2018年5月より、M&Oplaysプロデュース「市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟」を上演することが決定。大森南朋、麻生久美子、三浦貴大らを迎え、ミステリアスな家族の物語を描いていく。1992年、市ヶ尾の坂で暮らす三人兄弟がいた。田園都市計画の名の下、無くなることを余儀なくされている兄弟の家。状況に抗うすべとてなく懸命に生きていこうとする母なき兄弟と、3人と触れ合うことになった母になることが出来ぬ美貌の人妻の、絵合わせのような家族劇。この公演は、作演出家の岩松了と「M&Oplays」が定期的に行っている公演で、1992年に「竹中直人の会」で上演された「市ヶ尾の坂」を、今回“新演出”で26年ぶりに再演する。本舞台に出演するのは、現在放送中の人気ドラマ「コウノドリ」に出演し、2013年の「不道徳教室」以来4度目の岩松作品となる大森南朋、2009年の「マレーヒルの幻影」で初舞台を経験した麻生久美子、『劇場版 SPEC』『進撃の巨人』などに出演し、今回が初の岩松作品となる三浦貴大。そして森優作、池津祥子、さらに岩松さんも加わり創り上げる。岩松作品に参加するにあたって大森さんは、「いつも何年か毎に、岩松さんの舞台に出させて頂くと、“ゆるまったなにか”が戒められたように感じます。今回も“ゆるまったなにか”を持参して戒めてもらおうと思っているのでよろしくお願いします」とコメント。いまからドキドキしていると明かした麻生さんは、「岩松さんに初舞台を踏ませて頂いてから、もう8年。舞台に立つことがこの上なく怖い私ではありますが、同時に岩松さんの書いた台詞を言葉にすることが出来る喜びもいつも感じています。今作もしっかりと岩松さんについて行き、出来る限り楽しんでやらせて頂ければと思っております」と意気込み。一方、岩松作品初参加となる三浦さんは、「台本を読んですごく素敵な本だなと思いました」感想を述べる。また「舞台は3本目なのですが初めての日本人役にどうしていいのか少し戸惑いを感じています」と不安要素もあるようだが、「皆さんと一緒に作品に出られるのが楽しみです」と話している。なお、本公演は東京公演終了後、宮城、福島、大阪ほかにて地方公演も実施。チケットは来年3月中旬の発売を予定している。M&Oplaysプロデュース「市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟」は2018年5月17日(木)~6月3日(日)本多劇場(東京公演)にて上演。※地方公演あり(cinemacafe.net)
2017年12月08日葵わかながヒロインを演じる、現在放送中のNHK連続テレビ小説「わろてんか」の新たな出演者として、成田凌、松尾諭、水上京香の名前が明らかになった。明治の後半から第二次大戦直後の大阪を舞台に、ヒロイン・藤岡てんが愛と笑いをもって家族や仲間たちと懸命に生き、日本で初めて“笑いをビジネスにした女性”と言われるまでを描いた一代記を描く本作。葵さんが藤岡てん役を務めるほか、松坂桃李、濱田岳、広瀬アリス、徳永えり、大野拓朗、前野朋哉、高橋一生、鈴木京香らが名を連ねる。1月末からの物語を彩る、新たな出演者たち今回新たに発表されたのは、来年1月末からの物語を彩るキャストたち。葵さん演じるてんと松坂さん演じる藤吉の一人息子の隼也が帰って来るところから、「わろてんか」の新しい時代が始まっていく。そんな隼也を演じるのは、「人は見た目が100パーセント」「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season」に出演し、今回が連続テレビ小説初出演となる成田凌。隼也は、カリフォルニア在住の祖母・啄子を頼ってアメリカへ遊学していたが、レビューやミュージカルについての見聞を広め、先進的なエンターテインメントを学んで帰国。北村笑店の経営に参画するつもりだったが、最初は丁稚奉公からという昔気質の親や風太たちとぶつかりながらも、北村の跡継ぎとして成長していくという役どころだ。また、広瀬さん演じるリリコの漫才の相方、川上四郎役には『シン・ゴジラ』や「ひよっこ」にも出演していた松尾諭。音楽学校でピアノを学び演奏家として大成する夢を追うが叶わず、無声映画の伴奏楽士をしていた川上。だが、映画トーキー化のあおりを受け仕事がなくなり、リリコの流行歌漫才で伴奏の相方を務めることになるのだ。口べたでプライドの高い四郎が、リリコとどんな漫才を作り上げていくのか注目だ。そして、成田さん演じる隼也の恋人・加納つばき役には、こちらも連続テレビ小説初出演となる水上京香。大手銀行の頭取の父を持ち、乳母日傘の箱入り娘のつばきだが、アメリカでの生活経験もあり進歩的な考えの持ち主。隼也と偶然知り合い、互いにひかれあうようになるが、行く手には大きな障害が…。今後の北村笑店と風鳥亭は荒れる時代の波に翻弄されていくという。そんな中、今回発表されたキャストたちがどう物語に関わっていくのだろうか?■出演者コメント成田凌:わろてんかファンとして、この作品に携わることができ、嬉しく思います。後半からの出演で、視聴者の皆さまに馴染んでいただけるか不安もありますが、しっかり役と向き合い、愛される人間を演じ、日本の朝に笑いを届けたいと思います。松尾諭:四郎はとても素敵な役です。漫才に加えて、アコーディオンはとても難しいですが、広瀬アリスさんの足を引っ張らないように日夜、笑いと演奏を磨いております。できれば美女と野獣と言われないように、美も磨いていきたいです。水上京香:念願の朝ドラへの出演が叶い、感謝の気持ちでいっぱいです。笑って泣いて、たくさんの愛が溢れる作品の中で、魅力的なキャストの方々とお芝居できることが楽しみです。笑いの輪が広がっていくように精一杯頑張ります!連続テレビ小説 「わろてんか」は月曜日~土曜日8時~NHK・総合にて放送。(cinemacafe.net)
2017年12月01日日本映画界を代表する中井貴一×佐々木蔵之介のW主演で、“幻”の千利休の茶器で一攫千金を狙う、お宝コメディ『嘘八百』。本日の11月22日「いい(11)夫婦(22)の日」に合わせ、本作から森川葵×前野朋哉、そして佐々木さん×友近の夫婦ショットが、いち早くシネマカフェに到着した。本作は、千利休を生んだ茶の湯の聖地、大阪・堺を舞台に、イカサマ古物商と落ちぶれた陶芸家が“幻”の利休の茶器という“真っ赤なウソ”で仕掛ける一発逆転の大勝負を描く、年初めにぴったりな開運エンターテインメント。『百円の恋』の監督・武正晴と脚本・足立紳による注目コンビに、NHK連続テレビ小説などを手がける脚本家・今井雅子がタッグを組み、極上のコメディ作品に仕上げている。そんな本作から、今回「いい夫婦の日」にあわせて解禁されたのは、森川さん演じる、空振りばかりの古物商・則夫(中井さん)の娘・いまりと、前野さん演じる、腕は立つのに落ちぶれた陶芸家・佐輔(佐々木さん)と妻・康子(友近さん)の息子・誠治と、礼服姿の佐輔と康子の新場面写真。衝撃的なのは、ウエディングドレスを着たいまりと誠治の姿。2人は必死な表情で走って逃げている様子で、この2人の結婚(!?)には何かがあることが伺える。また、巨大バームクーヘンを誠治に“あ~ん”とする、いまりの様子も幸せなカップルの1コマを切り取っており、2人が逃避行の後に無事“いい夫婦”となるのか!?と気になるばかり。さらに、佐輔と康子のツーショットも結婚式場での1コマに見え、いまりと誠治2人の写真との関係性も気にかかる。キャスト発表時には、友近さんが佐々木さんとの共演に関して「夫婦の関係性をどう見せるかで、すごく作品と役と蔵之介さんと向き合うことができました。蔵之介さんとは、このまま夫婦としてやっていけるんじゃないかと思います…バカいってる!」と共演に自信をのぞかせており、2人の夫婦の演技は本作の見どころの1つとなっている。彼ら2組の夫婦の、息の合ったやりとりにも注目していて。『嘘八百』は2018年1月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月22日綾野剛主演の金曜ドラマ『コウノドリ』第2シリーズ。産科を舞台に、新しく生まれる命をめぐる人間模様が描かれる。先週放送された第4話は、「トーラック(帝王切開後の自然分娩)」がテーマだった。■トーラックを全否定しない『コウノドリ』第二子妊娠中の秋野蓮(安めぐみ)は、次こそ自然分娩で産みたいと強く希望していた。娘の美奈を愛せていないのではないかと不安に駆られていた蓮は、その原因が帝王切開で産んだことにあると信じ込んでいたのだ。だが、トーラックの成功率は約7割で、子宮破裂が起きる危険性もある。サクラ(綾野剛)は蓮に帝王切開を薦めるが、それでもなんとか蓮の希望をかなえたいと考えていた。一方、四宮(星野源)はサクラに強く反発する。ペルソナ総合医療センターは慢性的な人手不足に苦しんでおり、緊急事態を招きかねないトーラックは避けるべきだと主張しているのだ。たしかにトーラックにはリスクがあるが、『コウノドリ』では全否定しているわけではない。実際、サクラは蓮の希望をかなえてトーラックを試みている。また、ゲスト出演していた木下優樹菜はトーラックの経験者だ。放送日の11月3日は、偶然にも彼女がトーラックで産んだ次女の誕生日だった。こういうところが、このドラマのバランス感覚が非常に優れているところだと思う。■「医療崩壊」を招く医師の人手不足問題はふたつある。ひとつは蓮が「陣痛を経験して自然分娩しないと良い母親になれないのではないか」と思い込んでいること。これはまったくの迷信に過ぎない。第3話に登場した麗子(川栄李奈)も似たような話を信じ込んでいた。もうひとつの問題は、医療の現場の人手不足だ。四宮がトーラックに反対するのは、ひとえに人手不足のせいである。新生児科部長の今橋(大森南朋)が人手の確保のため、ほかの病院を回るシーンもあった。医師不足は現実でも大問題となっており、「医療崩壊」を招く直接の原因になっている。つい先日は、香川県の県立病院で時間外労働が年2000時間を超える勤務医がいたことが明らかになった(朝日新聞11月7日)。医療の最前線を守っている医師や看護師は、自分の健康や家庭生活を犠牲にしている。白川(坂口健太郎)の配慮で今橋は久しぶりに帰宅するが、玄関先に迎えに出てくるのは子どもだけで、妻は出てこなかった。■つい2回聞き返してしまう“屋形船旦那”の恐怖蓮の夫・壮太(前野朋哉)は、第3話に登場した康孝(ナオト・インティライミ)と同様、妊娠中の妻をまったくサポートできていない男である。蓮の陣痛が始まったときも、病院で助産師の小松(吉田羊)に「産まれるのって何時頃でしょうかね?」「もし間に合えば、この後、同僚たちと屋形船に乗る予定で」と話しかけて、小松(と視聴者)を愕然とさせた。「屋形船!?」「屋形船!?」と思わず二度繰り返した小松の気持ちはよくわかる。ツイッターでは「屋形船旦那」というフレーズが次々と拡散されていた。しかし、命がけで出産に立ち向かっている妻の姿を見て心を動かされた壮太は、吾郎に向かって「僕たち夫婦のわがままを聞いてくれて、本当にありがとうございます」と、ごく自然に深々と頭を下げるようになった。自然分娩しようと苦しむ妻に対しては、こう声をかける。「もう十分頑張ったよ。蓮は良い母親だよ」この壮太の言葉で、蓮は初めて納得して帝王切開を受け入れることができた。壮太の言葉が迷信を打ち砕いたのだ。それほど夫の言葉は重い。妻のケアは夫の役割である。命がけで子を産む妻を夫がケアせずに誰がケアするのだろう。「屋形船残念だったねぇ~」と小松が冷やかすのは、壮太の成長を近くで感じたからだ。もうひとり、成長したのは研修医の吾郎だ。将来産科医になるつもりもなく、やる気もない。四宮に罵倒されようが、仕事でミスをして下屋(松岡茉優)にビンタされようが、あまり応えているようにも見えない。だが、壮太と同じく蓮の命がけの出産を目の当たりにして、気持ちを入れかえる。自分の仕事に対して厳粛な気持ちを持つようになったのだろう。前述の医師不足の問題を解決するのは、若手一人ひとりの成長だ。吾郎が一人前として働けば、ペルソナ総合医療センターの現場も少しは改善されるはず。このあたりのお話の組み立てが非常に上手いなぁ、と感じる。■どう産むかよりも、どう想って産もうとしたか帝王切開で無事に出産することができた蓮に、サクラが声をかける。「赤ちゃんもこんなに頑張ってくれたお母さんに感謝しています。どう産んだかよりも、どう想って産もうとしたか。その想いは、きっと赤ちゃんに伝わっています。美奈ちゃんにとっても、そして赤ちゃんにとっても、秋野さんは世界一のお母さんなんです」大切なのは、どう産むかよりも、どう想って産もうとしたか。サクラたち産科医は、その想いをかなえようと、一生懸命サポートしてくれる。そして、子どもにとって母親はいつも世界一の母親であり、父親は世界一の父親だ。そのことさえ忘れなければ、きっと家族はうまくいく。
2017年11月10日中井貴一と佐々木蔵之介がW主演を務め、『百円の恋』の監督・武正晴と脚本・足立紳が再タッグを組み、今井雅子との共同脚本で贈る極上のコメディ作品『嘘八百』。この度、本作の最新ビジュアルと本予告映像が到着した。今回公開された予告編は、中井さん演じる空振りばかりの古物商・則夫が、古びた蔵で千利休が遺したといわれる“幻の茶器”を発見するシーンからスタート。…しかし、譲り状と木箱はあるのに肝心な茶器がないことが判明!そんな中、巡り合わせか佐々木さん演じる腕は立つのに落ちぶれた陶芸家・佐輔と出会い、2人は本物とまごうことなき贋物を仕立て、ふたりで一攫千金の大勝負を持ちかける!映像では2人にほかにも、友近演じる佐輔の妻・康子の恐妻っぷりが垣間見えるシーンや、森川葵演じる則夫の娘・いまり、前野朋哉演じる佐輔と康子の息子・誠治、近藤正臣演じる大御所鑑定士・棚橋、さらに木下ほうか、坂田利夫、塚地武雅など、キャラの濃い個性豊かな面々も登場し、コミカルな掛け合いを見せている。『嘘八百』は2018年1月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月03日女優・高梨臨が、浅野忠信と神木隆之介がバディを組むドラマ「刑事ゆがみ」の11月2日(木)放送の第4話にゲスト出演することが決定。事件に絡む重要な役を演じるようだ。“何でもありの天才適当刑事”弓神適当(浅野さん)と“出世欲に燃える腹黒刑事”羽生虎夫(神木さん)による“新しい最強バディ”が、現代社会のゆがみを見抜き、埋もれかけた真実をあぶり出すドラマ「刑事ゆがみ」。今回ゲスト出演が決定した高梨さんは、浅野さんとは初共演。神木さんとも、「探偵学園Q」で同じ作品には出演しているものの、共演は初めて。本作で高梨さんが演じるのは、高遠建設の社員・堤祥子。今回、弓神と羽生が捜査する完成間近のデザイナーズビルで起きた、男性の転落死した現場に居合わせた人物だ。死亡したのは、このビルの設計も手がけた建築士の大山昇(姜暢雄)。現場にいた警備員(前野朋哉)によれば、外階段で人が争う声が聞こえたため確認に行くと、そこに祥子と彼女の同期であり、大山の婚約者の高遠玲奈がいて、階段下にはすでに大山が倒れていたのだとか。祥子は、大山と一晩だけ関係を持ち、それ以来大山のストーカー行為に苦しんでおり、婚約者の高遠と2人でいるところに乗り込んで、ストーカーをやめるように直談判したものの、もみ合った結果、大山が転落してしまったとのこと。祥子は正当防衛を主張するが…。今回の出演に高梨さんは、「祥子のような役柄を演じるのは初めてだったので、理解をするのは難しかったです。ひとつひとつの感情を丁寧に表現できていればと思います」と語り、「とても、繊細な愛が描かれていると思いました。そして、常に張り詰めているような関係の中に、弓神と羽生のコミカルなやりとりもあり、読んでいて、とても楽しめました」と台本を読んだ感想を述べた。また、「愛情や、苦しみ、憎悪、さまざまな感情が入り混じっていて、少し切なくなるような回になるのでは」と第4話について明かし、「みなさんの心に届けばうれしいです」とコメントを寄せている。木曜劇場「刑事ゆがみ」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年10月23日映画化もされた「青春☆金属バット」「ライフ・イズ・デッド」「死んだ目をした少年」の古泉智浩が描く人気漫画「チェリーボーイズ」の実写映画化がこのほど決定。主演には林遣都、共演に柳俊太郎と前野朋哉を迎え、2018年2月17日(土)に公開されることが明らかになった。とある地方都市に住むボンクラ3人組――国森信一(林遣都)、吉村達也(柳俊太郎)、高杉誠(前野朋哉)。仕事も恋愛も上手くいかず、何事にも中途半端。揃いも揃って25歳になっても童貞をこじらせている。3人集まって考えること、話すことは、上手く行かない世の中への愚痴と女性とSEXのことのみ。そんな負け組認定の男たちが、自分と人生を変えるためにある計画を立てた!?いざ、脱童貞大作戦へ――!原作は、2000年に発表されて以降、童貞漫画の金字塔として高い人気を得ている同名コミック。監督を務めるのは、ドラマ「カルテット」(2011年)、「彼岸島」、「初森ベマーズ」や、オムニバス映画『BUNGO~ささやかな欲望』の中の一編『乳房』を手掛け、今回が長編映画監督第1作目となる西海謙一郎。また、『アズミ・ハルコは行方不明』で監督を務めた松居大悟が脚本を担当した。本作でどうしようもない3人組を演じるのは、実力派として、個性派として活躍するキャスト。自己中心的で見栄っ張りな主人公・国森信一を演じるのは『HiGH&LOW』シリーズや「火花」の林さん。また、乳首が大きいことがコンプレックスの吉村達也を、雑誌「MEN’S NON-NO」でモデルとして活躍し、『東京喰種トーキョーグール』など俳優としても活動する柳さん。オタクっぽい外見と内気な性格で女性が苦手な高杉誠役を、数々の作品に出演し、auのCM「三太郎シリーズ」で一寸法師役に扮したことでも話題となった前野さんが演じる。原作を読み、この漫画の世界に飛び込んでみたいと感じたと言う林さんは、「20代半ばにしてチェリーボーイズと呼ばれる中身も外身もコンプレックスだらけの3人の男たちが、諦めかけていた人生、敗れ去った青春を取り戻すべく、必死にもがき苦しみ叫び続ける、情けなくもどこか切ない物語に、沢山勇気を貰いました。西海監督、そして柳俊太郎さん、前野朋哉さんと共に、魂を込めて悩める童貞青年の思いをぶつけました。是非見届けていただけたらと思います」とコメント。柳さんは「最初はクンニ、カウパーという呼び名に少し抵抗はあったものの、すぐにチェリーボーイズの世界に引き込まれ、とても充実した撮影期間を過ごさせて頂きました。最低でくそったれな3人組が終わりに近づくにつれて、とても寂しく切ない気持ちになったのをいまでも覚えています」と撮影をふり返り、真剣に「童貞」と向き合ったと話す前野さんは、「童貞だった頃に書いたとされる松居大悟さんの脚本『チェリーボーイズ』を紐解いていくと心情や行動がとんでもなく複雑なのです。それを読み解き、演じながら体感していく中で、林くんと柳くんと僕の仲に生まれたモノがありました。生きとし生きるもの全ての方にご覧頂きたいです」とコメントを寄せている。『チェリーボーイズ』は2018年2月17日(土)よりシネ・リーブル池袋、渋谷TOEIほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月13日大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太と豪華トリプル主演で、地方都市の闇に生きる男たちのヒリヒリとする葛藤と衝突を描いた入江悠監督オリジナル最新作『ビジランテ』。この度、本作の予告映像が公開された。今回到着した予告映像では、別々の世界で生きてきた兄弟3人が父親の死をきっかけに再開する場面からスタート。大森さん演じる長男・一郎が、鈴木さん演じる次男・二郎に「誰だお前」と言い放つシーンや、二郎の妻演じる篠田麻里子の姿、一郎と桐谷さん演じる三郎が殴り合うシーンなどが収められている。閉鎖的な地方都市で、土地や家族という逃れられない悪循環の中窮地に追い込まれていき、狂気に満ちた愛憎をぶつけ合う彼ら。そして、事態は凄惨な方向へ向かっていく――。『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月10日『アウトレイジ 最終章』のジャパンプレミアが9月25日(月)、都内で行われ、北野武監督をはじめ、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、大杉漣、塩見三省、白竜、名高達男、光石研、池内博之、金田時男、岸部一徳という“顔面世界遺産”総勢13名が集結した。裏社会の男たちの抗争を描いた究極のバイオレンス・エンターテインメント『アウトレイジ』シリーズの最新作。第74回ベネチア国際映画祭のクロージング作品として、最終日の9月9日(現地時間)に行われた授賞式後、ワールドプレミアされ、喝采を浴びたばかりだ。北野監督は「長続きさせようと思えばできたのですが、ここで一回締め」とシリーズ完結への思いをコメント。次回作は自身の小説を原作にした“純愛映画”を準備中だといい、「ヨーロッパ行くと『たけしはバイオレンス映画に最近興味はないのか?』って言われるんだけど、(次回作は)失敗すると思うので、またバイオレンスに戻ろうと画策している」と不敵な笑みを浮かべていた。関東「山王会」vs関西「花菱会」の巨大抗争後、裏社会のフィクサーである張会長を頼り、韓国に渡った大友(ビートたけし)は、「花菱会」幹部が引き起こしたトラブルをきっかけに、起死回生の一手を打ち、すべての因縁に決着をつけるべく日本へと舞い戻る。ついに幕を開ける「張グループ」「花菱会」「山王会」「警察」による全面戦争の結末は?新たにシリーズ参戦を飾った大森さんは、「ずっと監督のファンでしたので、夢かなって最高の時間だった」といまも興奮しきり。「第1作に加瀬亮くんが出ていて、ずっと嫉妬がありまして…。第2作のビヨンド(『アウトレイジ ビヨンド』)には桐谷健太くんと新井浩文くんが出ていて、嫉妬を通り越して、恨みつらみがあった(笑)」とふりかえった。西田さんは頸椎亜脱臼で約4か月にわたる入院生活を経て、本作の撮影に参加しており「(撮影)初日は皆に抱えられながらでしたが、北野監督に気遣いいただき、花菱会を盛り立てていただいた」と感無量の面持ち。2014年に脳出血で倒れ、昨年復帰した塩見さんは「前作に続き、北野監督と仕事できたことは私にとって最高の喜びであり、最高の時間でした。グッとくる映画です!」と力強く語っていた。『アウトレイジ 最終章』は10月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月25日auのTVCMで人気の俳優・桐谷健太演じる“浦島太郎”が8月25日(金)今夜放送されるテレビ朝日系「ミュージックステーション」2時間スペシャルに初登場!CMで話題の「三太郎音頭」「海の声」を披露する。また俳優の菅田将暉も出演、作詞曲ラブソング「呼吸」を生ライブする。桐谷さんが浦島太郎に扮するほか、松田翔太が桃太郎に、濱田岳が金太郎を演じ、さらに菅田さんも鬼役で出演、そのほか有村架純、菜々緒、前野朋哉、川栄李奈ら錚々たるメンバーが共演しているau「三太郎」シリーズ。昨年は桐谷さん演じる浦島太郎がCM内で歌った「海の声」が大ヒットを記録、「第67回NHK紅白歌合戦」出場を果たしたのは記憶に新しい。今年に入ってからCMは、浦島太郎がヴォーカル、桃太郎がプレイヤー、金太郎がパフォーマーという形のユニットで“英雄デビュー”、夏祭りのステージで「三太郎音頭」を披露する展開に。そこで歌われた楽曲が「海の声」に続き大きな話題を呼んでいる。そんな「三太郎音頭」と「海の声」を今夜「Mステ」で桐谷さんが生パフォーマンスする。さらに今年に入り音楽活動を本格化させた菅田さんが、8月30日(水)にリリースされるソロ2枚目となるシングル「呼吸」を引っさげて「Mステ」に登場。今年1月公開の『キセキ -あの日のソビト-』で人気バンド「GReeeeN」メンバーを演じ、共演した横浜流星、成田凌、杉野遥亮らとユニット「グリーンボーイズ」として「Mステ」出演。その後ソロとして6月7日に「三太郎」シリーズのCMソング「見たこともない景色」でCDデビューした菅田さん。今回の「呼吸」は初めて作詞に参加した楽曲となっており、公開中のミュージックビデオがワンカットで撮影されたことでも話題に。今夜のMステでは、表示される歌詞が、なんと菅田さん直筆のもの!不器用でセンチメンタルな歌声とともに本人直筆の手書き歌詞にも注目だ。なお桐谷さんと菅田さんは11月23日(木・祝)より全国公開される映画『火花』でも共演する。その他「AKB48」が49枚目のシングルで、第9回AKB48選抜総選挙で前人未到の3連覇を成し遂げた指原莉乃のセンター曲「#好きなんだ」を。桑田佳祐がソロ30周年記念アルバム「がらくた」から「オアシスと果樹園」「ヨシ子さん」を。「V6」が先日発売されたニューアルバム「The ONES」から「never」と人気曲「愛なんだ」を。「Mr.KING with HiHi B少年」が「スペースジャーニー」を。水谷千重子&春澪が「抱いてフラ・フラ Summer ver」を、それぞれ披露する。「ミュージックステーション」2時間スペシャルは8月25日(金)20時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2017年08月25日芥川賞作家・綿矢りさの恋愛小説を、演技派若手女優の松岡茉優を主演に迎えて映像化する『勝手にふるえてろ』。このほど、松岡さん演じるヒロイン・ヨシカが、妄想とリアルの2人の彼氏(?)の間で揺れ動き、大暴走する様をおさめた予告映像と、ポスタービジュアルが解禁となった。今回解禁された予告映像は、絶滅した動物をこよなく愛し、彼氏いない歴24年のOL・ヨシカ(松岡さん)の自己紹介からスタート。彼女が本当に恋愛映画のヒロインなの…?と不安を感じたその瞬間、打って変わって、中学生時代の同級生である“イチ”へ(北村匠海)の、10年間にもわたる片想いを乙女モード全開で語り始めるテンションの高さにびっくり!本人にばれないように見つめたいという一心で、視野の端で見る“視野見”という技を体得した、とこじらせた恋心を得意気に語るなど、やっぱり可愛いを通り越してちょっと挙動不審!?そんな彼女の前に現れたのは、暑苦しい会社の同期の“ニ”(渡辺大知)。「俺と付き合ってください」と生まれて初めての告白を受けて浮かれるも、イチカの心は“イチ”と“ニ”の間で揺れ動く。果たして、“脳内片想い”と“リアル恋愛”どちらを取るべきか…。思い悩んだイチカは、泣き、叫び、そしてなぜか歌い出す!?数々の作品に出演し、演技派若手女優として注目を集める松岡さんが披露する、映画初主演とは思えないコメディエンヌっぷりはお見事のひと言!併せて解禁されたポスタービジュアルには、ヨシカの愛するアンモナイトを連想させる、「この恋、絶滅すべきでしょうか?」というコピーとともに、目を潤ませ、何かを訴えようとする表情のヨシカの姿が。どこか儚さも感じさせながら、こちらを射抜く強い視線が印象的なビジュアルとなっている。また、今回追加キャストとして、趣里、前野朋哉、池田鉄洋、稲川実代子、柳俊太郎、山野海、梶原ひかり、金井美樹、小林龍二(DISH//)らの出演が明らかになり、ますます期待は高まるばかり。ラブコメ史上最もキラキラしていないヒロインが、傷だらけの現実を突き抜けていく、これまでにない“暴走ラブコメディ”となる本作。こちらの予告映像を見れば、きっと誰しもヨシカを応援したくなってしまうはず。『勝手にふるえてろ』は12月23日(土・祝)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月24日映画『嘘八百』が、2018年1月5日(金)より全国ロードショー。中井貴一と佐々木蔵之介がダブル主演で登場する。一攫千金を狙う、開運エンターテインメント物語の舞台は、千利休を生んだ茶の湯の聖地 大阪・堺。中井貴一演じるイカサマ古物商・則夫と、佐々木蔵之介扮する落ちぶれた陶芸家・佐輔の出会いから始まる。骨董オークション会場で出会った2人はタッグを組み、負け人生にさよならすべく、“幻の利休の茶器”を頼りに一攫千金を狙う一発逆転の大勝負に挑む。中井貴一&佐々木蔵之介W主演監督は、『百円の恋』で2016年日本アカデミー賞優秀作品賞・最優秀脚本賞を受賞した、武正晴。そして脚本に、足立紳とNHK 連続テレビ小説などを手がける今井雅子が加わり、年初めにぴったりな開運エンターテインメントを作り出す。主演は、中井貴一と佐々木蔵之介。その脇を固めるのは、森川葵、前野朋哉、堀内敬子、寺田農、木下ほうから豪華俳優陣だ。さらに、友近や坂田利夫、塚地武雅、桂雀々といったキャラの濃い出演者たちも揃い、これでもかと畳み掛ける掛け合いや愉快なてんやわんやに笑わずにはいられなくなる。ストーリー⼤阪・堺。空振りばかりの<⽬利き古物商>と落ちぶれた<腕利き陶芸家>が、タッグを組んで狙うのは、利休の茶器 の贋物で仕返しついでに⼤⾦ゲット!ロマン溢れる⾻董の世界を舞台に、⼤の⼤⼈が国をも巻き込み⼤騒動。果たして結果はいか にーー?【作品詳細】映画『嘘八百』公開時期:2018年1月5日(金)全国公開監督:武正晴(『百円の恋』)脚本:足立紳 今井雅子出演:中井貴一、佐々木蔵之介、友近、森川葵、前野朋哉、堀内敬子、坂田利夫、木下ほうか、塚地武雅、桂雀々、寺田農、芦屋小雁、近藤正臣© 2018「嘘八百」製作委員会
2017年08月19日日本映画界を代表する俳優、中井貴一と佐々木蔵之介のW主演で贈る開運お宝コメディ映画『嘘八百』。この度、友近、森川葵ら脇を固める個性派キャスト陣が決定。あわせて予告映像も到着した。大阪・堺。空振りばかりの<目利き古物商>と落ちぶれた<腕利き陶芸家>が、タッグを組んで狙うのは、利休の茶器の贋物で仕返しついでに大金ゲット!ロマン溢れる骨董の世界を舞台に、大の大人が国をも巻き込み大騒動。果たして、結果はいかに――!?2016年日本アカデミー賞優秀作品賞・最優秀脚本賞を受賞した『百円の恋』の監督・武正晴と脚本・足立紳による注目コンビに、連続テレビ小説「てっぱん」などを手掛ける脚本家・今井雅子が加わり製作される本作は、大阪・堺を舞台に、イカサマ古物商と落ちぶれた陶芸家が、“幻の利休の茶器”で仕掛ける一発逆転の大勝負を描く、年初めにぴったりな開運エンターテインメント作品。中井さんが古物商の則夫役、佐々木さんが陶芸家の佐輔役を務めることが決定しているが、このほど豪華個性派俳優陣の参加が発表。佐輔の妻役を演じるのは、お笑いタレントの友近さん。また、則夫の娘役を、『花戦さ』『恋と嘘』の森川さんが演じる。さらに、前野朋哉、堀内敬子、坂田利夫、木下ほうか、塚地武雅、桂雀々、寺田農、芦屋小雁、近藤正臣も出演する。そして今回、キャスト発表にあわせて則夫と佐輔“骨董コンビ”の軽妙な掛け合いが思わず笑いを誘う特報映像も公開。千利休を生んだ茶の湯の聖地、大阪・堺で活気だつ骨董オークション会場を舞台に、大御所鑑定士を相手に“幻の利休の茶器”という真っ赤なウソを吹っ掛けるイカサマ古物商・則夫と、腕は立つのに落ちぶれた陶芸家・佐輔が出会いタッグを組んで、負け人生にさよならと一攫千金を狙う様子が描かれている。また、今回発表された友近さんと森川さん、そして阪神タイガースのキャップ姿で主演に噛みつく坂田さんなど人間味あふれる芸達者たちの姿も映し出されている。『嘘八百』は2018年1月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年08月16日●どの国にも通じるテーマを描いた作品世界累計3,000万部の発行部数を誇る人気コミック『東京喰種 トーキョーグール』が、7月29日より公開された。担当した永江プロデューサーは、これが初のプロデュース作品。でありながら、これだけの人気作で、さらに松竹の中でも今年最大の力を入れているという。物語の舞台は、食人の怪人”喰種(グール)”が潜む東京。ある喰種の臓器を移植されたことで、喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田正孝)が戦いの中で自分自身と向き合っていく。「原作が好きなだけ」という思いでここまで来たという永江プロデューサーだが、一体原作のどこに惹かれたのか。そして「世界に発信したい」という作品で追求したリアルさとは?○誰よりも原作が好きだった――初のプロデュース作で、こんなに大作というのはすごいですよね。特別なことはなく、純粋に『東京喰種 トーキョーグール』が好きだっただけなんです。ずっと言い続けて、ようやく叶いました。普遍的なテーマが根底にある作品だと思います。人間と喰種という異なるものがいて、共存できるのか、わかりあえるのかというテーマが興味深いなと思って、追求してみたいと思っていました。現在原作が世界中で売れているのは、そのテーマが、どの国の方でも男女問わず共感できるからではないかと考え、ぜひ映画化できればと思っていました。――人気原作なだけに、多くのオファーがあったと思いますが、今回松竹さんで映画化された決め手はあったのでしょうか。純粋に、想いだけかと思っています。コンペだったんですが、僕の経験値だけでいうと太刀打ちできるものはないと思ってたんです。ひとつだけ言えるのは、誰よりも原作のことが好きだということで、その想いをもとに実際にやる時のビジョンを伝えられたのかなと。経験がないから、ないなりに怖いもの知らずで、新人だからこそ見たことないものを作ろうと、追求して考えていましたね。今回音楽をお願いした『マトリックス』シリーズのドン・デイヴィスにも、普通の作品だったら声をかけられなかったですが、新人だからこそ言ってみたら、すごく真摯に話を聞いてくださって、曲を作る時も密にコミュニケーションをとってくださって。話してみてよかったと思いました。――今回、世界24カ国で上映されるということですが、最初から世界に出たいという思いはあったのですか?もともと「人間ドラマ、葛藤を描きたい」「ビジュアル面にこだわりたい」「世界に出していきたい」という3つはかなり意識していました。いろんな作品はありますが、ここまで人気があって、支持されているという原作なかなかないですし、そんな作品で話をもらった以上は、松竹としても今年最大の力を入れています。●少年漫画原作の波に乗ったのは、たまたま○早くやりたいと思っていた――2017年は、かなり少年漫画原作の映画化が多いと思うんですが、意識はされましたか?今年、非常に多いですよね。邦画としては豊作ですし、ここ数年映画業界全体のパイが少しずつ広がっていて、良いことだとは思います。ただ、『東京喰種 トーキョーグール』が今年になったのはたまたまです。でも、近いうちにやりたいという思いはありました。これだけ支持されているのは、今を切り取っている作品なんだと思うんです。だから、早くやりたかった。――日本で世界に向けるアクション映画や、アメコミ原作のヒーローもののような作品をやるなら、少年漫画原作になるのかなとも思いました。意識はしましたね。アクション監督の横山誠さんも、アメリカでパワーレンジャーシリーズを手がけている方ですので、その要素はあるかもしれません。○リアルさを追求した結果、血が増えた――人を喰うという設定は、実写にするのは大変だったのかなと思います。そうですね。ただ、人を喰っている姿を見せる作品ではなく、人を喰わないと生きていけない人たちがどう生きていくかという話だと思うんです。だから物語を伝えるために最低限は見せるけど、必要以上に見せることはしないというスタンスでやっていました。下手に恐怖心をあおる気持ち悪いシーンをいっぱい入れる必要はありません。結構血が出てるシーンもあるんですが、リアルを追求したいと思っていたので、できるかぎり追求していったら血が増えていってしまったところはあります(笑)。やっぱり、殴ったら血が出ないと嘘になるなと思いまして。――やはり、リアルさがキーワードになってくるんですね。実写にする意義ってそこなんだと思います。もちろんビジネスとしての側面はありますが、意義は考えたいと思っているんです。なぜ映画としてその原作を実写にするのかと考えると、作品のテーマを伝えるために、リアルさが大事になってくるのではないか。デフォルメすることは、いくらでもできたと思うんですよね。かっこいいアクションがあって、必要最低限のストーリーがあれば映画は成立するかもしれませんが、それだとテーマが伝わりません。テーマがテーマなだけに、リアルなアプローチじゃないと伝わらないのではないかと思って、作品に臨みました。そして原作を知らない人が観た時にも、最終的に原作にまた戻ってくれたらいいなと思います。原作ファンなので。――確かに、映画を観たら原作の続きがさらに気になりますよね。もちろん全部が全部忠実にやったわけじゃなくて、セリフも多少変わっています。でも、全体の印象を変えないように、「これって『東京喰種』じゃないよね」「こんなこと言わないよね」とならないように、意識しました。ファンだからこそ、やる以上は、ずれていないものにしようと思って。その部分は石田スイ先生から、非常にご協力いただきました。●【ネタバレあり】価値観の揺らぎを感じてほしい○ドラマ的な見せ場は――1番力が入った、見せ場だと思うところを教えてください。アクションの見せ場は、後半30分です。もともとそこは見せ場になると思っていました。ドラマの部分でいうと、リョーコ(相田翔子)が真戸(大泉洋)と亜門(鈴木伸之)に捕まるところと、それに伴ってトーカ(清水富美加)が亜門と草場(前野朋哉)に復讐するところです。観た方から、どちらでも泣いたという話を聞くんですよ。それまで主人公の目線で観ていたのが、揺らぐ瞬間なんだと思いますし、そこがドラマとしての勝負どころです。リョーコのシーンで泣けるのはわかる。それは小さな女の子がいて、非力で、親子の愛情があって。でもカネキの心情に伴って、喰種側に加担してるはずなのに、亜門と草場がトーカに復讐されるシーンでも悲しくなるんですよ。草場にも母親がいて悲痛な叫びをするわけで。それに対する亜門も同僚に対する思いがある。そこで揺らいで初めて、『東京喰種 トーキョーグール』のテーマに気づいてもらえるのではないかと思います。自分って、どっち側なんだっけ? と思ったら、それはイコールカネキの気持ちだと思うんです。お客さん達が、人間の気持ちもわかるし喰種の気持ちもわかるようになる瞬間はやりたかったし、見せ場でした。――いろんな価値観を見せたいというのは、もともと思いとして持たれていたんですか?『東京喰種 トーキョーグール』を読んでいて、ふと思い出したのは『いのちの食べかた』というドキュメンタリー映画だったんです。僕はこれを観た時に、すごく衝撃を受けました。人間が食べるものが出荷されていく様子だけを撮っているドキュメンタリーでした。まるでSFの世界のように、オートメーションで鶏や牛が運ばれて、加工されて、食品になっていく。衝撃でその日、食欲がなくなりました。その時に感じたものがどこかにあって、『東京喰種 トーキョーグール』に出会って惹かれたというのは、あるかもしれないですね。――最後に、観客のみなさんに対するメッセージをいただければ。純粋にカネキをはじめとするキャラクターたちのドラマに感情移入してほしいです。あとはアクションですね。とことんこだわって作ったアクションと世界観、CG、コスチューム、音楽、主題歌、すべて合わせて一つのエンタテインメントとして楽しんでもらえていたら嬉しいです。(C)2017「東京喰種」製作委員会(C)石田スイ/集英社
2017年08月03日永山絢斗と大森南朋をW主演に迎えた深夜ドラマ『居酒屋ふじ』(テレビ東京/毎週土曜24:20~24:50)が7月からスタートしました。大森南朋をはじめ、豪華俳優陣が“本人役”で登場したり、舞台が東京・中目黒に実在する居酒屋「ふじ」だったりと、フィクションとリアルがミックスした作風がミソ。視聴者が感情移入していくことになるのは、永山演じる若手俳優の西尾栄一。素朴な一般の若者の目線で、大森南朋ら芸能人や常連客と交流していきます。■「食べログ」評価なし居酒屋とインスタ掲載居酒屋彼が『居酒屋ふじ』を訪れたのは、Instagramでチェックしている“kujira”という女の子が、同店の外観をアップしていたから。この設定がイマっぽいです。いかにも昭和な感じのお店に入ってみると、そこには俳優の大森南朋の姿が! 「大森南朋! 超しぶい」と西尾が興奮する姿は、まさに視聴者目線のリアクション。どこにでもいるような朴とつとした西尾役が、永山にはかなりハマっております。西尾は出された料理を早速、ケータイで撮ってインスタにアップしようとするのも“若者あるある”。「写真なんていいから」とあきれ顔の常連客たち。実際、常連客が多い「ふじ」は、「食べログ」にも書き込みはありません。西尾は「ネットがない時代はどうやってお店を探してたんですか?」と聞くと、大森たちは「昔は足で探したもんだ」と、ネットのない80年代後半のバブル期の話に花を咲かせていきます。「アッシー」「メッシー」などが飛び交うバブル期ネタは、40代オーバーの方々は「うんうん」とうなずくツボでは?昭和の香りただよう居酒屋と癖のある常連客。そんななかに、イマドキの若者がどうなじんでいくのか。世代間ギャップがよく語られる時代に、このドラマにはひとつの溝の埋め方、コミュニケーション術がひそんでいるかもしれません。■泣ける鉄拳イラストで語られる「おやじ」原作は、2014年に逝去された「居酒屋ふじ」の店主「おやじ」の半生を描いた、栗山圭介の同名小説。通常なら、時間軸を戻し、『深夜食堂』や『孤独のグルメ』のように「おやじ」を主人公にしたドラマにするのが正攻法だと思うのですが、このドラマではそうはしませんでした。だって、実店舗ではおやじ亡き後、おかみさんが1人で切り盛りしているから。では、おやじの豪快な武勇伝や逸話は、どうするの? じつは、ここは鉄拳のイラストによって語られていきます。なるほど!鉄拳といえば、泣けるパラパラ漫画の名手。ということは、波乱万丈なおやじの半生や熱い言葉、そして泣けるエピソードが今後展開する可能性も。そうすると、このイラストだけでもハンカチ片手に観る必要も出てくるかもしれませんね。■人生の縮図「居酒屋」に集う人々と胸に響く言葉西尾はうだつの上がらない俳優で、近作といえばサスペンスの死体役でちらっと登場するのみ。「いい加減に、死体役は卒業したいな」とため息まじりでつぶやいています。今回はふじで「俺、俳優やめます」と切り出し、自分に俳優は向いてないとイジける西尾に、大森がおやじのエピソードを振ります。どうやら、「居酒屋ふじ」は、亡きおやじが、「小料理屋を開きたい」というおかみさんの夢をかなえたお店であることが判明。昭和7年生まれのおやじは、戦後の混乱期をたくましく生き抜き、奥さんと出会ってふじを開いたそうです。その紆余曲折ある半生を、鉄拳のイラストが雄弁に物語っていきます。下手をすれば説教くさいドラマになりがちなところを、鉄拳のイラストと、いまや人間力もアップし、20年以上のキャリアのなか、酸いも甘いも演じ分けてきた大森が若者の受け手に回ることで、視聴者もおおいに共感ポイントがアップ。そんなおやじのいい話を聞いても西尾は「時代が違いますから」とバッサリ。しかしじつは、大森自身も同じような悩みを持ち、亡きおやじに愚痴った過去が。 おやじは、「時代を言い訳にすんな。南朋ちゃん自身は死ぬほど頑張ったのか?」と真っ向から問われたそう。そのストレートなおやじの言葉に、大森自身も「死ぬほどは頑張ってないなと思って、(俳優を)やめるのをやめたんだよね」と、まだ売れなかった時代を振り返ります。 大森自身の体験談が響き、西尾は俳優を諦めずに続けていく決意を。「座んなよ。西尾くんの席」とボソッと話す大森の言葉に、とてもうれしそうな西尾の顔を見て、とてもほっこりしました。■篠原涼子、大杉漣らチラ出の大物ゲスト陣毎回の豪華俳優陣のゲスト出演にもご注目。第1回目のゲストは篠原涼子。おかみさんが買い物に行って、大森が留守番をしているときに、こっそりやってきます。何やら店内のサイン色紙をふたりで物色し始めますが、おかみさんが思ったよりも早く戻ってきて、タイムオーバー。篠原はそのまま店を出ていってしまい、第1話では登場シーンは終了。はたして彼女は何のために、店を訪れたのか? これはきっと何かの伏線かと。後半では第2話でゲストだと聞いていた大杉漣もフライングで登場。ここらへんのチラ出し、侮れません!また、最後に“今日の一品”と題した、ふじのメニュー「ふじ豆腐」が登場。これは明太子(めんたいこ)とネギがトッピングされたお店の人気メニュー。温かい豆腐とプチっとした炒り明太子というめずらしい組み合わせ。『居酒屋ふじ』は、常連客が集う『深夜食堂』や、実店舗のメニューが登場する『孤独のグルメ』、ゲストが本人役で登場する『バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』らのおいしいとこどりをした、ハイブリッドなドラマではないかと。第2回放送では、西尾が思いを寄せているヒロイン鯨井麻衣役の飯豊まりえが登場。西尾の恋を応援すべく、常連たちがどう動いていくのか? そして、それにからめたおやじのどんなエピソードが登場するのか? ふじの客目線でチェックしていきたいところです。
2017年07月13日俳優の窪田正孝が10日、都内で行われた主演映画『東京喰種 トーキョーグール』(7月29日公開)のジャパンプレミアに、共演の鈴木伸之(劇団EXILE)、桜田ひより、蒼井優、大泉洋、小笠原海、白石隼也、相田翔子、柳俊太郎、前野朋哉、萩原健太郎監督とともに登場した。同作は、石田スイによる同名コミックの実写化。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種の臓器を移植されたことで、喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田正孝)が戦いの中で自分自身と向き合っていく。出演者陣は、エスカレーターに乗って現れ、丸の内ピカデリー内に敷かれたレッドカーペットに登場。集まったファンの歓声に包まれた。上映前の舞台あいさつでは、窪田が訪れたロサンゼルスでのワールドプレミアでの話題に。窪田は「びっくりしたのが、監督とプロデューサーが英語ベラベラだったんですよ。俺英語しゃべれないから、『東京喰種好きですか~!』と聞いたら、『イエーイ! フゥ~!』となったんです。好きなものから、日本の文化を学ぶんですね」と盛り上がりを説明した。またコスプレした現地ファンも多数集まり「カネキが40人くらいいて」と驚いたという窪田。「『そのマスクどちらで買われたんですか?』 と聞いたら『Internet!』って。インターネットって便利なんだな」としみじみ語っていた。窪田と激しいアクションシーンを繰り広げた、亜門鋼太朗役の鈴木は「漫画の中では腹筋が180個くらいに割れているんですよ。どうやっても6つにしか割れなくて……」とキャラクター再現の苦労を明かす。「窪田さんがすごく動ける方なので、やっててすごく楽しかったです」と振り返った。カネキを惑わし、食べようとする喰種・リゼを演じた蒼井は「もう漆黒の黒さ。楽しかったですよ。カネキくんが、ちょっとつつけば引っかかってくるから。なんか釣りをしているような感じ」と”悪女”っぷりを楽しんだ様子。また、窪田と前半でアクションを繰り広げる白石は「1番最初に本気にさせる相手なので、前半の盛り上がりとしては頑張らなきゃいけないなと」と心境を明かした。窪田は「リゼさん(蒼井)も、錦さん(白石)も色々やってくれましたね。何やっても強すぎるって感じで。やってたね~、海ね?」と小笠原に話しかけると、窪田とともに白石とのアクションシーンに臨んだ小笠原は「僕はもう、されるがままです」と苦笑していた。
2017年07月10日俳優の大泉洋が7月10日(月)、都内で行われた『東京喰種トーキョーグール』のジャパンプレミアに出席。自身が演じた役どころが、ネット上で「ピッタリ」と絶賛されていることに対し、「いや、ピッタリではない!」と苦笑し、不服を唱えた。世界累計発行部数3,000万部突破を誇る、石田スイの超人気コミックを実写化。人の姿をしながら人を喰らう怪人・喰種(グール)が巣食う東京を舞台に、地上で唯一の存在である半喰種の主人公カネキが、苦悩と葛藤を抱えながら「喰種VS人間」の壮絶バトルに身を投じる。大泉さんが演じる真戸呉緒は、 喰種を執拗に負うベテラン捜査官という役どころで、「これまで、お調子者、いいかげん、働かない役ばかりだったので、捜査官という言葉の響きだけで(オファーを)引き受けた」のだとか。ところが、その後、原作コミックを読むと「見てくれが相当ひどい!石田先生も実写化をイメージしていかないと…」とそのクセのすごさに驚いたという。さらに、大泉さんの出演が情報解禁されると、ネット上では“ハマリ役”の声があがり、大泉さんも「ピッタリではない」「ハマッていると言われると、違うと言いたい」と不服そう。実際には俳優として高い評価を得たことに、喜びをかみしめているように見えた。ジャパンプレミアには大泉さんをはじめ、主演の窪田正孝(金木研/カネキ役)、鈴木伸之(亜門鋼太朗役)、蒼井優(神代利世/リゼ役)、桜田ひより(笛口雛実役)、小笠原海(永近英良役)、白石隼也(西尾錦役)、相田翔子(笛口リョーコ役)、柳俊太郎(四方蓮示役)、前野朋哉(草場一平役)、萩原健太郎監督が勢ぞろい。窪田さんは「カネキという役を通して、作品の大きさ、重さを受け止めていますし、自分にとっては大きなチャンス。カネキは真っ白で何色にも染まっていないので、何者にもなれる。そこが魅力」と力説。先日、行われた米ロサンゼルスでの先行上映に立ちあい、「現地の熱が本当にすごかったです。僕が日本語で『東京喰種』好きですかって聞いたら、もう『イエ~~イ』って大盛り上がりで。ぜひ、その熱が日本の皆さんにも届けば。皆さんの力で、世界に羽ばたかせてください」とアピールしていた。『東京喰種トーキョーグール』は7月29日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年夏、全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年07月10日俳優の窪田正孝が10日、都内で行われた主演映画『東京喰種 トーキョーグール』(7月29日公開)のジャパンプレミアに、共演の鈴木伸之(劇団EXILE)、桜田ひより、蒼井優、大泉洋、小笠原海、白石隼也、相田翔子、柳俊太郎、前野朋哉、萩原健太郎監督とともに登場した。同作は、石田スイによる同名コミックの実写化。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種の臓器を移植されたことで、喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田正孝)が戦いの中で自分自身と向き合っていく。上映前の舞台あいさつでは、原作者・石田からのサプライズとして、窪田が演じたカネキを描いたイラストが編集の松尾淳平氏より窪田に手渡された。サプライズに驚いた窪田は、まず自分だけでイラストを確認して「やばい! え、ちょっと待って!」と大興奮。キャスト陣も「めっちゃかっこいいな!」と感嘆し、窪田は「見たい!」と騒ぐ観客に「見たいと言えば見れると思ったら大間違いだから」とS対応を見せた。イラストを観客に見せると、会場からも大歓声。大泉は「実は僕も撮影中に描いてもらったんですが、僕の顔を『水曜どうでしょう』を見て描いたらしいんですよ。すげえ間抜けな顔しているんですよ! 思いっきり俺がぼやいている口しているから」と残念がり、「こういうのが良かったなあ」と希望を語った。担当編集も「本当に間に合ってよかったな、その一言です」と言うほど、多忙な中でのイラストサプライズに、窪田は「いや~なんでしょう、ほくろもちゃんと定位置に描いてくださっていて。もう見せないですよ! 本当にありがたいです」と、独り占めしたがるくらいに喜んでした。また、今回の登壇者のイラストがこれから描かれ、公開時より入場者プレゼントとして配布されることが発表されると、登壇者たちは大喜び。大泉は「『水曜どうでしょう』じゃないのを送らないと。面白い顔ばっかりなんだもの、ネットにあがってるの」と心配していた。
2017年07月10日大人気コミック「宇宙兄弟」の作者・小山宙哉が脚本を手がけたプラネタリウム作品、「Space Dreamers ~宇宙兄弟 南波六太がやってきた!~」が、コニカミノルタプラネタリウム“満天”に登場します。宇宙に関するさまざまな疑問に、ムッタが宇宙飛行士の視点で答えてくれるオリジナルストーリーに、期待が高まります。さあ、宇宙の話をしよう。このプラネタリウム作品は、シリーズ累計1,900万部を突破した大人気コミック「宇宙兄弟」の作者・小山宙哉が脚本を手がけたオリジナル。小山さんが手がけているとあって、原作には描かれていない“裏設定”も登場するとのこと。ファンには嬉しい企画ですね。宇宙への興味をかきたてる内容と軽快なストーリー展開は、夏休みに家族で楽しむのにもぴったりです。星空と未来に思いを馳せる、贅沢な時間をすごせます。●寝転んで楽しめる人気のシート“満天”には一般シートのほかに、寝転んで鑑賞できる「芝シート」や「雲シート」があります。まるでムッタとヒビトのように、仲良く寝転んで星空を見あげるのも楽しいですよ。●ストーリームッタが宇宙飛行士として月に向かう少し前――。月を眺めて物思いにふけるムッタのは、いつも聞いているラジオ番組「モーニングレイディオ」から公開収録の出演依頼を受け取りました。その依頼を快く引き受けたムッタ。公開収録に集まった人々の「どこからが宇宙なの?」「宇宙人はいるの?」といった素朴な疑問に、宇宙飛行士ならではの視点で答えます。※本編の前に夏の星空案内が上映されます。施設・作品詳細名称:コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City所在地:東京都豊島区東池袋3-1-3営業日:不定休電話:03-3989-3546公式サイト:作品名:Space Dreamers ~宇宙兄弟 南波六太がやってきた!~上映期間:2017年7月22日(土)~8月31日(木)上映時間:約40分 10時の回(本編上映前に夏の星座案内を上映)
2017年07月04日世界累計発行部数3,000万部突破を誇る大人気コミックを、窪田正孝主演で映画化する『東京喰種トーキョーグール』。この度、CCG本局所属の一等捜査官・亜門鋼太朗役を演じる鈴木伸之の肉体美が光る、劇中トレーニング写真が一挙公開された。人の姿をしながらも人を喰らう怪人「喰種(グール)」。水とコーヒー以外で摂取できるのは人体のみ、という正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街・東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ/窪田正孝)は、ある日、事故に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故のとき一緒にいた知人のリゼという少女の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店「あんていく」で働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧島董香(トーカ/清水富美加)と出会う。「あんていく」は喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつもカネキを助ける存在となっていく。カネキは愛する人や友人とどう向き合うか葛藤する中、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの熾烈な戦いが始まるのだった…。日本だけでなく、世界37の国と地域で刊行され世界を席捲。またアニメ、舞台、ゲーム化を経て、今回待望の実写映画化。本作では、ある事件がきっかけで半喰種になってしまっカネキこと金木研役を窪田さん、ヒロインの女子高生・トーカこと霧嶋董香役を清水さんが演じるほか、蒼井優、大泉洋、村井國夫、佐々木希、浜野謙太、前野朋哉らが出演している。中でも今回注目したいのが、「劇団EXILE」のメンバーで、185cmの長身とさわやかな笑顔をトレードマークに、女性ファンを中心に熱い支持を集め、先日最終回を迎えた「あなたのことはそれほど」ではヒロインの不倫相手を演じ大きな話題となった鈴木さん。本作で鈴木さんが演じているのは、喰種対策法を背景に活動する国の行政機関である、CCG本局所属の一等捜査官・亜門鋼太朗役。秀才かつ高い格闘能力を持つエリート捜査官で正義感が強く、「世界を歪めているのは喰種」という考えから必要なまでに喰種を追い詰めていくという役どころだ。彼は、常にトレーニングで体を鍛えており、その姿は喰種被害者やその遺族を思い、悲しみや怒りをぶつけるかのよう…。公開された劇中でのトレーニング姿からも、その凄まじい気迫が伝わるようだ。鈴木さんは、クランクインの1か月ほど前からアクション稽古を行っており、そのトレーニングはこれまで経験したことないほど過酷だったそう。朝から晩まで、これでもかと肉体を痛めつけ鍛え上げられた肉体美は必見だ。『東京喰種トーキョーグール』は7月29日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年夏、全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年06月26日2017年10月2日(月)より放送が始まるNHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」の出演者第2弾の発表会見が行われ、広瀬アリス、大野拓朗、鈴木京香、藤井隆ほかが大阪編からドラマに参加することが発表された。ドラマは5月19日に京都市・東寺でクランクイン。約1か月に渡って京都府内を中心にロケ撮影が行われ、5月末から大阪のスタジオでの撮影がスタートしている。今回の会見には、広瀬さん、大野さん、鈴木さん、藤井さんの4人とヒロイン・藤岡てん役の葵わかな、彼女と二人三脚で寄席の経営へと歩み出す夫・北村藤吉役の松坂桃李が出席。ドラマへの意気込みを語った。連続テレビ小説初出演となる広瀬さんは幼い頃から旅回りの芸人一座に所属し、娘義太夫で人気を博す秦野リリコ役を演じる。藤吉とは幼馴染で、てんの恋のライバルとなる広瀬さんは「てんちゃんを演じる葵さんに実際にお会いして、こんな可愛らしい人をいじめるのかと(笑)」とコメント。ドラマの中では藤吉を巡っててんと火花を散らすが、少しずつ2人の間に友情が芽生えていく役柄とのことで「自分でも“リリコはいい子だな”と思えるようになればいいなと思っています」と語った。いまの漫才に通じる“しゃべくり漫才”を生み出すことになる芸人キースを演じる大野さんは「ずっと“面白い人間になりたい”と思いながらも真面目に生きてきた自分が、キースという頭の回転が良くて行動力のある役柄に抜擢していただけるとは」と驚きの気持ちを明かした。舞台上でまったくウケない芸人で、のちに“夫婦漫才”のパイオニア的存在になる万丈目吉蔵役を演じることになった藤井さんは「“まったくウケない芸人役”と聞きまして、私は何の練習もいらないなと(笑)。このままでいけばいいんだと安心しております!」と語り、共演者の笑いを誘った。藤吉の母として、ヒロインとは嫁姑の関係になる北村啄子を演じる鈴木さんは、平成3年度のNHK連続テレビ小説「君の名は」でヒロインを演じた経験もあり「『君の名は』撮影中に、スタッフの方から“ヒロインの母親役でドラマに帰ってきてな”とよく言っていただきましたが、素敵な息子の母親、素敵なヒロインのイケズなお姑役で、また連続テレビ小説に出させていただきます」と自身のエピソードとともにドラマへの意気込みを語った。新たに出演者を迎えることとなったヒロインの葵さんは「いま撮影中で“これからどんなドラマになるんだろう”と自分でも楽しみなんですけど、大阪編のキャストの方々が発表されて、さらに楽しく賑やかなドラマになりそうなので、いまから撮影がとても楽しみです」とコメント。藤吉役の松坂さんは「みなさんと一緒にお芝居することで、これまでと違った面白さとテンポ感が生まれるのかなと思うとすごく楽しみです」とこれからの撮影についての期待を語った。さらにこの会見には、てんの従兄弟・武井風太を演じる濱田岳が記者として参加。会見の途中で司会者から促された濱田さんは「広瀬さんは濱田岳さんとは『釣りバカ日誌』以来の共演だと思いますが、率直に彼のことが好きかどうか教えてください。あと松坂さん、お住いのご住所を教えてください」と共演者ならではの直球な質問を共演者に浴びせて会見を盛り上げた。またこの日は会見に出席したキャスト以外にも、大阪編の出演者が発表され、大野さん演じるキースの相方となる芸人アサリ役に前野朋哉、吉蔵の妻・万丈目歌子役に枝元萌、興行師・寺ギン役として、漫才コンビ「矢野・兵動」の兵動大樹の出演がアナウンスされた。連続テレビ小説「わろてんか」は明治後期から昭和初期の大阪を舞台に、日本で初めて“笑い”をビジネスにした吉本興業創業者・吉本せいの半生をモチーフに、近代化や戦争など日本が歴史の渦に巻き込まれた過酷な時代を“笑い”で駆け抜けた人々の暮らしを描き出していく。連続テレビ小説第97作目となる「わろてんか」は10月2日(月)~2018年3月31日(土)全151回放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月16日歌舞伎俳優の市川海老蔵が9日、東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンにて、「第四回自主公演 ABKAI 2017」の公開舞台稽古後に参加。稽古後に取材に応じ、同公演に出演予定の長女の麗禾ちゃんと長男の勸玄くんについて言及した。通行人として出演予定だという2人について、海老蔵は「今日の夜来るかもしれないし、明日の昼来るかもしれないし、まぁ1回くらい来るんじゃないかな」とコメント。「(山田)純大さんと前野(朋哉)さんが立っていて僕が通行するところがあるんです。そこをせがれや娘と通れれば」と話し、「一応浴衣は用意している」と明かした。そして、出演日について「その日にならないとわからない?」と聞かれると、「そんなもんですよね、子供だから」と返し、「お客さんは楽しみですね」と言われると、「来なかったときの落胆ぶりの方が大きいですよね」と笑いを誘った海老蔵。出演の経緯を聞かれると「五右衛門が大好きなんですって。五右衛門見たいって」と説明した。子供たちは公演に向けて特に練習はしていないそうで、「歩くだけなので」と心配していない様子。長男の勸玄くんは東京・歌舞伎座の「七月大歌舞伎」で役を演じることも決定しており、そちらについては「形をつけないといけない」と言い、歌舞伎史上最年少となる宙乗り挑戦に向けて「稽古しています」と明かした。「第四回自主公演 ABKAI 2017」は6月9日~25日、Bunkamura シアターコクーンにて上演。この日の取材には、海老蔵のほか、中村壱太郎、市川右團次、中山優馬、前野朋哉、山田純大も出席した。
2017年06月09日俳優の中山優馬が9日、歌舞伎役者・市川海老蔵の第四回自主公演『ABKAI 2017』公開舞台稽古、及び囲み取材に、海老蔵、中村壱太郎、市川右團次、前野朋哉、山田純大とともに登場した。同公演は、"伝統の継承"と"新時代の歌舞伎の創造"を積極的に取り組んでいる十一代目市川海老蔵が企画・製作を行う自主公演。2013年夏に第一回が行われ、今回が第四回目となり、『石川五右衛門外伝』を上演する。中山は海老蔵演じる五右衛門と敵対する柳生宗矩の息子・柳生十兵衛を演じ、凛々しい立ち姿を見せる。涼やかな目線で客席を駆け回りながら、海老蔵と刀を交えた。対する海老蔵は若々しくも貫禄のある姿で、巨大ねぶたの上から「絶景かな」と名調子。アクロバティックな忍者や、津軽三味線、日本舞踊の専門家を招き、華やかな舞台をつくりあげた。初歌舞伎となった中山は「すごく緊張しました。このゲネプロだけでも、出る前に(心臓が)バクバクバクバクなって、ずっと台詞と殺陣の確認をしてました」と苦笑。白塗りのメイクで登場したが、「海老蔵さんに教えていただきながら」と明かした。レポーターから"洋風なお顔"と評されると、驚きながらも「お化粧させていただくと、より一段と気合いも入るし、緊張もする」と心境を吐露。海老蔵が「洋物の顔だけど関西弁入った」と混ぜっ返すと、「関西なんで、隠しきれない部分が」とおちゃめな笑顔を見せた。見得にも挑戦した中山は「本当に練習したんですけど、やっぱり見るのと全然違って、やるのはすごく筋力もいるので、こんなにきついものなんだなというのは初めて知りました。みなさんに教えていただいています」と感謝を表した。今回は中山、前野、山田と歌舞伎役者ではない俳優が3名出演していたが、海老蔵は「みなさんセンスがいいですよ。中山さんは我々が感じたことを『このようになさったらどうですか』というとすぐできますし」と称賛する。さらに壱太郎が「中山さん、山田さん、前野さんから毎日刺激をもらえる。『歌舞伎ってこうだ』と思い切っていることがたくさんあったけど、そうじゃない、『伝えるってことはこうだ』と」と受けた刺激を語ると、海老蔵は「学者みたいなこと言うね」と感心していた。公演は6月9日~25日、Bunkamuraシアターコクーンで行われる。
2017年06月09日歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が9日、東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンで行われた「第四回自主公演 ABKAI 2017」の公開舞台稽古後に取材に応じ、肺腺がんの手術を終えて退院した歌舞伎俳優の中村獅童(44)と連絡をとりあったことを明かした。海老蔵は、獅童について聞かれると、「『お茶しよう』って言ってましたから、だいぶ調子はいいんでしょうね。けっこう早い段階でうまくいったらしく」とホッとした様子。「私もタイミングで連絡して、『よかったね』って話して、『どうなの』って言ったら、『大丈夫だよ』って」とやりとりを説明した。そして、「お茶しに行こう」という約束について、「まだ私もバタバタしていて、彼も病み上がりなので、(公演の)中日くらいにお茶でも行こうかと」と海老蔵。「でも、よかったです。本当に」と続けた。海老蔵は先月18日にブログで、「かなしかった、最初に聞いたとき、自分の事のように」と獅童の病についてつらい思いを吐露。「必ず元気になって共に舞台に立つと友と強く約束しました」とつづっていた。「第四回自主公演 ABKAI 2017」は6月9日~25日、Bunkamura シアターコクーンにて上演。この日の取材には、海老蔵のほか、中村壱太郎、市川右團次、中山優馬、前野朋哉、山田純大も出席した。
2017年06月09日石田スイの大人気コミックを原作に、窪田正孝主演で映画化する『東京喰種トーキョーグール』。この度、本作の新たなキャストとして白石隼也、古畑星夏、前野朋哉、ダンカン、岩松了と5人の出演者が発表。それぞれ、出演決定の喜びを語るコメントも到着した。人の姿をしながらも人を喰らう怪人「喰種(グール)」。水とコーヒー以外で摂取できるのは人体のみ、という正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街・東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ/窪田正孝)は、ある日、事故に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故のとき一緒にいた知人のリゼという少女の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店「あんていく」で働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧島董香(トーカ/清水富美加)と出会う。「あんていく」は喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつもカネキを助ける存在となっていく。カネキは愛する人や友人とどう向き合うか葛藤する中、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの熾烈な戦いが始まるのだった…。キャストには、ある事件がきっかけで半喰種になってしまったカネキこと金木研役の窪田さん、ヒロインのトーカこと霧嶋董香役を清水富美加が演じるほか、鈴木伸之、蒼井優、大泉洋らがすでに発表されている本作。今回新たに決定した白石さんが演じるのは、カネキと「超特急」の“カイ”こと小笠原海が演じるヒデの大学の先輩・西尾錦役。普段は人間と同じように生活をするも、実は彼も喰種。ヒデを襲い、カネキと戦うことに…。「仮面ライダーウィザード」シリーズの主演で注目を集め、「グッドモーニング・コール」や大河ドラマ「真田丸」に出演する白石さん。現場での雰囲気については、「萩原監督を始めスタッフ、キャストの方々の“東京喰種”愛が物凄いです。この熱量で作っていったら必ず面白いものが出来るだろうなぁ」と明かし、「そんな中で、西尾錦という魅力的なキャラクターを演じられたこと非常に光栄でした」とふり返る。また、トーカの親友・小坂依子役には、モデルであり「咲-Saki-」や『一週間フレンズ。』でなど女優としても活動している古畑さん。彼女はトーカが喰種とは知らず、得意な手料理で喜ばせようとするという役どころ。原作をもともと知っていて、出演決定時は素直にとても嬉しかったと話す古畑さんは、「依子ちゃんのほわんとしてる感じや、トーカちゃんを気にかける優しい部分が出せればと思いながら取り組みました」と役作りを語り、「恐ろしくて切なくて、感情移入できる映画なので、ぜひいろんな方に観て頂きたいです」と呼びかけた。そのほか、20区支部の捜査官・草場一平役に前野さん、喰種研究家・小倉久志役にダンカンさん、リゼに襲われ重症を負ったカネキを処置した医者・嘉納明博役を岩松さんが扮する。 萩原健太郎監督の長編映画ずっと楽しみにしていたと言う前野さんは、「本当に光栄です。出演してますがどうなってるのか想像つかないので、みなさんと早く劇場で観たいです!」と公開が待ち遠しいと話し、ダンカンさんは「喰種のことを誰よりもこの世界で知っている 喰種評論家の小倉久志のダンカンですハハハハハ…。 喰種は人を喰い生きていますが、小倉ちゃんは人を喰ったような評論で生きていきま~す!! 」とコメントしている。『東京喰種トーキョーグール』は7月29日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年夏、全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年05月30日人気声優の前野智昭と山下大輝が、本日5月9日(火)より発売、いま話題のPERSONの素顔に迫るPHOTOマガジン「TVガイドPERSON vol.57」に登場。この度、本誌から未公開カットが公開された。「TVガイドPERSON」では、昨年8月より“男性声優”のシリーズ連載「VOICE PERSONS」がスタート。大好評により今年3月には“こんな声優、見たことない!”を標榜した男性声優だけのグラビア誌「TVガイドVOICE STARS」も創刊され話題を集めた。そして今回、声優特集に登場するのが、「暁のヨナ」「不機嫌なモノノケ庵」などのアニメ作品はもちろん、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのピーター・パーカー/スパイダーマン(アンドリュー・ガーフィールド)、『ハンガー・ゲーム』シリーズのフィニック・オデイル(サム・クラフリン)などの吹き替えも担当する前野さんと、「弱虫ペダル」「僕のヒーローアカデミア」や現在放送中の「覆面系ノイズ」「Re:CREATORS」に出演する山下さんだ。本誌では、昨年公開されスクリーンに向かって声援を送る“応援上映”というスタイルで大反響を巻き起こした劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の最新作『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』が6月10日(土)に公開されるということで、そのキャストを代表して“速水ヒロ役”の前野さんが、8Pグラビアを飾っている。全身白い衣装に身を包んだ前野さんは、満開の桜の木の下で美しく舞うほか、憂いを帯びた表情に超接近した写真には思わずドキッ。また、ロングインタビューでは本作でも共演し、デビュー前の養成所で同級生だったという声優・柿原徹也を「“戦友”と呼べる数少ない仲間」と称えるほか、「生活的には落ち着きたいけど、声優としては落ち着きたくない」といった決意、さらには“結婚観”なども打ち明けている。そして、現在放送中のTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」で主人公の緑谷出久役を演じているほか、様々な作品でメインキャストを務めるいま注目の若手声優の山下さんは、普段の声の印象からは少年っぽさを感じさせつつも、8Pにわたるグラビアでは大人っぽい表情も垣間見える。「僕のヒーローアカデミア」にちなんだインタビューでは、番組名にかけて自身にとってのヒーローは誰か直撃。すると、まさかの「ハンバーグ」と回答。その理由とは…?また、好きなタイプとして「自分というものを確立した真っすぐな人」を挙げるなど、“理想の女性像”も語っている。なお、今号の表紙を飾るのは5月28日(日)から上演の舞台「俺節」で主演を務める「関ジャニ∞」安田章大。そのほか、福士蒼汰、「A.B.C-Z」、「劇団EXILE」青柳翔、淵上泰史、永野芽郁らが本誌に登場する。「TVガイドPERSON vol.57」は5月9日(火)より発売中。(cinemacafe.net)
2017年05月09日清水富美加と松井玲奈のW主演映画『笑う招き猫』が4月29日(土・祝)に公開を迎え、松井玲奈、落合モトキ、前野朋哉、飯塚健監督らが舞台挨拶に登壇した。清水さんと松井さんが女流漫才コンビを演じる本作。公開前には清水さんによる、幸福の科学への“出家”宣言などがあり、思わぬ形で注目を浴びることに…。飯塚監督は「すでに報道されているようにいろいろありまして、だから今日を迎えられてよかったです」と無事に公開にこぎつけたことにホッとした様子。「松井が宣伝を一人で頑張ってくれました。いろんな思いがあって嬉しいです」と作品を背負って立った松井さんをねぎらった。トークでは、“招き猫”にちなんで「○○を招いてしまう」というお題が投げかけられたが、飯塚監督は思わず「トラブル(を招きこむ)…と言いたいけど、誤解を招きそうですね」と苦笑交じりに語る一幕も…。松井さんは同じ質問に「空耳を招いてしまいます」と告白。この日も、舞台挨拶開始前に登壇陣のひとりが「トイレ入るの不可能だった」と語ったのが、なぜか松井さんの耳には「トイレに福山雅治がいた」と聞こえたそう…。「スペシャルゲストで福山雅治が来るんだ!ここで一曲歌ってくれるのかと思った(笑)」とかなりの空耳っぷりを告白し、会場は笑いに包まれた。最後に松井さんは「出てくる登場人物みんな、何かに挑戦し、挫折してももう一度、立ち上がって、やりたいことに向かっていく物語です。笑いながら勇気をもらっていただければ」とアピール。飯塚監督も「いろんな世代の人が何かを『やめる』決断をする映画ですが、後ろ向きじゃなく、前進のために決断します。何かを感じていただけたら」と呼びかけた。『笑う招き猫』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:笑う招き猫 2017年4月29日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 山本幸久/集英社・「笑う招き猫」製作委員会
2017年04月29日4月29日公開の映画『笑う招き猫』の完成披露上映会舞台あいさつが18日、東京・新宿の武蔵野館で行われ、松井玲奈、落合モトキ、前野朋哉、お笑いコンビ・なすなかにしの中西茂樹と那須晃行、 東京03の角田晃広、 飯塚健監督が出席した。山本幸久の同名小説をドラマ化した『笑う招き猫』(TBS系)の劇場版となる本作は、ドラマ版に続いて松井玲奈と幸福の科学に出家して芸能界を引退した清水富美加のダブル主演作。松井と清水が扮したお笑いコンビ"アカコとヒトミ"の愛と友情を、笑いと愛情を交えて描き出す。本作を手掛けた飯塚監督は「こうして誰一人欠けることなくこの日を迎えることができて嬉しく思います」と清水がいないことを自虐ネタで笑い飛ばし、「映画はドラマから180度違うもので、いろんなタイミングもありますが、辞めるということがテーマになっています。色んな状況に置かれている人が次の人生に前向きに進むために辞める決断をしていく物語となっています」と本作について紹介。清水とともにダブル主演を果たした松井は「お客さんに見ていただくのは初めてなのでドキドキしています。ドラマを見ていただいた方はドラマのイメージが続くと思いますが、ドラマと映画のテーストは違うものになっているので、お笑い芸人のアカコとヒトミが一生懸命売れようとしている姿や、周りの人たちも挫折しながら前を向いて進んでいく姿が描かれている素敵な映画になっています。ぜひ皆さんに楽しんでいただければと思います」とアピールした。お笑いコンビが主人公ということで、舞台あいさつには大喜利コーナーを実施し、松井扮するアカコがブリを持っている写真や松井、落合モトキ、荒井敦史が生垣から顔を出している写真から連想する面白いことをキャスト陣が披露することに。3人の写真から角田が「元気そうだね! 富美加ちゃん!」と発すると、松井は後ろを向きながら「良かった!」と絶賛していた。映画『笑う招き猫』は、4月29日より全国公開。
2017年04月19日北野武監督最新作の映画『アウトレイジ 最終章』の新キャストが18日、発表された。『アウトレイジ』シリーズは、北野監督が初めて手掛けたシリーズプロジェクトで、裏社会の男たちの抗争を描いた究極のバイオレンス・エンタテインメント。最新作では、ビートたけし演じる主人公の大友が、関東の山王会と関西の花菱会の巨大抗争後、韓国に渡り、フィクサーの張会長のもとに身を寄せる。そこに、韓国出張中の花田(花菱会)がトラブルを起こし、張会長の手下を殺してしまう。これをきっかけに、張会長 vs 花菱会という一触即発の様相を呈する中、花菱会では内紛が勃発。そんな中、大友が日本に戻ってくる、というストーリーが展開する。今回発表された新キャストは、大友を慕う韓国・済州島グループの市川役に大森南朋、花菱会の花田役にピエール瀧、花菱会の幹部である若頭補佐の森島役に岸部一徳、花菱会の会長・野村役に大杉漣、花田の手下・丸山役に原田泰造、山王会の傘下・木村組の吉岡役に池内博之の6人となる。北野作品には初出演となるピエールは「全スタッフの見事なチームワーク、痺れるような本番の緊張感、そして時折垣間見ることができた監督の作品への姿勢と愛情、どれもが自分にとって素晴らしい体験でした。顔面世界遺産とも言える役者陣の"顔バトル"は、とにかく必見です」とコメント。大森は「役者を始めた頃からずっと北野監督の映画に憧れていました。今回は、念願叶ってバイオレンス。念願叶ってアウトレイジ。もうこんな幸せな事はありません。北野組の撮影現場、たけしさんの横で『あぁオレ、今夢が叶ってるぅぅ』って スゲェ小さい声で呟いてましたもん」と喜びを語っている。また、公開日も10月7日(土)に決定し、新キャスト発表に合わせて新映像も公開。各出演者が登場し"顔バトル"が垣間見られる内容となっている。
2017年04月18日桃太郎(松田翔太)、浦島太郎(桐谷健太)、金太郎(濱田岳)、そして鬼(菅田将暉)らでお馴染みのau「三太郎」シリーズから、これまでのCM楽曲が一挙に刷新され、新曲4曲が登場!?4月1日(土)から4月7日(金)までの1週間限定で公開されている。新しいCM楽曲は、「WANIMA」による「やめてみよう」、“AICHOLTZ”による「みんながみんな英語」、“ニセ太郎”による「グミの声」、“菅田偽暉”による「見たこともないレシピ」という新進気鋭の4組による、どこかで聴いたことのあるようなタイトルばかり――。「WANIMA」は、熊本出身のスリーピース・ロック・バンド。2017年第1弾のキャラ総出演CMに起用された楽曲「やってみよう」でお馴染み。また、AICHOLTZことマリナ・アイコルツは、2015年の本CMスタート時から独特のイントネーションでナレーターを務めてきた女優で歌唱力も抜群。そして、「海の声」の浦島太郎ならぬ“ニセ太郎”、「見たこともない景色」の菅田将暉ならぬ“菅田偽暉”に扮するのは、本CMの一寸法師役で話題の俳優・前野朋哉。作詞は“篠原嘘”として、オリジナルCM楽曲と同様に篠原誠が担当、絶妙な歌詞がオリジナルにも負けない(?)世界観を生み出している。「やってみよう」は新しいスタートにぴったりの楽曲だが、新曲「やめてみよう」について、「WANIMA」は「心の中に秘めている、言うに言えないことを言ってみちゃってもいいと思います!『やってみよう』と同様に、前向きな気持ちになってほしいと思っています」とコメント。レコーディング収録を「全国の皆さんに届けたいという気持ちがあったので、すごい緊張しました」とふり返り、「歌いまわしも、やめさせたい感じで歌うことが難しかったです。やめてみたいという気持ちがないと、やってみようという気持ちが生まれないので、反対側なのですが、どっちも大切ということで、自分たちからレコーディングさせてくれとお願いしました」と語る。ちなみに、いま“やめてみよう”と思っているのは「ダイエットです!」。一方、初めてのレコーディングに挑んだのは、“一寸”こと前野さん。最初は緊張しながらも、「どんどん歌うにつれて気持ちが盛り上がって、気持ちよくなってきちゃいました。(レコーディング中に)自分から『もう1回行かせてください!』と言っちゃったりして、楽しかったです」とノリノリ。「普段はロックをカラオケで歌うので『見たこともないレシピ』のほうが自分のノリに近くて、歌っていて気持ちよかったです」と語る。そんな前野さんが思う「グミの声」とは、「声のキーは高そうですよね。『イート ミー!僕を食べて!』(高音)みたいな感じですかね」と語り、「海の声」には「だいぶインスパイアはされてますよね。あれをきっかけに僕は僕なりに歌っていければ良いと思っています」と意気込む。また、「見たこともないレシピ」には、「いっぱい混ぜてるイメージですね。ボルシチとか、カレーとかですね」と思いを込めたという。ちなみに、前野さんにとって最も印象深い“だまされた”エピソードは…?「三太郎CMの一寸法師の役が決まったときにすごく嬉しかったのですが、あのメンバーの並びに入れるとはイメージできなくて、ずっとだまされていると思っていました」と明かす。「しかも、4月1日に衣装合わせがあって、マネージャーと『うそなんですかね…』と話しながら向かったのを覚えています」。au“新CM楽曲”4曲はスペシャルサイト、公式YouTubeチャンネルにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年04月01日