タレントの村田倫子、前田希美が4日、京セラドーム大阪で開催された「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2022 AUTUMN & WINTER」に出演した。村田と前田はディズニープリンセスをイメージしたウエディングドレス姿に身を包み、華やかなショーを展開。約500人以上が参加した「17LIVEライバーオーディション」を勝ち抜いた人気ライバーたちと共にランウェイを飾った。村田はシンデレラ風のウエディングドレスで頭にはティアラを思わせるキラキラの髪飾り。前田は腕の部分の膨らみが特徴的な白雪姫風ウエディングドレスを着用。色はリンゴのように真っ赤で、リンゴのような丸いイヤリングも添えていた。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。23回目となる今回は、「meet new japan culture」をテーマとし、変わりゆく文化や美しき良き伝統などを発信する。撮影:蔦野裕
2022年08月04日演劇界の最先端をひた走る劇作家・根本宗子が傑作舞台を自ら映画脚本にし、主演に前田敦子、彼氏役に菊池風磨を迎えた『もっと超越した所へ。』。この度、前田さんのナレーションが誘うブチ切れ&ブチ上がりの恋愛バトルの予告編映像が解禁となった。シンガーソングライターのaikoが作詞・作曲も手掛けた主題歌「果てしない二人」が流れる予告編では、久しぶりに再会した衣装デザイナー・真知子(前田さん)の部屋に早々と上がり込んだストリーマー・怜人(菊池さん)が「ちょっと横になる?」と誘い込むところから始まる。「手とか洗ってないから」「俺も洗ってないから大丈夫っしょ」と、なし崩しにされる真知子…。また、ボンボン男・富(千葉雄大)は子役上がりタレント・鈴(趣里)に甘えつき、落ぶれ俳優・慎太郎(三浦貴大)は、風俗嬢・七瀬(黒川芽以)に虚勢を張る。「好き」と笑い合うフリーター・泰造(オカモトレイジ)とギャル・美和(伊藤万理華)。仲睦まじく幸せなはずなのに、うなだれる彼女たちの姿と「なんでこんな人を好きになっちゃうんだろう」という言葉が浮き上がる。「自分の罪悪感減らさないでよ!」「毎日生活して暮らしていくってラクじゃないことだから!」と訴え、「泣いてないで早く出てってよ!」とブチ切れた彼女たちから追い出された彼らは“全員クズ男”。この恋愛、これで終わっていいの?後悔しない明日のために、いままでと同じにしないために、何かを飲み込めば、多くを望まなければ…。彼女たちは、自分たちだけのハッピーエンドをつかみとることができるのか!?最後は、前田さんがナレーションを担当し「私たち4人の意地と根性でもっともっともっと超越した所へ!」という力強い言葉で締めくくられ、物語の期待が膨らむ予告編となっている。『もっと超越した所へ。』は10月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:もっと超越した所へ。 2022年10月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
2022年08月03日俳優の前田敦子(31)が2日、自身のインスタグラムを更新。息子との親子ショットを公開した。3歳の息子がいる前田は「夏ちょこちょこ満喫できてます」と、「#水族館 #伊勢」を楽しむ様子をアップ。魚が泳ぐ大きな水槽を、息子と眺める微笑ましい親子ショットになっている。この投稿に「おちびくんも脚が長い、、、!?!? 後ろ姿も似てて可愛いです」「おちびくんもあっちゃんと同じで足長い!!」「子供さんおっきくなってる」「楽しそうでほっこりしました」「夢中で見てて可愛いね」「あっちゃん親子の夏の思い出が沢山できますよ~に」などの声が寄せられている。前田は俳優の勝地涼(35)と2018年7月に交際4ヶ月で結婚。19年3月には第1子となる男児が誕生するも、21年4月に離婚を発表した。
2022年08月02日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、京都で訪れたひまわりの農園のお話です。7月後半、夏休みに入りましたね!私は学生でもないし、子どももまだ保育園なので、あまり夏休み感はないのですが、最近お仕事で夏の風物詩のひとつ、ひまわりを手にすることが多く、そんなところからも夏を実感しています。先日、京都府花卉振興ネットワークさんのお仕事で京都にいってきたのもその一つ。京都で、生まれて始めてひまわりの農園を取材にいきました。田園風景の中で、背高く伸びて咲いているひまわりのイメージをもっていったら、花のない青々とした圃場(花の農園のこと)で驚きました。ひまわりの花は、咲いてから長持ちするわけではないので、少しでもお客さんの手元でいい状態で咲いてくれるように蕾の状態で収穫されるんです。お邪魔した京都南部久御山町の黒川花卉園芸さんは、野菜の畑の一角の大きなハウスでひまわりの中でも、アップサンリッチオレンジを中心に栽培されていました。なんとひまわり35万本を関西方面にお届けする農家さんなんです。上向きに花が咲くことでより丈夫に切り花として楽しめる品種。小さな蛙がぴょんぴょん飛び回る、自然豊かでのどかな圃場ですくすく育っていました。タネを蒔いてから45日ほどで花が咲くそうで、少しギリギリではありますが、これからお家で育ててみるのもいいですね!一夏で成長を楽しめそうです。また、宇治市の今村園芸さんでは、収穫してから出荷するまでの流れを取材させてもらいました。蕾の状態で朝収穫してきたひまわりを、一度冷やして、適切な処理をしてから市場に届けていらっしゃいます。中が茶色いオーソドックスなひまわりは小さな蕾のうちに収穫して、東北八重のような八重咲きの品種はある程度咲かせてから切るようにしているそうです。そして、この今村さんは、安政3年から花の生産をしている13代目の花農家さん。「花屋仲間」と描かれた当時の組合の証の木札も見せてくださいました。昔から人々の暮らしの中に花があった、というのも京都ならではのことだと実感しました。ひまわりの花言葉の一つは「あなただけを見つめます」です。太陽の光をたっぷり受けているポジティブなイメージから縁起物とされていたり、プロポーズにも使われるロマンティックなお花でもあったりします。暑さの中で少しでも長く楽しめるようにひまわりを飾る際には、茎は斜めにカットして、水を浅めにいれた花瓶の中に入れてあげましょう。面積の大きな葉っぱは、蒸散を防ぐためなるべく外すのもポイントです。ちなみに京都旅は三条に滞在していましたが、明治時代から残る建物も多く、歩いて回るのがこよなく楽しいエリアでした。おしゃれな花屋さんも増えました。また、必ずや訪れたい京都!みなさんも夏の京都に行くことがあれば、お寺観光やカフェ巡りと合わせて、お花屋さんのひまわりもぜひチェックしてみてくださいね!
2022年07月24日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、旬のお花、紫陽花の鎌倉散歩についてのお話です。梅雨明けも間近なのかな、と思うような夏の陽気が続いていますね。私の住む鎌倉は、去年や一昨年に比べても毎日大型バスを多く見かけるようになり、街中も観光のお客さんが戻ってきて、とても賑わっています。季節の花、紫陽花の観光が何より人気。長谷にある海を見渡せる紫陽花の庭がある長谷寺や、北鎌倉の明月院は、びっくりするくらい人が集まっています。道も混むので、そちら方面にはなかなか近づけないくらい。そんな中、少しだけひっそりしていてオススメなのが、二階堂、鎌倉宮の先ににある瑞泉寺。臨済宗円覚寺派のお寺で、鎌倉随一の花の寺、紅葉の名所としても知られています。紫陽花も本当に綺麗な我が家のお気に入りスポットで、家族でいってきました。駅からも離れているのでほどよい混み具合なんです。ここには、山門を抜けた先に紫陽花がたくさん植えられている回遊式庭園があるため、ゆっくり庭を散策しながら色とりどりの紫陽花を楽しめます。春から夏へと向かう時期の日本の風物詩である紫陽花。そのルーツは、奈良時代、『万葉集』にも歌われています。古くから愛されてきたお花だということがわかります。原産はガクアジサイで、昔から観賞用のお花として品種改良されてきましたが、江戸時代にはヨーロッパに伝わり、さらにさまざまな品種が生み出されました。私がガーデニングの留学していたイギリスのお城でも、教会の脇にたくさんの紫陽花が植えられていましたが、当時の私は紫陽花がもともとは日本から来ているなんて、知りませんでした。さまざまな色があり、咲いている間にも色が変わる紫陽花には、「移り気」などといった花言葉が与えられていますが、小花が集まる姿から「家族団欒」というイメージも広まっています。我が家にとっても毎年必ず瑞泉寺に訪れているので、まさに家族の思い出のそばにあるお花の一つです。この時期見頃を迎える葉がほんのり白くなる半化粧や、夏から秋にかけて庭園を涼やかに彩る桔梗も咲き始めていました。夏の終わり頃にはタマアジサイが咲くので、この夏は紫陽花散歩と合わせて夏のお花に出会える瑞泉寺はおすすめのお寺です。ちなみに帰り道に、二階堂の〈ことり食堂〉というタイ料理のお店にいきました。路地裏にひっそりした入り口。階段を登ると、可愛らしい店内が出迎えてくれます。カオルックカピという、ココナッツミルクとスパイスの麵が絶品でした。二階堂を旅したらぜひ訪れてみてくださいね!〈瑞泉寺〉鎌倉市二階堂710拝観時間9:00〜17:00
2022年06月27日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、ローズについてのお話です。ちょうど街中でもバラが美しく見頃を迎える季節になりました。みなさんは6月2日が、”ローズの日”だとご存知ですか?2017年に日本で制定されたバラの記念日です。もともとヨーロッパのブルガリアではバラの収穫を祝う感謝祭が6月初旬に行われます。香水の成分や調味料、ハーブティの原料ともなるブルガリアンローズは、世界でももっとも香りが豊かなバラとされています。そのバラが咲く6月の1週目に、家族や友人、恋人同士など親しい間柄で、日頃の感謝の気持ちを込めてバラの花やお菓子をおくる習慣があるそうです。お花に特化した記念日があるなんて、素敵すぎますよね!日本でもバラが満開となる時期に合わせて6月2日にその文化を定着させて、バラの花のもとにひとびとが集い、平和な時間を過ごすことを願って一般社団法人ブルガリアンローズ文化協会が記念日と制定したそうです。新しい記念日ということで日本ではまだまだ知られていない日ですよね。先日「このローズの日にバラのブーケをたくさんの人にお届けしよう!」と声をかけていただき、茨城県の神生バラ園さんを訪れました。茨城の中央に位置している石岡市にある神生バラ園さん。周辺には、いちご、ぶどう、果物農家さんも多いフルーツラインがあり、広い高原のような一角に素敵なログハウスがありました。神生バラ園は、1974年に創業された日本を代表するバラ生産者さん。年間で、20種類以上の切りバラを生産、出荷しています。東京の市場にもたくさんのバラを出荷されているので、当然お花の業界では、とても有名な神生さんですが、20代の頃からミュージシャンとして活動されていたり、世田谷市場でお仕事をされていたりと様々な経歴をお持ちです。切り花の市場への出荷だけでなく、コロナ禍を経て、一般のお客様にお花を産地直送でお届けするオンラインサイトもスタートされています。大きなハウスの中に足を踏み入れると、背丈ほどの高さに美しいバラがまっすぐに伸びて育っていました。圃場では、ラジオの音楽が心地よく流れていて、さすが音楽が好きな神生さんのハウス!という感じです。バラたちは、朝のうちに収穫して、作業場に運び、冷蔵庫で保管して、出荷の準備をします。お花が終わってしまった枝は下に折り曲げて、光合成を促していきます。こうすることで、バラを育てるのに無駄な枝はないんだなとよくわかります。私たち花屋の中でも、バラのニーズも様々。日持ちするバラがどうしても必要な場合もあれば、咲き方がユニークなものでおしゃれなブーケにしたい時もあります。代表的なお花の一つ、カルピジューム+、プライムチャーム+。ひらひらのスカートみたいな立体感のウエディングドレス。神生さんの圃場では、様々なニーズに応えられるように個性豊かなラインアップで、生産を続けていらっしゃいます。グリーンローズのリューイソーは、なんと1827年に発見された品種で、日本で流通している切り花のなかでも最古の種類なんだとか。取材を進めていると、作業をしていたスタッフの方にもお話しを聞くことができました。「毎日、バラを仕立てていくのは大変ですよね?」と声をかけると、「必要なことは、全部お花が教えてくれるんですよ。これは子育てと一緒で、奥が深いのよね。」と、教えてくださいました。必要のない脇芽は、わかりやすく赤い色をしていて、それを摘み取っていくと自然と美しい切り花に成長するのだとか。目を離していると、あっという間に変化してしまうけど、向き合っていればその子から答えは見つかる。5歳ともうすぐ2歳になる男の子の子育てに奮闘する私としては、すごく考えさせられる言葉でした。また、神生さんは、現状では、環境負荷がどうしてもかかってしまうバラの生産を持続可能な形で進めていくために、未来に向けて、様々な取り組みをされていました。試験的に病気に強い切り花用のバラに挑戦されたり、殺虫剤や殺菌剤フリーで露地の草花の栽培をスタートしたり。日本の気候の中で、切り花としての草花を生産するのはとても大変なことですが、少し先に、自分たちが心地よく生産を続けていける可能性を真剣に模索されている姿が印象的でした。コラボレーションのブーケには、そんな神生さんからのお話を受けて、露地から収穫したキャットミントやフィソカーパスを入れることにしました。ダマスクの甘い香りのモナロームは、ブルガリアンローズをイメージしたお花として加え、そのほか神生バラ園の魅力溢れるバラを様々な種類のバラを入れて、デザインが決定しました。大切な人にバラの贈り物をして、「感謝を伝える日」として、分かち合ってもらえたら嬉しいです。身近なお花屋さんでぜひバラを買って、お家で飾ってみてくださいね!
2022年05月29日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、広島で触れた自然とおすすめスポットについてのお話です。あっというまに4月も終盤ですね。先日お仕事の出張が西日本であり、広島・福山に立ち寄ってきました。自然と文化を感じられる週末となりました。最初に訪れたのは、瀬戸内海のほぼ中央に位置する鞆の浦(とものうら)”潮待ちの港"として栄えたこの町は、ジブリ映画「崖の上のポニョ」やハリウッド映画「ウルヴァリンSAMURAI」の舞台になったことでも知られています。重要文化財になっている歴史的建造物が街のそこかしこに残されていて、街の人の暮らしも続いている、不思議な懐かしさのある街でした。宿泊先は〈NIPPONIA 鞆港町〉。街の商家に受付があり、宿までは歩いて向かいます。地元の方に町を案内していただいて、部屋につくまでにも鞆の歴史や最近のこと、お祭りの時の様子など、近所のおじちゃんに教えてもらうような距離感で、気さくにお話ししていただきました。丘の上にある、第78代内閣総理大臣を務めた宮澤喜一氏が別荘として使っていた家をリノベーションした広縁という部屋に泊まりました。二面取られた窓と”広縁”の名の通りの広い縁側から望めるのは港の風景。庭でみんなで走り回り、縁側に腰掛けて港から行き交う船を眺めて過ごしました。食事は、町の料亭や定食屋さんに歩いて訪問するスタイル。どこでも町の人が優しくて、気がついてたら自分からも「こんにちはー」とおじいちゃんに話しかけたりして、ずっと町の人との距離が近かったのが印象的でした。決して家ではないけど、家のように子どもたちがのびのびしていて、懐かしくホッとする気持ちになってぐっとこの街が好きになりました。ちょうど咲き始めた牡丹と満開ではらはらと散っていく八重桜に季節の移ろいを感じました。日中は、〈神勝寺 禅と庭のミュージアム〉を訪れました。お寺にぷらっと立ち寄るような気持ちでいったらとんでもないところでした!まず、7万坪でとっても広大。境内全体を歩くには2時間半かかるそう。そして、最初に目に飛び込んでくるのはアートパビリオン〈洸庭〉。丘の上に佇むフィナンシェのような大きな建築で、駐車場からもちらっと一部が見えて、「あ、あのすごい形のはなに?」と度肝を抜かれます。名和晃平さん率いるSANDWICHが手がけたものなんだそうです。境内全体を通して、「見る。歩く。休む。瞑想する。ゆっくり禅を楽しむ体験。」というコンセプトのもと、写経をしたり、坐禅をしたり、アートや、修行僧の食事スタイルが学べる神勝寺うどん、茶室、浴室などなど、さまざまな体験を通じて、禅とは何かに触れられます。広大な敷地は新緑の緑に包まれて、どこにいても心地いい緑風が吹き抜けていました。山ツツジがそこかしこで満開に。竹径も、鎌倉の竹とは違う佇まい。私たちはというと、子どもたちがいるのでフルコースでは体験できなかったけど、いつもと同じように、のんびり散策しながら季節の草花を愛でました。神勝寺うどんも、長男は”食べ物への考え方”を教わり、かなり聞き入っていました。自然に触れて、健やかな食事をいただく。禅の大きく深い部分はわからなくても、その前提のところで、忙しい暮らしの中であちこちに気持ちが向いてフル回転している心を鎮めて、整えることが大切な気がしました。そして、しまなみ海道を渡って、瀬戸内海の向島へ。〈立花食堂/life:style〉というライフスタイルショップが併設されたカフェに立ち寄りました。大きなヤシの木の下で広々とした芝生の庭で走り回る子どもたち(と、夫)。みかんジュースがとんでもなく美味しかったです。かぎりなく本州に近いのですが、それでも島時間のゆったり感はあって、穏やかな瀬戸内海を眺めて癒されるひとときでした。近くではツーリングの小さな大会も行われ、これがしまなみ海道を走るサイクリストたちか!と遠望の眼差し。子どもがもっと大きくなったらみんなでツーリングできたらいいなと思います。広島には尾道などまだまだ素敵な街とお花のある風景がたくさんありそうなので、また、ちょこちょこ旅しにきたいです!
2022年04月23日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、鎌倉の”花寺”についてのお話です。今週は、東京でも各地で桜が開花しました。私の住まいがある鎌倉も、春になって訪れる人が格段に増えて、街の中心にある鶴岡八幡宮は、修学旅行の学生さん、観光の家族連れやカップル、若い女の子のグループなど、それはもう大変な混みっぷりです。大河ドラマの影響もあってか、鎌倉時代にまつわる名所は軒並み混雑しています。我が家も「鎌倉殿の13人」にはすっかりはまっているのですが、「頼朝ゆかりの地」とか「北条家由来の〇〇」と道端に観光の看板などに書かれているとついつい足を止めてのぞいてしまっています。桜の開花宣言がされてすぐの連休明けに、鎌倉のお寺のお花めぐりをして来ました。今回は鎌倉でいま楽しめるお寺の花たちをご紹介します。桜はもちろんですが、そのほかにも季節のお花がたくさんあるので、ぜひおでかけの参考にしてみてください。まず訪れたのは、北鎌倉の円覚寺。JR北鎌倉駅前すぐにあるので便利な立地もあり、ここは修学旅行の生徒さんが本当にたくさんいます!日本史の教科書にもでてくる有名なお寺ですが、1282年に建てられ、その名前は建立の際に「円覚経」が出土したことからつけられたそうです。北条時宗公をおまつりしている佛日庵は庭のお花を眺めながら温かい抹茶がいただけます。梅は咲き終わり、見上げると立派なモクレンが咲き始めていました。足元ではバイモユリもすっとした佇まいで鈴なりに花をつけています。北条時宗は幾度の困難な戦火をくぐり抜けて幕府をまとめあげていたそうで、開運の神と崇められていたそう。円覚寺の門前では桜は咲いてるお花こそまだありませんでしたが、蕾がしっかりピンク色に染まって、準備は整っていました。この週末あたりは綺麗に咲き始めそうです。お花見と開運を兼ねて訪れてみるのに良さそうですね。次に同じく北鎌倉の浄智寺。こちらも13世紀の終わりごろに建てられそうです。一本奥の方の山門をくぐっていくため円覚寺に比べれば静かですが、そこそこ人がいました。山に包まれた中に佇む庭園の書院も本当にきれいです。順路の最初に満開のミツマタが出迎えてくれます。白くてふわふわした見た目ですが黄色く小さなお花。なんとも可愛いお花です。甘い香りもしてきて、うっとりとした気持ちになります。苔むした石の階段を登っていくごとに心が静かになっていき、整っていくのがわかります。花の時期が長い椿もまだまだ楽しめます。そして、扇ガ谷の海蔵寺。花寺として有名なこちらではユキヤナギが山門で、満開になっていました。一足早くツツジも咲き始めていました。海蔵寺は、扇ガ谷の奥の奥にあるため、人はそんなに多くないのですが、春にはカイドウ、ヤマブキ、秋には萩など、季節ごとに必ずお花が咲いています。喧騒から離れて静かにお花を眺めて過ごしたいと言う方にはおすすめのお寺です。扇ガ谷に訪れたらお勧めなのが扇ガ谷の踏切そばにひっそりと佇む焼き菓子屋さん〈TOROkko〉さんです。「その日や明日のおやつであったり食卓のお供にあったり焼き菓子が身近な存在でありたい」という思いでお菓子を焼き込んでいます。文旦のタルトをオーダーしたらアンティークの器に入れてくださいました。オーナーのお気に入りのお皿。ぼんやりと窓の外を行き交う人を眺めながら、空間を楽しむ静かなひととき。一人で過ごしたいときに、心地よく過ごせるお店です。春のお花を探しに鎌倉にきたら、”花寺”もぜひ訪れてくださいね。桜はもちろんですが、春はさらにたくさんのお花が目を楽しませてくれます。季節の移ろいの中で様々なお花に触れてホッとした気持ちになるんですよね。私は日々仕事を抱えるとせかせかしがちなので、鎌倉で草花を愛でて過ごすのが心を整える時間になっています。〈円覚寺〉鎌倉市山ノ内409北鎌倉駅徒歩1分〈浄智寺〉鎌倉市山ノ内1402北鎌倉駅より徒歩8分〈海蔵寺〉鎌倉市扇ガ谷4-18-8鎌倉駅西口より徒歩20分〈TOROkko〉鎌倉市扇ガ谷1-13-5鎌倉駅西口より徒歩9分
2022年03月27日元テレビ朝日アナウンサーでフラワーアーティストの前田有紀さんが14日、都内で行われたイベント「眠りを楽しむWEEK」トークショーに出席した。テレビ朝日アナウンサーとして『やべっちFC』などで活躍後、2013年に同局を退社し、現在はフラワーアーティストとして活動している前田さん。18日の“睡眠の日”に合わせて開催された同イベントでは、「良い睡眠、いい眠りとはなにか」をテーマにトークが展開された。前田さんは「アナウンサー時代は本当に不規則で、常に海外旅行の時差ぼけ状態でした。深夜番組は、収録を終えて家に帰ると3時~4時頃だったり、逆に早朝番組は深夜2時~3時頃に起床したりと、一週間の中でも担当する番組によって睡眠時間がバラバラでした」と自身のアナウンサー時代を回顧。さらに、フラワーアーティストとして活動も不規則になることがあるといい、「夜の搬入で装飾の仕事をすることもあれば、朝の市場は早くて4時台に起床します」と現在でも多忙な生活を送っていることを明かした。また、15時以降に仮眠をすると夜の寝つきが悪くなるという話を聞くと、現在2児の母でもある前田さんは納得した様子で、「夕方に子どもたちを車に乗せるとどうしても眠ってしまうので、夜になかなか眠ってくれなくて困っています。これからは早めに昼寝をさせないといけないなと思いました」と子育ての苦労も語った。
2022年03月15日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、ミモザについてのお話です。ポンポンと黄色いふわふわの花をつけるミモザ。春を告げる花、そして世界各国で記念日やお祝いに使われる花として、世界中で愛されています。日本でも年々ファンが増えているので、「ミモザ大好き!」という方も多いのではないでしょうか。毎年、この季節になるとミモザが出回るようになるので、お花屋さんで見かけた!という方も多いかと思います。今回はミモザの歴史や飾り方のお勧めをご紹介していきます。世界中で愛されているミモザですが、特にイタリアでは、国際女性デーの3月8日に制定されていて、女性に愛と感謝の気持ちとして、男性から女性にミモザを贈る風習があり、一般的なお花として知られています。もともとは「マメ科オジギソウ属」の植物の総称で、オーストラリア原産のお花です。ヨーロッパではフサアカシアが多く流通していますが、日本では、シルバーグリーンの葉が綺麗な銀葉アカシアが主な種類です。春の花と合わせてブーケにしたり、花瓶にいけてあげるのも一番身近なアレンジ方法はやはりスワッグにすることですね。「壁飾り」という意味があるスワッグは、簡単に束ねて吊るすと、明るい黄色をそのまま残してドライフラワーになります。そして、少しこだわるなら、この時期ならではの明るい春色のリースも楽しんでみるといいでしょう。ミモザだけで作るのもシンプルで可愛いですが、ネイティブフラワーやユーカリと合わせて作ってみるとインテリアとしても長く楽しむことができます。お花屋さんから買ってきたミモザを長く楽しむには、実はそんなに生花としては長持ちではないのですが、もし長くもたせたいなら糖分があるものを吸収するので、鮮度保持剤を入れてあげるといいでしょう。もともとそこまで長持ちするお花ではないので、”今しかないお花の旬”を楽しむ気持ちが大切ですね。また花粉症の方は、「ミモザに触れるとくしゃみが止まらない!」という方も少なくないため(私も少し鼻がムズムズします…。)スワッグやリースを作る際にはメガネやマスクで対策するといいですよ。特別寒さが身にしみた今年の冬でしたが、もう3月になります。まもなく二四節気の「啓蟄」(けいちつ)と言われ、木の皮や土の中で巣篭もりしていた虫たちが外に出てくる頃。春は、まだまだのようで、少しづつ近くなっているので、お家でミモザを飾っていち早く春の気配を楽しめたらいいですね。私も庭のミモザを家族で愛でるのを楽しみにしています!
2022年02月27日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、春飾るのにおすすめのお花をご紹介します。大寒を過ぎ、寒さの続いた1月がまもなく終わろうとしていますが、みなさんはどんな風に過ごしていますか?私は元気は元気なんですが、お正月からなんとなくスイッチが入っていなくて、のんびりしたペースで、仕事をしています。リモートワークが多い分、隙間時間で、家族の夕飯のために、常備菜を多めにこしらえたり、食べてみたいものをあれこれ作って新しいレシピに挑戦したりしてご飯作りを楽しんでました。さて、この時期は春のお花がたくさん出回っているので、今日は春に飾るのをおすすめのお花をご紹介します!オススメの飾るシーンや管理の仕方も合わせてお伝えしますね。「ラナンキュラス」春の柔らかい日差しがよく似合う花、ラナンキュラス。ラナンキュラスという少し難しい名前の語源は「葉」の部分に由来します。葉がカエルの足に似ていることからラテン語でカエルを意味する「rana」から名前がついたそうです。以前はぱきっとした原色が多い印象でしたが、最近では花びらが2色になっていたりベージュ系の色合いも増えたので、インテリアにもすっと馴染む気がしています。ラナンキュラスはまっすぐ上を向いて花をつけるのでポジティブな容姿です。リビングの棚やテーブルに飾ってあげると空間が明るくなりますよ!「スイートピー」ふりふりでかわいい春の蝶のようなお花。甘い香りがするので、玄関先などに飾っていると、帰ってきたときにふわりと香りが漂い優しい気持ちになれます。スイートピーだけでもボリュームがあるので、単体で飾ってあげるのもオススメです。「チューリップ」その可愛らしい容姿で、世界中で親しまれているチューリップ。かつてヨーロッパでは、人気のあまり球根の値段が高騰する「チューリップバブル」を巻き起こしたこともあるんですよ!いまでは春のお花の定番として定着していますが、最近では染められたチューリップは人気なんですよ。厚手の葉がほんのり先端から色づいてとても可愛いです。特に染めのチューリップのベージュは、ニュアンスカラーでおすすめです。そして、日毎に茎が伸びていき、花も開いていくので、毎日座るダイニングテーブルやリモートワークスペースで、変化を楽しむのがいいでしょう。「ユキヤナギ」枝いっぱいに白い花を咲かせる落葉低木のユキヤナギ。まるで雪が降り積もったように真っ白になるので、飾っていても見ごたえがあります。他の花と飾ると動きが出るので馴染みやすいですが、私はどーんとユキヤナギだけで飾るのも好きです。花が散っていくので、飾るなら、棚やカウンターの上などさっとひと拭きするだけで掃除がしやすいところがいいと思います。春のお花は、1月から3月ごろがピークで4月になると、飾りたくても手に入りにくくなります。ぜひいまの涼しい時期から一足先に春の気分を楽しんでくださいね。そして、今回でコラムが連載100回になりました!今年もよろしくお願い致します。
2022年01月29日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、年末年始に飾りたい松やお正月飾りについてです。2021年も残すところあとわずか。2022年に向けての大掃除やお正月の準備、進んでいますか?私はいつも年末ギリギリまで花の仕事を入れていることが多く、大晦日に慌てて掃除をして間に合わなくなるので、今年はちょこちょこ掃除を早めからするようにしています。さて、皆さんは「新年に飾る花」と聞いてどんな草花を想像しますか?私が最初に思い出すのはやっぱり「松」です。いまの季節はたくさんのお正月飾りを制作していて、その飾りの中に松を入れることが多く、お花屋さんの店頭でもこの時期は松がずらりと並び、年末らしい風景を眺めることができます。普段はお店ではあまり見かけない草花ですが、この時期に買い求める人が幅広い年代の方でとても多く、日本人にとって大切な存在なんだなと実感します。松は、常緑樹。冬の寒さに耐えながら美しい青々とした葉を保つことから「健康」「長寿」の象徴とされています。また樹齢でも数千年の樹齢を持つことから、「縁起物」ともされています。そして、しめ縄は、玄関に飾ることで、自分の家は神様を迎えるのにふさわしい場所だということを示すためのものだと言われています。そして、お正月飾りなどのお祝い事に登場する彩りの美しい水引は「人と人のご縁を結べますように」という意味があります。年末の大掃除を終えた後、末広がりで縁起のいい8を持つ12月28日や、永遠の0の意味を持つ30日に飾ると、心もすっきり整った状態で、新しい年を迎えられそうです。お花屋さんで松やお正月飾りを見かけたら、健康で豊かな1年を過ごせるように願って、ぜひ手に取って見てください。今年もお花のアイデアなどをまとめたこの連載を読んでくださり、ありがとうございました。年が明けると春のお花がらんまんの彩りの季節に入ります。来年もマイペースにお花の魅力を綴っていきたいと思っています。皆さんもよい年をお迎えください。
2021年12月25日女優の前田敦子が22日、都内で行われた『ホークアイ』マーベルクリスマス・トークイベントに、声優の小野賢章とともに登壇した。マーベル・スタジオによるオリジナルドラマシリーズ最新作『ホークアイ』が、毎週水曜17時にディズニー公式動画配信サービス・Disney+(ディズニープラス)で独占配信中。このたび最終話の配信を記念してマーベルクリスマス・トークイベントが開催された。前田は、本作について「盛りだくさん。すごい贅沢で、ホークアイの戦闘シーンはかっこいいです。まだ何も腑に落ちてなくて、誰が一番の黒幕なのか気になって仕方ないです」と熱く語り、最終話を「早く見たいです」と声を弾ませた。また、マーベル作品の魅力について、「本当にこの世界にいるんじゃないかと思わせてくれる。いろんな意味で心のヒーロー。会えるんじゃないかなって。すごいリアルに感じられる。もともとはコミックの世界なんでしょうけど、現実にいてほしいなと思っています」と熱弁。「大好きです」とにっこり笑った。家族との平和なクリスマスを目前に大事件に巻き込まれ、愛する家族の元を一時離れて戦いへと挑むホークアイの姿が描かれる本作にちなみ、クリスマスについてもトーク。予定を聞かれると、前田は「私は子供と“夢の国”に行こうと思っています」と話した。
2021年12月22日前田拳太郎(撮影/吉岡竜紀)『仮面ライダーリバイス』に五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ役で主演の前田拳太郎(22)。12月17日からは映画『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』も公開される。ドラマのクランクインから数か月、頼もしいライダーの表情がまぶしいかぎり。■元気の源は“ラーメン”「劇場版の撮影で、久しぶりに『仮面ライダーセイバー』のみなさんとご一緒して。最初のころと比べて顔つきが変わってきたねと言ってもらって、とてもうれしかったです。前の写真を見返すと確かに不安そうな顔をしているものばかりなので(笑)、少しは成長できているのかなあ」撮影が進み、一輝と自身との共通点も見つけたという。「現場で“まじめ”と言っていただくことが多くて。一輝もすごくまじめなキャラなので、実際の自分の性格を役に生かせていけたらいいなと思ってます」弟と妹がいる一輝。現場では本当のきょうだいのように仲がよく、いつも一緒にいるそう。「弟・大二役の日向(亘)は“拳ちゃん拳ちゃん”“ごはん一緒に食べよ〜”って甘えてきてくれたり。2人ともかわいいんです」ドラマ版と劇場版を同時に撮影するハードな日々、元気の源は「ラーメンです」と即答。「ラーメンが大好きなんです。混ぜそばがおいしいお店があって、週2〜3の頻度で通ってます。行かないと元気が出なくなっちゃうくらいなんですよ(笑)」休日の過ごし方は?「お休みの日は岩盤浴に行って1日中マンガを読んでいます。僕、入ったら出てこないんで(笑)。汗をかいて、とても身体が整う感じがします。ただ、代謝がよくなって、翌日の撮影ですごく汗が出ちゃうのが悩みどころ」最後に今後の抱負を聞くと、「劇場版のクランクアップで、“セイバー、以上で終了です”と送り出されるのを目の前で見て、僕も1年後は同じように卒業するのかと感じたんです。だから後悔しないように、もっと毎日を大事にしていこうと思いました。劇場版はライダーのこれまでの50年の歴史と、誕生から100年後までを描いたスケールの大きな物語。僕たちがまた次へつないでいくんだと、あらためて思わせてくれる作品です。ドラマ版もまた一段階、上を目指して頑張ります!!」
2021年12月19日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、”針葉樹のスワッグ”についてです。師走に入り、いよいよ2021年も残りが少なくなってきました。みなさんはお部屋の冬支度と合わせてクリスマス支度も進んでいますか?「まだまだ、間に合っていません!」という方は、お花屋さんで売ってるお花をさっと束ねてお手軽な針葉樹のスワッグを作ってみるのもいいかもしれません。先日ハナコカレッジオンラインで、『週末・気分転〈花〉』連載100回記念!クリスマススワッグ作り」を実施しました!ご視聴くださった皆さん、ありがとうございました。〈日比谷花壇〉さんの日比谷公園店のお花売り場をお借りして、たくさんのお花に囲まれながらのライブでした。あの、日本で一番有名な〈日比谷花壇〉さんの日比谷公園の中にある一番有名な店舗です。2009年にリュニューアルした乾久美子さんの手がけた現建築はグットデザイン賞を受賞しています。花屋として、この場所に立ってお花に触れさせていただけなんて、とびきり光栄な機会です。私は心の中で幸せを噛み締めながらのライブでした。クリスマススワッグ作りスタートさて、クリスマススワッグ作りは、はじめての方でも、お花屋さんにいけばすぐに見つけられるようなわかりやすい花材を中心にしてスワッグを制作しました。針葉樹2種、動きの出しやすい葉もの(ライブではユーカリ)、メインのところに来る花材(ライブではリューカデンドロン、サンキライ)工程のポイントとしては、花材を選びます。花屋さんではなるべく枝ぶりのいいものを。針葉樹をベースに持って、針葉樹動きのある草花メイン花材の順番に束ねて行きます麻紐をきつく縛ってきます。この三つで簡単にスワッグを作ることができます。詳しくはライブを見ていただけたらと思うのですが、”メイン花材”を変えることで、バリエーションも広がります。たわしのようなネイティブフラワー、南アフリカやオーストラリアから届いているバンクシャをメインにすると、ちょっとユニークなスワッグに。ボリューム負けしないように針葉樹もこんもりと合わせて。フェノコマやスターチスや実物をあしらって、ピンク系でまとめるのも季節問わずおすすめです。ピンクのお花があると可愛らしい印象になります。クリスマスらしいヤシャという枝物とシルバーデイジーを使って、動きのあるスワッグにするのも、この時期ならではの合わせ方。グレビレアゴールドやバーガーブッシュなどを加えてアクセントをつけていきます。いまから用意するなら、合わせて水引きも用意して、クリスマスからお正月にかけて長く楽しむのもいいですね!私はスワッグを自宅のドアのところにかけて通るたびに針葉樹の香りに癒されています。12月は何かと忙しいからこそ、森の中にいるようないい香りで気持ちをほっこりさせて乗り切れたらいいですね。コニファーなどの針葉樹は、もともと冬の間もきれいなグリーンを保つことから、「エバーグリーン=”永遠”」という意味を持っています。「幸せが永遠に続くように。」「大切な人が健康でありますように。」願いを込めて飾ることで、より1年の締めくくり、新年のスタートにふさわしいお花になります。皆さんの12月の日々がスワッグとともに幸せなものでありますように。
2021年12月11日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、”個性派ガーベラ”についてです。11月も下旬になり、市場でも季節もののお花が少なくなりました。実は秋が過ぎると、自然に栽培されているお花はぐっと減って、ハウス栽培のお花が出回るようになります。バラ、ラナンキュラス、チューリップ。これからの季節に花屋を彩っているのは、少し先の季節のお花たちなんです。しっかり暖房を炊かれた中で育っているお花たち。お野菜に例えると、冬なのにトマトやキュウリが食べられるのと同じ感覚ですね。外は寒い中、頑張って咲いてくれているので、けなげな花姿に、私はいつも元気をもらっています。先日、自宅でお仕事で使ったガーベラがたくさん並んでいて、ふとしたときに目に入っては明るい気持ちをもらっていました。ガーベラの最盛期も本当は4月ですが、通年で出回っているため、初心者の方には気温が低く日持ちする冬の時期に飾るのもおすすめなんです。キク科のガーベラは日本で一番有名なお花といってもいいほど、様々なシーンで「お花といえば」という場面で登場します。とても身近なお花”ガーベラ”ですが、近年は個性派の品種が増えてきました。その代表的なものともいえるのがパスタシリーズ。花びらの先がカールしたものも多く出回り、私たちの目を楽しませてくれています。品種名にも「パスタ〇〇」と、名前もついているシリーズです。少し前までは大きさのある品種が多かったのですが、「パスティーニ」シリーズは一回り小さな品種が多いので、価格的にも手に取りやすく、他のお花との相性もいいのが特徴です。1.「パスティーニシエナ」鮮やかなイエローが眩しい「パスティーニシエナ」2.「パスティーニペサロ」淡いピンクで花びらの裏側がグリーンの「パスティーニペサロ」3.「パスティーニコルバーラ」淡いクリーム色で花びらの裏側がグリーンの「パスティーニコルバーラ」4.「パスタエキゾチック」中心が赤く花びらがピンク色で印象的な「パスタエキゾチック」5.「クリームビーチ」そして、今年の秋初お目見えとなったガーベラは、びっくりするような大きさの「クリームビーチ」という名前でした。手のひらくらいの大きさで茎も太くしっかりしています。ガーベラはきっとどこのお花屋さんでも置いていると思いますが、茎が柔らかくて折れやすいので、買うときにはなるべく茎がしっかりしたものを選ぶといいでしょう。水につかる部分は少ない方がいいのと、茎もしっかり切り戻してあげると長持ちします。お手頃な価格なのも魅力の一つ!ぜひお家近くでお気に入りのガーベラを見つけてくださいね。インスタライブのお知らせ!そして、話は変わりますが、長らく綴らせていただいているもこちらの連載はもうすぐ100回になります。厳密には、今回が97回なので、あと3回あります…!毎回大切に綴っていきたいと思っています。その100記念イベントとして、Hanako College ONLINEで、インスタライブの「クリスマススワッグのワークショップ」をさせていただきます。Hanako編集部からもほど近い日比谷花壇さんの日比谷公園店さんをお借りして、12月8日(水)20時からスタートいたします。クリスマスにまつわるお花の話もたくさんしたいと思いますので、ぜひご覧くださいね。先日打ち合わせにいってきたのですが、もうクリスマス一色で、ワクワクする店内でしたHanakoさんのアカウントと私のアカウントからぜひご覧ください。
2021年12月07日集英社から斜線堂有紀『愛じゃないならこれは何』が12月3日に刊行されました。ミステリ作家として活躍する小説家・斜線堂有紀。近年は漫画原作はじめ、多彩な活躍を見せています。そんな斜線堂有紀による、初の恋愛小説集が登場。WEBで発表されるや否やSNSでも話題となった、甘さと強い痛みを伴う短編4本に、書き下ろし1本が加えられています。■あらすじ『ミニカーだって一生推してろ』二十八歳の地下アイドル、赤羽瑠璃は、その日、男の部屋のベランダから飛び降りた。男といっても瑠璃と別に付き合っているわけではない、瑠璃のファンの一人で、彼女の方が熱心にストーキングしているのだ。侵入した男の部屋からどうして瑠璃が飛び降りたのか、話は四年前にさかのぼる――。他4編■書誌概要『愛じゃないならこれは何(集英社)』斜線堂 有紀1,540円(マイナビウーマン編集部)
2021年12月03日いまや“まえだまえだの…”なんて前置きなど必要ないくらい、ドラマに映画にと活躍を見せ、俳優として高い評価を集める前田旺志郎さん。現役大学生でもある彼の、いま思うこと。連続テレビ小説『おちょやん』をはじめ、『夢中さ、きみに。』『DIVE!!』『珈琲いかがでしょう』…。今年出演したドラマを挙げるだけでも、その活躍ぶりが見て取れる。そんな状況に言及すると、少しはにかみつつ「ありがたいです」との言葉を何度も口にした。精悍さと愛らしさの両方を持ち、聡明さの中に無邪気さと謙虚さを漂わせる、前田旺志郎さんという人とは。――目前に舞台『愛するとき 死するとき』が控えていますが、公演が発表になったとき、これまであまりやったことのないような作品でドキドキしてます、というコメントを出されていました。そこから心境の変化はありました?前田旺志郎さん(以下、前田):最初脚本を読んだとき、悪い意味じゃないんですけど、すごく読みづらかったんです。3幕あるんですが、どれもテイストが違うし、モノローグと会話が混在していたりもして。でも実際稽古が始まってみると、いろいろ演劇的な演出があってすごく楽しいです。自分が出てない場面も舞台上にいて、着替えもそこでしたり、着替えながら歌を歌ったり。道具を役者が運んできたり、舞台にメインで立っている人に僕らが服を渡したり。出演者全員で舞台を作っている感じが、すごく演劇っぽい。題材的に重たい作品なるかなと思っていたけれど、今は面白い作品になると確信しています。――前田さんは舞台という場所を、どうとらえています?前田:自分が生き生きできる場所というか、幸せな空間って印象が強いですね。舞台は今回で3回目ですが、毎回毎回すごい楽しみで。――なにが魅力なんでしょう。前田:お客さんがいる生の空間というのもそうですし、やっぱりみんなで稽古しながら少しずつ作り上げていく過程がすごく面白いし、幸せだなって感じるところですね。――本番もお好きなんですね。前田:お客さんが入ると、やっぱり稽古のときとは全然お芝居が違うんですよ。みんなのモチベーションも変わりますし、変えようとしなくてもお客さんとの無言の対話の中で自然と変わっていく。今までなかった感情が出る日もあります。――お芝居が楽しいなって思ったのは、どんなときですか?前田:直近で言うと、去年の夏頃コロナで最初の緊急事態宣言が解除されたときです。撮影が全部止まって家にいる生活になって…撮影が再開したときに、「うわっ、こんなに芝居をするってことが幸せだったんだ」って実感したんです。今までもちろん感じてはいたけれど、そのときにもう一つギアが上がったというか、頑張ろうって思いました。――その後くらいの撮影だったと思うのですが、『おちょやん』で注目度がグッと上がりましたよね。前田:『おちょやん』は、周りのキャストさんとか監督さん、スタッフさんも含めた座組み自体が本当に恵まれていて、天国みたいでした。その中で4か月近く作品に携われたのは、すごく貴重な経験でしたし、(杉咲)花ちゃんや成田(凌)さんから、お芝居の中だけでなくプライベートでも本当にたくさんのことを学べた現場でした。――得たものの中で、とくに印象的なことというと。前田:なんですかね…言葉とかより、3人で一緒にシーンを作っていく過程の中でのことですかね。なかなか言語化するのは難しいんですけど、おふたりと芝居のキャッチボールしていると…うわぁーって瞬間があるんです。おふたりとも、僕にすごく優しい球を投げてくれて、それをキャッチするだけで、僕の感情が一つずつ上がっていくような。そういう…人に何かを与えられる芝居をつねにされていたので、そこからもらうものも学ぶことも多かったです。――『おちょやん』でもありましたし、ドラマ『猫』でも、前田さんが感情をうわーっと出すシーンがとてもリアルでした。計算のないまっすぐな感情があふれ出してきている感じがして…。前田:確かに、あんまり計算はしてなかったかもしれないです。映像作品の場合、撮ろうと思えば何回でも撮り直しができる。だから駄目なら駄目で監督から言われるだろうという気持ちで、こうしたほうがいいかなということはあまり考えず、まず自分の感じたストレートな気持ちでとりあえずやってみるっていうことが多いです。――演じるときは、役に入り込んでいる感覚ですか?それとも少しずつ役に歩み寄っていく?前田:今の言葉を借りるならば、少しずつ役に歩み寄っていくほうが近いです。脚本をもらったら、自分の役の特徴的な部分が描かれてるシーンをヒントにしながら作り上げていく感じです。何も考えずにスッて役に入れたらいいんですけど、それこそ泣かないといけないシーンで、そこまで感情を持っていくには、それなりに積み上げていくものが必要で。ただ、ある段階までいけたら、そこから先はもう…感情に任せています。――今回の舞台は、舞台がドイツですしヒントが少なそうですね。前田:もう想像力です。脚本に書いてない役の空白の部分を自分で埋めていく作業。少ないセリフの中や、シーンへの関わり方、作品の中でのポジションなどから、どういうバックグラウンドなら成り立つかを考えます。それが合っているかはわからないんですけどね。言い方とか口調、感情の操り方とかから生まれ育ちを想像して、それを紙に書いたりしています。前田旺志郎さん出演の舞台『愛するとき 死するとき』は、ベルリンの壁崩壊前後のドイツを舞台に、3部構成で愛すること、生きることを描いた人間ドラマ。翻訳・演出は小山ゆうなさんが手がける。11月14日(日)~12月5日(日)三軒茶屋・シアタートラムほか、愛知、兵庫で公演あり。世田谷パブリックシアター TEL:03・5432・1515まえだ・おうしろう2000年12月7日生まれ、大阪府出身。子役の傍ら、兄・航基と共にお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。’15年の映画『海街diary』などさまざまなドラマや映画で活躍。’17年には『レミングスの夏』で映画単独初主演。近作に映画『キネマの神様』など。出演映画『彼女が好きなものは』は12月3日に公開予定。オーダーデニムスーツ¥53,900納期約1か月(IKSTILE TEL:080・3472・7868)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年11月17日号より。写真・成田英敏スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・佐藤健行(HAPP’s.)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年11月13日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、”エディブルフラワー”についてです。皆さんは、エディブルフラワーってご存知ですか?エディブル(edible)は食べられるという意味で、食用に使われている植物の総称を言います。サラダやデザートの彩りとして最近カフェでもみかける機会が増えました。日本では山形県を中心に”食用菊”を食べる昔ながらの文化もありますが、古くは石器時代からヨーロッパや東南アジアで花を食べられていたという資料も残っているそうです。先日東京都清瀬市でエディブルフラワーを育てている横山園芸さんに子どもたちを連れて見学に行かせてもらいました。「植物の可能性を最大限引き出す」ことを重視している横山さん。全て安心して食べられれるように、化学農薬や一切使わず、植物性の堆肥を中心に使うことで苦味を抑えて、まろやかな味わいを研究されているそうです。小さなブーケにして出荷されているので、まずは飾って、食べて楽しむことができる嬉しいお花です。園で一つ一つの品種を見て回りましたが、様々な種類がありました。食用花の代表とも言えるペンタスやダリア、マリーゴールド、バラなど。驚きなのは、お花によって味わいが違うということ。甘さのあるもの、野菜のような味のもの。しゃきっとしているものなど。エディブルフラワーはあくまで彩りで、味にそこまで意味はないのかなと思っていたので、口に入れて爽やかな香りや甘さを実感して、おいしく楽しめるという発見もありました。そのため、横山園芸さんでは、一流レストランやパティシエの方が訪れてはお花を仕入れていくそうです。早速いただいたエディブルフラワーをサラダにしてみました!鎌倉野菜に炙りサーモンを添えて。最後にお花を散らすと華やかに。また、オープンサンドやフルーツサンドとも相性がいいみたいです。「わぁー美味しそうだね!」と家族の反応も上々で、茶色っぽくなりがちな食卓が華やいで気持ちも明るくなりました。お友達を呼んだ際に、ちらし寿司のするのも良さそうです。ふわっと料理の上に乗せるだけで、簡単に彩りが生まれて、しかも美味しくもなるというのが嬉しかったです。飾るだけではないお花の体験、エディブルフラワーの世界を少しずつ深めていきたいです。最近ではスーパーで取り扱うところも増えていますので、みなさんもエディブルフラワーに出会ったらぜひ使ってみてくださいね。
2021年11月13日昨年上梓した『楽園とは探偵の不在なり』(早川書房)が、年末恒例の各ベストミステリーランキングに次々とランクインした、注目度上昇中の斜線堂有紀さん。現実とは異なる法則がある「特殊設定ミステリー」を得意としてきた斜線堂さんだが、本書『廃遊園地の殺人』では、魅惑的なトリックを駆使した新本格ミステリーに挑戦している。20年封印されていた遊園地を舞台に、難解な宝探しが始まる。一気読み!事件が起きる舞台が、まずそそる。「廃墟写真集などを眺めていても、錆びた観覧車や動かなくなったメリーゴーラウンドって、ぐっとくるんです。長年放置されてきた遊園地をクローズドサークルにすると決めたときに、不気味さを足したいな、何がいたら怖いかなと考えて、着ぐるみのうさぎを思いつきました」カバー中央に描かれているのが〈イリュジオンランド〉のキャラクター、ギャニーちゃん。物語に漂う謎めいた雰囲気が伝わってくる。富豪の十嶋庵(としま・いおり)に招待され、イリュジオンランドに集められたのは、廃墟マニアの小説家や廃墟好きのOL、廃墟雑誌の編集長など9人のゲストと、十嶋氏の代理人・佐義雨緋彩(さぎさめ・ひいろ)。計10人。十嶋からの伝言は、〈このイリュジオンランドは、宝を見つけた者に譲る〉。この廃園の所有権をめぐって、関係者たちが宝探しを始めるのだが、なんと宝が何かさえわからないのだ。さらに、園内で殺人事件が発生。その真相を、廃墟マニアのコンビニ店員・眞上永太郎(まがみ・えいたろう)が突き止めていく。「彼が事件を整理して問題点をメモする描写を入れているのですが、そうすると『ここまではわかった』と推理してくださる読者さんがいるみたいで。それはうれしいんです」外界との接触が断たれた場所を舞台にする面白さはどこにあるのか。「本当ならそれぞれの人生で関わらないような人たちも、こうした閉鎖状況下では関わらざるを得ない、自分のバックボーンを明かさざるを得ない。否応なしに人間関係が発生するんです。そこが好きですね」謎が解かれてみれば、意外なテーマを内包していたとわかって驚愕。「簡単に善悪を判断できない、抗えない大きな流れって世の中にはあるなと。そんなことを意識しました」だが、多くを語るまい。郷愁の余韻が残るラストまで、謎解きに没頭する快感をどうぞ。斜線堂有紀『廃遊園地の殺人』2001年10月9日、天衝村(あまつきむら)に建てられたテーマパークで銃乱射事件が発生。オープンを待たずに廃園となっていたが…。実業之日本社1980円。しゃせんどう・ゆうき’16年、『キネマ探偵カレイドミステリー』で電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞し、デビュー。12月3日、恋愛小説集『愛じゃないならこれは何』(集英社)が発売予定。※『anan』2021年11月10日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年11月08日フラワーアーティストの前田有紀さんがメインビジュアルの制作に携わった、『Skinkaledeクリスマスコフレ2021』が登場! 3種類のキットの中から、今回は「ファーストクリアライズミルク」と「バランシングローション」のセット『エイジングケア(※1)キット Repair(リペア)』をピックアップ。スーパーフードのケール(※2)が肌本来の“めぐる力”を呼び覚まし、自らうるおい、ツヤめく美肌へと導いてくれる。メインビジュアルにインスパイアされたボタニカルなデザインの風呂敷もセットになっており、見逃せないキットとなっている。(※1)年齢に応じたお手入れのこと(※2)ケール葉エキス(保湿成分)サステナブルなオリジナルデザイン風呂敷がセットに! 『Skinkaledeクリスマスコフレ2021 エイジングケアキット Repair』が登場ケール青汁をはじめとしたヘルスケア商品、スキンケア商品などの製造・販売を行うキューサイ株式会社。その中の「Skinkalede(スキンケールド)」は、ケールのパワーを凝縮したエキス(※2)を贅沢に配合した、人気のスキンケアシリーズだ。(※2)ケール葉エキス(保湿成分)近年、美容業界でも環境に配慮したサステナブルな商品が増えているが、今回ご紹介する『Skinkaledeクリスマスコフレ2021 エイジングケアキット Repair』(価格 税込5,720円・2021年11月1日発売※数量限定)もそのひとつ。セットになっているオリジナルデザインの風呂敷「KALE Furoshiki」は、メインビジュアルにインスパイアされたボタニカルなデザインで、スーパーフード「ケール」もあしらわれている。素材には再生ペットボトルを99%使用しており、サステナブルなアイテムとしても注目だ。縦70cm×横70cmの大判サイズのため、さまざまな使い方が可能。やさしい色味のボタニカルデザインは、見ているだけで元気になれそう!なお全3種あるクリスマスコフレ2021は、「スーパーフードが呼び覚ます肌本来の力。ケールが導く今と未来の“美循環”」がコンセプト。今回ご紹介するのは【エイジングケア(※1)キット Repair】だが、他にも2セット発売される。(※1)年齢に応じたお手入れのこと『スペシャルケアキット Meguri(メグリ)』(価格 税込9,800円・2021年11月1日発売 ※数量限定)『Skinkalede×Yuki Maeda コラボレーションキット』(価格 税込14,300円・2021年11月1日発売 ※数量限定、二子玉川蔦屋家電限定)クリスマスコフレ2021は、フラワーアーティストの前田有紀さんがメインビジュアルの制作とコラボレーションキット内のフラワーボックスの制作を手掛けている。前田さんは元アナウンサーで、現在はご自身のブランド「gui」を立ち上げ、サステナブルな取り組みを行っており、コフレのコンセプトである「(美)循環」に共通するところを感じ、コラボレーションに至ったという。肌も表面だけを取り繕うのではなく、肌本来の力を引き出すことで、持続可能な美しさが叶うもの。肌本来の美しさを導いてくれる、乳液と化粧水がセットになった『Skinkaledeクリスマスコフレ2021 エイジングケア(※1)キット Repair』について、それぞれ詳しく見ていこう。(※1)年齢に応じたお手入れのこと『ファーストクリアライズミルク』(200mL)は、肌本来のチカラを呼び覚ます「ケール葉エキス(※2)」と、肌環境を整えて美肌に導く「乳酸菌発酵エキス(※3)」をWで配合した先行型乳液。洗顔後すぐに使う乳液で水分と油分を同時に補うことで、素肌の状態と近いうるおいバランスへ整え、エイジングケア(※1)の効果実感へ導いてくれるのが特長だ。また次のステップで使うスキンケアがしっかり肌に届く状態に整えてくれるのもポイント。(※1)年齢に応じたお手入れのこと(※2)ケール葉エキス(保湿成分)(※3)乳酸桿菌/豆乳発酵液(保湿成分)『バランシングローション』(100mL/現品)は、「ケール葉エキス(※2)」と、肌のキメを整える4種の「セラミド(※4)」、5種の保湿成分を配合した化粧水。贅沢な美容成分が角層深部までうるおいで満たし、肌本来のチカラを引き出してくれるのが特長となっている。(※2)ケール葉エキス(保湿成分)(※4)皮膚コンディショニング成分極上のスキンケアを体感! うるおいに満ちたもっちもちの吸い付いてくるような肌へ『Skinkaledeクリスマスコフレ2021 エイジングケア(※1)キット Repair』をさっそくおためし!(※1)年齢に応じたお手入れのことまずは先行型乳液の『ファーストクリアライズミルク』から使用。通常価格が税込7,700円となる200mLの現品がセットになっているため、お得感がすごい!テクスチャーは白色でなめらかな乳液。使用方法は2WAYとなっており、1つ目はコットンに浸み込ませてふきとり乳液として使う方法。古い角質を取り除き、次のステップの美容成分が浸透(※5)しやすい状態へ整えることができる。2つ目は手で使う方法。ふきとらずやさしくなじませることで、うるおい感がアップする。今回は手でうるおいを与える方法を試してみよう!(※5)角質層まで洗顔後、2プッシュ分の乳液を手のひらにとり、顔全体にやさしくなじませていく。なめらかなテクスチャーがするすると伸び、肌のすみずみまでうるおいで満たしていってくれるのが気持ちいい。柑橘系の爽やかな香りも心地よく、リラックスできる。記者は乳液をブースターとして使うというのが初めてのため、肌なじみはどうだろう…と心配だったが、実際に使ってみると肌なじみもよく、ベタつきのない心地いい使用感だ。肌になじむとしっとりもちもちの仕上がりに。カサついていた肌に水分と油分がバランスよく補給され、ふっくらやわらかくなったように感じる。この保湿力の高さは、乾燥肌の方や肌年齢が気になる方でも満足できるはず!続いて『バランシングローション』を使用。こちらも100mLの現品がセットになっているため、とってもお得!手のひらに500円玉大を目安にとり、顔全体にやさしくなじませていく。みずみずしいテクスチャーが肌をたっぷりうるおいで満たしていく感じで、使用感はさっぱり。フレッシュな柑橘系の香りも心地いい。さっぱりしたつけ心地なのに、肌になじむと肌が手に吸い付いてくるようにもっちもちに!ミルク→ローションの2ステップだけで、びっくりするほどもっちりしたうるおいたっぷりのツヤ肌に仕上がった。保湿力は高いのに肌の表面はベタつきがなく、使い心地がいいのも嬉しい。時間が経ってもうるおいは持続し、なめらかでしっとりした肌のまま過ごすことができた。カサつきがちな季節もミルクとローションでうるおいに満ちた肌を目指そう!『Skinkaledeクリスマスコフレ2021 エイジングケア(※1)キット Repair』は、うるおいに満ちたもっちりしたツヤ肌を目指したい方、肌の乾燥やゴワつきが気になる方、気軽にエイジングケア(※1)を始めたいと思っている方におすすめ。単品で購入するよりもグッとお得に購入できるため、このチャンスにぜひ試してみては?『Skinkaledeクリスマスコフレ2021 エイジングケア(※1)キット Repair』の購入は、公式オンラインショップから。(※1)年齢に応じたお手入れのこと
2021年11月01日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、観葉植物についてです。皆さんは、お家ではどんな観葉植物を育てていますか?「育てたことはない」、または、「フェイクグリーンならある!」という方もいるかもしれません。一方でお家時間が増えたことで、植物との暮らしを楽しむ人も増えた実感があります。我が家では10種類ほどのグリーンとの暮らしをお家で楽しんでいます。私は花屋時代からたくさんのグリーンを取り扱うお店にいたのですが、植物を買いに来たお客さんからのよくあるコメントベスト3が以下です。1位「よく植物を枯らしてしまうので育てるのに向いてないんです!」2位「忙しくて手間がかけられないけど大丈夫?」3位「日陰でも大丈夫な植物がわからない!」わかる〜とうなずきたくなる方もいるのではないでしょうか。植物との距離を縮めたいけど、まだまだ「?」が多いという方は、実にたくさんいると思います。今回の記事では、私がいつもお客さんにお話ししている内容をおさらいしたいと思います!1位「よく植物を枯らしてしまうので育てるのに向いてないんです!」まず、1位の「よく枯らしてしまう」ことについて。私は植物は枯れてしまうことはある程度仕方ないことだと考えています。植物が枯れる要因は数え切れないほどあります。水やりのタイミング、温度や湿度の管理。季節的なこと。観葉植物は熱帯アメリカなど日本とは気候がまったく違う地域原産の植物も多く、日本の気候にぴったりマッチさせるのが難しいことも。私も観葉植物は大好きなのですが、やはり手間のかけ方が違っていたり、暑い夏や寒さの続く冬の時期に枯らしてしまったりしています。それでも、めげずにあれこれと育てて行くとだんだん植物ごとの付き合い方がわかってきて、長く育てられて暮らしに寄り添う植物に出会えた時の嬉しさは格別です。その嬉しさを大切に枯れてしまったら気持ちをネガティブなものからポジティブなものに切り替えて、次に育てるときに活かせるようにしています。2位「忙しくて手間がかけられないけど大丈夫?」2位の手間がかけられないということについて。観葉植物を枯らしてしまう原因の1番は、「水のやりすぎ」なんだそう。手間をかけすぎて根が腐ってしまうことがあるんですね。全部に言えることではないですが、よく目にするような観葉植物の多くは、土の表面がしっかり乾いてから、たっぷりとお水をあげるのが基本です。下から溢れるくらいにしっかりとあげるようにしましょう。タイミングが難しかったら、ポットを毎日持ち上げるようにするのもおすすめです。水が行き渡っているポットはずっしりと重いものです。いつもより軽く感じたら水がなくなってきた証拠かも。なので、手間をかけすぎず、でも毎日気にはかけてあげるというのがいいのかもしれません。また、植物は葉からも水分を取り込めるので、霧吹きでお水をあげる「葉水」は、おすすめです!3位「日陰でも大丈夫な植物がわからない!」3位「日陰でも大丈夫な植物がわからない」について。これもよく聞かれます。都会の暮らしだと日当たりが望みにくい環境も多いと思います。でも安心してください。日陰でも元気に育ってくれる植物もたくさんあります。我が家でも元気に育っている「アイビー」はその一つ。別名は「ヘデラ」といいますが、生育旺盛な植物の代表格です。とても丈夫な上に、日が当たらないところでもぐんぐんと育ちます。初心者の方にはまずオススメする植物です。つる性なので、長く育てて、吊るして飾るのも楽しみの一つです。そして、剣のような葉が特徴的な「サンスベリア」。和名では「千歳蘭」という素敵な名前があるのですが、それにちなんで「永久」「不滅」という花言葉もあるそうです。それだけ丈夫で長持ちということですが、縁起のいい植物としても重宝されています。太陽の光も好きですが日陰でもよく育てることができます。冬の寒さには弱いので、室内で育てあげるといいでしょう。真冬になり10度を下回ると休眠に入り成長をとめますので水やりをストップして様子を見守りましょう。そして、私の最近のお気に入りはシンゴニウムのネオンという品種です。ベージュピンクの葉っぱ(しかも裏面はグリーン)がなんとも可愛いです!耐陰性があるので、日陰で管理していても元気に過ごしてくれて、育て甲斐がある植物だと実感しています。色々ご紹介しましたが、いかがでしたか?私もそうでしたが、枯らしたりもしながら植物との付き合い方を知って行くのは非常に面白い経験です。手間もかかりますが、ちょっとした草花の変化に嬉しい気持ちになったり、心配になったりと、大切に思えるとお家時間がより楽しくなります。明るい気持ちで植物と向き合っていける人が増えたらいいなと思います。まずは育てやすい植物から手にして、少しずつ植物のある暮らしにトライしてみてくださいね!
2021年10月23日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、この秋家族で楽しめる山梨の自然スポットを紹介します。10月に入って秋が深まる毎日ですね。先日、山梨で仕事の用事があり、家族を連れて山梨エリアを回ってきました。ちょうどぶどうが収穫の最盛期。車を走らせているとたくさんのぶどう農園でたわわに実るぶどうに出会いました。さて、山梨といえば我が家では自然体験ができるスポットがとても多く、毎回訪れるのが楽しみなエリア。今回は、笛吹市にある造園屋さん〈YARDWARKS〉のコンセプトショップ〈THE SOIL by Yard Works〉を訪れました。「SOIL」とは土のこと。〈THE SOIL〉さんは、「土や植物に触れることをライフスタイルの一部として楽しんで欲しい。」というコンセプトのもと、店内と庭先には様々な植物がディスプレイされていました。造園のお仕事をされながら培った目線で、セレクトされている選りすぐりの植物たち。サボテンやユーフォルビアなどの珍しい植物も多く取り揃えているのが印象的でした。〈Yard Works THE SOIL〉山梨県笛吹市春日居町鎮目39-30553-34-872011:00~18:00月休そして、八ヶ岳にある清泉寮は、子どもたちと一緒に自然体験をするのにオススメの場所です。訪れたのは「山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター」。森林を歩いて散歩しながら、清里の自然に触れることができます。標高1400mの清里高原や八ヶ岳エリアの自然や文化について、楽しく遊びながら触れていける施設。私たちは、30分ほどで歩いて回れる「富士山とせせらぎの小径」をいきました。「目を閉じると、どんな音が聞こえる?」ところどころで様々なクイズがあり、「森のクイズラリー」に参加しながら楽しく散策を進みました。歩いていると、木の根っこのところでは、キノコがたくさん顔を覗かせていました。センターに帰ってからスタッフの方に質問をすると名前を一緒に調べて教えてくれました。事前予約をすれば、自然案内人が清里の自然を案内してくれるそうですよ。高原ならではの春から秋にかけての山野草や樹木、花を楽しむのもいいですね!近くの牧場では、広い草原を駆け回って子どもたちも楽しそうでした。秋の深まりとともに秋の自然に触れる時間を持ちたいなと改めて思った週末でした。〈山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター〉山梨県北杜市高根町清里35450551-48-29009:00~17:00火休
2021年10月09日10月1日公開の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のバーチャルイベントが27日、都内で行われ、片岡愛之助、前田敦子が出席した。前作『007 スペクター』から6年の時を経て、シリーズ最新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が10月1日に待望の初日を迎える。公開に先立って行われたこの日のイベントは、主演のダニエル・クレイグをはじめ、ラミ・マレック、レア・セドゥ、キャリー・ジョージ・フクナガ監督のいるロンドンと東京を繋いだバーチャルイベントで、日本からは片岡愛之助、前田敦子が東京会場に駆けつけてダニエル・クレイグらとの時間を共有した。『007』シリーズの熱狂的な大ファンだという片岡は「ドキドキですよ。まさかお話できるなんて思ってもいませんでしたし、このお話をいただいた時は何が何でも来たい! と思い、今日は舞台の稽古の最中なのに早く終わらせて来ました」と気合十分。対する前田も「うれしいですし不思議な感覚です」と笑顔。2人がイギリスにいるダニエル・クレイグらに質問するコーナーもあり、片岡が「ダニエルさん、私は歌舞伎でも同じ役を務めるというのがよくあります。時代を超えて同じ役を演じてますが、今回ダニエルさんが16年間務めてきたダニエル・ボンドをどう評価しますか?」と質問すると、ダニエル・クレイグは「最初の『カジノ・ロワイヤル』は原作第1作目でジェームズ・ボンドがジェームズ・ボンドになったところからスタートしました。自分の考えや感情などを入れ込むことができたし、このキャラクターは非常に複雑で面白いキャラクターだと思います。色んな感情を自分の中でジェームズ・ボンドは誰なのか? ということを考えながら16年かけて誰なのか分かったような気がします」と回答した。また、前田もダニエル・クレイグに対して「今回でラストのジェームズ・ボンドと聞いてすごく寂しいなと思います。本当にラストになってしまうんですか?」と問いかけると、ダニエル・クレイグは「本当に最後です。そして本当に今は色んな思いがあります。甘酸っぱい思いですね。でも十分やり切ったと思います。ですから私は前進していく、次のことに挑戦していくという気持ちですよ。もちろん悲しさや寂しさはありますが、次のボンドに託したいですね」と次世代のボンドに期待を寄せていた。中継ではあるが、ダニエル・クレイグらとの時間を共にした片岡は「夢のようです。ただただファンの1人として呆然と見てましたね」といまだ信じられない表情で、前田も「分かります。ボーッとしちゃいました」と片岡に納得顔。また、前田はジェームズ・ボンドを16年間務めてきたダニエル・クレイグについて「目の前にいると恋するに決まってますね。ボンドガールの気持ちがよく分かります。私は今までのボンドはダニエルさんが一番セクシーだと思いますね」と心を奪われたようで、「映画館で見るのがすごく楽しみです」と公開が待ち遠しい様子だった。映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、10月1日より全国公開。
2021年09月28日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、「秋バラ」の楽しみ方をご紹介します。窓の外の鈴虫の声にすっかり秋を感じる毎日です。皆さんは秋らしいこと、何かしていますか?ファッションで秋っぽい色合いや素材の服に袖を通したり、メイクを秋色に変えたり。我が家は、いつでも”食欲の秋”で、梨やぶどうなど、秋ならではの果物を食べるのが楽しみだったりします。そんな中、お花の世界で秋の楽しみ方の一つとして、”秋バラを愛でる”というのは、欠かせない習慣の一つになっています。バラというと春のイメージの強いかもしれませんが、バラには”四季咲き”の品種があり、春と秋に二回花を咲かせます。春ほど、華やかなバラの種類が豊富なわけではありませんが、ちょっと雰囲気のあるバラが多く出回る”秋バラ”は、私たちフローリストにとって、楽しみの一つです。今回は私が市場で出会った「自宅で飾ってもらいたい!おすすめの秋バラ」をご紹介します。やぎばら育種農園さんの「シュエルヴァーズ」。静岡県菊川市にあるやぎばら園さんでは生産するバラの大多数が、オリジナルの品種。世界中探してもここでしか出会えないバラを作っていらっしゃいます。中でも人気のヴァーズシリーズの「シュエルヴァーズ」は、お花の中では珍しいベージュトーンの色合いが楽しめます。ウェディングブーケにも人気ですが、ご自宅でぜひ愛でてほしいバラの一つです。そして、同じくやぎばら育種農園さんの変わり咲きと言えば「ラロック」。花の中央がぐんと飛び出しているこのバラは、街中で販売していても、「え??これがバラなんですか!」とビックリされることが多いです。独特な花姿を見ていて飽きることがありません。一輪でもずっと眺めていられるので、家族の会話も弾むような気がします。食卓に飾ったところ、「なんか飛び出してるねぇ〜」と早速長男が反応していました。そして、山形の産地として有名なアキバナーセリーの「ロマンティックアンティーク」。夏の暑い時季に寒冷地である山形のアキバナーセリーさんのバラは、日本の花産業を支える存在といっても過言ではありません。ロマンティックアンティークは、アンティーク調の花姿と杏っぽいピンクの花色でほのかに香りも楽しめます。秋バラの飾り方。秋バラは雰囲気のあるものが多いので、飾る際にテーマを決めるのもいいかもしれません。「摘んで来たそのままの雰囲気」を大切にして、自然そのままの気配を出したくて葉も棘も少し多めに残してざっくりと花瓶に生けてみました。お気に入りの花瓶にいれて本の上に置くとインテリアとしても部屋に馴染みます。お花の部分だけでなく、びっしりとついた棘や深い緑の葉も、バラの全体として、鑑賞してみるのも楽しいですよ!ただやはり棘は手に刺さると痛いので(うちのように小さな子どもたちのいる家庭では特に。)、ナイフでそっと削いであげましょう。また、葉も全てではなく、水に浸かる部分の葉、混み合っている葉はとってあげましょう。そして、お花屋さんでももらうことが多い切り花の鮮度保持剤は、お花に必要な糖分が補充され、水を綺麗に保つことができるので、バラの場合は絶対に使う方が長持ちです。バラというと、特別感があったり、ゴージャスな印象が強いかもしれませんが、お家時間のお供にさりげなく可愛い”秋バラ”をぜひ飾ってみてくださいね!
2021年09月25日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、インスタライブを活用した、〈アイロニー〉代表・谷口敦史さんのお花のレッスンを体験してきました。みなさんは、お花のレッスンって体験したことありますか?コロナ禍でなかなか体験しづらい日々かと思いますが、お家で楽しめるオンラインレッスンを行なっている花屋さんもとても多いです。芦屋、表参道、パリにお店を構えていらっしゃるアイロニーさんは、「世界一好きな花屋といってもらえるように」というキャッチコピーでもおなじみの日本を代表するようなお花屋さんの一つです。去年から代表の谷口敦史さんが自らオンラインレッスンをされていて、人気を博しています。インスタライブを活用してのレッスンは、自宅にいながら体験できるので、気軽に楽しめるのがおすすめです。先日が素敵なご縁があり、私も谷口さんのレッスンを体験をさせていただきました。指定した日に自宅にワークショップ花材が届きます。今回のお題のお花が丁寧に種類ごとに梱包されていました。「秋色ピンクのブーケ」というテーマだったのですが、綺麗なお花のグラデーションが広がります。保水もしっかりされていて、手にした時にみずみずしくシャキッとした新鮮なお花だったのが印象的でした。インスタライブスタート!まずは、花材説明とお花の取り扱いから。今回は、トルコキキョウ、コスモス、セダム、キイチゴ、スカビオサ、フジバカマ、ミント。トルコキキョウは、アンティークピンク、カシス、秋ピンクの3種類。こうして並べてみると、同じピンクでもたくさんの種類がありますね!鮮度保持のために必要なTIPSをわかりやすく教えてくださいます。そして、パリで生まれたラウンドブーケ「ブーケロン」について、いまではごく一般的でしたが、ジョルジュ・フランソワが開発したブーケで、どんな花にもどんな花瓶でも送りやすく、当時パリでは革命的だったそう。花屋ではしっかり教えてもらうスパイラル技法についても、束ねるコツ、手の動かし方など、わかりやすく丁寧に説明してくださいました。ライブ中は、何度か谷口さんが「自分がイメージする自然の風景をブーケの中に活かしてみましょう」と優しく語りかけていらっしゃったのが印象的でした。「自然の風景の気配をブーケの中にも残すこと。」というのは、私もいつも意識しているのですが、「テクニックよりも、自然の風景を見に行ってください!」と締めくくっていました。谷口さんの花や植物への愛がしっかり伝わってくる素敵なライブでした。そして、花屋の私でもまだまだ駆け出しなので、あの、〈アイロニー〉の谷口さんから教えてもらえる機会があるなんて!という嬉しさも終始胸がいっぱいになりました。インスタライブならではですね!ライブ中はコメントもしっかりひろっていらっしゃったので、質問を投げかけてもいいかもしれません。こんもり可愛いアイロニー流のブーケ。こっくりしたピンクが、なんとも美しく秋のひとときを楽しむことができました。自分でもインスタライブのワークショップを開催することもあるのですが、お客さん目線になることですごく勉強になり、花を束ねる楽しさを思い出せた気がします。そして、聞きながら、少しキッチンにものを取りに行ったり、窓を閉めたり、家のことをしながら受けられるものありがたいです。オンラインレッスンのあとは、麻紐をほどいて、お家のお花たちを一緒に特別感のあるワークショップのお花を並べました。持ち帰りも気を使うものですが、すぐに飾れるのも嬉しいポイントですね!いまでは、オンラインレッスンも増えているので、アイロニーさんをはじめ、気になっていたお花屋さんのオンラインワークショップを挑戦して見てくださいね!Profile…谷口敦史芦屋・南青山・パリに店舗を構える花屋〈アイロニー〉のオーナーフローリスト、アーティスト。独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのハイブランドに認められ、店内装花やイベント装花、顧客へのギフトフラワーなどを手掛け、2015年には日本人で初めてフランス・パリに支店を出店。伝説的なクラブを改装し話題になった、パリ5つ星ホテル〈Les Bains Paris〉の装花、モナコ公国プリンスアルベール後援、イタリアコロンナ家のプリンセスキャサリン主催の舞踏会「BAL DE L’ETE」への装花などを手掛ける。花を使った商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動中。
2021年09月11日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、鎌倉で開催した子どもが楽しめるフラワーワークショップについてのお話です。いきなり年齢の話をしてしまいますが、私は今年40歳になりました。Hanakoをご覧になっている方には20代から30代の方は多いのかなと思いますが、日々どんな風に仕事や生き方に向き合っていますか?私は、20代は「がむしゃらに経験を積む」。30代は「好きなことで食べていけるようになる」。と、わかりやすいテーマを持って過ごしてきました。実際に、20代はテレビ局で仕事漬けの毎日でしたし、30代になり「自分の好きなこと」に目を向けるようになり、転職、花屋での修行、起業を経て、いまは大好きな花の仕事で、事業として成り立たせて生きていけるようになりました。私は、20代は「がむしゃらに経験を積む」。30代は「好きなことで食べていけるようになる」。と、わかりやすいテーマを持って過ごしてきました。実際に、20代はテレビ局で仕事漬けの毎日でしたし、30代になり「自分の好きなこと」に目を向けるようになり、転職、花屋での修行、起業を経て、いまは大好きな花の仕事で、事業として成り立たせて生きていけるようになりました。6月から私の住む街、鎌倉で「親子で楽しむ花のワークショップ」をはじめました。guiでは、もともと”Drawing flower”と言って、お花と絵を合せて楽しむアート作品を作っているのですが、これを子どもが楽しめるスタイルにカスタマイズした内容のワークショップを開催しました。参加者の子ども達に自由に絵を描いてもらい様々な形のお花を散りばめて完成。一緒に開催した逗子のフローリストYukoさんと、売れ残ったお花をドライフラワーにしたものや、仕入れの都合で残ってしまったお花を中心に準備しました。参加したお子さんによって、キャンパスに描く絵は様々で、虹を描く子もいれば、大きな木の枝を描く子も、抽象的にぐるぐると円を描く子も。色合いも様々で、世界に一つの素敵な絵とお花の作品が完成しました。また、第2回では「紙でできたオリジナル花瓶を色つけしよう!」をテーマに、花瓶に絵を描いてもらうワークショップも。私も子どもを連れて行っていたので、制作の合間に子育ての話をしたり、お互いの話を聞き合ったり、地域のみなさんと自然な形で繋がれるような企画になっています。また、花屋事業の中で売れ残った花の中からまだまだ綺麗に飾れるお花を鎌倉市や東京目黒区の児童養護施設に寄付をする取り組みも始めました。少しずつ子どもたちの目に触れるところにお花を届けていきます。この活動全体を通して、”花”という存在が子どもたちにとってもっと身近なものになってほしいです。以前東京の花屋でお店に遊びに来た子の中には「土に触ったことがない」「花に触ったことがない」という子も少なくありませんでした。私自身も公園や外で目にするお花は「壊れちゃうから触らないで!」とか、土も「汚れちゃうよー」と思わず口にしてしまうことがあります。でも、花にはいろんな形、色、感触があって、子どもたちの感性は、花や土に触れることで広げられる気がします。ワークショップという形なら好きに楽しんで触ってもらえるし、今回のようにアートと組み合わせることで、正解はなくなり、より自由度が増して、好きなようにのびのびと制作がしてもらえると思っています。そして、子どもの頃の体験は、花や緑を身近に感じるきっかけや、自然を大切に思う心を育んでくれたらいいなと思います。秋には「ドライフラワーのリース作り」「寄せ植えの楽しみ方」など、やってみたいことがたくさん。ワクワクしながら次の企画を練っています。
2021年08月28日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』が現在公開されている。小説家・原田マハ氏の同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握った同作は、映画監督を目指し夢を追っていた若き日のゴウ(菅田将暉)と、ギャンブル漬けで借金まみれとなった現在のゴウ(沢田研二)に起こった奇跡を描き、映画愛溢れる作品となっている。現代パートで、沢田演じるゴウこと円山郷直の孫・勇太を演じたのが、俳優の前田旺志郎だ。小学生の時には兄・前田航基とお笑いコンビ・まえだまえだとしても活躍、現在は20歳となり現役大学生として勉学に励みながら俳優として精力的な活動を行っている。今回は前田にインタビューし、同作への思いや、俳優として思うことなどについて話を聞いた。○■今の時代にはいない「トップスター」との共演――今回松竹映画100周年記念映画で、主演の沢田さん演じるゴウの孫としてキーになる役でしたが、お話を聞いた時にはどのような気持ちでしたか?もう、「うおお! 頑張るしかないな」という感じでした(笑)――沢田さんについては、どのような印象だったんでしょうか?ゴウは勇太の前ではとても自然体ですし、沢田さんが役の内側の部分で会話してくださっているのを感じました。この役は2人とも少し変わったところがありますが、互いに周りの情報にあんまり左右されず、偏見なく人として向き合えるところがあって、相性が良かったんじゃないかと思います。沢田さんも大先輩で大スターで、緊張もしましたが、お芝居の中ではゴウとして向き合っていましたし、おじいちゃんとしての優しさも、常に感じていました。撮影現場にいる時は僕も「ゴウおじいちゃん」という気持ちで接していました。――前田さんの世代だと、沢田さんについてはどのようなイメージを持たれていたんですか?父親がよく車で沢田さんの曲を流していました。共演が決まってから若い頃の動画も見させてもらって、すごくかっこよかったですし、今の時代にはいないトップスターだと思いました。現代は自分を表現する媒体が良くも悪くも多いので、色々なフィールドの中でのスターはいますけど、誰もが共通認識として知っているスターは生まれづらいと思うんです。みんながスターだと思える存在というのは、やっぱりすごいなと。――そういう存在って、改めて欲しいと思いますか?それぞれが自分の得意なことで自分を表現できる媒体が増えるのは、めちゃくちゃいいことだと思っています。多様性はすごく大事なので、いろんな人がメディアに出ることによって、見る方の認識も自然と養われていくでしょうし、そういう意味では現代の情報社会になって良かったです。でもそれはそれとして、やっぱりみんなが共有できるものがあった時代への憧れみたいなものもあります。どちらがいい、という話ではないんですけど、メディアはその時代に合ったものが流れるのでしょうし、社会全体として見たときに、今はこれがベストなんだろうと思ったりはします。○■同世代に「負けてられへんな」――前田さんは現代パートに出演されていますが、過去パートを観て何か感じたことはありましたか?ゴウがまっすぐに進んでいるのが、すごくいいなと思いました。今は情報が入りすぎて、夢を抱く前に諦めてしまうこともあるけど、実際にやってみないとわからないこともありますし、ゴウのように夢を持てるのはすごくいいな、と。――前田さんはもちろん子役の時から活躍されていますけど、もし今から役者を目指そうとしていたら無邪気に夢を抱くのは難しい、と思うところもあるのでしょうか?大変だろうなあ、と思います。だからこそ、今、同世代で役者を始めた人、夢を追いかけてる人たちの熱量はすごいですし、その熱量に対して「負けてられへんな」という気持ちもあります。――今は大学で演劇教育をテーマに学ばれてるんですよね。はい。でも舞台の演出やお芝居自体を学んでいるというよりも、演劇を教育に導入することの可能性を探っていて、教育の色の方が濃いかな、という感覚です。演劇を通して学べることはたくさんあって、多様性や行動力、創造力、主体性もそうです。演劇に触れることで、他人の普段見られない部分に触れたり、その場でコミュニケーションが取れたり、それから演劇を完成させた時の成功体験が自己肯定感を上げてくれたりと、色々なことにつながるんじゃないかと、僕は思っています。2020年に学習指導要領が変わって、今までは詰め込み型教育だったところへ、問題解決力の重要性が提唱されだしていて、色々なアクティブラーニングも導入されているので、PBL(Project Based Learning)の1つとして、演劇の可能性もあるんじゃないかと思っています。――お話を聞いていると地に足がついているというか、本当にしっかりされているんですが、長く芸能活動をされていて、そういったことは意識されているんでしょうか?「真面目に生きよう」「地に足をつけよう」と考えているわけではないんですけど、僕に唯一あるのは「調子に乗らない」です(笑)。調子に乗るなんて、絶対にありえないことなんですけど、自分がそうありたいという理想ではあります。――では最後に改めて、作品について感じたところを教えてください。僕はこの作品を観ると「いろんな愛に溢れた作品だな」と思うんです。山田監督がずっと描かれてきた家族の愛情はもちろん、恋愛もあれば友達への愛もあり、映画への愛情もある。誰が観てもどこかで共感できたりとか、何か励みになったり学べたりすると思うので、あまり映画を観ない人、よく観る人、色んな方に観ていただけたら嬉しいです。■前田旺志郎2000年12月7日生まれ。大阪府出身。子役としてデビューし、2007年からは兄の前田航基とともにお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。俳優として活躍の幅を広げ、是枝裕和監督作品の映画『奇跡』(11年)では主演を務める。 近年の出演作に映画『キネマの神様』(21年/山田洋次監督)、『彼女が好きなものは』(21年/草野翔吾監督)、『うみべの女の子』(21年/ウエダアツシ監督)、ドラマ『猫』(20年/TX)、連続テレビ小説『おちょやん』(20-21年/NHK)など。
2021年08月16日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、夏でもお花を楽しめるようにいくつかのポイントをまとめました。毎日暑いですね〜!みなさん、日中はどのように過ごしていますか?今年はリモートで自宅で仕事をする夏を過ごされている方も多いかと思いますが、みなさんのご自宅に生花は飾ってありますか?外の気温が35度近い真夏の日々、室温も放っておくとかなり高温になります。「夏は日持ちしないから飾りません!」という声が聞こえてきそうですが、少しの工夫で、夏場でも随分長く楽しめるんですよ!そこで今回は、夏でもお花を楽しめるようにいくつかのポイントをまとめました。【POINT.1】こまめに水換えを。以前、お花の農家さんから「お花だって、人間が飲めるくらい新鮮な水が好きなんだよ」と言われてハッとしたことがあります。水が濁るとバクテリアが繁殖している証拠。お花の茎から水を吸う力も弱まってしまいます。1日最低でも1回。気が付いたらさっと水換えをしてあげましょう。その際に、茎を2、3センチ切り戻すこと。落ちてしまった葉っぱや花びらも取り除くこと。花瓶も洗剤をつけてしっかり洗いぬめりを取ってあげるのが大切です。お花に必要な糖分とお水を綺麗に保つ成分が配合されている鮮度保持剤は、常備しておくと心強いアイテムです。【POINT.2】室温を確認する。室温20度を下回ると、お花が枯れて行くスピードを抑えることができるのですが、実際のところ室内でその環境を作るのがなかなか難しいところ。それでも、家の中でも一番涼しいところを見つけて飾ってあげましょう。玄関は日陰に位置していることも多いので、比較的涼しい場所でおすすめです。強い西日などの太陽光が降り注ぐ窓際は、お花を飾るのには適しません。我が家では、お仕事でお花を管理することも多いので、「温度計/湿度計」をいくつか部屋に設置して、室温を確認するようにしています。朝と夜で、エアコンが効いた涼しい部屋にお花たちを移動させることも少なくありません。【POINT.3】暑さに強い花を選ぶ。暑さの中でも長く綺麗に咲いてくれる花も多くあります。個性的な形状のアンスリウム、夏のハーブとしても有名なエキナセア、下からお花が咲いていくグラジオラス、ラン科の中でも力強く咲き続けるシンビジウム、日持ちするお花の代表選手マムなど。中でもケイトウは、深みのある秋色のイメージで夏から秋にかけて人気の品種です。石化した大きなお花を持つ石化ケイトウは迫力十分です。穂のようになびくグリーン系も爽やかですね。今年の夏は、ベージュ系のケイトウも可愛いなとよく手にしています。セロシアのセルウェイテラコッタ。花持ちがよいお花でドライフラワーにもなります。気温の低い秋冬よりも、楽しみ方に制限があり、手間のかかる夏場のお花たちですが、やはりふと目にした時にお花があると気持ちが明るくなりますね。みなさんのお花のある暮らしが、夏場でも少しでも楽しめるものでありますように!
2021年08月14日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、山梨のお花屋さん〈Flowers for lena〉についてです。先日山梨県北杜市八ヶ岳にあるお花屋さん〈Flowers for lena〉に立ち寄りました。このお店は、以前こちらのコラムでも少し書かせていただいたことがあるのですが、lenaさんは有名なお花屋さんで、なんとご自身の農園で作ったお花を店頭に並べています。前回訪れた時は晩秋の時期。農園も見させていただきました。〈Flowers for lena〉さんでは、環境に配慮して農薬をほとんど使わず、なるべく自然に近い状態で作っています。そのため完全に虫を取り除くことが難しく、虫食いが出来やすくなりますが、農薬を撒くのを極力減らして時期を調整したりして工夫されているそう。また除草剤も使わないため、雑草もこまめに刈っていると話してくださいました。より自然で質の良い花を育てるために時間をかけて花栽培に向き合っていらっしゃいます。その分、私たちお客さんも安心して手にすることができます。そして、店内の一角と庭先がカフェスペースになっています。前回は利用できなかったので、今回は家族や友人家族とカフェタイムを楽しみました。暑い日でしたが、木陰で気持ちよい風が吹き抜けて、心地よい時間。息子はりんごジュースを。季節ごとに、季節のパフェやアイスサンドなどのサイドメニューも充実しているので、立ち寄った際にはカフェを楽しむのもおすすめです!好きなお花を選んだら、自分で保水して、欲しい人は花瓶も買って持ち帰れます。せわしなく積んできた花を束ねていくスタッフのみなさんを眺めながら、お花を選んで手を動かすだけで、ちょっとお花屋さんの気分も味わえて、お花との距離が縮まるような場所。いつか余裕ができたら、自分の花農園とフラワーショップを持つのもいいいなぁと憧れが広がるひと時でした。〈Flowers for Lena〉山梨県北杜市大泉町西井出8240−10690551-45-859010:00〜17:00※生花販売は露がおりたら終了とのこと。
2021年07月24日