大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、源俊賢を演じる本田大輔の声を紹介する。――源俊賢について僕なりにちょっと調べさせていただいて、複雑な過去があるというか、源高明さん、父が失脚して、その失脚したのを目の当たりにして深い傷を心に負い、そこからたぶんいろいろ学ぼうと自分でしたんでしょうね。それで結局は父からの英才教育というものもあって、どんどんどんどん知恵と確かな目をつけていって、大人になり今になり、そうすると今度は世の中を良くしていこうという正直な方が勝っているような気がしていて、なんか戦略があったりとかそういうことでなく、正しいと思うところにひかれて、そこに知りたくてついていくっていうような人物かなと思っています。なので明子とはちょっと逆な感覚を持っている兄ちゃんなんじゃないかなと思っていますね。――藤原道長についてまず道長という人物を知ろうと思ったとしても、柄本佑という素晴らしい俳優の残像がずっと頭につき、僕の中では柄本佑さんがもう道長なんですね。彼のバックボーンもものすごいものがあるので、正直言って「ただものではない」と。それで彼が演じていらっしゃる道長に対して、僕がいうセリフ「ただものではない」。これは僕が「こういう事言いたかった」っていうのがあったので、本当ただものではない人に対して「ただものではない」と言えたことがとてもうれしいですね。――伊周、隆家に近づくシーンきっと俊賢は、別に敵視しているわけでもなく、正直なことを正直に言いに行っただけのような気がしていて、いろいろ調べるとやっぱり伊周に対してもものすごく恩義というか、いろいろ持っていたとそういうものを知って演じるのと、知らずに演じるのはまた違うのかなと思って、ただ単に攻撃的にセリフを言うではなく、やっぱりどこかしらの恩義、それから礼儀をしっかり持ったうえでやるっていうのを今回テーマに決めていたので、セッションしている感じがあって、とても楽しかったです。
2024年05月12日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、まひろを演じる吉高由里子の声を紹介する。――藤原道兼の死を知って道兼のせいでもあるとは思うんですけど、母が亡くなったのは。でもどこかで自分のせいでもあるし、どこかで道兼がお母さんにつながる人でもあるし、目標ではないし、目的ではないんですけど、失ってしまった感はあるんじゃないかなって思いましたね。なので道兼自体の無念とか罪とかも、最後は許せないけど、前に進むために受け入れたんじゃないかなと思うような、許すことによって自分が前に進めるような、受け止めたようなまひろがいたようなシーンだなって思いました。
2024年05月05日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、さわを演じる野村麻純の声を紹介する。――さわを演じきってあっという間だけど、濃厚な時間でした。笑ったり泣いたり、まひろさんをからかったり(笑)。いろんな感情の振れ幅を素直に出したので、本当に「やりきった」という感じもありますし、ずっとまひろ様と一緒にいたので離れがたい気持ちが大きいです。――さわの人生についてまひろ様との出会いが人生の大きな分岐点になっていて、出会っていなかったらさわは琵琶を弾くこともなかっただろうし、字を書くことも土を触るってこともなかっただろうし、本当にいろんな初めての経験をさせてもらえて、学歴コンプレックスというか、そういう気持ちが芽生えて、追いつきたい憧れみたいな存在もできて、いろんな感情を経験できたと思うので、本当に充実した人生だったんだろうなと思います。気持ちの面でいろんなことを経験できて。――まひろたちと過ごしてやっぱり家族団らんのシーンとかは、リハーサルで見ていたっていうのもあるんですけど、羨ましい気持ちもあったと思うし、第12回の庚申待のときだったり、そういう家族のイベントごとっていうのも、きっとさわは自分のおうちでは楽しんでいなかったんじゃないかなと思うので、姉のように慕うまひろのおうちに通うっていうのは、毎回喜びにあふれていたんじゃないかなと思うし、「惟規様、家に婿入りしてくださいませ」「婿入りしてほしいなぁ」っていうさわの言葉には、もちろん惟規さんへの気持ちもあるけど、本当にまひろと家族になりたいっていう思いもあったのかなとは思います。
2024年05月05日現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」より、吉高由里子、三浦翔平、玉置玲央、野村麻純の君かたりが、公式サイトにて公開された。今回の「君かたり」では、この世を去ることとなった道兼役の玉置さんが、「良くも悪くも道兼像っていうのをつかめないまま撮影が進んだし、きょうのアップの日を迎えたなって」と演じきった正直な感想を明かしている。しかしそんな中でも、道兼のターニングポイントになった場面を語り、「道長のおかげでまっとうな人間になれた、させてもらえた」とふり返る様子も。そんな道兼の死についてまひろ役の吉高さんは、「道兼自体の無念さとか罪とかも、最後は許せないけど、前に進むために受け入れたんじゃないかな」とまひろの気持ちを代弁。一方、関白になれなかった伊周役の三浦さんは、「どんどん絶望に入っていく」「どんどん崩れていく序章」と話す。まひろの友人・さわ役の野村さんは、「あっという間だけど濃厚な時間でした」「ずっとまひろ様と一緒にいたので離れがたい気持ちが大きいです」とさわを演じきった気持ちを語る。さらに、「いろんな感情を経験できたと思うので、本当に充実した人生だったんだろうな」とさわについての思いを明かし、吉高さんは「まさかまさかあそこでお別れなんて(思って)ないと思うし、当たり前におじいちゃんおばあちゃんなっていく中にも、さわさんはずっといる人だと思っているんじゃないかなと思います」と語った。第18回「岐路」道隆(井浦新)の死後、一条天皇(塩野瑛久)が次の関白にと命じたのは道兼(玉置玲央)だった。道兼は民のためによい政をと奮起していたが、関白就任の日に倒れ、7日後にこの世を去る。そのころ、為時(岸谷五朗)の屋敷にききょう(ファーストサマーウイカ)がまひろ(吉高由里子)を訪ねてくる。次の関白は伊周(三浦翔平)か道長(柄本佑)かで内裏では話が持ち切りだと聞かされ…。夜、まひろが道長との思い出の場所へ行くと――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~NHK BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~NHK BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月05日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原道隆を演じる井浦新の声を紹介する。――藤原道隆を演じきって撮影に入る前にイメージしていた道隆よりも大石さんがつくっていく道隆っていうのは、それ以上に豊かな人物像を描いていて、最初は文学や武道、芸事とかそっちの方の引き出しをどんどんどんどん使っていくような役になっていくかと思いきや、終わってみたら自分の中でイメージてきていなかった不器用さというか。政に関して得意じゃないっていうところをしっかりと描いてくださっている道隆の人間臭さだったり、文化芸術に造詣のある道隆意外の顔がしっかりと描けたっていう、実際はどうかということではなく『光る君へ』の世界の中での、藤原道隆という人物を豊かに描くことができたなとは思いました。――道隆の最期への思い『光る君へ』の世界の中で道隆を演じてきて感じていたのは一点ですね。やっぱり一族、家族への思いであり、呪縛であり、でもその家族というものを道隆を演じるうえでは常に大事にしていました。お酒に溺れても、権力に溺れたとしても道隆の根底にあるのはやっぱり家族であって、父上から学び教えられて、手本にしてきた父上のような政。道隆の中では教科書は父上なので、やっぱりそこも親子という関係からなっているので、父上から教えられたことは一族をいかに続けてくか、栄華を続けていくということが道隆にとっては一番大事なことなんですよね。だから自分が家族を持ったら、今度はそれを息子、今度はその孫へいかに渡していけるか。本当にそこだけを大事にしていた。だから本当に政は不得意な道隆ですけれども家族、一族というものが道隆のすべてだったんだろうな、というふうに感じます。
2024年04月28日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、高階貴子を演じる板谷由夏の声を紹介する。――道隆の最期のシーン悲しかったですけど、でもめちゃくちゃ愛した人が私が詠んだラブレターのような歌を最後に詠んで死んていくって、なんてロマンチックなんだろうって思っていました。ロマンチックっていうか、すごくやっぱりお互い情熱的な恋愛をしていたんだなと思って、井浦新くんとも言っていたんだけど、死んでいくときに出会った頃の話を二人でしながら死んでいく夫婦っていよねって話していたの。それなんか、なかなかない気がするんですよね。出会った頃の話をするって。夫婦でもそんなふうに話せることもあまりないし、それを二人で確認しあって「会った頃はこうだったよね」って言いながら片方が死んでいくってすごいなと、その二人の絆がね。大石先生はすごい「二人は大恋愛」って思う気持ちをあそこに込めたんだろうなと思っていたんですけどね。だから悲しいけど、悲しいんだけど二人で共有する思い出を話し合えるっていう幸せ感もあったし、「さようなら」っていうよりも「私たち今まで幸せだったよね」って、二人で共有できる思い出がたくさんあるっていうほど幸せなことはないから、それはすごくほわんとしました。――道隆の変化について台本だと知っているんだけど、そういう嫌な面は私たちには見せていないんですよね、家族には。彼がそういう策略とかやっているのは見ていなくて…、でも知っていると思いますよ。板谷的には台本を読みながら「こんなに変化しているの?」って思いながら読んでいたんですけど、でも貴子も一緒に夫婦ともども、家族ともども一緒にあがりたいっていう野心というか、欲はあったはずだから「いけいけ~!」って感じだったんじゃないですかね。それを止めてなかった気がする、この時代の女性って位が高いほうがいいって思い込んでいるところがあるから「うちの旦那いけ~!」って感じだったんじゃないかな。
2024年04月28日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、一条天皇を演じる塩野瑛久の声を紹介する。――一条天皇について幼いころから天皇に即位して、自分の中でも自覚は芽生えつつもまだ若いというところで、至らないところだったりもあると自覚はしているものの民に寄り添い、本当にこの国をよくしようと一生懸命、動こうとしているっていう描写はいくつかあってですね。関白の言いなりになるのではなく、自分の頭で考え自分で行動し、よき政を行っていこうという意志はすごく感じ取れるので、すごく聡明な愛情深い天皇なんじゃないかなと思っております。――藤原道隆について自分とは少し異なる考え方だなという風に思っているんじゃないかなと感じていますね。道隆なりの気持ちもわかると一条天皇は思ってはいるんじゃないかなと思いまして。というのもやはり一条天皇は、政としてきっちり自分が意志を持っていろんなことを決めていかなければならない中でも情にも厚いというか、すごくそばにいる人を信頼したいって思うような人だと思うので、道隆もその中の一人ではあると思うので無下にはできないなと思いながらも、ちょっと乱暴だなと思ったりする一面もあるんじゃないかなと思っています。――定子についてとてもとてもいとおしくて、なくてはならない存在。心安らげる居場所みたいなふうに思っているんじゃないかなと思ってはいるんですけれども、一条天皇も自分で政治を動かしていかなければならないという使命があって、やはりその情というものが邪魔してしまうことも時にはあるんじゃないのかなと思っていて、その中のやはり一番大きい核というものが定子の存在なんじゃないかなと思っておりますね。それがいい方向に働くときもあれば、自分の中でちょっと突っかかってしまうことに働いてしまうこともあるんじゃないかなと感じています。
2024年04月21日大河ドラマ「光る君へ」より、ファーストサマーウイカ、財前直見、益岡徹の君かたりが公式サイトにて公開された。吉高由里子が紫式部を演じる本作。今回公開された映像では、ききょう(清少納言)役のファーストサマーウイカさんは、藤原定子(高畑充希)について、「『推し』の感覚にすごく近いんじゃないかな。娘でもなく、恋人でもなく、けど命を懸けてお守りしたいとか、最大の雇い主ではあるけれども」とし、“清少納言”という名について「すべてを背負った名前で宮中に入るっていうのがぐっとくるというか。『あなたの今までの人生を背負って学んだものとかをすべて持ってきて、宮中で私の力になってね』って言われたような気がして」と女房になるシーンをふり返っている。財前さんが演じているのは、兼家(段田安則)の妾である藤原寧子。和歌に長け、兼家との日々を「蜻蛉日記」として残した彼女。この「蜻蛉日記」は、まひろ(紫式部)も幼いころから読み込んでおり、そのことを知り、「まひろが歌を詠んでいく人になるきっかけみたいなことになるので、すごく重要な役割をいただいたなと思っていて」「先輩なんだけど、ちょっとお母さんの面影を見るみたいなシーンなのかな」とコメント。倫子(黒木華)の父・源雅信役の益岡さんは、雅信の最期について「婿殿(道長)に対して皮肉なことを言うんですけれども、あれも本当はそうしたかったけど、その出発点は娘かわいさの発想」「家族を大事に思った人間なんだなっていうのをすごく感じました」と語っている。第15回あらすじ道隆(井浦新)は、強引に定子(高畑充希)を中宮にし、詮子(吉田羊)を内裏の外へと追いやった。2年後、一条天皇(塩野瑛久)は麗しく成長。道隆の独裁には拍車がかかっていた。伊周(三浦翔平)らに身内びいきの人事を行い、定子のために公費を投じ始める。道長(柄本佑)は兄のやり方に納得がいかない。一方のまひろ(吉高由里子)は、さわ(野村麻純)と近江の石山寺へと出かける。そこで思いもよらない人物との出会いが…。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月14日吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」の公式サイトでは、ユースケ・サンタマリアと上地雄輔、2名の「君かたり」が公開されている。大河ドラマ第63作目として現在放送中の本作は、「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く物語。出演者の撮影現場からのコメントが聞けるこの「君かたり」。陰陽師・安倍晴明を演じているユースケ・サンタマリアさんは、これまで多くの作品に登場してきた安倍晴明とは、また異なると説明し、「ビジネスマン安倍晴明みたいなところを今回やりたいということで。要は生きていくために、世渡り上手にやっていくみたいな」「見ていて不思議な感じになると思います」と説明。関わりの多い藤原家については「内心は嫌いになれない」「ただ単にビジネスとして利用しようとしているってだけでもなく、ある種の感情っていうか、愛情に近い何かを持っていて」と語っている。また、才に恵まれず、兼家から軽く扱われている道長の異腹の兄・藤原道綱役の上地さんは、道綱について“天然素材”と表現。「見ている方がホッとするようなかわいらしさもあり、人間らしさもあり、視聴者目線であるような感情をしっかり道綱という役の中で、ぬくもりというか温度を出せたらいいな」とコメントしている。第11回「まどう心」兼家(段田安則)の計画により花山天皇(本郷奏多)が退位。為時(岸谷五朗)は再び官職を失うこととなった。まひろ(吉高由里子)は左大臣家の娘・倫子(黒木華)に父が復職できるよう口添えを頼むが、摂政となった兼家(段田安則)の決定を覆すことはできないと断られる。諦めきれないまひろは兼家に直訴する。一方、東三条殿では道隆(井浦新)の嫡男・伊周(三浦翔平)らも招いて宴が催され、栄華を極めようとしていた――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月17日大河ドラマ「光る君へ」より、出演者の撮影現場からのコメントが聞ける「君かたり」が公式サイトにて公開された。吉高由里子が紫式部に扮する本作。今回公開された「君かたり」には、まひろ(紫式部)ののんびりとした弟・藤原惟規役の高杉真宙、まひろとは特別な絆がある藤原道長役の柄本佑、町辻で風刺劇を披露する散楽の一員である直秀役の毎熊克哉が登場。それぞれ、演じる役柄やまひろについてなどを語っている本映像。高杉さんは、「助けたくなる姉」「なくてはならない存在」と姉・まひろや乳母・いと(信川清順)について語る。柄本さんは、直秀について「同じにおいを感じる」「自由さみたいなものに対する、憧れみたいなのも意外に道長の中にはちょっとあるんじゃないかな」と考えを述べた。そんな直秀を演じた毎熊さんは、「若いときに失ったこととかが、むしろ何か得るタイミングだったりする気がしていて、それを忘れないでほしい」「若いときに味わった気持ちを汚さずにというか、やっぱり人生いつまで生きるかわからないですけど、大事なものっていうのはそんなに何個もないはずなので、そういうのを持っていてほしいなと思いますね」とまひろと道長への思いを明かしている。第10回あらすじ兼家(段田安則)は道長(柄本佑)たち一族を巻き込んで、秘密裏に花山天皇(本郷奏多)を退位させ、孫の懐仁親王(高木波瑠)を擁立する計画を進め始める。その頃まひろ(吉高由里子)は、家に帰ってこない為時(岸谷五朗)を案じ、妾の家を訪ねてみる。そこには身寄りもなく最期を迎えようとしている妾の看病をする為時の姿があった。帰宅したまひろのもとに道長からの恋文が届く。まひろは道長への文をしたため始めるが――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月04日「そんな君が好き」男性を惹きつける【自尊心が高い】女性の特徴すぐに新しい彼氏ができる女性たちに共通する点はなにか、あなたは気づいていますか?彼女たちは自己肯定感が高い傾向があり、それが自信を生む源なのです。今回は、自尊心が高い女性の特徴を4つ紹介します。自分を尊重する自己肯定感が高い女性は自分自身を尊重するという特性を持っています。たとえ恋人の要望であっても、それが自分の意見に反する場合は、確固たる意志でNOの意思を明確にします。その結果、男性に対する依存関係が減少し、男性から追い求められる存在になるでしょう。自己尊重を忘れずに、恋愛をより楽しむことができます。自己改善に尽力する自己肯定感が高い女性は、その自尊心が生まれつきのものではないかもしれません。理想の自分に近づくために、自らを愛し信じることができるよう努力を惜しまないからです。自己改善は、他人からの愛情を引き出すだけでなく、本質的には自分自身のための活動です。美容や学習など、日々の努力が自己認識を高める手助けとなるでしょう。コンプレックスを隠す一人ひとりが何かしらのコンプレックスを持っています。ですが、自己肯定感が高い女性はそのコンプレックスを言葉にすることは少ないでしょう。コンプレックスの深刻化は自尊心の低下につながるため、適切な言及を心掛けることが肝心です。自己啓発に興味がある自己肯定感が高い女性は、外見だけでなく内面や思考にも磨きをかけるのが好きです。自己啓発についての関心を持つことで、ポジティブな思考法を養い、自尊心が高まるかもしれません。また、自尊心が低い人は外観や魅力への厳しいこだわりが特徴かもしれません…。考え方や視野を広げ、精神面に磨きをかけていくことも、自己愛を深めるきっかけになるでしょう。まずは自己愛から始めよう!自己肯定感を高めるための手段はたくさん存在します。自分自身に自信がない方は、自尊心が高い女性の行動や習慣をマネしてみましょう。自分自身を尊重することで、男性により愛され、素晴らしい恋愛体験が手に入るかもしれません。(愛カツ編集部)
2024年02月20日「実は君にゾッコンです…」男性の【隠れた本音】を探るアプローチ方法彼のことが好きで、きっと彼も自分に興味があると思っているだけど、なぜかはっきりとした進展がない。デートの間隔も不規則だし、たまにはLINEも無視されてしまうことも…。そんな彼の真意が掴みたい方のために、今回は彼に密かにできるアプローチ方法を紹介します。まずは彼の感情を探るまずは、彼は「確かに好きだけどちょっと気分屋」というタイプなのか「遊びたいだけで本気の恋愛は考えていない」男性なのかを見抜く必要があります。そのために必要な見分け方は「彼とデートするたびに、彼との関係が深まると感じるかどうか」です。多少デートのペースにバラつきがあり、一貫性がなくても、デートのたびに二人の間柄が深まったと感じれば、それほど心配する必要はありません。ですが、デートが楽しい時間だけで、特に何も起きずに解散してしまう、あるいはデート自体がまるでない…。この場合、彼が「本来好意を持っているが遊びたい」タイプである可能性が高いため、警戒が必要です。行動に移す本音が読み取りにくい男性にハマってしまった場合、ポイントは「彼が自分からアプローチしてきたときに、あなたも攻める」ことです。逆に「彼の曖昧な態度は少なくとも自分に気がある証拠だ」と考え、自分から積極的にデートに誘い出したり、気になる態度を示すのはあまりオススメではありません。その上、あなたが彼をデートに誘い、断られてすぐに何度もデートに誘い出すと、彼はあなたを「重たい」と感じる可能性があります。大切なことは、彼が自分からデートに誘ったり、あなたに何か気持ちを示したとき、そのチャンスを逃さずに具体的な行動に移すことです。焦らず、過度に思い詰めないことこのような男性に惹かれた場合、恋愛のことで頭がいっぱいになるのは難しいでしょう。趣味の追求や、他の異性とのデートなど、彼以外の楽しみを見つけることが最善の策です。過度に思い詰めすぎないようにして、相手に会っていない間に自分を磨くことを目指しましょう。(愛カツ編集部)
2024年02月20日「君という沼にハマりました」男性を沼らせるモテテク3つ男性を好きになったとき、付き合うためのアプローチを考える女性も多いはずです。今回は、男性の心をつかむコツを紹介します。感動の手書きメッセージ「缶コーヒーに『お疲れ様。差し入れだよ』というメモをつけたり、周囲に配慮を示しつつ、尽くすことで彼の心をつかむことができました」(24歳/女性)今の時代、デジタルでのコミュニケーションが主流なので、手書きのメッセージが貴重に感じられるでしょう。短いメモでも、男性の心に大きなインパクトを与える可能性があります。さりげない変化への注目「彼が疲れていることや、最近どこか元気もないようなことに気づいて声をかけるようにしています」(27歳/女性)心遣いは、彼に「自分のことを理解してもらえている」と感じさせ、彼から告白を引き出すきっかけとなります。配慮することで、彼の心をつかむことができるでしょう。素直な気持ちを伝える「好きな先輩に直接告白した結果、彼から『その誠意に応えたい』と言われました」(23歳/女性)あえて正攻法で素直に告白する方法もあります素直な表現は、男性にとって新鮮で、深く感銘を与えることがあります。真剣に思いをぶつける男性の心をつかむためには、誠実さと素直さをアピールすることが大切です。真剣な思いは真剣に対応する気持ちを引き出し、後悔のないよう適切なアプローチをしてみてください。(愛カツ編集部)
2023年12月24日赤城乳業は12月12日、 「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」を全国発売します。■ぜひ一度食べて、「これはソフト君だ!」と体感してみて!「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」は、北海道産生クリームやアッサム茶葉を使用した、アイスクリームグレードで濃厚なミルクティーの風味が楽しめる商品。「ガリガリ君リッチロイヤルミルクティー」発売(2009年)から14年ぶりに、ミルクティー味のガリガリ君シリーズが新商品で誕生します。内側のミルクティーアイスは、細かな氷と濃厚なミルクティーアイスクリームを混合し、ソフトな食感にこだわっています。同社では、「ぜひ一度食べて、ガリガリ君との違いを感じ、『これはソフト君だ!』と言っていただきたいと思います」とコメントしています。■商品概要「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」希望小売価格:216円種類別:アイスクリーム容量:95mlエネルギー:204kcal発売日:2023年12月12日発売エリア:全国(エボル)
2023年12月12日赤城乳業「ガリガリ君」シリーズの新作アイスキャンディー「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」が、2023年12月12日(火)より全国で発売される。ガリガリ君から“ソフト食感”の濃厚ミルクティーアイス「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」は、北海道産生クリームやアッサム茶葉を使った濃厚ミルクティー風味の新作アイスキャンディー。なおミルクティー味のガリガリ君シリーズは、2009年の「ガリガリ君リッチロイヤルミルクティー」以来14年ぶりの発売となる。文字通り「ソフト君」なだけあり、内側に配したミルクティーアイスは細かな氷とミルクティーアイスクリームを組み合わせてソフトな食感に仕上げている。【詳細】「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」発売日:2023年12月12日(火)価格:216円発売エリア:全国【問い合わせ先】赤城乳業株式会社 お客様相談室TEL:0120-571-591(9:00〜17:00 日曜日、年末年始を除く)
2023年12月10日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトは、唯一仲良くしてくれたソウに独占欲や執着心を抱くようになります。そして、ソウに誘いを断られたことをきっかけに、嫌がらせをするように。クラスメートや担任の鈴木先生の協力で嫌がらせはなくなったものの、レクトの過度な執着心を危惧した先生。ふたりを引き離そうと目を光らせ、次第にレクトの執着心は解けていきました。クラスで相手にされなくなったレクトは、ある日突然、学校に来なくなります。そして、1カ月ほど経ったころ、ふらっと教室に現れました。学校を休んでいた理由を「ケガしただけ」とクラスメートに話したレクトですが、ソウのお母さんは、「姉のメコちゃんに刃物で傷つけられた」という噂を、同じ学校の保護者から耳にしていました。レクトは育児放棄を受けているという噂があり、姉のメコちゃんは生活が荒れて手がつけられないという、複雑な家庭事情がありました。 そんな中、学校に登校するようになったレクトに対し先生は、「暗いところや狭いところに閉じ込められてないか?」「お金がなくてもごはんが食べられるところがある」と話していたそう。そんな先生のサポートもあり、落ち着いた様子を見せていたレクトは、誰かに執着することもなくなり、家庭の外で居場所を見つけたようでした。 逆に、メコちゃんは荒れた生活が加速。見た目が派手になり、深夜に大人の男性と一緒にいるところを補導されたそう。娘がそのような状況にもかかわらず、親は警察署にさえ迎えに来ず、大きな問題になっているようです。一方で、ソウは……。 友だちとのトラブルを乗り越えた先には… レクトと関わらないように生活していたソウ。 「あれ? あそこにいるのレクトじゃね?」「上級生に絡まれてるよね。ヤバくね?」 友だちと遊んでいると、上級生に絡まれているレクト見つけました。 「関わっちゃいけないのに、どうしたらいいんだ!?」 先生や親の言いつけを守ろうとしますが、上級生に突き飛ばされているレクトをほっとくことができません。 「関わるな! 関わるな! ……関わるな? いや、助けなきゃ!!」 友だちとともに、レクトを助けようと決意。 「いじめは許さねぇ!」と、レクトの元へ駆け寄りました。 レクトとのトラブルを乗り越え、精いっぱい考えて、今を一生懸命過ごすソウなのでした。 レクトとトラブルになり、苦しい思いをしたソウですが、レクトが上級生にいじめられている姿に、「助けなきゃ」と駆け出しました。「レクトとは関わらない」という親と先生との約束を守ろうとするも、“困っている友だちを助けよう”と判断したソウ。言いつけを守ることだけではなく、自分で事の善しあしを判断して行動する姿は、本当に素晴らしいですね。 レクトは落ち着いた生活ができているようですが、姉の問題など家庭環境はまだまだ複雑。今回のソウのように、レクトが困ったとき、手を差し伸べる友だちや大人の存在が、これからもレクトを救ってくれるよう切に願います。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年06月30日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトは、唯一仲良くしてくれたソウに独占欲や執着心を抱くようになります。そして、ソウに誘いを断られたことをきっかけに、嫌がらせをするように。クラスメートや担任の鈴木先生の協力で嫌がらせはなくなったものの、レクトの過度な執着心を危惧した先生。ふたりを引き離そうと目を光らせ、次第にレクトの執着心は解けていきました。クラスで相手にされなくなったレクトは、ある日突然、学校に来なくなります。そして、1カ月ほど経ったころ、ふらっと教室に現れました。学校を休んでいた理由を「ケガしただけ」とクラスメートに話したレクトですが、ソウのお母さんは、「姉のメコちゃんに刃物で傷つけられた」という噂を、同じ学校の保護者から耳にしていました。レクトは育児放棄を受けているという噂があり、姉のメコちゃんは生活が荒れて手がつけられない状態という、複雑な家庭事情がありました。 そんな中、学校に登校するようになったレクトに対し先生は、「暗いところや狭いところに閉じ込められてないか?」「お金がなくてもごはんが食べられるところがある」と話していたそう。 学校で暴れることも減り、落ち着いた様子を見せていたレクトですが……。 平穏に過ごず少年。しかし家庭では… 「もしかしたらレクトくんは、家ではない場所のほうが落ち着くのかもしれない」 このように考えるソウのお母さんは、「誰かに執着することがなくなったレクトは、学童のような場所でおとなしく読書をしている」と耳にしました。 そんなレクトの様子に安心していましたが、姉のメコちゃんは荒れた生活が加速してしまったそう。 メコちゃんは見た目が派手になり、都会で遊んでいたところ、深夜に補導されます。そのとき一緒にいた男性は、父親ではない大人の男の人だったのです。 娘がそのような状況にもかかわらず、迎えに来ないメコちゃんの親。問題は大きくなるばかりなのでした。 レクトがソウとトラブルになった際も、関わろうとしなかったレクトの親。姉のメコちゃんが警察にお世話になってもなお、関心がないようです。 子どもにとって、自分に関心のない家庭で育つことほど、つらいことはないのではないでしょうか。レクトやメコちゃんは心が不安定になってしまった結果、家の外でトラブルを起こしてしまっているように思います。家庭によって考え方はそれぞれで、子育てに正解はありません。しかし、せめて子どもがSOSを出したときは、しっかり寄り添ってあげたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年06月29日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトは、唯一仲良くしてくれたソウに独占欲や執着心を抱くようになります。そして、ソウに誘いを断られたことをきっかけに、嫌がらせをするように。クラスメートの証言や担任の鈴木先生との話し合いで、非を認めたレクトは、ソウに謝罪しました。しかし、ソウの過度な執着心を危惧した先生は、「レクトの親は学校に協力的ではないため、ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と、ソウのお母さんに提案。お母さんは提案を受け入れ、先生はふたりを引き離すためレクトに目を光らせていました。次第にレクトの執着は解けていったものの、同級生から相手にされなくなったレクトは、公園などで下級生の子に声をかけて遅くまで連れ回し、問題になってしまいます。トラブル続きのレクトは、ある日突然、学校に来なくなりました。それから1カ月ほど経ち、レクトは学校に戻って来ました。学校を休んでいた理由を「ケガしただけ。傷が治るまで学校に行きたくなかったから」と話すレクト。顔を曇らせながら説明するレクトに、クラスメートもそれ以上は聞ける雰囲気ではなく、詳細はわからないままでした。その後しばらくして、同じ学校の保護者の高木さんに偶然会ったソウのお母さん。高木さんによると、「レクトくんのケガは姉のメコちゃんに刃物で傷つけられたもの」と噂になっているそう……。 レクトは育児放棄を受けているという噂があり、姉のメコちゃんは生活が荒れて手がつけられない状態という、複雑な家庭事情がありました。そんな中、学校に登校するようになったレクトは……。 生活が荒れる少年に学校は… 高木さんの話を受け、ショックを受けるソウのお母さん。 その日、学校から帰ってきたソウがレクトの話を切り出しました。 「暗いところや狭いところに閉じ込められてないか?」「お金がなくてもごはんが食べられるところがある」 先生がレクトにそう話している声が聞こえてきたそう。 ソウのお母さんは、「学校側はできることをしているんだろうな」と感じていました。 その後もレクトは、学校に来なくなることがあるものの、暴れることは減り、落ち着いた学校生活を過ごすのでした。 学校のサポートもあり、落ち着きを取り戻してきたレクト。しかし、ソウが耳にした、先生とレクトの会話はショッキングなものですね。さまざまなトラブルを起こしてきたレクトですが、家庭では気持ちが荒れてしまうような、つらい状況にあるのかもしれません。先生が親身になってサポートしているようですが、レクトが心から安心して生活できる環境が整うことを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年06月28日「18/40~ふたりなら夢も恋も~」「アオハライド」などへ出演が決定している出口夏希主演のショートドラマ「君が好き.mp4」第2話が、「ABEMA」にて放送された。本作は、吉祥寺のカフェ&ダイニング「キューブリック・ダイニング」のアルバイト・ナツキ(出口さん)が主人公。無類の映画好きの店長の思惑に巻き込まれ、常連客のソウタ(青山凌大)やホール担当が、店の休み時間に映画製作に参加。ナツキは気になるものの、参加したい思いを打ち明けられずにいた。また、思いを寄せるソウタが、映画内で恋愛シーンを演じる様子にモヤモヤしてしまう…。夢に仕事に恋にと、それぞれが抱える葛藤やモヤモヤを前向きに解消していく群像劇。第2話は、撮影を早く始めたい店長(尾上寛之)だったが、店にはなかなか帰らない常連客・チャコ(武田梨奈)の姿が。居座り続けていた理由は、“推しの卒業発表”。仕方なく撮影は中止、台本の読み合わせをしようと提案する店長だったが、店員の雅(加藤小夏)は脚本に不満爆発。読み合わせをする店内で、痺れを切らしたチャコの何気ない発言に雅が反応。チャコの思わぬ才能に、難航していた撮影の状況が一変する。チャコの素質にいち早く気づいた雅の行動、ナツキの映画製作への気持ちの変化に注目だ。「君が好き.mp4」は毎週月曜日23時~ABEMAにて放送中(全8話)。(cinemacafe.net)
2023年06月06日友だちの輪になかなか馴染めないレクトは、唯一仲良くしてくれたソウに独占欲や執着心を抱くようになります。そして、ソウに誘いを断られたことをきっかけに、嫌がらせをするように。クラスメートの証言や担任の鈴木先生との話し合いで、非を認めたレクトは、ソウに謝罪しました。しかし、ソウの過度な執着心を危惧した先生は、「レクトの親は学校に協力的ではないため、ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と、ソウのお母さんに提案。お母さんは提案を受け入れ、先生はふたりを引き離すためレクトに目を光らせていました。次第にレクトの執着は解けていったものの、同級生から相手にされなくなったレクトは、公園などで下級生の子に声をかけて遅くまで連れ回し、問題になってしまいます。トラブル続きのレクトは、ある日突然、学校に来なくなりました。ソウによると「レクトはケガで休んでいる」とのこと。それから1カ月ほど経ち、レクトは学校に戻って来ました。学校を休んでいた理由を「ケガしただけ。傷が治るまで学校に行きたくなかったから」と話すレクト。顔を曇らせながら説明するレクトに、クラスメートもそれ以上は聞ける雰囲気ではなく、詳細はわからないままでした。 その後しばらく経ち、ソウのお母さんが見回り当番で学校へ向かったとき、同じ学校の保護者の高木さんに声をかけられました。高木さんの娘・ミミちゃんは、レクトの姉・メコちゃんに執着されていた過去があり、ソウのことも心配してくれていたママ友です。そして、レクトが長い間学校を休んでいたことも知っていて……。 少年が学校を休んでいた本当の理由は… 「うちの学年では、レクトくんが休んでいたことが一部で噂になっていました」 意味ありげな表情を浮かべる高木さん。 「レクトくんが休んでいた理由は、ケガなんですよね?」 「ケガなんだけど、それは大したことなくて……。レクトくんがどうしてケガしたかは聞きましたか?」 ケガを理由に1カ月も休んでいたレクトを気にかけていたソウのお母さん。 「いえ!! 何があったんですか!?」 「私も詳しくは知らないんだけど、レクトくんのケガは……、メコちゃんに刃物で傷つけられたケガだって」 「!!」 あまりに衝撃的な話に、ソウのお母さんは固まってしまうのでした。 姉に刃物で傷つけられたレクト。クラスメートに「傷が治るまで学校に行きたくなかった」と話したのは、刃物による傷だったからかもしれませんね……。何かの間違いであってほしいと願ってしまうような出来事。レクトの家庭には、小学生が抱えるには大きすぎる問題があるのかもしれません。このようなことがもし身近で起きたら、周囲の大人たちには何ができるのか考えさせられますね。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月13日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトは、唯一仲良くしてくれたソウに独占欲や執着心を抱くようになります。そして、ソウに誘いを断られたことをきっかけに、嫌がらせをするように。クラスメートの証言や担任の鈴木先生との話し合いで、非を認めたレクトは、ソウに謝罪しました。しかし、ソウの過度な執着心を危惧した先生は、「レクトの親は学校に協力的ではないため、ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と、ソウのお母さんに提案。お母さんは提案を受け入れ、先生はふたりを引き離すためレクトに目を光らせていました。次第にレクトの執着は解けていったものの、同級生から相手にされなくなったレクトは、公園などで下級生の子に声をかけて遅くまで連れ回し、問題になってしまいます。トラブル続きのレクトは、ある日突然、学校に来なくなりました。ソウのお母さんは以前、「レクトは育児放棄を受けている可能性がある」という情報通のママ友の話や、「レクトの姉に娘がカツアゲされそうになり、さらに執着されて大変だった」という保護者の高木さんの話を聞いたことがありました。 不登校になったレクトについて「もしかして保護されたのかな」と考えていましたが、ソウによると「レクトはケガで休んでいるらしい」とのこと。 そして、1カ月ほど経ったころ、レクトは学校に戻って来ました。クラスメートに休んでいた理由を尋ねられたレクトは、「ケガをしただけ。傷が治るまで学校に行きたくなかったから」と話していましたが……。 少年の姉に被害にあった保護者は… 顔を曇らせながら「大したことない」と、クラスメートに話したレクト。その様子に、周りの子どもたちもそれ以上は聞ける雰囲気ではなく、詳細はわからないままでした。 レクトが学校戻ってからしばらく経ったころ、ソウのお母さんは、見回り当番で学校へ向かいました。 「ソウくんのお母さん!」 同じ学校の保護者、高木さんに声をかけられます。高木さんの娘・ミミちゃんは、レクトの姉に執着されていた過去があり、「ソウくんは大丈夫?」と心配してくれていました。 「ソウもレクトくんに執着されていた。今は学校の協力と、レクトくんがしばらく学校を休んでいたことで、執着はだいぶ解けた」と説明するソウのお母さん。 「レクトくん、長いこと学校を休んでいたものね」 高木さんは、レクトが長期間休んでいたことを知っているようでした。 レクトと同じ学年には子どもがいない高木さんですが、レクトが休んでいたこを把握していました。もしかしたら、学年問わず保護者の間でレクトのことが噂になっているのかもしれませんね。 学校の保護者同士や職場の同僚など、コミュニティの中での噂話というのは、すぐに広まってしまうものではないでしょうか。噂話が聞こえてくると、ついつい聞き耳を立ててしまう、なんてこともあるかもしれませんが、もし自分が噂話の対象であれば気持ちのいいものではありませんよね。皆さんはママ友や同僚との会話で噂話が話題にあがったとき、どういったスタンスで話を聞くようにしていますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月12日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトは、唯一仲良くしてくれたソウに独占欲や執着心を抱くようになります。そして、ソウに誘いを断られたことをきっかけに、嫌がらせをするように。クラスメートの証言や担任の鈴木先生との話し合いで、非を認めたレクトは、ソウに謝罪しました。しかし、ソウの過度な執着心を危惧した先生は、「レクトの親は学校に協力的ではないため、ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と、ソウのお母さんに提案。お母さんは提案を受け入れ、先生はレクトに目を光らせていました。次第にレクトの執着は解けていったものの、同級生から相手にされなくなったレクトは、公園などで下級生の子に声をかけて遊ぶようになりました。ある日ソウのお母さんは、レクトが1年生の子を遅くまで連れ回して問題になっていることや、下級生からゲーム機を借りパクしていることなど、レクトの周りでトラブルが続いていることを知ります。 「ソウが終わっても次の被害者が出てしまうのでは」と不安に思っていると、突然レクトが不登校に。 「育児放棄を受けている」と噂のあるレクトにソウのお母さんは、「もしかして保護されたのかな」と考えていました。しかし、ソウから「レクトはケガで休んでいる」聞き、「こんなに長いこと、学校に来られないようなケガ?」とお母さんが驚いていると……。 学校に戻って来た少年は… レクトが学校を休みだしてから1カ月ほど経ったある日、レクトは学校に登校してきました。 「え? レクトじゃん!」「レクトだ!」 クラスメートがざわつくなか、ひとりの生徒がレクトに尋ねます。 「おいレクト。何で学校休んでたんだよ」 「別に。ケガしただけ」 「ケガってどんな?」 「大したことない」 クラスメートの問いに、ぶっきらぼうに答えるレクト。 「でも……、傷が治るまで学校に行きたくなかったから」 レクトは顔を曇らせ、意味深につぶやくのでした。 ケガを理由に1カ月ほど学校を休んだレクト。クラスメートの問いに「大したことない」と答えますが、長期で学校を休むほどのケガです。心配になってしまいますね。育児放棄を受けている噂のあるレクト。家庭に問題があるのであれば、学校の先生が状況をしっかり把握し、レクトのサポートをしているといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月11日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。クラスメートの証言や担任の鈴木先生との話し合いにより、非を認めたレクト。ソウに謝罪し問題は解決したかのようでしたが、先生は「レクトはソウに執着している。レクトの親は学校に協力的ではないため、ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と、ソウのお母さんに提案しました。ソウのお母さんは、「ソウのことを一番に考えたい」という思いから、先生の提案を受け入れることに。鈴木先生の協力もあり、レクトの執着は解けていったものの、同級生から相手にされなくなったレクトは、公園などで下級生の子に声をかけて遊ぶようになりました。 そんな中、ソウのお母さんは、レクトが1年生の子を遅くまで連れ回して問題になっていることや、下級生からゲーム機を借りパクしていることなど、レクトの周りでトラブルが続いていることを知ります。 「ソウが終わっても次の被害者が出てしまうのでは」と不安に思っていると、突然レクトが不登校に。「育児放棄を受けている」と噂のあるレクトに、「もしかして保護されたのかな」とソウのお母さんが考えていると……。 学校に来ない理由は…!? レクトが学校に来ないことについて、お母さんに話を切り出すソウ。 「レクトが休んでる理由を聞いたっていう友だちがいて、その話が聞こえたんだ」 「その友だちは、レクトくんが休んでる理由を誰に聞いたの?」 「先生に聞きに行ったって」 ソウの話に、「もしレクトくんが保護されていても、先生ならそのことは言わないだろう。体調不良とか、無難に答えるのかしら」と考えを巡らすお母さん。 「それでね、レクトが学校を休んでる理由がね、ケガなんだって」 ソウが聞こえてきたという、レクトが休んでいる理由に、お母さんは思わず顔を引きつらせます。 「こんなに長いこと、学校に来られないようなケガ?」 よからぬ理由に、お母さんは驚きを隠せないのでした。 「育児放棄の可能性がある」というレクトが、ケガで学校を長期間休んでいると知り、さまざまな思いが巡るソウのお母さん。理由が理由なだけに、心配になってしまいますよね。問題の多いレクトですが、ソウのお母さんが感じている、“根拠のない不安”が当たらぬよう願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月10日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。クラスメートの証言や担任の鈴木先生との話し合いにより、非を認めたレクト。ソウに謝罪し問題は解決したかのようでしたが、先生は「レクトはソウに執着している。レクトの親は学校に協力的ではないため、ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と、ソウのお母さんに提案しました。息子とトラブルになった相手を知るため、レクトについて情報を集めていたソウのお母さん。「レクトは育児放棄を受けている可能性がある」「レクトの姉に娘が執着され、先生の協力のもと、ふたりを引き離した」という保護者の話を聞いて不安に思っていたこともあり、「ソウのことを一番に考えたい」と、先生の提案を受け入れることに。鈴木先生が目を光らせ、レクトの執着は少しずつ解けていくも、ソウを失ったレクトは荒れてしまい、クラスで孤立。同級生から相手にされなくなり、公園などで下級生の子に声をかけて遊ぶようになりました。 ある日、情報通のママ友に声をかけられたソウのお母さん。レクトが1年生の子を遅くまで連れ回して問題になっていることや、下級生からゲーム機を借りパクしていることなど、レクトの周りではトラブルが続いていることを知りました。 「ソウへの執着がなくなりつつあるから、次のターゲットを探している? ソウが終わっても、第2、第3の被害者が出てしまうのでは」と顔を曇らせるソウのお母さん。 そんな中、ある日レクトは……。 トラブルメーカーの生徒が突然…!? ある日突然、学校に来なくなったレクト。 「今日もレクトは休みか……」 先生が朝礼を始める中、レクトの席を見つめるソウ。 帰宅後、母親に「今日もレクト、学校休みだったよ」と報告します。 「レクトくんもう1週間以上も学校に来ていないよね……」 レクトが長期間休んでいることが気がかりなソウのお母さん。 「なんで休みなのか先生は言ってる?」とソウに訊ねると、「みんなの前では言っていない」とのこと。 複雑な家庭事情がありそうなレクト。ソウのお母さんは、「もしかしてレクトくん、保護されたのかな……」そんな考えが脳裏をよぎるのでした。 レクトが長い間、学校に来ていないことが気になるソウのお母さん。いくら息子とトラブルになった相手とはいえ、心配になってしまいますよね。複雑な家庭環境や友だちへの執着心、突然の不登校など、問題の多いレクト。ソウのお母さんの立場としては、心配であってもソウに現状を聞くことしかできないのかもしれません。もし皆さんは、問題ばかりの生徒が子どものクラスメートにいたら、同じクラスの親として何か行動しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月09日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかり、ついに「ソウにいじめられている」と嘘をつくように。担任の鈴木先生は、クラスの生徒たちと話し合いの場を設け、ソウとレクトについて聞き取りをしました。そして、クラスメートの証言で、レクトが嘘をついていたことが明らかに。その後、レクトはソウに謝罪し、鈴木先生は事の顛末をソウのお母さんに報告しました。そして先生は「レクトはソウに執着している。レクトの親は学校に協力的ではないため、学校と被害者の家庭で協力して考えなければならない。ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と提案します。「ソウのことを一番に考えたい」と思っていたソウのお母さんは、鈴木先生の提案を受け入れ、ふたりを引き離してもらうことに。 クラスメートの証言で疑いが晴れたソウは、笑顔で学校に通うようになりました。学校では、鈴木先生がソウに近づかないようレクトに目を光らせ、執着は少しずつ解けていきます。しかし、ソウを失ったレクトは荒れてしまい、クラスで孤立。同級生から相手にされなくなったレクトは、公園などで下級生の子に声をかけて遊ぶようになりました。 ある日、ソウのお母さんは「レクトくん、1年生の子を遅くまで連れ回しちゃったんだって」と、情報通のママ友に教えられ……。 クラスで孤立した少年。新たなトラブルを起こし… 「レクトが1年生を遅くまで連れ回した」というトラブルについて説明するママ友。 「1年生の子、キッズケータイを持っていたみたいなんだけど、たまたまバッテリーが切れていたみたいで、親は血相を変えて探してたよ」 「1年生だから時間がわからなくなっちゃったのかな?」という疑問に、「帰ろうとすると、レクトくんに帰っちゃダメって言われていたみたいよ」と、1年生の子の捜索を手伝ったというママ友が答えます。 「他にもゲーム機とかゲームカードとか、借りパクされた子もいるみたい」「小さい子は上級生に文句言えないもんね」 情報通のママ友の話を聞きながら、ソウのお母さんは複雑な心境になっていました。 「ソウへの執着がなくなりつつあるから? 次のターゲットを探している?」 「ソウが終わっても、第2、第3の被害者が出てしまうのでは」と心配するソウのお母さん。「人を代えて、負の連鎖が続くだけなの?」と顔を曇らせるのでした。 上級生の言葉に従い、遅くまで出歩いてしまった1年生。ママ友が言うように、「上級生には逆らえない」ということもあるのかもしれません。 小学校に上がると、登下校などで、ひとりで外を歩くことが急に増える小学1年生。キッズケータイを持たせたり、「寄り道せず、遅くなる前に帰ってくるように」と言い聞かせたりしても、幼いうちは何かと心配ですよね。皆さんは、そんな時期の子どもを守るため、どのような対策をとりますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月08日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかり、ついに「ソウにいじめられている」と嘘をつくように。担任の鈴木先生は、クラスの生徒たちと話し合いの場を設け、ソウとレクトについて聞き取りをしました。そして、クラスメートの証言で、レクトが嘘をついていたことが判明。その後、レクトはソウに謝罪し、先生は事の顛末をソウのお母さんに報告しました。そして先生は「レクトはソウに執着している。レクトの親は学校に協力的ではないため、学校と被害者の家庭で協力して考えなければならない。ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と提案します。レクトについて事前に情報を集めていたソウのお母さん。「レクトは育児放棄を受けている可能性がある」「レクトの姉に娘が執着され、先生の協力のもと、ふたりを引き離した」という保護者の話が耳に入っていました。「レクトとのトラブルは、簡単には終わらない」と心配していたソウのお母さんは、鈴木先生の提案を受け入れ、ふたりを引き離してもらうことに。 クラスメートの証言で疑いが晴れたソウは、笑顔で学校に通うようになりました。そしてソウのお母さんは、「レクトくんはソウに執着している。鈴木先生と話し合って、ふたりを引き離すことになったから、自分から関わらないように」とソウに説明しました。ソウもお母さんの話を理解していましたが……。 唯一の友だちと引き離された少年は… 鈴木先生は、レクトがソウに近寄らないよう目を光らせ、レクトの“執着”は少しずつ解けていきました。しかし、ソウを失ったレクトは、誰かれ構わず暴れだし、保護者の間でもざわつく存在になっていきます。 クラスでさらに孤立していったレクトは、公園などで自分より小さい子に声をかけて遊ぶように。 ある日、ソウのお母さんは情報通のママ友に声をかけられました。 「ソウくんのママ、レクトくんの話聞いた?」 「何があったんですか?」 ソウのお母さんが尋ねると、「レクトくん、1年生の子を遅くまで連れ回しちゃったって。本当に大変だったよ」と話してくれました。 下級生と遊ぶようになったレクトは、またトラブルを起こしてしまったのでした。 唯一の友だちだったソウと引き離され、クラスで孤立してしまったレクト。下級生に声をかけ、遊ぶようになりました。再びトラブルに発展してしまいますが、レクトには見知らぬ下級生に声をかけてまで、「誰かと遊びたい」という気持ちがあるようです。 何かと問題ばかりで、目くじらを立てられる存在になってしまっているレクトですが、彼もまた、まだ小学3年生の子ども。レクトが暴れてしまったり、トラブルばかり起こしてしまったりする根本的な原因はどこにあるのでしょうか。その原因を解決しない限り、問題行動は何度も繰り返されてしまうのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月07日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、駆けつけた教頭先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をつきました。レクトを信じ、かばうような様子を見せる教頭先生に、ソウは困惑。ソウのお母さんは後日、奥さんの出産のため不在にしていた担任の鈴木先生に相談しました。トラブルを知った鈴木先生は、クラスの生徒たちと話し合いの場を設け、当時の様子を聞くことに。クラスメートの証言でレクトの嘘が明らかになると、動揺し突然暴れだしたレクト。先生はレクトを教室から連れ出し、落ち着かせ、ふたりで話し合いました。するとレクトは嘘を認め、ソウに謝罪。ソウも謝罪を受け入れたのです。先生はその後、事の顛末をソウのお母さんに報告しました。鈴木先生の話では、「レクトは、仲良くしてくれたソウに執着心がある」とのこと。 さらに先生は、「ソウの親は学校に協力的ではないため、学校と被害者の家庭で協力して考えなければならない。ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と提案します。 レクトについて事前に情報を集めていたソウのお母さん。「レクトは育児放棄を受けている可能性がある」「レクトの姉に娘が執着され、先生の協力のもと、ふたりを引き離した」という保護者の話が耳に入っていました。「レクトとのトラブルは、簡単には終わらない」と心配していたソウのお母さんは、鈴木先生の提案を受け入れ、ふたりを引き離してもらうことに……。 笑顔が戻った被害者の少年。しかし… クラスメートの証言をきっかけに、疑いが晴れたソウ。学校から帰ってきたソウの顔には、笑顔が戻っていました。ソウを疑うような様子を見せた教頭先生は、ソウに謝罪。ソウのお母さんにも、「後日、謝りたい」と申し出がありました。 そしてソウのお母さんは、「レクトからソウを引き離す」という鈴木先生からの提案を、ソウに説明することに。 「レクトくんはソウに“執着”してるんだって」 「執着?」 小学生のソウには、馴染みのない言葉です。 「執着ってね、ひとつのことに心をとらわれて、そこから離れられないことなんだって。レクトくんはソウが気になって仕方ないんだと思う」 「え!! なんかレクト、魔法にかかっているみたいでかわいそうだね」 思いもよらない話に驚き、レクトを案ずるソウ。 「でもその魔法は悪い魔法だから、解いてあげないとだね。それで、鈴木先生が引き離してくれるから、ソウは自分からレクトくんに関わるようなことはしないでね」 ソウを気遣いつつも、ふたりを引き離すため、お母さんはソウに「レクトと関わらないように」と言い聞かせるのでした。 レクトの執着心により、トラブルに発展してしまった今回の出来事。何かに対する執着は、多かれ少なかれ、大人にもあるのではないでしょうか。大人であれば、ある程度自分をコントロールし、自制できる部分がありますよね。しかし、レクトはまだ小学生です。 わが子を第一に考え、学校側と協力したソウの家庭。一方、複雑な家庭環境がありそうなレクト。さまざまな要因から、レクトは精神状態が不安定になってしまい、友だちを苦しめてしまったように思います。子どもにとって、安心できる家庭や居場所があることがどれだけ大切か、考えされられますね。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月06日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、駆けつけた教頭先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をつきました。担任の鈴木先生が、奥さんの出産のため不在だったときに起きたトラブル。先生は、クラスの生徒たちと話し合いの場を設け、そのことについてソウのお母さんに電話で報告をしました。生徒たちとの話し合いでレクトが嘘をついていたことが明らかになり、動揺したレクトは、突然暴れだしてしまったそう。鈴木先生はレクトを教室から連れ出し、落ち着きを取り戻したレクトとふたりで話し合いをしました。その際、嘘を認めたレクト。鈴木先生は、「ソウに対して嫉妬心や独占欲、執着があるように感じた」と、ソウのお母さんに自身の見解を伝えます。そして、「お母さんがよければ、レクトからソウを引き離そうと思う」と提案をしました。レクトについて事前に情報を集めていたソウのお母さん。その際、「レクトは育児放棄を受けている可能性がある」という情報通のママ友の話や、「レクトの姉に娘がカツアゲされそうになった」という保護者・高木さんの話が耳に入りました。 高木さんの話では、「レクトの姉は娘に執着していて、先生の協力のもと、ふたりを引き離した」という事件があったそう。レクトには複雑な家庭事情がありそうで、ソウのお母さんは「ただのトラブルでは済まない」と心配していました。 そして、鈴木先生からの「ふたりを引き離そうと思う」という話を受け、「ソウのことを一番に考えたい」と思ったソウのお母さんは、提案を受け入れますが……。 トラブルになった相手の少年の家庭は… 「ふたりを引き離すということでお願いします」と鈴木先生に伝えた、ソウのお母さん。気になっていたことを尋ねます。 「レクトくんの家について少し耳にしたのですが、児童相談所などは動いているんですか?」 「すみません、個人情報なので何も言えません。ただ、レクトの家は学校に対して協力的ではないのは事実です」 そのためトラブルが起きたとき学校側は、「被害者の児童をどう守るかに重きを置いている」と話す鈴木先生。 「ソウを守るため、学校と家庭で協力して、対策を考えていくかたちです」 鈴木先生は、ふたりを引き離す提案をした理由を説明してくれました。 「ありがとうございます。先生、よろしくお願いします」ソウのお母さんは、鈴木先生を信じて任せることにしたのでした。 ひとまず「ふたりを引き離す」という方向で、解決に向かおうとしている今回のトラブル。これでソウが安心して学校生活を送れるようになるといいですね。しかし、「レクトの親は、学校に協力的ではない」という先生の話は、「子どもに関心がないのでは?」と、とても気になってしまいます。ソウと同じく、レクトも安心して生活できる環境が整うことを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月05日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、駆けつけた教頭先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をつきました。担任の鈴木先生が、奥さんの出産のため不在だったときに起きたトラブル。先生は、クラスの生徒たちと話し合いの場を設け、そのことについてソウのお母さんに電話で報告をしました。生徒たちにソウとレクトのトラブルについて質問した先生。生徒たちは次々に、「レクトが一方的にソウに攻撃していた」と証言しました。すると突然、叫びながら暴れだしたレクト。先生はレクトを教室から連れ出し、落ち着きを取り戻してからふたりで話をすることに。その結果として、「レクトは嘘を認めたが、ソウに対して嫉妬心や独占欲、執着があるように感じた」と、ソウのお母さんに自身の見解を伝えました。レクトについて事前に情報を集めていたソウのお母さん。その際、「娘がレクトの姉にカツアゲされそうになった」という保護者の高木さんから話を聞いていました。高木さんの話では、「レクトの姉は娘に執着していて、先生の協力のもと、ふたりを引き離した」という事件があったそう。 鈴木先生の“執着”という言葉を聞き、レクトの姉のトラブルを思い出したソウのお母さん。「レクトが謝り、ソウも許してくれたので、子どもたちの間では解決した」という先生の話に、釈然としない気持ちでいると……。 先生から驚きの提案が…! 「あのっ……」 「解決した」という鈴木先生の話に不安があったソウのお母さんが、話をしようとすると……。 「ただ、レクトの“執着”は、僕としてはとても気になっています。そこでひとつ提案なのですが、もしよかったら、レクトからソウを引き離そうと思います」 「ふたりを引き離す……!?」 鈴木先生の話に驚くソウのお母さん。しかし、頭の中でレクトの姉のトラブルが頭をよぎります。 「高木さんの話を聞かなかったら、『そこまでしなくても大丈夫です』と断っていたかもしれない。でも今は、トラブルになってはいけない家庭だとわかっているから、レクトくんには申し訳ないけど……」 ソウのお母さんは、「ソウのことを一番に考えたい」と心を決めます。 「先生、それでよろしくお願いします」 ソウのお母さんは、鈴木先生の提案を承諾するのでした。 トラブルになった友だちとはいえ、“大人が子どもたちを引き離す”という判断は、悩ましいですよね。レクトの家庭に複雑な事情がありそうなことや、レクトの姉が起こした事件を踏まえ、ソウのお母さんは、「ふたりを引き離す」と決めました。根底にある、「息子のことを一番に考えたい」という気持ちは、共感できる場合もあるかもしれません。皆さんがもし、ソウのお母さんの立場になったら、どのような選択をしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月04日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、駆けつけた教頭先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をつきました。担任の鈴木先生が、奥さんの出産のため不在だったときに起きたトラブル。先生は、「必ず明確にしたい」とソウのお母さんに約束し、学校に復帰後、さっそく生徒たちと話し合いの場を設けました。「先生がいない間に起きた事件について、みんなに確認したい」と話を切り出すと、生徒たちが次々とソウとレクトのトラブルについて証言。「レクトが一方的にソウに殴りかかった」「レクトはソウに、○ねとか○ろすとか言っていた」。先生はレクトにも、「お前が言ってたことは本当なのか?」と確認します。するとレクトは突然、「うそじゃねぇよぉ! わぁぁぁ!!」と叫びながら、暴れだしたのです。生徒たちとの話し合いについて、ソウのお母さんに報告する鈴木先生。暴れだしたレクトを教室から連れ出し、ふたりで話し合ったそう。 落ち着きを取り戻したレクトは自分の嘘を認めました。そして、「ソウに殴られた」と腫らしていた頬は、レクト自身が殴ったということがわかりました。 「なんでそこまでしてソウを……」と愕然とするお母さん。鈴木先生は理由を説明してくれますが……。 「いじめられていた」と嘘をついた少年は… ※訂正:(誤)立ち合い→(正)立ち会い 「ソウがレクトくんに何かしましたか?」 自らを傷つけてまで、「ソウにいじめられていた」と嘘をつこうとしたレクト。原因がわからないお母さんは、戸惑っていました。 「違うんです。むしろ逆のようで、ソウがレクトにやさしくしてくれたから……」 鈴木先生によると、「ソウに対して嫉妬や独占欲がある」とのこと。 「もっとはっきり言うと、“執着”があるように感じました」 “執着”という言葉に、以前、「娘がレクトの姉にカツアゲされそうになった」と言っていたお母さんの話を思い出します。今回と同様に、レクトの姉は友人に執着し、大変なトラブルになっていたのです。 「今回のトラブルですが、ぼくが立ち会ってレクトがソウに謝り、ソウも許してくれて、子どもたちの間では解決しています」 「え? 解決……? これで解決……!?」 “執着”という言葉や、レクトのお姉さんのことが頭をよぎり、ソウのお母さんはモヤモヤとした気持ちになるのでした。 ソウに対して独占欲や執着心があったレクト。「レクトが謝り、子どもたちの間では解決した」と鈴木先生に言われるも、ソウのお母さんは釈然としない気持ちでいました。ソウのお母さんは、“単純な子ども同士のケンカ”とは思えないのでしょう。しかし、学校で起きた出来事にどこまで親が介入するかは、難しいところですよね。納得できないと感じたとき、皆さんならどうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月03日