沢村一樹が期間限定で依頼主の“救世主”になり、稲森いずみ、藤井流星らが共演する日曜ドラマ「レンタル救世主」が10月9日(日)今夜から日本テレビ系で放送となる。「助けて欲しい!」だけど誰にも相談できない…。そんな時電話1本で、期間限定の依頼でいかなる無理難題もこなす貴方だけの救世主が現れる…レンタル産業がムーブメントを起こすこの世に現れた新機軸のレンタル会社、それが「レンタル救世主」。しかしその実像は決して救世主などと崇められるようなものではなく、莫大な借金を抱えて妻子のために「命を懸けて救世主をさせられる」超絶お人好しな中年男だった。本作は雇われた「救世主」が仲間と共にレンタル期限付きで痛快爽快に悪を挫く物語だ。主人公の“レンタル救世主”明辺悠五を演じるのは沢村一樹。「刑事 犬養隼人」シリーズや「ブラック・プレジデント」をはじめ、「ナポレオンの村」や「偽装の夫婦」とコンスタントにドラマ出演、この夏公開の『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』では仮面ライダーになった沢村さんが、今度は“雇われヒーロー”として活躍する。また明辺の妻・紫乃役には『リリイ・シュシュのすべて』や「エイジハラスメント」の稲森いずみ。明辺と共にレンタル救世主として活動する葵伝二郎役には「ジャニーズWEST」の藤井流星、稲葉友、志田未来。藤井さん演じる葵を日常的にレンタル彼氏として活用する女子高生、葉石りさ子(通称ハイジ)に福原遥。明辺を採用するレンタル救世主の会社社長・黒宇寛太に大杉漣。さらに中村アン、勝地涼ら多彩なキャストたちが共演する。1億円超えの借金を背負った明辺(沢村さん)は会社もクビになり、人生崖っぷちに。彼は大金を求め、“レンタル救世主”をあっせんする謎の会社の面接を受け、採用される。レンタル救世主とは、レンタル期間中、どんな危険なことでも命がけで助ける、依頼者にとっての「救世主」となる仕事。明辺の初仕事は、誘拐された人質の救出だった。ある倉庫へ向かった明辺は、2人の人質・百地零子(志田さん)と薫(稲葉さん)を発見。明辺は零子と薫を助けに行こうするものの、犯人に見つかって捕えられてしまう。明辺たちに危機が迫る中、上空から金髪の男が現れて、ド派手なアクションで誘拐犯たちを倒す。その男は、明辺と同じ会社のレンタル救世主・葵伝二郎(藤井さん)だった。2人の人質は無事助け出されるが、明辺は零子から「なんで助けに来たの」と、謎めいた言葉を投げかけられる。そんな零子が気にかかる明辺は葵と共に零子のことを調べ始め…というのが1話のストーリー。なんと今夜放送の1話では日テレドラマ史上初の試みとなる「生放送特別企画」も行われる。企画内容はドラマ冒頭で発表されるのでお見逃しなく。「レンタル救世主」は10月9日(日)22時~日本テレビにて放送(初回30分拡大)※以降22時30分~放送。(笠緒)
2016年10月09日いよいよ初回放送を間近に控えた新ドラマ「レンタル救世主」。この度、初回OAとなる10月9日(日)に、「生放送特別企画」が実施されることが決定した。1億円超えの借金を背負った明辺(沢村一樹)は会社もクビになり、人生崖っぷちに。彼は大金を求め、“レンタル救世主”をあっせんする謎の会社の面接を受け、採用される。レンタル救世主とは、レンタル期間中、どんな危険なことでも命がけで助ける、依頼者にとっての「救世主」となる仕事。明辺の初仕事は、誘拐された人質の救出だった。ある倉庫へ向かった明辺は、2人の人質・百地零子(志田未来)と薫を発見。明辺は零子と薫を助けに行こうするものの、犯人に見つかって捕えられてしまう。明辺たちに危機が迫る中、上空から金髪の男が現れて、ド派手なアクションで誘拐犯たちを倒す。その男は、明辺と同じ会社のレンタル救世主・葵伝二郎(藤井流星)だった。2人の人質は無事助け出されるが、明辺は零子から「なんで助けに来たの」と、謎めいた言葉を投げかけられる。そんな零子が気にかかる明辺は葵とともに、零子のことを調べ始め…。キャストには、主人公・明辺悠五演じる沢村一樹のほか、妻・紫乃役に稲森いずみ、明辺と共にレンタル救世主として活動する葵伝二郎役に「ジャニーズWEST」藤井流星。そのほか、稲葉友、志田未来、福原遥、中村アン、勝地涼、大杉漣らが豪華キャストたちが脇を固めている。今回の企画は、先日解禁された“電話番号入り”のポスターが異例の反響を呼び、28万着信を突破したことを記念して実施が決定。ポスターに続き、日テレドラマ史上初の試みとなった今回の「生放送特別企画」。その全貌は、初回放送のドラマ冒頭22時に放送内で発表されるという。ドラマと合わせてこちらもぜひ注目してみて。また、本日から都内各所にポスターが追加掲載されており、特に若者の聖地・渋谷では普段ポスターが掲載されないような裏路地などに主要キャストのポスターが集中大量掲載さているようだ。「レンタル救世主」は10月9日(日)22時~日本テレビにて放送(初回30分拡大)。※以降22時30分~放送(cinemacafe.net)
2016年10月05日沢村一樹主演の10月期日曜ドラマ「レンタル救世主」。この度、本ドラマのポスタービジュアルが公開された。超絶お人好しのちょっぴり情けない男・明辺悠五(沢村一樹)は、莫大な借金を肩代わりさせられ、さらには会社をクビになりとドンドン不幸のループに陥っていく。そんなときに再就職先として見つけたのが「レンタル救世主」。誰よりも助けて欲しいはずの男が、誰かを助けることを強要されることに。借金返済のため、家族のために、命懸けの救世主を断行する明辺は、「助けて」と周りに伝えることの出来ない依頼者の気持ちを受け止めていくことで、大切な「想い」の数々に気付かされていく――。キャストには、主人公・明辺悠五演じる沢村さんのほか、妻・紫乃役に稲森いずみ、兎にも角にも目立つことが大好きで、明辺と共にレンタル救世主として活動する葵伝二郎役に「ジャニーズWEST」藤井流星、女装男子に挑戦する稲葉友。そのほか、志田未来、福原遥、中村アン、勝地涼、大杉漣らが脇を固める。今回解禁されたのは、電話をかけてレンタル救世主の“レ”の字を指で作るどこか怪しいビジュアル。一見普通のポスタービジュアルだが、今回通常のドラマポスターと全く違うのが、電話番号が記載されていること。この試みは日テレドラマ史上初の試みとなっており、この番号、実際に繋がるのだとか。また、掛けるタイミングによっても違うことが起こるそうで、さらに初回放送の10月9日(日)22時~では、OA限定の仕掛けも予定されているようだ。なお本ポスターは、都内の駅周辺や渋谷を中心とするビルボードなど、到る所に貼り出される。「レンタル救世主」は10月9日(日)22時~日本テレビにて放送(初回30分拡大)。※以降22時30分~放送(cinemacafe.net)
2016年09月26日10月期放送の新ドラマ「レンタル救世主」の主題歌を、アーティストのJUJUと本ドラマの主演・沢村一樹が担当することが決定した。超絶お人好しのちょっぴり情けない男・明辺悠五(沢村一樹)は、莫大な借金を肩代わりさせられ、さらには会社をクビになりとドンドン不幸のループに陥っていく。そんな時に再就職先として見つけたのが「レンタル救世主」。誰よりも助けて欲しいはずの男が、誰かを助けることを強要されることに。借金返済のため、家族のために、命懸けの救世主を断行する明辺は、「助けて」と周りに伝えることの出来ない依頼者の気持ちを受け止めていくことで、大切な「想い」の数々に気付かされていく――。キャストには、主人公・明辺悠五演じる沢村さんのほか、妻・紫乃役に稲森いずみ。兎にも角にも目立つことが大好きで、明辺と共にレンタル救世主として活動する葵伝二郎役に「ジャニーズWEST」藤井流星。そのほか、志田未来、福原遥、中村アン、勝地涼、大杉漣らがキャスティング。今回、本ドラマの主題歌を担当することがすでに決定していたJUJUさん。しかし、JUJUさんは沢村さんのもとに訪れ、「レンタル救世主として一緒に主題歌を歌ってください」とまさかの“依頼”!驚きを隠せない沢村さんだったが、ドラマの役である明辺悠五へ“レンタル救世主”としての依頼ということで、「全力で取り組みます!」と誓い、今回のタッグが実現した。気になる曲は、「JUJU feat. 明辺悠五」のデュエットソングで、デュエットらしい歌謡曲の雰囲気を纏いながらも、現代にあったアップテンポな曲調となっているようだ。沢村さんは、依頼を受けてからボイトレなどを積んでこのレコーディングに臨んだそう。すでに楽曲のレコーディングは終了しており、沢村さんは「とにかく緊張しましたし、改めて『歌手の方ってすごいな』と率直にそう思いました」と話し、「歌い始めてみるととても楽しくて、なんでも一度はやってみるものだな、と思いました」と感想を語った。また、楽曲については「日曜ドラマの曲として、“明日からも元気に!”なれる曲になっていますので、ドラマと一緒にぜひお楽しみください!」とアピールしていた。一方、昔から沢村さんが大好きだったというJUJUさんは、「まさか一緒に歌えるときが来るなんて思っていませんでした。『レンタル救世主』様様です!(笑)」と喜び、「普段も素敵な声だなと思っていましたが、実際に歌っていただいて、やっぱり素敵な歌声でとても感動しました!『レンタル救世主』に頼んでよかったです!」と絶賛。そして楽曲については「ドラマが、助けてと言えない人、人を信じられない人が、心のSOS をレンタル救世主に依頼し、救世主もまた依頼主に信じてもらうため命を懸けて依頼に応える、というどこか切なく、でも最後は温かい作品だと感じ、その思いを込めて作りました」と明かし、「ぜひたくさんの方々にドラマを見て、そしてこの曲を聴いていただき、楽しい週末から新しい1週間に前向きな一歩を踏み出していただけたら」とコメントした。「レンタル救世主」は10月9日(日)22時~日本テレビにて放送(初回30分拡大)。※以降22時30分~放送(cinemacafe.net)
2016年09月20日作詞家・阿久悠の自伝的小説を夏目雅子ヒロインで映画化、伝説的作品としていまでも語り継がれる『瀬戸内少年野球団』が武井咲主演で復活。スペシャルドラマとして9月17日(土)、テレビ朝日系で放送される。5,000曲以上の作詞を手がけたという昭和を代表する作詞家、阿久悠さんが1979年に発表、直木賞候補にもなった自伝的小説を、夏目さん主演、篠田正浩監督で1984年に映画化した『瀬戸内少年野球団』は、その後夏目さんが逝去したことで夏目さんの遺作となった。今回のスペシャルドラマでは原作をより忠実に再現。兵庫県淡路島で敗戦を迎えた少年少女たちが絶望感、喪失感、無力感から野球によって生きる力を取り戻していく姿を生き生きと描くという。子どもたちの憧れの美人先生で子どもたちと日々真剣に向き合う小学校教諭の中井駒子を武井さんが、少年たちのヒロイン的存在となる海軍提督の娘・波多野武女を人気子役の本田望結が演じるほか、島の名物“オバハン”を友近や、映画版で阿久悠さんの分身的な少年・竜太を演じた山内圭哉、大杉漣、高橋恵子、えなりかずき、平泉成らが出演する。昭和19年、春。駒子(武井さん)は数日後に出征を控えた網元の長男とささやかな結婚式を挙げる。駒子の願いは、婚約者ではなく妻として夫の帰りを待つこと。甲子園球児だった夫は、駒子から生きて帰るためのお守りにするようにと言われた野球のボールを手に、戦地へと旅立っていく。駒子が務める江坂町国民学校の校庭はイモ畑へと変わっていた。子どもたちは常に空腹を抱えていたが、それでもまだ笑顔でふざけ合う元気を蓄えていた。そんな中、足柄竜太(坂田湧唯)に父の戦死が伝えられる。届いた骨箱には、父が使っていたとされる歯ブラシだけがぽつんと入っていた。「お父ちゃんは名誉の戦死して、歯ブラシになってもうたんか?」。子どもらしい疑問を抱く竜太。時をおかず、駒子には紙切れ一枚で夫の戦死が伝えられる。そして、戦争が終わる。その夏、海軍提督の娘、波多野武女(本田さん)が江坂町国民学校に転校してくる。終戦を機に学校の教育方針は一変。男女が同じ教室で勉強することになり、竜太と武女は席を隣同士にする。大人びた雰囲気のある武女に竜太はドギマギしながらも、駒子の指導のもと教科書に掲載された軍事色の強い内容を墨で塗りつぶしていく。その従順な姿に、駒子は胸を痛める。夫の弟、鉄夫(栗山航)は駒子の胸中を深く理解。長男亡きいま、両親の銀造(大杉さん)と豊乃(高橋さん)は、そんな鉄夫の嫁に駒子を改めて迎えたいと思い始める。そんな中、淡路島には進駐軍が上陸し、島はたちまちアメリカ文化に感化。竜太と同級生の三郎(山下真人)の兄、二郎(えなりさん)は大阪で一発当てると島を出て行く。半ベソの三郎と一緒に二郎を見送る竜太。その前に、謎の3本足の男が現れる。それは、戦地で片足を失い松葉杖をついた駒子の夫だった。約束通り野球のボールとともに戻ってきた夫は、大人の都合に左右されない確かなルールのある野球を子どもたちにやらせてはどうかと提案。駒子は監督となり教え子たちと少年野球団を結成する――という物語。あの伝説的名作が今夜スペシャルドラマでよみがえる「瀬戸内少年野球団」は9月17日(土)21時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2016年09月17日俳優の大杉漣が、沢村一樹主演の日本テレビ系ドラマ『レンタル救世主』(10月9日スタート、毎週日曜22:30~23:25)に出演することが12日、明らかになった。このドラマは、電話1本で、どんな無理難題もこなす救世主が現れるという新機軸のレンタル会社が舞台。救世主となってやってくるのは、莫大な借金を抱えていることから「命をかけて救世主をさせられる」という、お人好しのダメ男・明辺悠五(沢村)で、お金と家族のために命をかけ、仲間とともに危機を解決していくという痛快ストーリーだ。大杉が演じるのは、レンタル救世主会社の社長・黒宇寛太役。コミカルな口調、ナゾのハイテンション、トリッキーな発言というキャラクターで、命がけで危険な仕事を前にして怖気つく明辺に「契約違反だ」と脅す一面を持つ。自身の役に、大杉は「現状を言えばものすごい振り幅ある男としか言いようがない役柄です。正直、大杉がこれまで演じたことのない人物かも知れません」と説明。「一筋縄ではいかない"ダイナミックドラマ"になること請け合いです」と予告し、「この秋、こんなにやりがいある作品に出会えたことをうれしく思っております」と喜びを語っている。福井雄太プロデューサーは「本読みの時から、大杉さんのその変幻自在でコミカルで、なおかつキュートなその役作りに、このキャラクターがどんどん羽ばたいていく姿が目に浮かびました」と振り返り、「皆で作り上げるこの個性豊かなキャラクターたちを、日曜夜にぜひ楽しんでいただければと思います」と意気込んでいる。なお、同ドラマの追加キャストは、初回放送の10月9日にちなみ、8日から5日連続で10時9分に発表。第1弾は福原遥、第2弾は中村アン、第3弾は勝地涼、第4弾は稲森いずみの出演が発表されている。
2016年09月12日5日連続で新キャストが発表されている沢村一樹主演の新ドラマ「レンタル救世主」。この度、ついに第5弾として今回の企画最後のひとり、大杉漣の出演が明らかになった。超絶お人好しのちょっぴり情けない男・明辺悠五(沢村一樹)は、莫大な借金を肩代わりさせられ、さらには会社をクビになりとドンドン不幸のループに陥っていく。そんな時に再就職先として見つけたのが「レンタル救世主」。誰よりも助けて欲しいはずの男が、誰かを助けることを強要されることに。借金返済のため、家族のために、命懸けの救世主を断行する明辺は、「助けて」と周りに伝えることの出来ない依頼者の気持ちを受け止めていくことで、大切な「想い」の数々に気付かされていく――。二階堂ふみとの共演作『蜜のあわれ』や映画『仮面ライダー1号』の地獄大使など、幅広い作品で渋い演技を発揮する大杉さん。本ドラマで大杉さんが演じるのは、主人公・明辺悠五が再就職先として見つけた”レンタル救世主”の社長・黒宇寛太。ここに集まるレンタル救世主のメンバーは全てこの男の独断によって集められたが、なぜこの男がこんな商売をしたのか、何が狙いなのかは全くの謎。守銭奴で金にがめつく、依頼を受けるかどうかも全てこの男が握る。独特のキャラクターでその真意は全く読めないという役どころだ。大杉さんは演じるキャラクターについて「腹の中が黒いのか、名前のごとく苦労を厭わず人のために尽くすのか、現状を言えば物凄い振り幅ある男としか言いようがない役柄」と語り、自身もこれまで演じたことのない人物かも知れないと話した。「この秋、こんなにやりがいある作品に出会えたことを嬉しく思っております。毎週日曜日の夜、視聴者の皆さんが“レン救”のみんなに逢いたいよう!って思っていただけるような作品になるよう切磋琢磨しちゃいます」とコメントを寄せた。そのほか、キャストには主演の沢村さんを始め、「ジャニーズWEST」藤井流星、志田未来、福原遥、中村アン、勝地涼、稲森いずみらが出演。個性的なキャラクターたちをそれぞれどう演じるのか、放送が待ち遠しい。「レンタル救世主」は10月9日(日)22時~日本テレビにて放送(初回30分拡大)。※以降22時30分~放送(cinemacafe.net)
2016年09月12日俳優・オダギリジョー主演映画『オーバー・フェンス』(9月17日公開)の特別映像が公開され、『鉄男』シリーズなどでも知られる監督で、『シン・ゴジラ』の間准教授を演じていることでも話題の塚本晋也監督がカメオ出演していることが明らかになった。原作は、映画化されてきた『海炭市叙景』(10年)、『そこのみにて光輝く』(14年)に続く、作家・佐藤泰志氏による「函館三部作」の同名タイトルで実体験に基づいて執筆された最終章(『黄金の服』に収録)。『マイ・バック・ページ』(11年)や『リンダ リンダ リンダ』(05年)で知られる山下敦弘監督がメガホンを取る。主人公は、家庭を顧みず妻(優香)に見限られ、故郷の北海道・函館に戻りつつも実家へ顔を出さず、職業訓練校に通いながら暮らす男・白岩(オダギリ)。彼はある日、訓練校の仲間にキャバクラへ連れて行かれ、風変わりな若いホステス・聡(蒼井優)と出会い、強く引かれていく。公開された映像で描かれているのは、白岩が暗いアパートで独り、元妻の父親から届いた手紙を読んでいるシーンだ。元義父からの手紙は、書き出しから「君の無責任で冷たい仕打ちには腹も立ち、娘ももうそちらに返す気は全くありません」という辛辣(しんらつ)な文言が。いら立ちを隠せない白岩は、ポケットから取り出したライターで手紙に火を放つ。さらに、手紙に書かれているのは「今後のことは一切口出し無用に」「子供については一応君は父親だが会わせる気はなく、もし異論があるならば法的に異議を申し立てるよう」「今後いかなる音信は不要で直接連絡をとるようなことはしないでいただきたい」といった突き放した言葉の数々。反感を燃やすかのように、白岩のつけた火は鮮やかな色を放ちながら手紙を灰にしていく。塚本監督のカメオ出演とは、この元義父の声。厳格な父の役で、娘の元夫を激しく叱責する演技を見せている。『シン・ゴジラ』(公開中)でも主要な役どころで登場するなど俳優としても活躍する塚本監督だが、偶然が重なり、かねてより交流のあった山下監督とのタイミングも合ったことで、このカメオ出演に至った。なおTwitterにおいても、このシーンの一部が公開されており「#オーバーフェンスこれ誰クイズ」というハッシュタグで、声の主が誰か当てるキャンペーンが行われたが、「大杉漣さん?」「松尾スズキさん?」といった解答もある中、塚本監督だと正答している視聴者も見られる。(C)2016「オーバー・フェンス」製作委員会
2016年08月27日●上映前のCMで合唱、コスプレ&ペンライト&応援うちわで興奮7月29日の公開以来、観客動員320万人、興行収入46億円を超え、今も快進撃を続ける映画『シン・ゴジラ』。進化するゴジラの圧倒的な強さ、そしてゴジラに対処する日本のトップたちの姿が人気を呼んでいるが、その物語に熱い視線を注いでいるのは、”ゴジラ好き”の男性だけでなかった。女性限定の鑑賞回開催が発表されるとチケットは即完売となり、激戦を制した女性たちが24日、「発声OK・光りものOK・コスプレOK」の『シン・ゴジラ』女性限定鑑賞会議に集ったのだ。○開演前からの賑わいコスプレOKなだけあり、会場となった東京・新宿バルト9には思い思いの格好をした女性たちが集合。石原さとみ演じるカヨコ・アン・パタースン特使、市川実日子演じる尾頭ヒロミ、さらには片桐はいり演じる従業員などの人気女性キャラクターだけでなく、作中で重要となる”ヤシオリ作戦”の一員、キングジムのファイルを抱え防災服を身につけた官僚など、”作品のどこかに出ていてもおかしくない誰か”の格好をしている女性も多かった。また、長谷川博己演じる矢口蘭堂、松尾諭演じる泉修一など、人気男性キャラの手作り応援うちわはかなりの出来栄え。まるでアイドルのコンサート会場かと見間違えるような賑わいの中、大杉漣の演じた「総理」うちわを手にした女性の姿もあり、そこかしこで撮影大会となっていた。開演時間をむかえると、通常の上映通りCMや予告編も流れるが、この時点で会場は大盛り上がり。セブンイレブンのCMソングにあわせて合唱が起こり、色を緑と赤に変えられたペンライトが揺れ、スクリーンに映るサンドイッチに「おいしそー!」と声がかかっていた。●ゴジラに巻き起こる”一気”コール!?○コールのタイミング本編の上映が始まると、まず「東宝」のロゴに対して「東宝~!!」「ありがとう~!!!」と、会場全体から感謝の声が上がる。良い作品を送り出したことに、直でポジティブな反応が返ってくるという結果になっていた。また、『シン・ゴジラ』名物となっているテロップは基本読み上げの姿勢で進んでいく。キャラクターが登場するたびに場内は歓声に包まれるが、特に矢口蘭堂、泉修一、花森麗子(余貴美子)、志村祐介(高良健吾)、尾頭ヒロミ(市川実日子)、安田龍彦(高橋一生)などの人気キャラクターには、ひときわ大きな声が上がる。竹野内豊演じる赤坂秀樹には「いい声!」「顔がいい!」と声がかかり、歌舞伎の「大向こう」のような味わいに。カヨコが「ここから先はPersonal Service」「win-win」などの名台詞を英語を話すと会場全体が真似をするなど、キャラクターにあった反応が自然と発生していた。さらに泉が激昂する矢口をおさめ、「まずは君が落ち着け」と水を渡す名シーンでは、観客が皆ペットボトルを掲げ、囃し立てるように「ヒュ~」と歓声が上がっていた。総理に決断を迫るシーンでは「ご決断を!」の声が上がり、京急が破壊されるシーンでは「京急ーーー!!」と大絶叫。巨災対の活躍シーンで流れるBGMのリズムに合わせて手拍子が巻き起こり、”ヤシオリ作戦”ではゴジラに向かって「一気! 一気!」と一昔前の飲み会のようなコールが行われ、クライマックスにふさわしいような、ふさわしくないような、しかしとにかく一体感だけは抜群となっていた。ゴジラが出てくると赤、自衛隊が活躍すると緑、レーザー光線が出ると青・紫など、場面に合わせて様々に色を変えるペンライトも雰囲気作りに一役買った。○役者の反応は?この日は上映後に市川実日子、松尾諭、塚本晋也、片桐はいりの4人が登場したが、出演者陣もこの盛り上がりには驚いた様子で、映画を一緒に見ていたという塚本は怯えたように「怖い!」を連発。「なんでタイミングが合うの? どこで練習してきたの?」と客席に語りかけると、「自主練!」と響くように回答が返ってくる。しかし、塚本演じる間邦夫のトレードマークである、首からかけたタオルをかけている女性を見ると、うれしそうに頷くなど、普段と違った体験を楽しんだ様子だった。最初は怪訝そうにしていた市川も、尾頭ヒロミの長ゼリフをその場で披露すると、大歓声を受けて力強いガッツポーズに。松尾は名台詞をアレンジし「まずは君たちが落ち着け」「まずは君が落ち着け」と声をかけ、集まった女性たちを興奮させ、さらに「この方は落ち着いていますね」客いじりまでしてみせる余裕を見せた。片桐もひょうひょうと登場し、客席ともスムーズに会話。それぞれの反応を見せた役者陣だったが、通常の舞台挨拶とは違った熱狂の雰囲気に、笑顔で会場を後にした。
2016年08月25日俳優・桐山漣が、福士蒼汰の主演映画『曇天に笑う』(2017年公開)に出演することが25日、発表された。原作は、唐々煙氏が漫画誌『月刊コミックアヴァルス』(マッグガーデン)で連載している同名コミック。物語の舞台は、明治維新後の滋賀・大津。人に災いをもたらす大蛇(オロチ)の復活の年、曇(くもう)家の曇天三兄弟と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(やまいぬ)は、それぞれ別の方法で大蛇を再び封印し、平和をもたらそうとしていた。しかし、大蛇の力を手に入れ、明治政府の転覆をもくろむ忍者集団・風魔一族の暗躍により、行く手が阻まれてしまう。曇天三兄弟、犲、風魔一族、三つどもえの様相を呈した戦いを描く。桐山が演じるのは、大けがを負って曇神社に行き倒れていたところを長男・天火(福士)に助けられて以来、曇天三兄弟と生活を共にしている金城白子(きんじょう・しらす)。優しく面倒見が良い性格から天火の親友で、次男・空丸(中山優馬)や三男・宙太郎(若山耀人)にとっては、もう1人の兄のような存在だ。明治新政府をつぶし、再び一族を繁栄させようとたくらむ風魔忍者の末裔(まつえい)であるが、一族からは追われた身である過去を持った影のある役どころにもなっている。撮影は6月下旬にクランクインし、このほどクランクアップを迎えたばかり。桐山は、「役の気持ちに寄り添って演出してくださるので、お芝居していく上でとても居心地が良かった」「もうすでに曇天の撮影現場が恋しくもあります」と充実感を口にする。また「集中してこの役に身をささげることができ、没頭できました」と話しながら、「白子の心の動きの様がどう見ている人に伝わるか楽しみでなりません」と期待を寄せている。そんな白子のキャラクターについては、「ある時は曇家の母のようであり、ある時は鋭く風魔らしい狂気的な面もあり、いろんな顔を持つ人」と説明。謎が多い役でもあることで、「セリフ一つ一つをひもといてくのが難しくもあり楽しくもありました」と自身の演技を振り返り、「どこか狂気で芯のある強さを意識して演らせてもらいました」と狙いを明かした。
2016年08月25日今秋、武井咲主演で蘇る昭和の名作「瀬戸内少年野球団」に、三浦友和と山口百恵の息子で、演技派の呼び声高い三浦貴大の出演がこのほど決定。併せて、本作で初共演となる武井さんと三浦さん2人の写真も到着した。昭和19年、春。駒子(武井咲)は数日後に出征を控えた網元の長男とささやかな結婚式を挙げる。駒子の願いは、婚約者ではなく妻として夫の帰りを待つこと。甲子園球児だった夫は、駒子から生きて帰るためのお守りにするようにと言われた野球のボールを手に、戦地へと旅立っていく。駒子が務める江坂町国民学校の校庭はイモ畑へと変わっていた。子供たちは常に空腹を抱えていたが、それでもまだ笑顔でふざけ合う元気を蓄えていた。そんな中、足柄竜太(坂田湧唯)に父の戦死が伝えられる。届いた骨箱には、父が使っていたとされる歯ブラシだけがぽつんと入っていた。「お父ちゃんは名誉の戦死して、歯ブラシになってもうたんか?」。子どもらしい疑問を抱く竜太。時をおかず、駒子には紙切れ一枚で夫の戦死が伝えられる。そして、戦争が終わる。その夏、海軍提督の娘、波多野武女(本田望結)が江坂町国民学校に転校してくる。終戦を機に学校の教育方針は一変。男女が同じ教室で勉強することになり、竜太と武女は席を隣同士にする。大人びた雰囲気のある武女に竜太はドギマギしながらも、駒子の指導のもと教科書に掲載された軍事色の強い内容を墨で塗りつぶしていく。その従順な姿に、駒子は胸を痛める。夫の弟、鉄夫(栗山航)は駒子の胸中を深く理解。長男亡きいま、両親の銀造(大杉漣)と豊乃(高橋惠子)は、そんな鉄夫の嫁に駒子を改めて迎えたいと思い始める。そんな中、淡路島には進駐軍が上陸し、島はたちまちアメリカ文化に感化。竜太と同級生の三郎(山下真人)の兄、二郎(えなりかずき)は大阪で一発当てると島を出て行く。半ベソの三郎と一緒に二郎を見送る竜太。その前に、謎の3本足の男が現れる。それは、戦地で片足を失い松葉杖をついた駒子の夫だった。約束通り野球のボールとともに戻ってきた夫は、大人の都合に左右されない確かなルールのある野球を子どもたちにやらせてはどうかと提案。駒子は監督となり教え子たちと少年野球団を結成する――!現在公開中の『シン・ゴジラ』に続き、『怒り』『CUTIE HONEY -TEARS-』と続々と出演作の公開が控える三浦さん。今回三浦さんが演じるのは、武井さん扮するヒロイン駒子の結婚相手、中井正夫。誠実で家族思いの理想的な夫で、夏目雅子がヒロインを演じた1984年の映画では郷ひろみが演じた役だ。物語の前半で正夫は新婚の妻を残し戦地に出征。一度は戦死が伝えられるのだが、片足を失いながらも奇跡的に復員し、駒子と子どもたちに野球を通して生きる希望と夢を与えていく。肉体は傷ついても生来の優しさを失わず、悩める妻を励まし導く、頼れる夫を爽やかに演じていく三浦さん。ささやかながら心温まる結婚式の場面も含め、武井さんと三浦さんが描き出す夫婦愛は、子どもたちの笑顔とともに本作の大きな見どころとなっている。撮影を終えた三浦さんは「戦地で片足を失った姿をどう見せるか、また方言の難しさなど大変なこともあったはずなんですが、ふり返れば、子どもたちの元気で純粋でまっすぐな演技に触れて、芝居の楽しさを再確認することができました」と語り、「郷ひろみさんがかつて演じられた役を僕がやらせてもらうのは、非常にうれしい反面、怖い部分もありました」と不安も口にしていた。また印象に残っているシーンについては、家族団欒のシーンと回答。「本当の家族みたいで、こんなお父さん、お母さんと暮らしたら楽しいだろうなという撮影ができました」とふり返った。そして、今回が初共演となる武井さんについては「僕、きれいな人恐怖症なんです。きれいな人は怖い人という感覚があって、武井さんは自分の奥さん役なのに、会話がまったくできなかったらどうしよう…と思っていたのですが、こんな僕の適当な感じを現場でうまく受け入れてくださった。駒子と武井さんのイメージにも相違があまりなかったので、非常にやりやすかったですし、優しくしていただきました」と撮影裏を明かした。一方武井さんは「夫婦役ということで、2人のシーンが多くありましたが、三浦さんは自然な方で、初めて会った気がしませんでした。三浦さんが自然体でいてくれたおかげで、居心地よく演じることができました」と、互いに良い雰囲気の中、夫婦役を演じられたようだ。「瀬戸内少年野球団」は2016年秋、テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年08月02日7月29日(金)今夜放送の日本テレビ系「アナザースカイ」に、本日より全国公開された映画『シン・ゴジラ』に出演している俳優の長谷川博己が出演。想い出の地バルセロナを訪れ、俳優を続ける理由や新たな夢について語る。「アナザースカイ」は毎回ゲストを招き「海外にある第2の故郷」というテーマで。MCの今田耕司と瀧本美織がゲストの人生を掘り下げていく番組。今回長谷川さんは17年前、学生時代にバックパッカーとして訪れたというスペイン・バルセロナを再訪。懐かしの絶品パエリアを堪能、当時感動したというガウディのサグラダ・ファミリアへ。さらに当時知り合った地元の弁護士・ホセさんと奇跡の再会。ホセさんが長谷川さんの当時の様子を明かす。そして長谷川さんが語る“なぜ俳優を続けるのか?”その理由と“新たな夢”とは?いま、最も熱い俳優のひとりである長谷川さんの新たな一面が今夜明かされる。長谷川さんが主演を務める『シン・ゴジラ』は『ゴジラ FINAL WARS』以来約12年ぶりの“国産”ゴジラ映画となり、「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明が総監督を務め、『進撃の巨人』の樋口真嗣監督のもと、メインキャストには内閣官房副長・矢口蘭堂官役に長谷川さんの他、内閣総理大臣補佐官・赤坂秀樹役に竹野内豊、米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースン役で石原さとみ、高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、國村隼、ピエール瀧、さらに斎藤工、前田敦子ら若手俳優、音楽アーティスト、映画監督などジャンルを超えて、総勢328名にも上る豪華キャストが集結した。また本作ではゴジラがフルCGで描写されるが、その動きを狂言師の野村萬斎が担当。新宿で行われたワールドプレミアでは、本作のゴジラの全長に合わせて118.5メートルのレッドカーペットが敷かれるなど、数々の話題を振りまいた『シン・ゴジラ』がいよいよ全国に“上陸”する。「アナザースカイ」は7月29日(金)23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年07月29日俳優の長谷川博己が7月25日(月)に開催された主演作『シン・ゴジラ』のワールドプレミアに出席。「ポケットに入るモンスターを追いかけるのもいいですが、この夏は世界最大のモンスター、ゴジラを追いかけていきたい」とポケモンGOに対抗心を燃やした。12年ぶりの“国産ゴジラ”映画の世界初お披露目となったこの日、会場となった東京・歌舞伎町のセントラルロードには、本作に登場するゴジラと同じ全長118.5メートルのレッドカーペットが敷かれ、長谷川さんをはじめ、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、松尾諭、市川実日子、大杉漣、塚本晋也、尾上克郎准監督、樋口真嗣監督、庵野秀明総監督という超豪華なキャスト&スタッフが勢ぞろいした。会場に駆けつけたファンおよそ3,000人の大歓声を浴びた長谷川さんは、「まるで自分がトム・クルーズになった気分。すごい熱気で皆さんの期待を肌で感じました」と上機嫌。完成したばかりの本作は「熱く、そして皆さんの心に訴えかける激しさがある作品」だといい、「日本の伝統文化でもあるゴジラを、大きなスクリーンで体感してください」とアピールした。脚本・編集・総監督を務めた庵野氏は「公開を目前に控えて、まだいろんなことを秘密にしていますが、やはり何の先入観もない状態で純粋に楽しんでもらいたい」とこの日まで情報をシャットアウトしていた理由を説明し、「意外と正攻法で作っていますので、安心してご覧ください」と“王道”宣言も飛び出した。なお、レッドカーペットが敷かれた歌舞伎町のセントラルロードは、『シン・ゴジラ』の公開を記念し、“ゴジラ・ロード”に改名されることが発表された。ゴジラの名称が、地名に使用されるのはこれが初めて。“ゴジラ・ヘッド”を有するTOHOシネマズ新宿へと向かう道の名称として、これ以上のものはなく、今後歌舞伎町の新たな名所となりそうだ。『シン・ゴジラ』は7月29日(金)から全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月25日12年ぶりに日本で製作された『ゴジラ』シリーズ最新作『シン・ゴジラ』のワールドプレミアが7月25日、東京・歌舞伎町のTOHOシネマズ新宿で開催され、劇場前のセントラルロードで本作に登場するゴジラと同じ全長118.5メートルのレッドカーペットが敷かれた。また、この日『シン・ゴジラ』公開を記念し、同所が“ゴジラ・ロード”に改名されることが発表された。ゴジラの名称が地名に使用されるのは、史上初となる。『シン・ゴジラ』ワールドプレミアその他の写真記念すべきレッドカーペットには主演の長谷川博己をはじめ、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、松尾諭、市川実日子、大杉漣、塚本晋也、尾上克郎准監督、樋口真嗣監督、庵野秀明総監督が勢ぞろい。駆けつけたファン約3000人の熱烈歓迎を受け、長谷川は「すごい熱気で自分がトム・クルーズになった気分(笑)。ポケットに入るモンスターを追いかけるのもいいですけど、この夏は世界最大のモンスターであるゴジラを追いかけてもらえれば」とアピールにも熱が入った。さらに長谷川は「豪華なキャストと日本を代表する監督たちが揃って、すばらしい作品になりました。熱く、そして皆さんの心に訴えかける激しさがある作品。日本の伝統文化でもあるゴジラを、ぜひ大スクリーンで体感してください」と熱弁をふるった。「ぜひ女性にも楽しんでもらえれば」(竹野内)、「人それぞれ、受け取り方が違う作品。皆さんの感想を聞いてまわりたいです」(石原)、「ゴジラ対人間はもちろん、人間対人間のドラマにも、今だからこそ伝わるメッセージがこめられている」(高良)と共演陣も思い入れは格別。庵野総監督は「純粋に何の先入観も持たずに、見ていただきたい。正攻法で作っていますので、安心してください」と“世界初披露”に感無量の面持ちだった。『シン・ゴジラ』7月29日(金)公開取材・文・写真:内田 涼
2016年07月25日「エヴァンゲリオン」シリーズの生みの親にして、世界中にその名を轟かせている庵野秀明が脚本・総監督を務める『シン・ゴジラ』。完成報告会見で強い手ごたえを語った庵野総監督自らが構成・編集を務めた最新予告編がこの度公開された。今回、公開された予告編にはゴジラが襲撃する現代日本の政府関係者・矢口蘭堂役の長谷川博己、同じく政府関係者・赤坂秀樹役の竹野内豊、米国エージェント、カヨコ・アン・パタースン役の石原さとみに加え、高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、市川実日子らが登場。話し合いが行われる間、日本中が混乱し、国民が逃げる様子が映し出されている。さらに自衛隊から攻撃を受けるゴジラや、映像の終盤には雄叫びと共に紫色の光を放つ姿も…。シリーズ初のフルCGで描かれる本作のゴジラは、史上最大の体長118.5mという、想像を遥かに超える最強の完全生物として日本に上陸するのだ。『ゴジラ FINAL WARS』以来、約12年ぶりの日本製作のゴジラシリーズとなる『シン・ゴジラ』。長谷川さん、竹野内さん、石原さん主要キャストほか斎藤工、前田敦子ら総勢328名豪華キャストが集結している。『シン・ゴジラ』は7月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月19日主演の長谷川博己をはじめ、竹野内豊、石原さとみら、日本映画界を代表するオールスターキャスト、総勢328人が集結する映画『シン・ゴジラ』。人気アニメシリーズ「エヴァンゲリオン」とのコラボが話題となっていたが、この度、新たに「ゴジラ対エヴァンゲリオン」第3弾のコラボビジュアルが解禁となった。『ゴジラ FINAL WARS』以来、約12年ぶりの日本製作のゴジラシリーズとなる本作。2014年に10年ぶりの復活を遂げたハリウッド版『GODZILLAゴジラ』は63の国と地域で公開され大ヒットを記録。シリーズ初のフルCGで描かれる本作のゴジラは、史上最大となる体長118.5mのスケールはもちろん、想像を遥かに超える最強の完全生物として、“大いなる恐怖”を持ってスクリーン登場する。そんなゴジラと対峙するのは、主演で内閣官房副長・矢口蘭堂官役の長谷川さんをはじめ、竹野内さん、石原さん、高良健吾、大杉漣、國村隼ら。そのほかにも、若手から個性派俳優陣、また歌手、アーティスト、映画監督など328人が出演し、撮影時期には「ゴジラの現場以外、日本から俳優が消えた」と多く人たちから言われたほど。4月に解禁された予告映像は、すでにYouTubeで300万回再生を突破し、脚本・総監督を、「エヴァンゲリオン」の生みの親である庵野秀明が務めていることで実現した一大プロジェクト「ゴジラ対エヴァンゲリオン」のコラボレーションも各方面で大きな話題を巻き起こしている。そして第1弾と第2弾のコラボビジュアルを手掛けた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の監督・前田真宏、“怪獣絵師”の異名をとるイラストレーター・開田裕治が描く「ゴジラ対エヴァンゲリオン」に続き、ファン待望コラボビジュアル第3弾が到着!今回作画を担当したのは、2008年には「タイム」誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に選出、また「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」、「シュウ ウエムラ」、「六本木ヒルズ」などのプロジェクトや、カニエ・ウェスト、ファレル・ウィリアムス、「ゆず」など、ミュージシャンとのコラボレーションでも知られ、日本のみならず世界的に活躍する現代アーティストの村上隆。昨年秋から開催されていた「村上隆の五百羅漢図展」では31万人を動員し、「第66回芸術選奨文部科学大臣賞」受賞など、現代美術でいま最も注目を集めている人物だ。今回完成したアニメ・マンガのキャラクターなどを日本絵画伝統の流れで描く村上氏の「ゴジラ対エヴァンゲリオン」は、これまでに公開されたコラボビジュアルとは全くイメージが異なる唯一無二の迫力ある一枚に仕上がっている。「ゴジラ」と「新世紀エヴァンゲリオン」は、「SUPERFLAT」(ロサンゼルス現代美術館など巡回)、「Coloriage(ぬりえ)」(パリ・カルティエファウンデーション)と合わせて3部作となるキュレーション展を行った「Little Boy」展に、日本の戦後を象徴する作品として選ばれており、カタログの解説で村上氏は、「(ゴジラ)かつて日本人が生み出したキャラクターに、ゴジラほど恐ろしい形相の怪物はなかった。核の恐怖は日本人の創造性の領域にまで多大な影響をもたらしたのだ。これ以降、核の恐怖のイメージは日本のポップカルチャーの底流として流れ続けていく」「(新世紀エヴァンゲリオン)ある意味で庵野の分身であるシンジを悩ませる『居場所探し』の問題は、現代日本の突破不全な難問である。ようやく戦争のトラウマを乗り越えたか、と思ったのも束の間、その先を自力で造り上げられぬジレンマの核を日本は今探している真っただ中なのである」とそれぞれ作品について語っている。またこのビジュアルは、7月18日(月)より電子マネーnanaco(ナナコ)カードの券面として使用されるほか、様々なグッズ商品にも使用される予定とのことだ。『シン・ゴジラ』 は7月29日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月28日福士蒼汰と土屋太鳳が幽霊の未練を解決して成仏させるバイト要員を演じるドラマ「お迎えデス。」の最終回が6月18日(土)今夜、2時間スペシャルとして放送される。「LaLa」(白泉社)で連載されていた田中メカの同名コミックを原作にした本作。福士さん演じるコミュニケーション下手な理系男子・円と、土屋さん演じる猪突猛進女子・幸が、この世に思いを残した幽霊を成仏させるという不思議なアルバイトを通じて心を通わせていくというストーリーだ。福士さんと土屋さんのほか、見た目はピンクのうさぎ男の死神・ナベシマを鈴木亮平が演じるほか、物語の鍵を握る円の同級生で幽霊の千里役に門脇麦、見た目は子ども中身は大人の死神・ゆずこ役に濱田ここね、円の両親を石野真子、大杉漣が演じ、野間口徹、森永悠希、大友花恋なども出演している。さらに第2話の比嘉愛未をはじめ、第3話の竜星涼など豪華なゲストにも注目が集まった本作。今回の最終回では「斉藤さん2」以来3年ぶりに日本テレビのドラマに出演する観月ありさと田中圭、小林涼子をゲストに迎える。観月さんが演じたのは仕事中の事故で亡くなった真鍋律子。律子は同僚の袴田弘(田中さん)と妹のように可愛がっていた村上あさみ(小林さん)の幸せな姿を見るまではと成仏できないと、2人の仲をとりもつために円、幸とともに行動を起こすが、そんななか実は律子が殺されたのではないかという疑惑が浮上。この事件を発端に、律子の死の真相だけでなくナベシマの過去など、次々と思いもよらない真実が明らかになってゆく…というのが最終回のストーリーだ。最終回を迎え「まだまだ堤円として演じ足りないくらいです。これまでいろいろな幽霊さん達と出会った円が、幸とどのような展開になるのか楽しんでいただきたいです」とコメントした福士さん。その熱演ぶりを最後までしっかり見届けたい。「お迎えデス。」最終回2時間スペシャルは6月18日(土)21時15分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月18日作詞家・阿久悠の自伝的同名小説を基に映画化した『瀬戸内少年野球団』。夏目雅子がヒロインを演じ遺作となった作品だが、この度その夏目さんが演じた役を、いまを輝く若手女優・武井咲が演じ、今秋、スペシャルドラマとして放送されることが明らかとなった。昭和19年、春。駒子(武井咲)は数日後に出征を控えた網元の長男とささやかな結婚式を挙げる。駒子の願いは、婚約者ではなく妻として夫の帰りを待つこと。甲子園球児だった夫は、駒子から生きて帰るためのお守りにするようにと言われた野球のボールを手に、戦地へと旅立っていく。駒子が務める江坂町国民学校の校庭はイモ畑へと変わっていた。子どもたちは常に空腹を抱えていたが、それでもまだ笑顔でふざけ合う元気を蓄えていた。そんな中、足柄竜太(坂田湧唯)に父の戦死が伝えられる。届いた骨箱には、父が使っていたとされる歯ブラシだけがぽつんと入っていた。「お父ちゃんは名誉の戦死して、歯ブラシになってもうたんか?」。子どもらしい疑問を抱く竜太。時をおかず、駒子には紙切れ一枚で夫の戦死が伝えられる。そして、戦争が終わる。その夏、海軍提督の娘、波多野武女(本田望結)が江坂町国民学校に転校してくる。終戦を機に学校の教育方針は一変。男女が同じ教室で勉強することになり、竜太と武女は席を隣同士にする。大人びた雰囲気のある武女に竜太はドギマギしながらも、駒子の指導のもと教科書に掲載された軍事色の強い内容を墨で塗りつぶしていく。その従順な姿に、駒子は胸を痛める。夫の弟、鉄夫(栗山航)は駒子の胸中を深く理解。長男亡きいま、両親の銀造(大杉漣)と豊乃(高橋惠子)は、そんな鉄夫の嫁に駒子を改めて迎えたいと思い始める。そんな中、淡路島には進駐軍が上陸し、島はたちまちアメリカ文化に感化。竜太と同級生の三郎(山下真人)の兄、二郎(えなりかずき)は大阪で一発当てると島を出て行く。半ベソの三郎と一緒に二郎を見送る竜太。その前に、謎の3本足の男が現れる。それは、戦地で片足を失い松葉杖をついた駒子の夫だった。約束通り野球のボールとともに戻ってきた夫は、大人の都合に左右されない確かなルールのある野球を子どもたちにやらせてはどうかと提案。駒子は監督となり教え子たちと少年野球団を結成する――!『瀬戸内少年野球団』は、生涯手がけた作詞は5,000曲以上という昭和を代表する作詞家、阿久悠の自伝的小説として1979年に誕生。主演は夏目さん、そして篠田正浩監督で映画化されたのが1984年。原作の上梓から37年、映画化から32年の時を経て今年蘇る。今回のスペシャルドラマでは、直木賞候補ともなった原作をより忠実に再現。舞台となる兵庫県淡路島で敗戦を迎えた少年少女たちの目を通して、絶望感、喪失感、無力感から、野球をすることで生きる力を取り戻していく人々の姿を生き生きと描いていく。主演の武井さんが演じるのは、小学校教諭・中井駒子。駒子は、子どもたちの憧れの美人先生であり、戦後すさんでいく子どもたちの心を危惧し、子どもたちと日々真剣に向き合う、心優しい先生。子どもたちに夢と希望を持つ力を与えようと、明確なルールにのっとり、チームが一丸となって1つの白球を追う真剣勝負のできる野球を教えていくという役どころだ。また、劇中で荒廃する少年たちのヒロイン的存在となる海軍提督の娘・波多野武女役には、人気子役・本田望結が扮する。武井さんは「子どもたちの頑張りに引っ張られて最後までやり通すことができました」と語り、「特に感動したのは、子どもたちが頑張って野球の試合をしている姿。役を通り越して胸を打たれました。最後は、ありがとうという思いで子どもたち全員に手紙を書かせていただきました」と撮影をふり返った。また、演じるにあたり映画も鑑賞したという武井さんは「いまでは難しいような衝撃的な表現があって、今回のドラマではどうなるのかな?と思ったのと、ただただ夏目さんが美しくて…。この方が演じられた役を私がやるという緊張感はものすごいものでした」とプレッシャーも感じていたようだ。さらに今回初共演となる本田さんについては「子どもの形をした大人なのかな(笑)と思わせるしっかり者。芝居ではスッと集中していて、望結ちゃんからも勉強することがありました」とも。一方、本田さんは「撮影、楽しかったです!」と元気な答え。そして「武女ちゃんはひとりっ子で、お父さんが職業軍人という、周りの男の子たちから憧れられるような人気者。はじめは男の子の中に女の子ひとりですごくドキドキしましたが、演じられて本当に幸せでした」と感想を語った。また、武井さんについては「すごく優しくしてくださり、たくさん勉強させていただきました。今回が咲さんにとって初の先生役ということでしたが、どこからどう見ても先生!咲さんがいたからこそできた作品だと思います」と話し、「たくさん練習した野球のシーンでは、咲さんがとても面白いことをされるので、ぜひ見てください!」とアピールしていた。共演者には、商魂たくましい島の名物“オバハン”役に友近。そんな彼女が入れあげる旅芸人役に、映画版で阿久悠の分身とも言える少年の竜太を演じた山内圭哉、駒子の夫の両親役に大杉漣と高橋恵子、そのほか、えなりかずき、平泉成といった彩り豊かなキャストが出演している。「瀬戸内少年野球団」は2016年秋、テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年05月31日女優の武井咲が、テレビ朝日系で今秋放送されるスペシャルドラマ『瀬戸内少年野球団』で主演を務めることが30日、明らかになった。このドラマは、故・阿久悠さんの原作で、兵庫・淡路島で敗戦を迎えた少年少女たちの目を通して、絶望感・喪失感・無力感から、野球をすることで生きる力を取り戻していく人々の姿を描くもの。1984年に故・夏目雅子さんが主演を務めて映画化され、遺作となった作品を、32年ぶりにリメイクする。武井が演じる中井駒子は、子供たちに人気の美人教師。敗戦ですさんでいく子供たちに夢と希望を与えようと、チームが一丸となれる野球を、自ら監督となって教えていくことになる。武井は初の教師役だったが、「時代も言葉も違う役に不安を感じることもありましたが、子供たちの頑張りに引っ張られて最後までやり通すことができました」と充実の様子。子供たちが頑張って野球の試合に臨む姿に、役を超えて感動したそうで、「最後は、ありがとうという思いで子供たち全員に手紙を書かせていただきました」という。また、荒廃する少年たちのヒロイン的存在となる海軍提督の娘で、紅一点として野球団に所属する波多野武女役として、本田望結が出演。今回、ユニフォーム姿も披露する本田は「初めは男の子の中に女の子1人ですごくドキドキしましたが、演じられて本当に幸せでした」と振り返り、「野球はすごく練習しました! 最後の撮影は試合のシーンで、特訓の成果が出てすごくうまくいったと思います」と胸を張る。武井と本田は、ともにオスカープロモーション所属ながら、今回が初共演。武井は本田を「子供の形をした大人なのかな(笑)と思わせるしっかり者」と評し、本田は「たくさん練習した野球のシーンでは、(武井)咲さんがとても面白いことをされるので、ぜひ見てください!」と見どころを予告している。ほかにも、島の名物おばさん役に友近、彼女が入れ込む旅芸人役山内圭哉、駒子の夫の両親役に大杉漣と高橋恵子、さらに、えなりかずき、平泉成といったキャスト陣が脇を固める。
2016年05月30日96年の放送開始から今年で20周年を迎えた「SMAP」の5人によるバラエティ番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の23日(月)今夜の放送回は異色のスペシャル回となりそうだ。今夜は特別企画として“『SMAP×SMAP』プレゼンツ「やっぱり猫が好きすぎて…」~芸能人ねこ自慢グランプリ~”をオンエア。タイトルの通り、今回の企画は「自分の猫が世界一!」と信じて疑わない無類の猫好き芸能人たちが集結。自ら「これぞかわいいベストショットVTR」を撮影し「芸能人キングオブザキャット」を決定するというもの。映像を見て司会とスタジオゲストが猫の魅力、インパクトの強さに応じて“ニャーボタン”を押し、押された分加算される「ニャーポイント」が最も多かった猫がグランプリの栄冠を勝ち取る。出演はMCとして稲垣吾郎と、猫好きで知られる「爆笑問題」の田中裕二。スタジオゲストに大杉漣、大地真央、指原莉乃、佐藤健、つるの剛士、室井滋を迎える。実は20歳頃から15年ほど猫を飼っていたという大の猫好きでもある稲垣さん。「(この番組の放送後)ほかのメンバーのリアクションが怖いですね」と言いつつ猫への思いを語る。稲垣さんと共にMCを務める田中さんも「これだけかわいい! かわいい! って言い続けられる番組はないです」と楽しんでいる様子。可愛い猫映像と猫好きのゆるみきった笑顔満載で番組を進行してくれる。ゲスト陣も愛する猫との生活を楽しんでいる芸能人ばかりで、5月14日に公開された主演映画『世界から猫が消えたならでも猫と共演している佐藤さんは、生まれたときから実家を出るまではずっと飼っていたという。ほか、たくさんの飼っている芸能人、猫とのエピソードを語りたい芸能人が集まり、延々とトークを続けられるような勢いだったという。スタジオにはCMで大人気の春馬くんと映画で大ブレークしたあなごちゃんという“スター猫”も登場。稲垣チームと田中チームに分かれてスター猫の撮影大会も。さらに猫好きの間ではその名を知らない人がいない“カリスマ猫カメラマン”の岩合光昭が登場。目線を下げる、ゆっくり動く、ほめまくる、など可愛らしく撮影するための極意も伝授。そのアドバイスを受けながら出演者たちの撮影会も開催される。ほかの番組では決して見ることができない“猫好き”芸能人たちの無邪気な笑顔も見どころだ。“『SMAP×SMAP』プレゼンツ「やっぱり猫が好きすぎて…」~芸能人ねこ自慢グランプリ~”は23日(月)22時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年05月23日SMAPの稲垣吾郎が、23日(22:00~22:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『「SMAP×SMAP」プレゼンツ「やっぱり猫が好きすぎて…」~芸能人ねこ自慢グランプリ~』のMCを担当することが16日、明らかになった。この番組は、"自分の猫が世界一"と思って疑わない芸能人たちが、愛猫のベストショットVTRを撮影し、そこから「芸能人キングオブザキャット」を決めていくというもの。稲垣は20歳くらいから15年ほど猫を飼っていたという猫好きで、「(この番組の放送後)他の(SMAPの)メンバーのリアクションが怖いですね」と言いながら、猫への思いを大いに語っていく。スタジオに登場する猫好きゲストは、大杉漣、指原莉乃、佐藤健、大地真央、つるの剛士、室井滋。7匹も飼っているという大地は、それぞれの個性的な名前を紹介するほか、佐藤は自身が生まれてから実家を出るまで、ずっと飼っていたことを告白。元犬派だったという大杉はある映画での猫との運命の出会いを明かし、昨秋から飼い始めたばかりの指原も猫愛を語る。5匹飼っている室井は自分を起こしてくれる様子を撮影し、つるのも自身が撮影した映像で「芸能人キングオブザキャット」に参戦。ほかにも清水ミチコがものまねをすると寄ってくる猫を紹介し、MCの田中裕二や指原がかわいさに太鼓判を押すダレノガレ明美の猫も登場するなど、女優、俳優、芸人、アイドル各ジャンルからエントリーされる。また、スタジオには、CMで人気の「春馬くん」、映画で大ブレークした「あなごちゃん」といったタレント猫も登場。稲垣チームと田中チームに分かれ、カリスマ猫カメラマン・岩合光昭氏の指導のもと、写真撮影大会が行われる。
2016年05月16日田中メカによる人気コミックを原作に、主演に福士蒼汰、ヒロインに土屋太鳳、そのほか門脇麦、鈴木亮平、大杉漣、野間口徹ら豪華俳優陣を迎えて贈る日本テレビ土9ドラマ「お迎えデス。」。本日5月7日(土)放送の第3話に、若手最旬俳優・竜星涼が、ゲスト出演することが分かった。円(福士蒼汰)は、高校教師だった美樹という幽霊に出会う。彼女が成仏できない原因は、教え子の亮二だった。亮二は、円と幸(土屋太鳳)と同じ大学に合格したのだが、大学にも行かずに遊び歩いていた。美樹は、亮二がそうなってしまった理由を突き止めなければ成仏できないという。美樹に頼まれ、亮二から話を聞き出そうとする円。しかし、人との接し方が分からない円は、亮二に心を開いてもらえない。そんな中、幸は、保という幽霊をあの世に連れて行く途中のナベシマ(鈴木亮平)と遭遇。幸とナベシマが話しているうちに、保は姿を消してしまう。その後、幸の前に保が現れる。幸に一目ぼれした保は、四十九日まで恋人になってほしいと幸に頼む。幸が断ると、保は幸につきまとい始める。一方、円のもとに亮二が訪ねてくる。円は亮二に、遊びに行こうと誘われるが…。「獣電戦隊キョウリュウジャー」のキョウリュウレッド/桐生ダイゴ役に抜擢され、人気&知名度ともに急上昇した若手俳優の竜星さん。遡れば瑛太と上野樹里のW主演ドラマ「素直になれなくて」(’13)で俳優デビューを飾り、以降「桜蘭高校ホスト部」「GTO」「ごめんね青春!」と話題作に出演。昨年は『orange-オレンジ-』にて、土屋さん演じるヒロインを想いながらも山崎賢人扮する翔との恋を応援する役どころを熱演し注目の的に。今年も、過激描写が話題を呼ぶ主演作『シマウマ』や、実力派女優・志田未来とW主演を務める『泣き虫ピエロの結婚式』と公開作品が立て続く。今回、竜星さんが演じるのは、女優・野波麻帆演じる幽霊・美樹の教え子だった亮二。やんちゃだが素直な面もある生徒だった亮二は、大学に合格したにも関わらず遊び歩く毎日を送っていた。「その理由を突き止めたい」という美樹の未練がきっかけで、物語は動き出すのだが…。公開された劇中ショットでは、竜星さんが派手な柄シャツを着てダーツに興じるシーンや、チャラいスーツに身を包んだホスト姿が見られる。しかも、隣には同じくホストに扮した福士さんの姿も!亮二と円、正反対のタイプのキャラクターがどう絡むのか、気になるところだ。そのほか第3話には、鈴木さん演じるナベシマが連れて行くはずだった非モテ幽霊・保役に今野浩喜が配役。幸に一目惚れしてストーカーのようにつきまとい、円の憑依能力を利用され幸が大ピンチに陥ってしまうという。「お迎えデス。」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年05月07日長谷川博己、竹野内豊、石原さとみらが出演することで大注目の庵野秀明監督最新作『シン・ゴジラ』。先日、庵野監督の人気アニメシリーズ「エヴァンゲリオン」とのコラボが実現し話題を呼んだが、この度、「ゴジラ対エヴァンゲリオン」ファン待望のビジュアル第2弾が到着した。『ゴジラ FINAL WARS』以来、約12年ぶりに日本製作のゴジラシリーズとなる本作。今月に入り、ゴジラの全身ビジュアル解禁や、長谷川さん、竹野内さん、石原さんをはじめ、高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、國村隼、ピエール瀧ら総勢328人に及ぶ出演キャストの発表で各方面で大きな話題に。さらに、4月1日のエイプリルフールには、本作と「エヴァンゲリオン」がコラボした劇場版『ゴジラ対エヴァンゲリオン』の公開ニュースなどが世の中を駆け巡り、「ゴジラ」「エヴァンゲリオン」双方のファンから本コラボに熱視線が注がれている。第1弾のコラボビジュアルを手掛けたのは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の監督で『シン・ゴジラ』でもゴジラのデザインを手掛けた前田真宏。彼の作画によるビジュアルを使用したクリアファイルが特典として付く本作の劇場前売券は、発売から2日間でハリウッド版『GODZILLA』と対比し、258パーセントと驚異の売上を記録。また、庵野秀明総監督自らが構成・編集を務めたことでも話題の予告映像は、先日解禁されるや、わずか10日間でYouTube東宝公式チャンネルの再生回数が270万回を突破するなど、今夏に公開を控える本作の注目度の高さがうかがえる結果となった。そしてこの度、ファン待望のビジュアル第2弾が到着。今回作画を担当したのは、長年、特撮ヒーローや怪獣などのイラストを描き、様々なメディア展開を続けてきた、“怪獣絵師”の異名をとるイラストレーター・開田裕治。開田氏の描く「ゴジラ対エヴァンゲリオン」もまた、数々のコラボ・グッズ展開で使用されるという。『シン・ゴジラ』は7月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月25日先週初回放送の延期を決定した主演・福士蒼汰、ヒロイン・土屋太鳳で贈る「お迎えデス。」。本日23日(土)いよいよ第1話が放送されるが、この度、早くも第2話のゲストとして「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」「DOCTORS~最強の名医~」などに出演する比嘉愛未が登場する事が明らかになった。田中メカの人気マンガ「お迎えです。」(白泉社)を原作に、福士蒼汰演じるちょっと偏屈な理系男子・円と、土屋太鳳演じる猪突猛進女子・幸が、この世に思いを残した幽霊を成仏させるという不思議なアルバイトを通じて心を通わせていくストーリー。毎回登場する豪華ゲストも見どころになっている本作だが、今回第2話のゲストには、看護師・瑞江役の比嘉さんが登場し、彼女に未練を残し、死んでも死にきれない…という少年役・和弥を映画、ドラマ、CMに多数出演する子役・加部亜門が演じる。そんな気になる第2話は、円が突然、幸に告白。一体何を考えているのか…。そんな中、円と幸はナベシマ(鈴木亮平)から、新しい仕事を頼まれる。今回のターゲットは、14歳の和弥。彼は、心臓の病気で長く入院した末に亡くなった。円と幸は、病院内をさまよう和弥に成仏できない理由を聞こうとする。しかし、和弥は大人を信用せず、心を閉ざしていた。そんな和弥の心残りは、担当看護師・瑞江との約束だった。瑞江は心を閉ざす和弥にも一生懸命に接していた。生前に和弥は瑞江と、退院したら病院の窓から見える観覧車に一緒に乗るという約束をしたので、それを守りたいのだという。幸は、和弥が円に憑依して瑞江と観覧車に乗るという形で約束を果たすアイデアを提案。和弥は幸のアイデアを受け入れ、もうひとつ頼みごとをする。メッセージを書いた大きな垂れ幕を用意して、瑞江と乗る観覧車のゴンドラが一番高い所に着いた時、彼女に見せたいという和弥。直接メッセージを伝えずに、なぜわざわざそんなことをしなければならないのかと円は不思議に思う。円が瑞江と2人きりで観覧車に乗るには、彼女とデートするような関係性を作らなければならない。とはいえ、女心が全く理解できない円には至難の業。尻込みする円に幸は、この仕事をやるなら円との交際について考えてもいいと言う。円は、自分なりに女心を研究し、あの手この手が瑞江に近付こうとするが…。今回この役を演じた比嘉さんは「今まで、幾度も看護師という役柄を演じて来ましたが、今回の役も共感出来る部分がたくさんあり心を込めて大切に演じさせて頂きました」と話し、「1話ゲストというのも初めてだったのですが、緊張することなく福士くん太鳳ちゃんの暖かい人柄に癒され幸せな時間を過ごすことが出来ました」と撮影は和やかに行われていたようだ。そのほか本作には、SNSを中心に沸かせたうさぎのナベシマ役に鈴木亮平、見た目は子供中身は大人の死神・ゆずこ役に濱田ここね、そして石野真子、大杉漣らベテラン陣も出演している。幽霊に憑依される福士さんの演技も見どころの1つとなっている本作。毎回登場するゲストには今後どのようなキャストが抜擢されているのか、そんな予想もしながらドラマを楽しんでみて。「お迎えデス。」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年04月23日夏に公開される『シン・ゴジラ』の新ビジュアルと、総監督の庵野秀明が自らつくりあげた予告編映像が公開になった。『シン・ゴジラ』予告編映像本作は、日本が誇る怪獣ゴジラを、庵野秀明が脚本と総監督を、樋口真嗣が監督と特技監督を務めて新たに描く作品。長谷川博己、竹野内豊、石原さとみが出演することがすでに発表になっていたが、このほど高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、國村隼、ピエール瀧らが出演することが新たに発表になった。本作のキャストは総勢で328人になるそうで、犬童一心、緒方明、塚本晋也、原一男ら映画作家たちも俳優として登場するという。公開になったビジュアルと映像には新しいゴジラの“全身”が登場。前田真宏がイメージデザインを、竹谷隆之がキャラクターデザインを手がけた新しいゴジラは118.5メートルあり、映像ではゴジラが東京の街に現れ、巨大な尻尾が人々の頭上をゆっくりと通過する場面や、戦車や飛行機の攻撃をゴジラが受けるシーンなどが描かれる。また、本作で描かれるのは“現代日本に初めて現れたゴジラ”であることも発表になった。映画は、7月に全国公開されるが、通常の上映だけでなく、IMAX、4DX、MX4Dでの上映も決定している。『シン・ゴジラ』7月29日(金)公開
2016年04月14日先日発表された『ゴジラ対エヴァンゲリオン』のコラボレーション企画が注目を集め、ますます話題を呼んでいる<a href="">『シン・ゴジラ』</a>。長谷川博己、竹野内豊、石原さとみらが本作に出演することがすでに決定しているが、この度新たに高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、國村隼、ピエール瀧らの参加が決定。また併せて、最新“ゴジラ”のビジュアル&予告編も到着した。『ゴジラ FINAL WARS』以来約12年ぶりに日本製作のゴジラシリーズとなる本作。2014年に10年ぶりの復活を遂げたハリウッド版<a href="">『GODZILLA ゴジラ』</a>は、63の国と地域で公開され大ヒットを記録。そして早くもそれを上回るいままでに誰も見たことのない“ゴジラ”がここに誕生した。さらに本作のゴジラは、“現代日本に初めて現れたゴジラ”という新たな設定も追加されているそうだ。メインキャストには、内閣官房副長・矢口蘭堂官役の長谷川さんをはじめ、内閣総理大臣補佐官・赤坂秀樹役の竹野内さん、米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースン役で石原さんが出演。そして今回新たに加わることになったのは、総勢328名にも上る豪華キャスト。月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で主演を務めた高良さんが、内閣官房副長官秘書官役、大杉さんが内閣総理大臣役、『ゴジラvsスペースゴジラ』(’94)に出演していた柄本さんが日本政府閣僚役、同じく日本政府閣僚役に余さん、自衛隊関係者役に國村さんとピエールさんが参加し、ほかにも、若手から個性派俳優陣、また歌手、アーティスト、映画監督など、ジャンルを超えた超豪華オールスターキャストが実現した。また併せて上半身のみしか公開されていなかった“ゴジラ”の全身ビジュアルも解禁!1954年に公開された初代ゴジラを彷彿とさせる、腕が小さく、直立した姿勢でありながら、不規則に並んだ歯や、内側から赤い発光を感じる表皮など、随所に本作ならではの設定が見受けられる。庵野秀明総監督こだわりの、日本のゴジラ史上初フルCGで作られた史上最大にして最強のゴジラが遂にその全貌を現した。そして今回、庵野監督自ら作り上げた予告編も到着。ゴジラの雄叫びと共に始まる90秒にわたる映像では、「エヴァンゲリオン」シリーズの音楽を手掛けてきた鷺巣詩郎による書き下ろしの劇中曲にのせて、今回発表された追加キャスト陣の競演シーン、そして自衛隊全面協力のもと撮影された戦車や飛行機など、大規模で大迫力の本作を感じることができる。自衛隊から総攻撃を受けるゴジラ。怒れるようにも見えるゴジラの運命は!?そしてニッポンの運命やいかに――!?なお、この“動くゴジラ”が覗ける映像は、4月15日(金)より全国の劇場にて見ることができる。また本作は、映画の世界観を体感することのできる3種類同時の特別興行「IMAX」「4DX」「MX4D」という、アトラクション型、体感系興行の実施も決定。視覚だけでなく五感でゴジラを楽しめるようだ。芸能界きっての超豪華キャストが勢ぞろいし、日本最大規模の総キャスト数となった本作。撮影時期は「ゴジラの現場以外、日本から俳優が消えた」と多く人たちから苦情を受けたと話すエグゼクティブプロデューサー・山内章弘。しかしその甲斐ある映画になったと自信もみせている。そんな期待高まる大々的なプロジェクトの今後の続報を楽しみに待ちたい。『シン・ゴジラ』は7月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月14日新学期、新年度がスタートし、道行く人も電車の中もフレッシュ!フレッシュ!!フレッシュ!!!で溢れ、そのフレッシュさに少しでもあやかりたいと必死の古山エリーです。今宵もたわごとお付き合いくださいませ。個人的には新学期も新年度もまったく関係のない生活をしておりますが、最近、邪道な理由で習い事をひとつはじめました。邪道な理由とは…もちろん恋絡み。結婚にたどり着かないまま、ある程度の年齢を過ぎると、どんどんどんどん臆病になってしまうものなんです。好きな人ができても100%の力を注ぐのが恐くなってしまう…ものなんです。過去と比べても仕方のないことは分かっていても、どうにもこうにも経験が足枷になって。自分のなかで芽生えた「好き」な気持ちを素直に出していきたいのに、情けないかな、もの凄く恐くて仕方ない(壊れかけた吊り橋のド真ん中にいるくらい恐い)。というわけで、本来その恋愛に注ぐべきものを別に注いでバランスを取ろうと習い事をはじめたわけです(要は、逃げただけですが…)。だから相手には「あ、俺がいなくてもコイツは平気なんだ…」と勘違いをされ、悪循環極まりない。分かってます、よーく分かってます、自業自得です。ですが、ちょっぴり開き直ると、私が惚れる多くは自由に生きたがる(選んではならない)人なので、好きという気持ちにブレーキをかけるのはあながち間違いでもなくて。臆病になるのは「これ以上失敗しないでね」という自分自身からのサインなのかなーなんて。恋する楽しみを失いつつある我が身に潤いを与えてくれたのは、<a href="">『蜜のあわれ』</a>でした。近代文学史作家のひとり、室生犀星が晩年に残した小説の映画化です。ある日、老作家(大杉漣)の大切にしている金魚が人間の姿・赤子(二階堂ふみ)として現れ、おまけに彼の過去の女・幽霊のゆり子(真木よう子)も現れ、おかしな三角関係が展開する、なんとも不思議なお話です。二階堂ふみの演じる金魚の赤子(あかこ)がとにかく可愛くて。「人を好きになるということは愉しいものでございます」とか「おじさま、あたいを恋人にして頂戴」とか、自分じゃなかなか言えないけれど言われたらドキッとするセリフで老作家を振り回していく。無邪気で可愛い少女から嫉妬を知り徐々に女になって、さらに振り回していく。その小悪魔感といったらもう、同性も落ちちゃうほどです。ほんと、あのおねだり、振り回し方、夢中にさせる感じ、できるものなら真似したいです。恐るべし、赤子!そんなこんなで老作家が幻想で赤子を作り出したように、私も自分の幻想で素敵男子を作り出せるようにいざ妄想!?妄想が四十路を救う(はずがないけど…)、逃避という名の妄想にふけりながら今宵はここまで。また次回。(text:Elie Furuyama)(Elie Furuyama)
2016年04月12日“憑依系”女優の二階堂ふみが少女の姿に変貌した“金魚”に扮し、近代を代表する文豪・室生犀星の原作を映画化した<a href="">『蜜のあわれ』</a>。このほど、二階堂さんがまるで金魚のように口をパクパクとさせるメイキング映像が解禁となった。赤子(二階堂さん)は、あるときは女(ひと)、ある時は尾鰭をひらひらさせる真っ赤な金魚。赤子と老作家(大杉漣)は共に暮らし、夜はぴたっと身体をくっつけて寝たりもする。「おじさま、あたいを恋人にして頂戴。短い人生なんだから、愉しいことでいっぱいにするべきよ」「僕もとうとう金魚と寝ることになったか―」。奇妙な会話を繰り広げる2人は、互いに愛を募らせていく。そんなあるとき、老作家への愛を募らせこの世へ蘇った幽霊のゆり子(真木よう子)現れる。作家の芥川龍之介(高良健吾)、金魚売りのおじちゃん・辰夫(永瀬正敏)が奇妙な三角関係(?)の行方を密かに見守る中、ある事件が起きて…。<a href="">『シャニダールの花』</a><a href="">『ソレダケ that’s it』</a>などで知られる鬼才・石井岳龍が、犀星自身を想起させる老作家と、彼の妄想から生まれた少女の姿に変貌する金魚との艶やかで濃密な恋を描く本作。二階堂さんは、金魚のような赤い衣装に身を包み、丸いお尻で自分のことを“あたい”と呼ぶ少女・赤子を無邪気かつ、ときにエロティックに好演する。今回解禁となったのは、突然目の前に現れた老作家の過去の女である幽霊・ゆり子(真木さん)について赤子が老作家に話すシーンのメイキング映像。大杉さん演じる老作家の隣で、口をパクパクする練習をする二階堂さんのキュートな姿が収められている。猫、タヌキに続いて、人間以外の役は本作が3度目だという二階堂さん。より金魚らしい演技の研究に余念がない。水面に顔を出す金魚のように、「口をパクパクさせてみては?」とアドバイスしたのは老作家役の大杉さん。何度も練習する二階堂さんの顔を見て、思わず顔をゆるませ「可愛いでしょう、金魚さんだから」とニコニコ。また、スタッフとも「鯉と金魚のパクパクの違いは!?」と盛り上がる場面も。そんな二階堂さんは、メイキングのラストにはカメラ目線で “金魚口”を披露!そのとびきりなキュートさを、ここから確かめてみて。『蜜のあわれ』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月07日仮面ライダー誕生45周年記念映画『仮面ライダー1号』が3月26日より公開されている。本作では、1971年のテレビシリーズ第1作『仮面ライダー』の主人公、俳優の藤岡弘、演じる本郷猛/仮面ライダー1号が再び主役として描かれるストーリーであることが大きな話題を呼んだ。本稿は、企画の仕掛け人である白倉伸一郎プロデューサーにインタビューを敢行し、<前編>では企画成立までの経緯を、<後編>ではさらに映画の内容に踏み込み、設定・演出上の疑問をぶつけた。――今回、映画では本郷猛の衝撃的なシーンが描かれていますが、これは藤岡さんと相談されていた企画のプロットの中に当初からあったものなのでしょうか。それはないですね。これは脚本の井上敏樹さんが考えられたことなのですが、井上さんの考えとしては、仮面ライダーゴーストを映画に出すのであれば、1号にはどうしてもゴーストに敵わない部分があるというんですね。それは、ゴーストが"生死を超えた存在"であるというところ。もちろん、これはゴーストの最大の特徴でもあります。『仮面ライダー』でも、本郷猛が死んだと思ったらよみがえったという話は何回もやっていましたけど、実際問題として生死を踏み越えたという経験はありません。本郷がここを超えていかないと、ゴーストに遅れを取ることになってしまう。だから、ゴーストがいるからこそ、超えていく儀式の描写は必要だということになったんです。タケルがよみがえるためには理屈があるんですよね。一方、本郷の場合は理屈を超えています。そうすることで、本郷の超越性を強調することになっている。それほど深くまで考えるというのは、本郷猛を主人公に映画を作るということが脚本家にとってもそれだけ大きなことだったんですね。――劇中では、いままでの本郷になかった少し格好悪いシーンなども描かれています。昔は"完璧な人間像"としての本郷猛という設定があったと思うんです。IQが600あって、将来を嘱望されているエリート大学生で、どうやら家も金持ちらしく、学業も優秀。頭はいいわ、スポーツ万能だわ、未来はあるわ。ショッカーが目をつけるだけの、エリート中のエリートなんですね。でも、話をする中で、藤岡さんにはとても真面目な一面がある一方で、どうでもいい話をする力の抜けた感じが非常に魅力的だったんですね。締めるとこは締めるけど、抜くところは抜くという緩急が藤岡さんの魅力なのに、本郷をどちらかに偏らせるのは惜しいなと。本郷猛の笑顔だったり、落ち込んでいるところだったり、いろんな本郷猛を見たいなと思いました。また戦いの面でも、「地球のため」とか「世界のため」に戦うのはゴーストだけで十分だと思うんですよ。強い敵が出てきても、それはゴーストがパワーアップすればいいだけの話で。それに、若造がピンチだからといって、それを助けにいく本郷も小さいですよね。今回は、本郷も自分なりのミッションをもって帰ってきてほしかった。それは立花麻由を助けることなのですが、これは大儀というより本郷猛という人間像に帰着しうるものなんですね。そこを描くことによって、結果的に本郷猛という人間を描くことにつながっています。――戦う敵という点では、ショッカーを大ボスにする展開もありえたのではないかと思います。ノバショッカーを登場させた理由はあったのでしょうか。普通は、一番古い先輩と新しい後輩が会うストーリーだと、反目から融和というパターンになってしまいます。でも、今回は世代の断絶はテーマじゃないので、世代間対立を描きたくない。なので、世代間の対立をショッカーに任せてしまうことで、ショッカー側にも45年の歳月が流れていることを見せることができる。一方の仮面ライダー側は、「君もライダーか」のひと言で済ますことができるんじゃないかという脚本家の工夫ですよね。それであれば、敵がショッカーである意味も出てきます。――クライマックスには大杉漣さん演じる地獄大使の見せ場も用意されています。本郷にとって古い仇敵と新しいライダー、どっちに愛着をもつかなと思ったんですね。敵同士なので考え方は違うけれども、45年という歳月も表現したい。ただ、そこはテーマではないので深くは掘れませんでしたが、最終的には『地獄大使物語』みたいになりましたね(笑)。――これから50年目に向けての計画などはありますでしょうか?まだまったくありません。これが『仮面ライダー』45周年の企画第一弾なので、スーパーヒーローイヤーと銘打ったこの年にできることをやっていくつもりです。それをしっかりやった上での次ですね。(C)2016「仮面ライダー1号」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2016年04月05日公開初日を迎えた映画『蜜のあわれ』の舞台あいさつが2日、東京・新宿バルト9で行われ、二階堂ふみ、大杉漣、真木よう子、高良健吾、永瀬正敏、韓英恵、渋川清彦、石井岳龍監督が出席した。金魚の赤子を演じた二階堂は「17歳の頃に原作を読んで、ずっと『密のあわれ』を映画にしたいという気持ちでいたので、まさかこうやってお披露目する日が来るとは思いませんでした。実際に今日という日を迎えて不思議な気持ちというか、思い続けてきたものが作品になることはすごくうれしいです」と笑顔を見せた。相手役の大杉は「二階堂さんは17歳の時と仰っていましたが、私は63歳でこの本を読ませてもらいました」と笑いを誘う場面も。続けて「実は4月2日がこの映画のクランクインでした。二階堂さんと初めて初日を迎えましたが、その時に二階堂さんが赤いドレスを着ながら『おじさま』というセリフで、『赤子がいる!金魚がいる!』と思いましたよ。その一言を聞いた時に何かを味わえる感じがしましたね」と褒め称えれば、永瀬も「金魚が主役の映画は世界初だと思います。金魚をどうビジュアル化するのかと思いましたが、二階堂さんは本当に金魚なんですよ。ずっと金魚に見えてきてすごいと思いましたね」と難役に挑んだ二階堂を絶賛した。この日も金魚をイメージした赤いドレス姿を着用するなど、プロモーション活動は赤い衣装だった二階堂。「今日で赤納めというか、映画が公開されて色んな方が赤い気分で劇場を出られるんじゃないかという思いです」と語ると、「石井監督から「赤いドレス今日じゃ終わりじゃなくて、もう1年ぐらい着続けて欲しいです」とラブコール。それを受けた二階堂は「赤をもう少し着続けようと思います(笑)」と応じていた。室生犀星の小説を実写化した本作は、老人と金魚の交流を描くファンタジー。少女の姿に変ぼうする"金魚"の赤子は、一緒に暮らす老作家との恋愛を楽しんでいたが、ある時、幽霊のゆり子が現る…。
2016年04月03日