた木々、そしてライオン、トラ、蛇といった強い動物が登場する風景は、身に着ける女性の内側を示すかのように、ワイルドな部分が垣間見える。時には「バー」ジャケットやロマンティックなレースブラウスの下で、伸びやかに重なり合うパウダーカラーのチュールに、またある時には、対照的なサファリジャケットに落とし込まれる。形は違えど古典的な美しさを今に蘇らせるという点で共通していて、あくまで毅然とした佇まいで居続ける。そこに加わる、揺らめく繊細なレースと踊るような草花の刺繍は、強さとは対比的にある、女性の“愛”や“優しさ”の表現にも思える。もうひとつの女性像、ジェンダーにとらわれない“アマゾネス”の存在今季、女性像を具現化するうえで、イメージしたもう一人の人物がいる。ギリシア神話に登場するアマゾネスだ。女性のみで構成された狩猟部族として知られ、彼女たちもまたジェンダーに捉われない存在だったのだ。キュロットスカートや、1948年春夏オートクチュールコレクションに発表した「Drags」を彷彿されるスカート、メンズシャツも登場していた。女性騎士の強さを軸に、マリア・グラツィア・キウリがのせた自由で幻想的な物語が紡がれたランウェイ。時代を越えて、彼女が現代によみがえらせたスタイルは、きっと今の女性たちに通ずるものばかりなのではないか。
2018年06月06日施主であるあなたは設計の依頼をして、提案プランが目の前に出されたとしましょう。それを見たとき、おそらくあなたは、ぱっと見て気に入れば「わ~い」と舞い上がってしまうでしょうし、そうでなければ「う~ん」と悩んでずっとそのプランをみつめてしまったりするでしょう。何がよくて何がだめだと感じたのでしょうか。客観的に提案されたプランのどこを見ればいいのか。今回は設計者がプランを発想する視点から追っていき、そのポイントを解説します。設計者はどのようにプランを生みだしているのか!私が建築プランをどのように発想しているのか。それは、「建物をどう配置すればいいか」「リビングからそれぞれの個室へどうつなげるか」「敷地から見える美しい風景をどう生かすか」「敷地建てることができる法的面積を有効活用できる方法から探ってみる」など、どういうアプローチがしっくりくるかを確認しながら検討しています。そして、実際にイメージをかたちにするとき、できるだけ頭の中だけでつくりこまないようにしながら手描きでスケッチを書き、さらに施主の希望や法規、構造等とどう折り合いがつくのかを捉えなおします。このとき私は「手に脳みそがある」意識をもって手を走らせています。施主様が提案をみて「いいな!」と思うのは頭だけでない感覚的な部分でもあります。それが私たちの手先によって生み出され、心地よさにもつながると考えています。■ プランは「いいな!」に対するロジック!私たちは、上記で施主様が感じた「いいな!」にきちんと意味と理由があることをお伝えし、「そうなんだ!」と理解をしてもらえるようにこころがけています。そういう案は、プランが成立しています。KY / PIXTA(ピクスタ)プランというものは、設計者が「これはいける!」と思ったイメージを論理的に施主様に説明するものでもあります。そのバランスがきちんと紙を見て、模型を見て、表現されているかということを私は大切にしています。いいなに対するロジックをプランで展開しているのです。現在、提案中のスケッチ例をひとつあげてみましょう。旦那さん奥さんと子ども1人の3人家族に提案しました。リビング・ダイニングに家族が集まってくる家がほしいと要望されて私が提案したのが、以下の案です。「いいな」をいただきました!プランでは、個室や水周りなどの空間をコア状にもうけ、そして、その他の空間をリビング、ダイニングなどのメインの空間としています。南側には要望にあった畳コーナーをもうけ、縁側から庭にアクセスできるように計画しています。施主様からは、限られた予算のなかで、家族が集まるリビング・ダイニング空間を可能な限り大きくとりたいという要望がありました。なので、彼らが「いいな」と思った部分は、メイン空間がひとつながりに大きく確保できていることであったそうです。そしてさらにプランを見てみると、無駄な廊下もなく、水回りや個室、階段などが合理的に区分され解決できているので、ご自身のなかでも整理ができたとのことでした。施主様が求める豊かな空間をつくりだすためには、解決しなければならない課題が必ず出てきます。それをプランに落とし込みます。「いいな」と感じる理由が、なんなのか。それを頭の中に入れながらプランを眺めると、建物を見るのがさらに面白くなるはずですよ!
2018年06月05日Photo: Estelle Hanania for Diorディオール(Dior)の2019年クルーズ コレクションが5月25日(現地時間)、パリ近郊にあるシャンティイ城で発表された。シャンティイ市は、伝統的なレース編みに加えフランス馬術の伝統に縁深い地としても知られている。16世紀から19世紀に建てられたルネサンス様式のシャンティイ城には世界的に有名なシャンティイ競馬場が隣接し、城の大厩舎は馬の博物館として開放されている。ショーは女性騎手たちが白馬に乗って駆け巡るパフォーマンスで幕を開けた。ディオール ウィメンズ コレクションアーティスティック ディレクターのマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)の2019年クルーズ コレクションのインスピレーション源となったは、メキシコの伝統的な女性騎手“エスカラムサ(escaramuzas)”。彼女たちが纏うフェミニンなコスチュームと、団結した“女性たちの強さ”や、“女性同士の友愛”。これらの要素をレースやチュールをあしらったボリュームのあるフリルスカートに、タイトなジャケットやハイベルトを合わせ、ウエストを強調したスタイルや、フランスの伝統的なテキスタイルである「トワルド ジュイ」を新たに解釈し、モダンなデザインへと昇華させたアイテムなどで表現した。団結した“女性たちの強さ”や、“女性同士の友愛”をギリシャ神話に登場する女性の部族アマゾネスからも着想を得ており、日本産コットンのジャケットに合わせたパンツスタイルや、キュロットスカート、クリスチャン・ディオールが1948年春夏 オートクチュール コレクションで発表したアフタヌーンドレス「Drags」を彷彿させる、プリーツスカートなどのアイテムに落とし込んだ。それらのアイテムに、マリア・グラツィア・キウリの再解釈により生まれ変わったディオールのアイコニックなサドルバッグやメンズシャツ、洗練されたブラックタイを合わせ、ジェンダーレスなスタイリングへと仕上げる。そこにはさらにマリアがイメージしたチリの女性作家イサベル・アジェンデのデビュー作『精霊たちの家』で描かれた、“自立した女性”のスピリットも垣間見える。スティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)のデザインしたつば広のストローハットと、伝統的なメキシカンエンブロイダリーが施されされたホワイトドレスのルックも今シーズンのアイコン。今回、エンブロイダリーが施されるドレスのアトリエでの制作風景も公開となった。メキシカンエンブロイダリーを施したルックのアトリエでの制作風景また、ショー当日の会場には、ナタリア・ダイアー(Natalia Dyer)、メラニー・ティエリー(Melanie Thierry)、アレクサ・チャン(Alexa Chung)、キアラ・フェラーニ(CHIARA FERRAGNI)、パリス・ジャクソン(Paris Jackson)を始めとする世界中のセレブリティが来場し、日本からは女優の新木優子も出席した。
2018年06月05日「古家つき土地」として売りに出されている物件を見たことはありませんか?家があまりにも古く傷んでいて価格をつけることができないような場合、その家が建っている土地のみを「古家つき」として売るのです。相場より安く手に入ることがメリットですが、古家の解体費用は買主が持つ必要があります。でも、もし古家をリノベーションできたら、家の購入費用がグッと抑えられるのではないでしょうか?この古家つき土地を手に入れ、そこに建っていた家を見事にリノベーションして復活させたのが横浜市内に暮らすMさん。8歳の長女、4歳の長男、0歳の次女と夫妻の5人家族です。敷地面積は約188平米、延床面積約130平米の2階建て、見晴らしのいい高台で隣は緑豊かな神社、と申し分のない好立地でした。物件価格が安く抑えられたため、リノベーション費用に1,920万円をかけました。■ 3年間売れ残っていた家を見て、妻は絶句……。多趣味な夫は、以前も築40年の家を自力でリフォームしたほどの猛者。子どもが2人になり、より広い家を求めて巡り合った横浜市内の中古住宅は、条件はぴったりだったものの廃墟寸前でした。一緒に見に行った妻が思わず絶句するほどボロボロ。それもそのはず、3年も売れ残っていたそうです。リノベをお願いしていた建築家の田井幹夫さんに、その家を見てもらったところ「これは面白くなるんじゃない」と太鼓判!妻の不安を尻目に、とんとん拍子に購入、リノベと話が進んでいったのです。■ 無機質でラフなスタジオ風の1階は、自由に使える空間コンクリートブロックを鉄筋やモルタルで補強した、今ではなかなか見られない「コンクリートブロック造」のM邸。「元々その建物が持っているポテンシャルを活かすのがリノベーション。新築だったら自分では多分やらないようなプランになった」と田井さん。なんと、1階の部屋はすべてモルタル仕上げの土間空間です。まるでスタジオのようなラフな雰囲気の1階。夫がコツコツと買い集めたアンティーク家具やスピーカーなどが置かれ、今は仕事で遅く帰った夫が寛ぐ場所となっています。妻は洗濯物の室内干しをする空間として、そして将来は引っ越してから3人に増えた子どもたちの部屋にする予定だそう。■ いいものは活かしつつ機能を一新できるのはリノベならではリノベーションの醍醐味といえば、元々あったディテールを上手に活かしたり、思い切って機能を刷新してグッと便利になったり、のバランス。M邸はそのバランスが秀逸。玄関は位置を変更せずにオープン棚を設置。ガラスブロックから漏れる光がきれいです。トイレと洗面脱衣室、バスルームなどの水回りはこんな感じ。位置はほぼそのままですが、設備機器を一新して配置を変更しました。2階へ続く階段は既存のままですが、塗装してイメージを一新。1階の居室へ続く建具も昔のままです。■ 2階は、木のぬくもりが優しいみんなの生活の場親子5人のおもな生活の場は2階。テラスだった部分を増築して、2面に大開口がある広々としたリビングに。窓を開け放つと、まるで屋外!隣接する神社の緑と高台ならではの景色が満喫できます。リビングのベランダからは、離れの屋上がよく見えます。子どもたちが自由に行き来できるよう階段を設けたことで、ハンモックで涼んだりバーベキューをしたりと、用途がぐんと広がりました。キッチンは夫婦2人で料理をするため、広めに設計。ステンレストップの作業台がほしいと、妻が要望を出しました。キッチン側は壁で閉じた空間とし、ピクチャーウインドゥを設けています。和室がひと部屋ほしいとの要望から、寝室を畳に。今は2段ベッドと布団で、家族5人が寝ています。寝室の奥には布団もしまえる大容量の収納を確保。右手の扉は階段ホールへ続く引き戸。LDKから寝室、階段ホールへ、ぐるりと回遊できる間取りです。階段ホールは、今は子どもたちの机を2つ置いて子ども部屋のように使っていますが、ユーティリティスペースとして将来様々に活用できそう。奥の小さな扉がトイレ、大きな2枚の引き戸が収納になっています。ここで宿題をしたり、しっかり者のお姉ちゃんが勉強を見てくれたりします。こちらは、おまけのようについていた離れ。屋上は子どもたちの格好の遊び場となっていますが、室内はというと、荷物を整理して夫自ら床をモルタルで塗り、物置兼作業小屋にしているそうです。いかがでしたか。「古家つき土地」を見事によみがえらせたM邸のリノベーション。立地と敷地条件が揃っていれば、お得なお買い物と言えそうです。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2017年11・12月号」も参考にしてみてくださいね。設計/アーキテクトカフェ・田井幹夫建築設計事務所撮影 飯貝拓司【巻頭特集】「光と風、緑を取り込む家」「みんなのシアワセキッチン&ダイニング」豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン
2018年06月04日ヴァレンティノ(VALENTINO)の2019年リゾートコレクションが発表された。あらゆるものが渾然一体となってハーモニーが生み出される自由な都市、ローマのように、ありのままでいられるよう新しい美の形を表現した今シーズン。ビジュアルはストリートを舞台に撮影された。
2018年06月03日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 「オトナリノベーションNo.3」絶賛発売中!5月15日に発売された『オトナリノベーションNo.3』では、インテリアのイケてるお宅(本のなかはプロの撮ったもっと素敵な写真ですよ)や趣ある古民家を再生した事例、秘密基地みたいな趣味部屋などかご覧いただけます。■ 上級者の額縁使い3つ昨日取材にお邪魔したお宅は、額縁使いが如何にも上級者って感じでしたので、3点ほどご紹介しますね。珪藻土の壁に額縁を飾り、ポトスを吊るして絵のように見立てたり。この額縁は設計のこぢこぢ一級建築士事務所さんからプレゼントされたものだそうです。飾り棚にクラシカルな額縁(鏡付き)を置いてみたり。ピクチャーウインドウもひとつの額縁です。絵とみなされるのは、隣家の借景。
2018年06月03日『SPRiNG』7月号の特別付録はスヌーピーの腕時計。フェイス部分にスヌーピーが描かれていて時計を見るたびにほっこりといやされます♡ストラップは紺と緑のバイカラーで大人っぽい印象なのでいろいろなコーディネートに合わせられて使い勝手が良さそうですよ♪発売したての雑誌付録をさっそくレビューしたいと思います!スヌーピーのフェイスに癒される♡『SPRiNG』7月号の付録は大人気キャラクター、スヌーピーの時計。時計が付録なんて正直びっくりですよね!しかもとってもかわいい♡キャラクターものの時計というとなんだか子どもっぽいように聞こえますが、落ち着いた色合いのストラップのおかげでとっても大人っぽいんです。ベルトは紺と緑のバイカラーでトレンド感バッチリで、コーディネートを引き締めてくれそう。無地のTシャツなどシンプルなアイテムと相性が良さそうです♡さすが『SPRiNG』ですね!実際に腕につけてみるとこんな感じ。32mmと大きめのフェイスが少しメンズライクな印象ですね!ボーイッシュなコーディネートに合わせるのはもちろん、ガーリーなコーディネートのハズしアイテムとしても活躍しそうな予感♡『SPRiNG』7月号、買う価値あり!『SPRiNG』7月号の特別付録スヌーピーの腕時計は、かわいさと大人っぽさを兼ねそなえた使い勝手抜群のアイテムでした♪シンプルなコーデのアクセントとして大活躍すること間違いなしです♡書店で見つけたらぜひチェックしてみてくださいね!書籍情報●書名:『SPRiNG7月号』●価格:860円(税込)●販売日:2018年5月23日(水)
2018年06月01日2018年5月28日(月)より発売の『GLOW(グロー)』7月号の特別付録をレビュー♪今月はなんと、ポーチが3つと付箋が2種類も入った超豪華なセット!これで920円(税込)はお得すぎるので見逃せません♫〔SAZABY(サザビー)〕好きも、パンダのシャンシャン好きも、今すぐ書店へ急げー!『GLOW』7月号付録が豪華すぎる……!2018年5月28日(月)から発売の『GLOW』7月号をゲットしたお買い物部。なんとなんと、付録が4点も入っているというのです……!しかもそのうち3点はポーチだというから驚き。〔サザビー〕のコスメ&アクセポーチって、中身はどんな作りになっているの?パンダのシャンシャンのBIGポーチと付箋っていったいどんな感じなの?そんな疑問に答えるべく、1つ1つレポしていきます♪コンパクトで便利! 〔サザビー〕の《コスメ&アクセポーチ》最初にレビューするのは、人気ブランド〔サザビー〕の《薄型コスメポーチ》と《アクセサリーポーチ》。見た目はシンプルかつコンパクトで、いま流行中のミニバッグでも持ち歩きやすそうです♪生地のブラックとファスナー部分のメタリックな感じも大人っぽい印象でGOOD◎では、さっそく中身を開けてみましょう!●名称:《薄型コスメポーチ》●サイズ:縦12×横8.5×マチ1.5cm●中面仕様:小分けポケット×3(ポケット前にも収納可)こちらは《薄型コスメポーチ》。裏地には〔サザビー〕のキーケースや長財布に使われているストライプ柄が採用されており、夏らしくすっきりした印象に仕上がっています♪表地・裏地ともにシンプルなデザインだから、どんなコスメを入れても合いそうです。ちなみに上から見るとこんな感じ。リップなどが収まる小分けポケットが3つもついていますが、その前にも収納スペースがあります。アイシャドウやファンデーションなど大きめのコスメを入れてもいいですし、ポケットティッシュなどもぴったり入りますよ♫●名称:《アクセサリーポーチ》●サイズ:縦12×横8.5×マチ1cm●中面仕様:ネックレスかけ×2、収納ポケット×1、ピアスホール×6、指輪かけ×1続いては、丸みを帯びた形が特徴的な《アクセサリーポーチ》。全体的に《薄型コスメポーチ》と似ていますが、中のデザインはアクセサリー収納に特化した仕様になっています。小さいながらも収納力抜群だから、これ1つで大切なジュエリーをたくさん、かつ安全に持ち運べますよ♫なんて愛くるしいの……♡パンダのシャンシャンポーチ&付箋●名称:《パカッと開くふわふわポーチ》●サイズ:縦14×横20×マチ1cmここからはうってかわって、パンダのシャンシャンがとってもキュートなアイテムをご紹介します♪こちらはシャンシャンの全身が大きくプリントされたふわふわポーチ。裏表どちらも同じ写真が印刷されています。てくてく歩いている様子がとっても愛らしい♡これだけでも十分かわいいですが、実はこのポーチ、ここからが本番なんです。ファスナーを開けると……。じゃーん!仲良くハグしているシャンシャン親子の写真が現れるんです!親子そろってふわふわな様子がもうかわいすぎ……♡このようにパカッと大きく開くことで、シャンシャン親子の姿がしっかり見て取れるだけでなく、欲しいものが迷子にならずサッと取り出すことができます。よく見ると、今回のコラボ限定の特別なシャンシャンロゴが♫なんとチャームまでパンダ型になっているんです!このポーチを携帯すれば、いつでもシャンシャン親子と一緒におでかけしているような気分になれること間違いなし♡あまりのかわいさに、「そのポーチどこで買ったの!?」と周りの人に聞かれちゃうかも!●名称:《ひとこと付箋2種セット》●内容:2種類×11枚そして最後にご紹介するのは、《ひとこと付箋2種セット》。だらんと木に寄りかかるシャンシャンと、ころんとした背中が愛くるしいシャンシャンの2種類がセットになっています♪それぞれが発している「おつかれシャン!」「おつかれシャンシャン!」という台詞も、ダジャレながらなんだかかわいいですよね(笑)。ちょっとしたコミュニケーションに使いやすそうな付箋です♫『GLOW』7月号、これは買うしかない!以上、『GLOW』7月号の付録のレポでした♪はじめは内心「4つも付録が入っていたらクオリティーが下がってしまうのでは?」と思っていましたが、1つ1つじっくり確認したところ、まったくそんなことはありませんでした!《コスメ&アクセポーチ》はどちらも使いやすさ抜群で、シャンシャングッズはとにかくかわいいの一言に尽きます(笑)。とはいえ使いやすさの面もしっかり考えられていて、とっても優秀な付録たちでした♫気になった方もそうでない方も(!)、ぜひ書店で『GLOW』を手に取ってみてくださいね!書籍情報●書名:『GLOW(グロー)』7月号●価格:920円(税込)●販売日:2018年5月28日(月)
2018年05月30日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が現地時間5月28日の夜に、南仏のマルグリット・エメ・マーグ財団美術館にて、2019 クルーズ・コレクションショーを開催した。マルグリットとエメ・マーグ姉妹のコレクションを所蔵したマルグリットとエメ・マーグ姉妹のコレクションを所蔵したマーグ財団美術館は、シャガールやジャコメッティ、マティス、ミロなど画家や彫刻家の巨匠たちの作品、そこに美術館を囲む自然が共存するサン=ポール=ド=ヴァンスの山の中にある美術館。かつて、アーティストたちが芸術的なユートピアを築いた時代の活気と自由が息づいた場所を舞台に、ニコラ・ジェスキエールは唯一無二のファッションとアートの融合を創り上げた。 今シーズン、アナ・ウィンターの右腕として米『ヴォーグ』誌のクリエイティブディレクターを務めていたグレース・コディントン(Grace Coddington)とのコラボレーションにより、アクセサリーラインを立ち上げた。作家、イラストレーター、エディターとして現在活躍する一方で大の動物好きとして知られる彼女ならでは、空想の動物たちがアクセサリーのモチーフとなっている。このカプセル・コレクションは10月より一部のルイ・ヴィトンで発売される予定だそうだ。ショーのサウンドトラックは、フランス人アーティスト・ウッドキッド(WOODKID)が担当。WOODKIDは、作家でありグラフィックやディレクションなど様々に行うヨアン・ルモワンヌの音楽活動時の名義である。ショー序盤は、音楽に合わせてジェニファー・コネリー(Jennifer Connelly)がグレース・コディントンの回顧録『グレース〜ファッションが教えてくれたこと〜』(ランダムハウス出版)の一部を朗読した。ショー開催前にはマーグ財団美術館内の「ジャコメッティの庭」でライブも行われ、1950年代にフランスの音楽家フランソワ&ベルナール・バシェ兄弟が考案した音響彫刻と呼ばれる、ガラスや金属をベースにした特殊な楽器を用いた演奏をWOODKIDが再現した。「この場所には素晴らしい一族の歴史が残り、芸術に情熱を注いだギャラリストならではの物語が存在します。その一族が友人およびパトロンとして関わった数々のアーティストたちと共に、芸術的な対話が紡がれる稀に見る場所が築き上げられてきました。不朽の作品のすべてが連動するかのように、アーティスティックなフローを生み出しています。知的で美しくエスプリに溢れ、インスタレーションが自然や四季と特別に響き合う場所です」と、ニコラ・ジェスキエールは語っている。
2018年05月29日2018年5月28日(月)発行の『オトナミューズ』7月号の特別付録を紹介♪今月の付録は〔JILLSTUART(ジルスチュアート)〕の保冷機能付きビッグトートです。大人っぽいピンク色がコーディネートを邪魔しないので普段使いにもぴったりです。保冷バッグなのでアウトドアシーンでも活躍すること間違いなし。まだ買っていない方は必見です!『オトナミューズ』7月号の付録がおしゃれ♡『オトナミューズ』7月号の付録は〔JILLSTUART〕の「保冷機能付きBIGサイズトート」!〔JILLSTUART〕らしいダスティーピンクが大人っぽくてとってもすてきです♡「BIGサイズ」というだけあって本当に収納力抜群!発売したての付録をさっそくレビューしちゃいますよ♪気になるサイズ感は……?バッグのサイズは縦33cm×横43cm×マチ15cmで、予想以上のBIGサイズ。580ml入りのタンブラーを並べてみても、まだまだバッグの方が大きいです!でも軽くてやわらかい素材なので持ち運びにも便利♪使わないときには折りたためばコンパクトになりますよ。身長160cmのスタッフが持ってみるとこんな感じに♪取っ手が2カ所にあるのでハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても使うことができます。ダスティーピンクに黒字のプリントがシンプルでシック♡コーディネートのアクセントとしても使いやすそうです。気になる内側は……?中はアルミ素材の保冷バッグになっています。メッシュのポケットもついていて、鍵やハンカチなどのちょっとした小物などを入れておくことができますよ♪こんなBIGサイズの保冷バッグはなかなかないのでピクニックやアウトドアシーンで重宝すること間違いなしです!とてつもなく大容量だった!今回は「海」をテーマに、実際に海に行くときに必要になりそうなものを詰めてみました。タオル、日よけに必要なパーカー、軽食を入れるプラスチック容器、お弁当、タンブラーなど、かさばりがちなアイテムもすっぽりと収まる!詰めても詰めても余裕があるので困ってしまったくらいです(笑)。これならアウトドアシーンで家族のお弁当一式だって丸ごと入れられちゃいますよ♪おわりに今回は5月28日発売『オトナミューズ』7月号の特別付録〔JILLSTUART〕の保冷機能付きBIGトートをレビューしました。表面の素材はもちろん、内側には保冷バッグ加工もしてあり付録とは思えないほどハイクオリティです!こんなに大きな保冷バッグはなかなかないので、いろいろなシーンで活躍すること間違いなし♡見た目もかわいいので普段からサブバッグとしても使えちゃいます♪お店で見つけたらぜひチェックしてみてくださいね。書籍情報●書名:『otonaMUSE(オトナミューズ)』7月号●価格:920円(税込)●販売日:2018年5月28日(月)
2018年05月29日設計者・建築士は、設計提案を施主様に行うため、まずヒアリングを行います。私の設計事務所では、そのお施主様の思いを形に結びつけるため、独自にヒアリングシートを作成してお話を伺っています。今回はいかにヒアリングが大事かについてご紹介。ヒアリングでは、施主様が要望を設計者にお伝えしたいと思っているでしょうし、私たちはそれを聞いて十分に理解しようと考えているのです。■ 施主はヒアリングにどんなふうに臨めばいい?ヒアリングシート私たち設計者にとってヒアリングという機会は、提案をよりよくするためのものであります。もっと言うと、プレゼンのなかに、提案、そしてヒアリングが含まれていると言っても過言ではないです。そのくらい私は、ヒアリングを大事に考えています。では、お施主様としては、ヒアリングにどんなふうにのぞめばいいのか。どう伝えるのがいいのか。あまりかまえる必要はありませんが、こうしたほうがコミュニケーションを取りやすいですよということを簡単に2つほどご紹介したいと思います。■ 1.あるだけ要望をすべて吐き出してみよう!これはまず、お願いしていますし、できるだけお施主様が考えていることすべてを吐き出していただくように、私も努力しています。そして、施主様には何でも言っていただいています。Rina / PIXTA(ピクスタ)そのなかで私たちは、要望と、その奥にかくされた、施主様の欲している本質を読み解き、それらから形にするヒントを得ようとしています。このようにする理由は、要望の組み合わせ次第でこれは無理だろうと思えた矛盾が、実現する可能性がでてきたりもするからです。それは提案において核になる可能性を多く秘めていたりもします。いろいろな要望が出たあと、私はお施主様にそのなかで優先順位をつけてもらい、要望の整理をします。そうすると、フィルターにかかるように、提案へむけた方針が見えてきます。■ 2.イメージや好きの共有をするために施主様がどんなイメージをもっているのか、そして何が好きなのか。これらを共有することが設計提案をするうえで私は大切にしています。ではその共有をどのように行えばいいのか。node / PIXTA(ピクスタ)例えば、雑誌の切り抜きなどでもいいでしょう。ネットで集めた画像をスマホで見せてもいいかもしれません。言葉のほかに視覚的な情報を相互で確認できることは、要望と提案のずれを少なくします。以前までは、住宅雑誌やその一部をコピーしたファイリングなどを持ってきた方が多かったです。しかし現在では、スマホから、ダウンロードした画像データを見せてくれたり、SNSツールを活用したサイトから収集した画像を見せていただいたりなど、情報共有の手段がより多彩になってきています。イメージをわかりやすく伝達する手段ができたことで、よりお施主のイメージが私たち設計者に伝わるようになりました。これはとても便利ですね!これらのやりとりは、家づくりに対し、設計者と施主様が同じ方向を見て進んでいくためのものでもあります。お互いの信頼感にもつながりますし、意志の疎通がよりスムーズになることは間違いないです。shimi / PIXTA(ピクスタ)それは、家という完成形をともに描くための大事な関係性の構築となっていくことでしょう。このプロセスを経て、私は設計者として、施主様の求めていることや敷地、法規など様々な情報を体のなかに染み渡らせて設計提案へと望みます。あとはおまかせください!と言った感じです!!
2018年05月28日下の写真右側にある大きな木製の家具、何だと思いますか?実はこれ、キッチンで本棚で収納でテレビ台で冷蔵庫でパントリーで、そして何とトイレでもあるんです。この家具があるのはT邸のLDK。敷地面積50平米弱の土地に建つ鉄骨造3階建ての家で、LDKはその2階にあたります。リノベーション費用は何と530万円!さて、どんなリノベーションなのでしょうか?■ 日当たりのいい2階をLDKに。でも、スペースも予算もない?世田谷区にお住まいのTさん一家は、フランス料理店オーナー兼シェフの夫、会社勤めの妻、3歳の長女と1歳の長男の4人家族。子どもが増えてこれまでの家が手狭になったことで、家探しを始めました。そこで出会ったのが、南北が道路に接する3階建て鉄骨造の一軒家。直感的にリノベーションできそうだと感じた夫は、建築家の竹島淳二さんに相談しました。竹島さんは同級生で建築家の檜垣幸志さんに共同設計を持ちかけます。2人が考えたのは、日当たりのいい2階に家族が過ごすLDKを持ってくるプラン。しかし、2階は31平米しかなく、キッチンに冷蔵庫、ダイニングテーブル、テレビ台など、すべてをそのまま置いたらスペースが狭くなってしまいます。しかも、もともと東側の壁の中央にトイレがあり、できれば位置変更も撤去もしたくない……。予算が限られる中で、竹島さんと檜垣さんが出した結論が、この大型家具だったのです。■ 扉の向こうは何?大型家具の中に収められているモノたちまずはもともと2部屋あった2階の壁を取り払い、大きなワンルームとします。そして、東側の壁全面に木製の家具を設置。そこに必要なものすべてを収める、というのが、2人が考えたプランでした。家具の扉をすべて閉めた状態が上の写真。扉の向こうは、左からパントリー、キッチン、冷蔵庫、トイレ、収納、テレビ台、収納です。「えっ、冷蔵庫?トイレも?」と思うでしょう。落ち着いてください。写真で詳しく解説します。右側の写真はパントリーです。食器や食料品のストックだけでなく、電子レンジも収まっているのがすごいところ。左側はオリジナルのキッチン。元は洋室があったのですが、その窓の幅にピッタリはまっていますね。下部には引き出し式の収納、上部にも吊棚があるので収納量も申し分ありません。キッチンのコンロは2口。キッチンの幅が限られていることと、作業スペースとシンクをできるだけ広く取りたいという妻の要望から、2口コンロを選択しました。キッチン右隣の扉を開けると、冷蔵庫がピッタリと収まっています。そして、冷蔵庫の横が問題のトイレ。左が扉を閉めたところ、右が開けたところです。「冷蔵庫の横にトイレってどうなんだろう?」と一瞬思ってしまっていましたが、全然違和感がありません!ドアを閉めていると、その奥にトイレがあるとはとても思えません。こちらは3階へ上がる階段からリビングを見下ろしたところ。テレビ台の様子がよくわかります。テレビの上部と下部、両隣の棚はすべて収納。かなり大容量です。書類や本、テレビ周りの機器、子どものおもちゃなどいろいろなものを収納しています。■ 大型家具が曲線を描くワケ。実はとても理にかなっていた実はこの大型家具、気づいている方も多いと思いますが少しカーブしています。特に、テレビ台の周辺は大きくへこんでいるので、わかりやすいですね。膨らんでいる部分もあり、上から見るとちょうどSの字を描いているような形をしています。これは、この大型家具に収納するものと場所をよくよく考えれば必然なのでした。キッチンや冷蔵庫、トイレにテレビと、様々な奥行きがある設備や機器が収納された家具。最も奥行きのある冷蔵庫と薄いテレビを同じ家具で収納すると、自然に曲線を描くことになるのです。「リノベ予算の6割はこの家具に充てた」という竹島さん。特に、直線である木のパネルを組み合わせてきれいな曲線に見せるための設計には苦労したと言います。でも、そのおかげでLDKは驚くほどスッキリ。階段脇、キッチン側はダイニングスペース。ガラスのテーブルは、夫の店で使っていたものを持ってきたそうです。コストカットのため床材はほとんど既存を利用していますが、家族で過ごす2階だけは全面無垢フローリングとしました。ところで1階はというと、もともとキッチンのあった場所に衣類などをしまう大型収納を設け(写真左)、階段下にはワインセラーを設置しました。右の写真は大型収納側から見た1階廊下。建具やユニットバスは既存を利用しています。洗面とトイレは新しいものに交換。規格品を利用することでコストを抑えました。和室は畳を取って長尺シートを貼り、みんなの寝室として使用しています。長尺シートは子どもたちがおねしょをしてしまってもサッと拭くだけで便利、と妻。こんな風に、1階はなるべく手を加えずに、上手に既存を利用することでコストダウンに成功しています。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2017年3.4月号」も参考にしてみてくださいね。設計/竹島建築設計事務所+檜垣幸志建築設計事務所撮影飯貝拓司【巻頭特集】満足度が断然違う! 快楽的! 住宅設備・建材生活【第2特集】House With Small Shop小さなお店のある家豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン
2018年05月28日「ふるさと祭り東京2019-日本のまつり・故郷の味-」が2019年1月11日(金)から20日(日)の期間、東京ドームにて開催される。ふるさと祭り東京とは「ふるさと祭り東京」は、伝統的な祭りや、全国各地のご当地グルメが集結するイベント。会場では全国の人気どんぶりがグランプリを競う「全国ご当地どんぶり選手権」をはじめ、青森ねぶた祭など全国屈指の祭りが一堂に会す、まさに“お祭り”な企画を多数用意する。第10回全国ご当地どんぶり選手権10回目の開催を記念して、過去の選手権で2度のグランプリ受賞を果たした「うにめし丼」「米沢牛ステーキ丼」「八戸銀サバトロづけ丼」の“殿堂入りどんぶり(殿丼)”も選手権に参戦し、過去最大規模で開催。“殿堂入りどんぶり”に加え、前回上位の5つのどんぶりと予選会を勝ち抜いた10どんぶりを合わせ、計18どんぶりがナンバーワンご当地どんぶりの座を競い合う。にぎわい市300を超える全国の“美味い”が集まる「にぎわい市」では、うにやいくらの海鮮、ブランド牛などのA級グルメから、伝統料理やご当地麺など話題のグルメまで幅広くラインナップ。18時から21時までは「スペシャルナイトイベント」として、ご当地の逸品や100種類以上の地酒、地ビールなどが提供されるので、仕事帰りに寄るのもおすすめだ。ご当地スイーツマルシェ「ご当地スイーツマルシェ」では、札幌 プティ ドーナツの「限定プティドーナツ」や、道の駅もてぎの「採りたて 苺のチーズインバウム」など、全国の名店が「ふるさと祭り東京」のために開発したご当地素材たっぷりのできたてスイーツや人気スイーツを販売。また、18時から21時までは、「スペシャルナイトイベント」に合わせ、「ご当地“夜パフェ”」も用意する。ふるさとの祭り会場では、「青森ねぶた祭」や「秋田竿燈まつり」、「高知よさこい祭り」、「沖縄全島エイサーまつり」など全国各地から15を超える祭りの団体が集結。“お祭り気分”をさらに盛り上げてくれる迫力満点のパフォーマンスを楽しむことが出来る。1月11日(金)、17日(木)には、「仙台すずめ踊り」や「郡上おどり」など、実際に踊りに参加できるお祭りを集めた「みんなで踊らナイ ト!」を開催。また、1月17日(木)限定でDJ KOOが登場し、盆踊りとコラボレーションした特別パフォーマンスを行う。「おみやげグランプリ2019」など他にも企画が盛り沢山また、2019年は、全国の魅力的なおみやげを発掘する「おみやげグランプリ2019」の開催が決定。フード・ドリンク部門、グッズ・ノベルティ部門の2部門で全国から出品を募集し、入賞したおみやげの展示・販売を行う。さらに開催期間中、合計60以上のご当地キャラクターが毎日日替わりで会場内に登場する「ご当地キャラ毎日大集合」も開催。2019年1月16日(水)には「スペシャルナイトイベント」に合わせ、ふなっしーらご当地キャラクターで結成されたバンド「CHARAMEL」によるショーが行われ、会場を沸かせる。【詳細】ふるさと祭り東京2019-日本のまつり・故郷の味-開催時期:2019年1月11日(金)~20日(日)開催時間:10:00~21:00 (20日(日)は18:00閉場。入場は閉場の30分前まで。)会場:東京ドーム住所:東京都文京区後楽1-3-61入場料:前売券 1,500円、当日券 1,700円、特別観覧席付き前売入場券 2,200円、平日限定チケット 1,400円(前売券 1,200円)、イブニング券 1,300円※特別観覧席付き前売り入場券は土日祝日限定。日別指定。※イブニング券は公式ホームぺージにて販売。当日券は16:00以降会場窓口にて販売。※小学生以下は大人1名の付き添いにつき4名まで無料。【問い合わせ先】東京ドームシティわくわくダイヤルTEL:03-5800-9999
2018年05月27日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 本日のわんこ報告本日のわんこ報告です。チワワの『アイちゃん(2歳 ・メス)』と『マコちゃん(2歳 ・メス)』。一見そっくりですが、姉妹ではありません。マコちゃんにはブラウンの眉があるので、ちょっとお公家さんのような雰囲気を醸し出しています。なおこの家にはワンちゃんの登山道があるのですが、そちらは「住まいの設計」7月21日発売号でご紹介します。■ あの東大ではありません昨日取材させていただいたお宅のそばには『東大通り』というのがありました。おかしいなあ、ここは東京農工大のシマじゃなかったっけ、と思いつつ近づいてみますと『ひがしおおどおり』とルビが。そんなしょーもない話をしていると施主さんは「近くに北大(ほくだい)通りもありますよ。もちろん『きたおおどおり』ですけどね」と。ですよね、早とちりすみませんでした。■ ハーフ断捨離を敢行しましたGWに思い切ってハーフ断捨離を敢行しました。すると出るわ出るわ、こんなものあんなもの。ピカチュウのおもちゃなんて18年くらい前のものです。自分でも「こんなもんあったんや?」と思うくらい様々なモノが発見される。大物以外は燃やせないゴミ袋LLサイズで10袋以上。客用布団類もバンバン捨てました。捨ててるうちに、ちょっとハイになってくるんですね。よっしゃ、これもこれも捨ててしまえ!と。GW前には3人掛けのソファや家具調こたつ他を処理業者さんに引き取ってもらっていたので居間の床面も広くなって清々しい。しかし不用品を処分するときって、かなり費用がかかるんですよ。物を買うときは、処分する時のことまで想像して買わないといけませんね。反省することしきりです。ちなみに着なくなった衣類やバッグなどで捨てるのが躊躇されるものは、次子がメ○カリで販売し小遣い稼ぎしています。小遣いの現物支給、助かります。
2018年05月27日アーティスティック・ディレクター、クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)によるジバンシィ(GIVENCHY)の2019年プレスプリングコレクションのルックが公開になった。今シーズンのウィメンズは、伝統的なメンズのテーラリングに、シャープなショルダーやアシンメトリーなラインなど80年代の要素をミックスし、昼夜を問わない実用性を取り入れることで英国出身のクレアのルーツを描いている。また、生涯日本文化に関心を抱いていたユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)を継承するように、4月に来日したばかりのクレア・ワイト・ケラーの日本での旅から着想を得て、花火や漫画のプリントがファブリックに落とし込まれている。メンズは、80年代、90年代からのアイデアを現代的にアレンジし、「the rebel」「the boy」「the gentleman」「the lover」という4つのキーワードからジバンシィ・マンを表現。キーアイテムは、リバーシブルのエンブロイダード・ツアージャケットやハンドトゥースのカーコート、シルクジャカードのイブニングジャケットなど。ガウンには柔道着のような袖が用いられ日本の影響も感じられる。
2018年05月26日5月22日発売5月22日発売に発売される人気美容誌「美的」7月号(株式会社小学館)で浅田真央が表紙を飾る。ロングインタビュー掲載浅田真央が美容誌の表紙を飾るのは初めてで、可愛らしい笑顔が印象的な表紙だ。今回の撮影は、音楽に合わせて次々とポージングし、終始楽しそうな雰囲気で撮影が進んだという。また、8ページにも及ぶ浅田真央のロングインタビューには、スケーターとしての思いや「スキンケア」「メイク」「料理」「バスタイム」「ストレス解消法」などが掲載されており、浅田真央の「最強笑顔」の秘密が明かされている。価格は690円(税込)。書店に立ち寄ったら、可愛らしい笑顔が印象的な浅田真央が表紙を飾る「美的」7月号を是非、手にとってご覧あれ。【美的】「肌・心・体」のキレイを追求するNo.1美容誌日々、キレイを更新するための「肌・心・体」のトータルな美容情報を発信。毎月の新作コスメを始め、インナーケアやダイエットなど、どこよりも深く掘り下げてお届けします。読むだけで美のモチベーションがグンと上がる一冊です。(小学館公式HPより)(画像は小学館公式HPより)【参考】※小学館公式HP「美的」7月号※美的.com
2018年05月25日栃木・宇都宮市で社会人の子ども2人と暮らすHさんは、長年暮らした家の建て替えを決意しました。南側に隣地の建物が迫り、東から北に抜ける道路は散歩者も多いため、以前は2階にLDKを設けていたそうです。しかし今回の建て替えでは、1階をLDKに。「より緑や土が身近に感じられる暮らしを望みました」とHさん。■ 暮らしのなかに自然の恵み取り込みたいなら断然!コートハウス1階でも十分に光と風を得てのびのびと暮らせるよう、設計した遊空間設計室・高野保光さんは外壁を閉じ気味にして中庭を設置しました。そして、中庭を囲むように建物をコの字型に配置することで、光と風、プライバシーを獲得。さらに自然豊かな植栽で、暮らしに四季折々の楽しみを与えました。植栽は人気の造園家・荻野寿也さんによるものです。荻野さんは中庭に自然の造形を再現し、外構に周囲と一体感ある植栽を施して原風景を思わせる仕上げとしました。Hさんも植栽の普段のメンテナンスは雑草を抜くくらいで、落ち葉も樹木のあるがままの姿として、掃除しすぎず地面に散らしているそうです。東側は壁を南方向に伸ばし、その内側に中庭をつくっています。北側の道路側には、家族3人分の駐車スペースを確保しています。アプローチの敷石には、耐久性に優れた栃木産の芦野石が使われました。玄関ドアを開けると視線が中庭に抜け、来客にサプライズを与えます。玄関土間から見えるのは、こんな中庭の風景です。■ 空間のレイアウトで暮らしやすさをサポートHさんが1階をおもな生活空間としたのは、先々キッチンへの荷物運びなどの負担を軽くする目的もあったそう。より移動しやすいよう、玄関・リビング・DKは、中庭に沿いながらつながるレイアウトになっています。なかでも、大きめのテーブルを配したダイニングは、リビング、和室ともつながる中心的な存在です。リビングは通常の1.3倍ほどの天井高があり、北側の高所窓からは、ケヤキの街路樹が借景のようにとらえられます。壁の裏側から上る階段は、踊り場からリビング脇を通り、階下と視線をつなぐ役割も果たしています。また、リビングから数段下がった位置には、自宅で仕事をするHさん用の小空間を設置しました。これは、来客時の対応をスムーズにするための配慮です。中庭を介し3方向の部屋は向き合い、内部ではひとつながりになっているため、コミュニケーションが取りやすいという利点もあります。和室からは手水(ちょうず)鉢が目に入り、対面には玄関近くのリビングが見えます。ダイニングの中庭側には、くつろげる濡れ縁があります。和室の地窓は、通風の役割も果たしています。茶室風の和室は、中庭に加え、低い位置から外庭も楽しめます。■ 2階には中庭を見下ろす贅沢なインナーテラスが!2階はプライベートルームと水回りで構成されています。さらに高野さんは、開放感をたっぷりと味わいながらくつろげるようにと、床に深岩石を敷き詰めた広いインナーテラスを設計しました。テラスは中庭を上階から囲み、太陽のまぶしさや雨、外からの視線なども気にすることなく空や緑が楽しめる、贅沢な空間となっています。2階に2つある寝室は共にテラスと接していて、リラックスできるつくりです。庭には、アオハダ、ヤマボウシなどの高木、低木、下草がバランスよく植えられています。「毎朝、ダイニングの窓のロールスクリーンをさっと開け、四季折々の風景を見るのが何よりの楽しみです」とHさん。宇都宮市には、緑化率や植栽の種類などに関する緑地協定があるそう。そうした約束ごとを守りながら完成した、かぎりなく自然体の暮らしを楽しんでいるようです。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2017年1・2月号」も参考にしてみてくださいね。設計 遊空間設計室撮影 桑田瑞穂【巻頭特集】「ハウスメーカーで建てる家」「平屋ハウスで暮らそう」豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン品質だけじゃない!デザインも個性的なテイスト別ハウスメーカーで建てる家を紹介。
2018年05月25日日刊Sumaiで「丁寧な暮らしを楽しむ木の家つくり」を好評連載中のaipooowさん。「シンプルに、丁寧に、暮らしを楽しみたい」と願うaipooowさん夫妻が建てた理想の家を、【住まいの設計】が取材しました。完成した住まいは、無垢のカラ松を張った床や群馬県産の無垢の杉板を使った階段のほか、水回りに用いたコルクの床、珪藻土の塗り壁など自然素材がふんだんに用いられているのが印象的です。今回は、aipooowさん夫妻が家に込めたこだわりや、住み心地などを紹介します。※憧れの「木の家」はこうして完成した!aipooow さんの家づくり・前篇を読む■ 家族が楽しく快適に過ごせるアイディアが満載!玄関から順番に見ていきましょう。かわいいデザインのポストは、グリーンの外壁に映えるように赤系を選びました。玄関土間は豆砂利を使って、自然の温もりをプラスしています。玄関収納には靴や夫の仕事道具、釣り道具などを収納。玄関収納と外のデッキを直線でつなぐことで、釣りから帰ってきた夫が玄関を抜けてデッキへ直行し、釣り竿などの道具を手入れできるようになっています。リビングとの間仕切り戸は、日差しや人の気配が伝わるように、光を通すポリカーボネートを採用しました。玄関には観葉植物や小物を飾り、季節を味わう憩いのコーナーにしています。1階には、LDKを中心とした大空間が広がります。「居酒屋風に」という夫の希望で、ダイニングとは別にキッチン側に檜のカウンターテーブルを造り付け、掘りごたつのように座れるつくりにしています。カウンターの板壁は、べんがら色に塗ってアクセントをつけました。畳スペースは子どもたちが昼寝をしたり、腰掛け代わりに使ったりと大活躍しているそう。畳の下は収納になっています。キッチンは、畳スペースに向かって立つ対面式に。オール電化の家にしたので、コンロはIH調理器を採用しています。造作した背面収納には、ゴミ箱を置けるスペースをつくってもらったので、キッチンはいつもすっきりして使いやすいそうです。床には吸水性があり掃除もしやすいコルクを貼り、天井はグレーで空間を引き締め、個性的な印象に仕上げました。木の家と馴染むように、カウンターのペンダントライトには、シェードに木をあしらったシンプルなデザインの照明を選びました。ダイニングキッチンの近くには木製のデスクや壁面収納を造り付け、aipooowさん専用のデスクコーナーにしています。LDKの一角にあるので、家事もはかどりやすいそうです。デッキは2か所にあります。玄関やダイニングから出入りするデッキは物干し用、リビングの前のデッキは遊び場用に設け、家族の団らんスペースにもなっています。脱衣室には、タオルなどをしまえる扉付き収納を造作しました。ワイドサイズの洗面台はオリジナルです。収納扉を兼ねた鏡はスライドでき、「使いたい位置で鏡が見られて便利」とaipooowさん。サニタリーの横には、家族全員の服をしまえる大きなファミリークロゼットがあります。両側の壁にパイプや棚を造り付け、家族それぞれにコーナーを分けて収納できるようにしています。■ 子どもたちが思いっきり遊べる空間がいっぱい!「圧迫感を出したくない」と、階段は蹴込み板を張らないスケルトンタイプを採用しました。階段下は子どもたちの遊び場にしていますが、階段自体も遊び場になっているそうです。手すりは子ども用と大人用に、高さの違う2種類を取り付けています。2階は子ども室など、ほとんどのドアに明かり取り用のスリットガラスをはめ込んでいます。光とともに、人の気配も廊下に伝わるので安心です。2つの窓やロフトを設けた子ども室。将来は、梁の部分に壁をつくって2部屋に区切る予定ですが、今は大空間のまま遊び場にしています。家づくりを終えたaipooowさんに、感想を聞いてみました。「2階からでも家族を迎えられる吹き抜けや、釣り道具の手入れがしやすいデッキなど、憧れの暮らしができる木の家が完成しました! ときには子どもが無垢の床にお絵描きをしてしまうけれど、それはのびのび暮らす証しと割り切って。床は、ミツロウワックスでメンテナンスするつもりです」木の家の暮らしを心から満喫している様子でした。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2018年1・2月号」も参考にしてみてくださいね。山田耕司=撮影※憧れの「木の家」はこうして完成した!aipooow さんの家づくり・前篇を読む「住まいの設計2018年1・2月号」こちらの記事は、「住まいの設計2018年1・2月号」にも掲載しています。豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「ハウスメーカーで建てる家」「平屋ハウスで暮らそう」
2018年05月24日オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)が、2019年クルーズコレクション「IMPRESSIONISM」のルックを公開した。
2018年05月23日食べても痩せられるメニューを紹介株式会社オレンジページが発行する生活情報誌「オレンジページ」は 6/2号(2018年5月17日(木)発売)でダイエット特集を組む。その名も「食べていい、きつくないダイエット法」。頑張らないで痩せたい人に向けたダイエット特集号となっている。とくに同特集では肉を味方にするダイエット法や、肉を使った低カロリーメニューを紹介。脂肪燃焼の効果を持つ赤身肉に、燃焼サポート素材や食物繊維たっぷりの素材を合わせて調理すれば、食べても痩せられる肉料理が簡単に出来上がる。美味しさや食べ応えはそのままに我慢することなくダイエットできるなんて本当なのだろうか?気になる人は是非「オレンジページ」6/2号をチェックしてみよう。つまみやスイーツにもちょっとした気配りを肉料理の他、ダイエットに最適な美味しいおつまみやスイーツのメニューもいろいろ紹介されている。例えば「豆腐チーズ」。味はまるでチーズだが材料は水切り豆腐。カロリーはチーズの約1/3に抑えられている。また食物繊維たっぷりの「野菜ふりかけ」にも注目。スープやおかずにふりかけるだけなので毎日続けるのも苦にならない。手軽に食物繊維を摂取しながら美味しい食事を楽しむことができるだろう。ゆるやせ法も試してみようメニューの他には「ゆるやせ法」というダイエット法も紹介されている。ダイエットにはハードなストレッチが必要だと考える人は多いはず。しかし同特集では頑張らないで続けられる「ゆるやせ法」が薦められている。例えば片脚スクワットは、スクワットより簡単ながら大きな効果が期待できる。便通を良くする朝イチオイルも、植物オイルを毎朝スプーン1杯飲むだけでOK。毎日の暮らしに少しの変化を加えるだけでダイエットできることを実感するだろう。「オレンジページ 6/2号」は特別定価430円。特別付録には「ORANGE PAGE通販 暮らしのいいものカタログ」が付いている。自分のダイエットを見直す良い機会になるのでは。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社オレンジページ
2018年05月23日グッドデザイン賞を受賞した車体小田急電鉄株式会社は、2018年7月より特急ロマンスカー「ふじさん号」の臨時列車を運転します。2018年3月17日のダイヤ改正で、「あさぎり号」から列車名を変更した「ふじさん号」に使用されているのは、2008年3月に就役した「ロマンスカー・MSE(60000形)」。オランダの画家フェルメールが好んで使っていたとされる「フェルメールブルー」を基調とした車体は「2008年度グッドデザイン賞」を受賞しています。快適な移動空間を提供座席は人間工学にもとづいた設計で長距離でも疲れない座り心地を実現。ノートパソコンも置ける木目調のテーブルや傘ホルダーなども完備されており、お出かけが楽しくなる快適な移動空間を提供します。「ふじさん号」の臨時列車は2018年9月までの週末を中心に運行され、乗車券の予約は乗車日の1か月前から可能です(10時から)。7月の運行は21日(土曜日)、22日(日曜日)、28日(土曜日)、29日(日曜日)の4回。8月は毎週土曜日と日曜日に運行。9月は22日(土曜日)、23日(日曜日)、24日(月曜日)の3回運行となります。(画像はプレスリリースより)【参考】※小田急電鉄株式会社のプレスリリース/PR TIMES※小田急電鉄株式会社
2018年05月23日最新号の住まいの設計2018年7-8号の巻頭特集は、「私たちがハウスメーカーで家を建てたワケ」。日本のハウスメーカーの建てる住宅が優秀なことは、もう皆さんご存じですよね。でも、ハウスメーカーで家を建てる人が、それを決めるポイントってなんだと思いますか?意外に、そのポイントって知らなかったりしますよね。そこで今号ではそのポイント・ワケを解明すべく、ハウスメーカーで家を建てた人にお聞きしました。その答えには、あなたの「そこが知りたかった」が全部あります!また、第二特集では、いろんなカタチの二世帯住宅についてご紹介。その一部をのぞき見してみましょう。■ 【巻頭特集】私たちがハウスメーカーで家を建てたワケハウスメーカーで家を建てた人の声をここでちょっとだけ紹介します。三井ホーム木の温もりを感じながら高性能でいつも快適な家埼玉県・入間市のM夫妻が求めたのは、木の温もりが感じられ、インテリアも満足のいく高性能の家。そこで設計を依頼したのは、三井ホーム。選んだポイントは「引き出しが豊富」、「インテリアが高感度」……(ほかの3つは誌面で!)と教えてくれた。キッチンを中心に据え、家族がコミュニケートしやすい家が実現したと語るM夫妻のこだわりとは?キッチンセンタープランの1階。キッチンは、妻がイメージ をつかみ、三井ホームのインテリアコーディネーターに相談して製作を進めました。水晶を主素材とした硬質なワークトップは、広々として使いやすそうですリビングは木の温もりを生かしつつ、アクセントウォールが空間を引き締めています。塗装は友人なども参加し、DIYで行ったそう(撮影:中村風詩人)セキスイハイムソーラー発電+蓄電池で家事ラクの賢い暮らし夫の実家の敷地内に住まいを新築した茨城・つくば市Aさん一家。複数のハウスメーカーを検討する中で、夫妻の心を射止めたのはセキスイハイムの「スマートパワーステーション」でした。「スマートパワーステーション」とは、屋根一体型のソーラーパネルで大容量の発電が可能なうえ、蓄電池も完備したエネルギー自給自足ができる家のこと。当然セキスイハイムを選んだポイントには、「エネルギーの自給」を筆頭にあげていました。「8割を工場で生産」、他3つ・・・。共働きで忙しい夫妻の家事を、電気代を気にせず家電でサポートすることで、家事ラクの賢い暮らしを実現したというAさん。そのほか、セキスハイムにしたかったポイントを5つ伺いました。白ベースのシンプルな内装にアート作品が映えるLDKには、ポップでカラフルな家具を選んだというAさん。多忙な毎日の中でも、家電の助けを借りて家事を効率よくこなし、笑顔にあふれる家族の時間が育まれているとか(撮影:飯貝拓司)■ 【第二特集】みんなの希望を叶えましたいろんなカタチの二世帯住宅第二特集では、「みんなの希望を叶えましたいろんなカタチの二世帯住宅」。四世代が一緒に暮らす家など、現代の大家族が暮らす家をちょっとだけ見てみましょう。四世代が住む二世帯住宅家族をつなぐ街路のような路地空間神奈川・横浜市K・Nさんの家は、四世帯が住む二世帯住宅。この家の敷地の中央を走るのは、階段状の石貼りの路地(以下の写真中央部分)。この路地を囲むように小さな棟が計6棟建ち、空中の随所にブリッジがかかっている斬新な構成の二世帯住宅になっています。家族の自然な行き来を促す知恵が結集された家だというK・Nさん。四世代6人が暮らす分棟型ハウスの魅力をご紹介していきます。祖母のスペースから路地越 しに子世帯のLDKを見たところ(撮影:川辺明伸)その他にも、読み応えのある情報が満載!日本のハウスメーカーの「今」を大解剖!「知っているようで、実はよく知らない?日本のハウスメーカー大解剖」では、構造・工法はもちろん、工業化住宅の特徴、大企業ならではのメリットや住宅事業で培われたノウハウを生かした、住宅事業以外の取り組みなどもあわせて紹介します。先月号からスタートした、「住まいのあれこれ見聞録」。「住まいの設計」編集長が今気になったコトやモノを突撃取材しています。今号は、外国人も激賞する日本のトイレについて。日本のトイレの使い心地やトレンドなど、一体どこがそんなにスゴイのか?【家づくりに役立つ様々な情報が満載の住宅雑誌】「地元で評判の工務店を探せ!」では、あなたの地元にもきっとある実力派工務店の実例を紹介。ほかにも「LIVING UP」では最新のインテリア情報を「Sumaiの設備NAVI」ではデザインと機能性に優れた窓の数々を紹介。家づくりの役立つ盛りだくさんの内容をお届けします。もっと詳しく見たい方は、「住まいの設計2018年7-8月号」をご覧ください!住まいの設計2018年7-8月号私たちがハウスメーカーで家を建てたワケ日本のハウスメーカーの建てる住宅が優秀なことは、もう皆さんご存知ですよね。でも人はなぜ、ハウスメーカーで家を建てることを決意するのでしょうか。そこで今号ではその理由を解明すべく、ハウスメーカーで家を建てた人の声を聞きに行ってきました。あなたの「そこが知りたかった」にお答えします。ちょっと試し読みする【お詫びと訂正】現在発売中の「住まいの設計7.8月号」で誤りがありました。P36「住友林業」記事の中のデータ部分で仕上げの素材を「外壁/ガルバリウム鋼板」と表記しましたが、正しくは「外壁/モルタル」です。訂正してお詫び申し上げます。
2018年05月22日アメリカ・カリフォルニア発チャイニーズレストラン「パンダエクスプレス(PANDA EXPRESS)」国内2号店が、千葉県・三井アウトレットパーク木更津に2018年5月26日(土)オープンする。「パンダエクスプレス」は現在世界に2,000店舗以上構えるチャイニーズレストラン。2016年11月日本に上陸し、ラゾーナ川崎に1号店をオープンさせた。人気の秘密は、中華料理の技術を駆使したオリジナル料理。中でも、甘辛のオレンジソースをからめた「オレンジチキン」は、1987年発売以来30年以上人気を誇る看板メニューだ。サクッとした歯ごたえとジューシーで柔らかな食感は、一度食べるとやみつきになってしまうほど。また、ポークを使った「モンゴリアンポーク」、BOBAタピオカティーなども人気を集める。新店となるパンダ エクスプレス 三井アウトレットパーク木更津店は、木目調の落ち着いた雰囲気。キッチンは、熱々出来立ての料理を提供するためフルオープン仕様になっているので、豪快に中華鍋を振る料理人の姿を捉えることもできる。単品やセットメニューに加え、ファミリーセットやキッズミールも用意されているので、シーンに応じて様々な使い方ができそうだ。【詳細】パンダエクスプレス 三井アウトレットパーク木更津店オープン日:2018年5月26日(土)営業時間:11:00~21:00(LO:20:30)住所:千葉県木更津市金田東3丁目1-1席数:テラス14席・ダイニング96席価格帯:ランチ・ディナー共に1,000円程度・オレンジチキンアラカルトS 390円+税、M 720円+税、L 1,000円+税セットBOWL 690円+税、PLATE 890円+税、BIGGER PLATE 1,090円+税・キッズミール 590円+税
2018年05月20日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 手作り感あふれる自宅も完備!?先日は鎌倉方面で撮影がありました。戸塚駅で乗換電車を待っている間にヤギさんに遭遇。駅前ビルの一角にお住まいのようです。手作り感あふれる自宅も完備されていました。朝のヤギさんに気を取られつつお邪魔した鎌倉の住宅です。10年ほど前に伊藤寛さんが設計した木と自然素材の家。時を経た木の家を見に行こう、という企画なのですが、詳細は『住まいの設計』7月21日発売号でご覧くださいね。その家でとりわけ面白かったのが「土地を買ったら、裏山がオマケについてきた」という話。こーゆーお宅に遭遇したのは2軒目です。個人的には、このような案件は大好きです。■ 『オトナリノベーションNo.3』絶賛発売中!5/15発売になった『オトナリノベーションNo.3』。巻頭特集は「ペットと暮らすためのリノベ」。ワンちゃんやネコちゃんと楽しく、安心して暮らすための様々な工夫をご紹介します。「オトナの趣味部屋」では、自分だけの空間を手に入れた方々を覗かせてもらいました。自分らしいインテリア空間をつくりたいなら「オトナインテリア講座」を参考にしてみては?書店はもちろんネット書店などで、お求めいただければうれしいです〜( ´∀`)
2018年05月20日