生理は規則正しく来ていると安心ですが、ときには予定より早まったり遅れたりしたことがある方もいるでしょう。予定通りに来ないと「大丈夫かな……」と不安になってしまいますよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Nさんの場合……私の場合は、卵巣嚢腫です。元々、季節の変わり目に弱いのか生理が遅れることがあったのですが、30代のときに生理が来ない時期があり、念のため産婦人科で受診しました。そこで、片側の卵巣が腫れていることがわかりました。どんな治療を受けましたか?触診とエコーで診てもらったところ、片方の卵巣が倍以上に腫れていました。産科がメインの病院だったため、紹介状を書いてもらい、地元の市立病院へ行くことになりました。悪性か良性かわからないためMRIと腫瘍マーカーの血液検査をしたことが怖かったです。市立病院で改めて検査と内診をしたところ、腫れていた卵巣が元に戻っていました。先生からも原因はわからないと言われ、ただがん検診は定期的に受けるように強く言われました。世の女性陣へ伝えたいことは?がん検診は不安だし怖いと思いますが、定期的に受けて欲しいです。婦人科系の検診は恥ずかしいですが、病気になるのとどちらがよいでしょうか。大切なご両親や家族のためにも、違和感を覚えたら病院へ行って欲しいです。読者からの感想は『普段は多少の違和感でもあまり気にしないかもしれませんが、早めに検査に行こうと思いました。卵巣が腫れた原因が分からない事もあるのですね』『30代で生理が来ないって少しおかしいと思いますし、面倒だからと放置せずに受診してよかったですね。』『来てほしくないけど、来たらホッとするのが生理です。』『私も卵巣嚢腫を2回経験したので人ごとではないです。自覚症状はまるでないので、何も気付かずに過ごしている人がたくさんいるのではないでしょうか。気付いたら時には腫瘍が大きくなっている事が多いそうなので、定期的な検診が本当に大事です。』など、さまざまなコメントが読者から寄せられました。違和感を覚えたら婦人科へNさんの生理が来ないのは、卵巣嚢腫が原因だったそうです。市民病院で改めて検査をした結果、卵巣が元に戻っていたNさん。皆さんも違和感を覚えたときは早めに病院で受診することをおすすめします。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年09月02日ちょっとした体の変化には、病気が隠れていることもあるようです。他の症状によって、婦人科疾患に気づくことも……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Dさんの場合……もともと貧血気味という自覚はありましたが、ある日重度の貧血で過呼吸になり、救急車で運ばれ輸血をすることになりました。鉄剤を飲んでもなかなか数値が上がらず、いろいろと検査した結果、子宮にチョコレート嚢胞ができていることが判明しました。※チョコレート膿腫は卵巣の病気です。ここから多量の出血が起こらないと、重度の貧血にはなりません。希な病態です。どんな治療を受けましたか?処方された低用量ピルを飲んでいます。正直低用量ピルを飲むのは怖かったし不安でしたが、治すために根気よく続けることが大事だなと思いました。不調や気になることがあれば、我慢せずにすぐ病院に行ったほうがよいです。違和感を覚えたときは婦人科へ貧血で過呼吸になり救急車で搬送されたDさん。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年09月02日生理痛や貧血に悩まされたことはありますか?生理の重さは人それぞれ違うので、自分が正常なのかわかりにくいこともありますよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Sさんの場合……私の場合は子宮筋腫でした。元々、出血量が多い方でしたが、更年期も相まってさらに増えていきました。出血が多いので貧血もあり、ひどいときには夜用のナプキンさえも1時間もたず、生理痛も痛くて寝込むほどでした。さすがにおかしいと思い婦人科へ行き、子宮筋腫と診断されました。どんな治療を受けましたか?治療はありませんでした。筋腫が3つほどありましたが、更年期であったため「閉経したら筋腫も小さくなるから」と医師から言われました。また、その産婦人科では不妊治療専門だったため子宮筋腫と更年期障害の治療は専門外だったのです。専門の医師なのか予約の前に、病院に直接問い合わせてみるといいと思います。読者からの感想は『事前にどの病院に行くのか選ぶときに、治療してもらえる病院なのかまで調べて行かないといけないんだなと知りました。』『夜用ナプキンでも1時間って相当だなって感じました。それだと夜眠れないでしょうし……。』『病院選びの大切さとセカンドオピニオンの重要性がよく分かりました。』『一時期私も出血が多かったのでドキッとしました』『1時間もたないのは辛いですね』など、さまざまなコメントが読者から寄せられました。「いつもと違う」と感じたら早めに婦人科へSさんの出血量が多いのは、子宮筋腫が原因だったそうですね。少しでも違和感を覚えたときは、早めに婦人科で受診してみましょう。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年09月01日おりものの量や臭いがいつもと違うと感じたことはありませんか?そのような症状が続くと不安になりますよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Aさんの場合……私は過去にトリコモナス膣炎になりました。ある日、いつもよりおりものが多く、臭いがあるように感じました。1番辛かったのは、痒みがあったことです。1週間その状態が続いたため、異変に気づきました。しかし、病院に行く勇気がなく、そのまま1ヶ月ほど経ち、やっと勇気を出して受診したところ病気だとわかりました。どんな治療を受けましたか?薬(膣錠)を患部に入れて治療しました。1週間後、再度受診して薬をもらったのですが、よくなってきたなと思い、薬をやめると再発してしまうのが厄介でした。大丈夫と思ってからも薬を入れ続けないと、完全にトリコモナスが死滅しないそうで、完治までに半年ほどかかりました。おりものがいつもと違う臭いと感じたら、すぐに婦人科を受診したほうがよいと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へいつもよりおりものが多く、臭いがあるように感じたというAさん。完治までに半年かかったようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年09月01日生理は女性にとって長い付き合いとなるものですが、中には辛い生理痛で悩んでいる方もいるでしょう。辛い生理痛はもしかしたら身体のサインかもしれません。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Aさんの場合……私は子どもの頃から生理もPMSも重く、それが当たり前だと思って過ごしていました。ある日、妹から「婦人科でピルをもらったらすごく楽になったよ!お姉ちゃんも行くといいよ!」と言われました。生理で病院に行くという発想がなかったので驚いたのですが、「痛みが軽くなるなら……」と思い病院で受診することに。その結果、子宮内膜症だと診断されました。生理痛はいつものことなので、何も疑問を抱いていませんでしたが、異変を自覚できないのは怖いなと思いました。どんな治療を受けましたか?現在も治療のために、ピルを飲んでいます。大切なのはピルを飲み忘れないようにすることと、定期的な検診を受けることです!生理痛やPMSは、ピルのおかげでとても楽になりました。あの頃は、それが普通だと思いこんでいましたが、楽になった今はあの痛みに耐える生活にはもう戻れません。世の女性陣へ伝えたいことは?痛みは人と比べられないのがやっかいなところです。ひどい生理痛に耐えるのは当然だと思っている方も、本当にそうなのかよく考えてみるといいと思います。このお話に読者から『妹さんの言葉があって良かったですね。もともと生理がキツイといつものことかと放置してしまうでしょうし、妹さんのファインプレーでしたね。』『妹さんも苦しんでいてその経験を踏まえて後押しをしてくれて本当に良かったです。もう痛みが起きないといいですね。』『痛みは比べられず感じ方にも個人差があるため生理痛も自分が軽いのか重いのかわからないため、不安を感じたりしんどいと思ったら受診してみるのも大事だと思った。』『人と比べられるものではないからつい我慢してしまいますよね。』など、さまざまなコメントが読者から寄せられました。生理痛を当たり前とは思わず婦人科へAさんの重い生理やPMSは、子宮内膜症が原因だったそうですね。皆さんも、生理の辛さを当たり前とは思わず、違和感を覚えたらぜひ婦人科で受診してみてください。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月31日Instagramやブログで過去の実体験や育児の様子を漫画に描いているおきこさん。1年経っても子どもを授かれず、婦人科を受診すると『多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん):別名PCOS』と診断されてしまいました。妊娠を希望している旨を告げたところ、医師の判断で、排卵誘発剤を服用しながらタイミング法に挑戦することになり……。※おきこさんからのお願い※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状や程度は個人によって異なり、その対策や治療法もさまざまです。今回私が実践した方法はたまたま私に合っており、その結果妊娠できたというものなので、「多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠する方法」を紹介するお話ではありません。あくまで一例として見ていただければと思います。 薬の量を増やした結果…妊娠のチャンスが!タイミング法での妊活を進めるにあたり、排卵日を確定させるため、排卵誘発剤の服用を始めたおきこさん。しかし、5日間ほど誘発剤を飲み続けたのち、婦人科で卵巣の様子を確認してもらったところ、医師から「まだ排卵する気配はなさそうですね。もう少し薬の量を増やしてみましょう」と言われてしまいます。「さすがにまだ結果は出ないか」と落ち込むおきこさんでしたが、それから3日後、再び病院で診察を受けると……? 排卵誘発剤の量を増やし、3日後に再び検査を受けたおきこさん。すると、医師の口から「あと2〜3日のうちに排卵しそうですね」とのうれしいニュースが!「この3日間のうちにできるだけタイミングをとってくださいね」と医師に言われたとおり、帰宅したおきこさんはさっそく夫にも報告します。……が、どうやら夫には「できるだけ頑張らなきゃ!」というプレッシャーがかかってしまったよう。 その後、妊娠できたかどうかが気になって、ついつい自宅に置いてある妊娠検査薬を手に取ってしまうおきこさん。 しかし、フライング検査(生理開始予定日から1週間経たないうちに検査すること)では若干精度が落ちるため、妊娠したかどうか正確な結果が出ないケースもあります。落ち着かない気持ちもよくわかるのですが、あと数日ほど待ってから検査をしたほうがよさそうですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 おきこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター おきこ
2023年08月31日婦人科系の悩みは周囲の人に相談しづらいと感じてしまいますよね。受診するのにも、抵抗がある方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Tさんの場合……元々生理不順があって経血量も多く、生理前に怒りっぽくなるPMSのような症状もありましたが「こんなものだろう」と我慢していました。しかし、今年に入ってから生理1週間前から捻れるような酷い断続的な痛みがあり、生理痛も悪化。さらに、生理前の精神状態も乱れているように思えたので、不安を解消しておきたくて婦人科を受診しました。血液検査の結果、ヘモグロビンの数値が低いことと、フェリチンの数値が1桁であることが判明し「鉄欠乏性貧血」と診断されました。さらに、MRI検査によって子宮と腸が癒着して曲がっていることがわかり「子宮内膜症」との診断も。悩んでいた不調の原因がわかってホッとしました。どんな治療を受けましたか?鉄剤とピルを処方されました。鉄剤は過剰摂取や副作用が心配でしたが、処方してもらった薬はリンの吸収を阻害して鉄の吸収を上げるタイプだったので、現在2ヶ月ほど服用していますが、ほぼ副作用はありません。ピルもジェネリックで続けやすいものを処方してもらい、注意書きと丁寧な説明があって安心でした。私はネットで近隣の病院を探しましたが、婦人科系の病気は通院が必要なものも多いので、“通いやすさ”は大事だと思います。こちらから要望しなくても血液検査をしてくれたり、副作用の少ないお薬を選んでくれたりする医師にあたって、運が良かったと思います。病院や医師が合わないようであれば、迷わずセカンドオピニオンを受けることをおすすめします。世の女性陣へ伝えたいことは?「日本人の女性はあまり婦人科行かないよね」とアメリカ人の友人が言っていました。婦人科は何となくハードルが高く、正直、私も抵抗がありました。しかし、受診してみると他の病院と変わらず、身構えることはありませんでした。生理に関するトラブルは日常生活にも大きな影響を与えます。病気を早期発見することも大切なので、我慢せず、少しでも気になることがあれば婦人科を受診して欲しいです。読者からの感想は『生理だけに関わらず、みんなこんなものだろうと思って放置してしまうのはあるあるですね。』『婦人科に行くハードルの高さは常日頃から感じていたので、些細な変化も甘く見ずに通院するようにしたいです。』『「日本人の女性はあまり婦人科行かないよね」という言葉に少し驚きました。』『婦人科はなんとなく行きにくい印象があるし、生理は人と比べられないため自分が重いのか軽いのかわからないことも受診をためらう原因だと思いました。』など、さまざまなコメントが読者から寄せられました。痛みを我慢せずに病院へ……Tさんの生理前と生理中の心身の不調は「鉄欠乏性貧血」と「子宮内膜症」が原因だったようです。婦人科に抵抗がある方も多いと思いますが、不調がある方は勇気を出して受診してみることをおすすめします。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月31日人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけBBA塾(ばばあじゅく)」。ある日、喉の異変に気付いた和田さん。念のため、耳鼻科を受診してみると、どんどん大ごとになっていき……。★前の話喉仏に出っ張りがあり、少し痛みも…喉仏を触ると出っ張りがあることに気付いた和田さん。少し痛みもあったので耳鼻科を受診することに。すると思いがけない展開が待ち受けていました。今年の2月のこと。喉がイガイガする日があり、なんとなく喉を触って異変があるのに気が付きました。喉にゴルフボールのような突起があったのです。その日まで自分も家族もまったく気付きませんでした。念のためと思い耳鼻科を受診しましたが、私は内服薬ですぐ治るようなものだろう、と思っていました。しかし耳鼻科の先生には「甲状腺が腫れている」と言われ、「おそらくウイルスで炎症を起こしているか、水がたまっているのだと思うけれど、念のため内科も受診したほうがいい」と紹介状を渡されました。「甲状腺」と聞いて少し不安になりつつ、すぐに中規模の個人病院を受診しました。いくつかの検査を受けたあとにやってきたのは、今にも踊りだしそうな陽気な医師。検査結果を見てすぐに、紹介状を書いて予約するので、もっと大きな病院で検査してください、と明るく言われてしまいました。また違う病院へ行くの!?しかも病院の規模が大きくなっている……。ちょっと喉が腫れているだけだと思ったのに、どんどん大ごとになっていってしまい、自分の体に一体何が起きているのかと、ものすごく不安になりました。--------------「念のため」というような軽い気持ちで受診したのに、どんどん大きな規模の病院を受診することになった和田さん。ちょっとした異変だと思ったことが大ごとになっていくと、気持ちが付いていかなくて、より不安を感じてしまいそうですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/和田 フミ江(46歳)イラストレーター・漫画家・二児の母。女偏差値43。極度の運動不足・シミ・シワ・白髪・腰痛・片頭痛などなど問題山積みで、ネタに困る気がしない。「ステキなおばあちゃん」を目標に、これから頑張りたい! 雑誌『フォアミセス』で「朝子のムジカ!!」連載中。
2023年08月30日「死んだら人はどこへ行く?」「この世以外の世界とは?」をテーマにシリーズを重ねている「あの世の社会科見学」シリーズ(竹書房)から、最新作となる『あの世の社会科見学 ご利益得られる!?神仏界編』が2023年8月31日発売となります。『あの世の社会科見学 ご利益得られる!?神仏界編』表紙シリーズ第4弾となる今作では、日本の神様仏様の世界を社会科見学。“死後の世界”*とも“暗黒界”**とも違う、神仏が住む世界とは?ご利益がありそうな話から、不思議な話、ちょっと怖い話まで、日本の神様仏様にまつわる話を、視える占い師である流光七奈がご紹介。読んだらご利益が得られるかも!?日本の神様仏様をより身近に感じられること間違いなし!*『あの世の社会科見学 死後に備える基礎知識編』**『あの世の社会科見学 悪霊うごめく恐怖の暗黒界編』【書籍概要】実はコンビニよりも多くあるとされる神社に、お墓参りでも身近なお寺、家には神棚や仏壇があり…と、日本の生活に密着している神様と仏様。彼らの“実態”とは??彼らとの上手な付き合い方を含めて、神仏にまつわる話を、ご利益感じるものからダークなものまで網羅して収録。月刊『本当にあった愉快な話』(竹書房)で掲載された話に、書き下ろし14ページとコラム4本を追加した計136ページのボリュームでお届けします。神様と仏様について学ぼう神仏界とは?【目次から抜粋】・神様はどんな姿?・神様に願いを届けるお参り方法・神様からのサイン・お守りをカスタマイズ・おみくじの正しい楽しみ方・神様への危険なお願い方法・神様に拒まれる人など神様からのサインお守りのカスタマイズおみくじの正しい楽しみ方【流光七奈コメント】日本には、神社に祀られている神様から自然界に存在する神様まで、「八百万の神」と言われているようにあらゆる場所に神様がいます。とかく神社の神様は「人を助けてくれる存在」というイメージがありますが、助けていただくには「正しいお付き合い」をすることが必要です。そのために、今回は少し怖いお話も紹介していますが、それらも含めて、神様と仏様をより身近に感じていただき、この世で生きる上で上手にお付き合いしていくための参考にしていただけたら幸いです。【書籍情報】書籍名 : あの世の社会科見学 ご利益得られる!?神仏界編出版社 : 竹書房価格 : 1,320円(税込)コミック: 136ページ著者 : 安斎かなえ協力 : 流光七奈ISBN-10 : 480193675XISBN-13 : 978-4801936751Amazon : 神様への危険なお願い方法神様に拒まれる人【「あの世の社会科見学」シリーズ好評発売中!】第1巻『あの世の社会科見学』“死神”の正体・人生楽勝に生きている人の正体・心霊スポットの正体などなど、「それってなんなの?」の正体が盛りだくさん。第2巻『あの世の社会科見学 死後に備える基礎知識編』人は亡くなったらどうなるのかー?死後の魂が辿る道をこの世からあの世まで順を追ってご紹介。この世からあの世への行き方や、三途の川についてなどなど、“死後の知りたい世界”の秘密がいっぱい。第3巻『あの世の社会科見学 悪霊うごめく恐怖の暗黒界編』貧乏神や生霊、妖怪などなど、聞いたことのある“怖いモノ”が勢ぞろい!あなたも経験したことがあるかもしれない不思議な現象は、この世でもあの世でもない世界、暗黒界の仕業だった!?【流光七奈について】スピリチュアルリーディング(霊視)を中心に、「裏ホロスコープ占星術」などのオリジナル占術を使う占い師。幼い頃から持つ“視える力”を活かし、自身同様に大切な人を亡くした人の相談にのっているほか、主に女性向けメディアにて占い連載中。著書:亡くなった夫との不思議な同居生活を描いた『ダンナさまは幽霊』シリーズ(イースト・プレス)ほか。公式HP : X(旧Twitter): 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月30日Instagramやブログで過去の実体験や育児の様子を漫画に描いているおきこさん。1年経っても子どもを授かれず、婦人科を受診すると『多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん):別名PCOS』と診断されてしまいました。それを夫に報告すると……。※おきこさんからのお願い※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状や程度は個人によって異なり、その対策や治療法もさまざまです。今回私が実践した方法はたまたま私に合っており、その結果妊娠できたというものなので、「多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠する方法」を紹介するお話ではありません。あくまで一例として見ていただければと思います。 卵胞は育っているのだろうか… PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)のため妊娠しづらくなっていると、医師から宣告された内容をありのまま夫に告げたおきこさん。子どもを授かれるかどうか不安で仕方がないおきこさんに、楽天家の夫は「前にも一度授かったんだからきっと大丈夫だよ」と声をかけてくれました。その後、おきこさんは妊娠というゴールに向け、中用量ピルや排卵誘発剤の服用を始め……。 ※妊娠後も内診台に乗るケースは多々あります。※妊娠後の検査は、正しくは「検診」でなく「健診」となります。 医師の指示通り、まずは中用量ピルを服用して強制的に生理をこさせ、生理5日目から排卵誘発剤を飲み始めたおきこさん。5日分の誘発剤を飲み終わったら、一度病院を受診し、卵胞の大きさをチェックしてもらいます。受診日までの間、おきこさんは葉酸サプリを飲んだり体をできるだけ温めたりと、少しでも卵胞が大きく育つよう、私生活でも努力していたそう。 そして迎えた受診日。内診台に乗って経腟エコーで卵巣の様子を確認してもらいますが、医師によるとまだ排卵する気配はないそう。薬の量を増やして、また3日後くらいに卵胞の大きさを確認することになりました。 帰り際、おきこさんはおなかが大きく膨らんだ妊婦さんとそれを大事そうに気づかう夫の姿を見て、思わず「いいなあ……」と感じてしまったそう。「うまくいけばすぐに妊娠できるかも」と少し期待していただけに、思うように結果が出ないと焦ってしまいますよね。でも、まだ本格的な妊活は始まったばかり。どうしても気分が暗くなってしまったときは夫に相談するなどして、焦らず気長に妊活を進めてほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 おきこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ 著者:マンガ家・イラストレーター おきこ
2023年08月29日忙しいと自分の体の不調も後回しになってしまうこともありますよね。ストレスが原因と思っていた不調から病気が見つかることもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Kさんの場合……私の場合は、過多月経(経血の多くなる病気)でした。パートを二つ掛け持ちしていた頃、自覚はありませんでしたがストレスを貯めていたようです。生理が来たり来なかったりと不順になりました。まあ忙しいから仕方ないと思っていたのですが、今度は生理が止まらなくなりました。いつか止まるだろうと思っているうちにどんどん経血が増え、大きなナプキンでももれるほどに。血の塊もたくさん出ていましたが、それは以前からあったため、そんな状況でもまだ大丈夫だと思っていました。ところがある日、勤務先から自転車で帰宅する際、最後の坂が上れなくなりました。酸素がたりないような感じです。目もチカチカして立っていられず、とりあえず自転車を止めてその場にうずくまっていました。家もあと少しだったので這うように帰りました。その後すぐ産婦人科にかかりましたが、重度の貧血になっていて、「これでよく生活できてたね」と言われる始末。よく考えると、足の跡が戻りにくかったり、爪が白い気がしたり……。もっと不調には敏感でいないといけないと思います。どんな治療を受けましたか?子宮筋腫でもないとのことで、とりあえず治療薬の服用によるホルモン療法を続けています。排卵を抑制するため生理が止まりますが、私の場合はときどき不正出血があります。もし同じ症状がある人は、すぐに婦人科へ行ってください。楽になります。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ生理不順や出血が多いのは、月経過多が原因だったというKさん。Kさんは内服薬によるホルモン療法を続けているようです。皆さんも、いつもの生理に違和感を覚えたときは、早めに婦人科で医師に相談してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月29日生理痛や生理不順などで悩んでいる女性は多いのではないでしょうか?実際に病院で検査をしてみると、婦人科系疾患が原因だった……なんてことも。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合……私の場合は、子宮筋腫でした。いつも周期が安定していた生理が、なかなか来ない月があり、妊娠しているのではないかと思い婦人科へ。検査の結果、妊娠ではなく子宮筋腫の可能性が高いと診断されました。どんな検査を受けましたか?クリニックでエコー検査を受けました。その後、クリニックから「念のために、検査センターでMRI検査を受けるように」と言われ検査した結果、子宮筋腫と診断されました。子宮筋腫は生理のときに経血がドロドロとした感じになり、貧血になりやすいです。早めに婦人科で検査をしてもらってください。読者からの感想は『ちょっとした違和感で病院にかかることの大切さを改めて実感した記事でした。』『生理の状態に関心を向けることは自分の体を大切にする頃にも繋がると考えを改めることもできました。』『自己判断は危険だと思いました。』『婦人科の診察はかなり抵抗感がありますが、何かあってからでは遅いと思うので頑張って診てもらってこようと思います。』など、さまざまなコメントが読者から寄せられました。いつもと違うと感じたら……Aさんの生理がなかなか来ないのは、子宮筋腫が原因だったそうです。みなさんも、体に変化や違和感があったら早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月28日皆さんは婦人科に受診をした経験はありますか?なかには、さまざまなトラブルで悩む女性も少なくないと思います。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Eさんの場合……私の場合は卵巣嚢腫奇形腫(成熟嚢胞性奇形腫)でした。5年前の12月に月経前症候群で左側に激しい腹痛と腰痛が発生し動けなくなりました。その後、月経過多で経血が止まらず、1時間毎にトイレに行かないと血まみれになる事態になったため、救急で婦人科へ。月経過多と卵巣の異常な腫れは仕事のストレスが原因でしたが、そのときのエコー検査で左の卵巣が8cmに腫れあがっていることが判明しました。ストレスで卵巣が腫れ上がっているときは、左側に腹痛と腰痛が同時に来たため、仰向けやうつ伏せができず右を向いたまま横になって呻くことしかできず、いっそ内臓を取り出したいと思うほどでした。その後、投薬で月経過多は治り卵巣のサイズも小さくはなったのですが、平常時サイズの2cmまで小さくならなかったため、CT検査をすることに。そこで、左卵巣内に良性の腫瘍があることが判明し「卵巣嚢腫奇形腫(成熟嚢胞性奇形腫)」と診断されました。どんな治療を受けましたか?発覚した当初は4cmとギリギリ正常範囲サイズだったため、一年に一回の経過観察のみで治療はせず、今も定期検診に通っています。しかし、定期検診で5cmまで成長してしまったため、今後は半年に一回検診をすることになりました。今後さらに成長し、7cmまで成長すると卵巣腫瘍茎捻転の危険があるため、嚢腫の摘出手術を行うことになります。治療は腫瘍摘出しかないようで、このまま腫瘍が成長しなければいいと思っています。世の女性陣へ伝えたいことは?月経前後だけ片側の腰や腹部に痛みが出る方は、卵巣が腫れて神経を圧迫している可能性があります。私は激痛でしたが、痛みの具合は神経の通り方によるので、あまり痛くなくてもすごく腫れている場合もあると聞きました。「8cm以上の大きさに腫れていると卵巣腫瘍茎捻転が起こり、命の危険もあるため場合によっては手術です」と言われた経験から、ちょっとでも痛みがある方は、一度婦人科を受診する事をおすすめします。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ激しい腰痛や腹痛、止まらない経血は月経過多と卵巣嚢腫奇形腫(成熟嚢胞性奇形腫)が原因だったというEさん。Eさんは薬の服用で月経過多と卵巣の腫れは治り、その後も経過観察を続けているようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときはすぐに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月28日生理の症状はなかなか他の人と比べづらく、異常であっても気づきにくいものです。中には、婦人科疾患が腰痛となって現れることも……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Yさんの場合……初経からずっと経血量が多く、生理痛がひどいことが悩みでした。生理のたびにレバーのような血の塊がたくさん出ており、常に貧血で献血に行っても断られるほどでした。25歳のときに生理じゃないのに電気が走ったような激痛を伴う腰痛になりました。いろんな整形外科を周りましたが、原因がわからず……。とりあえず腰椎ヘルニアがないか精査するために、腰部のMRI検査を行ったところ、子宮筋腫が発見されました。婦人科で受診した結果、子宮筋腫と子宮内膜症だということが判明。どんな治療を受けましたか?婦人科でピルを処方されましたが、最初に飲んだピルは合いませんでした。主治医の先生と今後の治療や経済的負担について相談した結果、低用量ピルで治療を続けることになりました。世の女性陣へ伝えたいことは?月経困難症は精神的にも身体的にもとても辛いものです。婦人科疾患に気づかず、長く辛い思いをしてきた方もいると思います。しかし、きちんと治療することでその辛さは軽減されます。生理だから仕方ないと諦めずに、病院へ行ってみてください。読者からの感想は『初経からずっと量が多いと、それが標準と思ってしまいがちですが、腰痛で受診したことで子宮筋腫が見つかったのは、ある意味次の治療に向かうチャンスだと感じました。』『腰痛から子宮筋腫なんて想像もつきませんでした。』『生理のたびにレバーのような血の塊というのは、かなり重い生理だったんだろうなと思います。本当に生理は人それぞれだなと思いました。』『いつもと違うと思う感覚は見逃さないようにしたいと思いました。』など、実にさまざまなコメントが寄せられました。違和感を覚えたたときは医師に相談をYさんの電気が走るような腰痛は、子宮筋腫と子宮内膜症が原因だったそうです。皆さんも、身体になにか違和感を感じたときは、早めに医師に相談してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月27日婦人科系の体の違和感は、気になっていても人には相談しづらいもの。1人で悩みを抱えることはつらいですよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Yさんの場合……私は線維腺腫という病気を患っていました。実は小学生の頃から左の胸だけやたら大きいということが気になってたのですが、高校を卒業するまで放置していました。さすがにずっと左胸だけ大きくなっていくのはおかしいと思い母に話したところ、「乳がんだったらどうするの?」と言われ婦人科を受診したところ線維腺腫であると診断されました。つらさはなかったものの、違和感をずっと抱えてました。どんな治療を受けましたか?私の場合は、病院を受診した時点で5cm程のサイズになっていました。医師が言うには、「実際に手術をしないとそのしこりが悪性なのか良性なのか分からない」ということで、病院に行った日に手術と言われて入院の予定を決めることになりました。手術後はつらかったですが、良性だったため手術だけで大丈夫でした。世の女性陣へ伝えたいことは?もし胸に何かしこりみたいな物があると思ったら、その時点で病院に行った方がいいです。私のように急遽手術と言われる場合もあれば、大丈夫ですよと言われることもあります。私の場合は小学生から放置していたので、もっと早く病院に行けばよかったです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ左の胸だけ大きくなっていたのは、繊維腺腫が原因だったというYさん。Yさんは手術でしこりを取り除き、その結果良性のものであることがわかったようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときは1人で抱え込まず、早めに婦人科で医師に相談してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月27日Instagramやブログで過去の実体験や育児の様子を漫画に描いているおきこさん。1年経っても子どもを授かれず、婦人科を受診すると『多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん):別名PCOS』と診断されてしまって……。※おきこさんからのお願い※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状や程度は個人によって異なり、その対策や治療法もさまざまです。今回私が実践した方法はたまたま私に合っており、その結果妊娠できたというものなので、「多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠する方法」を紹介するお話ではありません。あくまで一例として見ていただければと思います。 夫の反応は?初診から2週間後、再び産婦人科を訪れたおきこさん。初診時と同じように経腟エコーで卵巣の様子を医師に確認してもらいますが、残念ながら診断結果は変わらず、やはりPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)で間違いないとのこと。 医師から「妊娠を希望されるのであれば、まずは排卵誘発剤を服用してみて、排卵のタイミングを見ながら妊活を進めていきましょう」と提案されて……。 ※なんなく→なんとなく 今後の流れとしては、まず中用量ピルを飲むことで子宮内膜を黄体期(生理前)の状態にさせ、強制的に生理をこさせます。そして生理5日目を迎えたら、排卵誘発剤の服用を開始。5日分の誘発剤を飲み終わったら病院を受診し、卵胞の大きさをチェックするとのこと。 卵胞が大きく育っているようならOKで、排卵のタイミングを見計らって妊活に挑戦します。しかし卵胞の成長が不十分であれば妊娠は難しいため、その場合は排卵誘発剤の量を増やしたり、注射をしたり、人工授精をしたりと、徐々にステップアップしていく流れになるそうです。 「これからどうなるんだろう」と不安で仕方がないおきこさん。たとえ楽観的であっても「一度は授かったんだから大丈夫だよ」と安心させてくれる人がそばにいるのは、心強いですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 おきこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター おきこ
2023年08月27日毎月の生理痛や出血の量で悩んでいる方も多いでしょう。生理の辛い症状には、婦人科疾患が隠れていることもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Yさんの場合……10代の頃から生理痛は重い方で、鎮静剤が欠かせない生活を送っていました。経血量も多く、貧血になることもしばしばあり、鉄分のサプリやドリンクも摂取するようにしていました。20歳のある日、生理が始まり経血を見るといつもはナプキンに血の跡があるだけだったのですが、初めて500円玉ほどのレバー状の塊がありとても驚きました。一度だけでなく何度も出る塊に恐怖を覚え、婦人科で受診し検査してもらいました。その結果、子宮頸管内にポリープ、左卵巣にチョコレート嚢胞があると診断されました。幸い、チョコレート嚢胞は手術するほど大きくはなく、すぐに病院に行ってよかったです。どんな治療を受けましたか?ポリープに対しては切除術を受けました。診断を受けた後、2週間ほどかけて内診室で手術を受けました。手術は椅子に座って行いましたが、5分もかからず終わったと思います。チョコレート嚢胞は3センチほどで、まだ手術適応ではないので対症療法としてピルを内服しています。世の女性陣へ伝えたいことは?生理が重い方、経血が多い方など少しでも気になる症状があるときは、婦人科で受診してみて欲しいです。読者からの感想は『生理でデリケートな話なので人に相談や、聞きにくいです。ですが病院へ勇気を出して行くことが大事だと思いました。』『こうやって異変に気付くきっかけになったりすることもあるので、毎月の自分のこととしてよく観察するべきだなと感じました。』『どの程度が経血量が多いと判断されるのか、もっと、わかりやすく多くの人に学校の授業やメディアなどで開示してほしいと思いました。』『大きなレバー状の塊が何度も出るのはさぞ驚いたことでしょう。私も今後何かあった時はすぐに病院に行くようにします。』など、さまざまなコメントが読者から寄せられました。異変を感じたときは早めに婦人科へYさんはポリープを切除し、チョコレート嚢胞の治療のためピルの服用を続けているようですね。皆さんも、生理が重いと感じたり、経血量が多いと感じたときは、早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月26日生理の辛い症状、人とは比べづらく悩んでいる方もいるのではないでしょうか。どの程度で婦人科を受診したらいいのか判断が難しいですよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Oさんの場合……私の場合は、子宮筋腫でした。出血が止まらず、夜用ナプキンでも30分〜1時間でいっぱいになり、ひどい生理だと思いかかりつけの婦人科へ行こうとしました。しかし、一人で動けないほどの出血となり、近くの人に肩を貸してもらってなんとかクリニックへたどり着き、切除の緊急手術となりました。どんな治療を受けましたか?クリニックでひとまず止血し、手術のできる病院まで移動、翌日の朝に切除手術を受けました。筋腫だけ取るか、今後の不安要素もあるので子宮ごと取るかと意思確認されたときは悩みました。結局筋腫のみ切除しました。筋腫が大きくなるまで放っていたので、普段から定期的に診察に来るようにとクリニックの先生に注意を受けました。世の女性陣へ伝えたいことは?お仕事や家事・子育てで忙しい方が多いと思いますが、定期的な診察は大切です。また、私の筋腫は何が理由に出血したのかわからなくて、ある程度大きい筋腫(卵の大きさ位)のある方は早めに手術を考えていいと思います。出血が止まらないのは、怖かったです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ生理の出血が止まらないのは、子宮筋腫が原因だったというOさん。Oさんは切除手術を受け、今でも定期的に婦人科を受診しているようです。皆さんも、生理の出血が多いときは、無理せずにすぐに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月26日デリケートゾーンの3大悩みは「黒ずみ」「臭い」「大きさ」デリケートゾーンの形の悩みや機能の不調などを、カウンセリングや手術でサポートするのが「婦人科形成」と呼ばれる診療科目です。今回、婦人科形成に関する悩みを抱える女性に対し、9個の選択肢から悩みに該当する項目を調査しています。なお、同アンケート調査での年代別構成比は、30代〜40代の回答者が70%以上を占めています。図表:アンケート回答者の年代グラフとランキング形式での「婦人科形成に関する悩み」の調査結果は以下の通りです。図表:婦人科形成に関する悩み(全体)婦人科形成に関する悩みランキング第1位デリケートゾーンの黒ずみ(74票)第2位デリケートゾーンの臭い(48票)第3位ヒダが大きい、左右差が気になる(小陰唇の悩み)(47票)第4位尿もれ(44票)第5位性交時の痛みがつらい、うまくできない(31票)第6位膣がゆるい、膣から水や空気が漏れる(27票)第7位その他(10票)第7位デリケートゾーンのたるみやしわ(大陰唇の悩み)(10票)第9位不感症かもしれない(9票)婦人科形成の悩みの1位は「デリケートゾーンの黒ずみ」でした。また、2位には「デリケートゾーンの臭い」、3位には「ヒダが大きい、左右差が気になる(小陰唇の悩み)」がランクインし、多くの人が目に見えたり嗅覚で感じたりと、自分で気がつきやすい部分に対して悩みを抱えていることがわかりました。7位の「その他」に関しては、選択肢になかった「かゆみ・かぶれ」「出血」といった悩みが寄せられています。また、2位「デリケートゾーンの臭い」(48票)から6位「膣がゆるい、膣から水や空気が漏れる」(27票)までは票数が僅差となっていることからも、婦人科形成に関する悩みの幅の広さがうかがえます。悩みへのアプローチ、87%の女性が「情報収集」のみ図表:婦人科形成に関するお悩みに関して、もっともよくとる行動(全体)続いて「婦人科形成に関するお悩みに関して、もっともよくとる行動」を調査したところ、87%の人が「インターネットで情報を探す」と回答しました。2位の「婦人科医に相談する」は全体の9%程度にとどまり、続けて行った「婦人科形成のクリニックで実際にカウンセリングや施術を受けたことはありますか?」という質問でも「ない」と回答した人が90%を超えていました。図表:婦人科形成のクリニックで実際にカウンセリングや施術を受けたことはありますか?(全体)「ない」と回答した人からは「恥ずかしくてクリニックへは行きにくい」という声があげられ、多くの人がデリケートな部位ゆえの相談しづらさを感じていることがわかります。自分の体を知るために様々な情報を見比べることが大切である一方、インターネット上には曖昧な情報や体験談も散見されるため、かえって混乱し悩みを深めてしまうこともあります。個人差も大きく、周りの人と気軽に話し合うことのできないデリケートな部位であるからこそ、信頼できる発信元からの情報を参照することが大切です。【調査概要】調査対象:婦人科形成に関する悩みがある女性調査地域:全国調査期間:2023年7月6日~7月20日調査方法:クラウドソーシングサービスを利用し回答を収集回答数:300件情報元(PRTIMES)なおえビューティークリニック(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅35%の女性が実践しているPMS対策とは?サプリメントよりも多くの女性が取り入れている方法は…✅NEW<ピーチ・ジョン>史上最高レベル!“シュっと上向き”バストを叶えるスタイルアップブラ✅自然や光から着想を得たコレクション。ジュエリーブランド「SoëL」がファーストコレクション4種を発売
2023年08月25日女性にとって毎月の付き合いとなる生理。順調に来ていればいいのですが、不安定だと心配になりますよね。生理不順には婦人科疾患が隠れていることもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Mさんの場合……生理が始まった頃からずっと生理不順で、毎月来ることはなかったのですが、むしろラッキーだと思っていました。ただいつ来るか分からないし、出血量もまちまち、生理痛もそのときどきで違い、なにかと翻弄されていました。1人目出産後、2人目がなかなか授からず、周囲が次々授かる姿を見て落ち込む日々が続き、基礎体温を3ヶ月ほど記録して婦人科で受診しました。卵巣の片方がほとんど機能しておらず、無排卵月経の月があることが判明。定期的に生理が来ないことを放置せずに、受診しておけば、妊活でこんなに落ち込まなかったのにと後悔しました。どんな治療を受けましたか?私の場合はクロミッドという薬を処方されました。月経5日目から1日1錠5日間で始め、効果がなければ服薬を増やしていきました。他にもエコーをしたり、糖尿病の検査など、さまざまなリスクや可能性を元に検査を受けました。大事なのは「諦めないこと」です。検査は面倒でいい気分のものではありませんが、自分の体を正常値にするには必要なことです。世の女性陣へ伝えたいことは?もし、生理不順の方がいたら、面倒でも婦人科を受診してみてください。妊活は金銭的・精神的な負担が大きく、やはり自然妊娠できることほど喜ばしいことはありません。妊活する予定がないにしても不順であることは少なからず自分の体に良からぬ影響を与えています。自分で詰める芽は早めに摘んでおいて、健やかな体を維持しておいた方がいいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ生理不順は、無排卵月経の月があることが原因だったというMさん。Mさんは内服薬での治療を行なったようですね。皆さんも、生理がいつもと違うと感じたときは、早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月25日性行為中に痛みを感じた経験はありますか?性交痛はさまざまな原因が考えられますが、違和感がある場合は適切な処置が必要です。そこで今回は、「性交痛を感じたエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Bさんの場合……ほぼ毎回なのですが、中に入れられて、奥まで来られると鈍痛のような耐えられない痛みがきます。子宮をぐりぐりされてる感覚です。ひどいときは、性行為が終わった後にも生理痛のような痛みが続きます。どのようにして症状を改善しましたか?病院に行ったところ、子宮内膜症でしたが、回復はしていません。子宮内膜症は完治しないとのことで、上手く付き合っていくしかないなと思っています。今の彼氏とは、何回か性行為を重ねるうちに、体がその人の作りに合うようになったらしく、あまり痛まなくなりました。世の女性陣へ伝えたいことは?性交痛がある場合は、パートナーに伝えたほうがいいと思います。少し勇気がいることかもしれませんが、理解してもらうことで痛みの少ない体勢にしてもらうなど対処できると思います。違和感を覚えたときは専門家へ病院で子宮内膜症と診断されたBさん。薬などでの治療がない場合でも、パートナーに理解してもらうことで痛みを改善できたそうです。痛みの原因を理解し、把握することが大切ですね。皆さんも、違和感を覚えた場合は専門家へ相談しましょう。今回は「性交痛を感じたエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月24日健康診断や普段とは異なる違和感から、病院を受診して疾患を見つけられたという経験はありますか?「たいしたことではない」と、病院の受診をついつい後回しにしてしまう人も少なくありません。そこで今回は、「疾患に気づくことができたエピソード」をご紹介します。Cさんの場合……元々寝つきが悪かったこともあり、朝起きることが苦手でした。しかし、日に日に起きづらく朝食も気持ち悪く食べられず、だるさや頭痛が続きました。だんだん休みがちになり、「このままではいけない」と病院に行くことを決意。内科の病院で検査し、起立性調節障害と判明しました。そして、寝つきが悪いことも睡眠障害になると知り睡眠障害とも診断されました。どのような治療を受けましたか?起立性調節障害の治療として、最初に採血を行い、月に1回病院に通って診察を受けました。薬は起立性調節障害のお薬、血圧を上げる薬、また頭痛を和らげる薬を処方されました。睡眠障害の方では、眠剤や抗不安薬を処方されています。伝えたいことは?最初は、「薬を飲んで治るのか?」と不安ばかりでした。しかし、医師に従い薬を飲んでから徐々に回復していきました。自分の疾患をしっかりと受け入れ、薬を処方された通り飲み、主治医に従うことが大切だと思います。今でも悩むことはありますが、相談相手もいなく原因のわからなかった日々よりはずっといいです!違和感を覚えたときは早めに専門家へ違和感を感じたときは、迷わず専門家に相談してみましょう。身体からの大事なサインかもしれません。今回は「疾患に気づくことができたエピソード」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月24日人にはなかなか相談しづらいデリケートゾーンの痒み。もしかして、ただのかぶれではなく感染症なのではないかと不安になる方もいるでしょう。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Nさんの場合……ある日突然、デリケートゾーンに頭がおかしくなりそうなほどの猛烈な痒みと痛みが襲ってきました。綺麗に洗っても痒くて痛いのです。数日後には黒い下着が真っ白になるほどのおりものが大量に出ていて、怖くなり仕事を早退して婦人科に行きました。検査してもらい膣カンジダと診断されました。どんな治療を受けましたか?婦人科で膣錠を入れてもらい、塗り薬が処方されました。あんなに痛くて痒かったのに、あっという間にどちらの症状もなくなりました。すぐに大量のおりものも止まりました。後回しにせず、すぐに婦人科に行けばよかったです。世の女性陣へ伝えたいことは?痒くてかいてしまうと赤く腫れてしまったり、さらにバイ菌が入り治りが遅くなります。私はかきすぎて切れてしまい、かなり腫れてしまいました。デリケートゾーンはいつでも清潔に保ち、おかしいと思ったらすぐに婦人科で受診しましょう。違和感を覚えたときは婦人科へデリケートゾーンの痒みや痛み、白いおりものは、膣カンジダが原因だったというNさん。Nさんは膣錠を入れてもらい、塗り薬を処方され症状は治ったようですね。皆さんも、デリケートゾーンの痒みは放置せず、早めに婦人科で医師に相談してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月24日女性の体はデリケートなもので、さまざまなトラブルが起こりがちです。なかには、お尻の奥の痛みから婦人科疾患が判明することもあるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Fさんの場合……30代に入った頃、硬い床に座るとおしりの奥に刺すような痛みが走ることに気がつきました。それまでとくに生理痛が酷いということもなく、妊娠出産も順調に進んできたので、まさか自分が婦人科疾患だとは思いませんでした。しかし痛みは強くなる一方で、ついにはベッドの上に座ることすら苦痛になるくらいの痛みで、婦人科にかけこみました。診断は子宮内膜症でした。どんな治療を受けましたか?投薬治療を受けています。私はジエノゲストというお薬を処方してもらいました。大変なことは、きちんと毎日決まった時間に薬を飲まないといけないことだと思います。忙しいと飲み忘れてしまうので、初めはタイマーをかけていました。世の女性陣へ伝えたいことは?私は投薬治療を初めて、今までの痛みが嘘のように楽になりました。婦人科は他の科に比べ受診のハードルが高いと思いますが、勇気を出して受診したほうがいいと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へお尻の奥の痛みは、子宮内膜症が原因だったというFさん。Fさんは、投薬治療を受けて痛みが楽になったようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときはすぐに病院で医師に相談してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月22日ご自身の生理周期を気にしたことはありますか?なかには、生理が1ヶ月続いて婦人科を受診した方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Jさんの場合……もともと生理不順だったのですが、ある月に生理が1ヶ月ほど続いたことがあります。他の月でも1週間以上続くときがあったので、とくに気にしていませんでした。しかし、日に日に生理痛が酷くなり「さすがに1ヶ月は長いかも……」と不安に。職場の先輩に軽い気持ちで相談したところ、すぐに婦人科に行くように言われました。次の日に休みを取り婦人科で診察を受けたところ、子宮内膜症だったことがわかりました。どんな治療を受けましたか?低用量ピルを処方していただきました。小さなクリニックに行き、そこの先生が親身になってくれました。初潮を迎えたときから生理不順だったこともあり、慣れてしまっていて事の重大さに気づいていませんでした。生理不順の人はできるだけ早く診てもらった方が良いと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。読者の感想は……『普段から生理不順だと、少しくらい長くても気にせずそのままにしてしまいそうです。』『生理不順だと、ちょっとくらいおかしいと感じてもそれが「自分の普通」になってしまい、婦人科に行くまでに時間が掛かってしまうこともあると気づきました。』『私自身生理不順が長く続いても放置しがちになっていたので、婦人科に行ってみようと思いました。』など、生理に少しでも違和感を感じたら受診するべきという声が集まりました。異変を感じたら……生理不順と生理が長引いていたのは、子宮内膜症が原因だったというJさん。ご自身の生理周期や生理期間が正常かどうか、皆さんもチェックしてみてくださいね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月21日婦人科系の悩みは周囲の人には相談しづらいと感じる方もいるのではないでしょうか。なかには、婦人科を受診したことで原因が判明した方もいるようです。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Yさんの場合……膣カンジダになりました。陰部が異常なほど痒くなり、ポロポロとしたおりものが出るようになって異変に気づきました。ちょうどその頃に健康診断で婦人科系の検査を受けていたので、健康診断の結果と一緒に知らされました。どんな治療を受けましたか?ピルを処方してもらうために通っていた婦人科に行き、先生に事情を説明。そこで治療のための薬を処方していただきました。通い慣れた婦人科だったため、打ち明けやすかったのを覚えています。信頼できるかかりつけ医がいる方は、症状や要望を伝えやすいため、同じところに通うのがいいと感じました。デリケートな部位に関するトラブルは、自己判断せず婦人科で診てもらうことをおすすめします。読者の感想は……『婦人科の受診は抵抗感があるため、かかりつけ医があると伝えやすくなりそうだなと思いました』『デリケートな部分の痒みは自力で何とかしようとせずに、病院に行こうと思いました』『膣ガンジタになったことありますが、本当に痒くなります。なんとか市販の薬を塗っても治らず病院の薬で治ってきました。』など、病院で受診をすることが大切だと思ったという声が多く集まりました。異変を感じたら……ポロポロとしたおりものと陰部の痒みがあり、婦人科を受診したというYさん。デリケートな部位に何らかの異変を感じた場合は、なるべく早く婦人科を受診してみてくださいね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月21日女性にとって長い付き合いとなる生理ですが、月経痛がひどいと困ってしまいますよね。ひどい月経痛には、婦人科系疾患が隠れている場合もあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Dさんの場合……12歳で初潮を迎えたときから月経痛がひどかったのですが、31歳で出産した後、さらに月経が重くなってしまいました。月経痛だけではなく、排卵時の下腹部痛や月経前のイライラ、月経中の片頭痛も出てきて、家事や育児にも大きな支障が出ていました。婦人科で受診したところ、病名は「月経困難症」と診断されました。検査しても器質的な異状は何も見られなかったのですが、あまりに月経が重すぎることも治療の対象になるそうです。どんな治療を受けましたか?他の疾患で通院中だった大学病院で、院内紹介をしてもらいました。精神科の主治医があまりに私の月経が重いのを見かねて、婦人科に紹介してくれました。月経痛のひどさを婦人科医に尋ねられたのですが、ちょうど同じくらいの痛みが10分間隔で陣痛が来ているときの痛みだったので、「陣痛10分間隔の時と同じくらいです」と答えたら、「これは辛いよ」と言われました。その後、ホルモン剤を内服して月経を止めています。薬の副作用として乳房の張りが少しあるのですが、月経に関連する不調はほとんど無くなり、快適に過ごせています。世の女性陣へ伝えたいことは?月経痛がひどくても「これが当たり前」と思わずに、早めに婦人科を受診してみてください。私は「痛みは我慢するもの」という固定観念が強かったのですが、痛みを我慢することは美徳ではありません。正直に、またなるべく正確に医師に症状を訴えて、積極的に治療することをお勧めします。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へひどい月経痛は、月経困難症が原因だったというDさん。Dさんはホルモン剤を内服して月経を止めているようです。皆さんも、辛い月経痛はがまんせずに、婦人科で医師に相談してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月21日毎月繰り返す生理の痛み、少しでも軽くしたいものですよね。あまりひどい生理痛であれば、婦人科系疾患が隠れていることもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Sさんの場合……私の場合は、子宮内膜症と膀胱炎でした。社会人1年目のときに急に生理痛がひどくなり、薬を飲んでも治らず、夜も眠れなくなってきたので、初めて産婦人科に行きました。子宮内膜症と診断され、今では毎日ピルを飲み、生理がこないようにホルモンバランスを整えています。薬を飲み始めて痛みが和らいでいましたが、数ヶ月後に激しい痛みに襲われて、下腹が痛かったので子宮内膜症が悪化したのかと不安になり、婦人科に行きました。その際に膀胱炎と診断され、水分不足と診断され、水分を摂るように指示されました。婦人科で膀胱炎を診てもらえると思っていなかったのと、ピルを飲むことにより、普段以上に水分が必要になることを知りました。どんな治療を受けましたか?薬を処方され、毎日ピルを飲み、ホルモンバランスを調整しています。また、3ヶ月に一度診察を受け、年に一度子宮の検査を受けて、悪化していないかのチェックと問診をしていただいています。問診の際は気になったことなどの相談も聞いていただけるので、毎回自身の病気について理解ができ、安心できます。世の女性陣へ伝えたいことは?痛くなったら無理せずに病院に行ってください。婦人科で受診するのは確かに恥ずかしいと私も思いましたが、一度行ってしまうと気にならなくなりますし、何より日々の痛みから解放されます。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ子宮内膜症と膀胱炎だったというSさん。皆さんも、「いつもと違う」と感じたときは、早めに婦人科で医師に相談してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月20日生理の期間や出血量がいつもと違うと感じた経験はありますか?少しの変化でも婦人科で受診することで思はぬ疾患が判明するケースもあるようです。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Aさんの場合……良性ではありますが、ポリープが見つかったことがあります。きっかけは、生理後も2週間ほどの出血があったためです。本当に少量で、ティッシュで拭いても付くか付かないかくらいの出血でした。また、子宮内膜が厚くなっていることも指摘されました。どんな治療を受けましたか?受診したその場ですぐに摘出していただき、内膜が厚くなっていたので子宮体癌の検査も同時に受けました。結果は陰性でしたが、自分では気づけない症状もあるのだと実感しました。すぐ検査していただける設備は大事だと思います。少しでも違和感があったら、そのままにせず病院に行くことをおすすめします。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。読者の感想は……『少量の出血だといいやと思って見過ごすこともありますが、やはり病気が潜んでいるんですね。私も良性ポリープが見つかったことがあったので他人事ではないなと思いました。』『私も生理の後に出血するので、婦人科に行こうと思いました。』『ティッシュに付くか付かないかの少量だと見逃してしまう可能性があり、もしそのまま見過ごしていたらと思うと怖くなります。』『自分の体調は自分しかわからないので普段からよく見ておこうと思います。』など、コメントが寄せられました。違和感を感じたら……生理後も続いた出血は、ポリープが原因だったというAさん。少しでも「おかしいな」と感じたら、近くの婦人科を受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月19日生理痛に悩んでいる方も少なくないはず。なかには、異変を感じ婦人科を受診した方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Tさんの場合……私は元々生理痛が重い方でした。「運動不足が原因なのでは?」と思って運動してみましたが、改善されるどころか少しずつ悪化。生理痛の薬も効果を感じられなくなり、あまりの痛みに仕事中に動けなくなってしまったので「さすがにおかしい」と思い、婦人科を受診しました。そこで「子宮内膜症」との診断を受けました。評判の良い大きな病院に行きました。血液検査・超音波検査(断層撮影法)・子宮頸管粘液採取・細胞診などの検査をしましたが30分ほどで済みました。先生の説明が丁寧で薬の種類や副作用などのことも詳しく話してくださり、デリケートな検査ですが安心して臨むことができました。市販薬が効かなくなった方や、生理痛が酷くて悩んでいる方は「子宮内膜症」の疑いがあるかもしれません。放っておくと症状が悪くなる病気なので、勇気を出して婦人科を受診してみてください。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。読者の感想は……『単に体調が悪かったり、疲れが溜まっているのかなと判断しがちですが、定期的な健診は欠かさずしようと思います。』『生理痛は個人差があるので、どこまでなら異常なのか判断が難しいですよね。』『生理痛の薬が効果を感じられなくなることがあるんだなということに驚きました。』『婦人科というとどうしても検査に抵抗感がありますが、勇気を持って診てもらうことがいかに重要かを改めて感じました。』異変を感じたら婦人科を受診重い生理痛は、子宮内膜症が原因だったというTさん。皆さんも自分の身体と向き合って、違和感を放置せず、早めの受診を心掛けてみてくださいね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月18日