4月29日公開の映画『笑う招き猫』の完成披露上映会舞台あいさつが18日、東京・新宿の武蔵野館で行われ、松井玲奈、落合モトキ、前野朋哉、お笑いコンビ・なすなかにしの中西茂樹と那須晃行、 東京03の角田晃広、 飯塚健監督が出席した。山本幸久の同名小説をドラマ化した『笑う招き猫』(TBS系)の劇場版となる本作は、ドラマ版に続いて松井玲奈と幸福の科学に出家して芸能界を引退した清水富美加のダブル主演作。松井と清水が扮したお笑いコンビ"アカコとヒトミ"の愛と友情を、笑いと愛情を交えて描き出す。本作を手掛けた飯塚監督は「こうして誰一人欠けることなくこの日を迎えることができて嬉しく思います」と清水がいないことを自虐ネタで笑い飛ばし、「映画はドラマから180度違うもので、いろんなタイミングもありますが、辞めるということがテーマになっています。色んな状況に置かれている人が次の人生に前向きに進むために辞める決断をしていく物語となっています」と本作について紹介。清水とともにダブル主演を果たした松井は「お客さんに見ていただくのは初めてなのでドキドキしています。ドラマを見ていただいた方はドラマのイメージが続くと思いますが、ドラマと映画のテーストは違うものになっているので、お笑い芸人のアカコとヒトミが一生懸命売れようとしている姿や、周りの人たちも挫折しながら前を向いて進んでいく姿が描かれている素敵な映画になっています。ぜひ皆さんに楽しんでいただければと思います」とアピールした。お笑いコンビが主人公ということで、舞台あいさつには大喜利コーナーを実施し、松井扮するアカコがブリを持っている写真や松井、落合モトキ、荒井敦史が生垣から顔を出している写真から連想する面白いことをキャスト陣が披露することに。3人の写真から角田が「元気そうだね! 富美加ちゃん!」と発すると、松井は後ろを向きながら「良かった!」と絶賛していた。映画『笑う招き猫』は、4月29日より全国公開。
2017年04月19日北野武監督最新作の映画『アウトレイジ 最終章』の新キャストが18日、発表された。『アウトレイジ』シリーズは、北野監督が初めて手掛けたシリーズプロジェクトで、裏社会の男たちの抗争を描いた究極のバイオレンス・エンタテインメント。最新作では、ビートたけし演じる主人公の大友が、関東の山王会と関西の花菱会の巨大抗争後、韓国に渡り、フィクサーの張会長のもとに身を寄せる。そこに、韓国出張中の花田(花菱会)がトラブルを起こし、張会長の手下を殺してしまう。これをきっかけに、張会長 vs 花菱会という一触即発の様相を呈する中、花菱会では内紛が勃発。そんな中、大友が日本に戻ってくる、というストーリーが展開する。今回発表された新キャストは、大友を慕う韓国・済州島グループの市川役に大森南朋、花菱会の花田役にピエール瀧、花菱会の幹部である若頭補佐の森島役に岸部一徳、花菱会の会長・野村役に大杉漣、花田の手下・丸山役に原田泰造、山王会の傘下・木村組の吉岡役に池内博之の6人となる。北野作品には初出演となるピエールは「全スタッフの見事なチームワーク、痺れるような本番の緊張感、そして時折垣間見ることができた監督の作品への姿勢と愛情、どれもが自分にとって素晴らしい体験でした。顔面世界遺産とも言える役者陣の"顔バトル"は、とにかく必見です」とコメント。大森は「役者を始めた頃からずっと北野監督の映画に憧れていました。今回は、念願叶ってバイオレンス。念願叶ってアウトレイジ。もうこんな幸せな事はありません。北野組の撮影現場、たけしさんの横で『あぁオレ、今夢が叶ってるぅぅ』って スゲェ小さい声で呟いてましたもん」と喜びを語っている。また、公開日も10月7日(土)に決定し、新キャスト発表に合わせて新映像も公開。各出演者が登場し"顔バトル"が垣間見られる内容となっている。
2017年04月18日桃太郎(松田翔太)、浦島太郎(桐谷健太)、金太郎(濱田岳)、そして鬼(菅田将暉)らでお馴染みのau「三太郎」シリーズから、これまでのCM楽曲が一挙に刷新され、新曲4曲が登場!?4月1日(土)から4月7日(金)までの1週間限定で公開されている。新しいCM楽曲は、「WANIMA」による「やめてみよう」、“AICHOLTZ”による「みんながみんな英語」、“ニセ太郎”による「グミの声」、“菅田偽暉”による「見たこともないレシピ」という新進気鋭の4組による、どこかで聴いたことのあるようなタイトルばかり――。「WANIMA」は、熊本出身のスリーピース・ロック・バンド。2017年第1弾のキャラ総出演CMに起用された楽曲「やってみよう」でお馴染み。また、AICHOLTZことマリナ・アイコルツは、2015年の本CMスタート時から独特のイントネーションでナレーターを務めてきた女優で歌唱力も抜群。そして、「海の声」の浦島太郎ならぬ“ニセ太郎”、「見たこともない景色」の菅田将暉ならぬ“菅田偽暉”に扮するのは、本CMの一寸法師役で話題の俳優・前野朋哉。作詞は“篠原嘘”として、オリジナルCM楽曲と同様に篠原誠が担当、絶妙な歌詞がオリジナルにも負けない(?)世界観を生み出している。「やってみよう」は新しいスタートにぴったりの楽曲だが、新曲「やめてみよう」について、「WANIMA」は「心の中に秘めている、言うに言えないことを言ってみちゃってもいいと思います!『やってみよう』と同様に、前向きな気持ちになってほしいと思っています」とコメント。レコーディング収録を「全国の皆さんに届けたいという気持ちがあったので、すごい緊張しました」とふり返り、「歌いまわしも、やめさせたい感じで歌うことが難しかったです。やめてみたいという気持ちがないと、やってみようという気持ちが生まれないので、反対側なのですが、どっちも大切ということで、自分たちからレコーディングさせてくれとお願いしました」と語る。ちなみに、いま“やめてみよう”と思っているのは「ダイエットです!」。一方、初めてのレコーディングに挑んだのは、“一寸”こと前野さん。最初は緊張しながらも、「どんどん歌うにつれて気持ちが盛り上がって、気持ちよくなってきちゃいました。(レコーディング中に)自分から『もう1回行かせてください!』と言っちゃったりして、楽しかったです」とノリノリ。「普段はロックをカラオケで歌うので『見たこともないレシピ』のほうが自分のノリに近くて、歌っていて気持ちよかったです」と語る。そんな前野さんが思う「グミの声」とは、「声のキーは高そうですよね。『イート ミー!僕を食べて!』(高音)みたいな感じですかね」と語り、「海の声」には「だいぶインスパイアはされてますよね。あれをきっかけに僕は僕なりに歌っていければ良いと思っています」と意気込む。また、「見たこともないレシピ」には、「いっぱい混ぜてるイメージですね。ボルシチとか、カレーとかですね」と思いを込めたという。ちなみに、前野さんにとって最も印象深い“だまされた”エピソードは…?「三太郎CMの一寸法師の役が決まったときにすごく嬉しかったのですが、あのメンバーの並びに入れるとはイメージできなくて、ずっとだまされていると思っていました」と明かす。「しかも、4月1日に衣装合わせがあって、マネージャーと『うそなんですかね…』と話しながら向かったのを覚えています」。au“新CM楽曲”4曲はスペシャルサイト、公式YouTubeチャンネルにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年04月01日現在“95歳”、千葉県最東端を走るローカル線・銚子電鉄。“生誕100歳”に向け走り続ける銚子電鉄を背景に描かれる『トモシビ銚子電鉄6.4kmの軌跡』からポスタービジュアルと予告映像が解禁となった。高校生の椎名杏子(松風理咲)は、父を亡くし、母(富田靖子)と2人で銚子の街で暮らしていた。彼女が企画した「銚子電鉄と高校生ランナーとのレース勝負」が、地元メディアにも注目され、地元の期待も高まる中、最後のランナーだけが決まらず焦る杏子。時を同じくして、人生に疲れ果て、ふと銚子を訪れた1人の女性キミエ(植田真梨恵)の美しさに目をとめる電車“撮り鉄”青年の熊神(前野朋哉)。荒れた生活を送るキミエの世話をする熊神だったが、キミエを少しずつ理解し、徐々に2人の距離も近づいていく。一方、“銚電”の名にかけても、その勝負に負けられない銚子電鉄側では、万全の準備を期していたが、まさかの部品故障が発生。運転士の磯崎(有野晋哉)がレースを諦めかけたとき、母と親しくする磯崎を疎ましく思っていた理咲が言い放つ…。そして、レース当日、それぞれの想いを乗せて、彼らは走る、走る――。高校生ランナーと銚子電鉄の競争を企画した女子高校生・杏子、銚子電鉄の運転士の磯崎洋一、地元の“撮り鉄”青年・熊神守、街にふと現れたキミエら、高校生ランナーチームと銚電との競争を軸に、やがて各々のエピソードが交わっていくさまを、『の・ようなもの のようなもの』で監督デビューを果たした杉山泰一が描き出す。予告映像では、本作の見せ場となる、高校生による銚子電鉄との緊迫の“駅DEN”の模様が垣間見られる映像が盛り込まれている。のどかな景色、素朴な人々との対比が印象的だ。また、先日発表されたキミエ役・植田真梨恵の書き下ろし曲「灯」が登場人物たちの想いを軽快に盛り上げていく。本作で俳優として本格的な演技を披露する、有野晋哉(よゐこ)の決まりすぎている運転士姿も見逃せない。ポスタービジュアルでは、鉄道ファンから人気の高い銚子電鉄の代表的な車両の顔をモチーフにしたもの。「走る、走る。想いを乗せて。」のコピーにも心躍る、100歳を目指す銚子電鉄を応援するようなビジュアルとなっている。『トモシビ銚子電鉄6.4kmの軌跡』は5月6日(土)よりイオンシネマ銚子、イオンシネマ幕張新都心にて先行公開、5月20日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月26日『東のエデン』『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズの神山健治監督の最新オリジナルアニメーション『ひるね姫~知らないワタシの物語~』が3月18日(土)に公開を迎え、神山監督と声優を務めた高畑充希、満島真之介、江口洋介、前野朋哉、高橋英樹が舞台挨拶に登壇した。東京五輪の開幕直前の2020年を舞台にした本作。瀬戸内海にのぞむ岡山県倉敷市で父と暮らすごく普通の女子高生ココネが夢と現実の世界を行き来しながら、突然、逮捕されてしまった父の救出を目指すと共に、自身の家族の秘密を解き明かしていく。高畑さんは、自身が演じたココネを「昼寝好き」と説明し「私も学生時代、ずっと寝ていたので通ずるものがありました(笑)」と明かす。「彼女は全然、最初から最後まで変わりません。それが周りを変えていく。チャーミングな役をやらせてもらえて幸せです」と笑顔を見せた。満島さんは「沖縄出身なのでシーサーも連れてきました!」と胸にシーサーのデザインの入ったジャケットで気合十分。「神山さんとの出会いは人生における素晴らしい出会いになりました。劇場版の声優を務めるのは初めてですが『ついにこの日が来たか』と胸がいっぱいです」と感激を口にした。前野さんは、ココネの地元・岡山県倉敷市の出身とあって、本作の公開に感慨もひとしおのよう。監督、満島さんと共に岡山での試写会にも出席したが「(映画で描かれる町は)僕にとっては子どもの頃からよく見ている風景。地元のみんなも喜んでいて、熱が伝わってきました」と満面の笑み。この日のボンタンズボンも「意味があります」とニヤリ。江口さんはアニメの声優は初めてだったが、4年をかけて製作された本作への参加に「細かく積み上げていく制作過程を見せていただき、最後の最後に僕らが声を入れる。最後の色付けのようで、きっちりやらなきゃと思いました」と振り返った。高橋さんは3度目の声優となった本作で、自動車会社の会長にして、夢の世界では王様の役を演じたが「いままでは怪物、馬だったので、度目でようやく会長、王様といういい役をもらいました」と語り、会場は笑いに包まれた。神山監督は本作が夢をテーマにしていることに触れ「夢って僕にとってはリアルなもの。アーサー・C・クラークが『よくできた科学技術は魔法と見分けがつかない』と言ってますが、その言葉を思い浮かべながら、夢はよくできた現実だと思って作りました」と語った。高畑さんは、ココネとして主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」を、忌野清志郎(※名義はタイマーズの忌野清志郎によく似ているZERRY)の日本語歌詞で歌っているが、これは神山監督が「作品のテーマを託したい」と熱望して実現したもの。改めてこの主題歌を監督は「映画を締めくくるダイアローグ」と語り、高畑さんの歌について「うまいのは知っていたけど、こんなに素晴らしく歌っていただいて…」と感激を口にする。高畑さんは当初、これだけの名曲を歌うことに「そんなチャレンジ…怖い!」と思ったそうだが、監督の想いを受け「これは歌わねばなるまい」と覚悟を決めたという。「母に込めたラブレターであり、作品とあわせると確かにダイアローグになる」と語り、監督の称賛の言葉に高畑さんも安堵の表情を浮かべていた。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ひるね姫~知らないワタシの物語~ 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 ひるね姫製作委員会
2017年03月18日第16回小説すばる新人賞を受賞した山本幸久の同名人気作を原作に、清水富美加と松井玲奈が漫才コンビに初挑戦した青春映画『笑う招き猫』。この度、新たなキャストとして稲葉友、落合モトキ、浜野謙太、前野朋哉、戸田恵子らの出演が決定。またポスタービジュアルと予告編も公開された。高城ヒトミ(清水富美加)と本田アカコ(松井玲奈)は、「アカコとヒトミ」という結成5年目の売れない女漫才師。今日も小劇場の片隅で常連客に向けて漫才を披露する毎日。そんなある日、いつもネタ合わせをしている河川敷で、ヒトミの自転車を盗もうとしている中学生を捕まえてから2人の周りがざわつき始める。初めてテレビのバラエティ番組出演が決まったり、番組出演をきっかけに大学時代の旧友と再会したり… 。漫才師として売れる兆しが見えてきた2人だが、とある事件をきっかけに糸が切れた凧のように飛んでいきそうになってしまう。果たして「アカコとヒトミ」にはどんな未来が待っているのか――!?このほど決定した追加キャストは、松井さん演じるアカコの幼なじみ蔵前真吾と大島洋次役に落合さんと荒井敦史、アカコとヒトミの大学時代の先輩・和田と友人・土井役に浜野さんと前野さん、アカコとヒトミが所属するお笑い事務所のマネージャー永吉役に「東京 03」角田晃広、アカコと ヒトミの事務所社長・岩倉役に岩松了、ヒトミの両親役に菅原大吉と戸田さん、ヒトミの元カレ・草の崇役に稲葉さん。そのほか「なすなかにし」那須晃行と中西茂樹、犬飼直紀、森田想、諏訪太朗、岩井堂聖子、嶋田久作、市川しんぺー、中村倫也ら個性派若手からベテランまで豪華俳優陣が集結した。また到着した予告編では、アカコとヒトミのケンカ風景から始まり、衝突を繰り返しながらも周囲の人たちとの関わりの中で成長していく2人の姿が映し出される。同時に公開となったドラマ版の予告では、映画版とは一味違う、2人が様々なことにチャレンジする様が面白おかしく描かれている。そしてどちらにも「Mrs. GREEN APPLE」の楽曲が挿入され、物語を一層盛り上げてくれているようだ。到着したポスタービジュアルは、清水さん演じる主人公のヒトミとアカコが、青空のもとお互いに笑顔でたたずんでいる姿を捉えた一枚。漫才練習中の2人の間には、マイクに見立てた木の枝が置かれ、これから始まる2人の漫才への期待感がより高まる仕上がりとなっている。『笑う招き猫』は4月29日(土・祝)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。ドラマ「笑う招き猫」(全4話)は、3月19日(日)より毎週日曜日24時50分~MBSにて、3月21日(火)より毎週火曜日25時28分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:笑う招き猫 2017年4月29日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 山本幸久/集英社・「笑う招き猫」製作委員会
2017年03月11日有川浩の小説を実写化した映画『旅猫リポート』が2018年10月26日(金)に全国公開。有川浩のベストセラー小説「旅猫リポート」実写映画化「図書館戦争」や「植物図鑑」など、著作が続々と映画化されている人気作家・有川浩のベストセラー小説「旅猫リポート」。主人公の青年・悟(サトル)が、とある事情から飼えなくなってしまった愛猫のナナと一緒に、新しい飼い主を探して日本各地を訪ねる旅を描いた心温まる感動ストーリーだ。悟はこれまでに出会ってきた様々な人を訪ねる中で、本当の絆や、伝えられなかった気持ちを見つめなおし、自らの人生を振り返ることになる。有川浩が過去のインタビューで「一生に一本しか書けない物語」と話すほど思い入れの深い作品であり、映画化に当たっては自ら脚本開発にも参加した。主演・福士蒼汰、相棒ナナの声は高畑充希主人公の悟役を務めるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』や『ちょっと今から仕事やめてくる』、『曇天に笑う』など主演作品が続く俳優の福士蒼汰。ほぼ全編が猫との共演という、動物相手の難しい役どころに初挑戦する。特報映像では、心優しき青年とツンデレ猫の凸凹コンビの掛け合いが公開されている。また、相棒の猫・ナナの声は高畑充希。近年では『ひるね姫』での声優出演も記憶に新しい。今回は、猫としての作品参加とのこともあり、高畑自身も戸惑いがあったようだ。とはいうものの、高畑は本作のアフレコを終えて「俳優猫ちゃんの可愛げのない可愛らしさに夢中になっているうちに、気づいたら終わっていました。声を担当させていただいてはいるのですが、見所はズバリ、喋らない時の猫ちゃんの顔!大きな目に映る様々なものに、想像力を掻き立てられてしまいました。」と語っている。高畑の声はもちろん、彼女のハートも射止めた猫の演技、そして何より福士との掛け合いは1番の見どころとなりそうだ。その他に、悟の高校時代の同級生に広瀬アリス、大野拓朗、悟の幼少期からの旧友には山本涼介、悟の叔母に竹内結子と、実力派の俳優陣が集結。加えて、橋本じゅん、木村多江、田中壮太郎、笛木優子、中村靖日、戸田菜穂らも出演する。物語の中心であり高度な演技が求められる猫は、撮影の最大の関門とされている。本作では、動物プロダクションとの入念な準備によって、猫のリアルな仕草や表情をたっぷりと撮影。“猫映画の決定版”を目指すという。監督は、有川浩が原作の映画『植物図鑑』も手掛けた三木康一郎監督。本作で再びのタッグが実現する。ストーリー元野良猫のナナは、交通事故にあったところを心優しい猫好きの青年・悟に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探す旅に出る。「さあ行こう。これは僕らの最後の旅だ。」悟とナナは、悟の小学校時代の親友、高校時代の初恋の人など悟がこれまでの人生で出会った大切な人たちを、順に訪ねていく。それは図らずも悟の人生をふりかえる旅となる。強い絆で結ばれた一人と一匹のおかしく、切なく、あたたかい物語。旅の終わりに明かされる、悟の「秘密」とは――。作品詳細『旅猫リポート』公開日: 2018年10月26日(金)全国公開原作:有川浩 『旅猫リポート』(講談社文庫)出演:福士蒼汰、高畑充希(声の出演)、ナナ、広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介、前野朋哉、田口翔大、二宮慶多、中村靖日/戸田菜穂、橋本じゅん、木村多江、田中壮太郎、笛木優子、竹内結子監督:三木康一郎 脚本:有川浩、平松恵美子音楽:コトリンゴ企画・配給:松竹
2017年03月11日神山健治監督初の劇場オリジナルアニメーション『ひるね姫~知らないワタシの物語~』。本作の主題歌には、高畑充希が扮する主人公・森川ココネとして担当することがすでに発表されているが、今回新たにココネが歌う主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」のPV映像がフル尺で到着した。“ワタシ”と“夢”の物語『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』。主人公・ココネの見る夢と現実がリンクするスリリングな展開と、そこで明かされる家族の秘話、神山監督らしいギミックたっぷりの演出で、普遍的な家族の絆と夢を通して自分を見つけ出すひとりの少女の物語を描いていく。キャストにはココネ役の高畑さんのほか、江口洋介、満島真之介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹ら豪華キャストが顔を揃えているのも注目どころだ。そして物語を彩る主題歌は、1967年に発表された「モンキーズ」のオリジナルを、日本の伝説的ロックスター、故・忌野清志郎によく似たZERRY率いる「タイマーズ」がカバーした名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」。今回は下村陽子が編曲し、「映画のエンディングで流れる主題歌もストーリーの一部」と考える神山監督は、「夢」と「去った人への想い」を歌ったこの曲が主人公の気持ちを代弁するようなものだからこそ主人公に歌ってほしいとこだわり、高畑さんが“森川ココネ”として歌唱している。今回到着したPV映像では、ココネの自己紹介に始まり、ココネと父親のモモタローが朝の食卓を囲むごく平和な日常からココネの夢の世界へと移り変わっていく…。夢の世界のエンシェン、ピーチ、ジョイの冒険シーンと、何気ないココネとモモタローの現実世界の暮らしが並行して描かれ、父親逮捕の謎の真相へと向かっていくココネの物語が映し出されている。また、実はこの歌詞には物語の秘密の大きなヒントが隠されているのだという。果たしてそれはどのようなものか?映画を観る前にチェックしておきたい映像となっている。『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』は3月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ひるね姫~知らないワタシの物語~ 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 ひるね姫製作委員会
2017年03月04日3月18日公開の映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』の完成披露試写会が27日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、高畑充希、満島真之介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹、江口洋介、神山健治監督が出席した。本作は、『東のエデン』、『精霊の守り人』、『攻殻機動隊 S.A.C.』といった重厚な世界設定を構築して人間ドラマを描いてきた神山健治監督初の劇場版オリジナルアニメーション。いたって平凡な女子高生のココネ(高畑充希)が、突然逮捕された父親が連行された東京へ夢と現実がクロスする旅に出る、というストーリーとなっている。主人公・ココネとエンシェンの声を担当した高畑は「とても難しかったです。ココネとエンシェンを微妙に変えるのも岡山弁も難しかったし、何より普段相手の人がいて演っているので、江口さんにいたっては今日初めてお会いしました(笑)。声優って恐ろしい仕事だなと思いました」とアフレコの感想を。作品の出来上がりは舞台あいさつの前日に鑑賞したといい、「何だかすごいことになっていて、説明が難しいんですけど、泣きそうになったり鳥肌がたったり気持ちが忙しい映画になっていて、アニメの力ってすごいなって思いました」と絶賛しながら、「最後のエンドロールに流れる映像も含めて1つの作品になっていると思うので、最後まで見て帰って欲しいと思います」とアピールした。舞台あいさつ後半には、「夢」に隠された秘密を探っていく本作のストーリーにちなみ、登壇者の夢を心理コンサルタントの晴香葉子氏による夢診断のコーナーも実施。最近見る夢として「稽古中だった舞台を本番直前で降ろされる夢。仮眠中にひたすら水を飲まされ続ける夢」とあげた高畑について晴香氏は「自虐的で打たれ強いと思います。ネガティブなことへの心の準備が出来ていて、ひょうひょうと見られがちですね」と診断。すると高畑は「その通りですね。打たれても次の日は忘れているタイプかもしれないです。ドMかな(笑)」と納得顔だった。映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』は、3月18日より全国公開。
2017年02月28日ふたつの世界が交差するアニメーション映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』の完成披露舞台挨拶が2月27日(月)、丸の内ピカデリーにて行われ、声の出演を務めた高畑充希、満島真之介、江口洋介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹、神山健治監督が登壇した。最近見た印象に残った夢の診断をされた登壇陣。高畑さんは「自虐的で撃たれ強い」という結果を受けると、「どMってことですか?その通りで、割と打たれても次の日、寝ると忘れると思います。どMなのかなあ?でも、嫌だなあ」と思い当たるふしがあるのか、苦笑いを浮かべていた。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』は、2020年の夏、東京オリンピックの3日前に起きた家族の事件を描くアニメーション。岡山県倉敷市で父親と2人暮らしをしている森川ココネ(声・高畑さん)が、得意技である昼寝を武器に、夢とリアルをまたいだ不思議な旅に出る。これまで『東のエデン』、『攻殻機動隊 S.A.C.』など重厚な世界設定を構築してきた神山監督の最新作となる。アフレコのときに江口さんに会えなかったという高畑さんは、「映画の中では、ちょっと家族風な感じですけど、今日初めてお会いしたりして。声優って恐ろしい仕事だなって思いましたけど、楽しかったです」と微笑むと、腑に落ちないところがあったらしい満島さんが、「僕は実は(高畑さんと)一緒にやっているのに、いなかったことになっていて…少し寂しい気持ちになった…」と落ち込んだ素ぶりをみせ、高畑さんに「ごめんなさい(笑)!」と謝罪されていた。そして、本作で声優初挑戦になった江口さんも苦労をしたと話す中、古田さんは「散々声優はやってきているんで、ちょちょいのちょいです(笑)」と、かました。一方、ベテラン俳優の高橋さんは、声優の仕事は3本目だという。「これまでは怪物、馬、初めて人間の役で非常に楽しくやらせていただきました」と言いながらも、神山監督については、「おとなしく、ねちねちと注文が多いタイプで。いろいろやってみて、かなりしつこいご指導をされました。長いこと芸能生活をやっていますけど、上位5人に入る監督…」と演出面での秘話を明かし、芸達者なトークで登壇陣の笑いを誘っていた。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』は3月18日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ひるね姫~知らないワタシの物語~ 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 ひるね姫製作委員会
2017年02月27日鉄道ファンから絶大な支持を集めるローカル線・銚子電鉄を舞台に、電車と人が織り成す映画『トモシビ銚子電鉄6.4kmの軌跡』。その初日が5月20日(土)に決定し、場面写真が解禁となった。高校生の椎名杏子(松風理咲)は、父を亡くし、母(富田靖子)と2人で銚子の街で暮らしていた。彼女が企画した「銚子電鉄と高校生ランナーとのレース勝負」が、地元メディアにも注目され、期待も高まる中、最後のランナーが決まらず焦る杏子。時を同じくして、人生に疲れ果て、ふと銚子を訪れた1人の女性キミエ(植田真梨恵)の美しさに目をとめる“撮り鉄”青年の熊神(前野朋哉)。荒れた生活を送るキミエを世話する羽目になった熊神だったが、キミエを少しずつ理解し、徐々に2人の距離も近づいていく。一方、“銚電”の名にかけてもその勝負に負けられない銚子電鉄側では、万全の準備を期していたが、まさかの部品故障が発生。運転士の磯崎(有野晋哉)がレースを諦めかけたとき、母と親しくする磯崎を疎ましく思っていた杏子があることを言い放つ…。そしてレース当日、それぞれの想いを乗せ、走る、走る――。原作は、吉野翠による「トモシビ銚子電鉄の小さな奇蹟」(TO文庫刊)。高校生ランナーと銚子電鉄との競争イベントを軸に、電車を支える人々と、電車とともに地元で暮らす人々との交流を温かく描いていく。今回、そんな本作から解禁となった新たな場面写真は3点。注目の新人・松風さんが演じる主人公の椎名杏子が銚子電鉄との競争イベント“駅DEN”のため、校内でランナーを募る様子を映し出した1枚と、本作で俳優として本格的な演技を初披露する「よゐこ」有野晋哉の運転士姿。さらに、“撮り鉄”を演じる前野朋哉と本作で映画初出演を果たすシンガーソングライター・植田真梨恵演じるキミエとの、仲のよさが伺える意味深な1枚となっている。それぞれの思いを乗せて走る高校生ランナーと銚電、それを取り巻く人々の悲喜こもごもに、引き続き注目していて。『トモシビ銚子電鉄6.4kmの軌跡』は5月20日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。イオンシネマ銚子にて先行公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月26日「Mr.Children」の「HERO」MVやNHK Eテレのプチプチ・アニメ「森のレシオ」などで知られる村田朋泰が手がける、児童文学の名作「陸にあがった人魚のはなし」のコマ撮りアニメーション(パイロット版)制作のため、本日2月21日(火)よりクラウドファンディングがスタート。山下敦弘監督ら公式アンバサダーからコメントも到着した。「陸にあがった人魚のはなし」は、米国の詩人ランダル・ジャレルが1965年に発表した童話。むかしむかし…。離れ小島に1人で暮らす狩人。ある日、海から聴こえる歌声に引かれ、人魚と出会う。人間の世界は、人魚の世界にないものばかり。好奇心旺盛な人魚は、狩人と一緒に暮らすようになる。やがて小熊、山猫、ひとりぼっちになった人間の男の子が、狩人と人魚に出会い、1つの家族となった。違う動物同士、一緒に暮らすといろいろな事件が起きたが、みんながお互いを好きで、理解して愛したいと思っていた。そうして何年も経ち、やがて人魚は、海ではわからなかった感情を知るように。見た目の違いは、問題ではない。これは、お互いの存在と違いを思いやる、ある1つの家族の物語――。今回のクラウドファンディング目標金額は、350万円(税込)。達成しなかった場合は制作をしない“ALL or NOTHING”方式となる。また、支援者へのリターンは共作性を重視。エンディングロールへの名前記載、制作日誌お便り、制作・撮影現場への招待、第1回制作会議への参加など、支援者と一緒に作品を製作する内容となっている。担当者は、現代にも通じるこの物語に「まるで私たちに深い問いを投げてくるようです」と言う。「この可愛らしくかつ斬新な表現で愛の在り方を示唆するファンタジーを、国内外から注目を集める村田朋泰氏によってコマ撮りアニメーション化したいと思います。映像化にあたり内容的にも世界観的にも村田氏のコマ撮りアニメーションほど合っているものはないでしょう」と期待を込める。「しかし、コマ撮りアニメーションは時間もコストもかかり実現が容易ではないため、今回、本プロジェクトに共感していただける皆様とクラウドファンディングを通して、まずはパイロット版を作成することにいたしました。なお、完成したパイロット版を持って本編制作の資金を募っていきますが、もし達成しなければパイロット版の制作はありません…!完成への第一歩を一緒に踏み出しませんか?応援をよろしくお願いいたします!」と語り、支援を募る。さらに、『ぼくのおじさん』『オーバー・フェンス』などで知られる山下敦弘監督や、『チェブラーシカ』『ちえりとチェリー』の中村誠監督をはじめ、応援者からの激励コメントも到着している(順不同)。■山下敦弘(映画監督)2017年、現在において人形アニメーションを作り続けている村田さんは本当の変態だと思う。自分みたいに「映像なら何でもやります!」というスタンスでドラマやCMなど何でも引き受けるチャラ男とは違い、人形を一コマ一コマ動かし、シコシコと撮影する村田さんは生粋の変態だ。“変態、変態”と連呼してるけど、ここで言う変態とは自分にとって最大の褒め言葉だ。作品作りにおいて変態ほど信用できる人間はいない。そんな村田さんが長編を作る。変態が作る長編人形アニメーション。つまらない作品になるはずがない。ただただ楽しみだ。■中村誠(映画監督)村田朋泰さんの作品は、音が少ない。登場人物たちが話さない。音楽も控えめだ。その背景美術の見事な広がりに対して、パペットの作りとアニメーションは言ってみればとてもプリミティブだ。静かで、素朴な作品群。しかし「路」シリーズや「森のレシオ」から伝わってくるこの言葉に出来ない激しい感情は何なのだろう。僕の勝手な憶測なのだが、村田さんはそれをこそ、伝えようとしているのではないだろうか。無理やり言葉にすれば、それはかつて誰もが通過したはずの「記憶」だ。心の片隅に忘れられ転がっているその記憶を村田さんの作品は揺り動かす。そして僕たちはそれが心の片隅にあったことを痛烈に思い出すのだ。静かな作品が揺り動かす激しい感情。それこそが、村田さんの作品の魅力なのだと僕は思っている。「陸にあがった人魚のはなし」で、今度はどんな記憶を揺り動かされることになるのか、僕は楽しみに待っている■秦俊子(アニメーション作家)可愛さの中に哀愁が漂う人形や、感情がうまく表現されている照明、引き画の広々とした空間と美しさなど、村田朋泰さんの人形アニメーションは画面に映るものすべてが魅力的です。また、登場キャラクターの記憶や関係の変化が、丁寧に作りこまれたモチーフを通じて展開していくところにも心を惹かれます。村田さんの作品を観ると、モチーフに込められた思いというものを表現する上で、人形アニメーションは最適な表現方法だと気付かされます。「陸にあがった人魚のはなし」の映像化に大いに期待しております。制作の実現を心から応援しています!■森和美(漫画家)地に弾ける雨粒、風に流され雪上を滑る木の枝、陽射しに揺れる水面、うつろう影、輝く樹液や粘菌、瞬く星、賑やかな森。瞳に花を閉じこめた少 女、毛むくじゃらの優しい生き物、初めて見るのに懐かしい異形のものたち。村田さんのアニメーションは画面の彼方此方に小さな命が溢れています。コマ撮りという作業を思えば、なんという積み重ねかと溜息が出るほどです。彼らはたいてい言葉を発してくれないのですが、目を凝らして彼らと出会う時、私たちは新しい友だちを得る事が出来るのです。知らない筈の世界と人をいつの間にか慕わしく思ってしまうー「陸にあがった人魚のはなし」でも、きっとそんな体験をさせて貰えるのではないでしょうか。■武田一義(漫画家)手作りの風景とキャラクターが、起こる出来事が、みんな可愛くて可笑しくて、ぽーっと見惚れて声出して笑って、ちょっと切なくなって、終わる頃には心の中に愛おしさが溢れている。村田朋泰さんが創る世界が好きです。新たな世界の誕生を心待ちにしています。「陸にあがった人魚のはなし」パイロット版(約3分間)制作のクラウドファンディングは2月21日(火)~5月8日(月)まで「Makuake」にて募集。(text:cinemacafe.net)
2017年02月21日「攻殻機動隊S.A.C.」の神山健治監督が初の劇場オリジナルアニメーションとして放つ『ひるね姫~知らないワタシの物語~』。この度、本作の公開を前に、本作の“もうひとつの物語”として、短編「エンシェンと魔法のタブレット~もうひとつのひるね姫~」が動画配信サービス「Hulu」にて配信されることが決定した。本作は、“夢”がテーマの物語。主人公・ココネの見る夢と現実がリンクするスリリングな展開と、そこで明かされる知られざる家族の秘話、神山監督らしいギミックたっぷりの演出で、普遍的な家族の絆と夢を通して自分を見つけ出すひとりの少女の物語を描いていく。キャストには、ココネ役の高畑充希、ココネの父親役に江口洋介、そのほか満島真之介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹ら豪華キャストが集結しているのも見どころだ。そして今回配信が決定した「エンシェンと魔法のタブレット~もうひとつのひるね姫~」は、映画本編の主人公である高校生・森川ココネが見る、夢の中に現れるもうひとりの主人公・エンシェンの冒険が描かれる短編作品。今回配信決定にあたり、主人公・エンシェンには、ココネを演じる高畑さんが演じ、またエンシェンと行動を共にする情熱あふれる若者・ピーチ役を、ココネの父親・モモタロー役の江口さんが演じ、それぞれ一人二役に挑戦。一人二役に挑戦する高畑さんは、「2人の女の子を声だけで演じ分ける、と聞いたときはかなりアタフタしてしまいましたが、神山監督がそんなに無理して変える必要はないです、と言ってくださったので、安心してアフレコすることができました」と話し、「ココネにはココネの、エンシェンにはエンシェンの正義を大切に。楽しく演じさせていただけて、幸せでした」とコメント。また、二役の演じ分けは意識せずに、すんなり演じられたと語る江口さんは「実写の撮影とは違って、画コンテを見ながら声を入れていく作業でしたので、とても新鮮で面白い経験になりました。声だけで表現することがクセになるかも」と声優初挑戦は楽しかったようだ。さらに、映画では渡辺役を演じる古田新太が異端審問官・ベワン役、志島自動車会長役を演じた高橋英樹はハートランド王役で登場。また、釘宮理恵が映画と同じくココネの相棒・ジョイ役で出演。そして、原作・監督は引き続き神山監督が務める。幼い頃のココネが父親から聞かされていた不思議なおとぎ話。それは、やがて高校生になったココネの夢にいつも現れる物語だった…。そのおとぎ話に隠された、ある秘密とは?そして、その秘密に託された、父親・モモタローの想いとは?映画本編を観る前でも後でも楽しめる本作をお楽しみに。Huluオリジナル「エンシェンと魔法のタブレット~もうひとつのひるね姫~」は3月上旬よりHuluにて配信予定。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』は3月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ひるね姫~知らないワタシの物語~ 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 ひるね姫製作委員会
2017年02月09日俳優・大森南朋などが手がけるブランド「サラバ(SALABA)」が2017年春夏コレクションから本格デビュー。これを記念して期間限定ショップが西武渋谷店に2017年2月7日(火)から2月16日(木)までオープンする。サラバのコンセプトは「大人がはしゃぐ服」。ラフで動きやすいシルエットと、トラディショナルで品の良いデザインを軸として新しいファッション体験を提案する。男性が着用するとオーバーサイズのカットソー、女性が着るとワンピースになるプルオーバーなど性別や体型、年齢の垣根を超えて多くの人が着こなせる、ワンサイズのコレクションを展開。デザイナーにはビッグブラックマリア(BIGBLACKMARIA)のデザイナー青山正隆と、日本を代表する個性派俳優・大森南朋が就任。ディレクターにはシェラトンやウェスティンホテルなどの広告を手がける太田知秀、様々な分野で活躍するクリエイターが集結した。期間限定ショップでは、新作全8アイテムとファーストコレクションから人気のストールやアクセサリーなどが展開される。【詳細】サラバ 期間限定ショップ会期:2017年2月7日(火)〜2月16日(木)場所:西武渋谷店B館5F NEXTスペース住所:東京都渋谷区宇田川町21-1アイテム:・シルバーアクセサリー 11,550〜26,550円+税・ジャガード織ストール 27,550円+税・シルクストール 25,000円+税、天国の花ストール 23,000円+税・Tネックプルオーバー 15,000円+税・ダブルポケットカットソー 15,000円+税・スタンドカラーシャツジャケット 25,000円+税・リブフリーパンツ 23,000円+税、ワイドフリーパンツ 23,000円+税・大森南朋オリジナル丸メガネ 7,500円+税・大森南朋オリジナルサングラス 18,000円+税・カーディガン 37,000円+税
2017年01月22日2017年元旦より放映され、早くも話題となっているau「三太郎」シリーズの最新CM「やってみよう」篇。桃太郎(松田翔太)、浦島太郎(桐谷健太)、金太郎(濱田岳)、かぐや姫(有村架純)、乙姫(菜々緒)、鬼(菅田将暉)、そしてあの一寸法師(前野朋哉)も総出演する本CMから詳細が到着。ロックバンド「WANIMA」が歌う、童謡「ピクニック」をアレンジしたCMソングも明らかになった。思い起こせば、2015年元旦から始まった「三太郎」シリーズも今年で3年目。今回のCM「やってみよう」篇は、書初め、人間凧揚げ、玉手箱、和太鼓と三線のセッション、餅つき、ヲタ芸、居合切り、豆まき、恋の進展などなど、三太郎たちがさまざまな挑戦をするストーリーが展開され、オールスターによる人気キャラが勢ぞろい。新年らしい、華やかな幕開けとなっている。新CMは、三太郎が部屋一面ほどの大きな半紙に今年の抱負を書くところからスタート。すると今度は、浦島太郎を乗せて人間凧揚げに挑む金太郎と桃太郎。次のシーンでは、玉手箱を開けまくり、年老いた三太郎が顔を見合わせ笑い合っているが、乙姫に見つかり大目玉。続いて、和太鼓をたたく鬼と三線を弾く浦島太郎という珍しい組み合わせのセッションや、軽快に餅つきをしていた浦島太郎が失敗して金太郎の手をついてしまったり、一寸法師が岩を必死に上っていたりと、“やったことないこともやってみよう”という歌詞に合わせてさまざまなことに挑戦。白雪姫(!?)に英語を習う浦島太郎と金太郎の姿もとらえられている。しかし、その一方、金太郎が“ヲタ芸”を披露したり、乙姫が黒髪から金髪の西洋風の髪型に変身したり、かぐや姫が牛車ではなくカボチャの馬車に乗っていたりと、かつて観たことのなかったシーンも連続。また、三太郎と鬼が豆まきを全力で楽しんでいるシーンに続いて、浦島太郎が海辺で乙姫の手をそっと握るシーンでは、乙姫がその手を握り返し微笑むと、浦島太郎は嬉しそうにガッツポーズ!“理由なんていらない やってみよう”という歌詞を受けて、三太郎が書き上げた書き初め「やってみよう」という文字が映し出されていく。CM楽曲「やってみよう」を歌うのは、現在ロック・シーンの台風の目として注目度上昇中の熊本出身のスリーピース・ロックバンド「WANIMA」。誰もが一度は耳にしたことのある童謡「ピクニック」をアレンジ、オリジナルの歌詞にあわせてCMの超ポジティブな世界観を軽快かつロックに彩っている。いまや全員が人気者の「三太郎」キャスト陣。スケジュール、撮影条件、天候などを何度も何度もシミュレーションするも、スタッフは撮影前からてんやわんや。特に今回は、巨大習字を書くための書道の先生、凧を飛ばすためのアクションの先生、桃を切るための居合切りの先生、バンドセッションをするための太鼓の先生、早打ちの餅つきをするために餅つきの先生、ヲタ芸を踊るためのダンスの先生と、6人の専門家に指導を仰ぐ “ガチ”の「やってみよう」に。セリフがなく、映像で「やってみよう」を表現するために体力勝負のシーンも多々。おかげで、浦ちゃんの人間凧揚げは10m以上宙に揚がり、金ちゃんのヲタ芸もキレキレ、何キロもある筆を持ちながらの三太郎の書き初めも、汗だくとなって成功。彼らの“元気”と“本気”が伝わってくる映像に仕上がっている。au 三太郎シリーズ新CM「やってみよう」篇は全国にて放映中。CM楽曲「やってみよう」ショートバージョンは、auの音楽配信サービス「Music Store」「うたパス」にて1月13日(金)より配信予定。(text:cinemacafe.net)
2017年01月05日神山健治監督が原作・脚本・監督を担う初の劇場オリジナルアニメーション映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』。この度、本作の3月公開を記念し「神山祭」と題して、過去に神山監督が手掛けてきた傑作の数々を、「Hulu」「dアニメストア」「バンダイチャンネル」「auビデオパス」にて一挙放送することが決定した。岡山県倉敷市で父親と2人暮らしをしている森川ココネ。何の取り得も無い平凡な女子高生の彼女がたったひとつ得意なこと、それは「昼寝」。そんな彼女は最近、不思議なことに同じ夢ばかり見るようになる。無口で無愛想なココネの父親は、そんな彼女の様子を知ってか知らずか、自動車の改造にばかり明け暮れている。2020年、東京オリンピックの3日前。突然父親が警察に逮捕され東京に連行される。どうしようもない父親ではあるが、そこまでの悪事を働いたとはどうしても思えない。ココネは父親逮捕の謎を自力で解決しようと、幼なじみの大学生・モリオを連れて東京に向かう決意。その途上、彼女はいつも自分が見ている夢にこそ、事態を解決する鍵があることに気づく。たったひとつの得意技である「昼寝」を武器に、夢とリアルをまたいだ不思議な旅に出るココネ。それは彼女にとって思いがけず、自分を見つける旅でもあった――。神山監督が贈る、“ワタシ”と“夢”の物語『ひるね姫~知らないワタシの物語~』。キャストには、主人公・森川ココネ役の高畑さんほか、江口洋介、満島真之介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹ら豪華俳優陣が集結。さらに釘宮理恵、高木渉ら声優陣も脇を固めている。今回一挙配信が決定したのは、監督とシリーズ構成を務め、入念に練られたSF設定とセンセーショナルな社会問題を扱い、その名を世界に知らしめた代表作「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」TVシリーズ全26話を始め、「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」TVシリーズ全26話、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXSolid State Society」OVA版。アクションファンタジー巨編「精霊の守り人」TVシリーズ全26話。原作から携わり、現代社会への強烈なメッセージを残した青春群像劇「東のエデン」TVシリーズ全11話と劇場版『東のエデン 劇場版I The King of Eden』『東のエデン 劇場版II Paradise Lost』、さらにフル3DCGで描かれた劇場版『009 RE:CYBORG』と、なんとも超豪華なラインアップとなっている。また、神山監督からコメントも到着。これまで、ひとつひとつの作品を大事に、長く見続けてもらえるようなものを意識して作ってきたと言う神山監督は、『ひるね姫~知らないワタシの物語~』について、「今回初めてのオリジナル長編を作らせてもらうことになりましたが、同じように長く楽しんでもらえる映画になっていると思います」と自信を見せる。さらに、「『ひるね姫~知らないワタシの物語~』は家族のつながりがテーマになっています。周囲とのどういうつながりがあって、いまの自分自身がいるのか。そこには、実は自分でも知らない自分自身のストーリーがあるかもしれないということを想像しながら見ていただきたいです」と本作を待ちわびているファンへメッセージを贈っている。配信期間は、1月1日(日)~3月31日(金)まで。※auビデオパスでの「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」『東のエデン 劇場版』は2月1日より配信。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』は3月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年01月01日台湾の女優ヤオ・アイニンが日本映画初主演を務める『恋愛奇譚集』。この度、本作の予告編が到着した。台湾からの留学生・ユーウェン(ヤオ・アイニン)は、「感情は一瞬で変わるから、恋愛することは馬鹿馬鹿しい」と思っていた。思うように言葉が通じないもどかしさを抱えながら、ホームステイ先の古川酒造の3代目涼太(和田聰宏)や同じクラスの気になる男子・光孝(柳俊太郎)とその彼女・香織(遠藤新菜)たちと日々過ごしているユーウェン。ある日、彼女にしか見えていない赤いコートを着た謎の少女・ユリ(福田麻由子)と出会うことで、心の内を話せる友達ができ、笑顔を取り戻していく。「私たち2人は同じ国の人なのかも…」しかし、楽しい時間を共有していくと同時に、ユリと涼太そして東京から出戻ったワケあり娘・彩子(内田慈)との関係、そこに悲しい過去があることを知る。ユリが幽霊だとわかった異邦人のユーウェンは、ユリの心残りに唯一気づき、不思議な絆で繋がっている2人は、大切な日に秘密の作戦を決行する。果たして、ユリとユーウェン2人の想いは届くのだろうか?そして、彼女たちは誰かにとって忘れられない存在になれるのだろうか――。本作は、台湾からの留学生を主人公に、美しい自然や田園風景などが広がる福島県天栄村を舞台に繰り広げられる切ない恋愛映画。キャストには主演のヤオのほか、和田聰宏、内田慈、福田麻由子、柳俊太郎、遠藤新菜、前野朋哉、中島歩、山本浩司、水橋研二、康すおんらが脇を固める。このほど到着したのは、モデルとして雑誌「装苑」「Soup.」などにも登場し、台湾だけでなくアジアそして世界でも活躍が期待されているヤオが留学生ユーウェンを演じている予告編。映像では、言葉の壁に悩まされながら、好きな人に想いを伝えきれずにいる愛らしいユーウェンの姿や、彼女を主軸に関わりがある人々との心の交流や葛藤など心情の変化が描かれている。また、福島県の美しい景観や、映像中盤から流れる11月デビューしたばかりの「あいみょん」が歌う主題歌「漂白」が、物語をより一層彩る。『恋愛奇譚集』は2017年2月4日(土)より新宿シネマカリテ、フォーラム福島ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年12月18日モデルとして雑誌「装苑」「Soup.」などにも登場する台湾の新星ヤオ・アイニンが、『恋愛奇譚集』で日本映画初主演を果たすことが分かった。また今回併せて、天栄村の景色と美しい少女が印象的な映画のメインビジュアルも公開された。台湾からの留学生・ユーウェン(ヤオ・アイニン)は、「感情は一瞬で変わるから、恋愛することは馬鹿馬鹿しい」と思っていた。思うように言葉が通じないもどかしさを抱えながら、ホームステイ先の古川酒造の3代目涼太(和田聰宏)や同じクラスの気になる男子・光孝(柳俊太郎)とその彼女・香織(遠藤新菜)たちと日々過ごしているユーウェン。ある日、彼女にしか見えていない赤いコートを着た謎の少女・ユリ(福田麻由子)と出会うことで、心の内を話せる友達ができ、笑顔を取り戻していく。「私たち2人は同じ国の人なのかも…」しかし、楽しい時間を共有していくと同時に、ユリと涼太そして東京から出戻ったワケあり娘・彩子(内田慈)との関係、そこに悲しい過去があることを知る。ユリが幽霊だとわかった異邦人のユーウェンは、ユリの心残りに唯一気づき、不思議な絆で繋がっている2人は、大切な日に秘密の作戦を決行する。果たして、ユリとユーウェン2人の想いは届くのだろうか?そして、彼女たちは誰かにとって忘れられない存在になれるのだろうか――。本作は、台湾からの留学生を主人公にし、田園風景を持つ米どころの福島県天栄村を舞台にした切ない恋愛映画。本作にて映画初主演を果たすヤオがユーウェンを演じるほか、ロケ地である福島県天栄村出身の俳優・和田聰宏、内田慈、福田麻由子、フレッシュな若手俳優の柳俊太郎や遠藤新菜、さらに前野朋哉、中島歩、山本浩司、水橋研二、康すおんら映画ファン必見の俳優陣が集結している。監督は、宝塚造形芸術大学在学中に、崔洋一監督、成田裕介監督、福岡芳穂監督から映画制作を学び、思春期の少女や若い女性を主人公に描く作品を得意とする倉本雷大。脚本は、『ストロベリーショートケイクス』(矢崎仁司監督作)、『七夜侍』(河瀬直美監督作)、『百瀬、こっちを向いて。』(耶雲哉治監督作)など多数の映画脚本を送り出してきた狗飼恭子が担当する。ヤオは「私にとって本作はとても美しい映画です。その美しさは人と人のつながりにあります。いま、ここで誰かといることを大事にして、心で感じたいのです」と本作について話し、「撮影のとき、私自身はユーウェン役そのままでした。一人で日本に来て、皆さんと仕事をして、最初はなじめなかったのに後半はすごく仲良くなりました。まさに映画の中にある台詞の通り『みんなすぐに忘れちゃうと思う。でも、それでもいい。ときどき思い出してくれさえすれば』。私たちは一緒に映画を作ってた、そう思い出してくれればいいのです」とコメント。さらにまた「きっと恋によってだけ、人は誰かの物語の登場人物になることができるんだ」という台詞を用いて、「人が他人の人生に関わることは、ちゃんと理由があると思います。皆さんもこの映画を観て、いまを大事に、一緒にいる人を大事に思っていただければと思います」と語っている。『恋愛奇譚集』は2017年2月4日(土)より新宿シネマカリテ、フォーラム福島ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年12月05日高畑充希を始め、満島真之介、江口洋介ら豪華俳優陣が声優を務める映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』。この度、2016年大河ドラマ出演で俳優としても注目を集めた声優・高木渉の出演が明らかになった。岡山県倉敷市で父親と2人暮らしをしている森川ココネ。何の取り得も無い平凡な女子高生の彼女がたったひとつ得意なこと、それは「昼寝」。そんな彼女は最近、不思議なことに同じ夢ばかり見るように。無口で無愛想なココネの父親は、そんな彼女の様子を知ってか知らずか、自動車の改造にばかり明け暮れている。2020年、東京オリンピックの3日前。突然父親が警察に逮捕され東京に連行される。どうしようもない父親ではあるが、そこまでの悪事を働いたとはどうしても思えない。ココネは父親逮捕の謎を自力で解決しようと、幼なじみの大学生・モリオを連れて東京に向かう決意。その途上、彼女はいつも自分が見ている夢にこそ、事態を解決する鍵があることに気づく。たったひとつの得意技である「昼寝」を武器に、夢とリアルをまたいだ不思議な旅に出るココネ。それは彼女にとって思いがけず、自分を見つける旅でもあった――。本作は、「東のエデン」「精霊の守り人」「攻殻機動隊S.A.C.」を手掛けた神山健治監督が贈る“ワタシ”と“夢”の物語。キャストには、主人公・森川ココネ役に高畑さん、ココネの父親・モモタロー役に声優初挑戦の江口さん、ココネの幼なじみ・モリオ役に満島さんほか古田新太、前野朋哉、高橋英樹ら豪華俳優陣、ココネの相棒で犬のぬいぐるみ・ジョイ役に声優・釘宮理恵出演している。「名探偵コナン」(小嶋元太役&高木刑事役)、「ゲゲゲの鬼太郎」(ねずみ男役)などアニメ作品はもちろん、ジャック・ブラックやショーン・ウィリアム・スコットなどの吹き替えを多く担当し、芸歴は28年、出演作はなんと300本以上というベテラン声優の高木さん。今年は大河ドラマ「真田丸」で実写ドラマに初出演し、一躍話題の人となった高木さんが、今回本作では江口さん演じるモモタローの悪友・佐渡役を演じる。アフレコをとても楽しみにしていたと話す高木さんは、「森川モモタローの幼なじみであり悪友の佐渡ということで、薙田役の前野朋哉さんとともに赤ン坊のころからココネのことを知っている近所のオジサンという気持ちで、親しみを込めて演じさせていただきました」と収録をふり返り、「モリオと一緒にどんな発見をする旅になるのか、僕も完成品を劇場で観るのを楽しみにしています。僕が喋る岡山弁も楽しみにしてくださいね」と岡山弁を披露することも明かした。『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』は2017年3月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月04日「東のエデン」「攻殻機動隊S.A.C.」の神山健治が、原作・脚本・監督を務めるアニメーション映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』。この度、本作の主題歌を高畑充希扮する主人公・森川ココネが担当することが決定。併せて本作の予告編も到着した。岡山県倉敷市で父親と2人暮らしをしている森川ココネ。何の取り得も無い平凡な女子高生の彼女がたったひとつ得意なこと、それは「昼寝」。そんな彼女は最近、不思議なことに同じ夢ばかり見るようになる。進路のこと、友達のこと、家族のこと…考えなければいけないことがたくさんある彼女は寝てばかりもいられない。無口で無愛想なココネの父親は、そんな彼女の様子を知ってか知らずか、自動車の改造にばかり明け暮れている。2020年、東京オリンピックの3日前。突然父親が警察に逮捕され東京に連行される。どうしようもない父親ではあるが、そこまでの悪事を働いたとはどうしても思えない。ココネは父親逮捕の謎を自力で解決しようと、幼なじみの大学生・モリオを連れて東京に向かう決意をする。その途上、彼女はいつも自分が見ている夢にこそ、事態を解決する鍵があることに気づく。たったひとつの得意技である「昼寝」を武器に、夢とリアルをまたいだ不思議な旅に出るココネ。それは彼女にとって思いがけず、自分を見つける旅でもあった――。キャストには、主人公・ココネ役の高畑さんを始め、相棒・ジョイ役に声優の釘宮理恵、ココネの父親役に江口洋介、そのほか満島真之介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹ら豪華俳優陣が声をあてている。今回本作の主題歌に決定したのは、「デイ・ドリーム・ビリーバー」。1967年に発表された「モンキーズ」のオリジナルを、日本の伝説的ロックスター・忌野清志郎によく似たZERRY率いる「タイマーズ」がカバーした名曲だ。そして、そんな楽曲を歌唱するのが、本作の主人公・ココネ(高畑さん)。「映画のエンディングで流れる主題歌もストーリーの一部」と考える神山監督は、まるで映画のストーリーをなぞらえて、主人公の気持ちを代弁するような歌だからこそ、この「デイ・ドリーム・ビリーバー」は主人公に歌ってほしいと高畑さんに熱烈オファー。高畑さんは自身の名義ではなく、森川ココネとして歌唱している。高畑さんは「自分が声優を務めた作品で、主題歌も担当するのは初めての挑戦です。しかも凄く好きな曲を。やはり私の中では清志郎さんの素敵なイメージが未だに鮮やかで、カバーするには勇気が必要だと思いましたし、私で大丈夫かなという不安な気持ちはありました」と心配を口にするも、「役がそのまま唄うようにエンドロールに入っていきたいと監督がおっしゃったので、それだったら面白いのではないかと思い、チャレンジさせていただくことになりました。清志郎さんとはまた違った、ココネからの目線で楽曲を見られたらいいなと思い、この最高にカッコイイ曲を全力で楽しむことに集中しました」とコメント。また監督は「この楽曲は高畑さんでなければ意味がありません。“高畑さんが演じる森川ココネ”に歌ってもらうことで作品が完成すると言っても良いくらいです。主題歌を引き受けて頂き、非常に嬉しく思います」と熱い言葉を寄せた。さらに今回は予告編も到着。ココネと満島さん演じる幼馴染みの大学生・モリオとのやりとりなど、ごく普通の日常が映し出される前半から一変、江口さん演じる父・モモタローが突然警察に逮捕され、東京に連行。海中から突如姿を現した異形の怪物、謎のタブレット、ココネのもとに現れる訪問者…次々と起こる現実世界の出来事が、何度も見ていた夢とつながっていることに気づくココネ。すべてを知るため、そして父親を助けるために眠るココネ。予告編の最後には、「お母さん、なんで?」と何かを発見して驚き涙。果たして彼女の涙の理由とは…?また、今回発表されたココネが歌う主題歌もこの映像に収録されている。『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』は2017年3月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月24日テレビ東京系SP番組『所さんのそこんトコロ!&海老蔵 石川五右衛門&たけしのニッポンのミカタ! 超合体4時間スペシャル』(25日18:59~22:48)の放送が17日、明らかになった。同番組は、バラエティ番組『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(毎週金曜21:00~)、『たけしのニッポンのミカタ!』(毎週金曜22:00~)、ドラマ『石川五右衛門』(毎週金曜20:00~)がコラボしたSP番組。同局が移転したことから企画された「テレ東→六本木3丁目移転プロジェクト」の中で、人気番組がコラボする「テレ東、変わるWEEK」に放送される。番組では、『たけしのニッポンのミカタ!』のビートたけし&国分太一の元に、『所さんのそこんトコロ!』の所がゲストに来る形となり、3人で上野のアメ横を回った。レザーカービングで”コマネチ”を彫り、輸入菓子専門店で「昔は高価だった砂糖」について話に花を咲かせ、紙芝居で盛り上がるなど、下町を自由に動きまわる。同局 高砂佳典プロデューサーは「たけしさん、太一君を交えた3人で巡る上野アメ横・蔵前の不思議なオモチャ箱、 そして昭和の暮らしを再現した下町資料館まで……。3人が歩けば何かが起こります!!」と予告。「アメ横を3人で歩く「たけしさん、所さん、太一君」、これは貴重な映像です」と番組をアピールした。さらに、スタジオにはドラマ『石川五右衛門』から豊臣秀吉役の國村隼、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』から太川陽介がゲストとして登場し、番組を盛り上げる。また、「五右衛門にちなんだ国家機関が管理する幻のエビを探せ!」では、前野朋哉が調査する幻のエビと市川海老蔵が対面し、海老蔵が驚きのリアクションを見せる。
2016年11月17日女優・高畑充希が主人公の声を担当する映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』。この度、本作のキービジュアルが解禁された。岡山県倉敷市で父親と2人暮らしをしている森川ココネ。何の取り得も無い平凡な女子高生の彼女がたったひとつ得意なこと、それは「昼寝」。そんな彼女は最近、不思議なことに同じ夢ばかり見るようになる。進路のこと、友達のこと、家族のこと…考えなければいけないことがたくさんある彼女は寝てばかりもいられない。無口で無愛想なココネの父親は、そんな彼女の様子を知ってか知らずか、自動車の改造にばかり明け暮れている。2020年、東京オリンピックの3日前。突然父親が警察に逮捕され東京に連行される。どうしようもない父親ではあるが、そこまでの悪事を働いたとはどうしても思えない。ココネは父親逮捕の謎を自力で解決しようと、幼なじみの大学生・モリオを連れて東京に向かう決意をする。その途上、彼女はいつも自分が見ている夢にこそ、事態を解決する鍵があることに気づく。たったひとつの得意技である「昼寝」を武器に、夢とリアルをまたいだ不思議な旅に出るココネ。それは彼女にとって思いがけず、自分を見つける旅でもあった――。本作は、「精霊の守り人」「攻殻機動隊S.A.C.」の神山健治監督が贈る、“ワタシ”と“夢”の物語。いまより少し先の未来を舞台に、夢とリアルをスリリングに行き来するロードムービーに仕上がっている。高畑さんが物語の主人公で女子高生のココネ役を演じるほか、ココネの相棒で犬のぬいぐるみ・ジョイ役に釘宮理恵、ココネの父親役で江口洋介、そのほか満島真之介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹ら豪華キャストが集結。高畑さん、江口さん、満島さんの“岡山弁”での演技にも注目だ。そしてこのほど到着したキービジュアルは、すでに公開されている幸せそうに眠るヒロイン・ココネをとらえた、温和な雰囲気のビジュアルから一転、何かを発見し驚くココネの姿と周囲に広がる岡山県倉敷市の風景が描かれている。そこで最も特徴的なのは、ココネの足元の水たまりに表現された鏡写しの世界。ぬいぐるみのジョイは生命を宿し、バイクはロボットの「ハーツ」に変形、倉敷の風景は異形の怪物が立つファンタジックな世界へ、そしてココネは髑髏をあしらったジャケットを着た少女の姿となっている。実はこれは、ココネが見る夢の世界を表現したもの。果たしてココネはどんな夢をみて、髑髏ジャケットの少女はどんな活躍をみせるのか?ますます本編が気になるビジュアルとなっている。また、11月26日(土)より本作の劇場前売券が販売開始。特典は2つのキービジュアルとココネが描かれた特製クリアファイル。2種類どちらか選択できるようになっている。『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』は2017年3月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月17日高畑充希が主演するアニメーション映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』。この度、本作の新たなキャストとして、声優・釘宮理恵の参加が決定した。「最近、同じ夢ばっかり見る」――。一日中、眠くて眠くて、家でも学校でもつい居眠りしてしまう女子高生の森川ココネ。2020年、東京オリンピックを3日後に控えた夏の日、彼女の家族に事件が起きる。父親のモモタローが、逮捕されてしまったのだ。その謎を解くカギは、彼女が眠るたびにみる、妙にリアルでとても温かい、不思議な夢の中にあるようで…!?「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズや「東のエデン」、「精霊の守り人」などでヒット作を連発してきたアニメーション監督・神山健治監督が描く本作は、主人公の見る夢と現実がリンクするスリリングな展開と、そこで明かされる知られざる家族の秘話、神山監督らしいギミックたっぷりの演出で、普遍的な家族の絆と夢を通して自分を見つけ出すひとりの少女の物語を描く。キャストには、主人公・森川ココネ役の高畑さんを始め、満島真之介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹、江口洋介ら豪華キャストが集結。そして今回この中に新たに、「鋼の錬金術師」のアルフォンス・エルリック役や「灼眼のシャナ」のシャナ役、「銀魂」の神楽役で知られる声優の釘宮さんの参加が決定。本作で釘宮さんが演じるのは、ココネの相棒で犬のぬいぐるみ・ジョイ。柴犬をモチーフにデザインされたジョイは、ポスターではココネの胸に抱かれるぬいぐるみだが、特報映像では意思を持って動いているカットも描かれている。物語では非常に重要なキャラクターだそうで、一体どんな活躍を見せるのか気になるばかりだ。釘宮さんは今回が神山作品初参加ということで、「とても嬉しかったです。どんな作品になるのか、わくわくしました」と喜び、今回演じる“ジョイ”については「ひとつひとつのアクションが大変可愛らしいのに、ハートはしっかり男の子っぽくナイト然としていて、そのギャップにキュンとします」とコメントを寄せた。『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』は2017年3月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月11日女優・高畑充希が主人公の声をあてるアニメーション映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』。この度、新たに江口洋介、満島真之介、高橋英樹らの出演が決定。併せてアフレコを終えたキャストたちのコメントも到着した。「最近、同じ夢ばっかり見る」――。一日中、眠くて眠くて、家でも学校でもつい居眠りしてしまう女子高生の森川ココネ。2020年、東京オリンピックを3日後に控えた夏の日、彼女の家族に事件が起きる。父親のモモタローが逮捕されてしまったのだ。その謎を解くカギは、彼女が眠るたびにみる、妙にリアルでとても温かい、不思議な夢の中にあるようで…。本作は、「東のエデン」「精霊の守り人」「攻殻機動隊S.A.C.」など、重厚な世界設定を駆使して人間ドラマを描いてきた神山健治監督が描く感動アニメーション映画。すでに主人公・森川ココネ役に高畑さんが決定しているが、今回ココネの父親・モモタロー役に声優初挑戦となる江口さん、ココネの幼なじみ・モリオ役に、TVアニメ「僕だけがいない街」の好演で声優として高い評価を得た満島さんが、いずれも映画の舞台となる岡山の方言での演技に挑戦。大阪生まれの高畑さんは、岡山弁のセリフは難しいかったと話し、「劇中に、ハーツというキャラクターが出てくるのですが、自分が指令してロボットが動く、というのは、感激でした。この映画は家族の物語です。とにかく“前進力”のあるココネちゃんを中心としたスピード間のある作品なので、家族みんなで楽しめる映画だと思います」と作品についてコメント。また満島さんは「ココネに引っ張られながらも、自分の持ってる力を駆使して彼女を守る、純粋な青年」と役について語り、初共演となる高畑さんについては「素晴らしいですね。色々なことに果敢に挑戦されていますし、ひとつひとつをしっかりとものにしている」と絶賛。さらにアフレコ初挑戦の江口さんは「セリフとセリフの間の間の取り方や、岡山弁が難しかったですが、後半は慣れて、発声の際の声の圧の楽しみ方が分かった気がしました」と感想を述べ、「自動運転や、オリンピックなど近未来的世界を描いたファンタジーですが、ココネの父親として、娘と父の関係性を客観的に感じながら演じました。この映画は、ぜひ女の子に見て欲しいですね」と話した。そのほか、巨大自動車会社“志島自動車”の取締役にしてモモタローを陥れようとたくらむ渡辺役に古田新太、その自動車会社会長・志島一心役に、「アニメーションというのは、実写ではあり得ないアングルを映せる、憧れのようなショットが撮れるので個人的に好きなジャンルです」と意外にも“アニメに憧れを抱く”という名優・高橋さん、モモタローの悪友・雉田役に前野朋哉がキャスティングされている。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』は3月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月08日歌舞伎俳優・市川海老蔵が3日、福岡・博多座で十一月花形歌舞伎『石川五右衛門』の初日を迎え、俳優・山田純大と前野朋哉のサプライズ登場で観客を沸かせた。同作は2009年に海老蔵主演で公演が行われた新作歌舞伎『石川五右衛門』をスケールアップして、11月3日から25日まで福岡・博多座で上演される。市川海老蔵、中村 獅童、市川右近、片岡孝太郎などの豪華キャストが揃った。原作・脚本は、漫画『金田一少年の事件簿』『神の雫』原作者である樹林伸が手がけ、現在テレビ東京系ドラマ『石川五右衛門』(毎週金曜20:00~)も放送中だ。初日であった3日には、ドラマ出演者である山田と前野が本人役でサプライズ登場。観客への自己紹介で見得を切り、海老蔵と共演を果たした。海老蔵は「二人との共演はすごく楽しかったです。真面目にお芝居をしていますが、ずっと横目で二人をみながら笑っていました(笑)」と公演を振り返る。「博多座で舞台の『石川五右衛門』の公演があって、テレビで連続ドラマが放送され、同時に両方楽しんでいただける画期的な試みです」と今回のドラマ×舞台のメディアミックスを説明し、「ドラマの方はあす4話放送。もっとどんどん見たいね。週1回の放送じゃ物足りないです(笑)」とアピールした。山田も「すごい楽しかったです。なかなかない、いい経験でした」と振り返り、「歌舞伎の舞台はテレビドラマと全然違って台本も稽古の前日の夜に来て、覚えたんですけど稽古で変更になったりどんどん変わっていくのが大変でした」と苦労を明かした。前野は「緊張しすぎてほとんど記憶がないです」と疲労を見せつつ、「お客さんがすごく笑ってくれたので安心しました」とホッとした様子。「舞台の金蔵役の市川猿弥さんが踊れるし、とてもチャーミングで……! 羨ましいです。猿弥さん、僕はサモ・ハン・キンポーに近い気がしました。色気もあるし」と、ドラマで前野と同役を演じる猿弥に注目していた。(C)博多座
2016年11月03日auのCMで一寸法師を演じ、話題になった前野朋哉さん。前代未聞の時代劇『石川五右衛門』で演じているのは、五右衛門の盗賊仲間の“足柄の金蔵”。太い眉毛がトレードマークの、お調子者キャラ。「いつもおちゃらけてるんですけど、町に出て情報収集をしていたり、忍具を作っていたり…、実は陰の立役者なんです。男勝りな女泥棒“堅田の小雀”、手裏剣や撒き菱(まきびし)きの名手“三上の百助”と4人でチームを組んでいるんですが、金蔵は戦隊ものでいうなら黄色っぽいキャラ。ちょっと太ってて力持ち、そして主役である赤を尊敬しているキャラ、ですね」主役の五右衛門を演じるのは、歌舞伎界の大スター、市川海老蔵さん。「海老蔵さんって本当に色っぽいんです!!撮影中ふとモニターを見たとき、海老蔵さんの目元がアップで映っていたりすると、もう、ドキドキしちゃうんですよ(笑)。目だけであんなに色気のある芝居ができる人はいないと思う。女性的には、そこはかなり見どころだと思います」時代劇に出演するのは2度目という前野さん。でも京都の撮影所での仕事は初。相当緊張したとか…?「最初はかなり構えていたんですが、行ってみたらすごくアットホームな現場でした。五右衛門チームで百助を演じる山田純大さんに殺陣を教えていただいたり、海老蔵さんと純大さんとともに、小雀役の高月彩良さんの人生相談に乗ったり…(笑)。和気あいあいの撮影でしたね」善と悪を分かりやすく描くのが、時代劇の良いところ。このドラマはさらに、現代劇的なエンタメ感も満載。世代を超えて楽しめる一作です。「最初に台本を読んだ感想は、友情、努力、勝利、的な要素が溢れていて、“少年ジャンプ”みたいな物語だな、と。映像になったら、音楽がバンバンかかってテンポがすごく良くて。どこか“ヒーローもの”っぽいんです。実際に、五右衛門は悪と戦うヒーローですしね。時代劇というと時代考証や史実に忠実に…というイメージがありますが、このドラマの世界観はファンタジーの部分も多い。冷静に見ると、海老蔵さんの印象的な目元や僕の太い眉毛など、“それ、正体バレバレだろ!”って感じですが、そこはあえて乗っかって、ツッコミながら楽しんでもらいたいです」◇まえの・ともや俳優、映画監督。’86年生まれ、岡山県出身。大学在学中に俳優デビューし、監督を務めた作品では、数々の映画賞も受賞。主演映画『エミアビのはじまりとはじまり』が公開中。◇時は戦国。“白波夜左衛門一座”として庶民に人気の劇団は、実は天下の大泥棒・石川五右衛門の世を忍ぶ仮の姿&仲間であった。権力者・豊臣秀吉と五右衛門の戦いが始まる!毎週金曜20:00~、テレビ東京にて放送中。※『anan』2016年10月26日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・河野友紀
2016年10月22日人気作家・宮部みゆきが「模倣犯」から9年後の世界を描いたミステリーを、仲間由紀恵主演でWOWOWが連続ドラマ化する連続ドラマW「楽園」。このほど、そのポスタービジュアルと豪華追加キャストが一挙に解禁となった。当時15歳の娘を殺害し、遺体を自宅の床下に16年間隠していた土井崎夫妻の事件がニュースを騒がせていたある日、小さな編集プロダクションで働くライターの前畑滋子(仲間由紀恵)のもとに、主婦の萩谷敏子が訪ねてくる。敏子は、10歳の息子・等に“他人の記憶が見える”特殊能力があるかもしれないと前置きし、等が描いたという1枚の絵を差し出す。そこにはコウモリ形の風向計が特徴的な家の中で横たわる、灰色の顔をした少女が描かれており、土井崎夫妻の事件に酷似していた。滋子は半信半疑で調査を引き受けるが、等は交通事故で亡くなってしまう。一方、土井崎夫妻の次女・誠子は、父の代理という弁護士・高橋治美から、両親が誠子と縁を切ろうとしていると聞かされ戸惑う。そのころ、ある街で女子高校生が監禁されていた。ばらばらに思えた事件は、やがてひとつの“真実”へつながっていく――。先日、テレビ東京系でもドラマ化された「模倣犯」といえば、2002年に芸術選奨文部科学大臣賞文学部門などを受賞した宮部作品の代表作の1つ。本作「楽園」は、「模倣犯」での事件から9年後を描いたもので、ライター・前畑滋子が再びある殺人事件の真相へと迫っていく。主役の滋子を演じるのは、WOWOWのドラマ初出演となる仲間さん。解禁されたポスターでの、意志のある眼差しと「『模倣犯』の傷が癒えぬまま、わたしはまた深みにはまる。」というコピーがまた興味をそそるものとなっている。そんな本作への参戦が判明したのは、黒木瞳、夏帆に、金子ノブアキ、松田美由紀、石坂浩二(特別出演)、小林薫、さらに西田尚美、甲本雅裕、忍成修吾、利重剛、前野朋哉、そして「ラストコップ」で注目を集める伊藤沙莉ら、幅広い個性を放つ19名。豪華な面々が織りなす、苦悩と葛藤の中で“楽園”を求めて生きる家族の姿を描いたヒューマンミステリーに、引き続き注目していて。以下、キャストからコメントが到着した。■黒木瞳(弁護士・高橋治美役)原作は出版されたときに拝読しておりましたので、今回お話をいただき、久しぶりに自分の本棚から「楽園」を取り出しました。ドラマは、原作とは多少異なる部分もありますが、宮部先生の大事になさっている世界観が感じられる作品になっているかと思います。私が演じる高橋治美は、この物語の中で思い悩む土井崎元さんのマスコミ窓口として色々手助けをするという役柄なのですが、考え込むシーンがとても多く。また、仲間さん演じる前畑滋子さんに辛辣なセリフをぶつける場面が多々あるのですが、ひとつひとつのセリフが大変難しくもあった分、やりがいのある撮影になりました。様々な謎を繋ぎ合わせるうち、途中で見るのをやめられなくなる作品になっていますのでお楽しみに(笑)。■夏帆(土井崎夫妻の次女・誠子役)両親が姉を殺害したことが発覚し、当たり前だと思っていた日常が突然壊れていく中、どうにか自分を保つため葛藤する、土井崎誠子という女性を演じています。私の経験したことのない場面の連続で、彼女の気持ちを追いかけていくのがとても大変でした。でも、疑問に思ったことや誠子の気持ちを監督に相談すると、すぐに明確な答えを返してくださったので、混乱することなく撮影に挑むことができました。原作を拝読する前に、台本を3話までいただいて読んだのですが、私自身一気に引き込まれてしまって。話が進むにつれ事件が明らかになっていく面白さがある作品なので、ぜひご覧ください。■小林薫(土井崎元役)今回は権野監督の力をお借りしようと思って、撮影に入りました。最初の打ち合わせで「頼みます」って言ってもらったんですけど、監督のほうが僕よりも圧倒的に台本を読み込んでいるというのが分かっていたので「こうして欲しいとかっていうのは言ってください」という風にお話ししました。また、私が演じる土井崎元は非常に影のある役柄なので、現場でも休憩中に共演者の皆さんと明るく和気藹々っていうよりも、静かにしていようとは思っていました。でも、仲間さんはプライベートで親交があったり、黒木さんとは以前夫婦役で共演したり、それぞれニュアンスは違いますが「久しぶり」っていうメンバーが揃っていたので、もう少し色んな話ができても良かったかな(笑)。日曜オリジナルドラマ連続ドラマW「楽園」は、2017年1月より毎週日曜22時~WOWOWにて放送(全6話)。※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2016年10月18日NHKプチプチ・アニメ「森のレシオ」や、「Mr.Children」の「HERO」ミュージックビデオなどで知られる映像作家・村田朋泰氏により、米国の詩人ランダル・ジャレル原作の童話「陸にあがった人魚のはなし」の映像化を目指す、クラウドファンディングがスタートすることになった。離れ小島でひとりで暮らす狩人が、海から聞こえる歌声に引かれ、人魚と出会う。人魚が初めて知った人間の世界は、人魚の世界にはないものばかり。しかし、人魚は、たとえ不便であっても人間の世界を理解し、受け入れていく。やがて、こぐま、やまねこ、ひとりぼっちになった人間の男の子が狩人と人魚に出会い、1つの家族になる。もちろん、違う動物同士が一緒に暮らすと、いろいろな事件が巻き起こる。でも、みんながお互いを好きで、理解して、愛したいと思っている。外見が違うことは大した問題ではない。これは、お互いを思いやる気持ちにあふれた、ある“家族”の物語――。「陸にあがった人魚のはなし」(原題:The Animal Family)は、米国の詩人で文芸評論家、作家のランダル・ジャレルが1965年に発表した童話。ジャレルといえば、「かいじゅうたちのいるところ」のモーリス・センダックの絵による「詩のすきなコウモリの話」「夜、空を飛ぶ」といった作品でも知られている。そして、この物語をストップアニメ-ションで映像化するのは、現在放送中のNHKプチプチ・アニメ「森のレシオ」や、「Mr.Children」の「HERO」のMVに起用された「白の路」、「Galileo Galilei」の「サークルゲーム」MVに一部使用され、ドイツ・シュトゥットガルド国際アニメーション映画祭にノミネートされた「木ノ花ノ咲クヤ森」などで知られる気鋭の映像作家・村田氏。今回、2017年2月から4月までの予定で、クラウドファンディングサイト「MAKUAKE」にて映像化プロジェクトを実施、配信やDVD化のための資金調達を目指す。支援のコースにより、エンドロールへの名前記載、完成映像のDVDプレゼント、撮影現場への招待、作品原画プレゼントなどのリターンがある。プロデューサーの東映コンテンツ事業部・内藤恵氏は、「50年前に書かれた『陸にあがった人魚のはなし』」のメッセージが、現代に通じる斬新さで愛の在り方を示唆していることに感動し、そしてその表現方法には村田氏のストップアニメーション映像が何よりもふさわしく思い、どうにか制作を実現したいと願うようになりました」と経緯を語る。「まずはパイロット版の制作を目指しますが、原作と映像のコンビネーションの素晴らしさを楽しみにしていただければと思います」と、支援を呼びかけている。「陸にあがった人魚のはなし」パイロット版(3分間)制作のクラウドファンディングは2017年2月~4月、「MAKUAKE」にて募集開始。(text:cinemacafe.net)
2016年10月17日バディ。それは相棒、仲間、2人組――。2016年、パッと思いつくバディといえば、日本でも大ヒットした『ズートピア』のジュディ&ニックだろう。“小さくて可愛らしい”(?)ウサギ初の警察官と、“ずる賢い”(?)キツネの詐欺師がふとしたことからコンビを組み、ズートピアで続出する失踪事件に立ち向かった。本来なら“天敵”にあたる、草食動物と肉食動物、被捕食者と捕食者による正反対のコンビは、誤解はあったものの、お互いを思いやりながらそれぞれの持ち味を発揮して大活躍。その名コンビぶりに魅了される人が続出し、「ニクジュディ」や「ジュディニク」といった愛称でも親しまれている。そんな2人に続け!とばかりに、この秋からも、正反対の凸凹コンビが活躍するバディムービーやバディドラマが続々登場。それぞれの魅力に迫った。まず、水谷豊扮する杉下右京と、反町隆史扮する元官僚の4代目“相棒”・冠城亘のコンビで、ドラマ「相棒season15」がスタートする今秋。やはりバディといったら、刑事モノだ。朝ドラ「とと姉ちゃん」ではヒロイン・高畑充希と組んでいる唐沢寿明と、「臨床犯罪学者 火村英生の推理」では斎藤工とのコンビが人気だった窪田正孝が、“肉食系&草食系”刑事を演じる「THE LAST COP/ラストコップ」が同じく10月から連続ドラマとしてスタート。昨年、地上波にてスペシャルドラマを放送し、動画配信サービス「Hulu」にて全7話を配信する、という新しいスタイルでも話題を呼んだ。30年ぶりに昏睡状態から冷めた“80年代”で時が止まった熱血刑事・京極浩介と、デジタル世代の現代っ子刑事・望月亮太の凸凹コンビは、さらにパワーアップ。過去にスーツアクターの経験もある唐沢さんと、『HiGH&LOW』でも魅せた窪田さんによる生身の本格アクションは、今回も度肝を抜きそうだ。また、京極の元妻・加奈子(和久井映見)は、かつての京極の後輩で現在は上司の鈴木(宮川一朗太)と再婚しており、父親らしいことを何一つできなかった娘・結衣(佐々木希)は亮太と交際中という、家族ドラマの部分も見逃せない。連ドラの前に3週連続で放送される「THE LAST COP/ラストコップ-episode0(ゼロ)-」では、新キャストも明らかにされるというから楽しみ。さらに、ドラマに引き続いてスクリーンに登場する『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』では、松田翔太と浜野謙太の凸凹コンビぶりが早くも話題に。兄・龍平とはまた違った魅力で、映画・ドラマなどに幅広く活躍する松田さん。auの人気CMの“桃ちゃん”こと桃太郎役でもお馴染みだ。一方、ミュージシャンとしても知られる“ハマケン”こと浜野さんも、NHK Eテレや「仮面ライダードライブ」のレギュラーに続いて、「とと姉ちゃん」、月9「好きな人がいること」に出演し、すっかりお茶の間の顔に。実写化不可能と称された伝説の漫画の映像化で、長年主演を熱望していた松田さんだけに、ひょうひょうとしながらも色気を放ち、複数の言語を操る“裏トーキョー”の警察署長・久保塚は実にハマリ役。浜野さん演じる、元エリートの“整形後”の姿・鈴木との息もぴったりで、舞台挨拶などからも伺えるイチャイチャぶり(?)には要注目。また、より身近な凸凹バディといえば、漫才コンビだ。映画『エミアビのはじまりとはじまり』では、人気絶頂のさなか、若手漫才コンビ「エミアビ」のツッコミ担当・“三枚目キャラ”の海野(前野朋哉)が突然の自動車事故で亡くなり、相方のボケ担当・“自称モテキャラ”の実道(森岡龍)は途方にくれる。しかも海野の車に同乗していたのは、恩人でもある先輩芸人・黒沢(新井浩文)の妹。マネージャーの夏海(黒木華)もふくめ、遺された者たちはそれぞれの再生を模索する。森岡さんといえば、渡辺謙作監督が脚本を務め日本アカデミー賞に輝いた『舟を編む』や、ドラマ「天皇の料理番」『彼岸島デラックス』などに出演、美大の卒業制作として長編作品を監督したこともある注目俳優だ。また、au CMの一寸法師としてもお馴染みの前野さんも、『桐島、部活やめるってよ』『秘密 THE TOP SECRET』など出演作多数、彼もまた学生時代から自ら監督を務めている。何かと共通点も、共演作も多い2人は、本作で本格的な漫才に挑戦!「エミアビ」として実際にM-1グランプリ2016にも参戦し、1回戦を突破した。“相方”とは、まさに魂の片割れ。「俺、海野がいないとダメなんです」とまで話す実道は、再び世間を笑わせることができるのだろうか…?このほか、来たる2017年も、横山裕(関ジャニ∞)が口だけは達者な建設コンサルタント、佐々木蔵之介がイケイケやくざという凸凹コンビを演じる、黒川博行の直木賞受賞作の映画化『破門ふたりのヤクビョーガミ』が1月に公開。関西出身の佐々木さん&横山さんによる丁々発止の掛け合いを、大阪出身の小林聖太郎監督がどう魅せてくれるのか、乞うご期待。そして、「相棒」は2クールにおよぶ連続ドラマに続いて、『相棒-劇場版IV-』が公開される。先日は、北九州市で約3,000人のエキストラが参加し、300m近くの通りを12時間も封鎖するという、シリーズ史上最大規模のロケが話題となっており、こちらも期待が高まる。海外作品でも、『ジャングル・ブック』の少年モーグリの対照的な“父親代わり”黒ヒョウのバギーラ&クマのバルー、『ゴーストバスターズ』で絆を深めた“ゴースト女子”のエリン&アビーをはじめ、好奇心旺盛な少女&やさしい巨人の名コンビ『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』、国も身分も超えた2人の天才を描く『奇蹟がくれた数式』、敏腕編集者と無名作家による『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』など、個性豊かなバディたちによる心揺さぶるヒューマン・ドラマが続々。これからも、アツい感動を届けてくれそうだ。(text:cinemacafe.net)
2016年09月12日『舟を編む』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞した渡辺謙作が監督を務めた『エミアビのはじまりとはじまり』の初日舞台挨拶が9月3日(土)、都内で行われ、渡辺監督をはじめ、森岡龍、前野朋哉、新井浩文、山地まりが出席した。突然相方を亡くした漫才師と残された人々の再生を、ユーモアを交えて描く本作。漫才コンビ「エミアビ」の海野(前野さん)が同乗者の雛子(山地さん)とともに自動車事故で急死。相方の実道(森岡さん)はマネージャーの夏海と雛子の兄である黒沢(新井さん)に訪ねる。「エミアビ」にとって、元お笑い芸人の黒沢は先輩であり、恩人だった。高校時代に漫才をやっていたという森岡さんは「腕が鳴りました。しっかり漫才を仕上げようと思った」とプロ顔負けの意気込み。“パイセン”役の新井さんは「愛きょうがあって魅力的だけど、テキトーで調子がいい。酔っぱらって、わしの肩にもたれかかることもあって『ナメられてるんだな』と思った」と森岡さんのお茶目な素顔を明かした。一方、前野さんと山地さんは劇中で恋人役を演じており、「好きになる努力?しました。どうにか好きになろうと、前野さんのアップを携帯の待ち受けにしていた」と山地さん。この発言に対し、前野さんは「僕もそれを感じていたので、本当に好きになられたら、どうしようと思った」のだとか。「好きでした」(山地さん)、「僕も大好きです!」(前野さん)と相思相愛ぶりを披露していた。『エミアビのはじまりとはじまり』はヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月03日