パルコ・プロデュース 2021『ジュリアス・シーザー』は、女性キャストたちだけで描かれるシェイクスピア劇。その見どころを吉田羊さんに聞きました。意外にも、シェイクスピア劇への出演は初めてだという吉田羊さん。「観客として観るシェイクスピアって難解で、途中でセリフを聞き逃すと置いていかれてしまうんですよね。役者としては、舞台上の俳優の胆力とパッションに圧倒されるのだけど、それをどう楽しんでいいかわからない。でも、今思えば、自分と関係のないものだと決めつけて、その魅力に向き合おうとしてこなかっただけなのかなと感じています」というのも、今回初タッグとなる森新太郎さんの演出を受けて、これまで抱いてきたシェイクスピア戯曲のイメージがガラッと変わったそう。「森さんは演出するうえで、英語の原典を引用されるんです。たとえば、同じ“自由”という言葉でも、自ら闘って得ていく“liberty”と人間がもともと持っている権利としての“freedom”では、ニュアンスが違いますよね。そういう言葉ひとつひとつを読み解いて、シェイクスピアが表現しようとする真意を理解して演じさせようとしてくださる。ひとつひとつに時間をかけるので、稽古が始まって10日ほどですが、まだ本読み段階(笑)。それでも、シェイクスピアで大事なのは言葉で、役者同士が言葉という武器を手に戦う作品ですから、着実に理解は深まっていると思います」森さんの稽古は声を荒げることなく淡々と快活に、でも何度も何度も何度も同じ場面を繰り返すスタイル。「98点では満足しない方なんですよね。だから100点が出るまで何度も繰り返すんです。でもそれって、役者を信頼してくれているからで、だからこっちも食らいついていけるんです。何より森さん自身がおもちゃを与えられた子供みたいに、誰より稽古を楽しんでいますから。あと、演出するときに用いる比喩の表現が本当に面白くて」そんな森さんからは、「役の感情に流されないように」ということも。「今回は、言葉を伝えることを重視しているため、感情を作るのは大事だけれど、流されずに言葉をしっかり相手に投げていく訓練をしています。これまで、『セリフを歌うな』というダメ出しはされてきましたが、今回は逆。言葉のリズムが音楽の旋律のようで、口にするうち自然に体に馴染んで気持ちよくなっていく。今まで感じたことがない体験です」舞台『ジュリアス・シーザー』は、共和制ローマの最高実力者・シーザーの暗殺を巡る権力闘争と愛憎の物語。吉田さんはシーザーの親友ながら、暗殺に力を貸すことになるブルータス役。なんと今作は、すべての役が女性キャストによって上演される。シェイクスピアの時代の上演スタイルを踏襲して全役男性で演じられることはときどきあるが、オールフィメールは珍しい試み。「最初こそ俺という一人称に違和感がありましたけど(笑)、戯曲の中の性別を固定するようなセリフは今回ほぼカットされていますし、性別を超えた人間の物語として観ていただけるんじゃないでしょうか。ジェンダーレスが声高に叫ばれる昨今ですが、根本にあるのは、性別で人間をはかるなってことだと思うんです。どんな感情も人間が等しく持つもので、性別によって区別されるものではない。この作品を通じて、そういうメッセージを発信できたらと思うし、そういう意味でまさに今やるにふさわしい作品ですよね」嫉妬や欲が渦巻く中で、ブルータスは「私利私欲がなくて、誠実だと誰もが評する人物」。「人望が厚く優しいけれど、ここぞというときに詰めが甘くて、その優しさが自分の首を絞めていく。そんな人間味のあるブルータスをお見せしたいと思っています」近年の吉田さんといえば、ジェーン・スーさんのエッセイをドラマ化した『生きるとか死ぬとか父親とか』や、異色の設定で話題を呼んだドラマ『きれいのくに』など、ひと癖ある作品に出演している印象が。「脚本、演出家、企画…判断基準はいろいろありますが、基本的にやりたいかやりたくないかの直感です。お芝居って心なので、自分が面白いと思って取り組めないと伝わってしまう。だからこそ心を大事に作品を選んでいきたいなと思うんです」ならば今回の舞台、出演を決めた最大のポイントはどこですか?「優先順位をつけるのは難しいですが、一番はPARCO劇場かな。選ばれた俳優しか出られない劇場のイメージ。長く小劇場で演劇をやってきて、あそこに呼ばれるようになりたいと奮闘してきたので、成功させるぞという思いで臨みます」共和制末期のローマ。次々と戦果を挙げ権力を増大化させていくシーザー(シルビア)の存在を危ぶんだキャシアス(松本)。ブルータス(吉田)を仲間に引き入れ、シーザーを暗殺する。その知らせを聞いたアントニー(松井)は…。10月10日(日)~31日(日)渋谷・PARCO劇場作/ウィリアム・シェイクスピア演出/森新太郎出演/吉田羊、松井玲奈、松本紀保、シルビア・グラブ、三田和代ほか全席指定1万1000円ほかパルコステージ TEL:03・3477・5858大阪、山形、福島、宮城、富山、愛知公演あり。よしだ・よう福岡県出身。舞台を中心に活動する中、2009 年の『returns』や‘11年の『国民の映画』などの三谷幸喜演出舞台に出演し注目を集める。最近の出演作にドラマ『恋する母たち』など。ブラウス¥75,900 スカート¥86,900ピアス¥26,400(以上sacai TEL:03・6418・5977)※『anan』2021年10月13日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・梅山弘子ヘア&メイク・井手真紗子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年10月12日女優の茅島みずきと俳優の吉田鋼太郎が共演する、三菱重工業の新CM「カーボンニュートラル」編、「水素発電」編が5日より、日本テレビ系ニュース番組『news zero』(毎週月~木曜23:00~、金曜23:30~)で放送開始する。新CMは、今年1月から放送が始まった三菱パワーのCMに次ぐ第二弾。前回同様、茅島が主演を務め、吉田扮するフレンチブルドッグの“ブルくん”とともに、ユニークな掛け合いを通じて「カーボンニュートラル社会の実現」に向けた取り組み姿勢を伝える。■茅島みずきコメント前回出演させて頂いた三菱パワーさんのCMに続いて、今回は三菱重工さんのCMに出演できることになり、とても嬉しく思います。ブルくんは相変わらずのかわいさで、撮影もスムーズに進みました。ブルくんも2回目の撮影ということで段々慣れてきたのかなと思います。元気でかわいい子供達の表情も見どころです。カーボンニュートラルや水素発電といった地球に優しいキーワードをテーマに撮影を実施しました。ぜひご覧になってください。■吉田鋼太郎コメント約1年ぶりにブルくんの声で出演することができ大変嬉しいです。どんな声で演技をしていくか悩みましたが、前回よりも吉田鋼太郎らしさを出していく形で臨みました。結果、大好きなブルくんと一心同体になれたのではないかと思います。素敵な茅島さんとかわいいブルくんと改めて共演できましたし、地球がより良くなっていく未来を予感させるようなCMに仕上がっております。 是非お楽しみくださいませ。
2021年10月01日9月27日、3年2カ月ぶりに帰国した小室圭さん。10月中にも眞子さまとの婚姻届が提出されるとみられているが、懸案となっていた母・佳代さんの金銭トラブル解決の目処は立っているのだろうか。本誌はこの問題について、小室圭さんの代理人・上芝直史弁護士から回答を得ることができた。問題の経緯は以下の通り。佳代さんの元婚約者X氏が、婚約期間中に援助した400万円超の返金を求めていたトラブルについて、今年4月、小室さんは約4万字の説明文書を公表。さらにX氏に対して解決金を支払う意向があることを明らかにした。一方X氏はこの提案に対し、マスコミ各社に送った文書で《可能な限り早く佳代さんにお話を伺い、最終的な判断をしようと考えております》と、交渉に応じる意向を示していた。しかし、現在まで佳代さんとX氏の面会は実現していない。X氏は”面会は気が進まないのであれば、電話でも手紙でも良いから佳代さんの説明が聞きたい”という趣旨の手紙を代理人記者を通じて上芝氏に送っているという(『週刊文春』9月30日号)。眞子さまとの結婚を前に帰国した小室さんは、金銭トラブルにどう対応するつもりなのか。本誌の取材に対して9月30日、代理人・上芝氏から以下のような回答があった(文中の「母親」は佳代さんのこと。元婚約者男性の名前は「X氏」と表記を変えている)。◆4月に解決金の提案をした後、X氏から解決金を受け取るか否かを判断するにあたって母親と直接会って話をしたいという要望を受けたのは事実です。X氏としてはあくまで先に母親と会うことが大事とのことで、母親と会わないと解決金の話には進めないというご意向でした。解決金について当事者が直接会って話を進めることは想定していませんでしたが、母親はなんとか対応しようと決意して試みました。しかし、心身の著しい不調があり、残念ながら対応できていません。彼女はなんとか体調を回復させて、ご意向に応じようと努めてきましたし、どうにか会える状態にもっていけないかと医師とも相談しました。しかし、どうにも無理だという判断になりました。取材、追跡、誹謗中傷などが続いているところに、仕事中に大怪我を負ったことも重なった過度のストレスから、意欲や判断力の低下、対人不安などの症状が顕著となっています。動悸等の身体症状も頻発していて、精神的に極めて不安定になっていることから、医師からは治療・療養を指示されています。なんとかご意向に応じたいと思っても、いまは会えるような状態ではおよそないということなのです。そのため、X氏と直接面会することも、会うことに代えて手紙などで考えを伝えることも難しい状況です。母親がこのような状態であることから、圭さんが母親に代わってX氏と話をすることを提案し、先日お返事をいただいたので方法等について調整中です。母親の状態と圭さんの意向についてはX氏に伝えていますので、先方も理解しています。◆金銭トラブルの当事者は佳代さんだが、息子の小室さんが代わってX氏と話をし、対応する意向だという。トラブルが報じられてから3年9カ月。眞子さまとの結婚を前に、解決に向けて大きく進展する可能性がありそうだ。
2021年09月30日いまだ見通しが立っていない、秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんのご結婚。延期の原因となっている小室圭さんの母・佳代さんと元婚約者との金銭トラブルは、元婚約者が小室さん側からの解決金交渉に応じる意思を示したものの、佳代さんからの返事がないまま膠着状態となっている。本誌でも、その真意を探るべく取材を重ねてきたが、佳代さんの口から金銭トラブルについて語られることはなかった。しかし一方で、ヘアスタイルやメークは度々変わり、“イメチェン”が繰り返されているのだ。美容のプロは、佳代さんのスタイルをどう見るのか。25年以上にわたって多くのモデル・女優のヘアメークを手掛けてきた福川雅顕さんは、こう語る。「まず全体的に言えるのは、皇族の方と結婚する息子の幸せを願うヘアメークではない、ということですね。報道が出た際に、世間の注目を集めることを事前に察知して、皇室の優しい雰囲気に合わせていればここまで叩かれていなかったと思うんです。ヘアやメークって第一印象を与える一番の材料なので」■“モテ期”を引きずった眉毛場面に合ってない、と指摘するのが「角度のついた眉毛」だ。「この眉毛は、きつく見えてしまいますよね。バブル期など、相当イケイケだったんじゃないかなと思います。若い頃の、モテてきた時代から変わってないという印象です。特に古いなと思ったのが、頭にメガネをかけて髪をまとめたスタイル。髪をまとめるにしても、カチューシャやヘアバンドにすれば雰囲気は変わったはずです」さらに、本誌が今年3月に目撃した際には、アップにしていた前髪を大胆に切り、ぱっつんスタイルに変えていた。「確かに髪をアップにするよりも前髪を作ったほうが優しく見えますが、このぱっつん前髪は逆効果。眉毛の角度が余計に目立ってしまいます。もっと流れるようなラインの前髪にすればよかったのですが……」■40超えたら、髪のケアが命!また、注意するべき、と語るのが髪への手入れだ。「どの写真を見ても、髪の毛がパサパサしているのが気になります。髪の毛が艷やかだったり、清潔感があるだけで、すっぴんでもきれいに見えるんですよね。年齢を重ねると、どうしても毛先に栄養がいかないので、きちんと手入れをすることが必要です。特に佳代さんの場合は、毛量が多いので、広がったままだと勇ましく見えてしまうんです。毛先が乾燥しているなら、結んだり、毛先を入れ込みシニヨンにしたりするなど工夫すべきでしょう。オイルをたっぷり塗って軽く結ぶだけでも変わりますよ」40代からは、「着飾るよりも土台が大事」と語る福川さん。「とにかく、だらしなく見えないように肌と髪の手入れをすることが重要です。佳代さんは、仕事帰りなのにノーファンデで眉毛を書いてないときがあるのも驚きました。小綺麗に見せるためにも最低限やるべきポイントです。場面に合わせた、凛とした姿で金銭トラブルの説明にも臨んでもらいたいですね」
2021年07月01日ジェーン・スーのエッセイを吉田羊主演でドラマ化した「生きるとか死ぬとか父親とか」が6月25日の放送で最終回を迎えた。劇中で吉田さん演じるトキコが口ずさむオープニング曲「ever since」に「もっと聴きたかった」など絶賛の声が送られている。ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔を持ち、女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ“ことジェーン・スーが、自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリーを映像化。吉田さんがジェーン・スーさん自身をモデルにした主人公を演じた本作。20年前、母をガンで亡くし一人の肉親となった父・哲也と一時は絶縁寸前までいったものの、いまでは時々外食しながら話をする関係になっている蒲原トキコに吉田さん。昔は破天荒な人生を歩んでいたが今ではすっかり丸くなった、どこか自由奔放で愛嬌のある父・哲也に國村隼。トキコがメインパーソナリティーを務めるラジオ番組「トッキーとヒトトキ」で、トキコと共にラジオを進行するアナウンサーの東七海に田中みな実。また20代の頃のトキコを松岡茉優が、トキコの母を富田靖子が演じた。そのほか岩崎う大(かもめんたる)、岩井勇気(ハライチ)、平子祐希(アルコ&ピース)、大友花恋、DJ松永らも出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回ではトキコが父について綴ったエッセイ本が完成。そのことを告知したラジオの収録後、プロデューサーから昼間の帯番組をやらないかという打診を受けたトキコは、今までのように質問に向き合えなくなることや、リスナー層が変化することへの不安から返答を保留する。その後、本を渡すのを兼ねてトキコは哲也と亡くなった母の出刃包丁を研ぎに行く。そこで哲也はトキコに封筒を渡す。中には母が好きだった江戸の老舗が書かれた“申し次ぎ”で、トキコは今までバラバラだった家族が1つにまとまったと感じ、心の中で「我が家もようやく、父と母と娘の3人家族になれました」と天国の母に報告する…というラストだった。放送後のTwitterには「自分に置き換えて見ちゃって苦しいくらいのときもあったな…」「自分のことを振り返りつつ見てしまった」「家族との向き合い方を改めて考えさせてもらえた大切なドラマ」「色々考えるきっかけをくれるドラマでした。まだまだ続きが見たい」などの感想とともに、「吉田羊さんのアカペラが優しくて, ぐっと来る…」「吉田羊さん歌うまい~しかもアカペラで…」「思いがけない吉田羊さんの歌声もっと聴きたかったなぁー」など、劇中でトキコが口ずさんだオープニング曲「ever since」に絶賛の声が集まる。それとともに高橋優が手がけたこの主題歌にも「吉田羊歌上手いなぁ。そして、高橋優の作った歌も良い」「高橋優のOPの包み込む歌声がいい空気感を作ってた」「ドラマの内容にかなりシンクロしてて 刺さる刺さる」と、改めて多くのコメントが寄せられている。(笠緒)
2021年06月26日秋篠宮家の長女・眞子さまの結婚延期の原因となっている、小室圭さんの母・佳代さんの金銭トラブル。’17年12月のトラブル発覚以降、佳代さんはメディアに対して沈黙を貫いてきた。しかし6月22日発売の『週刊文春WOMAN』は、小室佳代さんが現在の心情を告白したコメントを掲載したのだ。佳代さんは文春WOMANの記者に対して、現在の暮らしぶりや報道後の心境、元婚約者や眞子さまへの思いを吐露している。佳代さんは圭さんとの母子関係についても言及している。佳代さんは夫・敏勝さんと’02年に死別。このとき圭さんが10歳だった。婚約内定当初から親子揃って駅へと向かう姿も目撃されており、佳代さんと圭さんは極めて母子密着の関係にあると見られてきた。だが、佳代さんはこうした見方を「『マザコン』『教育ママ』だなんて書かれたりしましたよね。五十年以上生きてきて初めて言われました」と否定。さらに「息子は全部自分で決めてやるタイプなんです。中学でインターナショナルスクールに進学することも自分で決めました」と語っているのだ。圭さんは品川区にあるインターナショナルスクールの中等部と高等部に計6年間通っている。授業料などの学費は中等部が年間235万円、高等部は250万円。6年間の学費は総額で1,400万円を超える。圭さんは小学生だったとはいえ、インターナショナルスクールの学費が高額であることは知っていたはず。父を亡くした直後の家計が苦しい状況で、はたしてインター進学を自ら希望するものなのだろうか。また、シングルマザーでありながら高額な学費を捻出した佳代さんは、十分「教育ママ」といっていいように思われる。圭さんも周囲に「母を守る」と話していたなど、母思いの一面は当初から報じられている。佳代さんの元婚約者も、2人の母子関係について次のように証言していた(『週刊現代』2018年3月3日号)。「彼女(佳代さん)がこの世で一番大切なのが圭君であるのは、動かしがたい事実です。圭君も、佳代さんを『お母様』と呼んでいます。婚約時、私は千葉県に住む母親に2人を紹介しています。母は手料理を準備していたのですが、初対面にもかかわらず、佳代さんがその手料理を、一心不乱に圭君に取り分ける様子には、唖然としたものです」佳代さん自身は息子・圭さんとの“距離”を強調していたが、周囲から見方はまったく違うのではないだろうか――。
2021年06月25日「この子はバイオリンの天才なの」小室圭さんの母・佳代さんの口癖だったーー。圭さんの父、敏勝さんが’02年に亡くなって以来、佳代さんは、カフェやケーキ店などで働き、一人息子である圭さんを育ててきた。「シングルマザーの家庭から、弁護士になり皇族と婚約。本来なら美談になるような話ですが、あまりに不自然な親子関係に、国民は不信感を募らせています。4月8日に、圭さんが母の元婚約者X氏との金銭トラブルに関する説明文書を発表しましたが、国民に説明するためではなく、母親の名誉を守るためのものと受け止められてしまいました」(皇室ジャーナリスト)児童相談所で19年間の勤務経験がある心理学者で家庭問題カウンセラーの山脇由貴子さんが語る。「強い絆で結ばれている2人ですが、同時に佳代さんは息子である圭さんに依存しているように見えます。これが違和感の原因かもしれません」息子依存とは、どのようなものなのか?山脇さんが続ける。「簡単に言えば、過保護、過干渉の延長で、息子への執着心が非常に強くなっている状態です。『息子のため』と思い込みながら、息子を自分の思いどおりにしようとしてしまう。具体的には、小さいころから“私の言うことを聞かないと人生がダメになる”と恐怖心を受け付け、心理的に息子をコントロール。一連の報道から、圭さんの主体性がまったく見えてこないのは、おそらく圭さんが佳代さんの支配下にいるためでしょう」息子の成功だけが自分の成功だと考える深層心理が、気づかないうちに、息子の人生への過干渉や支配を生んでしまう。この“息子依存症”の原因は何なのか。「母親自身のコンプレックスから、自分の息子だけは“完璧”にして周囲を見返してやろうと思ってしまうのです。実の親に認めてもらえなかった経験から『いい親にならなくては=息子を成功させなくては』という強迫観念を抱くケースもあります。また、離婚や死別により夫がいない、いても頼ることができない孤独から、息子をなんでも話せる理想の恋人にしようとしてしまうことも原因の一つ」さらに、長引く不況下で“息子が将来成功者になれるかどうか”への関心が高まっていることも、昨今、息子依存の母親が増えている理由だという。母親が息子依存から抜け出す方法はあるのだろうか?「まずは自分が依存していることに気づくことが大切です」山脇先生監修の次のチェックシートを活用してほしい。【息子依存症チェックシート】3つ以上当てはまったら要注意!□ 子どもの失敗は許せない□ 子どものことは何でも知っている□ 反抗期がないのが自慢である□ 習い事をたくさんさせたい□ 子どもとは何でも話ができる関係だ□ 子どもの友達はできれば選びたい□ 子どもは自分の性格に似ていると思う□ 子どもには夫のようになってほしくない□ 自分の結婚は失敗だったと思う□ いい母親だと思われたい□ 友達に子育ての悩みは相談しない□ 自分は親にあまり褒められたことがない□ 子育てに対する実親の評価が気になる□ 上昇志向が強いほうだ□ 努力すれば、すべて報われると思う「そのうえで、息子に一点集中している意識を分散させてください。そのためには、夫婦関係を改善する、新たに友人をつくるなどして、子ども以外に心を許して話ができる人を得るのが効果的です」子どもは母親の所有物ではないことを肝に銘じよう。
2021年05月28日新国立劇場の吉田都舞踊芸術監督と、歌舞伎俳優、日本舞踊家の松本幸四郎との対談が実現した。吉田は6月5日(土)からの新国立劇場バレエ団『ライモンダ』の公演を、幸四郎は自らが構成・演出、さらに出演も務める第4回日本舞踊未来座の公演=祭(SAI)=『夢追う子』(6月4日(金)〜6日(日)、国立劇場小劇場にて開催、チケットは発売中)を控える。ともに多くのアーティストたちを率いる立場にいる二人だ。まずは日本舞踊の印象について、「踊り方の違いはあるけれど、伝統を大切にするという意味で通じる部分があると感じます」という吉田。幸四郎も「バレエはすごく繊細で、研ぎ澄まされた力強さがあると感じる。でも、古典を進化させ、時代に対応していくという点で共通しているなと思うんです」と、舞踊芸術に携わる者として思いを分かち合う。日本舞踊協会が2017年にスタートさせた未来座の舞台は、「いろんな題材、音楽、演出を取り入れることで、新たな日本舞踊を誕生させようという公演」と幸四郎。「とにかく、日本舞踊を得意技とする舞踊家がひたすら踊る、そのパワー、エネルギーを感じていただきたい」と熱を帯びる。多くの流派から47名もの舞踊家が一堂に会する、まさに“祭り”の舞台。演出を担う者として、「できているわけではないけれど、目指すところは、出演者が『いままででいちばんいい』と言われるような代表作、自信作にする」ことだという。これを受けて吉田も、「私も、皆が気持ちよく舞台に立てるよう環境を整えていきたい」。さらには、「大切にしたいのは、目指すところを明確にすることです。皆が同じ認識でいないと、注意をしても伝わらないと思うんです」と、演出家、指導者ならではの発言が飛び交った。吉田は現役時代、新国立劇場での『ライモンダ』初演(2004年)に主演しているだけに、ダンサーたちに伝えたいことは少なくない。貴族の娘ライモンダと十字軍の騎士ジャン・ド・ブリエンヌの恋物語を描く格調高い古典作品だが、「純粋に踊りを、またストーリー展開も楽しんでいただける。ルイザ(・スピナテッリ)さんの美術、衣裳の美しい色彩感覚が素晴らしく、私自身も観るのが楽しみなんです」とアピール。コロナ禍の中での活動が続くが、幸四郎の「持ち続けていれば夢は叶う!」という力強い声が、強く印象に残った。新国立劇場『ライモンダ』は、6月5日(土)〜13日(日)、新国立劇場オペラパレスにて。チケットは発売中。文:加藤智子
2021年05月20日《今後、代理人を通じて解決金についての交渉ができればと考えていますが、私はあくまで交渉の相手は小室圭さんではなく、小室佳代さんだと思っております》4月27日に発表したコメントで、小室佳代さんの元婚約者・X氏は解決金についての交渉に応じる意向を示した。一時は“受取り拒否”を表明していただけに、このコメントによって小室さんは、金銭トラブル解決に一縷の望みをつないだ格好だ。だが、このコメントをきっかけに新たな疑惑が浮上している。X氏はコメントの中で《現在、佳代さんは体調が悪く、長期間の入院中と伺っております》と記していた。しかし、『女性セブン』がX氏のコメント発表から1週間もたたない5月3日、佳代さんを自宅付近で撮影したのだ。佳代さんの「長期間の入院」がどれほどの期間だったのか、そもそも入院していたのか、疑問が残る。本誌は小室家側の代理人弁護士に佳代さんの長期入院について問い合わせたが、返答はなかった。「佳代さんの入院については、小室さん側の代理人からX氏の代理人に伝えられていたのですが、退院の報告はなかったそうです。佳代さんの元気そうな姿が週刊誌に撮られたことに、X氏の代理人は心底驚いたそうです」(皇室担当記者)元婚約者はコメントの中で《ご体調については私も心配しておりますが、可能な限り早く佳代さんにお話を伺い、最終的な判断をしようと考えております》と、早期に面会したいという希望を記していた。もし長期入院が事実ならば、元婚約者側に退院の報告があってしかるべきだろう。またも元婚約者側は困惑……。小室さんが根強い不信感を払拭し、金銭トラブルの円満解決を実現する日は来るのだろうか。「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月11日5月9日は母の日。いま、日本で随一の注目を集める“母”といえば、眞子さまの婚約内定者・小室圭さんの母、小室佳代さんだろう。佳代さんと、その元婚約者の間の金銭トラブルに端を発し、眞子さまと小室さんの結婚は3年以上延期になったままだ。秋篠宮さまは、昨年の誕生日会見では「結婚を認める」と公言されたものの、以前から眞子さまと小室さんの結婚への条件として求められてきた「多くの人が納得し喜んでくれる状況」にはまだなっていないと発言された。ネット上などでは、たしかに未だお二人の結婚への反対意見が根強い。そのなかには佳代さんへの拒絶反応も多々見られる。世間がつい拒絶反応を起こしてしまうのは、彼女のファッションスタイルも一因ではないのか――。そう指摘するのは、数々のファッション誌でスタイリングを務めるスタイリストAさんだ。「時折スナップされる佳代さんのファッションスタイルは、服だけ見れば“おしゃれに気を遣っている女性”。ただ、トレンドである大きめのサングラスも、短めのレギンスも、ご自身にマッチしているとは思えず、何かに強く憧れをもって実践するけれど、どこかズレている人という印象が強いんです。世間の風当たりが強くなっても逆に自信をもったかのように、薬指に指輪を光らせてみたり、モードなヘアスタイルに挑戦してみたり、ビジュアルで意思を示している。素敵な生き方ですが、その意識の高さとたくましさが、過度な上昇志向と重なって、“皇室を利用するに違いない“と、世間に警戒心を抱かせてしまうのでしょう」(スタイリストAさん、以下同)トレンドを意識してか、インパクトのあるコーディネートが多い佳代さん。しかし、昔から派手だったわけではない。■当初はシックなコーデだった「眞子さまと小室さんのご婚約内定報道が出た直後、報道陣の前に現れた佳代さんは、おとなしいベージュ×グレーのコーデでした。品がよく、好感度の高い組み合わせで、違和感を抱いた人はあまりいなかったのではないでしょうか」■自信があふれたスタイルにお二人のご婚約内定会見が無事終わって1カ月後に見せたスタイルは、ネイビーのワンピースだった。「このときは膝上で丈が短め。春頃よりも堂々とした自信が感じられます」手塩にかけて育てた大事な一人息子が内親王殿下と結婚へ――。そんな成功への階段をのぼっていくごとに、外へとあふれてくるようになった佳代さんの“自信”。しかし、’17年12月に元婚約者との金銭トラブルが報じられると、その自信は段々と迷走していく。■セレブ風サングラスが物議報道に世間が揺れるなか、佳代さんは洋菓子店へ出勤する際にもサングラスをかけるように。「過去への後悔の気持ちと、でも注目を集めるのは嫌いじゃないという複雑な感情が、ネイビーの地味な装い、セレブ感のあるサングラスという、相反するコーディネートに表れているのではと思います」■上級者コーデには、宝石輝く指輪を特に話題を呼んだのが、本誌が’19年12月にキャッチした、クリスマスイブ直前のお出かかけファッション。左手薬指には、ピンクのダイヤモンドのような宝石が光る真新しい指輪が輝いていた。「大判ストールを羽織り、異素材を重ねてベージュの同系色コーデにメリハリをつけた上級者スタイル。この巻き方を見ると、ファッション誌もチェックしていることがうかがえます」■度重なるイメチェン。最新カットでは…その後、一時期髪を金髪にするもまた黒に近い色合いに戻すなど、ヘアスタイルでイメチェンを繰り返した佳代さん。今年3月に本誌が捉えた姿は、さらに髪型を変化させていた。「眉上でパツンと切りそろえた新しいヘアスタイルは以前よりもモードな雰囲気。イタリアのマダムのような柔らかな配色で、中途半端なレギンスをはいていたころよりは断然あか抜けています」とはいえ、全体的に「おしゃれだけれど似合ってない」とAさんは評する。「他人の目は意識するけれど、どう見られているかは気にしていないという印象です。この我を貫く姿勢が、今まで元婚約者とのトラブルについて世間から『お金を支払って解決すればいいのに』と言われても屈してこなかった強さに通ずるものがあると思います」5月7日に「女性セブン」が報じた佳代さんの最新の姿は、ベージュのワンピースと同系色の女優帽、グレーのカーディガンを肩がけしたエレガンススタイルだった。元婚約者の男性が4月27日、解決金について交渉に応じる旨を公表した際に佳代さんについて「長期間の入院中と伺っております」とコメントしていただけに、「長期入院は嘘だったのか?」と波紋を呼んでいる。「この日のコーデも、一貫して“ハイソな奥様”風を貫いていますね。カーディガンを肩かけするなど、ファッション誌をかなり愛読していると思います」今後、佳代さんはどのように元婚約者との交渉に応じるのか。そのとき、ファッションには変化が表れるのか。果たして、「多くの人が納得し喜んでくれる状況」に近づくのか――。動向に注目が集まる。
2021年05月07日小室圭さんの母・佳代さんの元婚約者男性が4月27日、マスコミ各社に向けてコメントを発表。「解決金」についての交渉に応じる意向を示した。眞子さまの結婚延期の原因となった、小室家の金銭トラブル。小室さんは4月8日、28ページにおよぶ説明文書を公表。その4日後、小室さんが“解決金”を支払う意向であると代理人が明らかにした。一方、元婚約者は『週刊現代』(4月24日号)のインタビューで「私はもう400万円の返金は求めていません。解決金を仮に提示されたとしても、受け取るつもりはありません」と、解決金の“受取拒否”を表明していた。だが、今回のコメントで元婚約者は「解決金についての交渉ができれば」と、交渉に応じる意向を示している。元婚約者男性が代理人を通じ、マスコミ各社に送ったコメントは以下の通り。■私と小室佳代さんとの間の金銭問題が、いまだに世間を騒がせていることに関して、誠に申し訳なく感じております。週刊現代で私の気持ちが掲載されておりますので、改めて申し上げませんが、すでにお金を請求しないと伝えていましたし、金銭問題は終わったことだと考えておりましたので一連の出来事に関しては大変困惑いたしました。小室圭さんの文書が発表されて、私も数日間かけて文書を読みこんでいました。そんななか、日を置かずに先方から解決金の提案があり、さらに混乱するばかりで、しばらくは正常に物事を考えることが出来る状態ではありませんでした。また、マスコミの方もお仕事ですので理解はしておりますが、朝も夜も私の自宅に訪ねてこられて、質問されても混乱したままの私には何もお答えする事が出来ないことを、今一度ご理解頂きたいと思います。代理人をお願いしている方は、週刊誌の記者ですが、これまでの長期間、私の立場に立ってマスコミや先方の代理人への難しい交渉などを無報酬で引き受けてくださっています。今後、代理人を通じて解決金についての交渉ができればと考えていますが、私はあくまで交渉の相手は小室圭さんではなく小室佳代さんだと思っております。以前もコメント致しましたが、私と佳代さんの金銭問題と圭さんの結婚は別問題だと今も考えています。現在、佳代さんは体調が悪く、長期間の入院中と伺っております。ご体調については私も心配しておりますが、可能な限り早く佳代さんにお話を伺い、最終的な判断をしようと考えております。
2021年04月27日音楽や映画などを中心としたエンタメ系のフリーライターとして活躍する吉田可奈さんは、仕事をしながら2人の姉弟を育てるパワフルなシングルマザー。しっかり者の姉 “みいちゃん”と知的障害を抱えた弟 “ぽんちゃん”との日々を綴ったエッセイ&マンガ『うちの子、へん?』(扶桑社刊)が今話題になっています。今回は、そんな吉田さんに、他の子との違いに気付いたきっかけや、障害を持つ子どもとの向き合い方についてお話を伺いました。 「他の子と比べて小さい」と気づいたのがきっかけだった-シングルマザーになったのは、いつ頃だったのでしょうか。 吉田さん:12年前ですね。23歳で結婚して、26歳で1人目を出産、29歳で2人目を出産したのですが、いろいろあって、2人目が産まれてすぐに離婚しました。 -子育てに対する不安はなかったんですか? 吉田さん:子育てに対する不安は、ほとんどなかったです。子どもは2人ともすごく育てやすかったし、それよりも夫婦関係のトラブルの方がしんどくて、それを取っ払ってからは、ものすごく気持ちがラクになりましたね。 -2人目の男の子“ぽんちゃん”がちょっと他の子と違うなと感じたのは1歳くらいだったそうですが、どんなことがきっかけだったのでしょうか。 吉田さん:4月生まれで1歳になってすぐに保育園に入ったんですけど、ある日、保育園のおばあちゃん先生に「あきらかに(他の子と比べて)小さいね」と言われたんです。たしかに、めちゃくちゃ小さかったんですよ。6kgにも満たないくらいで。それまではあまり気にしていなかったんですけど、「一度病院で診てもらった方がいいよ」というアドバイスをいただいて、その日の帰りにかかりつけの病院に行ったんです。そうしたら、「たしかに小さいね」と言われて。そこから医師の指示のもと、離乳食とミルクの他に漢方と栄養ドリンクをあげることになり、それで1年間変化がなければ大きい病院に行きましょう、と。 -それで変化がなかったので大きい病院に? 吉田さん:そうですね。1年経っても喋らないし、歩かないし、体重も増えないし……ということで、紹介状を書いてもらって、大きい都立の子ども病院に検査を受けに行くことになりました。 -その時、どんな心境でしたか? 吉田さん:それまでの1年間の中で「大丈夫、うちの子は違うだろう」という気持ちと、「もしかしたら障害を持っているのかもしれない」という気持ちが半々くらいあって、その狭間でずっとグラついていたので、不安というよりも白黒つけたいという気持ちの方がすごく強くなっていました。こればかりは、悩んでも仕方がないじゃないですか。障害があるのなら、そのように育てなければならないし。 ―病院ではどんな検査を受けたんですか? 吉田さん:遺伝子検査をはじめ、成長ホルモンがちゃんと出ているかを調べる内分泌検査とか、染色体検査、神経内科、眼科、耳鼻科など、1泊2日で本当にいろんな検査をしました。 -その時の結果で、障害があると判明したんですか? 吉田さん:それが、全部異常なしだったんですよ。あとは様子を見ましょうと言われて、うーんと思いながら帰りました。その後しばらく様子を見ていてもやっぱり言葉が出なかったので、今度はMRI検査を受けて。そうしたら、脳に言葉を司る神経みたいなのがあるんですけど、そこにちょっと問題が見つかったんです。通常、2〜3歳くらいになるとそこが開くらしいのですが、うちの子の場合は、それがまったく開いていない状態でした。最悪開かないまま人生を終えるかもしれないし、急に開く場合もあるらしく。そこでようやく、ぽんちゃんはしゃべれないタイプの子だということが発覚した感じでしたね。 「やれるだけのことはやってあげよう」と療育センターへ-ぽんちゃんは【表出性言語障害】だと著書に書かれていましたが、これはどういったものなのでしょうか? 吉田さん:病院で直接そう言われたわけではないんですけどね。しゃべれないということが分かって療育センター(※1)に通うことになり、まずはぽんちゃんの状態をお話しするじゃないですか。その時に、職員さんがメモしていたのがチラッと見えて、そこに【表出性言語障害】(※2)と書かれていたんです。それで、家に帰って調べてみたら「言葉が出ないけど相手の言うことは理解できて、リアクションはできる」と出てきて、それがまさにぽんちゃんの状態と一緒だったので、ああ、うちの子はそうなんだと。やっぱりショックではありました。 ※1療育センター…障害のある子どもが、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、臨床心理士、臨床発達心理士などの専門職から、それぞれに合った治療と教育を受けられる施設。※2表出性言語障害…言葉を理解しているが、言葉を使う能力が年齢の水準を下回る障害。 -話す練習をしたりしましたか? 吉田さん:もう、良いと言われているものは全部試しましたよ。それでも成果は得られず。周りにも「いっぱい話しかけてみたら?」とか「ここに通わせてみたら?」とか、最終的には「こういう宗教に入ってみたら?」とかいろいろ言われましたが、私自身、はなから(いろいろやらせても)無理だろうという気持ちがあって。割と早い段階から療育センターに通わせて訓練を受けていたので、プロに勝るものはないと思っていたんですよね。 -療育センターでは、どんな訓練を受けていたんですか? 吉田さん:療育センターでは、【ST】と【OT】(※3)という体力と言語の訓練を2歳から週1回ずつ受けていました。検査の結果を受けてすぐに通えることになったのは、以前から市役所に相談していたからなんですよ。中には、そこに通っている=障害児みたいになっちゃうのが嫌で、なかなか相談できず療育センターに入りづらくなってしまったというケースもあるみたいですけど、うちの場合は早い段階で見切りをつけて、やれるだけのことはやってあげようという考えだったので。 ※3STとOT…STは言語聴覚療法、OTは作業療法を指す。 ちゃんと障害を受け入れ理解することで不安がなくなった -著書の中で、子どもの障害を受け入れることを【障害受容】という言葉で語られていますが、認めたくないママさんは多いのでしょうか。 吉田さん:難しい問題ですよね。私の場合は、最初に出会ったのが知的を伴わない自閉症の男の子のママで、早い段階で障害受容できている方だったんですね。サークルを自分で作ったり、毎日すごく楽しそうに暮らしているのを見ていたので、あまり抵抗がなかったというか。うちの子が知的障害かもしれないということが分かった時も、すぐにそのママに電話して相談したんです。そうしたら「手帳をもらって逆手に取ろう」って言ってくれて(笑)。手帳があればディズニーランドとかも並ばなくて良いし、旅行も安く行けるよって明るく後押ししてくれたことで、変にマイナスに捉えずにいられたんだと思います。 -とはいえ、やはり先のことを考えると不安になることも多いと思うんです。そういった時の気持ちの持っていき方というか、どう考えて行動するのが良いと思いますか? 吉田さん:障害があるのなら、この子が一番生きやすい場所を与えてあげようと考えるのが良いのではないでしょうか。だってしょうがないじゃん、親がどう思われようと関係ないよねって。結局、そのママのお子さんは自分の持っているものを生かせる学校に進学できて、今ではめちゃくちゃ高偏差値の私立中学に通っています。それは、彼女が自分の子どもの障害や能力をちゃんと理解して、それが最大限に発揮できる環境を選んでいった結果だと思うんです。 -障害がある場合、普通の学校に入れるかどうかというのも悩みどころだと思うのですが。 吉田さん:たまに私のところにも、SNSのDMを通して相談が来たりします。【特別支援学校】(※4)と【特別支援学級】(※5)の違いを説明すると、支援学校は障害を持った子の自立支援をするための学校で、生活する上での基礎的なことを教育して、そのまま職業訓練を受けて就職するという流れなんですね。対して支援学級は、通常の学習教育が難しい生徒のための学級なので、軽度の障害、いわゆるグレーの子たちが通っているんです。どちらに通うのがいいのかは親が決めることなので、悩むところですよね。 ※4特別支援学校…障害の程度が比較的重い子供を対象として教育を行う学校(小・中学部)。※5特別支援学級…障害のある子供のために小・中学校に障害の種別ごとに置かれる少人数の学級。 -まずは何よりも、お子さんの障害を受け入れることが大事だと。 吉田さん:そう思います。あと、よく勘違いされてしまうのが、自閉症の人は何かの能力に特化しているというのをドラマとかでよく見るじゃないですか。あれって、障害がない人の一部が天才なように、障害がある人たちの中でも一部の天才の話であって、普通の自閉症の子は、何かに特化しているということはあまりないんですよ。だから、まずは将来的に自立できるような教育をちゃんと与えあげるのが一番大事なことなのではないでしょうか。 -大人になった時に困らないことの方が大切ということですね。 吉田さん:そうそう。親は先に死んでしまいますから。特別支援学校では、スーパーに行ってリンゴを1個買います、お釣りはこうやってもらいますみたいなところから教えてもらえるんですよ。障害を持った人が生きるための学校ですね。 子どもの障害を受け入れるまでの過程や、学校進学などの現実的な問題について明るく前向きに語っていただいた今回。次の記事では、障害を持つ子どもを育てることで経験した苦労や、シングルで育てるためのさまざまな工夫、実際に利用している行政支援などについてのお話を聞きました。次回もお楽しみに! <第2回につづく>※2021年4月19日 文中のSTとOTの説明が逆になっておりましたので修正いたしました。PROFILE:吉田可奈さんエンタメ系のフリーライターとして活動しているシングルマザー。13歳、10歳の子どもを子育て中。発達障害・知的障害の子どもに関する著書を出版している。
2021年04月16日秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が延期となっている小室圭さんが4月8日、母・佳代さんと元婚約者X氏との「金銭トラブル」について説明する文書を発表した。その中で、小室さんはこう記している。《平成24年(2012年)9月13日午後11時15分、母は元婚約者の方から、婚約を解消したいという一方的な申し入れを突然受けました。(中略)このとき母が、婚約期間中に受けた支援について清算させていただきたいとお伝えしたところ、元婚約者から『返してもらうつもりはなかった』というお返事が返ってきました》実は小室さんが金銭トラブルについての説明文書を発表するのは2度目のこと。’19年1月22日に公表された文書でも、X氏の「返してもらうつもりはなかった」という発言から、金銭的な問題はすべて解決済みと認識してきたと説明していた。しかし、前回の文書発表直後の’19年2月、WEB女性自身では「小室圭さんの母・佳代さんに脱税疑惑…税務調査の可能性も」との記事を配信している。X氏から佳代さんに渡されたという409万円が、小室さんの説明通り返済の必要がない金銭なのであれば、贈与税を納めなければいけないのではないかという疑惑だ。贈与税の時効は贈与があった翌年3月から数えて7年。佳代さんがX氏から金銭を受け取ったのは’12年1月の200万円が最後だったので、その時点で、時効は’20年3月に迫っていたのだ。本誌は当時、小室圭さんの代理人・上芝弁護士にこの疑惑について電話で質問。しかし上芝氏は質問の核心には触れず、409万円の金銭が贈与だったのか貸与だったのかについても明言を避けた。佳代さんが贈与税を納付したかどうかについて、この時点で真相を掴むことはできなかった。しかし今回の小室さんの文書には、注釈の部分にこんな一節があった。《なお、贈与税を負担しているのかという報道がありますが、母は贈与税を納付しています。それまでは贈与税を納付する必要があると思っていなかったのですが、報道の後に知人から贈与税は納付しているのかと聞かれたことがきっかけで、念のためにということで納付しました》小室さんは、本誌の指摘に応えるように、佳代さんの“脱税疑惑”もしっかり晴らしていたようだ。
2021年04月09日秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまとの結婚が延期になっている小室圭さんが、母親の佳代さんと元婚約者X氏の「金銭トラブル」を説明する文書を公表して注目を集めている。その中には小室さんの認識として、佳代さんがX氏からどのような支援を受けてきたかが詳述されている。そして、「婚約するにあたって2人が交わしたやり取り」として、佳代さんとX氏が’10年の春に交際が始まり同年9月に婚約に至るまでのエピソードが記されている部分もある。《元婚約者の方がお食事に連れて行ってくださるお店が応分の負担を求められる母にとっては金額の高いお店であることが続いたため、ある時期から母は困難を感じ始め、今後もそのような状態が続くのであれば家計に支障をきたす心配があると思い悩むようになりました》《結婚に向けて話し合うなかで、元婚約者の方は、家族になるのだからこれからは金銭面も含めて全面的にバックアップします、保険に入っているので自分に何かあっても当面は路頭に迷うようなことはありません、安心してください等とおっしゃってくださいました。母は、元婚約者の方のこれらの言葉に思いやりを感じて信頼し、結婚のお申し出を受け入れました》《婚約にあたり、元婚約者の方は母に、お互いの友人を呼んでクルージング婚約パーティーを開きましょうかという提案や婚約指輪を贈りたいという提案をしてくださいました。母は有り難く思いつつも、次第に、元婚約者の方も母も決して若くはなくお互いに初めての結婚ではないので、豪華なパーティーを開いたり高価な指輪をいただくよりも他の使い道を考えた方がよいのではないかと思うようになり、元婚約者の方にそう提案しました。元婚約者の方は母の提案を快く受け入れてくださり、家族になる 3 人にとってよりよい使い方をしましょうという結論に落ち着きました》X氏が自ら進んで、佳代さんに”セレブなもてなし”を提案していたという、小室さん文書の記述――。ところが、佳代さんとX氏の「金銭トラブル」を最初に報道した『週刊女性』(’17年12月16日号)には、X氏の友人の証言として、真逆ともいえる婚約中のエピソードが紹介されていた。「圭さんが20歳前後の誕生日に、竹田さん(X氏の仮名)が新橋の高級レストランでお祝いをしてあげたそうです。そこまではいいのですが、翌年の圭さんの誕生日に、佳代さんが“あの店じゃないと意味がない”と言い出し、竹田さんが別の店を予約していたのもおかまいなしに勝手にその新橋の店を予約してしまったんです。もちろん、会計はすべて竹田さんで、そのときに“私はただの財布じゃない。もうこの人とはやっていけない”と別れを決意したそうです」さらに『週刊文春』(’20年12月17日号)では、婚約直前、佳代さんからX氏へのセレブな食事を“おねだり”する、次のようなメールが送られていたとも報じられている。《次回は代官山ASOでキャビアのパスタを是非!》《今年は圭の大好きな恵比寿ウェスティンHの『龍天門』でお祝いDinnerしたく》そして、婚約披露のクルージングパーティは佳代さんから持ちかけたものだといい、そのメールの文面も掲載されている。まさに小室さん文書とは正反対の内容が報じられているのだ。小室さん側と元婚約者側、いったいどちらの言い分が正しいのか――。
2021年04月09日稲垣吾郎、吉田羊らが出演する、リアルと虚構が入り交じるまったく新しいドラマ、よるドラ「きれいのくに」のメインビジュアルが公開された。美容師の恵理(吉田さん)と税理士の宏之(平原テツ)は再婚同士の夫婦。気になることと言えば、わずかな容姿の衰えと、最近セックスレスなこと、そして子どもを持つことを諦めたことくらい。結婚生活に不満はまったくない…はずだった。しかし、謎の女(蓮佛美沙子)が宏之の前に現れ、夫婦は不可解で信じがたい出来事に遭遇する。同じ高校に通う誠也(青木柚)、凜(見上愛)、れいら(岡本夏美)、貴志(山脇辰哉)、中山(秋元龍太朗)は幼なじみ。仲は良いが、最近は異性や容姿を意識し、ときどきちょっとぎこちない。ごく普通の高校生だが、唯一違うのは、彼らの周囲の大人のほとんどが“同じ顔”をしている国に暮らしているということ。街を歩く大人はみんな同じ男(稲垣吾郎)と女(加藤ローサ)の顔をしているそんな世界で恋をする。ある日、凜と恵理は映画館で出会い――。好きな人の、好きな顔になりたい――。そんな容姿へのコンプレックスを物語の中心にすえ、ドラマではほとんどの大人が“同じ顔”をした斬新な世界が描かれていく。今回到着したのは、稲垣さん、吉田さん、蓮佛さんらメイン出演者の顔を分割して重ね合わせるという、新しいドラマを予感させるモノクロのビジュアル。さらに、NHKのサイトでは、映像制作の裏側や、何役も演じた稲垣さんのコメントを収録した5分動画も公開されている。よるドラ「きれいのくに」は4月12日より毎週月曜日22時45分~NHK総合にて放送(全8回)。(cinemacafe.net)
2021年04月02日大泉洋主演×吉田大八監督のタッグで贈る映画『騙し絵の牙』より、俳優だけでなく監督としても活動する池田エライザ、斎藤工、塚本晋也が吉田監督の撮影現場をふり返るコメントが到着。新たな場面写真も公開された。モデルや女優として活躍し、映画『夏、至るころ』の企画・原案・監督も務めた池田さんは、監督の現場での印象について「すごく紳士的でスマート」と言い、「『あともう少しこういうエッセンスを足して欲しい』とおっしゃるので、答えだけ渡されるわけではなく、『こうやってみてはどうだろう』と提案していただけるので、チャレンジングな感じが楽しいです」と語る。一方、『blank13』や移動映画館プロジェクト「cinema bird」など、多岐に渡る活動を行う斎藤さんは、外資ファンド代表役として本作に出演。「吉田大八というフィルムメーカーの大ファンとして、その一部になれたことがとても光栄です」と思いを述べ、吉田組は「すごくロジカルな繊細でとても大胆な現場」だったそうで、「僕の場合は、現場の空気感やノリみたいなものを、生モノだからといって優先して撮っていってしまうのですが、それってどこか無責任でもあって、準備したものと出来上がりの差が多く有るんですね。でも大八監督はその差はほとんど無いんじゃないかっていうくらい職人的な現場だと思います。さらに重箱の隅をつつくような内容じゃないところが面白いというか、とてもユーモアに富んでいて、遊びの利いた内容の裏側の緻密さというところにプロフェッショナルさを感じます」と監督の演出をふり返る。映画については「日本映画の強さが集合していると思いました。言葉です。日本語という言葉で展開していくものの緻密さみたいなもの。日本語で構成された秀逸な一枚の騙し絵というか。味付けがソースでもケチャップでもなく、醤油ベースであるという(笑)。今の時代だからこそ、より意味を持っていると思います」と話している。『鉄男』『KOTOKO』『野火』『斬、』など海外でも高い評価を得ている塚本さんは「吉田監督の映画だから出演させていただきたいというのは勿論あったんですけれど、自分の役がどうかの前に、脚本全体が面白かったので、とにかくこの映画に参加したいという思いがありました」と脚本が気に入ったそうで、今作では高野(松岡茉優)の父で本屋の主を演じているが「役も共感がすごくあって。僕が、本に頬ずりするほどの“本フェチ”といってもいいくらいの本好きなものですから、紙の質感がある本が、段々売れ行きが悪くなって、ネットの世界にどんどん移行していく、本が置き去りになっていくことに、心配とか、不安とか、懸念みたいなものがあったので、そのことを一本のドラマの中で解決していくような映画に思えました」と明かす。また「他の監督に呼んでいただいた時は、監督目線で全然行かない」という塚本さん。「『自分だったらこうするのになと思わないんですか?』と訊かれるんですが、全くそういう風には思わなくて、監督の個性を浴びに行くのが楽しみなんです。吉田監督は自分の中に一貫した強いビジョンがあって、そのことに良い意味で頑固で崩さないこだわりの強さを感じました。最初に脚本を読んだ時に、感情を豊かに分かりやすく出す演技モリモリ感で読んでいたんですけれど、(現場では)自分のシーンも意外に『あっさりやって』という感じだったんです(笑)。そのあっさりの中の日常のリアリティの雰囲気の中に情感をかもし出していくということが分かったので、そのことになるべく応えようとしていました」と吉田組での日々を回顧している。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。※塚本晋也の「塚」は正しくは旧字(cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月20日2021年2月3日、俳優の吉田羊さんが誕生日を迎え、自身のInstagramを更新しました。吉田さんは「誕生日をどう過ごすかより、どんな心持ちで迎えたかを大切にしたい」と明かし、新たな1年への想いをつづりました。心穏やかに、お誕生日の朝を迎えた吉田羊です。年々、お誕生日をどう過ごすかよりもどんな心持ちで迎えることが出来たかが大切だなと思うようになってきました。穏やかに迎えられたなら、この一年を、自分なりに精一杯生きてきた証。よくやった、と褒めてあげてまた来年のお誕生日もそうあるよう、ひたむきに毎日を生きたいと思います。yoshidayoh_officialーより引用そんな文面とは裏腹に、吉田さんが投稿した写真はこれまでのイメージとは異なる『悪役』の姿。「ギャップに驚いた」「まさか吉田さんがこんなことまで…」といった声が上がった姿がこちらです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 吉田羊( ♀)Yoh Yoshida(@yoshidayoh_official)がシェアした投稿 インパクトが強すぎる…!これは、2021年3月に放送される特別番組『がんばれTEAMNACS』(WOWOW)内での一幕の衣装だといいます。吉田さんは「#悪役ラスボス#何で引き受けた?#全力で楽しかったけどね?」と自虐コメントを残しました。ファンからは「デヴィ夫人かと思いました」「かっこいいです」「挑戦への振り切り具合がすごい」などのコメントが寄せられています。吉田さんが演じる役の、幅の広さに驚きますね![文・構成/grape編集部]
2021年02月03日小室佳代さんの元婚約者の暴露により始まった、眞子さま婚約を巡るトラブル報道は、ますます過熱する一方だ。だが、当の圭さん、そして母・佳代さんは、沈黙を守り続けている。ただひとつ言えることは、佳代さんは、夫が自死したあと、母ひとり子ひとりで、なりふりかまわず“幸せ”をつかみ取ろうとしてきたに違いないことだ。だが、そのためにおこなってきたこと、彼女の半生を追い、見えてきたものとは――。暮れも押し迫った昨年12月18日午後6時4分。私鉄駅近くの老舗洋菓子店の店舗に、白衣に身を包んだ中年女性の姿があった。白衣は洋菓子製造の仕事着だろう。秋篠宮眞子さまとの結婚問題が取り沙汰される小室圭さんの母・佳代さんだ。それから約10分後、着替えを済ませた佳代さんは、茶色のダウンコートを着込んで、20代と思しき同僚女性とともに店を後にした。2人は最寄り駅から下りの普通列車に乗り込み、混み合った車内に並んで立った。離れて立っていた本誌記者の耳にも、ときおり会話の内容が漏れ聞こえてくる。同僚女性の相談事に、佳代さんは、ニコニコとほほ笑みながらうなずいて、聞き役に徹している。職場内での人間関係はよさそうだ。──眞子さまと圭さんの結納に当たる納采の儀が延期になったのは、18年2月6日のことだった。それからまもなく3年になる。昨年11月13日、宮内庁は、眞子さまの結婚に関する「お気持ち」を文書で公表した。そのなかで、眞子さまは、「私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」と、お二人の気持ちが揺るぎないことを率直に表明された。それを受け、父・秋篠宮さまも11月20日、お誕生日に際しての会見で、記者の質問に対して、結婚を認めるご発言をされている。「結婚することを認めるということです。これは憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります。本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきものだというふうに考えています」慎重で複雑な親心が垣間見えるご発言だが、眞子さまのご結婚はこれで一歩、前に進んだ。この会見の直後、ご結婚延期の最大の要因だった佳代さんの金銭トラブル問題にも進展があった。佳代さんに約400万円の返金を求めていたX氏の独占告白を、『週刊現代』(12月5日号)が掲載。「眞子さまにお伝えします。もうおカネ400万円は要りません」眞子さまのお気持ちの文書を読んだX氏は、翻意の理由を、「いつまでも二人の結婚の障害になってはならないと思った」と、話している。X氏は、それまで400万円は圭さんの学費と主張してきたが、本誌は「学費には使っていない」という圭さんの代理人・上芝直史弁護士の言葉をスクープ(12月15日号)。国際基督教大学(ICU)への入学金と1学期の授業料は、圭さん自身の貯金から支払い、以降の学費は奨学金で賄ったことを明らかにした。圭さんの学費にX氏が関わっていないのなら、借金問題は単に佳代さんとX氏の間の問題ということになる。このままいけば、眞子さまの義母となり、天皇家の縁戚となる佳代さん。その人物像はやはり気になる。小室佳代さんとはどんな女性なのだろう。佳代さんの旧姓は角田。小室敏勝さんと結婚したのは23歳のときだった。1歳年上の敏勝さんは明治大学工学部卒。横浜市役所に勤務し、市内に購入したマンションで家族3人、幸せに暮らしていた。圭さんが3歳のときからバイオリン教室に通わせていたという。敏勝さんは幼稚園の保護者会や参観日には必ず出席するほど子煩悩な人だったが、佳代さんも、敏勝さんに負けず劣らず、教育熱心な母親だった。「この子はバイオリンの天才なの」が口癖で、圭さんは私立の国立音大附属小学校に入学している。そんな小室家の生活は、02年、敏勝さんの自死で一変する。圭さんは当時10歳。以後、専業主婦だった佳代さんは、福祉事務所のカフェや地元のケーキ店などで働き、女手ひとつで息子を育てたが、圭さんの教育水準だけは落とさなかった。音大附属小学校はそのまま通わせ、中学からは、高校まで一貫教育のカナディアン・インターナショナルスクールに入学させた。学費は年間約200万~300万円(当時)。そもそも海外生活経験もなく、日本の小学校で学んだ子どもが、インターナショナルスクールに入るのは並み大抵のことではない。授業はすべて英語で行われるため、圭さんは小学校卒業から9月の入学まで、英語の強化クラスに入り、サマースクールに通い、さらには家庭教師をつけて特訓し、ようやく入学を果たしたという。圭さんと同時期に、インターナショナルスクールに在籍していた生徒の親はこう話す。「入学当初の圭くんは、ほとんど英語はできていなかった印象です。お母さまが本人以上に熱心でしたね。入学までは必死だったと思います。わずか半年である程度の英語力を身につけさせようとする熱量には、すさまじいものがありました。英語ができないお母さまは、事務の日本人のスタッフを通訳にして、各担当教科の先生に質問したり、勉強方法などを相談していたみたいですから」入学後も家庭教師をつけるなど、学費以外の出費は多い。「お誕生日会とかが、けっこう大変なんです。外資系企業や大使館の子のお誕生日にお呼ばれすると、お土産もどっさり持たされますから、それなりにプレゼント代も必要なんです」佳代さんは真っ赤なアウディを乗り回して、圭さんを送り迎えしていたという。パートの収入と夫の遺族年金で、月収は20万円を超える程度と報じられたギリギリの生活の中で、圭さんをインターナショナルスクールに入学させたことは、世界の一流どころの家庭の子女が集う環境を、必死につかみ取ろうとした佳代さんの執念と見えが感じられる。圭さんは、佳代さんの上昇志向の波に乗るかのように、横道にもそれず、まっすぐに育った。10年9月、ICUに入学した圭さんは、12年6月、大学の交換留学生説明会で、眞子さまと初めて親しく会話し、交際に発展。プロポーズは13年12月。婚約内定会見は17年9月。緊張のなかでも恥ずかしそうに見つめ合い、記者の質問に答える初々しいカップルのご様子は、多くの人を魅了した。この結婚がここまでもつれるなど、当時、誰も予想していなかったことだろう。『週刊女性』(’17年12月26日号)の「400万円借金トラブル」報道が、大きな波紋を起こすまでは──。佳代さんの借金を告発したX氏は、暴露の直前まで小室一家と同じマンションに住んでいた。本誌が当時取材したとき、X氏は薄いストライプのスリーピース・スーツに身を包み、襟元にはちょうネクタイ、言葉遣いも丁寧で穏やかな男性だった。「敏勝さんとは、マンションの管理組合の会合で話すようになりました。お互い理系だからウマが合って、今度、横浜で飲みましょうという約束もしていたのですが……。かなりたってから、敏勝さんが自殺したと聞き、本当に驚きました」外資系企業に勤めていたX氏は、生活時間が違う佳代さんとは顔を合わせたことがなかったが、07年、共通の知人を介して知り合い、圭さんのパソコンの修理を頼まれたことなどから、親しくなったという(『週刊文春』18年2月1日号)。X氏と佳代さんが、婚約したのは10年9月。圭さんがICUに入学したのとほぼ同時期だ。佳代さんは二人の財布を一緒にしようと持ちかけたこともあったという。そのころから、佳代さんの金の無心が始まったと、X氏は主張する。その総額が約400万円だ。佳代さんの度重なる無心にへきえきしたX氏は12年9月、婚約解消を申し出て、1年後には、返済を求める書面を小室家に送っている。一方、小室家側は「400万円は借金でなく、贈与だった」と主張。進展のないまま4年以上経過するなか、X氏は眞子さまと圭さんの婚約を知り、公開に踏み切った。「弁護士に相談しましたが、借用書がなければ裁判で勝つことは難しいと言われてしまいました。皇族をお嫁さんにしようとする人が、自分の学費を出してくれた人に対して、感謝の一言もないというのは、それでよいものでしょうか」X氏は本誌の取材当時に、そう胸の内を明かしている。この騒動で、18年3月4日に予定されていた納采の儀も、11月4日の帝国ホテルでの挙式も延期され、今日に至っている。ここにきて「お二人の結婚の障害になってはならない」(前出)と、返金を求めない趣旨の発言をしたX氏だったが、その後、事態が急変。『週刊文春』(20年12月17日号)では、佳代さんからX氏に届いた無心メールの詳細が公開され『週刊現代』(20年12月12・19日号)では、佳代さんと圭さんが、13年秋に「400万円は譲渡だった」と記した手紙を携え、X氏の自宅を訪ねた際の録音テープを公開。借金問題は再燃し、いまや過熱の一途だ。この事態を憂慮したのか、12月10日、西村泰彦宮内庁長官は定例記者会見で、小室家の金銭トラブルについて聞かれ、こう述べた。「説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要だ」皇室の歴史に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんも、小室家に対して手厳しい。「金銭トラブルの経緯について、国民への説明責任を果たすべきなのは、当然ながら小室家です。400万円が借金であれ、贈与であれ、元婚約者が金銭的援助をしてきたのが事実ならば、相手方に対し何の恩義も敬意も見せず、感謝や謝罪の念がないのは、一般的な社会通念からしても異常な感覚と言わねばなりません。400万円が学費ではないというなら、何に使ったのでしょうか?筋の通った説明をすべきです。現状のままでは、皇族と結婚する家としての社会的な信用は得られないでしょう」小室家の金銭トラブルの発端をたどれば、やはり敏勝さんの自死に行き着く。敏勝さんの生前から、小室夫妻と一時的交流があったという元喫茶店経営者A氏は、今回の本誌の取材にこう語る。「圭くんを連れて家族3人で、よく店に来てくれました。旦那さんはおとなしくて優しいタイプ。反対に佳代さんは社交的で、よく喋る。メニューを見て、旦那さんに『何を食べる?』と、聞いておきながら、『○○でいいでしょ』と、どんどん決めちゃう感じでした。旦那さんはもの静かで、小さかった圭くんに、食べさせてあげたりしていましたね」頻繁に顔を出していた一家が、しばらく姿を現さなくなったのは、圭さんが10歳のときだ。「久しぶりに佳代さんが来たと思ったら『主人が死んじゃった。首つり自殺した』と、言うんですよ」 敏勝さんは精神的に弱っていて、しばらく藤沢の実家に帰っていたと聞いた。「それを佳代さんが無理やり自宅に連れ帰ったような言い方でした。ある日の深夜、旦那さんが外に出ていったらしく、ガタンと音がしたそうです。佳代さんはそのまま眠ってしまい、目が覚めても旦那さんの姿が見えないので、圭くんを連れて捜したら、亡くなっていた現場に行き着いたそうです」佳代さんはそう店主に説明していたが、敏勝さんの遺体を発見したのは、立川警察署という報道もある(『女性セブン』21年1月7・14日号)。「それからは毎日のように閉店間際に圭くんを連れてきて『おじいちゃんも自殺しちゃった。圭くんにカウンセリングを受けさせたほうがいいのかしら』と、こぼしていました」敏勝さんの死後まもなく、敏勝さんの父親も後を追うように自死していたのだ。「佳代さんは、自分の父親の家に居候して、毎晩、狭い部屋で圭くんを抱きしめて寝ていると話していました。私たち夫婦は、突然、夫を亡くして、経済的にも大変だろうと、ご飯を食べさせ、もらい物を持たせたこともあります」佳代さんが話し込むと、夜9時、10時になる。「圭くんはおとなしく絵を描いたりしているのですが、そんな時間になると眠ってしまうから、車で送ってあげるんだけど、いつも小さなアパートの前で『ここがウチだから』と言われていたんです」Aさんはそれを信じていたが、圭さんのご婚約内定報道で、小室家の自宅が聞かされていたアパートとは違うマンションであることを知ったという。「当時はそんなことも知らないから、夫婦で同情していましたよ。旦那さんが、実家から連れ戻した後に亡くなったので、実家から『あなたが殺した』と、言われたと聞きました。『この子の(遺産相続の)権利はどうなるんだろう』と、悩んでいました」実家との橋渡しを頼まれたAさんは、委任状を持たされ、敏勝さんの藤沢の実家を訪ねたという。「旦那さんのお母さんにお会いすると、すごくいい人で、きついことも言いませんでした。佳代さんの気持ちを伝えると、『わかりました』と、一度で話が済んだんです」しばらくして、佳代さんが1人の女性を連れて店にきた。「霊媒師みたいな人で、女性は店に入った途端に店内の絵を見て、『ああ、この絵も、この絵のこともわかっていた』と、言うんです。奥の席から入口のほうを見て『圭くん、お父さんがこっちを見て笑っているよ』って。佳代さんは、心底、信じているようでした」Aさん夫婦に違和感が芽生えた。その後、佳代さんは自分の父親らしき男性と一緒に店に来て、夫婦に封筒を差し出したという。「それでいきなり『手を引いてくれ』と言うんです。何のことかと思いました。藤沢の実家からの援助の話がうまくいったということでしょうか?でも、こちらは親切で動いただけなのに『手を引け』という言い方は……。封筒に何が入っていたか知りませんが……」親切をあだで返され、侮辱された思いがして、Aさんは封筒を受け取らず、帰ってもらったという。「佳代さんとはそれっきりです。旦那さんの話をしながら、佳代さんは涙ひとつ見せなかったと思います。それに、圭くんの前で平気で自殺の話をする。こちらが心配すると『知っているから大丈夫です』と言うのですが……」Aさんの話を聞く限り、佳代さんの話にはうそやごまかしが多いように思える。著書に『被害者のふりをせずにはいられない人』(青春出版社)などがある精神科医・片田珠美さんは佳代さんをこう分析した。「400万円は学費に使っていないということですが、学費が必要と言って融通してもらったお金を、ほかの目的で使うほうがタチが悪いと思うのが普通です。ところが、彼女は『悪い』と思わないどころか『返さなくてもいい』と言えてしまう。自分に都合の悪い現実が見えなくなることを精神分析で『暗点化』と呼びますが、暗点化が起こりやすいタイプは、自己正当化の達人になりやすい。佳代さんは自己正当化の達人かもしれません」小室家に吹く逆風のなか、いまも圭さんを擁護するのは、居酒屋「のん処」店主の五井憲治さん(74)だ。圭さんが高校のころにアルバイトをしたフランス料理店のオーナーシェフだった人である。「みんな圭くん本人を知らないからね。僕のように知ってる人間は『いいコだよ』って言えるけど。圭くんは、お母さんに尽くしてもらってきたでしょ。だから、恩返しをしたいと、お父さんが亡くなったときから言ってたんだ。『僕がお母さんを守っていくんです』ってね。それ、聞いたときはジーンときて、目が潤みましたよ」圭さんは21年5月、ロースクールを卒業予定だ。なりふりかまわず、“幸せ”をつかみ取ろうとしてきた佳代さん。いま、54歳の彼女が、早朝からおよそ半日近くも、立ちっぱなしの洋菓子製造の仕事をするのは、体力的にも厳しいはずだ。そんな母を「守る」と言うのなら、さらには眞子さまの率直なお気持ちに応えるためにも、代理人に任せるのではなく、圭さん自身が母の金銭トラブルの経緯について真摯に説明するときがきているのではないだろうか。最後に、やはり佳代さんの肉声を一言でも聞きたい。冒頭で述べたとおり、同僚と帰途に就いた佳代さんは、途中駅で1人下車して、駅直結のショッピングモールに入った。退店時から紙袋を持っていたが、ショッピングモールから出てきたときにはさらに大ぶりの紙袋が2つ加わっていた。老舗菓子店の名前が見える。大量のお菓子を買い込んで、これからまたどこかに行くのだろうか。3つの紙袋とハンドバッグを抱えるようにして改札口に向かう佳代さんに、声をかけた。「小室さん、突然すみません……」彼女の顔が一気にこわばるのが見て取れた。怒りとおびえがないまぜになったような感情が目元に浮かび、表情に険しさが増していく。「秋篠宮さまがお二人の結婚を認めるご発言をされましたが、お母さまとして今、率直にどんなお気持ちでしょうか?」しかし、佳代さんは進行方向の一点を凝視するかのように、前だけを向いて決して顔を動かさない。やや前のめりの姿勢のまま、ズンズンと歩みを進める。「何もお話したくありませんか?」記者には、そのとき彼女が小さくうなずいたようにも見えた。「朝早くから、こんな遅くまで、お仕事ご苦労さまでした」そうねぎらうと、いきなりピタッと足を止め、不意に記者のほうに向き直った。そして、マスク越しにも“作り笑いですよ”と、ハッキリ伝わる不自然な笑みを記者に向け、絞り出すようにこう言った。「ご苦労さまでございました」こくりと頭を少し下げ、足早に改札を抜けると、佳代さんは帰宅ラッシュのホームへと姿を消した。「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月09日秋篠宮さまの「結婚を認める」発言に続き、小室佳代さんの元婚約者が「400万円は返してもらわなくていい」と表明。眞子さまと小室圭さんの結婚への“障害”が、次々と解消されている。結婚へのシナリオは“逆転完勝”目前となっているが、眞子さまには残された課題があるという。「結婚式に至るまで、数々の儀式に臨まれることになりますが、それらは秋篠宮家と小室家の“共同作業”になります。小室さんを眞子さまの結婚相手として認められた秋篠宮ご夫妻ですが、金銭トラブルの当事者である小室さんの母・佳代さんには、まだ強い不信感を抱かれているのではないでしょうか……。しかし、小室さんと頻繁にビデオ通話をされているという眞子さまは、佳代さんとも直接コミュニケーションをとられることもあると聞きます。小室さんがまだ米国に滞在しているなか、結婚を円滑に進めるためには、眞子さまと佳代さんの“嫁姑タッグ”が鍵を握ることになります」(前出・皇室担当記者)さらに問題となるのが、披露宴の費用負担だ。「眞子内親王殿下のご結婚に直接かかる費用は、男性皇族の結婚とは違いますので、秋篠宮家の私費と小室家の負担で賄われます。披露宴などにかかる費用の分担比率は一般の人の結婚と同様に両家の話し合いで決めることになります」(前出・山下さん)結婚が延期される以前、眞子さまと小室さんの結婚式と披露宴は’18年11月4日に帝国ホテルで行われることになっていた。帝国ホテルといえば、’05年、上皇ご夫妻の長女・清子さんと黒田慶樹さんの結婚披露宴会場でもある。このときは披露宴には両家合わせて約120人が列席していた。「当時は“地味婚”といわれましたが、それでも帝国ホテルで100人前後の披露宴を行おうとすると、少なくとも500万円はかかります。結婚延期前、宮内庁は公式に、帝国ホテルで行うと発表してしまっています。一度、延期で迷惑をかけてしまった以上、会場変更も難しいのではないでしょうか。一連の儀式の段取りから結婚式の費用負担まで、秋篠宮家と小室家の話し合いは難航することが予想されています。そこで眞子さまが橋渡し役となって、“義母”である佳代さんの意見を、秋篠宮ご夫妻に伝え、説得していく役割を担われることになるでしょう」(前出・宮内庁関係者)「お気持ち」を綴られた文書のなかで眞子さまは《結婚に向けて、私たちそれぞれが自身の家族とも相談をしながら進んでまいりたいと思っております》と記されていた。小室さん不在の日本で佳代さんとタッグを組まれる眞子さまは、結婚の儀式を実現するため秋篠宮ご夫妻に次々と相談をもちかけられていくことになる――。「女性自身」2020年12月22日号 掲載
2020年12月11日NMB48・吉田朱里の発案で実現した音楽番組『MY PLAYLIST 7』が、23日より吉田の公式YouTubeチャンネルにて配信された。NMB48の楽曲の中から、推し曲7曲のプレイリストを“MY PLAYLIST 7”として発表する同番組。「もっともっと歌番組に出たい!」というNMB48の強い思いを吉田が形にし、「歌番組つくってみた」というタイトルでYouTubeに公開された。“毎週オンエア”されており“高視聴率で10年目”と、設定もしっかり練られている。司会を吉本新喜劇・川畑泰史が、アシスタントをメンバーの安田桃寧が務め、オリコン1位を獲得した24thシングル「恋なんかNo thank you!」の選抜メンバーと、派生ユニット・だんさぶる!、難波鉄砲隊其之九、Queentet、LAPIS ARCHが出演した。だんさぶる! からプレイリストを発表したのは、NMB48キャプテンの小嶋花梨。「HA!」は「NMB48が持っている大阪の強い女のイメージが出ていて、一番イキって踊れる」と紹介するも「私は埼玉出身ですけど」と明かす小嶋に「大阪ちゃうんかい!」と川端が鋭くツッコむ。NMB48・10周年企画のファン投票で選ばれた難波鉄砲隊其之九は、山本望叶がプレイリストを紹介するも、塩月希依音が「理由をたくさん書いたのに選ばれなかった」とクレームを入れる一幕も。吉田、渋谷凪咲、村瀬紗英が所属するQueentetは、村瀬がプレイリストを発表。「『儚い物語』はオリジナルメンバーじゃないけど、熱唱したくなります」という意見に、吉田も「あ~、わかる!」と共感。ただ吉田にとっては「一生やりたくないけど、好きな曲」に位置しているという発言も飛び出した。「一生やりたくない」理由は番組内で明かされている。LAPIS ARCHは、休日の1日というテーマで7曲を選んだという梅山恋和のプレイリストを。一番の推し曲「おNEWの上履き」の紹介では、小嶋が「曲中、恋和のジャンプがどんどん高くなって、最初は大の字だったのに、土になった」と、梅山の跳躍を絶賛。川畑とLAPIS ARCHの4人で実際にジャンプにも挑戦した。最後に登場した「恋なんかNo thank you!」の選抜メンバーからは、吉田がプレイリストを紹介。「夢に色がない理由」は「この曲を聴いて号泣しました」と歌詞についての思いを語り、21日より始まった吉田プロデュースの7期研究生公演「Will be idol」の最後の曲にも選んだことを明かした。吉田の卒業について小嶋は「朱里さんが卒業することで危機感もあるけど、メンバーそれぞれ頑張るしかないので、不安はありません」とコメント。白間美瑠も「あかりんが作ってくれた道は大きいです。私も最後の1期生として頑張りたい」と心境を語った。
2020年11月24日女優としてさまざまな作品で活躍する、吉田羊(よしだ・よう)さん。出演作品以外にも、過去に出演したバラエティ番組で、俳優の吉田鋼太郎さんを魅了したエピソードが明かされるなど、そのプライベートが話題になったこともあります。そんな吉田羊さんの彼氏に関する情報や、相手がジャニーズアイドルという噂などをご紹介します。吉田羊の彼氏と噂される人物は?これまでに、俳優の西島秀俊さんや劇作家・映画監督などで活躍する三谷幸喜さん、お笑いコンビ『ピース』の又吉直樹さんとの熱愛が噂されてきた吉田羊さん。しかし、どれも噂の域を超えず、決定打に欠けるものばかりでした。そんな中、2016年に大々的に報じられた熱愛相手が、ジャニーズのアイドルグループ『Hey! Say! JUMP』のメンバー、中島裕翔(なかじま・ゆうと)さんです。中島裕翔、吉田羊との熱愛報道に無言『SUITS/スーツ』で織田裕二と初共演し「勉強になった」中島裕翔さんは、『Hey! Say! JUMP』のメンバーとして活躍するかたわら俳優としても活動中。ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)やドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(フジテレビ系)など、話題作への出演も目立ちます。\Happy Birthday!中島裕翔さん/本日8月10日は、我らが中島裕翔さんのお誕生日です㊗️㊗️㊗️おめでとうございます㊗️㊗️㊗️中島さんにとって素敵な1年になりますように…♡ #SUITS2 #ドラマスーツ #中島裕翔 #誕生日 #中島裕翔誕生祭 pic.twitter.com/NbvaSenY9E — 『SUITS/スーツ2』ご視聴ありがとうございました (@drama_suits) August 9, 2020 そんな中島裕翔さんが所属するジャニーズ事務所といえば『恋愛禁止』という厳密なルールこそないものの、恋愛ネタはご法度。また、吉田羊さんと中島裕翔さんの年齢が19歳差、ほぼ20歳という年の差でも話題を呼びました。週刊誌『週刊ポスト』が報じたところによると、中島裕翔さんが吉田羊さんの自宅に7連泊したといい、記事には2人が寄り添って歩く写真も掲載されています。なお、2人に共演経験はなく、記事によると出会いはバーとのこと。週刊誌では、同じバーのマスターを介して親交が深まり、交際に発展したと伝えています。吉田羊の熱愛報道にジャニーズ側の反応は?吉田羊さんと中島裕翔さんの熱愛が報じられた後、ジャニーズ事務所側は「仕事について相談に乗っていただいたことはあるようだ」としつつも「交際という事実はありません」と2人の関係を否定。吉田羊さん側の事務所もまた「役者の仲間の1人であり、交際はしていない」とコメントしました。一方で、出席するイベントなどで中島裕翔さんとの関係に関する質問を振られても、沈黙をつらぬき続けた吉田羊さん。しかし、熱愛が報じられた直後に出席した『日経ヘルス Presents ビューティーミューズ大賞2016』では、「基本的にはすべてが試練」「意味がある試練だと思っているので、しんどいですし、外に出られないこともありますけど、そこにきっと意味があると思っていれば、乗り越えられる」と意味深な発言をしたこともありました。『日経ヘルス Presents ビューティーミューズ大賞2016』出席時の吉田羊なお、この日のイベントではファンからの声援を受け涙するひと幕も。最後には「あなたを大事だと思っている人もきっと笑顔になると思いますので、日々笑顔で過ごしてください」という言葉も飛び出し、中島裕翔さんのことを思っての発言なのではないかと、噂になりました。吉田羊、ジャニーズの彼氏とのその後は?2016年に吉田羊さんと中島裕翔さんの熱愛報道が出た直後、しばらく2人の続報が出ることはありませんでした。一部では破局と見る動きも強まっていた中、2018年には久々に2人の関係に触れた記事が出ます。記事では、中島裕翔さんとの熱愛報道で吉田羊さんと事務所の社長との関係に溝ができたといい、独立準備と留学を予定していると伝えていました。しかし、後に吉田羊さん自身が留学の噂を否定。自身のインスタグラム上で「#嘘が本当のように報道される」とハッシュタグをつけて投稿しています。 この投稿をInstagramで見る 吉田羊( ♀)Yoh Yoshida(@yoshidayoh_official)がシェアした投稿 結局、吉田羊さんと中島裕翔さんが本当に熱愛関係にあったのかは本人たちがコメントを避けている以上分からないまま。しかし、中島裕翔さんが吉田羊さんの自宅に連泊し、決定打となる写真も撮影されているだけに、2人が親密な関係にあることは事実。今後、吉田羊さんが幸せな恋を手にすることを多くのファンが願っているに違いありません。[文・構成/grape編集部]
2020年11月13日吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和らがレギュラー出演する連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」より、ポスタービジュアルが公開。吉田さんからコメントも到着した。取調室を舞台に、吉田さん演じる女性刑事・石川百合をはじめとするお馴染みメンバーが並ぶこのビジュアルは、さらに強く深まった彼らの絆を感じさせつつも、百合が初めて斜めに構えている点に注目。吉田さんは、今回のポスターについて「これまでとは明らかに違う百合の変化を感じ取りました」と感想を述べ、「事実、今シリーズは百合にとって試練の多い、しかも彼女のアイデンティティに揺さぶりを掛けるエピソードが多く、これまでに体験したことのない感情が生まれる瞬間が多々ありました。また今回、自粛期間を挟んで半年間捜査一課メンバーと一緒に過ごした関係で、その絆の深まりもまた、このポスターから滲み出ているように思います」と太鼓判を押す。また「最高にカッコいいこのポスターを眺めながら、どうぞシリーズ開始を楽しみにお待ち下さいませ」と視聴者へメッセージを寄せた。さらに、本作のシーズン1とシーズン2の一挙放送も決定。新シリーズ放送開始直前の12月1日(火)を皮切りに過去シリーズが一気に楽しめる。連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」は12月5日より毎週土曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全10話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年10月29日7月上旬、都内の有名洋菓子店の裏口から白衣姿の女性が現れた。マスクをし、白い帽子を目深にかぶっていたのは、小室圭さんの母・佳代さんだった。佳代さんは、以前勤めていたこの洋菓子店に、ひっそりと“職場復帰”していたのだ。1時間ほどの休憩を終えると、佳代さんは両手をギュッと握って、店へと戻っていった。「さあ、午後も頑張るぞ」と、自分に気合を入れるかのように――。一方、小室さんのニューヨークでの留学生活にはピンチが訪れていた。「実は、小室さんは8月に“強制帰国”となる可能性が高まっていました」そう語るのは米国在住のジャーナリスト。「7月6日、トランプ政権は留学生へのビザ発給の規定を変更すると発表。オンライン授業のみを履修する学生の米国内滞在を認めない方針を打ち出しました。コロナ禍のニューヨークにとどまっていた小室さんも、ビザが停止された場合は帰国し、日本でオンライン授業を受けることになると見られていたのです」(前出・ジャーナリスト)しかし、トランプ政権は7月14日になって留学ビザ制限を撤回。小室さんがビザ問題により帰国する可能性はなくなった。小室さんが帰国することになれば、母・佳代さんとは’18年8月の渡米以来の再会となるはずだったのだが――。「佳代さんは2年ぶりに、最愛の息子と一緒に過ごせる日々を心待ちにしていたかもしれませんが、実現しないことになりました。ただ、小室さんがニューヨーク留学を続行できるようになったことは、喜んでいることでしょう」(皇室担当記者)「女性自身」2020年7月28日・8月4日合併号 掲載
2020年07月23日吉田羊主演の新TVCMが、7月10日(金)より全国にてオンエア。その新CMの楽曲には、菅田将暉×石崎ひゅーいによる「糸」のカバーが起用されている。吉田さんらが家に帰ってくるシーンからスタートし、料理シーンなど日常が映し出される本新CM。撮影では、青色の背景をバックに家族が紹介するシーンでアドリブのやりとりも生まれ、和やかな雰囲気で進んだそう。そして本CMシリーズでは、2015年度、中島みゆきのオリジナルを起用して以来、EXILE ATSUSHI、Aimer、「いきものがかり」吉岡聖恵、「スキマスイッチ」が「糸」をカバーし、歌い継いできた。6年目となる2020年度は、映画『糸』とのタイアップにより、主演のひとり菅田さんと石崎さんがカバー。本楽曲は、映画のエンディングソングにも決定している。またYouTube東宝MOVIEチャンネルにて、本楽曲が使用された「映画『糸』メイキングスペシャル映像」が公開。ほかにも、芸人「かが屋」が初登場するコミカルなWEB限定CMも公開。TOYOTA HOME DIGITAL PARK やトヨタホーム公式YouTubeチャンネルにて視聴可能。さらに、吉田さんとの対談動画もTOYOTA HOME DIGITAL PARK限定で楽しめる。トヨタホームTVCM“「なのに」がある家 夏篇”は7月10日(金)より全国にて放映。菅田将暉×石崎ひゅーい「糸」は7月17日(金)配信リリース。(cinemacafe.net)
2020年07月09日吉田羊と大泉洋がW主演し、リモートで制作したショート連続ドラマ「2020年 五月の恋」が好評につき、配信期間延長が決定。吉田さんが制作の裏側などを語るコメントも到着した。本作は、吉田さんが撮影の自粛が続いている中、「お芝居で日本を元気にしたい」「心の栄養を届けたい」と思いを寄せたことから企画がスタート。これに大泉さん、脚本家・岡田惠和、松永大司監督の思いが重なり、奇跡のタッグが実現。大手スーパーマーケットに勤め、都心店舗の売り場を任されているユキコ、在宅勤務で慣れないリモートワークに奮闘する中堅の設計会社に勤める営業マン・モトオという“元夫婦”の電話での会話を中心に物語が展開していく。WOWOWでは全4話で放送された本作が、現在YouTube WOWOWオフィシャルチャンネルとWOWOWメンバーズオンデマンドにて無料配信中。当初、6月末までの配信を予定していたが、延長が決定。YouTubeでは7月いっぱいまで、WOWOWメンバーズオンデマンドでは来年5月いっぱいまで無料配信する。全4話のYouTube合計視聴回数は、68万を超え(6月26日時点)、反響を集めている本作。また、7月5日(日)には全4話を1本化し、未公開映像を含んだ特別版の放送もされ、ここだけでしか見られないエンディングが用意されている。主演の吉田さんは、最初に脚本を読んだときのことをふり返り「『面白い!うまい!』と思わず声が出たほど、岡田さんの想像力と筆力にただただひれ伏したくなるパーフェクトな脚本でした」と言い、「中でも秀逸と感じたのは、二人の人物設定。リモートワークのモトオもスーパー勤めのユキコも、まさに『2020年の5月』を生きた私たちと地続きの二人。彼らが感じ口にする言葉はみな、リアルな私たちのものでもありましたし、“自粛する者”と“するわけにはいかない者”双方の立場で語られるところに、全ての人にこの作品を楽しんでもらいたいという岡田さんの愛情も感じました」と感想を語る。また、リモートの撮影方法については「二人が住むマンションは、離れた二つのスタジオ。各現場には、iPhoneとiPadの2台がアングル違いで設置され、それらの映像はリアルタイムでWOWOW本社内の基地に送信されていました。監督はその基地からリモート演出し、各スタジオに設置された指示用パソコンからそれが聞こえるという具合」と説明。“毎話ワンカット撮影”だったことも明かしながら、「リハーサルを見て直しを入れたら、あとの本番は最後までノンストップ。リモートあるあるですが、町内放送が流れてきてNGなんてこともありました。また画面のスウィッチングは収録と同時に行われ、それをベースに編集が加えられと聞きました」と詳細に撮影の様子を語っている。さらに、大泉さんとの共演については「それぞれ都内にあるハウススタジオでしたが、その距離は16km離れておりました。会話は、実際に電話をかけ、受話器から相手の声が聴こえる状態。しかも、部屋には本人以外入らなかったので、完全なる一人暮らしの長電話でした」と状況をふり返り、「監督は、何度もリハーサルをする中で役者の芝居を新鮮に保つため、どっちかの音声をオフにし、『内緒の演出』をして、相手の新鮮なリアクションを引き出すこともありました」とコメント。タイミング合わせに関しては「例えば3話冒頭の『同時マスト』のくだりは、演出パソコンからキューをもらいタイミングを合わせたものです。ところが、二人が偶然にも同じタイミングで同じ動きをするという奇跡の瞬間が幾つかあったことは、オンエアを見て知りました」と奇跡もあったそうだ。「2020年 五月の恋」は7月31日(金)までYouTube WOWOWオフィシャルチャンネルにて、2021年5月31日(月)までWOWOWメンバーズオンデマンドにて全4話無料配信中、WOWOWプライムにて7月5日(日)13時より【特別版】無料放送。(cinemacafe.net)
2020年06月27日・彼女なりの『踊ってみた』。・ハッシュタグとの差がすごい。・強い…。吉田沙保里さんが自身のTwitterに投稿した動画に、そんな驚きと困惑の声が寄せられています。星野源の楽曲に合わせて吉田沙保里が踊る著名人の間でブームになっている、歌手の星野源さんが自身のInstagramに投稿した、オリジナル曲『うちで踊ろう』。元の動画に合わせて一緒に歌ったり、踊ってみたりと、星野さんとのセルフコラボを楽しむ動画を多くの著名人がSNS上に投稿しています。吉田さんもブームにのり、自身のTwitter上に『うちで踊ろう』とのコラボ動画を投稿。『#うちで踊ろう』のハッシュタグをつけて投稿された動画、こちらです。シャドーレスリングしてみましたぁー途中のジャンプする所、足が上がってなーい運動不足を感じます… #うちで踊ろう #星野源 さん #シャドーレスリング pic.twitter.com/upeqwWEANp — 吉田沙保里 (@sao_sao53) April 11, 2020 踊りや歌ではなく、シャドーレスリングを披露するコラボは、「さすが」のひと言…!現役時代、レスリング選手として数々の偉業を成し遂げ、『霊長類最強』の異名を持つ吉田さんにしかできないコラボです。吉田さんは「運動不足を感じる」と、自身のシャドーレスリングのレベルに満足がいっていないようですが、すぐにでも現役復帰できてしまいそうです!『踊ってみた』とは若干違うものの、投稿を通して多くの人に笑顔と元気を届けた吉田さん。見ているだけで、新型コロナウイルス感染症を撃退してくれそうな心強さすら感じますね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月14日仕事が忙しくなると運動もできず、しかも甘いものを食べたくなることも多いので、体は凝り固まるし、脂肪もたまるばかり……そんなときに出会ったのが食事制限ナシ、運動ナシ、頑張る必要ナシで『たった10秒でやせるツボ』(著者/吉田佳代 SB Creative 1300円+税)の本。これならズボラな私でもできるかもと思い、早速実践してみました。 肥満の原因は体のめぐりが悪いためまずツボとは? それを押すことの効果を読んで頭に入れました。ツボは、東洋医学でいう「気(生命活動を維持するエネルギー)」「血(血液やそれに含まれる栄養素)」「水(体の細胞内外の水分)」が通る道を経絡といい、その経絡上に361個あるもの。体のさまざまな不調や余分な脂肪がたまってしまう肥満は、この経路の滞りから生まれると言われ、ツボを押すことで気血の滞りが解消できるのだそうです。さらにツボ押しは水のコントロールもできるため、ツボ押しを習慣にすることで、経路のめぐりが良くなり不調が改善し、太りにくい体に変えられるということだそうです。 たしかに仕事柄、1日中座ってパソコンに向き合うことが多いので、筋肉は凝り固まり、めぐりは悪くなりがち。しかも年とともに代謝も落ち、水分や老廃物はたまっている気がします。まさに私の体は、あちこちが滞っている状態なのかもしれません。 体に変化が起こる5つのツボたくさんのツボのなかからダイエットに効果的なツボとして紹介されていたのが下記5つのツボ。肥満の大きな原因となる食欲、硬い脂肪、便秘、むくみを解消するツボで、この5大ツボ押しを習慣づけることから始めてみました。確実に効果を上げるためには3週間は続けることが大事なようです。 ●おなかのツボ朝、起きぬけに「中院」と「関元」を押して代謝を促す中院のツボ(写真上) 関元のツボ(写真上) ●手のツボ朝「合谷」を押してストレスをやわらげ、胃腸の動きも活性化 合谷のツボ(写真上) ●耳のツボ食事前に「飢点」を押して食欲をコントロール飢点のツボ(写真上) ●足のツボ夜、入浴後、就寝の1時間ぐらい前までに「湧泉」を押して老廃物と水分を排出する湧泉のツボ(写真上) 一番すぐに習慣にできたのは、起きぬけに布団の中でできるおなかのツボと入浴後におこなう足のツボ押し。食前におこなう耳のツボ押しは、実は食卓に着くとついついすぐに食べ始めてしまうので、なかなか習慣にできませんでした。食べ始めてから「あっ」と思い出すことが多かったのです。手のツボはおなかの後に手のツボ押しもすることで習慣にできました。 ツボ押しで太りにくい体へ変化本書で紹介されている太りにくい体とは、●代謝がいい日常生活で消費される基礎代謝もアップし、脂肪燃焼効果がアップ。●血流の流れがいい酸素や栄養が体のすみずみまでめぐり、体が温まり冷え防止に。●姿勢が良くなる筋肉がほぐれ、体のゆがみが改善し、ボディラインが整う。●デトックス力が高まる余分な水分や老廃物が排出されて、便秘も解消。脂肪もたまりにくくなる。●消化器系が活性化する胃腸の働きが良くなり、新陳代謝が活発に。消費エネルギーもアップしてやせやすくなる。 とのことですが、私の5大ツボ押しを実践してみてのダイエット効果は、押し方によっても違いがあるそうですが、体重は1~1.5㎏減りました。ただ、私の体重はこれくらいならすぐに変化することがあります。でも、年末年始をはさみ、太りやすい時期だったことを考えると、増えるのではなく減っていたというのは良かったなと思います。 そして一番実感しているのは、血流が良くなって、冷えを感じないことでしょうか。手足の先はすぐに冷えてしまうタイプだったのですが、ほとんど冷えません。特に朝、おなかのツボ押し後は本当に体がポカポカしてびっくりするくらい。寒い朝だけど、すごく起きやすくなりました。 また、もともと便秘はなかったのですが、回数が増えさらに快便に。太りにくい体に着実に変化しているように感じるので、継続して確実なダイエットにつなげたいです。ツボ押しは即効性があるとのことで、変化がすぐにわかるのは継続の励みにもなりますね。 まとめこの本を見た息子は「10秒でやせられるなら、太っている人なんかいないよ! 無理無理」と悪態をついていましたが、実際には1カ所1回のツボ押しに10秒、それを3~5回は繰り返し行い、5大ツボ押しをするなら30秒×7カ所(手足は右左)=210秒(3分半)もしくは50秒×7カ所(手足は右左)=350秒(6分弱)です。でも、たったそれだけで体が変わり太りにくい体になるのなら、続けない手はありません。本書には、この5大ツボのほかにパーツやせのツボや体の不調を改善するツボ押しも紹介されています。また、詳しい押し方もわかります。私もそろそろパーツやせのツボ押しも習慣にして夏までにすっきりボディを手に入れようと思います。気になった方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 ●吉田佳代さんプロフィール日本手技療法士認定協会手技療法士。整体師。体幹ストレッチインストラクター。AIASオーストラリア国家資格ビューティーセラピスト。骨・筋肉・経路・経穴・リンパのすべてからアプローチする独自の足ツボ療法や全身オイル整体技術を開発。サロンにて延べ約60,000人の施術実績を持つ。サロンのプロデュース及びコンサルティングも手がけ、経営指導や人材育成から総合マネージメント・接客販売・集客指導などもおこなっている。著書やメディア出演も多数。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!取材・文:アキモト スズ「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。
2020年02月26日吉田兄弟が1月11日から2日間、神奈川・カルッツかわさき ホールで「吉田兄弟 20周年記念コンサート - The Yoshida Brothers –」を開催する。昨年11月にデビュー20周年を迎えた吉田兄弟。これまでもMONKEY MAJIK、ももいろクローバーZ、EXILEなど多くのアーティストとコラボするなど、津軽三味線の枠にとらわれないユニークな活動を展開してきた。先日1月8日に発表したアルバム『THE YOSHIDA BROTHERS』でもLUNA SEAのSUGIZOを客演に招いた『GIBIATE』など挑戦的な楽曲も収録されおり、彼らの創造性は留まることを知らない。5年ぶりとなる新作を起点に彼らのアニバーサリーイヤーが幕を開けた。それにともない様々なコンサートが企画されている。本日の「吉田兄弟 20周年記念コンサート- The Yoshida Brothers –」もそのひとつだ。関東公演はカルッツかわさき ホールで本日から、関西公演は2月にNHK大阪ホールで行われる。どちらも熱量の高いステージとなるだろう。ぜひ本日は津軽三味線の力強い打撃音に酔いしれてほしい。■公演情報「吉田兄弟 20周年記念コンサート- The Yoshida Brothers –」会場:カルッツかわさき ホール1月11日(土)開場/14:30/開演/15:301月12日(日)開場/13:30/開演/14:30
2020年01月11日津軽三味線に新しい風を起こし、独自の道を切り開いてきた吉田兄弟が、2019年にデビュー20周年を迎えた。これまでの思いや新作、2020年2月に開催する『吉田兄弟 20周年記念~スペシャルコンサート』について、ふたりが語った。「吉田兄弟」チケット情報1999年にデビューして以来、その驚異的なテクニックや、口ずさめるようなフレーズ、多彩なアーティストとのコラボレーションなどで多くのファンを獲得してきた。「2003年に全米デビューし、いろんな国でプロモーションしてつくづく感じたのは、津軽三味線だけでは限界がある。日本のいろんなアーティストとセッションやコラボをして、その力や可能性を見せていかないと。それを実行し、やっとここまで来たという思いです」と弟の吉田健一。兄の良一郎も「20年前だったら、津軽三味線とJ-POP・ROCKが一緒に演奏するなんて考えられなかった。でも、この20年で変わり、和と洋楽器が垣根を超えてコラボできるように。世界中にこんな音楽はないですよね。“どう、すごいでしょ津軽三味線!”というのを見せられたと思います」と力を込める。そのふたりの思いを結集させたニューアルバム『THE YOSHIDA BROTHERS』(2020年1月8日発売)は、2000年から現在まで、吉田兄弟がさまざまなアーティストとコラボした楽曲や新曲が入る。ヲタ芸のグループGinyuforcEと共演した『雷-IKAZUCHI-』は疾走感あふれ、「ヲタ芸が踊りやすいスピードで作り、速さは吉田兄弟史上マックス。あれ以上は速く弾けない(笑)」と健一。「まさかヲタ芸とコラボするとは(笑)。演奏中、後ろで彼らが踊っていてすごく面白かった」と良一郎もうなずく。一転して、オーケストラと共演した『ファビア・サントコフスキー:2つの三味線のための協奏曲』は、自然の中を津軽三味線が旅するという曲。三味線のために協奏曲が書かれたのは世界初で、譜面に基づきながらもふたりの即興演奏が入る。三味線で蝉や風の音などを表し神秘的だ。「コンサートで演奏中、指揮者の大野和士さんも乗ってきて、どれが指揮の合図だか分からなくなって(笑)。途中でロストしましたが、無事に弾き終えた。かつてない大挑戦になりました」と声を揃える。ほかには来年公開のアニメ『ジビエート』のオープニングテーマ曲など、聴き応えのある作品に仕上がった。20周年を迎えるコンサートはギターや尺八、太鼓などを交えた約10人編成。「僕らの集大成でありますが、未来を感じさせるものにしたい。20周年でもここからもう一度始まる、1年生の気持ち」と健一。「津軽三味線はお年寄りだけがやる楽器ではなく、20年かかって若者や海外の人が演奏するカッコいい楽器になった。もう一歩、僕らで進めたいです」と良一郎。新1年生が奏でる音にじっくりと耳を澄ませたい。公演は2月1日(土)・2日(日)、NHK大阪ホールにて。チケット発売中。取材・文:米満ゆうこ
2019年12月17日笑福亭鶴瓶が吉田茂を、生田斗真が吉田の右腕・白洲次郎を演じ、熱き人間ドラマを描くスペシャルドラマ「アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~」。この度、若手女優の新木優子が、ドラマの原案「父 吉田茂」の著者でもある吉田の娘・麻生和子役を演じることが分かった。「日本は絶対立ち直る」という思いを胸に、吉田茂が日本の独立を目指した戦後政治の軌跡とその生き様を描く本作。今クールでは「モトカレマニア」で初主演を果たし、もうすぐ写真集も発売されるなどいま注目の新木さんが演じる吉田の娘・和子は、妻を早くに亡くした吉田を、その勝気で社交的な性格から事実上の“ファーストレディ”として支えた人物。現在、副総理を務める元総理・麻生太郎の母親でもある。今回、父を厳しくも温かく見守る愛に溢れた娘・和子を演じる新木さんは「大変な時代に逞しく生きた女性は、いつか挑戦してみたかった役なのですごく嬉しかったです!」と喜び、「いつかご一緒したいと思っていた方々と共演させていただけると聞いて夢のようでした。特に父役の笑福亭鶴瓶さんとはバラエティで一度共演させていただいたことがあるのですが、今回はお芝居でご一緒できて嬉しかったです」と共演者についてコメント。「鶴瓶さん演じる吉田茂は優しさの中に厳しさや強さを感じる印象がありました。鶴瓶さんはすごく優しくお茶目な方なので、現場の雰囲気をいつも盛り上げてくださっていました」と撮影の様子も明かし、「吉田茂の生き方を通して、どう強くあるべきなのか、いざという時の決断力がいかに大切かを感じていただけるドラマだと思います。ぜひたくさんの方々に見ていただきたいです」とメッセージを寄せている。<ストーリー>1936年。第二次世界大戦前の吉田茂(笑福亭鶴瓶)は駐英大使としてロンドンにいた。貿易商の白洲次郎(生田斗真)とは“ジイさん”と呼ばれるほどの間柄。やがて吉田が反対するドイツとの防共協定を締結したのを機に、吉田は駐英大使を辞すことに。太平洋戦争が始まり、吉田は大磯で戦争を早く終わらせるべく上奏文の準備を進めていたが、情報が漏れたのか終戦工作に関わった罪で拘留されてしまう。だが、この年に終戦を迎えた日本はGHQに占拠され、外務大臣を更迭させるなど政治にも口を出すようになる。新たな大臣に任命された吉田は、言いなりにはならないと、臆せずマッカーサーに意見していく。テレビ東京開局55周年特別企画スペシャルドラマ「アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~」は2020年2月、テレビ東京系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年12月09日