2021年4月から放送が始まったテレビドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系)で、俳優の石原さとみさんとダブル主演を務めている、俳優の綾野剛さん。同年5月11日に、Instagramで石原さんの写真を公開し、話題となっています。綾野剛の写真撮影が「プロすぎる」と話題同日、綾野さんが公開したのは、自らが撮影した、石原さんの写真です。多くの人の目を奪った2枚の写真をご覧ください!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 綾野剛 Go Ayano(@go_ayano_official)がシェアした投稿 クラシックな印象をもたらすモノクロで撮影された石原さん。石原さんの持つピュアさが際立つ、やわらかい表情をとらえた2枚に、息をのんでしまいますね。綾野さんが撮影した石原さんの写真に対し、ネット上では「美しすぎて鳥肌が立った」「綾野さんにしか撮れない石原さんだと思う」「心を許しているのが伝わる」といった反響が寄せられました。写真撮影が趣味だという綾野さんは、石原さんだけでなく、これまでにもたくさんの共演者たちの写真を撮り、Instagramにアップしています。俳優の北川景子※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 綾野剛 Go Ayano(@go_ayano_official)がシェアした投稿 俳優の舘ひろし この投稿をInstagramで見る 綾野剛 Go Ayano(@go_ayano_official)がシェアした投稿 俳優の菅田将暉※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 綾野剛 Go Ayano(@go_ayano_official)がシェアした投稿 俳優の菅田将暉さんは、なんと綾野さんに撮ってもらったこちらの写真を、事務所の宣材写真として使っているのだとか。綾野さんのカメラマンとしての腕前はもちろん、彼が撮影したからこそ引き出せる俳優たちの素顔がにじみ出ているから、数々の写真は胸を打つものがあるのでしょう。今後はどんな相手を被写体にして、撮影するのか楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2021年05月12日石原さとみ(34)と綾野剛(39)がダブル主演を務めているラブコメ『恋はDeepに』(日本テレビ系、水曜よる10時)。《#恋ぷに》というハッシュタグもSNSで話題となっているが、視聴率は“失速”気味だ。初回こそ視聴率10.5%を記録したが、第2話8.9%、第3話8.3%と一桁台に。5月5日に放送された第4話も視聴率は8.6%と、わずかに回復するにとどまった。(数字はビデオリサーチ調べ/関東地区)同作品は、石原演じる“魚オタク”の海洋学者・渚海音と、綾野演じる御曹司・蓮田倫太郎の運命的な恋の行方を描いている。2人に加え、今田美桜(24)ら今をときめく俳優たちが出演しているにもかかわらず、勢いを失ってしまったのはどうしてなのか。ドラマウォッチャーのさっちゃんはね♪さんは、こう分析してくれた。「みんなが見たい綾野剛さんと、倫太郎の役柄にギャップがあるのかもしれません。綾野さんといえば、昨年の大ヒットドラマ『MIU404』(TBS系)で見せた、“熱血・真っ直ぐ・いいヤツ!”というイメージが強烈に残っています。倫太郎みたいに、ツンデレなのに女々しいような役柄には、『う~ん、コレじゃない』と思う人が多いのではないでしょうか。劇中では、母を亡くしたことにまつわる記憶や、家族との確執が見え隠れしていますが、どことなく“マザコンオーラ”が倫太郎から漂ってくるのも一因かもしれません」第4話では、海音と倫太郎の関係が発展。海音が倫太郎に「私、人間じゃないの」と告白するシーンは《もしかして海音って人魚?》などさまざまな憶測を呼んだが……。「物語がファンタジー路線であるため、観ている視聴者の“等身大“に当てはまらない。ラブコメではありますが、共感しにくく、視聴者が“宙ぶらりん”になってしまっている感は否めません」第1話の無料見逃し配信は300万回をこえて、日本テレビの歴代1位の記録を出すほど話題を呼んだ『恋ぷに』。視聴率回復のカギは、綾野演じる倫太郎が握っているかも。
2021年05月07日石原さとみと綾野剛がW主演する「恋はDeepに」の4話が5月5日放送。海音に思わずキスしてしまう倫太郎だが、その後激しく動揺して…そんな倫太郎に「可愛かった」の声多数。また倫太郎を演じる綾野さんの“走り”にも絶賛の声が続々と寄せられている。魚と話し、体は冷たく、過去の経歴は謎…SNSでは「人魚」説がささやかれる謎の海洋学者、渚海音を石原さんが、蓮田トラストの御曹司でマリンリゾートの開発を手掛けることになった蓮田倫太郎を綾野さんが演じる本作。マリンリゾート開発を阻止しようとする海音と開発を進めようとする倫太郎…当初はいがみ合っていた2人だが、相手のことを知っていくうちにお互いが気になるようになり…というストーリーが展開してきた。海音が勤務する芝浦海洋大学鴨居研究室の教授・鴨居正に橋本じゅん。海音の良き相談相手でもある特任研究員・宮前藍花に今田美桜。倫太郎の兄・蓮田光太郎に大谷亮平。倫太郎の弟・蓮田榮太郎に渡邊圭祐。倫太郎ら兄弟の父で蓮田トラスト会長兼社長の蓮田太郎に鹿賀丈史。また藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、福山翔大らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。マリンリゾート開発予定地の山を“崩さない”という条件で購入したことで倫太郎はプロジェクトから外される。それでも海中展望タワー建設をあきらめない倫太郎は海音の研究室で、星ヶ浜の海について学び始める。そんななか榮太郎の提案で藍花、倫太郎、海音の4人でバーベキューをすることに。倫太郎とハグしていた遥香(泉里香)を妻と勘違いした海音はこのバーベキューが“ダブルデート”であることに怒って帰ろうとするが、遥香は光太郎の妻であることが判明。バーベキューで2人きりになった倫太郎は、海音にこれまでの疑問をぶつけ「海で溺れて気を失った俺にキスしたよね?」と、海音に本当のことを教えて欲しいと迫る。話を逸らし追求を逃れようとする海音にいきなりキスする倫太郎。その夜、鴨井の家の前で別れた後、倫太郎は「どうした俺」と激しく動揺する…というのが今回のおはなし。口を押さえて路上でじたばたする倫太郎に「海音を送ってからの倫太郎のパニクり具合に悶絶」「海音を送ったあとも可愛かったです」「自分からキスしたことにびっくりして面白い動きしてるの可愛かった(笑)」などの反応多数。その後帰ってこない鴨居を心配し星ヶ浜に向かった海音は、自転車にぶつかりそうになった子どもを助けて頭を打ってしまい、海音の後を追っていた倫太郎が救急車を呼ぶ。搬送中に目を覚ました海音は強引に救急車を降り走り去ろうとする。そんな海音を倫太郎は追いかけるのだが、この際の倫太郎の走りに「倫太郎、やはり走りが美しかった」「綾野剛の走り方めちゃくちゃ綺麗」「あの走りはそのへんの御曹司のものではないです」といった声も寄せられている。(笠緒)
2021年05月06日映画『はるヲうるひと』(6月4日公開)の完成報告会見が28日に都内で行われ、山田孝之、坂井真紀、今藤洋子、笹野鈴々音、佐藤二朗監督が登場した。本作は、佐藤二朗が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演、 2014 年に再演され演劇界からも絶賛された舞台を映画化した作品。至るところに「置屋」が点在する架空の島を舞台に、置屋の三兄妹を中心とした物語を描く。佐藤監督は「一切おちゃらけることなく、監督らしい感じで進めていけたらなと思っています」と宣言。ふだんのイメージとは違い統合失調症や近親相姦も描かれる同作について、演出家の鈴木裕美から「俳優の芝居が見たい、顔が見たい、という欲求が勝っちゃってるから一線は越えちゃうんだね」と言われたという。「ものすごい魂を揺れる状態を演じられなくて何が俳優よ、という思いがあって書いたんだと思います」と自身を分析した。主演の山田については「どうしようもないチンピラを山田孝之にやってもらいたかった。そんな山田孝之を見てみたかった」という佐藤監督。一方の山田は「本当に脚本を読んで、本としてめちゃくちゃ面白かったということと、(演じる)得太がかわいそうで仕方なかったので、誰か寄り添ってあげなきゃなと思ってやることにしました」と明かす。山田は最初の脚本では関西弁の役だったために断ったが、映画『50回目のファーストキス』の撮影中に「標準語なら出られるかもしれない」と言ったことから佐藤監督が脚本を書き直した、というエピソードも飛び出した。山田は「今は低気圧のせいでぼーっとしてるだけです。低気圧の影響を受けた中での答えになってしまいます」と断り、撮影中の話についても「適当にあることないこと書いてもらって大丈夫ですよ」と真顔でジョークも。実際は「本当に辛かったですね。客観的になれてきた部分はありますけど、思い出したくもないししゃべりたくもない」と振り返った。佐藤監督は、山田のあるシーンについて「ずーっと泣いてる。俺が近づけなかったくらいだからスタッフも皆近づけなかった。そんなこと初めてです、そんな状態になったのは」「1日中ずっと泣いてる感じで。カチンコなって芝居するってところしかしらないから、あのシーンは、孝之としてはもうそのやり方しか出来なかったんだと思います」と様子を語る。山田は「切り替えてやったりも出来る場合もあるんですけど、一度スイッチを切ってしまうと絶対に出来ないと思っていたので」と告白。「楽しかったときのことを思い出せば出すほど勝手にそうなっていく。ずっとつらかったんですよね、3週間くらい。撮影は3週間でしたけど一生分を共に生きるので」と説明した。最後に佐藤監督は「孝之が『見といた方がいい映画だと思います』と言ってたのがすべて。そして山田孝之と僕を見て『ヨシヒコと仏』(『勇者ヨシヒコ』シリーズ)と思う人たちは、1人残らずこの映画をみやがれ」とメッセージを送った。
2021年04月28日俳優の綾野剛が、きょう28日から放送のハイセンスジャパンの新CMに出演している。「ムーミン」作品に登場する、リュックサック1つで自由に自分らしく豊かに暮らすスナフキン。本CMでは、自然体かつ本質的な人生観が表現されている「大切なのは、自分のしたいことがなにかを、わかってるってことだよ」「ぼくたちは、本能にしたがって歩くのがいいんだ」といったスナフキンの名言を、綾野が優しく語りかけるように伝えていく。綾野が着ている全身白の衣装は、このCMのためだけにゼロから作られたもの。まるでスナフキンが現実世界にいるかのようなビジュアルに仕上がっている。撮影では、スナフキンの含蓄ある言葉を何度も何度も反芻し、ナレーションに魂を込めていた綾野。また、風が吹くカットは調整が難しく、何度も撮影を重ねる場面があったが、綾野自ら「よし! もう一度やりましょう!」と明るくスタッフに声をかけ、現場の空気を和やかなものにしていた。
2021年04月28日水原希子が企画・出演・監修による全く新しいエンターテインメント番組「キコキカク」を4月23日(金)より、Amazon Prime Videoにて独占配信中。この度、最新話#5にて、水原さんが俳優・山田孝之とともに人生初となる極寒の滝行と瞑想体験に挑んだ場面写真と予告編が初解禁となった。最新話#5では冷たい水がとにかく大好きな水原さんが、ゲストに山田さんを迎えて東京・御岳山を訪れ、念願の滝行&瞑想に初挑戦。「私が『滝行をしてみたいな』と思っていたら、ちょうど番組プロデューサーと山田(孝之)さんが滝行の話をしていた」という運命的な偶然から生まれた本企画。昨年、同場所で滝行を経験した山田さんによる案内のもと、一行は大自然の奥地へと進んでいく。道中では、水原さんと山田さんが過去に共演したドラマでの裏話や、山田さんの幼少期について、また、山田さんが芸能界を目指すきっかけとなった衝撃の家族エピソードを暴露するなど、赤裸々トークが繰り広げられる。さらに、滝に近づくにつれ 2人が人生観について本音で語る場面も。解禁された写真には、そんな 2人の和気あいあいとした様子や、極寒の滝に全身全霊で挑む真剣な表情などが写し取られている。また、併せて収録後の水原さんのコメントも到着「(山田さんと)滝行っていうのは全く思っていなかったので不思議というか、こうなる運命だったのかな」とコメント。滝行に初めてチャレンジし、「滝を被った瞬間に全然違う次元にいってしまって(笑)身体がびっくりして呼吸が高ぶる」と語り、「三回目に山田さんと一緒に滝行にチャレンジしたとき、山田さんと一体になった気がして、1人の時とは全然違う温かさや安心感が湧き上がりました。それによって力をふっと抜くことができて、山田さん・滝・水・森の全 てに包まれたような感じになって衝撃的でしたし、感無量でした」と振り返る。そして「自分を受け入れるというメッセージが滝行を通じて伝わって、みなさんの日常に活かされたらいいな」と、山田さんとの滝行の感想や視聴者へのメッセージを寄せている。なお、4月27日(火)に行われる特別LIVE配信では、キュートなセットの中、番組ゆかりのゲストや、人気芸人など豪華な面々が続々と登場予定。ダンスやネタなど生パフォーマンスを披露するという。「キコキカク」はAmazon Prime Videoにて独占配信中。※毎週金曜日正午更新/初回は5話一挙配信(全20話)。「キコキカク」特別LIVE配信は4月27日(火)20時~YouTube公式チャンネルと公式witter にて生配信。(text:cinemacafe.net)
2021年04月25日石原さとみと綾野剛が共演する新水曜ドラマ「恋はDeepに」の2話が4月21日放送。倫太郎を演じる綾野さんに「キュンとする」といった声とともに、SNSでは海中タワー建設にこだわる倫太郎と蓮田兄弟の過去にも色々な憶測が巡らされている。海を愛する魚オタクの海洋学者とロンドン帰りのツンデレ御曹司の2人が運命的な恋に落ちる本作。蓮田トラストによるマリンリゾート開発を阻止しようとする海洋学者・渚海音を石原さんが、蓮田トラストの御曹司でマリンリゾートの開発を手掛ける蓮田倫太郎を綾野さんがそれぞれ演じる。2人の他、海音の相談相手でもある芝浦海洋大学鴨居研究室の特任研究員・宮前藍花に今田美桜。一年前、海音を研究室に迎え入れた芝浦海洋大学の教授・鴨居正に橋本じゅん。海音の動画でバズり、再び海音に動画出演を求めるYouTuberのMr.エニシに福山翔大。倫太郎の兄・蓮田光太郎に大谷亮平。倫太郎の弟・蓮田榮太郎に渡邊圭祐。倫太郎の親友・鶴川優作に藤森慎吾(オリエンタルラジオ)。倫太郎ら兄弟の父で蓮田トラスト会長兼社長の蓮田太郎に鹿賀丈史らが出演。前回の1話では海音が溺れた倫太郎を口づけで目覚めさせ、人魚を思わせるポーズで魚と“話す”場面が描かれたことで彼女が“人魚”なのでは?という声がネットにあふれた。一方“乙姫”説を唱える視聴者も現れ、海音の“秘密”をめぐる考察も過熱した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話では蓮田トラストのリゾート開発本部が世界的に有名な一流ホテルを誘致するため、CEO・デイヴィッド(小手伸也)の説得に動き出す。デイヴィッドは海中展望タワーに興味を示し倫太郎に期待をかける。それを見た海音はなんとか阻止しようと、そんな海音に光太郎は手を貸す。倫太郎は海で助けてくれたお礼を海音に伝えようとするが、なかなか上手く切り出せず、海音も倫太郎の不器用で優しい素顔が少しずつ気になり始める…というストーリーが展開。海音に半ば無理やり研究室に連れてこられた際、鴨居から出されたハマグリを落とし、その後研究室を後にしようとして追ってきた海音にぶっきらぼうに謝罪。デイヴィッドのパーティーでエレベーターに閉じ込められた際も、高所が苦手で震え出し意識が遠のいた海音を介抱しながら「助けてくれてありがとう」と、星ヶ浜の海で助けてもらったことに感謝…そんな不器用な倫太郎に「かわ! 倫太郎さんかわいい!」「倫太郎さん不器用だけどめちゃめちゃ優しい人」といった声が。また「ひたすら綾野剛にキュンとする」「綾野剛さんの演技好きだぁ~」と綾野さんの演技にも賞賛が送られる。「ちょっとコミカルな表情とかなんとも言えない曖昧な表情とかほんと綾野剛にラブコメやらせてくれた人ありがとう」と、綾野さんの様々な表情が見られることを喜ぶ視聴者も。また海音から星ヶ浜の海に潜った理由を聞かれ「探し物」と返答した倫太郎。SNSでは「水中展望タワー作れば監視できて探し物が見つけられる?」と、彼が“探し物”のためにタワーを建設したいのでは?という意見や、海難事故が起きたことを想起させる回想シーンから、過去に事故に遭い人魚に助けられたため「(人魚)を探したくて海中タワーを作りたいんだろーなー」というコメントなどが寄せられ、倫太郎たち蓮田兄弟の過去にも様々な憶測がめぐらされている。(笠緒)
2021年04月22日本日4月14日放送スタートとなる、徳尾浩司脚本で贈る新水曜ドラマ「恋はDeepに」より、石原さとみ演じる海音と、綾野剛演じるキュートな倫太郎が印象的な写真が公開された。海を愛する海洋学者・渚海音と、リゾート開発を進める蓮田トラストの御曹司・蓮田倫太郎との運命的な恋を描く本作。今回到着したのは、海音が倫太郎の頬に触れ、倫太郎が笑みをこぼす瞬間がとらえられている。仕事に厳しく周囲から近寄りがたいと恐れられている倫太郎。しかしドラマでは、クールな姿だけでなく、そんなキュートな倫太郎もたくさん登場するという。また、本日11時45分ごろ(※撮影状況などにより変更になる可能性あり)より、石原さんと綾野さんが番組公式Instagramアカウントにてインスタライブを実施することも決定した。4月期新水曜ドラマ「恋はDeepに」は4月14日より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年04月14日俳優の綾野剛が、13日より全国で放送されるロッテの新商品「カカオの恵み」の新CM「商品名に偽りなし」編に出演する。CMでは朝の爽やかな光の中、開放的なビルの屋上でチョコレートを味わう綾野の幸せに満ちた姿を描く。細やかな表現力が光る、うっとりとした艶のある表情の変化に注目だ。撮影前は、商品を手に取ると、香りを確かめたり、じっくりと味わったりと、美味しさに浸る気持ちを丁寧に作ってから撮影に臨んだ綾野。大人の魅力あふれる表情からチャーミングな表情まで、次々と繰り出されるバリエーション豊かな表現に、スタッフも思わず釘付けに。監督と綿密な打ち合わせを繰り返し、時には「思いついたものがあるので、やってみましょう」と提案するなど、綾野のものづくりに対する真摯さがにじみ出る撮影現場となった。そんな綾野が最近感じた幸せは「今日です。僕にとっては現場がすべてなのでそこでの出会いは自分にとって“人生”だと思っているんです。初めましての人も、つい最近一緒にお仕事した人もみんな一緒に、いろんなことをシェアしながら一つの商品への思いをほとばしらせているっていうのはとても美しいし、幸せだなと思います。座組の一員になれたことを感謝します」と撮影への思いを語る。また、役者として表現するうえで大切にしていることを「総合芸術としての意識をとても大事にしています。俳優部以外のことを気にすることを、意識を超えて当たり前にやっているような感じです」と明かした。
2021年04月13日4月2日より期間限定公開中の映画『ホムンクルス』より、綾野剛と成田凌の衝撃ラストパート写真が到着した。山本英夫の伝説的カルト漫画を実写化した本作は、公開初週より満席の回が出るなど、漫画ファンのみならず、幅広い年齢層を集客し、好調なスタートを切った。そんな本作から新たに到着したのは、トレパネーションを施した名越(綾野さん)が再びドリルで頭蓋骨に穴を開けようとしている場面や、額から血を流す思わず目を覆いたくなるシーン。名越にトレパネーションを施したはずの医学生・伊藤(成田さん)が、血だらけで何かを見つめる姿などを切り取った写真。予告やこれまでの写真とは異なり、不敵な笑みを浮かべる名越と、どこか寂し気な伊藤という、原作とは異なる映画オリジナルラストを意味深とさせる写真だ。なお本作は、日本のみ期間限定劇場公開となっており、その後、「Netflix」での全世界配信が決定していたが、今回その配信日が4月22日(木)に決定したことも分かった。『ホムンクルス』は公開中、4月22日(木)よりNetflixにて全世界配信。(cinemacafe.net)■関連作品:ホムンクルス 2021年4月2日より全国にて期間限定上映、Netflixにて全世界独占配信予定(C)2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ
2021年04月12日今まで見たことのない石原さんの表情が、海音にはあるそれは、インタビュー前の撮影風景。仲良く寄り添うカットを撮り終えると、綾野剛が耳まで赤くして恥ずかしそうに笑う。そんな綾野を見て、石原さとみもくすぐったそうに微笑む。その距離感は、まるで本物の恋人みたいだ。4月14日(水)スタートのドラマ『恋はDeepに』は、石原さとみ&綾野剛によるラブコメディ。石原さとみ演じる魚オタクの海洋学者・渚 海音と、綾野剛演じるツンデレ御曹司・蓮田倫太郎が運命的な恋におちる。共に多数のヒット作を抱えるふたりが、本作で待望の初共演を果たす。「綾野さんのことは、テレビや映画を見ていて、もうちょっとクールというかドライというか、陰影のある方かなと思っていたんです。でも、今回お会いしてみて、ガラッと変わりました。優しくて、太陽みたいな人。今回の役柄も含めてなんですけど、カッコいいだけじゃなく、すごく可愛い方だなという印象です」(石原)「石原さんは、眩しいです。大人の女性と可愛い女性の両方が同居している。そして、芝居に対してすごく真摯。石原さんの役はとても複雑なので悩むことも多いと思うんですが、悩んでいることに陶酔するのではなく、現場でいろんな人たちと分け隔てなくコミュニケーションをとっていく中で、ちゃんと答えを見つけてくる。その姿勢が他の俳優部のみんなにも影響を与えているし、より良い制作環境をつくるための光になっています」(綾野)石原演じる海音と、綾野演じる倫太郎。どちらもラブコメらしい魅力的なキャラクターとなっている。「倫太郎は完全なるツンデレです(笑)。ツンとしたところもあるけれど、デレもしっかりあります。ビジネスシーンのときはピリッとした倫太郎。だけどそれ以外の場面では、観ている人たちが『可愛いじゃん』『優しいじゃん』ってツッコみたくなるようなところもあって。そのギャップに私も振り回されています(笑)」(石原)「僕も振り回されていますよ。石原さんの作品は観てるんですけど、今まで見たことのないような表情が海音にはたくさん含まれている。ものすごくピュアなんです。きっとこのピュアさが観ている人にも届いたら心を動かすことができると思うし、浄化されると思います」(綾野)役づくりに向けて、衣装にもこだわりが込められている。「海音は海が好きというのもあって、青とか水色とか寒色を多めにしました。メイクも暖色を使わずに、全部グレイと青で固めています。あとはサスティナブルな精神性もあるので、麻の素材だったり、ナチュラルなものを持ってきて。画面で見たときに、上半身がオシャレで可愛くなったらいいなと思って、スタイリストさんがたくさん提案してくださったものの中から、今日着ているこのタートルに短めの真珠のネックレス、あとはシャツの重ね着とイヤリングをマストにしています」(石原)「倫太郎はTPOに影響されない。御曹司だからカチカチの格好ということではなく、風のような軽やかな洋服を選んでいます。そうやって軽やかに見せるのは倫太郎にとって鎧のようなもの。その鎧が海音と出会うことでどんどん剥がれていく。その変化をサイズ感がより柔らかになっていくことで表現したいなと。倫太郎の衣装に関しては、倫太郎だけをベースに考えたというより、海音との関係性を重視して選んでいます」(綾野)ラブコメのキラキラした世界が、私にとっての憧れでした石原さとみといえば、2010年代を代表するラブコメの女王。『リッチマン、プアウーマン』『失恋ショコラティエ』『5→9〜私に恋したお坊さん〜』『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』などいくつものラブコメで同世代の女性たちから憧れを集め、ときめきを提供してきた。「小学生のときからドラマをよく観ていて。中谷美紀さん、常盤貴子さん、松たか子さん、松嶋菜々子さんたちが演じられているラブコメを夢中になって観ていました。あのキラキラした世界が好きで、よくファッションも真似していました」(石原)だからこそ、いつかラブコメを演じることも、女優になったときからの夢だった。「ラブストーリーって、やっぱり思春期の頃に観るとものすごく強い影響を受けますよね。私自身、いろんな恋愛ものの作品に影響を受けて大きくなったので、自分もやりたいという気持ちはすごくありました。それが25歳のときに『リッチマン、プアウーマン』で初めてラブコメをやらせていただいて。今年で35歳、ちょうど10年近くラブコメをやってきた中で、またラブコメができることが本当にうれしい。小中高生の方たちに観てもらえる作品というのはなかなかできないと思うからこそ、これが最後と決めるわけではないですけど、私にとって今回のドラマはすごく貴重な作品です」(石原)既視感がないからこそ、やってみたいと思った一方、綾野剛といえば、ラブコメのイメージがほとんどない。「既視感がないですよね」(綾野)そういかにも楽しそうな笑みを浮かべる。「普段からドラマを楽しみにしている方々に、この感じ、この組み合わせは見たことがないと新鮮に思ってもらえるものを提供したいという気持ちが僕にはあります。そういう意味では、ラブコメというものから遠ざかっていたからこそ、みなさんにとっても既視感がない状態で届けられるのかなと。30代最後にこれを逃したら、もうラブコメをやることはないんじゃないかというタイミングで、こんなにもまっすぐ人を愛することができる役に出会わせてもらったことに感謝しています」(綾野)そもそも連ドラは昨年の『MIU404』以来。綾野剛の出演作の傾向を見ていると、これだけ短いタームで連ドラに登板すること自体が珍しいように見える。「最低でも1年半か2年は意図的に空けるようにしていたので。毎クール毎クール、同じ役者が出ているのは作品にとっても役者にとっても最良とは言い切れません。今回はビビッと来たんです。その直感の決め手になったのは、石原さん。あとはプロデューサーの枝見洋子さんと鈴木勇馬監督の真剣な目に懸けてみようと思いました。そしてなによりエンタメで世の中の微力ではありますが少しでも華やかにしたいという願いを込めてお受けしました」(綾野)エンタメの世界には、いろんなジャンルのドラマがある。その中で、ラブコメだから感じられる楽しみとは何だろうか。「相手役の方のいいところを発見していく作業になります。どの作品でも基本的にそうしていますが、特にラブストーリーであったりラブコメはその人のことを考える時間が圧倒的に長い。その分、とても気持ちが豊かになります。それは生きる側にとっても大切な時間になるし、心のビタミンになります」(綾野)「待ち時間の会話の質もちょっと違いますよね。うすっぺらくもなく、ディープでもなく。相手役の方と2つくらい心の扉を開けたくらいの会話ができるのがラブコメだと思います。その距離感がちょうどいい。撮影期間をかけて少しずつ相手のことを知っていく喜びを噛みしめられるのが楽しいです」(石原)運命論より大事なのは、起きた出来事に意味づけをすることドラマで描かれるのは、運命的な恋。ふたりは“運命”を信じるだろうか。「運命。今いちよくわかっていなくて。ある面では、自分に起きた出来事のすべてが運命だとも言える」(綾野)「そうですよね。私も運命論ってあんまりよくわかっていないんです」(石原)「たとえば仕事に関しても、この人と共演したいと思って叶った人もいれば、いまだにご一緒できていない人もいる。自分の意志で決めていける仕事ではないから、とても難しいんだけど。でもそんなふうにどうなるかわからないくらいの方が楽しいですよ。自分の知らないうちに、見える景色がどんどん変わっていくのも、それはそれで魅力。運命には弄ばれるくらいがちょうどいいのでしょう」(綾野)「私は起きたことに対して意味づけをよくするんですね。どれだけ辛いことがあっても、自分の中で意味づけさえできれば、明るい未来につながっていくし、意味づけができた時点で、辛いこともすべて過去になる。だから私にとっては起きたことが必然か偶然か、それこそ運命かどうかは何でもよくて。大切なのは、ちゃんと意味づけをすること。そうやって消化して、自分の糧にしていく作業を欠かさないようにしています」(石原)運命に対して飄然と、あるいは凛然と構えるふたり。共通するのは、自分の中に確かな芯があること。そして、それでいてしなやかなことだ。そんなふたりが共演を果たしたとき、いったいどんな化学反応が起きるのか。この春は、ふたりが演じるDeepな恋に思いっ切りダイブしたい。日本テレビ系新水曜ドラマ「恋はDeepに」は4月14日より毎週水曜よる10時放送撮影/須田卓馬、取材・文/横川良明、ヘアメイク/今井美知子(石原さとみ)、石邑麻由(綾野剛)、スタイリング/外山由香里(石原さとみ)、佐々木翔(綾野剛)
2021年04月12日新ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系・新水曜ドラマ4月14日22時スタート)で主人公の海洋学者・渚海音を演じる石原さとみ(34)。彼女と運命の恋に落ちる御曹司役には、今作で初共演となる綾野剛(39)。すでに終盤を迎えた撮影現場は、「とても心地よい」と楽しそうに言葉を続ける。「綾野さんって、お会いする前は、もっとクールというか、ふだんはちょっとドライな感じなのかと思っていたんです。それが今回、役を含めてこんなにかわいい人なんだ!と思って(笑)。とことん優しくしてくださるし、撮影中は笑顔が絶えず、まるで太陽みたいな人です」そんな綾野が演じる蓮田倫太郎は、仕事はできるが、恋する女性にはツンデレのタイプ。「綾野さんのツンデレぶりは美しいし、カッコいいですよ。でも、それって綾野さんがやるからキュンとするんであって、もし、そういう男性が現実にいたら、私自身、ちょっと引いちゃうかもしれない(笑)」プライベートでは昨年10月に結婚を発表。撮影中は日の出前に家を出ることも多いというが、いま、いちばん“Deep”な時間は?「朝の30分ですね。起きてから仕事のお迎えがくるまでの時間が1日のなかでいちばん濃密な時間です。今日は1時間あったので、ゆっくりお風呂に入って、パックもして、スムージーを飲みました。ゆとりのある朝って、とても豊かだなあと感じられます」毎朝手作りするスムージーは、時期によって加えるプロテインや栄養素を変える工夫も。「小松菜、ほうれん草、パイナップル、りんご、バナナ、ケールはマスト。いまは、かぼちゃのプロテインで、アサイーを入れることもありますし、マカやバオバブ、チアシードも。お気に入りのスーパーがあって、仲のいい店員さんに薦めてもらったものを買うようにしています」「女性自身」2021年4月20日号 掲載
2021年04月11日綾野剛の主演映画『ホムンクルス』から、2分20秒の本編冒頭映像が解禁。常田大希率いる音楽集団「millennium parade」(ミレニアムパレード)が歌うメインテーマ「Trepanation」と独特な雰囲気を醸し出すスタイリッシュな画で、冒頭よりホムンクルスの世界へ一気に誘う。また、綾野さんと清水崇監督より「自分のホムンクルスは?」に答えたコメントも到着した。伝説的カルト漫画「ホムンクルス」の唯一無二の世界観の実写化として話題となっている本作。冒頭は、伊藤(成田凌)が名越(綾野剛)の頭蓋骨に穴を空けるトレパネーションを施すシーンから始まる。その穴から覗く怪しい“目”…冒頭から本作の物語を意味深に感じさせる後に、響くドリル音から始まるメインテーマ「Trepanation」と共に、本作にまつわる映像が次々と映し出されるオープニング映像。本作は、記憶も感情も社会的地位もなくした名越が「頭蓋骨に穴を空けさせて欲しい」という伊藤の言葉を受けて禁断の実験を受けた後、第六感が芽生え、他人の深層心理が異形=ホムンクルスとして視覚化される…という衝撃的なストーリー。“穴”や“円”が意味深に使用される冒頭映像は、本編を観た後にもう一度観るとまた違った見え方ができそうだ。綾野剛に見えるのは「その時に自分が生きている役」さらに今回、作名でもある「ホムンクルス」にちなみ、「自分のホムンクルスは何だと思いますか?」という質問に応じた綾野さんと清水監督の回答も到着。綾野さんは「見えるのはその時に自分が生きている役だろうなと。役が変わるたびに僕の“ホムンクルス”も変わっていくと思います」とコメント。これから映画を観る人に向け、「清水監督が真剣に原作漫画に向き合った結晶が映像化されています。完全オリジナルでもなく、原作をなぞっただけの完全原作モノでもない。だからこそ映画化した意味があるんだと言える作品になりました」と自信を込めて語り、「映画館でも、Netflixでも、皆さんによきタイミングと状況で目撃してもらえたら幸せです。また劇伴や主題歌も素晴らしいので、音楽好きにはぜひ映画館という爆音の中で体感してもらえたら」とアピールした。清水崇監督「『呪怨』の俊雄、たぶんあんな姿ではないか」清水監督は「6~8歳くらいの、ずっと一人で遊んでいる男の子だと思います。おそらく6歳の頃、幼稚園の砂場で遊んでいる時に生まれ、性分も14歳頃にはほぼ定まっていたと思います」と具体的。「その頃に僕は大切な何かを置き忘れたまま、今に至ってしまっている気がしています。ずっとです。周囲の人の言動や振る舞いを窺い、同時に存在する幾つかの世界を探り、怖がりながらも時に強がり、見えた感情や吸収した感覚を砂や粘土で自分色に形作っていく。手前味噌ですが…拙作『呪怨』の白い男の子:俊雄、たぶんあんな姿ではないかと」と明かしている。『ホムンクルス』は4月2日(金)より期間限定公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホムンクルス 2021年4月2日より全国にて期間限定上映、Netflixにて全世界独占配信予定(C)2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ
2021年03月24日トークバラエティー「グータンヌーボ2」の3月23日(火)深夜の放送回には、映画監督として『ゾッキ』を共同製作した山田孝之と齊藤工が登場する。長谷川京子、田中みな実、西野七瀬、満島真之介がMCを務める本番組。今回は、映画にも出演する満島さんと、山田監督、齊藤監督を迎え、素顔をさらけ出す。プライベートでも仲が良いという3人は、番組でそれぞれ出会ったきっかけを語りだし、山田さんとの出会いは“運命”だと話す満島さんに、「結婚しようか?」とプロポーズしたり、映画作品初監督に挑んだ山田さんが、理想のキャストを射止めた必殺技を明かしたり。エネルギッシュな2人の生き方に「うらやましい」と話す齊藤さんは、常に冷静沈着な理由を打ち明ける一幕も。満島さんは齊藤さんに「彼女といる時ってどんな感じなんですか?」とプライベートを掘り下げ、さらに2人は、齊藤さんの好きな女性のタイプや結婚観に迫るが、本人そっちのけで盛り上がる山田さんと満島さんに、たじたじになる様子も。映画撮影秘話からプライベートに関する赤裸々トークに注目だ。山田監督、齊藤監督、そして竹中直人監督が共同製作した映画『ゾッキ』は、大橋裕之の初期短編集「ゾッキA」「ゾッキB」の中から多数エピソードを織り交ぜて構成し、脚本を舞台演出家・劇作家の倉持裕が書き上げた、ありふれた日常に巻き起こる、不思議な笑い包まれた、なんだかわからないけど、きっと明日を楽しくする、唯一無二のヒューマンコメディ。出演には、吉岡里帆、満島さん、安藤政信、倖田來未、竹原ピストル、松田龍平、國村隼ら豪華メンバーが揃っているのも見どころだ。「グータンヌーボ2」は毎週火曜日深夜0時25分~関西ローカルにて放送中。毎週水曜日10時~カンテレドーガチャンネル(見放題)、カンテレドーガ、TVerほかにて配信。『ゾッキ』は4月2日(金)より全国にて公開。※先行公開あり(cinemacafe.net)■関連作品:ゾッキ 2021年4月2日より全国にて公開©2020「ゾッキ」製作委員会
2021年03月23日石原さとみと綾野剛の共演で贈る新水曜ドラマ「恋はDeepに」から、立場が相反する2人の運命の恋を予感させる場面写真が初公開された。今回到着したのは、海を愛する海洋学者・渚海音(石原さん)と、マリンリゾート開発に人生をかけるツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野さん)の場面写真。まずは、海音の朝の1コマ。入念な保湿で、今朝もお肌は絶好調。そんな中、波打ち際を歩く海音を「待てって!」と引き留める倫太郎の姿が!巨大な水槽の前にやってきた海音と倫太郎は、魚たちが優雅に泳ぐ姿に思わずうっとり…心なしか2人も寄り添いあっていく。さらに、海音が出演するテレビ番組の収録風景を眺める倫太郎のカットも。お魚への愛に溢れた海音のコメントに耳を傾ける。2人は巨大マリンリゾート開発計画について反対の立場をとっているが…。本作「恋ぷに」で描かれる“地上で一番Deepな恋”の行く末はいかに?そして2人の恋の鍵を握る、海音に隠されたDeepな“秘密”とは?1話見どころ海を愛する海洋学者・渚海音(石原さとみ)は、星ヶ浜海岸に巨大マリンリゾートが建設されることを知り、海に暮らす魚たちの暮らしを守るため、なんとか止める手立てはないかと考える。一方、リゾート開発を進める蓮田トラストの御曹司で、三兄弟の次男・倫太郎(綾野剛)は、父・太郎にロンドンから呼び戻され、星ヶ浜での開発の陣頭指揮を任される。海音が出演したあるテレビ番組をきっかけに顔を合わせた2人は、環境保護とリゾート開発という正反対の目的を持って最悪の出会いを果たす。しかし翌日、倫太郎と対立関係にある兄・光太郎(大谷亮平)から呼び出された海音は、なんとリゾート開発チームに参加してほしいと頼まれて……。なお、日テレドラマ公式YouTubeや番組ホームページ、SNSでも新着情報が続々アップされていくという。新水曜ドラマ「恋はDeepに」は4月14日より毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年03月21日竹中直人、山田孝之、齊藤工の3人が映画監督として共同製作をした映画『ゾッキ』。本作に松田龍平を惑わせるコンビニ店員役で出演するのは、『約束のネバーランド』「ここは今から倫理です。」など期待の若手俳優として注目を集める板垣李光人。この度、板垣さんからのコメントと新場面写真が到着した。映画『約束のネバーランド』にてメインキャストのノーマン役に抜擢され、ドラマ「ここは今から倫理です。」(NHK)の生徒役、映画『ツナガレラジオ~僕らの雨降Days~』ではゆうたろうとDJコンビを演じるなど多数出演。さらには大河ドラマ「青天を衝け」に徳川昭武役で出演が決定、4月期新ドラマ「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」にてドラマ初主演に抜擢されるなど、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの俳優・板垣李光人。話題作への出演が続く中、映画『ゾッキ』にも魅惑のコンビニ店員役で出演している。板垣さんが本作で演じるのは、自転車で一人旅を続ける藤村(松田さん)がふらっと立ち寄ったコンビニで働く店員役。セリフはほぼなく、藤村が購入したカップ麺と缶ビールをレジ打ちするのみという、ある意味贅沢な出演シーンとなっている。到着した場面写真では、透き通るような透明感を放つ印象的な眼差しのコンビニ店員姿が切り取られている。板垣さん出演パートの演出を担当したのは、事務所の先輩でもある山田孝之監督。板垣さんは、「今回、山田さんと初めてお仕事させて頂いたのですが、役者同士という関係ではなく、監督と役者というかたちなのがとても不思議な気持ちでした」と語り、「山田さんの演出はとても丁寧で繊細で、落ち着いた情緒で撮影を進められたことが印象に残っています」と撮影当時をふり返っている。本作について「新しい没入感を体感できる映画」と明かしつつ「板垣を見つけてみてください」と自身で言うほど貴重な出演シーンとなっている。藤村を“惑わす”とはどういうことなのか…?山田監督の演出にも期待が高まるコメントを寄せている。『ゾッキ』は4月2日(金)より全国にて公開。3月26日(金)愛知県先行公開※一部劇場除く3月20日(土)蒲郡市先行公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゾッキ 2021年4月2日より全国にて公開©2020「ゾッキ」製作委員会
2021年03月17日綾野剛、成田凌、岸井ゆきの、石井杏奈、内野聖陽らが出演し、累計発行部数400万部を突破している人気漫画を実写化する『ホムンクルス』より場面写真が一挙公開された。今回到着した場面写真は、映画の世界観に欠かせない、“VFXシーン”を使ったこだわり抜いた異形たち=ホムンクルスたちや、トレパネーションを施し、それが見えるようになってしまった名越(綾野さん)、名越への異常な執着を見せる伊藤(成田さん)の姿も写し出されている。ほかにも、主人公名越を取り巻く役を演じた、新人・伊東茄那の写真も初公開。オーディションで勝ち取った難役を堂々と演じている。そして、劇場だけで観られる原作者・山本英夫による描き下ろしイラスト付きの特別映像「原作漫画×映画 コラボレーション映像 Message from Hideo Yamamoto」の上映も決定。本編エンドロールの後に上映され、本編音楽を担当したermhoi、江崎文武の音楽と共に、映画の余韻をさらに楽しめる必見の映像となっている。さらに、劇場入場者特典も発表。ティザービジュアル&山本さんによる映画ティザーポスターをイメージした描き下ろしイラストが合体したA5クリアファイルとなっており、鑑賞者先着でプレゼントされる(※各劇場にて在庫がなくなり次第、配布終了)。『ホムンクルス』は4月2日(金)より期間限定公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホムンクルス 2021年4月2日より全国にて期間限定上映、Netflixにて全世界独占配信予定(C)2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ
2021年03月09日綾野剛主演映画『ホムンクルス』(4月2日映画館・Netflix同時公開)の新たな場面写真11枚が9日、公開された。原作は山本英夫氏による同名漫画で、2003年~2011年まで『ビッグコミックスピリッツ』で連載され累計発行部数400万部超えとなった人気作。記憶も感情も失くしたホームレスの主人公・名越進が、期限7日間、報酬70万円を条件に第6感が芽生える手術“トレパネーション”を受けることに。術後、名越は右目を瞑ると左目で人間が異様な形に見えるようになる……という、心の闇が視覚化する衝撃のサイコミステリー。今回公開された中には、他人の深層心理が視覚化された異形・ホムンクルスたちの姿が。映像技術のVFXを使用し、こだわり抜いたビジュアルで映画の世界観を作り上げている。名越を取り巻く謎の女を演じた、新人俳優・伊東茄那の写真も初公開。オーディションで勝ち取った難役を、実力派俳優陣の中で堂々と務めた。また、原作者・山本氏による描き下ろしイラスト付きの「原作漫画×映画 コラボレーション映像 Message from Hideo Yamamoto」が本編エンドロールの後に上映されることが決定した。本編音楽を担当したermhoi、江崎文武の音楽と共に映画の余韻を楽しめるこの映像は、劇場だけで見ることができる。さらに劇場入場者特典として、ティザービジュアル&山本氏の描き下ろしイラストが合体したA5クリアファイルの配布も決定した。(C)2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ
2021年03月09日綾野剛主演作『ホムンクルス』が4月2日(金)に公開される。この度、新たな場面写真が公開された。物語の主人公は一流ホテルとホームレスが溢れる公園の狭間で車上生活を送る名越進。彼は期限7日間、報酬70万円を条件に第6感が芽生えるという頭蓋骨に穴を開けるトレパネーション手術を受け、右目を瞑って左目で見ると人間が異様な形に見えるようになる。「他人の深層心理が、視覚化されて見えている」とされる、その異形をホムンクルスと名付けた彼の見たものは、真実なのか、脳が作り出した虚像の世界なのか。キャストは、記憶も感情も失くした主人公役に綾野剛。彼にトレパネーション(頭部穿孔)を薦める謎めいた医学生・伊藤学役を『カツベン!』(2019)などで数々の映画賞を受賞し、その演技力に定評があり現在NHK連続テレビ小説『おちょやん』にも出演中の若手実力派俳優の成田凌が演じている。さらに“謎の女”として『愛がなんだ』(2019)や『空に住む』(2020)などで注目を集める岸井ゆきのも登場。公開された写真は本作の世界観に欠かせない、VFXシーンを使ったこだわり抜いた異形たち=ホムンクルスたちを映し出している。また今回、新たに主人公・名越を取り巻く役を演じた、新人俳優・伊東茄那の写真も初公開。オーディションで勝ち取った難役を、実力派俳優陣の中で堂々と演じている。また劇場だけで見られる原作者・山本英夫による描き下ろしイラスト付きの特別映像『原作漫画×映画 コラボレーション映像 Message from Hideo Yamamoto』が本編エンドロールの後に上映されることが決定。本編音楽を担当したermhoi、江﨑文武の音楽と共に映画の余韻をさらに楽しめる必見の映像となるもようだ。さらに劇場入場者特典としてティザービジュアル&山本英夫による映画ティザーポスターをイメージした描き下ろしイラストが合体したA5クリアファイルの配布も決定した。『ホムンクルス』4月2日(金)公開
2021年03月09日大谷亮平と渡邊圭祐が、石原さとみと綾野剛が共演するこの春放送予定の新ドラマ「恋はDeepに」に出演することが決定した。「逃げるは恥だが役に立つ」や「監察医 朝顔」、「君と世界が終わる日に」などに出演する大谷さんと、「恋はつづくよどこまでも」の仁志くん役や「MIU404」のREC役で注目された渡邊さん。この2人が今回演じるのは、ラブコメを盛り上げる史上最強の蓮田三兄弟の長男と三男。大谷さん演じる、倫太郎(綾野さん)の兄で蓮田家の長男・光太郎は、幼少期から後継者になるための厳しい教育を受け、父のもとでキャリアを積み、次期社長と目されているが、倫太郎の帰国で焦りを感じ、倫太郎の計画を潰そうと画策し、度々対立する役どころ。一方、渡邊さんが演じるのは、そんな兄2人の関係を取り持つお茶目な弟・榮太郎。お気楽な遊び人に見えるが、本当は真面目で、実は誰よりも冷静に空気を読んでいて、優しく、細かいところに気が付く性格。権力争いに興味はなく、倫太郎が本部長となるリゾート開発本部のメンバーとなる。大谷さんは「次男の倫太郎とは度々対立する立場なのですが、ただいがみ合っているのではなく、良い所も悪い所も知っている兄弟だからこそ、ぶつかり合ってしまう、そんな二人の関係がにじみ出るような作品にできたらと思っています」と意気込み、初共演となる綾野さんについて「お会いする前は、とにかく鋭くストイックなイメージでした。今回は、ツンデレ御曹司という役柄もあってか、芯の強さに加えて、綾野さんのかわいい感じ、柔らかい感じも見られると思います」とコメント。また、自身のキャラクターについて「三兄弟の中で、愛くるしいわんちゃんのような存在です(笑)」と説明した渡邊さんは、「弟の僕にしか見せない兄たちの顔を沢山引き出すので、是非楽しみにしていてください!」とアピール。そして「このドラマの魅力は、ただのラブコメで終わらない、色んな要素が詰まっているところです。巨大マリンリゾートの開発プロジェクトや、海音の抱えている秘密など…物語の終着点がどうなっていくのか、演じている側の自分もワクワクしながら参加しています。そして、榮太郎にも恋の予感があるので、皆さんに少しでもときめいてもらえるように頑張りたいと思います!」と語っている。4月期新水曜ドラマ「恋はDeepに」は4月、毎週水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月06日関東近郊で、石原さとみ(34)がドラマ撮影しているのを本誌が目撃したのは2月中旬のこと。「その日は、4月スタートのドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系)の撮影ですね。綾野剛さん(39)とW主演のラブストーリーです。石原さんは魚オタクの海洋学者を演じています」(テレビ誌記者)石原といえば、1月中旬に新型コロナウイルスの陽性が判明。「無症状ではありましたが自宅療養を経て、2月に入ってから仕事に復帰しています」(芸能関係者)石原の感染がすぐに公表されず週刊誌報道で明らかになったことから、綾野サイドが怒っているという一部報道もあった。さぞ緊迫感のある現場かと思いきや……。「綾野さん本人は、怒っているどころか、現場で冗談を言って石原さんを笑わせたりしていますよ」そう語るドラマ関係者は、そこに石原への気遣いがあると見る。「石原さんの療養で撮影日程を多少、動かすことになりました。ご本人に非はないですが、石原さん自身は“自分のせいで……”と気にするかもしれない。綾野さんは、彼女の負い目を軽くしようと、現場の雰囲気を和らげる盛り上げ役を買って出ているように見えます」新型コロナウイルスが理由のハラスメントを“コロハラ”というが、“コロハラNG!”とばかり綾野は男気を発揮しているのだ。「綾野さんは新しいスタッフが入ってもすぐ気がつくし、現場になじめていない共演者がいたら積極的に話しかけるタイプ。現場全体を見ることができる方なんです。それに今作に懸ける意気込みは半端じゃない。これまで縁のなかった本格的なラブストーリーですから、撮影をすごく楽しみにしていたといいます」(制作関係者)作中で恋に落ちる石原と綾野は、演者としても“相思相愛”だそう。「頬をくっつけるシーンがあったんですが、石原さんが『綾野さんの肌の水分量、好きです! 』と、番宣の番組で話していました(笑)。綾野さんも、石原さんが撮影前ににんにくを食べたことを反省すると『基本、全部愛おしいんで全然気にならない』と笑っていましたね」(テレビ局関係者)コロナ感染を乗り越えた石原は、頼もしい相手役に恵まれ、撮影に没頭する日々を送っている。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月04日菅義偉首相(72)の長男・正剛氏が勤める放送関連会社「東北新社」から7万円超の接待を受けていた問題で、内閣広報官の山田真貴子氏(61)が辞職した。各紙によると、2月28日に山田氏は体調不良で入院。入院先から杉田和博副官房長官(79)に辞意を伝えたという。3月1日に開かれた衆院予算委員会では参考人として招致されていた山田氏だが、出席は取りやめとなった。同日の衆院予算委員会は山田氏の辞職手続きのため、30分遅れの開会に。立憲民主党の枝野幸男代表(56)は「先週の段階で『辞めてください』とお願いすべきだったのでは」と菅首相を追及。すると菅首相は「(山田氏が)2週間程度の入院・加療を要する。そういう状況であればやむを得ないと判断した」と答弁したという。「与党内からも、『もっと早く辞めさせるべきだった』との意見が出ています。しかし菅首相が『そのまま専念してほしい』と彼女の続投を望んだことから、“後手の対応”となってしまったようです。もともと総務省にいた山田氏ですが、内閣広報官に任命したのは菅首相。そのため、首相自ら処分を言い渡さなかったのは『任命責任逃れでは』との見方も出ています」(全国紙記者)各メディアによると、同日に記者団から「総務大臣の時に長男を秘書に任命したことが接待問題の発端では」と問われた菅首相。しかし「12年前の話ですよ」と前置きし、「12年間、私は長男と会社のことで話したことはなかった」と“因果関係”を否定したという。「菅首相は第1次安倍内閣で総務大臣を務めた際、正剛氏を大臣政務秘書官に登用。このときをきっかけに、正剛氏は今回処分された吉田真人総務審議官らと人脈を築いたそうです。正剛氏がいる『東北新社』との会食が39回にも及んだのは、菅首相への忖度があったからではないでしょうか」(前出・全国紙記者)日経新聞の世論調査では、“接待問題”をめぐる菅首相の説明に「納得できない」とした回答は69%にのぼったという。「週刊文春」の報道直後も、正剛氏について「私とは完全に別人格。長男にもプライバシーがある」と反論していた菅首相。釈然としない説明を続ける姿勢に、厳しい声が上がっている。《な~にが「やむを得ない」だよ自分の息子のせいだろ》《山田真貴子広報官辞任。当然である。しかし、菅総理及び菅総理の長男は、多くの優秀な官僚を潰しダメにしている。内閣人事局を早くなくしなさい。辞任するのは、官僚だけでなく菅総理自身だろう》《菅長男は秘書官を一緒にやっている。官僚のモラルが低下している。総理の責任は重い》
2021年03月01日「はい、全員優勝ー!」と声高らかに、勝利のラッパを吹き鳴らしたくなる。主演の山田孝之“王様”を筆頭に、仕込みかアドリブか、キワキワ路線を攻めるでお馴染みの演出家・福田雄一がタッグを組んだミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』が絶賛、大阪・オリックス劇場で開幕中だ。出演者が全30曲、生オーケストラの演奏で歌い踊る。お気楽なのに見応えたっぷり、聴きごたえ満点な約3時間が楽しめる。ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」featuring SPAM(R)の公演・チケット情報本作は、福田監督が敬愛する『コメディ界のビートルズ』こと、イギリスの人気コメディ・グループ“モンティ・パイソン”の大ヒット映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』(1975年公開)を元にミュージカル化したもの。メンバーのエリック・アイドルが脚本・作詞を手掛け、2005年にブロードウェイ初演。奇抜な発想で本場の観客から爆笑をさらい、トニー賞14部門ノミネート、最優秀ミュージカル賞を含む3部門を受賞した、紛れもない名作だ。日本では福田演出で2012年初演、2015年再演を経て、この度キャストを一新し、6年ぶり3度目の上演が実現した。ヨーロッパの有名な物語『アーサー王と円卓の騎士』をモチーフにした……、あたりですでに瞼が重くなり始めた嬢ちゃん、坊ちゃん、歴史や古典が苦手でも大丈夫。「アーサー王が忠誠を誓った騎士たちと聖杯探しの旅に出る」と、順調に進めば5分程度(は言い過ぎにしても)で終わる単純な物語を約3時間の超大作たらしめる理由は、その大半がコントで構成されているから。しかも通常は台詞の変更が認められにくいブロードウェイ作品にあって、「笑いにこそ文化の違いが出やすい」とお察しのエリック・アイドル様から、アレンジ許可が下りているというから凄い。当然、日本の時事ネタ満載の本作は、言うなれば「福田雄一お笑いショー」。そう断言できるかは、ぜひ劇場で確認してほしい。主演の山田孝之はどんな小ネタもイケボと真顔で対応、その頑なさが笑いを誘う。新妻聖子はドーム級の声量で、頓珍漢な歌詞も一大ミュージカルソングに仕立てる凄技を連発。賀来賢人はそろそろ俳優兼芸人としても異論はなさそうなほどの尺を任され、しっかり期待に応える活躍ぶり。安心感では、お笑いコンビ「シソンヌ」の存在が頼もしい。じろうと長谷川忍のテンポ感が物語に弾みを付けるから、何事も「初めまして」な矢本悠馬、小関裕太、三浦宏規らと絡む場面は想像以上に見もの。予測不可能な緊張感が伝わり、違った意味で見応えがある。全編を通し、演者自身が作品を楽しんでいるのが伝わってくる。ライブ感溢れる演出で、笑う楽しさを味わわせてくれる。大阪公演は2月23日(火・祝)までオリックス劇場にて上演中。取材・文:石橋法子
2021年02月19日綾野剛主演映画『ホムンクルス』(4月2日映画館・Netflix同時公開)の主題歌が、常田大希率いる音楽集団millennium paradeの「Trepanation」に決定。あわせて、ポスタービジュアルと予告映像が公開された。原作は山本英夫氏による同名漫画で、2003年~2011年まで『ビッグコミックスピリッツ』で連載され累計発行部数400万部超えとなった人気作。記憶も感情も失くしたホームレスの主人公・名越進が、期限7日間、報酬70万円を条件に第6感が芽生える手術“トレパネーション”を受けることに。術後、名越は右目を瞑ると左目で人間が異様な形に見えるようになる……という、心の闇が視覚化する衝撃のサイコミステリー。主題歌として書き下ろされた「Trepanation」は10日にリリースされたデビューアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』に収録されており、音楽プロジェクトのFriday Night Plansが作詞・ボーカルとして参加。本作の重要なキーワードがタイトルになっていることから、映画と関係あるのではと大きな話題になっていた。さらに、millennium paradeのメンバーとしても活動する音楽家・ermhoiと江崎文武が劇中音楽を担当することも発表。様々なジャンルの楽曲提供をする2人が初めてタッグを組み、本作の独特な世界観を彩る。綾野剛 コメントホムンクルスの驚愕の世界に迷い込んだ人間たちを、さらなる深淵に誘う猛毒を遥かに越える劇薬「Trepanation」が誕生しました。もはやmillennium paradeに限界は無いのか。ホムンクルスと作品マッチング純度100%のTrepanationを是非、映画館とNetflixで爆音体感してください。清水崇監督 コメント昨年1月、撮影中の歌舞伎町に常田さんがふらっと現れた。 名越/綾野君の紹介だった。恥ずかしながら紅白に出るアーティストとも知らず、僕は挨拶した。その飄々としながら自信にあふれた佇まいに、自分の映画を「預けてみたい」と思えた。何故かはわからない。初めての事だった。江崎さんやermhoiさんからの予想を裏切る楽曲にも舌を巻いた……凄ぇのが上がってきた。修正注文はほとんどせず、いい感じの映画が仕上がった。millennium paradeの「Trepanation」で始まる映画に痺れて欲しい。常田大希 コメント「Trepanation」というめちゃくちゃに格好良い曲を書き下ろしました。ホムンクルスの撮影にお邪魔した時に、偶然声をかけてきてくれたFriday Night Plansのマスミちゃん。今回そんな縁もあり、初めて一緒に音楽を奏でた訳ですが、こりゃあとんでもねえシンガーがおるもんだ、と驚愕。正に日本の宝です。そしてお馴染みブラザー綾野剛との2度目のタッグという訳で、まためちゃくちゃいい曲出来ちゃった訳で、まあなんて相性が良いのでしょうか。 皆様公開をお楽しみに!ermhoi コメント映画音楽はこれまで私にとって目標、そして野望でもありました。この素晴らしい原作をあの清水監督で再現する、そこに音を乗せられる。 しかも文武との共作。なんて幸福な出来事なのだろうとずっと世界中に自慢して回りたかったのですが、ようやく解禁になりました! ホムンクルスの登場人物の複雑な感情と、非現実的と現実が混ざり合う視覚情報とを繋ぎ合わせる、“のり”のような役割ができていれば大変嬉しいです。刺激的です! お楽しみください!江崎文武 コメント唯一無二の世界観を持つ作品と対峙すると、自分だけでは決してイメージすることの出来ない、特別な音と巡り逢うことが出来る。そんな感覚に包まれながらの作曲でした。映画化によって初めて可能になった、聴覚に向けた表現。音楽によって立ち現れる“第六感の世界”も楽しんで頂けますと幸いです。(C)2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ
2021年02月17日綾野剛が主演、成田凌、岸井ゆきのらが共演し、伝説的カルト漫画を映画化した『ホムンクルス』。本作から本ポスタービジュアルとともに、常田大希率いる話題の音楽集団「millennium parade(ミレニアムパレード)」によるメインテーマ入り予告映像が解禁となった。プロデューサー/ソングライターである常田大希を中心に構成され、新世界スタイルバンドとして話題の「millennium parade」がメインテーマ「Trepanation」を書き下ろし。綾野さんの主演映画『ヤクザと家族 The Family』の主題歌も担当している。すでに2月10日発売のアルバムに収録されている楽曲となる「Trepanation」は、本作においても重要なキーワードとして使われていることから、ネット上でも映画と関係あるのではと話題を呼んでいた。映画のために書き下ろされた本楽曲が、本作の魅力を最大限に盛り上げていく。さらに、「millennium parade」にも参加するermhoi、江崎文武が劇中音楽を担当。様々なジャンルの楽曲提供をする2人が初めて映画の劇中音楽を制作し、本作の独特な世界観を彩る。そして予告編内では、数々の“ホムンクルス”の姿も…。記憶も感情も失くした主人公の名越進(綾野さん)が、頭蓋に穴を空ける手術=トレパネーションの術後に見る人間の本質像ともいえるホムンクルスを清水崇監督がどのように映像化したのか、見逃せない。さらに、本ポスタービジュアルは、ネット上で原作ファンをざわつかせている綾野さん演じる主人公・名越の右目を隠した象徴的なポーズを大胆に起用したもの。原作のイメージを逸脱せずに成功した実写化は、原作ファンからも熱い視線を集めている。主演・綾野剛ホムンクルスの驚愕の世界に迷い込んだ人間たちを、さらなる深淵に誘う猛毒を遥かに越える劇薬「Trepanation」が誕生しました。もはや「millennium parade」に限界は無いのか。ホムンクルスと作品マッチング純度100%の「Trepanation」を是非、映画館とNetflixで爆音体感してください。監督・清水崇昨年1月、撮影中の歌舞伎町に常田さんがふらっと現れた。名越/綾野君の紹介だった。恥ずかしながら紅白に出るアーティストとも知らず、僕は挨拶した。その飄々としながら自信に溢れた佇まいに、自分の映画を「預けてみたい」と思えた。何故かはわからない。初めての事だった。江崎さんやermhoiさんからの予想を裏切る楽曲にも舌を巻いた…凄ぇのが上がってきた。修正注文はほとんどせず、いい感じの映画が仕上がった。「millennium parade」の「Trepanation」で始まる映画に痺れて欲しい。メインテーマ・「millennium parade」常田大希“Trepanation”というめちゃくちゃに格好良い曲を書き下ろしました。『ホムンクルス』の撮影にお邪魔した時に、偶然声をかけてきてくれた「Friday Night Plans」のマスミちゃん。今回そんな縁もあり、初めて一緒に音楽を奏でた訳ですが、こりゃあとんでもねえシンガーがおるもんだ、と驚愕。正に日本の宝です。そしてお馴染みブラザー綾野剛との2度目のタッグという訳で、まためちゃくちゃいい曲出来ちゃった訳で、まあなんて相性が良いのでしょうか。皆様公開をお楽しみに!音楽・ermhoi映画音楽はこれまで私にとって目標、そして野望でもありました。この素晴らしい原作をあの清水監督で再現する、そこに音を乗せられる。しかも文武との共作。なんて幸福な出来事なのだろうとずっと世界中に自慢して回りたかったのですが、ようやく解禁になりました!ホムンクルスの登場人物の複雑な感情と、非現実的と現実が混ざり合う視覚情報とを繋ぎ合わせる、“のり”のような役割ができていれば大変嬉しいです。 刺激的です!お楽しみください!音楽・江崎文武唯一無二の世界観を持つ作品と対峙すると、自分だけでは決してイメージすることの出来ない、特別な音と巡り逢うことが出来る。そんな感覚に包まれながらの作曲でした。映画化によって初めて可能になった、聴覚に向けた表現。音楽によって立ち現れる“第六感の世界” も楽しんで頂けますと幸いです。『ホムンクルス』は4月2日(金)より期間限定公開。※江崎文武の崎、正しくは「たつざき」(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホムンクルス 2021年4月2日より全国にて期間限定上映、Netflixにて全世界独占配信予定(C)2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ
2021年02月17日綾野剛主演の映画『ホムンクルス』が4月2日(金)に公開となる。この度、本作のビジュアル並びにメインテーマ入り予告映像が公開された。物語の主人公は一流ホテルとホームレスが溢れる公園の狭間で車上生活を送る名越進。彼は期限7日間、報酬70万円を条件に第6感が芽生えるという頭蓋骨に穴を開けるトレパネーション手術を受け、右目を瞑って左目で見ると人間が異様な形に見えるようになる。「他人の深層心理が、視覚化されて見えている」とされる、その異形をホムンクルスと名付けた彼の見たものは、真実なのか、脳が作り出した虚像の世界なのか。キャストは、記憶も感情も失くした主人公役に綾野剛。彼にトレパネーション(頭部穿孔)を薦める謎めいた医学生・伊藤学役を『カツベン!』(2019)などで数々の映画賞を受賞し、その演技力に定評があり現在NHK連続テレビ小説『おちょやん』にも出演中の若手実力派俳優の成田凌が演じている。さらに“謎の女”として『愛がなんだ』(2019)や『空に住む』(2020)などで注目を集める岸井ゆきのも登場。公開された予告の注目点は大きくふたつ。ひとつ目は音楽を常田大希率いるmillennium paradeがメインテーマ「Trepanation」を書き下ろしていることだ。すでに2月10日発売のアルバムに収録されている楽曲で、タイトルは映画で重要なキーワードでもある。ネット上でも映画と関係あるのではと話題になっていた。さらに、millennium paradeにも参加するermhoi、江崎文武が劇中音楽を担当。様々なジャンルの楽曲提供をするふたりが初めて映画の劇中音楽を制作し、本作の独特な世界観を彩っている。ふたつ目の注目点は、映像内に起用された数々の“ホムンクルス”。記憶も感情も失くした主人公の名越進(綾野)が、頭蓋に穴を空ける手術=トレパネーションの術後に見る人間の本質像ともいえるホムンクルスを本作でメガホンをとった清水崇監督がどのように映像化したのか、気になるところだ。更に、本ポスタービジュアルも公開。ネットで原作ファンをざわつかせた綾野剛演じる主人公・名越の右目を隠した象徴的なポーズが大胆に起用しされている。心の闇が視覚化する衝撃のサイコミステリー『ホムンクルス』。目に見えるものが真実ではないという論理が、あなたに何を体感させるのか?人間という生き物の正体とは何なのか。4月の公開を待とう。出演者とスタッフのコメントは以下。主演:綾野剛ホムンクルスの驚愕の世界に迷い込んだ人間たちを、 さらなる深淵に誘う猛毒を遥かに越える劇薬「Trepanation」が誕生しました。もはやmillennium paradeに限界は無いのか。ホムンクルスと作品マッチング純度100%の Trepanation をぜひ映画館と Netflixで爆音体感してください。監督:清水崇昨年1月、撮影中の歌舞伎町に常田さんがふらっと現れた。名越 / 綾野君の紹介だった。恥ずかしながら紅白に出るアーティストとも知らず、僕は挨拶した。その飄々としながら自信に溢れた佇まいに、自分の映画を「預けてみたい」と思えた。何故かはわからない。初めての事だった。江崎さんやermhoiさんからの予想を裏切る楽曲にも舌を巻いた…凄ぇのが上がってきた。修正注文はほとんどせず、いい感じの映画が仕上がった。millennium paradeの「Trepanation」で始まる映画に痺れて欲しい。メインテーマ:常田大希(millennium parade)“Trepanation”というめちゃくちゃに格好良い曲を書き下ろしました。ホムンクルスの撮影にお邪魔した時に、偶然声をかけてきてくれた Friday Night Plans のマスミちゃん。今回そんな縁もあり、初めて一緒に音楽を奏でた訳ですが、 こりゃあとんでもねえシンガーがおるもんだ、と驚愕。正に日本の宝です。そしてお馴染みブラザー綾野剛との2度目のタッグという訳で、まためちゃくちゃいい曲出来ちゃった訳で、まあなんて相性が良いのでしょうか。皆様公開をお楽しみに!劇中音楽:ermhoi映画音楽はこれまで私にとって目標、そして野望でもありました。この素晴らしい原作をあの清水監督で再現する、そこに音を乗せられる。 しかも文武との共作。なんて幸福な出来事なのだろうとずっと世界中に自慢して回りたかったのですが、ようやく解禁になりました!ホムンクルスの登場人物の複雑な感情と、非現実的と現実が混ざり合う視覚情報とを繋ぎ合わせる“のり”のような役割ができていれば大変嬉しいです。刺激的です!お楽しみください!劇中音楽:江崎文武唯一無一の世界観を持つ作品と対峙すると、自分だけでは決してイメージすることの出来ない、特別な音と巡り逢うことが出来る。 そんな感覚に包まれながらの作曲でした。映画化によって初めて可能になった、 聴覚に向けた表現。音楽によって立ち現れる“第六感の世界”も楽しんで頂けますと幸いです。『ホムンクルス』4月2日(金)公開
2021年02月17日石原さとみと綾野剛がW主演する「恋はDeepに」が、日本テレビ系4月期の水曜ドラマに決定。2人はドラマ初共演で、「私の家政夫ナギサさん」「おっさんずラブ」の脚本家・徳尾浩司と“史上最強のラブコメ”に挑む海を愛する魚オタクの海洋学者・渚海音(なぎさ・みお)と、ロンドン帰りの御曹司・蓮田倫太郎(はすだ・りんたろう)は、巨大マリンリゾートの開発をめぐって出会う。海を守りたい女と、その計画に人生をかける男。住む世界がまるで違う2人が、やがて運命的な恋に落ちる。しかし彼女には、誰もが驚くある“ヒミツ”があった!彼女はいったい何者?そして2人の恋の行方はーー!?主人公である、海洋学者の渚海音を演じるのは石原さとみ。海を愛し、なんでも魚にたとえて語り、周囲を驚かせる。いつも明るく、誰にでも優しいが、なぜか家族や過去のことは語りたがらない。プラごみなどにより海が汚されることを嘆き、マリンリゾート開発を阻止しなければと使命感を持つ、という役どころ。石原さんは日本テレビ系ドラマでは「高嶺の花」(2018)以来の主演。一方、マリンリゾート開発に人生をかける蓮田倫太郎を演じるのは、綾野剛。仕事に厳しく、近寄りがたい雰囲気で周囲に恐れられるが、その鎧の下には無邪気な心を持っている。ロンドンの有名コンサル会社に勤めていたが、父の体調不良をきっかけに帰国しマリンリゾート開発事業を任されることに。後継者になるべく育った兄とは対照的な性格で、再会を機にその確執が表面化・激化していく。綾野さんは日本テレビ系では「フランケンシュタインの恋」(2017年)以来の主演ドラマ。また、2人は今作がドラマ初共演となる。自身が演じるキャラクターについて、石原さんは「芝浦海洋大学・海洋学術センターに勤務する、渚海音という海洋学者の女性を演じます。過去や生い立ちなど、海音の正体には謎が多く、徐々に秘密が明かされていく部分が、物語の鍵となっていきます」、綾野さんは「『蓮田トラスト』という、リゾート開発をしている家族経営会社の三兄弟御曹司の次男です。色々な事情を抱えながらも、ある夢を実現する為に帰国した蓮田倫太郎という男を演じます」と紹介。「とある使命感を持つ海音は、リゾート開発をめぐり倫太郎さんと対立するのですが、徐々に惹かれていってしまいます。対立する立場なのに惹かれてしまう矛盾した気持ちや、恋に落ちていく心のザワザワを、見てくださる方と一緒に分かち合えたら」と石原さんは語る。綾野さんは「お相手が石原さんと聞いて、直感でお受けしました。素直にご一緒したかった」と即決したことを語り、「仕事に対して真摯であり説得力がありながら、とてもチャーミング。くるくる変化する魅力に、僕も現場も包み込まれ、恋に落ちてます」と告白。「お名前を聞いた瞬間に『わぁよかった!!恋に落ちるの、簡単です!!』と思いました(笑)」と明かす石原さんも、「キラキラのラブストーリー、ラブコメという感じなので、綾野さんのことをずっと見てきている方も、是非、楽しみにしていてほしい」と語る。すでにクランクインしている本作。「お互い色々な経験をしてきていることもあり、海音と倫太郎の距離の縮め方、関係性の作り方が、とても早くできたと思っています」とリアルなラブストリーを作りあげていることに自信を見せ、「台本を読むときも、主観だったり、私側の視点に立ってくださったり、全体を俯瞰で見ていたりと、ドラマを色々な角度から見ていらっしゃる」と綾野さんを観察する。「僕も含めて、全てのスタッフが、石原さんの笑顔にしっかり癒されています」と語る綾野さんは「現場が求めていることを察知する能力と、それを即座に具現化する柔軟性に感服です。今日まで色々なドラマに出演し続け、立ち続けてきた人にしかできません」と明かす。また、脚本を務める徳尾さんは「Deepには『深い』『大海』『神秘的』など複数の意味がありますが、脚本を書いていても、その意味が形を変えながら展開していくように感じます。石原さとみさん演じる海洋学の研究者と、綾野剛さん演じるリゾート開発本部長の、海にまつわる恋と仕事の話をコメディとして楽しく、時にシリアスで切なく描けたらと思います。仲が良いのか悪いのか、蓮田三兄弟の物語にも注目して頂けると嬉しい」と見どころに触れている。新水曜ドラマ「恋はDeepに」は4月、毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年02月11日現在公開中の岩田剛典主演映画『名も無き世界のエンドロール』より、岩田さん演じる主人公のキダと、山田杏奈演じるヒロイン・ヨッチの本編映像が到着した。幼い頃からお互いを支え合い生きてきたキダとマコト(新田真剣佑)、そしてヨッチの幼なじみたち。今回公開された映像は、交差点でヨッチがキダに、慎重に言葉を選びながら正直な気持ちを伝える切なすぎる独白シーンだ。「キダちゃんとマコトは私にとっては神様みたいに特別なんだよ。ふたりがいない世界なんてあり得なくて…」と、ヨッチのこのセリフからは、3人の絆の深さが感じられる一方で、大人になるにつれ、別々の運命に踏み出さなければならない瞬間という青春時代の1ページを映し出している。また、そんな思いを受け止めるキダの優しい表情からは、キダならではのヨッチへの思いやりが見て取れる。本シーンは、岡山県の県道46号に位置する、見通しの良い十字路の交差点で撮影が行われた。劇中の象徴的なシーンで繰り返し登場し、まるで登場人物たちの運命の分岐点を示すようなこの交差点での撮影について、佐藤祐市監督は「あの交差点は車があまり通らないという設定で、2人の間を切り裂くように車が1台だけ通った後に無音となり、雨の降る音が響きます。キダの心情を雨音が表す印象的なシーンになりましたね」と語っている。また台本上では、雨のシーンではなかったが、佐藤監督の判断で変更に。結果、雨の雫が楽しかった青春時代との別れを感じている2人の切ない感情を上手く表現した。『名も無き世界のエンドロール』は全国にて公開中、オリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」はdTVにて独占配信中(現在第2話まで配信中、毎週金曜日新エピソード配信、全3話)。(cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年02月08日現在公開中の映画『名も無き世界のエンドロール』より、主人公のキダを演じる岩田剛典と、ヒロインのヨッチを演じる山田杏奈が登場する本編映像が公開された。本作は2012年「小説すばる新人賞」を受賞した、行成薫の同名小説を原作としたサスペンスエンタテインメント。主演の岩田演じる主人公キダと、新田真剣佑演じる幼なじみのマコトが表裏一体のバディとして、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”を実行する。キダは裏社会、マコトはキダの力を借りながら表社会の会社経営者として、10年もの歳月をかけ、それぞれのし上がり住む世界の違う女性に近づいていく。そんな物語のカギを握るふたりのヒロイン役を山田杏奈と中村アンが務め、そのほか石丸謙二郎、大友康平、柄本明などベテラン勢も集結した。公開されたのは「キダちゃんとマコト(新田)がいなかったら、私は多分いまこうして生きてなかった。キダちゃんとマコトは私にとっては神様みたいに特別なんだよ。ふたりがいない世界なんてあり得なくて、感謝とか恩とか、そんな陳腐な言葉じゃ言い表せないくらい……」と山田演じるヨッチが語る場面だ。幼い頃からお互いを支え合い生きてきた3人の絆の深さ、別々の運命に踏み出す瞬間をとらえた青春の1ページであり、ヨッチが慎重に言葉を選びながら正直な気持ちをキダに伝える重要なシーンである。本シーンの撮影は、岡山県の県道46号に位置する、見通しの良い十字路の交差点で行われた。象徴的なシーンで繰り返し現れ、登場人物たちの運命を示す様な、この場所での撮影について佐藤祐市監督は「あの交差点は車があまり通らないという設定で、ふたりの間を切り裂くように車が1台だけ通った後に無音となり、雨の降る音が響きます。キダの心情を雨音が表す印象的なシーンになりましたね」と振り返る。台本では雨のシーンではなかったが、佐藤の判断により雨の中で傘をさして撮影することになったという。結果、滴る雨のしずくが楽しかった青春との別れる切ない感情を上手く表現し、本作を代表する名シーンとなった。なお本作の撮影監督を手掛けたのは、『万引き家族』(2018年)で日本アカデミー賞撮影監督賞を受賞した近藤龍人。切ないストーリーを彩る美しい映像にも注目してほしい。『名も無き世界のエンドロール』全国公開中
2021年02月08日海の底へと男の体がゆっくり沈んでいく。そんなファーストシーンが悲劇的な結末を予感させる、綾野剛と舘ひろしの初共演作『ヤクザと家族 The Family』。しかも、メガホンをとるのは、『新聞記者』の藤井道人だ。権力の腐敗をメディアが暴いて、「正義は勝つ」的な爽快感を味わわせてくれるハリウッド映画と違い、不正を知っても闘うすべのない虚無感に日本社会の現実を映し出した監督である。その注目監督が、ヤクザを題材に描くとなれば、いわゆる任侠映画になるはずがない。抗争ではなく、“家族”を通して描かれるヤクザもまた、日本社会を映し出すことになる。3つの時代で描く、あるヤクザの20年。初のヤクザ役となる綾野が演じるのは、海辺の町で荒んだ少年時代を送った男・山本賢治。43年ぶりのヤクザ役という舘が演じるのは、地元のヤクザの親分・柴咲博。運命の巡りあわせか、柴咲の危機を救った山本は、柴咲と父子の契りを結び、ヤクザの世界に足を踏み入れる。持ち前の一本気を武器にヤクザの世界で男をあげるなか、山本は愛する女性とも出会うが、対立組織・侠葉会の攻勢は強まる一方。柴咲組という“家族”を守るためにある決断をした彼は、14年後、暴対法の影響で衰退した柴咲組の姿に、もはや社会にはヤクザが生きる場所がないことを知ることに。そんなヤクザになるしかなかった男と、そうすることで得た“家族”の20年間が、1999年、2005年、2019年という3つの時代を舞台に描かれる。綾野は、山本の20 年間を鮮やかに体現。金髪で真っ白な上下に身を包んだ尖った空気の19歳。背中の刺青もサマになっている20代半ば。そして、ヤクザが排除される社会で、愛する人からも疎まれる存在になってしまう現実に苦悩する40歳近くまで。しかも、リアリティに溢れているのは、さすが綾野といったところ。時代ごとに変わる映像のテイストも、1999年と2005年の過去パートと2019年の現代パートでは変わるスクリーンサイズも、山本の生き様の変化をより体感させてくれる。一度足を踏み入れたら、ヤクザをやめても5年間は、銀行口座も作れず、社会復帰が難しい現実をも映し出すあたりは社会派監督ならでは。しかも、時代はSNS全盛。心ない情報発信で、やっと手に入れた新しい家族との幸福は簡単に壊れてしまう。もはや、ヤクザは映画の中でもかつての任侠映画のように男が憧れる存在ではなく、生きるためにもがく存在なのだ。でも、これはせつないだけの物語ではない。父親を抗争で殺され、幼い頃から賢治を慕っていた半グレのリーダー・翼と、自分の父親がどんな人間だったか知りたがる少女・彩。そんな2人は、たとえヤクザでも父親は子供にとって大切な存在だということを浮かび上がらせ、この物語を本当の家族の物語へと昇華させて、驚くほど深い余韻を残す。しかも、どこか品格を感じさせる昔かたぎのヤクザが似合う舘の存在感も抜群なら、悪徳刑事役の岩松了ら、脇を固める面々も実力派揃い。侠葉会のキレキレの若頭・川山を演じる駿河太郎といい、『何食べ』のジルベールとも『恋する母たち』の赤坂くんともまるで別人の翼役の磯村勇斗といい、役者の新たな一面に触れる醍醐味もいっぱい。この魅力、ぜひ味わって。『ヤクザと家族 The Family』監督・脚本/藤井道人出演/綾野剛、尾野真千子、北村有起哉、市原隼人、磯村勇斗、菅田俊、康すおん、二ノ宮隆太郎、駿河太郎、岩松了、豊原功補、寺島しのぶ、舘ひろし1月29日(金)全国公開。©2021「ヤクザと家族 The Family」製作委員会※『anan』2021年2月3日号より。文・杉谷伸子(by anan編集部)
2021年01月31日