俳優の西田敏行、女優の宮沢りえが18日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた、「第39回日本アカデミー賞」の優秀賞発表記者会見に出席した。日本アカデミー賞協会が主催する『第39回日本アカデミー賞』は、昨年度に劇場公開された映画の作品賞や主演男優賞、主演女優賞、新人俳優賞などを表彰するもの。なお、優秀賞の中から最優秀賞を決定する授賞式を、3月4日21時から日本テレビ系で放送する。また、授賞式の司会には、昨年に続いて西田敏行が務めるほか、『紙の月』で第38回最優秀主演女優賞に輝いた宮沢りえが担当する。昨年に続いての大役となった西田は「去年の授賞式も大変楽しく務めさせてもらいました。今年も素晴らしいお相手を皆様から選んでいだたきまして大変うれしく思います。楽しい司会を務めたいと思っています」と意欲。一方の宮沢は2003年以来、12年振りの司会役で「アカデミー賞の主演女優賞という素晴らしい賞をいただくと、司会という大役がもれなくついてきますが、背筋が伸びる感じです。西田さんがご一緒なのでとても安心ですし、楽しみたいと思っています」と意気込んだ。その宮沢は昨年の授賞式を舞台公演のため欠席したが、「昨年は受賞の瞬間に立ち会えなくてとても残念でしたが、舞台中に報告を受けて飛び上がるほど嬉しかったし、共演者の方々から褒めていただきました。今年はその瞬間に立ち会うことができるので、とても嬉しく思っています」と待ち遠しい様子だった。○『第39回日本アカデミー賞』の主な受賞作品・受賞者(50音順)優秀作品賞『海街diary』『海難1890』『日本のいちばん長い日』『母と暮せば』『百円の恋』優秀アニメーション作品賞『心が叫びたがってるんだ。』『百日紅~Miss HOKUSAI』『ドラゴンボールZ 復活の「F」』『バケモノの子』『ラブライブ!The School Idol Movie』優秀監督賞大根仁『バクマン。』是枝裕和『海街diary』武正晴『百円の恋』田中光敏『海難1890』原田眞人『日本のいちばん長い日』優秀主演男優賞内野聖陽『海難1890』大泉洋『駆込み女と駆出し男』佐藤浩市『起終点駅 ターミナル』二宮和也『母と暮せば』役所広司『日本のいちばん長い日』優秀助演男優賞浅野忠信『母と暮せば』新井浩文『百円の恋』伊藤淳史『映画 ビリギャル』染谷将太『バクマン。』本木雅弘『天空の蜂』本木雅弘『日本のいちばん長い日』優秀主演女優賞綾瀬はるか『海街diary』有村架純『映画 ビリギャル』安藤サクラ『百円の恋』樹木希林『あん』吉永小百合『母と暮せば』優秀助演女優賞夏帆『海街diary』黒木華『母と暮せば』長澤まさみ『海街diary』満島ひかり『駆込み女と駆出し男』吉田羊『映画 ビリギャル』新人俳優賞有村架純『映画 ビリギャル』土屋太鳳『orange‐オレンジ‐』広瀬すず『海街diary』藤野涼子『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』篠原篤『恋人たち』野田洋次郎『トイレのピエタ』山崎賢人『orange‐オレンジ‐』『ヒロイン失格』山田涼介『映画 暗殺教室』※作品名は対象作品
2016年01月19日土屋太鳳、松井愛莉、広瀬すずら最旬若手女優たちが、“バレンタイン”に向けて手作りチョコに挑戦するキュートな姿が話題の「ガーナミルクチョコレート」の新CM「バレンタイン2016」篇に登場することが分かった。2015年のTVCM「バレンタイン篇2015」に引き続き本シリーズのCMに登場するのは、連続テレビ小説「まれ」で一躍人気を集め、主演作『orange-オレンジ-』が公開中の土屋さんと、モデル業やTVドラマ「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」出演など女優としても活躍する松井さん、そして、『ちはやふる』『怒り』『四月は君の嘘』と今年も出演作が目白押しの広瀬さんの3人。本CMでは、女の子にとっての一大イベント“バレンタイン”を友達と一緒に手づくりチョコを楽しみながら恋する女の子を演じ、大切な人がいる喜びがあふれるようなジャンプを披露する。朝早くから始まった撮影は、全力ジャンプのシーンからスタート。3人共笑顔あふれる元気なジャンプを披露し、撮影現場も明るい雰囲気に。そして、花占いのようにガーナミルクチョコレートをひとかけらつまみ、好きな人への想いを込めるシーンでは、監督から「しっかり相手に伝わるようにじんわり想いを込めて」との指示を受けた松井さんが「一番恥ずかしい やつですね(笑)。なんかかゆくなってきた!(笑)」と照れながらも渾身の「好き」を披露。「好き」ではなく「嫌い」という台詞を与えられた土屋さんは、監督からの「いたずらな表情で」「あたかも好きって言って いるような柔らかい感じで」「スパッと強めの」など様々な要求に、さすがの演技力で応え、数パターンの「嫌い」を表現したという。また、広瀬さんがデコレーションをしていたとき、絞り袋からうまくチョコレートが出せずに苦戦していると、土屋さんが慣れた手つきで器具の持ち方を優しく教える場面も。パティシエ役を演じていた土屋さんならではの一幕があったようだ。じゃれるように顔を近付け合ったり、手伝い合ったりと、現場はまさに、恋する女の子が友だち同士で手づくりバレンタインを楽しんでいる様子そのもの。現場の温かい雰囲気が伝わるショット満載だ。撮影を終えた松井さんは「去年と同様、3人で一緒にできたのがすごく嬉しくて、今年も楽しかったです!わいわいしながら楽しみました」と感想をコメント。土屋さんも「“手づくり”って幸せな気持ちになるなと改めて実感しました」「最近はありがたいことにお仕事をする時間が多くなって、家にいる時間が少なくなっていて、なかなか手づくりでお菓子を作る時間がないんです。でも、今日自分の手でチョコレートを触って、匂いを嗅いで、みんなと一緒に作って、『ときめきますなー』って感じでした!(笑)」とブレイクならでは悩みに触れつつ、本撮影をふり返った。広瀬さんは、昨年のバレンタインに学園ドラマの撮影中だったそうで、「キャスト40人くらいが全員揃う日で、エキストラさんもスタッフさんもたくさんいて、(全員分作ることができるか)大丈夫かなーと思ったんですけど、夜中徹夜して、ブラウニーを6ホールくらい焼いて現場に持っていきました。(現場に持っていくと)すぐになくなって、皆から『また作ってよー』って言ってもらえて、また6ホール作らなきゃいけないのかって思いながらも嬉しかったです(笑)」と明かし、「今年は一つ一つ丁寧にデコレーションをして、届けられたらいいなと思います!」と今回のバレンタインについて公約を語った。「バレンタイン2016」篇は1月20日(水)より全国にて放映。(text:cinemacafe.net)
2016年01月13日女優の土屋太鳳が、『俺物語!!』の原作や『高校デビュー』の作者として知られる漫画家・河原和音氏によるコミック『青空エール』(08年~15年/集英社)の実写映画で主演を務めることが、このほど発表された。同作は、2016年8月に公開される。2015年、大きな話題を呼んだドラマ『まれ』や『下町ロケット』に登場してきた土屋が演じるのは、主人公の小野つばさ。甲子園で野球部を応援するブラスバンドにあこがれ、初心者ながらも吹奏楽部に入部してトランペットを始める高校1年生という役どころだ。土屋は、映画に際し、演じるつばさと同じくトランペットに初挑戦するが、練習ではすぐに音を出すことに成功しており、早い上達ぶりを見せているという。そんな土屋は、本作出演の話を寄せられた時から、「今日まで、『小野つばさちゃんに出会えますように…!』と毎日、祈っていました」と告白。「トランペットへの挑戦や実写化の難しさに緊張します」と吐露しながらも、「今は、気持ちが前へ前へと走っています。白球を追うように全力で、『青空エール』の青春を生きたいと思います!」と意気込みの表情を見せる。つばさと互いに惹かれ合って、応援し合いながら甲子園の夢に突き進む野球部員・山田大介役を務めるのは、『下町ロケット』で技術開発部技術者の熱血漢・立花洋介を演じたことでも注目を集めた竹内涼真。サッカーで大学に推薦入学した経歴も持つが、野球に関しては今回が初。また、役に合わせ、短髪にイメージチェンジする。土屋とは2度目の共演となるが、あまり接点のなかった『下町ロケット』での役どころとは異なり、これまでで最も近い距離感に挑む。オファーを受けた際を振り返り、「まさか自分が!? と正直驚きました」と語る竹内は、大介について「16年間真剣にスポーツに取り組んできた自分とは何か共通点があると思っています」と共感を覚えている様子。気合たっぷりに「ピュアで真っすぐで強い山田大介という男に全力で挑戦したいと思います」と話した。2人に加え、『まれ』で津村希(土屋)の弟役を担当した葉山奨之も出演。吹奏楽部の仲間として時につばさを支え、時にぶつかり合う水島亜希役を務める。葉山は、「まずトランペットを猛特訓します!」と宣言。「自分が感じた要素と原作ファンの方々が思っている水島のイメージをうまく混ぜて水島を作っていけたら」とアピールしながら、「このキャスト、スタッフでどんな作品になるのかとてもワクワクしていて、早く現場に行きたいです」と口にする。メガホンを取るのは、『アオハライド』(14年)や『僕等がいた』(12年)など多くの少女漫画を実写映画化してきた三木孝浩監督。「原作を読んで、泣きながら何度も心の中で『がんばれ』を連呼してました」と打ち明け、「つばさや大介たちを応援しながらも、その『がんばれ』は自分にも向けられていたように思います」と感慨を語った。(C)2016 映画「青空エール」製作委員会 (C)河原和音/集英社
2016年01月12日サークルKサンクスとロッテは12日~25日、ロッテ「ガーナフェア」を、「サークルK」と「サンクス」店舗で開催している。○7回目の「ガーナフェア」は、「わたしに、ご褒美。」がコンセプト今年で7回目となる同フェアは、「わたしに、ご褒美。」がコンセプト。"本物のおいしさ"を提供するサークルKサンクスのオリジナルスイーツブランド「シェリエドルチェ」と、ロッテを代表するチョコレートブランド「ガーナ」のコラボスイーツ2品を新発売し(2週間限定販売)、「ガーナフェア」対象商品の購入で、ガーナオリジナルタンブラーセットなどが当たるキャンペーンを実施する。コラボスイーツ「シェリエドルチェ × ガーナなめらかシュークリーム」は、香ばしく焼き上げたシュー皮に、「ガーナミルク」を使用したチョコカスタードクリームとホイップクリームの2種のクリームを詰め込んだ。価格は150円(税込)。「シェリエドルチェ × ガーナチョコレートパフェ」は、「ガーナミルク」を使用したチョコムースとチョコカスタードを、ミルクムースやホイップクリームなどとともに何層にも重ねた、見た目にもボリューム感のあるパフェ。価格は298円(税込)。ともにガーナミルクチョコを5.2%使用している。いずれの商品も、2週間限定販売となる。キャンペーンの一例として、"その場でもらえる"プレゼントは、対象商品2個の購入者に、レジにて「武将・偉人&レアコアラ 携帯クリーナーストラップ」を進呈。賞品は8種類で、なくなり次第終了となる。"レシートで応募"は、決められた条件のレシートを使って応募する抽選のプレゼント。A 600円(税込)コースは「直筆サイン入り ガーナオリジナルタンブラーセット」で、ロッテガーナチョコレートのCMに出演中の土屋太鳳、松井愛莉、広瀬すずが監修した限定タンブラーに、3人がそれぞれ直筆で当選者の名前も入れたものを、3個セットで30名にプレゼントする。そのほか、「シャープ ヘルシオジュースプレッソEJ-CF-10A-R」などが当たるB 1,300円(税込)コース(計40名)、ロッテお菓子詰め合わせセットが当たるC 200円(税込)コース(200名)も用意されている。応募締切は、2月14日。「ガーナフェア」実施期間は、1月12日~1月25日。 A、B、C賞の応募締切は2月14日当日消印有効。対象商品は、ガーナミルク、ガーナブラック、ガーナホワイト、ガーナミルクボトルなどロッテ商品のうち39品と、「シェリエドルチェ×ガーナ なめらかシュークリーム」「シェリエドルチェ×ガーナ チョコレートパフェ」の計41品。なお、一部店舗では取り扱いのない商品がある。店頭では対象商品に、同フェアのプライスカードがついている。
2016年01月12日「別冊マーガレット(集英社)」にて2008年の連載開始から2015年10月の連載終了まで、常に人気を博し続けていた「青空エール」が三木孝浩監督により映画化されることが決定。併せて、土屋太鳳を主演に迎え、竹内涼真、葉山奨之ら最旬俳優の競演が明らかとなった。北海道・札幌。高校1年生の小野つばさは、野球と吹奏楽の名門・白翔(しらと)高校に入学した。吹奏楽部のトロフィーを眺めていたつばさは、隣の野球部のトロフィーを眺めていた野球部の山田大介と出会う。つばさは大介に甲子園のスタンドで応援する吹奏楽部に憧れて白翔高校に入ったことを明かすと、「俺、絶対甲子園行くから、小野さんスタンドで応援してよ」と約束を交わす。しかし初心者のつばさが簡単にやっていけるほど吹奏楽部は甘くなく、壁に何度もぶつかってしまう。そんなくじけそうなとき必ず励ましてくれるのがクラスメートでもある大介。つばさの頑張る姿は大介にとっても大きな励みになっていたのだ。今まであきらめていたことを一つ一つ行動に移し始めたつばさは、大介に対して特別な思いを抱くようになる。そしてつばさは大介に告白!大介もまたつばさのことを想っているが、「今は野球に専念したい」と断る。お互いの気持ちを胸に秘めながら、大介は甲子園を、つばさは甲子園で大介を応援することを目指して二人は邁進していく。そして熱い夏がやってくる――。原作は「高校デビュー」「俺物語!!」など、読者たちの心を捉えてきたヒットメーカー・河原和音による累計発行部数300万部を突破する同名コミック。実写化にあたり甲子園で野球部を応援する吹奏楽にあこがれて、初心者ながらも吹奏楽部に入部しトランペットを始める主人公・小野つばさ役に抜擢されたのは、「まれ」、「下町ロケット」、そして公開中の映画『orange -オレンジ-』でヒロインを演じ、いま最も注目されている女優・土屋太鳳。土屋さんは今までトランペットに触ったことがなく初挑戦となるが、練習では音をすぐに出すことができ、かなり早い上達ぶりを見せているという。そして甲子園を目指す野球部員で、つばさとお互い惹かれあうも、共に応援しあいながら夢にむかって進む山田大介役には、「下町ロケット」で主人公と共に夢を追い求める熱い技術者を演じて人気急上昇中の竹内涼真。そして、吹奏楽部の仲間として時につばさを支え、時にぶつかり合う水島亜希を、「まれ」で土屋さん演じる津村希の弟役でブレイクし、話題を集めている葉山奨之が好演する。「下町ロケット」に続いて2度目の共演となる土屋さん、竹内さんは今回「甲子園&普門館」という夢を追いかけ、「まれ」で姉弟コンビとして親しまれた土屋さんと葉山さんが同級生のチームメイトを演じる本作。人気と実力を兼ね備えた若手俳優たちの競演と、『アオハライド』『僕等がいた 前篇/後篇』など少女漫画原作の映画を次々と大ヒットに導いた三木監督との化学反応に期待したい。以下、キャスト&スタッフコメント。■土屋太鳳「青空エール」を演じることが出来るかもしれない、と聞いた時から今日まで、「小野つばさちゃんに出会えますように…!」と毎日、祈っていました。トランペットへの挑戦や実写化への難しさに緊張しますが、でも今は、気持ちが前へ前へと走っています。白球を追うように全力で、「青空エール」の青春を生きたいと思います!■竹内涼真この度『青空エール』で山田大介役を演じさせていただくことになりました。お話を頂いた時にはまさか自分が!?と正直驚きました。原作を読んで、ひたむきに夢を追いかける2人に心を打たれました。野球は未経験ですが、16年間真剣にスポーツに取り組んできた自分とは何か共通点があると思っています。三木監督の描く世界の中で、このピュアでまっすぐで強い山田大介という男に全力で挑戦していきたいと思います。原作を愛しているファンの皆さんにも喜んでいただけるように、一生懸命頑張ります!■葉山奨之まずトランペットを猛特訓します!自分が感じた要素と原作ファンの方々が思っている水島のイメージをうまく混ぜて水島を作っていけたらと思っています。三木監督が創る作品はどれも映像が美しく、お芝居も丁寧に撮られているので、今回もどんな風に水島を作っていけるのかとても楽しみです。このキャスト、スタッフでどんな作品になるのかとてもワクワクしていて、早く現場に行きたいです。■三木孝浩監督原作を読んで、泣きながら何度も心の中で「がんばれ」を連呼してました。つばさや大介たちを応援しながらも、その「がんばれ」は気づけば自分にも向けられていたような気がします。全身全霊で、ただひたむきに、今の自分の全てをかけて夢に向かっていく。その姿そのものが、誰かを勇気づけるエールになる。観た人が思わず自分を応援したくなる、そんな映画になるよう僕も全身全霊で挑みます!『青空エール』は2016年8月、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月11日フジテレビ系のテレビアニメ『僕だけがいない街』の完成披露試写会が5日、都内で行われ、声優キャストの土屋太鳳、満島真之介、赤崎千夏、伊藤智彦監督が出席した。7日(毎週木曜 24:55~)に放送スタートする本作は、三部けいの同名漫画をアニメーション化したSFサスペンス。自分だけ時間が巻き戻る現象"リバイバル"に悩まされる藤沼悟は、自らの過去と対峙することになる――というストーリーで、主人公の少年期を土屋、青年期を満島が務める。声優初挑戦の土屋は、「自分の課題を感じました。声に命を吹き込むのは、やっぱり難しい」とアフレコを振り返りながら、「この作品にはリアルな表現がある。心がつぶされそうな場面もあるけど、だからこそ魂の温かさを感じてほしい」と力強くアピール。土屋同様、初のアフレコに挑んだ満島も、「声優さんたちと関わる機会がなかったけど、俳優と声優の垣根を超えてやっていこうというチームワークがいい」とその手応えを語った。また、イベントでは"リバイバル"の話題になり、満島が、「母親のお腹の中に入ってみたい。羊水の中がどんな感じなのか体験してみたい」と話すと、土屋も、「赤ちゃんの時。声が枯れるまで泣く子だったので、『大人になったら声の仕事をするから、泣き過ぎないで』と言いたい」とにっこり。そんな土屋は、最後に今年の抱負を聞かれると、「今年はチームを大切にしたい。昨年は、いつの間にか周りの人に支えてもらっていたので、自分から意識してチームの魅力を噛みしめたい」と意気込んでいた。
2016年01月06日フジテレビの「ノイタミナ」枠の新アニメ「僕だけがいない街」の完成披露試写会が1月5日(火)に開催され、声優を務めた土屋太鳳と満島真之介、赤崎千夏、伊藤智彦監督が舞台挨拶に登壇した。三部けいの大人気漫画のアニメ化となる本作。突然、自分だけが過去の時間に舞い戻ってしまう“再上映(リバイバル)”に悩まされてきた藤沼悟は、ある大事件に遭遇したことをきっかけに成人から一気に小学生時代に戻ってしまう。そこで、悟は自身の知る過去を変えるために動き出すが…。土屋さんと満島さんは、それぞれ悟の小学生時代、成人の声を担当しており、共にアニメ声優初挑戦。土屋さんは「悟として生きる時間は、私にとってあまりに大きな挑戦です。緊張して、真っ白になるのを通り越して、透明になりそう…」と不安を吐露。この日、上映されたのは2話までで、これからもアフレコは続くが「声優の先輩方の声は生きて見えます。圧倒されながら勉強させていただいてます」と語り、さらに「見ていただく方に鍛えていただけたら!」と叱咤を含めて受け止め、成長していく“覚悟”を口にする。満島さんも初アフレコ体験を振り返り「緊張しました」と語るが「小さい部屋にみんながいて、密な空間でチームでやっているというのを感じて、そこに救われました」とプロの声優陣に囲まれての収録が刺激と励みになっていると語る。赤崎さんは「スタッフさんを含め、すごく丁寧に作っている作品です。それはみなさんに伝わったんじゃないかと思います。伊藤監督がこの先の展開も、存分に見応えのあるものにしてくれると思います!」と作品の仕上がりに自信をのぞかせた。もしも、実際に記憶を持ったまま過去にさかのぼるリバイバルの能力があったら?という問いに、土屋さんは「私は赤ちゃんのときに戻りたい。すごく泣く子で声が枯れていたらしいので…」と語る。満島さんはさらにさかのぼって「いまの意識を持ったまま、母のお腹の中、羊水の中を体験してみたい。記憶がないときに戻ってみたい」と明かした。新年ということで今年の抱負を尋ねると、土屋さんは「チームを大切にしたい。昨年はチームワークの大切さを感じることが多かったんですが、いつの間にか周りに支えてもらっていたので、今年は自分から意識して、チームの魅力を噛みしめたい」と語った。満島さんは「自分に誠実に生きたい」と宣言。悟と重ね合わせるかのように「過去、家族、自分と向き合って、そこから出てきたものに嘘をつかず、抗わずに生きたい」と抱負を口にした。最後に土屋さんは改めて、本作の魅力について「人は一人では生きていけないし、特殊能力だけでは人は救えない。人の温かさ、魂の温かさを感じていただけたら」と呼びかけた。「僕だけがいない街」はフジテレビのノイタミナほかにて1月7日(木)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2016年01月06日1月7日(木)からスタートするTVアニメ『僕だけがいない街』で主人公・藤沼悟の声を俳優の満島真之介が演じている。満島は舞台と映像の両方で着実にキャリアを積み、観客から高い評価を集めているが、初めてアニメの声を演じるにあたって「この原作とスタッフ、声優の方がいるだけで他には何も言うことはないです。僕はそこに吸い込まれていけばいいだけです」と笑みを見せる。その他の画像原作は三部けいの人気コミックで、自分だけ時間が巻き戻る現象“リバイバル(再上映)”に悩まされる悟が、自らの過去と向き合おうともがく姿と、彼の少年期のドラマが平行して描かれる。満島がアニメの声を演じるのは本作が初めてだが「映画と違って、話数を重ねながら演じられるので、役と共に成長していける時間があることは魅力的ですし、うれしかったです」という。満島は「僕の見た目と悟の見た目が真逆なので、キャスティングの方が大きな挑戦をしない限りは実写では絶対に演じることはできないと思った」と分析するが、だからこそ演じる上では、自身の“ありのままの声”にこだわったという。「最初は『キャラクターに寄せた声でやらないといけないのかな』とも思ったんですけど、それではキャラクターの幅が広がらない気がしたんです。今まで生きてきた僕の声と、あの風貌と身体で生きてきた悟の動きが、同じ想いで重なると、実写では見えてこない幅が見えてくる気がしています」ちなみに、本作では青年の悟の声を満島が演じ、少年時代の悟の声を土屋太鳳が演じる。「実写では男の子の役は、本当に男の子が演じることが多いので難しいキャスティングですよね。でも、太鳳ちゃんと演じてみて、人として根本的なところが少し似ていると思ったんです。年齢も離れているし、育った環境も性別も違うのだけど、持っているパワーや、受ける印象が似ているなと思って『この人とだったら、さらに役が魅力的になる』と思えたんです。だから、すごく演じやすいですし、ふたりの声が重なるシーンでは、テストをしなくても呼吸が合う。今回は一緒に演じるチャンスがたくさんあるので、お互い成長していくだろうし、作品も深まっていくと思います」原作に惚れ込み、共演する声優陣に尊敬の念をみせる満島は「この体験は大切にしたいですし、おもいっきり楽しみたい。素晴らしい原作、スタッフ、キャストの力を借りて誠実に声を届けたいです」。彼は、作品のもつメッセージはしっかりと表現したいと考えているようだ。「過去への想いは色々ありますが、その時は全力でやっていたんですよね。だからこそ“いま”何ができるのか、どう生きていくのかを観ている人に感じてほしいです。そして、観ている人にキャラクターの“過去”をどこまで感じてもらえるのか。それが作品の核だと思うので、ひとつひとつ言葉を大切にしながら演じていきたいです」『僕だけがいない街』1月7日(木)より、毎週木曜24:55からフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送開始
2016年01月05日阿部寛が主演を務め、池井戸潤のベストセラー原作をドラマ化、2015年度の民放ドラマ最高視聴率を記録するなど話題をさらった「下町ロケット」。阿部さんをはじめとする佃製作所の“オジサマ”たちのプライドと信念の熱き闘いが話題を呼んだが、佃製作所の若手社員たちがイケメンぞろいだったこともその人気に拍車をかけた、といっても過言ではないだろう。2016年のネクストブレイク候補として、同作で注目を集めた若手俳優たちや、山崎賢人や坂口健太郎に続く、少女コミックから抜け出てきたような期待のイケメンをピックアップしてみた。特撮ファンの間では、特撮ヒーロー出身者が数多く出演していることが話題となっていた「下町ロケット」。佃製作所・技術開発部の社員、立花洋介を演じたのは、「仮面ライダードライブ」の主人公・泊進ノ介役として知られる竹内涼真。そして、同じく川本浩司役を演じたのは、「仮面ライダー鎧武/ガイム」の主人公・葛葉紘汰役の佐野岳だ。まず、竹内さんといえば、「ガウディ編」の終盤で涙、涙の熱演を見せていたことが記憶に新しい。1993年4月26日、東京生まれ。5歳でサッカーを始め、高校時代は東京ヴェルディのユースで活躍、サッカー推薦で大学に進学したというほど。2013年、「車家の人々」で「三代目J Soul Brothers」岩田剛典の弟役にオーディションで選ばれ、俳優デビューした。「仮面ライダードライブ」では史上初、バイクではなく“車”に乗る刑事として話題を呼んだが、当初から“小栗旬に似ている”という声が上がり、そのイケメン度と秘めた熱さが注目を集めた。現在は『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』が公開中。仮面ライダーに憧れてその役を見事つかんだ、有言実行派だ。また、1992年4月3日生まれ、愛知県出身の佐野さんも、幼少期からサッカーをしており、県代表に選出されたことも。第24回JUNONスーパーボーイコンテストでグランプリを獲得して、デビュー。これまでライダーを演じてきた若手の中でも運動神経は飛び抜けているといわれ、先日行われた通称“スポ男”、「究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦」では第1回以来となる優勝を「EXILE」の関口メンディーから奪還。2月には舞台『「終わりのセラフ」 The Musical』が控えているが、その身体能力の高さと筋肉には改めて熱い視線が送られている。2人ともスポーツマンで明るい!今後の活躍に注目だ。さらに「下町ロケット」では、“ミュージカル界のプリンス”山崎育三郎が、裏切りから改心、そして恩義に報いる真野賢作役を好演し、視聴者から「あのイケメンは誰?」と話題を呼んだ。これまで「レ・ミゼラブル」のマリウス役や、「ロミオとジュリエット」「モーツァルト」など数々のミュージカルで活躍してきた山崎さんは、1986年1月18日、東京生まれ。年末には、安倍なつみと入籍したことが報じられたばかり。1月期の目玉ドラマの1つ、遠藤憲一×渡部篤郎の「お義父さんと呼ばせて」では、遠藤さんの“恋敵”となるヒロイン・蓮佛美沙子に猛アタックするキザ男を演じるという。ムロツヨシ主演の深夜ドラマ「悪党たちは千里を走る」にも出演が決まっており、今年はコミカルに弾ける(?)山崎さんの姿を見ることができそうだ。そして、帝国重工の社員を演じていた中村倫也は、2016年に来る“塩顔系”の若手演技派として要注目。1986年12月24日、東京生まれ。舞台、ドラマ、映画などで10年以上のキャリアを誇り、2015年は『マエストロ!』『ピース オブ ケイク』ほか出演作が5本も公開された。つい先日まで、舞台版「ライチ☆光クラブ」でゼラ役を務めており、「お義父さんと呼ばせて」では渡部さんの息子で蓮佛さんの兄役を演じる。何と言っても、佐々木希、木村佳乃、菅田将暉、杏、市原隼人、新井浩文、松重豊といった豪華キャストが共演する主演作『星ガ丘ワンダーランド』(3月5日(土)公開)が控えており、ますます引っ張りだこの存在となるはず。一方、特撮ヒーローといえば、「獣電戦隊キョウリュウジャー」キョウリュウレッド/桐生ダイゴ役で人気を博し、福士蒼汰ら研音の若手俳優が集結するイベント「MEN ON STYLE SUPER LIVE 2015 」が大成功を収めたばかりの竜星涼にも注目!土屋太鳳&山崎賢人の“朝ドラ”タッグで大ヒット中の『orange-オレンジ-』では、原作コミックでも人気の高い須和弘人役で好感度&注目度とも上昇中だ。1993年3月24日、東京生まれ。これまでも「GTO」「ごめんね青春」などの学園ドラマで生徒役を演じてきた。同作では、明るく思いやりにあふれたサッカー少年で、土屋さん演じる菜穂を一途に思いながらも、山崎さん演じる翔とも友情を育み、2人の恋を応援する、見た目も心もイケメンな須和を好演。次回作も楽しみな若手となっている。山崎さんとの共演といえば、大人気コミックの実写映画化『オオカミ少女と黒王子』(5月公開)で、山崎さん演じるドS王子の親友役に抜擢された横浜流星も要チェック。1996年9月16日、横浜市生まれ。雑誌「nicola」の読者投票1位を獲得する人気メンズモデルとして活躍。「烈車戦隊トッキュウジャー」トッキュウ4号/ヒカリ役で一躍注目を集め、2015年は主演舞台「武士白虎 もののふ白き虎 -幕末、『誠』に憧れ、白虎と呼ばれた若者達-」と「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE ~さよなら絶望学園~」を2本立て続けに経験した。『オオカミ少女と黒王子』には鈴木伸之、門脇麦、吉沢亮、菜々緒ら最旬俳優が集結するだけに、『ストロボ・エッジ』や『ヒロイン失格』と同様、その年を代表するラブストーリーとなる予感大!さて、あなたの気になるネクスト男子は誰?(text:cinemacafe.net)
2016年01月02日人気コミックやベストセラー小説、人気ドラマの映画化が相次いだ2015年。その中でも、産科医やピアニスト、刑事、探偵、青年将校から、果ては狂気のテロリストまで、「あ、この作品にも出ている!」と引っ張りだこだったイケメン俳優たちがいる。いま、もっとも多忙な俳優の1人にして、名だたる映画監督たちからご指名を受けるのが、綾野剛だろう。つい先日まで、(意外にも)初の連続ドラマ単独主演を務めた「コウノドリ」では、謎のピアニストでありながら、真摯に命と向き合う愛情深い産科医という極端な役柄を演じてみせたばかり。あらゆるジャンルの作品に出演し、役に没頭しながらも、それぞれの映画・ドラマの中でしっかりと自分の色を出す個性派ぶりを発揮しているのが魅力だ。2015年は、そんな綾野さんに代表されるような、オリジナルの魅力を持つ“マイペース”なイケメン俳優たちが数多く活躍した。■綾野剛&松坂桃李、幅広い役柄を演じた1年まず、『ソレダケ/that’s it』『新宿スワン』『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』『ピース オブ ケイク』『天空の蜂』と、実に5本の映画に出演した綾野さん。和久井健の人気漫画を鬼才・園子温が映画化した『新宿スワン』では、金髪&天然パーマ姿で歌舞伎町でスカウトマンとして生きる主人公・白鳥龍彦を熱演。堤幸彦監督の『天空の蜂』では、タイトなスケジュールの中、巨大ヘリで原発を狙うテロリストを見事に演じ切り、改めてその演技力と身体能力の高さをも見せつけた。一方、ジョージ朝倉による伝説的コミックスを原作にした、甘く切ない“紆余曲折だらけ”の恋愛映画『ピース オブ ケイク』(田口トモロヲ監督)では、ヒロインの志乃(多部未華子)が恋に落ちる“ヒゲ店”こと、ヒゲの店長・京志郎を軽妙に演じた。独特の色気を放つ、優し過ぎることが罪な“ヒゲ店”には、クラッと来た人も多いはず。2016年は、『凶悪』の白石和彌監督のもと主演を務める『日本で一番悪い奴ら』ほか、黒木華主演・岩井俊二監督『リップヴァンウィンクルの花嫁』、佐藤浩市主演・瀬々敬久監督『64-ロクヨン-』、渡辺謙主演・李相日監督『怒り』といった話題作が控えている。『ピース オブ ケイク』といえば、オカマ役を演じてファンの間に衝撃(笑撃?)が走ったのが、松坂桃李だ。1月公開の『マエストロ!』でヴァイオリンに初挑戦し、幕を開けた2015年は、『エイプリルフールズ』『日本のいちばん長い日』『ピース オブ ケイク』、さらに『図書館戦争 THE LAST MISSION』『劇場版 MOZU』と立て続けに6作に出演した松坂さん。『図書館戦争』では手塚光(福士蒼汰)の兄で図書隊を解散させようとするクールなエリート、かと思えば『劇場版MOZU』では日本映画でもまれにみる、スタイリッシュでマッドなアクションを百舌(池松壮亮)と繰り広げた。元・戦隊“レッド”出身、これまでは王子様的な役柄が多かったが、それぞれの作品での振り切れ方はいずれもハンパではなかった。これらに共通するのは、おそらく松坂さん自身の真面目さや誠実さが、たとえ悪役といえども、スクリーンから見えてくることだろう。木村文乃、菜々緒と共演したドラマ「サイレーン」でも、最後まで視聴者を惹きつけてはなさない主人公を魅力的に演じ、話題となった松坂さん。2016年は『人生の約束』『パディントン』(日本語吹き替え)ほか、生田斗真主演・大友啓史監督の『秘密』、舞台と映画の一大プロジェクトとなる堤監督の『真田十勇士』に出演する。■2015年のブレイク俳優もマイペース派がずらり夏の“月9”ドラマ「恋仲」でブレイクした野村周平は、裸になっちゃう“ヘタレ”バンドマンの『日々ロック』の余韻を残しつつ幕を開けた2015年、『愛を積むひと』『ビリギャル』という良作で印象に残る演技を披露し、『台風のノルダ』ではアニメの声優にも挑戦、不器用で繊細な青年役を演じる姿がハマッた。特に「恋仲」では、好きな人のためにどんどん“ダークサイド”に堕ちていく彼の様子に、ヤキモキした人も多いことだろう。2016年は、長瀬智也主演の“水10”ドラマ「フラジャイル」、最旬の若手が勢ぞろいする『ライチ☆光クラブ』や広瀬すず共演『ちはやふる』、賀来賢人とW主演の『森山中教習所』などが控えている。さらに、“塩顔男子”の「メンズノンノ」モデル・坂口健太郎も大活躍。『海街diary』で話題となり、桐谷美玲を若手筆頭株の山崎賢人と取り合い、スマッシュヒットを記録した『ヒロイン失格』で、“想いはひと筋”の学校イチのイケメンを好演したことでブレイク。続く『俺物語!!』では、“どう見ても高校生に見えないイカツイ顔面&屈強な肉体”の超個性派・剛田猛男(鈴木亮平)との対比ぶりが笑いを呼んだ。今後、新“月9”の「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」に参加が決まっており、4月4日スタートの「ととねえちゃん」ではついに“朝ドラ”デビュー。“学者肌で植物が大好きな青年”という役柄は、メガネがよく似合い、読書好きな文化系男子の自身に近い役柄となりそうで、さらなる人気を獲得しそう。朝ドラといえば、土屋太鳳&山崎賢人と共演した「まれ」から再ブレイクした柳楽優弥。『誰も知らない』で一躍時の人となってから10年あまり、紆余曲折ありながらも、その演技に奥行きを身につけた柳楽さん。「まれ」で、寝起きに「おはよう」とささやかれた土屋さん演じる希が「キュ~ン」となってしまったことも話題となった。その後は『合葬』で“幕末男子”を演じ、『ピンクとグレー』から始まる2016年には一転、『ディストラクション・ベイビーズ』で破壊的な若者を演じるなど、ますます目が離せない存在だ。また、「探偵の探偵」で日本のドラマ初出演、その後、現在放送中の「あさが来た」で、ヒロイン・あさ(波瑠)に大きな影響を与える実業家・五代友厚で話題沸騰中なのが、DEAN FUJIOKA(ディーン・フジオカ)。イケメンで語学に堪能、ブローバルな視点を持つ五代はまさにディーンさんそのもので、あさとは禁断の恋愛関係となるのかと思いきや、同じ志を持つ人間同士の結びつきを感じさせている。福島県生まれ、モデルとしてキャリアをスタートさせ、香港、台湾などで映画・ドラマに出演してきた彼は、定住地を持たないという意味の“ノマド”俳優として注目を集めた。全米で放送され、準レギュラーを務めた「荒野のピンカートン探偵社」のDVDリリースが1月よりスタート、新ドラマ「ダメな私に恋してください」ではドSな元ヤンで元上司という役で深田恭子とかかわるというから見逃せない。イケメンなのにどんな役柄も演じ切り、オリジナルの光を放ち続ける彼らに、2016年も注目していて。(text:cinemacafe.net)
2015年12月31日「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」をテーマに掲げる「第66回NHK紅白歌合戦」。先日、曲順が発表され豪華アーティストたちの共演に大きな注目が集まったが、この度、さらに「紅白」を華やかに盛り上げるゲスト審査員10名が発表された。紅組司会を綾瀬はるか、白組司会を井ノ原快彦(V6)、総合司会を有働由美子アナウンサー、そして過去に5回の司会経験がある黒柳徹子が務める今年の「紅白歌合戦」。初出場となる「BUMP OF CHICKEN」、星野源、「レベッカ」、「乃木坂46」らが名を連ね、「X JAPAN」や近藤真彦、小林幸子などカムバック勢にも豪華アーティストがずらり!郷ひろみがトップバッターを華々しく飾り、大トリとして松田聖子がステージを締めくくる。そして今回発表された審査員には、今年大活躍した面々が大集結!映画『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』で主演を務め、月9ドラマ「ようこそ、わが家へ」出演やドラマ「永遠のぼくら sea side blue」での主演など、数々の話題作でメインキャストを務め上げた女優・有村架純。今年はなんといっても連続テレビ小説「まれ」の好演や、大ヒット公開中『orange-オレンジー』やTBSドラマ「下町ロケット」で一躍知名度を上げた女優・土屋太鳳。そして『海街diary』での熱演が記憶に新しく、2016年は大河ドラマ「真田丸」ヒロインのきり役をはじめ『アイアムアヒーロー』『グッドモーニングショー』と出演作が立て続く女優・長澤まさみ。そして、2013年放送「半沢直樹」主演で大きく注目を浴び、来年の大河ドラマ「真田丸」では主役の真田信繁(幸村)を演じる俳優・堺雅人。その兄・信幸を演じる俳優・大泉洋も審査員として並ぶ。大泉さんは、『駆込み女と駆出し男』『バケモノの子』連続テレビ小説「まれ」と今年も映画にドラマに大活躍した。そのほか、デビュー作「火花」で第153回芥川龍之介賞を受賞、単行本は累計245万部を突破するベストセラーとなったお笑い芸人「ピース」の又吉直樹。今シーズンNHK杯で世界最高得点で優勝しながら、グランプリファイナルでは自身の持つ世界最高得点を更新し3連覇を果たした羽生結弦選手。2015年文学賞「本屋大賞」に著書「鹿の王」が選ばれた作家兼川村学園女子大学特任教授の上橋菜穂子。ウエイトリフティング選手・三宅宏実、タレント・所ジョージらが審査員を務める。「第66回NHK紅白歌合戦」は12月31日(木)19:15より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月25日子供の頃から映画が中心の環境に身を置き、ご家族もみな俳優という柄本佑さん。まだ20代とは思えない達観したような雰囲気と映画やドラマでの不思議な存在感は唯一無二。数多くの作品に出演されており、大忙しの柄本さんですが、俳優を仕事としていこうと思ったのは、どうやら最近のようなのです…。* **――14歳で映画でデビューされた時から俳優になろうと思っていらしたんでしょうか?柄本:当時、将来の夢が映画監督だったんです。映画のオーディションの話があった時に言われた、「生で映画監督が見られるよ」って言葉に釣られまして。当時、ちょうど反抗期が始まった頃だったんですが、地方ロケで2か月間ずっと大人の世界に放り込まれて、こんな世界で親父たちはやっているんだってわかって、尊敬する気持ちが芽生えました。ただ、ロケから帰ってきてから、家族で外食に行っても、へんにお会計のこととかを気にする子供になってしまいましたけど(笑)。――そこから俳優になろう、と?柄本:その2か月が本当に刺激的で、普通に学校に行く生活が全然面白くなくなっちゃったんです。周りの同級生が妙に子供に見えたりもして、もう一回、映画をやってみたいと思ってしまったんですよね。ただ、学校を卒業して役者だけってなった時には、やっぱり不安はありました。どこか学生っていう身分が自分を社会につなぎとめてくれていたんです。それが役者だけになった時、それってどんな職業だよ、失業者と何が違うんだって考えてしまった。どうも、この役者っていう仕事がなんだかわからなくなっちゃったんですね。それで、普段の生活と、出勤して労働することのメリハリを意識するようになりました。朝起きて、料理して、朝ごはんを食べて、洗濯して、俺だったら映画をちゃんと観に行くとか、そういう普通の生活を土台にすることを大事にするようになりました。――ご両親が俳優ですし、そんな意識を持っていたとは意外です。柄本:親父とか母ちゃんとかの会話のなかで、耳年増になってわかったつもりになっていましたけれど、体験しないとわからないですね。ようやく俳優が職業だと思えるようになったのは、結婚してからだと思います。自分はこの仕事を続けていくんだなって、客観的に思うようになったというのかな。周りにとっては、大したことじゃないことだけれど、自分にとっては意外と大したことでした。◇えもと・たすく1986年12月16日、東京都生まれ。’01年に映画『美しい夏キリシマ』(’03年公開)の主役オーディションに合格。デビュー後は、映画やドラマ、舞台などで活躍。近作に舞台『桜の園』、映画『ピース オブ ケイク』『GONINサーガ』など。NHKドラマ『あさが来た』に出演中。◇柄本佑さんが出演するドラマ『女性作家ミステリーズ 美しき三つの嘘』(CX系)は、来年1月4 日午後9 時から放送予定。全3話によるオムニバスで、柄本さんは第2話の三浦しをんさん原作の『炎』で、土屋太鳳さん演じる主人公の担任の社会科教諭・木下を演じる。監督は映画『ヴァイブレータ』の廣木隆一さん。※『anan』2015年12月16日号より。写真・内田紘倫インタビュー、文・望月リサ
2015年12月14日「ぴあ」調査による2015年12月11日、12日のぴあ映画初日満足度ランキングは、吉永小百合と二宮和也が母子役に扮した山田洋次監督初のファンタジー作品『母と暮せば』がトップに輝いた。2位に土屋太鳳、山崎賢人の共演で描く青春SFラブ・ストーリー『orange-オレンジ-』、3位に仮面ライダーゴーストとドライブが激闘を繰り広げる“MOVIE大戦”シリーズ第7弾『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』が入った。その他の写真1位の『母と暮せば』は、戦後の長崎を舞台に、原爆で死んだはずの息子・浩二が母・伸子のもとに突然現れ、不思議な交流を通して絆を深めていく様を描いた人間ドラマ。戦争をテーマにした作品だが、出口調査では「母と子、両方の視点で観られてどちらの気持ちも胸に響いた」「家族愛が表現されていてほっこりした」「劇場全体がその家族を見守っているような雰囲気が伝わってきた」「悲しいストーリーだと思っていたが、親子の関係や人への思いやりが描かれたあたたかく優しい作品」「悲しいところも受け止めて自分も優しくなれる作品」などの声が聞かれ、根底にある“家族愛”が大きな感動を与えたようだ。また60代、70代の観客からは、「戦争や原爆の事実などを知らない人にも伝わるような良い作品」「戦争の時代に生まれたからこそ感じられる映画の良さがあった」「原爆は一瞬にして今ここにいる人を消してしまうということを伝えていると思うので、特に若い人に観てもらい、今の日本の状況をよく考えて欲しい」などの声も寄せられた。2位の『orange-オレンジ-』は、主人公の女子高生・菜穂が、10年後の自分から届いた“未来”が書かれた手紙をもとに、思いを寄せる同級生の翔を死から救うために、仲間と協力しながら奮闘する姿を描いた青春ドラマ。菜穂と翔のラブ・ストーリーとして「キュンキュンした」という声も聞かれた一方で、「友情面にもすごく引き込まれた」「ひとりで悩みを抱えているときの仲間の言葉が印象に残った」「自分ひとりではできないことも仲間がいることで乗り越えられるし、信じあえる仲間がいることの大切さを感じた」など、“友情”や仲間との“絆”にも心を動かされたようだ。また本作は、高野苺の大ヒット漫画を基に描かれ、すでに多くのファンを獲得している作品だが、「キャストのイメージが原作にぴったりだった」「ストーリーが原作に沿っていて、異なるところもまとまっていて良かった」「原作が好きな人は楽しめると思う」など、原作ファンからも大満足の声が寄せられた。(本ランキングは、12/11(金)、12(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2015年12月14日女優の土屋太鳳、俳優の山崎賢人らが12日、映画『orange-オレンジ-』(公開中)のロケ地となった長野・松本市で、凱旋イベントを行った。公開初日となった当日、東京・TOHOシネマズ六本木にて舞台あいさつを行った土屋、山崎賢人、山崎紘菜、竜星涼、桜田通、清水くるみ。6人はその後、"最初で最後の卒業旅行"として松本シネマライツで「オレンジカーペット凱旋アライバル」を実施し、劇場内に敷かれた約40mの"オレンジカーペット"を、地元100人のファンに囲まれて歩いた。鑑賞エリア外にも集まった多くのファンから歓声が響くなか、撮影中にキャストが訪れた四柱神社の宮司が登場。映画のヒット祈願を込められた絵馬がプレゼントされた。カーペットを歩き終え、イベント会場はスクリーン内へ。「松本凱旋プレミア」と銘打たれた、主要キャスト陣と橋本光二郎監督の7人による最後の舞台あいさつが行われた。司会からの「皆さんにとって『orange』はどのような作品でしたか?」との問いに、土屋は、「本当にみんなでその瞬間を生きた"愛情のバトン"のような作品」と回答。「皆さんとつながるバトンでもあります」と呼びかけると、一方の山崎賢人も、「『今を大事に生きていこう。仲間は大事にだな』と心から思えた作品でした」と感慨を示した。山崎紘菜、竜星、桜田、清水らは次々と、松本に帰ってきての思いを口にする。特に、松本出身の桜田は「本当にうれしいです。長野で役を背負って生きていた姿を監督がすてきにつないでくれました」と万感の思いを語った。そんな橋本監督は、「この映画は松本という土地と生活されている方々のおかげでできました」と感謝。続けて、「皆さんにとっても宝物になってくれるとうれしい」とアピールした。本作は、漫画誌『月刊アクション』(双葉社)で8月まで連載されていた高野苺氏による同名コミックが原作。未来の自分から手紙が届くというファンタジックな世界観と、大切な人を亡くさないために"今"を変えようともがき奮闘するヒロインの姿が描かれている。全5巻のコミックスは400万部を突破。世代・性別を問わず、国内外からも注目を集めている。劇中では、主人公の高宮菜穂役を土屋、菜穂の思い人である成瀬翔役を山崎賢人が務める。(C)2015「orange」製作委員会(C)高野苺/双葉社
2015年12月14日2015年12月12日、13日の全国映画動員ランキングは、『orange-オレンジ-』(全国303館)が初登場で首位を飾り、先週1位の『007 スペクター』(全国352館)は2位になった。その他の画像『orange』は、高野苺原作の人気コミックを土屋太鳳、山崎賢人らで実写化した青春SFラブ・ストーリー。10年後の自分から届いた“未来”が書かれた手紙をもとに、高校生たちが大切な人を失わないため、同じ後悔を繰り返さないために奮闘する姿が描かれる。第3位は『母と暮せば』(全国336館)、第4位には『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』(全国292館)が入った。来週は社会現象を巻き起こした人気作の第2弾『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』(全国268館)や、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(全国349館)などが封切られる。『orange-オレンジ-』公開中
2015年12月14日主演に阿部寛を迎え、「半沢直樹」シリーズなどヒット作を連発する池井戸潤の小説を原作とするTBS日曜劇場「下町ロケット」。いよいよ20日(日)に最終回を迎える本作だが、今回その最終回が25分拡大スペシャルとして放送されることが決定。さらに本放送に先駆けて「超緊急特別ドラマ企画下町ロケット~最終章」を放送することも明らかとなった。主人公の佃航平(阿部さん)は、宇宙科学開発機構の研究員だったが、自分が開発したエンジンを載せたロケットの打ち上げ失敗の責任を取らされ退職。父親が遺した「佃製作所」を継いで社長として第二の人生をスタートさせ、夢に向かって突き進む。すべての働く人たちにお送りする、感動のエンターテインメント巨編だ。今回放送の最終回には、神谷弁護士役の恵俊彰をはじめ、原作では描かれていなかった中川弁護士役の池畑慎之介や帝国重工・藤間社長役の杉良太郎も再び登場し、超豪華キャストで放送される。そして、19時からの「超緊急特別ドラマ企画」では、1話から9話までの感動シーンを再編集して放送。「ロケット編」で佃製作所の危機を救った神谷弁護士が再登場するなど、新撮映像も含めて盛りだくさんでお届けするという異例の試みを行うようだ。緊急の決定となったため収録は今週行われる予定で、新撮ドラマにはレギュラーキャストに加え白水銀行の柳井役として話題をさらった春風亭昇太や、まさかの再登場となった池畑慎之介も出演が決定している。また本編では明かされなかった、殿村(立川談春)が白水銀行へ辞表を提出する場面や、水原本部長(木下ほうか)が帝国重工で暗躍する様子も描かれ、佃利菜(土屋太鳳)の彼氏とうわさされる「マサヒコくん」も登場?との情報も。ついにクライマックスを迎える本作。最終回は25分の拡大に加え、いつもより2時間早くドラマの世界を楽しめる1日となりそうだ。「超緊急特別ドラマ企画下町ロケット~最終章」は12月20日(日)19時より放送。「下町ロケット」は毎週日曜日21時~放送。(最終回25分拡大)(cinemacafe.net)
2015年12月14日土屋太鳳、山崎賢人、竜星涼らが出演していることで話題の『orange -オレンジ-』。いよいよ公開を迎えた本作だが、12日(土)に行われた舞台挨拶の後、卒業旅行としてロケ地・松本を凱旋したことが分かった。原作は全5巻での累計発行部数は400万部を突破、未来の自分から手紙が届くというファンタジックな世界観と、“今”を変えようともがきながら奮闘する姿や甘酸っぱい恋愛要素が共感を呼び、新たな「青春群像劇」として幅広い層から支持を集めている高野苺の同名コミック。舞台は長野県松本市。高校2年生の春、高宮菜穂(土屋太鳳)のもとに突然届いた一通の手紙。その手紙の差出人はなんと“10年後の自分”。そこに書かれていたのは、転校生の成瀬翔(山崎賢人)を好きになること。翔は未来には居ないこと。「自分とは同じ後悔をしないでほしい」という願いが綴られていた。10年後の想いを知った菜穂の運命を変えていく日々がいま、動き出す――。12日に行われたTOHOシネマズでの初日舞台挨拶では、土屋さんと山崎さんがクランクイン前に映画公開初日のお互いに向けて書いた“過去からの手紙”を開封し、会場を沸かせていた。また、キャスト全員へのサプライズとして撮影現場での写真を集めた“卒業アルバム”がプレゼントされ、懐かしさと共に感動の卒業式となっていた。この卒業式が終了後、“最初で最後の卒業旅行”として撮影ロケ地の松本に凱旋。松本シネマライツにて“オレンジカーペット凱旋アライバル”が実施され、劇場内に敷かれた約40mのオレンジカーペットを、土屋さん、山崎さん、竜星さん、山崎紘菜、桜田通、清水くるみが地元ファン100人に囲まれながら歩いた。カーペット鑑賞エリア外にも大量のファンがにつめかけ、大歓声で溢れていた。さらに撮影中にキャストが訪れた四柱神社の宮司様が登場し、映画の大ヒット祈願を込め、絵馬のプレゼント。後日、キャストが直筆で記入したものが映画の公開終了まで松本シネマライツにて展示され、その後は四柱神社に奉納される予定だという。そして会場の興奮も冷めぬまま、場所をスクリーン内に移し、“松本凱旋プレミア”と銘を打ちキャスト6名と橋本光二郎監督で最後の舞台挨拶を敢行。MCから「皆さんにとって『orange』はどのような作品でしたか?」という質問に、土屋さんは「こんな素晴らしい日に松本に来ることができて嬉しいです。監督と、この5人と出会えたことに感謝しております。『orange』は本当にみんなでその瞬間を生きた“愛情のバトン”のような作品でした。皆さんと繋がるバトンでもあります」と映画をバトンと例え、また山崎さんは「皆さんの協力のおかげでで本当に素晴らしい作品に仕上がっていますし、こんなに素敵なオレンジカーペッドまで歩くことができて本当に素敵な1日です。本当に幸せな作品でした。“今を大事に生きていこう。仲間は大事にだな”と心から思えた作品でした」と大切なものを見出した作品だと話す。そして橋本監督は、「この映画は松本という土地と生活をされている方々のおかげでできました。自分も高校生のころつらいことがあると映画を見ていました。皆さんにとっても宝物になってくれるとうれしいです」と松本あっての映画だと感謝の意を表した。その他キャストもそれぞれに思いを語り、感動と笑顔で卒業旅行を締めくくった。『orange-オレンジ-』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:orange 2015年12月12日より全国東宝系にて公開(C) 2015「orange」製作委員会 (C) 高野苺/双葉社
2015年12月14日映画『orange-オレンジ-』が12月12日に公開を迎え、主演の土屋太鳳に山崎賢人、竜星涼、山崎紘菜、桜田通、清水くるみ、橋本光二郎監督が“卒業式”を銘打った舞台あいさつに登壇した。『orange-オレンジ-』舞台あいさつ/その他の写真10年後の自分自身から届いた手紙を元に、運命を変えようと奔走する女子高生と仲間たちの青春を描き出す本作。土屋はようやく公開を迎え、映画を観終えたばかりの観客の拍手に迎えられ「みなさんがキラキラしていて感動してます…真っ白になっちゃった!」と言葉が出てこないほど感激。「ずっとバトンを持って走り続けてきて、今日みなさんが受け取ってくださって…『orange』のバトンは届きましたか?」と客席に呼びかけると温かい拍手がわき起こった。実は、土屋と山崎のふたりはクランクイン前の7月上旬に、この公開初日12月12日のお互いに向けた手紙を執筆しており、それをこの舞台あいさつで開封して朗読! 山崎は土屋に対し「尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。焼肉行きましょう!」と書いており、これを読んだ土屋は「ただただ嬉しいです。この(手紙の)言葉を大事に生きていきます! ありがとう」と感謝。一方、土屋は山崎に手紙で「いままで本当に本当に本当にありがとう! おつかれさまでした」と感謝とねぎらいの言葉をつづっており、山崎も「ただただ本当に嬉しい」と顔をほころばせた。改めて土屋は、本作の撮影の日々を振り返り「主役として名前を出させていただいてますが、6人全員が主役。(メインキャストの)5人と監督に支えてもらってやってこれました」と語り、「今日は幸せな日。一生忘れません!」と感激の面持ちで語った。6人はこれから、ロケ地の松本に“卒業旅行”で凱旋するが、土屋の「松本行くぞ!」という掛け声に山崎らも「おぉー!」と応え、結束の強さをうかがわせた。『orange-オレンジ-』公開中
2015年12月12日朝ドラ「まれ」の土屋太鳳と山崎賢人が再びタッグを組んで高校生を演じる青春映画『orange -オレンジ-』が12月12日(土)に公開を迎えた。2人に加え、共演の竜星涼、山崎紘菜、桜田通、清水くるみ、橋本光二郎監督も来場し、都内で舞台挨拶が開催された。400万部突破の高野苺の人気漫画を実写化した本作。ある日、女子高生の菜穂の元に10年後の自分から手紙が届く。そこには転校生で菜穂が恋に落ちる翔に関するある“後悔”が記されており、それを消すために菜穂は未来を変えようとするのだが…。この手紙のエピソードにちなんで、土屋さんと山崎さんは、クランクインに先立つ7月上旬に、160日後の“未来”である公開初日のこの日、12月12日のお互いに宛てて手紙を書いており、その内容が壇上で読み上げられた。山崎さんが未来の土屋さんに宛てて書いた手紙では、「まれ」で長く時間を共にした土屋さんに対し「尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです」とあり、最後は「焼肉行きましょう!」とも。これに対して土屋さんは「ただただ嬉しいです。この言葉を大事に生きていきます!ありがとう」と感激。一方、土屋さんが160日後の山崎さんに書いた手紙は「5か月と1週間前からこの手紙を書いています」という映画の中の菜穂の手紙と同じフレーズで始まり、朝ドラの撮影時に落ち込んでいた土屋さんに山崎さんがさりげなく食堂で小鉢を「食べなよ」と差し出してくれたことへの感謝などが綴られていた。そして「いままで本当に本当に本当にありがとう!おつかれさまでした」と「まれ」そして本作と青春時代の数年の濃密な時間を過ごした“戦友”への感謝とねぎらいの言葉で締められていた。土屋さんは改めて本作について「主役で名前を出させていただいてますが、(登壇した)6人が主役。みんなに支えてもらいました。ありがとう!」と語り「今日は幸せな日。一生忘れません!」と誓っていた。『orange -オレンジ-』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:orange 2015年12月12日より全国東宝系にて公開(C) 2015「orange」製作委員会 (C) 高野苺/双葉社
2015年12月12日それはまだ「まれ」の撮影中のこと。土屋太鳳は、この朝ドラの次に映画『orange -オレンジ-』でヒロインの菜穂を演じることを知らされた。「話を聞いて、原作の漫画の表紙を改めて見て『相手役は誰がやるのかな?』と思ったんですけど、賢人くんのことが浮かんできたんです」。直感?超能力?いや、単に当時、ずっと「まれ」で撮影を共にしてきたがゆえ、いわば必然的に最初に頭に浮かんだだけ?ともかく、土屋さんの予想通り、菜穂と恋に落ちる転校生の翔を演じるのは、「まれ」に続いて山崎賢人だった。「太鳳ちゃんにはそういう力があるんです(笑)」と山崎さんはおどけつつ「太鳳ちゃんのことは信頼してるし、菜穂の心の優しさや他人のことを考えるようなところは、太鳳ちゃんが持っている資質でピッタリだと思いました。夫婦まで演じた後で、大切に互いを想い合う役を演じられるのは嬉しかったです」と語る。そして2人とも、この再共演についてこう口を揃える。「偶然ではない、何かを感じた」――。原作は高野苺による計5巻で既に400万部を突破した人気漫画。女子高生の菜穂は10年後の自分から手紙を受け取るが、そこには26歳の菜穂の後悔が記されていた。転校生の翔を好きになること。その思いを伝えられないまま、翔は事故で亡くなってしまうこと。同じ後悔を抱えないように、菜穂は翔との未来を変えようと奔走する。これが、役の上とはいえ、夫婦として生活を共にし、出産・子育てまでした2人というものか。取材中も、とにかく仲がいい!撮影の思い出、食べたもの、共演者のこと、どんな話題であれ、どちらかが話し始めると、そのまま延々と2人の会話は止まらない!いや、単に仲が良いだけではない、冒頭の“直感”ではないが、不思議な心の結びつきがある。土屋さんが明かしてくれたのは、撮影後半の、哀しみを抱えた翔がひとり、自転車で暗い街を走るシーン。「撮影の後半に行くにつれて、翔(の精神状態)が落ちていくシーンが増えていくんですが、このシーンの撮影のときは、本当に翔がどこかに行っちゃうような気がして、不安になって夜中の12時ごろに撮影現場に行ったんです」。「自分のシーンはないのに、夜中に現場まで見守りに来てくれたんです」と山崎さんは嬉しそうに笑みを浮かべ、土屋さんは「その時の翔の体温みたいなものを感じられてよかったし、『翔が生きててよかったぁ!』って心から感じました」と語る。菜穂と翔だけでなく、彼らを取り巻く同じクラスでいつも一緒に過ごす仲間たちの存在も忘れてはいけない本作の大事な要素である。中でも、翔に負けずとも劣らない魅力を放っているのが、竜星涼演じる須和。高校時代を並行して描かれる、10年後の翔を失ってしまった世界では、菜穂は須和と結ばれ、新しい命を授かっている。山崎さんは「須和と翔の友情の部分はすごく好きです」とうなずく。「翔が言えないことを須和がみんなに言ってくれたりする。2人とも優しくて、同じことを考えていても、須和はそれを行動に移すタイプ。翔は須和を信頼して、すごく助けてもらったし、須和には身を引く男のカッコよさがありますよね」。土屋さんがもしも、須和か翔どちらかを選ぶなら?「選べないです!!翔は人に気を遣ってすごく優しいけど、須和はみんなが元気でいられるようにと考える男の子。どちらも素敵です。私はこの2人だけでなく萩田くん(桜田通)もすごく好き!みんな愛情の深い男の子たちだなと思います。だから、26歳の菜穂ちゃんはきっと、まだ翔のことを想っているわけでなく、須和のことを本当に好きなんです。だからこそ、ちゃんと翔の死に向き合わなくちゃいけないと感じていて、そう思わせてくれたのも須和なんですよね。菜穂ちゃんは、須和の愛情に本当に救われたんだと思います」。「まれ」そして『orange -オレンジ-』と2人で猛スピードで駆け抜け、いま、間違いなく同世代の俳優たちの中でも先頭集団に位置する2人だが、「壁にぶつかっています!」とこれまた仲良く(?)、口を揃える。山崎さんが、ぶつかっているのはどんな壁なのか?「現状、ぶつかりまくってます(苦笑)。いろんなテーマがあって、いろんな人生があって、伝えないといけないこと、思うことがいろいろとある中で、自分はどういう風に表現したらいいのか?本当の自分はどう思っているのか?も分からなくなっていくし、正解が何かも分からない。でも、そこを探りながら悩み、楽しんでやってます」。土屋さんも「やっと女優として、スタートラインに立たせていただいたと感じてますけど、新しい作品と出会うたびにドーン!バーン!と壁にぶち当たってます(苦笑)」と苦難の道のりを明かす。「自分が分からなくなって、あれ?自分は前はこんな感じで喋ってたっけ?と頭がゴチャゴチャすることもあります。いまは、出会う作品ひとつひとつを大事にして、そこで出会う監督や共演者といかに正面から向き合えたらと思います」。山崎さんは「この1年、大事な人にもたくさん出会って、それもまた糧になってます」と語り、土屋さんはその言葉に深くうなづき、言葉を繋ぐ。「焦らないでいまを大事に生きたい。『まれ』をやっていて、一番言われたのは『20歳で全てやろうなんてしなくていい。いろんな出会いがあるから、“いま”、目の前のひとつのシーンを全力でやっていればいいんだよ』ということ。この言葉を大事にしていこうと思います」。『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットがおよそ10年を経て再び夫婦を演じたように、2人がいつか、再び夫婦を演じ、味のある存在感、時間の流れを優しく感じさせるような姿を見せてくれる日を待ちたい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:orange 2015年12月12日より全国東宝系にて公開(C) 2015「orange」製作委員会 (C) 高野苺/双葉社
2015年12月12日土屋太鳳&山崎賢人という朝ドラコンビで贈る映画『orange-オレンジ-』で注目を集める竜星涼が、2016年カレンダーを発売することが決定。寝起きの様子から、朝風呂、ドライブデートなどを収めた彼の1日を追う、ファン垂涎の内容となることが分かった。映画『orange-オレンジ-』は、10年後の自分から手紙を受け取り「大切な人がこの世からいなくなってしまう」ことを知る主人公・高宮菜穂(土屋太鳳)が、大切な人を亡くさないために“いま”を変えようともがきながら奮闘する姿を描いた純愛ストーリー。原作の舞台となった松本市を中心にオール長野ロケを行い、未来の自分から手紙が届くというファンタジックな世界観と、好きだからこそ相手の幸せを考えるという甘酸っぱい恋愛要素が共感を呼び、新たな形の“青春群像劇”としても支持を集めている。本作で、竜星さんが演じるのは、持ち前の明るさとサッカー部での活躍で、後輩女子から大人気の須和弘人役。土屋さん演じる菜穂のことを一途に思っており、菜穂のいちばんの理解者でもありつつ、山崎さん演じる東京からの転校生・成瀬翔との恋を応援するという役どころだ。また、年末は12月20日(日)24時45分より放送の第27回フジテレビヤングシナリオ大賞のドラマ「超限定能力」で主演を務め、12月22日(火)21時より放送される江戸川乱歩生誕120周年没後50年記念ドラマ「黒蜥蜴」にも出演する竜星さん。「超限定能力」では、ある日突然“人が降りる駅”が見えるという、電車の中でしか使えない些細な能力を身につけた秋山舜太郎役に。その能力をフル活用し人生の大きな転換期を迎えることになる主人公を演じ切る。一方、「黒蜥蜴」は、金になるありとあらゆる“美しいもの”を盗み出す謎の女怪盗・黒蜥蜴(真矢ミキ)と、稀代の天才で警視庁副総監の明智小五郎(渡部篤郎)の宝石をめぐる頭脳戦を描く物語で、竜星さんは明智の部下で右腕の刑事・小林芳雄に扮するという。そんな竜星さんが映画やドラマとは別の表情を見せてくれるのが、今回のカレンダー。“竜星涼の一日”として、まるで彼女のような気分を味わえるものとなっており、竜星さんも「1日の流れを追った、寝起きから朝風呂、ドライブ、カフェ、夜景の綺麗なホテルなど一緒にデートしている感覚で見れるカレンダーとなりました。お楽しみに」とアピールする。2016年も大活躍を予感させる竜星さん。こちらのカレンダーもぜひチェックしておいて。「竜星涼カレンダー2016.4-2017.4」は2016年1月28日(木)より発売。(text:cinemacafe.net)
2015年12月11日NHK連続テレビ小説『まれ』で共演していた女優・土屋太鳳と俳優・山崎賢人が再共演する映画『orange-オレンジ-』(12月12日公開)の地方キャンペーンで、最初で最後の"二人旅"が行われた。本作は、漫画誌『月刊アクション』(双葉社)で8月まで連載されていた高野苺氏による同名コミックが原作。未来の自分から手紙が届くというファンタジックな世界観と、大切な人を亡くさないために"今"を変えようともがき奮闘するヒロインの姿が描かれている。全5巻のコミックスは400万部を突破。世代・性別を問わず、国内外からも注目を集めている。劇中では、主人公の高宮菜穂役を土屋、菜穂の思い人である成瀬翔役を山崎が務める。これまで土屋と山崎は、映画のためにジェスチャーゲームで共演者たちと絆を確かめ合ったり、150人を超える部屋着の女性らとコタツに入って恋の話と試写会を行ったりと、体を張ったイベントに挑戦してきた。そんな2人へのスタッフからのご褒美として企画された今回の二人旅。最初に向かったのは、瀬戸内海・粟島(香川県)にある手紙の聖地として知られる「漂流郵便局」だ。届け先不明の手紙を保管している郵便局で、"時空を超えて思いを託す"という作品コンセプトに共通点を感じた宣伝スタッフが土屋に教えたところ、訪問を熱望。2人は特別配達員として、全国から寄せられたハガキ100通の「届けられない思い」を、局長の中田勝久氏に届けた。漂流郵便局の成り立ちを中田局長から教わり、保管されている1万通もの手紙を目にした土屋は、「今の時代、家や会社や学校など、いろいろなところで一生懸命踏ん張っている方たちは、孤独な気持ちになりがちだと思う」とした上で「こういう場所があることによって、たくさんの方々の心が救われているのかも」と感慨を示した。フェリーで島から離れる際には、約50人の島民が港に訪れるサプライズが。盛大に見送られて島をあとにした。その後は、大阪へ直行。今度は2人がサプライズとして、TOHOシネマズ梅田で舞台あいさつを行った。土屋と山崎の登壇を知らされていなかった約500人の観客からは、大歓声が送られた。2人そろって、東京以外で舞台あいさつにたったのは今回が初で、土屋は「ブログで大阪のファンの方から『いつか関西に遊びに来てね』というコメントをすごくたくさんいただいていたので、夢がかなってうれしい」と大喜び。大阪からの熱い声援を受けて、二人旅は終了となった。12日の映画公開に際して、土屋は、「今は赤ちゃんを産む前のような心境に近い」と表現。「『早く産まれてほしい。でも産まれて自分の身体から離れてしまうのも寂しい』という感じ」と複雑な心の内を語った。山崎も、「太鳳ちゃんと同じ気持ち」で、「僕は完成した作品を見た時に『10年後の皆は翔をこんなに思っていてくれたんだ』と号泣してしまいました」と明かしている。(C)2015「orange」製作委員会(C)高野苺/双葉社
2015年12月09日朝ドラ「まれ」で夫婦役を演じた土屋太鳳と山崎賢人が再びタッグを組み、大人気少女漫画を映画化した『orange』。この度、本作のために体を張った企画に挑戦してきた2人へのご褒美として最初で最後の2人旅を敢行。さらに、土屋さん念願の地・大阪でのサプライズ舞台挨拶が実施された。原作は高野苺の同名人気漫画。未来の自分から手紙が届いたことからはじまる、新たな形の「青春純愛ストーリー」として海外でも人気を博し、単行本の累計発行部数は400万部を突破。10年後の26歳の自分から受け取った手紙を元に、未来を変えるべく行動する主人公・菜穂を、今年大ブレイクした土屋さんが、菜穂が想いを寄せる転校生・翔を、同じく怒涛の勢いで2015年を駆け抜けた山崎さんがそれぞれ熱演。そのほか日本映画界を担う豪華若手キャストが集結し、切なくもあたかかい青春純愛ストーリーを描き出す。これまで本作のために、必死のジェスチャーゲームで共演者たちとの絆を確かめ合った「オレンジプレミア」や、150名を超える部屋着女子たちと、こたつに入って恋バナ&試写会を行った「こたつdeオレンジ」など様々な企画に挑戦した土屋さんと山崎さん。そのご褒美として、この度、最初で最後となる2人旅が実現した。まず訪れたのは、瀬戸内海の美しい島・粟島にある手紙の聖地“漂流郵便局”。過去、未来、モノ宛てなど…届けたいが届けられない想いを手紙に託し保管している郵便局で、“時空を超えて想いを託す”という本作のコンセプトとの共通点があり、土屋さんも訪問を熱望したという。保管されている1万通もの手紙を目にした2人は「いまの時代、家や会社や学校など、色々なところで一生懸命踏ん張っている方たちは、孤独な気持になりがちだと思うんです。だからこういう場所があることによって、たくさんの方々の心が救われているのかもしれないですね」(土屋さん)、「みなさんのどうしようもない想いを置いておける貴重な場所になっているんだなと思いました」(山崎さん)と感慨深い様子だった。その後、2人は大阪へ直行し、TOHOシネマズ梅田にてサプライズ舞台挨拶を敢行。登壇を知らなかった約500名の観客から会場が壊れんばかりの大歓声で迎えれた土屋さんは「ブログで大阪のファンの方から『いつか関西の方に来てね』というコメントを凄くたくさん頂いていたので、夢が叶ってうれしいです!」と、念願叶った喜びを表現。2人が揃って東京以外の舞台挨拶に立つのは今回が初めてだったということもあり、大盛況のまま、幕を閉じた。いよいよ公開が今週末に迫った本作だが、土屋さんは「いまは赤ちゃんを産む前のような心境に近い気がしています。『早く産まれてほしい。でも産まれて自分の身体から離れてしまうことも寂しい』という感じ」と明かし、山崎さんも「あっという間に映画の公開で、僕も太鳳ちゃんと同じ気持ちです。僕は完成した作品を観たときに『10年後のみんなは翔をこんなに想っていてくれたんだ』と号泣してしまいました」と熱い想いを語った。『orange -オレンジ-』は12月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:orange 2015年12月12日より全国東宝系にて公開(C) 2015「orange」製作委員会 (C) 高野苺/双葉社
2015年12月09日テレビ朝日にて放送されている音楽番組「ミュージックステーション」。この度、12月4日(金)の放送に、最新アルバム「パーパス」が自身6作目の全米No.1に輝いた全世界的人気アーティスト、ジャスティン・ビーバーが初出演することが決定!さらに先日、紅白初出場を決めたアニメ「ラブライブ」から生まれた声優陣によるユニット「μ’s」も同番組初出演を果たす。1986年から生放送で放送されている長寿音楽番組「ミュージックステーション」。メイン司会をタモリが務め、これまで日本の人気アーティストやアイドル、バンド、ときには音楽家や女優・俳優など数多くの人気アーティストがライブを披露してきた。海外からアーティストを招くこともあり、過去にはアヴリル・ラヴィーン、「バックストリート・ボーイズ」、マライア・キャリー、ビヨンセ、レディー・ガガ、テイラー・スウィフト、「ワン・ダイレクション」、アリアナ・グランデ、ファレル・ウィリアムスら錚々たる歌手がライブパフォーマンスを披露している。今回の放送で初出演するのは、ジャスティン・ビーバー。最新アルバム「パーパス」のセールス合算が649,000枚で、自身の最高の初週セールスを達成!純粋なアルバムのセールスは522,000枚であり、この数字は男性ソロアーティストとしては、エミネムの「The Marshall Mathers LP 2」の初週792,000枚以来のビッグセールス。さらに、全米ビルボードチャートにおいて、同アルバム収録曲から17曲がHOT100にランクインし、「ザ・ビートルズ」の記録を更新する結果に。現在、90の国と地域のiTunesで最新アルバムが1位獲得中と、実力人気を兼ね備えたトップアーティストだ。本放送では「What Do You Mean?」を歌唱予定。同楽曲は同日発売のワン・ダイレクションをおさえて、全米1位に輝いている。そして、「第66回NHK紅白歌合戦」に初出場することが発表され、ネット上のファンが歓喜した「μ’s(ミューズ)」も同番組初出演!「μ’s」は、アニメ「ラブライブ」に登場するアイドルユニットの声優陣が実際にパフォーマンスで再現する声優ユニット。2015年の第9回声優アワードでは歌唱賞を受賞し、リリースするCDはオリコンランキングの上位にランクインし、ライブ公演も回を増すごとに規模が拡大。2015年には、さいたまスーパーアリーナのスタジアムモードで2日間に渡ってライブを開催して延べ7万人以上の観客を動員。男女問わず多くのファンを持つ「μ’s」は「KiRa-KiRa Sensation!」を披露する。そのほか、現在フジテレビ系にて放送中のドラマ「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」で主題歌を務める[Alexandros]が出演。ドラマのオープニング曲として書き下ろされたニューシングル「Girl A」を演奏。「AKB48」は、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌「365日の紙飛行機」と、2013年3月に卒業を発表した高橋みなみが単独センターを務める「唇にBe My Baby」の2曲をパフォーマンス。「関ジャニ∞ 」は、メンバーの錦戸亮が主演を務めるテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「サムライせんせい」の主題歌「侍唄(さむらいソング)」を歌う。「コブクロ」は、NHK連続テレビ小説「まれ」で注目を浴びる土屋太鳳と山崎賢人のタッグで実写化する映画『orange-オレンジ-』の主題歌「未来」を披露するという。「ミュージックステーション」は毎週金曜日20時より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月03日NHK連続テレビ小説「まれ」で夫婦役を演じ、12月12日(土)より公開の新作映画『orange-オレンジ-』でも再びタッグを組む土屋太鳳と山崎賢人が、12月3日(木)放送「ぐるぐるナインティナイン」の「ゴチになります!16」に初参戦。“ゴチ”の洗礼に、土屋さんが号泣してしまったことが分かった。年間クビレースも残り2戦となり、まさに最終章となった「ゴチになります!16」。そんな緊迫ムードの中に、2015年の話題となった初々しい2人が登場したものだから、レギュラーの「ナインティナイン」らオッサン&オバサンたち(!?)は大興奮!夫婦や恋人役を演じてきて仲の良い2人の自然なカラミを見た岡村隆史は、よからぬ妄想を始めることに!?また、ゲストのプライベートをのぞき見する企画「ウチになります」では、土屋さんがパティシエを演じた「まれ」も顔負けという実生活でのスイーツの腕前を披露。その話を聞いただけで柳葉敏郎がキュン死で、ゴチそっちのけの状態に!?一方、土屋さんは岡村さんの○○が気になると言い、2人は至近距離で見つめ合うが、なんと岡村さんを待っていたのは悲劇だった…。そして、「牛タンとトマトのサラダ」をオーダーした山崎さん。食べた瞬間に口の中から肉が消えてしまったと言い、自分が本当に食べたのかどうかも分からなくなってしまい、“ゴチ”の深みにハマってしまう。さらに、土屋さんが厨房に緊急潜入して「まれ」が復活!?パティシエ界の神様とスイーツ作りに挑み、あの名シーンがよみがえることに!だが、結果発表では、土屋さんがまさかの号泣。自腹の恐怖に怯えてしまったのか、それとも、歓喜の涙なのか?ゴチメンバーも今回負けたらクビ確実という緊迫ムードに飲まれたのか、それぞれの予想は崩壊…。高額自腹を払うのは、いったい誰なのか、ぜひ注目していて。「ぐるぐるナインティナイン」は12月3日(木)19:56~日本テレビ系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月03日映像化権争奪戦となった話題のコミック「僕だけがいない街」。藤原竜也や有村架純ら豪華キャストで映画化されることでも話題の本作だが、この度アニメ版に土屋太鳳と満島真之介が2人1役で声優に初挑戦することが決定した。主人公・藤沼悟は漫画家としてデビューするもいまひとつ結果を出せずに毎日を過ごす青年。自身の意図とは無関係に【時空移動=タイムリープ】する謎の特殊現象“再上映(リバイバル)”に巻き込まれる。何か悪い事が起こる直前まで時が巻き起こる現象、再上映。それは、その原因が取り除かれるまで何度も繰り返される。まるで誰かに「お前が防げ」と強制されているかのように…。しかし、ある日起きた事件をきっかけに、その現象に大きな変化が訪れる――。原作は、2012年より「ヤングエース」(KADOKAWA)にて絶賛連載中の三部けいの同名コミック。「マンガ大賞」や「このマンガがすごい!」に昨年、今年と2年連続ランクインし、コミックス累計発行部数は167万部を突破、書店員や各界著名人から絶賛のコメントが多数寄せられ、一度読み出したら止められない、息もつかせぬ展開でファンの心を惹きつけた。今回放送に先駆け、主人公・悟役に2人1役で土屋さんと満島さんが初のアニメ声優することが決定。10歳の悟役を演じるのは、『図書館戦争』、「下町ロケット」(TBS)や『orange』の公開も控える土屋さん。そんな彼女は「原作を読み終わったとき、私は立ち直れませんでした。この物語で描かれるたくさんのことは、残酷で哀しく、許されることではありません。だからこそ真摯に向き合い、誠実に演じたいと思います」と原作について語り、「嬉しいと同時にとても緊張しています。いまは二次元の世界で生きる悟を追いかけようと必死ですが、背中はあまりにも遠く、焦るばかりです。悟のように全力で、あきらめず食らいついていきたいと思います」と本作の意気込みも語っている。また29歳の悟を演じるのは、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などに出演する満島さん。今回が土屋さんと同じく初のアニメ声優挑戦となる満島さんは「オファーを頂いたときは、率直にうれしかったです。声だけで表現する世界にとても興味があるので、ワクワクしています」と喜びを表し、「原作を読ませて頂き、何の変哲もないどこにでもいるような青年を主人公に、ここまで繊細な愛情溢れるサスペンス作品を造る三部先生に驚かされました。『あのとき違う選択をしていたら、自分の人生どうなっていたんだろう』という誰もが感じたことのあるであろう感覚が、彼を大きく動かすことになります。日常の中で、ふと舞い降りる記憶の糸を、現在の自分が新たに紡いでいくような作品です」と作品についてもコメントしている。そんな2人について「銀の匙 Silver Spoon」第1期など若くしてヒット作を連発する監督・伊藤智彦は「藤沼悟という役は、ヒーローではなく、抜けたところのある役なんですね。そういう演技が出来る方を探して、お二人の名前に辿り着いたんです。土屋さんは、声を張っても怒りを感じさせないというところが、悟らしいなと。他の子供たちとのバランス的にもよかったと思います。満島さんは、実写映画などで見せる芸幅の広さに加えて、ナレーションをCMでやっているのも大きかった。悟はモノローグがとにかく多いキャラですからね」と二人の起用について語っている。またそのほかキャストには、雛月加代役に悠木碧、赤崎千夏、大地葉、鬼頭明里、七瀬彩夏、高山みなみなど声優陣が脇を固めている。計算し尽くした緻密な演出、リアリティをもたらす美術、物語を彩る音楽、そのなかで動き出す息を吹き込まれたキャラクターたち。そんなアニメーションで新たな「僕街」を目撃してみて。「僕だけがいない街」は2016年1月7日(木)よりフジテレビ・ノイタミナにて放送開始。(cinemacafe.net)
2015年12月03日来年1月からフジテレビ“ノイタミナ”ほか各局で放送されるTVアニメーション『僕だけがいない街』のメインキャストが発表された。主人公・藤沼悟役は、土屋太鳳と満島真之介が2人1役で演じ、声優初挑戦となるふたりがコメントを寄せた。その他の画像原作は、“時間逆行”サスペンスとして実写映画化も決定している三部けいの人気コミック。自分だけの時間が巻き戻る現象“再上映(リバイバル)”に悩まされる青年が、自らの過去と向き合おうともがく姿が描かれる。ふたりはオーディションで選ばれ、「少年らしさを感じる」という理由から土屋が10歳の主人公を、「落ち着きながらもどこか影を感じさせる」という理由から満島が29歳の主人公を演じる。原作について土屋は「原作を読み終わった時、私は立ち直れませんでした。人の心に巣食う闇があまりにも深くて重い。でもその闇の中に、懐かしい体温のある優しい光が、必死に瞬いてるようにも感じました。この物語で描かれるたくさんのことは、残酷で哀しく、許されることではありません。だからこそ真摯に向き合い、誠実に演じたいと思います」とコメント。満島は「何の変哲もないどこにでもいるような青年を主人公に、ここまで繊細な愛情溢れるサスペンス作品を造る三部先生に驚かされました。『あのとき違う選択をしていたら、自分の人生どうなっていたんだろう』という誰もが感じたことのあるであろう感覚が、彼を大きく動かすことになります。日常の中で、ふと舞い降りる記憶の糸を、現在の自分が新たに紡いでいくような作品です」と語っている。初めて挑むアフレコについて土屋は「今は二次元の世界で生きる悟を追いかけようと必死ですが、背中はあまりにも遠く、焦るばかりです。ですが必要なテクニックなどを教えていただきながら、悟のように全力で、あきらめず食らいついていきたいと思います」。満島は「オファーを頂いたときは、率直にうれしかったです。声だけで表現する世界にとても興味があるので、ワクワクしています」と意気込んでいる。本作を手がけるのは『ソードアート・オンライン』シリーズなど多くのヒット作を手がけてきた伊藤智彦監督。監督は「おふたりがアフレコをされていく中で得られるものが、悟の成長感と結びついていけば大成功かなと思っています。僕もその時を楽しみにしています」と期待を寄せている。土屋と満島のほか、悠木碧(雛月加代役)、赤崎千夏(片桐愛梨役)、大地葉(ケンヤ役)、鬼頭明里(ヒロミ役)、七瀬彩夏(オサム役)、菊池幸利(カズ役)、水島大宙(白鳥潤役)、高山みなみ(藤沼佐知子役)、宮本充(八代学役)が参加することも発表された。『僕だけがいない街』2016年1月7日(木)よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送開始
2015年12月03日12月12日公開の映画『orenge-オレンジ-』の試写会が11月30日、都内で行われ、土屋太鳳、山﨑賢人が出席した。単行本の累計発行部数が300万部を突破し、海外でも大人気を集めている高野苺原作の大人気漫画『orange』を映画化した本作。同級生の死という後悔にさいなまれている10年後の自分から届いた手紙をもとに、主人公・高宮菜穂(土屋)たちが自分や未来を変えるために行動していく姿を描く。26歳の自分から16歳の自分に手紙が届くという本作にちなみ、この日は10代と20代女性限定の試写会を実施。試写会前にはキャストと観客がこたつに入りながらの舞台あいさつが行われ、土屋は「本当にこの映画を見た人の心が温まって欲しいという願いを込めてみんなで心を込めて作りました。人によって心が響く場面が違うと思うんですけど、優しい涙を感じていただける映画になっています。ぜひ楽しんで見てください」とアピール。劇中では16歳と26歳の役柄を演じたが「26歳の菜穂さんは母性を意識して演じました。翔(山﨑)がいなくなってしまった時の記憶だったり、結婚して子どもを産んでからの母性は16歳にないので、その違いを意識しながら演じさせていただきました」と振り返れば、そんな土屋について山崎は「翔が好きだったということを知らない10年間だったり、気づいた切なさとかがすごく伝わってきました」と絶賛した。この日は10~20代の一般女性が感じているアンケートの答えを土屋と山崎が感想を述べるというコーナーも実施。「好きな人が友だちだったら?」という質問に「諦めずアピールし続ける」「何もせずチャンスを待つ」という回答が多かった一般女性に対して、土屋は「私は諦めて応援します。自分が好きな人が幸せでいてくれることが一番私の幸せだと思っているので」と控えめ発言。また、「10代でやりたかったことは?」という設問に「制服デート」という回答が多かったが、土屋もそれに同意して「制服デートはグサリと刺さりますね。テーマパークも行ってみたかったですよ~」と後悔の念を明かしつつ、、この日訪れた現役女子高生に「私たちの夢を是非!後悔しないようにして下さいね!」とアドバイスを送っていた。映画『orenge-オレンジ-』は、12月12日より全国公開。
2015年12月01日土屋太鳳と山崎賢人が朝ドラ「まれ」に続いて共演を果たした映画『orange-オレンジ-』の公開を前に11月30日(月)、10代、20代の女性限定で招待し、こたつで鑑賞するというイベントが開催!土屋さんと山崎さんも部屋着で登場し会場は歓声に包まれた。高野苺の同名人気漫画を映画化。10年後の26歳の自分から受け取った手紙を元に、女子高生の菜穂は未来を変えるべく行動を開始するのだが…。映画では菜穂たちの高校時代と、10年後に26歳となった世界が交互に描かれており、この日は、10代と20代の女性が招待された。しかも、会場の客席――通常はイスが置かれているところには、オレンジ色のこたつがあちこちに設置されており、観客は部屋着に着替えて参加するという、これまでにない試写会となった。ステージにも同じようにこたつが置かれ、その上にはオレンジならぬみかんが。土屋さんと山崎さんも部屋着姿で登場し、会場は歓声に包まれた。トークセッションは、10代、20代の観客にそれぞれ事前に行ったアンケートをもとに展開。映画の中の土屋さん演じる菜穂、山崎さんが演じた転校生の翔、そして菜穂に想いを寄せ、10年後の翔がいない世界で菜穂と結婚している須和(竜星涼)の関係にちなんで「もしも、好きな人が自分の友達を好きだったら?」という質問には、10代の44%が「諦めずにアピールを続ける」と答えたのに対し、20代では「アピールを続ける」は26%まで減少!代わりに「何もせずにチャンスを待つ」が38%、「諦めて応援する」が36%になっていた。今年、20歳を迎えた土屋さんはこの結果について「10代は攻めの姿勢ですね」と語り、21歳の山崎さんも「勢いが違うね」とうなずく。山崎さんはこのシチュエーションでは「アピールするかなぁ…?諦めはしないと思います」と語る。一方の土屋さんは「諦めて応援します」と語り「自分が好きな人が幸せでいてくれるのが一番なので」とその真意を説明する。その上で、もしも好きな人とその意中の女性が上手くいかなかったり、その女性があまり好ましくない場合は「友情として、『ほかにも女の子はいるよ』と忠告すると思います」と語っていた。また「男と女の間に友情は存在するか?」という質問では、10代の80%が「ある」と答えたのに対し、20代では59%まで減少。土屋さんは「寂しい!私は幼なじみのメンバーがいるし、すごく大事」と語り、山崎さんも「僕は幼なじみのような存在はいないし、結局遊ぶのは男が多いけど、でも(男女の友情は)あると思います!」と語った。また、10代のころにしたかったことというアンケートで上位に「制服デート」というワードが出てくると、土屋さんも山崎さんも興奮!土屋さんは「制服デート…ぐっさり刺さってます。いいなぁ…。駅でカップルが名残惜しそうにしてたりするのを見ると『頑張れ!』と応援したくなります。テーマパークも行ってみたかった」と後悔がボロボロとこぼれ落ちる。山崎さんも「制服デートしたかったです。ディズニーランドも行ってみたかった…」としみじみと語っていた。『orange -オレンジ-』は12月12日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:orange 2015年12月12日より全国東宝系にて公開(C) 2015「orange」製作委員会 (C) 高野苺/双葉社
2015年11月30日湊かなえ、三浦しをん、角田光代という現代を代表する女性作家の短編小説を映像化するオムニバスドラマ「女性作家ミステリーズ 美しき三つの嘘」が2016年1月4日(月)にフジテレビにて放送されることが決定。それぞれのドラマの主人公に永作博美、土屋太鳳、鈴木京香、そして全話に三浦友和が登場することが明らかになった。「女性作家ミステリーズ 美しき三つの嘘」は、これまで多くの作品が映像化されてきた湊氏、三浦氏、角田氏のいまだ未映像化の短編小説を題材に、“短編”ならではの長さをそのまま活かして映像化。“大人の鑑賞に堪えうるミステリー”をテーマに、現代を生きる様々な世代の女性たちが抱える“秘密”と“ウソ”にまつわる珠玉のミステリードラマが全3作品で紡がれる。第1話は、湊氏原作の「ムーンストーン」(ハルキ文庫刊「サファイア」所収)。主人公の私は、市議会議員の夫が県会議員選挙で落選したことをきっかけに彼からDV被害を受け、抵抗したはずみで夫を殺してしまう。逮捕され警察の取り調べを受ける私のもとに、ある女性が現れて…。主人公の私には永作博美、私を訪ねる女性に檀れい、私を取り調べる刑事役に村上淳、私の夫に滝藤賢一、夫側の弁護士に柄本明という豪華キャスト陣が集結。また、監督は『神様のカルテ』シリーズ『トワイライト ささらさや』などで知られる深川栄洋が務める。永作さんは本作が深川監督とは初タッグとなるが「ある意味、挑戦的な、とても新しいアプローチで描く作品です。深川監督と一緒に、“新しい表現”をお見せできるよう頑張りたい」と撮影を楽しみにしている様子。第2話は、三浦氏原作の「炎」(新潮文庫刊「天国旅行」所収)。毎朝、通学バスで登校する高校生の香川亜利沙の日課は、憧れの先輩・立木尚吾の横顔を眺めること。図書委員の亜利沙は、図書室で仕事をしながらも、テニス部で練習に励む立木の姿を追ってしまう。そんな憧れの立木がある日突然、学校のテニスコートで…。主人公・亜利沙に土屋太鳳、立木の元彼女・初音に門脇麦、立木に村上虹郎、亜利沙の担任で社会科教諭・木下に柄本佑と最旬若手俳優がずらり。土屋さんは「誰の心の中にも“炎”のような何かが必ずあると思いますが、この作品で亜利沙という役としての“心の炎”と一緒に、いまの私自身がこの作品と出会って生まれた“心の炎”を監督や、共演の麦ちゃんをはじめとした素晴らしいキャストの方々に引き出していただいたので、是非この“熱”を感じていただけたら」と熱いコメントを寄せた。そして第3話は、角田氏原作の「平凡」(新潮社刊「平凡」所収)。宮本紀美子は、結婚生活も20年を越えた主婦。紀美子の中高校の同級生・榎本春花は人気料理研究家で、テレビに出ない日はないほどの有名人。彼女の活躍を見るにつけ自分が地味で不幸に思えてしまう紀美子は、春花に会えば、退屈な毎日から脱却できるのではと考え20年以上ぶりに再会を果たす。しかし突然、春花が「わたし、人を殺したかも」とつぶやき…。「平凡」には、主人公・紀美子に鈴木京香、榎本春花に寺島しのぶ、紀美子と春花の高校時代の教育実習生・宮本に染谷将太、紀美子の夫に寺脇康文と、豪華実力派キャスト陣を迎え、『64-ロクヨン-』前編&後編の公開を控える瀬々敬久がメガホンを取る。本作で初共演となる鈴木さんと寺島さんだが、それぞれの印象について「“春ちゃん”のイメージ通りで、台本で描かれているように快活で活発、そして才能あふれる女性ですので、ご一緒していてとても楽しいです」(鈴木さん)、「鈴木京香さんは、いつまでも本当にきれいな方だなと思って、現場でも見とれていました。日傘を差している姿がとても似合う方です」(寺島さん)と明かした。さらに、3作それぞれに、三浦友和が刑事として出演。三浦さん演じる刑事が全く異なる3作品を連結させる役割を担い、各作家の独立した短編作品が、まるでリレー小説のように一連のドラマとして連なりを見せることもこのドラマの見どころの一つといえるだろう現代を代表する女性作家たちの短編を、それぞれの世代のトップランナーと言っても過言ではない女優陣を主演に迎え紡ぎ出す、新春にふさわしい豪華絢爛な本格ミステリードラマの本作に期待が高まる。「女性作家ミステリーズ美しき三つの嘘」は2016年1月4日(月)21時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月25日