タレントの小川菜摘が12日に自身のアメブロを更新。夫でお笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功が59歳の誕生日を迎えたことを報告した。この日、小川は「5月11日は親びん59歳のお誕生日でした」と浜田が誕生日を迎えたことを報告。「キルフェボンのケーキ」と述べ、“59”の数字のロウソクが立てられたフルーツタルト専門店『キルフェボン』の誕生日ケーキを公開した。続けて「家族と親しい仲間とお祝いしました」と報告し「テラスでサムギョプサル韓国おでんじゃがいも、ニラ、キムチチヂミ豆もやしのナムルキンパヤンニョムチキン、などなど韓国料理でお祝いしました」と写真とともに説明した。また「来年は遂に還暦」と明かし「家族として願うのは健康で!元気で」「好きなゴルフもたくさん行って後輩達や、スタッフさん達そして、家族とゲラゲラ笑って日々楽しく過ごして欲しい」とコメント。最後に「お誕生日おめでとう」と祝福し、ブログを締めくくった。
2022年05月12日タレントの小川菜摘が12日、自身のSNSを更新。11日に59歳の誕生日を迎えた夫でダウンタウン・浜田雅功への思いをつづった。自身のブログで、小川は「5月11日は親びん59歳のお誕生日でした」と切り出し、ケーキなどの写真を添えて「家族と親しい仲間とお祝いしました」と報告。「テラスでサムギョプサル、韓国おでん、じゃがいも、ニラ、キムチチヂミ、豆もやしのナムル、キンパ、ヤンニョムチキン、などなど韓国料理でお祝いしました」と伝えた。その上で「来年は遂に還暦、家族として願うのは健康で!元気で居てください!好きなゴルフもたくさん行って後輩達や、スタッフさん達そして、家族とゲラゲラ笑って日々楽しく過ごして欲しい。お誕生日おめでとう」と呼びかけていた。
2022年05月12日俳優の渡辺徹が10日に自身のアメブロを更新。お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功とタレントの小川菜摘夫婦からの贈り物に感激したことを明かした。この日、渡辺は「8日の妻の誕生日が終わり引き続いて12日は私の誕生日である」と報告し「毎年この一週間は我が家のゴールデンウィークとなる」と説明。「早々と浜田雅功小川菜摘ご夫妻から素敵な花が届いた」と浜田と小川からの贈り物を公開した。続けて「『地球ドラマチック』の愛すべきスタッフからは神楽坂の美味しいお菓子」とスタッフから貰った菓子の写真を公開し「お世辞ではなくこれが、本当に美味しかったのである」と絶賛。「いくつになっても素敵な贈り物には心が踊る」「感謝です」と嬉しそうにつづり、ブログを締めくくった。
2022年05月10日タレントの小川菜摘が8日に自身のアメブロを更新。次男手製の料理を皆で堪能したことを明かした。この日、小川は「MOTHR'S DAY」というタイトルでブログを更新。花瓶に活けられた花の写真を公開し「息子達からもらった可愛いお花」と説明した。続けて「今夜は次男が夕飯を作ってくれて」と明かし「皆んなで食べました」(原文ママ)と報告。次男が作った生姜焼きを写真で公開し「とーっても嬉しかった」「どんなお店で食べるより美味しかった~」と嬉しそうにコメントした。また「何より嬉しいのはあなた達が元気で日々笑顔で居てくれること」と親心をつづり「あなた達に負けないよう母も仕事頑張ります」と意気込みをコメント。最後に「お兄ちゃんの料理中何かおこぼれを貰おうとへばりついているトコ」と調理中の次男の足元で待ち構える愛犬の様子を公開し、ブログを締めくくった。
2022年05月10日タレントの小川菜摘が3日に自身のアメブロを更新。デパ地下品に頼った夕食を公開した。この日、小川は「夕飯作る時間が無いなぁ~と今日は、デパ地下に頼りました」と報告。「揚げるだけになってるチューリップ唐揚げ(下味付き)砂肝レモンペッパー(炒めるだけ)お刺身の盛り合わせ」とデパ地下で購入した品を写真とともに紹介した。続けて「アスパラとエリンギのガーリックバター炒めこれは作りました」と説明し「あとは、大根のお味噌汁を作ってあっと言う間に夕飯の献立が出来ました」とコメント。最後に「デパ地下ありがたやー」と満足した様子でつづり、ブログを締めくくった。
2022年05月04日タレントの小川菜摘が4月30日に自身のアメブロを更新。次男と幼馴染の女優の土屋太鳳についてつづった。この日、小川は「土屋太鳳ちゃんのオフィシャルファンクラブ『TAOPRESS』にゲストとして出演」と報告し「私のレシピを5回にわたって一緒にチャレンジしてもらいました!」と説明。「本日1回目が配信となるようなので、ぜひチェックしてみてください!」と呼びかけ、「とーっても楽しかったです」と感想をつづった。続けて、土屋との2ショットとともに「太凰ちゃんとウチの次男は3歳の幼稚園から幼馴染」と明かし「太凰ちゃんは3歳の時から美少女でした」と回想。最後に「女優として頑張ってる太凰ちゃん」「変わらない真っ直ぐな瞳でこれからも頑張ってね」とエールを送り、ブログを締めくくった。
2022年05月01日タレントの小川菜摘が20日に自身のアメブロを更新。冷蔵庫に常にストックしている品を紹介した。この日、小川は「何時ぞやの簡単お家ランチ」と切り出し「スクランブルエッグパン」と写真とともに紹介。「バター牛乳塩胡椒」など材料を列挙し「タバスコケチャップを塗っています」と明かした。続けて「目玉焼きニラヤンニョムジャンご飯」と料理の写真を公開し「ぐちゃぐちゃ混ぜて焼き海苔をかけて」と説明。「ニラヤンニョムジャンは色々使えて本当に便利」と絶賛し「常に作って冷蔵庫に入れてます」とお気に入りの様子でつづり、ブログを締めくくった。
2022年04月22日タレントの小川菜摘が18日に自身のアメブロを更新。冷蔵庫を見て“やっちまった”と思った出来事を明かした。この日、小川は「またやっちまった」と切り出し「食材買って帰って来て冷蔵庫にしまっていたらごぼうが、、、今日買った物を合わせたら7本」と説明。「ごぼうが冷蔵庫に7本」と述べ「無いと思って買ってきたら冷蔵庫にあった、、、やっちまったよ」と困惑した様子でつづった。続けて「ごぼうと人参のきんぴらを作りお味噌汁にもごぼうを入れ」とごぼうを使った料理を作ったことを報告。「あとは、ささがきごぼうにしたり乱切りしたり切り方を変えて、ジプロックに入れて冷凍しました」と明かし「冷蔵庫にある物をチェックしてから買い物に行こうといつも思うんだけど忘れっちまうんだな」とつづった。最後に「今夜は、私は昼間食べ過ぎたので夕飯は抜き」と明かし「ごぼう、、、7本」「バカだよね~」とお茶目につづり、ブログを締めくくった。
2022年04月19日タレントの小川菜摘が29日に自身のアメブロを更新。寒い日に作った料理を公開した。この日、小川は「今日は寒かったから」と切り出し「おでんをグツグツ煮込みました」と夕食のメニューを紹介。おでんを煮込んでいる動画を公開した。続けて「野菜と豚肉のせいろ蒸し」も作ったそうで「もやしにキャベツオクラ、きのこ色々」「豚ロース薄切り豚バラ薄切り」と使用した食材を列挙。完成した料理の写真を公開し「野菜いっぱい食べられてヘルシー」と述べ、ブログを締めくくった。
2022年03月30日タレントの小川菜摘が27日に自身のアメブロを更新。タレント・青木さやかとの2ショットを公開した。この日、小川は「舞台『チコちゃんに叱られる』大阪公演、千秋楽の公演が無事に終わりました」と自身が出演する舞台について述べ「お稽古からずーっと楽しかった今回の作品」とコメント。「お客様の笑顔に助けられ励まされ楽しく楽しく終える事ができました」と公演を振り返り「本当にありがとうございました」と感謝をつづった。続けて、スタッフや共演者の名前を列挙し「みーんな素敵な方々でこの出会いに感謝です」としみじみコメント。「そして今回の相方清少納言役の青木さやかちゃん」と述べ、衣装を身につけた青木との2ショットを複数枚公開した。さらに、青木について「もう長い付き合いですがリーディング以外で一緒に芝居をするのは初めてでした!」と説明。「お任せのネタ合わせや芝居の相談」「毎日2人で作る作業が楽しかった」と青木との思い出を振り返り「仲間であり女友達、笑」「これからもお互い元気にがんばろーねありがとう」と青木へ呼びかけた。
2022年03月29日タレントの小川菜摘が7日に自身のアメブロを更新。“ニヤニヤ”してしまうほど大好きなスイーツを紹介した。この日、小川は「ニヤニヤしちゃうやつ」と切り出し「大好きなTOPSのチョコレートケーキ」と洋菓子店『Top's(トップス)』のチョコレートケーキを紹介。「チョコレートケーキの中でいっちばん好き」と絶賛した。続けて「冷蔵庫にこのケーキがあるってだけで、機嫌が良くなる」とお茶目につづり「お稽古終わって帰って来たら絶対食べよ」とコメント。最後に「今日も『チコちゃんに叱られる』お稽古がんばります」と意気込みを述べる一方で「今日は、ダンス稽古」「苦手中の苦手の苦手」と明かし、ブログを締めくくった。
2022年03月08日タレントの小川菜摘が4日に自身のアメブロを更新。5.6年前に購入した高級ブランド『GUCCI』のバッグを公開した。この日、小川は「私ってつくづくアニマルモチーフが好きなんだな、笑」と述べ、動物がデザインされたバッグとハンカチの写真を公開。バッグについて「5.6年前に買ったGUCCIの子供用バック」(原文ママ)と明かした。続けて「ハンカチはピンクのプードル」とハンカチのデザインについて説明。最後に「気がつくとアニマルモチーフを選んでる」と述べ、ブログを締めくくった。
2022年03月05日タレントの小川菜摘が2日に自身のアメブロを更新。色違いで購入したエコバッグを公開した。この日、小川はエコバッグについて「持ち歩く事は当たり前になりましたね」と述べ、「いくつかエコバックは持っていますが可愛いエコバック見つけるとついつい買ってしまいます」(原文ママ)とコメント。「最近買ったのがコレ」と虎がデザインされたエコバッグの写真を公開し「私、虎年なもんで虎の物を見つけると買ってしまう」と明かした。続けて「これ、色目が可愛いし超お気に入り」と述べ「実はもう一枚色違いで買ったこちら、黒バージョン」と色違いのエコバッグも公開。最後に「これも可愛い」「虎グッズがまた増えました」と嬉しそうにつづり、ブログを締めくくった。
2022年03月03日タレントの小川菜摘が3月1日に自身のアメブロを更新。新型コロナウイルスのワクチン接種後の副反応についてつづった。この日、小川は「一昨日3回目のコロナワクチンを接種しました」と報告し「1回目、2回目はモデルナワクチンでした」と説明。2回目の接種の際には「熱頭痛、倦怠感打って3日目には蕁麻疹」と症状を明かし「結構きつかったです」と振り返った。続けて「今回3回目は、交互接種が良いと言うことで、ファイザーワクチンを接種してもらいました」とつづり「ネットで接種出来る枠を探し何とか2月中に打てました」とコメント。副反応については「打った箇所の軽い痛みだけで熱も全く出ず、他の症状もありませんでした」と報告した。また「モデルナワクチンの時に辛かったので覚悟していたのですが軽く済みました」と安堵した様子でコメント。最後に「予測出来ないし個人差がありますね」とつづり、ブログを締めくくった。
2022年03月02日小川菜摘 昨年師走には関ジャニメンバー主演の舞台『大阪環状線大正駅編~愛のエイサー プロポーズ大作戦~』に出演、息子の恋に気を揉む母親役を演じた小川菜摘。実生活でも、2人の息子の母である。「コロナ禍以前には、夫の浜田雅功さんも小川さんの舞台を見に来ていたようですね」(舞台関係者)よき母、妻のイメージがある小川。かつてインタビューで《地方公演で1か月も家を空けられるのも、主人が理解してくれているからこそ。本当にありがたいです》と、家族との円満ぶりをアピールしていた。そんな小川も今年、還暦を迎える。自身のブログでは《今や老眼が進んで台本を読むのも大変。自分の台本だけ字を大きくしてもらったら分厚くなっちゃって(笑)》《物忘れがひどくて、冷蔵庫に4個入り玉ねぎの袋が3つあった》と、加齢なる(?)ほっこりエピソードを披露。夫の浜田には、同じトレーナーを2回プレゼントしてしまい、浜田からは「これくれたやん。前も同じのもろうた」と愛あるツッコミを受けたようだ。■ファスティングで減量成功そんなアラ還あるあるを笑い飛ばす小川だが、6~7年前からファスティング(断食)ダイエットに挑戦、減量に成功している。昨年末には自身のブログで“4年ぶりに撮った宣材写真”を披露。胸の谷間をチラ見せした黒いドレス姿はセクシーで、五十路も終わるとは思えない若さだ。ファスティングの効果はダイエットやデトックス、美肌のほか、腸内環境を改善させ“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンの分泌を促す。2014年に起こった浜田と元グラドルとの不倫騒動でも《主人は猛省しております。(中略)意気消沈ゴリラになっています。そんな彼を、私達は変わらず笑顔で支えて行こうと思っています!》とコメント。幸せホルモンの分泌を感じさせつつ女を上げた。夫・浜田との出会いについて《出会った頃から話すことが全部面白くて(中略)お金も全然なかったんだけど、お金がないのも面白くって》と語っている小川。その美の秘訣はファスティングのほか「笑い」にもあるのだろう。「実際、笑いはストレスを軽減し、美と健康をつかさどるホルモンの分泌を促進させます。肌のハリやツヤもアップします。また免疫力をアップさせるナチュラルキラー細胞も活性化し、見た目の若返りにも効果があります」(美容クリニック医師)浜ちゃんからの愛のツッコミが続く限り、小川の美は不変。いつまでも笑いの絶えない家庭を守ってほしい。
2022年01月24日ソリストとして活躍するピアノの小川典子が、ずっと温めてきたという歌曲公演のプランを、ホールアドバイザーを務めるミューザ川崎で実現する(2022年2月26日(土))。歌うのはソプラノの市原愛。公式には初共演のふたり。しかし実はプライベートで一曲だけ合わせたことがある。11年前のミュンヘン。留学生だった市原が、ミュンヘン国際コンクールの審査員を務めた小川を訪ねた際、小川が誘ってR.シュトラウス〈献呈〉を歌った。今回演奏するのもドイツ歌曲プロ。シューマン《女の愛と生涯》を軸に、もちろんふたりの出会いの〈献呈〉も。小川「溌剌とした声がとても印象に残っています。音楽的にも人間的にも波長が合わないと共演はできませんから、今回は、ぜひ市原愛さんと!とピンポイントでお願いしました」市原「コンサートを全部ドイツ歌曲で構成させてもらえることはなかなかないんです。特に大ホールで歌曲を歌うのはドイツでもあまりない機会。《女の愛と生涯》はソプラノにはちょっと低い音域なので、テンポなどもその広い空間で中音域をうまく響かせることに注意しながら曲作りしていきたいと思います」小川「高い声をお持ちの愛さんが、その“秘密兵器”を出すことなく、低めの声でずっと歌っていくわけですね。私はクラリネットとのデュオをずっとやっていて、シューマンは《幻想小曲集》など、音色をくぐもらせるために、華やかなB♭管の楽器でなく、わざわざA管を使うことが多いんです。それと似ていますね」市原「はい。シューマンはドラマティックな声の美しさより、しゃべるのに近いニュアンスで、歌詞を率直に聴かせたかったのではないでしょうか」小川は歌曲の魅力を、「声楽とピアノが頬を寄せ合うような息づかい」と語る。小川「そこが器楽の共演とは決定的に違うところです。しかも息が直接言葉になるのは声楽ならでは。ズキン!とするような大切な言葉がメロディのどこに来るのかとか、そのドラマの一部に私も一緒にいられる、一緒に旅をすることができるのが醍醐味です」市原「典子さんは外国語にも精通していて、言葉の流れを敏感に感じ取ってくださるので、歌手としてはありがたい存在です」公演では、歌詞訳や曲紹介の朗読(江原陽子)も入って聴衆をフォローしてくれる。ぜひプログラムの対訳から目を上げて、舞台上の二人の息づかいを感じながら、ピアニスト小川典子が魅せられた歌曲の世界を共有したい。(宮本明)ホールアドバイザー小川典子企画女の愛と生涯2022年2月26日(土) 14時開演13:20~13:40プレトーク出演ソプラノ:市原 愛ピアノ:小川典子朗読:江原陽子プレトーク出演:奥田佳道(音楽評論家)チケット情報
2021年12月30日ソリストとして活躍するピアノの小川典子が、ずっと温めてきたという歌曲公演のプランを、ホールアドバイザーを務めるミューザ川崎で実現する[2022年2月26日(土)]。歌うのはソプラノの市原愛。「ホールアドバイザー小川典子企画女の愛と生涯」のチケット情報はこちら公式には初共演の二人。しかし実はプライベートで一曲だけ合わせたことがある。11年前のミュンヘン。留学生だった市原が、ミュンヘン国際コンクールの審査員を務めた小川を訪ねた際、小川が誘ってシューマン〈献呈〉を歌った。今回演奏するのも、シューマン《女の愛と生涯》を軸にしたドイツ歌曲プロ。小川「溌剌とした声がとても印象に残っています。音楽的にも人間的にも波長が合わないと共演はできませんから、今回は、ぜひ市原愛さんと!とピンポイントでお願いしました」市原「コンサートを全部ドイツ歌曲で構成させてもらえることはなかなかないんです。特に大ホールで歌曲を歌うのはドイツでもあまりない機会。《女の愛と生涯》はソプラノにはちょっと低い音域なので、テンポなどもその広い空間で中音域をうまく響かせることに注意しながら曲作りしていきたいと思います」小川「高い声をお持ちの愛さんが、その〝秘密兵器〟を出すことなく、低めの声でずっと歌っていくわけですね。私はクラリネットとのデュオをずっとやっていて、シューマンは《幻想小曲集》など、音色をくぐもらせるために、華やかなB♭管の楽器でなく、わざわざA管を使うことが多いんです。それと似ていますね」市原「はい。シューマンはドラマティックな声の美しさより、しゃべるのに近いニュアンスで、歌詞を率直に聴かせたかったのではないでしょうか」小川は歌曲の魅力を、「声楽とピアノが頬を寄せ合うような息づかい」と語る。小川「そこが器楽の共演とは決定的に違うところです。しかも息が直接言葉になるのは声楽ならでは。ズキン!とするような大切な言葉がメロディのどこに来るのかとか、そのドラマの一部に私も一緒にいられる、一緒に旅をすることができるのが醍醐味です」市原「典子さんは外国語にも精通していて、言葉の流れを敏感に感じ取ってくださるので、歌手としてはありがたい存在です」公演では、歌詞訳や曲紹介の朗読(江原陽子)も入って聴衆をフォローしてくれる。ぜひプログラムの対訳から目を上げて、舞台上の二人の息づかいを感じながら、ピアニスト小川典子が魅せられた歌曲の世界を共有したい。(取材・文:宮本明)■ホールアドバイザー小川典子企画 女の愛と生涯日程:2022年2月26日(土) 14:00開演会場:ミューザ川崎シンフォニーホール (神奈川県)
2021年12月21日小川紗良の初のフォトエッセイ『猫にまたたび』が、12月1日に発売されることが決定した。小川紗良は、朝ドラ『まんぷく』、映画『ビューティフル・ドリーマー』など、俳優としての活躍のほか、初長編監督作品『海辺の金魚』が本年6月に公開、小説版『海辺の金魚』も発売するなど、幅広い活躍を見せているクリエイター。本書には、映画、アニメ、ハロプロなど彼女を形作ったカルチャーたちへの愛、思春期の葛藤を赤裸々に書き記したエッセイを50ページ超収録されるほか、初長編監督作『海辺の金魚』の“メイキング”というべき描き下ろし特別絵日記、写真家・増田彩来とのふたり旅(「SARA OGAWA × SARA MASUDA 海辺のふたり旅 in 阿久根」)でさらけ出した素顔を記録した写真、恩師・是枝裕和監督の対談と、25歳を迎えた小川紗良の魅力がたっぷりと詰まった一冊となっている。■書籍情報『猫にまたたび』著者:小川紗良発売日:12月1日予定
2021年11月10日新国立劇場のフルオーディション企画として11月に上演される『イロアセル』の取材会が行われ、作・演出を務める倉持裕と新国立劇場演劇芸術監督の小川絵梨子が出席。フルオーディション企画の意義、10年前に書き上げた本作がいまなお持つ“現代性”などについて語り合った。小川の芸術監督就任と共に始まったフルオーディション企画の第4弾となる本作。1835人の応募者から、数回の選考会の後、男性役6名、女性役4名が決まった。倉持自身、オファーが来る以前に新国立劇場にてフルオーディションで上演された『かもめ』を観て、「役を役者に寄せるのではなく、役者が役に寄っていく作り方をしているのを感じました。フラットに余計なことを考えず作品を観られて。普段、有名な役者の芝居を観ることが多いけど、(作品そのものではなく)役者を見ていたということに気づきました」と明かす。小川芸術監督は、まさに倉持が口にしたような“フラット”な空気を過去のフルオーディション企画作品の稽古場でも感じたようで、「気後れや遠慮といったものがなく、風通しがいいんですね。いいチーム感がすぐに立ち上がって、贅沢で豊かな創造性の高い現場を作れていることを体感しています」と手応えを口にする。役者の知名度に依ることなくキャスティングをするということは、集客という点では難しさを抱えることにもなるが、小川は「作品の良さで伸びていくことを信じています。作品で来ていただき、観てみたら面白かったと思っていただけるよう、フルオーディション企画を続けていくことが大事」と語り、倉持は「『フルオーディション=知名度のない役者のチャンス』となってもつまらない。結果的に誰もが知っている人になってもいいし、むしろそうなってくれたらいい。時間がずいぶんかかるし大変でしょうけど」と、この取り組みが、日本の演劇界におけるオーディションの概念そのものを変えることになればと期待を口にした。本作は、インターネット上の匿名の発言が抱える“特異性”がテーマだ。倉持が10年前に書き上げ、鵜山仁が演出を手掛けた作品を、今回は倉持自らの演出で上演する。10年前は東日本大震災が起きた年だったが、倉持は「10年経って読み返したら面白かったです。いまはコロナもあって匿名の言葉が塊になって一方向に進んでいくし、偏りもすごい。敵を見つけたら、そこを攻めていくという現象も激しくなっている。権力もその匿名の言葉の塊を利用するようになっていると肌で感じます。いま、これをやることで感じることがあるんじゃないかと思う」と語った。
2021年09月29日●50歳で舞台に復帰「死ぬほど頑張らないと」「50歳を過ぎてから、必死になれることがあるって本当に幸せなこと」。こう語るのは近年、舞台活動を精力的に行なっている女優、タレントの小川菜摘。1989年にダウンタウンの浜田雅功と結婚してからは、家事と育児のために舞台の仕事を意識的に休んでいたというが、今月は宮下今日子や藤井隆と共演する朗読劇『ドウキの…』に出演するなど、充実のセカンドキャリアを歩んでいる。年齢を重ねてからのチャレンジへと背中を押したのは、舞台や役者業への情熱と家族のサポートだったという。本作は、小川、宮下今日子、藤井隆というメンバーに加え、守谷日和、フクシノブキといった個性豊かなキャスト陣が顔をそろえた朗読劇。同窓会に集まった面々が、「老けた」「太った」「幸せ」「不幸」だと会話を繰り広げる中、かつて起きた“事件”の背景をそれぞれが語り始めるさまを描く。劇団「空晴」の岡部尚子が脚本・演出を務める。「藤井くんと会うといつも話が止まらない。くだらないことから仕事のことまで、話題が尽きない」のだとか。気心の知れたメンバーとの掛け合いが大きな見どころとなりそうだが、「座組の中では私が年上なんですが、いつも藤井くんには『お姉さんしっかりしてくださいよ」と怒られています(笑)。藤井くんは周囲がよく見えているし、気遣いもできて、本当に魅力的な人。とりわけ笑いに関しては絶大な信頼を置いています。いろいろな表情を持っているし、ものすごく頼りにしています」とうれしい共演となった様子。“役者・藤井”とは初めて一緒に舞台に立つことになるという。「これだけ長く一緒にいても、バラエティでしか共演したことがなくて。“役者・藤井隆”の一面が見られるなんて、ものすごく楽しみ。でも最初は、照れくさくもあるかも!」と笑顔を浮かべ、「脚本・演出の岡部さんは、当て書きが上手な方なんです。『いつもの菜摘さんと藤井さんの雰囲気を出したい』とおっしゃっていたので、どんな舞台になるのか私自身とても楽しみです」と期待を寄せる。「生のお客さんのリアクションって、たまらないものがある」と舞台に魅了されている小川。1978年にスタートした中村雅俊主演の学園ドラマ『ゆうひが丘の総理大臣』で女優デビューしたのち、「お芝居の基礎をきちんと学びたいと思って、文学座に研究生として入って。もともと、“舞台をやりたい”という気持ちが強いんです」と舞台は自身の原点とも言える場所だ。「今回の舞台はオンライン配信もあります。私も最近は、オンラインで舞台を観ることもあるのですが、客席の後ろの方からではわからなかった役者の表情がアップで見られたりと、新鮮で、新しい楽しみ方もできるものだなと思っています」と新しいエンタメの届け方にも魅力を感じながら、「オンラインであっても、役者は『演じている先には、お客さんが観てくださっているんだ』とその先を感じながらやることが大事だと思っています」と力強く語る。舞台への愛情をあふれさせる小川だが、1989年に結婚してから26年間は、舞台活動を休止していた。「お稽古期間もあるし、地方巡業があったりと、舞台の大変さは身に染みています。生半可な気持ちでできるものではないと思っていました」とその道の厳しさを明かし、「結婚して子どもが生まれてからは、もし私が舞台をやるとなったら、家のことに手が回らなくなるのは目に見えていました。家のこと、舞台、どちらも中途半端になってしまう気がして、そうするとすごく自分のことがイヤになってしまうだろうなと。自分が、そんなに器用な人間じゃないのもわかっていますしね。それだったら、舞台は我慢しようと思っていました」と述懐。舞台に復帰したのは、50歳のとき。「2人の子どもたちも自分でご飯を作れるようになって、母親が何日かいなくても手のかからない年齢になっていた」という頃に、俳優の渡辺いっけいから「舞台はやらないの? 今度こういう舞台があるんだけど」と声をかけられ、「舞台、大好きなんです! やらせてください!」と思わず前のめりになったという。「すぐに主人にも相談して、『ええんちゃうん、もう子どもも大きいし』と賛成してくれました」劇団500歳の会 旗揚げ公演 『いつか見た男達~ジェネシス~』で復帰がかない、「渡辺いっけいさんや、池田成志さん、山西惇さんなど、“演劇お化け”みたいなものすごいメンバーの方々が出演する舞台で、復帰してしまって。そんな中で、みなさんが『菜摘ちゃん、大丈夫だよ。なにがあっても、俺たちが全部サポートするから』と言ってくださった。その言葉が今でも心に残っています。恩人だし、やっぱり舞台っていいものだなとひしひしと感じさせてくださった」と感謝しきり。「そのときに26年のブランクも感じたし自分の実力が伴っていないこともわかったし、これは死ぬほどここから頑張らないと、とにかく場数を踏まなければいけないと思って。それからは、年に4、5本はやらせていただくようになりました」と心に火がついたと話す。復帰後は、芝居へのスタンスも変化したという。「劇団研究生だったころは演出家の方の言う通り、一言一句、間違えないよう必死にやっていました。もちろんそれも大切な事ですが、今は、とにかくがむしゃらにいろいろと自分なりに考えたものをお稽古場で披露するようにしている」という。「“こうやってみよう”と考えて持っていったものを、お稽古場でみんなが笑ってくれたり、演出家の方が『それいいね! 採用しよう!』と言ってくれたときは、最高ですよ!もちろん、『それは違う』と言われるときもあります。そういった積み重ねで作品が出来上がっていくのが、とても楽しいです」と大きな笑顔を見せ、「舞台に出ると、すごいお手本が周りにたくさんいますからね。ステキなところを盗んで、吸収していかないといけないと思っています。私は歳ばかりとっているけれど、気持ちはまだまだ新人女優。これからもどんどん、新しいことにチャレンジしていきたいです」となんとも意欲的だ。●夫婦円満の秘訣は「リスペクトすること」「“やりたい”という気持ちがあれば、年齢なんて関係ないんだなと思っています。50歳を過ぎてから必死になれることがあるって、本当に幸せなこと。だから今、とても楽しいんです」としみじみ。セカンドキャリアへ踏み出せた理由は、まず「“舞台をやりたい”という気持ちは、ずっと持ち続けていました。そのためにも、“引退した人だよね”となってしまったらイヤだなと。いつか舞台に呼んでいただけるよう、バラエティやドラマに出演させていただきながら、お仕事を続けていました」と情熱を持ち続けること。同時に、これまで家事、育児に全力を注いできたからこそ、思い切って復帰できたと続ける。「子どもが小さなときは、主人の休みの日には絶対に仕事を入れないようにしていましたし、なによりも家庭優先でスケジュールを組んでもらっていました。私自身も子どもの成長を間近で見たかったというのもありますし、子どもが小さな頃に、家を空けてあちこち飛び回っていたら、家庭が崩壊していたかもしれない。私なりに、子育てや家のことをやってきて、それを家族は見てくれていた。だからこそ今、主人も『やりたいことがあるんやったら、やったらええやん』と応援してくれているんだと思います」と思いを巡らせ、「今では私が家を空けるときは、安心して主人に家のことを任せています」と話す。ダウンタウンの浜田は、小川にとって頼もしい夫であり、芸能界を生きる同業者でもある。「刺激を受けることもたくさんある」といい、「彼は、役者としてもすごくステキだと思うんです。嫁だから言っているのではなく、客観的に見ても『うまいなあ』と思う」「彼はお笑いをメインに活動をしていますが、役者として呼ばれたときには『役者の世界に芸人がお世話になるんだから、生半可な気持ちでやってはいけないんだ』と言っています。だからこそきちんとセリフを覚えていくし、台本を見ながら現場に立つことはしないそうです。『俺は芸人やし、しかも主役をやらせてもらうとしたら、そんなことやったら絶対あかんやろ』って。もし自分より若手の芸人さんも出演しているとしたら、『俺がセリフを覚えていたら、あいつらも覚えないわけにあかんやろ(笑)』と言っていますね。そういった責任感はすごいなと思うし、尊敬しています」と夫の努力家の一面を語り、「私が舞台で笑いを取らなければいけないようなシーンがあると、主人に相談したりもするんです」と明かす。夫婦円満の秘訣を聞いてみると「なにをもって円満というのかは、難しいですけどね」と照れ笑いを浮かべながら、「昔も今もずっと変わらないのは、リスペクトすることかな。それはきっと向こうも、同じように思ってくれていると感じています。尊敬していたら、この人のためおいしいご飯を作りたい、なにかしたいと思いますよね」と回答。来年には還暦を迎えるが、どこまでもパワフルな小川。「今の目標は、どんな小さな役でもいいからずっと舞台に立っていたいということ。これからも作品に呼んでいただけるよう、健康でもいなければいけないし、たくさん努力していきたいなと思っています。努力は絶対に裏切らないので」と語った。リーディングアクト『ドウキの…』は、9月20、21日に東京・よしもと有楽町シアターにて上演。■小川菜摘東京都出身。78年、日本テレビ『ゆうひが丘の総理大臣』でデビュー後、文学座演劇研究所入団。以降、数々のテレビドラマや映画に出演。2012年に『いつかみた男達~ジェネシス~』で舞台復帰。以降、『泣いたらアカンで通天閣』(18)、『梅沢富美男 特別公演』(18)、『私のホストちゃん THE PREMIUM』(19)、御園座三月特別公演『水戸黄門~春に咲く花』(21)などに多数出演。KADOKAWAよりライフスタイル本「LOVE BLOG 美味しくて楽しくてちょっとおしゃれな暮らしのこと」発売中。
2021年09月19日『NEWS23』(TBS系)のキャスター・小川彩佳アナ(36)の夫・豊田剛一郎氏(37)が「今からなら、遊んでも慰謝料は増えないかな」などと話していたと6月22日、『文春オンライン』によって報じられた。ネットでは、厳しい声が相次いでいる。さかのぼること19年2月、小川アナは豊田氏との結婚を発表。そして昨年7月に第一子が誕生したが今年2月、『文春オンライン』で豊田氏の不倫が報じられた。「当時、『NEWSポストセブン』に豊田氏の不倫相手であるAさんが登場。そこでAさんは、豊田氏が結婚したことで関係を終わらせようとしたものの、『終わりにしたくない』と引き留められたと明かしています。また不倫が発覚した際、『結婚後に肉体関係はない』との“口裏合わせ”を彼から要求されたとも告白。そして今月2日、同サイトは夫妻が離婚協議入りしたと伝えました」(芸能関係者)そんななか22日の『文春オンライン』は、豊田氏の知人の証言を紹介。知人は豊田氏について「子どもに会えてないそうですが、寂しげな様子はあまりなかった」といい、彼が「今からなら、遊んでも慰謝料は増えないかな」と話していたとコメント。さらに豊田氏は、婚姻期間が短かったため保有している株を財産分与しなくていいと主張しているという。小川アナと子供をないがしろにするような豊田氏。ネットでは、彼の言動を疑問視する声がこう上がっている。《なんで結婚して子供作ったんだ、、?ずっと自由でいれば良かったじゃん》《何を目的に結婚したんだろうと思う》《トロフィーワイフ目的だったのかも》《女性を馬鹿にしすぎ》
2021年06月22日(左から)加藤綾子アナ、出水麻衣アナまたしても“一般人”か。カトパンこと加藤綾子アナウンサーの結婚相手のことだ。有名人の結婚発表で耳にする“一般人”という言葉。しかしながら、この人たちはどうも“世間一般”とはだいぶ異なる場合が多い。その傾向は顕著だ。結婚したフリーアナウンサーの小川彩佳も一般人と結婚したが、結局、お相手は医療系IT企業の社長。推定資産は180億円とも報じられた。また石原さとみのお相手は、年収5000万円超えともされる大手外資系金融マンだった。カトパンのお相手も、フタを開けてみれば、年商2000億円を誇るスーパーマーケットチェーンを経営する39歳の御曹司だった。素性については、すでにいろいろと書かれているが、そのなかでも衝撃的だったのが『FRIDAYデジタル』の報道。6年前にTBSの出水麻衣アナウンサーと熱愛報道があったその相手が、この御曹司と“同一人物”だということを改めて報じたのだ。しかも、当時『FRIDAY』本誌がおさえた、路上キス写真つきで。局アナと“一般人”が繋がるきっかけとは……?スポーツ紙ベテラン記者の弁。「若手実業家や外資系証券マンなどのグループが、西麻布や六本木で夜な夜な合コンを開いているのは有名な話。彼らのあいだで、実はタレントより局アナの方が人気があり、また、局アナたちからしても実業家の人気は高い。かつては局アナと野球選手という組み合わせがよく見られましたが、最近は不安定なスポーツ選手より、将来的に生活に困ることがない上場済みの起業家や、老舗企業の御曹司、堅実なエリートサラリーマンを選ぶ方も増えています」そしてカトパンのお相手も、その“合コン”の常連だったというのだ。“合コン”というと聞こえが悪いが、出会いを求める男女の食事会だ。何も目くじらを立てることはないだろう。出水アナとの出会いもそんなシチュエーションだったかどうかわからないが、結局別れてしまうことに。彼女もカトパンに負けず劣らず才色兼備の女性アナだ。どうして別れてしまったのか。「路チュー写真を撮られた後も交際はしばらく続いていました、両親にも紹介するなどして、結婚も視野に入れていたようです。しかし、その後も彼が頻繁に合コンに参加していたことを出水さんが知って、不信感を抱くように。結局、彼女のほうから別れを切り出したと聞きました。彼は“女子アナのことはあまり知らないけど……”というのが口癖でしたが、実は才色兼備な女子アナが“お気に入り”だったようです」(写真誌記者)これが事実なら“合コン好き”にもほどがある。「カトパンは大丈夫か」なんて声が聞こえてきそうだ。<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2021年06月15日「ヤバい女になりたくない」そうおっしゃるあなた。有名人の言動を鋭く分析するライターの仁科友里さんによれば、すべてのオンナはヤバいもの。問題は「よいヤバさ」か「悪いヤバさ」か。この連載では、仁科さんがさまざまなタイプの「ヤバい女=ヤバ女(ヤバジョ)」を分析していきます。加藤綾子アナウンサー、小川彩佳アナウンサー第58回加藤綾子&小川彩佳元フジテレビ・加藤綾子アナウンサー(以下、カトパン)が結婚を発表しました。お相手は“一般人”とされていますが、オリコン社主催の「好きな女性アナウンサーランキング」上位の常連、国民的女子アナのカトパンが、その辺の男性と結婚するわけがない。『週刊文春』(6月17日号)によると、男性は年商2000億円企業の2代目社長だそうです。人気女子アナと2代目青年実業家という「いかにも」というか「お似合い」な二人、縁もゆかりもない私ですが、おめでとうを言わせていただきたいと思います。■結婚にはお金はあればあるほどいいのか?さて、今回はあまり語られることのない「結婚とお金」について考えてみたいと思います。結婚生活を送るうえで、お金は重要な要素と言えます。秋篠宮家のご長女、眞子さまの婚約内定を国民がいまいち祝福しきれいな理由の1つとして、小室圭氏の仕事が定まらないことを挙げる人もいるでしょう。安定した収入がないのにどうやって結婚生活を維持するのかという点について不安を感じているわけです。本人にお金がないなら、親が出せばいいと思う人もいるかもしれません。しかし、そうとも言い切れないのではないでしょうか。5月31日に離婚の決意を発表したグラビアタレント・熊田曜子ですが、『週刊文春』(6月3日号)によると、元夫は脱サラして起業したものの、事業が軌道にのっておらず、有名医師の親に頼る“親がかり”の生活をしていたそうです。熊田はテレビやSNSで義母の干渉についての愚痴をこぼしていましたが「お金を出したら口を出す」のが人情というもの。また、お金がなくなると心の余裕も失われてしまいます。いつもなら目につかないような相手のアラも見えて、夫婦仲が悪化することも「よくある話」です。それでは、お金はあればあるほどいいのかというと、それもまた新たなリスクを呼び込んでしまうように思います。安定した結婚生活を送りたい、できれば添い遂げたいと思う女性にとっては、「稼ぎすぎる男性」「ハイスペすぎる男性」というのは結婚向きでないように感じるのです。■小川アナの夫から感じる“ブランド主義”ハイスペすぎる男性との結婚と言えば、『女性セブン』(6月17日号)が『news23』(TBS系)でキャスターを務める小川彩佳アナウンサーが離婚の決意を固めたと報じています。小川アナの夫、豊田剛一郎氏と言えば、東大医学部卒で、医療ベンチャー「メドレー」代表(現在は辞任)の超ハイスペ男性。小川アナは才色兼備の女子アナですし、小川アナのお父さまは某有名私大で教授職を務める医学界の権威。小川アナにとって、お相手が医師であることは自分の生育環境に近いという意味で安心感があったことでしょう。一方の豊田氏にとっても、小川アナと結婚すれば自慢の女子アナ妻と、岳父を通じて医学界により広い人脈を得て、自分のビジネスに活かすことができるかもしれません。私は婚活中の女性に「結婚はメリットで決まる」とお話ししていますが、まさに双方にとってメリットありまくりの結婚だったと言えるのではないでしょうか。しかし、今年の2月に『週刊文春』が豊田氏と一般女性Aさんとの不倫を報じます。Aさんは同月発売の『週刊ポスト』で、豊田氏との関係について“告白”しています。簡単にまとめますと、Aさんは豊田氏と交際していたけれど、小川アナと結婚してしまった。しかし、二人の関係は豊田氏の結婚後も続き、彼女のマンションで週3の逢瀬を重ねていたとのこと。善良な人は、小川アナと結婚してからも週3で会っていたなんて、本当はAさんのことが好きだったのではないかと感じる人もいるかもしれませんが、私は豊田氏の徹底したブランド主義のようなものを感じたのでした。妻は社会的栄誉をわかちあう存在なのでエリートの自分にふさわしいブランドな女性を、しかし、人に見せる必要のない、むしろ見せたくないつきあいは一般女性というふうに“使い分け”しているように感じたのです。こう書くと豊田氏を責めているようですが、たとえ豊田氏が用途で女性を使い分けるブランド志向であったとしても、他人に責められる筋合いはありません。学歴などのブランドがあると、やりたいことに近づくチャンスが格段に増えることは間違いないでしょう。豊田氏はそれらを努力して自分の力で得てきたでしょうから、同等のものを相手に求めるのは至極当然のことです。ブランドとは何かを定義すると、「わかりやすいもの」と言い換えることができるでしょう。たとえば、「すごくきれいな子がいる」といってもどの程度かわかりませんが、「『ミス日本』のファイナリストになった子」と言えば「プロの審査員に評価されるほど、きれいな人なんだ」と瞬時に伝わります。ですから、ビジネスでは、ブランドや数字を用いて説明することが多いわけですが、このブランド志向を家庭生活に持ちこむと、家庭円満からは遠くなるのではないでしょうか。家庭内の幸福というのは「わかりにくいもの」で、ブランドと対極にあるものだと思うからです。■ブランド主義者が「地味な幸せ」をありがたく思えるのか例えば、週末に夫が妻と子どものためにカレーを作ったとしましょう。シロウトの作るものですから、プロと比べれば味は劣るかもしれませんが、家族にとっては楽しい食卓になるはずです。しかし、こういう「地味な幸せ」の良さは、家庭内でしか通用せず、他人に証明しにくいものです。それに対して、女子アナとデートした、予約の取れない有名レストランで食事をした、子どもを名門小学校に入れた、事業で過去最高の業績を記録して有力紙に取材されたなど、ブランドが絡む事柄は、多くの人から賞賛もしくは羨望されやすいものです。「稼ぎすぎる男性」「超ハイスペ男性」はブランド競争の覇者と言えると思いますが、子どものころからブランド的価値観を嫌というほど叩き込まれてきたであろう彼らが、結婚したからといってすぐに「地味な幸せ」をありがたく思えるのかというと、私には疑問です。結婚はメリットがないと成立しませんから、男女とも社会的ブランドを持っている人が有利です。しかし、結婚生活にブランドは必要ありません。結婚前と結婚後で求められる資質が違うのが、結婚生活の面白さ、難しさではないでしょうか。家庭に入っていっさい仕事はしないというのなら別ですか、女子アナが仕事を続けたいのなら、大富豪ではなくフツウの富豪、もしくは安定したサラリーマンをパートナーにするほうがいいと思います。具体例を挙げると、カトパンの先輩にあたる高島彩アナウンサーは人気デュオのゆず・北川悠仁と結婚し、お子さんをもうけながら『サタデーステーション』(テレビ朝日系)のメインキャスターとして活躍しています。同じくフジテレビの先輩、ショーパンこと生野陽子アナウンサーは同期入社のアナウンサーと結婚しました。現在、第二子を妊娠中だそうですが、大企業の福利厚生をフルに使って、仕事を続けるのも賢明な方法でしょう。家庭生活に喜びを見いだせないこと以外にも、ブランドを重んじる人には厄介な点があります。それはコレクターになりがちなことです。ブランド主義者界隈では、エルメスのバッグを1つ持っているより、10個持っている人のほうが断然価値があります。「私は10個も欲しくない。1つしか持っていないけれどこれが気に入っている」と心から思っていたとしても、ブランド主義者にとっては「手に入れられない、敗者の言い訳」でしかないでしょう。人より多くを持っていることが価値と思いがちなのが、ブランド主義というものなのですから。カトパンのお相手は、2015年に『FRIDAY』でTBSの出水麻衣アナウンサーと路チュー写真を撮られています。独身時代の交際ですから、他人がとやかく言う必要はありませんが、人気女子アナ2人と交際や結婚をしたのが偶然なのか、それともコレクター精神ゆえのものなのか……。ちょっと嫌な予感がしないこともありませんが、どうぞ末永くお幸せに!<プロフィール>仁科友里(にしな・ゆり)1974年生まれ。会社員を経てフリーライターに。『サイゾーウーマン』『週刊SPA!』『GINGER』『steady.』などにタレント論、女子アナ批評を寄稿。また、自身のブログ、ツイッターで婚活に悩む男女の相談に応えている。2015年に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)を発表し、異例の女性向け婚活本として話題に。好きな言葉は「勝てば官軍、負ければ賊軍」
2021年06月12日加藤綾子(2020年5月)6月7日、一般人男性との結婚を発表したのはフリーアナの加藤綾子。お相手について“一般男性”ということしか公表しなかったために、ネットではその“素性”についてさまざまな憶測が飛び交っていたが、同日夜に『文春オンライン』が報じたのが《カトパン電撃婚お相手『一般男性』は年商2000億円企業の2代目社長だった!》なる記事だった。「東京や神奈川を中心に約60店舗のスーパーマーケットを展開し、年商2000億円を誇る企業の2代目社長」であると伝えたのだ。「男性は慶応大学経済学部出身の39歳。食品会社勤務を経て、実父が経営する会社に入社。8年前に代表取締役に就任した“2代目社長”であることが記事に書かれていました。また、食品スーパーマーケットの運営のほか、手造りハムやソーセージなどの製造や販売、食品の輸入なども手掛け、2020年度にはグループ全体の売上が2000億円を超えたことも。さらに、加藤さんの父親にも直撃取材をして喜びの声を引き出しているので、このプロフィールはかなり正しいものでしょう」(スポーツ紙記者)■NAOTOと破局したばかりなのにそのことがきっかけでネットでは“捜索”作業が始まり、「この人か」という人物がすぐに特定されることに。『文春』に書かれていた条件に“かなり当てはまる”として、現在、該当するスーパーのホームページはアクセス急増によってサーバーダウンする事態にまで発展してしまった。情報が拡散されるごとに、ネット上では、「年商2000億円稼ぐ男を一般男性とは呼ばない」「やっぱり金目当て」「(交際していた)EXILE ・NAOTOと破局したばかりなのに早くない?」といった声もみられた。確かにここ数年でみても2020年に石原さとみが結婚した“一般男性”は年収5000万円の大手外資系金融マンで、2019年に結婚したフリーアナウンサーの小川彩佳のお相手は医療系IT企業の社長で推定資産が180億円とも伝えられた。ともに“一般人”の域を超えているような気もするが、カトパンのお相手とされるAさんの人柄はいかに──。社内の人間は以下のように話す。「慶応大学を卒業、スーパーも親から受け継いだ“2代目”ということですが、まったくボンボンといった感じではありません。むしろかなり能力が高く、社内では“若きカリスマ”扱いですよ」■社長から従業員への手紙まだ39歳、同僚らが口を揃えて「誰にでも礼儀正しいと」称するその男は、仕事術からも人格者ぶりがにじみ出る。「本社も貸事務所のビルの一室にあり、わずか17坪ほどの驚くほど質素。社長は“俺が俺が”と前に出てくるタイプではなく、影の存在に徹していて、全く社長然とした感じはありません。事業は関東を拠点にしていたのですが、関西進出も成功させました。そのウラにあるのは地道なコストカットのなかで良質なものを提供するという精神ゆえ。ゴルフが趣味で、常に笑顔で周りを盛り上げているとの話も聞きました。ご結婚されるというのが本当であれば、テレビでみる加藤さんとお似合いな感じがしますね」(前出・スーパーの従業員)また、コロナ禍がはじまったばかりの2020年4月にはこんな計らいも、「3月ごろからグループ総出でマスクを買い集めていたそうで、従業員とその家族のために大量のマスクを支給したそうです。届いたマスクには社長直々からの手紙が入っていて、《恥ずかしいことに、〇〇(※編集部註:店名)で扱うのは得意なものだけと決めておりますため、商品のほとんどが食べ物です。普段は商材として扱うことの無い、不慣れなマスクを仕入れたもので、もしかすると、作りの悪いものが交ざっていることがあるかもしれません。その時はどうかご容赦ください》と書かれていたそうです。誠実な内面が伝わってきますよね」(競合店の店員)カトパンが選んだのは相当な人格者であったようだ。サーバーにアクセスが集中し、サイトがパンク状態の同社に「結婚の事実確認」をしようと電話をかけたところ、電子音で、《当事務所ではコロナウイルス感染対策のため在宅勤務にしております。ご用の方はお手数をおかけしますがファックスにてご連絡をお願いします》とのアナウンスが。これも辣腕がなせるマスコミを煙に巻く技なのだろうか……?
2021年06月08日4月23日放送の『NEWS23』(TBS系)で、温室効果ガスについてインタビューに応じた小泉進次郎環境大臣(40)。番組では、「30年度までに温室効果ガスを46%削減する」と高らかに目標を掲げた。しかし、小泉大臣の語った「46%の根拠」が物議を醸している。22日に開かれた地球温暖化対策推進本部の会合で、菅義偉首相(72)は「野心的な目標として、2030年度に温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指します」「さらに50%の高みに向けて挑戦を続けてまいります」と表明。冒頭の小泉大臣の発言は、菅首相の表明に即したものとなる。環境省によれば、基準となっている13年度の温室効果ガスの総排出量は14億800万トン(CO2換算)。世界で5番目に多い排出国となっているが、あと9年で約半分に削減する方針のようだ。聞き手の小川彩佳アナウンサー(36)が「46%に設定した根拠」を問うと、小泉大臣は両手で“浮かび上がる”輪郭を描きながらこう語ったのだ。「くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が。シルエットが浮かんできたんです」あまりにも高い数値に経産省からは、「現実的には、どれだけ積み上げても30%台後半が限界だった。それ以上の数字は、環境省と小泉環境相が背負っている」と“苦言”も出ているという。しかし小泉大臣は、「意欲的な目標を設定したことを評価せず、いっぽうで現実的なものを出すと『何かそれって低いね』って(言われる)」と真剣な眼差しでコメント。さらにオリンピックになぞらえて、「『金メダル目指します』と言って、その結果、銅メダルだったとき非難しますかね?」と目標設定の重要性を訴えた。いたって真面目な態度の小泉大臣だったが、あまりにも抽象的な回答に視聴者からは呆れ声が上がった。《思いついただけの数字を掲げるなよw》《政治家というより占い師‥》《もう、何か…。言葉を失いますね。このレベルになると》《小川アナ泣きそうじゃん》また温室効果ガスを削減する方法として、「再生可能エネルギーの活用」を挙げた小泉大臣。「東京の高層ビルに空いている屋根がたくさんある」とし、「太陽光をできる限り置いていきたい」と主張した。しかし太陽光発電を利用して46%を目指すには、かなりの増設と費用がかかるという。にも関わらず小泉大臣は、日経新聞などの取材にも「住宅やビルに(パネルの)設置の義務付けを考えるべきだ」と公言するなど意欲的だ。これまでも“珍回答”が耳目を集めてきた小泉大臣だが、国民の不安は増すいっぽうだ。
2021年04月24日大下容子アナウンサー女性アナウンサーの活躍が止まらない。有働由美子アナや小川彩佳アナ、夏目三久アナなど報道番組のメインキャスターを務める“正統派”もいれば、田中みな実のように女優として活躍の幅を広げる人も。一方で、アナウンサーのタレント化も止まらない。しかし、女性アナウンサーの歴史を紐解いていくと、そこには今ではありえない冷遇時代、そして賢く生きぬいた女性たちの姿があってーー。放送コラムニストでジャーナリストの高堀冬彦氏が解説する。■吉川美代子アナから言われた衝撃のひと言 近い将来、「女子アナ」という言葉は消えるはずだ。元TBSアナウンサーの吉川美代子さん(66)を取材した際、「なぜ『女子アナ』と呼ばれるのか分かりません」と強い口調で言われたのは2008年4月のことだった。男性アナが「男子アナ」と呼ばれることはない。一方、女性アナは成人でありながら女子アナと呼ばれがち。この差異に吉川さんは強い違和感を抱いていた。吉川さんの取材から13年が過ぎた。森喜朗氏(83)の女性差別的な発言が猛批判を浴び、『報道ステーション』(テレビ朝日)のウェブCMも女性蔑視だとして問題化した。女性アナを別扱いするような女子アナという表現も許されなくなるだろう。なにしろ当事者たちに不満の声があるのだから。呼ばれ方の問題だけではなく、女性アナ史は冷遇の歴史でもある。一例を挙げると、フジテレビの女性アナの定年は1972年までは25歳だった。東京外語大卒業後の1975年にフジ入りした田丸美寿々さんの場合、女性アナの採用枠すらなく、当初は報道局の契約リポーターという立場だった。女性アナが幹部に登用されるようになってからの歴史も長くはない。日本テレビの石川牧子さん(71)が在京キー局で初の女性アナウンス部長に就任したのは1997年。NHKがテレビの本放送を開始してから44年が過ぎていた。石川さんは東京女子大短大部を卒業後の1970年に入社。『アメリカ横断ウルトラクイズ』(1977~1992年)の司会などを担当した局の顔だった。部長を務めた後は子会社の日テレイベンツ常務取締役兼日テレ学院院長などを歴任した。同じく1997年、立教大から63年にNHKに入り、「朗読の名手」と言われた加賀美幸子さん(80)が、女性アナで初の理事待遇になった。約1万人いる同局職員の中で理事か理事待遇にまで登り詰める人は十数人しかいない。同時にエグゼクティブアナに就いた。■生き残るために「特別な武器を」石川さん、加賀美さんの昇進から24年が過ぎ、さすがに今は女性アナの幹部も多い。昨年6月には在京キー局で初の役員待遇が誕生した。慶應大から1993年にテレビ朝日に入社し、現在は『大下容子ワイド!スクランブル』(月~金曜午前10時25分)を担当する大下容子アナ(50)である。同時にエグゼクティブアナになった。当時、「大抜擢」などと報じられたが、この昇進はテレ朝内の誰もが納得したという。入社以来、大下アナはニュース、情報番組からバラエティーまで幅広く担当し、八面六臂の働きだった上、人望があるからだ。かねてから「彼女のことを悪く言う人間は局内に1人としていない」(テレビ朝日報道局員)と言われる。『SmaSTATION!!』(2001~2017年)で共演した香取慎吾(44)の信頼も厚かった。まだ若く、トップの早河洋・会長兼CEOにも買われているから、女性アナ初の役員になる可能性も十分あるだろう。女性アナの採用試験は「日本で一番難しい就職試験」とも言われている。競争率は1000~3000倍以上。なので、飛びきり優秀な人が多いのだ。無論、OGもそう。例えば国際基督教大を卒業後の1980年にフジに入社した坂野(旧姓・土井)尚子さん(64)は87年に退社すると渡米し、コロンビア大学でMBA(経営学修士)を取得した。帰国すると、38歳で(株)ノンストレス社を設立。ネイルサロンチェーンを運営する会社だ。現在の店舗は70以上。社員は300人以上いる。1995年に早稲田大からフジに入社した菊間千乃さん(49)は在職中から弁護士を目指し、2005年に大宮法科大学院大学(2015年に廃校)の夜間コースに入学。昼は仕事、夜は勉強という生活を送った。2007年に退社し、それからは勉強に専念。2010年に見事、司法試験に合格した。38歳の時だった。意外なことに、弁護士資格の取得を目指したのはアナ寿命を伸ばすためだったという。「実はフジテレビに入るときから、10年後に司法試験を受けると決めていました。私が入社した頃は、30歳を過ぎてテレビに出ている女性アナウンサーはほぼゼロ。皆さん20代のうちに結婚するかフリーになって辞めていました」(早稲田ウィークリー2019年度入学記念号)菊間さんの入社は日テレで石川アナウンス部長が誕生する前。女性アナは特別な武器がないと生き残れないと考えたのだ。菊間さんの弁護士としての専門分野は刑事事件や企業法務など幅広い。その知識やアナ技術などが買われ、4月からはテレ朝『羽鳥慎一モーニングショー』(月~金曜午前8時)の火曜日のコメンテーターに起用された。本人が読んだ通り、弁護士資格は生きている。教養やさまざまな経験などが評価されて、企業の社外取締役に就いている人もいる。東京外語大から2001年にTBSに入社し、12年にフリーとなった竹内香苗さん(42)もそう。大手金融持株会社・SBIホールディングスの社外取締役だ。津田塾大から1989年にNHK入りし、1997年にフリーになった草野満代さん(54)はアパレルのオンワードホールディングで社外監査役を務めている。馬場典子さん(46)は早稲田大から1997年に日テレに入社し、2014年に退社してフリーに。翌2015年に大阪芸大の教授に就任。放送学科の学生を指導している。フジOBの間で「彼女は優秀だった」と語り草なのが牛尾(旧姓・中村)奈緒美さん(60)。慶應大から1983年に入社し、主に報道・情報畑で活躍した後、1989年に退社。現在は明治大副学長で情報コミュニケーション学部教授だ。退社後、研究者を目指し、慶應大の大学院博士課程で経営学を学んだ。1998年に公募で明治大専任講師に。経営学が専門で、ジェンダー問題(ジェンダーマネジメント)の第一人者でもある。女性アナが正当な評価を受けないことは今もある。けれど優れているのは間違いない。高堀冬彦(放送コラムニスト、ジャーナリスト)1964年、茨城県生まれ。スポーツニッポン新聞社文化部記者(放送担当)、「サンデー毎日」(毎日新聞出版社)編集次長などを経て2019年に独立
2021年04月19日※写真はイメージです佐々木希を妻に持つアンジャッシュ・渡部建、アナウンサー小川彩佳の夫である株式会社メドレー取締役の豊田剛一郎氏──。誰もが羨む美貌と華やかな経歴を備えた「ハイスペ妻」を持つ男たちの不倫が取りざたされるたび、世間では「なぜ、あれほどの美人の妻がいるのに……」という声が聞かれます。■不倫夫の3割は「妻のほうが見た目がいい」もちろん単に外見がいいだけで、夫という他者の心をつなぎとめられるわけではありません。なにより浮気や不倫は、するほうが100%悪いもの。しかしこれまで長い間、世間では夫が不倫に走る原因として、「忙しさにかまけて、妻が身なりに構わなくなったから」「加齢によって見た目が衰えたから」など、「夫の不倫=妻の外見の衰えや、美容や手入れを怠った天罰」という考えが漠然と、しかし根強く植えつけられていました。はたして不倫と容姿の美醜は、どこまで関係あるのでしょうか。ここで取り上げるのは、浮気調査を得意とする総合探偵社・株式会社MRによる現在不倫中の既婚男性271人を対象にしたアンケートです。「配偶者と不倫相手の見た目について、どちらのほうがいいと思うか」という問に対して、「不倫相手のほうがいい」と答えているのは約5割。そして約3割は「配偶者のほうが見た目がいい」と回答しているのです。ここでわかるのは、「不倫相手には、容姿の端麗さを求めていない人も一定数いる」ということです。さらに、不倫した夫が「妻に感じる不満」として挙げているのが、「(妻が)自分に対して性的な魅力を感じていない(53.8%)」「性交渉に誘っても断られる(43.8%)」というセックスレス問題。さらに「家族・親戚・知人などに悪口を言われる(32.6%)」「自分がつらいときに支えてくれない(32.5%)」といった、妻からの承認不足やコミュニケーション不全についての回答も散見されます。この調査を行った株式会社MR社長の岡田真弓さんは、次のように語ります。「アンケート結果からは、たとえどんなに妻の外見がよくても、日常の肉体的・精神的なコミュニケーションが不足すると、それを満たすために夫が不倫に走ることが示唆されています。不倫相手に、容姿よりも癒やしやカラダの相性を求めるようになると不倫は泥沼化しやすい、ともいえますね」■夫の帰宅が遅くなり、下着も激変ここで実際にあった不倫カップルのエピソードをご紹介します。依頼者は、化粧品メーカーで広報として働く後藤夏菜子さん(仮名・41歳)。結婚10年目となる3歳年上の夫の不倫を疑い、岡田さんの探偵社を訪ねてきたといいます。夏菜子さんは、学生時代には地元のミスコンに他薦されたこともある華やかな雰囲気の持ち主です。アラフォーになった現在も、広報として表舞台に立つことも多く、日々の美容やダイエットにも余念がありません。そして大手飲料メーカーで管理職として勤務する夫と5年前に中古マンションを購入。二人の間に子どもはいません。「ふたりで頑張って働いて、家のローンを返して、穏やかに年取っていくのかな……そう思っていました」しかし2年前、夫の行動に変化が現れました。「帰宅が遅くなり、やたら土日の出張が増えました。これまで下着や靴下はユニクロでしか買ったことのないのに、ハイブランドのボクサーパンツに変わっているんです。お風呂にも携帯電話を持ちこむようになったし。“これは怪しい”とピンときましたね」2か月に及ぶ調査の末、結果はクロ。「これは想定内でした。ただ、愛人が……“想定外”だったんです」■華やかな妻がいても“尽くす”地味女と不倫慎重に言葉を選ぶ夏菜子さん。愛人は、夫の学生時代の友人でした。そして詳しい報告を受けるためにMR探偵社を訪れたのですが、証拠映像に写った愛人の姿に、思わず絶句したといいます。「愛人って、妻よりも若くてキレイで、オジサンウケのする女子って思っていたんです。それなのに夫の愛人は、髪はボサボサ、ほぼすっぴんだし、洋服もお世辞にもオシャレとは言えない。言い方は悪いですが、“どこにでもいるおばさん”と思いましたね。正直、『女として勝った』と思いました」夏菜子さんは、打ち明けます。「でもすぐに『なんで、夫はこんなオバサンがいいの!?』と思ったら悔しくて悔しくて……。私は年中ダイエットだってしているし、メイクもオシャレも手抜きしていないのに」夏菜子さんの言葉は、続きます。「思い当たるとしたらセックスレス。実は、わが家は長年ご無沙汰で……。少し前に不妊治療をしていたのですが、なかなか子どもができず、それ以来、ギクシャクしてしまって」前出の岡田さんは、次のように語ります。「愛人サイドも、自分のアピールポイントを外見ではなく、“尽くすこと”と心得ているケースもよくあります。妻よりも至れり尽くせりで接して、男性に固執する愛人女性も少なくありません」さらに努力家でハイスペの妻を持ちながら、真逆のタイプの女性に深入りする不倫夫には、「『妻よりも自分が上に立ちたい』と潜在的な思いを抱えている人もいます。そういう人の中には、就職、結婚、自宅の購入、昇進……そして不倫まで、まるで人生のスタンプラリーのように捉える向きも。あからさまに言葉にこそ出さないものの、男社会ではこのような価値観は、いまだ根強く存在していると思います」(岡田さん)■疑っても夫のLINEを見るのはNG!夏菜子さんのように夫の不倫が疑われた際には、確たる証拠を得るために探偵社に相談をするのも手。しかしその際、依頼者が「絶対にやってはいけないこと」があるのだとか。「探偵に依頼をしたら、ヘタに夫を問い詰めないこと。警戒心を持たれると不倫調査に影響が出ます。またご自身で夫の携帯を漁って、LINEを見ようとする方もいますが、避けたほうがいいですね。離婚協議で、慰謝料請求をするときに確たる“証拠”として認められるのは、性行為の場面を写した動画や写真、ホテルに出入りする写真などの探偵による報告書です。LINEはあくまでも状況証拠です。夫の怪しいLINEを見て精神的なダメージを負うよりも、調査期間中はすべてプロにお任せをして、自分はリフレッシュするぐらいの心持ちのほうがよいですね」(岡田さん)たとえ、不倫調査の結果が「クロ」だった場合も、夫婦関係はそこで終わりではありません。実際に岡田さんが見てきた中でも、浮気や不倫という修羅場を乗り越えて、関係を修復してきた夫婦も多いのだとか。「つらい事実にどう向き合い、夫婦関係をどう改善していくか。そこが重要だと考えているので、弊社では調査中から調査後1か月は無料で専門カウンセラーによるカウンセリングを行います」(岡田さん)なにより大事なのは、浮気を知ったショックや怒りでカッとなって判断をしないこと。「愛人に慰謝料の請求するのも、その事実を知ってから3年という猶予があります。離婚をするにしても、夫婦生活を続けるにせよ、慌てずに第三者に相談をして、一度冷静になったほうが心の傷を癒やしつつ、有利な条件で進められます」(岡田さん)前出の夏菜子さんも「すぐには離婚は考えていません。まずはカウンセリングで傷を癒やして、愛人にはガッツリ慰謝料を請求したいですね」とニッコリ。加齢や外見の変化は、誰しも気になるもの。しかし若さと美を保てば、必ずしも夫の愛情を手元に引きつけておけるわけではない。また中高年の浮気や不倫では、ルックス以外に愛人に求める要素が大きい──男女の欲が渦巻く不倫の現場には、美醜を越えた複雑さが横たわっているのです。※プライバシーを守るため、実際の事例を一部変更、再構成しています。《取材・文/アケミン》
2021年04月09日小川彩佳アナ「やっちまったな」そんな声が聞こえてきそうだ。不倫が報じられた小川彩佳アナの夫、豊田剛一郎氏の不倫相手(ここではA子さんとする)が不倫交際の一部始終を『週刊ポスト』(2月19日号)で告白したのだ。芸能人の不倫騒動が起きたとき、報道があった後に不倫相手の女性が週刊誌に告白したり、さらにグラビアに登場したりするのはよくある光景だ。週刊誌の記者たちが編集長から、「この女性を見つけて告白させろ。できればグラビアもできるように口説いてこい」とはっぱをかけられるものだ。ただ、そういったかたちで週刊誌上に登場する“お相手”というのは、大抵がタレントや女優など芸能人(元芸能人)であることが多い。一般人の場合でも、週刊誌に登場することをきっかけに、芸能界デビューを目論んでいるような女性たちばかり。■本人以外は撮ることが不可能な写真もなぜ純粋な一般人が告白するパターンが少ないか。それは、メリットがなければわざわざ週刊誌で喋る必然性がないからだ。今回の豊田氏の相手、A子さんは、ウェブ関係の仕事をしている一般人だという。そんな彼女が『週刊ポスト』で告白するメリットがあるとは思えない。第一報でもないので、雑誌サイドからの謝礼があったとしても、高額な料金は見込めないだろう。「豊田さんの不倫をスクープした『週刊文春』では、A子さんの友人が記者に話をリークしたことになっているが、“実際はA子さんがリークしたのだろう”と疑う人も多かった。おそらく彼女の周りでもそうみている人がいるんでしょう。あるいは、記事を出されたあとの自身に対する世間の反応に納得がいかなかったということかもしれません。どちらにせよ、そういったモヤモヤを抱えているときに、週刊誌から取材のオファーがあったんでしょうね。渡りに船ということで取材を受けることを了承したのだと思います。週刊誌サイドはおいしいでしょうが、彼女は果たして疑惑を晴らすことができたのか疑問です」(写真誌記者)不倫報道だけではないが、記事中に“友人”や“知人”の証言というのがよく出てくる。実際に友人や知人が語っていることもあるのだろうが、疑わしいものもある。また掲載されている写真についても、本人以外は撮ることが不可能と考えられる写真も多々見受けられた。特にベッド写真やラインのスクリーンショットだ。《豊田さんとの関係を打ち明けていた友人が何人かいますし、私の家に泊まりに来た時などはスマホも見られたかもしれない》彼女はそう『ポスト』の取材に答えている。豊田氏のベッド写真やライン画像が、彼女の家に泊まりに来た友人か知人によって盗み出されたのではないかと言っているのだろう。だが、この証言を信じるかどうかは各人各様。“苦しい言い訳”だととる人も少なくないだろう。また、告白を載せた『ポスト』サイドにとっても“リークしたのは私じゃない”という弁解だけでは記事にならない。まだ知られていない不倫交際の詳細を語ってもらう必要がある。しかしそれが彼女にとって新たなバッシングを生むことになるとは気づかなかったのか。「ベッキーや渡部建らのときと比べて、豊田氏のケースは不倫内容としては“何の変哲のない”です。また小川彩佳アナの夫だとしても豊田氏はいわば一般人。世間の興味はすぐになくなるものです。現に報道から1週間たつと、大きく扱うメディアも減りました。メディアにとっては小川アナが離婚するのかどうかは気になるところですが、ほぼほぼ鎮火しつつあったわけです。にも関わらず、あの告白で再び火が付いた感があります」(前出・写真誌記者)小川アナの心労を察してか、確かにネットの声をみても、メディアを“渡り歩く”A子さんへの風当たりは強い。そして、この時代において、さらに危惧されるのは彼女が特定されることだ。“キジも鳴かずば撃たれまい”ではないが、告白記事が出たことで、この女性がどんな人物なのか、どんな容姿なのか知りたいと思う人が必ず出てくる。“ネット探偵”は匿名報道された人物を特定するのに必死だ。そして、気になるのは小川アナの今後の動き。「女性が週刊誌に豊田氏との交際の詳細を語ったことで、かなりショックを受けているようです。内容も生々しく、できれば知りたくなかったでしょうし。“電話での直接対決”の内容まで話されてしまった怒りもあるようです。離婚も視野に入れていると聞きましたが、そうなると夫に慰謝料の請求もあるかもしれません。また女性に対しても賠償請求をする権利がありますので、小川アナの怒り方次第では女性もタダでは済まないでしょう」(スポーツ紙記者)A子さんはただ単に、弁明がしたかっただけなのかもしれないが、告白はあまり得策ではなかったようだ。数か月後、グラビアに登場していたら話は別だが──。<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2021年02月15日フリーアナウンサーの古舘伊知郎が8日、自身の公式YouTubeチャンネル「古舘Ch」で、みのもんたからパーキンソン病であることを告げられた時のことを振り返った。「報道ステーションでご一緒していた小川彩佳さんの思い出を語る。みのもんたさんの記事についても古舘が熱弁」と題した動画で、古舘はみのから一昨年の11月、「どうしても話したい」と料亭に突然呼び出されたことを明かした。そこでみのからは「誰にも言わないでほしいんだけど、実は俺はパーキンソン病なんだよ。だから番組も降りてきちっと整理して、水道メーターの会社の社長も降りて会長に退いて…」などと報告を受けたという。古舘は「俺、涙ボロボロ出ちゃって。何も言うことがなくなっちゃって。そこでみのさんに寄り添うだけでいいんだけど、何か言わなきゃと。しゃべり手根性と自我の強さがあるから、言えない自分がいて悔しくて涙が出ちゃった」と述懐した。さらにみのは、自身がフリーに転身した直後に古舘がカバン持ちをしてくれたことに触れ、「これからフリーになって不安な時にお前がびったりついてくれた。だったら俺が人生の転機をさらに迎えて、病気と戦わなきゃいけない。会社のこともある、番組も降りるという節目に際しては、またお前に寄り添ってほしいと思って来てもらったわけよ」と説明したとのこと。そして古舘は、「またさらに涙が出てポロポロっとなった瞬間に、『さ、飲もうよ』って。泣いてる俺、置き去りだもん(笑)」と回想していた。
2021年02月12日豊田剛一郎氏のツイッターより自慰行為したことをあけすけに語ったフリーアナウンサーの小川彩佳アナ(35)の夫・豊田剛一郎氏(36)のLINE。なぜ不倫夫は愛人に変態性をさらけ出すのでしょうか?恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーである筆者が考察させていただきます。元テレビ朝日の局アナで現在は『news23』(TBS系)のメインキャスターを務める小川アナと、医療ベンチャーの代表取締役を務めていた医師の豊田氏が、約1年の交際を経て結婚したのが2019年7月。しかし『週刊ポスト』の報道によると、2018年12月に不倫相手と出会い、2019年2月に男女の関係になったと告白しており、小川アナと結婚する前から関係が始まっていたことになります。小川アナは2020年7月に第1子を出産し、同年10月、『news23』にスピード復帰したことが話題になっていました。妊娠・出産を経て、必死に仕事と育児を両立させていましたが、その間も夫は不倫を続けていたのです。ここまでの経緯だけでも多大な非難を受けて当然と思えますが、豊田氏へのバッシングが依然として止まないのには、彼が愛人に送ったとされる“変態LINE”が流出したことも一因でしょう。■豊田氏だけじゃない、変態LINEを送るエリートたち自慰行為をわざわざ報告している「○○○○しちゃったけど」というLINEは、豊田氏が愛人に送ったものでした。しかし、こういった変態LINEを送っていた不倫男は、豊田氏だけではないのです。現職の衆議院議員である國場幸之助氏が2018年に不倫疑惑を報じられた際も、不倫相手とのやりとりと思われるLINEが流出。そのなかには女性の胸で男性器をこする行為を示唆した、次のメッセージがあり騒がれたものです。「○○ズリしたい」やり投げで3度のオリンピック出場経験のあるアスリート・村上幸史氏が、女子大生との不倫が発覚した際には、射精を連想させる隠語が書かれた次のLINEが流出しました。「俺…。ホワイトチョコ出すの早かった?」さて、今、不倫騒動の渦中にある豊田氏は東大医学部卒業後に脳神経外科医になり、マッキンゼーでコンサルタント経験もある超エリート実業家。そんな彼だけでなく国会議員や一流アスリートといったエリート妻帯者たちが、表向きのイメージと180度異なる変態LINEを不倫相手に送っていたという共通点……。これはもちろん、偶然ではありません。■妻にも見せない“裏”の顔を愛人には見せられる結論から言うと、≪不倫相手には普段ひた隠しにしている変態性を出しやすい≫ということでしょう。豊田氏のようなエリートや国会議員、一流アスリートといった肩書きを持つ人々は、今の時代、とかく清廉性を求められます。また、彼ら自身もその肩書きにふわさしいような聖人君子的なセルフブランディングをしがちです。そしてこれは推測ですが、不倫男たちはパブリックイメージのためにそういった人格者のように振る舞うだけでなく、妻の前でもそのイメージのまま貫き通そうとしているのではないでしょうか。妻が自分の清廉性の高いパブリックイメージに惚れてくれたのだとしたら、変態的な一面を知られることは幻滅されるリスクが伴うわけです。ですから、妻には清く正しい顔を見せ続けるしかない、なんてことも充分ありえるでしょう。もしそうだとするなら、不倫男たちは実は変態的な“裏”の顔を持っているにも関わらず、世間にだけでなく妻にも“表”の顔しか見せていないということになります。普段は周囲の誰にも悟られないように、必死に理性で律しているんでしょうが、隠す必要のない、おあつらえ向きの相手が現れるわけです。それが最初から非倫理的な“裏”の顔を見せている浮気相手。自分が妻帯者であることを承知で関係を持ってくれる愛人は、自分のゲスな一面も含めて受け止めてくれている稀有な存在。どうせ“裏”の顔を知っているんだから、もっと自分の“裏”を見せてもいいだろうという考えに至って理性のタガが外れ、抑圧していた変態性が溢れ出る……。それが、ああいったLINEのメッセージに繋がったのではないでしょうか。■“彼女は誰にもバラさない”という過信、誤算豊田氏は愛人の家賃援助として毎月約10万円を払い、3泊4日の沖縄旅行にも連れて行き、外出デートもたびたびしていたそうです。ある意味、愛人に対して出来る限り“誠実”な対応をしていますので、豊田氏は彼女がきちんと割り切ってくれていると過信していたはず。例の自慰行為報告LINEこそ、彼女が誰にもバラさないという傲りがあったから見せた、脇の甘さの証拠と言えるでしょう。しかし、今回『週刊文春』で不倫をリークしたのは愛人ではないものの、その後、『週刊ポスト』では本人が120分にわたるインタビューに答えています。豊田氏の誤算は、彼が想定していた以上に愛人が本気になってしまったこと。そして、愛人の本心を見抜けなかったこと。それらの誤算が、今回のような恥ずかしい大スキャンダルに発展したのだろうと思います。PROFILE●堺屋 大地(さかいや だいち)●恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー、恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。これまで『女子SPA!』(扶桑社)、『スゴ得』(docomo)、『IN LIFE』(楽天)などで恋愛コラムを連載。現在は『文春オンライン』(文藝春秋)、『日刊SPA!』(扶桑社)、『Business Journal』(サイゾー)などに寄稿している。LINE公式サービス『トークCARE』では、恋愛カウンセラーとして年間1000件以上の相談を受けている(2018年6月度/カウンセラー1位)。
2021年02月10日