世界的人気ドラマ『コールドケース』日本版の第3シーズン『連続ドラマ W コールドケース3 〜真実の扉〜』が、WOWOW開局30周年記念作品として、12月5日(土)より放送される。この度、本作と神奈川県警とのタイアップポスターが公開された。江口洋介や緒形直人、戸田菜穂、井之脇海、有村架純、岩田剛典、松原智恵子、若林豪、仲村トオル、音尾琢真、松澤匠、織田梨沙、山口紗弥加、久保田紗友、赤楚衛二、黒木華、高杉真宙、駿河太郎、竹原ピストル、水野美紀ら毎話を彩るゲスト陣も発表され、話題を呼んでいる本作。この度公開されたポスターは、本作の主演を務める吉田羊を始めとした永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和らレギュラーキャストが劇中で神奈川県警・捜査一課に所属するという設定から実現した限定企画だ。シーズン3のポスタービジュアルをベースに、神奈川県警が県内で発生する“特殊サギ”の撲滅に向けて、「キャッシュカードは渡さない!」といった力強いメッセージも感じ取れるポスターに仕上がっている。製作に携わった神奈川県警の担当者は「ポスターをきっかけに、家族でサギ対策について話し合ってもらいたい」と呼び掛けている。本ポスターは本日14日(土)以降、神奈川県内限定で順次掲出される予定だ。『連続ドラマ W コールドケース3 〜真実の扉〜』12月5日(土)よりWOWOWプライムにて放送スタート毎週土曜22時〜全10話/第1話無料放送
2020年11月14日映画『新解釈・三國志』(12月11日公開)の完成報告会見が4日に都内で行われ、大泉洋、ムロツヨシが登場した。同作は、西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に、魏・呉・蜀の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた『三国志』を、新解釈で描く歴史エンターテイメント作。大泉が「蜀」の武将・劉備玄徳を演じ、チーム蜀の諸葛亮孔明をムロツヨシ、関羽を橋本さとし、張飛を高橋努、チーム暴の黄巾を山田孝之、呂布を城田優、董卓を佐藤二朗、チーム妻の、黄夫人を橋本環奈、小喬を山本美月、チーム舞の趙雲を岩田剛典、貂蝉を渡辺直美が演じる。『第71回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:15~)の白組司会を務めることが2日に発表された大泉だが、札幌テレビ放送のレポーターが「(劉備が城をまとめる、白をまとめるということで……」と話を向け、ムロが「そうですね、やっぱり、頑張りたいと思います!」と受けると、「お前関係ないだろ!」とつっこむ。「うまいよね、映画の話しかしちゃいけないって言ってるのにね」と感心する大泉は、「紅白に出ることになりましたね。誰か早く聞いてくんねーかなって」と話すことに乗り気。「オファーをいただいた時は大変、光栄な気持ちでしたけど、プレッシャーで1日悩みましたね。劉備は即決でしたけど」と振り返る。「荷が重いと思いました。でもやっぱり毎年毎年元気づけられて次の年を迎えてた気持ちもありましたので……」と意気込みを語っていたものの、「これはやっぱりNHKで言いたいことだな」と気づいた大泉。「一体いつになったらこの会見やってくるんだ。あの局、普通に新聞社にすっぱ抜かれたんだよ」とぼやいていた。
2020年11月04日多部未華子を主演に迎えた、青山真治監督の7年ぶりの最新作『空に住む』。すでに本作を観た観客からは、「多部ちゃん演じる直実に大いに共感!」「孤独や喪失感を乗り越えて、また歩み出すパワーをもらえる映画」「穏やかながら力強く、生きることの尊さを教えてくれます」など、絶賛の声が続出。多部さん演じる直実が身に纏う衣装の数々に彼女の心情が映し出されていることも、共感度の高いヒロインとして魅力となっている。カジュアルながら華やかさを忘れない職場でのスタイルから、リラックスムード漂う部屋着まで、シーンによって様々なスタイルを見ることができる本作。衣装を担当したのは、青山監督の『共喰い』や、多部さん主演で話題を呼んだ『あやしい彼女』、そして登坂広臣&中条あやみ主演の『雪の華』などを手掛けてきた篠塚奈美。美しい色使いと、どこかリアリティを感じさせる多部さんの着こなしは、直実というヒロインをより共感度の高い魅力的なヒロインに見せている。仲の良い後輩の愛子(岸井ゆきの)が部屋に遊びに来た時に着ていたのは、黄色の花柄ワンピースに緑のカーディガンという組み合わせ。ある事情を抱え、何かと前途多難な愛子を明るく優しく照らすような、暖かい色合いが印象的。叔父(鶴見辰吾)とその妻・明日子(美村里江)の前では、Tシャツワンピースやフード付きポンチョといったラフなルームウェア姿が中心。身内なだけあって、ざっくりと結ったポニーテール姿や風邪気味のマスク姿など、無防備ともいえる格好も披露している。しかしながら、そうした“オフ”の何気ない雑談中にも、ふとした瞬間に喪失感や虚無感を覚えてしまう直実。そこには、決してリラックスしているとは言い切れない彼女が映し出されている。同じマンションに住んでいることから偶然出会い、逢瀬を重ねていくスター俳優・時戸森則(岩田剛典)とのシーンでは、ブルーを基調としたワンピースを着用。初めて時戸が部屋を訪ねてきた日には、水色と白のボーダーがキュートなウエスト切り替えワンピースを、何度目かの来訪の時には、青と白のストライプが特徴的なワンピースにパーカーというラフな格好で対峙している。どこか“空”の色を思わせるようなコーディネートに。このほかにも、様々な登場人物たちとのシーンで、直実の服装やヘアスタイルも変化。ファッションは心を映す鏡――そんな風に考えて映画をチェックしてみると、シーンごとに直実の心情がより伝わってくるかもしれない。『空に住む』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:空に住む 2020年10月23日より公開©️2020 HIGH BROW CINEMA
2020年11月02日世界的人気ドラマ『コールドケース』日本版の第3シーズン『連続ドラマ W コールドケース3 ~真実の扉~』が、WOWOW開局30周年記念作品として、12月5日(土)より放送される。この度、“変化”を予感させるポスターが公開。さらに過去シリーズの一挙放送も決定した。江口洋介や緒形直人、戸田菜穂、井之脇海、有村架純、岩田剛典、松原智恵子、若林豪、仲村トオル、音尾琢真、松澤匠、織田梨沙、山口紗弥加、久保田紗友、赤楚衛二、黒木華、高杉真宙、駿河太郎、竹原ピストル、水野美紀ら毎話を彩るゲスト陣も発表され、話題を呼んでいる本作。この度公開されたポスターは、取調室を舞台に主演の吉田羊を始め、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和らレギュラーキャストが並ぶ。このビジュアルからは、シーズン3となり、さらに強く深まった5人の絆を感じさせつつも、吉田演じる石川百合が初めて斜めに構えている点にも注目だ。吉田はこのポスターについて、「出来上がったポスターを見て、これまでとは明らかに違う百合の変化を感じ取りました。事実、今シリーズは百合にとって試練の多い、しかも彼女のアイデンティティに揺さぶりを掛けるエピソードが多く、これまでに体験したことのない感情が生まれる瞬間が多々ありました。また今回、自粛期間を挟んで半年間捜査一課メンバーと一緒に過ごした関係で、その絆の深まりもまた、このポスターから滲み出ているように思います。早く皆様に視ていただきたい、とにかく今はそんな気持ちです。最高にカッコいいこのポスターを眺めながら、どうぞシリーズ開始を楽しみにお待ち下さいませ」と話し、このシーズン3にて、ある“変化”が訪れることも予告している。さらに過去シリーズである、シーズン1とシーズン2の一挙放送も決定。新シリーズ放送直前の12月1日(火)を皮切りに、話題となった過去シリーズを、今まで『コールドケース』を見逃していたり、新シリーズに備えて復習したい視聴者がチェックできる。さらに明日10月30日(金)正午には、最後のゲスト情報とこれまでの豪華キャストを網羅した予告編の公開が予定されている。『連続ドラマ W コールドケース3 ~真実の扉~』12月5日(土)よりWOWOWプライムにて放送スタート毎週土曜22時~全10話/第1話無料放送
2020年10月29日EXILE/三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典が出演する吉野家の新CM「牛すき鍋膳 できたて! 熱うま!」編が、30日の放送開始に先駆け、きょう29日12時に吉野家公式YouTubeチャンネルで公開された。「たくさん食べると分かっていたので朝イチから何も食べずに撮影に入りました」と準備万端で臨んだ岩田の食べっぷりは、豪快そのもの。これまでのCMを見た知り合いから、「CM見たよ。見るたびに腹が減る」と言われることもあったようで、視聴者の食欲を掻き立てる豪快な食べっぷりとなっている。そのほか、鍋から肉をつまみ玉子を絡めて丼に乗せるシーンでは、「画面写りを意識して、自分で玉子をつける量を調整しなければいけないのが少し難しかったです」という苦労や、撮影がまだ熱い日の続く9月に行われたことから、「肌寒くなる季節に流れるCMとあって、なるべく、外が寒くて吉野家を食べて身体の芯まであったまるというシチュエーションを意識しました」と演技に込めた思いも語った。衣装は、学生時代から吉野家に通っていた岩田のプライベート感をテーマに選定。吉野家のCMで“ご近所コーデ”と“部屋着コーデ”両方の岩田が登場するのは、今回が初となる。テイクアウトした「牛すき御膳」の撮影では、普段のリラックスした雰囲気を感じられるヘアバンド姿に注目だ。CMに出演するようになってからもっと吉野家が好きになったという岩田。「自粛期間もテイクアウトや宅配サービスで頻繁に利用していました」と振り返り、「大体いつも王道の牛丼並盛です」とお決まりのメニューも明かしていた。
2020年10月29日岩田剛典主演、共演に新田真剣佑を迎え、表裏一体のバディを演じるサスペンス映画『名も無き世界のエンドロール』が、2021年1月29日(金)に公開される。この度、本ポスタービジュアル、新・場面写真、主題歌アーティストが発表された。原作は、2012年「小説すばる新人賞」を受賞した、行成薫の同名傑作小説。監督を、『ストロベリーナイト』、『累‐かさね‐』などを手がけてきた佐藤祐市が務める。物語の中心となる登場人物は、何よりも強い絆で結ばれた幼馴染みのキダとマコトだ。ふたりは10年もの歳月をかけて、表と裏それぞれの社会でのしあがり、住む世界の違うある女性に近づいてプロポーズをしようとしていた。だがそれは、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった……。穏やかで優しい性格でありながら裏社会に入り、いくつもの危ない橋を淡々と渡っていくキダ役に岩田。キダの力を借りながら会社経営者となり、頭脳と情熱を注ぎ込みのし上がっていくマコト役を新田が演じる。物語のカギを握るふたりのヒロイン役には山田杏奈、中村アン。また、石丸謙二郎、大友康平、柄本明などのベテラン勢も出演する。このたび公開されたポスタービジュアルは、エンドロールを見守る“ラストシーン”のキダの姿が大きく映し出されており、意味深な表情を浮かべている。キダに重なるように、覚悟を決めた雰囲気でマコトがたたずんでおり、ふたりを待ち受ける衝撃のラストが何なのか、謎が深まる。また、幼馴染のヨッチ、マコトが追い続けている政治家令嬢のリサ、修理工場の社長、キダを裏社会へ導いた川畑の姿もちりばめられ、それぞれの人生が交錯していく展開を予感させるデザインとなっている。また場面写真では、音信不通になっていたマコトと再会を果たしたキダが、マコトから壮大な“ある計画”を知らされる場面が切り取られており、覚悟を決めた二人が鋭い視線を交わしている。さらに、冷たい表情で銃を突き付けるキダと、追い続けた憧れのリサと寄り添うマコトと“表裏の世界で生きる”ふたりの姿も登場。幼馴染のヨッチ、薔薇を手に満面の笑みを浮かべるリサという二人のヒロインたちの明るい表情も垣間見える。そして、主題歌を担当するアーティストは、ボカロP“バルーン”としてキャリアをスタート、瞬く間に10代~20代を中心に絶大な支持を集め、今最も注目を集めている若手シンガーソングライターの須田景凪(すだ・けいな)に決定。書き下ろし楽曲「ゆるる」がエンドロールを彩る。須田を起用したことについて、プロデューサーの内部健太郎は、「多彩な表現のふり幅を持つ須田景凪さんなら、本作のエンドロールにふさわしい楽曲を制作頂けると確信し、映画のための書下ろしでのオファーをさせていただいた」と話した。須田は、「最初に映像を観させていただいたとき、小さな傷が大きな渦になっていく様な感覚を覚え、作品全体を包む寂寥感を自分なりに音楽にしました。ぜひ映画とともに楽しんでいただけたら幸せです」と語っている。プロデューサー・内部、主題歌担当・須田のコメント全文は以下の通り。■プロデューサー・内部健太郎コメント様々な世代の方に楽しんでもらえる作品にしたいと思い企画しましたが、中でも若い世代の方々にこそ観ていただきたいという想いの中で、ニコニコ動画というデジタルメディアから音楽シーンに登場し、若い世代から熱烈な支持を受ける須田景凪さんにオファーをさせていただきました。多彩な表現のふり幅を持つアーティスト・須田景凪さんの世界観と映画をうまく融合させるために、先ずは映画を鑑賞していただき、感じたことなど須田さんの中の映画のイメージで書下ろしをお願いしました。作品のラストを飾るエンドロールに何を感じ、何を表現するのか。皆さんと同じように僕自身、非常に楽しみです。■須田景凪コメント今回『名も無き世界のエンドロール』の主題歌を担当させて頂くことになりました。最初に映像を観させて頂いた時、小さな傷が大きな渦になっていく様な感覚を覚えました。作品全体を包む寂寥感を自分なりに音楽にしました。ぜひ映画と共に楽しんで頂けたら幸せです。『名も無き世界のエンドロール』2021年1月29日(金)公開
2020年10月22日ダンス&ボーカルグループ・三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのデビュー10周年を記念した特別ライブ『三代目JSB 10周年記念 LIVE×ONLINE“JSB HISTORY”』が、デビュー記念日の11月10日にABEMAにて独占生配信されることが決定した(ABEMA PPV ONLINE LIVEにて有料生配信)。オンラインライブ『LIVE×ONLINE』は、EXILEらが所属するLDH JAPAN(以下LDH)の新たなライブ・エンタテインメントとして、オンラインに特出した演出や、臨場感あふれる映像でクリエイトした有料配信ライブ。今年デビュー10周年を迎える三代目 J SOUL BROTHERSは、2010年11月10日に「Best Friend’s Girl」でデビューし、2014年に発売された13曲目のシングル「R.Y.U.S.E.I.」ではグループ初のレコード大賞を受賞。2017年には年間動員数歴代最多を更新するなど、数々の記録を打ち立ててきた。このたび、デビューから10年間、三代目 J SOUL BROTHERSとして共に歩んできたメンバー7人の思いや、10年間の思い出がたっぷりと詰まった一夜限りの特別なオンラインライブの開催が決定。同公演に向けて、メンバー7人がそれぞれコメントを寄せた。■NAOTO三代目 J SOUL BROTHERSが11月10日に10周年を迎えさせていただきます。今回のLIVE×ONLINEでは三代目としての10年間の歴史をLIVEパフォーマンスを通じて皆さまに楽しんでいただきたいと思います!10周年というメモリアルな日に新しいエンタテインメントを表現できるので、一緒に楽しみましょう!■小林直己2010年にデビューした三代目 J SOUL BROTHERSが、10周年を迎えることになりました。多くの皆さんに支えていただき、さまざまな挑戦をすることができました。その中で、いくつかの夢を叶えることができ、また、時にうまくいかないこともありました。その道すべてが、今の三代目 J SOUL BROTHERSを作り上げています。これまでの感謝の気持ちを込め、「JSB HISTORY」という一日限定のオンラインライブを行います。一緒に素敵な時間を過ごしていただけたら嬉しいです。依然として続く、不安定な日常の中で、少しでも明るい話題を届けていけるよう、これからもがんばりたいです。■山下健二郎活動から10年経ちますが、ここまで三代目が成長し活動ができるのは沢山のファンの方々に支えられてきたからだと日々感じております!その感謝の気持ちをのせて11月10日にLIVE×ONLINEを開催させていただきますので是非一緒に盛り上がってください!今回のLIVEは今まで歩んできた軌跡なども感じていただける演出など見所が沢山ありますのでお楽しみに!■今市隆二三代目 J SOUL BROTHERSは今年10周年を迎えます。沢山の方々に支えて頂きここまで走ってくることができました。そんな感謝の気持ちを込めて10周年記念LIVEを11月10日に開催させて頂きます。初代JSBから二代目そして三代目に受け継がれてきたJSB HISTORY。10年間7人で作り上げてきたJSB ENTERTAINMENTを是非体感してください。■登坂広臣前回のLIVEは僕らのこれまでの【LIVE】を振り返る内容でした。そして今回のLIVEは【JSB HISTORY】として、僕ら三代目のデビュー10周年のタイミングで、JSBの歴史を感じることの出来るLIVEになっています。全てのJSBファンの皆さんに必ず楽しんでもらえるLIVEになっていますので、是非ご覧ください!■ELLY11月10日にLIVE×ONLINEにて三代目 J SOUL BROTHERS デビュー10周年記念LIVEを開催することになりました。本当は皆さんと直接お会いしてLIVEやイベントを行いたい気持ちもありますが、メンバーやスタッフさんと話し合い10周年を記念してLIVE×ONLINEを行うことになりました。11/10は皆さんと一緒に楽しめたら嬉しいです!!LOVE■岩田剛典11月10日にオンラインライブにて三代目 J SOUL BROTHERS デビュー10周年記念イベントをやらせて頂きます。本来ならば予定していた10周年のさまざまな催し。形は変わりましたが、こうして周年を記念してオンラインで実現することになり、きっと当日はエモいライブになりそうです。僕らからのメッセージ、是非受け取ってください。
2020年10月20日泣きたいのに泣けない。思っていることがあっても、いざとなったら言葉を飲み込んでしまう……そんな経験ってありませんか?多部未華子さん演じる、映画『空に住む』の主人公・直実もそういう女性の1人。感情表現が苦手で、自分をさらけ出すことなく、社会や他者となんとか共存しています。■今を生きる女性にエールを送る映画両親が急逝し、叔父夫婦の計らいでタワーマンションの高層階に住むことになった編集者の直実は、喪失感を抱きつつ、浮遊するように生きていました。あるとき、同じマンションに暮らすスター俳優・時戸(岩田剛典さん)と偶然出会い、男女の関係に……。彼との夢のような逢瀬に溺れつつ、仕事・人生、そして愛の狭間で揺れる28歳の彼女。様々なことが起こる中、静かな葛藤が続きますが、やがてある決断を下します。未来へと歩き出す女性たちの背中を押す『空に住む』は、多くの人に観てほしい作品ですが、「女性の選択」「人生のターニングポイント」といったキーワードが気になる方には特におすすめです。■岩田剛典が演じるのは悪くて魅力的な男?映画の序盤で、直実が時戸と出会うエレベーターのシーンは、なんだかドキドキ。2人きりのエレベーター、至近距離での数秒間の会話が今後の展開を期待させます。彼が同じマンションの住人だと知った直実は、気になって出版社の同僚たちに「時戸森則についてどう思います?」と質問。みんなの答えは「超タイプ」「エロいですよね」「時代を作る感じ」「芝居うまいっすよ」「最近キテますね」「好青年?こんなのただのイメージです」「たぶんヤバいですよ、あの男」などなど。それを聞いて「どっちなんだよ?」とボヤく直実。他人の評価って、まるで当てにならないのかも。この「どっちなんだよ?」は、亡き父に「雲みたいな奴」と評された直実自身のことを物語っているようにも感じられました。それにしても、時戸役の岩田剛典さん。どの作品でもかっこいいけれど、今回はこれまでにない“悪い男”を魅力的に演じています。直実の部屋を訪れる傍ら、女を取っかえ引っかえしているらしく、スキャンダルまみれ。かわいらしさもありつつ、色気を漂わせ、どこかミステリアスで……。■見逃せない表情・台詞がいっぱい監督は『EUREKA(ユリイカ)』でカンヌ国際映画祭・国際批評家連盟賞を受賞したことでも知られる青山真治氏。この作品は随所に、出演者たちの「おお、今のは見逃せない!」と言いたくなるような、表情や台詞がちりばめられています。例えば、時戸は直実にこんなことを言いました。「中身、真っ直ぐなのに、表現が捻じれててややこしいよね」「一致してないよね?感情と外側」チャラそうなのに、意外と洞察力が鋭く、核心を突いた発言をする彼。「言っときたいんだけどさ、恋とか愛とかじゃない。ただ心のスキマを埋めるために一緒にいるとか、寝るとか、そういうことも、俺は全然同じことだと考えてる。人間関係ってそういうもんなんじゃないかな。ただね、一度、人と人とが関係を持ったら、一生終わらない地獄みたいに続いていくんだよ」こんな言葉にもドキッとさせられます。“俳優”として、嘘の中に本当を作り、美しい涙を流す彼と、自分をさらけ出すことができず、泣きたくても素直に泣けない直実……。時戸との対話。飼い猫との時間。裕福だけれど孤独を抱える叔母や、ワケあり妊婦の後輩など、周囲の人々が抱える小さそうで大きな問題の数々。「空に住む」日々を過ごす中で見た景色が、直実を取り巻く虚無の世界をどのように変えていくのか。彼女のボヤきの一つ一つも聞き逃さずに観てほしいなと思います。■12星座別「空に住む」的・あなたがアガる場所ところで、「空に住む」感覚は、世界一周旅行に出た旅人の気持ちに似ている気がします。リアルだけれど非現実的で、孤独であると同時に、気分をハイにさせる状況とでも言えばいいでしょうか。迷ったり、傷ついたり。しんどいと思ったときは小休止が必要です。というわけで、ここでは12星座別に、あなたを静かにアゲるスポットをご紹介します。◎牡羊座のあなた都会と郊外の接点にあるような街、高台や高層ビルで火を扱う店◎牡牛座のあなた郊外にある庭つきの家、家庭料理を振る舞う店、アンティーク家具屋◎双子座のあなた駅近のマンションの一角、個性的なデザイン・非対称の建物、斜面の途中にある店◎蟹座のあなた海辺や川の近くなど水を感じる場所、水族館、倉庫のような大型モール◎獅子座のあなた高級感のある門、リッチな家具がある所、一点ものや大きなサイズのアイテムを取り扱う場所◎乙女座のあなた蔵、釜のある場所、低い塀に囲まれた芝生の公園、裏庭に続く喧騒から離れた小道◎天秤座のあなた街並みに溶け込んだ美しい空間、窓から外が見える部屋、美術館◎蠍座のあなた街外れの一軒家、入口が見つかりにくい隠れ家、茶室◎射手座のあなた美しい眺めを一望できる場所、高層階を歩けるデッキ、仕切りのないスペース◎山羊座のあなた歴史あるパワースポット、風や雨・土の匂いのする場所、古く寂びた街並み◎水瓶座のあなた光・風・水を取り入れたアトリエのような空間、デザインにこだわった店◎魚座のあなたリゾートホテル、天井までぎっしり本が並んだ図書館、自然を感じられる場所■『空に住む』を観たら、その後は……あなたにおすすめの場所のイメージは湧きましたか?そこに身を置けば、空に住んだ直実ほどではないにしても、何かしら自分の中で変化を感じられる可能性が。映画館で『空に住む』の世界に浸り、いろいろなことを感じたら、その後、ふらっと行ってみてはいかがでしょう。大切な人と一緒に訪れるのもいいかもしれませんね。【STORY】郊外の小さな出版社に勤める直実は、両親の急死を受け止めきれないまま、叔父夫婦の計らいで大都会を見下ろすタワーマンションの高層階に住むことになった。長年の相棒・黒猫ハルとの暮らし、ワケアリ妊婦の後輩をはじめ気心のしれた仲間に囲まれた職場、それでも喪失感を抱え、浮遊するように生きる直実の前に現れたのは、同じマンションに住むスター俳優・時戸森則だった。彼との夢のような逢瀬に溺れながら、仕事、人生、そして愛の狭間で揺れ続ける直実。果たして彼女は、見失ってしまった自分を取り戻すことができるのか?そして葛藤を乗り越えた末に下した大きな決断とは─?10月23日(金) 全国ロードショー出演:多部未華子/岸井ゆきの 美村里江/岩田剛典鶴見辰吾/岩下尚史髙橋洋/大森南朋永瀬正敏柄本明監督・脚本:青山真治脚本:池田千尋原作:小竹正人『空に住む』(講談社)配給:アスミック・エース(C)2020 HIGH BROW CINEMA
2020年10月19日12月5日(土)よりWOWOWプライムにて放送される『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』の豪華ゲスト第3弾が発表された。本作は世界的人気ドラマ『コールドケース』の日本版。吉田羊演じる主人公の女性刑事・石川百合が、チームのメンバーと共に未解決事件の真相に迫り、解決していく姿を描いている。その第3シーズンがWOWOW開局30周年記念作品として放送されることが決定。これまで第1話・2話に江口洋介、井之脇海、戸田菜穂ら、第3話・4話に有村架純、岩田剛典ら豪華ゲストの出演が発表されている。そして今回、ゲスト第3弾として第5話・6話に出演するキャストが発表された。第5話のタイトルは「夜のドライブ」。長野県警から捜査一課の百合たちの元に、身元不明の男で自称・鈴木和也が盗難車でスピード違反を起こしたとの連絡が入る。その盗難車は、一昨年に行方不明となった弁護士の久保沙織が婚約パーティーの最中にさらわれているところを駐車場で目撃された車だった。さらに、当時現場に残されたコサージュに付着した血と鈴木和也の唾液のDNAが一致し、百合と信次郎(永山絢斗)は事件の真相を聞き出すために鈴木を長野から神奈川県警まで連行。鈴木は沙織を誘拐した日のことを話し出すが、その間捜査を進めていた捜査一課の面々が、横須賀の空き家から腐敗した遺体を見つける。謎に包まれた容疑者・鈴木を演じるのは松澤匠。行方不明の弁護士・久保役を織田梨沙、沙織の婚約者・谷口翔馬役を小久保寿人が務める。第6話のタイトルは「壁の女たちへ」。捜査一課の百合と信次郎が通報のあった大学のキャンパスを訪れると、そこには「平山陽介はレイプ犯」と落書きが。この平山は25年前にキャンパス内で何者かに殺害された当時大学4年生の男だった。成績優秀でスポーツ万能、親は大学に多額の寄付をするなどお金持ちで、大学のスターだった平山が殺された事件を百合たちは洗い直すことに。すると、事件と同じ年に平山の名前が加害者として記載されたレイプの被害届が見つかる。被害者は平山と同じサークルに所属している苦学生だった牧村美里。話を聞くと、彼女は今でもレイプの傷を背負いながら生きていた。その後の捜査で平山が持っていたサークルの名簿から、美里以外にも多数の被害者がいたことが明らかになる。被害にあった彼女たちの事情聴取を進めると、平山がいかに傲慢で卑劣な男だったかが浮かび上がるも、全員が「殺していない」と証言するのだった。レイプの被害者である牧村美里役を演じるのは、山口紗弥加。若き日の美里役に久保田紗友、レイプ犯で殺害された平山陽介役に赤楚衛二が抜擢された。果たして百合たち捜査一課のメンバーは2つの未解決事件の真相に辿りつけるのか。豪華キャストの参戦で、ますます『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』から目が離せない。<松澤匠>鈴木和也は謎が多い男です。生い立ちや家族などの背景も掴めない。名前ですら偽名です。「誰なんだ、こいつは……」と台本を初めて読んだ時思いました。おそらくこの情報解禁で、私の名前を知った多くの方々も同じことを感じられたかと思いますが…(笑)。でもそんな私だからこそ、鈴木を演じる意義みたいなものも感じましたし、内片監督とお話させて頂いたり、鈴木をイメージして作ってくださった衣裳などをヒントに創造することができました。現場ではシリーズを重ねてきた皆さんの団結力や空気作りのおかげで、有意義な時間を過ごすことができました。この得体の知れない鈴木和也を通して、2020 年、見えない敵と戦っている多くの方々に何か届けられればいいなと思います。<織田梨沙>まさか自分が「コールドケース」に出られるなんて、と正直まだ実感が湧いておりません。それぐらい、出演させて頂けて嬉しかったです。今回誘拐される役を演じるにあたり、監禁場所やセリフの言い回しを自分なりに色々想定してから撮影に臨みました。ですが、スタッフの皆さんにヘアメイクや撮影セットなどを創りこんで頂いたこともあり、実際に芝居をしながら何度もリアルな恐怖を味わう瞬間が多々ありました。例えば、監禁されて犯人にライトを照らされるシーンは、演技だと分かっていても「犯人が目の前にいる」と感じて目を開けるのも本当に怖かったです。その恐怖感やリアルさが視聴者の皆様にもお伝えできればと思います。<小久保寿人>今回お声をかけていただいて本当に光栄でした。僕自身も(撮影当時)入籍したばかりだったので、役とすごくリンクするというか、タイミングってやっぱりあるんだなと思いながら、楽しみに撮影させていただきました。僕は普段、鈴木のような殺人鬼や犯人側などのミステリアスな役を演じることが多いのですが、今回は翔馬という被害者側をやらせていただけて。沙織と過ごしてきた日々を、セリフにはない、台本にはないところで深めようと思いました。一番大事にしていたところは、誰にでも起こり得る被害者側の心情をできるだけ丁寧に演じるということです。沙織を愛する強い気持ちが視聴者の皆さんにも伝われればいいなと思います。<山口紗弥加>数日の撮影でしたが、へとへとで、気分も重たくて、こんなにも役を自宅に持ち帰るのは初めてかもしれないぐらい、何とも言えない時間を過ごしました。事件が解決しても、人の心や問題を解決するのはなかなか難しいことだなと強く感じました。ただ、一見百合はドライな部分があるように見えて、羊さんが演じている百合だからこそ、心をこちら側に寄せてくださっているのがすごく伝わってきて、目を見ただけで演じながら涙が出てきてしまいました。今回、尊敬する偉大な先輩方とご一緒できてすごく嬉しかったですし、現場の雰囲気も「なんていいチームなんだろう」と本当に思いました。スタジオでも自然と羊さんを中心として皆さんが集まっていて。私も「あの中に入りたいなぁ、いいなぁ」と思っていました(笑)。でも新参者の私でも温かく迎え入れてくださって、本当に心地良かったです。視聴者の皆様には、やはり未解決事件の奥にあるもの、そして百合さんが一歩踏み込んだその先にあるものを感じとっていただけたらと思います。<久保田紗友>今回私は美里の過去のパートを演じさせていただきましたが、1人の人生を同じシーンで2人で演じるという経験は初めてでした。年代は違いますが、自分以外の人が同じ役を演じている姿、山口さんのお芝居を見て、かなりプレッシャーもありましたし緊張もしましたが、美里という役を、山口さんと共有できたことが嬉しかったですし、とても勉強になりました。脚本を初めて読んだ時、自分にとっての挑戦だと感じました。現代の社会問題(レイプなど)を調べていると、女性の3人に1人がそういう性被害にあったり、トラウマを持っているという記事を読んでとても悲しくなり、その重みを役を通してでも自分が背負うことができるのかとすごく不安だったからです。ですがそういった問題を世間に伝えることで、作品のメッセージ性を受けとって頂けると信じて撮影に挑ませていただきました。視聴者の皆さんの心に作品や美里の想いが届くと嬉しいです。<赤楚衛二>今回平山という役を演じながら、もちろん楽しい部分もあったのですが、ただ苦しいなという、常に2つの感情が入り混じっていました。ですが、無事撮影も終わったので平山君も成仏してくれたのではないかなと思います(笑)。平山の最初の印象は最低な奴だなと思ったのですが、次第に平山がただフォローやアフターケアがド下手くそな、本当に何も考えてない奴なのではと思い始めてからは、不思議と彼に人間味を感じることもできました。もちろん、彼がしたことは悪いことなんですけど。また、同世代の久保田さんとは初共演だったのですが、大胆さと繊細さを併せ持った女優さんだなと思いました。一緒にお仕事ができて楽しかったのですが、ほんとに後半に関しては怖かったですね(笑)。今回自分の中では色々思い切って挑戦した役ですので、そこに注目していただきたいという思いはありますが、やはり物語のテーマや被害者の女性たちの気持ちの部分を見て、現代を生きるみなさんに何かを感じていただけたらと思います。『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』12月5日(土)より、WOWOWプライムにて放送スタート毎週土曜22時~全10話/第1話無料放送
2020年10月15日青山真治監督作『空に住む』が10月23日(金)に公開される。この度、岩田剛典の姿を捉えた新場面写真が公開された。本作は、作詞家・小竹正人が手がけた同名小説を、『共喰い』の青山真治監督が映画化した人間ドラマ。郊外の小さな出版社に勤める主人公・直実は、両親の急死をきっかけに、叔父夫婦の計らいで大都会を見下ろすタワーマンションの高層階に住むことに。直実は長年の相棒・黒猫ハルと暮らし、ワケアリ妊婦の後輩をはじめ気心のしれた仲間に囲まれた職場で働きながらも、喪失感を抱えて生きていた。そんな直実の前に、同じマンションに住むスター俳優・時戸森則が現れる。直実は彼との夢のような逢瀬に溺れながら、仕事、人生、そして愛の狭間で揺れ続けていく。そんな本作で、多部未華子演じるヒロイン・直実に大きな変化をもたらすキーパーソンを演じているのが、岩田剛典だ。岩田が演じるのは、誰もが知る人気俳優の時戸森則。大都会の巨大ビルボードや雑誌の表紙を飾り、映画にドラマに引っ張りだこの大スターだ。直実は、両親の急死を経て、叔父夫婦の計らいから突然タワーマンションの高層階で新生活を始めることになるが、現実を受け止めきれないまま、浮遊するかのように毎日を過ごしている。そのマンションに偶然時戸も住んでいたことから、ある日ふたりはエレベーターで出会いを果たす。スターと対面し驚く直実だったが、二度目に会った時には、なんと早くも彼を部屋に招くことに。ミステリアスで掴みどころがなく、それでいてただならぬ色気が漂う時戸に翻弄され、次第に彼との逢瀬に溺れていく直実。時戸との出会いで生活も変わり始め、やがて自分を取り戻すために、大きな決断を下すことになる。公開された場面写真では、時戸が直実の部屋を訪れ携帯電話の番号を交換するシーンや、花束をもって直実の部屋の前で帰りを待っている姿、スター俳優として主演映画の舞台挨拶で笑顔を振りまく様子に、特集が組まれた雑誌の数々...…と、オンとオフで違う表情を見せる時戸の姿を垣間見ることができる。『空に住む』10月23日(金)公開
2020年10月06日多部未華子を主演に迎え、孤独や空虚感を抱えながらも前進しようと模索する女性たちの生き様を描いた青山真治監督の映画『空に住む』。本作で、岩田剛典は多部さん演じる主人公・直実に大きな変化をもたらすキーパーソンであり、彼自身ともリンクする(!?)“人気スター俳優”を演じている。岩田さんが演じるのは、誰もが知る人気俳優の時戸森則(ときと もりのり)。大都会の巨大ビルボードや雑誌の表紙を飾り、映画に、ドラマに引っ張りだこの大スター。一方、多部さん演じる直実は、両親の急死を経て、叔父夫婦の計らいから突然タワーマンションの高層階で新生活を始めることになるが、現実を受け止めきれないまま、浮遊するかのように毎日を過ごしている。そのマンションに偶然時戸も住んでいたことから、ある日2人はエレベーターで出会いを果たす。スターと対面し驚く直実だったが、二度目に会った時には、なんと早くも彼を部屋に招くことになり――。ミステリアスで掴みどころがなく、それでいてただならぬ色気が漂う時戸に翻弄され、次第に彼との逢瀬に溺れていく直実。時戸との出会いで生活も変わり始め、やがて自分を取り戻すために、大きな決断を下すことになる。時戸役の岩田さんといえば、「EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」のパフォーマーとして活躍しながら、俳優としても数々の話題作へ出演が相次ぐ、まさに超売れっ子アーティスト。日頃から一流のエンターテイナーとして活躍中の岩田さんだからこそ演じられる、説得力溢れる大スター・時戸役は、これまでにないハマり役として注目されること間違いなし。カメラの前で披露するスターの顔とはまた異なる、直実の前だけで見せる表情の数々も見逃せない。今回は、そんな時戸の劇中写真も到着。直実の部屋を訪れ携帯電話の番号を交換するシーンや、花束をもって直実の部屋の前で帰りを待っている姿、スター俳優として主演映画の舞台挨拶で笑顔を振りまく様子に、特集が組まれた雑誌の数々…。オンとオフで違う表情を見せる時戸。さらに映画では、“悪い男”の側面もチラつかせる時戸の姿も登場するという。『空に住む』は10月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:空に住む 2020年10月23日より公開©️2020 HIGH BROW CINEMA
2020年10月06日女優の多部未華子が主演を務める映画『空に住む』(10月23日公開)の場面写真が6日に公開された。同作は作詞家・小竹正人が手掛けた小説『空に住む』(講談社)の実写化作。原作と共に誕生した楽曲「空に住む~Living in your sky~」を三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEが担当し、小説と楽曲が同時にリリースされたことでも話題を集めた。郊外の小さな出版社に勤める直実(多部)は、両親の急死を受け止めきれないまま、叔父夫婦の計らいで大都会を見下ろすタワーマンションの高層階に住むことに。直実の前に現れたのは、同じマンションに住むスター俳優・時戸森則(岩田剛典)で、彼との夢のような逢瀬に溺れながら、仕事、人生、そして愛の狭間で揺れ続ける。今回公開されたのは、EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマーとしても活動する岩田剛典が演じる、人気俳優・時戸森則の場面写真。時戸は大都会の巨大ビルボードや雑誌の表紙を飾り、映画にドラマに引っ張りだこの大スターで、直実はある日マンションのエレベーターで出会いを果たす。スターと対面し驚く直実だったが、2度目に会った時には、なんと早くも彼を部屋に招くことになり、次第に彼との逢瀬に溺れていく。時戸との出会いで生活も変わり始め、やがて自分を取り戻すために、大きな決断を下す。場面写真では、直実の部屋を訪れ携帯電話の番号を交換するシーンや、花束をもって直実の部屋の前で帰りを待っている姿、スター俳優として主演映画の舞台挨拶で笑顔を振りまく様子に、特集が組まれた雑誌の数々と、オンとオフで違う表情を見せた。
2020年10月06日多部未華子主演、青山真治監督の『共喰い』以来7年ぶりの長編映画『空に住む』の完成披露舞台挨拶が10月4日(日)に開催。青山監督に主演の多部さんをはじめ、岸井ゆきの、美村里江、岩田剛典(EXILE/三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、鶴見辰吾、永瀬正敏、岩下尚史、高橋洋が出席した。この日の舞台挨拶は無観客、YouTubeチャンネルでの配信という形でとなったが、青山監督がそれでも劇場で舞台挨拶ができることについて「映画館っていいですね。興奮気味です」と喜びをかみしめる。本作は作詞家の小竹正人が、デビュー小説で“主題歌”としてつづった「三代目J SOUL BROTHERS」の楽曲「空に住む ~Living in your Sky~」の世界観を映像化、青山監督は「この映画が発するメッセージは『人生は冒険だ』ということ。楽しみにしていてください!」とアピールした。多部さんは、青山監督とは初めての仕事となったが「監督とは撮影中もほとんどコミュニケーションをとっておらず、いまだにどういう方なのかわかってない…」と苦笑。「そんな中で生まれた映画です(笑)」と語り、さらに自身が演じた直実という女性についても「一言で説明できない性格の持ち主。感情が表に出ないし、泣けない女性で難しかったですし、『何言ってんのかな?』という部分もいっぱいあったんですが、難しいながらも現場でつかんでいきました」と述懐する。直実が働く出版社の後輩を演じた岸井さんも、多部さんの話を受けて「青山さんの演出は直接的じゃなく、『もっとスッキリしてていい』という感じで、『こういうシーンなので、こうやって』というやり方じゃないんです。現場の空気や風、温度をくみ取って映画を作っていきました」とふり返る。古民家をベースにした出版社での多部さんとの撮影については、「私が(撮影を離れて)多部さんとして接してるのと、役として撮っているのと差がないんです。休憩時間に、岩田さんが演じたスター俳優の時戸が出ている(小道具の)雑誌を見たんですけど、それが映画のシーンか、多部さんとの時間なのか、あいまいになるくらい、素の部分と撮影の差がなかった」と、なんとも不思議な空気感に包まれた現場の様子を明かした。そんな青山監督の演出について、直実の叔父を演じた鶴見さんは「何も言わないで、結局、相手のいいところを出させちゃう」と演出家としての稀有な才能を指摘。『東京公園』に続いての青山作品出演で出版社の編集長を演じた高橋さんも「台本に『出版社』とあったのですが、行ってみたら古民家で、そういう場所でできることが嬉しくて、自然と『こういう感じでしゃべるのかな?』とか『こういう風に働いているのかな』というのが、用意していただいた空気で決まりました」と巧みに現場の空気を作り、俳優陣を導いていく“青山演出”を解説。その一方、青山監督はそうした俳優陣の言葉に「俳優さんがやりたいようにやっているのを、僕がニコニコ見ていることで成立していく現場を常に心がけています」と飄々と語っていた。美村さんは鶴見さんと本作では夫婦役に。「共演は3~4度目で、これまで叔父と姪だったり、金持ちと庶民という関係だったんですけど、2人でお金持ちの夫婦役を演じるのは楽しかったです」とにっこり。鶴見さんは、そんな“妻”の抱える葛藤や悩みに映画を通じて触れて「亭主として(妻を)幸せにしているとばかり思ってて、映画を見たら『こんなに悩んでたんだ?』とショックを受けました(苦笑)。夫婦ってそういうことあるんだな…」と苦笑まじりに語る。そして、映画の中で独特の際立った存在感を放っているのが、直実と同じタワーマンションに住むスター俳優・時戸を演じた岩田さん。岩田さんは、自身の役柄について「脚本を読んだ時から『変な人だな』って思いました」「共通部分があると言いたくない役。ひどい奴だな…と思いながら読んでました(笑)」と難役に苦労した模様。「青山監督とクランクイン前にあったとき、お花を持ってきてて、いきなり『食べれそうな花ある?』と聞かれたんです(笑)。確かに脚本のト書きに『生きている花をちぎって食べる』とあったんで、どう表現するのかなと思ってたんですが、本当に花を食べるシーンが成立するとは…。見たことのないシーンになりました」と貴重な経験を楽しんだよう。もうひとり、出演シーンはワンシーンながらも重要な役割を果たしているのが、永瀬さんが演じたペット葬儀屋の男性。永瀬さんは、原作者の小竹さんとは数十年来の友人であり、物語の中に書かれている、実際に小竹さんが体験した事柄を間近で見ていたそうで「(小竹さんの)猫にも会ってますし、タワーマンションにも行ってるし、(猫をなくす)喪失感も直に見ています。そういう意味で、ワンシーンしか出てないけど、僕にとって特別な映画になりました」と感慨深げ。また、直実の勤める出版社の代表を演じるのは、作家の岩下尚史。「映画を見て、小竹さんは芸能界のこともよくご存じで、出版社の人のこともよくご存じで。岩田さんが演じたスターのような人もよくいますし、多部さんが演じたああいう怖い編集者もいます」と断言すると、これには登壇陣も大笑い。最後に多部さんは「この映画のとらえ方は様々で、男女でも違うだろうし、いろんな見方があると思います。それぞれ、思い思いに見ていただけたら」と語り、「お体に気を付けて、万全の体調で映画館に足を運んでいただければ幸いです」と呼びかけた。なお、本作は第25回釜山国際映画祭 「アジア映画の窓」部門に出品されることも発表された。『空に住む』は10月23日(金)より全国にて公開。※高橋洋の「高」ははしごだか(text:cinemacafe.net)■関連作品:空に住む 2020年10月23日より公開©️2020 HIGH BROW CINEMA
2020年10月05日映画『空に住む』(10月23日公開)の完成披露舞台挨拶が4日に都内で行われ、多部未華子、岸井ゆきの、美村里江、岩田剛典、鶴見辰吾、永瀬正敏、岩下尚史、髙橋洋、青山真治監督が登場した。同作は作詞家・小竹正人が手掛けた小説『空に住む』(講談社)の実写化作。原作と共に誕生した楽曲「空に住む~Living in your sky~」を三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEが担当し、小説と楽曲が同時にリリースされたことでも話題を集めた。郊外の小さな出版社に勤める直実(多部)は、両親の急死を受け止めきれないまま、叔父夫婦の計らいで大都会を見下ろすタワーマンションの高層階に住むことに。直実の前に現れたのは、同じマンションに住むスター俳優・時戸森則(岩田剛典)で、彼との夢のような逢瀬に溺れながら、仕事、人生、そして愛の狭間で揺れ続ける。多部は今回演じた直実について「あまり感情が表に出ないというか泣けない女性で、一言では言えないキャラクターなので難しかったですし、『ちょっと、何言ってるのかな?』みたいなこともいっぱいあったんですけど、難しいながらもこういう感じかなと思いながら演じました」と振り返る。他のキャスト陣たちも演じた役について「わからない」を連発していたため、多部は「各々、わからないなりにやってたんだなということがわかって安心しました。自分自身のことであっても周りのことであっても、100%理解できることはないし、それでも大丈夫だったとおっしゃっていただける監督とご一緒できてよかった」と感謝する。また登場する3人の女性については、「全員理解できないです」と苦笑する多部。「ちょっとクセありますよね」と表すと、美村も「それぞれなかなか裏のある感じで、極端ですよね」と同意する。多部が「本心がどこにあるのかがわからないということが映画のテーマの一つかと思うくらい、表面に見てるものだけが全てじゃない。3人のキャラクターそのままでしたね」と語ると、美村も「女性陣からしてもなかなかわからない。皆さんに考えていただければと思います」と訴えかけた。作中では岩田演じるスター俳優の時戸がエレベーターで直実と出会うが、「岩田さんの風貌だと誠実さがにじみ出ているので、つい大丈夫かなと思うんですけど、そうじゃない男性だったらセキュリティボタンを探します」(美村)、「見た目が岩田さんだからいいけど、そうじゃなかったらもう!」(多部)、「怖いですよね。知らない人についてっちゃいけません」(岸井)と行動には散々な評価が。岩田は「どうリアクションしていいかわからない」と苦笑しながら、「ついていかない方がいいんじゃないでしょうか」と見解を示し、「自分が女性だったらこんな出会いはどう思うか?」という質問には「怖いですね。怖い経験だと思うので、ついていかないです」ときっぱり答えていた。最後に青山監督は「今日わかったことは、これだけ話してもどんな映画かよくわからないだろうということでした。それで僕はいいと思っています」と語る。「最後に僕から言いたいのは、この映画の発するメッセージは『人生は冒険だ』ということです。ますますわかんなくなってきてるとは思いますが、それで結構でございます。楽しみにしてください」とメッセージを送った。
2020年10月04日映画『空に住む』(10月23日公開)の完成披露舞台挨拶が4日に都内で行われ、多部未華子、岸井ゆきの、美村里江、岩田剛典、鶴見辰吾、永瀬正敏、岩下尚史、髙橋洋、青山真治監督が登場した。同作は作詞家・小竹正人が手掛けた小説『空に住む』(講談社)の実写化作。原作と共に誕生した楽曲「空に住む~Living in your sky~」を三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEが担当し、小説と楽曲が同時にリリースされたことでも話題を集めた。郊外の小さな出版社に勤める直実(多部)は、両親の急死を受け止めきれないまま、叔父夫婦の計らいで大都会を見下ろすタワーマンションの高層階に住むことに。直実の前に現れたのは、同じマンションに住むスター俳優・時戸森則(岩田剛典)で、彼との夢のような逢瀬に溺れながら、仕事、人生、そして愛の狭間で揺れ続ける。舞台挨拶は無観客で行われたが「こういった状況下で、お客さんがいない中で舞台挨拶に立つのが、僕にとっては初めて」という岩田。多部は岩田の演じたスター俳優役について「ファンタジーというか、非現実的で演じるのが難しいんじゃないかなと思ってました」と印象を述べる。岩田は自分が演じた時戸について「すごい変な人だなと思っていました」と苦笑。「セリフも独特の言い回しだったり、かなり自分のワールドをもってるスター俳優さんの役でしたので、すごく悩んだんですが、根底に二面性があるのかな。ありのままの自分と、表に出てる時の自分を理解しているけど、だんだん考えることをやめた、みたいな複雑な内面を持ってる男性。少なからず自分もこの世界にいて、現実と表の世界とのギャップで共感できる部分は見つけられたので、現場の雰囲気に任せて、演じきった」と振り返る。「あまり共通する部分があるとは言いたくない、本当にひどいやつ」という時戸役だが、岩田は「たぶん寂しいんだろうなと思って演じていました。僕はグループもやってますので、仲間はたくさんいる方だと思っているんですけど、時戸という役はずっと孤独で、自分の世界の中に閉じこもって生きてきたんだろうなと感じました」と役を分析。さらに「インする前に監督とお話させていただいた時、監督がお花を持ってきて『この中で食べれそうな花ある?』といきなりおっしゃったんですよ」とエピソードを披露する。台本にも「生きてる花をちぎって食べる時戸」というト書きがあったというが、岩田は「このシーン、どうやって表現するんだろうと思ってたら、本当にまさか花を食べるシーンが成立するとは……成立してるのかと言われるとわからないんですけど、見たことないシーンになったなというのが思い出深いです」と明かした。
2020年10月04日世界的人気ドラマ「コールドケース」の日本版、連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」の豪華ゲスト第2弾が明らかになった。有村架純&松原智恵子が同役演じる――第3話「女優」新シーズン第3話は、工事現場で白骨遺体が発見されるところから始まるエピソード「女優」を放送。刑事・石川百合(吉田羊)らが現場に駆けつけ、遺体は1961年に失踪した若手俳優・野口雅之であることが判明。野口の弟・信夫が遺骨を引き取りに訪れると、失踪前日に兄が交際していたとされる銀幕の大スターであった女優・貴船美沙を「絶対に許さない」と言っていたと証言。それを受けて百合たちは、60年ぶりに日本の映画界へ戻ってきた美沙の元を訪ねる――というストーリー。フランスの映画祭で主演女優賞を受賞するなど、日本を代表する大女優・貴船美沙を演じるのは、主演ドラマ「姉ちゃんの恋人」の放送を控える有村架純。現代の美沙は松原智恵子が演じる。ほかにも、美沙を陰ながら支え続ける宣伝担当・城本光晴役に岩田剛典。献身的なマネージャーとなった現代の城本役に若林豪。若手俳優・野口雅之役に泉澤祐希。美沙の付き人・田川久子役に仁村紗和が決定。シリーズ史上初の35ミリの白黒フィルムで撮影された圧巻の映像美にも注目。仲村トオル&音尾琢真がゲスト――第4話「オルゴール」続く第4話のタイトルは「オルゴール」。あるスポーツクラブのロッカールームで事件が起き、百合たちが駆け付ける。現場の焼け跡に残されたものから、2年前のある事件と同一犯である可能性が高いと考えられた。そんな最中、新たな事件が発生。高原浩という男が捜査線上に挙がる。百合たちは、続く事件を阻止しようと次の標的とみられる銀行員の当麻渉に話を聞きに行く。すると2人の意外な繋がりが明らかに…。今回の事件の捜査線上に挙がる謎の男・高原浩役に仲村トオル。高原と意外な繋がりを持ち、事件と深く関わっていく当麻渉役は音尾琢真が演じる。【特報】第1~4話の映像公開!第1話から第4話までの映像を初公開する特報も到着。先日発表された江口洋介や、有村さんと岩田さんが白黒映像に登場しているシーンなどを確認することができる。キャストコメント有村架純以前のシリーズも拝見させていただいたのですが、映像、カット割り、どれもとても質の高い作品だなと思っていました。見るととても面白くて、役者さんのお芝居もシナリオも魅力的で。ワンカットの臨場感があるシーンも、撮影監督の山田康介さんが一緒にお芝居をしてくれているような感じで、それが作品に反映されているのだと思いました。なかなか普通のドラマでは作れないスケールの大きい作品だと思います。時代を跨いで作品を紡いでいくスタイルの作品は少ないですし、しっかりとその人の背景が目に見えて分かるからこそ、物語に引き込まれるのだと感じます。現場は最初緊張するんじゃないかなと思っていたのですが、(撮影監督の)康介さんも羊さんもいらっしゃるので、なんだかすごく懐かしいというか、以前からいるような感覚で(笑)。たった1話分の出演でしたが、それぐらい自分にとっては居心地の良い現場でした。過去の大女優を演じるにあたり、“説得力”が一番心配でした。当時の女優さんの佇まいは、やっぱり時代によって変化しているものですし、生き方、構え方の貫禄を出すにはどうしたらいいのかと考えました。ですが、若き美沙は22~3歳という年齢なので、まだ等身大の部分もある少女感と女性との狭間というか・・・だからそこまで大きく見せようとは思いませんでしたが、姿勢や笑い方など、そういったところを意識しながら演じていました。岩田剛典今回は城本という、大女優・貴船美沙を支える役柄を演じました。第3話のサスペンス部分の核となるとても重要な役だったと思います。劇中ではラブストーリーの要素もありましたが、現代パートにもその流れがしっかりと活きるよう、60年前の当時の城本と美沙を真摯に描けたらいいなと思いながら演じました。撮影自体は数日だったので、監督のディレクションを一番に頼らせていただきました。美沙役の有村さんとは(当時)初共演だったのですが、現場でたくさん気遣っていただき、大変演じやすかったですし、本当に優しい方だなと感じました(笑)。現場では他愛もない会話もたくさんすることができ、演じた物語は切ないものではありましたが、そのような中でも二人の空気感を反映できたのかなと思います。さらに、アメリカから取り寄せていただいた白黒フィルムでの撮影にもテンションが上がりましたね!これは過去パートだけの特権なので、贅沢な撮り方をしていただいて嬉しかったです。髪型や服装もオーバーサイズのシルエットだったり、時代に合わせた特徴的な物なので、そういう世界観の中に飛び込めるのは刺激的でした。時代劇の経験もなく、昭和の設定も初めてだったので映画館などレトロなロケーションでの撮影も楽しかったです。この第3話は「コールドケース」シリーズの真骨頂であるサスペンスドラマ要素がありつつも、その中で徐々に真実が明かされていくにつれて、とても切ない純愛が見えてくる話になっています。こんなにまっすぐな人間を演じたのは初めてかもしれません。ぜひ楽しんでいただければと思います。松原智恵子女優の役”を演じるということが、長い女優人生の中でも初めての経験でした。かつての美沙のパッと若い感じ、かわいらしい感じも残しつつ、現代となった今も女優として生きる姿を演じることができるのは、とても面白い役だなと思いました。昔、自分が女優を始めた頃なんかも少し思い返しながら、一貫してこの役に共感できるなと感じました。若林さん演じる城本は美沙にとってはいつも一緒で、もうなくてはならない存在になっている。美沙と城本、2人の間にはお互いにしか分からない関係性と絆があるんだと思います。3話の“女優”として、ゲストとして、精一杯演じましたので松原智恵子を見ていただければと思います。また脚本が瀧本智行さんなのもとても光栄でした。仕上がりを大変楽しみにしております。若林豪今回「コールドケース」に出演させていただき、すごく新鮮でした。脚本をいただいた時も、フランスドラマのような雰囲気のあるストーリーだと感じました。普段は刑事役が多かったりするので、今までやったことのないような地味な役ではありましたが、美沙との2人の間にも甘酸っぱさがあって、いままで2人でいろいろなことを乗り越えてきた、そんな雰囲気が出ていればと思います。松原さんとはもう何度も共演させていただいたことがあるので、今回もこの役でまたご一緒させていただけたのが嬉しかったですね。物語のとっかかりや入りはとても渋くて、途中からがっつりと物語が大きく動いていく、そんなうねりのあるストーリーなので、きっと皆さんにも楽しんでいただけるのではないかなと思います。仲村トオル今回は、仕事も家族も失うことになった、本当にかわいそうな人を演じましたが、現場の充実感はとてもありました。シリーズ作品の中で、ある回のある役、を演じる場合、レギュラーの方々が作ってきた現場の空気というものがあるので、転校生のような心持ちになります。その空気の中に入るのは難しい、と感じるんです。でも、今まで多くの現場を共有してきた内片監督の作品だったので、そういうことも全くと言っていいほど気にならなかったですし、むしろ居心地の良い現場でした。役の置かれた状況としては、辛いシーンも多かったんですが、現場では良い時間を過ごさせていただいた、と思います。演じた【高原】は、“この人を反面教師にしてください”というような生き方をしてしまった人、という印象です。僕らの世代は、いい大学に入って、いい会社に入れば、いい人生が約束される、と大方の人が考えているような時代だったと思います。それは今思うと、僕らの先輩たちが作ってくれた“いい世の中”“いい人生設計”だったのかも知れません。でも、そんな時代の中で、彼はそうはいかなかった。【高原】に僕がもし何か言ってあげられる言葉があるとしたら、“自分の価値観よりも柔軟性。そして信念みたいなものを貫くよりも、臨機応変に対応できる力があれば良かったのかもしれない”ということでしょうか…。視聴者の皆様は【高原】という人を反面教師にして“よりよい人生を歩んでいただきたい、と思います。音尾琢真いつ「コールドケース」に呼んでいただけるのかとずっと思っていました(笑)。念願が叶いました。しかし、ゲストという形で出る人物がたくさんいるので、そんなに個人個人の分量が多いというわけではないのですが、総合的にいろんな人と絡み合うことでうまくお話に溶け込めることができていたらいいなと思っています。出演した第4話は、不思議なお話でした。人の心は分からない、台本だけでは“何でこの人がこの事件をここまでやってしまったんだろう”と思いましたが、内片監督はシーンごとにしっかりとビジョンを持って挑まれる方だったので、それだけ考えている監督がいるからこそ、きっと自然と見ている視聴者の方々にも、うまいことしっくりくる作品がつくれるんじゃないかなと思いました。私と仲村トオルさんの2人の工場のシーンが、なかなか近年あまり見かけない長さのシーンだったので、注目して見ていただきたいです。加えて「コールドケース」シリーズ特有の“若返り”が私にもちょっと施されたりしているので、日本だってこんなに技術があるんだぞということを楽しんで見てもらいたいです。連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」は12月5日より毎週土曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全10話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年09月30日映画『名も無き世界のエンドロール』の公開日が2021年1月29日(金)に決定。あわせて特報映像とティザービジュアルが公開された。本作は、「第25回小説すばる新人賞」を受賞した行成薫による同名小説を、『累 -かさね-』『ういらぶ。』の佐藤祐市が映画化した人間ドラマ。問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)もまじわり、少年期から成人まで、3人は支え合いながら生きてきた。だがある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる“ある女性”にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。ラスト20分、想像を絶する衝撃のエンドロールが幕を開ける。公開された特報では、名も無き世界でお互いに支え合ってきた幼馴染のキダ、マコト、ヨッチの3人が仲良くじゃれ合う回想シーンが走馬灯のように映し出されるシーンから一変、キダとマコトのシリアスな表情が映し出され、 “この物語には仕掛けがある”というメッセージと共に、衝撃のエンドロールを彷彿とさせる緊張感あふれるシーンが収録されている。「俺はこのエンドロールを見届けなければならない、なあそうだろ?」と問いかけながら鋭い表情で一点を見つめるキダの姿とともに、10年かけて、キダとマコトが企てた日本中を巻き込んだ“ある壮大な計画” へのカウントダウンの始まりを告げる時計の秒針の音で映像が締めくくられる演出が見所だ。また、その演出をさらに盛り上げているナレーションは、主演の岩田が担当している。あわせて公開されたティザービジュアルでは、 “名も無き世界”にいるかのような薄紫色の空の下に、意味深な表情でたたずみ、何かを想い、計画しているようなキダとマコトが切り取られている。ふたりが見つめている先にある、衝撃のエンドロールとは。さらに、中村アン演じるリサの父親で、世に多大な影響力をもつ大物政治家を石丸謙二郎、キダとマコトが働く自動車修理工場の社長でキダが裏社会に入るきっかけを作った人物を大友康平、キダを<交渉屋>へと育てる、裏の世界で暗躍する組織のトップを柄本明が演じていることが明らかになった。『名も無き世界のエンドロール』2021年1月29日(金)公開
2020年09月17日作家・行成薫の小説を、岩田剛典と新田真剣佑の初共演で映画化する『名も無き世界のエンドロール』より、本作初の映像解禁となる特報映像とティザービジュアルが到着した。公開された特報映像では、キダ役で主演する岩田さんがナレーションを担当。幼なじみのキダとマコト(新田さん)、そしてヨッチ(山田杏奈)の3人の回想シーンから始まり、キダとマコトのシリアスな表情や、緊張感あふれるシーンが次々と映し出されていく。そして「俺はこのエンドロールを見届けなければならない、なあそうだろ?」と問いかけながら、鋭い表情で見つめるキダの姿とともに、ある壮大な計画へのカウントダウンの始まりを告げる、時計の秒針の音で映像は締めくくられる。またティザービジュアルでは、薄紫色の空の下、意味深な表情のキダとマコトが佇んでいる。さらに今回、新たにキャストも発表。リサ(中村アン)の父親で大物政治家役を石丸謙二郎、キダとマコトが働く自動車修理工場の社長でキダが裏社会に入るきっかけを作った人物を大友康平、キダを交渉屋へと育てる裏組織のトップを柄本明が演じ、物語に厚みを醸出している。『名も無き世界のエンドロール』は2021年1月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年新春、公開予定©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2020年09月17日EXILE/三代目JSOULBROTHERSの岩田剛典が主演を務める、映画『名も無き世界のエンドロール』(2021年1月29日公開)の特報映像、およびティザービジュアルが17日に公開された。同作は行成薫による同名小説の実写映画化作。問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)もまじわり、少年期から成人まで、3人は支え合いながら生きてきた。だがある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。初の映像解禁となる特報では、名も無き世界でお互いに支え合ってきた幼馴染のキダ、マコト、ヨッチの3人が仲良くじゃれ合う回想シーンが走馬灯のように映し出されるシーンから一変、キダとマコトのシリアスな表情が映し出され、 “この物語には仕掛けがある”というメッセージとともに緊張感あふれるシーンが収録された。「俺はこのエンドロールを見届けなければならない、なあそうだろ?」と問いかけながら鋭い表情で一点を見つめるキダの姿とともに、10年かけて、キダとマコトが企てた日本中を巻き込んだ“ある壮大な計画” へのカウントダウンの始まりを告げる時計の秒針の音で映像が締めくくられる。ナレーションは主演の岩田が担当している。併せて解禁となるティザービジュアルでは、薄紫色の空の下に意味深な表情でたたずむキダとマコトが切り取られている。さらに、中村アン演じるリサの父親で、世に多大な影響力をもつ大物政治家を石丸謙二郎、キダとマコトが働く自動車修理工場の社長でキダが裏社会に入るきっかけを作った人物を大友康平、キダを「交渉屋」へと育てる、裏の世界で暗躍する組織のトップを柄本明が演じていることが明らかになった。(C)行成薫/集英社 (C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2020年09月17日小説と音楽の世界観から生まれた珠玉の物語を、主演・多部未華子ら豪華キャスト陣で映画化する『空に住む』より、「三代目J SOUL BROTHERS」が担当する主題歌「空に住む ~Living in your sky~」の歌詞付きロングトレーラーが公開された。今回のトレーラーでは、多部さん演じるタワーマンションの高層階で暮らす出版社勤務の直実をはじめ、周囲の人々の生活が、透き通るようなメロディの主題歌と共に映し出されていく。両親の急死を受け止めきれないまま、気丈にふるまう主人公の直実。「流れる日々に 迷わぬように 見上げていてください」「たくさんの夢があなたを 見守っているから 待っているから」とそんな彼女にエールを送る歌詞は、見る者も共感し、そっと応援したくなる。直実のほかにも、黒猫のハル、スター俳優の時戸(岩田剛典)、訳あり妊婦の後輩・愛子(岸井ゆきの)、叔母の明日子(美村里江)、タワーマンションのコンシェルジュ(柄本明)など、豪華キャストたちの姿も確認することができる。最後まで登場人物たちの人生に優しく寄り添うこの楽曲。歌唱した今市隆二は「僕にとっても大切な曲で、公私共にお世話になっている小竹さんの想いを強く感じます。初めて歌詞を見させて頂いた時にストレートな歌詞に心を動かされ、目頭が熱くなったのを覚えています」と楽曲について語り、「映画を通して視覚で『空に住む』を感じることで、楽曲の新しい一面が見られることをとても楽しみにしています。そして、多くの方の心に残る作品になることを願っています」と映画完成に期待。登坂広臣は「数多くの作品を共にさせてもらっている小竹正人さんの世界観が映像化されるという事で、僕たち自身も楽しみにしています。この楽曲と共に、この映画を観た方々の心に残る作品になればと願っています」とコメントを寄せている。『空に住む』は10月23日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:空に住む 2020年10月23日より公開©️2020 HIGH BROW CINEMA
2020年09月14日TBSドラマ「私の家政夫ナギサさん」での自然体でリアルな演技が大きな話題となった多部未華子の主演映画『空に住む』。この度、多部さんや共演の岸井ゆきの、美村里江、岩田剛典の“訳あり”な場面写真が一挙に解禁された。多部さんが演じるのは、両親の急死により、叔父夫婦の住むタワーマンションの高層階で暮らすことになった直実を演じる。長年の相棒・黒猫のハルと共に住み慣れない場所に突然連れてこられた直実は、現実を受け止めきれないまま、浮遊しているかのように毎日を過ごす。話題となった「ナギサさん」のメイとは180度変わり、あまり感情を表に出すことが得意ではないキャラクターを丁寧に演じている。直実を取り巻くキャラクターも、いろいろと困難を抱えている。郊外の小さな出版社に勤める直実の後輩で、妊娠中の愛子(岸井さん)は天真爛漫さの裏に複雑な問題を抱え、信頼できるのは直実だけ。直実の叔母・明日子(美村さん)も誰もが羨むセレブ生活を送るも虚無感は消えることはなく、直実の生活への干渉が激しく若干空気の読めないキャラクターであり、その裏には誰にも言えない叶えられない望みがあった。さらに直実の前に突如現れた日本を代表するスター俳優、時戸森則(岩田さん)も実態がつかめない、空気のような存在。エレベーターで偶然出会うというありえない展開も、多部さんと岩田さんの演技力により、むしろどこかおとぎ話のように映しだされる。ただ、この夢のような展開も『共喰い』など人間の隠された部分を描くことに定評のある青山真治監督の手腕によって単なる夢物語になることはなく、直実は心の内が見えない時戸に次第に複雑な感情を抱え始めることに。一見するとドロドロした世界に見える本作の中で、ひときわ輝き、見る者に優しい癒しを与えてくれるのは、鶴見辰吾、大森南朋、永瀬正敏ら実力派俳優たち。天涯孤独となり困っていた直実に手を差し伸べ、自身が持つ高級マンションへ呼び寄せた叔父・雅博(鶴見さん)はとにかく直実の味方で優しく明るいキャラクター。また、“ナギサさん”役で視聴者を「おじキュン」させた大森さんは、過去に直実が担当した小説家・吉田を演じ、ぼさっとしたビジュアルにぼそぼそと話す独特な空気感でドラマの雰囲気を一新!さらに年々渋さが増し、本作でも謎の男というミステリアスな演技に目が釘付けとなる永瀬さんや、直実の上司で編集長の柏木(高橋洋)は優しい口調で直実を諭す良き理解者と、脇を固める俳優たちにも注目だ。『空に住む』は10月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:空に住む 2020年10月23日より公開©️2020 HIGH BROW CINEMA
2020年09月08日10月23日(金)より全国公開となる、多部未華子主演『空に住む』の場面写真が公開された。本作は『EUREKA ユリイカ』などで世界的に知られる青山監督7年ぶりの長編映画。先日最終回を迎えたTBSドラマ『私の家政夫ナギサさん』で話題となった多部が主演を務めるほか、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、EXILEのメンバーとして活躍する岩田剛典、近年注目される女優・岸井ゆきの、『私の家政婦ナギサさん』で多部と共演したベテラン俳優・大森南朋などが出演する。今回は、本作に登場する個性豊かなキャラクターが映し出された場面写真が一挙公開された。本作で多部は、両親の急死により、叔父夫婦の住むタワーマンションの高層階で暮らすことになった直実を演じる。長年の相棒黒猫のハルと共に住み慣れない場所に突然連れ、現実を受け止めきれないまま、浮遊しているかのように毎日を過ごす直実。話題となったドラマとは180度変わって、あまり感情を表に出すことが得意ではないキャラクターを丁寧に演じている多部の姿が場面写真では映し出されている。そんな直実の前に突如現れた日本を代表するスター俳優、時戸森則(岩田)。直実はエレベーターで偶然出会った彼との逢瀬に溺れていく。スター俳優と偶然に出会い、恋に落ちるというありえない展開も、多部と岩田の演技力で不自然に感じることはなく、むしろどこかおとぎ話のように描かれるとのこと。ただし、単に夢物語になることはなく、青山真治監督の手腕により、直実は心の内が見えない時戸に次第に複雑な感情を抱え始めるという展開になっていく。他にも、郊外の小さな出版社に勤める直実の後輩で妊婦の愛子(岸井)や、誰もが羨むセレブ生活を送るも虚無感は消えることはなく、直実の生活への干渉が激しく若干空気の読めない叔母・明日子(美村里江)など、一癖も二癖もあるキャラクターばかり。一見するとドロドロした世界に見える本作の中で、ひときわ輝き、見る者に優しい癒しを与えてくれるのは、鶴見辰吾、大森、永瀬正敏らイケおじたちだ。天涯孤独となり困っていた直実に手を差し伸べ、自身が持つ高級マンションへ呼び寄せた叔父・雅博(鶴見)はとにかく直実の味方で優しく明るいキャラクター。また、ドラマの“ナギサさん”役で視聴者を「おじキュン」させた大森は、過去に直実が担当した小説家吉田を演じ、ぼさっとしたビジュアルにぼそぼそと話す独特な空気感を漂わせる。さらに、謎の男をミステリアスな演技で際立たせる永瀬や、直実の良き理解者となる上司・柏木役の髙橋洋など、脇を固めるベテラン俳優たちにも注目してほしい。『空に住む』10月23日(金)全国ロードショー
2020年09月08日行定勲監督のショートムービー・シリーズが再び始動し、有村架純&椎木知仁出演で第3弾『映画館にいく日』が9月9日(水)より「Hulu」にて配信されることが分かった。行定監督が、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、感染拡大を防ぐため世の人々に「お家にいようよ」と呼びかけるべく、映像制作プロダクション「ROBOT」とボランティア出演に名乗りを上げたキャスト陣と手を組み、完全リモートで製作したショートムービー・シリーズ「A day in the home Series」。コロナ禍の日本で話題を呼んだこのプロジェクトでは、今年4~5月にかけて第1弾『きょうのできごと a day in the home』(出演:柄本佑、高良健吾、永山絢斗、アフロ、浅香航大、有村架純)、第2弾『いまだったら言える気がする』(出演:中井貴一、二階堂ふみ)を製作、YouTubeで公開、「Hulu」で特別編が配信された。ひとまず緊急事態宣言が解除された日本は次のフェーズへと突入し、新しい生活様式と寄り添いながら再出発。この新たな波と共に、本シリーズが再始動。最新作では、『きょうのできごと a day in the home』にも参加した有村さんと、スリーピースロックバンド「My Hair is Bad」のボーカル・椎木さんが恋人役で出演。緊急事態宣言明け、映画館へ映画を観に行くカップルの物語が描かれる。自粛期間中直接会えず、久々に待ち合わせ場所で再会したミヤコ(有村さん)と幸太朗(椎木さん)。ソーシャルディスタンスを保ちつつ、念願の映画館へ。少しずつ戻っていく日常だが、完全には戻らない日常。そんな中で温かく差し込むささやかな希望の光――。観終わった後、ふと心が軽くなり、きっと映画館に行きたくなる、そんなショートムービーとなっている。なお、本作には「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE/EXILE」岩田剛典がカメオ出演するのも注目だ。A day in the home Series第3弾『映画館にいく日』は9月9日(水)0時~Huluにて配信。(cinemacafe.net)
2020年09月08日『劇場』『窮鼠はチーズの夢を見る』の行定勲監督が、感染拡大を防ぐために外出自粛を呼びかけるべく、日本屈指の映像制作プロダクション「ROBOT」とボランティア出演に名乗りを上げたキャスト陣と手を組み、完全リモートで製作したショートムービーシリーズの第3弾『映画館にいく日』がついに完成。9月9日(水)からHuluで配信されることが決定した。このプロジェクトでは今年4~5月にかけ、第1弾『きょうのできごと a day in the home』(出演/柄本佑、高良健吾、永山絢斗、アフロ(MOROHA)、浅香航大、有村架純)、第2弾『いまだったら言える気がする』(出演/中井貴一、二階堂ふみ)を製作し、YouTubeで公開。両作品は現在、オンライン動画配信サービスHuluで特別編として配信され、反響を呼び続けている。映画界も徐々に活気を取り戻しつつある中、新たに配信される『映画館にいく日』には、第1弾の作品にも参加した有村架純と、スリーピースロックバンド「My Hair is Bad」のボーカル・椎木知仁が恋人役で出演。さらに、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEとEXILEのメンバーとして活躍する岩田剛典もカメオ出演し、緊急事態宣言明けに映画館へ映画を観に行くカップルの物語を紡いでいく。自粛期間中直接会えず、久々に待ち合わせ場所で再会したミヤコ(有村)と幸太朗(椎木)。ふたりは再会を喜び合いながらも、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、念願の映画館へと向かう。彼らの目線や会話を通して描かれるのは、少しずつ戻っていく日常。その一方で、完全には戻らない日常が浮き彫りになる。しかし、行定監督はそんな私たちの日常にささやかな希望の光を差し込み、本作を完成させた。観終わった後に心がふと軽くなるような、心温まるショートムービーとなっている。■作品情報A day in the home Series第3弾『映画館にいく日』配信情報:9月9日(水)午前0:00からHuluで配信出演]:有村架純、椎木知仁(My Hair is Bad)、岩田剛典監督・脚本:行定勲企画・脚本:伊藤ちひろプロデューサー:丸山靖博(ROBOT)、吉澤貴洋(セカンドサイト)
2020年09月08日岩田剛典と新田真剣佑が表裏一体のバディを演じ、行成薫の小説を映画化する『名も無き世界のエンドロール』。この度、本作の新キャストとして中村アンの出演が明らかになった。中村さんが演じるのは、自動車修理工場で働くキダ(岩田さん)とマコト(新田さん)の前に現れる政治家令嬢のリサ。父は大物政治家、自身は芸能界で活躍する人気モデル。“高嶺の花”であるリサにふさわしい男になるため、異常な執念で会社経営者にまでのし上がったマコトの恋人になる存在で、山田杏奈演じるヨッチと並び物語のカギを握るもう1人のヒロインだ。高飛車で自己中心的なキャラクターとなるリサ。中村さんは「今まで演じたことのない、感情をむき出しにする役どころでした。不安もありましたが、監督の『大丈夫です!』という言葉に背中を押していただき、演じていくうちに楽しさに変わっていきました」と演じた感想を語る。そして「わたしは皆さんより先に観させて頂きましたが、観終わった後、しばらく言葉が出てこなかったです。この衝撃的なストーリーを、ぜひ皆さんに映画館の大きなスクリーンで楽しんでいただきたいです」とメッセージを寄せている。特に本作のラスト20分、マコトとの感情が爆発する演技の応酬シーンは必見。想像を絶する衝撃のエンドロールをより一層盛り上げている。中村さんも「ラスト20分のシーンは一年経った今も、とても記憶に残っています。夜から明け方までの長時間の撮影で精神的にも肉体的にも厳しい中、全身全霊で演じることができました」とふり返っている。『名も無き世界のエンドロール』は2021年新春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年新春、公開予定©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2020年09月05日EXILE/三代目JSOULBROTHERSの岩田剛典が主演を務める、映画『名も無き世界のエンドロール』(2021年新春公開)の新キャストが5日、明らかになった。同作は行成薫による同名小説の実写映画化作。お互いに親がいないキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)は少年期に出会い、支え合いながら平和に生きてきた。しかし、“ある事件”をきっかけに、2人の人生は大きく変わってしまう。自分たちの運命を変えた不条理な世の中に復讐するため、キダは裏の社会、そしてマコトは表の社会で、10年もの時をかけ、社会の底辺から必死でのし上がっていく。今回明らかになったのは、自動車修理工場で働くキダとマコトの前に現れる政治家令嬢のリサを演じる中村アン。大物政治家の父親を持ち、自身は芸能界で活躍する人気モデルという、キダやマコトとは住む世界の違う高嶺の花の女性となる。「リサにふさわしい男」になるため、異常な執念で会社経営者にまでのし上がったマコトの恋人になる存在で、山田杏奈演じるヨッチと並んで、物語のカギを握るもう1人のヒロインとして体当たりの演技を披露している。高飛車で自己中心的な政治家の娘という役どころに、「これまでのイメージからギャップがあり、役者としての振り幅を併せ持った存在」という理由から、今回のキャスティングが実現。中でもラスト20分、新田真剣佑との感情が爆発する演技の応酬シーンは中村アン自身にとって新境地ともいえる演技を見せた。○中村アン コメント・マコトの恋人となるリサの役どころと、役を演じた感想今まで演じたことのない、感情をむき出しにする役どころでした。不安もありましたが、監督の『大丈夫です!』という言葉に背中を押していただき、演じていくうちに楽しさに変わっていきました。と同時に、このリサという役で、今まで見せたことのない自分を表現できるチャンスだとも感じました。ラスト20分のシーンは一年経った今も、とても記憶に残っています。夜から明け方までの長時間の撮影で精神的にも肉体的にも厳しい中、全身全霊で演じることができました。・岩田&新田バディとの共演の感想撮影期間が短かったので、あっと言うまでしたがご一緒させていただけて嬉しかったです。また作品ご一緒できるのを楽しみにしています。・メッセージわたしは皆さんより先に観させて頂きましたが、観終わった後、しばらく言葉が出てこなかったです。この衝撃的なストーリーを、ぜひ皆さんに映画館の大きなスクリーンで楽しんでいただきたいです。○佐藤祐市 コメント今回、自分の感情を強く表現するお芝居を見せてくれました。あのような中村アンさんの芝居は、これまで見たことが無かったし、ご本人もあまり経験が無かったようで、当初は現場で戸惑っていた様に記憶しています。しかし、色々と相談しながら何回もテイクを重ねていく中で、本編では“凄い事“になりました(笑)。ラストの中村さんの演技に是非、ご注目ください。
2020年09月05日9月18日(金)に全国公開されるクリストファー・ノーラン監督作『TENET テネット』。この度、『ダンケルク』公開時にノーラン監督のファン代表として初対面を果たした岩田剛典が、Webサービス「ZOOM」上で3年ぶりに再会し、『TENET テネット』の魅力についてたっぷりと語りあった。本作は、『ダークナイト』『インセプション』『ダンケルク』などを手がけてきたノーラン監督によるタイムサスペンス。主人公に課せられたミッションは、人類がずっと信じ続けてきた現在から未来に進む“時間のルール”から脱出すること。時間に隠された衝撃の秘密を解き明かし、第三次世界大戦を止めるのだ。ミッションのキーワードは“TENET(テネット)”。突然、国家を揺るがす巨大な任務に巻き込まれた名もなき男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)とその相棒(ロバート・パティンソン)は、任務を遂行することができるのか。岩田はノーラン監督との対談について、「『テネット』は緻密に作られた作品なんだなと改めてインタビューして思いました。ノーラン監督は鬼才、天才だと思いますけど、その裏側では自分のビジョンを周りのスペシャリスト達に具現化して伝えている。その苦労もあることを感じることができました」とコメント。3年ぶりの再会については、「雲の上の存在過ぎて、実感はないです。でも、自分の事を覚えていてくれたこと、『ダンケルク』の時のお話もできたので嬉しかったです」と久しぶりに過ごす時間を噛み締めた。本作のテーマについては、「『テネット』は『メメント』から続いてる時間を可視化することがテーマだったとお話をされてましたけど、次回作の構想は是非聞いてみたいですね」と語り、「今回、ノーラン監督と再会できたことは、映画に関わっている人間として本当に幸せな時間でした。『ダンケルク』から続いてるご縁なので、またこのような機会があれば、今日伺えなかったことを聞いてみたいです。是非、またお会いしたいですね」と再びの再会を望んだ。また、岩田が『テネット』を熱く語るコメント予告も公開。「逆行する世界を観てみたくないですか?」と想像を遥に超える映像体験を興奮気味に話し、「タイムトラベルの過程が観れる」「時空の歪みに自分が入っていく感覚」「映画館のリアル脱出ゲーム」と身振り手振り交えながら話す姿が印象的でその熱さが画面越しに伝わってくる内容になっている。『TENET テネット』9月18日(金)公開
2020年09月04日大泉洋主演、福田雄一脚本・監督の映画『新解釈・三國志』(12月11日公開)の追加キャストが3日、明らかになった。同作は、西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に、魏・呉・蜀の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた『三国志』を、新解釈で描く歴史エンターテイメント作。大泉が「蜀」の武将・劉備玄徳を演じ、チーム蜀の諸葛亮孔明をムロツヨシ、関羽を橋本さとし、張飛を高橋努、チーム暴の黄巾を山田孝之、呂布を城田優、董卓を佐藤二朗、チーム妻の、黄夫人を橋本環奈、小喬を山本美月、チーム舞の趙雲を岩田剛典、貂蝉を渡辺直美が演じる。今回明らかになったのは、革命のジョーカー・曹操役の小栗旬、王の参謀・荀彧役の磯村勇斗、隻眼の将軍・夏侯惇役の阿部進之介。小栗が演じる曹操は知力・政治力、そして逆らう者には容赦なしの驚異的な統率力を持って、大国・魏の礎を築き上げたとされる。磯村が演じる荀彧は、曹操の覇業を支えた名軍師であり、数々の助言、献策を行い、若くして「王佐の才」と称された。阿部が演じる夏侯惇は武勇に優れた隻眼将軍で曹操に最も近い存在として冷静沈着に、曹操の信頼に応え、曹操の築き上げる“魏”の覇道を支える。今回解禁されたチーム魏のメイキング映像では、曹操演じる小栗が、福田監督と談笑する場面が映し出される他、本編撮影の様子では、勇ましさと笑いを融合した、まさに新解釈な曹操を演じる姿や、曹操の様子を隣で見守り支える荀彧と夏侯惇の姿が公開された。○小栗旬 コメント福田作品に参加するにあたっては、毎回地獄です。錚々たるおもしろい面々の中に入り、“おもしろ”に理解の乏しい私が、一体何ができるというのでしょうか。いつも腹痛との闘いです。できれば出たくないです。という恐怖の日々を過ごし、終わって家に帰って絶望と向き合わなければなりません。それが私の福田組です、...。ジャストミート!!!!!○磯村勇斗 コメント福田組への参加は「今日から俺は!!」に続き、2作目になります。前作ではシリアスな役だったので、次はコメディー役に挑戦したいと監督にお伝えしていたので、今回のお話が来た時は、遂に面白い事ができる!とワクワクしていました。が、台本を読んだら、曹操に仕える真面目な軍師・荀彧でした。まだまだコメディーへの道は遠いようです。しかし、再び福田組に参加させて頂けた事、小栗旬さん演じる曹操の下でお芝居をご一緒させて頂けた事は何より楽しかったです。是非劇場で笑顔になって頂けたらと思います。○阿部進之介 コメントいやー、コメディ作品はほとんど出演してきてないから本当に自信ない。福田監督が笑ってなかった気がする。いやそれじゃダメか。笑ってたのか。笑ってたからオッケー出てたのか。いやあんまり覚えてないな。どうだったかな? 後で小栗旬に確認しときます。小栗旬に確認できない皆様は是非劇場で確認してみて下さい。そして面白かった人だけ教えて下さい。明日を生きる糧にします。人助けだと思って劇場に行って下さい。よろしくお願いします。(C)2020「新解釈・三國志」製作委員会
2020年09月03日多部未華子が、スター俳優との出会いで揺れ動く女性を演じ主演する映画『空に住む』。この度、本作の予告編とポスタービジュアル、多部さんをはじめとするキャストたちのコメントが到着した。小説と音楽の世界観から生まれた珠玉の物語が、話題の演技派キャストたちで映画化する本作。今回到着した映像では、両親が急死し、タワーマンションの高層階で暮らし始める直実(多部さん)が、日本を代表するスター俳優・時戸森則(岩田剛典)と出会う。時戸との出会いによって生活が変わり始めるが、それでも埋めようのない喪失感を抱えていた直実。そんなどこか満たされないまま日々を過ごしているのは、直実だけではない。誰にも打ち明けられない秘密を抱える後輩で妊婦の愛子(岸井ゆきの)、何不自由なく暮らしているが、人知れず虚しさを感じている専業主婦の叔母・明日子(美村里江)と、それぞれに悩みを抱え、自分をさらけ出すことができず、傷つき迷いながらも前を向こうとする女性たちも登場。ラストには、何かを決意したような直実の姿も…。予告編には、「三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」が担当する主題歌、悩みや孤独を癒し、そっと背中を押してくれる「空に住む ~Living in your sky~」が挿入されている。またポスタービジュアルは、直実が切ない表情で空を見上げて、まるで空に浮いているかのような、ぼんやりと漂う直実の不安定な心が写し出されている。主演の多部さんは、撮影をふり返り「参加した私にも言葉にできないとても独特な世界観でした。撮影をしていた約1ヶ月はとにかく、その世界観にどっぷりと浸かりたいという思いで必死だったような気がします」とコメントし、岩田さんも「すごく丁寧な撮影で、役者としてはすごくモチベーションを高めてもらえる良い現場でした」と明かしている。キャストコメント多部未華子青山真治監督の描く作品の空気は、参加した私にも言葉にできないとても独特な世界観でした。撮影をしていた約1ヶ月はとにかく、その世界観にどっぷりと浸かりたいという思いで必死だったような気がします。様々な受け取り方が出来る作品なのかなと思いますが、誰かの心の片隅に残る作品になることを願っています。岸井ゆきの今回、青山組に参加でき光栄です。この映画は約二年前に撮影しました。現場に流れていた穏やかで丁寧で、キリッとした空気がスクリーンからも見て取れて、今改めてあの時の空気で、落ち着いて深呼吸したような感覚です。二年前と今では大きな変化がありましたが大事なことは変わらずに生活の中にあると思います。是非見てください。美村里江活字で読んだ時と、映像として人の体温と陰影が重なった後では随分印象の変わる作品です。雲のように漂っているのは主人公の直実だけではなく、どの人物も色・大きさ・水分量の違う、そして流れている層も異なる一群れの雲に私には見えました。重なっているようで遠かったり、離れて見えて近いこともあるのかもしれません。岩田剛典青山さんは現場でしか出せない空気感を大切にされている監督で、多くを語らずとも、ひとつひとつの絵作りや映画としてのクオリティを高めていく情熱がひしひしと伝わってきました。すごく丁寧な撮影で、役者としてはすごくモチベーションを高めてもらえる良い現場でした。鶴見辰吾『レイクサイド マーダーケース』、『エリエリ・レマ・サバクタニ』以来、久々の青山真治監督作品に参加。嬉しいなあ。俺を覚えていてくれたか。青山さんとは同じ年で、彼の作り出す現場の雰囲気が大好きなんだ。美村里江さんと多部未華子さんと猫ちゃんと一緒に幸せで、ご褒美みたいな撮影だった。これから観るのか楽しみだ。高橋洋エンドロール、多部未華子さん演じる主人公・直美(28)がスクリーンから消えたあとの余韻のなか、観ている僕の頭にはふいに監督・青山真治(56)が浮かび、そのときハタと思いました。直美は…監督自身なのかもしれない…と。だから、なんだ?と言われたらアレなんですけど。だから映画っていいなあ、と自分は思ったのです。沁みます。岩下尚史青山監督のお声がゝりで、初めて映画の出演者として招かれる冥加にめぐりあいました。もとより、しろうとのことですから、監督はむずかしいことは注文なさらず、普段のとおりにと仰言るだけで、ちょっと戸惑いをしたことでしたが、商売の下手なところだけは私と同じですから、そこをお買い下さいましたら幸いに存じます。大森南朋ついに参加させて頂けた青山真治監督の映画でした。もう少し現場にいたかったです。永瀬正敏10代の頃、僕達は伸ばした手で繰り返し空を掴む様に、何かに向かいただガムシャラに走った。時が経ち彼は作詞家になり、そして小説家になった。青山真治監督によって新たな命が吹き込まれたその現場に、まさか自分が立てるとは。短い間だったけど今までにない特別な現場になった。親友小竹正人に、二人の歴史に感謝したい。柄本明公開、おめでとうございます。飲み屋では何度も会っていますが、仕事といえば、『レイクサイド マーダーケース』以来ですから15年ぶりでした。みなさん、何も考えないで、この映画をそのまま、お楽しみください。『空に住む』は10月23日(金)より全国にて公開。※高橋洋の“高”ははしごだか(cinemacafe.net)■関連作品:空に住む 2020年10月23日より公開©️2020 HIGH BROW CINEMA
2020年09月03日女優の多部未華子が主演を務める、映画『空に住む』(10月23日公開)の予告映像が3日、公開された。同作は作詞家・小竹正人が手掛けた小説『空に住む』(講談社)の実写化作。原作と共に誕生した楽曲「空に住む~Living in your sky~」を三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEが担当し、小説と楽曲が同時にリリースされたことでも話題を集めた。郊外の小さな出版社に勤める直実(多部)は、両親の急死を受け止めきれないまま、叔父夫婦の計らいで大都会を見下ろすタワーマンションの高層階に住むことに。直実の前に現れたのは、同じマンションに住むスター俳優・時戸森則(岩田剛典)で、彼との夢のような逢瀬に溺れながら、仕事、人生、そして愛の狭間で揺れ続ける。予告編では、等身大の直実の姿と、彼女の前に突如として現れたスター俳優・時戸森則の出会いのシーンが。さらに誰にも打ち明けられない秘密を抱える、出版社の後輩で妊婦の愛子(岸井ゆきの)、人知れず虚しさを感じている専業主婦の叔母・明日子(美村里江)と、それぞれに悩みを抱える女性たちが映し出された。映像の最後には、何かを決意したような顔で空を眺めながら伸びをする直実の姿で締めくくられている。予告編全編に流れるのは、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEが担当する主題歌「空に住む ~Living in your sky~」。小説と共に誕生したこの曲は、最後まで登場人物たちの人生に優しく寄り添い、映画の世界観にも見事にマッチしている。合わせて解禁となったポスターは、両親を亡くし心の整理がつかないままタワーマンションに連れてこられた直実が、切ない表情で空を見上げている印象的なビジュアルとなった。○多部未華子 コメント青山真治監督の描く作品の空気は、参加した私にも言葉にできないとても独特な世界観でした。撮影をしていた約1ヶ月はとにかく、その世界観にどっぷりと浸かりたいという思いで必死だったような気がします。様々な受け取り方が出来る作品なのかなと思いますが、誰かの心の片隅に残る作品になることを願っています。○岸井ゆきの コメント今回、青山組に参加でき光栄です。この映画は約二年前に撮影しました。現場に流れていた穏やかで丁寧で、キリッとした空気がスクリーンからも見て取れて、今改めてあの時の空気で、落ち着いて深呼吸したような感覚です。二年前と今では大きな変化がありましたが大事なことは変わらずに生活の中にあると思います。是非見てください。○美村里江 コメント活字で読んだ時と、映像として人の体温と陰影が重なった後では随分印象の変わる作品です。雲のように漂っているのは主人公の直実だけではなく、どの人物も色・大きさ・水分量の違う、そして流れている層も異なる一群れの雲に私には見えました。重なっているようで遠かったり、離れて見えて近いこともあるのかもしれません。○岩田剛典 コメント青山さんは現場でしか出せない空気感を大切にされている監督で、多くを語らずとも、ひとつひとつの絵作りや映画としてのクオリティを高めていく情熱がひしひしと伝わってきました。すごく丁寧な撮影で、役者としてはすごくモチベーションを高めてもらえる良い現場でした。○鶴見辰吾 コメント『レイクサイド マーダーケース』、『エリエリ・レマ・サバクタニ』以来、久々の青山真治監督作品に参加。嬉しいなあ。俺を覚えていてくれたか。青山さんとは同じ年で、彼の作り出す現場の雰囲気が大好きなんだ。美村里江さんと多部未華子さんと猫ちゃんと一緒に幸せで、ご褒美みたいな撮影だった。これから観るのか楽しみだ。○高橋洋 コメントエンドロール、多部未華子さん演じる主人公・直美(28)がスクリーンから消えたあとの余韻のなか、観ている僕の頭にはふいに監督・青山真治(56)が浮かび、そのときハタと思いました。直美は…監督自身なのかもしれない…と。だから、なんだ?と言われたらアレなんですけど。だから映画っていいなあ、と自分は思ったのです。沁みます。○岩下尚史 コメント青山監督のお声がゝりで、初めて映画の出演者とし て招かれる冥加にめぐりあいました。 もとより、しろうとのことですから、監督はむずかしいことは注文なさらず、普段のとおりにと仰言るだけで、ちょっと戸惑いをしたことでしたが、商売の下手なところだけは私と同じですから、そこをお買い下 さいましたら幸いに存じます。○大森南朋 コメントついに参加させて頂けた青山真治監督の映画でした。もう少し現場にいたかったです。○永瀬正敏 コメント10 代の頃、僕達は伸ばした手で繰り返し空を掴む様に、何かに向かいただガムシャラに走った。時が経ち彼は作詞家になり、そして小説家になった。青山真治監督によって新たな命が吹き込まれたその現場に、まさか自分が立てるとは。短い間だったけど今までにない特別な現場になった。親友小竹正人に、二人の歴史に感謝したい。○柄本明 コメント公開、おめでとうございます。飲み屋では何度も会っていますが、仕事といえば、『レイクサイド マーダーケース』以来ですから15年ぶりでした。みなさん、何も考えないで、この映画をそのまま、お楽しみください。(C)2020 HIGH BROW CINEMA
2020年09月03日