「体験談(ママトピ)」について知りたいことや今話題の「体験談(ママトピ)」についての記事をチェック! (2/151)
私は長男の出産を機に専業主婦になりました。初めて仲良くなったママ友と飲みに行こうかなと夫に伝えたところ……思いもよらない言葉を返されました。 ママはダメでパパはいいの!?専業主婦の私は、子どもが生まれてから夜に子どもを置いて家から出たことがありません。友人との飲み会や同窓会のお誘いがあっても、子どもを理由に断っていました。 上の子が5歳になり、初めて仲の良いママ友ができたときのこと。飲みに行きたいねという話になり、夫に子どもをお願いしたいと相談したのですが……。夫は「ママ同士の飲み会って大事なの?子どもを置いてまで行く必要がある?」と攻めてきて。結局、行く事ができませんでした。 この件があってから、夫が飲みに行く姿を見るたびに「私はダメなのになんで?」とイライラしてしまいます。 ◇ ◇ ◇ ママも息抜きが必要ですし、どちらかが我慢している関係はよくないですよね。パパが何かのきっかけで、協力の大切さに気づいてくれるといいのですが……。当事者意識をもってママの気持ちに寄り添い、家庭のことも考えてほしいですね。 イラスト/森田家著者:たかはしあきな
2024年06月30日包丁でにんじんを切れば左手人差し指を切り、スライサーで玉ねぎを切れば右手親指を切って……。料理が苦手なりに頑張っていましたが、息子からは冷たい言葉をかけられてもう限界!? 「保育園の給食のほうがおいしい」私は2歳の娘と5歳の息子を育てるワーママです。仕事が終わって保育園にお迎えに行き、帰宅したあとの料理が毎日苦痛でした。子どもたちから「ママ、おなか空いた」と言われ、バタバタと夕食の準備をしていると、包丁やスライサーで指をざっくり。血が止まらず病院へ行くこと2回。娘はごはんを残すことも多く、息子からは「ママのごはんより保育園の給食のほうがおいしい」と言われ、結局食べてくれず撃沈ということも……。 心身ともに限界でしたが、息子を責めるわけにもいかないので「え~! ママ頑張ってるんだけどなっ」と笑顔を見せて、強がっていました。そんな私に息子が「ママの手が切れちゃうから、包丁は捨てちゃおうよ」とまさかの提案をしてきます。「そうか……。包丁を捨てれば……」と息子のひと言にハッとした私。これまで料理本やネットレシピに頼っていましたが、「きちんとしなくては」という思いから、時短レシピには手を出していませんでした。 早速、SNSや動画サイトを見漁り、炊飯器や電子レンジを使う包丁不要レシピをいくつかピックアップ。また、食材はハサミでカットしたり、カット野菜や便利食材を使ったりしてみることに。お迎え前に炊飯器調理できるものはセットして、電子レンジ調理できるものは、食事の直前にスイッチを押すだけ。すると、時短になった分、腹ペコの子どもたちを待たせることもなくなったことで「ママのごはん、おいしい〜!」と食べてくれるようになったのです。毎日憂うつだった夕飯づくりの負担が軽くなり、ストレスが激減! 気持ちに余裕がある休日は、もう一度包丁を使った料理にも挑戦してみようかな? とやる気もアップしています。 「便利なものに頼ってもいい」と思えるようになり、子どもたちとおいしく食事ができるようになりました。なにより、調理時間が大幅に削減され、保育園後に公園に立ち寄ることもでき、子どもたちと遊ぶ時間が増えたのもうれしいポイント。苦手なことを無理に頑張るのではなく、別の方法でできないか試してみることも大切だと、息子の何気ないひと言から学んだ出来事です。 著者:井島りほ/30代女性・会社員。2歳の女の子と5歳の男の子のママ。おしゃべりが大好きで寝るのが苦手な兄妹と、にぎやかな毎日を過ごしている。イラスト:Pappayappa ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年06月30日現在、1歳8カ月の娘の子育て中です。義母はとても穏やかな性格で、嫁である私にもやさしく接してくれていました。しかし娘が1歳になったタイミングで職場復帰をしたとき、義母の心ない言葉を耳にすることが多くなり悩んでしまいました。今回は「働くママ」に批判的な義母とのやりとりや、私なりの対処法をお伝えします。娘の人見知りに対する義母のひと言現在1歳8カ月になる娘は、生後半年ごろから激しい人見知りがあります。なるべく外の空気を吸ったり人が集まる支援センターに出かけたりして、少しでも人見知りを克服できるよう過ごしていました。 ある日、娘を連れて遠方に住む義母宅に行ったのですが、3カ月に1回程度しか会う機会がないため人見知りをして泣き出してしまったのです。義母は、泣き出してしまった娘を見て微笑みながら「お母さんが働きながらおなかの中で育てちゃったからだね。ごめんね」と言ったのです。 たまにしか会えないので、人見知りをしてしまい申し訳ないとは思っていたものの、まさかそんな言葉を投げかけられるとは思わず、驚いてしまいました。 義母は働くママ=私が嫌い!?その後、少しずつ義母に慣れて人見知りしなくなっていく娘を見て安心しました。しかし、育休を経て娘が1歳になった時点で保育園に通わせている私に、「女の人が仕事をして子どもを保育園に預けるなんて、育児放棄だ」、「妊娠がわかった時点で仕事をやめないから、子どもが病気がちで人見知りもする」など、義母は子どものことで気になることはすべて「働くことが原因」と結び付けて言うのです。 口調はやさしいのですが、私が働きながら育児をしていることを快く思っていないようで、かなり悩んでしまいました。 義母に同調しつつも私の考え方は曲げない義母の心ない発言にはショックを受けました。きっと義母自身が家事や育児に専念してきた方だったため、専業主婦が正しいという自負があるのだと思います。実際に4人の子どもを育て上げた義母に対して尊敬の念もあります。 とはいえ、働く必要があって育児と家事の両立に四苦八苦しているのに……と悲しくなってしまいました。 それでも働きながら育児をする選択は、私自身にも家族にとっても正しいという考えは曲げないようにしています。義母からの言葉はつらいですが、「お義母さんはすごいですね」と角が立たないように返しています。 義母の言葉はグサグサと刺さるものがありますが、受け流しながらなるべく穏やかに過ごすことにしています。ただ、その言葉が子どもに直接向けられたときには、夫を介して義母に「やめてほしい」と伝えるつもりです。そして、いつか義母が働くママの気持ちを少しでもわかってくれるときがきたらいいなと願っています。 イラスト/(c)chicchimama著者:河相 さくら国内外問わず旅行が大好きな1歳女の子のママ。育休中に小学校英語指導者資格を取得。主に子育て・英語育児を中心に執筆中。
2024年06月30日私は2人の娘たちを育てています。今回は3月生まれである次女の保育園選びについて、どういった経緯で保育園を選んでいったか、決め手は何だったのかお話ししたいと思います。生後2カ月から保活スタート次女の保育園選びは、次女が生後2カ月くらいから始めました。狙うは次女が1歳過ぎに入所できる4月入園の1歳児クラスです。私の住んでいる自治体は激戦区で、人気の園は1歳児クラスが50人くらい待機している状態も普通にあります。したがって、早期から保活を始める必要がありました。 ちなみに私は「自宅で仕事をしている個人事業主」という扱いになるので、正直言って保活の持ち点が低く、元から人気の園は選ばないつもりでした。 小規模保育園を選択肢として挙げた次女は早生まれだったので、なるべく家庭的な手厚い保育をしてくれる保育園を希望しており、「小規模保育園」を選択肢として挙げていました。 もちろん、小規模保育園だからどこでも良いというワケではありません。慎重に決めたかったので、保育園の見学は小規模保育園を中心に10カ所は見て回りました。 自由度の高さが保育園選びの決め手たくさん見学してきた中で一番よかったのは、「モンテッソーリ教育」を取り入れている小規模保育園でした。「モンテッソーリ教育」は、“自由に個別活動をさせる”という特徴があるそう。具体的には、公営住宅の中に園があるので、お散歩や外遊びも必ず一斉におこなうわけではなく、個々に「外に出たい気持ちになれば出る」といった具合でした。 また、モンテッソーリ教育独特の「おしごと」と呼ばれる普段の活動は、自己選択が重視されます。そのため、手先の作業を集中しておこなう遊びに夢中になっている際は、無理に外遊びへ連れていかず、室内遊びに集中させてもらえるのです。 ほかにも、この園では食育を大切にしていて、昼食はもちろんのことおやつまですべて手作りで、園児たちと一緒に野菜を洗うなど「お料理のお手伝いをしてもらう」ことに積極的な園であることも好感度が高かったです。そして、何よりも良いなと思ったことは、午後睡のあとも外遊びができるということでした。 小規模保育園には園庭がないところが多いようです。私の選んだ園も園庭はありませんが、公営住宅の中にあるため、午後睡のあとも簡単に敷地内の広場や散歩道に出入りしやすいなど、自由な環境が好印象でした。また、私自身が1歳から保育園に入っていたこともあり、「子どもが今したいことを尊重してくれる園」ということを重要視しました。 イラスト/塩り著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月30日夫の嗜好品代が家計を圧迫していたわが家。注意すると怒ってケンカになってしまっていたのですが、ある作戦を実行すると、夫がまさかの豹変をして…夫の嗜好品が家計を圧迫。そこで取った作戦は…毎月の家計のやりくりをする上で、夫のハイブランドの洋服代、タバコ代、お酒代が家計を圧迫していたわが家。節約主婦としてはもう限界でした。しかし、このことを夫に言うとケンカに発展し、夫の怒りが収まらないのです。 そこで、私は考えました。一週間後に「夫褒め褒め作戦」を実行することにしたのです。まずは服装について。 「あなたはそういうテイストの服より、シンプルなコーデが似合うって。この前、家に遊びに来た友だちがみ~んな言ってた!」 と言うと夫はまんざらでもない様子で、早速ファストファッションのショップへ。 「こういうシンプルなアイテムを着こなせる人が、結局いちばんオシャレなんだよね。魅力的だわ~」 と言うと、そのコーデを気に入った様子の夫。意外にもとんとん拍子で作戦が成功していくので、私はついでに帰りの車内で 「この前、友だちと家計の話しになってさ、友人のご主人たちはみんなお小遣いからお酒とかたばこ代を出しているって言うのよ。そのときにいたA子のご主人なんか『自分だけのものだから当たり前じゃん』って。目からうろこだったわー」 と言ってみたのです。すると夫は少し考え込んで「まぁ……たしかに」と言ったのです! そして、それ以来、お酒やタバコはお小遣いの中で買ってくれるようになりました。 この経験から、否定から入らず、こういうのはどうかと案を出すと、少しはケンカになる確率が低くなると感じた私。ダメなときはダメですが、やってみる価値はあると思います。うちの場合、「友だちのAちゃんがあなたを褒めていた」という言葉が意外なほど効きました! 著者:田島はる/30代女性・主婦。節約生活のため、猫の額ほどの畑で野菜を作り始めた、いたって普通の主婦。イラスト:加藤みちか ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年06月29日夫は普段はやさしい人で、私が選ぶ娘の育児グッズや服装に口出ししたことはありません。そんな夫と生後10カ月の娘と3人で、娘の夏服を購入するために出かけましたが、そこで事件が起きるのです……。 信じられない夫の発言娘の夏服を買いに家族で出かけたときのことです。私はどれを娘に着せようかとウキウキしながら店内を見て回っていました。そんな中、小花柄のかわいらしいワンピースに心を惹かれた私は「これ、かわいいね! 娘ちゃんに似合うと思うんだけどどうかな?」と夫に話しかけました。夫はなぜかムスッとして「センスないね」「そんなゴミみたいなデザインのどこがいいの」とぼそり。普段はやさしい夫から飛び出たひどすぎる言葉に私は驚きを隠せません。「前から言おうと思っていたんだけど、どうしてそんなフリフリした洋服ばかり着せるの?」と夫はイライラした様子。これまで娘の服は私が選んだものばかり着せていました。ボーイッシュな服を好む夫は、私が選ぶ服のデザインがいつも気に入らなかったようで、意見するのを我慢していたそう。そうだったんだ……と今まで夫の意見を聞いてこなかったことを反省しつつも、娘の前で暴言を吐かれたことに怒りが湧きました。 しかし、「娘の前で『ゴミ』とか、そんな言葉使わないで!」と厳しく注意すれば、火に油をそそぐだけ。私はいったん怒りを堪えて冷静に「これまで意見を聞かなくてごめんね。でも、今みたいな態度をこれからもされると、言葉を理解できるようになったときに娘が嫌な気持ちになると思わない?」と伝えてみることに。ベビーカーの中でニコニコしている娘を見て、夫も冷静になったのか小さく「ごめん」と謝ってくれました。結局、私が選んだ服と夫が選んだ服をそれぞれ一着ずつ買うことを提案。「両方買って、どっちを着るかはその日の娘に選んでもらおう」と言うと、夫は納得してくれたようです。 まだ言葉がわからないとは言っても、いつか娘がその言葉遣いのまねをするようになるかもしれません。夫が不満を溜め込んで娘の前で暴言を吐かないように、定期的に意見を聞くよう心がけています。 作画/Pappayappa著者:伊藤まりな
2024年06月29日息子が6歳のころの出来事です。ある日、私が自宅で用事を終えて息子の様子を見に、息子のいる部屋へ行くと……息子の姿がありません。家じゅうどこを探しても見つからない息子。夫に連絡して一緒に探しますがなかなか見つかりません。私は目を離したことを心から後悔しました……。 消えた息子…ある日の事、その日はショッピングモールに行こうかと息子と話していました。すると息子は子どもの遊び場で遊ぶのを楽しみにしているようでした。 しかしその後、私に急用が入ってしまい行くことができなくなってしまいました。そのことを伝えると、最初は怒っていたものの、急に静かになり隣の部屋へ行ってしまった息子。 その後、その用事を終えて、ふと気になって隣の部屋を見ると息子がいません。家中探したけれどどこにもおらず、息子がお気に入りの子ども用キャリーバックがないことに気が付きました。 「まさか……」と思って玄関を見たら靴も見当たりません。家の周りを探しても気配はなく……。夫にも連絡して仕事を早退して帰宅してもらいました。しかし、一緒に近所を探しても見つからず、私は目を離していた時間を心の底から後悔しました。そして「もしかしたら行こうと言っていたショッピングモールにいるのでは」と思って行くと……。 なんと息子がいたのです! 傍らにキャリーバックを置いて子どもの遊び場で黙々と遊んでる息子が。ホッと安心して涙がでそうでした。ただ、ショッピングモールまでは結構な距離。歩いて行ったこともないはずなのにどうやって行ったのかとその行動力に驚くばかりでした。 あまり一人でいることを怖がらない子なのでどこでも行ってしまうタイプですが、さすがに家から一人で出たことはなかったので、今回ばかりはかなり焦りました。どうして一人で行ったのかと聞いたら「今日は行く約束したでしょう。先に来ただけだよ」とまるで当たり前のように言う息子。子どもから目を離さないのはもちろん、お出かけの約束は慎重にしようと心に誓いました。 著者:佐藤麻子
2024年06月29日子どもができずに悩む妊不妊治療中だった私に、あるとき、身近なところから魔の手が伸びてきました。以前に勤めていた職場でのトラブル体験談です。職場が徐々に不穏な空気にかつて私が働いていた会社の社長は、私の親と同世代。厳しいときもありましたが、基本的にはとてもやさしく信頼できる人です。非常に忙しい仕事でしたが、雰囲気の良い職場でした。ところがあるときから、会社にこれまでと違う問い合わせの電話が増え始めたのです。 顧問先から「おたくの社長、最近どうしたの?」と言われることが多くなり、話を聞いてみると、怪しげなサプリの勧誘を受けたとのこと。「何とかしてよ」という顧問先からの苦情。私たち従業員は勧誘の場面を見ておらず、どうしたらいいのか困ってしまいました。 ついに私にも勧誘の手が!?そしてついに、社長が従業員を1人ずつ呼び出し、勧誘が始まったのです。「会員になるとお得」「勧誘して会員を増やすとさらにお得」など、不審な点だらけです。 私が長年不妊治療をしていることを知っていた社長は、「不妊にも良いらしいよ」と勧めてきました。「本当に良いサプリなんだ」と、本人は良いものを勧めているつもりだからこそ、断りづらかったです。 勇気を出して危機回避!すると…結局、私の夫が医療関係者だと社長も知っていたので、「夫がそのサプリは必要ないと言っています」と断るとしぶしぶ納得してくれました。その後、私は不妊治療に専念するため退社。会社を辞めたのち、すぐに妊娠しました。 栄養の問題ではなく、激務によるストレスが不妊の原因だったのかもしれません。そしてしばらくして、社長に勧められたサプリの会社が特定商取引法違反で業務停止になったとニュースで知りました。やはり問題がある会社だったようです。 社長から直接の勧誘は断りにくく、非常に困惑しました。でも、勇気を出して断ってよかったなとしみじみ思った出来事でした。 イラスト/うちここ著者:中越 美織
2024年06月29日息子が小学校にあがったばかりのころのお話です。平日は息子を学童保育に行かせていました。ある日、グミを食べたあと、息子が嘔吐や下痢をしていると学童から連絡が! 息子が以前食べていて平気だったグミのようで不思議に思いましたが、とにかく救急車を早く呼んでほしいとお願いしました。後悔の嵐その日、学童で出ていたおやつは市販のグミでした。それを見た息子は「このグミ、食べたことあるから、僕もみんなと同じものを食べたい」と言い出したそう。 学童の支援員さんは「食べたことがあるなら大丈夫だろう」と、そのグミを息子に与えました。すると、息子の全身にあっという間に蕁麻疹が! さらに、激しい嘔吐、下痢。 慌てた支援員さんから、私に電話がかかってきました。私は間髪を容れず「すぐに救急車を呼んでください!」とお願いしました。 すぐに救急車で病院に担ぎ込まれた息子。適切な処置のおかげで、大事には至りませんでした。 あとから確認したところ、たしかにそのグミは息子が食べたことのあるシリーズの物でした。しかし、それは別のフレーバーでした。学童で出されたグミはフレーバーが異なっていたため、原材料が違い、乳成分が含まれていたのです。 フレーバーが違うときは、必ず乳成分が入っていないか確認する必要があることを、よく言い聞かせておけばよかったと、私はひどく後悔しました。その後は、息子が自分で確認するようになったのと、また支援員さんもより注意してくださるようになったおかげで、その後アレルギー反応は出ておらず、学童生活を楽しんでいるようです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:如月やよい/女性・自由業。11歳、7歳、5歳の子どもを育てています。20年間正社員でフルタイム勤務しましたが、子ども中心の生活にするため今年退職し、在宅フリーランスになりました。イラスト:ぽん子 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月29日子どもが誕生してから、それまでまったく家のことにはノータッチで亭主関白態勢だった夫に、なんとか家事育児を分配しようと四苦八苦してきた私。そんな中、夫育て中に帰省した私の実家で、実母が夫にかけた言葉に絶句してしまいました……。 昭和の良き母私の母は昭和後期〜平成前期に現役で子育て真っ最中だった世代。当時、母親はフルタイムで仕事をしていましたが、父親は普段ほとんど家事・育児に参加していない家庭で私は育ちました。 他に借りられる手もなく、今思うと本当に母親は大変だったろうと思いますが、母は当たり前のことだと思っている様子。今も帰省するたびに母が持っている「お父さんは敬うべき人」という亭主関白思想を色濃く感じます。 母から出た発言に撃沈一方で子どもの出産後からは、亭主関白思想を毛嫌いするようになった私。夫以外に身近に手を貸してもらえる手段がなく、夫に動いてもらわねば家庭を回していけません。少しでも夫に家事をしてもらうように試行錯誤していました。 そんな中、私の実家に家族で帰り、夫がいつものように自分が食べた朝食の食器を片付けているときでした。母がその様子を目撃し、衝撃の一言を放ったのです。 「○○さん(夫の名前)あなたにそんなことさせちゃってごめんなさい。座ってていいのよ」と。 そんなことは妻がやるべきで夫がやることではないという母の思想を伝える言葉でした。何度言っても腰が重い夫が、やっと自分の食器は自分で片付けてくれるようになってきた矢先だというのに、私の努力ややり方を覆されたように感じました。 また、義実家も亭主関白色が強く、同じように世代の違いによる考え方の相違を感じ、両家への帰省のたびにモヤモヤします。しかし今は令和。母たちの苦労を理解することも必要だと思いますが、令和のやり方で現代の家族の形を作り、子どもにも伝えていくことが後続の世代のためにも大切だと私は思います。どうにか夫を令和のお父さんにするべく今も日々奮闘中です。 著者:澤崎 凪
2024年06月29日息子が1歳のとき。私たちは家族で近くのショッピングモールに出かけました。 ありがたいけど、恥ずかしい…!手荷物がたくさんあり、どうしても抱っこすることができなかったため、息子をカートに乗せようとしました。しかし息子は大グズり。抱っこしても仰け反ったり、髪の毛をつかんだりと大暴れ。 夫に代わっても息子は泣き止まず、また周囲の人たちの視線も感じ、なんとかしなくてはと焦っていました。そんな時にあるおばあさんが近づいてきて「あら、元気のいいこと。一体どうしたのかい。」と話しかけてくれました。しかし、やさしい言葉に安心した次の瞬間、私は凍りついてしまいました。 「ぼくちゃん、あまりおじいちゃんとおばあちゃんに迷惑かけていけないよ。」と。そのころ私は家事・育児・仕事が忙しく、自分のケアは後回し。その時もほぼすっぴんで髪の毛もボサボサで、服は着心地が楽なものばかりチョイスしていました。だから祖父母に間違われたのかもしれません。そのおばあさんは私たちが足早にその場を離れようとしてもずっと大きな声で「おじいちゃんおばあちゃんに迷惑かけるんじゃないよ。」と言っていました。 ありがたいのですが顔から火が出るほど恥ずかしかったです。とても忙しくて自分のことが後回しになっても、最低限のケアはして、高齢出産での子どもですが、ずっとかわいいママでいられるように頑張りたいと思いました。今はシートマスクをしながら家事や育児をするなど、頑張っています。 作画/市田スナオ著者:神宮寺 花蓮 長い妊活の末授かった息子を育てる母。お笑いを見るのが好き。
2024年06月29日次男が1歳のころのお話です。わが家はカウンターキッチンのため、目の前のリビングで子どもたちが遊んでいるのをキッチンから確認できます。そのため安心して日ごろから12歳の長男と11歳の長女に次男のお世話を頼んでいました。娘よ叱ってごめんね…いつものように仕事を終えて、次男を保育園へ迎えに行き、帰宅しました。長男と長女がリビングにいたため、この日も次男のお世話をお願いして、私は夕食作りを始めました。少し経つと長男は自分の部屋へ戻ってしまい、長女が遊び相手をしていました。次男にお菓子をせがまれた長女は、保管場所からお菓子を取って次男に渡してあげていました。そのとき、事件は起きてしまいました。 長女が私のほうに駆け寄り、「ヤバいかも……」とひと言。私は困惑し、「え? どうしたの?」と言いながら、次男を見ると、次男は固まっていて、なんだか苦しそうに見えました。すると突然、次男は大泣きし始めました。 私は、慌てて次男のほうに駆け寄ると、次男はひと口サイズのクッキーを大量に口に入れて喉に詰まらせてしまったのです。私は焦りながら、背中を叩いたり、口の中に残っているお菓子をすべて取り出しました。大泣きしながらも、少しずつ詰まったお菓子が出てきて、数分後やっと次男は落ち着きました。 このとき焦ってしまった私は、お世話をお願いした長女に「なんでちゃんと見ててくれなかったの?」と叱ってしまいました。あとから冷静になって考えてみると、長女は次男が欲しがったからお菓子をあげただけで何も悪いことはしていません。焦っていたとはいえ、そんな長女に怒ってしまい、私は反省しました。そして、見えるところでのお世話だからと長男や長女のお世話を過信していたことに気づきました。 長男や長女に次男のお世話をお願いするときは上の子たちに感謝し、私が親として目を離さないようもっと注意しなければならないと反省した出来事です。 ◇◇◇ 子どもがものをのどに詰まらせてしまうと心配で慌ててしまうかもしれません。ただ、口の奥まで指を入れて取り出そうとすると、かえって口の中に押し込んでしまうことがあり危険です。 もしお子さんが喉に物を詰まらせてしまったら、すぐに119番通報をし、以下の応急処置をおこなってください。 <意識がない、呼吸がない場合>心肺蘇生(気道確保・胸骨圧迫)をおこないます。※母子健康手帳に方法が記載されています。もしものときのために、日ごろから手順を把握しておくと安心です。 <1歳以上の子どもの場合>腹部突き上げ法(ハイムリッヒ法・ハイムリック法)をおこないます。①子どもの背中側から救護者の両手を回す②みぞおちの前で両手を組み、勢い良く両手を絞ってぎゅっと押す <1歳未満の乳児の場合>①救護者が膝を曲げ(もしくは椅子に座り)、太ももの上に子どもをうつ伏せに抱きあげる②子どもの背中の、肩甲骨の間のあたりを手のひらで5~6回強く叩き、詰まった食品を吐き出させる(背部叩打法)。 それでも窒息が解除できない場合や意識がない場合には…… ③子どもをあお向けに寝かせ、心肺蘇生と同じように、左右の乳頭を結んだ線の中央で、少し足側を指2本で押す。 ※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通る物)は誤飲するおそれがあるため、 赤ちゃんや小さな子どもに渡さない、手の届くところに置かないということも心がけましょう。小さな子は口いっぱいに食べ物を詰め込むこともあるので、食事やおやつのときは子どもから目を離さないようにしてくださいね。 著者:鈴木はる/30代女性・主婦。12歳ともうすぐ2歳の男児、11歳の女児を子育て中の3児の母イラスト:いずのすずみ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月29日今から約20年前の、長女が2歳、次女が0歳だったころの話です。夫は当時サービス業勤務だったため、土日に休みになる事はあまりなく、義実家に子どもたちを連れて行く機会がほとんどありませんでした。そんな中、まさかの事態に……。義母の困った行動孫のことが大好きな義母は、なかなか孫たちに会えないことが寂しいのか、娘が通っている保育所が休みの日曜日にアポ無しでわが家に来る事もしばしば。娘をかわいがってくれるのはうれしいのですが、アポ無しで来られると私も不在の場合などに困るので、夫にその旨を相談し、せめて『何時くらいに行く』と連絡がほしいと伝えてもらいました。しかし義母は、「息子の家に行くのに、アポなんか必要ない!」と言い張り、アポ無し訪問をやめてくれません。困った私は、義姉に相談しました。すると、パッタリ! 義母がわが家に来る事がなくなりました。私は、少しは気にしてくれたのかな? くらいに思い、深く考えずにいたのですが……。 ある日、娘を保育所に迎えに行くと、なんと娘がいないのです! 先生に事情を聞くと、「おばあちゃんがお迎えに来て帰りました」と言われました。当時は代理のお迎えに対して特に規定はなく、お迎えに来たと言われれば、本人確認などはせず引渡していました。私は驚いて、義母に無断でお迎えに行かないでほしいと伝えます。 このことを義姉に相談すると、義母に強めに言ってくれたらしく、それ以降アポ無し訪問もなくなり、勝手に保育所から連れて帰る事もなくなりました。保育所で本人確認を細かくするようになったのはそれからしばらく経ってからのこと。今だったら連れ去り事件になりそうなことを、義母が何とも思っていないことにも驚いた一件でした。義母にはただ「やめて」と言うのではなく、具体的な理由を添えて伝えればよかったかもしれません。 作画/赤身まぐろ著者:月岡 佑
2024年06月29日子どもが生後半年ごろ、義実家に行ったときのことです。子どもが泣き出してしまったので、「母乳をあげてきますね」と言って席を立つと義母に止められて……? 義父の前で?「あらあら、隣の部屋に行くことないじゃない、ここでやっていいのよ?」と義母。しかし、その部屋には義父もいるのです。 思わず、私は敬語も忘れて「は?」と言ってしまいました。慌てて「いや……隣の部屋に行きますので!」と言い直しましたが、「神経質ねぇ」と言わんばかりの反応。 最終的には、義母は面倒くさそうに「じゃあ、隣の部屋を少し片づけてくるから待ってて」と言いました。どうやら片付けるのが面倒だった様子。人前での授乳を嫌がる私が悪いみたいで、とても悲しくなりました。 義母が子育てをしているとき、義父の家族がいるところで授乳をしていたそうです。年代によって経験や考えが違うので、今後も何かとすり合わせが必要なことが出てくるのかなと感じた出来事でした。なるべく事前に話し合って、トラブルを避けられるよう気を付けようと思います。自分にもいつか孫ができたら、自分の子育て方法を押し付けないよう、今回感じたこと覚えておこうと思います。 イラスト/ぽん子著者:田中さきこ
2024年06月29日長女が1歳半だったころのお話です。2人でお風呂に入り湯船で温まったあと、私は洗い場で体を洗っていました。長女は私の足元に座り、アヒルのおもちゃで機嫌良く遊んでいたのですが、このあとまさかの事態が発生するのです……。自分の髪を洗っていた数秒間に…長女はお風呂が好きではなくいつも早く上がりたがってぐずるので、機嫌が良いのは珍しいなぁと思いつつ、今のうちに自分の洗髪を済ませてしまおうと目を閉じ、シャワーのお湯を頭からかけました。 その間10秒にも満たないくらいだったと思います。目を開け、視界に飛び込んできたのは湯船から真上に突き出している2本の足でした。私は一瞬何が起こっているのか理解できませんでしたが、すぐにそれが長女だと気づき、叫び声をあげながら湯船から引き上げたのです。幸いお湯を少し飲んだだけで、軽くむせたあと泣き出して大事には至りませんでした。 5年以上経った今でも、長女を失っていたかもしれないというあの恐怖心は忘れられずにいます。しかし、一番怖かったのは長女自身のはず。一瞬の気の緩みが取り返しのつかない事態を招くのだと改めて感じ、育児の過酷さを実感した出来事でした。 ◇ ◇ ◇ お子さんが無事で、本当によかったと思います。今回お子さんは洗い場に座っていたようですが、数秒目を離した隙に、すべって浴槽へ落ちてしまったのかもしれませんね。 少量の水でも鼻と口を覆う深さがあれば、溺れる可能性があります。お子さんをひとりで浴槽に入れるのは危険であるため、絶対にしないでください。また、洗い場に座らせる場合も、できる限り目を離さないようにしましょう。今回は目を閉じたわずか10秒たらずの間に事故が起きてしまっているため、先に自分の洗髪を済ませてからお子さんをお風呂に入れたり、自分の洗髪中は浴槽にフタをして、開けたり乗ったりしないよう伝えてあげると良いと思います。 著者:川原ゆき子/女性・主婦。6歳と7歳、10歳の姉弟を育てる専業主婦。子どもたちと公園巡りをするのが趣味。イラスト:さくら ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月29日大学生のころから仲の良い友人は、今は隣県に住んでいます。娘と同じ生後10カ月の子どもがいて、今でも定期的に遊ぶママ友でもありました。しかし、遊びの約束をするときモヤッとすることがあり……? 隣県の友人との集合場所は…隣県に住む同月齢の子を持つママ友と遊ぶ約束をしましたが、私はひとつママ友に困っていることがありました。それは、ママ友はいつも私が住む県に来ようとせず、ママ友が住む隣県を集合場所にすることです。生後10カ月になりチャイルドシートを嫌がる娘の機嫌をとりながら隣県まで行くのは大変で、やむを得ず高速道路を使うこともありましたが、往復約4,000円と痛い出費に。とはいえ、地元にママ友がいなかった私にとって、隣県のママ友と過ごす時間はリフレッシュタイムになっていたので、多少の出費は我慢していました。 翌月もママ友から遊びの誘いをもらいましたが、やはり集合場所は隣県のママ友宅。我慢ができなった私はメッセージアプリで「たまにはこっちに遊びに来てよ!」と提案。すると、ママ友は「ん〜、交通費もったいないからな……」と渋ってきます。「それに来てくれる時は、お菓子を用意したり部屋もきれいにしてるじゃん! こっちも大変なんだし、お互い様でしょ〜?」とのこと。確かに準備が大変なことは理解していますし、感謝もしていますが……。やはり毎回往復4,000円かかっているのは家計的にしんどいですし、そのことをなかなか理解してくれないママ友にも少しモヤモヤしてしまいます。 そこで私は、「じゃあ、間をとって県境の公園に行ってみる?」とさらに提案。すぐに返信が返ってこなかったのですが、しばらくして「今月はやっぱり都合悪いかも。また連絡するね」とママ友からやんわり断りのメッセージが……。ママ友は、自腹を切ってまで私と遊びたいわけではなかったのだな、と察した私。それ以来、ママ友から遊びに誘われることがなくなり、私からも誘わないため以前のように遊ぶこともなくなりましたが、後悔はしていません。この出来事をきっかけに、地域の子育て広場や公園にもっと出かけてみようと思えるようになり、仲良しのママ友が何人か新しくできて、よかったと思っています。 今回の件で、お互いの家が遠い場合は、集合場所をお互いの家の間あたりにする、ガソリン代は交代で払う、など相手への気づかいが必要だと感じました。育児の悩みを相談したり、日々のストレスを吐き出したりとリフレッシュにもなるママ友との集まり。せっかくならお互いが気持ちのいい関係を築きたいと思った出来事です。 作画/Pappayappa著者:伊藤まりな
2024年06月29日車が大好きな父。こだわりがつまったマニュアルの新車を手に入れ、父と母、私と5歳の娘でおでかけに行ったときのことです。上機嫌の父でしたが、新車がまさかのことになり……!! ピカピカの新車でおでかけ新車を購入した父は上機嫌。行きは何事もなかったのですが、帰り道でのこと。マニュアル車が初めてだった娘は独特の揺れに酔ってしまったのか、自宅に着くと車内で嘔吐してしまいました。 新車特有のにおいもしんどかったようですが、父が喜んでいるので言い出せなかったそうです。娘は乗り物酔いをしたことがなく、私は車内での娘の様子を見て眠いのかなと思っていました。 私が小さいころは瞬間湯沸かし器だった父。怒られる!と思ったのですが、「いいよいいよ!」と。昔なら絶対に怒っていたのに……!孫には甘々になっている父です。 その後は父のマニュアル車で出かけることはなくなりました。娘も父の車に乗りたいと言うこともなく……。これ以降、気持ち悪くなったときは早めに言ってくれるようになりました。 ◇ ◇ ◇ 楽しい場では自分の体調不良を伝えづらかったりしますよね。大人でも難しいですが、その後はしっかり伝えられるようになったとのことでよかったです。 イラスト/しおん著者:中田瑞希
2024年06月29日ある夏の暑い日のお出かけ。道端ですれ違った高齢の夫婦が、こちらを指さして何やら話している様子。その会話が聴こえてきて、私はとても悔しい気持ちに……。真夏日にパーカーを着ると言い張る娘これは、娘が2歳のころのお話です。ある夏の日曜日、最高気温が20度後半ととても暑い日でしたが、娘が外に行く際に「パーカーを着る!」と譲りませんでした。私が「今日お外あっちっちだから、いらないよ。これ着たら、ふらふらになっちゃうかもよ」と説明しても、娘は譲らず……。 床に寝転がって泣き叫ぶ娘を見て、私は「まぁ薄手のパーカーだし、建物内に入ったらクーラーが効き過ぎて寒いこともあるから、いいか」と、娘にパーカーを着せて出かけることに。 私の娘はかわいそう?家から駅まで向かう道を歩き、アスファルトからの跳ね返りが熱いので娘を抱っこしようとすると、これも拒否。パーカーを脱ぐことは、もちろん拒否。だんだん眠くなってきた娘がグズグズし出したところに、高齢の夫婦が反対側から歩いてきました。 高齢の夫婦の女性が、隣にいる男性に向かって「あれ見て。あの子、こんな暑い日にあんな格好させられてかわいそう。グズグズしているんだから、抱っこしてやればいいのにね」と私たちのほうを指さして言い、男性も「本当だ。かわいそうだね」と返していました。 私は「何にも知らないのに、好き勝手言われた」と、とても悔しい思いで、家に帰ってからもしばらくモヤモヤしていました。ですが、この出来事を後日ママ友に話すと「え? 直射日光を肌で直接受けるより、薄手のパーカー着てたほうが体温が上がりにくいこともあるんだから、結果オーライだよ」と言ってくれました。ママ友の言葉を聞いて、私の気持ちはとてもラクになりました。また今回の経験から、私自身も誰かのことを勝手な判断をして傷つけることのないようにと、心に留めています。著者:吉川 みきな平成20年生まれの女の子と平成30年生まれ、令和4年生まれの男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月29日パパ見知り真っ最中の娘。パパに預けて私だけが出かけることができず、託児つきの美容院へ娘も一緒に連れていくことにしたのですが…。念願の託児付き美容院に娘を連れていったら…当時6カ月だった娘は、絶賛パパ見知り真っ最中。そのため、パパにまかせて私だけが出かけるということができませんでした。 ただ、そろそろ髪を切りたいと思い、保育士在籍の託児ルームがある美容室を探し、娘を連れて行くことにしました。実は、このときが「娘を他人にまかせる」初めての日。そのため、いろいろと準備もしていきました。 カット中も娘の泣いている声が聞こえてきたので気になりましたが、カットは満足の仕上がり! そのため「少し遠くて価格も高いけど、ここを予約してよかったな」と思っていました。しかし、その後、娘の引き取りでショックなことが…。 娘を引き取るとき、保育士さんに「これじゃ、旦那さんがかわいそう」と言われたのです。というのも、娘が保育士さんに預けている間中ずっと泣いていたそうで、そのことを伝えられた時に「パパ見知りで、今は私でしか泣き止まない」という話をしたら、家でママと離れる練習をしなければいけないとか、ネントレしたほうがいいとか…。 その保育士さんは善意で言ってくれていたのかもしれませんが、アドバイスいただいたことは全部試していることで、それでも私から離れることができていないからこそ、悩んでいたのに…。しかも、うちの場合、パパはしたいお世話しかしてくれなくて、パパ見知りなっている気がするのに、それでも「パパがかわいそう」って…。 この時期は夜泣きもすごかったので、私だけいつも寝不足で疲れ果てていたこともあり、私は「もう二度とこの美容室に来るものか」と思ってしまいました。 子どものために、あれをやらないと、これをやらないと、ということは、当事者のママがいちばんわかっていることで、それを初めて会った人にあれこれ言われたくなかったです。それからは、プロだったとしても、思い込みでアドバイスされたくないし、私にも私のやり方があるので、他人にいろいろと話さないようにしています。 作画/加藤みちか著者:星野 遼
2024年06月28日2歳の息子を育てる私たち夫婦は、現在レス歴3年。夫婦仲は良好でお互い第2子を望む気持ちはあるものの、なかなかしようという気持ちになれず、複雑です。ずっと思い悩んでいた私を救ったのは、ママ友からの意外なひと言で……? 目からウロコなママ友の考え方3年目に突入する私たち夫婦のレス。第2子を望む気持ちがあるものの、妊娠・出産・育児で苦しんだ私の姿を見ていた夫は「息子と3人の今の生活も、十分楽しいよ」と二度目の妊娠に消極的です。最初のうちは誘うこともありましたが、今は私自身も夫としたいという気持ちになれず、そんな中で自分の体力的なタイムリミットも意識してしまい、病院へ相談して妊活をすべきなのか気持ちが沈む日々を過ごしていました。 そんなある日、お茶の席でママ友へポロッと妊活への悩みをこぼした私。すると話を聞いたママ友は「もう妊活してるじゃん。悩むことも妊活だよ」とひと言! そのママ友は2児の母。1人目を産んだあとに私と同じようにレスで悩んだことがあるそうです。「レスだと妊活のスタートラインにも立てていない気がして、落ち込むこともあるよね」と私の気持ちに共感しつつ、ママ友は励ましてくれたのでした。「なんだ、私はもう頑張っていたのか」と思うと霧が晴れた気持ちに。そのあとも夫とのレスは続いていますが、以前のように気持ちが落ち込むことはなくなりました。 「具体的な行動に移さなくても、『妊活をすべきか』と悩むことも妊活」という視点は、意外と妊活やレスに悩んでいるときにはたどり着けないものかもしれません。ママ友の言葉を胸に、もう少しラクな気持ちで妊活について考えてみようと思った出来事です。 作画/Pappayappa著者:木村メイ
2024年06月28日子どもを妊娠していたとき、急な腹痛に襲われることがありました。けれども少しすると痛みはおさまるので、妊娠中の症状の1つだと思っていました。産後、しばらく痛みを感じていなかったのですが、子どもが生後10カ月になったころ、再び猛烈な痛みに襲われたのです。それは妊娠中に起こった痛みと似ていて――!?痛みの原因はまさかの?突然、のたうちまわるほどの腹痛に襲われました。どこをおさえても、どこをさすってもラクになりません。だらだらと冷や汗を流しながらうずくまっていたら、最終的に気を失ってしまいました。 その後、しばらく経って目覚めた私。不思議なことに、あの腹痛はまったく残っていませんでした。なにごともなかったかのように普通の日常が送れるのです。 しかし、その日以降、夕方になると腹痛に襲われるように……。しかし、やはり翌日にはケロッと普断通りに過ごせていたので、妊娠中のトラブルの1つなのかなぁとあまり深刻に考えませんでした。 それからしばらくすると痛みが出るのはおさまりました。そして無事に出産を終えて、日々忙しく育児に追われる生活でした。出産したから妊娠中の痛みがおさまったのかなと思っていたところ、子どもが10カ月を過ぎたころ、また猛烈な腹痛に襲われたのです! そこでようやく重い腰をあげて病院へ。すると検査の結果「胆のう結石」が見つかったのです。「胆のう症」だということで、即入院となってしまいました。おなかの痛みは妊娠によるものだと思って疑わなかったのですが、しっかり病気が潜んでいたのです。 もともとおなかが弱いタイプで、腹痛をたびたび起こしていたこともあり、激痛だったのにもかかわらず「病院へ行くほどではないだろう」「妊娠によるもので今だけだろう」と高をくくっていた私。思い込みによって受診しなかったことを後悔しました。 やはり痛みの具合がいつもと違うときは病気を疑って、早めに病院で診察してもらうことが大切だと痛感しました。今後は異変を感じたときは迷わず受診しようと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※妊娠中は胆のうの蠕動運動が減る傾向にあることやコレステロール値が上がることから胆石症が生じやすいとも言われています。胆のう結石に限らず、痛みや異変を感じたときは、自己判断せず早めに受診するようにしましょう。 著者:田中花子/女性・主婦。11歳の子を持つ専業主婦。子ども会の役員で何かと忙しくしている。イラスト:ふくふく ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者:助産師 関根直子筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
2024年06月28日友だち親子と買い物をしていたときのことです。価値観の違いを目の当たりにしてしまい、親の非常識さに衝撃を受けました。今後は一緒に出かけるのはやめようと思った出来事です……。「売り物食べているよ!」声の先には?わが家の当時6歳、4歳だった息子たちと、兄弟ともに同い年である私の幼馴染の友だち親子と買い物していると、うしろから女性が「ちょっとこの子! 売り物食べているよ!」と怒鳴る声が聞こえました。わが子たちは前にいたので何事かなと振り向くと、友だちの下の子が売り物のフルーツを食べていました。 友だちは少し離れたところにいて「あーほっといてください!」と言うだけ。驚いていると店員さんが来て、買い取りをお願いされていたので友だちは渋々買い取っていました。 翌日翌日、たまたまスーパーで会い一緒に買い物をすることに。友だちがどんどん進んでいくなか、ゆっくり見ていた私が振り向くと、友だちの下の子がフルーツへ指をさしていました! そのことを友だちへ伝えたけれど、なんとフルーツは放置。わが家で買うことにしました。友だちは私が買い取ったのをみても、なにも気にしていない様子でした。 子どもに注意すると!?指をさしたフルーツをカゴに入れて買い物を続けていると、前には友だち親子が。友だちの子どもを見ていると、お肉コーナーの端から進行方向へ、お肉のパックを触っていました。 さすがに子どもへ注意したけれど、友だちは知らん顔。二度と一緒に買い物は行きたくないと思うと同時に、わが子は絶対そうならないようにしようと思いました。 わが家では小さなころから「買わない物は触らない」と教えています。もし生ものを触ったら今回と同じように買うと思います。子どもであれ大人であれ、当たり前と思っていたことが家庭ごとに違うということを痛感しました。各家庭でルールは異なるけれど、社会のルールは守れるように子どもを育てないといけないなと実感した出来事でした。 著者:鶴川こだま/女性・主婦。2017年、2019年生まれの息子と2020年、2023年生まれの娘を育てる4児の母。やんちゃな息子と甘えん坊な娘たちに翻弄されながら、にぎやかな毎日を送っている。イラスト:まげよ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年06月28日私は慣れない育児と家事に追われて毎日休む暇も、遊ぶ暇もなく忙しく、子どもに神経をつかう日々を送っていました。夫の怪しい言動に特にうちの子は夜泣きがひどく、昼間は良く動き目が離せない子だったため、私は体力的にも精神的にもギリギリの毎日を送っていました。そんなとき夫がなにやら怪しい動きをとるようになったのです。具体的にはスマホを肌身離さず持ち歩き、普段つけない香水をつけるようになり、スマホにパスワードをつけるようになりました。 ある日、机の上に置いた夫のスマホの画面が見えました。LINEの画面でアイコンは若い女の子。文章内容は「明日楽しみにしてるね?」とのこと。 怪しいので何度か夫がスマホのパスワードを解除する画面を観察。パスワードがわかり、ロック解除。女の子との今までのやりとりを見て、やりとりを全部スクショしました。 スクショした不倫LINEを友人に添付。散々悪口を言って、友人も「キモい、最低」を連発してくれたので、私も少しスッキリしました。それでもまだモヤモヤするので、結局スマホを昼寝中の旦那に投げつけ、激怒し、二度としないと誓わせました。 著者:松田香苗/女性・事務員。女の子、男の子を育てる母。事務員歴12年の内、産休と育休はトータル3年。イラスト:miyuka ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年06月28日私の夫は元々家事も積極的にやってくれるタイプでした。共働きだったこともあり、家事は早く帰れる方がやる、休みの人がやる、負担が少ない方がやるというのが我が家のモットーです。夫の豹変に困惑!そんな夫なので、妊娠が発覚したときはとても気をつかってくれて、「俺が食器洗うから座ってていいよ」「弁当作っといたよ」と体調を考慮してくれていました。しかし、私が1つの仕事をやめてパートだけになったり、パートも産休に入ると時間があると思ったのか、「今日のごはん手抜いたね」「ごはん、これだけか?」と言われたり、体調が悪くて動けなかったと言うと「大丈夫、あなたは強いから!」と突き返されるようになりました。お腹が大きくなるにつれしんどくなったり不安定になっていくのに、なぜ?と思う行動が増えました。 ◇◇◇ 夫の言葉を全部受け止めず時々聞き流してみたり、母として強くなれの思いで言ってくれてるのかと思い込むようにして乗り切りました。そんな夫ですが、それでも私が仕事を辞めたり、産休で家にいるときに「休めていいね」など、私が言われたくないような嫌味を言うことはなく、なんだかんだ支えてくれるところもあるので、感謝するようにしています。 作画/さくら著者:山田花子20代、結婚2年目の主婦。品出しのパートをしている。実家で両親と同居、現在産休中。
2024年06月28日子どもと公園に行くと、いつもひとりで遊んでいる年少ぐらいの男の子。ある日、男の子の行動に危険を感じたため、私は思いきって注意したのです。すると、まさかの展開になってしまい――!? いつもひとりでいる男の子私が2歳の息子とよく行く公園には、年少くらいの男の子がひとりで遊びに来ます。その子は息子のほうをちらちらと見ながら、遊んでいました。 いわゆる「放置子」というものなのかな?と一瞬思いましたが、どこかで、少し離れたところできっと保護者が見ているんだろうという思いがあった私は、息子と遊ぶことに集中しました。 男の子に注意すると…!?砂場遊びも飽きた息子は、滑り台へ移動して滑ろうとしました。すると、男の子が片手にバイクのおもちゃを持ちながら、滑り台を逆走したのです。「上から滑ってくるから危ないよ。止めようね」と言うと、男の子は立ち去りました。 私が安心して息子が滑り台を滑るのを見ていたら、また男の子がやってきて逆走をし始めました。次は感情を込めながら低い声で、「止めなさい」と注意したところ、男の子は「ぼく、○んでもいいの?ねえ、いいの!?」と10回くらい大声で私に言ってきます。 私は男の子の言葉に驚きながらも、こちらが言い返してもヒートアップするだけだと思い、悩んだ結果、その後はあえて男の子を無視することにしました。こちらが無視すると、男の子は声を掛けてくることはありませんでした。 強い言葉で気を引きたかったんだなと、今になったら男の子の気持ちもわかります。そのときは息子になにかあっても怖いのでヒートアップしないようにと無視するのが精一杯だったのです。 数日経つと、男の子は公園に来ることはなくなりました。振り返ると、私の口調が強く、注意の仕方が良くなかったかな?と少し反省しています。保護者が近くにいればよかったのですが、近くに見当たらないとき、どのように対処するのが正解なのか悩ましいと感じた出来事でした。自治体の子育てセンターに行く機会があったら相談してみようと思います。イラスト/まげよ著者:鈴木 ゆう監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月28日息子が5歳のころの話です。そのころは、夫の友人の奥さん・Aさんと家族ぐるみで交流がありました。Aさんは都会に住んでいて、流行に敏感なおしゃれレディという印象。お金持ちのようで、普段からわが家とは少し感覚が違うなぁと思っていたのですが……。人との感覚の違いある日、 Aさんがわが家に遊びに来てくれました。手土産も持ってきてくれたのですが、それは流行中の高級菓子で、ブランデー入り。手土産を用意してくれたことにはとても感謝しています。しかしAさんは「これね、今すごく流行ってるから絶対いいと思って。ねぇ、早く食べてみて」と5歳の息子にまですすめるのです……。パッケージがとても華やかで、食いしん坊の息子からしたら物珍しさも手伝って特別おいしそうに見えたのか、食べる気満々でした。 本当に言いづらかったものの、息子には「これね、お酒が入ってるの。息子はお酒を口に入れちゃダメなんだ、ごめんね」と伝えました。 息子は泣きそうな顔。 それを見てAさんは「こんなに食べたがってるのにダメなの? 少しだけならいいんじゃない? 食べてみてよ〜!」とまた息子にすすめます。まさかの発言に私はモヤッ……。そして、悲しい顔をしている息子の目の前で大人だけ食べるわけにもいかず、険悪な空気のままお別れとなりました。 そのあと夫にAさんからメッセージが送られてきたのですが、「すっごい厳しい奥さんなんだね。大変だと思うけど頑張って。つらかったらいつでもうち来てくれていいし、話だけでも聞くよ。うちはいつでも夫婦で大歓迎」という内容に夫婦揃ってびっくり。夫もさすがに返信できず、そのまま疎遠になりました。 感覚が違う人と付き合うのは大変だと実感。しかし、気まずくなったとしても、息子に悪影響がありそうなときははっきりと言うべきだと改めて思いました。今後も息子を守るために、しっかりしようと思った出来事です。 ◇ ◇ ◇ 「お酒入りのお菓子は子どもに食べさせてもいいの?」と疑問に思ったことのある親御さんは、多いのではないでしょうか。 お菓子に含まれているお酒の量や、アルコールが飛んでいるかなどは物によってさまざまですが、基本的には避けたほうがようでしょう。 もしお酒入りだと気づかずに食べさせてしまったという場合は、ひと口程度であれば水分をよく取らせて、様子を見てください。様子がおかしいと感じた場合は、受診しましょう。お菓子をあげる際は、よくパッケージを確認するようにしてくださいね。 作画/さくら著者:近藤 恵美子監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月28日友だちの家に遊びに行った小1の娘を迎えに行った際、驚愕の光景が待っていました。友だちと「美容院ごっこ」をしていた娘。「カットのマネ」という約束のはずが、肩まであった娘の前髪が眉毛の上までカットされていたのです。そしてママ友の言葉に私は唖然としてしまいました……。 肩まであったはずの娘の前髪は…!?小1の娘が、クラスの友だちの家に遊びに行ったときのお話です。お迎えの際、私の目に飛び込んできたのは変わり果てた娘の姿でした。七五三のために肩まで伸ばしていた前髪が、眉毛の上までガタガタにカットされていたのです。 ママ友の説明「七五三で日本髪を結う予定だから髪を伸ばしているんだ」ということは娘の友だちとママ友の間で何度か話題にしていました。子どもたちの話では、娘が「カットするマネならいいよ」と伝えたところ、友だちが「ちょっとだけ」と言いつつ、実際にカットしてしまったのだそうです。娘はうつむいていました。 その話を聞いたとき、娘が前髪を伸ばしていたことを知っていたにもかかわらず、「うちの子が美容師になりきって切っちゃったのよー」と平然と笑って話すママ友に唖然とした私。状況が飲み込めなかったためその場ではあまり話せず、帰宅後に電話して私のやるせない気持ちをママ友に伝えました。しかし、ママ友はあまり意に返さなかった様子だったため、私は憤りを感じました。 後日、旦那さんが…しかし数日後、両親と子どもの3人でわが家に来て改めて謝罪にしてくれたのです。実はあの晩、ママ友はこの事件のことを旦那さん、つまり娘の友だちの父親に話した際、旦那さんから態度を相当たしなめられたと後日談で知りました。旦那さんが娘のことを気遣い、理解してくれたことが救いでした。 ママ友の態度に唖然としたものの、後日謝罪にきてくれたことで和解でき、友だちとの付き合いも以前のように家を行き来する関係を築き直すことができています。娘は数日後、近所の本物の美容師にきれいに整えてもらいうれしそうにしていました。その姿をみてホッと胸を撫で下ろしました。イラスト/きりぷち著者:岩下カナコ
2024年06月28日子どもが3歳だったころの話です。ママ友がわが家へ遊びに来たとき、「なんだかやたらと写真を撮るなぁ……」と思っていたのですが、嫌だと思う気持ちはあったものの、気まずい空気になるのが嫌で「やめて」と言い出せずにいました。意思表示は、はっきりしよう…ママ友を家に招いた数日後、なにげなくママ友のSNSを見ると、『この前ママ友の家に行ってきました〜♪ インテリアが素敵だったので、共有です♡』という文章と共に、わが家のインテリアが写った写真が大量にアップされていたのです……。掲載許可どころか、撮影許可も出していなかったので、ビックリしてしまいました。しかもわが子の後ろ姿までばっちりと写ってしまっている写真もあり、驚愕……。 とても凝った長文と大量の写真からSNSへの熱量を感じましたが、勇気を出して「消してほしい」と言うことに。しかし、無断撮影や無断掲載のことを謝ってくれることはなく、「え〜、せっかく投稿したのに〜」とすごく嫌な顔をされてしまい……。価値観が合わないと感じ、今後のお付き合いは控えようと決めました。 ママ友はおしゃれなインテリアが好きで、自分の部屋の写真をたくさんブログにアップしているので、SNSに家の中の写真を掲載することに抵抗がないのかもしれません。しかし、「撮らないで」と言えなかった私も悪かったかもしれませんが、せめて「撮ってもいい?」「載せてもいい?」など、家主である私に確認してほしかったのが本音です。 この一件で、してほしくないことははっきり伝えないと後悔するのだと実感。今後はトラブルにならないような伝え方で意思表示をしようと思った出来事です。 作画/さくら著者:本田 まき
2024年06月28日同じマンションに、よく声を掛けてくる小学2年生の女の子がいます。4歳の娘が幼稚園から帰宅すると、「今日遊べるでしょ?」といつも強引に娘と遊ぼうとしてきて……? 初対面でまさかの要求夕方に私と4歳の娘が幼稚園から帰宅する姿を見つけると、女の子は「今日遊べる?」といつも声を掛けてきます。ある日、いつもの調子で女の子に誘われたので、マンションの庭で一緒に遊ぶことに。私はそばで見守っていましたが、夕ごはんの支度を始める17時になったので、「そろそろお家に帰ろうか」と言いました。すると、いつもは遊びをやめて家に帰る女の子が「嫌! まだ帰らないで!」と駄々をこね始めます。「また今度遊ぼうね」と言っても女の子は納得しない様子。「行っちゃ嫌!」と娘の腕にしがみつくので、娘も困っているようです。そこに偶然、「娘ちゃん、何してるの?」と、仕事から帰宅した女の子の母親が話しかけてきました。私はホッとして、初めて会う女の子の母親に事情を説明します。しかし、母親は女の子に家へ帰るよう促すこともせず、なんと「娘ちゃんはお友だちとまだ遊びたいの? だったらお家にお邪魔したら?」と提案してきました。慌てて「すみません、夕ごはんの用意がありますし、今日は無理です」と断りましたが、「夕ごはんの用意をしている間、家で子どもたちを遊ばせたらいいじゃない? ね? 私も助かるわ!」と、こちらの事情などお構いなしに笑顔でグイグイ迫ってきます。「このままでは、なし崩しに家に上がられてしまう……!」と焦った私は負けじと笑顔で「こちらの都合もありますから」と、話を打ち切るようにし娘を連れて帰宅しました。初対面にもかかわらず強引に子どもを預けようとする母親に、私は困惑。その後、母親に何か言われたのか、エントランスで会っても女の子が遊びに誘ってくることはなくなりました。 相手の都合を考え、マナーを守ることの大切さを考えさせられるきっかけとなった出来事です。 作画/Pappayappa著者:生田さなえ
2024年06月28日長女を妊娠中、性別が女の子とわかった段階で私の中で決めていた名前がありました。それを夫に伝えたところ、“まさか”のことを言い出して……。 どうしても付けたかった名前が…私のなかで、名前の由来や雰囲気、呼んだときの響きがいいなと思った名前があり、考えれば考えるほどこの名前しかない!と思うように。この名前にしたいという気持ちが強く、その思いを夫に伝えたところ……。 なんと、まさかの、その名前は夫の学生時代に付き合っていた彼女の名前と同じでした。この名前は付けられないんだと思うとショックが大きく……と同時に、夫に対して少しイラっとしてしまいました。 今では、私も夫も笑い話になりました。その名前にしてなくてよかったね〜、付けてたら呼ぶたびに当時の彼女を思い出すかもしれないもんね〜と。この体験で、お互い過去に深く関わった人の名前を子どもに付けるのはやめようと話し合いました。 ◇ ◇ ◇ 名づけで重視する点はさまざまですが、夫婦間でルールを決めておくのもいいですよね。2人の間で意見のすれ違いを減らし、納得した上で名前を決めたいですね。 イラスト/シュー子著者:奈津子
2024年06月28日