「子宮頸部腺がん」について知りたいことや今話題の「子宮頸部腺がん」についての記事をチェック! (1/19)
[PR]クレアージュ東京 レディースドッククリニック実は20年前、ブラック企業に勤めてたときに検便でひっかかり、大腸カメラをやったことがありました。結果的に何事もなかったのですが、その時の“検査への道のり”がとても大変なイメージがあって(笑)何かのきっかけがないと『もう一度大腸カメラをやろう』って思えないようなものだったんです。過去の「大腸カメラの思い出」というと…・どーんと大きな袋の下剤を長い時間かけて飲み切るのが大変だった。・同じ目的の人たち男女が集められ、みんながいる前でトイレに駆け込んだりしなくてはならず、とても落ち着かない環境だった。・肛門に部分麻酔を塗られたものの、静脈麻酔(鎮静剤・鎮痛剤)などがなかったため、お腹が破れるかと思うような苦しさや、オナラが出そうになったりと恥ずかしく大変な思い出が…!しかーし、それも20年前の記憶!きっと今はもう少しいろいろと良くなってるはず!…ということで、思い切って「クレアージュ東京 レディースドッククリニック」で大腸カメラ受けることになりました。\ 事前説明~検査前日まで /↓\ 無事、クリニック到着! /↓\ そして … /↓\ いよいよ検査室へ /【麻酔について】今回、静脈麻酔(鎮静剤・鎮痛剤)ありで検査を受けることができました!ぐっすり寝たというよりは、起こされた記憶もなく目を開けてたような気がするんだけど、一瞬でなんか終わってた。でも、起こされた記憶もないし不思議。20年前のときは、大変だった記憶しかないけれど、今回はとてもリラックスできました! オナラのことを考える時間もなかったです(笑) ※鎮静剤・鎮痛剤の効果は個人差があります↓\ 先生から結果報告 /\ 大腸カメラを体験して /今まで乳がん、子宮がんは定期的に検査していたけれど、大腸がんの検査はまったく意識していませんでした。「今度、大腸カメラをするんだ」と同い年の友人に話したら、その友人の知り合いが大腸がんになったという話題に。まだ小さいお子さんもいるそうで、とても胸が締め付けられました。健康診断の「便潜血検査」って、便に血液が混ざっているかどうかを調べる検査。便潜血検査が陰性でも、大腸がんや大腸ポリープなどの疾患の可能性はあるのだそう。自覚症状がないため気づきにくいし、わたしのように意識していない方もきっと多いはず。病気になってから初めて「大腸がんは女性に多い病気」だと知る …そんなふうにならないようにしたいものです。40代になると大腸がんのリスクが高まると聞き、一度大腸カメラをすることがとても大事だなと感じたし、私の体験記が同世代の方々にとって、検査を考えるきっかけになれば嬉しいです。今回私が体験したクレアージュ東京 レディースドッククリニックの「YOU健診」は、女性の罹患率・死亡率が高い3つのがん(大腸がん、乳がん、子宮がん)に加え、子宮内膜症や子宮筋腫など、女性特有の疾患を総合的にチェックすることができるプランです。※大腸カメラ(大腸内視鏡検査)を含むとトータルで73,700円(税込)。大腸カメラが含まれるのは【40代以上向けのプラン】のみとなります ナナイロペリカンさんが体験したYOU健診(大腸カメラあり)をチェック! 女性のことを一番に考えた女性専用の健診クリニック「クレアージュ東京 レディースドッククリニック」クレアージュ東京 レディースドッククリニックは、東京・有楽町駅前(日比谷駅直結)にある完全女性専用の健診(人間ドック)施設です。医師・スタッフもすべて女性で、各科専門医が在籍。さらに、あたたかみのある、居心地の良い空間なので、病院や検査が苦手な方でもリラックスして受診することができます。受診後もしっかりとトータルサポート。親身な姿勢で女性のお悩みや不安に向き合い、からだのライフプランニングを一緒に考えていきます。 クレアージュ東京 レディースドッククリニック 意識していきたい、女性の「大腸がん」40代以上にオススメのYOU健診女性の罹患率が高い3つのがん(乳がん、子宮がん、大腸がん)に加え、子宮内膜症や子宮筋腫など、女性特有の疾患を総合的にチェックすることができる検査です。40代以降に大腸がんの発症が増加するため、40代以上で大腸カメラをご受診されたことがない方には特に大腸の検査を推奨しています。※YOU健診の検査項目は、企業健診の補助の対象外であることが多い検査項目のセットになっています。※YOU健診は人間ドックを目的とした、クレアージュ東京オリジナルプランで、自由診療です。ポリープ切除や生検は保険診療となり、医師の判断により適切に対応いたします。体験・イラスト:ナナイロペリカン※今回の体験感想は、あくまでも体験者個人の意見となります[PR] クレアージュ東京 レディースドッククリニック
2025年03月24日俳優・松井愛莉が主演を務める読売テレビ系ドラマDiVE枠『子宮恋愛』(4月10日スタート、毎週木曜深0:59)のキービジュアル、先行カット、予告映像が24日、公開された。原作は、2021年に配信開始された漫画『子宮恋愛』(佐々江典子氏/ぶんか社刊)。インパクトの大きいタイトルとは裏腹に、2人の男性の間で揺れる主人公の繊細な感情描写がSNSで大反響を呼んでいる。結婚して6年が経つにもかかわらず、夫にすら本音が言えない日々に悩む主人公が、“子宮が恋をした”男性に出会う。ホルモンバランスも理想の夫婦像も崩れた女性の“切ない大人のラブストーリー”を描く。キービジュアルでは、主人公・苫田まき(松井)が会社の同僚・山手旭(大貫勇輔)から伸ばされた手を握り返し、まきの夫・苫田恭一(ONE N’ ONLY・沢村玲)は、まきの先輩・寄島みゆみ(吉本実憂)と互いに手を伸ばしている。怪しくも切ない雰囲気を醸し出す美しいビジュアルとなっている。今回公開された先行カットでは、自分の気持ちを主張できないまきに「イライラする」と言い放った後、突然キスをしてくる予測不可能な同僚・山手の姿も。“子宮が恋をした”瞬間を切り取っている。まきを取り巻く3人の登場人物の劇中カットが初公開された。また、予告映像では、まきが“子宮で恋をした”ことに戸惑いながらも、正反対な性格の会社の同僚・山手に少しずつ惹かれていく様子が映し出されている。さらに、まきの夫・恭一や、憧れの先輩・寄島のキャラクター像も明らかになっている。
2025年03月24日医誠会国際総合病院に「がん相談支援センター」開設医療法人医誠会(本社:大阪府大阪市、代表者:谷 幸治)は、がん患者さんやご家族が抱える不安や疑問を解消するため、2025年2月20日(木)に「がん相談支援センター」を医誠会国際総合病院内に設置しました。本センターでは、がんの診断前から治療、療養生活、社会復帰まで、さまざまな段階での相談を無料で受け付けます。担当者が対応し対面相談や電話相談を予定しており、患者さんが適切な情報を得られるようサポートします。がん患者さん・ご家族の不安に寄り添う「がん相談支援センター」がん患者さんやそのご家族は診断から治療、療養生活、社会復帰に至るまで、多くの不安を抱えます。国立がん研究センターの統計では、現在、日本では年間約100万人が新たにがんと診断され、患者さんやご家族の心理的負担が大きな社会課題となっています。このような状況を踏まえ、医誠会国際総合病院は、がん患者さんとそのご家族の不安を軽減し、適切な情報を提供するため、「がん相談支援センター」を設置しました。これまで当院では、外来化学療法センターにて抗がん剤治療に関する相談を受け付けていましたが、新たにがん相談支援センターを設置することで、がん全般に関する幅広い相談を受け付けることが可能となりました。相談は無料で予約制となっており、担当者が対応します。がん相談支援センターの役割とサービスがん相談支援センターでは、以下のような相談を受け付けています。・がんの診断を受けた際の不安や疑問・治療の副作用や療養生活に関する悩み・社会復帰に関する相談(仕事、学校、家族との関係など)・医療費や経済的負担に関する相談・情報収集のサポート(がんに関するパンフレットの提供)患者さんやご家族が、何を相談してよいかわからない場合でも、気軽にご利用いただける環境を整えています。また、相談内容はプライバシーを厳守し、患者さんやご家族が安心してお話しできる場を提供します。今後の展望と患者さんへのメッセージ医誠会国際総合病院では、がん診療連携拠点病院を目指しており本センターの設置はその一環です。現在は対面相談のみの対応ですが、今後は電話相談の導入を検討し、より多くの方が利用しやすい環境を整えていきます。がん患者さんやご家族が安心して治療に専念できるよう、私たちは今後もサポートを強化してまいります。どんな小さな悩みでも構いません。ぜひ、お気軽に「がん相談支援センター」をご利用ください。医誠会国際総合病院がん相談支援センターについて場所医誠会国際総合病院南棟3階患者支援センター内相談室14相談受付時間月曜日~金曜日 午前9時~午後5時(祝日・年末年始を除く)電話相談現在準備中です相談アドレス ganshien@iseikaihp.or.jp 医療法人医誠会医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして大阪を中心に全国で病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しています。医誠会国際総合病院は47診療科、総職員数1,893名の体制※で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療DX、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システム導入に取り組み、先進的かつ国際標準の総合病院を目指しています。地域医療に貢献するとともに、2024年12月にはJCI認証を取得、国際医療ツーリズムにも挑戦します。また、救急医療では、24時間365日の体制で救急医療を提供しています。初期救急から2.5次救急患者を対象に診療を行い、必要に応じて各診療科が支援する救急医療体制をとっています。救急車7台(ドクターカー4台・救急車3台)、医師12名、看護師24名、救急救命士30名で、「断らない救急」「待たせない救急」をスローガンに、様々な救急患者さんを受入れ、重症度によって医師・看護師が同乗する救急救命士3名体制の医誠会無料救急搬送を行い、広域医療に取り組んでいます。※ 2024年4月現在 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2025年03月13日俳優の多部未華子が、アフラック「あなたによりそうがん保険 ミライト」の新テレビCM『誕生』篇、『最適な安心』篇に出演する。17日から全国で放送される。新CMでは、がんに対するさまざまな悩みや不安を抱える人に対して、最適ながん保険を提案する“がん保険のコンシェルジュ役”として多部が登場する。また、WEBムービーではテレビCMで登場した人の悩みにフォーカスを合わせ、充実した保障が欲しい男性がメインとなる『どう選べばいい?』篇、医療保険では足りない保障をコンパクトにカバーしたい夫婦がメインとなる『どっちも必要?』篇、娘の小児がんにも備えたい母親がメインとなる『子どもにも必要?』篇の3本を公開する。今回、初めてアフラックの新商品キャラクターに起用された多部。アフラックダックとも初共演となり、対面時には多部が一瞬驚いた様子を見せた後、思わず「本物だ!」と声を弾ませ、うれしそうな表情に。長年親しまれてきたキャラクターとの初対面に、自然と笑みがこぼれた。■多部未華子インタビュー―――アフラックの新しいがん保険のキャラクターとして初めてのCM撮影でしたが、印象に残ったシーンやミライトについての感想を教えてください。【多部】今までたくさんCMで拝見してきたアフラックダックくんと共演することができて、「あ、本物だ!」と思って、とてもうれしかったです。今回、アフラックさんのCMを通して、がんもそうですが、改めて事前にいろいろと準備をしたり、下調べをしたり、相談したりすることって大事なんだなと考えさせられました。―――今回のCMでは、最適ながん保険をさまざまな色やサイズの「箱」で表現しています。多部さんはこの保険をプレゼント(紹介)するとしたら、どの箱を誰に贈りたいですか?【多部】大切な家族に贈りたいです。両親も離れて暮らしているので、どんどんと心配事も増えてきますし、アフラックのがん保険だったら、いろいろ調べられて、カスタマイズもできて、本当にさまざまな家族とか、いろいろな形に最適なプランを提案してくださるんだなと思って、私は私の大切な家族に合ったプランを選んでプレゼントしたいなと思いました。―――ミライトは、「がん保険の枠を超え、一人ひとりに最適な安心を」というコピーですが、最近、多部さん自身が新しく取り組んでいること、挑戦したことはありますか?【多部】揚げ物ですかね。揚げ物がすごく苦手なのですが、子どもが揚げ物が好きなので、やはり食べてほしいなという気持ちで、揚げ物をたくさんするようになりました。私にとっては、枠を超えたくらい挑戦していることです。―――実際にどんな揚げ物を作っているのですか?【多部】簡単なもので、本当にお恥ずかしい話なのですが、唐揚げとか春巻きとか、ささみを巻いたものとかです。どうやったら焦げないんだろうとか、どうやったら中までちゃんと火が通っているんだろうとか、どうやったらこんなに油がはねないんだろうとか、どうやったらこんなにコンロが汚れないんだろうとか…。日々挑戦しながら揚げています。―――普段の生活の中で多部さんが安心すること、あるいはホッとする瞬間があれば教えてください。【多部】自宅に帰ってソファの隅に座って、今日一日あったことを振り返ったり、子どもと楽しかったことを話したりする時間が、一番ホッとします。
2025年03月13日2019年の2月にステージ4の舌がん(左舌扁平上皮がん)、4月に食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみが20日に自身のアメブロを更新。食道がんの経過観察のため大学病院を受診したことを明かした。この日、堀は「ライブを終えたら検査が続きます!」というタイトルでブログを更新し、大学病院の消化器内科を受診したことを報告。「食道がんの経過観察」と説明し「舌がんよりも食道がんの経過観察の方が、極めて重要な感じがします」とコメントした。続けて「また出てきたら、早い段階ですぐに手を打てるように、見張っていただかないと…初期の段階では自覚症状はなかったですから」と回想。「ステージ0の状態でも、がんは静かに潜んでいたと思うとゾッとします」とコメントし「次の上部内視鏡での食道及び胃の検査は、ライブ終わりすぐです」と説明した。また「人間ドックも、ライブ終わりには予約していますので、検査が続きます」と明かしつつ「全てが悪いところが見つかってからの検査ではなく、早期発見と予防に繋げるための検査なので、悲観的ではないですよ ご安心ください」と補足。「看護師さん、ありがとうございます!」と感謝を述べ、検査後の説明について「このような確認って、とても大切なのだなぁと思います」とつづった。最後に「お薬も受け取って、次のメンテナンスの予約時間まで少し休憩です。アールグレイティーと一緒に、みはしのあんみつをいただき至福の時間」とスイーツの写真を公開。「青春の味。いついただいても癒されます。ごちそうさまでした」とつづり、ブログを締めくくった。
2025年01月21日2024年1月に腹部の手術を受け、3月にがんを公表したキャサリン皇太子妃が、がんが寛解したことをSNSで報告した。14日、キャサリン皇太子妃は自身が治療を受けたというロイヤル・マースデン病院を訪問。SNSに患者に寄り添って会話している自身の写真と共に、「この場をお借りし、この一年お世話になったロイヤル・マースデン病院のみなさんに感謝の気持ちを伝えたいです」「私が患者として受けたケアとアドバイスは格別のもので、これ以上望めないというほどでした」とつづった。また、自身の病状について、「現在、寛解していることには安堵し、今後も回復に専念します」と報告。「がんと診断された経験のある方ならだれでもわかると思いますが、新しい日常に慣れるには時間がかかります。それでも、私はこれから先にある充実した一年に期待しています。楽しみなことはたくさんあります」と前向きなメッセージを送った。そして、「みなさんの継続的なサポートに感謝します」と締めくくった。王室ファンから「本当によかったです」「素敵なメッセージ。病院には特別な訪問になりましたね」「キャサリン皇太子妃、大好きです。応援しています」と喜びのコメントが多数寄せられている。(賀来比呂美)
2025年01月15日従業員の方へ提供するがん検診について考える「東京都職域がん検診精度管理向上支援講習会」がオンライン配信にて開催中です。東京都職域がん検診精度管理向上支援講習会日本人の死因第1位であり、2人に1人が生涯のうちに罹患すると言われている「がん」。そんながんから命を守るために重要なのが「がん検診」です。「がん検診」によって、がんの早期発見・早期治療ができれば、がんで死亡するリスクを減らすことができるという大きなメリットがあります。会社として、貴重な人材の損失を避けることにも繋がります。一方で、がんが100%見つかるわけではないことや不要な検査や治療を招くことなどのデメリットもあります。そこで必要なのが《有効な検診を正しく行う》こと。大切な従業員の方へ提供するがん検診について考える機会となる本講習会は、国立がん研究センターの高橋宏和先生を講師にお迎えし、期間中いつでもご視聴いただけるオンライン配信にて開催しています。■開催概要配信期間:2025年2月28日(金)23:59まで対象者 :都内の企業等で実施されるがん検診業務に関わる方定員 :2,000名(事前申込制、受講無料)主催 :東京都保健医療局■プログラム講義時間:各動画10~20分程度。配信期間中はいつでも視聴できるのでスキマ時間にご覧いただけます。1. がん検診の基礎的知識2. 正しい検診の企画3. がん検診の精度管理4. 適切な受診勧奨および目指すべきがん検診のあり方■お申込みについて下記の専用Webサイトにアクセスしていただき、必須項目を入力してください。お申込期限は2025年2月21日(金)までです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年01月14日女優の古村比呂が5日に自身のアメブロを更新。子宮頸がんの宣告から14年目となることを報告した。この日、古村は「今日1月5日は 私が病院で『子宮頸がんです』と言われてから14年目となります」と報告。「なんでだろう?と振り返ることもあります」と述べつつ「その時できる事はやり切って来たと受け入れています」とつづった。続けて、2017年にがんの再々発が発覚した際に「この標準治療を受けた場合 治療を始めた日から2年後に生存されている方は約3割」と説明文を読み「『どうしよう』と怯んでしまった事がありました」と回想。その後「悩みに悩んだあげく 治療を受け今に至ります」といい「現在の治療は抗がん剤効果があるようで維持療法として続けていきます」と説明した。また「今の私はとても珍しいパターン」と言われたそうで「ならば これからの子宮頸がん治療のお役に立てられれば嬉しい」とコメント。「どさんこの私は『(Boys)be ambitious!』この志を持って歩んでいきますね」と意気込みをつづり、ブログを締めくくった。
2025年01月06日2019年の2月にステージ4の舌がん(左舌扁平上皮がん)、4月に食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみが19日に自身のアメブロを更新。舌がんの手術から5年以上が経過し、言語聴覚士から伝えられたことを明かした。7月29日のブログで、堀は大学病院で診察を受けたことを報告し「食道の皮膚の組織を生検に出していて、その結果が出ました」と説明。「食道がん術後の経過観察の検査」だといい「今のところ問題はないとのことでした」と生検組織診断の結果を明かし「マダラ食道もだんだんと少しずつですが、きれいになってきました」とつづっていた。この日は「リハビリを受けそのあとに、次回のリウマチ科受診のための、検査の採血も終えました」と報告し「大学病院の受診は、今日が最後だと思っていたが…年内まだ診察が残っていた リハビリは年内最後でした」と説明。「今年一年の進歩を振り返りました」と述べ「随分と言葉がスラスラと、スムーズに話せるようになってきたと思います」と自身の変化をつづった。続けて、言語聴覚士から「私が指導したことを」「それ以上に何度も何度も術後練習してきました その成果がどんどん出ているのです」と言われたそうで「とにかく必死になって与えられた課題を、朝から夜まで頭に置いて寝ている間以外は、ずっとやり続けできた」(原文ママ)と回想。「これはきっと私の生涯に於いて、この先ずっと続くのです」と述べ「一生に於いて懸命になれる永遠の課題があるなんて、私は本当にしあわせだなぁ」とコメントした。また「神様は試練を私に与えたのではなく、本当の意味でのしあわせを知り、それを味わうことの大切さを、教えてくださったのです」と心境を吐露。「言語聴覚士の先生、今年一年もご指導いただきまして、ありがとうございました」と感謝を述べ「来年もさらに頑張っていきます。まだまだ頑張れます私」と意気込みをつづった。最後に「次の診察までにランチを急いでいただきました」と明かし、コーヒーショップ『タリーズコーヒー』を訪れたことを報告。「イングリッシュマフィンハムエッグと、クロックムッシュのホットサンド。サラダをダブルで」「かなりお腹いっぱいだわ」と述べ「とても美味しかった!午後からの診察も頑張ります」とコメントし、ブログを締めくくった。
2024年12月20日元プロ野球選手で2021年6月に大腸がんのため70歳で亡くなった大島康徳さんの妻・奈保美さんが26日に自身のアメブロを更新。30年間通い続けた婦人科の検査で医師に言われたことを明かした。この日、大島さんは「長かった婦人科の通院」というタイトルでブログを更新。「細胞診も血液検査も無事クリア」と検査結果を報告し「これで、本当に安心しました」と安堵した様子でコメント。「32歳で子宮頚がんが見つかり手術を受けてからもう30年以上」と述べ「その後に卵巣の腫れが見つかったこともあり半年に一度の検査を続けてきました」と明かした。続けて「ようやくこれで定期的な診察からは卒業です」と述べ、医師からも「『卒業』のお言葉をいただきました」と報告。「今後もホットフラッシュや強い腹痛などがあれば勿論お世話になりますが基本的には年に一回の定期検診となります」と明かしつつ「何故か、その後に少しだけ寂しさも心許ない感情もやってきて…不思議ですね」とつづった。また「30年も通っているとそうなるのでしょうか?」と述べ、医師について「しっかり診て頂いて他にも体調不良があればご相談して」「私の精神安定剤のようにいつもそこに居て下さった私にとっては神様のような存在なのです」とコメント。最後に「無事に婦人科を卒業出来たことに心から感謝したいと思います 本当にありがとうございました」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。
2024年11月28日テーマパーク「サンリオピューロランド」(東京都多摩市)を運営するサンリオエンターテイメントは11月30日、子宮頸がん予防啓発プロジェクト「Hellosmile」を展開しているハロースマイル実行委員会/TOKYO FMとともに、子宮頸がんについて知る機会となるようなイベント「Hellosmile in Sanrio Puroland 2024」を開催します。■ハローキティと一緒に知ろう!予防できる「子宮頸がん」「Hellosmile」は子宮頸がんの正しい情報発信・検診の受診勧奨を目的とし、子宮頸がんの予防啓発を推進する活動を2010年より実施。毎年11月の「子宮頸がん予防啓発強化月間」に、イベントを通して子宮頸がん検診の重要性を発信しています。今年は“大切な未来のために、予防できる「子宮頸がん」を知ろう”をテーマに、TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネットで放送中の番組『SCHOOL OF LOCK!』(月-金22:00〜放送)と連動し、3部構成にて「Hellosmile in Sanrio Puroland 2024」を開催します。第3部では【ハローキティと宣言!】と題して、ハローキティも登場したり、一緒にクイズ大会を実施予定。そのほか、フェムシップドクターによる、女性ならではの身体や毎日のお悩み相談ブースも用意しています。このイベントを通じて、中高生やその保護者、働く女性たちに子宮頸がんについて知ってもらい、大切な女性の未来を守るための「子宮頸がん」の予防啓発の推進を目指しています。そのほか、第1部は「SCHOOL OF LOCK!」とのコラボ課外授業「ココから知ろう!女子と男子のアンしん本音トーク」を実施し、産婦人科専門医の稲葉可奈子先生による子宮頸がんについて学ぶ特別授業も開催。第2部は、品川女子学院の生徒による「知らない!言えない!子宮頸がん・生理からつながる未来構築」についての発表や、東洋英和女学院中学部・高等部の生徒による「文化祭での子宮頸がん予防啓発活動」についての紹介など、現役女子高校生が取り組む子宮頸がん予防啓発活動の発表を行います。■イベント概要「Hellosmile in Sanrio Puroland 2024」日時:2024年11月30日開場 12:00開演 13:00場所:サンリオピューロランド内エンターテイメントホール出演者:COCO教頭(CRAZY COCO)、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3)ゲスト:曽野舜太(M!LK)/産婦人科専門医稲葉可奈子/サンリオエンターテイメント 代表取締役社長 小巻亜矢/ハローキティ募集人数:250名※参加無料応募サイト:●応募〆切:11月14日23:59(c)2024 SANRIO CO., LTD. TOKYO, JAPAN 著作 サンリオ※画像はイメージ。(エボル)
2024年11月12日女性なら誰でもなり得る病気「子宮頸がん」。みなさんは、17歳~27歳を対象に子宮頸がんワクチンを無料で接種できる「キャッチアップ制度」をご存じでしょうか。公的費用でワクチンを接種できるのは来年3月までと、終了時期が刻々と近づく一方で、ワクチン接種者はもちろん、制度について知らない人も少なくないのだそう。そこで10月3日、日本の最適医療に向けた調査・情報発信を行う「エムスリー総合研究所」は、東京・赤坂にて子宮頸がんワクチンに関するセミナーを開催。子宮頸がんとワクチンについて詳しく学んできました。また、セミナーでは、医師・木下喬弘先生と、現在がん闘病中の俳優・古村比呂さんによるトークセッションも行われました。子宮頸がんについてリアルな情報を知ることは、自身のからだと向き合うきっかけにもなるはず。ぜひ最後までチェックしてくださいね!■子宮頸がんは、女性の死亡原因の第2位子宮頸がん。婦人科検診で定期的に検査が推奨されていることもあり、みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。実は子宮頸がんは、毎年約1.1 万人もの女性がかかる非常に身近な病気。罹患すると長期間の闘病につながったり、子宮を摘出したりしなければならなくなることも珍しくありません。年間3,000人近くもの方が命を落としており、25歳~40歳の女性のがんによる死亡原因の第2位となっています。■子宮頸がんはワクチンで80~90%予防できるこのように子宮頸がんは非常に深刻な病である一方、ワクチンで予防できる唯一のがんとも知られており、若年層のうちにワクチンを接種することで80~90%の予防ができるのだそうです。現在子宮頸がんワクチンは、12~16 歳は厚生労働省による定期接種制度、17~27 歳はキャッチアップ接種制度により全額公費負担の対象となっています。しかし、日本におけるワクチン接種率は先進国の中でも極めて低いのが現状。オーストラリアやイギリスなどの諸外国では接種率80%を超えるところ、日本における17~27歳(キャッチアップ制度対象年齢)の接種率は50%以下。未接種者数は約320万人におよび、単純計算だと6,400人もの命が失われてしまう可能性があると言えるのだそうです。子宮頸がんのリスクを低くするにはワクチンが有効ですが、そのキャッチアップ制度も2025年3月に終了予定。ワクチンは合計3回接種しなければならないため、この秋が実質ラストチャンスとなります。ちなみに通常の接種間隔だと9月が初回摂取の期限でしたが、摂取間隔を短くする「短縮摂取」ならば、11月28日までに第1回目のワクチン接種を済ませれば3月までに計3回の接種が終えられるのだそうです。■ワクチンは「防ぐ」もの、定期検診は「見つける」もの。合わせ技が大切子宮頸がんというと、「定期検診を受けているし大丈夫」と思う方もいるかもしれませんが、ワクチンと子宮頸がん検診の役割はまったく別。今回のセミナーでは、木下喬弘先生からワクチンと検診の重要性についてレクチャーがありました。子宮頸がんは、HPVウイルスに感染することで発症します。基本的に感染しなかったらがんになることはありませんが、正常な細胞にウイルスが感染すると5~10年かけて変性・がんを発症していくのだそう。子宮頸がん検診は、がん、もしくはがんになる一歩手前の状態を「早期発見」するものになります。がんになってしまったら、よほど早期でない限り子宮を摘出する必要があります。子宮頸がんを予防するには、ワクチンで「感染を予防」し、検診で「チェック」する。ワクチンと検診の合わせ技でがんになることを防ぐことが重要なんです。ちなみに木下先生によると「性交渉経験者の8割がウイルスに感染するといわれており、そのうちがんになる人とそうでない人の違いは未だ解明されていない」のだそうです。そのため、子宮頸がんは性交渉の経験が無い段階でワクチン接種を済ませるのが一番有効。しかし、性交渉経験があると意味が無いということではありません。HPVウイルスにもさまざまな型があり、特に子宮頸がんの原因となることが多いのは16・18型。性交渉未経験者の場合16・18型どちらも予防できますが、性交渉の経験があっても16型への予防は認められており、ワクチン接種が早ければ早いほど子宮頸がんのリスクを減らせるのだそうです。有効性が認められているとはいえ、安全性も気になりますよね。一時期、子宮頸がんワクチンに対する懸念の声も多く聞こえてきました。しかし、データによると、ワクチン接種後に重い体調不良を訴えた人は1万人中5人。それも有害事象(ワクチンとの因果関係は未明)であり、ワクチンを接種したほうがメリットが多いことが分かっています。■古村さん「心配な気持ちも分かる。でも、ワクチンがあることがうらやましい」セミナーでは、現在もがんで闘病中の俳優・古村比呂さんも登壇しました。古村さんは2012年、当時46歳のときに定期検診で子宮頸がんを患っていることが分かり、子宮を全摘出。「早期発見」だったそうです。その5年後、がんを再発。それから良くなっては再発して……を繰り返しています。当時は子宮頸がんについての治療薬の開発もスローペースだったそうで、「治療を受けられるのはありがたい」と話す古村さん。そして、「早期発見したとしても、100%治るということではない」と話していました。ちなみに古村さんは子宮頸がんワクチン未接種で、子宮頸がんワクチンの積極的推奨が始まった際「予防できるのはうらやましい」と思ったのだそう。ワクチンに対しては「正直こわい気持ちも分かる」ものの、「私のときは、子宮頸がんは検診で予防できるといわれていた」「検診を受ければ大丈夫だと思っていたから、検診と予防は違うといわれたときにショックだった。予防はワクチン、検診はがんの早期発見。その違いをちゃんと分かっていたら、検診との向き合い方も変わる。ワクチンは受けられる年齢もあるので、そこを患者として伝えていきたい」と話していました。■17~27歳対象の「キャッチアップ制度」。第一回接種は11月28日まで17~27歳を対象に子宮頸がんワクチンを公的費用で受けられる「キャッチアップ制度」は、2025年3月で終了。第一回目の接種期限は11月28日までになります。木下先生によると、「子宮頸がんワクチンは3回きちんと接種すると15年くらいの長期間効果(抗体感)が続く」ものなのだそう。続けて、「がんになることを防げるってなかなかない。科学的なエビデンスが確立していて有効性も分かっている。一人の医療従事者として、受けないのはもったいないと思う。ぜひ接種を検討してほしい」と話していました。子宮頸がんワクチンについて気になることがある人は、お近くの婦人科で相談するのもおすすめ。ワクチンを無料で接種できるのは今がラストチャンスなので、17~27歳の対象年齢の方は、しっかりとワクチンについて理解したうえで、自分自身の健康のために、ぜひ前向きに考えてみてくださいね。(取材・文:仲野もも)
2024年10月13日新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」はMSDとの共同企画番組として、ティーンや20代女性に子宮頸がんとその予防を啓発する特別企画の第3弾『Like ME Project.-今考えたい、私と子宮頸がん-』を、8月12日 21時30分より「ABEMA SPECIAL」チャンネルにて無料放送しました。■MCに“ゆうこす”、手術経験をした休井美郷がゲスト出演「ABEMA」とMSDが共同企画した特別企画『Like ME Project.-今考えたい、私と子宮頸がん-』は、<自分のことが「好き」と思える自分でいるために、そして未来の自分にワクワクするために“自分のココロとカラダ”に向き合うきっかけ作りとなること>がコンセプト。将来の自分に向けて今知っておきたい情報として「子宮頸がんとその予防方法」に関する正しい知識を発信し、ティーンや20代女性に向けて子宮頸がんへの関心と、自分ゴト化を行うきっかけ作りを行います。なお、子宮頸がん予防においては、「1次予防」としてHPV感染を防ぐためのワクチン接種があり、「2次予防」としてがんになる前の段階やがんの初期に発見するための定期的な検診があり、どちらも受けることが重要です。(※)MCは、第1弾から引き続きモテクリエイターとして活動し、ティーン世代に絶大なる支持をあつめている“ゆうこす”こと菅本裕子さんが務めます。また、今回は2023年に自身が子宮頸がんの一歩手前の段階「高度異形成」であることを公表した、テレビやYouTubeでタレントとして活躍する休井美郷さんをゲストに迎え、実際に検診や手術を経験した視点からさまざまな話を聞きます。休井さんは「自分のこれからの幸せのためにと思って1度自身の身体と向き合って頂けると幸いです」、ゆうこすさんは「実際に手術のご経験のある休井さんのお話は、とても貴重でした。予防の重要さが視聴者にリアルに届くのではないかなと思っております」とそれぞれコメントを寄せています。さらに、第1弾から引き続きABEMAオリジナル恋愛番組『今日、好きになりました。』に参加し、ティーン世代から絶大な支持を誇る俳優の石川翔鈴さん、インフルエンサーの折田涼夏さん、若い世代に人気のタレント・ねおさんのゲスト出演も決定しました。ぜひ、チェックしてみてはいかがでしょうか。(※)ワクチンと検診で子宮頸がんを100%予防できるわけではありません■番組概要特別企画『Like ME Project.-今考えたい、私と子宮頸がん-』放送日時:2024年8月12日 21時30分〜放送チャンネル:ABEMA SPECIAL番組URL:出演者:ゆうこす、石川翔鈴、折田涼夏、休井美郷、ねお、三輪綾子先生、西澤由夏アナウンサー(エボル)
2024年08月09日一般社団法人日本複合医療臨床研究会(代表理事:関野 一)は、がんのサードオピニオン(第三の治療選択サービス)の経験を元に、不幸にも「がん」に悩める患者さんとそのご家族を最適な治療に導くことを目的としたプロジェクト「がん難民をなくそう」をCAMPFIREにて2024年8月31日まで実施します。URL: セミナー画像1実際に開始するサービスは下記の3点です。1) 標準治療以外の「がん治療情報」の情報収集・検証・データベース化と公開。2) 上記「がん治療の提供医療機関・医師」の情報公開と紹介。3) がん患者と医師・医療機関の仲介業務の出来る医療コーディネーターの養成。【背景】近年の著しい医学の進歩の中で、大変残念なことですが、我が国では相変わらず、2人に1人が「がん」に罹患し、毎日毎日1,000人以上の方が命を落としています。これは毎日毎日ジャンボジェット機が2機墜落し乗客全員が死亡している状況と同じで、先進国の中では最低レベルです。【原因】この主因は、高齢化や生活習慣の欧米化などの理由はありますが、我が国で現在の保険適用下で行われている通常の医療(標準治療と言われるガイドラインに沿った医療)以外の治療法の普及が進まず、他の治療に対する選択肢が極端に少ないことと、医療の地域格差の拡大にあります。ケース1) 早期に発見された目に見える軽度ながん(ステージI・II)発見の早い軽度ながんに対し、標準治療では主に手術や放射線治療といわれる局所治療が行われ、一定の効果をあげています。しかし、がんが厄介な病気として認識されている最大の理由は、一度罹患すると目に見えないほど小さながんが体内に存在している場合が多く、再発のリスクが高まることです。ケース2) 多臓器への転移や浸潤(がんが染み込むように全身に転移する)した重度ながん(ステージIII・IV)膵臓がんに代表される自覚症状が出にくく、早期発見の難しいがんに対する検診の遅れは勿論ですが、がんと宣告された多くの患者さんは、パニックの状態の中で、医師から勧められるままの型どおりの治療を受け、その内の多くの方が、再発に陥って、また病院に戻り辛い標準治療(全身治療:抗がん剤治療)を受けることになります。それで完治するのであれば納得もできますが、この抗がん剤治療に代表される全身治療の多くが、目に見えないがんを取り除けないばかりか、臓器不全と副作用がセットになってるものも相当数存在するため、さらに辛い思いをして、最終的に病院(医療)に見放されるという現実が待っています。【結果】その為、一度「治療無し」と標準治療から見放された患者(家族)は、生きる希望を奪われ、免疫も落ち、絶望感から「がん難民」となりさまようことになります。結果、再発や転移状態になってはじめて、自分や家族がインターネットなどで調べ、多くの治療方法が存在することを知る人が多いのですが、ほとんどの方は「がん」についての正しい知識を持っていないため、玉石混交とした情報に疲れてしまったり、誤った情報に振り回されたりし、藁にもすがる思いから、一部の「利益誘導型の心無い民間療法」に騙されたり、自由診療の名を借りたキラキラワードの高額で効果の期待出来ない「なんちゃって医療」などにすがってしまい後悔される方々も後を絶ちません。【解決策】しかし、世の中には怪しい情報も氾濫している反面、「標準治療以外の治療」や「それらと標準治療の組み合わせ」により「助かる命」があることと、これらの良い所を積極的に取り入れ「治療効果の高いがん治療」に取り組む志の高い医師や医療機関は存在します。私たちは経験上、特に進行がんの治療では、標準治療だけでは無理だと判断された場合に「諦める事を宣告される」のでは無く、別の治療法や複数の治療を組み合わせて行うことが有効なことを知っています。これらの治療法を選択する際には、それぞれの効果とそのリスク、再発率や延命の期間、副作用や後遺症などについて十分に理解し、納得しておく必要があります。本プロジェクトでは、この「がん治療情報」を収集、分析、精査し広く公開することで患者やご家族に「希望の灯をともす」ことと「がん治療」における地域格差を是正することを具現化させます。その為に私たちは、だれもがいつでも使える「がん治療DBプラットホーム」を構築し「がんで悩む多くの患者さんやご家族」や「がん治療の最前線で戦う医師・医療者」に垣根無く、広くご利用いただくことで「がん難民」に手を差し伸べることと、すべての人が健康で活き活きとした生活を営む社会の実現に寄与したいと考えています。より多くの方に本プロジェクトの主旨にご賛同いただき、ご協力いただけることを願っています。【プロジェクト概要】プロジェクト名: 日本人の2人に1人が、“がん”になる時代最適な治療法を広く開放するプロジェクト『がん難民をなくそう』開始期間 : 2024年7月23日~2024年8月31日URL : 社会貢献枠でスタートします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月09日日本では毎年、約1万1千人の女性が子宮頸がんと診断され、年間約2,900人の方が命を落としています。子宮頸がんの多くは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因で、多くの女性が一生に一度は感染すると言われています。HPV感染は、ワクチンで防ぐことができます。子宮頸がんは唯一ワクチンで防ぐことのできる「がん」です。群馬県では、HPVワクチンに関する「正しい情報を発信」し、理解を促進するとともに、接種を希望する方への「接種機会の拡大」に取り組んでいきます。全国初!イオンモール高崎に臨時のHPVワクチン接種会場を設けます!HPVワクチンの理解促進に向けた「群馬モデル」とは低調な接種率と、HPVワクチンに対する意識HPVワクチンはWHO(世界保健機関)も接種を推奨しており、2022年12月時点で、120か国以上で公的な予防接種が行われています。カナダ、イギリス、オーストラリアなどでの接種率は80%を超えており、いわば「世界標準」のワクチンです。しかしながら、日本のHPVワクチン接種率は極めて低く、G7メンバー国で最下位となっています。厚生労働省の調査では「HPVワクチンを接種したくない・させたくない」と答えた方が32%、「わからない」と答えた方が41%であり、「接種したくない・させたくない」理由は「ワクチンが安全ではないと思うから」「十分な情報が得られていないから」という回答が多くを占めました。HPVワクチンの理解が進まないと接種率が向上しないという課題が浮き彫りになりました。高校生リバースメンターによる提言群馬県では、全国で初めて、高校生が知事の相談役になる「高校生リバースメンター」制度に取り組みました。令和5年11月に行われた提言会で、高校生から子宮頸がん予防に関する提言があり、群馬県は、この提言の一部を取り入れ、県内高等学校に対して生理用ナプキンを活用した啓発資材を配布したほか、TOKYO FMの人気ラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」とコラボしたTikTok動画を作成しました。このことをきっかけに、今後の群馬県の取組として「エビデンスに基づいた正しい情報の発信」「保護者世代も対象とした広報」「休日や時間外を活用した接種しやすい環境づくり」など、理解促進から接種機会の提供までをパッケージとして事業化を進めることとしました。「SCHOOL OF LOCK!」コラボTikTok動画「高校生リバースメンター」啓発品取組概要群馬県では、2024年8月から9月にかけてを「集中取組期間」とし、HPVワクチン理解促進の取組を強力に推進していきます。正しい情報の普及啓発・有名声優を起用したオリジナルキャラクターと医師の対談動画の配信(CV:古賀 葵さん、柚木 涼香さん、ナレーション:三木 眞一郎さん)・LINE相談窓口の開設・専門家によるメール相談・ポスター、リーフレットの配布・県内統一ロゴ・キャッチコピーを活用した市町村・医師会等と一体となった取組の展開接種機会の拡大・全国初の取り組みとなる「ショッピングモール接種」の実施日時:2024年9月22日(日)会場:イオンモール高崎・医療機関の接種時間延長(9月・県内各地)・接種医療機関のマッピング(検索)サイトオープン: お問い合わせ先【所属名】群馬県感染症・疾病対策課感染症危機管理室予防接種係【FAX】027-223-7950【電話】027-226-2618【所在地】〒371-8570群馬県前橋市大手町1-1-1【E-mail】 corona-vaccine@pref.gunma.lg.jp 【公式HP】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年07月18日一般社団法人 神奈川県産科婦人科医会と神奈川県は、神奈川県民公開講座「今こそ知りたい!令和時代の子宮頸がん予防」を、横浜みなとみらい「はまぎんホール ヴィアマーレ」で2024年7月21日(日)に開催します。現在、世界では検診と予防接種の両面からナショナルプログラムとして子宮頸がん撲滅に向かっています。日本では、2022年4月にHPVワクチンの積極的勧奨が再開されましたが、キャッチアップ世代が無料で接種できるタイムリミットが来年3月末に迫っています。日本がおかれている現状と課題に向き合い、今こそ正しく知って一緒にこれからのことを考え、語り合いませんか?【プログラム】総合司会中田 さくら 川崎市立川崎病院 産科・婦人科部長植田 啓 ひまわりレディースクリニック 院長13:00 開会挨拶 中野 眞佐男(一般社団法人 神奈川県産科婦人科医会 会長)13:05 日本の子宮頸がん予防の現状と課題宮城 悦子(横浜市立大学 副学長、医学部産婦人科学教室 主任教授)13:20 HPVワクチン接種について中山 克仁(神奈川県 健康医療局 保健医療部 健康危機・感染症対策課)13:30 HPVワクチンの効果:若年患者さんの視点からご報告小貫 麻美子(昭和大学 医学部産婦人科学教室 准教授)13:45 選択肢を知り、自分でつかみ取る子宮頸がん予防高橋 幸子(埼玉医科大学 産婦人科 助教)14:00 大学生の私たちが知りたいこと、伝えたいこと内堀 菜湖美 (女子栄養大学 学生サークル「たんぽぽ」代表)辻本 愛菜 (埼玉県立大学 保健医療福祉学部看護学科 4年)山原 万由子 (埼玉医科大学 医学部医学科 3年)14:20 <パネルディスカッション>知っておきたい子宮頸がん予防の今とこれから14:55 閉会挨拶佐治 晴哉(神奈川県立がんセンター 婦人科部長)15:00 終了登壇者(左から 宮城 悦子、小貫 麻美子、高橋 幸子)【開催概要】日時 : 7月21日(日)13:00~15:00(開場12:30)会場 : はまぎんホール ヴィアマーレアクセス : JR・横浜市営地下鉄「桜木町駅」下車、動く歩道利用徒歩5分 参加費 : 無料(事前に申込フォームからお申し込みください)申込締切 : 7月16日(火)主催 : 一般社団法人 神奈川県産科婦人科医会、神奈川県後援 : 公益社団法人 日本産科婦人科学会、公益社団法人 日本産婦人科医会専用サイト: 申し込みはこちらから一般社団法人 神奈川県産科婦人科医会 ロゴ神奈川県 ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月05日天外塾事務局(所在地:神奈川県茅ヶ崎市、代表:岡)は、新刊「治癒を目指すがん患者のための瞑想ワーク 思考と感情ががん遺伝子に働きかけるすごい力」(出版社:株式会社ユサブル/日本橋蛎殻町)を2024年8月1日(木)に発売します。本日より、Amazonにて予約開始いたしました。新刊『治癒を目指すがん患者のための瞑想ワーク 思考と感情ががん遺伝子に働きかけるすごい力』【医療に頼らなくてもいい!がん患者に朗報!】「瞑想でがんが治るのか?」…断言はできません!はるか昔、池見酉次郎医師ががん患者が「実存的変容(転換)」を起こすことによってがんが自然緩解することを発見されました。それが、天外の進める「医療改革」の中心課題になるとともに、「天外塾」では主として経営者の「実存的変容」をサポートする瞑想ワークを20年にわたって工夫してまいりました。その瞑想ワークがとても効果的なので、いよいよがん患者に特化したワークを開発し、本書をまとめました。この瞑想ワークが広まることで、予防効果も含めて、日本のがん患者が激減することを夢見ています。発売は8月1日ですが、本日からAmazonで予約販売が始まりました。■本の予約はこちらから (8/1発売)世界中で研究が進むがんの劇的緩解と心の関係。アメリカでは人の意識や生活習慣が細胞や遺伝子の働きに影響を与えるというエピジェネティクス(後成遺伝学)の研究が進んでいます。実際に瞑想ががん抑制遺伝子をオンにしたり、免疫力向上につながるという研究もあります。一方、日本ではがんは遺伝子の突然変異で偶然に左右されると考えられています。また、生活習慣やストレスががんに与える影響も軽視され、手術や抗がん剤治療の後は元の生活に戻ってよいと指導されることが大半です。もちろん、がんを直接取り除く手術などの治療は必要ですが、それらとともに瞑想ワークによって、がんの原因となったかもしれないストレスなど心のあり方を変えてみようというのが本書のテーマです。本書は、心が遺伝子に働きかける海外の研究の紹介とともに、心のあり方の変化を治療に取り入れる日本の医師なども紹介しています。そのうえで、瞑想ワークの第一人者である著者が、心のあり方を変えるための具体的な瞑想ワークのやり方を紹介しています。大きなポイントは自宅でお金をかけず簡単にできて、今行っている治療の邪魔をしないこと。世界的に、心とがんの関係についてエビデンスが与えられつつある現在、病院で受ける治療の他、何かできることはないかと考える方におすすめしたい1冊です。#がん患者のための瞑想ワーク#実存的変容により癌が自然緩解する#天外塾で20年つちかった瞑想ワーク#死と直面すると実存的変容がおきる#がん患者は死という言葉を避けるがそれを乗り越えると変容につながる#思考と感情が癌遺伝子に働きかけるすごい力#エピジェネティクス#医療改革#治癒を目指す#がんは変容のチャンス#船戸崇史#矢山利彦#ユサブル#天外伺朗#天外塾■書籍概要タイトル:治癒を目指すがん患者のための瞑想ワーク思考と感情ががん遺伝子に働きかけるすごい力発売日 :2024年8月1日(木)価格 :1,760円(税込)ページ数:168出版社 :株式会社ユサブル■本の予約はこちらから (8/1発売)■お問合せ主催: 天外塾事務局MAIL: officejk@onyx.ocn.ne.jp 天外伺朗(てんげしろう)1■天外伺朗(てんげしろう)プロフィール元ソニー上席常務。工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。2006年まで42年間ソニーに勤務。その間、CD(コンパクトディスク)、NEWS(専門家向けコンピュータ・ワークステーション)、AIBO(犬型ロボット)などの開発を主導した。その後、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所 株式会社所長兼社長などを歴任。ホロトロピック・ネットワークを主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導し、また「天外塾」というセミナーを開いている。次第にすべての人の意識の変容と、社会の進化を加速することを主眼にした塾に変わっていっている。さらに2014年より「社員の幸せと生きがい、社会貢献を大切にする企業」を発掘しするための「ホワイト企業大賞」も立ち上げ10年間代表を務めた。著書に『運命の法則』、『「ティール時代」の子育ての秘密』、『「生きる力」の強い子を育てる』、『「人類の目覚め」へのガイドブック』、『実存的変容』、『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・共著)、『自然経営』(武井浩三・共著)、『幸福学×経営学』(小森谷浩志・前野隆司・共著)、『人間性尊重型 大家族主義経営』(西泰宏・共著)、『無分別智医療の時代へ』、『日本列島祈りの旅1』、『出雲王朝の謎を解く』、『融和力』、『シン・コミュニティ論』など著書多数。他、瞑想や断食を指導。現在、医療改革、教育改革、企業経営改革、人間力を高めること、最新の組織、コミュニティを深掘りすることにも取り組んでいる。著書一覧【会社概要】会社名 : 株式会社 office JK(代表=岡)所在地 : 〒253-0054 神奈川県茅ケ崎市東海岸南3-2-7事業内容: セミナー/講演会/出版/PRマーケティングURL : 公式ホームページ 公式Facebook 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月02日「水虫が足裏のがんに関係している可能性が高いことがわかりました。水虫の治療や予防をすることで、足裏のがんの予防にもつながると期待しています」そう話すのは、東京慈恵会医科大学(皮膚科学講座)の研究グループで水虫と足裏のがんの関係を調査している教授の延山嘉眞さん。延山さんらの研究グループが、足裏にがんがある患者30人と、足裏にがん以外の皮膚疾患がある患者84人を調査したところ、後者で水虫に罹患していた割合は29.8%にとどまったが、前者では60%と有意な差が見られた。これによって、足裏にできる“メラノーマ”というがんには、水虫の要因である“白癬菌”が深く関与していることがわかったのだ。延山さんは、発症のメカニズムを、こう推察する。「胃の中にピロリ菌が何十年もいると、胃に炎症が起きやすく、その結果、胃がんの罹患率も高いことがわかっています。白癬菌も同じで、長年足裏に生息することで足裏の免疫環境が悪化し、メラノーマを引き起こすのではないかと考えています」(以下、「」は延山さん)■不特定多数が素足でいる場にいたときは足を洗おうメラノーマは、「日本では年間10万人あたり1~2人というまれながん」だが、油断は禁物だ。「日本では足裏に発生することがもっとも多く、発見が遅れて他臓器に転移すると5年生存率が約405以下と低い。ふだん足裏をチェックする人は少ないので、気づいたときには進行していたという方も少なくありません」特に、かゆみがなく患部がかさかさしているだけの水虫は要注意。 「たとえば、足の裏がかさかさしている方のなかには、乾燥などが原因の場合もあれば、白癬菌が原因のこともあります。また、爪が白くなってボロボロになっている方は、爪に白癬菌が入りこんでいる場合も多い。ただ、どちらもかゆみがない場合もあるので、受診が遅れがちです」何十年も白癬菌に感染したまま放置していると、メラノーマに罹患するリスクが高まる可能性が考えられるという。「白癬菌かどうかは、検査しなければわからないので、疑わしい場合は必ず受診しましょう。とくに糖尿病の方は、白癬など感染症にかかりやすいので注意しましょう」メラノーマのリスクを下げるためには、まず水虫にならないよう、予防をすることだ。「公衆浴場やジムなど、不特定多数の方が利用し、かつ床の湿度が高い場所は白癬菌がいる可能性が高い。利用したあとは、足を洗って清潔に。裸足の季節なのでサンダルを履くことも多いでしょうから、座敷などに素足で上がった場合も同じです。家族に水虫になっている方がいる場合、きちんと治療してもらうこと。バスマットなどの共有は避けましょう」さらに、パンプスなど蒸れやすい靴を長時間履くことも避けたい。定期チェックも忘れずに。ほくろとメラノーマの見分け方を図にしておいた。参考にしてほしい。水虫の予防と、定期的な足裏チェックで、メラノーマを防ごう!
2024年06月12日2010年ごろに受けた人間ドックで、小さな子宮筋腫がいくつか見つかった猫野サラさん。6〜7年ほど治療をせずに放置した結果、1つの筋腫がグレープフルーツよりも大きいサイズに肥大してしまいました。その後、総合病院に転院した猫野サラさんは、医師と相談した上で「子宮全摘」を決意。2016年のGW期間中、10日間の入院期間の中で子宮全摘術を受けることになり……ついに手術当日を迎えます。手術当日の午後1時、夫に加えてはるばる遠方からきてくれた実母に見送られ、猫野サラさんは病室からオペ室へと移動します。手術台に横たわると、麻酔科医の掛け声で硬膜外麻酔が注入されました。その後は全身麻酔に切り替えられ、猫野サラさんが意識を失っている中で、子宮全摘術が進んでいきます。 26.術後の発熱 ※心電ケーブル:正しくは「心電図モニター」と言います。 午後1時から始まった手術は、約90分後の午後2時半に終了しました。そのとき全身麻酔によって意識がなかった猫野サラさんに代わり、執刀医は「無事成功しました」と告げながら、猫野サラさんの家族に切り取った腫瘍と子宮を見せます。 あとから聞いた話によると、なんと子宮筋腫の重さは1,268gだったそう。これだけ大きな腫瘍を切除したということはおそらく、猫野サラさんの体はそうとうなダメージを負っていることでしょう。術後に患部の痛みや違和感、発熱が起こるのも納得です。ただ、手術当日は硬膜外麻酔がよく効いていたらしく、痛みはあまり感じなかったそう。 翌日、術後1日目からは早くもリハビリが始まります。 27.トイレ往復 ※内診→正しくは検診だったそうです。 ※イラストでは省略されていますが、通常、点滴台にはグリップがついており、基本的にはグリップ部分を掴んで移動します。 術後1日目。この日、猫野サラさんは病室とトイレを往復することと、個室から大部屋に移ることの2つを目標としていました。トイレまで辿り着くことにはなんとか成功したものの、めまいや吐き気などの症状があり、他の患者さんに迷惑がかかることを懸念し、大部屋への移動は断念。 水が飲めるようになったこと、尿道カテーテルが外れて自由に歩き回れるようになったことは進歩ですが、高熱やめまいなどの症状がひどく、まだまだ体が回復してきたとは言えない状況です。 28.おなかの痛み ※利きました→効きました 術後1日目は、猫野サラさんにとって非常につらい夜となりました。午後6時に術後初めての食事を終えた猫野サラさんは、午後9時ごろに休もうとしたのですが……おなかがシクシクと痛み始めたのです。 その後、硬膜外麻酔の量を追加してもらっても効かず、痛み止めの錠剤を飲んでも効かず……日付が変わるころには、冷や汗をかくほどの激痛に見舞われてしまいます。 そこで、最終手段として坐薬を入れてもらうことになりました。 29.大部屋に移動 ※術後4カ月経ったいま…2016年作画となります。 術後1日目の深夜、坐薬を入れてもらった猫野サラさんは、痛みに耐えているうちにいつしか眠ってしまったそう。翌朝に目を覚ますと痛みは軽くなっていました。もしかしたら、坐薬が効いたのかもしれませんね。しかし……午前10時ごろ、またしてもおなかに激痛が走ります。 猫野サラさんは当時を振り返り、「もっと子宮筋腫が小さいうちに切除できていたら、こんなにひどい術後の痛みに襲われることもなかったのかもしれない」と振り返っています。 そして術後2日目の午後3時、予定よりも1日遅れで個室から大部屋へ移動となりました。 30.シャワー解禁 ※弾圧ソックス→弾性ストッキング 大部屋で迎えた術後2日目の夜。この日も猫野サラさんは、下腹部の猛烈な痛みに襲われてしまいます。昨晩と異なり、痛み止めの錠剤を飲んでも坐薬を入れてもらっても、一向に痛みが引きません。 翌朝、術後3日目。目覚めると多少痛みがおさまっていた猫野サラさんは、5分かけてベッドから起き上がります。軽めの散歩と朝食を済ませたあと、背中に入っていた麻酔用の管を医師に抜いてもらい、体中から管がまったくなくなった状態に。同時に、医師から入浴の許可をもらいました。 同日夕方、猫野サラさんは3日ぶりにシャワーを浴びて気分をスッキリさせます。しかし、腹筋に力を入れることができず、お風呂に入るだけでも大変だったそうです。 手術当日から術後3日目までの猫野サラさんは、おなかの痛み・めまい・吐き気・高熱などの症状があり、歩くのすら困難でした。腹筋にはほとんど力が入らないため、いつもできるような動き(ベッドから起き上がる・スムーズに歩く・お風呂に入るなど)ができない状況です。 ただし、術後は早期離床が基本。早い段階でベッドを離れて体を動かすことで、術後の合併症を防いだり、傷の回復を早めたりするメリットが見込めます。 今はさまざまな不調に悩まされて心身ともにつらい時期かもしれませんが、今後の健康を第一に考えると、病院から指示されたリハビリには積極的に取り組んでいきたいところですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 猫野サラ
2024年05月20日独身で仕事にまい進していた20代後半のころ。毎月の生理もきちんときているし、経血量も痛みも軽く、特に生理で困ることはありませんでした。2年に一度届く子宮頸がん検診のお知らせも「問題はないだろうと」放ったらかしにしていて……。 「ここでは手術ができない」とのことで、さらに大学病院への紹介状を書いてもらい、大学病院で詳しく検査をしていただいたところ、通常2センチほどの卵巣がなんと直径12cmにまで腫れていることがわかりました。 「いつ破裂してもおかしくないから、もし次に激痛がきたらすぐ救急車を呼んでね!」と言われ、毎日ヒヤヒヤしながらも手術の順番を2カ月待ち、やっと手術へ。 左卵巣を切除し、悪性でないかを検査したとき、私の場合はサラサラとした水状の液体がなんと800mlも卵巣の中に入っていたそうです! 腹腔鏡手術だったため5日で退院しました。 結果、悪性ではなく安心。現在はトラブルも再発もなく、4歳男児を育てながら、第二子妊娠中の日々を過ごしています! 毎月の生理が順調だからといって、「健康体だし大丈夫!」と言えるわけではないんだと身をもって知りました。 もし子宮頸がん検診を毎回受けていれば、定期的に婦人科へ行くようにしていれば、早期にわかった病気のはずです。 検診や通院の重要性を感じた私の体験でした。 原案/笹木 紫さん作画/まっふ監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年05月17日2024年5月7日、演歌歌手の藤あや子さんがX(Twitter)を更新。初期の子宮体がんと診断され、子宮と卵巣の手術を受けたことを公表しました。藤あや子、初期の子宮体がんを公表子宮体がんとは、子宮体部に発生するがんのこと。自覚症状として不正出血などが見られるといいます。藤さんは、病気を知った時の心境や、今後の活動について、直筆でコメントを公開しました。ご報告 pic.twitter.com/lzlmlqxJY6 — 藤 あや子 (@fuji_ayako) May 7, 2024 いつも応援してくださる皆様へ先日子宮と卵巣の手術を受けました病名は初期の子宮体癌です告知された時は正直実感が湧きませんでしたがこれからまだまだ歌い続けていく為にもしっかりと治療して頂こうと気持ちを切り替えました仕事関係の皆様には大変ご迷惑をおかけし御詫び申し上げます早期に見つけてくださった主治医の先生執刀してくださった先生入院中サポートしてくださった看護師の皆様そして支えてくれた友人や家族には感謝の気持ちでいっぱいですたおやかに咲く藤の花のように凛とした姿で一日も早く皆様にお会いできますようにリハビリ頑張ります@fuji_ayakoーより引用医師に病気を知らされた時、藤さんは実感が湧かなかったとか。突然がんだと告げられたら、誰しも戸惑うことでしょう。それでも藤さんは、今後も歌い続けていくため、治療に専念しようと気持ちを切り替えたそうです。また、愛猫家としても知られている藤さん。退院後、愛猫のマルくんとオレオちゃんに会えるのを楽しみにしていたはずが、逃げられてしまったことを追記しています。「チックショー!」と明るく文章を締めくくる様子から、藤さんの人柄が伝わってくるようですね。藤さんの投稿には、応援の声が多数届いていました。・ご無理をなさらず安静に過ごしてください。猫ちゃんたちがしっかり見守ってくれますよ。・これからも猫ちゃんたちのキュートな姿を楽しみにしています。・なんて強くて優しい、美しい方なんだろう…!ご無理なさらず、心穏やかにお過ごしください。多くの人が、藤さんの復帰を待っている様子。藤さんがいうように、少しでも早く『たおやかに咲く藤の花のように凛とした藤さんの姿』を見られるように、祈りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年05月07日「私が診察してきた経験則では、高齢の方にがんが見つかり、がん治療を始めようとしたとき、そのうちおよそ2割弱の方に認知症があります」国立がん研究センター東病院・精神腫瘍科長の小川朝生医師が、こう話す。日本対がん協会によれば、2021年の人口動態統計では、全悪性新生物死亡数のうち、65歳以上が88%を占めている。一方、2012年時点での65歳以上における認知症の推定有病率は15%で全国の患者数は約462万人と推計。それが2025年には、約650万人から約700万人に達すると見込まれるというのだ。「これまで『認知症のあるがん患者さん』のことがなかなか取り上げられなかったのは、認知症があることを周囲に気づかれないケースが多かったからでしょう。かかりつけ医に認知症の専門知識がなければ見逃されますし、ご家族からは『老化でしょう』と思われてしまうんです」(小川医師)がん治療が始まっても、担当医の認知症の知識が浅ければ、認知症と気づかないまま治療が行われていることも多いという。「超高齢社会では、認知症とがんが同時にある場合の対策は必須のはずですが、医療現場は『がんはがんだけ』『認知症は認知症だけ』という運営が多いのが現状です」前出の日本対がん協会は、小川医師らの協力を得て、全国のがん診療連携拠点病院に対し、認知症のがん患者への対応状況を調べるアンケート調査を初めて実施、256施設から回答を得て結果を公表した。調査分析した小川医師が言う。「がん患者が認知症だったため、対応に困ったことがあると回答した施設は97.7%にのぼりました。多くの医師が抱えるのは『医師が治療方針を説明しようと思っても、患者本人が自分の治療について判断できない』ということでした」本人や病院側の大きな関心は、介護施設の受け入れ状況だが、じつは「介護施設からがん患者だということを理由に入所を断られた」拠点病院は26.5%もある。小川医師が、診察した患者の事例を挙げて説明する。「70代の女性は認知症の進行は中等度(認知機能の低下が進んで、周囲のサポートが必要となってくる段階)で、ステージIVの大腸がんの治療中でした。腸閉塞にならないようにストーマ(人工肛門)をつくって抗がん剤治療を行っていましたが、リンパ節に転移が見られ、そこから痛みが出て、医療用麻薬(オピオイド)を処方する必要がありました」介護施設に入所していたが、医療用麻薬が必要となった段階で、「これ以上の入所は受け入れられない」と施設に断られたという。「ストーマの管理はなんとか自分でできる程度の進行でした。しかし施設側は『ほかの入居者の方が医療用麻薬を誤って飲んだら困る』という理由でした」結局、家族が医療的な対応ができる介護施設を探し、転所した。飲み薬の抗がん剤を服用するだけで介護施設の退去を求められたというのは、80代の女性の例だ。「肺がん(腺がん)が見つかったのですが、最近の抗がん剤は飲み薬もあり、髪の毛が抜けたり、吐き気が出るなどの副作用もなく、ふだんとほぼ同じ生活ができる。しかし施設側には『抗がん剤は、何があるかわからないので』と誤解され、怖がられてしまって」主治医やケアマネジャーが連携して施設側に説明、なんとか入所を継続できたのだという。■医療・介護関係者が「認知症のがん患者」の知識の共有を一方、認知症を理由に病院の緩和ケア病棟から入院拒否されてしまったのが、70代男性のケースだ。「進行期の胃がんで、あえて言えばステージIVの段階。かなり痛みと倦怠感があり、積極的に治療する段階は過ぎていましたので、ご家族が自宅近くの病院の緩和ケア病棟を探して、私が紹介状を書いたんです。しかしその病院の緩和ケア医師から『認知症のある方は入院できません』と」身の回りや薬の管理は難しいが、徘徊はない。でも受け入れられなかった。家族にとっても、非情な拒絶に映っただろう。結局、療養型の地域包括ケア病棟に入院した。えびな脳神経クリニック理事長で、同院認知症疾患医療センター長を務める尾﨑聡医師はこう言う。「認知症のがん患者さんが、受け入れ態勢が整わず入院・入所できないケースは、実際よく起きます。認知機能が低下するほどご自身の症状を訴えにくくなるため、医療側もがんの発見や病状の進行などに気づきにくくなってしまう。逆に、認知症の人を受け入れる側の施設からは、医師や看護師が常駐していないなどの理由で特殊な薬を出す責任が持てないと、断られることがあるんです」今回の調査報告を総括し、小川医師は次のように要望する。「全国の医療・介護関係者が『認知症のがん患者さん』の知識を共有してほしい。高齢者施設にがんの知識を持つスタッフ、がん病棟などに認知症の知識を持つスタッフをそろえる必要もあると思います」では、私たちはどう考えるべきなのか。尾﨑医師はこう話す。「認知症の方が本当はどんな治療や入院先を望んでいるのか。本人を代弁するつもりで、ご家族も、一緒に考えてあげてください」認知症もがんも、本人はもとより、支える家族の心労が重なってしまう。できる限りの準備を、怠らないようにしたい。
2024年04月24日2016年5月、開腹手術で巨大な子宮筋腫を摘出した猫野サラさん。術後に医師からは「腫瘍の重さは1,268gもあったよ」と言われたそうです。子宮筋腫の発症から手術に至るまでの約7年間、そして術後の経過について、猫野サラさんの実体験をご紹介します。2010年ごろに受けた人間ドックで3cmほどの子宮筋腫が3つ見つかった猫野サラさん。その後、引っ越しによる転院を経て6〜7年ほど経過観察を続けた結果、筋腫はグレープフルーツよりも大きいサイズにまで肥大してしまいました。どうにか閉経までやり過ごせないかと考えていた猫野サラさんでしたが、ついに婦人科医から「MRIをしましょう」と言われてしまって……? 6.MRIやってみた 偶然空きがあるとのことで、急きょMRIを撮影することになった猫野サラさん。3日後に再び病院を訪れると、「手術が得意なベテラン」だという医師を紹介されます。どうやらMRIの結果を踏まえて、今後は手術前提で話が進んでいくようです。 7.妊婦さんに例えると MRIの結果によると、子宮筋腫は「妊娠7カ月くらいの大きさ」にまで肥大化しているそう。妊娠7カ月だと子宮の大きさはだいたい22〜25cmほどでしょうか。あまりの大きさに猫野サラさんも驚いて笑ってしまいます。 その後、閉経までなんとかやり過ごそうと思っていた旨を打ち明けると、医師からは「そんなに待っていたら長生きできないかもしれませんよ」と言われてしまいます。 8.筋腫と記憶力 最近、物忘れが増えているような気がして危機感を抱いた猫野サラさんは、できるだけ早く手術をしてもらえるよう、医師にお願いしたのでした。 ※子宮筋腫はほとんど良性です。がんのような悪性の場合は、悪液質と言って正常細胞に栄養や酸素が供給されず、がん細胞がどんどん増殖して、栄養不良で衰弱して死亡するということがあります。また、筋腫による月経過多で貧血が強度の場合、全身への酸素供給が低下し、脳への供給も少なければ、いろいろ症状が起こることがあります。しかし、よほどの栄養失調の状態でなければ、腫瘍に栄養分が取られるようなことはありません。また、子宮筋腫によって認知症のような症状が出ることもありません。 9.子宮を残すか否か 入院予定期間は10日間とかなり長いため、GWの期間に合わせて手術を受けることに。 その後、猫野サラさんは担当医と手術の方向性について話し合います。まず、卵巣は残す方針で決まったのですが、問題は子宮をどうするか。医師は「妊娠を考えているのなら……」と選択肢を提示しますが、すかさず猫野サラさんは「考えてません」とキッパリ伝えます。 10.大きいが位置はよい ネットなどの知識から「子宮を残しておくと子宮筋腫が再発するリスクがある」「子宮を全摘してしまえば、筋腫の再発リスクを含め子宮関連の病気の発症に怯えることがなくなる」と学んでいた猫野サラさんは、すでに子宮を全摘する方向で心を決めていたようです。医師から「筋腫のサイズは大きいですが取りやすい位置にあるので大丈夫ですからね」と声をかけられ、この日の診察は終了。続けてこのあと、入院前の検査を受けることとなりました。 今回、子宮全摘を選択した猫野サラさん。子宮全摘はおもに子宮筋腫や子宮腺筋症、子宮内膜症などで、子宮を丸ごと摘出する必要があるときにおこないます。子宮全摘のメリットとして「子宮筋腫の根治が可能なこと」「子宮がんの発症がなくなる」などが挙げられますが、一方で「妊娠できなくなる」というデメリットもあります。 また、子宮がなくなることで生理も止まります。ここで、「更年期のような症状が出てしまうのではないか」という疑問が生まれるかもしれませんが、卵巣を残した場合は女性ホルモンの分泌が継続されるため、子宮全摘後に急にホルモンバランスが大きく崩れて更年期障害が出ることは、ほとんどありません。 医師は「卵巣はきれいだから(何も問題がないから)」という理由以外にも、まだ閉経を迎えていない猫野サラさんが術後も今まで通りの生活を送れるように、という意味も込めて、卵巣を残す方針にしたのかもしれませんね。 監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 猫野サラ
2024年04月22日2016年5月、開腹手術で巨大な子宮筋腫を摘出した猫野サラさん。術後に医師からは「腫瘍の重さは1,268gもあったよ」と言われたそうです。子宮筋腫の発症から手術に至るまでの約7年間、そして術後の経過について、猫野サラさんの実体験をご紹介します。 1.初めての婦人科検診 ※「6年前」…2016月5月作画のため、6年前=2010年ごろ。 2010年ごろに受けた人間ドックで、3cmほどの子宮筋腫が3つ見つかった猫野サラさん。良性でただちに手術が必要ないこと、自覚症状がなく日常生活での支障がまったくないことから、年に1度の定期検診で経過観察をすることになりました。 2.引っ越しによる転院 初診から1年後と2年後にも検査を受けた猫野サラさん。3cmだった子宮筋腫はこの2年間で5cm以上になりました。医師から「月経量が増えたり、おなかが張ったり、トイレが近くなったりしていませんか?」と聞かれますが、自覚症状はまったくありません。 このタイミングで県外に引っ越すことになった猫野サラさんは、医師から「引っ越し先でも定期検診は受けてくださいね」と言われ、紹介状を受け取ったのでした。 3.経過観察か手術か ※開腹手術では縦に切開する場合もあります。 2010年ごろに子宮筋腫が見つかってから約4年が経過した、2014年ごろ。2年ほど受診をサボっていた猫野サラさんに初めて自覚症状が現れます。それは生理初日の経血量の多さでした。さらにあお向けになると、明らかにおなかがぽっこりと膨らんでいます。 そこで、2年ぶりに婦人科で診てもらったところ、医師いわく「筋腫の大きさがソフトボールほどになっている」とのこと。この大きさなら、手術で筋腫を切除することも選択肢に入ってくると言われますが……。 4.閉経までやり過ごす? 即座に手術を受ける決断はできず、そのまま経過観察をすることに決めた猫野サラさん。 そして1年後の2015年、再び婦人科で検査をしてもらうと子宮筋腫はさらに大きくなっていて、医師によると「グレープフルーツくらいの大きさです」とのこと。ただし、ここまで大きくなっても猫野サラさんに貧血や頻尿、不正出血などの自覚症状はなく、またしても1年ほど経過観察をすることに。 このとき、猫野サラさんはぼんやりと「閉経まで手術を受けずになんとなくやり過ごせたらいいなあ」と思っていたらしいのですが……。 5.ジーンズが入らない ※今年の3月=2016年3月 ある日、ジーンズがはけなくなったことで「いよいよやばいかも?」と危機感を抱いた猫野サラさんは、1年半ぶりに婦人科を受診しました。エコー(超音波検査)が終わるなり、今まで経過観察を許していた医師からも笑顔が消えて、「前回よりもずいぶん大きくなっていますね……MRIを受けてみますか?」と真剣な表情に変わります。どうやら、何かしらの処置をしなければいけないレベルにまで、子宮筋腫が巨大化してしまっているようです。 たしかに子宮筋腫は、閉経後は女性ホルモン(エストロゲン)の減少とともに小さくなると言われていますが、放置しておくと肥大化し、さまざまな症状が現れます。 また、このあと開腹手術によって巨大な子宮筋腫を切除した猫野サラさんは、「手術後に負った体のダメージが予想以上に大きくて大変だった。もう少し早い段階で治療を検討するべきだった」と語っています。 猫野サラさんのようにあまり自覚症状がない場合は、通院を後回しにしてしまうこともあると思います。しかし、自覚症状があまりなくても子宮筋腫が大きくなっていることもあるため、医師から指示をされたら必ず定期検診を受けるようにしましょう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 猫野サラ
2024年04月17日社会保障を中心とした様々な分野での政策立案や提言を行う、一般社団法人 新時代戦略研究所(INES:Institute for New Era Strategy、代表:朝井 淳太、以下:新時代戦略研究所(INES))は、4月9日の子宮(し・きゅう)の日に合わせて、参議院議員・三原じゅん子氏が子供を持つ母親役で出演するHPVワクチン啓発動画「未来への選択」を本日2024年4月8日(月)に公開しました。URL: ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです*1。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん患者が増加傾向にあり、1年で約10,000人が罹患しています*2。*1:厚生労働省「ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~」 *2:国立研究開発法人国立がん研究センター「がん情報サービス」 HPV感染を防ぐワクチンについては、2022年4月に、自治体から接種対象の女性へ予診票などを送る積極的勧奨が再開されました。現在、日本では小学6年生~高校1年生に相当する女性は公費での定期接種が可能となっています。また、積極的勧奨の差し控えによりワクチン接種の機会を逃した方を対象としたキャッチアップ接種も公費負担で行われています。しかし、子宮頸がんは性的接触によってうつる感染症でもあることに加え、HPVは肛門や陰茎、咽頭にもがんを引き起こす可能性があります。そのため、男性がHPVワクチン接種による感染予防をすることで性交渉によるHPV感染から女性を守り、子宮頸がんの予防にもつながります。すでに海外ではオーストラリアやイギリスのように男女とも定期接種化している国が50か国以上ありますが、日本ではまだ制度化されていません*3。*3:WHO HPV vaccine included in national immunization programme, by targeted sex新時代戦略研究所(INES)では、男女ともにHPVワクチン接種による感染予防の重要性を広く国民に伝えるべく、啓発動画を制作し、子宮(し・きゅう)の日に合わせて公開しました。この動画にはHPVワクチン推進議員連盟幹事長として積極的勧奨再開に向けて尽力されていた、三原じゅん子参議院議員(自由民主党)に友情出演いただきました。なお、三原氏がこのような場で演技するのは約15年ぶりとなります。本動画を通して、ワクチンで防げるがんがあること、HPVワクチン接種による感染予防が、男女ともに重要であることを一人でも多くの方に知っていただきたいと考えています。●HPVワクチン啓発動画 概要タイトル: 『未来への選択』URL : 監督・脚本・編集:たか ひろや出演 :小川 さくら (佐藤 明梨 役)黒田 昊夢 (佐藤 洸平 役)立仙 愛理 (三上 沙耶 役)三原 じゅん子 (佐藤 美希子 役/友情出演)HPVワクチン啓発ムービー「未来への選択」(1)HPVワクチン啓発ムービー「未来への選択」(2)●新時代戦略研究所(INES)新時代戦略研究所(INES)は、自民党衆議院議員だった近藤鉄雄が、政界引退後の1997年に株式会社として設立しました。近藤は大蔵省出身で、国会議員として活動中は労働大臣や経済企画庁長官を歴任しました。経済、金融、政治、外交等の分野において、国際国内の緊急の問題についてその本質に迫る解明を試み政策提言するべく、民間の立場として研究を行い、朝食会の開催を中心に勉強の機会を設けてきました。2018年7月より、一般社団法人として活動しています。これからも多くの皆様が集まる場を提供し、21世紀の日本が直面する課題について議論を深めることを目的に活動します。ホームページ: YouTube : X : Facebook : 【法人概要】法人名: 一般社団法人 新時代戦略研究所代表者: 代表 朝井 淳太所在地: 〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目9-6-205URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月08日タレントで実業家の“ゆうこす”こと菅本裕子がMCを務める、特別企画『Like ME Project.-今考えたい、私たちのカラダ-』が8日(21:30〜)、「ABEMA SPECIAL」チャンネルにて配信される。○石川翔鈴、折田涼夏も登場ABEMAとMSDが共同企画した特別企画『Like ME Project.-今考えたい、私たちのカラダ-』は、自分のことが「好き」と思える自分でいるために、そして未来の自分にワクワクするために“自分の心とカラダ”に向き合うきっかけ作りとなることをコンセプトに、将来の自分に向けて今知っておきたい情報として「子宮頸がんとその予防」に関する正しい知識を発信。ティーンや20代女性に向けて子宮頸がんへの関心と自分事化を行うきっかけ作りをしていく。なお、子宮頸がん予防においては、「1次予防」としてHPV感染を防ぐためのワクチン接種があり、「2次予防」としてがんになる前の段階やがんの初期に発見するための定期的な検診が大切とのことだ。この特別企画では、モテクリエイターとして活動し、ティーン世代に絶大なる支持を集めている“ゆうこす”こと菅本裕子がMCを務め、ABEMAオリジナル恋愛番組『今日、好きになりました。』に参加し、ティーン世代から絶大な支持を誇る石川翔鈴と折田涼夏も出演。さらに、“女性の心とカラダのスペシャリスト”として、産婦人科医院「THIRD CLINIC GINZA」の三輪綾子院長を迎える。○ゆうこす コメントまだまだ知られていない子宮頸がんについて、堅苦しい雰囲気ではなく、楽しく話せました! こんな風に、もっとライトに話せる場が増えたらいいなと思います。ぜひ動画を見て、気になった事はどんどん調べてみて欲しいです! そして、周りの友人と話してみてほしい。自分の体をもっと知って、自分を大事に、愛していこうね?! Like me!【編集部MEMO】“ゆうこす”こと菅本裕子は、1994年生まれ。福岡県出身。アイドルグループ・HKT48を脱退後、自己プロデュースを開始し、「モテクリエイター」という新しい肩書で株式会社KOSを起業。現在はタレント、モデル、SNSアドバイザー、インフルエンサー、YouTuberとして活躍中。
2024年04月05日今年1月に腹部の手術を受けたことを公表していたキャサリン皇太子妃が、数日前にがんを患っていることをビデオメッセージで明かした。手術後の検査でがんが見つかり、医療チームから「予防的な化学療法が必要だ」とアドバイスを受け、現在治療の初期段階にあるという。がんという診断に「非常に大きなショック」を受けたと率直に語っている。「想像に難くないとは思いますが、これ(プライベートに病気と向き合い対応すること)には時間がかかりました。治療を受け始めるために、大きな手術から回復するのにも時間がかかりました。しかし最も大切なことは、ジョージ、ルイ、シャーロットに現状を適切に説明し、私は大丈夫であると伝えること。これにも時間を費やしました」と話した。キャサリン皇太子妃の告白に、世界中からお見舞いメッセージが届いている。中には著名人からも。キャサリン・ゼタ=ジョーンズは「あなたの強さと優美さは揺るぎないものです。あなたのことを思っています」とコメントを書き込んでいる。英王室を離脱したヘンリー王子&メーガン妃夫妻も、「The Hollywood Reporter」を通じて「ケイトと一家の健康と回復をお祈りしています。そして彼らが個人的に、安心してそうできるように願っています」と声明を発表した。(賀来比呂美)
2024年03月25日アニメーション映画『がんばっていきまっしょい』が、2024年10月25日(金)に劇場公開される。ボート部の高校生たちを描く青春小説、初のアニメ映画化映画『がんばっていきまっしょい』は、1995年に「坊っちゃん文学賞」大賞を受賞した敷村良子による傑作青春小説『がんばっていきまっしょい』を原作とする初の劇場アニメーション作品。自然豊かな愛媛県松山市を舞台に、ボート部に青春をかけた女子高校生たちの姿をみずみずしく描く。高校生たちが成長していく様子や等身大の心のゆらぎをまっすぐに描写した、青春ストーリーだ。1998年には田中麗奈主演で実写映画化され、2005年には鈴木杏、錦戸亮主演でドラマ化もされている。劇場アニメーション『がんばっていきまっしょい』では、ボート部のきらめくような青春物語をまぶしい映像にのせて映し出す。自分は特別じゃないと気づき、何かに一生懸命になることを諦めてしまった主人公・村上悦子を中心に、廃部になったボート部を復活させ、ボートに青春を捧げていく高校生たちの熱い日々を描き出す。アニメ映画『がんばっていきまっしょい』登場人物・キャスト主人公・村上悦子/通称:悦ネエ…CV 雨宮天ボートのポジション:情熱を内に閉じ込めたストローク三津東高校に通う2年生。子どもの頃は姉御肌だったことから「悦ネエ」と呼ばれる。一生懸命やってもどうせ意味がないとあきらめがちで冷めた毎日を送っていたが、転校生の梨衣奈に巻き込まれる形で、姫と共に仕方なくボート部に入部することに。佐伯姫/通称:ヒメ…CV 伊藤美来ボートのポジション:まわりをよく見る気遣いなコックス悦子と同じクラスの幼なじみで、子供の頃から一緒に登下校している。その可愛らしさで小学生時代から男子に人気。誰とでも気さくに話せる明るい性格で、内向的な悦子を引っ張ることもしばしば。通称「ヒメ」。高橋梨衣奈/通称:リー…CV 高橋李依ボートのポジション:前向きでムードメーカーな3番悦子がいる2年A組に編入してきた埼玉からの転校生。クラスマッチの行事を見て感化され、悦子たちを巻き込んでボート部を復活させる。物怖じせず明るく元気な性格だが、 男子と話すことが苦手。兵頭妙子/通称:ダッコ…CV 鬼頭明里ボートのポジション:アクセル全開の勝気な2番三津東高校2年A組。荒々しい口調で校内の注目を集める有名人。地元では有名な大手漁業の娘で、家同士がライバルの真優美とは常に競り合っている。真優美に勝つためにボート部に入部するほどの負けず嫌い。昔のあだ名「ダッコ」で呼ばれる。井本真優美/通称:イモッチ…CV 長谷川育美ボートのポジション:冷静に見守る高貴なバウ三津東高校2年C組。老舗漁業の実家をよく手伝うしっかりもののお嬢様。クールだが闘争心旺盛で、ライバルの妙子に勝つためにボート部に入部を決める。 妙子とは口論ばかりだが、実はお互いをよく知る間柄。 妙子に「イモッチ」と名付けられる。二宮隼人…CV 江口拓也三津東高校2年A組、熱いボート部部長。男子部員はほかにいないため、シングルスカル競技専門。いつもボートのことばかり考えているボート馬鹿として学校内でも有名。悦子たちの入部を歓迎し、ボートの基礎を教える。寺尾梅子…CV 竹達彩奈ボートのポジション:ストロークボート部強豪校である港山高校ボート部2年。寡黙ながら熱い闘志で信頼されるエース。ボートに対しての姿勢が誠実で、初心者の悦子達に対しても馬鹿にすることなく対戦相手として意識している。大野舞…CV 三森すずこボートのポジション:3番港山高校ボート部2年。クールな性格だが、恵まれた体格と大きな声でチームを引っ張るムードメーカー。割と空気が読めるタイプ。幼馴染の梅子を「うめ」と呼び、言葉の少ない梅子を支える役目も。安田夏央莉…CV 内田彩ボートのポジション:コックス分析力抜群の優秀な港山高校ボート部1年生。1年生ながらレギュラーとして活躍している。一見、明るく陽気で先輩部員たちから可愛がられているが、プライドが高くしたたかな一面も。梅子を尊敬しており、部活以外で一緒に行動することもしばしば。監督・脚本は櫻木優平アニメ映画『がんばっていきまっしょい』の監督・脚本を務めるのは、櫻木優平。岩井俊二の『花とアリス殺人事件』でCGディレクターを担当し、『新世紀エヴェンゲリオン』のスピンオフ作品『新世紀いんぱくつ。』で監督デビューした後、『あした世界が終わるとしても』などの作品を手掛ける櫻木優平が、『がんばっていきまっしょい』の物語を"現代のアニメ”として丁寧に描いていく。主題歌は「僕が見たかった青空」主題歌を務めるのは、“僕青”こと「僕が見たかった青空」。乃⽊坂46公式ライバルとして2023年6月に結成された23人組のアイドルグループだ。ボートとの出会いによって変わっていく姿を映し出した予告編一足先に公開された予告編では、主人公・悦子がボート部として仲間と共に練習に励み始め、いつしか夢中になっていく姿が映し出されている。「自分なんて、特別じゃないー」。そんな醒めた言葉をつぶやきながら毎日を過ごす悦子だが、ある日、転校生のリーに誘われたことをきっかけに、幼なじみの仲間と共に、海にボートを浮かべて一歩を踏み出していく。初めは弱音をこぼしながらも、いつしか全員がボートに夢中になっていく一同。そして、何をするにも無気力だった悦子は「わたし、もっと上手くなりたい、ボート」と、決意を見せるのだった。映画『がんばっていきまっしょい』あらすじどこまでも広がる青い空と青い海。この日、三津東高校クラスマッチのボートレースが開催されていた。漕ぎ手を務めていた2年の村上悦子は、負けを確信し漕ぐのをやめる。ある日、悦子のクラスに転校生がやってきた。クラスマッチを浜辺から見ていたという梨衣奈という名の転校生は、ボート部は廃部にも関わらず「ボート部に入りたい!」と初対面の悦子に熱弁を振るう。悦子と幼なじみの姫が力添えをしてボート部を復活させると、同学年の妙子、真優美も入部。名義貸しのつもりだった悦子もボートをやることになり、初心者5人の猛練習が始まった。大会予選で惨敗し、自分たちのレベルを知ったボート部は、次こそは勝とうと気持ちをひとつにする。【作品詳細】劇場アニメーション『がんばっていきまっしょい』公開日:2024年10月25日(金)声の出演:雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美、江口拓也、竹達彩奈、三森すずこ、内田彩原作:敷村良子 『がんばっていきまっしょい』(幻冬舎文庫)監督:櫻木優平脚本:櫻木優平、大知慶一郎キャラクターデザイン:西田亜沙子アニメーション制作:萌 / レイルズ
2024年03月24日子宮に癌が見つかった私を、手術の前日に尋ねてきた義母。お見舞いの言葉をかけてくれるのかと思いきや、信じられない発言をされ……? 無神経すぎる…初めて妊娠したとき、妊娠中の検診で癌が見つかりました。出産後すぐに手術をして子宮を取り除くことを決断した私。赤ちゃんは無事に出産することができ、あとは手術を受けるだけ。生まれてまもないわが子を置いての手術に不安でいっぱいの私を、入院前日に義母が尋ねてきてくれました。 しかし義母はその帰り際になんと、「孫ちゃんに兄弟が居たら良かったのにねぇ」と言ってきたのです! これから二度と子どもを授かれない体になる私に対する言葉としてはあまりに無神経だと感じ、この辛さをわかってもらえないことに腹立たしさと悲しさを感じました。 義母の発言に悪意があったのかはわかりませんが、私の気持ちに配慮せず無神経なことを言ってくるような人と今後仲良くできるとは思えず、今は当たり障りなく付き合っています。 作画/さくら著者:野菜 安子
2024年02月19日2022年の冬ごろに大学病院でMRI検査を受け、多発性粘膜下筋腫(複数の腫瘍があり特に出血しやすいタイプの子宮筋腫)と診断されてしまったカンノさん。子宮全摘を決意した彼女は、2023年4月に腹腔鏡手術を受けました。術後は体の痛みや疲れやすさを感じながらも、歩行練習などをしながら過ごし……ついに退院前日を迎えます。本作は5年弱の長きに渡る、著者・舘乃夕華(かんのゆうか)さんの闘病記録を描いた作品です。※子宮筋腫とは…良性の腫瘍であり、発生場所は子宮の内側(粘膜下筋腫)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、子宮の外側(漿膜下筋腫)とさまざまです。1つだけでなく複数できることも。主な症状は過多月経、生理痛、腰痛、頻尿、貧血など。超音波検査やMRIで診断可能で、治療法には薬物療法や手術療法があります。 も、持てない…!1週間の入院期間中にあったさまざまなドラマを思い返しながら、ついに退院前日を迎えたカンノさん。退院前診察で主治医から「問題なし」と判断され、予定通りに退院することとなったのですが……。 ※難病を患っているカンノさんの夫は福祉タクシー券を利用できます。この場合、交付された夫本人がタクシー券を利用しているため問題はありません。なお、福祉タクシー券の交付対象は、自治体によって異なります。 予定通りの日程で退院することになったカンノさん。ところが、術後の体では重たいボストンバッグを持ち上げるのもひと苦労だったそうです。長期入院を控えているときには、スーツケースを持って行くのが無難かもしれませんね。 その後、退院後のカンノさんが悩まされたのは「睡眠の浅さ」と「歩行のつらさ」、そして「出血」でした。お気に入りの枕と術後用に購入しておいた腹巻きのおかげで、睡眠の質は1カ月ほどで改善されたそうですが、歩きにくさや出血に関しては体の回復を待つしかなく、どちらも2カ月ほど不調に悩まされたそうです。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 子宮全摘をおこなったカンノさん。ロボトミー支援下手術だったため通常の手術より出血量は少なく済んだものの、体内を切っていることには変わりありません。カンノさん本人も作中で語っていますが、動けるからといって無理に体を動かすと治りも遅くなってしまいます。働き者のカンノさんが「仕事に穴を開けたくない」と思う気持ちもよくわかりますが、もうしばらく安静にしておいたほうが、むしろ治りが早くなっていたかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 舘乃夕華
2024年02月15日