台湾で200万人を動員し、ほぼ無名のキャストながら社会現象を起こすほどのヒットとなった伝説の青春映画『あの頃、君を追いかけた』。日本に舞台を移し、山田裕貴と齋藤飛鳥によってリメイクする本作の公開日が10月5日(金)に決定し、併せて新たな場面写真が解禁された。■台湾版での印象的だったあのシーンが!今回、解禁となった場面写真には、台湾版でも印象的だった、青春時代の愛おしさを想起させる海の堤防でのシーンがみられる。ヒロインを演じた齋藤さんは「あたたかい雰囲気の現場だった」とコメントしており、キャストたちの仲の良さが伝わってくる。一方、主演の山田さんは本作について「俳優人生の転機になる作品」とコメント。本作への並々ならぬ決意をにじませており、オリジナルに負けない完成度が期待される。そんな山田さんの熱演を期待させる、学校のグランドに倒れこみ、空を見上げ、物思いにふける山田さんの写真も同時に解禁となっている。■前売特典はキャスト直筆セリフ入りオリジナルポストカード!さらに、公開日解禁に合わせ、劇場前売り券(ムビチケカード)の特典情報も発表になった。特典は、キャスト直筆による劇中セリフ入りオリジナルポストカード7枚セット。こちらは上映劇場にて7月7日(土)より数量限定で販売開始となる。旬の若手俳優たちが結集し、現代の物語として鮮やかに生まれ変わった珠玉のラブストーリーに、ますます期待が高まる。『あの頃、君を追いかけた』は10月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あの頃、君を追いかけた(2018) 2018年10月5日より全国にて公開© 『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ
2018年07月02日上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務める日本テレビ系「おしゃれイズム」の1時間SPが7月1日(日)放送。7月からスタートするドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」主演の吉岡里帆がゲスト出演、MC陣と吉岡さんが台湾ロケを敢行する。吉岡さんは、京都に生まれ家族の影響を受け様々な芸術文化に親しみながら育ち、学生時代は京都と東京を往復しながらレッスン。グラビアアイドルなどを続けながら2015年公開の本広克行監督作『幕が上がる』への出演、福田雄一監督作『明烏』ではヒロイン役に抜擢されたことで夢であった女優としても注目されることに。その後「ゆとりですがなにか」「死幣ーDEATH CASHー」などを経て「カルテット」で演じた元地下アイドル、「ごめん、愛してる」のヒロインなどで人気に火が着き、「きみが心に棲みついた」では連続ドラマ初主演を飾るなど、一気に人気女優への階段を駆け上がった。今回はそんな吉岡さんと番組MCの上田晋也、藤木直人が台湾へ。人気レストランの魚介たっぷり濃厚スープや、インスタ映えで人気の変わり種火鍋、かき氷にエビ釣りでまさかの大熱狂など、美食の街で絶品グルメを食べ尽くす。さらに古坂大魔王も登場、レトロな雰囲気の九ふんを案内してくれるほか、足つぼマッサージに台湾名物鳥占いまで、様々な台湾のスポットも紹介される。吉岡さん主演の新ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」は「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載中の柏木ハルコによる同名漫画のドラマ化作品。安定を求めて公務員になった平凡な主人公・義経えみる(吉岡さん)。しかし、いきなりの配属先は、“生活保護受給者”を支援するケースワーカーのお仕事だった。生活保護現場の壮絶な現実に直面し、最初は大いに戸惑うえみるだが、ある事件をきっかけに一念発起。持ち前のひた向きさで、受給者たちひとりひとりの人生に向き合い、寄り添い、自立への道筋を見つけ出すために奮闘する。そしてそんな彼女のまっすぐさは、いつしか彼らの希望の光になっていく…という、パワフルなヒューマンお仕事ドラマになっている。吉岡さんのほか井浦新、川栄李奈、山田裕貴、田中圭、遠藤憲一らも出演。「健康で文化的な最低限度の生活」は7月17日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。「おしゃれイズム」1時間スペシャルは7月1日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年07月01日女優・広瀬すずがヒロインを務める2019年度前期 連続テレビ小説「なつぞら」の十勝ロケ取材会が行われ、広瀬さんをはじめ、松嶋菜々子、藤木直人、吉沢亮、山田裕貴らが参加した。連続テレビ小説100作目にあたる本作は、脚本家・大森寿美男によるオリジナル作品。戦後、北海道の大自然、そして日本アニメの草創期を舞台にした、まっすぐに生きたヒロイン・なつの夢と冒険、愛と感動の物語。今回行われた撮影シーンは、第4週放送予定となる、十勝農業高校・演劇部員のなつ(広瀬さん)が、演劇コンクールを十勝全体で盛りあげようと、なつの養母・富士子(松嶋さん)に相談する場面。ヒロイン・奥原なつを演じる広瀬さんは、「こんなに広い世界で、自然に囲まれながら撮影できるのは、なかなかない機会なので、のびのびとなつを演じたいです」と今回の十勝ロケでの意気込みを述べ、「共演者のみなさんとも、なつとして言葉を交わすことができて、台本だけではなかなか想像がつかなかった距離感や温度などをちゃんと感じられたので、甘えさせていただこうと思っています」とコメント。母としてなつを育てる富士子を演じる松嶋さんは、「十勝で育った富士子という役をやらせていただきますが、その大地のように広い心で、すずちゃん、そしてすずちゃん演じるなっちゃんを大きく受け止めていきたいと思います」と話し、その夫・剛男を演じる藤木さんは、昨日初めて広瀬さんと共演したそうで、「『父さん』と呼ばれて、僕の父性が目覚めました」と笑う場面も。ほかにも、柴田牧場の従業員を演じる音尾琢真は「北海道出身の者として、こんなにうれしいことはない」と喜び、吉沢さんは「動物とふれあいながらの撮影をしています。この広い大地に足をしっかり着けて精一杯生きられたら」とコメント。そして、なつの幼なじみ役の山田さんは「この北海道の森や木々たちに力があるように感じました」と言い、草刈正雄も「北海道の地が、柴田家となつを一瞬にして家族にしてくれました」と、北海道という大自然の中での撮影を楽しんでいる様子。なお、今回の十勝ロケはキャスト・スタッフのほか、地元エキストラのべ約50人、牛のべ約80頭、馬のべ約15頭が期間中参加し、今月末ごろまで行われる予定だ。2019年度前期 連続テレビ小説「なつぞら」は2019年4月1日(月)~9月28日(土)NHKにて放送(全156回予定)。(cinemacafe.net)
2018年06月19日柏木ハルコ原作の「健康で文化的な最低限度の生活」が、カンテレ・フジテレビ系にて7月17日(火)21時より、吉岡里帆主演で連続ドラマとして放送される。この度、映像配信サービス「GYAO!」にてWEB限定オリジナルミニドラマの配信が決定した。■あらすじ安定を求めて公務員になった平凡な主人公・義経えみる(吉岡さん)。しかし、いきなりの配属先は、“生活保護受給者”を支援するケースワーカーのお仕事だった。生活保護現場の壮絶な現実に直面し、最初は大いに戸惑うえみるだが、ある事件をきっかけに一念発起。持ち前のひた向きさで、受給者たち一人一人の人生に向き合い、寄り添い、自立への道筋を見つけ出すために奮闘する。そしてそんな彼女のまっすぐさは、いつしか彼らの希望の光になっていく…。この度、「健康で文化的な最低限度の生活」、略して「ケンカツ」から、WEB限定となる“チェインストーリー”が「GYAO!」で独占無料配信されることが決定。番組のキャスト・スタッフが本編の各話の間の物語をつなぐ形で、もう1つの「ケンカツ」を描いていく。「GYAO!」にて毎週放送終了後を予定しており、カンテレドラマのチェインストーリーは、「明日の約束」、「FINAL CUT」、「シグナル」に続く4度目の取り組みとなる。初回となる1話と2話をつなぐ第1.5話では、吉岡さん演じる主人公・義経えみるのキャラを入庁式前後の姿を描くという、より深く掘り下げたストーリーとなっている。さらに、えみるに加え、同じ配属先となった、川栄李奈演じる栗橋千奈、山田裕貴演じる七条竜一、小園凌央演じる後藤大門、水上京香演じる桃浜都ら同期5人が、気まずい空気の中で繰り広げる自己紹介の“苗字トーク”を、本編よりもさらに振り切った、WEB配信ならではの軽快なコメディーでお届けする。WEB動画としても楽しめる上、これを見ることで、本編がさらに味わい深くなるような形となっている。第2.5話以降も、レギュラーキャスト・ゲスト出演者を含めたもう1つの「ケンカツ」を、シリアスとコメディーを織り交ぜながら描いていく予定。「健康で文化的な最低限度の生活」は7月17日(火)21時よりカンテレ・フジテレビ系より放送。「健康で文化的な最低限度の生活」第1.5話は7月17日(火)放送終了後、映像配信サービス「GYAO!」にて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2018年06月19日映画『センセイ君主』のスペシャルステージイベント&完成披露舞台挨拶が6月18日(月)、都内にて開催され、主演の竹内涼真、出演の浜辺美波、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、川栄李奈、新川優愛、月川翔監督が登壇した。同作は、幸田もも子原作の漫画を、竹内さんが“ヒネクレ者のイケメン教師”弘光由貴を、浜辺さんが“恋に恋するパワフルヒロイン”佐丸あゆはを演じ、『君の膵臓をたべたい』の月川監督が実写映画化した作品。主題歌をガールズグループ「TWICE」が担当することでも話題に。竹内涼真の「俺をおとしてみなよ」に女性ファンから悲鳴野外ステージで行われたスペシャルステージイベントでは、まず予告編が上映され、竹内さん演じる弘光先生が「俺をおとしてみなよ」とのセリフを浜辺さん演じるあゆはに言い放す場面が大スクリーンで放映された。登壇した竹内さんは、「さっき、予告が流れてリアクションが良かったので、言っておきますか?」と呼び掛け、「俺をおとしてみなよ!」と決めセリフを披露。詰め掛けた女性ファンから悲鳴にも近い歓声が沸き起こった。続いてマイクを持った浜辺さんは「今日は楽しんで行きたいと思っています」とにっこり。「私、予告に使われたいい感じのセリフ、ありましたっけ?ないですね。いま、焦って忘れたので、思い出していきたいと思います」と茶目っ気たっぷりにコメント。すると、竹内さんは「あるよ、あるよ」と告げ、浜辺さんに顔を近づけて何かを耳打ち。ステージ上で竹内さんと浜辺さんの2人が急接近すると、そこでもファンから黄色い歓声があがっていた。浜辺美波が体当たりの演技「羞恥心を捨てました」先生に恋心をぶつけるヒロインを演じた浜辺さんは、「本当に明るい女の子でしたので、『ちょっととまどいがあるとそれが出てしまうな』と思いました」と回顧。「原作が大好きだったからこそ、台本を開く前に、羞恥心を捨てました。『変顔でも何でも来い』と思ってやりました」と同作に掛けた意気込みを言葉にした。変顔に加えて、劇中では、浜辺さんのモノマネも見られるそう。浜辺さんはモノマネの研究をしたそうだが、「気合いで乗り切りました」、「似ていなかったら私の努力不足とコミュニケーション不足だと思ってください」と控えめにコメント。竹内さんはすかさず「大丈夫、似てた!」と太鼓判。浜辺さんが「攻めに攻められたのも竹内さんがセンセイだったからかなと思います」と声を弾ませると、竹内さんは「もう、美波ちゃんのおかげだよ!」と返し、会場を盛り上げた。竹内涼真が明かす“胸キュンシーンへのこだわりとは?トークでは、印象に残っている場面が話題にあがった。浜辺さんは、竹内さん演じる弘光先生が両手であゆはの顔を包み込み、“あっちに行っていなさい”とさとす場面について、アドリブだったことをふり返り、「あそこはめちゃくちゃいいなと思いました。『キュンキュンさせるぞ』という意気込みがない感じだからこそ、『おっ!』となります」と目を輝かせた。竹内さんは「僕らは、そこを意識したのです。流れの中で、絶対に事故、アクシデントにしようと」と、同作が、例えば“壁ドン”や“あごくい”などの“胸キュンシーン”だけを見せる作品ではないというこだわりを明かした。浜辺さんも「“来るぞ感”がなかったですもんね。いきなり来て」とうっとり。山田裕貴&北川景子の『センセイ君主』出演が発表また、舞台挨拶では、竹内さんから、「劇中に出てくる雑誌に山田裕貴君が出ているので、みなさんお願いだから見つけてあげてください。そんなに数秒の役でも引き受けてくださりました」と同作に俳優の山田裕貴が出演していることを明かした。竹内さんが「あと、そういうのが多いです。店員さん、雑誌の表紙とか」と告げると、さらに、浜辺さんから、女優の北川景子も出演していることが発表された。会場中から「ええ!」という驚きと感嘆の声があがり、竹内さんは、「ちょっと待って、山田裕貴君のときと…(反応の大きさが違う)」とジョークを飛ばし、笑いを誘った。映画『センセイ君主』は8月1日(水)より全国東宝系にて公開。(竹内みちまろ)■関連作品:センセイ君主 2018年8月1日より全国東宝系にて公開©2018 「センセイ君主」製作委員会©幸田もも子/集英社
2018年06月18日映画『センセイ君主』(8月1日公開)のスペシャルステージイベント、および完成披露試写会舞台挨拶が18日に都内で行われ、竹内涼真、浜辺美波、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、川栄李奈、新川優愛、月川翔監督が登場した。同作は幸田もも子による同名コミックを映画化。イケメンで頭脳明晰だけど冷徹でヒネクレ者な高校教師・弘光由貴(竹内)に、とにかく恋人が欲しくて頑張っているが報われない女子高生・佐丸あゆは(浜辺美波)が猛アタックする。舞台挨拶では、竹内から「先輩ですけど、山田裕貴くん、出ております」と新たな出演者が明かされた。「予告にも少し出ているかな? anan風の、女性の胸に顔を埋めている男性」と明かすも、客席はピンと来ていなかった様子。竹内は「正味2〜3秒? 劇中で出てくる雑誌に山田裕貴くんが出ているので、皆さん、お願いだから見つけてあげてください。そんなに数秒の役でも引き受けてくださって!」と感謝の気持ちを表した。また、浜辺も「本当に大女優さん、綺麗で美しくて私の憧れの女優さんなんですけど、なんと、北川景子さんが出てくださって」と発表すると、客席は「え〜!!」と驚きの声に包まれる。この反応の違いに竹内は「待って! 山田裕貴くんが!」、佐藤も「かすれちゃったなあ」と苦笑し、客席は大爆笑に。竹内は「ショック受けてるかなあ、これ」と山田の反応を気にしていた。浜辺は、北川の出演について「20〜30秒出てると聞いております。合唱コンクールに出場することになって、特訓をして走り込んでいる時に、不意に現れる、謎の女役です」と説明。「私も『よくわかんない』と思いながら撮りました。北川さんが出るから、そのシーンがめちゃくちゃふくれあがっております」と語る。大ヒットした『君の膵臓を食べたい』に出演していた2人の共演となるが、月川監督は「(『君の膵臓を食べたい』で)お二人でお芝居をするところがなかったので、どこかで共演できないかなと思って、ダメ元でお願いしたら、『是非美波ちゃんとやりたい』と快く引き受けてくださって、実現しました」と明かす。客席から北川に向けられた拍手に、竹内は「裕貴くんにも拍手ください !」と叫び、山田にも拍手が沸き起こっていた。
2018年06月18日映画『万引き家族』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が14日に都内で行われ、リリー・フランキー、高良健吾、山田裕貴、城桧吏、佐々木みゆ、是枝裕和監督が登場した。同作は是枝裕和監督によるオリジナル作で、第71回カンヌ国際映画祭にて、最高賞 パルムドールを受賞した。生活品を万引きで賄う"万引き家族"が、近隣の団地の廊下で震えていた幼女・ゆりを娘として育てることに。しかし、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく。子役に台本を渡さず、口伝えでセリフを伝えていくことで知られている是枝監督。パルムドールをとった同作品では、城桧吏、佐々木みゆといった子役の自然な演技にも注目が集まっていた。6歳の佐々木は、舞台挨拶でも自由に振舞う大物っぷりを見せている。今回の舞台挨拶でも、共演した高良の印象を聞かれて「怖〜い怖〜い幽霊みたいでした」と答え、高良がショックを受ける一幕も。また、リリーが耳元で囁き、MCの質問に「別に」と言わせようとすると、手を振って否定する。さらにリリーが「みゆちゃんに質問があります。女子一人だからキャバクラみたいな質問でしょうがないんだけど」と言った時も、佐々木は「やめてください!」とキッパリ拒否する。一方で「僕と、高良くんと、山田くんと、お父さんだったら誰がいいですか?」と聞かれると、「万引き家族!」と、リリーが一番良かった様子。実際に、舞台挨拶中もリリーからしかマイクを受け取らないなど、まるで本当の親子のような姿を見せていた。しかしリリーが「目標は、樹木希林みたいな不動産をたくさん持ってる女優さんになりたいんだよね?」と尋ねると、「やーめーてください!」と制しており、山田も「できあがってますね」と感心していた。他の人が話している時も、かなり自由に動いている佐々木。いわゆる「子役」という行儀の良さではない等身大のかわいらしさに、周囲の人たちや観客も目が離せない様子で、佐々木の動き一つ一つに微笑ましい笑いが生まれる。しかし自由すぎて舞台から去ってしまうようなことはもちろんなく、マイクを向けられればしっかりとした受け答えをする様子は、未来の大物女優の片鱗を覗かせるようだった。
2018年06月15日映画『万引き家族』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が14日に都内で行われ、リリー・フランキー、高良健吾、山田裕貴、城桧吏、佐々木みゆ、是枝裕和監督が登場した。同作は是枝裕和監督によるオリジナル作で、第71回カンヌ国際映画祭にて、最高賞 パルムドールを受賞した。生活品を万引きで賄う"万引き家族"が、近隣の団地の廊下で震えていた幼女・ゆりを娘として育てることに。しかし、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく。公開から7日間で興行収入は12億、動員は100万人を突破し、まさに「大ヒット」中の同作。父の日に合わせて、作中で父親を演じる3人の俳優と、子役の2人が集まった。是枝監督は、俳優陣の役について「みんなそれぞれ違う父性と向き合いながら、うまくいってる人といってない人がいる。高良さんの父親は理想的といってもいいけど、カギカッコ付きの『父性』。そんな2人の中、リリーさんが演じている父親がまあダメな父親だけど、父親になりたいと思っていて、三者三様」と語った。城からは、サプライズでリリーへ手紙が読み上げられる。「もう一人の優しいお父さんができたみたいで、いつも現場に行くのが楽しみでした」「リリーお父さん、大好きです」という手紙に、リリーは「ジーンとしましたね」と”父親”の顔。しかし「俺がお年玉50万円あげたことが書いてない」とジョークを飛ばすと、城から「えー、その件ですが、もらってません」とキッパリ否定されていた。一方、佐々木は「家族のみんなの似顔絵です。一昨日リリーさんにもらったペンで描いた」と一枚の絵をリリーに手渡す。リリーが「俺が仕事で使っているペンをあげたけど、俺よりも使いこなしてる」と喜ぶと、佐々木は「この漢字はみゆが書きました! まだ漢字習ってません!!」と強く主張。リリーは「本当に上手」と佐々木の絵を褒めていた。また、リリーから最後の挨拶を任された城だが、リリーが耳元で話すことを誘導。城はリリーに囁かれるままに「え〜、宴もたけなわプリンスホテルでございますが、人生には大事な袋が3つあります。1つ目が池袋です。2つ目は沼袋です。3つ目は東池袋です」と言った後、「映画を楽しんでください!」メッセージを送った。○城桧吏 手紙全文リリーお父さんへ。リリーお父さん、撮影でもカンヌでも、会うたびにいつも優しくしてくれて、ありがとうございます。撮影中、寒い時にカイロで温めてくれたり、僕のことを笑わせてくれたり、いつも気にかけてくれたり、とても嬉しかったです。もう一人の優しいお父さんができたみたいで、いつも現場に行くのが楽しみでした。大好きな家族がいたあの家に戻りたいと、いつも思っています。リリーさんのようなおしゃれで優しくて、面白くて、演技の上手な俳優さんになることが、僕の夢です。これからも宜しくお願いします。リリーお父さん、大好きです。桧吏より
2018年06月14日映画『万引き家族』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が14日に都内で行われ、リリー・フランキー、高良健吾、山田裕貴、城桧吏、佐々木みゆ、是枝裕和監督が登場した。同作は是枝裕和監督によるオリジナル作で、第71回カンヌ国際映画祭にて、最高賞 パルムドールを受賞した。生活品を万引きで賄う"万引き家族"が、近隣の団地の廊下で震えていた幼女・ゆりを娘として育てることに。しかし、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく。公開から7日間で興行収入は12億、動員は100万人を突破し、まさに「大ヒット」中の同作。高良は「友達から聞いて知って、携わったのもあるけど、日本映画がカンヌという歴史ある映画祭でパルムドールをとったことが嬉しかったです」と喜びつつ、「めちゃくちゃ嬉しかったのに、どこか自分の中でちょっとした悔しさがあった」と心境を吐露する。山田も「SNSのニュースで知ったんですけど、びっくりで。本当にとても嬉しいんですけど、多分高良さんと一緒で、もうちょっとがっつり是枝さんとやらせてもらってたら、素直にイエイ! ってできたのかな」と明かした。山田のシーンが切られていたことも多かったというが「結構スパって行かれてるところもあって、でもそっちの方が伝わるなというのを感じて、是枝さんの愛を感じました。切られても愛を感じる」と笑顔を見せた。是枝組初参加となる2人について、是枝監督は「高良さんは共通の友人である井浦新くん経由で、11〜12年前に出会った」と振り返る。「その時の印象と変わらない。まっすぐなところが好きで、チャンスがあればいつかと思いながら活躍を見ていました。大きなスクリーンの似合う役者だと思っているので、ご一緒できてよかった」と語った。また、山田については「いろんな信頼しているスタッフが、現場をご一緒して『山田くんがいい』ってみんな言うんだよね」と説明。「作品とか役にまっすぐに向き合う姿勢が、どんな役をやっていても感じられた」と理解し、「今回はちょっと切ったとこもあるんですけど、これをご縁にという感じで、来てもらえてありがたいです」と今後に希望を持たせた。高良と一緒のシーンがあった城は「優しかったです。キャップのマジックをカメラ回してない時にやってくれた」とエピソードを披露する。一方で佐々木は「怖い怖〜い幽霊みたいでした」と衝撃の一言。「演技の時が、夜に出てくるゾンビみたいだった!」と言い表し、高良も「そんなふうに思われてたのか……」と驚いていた。
2018年06月14日映画『万引き家族』(6月8日公開)の親子三世代試写会舞台挨拶が3日に都内で行われ、リリー・フランキー、城桧吏、佐々木みゆ、是枝裕和監督が登場した。是枝監督は5月20日(現地時間19日)、映画『万引き家族』(6月8日)で最高賞 パルムドールを受賞。日本映画の同賞は、1997年の第50回カンヌ国際映画祭にて今村昌平監督作品『うなぎ』が受賞して以来21年振り、カンヌのコンペで日本映画が受賞するのは是枝監督の『そして父になる』以来5年振りとなる。6歳の佐々木は、最初緊張した面持ちで登場したが、徐々にほぐれてきた様子。パルムドール像と初対面する前に、佐々木は「葉っぱのところがキラキラ〜」と自由に語る。リリーが「みゆがかわいいのは、ニュースで是枝さんが像を持っているのを見て、段ボールで工作して作ってたんですよ。だからどういう形なのかは知ってるんですよ」と説明すると、佐々木は「知らないですよね? じゃあどういう形?」と急にリリーに質問。「どうやってくっつけたと思う?」とたたみかけ、リリーもたじたじになっていた。さらにリリーが「初日の時に監督にあげなよ。みゆが作ったやつ」と勧めると、佐々木は「今度ね」と大人な返事で会場を笑わせる。リリーも「今取りに行けとは言わないから」と苦笑すると、「今は持ってきてませんね」と語った。また像を触る城に「あんまりホコリつけないでね」と注意すると、城が「わかってるよ」と返すなど、本当の兄妹のようなやり取りを見せた。この次はどのような役をやってみたいか、と聞かれた佐々木は迷ったようで、是枝監督がこそこそと打ち合わせ。リリーから「船場吉兆を思い出しますけど」とつっこまれながら、佐々木が「この映画の続きを、やりたいです」と回答すると、拍手が起こっていた。リリーから「『万引き家族2』ね」と言われると、佐々木ははっきりと「パート2やりたい!」と宣言。是枝監督も「大ヒットしたら考えようかな」と応じ、佐々木は「お願いします」と頭を下げた。作中の楽しかったところ・大変だったところを聞かれると、佐々木は「蝉の幼虫の本物を見つけて、『お兄ちゃん』って言ったところが、楽しかった」と答える。さらに大変だったところは「特にないです」という大物ぶり。是枝監督が「数シーンを除いて真冬にとってるので、寒くて大変だったの」と明かすと、「本当はちょっとだけ大変なところ、ありました」と、思い出した様子だった。本作の主役は、祖母の年金で足りない生活品を万引きで賄う"万引き家族"。社会の底辺でありながら笑いの絶えない生活を送る中、近隣の団地の廊下で震えていた幼女・ゆりを娘として育てることに。ところが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく。リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、緒形直人、森口瑤子、山田裕貴、柄本明、高良健吾、池脇千鶴、樹木希林らが出演する。
2018年06月03日映画『万引き家族』(6月8日公開)の親子三世代試写会舞台挨拶が3日に都内で行われ、リリー・フランキー、城桧吏、佐々木みゆ、是枝裕和監督が登場した。是枝監督は5月20日(現地時間19日)、映画『万引き家族』(6月8日)で最高賞のパルムドールを受賞。日本映画の同賞は、1997年の第50回カンヌ国際映画祭にて今村昌平監督作品『うなぎ』が受賞して以来21年振り、カンヌのコンペで日本映画が受賞するのは是枝監督の『そして父になる』以来5年振りとなる。11歳の城は「自分が映ってることをとても不思議に思って。良い作品に出来上がったなと思って、すごく嬉しかった。良かったです」と大御所発言。是枝監督はかしこまって「ありがとうございます」と頭を下げる。佐々木は「海で遊んだことがすごく楽しくて、オーディションに受かって良かったなと思いました」と語った。リリーから「2人とも台本をもらってないですけど、出来上がった時に、リリーさんこんなにお尻出してるとは思わなかったでしょう?」と聞かれると、城は「はい」と苦笑。城はパルムドールの反響について、「学校の人からは『おめでとう』とか、『一番すごい賞でしょ』って聞かれたり。すごいねっていう人が多かったです。生活には変化はないですね」と明かした。また、6歳の佐々木は「『佐々木みゆちゃんだよね』と言われた。こないだは学校で4年生が飛び出してきてました。『めっちゃかわいい』って言われました」とはにかんだ笑顔を見せた。パルムドール受賞後初の監督との対面となり、パルムドール像とも初対面。家では段ボールでパルムドール像を工作していたという佐々木は「ダイヤモンドでできているの? プラスチックかな?」と率直に疑問を表し、周囲を笑わせる。パルムドール像を触った城は「この手は洗いません」と宣言し、佐々木は「ここ(腕)が痛い。マイクより重たい」と訴えていた。同作について是枝監督は、「いろんな目線で見られるようには作っていて。リリーさん安藤さんから親の目線で見るとちょっと切ない。子供の目線でこのラストを見ていくと、親を超えて成長していく、彼らの目線の先にはちょっとだけ希望が感じられるような映画にしたいなと思って作った」と振り返る。「リリーさんからも、自分の出番がない時にも『今日のみゆはどうでしたか』と寂しそうなラインが来るので、2人の写真を撮って送ったり。カメラが回ってないところでもあたたかいつながりがみんなで作れた」と明かした。本作の主役は、祖母の年金で足りない生活品を万引きで賄う"万引き家族"。社会の底辺でありながら笑いの絶えない生活を送る中、近隣の団地の廊下で震えていた幼女・ゆりを娘として育てることに。ところが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく。リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、緒形直人、森口瑤子、山田裕貴、柄本明、高良健吾、池脇千鶴、樹木希林らが出演する。
2018年06月03日佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星がカルテット主演を務める映画『虹色デイズ』(7月6日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、吉川愛、恒松祐里、堀田真由、坂東希(E-girls/Flower) 、山田裕貴、飯塚健監督とともに登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。男子の本気の恋を描く同作にちなみ、主演の4人が本気の告白を披露。じゃんけんで順番を決めたが、最初に勝った高杉は大喜びで飛び上がり「喜び方のクセが強い」と周囲からつっこまれていた。1番の横浜は「あのさあ、このあとさ、俺んちくる?」と言ったものの、微妙な反応に。すかさず山田が「すげえ!! めっちゃキュンキュンする!! 行く行く〜!! 私行くよ〜!!!」と叫び、その場をフォローしていた。めげない横浜は「もう1回いいですか」とさらに2回披露するハートの強さを見せ、最後には観客からの「行く行く〜!」を引き出していた。2番手の高杉は、真剣な声で「俺が幸せにするので付き合ってください! お願いします」とストレートな告白で歓声が上がる。続く佐野は「僕はちょっと控えめというか、しゃべれなかったんだけど、という感じで」とステージ上をウロウロしながら「……ずっと見てるよ。ずーっと見てるよ」と繰り返す。「うちの(白濱)亜嵐くんがよくやる」と種明かししたが、客席の女性からは悲鳴が上がり、賛否両論だった。4番手の中川は「好きな子と映画『虹色デイズ』を見た帰り道」というシチュエーションで、「虹が出てるよ!!」と指差しながら、好きな子にキスし走り出すという芝居を披露。会場全体が黄色い悲鳴に包まれた。最後に、「やっぱり山田くんもやった方がいいんじゃない」「全然キラキラ王子ですよね」「裕貴くんのファンもいっぱいいますよね」と煽られた山田も告白を披露することに。「『虹色デイズ』を見た帰り」と、中川の設定を引き継ぎつつ、最終的に土下座しながら「あの4人には劣るかもしれない。でも、5番目でもいいから好きになってくださいお願いします! お願いします好きになってください!」と絶叫する姿に、拍手が沸き起こっていた。
2018年05月30日台湾で大ヒットを記録した青春映画を日本を舞台にリメイクした『あの頃、君を追いかけた』の公開が10月に決定。その初映像となる特報とポスタービジュアルが解禁となった。台湾の伝説的な青春映画を日本版にリメイク台湾人作家ギデンズ・コーの自伝的小説を映画化した『あの頃、君を追いかけた』は、2011年に台湾で公開されると同時に大ヒットし、青春映画としては歴代1位の興行収入を記録した。そして、今年10月、舞台を日本に移しリメイクされた日本版『あの頃、君を追いかけた』が公開される。フレッシュな顔揃え!若手俳優の共演に注目主人公の浩介を演じるのは、若手俳優のなかでも最も注目されている山田裕貴。本作の主演を務めるにあたって、「1人でも多くの方に観てもらえるように、ただ必死で”君”を追いかけた」と意気込みを語っており、その言葉どおりの熱演を見せる。先日のカンヌ国際映画祭でパルムドール賞を受賞した是枝裕和監督の『万引き家族』にも出演しており、今後の活躍に期待が高まっている。また、ヒロインの真愛役に抜擢されたのは齋藤飛鳥。「乃木坂46」ではセンターを務め、舞台「あさひなぐ」では主演を演じた。本作では、皆が憧れる少しお堅いヒロイン役の可憐な演技で、女優としての才能をさらに開花させている。ほかに、連続テレビ小説「ひよっこ」など出活躍する松本穂香、『怒り』の佐久本宝など、若手実力派俳優が共演。ノスタルジックで切ない初映像が到着今回公開された特報では、主演の2人のみずみずしい姿が最大限に引き出され、主人公・浩介(山田さん)と真愛(齋藤さん)が互いにかけがいのない存在となっていく様が映し出されている。まずは、2人が距離を縮めるきっかけとなった、浩介がクラスの優等生・真愛から手作りの数学のテストの宿題を渡されるシーンから始まり、授業中の居眠りをペン先でツンツンされて注意されたり、2人で夜遅くまで残って勉強をする中で、それまで浩介にとって「お堅い優等生」という印象でしかなかった真愛の存在が変わっていく。それぞれの願い事を書いた天燈を空に放つシーン、そしてその後に続く大粒の涙を流す真愛の姿、雨の中、真愛への愛を叫ぶ浩介の姿など、まさに「青春1ページ」を切り取ったような場面の数々は、初恋の“あの頃”を振り返りたくなるような懐かしさを感じさせる。また、山田さんと齋藤さんの交わらない視線が印象的なポスタービジュアルも公開された。その2人の写真に、 “たかが10年の片想い”というキャッチが重なり、2人の愛おしくて切ない初恋を想起させるビジュアルとなっている。『あの頃、君を追いかけた』は10月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あの頃、君を追いかけた(2018) 2018年10月、全国にて公開予定© 『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ
2018年05月30日俳優の山田裕貴が主演、乃木坂46の齋藤飛鳥ヒロインを務める映画『あの頃、君を追いかけた』(10月公開)の特報、及びビジュアルが30日、公開された。同作は多感な十代の記憶を呼び覚ますラブストーリーとして、台湾でヒットした映画の日本版。クラスメイトとつるんでバカなことばかりしている高校生・水島浩介(山田)は、担任教師によってお目付役に任命された優等生・早瀬真愛(齋藤)と距離を縮めていく。特報は、2人が距離を縮めるきっかけとなった、主人公・浩介がクラスの優等生・真愛から手作りの数学のテストの宿題を渡されるシーンから始まる。授業中の居眠りを真愛に注意されたり、2人で夜遅くまで残って勉強をする中で、それまで浩介にとって「お堅い優等生」という印象でしかなかった真愛がかけがえのない存在となっていく様子が映しだされている。2人でそれぞれ秘密の願い事を書いて大空に放った天燈、そしてその後に続く大粒の涙を流す真愛の姿は、観る者の想像と、初恋の「あの頃」を振り返りたくなるような映像となっている。同時に解禁となったビジュアルは、少し遠くを見つめている山田裕貴、齋藤飛鳥の2人の写真がメインに。「たかが10年の片想い」というキャッチと共に、2人の切ない恋愛を想起させるビジュアルとなった。(C)『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ
2018年05月30日フジテレビジョン 映画事業局 松崎薫プロデューサーが28日、同局で行われた『万引き家族』(6月8日公開)第71回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞取材会に登場した。『そして父になる』『海街diary』『海よりもまだ深く』『三度目の殺人』、そして『万引き家族』と、5作連続で是枝裕和監督作品を手がけてきた松崎プロデューサー。今回のパルムドール受賞のポイントについては、「審査員との相性が良かったんじゃないか。女性が多かったことが幸いしたかもしれない」と分析する。実はカンヌには「行かないつもりだったんですよ。手応えはあったんですけど」と苦笑しつつ、「(発表)前夜に同僚から『絶対行くべきだ』」と背中を押され、急遽当日朝の便で現地入り、「5分前に滑り込みました」と明かした。「なかなかあの体験はできない。是枝監督の隣の隣におりました。ちょっと映り込んじゃって」と振り返った。『万引き家族』については「『誰も知らない』みたいな社会派の匂いがするものをやってみたらどうか」と話していたことで具体化していったというが、松崎プロデューサーは「理想的な、作品だなと思いました」と思いを表す。「是枝監督も、今回の作品は『感動作!』とか言ってほしくない、そっと見たい人に提供したい作品だとおっしゃってて、そこのバランスが難しい」と思案する一方で、当初およそ150館だった上映館数は、受賞後325館に増えるなど、注目度の高さをうかがわせる結果となった。同局の作品と、是枝監督の作品はイメージが真逆では? という指摘には、「個人的に、カンヌに出品してるような作品が好きだった」と理由を語る。『踊る大捜査線』『コード・ブルー』のような、ドラマからの大型映画というイメージも強いが「矢口(史靖)さんとか、周防(正行)さんとか、三谷(幸喜)さんとか、作家性の土壌はあるし、2本柱でやってきた」と説明。是枝監督はもともと同局のドキュメンタリー番組も手がけていただけに、「せっかく歴史があるし、ご縁があればいいなと機会を探していた」という。5作連続のタッグとなったのは「一緒にいる時間が長かったから」と謙遜していた。松崎プロデューサーは、是枝監督と仕事を共にする時の喜びはやはり、監督の「才能」を目の当たりにすることだと語る。「脚本から編集終わりのところまでの変化がすごくある。『是枝マジック』と呼んでるんですけど、たくさん撮って、大胆に編集をなさる。その編集の緻密さや過程がやっぱり凄いなと思います」と感嘆。今回も「リリー・フランキーさんもすっごい走ってすっごい号泣させられてるんですけど、全部カット(笑)。『三度目の殺人』でも、福山雅治さんが前日に渡されて、何ページにもわたるセリフがあったのですが、バッサリでしたしね」と明かし、「そこは純粋に作品に向かって仕上げられる方です」と分析した。同作の主役は、祖母の年金で足りない生活品を万引きで賄う"万引き家族"。社会の底辺でありながら笑いの絶えない生活を送る中、近隣の団地の廊下で震えていた幼女・ゆりを娘として育てることに。ところが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく。リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、緒形直人、森口瑤子、山田裕貴、柄本明、高良健吾、池脇千鶴、樹木希林らが出演する。
2018年05月29日映画監督の是枝裕和が23日、東京・羽田空港で行われた第71回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞帰国後初の記者会見に登場した。是枝監督は20日(現地時間19日)、映画『万引き家族』(6月8日)で同賞を受賞。日本映画の同賞は、1997年の第50回カンヌ国際映画祭にて今村昌平監督作品『うなぎ』が受賞して以来21年振り、カンヌのコンペで日本映画が受賞するのは是枝監督の『そして父になる』以来5年振りとなる。トロフィーを持って登場した是枝監督は、「ようやく実感が湧いてきました」としみじみ。「これだけの記者の方が集まっているというのが、1番『大きな賞なんだな』と思いますし、実感がちょっとずつですね。これからだと思います」と心境を吐露した。映画祭終了後、次回作の打ち合わせのためにニューヨークに飛び、やっと帰ってきたという是枝監督。「LINEとメールが山のように溜まってしまって、まだありがとうの返信すらできてない方達がたくさんいる」と苦笑し、「年賀状すら出せていないので、お礼くらいはちゃんとそれぞれの方達にメッセージを返したいと思います」とやりたいことを明かした。日本時間5月14日に行われた公式上映では、約9分にわたるスタンディングオベーションが起ここったことも話題となった。是枝監督は、拍手の長さについて「そんなに本質的なことではない」としながらも、翌日からの各国の取材では「記者の方々、Touchという言葉と、Loveという言葉が1番多かった」と振り返り、「いい手応えなんだなということは、どんどん取材の数も増えて感じました」と語る。話が日本の映画界について話が及ぶと、「いろんな課題がたくさんあるので、気づけば口にするようにしています」「周りから監督たちを産んで行った方が、僕自身になっても刺激になるので、地道に頑張っております」と、周囲の監督のサポートについての話に。「しゃべり始めると文句になっちゃうので、文句を言わずに、自分の取り組むべきことを語ろうと思います」と苦笑し、その場を収めていた。「いただいた当日は授賞式からディナーまで持ち続けていた」というトロフィーについては、「顔の近くにあげてくれと言われるものですから、筋肉痛が治ったのが昨日くらい」とその重さを明かす。2004年に『誰も知らない』で柳楽優弥がカンヌ国際映画祭で史上最年少、日本人として初めて最優秀主演男優賞を受賞した際に、是枝監督から柳楽へトロフィーを渡した記憶が会見で「蘇ってきた」という是枝監督。「今回は自分のところに戻ってきた感じで、記者会見が終わったらどうなるのか。一晩くらいは抱いて寝ようと思います」と笑顔を見せた。本作の主役は、祖母の年金で足りない生活品を万引きで賄う"万引き家族"。社会の底辺でありながら笑いの絶えない生活を送る中、近隣の団地の廊下で震えていた幼女・ゆりを娘として育てることに。ところが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく。リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、緒形直人、森口瑤子、山田裕貴、柄本明、高良健吾、池脇千鶴、樹木希林らが出演する。
2018年05月23日是枝裕和監督の映画『万引き家族』(6月8日公開)が第71回カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルムドールを受賞したことを受け、同作に出演している俳優・山田裕貴が20日、ツイッターを通じて心境を伝えた。山田裕貴山田は、「少しでもこの作品に携われたこと、大変光栄です。本当に本当におめでとうございます!」と、歓喜と祝福。「この嬉しいニュースでまた新たに映画に興味を持つ人が増えるといいな。もっと、もっと、どんなジャンルであれ見てもらえる魅力ある人間、俳優になりたい」と俳優としての意気込みもつづった。同作は、祖母の年金で足りない生活品を万引きで賄う"万引き家族"の物語。社会の底辺でありながら笑いの絶えない生活を送る中、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく。北条保役で出演している山田。今年2月のツイッターでも、「ものすごいご縁で、人のご縁でオーディションに呼んで頂き参加させて頂くことになり、嬉しくて飛び上がりました。中でも、監督から頂いた言葉に感動」とファンに向けて報告していた。
2018年05月20日第71回カンヌ国際映画祭の授賞式が20日(現地時間19日)に行われ、是枝裕和監督の映画『万引き家族』(6月8日公開)が最高賞となるパルムドールを受賞した。日本映画の同賞は、1997年の第50回カンヌ国際映画祭にて今村昌平監督作品『うなぎ』が受賞して以来21年振り、カンヌのコンペで日本映画が受賞するのは是枝監督の『そして父になる』以来5年振りとなる。是枝裕和監督日本時間5月14日に行われた公式上映では、約9分にわたるスタンディングオベーションが起こり、辛口で知られる海外メディアからも賛辞が飛び交うなど、受賞への期待が高まっていた本作。授賞式でパルムドールが発表されると、是枝監督は壇上で「さすがに足が震えています」と信じられないといった様子。「この場にいられることが本当に幸せです」と喜びを口にし、「そしてこの映画祭に参加するといつも思いますが、映画をつくり続けていく勇気をもらいます。そして、対立している人と人を、隔てられている世界と世界を映画が繋ぐ力をもつのではないかという希望を感じます」と映画の可能性を噛み締める。そして、「今回みなさんにいただいた勇気と希望をまず一足早く戻ったスタッフとキャストに分かち合いたいですし、作品が選ばれたにも関わらず、ここに参加できなかったふたりの監督たちとも分かち合いたいですし、これから映画をつくり、ここを目指す若い映画の作り手たちとも分かち合いたいと思います」とコメント。「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えた。本作の主役は、祖母の年金で足りない生活品を万引きで賄う"万引き家族"。社会の底辺でありながら笑いの絶えない生活を送る中、近隣の団地の廊下で震えていた幼女・ゆりを娘として育てることに。ところが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく。リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、緒形直人、森口瑤子、山田裕貴、柄本明、高良健吾、池脇千鶴、樹木希林らが出演する。
2018年05月20日井ノ原快彦(42)が主演を務めるドラマ「特捜9」(テレビ朝日系)の撮影現場で5月17日、井ノ原と出演者である寺尾聰(70)の合同誕生日セレモニーが行われた。 故・渡瀬恒彦さん(享年72)主演のドラマ「警視庁捜査一課9係」(同局)シリーズをリニューアルした作品である「特捜9」。人気シリーズに今作から新たに加わった寺尾は、共演陣にこう感謝の気持ちを述べた。 「12年続いたドラマに新入生として入れていただいて、みなさんやりにくかったんじゃないかと思う。だけど暖かく手を差し伸べてくれて、毎日とても楽しくて刺激をもらっている」 同じく今作から加わった山田裕貴(27)は、寺尾の言葉に「感謝の気持ちでいっぱい。思い出すといろんなことが蘇って……」と自身を重ねて涙。続けて、加入当時の心境を吐露した。 「新しく入ることにすごくプレッシャーを感じていたんですが、みなさんが背中に手を添えてくださっていた気がして、本当に幸せだなって……」 涙のあふれる山田のもとへ、井ノ原は思わず駆け寄り笑顔。まだまだ想いが止まらない様子の山田は「俳優としてがんばらなきゃいけないんだ」と熱弁を奮いつつ、「打ち上げで言おうと思ってたのに……」と先走ってしまったことを反省。すると共演陣から「先走ってる!」と劇中同様のツッコミが入り、現場は温かな空気に包まれたという。 ネットでは、同ドラマ現場の温かさに感動の声が上がっている。 《すごく良いチームだなぁ 特捜9も息の長い作品になること間違いなし!だね》《「特捜9」出演者の皆さんが、裕貴君が素晴らしくて言葉がありません……感涙》《とにかく、良い現場、ということだけが伝わってきます》 同ドラマは前シリーズの人気ぶりを引き継いでおり、16日の放送回では13.2%の視聴率を記録している。
2018年05月17日業界では話題でも一般には知られてないワードから“流行の源泉”をどこよりも早く紹介する「沸騰ワード10」。その5月11日(金)放送回に俳優の山田裕貴がゲスト出演。MCの「バナナマン」や映美くらら、滝沢カレンら他ゲストとトークなどを展開する。「海賊戦隊ゴーカイジャー」で俳優デビュー、「イタズラなKiss」や「ホテルコンシェルジュ」「HiGH&LOW」シリーズなどへの出演を経て、2016年になると「死幣-DEATH CASH-」『オオカミ少女と黒王子』『青空エール』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』などの作品で頭角を現し、昨年は大河「おんな城主 直虎」「僕たちがやりました」などのドラマから『二度めの夏、二度と会えない君』『亜人』『あゝ、荒野』などの映画まで幅広く活躍。今年に入っても仲里依紗、塚本高史らと共演した「ホリデイラブ」や現在放送中の「特捜9」、『となりの怪物くん』などいまや引く手あまたな存在となった。今回は山田さんのほか「Every Little Thing」伊藤一朗、映美さん、「メイプル超合金」カズレーザー、「サバンナ」高橋茂雄、滝沢さん、横澤夏子、ヨンアらがスタジオでパネラーとして出演、雛形あきこ、天野浩成がVTR出演し、羽田空港の税関や、肉に取り憑かれた芸能人夫婦の旅などをお届けする。山田さんが出演、現在公開中の映画『となりの怪物くん』は菅田将暉と土屋太鳳とW主演。菅田さん演じる行動予測不能な超問題児の春と、土屋さん演じるガリ勉&冷血の雫が高校1年の貼るに出会い、惹かれあっていく青春ラブストーリー。山田さんは2人と“三角関係”を繰り広げるヤマケンこと山口賢二役で出演。また来月には是枝裕和監督が「この10年間考え続けてきたことを全部込めた」と語る渾身作『万引き家族』も公開。リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林、池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴、柄本明ら演技派が集結し、父子で“万引き”を繰り返す父親が虐待されている女の子を連れ帰り、一家が世話をするなかで家族の隠された秘密が明らかになっていく――という物語だ。『万引き家族』は6月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。「沸騰ワード10」は5月11日(金)今夜19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年05月11日『誰も知らない』『海街diary』『そして父になる』など、これまで様々な“家族のかたち”を描き続けてきた是枝裕和監督が、「この10年間考え続けてきたことを全部込めた」と語る渾身作『万引き家族』。このたび、本作で念願の“是枝組”初参加となった山田裕貴の貴重な劇中写真をシネマカフェが独占入手した。現在開催中の第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品に合わせ、“家族キャスト”の登壇も発表された本作。是枝監督作品としては『海街diary』以来3年ぶり5回目のコンペ部門出品となり、世界中から集まった選りすぐりの作品とともに大きな注目を集めている。■山田裕貴が演じるのは、“万引き家族”が出会う幼女のDV父物語は、冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子・ゆり(佐々木みゆ)を、見かねた治(リリー・フランキー)が連れて帰ることから始まる。ゆりの体中は傷だらけで、そんな彼女の境遇を思いやり、信代(安藤サクラ)は娘として育てることに。そんなゆりの実の父親・北条保を演じるのが、山田さんだ。昨年は映画だけで『亜人』『あゝ荒野』など12作もの作品に出演。今年も、現在公開中の『となりの怪物くん』、ドラマ「特捜9」などの話題作に続々と出演しており、秋には主演作『あの頃、君を追いかけた』も控えている。少女漫画のザ・イケメン男子から狂気的なクセの強いテロリストまで、印象をガラリと変える演技の振り幅から“カメレオン俳優”とも呼ばれ、若手俳優の中でもその実力は折り紙つき。本作で山田さんが演じた保は、ゆりや妻の希に対して暴力をふるう若い父親で、劇中では、外まで響き渡る罵声や怒号を妻に浴びせる様子も描かれるという。今回到着した写真に映し出されるのは、行方不明だったゆりが発見され、妻と共に報道陣の前に現れるシーン。憔悴しながらも淡々と記者たちに説明をする姿は、家庭内暴力を行う父親とは到底信じられないが、果たして、その真意はいかに?また、山田さんがそんな父親をどう演じるのか、期待高まる写真ともなっている。名だたる俳優たちが憧れるように、山田さんにとっても是枝組の参加は念願だったようで、自身のTwitterにて「ものすごいご縁で、人のご縁でオーディションに呼んで頂き参加させて頂くことになり、嬉しくて飛び上がりました。中でも、監督から頂いた言葉に感動。ぜひ、お楽しみに」と喜びのコメントを寄せている。人と人との関係が希薄ないまの時代に、真の“つながり”とは何かを問う衝撃作で、また1つ振り幅ある演技を見せる山田さんの演技に注目だ。『万引き家族』は6月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2018年05月10日台湾で200万人を動員する大ヒットを記録したキデンズ・コー監督の青春映画を、舞台を日本に移し山田裕貴主演でリメイクした『あの頃、君を追いかけた』。この度、本作の場面写真がシネマカフェに到着した。台湾の人気作家ギデンズ・コーが自伝的小説を自ら映画化したオリジナル作品は、香港ではチャウ・シンチーの『カンフー・ハッスル』の記録を塗り替えて、中国語映画の歴代興収ナンバーワンを記録。日本でも小規模ながらスマッシュヒットを記録した。今回のリメイク版では舞台を日本に移し、時代も1994年から2000年代に置き換え、同じ様に可笑しくて、切なくて、ほろ苦い、誰もが通り過ぎた“あの頃”を描く珠玉のラブストーリーとして新たに生まれ変わる。今回到着した場面写真は、原作ファンにはお馴染み、「乃木坂46」の齋藤飛鳥演じる優等生の早瀬真愛が、山田さん演じるお調子者で人気者、幼稚でいて男らしさを併せ持つ主人公・水島浩介に勉強を教えるシーン。この2人のように、きっと体験したことがある人もいるはず。…そんな“あの頃”を思い出させる写真となっている。『あの頃、君を追いかけた』は2018年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:あの頃、君を追いかけた 2018年、全国にて公開© 『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ
2018年05月06日月刊「デザート」にて連載された『となりの怪物くん』がこの度実写化される。昨今、様々な少女マンガが映画化される中、最も有名な若手俳優・菅田将暉と、土屋太鳳を迎え入れるだけの魅力が、本作にはある。ここではそんな実写版『となりの怪物くん』の魅力を徹底分析!■あらすじ行動予測不能な超問題児の春と、ガリ勉&冷血の雫は、2人とも恋人はおろか、友達もいない。高校1年生の4月、雫が不登校のとなりの席の春の家に嫌々プリントを届けに行ったことがきっかけで出会う。それ以来、春は雫を勝手に“初めての友達”に認定し、さらに唐突に「シズクが好き」と告白!はじめは無関心だった雫も、やがて春の本当の人柄に触れて、次第に心魅かれていく…。そして春と雫の周りには、いつしか個性豊かな友達が増えていき、ヤマケンの登場により、初めての三角関係も勃発?果たして、春と雫の恋の行方は――?■原作はろびこによる人気コミック「月刊デザート」にて2008年から2013年まで連載された人気コミックの実写映画化となる本作。原作自体は既に連載が終了しているが、2012年にはアニメ化やドラマCD化もされている。単行本の累計発行部数は2017年時点で約500万部以上に達しており、第34回講談社漫画賞では、少女部門にノミネートされるほどの実績も持っている。■気になるキャストは?超問題児とがり勉冷血女子の、初々しくも不器用な恋を描く内容だけに、主役の2人のキャストは当初から非常に注目されていた。ここでは、主役をはじめ、彼らを取り囲む個性的なキャラを演じたキャストを紹介する。菅田将暉/吉田春雫のとなりの席に座る、超問題児。通称「ハル」を演じるのは、俳優・そして最近では歌手としての活動も目覚しい菅田将暉。綾野剛主演の『そこのみにて光輝く』や『ディストラクション・ベイビーズ』といった、文芸作品や単館系作品に数多く出演一方で、そのルックスを生かして少女マンガの実写化などにも引っ張りだこ。本作では行動予測不能な超問題児という、少女マンガには珍しい、難しいキャラクターを演じている。土屋太鳳/水谷雫冷静かつ淡白な性格の少女とされる水谷雫を演じるのは、『PとJK』や『兄に愛されすぎて困ってます』に主演を務めている土屋太鳳。明るいキャラを演じることが多い中、最近では「抗NMDA受容体脳炎」という難病にかかった実在の人物を、迫真の演技で演じた『8年越しの花嫁 奇跡の実話』も大きな話題となった。今回は土屋が持つイメージとは真逆の役だけに、どのように演じるのか気になるところ。因みに今回演じる水谷雫は淡泊な反面、非常に家族思いでブラコンという設定。土屋もブラコンとして?知られていることもあり、意外と親近感のある役なのかもしれない。古川雄輝/吉田優山ハルの兄で、現在は弟と不仲という役を演じるのは、『ライチ☆光クラブ』や『曇天に笑う』に出演している古川雄輝。過去に出演したドラマが中国でも大ヒットしたことから、国外にも多くのファンをもっており、中国版ツイッターWeiboのフォロワー数が100万人を突破しているほど。最近ではNetflix版『僕だけがいない街』にて主演を務め、そのはまり役も大きな話題となった。山田裕貴/山口賢二ハルとは昔からのライバルで、今回は雫を巡って三角関係にまで発展させる人物を演じるのは山田裕貴。役柄と自身のキャラクターのふり幅の大きさに「カメレオン俳優」と呼ばれており、『闇金ドッグス』『HiGH&LOW』などのシリーズものに出演する。さらに待機作にはあの『海街diary』監督・是枝裕和最新作の『万引き家族』への出演も控えているなど、演技幅の広がりを見せている。■脇を固めるキャストもいまをときめく若手が勢ぞろい!雫達のクラスメイトで彼女たちの友人・夏目 あさ子を演じるのは、ファッションモデルで現在は女優業への躍進も目覚しい、池田エライザ。原作でも人気のあるキャラを、持ち前のルックスで見事に演じている。また、雫達の隣のクラスの委員長を浜辺美波が演じており、作中では数少ない貴重な常識人という役どころ。『君の膵臓をたべたい』で演じた主演もあって、彼女のイメージをより高める役とも言えるだろう。■予告編では、西野カナの主題歌も!気になる予告編では、ハルが自由奔放に笑顔を降りまく姿から、冷血と呼ばれる雫が彼に心を開いていき、また別のシーンでは涙するシーンなど、対照的に描かれている場面も。さらに主題歌である西野カナの『アイラブユー』も聞くことができる。菅田さんは主題歌について「仲間たちとの時間、そして、大切な人たちとの出会いの時間を、懐かしくふり返ることのできる楽曲で、観終わったあとに『となりの怪物くん』の余韻に浸れる、温かい気持ちになれる楽曲でした」と印象深く語った。土屋さんも「すごい…!西野カナさんは、青春の天才です」と感激し、西野カナの手がけた歌が、今作に広がる景色や時間も、早く観客の方たちと共有したくなると、アツいコメントを残していた。■完成試写会にてランウェイを“豪華”いちゃいちゃ歩き!本作の完成試写会が東京国際フォーラムにて行われ、会場にはランウェイが用意されるという、異例の完成試写となった。会場にはメインキャストが勢ぞろいし、大歓声の中、ランウェイを楽しげに、わちゃわちゃと闊歩する様子も!ランウェイでは男女手を取り合ったり、突っ込み合ったりなど、とにかく距離感近く、いちゃいちゃもありで、キャストも観客も大盛り上がりとなった。■実は全く違うジャンルの作品でもライバル同士だった菅田将暉VS山田裕貴三角関係の原因にもなる、ヤマケンこと山口賢二を演じる山田裕貴。本作で春を演じる菅田とライバル関係になるが、実は今作以外でもライバルとして共演している作品がある。それは菅田がボクサー役として本格的に体系から役作りも行った『あゝ、荒野』。山田さんは、主人公の菅田さんと以前は仲間だったが、裏切ったことで菅田さんの因縁を買うことになったプロボクサーを熱演している。『あゝ、荒野』では、ライバルなんて生易しいものではなく、文字どおりボクシングで殺しあうほどの衝突を繰り広げていただけに、本作のように全く別のフィールドでもライバルとなった2人の演技に注目したい。大物若手2大キャストによって描かれる『となりの怪物くん』。彼らと彼らを取り囲む強烈な個性も、ストーリーと同じく注目したいポイントだ。劇中ではそれぞれどんな怪物っぷりをみせてくれるのか、期待したい。『となりの怪物くん』は4月27日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:君の膵臓をたべたい 2017年7月28日より全国東宝系にて公開© 2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会あゝ、荒野前篇 2017年10月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズあゝ、荒野後篇 2017年10月21日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズとなりの怪物くん 2018年4月27日より全国東宝系にて公開©2018映画「となりの怪物くん」製作委員会©ろびこ/講談社
2018年04月29日フリーアナウンサーの堀尾正明、俳優の溝端淳平、タレントの岡田結実による「誰だって波瀾爆笑」の4月29日(日)放送回に公開中の映画『となりの怪物くん』で主演を務める菅田将暉が登場。過去の映像なども交えながら菅田さんの魅力に迫っていく。ゲストの波瀾に満ちた人生を取り上げる本番組。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し名実ともに日本を代表する俳優の1人となった菅田さんの人生を今回は「バイきんぐ」小峠英二の進行で紹介していく。“警備員に止められた!?”というアカデミー賞授賞式の舞台裏をはじめ、“乳首をつまむ!?”お色気たっぷりな写真や思わず本人も赤面してしまう“好きな人を○○で攻撃”した超独特初恋アプローチなど、若かりし頃のエピソードに加え、“ダンス”や“告白審査”まであったという菅田さんの芸能界入りのきっかけとなったジュノンボーイコンテストの映像を公開。ラジオやライブの舞台裏密着など、菅田さんの仕事からプライベートまでをたっぷりお届け。菅田さんが土屋太鳳とW主演した映画『となりの怪物くん』は現在公開中。講談社「月刊デザート」にて連載された大ヒット少女コミックを映画化。菅田さんが演じる行動予測不能な超問題児で“怪物”と呼ばれる吉田春と、土屋さんが演じるガリ勉&冷血の水谷雫のラブストーリーを描く。行動予測不能な超問題児の春と、ガリ勉&冷血の雫は、2人とも恋人はおろか、友達もいない。高校1年生の4月、雫が不登校のとなりの席の春の家に嫌々プリントを届けに行ったことがきっかけで出会う。それ以来、春は雫を勝手に“初めての友達”に認定し、さらに唐突に「シズクが好き」と告白!はじめは無関心だった雫も、やがて春の本当の人柄に触れて、次第に心魅かれていく…。そして春と雫の周りには、いつしか個性豊かな友達が増えていき、ヤマケン(山田裕貴)の登場により、初めての三角関係も勃発?果たして、春と雫の恋の行方は――というストーリー。また本番組のMCの1人である溝端さんが声優として吹き替えを担当した『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』も現在公開中。『アイアンマン』『マイティー・ソー』などのほか『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ドクター・ストレンジ』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』などこれまでの『アベンジャー』シリーズで過去最大のヒーローが共演、「全宇宙の生命の半分を消し去る」という凶悪な野望を持つ「サノス」との対決が迫力ある映像で描かれている。「誰だって波瀾爆笑」は4月29日(日)9時55分~日本テレビで放送。(笠緒)
2018年04月29日女優の土屋太鳳が27日、都内で行われた映画『となりの怪物くん』(公開中)の公開初日舞台挨拶に、菅田将暉、古川雄輝、山田裕貴、池田エライザ、浜辺美波、速水もこみち、月川翔監督とともに登場した。同作はろびこにより講談社『月刊デザート』で連載され、累計発行部数は500万部を突破する同名人気コミックを実写化。友達も全くいない、恋もしたことのないガリ勉で冷血な女子高生・水谷雫(土屋)が、となりの席の問題児男子・吉田春(菅田)に、唐突に告白されたことから恋物語が始まる。W主演でヒロインを演じた土屋は胸元の大きく開いたミニワンピで登場。すらりと伸びた美脚に、体の線がわかるタイトなワンピース姿で、大人の色気を垣間見せた。舞台挨拶前には、菅田とともに映画館スタッフの仕事を初体験。菅田は「前にイベントで対決をしたんですよ。それで負けたらなんでもやってやらあ! と行った結果、負けて。映画初日公開で、劇場にお世話になりっぱなしなので、お掃除とかお迎えとか、感謝の意味を込めて」と理由を明かした。土屋が「実は弟が渋谷のTOHOでアルバイトをしていた」と明かすと、出演者陣も驚く。土屋が「こっそり見に行ったことがあって、こっそりすぎて会えなかったんだけど、話は聞いてて」と語ると、菅田も「想像つくなあ、そのエピソード」と笑顔を見せた。土屋は「映画館って映画の神様がいる感じがするから、今日はご恩返しができたような気持ちでとっても嬉しかったです」と真摯に思いを表す。思わず観客から上がった「かわいい〜」という声には、菅田が「でしょう?」と得意そうに返事をしていた。
2018年04月27日俳優の速水もこみちが27日、都内で行われた映画『となりの怪物くん』(公開中)の公開初日舞台挨拶に、菅田将暉、土屋太鳳、古川雄輝、山田裕貴、池田エライザ、浜辺美波、月川翔監督とともに登場した。同作はろびこにより講談社『月刊デザート』で連載され、累計発行部数は500万部を突破する同名人気コミックを実写化。友達も全くいない、恋もしたことのないガリ勉で冷血な女子高生・水谷雫(土屋)が、となりの席の問題児男子・吉田春(菅田)に、唐突に告白されたことから恋物語が始まる。日本テレビ系情報番組『ZIP!』内の料理コーナー「MOCO’Sキッチン」でもおなじみの速水。挨拶をすると、観客からは「オリーブオイル!」と歓声が上がり、菅田も「そんな歓声ある!? 人だから!」と驚いた様子に。速水は「どういう意味? "私を調理して!?"」と観客に詰め寄っていた。速水は、同作で共演した土屋に、フライパンを贈ったという。土屋は「すごくいい。なんでもできるし、一つ買い足したんですよ。なので、『MOCO’Sキッチン』を参考にしながら、大皿料理を作りたいと思います」と感謝。「ホームパーティーをやりたい」という土屋に、速水は「出張で俺が行くしかないですね」と張り切っていた。また、速水は観客の持っているメッセージの紙を見て「『オリーブオイルかけて』というのが、どうしたらいいんだ、これ。ありがとう」と困惑。菅田が観客に「それ、家で書いてきたの?」と聞くと、「さっき書いた」という回答だった。
2018年04月27日映画『となりの怪物くん』(公開中)の公開初日舞台挨拶が27日に都内で行われ、菅田将暉、土屋太鳳、古川雄輝、山田裕貴、池田エライザ、浜辺美波、速水もこみち、月川翔監督が登場した。同作はろびこにより講談社『月刊デザート』で連載され、累計発行部数は500万部を突破する同名人気コミックを実写化。友達も全くいない、恋もしたことのないガリ勉で冷血な女子高生・水谷雫(土屋)が、となりの席の問題児男子・吉田春(菅田)に、唐突に告白されたことから恋物語が始まる。それぞれ主役級となる旬のキャストを集めた学園物作品に、山田が「日本版のアベンジャーズできそうなキャストで」と表現すると、菅田が「ちょっと何言ってるのかわからないです」とツッコミ。さらに古川がマイクを通さず「滑ってる」と言ったため、菅田は「小さな声で『滑ってるなあ』はやめてあげてほしい」とフォローしていた。舞台挨拶では、登壇者が「初めて〇〇したい」と宣言することに。「インドへの一人旅に行った奴が3人いる」という菅田は、「一人で海外旅行をしたい」と希望を語った。また、スイーツ男子を演じた古川は「ケーキバイキングに行きたい」と回答。「生クリームがいっぱい食べれたらいいな。ロールケーキが好き」と明かすと、速水が「作りましょうか!?」と立候補した。「スカイダイビングをしたい」という山田は「地球の重力を感じたくて。みなさん地球感じてます!? ちゃんと空から飛ばないと、重力って普段感じないよ」と語りかけるも、周囲の微妙な反応に「僕は不思議ちゃんなのかな?」と不安になった様子。菅田が「今度行こう」と提案すると嬉しそうにしていたが、「俺は飛ばないよ? 下で見てる」と釘を刺され、「じゃあ見てて」とお願いしていた。また、この日は映画上映前に、菅田と土屋が劇場スタッフを体験。清掃、アナウンス、お出迎えを行ったという。菅田は「入ってくるお客様を誘導するのを見ながら、結構一人で来てくださってる人もたくさんいて、それがすごく嬉しくて」と体験を振り返り、「一人で見に行くことも臆せず来てくれる人が増えたらいいなと思いました」と語った。
2018年04月27日若手俳優の健太郎が主演する映画『デメキン』のDVD発売記念トークイベントが4月25日に行われ、健太郎さん、親友役を演じた山田裕貴が登壇。2人は撮影を振り返り、熱いトークが繰り広げられた。本作は、お笑い芸人「バッドボーイズ」の佐田正樹の不良時代の実話を基に、タイマン、抗争、死、別れ、そして友との友情を熱く描いたアウトロー・エンターテインメント作品。佐田正樹役には、「仰げば尊し」「パパ活」、10月スタートの「今日から俺は!!」への出演も決定している健太郎さん。そして、佐田の親友・合屋厚成役には、『闇金ドッグス』『HiGH&LOW』シリーズなどに出演する山田さん。ほかにも、柳俊太郎、今田美桜ら若手俳優が集結。劇場公開時には、上映最終日まで満席が続いたほど注目を集めた。約200人のファンが集まるイベントに登場した2人は、偶然にもストライプ柄のシャツに黒のパンツと衣装がリンク。「正樹と厚成の絆で」と喜び、仲の良さを見せつけた。衣装合わせで初めて顔を合わせたときのことを振り返り、健太郎さんは「助監督さんから『山田裕貴は、主役が健太郎ということでバッチバチに気合い入れてきているから、やばいよ』と言われて。そんな風に煽られたら、こっちも気合いが入るじゃないですか。だからちょっと最初は距離がありました」と告白。一方の山田さんは、「自分は『めちゃめちゃ仲良くなりたい。早く話したい』と思っていたのに!」と悔しそう。またアクション練習では、健太郎さんの顔に山田さんのパンチが直撃するハプニングもあったのだとか。山田さんは「主演の顔に当ててしまったというハプニングで、また距離が…」と苦笑を浮かべる場面も。さらにこの日は、事前に公式Twitterでファンから募集した質問に答えていくコーナーも設けられ、「自分が一番イケてるシーンは?」という質問に健太郎さんは「ラストシーン。厚成のために闘って、最後みんなで横一列で歩いてるシーンは演じていても涙が止まらなかった」と明かし、山田さんは「厚成の彼女のアキ(今田美桜)に嘘をついてごまかすシーン。自分で観て『俺こんな可愛い顔できるんだ』って初めて思った」とお茶目な回答も。最後に山田さんは「健太郎を支える役を演じられて良かったし、いまでもほかの仕事で会ったとき『デメキン』の話になるくらいアツい映画です」と作品をアピール。健太郎さんも「『デメキン』が沢山の人に愛される作品になって嬉しい。アツい気持ちを思い出したくなったらDVDで何度でも楽しんで下さい」とコメントしていた。『デメキン』DVDは発売中。(cinemacafe.net)■関連作品:デメキン 2017年12月2日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© よしもとクリエイティブ・エージェンシー/ワニブックス/秋田書店・ゆうはじめ© 2017 映画『デメキン』製作委員会
2018年04月26日所ジョージと佐藤栞里がMCを担当し、ゲストのトークとロケで送るバラエティ「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」。その4月25日(水)今夜放送回に今週末から全国東宝系にて公開される『となりの怪物くん』に出演している俳優の菅田将暉がゲスト出演する。昨年は『キセキ -あの日のソビト-』から『帝一の國』、夏の『銀魂』の大ヒットを経て『あゝ、荒野』『火花』と5作もの映画に出演、いずれも主役ないしはメインキャストを演じ、大河ドラマ「おんな城主 直虎」への出演と破竹の快進撃をみせた菅田さん。1月クールの「トドメの接吻」も大きな話題を呼び、さらにこの夏には『銀魂』の続編も控えるなど今年もますますその勢いは収まることを知らない。そんな菅田さんが今回は川崎を舞台に「マイクの旅」に挑戦。知られざる川崎名物やリポーターを務めた3歳児との友情は感動必至。「人生はクイズだ!」では女性飼育員の赤裸々恋愛妄想話を聞き出し「ダーツの旅」では宮崎県新富町へ。本人がタジタジになったという菅田さんファンのお母さんにも注目。さらに菅田さんが語る「頭の上がらない先輩は○○」とは!? オンエアをお楽しみに。菅田さんと土屋太鳳といういま最も勢いに乗る2人のW主演でおくる『となりの怪物くん』は2008年~2014年まで講談社「月刊デザート」にて連載された大ヒット少女コミックを映画化する作品。行動予測不能な超問題児で“怪物”と呼ばれる春を菅田さんが、ガリ勉&冷血の雫を土屋さんが演じ、2人が高校1年生の4月、雫が不登校のとなりの席の春の家に嫌々プリントを届けに行ったことがきっかけで出会い、それ以来春は雫を勝手に“初めての友達”に認定。さらに唐突に「シズクが好き」と告白。仕事で家にいない母親に認められるために幼い頃から勉強だけを信じてきた雫にとって、友だちや恋人などはただの邪魔な存在でしかなかったが…春と雫の周りにはいつしか個性豊かな友達が増えていき、ヤマケンの登場により初めての三角関係も勃発?果たして、春と雫の恋の行方は――というストーリーが展開。池田エライザ、浜辺美波、山田裕貴ら旬な若手俳優たちの共演も注目ポイントだ。『となりの怪物くん』は4月27日(金)より全国東宝系にて公開。「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」は4月25日(水)19:56~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年04月25日人気ドラマシリーズ「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系)の続編「特捜9」(同)が4月にスタートした。 主演をつとめるV6の井ノ原快彦(41)をはじめ、羽田美智子(49)、吹越満(53)らが演じる「9係」のメンバーが再集結。そのメンバーを束ねる班長として、「9係」からの新キャスト・寺尾聰(70)が加わった。 「今期刑事ドラマ3本をそろえ、他局を視聴率で大きくリードする戦略のテレ朝。『特捜9』は初回16.0%、第2話15.4%と好調です。やはり『捜査9係』からの固定ファンがいるのが強みです」(放送担当記者) そして、寺尾のほか新キャストとして加わったのが山田裕貴(27)だ。2011年にテレビドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」(同)で俳優デビュー。その後、映画・ドラマ・舞台で経験を積んだ。昨年はなんと人気シリーズ「HiGH&LOW THE MOVIE」の2本、「亜人」、2部作の「あゝ、荒野」など出演映画が10本以上公開されたのだ。 そんな山田だが、芸能活動を行ううえでの強力な“心の支え”があるという。 「父親は中日、広島で活躍した元プロ野球選手で現在は広島でコーチをつとめる和利さん。中学まではそんな父に憧れて野球少年だった裕貴さんですが、父のレベルから比べ自分はプロになれないと思い断念。俳優の道を目指したそうです。そんな父親が自分の出演作を見に行ってくれている。道は違えど、父親が自分のことをプロとして認めてくれている。それが俳優としての原動力になっているといいます」(映画業界関係者) 今年秋には、主演映画「あの頃、君を追いかけた」で乃木坂46・齋藤飛鳥(19)とタッグを組む山田。さらに知名度がアップしそうだ。
2018年04月23日