こんにちは、MOTOKOです。夏本番、暑さも本格的になりましたね。外を歩いて汗をかいた後、冷房の効いた部屋に入るのは気持ちのいいものですが、これも過ぎたるは及ばざるが如し。■メイクの現場はいつも冷え冷え私のメインの仕事場である、ワーナー・ブラザーズ・スタジオのStage 10はものすごく冷房が効いています。プレスや雑誌などの撮影会場となるホテルも同じです。撮影には熱を発する強力な照明が不可欠なことから、撮影現場は冬場でも常に冷房が効いています。この冷え冷えな環境は、女優が汗をかいてメイクやヘアスタイルが崩れてしまわないようにするためでもあるので、黒子の私は我慢せざるを得ません。■夏でも冬用上着は必需品それでも寒さは堪えるので、休憩時間はスタジオ内から逃げるように外へ出て、新鮮な空気と太陽の日差しを感じながら昼食などをとるようにしています。アメリカでは小柄で痩せている方の私は、寒さをより敏感に感じるのかもしれません。女優たちでさえ、出番までジャケットやバスローブを羽織っていることもあるくらいなので、私にとっては、冬用のショールとジャケットは仕事中に欠かせないアイテムです。■冷えると免疫力が落ちる?私の厚着癖は、小さい頃からの習慣が大きいと思います。子供の頃それほど体が丈夫ではなかったこともあり、心配する家族からいつも暖かくしていなさいと、厚着で育てられました。私自身ずっと「寒い=風邪をひく」と思っています。体の冷えは免疫力の低下につながり、風邪など病気の原因のひとつでもあるので、冷えを解消することが、私の健康管理の一番大切なポイントです。■冷え解消のためにしていること食べ物で整える好きなものだけ食べていた若い頃からの食生活を、ここ3〜4年で徐々に改善してきました。酵素を多く含む緑黄色野菜、繊維の多い野菜、果物、発酵食品などを毎日摂るように心がけています。また、よく飲んでいるコールドプレスのグリーンジュースには、必ず生姜を入れています。LAにはグリーンジュースの専門店がたくさんあります。今は家庭用のジュースメーカーも高性能なものが販売されているようですね。最近は、生野菜のサラダよりも、野菜をたっぷり摂れるスープで飲んだり、たんぱく質もバランスよく摂るようにしています。運動で整える車社会のロサンゼルスは、歩く機会が少なく、運動不足になりがちです。そのため、女優たちには日常的な運動の必要性に対する意識が高い人が多いです。私もその影響を受けて、毎日スクワット、柔軟体操、ヨガポーズをしています。サルサダンスも好きでときどきレッスンを受けています。体を動かすことは自分のためなんですよね。体調を整えるためにしていることについては、「風邪をひかないために続けている、6つの習慣【MOTOKO美容塾 #6】」で詳しく書いてあります。こちらも参考になさってくださいね。■冷房による乾燥に気をつけて暖房時の保湿は皆さんも気をつけていらっしゃると思いますが、冷房の効いた室内も実はかなり乾燥しています。私は、できるだけ水分は1日に1リットル近く飲むように心がけ、また目の周りに乾燥を感じたら、すぐ保湿クリームをつけるようにしています。いつも使っている基礎化粧品を小分けにして持ち歩き、乾燥を感じたらこまめに保湿するのを習慣化するといいですね。特に目の周りは保湿ジェルやクリームを塗るようにすると、乾燥感が和らぐと思います。夏は、汗をかいたり紫外線を浴びたり、ただでさえ肌に負担の大きい季節です。屋内での肌ケアもお忘れなく!
2017年08月10日TPC マーケティングリサーチはこのほど、「糖質制限している人の栄養ニーズ」に関する調査結果を明らかにした。同調査は7月4日~8日、糖質の多い食品の摂取を意識的に週の半分以上控えている20~60代の男女620名を対象にインターネットで実施したもの。糖質制限による身体的・精神的影響があるか尋ねたところ、全体の6割が「影響がある」と回答した。特に若年層の男性のうち7割以上は、何らかの影響を感じていることがわかった。具体的には「すぐにお腹が空く」(27.9%)、「満腹感が得られない」(26.3%)という回答が多かった。特に男性の回答率が多くなっている。女性は「便秘になりやすい」が多く、若年層と中年層で2割弱の出現率となった。そのほか、「ストレスがたまる」「疲れやすい」「元気が出ない」といった不調を感じている人も見られた。糖質制限中に不足していると感じる栄養素は何だと思うか聞くと、鉄(20.3%)、食物繊維(18.7%)、亜鉛(17.4%)、ビタミン類全般(13.5%)、葉酸(12.7%)の順で出現率が高かった。いずれも男性よりも女性の方が不足していると感じている人が多くなっている。このほか、「不足している栄養素がある」と感じている人は、主に若年層の男女と中年層の女性に多かった。さらに、男女ともに1人暮らしの人に多いことがわかった。男女別にみると、男性は「特に不足している栄養素はない」と感じている人が3割弱と女性に比べて多い。また、 「不足していると思うが何かは分からない」と答えた人は男女ともに2割強見られた。糖質の替わりに積極的に摂取している食品を尋ねると、最も多い回答は「野菜」(57.6%)だった。特にキャベツやトマト、玉ねぎ、きゅうり、レタスが上位に挙げられている。次いで「豆腐」(54.2%)、「納豆」(47.6%)、「ヨーグルト」(42.3%)、「きのこ類」(39.7%)と続いた。糖質の替わりにサプリメントを積極的に摂取している人は独身女性にやや多く、2割強の出現率となっている。
2017年08月04日体型や体重の変化に敏感な女性は多いことでしょう。とくに生理前から生理中は「太ったかも?」と感じる方も多いと思います。でもこのタイミングでのダイエットは効果があまり期待できないばかりか、かえって不調を招き、逆効果になってしまうこともあるようです。そこで今回は、女性の体のバイオリズムをダイエットに活かすためのポイントをご紹介。毎日忙しいからこそ効率的にダイエットしたい…という人におすすめです。■「太りやすい時期」と「痩せやすい時期」一般的に、生理前から生理中は「太りやすい時期」とされています。これは、生理のときに黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増え、水分や栄養をためこみやすくする性質を持っているからだそう。もちろん個人差はありますが、「暴飲暴食をした」「運動不足だった」というわけでもないのに、ある日体重計に乗ってみると「2kgも増えている!」なんてことはめずらしくありません。生理前から生理中に体重が増える、むくむといった変化を感じるのは、ある程度は仕方がないことといえます。一方、生理後から次の排卵日までの期間は、今度は卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が増えます。卵胞ホルモンは血流を良くして代謝をあげる働きを持っているといわれ、スッキリ感に役立つホルモン。生理中に比べて活発に過ごしやすくなるこの時期は、「痩せやすい時期」とされています。■思いつめないことが、ダイエット成功の鍵前述のように、生理前から生理中は、一生懸命ダイエットをしてもなかなか効果に結びつきません。そればかりか、この時期に無理なダイエットをしてしまうと、かえってストレスになったり、ホルモンバランスの乱れを招いたりしかねません。むしろ、この時期は無理なダイエットを控え、自分のバイオリズムにあわせた過ごし方を心がけて体調を整えたほうが、次の「痩せやすい時期」にもよりよい影響を与えるといわれています。 ■生理中の過ごし方について生理前から生理中に無理をすると、生理が終わったあとにも黄体ホルモンの分泌量が増えてしまう…というケースも考えられるのだとか。そのため、生理中はなによりも心身の健康を考えることが大切。次のことを心がけて過ごしてみてはいかがでしょうか。<生理中に心がけること>・野菜中心の食事を心がける・適度に体を動かす・体を温める・リラックスして過ごす■バイオリズムをチェックする習慣を体のバイオリズムは、「太った」「痩せた」に深く関わっています。そのため、体重計の数字に一喜一憂するのではなく、まずは自分のバイオリズムを把握し、その波に合わせたダイエットをおこなうことが大切です。基礎体温を毎日測ることが理想的ですが、それが難しいなら生理の初日・最終日・排卵日だけでも手帳などに書き留め、サイクルを大まかに把握しましょう。また、たとえ「痩せやすい時期」であっても、過度なダイエットは体によくありません。ストレスが増えれば、ホルモンバランスが乱れて痩せにくい体質になってしまう可能性も。心と体に負担がかからないように、適度なダイエットを心がけましょう。
2016年11月13日『脳神経外科医が教える病気にならない神経クリーニング』(工藤千秋著、サンマーク出版)は、著者の言葉を借りるなら「あらゆる不調を招く『老化した神経』を若返らせて、病気にならない体をつくる本」。そして著者は、神経とは、命をつなぐ生命線であり、「若い神経には、すべての不調を遠ざける力が備わっている」と考えているのだそうです。つまり、神経が体のなかではいちばん大事で、その神経が若返ればすべての不調は吹き飛んでいくということ。■替えのきかない神経はクリーニングするしかないそのような考え方をもとに、神経を若返らせる方法として著者が考えたのが「神経クリーニング」。なぜなら神経は体のなかで唯一替えがきかない部分であり、簡単には新しくつくれないから。心臓や肝臓などの臓器や血管ですら移植は可能なのに、現代の医術をもってしても、神経の移植はとても難しいのだそうです。また、細胞や血液は毎日新しいものがつくられて入れ替わりますが、神経は新調することが不可能。だとすれば、神経を若返らせたいのなら、クリーニングをしていまある神経を磨くしか方法はないということ。■人間は20以上もの感覚を神経から脳に伝えているそもそも著者は常日頃から、「人間は神経でできている」と考えているのだそうです。その証拠に、「五感を研ぎ澄ます」どころか、人にはもっとたくさんの感覚があるのだといいます。私たちはバランスや痛み、温度、のどの渇きなど、20以上もの感覚を認知できるといわれているそう。こうした感覚をもとに、まわりでどんなことが起きているのかを感じ取ることができるということです。視覚や聴覚、嗅覚、味覚、触覚をはじめとするこうした感覚は、神経の働きに大きく依存しているもの。いわゆる五感も、神経を通さなくては脳に伝わらないわけです。よって、「五感を研ぎ澄ます」ということは、「神経を研ぎ澄ます」ことと同じだという考え方です。たとえば本を読んでいるとしたら、その間にも神経はフル活動し、さまざまな感覚を脳に伝えてくれているといいます。文字を読むためには視覚から得た情報が欠かせませんし、本のページをめくるときにも指先から伝わってくる感覚が必要。また、開いた本がぐらつかないように固定できているのも、バランス感覚をつかさどる神経が働いているから。こうしたさまざまな感覚が電気信号となって神経を流れ、瞬時に脳へと届けられているからこそ、本を読むことができるというのです。何気なく行っているように思えても、実はとても複雑なことだということ。■健康の維持には中枢神経より末梢神経のほうが大切ところで、人間の体じゅうに張り巡らされた神経の長さは、72キロメートルにもなるといわれているのだそうです。しかも、そのなかを走る電気信号は、時速400キロもの超高速スピードで行き来しているのだというのですから驚き。まさに人間の神経は、スーパーコンピュータを凌ぐほど精巧で、複雑な構造になっているということ。地球上の生き物で、これほどまでに神経が発達しているのは人間だけ。知能が高いチンパンジーですら、人間にくらべたら神経のつくりはずっと単純なのだそうです。そして医学的に厳密に分けると、神経は次の2つに分類されるといいます。(1)中枢神経:脳と脊髄のこと。指令を出す役割。(2)末梢神経:脳や脊髄と体をつなぐ神経。指令や情報を伝える役割。末梢神経のなかでも、呼吸や心臓の鼓動、食べものの消化や汗をかくことなど、自分の意思とは無関係に体の機能を調節している自律した神経のことを「自律神経」と呼ぶのだそうです。このように医学の世界では、中枢神経と末梢神経の2つをひとくくりにして「神経」と呼んでいるわけですが、著者はこの2つのなかでも末梢神経のほうが大切だと考えているのだとか。なぜなら、末梢神経を若く健全な状態にすることこそが、真の健康につながるから。*こうした考え方を軸として、本書の以後の章では神経クリーニングの方法をわかりやすく解説しています。神経クリーニングをするだけで、血圧が正常値に戻ったり、体脂肪が減ったり、近くが見えはじめたり、記憶力が戻ったり、ひざが曲がるようになったりするなど、全身に多くの効果が表れるのだとか。病気になりにくい体をつくるために、読んでおくといいのではないでしょうか?(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※工藤千秋(2016)『脳神経外科医が教える病気にならない神経クリーニング』サンマーク出版
2016年10月19日新しい環境にも慣れてきた6月。少しずつ溜まってきた日々の疲れや体の不調を解消するため、マッサージや整骨院を利用している人もいるでしょう。体の不調だけでなく、むくみ解消、肌荒れの改善など美容にいい効果を与えてくれるのが「美容鍼」です。だけど治療院は費用が高額で、通院の手間もかかる……。「鍼」というと「痛そう」「なんか本格的」というイメージを持って、敬遠してしまう人も少なくないですよね。そこで自宅でできるパッチタイプの美容鍼をご紹介!費用も安く、就寝前に手軽にできるというので、実際に試してみました!「鍼」ってどんな効果があるの?鍼灸整骨院などでは体だけでなく、鍼による顔への施術もおこなわれています。顔にも体と同じようにいくつものツボがあり、そのツボに鍼をさして刺激することで自律神経系などに作用し、血行や代謝をよくしたり、むくみ、冷え、コリといった症状の改善を目指します。治療院で使われる鍼はさす場所によって種類がありますが、顔にさす場合、皮膚表面は深さ1mmにも達しないので痛みはほぼありません。鍼は比較的即効性があるといわれています。変化を感じやすい顔のツボなどを刺激することで、リフトアップや肌荒れの改善、シミやクマが薄くなるなどの美容効果を感じる人も多いようです。「美容鍼」は自宅で、自分でできる!美容鍼をおこなう場合、鍼灸師のいる治療院に通う人が多いと思います。鍼灸には保険が適用される場合とそうでない場合がありますが、美容目的の場合は保険が適用されない場合が多いようです。保険が効かない場合、1回の診察費用は3,000円~6,000円。初回ならこれに初診料も上乗せされます。全身の気になる症状を治療できるのはありがたいですが、継続するには費用がネックに……。通販サイトで販売されている貼り付けタイプの円皮鍼なら、自宅でも手軽に鍼治療ができます。治療院に比べてはるかに費用が安く、通う手間も時間もかかりません。Photo by amazonSEIRIN(セイリン)の「パイオネックス100本入り」は鍼の長さによって種類がありますが、顔に使うなら最も短い3mmタイプがおすすめです。鍼を樹脂で固定しているので肌に密着し、就寝時に付けたままでもはがれません。Photo by amazon鍼を使わない、ささないタイプの電子鍼も販売されています。Photo by amazonこちらは、瑞穂工業の電子鍼「みずほ電子鍼シルバー」。鍼ではなく電子で肌を刺激するので痛みの心配がなく、衣服の上からでも使用できます。持ち運びも楽ちんです。実際に「目の下のクマに効く」美容鍼にチャレンジ!実際に貼るタイプの円皮鍼を購入し、自宅で美容鍼にチャレンジしてみました!使用したのは0.3mmの円皮鍼です。鍼は肉眼ではほぼ見えません。目の下のクマに効くとされているツボは「四白(しはく)」といって、目の真下のくぼみから約1cmほど下の位置にあります。円皮鍼を台紙からはがして、ツボ部分に貼ります。何の痛みも感じず、むしろ「こんなので効くのかな?」と不安になるくらい……。寝る前に貼り付け、そのまま就寝。翌朝はがしてみると劇的な変化とまではいかないまでも、うっすらクマが薄くなったような……?上の写真がbefore、下の写真がafterです。クマが薄くなっただけでなく、むくみ解消の効果もありました!ほおからあごにかけてのむくみがひどく、毎朝マッサージがかかせない私ですが、この日はむくみがないことに気付きました。四白はクマだけでなく、頬全体の血のめぐりをよくすることから、顔のむくみを解消するにも役立つそうです。これはうれしい!今回は目の下のクマやむくみ、血行改善に効くとされるツボに、自分で美容鍼をさしてみました。貼って寝るだけで、フェイスマッサージと同じような効果がでるならお手軽ですよね!気になる症状があるときには、ぜひ鍼を試してみてくださいね。
2016年06月15日「寝つきが悪い、眠れない」「便通がすっきりしない」「なにを試しても肌のトラブルが改善しない」理由のはっきりしないこんな不調、もしかしたらグルテンが原因かもしれません。そのヒントになるのが『2週間、小麦をやめてみませんか?』(フォーブス弥生著、三五館)。欧米で広がり、日本でも注目されはじめている「グルテンフリー」という食べ方について解説した本です。「グルテンフリーって、小麦粉アレルギーの人のための食事療法?」と思った人もいらっしゃるかもしれません。しかし実際には、冒頭にあるようにもっと多くの人にとって意義のある食事法なのです。本書を参考に、まだ日本では馴染みの薄いグルテンフリーとその効果について、見てみましょう。■グルテンフリー本が今ベストセラーに「グルテン」とは小麦、大麦、ライ麦などの麦類に含まれるタンパク質。このグルテンを含む食品を口にしないのがグルテンフリーと呼ばれる食事法で、グルテンとの関連性が強く疑われる「セリアック病」や「グルテン過敏(不耐)症」などの対策としてはじめられました。最近では、グルテン過敏症を患うテニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチ選手がグルテンフリーの食生活を明かした書籍『ジョコビッチの生まれ変わる食事』(ノバク・ジョコビッチ著、三五館)が10万部を超えるヒットとなるなど、日本でもグルテンフリーという言葉が認知され始めています。■不調の原因を気づいていないケースもこれらの疾患は、発見が難しいことでも知られています。とくにグルテンに含まれるグリアジンに身体が過剰反応して起こるグルテン過敏症は、潜在患者数の多い疾患。アメリカでは20人に1人が患っているという説もあり、しかもその8割は診断を受けておらず、不調の原因がグルテンだと気がついていないといわれています。下痢や便秘、腹痛、疲労感、肌荒れや不眠などがおもな症状ですが、有効な医薬品などはなく、対策は「グルテンを摂取しない」ことしかないのが現状。日本でも診断が増えている一方で、まだまだ認知度は十分とはいえません。なんとなく身体の不調を感じるけれど、検査でもどこにも異常が見つからない、処方された薬を飲んでいるけれど症状が改善しない――そんな場合、グルテンが原因である可能性も考えられるのです。■健康な人が試しても嬉しい効果があるその一方で、近年はグルテンフリーを「より健康になるため」実践する人も増えています。じつは、著者のフォーブス弥生さん自身、グルテン関連疾患の患者ではないのにもかかわらず、グルテンフリーの食事で“効果”を感じたひとり。7年前にグルテン過敏症のご主人とともにグルテンフリーを導入し、2週間後には20代のころから悩まされてきた肌トラブルが改善。さらに、風邪をひかなくなったり、疲れにくくなったりという変化があったといいます。さらに、アメリカやヨーロッパではグルテンフリーを体重維持やダイエットのために取り入れる人も増えています。というのも、グルテンの主成分であるグリアジンには、とりすぎると食欲を増進させたり、血糖値を急上昇させたりする作用があるというのです。トップアスリートのジョコビッチ選手をして3か月間で5kgの減量になったそうなので、ダイエットへの効果もおおいに期待できそうです。■2週間のグルテン抜きで効果を確認!疾患の有無にかかわらず、多くの人にとって一考の価値がある、このグルテンフリー。本書でフォーブスさんは「2週間、一切のグルテンをとらない」ことを勧めています。グルテンフリーが身体に合っていれば、この“お試し期間”に体調に何らかの効果を感じられるとのこと。急に「一切のグルテンをとらない」なんてハードルが高いように感じる人もいるかもしれません。でも、じつは食材としての小麦をあまり使わない日本食はグルテンフリーを取り入れやすい料理。一般に売られているしょうゆや味噌、酒、みりんにもグルテンが含まれているケースが多いものの、グルテンフリーの無添加調味料に置き換えるだけでグルテンを除去することができます。しらたきが欧米で“ゼンパスタ”と呼ばれ、そばとともにパスタの代用品として注目されているなど“グルテンフリー向き”の食材も多くあります。本書では、グルテンフリーのしょうゆや万能つゆ、米粉パスタなどの商品情報のほか、米粉や大豆粉を使ったシチューや蒸しパン、パンケーキなどのレシピも公開。すぐ取り組める工夫が施されています。*本書を貫くのは、「誰でもその人なりのベストな食事があり、それを知っているのは自分自身の身体と心である」というメッセージ。「食事」というものが人の身体にどれだけ大きな影響を与えるかがひしひしと伝わってきます。グルテンそのものの影響を知るだけでなく、自分自身にとっての「ベストな食事」を見つめ直すきっかけとしても、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。(文/よりみちこ) 【参考】※フォーブス弥生(2016)『2週間、小麦をやめてみませんか?』三五館
2016年05月23日貧血や便秘、風邪や花粉症による鼻づまり、精神的な不安やストレスなど、病院に行くほどではないけれど、なんとなく不調なときってありますよね。そんなときには、不調を改善する作用があると言われているお茶を試してみませんか。種類豊富な健康茶のなかでも、とくにおすすめのものを紹介します。■むくみ、貧血のときに飲みたい「コーン茶」顔や手足のむくみが気になるときに飲んでいただきたいのがコーン茶です。コーン茶とは、その名のとおり、とうもろこしを煎って煮出したもの。カリウムを多く含むとうもろこしには利尿作用があり、むくみを改善する働きがあると言われています。鉄分も豊富なので、疲れやすい、めまい、立ちくらみなどの鉄欠乏性貧血の症状に悩まされている人も試してみるといいでしょう。さらに食物繊維も豊富で、便秘改善も期待できます。女性に必要な栄養素がつまったコーン茶は、韓国では美容のためのお茶として広く日常的に飲まれているそうです。■鼻炎持ちの人は要チェックの「なたまめ茶」なたまめは、古くから中国で漢方薬として用いられてきたマメ科の植物。膿を排出したり、炎症を抑えたりする作用があることから「膿とり豆」とも呼ばれているそう。副鼻腔に膿がたまる副鼻腔炎(蓄膿症)や、歯肉に炎症を起こす歯周病の改善、口臭予防などにいいと言われています。習慣的に飲むことで、花粉症によるくしゃみ、鼻水、鼻詰まりといった鼻炎の症状が緩和されたという人も多いようです。■ガンコな便秘、ダイエットには「プーアール茶」脂肪の分解を促進する作用を持つことから、ダイエット茶として定評のあるプーアール茶。もともとは中国茶の一種で、緑茶を長期間発酵させています。ミネラル豊富で、腸内環境やお通じを改善する作用もあるそうなので、便秘がちで痩せにくい人には最適ですね。■肌の状態が気になるときには「黒豆茶」最近お肌にハリがない、肌荒れが気になる、というときは、アンチエイジングのための習慣として黒豆茶を取りいれてみましょう。黒豆には、強い抗酸化作用や新陳代謝を促す働きをするポリフェノールの一種、アントシアニンが豊富に含まれています。そのため、シミ・シワの予防、肌荒れや紫外線によるダメージの改善が期待できるのだとか。■不安な気持ちを鎮めてくれる「カモミールティー」仕事や育児で緊張が続いて気持ちが張りつめているときや、不安で寝付けない夜には、リラックスできるハーブティーを。ハーブティーのなかでもポピュラーなカモミールティーには鎮静作用があり、ストレスを和らげて心身をリラックスさせると言われています。寝る前に飲むと、安眠できるかも。上記のお茶は、ドラッグストアやスーパーのほか、インターネットショップなどで購入できます。薬ではないので、気軽に飲めるのがうれしいポイント。お茶の作用・効能については個人差があるようですが、気になる方は試してみてくださいね。
2016年05月14日子育てと仕事の両立をするワーキングマザーの存在は、現代の日本において当たり前の時代になってきました。社内規定や就業規則などで、働くママたちをサポートする支援制度を設けている企業も増えています。それらを上手に利用して、会社に迷惑がかからないよう、そしてお子さんの負担が減るようにと、日々努力しているママたちが多いことでしょう。そろそろ4月から続いてきた “緊張感” や “疲れ” がたまってくる頃です。心も体も揺らぎがちな季節だからこそ、ワーキングマザーたちが陥りがちな職場の人間関係と、その心のケアについてお話ししましょう。■まず「自分自身の居場所」を確保することお子さんの急な体調不良や “試し行動” などで会社を遅刻することになったり、早退もしくは、仕事を休まなくてはいけなくなることもあるでしょう。職場に迷惑がかからないように… と思って普段から早め早めに仕事に取り組んでいるつもりであっても、お子さんのことすべてを予測して行動することはできません。そういったときに、職場での理解がワーキングマザーにとっては必要不可欠です。しかし、職場にすべてを理解してもらうことも難しく、子どものことでお休みが続くと “仮病” と思われてしまうことがあったり、仕事を完璧にこなすことが難しかったり…。また、職場の飲み会に参加できなくなることで人間関係が希薄になってしまうことも。様々な人間関係の問題が発生しやすい状況となります。そんな中で、あなたの不安感や強迫観念が膨らんでいくと、悪循環を生み出す可能性があります。フルタイムで働く同僚に対しても感謝の気持ちを持ち、自分の心の状態と向き合ってセルフケアをしながら、まずは自分自身の居場所を確保していくようにしましょう。 ■「認めてもらいたい!」よりも「黙って行動に移す」うしろめたさを感じて気を使いすぎてしまうと、あなたの気力が低下し、自己評価が下がります。仕事への意欲が持てなくなり、本末転倒なことになりかねません。それでも、あなたを必要としている仕事があるのです。自尊心を高め、会社に貢献していく気持ちを持ち、同僚にも素直な気持ちで向き合えば理解はしてもらえるはずです。そして、子育てをしながら頑張っている自分を褒めてあげましょう。「認めてもらいたい」と誰かに訴えるよりも、黙って行動に移すことが賢明であり、理解をしてくれている人は必ずいます。そういう人との関係性を大切にしていきましょう。独身や出産前までのあなたが築き上げてきた信頼関係は、そう簡単に崩れるものではありません。ただし、あなたは今までとは違うステージに上がったのです。「今」あなたが大切にするべきことは何か? を考えてみると、少し気持ちが楽になりますよ。育児と仕事の両立を楽しみ、笑顔いっぱいのワーキングマザーを目指してくださいね。
2016年05月09日季節の変わり目は、体調を崩してしまいがち。まだまだ寒い日が続くので、体の冷えを感じているという人も多いのでは? 花粉症などのアレルギーも、中医学的には体の冷えからくるものだといいます。体を整えるために、基本となるのはやはり毎日の食事。改めて食生活を見直し、風邪や花粉症に負けない体作りをするための、参考になるような本3冊を選んでみました。体を温め、免疫力をあげる食事『生きるための料理』たなかれいこ(リトルモア)自身で畑を耕し、食べ物教室を主宰する料理家・たなかれいこさんが、旬の食材を摂ることで体を温め、免疫力をつける生活を提案する本書。文字だけの潔い表紙に書かれているのは、そんなたなかさんが基本とする7か条。お腹が空いたときに食べる、塩むすびや葛練りの話に始まり、れんこんやにんじん、大根など身近な食材を使ったシンプルなレシピのほか、簡単なだしのとり方やごはんの炊き方も掲載されています。素材も調味料もそれほど変わったものは使わず、ちょっとしたコツで体を温めてくれる料理になります。なにより美味しそうなので、すぐに作ってみたいと思うレシピばかり。食生活を見直すきっかけにもなり、キッチンに置いてときどき読み返したい一冊です。配合調味料もレトルト食品も使わない、簡単ごはん『基本調味料だけで作る 毎日の献立とおかず』すみや角田真秀(マイナビ出版)さまざまな調味料が巷に溢れるなか、「さしすせそ」の基本調味料だけで、もっとシンプルに料理をしようという、フードユニット「すみや」の角田真秀さんによるこの本。酢味、味噌味、しょうゆ味、塩味とそれぞれの献立例と主菜、副菜のレシピ、鍋のもとやレトルト、すし酢など便利な調味料を使わずにおいしくできるひと皿、手作りの調味料やたれなど、豊富なレシピを掲載。おなじみのメニューがほとんどですが、レシピ通りに作ればきちんと美味しく、新たな発見があること間違いなし。基本調味料を使いこなすと、調味料を使い切れないといった無駄がないだけでなく、アレンジも簡単になり、食べ疲れせず、健康管理もしやすいのだとか。献立の組み立て方の参考にもなり、普段のごはんづくりが少し楽になりそうです。お酒とともに楽しむ、薬膳おつまみ『ほろよい薬膳』鳥海明子(誠文堂新光社)薬膳料理家の鳥海明子さんによる、薬膳の考えに基づいたおつまみレシピの本。薬膳とお酒、一見すると正反対に思えますが、お酒も適量であれば、心身をリラックスさせて体を温める効果があるそう。薬膳は生薬を使う難しい料理ではなく、季節の恵みを楽しむことが基本。それを組み合わせることで、より心と体の調子を整えられるのだとか。本書では、春夏秋冬、梅雨と5つの季節、それぞれに起こりやすい症状を改善する、前菜、副菜、主菜、〆、すりながし(スープ)のレシピを掲載。鳥海さんが紹介する薬膳レシピは、「梅しそじゃこの納豆パスタ」や「アボカドの生ハム巻き」など、身近な食材を使い、手軽にできるのが魅力。二日酔い対策レシピやお燗のつけ方、ワインと料理の合わせ方などのコラムもあり、楽しく薬膳を取り入れられる一冊です。ご紹介した3冊、それぞれアプローチは違いますが、「素材の美味しさを活かして、きちんと料理することで、体調管理をする」ことの大切さを教えてくれている気がします。美味しく食べて、健やかに過ごせるなら何より。これらの本を参考に、食材の選び方や調味料から見直してみては?・ 生きるための料理 ・ 基本調味料だけで作る 毎日の献立とおかず ・ ほろよい薬膳
2016年03月08日現代人が悩まされがちな、睡眠障害や腰痛といった慢性的な苦痛は、幸福感を大幅に低下させる原因のひとつであると考えられているそう。思い当たることがあるひとは、自分のカラダやココロと向き合うことから始めてみましょう。何が不調で、原因は何か…とひとつずつ探り、生活を変えていくことで、改善できることは多いはず。そこで今日は、健康管理を続けていくための5つのポイントをご紹介しましょう。1. 簡単なことから始めるやるなら徹底的にと、ハードルを高くしてしまうのはNG。毎日でも実施しやすいことから始めましょう。簡単なことでも、毎日続けることで意欲の向上や自信につながります。2. お気に入りのアイテムを手に入れる例えばジョギングやヨガを始めるのであれば、お気に入りのウエアをそろえてみます。身に付けたときにわくわく、気分が上がるとベストです。3. 記録をつける自分の不調や気づいたこと、改善のために行ったことを、簡単でいいので記録していきましょう。カレンダーや手帳、スマートフォンのアプリなど方法は何でもいいのでとにかく記録を残すこと。原因不明の不調が、じつは生活習慣の何かと関連していた、なんてことが分かるかもしれません。記録がたまっていくのを見ることで、続けていこう! という気持ちが増していく効果も期待できます。4.ごほうびを用意する健康管理をつづけられた自分への、ごほうびを用意するのも効果的です。・3か月続けたら、小旅行に行く・不調が改善したら、エステサロンで普段利用しない豪華なコースを試すなど、何かのきっかけがないとやらないことにすると、やる気アップにつながるでしょう。5. さぼったら、言い訳せずに自己分析さぼりたくなるときはあって当たり前。新たな習慣を定着させるのは簡単ではありません。ただ、自分で決めたことに反したときには、なぜそうしたのかを分析しましょう。逃げずに向き合うことで、継続するためのヒントが見えてくるはずです。このように主体的に健康管理に取り組むと、幸福感もアップし10年後、20年後の体力や美しさにも大きな差が出ます。早速何か取りかかって、あなたも幸せな未来を手に入れませんか?
2015年11月22日小学館女性インサイト研究所はこのほど、働く女性の「体の不調」に関する調査結果を発表した。調査は9月1日~6日、CanCam、Oggi読者の働く女性152名を対象に行われた。○働く女性97%に「体の不調あり」調査ではまず、働く女性に「体の不調はありますか?」と尋ねたところ、なんと97%もの人が「ある」と回答。その原因として「ストレス」や「長時間のデスクワーク」、「不規則な生活」などが多く挙がり、現代の働く女性にとって、体調不良は大きな課題となっていることがうかがえる結果となった。○主な症状は「肩こり」と「むくみ」続いて、具体的な不調について教えてもらったところ、最も多かったのは「肩こり」だった。次いで「むくみ」「疲れ目」「冷え」「だるさ」と続き、特に「肩こり」と「むくみ」に関しては、約70%の女性が抱える不調であることが明らかとなった。○対策は「お風呂にゆっくりつかる」が最多働く女性の多くが、「肩こり」や「むくみ」に悩まされていることがわかったが、健康科学アドバイザーの福田千晶氏によると、「肩こり」や「むくみ」の原因は血流不良にあり、それを改善するには「ゆっくり入浴して温まる」「蒸気で温める温熱シートの使用」「ストレッチや適度な運動」「過度の飲酒は避ける」「目を癒す」ということが効果的とのこと。また、普段の服装にも注意が必要で、「首や肩、足腰を冷やさない服装」「不安定なハイヒールや足首の動きが妨げられるタイトなブーツなどは避ける」「サイズがきついブラジャーを着用しない」「自然な動きを妨げるジャケットやスーツを避ける」といったことも「肩こり」や「むくみ」を回避するうえで重要だという。そこで、働く女性が体の不調に対して何かしらの対策をとっているのか尋ねると、84%がとっていると回答。具体的な対策を教えてもらったところ、1位「お風呂にゆっくりつかる」、2位「ストレッチ」、3位「運動をする」など、自宅や休日の対策が上位に並んだ。しかしながら、「動きやすい服を着る」「目を酷使しないようにする」「健康グッズを使う」といった、働いている時間でもできるような対策はいずれも下位であったことから、実際にはきちんと「肩こり」や「むくみ」に対する対策ができていない現状が浮き彫りとなった。
2015年10月22日今年の夏は暑かったのか、涼しかったのかよくわからない気候でしたね。おまけにクーラーをかけた室内と外の気温との寒暖差が激しいと身体がついていかないものです。わたしは、自宅にいる時は扇風機をつけて過ごしていました。なぜなら、汗をかくのも健康のひとつだからです。夏バテにならないために実践していたこと、夏の疲れを解消してくれる簡単レシピをご紹介しましょう。「夏の過ごし方」が、あなたの秋冬の体調を決める!汗は皮膚から蒸発することによって体温を下げるというとても大切な役割を担っています。汗をかけないと自律神経やホルモン中枢に影響が及んで、熱中症にもなりやすく、夏バテにもつながります。<わたしが実践したこと>・お洒落でサンダルを履く以外はほとんど、靴下と薄い腹巻などをして過ごしました。暑くてもお腹や足は冷やさないのが健康や美肌、快眠につながります。・暑いからといって冷えたビールやスパークリングワインをガブガブ飲んだり(たまーにやってしまいますが…)、アイスやかき氷を食べ過ぎたりせず、お茶もなるべく暖かいものを摂るよう心がけていました。・少し糖分を摂りたいときは酵素シロップなどの甘いものではなく、米麹を使った甘酒を飲んだり、気分がリフレッシュして元気が出るフレッシュジュースを少しだけ飲んだりしていました。夏バテは、外の暑さで食欲がなくなったり、室内と屋外の激しい寒暖差に身体がついていかないことによる疲労の蓄積や、充分に睡眠が取れないことなどが原因で起こります。暑いからと過剰に水分を摂ってしまうことも、身体の倦怠感や食欲をなくす要因に。そのまま秋に突入してしまうと、急な冷え込みなどで風邪などを引きやすくなってしまうのでご注意を。それでは、夏の疲れを癒してくれる「身体が喜ぶレシピ」をご紹介しましょう。▼トマトやフルーツのカプレーゼ<材料>2人分・モッツアレラやブッラータなど 適量・トマト、フルーツなど(キウイ、ぶどう、など) 適量・オリーブオイル 適量・塩 適量疲労感やダルいなと感じたらを免疫力を高める食材を使用しましょう。リコピン、βカロテン、ビタミンCやカリウムなどが豊富なトマトやフルーツを、フレッシュでおいしく上質なオリーブオイルと塩とともに。風邪の予防にもなります。▼まぐろとアボカドの塩昆布あえ<材料>2人分・まぐろ(刺身) 200g・アボカド 1個・塩昆布 20g・ごま油 小さじ1・色止めにあればレモン<作り方>1)まぐろは2cm大に切り、塩昆布で和えて10分おく。アボカドは種を除き、2cm大に切る。2)ボウルに(1)を入れてさっくり合わせ、ごま油を回しかけて和える。お醤油を少したらしても可。まぐろは、ぼーっとした脳の働きを良くし、中性脂肪を低下させたりコレステロールや血圧を下げる効果や、肝臓の疲れに効果があると言われています。DHA/EPAには運動能力を高める働きもあります。DHAによって血行が良くなり、筋肉中に蓄積された疲労物質、乳酸を体外へ素早く排出できるようになるそうです。心身ともに弱った疲れも回復しそうですね。アボガドはコレステロールの吸収そのものを抑え、皮下脂肪にならない効果が期待でき、さらに血液中の悪玉コレステロール値を下げる効果も。さらに肝臓で働く抗酸化物質、有害物質の解毒作用を促進し、肝機能の低下を防止するという嬉しい効果が。お酒がおいしく飲めますね(笑)▼豚しゃぶのポン酢和え<材料>2人分・豚しゃぶしゃぶ用肉 300g・みょうが 2つ・長ねぎ 1/2本・しょうが 1片・大葉 5枚くらい・ポン酢 適量<作り方>1)鍋に湯をわかします。ボウルにしょうがの千切り、白髪葱、ポン酢を合わせておきます。2)鍋の湯が煮立ったら火を止めて豚肉を2,3枚づつ入れて色が変わったらすぐにざるに取り出します。また、お湯が冷めたらまた煮立たせてから止めて茹でるを繰り返します。3)水気をしっかりと切り、10秒ほど水にさらしたみょうがの千切りと(2)を和えてできあがりです。豚は高タンパク、ビタミンB1が豊富で疲労回復、心身の回復には欠かせない食材の1つで、体内で糖質をエネルギーに変える時に必要なビタミンでもあります。薬味をたっぷり入れて夏の疲れを解消、元気になりましょう。ただしもちろん、効果があるとはいえ、食べ過ぎにはご注意を。
2015年09月24日カーブスジャパンはこのほど、30~70代の女性を対象に実施した「これから新たに始めたいこと、自身の身体の不調や悩み」についての調査結果を明らかにした。調査は6月4日~5日にかけて行い、515名から有効回答を得た。これから新たに始めたい・したいと思っていることはあるか尋ねたところ、38.6%が「ある」と回答した。どんなことをしたいか聞くと、30代・40代・50代は1位が「ダイエット」(71.4%・61.7%・54.8%)、60代、70代は「ウォーキング」(50.0%・50.0%)で、体を動かすことへの興味度が高いことがわかった。現在、どこか体の不調を感じているかを聞いたところ、30代の71.9%、40代の68.0%、50代の72.8%、60代の57.3%、70代は62.1%が「はい」と答えた。どのような不調の症状があるか尋ねると、30~60代は「肩がこる」「肩に違和感がある」「肩に痛みがある」という回答が最も多かった(30代: 53.1%、40代: 55.0%、50代: 53.5%、60代: 41.1%)。70代になると「膝(ひざ)に違和感がある、痛みがある」の回答が37.5%と多くなっている。不調の症状で腰痛と答えた人に、軽減するために実践していることは何かあるか尋ねたところ、30代は「何もしていない」と答えた人が最も多かった(42.3%)。40代は「マッサージをする(46%)」、50代は「湿布を貼る(43.2%)」、60代は「湿布を貼る」「マッサージをする」が同率だった(37.9%)。70代は「湿布を貼る(57.6%)」が多い。膝痛と答えた人は、30代は同じく「何もしていない」が最多だった(60%)。40代は「湿布を貼る(58.3%)」、50代は「特に何もしていない(33.4%)」、60代は「湿布を貼る(44.4%)」、70代は「湿布を貼る(38.9%)」が多かった。
2015年07月28日季節の変わり目や湿気が多い時期は、どうしても体調を崩しやすいものです。寝込むまではいかなくても、なんとなくダルかったり、便秘気味になったりと、ちょっとした不調が気になる時だってありますよね。 そんなときには普段飲んでいるお茶を少し変えてみませんか?今回はさまざまなお茶とその効能を紹介します。 まず、風邪気味やお肌の不調などでビタミンCを多く摂りたいときには、柿の葉茶がおすすめです。ほかにも、ローズヒップやクコ茶も美肌に効果的です。また、暖かい時期とはいえ冷えが気になる場合もあります。そんな時には、コーン茶や小豆茶で体を温めると同時に利尿作用や便秘解消効果で浮腫みをオフしましょう。 むずむずとした皮膚の不調や花粉症やぜんそくにはルイボスティーも効果的です。また、就寝前のカモミール・ミルクティーはリラックス効果を高め、寝付きを良くしてくれますよ。 夏にはとくに多くの家庭で飲まれている麦茶にもミネラルと食物繊維が含まれています。また、自宅で簡単にできるお茶の作り方をお教えします。たとえば黒豆茶や小豆茶を作りたい場合には、黒豆や小豆をから煎りしたものを5、6粒カップに入れたところにお湯を注ぎ、蒸らすだけです。ほんのり香ばしい香りがしておいしくいただけます。 気になる症状を改善につながるお気に入りのお茶を見つけてみるのはいかがでしょうか?
2015年05月10日季節の変わり目は、気候や気温の変化に体がついていけず、体に不調をきたす人が多い時期。ちょっとした不調でも、毎日続くとやっかいです。さらに、体調不良時は免疫力が下がるため、普段なら感染しない細菌やウイルスに感染することもあります。免疫力を十分に発揮し、体を守るためには、腸内環境をよくすることがポイントだといわれています。耳にしたことがある人も多いのでは? そこで、免疫力と腸内環境を整えるために知っておきたい、基本的なことをあらためてまとめました。■免疫とは? 免疫が下がるとどうなるの? 免疫とは、疫=病気を免れる(まぬがれる)こと。そのための力が「免疫力」、すなわちウイルスや細菌などの外敵から体を守る抵抗力のことです。免疫力が低下すると、インフルエンザや食中毒などのウイルスに感染しやすくなります。そのほか、免疫をつかさどっている免疫細胞のバランスが崩れ、免疫力が過剰に反応すると、花粉症に代表されるようなアレルギー症状が発生しやすくなります。そのため、免疫力は高すぎても低すぎてもNG。バランスを整えておくことが大切なのです。では、どうやって免疫力のバランスを整えたらよいのでしょうか。■腸内環境を整えよう ~免疫は腸でつくられる~免疫力のバランス調整に必要なのは、腸の健康管理です。なぜなら、免疫細胞のおよそ6割は腸内に存在しているからです。そのため、腸内環境を良く保つことが免疫力をつくることにつながります。腸内環境を見直すには、「善玉菌」を少しでも多く腸内に増やすことが重要です。■腸に善玉菌を作ろう ~日和見菌の話~腸内にいる腸内細菌には、よく耳にする「善玉菌」と「悪玉菌」のほか、「日和見(ひよりみ)菌」というのが存在します。その名からも推測できますが、「日和見菌」とは、その人の腸に存在する、善玉菌と悪玉菌のバランスを見て日和見する=より多いほうの菌に同化する、という特徴があります。日和見菌が善玉菌と悪玉菌、そのどちらかの数が多いほうに変わってしまうというのはやっかいです。なぜ善玉菌を少しでも多く増やしたほうがいいのかが、これでおわかりいただけたでしょう。となると次は、「いかに腸内に善玉菌を増やしていくか」という話になりますね。■腸内をキレイにするポイント ~乳酸菌と食物繊維~腸内で善玉菌を優勢にするには、以下の3つのポイントがあります。1.腸に善玉菌を生きたまま届ける乳酸菌(善玉菌)は「生きたまま」腸に届けられることが大切です。中には胃を経由した時点で、胃散にやられてしまう善玉菌もあります。胃酸にやられず、腸まで生きたまま届く善玉菌を摂取するようにしましょう。2.腸内の善玉菌を育てる善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす役割のある「食物繊維」を積極的に摂取しましょう。食物繊維を善玉菌が食べることで、善玉菌そのものの数が増えていきます。「腸には食物繊維がいい」といわれるのは、このためでもあるのです。3.腸内をクリーンに保つ食物繊維は、善玉菌のエサになるだけでなく、腸内に残った便や老廃物の排出も促します。きれいな腸内は善玉菌が生息しやすく、汚い腸内は悪玉菌が増殖しやすいといわれています。便秘の解消だけでなく、免疫力を整えるためにも食物繊維は一役買っているのですね。つまり、免疫力のバランスと腸内環境を整えるには、乳酸菌(善玉菌)と食物繊維を豊富に含んだ食事をとることが最初の一歩、というわけです。乳酸菌と食物繊維の量だけでなく質も意識しながら、食事に取り入れていきましょう。それが、腸内環境を整える=免疫力のバランスを整える=健康を保つ近道となるのです。
2015年03月24日歌手のMay J.が13日、東京・丸の内で行われたクリスマスイベント『Bright Christmas2014』のイルミネーション点灯式に出席。この日、喉の不調を訴えていたMay J.は、映画『アナと雪の女王』の日本語版主題歌「Let it go~ありのままで~」をショートバージョンで披露。不調に苦しみながらもステージに立ち、涙ながらにファンのために熱唱した。<画像>涙を浮かべて謝罪するMay.J会場には『アナ雪』をイメージしたクリスマスツリーが出現。雪のように真っ白なミニドレス姿で登場したMayJ.は、時折苦しそうな表情を浮かべつつ、音程をアレンジしながら歌唱。「このイベントを本当に楽しみしていた」と悔しさをにじませ、最後には涙に声をつまらせながら「ベストなコンディションで迎えることができず、本当にごめんなさい」と頭を下げた。同イベントはディズニーのファンタジックな世界をテーマに、東京、横浜の各所でさまざまな企画を展開。昨年は1000万人が来場するなど好評を集め、今年は神奈川県の商業施設・MARK IS みなとみらい(横浜市西区)、横浜ランドマークタワー(同)にもエリアを拡大している。同所では、丸ビルのマルキューブに設置された“アナ雪ツリー”のほか、丸の内ブリックスクエアには映画『ふしぎの国のアリス』のツリー、新丸ビルに映画『塔の上のラプンツェル』の名シーンを再現したランタンのディスプレイが登場。ディズニーの人気キャラクターをイメージした数々のイルミネーションで、道行く人々を楽しませる。開催期間はいずれも12月25日まで。
2014年11月13日(画像はプレスリリースより)ゲインが調査した、夏による体の不調と『秋バテ』調査!株式会社ゲインは『夏による不調と秋バテ』に関連する、今の時期に役立つ調査を行った。調査の対象となったのは仕事を持つ社会人で、何かしら体の不調(夏バテ)や、体調の不良を感じている(あるいは感じた)人あわせて800名である。最初に『今年の夏、食欲不振の経験があったか?または現在あるか?』の質問について、【あった】(約35%)と【多少はあった】(約36%)が同じくらいの割合で、全体の7割以上の人が夏バテが原因で食欲不振の経験をしている。次に『夏バテによって、食生活について通常に比べどのような変化があるか?』に対して【栄養のバランスが、かたよっている】と感じている人が7割以上、また【食事をする回数が低下している】と実感している人は46%以上である。現在の体調不調は『秋バテ』かも?さらに『夏バテ対策をしていたか?』について、【特にしていない、しなかった】と【あまり対策をしていない、しなかった】を合わせると、全体の8割以上の人は具体的な対策を実施していないことが示された。そして『秋頃の体の不調(秋バテ)や、体調の不良を経験したか?』の質問では、【経験があった】と【経験があったように感じる】を合わせると、程度の差はあっても全体の半数以上の人が、体調不良あるいは秋バテを感じていることがわかった。また『例年の夏バテや夏の体調不良が改善する時期は?』について【9月前半】が一番多かった。『秋バテ』とは?『秋バテ』は夏バテの症状が暑い夏の時期が終わっても改善しないで、疲労感や食欲不振、無気力などが続く状態。また秋の時期になり少しずつ気温が下がってきて、寒暖の差で体調を崩してしまう状態も含まれるという。【参考】・株式会社GAIN プレスリリース
2014年09月24日(画像はプレスリリースより)自然音を聞いて、心の不調を改善世界文化社から、自然の音を聞き副交感神経の働きを高め、心の不調を改善するCD付きの本「森のセラピー音で薬いらず!病気知らず!」が2014年8月23日に発売されました。現代人は、長引く不況や、長時間の労働による過労、人間関係、経済的な問題でストレスとは無縁でいられなくなってきています。ストレスを抱えると、精神が不安定になり免疫力が落ち、病気にもかかりやすくなってしまい、「不眠」や「うつ」、「イライラ」など、心や体に気になる症状が現れると、薬に頼ってしまう人が多いのが現状です。この本は、薬を使わず、食養や量子医学、解毒療法によって精神疾患の治療に取り組んでいる医師、内海 氏によって監修され、内海氏は「自然を身近に感じ生命力を高める一つの方法が、五感を刺激すること」と言い、「五感を研ぎ澄ませ、自然を身近にして生活することは、森の自然音を活用することが有効」だと提案しています。人気の癒やしスポットの自然音を収録この本には、「屋久島」「白神産地」「奥入瀬」などの人気の癒やしスポットで収録した自然音が収録されたCDが付いていて、自然音を聞きながらできる、ストレッチやツボ、呼吸法や内海式デトックスが本の中で紹介されています。「森のセラピー音」を聞きながらイメージして、ストレスに負けないメンタルを手に入れてみませんか?「森のセラピー音で薬いらず!病気いらず!」は、定価1,300円(税抜き)で、販売されています。【参考】・株式会社 世界文化社プレスリリース/PRTIMES
2014年08月28日毎朝目覚まし時計が鳴る前に起きてしまう、という方はいませんか?一見規則正しい生活習慣のように思えますが、実はこれは寝ている間も体が緊張して、ぐっすりと安眠が出来なくなっている証拠。寝付けない、途中で目が覚めるといったことも同じです。こういった睡眠障害を感じる人は、日中には、肩こり、頭痛、体のだるさ、ほてりまたは冷えの症状などを感じる方がほとんどです。これらは、自律神経バランスが崩れ、交感神経優位の状態が不自然に長く続いてしまっている状態からくる不調なのです。今回は、自律神経のバランスをととのえる、朝・昼・夜の時間帯別アロマをご紹介いたします。■自律神経とアロマの関係自律神経は、交感神経と副交感神経で構成されています。交感神経は日中優位になり、体や心を緊張させ「活動モード」にします。一方、副交感神経は夕方から夜にかけて優位となり、「休息モード」にして体や心をリラックスさせる働きをつかさどっています。つまり安眠ができずに日中も肩こりやだるい状態が続いている状態は、日中の交感神経の強い緊張が、本来副交感神経に切り替わらなければならない夜まで続いてしまっている状態といえるわけです。アロマテラピーは自律神経のバランスをとるのにとても役立ちます。鼻から吸い込まれた芳香成分は、鼻腔の奥にある嗅覚神経細胞を刺激して、脳の視床下部に伝達され、自律神経、ホルモン分泌など身体のバランスをとる作用をします。■朝のアロマさわやかな柑橘系の香りがお勧めです。<レモン> 意識を目覚めさせてくれるような、朝にふさわしいフレッシュな香りです。<グレープフルーツ>明るく前向きな気持ちに 導いてくれる香りです。お湯を入れたマグカップに精油を1~3滴垂らし、深呼吸してみましょう。(匂いを嗅ぐだけで、飲まないようにしましょう)フレッシュな香りが気持ちを前向きにして、気分を明るく、さわやかな一日をスタートするモード転換をしてくれます。■昼のアロマすっきりする香りがお勧めです。<ローズマリー>集中力を高め、やる気を出させてくれる香りです。<ペパーミント>眠気を覚まし、スッキリと気分転換をさせてくれる香りです。ティッシュやハンカチに精油を1~3滴垂らし、サッと匂いを嗅いでみましょう。すっきりとした香りが、脳を活性化させて、活動的な一日をサポートしてくれます。■夜のアロマやさしいリラックスする香りがお勧めです。<オレンジスイート> ストレスや緊張を和らげる、甘みがある優しい香りです。<ラベンダー>身体のリズムを整えると言われる、深くリラックスできる香りです。<スイートマジョラム>イライラした気持ちを鎮めてリラックスに導く、スパイシーで温かみのある香りです。お部屋にディフューザーで香りを漂わせてみたり、ぬるめのお風呂に3~5滴精油を垂らしたアロマバスでの入浴もお勧めです。ゆっくりリラックスをして、安眠のための休息モードに切り替えましょう。■終わりに規則正しい生活を心がけているのに、熟睡できていなかったり、身体の不調を感じてしまう、というあなた。時間帯でアロマの香りを使い分けて、自律神経の「休息モード」「活動モード」を正常化する手助けをしてもらってはいかがでしょうか。(土田香織/ハウコレ)
2014年06月04日平熱が36℃に満たない、いわゆる低体温の女性が増えているといわれています。体の末端が冷える冷え症とちがい、低体温は、体の内部が冷えている状態。放置すると、代謝が落ちて太りやすくなる、疲れやすくなる、などの不調のほか、婦人科系の疾患の原因になり、将来妊娠しにくくなるリスクも。将来の自分の体のためにも、普段の生活の中で無理なく改善していきたいですね。■低体温になる原因とは!?一般的に、日本人の平熱は36℃~37℃。平熱が36℃未満の状態を「低体温」とよびます。手足の先が冷たくなる「冷え性」とは異なり、意外と自覚症状がないのがこの低体温。若い女性をはじめ、最近増えている症状です。低体温は、病気などの明らかな原因がある場合以外は、生活習慣によって引き起こされることがほとんどです。冷暖房の効いた室内で長時間過ごす、露出の多い服装、運動不足やストレスなど、日常生活の中で誰もが思い当たることばかり。普段の生活の中で体を冷やしすぎていないか、一度振り返ってみましょう。■低体温が招くさまざまなデメリット低体温とは、体の内部が冷えているということ。体全体の機能が低下するので、疲れやすい、肩や首のコリがひどくなる、といったデメリットが。免疫力がダウンし、風邪などの感染症にかかりやすくなったり、花粉症などのアレルギー症状が出やすくなったりすることも。また、美容面にも大きな影響が。基礎代謝力が落ちるため、脂肪を燃焼しにくくなり、太りやすくなってしまいます。さらに、細胞の働きが悪くなるため肌のツヤやハリが失われ、早く老ける、という恐ろしい結果に。低体温はホルモンバランスの崩れも引き起こすといわれています。生殖機能のある下半身はとくに冷えやすく、低体温のままでは将来妊娠しにくくなるかもしれない、という大きなリスクも。■低体温を改善するためには低体温になってしまう原因の多くは生活習慣。改善するには、普段の生活の見直しが大切です。日ごろ運動をする機会のない人は、歩く時間を増やすだけでも効果があるといいます。通勤時に一駅手前から歩いてみる、出勤前にウォーキングをするなど、手軽にできる運動を続けてみて。食事は、体を冷やすものをとりすぎないよう注意しましょう。インスタント食品や嗜好品はできるだけ避け、1日3回、規則正しく食事をすることが大切です。体を温める作用のある、かぼちゃやショウガ、発酵食品などを上手にとり入れるようにしてください。また、意外と気づかない原因が下着。きつい下着で体をしめつけると、血流を滞らせ、内臓の働きを低下させてしまいます。下着をはじめ、体型に合わない洋服や靴を身につけるのも避けた方がよいでしょう。
2013年10月16日更年期障害といえば、閉経を迎える50歳前後の女性に見られる体の不調として知られていますが、実は最近、若い女性にも更年期障害のような症状で悩む人が増えているとか。これが、「プチ更年期」や「プレ更年期」、「若年性更年期障害」と呼ばれるものです。■放っておくと卵巣機能が衰え、閉経の可能性もそもそも更年期障害は、通常、閉経前後の40代半ばから50代半ばの約10年間にかけて現れる体の不調のこと。卵巣機能が衰え、女性ホルモンである「エストロゲン」が減ってくることによってホルモンバランスが乱れ、めまい、ほてり、のぼせ、頭痛、肩こり、腰痛、冷え、疲労倦怠感、情緒不安定などのさまざまな症状を引き起こすそう。実は最近、同様の症状が更年期にはまだ早いと思われる30代の女性や、一部ではもっと若い20代の女性にまで見られるようになっているのだとか。本来は卵巣機能が安定しているはずの若い女性に、なぜこのような症状が現れるのでしょうか。これは、日々の生活の中で経験するストレスや過労、過剰なダイエット、不規則な生活、睡眠不足などによって引き起こされるといわれています。自律神経のバランスが崩れ、エストロゲンの分泌が減り、結果、月経不順や月経が止まるなど、更年期障害のような症状が出てくるというわけです。気になる症状があっても、まだ若いから大丈夫、本格的な更年期なんてまだまだ先だと思っていませんか? 放っておくと卵巣機能が衰え、閉経してしまうこともあるそうだから、気をつけたいですね。■女性の体調をサポートする、高麗人参の働きとはプチ更年期への対処法としては、生活習慣の見直し、バランスの良い食事に加えて、自律神経のバランスをサポートする作用のある健康食品を利用することも有効だとか。とりわけ、二千年以上もの昔から珍重されてきた高麗人参は、世の中に数ある健康食品の中でも由来が確かで、安心して利用できるものだそう。1.自律神経のバランスをサポートする高麗人参に含まれる主要な有効成分ジンセノサイド(別名・人参サポニン)には、自律神経のバランスをサポートする作用があるといわれています。それに伴い、ストレスの緩和やリラックス効果、美肌効果など、うれしい効果も期待できるそう。2.血行を整えるプチ更年期の女性の傾向として、頑固な冷えや血行不良、低体温などに悩まされている人が多いという特徴があります。これらを改善すると月経不順や不定愁訴が良くなることがあります。冷えや低体温は万病のもとといわれ、基礎代謝や免疫力、内臓機能が低下します。また、肩こり、腰痛、生理痛の症状や、不妊、子宮系の病気の原因となることも。高麗人参は血行を整えてくれるとともに、細胞に十分な酸素と栄養が行き渡りやすい環境を作り出します。これによって熱が身体の隅々にまで伝道され、全身が温かくなるそう。冷え性の人は気になりますよね。プチ更年期は、長く放っておけば放っておくほど、治療に時間がかかります。また、女性ホルモンが低下した状態を長く続けることで、不妊症になったり、卵巣機能が低下して本当に閉経してしまう可能性もあるとか。気がついたら、すぐに日頃の生活を見直すとともに、早めの対処を心がけたいですね。薬は副作用があり、長期の服用に抵抗があるという人は、食品である高麗人参はいかがでしょうか。身体の調子を整え、さらに若さと美しさをキープするために、上手に高麗人参を活用してみませんか。もしかしたら…と思ったら、高麗人参をぜひ試してみてください。
2013年10月11日忙しい毎日、今日は「体調がイマイチだな」というときはありませんか? その不調な日が実は先月の同じころにあったと思い返してみると気付くかも。 こんにちは。ゆる体質改善アドバイザーの佐々木メグミです。ストイックに短期的にではなく、ゆるーく続けられる体質改善を広めています。女性は、毎月生理のリズムに影響を受け、男性よりも不調を感じやすいものです。忙しさに流されて、その時その時を何となく我慢して過ごしてしまうことも多いと思います。毎月同じようなことをくり返しているだけでは、翌月もまた同じことに。仕事やプライベートに忙しい人にとって体調管理は必須ですよね。自分の傾向を簡単につかんで、未来の対策を考えましょう。具体的にどうしたらよいのでしょう。やり方は簡単。今月と来月の2か月、頭痛やめまい、月経周期中の不調を感じたら記載していきます。その際に、いつものスケジュール帳に書くのがポイント。どのような生活をしたときに、体調が悪かったかがわかるからです。たとえば締め切りの前日で徹夜した、会議で緊張した、カラダが冷えていたなど原因をつきとめましょう。天気の悪い日、晴れた日など天候の変化も書きましょう。2ヶ月把握するとあなたの傾向が見えてきます。■3か月未来カレンダーをつくろう体質改善は3ヶ月を一区切りにして考えます。カラダの細胞が3ヶ月で入れ替わるからです。過去の傾向をふまえ、今後3ヶ月の過ごし方を変えます。締め切り前は食事もきちんと食べていないなどがあれば、未来の締め切り日にチェックを入れます。「たんぱく質を食べる」など未来の予定を書き込みます。睡眠時間が少なくなりがちな週末は「PC控えめにすぐ寝る」と記載。冷房が効いている場所に行く予定の日は、「湯船につかりしっかりあたたまる」と書くといいでしょう。雨や湿度の高い日は気分が落ち込んでしまうことがあれば、事前に気持ちが上がるようなグッズを用意しておくなど、とてもシンプルなことですが、書き記すことが大事なのです。カラダは毎日ちょっと気をつけると、その積み重ねで変わるものなのです。東洋医学では、人間も自然の一部と考えています。都会で生活していると実感がありませんが、四季の移り変わり、朝から夜にかけての1日の変化、月の満ち欠け、気温や湿度など自然の影響を受けています。そのため体質改善をする際に、それらをとても大切にします。■体質は、変えられる東洋医学でいう体質とは、ひとりひとり生まれ持っているものに、その後食べ物や生活習慣によって形つくられ、年齢とともに変化していくもの、と考えられています。過ごし方を変えるなど、飲食に気をつけることで体質が改善されてきます。自分でできるケアとして、3ヶ月未来カレンダーで傾向をしっかり把握し、生活全体を見直してみましょう。意識がかわり、良くなるための一歩を踏み出せることでしょう。
2013年07月18日病院に行くほどでもなさそうだけれど、何となく感じている体の不調はありませんか。例えば、不眠や鼻炎、便秘や肌荒れなど。気にはなっているけれど、一時的に体調が悪いだけ、逆に慢性的なものだからどうすることもできない、そんな風に考えている人が多いかもしれません。でも、それらが治せるなら。やっぱり健康な生活が送りたいですよね。実は、そのような症状が日々の食事によるアレルギーが原因であることがあるのです。アレルギーと言えば、原因物質が含まれる食物を摂ると蕁麻疹が出るなど、すぐに症状が出るものをイメージされがちです。そのようなアレルギーは、即時型アレルギーと言われるものです。それに対して、遅延型アレルギーと呼ばれるものがあるのです。これらは、アレルギーの症状が現れるまでに、数時間から数日間と時間がかかり、また反応が弱いため、なかなかアレルギーであると気づかれにくい傾向があります。遅延型アレルギーの症状は、体の内外を問わず多岐に渡り、一般的にアレルギー症状とは認識されないものも多く含まれます。さらに、メンタル面への影響や肥満との報告も報告されています。また、症状が1種類ではなく、複数の症状が同時に発生していることが多いのも遅延型フードアレルギーの特徴です。図を見ると、意外な症状も含め、本当にたくさんの症状があることがわかります。もし自分の症状も遅延型アレルギーが原因だとしたら、どんな食品によって遅延型アレルギーが引き起こされているのか知りたいと思いませんか。それらは簡単な検査で知ることができます。病院でアレルギー検査を受けたことがあるという方もいるかもしれませんが、日本で一般的に行われているアレルギー検査は、即時型のIgE抗体を調べるものです。遅延型の場合はIgG抗体を調べることが必要ですが、実はその検査も簡単にできます。それも病院に行く必要もなく、自宅で行えるのです。 こちら から、IgG抗体検査のアレル・チェック・キットを注文すれば、あとは指先からほんの少量の血を採取し、それを染み込ませて乾燥させたサンプルを送るだけ。それだけで検査ができます。検査の対象となるのは、日本人の食生活になじみのある乳製品や野菜、果物、肉、魚、ナッツ、穀類、緑茶、コーヒー、スパイス、昆布など96種類もの食品。それらの食品に対して、自分の体がどのように反応するか知ることができます。結果が届くのは2週間後。96種類の検査結果は反応の高さが7つのレベルで表示されます。高反応(レベル4以上)の食品をしばらく食べないようにして、症状との関連をモニターします。反応の高い食品を除去した結果、それまでの症状が改善した例も報告されています。例えば、30代の女性が重度の主婦湿疹が、高い反応を示した乳製品と卵白と卵黄を完全除去した結果、半年で治ったということがありました。その女性は、除去を始めて数日で睡眠も改善し、1カ月後には偏頭痛も起きなくなったそうです。(※個人の感想です。)また、体重の増加やだるさや食後の集中力低下が見られた30代男性は、高反応食品の除去を開始して3カ月には体重が10kg減り、だるさ、集中力低下も改善するといった結果が見られています。(※個人の感想です。)検査結果と同時に、食事の参考となる「食物の除去&ローテーションガイド」もついてくるので、食生活を見直してみるのもいいかもしれません。自分自身の健康はもちろんですが、家族や子どもの健康のためにも、遅延型アレルギー検査を受けてみるのはいかがでしょうか。わずかな血液しか採取しないので、お子さんにも受けさせやすい検査です。また、将来ママになることを考えている人は、妊娠しやすい体を作るためにも、自分の体に目を向け、もっと健康な生活を送ることを考えることが大切です。遅延型アレルギーの原因をさぐって、今感じている不調を改善することは、その一歩になるでしょう。忙しい毎日の中で、ついついおろそかにしてしまう自分の体調や食生活。簡単な検査がそれらを改善し、心身ともに健康な暮らしを手に入れる機会になるかもしれません。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。・アンブロシア株式会社 公式サイト
2013年03月08日気・血・津液とは体を構成する要素のことです。それぞれに働きがあり、健康とはこれらが過不足なく体内にあり、滞ることなく巡り3つのバランスが取れた状態です。どれかが不足したり、過剰になったり滞るといわゆる未病という不調が現れます。病院で検査をしても異常はないけれど、何となくいつもだるい、頭痛がする、冷え性、イライラしやすい、肌トラブルをよく起こす、太りやすい、便秘がち、月経痛、月経不順……。これらは気・血・津液のバランスを整えると改善するでしょう。 >>「気・血・津液」を整える方法とは?
2012年09月04日最近の女性は、日常的に階段の上り下りや歩く頻度が少なかったり運動不足の方が多いようです。パソコンに向かってデスクワークをしていたり、同じ姿勢をずっととっているために筋肉が緊張して血の巡りが悪くなり体の不調を招いたり太りやすい原因になるのです。そこで歩くという行為は、毎日行っていますが無意識なものですよね。この歩くという行為を少し意識するだけで痩せやすい体を作ることが可能なのです。ジム通いしたりランニングをして頑張る前に、まず行っていただきたので、是非試してみてくださいね。●正しい歩き方をして痩せやすい体を作るポイント5つとは?以下のポイントを意識して、歩きましょう。1.背筋をピンと伸ばして、肩を張り体幹を意識する。2.腕を大きく振ると自然に方が前に出て腰のひねりも大きくなりくびれ効果的。3.歩幅は少し大きめしてお尻に力を入れて歩くとヒップアップ効果も。4.かかとから着地し、つま先で地面を蹴る。5.鼻から吸って口からゆっくり吐きだすことを意識する。普段毎日行っている歩き方をこのように少し変えるだけで、酸素を取り込み体脂肪が燃えて痩せやすい体質になるのです。エスカレーターやエレベーターを使わずに歩いたり1駅歩いてみたり意識しましょう。またストレッチなどを自宅で継続できる体のケアを行いましょうね。これからの夏に向けて痩せやすい体作りをして、メリハリのあるボディを手に入れましょう。
2012年07月16日