坂本龍一が12月12日(土)にオンラインコンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020」を、Rhizomatiksのライブ演出のもと、配信サービス「MUSIC/SLASH」で開催することを発表した。坂本は、日本で緊急事態宣言が発令される前の4月2日、新型コロナウイルス感染拡大により外出自粛の傾向が強まる事態の中「音楽で少しでも緊張から解放されたら……」との思いから、いち早くライブ配信を行った。そんな坂本が「2020年」という誰もが忘れることのできなくなったこの年の締めくくりに、通常のソロピアノ公演とは違い、都内スタジオからのピアノコンサートを生配信で届ける。年末に開催される日本でのライブは2013年以来、7年ぶり。ライブの演出はアナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、デザイン、アートやエンタテインメントの領域で活動するアーティスト・真鍋大度が率いるRhizomatiks。撮影監督はニューヨークを拠点として活躍する新進気鋭のアーティスト・Zakkubalanが担当する。また、この配信は世界8つの国と地域に同時配信される。配信プラットフォームとして選ばれたのは、サービスのこけら落としとして山下達郎が「キャリア45年で初」というライブ映像の配信を行った、業界史上最高レベルの音質を実現する動画配信サービス「MUSIC/SLASH」。本配信はMUSIC/SLASHによる世界独占配信となる(一部地域を除く)。また、本配信のために更なる高音質を追求した最大96kHz/24bitのハイレゾ音質でストリーミングできる「MUSIC/SLASH Premium(iOS、Androidアプリケーション)」が日本国内向けにローンチされる予定だ。<坂本龍一:コメント>少し前から考えられない高音質でストリーム配信できるようになったそう。その新しいテクノロジーを使った、僕の初めてのソロライブです。どこまで繊細な音が皆さんの耳に届くのか、今からワクワクしています。「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020」12月12日(土)19:30(JST)開始予定配信先:日本、アメリカ、台湾、タイ、韓国、シンガポール、カナダ、オーストラリアチケット販売期間:10月23日(金)0:00~12月7日(月)23:59(JST)チケット価格:MUSIC/SLASH5,000円(税別)※世界配信(一部地域を除く)MUSIC/SLASH Premium9,500円(税別)※日本国内向けのみ配信会社:MUSIC/SLASHチケット販売:イープラス特設サイト: HP: Twitter: Instagram: Facebook: Pinterest:
2020年10月23日今年6月に銀座・並木通りから中央通りのアップストア隣に移転オープンしたロロ・ピアーナ銀座店でオープニング記念イベントとしてロンドンのアーティストを起用したデジタルアートのインスターレーションイベントが10月25日まで開催されている。約2年の準備期間を経てオープンした同ビルは日本人建築家の青木淳による設計で、ビルのファサードはブランドカラーのクンメル(キャラウェイ)、モチーフはスカーフをインスピレーションさせるもの。今回のインスタレーションは、通常カスタマーサービスを行うVIP向けのフロアとして使用されている4階フロアを使い3つのインスタレーション作品を設置。『An Odyssey of Touch』と題された作品はいずれも「日本を旅するものであり、日本が誇る、非常にシンプルで美しい自然。それはロロ・ピアーナの最上級の繊維を生み出す自然への敬意に通じるものがあります。同時に東京という街の、人工的、未来的な解釈も表現しました」と今回の作品のアーティストのウィアードコア(Weirdcore)はコメントしている。ウィアードコアはエイフェックスツイン(Aphex Twin)のライブのヴィジュアルエフェクトを手掛けていることで知られており、日本のYoung Juvenile YouthなどのMVも手掛けている。作品は水面に浮かぶ蓮の花をテーマとしたCG作品「NATURE」、鏡張りの4面体のなかでカシミアヤギの原毛がLEDライトによって変化しながら浮かび上がる立体作品「Infinite Connection」、東京を思わせる都会的な風景の中にカシミアの雲がかかるトロンプルイユ(だまし絵)的なCG作品「Cloud City」のいずれもが、今回のイベントために制作されたもので、音楽は坂本龍一のサウンドと自然界の音をミックス。アートフレームなどもロロ・ピアーナを代表するカシミア生地で制作されているなど視覚、聴覚に加えて、同ブランドのエクセレンスであり、本企画のテーマである”触覚(Touch)”にこだわった展示となっている。Text by Tatsuya Noda
2020年10月19日ロロ・ピアーナ(Loro Piana)銀座店にて、ロンドンのアーティスト、ウィアードコア(Weirdcore)によるデジタル・アート・インスタレーション『An Odyssey of Touch』を期間限定で実施。期間は10月16日(金)から10月25日(日)まで。ロロ・ピアーナ銀座店は2020年6月にオープンした、ブランドの新たな旗艦店。日本人建築家である青木淳が設計を手掛け、ロロ・ピアーナのDNAを体現し、銀座の街に美しく溶け込む堂々とした佇まいの新店舗だ。今回の期間限定展示は、そんなロロ・ピアーナ銀座店のオープンを記念したもの。音と映像を組み合わせた多くの作品を著名なミュージシャンへ提供してきた、ロンドンを拠点にするビジュアルアーティスト、ウィアードコアによる3つのデジタル・アート・インスタレーション『NATURE』『INFINITE CONNECTION』『CLOUD CITY』を店舗4階に展示する。インスタレーションにおいて焦点を当てたのは、“ロロ・ピアーナのエクセレンス”。ロロ・ピアーナの稀少で究極の素材やクラフツマンシップが生み出す本質的な美しさを表現した作品を通して、ゲストは店内を移動しながら、触覚、視覚、デジタル技術を組み合わせたインタラクティブな体験することが出来る。また、展示空間では、イギリスのミュージシャン&プロデューサーのジョン・ゴスリング監修による自然界の音を重ねた独創的なサウンドと、作曲家・坂本龍一の楽曲をBGMとして採用。作品と音楽が一体となり幻想的な空間を創り上げる。なお、ウィアードコアは3つの展示作品に関して以下の様なコメントを寄せている。ウィアードコアコメント3つのインスタレーションは、日本を旅するものとして考えられています。日本が誇る、非常にシンプルで美しい自然、それは ロロ・ピアーナの最上級の繊維を生み出す自然への敬意に通じるものがあります。同時に東京という街の、人工的、未来的な解釈も表現しました。【詳細】ロロ・ピアーナ銀座店 デジタル・アート・インスタレーション『An Odyssey of Touch』展示期間:2020年10月16日(金)~10月25日(日)場所:ロロ・ピアーナ銀座店 4階<店舗情報>ロロ・ピアーナ銀座店営業時間:11:00~20:00住所: 東京都中央区銀座3-5-8TEL:03-5579-5181
2020年10月17日【音楽通信】第53回目に登場するのは、女優として、歌手として、いつの時代もわたしたちを魅了してやまない、原田知世さん!写真・北尾渉 取材、文・かわむらあみり【音楽通信】vol.5320代の半ばから音楽は本当に楽しいと知った1983年、オーディションで5万7,000人の中から選ばれ、大林宣彦監督の映画『時をかける少女』の主演として、鮮烈なスクリーンデビューを果たした、原田知世さん。映画はもちろんのこと、近年はNHK連続テレビ小説『半分、青い。』(2018年)、異例の2クール放送となった『あなたの番です』(日本テレビ系 2019年)といったドラマなどでも数々の話題作にご出演されているのは、みなさんご存知ですよね。原田さんは、いつの時代も圧倒的な存在感と、あふれる透明感で、わたしたちを魅了し続けています。また、原田さんは歌手としても、デビュー当時からコンスタントにアルバムを発表。1990年以降は、ムーンライダーズの鈴木慶一さん、スウェーデンの音楽プロデューサー、トーレ・ヨハンソンさんを迎えてのアルバム制作、それに伴うオール・スウェディッシュ・メンバーとの国内ツアーなどで、新たなリスナーを獲得。近年はプロデューサーに伊藤ゴローさんを迎えて、オリジナルやカバーなど充実したソロ・アルバムを発表しているほか、高橋幸宏さんたちと結成したバンド「pupa (ピューパ)」にも在籍しています。そんな原田さんが、2020年10月14日に、ラブソング・カバーアルバム第3弾『恋愛小説3~You & Me』をリリースされるということで、お話をうかがいました。ーー以前のことから少し振り返らせていただきます。原田さんが幼い頃や思春期の頃に影響を受けた歌手の方はいらっしゃいましたか。私が子どものときは歌番組が全盛で、子どもたちはみんな歌番組を楽しみにして観ていましたし、本当にいい曲がたくさん生まれたいい時代でした。そのなかでも印象に残っている歌手の方というと、久保田早紀さんですね。アルバムも、レコード盤をずっと聴いていて、久保田さんの歌の世界やその歌声が好きで、いまも影響を受けている気がします。ーー1982年、映画『時をかける少女』初主演としてスクリーンデビューされ、主題歌もご自身で歌っていらっしゃいますね。当時はどのようなお気持ちで歌っていましたか。私は14歳で、映画のオーディションでこの世界に入り、『時をかける少女』で映画デビューさせていただきましたが、実は当時はそこまで「女優さんになりたい」「歌手になりたい」という夢があったわけではなかったんです。だからこそ、いただいた作品をただ一生懸命演じたり、歌ったりしていました。当初は女優の仕事のほうがメインでしたから、会社としても作品のイメージに合わせた曲を歌うというかたちでした。歌番組にも、女優として出演して、映画のプロモーションで歌うという意味合いのほうが強かったんですね。それから、だんだん大人になってきて、ある時期から、女優の仕事と歌手の仕事を切り離して考えるようになりました。歌の仕事は、女優のように役ではなくて、「そのときどきの自分の姿をそのまま投影できるものにしていきたい」と思うようになったんです。そのあたりから、歌うことへの意識が変わりました。いろいろなプロデューサーの方との素敵な出会いもありまして、いま振り返れば、その世代ごとの自分の足跡が、音楽というかたちで残せてきたかなと思いますね。役を毎回いただくという女優のお仕事だけできていたら、ここまで長くはやってこれなかったのかもしれない。女優、歌手というふたつのお仕事がバランスよく続いてきたなかで、いい出会いがあったから、これだけ長く続けてこられました。ーー歌うことへの意識が切り替わったのは、いつ頃だったのですか。20代の半ばぐらいに、鈴木慶一さんにプロデュースしていただいたときです。より音作りの面白さ、自分自身を表現する場として、音楽というのは本当に楽しいということを知ったあたりから、変わったと思います。1970年代から90年代の名曲を中心にしたカバー集ーー2020年10月14日に、ラブソングのカバーアルバム第3弾『恋愛小説3〜You&Me』をリリースされます。第1弾は洋楽カバー、第2弾はご自身の少女時代をテーマに、そして今回の第3弾はどんな作品になっていますか。今回は、1970年代から90年代のソングライターの方の名曲を中心に選んでいます。そして新しい試みとしては、4人の素晴らしいアーティストの方に参加していただき、デュエットで歌わせていただきました。ーーリードトラックの、大滝詠一さん、佐野元春さん、杉真理さんによるユニット「ナイアガラ・トライアングル」の「A面で恋をして」のカバーは、アルバムのオープニングとしてもふさわしい爽快なナンバーですね。この曲は、子どもの時代に聴いていて、確かCMソングだったと思いますが、ラジオから流れてきてほんとにワクワクした思い出があります。当時から大好きで。「いつかカバーできたらいいな」と思っていた曲でした。でもあまりにも名曲で、すべてが計算されて作られているので、歌うのに一番苦労したかもしれません。この曲を私なりに歌うためにどうしたらいいだろうと、すごく考えました。ーーそんなご苦労されているように感じさせない心地よさは、素晴らしいです。ありがとうございます(笑)。ーーやっぱり演技力も、歌う力につながっているんですよね。この「恋愛小説」シリーズは、1曲1曲を短編の恋愛小説のような感じで、ひとつずつ演じていくように歌うというのが、全体のテーマです。自分のオリジナルを作るよりも、“演じる”ということをとても大事にしています。ーー弾けるようなアップテンポのピアノやサビの希望に満ちた歌声が響く8曲目「ping-pong」は、2018年発表の原田さんのアルバム『L’Heure Bleue (ルール・ブルー)』収録曲ですね。今回は作詞を提供された土岐麻子さんとデュエットされています。この曲は土岐さんが物語を書いてくださったわけですが、土岐さんの歌も声も世界観も大好きなんです。「デュエット」というと、だいたいは男女の組み合わせが浮かびますが、今回、女性ともコラボレーションしたいと思って、大貫妙子さん、土岐さんのおふたりにお願いしました。もともとオリジナルは私ひとりで歌っていますが、デュエットをしたことでより豊かになった気がします。土岐さんの声も入り、女性同士のエネルギーを感じてもらえる作品になったのではと思います。ーー9曲目「ユー・メイ・ドリーム」は、シーナ&ロケッツの名曲ですね。今回、原田さんのスウィートなボーカルで、シーナさんのロックボーカルとはまた違う、まったく新しい「ユー・メイ・ドリーム」になっています。この曲は、全体の曲目が出揃ってきたときに、「少しポップな曲をもう少し増やしたい」と思って、私から提案しました。意外性のあるものにチャレンジするというのも、カバーの楽しみですから。ただ、そう言ってみたもののどうやって歌おうかとけっこう悩みました。英語のセリフの部分があるのですが、とくにそこをどういう感じにしたらいいのかなと。もちろん演じきってやる案もありましたが、「もっとみずみずしさがほしいな」と、私の姪っ子(10代)に英語のセリフの部分だけやってもらいました。すると、キラキラとした甘酸っぱい雰囲気があって、頼んでよかったなと思いました。ーー原田さんではなく、姪っ子さんの声だとは気づきませんでした(笑)。少し声の加工をしているせいかもしれないですが、私はうしろのコーラスにまわっているんですよ(笑)。もともとの声質が似ているんですよね。だから今回、ほかの曲のコーラスもいろいろやってもらいました(笑)。ーーほかにも、細野晴臣さんとのデュエット曲で、おしゃれで軽妙な6曲目「ア・ドゥードリン・ソング」が味わい深いです。あの曲は、参考音源を聴いたときに細野さんの歌っていらっしゃる声が聴こえたぐらい、ぴったりだなと。ただ、あとは自分が世界観にうまくのって、細野さんと楽しく歌えて、小粋な部分が出せればいいなと思いました。細野さんとは別々の場所でレコーディングしたのですが、あんなに息がぴったりな感じに仕上がって、想像以上に素晴らしい歌をいただいて、大満足ですね。ーー4曲目「二人の果て」では、小山田圭吾さんともデュエットされています。これこそ本当に、演じるような世界観の曲。でも、あまりにも歌で演じすぎるのもよくないと思って、むしろ淡々と歌いたいなと思ったときに、小山田さんの声が浮かびました。これも大貫妙子さんが詞を書いていますが、アルバムのなかでは彩りの曲になったと思います。ーーカメラのシャッター音のような音が何度か入っていますが。あの「カシャッカシャッ」という音は、プロデューサーのゴローさんのアイデアです。車で聴いていると、「あれっ?」とついシャッター音に振り向いてしまいます(笑)。ーー2曲目「ベジタブル」では大貫さんともデュエットされていて、土岐さんとはまったく違うテイストになっていますね。この曲も、当時化粧品のCMで流れていて、とても印象的でした。大貫さんの曲のなかでも、大好きな曲で「いつか歌いたいな」と思っていた曲です。ーー今回のアルバムリリース後は、ライブのご予定などありますか。通常はアルバムを作ってしばらくして、みなさんがアルバムを聴き込んでくださった時期を見計らってライブをやっているのですが、いまはこういう時期なのでいまのところはありません。ただ、今回のアルバムの「You&Me」というサブタイトルは、デュエットをやっているということもあって、「あなたと私で歌う」という意味がひとつ。そして、しばらくはファンの方に直接歌を届けることができないので、みなさんに向けての「あなた」、そして「私」ということで、「またお会いできる日を楽しみにしています」という気持ちをこめて付けました。今後も作品を大切に作って音楽の足跡にしたいーー音楽活動以外では、2019年にドラマ『あなたの番です』に田中圭さんとW主演され、多くの視聴者を惹きつけましたね。お話をいただいたときに、2クールのドラマというのは昔はあったものの、現在は新しい試みとして大作だと聞きました。しかも、ヒロインが1クール目で亡くなるというお話を聞いて、すごく面白いなと思ったんです。そして秋元康さんが企画されているということで、プロットも読ませていただいたら、止まらなくって、なんて計算されて良くできた話なんだろうと。この段階で引き込まれていくということは、視聴者の方も物語にはまっていくのかなと思いましたし、連ドラは久しぶりでしたが、「これは絶対やりたい」と思えたんです。想像以上の反響をいただいた作品だったので、こんなところでこういう出会いがあるとは自分自身も驚きましたし、いいタイミングで出会えた作品でした。ーー田中圭さんは、どのような印象でしたか。圭さんは、本当に、まっすぐな嘘のない人ですね。最初はシャイなところがあって、人見知りなところがあるそうなんです。だから、撮影中はそんなにゆっくりお話しする機会もなかったのですが、そばで見ていると、いい人なのかわかりましたし、信頼できる方だと感じていました。撮影が終わったぐらいから、すごく仲が良くなって、いまも圭さんが何かに出ていると、菜奈ちゃんのような気持ちで見守っています(笑)。家族のような親しみを感じますね。ーー視聴者側としては、菜奈ちゃんが亡くなって切なかったので、いまのお話はすごくほっこりします(笑)。素敵な方ですよ、大好きです。圭さん、お元気かな(笑)?ーーお話は変わりますが、今年に入ってから自粛期間などもありましたが、「おうち時間」をどのように過ごしていますか。今回のアルバムの準備期間と、コロナ禍が重なって、結果として、家で歌の練習をたくさんしました。当初の予定よりレコーディングが少し遅れることになったのですが、すでに曲は上がっていたので、ゴローさんからデモ音源を送っていただいて。自宅でそれを聴きながらiPhoneに歌を録音して、ゴローさんに送り返してという作業をしました。ただ、曲によっては、エコー感、リバーヴがないと歌うさじ加減がはかれない曲も何曲かあるので、「いいリバーヴだなあ」と思って、お風呂場で歌ってみたりもしました(笑)。録音している途中で、部屋に家族が入ってきて、「あと少しで歌い終わったのに」と、また最初から歌ったり。もともとあまり外に出るほうではないので、家にいることも全然苦ではなくて。コロナ禍に入る前から、カリグラフィーを習い始めていたのですが、レッスンにも行けなくなったので、家でひたすらペンを持って書いていたり、甥っ子や姪っ子とゲームをしたり。ーー原田さんがゲームをされる想像がつかないです(笑)。普段は全然やらないのですが、思い立って、姪っ子たちが生まれる前の昔のゲームを「一緒にやってみたら楽しいかな?」と思って、昔に買っていてしまいこんでいたチェスを出してきてやりました。振り返ると、きっと、いい思い出がそこにもできたかなという時間になりましたね。ーー普段、美容面で気をつけていらっしゃることはありますか。摩擦がよくないと聞いて、最近、できるだけコットンを使わずに、肌をやさしく洗ってあげようと心がけています。お仕事のないときは、肌を休ませたいので、お化粧はあまりしないで過ごしますし、お仕事のときはクレンジングをきっちりします。そういえば、足のマッサージ器を買ってみました。足がむくみやすいので、電動で足がきゅーっとマッサージされるものです(笑)。あとは、食事はバランスよく食べていますね。ーーでは今後のご予定ですが、2020年10月9日から公開中の映画『星の子』では、芦田愛菜さんの母親役でご出演されていますね。あの作品は今回のアルバムの制作に入る前に、昨年末から今年の年始にかけて撮影しました。『星の子』は愛菜ちゃん演じる主人公ちひろの成長の物語であり、家族の物語でもあります。原作もすごく面白いですし、「信じるってなんだろう?」「家族の愛ってなんだろう?」と、観終わったあとにすごく考えさせられる作品ですね。私と永瀬正敏さんは新興宗教に入ってしまう両親役で、ずっと緑のジャージを夫婦お揃いで着て、おしぼりを頭にのせているという、いままでにないユニークなキャラクターでした。難しい役どころでしたが、自分と違う部分が多いほど演じる楽しさもありました。ーー最後に、今後の女優としてのご活動や、シンガーとしての音楽活動の豊富を教えてください。女優の仕事に関しては、いい作品とこれから出会っていくのがすごく楽しみですし、いつどんな作品に出会えてもすんなりとそこに入れるように、常に心身ともにいい状態を保っておこうと思っています。音楽に関しては、プロデューサーのゴローさんはじめスタッフの方たち、ずっと同じ素晴らしいメンバーの方たちとともに積み重ねてきたこの10年ほどのものがあるので、今作を作っていてあらためて、物を作っていくことの大切さや素晴らしさをとても感じました。今後も自分のペースで作品をひとつずつ大切に作って、そのときに感じたことを全部出せるように、そしてそれがいつか音楽での自分の足跡になっていけたらいいですね。取材後記取材現場に可憐な花が咲いたような、ただそこにいらっしゃるだけでハッとしてしまうほどの魅力を放っていらっしゃった、原田知世さん。筆者は小学生のときから映画を拝見し、『あなたの番です』の菜奈ちゃんAIもダウンロードしていますが、原田さんの歌声にも魅了されました。みなさんも、きっと新しい原田さんを発見するかもしれません。そんな原田さんのラブソングカバー集を、まずはチェックしてみてくださいね。原田知世 PROFILE長崎県生まれ。1983年、オーディションで5万7,000人の中から選ばれ、映画『時をかける少女』の主演でスクリーンデビュー。近年は映画『サヨナラCOLOR』(2005年)、『紙屋悦子の青春』(2006年)、『しあわせのパン』(2011年)、『あいあい傘』(2018年)、NHK連続テレビ小説『おひさま』(2011年)や、NHKドラマ10『紙の月』(2014年)、NHK特集ドラマ『途中下車』(2014年)、CBCドラマ『三つの月』(2015年)、WOWOW連続ドラマW『海に降る』(2015年)、NHKドラマ10『運命に、似た恋』(2016年)、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(2018年)、WOWOW連続ドラマW「不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」(2018年)など、数々の話題作に出演。歌手としてもデビュー当時からコンスタントにアルバムを発表。1990年以降は、鈴木慶一、トーレ・ヨハンソンを迎えてのアルバム制作、それに伴うオール・スウェディッシュ・メンバーとの国内ツアーなどで、新たなリスナーを獲得。近年はプロデューサーに伊藤ゴローを迎え、オリジナルやカバーなど充実したソロ・アルバムをコンスタントに発表しているほか、高橋幸宏らと結成したバンドpupa (ピューパ)にも在籍している。2019年は女優として、4月・7月期日曜ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系 2019年)で、田中圭とW主演を務め話題となった。そのほか、ドキュメンタリー番組等のナレーションを担当するなど幅広く活動。2020年10月14日、『恋愛小説3~You & Me』をリリースする。InformationNew Release『恋愛小説3~You & Me』(収録曲)01. A面で恋をして(ナイアガラ・トライアングル 1981年)02. ベジタブル duet with 大貫妙子(大貫妙子 1985年)03. 小麦色のマーメイド(松田聖子 1982年)04. 二人の果て duet with 小山田圭吾 (坂本龍一 1994 年)05. 新しいシャツ (大貫妙子 1980年)06. A Doodlin’ Song duet with 細野晴臣(ジャッキー・クーパー 1958年)07. 花咲く旅路(原由子 1991年)08. ping-pong duet with 土岐麻子(原田知世 2018年)09. ユー・メイ・ドリーム(シーナ&ロケッツ 1979年)10. あなたから遠くへ(金延幸子 1972年)*( )内はオリジナルアーティストと発表年。2020年10月14日発売*CD収録内容は全形態共通。(通常盤)UCCJ-2182(CD)¥3,300(税別)(初回限定盤)*初回限定盤のみボーナストラック「Winter Lullaby」あり。*初回限定盤のみミュージックビデオ2曲収録。「A面で恋をして」「A Doodlin’ Song」UCCJ-9224(CD+DVD)¥4,070 (税込)ヘアメイク&スタイリング・藤川智美(Figue)イヤリング ¥6,600(税込) 「UN CINQ -vintage & handwork-」UN CINQ -vintage & handwork 東京都目黒上目黒1-15-12 03-6277-5014
2020年10月12日戦争の記憶を語り継ぐために、山田洋次監督、吉永小百合、坂本龍一ら豪華な面々が参加するオムニバスでストーリーを紡ぎ出す、戦後75年特集「戦争童画集~75年目のショートストーリー~」の放送が決定した。本作では、山田監督が初めて朗読劇に挑戦。広島に原爆が投下された8月6日、そのときを生きたひとりの女性の物語を、長澤まさみの朗読で紡ぐ。また、被爆した少女を失った物語を加藤健一、蒼井優が演じ、黒島結菜と芋生悠が演じる沖縄戦の壮絶なドラマも描かれる。番組を案内するのは吉永さん。ニューヨークの坂本さんとリモートでコラボレーションし、平和の詩の朗読も披露。吉永さんは「戦後75年の今年、戦争を知らない子供たちにあの戦争のことを伝えるのは、とても大切な事だと思います」と語り、「そんな今、『平和をみんなで作っていく』という思いを子供たちに伝えたい、家族で戦争のこと、平和の大切さを語り合ってほしい、そして戦後という時代が続きます様にと、私は切に願っています」とコメントを寄せている。ほかにも、橋本環奈、松下由樹、田中要次が家族を演じるドラマなど、家族全員で見られる平和の物語を放送する。戦後75年特集「戦争童画集~75年目のショートストーリー~」は8月24日(月)22時~NHK総合にて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年07月27日7月3日よりオープンするTOHOシネマズ 池袋の上映作品が決定した。「Hareza池袋」(東京都豊島区東池袋1丁目18番地1号)内にオープンするシネマコンプレックス「TOHOシネマズ 池袋」。“マンガ・アニメの聖地”池袋での開業を記念して、『「もう1度見たい」アニメーション映画 特集上映』と題した特別上映会イベントが開催される。まずは長年多くの人に愛され続けている大人気作品『ルパン三世』特集。その中でも40周年という節目を迎えた『カリオストロの城』、そして記念すべき劇場作品第1作目となる『ルパンVS複製人間』がスクリーンに帰ってくる。そのほか、『涼宮ハルヒの消失』『劇場版 響け!ユーフォニアム』『劇場版 Free! 』『映画 中二病でも恋がしたい!』『劇場版 境界の彼方』『映画『聲の形』』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝』などがラインナップされた。「轟音を体験できる2番シアター」では、『ボヘミアン・ラプソディ』『グレイテスト・ショーマン』が上映される。詳細なラインナップは下記の通り。・MOTHER マザー・一度も撃ってません・カセットテープ・ダイアリーズ・はちどり・ドロステのはてで僕ら・ランボー ラスト・ブラッド・ソニック・ザ・ムービー・ドクター・ドリトル・水曜日が消えた・もののけ姫※特別料金・風の谷のナウシカ※特別料金・千と千尋の神隠し※特別料金・ゲド戦記※特別料金・坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async※特別料金(7/3(金)、7/7(火)、7/9(木)のみ上映)・忌野清志郎ロックン・ロール・ショー The FILM #1 入門編※特別料金(7/3(金)、7/6(月)のみ上映)・尾崎豊を探して※特別料金(7/6(月)、7/8(水)のみ上映)・氷艶 hyoen2019-月光かりの如く-※特別料金(7/7(火)のみ上映)●「轟音を体験できる2番シアターでの上映」上映期間:7/3(金)~7/9(木)・もののけ姫※特別料金・ルパン三世カリオストロの城※特別料金・ルパン三世ルパンVS複製人間(クローン)※特別料金・ボヘミアン・ラプソディ・グレイテスト・ショーマン●「50年目に向けて!ルパン三世特集」上映期間:7/3(金)~7/9(木)鑑賞料金:一般・シニア・大学・専門学校生:1,100円/高校生以下:1,000円/障がい者割引:1,000円・「ルパン三世カリオストロの城」・「ルパン三世ルパンVS複製人間(クローン)」●「もう一度観たい!あのアニメ作品」上映期間:7/3(金)~7/9(木)鑑賞料金:1,400円均一1.7月3日(金)・天上人とアクト人最後の戦い・涼宮ハルヒの消失2.7月4日(土)・映画「けいおん!」」・劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~・劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~・劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~リズと青い鳥3.7月5日(日)・映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-・劇場版 Free! -Timeless Medley-絆・劇場版 Free! -Timeless Medley-約束・特別版 Free!-Take Your Marks-・劇場版 Free!-Road to the World-夢4.7月6日(月)・小鳥遊六花・改~劇場版 中二病でも恋がしたい!~・映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-5.7月7日(火)・劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE- 過去篇・劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE- 未来篇6.7月8日(水)映画『聲の形』たまこラブストーリー7.7月9日(木)ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -
2020年06月30日小松左京のベストセラー「日本沈没」を、湯浅政明監督がNetflixオリジナルアニメシリーズとして初のアニメ化に挑んだ「日本沈没2020」。この度、本作の主題歌が、大貫妙子&坂本龍一による名曲「a life」に決定。オープニング映像も到着した。本作は、現代の日本を舞台に、突然、日常を奪われ過酷な現実を突き付けられながらも、前へ前へと立ち向かっていく主人公・歩たちの希望と再生を描くアニメーション。今回、本作の主題歌に決定した「a life」は、2010年に大貫さんと坂本さんによって共同制作されたアルバム「UTAU」で発表された楽曲だ。主題歌に決定したことについて大貫さんは「誰かのせいにしたりせず現実と向き合い、姿勢を正し自分の軸をきちんとつくることがこれからの時代を生きていく自分の助けになると思います。歌うということは変わらないけれど、あらたな価値観で力強く生きていこうとするひとのために歌っていきたい」と思いを語り、坂本さんは「あたりまえの日常がどんなに大切か、ぼくたちは知っている」と本作を鑑賞した現在の気持ちを明かしている。そして、この「a life」が流れるオープニングPVが公開。大貫さんが手掛ける歌詞入りの特別バージョンとなっており、さらに本編とはまたひと味違う、水彩画のような淡いタッチで描かれた、武藤家のある日の風景が映し出される。湯浅監督は「透明感、日常感がありながらも、地に足がついた素敵な曲でした」と楽曲の印象を語り、「殺伐とした天変地異後の暗い本編とは対照的な、明るい爽やかな朝のルーチンを毎回見る事で、失ったものの尊さを感じてもらえると良いと思いました。朝の光、柔らかい布団や温かい飲み物、自然の風景や小動物のクローズアップを、記憶の中にある様に柔らかいタッチで断片的にオーバーラップしながら、透明感ある白い光の中に描きます」とオープニング映像の演出意図を述べている。Netflixオリジナルアニメシリーズ「日本沈没2020」は7月9日(木)Netflixにて全世界独占配信(全10話)。(cinemacafe.net)
2020年06月25日新型コロナウイルス感染症の感染予防および拡散防止のため、全国でコンサートが中止や、劇場、美術館、博物館、レジャー施設の休館が発表されている。同時にライブや公演のネット配信や、ネットを通じて美術や動物園の模様を楽しめる企画がスタート。公演中止や休館の知らせによって哀しい想いをしたり、不安を感じている人も少なくない。しかし、みんなで協力しあって、正しい情報を共有しながら事態にあたれば、状況は必ず改善するはずだ。ここに記載したのは一部だが、ネットを通じて楽しめるライブ配信、映像、美術館、レジャーの情報をまとめた。ネットなので歓声や応援の声は直接は届かないが、自宅でネットを通じて“応援”し“鑑賞”することで、ファンの想いはきっと届くはずだ。※本ページの情報は随時更新中!.genre_btn {margin: 24px auto 40px;}.genre_btn1 {margin-bottom: 20px;}.genre_btn2 {margin-top: 20px;}.genre_btn ul {display: flex;margin: 0 24px;}.genre_btn ul li {flex: 1;}.genre_btn ul li img {width: 90%;}.news-contentBox {margin: 24px auto;}.news-contentBox .content-ttl {color:#fff;font-size: 1.8rem;font-weight: bold;margin: 0 24px;padding: 10px;}.content-ttl.genre--msc { background-color: #ff4081; }.content-ttl.genre--stg { background-color: #641fff; }.content-ttl.genre--art { background-color: #ff9201; }.content-ttl.genre--lsr { background-color: #00b1ff; }.content-ttl.genre--cls { background-color: #8e6e63; }.content-ttl.genre--mvi { background-color: #4259f4; 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2020年05月11日昨年12月にスタートしたクラシック専門の動画サイト『medici.tv JAPAN』にて、昨年秋に開催された大きな話題となった<サントリーホールARKクラシックス>のコンサート映像が、4月17日より毎週無料で公開されることになった(10週連続無料公開!)。ライブやコンサートがいくつも中止になっている現在、素敵なおうち時間をお過ごしあれ。*まずは最初の5つのラインナップを要チェック!●medici.tv JAPAN(メディチ・ティーヴィー・ジャパン)●「サントリーホールARKクラシックス2019」公開スケジュール(毎週金曜更新予定)・4月17日 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番《雨の歌》/三浦文彰・辻井伸行・4月24日 モーツァルト:ディヴェルティメント K.136/ジュリアン・ラクリン&ARKシンフォニエッタ・5月01日 坂本龍一組曲/川久保賜紀・遠藤真理・三浦友理枝 トリオ・5月08日 ショスタコーヴィチ:2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品/ジュリアン・ラクリン他・5月15日 バッハ:ゴルトベルク変奏曲/曽根麻矢子※ラインナップは変更になる可能性がございます。
2020年04月18日坂本龍一をはじめとするアーティストたちがエイベックスグループと設立したプロジェクト“commmons”は、外出自粛期間の長期化を受け、3月27日(金)から4週連続で公開していた坂本龍一の過去のライブ映像に加えて、新たに坂本龍一のオーケストラ公演やYMOの貴重なライブ映像を追加で公開する。公開期間はいずれも公開から4週間、YouTubeの「commmonsチャンネル」からプレミア公開。坂本龍一は「外出自粛が長期になりそうですよね。緊張をほぐして音楽でも聴いてください。STAY HOME STAY SAFE!」とコメントしている。公開されるライブ映像『Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014』Photo by zakkubalan ©2017 Kab Inc.配信期間 : 4月24日 (金) 21時~5月22日 (金)配信URL()坂本龍一とオーケストラとの共演。教授の指揮とピアノ、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏により数々の名曲が蘇る。2013年、日本国内で16年ぶりにフルオーケストラとの共演で話題を呼んだ「Playing the Orchestra」。その音楽性豊かな企画が2014年も実現。2014年4月に行われた東京公演を待望の作品化。自身の代表曲、YMOの楽曲、映画音楽、多彩な楽曲が演奏されるプレミアムな公演。世界を魅了した坂本サウンドがフルオーケスレーションで蘇る。『POSTYMO ~Yellow Magic Orchestra Live in London 2008 +~』配信期間 : 5月1日 (金) 21時~5月29日 (金)配信URL()坂本龍一+高橋幸宏+細野晴臣による“Yellow Magic Orchestra”名義にて2008年6月15日に行われたMassive Attackキュレーターによる「MELTDOWN FESTIVAL」に出演した際の、ロンドン・ロイヤルフェスティバルホールでのライヴ盤DVD。実に28年振りのロンドン公演。Yellow Magic Orchestra時代の名曲やHASYMOとしての新曲を満載。高田漣、権藤知彦、坂本龍一との共作『cendre』でも知られるChristian Fenneszという3名によるサポートを得て6人編成で行われた、生バンドとしての強烈なグルーヴ感を体感できる作品。commmonsについて坂本龍一をはじめとするアーティストたちが音楽の新たな可能性を模索すべく、エイベックスグループとともに設立したプロジェクト。「think global, act local」を合い言葉に、エコロジカルな視点を持ち、社会・文化貢献を目指す新しい音楽コミュニティーとして、アーティスト/クリエイター、音楽産業、ユーザー/リスナーのよりよい関係を作るための「共有地<commons>」となることを目的としています。共有地<commons>の中心に音楽<music>が存在し続けることを願って、3つの「m」の「commmons」と名付けられた。YouTube「commmons チャンネル」()commmonsオフィシャルサイト()commmons公式Twitter()commmons公式Facebook()commmons公式Instagram()
2020年04月17日東京都の小池百合子知事(67)が新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受け、3月30日に会見を開いた。会見で小池都知事は「夜間から早朝にかけて営業するナイトクラブなど、接客を伴う飲食店で感染事例が多発している」と明かし、「ライブハウスなどの利用を自粛するように」と呼びかけていた。いっぽう小池都知事は25日の会見で「イベントを自粛した事業者に対する補償は考えていますか」との質問に「補償等については、税金を投入することが本当に正しいのか議論があるところだと思う」と返答し、補償は行わない姿勢を見せていた。そして30日の会見でも補償についての言及はなし。こうした“自粛を求めながらも補償はしない”という姿勢にTwitterで著名人からの批判が相次いでいる。氣志團の綾小路翔(43)は《「営業するな」とは言わずに「行くな」、圧だけかけて、ケツは持たない。これじゃ収束もしなければ、誰もがジリ貧なだけ。営業/活動の自粛?構いません。その分、補償をお願いします》とつづった。またラッパーのZeebra(48)はで《自粛対象の業種を絞りたいなら、せめて名指しした業種には何らか補償があるべきだと思います》と述べている。また東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授の中島岳志氏(45)も《補償について言及せずに、ライブハウスなど特定業種を名指しして、出入りをやめろというのはあまりにもひどい。東京の音楽文化を破壊するつもりなのか》と問いかけている。小池都知事だけでなく、政府も補償に積極的な姿勢を見せていない。28日の会見で安倍晋三首相(65)は「税金による損失補償はしない」と発言。「別の仕方や給付金という形を考えている」とも語ったが、具体案は提示されなかった。ネットでは現在「補償や給付は二の次」とする姿勢に異を唱えるべく「#自粛と給付はセットだろ」というハッシュタグが拡散され、多くの人々が思いをつづっている。また27日から、ライブハウスの代表者などが発起人となった署名運動「#SaveOurSpace」が始動し話題を呼んでいる。「#SaveOurSpace」は公演の中止の影響が相次ぐライブハウスなどの関係者が、国に損失の補償を求める運動だ。坂本龍一(68)や倖田來未(37)、水原希子(29)といった著名人も賛同し、現在30万人以上の署名を集めている。各メディアによると同署名の発起人らは31日に会見を開き「ライブハウスなどの業界について名指しで発言されるたびに、どんどん追い込まれている状態です。出演者やスタッフも仕事を失う状況が続き、今月を乗り越えられるかどうかというお店も多くあります」と明かした。また「関係者が安心して店を閉められるよう政府に支援を決断していただきたい」と述べたという。切迫した状況のなか、行政は世論をどう受け止めるだろうか。
2020年03月31日4月の深夜に放送されるミニドラマ「きょうの猫村さん」の主題歌が決定。主演・松重豊が歌を担当、坂本龍一が書き下ろすことが分かった。同時に1分トレーラー(主題歌 Ver.)も公開された。本作はほしよりこの同名漫画を、松重さんが主人公の猫の家政婦・猫村ねこ役を務め実写化。ほかにも、濱田岳、石田ひかり、市川実日子、染谷将太、安藤サクラら豪華キャストが出演し、深夜に2分30秒のミニドラマとして放送する。そんな本作の主題歌は、日本を代表する音楽家・坂本さんが書き下ろし、タブラ奏者のユザーンが作詞を担当する「猫村さんのうた」に決定。その主題歌で猫役に続き、歌にも初挑戦する松重さんは「坂本龍一さんの偉大なディスコグラフィの、小さなバグのひとつとして僕の名前が残る奇跡に感謝します」とコメント。坂本さんは「『これはやらねば』と思いました。もちろん、原作が『きょうの猫村さん』だということも大きいですが、松重豊さんが演じると聞いて、この奇抜な企画は、参加するみなが真剣に悪ノリをすることに意義があるんだと思いました」とオファーをふり返り、「僕は歌の曲を作るのは苦手なんですが、今回は自分で下手なりに歌いながら、試行錯誤して作りました。覚えやすく、ドラマを見た人も口ずさめるようにと意識しましたが、でも単にホンワカしたものではなく、ひねりもほしい。歌の途中で、Queenのように唐突な転調をして、すぐに何事もなかったのようにパッと戻る。どこか唐突に変なことをしてしまう猫村さんのようじゃないかな」と今回の作曲について明かしている。なお、音楽は坂本さんと、日本アカデミー賞・優秀音楽賞を受賞した篠田大介が担当する。そして今回、初公開となる場面写真が到着。村田家政婦紹介所のメンバー、池田エライザ扮する尾仁子の部屋での一コマ、そして、ネコムライスのビジュアルが公開された。ミニドラマ「きょうの猫村さん」は4月8日より毎週水曜日深夜0時52分~テレビ東京系にて放送(全24回)。主題歌「猫村さんのうた」は4月8日(水)深夜0時~各音楽ストリーミングサービスおよびダウンロードサイトで配信開始。(cinemacafe.net)
2020年03月30日アイドルグループ・嵐の櫻井翔が2日、都内ホテルにて「アフラック新CM・櫻井翔さん10周年記念対談」を、司会進行の徳光和夫とともに行った。同会は、櫻井が同社のTV CMへの出演ならびにイメージキャラクター就任10周年を迎えることを記念して行われ、代表取締役社長・古出眞敏もサプライズ登場23日からは、徳光、長嶋一茂と共演する新CM「オールイン、誕生」編も放送される。櫻井は新CMの撮影について「森のようなスタジオセットで外のきれいな公園にいるような澄んだ空気でしたね。今回、初めてアフラックダックが飛んできたので新鮮でした」と振り返る。アフラックダックが櫻井さんに手紙を運んでくるシーンがあることにちなみ、これまでにもらった手紙の中で印象的だったものを聞かれた櫻井は「徳光さんが(嵐の)コンサートにお越しいただいたときにいつも手紙をくださるんですよね。3〜4枚にわたる手紙をくださるんですけど、あまりにも達筆なので、他のメンバーが読み取れなくて、僕がいつも代読しています」と笑って回答する。また、徳光から「ラブレターを書いたことはないのか」と突っ込まれた櫻井さんは「中学1年生のときに、学校にハンガリーの合唱団が来てくれて、ハンガリー語の本を買って、合唱団の女の子に手紙を書きました」と青春の思い出を告白する。同社CM撮影で多くのがん経験者と対談してきた櫻井は、その経験を踏まえ「一人一人治療法や治療期間が違うので、がんとの向き合い方が一人一人違うんですよね。ALL-inのようにまとめて保障してくれる保険があると選びやすいと思います」と必要性を訴えた。2011年からアフラックのCMのイメージキャラクターを務め、10年目を迎えることを指摘されると「10年って、ビックリしましたね。早いですね。もうちょっと最近始まったような気がしていました」と驚いていた櫻井。映像でこれまでの軌跡を振り返り、「アフラックダックを操るハリウッドチームとの付き合いも10年になるんですよね。テレビでしか見たことのなかったアフラックダックが実際にどのように撮影されているのか知って、その職人技にすごいなと思いました。坂本龍一さんとの対談をニューヨークで撮影したのもよく覚えています。テレビ画面や音楽を通して拝見していた坂本さんにお会いでき、一緒に食事もさせていただき、夢のような時間でした。パラリンピックの谷真海選手の明るい笑顔も印象的でしたね」と懐かしむ。その間の自身の変化や成長については「報道番組やスポーツの取材で色々な方のお話を聞くので、自分の中にフィードバックできて、貴重な経験をさせていただきました」と語った。対談では櫻井のアフラックのCMのイメージキャラクター就任10周年を記念し、サプライズを実施。アフラックから櫻井への感謝の手紙を徳光が代読する。「自分は関係ないと思っている若い方や、幅広い世代の方に、がんやがん保険について考えるきっかけにしてほしい」という、櫻井へのCMイメージキャラクターのオファー理由や、櫻井の出演後に「櫻井さんが出ていたから、がん保険を考えるきっかけになった」という声があったこと、「これからも末永く、櫻井さんとアフラックが一緒の想いでお客様に寄り添っていきたい」という想いが綴られた手紙が読み上げられた。櫻井は「僕を起用していただいた理由を知らなかったので驚きました。当時20代だった僕がCM出演することで、同世代の方にがんやがん保険について考えていただくきっかけになればと考えたのを覚えています。僕らの仕事って、撮影してるときはスタジオの中なので、どれほど影響や反応があるのか、実生活の中で感じることがあまりないので、こうして実際の声を聞かせていただけると嬉しいですね!」と感動。さらに古出社長がサプライズ登場し、全国のアフラック社員や販売代理店から寄せられた櫻井へのメッセージをプレゼントすると、櫻井はメッセージカードの束に「こんなにたくさんあるんですか!?」と驚く。古出社長から「これからもお客様に安心をお届けする懸け橋として櫻井さんにご協力いただきたい」と伝えられると、櫻井は「たくさんの声をいただいて責任を感じています。これからも背中を押せるようなCMをお届けできたらと思いますので、末永くよろしくお願いします」と答えた。
2020年03月03日いま世界で注目を集める若き映画作家のひとりといっていい中国のビー・ガン監督。『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』は、彼にとって長編2作目になる。実際に彼が世界から注視されたのは2015年に発表した長編デビュー作『凱里ブルース』でのこと。この作品は、ロカルノ国際映画祭をはじめ数々の映画祭で受賞を重ね、批評家から高い評価を得た。ビー・ガン監督本人はデビュー作の成功をいまこう振り返る。「制作費用の少ない小規模な作品で、私自身も大学を卒業してまだ間もないころ。そんな新人の小さな作品が、世界のさまざまな映画祭をめぐり、一定の討論がなされたことは光栄なことと受け止めています。こうした論争を起こすことが、ものをつくる人間のひとつの役割でもありますから。ただ、世間一般でいう成功に関してはあまり興味がないというか。そもそも、なにをもってして成功とするのかよくわからない。僕の中での成功の定義は、撮りたいものがとれたかどうかだけなんです。作品において、僕の役割は、変なたとえになりますけど、爆破要員というか。その作品にすべてを集中して、自分の情熱を最大限スパークさせればいい。自分のあらゆることを作品に注ぎこんで爆破させれば、自分の任務は終わったといっていい。だから、作品ができて提示したあとのことはあまり考えない。自分が思い描いた映画が作れていればいい。なので撮り終わったあとは身を隠します(笑)。評価はあくまでみなさんに委ねるだけです。まあ、でも、いろいろと自分の作品が議論されることはとてもうれしいことです。みなさん、ほかにも多種多様な映画がある中、貴重な時間を使って、僕の作品をいろいろな角度から検証してくれているわけですから」そこから第2作へ向けては少し休憩をとったという。「爆破終了後は(笑)、半年以上の休息をとりました。長編映画を作るということは、体力面、精神面、ダブルで擦り減ってしまい、ものすごく疲弊します。いろいろな映画作家さんがいらっしゃいますから、各人それぞれに違うと思うのですが、私の場合は、一定の期間を置かないとアイデアがわいてこない。疲れ果ててしまうと、映画に対する感覚がマヒしてしまう。ひとつの作品で、すべてを出し尽くしてしまう。だから、映画を撮り終えたあとは、ほとんど空っぽの状態。しばらく映画を作れるまで回復する時間が必要なんです。そのように1作ごとに、すべてを出し尽くした監督でありたいとも思っています」休養期間を経て、今回の脚本に取りかかった。「ずっと休んでいるわけにはいかないですからね(笑)。十分な英気を養ってから、パソコンを開いて、脳裏に浮かんだ映画のタネともいうべきアイデアを半年ぐらいかけて打ち込んでいきました。私の場合、最初になにか思いついたようなおおよそのストーリーがあるわけではありません。『凱里ブルース』のときは“時間”、今回は“夢と記憶”といった核となるテーマがどこからか出てきて、それに心が決まると、まつわるものを統合していって、ひとつのストーリーを作るようなスタイルです。自分の脳裏には、映画になる前のインデックスのようなものがあって、そこに映画のアイデアがストックされている。そこから引っ張りだしてくる感じですかね」脚本は、撮影に入ってもほぼ変更しないぐらい、ほぼ完璧に仕上げるという。「撮影に入ってから、新しい考えが浮かんで変更することはほぼないですね。変える場合があるとすると、客観的な判断と現実的な問題でどうしても変更せざるを得ないとき、特別によいアイデアがあって、そうしたほうが絶対にいいという核心を得たときはしますけど。完璧に仕上げてはいますが、足りないと思うこともあります。その場合、付け加えることを恐れることはありません。もちろん、そうすることでベストになるのか、最後まで見極めることを怠ることはありません。ひとつ間違えると大きな代償を支払うことになりかねませんから」その物語は、長い間、故郷を遠ざけていたルオが主人公。父の死を機に彼は、故郷の凱里へ帰ることに。そこで、彼はかつてのマフィアに殺された幼なじみや自分を捨てた母の記憶などがよみがえり、それらの断片を集め、さすらう。そして、運命の女性の面影を追い、現実と夢と記憶が交錯する世界へと迷い込む。この主人公と同様に、こちらも現実とファンタジーの世界の狭間を往来するよう。不思議な夢と記憶の世界へと誘われる。そして、すでに大きな話題となっている後半、60分の長回しによる3Dワンシークエンスショットの驚愕の映像が用意されている。「まさに現実とファンタジーの狭間、そこにある曖昧さやレイヤーを表現するには、2Dから3Dにすることが必要だった。夢のようで、夢ではない。夢なのに、どこかリアリティのある、夢に似たある場所を生み出すために3Dにしたんです。夢と記憶は、どこかつかみどころのないものです。これは僕の習慣なのですが、それを反転して処理できないかと考えたんです。夢がこわれやすいもの、記憶が断片的なものであるとすれば、それがつらなった状態でも、夢や記憶として成立するかに挑んでみたかったのです。記憶と夢にまつわる映画と核心をもった段階で、3Dは必要な映画言語と私は判断しました。なぜなら、人は世の中をみるとき、平面的にみているわけではない。われわれが目をとじて風景をなにかを思い出そうとしたとき、それはどこか立体的であったり、断片的なものであったりする。それはどこか万華鏡のような質感だと思う。そのような表現は3Dこそと思ったのです。私自身は、みるものの感情に揺さぶりをかける効果を発揮していると思っています」こういうチャレンジを忘れたくないと明かす。「人々が日々の営みで仕事に生活に追われ、自分の時間を有意義に過ごそうとする中で、映画に割かれる時間というのは少ない。だから、わたしは自分の映画は特別な体験になるものを目指している。ただ、だからといって奇をてらったものにしようとは考えていない。あくまで、映画文化がこれまで受け継いできた血筋や水脈を受け継いだものにしたいと考えている。古いながらも新しい映画、それを目指しています」彼の才能にひきつけられるようにキャストはタン・ウェイ、シルヴィア・チャンら一流どころが集まった。「ありがたいことです。ワン・チーウェンとカイチンは、脚本を書いているときから、素人ではなく、みんなが認識している顔でありたいと思っていて。タン・ウェイを想像しながら書いていたので、出演を承諾していただいたときはうれしかったです。シルヴィア・チャンが演じてくれた白猫の母と赤毛の女に関しても、どこか孤独を抱えながらも、いきいきとした表情もある人がいいと思っていて。想定していたのはシルヴィアでした。彼女は、若手や新人監督をすごくサポートしてくれる映画人。今回の作品で、私は精神的にも経済的にも彼女に支えられました。ほんとうに感謝しています」坂本龍一、アン・リー、チェン・カイコーら名だたるクリエイターがその才能を評価するビー・ガン監督。そのオリジナルの才能に出会ってほしい。『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』2月28日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほかにて公開取材・文・写真:水上賢治
2020年02月27日長編アニメーション映画『さよなら、ティラノ』が、当初2020年夏に公開予定だったが延期決定。今後のスケジュールは、決まり次第公式HP等で発表される。絵本『ずっとずっといっしょだよ』の“ティラノサウルスシリーズ”原作は、『ずっとずっといっしょだよ』をはじめとする、宮西達也の絵本作品“ティラノサウルスシリーズ”。ユニークな恐竜たちを主人公にした、累計200万部を超えるヒットシリーズ作品で、子供から大人まで幅広い世代に愛され続けている。豪華クリエイター集結!音楽には坂本龍一今回そんな人気絵本シリーズの映画化は、劇場版『名探偵コナン』シリーズを多く手掛ける静野孔文監督と、アニメーションスタジオ・手塚プロダクションがタッグを組んで実現。また坂本龍一が音楽を担当し、優しい音色で物語を包み込む。公開された予告編では、坂本龍一が手掛ける音楽を一足早くチェックすることができる。エンディング曲には、ハナレグミ&コトリンゴが歌う『楽園をふたりで』を起用。ユニークな恐竜たちの心温まるアドベンチャーストーリー映画で描かれるのは、地上最強なのに暗闇が怖いティラノサウルス・ティラノと、飛べないプテラノドンの少女・プノン、そして親とはぐれてしまったトリケラトプスの子ども・トプスが、天国を求めて旅立つ、“絆と友情”のアドベンチャーストーリー。三木眞一郎、石原夏織、悠木碧といった人気声優キャストが集まり、親しみやすいキャラクターたちに命を吹き込んでいく。キャラクター紹介物語に登場する、個性豊かな恐竜たちを紹介。ティラノ(声:三木眞一郎)誰もが怖れる肉食恐竜だが、ある出来事がきっかけで友を亡くしてから肉食をやめ、“赤い実”を食べるようになったティラノサウルス。ゴッチとルッチに追いかけられるプノンを助けたことをきっかけに、彼女と一緒に赤い実が豊富な「天国」への旅に出る。プノン(声:石原夏織)翼があるが飛ぶことのできない、いつも元気なプテラノドンの女の子。お母さんとの約束で「天国」を目指して旅をしている。ゴルゴに襲われ飛んで逃げる際、弟を落としてしまった事から飛ぶことが怖いと思っている。トプス(声:悠木碧)ひとり、家族と生き別れになったトリケラトプスの子供。赤い実しか食べないと言うティラノとプノンを信じていて、2人を「天国」に案内する。お母さんが大好きで甘えん坊。ゴルゴ(声:小西克幸)ティラノと並ぶ大きな体をもち、多くの恐竜たちから怖れられているボス恐竜。「天国」をわが物にしようとしている。ティラノやプノンとも過去に関わりがあるようだ。ルクト(声:井上喜久子)ティラノとプノンが目指す「天国」を支配しているアンタルクトサウルスの女王。たとえ同じ草食恐竜でも別種は天国に住むことを許さない厳しい性格。赤い実を求めて旅をしてきたティラノとプノンを拒否する。ゴッチ(声:檜山修之)ゴルゴの手下。自分の身を守るため、ゴルゴに差し出す獲物としてプノンを追いかけている。自分の尻尾と引き換えにハンターを雇うなど、いじらしい面を持つ。ルッチ(声:森川智之)ゴルゴの手下。自分の身を守るため、ゴッチと同じくプノンを追いかけている。プノンが飛べないと見抜くなど、意外にも分析が得意。トリケラ村のケラおじいさん(声:石塚運昇)トプスのおじいちゃん。ルクトたちが支配する「天国」の裏、環境の劣悪な荒地に住む。自分の命が長くない事を受け入れており、ティラノとプノンを信じ「天国」への裏道の存在を明かす。<ストーリー>大昔、恐竜の時代。氷河期が近づき、すべてが荒廃していた。そこに乱暴なゴルゴサウルスの群に追われているプテラノドンの少女「プノン」がいる。“もうダメ‼”捕まりそうになったプノンとゴルゴザウルスたちの前に現れたのは、巨大で、とても強そうなティラノサウルス。そう、地上最強との呼び声高いティラノサウルスだった。さすがのゴルゴサウルスたちも、ティラノの迫力におされ、プノンを諦め逃げ出してしまう。邪魔者がいなくなったら、ティラノがプノンを食べる番。しかし、ティラノはプノンに目もくれず、木の上になっている赤い実をむしゃむしゃと食べはじめた。“おじちゃん、私はプノンだよ。おじちゃんの名前は何?なんで私を食べないの?” “おじちゃんは肉食なのに、なんで赤い実を食べるの?”休む間もなく喋るプノンを後に、ティラノが自分の道を進もうとした瞬間、プノンはある提案をする。 “おじちゃん、私は「天国」というところを探してむかってるよ。そこは無数の赤い実を食べられるこの地上唯一の楽園だよ。一緒に行かない?”と声をかけられ乗り気になったティラノ、なんらかの事情があるか、飛べない特異なプテラノドンと一緒にいくことえを決意するが…….ティラノの「地上最強」の地位を奪おうと企てるゴルゴサウルスは、ティラノに執心してしつこく彼らを追った。果たして、「ティラノ」と「プノン」そして旅の途中で出会う親とはぐれたトリケラトプスの子ども「トプス」は、無事に天国に着けるのか?そして、その天国は本当に楽園なのだろうか??作品詳細『さよなら、ティラノ』公開時期:公開延期のため未定。決まり次第公式HPやSNSで発表予定。※当初は2020年初夏予定だった。出演:三木眞一郎、石原夏織、悠木碧、小西克幸、井上喜久子、森川智之、檜山修之、宮西達也/石塚運昇原作:宮西達也 ティラノサウルスシリーズ『ずっとずっといっしょだよ』ほか(ポプラ社刊)監督:静野孔文音楽:坂本龍一アニメーション・ディレクター:江口摩吏介脚本:佐藤大、うえのきみこ、福島直浩アニメーション制作:手塚プロダクション製作:MediaCastle Corp.配給:東映ビデオ
2020年02月02日アイドルグループ・V6の坂本昌行が、ミュージカル『THE BOY FROM OZ supported by JACCS』に主演することが24日、明らかになった。同作は、1970~80年代にアメリカを中心に活躍し「I Honestly Love You」「あなたしか見えない」「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」などの名曲を生み出したオーストラリア出身のエンターテイナー、ピーター・アレンを主人公に、ジュディ・ガーランドとの出会い、その娘ライザ・ミネリとの結婚、離婚、同性愛にエイズなど波乱万丈な生涯を描くミュージカル。日本では2005年に坂本昌行主演で上演され、その後2度にわたって再演された。初演より主人公ピーター・アレンを熱演し続けた坂本は、12年振りに同作の主演を務める。演出のフィリップ・マッキンリー、振付のジョーイ・マクニーリーに加え、ジュディ・ガーランド役の鳳蘭、ライザ・ミネリ役の紫吹淳、ピーターの母親マリオン・ウールノー役の今陽子が再集結。さらに、ピーターの恋人グレッグ・コンネル役に寺西拓人(ジャニーズJr.)、敏腕マネージャー、ディー・アンソニー役に宮川浩という新メンバーも加わった。東京公演は東急シアターオーブにて5月2日~5月17日、大阪公演はオリックス劇場にて5月22日~5月26日。○坂本昌行 コメントお客様に再び、この作品とピーター・アレンという人間に触れてもらえることが非常に嬉しいです。前回の公演が12年前なので覚えていないことも多いのですが、音楽を聞くと当時の記憶が蘇ってきて、楽しさと緊張が高まってきます。初演の時はまだ30代前半でしたが、月日を経て、ピーター・アレンが亡くなられた年齢と同じ年齢で今回演じることができるのは、何かの運命のように感じています。共演者やスタッフの皆様の力も借りて、令和の『THE BOY FROM OZ』をお届けします。○紫吹淳 コメント再びこの役に出会えるとは思ってもみませんでした。12年経っているので若干の心配もありますが、この素晴らしい作品で、またライザに会えるということに幸せを感じております。前回も共演者の方と、こんなに物語も曲もすべてが良い作品にはなかなか出会えないとよく話していたので、観たことがないお客様にも楽しんでいただき、また後に語り継がれていく作品になるといいなと思います。○寺西拓人(ジャニーズJr.) コメント第一に、先輩である坂本さんとミュージカルで共演できることは目標の一つでもあったので、共演できることがすごく嬉しいです。作品を深く理解していくのはこれからですが、再演される作品に新しく出演するからには、意味がないといけない、と考えているので、稽古を通して、自分なりの表現を見つけて、お客様に楽しんでいただけたらと思います。○宮川浩 コメント初参加なので、皆さんが作られた世界を守りつつ、新しさも出せたらと思っています。二役を演じるので、どれくらい違う自分が出せるか楽しみですし声や動きでそれを表現したいと考えているので、お客様にも楽しんでいただきたいです。坂本さんは、出演作品を観ていつか共演したいと思っていた方で、鳳さんとも32年ぶりの共演になるので、とても楽しみにしています。○今陽子 コメントマリオン・ウールノーという役はとても大好きな役で、劇中で歌う曲をライブで歌うほど思い入れのある作品なので、再演できることが本当に嬉しいです。坂本さんとご一緒するのも久しぶりなのですが、気持ちは変わらず、初演の時のように良い親子を演じられたらいいなと思っています。慣れ親しんだメンバーと、新しく参加されるお二人やアンサンブルの皆さんと、また新しい『THE BOY FROM OZ』を作りたいです。○鳳蘭 コメントまた再演できるとは夢にも思っていなかったので、お話をいただいた時、まず喜びでいっぱいでした。『THE BOY FROM OZ』は、数あるミュージカル作品の中でも特別な作品の一つです。ジュディ・ガーランドという役は、自由奔放に演じられるので、前よりもパワーアップした姿を皆様にお見せできたらと考えております。
2020年01月24日ヴァイオリンの川久保賜紀、チェロの遠藤真理、ピアノの三浦友理枝という、素敵な3人のソリストによるトリオが結成10周年を迎える。プログラムには坂本龍一とショスタコーヴィチが並ぶ理由として、「坂本龍一こそが、ショスタコーヴィチ以来、最も重要なピアノ・トリオの作曲家だから」という彼女たちの言葉が新鮮だ。時代もスタイルも異なる日本とロシアの作曲家2人の作品を続けて聴くことによって見えてくるものとはいったいなんだろう。その答えがクリスマスに紀尾井ホールで開催される「10周年記念コンサート」の中にある。結成から10年を経て、深化に進化を重ねた3人組は、見ても聴いても楽しいこと請け合い。さらにはコンサートに合わせて制作されたアルバムも要チェック!●公演概要12月25日(水)紀尾井ホール<曲目>坂本龍一:ラストエンペラー、レイン、美貌の青空、シェルタリング・スカイ、M.A.Y. in The Backyard、メリークリスマス・ミスター・ローレンスショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調 Op.8、ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 Op.67●CD情報『ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番、第2番』2019年12月18日発売AVCL-84101定価:¥3,000(本体価格)+税『ピアノ三重奏 坂本龍一曲集』2019年12月18日発売AVCL-84102定価:¥2,000(本体価格)+税●川久保賜紀(ヴァイオリン)2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝、2002年チャイコフスキー国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門最高位受賞以来、主要な北米オーケストラと共演し、豊富なステージ経験を積む。日本では1997年、チョン・ミョンフン指揮アジア・フィルのソリストとしてデビュー。以後、国内外の様々なオーケストラと共演を重ね、高度な技術と作品の品位を尊ぶ深い音楽性に高い評価を得ている。近年は自ら企画するコンサートを行うなど、コンサート・プロデューサーとしての才能も発揮。2018年より桐朋学園大学院大学(富山校)教授に就任。●遠藤真理(チェロ)第72回日本音楽コンクール第1位、2006年「プラハの春」国際コンクール第3位(1位なし)、2008年エンリコ・マイナルディ国際コンクール第2位。ジャン=ピエール・ヴァレーズ、山田和樹など国際的に活躍する指揮者やウィーン室内管、プラハ響と共演するなど国内外で高い評価を得ている。ソリストとしてだけでなく読売日響のソロ・チェロ奏者も務める。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の龍馬伝紀行Ⅲの演奏、NHK-FM「きらクラ!」(毎週日曜日/全国放送)ではパーソナリティを務めるなど幅広く活躍している。●三浦友理枝(ピアノ)東京生まれ。2005年、英国王立音楽院大学課程を首席で卒業。2007年、同音楽院・修士課程を首席で修了。2001年「第47回マリア・カナルス国際音楽コンクール」ピアノ部門第1位、および金メダル、最年少ファイナリスト賞、カルロス・セブロ特別メダル賞受賞。2006年「第15回リーズ国際ピアノ・コンクール」特別賞受賞。2005年、エイベックス・クラシックスよりCDデビュー。2018年、6枚目のソロアルバム「ショパン:バラード&スケルツォ」をリリース、「レコード芸術」特選盤に選ばれる。2016年、第26回新日鉄住金音楽賞〈フレッシュアーティスト賞〉を受賞。
2019年12月20日「新しい映画の才能の発見と育成」を目的に、1977年から続く自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が12月4日、新たな映画賞「大島渚賞」の設立を発表し、都内で会見を実施。大島監督の妻で女優の小山明子が出席し「ふさわしい人にとって(賞が)活きれば、大島もさぞかし喜んでくれるだろう」と期待を寄せていた。生前の大島監督は1979年からPFFの審査員を務めており、小山は「大島は若い才能が大好きでした。審査する日はたいてい遅く帰ってきて(笑)。若い人たちから刺激をもらっていた」と回想。大島作品について「同じものは作らない信念があり、すごくチャレンジャー。常にワクワクしたいという好奇心、冒険心をもっていた」としみじみ語り、同様に自由に発想する若い映画人を後押しする賞の設立に、感無量の面持ちだった。会見には矢内廣(一般社団法人PFF 理事長、ぴあ株式会社 代表取締役社長)、荒木啓子(PFFディレクター)が同席した。賞設立の経緯について矢内氏は「小山さんからPFFで大島渚賞を作ってほしいと申し出をいただいた。あまりのビッグネームなので、当初はPFFがふさわしいのかと思ったが、『大島の遺志と受け止めてください』と言っていただいた」と説明。また、PFFの審査にあたる大島監督の姿を「新しい才能を発見できる期待をもって、ワクワクしながら審査してくださった」と振り返った。高い志で世界に挑戦した大島監督のように、新しい道を切り拓こうとしている若い映画監督を顕彰する同賞は、すでに商業デビューを果たした若手監督を対象とする、まったく新しい映画賞。日本在住の映画監督(劇場公開作3本程度)、原則として前年に発表された作品がある監督を選考対象とし、毎年5監督を選出。その中から審査員が受賞者1名を決定する。審査員長を世界的アーティストで大島監督の『戦場のメリークリスマス』(1983年)でヨノイ大尉を演じ、初めての映画音楽も手がけた坂本龍一氏が務めるほか、黒沢清監督と荒木氏が審査にあたる。第1回の受賞者は2020年2月発表を予定しており、荒木氏は「映画が難しい状況のなかで、自主映画からその先を目指し、格闘している監督を対象にしている。勇気をもらえるような賞にしたいし、(賞として)育てていきたい」と抱負を語った。取材・文・写真=内田 涼
2019年12月04日「新しい映画の才能の発見と育成」を目的に、1977年から続く自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が12月4日、新たな映画賞「大島渚賞」の設立を発表し、都内で会見を実施。大島監督の妻で女優の小山明子が出席し「ふさわしい人にとって(賞が)活きれば、大島もさぞかし喜んでくれるだろう」と期待を寄せていた。生前の大島監督は1979年からPFFの審査員を務めており、小山は「大島は若い才能が大好きでした。審査する日はたいてい遅く帰ってきて(笑)。若い人たちから刺激をもらっていた」と回想。大島作品について「同じものは作らない信念があり、すごくチャレンジャー。常にワクワクしたいという好奇心、冒険心をもっていた」としみじみ語り、同様に自由に発想する若い映画人を後押しする賞の設立に、感無量の面持ちだった。会見には矢内廣(一般社団法人PFF理事長、ぴあ株式会社代表取締役社長)、荒木啓子(PFFディレクター)が同席した。賞設立の経緯について矢内氏は「小山さんからPFFで大島渚賞を作ってほしいと申し出をいただいた。あまりのビッグネームなので、当初はPFFがふさわしいのかと思ったが、『大島の遺志と受け止めてください』と言っていただいた」と説明。また、PFFの審査にあたる大島監督の姿を「新しい才能を発見できる期待をもって、ワクワクしながら審査してくださった」と振り返った。高い志で世界に挑戦した大島監督のように、新しい道を切り拓こうとしている若い映画監督を顕彰する同賞は、すでに商業デビューを果たした若手監督を対象とする、まったく新しい映画賞。日本在住の映画監督(劇場公開作3本程度)、原則として前年に発表された作品がある監督を選考対象とし、毎年5監督を選出。その中から審査員が受賞者1名を決定する。審査員長を世界的アーティストで大島監督の『戦場のメリークリスマス』(1983年)でヨノイ大尉を演じ、初めての映画音楽も手がけた坂本龍一氏が務めるほか、黒沢清監督と荒木氏が審査にあたる。第1回の受賞者は2020年2月発表を予定しており、荒木氏は「映画が難しい状況のなかで、自主映画からその先を目指し、格闘している監督を対象にしている。勇気をもらえるような賞にしたいし、(賞として)育てていきたい」と抱負を語った。取材・文・写真=内田 涼
2019年12月04日肌寒くなってきた11月中旬の早朝。都内にある公園を愛犬のマルチーズ・ペチョと歩いているのはV6の坂本昌行(48)だ。そして、坂本の隣にはぴたりと寄り添う女性の姿が。彼が手綱を握る反対側の手には女性の手が優しく添えられていた。談笑しながら散歩を楽しんだ2人は駐車場へ。女性は慣れた様子で犬を抱えながら助手席に乗り込み、車は坂本の自宅へと走り去っていった――。坂本が住むマンションの近隣住民はこう語る。「坂本さんがキレイな女性と2人で散歩している姿はよく見かけますよ。坂本さんは7年近くワンちゃんを飼っているそうですが、女性にもとてもなついているみたいで、楽しそうに散歩しています」さらに、2週間後の11月下旬。午前10時過ぎに自宅マンションから送迎車に乗り込み仕事に向かう坂本。その30分後、なんと同じマンションから公園で坂本と散歩デートをしていた女性が出てきたのだ!本誌が目撃した女性の正体は、宝塚歌劇団の雪組でかつてトップを務めていた朝海ひかる(年齢非公表)だ。「朝海さんは91年に宝塚歌劇団に入団。華やかな容姿とダンスで男役として人気を博し、02年には雪組のトップスターに就任しました。06年に退団し、その後は舞台を中心に活躍。『ローマの休日』のアン王女役などさまざまな作品でメインキャストを好演していました」(宝塚関係者)朝海が坂本のマンションから出てきた前日、友人女優のSNSには広瀬すず(21)が出演する舞台を観劇に訪れた彼女の写真が。そのときと同じコートでマンションを出た彼女は、都内にある自宅へと帰っていった。ひそかに逢瀬を重ねる坂本と朝海。2人の出会いは1年前にさかのぼる。「坂本さんが昨年11月に主演したミュージカル『TOP HAT』で共演した際に2人は知りあったといいます。もともとイギリスの作品で、日本では宝塚歌劇団が初めて上演したということもあり、稽古では坂本さんが朝海さんにアドバイスを求めていたそうです。お互いに大のミュージカル好きということもあって意気投合し、交際に発展したと聞いています」(舞台関係者)その間、坂本は苦難にも直面していた。今年9月、坂本、長野博(47)、井ノ原快彦(43)によるユニット“トニセン”こと20th Centuryが18年ぶりとなるディナーショーを年末に開催すると発表。その発表会見で坂本は、左ひざの前十字靱帯及び半月板損傷による手術を受けたことも公表していた。そうした坂本のピンチにも彼女は温かく寄り添っていたようだ。「手術の前から、朝海さんはひざの調子が悪い坂本さんを献身的に支えてきたそうです。一日も早く回復できるように、栄養を考えた料理を作り、坂本さんが歩けないときは1人で犬の散歩をすることもあったといいます。さらに、来年はV6が結成25周年ということで活動も活発化します。朝海さんは親しい友人に『頑張る彼を支えていきたい』と語っていたそうです」(音楽関係者)坂本がディナーショーやグループ25周年に向けて精力的に活動を続ける陰には、元タカラジェンヌの愛あるサポートがあったようだ――。
2019年12月03日中国映画界・新時代の旗手ビー・ガン監督の第2作『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』のティザー予告編とポスタービジュアル、追加場面写真が解禁。音楽家・坂本龍一や漫画家・松本大洋ら国際的アーティストからの絶賛コメントも到着した。本作は2018年のカンヌ国際映画祭ある視点部門で初上映された後、トロント国際映画祭をはじめ各映画祭で絶賛を浴び、“金馬奨”でも撮影・音楽・音響の3部門を受賞。中国本土での興行では41億円の大ヒット。さらに北米でも20週を超えて続映されており、今年公開の中国映画としては異例のロングランヒットとなっている。この度解禁されたティザー予告編は、漆黒と深緑を基調とし、詩的な映像イメージに数々の謎が散りばめられ、まさに「新時代のフィルム・ノワール」を期待させる才気溢れる美麗な仕上がり。その革新の映像美は、ノワール新世紀を予見させるものとなっている。また、予告編にも登場しているように、著名人による絶賛コメントも続々と到着。アン・リー、チェン・カイコーといった名匠から、「ニューヨークで本作を観て、ビー・ガン監督の存在に注目していた」という音楽家の坂本氏をはじめ、ビー・ガン監督自身が『ピンポン』などからの影響を公言している漫画家の松本氏、今年森美術館で開催された「魂がふるえる」展で70万人の入場者を記録したベルリン在住の美術家・塩田千春氏や、「MONDO GROSSO」で知られる音楽家の大沢伸一氏、満島ひかり+「MONDO GROSSO」の「ラビリンス」や宮本浩次の「昇る太陽」のPV、「乃木坂46」のドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方』の映像作家・丸山健志氏など、普段はあまりコメントを寄稿しない国際的アーティストから称賛の声が多く寄せられている。『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』は2020年2月28日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリー、池袋HUMAXシネマズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ 2020年2月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほかにて全国順次公開©️2018 Dangmai Films Co., LTD, Zhejiang Huace Film & TV Co., LTD - Wild Bunch / ReallyLikeFilms
2019年11月23日おとな向け映画ガイド今週のオススメはこの5作品。ぴあ編集部 坂口英明19/10/28(月)イラストレーション:高松啓二この週末に公開の作品は28本。今週もとても多い本数です。全国100スクリーン以上で拡大上映されるのは『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』『マチネの終わりに』の3本。ミニシアターや一部シネコンなどで上映される作品が25本です。この中から厳選して、おとなの映画ファンにオススメしたい5作をご紹介します。『NO SMOKING』日本の音楽界を代表するひとり、細野晴臣さんのデビュー50周年記念ドキュメンタリーです。超貴重な映像を交えながら、細野さんが気さくにご自身を語る、トークライブのような映画です。この人、お話が面白いのです。そのうえサービス精神旺盛で、茶目っ気たっぷりのエンターテイナー。突然、ホッピングとか、火星歩行ダンスなんかやりだしちゃいますし。タイトルもシャレ。タバコをひっきりなしに吸っています。1947年、戦後すぐの生まれ。少年時代の思い出から始まり、音楽に熱中した高校、大学時代。小坂忠とエイプリル・フールを結成し、デビューしたいきさつ。大瀧詠一・松本隆・鈴木茂との伝説のはっぴいえんどはどんなふうにして生まれたか。ソロになってトロピカル・ダンディー、横尾忠則がきっかけになったインドとの出会い、そしてYMO、アイドルへの楽曲提供、YENレーベル……。軽やかに、何事も面白がって生きてきた。そうしたら自然に人が集まって、ムーブメントが起きていった、そんな半生を、少し照れながら話します。彼を敬愛する星野源がリスペクト感のあるトーンでナレーションを担当しています。1976年横浜中華街の同發新館で行われたライブ映像、それを星野源と再現した40年後のコンサート。小山田圭吾、高橋幸宏、そして飛び入りで坂本龍一が加わった2018年のワールドツアーのロンドン公演は貴重です。2005年、狭山で行われたフェスも収められています。雨上がりの会場、MCのあと、ギタ一1本で歌いだします。「昔のメロディ、口ずさみ……」から始まるあの名曲『ろっかばいまいべいびい』です。しみじみとしていて。ちょっと泣けます。『最初の晩餐』家族といっても連れ子あり同士の再婚となれば、食事も異文化の衝突です。65歳になる直前に父がなくなり、その通夜振舞で、母が用意したのは、そんな家族の食の歴史の再現。最初に出てきたのは、ふたつの家族が一緒になった夜の、ちょっと風変わりな目玉焼き。それがこの一家の「最初の晩餐」でした。東京でカメラマンをしている染谷将太と、もう結婚をして子供もいる戸田恵梨香が父の連れ子。染谷の視点で思い出が語られます。物静かな父を演じるのは永瀬正敏。母役は斉藤由貴です。父は名の知れた登山家だったのですが、再婚と同時に家族のために山をあきらめ工場勤めに。味噌汁の味から家族のギャップがはじまり、秋刀魚の骨の話で母娘がうちとけあう……。ある理由で家族を離れた母の連れ子が登場するのは、通夜の終盤です。窪塚洋介が演じています。家族の秘密が徐々に明かされていきます。親族や弔問客が話す小さなエピソードから、まるで複雑な結び目をほどくかのように、父の家族への思いが明らかになっていきます。そんな食事と家族の物語は、常盤司郎監督のオリジナル。父親の思い出をたぐりよせて作ったといいます。「最後」の晩餐のシーンは、自分の父親のことを思い出し、ジーンときました。食のことは、家族の記憶につながります。『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』「笑わない」笑福亭鶴瓶主演映画です。微笑むくらいはあったと思いますが、映画を観終わって残る印象は、沈痛な影を持った悩める男、です。あのあふれんばかりの笑顔は封印されています。鶴瓶さん主演としては『ディア・ドクター』(2009年)から10年、今回も演技賞候補まちがいなしでしょう。冒頭はショッキングな死刑執行シーン。かわって、看護師長の小林聡美が、ひとつひとつ鍵を開けて病棟に入るシーンに続きます。「閉鎖病棟」、つまり精神科の隔離病棟です。さまざまな理由で、ここに入れられたり、または自分から望んで入院した患者さんたちがいます。鶴瓶が演じるのは初老の元死刑囚。死刑執行されたにもかかわらず奇跡的に一命をとりとめ、再執行されずに、精神病院をたらい回しにされたのです。彼と、幻聴に悩まされる元サラリーマン役の綾野剛、家族のDVから逃れて入院した女子高生役、小松菜奈がドラマの中心です。患者さんたちの日常は、もちろん多少異形な感じはしますが、いたって平和で、のどかなものです。ある事件がおきるまでは……。監督は『愛を乞うひと』の平山秀幸。帚木蓬生による山本周五郎賞受賞の同名の小説が原作です。救いようのない話の連続ですが、小さな希望の灯がともる結末。サブタイトルの「それぞれの朝」、しっくりきます。『キューブリックに愛された男』『キューブリックに魅せられた男』『2001年宇宙の旅』のスタンリー・キューブリック。天才映画監督です。作品はほとんどが映画史に残る名作。常に完璧を追い求め、細部にもこだわり抜く芸術至上主義者で、独裁的。行動には狂気をはらみ、逸話に事欠きません。その伝説、神話に新たに加わったのが、この2本のドキュメンタリー。キューブリックを支えたふたりにスポットをあてた作品です。このふたりがいなかったら、キューブリック映画の何本かは世に出なかったかもしれません。全然無関係に作られた2本を、セットにして一挙公開するのは日本の配給会社のアイデアです。キューブリックのお抱え運転手のはずが、あらゆる私的な用まで任されるようになったエミリオ・ダレッサンドロ。その半生を描いたのが『キューブリックに愛された男』。原題は『S is for STANLEY』、SはスタンリーのS、メモの最後に書かれていた名前の略からつけられています。キューブリックは日常のこまごまとしたことを、メモや、時には電話で彼に依頼したのです。エミリオはスタンリーにとって便利な人、というだけでなく、心の支えでもあり、いなくては困る存在です。やめて引退生活に入ろうとする彼を思いとどまらせるために、キューブリックが次々と考えだすやり方がほほえましいというか、悪魔的です。『キューブリックに魅せられた男』のレオン・ヴィターリは、悲劇としかいいようがない、もう完全にキューブリックに振り回された人生です。『バリー・リンドン』で役者として出演し、その映画作りに魅せられたレオンは、キューブリックのスタッフの道を選びます。実はそのまま進めば、人気役者というコースにのっていたのですが…。役者のオーディション、教育係など、これまでの経験を生かすだけでなく、クリエイティブに関する総プロデューサーの役割も担うことになります。10分おきに、キューブリックから電話がきます。メモも運転手のエミリオ以上にとんできます。キューブリック没後も過去作のDVD化、ブルーレイ、デジタル化……すべてに関わっていくのですが……。げっそりやせた彼の顔がすべてを物語っています。2本を通して観ると、キューブリックはやはり、この人のためならと思わせるに足る魅力の持ち主だったと痛感します。にしてもすごすぎる献身!東京は11/1(金)からヒューマントラストシネマ有楽町ほかで公開。名古屋は11/9(金)から名古屋シネマテークで公開。関西は11/15(金)からシネ・リーブル梅田ほかで公開。
2019年10月28日是枝裕和監督がカトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークらを迎えて手掛けた『真実』が、現在開催中の第24回釜山国際映画祭Gala Presentation部門にて上映。さらに、是枝監督が同映画祭のAsian Filmmaker of the year(今年のアジア映画人賞)を受賞したことを受け、授賞式と公式会見、Q&Aに出席した。Gala Presentation部門の公式会見では、海外から訪れた記者も多数参加し、立ち見や、会場に入れない方も出てくるほど大盛況。会見がはじまると、最新作の『真実』について、監督のこれまでのキャリアについてなど、様々な質問が投げかけられ、会見終了予定の時刻となっても、挙手の手が止まることはなく、是枝監督の最新作への注目度の高さが伝わる会見となった。カトリーヌ・ドヌーヴを「いろいろな側面から光を当てて多面的に描く」是枝監督は本作について、「映画の中にいろんな母と娘の関係を登場させたいと思いました。それはある時は、立場が逆転して見えたり、ある時は演じている母親が演じることのなかったライバルにみえたり、庭から聞こえてくる言葉が娘のものだと錯覚したり、いろんな場所で母と娘、娘と母というものを重層的に描いてみたいというのは最初からコンセプトにしていました」とコメント。「それはカトリーヌ・ドヌーヴという女優をいろいろな側面から光を当てて多面的に描く一つの方法だったと思います。あとはやはり、祖母であり、女優であり、母であり、そして娘でもあるそういう事を目指しました」と語った。フランスの子役にも「いつも通り『ささやき作戦』で」また、監督の特徴ともいえるのが、フレッシュな子役への演出。本作に登場するシャルロット役のクレモンティーヌ・グルニエについて、「オーディションで選んだんですけど、日本と同じやりかたをしようと思って、事前に脚本は渡さずにおばあちゃんちに遊びに来たお話だよってことだけ伝えて、あとはいつも通り現場で僕がささやいてそれを通訳の人にささやいてもらう『ささやき作戦』で全部やりました」と明かす。「もともとの台本では学校でいじめられて不登校になっている女の子の設定だったんですけど、あのクレモンティーヌに会って、非常に勝気な女の子で、衣装合わせで夏休みあけに会った時に、『夏休みどこに遊びに行ったの』って聞いたらすごいめんどくさそうな顔して僕の事みて『あそこのおばさん(衣装担当)にさっき話したからあそこのおばさんに聞いてくれ』って(笑)」。そうしたやりとりから、「まさにおばあちゃん(ドヌーヴ)のDNAを受け継いだ孫としての存在として描いた方が面白そうだと思って、そこから脚本を随分変えました」とも語っていた。「尊敬するアジアの映画人から渡されたリレーのバトンだと思って」さらに、毎年アジア映画産業と文化発展に最も優れた業績を残したアジア映画関係者および団体に与えられる「Asian Filmmaker of the Year(今年のアジア映画人賞)」に選ばれた是枝監督。昨年は坂本龍一が受賞したことでも大きな話題となった。授賞式と公式上映に加え、上映後には直接監督に質問ができるQ&Aイベントもあることから、840席の会場がチケット発売開始後から3秒で完売し、当日券も朝一で売り切れとなったという。会場の客層は、20代~30代が圧倒的に多く、是枝監督が劇場の後方扉から客席を通って登場すると、大きな拍手と歓声が巻き起こった。ステージに上がり、トロフィーを受け取った是枝監督は、「こういう形で釜山映画祭に参加が出来て、皆さんの前で喜びの言葉を伝えられることが本当に嬉しいです」と喜びを明かし、「名誉賞をいただくことが増えてきて、そろそろキャリアの仕上げに入っていると思われるのではないかという不安がよぎっています(笑)ただ今回映画作りをご一緒したカトリーヌ・ドヌーヴさんに比べたら、まだまだ駆け出しの若造で、これからの僕の映画人としてのキャリアの道のりは、これまで過ごしてきた25年間よりもさらに長くなるだろうと、長くしたいなと、思っておりますので、これからの作品も頑張って作っていきたいと思います」と今後の抱負を語った。「このトロフィーは、尊敬するアジアの映画人から渡されたリレーのバトンだと思ってしっかり受け止めて、次の世代のアジアの作り手たちに渡したいと思います。いろんな対立や隔たりを超えて、映画と映画をつないでいく役割を担っていければいいなと今日改めて思いました」と最後に明かすと、再び盛大な拍手が巻き起こっていた。続けて、舞台挨拶として「この映画は、母と娘の物語です。いろんな母と娘が作品の中に登場します。ここ数作、重たい作品が続いたので、観終わった後に、気持ちが前向きで明るくなるような、少し遠回りして家までの道を歩きたくなるような、そんな作品を作りたいなと思いました。素直に楽しんでくださいと言える作品に仕上がっていると思います」と、これから映画を鑑賞する観客へコメントを寄せ、笑顔で会場を後にした。“家族はかけがいのないものだけど、やっかい”を描きとることを意識上映後、温かな拍手に包まれながら再びQ&Aにて出迎えられた是枝監督。劇中の登場人物のカット割りを分析して質問したり、監督の過去作からの考察を述べるような猛者が現れたり、監督の言葉に何度もうなずいたりと、熱心なファンたちによって会場はヒートアップ。急きょQ&Aの時間を延長し、最後は監督自ら壇上から観客を当てる形となる盛況ぶり。“映画を撮るときに意識していることは?”という問いについては、「『歩いても 歩いても』をという映画を撮ったときから、常にファミリードラマを撮るときは、“家族はかけがいのないものだけど、やっかいだ”という、その両面をどのように描きとるかは考えています」と返答。“監督は俳優さんたちから自然な演技、自然な雰囲気を引き出すのが素晴らしい”と指摘を受けると、「魔法は使ってないですよ(笑)」と笑顔でコメント。「ただ撮影をしながら脚本を書いていく、撮影して夜編集して、脚本を直して、翌日話してっていうやり方をしているので、現場でよく観察をしていて」と明かし、「例えばドヌーヴさんが『お疲れさま』って皆にハグをして帰るんですけど、良いお芝居ができて帰るときはキスの位置がここからここ(唇近く)に移るんです。それがすごく面白いなって思って、(娘婿の)ハンクにそういうキスをして、それを聞いた妻のリュミールが自分の母親の女の部分に苛立つ、という話は僕が現場でキスされたときの経験を書きました」と打ち明けていた。『真実』は10月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。※韓国では12月より公開予定第24回釜山国際映画祭は10月12日(土)まで開催中。(text:cinemacafe.net)
2019年10月07日音楽ストリーミングサービスSpotifyが、日本を代表する作詞家・作曲家・プロデューサーの作品を紹介する新プレイリストシリーズ「Works」を始動した。今回スタートしたのは、時代を超えて愛される名曲の数々を世に送り出してきた作詞家・作曲家・プロデューサーにスポットライトを当て、彼らの作品を国内外の幅広いリスナーに紹介するプレイリストシリーズ。ストリーミングによってジャンルや時代にこだわらず、気に入った音楽を自由に楽しむリスニングスタイルが広がる中、本プレイリストは時代を彩る名曲の魅力を発見・再発見し、偉大なるクリエイターたちの仕事を体系的に理解するきっかけを提供する。初回は、クリエイター16名の作品を紹介する16のプレイリストを公開した。プレイリスト一覧はこちら秋元康()阿久悠()いしわたり淳治()亀田誠治()川谷絵音()川村結花()坂本龍一()Chaki Zulu()筒美京平()つんく♂()冨田ラボ()Nao’ymt()中田ヤスタカ()BACHLOGIC()林哲司()松本隆()今後もプレイリストシリーズを随時更新及び追加し、音楽シーンを切り拓いてきたクリエイターとその作品を紹介していく。
2019年10月04日音楽ストリーミングサービス・Spotifyで、作詞家・作曲家・プロデューサーにスポット当てた新プレイリストシリーズ「Works」がスタートした。初回は、数々の名曲を世に送り出してきた16名(秋元康、阿久悠、いしわたり淳治、亀田誠治、川谷絵音、川村結花、坂本龍一、Chaki Zulu、筒美京平、つんく♂、冨田ラボ、Nao’ymt、中田ヤスタカ、BACHLOGIC、林哲司、松本隆)。同シリーズについて、Spotifyは「ストリーミングによってジャンルや時代にこだわらず気に入った音楽を自由に楽しむリスニングスタイルが広がる中、本プレイリストは時代を彩る名曲の魅力を発見・再発見し、偉大なるクリエイターたちの仕事を体系的に理解するきっかけを提供いたします」と説明。「Works」に加わったことを受け、いしわたり淳治氏は「音楽性や時代性の垣根を超えて長く活動している作詞家・作曲家・プロデューサーのプレイリストをきっかけに音楽の聴き方が広がるのは素敵なことだと思います。その中の一人に選ばれたことはとても光栄です」、亀田誠治氏は「ストリーミングは、時代の横軸と世代の縦軸をなだらかにつなぐ音楽の玉手箱だ」とコメントを寄せている。
2019年10月03日北村誠吾・地方創生担当大臣(72)が9月14日、地元・長崎県佐世保市で会見を行った。同県は石木ダムの建設に揺れているが、それにちなんで北村大臣が「誰かが犠牲に」と発言したためネットで物議を醸している。石木ダムは川棚川流域の治水と佐世保市への利水を目的に75年に建設が決まったが、地権者からの反対があり本体着工ができていない。いっぽうで国は13年に事業認定、県も家屋などの強制収用の手続きを進めている。そんななか、「長崎県は石木ダムの必要性を十分に説明してきたのか」「42年前の計画は現在でもふさわしいのか」と妥当性を問う声が。また約538億円にものぼる税金を投じて美しい景観にダムを作るということもあり、坂本龍一(67)や伊勢谷友介(43)といった著名人たちも建設を反対している。にもかかわらず予定地の明け渡し期限は11月18日となっており、立ち退かなければ行政代執行が可能となる。北村大臣は14日、会見で過去の佐世保の大渇水に言及。そして地域の発展のためにも新たな水源が必要であると強調した。地権者の水没予定地への愛着を理解しながらも「何かを犠牲にして人々は生きている」と発言。さらに県と市について「地権者が『協力せざるを得ない』『収用に至らざるをえない事情があったんだ』と思うような歩み寄りや真剣さが必要」と話し、こう持論を展開した。「みんなが困らないように生活するためには、誰かが犠牲、協力して、人のために役に立とうという精神で世の中は成り立っている」15日の朝日新聞によると、北村大臣は自身の発言について「互いに犠牲的精神を発揮し、助け合って世の中は回っていると一般論を言った」と説明したという。しかしこの北村大臣の発言に、Twitterでは否定的な声が上がっている。《犠牲になる「誰か」が、自分自身だったり、自分の身内だったことがあるのか》《自己犠牲は犠牲を強いる側が賞揚しちゃいかんだろう》《多数の利益のために少数者が犠牲になれ…こういう理解がおかしい人には絶対に権力を持たせてはいけないという典型的な暴言》北村大臣は11日の就任記者会見で担当分野の政策を問われた際、答えに窮し「これから勉強させていただきたい」とコメント。さらに13日の会見で視察に訪れたい地域を問われたところ、「どこへということは特別に私としてはない」「この役所が受け持っている仕事はたくさんあるが、そこら辺を正確にまだ把握できていない。正確な認識をしたうえで取り組んでいきたい」などと発言していた。
2019年09月17日台湾、ベトナム、スイス、北欧。旅したい場所はいくらでもあるけれど、今年の夏はどこへも行かないまま終わってしまったなぁ…(! )。そんな8月、夏休みだった妹がメッセージで逐一旅の報告を写真とともに送ってくれた韓国・ソウル。束の間に心を旅させてくれて、とても魅力的でした。私はまだ一度も訪れたことがない土地ですが、すでに3度目ともなる韓国マニアの彼女いわく「ファッションもコスメも音楽もセンス良くて、ショップ&カフェ巡りも夜遊びも、現地の友との出会いも刺激的! 」とのこと。今回はその現地からの写真とともに、ソウルの気になるスポットを紹介したいと思います。freckle seoulInstagramのアイコンがめちゃかわいくて気になっていたブランド「freckle」のショップ。オリジナル以外にヴィンテージの取り扱いも。EC先進国の韓国だけに、freckleもオンラインからスタートしたブランドのようですが、今ではロンドンにまで支店(@freckle_london)がある、韓国の女子たちだけでなく国外からも支持される大人気ぶりだそう。 この投稿をInstagramで見る휴가기간동안 5프로 할인 이벤트 놓치지 마세요????#프레클#프레클메이드#freckleseoulfreckle Inc.さん(@freckleseoul)がシェアした投稿 - 2019年 8月月5日午前4時16分PDTAMOMENTOアモーメントも、ブランド&セレクトショップ。BASERANGEとかNEHERAとか、他にもパロマウール、GIU GIU、MARYAM NASSIR ZADEHなどインポートのセレクトがいい感じです。 この投稿をInstagramで見るSummer color palette. - Shop at @shop_amomento@ shop_amomentoがシェアした投稿 - 2019年 6月月24日午後10時58分PDTtamburinsおみやげに、と妹が買ってきてくれたのはタンバリンズというスキンケアブランドのハンドクリーム。アルミチューブにチェーンのついたキャップ、というアンティーク調のパッケージが印象的。こちらは2種あるうちの「NUDE H. AND CREAM 7」というハンドクリームでほのかに甘い深みのある香り。フラッグシップショップは内装もおしゃれ。 この投稿をInstagramで見る오랜만에 탬버린즈 식구들과????????????tamburins / 탬버린즈さん(@tamburinsofficial)がシェアした投稿 - 2019年 4月月15日午前3時47分PDTpiknic会賢洞(フェヒョンドン)に2018年5月にオープンしたアート・文化施設「piknic」。そのオープニングには、YCAM(山口情報芸術センター)とのコラボレーションにより坂本龍一さんのエキシビションが開催されたそう。今後の企画も気になる、新しいアートスポットです。 この投稿をInstagramで見る???? - 점심식사 맛있게들 하셨어요? 오늘 #류교수님 은 피크닉 직원들이 평소 애용하는 남대문시장 노포의 11번 테이블에 앉아 #평양냉면 한 그릇 뚝딱 드셨습니다. 남북정상회담 때 TV로 보고선 이번에 한국 오면 저것만은 꼭 먹어봐야지, 벼르고 계셨다는군요. 역시!!! 듣던 대로 한반도의 평화를 지지하는 마성의 미식가. - Mr. #RyuichiSakamoto could eat up #pyeongyangnaengmyeon #平壤冷麵, a new symbol of peace and reconciliation after Korean summit. - - - #류이치사카모토 #류이치사카모토전시 #RyuichiSakamoto_LifeLife #piknic #piknicnamsan피크닉 piknicさん(@piknic.kr)がシェアした投稿 - 2018年 5月月20日午後9時17分PDTCoffeesa Mariaカフェ。ビルの一室、ちょっと見つけづらいらしい。日本訳すると「Coffeesa Maria」=“コーヒー社マリア”だそうです。オーナーはMaria Leeさんというアーティストでカフェ兼アトリエでもあるそう。店内には絵画とかポストカードとか作品&グッズもたくさん置かれるアートなスポット。 この投稿をInstagramで見る해질녘의 아름다움 #커피사마리아 #커피 #그림 #카페 #작업실 #을지로 #을지로카페 #을지로3가 #을지로작업실커피사 마리아さん(@coffeesa_maria)がシェアした投稿 - 2018年10月月2日午前1時26分PDTyyyyynnnコンクリート打ちっ放しでガラス張り、インテリアもユニークでギャラリーみたいな店構えのカフェ。ソウル北側の三清洞は昔の韓屋とモダンな建築が入り交じる、歩いているだけでも楽しいスポットだそう。 この投稿をInstagramで見る#yyyyynnn . . . #yyyyynnn #cafe #삼청동카페 #와이엔 #읭yyyyynnnさん(@yyyyynnn_cafe)がシェアした投稿 - 2019年 3月月21日午前12時09分PDTDAMBI’s tearoom この投稿をInstagramで見る장미가 만개한 5월의 끝자락, 갑작스레 찾아온 여름 날씨에도 불구하고 공예 주간에 열린 워크샵에 와주신 모든 여러분들께 감사드립니다. 바쁘고 지친 도심속에서 오감을 쉬어가는 시간이 되셨다면 좋겠습니다. 앞으로도 천천히 쉬어가며 주변에 있는 것들을 자세히 들여다 본다면 많은 것들을 느끼고 얻을 수 있겠죠. 즐겨봐요, 장밋빛 인생(la vie en rose)! 불어로는 낙관적으로 인생을 본다는 의미입니다.???? ⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀ Roses are in full bloom in May. Despite of the first heat wave of the year, thank you for coming to my workshop during the Korea Craft Week. I hope you got to get well-rested with all of your senses. Let us not forget to take a rest and look what’s around us. Have a nice weekend! La vie en rose???? ⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀ ⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀ 2019 KOREA CRAFT WEEK @koreacraftweek UNESCO 창의도시 이천의 작가들 Salon Icheon 살롱이천 2019. 5.17(금) -26(일) @galleryhart, 창성동실험실 주최_문화체육관광부 주관_한국공예디자인문화진흥원 후원_이천시 #dambistearoom #koreacraftweek #teaceremony #incensemaking #unesco #kcdf #craftweek #rose #lavieenrose #izone #담비의차실 #공예주간 #차회 #향만들기 #유네스코 #한국공예디자인문화진흥원 #장미 #라비앙로즈 #아이즈원DAMBI’s tearoomさん(@dambistearoom)がシェアした投稿 - 2019年 5月月25日午後1時05分PDT予約制で営業するDambi Kimさんのティールーム。ソウルやベルリンなど各地でハーブティーのブレンドやティーセレモニーのワークショップも開催していて、今秋それが日本でも行われる模様。注目です。AceFourClub♥♠♦♣のモチーフがアイコニックなカフェ&バー。ショッピングに疲れた際でも、夜のクラブ活動の集合場所でもokな憩いの場。Instagramを見ると老若問わず愛されている様子に渋みを感じます。 この投稿をInstagramで見る에이스포클럽이 이화다방과 함께 가장 빛나는 순간????????????????☕️ #acefourclub#을지로AceFourClubさん(@acefourclub)がシェアした投稿 - 2019年 1月月22日午前1時52分PSTCakeshop韓国はクラブシーンも楽しそう! 日本、海外、気になるアーティストたちがこぞって出演している噂のCakeshop。平日にも関わらず行列ができるほど連日賑わうクラブとか。 この投稿をInstagramで見る????Cakeshopさん(@cakeshopseoul)がシェアした投稿 - 2017年 1月月30日午後10時31分PSTSoapCakeshopのほど近くにあるクラブ。この梨泰院(イテウォン)というエリアには今、アンダーグラウンド界隈、サブカルチャーを好む人へも支持されるクラブやバーが密集しているそう。 この投稿をInstagramで見るNew tables arrived at 1F Come get cozy♨️ *1F 8PM-4AMSoapさん(@soapseoul)がシェアした投稿 - 2018年11月月23日午前4時05分PST以上、全10ヶ所の気になるスポットでした。この備忘録をもとに、近い未来ソウルを旅したいと思います〜〜。
2019年09月13日是枝裕和監督最新作『真実』が、10月に開催される「第24回釜山国際映画祭」のGala Presentation(ガラ プレゼンテーション)部門にて上映されることが決定した。昨年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し世界を席巻した『万引き家族』に続き、ヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭、サン・セバスティアン国際映画祭と、主要な映画祭にて出品が決定、世界中の映画祭からのオファーが絶えない最新作『真実』。今回上映が決定したのは、1996年に創設された韓国で開催される「釜山国際映画祭」。Gala Presentation(ガラ プレゼンテーション)部門は、その年の話題作や新作を上映する部門で、『君の名は。』なども上映された。24回を数える今年は、10月3日(木)~12日(土)の期間で行われる。また、是枝監督が「今年のアジア映画人賞(Asian Filmmaker of the Year)」に選定されたことも明らかに。「Asian Filmmaker of the Year」は、毎年アジア映画産業と文化発展に最も優れた業績を残したアジア映画関係者および団体に与える賞。昨年は音楽家の坂本龍一が受賞した。釜山映画祭は「是枝裕和監督は、アジア映画界で最も影響があり、インパクトがあり、支持されている映画監督である。アジア映画界全体の発展と促進に大きな貢献をしていると同時に、映画監督としての素晴らしい技術を評価したいと考え授与を決めた」と選定理由を明かしている。なお、是枝監督は同映画祭の上映イベントに登壇予定となっている。『真実』は10月11日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年09月04日現在、16才の現役高校生ながら、目覚ましい活躍をみせるアーティスト、SASUKEが8月28日に新曲「夏ぼっち」と、自身が作詞・作曲を担当したVtuber「カミナリアイ(ヤッターマン2号)」とのコラボ楽曲「ウラオモテ(Veil Real)」を同時に配信リリースした。トラックメイカー、シンガー、ダンサーといった多面的な顔を持ち、そのどれもが大人顔負けのスキルでありながら、同時に人懐っこさを感じさせるポップネスも擁した楽曲で、すでに幅広い層からの支持を得ているSASUKE。先日行われたサマソニにも飛び入りで出演。また今年のSpotifyが注目のニューカマーを年間を通じて応援するプログラム「Early Noise」にも選出されている。無邪気な少年の顔と、思慮深い大人の表情を持つ彼は、新時代を迎えたこの日本において、日々何を感じ、アーティスト活動を行っているのだろうか。連載企画「音色が映す新時代」の第4弾は、フレッシュな才能溢れるSASUKEにフィーチャー。目まぐるしく移り変わる新時代を築くアーティストたちの、現代を生きるスタンスやマインドに迫る同企画。16歳のアーティストが語る、リアルな本音に耳を傾けてほしい。(編集部)——SASUKEさんは作曲、ダンス、DJ、フィンガー・ドラムなど、自分が好きなことをとことん突きつめてきたと思うんですけど、これまでの歩みを振り返ってみてどう感じますか?振り返ってみると、意外といろいろやってきたなと思います。普段は振り返ることをまったくしないし、先のこともほぼ考えないんですよ。今だけを見ているというか。元からやりたいことが多すぎたのもあってか、緊張もクヨクヨもしない性格のせいか、テンションはずっと高いままで。たぶん感覚がおかしくなっているんです(笑)。いきなりメジャーで曲をリリースするのも想定外で、MVも本格的に撮影して、気付いたら「めっちゃプロっぽいな」って。テレビに出させてもらったり、楽曲提供やリミックスができたり。今は作曲がいちばん楽しいですね。——新しい地図 join ミュージック(稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾)に「#SINGING」を提供したのも印象深かったです。僕、音楽ばかりをやっていて、テレビもあまり観ていなかったので、昔の活動のこともそこまで詳しいわけではなかったんですけど、もちろんビッグな方々じゃないですか。だから、そのお話をいただけたときは光栄でした。これまでの楽曲をあらためて聴いた上で一生懸命作った曲を、3人に喜んでもらえたのが何より嬉しかったですね。——やれることがどんどん広がっている感じですよね。何も考えず「やってみたい! 」って気持ちだけで、衝動的に歌とラップで曲を出してしまったものの、発声にもだいぶ慣れてきました。歌い始めたのは小6あたりなんですけど、そこからは時間が過ぎるのが早かったですね。——小〜中学時代はどんな子どもでしたか?小学校のときは周りから見たらやんちゃというか、迷惑だったと思います(笑)。昼休みに運動場の真ん中でずっと踊ってたり、休み時間に友達を廊下に連れ出して勝手にレッスンを始めてダンスを覚えさせたり。でも、みんな成長してくるじゃないですか。そんな中で僕だけはしゃいでいて成長していないみたいな、取り残された感じがあったので、中学ですごく変わりました。自分を抑えて何もしないほうが楽で、教室で本を読んでいるしゃべらないキャラになって。家で本当の自分を出すスタンスでしたね。——今は地元・愛媛で、通信制の高校に通っているんでしたっけ?はい。学校に行くのは年に5日くらい。だいぶ慣れてきましたけど、レポートの期限に追い込まれてたり。夏休みもあまり関係ない感じです。——今年の夏はフジロックに行って、公開収録もされていましたね。「フジロックで聞こえてくる音」縛りで、1日目にフィールド・レコーディングをして、その日中に1曲仕上げるっていうのをやって。レコーダーを持って、たぶん誰よりも歩いて、誰よりもいろんな場所へ行って録ってきて、ホテルで朝4時くらいまでかけて作りました。次の日にInterFMさんのブースでその曲をパフォーマンスしたんですけど、天気が大雨で「自分は濡れても機材は守らなきゃ」みたいな(笑)。初めてのフジロックは何かと思い出になりました。——SASUKEさんはファッションも好きなイメージがあります。ダンスをやっていたので、ストリート系のファッションが好きなんです。今まではネットで買うことが多かったんですけど、東京に来るようになってからは原宿のお店も行きます。モンキータイム(monkey time)とかビリオネアボーイズクラブ(BILLIONAIRE BOYS CLUB)とか。その日の気分で服は変えますね。——シングルを数作リリースしてきての感触はどうですか?想像以上に「いい! 」と言ってもらえて嬉しかったです。僕、小6くらいまでは「自分すごい! 」みたいな感情が強すぎて、その頃にはもう今のように、テレビに出たりインタビューを受けたりするもんだと思い込んでいたんですよ。でも、実際はぜんぜんイケてない状況だったんで、当時かなりショックを受けまして。あと、地元の中学に行くのもショックで、それを知ったときはめちゃくちゃ泣きましたね。音楽の才能とかで、東京の中学へ通えると勝手に思っていたんです。だけど、よくよく考えたらまともな曲も作っていないし、「まあ、そうだよな……」って。そこで「自分はまだ何もできていない」という意識が付いたから、今こうやって素直に喜べる気がします。もし、自惚れたままだったら危なかった(笑)。——時代や用語的なものがモチーフの曲が多いですよね。僕は自分のことがけっこう他人事なんですよ。自分がどう見られているかもどうでもよくて、あまり興味がないので、どっちかと言うと世間や時代について考えちゃうんだと思います。——そんなSASUKEさんにとって、いい曲の基準というのは?わかりやすいメロディーで、なんとなくお洒落で、聴いていてただ気分がいいような曲ができることもあるんですけど、そういうのは「なんかダメだな」「おもしろくないな」って思っちゃいますね。なんだろう……「まだヘンにできるでしょ! 」みたいな。僕の中でのいい曲って、どこか気持ち悪いところがあるヘンな曲なんです。——「平成終わるってよ」の1番と2番の間のブリッジのような?そうです! あんなふうにいきなりマヌケになるというか(笑)。MVでヘンなダンスをしたいイメージがもう浮かんでいたので、あの部分ができたときはめっちゃテンション上がりましたね。——曲名の通り、平成が終わり、元号も新たになった今の時代に対して、何か感じることはありますか?16歳の僕が言っていいかわからないですが、いろいろ変わらなきゃいけない状況になってきていて、元号にしても、嫌な事件が起こったあともそうで。そういうときに、ネットで「ここから時代が変わってよくなるといいな」とつぶやく方ってけっこう多いんですよ。でも、言うだけじゃなくて、本当によくするために自分もしっかり参加してほしいなって思います。「◯◯、動きます」じゃないですけど、動かないよりも動く方がいいですよね。——そうですね。あとはSNSが社会的にも中心になってきて、ああいうのってグンと進化して慣れてきた頃に悪い点が見えてくるものじゃないですか。それが今なのかなって思います。SNSが発端で始まる問題や事件もよく目にするので。炎上にしたって、悪いのが本人だけじゃない場合もありますし、当人を必要以上に傷つけることになったり、その間にもっと注目すべきことを見逃していたり。声高に反対したいわけじゃないけど、「何やっているんだろうな」「やめたらいいのに」って感じる自分はいますね。——「J-POPは終わらない」では「日本人はまだ終わらない」とも歌っています。日本の音楽について書こうとしていたんですけど、書いていたタイミングでやっぱり日々いろいろ起こるので、日本全体のことを歌うようになっていったんですよね。——新曲の「夏ぼっち」はどんな作品になりましたか?「J-POPは終わらない」を時間かけて作り込んでいたので、その反動もあって一日でパッとできちゃった曲なんです。あれこれ考えずに自由に作ったら、今思っていたことがまんま曲になった感じで。「夏らしいことを何もやってないな」「ひとりぼっちの夏でも楽しいって自分に言い聞かせてる」っていう曲になりました(笑)。家で録音したセミの鳴き声が入っていたり、ウクレレを弾いたり、買ってきた風鈴の音を入れたり、あまり使ったことがないコードを試したり、久々に歌よりもラップに重点を置いてみたり、歌詞を読むだけでもおもしろみが出るようにストーリーっぽくしてみたり、新鮮な部分は多いですね。——今後やってみたいことは?自分で曲を作って、歌って、演奏して、ダンスもやるっていう、やりたい放題なパフォーマンスを世界の大きなステージで実現させたいです。フェスではなく、イメージしているのはワンマンですね。昔の考えのまま言うと、日本ではドーム・ツアーを通過点としてやっておきたいです。新しい音楽のジャンルも作りたい。——新しい音楽のジャンルはどう作っていきたいと考えていますか?教授(坂本龍一)といっしょにやりたいという希望はあります。音楽を研究するために何日間か籠るとか、新しいジャンルの定義からお話していきたい。実現できるかわからないですけど。今いちばんお会いしたい人です。SASUKEのニュー・シングル「夏ぼっち」、Vtuber・カミナリアイ(ヤッターマン2号)とのコラボ曲「ウラオモテ(Veil Real)」同時リリース!SASUKE『夏ぼっち』Release Date:2019年8月28日(水)Label:WARNER MUSIC JAPANTracklist:1. 夏ぼっちカミナリアイ feat.ボヤッキー『ウラオモテ(Veil Real)』Release Date:2019年8月28日(水)Label:YattermanVTracklist:1. ウラオモテ(Veil Real)
2019年09月02日エルメス(HERMÈS)は、東京・原宿の「CASE W」にてエルメスのメンズの世界観を“ラジオ”を通して表現する「ラジオエルメス」ポップアップ・ステーションを2019年9月1日(日)から9月29日(日)までオープンする。エルメスのメンズの世界を“ラジオ”で表現する新イベントポップアップ・ステーションでは、エルメスがメンズの世界を表現した「ラジオエルメス(Radio Hermès)」の世界観を耳だけでなく視覚的も体験できる。収録スタジオを公開するほか、エルメスの最新メンズアイテムのユーモア溢れる展示やVR体験を楽しめる。グラフィックを軸に国内外で活躍の幅を広げるYOSHIROTTENがアーティスティック・ディレクションを手掛けた、遊び心たっぷりの会場で、男性だけでなく、女性も楽しめるような内容となっている。エントランスには、大画面で見る2019年秋冬コレクション映像足を踏み入れると感じられる、耳に寄り添うアナログな音。入口正面に置かれた大きなステレオが、ラジオ音源を流している。エントランスの大きな白い壁には、エルメス 2019年秋冬メンズコレクションのランウェイ映像が流れ、その横には収録スタジオが設置されている。収録スタジオではラジオ放送を毎日実施ラジオステーションでは、期間中、公開生放送を毎日実施する予定だ。ラジオ放送では、エルメスのメンズ部門のアーティスティック・ディレクター、ヴェロニク・ニシャニアンがクリエイションについて語るインタビュー映像や、さまざまな分野で活躍する彼女の友人たちとの東京での語らいなど、エルメスのメンズの洗練されたシンプルな世界観を、楽しさと驚きに満ち溢れた声や音楽にのせて届ける。スカーフ柄ジャケットのLPレコードから感じるエルメスの世界1階、中ほどにはラジカセが山積みにされており、そこにエルメスの新作バッグが置かれている。さらに、奥に進むと設置されているのは、1枚1枚エルメスのスカーフ柄ジャケットに収められたLPレコードの棚だ。LPレコードを専用の台に置くと、柄ごとに異なる音楽が流れる仕組みで、ヘッドフォンを装着して洗練された音楽の世界を楽しむことができる。各LPレコードには、まるで曲名かのようにスカーフ柄とそのデザイナーの名前が記されている。アーティストのスペシャルライブパフォーマンス映像&写真数あるコンテンツの中でも注目したいのが、「ラジオエルメス」のコンテンツとして開催する、3組のアーティストによるスペシャルライブパフォーマンス映像と、そのパフォーマンスを追体験できるVR映像。今回のイベントのため、世界で名を馳せるミュージシャン坂本龍一と、坂本のアルバムでも演奏を披露したことのある三味線奏者・本條秀慈郎のタッグ、そしてRADWIMPSとしてだけでなくソロ活動の幅を広げる野田洋次郎、海外アーティストとしてキャンプクロード(Camp Claude)が、国内各所でライブを行った。1階では、そのライブパフォーマンス映像を流すと同時に、風景を切り取った写真などを壁一面に配している。2階では、パフォーマンスライブを追体験1階で流れるライブ映像を存分に堪能したら、いざ2階へ。同フロアでは、ライブパフォーマンス会場さながらの臨場感を味わえるVR体験を用意した。映像は見てのお楽しみ。置かれている機械は限られているので、気になる人は早めの来場が良さそうだ。なお、同映像は、期間中に実施するインターネットラジオ「ラジオエルメス」の番組内で放送するほか、動画配信も行う。エルメスの年間テーマ「夢を追いかけて」を彷彿させるような2階の装飾2階に施された電飾は、エルメスの年間テーマである「夢を追いかけて」を想起させる。ペガサスの羽根が生えた新作スニーカーとともに、メゾンを象徴する馬車や御者が、夢を追いかけている様子が印象的だ。また、その隣には2019年秋冬コレクションで使用されるレザーやミンク、カシミヤウールなどの素材に包まれたLPレコードが並んでいる。エルメスの贅沢なファブリックの世界を身近に感じられる展示となっている。全番組が聞ける特別プログラムでフィナーレへこれまでファッション、音楽、カルチャー、食、旅などバラエティ豊かな番組を毎日放送してきた「ラジオエルメス」。9月29日(日)の開催終了まで残りわずかとなったいま、この3週間で放送した全番組を楽しめる集大成プログラムを実施。また、9月20日(金)には野村訓市が特別番組「TOKYO 2019 Special」を生配信でお届け。9月21日(土)、23日(月・祝)、24日(火)にはALI、WONK、 jan and naomiがライブ演奏の生配信を行う。【詳細】「ラジオエルメス」ポップアップ・ステーション期間:2019年9月1日(日)~9月29日(日)場所:CASE W住所:東京都渋谷区神宮前6-16-23営業時間:11:00~20:00※月~金:19:00~20:00、土日:14:00~16:00公開生放送予定。入場料: 無料
2019年08月30日