こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。男の子3人(小2・5歳・2歳)のママです。夫に言い出せなかった食事のことウーマンエキサイト=エキサイトなウーマンしか見ていない可能性大なのですが、ワタクシ、ここであえて世のご主人達にお願いしたいことがあるんです。とか言いつつ、 週末になると、土日のどこかしらで外食することが多い我が家。夜ご飯を食べにいくよりかは、お昼ご飯が多いかな。夫自身も、こう申し出てくれるし、ときどき奢ってくれたりもします。夫の気遣いはありがたいけど、実は外食もママは休む暇なしお気遣い、非常に…! ひじょ~~~にありがたいのだけれど、実は外食したからといって楽できるかというとそうでもないんです。いや、語弊があるな。楽なのは楽。洗い物しなくて済むし。ただ、あと一個付け足すだけで、1アップ確実!あのですね。たまには、妻一人で座らせてほしい。我が家では暗黙のルールで最年少の子どもはもれなく私の隣に座るという仕組みになっておりまして。長男が赤ちゃんの頃は長男が私の隣。次男が赤ちゃんの頃は次男が隣。そして今は三男が私の隣。つまり、この8年ずっと私の隣には手助け必要な幼児が。ママの横に手がかかる子どもになりがち最悪な時には、こんな席割りになることもあって。 も……もう、バランスおかしいやん。私、右も左も何食べたんだかよくわかんない。こないだも、ちょうどこの席割りの時がありまして。しかも、よりによってラーメン屋。激務。子ども自身が私の横じゃないと嫌だっ! って言って聞かなかったので仕方がなかったのですが、私がラーメンにありつける頃には、麺びよーーーーーん。(のびのび)外食だけじゃなく、普段の食事も…そもそも外食に限らず、普段の家での食事も、私はまず三男に食べさせてから自分の食事に取りかかる毎日。夫は人生において食にかける情熱が大きく、ごはん中に邪魔されたり、子どもに横取りされたりするのがあんまり好きじゃないタイプ。私は自分のプレートから子どもに分けたり、とりあえず子どもを先に食べさせて残ったものを食べるっていうのが身に付いてしまったので、そういうものだと思って過ごしてきたんだけれど…子どもの面倒を見ているうちに、ママのごはんが冷え…夫気付かずこないだフードコートで、我が家のような家族を客観的に見た時に思ったんですよね。赤ちゃんに離乳食を食べさせてるうちに、旦那さん食べ終わっちゃった!そして、奥さんのごはんはすっかり冷めている。たぶん、旦那さんからしたら気づいてもいないし、奥さんも当たり前のこととしてやってるんだと思うんです。私もこういうもんだと思って今までしてきた事なんだけれど、客観的に見た時に、あぁ~~、たまには、温かいものを温かいうちに食べさせてあげてほしいな。って思ったんだよね。(要するに自分に向けて言いたかったんだと思う。)夫の少しの気遣いに、妻は喜ぶはず!24時間子どもと一緒にいる主婦にとって、3度の食事は常に子どものペース優先。子どもの残り物食べずに自分は自分で食べればいいじゃんって言われそうですが、そうもいかないんです。というわけで世のご主人達。休日の楽しい外食、たまには、「子どもは僕が食べさせるから君一人で先に食べなよ」って言ってくれたら、こんなに嬉しいことはないです。泣いて喜びます。うちのように8年間も同じ状況が続く事にならないよう…今ならまだ間に合う!?是非、言ってみてください。
2017年03月02日こんにちは。栗原達也(くりはらたつや)です。以前の公開相談で、「夜の仕事をしている女の子と夫が遊んでいて、我慢できない」という相談があった。奥さんとしてはカーッとなって、夫に「自分と子どもを取るか、その子を取るか」と迫りたいところだろう。自分の感情で頭がいっぱいになって、物事がうまく考えられなくなることもありそうだ。そんなときは、まず、お金の流れを考えてみよう。そうすると、見えてくることがあって冷静になれることがあるからね。男女の仲の悩みで、「愛」や「性」だけの問題というのはめったにない。そこには、当然、お金がからんでくるんだ。人間がただ動くだけで、つまり、デートを1回でもしようと思えば、交通費、飲食代、ホテル代など、どうしたってお金は必要だ。だから、お金をどこにどのくらいつかっているかで、相手の真意がわかるといえる。極端にいえば、夫が妻子を養っているうちは、本人に別れる気持ちはない。浮気は、あくまで遊びだ。しかも、金が足りなくなったら遊びは止めようと思っている。もしかしたら、浮気相手にだんだん金がかかるようになってきて、いまにも別れようと思っているところかもしれない。「金の切れ目が縁の切れ目」は、まさに真実といえるよ。だから、妻としては、夫に節約を頼む、これからの家計の相談をするだけでも、浮気を止めさせたり防止したりするのに、ある程度は役立つはずだ。 一方、浮気相手の女の子のほうも、金の切れ目が縁の切れ目になるのは同じ。男が自分に金をつかってくれるうちは、男に対して、かわいい顔もできるけれど、「この女は自分のものになったから」とケチになり始めると、とたんに色恋の甘いムードも薄れていく。ましてや、最初から、「妻子ある男との一時的な関係で、将来を考えるものじゃない」と割り切っていることが多いわけだから、もっとリッチな思いをさせてくれる男が現れれば、そっちに移っていくのは当然だ。夫が、家にいっさい金を運ばなくなって、それが続くようなら、そのときこそが本当のピンチ。妻子がどうなるかという想像がつかないくらいのぼせているか、相手の女に完全に吸い取られてしまっているということだね。夫婦の縁も切れかけているということになり、そのときに初めて、離婚を考え始めてもいいんじゃないかと思う。そして、離婚を考えるときに、やはり大事なのは先立つものだ。だから、感情にまかせ後先を考えずに「離婚だ!」と騒ぐ前に、お金のことを考えよう。すると、すっと冷静になれるだろう。「離婚を言いださなくてよかった」と思うこともあるかもしれないよ。 別れを告げたらどうなる?【不倫愛】あの人の腹底、待ちうける結末
2017年02月24日こんにちは、イラストレーターの栗生です。この連載では、子どもとお出かけ情報 「いこーよ」 に寄せられた子どもの言い間違いをピックアップして、イラスト付きでご紹介しています。今回のテーマは前回に引き続き「新たな食べ物の誕生」です。まずは定番、お子さま言い間違い界における頻出ワードを見ていきましょう。子どもの言い間違い1ねぇママ、コチョレート買って~!(8歳男の子の言い間違い) いこーよ:2015年12月の「今日のひと言」より 今日、おかさな食べたーい!(5歳女の子の言い間違い) いこーよ:2016年6月の「今日のひと言」より 僕ね、とうもろころし、大好きなんだぁ~!(3歳男の子の言い間違い) いこーよ:2015年8月の「今日のひと言」より チョコ→コチョ、おさかな→おかさな、などはわが家の4歳児もよく口にしていました。正解がなんだかわからなくなる野菜第一位と言えば、とうもろこし。ろ・こ・しの並びがひっくり返り、息の根を止められそうな殺伐としたネーミングになってしまうのも仕方ありません。子どもの言い間違い2 続いてはあの人気アニメの言い間違いです。しょくぱんまんが言えなくて「ぶっぱんまん」(2歳男の子の言い間違い) いこーよ:2016年7月の「今日のひと言」より 「しょくぱんまん」が言えなくて…パン!!(1歳女の子の名言) いこーよ:2016年9月の「今日のひと言」より (しょくぱんまんを見て )パパ「これは誰かな~?」娘 「とうふ!!!」(2歳女の子の名言) いこーよ:2016年10月の「今日のひと言」より (寝起きのパパを見て)髪型がショクパンマンみたーい♪(5歳女の子の名言) いこーよ:2016年10月の「今日のひと言」より 幼児に大人気のあの食べ物キャラクターたち。しかし、もしかして知名度がイマイチなのでしょうか…。そして、寝起きのお父さんの髪型、上の方が膨らんでいたのでしょうか…。謎が深まるばかりです…!子どもの言い間違い3 最後は思わず突っ込まないではおれない、ドキドキの言い間違いです。スクランブルエッグ(スクランブル交差点)、青になったよ!!(8歳男の子の言い間違い) いこーよ:2016年6月の「今日のひと言」より けつもん(おつけもの)食べてもいーい?(5歳女の子の言い間違い) いこーよ:2016年6月の「今日のひと言」より ママ、ちんぴらごぼう作って(4歳女の子の言い間違い) いこーよ:2015年10月の「今日のひと言」より スクランブルエッグはずっと黄色だよ!とつい突っ込みたくなってしまいました。「けつもん」…闇世界の隠語のような響きを感じるのは私だけでしょうか。無駄にドキドキしてしまいました。最後の言い間違いはお外で言わないようにしようね!と肩を掴んでアドバイスしたくなります。子どもの斬新な言い間違い、次回もお楽しみに!情報提供 子どもとお出かけ情報 「いこーよ」
2017年02月13日こんにちは、イラストレーターの栗生です。寒さが身にしみる時期、子どもたちの言い間違いでほっこりさせていただきましょう。この連載では、子どもとお出かけ情報 「いこーよ」 に寄せられた子どもの言い間違いを、イラスト付きでご紹介しています。今日のお題は「新たな食べ物の誕生」(前編)。このジャンルは豊作ですので前編と後編に分けてご紹介したいと思います。子どもの言い間違い1(苺を見て)トマトあったよ!(3歳男の子の言い間違い) いこーよ:2016年7月の「今日のひと言」より にんじんを見て「なすび!」(1歳男の子の言い間違い) いこーよ:2016年10月の「今日のひと言」より 私もトマトを見て「卵」と言ったり、夫を子どもの名前で呼んだりすることがよくあるので、他人事とは思えません…。しかし、子どもの純粋無垢な言い間違いには心を打たれるものがあります。子どもの言い間違い2 ナンデトコトコ(ナタデココ)って美味しいよね(3歳女の子の言い間違い) いこーよ:2015年12月の「今日のひと言」より 大人でもちょっと言いにくいナタデココが「ナンデトコトコ」という新ワードに変身。てっきり大人の言うことすべてに対して、「なんで? なんで?」って疑問を投げかけながらトコトコ歩く幼児のことかと思ったら違いました。子どもの言い間違い3 スケバッティング(スパゲッティ)大好き!(5歳男の子の言い間違い) いこーよ:2015年11月の「今日のひと言」より みなさんはどんな絵を想像しましたか? 私は「遅刻遅刻~!」と言って走ってきたスケ番同士が、道端でバッティングしてスパゲッティになった様を想像しました。大人では予想もつかない子どもの言い間違い。次回後編もどうぞお楽しみに!情報提供 子どもとお出かけ情報 「いこーよ」
2017年01月24日こんにちは、イラストレーターの栗生です。今年も「栗生ゑゐこの子どもの言い間違い」をどうぞよろしくお願いします。この連載では、子どもとお出かけ情報 「いこーよ」 に寄せられた子どもの言い間違いをピックアップして、イラスト付きでご紹介しています。さて、今回の言い間違いテーマは「融合」。似ていたり対になっている言葉がごちゃまぜになり、その結果いい感じの言い間違いになったものをご紹介いたします。子どもの言い間違い1ママ「右と左どっちにする?」息子「みだり!!」(8歳男の子の言い間違い) いこーよ:2016年5月の「今日のひと言」より このやりとりのスムーズさ、そして一呼吸おいてやってくる「みだり」の破壊力。発した本人はおそらく知らない、まったく関係のない言葉が登場してしまったところに言い間違いの趣が感じられます。子どもの言い間違い2 (お帰りとただいまが一緒になって)おかいまー!(2歳女の子の言い間違い) いこーよ:2016年9月の「今日のひと言」より 帰宅する側と迎える側の気持ちが溢れて一体となってしまったかのような言い間違いに、思わず微笑みがもれてしまいそうです。子どもの言い間違い3 (パパとママが混乱して) マパ~!!(1歳男の子の言い間違い) いこーよ:2015年9月の「今日のひと言」より パパとママがこんがらがって「…パマ!」(3歳女の子の言い間違い) いこーよ:2016年6月の「今日のひと言」より 「お父さん」と「お母さん」を一発で呼べるスーパーワードが誕生しました。子どもの発声の勢いと、途中で「あれ、ママとパパどっちを呼ぶんだっけ?」という戸惑いを同時に味わえる言い間違いです。大人の想像を超えてくる子どもの言い間違い。次回もお楽しみに!情報提供 子どもとお出かけ情報 「いこーよ」
2017年01月11日こんにちは。イラストレーターの栗生です。幼子の言い間違い、それは誰もが通った道。そして思わぬ創造物や新たな概念との遭遇でもあります。この連載では、子どもとお出かけ情報 「いこーよ」 に寄せられた子どもの言い間違いをピックアップして、イラスト付きでご紹介したいと思います。本日のテーマは「新しい言葉の発明」。それでは早速見ていきましょう。子どもの言い間違い1 ねえお母さん、ヒフ(ムヒ)塗って~!(4歳女の子の言い間違い) いこーよ:2015年8月の「今日のひと言」より 惜しいな、ヒフは塗られる方だ! でも、確かに雰囲気は似ているかも? こんな面白い言い間違いを言われたら、何度でも思い出し笑いできそうです。子どもの言い間違い2 (キノコを見て)あ、きんきんこだ(2歳女の子の言い間違い) いこーよ:2015年11月の「今日のひと言」より 斬新かつかわいいこの言い間違い。その上キノコが菌類であることまで表現するというレベルの高さです。2歳児の言語感覚にしびれます。子どもの言い間違い3 ママ「おもちゃ屋さんに行こっか」息子「トイレザラス!」(3歳男の子の言い間違い) いこーよ:2015年11月の「今日のひと言」より さりげなく「レ」を入れちゃった! ママの脳裏に浮かんだものはきっとこういうやつだと思います。大人では想像もつかない子どもの「言い間違い」。次回はどんなおもしろいコメントが出てくるでしょうか。次回もお楽しみに!情報提供 子どもとお出かけ情報 「いこーよ」
2016年12月20日人生誰しも、自分の思うように生きていければ ストレスも溜まらないし好きなように過ごせますね。仕事や人間関係が円滑にいかないストレスもありますが、 ある問題に関しては自分の思うようにも好きなようにもいきません。自分を押さえることを避けて通ることができないもの。その名は「恋愛」というものです。恋愛と一区切りにしても、その年齢によって千差万別。しかし、ある程度の「人間経験値」を積んできた我々アラサー世代にとっては様々な試練が訪れます。妥協この妥協というのは非常に幅広いです。若い頃はそれを武器にして、イケメンで高収入で背が高くて…などと、うつつを抜かしていても何とか男性をGET出来たかもしれないですね。ところが、この歳になると最近の社会情勢も、収入格差の問題も 年収500万を越えることが如何に難しいかも分かってきました。ましてイケメンで…なんて言ってる場合ではないですよね。そもそも自分自身も衰えが来ているので、若い頃のそれでは乗り切れないのです。大人の魅力を兼ね備える努力をしていたアラサーは まだ男性もその魅力に引き寄せられて交際が出来るので、 何とか勝ち組になれるかもしれませんが、 何の努力もせずに20代を過ごしてしまったアラサーは 昔のような武器がなくなっているので、 選んでもらえる男性と付き合うことが出来れば御の字なわけです。友達の結婚式に出席し新郎を見て 「イケメン好きだったA子があんな人と結婚するなんて」と 思ったことがある人は気を付けてください!自分はそのステージにすら立てていないことを露呈していることに気付けていない可能性がありますよ。付き合いが始まってからも妥協は続きます。お互いに大人であるからこそ、出来上がってしまった価値観。こればかりは妥協なくして付き合っていけません。「あなたのために価値観でも何でも変えるわ」的なことを ついウッカリ言ってしまう大和撫子風女子は、いずれそのツケがまわってきます。それを見抜けないほど男性もバカではないので、キッチリ「今だけだ」と分かっているんです。まして男性は自分の価値観を重視する傾向にあります。女性より優位に立ちたいという 動物的本能がある以上、結局、一枚上手の女性でいることで丸く収めるしかないのです。もちろん男性も妥協していることを忘れないでいただきたいです。若い頃、良い女を選ぶ元ハンター達は、年齢とともに「こいつでも良いか」と 我々女性を妥協で選び始める年頃なのです。お互い様、これも妥協と言えるでしょうね。我慢妥協と我慢、類似する部分もあるが決定的に違うのは、妥協は自分の納得が含まれます。しかし、我慢には自分の納得が含まれません。会いたいのに会えない我慢とか、そんな高校生の頃のような恋愛とはレベルが違います。何度も言いますが、我々アラサーは、ある程度の酸いも甘いも経験してきました。「大人」と言われる年齢になり早10年近く経ち、周りからの目も 一端の大人として見られ、大人の女性として扱われます。職場では中間管理職。 新入社員の女子が入る度に鼻の下を伸ばす男性社員を軽視しながらも、上司に可愛がられる自分をどこかで「まだイケるんじゃ?」と思っていたりするのです。仕事ならずも自分の納得がいかない我慢を恋愛でもしなければならない世代、それがアラサーというものです。彼の出来上がってしまった価値観の相違に妥協している「我慢」、相手に不満があっても これは言っちゃいけないと分かる年齢になってしまっただけに起こりうる「我慢」、 そして一緒に生活をするとみえてくる男性特有のクセに対する「我慢」など 数え上げたらキリがありません。我慢は身体に毒だと言いますが、男と女は何故にこうも違うのかと真剣に悩んだり考えたりして、そんな我慢を女子会で発散しながら、最後には口を揃えて「男って結局子どもだよね~」にたどり着くこと、ありませんか?しかし、冷静になって考えてみると「妥協」と「我慢」のない恋愛とは 果たして本当に楽しいものなのでしょうか?人はワガママなもので、平凡だと退屈し、波乱が多くても苛立ちます。ホドホドにいろんなことがあり、我慢や妥協をしながらくらいが丁度良いんですよね。そして「まぁ何だかんだ言っても、彼のこと好きなんだけどね。」となるんです。恋愛の価値観だけは、いくつになっても変わるものだと言うことかもしれませんね。
2016年09月29日頑張っても上手くいかない子育て。それなら「伝え方」を変えてみては?出典 : 親が口を酸っぱく言っても聞いてない、根気よく諭してみてもわかってくれない、キツく叱って反省したかと思いきや、次の瞬間にはすぐに同じ間違いを繰り返す…なんてことばかりだと、お母さんもクタクタになってしまいますよね。その上、子どもがちょっとでも気になる行動をすれば、周りから「しつけがなってない」「叱り過ぎ」「甘やかし過ぎ」だとか、「ほったらかしてる」…こうした厳しい目線をチクチク感じてしまうと、「これ以上、一体どうすりゃいいの!?」と途方に暮れてしまいます。これは、毎日本当に疲労困憊しながら頑張っているお母さんにとっては、とても辛いことだと思います。だって、人1倍、いや、10倍は頑張っているのに、謝ることはあっても、誰も褒めてくれないんですから。私も以前は「頑張っているのに、なんで私だけこんなにうまくいかないんだろう…」と、いつも思っていました。でもね、もしかしたら「その子に合った伝え方」を見付けることで、子どもたちはルールを守ったり、ガマンや妥協ができたりするかもしれません。毎日しんどい思いをしているお母さんが、ほんの少しの工夫ですぐにできる、子育てのコツを3つ、うちの子専門家の楽々かあさんがお伝えします。Upload By 楽々かあさんつい言いがちな「ちょっと」や「ちゃんと」などの曖昧な表現や、「人の迷惑になる」などの抽象的な言い方は、まだまだ人生経験の少ない子どもにはイメージしにくいようです。その場合には「してほしいことを具体的に伝えて」みましょう。例えば、●ちょっと待って→あと◯分待ってね●ちゃんとしなさい!→シャツをしまって、背筋をピンとしてごらん●電車で騒ぐと迷惑だよ→声が大きいと、他の人が次の駅の名前を聞き逃しちゃうから、「これくらい」で話そうね(実際に小さな声の手本を見せる)●走るな!→歩こうね…という感じで変換し、「ちょっと」とは一体どのくらいなのか、「ちゃんと」とは一体どういう動きのことなのか、「迷惑」とは一体誰がどんな思いや不便をすることなのかを、「具体的に」伝えてあげると「ちゃんと」動きやすくなります。また、「〜してはダメ」「〜しない!」という否定形ではなく、「◯◯だったらOK」「◯◯するなら大丈夫」というように、「やっていいこと」を肯定形にして伝えます。あとね、夢中になると周りに気付けないお子さんには、遠くから大声で呼んでも耳に入らないので、ムダなエネルギーを消耗するだけです。その子の近くまで行って、名前を呼んでつんつんして気付かせたり、「かあちゃんを見て?」と言って、子どもが注目してから話し始めたりすると、効率が良いと思います。(これ以外の子どもに伝わりやすい声かけ例は、楽々かあさん公式HPから無料配布している「声かけ変換表」をご参照下さい)楽々かあさん公式HP参考:Facebook記事「声かけ変換表(指示・命令・禁止)」(初出:2014.7.4)Upload By 楽々かあさんまるで自動消音装置でもついているかのように、親の小言が見事に右から左へ抜けていく子は、耳からの情報よりも目からの情報のほうが受け取り易い可能性が高いです。「言っても言っても分からない子」は、「見えるようにすれば分かる子」なんです。だから、「よく言う小言は紙に書く!」というのは、うちの育児の鉄則です。いっつも同じことばかり、繰り返し言っている気がしたら、目につく場所に貼り紙をすれば良いのです。その時に分かりやすいマークやアイコン等を描いたり、目立つ色にしたりすれば、気付き易くなります。それから、●イラストやマンガ、写真●箇条書きのリストや手順●図や表、フローチャートなどで表示してあげると、複雑なルールや抽象的で難しいことも、延々とお説教するよりも、ずっとわかりやすく、そして頭に残りやすくなります。100回言っても伝わらないことも、1回絵を描くだけで伝わることもあります。絵を描くのが苦手なお母さんは、棒人間でも充分ですし、写真をスマホアプリで加工したり、ネットのフリー画像や園・学校のお便り、パンフレット、フリーペーパーなど、使えるところをコピーしたり切り抜いて貼れば大丈夫です。それから、「せっかく貼り紙をしてもそれを見るのを忘れる」というツワモノのお子さんには、もう一手間かかりますが、「何を見ればいいんだっけ?」と、紙を見るように気づかせる声かけを併用するといいと思います。参考:Facebook記事「おうち標識」(初出:2013.12.20)Upload By 楽々かあさん普段は子どもに7割くらい、穏やかに優しくできていても、ついに堪忍袋の緒が切れ「いい加減にしなさいッ!」と、大声でカミナリを落とすこともあるでしょう。そんな時だけ、パパやご近所さんは気が付くものですが、さっきまでできていた7割のほうもちゃんと見て欲しい、と思うこともあるのではないでしょうか。これと同じように、子どもが良くない行動をした時だけ注意していると、子どもも「いつも怒られてばっかり。おれだって頑張ってるのに全然わかってくれない!」と不満になるかもしれません。子どもが褒められるようなことをしていなくても、普通に過ごせている時には、そこを褒めてみましょう。例えばうちでは、3兄妹が特別美しい兄弟愛の姿を見せていなくても、ほどほどに楽しくケンカをせずに遊べている時には「かあちゃん、今日は平和で助かるわあ」と声かけしています。そして兄が弟を叩くなど、良くない行動があったときも、「やめて!」と強く短く言い、叩くのをやめてくれたら「やめられたね」と褒めます。しぶしぶでも、夢中になっているゲームの手を止め、宿題に取りかかれた時も同じです。一見ワガママに思えることや、他の子にとっては「できて当然」と思えることでも、ちょっとでもガマンできたり、気持ちを落ち着けたり、しぶしぶでも妥協できたときは、褒めるチャンスです。●「ガマンできたね」●「頑張ったね」●「譲ってくれてありがとう」と、努力や過程を褒めたり、感謝を伝えたり、その子の努力に応じて声をかけ、ポイントやごほうびを与えたりします。当たり前のようなことの頑張りであっても、気付いて伝えると、少々やんちゃなお子さんも、良くない行動をいつもより早めにやめてくれたり、ガマンや妥協したりできるようになると思います。大人でも、ちょっとしたことで「頑張っているね」「ありがとう」と言われたら、まんざらでもないですよね。参考:Facebook記事「ポイント手帳2015」(初出:2015.3.13)まとめ出典 : どうでしたか?「言っても言ってもわからない子」に伝わる、ほんのちょっとの子育てのコツはいくらでもあるんです。そして、子どもがなかなかわかってくれなくても、それは決してお母さんが頑張っていない、という意味ではありません。毎日、子どもに身支度をさせる、3食食べさせる、園や学校に行かせる、スーパーや公園に連れて行く、一日を無事に終える…そんな当たり前のような日常の、お母さんの大変さや頑張りには、なかなか周りの人もパパも気付いてくれません。でも、今日までお子さんが元気に無事成長できているのは、そんなお母さんの地道な日々の努力のおかげです。自分のことも、たくさんほめてあげて下さいね。参考書籍:著書「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」大場美鈴・著/汐見稔幸・監修(ポプラ社)
2016年09月26日子どもが言うことを聞いてくれないのは、子育てにおいて大きな悩みの一つ。でもよく考えて見てください。ほんとうに子どもは、お母さんの言うことを全部聞かないといけないのでしょうか。ほんとうに大人の言うことが、全て正しいのでしょうか。「コドモ博士の哲学トーク」バックナンバー第1回:「朝の着替えを嫌がるのは何で?」第2回:「何でそんなに歯磨きを嫌がるの?」第3回:「怒られているときってこんな気持ち」第4回:「同じことを何度言われてもわからないワケ」第5回:「上の子にとって弟・妹なんて別に可愛くないわけ」第6回:「お兄ちゃんになるってこんなキモチ」第7回:「子どもの繊細な性格を武器にする」第8回:「イタズラって悪いこと?イタズラを考える」第9回:「どう褒められると嬉しいの?」第10回:「こんなケンカならしてもいいよ。夫婦げんかを見る子どもの気持ち」第11回:「良いママ」を目指すママに育てられる子の気持ち第12回:「逆効果だらけ。親に口うるさく言われる子どもの気持ち」第13回:「すぐに『ごめんなさい』って言えないワケ」自分の目標達成より、ママの言いつけを守るのが正解?ママ:も~片付けてって言っても片付けないし、ご飯だよって言っても食べないし。何でママの言うことが聞けないの!?K:片付けてって言えば片付けて、ご飯だよって言えば食べる。ママはそういう子が好きなの?ママ:好きというか…ママの言うことをちゃんと聞いてすぐに行動してくれたら、ママが助かるのよ。K:ママのことは困らせたくないよ。でもさ、今いいところだったんだ。あと少しでブロックで家が出来上がるところだった。それなのに急にママが「早く片付けて、ご飯よ」って言ったんだ。ねぇママ、自分の目標の達成より、ママの言うことを聞くことを優先する。それでボクはほんとうにいいのかな?何だかモヤモヤするんだよ。ママ:それでは自分のことは犠牲にして、他人の目を気にする大人に育ってしまうわねぇ。自分というものが育たないわ。K:でもママに怒られるから、結局は自分を諦めることも多いんだよ。ママの言うことは全て正しいわけじゃないK:子どもは多かれ少なかれ、親の、特にママの顔色を伺うからさ。だから時々迷うんだ。自分の気持ちを守ればいいのか、ママの言うことを守ればいいのか。ママ:なるほどねぇ。ママは子どもの気持ちを聞かないで、自分の考えを押し付けていたかもしれないわね。K:あとさ、この前はママとおばあちゃんの言うことが違ったでしょ?ボクが車のオモチャで遊ぼうとしたら、弟が横取りしようとしたとき。ママはボクに向かって「お兄ちゃんなんだから貸してあげなさい」って言って、おばあちゃんは弟に向かって「お兄ちゃんはまだ遊んでないから、お兄ちゃんが遊んでから借りようね。順番だよ」って教えてた。ボクはおばあちゃんの言葉を聞いてモヤモヤが消えたんだ。いつもママの言うことを聞いてすぐに弟にオモチャを貸してたから、モヤモヤしてたんだよね。ママ:ごめんね、あれはママも勉強になったわ。結局おばあちゃんの意見を優先したわよね。K:でも、ちょっと不安にもなった。ボクにとってはいつでもママが1番だったけど、あのときはおばあちゃんの言うことが正しかったでしょ。ママの言うことは何でも正しいわけじゃない、って不安になった。ママ:そうね…。ママはね、いつも「子どものため」を思って、話しているつもりなのよ。でもね、100%そうかって言ったら違うわ。「ママが大変だから」「ママの体裁が悪いから」って「ママのため」を考えて自己都合を押し付けているときもあるし、「疲れて頭が回らなくて言ってしまったこと」もあるし、おばあちゃんのときみたいに「ママの考え自体が間違っていた」こともある。そう考えるとママの正しさは80、70、60%…って下がる。もちろん命やケガの危険については正しいことを言ってるって自信があるんだけどね。ママはこのことを知らなかったんだわ。「無知の知」って大切ね。反抗は自分で考えるはじめの一歩ママ:実は間違えるのってママだけじゃないのよ。パパも、おばあちゃんも、お友達も、学校の先生も、偉いって言われる人でも、誰でも間違えるの。それにね、「正しさ」って人によって変わるのよ。K:じゃあボクは誰の言うことを聞けばいいの?まだ知識や経験の少ない子どものボクは困るよ~。ママ:それはあなたが決めていかないといけないのね。「いま自分は誰の言うことを聞くべきかな?」「いまの自分には何が正しいのか?」ってね。そう考えると、Kが言うことを聞かなくなったのは、ある意味自立の一歩ね。K:自分で決めて間違えたら?ママ:間違えるのが当たり前なの。全て正しいということ自体が無理なのよ。むしろ子どものことほど多くの間違いを重ねることで、正しさを見極める力がつくの。だから落ち込みすぎないで、糧にしていってくれると嬉しいな。K:ママにもサポートをお願いしたいな。ママ:まずはKの気持ちを聞くことからね。「コドモ博士の哲学トーク」バックナンバー第1回:「朝の着替えを嫌がるのは何で?」第2回:「何でそんなに歯磨きを嫌がるの?」第3回:「怒られているときってこんな気持ち」第4回:「同じことを何度言われてもわからないワケ」第5回:「上の子にとって弟・妹なんて別に可愛くないわけ」第6回:「お兄ちゃんになるってこんなキモチ」第7回:「子どもの繊細な性格を武器にする」第8回:「イタズラって悪いこと?イタズラを考える」第9回:「どう褒められると嬉しいの?」第10回:「こんなケンカならしてもいいよ。夫婦げんかを見る子どもの気持ち」第11回:「良いママ」を目指すママに育てられる子の気持ち第12回:「逆効果だらけ。親に口うるさく言われる子どもの気持ち」第13回:「すぐに『ごめんなさい』って言えないワケ」ライター:宮野 茉莉子
2016年09月01日世間では控えめな女性、男性の言うことを聞く女性、何でも許してくれる女性が男性の理想であるかのように言われています。でも、それはあくまでも理想。そのような完璧な女性と付き合っていても飽きてしまうという男性がほとんどです!いつだって女性はプリンセス、力もないし、そんなに稼ぎも多くない、そのような中で敢えて無理して「割り勘」にしなくても、応じなくても良いんです。奢られて当然だけど当然じゃない男性は奢られて当然と考えている女性が嫌いです。払うそぶりを見せない女性、形だけ払うそぶりを見せる女性も嫌いです。矛盾する?いや、しません。普段のデート代は奢ってもらうというスタンスで構いません。しかし、イベントのときや感謝の気持ちを伝えたいときは、逆にあなたが全額支払う、そんなメリハリが恋愛成功の秘訣なのです。どうやって奢ってもらうのか出会い立て、付き合いたての頃は腹の探り合いです。いかに最初であなたの流れに乗らせられるかが成功の秘訣。最低、最初の3回程度は完全に奢られ側になっておくと良いかもしれません。その後で、ちゃんと私だって払うのよ!とちょっとずつアピールしていけばOK。既に付き合っているという方は、態度で示すか話し合いです。態度で示すのも今更感があってなかなか難しいと思いますので、付き合いが長い方には話し合いがオススメです。あなたが何割持ちか、彼の理想の支払いシステムはどの程度か、この機会を利用して新しいルールを作ってみるのも良いでしょう。気持ちの良い奢られ方を身につける彼もせっせと稼いだお金をあなたに費やすのですから、奢られるときの態度や言葉も大切になってきます。中途半端にお財布を出して「どうしよう…汗笑」なんて、男性からしたらあほらしいだけ。奢られるときは正々堂々と奢られましょう!財布さえ出さず、笑顔でごちそうさまでした、で良いんです。そして最後に「ありがとう。すごーくおいしかったよ」と付け加えましょう。それだけで彼のハートを掴めますよ。長くお付き合いを続けていく上で、ひいては夫婦になる上で、最初から控えめな女性を演じていては後々喧嘩の原因になりかねません。初期の頃からストレスの原因は取り除いて、プリンセス的ポジションを獲得しておくことが、きっと今後の自分のためになるはずです。
2016年05月25日【ママからのご相談】38歳専業主婦、7歳の娘がいます。最近娘が、友だちの家の近くの公園に、仲良しグループ3人と自転車で遊びに行きたいと言っています。距離は自転車で10分くらいですが、目が届かない場所に行かせるのは心配なので 「危ないからダメ」と言って禁止しました。他のお友だちは遊びに行っているようで、娘からは「うちだけどうしてダメなの?ママはなんでもダメダメばっかり!!」と言われてしまいました。娘を守りたい気持ちをわかってもらえません。どのようにしたらいいでしょうか?●A. 必要な我慢以外は子どもの気持ちを尊重してあげましょう。ご相談ありがとうございます。ライターの渦マキです。誘拐などの子どもが犠牲になる事件が増えている昨今ですので、相談者さまが心配される気持ちはよくわかります。相談者さまが「危ないからダメ」と禁止した理由を、お子さんに具体的に説明はされたのでしょうか?「行くまでの道のりに交通量が多いなど危ない通りがある」「公園の出入りが多いので心配」など、相談者さまが心配されている理由を説明してみれば、お子さんも納得できるかもしれません。●子どもを心配するあまり、過剰になりすぎていませんか?お子さんに「ママはなんでもダメダメばかり」と言われたそうですが、子どもを心配する親御さんのお気持ちもよくわかります。しかしながら、お母さんに「○○は危ないからダメ!」と言われるたびに、お子さんは我慢して親の言うことを聞いていたはず……。やりたいことを我慢し、諦めてきたという事実も受け止めてあげてください。親が何に対しても禁止しすぎると、子どもはやがて「何を言ってもダメと言われるに決まっている」という諦めの態度が強くなっていきます 。小さな子どもは誰でも「ちょっと冒険したい」とか「自分でやってみたい」というような気持ちを持っています。親の「ダメ、ダメ」の言葉がでるたびに我慢し、やがて何ごとに対しても挑戦したり自分の力でやり通したりする意欲がなくなってしまいます。●子どもに本当に必要な3つの我慢(1)命に危険を及ぼす行動(2)人に迷惑をかける行動(3)人を傷つける行動や言葉以上の3つは子どもにとって必要な我慢です。それ以外の行動であれば、基本的には不必要な我慢 といえるでしょう。今回、相談者さまが禁止されたお友だちと自転車で公園にいく件に関しては、先に紹介した必要な我慢の中に含まれる要素があるのかをよく考え、お子さんの意志を尊重する方向に持っていってはいかがでしょうか。一度公園についていき、危険な場所などがないかを調べたり、独自の決めごと(知らない人についていかない、1人で行動しないなど)を作ったりしたうえで許可してみてはいかがでしょうか。子どものやりたいことを押さえつけてしまうことで、自己主張ができない人間になっていってしまうことを忘れないようにしてくださいね。【参考文献】・『小学校までに親がやってはいけない101 2016年3月号(PHPのびのび子育て 増刊)』PHP研究所●ライター/渦マキ(フリーライター)
2016年04月06日■子どもをきちんと叱れない親が増えている最近、子どもをきちんと叱れない親が増えています。たとえば、危ない場所で、危ない遊びをして、ケガをしそうなとき。たとえば、ほかのお友だちをケガさせてしまいそうなとき。あるいは、幼稚園や保育園、小学校の職員室に、誰もいないときに、子どもがこっそり入ったとき…。このようなどう見ても「ダメ」なことを子どもがしているときでも、子どもに「ダメ!」と禁止することができない親が増えているのです。なぜ、このようなことが起きているのでしょうか。それは「子どもとの関係をこじらせたくない」と考える親が増えているからです。「ダメ!」「それをしてはいけません!」と厳しく禁止すると、子どもによっては、「どうして? いいじゃないか!」「だって、したいんだもん」などと反発して、親の言うことを聞きません。すると、親としては、ますます厳しく叱らざるを得なくなります。それに対して子どもは反発する…。こうやって、子どもの扱いがますます難しくなってしまうのをおそれます。そして、「友だち親子」のような仲良し関係でいられるために、子どもの行動を厳しく禁止することのできない親が増えているのです。■禁止すべきは子どもの「行動」また、子どもを厳しく叱ることの弊害を論じるメディアも増えています。たしかに、子どもに対して「おまえは、だめな子だね」「まったく、何度言ってもわからないんだから」「バカなんじゃないの」などと親から否定的な発言をされ続けると、「そうか、ぼくはダメな子なんだ」と、自己否定感を募らせていく子どももいます。そして「どうせぼくは、何をやっても、無駄なんだ…」と、意欲を失ってしまう子どももいます。電車などで、子どもをヒステリックなまでに、大声できびしく叱り飛ばす親の姿を見ることもあります。「ほんと、あんたはどうしてまたそんなことするの!バッカじゃないのぉ!」と、大声で怒鳴るのです。これは叱っているというよりも、「プチ虐待」と言ってもいいと思います。子どもの心に傷がつき、前向きに生きる意欲を失います。その結果、大事なときにも頑張ることのできない子どもになってしまうのです。では、子どもに「ダメ!」と言ってはダメなのでしょうか。私の答えは、ノーです。つまり、子どもが禁止すべき行動をとったときに、親は「ダメ!」と言って、行動を押さえるべきなのです。これをしないと、自分をコントロールできない子どもになってしまいます。重要なのは、「行動の禁止」と「人格の禁止」を区別することです。「人格の禁止」は×です。「あなたは、まったくダメな子ね!もう!」などと厳しく叱り続けると、子どもの中に「ぼくはどうせダメな子なんだ」と、自己否定感を募らせ、生きる意欲を奪ってしまいます。一方、「行動の禁止」は〇です。してはいけない行動を抑制するしつけは重要です。このとき、大切なポイントは、「人格を否定された」と子どもが感じないように、穏やかに、説明的に「なぜ、〇〇をしてはだめなのか」を理性的に子どもに、それがダメな理由が理解できるように、説明しながら、語りかけることです。「だめでしょ、それは! あんたはまったくもう!」などと、大声で怒鳴りながら叱っていると、親の側は「行動の禁止」をしているつもりでも、子どもの側からすると「人格を否定された」と感じて、生きる意欲を奪うことになってしまうのです。■いい子育て=手間ひまかけた子育てここまで、読まれて「なんだか。たいへんだな」「説明するって大変なんだよな。面倒くさい」と思った方もいることと思います。そうです。いい子育てには「手間ひまかける」ことがいちばん大切なのです。子どもと「友だち親子」になって、ダメなことも「ダメ」と言わない子育ては省エネ子育て。逆に、いつも「あんたはダメな子ね!」と感情的に怒鳴り続けるのも、省エネ子育て。一見、真逆でも、どちらも「手抜きの子育て」なのです。子どもに、なぜそれがダメなのかをわかるように、ていねいに説明するのは、かなり骨の折れる作業です。時間もエネルギーもかかります。しかも、「人格の否定」と伝わらないように、穏やかに、かつ、真剣に、話してわかってもらう必要があります。もう一度言います。よい子育ては「手間ひまかけた子育て」です。
2016年04月06日ママだってスーパーマンではありません。ときにはイライラして、子どもに八つ当たりしてしまうこともあるでしょう。八つ当たりはたしかに褒められることではありませんが、つらいのを我慢し過ぎるのはいけません。ママもつらいときは子どもに弱音を吐いて、一緒に成長していくくらいでいいのです。「頑張らないと」を時々休むママは基本的に、常に頑張っています。育児、家事、そして仕事をしながら頑張っているママたちは、近くに両親や親戚といった頼れる人がいないと特に、「私が頑張らないと」と、無理してしまうのではないでしょうか。そんなときは一度、頑張ることを休みましょう。たとえば、毎日の食事。献立を考えるのも、料理をつくるのも大変です。仕事をしながらだと、なおのことですよね。ときにはスーパーのお惣菜で済ませたい、そんな日があってもいいでしょう。でも、ひとつだけ気をつけてほしいのは、お惣菜を買ってきたパックのまま、テーブルに出さないようにする、ということ。必ず、お皿に移し替えて出すようにしてください。疲れてクタクタで面倒くさいと思うかもしれません。でも、そうすることで、彩りを考えて野菜を添えようとする気持ちが生まれることもあります。それに、パックのままで出されると、なんとも味気ない、ちょっと寂しい思いをするものです。子どもはそういう寂しさを大人になっても覚えていることもあります。だから、「今日はママ疲れちゃったから、お惣菜買うね。でも、一緒においしく食べようね」との言葉を添えて、お皿に盛りつけましょう。それだけで子どもには、ママの気持ちがきちんと伝わるはずです。親だって、親をやるのは初めてなのですママになると、常に時間に追われている気がして、気持ちに余裕がなくなる日もあります。そして、街中で、大きな声で子どもを叱ってしまうこともあるでしょう。あとになって、「さっきはあんなに怒らなくてもよかったのに…」と後悔してしまう。そんなときは、「ママも、ママをするの初めてなので、さっきはあんなに怒ってごめんね」と子どもに伝えてみてください。この「ありがとう」と「ごめんなさい」を親が口にすることで、子どもは親のマネをして素直に「ありがとう」「ごめんなさい」が言えるようになるのです。話を聞いてあげられなかったときは、ハグで安心する疲れてイライラしているときに怒られた子どもは、萎縮したり、自分が悪い子だからだと責めたりすることがあります。人の顔色を伺うという行為がすべて悪いわけではありませんが、周りの顔色を伺いながら行動する、あまり子どもらしくない子どもに育つことがあるのです。でも、親だって自分が子どもだった頃の記憶を鮮明に覚えていない人がほとんどです。子どものときにどう思っていたか、どう考えていたかをわかる人はあまりいないでしょう。ですから、子どもに対して「なんでわかってくれないんだろう」とイライラしたり、落ち込んだりするのは、決しておかしいことではないのです。虫の居所が悪く、ちょっとしたことで怒ってしまって、子どもに素直に「ごめんね」を言いにくいときは、子どもを呼んでハグして、謝ってしまいましょう。ハグしたときに感じる人の体温は、人を安心させてくれるもの。ママもそのほうが謝りやすいですし、結果的にママの笑顔を見られれば、子どもは安心するはずです。親だからと言って、すべてを完璧にこなせる人はいません。恥ずかしがらず、ときには弱い姿も見せながら、親子でコミュニケーションをとってくださいね。(まあちゃん<フォークラス>)
2016年02月23日こんにちは、恋愛心理カウンセラーの木田真也です。突然ですがあなたは今の恋人に言いたいことはないでしょうか?もちろん、全くない、という方は問題ありません。今回のお話は参考にならないでしょう。しかし、いろいろ言いたいことがある、と思う方ならきっと役に立つはずです。きっとあなたは言いたいことがあるけど仲の良い関係を保ちたいから何も言えないのではないでしょうか?そんなあなたに今回は言いたいことをいいつつも、仲の良い関係を保つ方法についてお話していきます。■1.ダメ出しはNGダメ出しはNGです。ダメ出しとは、○○して!、○○はやめて!といったもので、彼自身をあなたの思うとおりにコントロールしようとしたニュアンスのものを指します。多くの男性は自分をコントロールしようとする人に対して嫌悪感を抱き、怒りを感じる傾向があります。なので彼をコントロールするダメ出しは絶対にやってはいけないのです。それにもかかわらずダメ出しを続けていると、プライドが傷つき、あなたを大事にするエネルギーがどんどん減ってしまいます。その結果あなたとケンカになったり、ぞんざいに扱ったりするようになるでしょう。■2.自分をどう扱えばいいか説明する一方的に彼をコントロールしようとするのではなく、基本は「自分はこういう人間だからこんなふうに扱ってください」といった自分の取り扱いを説明することです。たとえば「私は○○してもらえると嬉しい」「私は○○は好きじゃないからやめてほしい」といったようなものです。「気持ち」+「してほしい行動」を言葉にすると伝わりやすいでしょう。■3.してもらったら感謝する彼に言いたいことを言って、理解してもらったり、行動に示してくれたら感謝を必ずしましょう。たとえば連絡をくれない彼が、連絡をくれたとき、「連絡くれてありがとう!すごくうれしい!!」といったようにです。あなたがハッキリと喜びを表現することで、彼も「この行動は彼女を喜ばせることになる」とハッキリ認識するでしょう。またあなたがほめることで彼の自尊心も上がり、その行動が強化されます。これを心理学では条件付けというのですが、なんども繰り返せば繰り返すほど、その行動は自然なものになっていくのです。■4.間接的に伝える方法も・・・・・・とは言っても、注意しずらいこともあるでしょう。たとえば、後輩に向かって偉そうにしている彼がいるとします。それについて先ほどお伝えした通りに直接、改めてほしいことを気持ちをプラスして伝えたとしても空気が微妙になるかもしれません。そんなときは間接的に伝える方法がいいです。たとえば、TVで似たような行動をとっている人がいた時に、すぐに、「私こういう人苦手」とか、「思いやりがたりない」とか。そうやって彼の前で彼ではない第三者に向けて指摘をすることが有効です。その場合は彼も嫌な気持ちはしませんし、彼自身、気を付けるようになるはずですよ。■おわりにあなたが一方的に我慢し、言いたいことをため込むと精神的に良くありません。ためすぎていつか爆発してしまうかもしれません。それでは残念ですよね。そんなことにならないためにも、お互い良い関係を築くためにもちゃんと思うところを伝えることは大切です。参考になさってくださいね。(木田真也/ライター)(ハウコレ編集部)(長谷川万射/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年12月25日いつも恋愛が短命で終わってしまう人と長く続く人っていますよね。その差ってなんなのでしょうか?恋愛が長続きする人は、一体どんなことを心がけているのか、ご紹介します。■1.自分の意見を言う「言い争いをしたくないからと自分の意見を言わずに我慢しているといずれ爆発して大喧嘩になるので、言いたい事は我慢せずちょこちょこ言っている」(33歳/金融)お付き合いを長く続けるためにも自分の意見はちゃんと伝えるべきですね。ずっと我慢していると不満がたまって恋人のことが嫌になってしまうかもしれません。きつい言葉で恋人に意見を言うのではなく、相手が受け取りやすい言葉でちゃんと伝えましょう。その方が恋人もあなたの意見を受け止めてくれやすいかも。■2.忙しくても連絡は必ずする「どんなに仕事が忙しくて寝る時間が少なくなっても彼女にはちゃんと連絡するし、忙しいから返信に時間がかかってしまうことも伝える。その方が彼女もこっちの忙しさをすんなり受け入れてくれる」(28歳/建築)どんなに仕事が忙しくても恋人にはちゃんと連絡をするのも関係を長続きさせるコツでしょう。恋人だってただ返信が遅いよりも返信が遅い理由を言ってもらえた方がそんなに不安にならずに相手を待ってあげることができますよね。自分の状況を相手に伝えるのも長く付き合うには大事です。■3.スキンシップは忘れない「付き合いが長くなっても一緒に歩いている時は手をつなぐし、キスもする」(30歳/IT)「セックスレスにならないように定期的に一緒に寝たり、ふたりでお風呂に入ったりする」(27歳/営業)お付き合いして時間が経つと新鮮味がなくなり、スキンシップもお付き合い当初より少なくなりがち・・・。でもそれをしょうがないと割り切るのではなく、意識してスキンシップをとることで関係を長続きさせることができるようです。大事な人とは惜しみなくふれあいましょうね。■4.お互いを信じる「彼女が「NO」っていったら疑わしくても「NO」ってことにする。疑い始めたらキリがないから信じている」(24歳/食品)「返信が遅くても、なかなか会えなくても信じているから不安にならない」(25歳/フリーター)信頼関係を築くことがお付き合いを長く続けるポイントのよう。『仕事って言ってたけど本当は他の異性と会ってるのでは?』『最近連絡少ないけど・・・浮気してるんじゃ・・・』といちいち疑っていては、関係にもほころびができてくるものです。恋人をしっかり信頼すればきっと相手もあなたを信頼してくれるでしょう。■おわりにいかがですか?大好きな恋人と長くお付き合いするにはそれなりに努力が必要なのかもしれませんね。もし毎回短命な恋愛ばかりしている人は上記項目を参考にしてみるのもいいかもしれませんよ。少しの心がけで恋人と長く一緒にいれるかも。(美佳/ライター)(ハウコレ編集部)
2015年12月11日男子って、怒りっぽくてすぐに小言とかを言ってくる人が多いイメージ。でも、彼らも全部を全部ぶちまけるわけじゃありません。むしろほとんどを我慢して、どうしても気になったことだけを言っているのではないでしょうか。今回は、20代男子30人に「彼女のことで一生懸命我慢してること」について聞いてみました。これを見て、直せるところは直してあげましょうね。そしたらカレはもっとあなたに満足してくれるはず。■1.自分勝手「ちょっと彼女が自己中心的すぎる。この前デートのあと『楽しもうって気持ちが感じられない』って言われたけど、彼女だって疲れて不機嫌だったし、俺がいろんな話しても全部上の空だったから、俺もムッとなっちゃっただけ。お互い様なのにな~って思った」(大学生/22才)これは難しい問題ですね。自分勝手とか自己中心的とかって、「甘えんぼ」とか「わがまま」とか、男子が好きな彼女の特徴の裏返しだったりしますからね。カレが嫌って思いそうな態度とかを少しでもセーブできたらいいですけど、それがカレにとって「自己中」なのか「甘えんぼ」に見えるのか、やってみないとわかんないのでバランスが難しいです。■2.胸「もうちょっとだけでいいから、巨乳だったらな~って思うね・・・・・・」(大学生/22才)こんなの本当にどうしようもないのに、それでもこれを挙げた男子は残念ながら多かったです(笑)。でも、「彼女のおっぱいがもうちょっと大きければ・・・・・・」って思うのが男子の常なのかもしれませんね・・・・・・。■3.気遣いに感謝してくれない「疲れてるときは心配してあげたり、そういうことに対してあとから『ありがとう』の一言でいいからほしくなったりする。でも、自分から『感謝しろよ!』とか言えないし、悩みです」(薬剤師/26才)男子って、私たちが思う以上に彼女に対していろいろと気を遣ってくれています、じつは。その全部を気づいてあげるのは難しいけど、「気づいたらちゃんとお礼言ってあげよう」という気持ちをいつも持ちましょう。■4.男子と仲良し「彼女って、同性よりも異性のほうが友達が多い。正直すごく嫌だけど、友達なんだからしょうがないよね・・・・・・」(編集アルバイト/25才)「異性のほうが気が合う!」って子は、けっこう多いと思います。私もです(笑)。これは本当にしょうがないこと。でも、余計な心配とかをさせたい努力だけはしてあげましょうね。■5.エロくない「彼女のエロさがイマイチ・・・・・・。たまに淫乱っぽくなってくれたら嬉しいなって思う。いっつも俺から迫ってるばっかりだからちょっぴりさみしい」(経理/24才)男子は、「ちょっとだけエッチな女子」が大好きですからね!いっつもだと大変だけど、たまになら努力でなんとかなるはず。男子だって、たまには彼女から求められると、すごく嬉しいんですよ。■おわりにどうでしたか?2以外は、基本的になんとかなるものです!カレが口に出来ない些細な不満を溜め込んでしまうと、それが後々爆発してしまったり、いろいろと心配です。できる努力はしてあげたいですね。(遣水あかり/ライター)(大倉士門/モデル)
2015年08月22日すぐ彼と意見が対立してしまう、結局彼の言うとおりにしてしまう、いつも私ばかりが我慢している、そんな風に感じているあなた。強く主張しなくても、自然と自分の希望が通りやすくなる、とっても簡単な会話のコツ、身につけてみませんか。■こんな会話をしていませんか? 彼とのデート。そろそろランチの時間。私は今日はパスタが食べたい気分! そんな時よくあるのはこんな会話。「ねえ、ランチ何食べる?」「僕は焼肉がいいな」「私はパスタがいい」「だけど僕、昨日パスタ食べたんだよね」「…わかった、じゃ焼肉でいいよ」ランチくらいなら大した問題ではないのですが、それでもなんとなく不満は残るはず。一方彼は自分の意見が通ってご機嫌です。そんな彼を見ていると余計にイラッとして、「結局私ばっかり損している…」というマイナスな気持ちが少しずつあなたの中に蓄積されていきます。では、少し会話を変えてみましよょう。「ねえ、ランチ何食べる?」「僕は焼肉がいいな」「そうなんだ、焼肉が食べたいんだね。どうして?」「実はちょっと元気が無くてさ、スタミナつけたいんだ」「そうなのね。そんな時は焼肉食べたくなるよね。私はパスタが美味しいお店教えてもらったから食べたいなと思ったの」「そっか、それもいいね。じゃあパスタにしようか」こんな会話であれば、仮に「でもやっぱり焼肉食べたいなぁ」と彼の思い通りになったとしても「我慢させられた」気分にはならないでしよょう。■ポイントは「尊重力」! この会話のポイントは2つ。1. まずは相手の意見を認める。自分とは異なっていても批判せずそのまま受け止める。2.相手の意見に理解を示す。その上で自分の意見を伝える。この時「主張する」「お願いする」という態度にならないこと。自分はどうしたいか事実だけを述べる。つまり、相手のありのままを認め、自分を押し付けない「尊重力」を持って会話しよう、ということです。自分の考えを知ってもらう事は大切ですが、それは「自己主張」とは違います。「尊重力」に基づく会話は、自分を主張しようとせず、相手をそのまま受け止め、自分の気持ちもありのまま伝える、ただそれだけです。相手は、批判せず認めてもらえたことに満足し、こちらの意見も素直に聞入れたり、譲る姿勢が出てきます。お互いに「我慢した」とか「押し付けられた」という気持ちにならないので、どちらの選択もたやすく受け入れられるようになるのです。■「会話の手抜き」をしない 二人の関係が浅いうちは、遠慮して譲り過ぎ、自分の意見を抑えてしまったり、また一方で親しくなると、言葉で伝えることを省いて結論や感情だけをぶつけてしまったりと「会話の手抜き」を重ねがちです。ちょっとだけ丁寧な会話を心がける、それだけで、無理せず、頑張らず、自然とあなたの意見が受け入れられるようになっていきます。「尊重力」を活かした会話、是非試してみて!
2015年01月30日人が生きていくということは、欲求や欲望を理性で抑える禁欲、我慢の毎日でもあります。「我慢は嫌い」「禁欲なんかしたことない」などという豪快な人もいるかもしれませんが、ほとんどの人が何らかの「禁○」を経験しているはずです。皆さんはどんな「禁欲」をしたことがありますか?そのつらさはいかばかりなのでしょうか?マイナビニュースでは読者300名に対して「禁欲体験」にまつわるアンケートを実施。どんな禁欲が一番つらかったか、その苦しさを赤裸々に告白してもらいました。○男性は毎日の習慣を断つことがつらいアンケート調査は、マイナビ読者300名(男性129名/女性171名)に、「今までどのような欲求を我慢したことがありますか?」とつらかった禁欲体験について尋ねてみました 。まずは、男女を問わずの全体結果をご紹介しましょう。※複数回答可食欲、物欲の抑制が第1位、第2位を占めています。テレビを我慢するというのは、忙しい明日に備えたり、資格試験の勉強のためなのでしょう。そして、定番の禁酒、禁煙が第4位と第5位。やっぱりなぁ、という感じです。では、男女別ではどうでしょうか。禁欲にも、性差はあるのでしょうか?※複数回答可これが、男性の禁欲トップ3。以下、「衝動買いする」、「ゲームをする」、「ギャンブルをする」と続きます。禁「飲食」が男性のトップなのは少し意外な気がしますが、これはやはり、脱メタボ、脱成人病という健康志向を反映したものと思われます。食欲との戦いの日々を、読者の一人は次のように告白しています。・「3ヶ月間、ダイエットのために昼食と間食を抜いた。お腹が減ってイライラの極地だった」(男性33歳/学校・教育関連/専門職)2人に1人近くの男性が、こんなふうに食欲と戦っているのです。男性で次に多いのは禁「飲酒」、さらに禁「喫煙」と続きます。こちらはいかにもの結果。特に禁煙については、職場や公共施設のほとんどが禁煙となっているので、イライラが顔や態度に出ている愛煙家の姿をよく目にしています。禁酒、禁煙についても、その苦しさを語った読者の声を紹介しておきましょう。・「体の不調で飲めなかったことがある。結構つらかった」(男性35歳/情報・IT/技術職)・「禁煙を試みたが、何をするにもイライラして、普通の生活もままならないほどだった」(男性43歳/機械・精密機器/技術職)・「禁煙を始めてからの2週間はまさに地獄だった」(男性42歳/自動車関連/技術職)食に飲酒、喫煙など、毎日当たり前のように行っていることを断つのはとても大変なこと。イライラしてしまう気持ちもわかります。○妊娠・出産に伴う女性ならではのつらさも次は女性の「禁欲」事情をご紹介。トップ3は以下の通りです。※複数回答可以下、「インターネットする」「外出する」「飲酒をする」と続きます。「飲食」が第1位なのは男女共通。でも、そのパーセンテージは女性のほうが圧倒的に高く(男性28.9%:女性59.9%)、女性のおよそ6割もが禁「飲食」の経験者です。男性が健康のための禁「飲食」なのに対し、女性の場合は健康に加え、美容のための禁「飲食」が加わるための倍増なのだと想像されます。・「ダイエットのための甘いもの絶ちが辛かった。ひたすらスルメを噛んで耐えて、5キロ痩せました」(女性29歳/ソフトウエア/営業職)・「常にお腹が減っていて、授業中にお腹の音が鳴りまくり。辛いだけでなく恥ずかしかった」(女性21歳/その他)美しくなるための努力には、こんな苦しさがつきまとっているのですね。女性の禁欲でもう一つ特徴的なのは、妊娠・出産のために禁酒、禁煙をせざるを得なかったと訴える声がたくさん寄せられたことです。・「妊娠中はお酒を飲めなくて辛かったです。産んでからも授乳のために禁酒せざるを得ませんでした」(女性27歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)・「妊娠でお医者さんから煙草を禁止され、つわりの苦しさに加えてニコチン切れの苦しさも加わり大変だった」(女性32歳/食品・飲料/事務系専門職)女であることっていろいろ大変ですね。もちろん、買物好きの女性らしく、禁「買物」の苦しさや、愛おしくも切ない禁「恋愛」の苦しさ、つらさを教えてくれた女性がいたことを申し添えておきます。欲望と理性との戦いは、生きているかぎり避けられないこと。禁飲食、禁酒、禁煙、禁買物……と、いろんな誘惑と闘わなくてはならないこともあるでしょう。みなさんのご健闘をお祈りします。
2015年01月21日「子どもは風の子」と言われ、子どもと言えば元気なものというイメージがあったのは、もう昔のことなのかもしれない。キリンMCダノンウォーターズ株式会社が、2012年10月、全国の小児科医107名に対し「子どもの低体温傾向とその対策に関する調査」を実施したところ、近年、子ども(小学生以下)の低体温(一般的にいわれる平熱が36.0未満の状態)が増えていることがわかったという。その原因は? そしてどんな対策を取ればいいのだろうか。低体温の子どもが増えているというのは、多くの小児科医が実感していることだった。調査では、約8割の医師が「増えている」(2.8%)、「やや増えている」(75.7%)と答えた。ここ数年(3年前まで)で増加していると感じる医師が約4割で、「5年前」(36.9%)「10年前」(20.2%)と加えると、ほとんどの医師がこの10年で変化が起きたと考えている。では、低体温になるとどのような問題が生じるのだろう。低体温児の特徴として多いのが、「やせ気味」(49.5%)と「疲れやすい」(38.3%)のふたつ。さらには、「集中力がない」(16.7%)、「動きが緩慢」(17.8%)、「食欲にムラがある」(16.8%)といった、およそ子どもらしくない問題も生じている。これらの原因となっているのは、「代謝の低下」をあげる医師が最も多く、次に「睡眠不足」と「就寝時刻が遅い」(それぞれ45.8%)、「食生活の乱れ」(42.1%)、「冷暖房の使用による体温調節機能の低下」(41.1%)、「運動不足」(35.5%)が続いており、生活習慣の乱れは低体温に結びつきやすいと考えられていることがわかった。低体温を防ぐために、医師が勧めていることとしては、「適度な運動」(72.9%)、「十分な睡眠」(65.4%)、「食生活の改善」(57.9%)があげられる。「適度な運動」というのは、「ジョギングや鬼ごっこなどの軽く汗をかく程度」のものであり、軽い運動でも十分と考えられている。また、「十分な睡眠」の目安は、「8時間以上」が9割を占めた。ただ、早く就寝することが大切と考える医師が半数近く(47.7%)いたことから、単に睡眠時間数を増やすだけではなく、「早寝早起きをする」など、基本的な生活習慣を正すことが、まずは大切だろう。さらに、子どもの低体温対策として、水分補給が有効と考えている小児科医は7割を超えた。水分補給することで、からだを温めることができるのである。水分補給の方法は、「少量をこまめに」と回答した医師が9割近くにのぼる一方、「たくさんの量を飲む」という回答はなかった。また、温めて飲むよりも「常温を飲む」をあげた医師のほうが倍以上多く、特に温かいものを飲まなくても、常温での水分摂取でも低体温に効果的と考えられていることがわかった。なお、10歳前後の子どもが必要な1日の水分量は「1.5リットル」と考える医師が40.2%で最多。ほか、「1リットル程度」(32.7%)、「2リットル程度」(21.5%)、と続き、全体では94.4%の医師が「1~2リットルの水分補給」を推奨している。これらの調査結果を考えると、低体温を防ぐためにも、子どものころから意識的に水分補給する習慣をつけさせたい。常温の水をこまめに飲むのであれば、美味しい水を選びたいところだ。また、子どもに飲ませるのならば、安全面にもこだわりたい。ミネラルウォーターは国内外で生産されたものが多数販売されている。その中でもキリンアルカリイオンの水は、自然豊かな富士山がはぐくんだおいしい天然水をアルカリイオン化した、口あたりまろやかなやさしい味わいが特長だ。また、人間のからだに必要なナトリウム・カルシウム・マグネシウム・カリウムといったミネラル成分をほどよく含んでいるから、飲みやすく、からだにもうれしい。これからの寒い季節、夏のように冷たい水をごくごく飲むというわけにはいかないが、子どもでも1~2リットルの水分補給が必要ということを忘れず、低体温を防ぐためにも、美味しい水をこまめに飲む習慣を身につけたい。情報提供:キリンMCダノンウォーターズ株式会社 公式サイト 親子でやりたい! 「汗かき親子体操」をチェック!
2012年11月29日自慢話はもうやめて年上のあの人にはいつもガミガミ言われてばかり……。しかし!こっちにだって言いたいことは山ほどあるのだ!もう我慢ならないので言わせてもらいます。そんな心の叫び声を、今回は自分よりも年上の世代にひとこと言いたいことをテーマにして、419名の男性に聞きました。>>女性編も見るQ. 自分より年上の世代に対して、ひとこと言いたいことは?(複数回答)1位昔の自慢話は聞きたくない35.1%2位セクハラ・パワハラをやめてほしい18.4%3位同じ話ばかりしてほしくない17.9%4位体臭・口臭に気を付けてほしい16.2%5位残業を当たり前と思ってほしくない16.0%■昔の自慢話は聞きたくない・「自慢話をする人は残念な人のような気がする」(25歳/医療・福祉/事務系専門職)・「聞いていて飽きる」(23歳/建設・土木/販売職・サービス系)・「余計な長話が多くてイライラするから」(24歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「昔のことはいいから、今の仕事を改善してほしい」(28歳/情報・IT/技術職)■セクハラ・パワハラをやめてほしい・「自分の仕事がたまっているからといって、やつあたりするのをやめてほしい」(25歳/不動産)・「弱い者いじめを見ていると不愉快な気持ちになる」(25歳/情報・IT/事務系専門職)・「年下だと思って、雑用を簡単に頼まないでほしいから」(27歳/建設・土木/技術職)■同じ話ばかりしてほしくない・「毎回リアクションをとるのも疲れる」(25歳/医療・福祉/技術職)・「武勇伝をくり返し聞くのは飽きる」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「3つくらいの話題を交互にくり返し話されるのが退屈」(25歳/情報・IT/技術職)■体臭・口臭に気を付けてほしい・「体からでるものについては、指摘もしづらいし、なんとかしてほしい」(28歳/商社・卸/事務系専門職)・「話をしていて不快だから」(29歳/運輸・倉庫/技術職)■残業を当たり前と思ってほしくない・「仕事がら残業が当たり前だが、それを当然としてタイムスケジュールを組むのをやめてほしい」(26歳/電機/事務系専門職)・「自分が残って帰りづらくするような雰囲気を作ってほしくない」(26歳/情報・IT/技術職)総評1位は「昔の自慢話は聞きたくない」これは同世代でもいえることかもしれませんが、相手が年上ではさらに大変そう……。「セクハラ・パワハラをやめてほしい」が2位。困りますよね、ハッキリ言ってやりましょう!というわけにいかない場合も多く……。3位は「同じ話ばかりしてほしくない」話している本人に自覚がないことが多いので、やっぱり反応に困ってしまいますよね。特にこっちが疲れているときにされようものなら……。「体臭・口臭に気を付けてほしい」というおじさん世代には耳の痛い意見が4位に入りました。本当に気をつけてください!お願いします!5位は「残業を当たり前と思ってほしくない」立場が下の社員にとってこれは本当に辛い。もっと工夫してほしい!という思いを皆さん一度は経験されたはずです。いかがでしたでしょうか?思い当たることがあった先輩の皆さんはぜひ参考になさってください。そして「その通りだ!」なんて感じた年下世代のみなさんも自分が逆の立場になったときにそう思われないようにしていきましょう!(文・OFFICE-SANGAおがたますお)調査時期:2012年2月24日~2012年2月29日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性419名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】年上の恋人と付き合ったらやってみたいデートランキング【男性編】こんな上司はイヤだランキング【男性編】会社で「出世できない人」の特徴ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年04月08日若者は我慢が足りない!自分よりも若い人たちを見ていると、つい口出ししたくなることってありますよね?人生の先輩として、年下の世代にひとこと言っておきたいことを男性419名に聞きました。>>女性編も見るQ. 今の自分より若い世代に対して、ひとこと言いたいことは?(複数回答)1位嫌なことでも我慢する19.6%2位人付き合いをもっとしよう18.9%3位敬語を使え18.1%4位チャラチャラするな15.8%4位責任から逃げないでほしい15.8%■嫌なことでも我慢する・「これが大人への階段だと思う」(26歳/金融・証券/営業職)・「これができない人が多いと思う」(29歳/小売店/販売職・サービス系)・「辛いことから逃げだそうとする人が多い」(28歳/商社・卸/事務系専門職)・「社会人になったら我慢することの連続」(27歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)■人付き合いをもっとしよう・「将来の財産になるので」(26歳/事務系専門職)・「今の若い子は人付き合いが下手だと思う」(26歳/小売店/販売職・サービス系)・「礼儀や考え方を人と接して勉強してほしい」(29歳/食品・飲料/営業職)■敬語を使え・「言葉づかいは価値観の違いで片付けられる問題ではないから」(27歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「せめて目上の人には敬語で話さないと、相手に嫌な思いをさせてしまうから」(28歳/情報・IT/技術職)・「相手を敬う心が薄れていると思うから」(24歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)■チャラチャラするな・「身だしなみをキチンとしていないと人間としてもしっかりしないと思うので」(29歳/その他/技術職)・「社会人としての意識が低すぎると思う」(28歳/情報・IT/技術職)■責任から逃げないでほしい・「失敗から逃げないでほしい。それも勉強だから、挽回(ばんかい)できるように一緒に努力をしてほしい」(25歳/金融・証券/営業職)・「自分のやるべき範囲は、最低限働いてほしい」(28歳/商社・卸/事務系専門職)総評1位は「嫌なことでも我慢する」あきらめてしまう若い人がけっこういるようです。4位の「責任から逃げないでほしい」と回答した方たちも同じような思いのはず。未来を切り開くには我慢することも必要なのです。現代の若い世代を象徴しているような「人付き合いをもっとしよう」が2位でした。自分の殻に閉じこもっていないで、人と接することが大切なのですね。3位は「敬語を使え」。これができないと「常識の無い人」と判断されてしまいます。「チャラチャラするな」が4位。見た目で判断されてしまっては、せっかくの能力を発揮する前に出番を与えてもらえないかもしれません。いかがでしたか?どの回答にもズシっと重たい大切なメッセージが込められていますね。嫌なこと、つらいことが人として成長できる糧となるはず。「ピンチはチャンス」なんて言葉もあるように、大変なことの先には明るい未来が待っているはずです。(文・OFFICE-SANGAおがたますお)調査時期:2012年2月24日~2012年2月29日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性419名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】10代のころより人付き合いがうまくなったと思う点ランキング【男性編】1回の食事で、後輩におごれる金額の限度ランキング【男性編】会社で「出世できない人」の特徴ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年04月06日