小学生の息子に発達障害のこと、伝えるべき?Upload By かなしろにゃんこ。息子がADHDと広汎性発達障害の診断を受けたのは小4の春でした。発達障害の検査や医師との面談に何度もクリニックに通いました。その度に息子は「ぼく何で病院に行くの?」と謎に感じていたようでした。「発達障害の検査をするからだよ」と言っても理解できないかもしれないな~と思って、その頃人間関係からくるストレスで胃痛があった息子だったので、とっさに「お腹の検査だよ」と言って誤魔化しました。子どもに発達障害について伝えるときって、どう言えばいいんだろう?…というか、伝えていいんだろうか?その頃はまだ何も分からない発達障害の子の母1年生の私でした。Upload By かなしろにゃんこ。診断を受けたクリニックの先生や心理士さんに「子どもには発達障害のことを話した方がいいですか?」と聞いたところ、「子どもにカミングアウトをする時期は物事の道理が理解できるようになってきた中学~高校生頃が良いです。また受験のシーズンと重なって気持ちが揺れ動くのを避けるために、受験の前か後がいいですよ」とアドバイスされました。しかし私は反抗期を前に、いやすでに始まっていた反抗期の中、発達障害があると分かった息子にさまざまなことを伝えていかなければならないのに、発達障害のことに触れないでいくことはできないな~と感じました。発達障害の特性によって、周囲の人たちと考え方の違いが生まれていることが息子には多くあったため、一般的にはこうするよ!こう考えるよ!と教えたり話し合ったりした方が良い、そのためには発達障害があることを隠すのはどうなんだろう?とも考えました。息子小5の冬、発達障害について本人に伝えることに。息子の反応は...Upload By かなしろにゃんこ。「発達障害が悪いわけではないし、発達障害があることは強みでもある!」そう言って伝えようと、リュウ太小5の冬のある日、学校から帰ってきたリュウ太に話をしたのでした。なんともいえない複雑な、悲しそうでもある表情で息子は黙って聞いていました。「障害」という言葉がとてもショックだったのだと思います。言わないほうがよかったかな…とも思いましたが、息子の表情をみて、「発達“障害”という名称だけれど、個性だし、脳の機能が他の人と少し違うだけ。ほら障害物レースってあるでしょう!何かに邪魔されてうまく走ってゴールできないやつ!」と、障害という言葉についてフォローをしました。Upload By かなしろにゃんこ。“障害=悪い”というイメージではなく、一つの特性として考えてくれたんじゃないかなと思います。また、リュウ太はADHDだけれど、嫌なことは早く忘れてワクワクすることにすぐシフトできたり、思いついたヒラメキをすぐに形にしようと行動したりするところが、起業する社長さんのような能力なんだとポジティブな面についても話しました。ADHDとは何かなんてよく分からなくても、僕は僕のままでいいんだって思ってくれたら嬉しいなと思いました。そこからは息子に「ADHDの特性で足元を見ないで歩いてケガしやすいから、オモチャはこまめに片づけようね」とか、「忘れやすい特性があるから持ち物はドアノブに引っ掛けるようにしようね」、「思ったことをそのまま友だちに話すと本当のことでも友だちが傷つくから、黙っていたほうがいいこともあるよ」など、原因と結果と工夫の提案を伝えやすくなったのでした。Upload By かなしろにゃんこ。こうして早い段階で発達障害について本人に伝えたわが家でしたが、本人が自分の特性について理解できるようになったのは、中学生のときに学校の図書室にある発達障害の本を読んだときだそう。「コレ、オレと同じだ」と実感したと言います。手に取った本に載っている注意欠陥や衝動性についての解説を読んで「こういうことか~!」と納得したんだとか。そこから自分の特性を受け入れていこうと変わったのかもしれません。中学のときには発達障害やADHDといった単語に対して悲しそうにすることもイヤそうにすることもありませんでした。「ADHDだから楽しいと思ったらすぐやるんだよな、オレ」と、発達障害について受け入れている言葉も発していました。発達障害の告知は専門家に任せたほうがいい場合も!フライング気味で伝えたわが家だったけれど...Upload By かなしろにゃんこ。息子の言葉を受けて私も「そこがADHDのイイところ!どんどんオモシロイことに興味を持って冒険してネ!」と言います。この言葉を額面通りに受け取って本当に遠くに遊びに行っちゃう子です、ハラハラ(汗)ただ…私の本に監修をしてくださった児童精神科医の田中康雄先生は「子どもに障害名を伝えるのは医師の役目」とおっしゃっています。そうか!「あなたには発達障害があります」と告知するのは専門家の仕事だったのか!と、あとから気がついた私。幼児・児童期に診断を受けたとしても、大きくなってから告知する際は子どもと一緒に医師のもとで告知を行ったほうが子どもも理解しやすいでしょうし、親が勘違いしていたりうまく説明できなかったりすると、混乱させてしまうかもしれませんからね。わが家は告知がちょっと早すぎだったかもしれませんが...コレでよかったかな(笑)と、今は笑って息子と話せています。
2019年09月26日娘は5歳のころ、「大きくなったら、ファッションデザイナーになる!」と言い始めました。それから3年経ち、小学3年生になった今もそれは変わっていません。■夢を叶えるために努力する娘娘は思った以上に真剣で、「ファッションデザイナーになるためには、どうすればいい?」を、私たちに聞いてくるほど。「ファッションデザイナーも勉強は大事だよ」と話せば、勉強を頑張り、「絵をたくさん描いて、練習したら?」と言えば、デザイン画を何枚も何枚も描いて、練習するようになりました。夢に向かって頑張るその姿はまぶしいほどでした。ある日のこと。娘はテレビにうつるアイドルを見ていて…「ファッションデザイナーもいいけど…、アイドルもいいな…歌うのもいいな…」と言いました。あれにもなりたい! これにもなりたい! と、いろんなことに興味を持つのは、いいこと。私は、夢を1つにする必要はないと話しました。いろんな将来の姿を夢見る娘。私は、そんな姿がうらやましく感じました。すると娘は…思わず固まってしまう私。「そ、そうだね~…どうしてだろうね~」と言うと、しばらく考えた娘が、■突き刺さる娘の言葉……思った以上に的を射たことを言われ、ビックリ。忙しい中でも、夢が減らないよう、夢が小さくならないよう、頑張らねばいけないと思いました(笑)
2019年09月17日子どもに新しいおもちゃを買ってもすぐ飽きてしまう…なんてことはありませんか?今回は、現在小学1年生の息子と4歳の娘のために購入してきたおもちゃの中から、「これは買って正解!」の長く使えるわが家のベストおもちゃ3選を紹介します。図形感覚が養える「マグフォーマー」ボーネルンド社の「マグフォーマー」は、三角、四角、さまざまな図形のマグネットのおもちゃ。平面、立体、と発想豊かに作ることができ遊びながら図形感覚が養えます。他のブロックとは違って、ピースをはめる必要がないため、ひらめいたらすぐ繋げたり、壊したりできるのがポイントです。最初に「マグフォーマー」がやってきたのは、息子が2歳前のクリスマス。1歳~2歳では車が作れる1番少ないセットを与え、くっつけたり、並べたり、親が作った車を走らせて遊んでいました。またこの年齢は崩すのも大好き!磁石ならではの感覚で、ぐしゃっと潰れるところがお気に入りでした。ママが料理中はキッチンに来て、冷蔵庫に貼って遊ぶことも。だんだんと付属の図面に合わせて三角、四角を並べられるようになり、立体を作り始めた3歳のクリスマスには、妹と一緒に使うということもあり、大容量のセットを購入しました。それから図面通りに作ったり、オリジナル作品を作ったり、年齢に合わせて高度な作品を作れるように!小1の現在は、こんな大作をわずか5分程度で作るようになり、来客時には「見て見て~」と得意気に披露しています(笑)。小学校で立体図形の勉強が始まった頃にも活躍しそうです。水の力を学ぶ「アクアプレイ」同じくボーネルンド社の「アクアプレイ」は水遊びのおもちゃ。ハンドルを回して水の流れの力で船を動かしたり、ポンプで水を貯めて一気に流すことで船が進むという運河の仕組みを学ぶことができます。色々な仕掛けがあり、連結して大人数で遊ぶこともできます。セットで購入すると1万円以上と、水遊びおもちゃの中では高額ですが、成長とともに遊び方が変わって長く使えるのでコスパは決して悪くないと思います。コンパクトなものを選べばベランダやお風呂場でも遊べますよ。息子3歳、娘1歳前の夏に購入したときは、息子は船や車を手で動かしたり、ハンドルを回して船が進むことにも喜んでいました。娘は座ってパシャパシャ水遊びを楽しんでいました。次の年の夏には、付属のポンプで水を汲みあげるのが楽しくなり、きょうだいで取り合いに!家にあった水汲み用のカップや、船、人形をプラスして遊ぶとケンカになることなく遊べました。次の年、5歳になった息子は少しずつ運河の仕組みを考えだし、現在は友達や妹に「ここをせき止めてから、水を汲み上げて…」と解説しています。夏だけという期間限定で出すため新鮮さもあり、まだまだ使えそうです!女の子もハマる「プラレール」男の子に大人気の電車やレール、駅などがセットになったタカラトミーの「プラレール」。わが家では息子が1歳過ぎに1本の電車と単品のレールを購入。その後、成長とともに大型セットやレールを増やしたり、その時マイブームの電車や新幹線を買い足していきました。プラレールは、最初は大人がレールを組み立てなくてはいけないので大変なのですが、だんだんと子どもがレールを組み立てるようになります。少しずつコースが広がっていき、立体パーツを組み合わせられるようになり、そこに駅や踏切を追加したりと、楽しみが広がります。「プラレール」は、男の子のおもちゃというイメージがあったのですが、兄が楽しんでいる姿を見て育った妹も、興味津々!パズル感覚でレールを組み立てています。また電池の具合や元々の設定で電車ごとに速さが違うので、兄妹で競争してみたり、衝突させてみたり(笑)。ぶつからないよう駅で停めたりと、工夫して遊ぶ姿も。ほかにも「この電車はどこの県を走ってる?」と興味を持ち、一緒に調べることも。「プラレール」は、さまざまな刺激を与えてくれるおもちゃだと思います。子どもが主役になれるおもちゃ選びテレビゲームなど刺激の強いおもちゃは子どもの反応はよいと思いますが、受け身になりがちですよね。今回紹介した3つおもちゃは、どれもその子ならではの発想や気づきを生かして遊べるもの。子ども自身が主役になり工夫できるおもちゃであれば、年齢に応じて使い方を変えながら長く遊べるのでおすすめです。<文・写真:ライターnicoai>
2019年08月27日夏休み終盤になると、始まるのが…!?宿題の丸つけです!夏休み前の個人面談で「宿題は丸つけまでお願いします」と答えをもらっているんですよねえ…。やり直しをするってことは…丸付けもやり直しです!やり忘れた箇所、間違っていた箇所を何度も何度も…全問正解するまでやり直し~~!小学生の次男次女の2人分…。お父さんも家にいるときは、時々丸つけはしてくれますが、ほとんどは私の役目になっております。丸つけしつつ、わからない箇所を教える…。しかもなぜか仕事中に限って「丸つけ~!」とやってくるのです…。この丸つけ地獄、早く終わらせたいです!
2019年08月24日夏休みの自由研究、何をするか決まりましたか?私がおすすめしたいのは、「セミの羽化の観察」です。今回は、現在小学5年生の娘が、小学1年生のとき、初めての夏休み自由研究で制作した「セミの研究ノート」を公開します。娘はこの自由研究で、セミの羽化の不思議を体感し、副産物として、時計への理解が深まったのです。時間とともに変化する「セミの羽化」をテーマに決定初めての自由研究。何をすればいいのか見当もつかず、学校からの夏休みのワークショップの案内などを参考にし、自宅でできるものを探していました。そこで気になったのが「セミの羽化の観察」です。羽化は夕方から朝方にかけて行われ、経過によって色の変化などがあるとのこと。娘は小学1年生の1学期、時計の学習についていけず悩んでいたのですが、これなら観察しながら時間の流れの感覚が身につくのではないかと考えました。羽化の様子と時計の絵を組み合わせた観察ノートづくり自由研究として提出するために、観察ノートを作ることにしました。観察ノートには、以下をまとめることに。・セミの幼虫の捕獲方法・羽化するスペースの作り方・羽化の様子と時間の経過スケッチブックに、変化の様子が分かる写真を貼り、その時々の様子をメモします。時間の経過は時計の絵に長針、短針を書き込ませたものを貼って表すことにしました。セミの幼虫を捕まえる方法を検索実際に観察するにあたり、セミの幼虫を捕まえる方法をインターネットで検索しました。ポイントは2つ・時期は7月下旬から8月の上旬・前日に雨が降るか、夕立があった日の18時から19時までの間、土から這い出てくる土から這い出てきたところを捕まえて、自宅へ持ち帰ればゆっくりと観察することができそうです。まずは羽化のスペースづくり捕まえに行く前に、セミの幼虫が羽化する場所として、割りばしとプラスチックのケースで羽が広げられるスペースを作りました。変化の様子がよく見えるように、ケースは透明のものに。セミの幼虫を見つけに行った様子をリポート木の根元に、傘の先で開けたような穴があれば、幼虫が抜け出た場所です。見つけた時刻を時計の絵で表し、メモに記します。私たちが幼虫を見つけたのはマンションの並木道でした。羽化がスタート羽化がスタートしたらその時刻を記入します。羽化は、部屋を暗めにしないと始まりません。捕まえてきたら部屋を暗くしましょう。羽化が始まってしまえば、途中で止まることはないので、部屋を明るくして大丈夫です。羽化してからの変化と時間の流れをまとめるセミは羽化したときは、明るい黄緑色の羽でしたが、その後、こげ茶色の羽へ変化していきました。娘は「幼虫の背中が割れて、黄緑色の虫が出てきた時、また幼虫が出てきたかと思ったけど、本当にセミになったね!すごいね!足もちゃんあるよ!」と興奮しながら話していました。完全に羽化を終えたのは、夜中の1時10分。その間、娘は初めての夜更かしにとても眠そうにしながら「セミさんはみんなが寝てる時に大人になるんだね。」と不思議そうにしていました。そして「夜にも12時があるんだね!」と0時を起きて体験したことで、昼の12時との違いがイメージできた様子でした。リアルな体験はドリルを超える!時間の感覚がすんなりと刻々と変化する羽化の観察をしながら、「今何時?」「何分たった?」と娘自身が時間を書きこんでいた数時間。観察が終わるころには、娘は「さっきより何分経ったね!」「羽が乾くのに何時間かかったよ!」と時計をすっかり読めるようになっていました。ドリルを何冊も購入し、たくさん勉強しても、なかなか時間の感覚が身につかない娘でしたが、羽化の不思議に夢中になりながら、時計を実際に書きこんだことにより、長針、短針がどう動いていくのかすんなりと身についたようです。特に理解しづらかった、昼間の12時と夜中の12時の違いはセミの羽化が夕方から朝方にかけて行なわれたおかげで、スムーズに理解できました。時期さえずれなければ幼虫自体は見つけやすく、取り組みやすい自由研究だと思います。特に昆虫好きな子どもには忘れられない体験になるのではないでしょうか。夜中まで一緒に起きて観察する大変さや、変化の様子を見逃さないように写真におさめるのは気を遣いましたが、親子ともに生命の不思議に夢中になった数時間でした。今の時期がセミの幼虫を見つけるベストシーズンです!ぜひトライしてみてくださいね。<文・写真:ライターあんぱんだYO>========あんふぁん読者限定RIZAPトライアルモニター募集中!「シェイプアッププログラム」を4万9800円(4回・税別)でお試し。さらにモニター謝礼として1万円のキャッシュバック!さらにモニター終了者から抽選でクオカード3000円分を100人にプレゼント。さらに本コースへの入会金5万円無料。店舗により受け入れ制限がかかる場合が想定されますのでお早めにお申し込みください。申し込みはこちら ⇒申し込み〆切:2019年8月31日(土)
2019年07月28日最近、「ユーチューバー」や「インスタグラマー」など、一昔前までは耳にしなかった新しい職業が続々と誕生しています。イマドキの小学生の将来の夢は、どんなふうに変化しているのでしょうか。株式会社クラレが行った小学6年生の「将来就きたい職業」と、親が思う「就いてほしい職業」の調査結果をご紹介します!■ 「就きたい職業」はどう変わった?注目のランキング結果!2019年3月に小学校を卒業した子どもを対象に、「将来就きたい職業」を尋ねた結果がこちら。男の子は1位が「スポーツ選手」(18.0%)、2位が「研究者」(7.2%)、3位が「医師」(5.2%)。女の子は1位が「教員」(6.9%)、2位が「保育士」(6.7%)、3位が「看護師」(6.4%)でした。MakiEni / PIXTA(ピクスタ)ぱっと見ると、やはり子どもらしい回答結果だなあという気もします。しかし、よく見ていくと、最近の世の中の動きを子どもが敏感に感じ取っている様子が浮かび上がってきました。さて、一体それはどういう点なのでしょうか。男の子と女の子、それぞれについて詳しくみていきましょう!■ 男の子の1位には最新の職業が含まれている!男の子の方で注目したいのは、1位のスポーツ選手の競技内容です。「サッカー選手」や「野球選手」など、定番の職業が多く票を獲得する中で、今年初めて「eスポーツ選手」に票が入りました。eスポーツの正式名称は「エレクトロニック・スポーツ」。オンラインなどで複数の人と一緒に行う対戦型スポーツゲームのことです。あんころもち / PIXTA(ピクスタ)国内でもプロリーグが発足し、10月には全国初の都道府県対抗eスポーツ大会が開催される予定で、まさにこれからどんどん注目度が上がる職業です。また、4位には「ゲームクリエイター」(4.7%)、5位には「エンジニア」(4.7%)もランクイン。6位の「大工・職人」(3.9%)は、ブロックを積み上げて仮想空間を設計・建築するゲームが発売された影響からか、昨年度の16位から大幅に人気がアップ。このことから、IT系の職業への注目度の高さが伺えます。■ 女の子のランキングは大変動。その理由はあのニュース!女の子のランキングでは、定番ともいえる人気の職業がずらりと並んでいます。しかし、実は9位の「医師」(3.8%)は昨年度1位だった職業です。Mugimaki / PIXTA(ピクスタ)人気が急降下した理由は、おそらく、2018年に発覚した医学部の不正入試問題でしょう。複数の医学部で、女子に不利な条件で入試が行われていたことが明らかになり、大きな社会問題となりました。受験生はもちろん、将来医師を志していた小学生の女の子にとっても、きっと大きなショックだったことでしょう。この騒動を受け、受験方法を見直した一部の医学部では、今年、女子の合格率が男子を上回ったところもあったそうです。今後、すべての大学で公平な入試が行われることを願ってやみません。■ 保護者が「就いてほしい」職業とは?新しい職業の登場や、時代の流れに、保護者はどんな思いなのでしょうか。親が子どもに就いて欲しい職業のランキングがこちら。男の子は1位が「公務員」(13.1%)、2位が「会社員」(8.1%)、3位が「研究者」(7.3%)となりました。女の子は1位が「看護師」(12.5%)、2位が「医療関係」(7.5%)、3位が「薬剤師」(7.2%)でした。男の子には“安定した職業”を求める声が強く、また、女の子には子育てをしながら働き続けられる“専門職”が上位を占め、どちらも親心が反映される結果となりました。8×10 / PIXTA(ピクスタ)技術の発展が目覚ましい今、新しい職業の開拓や、起業のチャンスもこれまで以上に恵まれた環境となっていくかもしれません。ニュースや新聞で世の中の動きをチェックしながら、親子で将来の夢について語り合うのも良さそうですね!【参考】小学6年生の「将来就きたい職業」男の子1位「スポーツ選手」~競技に“eスポーツ”が初登場女の子1位「教員」~「医師」は順位落とす
2019年07月15日驚きの高校生作家が誕生した。『探偵はぼっちじゃない』でボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビューした坪田侑也さんは現在高校2年生。小学3年生の時から小説を書き始め、受賞作を執筆したのは中学3年の夏休みだったという。注目の新人作家は2002年生まれ。少年と教師、それぞれが出合う謎。「毎年、夏休みの自由課題で僕は小説を提出していて、3年の時に書いたのがこの小説でした。そうしたら友達が持ち帰って家族で読んでくれて、そこのお母さんが“ボイルドエッグズ新人賞に応募したらどうか”、と勧めてくださったんです」主人公の一人は、明るく振る舞いながらも心は孤独な中学3年生、緑川光毅。ある日彼は、同じ学校の生徒、星野温から「一緒に探偵小説を書こう」と声をかけられる。「高校生になると忙しくなるから小説を書く時間が減ってしまう。それならこれまで感じてきたことを全部詰め込もうと思い、選んだのが“小説を書く”という題材でした」また、中学生が抱える独特な心情も書こうと、考えた。「中高生は、人を陽キャラと陰キャラで分けてとらえるところがある。緑川君のように無理して陽キャラのグループに合わせようとするのは、中学生の性格としてリアリティを感じました。星野君は誰にも流されない孤高の存在で、憧れます。こういう人と友達になれたら楽しいだろうなと思いながら書いたんです」一方、新人教師の原口は周囲に認められようと焦り気味。自校の生徒が自殺サイトに出入りしていると知り、誰かを突き止めて助けようとする。このパートがもう、社会人としての大人の悩みや戸惑いがリアルに描かれていてびっくり。「中学生が小説を書くだけでは話が単調になるので、教師目線も入れることにしました。大人らしい台詞まわしを書くのが難しかったです」やがてそれぞれの謎は絡み合う。現実に満足できない人たちの感情が、どう変化していくのかも読みどころ。さらには緑川たちが執筆する本格ミステリも作中作として登場、これもまた面白い。それにしても坪田さん、話してみると相当なしっかり者という印象。「学校ではよく“ツッコミ役だね”と言われます。でも、デビューしてからは、みんなに“先生!”と呼ばれてイジられています(笑)」坪田侑也『探偵はぼっちじゃない』探偵小説を書こうとする2人の中学生男子、生徒の自殺を止めようとする2人の教師。彼らの行動が、やがて思わぬところで結びつく。KADOKAWA1600円つぼた・ゆうや2002年、東京都生まれ。慶應義塾普通部在学中に執筆した本作で昨年第21回ボイルドエッグズ新人賞を受賞、同作を今年刊行して作家デビュー。現在は慶應義塾高等学校の2年生。※『anan』2019年6月26日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2019年06月24日こんにちは!2〜11歳の3男1女のママをしています、スガカズと申します。今年の4月に小学3年生になった次男の夢は、ななななななんと、「ユーチューバー」です!!今回は、そのときのお話です。そういえば3年前の次男の夢は「仮面ライダー」でした。 精神年齢さほど変わってへんやん!(笑)ユーチューバーって、今やなりたい職業の上位にランクインしていますよね。親からすると、最初からユーチューバー目指さずにもうちょっと現実的な仕事に目を向けてほしいんですけどね(´・ω・`) 一件華やかに見えると思うけど、地道なお仕事だから根気が必要だと思うぞ!●ライター/スガカズ
2019年05月27日4年生にもなると学習内容はぐんと難しくなり、保護者の方も教えるのに四苦八苦するような問題がたくさん出てくるようになります。3年生まではなんとかついていけていたお子さんも、隠れた苦手ポイントが表面化する時期でもあるので、学習に取り組む姿勢から見直さなければならないことも。今回は、3年生から4年生に進級したお子さんが学習面で陥りがちがな苦手ポイントや、家庭でできるフォローの方法などを詳しく見ていきましょう。4年生、学習面での不安はどんなこと?進研ゼミの保護者を対象にベネッセがアンケートを実施したところ、3年生から4年生に上がる際に学習面で準備しておいた方がいいことや、親が注意深く見ておくべきことについて、次のような回答が得られました。□学年が上がるにつれて家庭学習の時間の確保が難しくなる。生活習慣を整えて、勉強時間をきちんと決めておくことが大切。□低学年で学んだ基本ができていないと、どんどん難しくなる勉強に対応できなくなる。わからない問題をそのままにせずに、しっかりと復習して理解するように心がけさせる。これまでのように、わからない問題にじっくり取り組む余裕がなくなってくるのが4年生からです。4年生に進級するまでの積み重ねが表面化される時期でもあるので、各教科の基礎的な部分がきちんと理解できているか改めて確認する必要があるようですね。その際には、テストの点数だけで判断するのではなく、ノートに書かれている内容も確認してみましょう。本人も気づかないような苦手ポイントが見つかるかもしれません。4年生の国語。学習のポイントは?4年生で習う漢字は3年生と同じく200字です。「養」「熱」「議」など、難しい文章の中で出てくるような複雑な漢字も出てきます。また低学年のときと比べて、格段に長く難しい文章を扱うようになり、登場人物の気持ちの深い部分まで読み取る問題も増えてきます。音読の宿題はなくなっていても、読解力を深めるためにも声に出して文章を読む習慣は続けましょう。さらに、作文や読書感想文では書く内容の中心を明確にし、内容のまとまりで段落をつくったり段落相互の関係に注意したりして、文章の構成を考える能力が求められます。最終的には自分の考えとそれを支える理由や事例との関係を明確にして、書き表し方を工夫する必要も出てくるため、普段から文章の構成を意識しながら本を読むようにするといいでしょう。また、ことわざや慣用句、故事成語などの意味を知り、使えるようになることも求められます。子どもから意味を聞かれてもすぐには答えずに、漢字の意味から読み解かせたり、辞書を引かせたりしましょう。自分で考えて調べることで、より記憶に残ります。4年生の算数。学習のポイントは?教育評論家の親野智可等先生は、4年生の算数について「基本的な四則計算が身についていないと授業でつまずくケースが多い」と指摘します。そして一度苦手意識を抱いてしまうと、それ以降積極的に授業に関わりにくくなるため、これまで以上に注意深く見てあげる必要があるとのこと。とくに気をつけてあげるポイントは次の2点です。■四則計算、基礎はできている?たとえば「612÷27」の場合、612は約600で27は約30だから、答えはだいたい20いくつになるな、と実際に計算をする前に答えの見当をつけることを「四則計算の結果の見積もり」といいます。これができるかできないかで、今後の算数の授業への理解度は大きく変わってきます。■図形の構造、理解できている?立方体、直方体の見取り図と展開図はかなりの苦戦が予想されます。平面図形に比べて、立体図形はスムーズに理解することが困難なので、親御さんの協力が必要になるでしょう。たとえばいらなくなった空箱を分解したり、展開図を作成して組み立てたりと、工夫次第で家庭でも図形を構成する要素について学ぶことができるはずです。4年生の理科。学習のポイントは?4年生の理科では「空気と水の性質」「金属、水、空気と温度」「人の体のつくり」などについて学習します。その中でもつまずきやすいのは次の単元です。■水の三態変化は台所で学べ!水が温度によって固体、液体、気体と変化することを意味する「水の三態変化」。これは中学で習う物質の状態変化につながる重要な内容ですので、習い始めのこの段階でしっかりと理解を深める必要があります。そこで役に立つのは「料理を手伝うこと」だと親野先生は説きます。なぜなら氷を作ったりお湯を沸かしたりする台所は、「水の三態変化」を実体験するのにうってつけの場所だからです。料理をするときは必ず火を使ったり、水を容器に移したりしますよね。その一連の作業は理科の実験と非常に似ているため、家で料理のお手伝いをしている子どもは、学校での理科実験にも積極的になる傾向があります。理科的思考を身につけるためにも、お手伝いは有効だというわけです。■数字と天気と肌感覚を結びつけるまた、「天気による1日の気温の変化」も苦手とする子どもが多いとのこと。天気を観察して気温を測り、その変化をグラフにして天気と気温の関係を理解することが求められるこの単元は、算数的要素も含まれます。算数でも出てくるグラフに対する苦手意識がつまずきの元になっているのでしょう。「自然現象を数値化する」という考え方は理科の基本的なスタンスであり、今後学年が上がるにつれてもっと複雑になる内容でもあります。朝は1日の天気予報を確認して、「気温が○度なら昨日よりも少し寒いね」「湿度○%なら雨が降るかもしれないね」と、数字を絡めて会話をするように心がけましょう。4年生の社会。学習のポイントは?4年生の社会は、3年生より広い範囲の地域や環境に目を向けた学習をします。その目的は、社会的事象への理解を通して地域社会に対する誇りと愛情、地域社会の一員としての自覚を養うこと。つまり、4年生からは広い視野で物事を見て、自分なりの理解を深めることが重要視されるのです。身近なところでは、飲料水や電気・ガスを供給する事業が、安全で安定的に供給できるように進められていることや、地域の人々の健康な生活の維持と向上に役立っているということも学びます。毎日当たり前のように使っている水や電気も、それを安全に行き渡らせてくれる人や仕組みがあってこそ。家庭における親からの教えも社会科の勉強として充分に役立ちますね。身近な生活の中で生じた疑問は、そのまま社会科の調べ学習につなげることができます。ガス会社や電力会社のホームページにも、子ども向けにわかりやすく説明しているページがあるので、親子で一緒に調べてみましょう。□東京ガスホームページ|キッズ東京ガス□東北電力ホームページ|でんきアドベンチャー***まだまだ小さな子どものように見えて、4年生ともなれば学習内容もかなり難しくなります。そんなとき「うちの子、ちゃんと勉強についていけるかしら……」と不安になるのではなく、子ども自身の“学ぶ力”を信じて見守ってあげることも大切です。また、家庭の中でも学びにつながる機会はたくさんあります。子どもの勉強の「苦手」をちょっとでも「好き」にさせるヒントは、家の中にもあるのです。(参考)Benesse 進研ゼミ保護者通信|新学期準備「コレ重要!」先輩保護者ランキング~高学年(小4ー6)編~文部科学省|小学校学習指導要領(平成29年告示)親力講座|小学4年生の勉強のポイントは?子どもはどこでつまずく?その対策とは?東京ガスホームページ|キッズ東京ガス東北電力ホームページ|でんきアドベンチャー
2019年05月23日2年生から3年生に進級するとき、学習面での不安を抱える保護者の方がとても多いそうです。算数がぐっと難しくなる、理科・社会が教科に加わるなど、2年生までと比べて3年生からは高学年につながる学習のベースを作らなければならなりません。そのため「つまずき」を感じる子どもがぐんと増えるのです。ここでつまずくと、高学年になって取り戻すことが難しくなります。だからこそ、勉強に対する「劣等感の芽」は早めに摘んでおかなければなりません。今回は、2年生から3年生に進級したお子さんが学習面で陥りがちがな苦手ポイントや、家庭でできるフォローの方法などを詳しく見ていきましょう。3年生、学習面での不安はどんなこと?進研ゼミの保護者を対象にベネッセがアンケートを実施したところ、2年生から3年生に上がる際に学習面で準備しておいた方がいいことや、親が注意深く見ておくべきことについて、次のような回答が得られました、□3年生になると授業の進み方も早く、内容が難しくなる。家で軽く予習復習ができるといいと思う。□理科・社会という単元が増え、覚えることも多くて大変。その結果余裕がなくなり、得意だった漢字や計算を間違えるなど他の教科にも影響が出てきた。□6時間授業も増えてくる。忙しさで余裕がなくなる。3年生からは本格的に勉強との向き合い方を見直さなければならない様子がうかがえますね。授業数が増えて放課後の自由な時間が減ることで、忙しさから余裕がなくなる子どもたちが多くなるとのこと。子どもが不安を抱えているのなら、親は安心できる居場所を作ってあげなければなりません。家庭での学習はもちろん大切ですが、まずは生活習慣や平日の時間の使い方、休日の過ごし方について、3年生に進級したタイミングで見直すことをおすすめします。3年生の国語。学習のポイントは?学習指導要領によると、3年生からは「筋道を立てて考える力や感じたり想像する力を養い、考えをまとめる力や伝える力を養う」ことに注意しながら国語の学習を進めるとのこと。その一歩として、主語と述語の関係、修飾と被修飾との関係、指示する語句と接続する語句、段落の役割についての理解を深めることを目標としています。さらに、文章の構成力をつけるだけではなく正しい文法を学び、ことわざや慣用句を使った表現力を身につけることも求められるようになるのです。■覚える漢字は200字に「漢」「業」「筆」など何通りもの読み方がある漢字や、漢字の組み合わせによっては日常的に使わないような単語を覚えることも。普段からいろいろなジャンルの本を読んだり、テレビのニュースで映し出される字幕を意識させたりすると、子どもの記憶に残りやすくなります。■国語辞典を家庭でも活用しよう3年生からはいよいよ国語辞典を学習に取り入れます。できればもっと早いうちから辞書に親しんでおくといいですね。文章力養成コーチの松嶋有香先生は、こどもまなび☆ラボで連載中の『国語辞典の世界へようこそ』の中で、学校の授業以外でも辞書を活用することをすすめています。辞書を引くことで調べ学習の基本動作が身につきます。そして、わからないことをそのままにしない姿勢は他の教科でも役に立つだけではなく、「生きる力」を子どもに与えるのです。ぜひご家庭のリビングにも一冊国語辞典を置いておき、いつでも調べられる準備をしておきましょう。3年生の算数。学習のポイントは?よく聞くのは「3年生から算数につまずく子が増える」ということ。しかし、決して急に学習内容が難しくなるわけではありません。実は、2年生のうちにマスターしておくべき基礎ができていなかったために「つまずき」が生じてしまう子も多いのです。■3ケタ、4ケタの計算が子どもを混乱させるまず、多くの子どもが4ケタの足し算・引き算でつまずきます。たとえば「3007ー2258」といった繰り下がりが2回ある引き算で混乱してしまい、計算に時間がかかって次第に授業についていけなくなることも。さらに「307×57」のように、3ケタ×2ケタで0が入るかけ算でつまずく子もたくさんいます。教育評論家の親野智可等先生は「このような計算は算数の基礎。つまずくようであれば、できるだけ早い段階で修復できるようにしましょう」と注意を促しています。算数は「積み上げ」の教科です。テストの点数だけで判断せずに、毎日使っているノートをチェックして、ちゃんと理解できているか確認しましょう。■図形の学習は作図がネックになることも3年生からは三角定規やコンパスを使いますが、作図する作業が難しくて算数が苦手になる子も多いといいます。どうしても苦手なら、家でコンパスを使って模様を描いて遊ぶといいでしょう。できあがった模様に色を塗ってみると、楽しみながらコンパスの使い方に慣れることができますよ。■表とグラフを積極的に生活に取り入れる親野先生は、数値や項目などの複合的な情報を関連づけて読み取る勉強を苦手としている子どもが多いと指摘します。その理由として「普段の生活の中で馴れ親しむ機会のないまま、教科書で初めて表とグラフに出会うから」と述べています。確かに日常的に家庭の中でグラフなどに触れる機会は少ないですよね。では、日頃から表やグラフに馴れ親しむにはどうしたらいいのでしょうか。親野先生おすすめの方法をご紹介します。□カレンダーに毎日の天気を書き入れる。毎日コツコツ続けることで、立派なデータとして活用することができます。体重や気温などの数字を入れるのもいいですね。□親子でじゃんけんなどのゲームをしてその勝ち負けを表にする。タテ軸とヨコ軸の組み合わせで表を作ります。「2回目と4回目はぼくが勝った」というように、表から情報を読み取る訓練になりますよ。□表に慣れたらグラフの基本である棒グラフを作成してみる。夕食のおかずを棒グラフにするのも面白いですね。1ヶ月集計した結果、「一番多いメニューはカレーだね」「お魚のおかずが少なかった」など、驚きや発見が出てくるかもしれません。3年生の理科・社会。学習のポイントは?いよいよ始まる理科・社会。これから学び始める教科なので、できるだけ苦手意識を持たせないように、楽しく学ぶ姿勢を身につけるための工夫が必要です。■理科:疑問が芽生えたときがチャンス!3年生で学ぶ理科の内容は、「物質、エネルギー」「光と音の性質」「磁石の性質」「電気の通り道」「電気の通り道」などです。とくに子どもたちがつまずきやすいのは「物の形や体積と重さの関係」について。ですから「材料・体積が同じなら、物の形が変わっても重さは変わらない」「体積が同じでも重さが違う物がある」、この2点を理解できるかがポイントになります。家庭でできる簡単な方法として、空のペットボトルに砂を詰めて量り、今度は同じペットボトルに水を入れて量ってみましょう。「同じ大きさの入れ物に入れても、重さが違うよね」と親子で確認し合えば、理解を深めることにつながります。例えば、親子で散歩や買い物に出かけた際には、ただ漫然と歩くのではなく、目にする草花や虫、その日の気温や風の向きなど、様々なことに子どもの関心を向けさせてあげて下さい。日々の生活の中で子どもを意識的にリードしてあげることが大切なのです。(引用元:親力講座|小学3年生の勉強のポイントは?子どもはどこでつまずく?その対策とは?)理科の学習において効果的なのは、実際に体験すること。家の中や近所の道端にも、理科を好きになる要素はたくさん潜んでいます。■社会:身の回りの環境が学びにつながる3年生の社会の授業では、「身近な地域や市区町村の様子を大まかに理解する」ことを目的としています。理科と同じように、実際に見て、感じることでスムーズに理解できるようになるでしょう。たとえば、散歩のときや車や電車でお出かけしたときに「この畑では何が取れるんだろう?」「この川はどこからどこまで流れているんだろう?」などと意識づけしてあげたり、街角に設置されている看板に目を留めたりすることで、自分の住む街や身近な環境への興味が高まります。また、観察・調査した内容を白地図などにまとめる力も求められます。日頃から地図に慣れ親しんでおくために、リビングやお風呂に貼っておいてもいいですね。***3年生では1、2年生のときとは違って「勉強」への意識を高めていく必要があります。遊びの延長のように楽しみながら学ぶよりも、自分なりの学習姿勢をしっかりと固める時期に入っていきます。そのためにも、日常生活の中から学習につながるヒントを見つけて関連づけてあげるのも、親としてぜひやってあげたいことですね。(参考)Benesse 進研ゼミ保護者通信|新学期準備「コレ重要!」先輩保護者ランキング~低学年(小1ー3)編~文部科学省|小学校学習指導要領(平成29年告示)Study Hacker こどもまなび☆ラボ|ゆか先生の国語辞典の世界へようこそ|たった5歳の子どもにも国語辞典を与えるべき理由。“辞書を引く”ことの莫大なメリット親力講座|小学3年生の勉強のポイントは?子どもはどこでつまずく?その対策とは?親力講座|算数の表とグラフの勉強は生活の中で慣れ親しんでおくことが大切
2019年05月17日発達障害の娘が小学5年生から始めた、進路選び主治医から、小学校卒業後の進路選択についての話をされたことをきっかけに、いろんな可能性、選択肢を広げるためにも、調べて・考えておこうと決心しました。でも、いろいろと調べるうちに、頭の中は疑問でいっぱいに…。そこで、実際に学校を訪れてみよう、この目で見てみようと考えるようになりました。地元の公立中学の見学に行く主治医から進路について聞かれて暫くしたころ、近隣の公立中学校の文化発表会がありました。私たちの住む地域では小・中学校一貫カリキュラムの一環として、高学年になると校外学習で近隣中学の文化発表会を見に行くことになっています。中学校の部活の様子や有志生徒による舞台パフォーマンスを見た娘は「小学校との違いに驚いた!中学生ってスゴイ」と楽しそうに話しました。当時、家庭や学校での娘の障害に対する認識不足と、クラスメイトからのいじめなどで辛い毎日を送っていた娘が「中学は楽しそう」と前向きな気持ちになってくれたことを私は嬉しく思いました。また、私たちの住む地域では「学校へ行こう週間」というものがあり、期間中は公立校の生徒や保護者に限らず、地域の住民、これから入学を考えている子どもや保護者などが、学校を見学できるようになっています。これは教育委員会が「保護者や地域の住民の学校に対する一層の理解と支援の醸成を図り、開かれた学校づくりの推進に向けた、各学校の主体的な取組を充実するため」に設定したものです。娘の話を聞き、ちょうどその時期に実施されていた「学校へ行こう週間」を利用し、私も近隣中学校への見学に行ってみることにしました。生徒達の「普段の様子」を見る最初に訪れた公立中学校は、こぢんまりとした学校で、学年により多少の差はあれど比較的落ち着いた雰囲気でした。生徒が来校者に自然と挨拶する休み時間に、廊下に設置してあるベンチで生徒がくつろいでいるちょっとしたことですが、このような風景は実際足を運んでみないと分からないことです。特別支援学級を見学中学1年生から3年生までのクラスを一通り見学した後、私は特別支援学級の教室を訪ねました。担任の先生に見学できるか確認すると、大丈夫とのことだったのでしばらく授業の様子を見学しました。見学の後、先生は私とのお話(特別支援学級の説明)の時間を取って下さいました。その対応からも、その学級が落ち着いていることが見てとれました。私は「入級するかどうかは分かりませんが」と前置きをして、娘の様子を先生にお伝えしました。先生は「中学生は自我に目覚める時期なので、通常学級にするか特別支援学級にするかは本人の意思を大切にした方がいい」と仰いました。通級指導教室も併設されていた学校見学を終え、帰ろうとしたとき、私はある教室に気がつきました。そこは『通級指導教室』でした。「ここが、主治医が話していた”通級指導”をしてくれるところだ…!」地元の中学に通級指導教室があることを、このとき私は初めて知りました。「せっかく来たんだし」と私はダメもとで通級指導教室の職員室のドアをたたきました。特別支援学級見学のときと同様に、入級するかどうかは分からないのですが、と前置きをした後「学校に行こう週間」を利用して見学に来た事を伝えると、一人の先生が面談の時間を取って下さいました。知識と経験豊かな、通級の先生通級の先生とほんの少し話をしただけで、先生の「一を聞いて十を知る」様子に私は衝撃を受けました。私は娘の小学校入学時に今の地域に引っ越してきてから、療育センターの心理士さんや相談員さんをはじめ、担任の先生、スクールカウンセラー、校長先生などさまざまな人に娘について相談をしてきました。それでも娘の状態は悪化する一方でした。そのため、この頃私は「公的機関や教育の場では娘のようなグレーゾーンと言われる子どもの対応は限界があるのだ」と感じていたのです。でも通級の先生は初対面にも関わらず娘や私の悩みと苦労をすべて分かっていました。そこに高い専門の知識と長年培われた経験があることを感じ、私は(こんな近くにプロフェッショナルがいたなんて!)と心底驚きました。そして20分ほどの面談の間に(こんな先生がいる学校なら安心して任せられそう)そんな希望を抱いたのでした。娘の特性を考えると、通級教室はきっと対象外だろう…。そう思ってはいても、帰り際に言われた「いつでも相談にいらしてくださいね」という声掛けに安堵感を得ることができました。そしてまた、特別支援学級の先生に言われたのと同じく、「中学生は自我の目覚めの時期なので、進路は本人の意思を大切にした方がいいですね」という先生の言葉を重く受け止めたのでした。教育委員会の教育相談へ秋の公立中学見学から半年がたち、小学6年生になった娘は教育相談に行きました。学校の所属や進路を決める目安になるものに、教育委員会で行われる発達検査と教育相談があります。翌年の中学進学の参考にするため、数年ぶりの発達検査と教育相談を受けることにしたのです。検査後の教育相談時、私は相談員の方に「娘のようなタイプは中学卒業後、どのような進学先がありますか?」とたずねました。Upload By 荒木まち子主治医に「通級」という言葉を初めて聞いたときと同じように、私は最初「手帳」の意味がわかりませんでした。そして私の住んでいる地域では、特別支援学校は療育手帳がないと入学できない(※)ことを初めて知ったのです。※療育手帳の所持が特別支援学校入学のために必要な条件かどうかは、地域によって異なります。特別支援学校高等部は見学できず…「現時点で療育手帳は取得できないとしても、高校入学の頃は療育手帳が取れるようになっているかもしれない」そう考えた私は、相談員さんから聞いた特別支援学校高等部の見学に行こうと思いました。でも当時、特別支援学校高等部では、小学生の保護者対象の学校見学会は行っていませんでした(現在は小学校高学年の保護者向けの見学会を行っているようです)。それでも「軽度の知的障害がある生徒が対象」といっても実際はどのようなタイプの学生が通っているのか、生徒達は何を目標にしているのか、娘に合いそうな学校なのかなど、少しでも情報が欲しかった私は、その学校が「地域支援・センター校の活動」として行っている「教育相談」を受けることにしました。娘がいきいきと過ごせる場所のイメージが、まだわかない私は特別支援学校の「教育相談」で、相談担当のコーディネーターの先生に、娘の中学について迷っている旨を伝えました。「中学から特別支援学級に入級した場合、そこでリーダー性を発揮していきいきと過ごす生徒さんと、自分の居場所は特別支援学級ではないと感じて嫌がる生徒さんがいます」それは通級教室の先生と同様、多くの困り感を抱えている生徒達を見てきた先生の経験に基づいた言葉でした。娘はどちらのタイプだろう?それまで通常級で過ごしてきた娘が「周りのみんな」と一緒が良いと思っているのは確か――。でも「みんな」との違いを感じ悩んでいるのも確か――。娘がいきいきとを過ごせる場所はどこなのか、その時点ではやはりまだ判断ができませんでした。コーディネーターの先生に「この特別支援学校高等部では、小学生対象の見学会は行っていません。でも、「学校に行こう週間」であれば来場者の制限はしていませんので、ぜひお子さんと一緒に見学にいらしてくださいね」と言われた私は、それまでの半年の間に、近隣の私立中学と私立・公立の高校の見学することを決めたのでした。次回のコラムでは、私立中学や高校の見学で感じたことについて紹介したいと思います。
2019年05月09日新1年生の娘がいる整理収納アドバイザーのたがわ みどりです。入学に伴い、学習机を購入するか検討していました。リビングで宿題をするので使わないよ、というママ友の話もチラホラ聞いていました。でも、早いうちから机に向かって座る習慣をつけるために、自分のスペースをつくってあげたかったので、我が家は学習机を購入することに。無印良品のオーク無垢材デスク(引出・足元棚付)を学習机として購入したのですが、大正解でした。実際に使い始めてみて、特に良かったと感じている3つのポイントを紹介します。■ 1. 成長しても使えるシンプルなデザイン学習机は、機能がたくさんあっても、子どもの成長に伴って邪魔になってくる場合もあります。筆者は小学校入学時に学習机を購入してもらいましたが、「大きすぎる」「かわいくない」「質感が好みではない」といった理由で、高校の途中で机を買い替えてもらいました。そのため、学習机はシンプルで飽きのこないデザインのものを購入しようと考えていました。無印良品のデスクなら、子どもが成長しても使えるし、もし子どもが飽きても、親である私の机としても使用できます。■ 2. 上置き棚が使いやすい無印良品で購入した商品は以下になります。オーク無垢材デスク(引出・足元棚付)オーク無垢材デスク用上置き棚ワーキングチェア・ガススプリング昇降式(ベージュ)オーク無垢材デスクキャビネット(ワイド引出2段)ちょうど椅子とセットで購入すると15%オフだったので、ワーキングチェアは予定しておりませんでしたが、購入しました。デスクキャビネットはデスクの中に収納すると座りにくいようなので、キャビネットは私が仕事用に使うことにしました。上置き棚は教科書の収納に。出し入れしやすそうなので、購入して良かったなと感じています。また、足元棚付きのなので収納量が確保できるのも嬉しいポイントです。■ 3. フレキシブルな使い方ができるこの机は同じ幅の引き出しが2つついています。100円ショップの仕切りケースと空き箱を利用して、文具や学校で使うものを分類。右下の空白スペースは名札を収納するようにしています。もう1つの引き出しは、色鉛筆やカラーペンの収納に。仕切りケースもスタンバイさせています。新1年生は、思っているほど物が多くないようです。これから物が増えても、上置き棚へ収納できます。以前から家にある無印良品のスチールユニットシェルフとの相性もよく、ランドセルはこちらの上に置いています。■ まとめ新1年生の娘は、まだまだ無印良品のデスクを本格的に使いこなせていませんが、自分のスペースができたことは嬉しいようです。翌日の準備や習い事の宿題など、面倒な作業は床に広げず机の上で準備したり、机に向かって学習している姿を見ると、少しずつ自分でできるようになったんだなーと娘の成長を感じます。まだ早いかな?とは思いましたが、子どもの自立を意識して、新1年生になるタイミングで購入して良かったなと思います。
2019年04月22日小5なのに、もう中学校のことを考えるの?娘が小学5年生の秋のことです。その頃娘は、通常学級に在籍していましたが、主治医から「小学校卒業後の進路についてどう考えているか」と問われたのです。Upload By 荒木まち子それまでわが家では、毎年度末に「来年は通常学級にするか?特別支援級にするか?」ということを、本人も含めた家族で話し合って決めていました。そのため、主治医からこの話をされた当初は「まだ小5なのに、今から中学校のことを考えるなんて早すぎるのでは?」と思ったのです。でも…よく考えてみると、すぐに「決める」というのではなく、早いうちから「調べて」「考えておく」ことは、娘の将来の選択肢を広げる上で確かに大切なことかもしれないと思うようになりました。発達障害の子どもの進路は「分からないこと」だらけ!この出来事をきっかけに、発達障害がある娘の進路についてあれこれ考えてみました。すると、たくさんの疑問が浮かんできたのです。・中学校から特別支援学級に入級すると、特別支援学校高等部しか選べないの?・知的・身体障害がない場合、中学で特別支援学級に通っていても、特別支援学校高等部には入れないの?・特別支援学級に在籍していても公立高校を受験できるの?(内申書はどうなるの?)・地元の中学校に進学しない場合、その他の選択肢は、私立中学やフリースクールになるの?・高校ではなくフリースクールに進学する場合、高校卒業資格は取れる?取れない学校もあるの?・高校卒業後の進路ってどうなるんだろう?考えれば考えるほど、疑問は増していきます。そして小学校卒業後に通う中学校を決めることは、その先の高校や、さらに先の進路にも影響してくるのだということに気づきました。娘がこれからどう成長していくのかはまだイメージできないけれど、とりあえずどうなっても対応できるように、たくさん情報を集めよう。そして選ぶのは子ども自身だとしても、親がある程度は情報整理しておくようにしよう。私は、そう考えるようになったのです。いざ、情報収集スタート!当時娘は小学校の通常学級に在籍していたため、障害のある子どもに配慮された中学や高校の情報は入手することが難しく、自分たちで積極的に調べて探すしかありませんでした。そこで、娘の学習支援とSST(ソーシャルスキル・トレーニング)をしてくれていた家庭教師の先生に、中学や高校について尋ねてみたところ、さまざまな資料を持ってきてくださいました。そして、私が思っていた以上に多様な学校があることを知ったのです。例えば、通信制高校は学校教育法により「高等学校」と定められているので、一定の条件を満たせば高校卒業資格を取得することができます。でも似た名前の「通信制サポート校」は、通信制高校に通う生徒に対して勉強や精神面での支援を行っているので、通信制サポート校で勉強したとしても、高校卒業資格を取得することはできません。東京都の例だと、小・中学校で不登校になったり、高校を中退したりした子どもを受け入れる総合学科・定時制の「チャレンジスクール」や、小・中学校で十分能力を発揮できなかった生徒が、社会生活を送る上で必要な基礎的・基本的学力を身に付ける「エンカレッジスクール」という取り組みもあります。「え?通う日数を選べるの?」「受験に内申書が不要の学校もあるんだ」「芸術に特化した学校?」「そういえば、こっちの学校はテレビ番組で見たことがあるかも」資料を読みながら、私は自分の知識の無さを改めて感じました。こうした取り組みをしている学校は首都圏に多く、わが家からは距離的に厳しいケースもしばしばありましたが、それでも障害のある子どもにもさまざまな可能性や選択肢がいろいろあることを知り、驚いたのです。参考:これまで設置してきた多様なタイプの学校|東京都教育委員会資料やネットの情報では分からないこともあるこうした学校で、障害がある子どもにどのような配慮や支援をしているのか、具体的な内容を知りたいと思い、ネットのクチコミなども調べてみました。でも、ネットには「偏差値は〇〇」「芸能人の△△が通っている」「設備が充実している」「制服がかわいい」といった表面的な情報しかなく、私が本当に知りたかった情報を得ることはできませんでした。その学校が自分の子に合うかどうかは、やはり直接学校見学や説明会に行って、自分の目で確かめるしかない。そう感じた私は、早すぎるかもしれないと思いつつも、少しずつ学校見学をスタートすることにしたのです。次回コラムでは、実際に学校見学をして感じたことや、私たち親子が大切にした視点などについて紹介したいと思います。
2019年04月22日わが家には小学6年生、4年生、1年生の娘がいます。4年生の次女が小学校で1/2成人式を終えた2月のある週末、次女と二人きりで初めての2泊3日の旅にでかけました。子どもと1対1の時間、そこから親の私が学んだこととは…。母をひとり占め、特別な時間かなり前からこの旅を楽しみにしていた次女。出発の金曜日は学校を早退して帰ったので、特別感が5割増しです(笑)。そして三姉妹のわが家は、当然ですが母を独り占めする時間はゼロ。きょうだいの多い子どもたちにとって、この“自分だけの特別な時間”、“特別あつかい”はとても心に残るようです。ちょうど4年前、長女と2人旅をしたときに彼女が発した、「今の私は、一人っ子に見えているのかな~?」。このフレーズが今でも印象に残っています(笑)。いつも上と下に挟まれている次女、今回の旅では自分のペースを貫くことができました。見たいもの、食べたいもの、歩くスピードや食事のペースも、この旅の間は完全にマイペース。親の私も、次女のペースを改めて知るよい機会になりました。娘のリクエストに応えた旅プラン・観光「まだ行ったことのない、四国に行ってみたい」という次女のリクエストに応え、行き先は愛媛県松山市。山口県柳井市から愛媛県まで船の旅、娘は初めてのフェリーです。私も車の運転から解放され、2人でゆっくり話ができるので、この選択はナイスチョイスでした。宿は旅気分を味わうために、あえて道後温泉のど真ん中にとり、浴衣姿で商店街を歩いたり、温泉を楽しむことができました。・食「珍しいものを食べたい」、「おいしいスイーツを食べたい」と言っていた次女の旅のテーマは“グルメ”でした。愛媛といえば“みかん”。大好きな柑橘系の生ジュースやジェラートもはずしません。その他、ご当地グルメの三津浜焼き(お好み焼き)など、食べたいものをひとつずつ制覇しました。・カメラそしてもうひとつのお楽しみがカメラ。わが家は2人旅の際には、娘にもカメラを1台持たせるようにしています。今回は絞り、露出、被写界深度を手元で簡単に調整できるコンパクトデジタルカメラを持たせました。最初に必要最低限の操作方法を教え、その後は自由に撮りたいものを撮りました。道後温泉や松山城などを“観光”しながら、歩いては撮って、食べては撮って(笑)。親子の旅というよりは、“女子旅”。こうして一緒に楽しめるまで成長したんだなと、感慨深いものがありました。この旅で親の私が学んだことは…このような特別な旅には何らかの意味や、子ども自身にも変化を求めたくなるのが親心。私にも“娘と向き合う時間にしたい“という気持ちが、なかったわけではありません。東京から田舎へ引越し、いろいろなことがとあった1年だからこそ、聞きたいことや話したいことがたくさんありました。いつ話そうかとタイミングを見計らっていましたが、結局話を切りだしませんでした。というのも、次女が彼女のペースで旅を楽しんでいたから。日常の話をして、現実に引き戻すのはかわいそうだと思ったからです。「この際、私も純粋に旅を楽しもう!」 と、話したい気持ちを封印したのでした。今回の旅で母親の私が一番学んだのは、毎日見ているはずの娘なのに、知らない部分があるんだなということ。要するに、「親だから分かっている、知っているという思い込みがある」ということでした。子どもは常に成長し、変化しています。しかしその変化は、毎日見ているからこそ見逃してしまったり、気づかないことがあるのかもしれない…。私自身の視点を省みる機会にもつながりました。そして「最近の次女はパステルピンクが好き」「こんなテーマで写真を撮るなんて面白い!」と、彼女の趣味や趣向にフォーカスすることができたのも、新鮮な発見でした。松山城や道後温泉の商店街など、訪れたところで撮った2人のセルフィーには、次女らしい笑顔がたくさん。彼女が何を考え、何を感じていたかは分かりませんが、記憶に残ったことは間違いないでしょう。母の私が楽しかったので、きっと次女も楽しかったはず。それでよしです。“子育ては思い出作り”、どこかで聞いたこのフレーズを思い出しながら、現在、旅の写真と記録をまとめているところです。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2019年03月22日この春、我が子が保育園や幼稚園を卒園し、ランドセルを背負って小学校へ通う姿を想像するのは、とても喜ばしいことでしょう。その一方、働くママにとっては、放課後や長期休みの過ごし方に不安があるかもしれませんね。筆者は、小学4年生、6歳と3歳の保育園児の子どもがいるフルタイム勤務のワーママで、第1子が小学1年生の頃から学童保育を利用していました。多くのワーママが学童保育を利用すると思いますので、今回の記事では、筆者の体験を交えながら学童保育のギモンについてお答えします!「学童」ってどんなところ?新学期から学童への入所を考えている場合、お住まいの地域によりますが、前年の秋~年始にかけて募集が行われている場合が多いです。学童は、大きく分けると以下の3種類から構成されています。1.公設公営自治体が主体になって運営しています。放課後に学校の敷地内などで運営されている場合が多いです。2.公設民営自治体の補助金交付を受け、学校の敷地外で運営しています(筆者の子どもはこのタイプの学童に通っていました)。3.民間自治体の支援がないため、保育料は高額ですが、送迎サービスや英語教育などを実施したりしている場合が多いです。なお、各学童で定員が設けられていますので、定員に達すると入所することができません。お子さんの通いやすさや費用などを考慮し、早めに入所希望の学童を決め、アプローチしておくとよいでしょう。それぞれの学童によって詳細は異なりますが、筆者の子どもが通っていた学童(公設民営)の概要を紹介します。項目内容対象児童近隣区域の小学1年生〜6年生開所時間平日:放課後~19時半まで(19時~19時半は延長保育)長期休暇など:7時半~19時半まで(7時半~8時、19時~19時半は延長保育)入所金10000円保育料12000円/月(割引制度あり)延長保育料朝夕ともに300円/回(夕食の提供なし)その他の費用給食代、おやつ代、教材費、傷害保険料など過ごし方まずは、その日の宿題を終わらせます。その後は、学童内あるいは近隣の公園で自由に遊んだり、子どもたちによるイベントが開催されたり、日々楽しく過ごせる工夫が施されています。指導員自治体ごとに「放課後児童指導員」有資格者の配置人数が決められています(筆者の子どもが通っていた学童には、約50人の児童に対し、常勤指導員2名、非常勤指導員2名がいました)。保護者会学童の運営や、学童内・町内でのイベントへの協力など、それぞれの家庭に担当が割り振られます(年に数回、週末に活動)。新1年生の卒園後から入学式までの預かり先は?共働き家庭の場合、「卒園~3月31日までの預け先」と「4月1日~入学式までの預け先」の準備を忘れずに行いましょう。3月31日までの預け先は主に卒園した園になるかと思いますが、もし卒園式以降に園に通うことができない場合、パパやママが交代で有休を取ったり、親族やファミリーサポート(※)・ベビーシッターなどの対応が必要になります。なるべく早めに対応策を練られるように、園に確認を取りましょう。4月1日以降であれば、入所予定の学童で入学前のお子さんも受け入れてくれる場合がありますので、確認してみてください。もし学童での対応が難しい場合は、3月31日までの対応と同様の準備をしておきましょう。なお、筆者の子どもの通っていた学童の場合、4月1日から受け入れ可能でした。実は、子どもが通っていた保育園から同じ小学校に行く子がひとりしかいなかったので、親子ともども入学がとても不安だったのです。しかし、入学式前から学童に通うことで、小学校内の知り合いが増え、安心して入学式を迎えることができました。※ファミリーサポート(ファミリー・サポート・センター事業)とは、乳幼児や小学生等の児童を有する子育て中の労働者や主婦等を会員として、児童の預かりの援助を受けることを希望する者と、当該援助を行うことを希望する者との相互援助活動に関する連絡、調整を行うものです(参照:)。各自治体ごとに窓口が異なりますので、詳細はお住まいの自治体のホームページなどで確認しましょう。お迎え時間までのタイムラグの埋め方は?学童の預かり時間が終わってから親がお迎えに行くまでに、仕事の都合などでタイムラグが発生する場合もあるでしょう。その場合、筆者の友人の多くは以下の対応を取っていました。参考までに紹介します。1.学習塾に通わせる学習塾だと、夕方からスタートする教室が多いので、活用している人が多かったです。塾がない日でも自習室を使える場合もあり、重宝しているようでした。2.ファミリーサポートやベビーシッターを利用する学童から自宅に一緒に帰ってもらい、親が帰宅するまで過ごしてもらう家庭も多かったです。シッターさんとの交渉次第で夕食を食べさせてくれる場合も。習い事はできる?公設公営の学童の場合は難しいかもしれませんが、公設民営や民間の学童の場合は、学童の時間の途中に習い事に行って、戻ってくることが可能なところもあります。どうしても平日に習い事に通わせたい場合は、入所前に学童に確認するとよいでしょう。なお、今では週末に習いに行ける教室も増えたので、土日に習い事をしている子も多かったです(筆者の子どもも週末に3つの習い事をしていました)。長期休暇(夏休み・冬休み・春休み)は学童に通える?長期休暇の間も、ほとんどの学童が開所しています。しかし、以下については事前に確認しておくとよいでしょう。・開所時間と祝日近辺(年末年始、お盆休み)の開所有無・中抜けして習い事に行ってもよいか?・昼食の準備は?(給食があるのか、弁当持参なのか)ちなみに、筆者の子どもが通っていた学童では、長期休暇期間中にショッピングモールに映画を見に行ったり、陶芸教室に行ったり、大きな公園に遊びに行ったりと、毎週イベントが開催されていて、とても楽しそうでした。昼食は、週に1回お弁当の日がありましたが、学童で宅配弁当を頼むことも可能でした。学童は共働き家族を支えてくれるパートナー。入所が楽しみですね!学童では、指導員をはじめ、上の学年のお兄さん、お姉さんと交流できます。小学校だけでなく学童にも入所となると、心配なことも多いかもしれませんが、一緒に宿題をやったり、保育園とはまた違ういろいろな遊びを教わったり、楽しいことも待っています。筆者の場合、小学校生活で気になったことは何でも、学童のベテラン指導員さんに相談していました。いつも的確なアドバイスをくれたので、本当に助かりました。学童は、子どもだけでなく、パパやママも応援してくれる心強いパートナーです。ぜひ一緒に学童生活を楽しんでくださいね!<文・写真:フリーランス記者nanahi>
2019年03月06日お出かけのときは必ず手を繋いでいた息子、どこへ行くにも両親か祖父母、先生と一緒にいる息子。その彼がついにひとりで外を歩くことに…。そう、小学校入学です!子どもの犯罪被害件数は平成14年以降減少傾向にあるのですが、それでも平成28年度の子どもの被害件数は1万7252件(警察庁発表)とゾッとする数字を叩き出しており、親としては心配で、若干胃痛がする日々です。そこで、わが家ではこんな防犯対策をしています。防犯ブザーは大音量、強さ、見た目、簡単操作の4点をチェックまずは絶対に持たせたい「防犯ブザー」!自治体によっては小学校入学時に全児童に配布しています。とはいえ、紛失したり、壊れたりということも。購入する場合は以下の4つがポイントです。・大音量全国防犯協会連合会では85db(デシベル)以上を推奨しています。これはピアノから1メートル離れた場所で聴く鍵盤の音と同じぐらい。セキュリティ会社のセコムでは100db以上をすすめています。100dbは電車が通るときのガード下ぐらいと同じだそう。なるべく大きめのほうがまわりに危険を知らせやすいですね。・強さこれは衝撃や雨に強いものという意味。子どもって、物の扱いが雑ですよね…(うちだけ?)。ランドセルを「置く」のではなく、「投げる」姿が容易に想像できるので、耐衝撃の機能はほしいところ。わが家では、買ったあと、何回か家の中で投げたり落としたりしてチェックしました。そして最近の子ども用防犯ブザーはだいたい防水になっていますが、ここも必ずチェック。子どもって傘を差していてもなぜか濡れてますし、雨でも傘ささないこともありますからね…。・見た目近頃の防犯ブザーってかわいいものが多いです。スイーツの形だったり、キャラクターの姿をしていたり。子どもも気に入りそうですが、わが家では「THE 防犯ブザー」な形状のものを選びました。かわいいものはただのキーホルダーや飾りに見えてしまい、「あの子は防犯ブザー持っていないな…」と思われて狙われてしまうのが怖かったためです。・簡単操作色々な機能があっても使うのは子ども。息子に実物を渡して簡単に使えそうなものか確認、練習しました。息子には2つボタン同時押しは難しい感じです。ちなみにピンを抜くタイプの防犯ブザーを持っているときに、もし万が一があった場合は↑相手につきつけるのではなく、自分からも、相手からも遠いところへポイッと投げるのがよいそうです。そうすると相手は音を止めようとブザーのところに行くので、その間に逃げられるとのこと。一番大事なのは子ども自身の心がけ!息子に言い聞かせている約束ごととはどんなにいい防犯ブザーを持っていようと、子ども自身が危機管理できなければ意味がありません。しかも、子どもに対する犯罪の手口はどんどん巧妙になってきています。実際にあった事例では・子どもの目の前で財布を落とし、財布を拾って追いかけてきた子どもに「カードを盗んだだろう」などと言って自宅へ連れ込む・「こっちに猫がいるよ」と言って誘い出す・「服に虫がついてるよ」と言って触るなどなど。「怪しい人について行かない」だけではもうダメなのですね…。子どもの良心を逆手に取った犯罪では「困った人を助けてあげよう」といった躾が逆効果になってしまう場合もあり、子どもへの声掛けに悩みます。夫と相談して、わが家では次の約束を伝えています。・なるべくひとりにならない。お友達か家族、先生と一緒にいよう・家族、先生以外の年上の人に近づかない(相手が手を伸ばして触れられる距離に入らない)。ついて行かない。物をもらわない・落とし物には触らず、大きな声で落とし主を探そう。いなければ交番のおまわりさんか、知ってる大人に伝えよう・もし困ってそうな人がいたら、大人を呼んでこよう。話すときは少し離れて大きな声で・たとえお友達でも、お洋服で隠れてる場所は触らない、見せない、触らせない・「内緒だよ」「秘密ね」などと言われたことはなるべくパパとママに話してね。・少しでも「やだな」「怖いな」と思ったら大声を出しながら走って家か学校、助けてくれるところへ!こんな感じです。これでもまだまだまだ言いたいことはあるのですが、とりあえずこれらは口を酸っぱくして覚えてもらおうと思います!<文・写真:フリーランス記者清宮(clabocco)さん>
2019年02月20日毎日の宿題がつらすぎる。ひょっとして「学習障害」もあるの?自閉症スペクトラム障害のある小学3年生の長男は、自分の興味のない事にはなかなかとりくめず、小学校入学当初はよく癇癪をおこしていました。とくに漢字の宿題が苦手で、ドリルからノートに写すことをやりたがらず、漢字をマスにおさめるのも難しい…。文字の誤りを指摘すると机をたたきはじめ、冷静ではいられませんでした。でも、やる気になれば、ノートを写すことはできます。おちついていれば、文字をマスにおさめて書くこともできます。だから私には、怠けているようにも見えて、イライラと怒ってしまう。そんな毎日が耐えられないと感じていました。「でもどうして、低学年の宿題で毎回こんなに怒らなきゃいけないんだろう?」「どうして、こんな大きなマスに字をおさめられないんだろう?」「宿題をやっているのに、単元テストで漢字の点が全然とれないのはなぜなんだろう?」「鏡文字がなかなか無くならないのは、なんでだろう?」毎日の宿題のあまりの大変さに、「ひょっとして学習障害があるの?」と、学習障害という言葉が頭をよぎりました。そこで、専門家に相談してみました。すると「癇癪を起こすのは子どもが苦しんでいることを表しているんですよ。癇癪をおこさずにできるところまで、手助けをしてあげた方がいい」とアドバイスされました。あまりに癇癪がひとく、漢字の勉強も難しかったため、2学期からは通級で漢字学習に取り組んでもらうようになりました。また、「長男は怠けているのでなく、苦しんでいるのかもしれない…」そう気づいたところから、長男の特性に合った家庭での支援も始めました。今回のコラムでは、現在わが家で行っている「国語の漢字の支援方法」を紹介します。診断をまたず、すぐに対応をはじめた医療機関での診断がついてから、支援を始めるご家庭も多いかもしれません。でも診断がついたころには、子どもは努力しても報われないことを経験し、怠けていると勘違いされて傷つき、学習そのものへの意欲を失っている状態になってしまうかもしれません。ある療育病院でひらかれた勉強会に参加したとき、「診断をまたずに考えられる支援を始める事が大切」だと言う臨床心理士さんの言葉に出あいました。その言葉を聞いて、改めて「診断を待たずにすぐ動く」のは間違っていなかったと思いました。長男もまだ診断はついていません。でも、宿題や授業中に困り感があると感じたので、診断を待たずに学校の先生と相談して支援を始めることにしたからです。どこに相談したらいい?わが家の場合、まず、担任と通級指導教室に相談しました。小学校1年生の2学期のことです。漢字学習につまづきがあることを認めてもらえたので、1年生の時は通級の個別学習の授業数を増やし、通級で漢字学習に取り組める環境を用意してもらえました。スクールカウンセラーの先生にも「所属している通常学級でも、通級で受けているような学習支援をお願いしたい」と相談できたことで、通級の先生と連携いただき、学級でも通級での支援を踏まえた学習環境が整いました。学内・学外の第三者から、担任の先生に支援の方法を伝えてもらえる方が、どのように支援すればいいかも伝わりやすく、連携した対応をとっていただけるように感じました。家庭でできること先生に配慮をお願いするばかりでなく、保護者も自宅での取り組みを工夫したり、その様子を伝えるなどすることが、先生の協力を得るためには大切だと考え、わが家では、次のような工夫・支援を行いました。Upload By しろくま母さん漢字の宿題は、みんなと同じ漢字ノートを使いながら、以下のような補助をしました。・漢字ドリルからノートへ親が色鉛筆で下書きする→ドリルから転記する辛さをなくし、なぞるだけでいいようにする・漢字の部品を赤と青で色分けする→部品を理解しやすくする・漢字を部品に分解して示す→部品を理解しやすくする・単純な繰り返しは3回まで→繰り返しの苦痛を軽減する・漢字のはらい、とめ、はねなど細かい部分の指摘をしないよう先生に依頼→できているところだけ〇をしてもらうことで学習意欲をそがない部品に分けたり、繰り返し書くのを減らしたのは、小学校2年生の2学期頃からです。この頃からは、だいぶ落ち着いて漢字学習に取り組めるようになってきました。Upload By しろくま母さん学年があがるにつれて、漢字テストの内容も難しく問題数も多くなり、間違えることへの拒否感が強く、登校しぶりをしたり、テストをうけなくなったりしたので、小学校2年生の3学期以降、担任の先生に合理的配慮をお願いし、読みだけのテストに切りかえてもらいました。事前に漢字テストをもらい、答えを記入し、読みがなを()に記入できるようにつくり変えて、当日はそれを解かせるように先生にお願いしました。どんな工夫をしても、仕方なく取り組む雰囲気はかわりませんが、週末、このドリルを使って勉強するときが一番楽しめています。このドリルには、小学校2年生の3学期から取り入れ始めました。全例文に「うんこ」が掲載されており、小学生低学年の男子受けは抜群です。このドリルを使うことで、子どもが例文を外で連呼したらどうしよう、という不安がちょっとありましたが、息子は連呼することなく、その場で楽しんで終わりました。ここでも部品を赤と青で色分けして記入したり、頑張りをみとめるコメントを赤字で書き込みました。息子もコメントは嬉しいようで、書いていない時は「ひとことは?」と聞かれました。Upload By しろくま母さん子どもの成長につながる学習とは?毎日の憂鬱とイライラの原因となっていた漢字の宿題。「学校の授業についていけなくなることが不安。せめて宿題だけはどうしてもしてほしい」。長男が小学校へ入学したばかりの頃は、なかなか宿題が進まない長男の様子を見てさぼっていると思い、クラスメートから遅れないためにもと、叱ってでも、出された宿題は必ずさせていました。でも、「分からない、できない、さぼってみられる、叱られる」の連続の先に、子どもの成長は見えてきませんでした。勉強がよく分からないことを理解してもらえずに傷ついて、息子は意欲も自信も失っていってしまったのです。難しく分からない宿題の前にすわり続けている状態より、本人のペースに合わせて「分かる、理解できる」ような環境を整えて取り組むことが子どもの成長につながるのではないか。療育病院での勉強会で、臨床心理士さんもそう言っていました。それを聞いて、本人が分かる・できるように、難易度や取り組む課題の量を調節することが、家庭でできることだと思い、苦手な漢字学習への取り組み方を工夫してきました。もし、お子さんが宿題で癇癪をおこしているなら、それは「難しい、助けてほしい」とサインなのかもしれません。そんなときは、その子に合った支援を見つけて、環境を整えてほしい。そして、「分からない事も自分で調べたい、学びたい」と子ども達に感じてほしい。わが家での取り組みが、少しでもそんなご家庭の役にたったら、とてもうれしいです。
2019年02月04日1年生のちいちゃん、学校から帰宅しました。親としては、まず宿題を終わらせてから…と思うのですがお腹が減ってるのはかわいそうだしと、おやつを出しましたが食べ終わっても宿題をする気配なし。今度は「宿題より先に遊びに行きたい!」と言い出しました。遊びたい気持ちはわかるけど…「宿題が先」と告げた場合、の次女の反応は2パターン。↑素直に宿題をする。↑暴れる。最近めっきり暴れるパターンが多くて憂鬱(ゆううつ)…。 私だって子どもは楽しく外で遊んでほしい。勉強も大事だけど遊びも友達関係も大事です。でも…次女の場合、先に公園に行ってしまうと帰ってきてもだらけてしまって、なかなか宿題をしないんです。そのまま夕飯・お風呂タイムがきてしまい宿題は寝る直前までにずれ込むことが多々あります。下手すると就寝時間になっても終わってない時がある。そんなわけで、宿題は絶対先にやってほしい!ここ数か月「遊びたいなら宿題やってからね!」方式なのですがだらだら宿題をするので、結局遊びに行けない日が多いですね。次女よ…宿題さっさと終わらせようよ!だらだらしてる時間がもったいないぞ~! と思う母なのでした。
2019年02月03日現在小学3年生の長男は、毎年の冬、どれだけ寒くても半袖半ズボンで過ごしています。そんな兄を見て育ってきた次男。今年とうとう…『兄ちゃんみたいに半袖がいい!!』と言いだしました。衣替えをしてしまい込んでいた夏物の服を引っ張り出し、吐く息が白くなるほど寒い中、半袖半ズボンで登園するようになりました(そして保育園のママに驚かれる(笑))。そして。そんな兄2人を見た弟三男も当然…兄たちに便乗して半袖半ズボンデビュー(そして2日連続で保育園のママに驚かれる(笑))。本人たちに聞いても『だって暑いもん!!』って言うんですが、見ているこっちが寒くなっちゃいます。この3人を連れて外出すると、季節感がなさ過ぎて結構目立ちます(笑)
2019年01月09日日本一かわいい女子高生を選ぶコンテスト「女子高生ミスコン2018ファイナル審査」が26日、都内で行われ、佐賀県代表で高校3年生のあれんさんがグランプリに選ばれた。2016年からスタートした同コンテストは、日本一かわいい女子高生を決定するというもの。今年は約54万人が応募し、面接審査、SNS審査、プリントシール機での都道府県投票をへて8人のファイナリストが決定。その8人がこの日のファイナル審査に登場し、佐賀県代表のあれんさんがグランプリに輝いた。名前を呼ばれて思わず涙をこぼしたあれんさん。「こういう大きなことにチャレンジするのが初めてで、毎日がドキドキでした」と正直な胸の内を明かしつつ、「学ぶことがたくさんあって、ファンの方たちがいたからここまでこれました」と支えてくれた人々に感謝の言葉。ファイナリストに選ばれてからは、他のファイナリストと3カ月間、トレーニングに励んだが、「みんなと3カ月間頑張ってきたので、みんなの気持ちも背負い、夢に向かって頑張っていきたいと思います」と決意を新たに。そんな彼女の夢は、中学生の頃からの目標だったモデルになることだという。「つらいことがたくさんあると思いますが、精いっぱい頑張りたいと思います」と意欲を見せた。準グランプリには、石川県代表で高校3年生のみゆんさんが獲得。みゆんさんは昨年に続いての出場で、見事にリベンジを果たした。「SNSで応援してくれたファンの方や周りの友だちや家族がいなかったら、今ここにいないと思います。ファイナリストのみんなとも一緒に頑張れて、ありがとうという気持ちでいっぱいです」と感謝しきり。ダンスが得意なみゆんさんは「プロのアーティストになることが夢」だそうで、「それに向かって周りへの感謝を忘れずに頑張っていきたいと思います」と目を輝かせていた。なお、グランプリに輝いたあれんさんは、グランプリのほかにモデルプレス賞、FuRyu賞にも選ばれて3冠達成。そのほか、mysta賞、niconico賞、SNOW賞にSNS代表で高校3年生のもねさん、審査員特別賞に千葉県代表で高校2年生のけいえるさんがそれぞれ選ばれた。
2018年12月27日小学校から英語が義務教育化されたんですよ。娘は来年小学3年生なんですよ。何もやってない…! やってないよ!と思っていたところ…まずは英語に対して興味を持つこと、嫌いにならないことが大事らしく子どもの好きなアニメを2カ国語放送で見るのも良いとのこと。それなら、やっぱりディズニーでしょ! と思って調べたところスカパー!ならディズニーのアニメを2カ国語放送で見れるとのことで…圧倒的なチャンネル数「11ジャンル50ch見放題」 3台まで追加料金なし スカパー!基本プランとは? 基本プランだと50ch見放題!なので…結局、日本語のアニメも楽しんでます。 (ディズニーの2カ国語放送も見てるよ!(笑))レコーダーが大活躍です。そして何より…ここからは私の推し番組をご紹介!いろんな番組があるので、寒い寒い外に出たくない季節も楽しみに…!家を楽しくするのは、テレビだ スカパー!基本プランで見られる番組はこちら こちらの記事アンケートにご協力ください PR:スカパーJSAT株式会社
2018年12月27日2015年夏に滋賀県東部で家を建てた、かねこりかです。会社員の夫と小学5年生の長女の3人家族です。迷った末に家づくりをお願いしたのは”お客を選ぶ”、大喜工務店でした。今回はショールームを見て回り考え抜いた結果、お願いする事にした家具職人さんとの背面収納(カップボード)作りをご紹介します。■ ショールームで知る、理想と現実YsPhoto / PIXTA(ピクスタ)ショールームのおしゃれなキッチンや背面収納は、主婦なら誰もが憧れます。何も置いていないカウンターやスッキリ整った収納。そんなキッチンに立つのを夢見ていました。ワクワクしながら回ったショールームは、県内だけでも5か所以上。さらにネットで見つけて店舗に行ったのが京都と名古屋の某メーカーでした。大喜工務店オススメのメーカーでは、それまで使っていた家電を使えないと言われたり、セミオーダータイプになると大幅に金額がアップし、妥協しないといけないところがいくつか出てきました。結局、予算と筆者のリクエストがクリア出来るメーカーはないものかと探し回ることになりました。■ 理想の背面収納の条件をリストアップ!佐竹 美幸 / PIXTA(ピクスタ)大喜工務店で鍛えられていたおかげで(笑)、希望の素材や収納量、設備面、原価について自分なりに考えながらメーカーの担当者さんと打ち合わせを繰り返しました。筆者の希望はこんな棚でした。炊飯器やフードプロセッサーなどを置きたい家族でキッチンが使えるように調理スペースも確保したいゴミ箱を隠したい食材ストックも置きたい食器をサッと取り出したいヘビロテのフライパンを吊るしたいタイルを一部使いたいこれらの条件と無垢の家に馴染む素材、そして予算に合う物がなかなか見つからず、建築士Hさんにアドバイスいただいたのが、オーダーメイドでつくるという選択肢でした。■ 背面収納でこだわった3つのポイント家具職人のMさんは実は大喜工務店の次男さんです。打ち合わせでは筆者のまとまらない希望を、「こんな風にならできますよ」と以下のように提案してくれました。1. 奥行を60センチにして収納量と調理スペースを確保ヘビロテ食器はサッと取り出せるよう、可動式オープン棚に。炊飯器は手前に引き出せます。調理・配膳スペースも出来ました。2. ゴミ箱は並べ方を変えてワゴンにセットする奥行を活かして縦に並べて缶と瓶に分別します。片手で開くゴミ箱を購入し、そのサイズに合うワゴンを作ってもらいました。3. 空間を利用して電磁調理器の置き場も確保!置き場所に悩んでいた電磁調理器も、ゴミ箱のワゴンの上にぴったり収まりました。いつもは隠しておいて、使う時にサッと出せる手軽さに大満足!市販でよく使われる樹脂と違って、木製だと汚れが付きやすいのでは?と心配していましたが、汚れたらすぐ拭くのはどの素材でも必要ですし、今のところ特に困っていません。これは筆者にとってベストな背面収納ですが、中にはすべて扉で隠したい方もいると思いますし、ニーズは様々ですよね。まずは今の暮らしでストレスに感じていることや、かなえたい事を具体的に書き出してみてください。ストックや持ち物の数などを見直したりするのはすこし面倒かもしれませんが、この面倒な「壁」を乗り越えると理想の収納が出来上がります。参考にしていただけると幸いです。(ライター・ライフオーガナイザーかねこりか)
2018年09月04日人間関係の問題がないところで始まった、息子の不登校出典 : 小学3年の息子は、現在、不登校中である。親である私が言うのもなんだが、息子は好かれやすいタイプの人間だと思う。もしかしたら好かれやすいというより、学校の児童数が少ないため、学年関係なく全体的に仲が良い、というのが大きいのかもしれないが。それにあやかって、私1人で近所を歩いていても、「ハルくん(息子の呼び名)のお母さん、こんにちは!」と、おそらく違う学年の児童さんからも声をかけてもらうことがしばしばある。息子も「多数派にすぐ傾いちゃう雰囲気が嫌だ」などと言っていたし、もしかしたら苦手な子もいたのかもしれない。しかし「一人ひとりのことは嫌いじゃない」とも明言しており、もちろん大好きな友達だっている。いじめだとか、人間関係のトラブルが具体的にあったわけではないところで、彼の不登校は始まったのだ。学校に行っていなくても、近所を歩けば同じ小学校に通う児童さんたちと顔を合わせることもある。「あ!ハルくんだ!」嬉しそうに駆け寄ってくる友達の姿を見て、少し照れくさそうに、でも同じくらい嬉しそうに応じる息子。「どこか悪いの?大丈夫?いつごろ学校に来られそう?」「んー、今は分からない」そのようなやりとりをして、朗らかに別れる。向こうも責め立てたくて学校に来る日を尋ねているわけではないし、息子もそれを理解しているから平然と答えている。「次に○○くんに会えるの、いつかなぁ?」なんて発言もしていたくらいだ。ところが、悪夢を見て私との分離不安を訴えるようになったころから、見知った顔に会うのを嫌がり始めた。「学校のことを聞かれるの、辛いな…」放課後の時間帯や休日に近所を歩くことを避けたがるようになった。「仲の良い友達に会うの、前は喜んでたよね?今は学校のことを聞かれなくても、嫌なのかな?」「うん。みんなのことを嫌いになったわけじゃないけどね。会いたいって思わなくなっちゃった」精神状態も明らかに悪くなっていたし、何の気なしの質問も突き刺さるようになっていたのだろう。息子に合わせ、午後の外出を避けることに別段不便もない私は、そのまま様子を見守ることにした。外出を嫌がっていた息子が変わった「ベランダ越しの会話」出典 : 極力外出を避けるようにしても、どうしても顔を合わせてしまう子がいる。同じ団地に住む同い年のSくんである。就学前からのなじみである彼は、私も知った顔。素直で朗らか、そして心根の優しい男の子で、息子も彼を好いている。団地の前で遊んでいることも多く、ふと息子がベランダに出たときに姿を見つければ、大きな声で名前を呼んでくれるのだ。最初のうちはバツ悪そうに姿を隠すなどしていたが、そのうち手を振り返すようになった。あるとき、夕方に用事を思い出して息子と外出したとき、学校帰りのSくんと遭遇した。一瞬気まずそうにした息子だが、「ハルくんはーぁ、いつーぅ、学校に来るんですかーぁ!?」という、Sくんのふざけたような口調と変顔に、表情をほころばせた。「Sくん、今学校の帰り?」私が聞くと、「うん、今日も楽しかったよ!」と、笑って元気に答えてくれた。「じゃあね。ハルくんバイバイ!元気なとき、また遊ぼうね!」と手を振り、笑い、団地の方へと走り去るSくんの後ろ姿を、私たちは見送った。ふと隣を見ると、息子はうっすらではあるが、微笑んでいた。それから息子は、Sくんが団地の前で遊び始める時間帯になると、ベランダに出てその姿を探すようになった。「あ、ハルくんだ!おーい、ハルくーん!」そう呼ばれると、息子は「呼ばれた!ちょっと行ってくる!」と部屋を飛び出すのだ。そのうち自分の方から「おーい、Sくーん!今から行くよー!」と声をかけ始め、ベランダに息子がいなくても、「ハルくーん!今家にいるのー!?」と、Sくんが誘ってくれるようにもなった。とにかく、Sくんと息子がベランダ越しに呼び合い、団地の前や近所の公園で遊び始めることが、週何度かの習慣になってきた。少し前までは私と一緒でなければどこにも行きたがらなかった息子が、Sくんがいれば自分1人で外出するし、近所であるとはいえ、私の姿が見えない公園まで足を運べるようになった。そして次第に、息子の行動に変化が表れ始めた。遊びの誘いをクラスメイトに断られた息子がそのあとに取った、驚きの行動とは?公園で遊んでいたとある日曜日、同級生らしき男の子のグループがやってきた。しばらくその様子を眺めていた息子だったが、「混ぜてもらえるか聞いてくる!」と、彼らの元へと駆けていった。何か二言三言やり取りしたあと、走り出した彼らと、取り残されるように立ちすくむ息子の姿。深呼吸するようにゆっくりと肩を上下させたあと、私の方に戻ってきた。「どうしたの?」「学校に来ないのに、どうしてこんなところで遊んでるの?だって…なんて返していいのか分からなかった」同級生たちが疑問を持つのは仕方ないし、息子が咄嗟に返せないのも無理はない。寂しそうにうなだれる息子に、私はどんな言葉をかけていいのかわからなかった。こんなことがあったら、友達であっても声をかけるのが怖くなるかもしれない。私だったら、きっとそうなる。しかし、息子はそんなタマじゃなかった。同じ年頃の児童さんたちを見つけると、果敢にアプローチをするようになったのだ。「全然気づいてもらえなかった」「完全にシカト!」「ちょっとだけしゃべってきたよ。みんなこれから習い事なんだって」向こうのリアクションは、その時々、人それぞれで違うけれど、いずれにしても息子は朗らかに報告してくれる。「ところであの子たち、知ってる子?」と、あるとき私が聞くと、「いや、知らん!」と息子が元気に返してきたので、思わず口をあんぐりさせてしまった。「いやほら、知らない子の方がさ、新しく仲良くなれるって場合もあるからね」そう、息子は大きな公園や娯楽施設へ出かけると、そこで初めて会った子に声をかけ、一緒に遊び始めるような人間だ。知らない子の輪に飛び込んで行くのは大得意だし、1人で遊ぶのも大好きだから、断られるのも怖くない。「この前公園で断られたのは、知ってる子だし残念だったけど、あれも仕方ないと思うんだよ。知らない子だったら、なおさら仕方ないし。でも、仲良くなれたらラッキーじゃん?」すごい。「本当に私の子か?」と驚嘆する社交性だ。感心すると共に、一時は身内以外の誰にも会いたがらなかったことを考えると、随分と回復したものだと私はしみじみ嬉しくなった。受け入れてくれる人もいると知った息子、「またみんなに会いたい!」出典 : つい先日、息子と一緒に近所の公園横を通りかかったときのこと。その日は短縮授業だったのか、普段より早い時間から、子どもたちの姿で公園は賑わっていた。「あ、ハルくん。ハルくんだよね?」清掃班が一緒だったことがある、という上級生の女の子が声をかけてくれた。それを皮切りに「ほんとだ、ハルくんだ!」「え?ハルくん?」「わ!ハルくん!」と、その場にいた子たちが口々に息子の名前を呼びながら、どんどん集まってきた。中にはいつも一緒に下校していた、仲良しのクラスメイトの顔も。「ハルくん、今はどこの学校に通ってるの?」クラス外の子は、息子が別の学校に転校したのかと思っていたらしい。「家で勉強してる。ドリルとか、ゲーム機の学習ソフトを使って」息子が答えると、「ねぇねぇ、勉強するなら学校に来てよ!」と、さっきのクラスメイトの男の子が後方から手を振った。「ずっとハルくんに会いたかったんだ!学校にはいつ戻ってくるの?」「うーん、分かんない」その場にいた児童さんたちの質問に答える形で、息子はしばらく会話を続けた。用事がある私たちはその場を一旦離れなくてはならなかったのだけれど、彼らが息子を好いてくれていること、息子も彼らを慕わしく感じていることは伝わってきた。しかし、「学校にはいつ戻ってくるの?」という質問があったし、帰りはこの道を通りたくないかな…と私は思っていた。しかし息子は「帰りもここを通っていい?またみんなに会いたい!」と願うではないか。みんなの好意的な様子が嬉しかったに違いない。「うん、もちろん。じゃあ、急いで用事を済ませてこようか」そして復路に公園近くまで来ると、彼らが別の公園へと移動している様子が見えた。「のん(私の呼び名)、あのさ、一旦帰ったら、みんなのところへ行ってもいい?」「いいよ。一旦帰らなくてもいいよ。みんながまた別の場所に行っちゃう前に、行っといで!」私が背中をポンと叩くと、息子は勢いがついたように走りだした。「行ってきまーす!!」向こうの公園の入口で、「ハルくん!」「やったぁ、ハルくんだ!」と歓迎してくれる児童さんたちと、「ねぇ、仲間に入れてよ!」と声を弾ませる息子の姿が見えた。昼間の居場所の違いを断絶の理由にしなくてもいい出典 : 繰り返すが、息子はいじめなどの理由で不登校になったわけではない。「誰かが悪いことをしていても、それをしたいという人が多いと、みんなそっちに味方してたり、あっさり考えを変える人がたくさんいるのが嫌」「男子と女子が仲良くしているだけでラブラブだとか言って、囃し立てるのが理解できないし、バカバカしい」「頭のいい人や運動ができる人が羨ましいからって、自分よりそれができない人をバカにして、勝った気になる人を見るのが悲しい」というような、いわゆる「小学生あるある」が苦痛だった部分はあるようだが、どうしても会いたくない誰かがいたという訴えはなかった。むしろ、顔を合わせて話したり、遊びたい相手だっていただろう。だから、学校にはいかないと決断したその胸の内は、実のところ複雑だったのかもしれない。不登校という選択をする児童や生徒と一口に言っても、タイプはさまざまあるだろう。人間関係を築くことが苦手な子もいれば、単に同世代の子どもたちの雰囲気になじめないという子もいる。息子はそのどちらでもない。精神状態が悪化したときは、「学校にはいつ来るの?」という問いに答えられない自分が、彼らと断絶されているような感覚もあっただろう。「でもそれは親愛の情があるからこその疑問である」ということを思い出させてくれたのは、逃げようが隠れようが息子の名前を呼び続けてくれたSくんのおかげだと、私は思っている。彼の根気強い働きかけがあったからこそ、息子は人と関わる自信を取り戻せたのだろう。学童期はどうしても、友達というと同じ学校で過ごす仲間に偏ってしまう。だからといって、同じ学校で過ごしていなければ友達でいられないわけではない。今、昼間の居場所の違いが断絶にならない関係を、息子たちは築いている。学校に行かない息子を受け入れたうえで仲良くしてくれるSくん含む仲間たちに深く感謝しつつ、彼らの柔軟さに私は感心しきりだ。あの日、公園へと駆けていった息子は、みんなと「ごく普通に」遊んできたそうだ。ベランダ越しにSくんと呼びかけ合う習慣も続いている。まだ小学3年生。友達の顔ぶれも入れ替わっていくかもしれない。例えそうだとしても、これからも息子が自分なりの人との関わり合いを見つけていってほしいと願う。
2018年08月24日2015年夏に滋賀県東部で家を建てた、かねこりかです。会社員の夫と小学5年生の長女の3人家族です。迷った末に家づくりをお願いしたのは”お客を選ぶ”、大喜工務店でした。今回は打ち合わせから学んだ、”地震・災害に耐える家”の3つの条件と気づきをご紹介します。■ 条件1. 基礎へのこだわり筆者夫妻が大喜工務店を選んだ理由はたくさんありますが、絶対に外せなかった点は安全へのこだわりでした。まず我が家は平屋なのに3階建て仕様の基礎です。頑丈な基礎は地盤改良工事から始まります。万が一川が氾濫した時などのリスクを考え、標準より15㎝高くした基礎がこれです。■ 条件2. 柱の強度は”太さと粘り強さ”が肝心!さらに大喜工務店のつくる家の魅力は圧倒的な角材です。わが家の8寸(約24㎝)の大黒柱の強度はなんと!標準的サイズ(3寸5分約10.5cm)の49倍です。建築士さんが構造計算してくださり、「これでも低く見積もっている」と聞いて、とても驚きました。それは太さだけでなく、長期間自然乾燥させることで角材が粘り強くなり、地震の揺れにも耐えられるというわけです。逆に人工的に短期間で乾燥させた角材は繊維の断裂により中身が弱い素材になるそうです。■ 条件3. 壁や梁、構造が重要筆者がテレビ等から影響を受けた憧れのイメージと完成見学会で訪れた家にはすこしギャップがありました。正直、もっといろいろな家の形やバリエーションがあればいいのに……と思ったこともありました。ですが、かき集めた情報を一つずつ実現できるかどうか相談するうちに「構造が弱くなる」「不便」などの説明を受け、「だから共通したデザインになるのか!」と理解できました。平屋を活かし、我が家の天井のほとんどは梁を見せています。隠すことも可能でしたが敢えてせず、筋交いもあちこちに見えています。これもまた強度が増す骨組みです。■ 地震以外に竜巻や台風といった災害も先月の大阪北部地震では家族や友人の安否を心配しました。続いて6月末には滋賀県で竜巻も発生し、自然の脅威をとても強く感じています。被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。今後は地震だけではなく災害に強い家へのニーズが高まるのではないでしょうか。わが家の屋根には瓦が乗っていますが、金具で留めているので暴風などに飛ばされる心配がありません。これはオプション料金でした。楽天的な筆者はそこまで心配しなくても……と当時は考えていました。今では危険を予測していた夫と建築士さんが提案してくれた事に感謝しています。これから新築やリノベーションを考えておられる方々の参考にしていただければ幸いです。家族が集い、当たり前に繰り返される暮らしが、安全で安心できる住まいに守られるといいですね。(ライター/ライフオーガナイザーかねこりか)写真提供大喜工務店
2018年07月11日小学3年生になった長男。翌日の準備などは本人に任せているのですが、翌日の時間割を確認したあと、ランドセルの教科書を入れ替える所を見たことがないのです。本人に聞いても、『全部ちゃんと入ってるで!!』と自信満々な返答。別の日。その理由が明らかになりました。この日はランドセルではなく、リュックで登校する日でした。しおりとふでばこしか入っていないリュックはとても軽かったようで…ついポロッと自白(笑)その日に必要のない教科も含め、全教科分の教科書とノートを毎日持って行っていたようです。そら、重たいわ(笑)(翌日から私の監視の下、ちゃんと必要な教科だけ持って行くようになりました)
2018年06月13日現在放送中のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』(毎週月~土曜8:00~)でヒロインを務める女優の永野芽郁が6日、都内で行われた『永野芽郁 in 半分、青い。』PHOTO BOOK(4月2日発売)の発売記念イベントに登場した。失敗を恐れないヒロイン・楡野鈴愛(にれの・すずめ)が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、やがて一大発明をなしとげるまでを描く同ドラマで、鈴愛を熱演している永野。イベントには抽選で選ばれた300人のファンが駆けつけ、永野は「すごーい!」と大勢のファンに感激した。そして、岐阜ことばの指導を担当し、永野が通う高校の担任・山田先生役も務める尾関伸次の進行で、同フォトブックの編集部オススメカットや未公開カットを公開。その中で、プライベートでドラムにハマっているという話になり、永野は「ハマってます。一番のストレス発散がドラム。朝ドラの撮影が早く終わるなっていうときにスタジオ入ってやっている。週1はやっている」と明かした。ファンから募集した質問に答えるQ&Aコーナーでは、永野の運命を変えた出会いを聞かれ、「小学校3年生のときに今の事務所にスカウトしてくれたスカウトマンの人」と返答。「その人がいなかったらここにいないし、朝ドラもやってないし、そこから生活が変わった。そこからいろんな頼れる先輩だったり、可愛らしい後輩だったり、いろんな人との出会いがあるから、そこやね」と語った。サプライズで、鈴愛が弟子入りする漫画家・秋風羽織役の豊川悦司からの「佐藤健とトヨエツ、どちらがかっこいいと思いますか?」という質問も披露され、永野はびっくり。「トヨエツって言ったほうがいいのかな?」と笑い、「豊川さん本当にかっこよくて、秋風先生は鈴愛が成長していく過程にいなきゃいけない、一番の師匠みたいな人。今現場にいないのが寂しい。元気かな、豊川さん」とすでに共演シーンを撮り終えてしまったようで懐かしんでいた。朝ドラ史上初となる同フォトブックでは、クランクインから永野に密着し、ドラマの舞台となる岐阜県と都内ハウススタジオにてグラビア撮影も敢行。また、キュートな素顔に迫る"半分"をテーマにしたクエスチョン企画やパンケーキのデコレーションに挑戦した特別企画、さらに、脚本を手掛ける北川悦吏子氏をはじめとするスタッフにも総力取材している。
2018年05月06日次男の入学式。じっと座っている長男に感じた成長4月某日。次男の小学校の入学式がありました。もちろん、在校生であるADHD長男も参列します。なかなか見られない長男の学校での姿を見ることができ、ちょっとしたお得感を味わいました。5年前だったらこんな長時間座ってられなかったなぁ…なんて思い出すと、離席せずどうにか参加できていることに大きな成長を感じずにはいられません。そして帰宅後、そんな私の気持ちを長男に伝えました。Upload By ラム*カナ興味ないことに関わるとすぐ睡魔に襲われるタイプなので、それも納得。たくさんの方からの祝辞は、親としては嬉しいものですが、きっと長男にしてみたら退屈の極みだったことは間違いありません…。Upload By ラム*カナ祝辞の内容は、新1年生に向けてのものなので、みなさん言葉もわかりやすく、伝え方も優しかったです。そして、どの方も「学校は楽しいよ」「優しい在校生に頼ってね」というメッセージを、ワクワクドキドキでいっぱいの新入生に伝えてくれていました。それを思い出した長男、小学3年生なりに思うところがあった様子。大人のメッセージに、ADHD長男からの「ちょっと待った!」Upload By ラム*カナはっ…!Upload By ラム*カナ(たしかに…じゃない?)Upload By ラム*カナ「まかせすぎ」…そんなことを感じるとは思ってもみなかったので、長男の発言にはっとさせられたのと同時に、おもしろい感じ方するんだなぁ、と思いました。きっと長男なりに、記憶力が低かったり、興味のないことへの知識が蓄積しづらいことなどを自覚していて、まかせられることに自信がなかったのかもしれません。同じ小学3年生の周りの女の子は、率先して面倒を見たがるようなタイプの子も多いので、きっと「在校生に頼ってください」という言葉を聞いて喜んでいる子もたくさんいるんだと思います。やっぱりそこは、その子その子の感じ方があるでしょう。ただ、長男は自分は頼りにならないという気持ちを持っていたとしても、自ら掲げた「1、2年生には絶対優しくするんだ!」という目標が、充分頼りになっているぞ!と心強く思う私なのでした。
2018年04月27日子どもが小さいころから家族で登山を楽しんでいる我が家。登山は、現在小学1年生~3年生の三姉妹と一緒に家族全員で楽しめるイベントです。今回は、登山のときに持っていくと便利なグッズやおすすめの服装、パッキングの方法などを紹介します。持っていくと便利なグッズは?登山の三種の神器(リュック、靴、レインウェア)や行動食は準備万端!でも意外と忘れがちなのが医薬品。転倒した時の傷薬や、お腹を壊したときのための下痢止めなど、万が一に備えるようにしておきましょう。子どもは大人の想像以上に汚すので、ウェットティッシュがあると便利です。また、ビニール袋やジップロックなども少し多めに持って行きましょう。汚れた服を入れるのもそうですが、どんぐりや石、葉っぱなど、子どもはお土産を持って帰りたがりますよね。子ども用に、個包装された小さめの軽いお菓子もおすすめ。「○○まで歩いたら1個」と、ちょこちょこご褒美をあげて、子どものモチベーションをアップさせましょう。登山での代表的なケガは、すり傷、足首の捻挫。そこで傷口を洗うための水(水道水、ミネラルウォーターなど)は、飲料用とは別に用意しておきます。傷口を保護するための絆創膏やガーゼも必ず持って行きましょう。足首の捻挫はテーピングで固定します。テーピングはさまざまなシーンで役立つので、使い方を知っておくと便利です。このほか、虫よけスプレー、紫外線対策の帽子やUVカットクリームもお忘れなく。夏は熱中症にも要注意。子どもの反応が鈍く、ボーっとしているなどの場合、熱中症の可能性があります。熱中症になったら木陰などの涼しい場所に寝かせ、水や塩分(ナトリウム)の含まれたスポーツ飲料を補給し、首を冷やすなどして体温を下げます。<登山に持っていくグッズ>・歩きながら食べられるもの(クッキー、ビスケット、カロリーメイト、エナジードリンク、あめなど)・マップ・薄手の上着・帽子・雨具・軍手(足元が悪いコースの場合)・保険証(万が一ケガをしてしまった時のために持っていたほうが安心です)・替えの靴下(汗をかいたときや、靴擦れ防止のため)・着替え(場所によっては足元が悪く、露などで滑りやすいので)・絆創膏、ガーゼ、テーピング・ウェットティッシュ・ビニール袋やジップロック・飲料水、傷口を洗うための水長袖が基本。ジーパン以外の長ズボンがオススメ服装は必ず長袖を着て行きましょう。そして、暑くなったり寒くなったりしたときに、脱ぎ着して調整できるように、重ね着がオススメ。虫刺されなどを防ぐために、下も長ズボンで。ただし、ジーパンは汗を吸って重くなるので、チョイスしない方が無難です。・素材は吸汗速乾性の高い化繊を子どもは汗っかき。汗が冷えると急速に体温が奪われます。また、子どもは体温調節が未熟なので、吸汗速乾性の高い化繊のものを。夏山登山ならTシャツタイプが着やすいです。・防寒着防寒着は基本的に行動時に着ないので、できるだけ小さくなり携行しやすいものがいいです。子どもと登山すると荷物がかさばりがちなので、コンパクト性を重視。・靴履きなれた運動靴が良いでしょう。荷物は最小限にパッキングをパッキング(packing)とは、”荷造りをすること” を意味し、登山では大切な作業です。リュックにうまく荷物をつめることができると、肩や腰への負担が減り、疲労感も軽減できます。リュックにつめた荷物が片寄っていたり、すぐに出したいものが下にあったりすると、登山中の快適さが半減してしまうばかりでなく、緊急時に困ってしまうので、しっかり準備しておきましょう。<リュックに隙間なくかつ均等にパッキングする方法>【一番下に入れるもの】使用頻度の低いもの・・・着替えなど【中間層に入れるもの】重みがあるもの・・・食料、水、調理器具など【上に入れるもの】すぐに出せるもの・・・防寒着、雨具など【脇・隙間に入れるもの】その他小物など【サイドポケットに入れるもの】すぐに出したいもの・・・行動食、手袋、カメラなど【ウエストポーチなどに入れるもの】頻繁に出すもの・・・地図、筆記用具、財布、携帯電話、あめなど小物のパッキングでとても役に立つのがジップロック!透明なので見やすいうえ、雨で濡れることもありません。「安全に楽しく」がキーワード子どもと行く登山は、「安全に気をつけながら楽しむこと」がキーワード。登山は自然が相手ですから、ほかのスポーツのようにすぐに危険を回避したり、病院へ行くことはできません。だからこそ、親はきちんとリスクマネジメントし、安全を重視して装備を選ぶことが大切です。そして、親は子どもの「楽しい気持ち」をプロデュースしてあげましょう。我が家は登山を始めてから、家族の絆をより強くすること、同じ感動を同じ時に共有すること、体力強化することなどの家族が一つになって目指す目標ができました。みなさんも、お子さんと一緒に山を楽しんでくださいね。<文:フリーランス記者青木真美>
2018年04月19日待ちに待った始業式のはずが…4月です。新年度です。長男も小学3年生の春を迎えました。春休み中、3年生になることへの緊張の気持ちを話すこともあり、毎日のように始業式の日にちを確かめ、「あぁ、この日から学校かぁ…」とドキドキする日々を送っていました。そしてついに春休み最終日の夜。Upload By ラム*カナ「春休み終わりなの!?」と絶叫する長男…。いやいやいやいや、あんだけ確認していたでしょうよ!キミの脳内カレンダーどうなってるの!…と、一応ツッコみ。ま、予想範囲内な反応なんですけどね。自分から始業式準備!「おっ!」と思ったのもつかの間Upload By ラム*カナでもそのあと、そそくさと自ら筆箱の中身を整え始めまして、「おっ!偉い!」なんて思ったら…なんでしょう、この消しゴムの充実感。それに対する鉛筆の不足感。(ちなみに鉛筆は芯が折れています。そしてそもそも短い!)ひとまず、先日無事(?)に新学期を迎え、元気に学校へ行った長男。颯爽と帰ってきましたが、さて、ランドセルの中をチェック。あれあれ…!?始業式の日といえば、いろいろなプリントをもらってくるはずですよね。帰宅後、長男のランドセルをチェックしたらですね…Upload By ラム*カナぜーんぶ忘れてきましたよ!新年度早々、持ち物や時間割が行方不明!という幸先のいいスタートを切りました!あいかわらず絶好調です!!泣ける!!(ありがたいことに、しっかり者のお友達と同じクラスになれたので、その子のママに連絡をして情報を得られましたが、やはり膨大な量の要記入プリントが配られたと聞き倒れそうになりました…)なにはともあれ、楽しい3年生になりますように!
2018年04月13日今年小学校に入学するお子さんをお持ち方は、入学式を控え、親子ともに少しソワソワとする日々を過ごしているのではないでしょうか。わが家の長男も入学式を前に、小学校への期待でソワソワと落ち着きがなくなっています。本人は「こんな机がほしい」「部屋のここに机を置いて、ここにはランドセル」と妄想をふくららませていますが、まだ購入する机も決定できていないママ・パパは「どうしようか」とヒソヒソ相談をしているところです。新入学を目前に控えた今、子ども部屋を小学校モードに切り替えるポイントをご紹介しましょう。■“リビング学習”全盛の今、「学習机は必要か?」入学を前にまず考えたいのが学習机を購入するかしないか、ということです。「入学前にはランドセルと机を買って…」と当たり前のように考えてしまいますが、「リビングで宿題をするから、ほとんど机は使わない」という家も意外と多いようです。私のまわりの先輩ママたちからも「机は買っていないけど今のところ問題ない」「買ったけど結局、物が積み重ねているだけで使っていない」という声をよく耳にします。とはいえ、子どもはやはり“自分の机”に憧れを抱くもの。わが家の長男もそうですが、「机がほしい」と言われたら買ってあげたくなるのが親心です。迷った時には、いわゆる“ザ・学習机”ではなく、高校生〜大学生くらいになっても使えそうなシンプルなタイプを購入するのがおすすめ。その場合、成長に合わせて机の高さを変えられるタイプか、標準タイプの机に高さ調節できるイスを組み合わせるか、どちらかを選ぶことになるでしょう。高さ調節ができるイスなら、リビング学習にも使えるので便利です。イスを選ぶ際、ポイントとなるのは、「足を置く場所があるかどうか」。座っている時に足がプラプラと遊んでいる状態だと集中しにくいため、しっかり足がつけられる台などがあるイスを選びましょう。 ■絵本ばかりだった子どもの本棚「教科書仕様」にシフト机の次は、本棚の切り替えです。これまでは、絵本や図鑑のみだった本棚にこれからは教科書を入れるようになります。教科書は大きさもさまざまで、毎年増えていくため保管場所に悩むものです。まずは、1年生の教科書が入るように子どもの目線に合わせて一番手に取りやすい段を空っぽにして教科書を迎える準備をしておきましょう。また、学校へ行くようになると教科書のほかにノートやファイル、プリントなどさまざまなものを保管する必要もあります。手を付けるのは入学後、教科書を持ち帰ってからでいいので、ファイルケースなどを上手に組み合わせて、子どもでも片づけやすい空間作りを。お子さんと一緒に相談しながら整理していくと、親子で物の定位置が決められるので、プリントやノートが迷子になりにくくなります。■意外と多い小物の収納場所も用意しておこう学校へ通うようになると、鉛筆や消しゴム、定規、名前ペン、道具箱など、小物も増えていきます。小さくなくしやすい文房具などは、机の引き出しなども有効活用して、収納する場所も決めておきましょう。また、鍵盤ハーモニカや絵の具道具など、少し大きめの学用品も増える一方なので、こちらの置き場所確保も大切でです。あとから、「これだけしまえなかった…」と片付けられないものが出てくると、とりあえず床に置いてそのまま…なんてことも。子どもが、学校からどんなものを持ち帰ってくるかをあらかじめ把握しておき、追加で何か増えても対応できるよう、「少し広すぎる?」と思うくらい余裕をもった収納スペースを確保しておくと安心です。幼稚園や保育園とは異なり、「義務教育」の場、つまり通学し勉強することが義務付けられている小学校への入学は、親子ともども身の引き締まる思いですね。スムーズに学校生活に入れるよう、まずは家の中から小学校モードへ切り替えましょう!
2018年04月02日